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目次 目次 パイシーズアレージェシカ・コルムズ アレー高校 アレー高校三年生ニア・コルムズ キャロル・ヴァレンティ レティ・ガルシア アレー高校二年生白椿 朧 白椿 旭 ロディ アルレシャソーティ・コックス イグニス・コックス フォーマルハウトロア リリィ・ホワイト バートン・ノリス その他(現在拠点不明・拠点無し)08 クラウス・ハワード スコーピ とてもとても治安が悪い国。都市はカジノなどで賑わっているが都市以外ではスラムが形成されており日常的に略奪が行われる無法地帯が広がっている。魔素濃度がとても低いためスコーピ国内では殆ど魔法は使えない。 サルガーファミリー 国を牛耳っているマフィア。数年前までは小さな一端のマフィアであったが首領が代替わりしてから急激に勢力を伸ばし国を支配下に置くまで成長した。 スレイ・サルガー サルガーファミリーの現ドンのシカ獣人。男性。Dt型。 姚 麗芳(ヨウ レイファン) 傲慢で利己的な守銭奴のキツネ獣人。男性。Dw型。 サルガー家の右腕的存在。 共和語もどきの口調で話すことが多いがそういう口調で接してる相手のことは大体舐め腐っている。 煌びやかな生活と地位と金に強く執着している。 一人称 私 誕生日 3/21 身長 87センチ ディプラ サルガーファミリーの下っ端のレッサーパンダ獣人。男性。Dt型。 反乱勢力 ヴァル ステゴロ無敗のゴロツキ狼獣人。男性。 群れない、個人的にスレイに怨恨を募らせているため事実的反乱勢力。 ラキ・アルマンド・ブレイスガードル 反乱勢力を支持している隻眼のハムスター獣人。男性。Mn型。 無所属 クイン 話し上手で上辺はとても魅力的なトカゲとダチョウのハーフ獣人。性別不明。Ni型。
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「可愛いウサチャンだと思って甘く見てると痛い目見ますからね!!」 プロフィール 魔法・魔術得意魔法or魔術 杖の種類 使い魔(?) 備考 一問一答 プロフィール 名前 プラタ・ロボヴィア・ミトロヒア 寮 ローザ・デコラ(担当) 学年 教師 担当授業 魔史学 年齢 31歳 性別 男 出自 貴族(男爵) 種族 ディーア 身長 153.3cm(ウサギ:109.6cm) 体重 43.4kg(ウサギ:23.4kg) 出身地 一人称 ボク 二人称 アナタ/○○先生、○○サン、クン 容姿 + ... ウサギ獣人の姿が本来の姿。学内でもこの姿で過ごすことが多く、ぴょんこぴょんこ跳ねながら授業に向かう姿がよく見かけられる。 毛色は綺麗な白。光の当たり方で白銀にも見えるのが名前の由来である。 「ボクのこの上質な毛皮を堪能して良いのはジウ先生と史学を専攻に選んだ者だけなのです。むふー。」 授業時など、不便な時には変身術で人の姿を取るが、それでも特徴的な長い耳は残る。 「こ、この耳は!!アナタ方のお声をしっかりと聞くために敢えて残しているので!決して変身術が苦手なわけではないんですよ!!!」 上へ 魔法・魔術 得意魔法or魔術 特異専門魔法「ウサギの歌」(創造芸術魔法) 魔法の発動に必要な詠唱を歌唱で行う歌魔法を得意とする。吟遊詩人であった始祖が編み出し、ミトロヒアの一族に代々伝わっているものである。 「杖」のみでも発動は可能。しかし、音楽としての完成度の高さが魔法としての威力に直結するため、楽器を併用することが効果的。 プラタはギターによる弾き語りスタイルをとる。 加えて、「杖」を楽器に見立てて使用することもある。 石突きに口を当て、息を吹き込めば管楽器に……などなど。 魔法による再現のみに頼らない音楽としての質の高さが、魔法の威力を担保している。 使用には魔力のみならず歌唱力、音楽知識も要求されるため、一族でも十分に使用できる者は一部である。 「ボクの歌は特別なんです。聴けばアナタも、アナタも、アナタも虜。 手を叩いて!ステップも踏みましょう。 さぁ。 ──夢のような一時を過ごしましょう?」 「旅人のカプリチオ(奇想曲)」 歌にのせて紡いだ物語を「再現」する幻覚・幻聴魔法。 例えば焚き火を囲んで歌えば、火に揺らめく影は物語の登場人物として動き出し、火の爆ぜる音や風が木々を揺らす音は音楽の一部となる。 村を襲う魔法生物を退治した勇敢な剣士の歌を歌えば、自分を物語の登場人物と思い込んだ聴衆の1人が立ち上がって木の枝の剣を手にして見事な剣技を披露するだろう。 「つまり!ボクの歌と音楽に皆夢中になっちゃう!ってことですね~!」 「稲妻のスケルツォ(諧謔曲)」 聴いたものの士気をあげ、負ったダメージを一時的に「忘れさせる」効果を持つ歌魔法。 ダメージを治癒するものではない。 効果があるのはプラタが味方だと認識している者に限られる。 「音楽は素晴らしい力を持っています。涙を乾かし、恐怖を勇気に変える。 ほら、もうその傷、痛くないでしょ?」 「干し草のララバイ(子守唄)」 対象者を入眠させ、体内の魔力の流れを調整することで自己治癒力を大幅に増進させる魔法。 「ボクがまだ子ウサギだった頃、母上が良く歌ってくれた歌なんです。 アナタもゆっくり休んでください。ボクがずっと側にいますから。」 護法魔法 「コネヒート・カノン」 2秒だけ脚力を増強する魔法。魔法の性能としては、得意魔法とは到底言えない程のものであるが、プラタにとっては得意魔法、らしい。 変身術(人間に変身する用) 上へ 杖の種類 古いカシノキの杖。 長さは110cm程度。 ミトロヒア家に代々伝わる杖の1本であり、プラタは祖父から受け継いだ。 グリップの部分がカールしており、高いところにあるものを取ったり、遠くにあるものを引き寄せたり、生徒の頭を小突いたりするのに便利。とても堅い。 上へ 使い魔(?) 魔法オジロワシ。名前(?)はミスター。 上へ 備考 「温故知新。明日をより良く生きるためには昨日を省みることが必要なのです。」 「巨人の肩の上に立つ。仮にアナタが凡人さんでも、先人たちの偉業の上に少しでも何かを積み足すことができれば、それはもう立派なコトなのです。歴史を学ぶことはヒトを能力に関係なく輝かせる……ってそこ寝なーい!!!」 魔史学の担当教員。自己の研究を兼ねて学院の図書館の整理をする傍ら、教師や生徒のレファレンス(調べもの相談)にものっている。 教務主任のジウ先生と仲良し(?)でちょいちょいちょっかいをかけている。 「ジウ先生今夜は冷えますね、ね、ねね、ボクのこと抱き枕にします??ちょうど今夜は寮の当番じゃない(クロシェット先生に押し付けてきた)んですよ~~ほ~らほっかほかでもっふもふですよ?良く眠れますよ?そして明日の朝ご飯にベッドでボクのことペロリと……キャーー!!!」 【出自】 12英雄の物語を歌い広めたとして著名な吟遊詩人を始祖とする一族の末裔。始祖がその功績を認められて叙勲され、以降一族は宮廷音楽家や歴史家として各国で活躍している。 プラタはの専門は文化史や社会史。ヴィル学出身で、卒業後母校の教員となる。 教員として高みを目指すべく授業以外の学務にも積極的に取り組んでいる。 まずは図書館の蔵書目録を作成するのが目下の目標。 「先生」と呼ばれるのが嬉しいタイプ。 【性格】 教師としては歴史を学ぶことの重要性、楽しさを生徒に伝えるべく日々奮闘している。奮闘しているのだが、本人が歴史好きで興がのると凄まじい勢いで語り倒してしまうこともしばしば。生徒が1人も寝ていない授業回は皆無に近い。 「ジウぜんぜぇ~~~!!!今日の授業居眠り率8割超えましたぁ゛ぁ゛……やっぱりボク教員向いてないんですぅ…………」 おっちょこちょいで忘れっぽい(歴史家なのに)。授業の際は常に出席簿と分厚い歴史書を両手で抱えて歩いており、そういうときは杖を小脇に抱えている。更に愛用のギターを背負っていることもある。 そういうときは後ろから急に声をかけると(物理的に)大変危険である。 吟遊詩人としての才能も有していて、学院に入学前は2年ほど一人旅をしていた。その才能を生かし、授業中に歌にのせて神話や英雄譚を唄ってくれることもある。その時だけは生徒も全員起きている。嬉しいけど嬉しくない。 【使い魔について】 プラタ(獣人)よりも大きなオジロワシ。翼幅は4mにも及び、プラタを背に乗せて飛ぶこともできる。 翼を怪我して飛べなくなっていたところを旅の途中のプラタが見つけ、治療をし、再び飛べるようになるまで世話をしたのがきっかけで共に旅をするようになり、今に至る。 プラタはミスターのことを使い魔だと思っているが、ミスターがプラタの事をどう思っているかは不明。時折プラタが両足で鷲掴みにされて空を飛んでいるのが目撃され、新入生の度肝を抜く。 「今はこんなクールな顔をしていますけどね、初めて会ったときは目が開いたばかりの雛鳥のように弱弱し……いたたたた!やめて!嘴で耳を引っ張らないで!!!ごめんなさい!!!!!」 名前の由来 + ... プラタ=Plata スペイン語で銀。輝く毛並みから。 ロボヴィア=lobovia スペイン語のlobo(狼)+viaje(旅)の造語。旅する狼。吟遊詩人としての側面を表すと共に、狼のように、孤高で、誇りたかくあれという願いを込めている。 ミトロヒア=mitología スペイン語で神話 学生時代の思い出 + ... プラタ・ロボヴィア・ミトロヒア。音楽と神話や英雄譚が大好きな、夢見がちな子ウサギ。 一族のしきたりに従って、13歳の時に2年間イーグァス大陸を1人で旅していたため、ヴィルヘニア魔道学院への入学は少しだけ遅い16歳の時。※(エニラは逆に1年早く入学しているため先輩後輩関係が逆転している) 家柄上魔道の素質はあり、入学時に歌魔法も既に使いこなしていたが、それ以外はからっきし。特に実技が苦手だった。留年こそしなかったものの成績は下から数えたほうが早いほどで、そんなだから魔道士になる気も、学院で学問を究める気もさらさらなく。学院で自分が魔道を修める意味を見出せず、2年間の一人旅で音楽家としての自信もついていたため、学院を3年で卒業して音楽で生計を立てていくつもりだった。 ~~ そんな彼に転機が訪れたのは2年生の春。実技演習も多くなり、特に対人戦闘を前提とした授業をサボりがちになっていたプラタは、「作曲のインスピレーションを得るため」授業をサボって1人学院を抜け出し、鎮堂の森の立入禁止区域に足を踏み入れてしまう。 プラタを探して後を追いかけてきたジウ先生から逃げようとしたプラタは、湖に面した高い崖から落ちてしまう。 崖下は岩礁。プラタを追って飛び出したジウがプラタを抱き抱え、何とか軌道を逸らすことには成功したが、2人で湖面に落下してしまう。 泳げないプラタを抱えて崖下のわずかな平地にたどり着いたジウは、足に怪我。崖はジウの魔法で登れる高さではなく、波打ち際を歩くことも出来ず。日暮れも迫る中、その場で助けを待つことになった。 助けを待つ間、しょげ返るプラタを励まそうとしたのか、ジウはプラタの得意な歌を聞かせてくれ、と言い出す。 プラタは歴史上の出来事を題材にした歌を歌い、自作であることを聞いたジウは、要点が的確にまとまっていることを褒め、他の歌も、と促す。 元気を少し取り戻したプラタの解説を交えながら、次、また次と。夜は思ったよりも早く更けていった。 ~ 夜が明け、学院が派遣した救助隊に助け出された2人。勿論プラタはこっぴどく叱られた。 改めてジウに謝りに行ったプラタは、過去の過ちを繰り返さないようにするために学ぶのが歴史なんだろ、ちゃんと反省したら前向け、とまた諭される。 ジウの懐の深さを知り、改めて自分の好きなことの価値に気付かされたプラタは、命の恩人である彼に恩返しをするためにも彼のような教師になることを決意するのであった。 それ以来、ヴィルへニア魔道学院では蜥蜴先生のすぐ後ろをついて歩く白兎がしばしば見かけられるようになったという。 「――だから、ボクを食べていいのはジウ先生だけなんです。な~んてね!」 上へ 一問一答 Q1 軽く自己紹介をしてください。 「んっんー……。プラタ・ロボヴィア・ミトロヒアと申します。ローザ・デコラ寮の担当で、魔史学の授業を受け持っています。それと図書館で皆さんの調べもののお手伝いをしています! ミトロヒア先生、とお呼びください?」 Q2 普段は何をして過ごしていますか? 「それはもちろん授業の準備と、図書館の資料の整理兼研究です。それとジウ先生のお手伝いと、作曲ですかね!」 Q3 好きなものを教えてください。 「音楽です! 音楽は素晴らしいです。ヒト……いえ、この世の全てのいきものの心に寄り添ってくれます。それとやっぱり歴史ですね。歴史は人生の教科書です。先人達の失敗を、成功を、ボクたちは学ぶことで、より良い未来を選ぶことができるのです。」 Q4 逆に苦手なものはありますか? 「ヴィルへニア魔道学院の教員なのにお恥ずかしいのですが、実は歌魔法以外の魔道はそんなに得意ではありません……(耳が垂れ下がる)。 それと、肉食系のディーアの生徒さんを見ると、こう、本能的に寒気が……あ! ジウ先生は別なんですよ!?」 Q5 なにかをプレゼン・PRしてください。 「プレゼンですか……では! 歴史を学ぶことの大切さと楽しさを音楽にのせてお伝えしましょう!(陽気な音楽が流れ始め歴史を学ぶことの大切さと楽しさを伝える歌を歌い始める)」 Q6 好きなひとは・・・? 「えっ、そ、そんなこといきなり聞くなんてシツレイですよ!!」 Q7 ヴィル学で推しの先生・気になる生徒はいますか? 「教務主任のジウ先生ですね! ボクもジウ先生の教え子ですが、その頃からずーっと憧れの先生でした。ジウ先生と同僚だなんてなんだか夢みたいですね……。それにあの、獲物を見る時の目付きと大きく開いた口から覗く牙! 爬虫類としてのお姿も大変凛々しくてもう本当に(質問打ち切り)」 「あっそれと! ライムンドクンの事は気になってますね~。本の整理のお手伝いもしてくれるので助かってます! 彼、学院に残りたいなら教員になるというのはダメなんですかね……」 Q8 どなたかにコメントがあればどうぞ。 「ジウ先生! これからもよろしくお願いします~!!!」 Q9-2 学院・修道院の方へ。第二の人生を歩むとしたら何をしたいですか? 「また歌を歌いながら旅をするのもいいですね。あ、でもジウ先生と離ればなれになるのは……悩ましいですね……」 Q10 最後になにか一言。 「調べものや、それ以外でも! 困り事があったらいつでもお声がけくださいね!」 キャラ主に対する質問(任意回答) Q1 このキャラのアピールポイント・こだわりは? ぴょんこです。もう教師になって何年もたちますが、新人教師ばりに張り切っています。張り切りすぎて空回りすることもしばしば。 ジウ先生に憧れて、ジウ先生のように生徒に寄り添う教師になりたいと思っています。積極的に生徒に話しかけるフランクなタイプです。 歴史にも詳しいので、便利に使っていただければと思います。 Q2 このキャラに対する願いはありますか?(どうなってほしいか) いつまでも今のままでいてほしいですね。明るく、素直なままで。何か過ちを犯しても立ち直ってほしいです。何かやらかしませんかね。まちがえました楽しく歌ってればいいと思います。 上へ
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磯野カツオ 初登場話 41 三者三様 死亡話 163 Swan Song at Dusk 登場話数 7話(多部作を含むと9) 現在状況 一日目の午後にB-7で死亡。死体はC-6に埋められた。 初期支給品 禁止エリア指定装置、天体望遠鏡 所持スキル 説明 女装 他人に見られても本気で女性に見えるレベル。変装全般も得意か。 悪知恵 悪知恵程度。 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 解説 初遭遇話 野比のび太 利用 名前を騙っている。仲間のふりをしていた。 41 三者三様 明神弥彦 利用 仲間のふりをしていた。悪名を流した。 41 三者三様 キルア 利用 扇動して弥彦にぶつけようとした。 72 全力で悪戯を 八神太一 利用 扇動して弥彦にぶつけようとした。 72 全力で悪戯を ニア 敵対(不認知) 推理により追いつめられた謎の人物。 137-1 その名は『N(エヌ)』 (前編) 最終状態 一日目の午後にB-7の路地でキルアの攻撃を受け、キルアが加減を誤った為に死亡。 死体は第173話キルア×傷心×踏み出す一歩?でC-6の町外れに埋葬された。 踏破地域 A-7(ビル)→B-7(路上)→A-7(路地裏)→B-7(路地裏→道路)→B-6(路地) A B C D E F G H ■■■■■■■■1 ■■■■■■■■2 ■■■■■■■■3 ■■■■■■■■4 ■■■■■■■■5 ■□■■■■■■6 □□■■■■■■7 ■■■■■■■■8
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阿修羅姫(前編) ◆LXe12sNRSs 「……おらへんな」 とあるビルでのワンシーン。 灰色が埋め尽くす階層を隈なく捜しても、人影は疎か、鼠の気配すら探り取ることはできなかった。 廃屋……というほど廃れているわけではないが、生活の跡も見当たらない。かといって、真新しい新築の香りがするわけでもない。 住人は積もり積もった埃のみで、踏めば跡がくっきり残る。しかし、男以外の足跡は見当たらない。 築造から幾年、人が立ち入ることなく放置され続けたなれの果て。それが、男がこのビルに対して抱いた印象だった。 「わいの勘違いか? ……いや」 ついには屋上まで到達したが、やはり人の立ち入った痕跡は見当たらない。 だが、数分前までこの場に謎の狙撃手がいたことは確かだ。 なにせ男はその狙撃手に命を狙われ、その逆襲をするためにここまで上り詰めたのだから。 「こっから狙っとったわけか。なるほど、あのちびっ子がよー見えるわ」 屋上の際に立ち、男は眼下に広がる街路を見やる。 建物という壁によって形成された構図は、驚くほどシンプルだ。道路は開けており、狙撃を邪魔する遮蔽物は特に見当たらない。 街の全景はもちろん、ザクロのように咲いた血の花……狙撃手が餌として撒いたであろう少女の死体も、ここからなら一望できた。 条件は十分すぎる揃っている。極めつけは、足元に垂れている血痕だ。 おそらくは、男が狙撃手に対して放った反撃が命中した結果。 男が立つこの地点こそ、狙撃手が数分前まで身を潜めていたスナイプ・ポイントに他ならなかった。 しかし、妙な点が一つ。 男は一階から屋上に至るまで、このビルの唯一の昇降手段である階段を使って上ってきた。 なのに、屋上にいたはずの狙撃手とは鉢合わせるどころか、階段には男以外の人が足を踏み入れた痕跡すらなかったのだ。 仮に屋上から飛び降りて逃げたのだとしても、そもそもどうやってこの屋上まで上ってきたのか。 初めに飛ばされた場所がここだったのでは、とも考えたが、それならあの少女の死体は誰が用意したのか。 いきなり屋上に飛ばされ、いきなり道路を歩いていた少女を発見し、いきなり持っていたライフルで射殺、そのまま餌に転用。 寄ってきた獲物を狩ろうと算段し、後はそのまま待機……話としてはできすぎている。 それに、少女の死体の側には支給されたはずのデイパックがなかった。狙撃手が持ち去ったと考えるのが妥当だろう。 以上の条件を踏まえて、最も可能性が高い答えは一つ。 狙撃手の正体は、鳥――ではないにしても、侵入と逃走を可能にする程度の飛行手段を持つ人間だ――と。 男は銃撃戦のスペシャリストだ。一介のスナイパーなどには劣るつもりもないが、相手が鳥とあってはどうか。 それこそ、銃撃戦と言うよりは狩猟の範囲だ。たかが四発の銃弾と、一個の爆弾では深追いするのも非効率というものか。 ――と、そこまで考えて、男の視界を眩い光の洗礼が襲った。 「――っ?」 朝焼け、だった。 気づけば天井の薄暗さはどこへやら、東の空から日の光が覗き込め、屋上に立つ男の脳髄を刺激する。 血の臭いを嗅いだ直後には、刺激的すぎる眩さだ。男は煙たがるように光を手で遮ると、快晴の空を見て思った。 「……なにやってんねん、自分」 ボソッと、自らの行いを見つめなおすように言う。 男は、どうしてこの場に立っているのか。決まっている、狙撃手を殺すためだ。 殺す、という行為自体に、特別な感傷はない。男にとって殺人は非の範疇にあるものではなく、世界観から見ても正常と言える行為だ。 なにせ、この世の理は殺し合い。もちろん、元住んでいた砂の惑星はここよりは慈悲があったが、それも今さらな話だ。 血と硝煙の世界。男はそこで息絶え、地獄へ直行する寸でのところで、この場に連行された。 死の運命を背負った男が、わざわざ殺し合いの場に連れて来られた。傍迷惑な話だったが、何を期待されているかと言えば、一つしかない。 それが、今はどうか。まるで、少女の仇を討つために悪を捜し歩く正義の味方ではないか。 決意などというものは、所詮は自身の胸中でのみ意味を成す『前提』であり、決意を行動に示して初めて『結果』として意味を成す。 しかし、この男はまだ人を一人も殺しておらず、それどころか、既に死んだ人間を憐れみ、供養してやろうとさえ考えている。 矛盾だらけ、迷いだらけ、口だけの愚か者だ。そんな男が、わざわざ生き永らえられてまでこの地に召喚された理由とは、なんなのか。 ――あるいは、救い手となるためなのかもしれない。 前述した、悪のみを裁き生者には慈悲を与える、慈愛心に満ちた英雄――にでもなればいいのか。 答えなど両端だ。順応し、殺す者か。抗って、殺されるか殺し返す者か。 現状の男は、行動だけを見るならば後者だ。誰も知らぬ内面の決意を考慮すれば、百歩譲って前者とも言えるが。 聖にも邪にもなれない、偽善者。男を称するなら、それしかない。 どっちつかずの半端者。あるいは、死者には相応しい蔑称かもしれない。 「なぁ、ちびっ子。おまえの目から見て、今のわいはなんに見える?」 男は路上に転がる少女へと語りかけるが、声が届く距離でもなく、届いたとしても意味はない。 問うたところで、彼女に返す口がないのはもちろん、聞く耳も、見る目も、全ての器官が機能を停止している。 彼女に死を与えたのは、名も姿も知らぬ狙撃手だ。そして彼女の死を歪め、より悲惨なものにしたのは、男自身だ。 今さら謝って許されるとも思わない。彼女にその能力があるなら、呪殺されるは狙撃手ではなく男のほうだろう。 さて、ここで今一度考えてみる。 行くは地獄、引くも地獄。 寄り道の世界で、男はどう振舞うべきだろうか。 最後までどっちつかずの偽善者として振舞うか、 善よりの正義として抗う者に味方するか、 悪よりの愚者として早々に終結へと導くか、 道は三つ。選ぶは一人。助言は無。 「……あるいは、こいつで決めるっちゅーのもおもしろいか」 四発の弾丸が込められた、一丁の銃。この先、男の運命を委ねるかもしれない大事な一品だ。 この銃に込められた因縁は置いておくとして――運試しをするには、ちょうどいい得物だった。 男はおもむろに銃の回転式弾倉を外すと、それをシャッフル。弾丸の確認もせずに銃口を自身のこめかみに突きつける。 確率は六分の四。当たれば男の寄り道はここで終わり、愚かな醜態を晒すこともなくなる。 外れれば、それがこの世界の神――螺旋王の意志だと認め、従ずるのも一興。 確率で言えば、今すぐオサラバして楽になれる可能性のほうが高いのだ。 恐れはない。既に死んだ身であるというのは何べんも自己に言い聞かせた。 この機会をチャンスと取り、生を謳歌しようと考えるほど見苦しい男でもない。 何度でも言おう。これは、地獄へ向かう際の寄り道に過ぎない。 第二の人生などという、恐れ多いものでは――決してないのだ。 「つまり、そういうことや」 男は呟く。引き金は、既に絞られた後だった。 「矛盾は矛盾。わいがここに生きとることも、さっき神さんにお祈り捧げたんも、反吐の出る矛盾や。だから――やっぱ堪忍してくれ」 そして男は、道を選んだ。 そして男は、道を外れた。 そして話は、始まった。 ◇ ◇ ◇ 人生は絶え間なく連続した問題集と同じだ。 揃って複雑、選択肢は極小、加えて時間制限がある。 一番最低なのは、夢のような解決を待って何一つ選ばないことだ。 最良の方法を瞬時に選べ、私たちは神とは違う。 万能でないだけ鬼に成る必要がある。 ◇ ◇ ◇ 某月某日明朝名もなき市街地にて―― 微かな街頭に照らされるだけの心許ない道路は、なんとかバイクを走らせられる程度には明るくなった。 それでも、肝心の運転手――鴇羽舞衣には、免許証はもちろん、自動二輪車を動かした経験すらない。 たどたどしい運転は今にも転倒しそうな危うさで、どうにか二人乗りの車体を垂直に保つので精一杯。 周りの警戒は疎か、後ろの乗客の異常すぎるテンションにも気が回らなかった。 シモンは思った。 俺がやるしかない、と。 (ニア……待っていてくれ、ニア……!) シモンがアニキと慕う男、カミナはもういない。 グレンの搭乗者であり、大グレン団のリーダーであり、何よりシモンの心の支えであった存在は、もうここにはいないのだ。 (……そうだ、アニキは死んだ。だから俺が、俺がアニキの分まで戦わなきゃいけないんだ……! 獣人たちを、四天王を、ロージェノムを倒して! 俺が……アニキにならなきゃいけないんだ!) 獣人の駆逐と地上の解放、それがシモンたち大グレン団の掲げる目標だ。 人間たちは、遥か昔から獣人たちの圧力により地中での生活を強いられてきた。 だが、それももうすぐ終わる。カミナやグレンラガンの勇姿に感銘を受け、集った仲間たち、大グレン団の結束力を持ってすれば。 (無理を通して道理を蹴っ飛ばす。できるさ、俺たちならきっとできる。そのためにも、早くダイグレンに戻らなくちゃ! ニアと、それからヨーコとも合流して……アニキなら、アニキならまずそうするはずだ!) シモンの中で大仏のように力強く鎮座する『アニキ像』は、決して揺るがない。 幼少の頃より可愛がられ、誰よりも近くで見てきたその背中、その心意気、その生き様は、影響力でいえば父親にも匹敵する。 が、シモンには憧れるはずの父がいない。だからこそ余計に、瞳はアニキのほうへと傾いた。 シモンは追いかけてばかりだった。昔からずっと、憧れのアニキの背中を見つめてばかりだった。 だが、見つめていた背中は、ある日突然消失した。 いつも追いかけていた目標を見失い、シモンは戸惑った。 明日から俺は、何を目指して進めばいい。何を信じて生きればいい。 自問して、そのたびにシモンの内にいるアニキが答えてくれた。 おまえが信じる俺を信じろ。 それは、シモンの精神を正常に繋ぎとめる薬であり、毒でもあった。 いつまで経ってもアニキという存在に固執し、泥濘から抜け出せない。 ニアと出会ってからも、新たな四天王と相対して、挙句ラガンに拒絶されても、それは変わらない。 シモンはまだ、カミナの死を乗り越えられていなかった。 ニアを助けたいという思い、そこに焦りが孕むのも、仕方がないことだった。 アニキならそうする――そう思わずにはいられなかったから。 重すぎたのだ。シモンにとって、カミナという存在は。 そして、カミナはもういない。 (だから、俺がアニキの代わりに――ん?) 血走った目で、シモンはゴーグル越しに進路方向を注視する。 朝焼けのおかげでだいぶ明るくなってきた街路、その路上に、人影が転がっている。 運転手の舞衣はバランスを保つことで精一杯なのか、数十メートル先のそれにはまだ気づいていない。 「舞衣、あれ見てくれ。あそこ、前のほうで誰か寝てる!」 「はい~っ!? 寝てるって、ここ道路よ!? ってか私それどころじゃ……って、ホントだ」 シモンに促されて、舞衣も前方の人影にようやく気づく。 元々低速だったバイクのスピードをさらに緩め、ノロノロと接近していく。 徐々に、徐々に、路上に転がっているそれの実態が、シモンと舞衣の瞳に映し出されていく。 微かに黒ずんでいるように見えるそれは、どうにか人の形を保っている。 周囲の地面でアメーバのように広がっている染みは……血、だろうか。 いくら朝方とはいえ、こんな道のど真ん中で、人が寝ているはずもない。 とくれば、答えは単純。寝ているのではなく、起き上がれないのだ。 つまり、 「……おい舞衣、あれって……」 「まさか…………」 ――脳裏を、不吉な影が横切った。 しかし、シモンも舞衣も、言葉にするには至らず。 唐突に、世界が途切れた。 ◇ ◇ ◇ 彼女にとって、炎は忌むべきものだった。 炎。それは彼女、鴇羽舞衣のエレメントの象徴ともいえるものであり、攻防の両方を担ってきた。 当初はオーファンと戦うための術として、かつてはHiME同士の争い、蝕の祭を勝ち抜くための術として。 そして現在は、82名による殺し合いを生き抜くための術として。 なぜ、炎だったのかは分からない。舞衣と炎になんらかの因果関係があるのか、それよる恩恵が与えられでもしているのか。 定かではない。どちらにせよ、舞衣は炎が、自身の持つ炎の能力が好きではない。 森を焼き、友達を焼き、闘争の渦中へと導いた……HiMEの能力。 こんな能力、いらなかった。こんなものがなければ、舞衣は今も弟の巧海と幸せに暮らせていた。 オーファンと戦って傷つくことも、シアーズ財団や一番地等とも無関係の日常を過ごし、命を焼き殺すことだってなかった。 望まざる能力。舞衣にとって炎は、カグツチを含めたHiMEの能力は、忌むべき力だったのだ。 舞衣は思った。 私はなぜ、生きているのだろう、と。 路上に転がっていた異物を確認し、遅行運転で進んでいたはずの数秒前。 舞衣の意識は気づかぬ内に一旦途切れ、いつの間にかバイクのシートから身を落としていた。 「あ、れ?」 弱々しい、少女とも聞こえるその声は、路地に転がるボロボロの身体から漏れ出ている。 ずぶ濡れだった制服を一瞬で乾かすほどに身を焦がし、爛れた顔に皹を走らせ、土埃と煤に塗れたその姿は、爆撃の残滓とも見えた。 が、彼女はまだ生きている。熱の篭った瞳で目の前の惨状を見渡し、混乱する頭で必死に状況を理解しようと努めた。 燃えている。何もかも燃えている。 乗り回していたバイクが、近隣の建物の外壁が、進路上に転がっていた『何者かの死体』が、粉々に砕け、燃え盛りながら散布している。 空中に火の粉が舞うその光景は、まるでキャンプファイヤーのようでもあった。 舞衣は思い出す。こんな状況に陥る直前、自分はいったいどうしていただろうか。 バイクを運転し、転がっていた何かに近づき、どうやらそれが他の参加者の死体らしいと気づいて――そこで、意識が途絶した。 そして、気づいたらこうだ。 (だれかに、襲われた?) そうとしか考えられなかった。 バイクを木っ端微塵にし、なにもかも吹き飛ばされた惨状、爆弾か何かを投げ込まれただろうと舞衣は推測した。 (ふざけんじゃ……) 茫漠として定まらない脳裏に揺れる、数々の闘争とそこからの一時的な離脱、そしてシモンとの記憶。 この場にHiME同士の戦いなどという低俗な競争はない。あるのは、生きるか死ぬか、本当の意味での生存競争のみ。 舞衣は抗うつもりだった。もう二度と間違いは犯したくない、復讐心に駆られて友達を焼き殺すのも、後悔の念に苛まれるのも御免だったから。 シモンに協力し、ニアを助け出し、螺旋王に敵対するという形で、舞衣はこの世界を生きていこうとした、のに。 「……女の子の死体餌にして、寄ってきた女子供を爆撃、か。なるほど、外道やな。 ……本当に、見習いたいくらいの外道っぷりや。ま、今さらわいが言えた義理でもないか」 自分自身に、そして今はもうこの場にいない狙撃手に向けて吐き捨てたセリフが、舞衣には酷く不快に感じた。 舞衣の生きようという意志も、シモンの膨れ上がりすぎた決意も、この男が全部台無しにしてしまった。 この、真新しい黒いスーツを着こなし、燃え盛る戦場をさも興味なさげに闊歩し、あろうことか神に対して祈りを捧げる仕草をしようとして、やめる。そんなふざけた男に。 (こいつが……私を、シモン、を……!) 舞衣の中で、沸々と激情が燃える。 燃焼する怒りに身を委ねると、外傷と熱により苦しんでいたはずの身体は、意外にも自然と持ち上がった。 糸で吊られたマリオネットのように、緩やかに、それでいて確かな敵意を全身に宿して、舞衣は立ち上がる。 まだ男が気づかぬ内に、そっとエレメント――両腕に宝輪を具現化し、戦闘体勢を取る。 「……許さない」 その囁きで、男は舞衣のほうへ振り向いた。 顔を俯かせ、幽鬼のように立ち尽くす彼女を見て、男が何を思ったかは分からない。 ただ面倒くさそうに苦笑いして、軽く舌打ちをした後、右手に銃を握っていた。 「……寝とけや。死に掛けの女いたぶるんは趣味やない」 「ここまでしといて何言ってんのよ……!」 舞衣の両腕に装着された宝輪に、僅かな炎が宿る。 風華学園に現れる異形――オーファンを撃退するために用いられてきた炎は、今や人殺しの道具へと変わり果てた。 他のHiMEのチャイルドを、命を、そして今は、目の前の男を焼き殺すために。 それでも舞衣は、はち切れんばかりの感情を寸前で押し留め、男に尋ねる。 「なんでよ。なんで、こんなことするのよ? そんなに死にたくない? 誰かを蹴落として、誰かを殺して、誰かの大切なものを奪ってまで、生き残りたいわけ?」 「……それが、この殺し合いっちゅーもんやろ。……それにな。わい、とっくの昔に死んだ人間やねん。 この銃かて、今になって初めて握ったわけとちゃう。女の子に説教されて自分見つめなおすようなアマチャンともちゃう」 冷徹な眼光を放ちながら、男は黒光りする銃口を舞衣に向けた。 ――キャロ・ル・ルシエの死体を餌に通行人を誘き寄せ、タイミングを見計らって近隣のビルの屋上から、手榴弾を投下する。 男が殺し合いに乗る上で最初に実行した狩りは、なんとも下劣で、人の道から外れたものだった。 しかし、それも今さらだ。 男は、一度は死んだ人間。言うならば、螺旋王によって無理矢理蘇らせられたゾンビだ。 そんな男に今さら人道を説いて、なんになるというのか。 これはやり直しの機会などではない。冥府へ旅立つ際の、ちょっとした寄り道のようなものだ。 螺旋王の実験を円滑に進めるための駒。それが今の男――ニコラス・D・ウルフウッドの役目なのだと悟った。 「……そっか。そうだよね。何勘違いしてたんだろう、私。シモンみたいな奴ばっかなはず、ないじゃん。 だって、殺し合いしてるんだもん。あんたみたいなのが、普通だよね。だってこれ、殺し合いなんだからさ」 舞衣の視線は、眼下の焦げ爛れたアスファルトに奪われていた。 何もかもが焼けた。バイクも、死体も、道も、シモンも、唯一燃え滓のような舞衣だけが残った。 少し前までは、シモンとこれからの方針を論じていたはずだったのに。展開が激変するには、あまりにも早い。 だが、正常だ。これがこの世界にとっての、普通なんだ。舞衣はようやく理解した。 理解して――もはや怒りしかなかった。 「……あんたは! あんたみたいなヤツを! 私は絶対に許さない――ッ! カグツチィィィィィィィィィィィッ!!」 怒りに狂った表情を、燃え滾るような赤で染めて――舞衣は、腹の底から我が子の名を叫んだ。 我が子、即ちチャイルド。HiMEの能力の根底にして、最強の保有戦力。 その実態は神話から抜け出たモンスターのようであり、HiMEの心象をその身に宿したものである。 舞衣の使役するチャイルド、カグツチは、記紀神話における火之迦具土神を模した火竜の化身だ。 その戦闘力は人智を超えており、高次物質化能力を中和できもしない人間が太刀打ちするのは到底不可能。 極論を言えば、チャイルドを出したHiMEを殺すのは、同じくチャイルドを有するHiME以外存在し得ない。 こんな殺し合いなど、HiMEが複数介入している時点で成り立たない……はずだ。 しかし、主である舞衣が呼びかけても――彼女のチャイルド、カグツチは答えてはくれなかった。 「……カ、グ、ツチ? なんで、どうして……?」 「……助け呼ぶつもりなら無駄やで。引き金引くのなんざ、一秒とかからん」 いっこうに姿を現さないカグツチ。訳が分からず、舞衣は呆然と立ち尽くした。 チャイルドの召喚は、螺旋王によって封じられている――そのような事実に気づく間もなく、舞衣は死の瞬間を直視する。 ウルフウッドに憐憫の情は欠片もない。銃口は逸れず、ぶれず、真っ直ぐ舞衣の胸元を射抜いていた。 あとは引き金を引くだけだ。たったそれだけで、舞衣は死ぬ。 ……あるいは、それもいいか、と思った。 端から不要と感じ始めていた命、生への執着もなくしかけていた。 それを寸でのところで繋ぎとめてくれたシモンも、もういない。 これでいいか。これで終わろう、舞衣はシモンの熱弁を思い出しながら、再び諦めようとしていた。 (結局私は、いつだって奪われる側の人間なんだ。幸福なんて訪れやしない、勝ち取ろうにもいつも品切れ。 ……あーあ、最後まで不幸だったなぁ……でも、ま、それも私らしいか) カグツチが呼び出せない。銃弾くらいならエレメントでも防げるだろうが、今さらそんな気は起こらなかった。 巧海を失い、命を失い、今度はついに、自分を失う。それが鴇羽舞衣の末路なのだと、受け入れた。 「ふざけるなッ!」 ――そのとき。 死を与える者とそれを受け入れる者、二者の間に、小柄な影が割って入った。 ブルーカラーだった服を土色と赤で汚し、それでもなお、常の勇ましさを誇示する少年こそ、シモンだった。 ウルフウッドが投擲した手榴弾の爆発に巻き込まれ、舞衣が掠り傷程度で生き永らえたのは、運が良かったとしか言えない。 しかしこのシモンも、キャロのように身体が木っ端微塵になることはなく、どうにか一命を取り留めていた。 ただ彼は舞衣とは違い、その姿を以前とはまるで違う様相へと変貌させていた。 「なんだよおまえ……ッ! 俺はこんなところで死ぬわけにはいかないんだ……舞衣だって死なせやしない! ニアを助けて、ヨーコを拾って、みんなで螺旋王を倒しにいくんだ……邪魔するってんなら容赦しないぞ!」 一本の小さなナイフを頼りに、シモンは舞衣を庇うように立ち、ウルフウッドに敵意を向ける。 ナイフで銃を持った殺人者に張り合うなど、冷静な思考のできる人間の行動とは思えない。 実際、シモンはとうの昔に冷静さを欠いていた。 ここに連れてこられ、ニアの存在を知り、そして襲撃された今となっても、それは変わらない。 ただ、死ぬわけにはいかない。がむしゃらに生きて、大グレン団のみんなで螺旋王を倒さなくちゃいけない――そういった使命感に駆られているだけ。 自らが陥っている状況を理解し、打開することもできはしない。そういう意味では、シモンはもう手遅れだった。 一度は発狂し、熱意が冷めると同時に死を覚悟した舞衣とて、それは理解できた。 今のシモンは尋常ではない。尋常ではないが、だからといって何かができるわけでもない。 「……アホくさ」 鼬の最後っ屁として、勇猛に戦意を振り翳して……死のうとしている。ただそれだけだ。 「おまえ、わいが何もせんでも死にそうやんけ。死人に無駄弾使う気なんぞ起こるかい」 冷たく吐き捨てると、ウルフウッドは銃を収めた。 シモンと舞衣の殺害を諦めたわけではない。今さら撃つ意味がないと判断したからだ。 なにせ、一人は軽傷とはいえ心身ともにボロボロの状態。それくらいは、彼女の事情を知らないウルフウッドにも分かった。 そしてもう一人は、棺桶に片足を突っ込んだ状態―ーつまり、死ぬ寸前だ。 これから死に逝く者に、数少ない銃弾を割くのは不合理と言えた。 実際、シモンが死ぬ一歩手前であるという表現は、的を射たものだった。 それが誰でも理解せざるを得ないであろう決定的な箇所を挙げるなら、頭部。 シモンの頭部は脳天から額に欠けてパックリと割れ、夥しい量の血を外部に紛失、首から上を深紅に染めていた。 立ち上がってナイフを握っていること自体が、不思議なくらいの有様。 単なる女子高校生であれば、見ただけで卒倒してもおかしくない。それほどの傷だった。 シモンが生きていた。だが、もうすぐ死ぬ。 新たに飛び込んできた情報を頭で整理して、それでもやはり、舞衣は絶望から抜け出せずにいた。 ◇ ◇ ◇ 「けったくそ悪い……」 いくら胸ポケットを探ろうとも、愛しの煙草の感触は戻ってこない。 胸糞が悪い。イライラする。いつものように血塗られた腕で人を殺め、外道として振舞ってきただけなのに。 ウルフウッドは思った。 ……ひどく疲れた、と。 「……今さら後悔してどないすんねん。わいは死人やぞ。誰に恨まれようが関係あらへん。こんな悪夢さっさと終わらして、向こうでヨロシクやりたいわ」 シモンと舞衣を襲撃し、退散した後のウルフウッドの後姿は、とても穏やかなものとは言えなかった。 人を殺した後の背中など、どこぞの殺人狂でもない限りは後悔の念と罪悪感でいっぱいになるものだ。 それは、最強の重兵器を担ぎ砂漠の星を渡り歩いてきたウルフウッドとて、例外ではない。 人の死は嫌というほど見てきた。目の前で誰かを殺されるのも、誰かの目の前で殺すのも、それこそ星の数だ。 それでも、善良な女子供を死に至らしめ、その怒りの矛先を向けられるのは、気分がいいものではない。 憂さ晴らしに煙草が欲しい……心底からそう願い、しかし叶えられはしない。 「……いいかげん割り切れや、自分。女子供がどうやあらへんやろ……ああそうや、そうやな」 あの名も知らぬ少女の死体には、謝罪してもしきれないほどの祈りを捧げておいた。それで許されるとも思っていないが。 ウルフウッドは既に冥府魔道に落ちた愚者だ。それを自覚しているからこそ、あんな外道なやり方を思いつき、実戦した。 もっとも、あれは手持ちの武器に手榴弾があったことと、参考にでき得る前例がいたからこその方法だ。 それは、逃亡を果たした件の狙撃手。だが彼の人物がウルフウッドに決心を促したのかと聞かれれば、そうではない。 これは、彼が自らの足で踏み出した道だ。少女の死も、そのきっかけの一端でしかない。 彼の目的はただ一つ。死んだはずのこの身がここに存在する意味……それを果たすだけだ。 殺し合い。つまりはそれだ。 迷いなどない。孤児院の子供たちと同年代くらいの少年を殺した今となっては、迷いも何もない。 胸糞は悪いが、それを受け止めて、殺し続けるしかない。それが、この地に存在するニコラス・D・ウルフウッドの意味だった。 「だからなぁ……せめて、煙草くれるくらいの温情は働いてくれや。聞こえてへんのやろうけどな」 人知れず、螺旋王に愚痴るウルフウッド。 覚悟だとか、迷いだとか、そういう次元の話ではない。ウルフウッドは逡巡する間もなく、既に外道なのだ。 初めてこの手を血で汚したあの日から、今に至るまで。人間は、そう簡単に変わりなどしない。 ただやはり、胸糞は悪かった。 それだけの問題だ。 ◇ ◇ ◇ ――いいか、シモン。忘れるな。お前を信じろ。俺が信じるお前でもない。お前が信じる俺でもない。お前が信じる、お前を信じろ。 そう言ったのは、どこの誰だったか――ジーハ村のカミナだ。 傍から見たら荒唐無稽な、それでいて一部の人間にとっては神託のようなカリスマ性を秘めた、魅惑すぎる狂言回し。 物事は全て気合で片付く。天井はドリルで掘れる。シモンに色々なことを教授してくれた、大きすぎる男だった。 シモンは思った。 俺は……俺が信じる俺を、最後まで信じることができたのだろうか、と。 (アニキ……俺、やっぱりアニキみたいに……) 虚ろな意識がガラスのように罅割れて、カミナの虚像を歪めていく。 カミナは死んだ。もういない。 分かっていた。分かっていたはずなのに、シモンはそれを乗り越えることができず、偶像のアニキに縋ってばかりだった。 (ニア……すまない、俺……) ――穴を掘るなら天をつく。墓穴掘っても堀り抜けて、突き抜けたならシモンの勝ち。 ――シモンはシモンだ、カミナのアニキじゃない。シモンはシモン、穴掘りシモンだ。 答えは用意されていたはずなのに、掴み取ることができなかった。 シモンは、この殺し合いという環境に順応する前に、不遇な運命を迎えた。 (舞衣も……ごめんよ……) シモンの瞳にはもう、泣きじゃくりながら死を嘆く舞衣の顔すら映っていない。 カミナやヨーコ、ニアやリーロン、ロシウ、ダヤッカ、キタン……仲間たちとの思い出、走馬灯で視界が埋め尽くされていた。 決意も無念も、全てが死という名の虚無に埋没されていく。螺旋王と敵対する大グレン団筆頭の意志は、ここで潰えるのだ。 (俺も、アニキみたいになりたかった。でも俺は、アニキにはなれなかったんだ) 最後まで間違いに気づくことはなく、シモンは『アニキ』という大きすぎる存在を抱えて、死んだ。 後に残されたのは、いつものように泣く少女だけだった。 ――毎日、穴を掘るだけの生活だった。 閉鎖された世界で、俺の仕事はそれだけだったんだ。ついでに言えば、得意分野と言えるものも、それくらいしかなかった。 穴掘りシモン。いつしか、陰で俺はそんな風に呼ばれていた。穴掘りが上手かったからだ。 ある日、俺はいつものように穴を掘っていると、光る小さなドリルと、巨大な顔を見つけた。 それがなんなのかは、頭の悪い俺には分からなかった。でも、珍しいものには違いない、そう思ったんだ。 俺はその巨大な顔をアニキに見せようと思って、そこから物語は始まった。 突然振ってきたのは、ライフルを持った、すごく胸のでっかい女。それがヨーコだった。 一緒に振ってきたのは、俺が見つけた巨大な顔よりもっとデカイ顔。それがガンメンだった。 光る小さなドリル。コアドリル。巨大な顔。ラガン。俺が穴を掘って見つけた、二つのお宝。 それが、俺とアニキとヨーコの、俺たちの旅の始まりだった。 見上げるだけだった天井の向こうの世界。地上。俺とアニキが夢見た世界は、決して生易しい世界なんかじゃなかった。 でも俺は、地上に出れてよかったと思う。ニアやヨーコ、たくさんの仲間に出会えたこともそうだけど、 あのまま地下で穴を掘るだけの人生じゃ、きっと退屈で死んでいたと思うから。 地上は危険なことばっかりだったけどさ、それでも、あそこで燻って一生を終えるよりはよっぽど有意義だったと思う。 お前のドリルは天を突くドリルだ――アニキの言っていたことの意味が、ようやく分かったような気がした。 人間は、死んだら天国へ行くらしい。 天国ってのはつまり、地上よりももっと上、あの青くなったり黒くなったりする、空の先にあるんだと思う。 つまり、あれも天井だ。俺のドリルは天を突くドリル。なら、あの天井も俺のドリルでぶっ壊してやる。 そうしなきゃ、天国には辿り着けない。ひょっとしたら、アニキも入り口が見当たらなくて困っているかもしれない。 じゃあ、早く行ってやらなきゃ。行って、アニキと一緒に天国へ向かわなきゃ。 俺のドリルは、天を突くドリルだから。 ◇ ◇ ◇ 時系列順で読む Back 肉はない。が、監視はある Next 阿修羅姫(後編) 投下順で読む Back 肉はない。が、監視はある Next 阿修羅姫(後編) 043 失ったもの/失いたくないもの 鴇羽舞衣 088 阿修羅姫(後編) 043 失ったもの/失いたくないもの シモン 088 阿修羅姫(後編) 044 獣を見る目で俺を見るな ニコラス・D・ウルフウッド 088 阿修羅姫(後編)
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目撃者と追跡者 ◆v5ym.OwvgI 学校を後にしながら、エヴァンジェリンは考える。 学校に残した人形には話すべきことは話した。 その話した内容で、人形がどのような行動をとるのかは気になるが、 同行する気はないようだった。 人形から聞いた情報に、役立つことはなかった。 大多数の参加者の情報を持っていたが、誰が敵で誰が味方かを決めるのは自分だ。 強いて言うなら、トリエラが課題を課したトマという少年が首輪についてどれだけ調べたかに多少興味がある程度だ。 外はすでに雨があがっていた。 エヴァは向かう先を東と決めていた。 グレーテルをしとめたいところだが、学校を飛び出してからどこに向かったかわからない。 居場所のわからない奴を探すよりも、確実にいるであろう東方面の二人組を狙うことにしたのである。 そして森の中を進んでいた時。 異形が上空を通り過ぎた。 ※ ※ 神社から学校へと、空を飛ぶものがいる。 南からやってきた、リリスだ。 彼女はQ-Beeとの約束事通り、神社へ古手梨花の死体を捜索しに来ていたのだが、 移動してしまったのか、あるはずの彼女の死体は見つからなかった。 しかし埋められていることは聞いていたし、埋められていたとおもしき場所は発見できた。 あとはそこからぽつぽつとかろうじて残った土の跡から学校の方に死体は運ばれたのだろう、と考えることができた。 その死体は早くに見つかった。割と新しい戦闘後があり、 そこにニケと一緒にいたのだ。 彼女が古手梨花という確証はまだないが、見た目が泥だらけなので恐らくは間違いないだろう。 リリスは早速Q-Beeを呼び寄せる。 やや時間がかかったが、Q-Beeがやってきて、不正行為の交渉に入る。 「フルデリカ、ミツカッタカ?」 「うん、この通りバッチリ。この子でいいんだよね?」 Q-BeeがP-Beeに呼び掛ける。 確かに、古手梨花だと判明した。 「それじゃあ、ハイ」 リリスは手を差し出す。働いた報酬を求めたのだ。 ……が。 「……ゴホウビ、モッテナカッタ」 「……あ」 そういうQ-Beeの背には、確かにランドセルがなかった。 「どうしてもってないの? いっつも持ち歩いてるんじゃないんだ」 「サッキ、ヒナイチゴニワタシタ」 Q-Beeは、北東市街の混乱から立ち直ってから雛苺にご褒美を渡しに行った。 そしてその直後、リリスに呼び出されたのだ。 当然、その間にご褒美ランドセルを再度とりに行く間なんてなかった。 これが正規のご褒美の請求ならランドセルをもっていくという考えに至ったのだろうが、 あいにくリリスとのやり取りはそれとは微妙に異なっていた。 だが、リリスとの約束は覚えていたようだ。 「……トリニイッテクル」 「あ、ちょっとまって」 すぐに飛んで行こうとしたのだが、リリスに止められる。 「?」 「ヒナイチゴは支給品をもらったんだよね? じゃあ回復アイテムは持ってるでしょ?」 Q-Beeの能力に第三者を回復させる手段はないだろう、とリリスは考えている。 これが回復させるのがジェダならなにかあるのかもしれない、と思えるが、 子供たちにご褒美を配り、回復させているのはQ-Beeなのだから。 だが、先ほど述べたとおり、リリスはQ-Beeに回復手段はないと思っている。 ならば一体どうやって子供たちをご褒美で回復させているか。 リリスはそれに代わる道具をQ-Beeが持っていると考えたのだ。 「モッテル」 その考えは当たっていて、Q-Beeは肯定した。 「じゃあ、それをかわりにちょうだい」 ホテルで道具をもらったことで、気付いたことがある。 それはご褒美の支給品であっても、ハズレはあるということだ。 銃の方は、大当たりといっていいすごい威力のあるものだったが、 もう一つのカードのほうは外れだった。 本当はリリスの勘違いで相当に厄介な道具なのだが、リリスの認識では役に立たないものだ。 最初に持っていた支給品も、ただの指輪と拳銃とお酒だった。 拳銃は今はおもちゃじゃなかったとわかっているし、人間が使えば便利ということもわかったが、 それでもリリスには使いこなせない。これもハズレだ。 次にもらうものが例えば刀のようなものだったとしても。 やはりリリスにとっては必要のないものだろう。 だから、リリスは何をもらえるかわからない道具よりも、確実に手に入れられる回復アイテムを求めた。 今はまだ必要がないが、いずれ大きな戦いをして傷ついた時。必要になってくるだろうから。 「……ソレハ、ダメ」 「なんでよー」 しかし、Q-Beeの返答は拒否。 このジェダからもQ-Beeが直接使うよう支持されていた。 ご褒美の回復は回復アイテムの支給ではなく、その場での使用に限るからだ。 その事をQ=Beeはリリスに説明する。 だが、リリスも引かない。 「大丈夫だよ。このお手伝いも、もともとはQ-Beeのお仕事だったんだし。 それを私が手伝うのも、本当はいけないんじゃないかな?」 「…………」 「でも、それも私とQ-Beeが黙ってればジェダ様にばれないんだし。 今回のこれも誰も言わなかったらばれないよ」 ばれなければ叱られない。 なんどもそれを免罪符にしてきたQ-Beeは、既にそれに慣れてしまったようだ。 すこし考えた末、「まあいいか」という結論にいたり、リリスに一枚のカードを渡す。 「これは……」 リリスはそれを受け取り、眺める。 「大天使の息吹」とかかれたそれには、綺麗な女性の絵が描かれており、 その下に書かれている文章を信じるならどんな怪我も一瞬で治せるようだ。 カードの形状が、南西の町でもらったカードと同じことを考えると、 このカードも「ゲイン」ということで効果がでるのだろう。 文章を見る限りだと一回限りの道具のようだ。 「そういえば、もう雨やんじゃったけど任務の方は大体終わった?」 今回のこれは、本当に何気なく聞いたことだ。 Q-Beeが命じられたジェダの指令について、多少ではあるが気になっていたのだ。 「ククリ、カナリアノシタイハカクニンシタ アト、イキテテクビワツケテナイニンゲンモミツケタ」 「あ、生きてる人って本当にいたんだ」 一応、Q-Beeから話を聞いて生きてる人間がいるかもしれないとは知っていたが、 流石にそれはないだろう、とはなから考えていなかった。 だが本当に生きていたとは。 「ちなみに、そいつの名前は?」 世間話レベルのそれに、Q-Beeの口も軽い。 リリスの問いにあっさり答える。 「ふうん……」 その答えに、リリスは考えこむ。 会話がなくなったことで、もう用はないと考えたのか、 Q-Beeは古手梨花の死亡確認をし終え、飛んでいく。 リリスもそれを見送り、その後また考え出す。 ジェダが首輪をはずした参加者を気にする理由。それには興味がない。 だが首輪をはずした人間がいる、という事実をリリスは気にしていた。 リリスは首輪と、この身体の違和感の原因である制限とが直結していると考えている。 すなわち、首輪さえ外せば制限がなくなり、100%の力で戦うことができる、と。 ならば、首輪を外せばQ-Beeを殺しうる強敵であるレミリアとも、 絡め手なしの戦いでもかなりやりあえるくらいになれるだろう。 そして逆に、もしレミリアの首輪が外されることがあったら―― ブルリ、と震える体をごまかすように首を振る。 強くなるために絡め手を覚えようとした矢先だが、 単純な能力の強化、いや弱体化していた能力が元に戻るわけだから強化とは言わないか。 ともかく首輪を外すことができるなら、外してしまった方が戦いの選択肢も増える。 だがニアやグリーンでも、この首輪をはずす目途は立っていないようだった。 いや、ニアの方はそういえば、グリーンの首輪をいじっていたか。 もしかしたら外せる段階までいってたのかもしれない。 そういえばニアはなにかメモをしていた。もしかしたら首輪について書いてるかもしれない。 もともと、この後どこに行けばいいかは決めていないのだ。 それをとりに行くのも一興だろう。 ニア以外でも、首輪をはずせるような賢い人がいるのなら。 その人間を仲間に加えれば、自分の首輪をはずすことができる。 そして仲間にするための道具もあるし、自分の能力はそういう能力だ。 学校を出て、次にどこにいくかは決めてない。 さあ、どうするかと考えていたときに、急に寒気を覚えた。 そして、みた。 その異形を。変わり果てた、人間から変わってしまったモンスターを。 リリスは咄嗟に隠れて、その姿を見送る。 すると、その後を追うように見たことがあるような金髪が飛んでいたのである。 雨も上がってきているので、月明かりに照らされたその金髪は闇の空によく映えた。 それは、工場へと向かうグレーテルとエヴァンジェリンだった。 グレーテルが工場へ向かう理由。それはそこに人間がいると想像ができたからだ。 彼女ら7人の魔女は、東西南北に分かれてほかの参加者を殺しに行くつもりだった。 4つの方角の中、真っ先に選ばれたのが西で、その方向を選んだのはエヴァンジェリンだ。 そしてエヴァンジェリンは、元々裏切るつもりだった。 ならば、彼女が真っ先に選んだ西には、他の魔女たちを行かせたくない理由があったと考えるのは当然の理屈だろう。 グレーテルもそこに気づき、盟約を交わしたあの塔から西の方角の建物。工場を目指していたのだ。 そこにいるであろう、エヴァンジェリンが守りたい者を殺すために。 そしてその事実を知った時のエヴァンジェリンの絶望を見るために。 グレーテルの思惑に気づいたエヴァは舌打ちをした。 魔女たちを西にいる奴らと戦わせないためには、襲撃した相手を確実にしとめておかなければならなかった。 彼女は当然、グレーテルを追いかけた。 そんな光景を、リリスは運よく相手に気づかれることなく見ることができた。 どうみてもヤバそうな相手と、一度苦渋を飲まされた相手。 その二人が、どうにも険悪な雰囲気を出しながら飛んで行った。 リリスはチャンスだと思った。 強敵二人が戦闘を行う。エヴァの強さは身をもって知っているし、 もう一人の方もあのいやな雰囲気からして相当戦えるだろう。 ならば二人が闘えば、どちらも無傷では済まない。 そこを狙えば、強敵が二人も死んでくれることになる。 リリスは空を舞った。 強敵二人をしとめるために。自分の目標に近づくために。 ※ ※ そんな、外でのやり取りに気づくことなく学校に居続けた者。 エヴァが去った後もその場に居続けた蒼星石だ。 彼女はリリスとQ-Beeの話を聞いた後も、その場にいた。 今回の二人のやり取りも、第三者が見ていたのだ。 しかし、今回はパタリロの時のように、壁越しに見られていたわけではない。 蒼星石は身を隠していたが、時々は彼女らの様子をこっそり見ていたし、それにQ-Beeも気づいていた。 だが、それにもかかわらず今回もまた、Q-Beeはなんのリアクションもとらなかった。 なぜなら、Q-Beeは蒼星石が既に死んでいると判断していたのである。 勘違いの理由は、エヴァが蒼星石に施した契約による結果だ。 それにより、彼女の体を流れる魔力が変化し、それを死亡と誤認したのだ。 心臓もない、呼吸の必要もない。 そんな参加者の生死を確認する手段は、当然ながら他の参加者のようにはいかない。 薔薇乙女達の場合は、体を流れる魔力を生存反応とされていた。 その魔力がエヴァとの契約で変わったことで、死亡したと誤認されたのだ。 だが、今ジェダは魂の数を常に確認している。 その間違いは、すぐに訂正されるはずだ。 しかしその訂正はなされず、未だ蒼星石はエヴァに殺されたことになっている。 なぜ訂正されずに蒼星石は殺されたと認識されたままなのか。 同じように魂の数でジェダの目をごまかすことに成功していたヴィクトリアの時は、 Q-Beeが死亡することで、死亡者と魂の数が一致し、 一時的にだがジェダの目をごまかすことができていた。 今回もそれと同様のことが起きた。 今回、蒼星石の魂のかわりに神体に入ることになった魂とは一体何か。 一人、いや一つあるはずだ。蒼星石がエヴァと契約する前後に眠った者が。 ジェダが支給品として参加者に配った、チャチャゼロの魂である。 エヴァが彼女を眠らせた際、チャチャゼロの魂も神体にいれられていたのだ。 ジェダは、エヴァの魔力の影響で表ではろくに動けないチャチャゼロに、 神体に収まるだけの魂の力はないと考えていた。 だが実際は、こうして子供たちの魂の一つとしてカウントされ、誤差がでている。 当然だろう。同じ人形である薔薇乙女の魂はカウントされているのだ。 何年も、何十年もエヴァと共に居続けた。 外での1時間が1日に相当する特殊な別荘の中でずっと過ごしてきた。 そんな彼女の命がカウントされないなんてこと、どうして言い切れる? ジェダがチャチャゼロを軽視した。 その結果が、今の蒼星石の状態である。 そんな彼女はこの状況をどのように生かすのか。 いや、それ以前に彼女は今その状況に気付けていない。 はたして彼女はこの幸運に気づけるのだろうか。 そして彼女は次に一体どのような行動をとるのか。 エヴァやリリス達から様々な話を聞いた彼女が選ぶ次の選択は―― 【C-4/上空/2日目/早朝】 【グレーテル@BLACK LAGOON】 [状態]:健康、左腕に傷の跡。ヴィクター化 喪われた心臓の代わりに核鉄(サンライトハート)が埋め込まれている。 [装備]:サンライトハート@武装錬金 ソードカトラス×2(1+15/15)(銀10/15)@BLACK LAGOON、ソードカトラス専用ホルダー [道具]:基本支給品一式、塩酸の瓶×1本、毒ガスボトル×1個、ボロボロの傘 ソードカトラスの予備弾倉×3(各15発、一つだけ12発)、バット、 蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン、救急箱、エルルゥの薬箱の中身@うたわれるもの (カプマゥの煎薬(残数3)、ネコンの香煙(残数1)、紅皇バチの蜜蝋(残数2))、100円ライター スペクタルズ×8@テイルズオブシンフォニア、クロウカード『光』『剣』@CCさくら、 コエカタマリン(残3回分)@ドラえもん、 [服装]:いつも通りの喪服のような黒い服。胸の中央に大きな穴が空いている。雨に濡れて湿っている。 [思考]:うふふ……あははは…… 第一行動方針:工場にいるであろうエヴァの仲間を殺す 第二行動方針:千秋との再会を楽しみにする。千秋が「完全に闇に堕ちた」姿を見届けたい。 第三行動方針:機会があればまた紫穂と会いたい。2人きりで楽しく殺し合いたい。 基本行動方針:効率よく「遊ぶ」。優勝後はジェダに「世界のルール」を適用する(=殺す)。 [備考]:シルバースキンの弱点(同じ場所をほぼ同時に攻撃されると防ぎきれない)に勘付きました。 「殺した分だけ命を増やせる」ことを確信しました。ただし痛みはあるので自ら傷つこうとはしません。 銀の銃弾は微妙に規格が違う為、動作不良を起こす危険が有ります。使用者も理解しています。 エヴァンジェリンのことには気づいてません 【エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル@魔法先生ネギま! 】 [状態]:全身に痛み、左腕が殆ど動かない、魔力消費(中) [装備]:フェアリィリング@テイルズオブシンフォニア [道具]:支給品一式、手足の無いチャチャゼロ(半永眠)@魔法先生ネギま! [思考]:グレーテルめ……やらせん! 第一行動方針:グレーテルを追う。 第二行動方針:リリスと遭遇することがあったら、リリスを倒し身柄を押さえ、情報を得る。 第三行動方針:ジェダの居場所に至る道を突き止め、露払いをする。 第四行動方針:ジェダを倒そうと挑む者たちの前に立ち塞がり、討たれる。 基本行動方針:ジェダ打倒のために暗躍。ただし仲間は作らない。誇り高き悪として、正義の前に散る。 [備考] 梨花の血を大量に吸いました。雛見沢症候群、及び女王感染者との関連は不明です。 ジェダ打倒を目指している者として、ニアの名前をグリーンから聞いています。 パタリロを魔族だと思っています。名前は知りません 紫穂の『能力』が、触れることで発動することを見抜きました。詳細までは把握していません。 雲に隠れていても満月による補正は有るようです。 【C-5/上空/2日目/早朝】 【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】 [状態]:右足と左腕にレーザー痕。顔に酷い腫れ。全身打撲。(以上全て応急手当済み) 疲労(小)。全身に軽度の火傷。額に浅い切り傷。背中に打撲。 微かな哀しみとすっきりと澄み渡った決意。『考え』る事に目覚めた。 [装備]:首輪×2(グリーンとニアのもの。腕輪のように両腕に通している) [道具]:基本支給品二式(ランドセルは男物)、眠り火×8@落第忍者乱太郎、魔女の媚薬@H×H、 メタちゃん(メタモン)@ポケットモンスターSPECIAL、きせかえカメラ(充電済)@ドラえもん モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL 、小悪魔のウインク@H×H、 大天使の息吹@H×H ブラックバレル・レプリカ(13/13)@メルティブラッド(予備弾倉×1、ガマリエル弾×2) [思考]:二人ともボロボロだったら楽なんだけどな 第一行動方針:グレーテルとエヴァを追い、殺す。 第二行動方針:できれば首輪をはずしたい。外したら制限もなくなるはず。 第三行動方針:ニアのメモをとりにいきたい。 基本行動方針:優勝して、グリーンの魂ともう一度語り合う。もう「遊び」に夢中になったりはしない。 [備考]: 荷物の中の『魔女の媚薬@H×H』と『大天使の息吹@H×H』には説明書がついていません。 Q-Beeからジェダに命じられた任務の内容を聞きました。 【D-4/体育館内/2日目/早朝】 【蒼星石@ローゼンメイデン】 [状態]:金糸雀のローザミスティカ継承、雨で服が湿っている。 殺人には激しい抵抗有り、チャチャゼロの部品と人形契約により四肢を維持 [装備]:庭師の鋏@ローゼンメイデン、金糸雀のバイオリンと弓@ローゼンメイデン [道具]:基本支給品×2、ジッポ、板チョコ@DEATH NOTE、 戦輪×4@忍たま乱太郎 素昆布@銀魂、旅行用救急セット(消毒薬と針と糸)@デジモンアドベンチャー トンネル南側入り口の鍵 [思考]:僕は…… 第一行動方針:自分にできることは…… 基本行動方針:優勝のお願いで全てを無かった事にしたかった。 [備考]:現在蒼星石の四肢はエヴァとの人形契約により動いています。 蒼星石の自由に動き、エヴァにとっての負担もほぼ有りませんが、 昼間のエヴァの魔力の減衰や、死亡によって影響を受ける可能性は有ります。 エヴァと情報交換しました。少なくとも島を覆う結界や地下に本拠地があるであろうことは聞いてます。 リリスとQ-Beeの会話の一部始終を聞いていました。 ※ジェダ達に死亡したと思われています。首輪の中のP-Beeも眠っています。 そのことに蒼星石は気付いていません。 【大天使の息吹@HUNTER×HUNTER】 「瀕死の重傷、不治の病、なんでも一息で治してくれる天使。 ただし姿を現してくれるのはたった一度だけ。」(カード原文より) グリードアイランドの指定カードの一つ。 作中では失われた拳や潰された喉も一瞬で直した。 ご褒美の時の回復の為にQ-Beeが所持している。 「ゲイン」と宣言しなければ発動しない。説明書もないので、 Q-Beeが使うところを見た者か、同作品の参加者(既に両名死亡済み)しか使用法はわからない。 ≪273 つながり(前編) 時系列順に読む 275 冥探偵ジェダ~解答編~≫ ≪273 つながり(前編) 投下順に読む 275 冥探偵ジェダ~解答編~≫ ≪264 なまえのないかいぶつ グレーテルの登場SSを読む 280 想いは百秒で砕け散る≫ ≪268 死者を求めて リリスの登場SSを読む 282 第二回定時放送≫286 怨鎖の雷と光の矢≫ ≪263 遺。(前編) エヴァの登場SSを読む 280 想いは百秒で砕け散る≫ 蒼星石の登場SSを読む 276 蒼星石/Lapislazuri Stern≫
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名前 二つ名 種族 能力 性格 服装・容姿 住居・所属等 関係 その他 スペルカード 非スペルカード テーマ曲 登場 名前 シオン紫苑キク科シオン属の多年草。シオンはハルジオンから生まれた。 二つ名 総体から生まれし個体 種族 キメラソウル 能力 精神と自我を取り込む的な能力 魂のニオイをかぎとる能力 嘘を見破る能力 自我にまでウソをつけるヒトってのは、そうそういないもんだよ ―「連縁天影戦記」会話より 性格 服装・容姿 霊体の多くが肉体に納まらずにあふれ出ている。霊烈傳では蝶の翅、葡萄、猫の耳、人の手?、花(2種類)、鳥の羽? 天影戦記では蜻蛉の翅、人の手、鳥の羽根?、犬の耳、木の枝?のようなものがそれぞれ溢れている。 住居・所属等 闡裡神社 関係 ハルジオン 鳳聯藪雨 燕楽玄鳥 その他 スペルカード 連縁霊烈傳生死「エロスタナトス」 「生の本能、死の欲望」 「イド=エス」 本能「スーパーエゴ」 霊子「アベェロンの野霊児」 霊素「ニア・ヴィクトール」 吸魂「遠ざかる自我」× 呑命「薄くなる存在」× 咀嚼「マーガレット・マーラー」 消化「エドワード・ソーンダイク」 吸収「ジャン・ピアジェ」 混交「メラニー・クライン」 同化「アンナ・フロイト」 連縁天影戦記自機吸魂「遠ざかる自我」× 霊子「アベェロンの野霊児」 非スペルカード イドくん エスちゃん テーマ曲 縁から外れた名前× 百の命と一つの縁 ~ Chimera soul× 登場 連縁霊烈傳 (6面ボス) 連縁天影戦記 (自機)
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キャラ名 登場SS ミミ ニャミ ジュディ ザ・キング リエちゃん さなえちゃん ショルキー ディーノ ユーリ タイマー スギくん レオくん アッシュ ポエット アイス マヤ スマイル マリィ ジュン シンゴ Mr.KK 六 おとこマン スミレ ジズ かごめ ヨシオ ムラサキ 睦月 ALT モモコさん ツララ ヒュー フォース キララ ジャック ラッテ イマ リデル ツースト ロキ サユリ オフィーリア 桔梗 メル さらさ 流星ハニー 若さん 虹野ひかり ナカジ はなちゃん ロッテ あゆむ 蒼井硝子 ヴィルヘルム ウーノ ごくそつくん ミニッツ 鹿の子 みっちゃん 夢野みらい オオカミ少年 レナ サトウさん 彗星ローラ エッダ テントカント エリカ ローズマリー 星野そら サイレントルーム あやめ マサムネ ぺるりさん 山吹 まりん ニット ケンジ ルート@超ドー研 ピュアクルリップ 勇者ああああ ノネット ニア 烈 風雅 鈴花 氷海 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠 書き手枠
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■デスノート時系列 作品全体を一度読んでからご覧になることを強くオススメします。 年月日 出来事 1955.7.12 ・夜神総一郎誕生。 1962.10.10 ・夜神幸子(旧姓・田中)誕生。 1976.2.11 ・南空ナオミ誕生。 1986.2.28 ・夜神月誕生。 1989.6.18 ・夜神粧裕誕生。 1999.8.29 ・夜神月(中2)が中学テニスの全国大会で優勝する。 2000.8.28 ・夜神月(中3)が昨年に続いて中学テニスの全国大会で優勝する。表彰式の壇上で残した「遊びは中学まで」の名言を最後にテニスをやめる。 2001.4.7 ・夜神月、私立大国学園高等学校に入学。 2001.9.1 ・南空ナオミ、FBIに入局。 2002.8.22 ・南空ナオミ、「ロサンゼルスBB連続殺人事件」の犯人を逮捕。 2003.5.19 ・弥海砂の両親が強盗の手により殺害される。その後裁判へ。 2003.7.14 ・レイ=ペンバーが南空ナオミにプロポーズする。 2003.9.30 ・南空ナオミ、FBIを引退。 2003.11.28 ・夜神月、リュークが落としたデスノートを拾う。 新宿通り魔事件の犯人・音原田九郎が心臓麻痺で死亡。 シブタクこと渋井丸拓男がトラックにはねられ死亡。 2003.12.2 ・リューク、人間界に降り立ち、夜神月と出会う。 2003.12.4 ・ICPOキラ対策会議にて、Lがキラ捜査開始を宣言。 2003.12.5 ・ICPOからの全世界同時特別生中継と銘打たれたテレビ放送の最中に、死刑囚のリンド=L=テイラーが心臓麻痺で死亡する。 2003.12.8 ・刑務所内の犯罪者23名が1時間おきに死亡。 2003.12.9 ・前日につづき、所内の犯罪者23名が1時間おきに死亡。 2003.12.10 ・L、キラ(夜神月)の警察情報のリークを確信する。 2003.12.11 ・夜神月、デスノートの隠し場所に二重底を作る。 2003.12.14 ・FBI捜査官12名がキラ捜査のために日本に入国。 2003.12.18 ・レイ=ペンバーが夜神月の監視を始める。 2003.12.19 ・リューク、夜神月に目の取引を持ちかける。月はこれを拒否。 服役中の連続放火犯・白身正亜希が、刑務所内の壁に自分の指を切った血で「丸の中に星を描いたような物」を残したのち、午後6時に心臓麻痺で死亡。 服役中の凶悪犯・矢田中剣が、「えるしっているか」のメッセージを残し、午後6時に心臓麻痺で死亡。 服役中の凶悪犯・世田多三吉が牢を脱走し、30メートル先の職員用トイレに駆け込んだのち、午後6時に心臓麻痺で死亡。 2003.12.20 ・指名手配中の連続強盗殺人犯・中岡字松四郎が、コンビニにナイフを持って押し入るも、逆に店員に刺され、午前1時30分、出血多量で死亡する。 夜神月とレイ=ペンバーの乗ったスペースランド行きのバスが、指名手配中の麻薬常習犯・恐田奇一郎にジャックされる。レイ、その過程で、やむを得ず月にFBIのIDを提示。 「この世のものとは思えぬ恐ろしい幻影」を見た恐田奇一郎がバスから飛び降りたところで、午前11時45分、事故に遭い死亡する。 服役中の凶悪犯が「死神は」のメッセージを残し死亡。 2003.12.27 ・夜神月、レイ=ペンバーに「キラ」として接触。同日、レイを含めたFBI捜査官12名全員が心臓麻痺で死亡する。これにより、FBIは日本からの撤退を決意。 婦女暴行犯の盗見米吾郎が心臓麻痺で死亡。 2003.12.28 ・服役中の凶悪犯が「りんごしかたべない」のメッセージを残し死亡。 2003.12.31 ・凶悪犯連続殺人特別捜査本部が事実上の組織解体。夜神総一郎局長以下5名の新たなメンバーでキラ事件の捜査に挑むことに。 Lと夜神総一郎らが帝東ホテルの一室で初めての対面。 2004.1.1 ・南空ナオミ、キラ事件の捜査本部に直談判を決め込むも願いかなわず。その場に居合わせた夜神月に相談を持ちかける。 午後1時25分、南空ナオミが「人に迷惑がかからぬ様、自分の考えられる最大限の、遺体の発見されない自殺の仕方だけを考え行動し、 48時間以内に実行し死亡」。 2004.1.5 ・南空ナオミの母親からLの元にナオミ失踪の連絡が入る。 L、夜神局長宅と北村次長宅に盗聴器と監視カメラの設置を決断。 2004.1.8 ・夜神局長宅と北村次長宅に盗聴器と監視カメラが設置される。 午後7時20分すぎ頃、Lの指示でテレビ局各局から「キラ事件に対し1500人の捜査員導入」の偽テロップが流される。 午後9時のニュースで初めて報道された横領容疑の銀行員が取調べ中に、ひったくり犯が留置場でそれぞれ心臓麻痺で死亡。 2004.1.12 ・夜神局長宅と北村次長宅に設置されていた盗聴器と監視カメラが撤去される。 2004.1.17 ・平成16年度大学入試センター試験、第一日目。東応大学の試験会場で夜神月とLが初の対面を果たす。 Lは「流河旱樹」の名前で受験。 2004.1.28 ・弥海砂、「エイティーン3月号」にてモデルデビュー。 2004.2.2 ・弥海砂の両親殺しの犯人が死亡する。 2004.2.25 頃 ・平成16年度東応大学入学試験、二次試験・前期日程。 2004.3.12 ・弥海砂、夜道でナイフを持ったストーカー男に襲われる。直後、男はなぜか突然刺すことを止め、数分後に心臓麻痺で死亡する。 ジェラス、人間の寿命を延ばす目的でデスノートを使用したために死亡。ジェラスが残したデスノートの所有権は、その場に居合わせたレムに渡る。 2004.3.10 頃 ・夜神月とLが、共に全教科満点の成績で東応大学に合格。 2004.3.20 ・レム、人間界に降り立ち、弥海砂と出会う。ジェラスよりのデスノートの所有権は海砂に渡る。 2004.3 下旬 ・弥海砂、オカルト好きな友人の指紋を多数採取することに成功。 2004.4.2 ・弥海砂上京。 2004.4.5 ・平成16年度東応大学入学式。夜神月と流河旱樹(L)の2人が新入生代表挨拶を執り行う。式閉幕後、流河が月に「私はLです」と名乗り出る。 2004.4.7 ・夜神月とLの「親睦のテニス」。ゲームカウント6-4で月が接戦を制する。 夜神総一郎が心臓発作で倒れ、入院。 2004.4.14 ・さくらTVの出目川ディレクターのもとに「キラ」から4本のビデオテープが届けられる。 2004.4.18 ・午後5時59分、さくらTVで「キラからのメッセージ」(ビデオ(2))がリアルタイムで放映され始める。その予告どおりに、午後6時ちょうど、太陽テレビのメインキャスター・日々間数彦が心臓麻痺で死亡。時を同じくして、チャンネル24のニュース番組に生出演中のコメンテイターが心臓麻痺で死亡。 午後6時20分すぎ頃、さくらTVに乗り込もうとしていた宇生田広数が心臓麻痺で死亡する。 病院を抜け出した夜神総一郎が護送車でさくらTVに突入する。のち、「キラ」から送られてきたビデオテープの放映を中止させ、テープその他すべての押収に成功。 2004.4.22 ・午後6時10分、Lの指示でさくらTVがビデオ(4)を放映。これにより、「キラ」に対して「ノー」の返事が示されることに。 2004.4.23 ・各国の首脳がLにテレビ出演を要請。 夜神月、Lの要請を受けキラ事件の捜査本部に加わる。月&L、「第二のキラ」の存在を指摘。 さくらTVで、捜査本部捏造による「真のキラからのメッセージ」が放送される。 2004.4.25 ・第二のキラ(弥海砂)からさくらTVに再びメッセージ入りのビデオが届く。「死神」という言葉に驚愕したLが椅子から転がり落ちる。 捜査本部から二度目の返事が示された同じ日の夜、第二のキラより日記付きのビデオが届く。「5月22日 友人と青山で待合せ。ノートを見せ合う。」「5月24日 友人と渋谷で待合せ。今年の夏用の服を数点買う。」 2004.5.12 ・第二のキラ(弥海砂)から捜査本部に意味深な日記が届く。 2004.5.22 ・夜神月&松田桃太、青山で、特に「ノートを持った者」に焦点を当てた極秘の捜査を敢行するも、確固たる成果なし。弥海砂、「死神の目」の力によりキラ(月)の特定に成功。 2004.5.24 ・夜神月&松田桃太、渋谷で、特に洋品店に焦点を当てた極秘の捜査を敢行するも、確固たる成果なし。 2004.5.25 ・1ヶ月ぶりに第二のキラ(弥海砂)からさくらTVにメッセージ入りのビデオが届く。同日午後8時55分、テレビを通じて捜査本部より第二のキラに、司法取引が持ちかけられる。 弥海砂、夜神家に直接赴き、夜神月に自ら名乗り出る。月、海砂のデスノートを譲渡(貸与)されたのち、海砂と恋人の契約を結ぶ。 模木完造、Lからの指示で夜神月の監視をはじめる。 2004.5.26 ・夜神粧裕が弥海砂をネタに兄・月をゆすろうとする恐喝事件が発生?(被害総額は5000円) 2004.5.27 ・夜神月、この頃から、弥海砂以外の複数の女性(高田清美、シホ、エミ)と付き合いはじめる。月と弥海砂の接触を模木が目撃する。 第二のキラ(弥海砂)からさくらTVに最後のビデオが送られる。 L、夜神月に友達宣言。 レム、弥海砂(夜神月)からのL殺害依頼を承諾。 2004.5.28 ・東応大学キャンパス内で、夜神月・L・弥海砂の3人が初めて一緒に顔を合わせる。海砂、「死神の目」の力によりLの本名を知ることに成功するも、直後、第二のキラ容疑で身柄を拘束される(公的にはマネージャーの薬物所持容疑での任意同行)。 手足を縛られ監禁された弥海砂への尋問が続く。 2004.5.31 ・弥海砂、デスノートの所有権を放棄したことにより、デスノートに関するいっさいの記憶を失う。自動的に海砂(ジェラス)のデスノートの所有権は夜神月に渡る。 2004.6.1 ・夜神月、弥海砂よりのデスノートの所有権を放棄する(この時点では、リュークよりのデスノートを所有しているため、記憶は消えない)。のち、Lの元に投身。手足を縛られ、牢に監禁される。 夜神総一郎が自ら志願して監禁されることに。 2004.6.7 ・【夜神月ら監禁7日目】夜神月、リュークよりのデスノートの所有権を放棄する。これにより、デスノートに関するいっさいの記憶を失うことに。 2004.6.14 ・【夜神月ら監禁14日目】レムが新たな人物(ヨツバキラ)にリュークよりのデスノートを手渡す。この日から、ヨツバキラにより犯罪者裁きが再開されるとともに、ヨツバグループにとって邪魔な人間が裁かれていくことに。 2004.6.18 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.6.19 ・足元公太郎が交通事故で死亡する。 2004.6.25 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.6.26 ・谷観剣次が交通事故で死亡する。 2004.6.27 ・赤丸商事の開発企画部長・田三八六平が心臓麻痺で死亡する。 2004.7.2 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 青井物産のシステム統合部次長・青井幸時が心臓麻痺で死亡する。 2004.7.4 ・加輪島達矢が交通事故で死亡する。 2004.7.9 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.7.16 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.7.20 ・【夜神月ら監禁50日目】夜神総一郎が釈放される。 2004.7.23 ・【夜神月ら監禁53日目】夜神月と弥海砂が釈放される。以後、月はLと手錠で繋がれた状態で24時間行動を共にすることに、海砂は別室でモニターの監視下に置かれることになる。 松田桃太が弥海砂のマネージャーに就任(名前は「松井太郎」)。 ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.7.30 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 元ヨツバグループ会長の森矢竹吉が心臓麻痺で死亡する。 2004.8.1 ・地上23階、地下2階、屋上に2台のヘリを格納した高層ビルへ対キラ捜査本部の拠点を移動。以後、捜査員は、基本的にこのビルで寝食ならびに捜査を共にすることになる。 2004.8.2 ・夜神月とLが初めての大ゲンカ(「一回は一回」)。 弥海砂が「エイティーン」読者投票にて1位を獲得との連絡が入る。 2004.8.2 ・弥海砂、西中監督作品に主演決定発表。 2004.8.6 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.8.13 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.8.20 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.8.27 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.9.3 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.9.7 ・大友銀行取締役の山込田時男が贈賄容疑で警察から事情聴取を受ける。 2004.9.10 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 大友銀行飯田橋支店長・矢位部巡一が、自宅階段で足を滑らせ転落。打ち所が悪く死亡する。 2004.9.17 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 2004.9.24 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。「贈賄でキラに裁かせる」というアイデアが新たに立案され、採用される。 2004.10.1 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。 夜神月がヨツバグループの不自然な成長に目をつける。 2004.10.2 ・夜神総一郎、上司より辞職勧告を受ける。総一郎のほか、松田桃太、模木完造の3名が警察庁に辞表を提出。 相沢周市がキラ事件の捜査本部を離れる。 2004.10.7 ・Lからの要請を受け、アイバーとウエディがキラ事件の捜査に加わる。 2004.10.8 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。独断でヨツバグループ東京本社に潜入した松田桃太が、会議の内容を盗み聞きすることに成功するも捕まり、メンバーから尋問を受けることに。 ヨツバグループの8人を招いて弥海砂のマンション(=捜査本部ビル)にて開かれた、ヨシダプロダクション主催の「スペシャル接待」の最中に、弥海砂のマネージャーの松井太郎(松田)が高層マンションのベランダから落下。救急車で運ばれる。 2004.10.9 ・「松井太郎転落死」の記事が新聞に掲載される。弥海砂の後任のマネージャーに、模木完造が就任(名前は「模地幹市」)。 2004.10.12 ・ヨツバグループの樹多正彦の元に探偵エラルド=コイル(アイバー)から連絡が入る。 ヨツバグループ臨時会議。コイルへの多額の支払いを決定。同会議内において、葉鳥新義が殺人会議からの脱退を表明する。 2004.10.13 ・ヨツバグループの葉鳥新義が死亡する。死因は不明。 ウエディがヨツバグループ東京本社に潜入し、会議室に盗聴器と監視カメラを設置。 2004.10.15 ・ヨツバグループ定例会議(=殺人会議)。夜神月、Lの名前で奈南川零司に電話で交渉を持ちかける。 L、夜神月に引きつづき弥海砂とも友達になる。 2004.10.21 ・ヨツバグループ臨時会議。コイルに同席を要請。 2004.10.22 ・弥海砂、L大監督の下で面接指導を受ける。 2004.10.24 ・模木完造、「体育会系の元気いっぱいマネージャー」として生まれ変わる。 弥海砂、ヨツバグループの広告採用面接に臨む。面接者は、紙村、火口、三堂、尾々井と、宣伝部専属アドバイザーのジョン=ウォレス(アイバー)。 レム、ヨツバグループ東京本社内のトイレで、弥海砂にデスノートの切れ端を触れさせ、自分の姿や声を認知できるようにさせることに成功。のち、海砂はヨツバキラの正体を知ることに。 2004.10.25 ・弥海砂、ナース服で火口卿介とドライブ。 大手サラ金会社社長の金欲銀造が心臓麻痺で死亡する。これ以降、3日間、キラによる犯罪者殺しがストップ。 L、弥海砂の手に入れた証拠から、火口卿介をヨツバキラと断定。 2004.10.28 ・三堂宅で、三堂・紙村・奈南川の密談が行われる。 さくらTVで捜査本部プロデュースによるキラ特番が放送されると同時に、火口卿介捕獲作戦がスタート。 火口卿介、レムと「死神の目の取引」を交わす。 捜査本部は車で逃走を続けていた火口卿介を逮捕。デスノートの存在が捜査本部側に知れることに。 夜神月がデスノートの記憶を取り戻す。 火口卿介が心臓麻痺で死亡する。 2004.10.30 ・弥海砂の監視が解かれる。 2004.11.4 ・弥海砂、デスノートの記憶を取り戻す。のち、リュークと「死神の目の取引」を交わす。 2004.11.5 ・ワタリとLが心臓麻痺で死亡する。 レム、人間の寿命を延ばす目的でデスノートを使用したために死亡。レムが残したデスノートの所有権は、次に手にした夜神月に渡る。 2004.12.5頃 ・ロジャー=ラヴィーより、メロ&ニアにLの死亡が告げられる。その直後、メロがロジャーらに別れを告げ、ワイミーズハウスから出て行く。 メロに続く形で、ニアもロジャーたちの元を去る。 2005.1.10 ・ウエディがバイク運転操作を誤り事故死する。 2005.4.7 ・アイバーがパリ郊外の病院で肝臓癌で死亡する。 2005.4.10 ・ヨツバグループ社員の尾々井剛、樹多正彦、紙村英、鷹橋鋭一、奈南川零司、三堂芯吾ら6人が心臓麻痺で死亡する。 2005.5.1 ・L(夜神月)、全警察・マスコミに、犯罪者については写真や映像・名前なしでの報道を試みるよう提案。2週間後にはほぼ全世界でこれを実施。 中略 2008.Spring ・メロがロッド=ロスらの犯罪組織に加入する。 2009.3.5 ・ニアが単独で3年以上調査したキラ事件資料を持ち、 FBI長官とともにアメリカ合衆国大統領に接見。 2009.3.12 ・アメリカ合衆国は、Lと繋がりを持たない独自のキラ対策機関SPKを創設。メンバーは、FBI・CIA捜査官を中心に抜擢した人員にニアを加えた少数精鋭。 2009.4.1 ・夜神月、警察庁に入庁。情報通信局情報管理課に配属となる。 2009.Summer ・キラによる犯罪者裁きがさらに勢いを増す一方で、キラを認めると表明する国までもが出現する。キラが法となる暗黒の時代へ世界が収束しはじめる。 2009.10.12 ・多貴村管一警察庁長官がメロら犯罪組織に誘拐される。 2009.10.14 ・日本警察にメロら犯罪組織から誘拐電話が入る。 2009.10.15 ・SPKのラリー=コナーズが日本警察に接触。 SPKは多貴村管一警察庁長官の誘拐事件への協力を表明。 多貴村管一警察庁長官が自殺する。 夜神粧裕がメロら犯罪組織に誘拐される。日本警察(夜神総一郎)が保管していたデスノートは、人質と交換する形でメロたちの手に渡ることに。 SPKの捜査員の多くが心臓麻痺や自殺により死亡。 L(夜神月)、SPKと情報を交換しあうことで提携を結ぶ。 2009.10.17 ・松田と相沢がワイミーズハウス訪問の旅から帰国。夜神月、SPKのNをニアと断定。 2009.10.18 ・夜神総一郎の元にメロから脅迫電話が入る。 アメリカ合衆国大統領の元にメロから脅迫電話が入る。 L(夜神月)の元にアメリカ合衆国大統領から直通の電話が入る。 弥海砂、死神の目の力により、メロ側のデスノートの現所有者がジャック=ネイロンであることを突き止める。 2009.10.22頃 ・ジャック=ネイロン、現在組織が活動拠点としている住所を記した封書の手紙を「Amone Misha」宛に出す。 2009.10.27 ・L(夜神月)&アメリカ合衆国大統領デイビット=ホープ主導によるデスノート奪還作戦が実行に移されるも、死神シドウの防衛に見舞われ、失敗に終わる。 デイビット=ホープが死亡する。 2009.10.29 ・キラ(弥海砂)から夜神総一郎の元に電話が入る。 2009.11.1 ・日本警察捜査本部にデスノートが届けられる。 2009.11.7 ・グレッグ=パーカーが同じ銘柄のチョコを大量に箱買い。 2009.11.10 ・夜神総一郎がリュークと「死神の目の取引」を交わす。 午後11時59分、ロッド=ロスやジャック=ネイロンらを含むアメリカ中のほぼすべてのマフィアが心臓麻痺で死亡する。 日本警察捜査本部主導によるデスノート奪還作戦がスタート。 2009.11.11 ・夜神総一郎、死神の目の力によりメロの本名を知ることに成功するも、その直後、銃弾に倒れる。メロはアジトを爆破し、逃亡。 日本警察捜査本部の面々が見守る中、搬送先の病院で夜神総一郎が死亡する。メロたちから取り戻したデスノートは元持ち主の死神シドウに返されることに。 中略 2009.12.31 ・弥海砂と模木完造がSPKに身柄を拘束される。 魅上照の尾行を続けていたステファン=ジェバンニが、魅上の所有するデスノート(偽物)への接触に成功する。 2010.1.7 ・ステファン=ジェバンニが魅上照の所有するデスノート(偽物)の全ページの写真撮影に成功。 2010.1.21 ・ステファン=ジェバンニが魅上照の所有するデスノート(偽物)の一部差し替えに成功する。 2010.1.23 ・魅上照から高田清美を通じてキラ(夜神月)の元に「確認」の合図が送られる。 2010.1.25 ・ニア率いるSPKメンバーとL(夜神月)率いる日本警察のメンバーが、直接会って話し合うことに同意。1月28日午後1時に横浜のYB倉庫で落ち合うことに。 高田清美がメロたちによって誘拐される。 2010.1.26 ・メロが心臓麻痺で死亡する。 高田清美、自分の身の周りの物、書いた物を燃やし、午後2時32分、焼身自殺。 ステファン=ジェバンニ、銀行の貸金庫に侵入し、魅上照の所有するデスノート(本物)の入手に成功。 2010.1.27 ・ステファン=ジェバンニ、魅上照の所有するデスノート(本物)の複製を一晩で作成し、すり替えに成功する。 2010.1.28 ・午後1時、ニア率いるSPKメンバーとL(夜神月)率いる日本警察のメンバーが横浜のYB倉庫で初対面を果たす。 夜神月が心臓麻痺で死亡する。 2010.2.7 ・魅上照が獄中で発狂死する。 2010.2.14 ・弥海砂が自殺する。 中略 2011.1.28 ・L(ニア)の招集で日本警察のメンバーが捜査本部に集結。
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アスド大陸 最初の大陸。出てくる相手は基本的に物理攻撃系しかいないため、物理免疫キャラブラックローズ、スニッパー、ニア、ルリ、デロンズ、リー、白龍などを入れておけば時間経過はするかもしれませんが負けることはほぼありません。 安定させるためには、アリスやルーシーなどの回復、異常回復持ちキャラを入れるようにすると即死対策にもなります。陣形の問題上火力キャラは後ろにしがちですが、古の塔などで相手に負けてしまうような場合は物理免疫系キャラを前に置くようにすると安定するかもしれません。 月光の島 アスド大陸上級クリア後に解放されるエリア。ここからは魔法キャラのデイジーなどが出現し、回復キャラも出てくるので難易度が上がります。ジェーンなどは全体攻撃に対する免疫があるので、ルリなどの4体攻撃などで対応していきましょう。また、パーティー構成も、アラゴンや風燕、ユリなどバフやデバフを考えて作って行くようにしましょう。また、8-15ではエースのドロップ報告もあるので、暇な人は周回してみては。(300周回って出ないなど、都市伝説レベルですが確かに出るようです) 果てなき城壁 ここからは風燕を始めとした魔法キャラが沢山出てきます。安定させるにはエスパーダなどの魔法ダメージカットキャラクターと、火力系キャラクター、回復キャラクターを入れることが大事になってきます。また、バフ消しをもつ白龍なども出てくるのであまりターン制バフには依存しないようにしましょう。一体一体倒して安定させるなら、チンタオなどの気絶免疫にもなるジークを入れるようにするといいかもしれません。 名前 コメント
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【パステルくんだっていろいろチェンジ!】 【POP’N STORIES~あきのひの森のなか~】 制作コメント キャラクター 関連リンク なになに?パステルくんがポップンに遊びに来る? わ~い!!それならあれもこれも用意して ピンポーン♪ あ!来た来た、ようこそ!! まずはコレでしょ。 すぽん。わぁ似合う~ 次はコレで、その次はこっち…すぽんすぽん。 ということでこんな風になったそうです。。。 ポップンミュージック ラピストリアのポップンミュージックカード第1弾に登場したレアカード。 パステルくんがいろんなキャラクターのコスプレをしている。 前作SunnyParkのポップルを思い出す人もいるのでは。 当初パステルくん自体はポップン本編において一部キャラのサブ的な位置付けでの登場だったが、ポップンミュージック うさぎと猫と少年の夢で晴れてプレイヤーキャラとして使えるようになった。 +... 制作コメント こんにちは!tef * tefです。まさかポップンキャラクターになりきるパステルくんを描かせてもらえるとはっ…!Bくんのきぐるみがなかなか脱げなくてQrispyさんに手伝ってもらったりごくそつくんの表情を作るのに必死だったり実験よりドーナツ食べることで頭がいっぱいなパステルくんを想像しながら描きました!皆さんはどのパステルくんが好きですか?tef * tef キャラクター パステルくん ※コスプレしているキャラクター(上から順に) ハジメ(16) ポエット(SunnyPark) たぬちよ ごくそつくん タイマー(16) ビーくん ニア(SunnyPark) マナ ししゃも ルート@超ドー研 関連リンク REFLEC BEAT tef*tef#? レアカード ポップンミュージックカード/ポップンラピストリア/Vol.1 カードリスト(ポップンミュージックカード)