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「これはどうなんだ……?という超個性的な制服をデザインしようという企画」。 未着色のデザイン画のみでもOK。 いくつ投稿しても良いが、投稿イラスト1枚につき1デザイン。 参加作は「描いてもいいのよ」扱い。 企画主 It 企画告知イラスト pixivトンデモ制服名鑑 開催期間 2008.7.2〜無期限 代表タグ pixivトンデモ制服名鑑 企画目録 公式使用タグ pixivトンデモ制服名鑑 トンデモ制服描いてみた - 「描いてみた」のみ独自タグを設定 参考タグ 制服 セーラー服 参加作から
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- 『トンデモ一行知識の世界』をもっと楽しく読み込むためのガイド P001:ジャイアント馬場の足は本当は ……(→トンデモない OLD) P001:コントラバスは妖怪的提琴 ……(→トンデモない OLD) P008:人間は無用な知識の数が増える ……(→トンデモない OLD) P011:マウスの移動距離の単位を ……(→トンデモない OLD) P018:"博士"の正しい読みはハカセだが ……(→トンデモない OLD) P018:バドワイザーはチェコのビールで ……(→トンデモない OLD) P018:スーパーマンが空を飛ぶときの ……(→トンデモない OLD) P018:コウモリの飛ぶ速さは ……(→トンデモない OLD) P020:ニッポン放送は当初、昼間は ……(→トンデモない OLD) P020:ニッポン放送は当初、昼間は ……(→トンデモない OLD) P020:クジャクが神格化されて ……(→トンデモない OLD) P021:旧「新潟県」と「柏崎県」が ……(→トンデモない OLD) P021:旧「新潟県」と「柏崎県」が ……(→トンデモない OLD) P021:ファーブル昆虫記が始めて翻訳 ……(→トンデモない OLD) P022:南海ホークスは創立当初の名が ……(→トンデモない OLD) P022:牛耳る、という言葉は ……(→トンデモない OLD) P023:日本猿にはボスがいない ……(→トンデモない OLD) P023:吸血鬼の死体の左目は ……(→トンデモない OLD) P023:吸血鬼の死体の左目は ……(→トンデモない OLD) P024:宗教改革のマルティン・ルター ……(→トンデモない OLD) P024:宗教改革のマルティン・ルター ……(→トンデモない OLD) P024:最初の使い捨てカイロは ……(→トンデモない OLD) P024:最初の使い捨てカイロは ……(→トンデモない OLD) P024:キリストを裏切ったユダが ……(→トンデモない OLD) P025:ルーマニア語で「あなた」は ……(→トンデモない OLD) P025:サッポロ一番は「サンヨー ……(→トンデモない OLD) P025:雄ライオンの一日のセックス ……(→トンデモない OLD) P026:大阪弁の「わや」は「旺惑」と ……(→トンデモない OLD) P026:総武線亀戸駅にある歩道橋は ……(→トンデモない OLD) P026:ストロング金剛は前座時代 ……(→トンデモない OLD) P027:「狂犬病」という病気は ……(→トンデモない OLD) P027:パンダの学名は“エイル ……(→トンデモない OLD) P027:「士」という字は勃起 ……(→トンデモない OLD) P028:イギリス人はコンドームの ……(→トンデモない OLD) P028:フランス人はコンドームの ……(→トンデモない OLD) P029:宇部にはセメントもなか」 ……(→トンデモない OLD) P030:ハンペンは駿河の半平と ……(→トンデモない OLD) P031:ロータス社の創業者は ……(→トンデモない OLD) P032:リンカーンの秘書はケネディ ……(→トンデモない OLD) P033:ガソリンはもともと ……(→トンデモない OLD) P033:ガソリンはもともと ……(→トンデモない OLD) P033:間違いを排斥するな ……(→唐沢俊一検証blog) P034:マツダ自動車のマツダの綴り ……(→トンデモない OLD) P035:君が代には2番がある。 ……(→トンデモない OLD) P035:アイスクリームに入れる ……(→トンデモない OLD) P035:シラノ・ド・ベルジュラック ……(→トンデモない OLD) P036:ノーベルは晩年、狭心症を ……(→トンデモない OLD) P036:猫が怒るとフーッと息を吐く ……(→トンデモない OLD) P037:三国時代の劉備は、死に際に ……(→トンデモない OLD) P038:猫の語源説のひとつに ……(→トンデモない OLD) P038:不倫や近親相姦が燃えるのは ……(→トンデモない OLD) P039:総武線亀戸駅にある歩道橋は ……(→トンデモない OLD) P039:オウムガイは十種類の ……(→トンデモない OLD) P040:夜のお菓子 うなぎパイ ……(→トンデモない OLD) P041:バヌアツ共和国の現在の首相の ……(→トンデモない OLD) P041:バヌアツ共和国の現在の首相の ……(→トンデモない OLD) P041:バヌアツ共和国の現在の首相の ……(→トンデモない OLD) P041:イルカもマスターベーション ……(→トンデモない OLD) P042:大阪のオフィス街に ……(→トンデモない OLD) P043:ディラミスはイタリア語で ……(→トンデモない OLD) P043:「ハゲに悪人はいない」と ……(→トンデモない OLD) P043:「ハゲに悪人はいない」と ……(→トンデモない OLD) P043:カルビー「かっぱえびせん」の ……(→トンデモない OLD) P043:カルビー「かっぱえびせん」の ……(→トンデモない OLD) P043:グミキャンデーの『グミ』は ……(→トンデモない OLD) P044:西暦二〇〇一年一月一日は月 ……(→トンデモない OLD) P044:コペンハーゲンの人魚姫の ……(→トンデモない OLD) P045:ライオンズのマークは ……(→トンデモない OLD) P045:泉鏡花がデビューしたとき ……(→トンデモない OLD) P046:モーテルズの『Shame』という ……(→トンデモない OLD) P046:白系ロシア人とは ……(→トンデモない OLD) P047:タケノコのエグ味の成分は ……(→トンデモない OLD) P048:カバの肉はあらゆる動物の ……(→トンデモない OLD) P048:導電率の単位「モー」は ……(→トンデモない OLD) P048:ロシア軍がナポレオン軍を撃破 ……(→トンデモない OLD) P049:パーソナル・ハンディホン・ ……(→トンデモない OLD) P050:ラムネのビンの中には栓用の ……(→トンデモない OLD) P050:映画『2001年宇宙の旅』に ……(→トンデモない OLD) P050:映画『2001年宇宙の旅』に ……(→トンデモない OLD) P050:明治天皇、手塚治虫、ゴジラ ……(→トンデモない OLD) P050:オウム真理教のホーリーネーム ……(→トンデモない OLD) P050:宝石の重さを量る単位 ……(→トンデモない OLD) P050:マリリン・モンローのBWH ……(→トンデモない OLD) P051:二代目三遊亭円歌は電車の中 ……(→トンデモない OLD) P051:駅は頭から読むと五七五七七 ……(→トンデモない OLD) P052:プルーストの『失われた時を ……(→トンデモない OLD) P052:プルーストの『失われた時を ……(→トンデモない OLD) P052:JRの山手線とは、 ……(→トンデモない OLD) P052:サウジアラビアの国旗 ……(→トンデモない OLD) P053:結婚式でよく使われる ……(→トンデモない OLD) P053:杉田玄白の『蘭学事始』で ……(→トンデモない OLD) P053:ラジオ体操の伴奏音楽の作曲者 ……(→トンデモない OLD) P053:『はじめての一太郎』などの ……(→トンデモない OLD) P055:ゼロ戦は大戦初期にはゼロ・フ ……(→トンデモない OLD) P058:ゴキブリを主人公にした ……(→トンデモない OLD) P058:ゴキブリの語源は御器かぶり ……(→トンデモない OLD) P058:何かゴキブリに対する恐怖 ……(→トンデモない OLD) P059:メキシコの踊り「ラ・クカラ ……(→トンデモない OLD) P060:英語のコックローチもクカラ ……(→トンデモない OLD) P060:このゴキブリというやつは ……(→トンデモない OLD) P061:タンポポはフランス語で ……(→トンデモない OLD) P064:広東語ではアイスクリーム5つ ……(→トンデモない OLD) P064:外国人に見せるとヤバい名前 ……(→トンデモない OLD) P064:エビはロシア語で女性器 ……(→トンデモない OLD) P066:数学者のポアンカレは、 ……(→トンデモない OLD) P066:へべれけの語源説のひとつに、 ……(→トンデモない OLD) P066:甘茶でかっぽれとは ……(→唐沢俊一検証blog) P066:甘茶でかっぽれとは ……(→トンデモない OLD) P066:花子は乞食という意味になる ……(→トンデモない OLD) P066:九州では、ウンコのことを ……(→トンデモない OLD) P067:もちろん、「ボボ」とは ……(→トンデモない OLD) P067:もちろん、「ボボ」とは ……(→トンデモない OLD) P068:モンゴルでは羊を ……(→唐沢俊一検証blog) P069:交通信号の変わる順番は青→ ……(→トンデモない OLD) P069:あの鍋が山型をした独特の形 ……(→トンデモない OLD) P070:人間国宝の定員は七十人 ……(→トンデモない OLD) P073:イギリス王国の紋章に ……(→トンデモない OLD) P073:A型の血は甘いので ……(→トンデモない OLD) P075:「かぶれる」も「かゆい」も ……(→トンデモない OLD) P075:「かぶれる」も「かゆい」も ……(→トンデモない OLD) P075:江戸時代、蚊は江東に住む ……(→トンデモない OLD) P075:江戸時代、蚊は江東に住む ……(→トンデモない OLD) P076:人間の鼓膜は水素原子の ……(→トンデモない OLD) P076:人間の鼓膜は水素原子の ……(→トンデモない OLD) P077:ナチスドイツのミサイル ……(→トンデモない OLD) P078:カンヅメはナポレオンが ……(→トンデモない OLD) P079:ナポレオンとマーガリン ……(→トンデモない OLD) P079:ナポレオンがロシア遠征 ……(→トンデモない OLD) P080:メリメの小説で有名なカルメン ……(→トンデモない OLD) P081:“瑞摩憶測”の瑞摩は ……(→トンデモない OLD) P081:保存食、救慌食が珍味まで ……(→トンデモない OLD) P082:カンに入っている限り ……(→トンデモない OLD) P082:カンキリはカンヅメに遅れる ……(→トンデモない OLD) P082:普通、哺乳類の頸椎は七つで ……(→トンデモない OLD) P082:滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』 ……(→トンデモない OLD) P083:「母をたずねて三千里」の原題 ……(→トンデモない OLD) P085:営団地下鉄銀座線は、当初 ……(→トンデモない OLD) P086:ソープランドの法律上の ……(→トンデモない OLD) P087:モンテーニュは本当は ……(→トンデモない OLD) P090:古代日本ではセックスは ……(→トンデモない OLD) P091:日本最古のポルノ絵画は ……(→トンデモない OLD) P092:シックスナインのことを相舐め ……(→トンデモない OLD) P093:イタリアでは目玉焼きのことを ……(→トンデモない OLD) P094:三十六の体位をヴィーナスの姿態 ……(→トンデモない OLD) P095:MCAのマークは男女の陰毛 ……(→トンデモない OLD) P096:ヘリコプターは回転翼航空機 ……(→トンデモない OLD) P097:大手書店「ジュンク堂」は ……(→トンデモない OLD) P098:ポコペンは“不殻本”と書き ……(→トンデモない OLD) P099:フランス人はパンでも男性器でも ……(→トンデモない OLD) P103:五月病ヒポコンデリー(うつ症) ……(→トンデモない OLD) P103:世界最初の切手発行国は ……(→トンデモない OLD) P103:不安定性人格障害の衝動型 ……(→トンデモない OLD) P104:渋滞の定義は「車のスピードが ……(→トンデモない OLD) P104:若い世代の自殺が増えている ……(→トンデモない OLD) P105:レオタードは十九世紀に ……(→トンデモない OLD) P106:利根川の古名は「坂東太郎」 ……(→トンデモない OLD) P107:一般に猫は水を嫌うが ……(→トンデモない OLD) P108:日本最初の喫茶店は、 ……(→トンデモない OLD) P109:漢字でもっとも長い地名は ……(→トンデモない OLD) P109:アンデルタール人とクロ ……(→トンデモない OLD) P109:日本最初の美人コンテストは ……(→トンデモない OLD) P110:駐在所と派出所の違いは ……(→トンデモない OLD) P113:世界中で一年間に豊胸手術を ……(→トンデモない OLD) P114:古代ローマでは二月末日が ……(→トンデモない OLD) P115:ラーメンにつきもののナルト ……(→トンデモない OLD) P116:「猿は人間より毛が三本 ……(→トンデモない OLD) P116:パロディのSAL8997 ……(→トンデモない OLD) P119:キリンの舌はとても長く ……(→トンデモない OLD) P119:逆立てる筋肉(立毛筋 ……(→トンデモない OLD) P120:世界最古の法律書「ハムラビ ……(→トンデモない OLD) P120:世界最古の法律書「ハムラビ ……(→トンデモない OLD) P120:アンポンタンは、フランス語の ……(→トンデモない OLD) P120:アンポンタンは、フランス語の ……(→トンデモない OLD) P121:江戸時代、キスのことを“呂の字”……(→トンデモない OLD) P122:普通の植物の成長は一分間 ……(→トンデモない OLD) P126:毎日3厘ずつ貯金、二十年後に ……(→トンデモない OLD) P126:ロスチャイルド家の家訓は ……(→トンデモない OLD) P127:南アフリカのあるダイヤ鉱山王 ……(→トンデモない OLD) P127:不動産事業で三十代にして億万 ……(→トンデモない OLD) P128:果物の汁を炭酸水で薄めた ……(→トンデモない OLD) P128:フランスの旧貴族のギイ男爵 ……(→トンデモない OLD) P128:飛行機のタイヤ王と呼ばれる ……(→トンデモない OLD) P129:果物の汁に砂糖と水を加えた ……(→トンデモない OLD) P129:フロリダ在住の女性億万長者 ……(→トンデモない OLD) P130:日本にコカ・コーラが登場 ……(→トンデモない OLD) P131:火星にも地震があることが ……(→トンデモない OLD) P132:世界一重い本はビルマにある ……(→トンデモない OLD) P132:世界一重い本はビルマにある ……(→トンデモない OLD) P132:ウグイス色は、実はメジロの ……(→トンデモない OLD) P132:モロッコにいるジャコウネコは ……(→トンデモない OLD) P136:象は一日に二時間眠るが ……(→トンデモない OLD) P136:同性愛の盛んだったのはクレタ島 ……(→トンデモない OLD) P136:ゲイたちの出会いの場 ……(→トンデモない OLD) P137:哲学者のロラン・バルトは ……(→トンデモない OLD) P137:ペニスはふくらんでおり ……(→トンデモない OLD) P138:「下腹部」という言葉が ……(→トンデモない OLD) P138:毛ズネもニキビもある現実 ……(→トンデモない OLD) P141:北極と南極では南極のほう ……(→トンデモない OLD) P142:日本語の「小便」「大便」を ……(→トンデモない OLD) P142:日本語の「小便」「大便」を ……(→トンデモない OLD) P143:アメリカの女学生は「便所」を ……(→トンデモない OLD) P144:世界最初の勲章は ……(→トンデモない OLD) P145:日本最初の勲章は ……(→トンデモない OLD) P147:フランスのポルノの傑作 ……(→トンデモない OLD) P148:千葉県と沖縄県には、標高五百 ……(→トンデモない OLD) P148:久生十蘭の小説に書かれている ……(→トンデモない OLD) P149:ビールをよく飲む国のベスト6は ……(→トンデモない OLD) P149:ニワトリは一日五十回セックス ……(→トンデモない OLD) P150:囚人の口に入れてねじを調節 ……(→トンデモない OLD) P151:囚人をベッドにくくりつけて ……(→トンデモない OLD) P155:南アフリカにいるゴールド ……(→トンデモない OLD) P155:かの大予言者ノストラダムス ……(→トンデモない OLD) P157:彼は生まれつきのホモで女装趣味 ……(→トンデモない OLD) P159:アメリカの州の中にはオナニ ……(→トンデモない OLD) P160:焼酎の表示で「焼酎甲類」は ……(→トンデモない OLD) P162:ダッチ・ワイフの「ダッチ」は ……(→トンデモない OLD) P163:イギリスの墓掘り人夫アル ……(→トンデモない OLD) P165:ウォルト・ディズニーのマンガ ……(→トンデモない OLD) P167:ワシントンの“110番”は(444) ……(→トンデモない OLD) P167:ワシントンの“110番”は(444) ……(→トンデモない OLD) P169:女性用のトイレが男性用の ……(→トンデモない OLD) P170:尾崎紅葉の弟子は樋口一葉や ……(→トンデモない OLD) P171:紀元前十七世紀のエジプト ……(→トンデモない OLD) P180:ラムネのビンは徳川玉吉が ……(→トンデモない OLD) P184:健康食としてシラミを食べて ……(→トンデモない OLD) P184:健康食としてシラミを食べて ……(→トンデモない OLD) P185:アリが分泌するギ酸が強精剤 ……(→トンデモない OLD) P185:白ヘビはアオダイショウの ……(→トンデモない OLD) P185:扁桃腺にナメクジが効く ……(→トンデモない OLD) P186:鳩パックというのをやって ……(→トンデモない OLD) P186:喘息にはカエルが効く ……(→トンデモない OLD) P186:ニワトリの血を血管に直接注射 ……(→トンデモない OLD) P186:牛の生き血を飲むのが健康法 ……(→トンデモない OLD) P186:三時間ごとに鳴く三時間鳥 ……(→トンデモない OLD) P187:人間の目は0.003秒よりも ……(→トンデモない OLD) P189:メスのミヤコドリに鏡 ……(→トンデモない OLD) P190:中国の銅銭を大量に輸入して ……(→トンデモない OLD) P191:オブラートをください ……(→トンデモない OLD) P192:レズビアンはお互いに擦淫し ……(→トンデモない OLD) P193:イワシの語源は「ヨワシ ……(→トンデモない OLD) P194:フランスの作家兼印刷屋 ……(→トンデモない OLD) P195:成分は一般のうがい薬に含まれる ……(→トンデモない OLD) P196:人間の皮で表紙を作った人皮装丁本……(→トンデモない OLD) P197:マダガスカル島にいるキツネ ……(→トンデモない OLD) P197:マダガスカル島にいるキツネ ……(→トンデモない OLD) P200:昭和三十六年に、全ページ ……(→トンデモない OLD) P203:ツメを強力な武器にする ……(→トンデモない OLD) P203:頭のよくなるクスリは ……(→トンデモない OLD) P205:「いろは四十八文字」「豆腐」 ……(→トンデモない OLD) P206:イギリスの動物学者の著した ……(→トンデモない OLD) P209:表題の一行知識はフランスの ……(→トンデモない OLD) P209:表題の一行知識はフランスの ……(→トンデモない OLD) P209:ラムネとサイダーは元は ……(→トンデモない OLD) P209:ラムネとサイダーは元は ……(→トンデモない OLD) P209:人間の体が病気や苦闘から ……(→トンデモない OLD) P210:人間は一日に六億のことを覚える ……(→トンデモない OLD) P211:キリスト教においては、人々は ……(→トンデモない OLD) P211:フランシス・ベーコン卿 ……(→トンデモない OLD) P212:富士の名はアイヌ語で火を表す ……(→トンデモない OLD) P216:ウクレレとはハワイ語で ……(→トンデモない OLD) P216:タイプライターの一番上 ……(→トンデモない OLD) P219:同じイギリス人の書いたもの ……(→トンデモない OLD)
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- 『トンデモ一行知識の逆襲』をもっと楽しく読み込むためのガイド P024:イースターの卵はかえるとウサギになる(→トンデモない OLD) とりあえず唐沢俊一は知らなかったみたいだけど、ウサギは卵生ではない。って、イースターエッグの意味を曲解しているみたいだ。昔の人だって別に、卵からかえるウサギの話を言い伝えたりはしなかった。イースターの卵は瞬きしないウサギが運んでくるって話とかはあるけど。 イースターエッグからウサギが産まれてくるとか言っているのは唐沢俊一だけじゃないかと。 P036:シナチクとメンマの差は製法の違い。竹を茹でたものがシナチク。蒸したものがメンマ。(→トンデモない OLD) 竹を茹でたり蒸したりしても食べるのは無理。 シナチクとメンマは同じもので、竹ではなく筍を蒸したり茹でたりしてから、発酵させたり乾燥させたりして作る。“シナ”という言葉への抵抗のため、最近はメンマという呼び方が一般的。 つまりシナチクとメンマは製法の違いではなく、別名というだけの扱い。そもそもメンマという呼び名は昭和20年代に松村秋水が日本でシナチク(支那竹)を発売する際に「麺の上に乗せる麻竹」という意味でメンマと名付けたもの。どっちも日本で考案された呼び名。 P043:半村良のペンネームはイーデス・ハンソンからとった。(→トンデモない OLD) 唐沢俊一本人も (信用度40%) などと書いて逃げを打っているが、実際にガセ。半村良が作家になる前にバーテンをしていた時に考え出したペンネームで、 名前を使い始めた 1962年時点ではイーデス・ハンソンというタレントは無名。 P047:宇野鴻一郎は推理ものを書くときは嵯峨島譲というペンネームになる(犯人を“さがしましょう)”。(→トンデモない OLD) 嵯峨島譲じゃあ「さがしまじょう」。正解は「嵯峨島昭」。 P058:都市銀行のトップは「頭取」。第二地方銀行、信託銀行のトップは「社長」。(→トンデモない OLD) 代表者が頭取を名乗るのは都市銀行、地方銀行、第二地方銀行の普通銀行。法律等で決まっているものでもなく慣習的なもので、かつて都市銀行である三井銀行のトップが「社長」を名乗っていたような例外もある。 P080:ロート製薬の「ロート」は、実験用の「漏斗」に由来する。(初版) P080:ロート製薬の「ロート」は、目薬に用いられる薬草「ロートコン」に由来する。(再版)(→トンデモない OLD) 再版の時に実験器具「漏斗」はガセだと気付いたようで、薬草の「ロートコン」に書き換えているが、残念ながらロート製薬の社名はロート製薬に大いに関わった眼科医界の権威・井上豊太郎博士の恩師ロートムンド博士の名前に由来している。とロート製薬のサイトにも書かれている。そして薬草「ロートコン」は目薬の成分では無く胃腸薬の成分として有名。 P083:レズビアンのことを明治時代は「トーハー」または「オメ」と呼んだ。(→トンデモない OLD) 唐沢俊一は元ネタの本に書かれたものを「とぉはぁ」と読んでしまったらしいが、実際には「ト一ハ一」で音引きの「-」ではなく、漢字の「一(いち)」。だから読み方は「といち、はいち」。というかネットで拾ったネタだと思う。もとは横書きのネット文章だったが、それを縦書きの書籍にした時に勘違いが発覚してしまったというもの。これは「上下」という漢字を分解した言葉遊び・隠語から来ている。「オメ」に関しては裏が取れないネタ。 P083:日清戦争で日本が清国から奪ったものは、賠償金、台湾、のほかに「白菜」がある(→トンデモない OLD) 日清戦争で白菜の味に感動した兵士が、種を持ち帰ったという話はあるが、奪ってきたという話は聞かない。(賠償金や台湾といっしょに並べるのも、シャレのつもりにしてもセンスが悪い)。 P110:カイワレ大根の正式名称は「大阪四十日」(→トンデモない OLD) “もやし”に大豆も小豆も緑豆もあるように、“カイワレ”は大根の双葉の総称。大阪四十日大根が商品化しやすいので、多くのカイワレはこれから作られている。“カイワレ大根の正式名称は「大阪四十日」”は、“モヤシの正式名称は「小豆」”と言うようなもの。 P095:アメリカのカリフォルニア州にはカリフォルニア半島はない。カリフォルニア半島はメキシコ領にある。(→トンデモない OLD) そんなもん地図見りゃ、一目瞭然だろう。 唐沢俊一にとってはこれも雑学の一種なのかと。 でもとりあえずガセではないので、褒めてあげよう。 P101:ダイヤモンドは「炭素」の固まりである。(→トンデモない OLD) ええと、どこが一行知識なのか。小学生向けの雑学本じゃないんだから。 P122:女性誌『アンアン』はロンドンのパンダの名から命名された。(→トンデモない OLD) ロンドンのではなくてモスクワのパンダ。 P145:「了解」を意味する「ラジャー」は中国語(方言)(→トンデモない OLD) 英語で「了解」を意味する「ラジャー」は、中国語の「了解 (リャオジエ)」が変化したものではない。ラジャ=Roger で、アルファベット (received を意味する R) の聞き違えを防止。 P117:カレーにワカメを入れるとまずい(→トンデモない OLD) 雑学本で、貧乏学生のお試しレシピのようなもの書いてどうするというか。ちなみに、ネットには「ワカメカレー」を推奨するエントリもいくつかある。 P175:ペテンというのはもともと頭の隠語で「テッペン」の文字を並びかえたもの(→トンデモない OLD) 隠語で頭をペテンと言うことはある (「あいつはペテンのええ奴や」とか) が、「もともと」と言っているからには、「ペテン師」などの「ペテン」の語源のことを指していると思われる。この「ペテン」は詐欺を意味する中国語「bengzi」が訛った語。
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- 『トンデモ一行知識の世界』をもっと楽しく読み込むためのガイド P001:ジャイアント馬場の足は本当は十五文しかなかった (→トンデモない OLD) 元ネタと言われる本の中から実際に「トリビアの泉」で扱われた数少ない雑学の一つ。しかし番組内の検証では「実際には14文ちょい」と否定される結果に。 P001:コントラバスのことを中国語で「妖怪的提琴」という。(→トンデモない OLD) 三省堂の「デイリーコンサイス日中辞典」によると「低音提琴」。中日で「妖怪的提琴」を引いても該当する結果なし。台湾の Wikipedia でも「低音提琴」。この記述の中にも、「妖怪」の文字はない。 P008:人間は、無用な知識の数が増えることで快感を感じることのできる、唯一の動物である(→トンデモない OLD) 「トリビアの泉」冒頭でも使われていたアリストテレスの名言。しかし実際にはこんな言葉はアリストテレスの研究者も聞いたことが無い出所不明の、初出が唐沢俊一の本だと噂される言葉。 P011:パソコンについているマウスの移動距離の単位を「ミッキー」という(→トンデモない OLD) 本の中で「正確に言うと、マウスの下のボールが一回転して移動する距離が一ミッキーなのだそうだ。」と書いているが、本当に正確に言うとマウスを動かす距離が 1/100 インチで 1 ミッキー。 P018:“博士”の正しい読みはハカセだが、明治二十年の学位発令のとき、これだと“バカセ”と読まれる、 というので“ハクシ”という読みをつくった。(→トンデモない OLD) 「明治20年当時でも、ハカセのみが「正しい読み」というわけではなく、「古訓」である「ハカセ」と、唐代読みの「ハクシ」は併存していた。そして明治二十年のは学位令発布」「学位令発令」が正解。 P018:スーパーマンが空を飛ぶときの片腕をつきだしたポーズを「アキンボー」という。(→トンデモない OLD) 正しくは両手を腰に当てたポーズを英語で「akimbo」 P020:ニッポン放送は当初、昼間は「ラジオ経済」、夜は「日本深夜放送」といふたつの局だった。文化放送はもともとキリスト教放送局だった。(→トンデモない OLD) ニッポン放送の開局・本放送開始は 1954年、株式会社深夜放送の設立は 5年後の 1959年。「ラジオ経済」が存在したのは、ニッポン放送の本放送開始前。中央放送株式会社と株式会社ラジオ経済が統合して日本放送株式会社となり、株式会社ニッポン放送に改称した後で、本免許取得・本放送開始。 P020:ニッポン放送は当初、昼間は「ラジオ経済」、夜は「日本深夜放送というふたつの局だった。文化放送はもともとキリスト教放送局だった。(→トンデモない OLD) これは「ニッポン放送は当初、昼間はラジオ『経済』……?」に書いた通りガセビア (ラジオ経済は日本放送株式会社の合併元、株式会社深夜放送の設立はニッポン放送の開局の 5 年後) なんだけど、個人的に面白かった のは、調べているうちに発見したこれ↓http //ja.wikipedia.org/wiki/文化放送NHKのレッドパージ組を大量採用した事が原因で放送開始直後から常に労働争議に悩まされ、これがもとで経営状態が悪化。聖パウロ修道会は経営から手を引くこととなった。 当時の左翼は宗教よりも強かった。 P020:クジャクが神格化されて『孔雀明王』となったのは、クジャクがものすごい雑食動物で、 毒蛇を食っても平気だからである。(→トンデモない OLD) 「ものすごい雑食動物」というのも、何だかものすごい表現ではあるが、おいといて。毒蛇を食べて平気だからというだけで神格化されるのならば、蝮を食べたり、血を飲んだりしても元気で生きている人は皆、誰でも神様になるのだろうか。 Wikipedia 等によれば、孔雀が毒虫・毒蛇類の毒を持つ生き物を食べることから、人々の災厄や苦痛、煩悩を取り除く功徳があるとされて信仰されるようになったとのこと。 とにかく人間から見れば、毒となるものを取り除いてくれるということが、ありがたいので神格化された、と。 P021:旧「新潟県」と「柏崎県」が統一されて現在の新潟県になるとき、 どちらの名前を残すかでもめて、結局、両県知事が相撲をとって決めた。(→トンデモない OLD) 明治4年11月に明治政府がもうけた府県序列「第7位新潟県」相手では、柏崎県は実質的に吸収合併、相撲で決めるという対等の関係とは考えにくい。 相撲エピソード自体、実際にあったかどうか怪しいし、実話だとしても酒宴での話。 P021:旧「新潟県」と「柏崎県」が統一されて現在の新潟県になるとき、どちらの名前を残すかでもめて、結局、両県知事が相撲をとって決めた。(→トンデモない OLD) 「新潟県は相撲で県名が決まったわけじゃないと思う」に根拠として書いた一つの「明治政府がもうけた府県序列『第7位新潟県』」について。http //www.pm-forum.org/100satsu/archives/2007/08/post_809.html br()>また、明治政府は、明治4年11月に、3府72県に統廃合し、「新たに設置した府県に、明確な序列をもうけ」、「第1位東京府、第2位京都府、第3位大阪府、第4位神奈川県、第5位兵庫県、第6位長崎県、第7位新潟県」と「長崎と新潟は、神奈川(横浜)・兵庫(神戸)とともに開港地であり、明治政府は3府とともに開港地を重視していた」以上、『廃藩置県―「明治国家」が生まれた日』(講談社)に記載があるそうな。「開港地を重視」したにしても、新潟県強い。第8位の埼玉県を押さえての7位。 P022:南海ホークスは創立当初の名が「近畿グレートリング」だったが、「グレートリング」が英語のスラングでわいせつな意味を持っていることがわかり、変更した。(→トンデモない OLD) 創立時の名前は「南海軍」で、「近畿日本」を経て「グレートリング」になった。常識的に考えれば、改名の主な理由は親会社の変更によるものである。 P022:牛耳る、という言葉は夏目漱石の造語。(→トンデモない OLD) 造語というより中国の春秋戦国時代の故事が由来。確かに動詞化したのは夏目漱石だと、夏目漱石の授業を受けた金田一京助が話していたと、息子の金田一晴彦がエッセイに書いているが。 P023:日本猿にはボスがいない。(→トンデモない OLD) 動物園の日本猿や、日光の日本猿は、日本猿ではないという見解か?「野生の日本猿の群れにはボスがいない」ならば、有力な説になっている。(動物園などで飼われていなくても、餌付けされると序列関係が発生し、ボス猿と言われるリーダー猿の存在も確認されるようになるとのこと)。 P023:宗教改革のマルティン・ルターが天啓を受けた場所は、トイレの中。(→トンデモない OLD) ルターが、「塔の体験」と呼ばれる天啓を受けた場所は、ヴィッテンベルク大学学生寮の塔内の図書室とされている。ただお腹がかなり弱く、トイレにこもる事も多かったとは言われているが。 P023:吸血鬼の死体の左目は、開いたままになっている。(→トンデモない OLD) 基本的に吸血鬼は死ぬと灰になるので、正しくは吸血鬼になりかけの死体。しかし別の説では「左眼が開いている死体は吸血鬼になる」という伝承がある。 P024:最初の使い捨てカイロは、アメリカが朝鮮戦争に用いたもの。(→トンデモない OLD) 確かに1950年頃、アメリカ兵が寒い朝鮮半島での戦いの最中に水筒のような容器に鉄の粉と食塩を入れてカイロとして利用したという記録があるが、それは使い捨てカイロの元祖ではなくハクキンカイロの元祖と言われる。 P024:キリストを裏切ったユダが着ていた服は黄色。(→トンデモない OLD) 聖書には服の色は書かれていない。ユダが黄色の服を着ている宗教画は多いが、全てがそうとは限らず、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」では青と緑の服を着ている。 P025:ルーマニア語で「あなた」は「ドゥムネアヴォアストラ」と言う。(→トンデモない OLD) ルーマニア語で「あなた」を意味する言葉の一つに dumneavoastra は確かに存在するが、一般的にはルーマニア語ではtu や voi 。 P025:サッポロ一番は「サンヨー食品」、ミツカンは「中埜酒店」、金鳥は「大日本除虫菊株式会社」の商標である(→トンデモない OLD) ミツカンは「中埜酒店」ではなく「中埜酢店(なかのすみせ)」 P025:雄ライオンの一日のセックス回数は120回に及ぶ。(→トンデモない OLD) ライオンの 1 日120 回は、無理がある。確かに 1 回の交尾は数秒とか、10~30分で回復とか、ハネムーン期には睡眠時間も削ってやるとか言われているけど、10分に 1回を 20時間継続は……。少なくとも、平均的な個体の叩きだせる数字ではないと判断してよさそう。ちなみにドイツでの研究結果では1週間で約360回という記録がある。 P026:大阪弁の「わや」は「旺惑」という語が変化したものである。(→トンデモない OLD) 「旺惑」ではなく「枉惑」。 P026:総武線亀戸駅にある歩道橋は上から見ると「亀」の形をしている。(→トンデモない OLD) これは間違いではなく、26ページにある一行知識が39ページにも掲載されている。唐沢俊一のガセも酷いが、編集者の校正がまったくダメ。 P027:「狂犬病」という病気は日本国では昭和三十年代以来報告がなく、むしろワクチンの副作用の方が心配な状態。(→トンデモない OLD) 「狂犬病」という病気ではなく狂犬病にかかった犬はという話。1970年(昭和45年)に、日本で発病した人の報告がある。さらに狂犬病は死に至る病気なので「ワクチンの副作用の方が心配」と言い切るのもどうかと。 P027:パンダの学名は“エイルロポータ・メラルウクス”(→トンデモない OLD) 「Ailuropoda melanoleuca アイルロポーダ・メラノレウカ」。外国語 (ギリシャ語) のカタカナ表記の揺れとするには、「タ」や「ウクス」に無理がある。 P027:「士」という字は勃起した男根の形象である。(→トンデモない OLD) という説がある、を中学生レベルの興味でこういう説だけをポンとかかれても。 P028-29:イギリス人はコンドームのことを“フランス人の手紙”と呼ぶ。 フランス人はコンドームのことを“イギリス人の外套”と呼ぶ。(→トンデモない OLD) “イギリス人の外套”ではなく“イギリス風の頭巾”フランス語では「capot anglais」capotは外套では無く頭巾の意。形状からいっても頭巾でしょう。 P030:ハンペンは駿河の半平という人が発明した。(→トンデモない OLD) 諸説ある中のひとつなので間違いでは無いけど、これだけポンと書いて事実かのような書きぶりには違和感。 P033:ガソリンはもともとコールタールを抽出した廃棄物のリサイクルだった。(→トンデモない OLD) ■ガソリンはもともとパラフィン抽出の副産物として廃棄されていた。■コールタールの蒸留液からもガソリンをつくることができる。の 2 つが意味不明に混同されたものと推測される。 P034:マツダ自動車のマツダの綴りが「mazda」になったのは、マツダが日本人の名字由来だと、商標登録できないので、発音の似た「アフラ・マズダ」の綴りをつかって「これは名字ではなくて外国の神の名だ」ということにして、マツダを登録商標した。(→トンデモない OLD) ……何だかヒドい悪文というか、係り受けも壊れているような。とにかく TOYOTA や HONDA や SUZUKI はどうやって商標登録したのか明確に説明してもらうまで、「日本人の名字由来だと、商標登録できない」はガセ扱いさせていただく。 P035:君が代には2番がある(→トンデモない OLD) 現行の「君が代」は明治25年に完成し、明治26年の文部省告示で 祝日大祭日歌詞並楽譜に規定された。創作課程で存在していた2番、3番は正式には採用されず幻のものとなっている。 P036:アイスクリームに入れる固形料のアルギン酸は、主にコンブから取れる。(→トンデモない OLD) 「固形料のアルギン酸」ではなく「安定剤に使われることのあるアルギン酸ナトリウム」 アルギン酸ナトリウムは、コンブに限らず、ワカメなどの他の海藻からもとれる。 P039:オウムガイは十種類の色覚細胞を持ち十原色の世界を見ている。(→トンデモない OLD) オウムガイの色覚細胞に関してそのような能力があるのかは研究者も知らないらしい。 P041:{{バヌアツ共和国の現在の首相の名前は、M・コーマン。前首相の 名前はS・ホールである。}}(→トンデモない OLD) 唐沢俊一は「これだけだと、ただの珍名ネタだが」とその後に文章を続けているが、「M・コーマン」も「S・ホール」も、あまりに普通の名前で、珍名ネタにも何にもなっていない。中学生なら大喜びのネタだとは思うが。 P041:イルカもマスターベーションをする。(→トンデモない OLD) もう少し具体的に述べてこそ、雑学本じゃないのかと思う。 イルカのオナニーって「どうやってヤるの?」という読者の疑問に答えないのは不誠実ではないか。 これだけのネタだと本当に馬鹿な中学生がぎゃはは笑うレベル。水族館ではプールの循環用についているパイプの流水を使うよ説 岩の角、亀や鮫などの甲羅や皮膚にペニスをこすりつけるよ説 P042:大阪のオフィス街に、「建物ビルディング」というビルがある。(→トンデモない OLD) もしかして 東京建物ビルディング P043:ディラミスはイタリア語で「私を天国に連れてって」の意味(→トンデモない OLD) 「私を天国に連れてって」ではなく(Tira mi su) は直訳では「私を引き上げて」で「私を元気付けて!」 を意味する。 P043:「ハゲに悪人はいない」と言ったのはイタリアの精神病理学者ロンブローゾ。(→トンデモない OLD) ロンブローゾは、ハゲに悪人がいるともいないとも言っていない。ロンブローゾは『犯罪人論』に犯罪者の身体的特徴の実例を多数記載したが、なぜかその中に「禿頭」という項目がなかった(ロンブローゾ自身が失念したと思われる)。 ここから、「ハゲに悪人はいない」という俗説が生まれた。 P044:カルビー「かっぱえびせん」のフレーズ“やめられない、とまらない”は社長の大学の同窓生である栗本慎一郎のアイデアである。(→トンデモない OLD) カルビーの設立者であり、CM オンエアの 1969 年当時の社長でもある松尾孝氏は、大卒ではないため(広島一中”現.広島県立国泰寺高校”卒)、少なくとも「大学の同窓生である栗本慎一郎」は、ガセ。栗本慎一郎説自体、信憑性が薄いとされている。栗本慎一郎はカルビーでアルバイトをした経験はあるらしいが。このキャッチコピーについては、電通大阪支社に所属していた藤島克彦が考案したという話を、藤島に師事した中島らもが生前語っていた。 P044:西暦二〇〇一年一月一日は月曜日である。(→トンデモない OLD) いくら単行本が出たのが 1998年とは言え、これは……。「月曜日である」と言われても、「へぇ~」とかとは思いようもないのでは。かと言って、この曜日なら「それは意外だ」と思えるような曜日も特になし。 P044:コペンハーゲンの人魚姫の像のモデルは、岡田真澄の母方の伯母だか叔母である。(→トンデモない OLD) ガセではないが、モデルになったのは、エリーネ・エリクソンという女性で、お祖母さんインゲボルグ・セバルセンの姉、つまり父岡田真澄の伯母。 P045:ライオンズのマークは「レオ」ではなく、そのお父さんの「パンジャ」である。 というのは、西武ライオンズファンでも、知らない人が多いのではないか。息子のレオは、 耳にちょっと黒いところがあるが、パンジャは真っ白なのだ。(→トンデモない OLD) 手塚治虫は「成長したレオを描いてくれ」という依頼に応えたということになっている。別の機会に「あれはレオではなく、父親のパンジャである」と答えた事になっているが、手塚治虫のその場発言はまいどの事。あくまでもあれは「レオ」というキャラクターでパンジャでは無いとされている。 P045:泉鏡花がデビューしたとき、師匠の尾崎紅葉がつけたペンネームは「畠芋之助」だった。(→トンデモない OLD) 泉鏡花は「畠芋之助」名義でデビュー作「冠彌左衞門」や「鬼の角」を発表しているが、この名前を「師匠の尾崎紅葉がつけた」という話は、捜しても見つからない。「畠芋之助」の名前は尾崎紅葉に指導を受けた当時に自ら芋畑に囲まれた場所に住んでいた事から付けたもので、師匠の尾崎紅葉が「その名前は余りにも酷い」ということで「泉鏡花」の名前をがつけたという話ならば見つけることができる。 P047:タケノコのエグ味の成分は “ホモゲンチジン酸”。(→トンデモない OLD) いや、どうして「シュウ酸」の方をスルーするのか、エグ味の成分は “ホモゲンチジン酸” って何が面白いと思って書いているのかわからないだけだけど。通常は、そのエグ味を消す調理方法説明の前振りのネタ。 P048:カバの肉はあらゆる動物の中で一番まずい。(→トンデモない OLD) 『危機遺産』で密猟、カバ絶滅の恐れという話によると「カバの肉はおいしい」と話す地元住民などが乱獲してきた。不味いという評判を立てて密漁などから守ったという説もあるが、地元の話などを総合すると、かなり美味しいらしい。 P048:ロシア軍がナポレオン軍を撃破するストーリィの、チャイコフスキー『1812年』はフランスでは絶対に演奏されない。(→トンデモない OLD) なぜ絶対なのか不明。 この曲は楽譜の中に花火や大砲を発射するなどの指定があったり、途中にフランス国歌が挿入されていて面白い曲なのだが、大砲という指示があり忠実に演奏されることはほとんど無い珍曲。 日本では自衛隊の楽団がネタ的に野外演奏したことがある。 確かにフランスではこれまで演奏されたという記録はないが、この先も「絶対」なのかは不明。絶対演奏されない理由でもあるのか? P049:導電率の単位「モー」は抵抗値の単位「オーム (Ω)」を逆に読んだもので、記号もΩを逆さにしたものである。(→トンデモない OLD) 昔は確かに「モー」と呼ばれ、mho (ohm の逆) やΩ-1、Ωを逆さにした記号が使われていたそうだが、今は国際単位系 (SI) の S(ジーメンス)が使われる。「モー」が使われていたのは 1960年代までの話だそうで (SI 単位系の制定が 1960年だし)、唐沢俊一の本の初版 1998年より 30年以上も前。 P049:パーソナル・ハンディホン・システム「PHS」は当初は「PHP」という略称になるはずだったが、PHP研究所から反対があり変更となった(→トンデモない OLD) 「PHP」という略称になるはずだった、ではなく「PHP」という略称だった。「PHP研究所から反対があり」は嫌ビアの可能性あり。紛らわしいからと、他社が考慮した名称変更と、当の PHP 研究所が「反対」と騒いだのとでは、印象が随分違う。開発当初は Personal Handy Phone の略でPHPと呼ばれていたが、松下電器産業の関連会社・PHP研究所と紛らわしいことから、1994年4月22日にPHSに呼称を変更すると発表された。 P050:映画『2001年宇宙の旅』に出てくる謎の石板・モノリスのタテヨコ比は 1 4 9 でこの比率は蒲鉾の板と同一である。(→トンデモない OLD) 「タテヨコ比」ではなく「厚みと幅と高さの比」では無いかと思うが、蒲鉾板のサイズは様々で、特に比率は決まっていないとのこと。 P050:ラムネのビンの中には栓用のガラス玉が入っているが、その玉の規格品はA、不良品はBと分類され、不良品は子供のオモチャに下取りされた。これがビー玉の語源となった。(→トンデモない OLD) 「ビー玉のビーはビードロの略」と、大辞林等の各種国語辞書にも明記されている。 というか、ビー玉についてこの説を取っている本は唐沢俊一の本ともう一冊のみ。 P052:プルーストの『失われた時を求めて』は、井上究一郎版が完成するまで、個人全訳を手がけた者は必ず志半ばで過労死するというジンクスがあり、研究者に恐れられていた。(→トンデモない OLD) 1925年に翻訳を始めたヴァルター・ベンヤミンの死因は自殺。過労死ではない。 P052:JRの山手線とは、品川から新宿経由で田端までの区間を指す。田端~東京間は東北線、 東京~品川間は東海道線に属する。(→トンデモない OLD) 「東北線」ではなく「京浜東北線または東北本線」 P053:結婚式でよく使われるワーグナーの結婚行進曲は、楽劇『ローエングリン』の曲だが、これは妻が裏切ったために夫が死ぬという悲劇である。(→トンデモない OLD) 『ローエングリン』というのは、問いつめてはいけない夫(騎士)の身元を妻が問いつめ (≠「裏切り」)、結果、夫のローエングリンは去り、妻のエルザは死亡という話。夫は死なない。 P053:ラジオ体操の伴奏音楽の作曲者は、「第一」が服部良一、「第二」が團伊玖磨。(→トンデモない OLD) 作曲者は服部良一ではなく「服部正」、音楽一家の服部良一とはまったく関係無い人。 P054:杉田玄白の『蘭学事始』で有名な「鼻とは頭の中央でフルヘンヘッドした部分である」という記述は、実は『ターヘル・アナトミア』にはない。(→トンデモない OLD) まず「フルヘンヘッド」ではなく「 フルヘッヘンド」 (原語は verheffen らしい) Wikipediaにはちゃんとした説明があり、そっちのほうがネタとしては面白い。しかし、『解体新書』の原書『ターヘル・アナトミア』の「鼻」の部分には、フルヘッヘンドの単語はない。このことにより、『蘭学事始』の真実性を疑う声もある。だが「胸」の章に、乳の形状の説明としてフルヘッヘンドの単語がある。この問題については、いくつかの可能性が考えられる。1. 説明をわかりやすくするための、杉田玄白による創作。2. 『解体新書』には『ターヘル・アナトミア』以外にも数冊の蘭書が参考資料として使われていたので、どれかにフルヘッヘンドの単語があった。3. 乳との記憶違い。4. 「乳」の形状について真剣に議論したというのが恥ずかしいので、あえて「乳」を「鼻」と置き換えた。 P055:ゼロ戦は大戦初期にはゼロ・ファイターとして米軍に恐れられたが、後期には撃たれるとすぐに 火がつく(防護設計があまりされていないため)のでゼロ・ライターと呼ばれた。(→トンデモない OLD) よく燃えるため「ワンショットライター」「一式ライター」と呼ばれたという一式陸上攻撃機との混同と思われる。 P058:ゴキブリを主人公にした、たぶん世界で最初の小説が北杜夫の『高見の見物』。(→トンデモない OLD) 「高見の見物」ではなく「高みの見物」。唐沢俊一の間違いでもあるけど、ちょっとした校正すら出来ない無能な編集者のせいか? P059:メキシコの踊り「ラ・クカラチャ」はそのものズバリでゴキブリのこと。カサコソする音が語源。(→トンデモない OLD) ラ・クカラチャ (La cucaracha) はスペイン語でゴキブリのことで、ラ・クカラチャというメキシコ民謡はあるが、その名の「踊り」についての情報は見あたらない。 P060:英語のコックローチもクカラチャからきた言葉。ただしコックが俗語でペニスを意味するため、ただ“ローチ”と呼ぶことが多い。(→トンデモない OLD) 英語のゴキブリは cockroach, roach で、cock は俗語でペニスまではいいとして、cock を含む他の単語、peacock、cocktail、cockpit 等に cock 抜きの別名がないのは、なぜ? cock=おんどりの立場は? という疑問が。Hitchcock という人もいるし。roach はゴキブリ以外の意味が先にくるため、cockroach を避け roach を使うことの方が多いというのは疑わしい。「多い」どころか、アメリカ在の数人に聞いてもローチという呼び名は聞いた事がないという。 P061:タンポポはフランス語でピゾンリ(おねしょ)という。根が利尿剤になるから。(→トンデモない OLD) 「根が利尿剤になる」ではなく「タンポポの葉をゆでた湯が利尿剤」 P065:数学者のポアンカレは、名前からして、“四角い点”という数学者風の名前である。(→トンデモない OLD) Poincare´ を、point (点) と carre´ (四角) の合成語として見るのは無理がある。point ならぬ poin が点、care が四角の意味で派生したらしい語も見当たらず。 実際にはPoincare´ は "poing carre´" ―poing (拳) が carre´ (四角) ―の強い男につけられたニックネーム。 P066:へべれけの語源説のひとつに、イタリア語の「酒を飲んで踊ろう」という意味の言葉、“ヘーベーエリュケ”が元、というのがある。(→トンデモない OLD) 「へべれけ」の語源はギリシャ語のヘーベーエリュケ(Hebe erryke 女神ヘーベーのお酌)という説はググれば見つかるが、イタリア語だの「酒を飲んで踊ろう」だのはない。ギリシャ語のヘーベーエリュケ説自体、と学会本でもネタにされたトンデモさんである木村鷹太郎の説であり、唐沢はそれに独自の変形を加え、より根拠薄弱にして発表。 P067:もちろん、「ボボ」とは大阪弁で女性のあそこを指す。(→トンデモない OLD) これはネタとして有名だと思うんだけどなあ、大阪弁ではなく九州弁。プロレスラーのボボ・ブラジルの名前を九州興業の時に変えたとか、アニメになった「ほえろブンブン」は村野守美の原作が「ほえろボボ」だったが、九州地方でも放送するために変えたとか。 P069:交通信号の変わる順番は青→黄→赤の順である。(→トンデモない OLD) なぜこれが雑学本の一行知識として書かれているのか、最初に気がついたときは本を手にしたまま固まってしまったネタ。2ちゃんねるのスレでは、信号機が始動した時に最初に点くのが青と言いたかったのかもというフォローあり。>だとしても、「それがどーした?」と思わずにはいられないが。とも書かれていたが。 P070:人間国宝の定員は七十人。(→トンデモない OLD) 文化財保護法は人間国宝(各個認定の重要無形文化財保持者)の定員を規定しない。文化庁のサイト http //www.bunka.go.jp/bunkazai/shurui/mukei.html によると、平成19年8月1日現在で各個認定の保持者 110人(109人)。←() 内は重複込みの人数。 ただし、1994年まで70名だったのでその頃だったらガセではなかったが、この「トンデモない一行知識」の本は1998年刊。その頃はすでに定員が撤廃され100人を突破していた。 この辺をそのまま通してしまうのは編集者の責任かな? P073:イギリス王国の紋章に書かれている文句は「神と我が権利」。 なぜかフランス語で書かれている。(→トンデモない OLD) 「神と我が権利」ではなく「神と我が正義」英国大使館のページ (下に引用) に「神と我が正義」と書いてあるというのもあるけど、同じくそこに由来として書かれている、リチャード一世が選んだ「カウンターサイン(軍の合言葉)」とか「その王権を神にのみ負っている者であることを意味」とかいうのに、「神と我が権利」はそぐわないので。 P073:A型の血は甘いので蚊に好まれる。B型はまずいので好まれない。(→トンデモない OLD) 一般的に「O型の血液は蚊に刺されやすい」という話はよく聞く。実際の研究でも「O型の血液の成分は花がもっている成分に似ていることから蚊が好む」という報告もあるぐらい。まだこの研究は確実なものではないが、ネットを見る限りでも「A型が好まれる」も「B型が嫌われる」もこの本以外では(この本に影響を受けた文章以外では)見うけることが出来ない。 P80:メリメの小説で有名なカルメンとは“魔法の呪文”という意味である。(→トンデモない OLD) メリメのカルメンの綴りは Carmen で、ラテン語では「歌」や「詩」の意味。 cantamen なら「まじない」「呪文」(英語の spell, magic spell, charm)になるが、 cantamen =カルメンとは考えにくい。 P081:“瑞摩憶測”の瑞摩は読心術のことである。(→トンデモない OLD) “瑞摩憶測”ではなく “揣摩憶測” または “揣摩臆測”「《「揣」「摩」は共におしはかる意》他人の気持ちなどを推量すること。」(大辞泉)とのことなので、「瑞摩は読心術のこと」もガセではないかと思われる。 P082:普通、哺乳類の頸椎は七つであるが、ミツユビナマケモノは八つ、フタユビナマケモノは九つである。(→トンデモない OLD) 「ミツユビナマケモノは八つ」→正しい名前はツがつかない「ミユビナマケモノ」で頸椎は九つ「フタユビナマケモノは九つ」→「ホフマンナマケモノの頸椎は六つ」 P083:「母をたずねて三千里」の原題は「アペンニー山脈からアンデス山脈へ」である。(→トンデモない OLD) 個人的には、“「クオレ」の中の一挿話” という、これは長編の一部だったのかというのが、 小さい頃聞きかじったときの「へぇ~」ポイントだったんだけど……。 P093:イタリアでは目玉焼きのことを“オッキオ・デイ・ブーエ”、 つまり「牛の目玉」と言う。(→トンデモない OLD) 辞書に載っていた「目玉焼き」は a tegamino, uovo fritto。occhio di bue が目玉焼きを指すこともあるが、同じ卵料理でもお菓子――中央が丸い形になっているケーキ、ビスケット、ドーナツ状のものと様々――を指す方が多い。また、英伊辞書を引くと、spotlight が occhio di bue と定義されている。スポットライトの丸い光や機械本体の他に、車のライトを指すこともあるようだ。さらに、英語の牛の目 (oxeye) 同様、ひなぎく(中央が濃いめの色の丸)を指したり、円または楕円形をした窓を指すこともある。丸いベゼルの時計を指すこともあるらしい。パワーストーンのサイトに、occhio di tigre (虎目石) といっしょに、occhio di bue(牛目石??) と書かれていることもある。 P097:大手書店「ジュンク堂」は創業者の父の名「久藤淳」からつけられた。(→トンデモない OLD) 「久藤」ではなく「工藤」 P098:ポコペンは“不殻本”と書き、ダメという意味。(→トンデモない OLD) 大辞泉などで意味は、《中国語。元値が切れる意》だめだ。話にならない。という中国語。漢字表記は日本語にはない難しい字を使っている。 P104:渋滞の定義は「車のスピードが20Km以下で、車の行列が1.5Km以上の長さにわたる場合」のこと。(→トンデモない OLD) 道路公団ごとに異なるし、一般道路か高速か、都市部か郊外部かでも異なる。唐沢説は、日本道路公団と首都高速道路公団の定義を混ぜて変形させたもの? P106:利根川の古名は「坂東太郎」。筑後川の「筑紫次郎」、吉野川の「四国三郎」とともに、兄弟名にちなんで名づけられた。(→トンデモない OLD) 「兄弟名にちなんで」だと、それの元になった兄弟がいたかのような扱い。これは「ちなんで」みたいな表現が正しいのでは?それ以前に”利根川の古名は「坂東太郎」”って、太郎・次郎・三郎という呼び名が古名というのも間違いだね。利根川は昔から利根川。これは愛称とかでいいのではないかと。 P109:漢字でもっとも長い地名は京都市の「嵯峨二尊院門前北中院町」(→トンデモない OLD) 残念ながら嵯峨二尊院門前北中院町より嵯峨二尊院門前善光寺山町の方が1文字長い。 P110:駐在所と派出所の違いは、いつも同じ警察官が住んでいるのが駐在所。通勤してくるのが派出所。(→トンデモない OLD) 唐沢の本に書かれている雑学は昔からある雑学本からの孫引きが多いのはしょうが無い。しかし、1994年に「派出所」という名称はなくなり、すべて「交番」に統一されている。その件は「こち亀」の両さんたちがいるあそこはどうなる?とニュースにもなって、世界で唯一漫画の中にある亀有だけに残されたなどと言われていたのを知らなかったのかと。ちなみに「トンデモ一行知識の世界」は1998年刊行の本。 P115:ラーメンにつきもののナルトは、四国の鳴門市ではつくっていない。(→トンデモない OLD) 作っているか作っていないかは調べてもよく解らないけど、「で?」という雑学。 P116:ネアンデルタール人とクロマニヨン人の頭のよさは、 猿と人間ほどに違っていた。(→トンデモない OLD) 仮に猿を 1、人間を10として、ネアンデルタール人を 2 とするとクロマニヨン人は20 となり、人間よりはるかに賢くなってしまう計算。 というか、この一行知識は何を言いたかったのか意味不明。 P116:「猿は人間より毛が三本足りない」というが、実際にはほとんどの猿が人間よりずっと毛深い。(→トンデモない OLD) 「ほとんどの猿が人間よりずっと毛深い」と別にワザワザ教えてもらわなくても。人間より毛深くない猿、猿より毛深い人間について語るのが、トリビアとか雑学とか一行知識とか呼ばれるべきものではないか。 P120:世界最古の法律書「ハムラビ法典」の中に「酒場の経営は女性により服装は胸部露出のものとする」と書かれている。(→トンデモない OLD) 当時のビアホールは女性の個人経営が多かったと言われるが、女性限定と決められていたという話は聞かない。ハムラビ法典で禁じられていたのは、女性聖職者が酒場を経営すること、酒場に立ち寄りビールを飲むこと。http //www.asahibeer.co.jp/enjoy/history/asia-orient/mesopotamia3.html に、「ビアホールではトップレスの美しい女性を雇って客集めや宣伝」とはあるが、別にハムラビ法典が胸部露出を強制していたという話もない。 122:普通の植物の成長は一分間に0.05ミリ。一番成長の速いのは馬糞に生えるキノコのキヌガサタケで一分間に5ミリ。(→トンデモない OLD) 1 分間に 0.05mm って、 1 時間に 3mm → 1 日に 72mm で 7.2cm。成長期のイネの葉は、1 日に 80mm 成長するとのことだけど、これを「普通の植物」と表現してよいのかな。確かにイネは普通の植物だけどこの数字でもかなり成長が早い。そしてキヌガサタケは、1 日で成長しきるという話はあるが、それにしても、1 分間に5mm → 1 時間に 300mm (30cm) → 1 日に 7.2m……って。1 時間でもそうとうデカいぞ。キヌガサタケは食用にもなるので、本当ならば食料問題も一気に解決。ただし一般的なキヌガサタケの大きさは8cm程度。そして「馬糞に生える」という表現も微妙。一般的には竹林を好んで生えているので、馬糞に限定したのはどのような理由からなのか? P127:たとえば、南アフリカのあるダイヤ鉱山王は世界旅行が趣味だが、泊まるホテル々々の浴室に、改造費を出して、特別の浴室をもうひとつ特設させる。ペットとしていつも連れているワニを遊ばせるためのものだという。これくらいの遊び精神が欲しいところだ。(→トンデモない OLD) これとほとんど同じ文章が、同じ唐沢俊一著の『トンデモ怪書録』(光文社) にも存在する。問題は、それが載っているのは、>『世界の超リッチ』S・クールシォール&F・マロ/大金持ちになったら の章で、下記文章は『世界の超リッチ』(駿河台出版) に書かれている内容の紹介・要約として書かれているということである。『トンデモ怪書録』P.144 また、南アフリカのあるダイヤ鉱山王は、泊まるホテルホテルの浴室に、特別の浴槽をもうひとつ特設させる。ペットとしていつも連れているワニのためだ。『トンデモ一行知識の世界』 の方には、『世界の超リッチ』という書名は、いっさい出てこない。このネタについては、「パンダの学名は○○である」といった類いの、公然の事実として利用可能なネタとは言えないのではないか。ちなみに、『トンデモ一行知識の世界』 巻末の初出一覧には、この章は載っていなかった。つまり、「未発表、および書き下ろし」扱いである。 P127:不動産事業で三十代にして億万長者となったテキサスのメル・パワーズという男は健康マニアで、自分の所有する高層ビルの屋上に、水泳用の人工の川まであるアスレチック・ジムを作った。彼は毎日、そこで汗を流すが、屋上へ上がるエレベーターを待っている時間がもったいないため、ヘリコプターで地上と屋上を往復している。(→トンデモない OLD) これとまったく同じ文章が、同じ唐沢俊一著の『トンデモ怪書録』(光文社) にも存在する。問題は、それが載っているのは、>『世界の超リッチ』S・クールシォール&F・マロ/大金持ちになったらの章で、下記文章は『世界の超リッチ』(駿河台出版) に書かれている内容の要約 (「――」で始まるので引用か?) として書かれているということである。『トンデモ怪書録』P.141 ――不動産事業で三十代にして億万長者となったテキサスのメル・パワーズという男は健康マニアで、自分の所有する高層ビルの屋上に、水泳用の人工の川まであるアスレチック・ジムを作った。彼は毎日、そこで汗を流すが、屋上へ上がるエレベーターを待っている時間がもったいないため、ヘリコプターで地上と屋上を往復している。『トンデモ一行知識の世界』 の方には、『世界の超リッチ』という書名は、いっさい出てこない。このネタについては、「ダイヤモンドは炭素の固まり」といった類いの、公然の事実として利用可能なネタとは言えないのではないか。ちなみに、『トンデモ一行知識の世界』 巻末の初出一覧には、この章は載っていなかった。つまり、「未発表、および書き下ろし」扱いである。 P127:アンポンタンは、フランス語の性交不能(アポンタン)からきている。(→トンデモない OLD) フランス語の性交不能はアポンタンではないし、アンポンタン (安本丹) はフランス語語源とされていない。ヨタ話の中にある俗説としては昔からあるが、これはインポテンツからの勝手な連想だとも考えられている。 P128:フランスの旧貴族のギイ男爵の母親は、ある日、友人の家で落ち葉を見て感動した。それまで彼女の屋敷の庭では五十人の園丁が毎日掃除をしていて、落ち葉というものを見たことがなかったのだ。彼女は友人に、この落ち葉は中央ヨーロッパあたりから運んできたものか、と真面目にたずねたという。(→トンデモない OLD) これとまったく同じ文章が、同じ唐沢俊一著の『トンデモ怪書録』(光文社) にも存在する。問題は、それが載っているのは、>『世界の超リッチ』S・クールシォール&F・マロ/大金持ちになったらの章で、下記文章は『世界の超リッチ』(駿河台出版) に書かれている内容の紹介・要約として書かれているということである。『トンデモ怪書録』P.144 フランスの旧貴族のギイ男爵の母親は、ある日、友人の家で落ち葉を見て感動した。それまで彼女の屋敷の庭では五十人の園丁が毎日掃除をしていて、落ち葉というものを見たことがなかったのだ。彼女は友人に、この落ち葉は中央ヨーロッパあたりから運んできたものか、と真面目にたずねたという。『トンデモ一行知識の世界』 の方には、『世界の超リッチ』という書名は、いっさい出てこない。このネタについては、「交通信号の変わる順番は青→黄→赤」の類いの、公然の事実として利用可能なネタとは言えないのではないか。ちなみに、『トンデモ一行知識の世界』 巻末の初出一覧には、この章は載っていなかった。つまり、「未発表、および書き下ろし」扱いである。 P128:飛行機のタイヤ王と呼ばれるアメリカの大富豪、ロイ・カーヴァーは、お抱えのシェフが今夜の夕食に極上の牛肉が必要だと言うと、彼を飛行機に乗せて、自分の経営する牧場まで肉を選ばせにやった。フロリダにあるカーヴァーの家とコロラドの牧場までの距離は二千五百キロ。シェフは晩飯の材料を買いに往復五千キロの旅をしなければならなかったわけだ。〈中略〉ところが、そんな無駄をするくせに、このタイヤ王は、この二千五百キロかけて運んだ肉にかけるソースに使うワインには安いものしか使わせないケチだというんだからわけがわからない。(→トンデモない OLD) これとほとんど同じ文章が、同じ唐沢俊一著の『トンデモ怪書録』(光文社) にも存在する。問題は、それが載っているのは、>『世界の超リッチ』S・クールシォール&F・マロ/大金持ちになったらの章で、下記文章は『世界の超リッチ』(駿河台出版) に書かれている内容の紹介・要約として書かれているということである。『トンデモ怪書録』P.141 飛行機のタイヤ王と呼ばれるアメリカの大富豪、ロイ・カーヴァーは、お抱えのシェフが今夜の夕食に極上の牛肉が必要だと言うと、彼を飛行機に乗せて、自分の経営する牧場まで肉を選ばせにやった。フロリダにあるカーヴァーの家とコロラドの牧場までの距離は二千五百キロ。シェフは晩飯の材料を買いに往復五千キロの旅をしなければならなかったわけだ。そのくせ、このタイヤ王は、その肉にかけるソースに使うワインには安いものしか使わせないケチだというんだからわけがわからない。 このネタについては、「尾崎紅葉の弟子の名前」といった類いの、公然の事実として利用可能なネタとは言えないのではないか。ちなみに、『トンデモ一行知識の世界』 巻末の初出一覧には、この章は載っていなかった。つまり、「未発表、および書き下ろし」扱いである。追記 この文章については、ガセが混入していたことも判明。 P128:果物の汁を炭酸水で薄めたものをスカッシュという。果物の名を頭につけてレモンスカッシュ、グレープスカッシュという。(→トンデモない OLD) P129:果物の汁に砂糖と水を加えたものをエードという。 レモンを用いればレモネード、ブドウならばグレープエードという。(→トンデモない OLD) いくら欄外と言っても、無理してこんなのまで載せなくても……。 それでいて「あとがき」には、「もちろん、まだまだこの本程度のボリュームでは、 その膨大なコレクションのホンの一、二割を見せたに過ぎない。」 とか書いてあるから、わけがわからない。 まあ、レモンスカッシュとレモネードについては、レモン果汁の量が少ないものも、そう呼ぶことがあるという話もあるけど、それはおいといて。 P129:フロリダ在住の女性億万長者ミセス・ウィルモは、海に面した庭を造ったが、そこにタンカーが座礁したことがある。このウィルモ女史には彼女の金をたかっていた無能な夫がいたが、女史はこの夫に毎月小遣いをやるのがもったいなくなり、離婚して彼を追い出した。その結果、その小遣いの節約分で、中規模の広告代理店をひとつ設立することができたそうだ。(→トンデモない OLD) これとほとんど同じ文章が、同じ唐沢俊一著の『トンデモ怪書録』(光文社) にも存在する。問題は、それが載っているのは、>『世界の超リッチ』S・クールシォール&F・マロ/大金持ちになったらの章で、下記文章は『世界の超リッチ』(駿河台出版) に書かれている内容の紹介・要約として書かれているということである。『トンデモ怪書録』 P.143 ~ P.144 ――フロリダ在住の女性億万長者ミセス・ウィルモは、海に面した自分の庭に、以前タンカーが座礁したことがあるほどの大金持ちであるが、このたび離婚し、彼女の金をたかっていた無能な夫を追い出した。その結果、彼女は夫にこれまで毎月払っていた小遣いを節約できるようになったが、その節約分で、広告代理店をひとつ設立することができた。このネタについては、「揣摩憶測は瑞摩憶測とは書かない」といった類いの、公然の事実として利用可能なネタとは言えないのではないか。ちなみに、『トンデモ一行知識の世界』 巻末の初出一覧には、この章は載っていなかった。つまり、「未発表、および書き下ろし」扱いである。 P130:日本にコカ・コーラが登場したのは、一九一九年 (大正八年)。明治屋の『嗜好』というPR誌に初めて広告を出した。(→トンデモない OLD) 商品として販売されたのは確かに大正8年だが、それより5年前に高村光太郎がアメリカでコカコーラを飲み詩のなかに「コカコオラ」が登場しているのをはじめとして、芥川龍之介が個人輸入品なのか知らないが日本でコカコーラを太陽8年より前に飲んだことを手紙に書いた記録がある。ごく一部だが富裕層の間で輸入品は出回っていたらしい。 P132:世界一重い本はビルマにある「クソウ・ダ」というお経の本。大理石に字を彫ったもので重さは七三〇トン。(→トンデモない OLD) 「クソウ・ダ」ではなく「Kuthodaw」なので「クドードー」Wikipedia では「クドードー」だが、「クドードォ」「クドートウ」など表記の揺れあり。少なくとも中黒のある「クソウ・ ダ」では、検索してもマトモな情報はヒットしない。「七三〇トン」も眉唾。ミャンマーのマンダレーにあるクドードーパコタを紹介する旅行代理店の案内等でも、「世界最大」とはうたっていても「世界一重い」とは言っていない。大理石の石版の数は 730 (経典 729 とパゴダの由来等について 1)なので、唐沢の言う「七三〇トン」は石版 1 つを 1 トンで計算したものと思われるが、探した限りではどこにも石版自体の重量についての情報はなかった。 P134:ウグイス色は、実はメジロの色である。(→トンデモない OLD) その色を含めウグイスとメジロは混同されることが多く、ウグイス色と言われてメジロの色である抹茶色に近い黄緑色を連想する人も少なくないが、ウグイス色は実際のウグイスの体色やオリーヴグリーンに近い色 (#918D40 ■) に定義されている。 P137:モロッコにいるジャコウネコは、ネズミそっくりにチューチューと鳴く。(→トンデモない OLD) これが面白い雑学なのかは不明。 小さな動物の多くがチューチューに近い泣き声を発する。子猫はみんなミューミューというチューに近い音なので、子猫を飼ったことがある人にとっては、本当に理解不能な雑学。 P142:日本語の「小便」「大便」を、英語では「Small job」「Big job」と言う。(→トンデモない OLD) 言いません。http //dictionary.cambridge.org/ てのに、American English や Idioms 等あったので、引きまくったけど、big でも small でも job でもスカ。 goo の辞書 (http //dictionary.goo.ne.jp/ 三省堂提供「EXCEED 英和辞典」) 、excite の辞書 (http //www.excite.co.jp/dictionary/ 研究社 新英和中辞典)、yahoo の辞書 (http //dic.yahoo.co.jp/ プログレッシブ英和中辞典、新グローバル英和辞典) の、どれも同じでスカ。JWord にのみ big job があるが信頼性に疑問ありで、そこにも small job はない。big job は「流していないウンチ」だという説もある。 P143:アメリカの女学生は「便所」を「Fred」や「John」と男の名前で呼ぶ。(→トンデモない OLD) john (大文字で始まらない、定冠詞がつく) は米語の俗語でトイレを指すが、女学生言葉ではなさそうで、使うのは主に男性だという証言も↓http //www.ctv.co.jp/tekuteku/english/english/2004/0611/text.html 女性用トイレは jane と言う、yoko と言うという説もあるが真偽は不明。 俗語としては他に loo や can も使われるそうだが、fred の例は見あたらず。 英英のオンライン辞書 Cambridge (http //dictionary.cambridge.org/)、goo の辞書 (http //dictionary.goo.ne.jp/ 三省堂提供「EXCEED 英和辞典」) 、excite の辞書 (http //www.excite.co.jp/dictionary/ 研究社 新英和中辞典)、yahoo の辞書 (http //dic.yahoo.co.jp/ プログレッシブ英和中辞典、新グローバル英和辞典) の、どれを引いても fred をトイレとは定義していなかった。 P149:ビールをよく飲む国のベスト6は、デンマーク、オランダ、アイルランド、ベルギー、チェコ、オーストラリア。(→トンデモない OLD) 『トンデモ一行知識の世界』は 1998年に出たものだが、ビール酒造組合の 1997年のデータでは、国別ビール消費量 http //www.brewers.or.jp/data/tokei-pdf/011.pdf は、アメリカ合衆国、中国、ドイツ、ブラジル、日本、イギリスの順。 国別1人当たりビール消費量 http //www.brewers.or.jp/data/tokei-pdf/012.pdf では、チェコ、アイルランド、ドイツ、オーストリア、イギリス、ベルギー。 国別 1 人当たりビール消費量の古めのデータとしても、イギリスもドイツもなく、オーストリアもなくオーストラリアはあるというのは謎。 P155:南アフリカにいるゴールドバードという鳥はいつも金鉱の近くにいる。 人々は金を探すときには血眼でこの鳥を探す(→トンデモない OLD) ゴールドバードという名前の鳥は、そもそも実在しない。ゴールドバードの名が 宝飾品その他の意匠として使われることは多いが、その形状はまちまち。 gold の名がつく鳥には、英名が Goldcrest のキクイタダキ(菊戴)がいるが、 生息地は南アフリカではなく、日本やヨーロッパ等の亜高山帯の針葉樹林。 他の鳥についても金鉱と関連した伝承は見当たらない。炭坑のカナリアとの混同か? P156:アメリカの州の中には、オナニーを罰するところがある。(→トンデモない OLD) こういうのは、どこの州か書いてないと意味があまりないと思うが。 P160:焼酎の表示で「焼酎甲類」はあるが「焼酎乙類」はない。(→トンデモない OLD) そもそも「甲類焼酎」「乙類焼酎」が正式な呼び名。 「乙類焼酎」は、芋、麦、米、粟といった本格焼酎。 ……ただし、2006年4月に酒税法が改訂され、現在はこの区分はない。 P162:ダッチ・ワイフの「ダッチ」は「オランダの」という意味。(→トンデモない OLD) 「オランダの」というのは、言われなくてもわかっていますって……。なぜオランダ(またはオランダ人)かというのが、雑学本でネタにすることでは?オランダ人が本国から呼び寄せた妻が出入りOKとなった後でも、出島にいる女は遊女のみだった時代のイメージが強くて、ダッチワイフに性的な意味が付与説抱き枕が “ダッチワイフ” と呼ばれていたことによるものとする説英蘭戦争で負けたことを恨みに思ったイギリス人の腹いせ説――とか、いろいろあるようなのに。 P167:ワシントンの“110番”は(444)1111番、パリは17番、アムステルダムは222222番。(→トンデモない OLD) アメリカの 110 番は 911。ワシントンも例外ではない。以前は 999 を使用していた地域は存在するが、「(444)1111番」というのはどこからきたものか不明。現在のヨーロッパでは共通の緊急通報用電話番号の 112 が使用されていて、フランスの 110 番は 17番 または 112番、オランダは 112番で、昔の緊急番号 (222222 ではなく 06-11) は 1998 年に廃止されていて使用できないとのこと。なお、世界各国の緊急通報用電話番号は、英語版の Wikipedia に詳しいがオランダは見当たらなかった。http //en.wikipedia.org/wiki/Emergency_telephone_number P170:尾崎紅葉の弟子は樋口一葉や小栗風葉のように、皆、名前に「葉」の字がついている。(→トンデモない OLD) 「葉」が付いていない人もいる。というか、同じ本の45ページに唐沢俊一は尾崎紅葉の弟子として泉鏡花(畠芋之助)がいる事を書いているのを忘れちゃったのかね?尾崎紅葉の弟子に「葉」の文字が付いている人は何人かいるけど、紅葉門下の四天王と言われたのは泉鏡花と、小栗風葉と柳川春葉は「葉」が付いているが、もう一人は徳田秋声なので四天王の場合で50%。そして決定的なガセは樋口一葉は尾崎紅葉の弟子では無い。作家を目指している樋口一葉に尾崎紅葉を紹介してやろうという話があったが、樋口一葉がそれを断ったという話はある。 P185:アリが分泌するギ酸が強精剤として効果があることは有名だが、最近の研究によるとリューマチ、B型肝炎にも効果があるという。(→トンデモない OLD) ギ酸は、ヤマアリ亜科のアリが身を守るために分泌する毒液で、人間にも毒。防腐剤や抗菌剤して使用される。アリの成分を強精剤として売っているところはあるが、ギ酸が効くとは言ってなくて、自分の体重の数百倍の獲物をも運ぶパワーに着目させることが多い。アリ本体は栄養豊富だとして、沈痛や肝臓保護の効用を挙げているところもあるが、医学的な根拠の確実性は不明。本当だとしても、ギ酸による効果ではないことは確か。 P185:白ヘビはアオダイショウの変種で、メラニンなどの色素がなくなったもの。(→トンデモない OLD) 「岩国のシロヘビ」とかに限定しての説明なら間違いではないが、ペットショップで白ヘビとして販売されることの多いテキサスラットスネーク、シロマダラといったルーシスティック (白い色をした個体。模様が全くないが色素はあるので目は黒い)などには当てはまらない。 P193:イワシの語源は「ヨワシ(弱し)」。死にやすい魚のため、こう名づけられた。(→トンデモない OLD) 「ヨワシ(弱し)」は合っているけど、「死にやすい魚」だからでいいのかな。「傷みやすい」とかじゃなくて? P197:マダガスカル島にいるキツネザルは、舌が上下に二枚ある。大きい舌は、物を食べるときに、小さい舌は毛をなめるときに使う。(→トンデモない OLD) 「櫛歯の掃除用」という説は見つかったが、「毛をなめる」説は見つからず。 P205:「いろは四十八文字」「豆腐」「風呂敷包み」は弘法大師が発明した。(→トンデモない OLD) いろはは、昔は弘法大師説が主流だったが、今は言語学的に否定されている。豆腐は、弘法大師絡みのエピソードはあるものの、中国起源とするのが通常。風呂敷については、そもそも弘法大師との接点が見つからなかった。 P209:表題の一行知識はフランスの生理学者ルネ・デュボスがその著書『健康という名の幻想』 (紀伊国屋書店)において、言ったものである。(→トンデモない OLD) 『健康という名の幻想』ではなく『健康という幻想』という書籍。デュボスの別著書『理性という名の怪物』との混同と推測される。 P209:人間の体が病気や苦闘から完全に逃れることは、ほとんど不可能である(→トンデモない OLD) 単なる文章の表題としてのみ見るのなら特に問題はないが、唐沢俊一本人が「表題の一行知識は」と書いているため、著者はこれも一行知識の 1 つと数えているものとわかる。一行知識にも雑学にもなっていないと思うが。 P187:人間の目は0.003秒よりも速く消えるものは見ることができない。(→トンデモない OLD) 「見ることができない」というより「認識することができない」ではないかと。0.03秒はサブリミナル効果の数値 (と言っていいのか?) だけど、0.003秒だとさらにその 1/10。0.1 秒を疑問視する人もいて、0.017 秒もあれば「何か表示された」ぐらいは認識できると主張する映像関係者の人もいるけど、0.003 秒ともなると、その1/5 以下だし。どこから出てきた数字なのか、引用の方法しらない俊ちゃんなので教えてくれないと思うが。 ■■■■■■■■■『トンデモ一行知識の逆襲』■■■■■■■■■ P024:イースターの卵はかえるとウサギになる(→トンデモない OLD) とりあえず唐沢俊一は知らなかったみたいだけど、ウサギは卵生ではない。って、イースターエッグの意味を曲解しているみたいだ。昔の人だって別に、卵からかえるウサギの話を言い伝えたりはしなかった。イースターの卵は瞬きしないウサギが運んでくるって話とかはあるけど。 イースターエッグからウサギが産まれてくるとか言っているのは唐沢俊一だけじゃないかと。 P036:シナチクとメンマの差は製法の違い。竹を茹でたものがシナチク。蒸したものがメンマ。(→トンデモない OLD) 竹を茹でたり蒸したりしても食べるのは無理。 シナチクとメンマは同じもので、竹ではなく筍を蒸したり茹でたりしてから、発酵させたり乾燥させたりして作る。“シナ”という言葉への抵抗のため、最近はメンマという呼び方が一般的。 つまりシナチクとメンマは製法の違いではなく、別名というだけの扱い。そもそもメンマという呼び名は昭和20年代に松村秋水が日本でシナチク(支那竹)を発売する際に「麺の上に乗せる麻竹」という意味でメンマと名付けたもの。どっちも日本で考案された呼び名。 P043:半村良のペンネームはイーデス・ハンソンからとった。(→トンデモない OLD) 唐沢俊一本人も (信用度40%) などと書いて逃げを打っているが、実際にガセ。半村良が作家になる前にバーテンをしていた時に考え出したペンネームで、 名前を使い始めた 1962年時点ではイーデス・ハンソンというタレントは無名。 P047:宇野鴻一郎は推理ものを書くときは嵯峨島譲というペンネームになる(犯人を“さがしましょう)”。(→トンデモない OLD) 嵯峨島譲じゃあ「さがしまじょう」。正解は「嵯峨島昭」。 P058:都市銀行のトップは「頭取」。第二地方銀行、信託銀行のトップは「社長」。(→トンデモない OLD) 代表者が頭取を名乗るのは都市銀行、地方銀行、第二地方銀行の普通銀行。法律等で決まっているものでもなく慣習的なもので、かつて都市銀行である三井銀行のトップが「社長」を名乗っていたような例外もある。 P080:ロート製薬の「ロート」は、実験用の「漏斗」に由来する。(初版) P080:ロート製薬の「ロート」は、目薬に用いられる薬草「ロートコン」に由来する。(再版)(→トンデモない OLD) 再版の時に実験器具「漏斗」はガセだと気付いたようで、薬草の「ロートコン」に書き換えているが、残念ながらロート製薬の社名はロート製薬に大いに関わった眼科医界の権威・井上豊太郎博士の恩師ロートムンド博士の名前に由来している。とロート製薬のサイトにも書かれている。そして薬草「ロートコン」は目薬の成分では無く胃腸薬の成分として有名。 P083:レズビアンのことを明治時代は「トーハー」または「オメ」と呼んだ。(→トンデモない OLD) 唐沢俊一は元ネタの本に書かれたものを「とぉはぁ」と読んでしまったらしいが、実際には「ト一ハ一」で音引きの「-」ではなく、漢字の「一(いち)」。だから読み方は「といち、はいち」。というかネットで拾ったネタだと思う。もとは横書きのネット文章だったが、それを縦書きの書籍にした時に勘違いが発覚してしまったというもの。これは「上下」という漢字を分解した言葉遊び・隠語から来ている。「オメ」に関しては裏が取れないネタ。 P083:日清戦争で日本が清国から奪ったものは、賠償金、台湾、のほかに「白菜」がある(→トンデモない OLD) 日清戦争で白菜の味に感動した兵士が、種を持ち帰ったという話はあるが、奪ってきたという話は聞かない。(賠償金や台湾といっしょに並べるのも、シャレのつもりにしてもセンスが悪い)。 P110:カイワレ大根の正式名称は「大阪四十日」(→トンデモない OLD) “もやし”に大豆も小豆も緑豆もあるように、“カイワレ”は大根の双葉の総称。大阪四十日大根が商品化しやすいので、多くのカイワレはこれから作られている。“カイワレ大根の正式名称は「大阪四十日」”は、“モヤシの正式名称は「小豆」”と言うようなもの。 P095:アメリカのカリフォルニア州にはカリフォルニア半島はない。カリフォルニア半島はメキシコ領にある。(→トンデモない OLD) そんなもん地図見りゃ、一目瞭然だろう。 唐沢俊一にとってはこれも雑学の一種なのかと。 でもとりあえずガセではないので、褒めてあげよう。 P101:ダイヤモンドは「炭素」の固まりである。(→トンデモない OLD) ええと、どこが一行知識なのか。小学生向けの雑学本じゃないんだから。 P122:女性誌『アンアン』はロンドンのパンダの名から命名された。(→トンデモない OLD) ロンドンのではなくてモスクワのパンダ。 P145:「了解」を意味する「ラジャー」は中国語(方言)(→トンデモない OLD) 英語で「了解」を意味する「ラジャー」は、中国語の「了解 (リャオジエ)」が変化したものではない。ラジャ=Roger で、アルファベット (received を意味する R) の聞き違えを防止。 P117:カレーにワカメを入れるとまずい(→トンデモない OLD) 雑学本で、貧乏学生のお試しレシピのようなもの書いてどうするというか。ちなみに、ネットには「ワカメカレー」を推奨するエントリもいくつかある。 P175:ペテンというのはもともと頭の隠語で「テッペン」の文字を並びかえたもの(→トンデモない OLD) 隠語で頭をペテンと言うことはある (「あいつはペテンのええ奴や」とか) が、「もともと」と言っているからには、「ペテン師」などの「ペテン」の語源のことを指していると思われる。この「ペテン」は詐欺を意味する中国語「bengzi」が訛った語。 ■■■■■■■■■『唐沢先生の雑学授業』■■■■■■■■■ P029:香港で携帯電話の事は大哥大という。 大哥はヤクザの兄イという意味で、恐いおアニイさんが最初に使いだしたから。(→トンデモない OLD) 携帯電話を現在では普通「手機」と唐沢も書いているが、そもそも 「大哥」はヤクザの兄イという意味ではなく、単に「長兄」「アニキ分」という意味。 P029:『公園デビュー』という言葉は赤軍派の使っていた『公然デビュー』のもじり(→トンデモない OLD) この話を唐沢が知ったのは 2000年 4月に発行された「月光」というやおい系ミニコミ誌で編集長の南原四郎が書いた「公園デビューというマスコミ用語は、多分これをもじったものだ」という一文から。>南原さんがこないだ持ってきてくれた『月光』最新刊を読む。毎度南原氏の>独断で読者を無視して特集される記事が非常に面白い。今回は連合赤軍。>赤ん坊の“公園デビュー”の語源が連合赤軍の“公然デビュー”だなどとは、>初めて知った。しかし「公園デビュー」という言葉を作ったのは光文社の『VERY』編集者で、公然デビューという言葉とはまったく関係なく、団地などの公園に子供を初めて連れて行く事が重要な儀式になっているという話から考え出したものだと明言している。 P033:青酸カリを注射しても死なない(→トンデモない OLD) 俗に青酸カリは胃酸と反応してシアン化水素が発生し中毒死すると言われているため、胃酸と反応しなければ死に至らないとしてミステリーでネタにされることもあるが、実際には粘膜や注射などで少量でも青酸カリが体内に入ると致死量となる。 P089-90:ガウディに関しての雑学が箇条書きで並んでいる。(→トンデモない OLD) 「唐沢先生の雑学授業」(二見文庫)は9月25日に発行された本だが、同じ年の6月9日に発行されたメルマガ「知泉」にはほぼ同じような雑学が箇条書きで書かれている。しかもメルマガの雑学には冒頭に☆マークが付けられているが、なぜか唐沢の本でもこの箇所の雑学だけには☆マークが付けられている。 このように雑学などをパクった時に、オリジナルの特徴を(ガセや入力間違いなど)そのままコピペしてしまうことを「ガウディ型」と呼ばれるようになる。 ■■■■■■■■■その他■■■■■■■■■ 『唐沢商会の漫画:あわびねこ』:ネコの耳ってのは非常に薄くて、血管なんかも透けて見えるでしょう、そこ をこの、葉緑素が通るときに日光を受けて光合成をして繁殖しはじめる(→トンデモない OLD) 葉緑素って光合成をすると繁殖するのか??? 『社会派くんが行く』:村崎▲安倍の病気は“機能性胃腸症”って、神経性の胃腸の病らしいけど、どういう類のものなの? 唐沢●現実的には異や腸には病変は見られないんだけど明らかな潰瘍で、身体の疲労やストレスによって機能に障害が生じるということらしい。最終的には人工肛門にするしかないっていう。国会にも、おしめつけて登壇していたらしいよ。(→トンデモない OLD) 「異や腸には」というのは、当時の Web 連載の原文ママ。「病変は見られないんだけど明らかな潰瘍」というのは意味不明な表現。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/7254.html
トンデモ育つ・ライフ C 自然文明 (1) 呪文 ■自分の手札を1枚選んで捨てる。このターン、こうして捨てたカードのコスト1につき、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは +1000される。 作者:赤烏 フレーバーテキスト DMW-23 「テンプレア編I ヴァリアントの召喚」「力があっても、大地は肥えないのに」 ――妖精大地ユートピア サイクル DMW-23 「テンプレア編I ヴァリアントの召喚」の、手札を捨てて唱える「トンデモ」呪文。 《トンデモ防ぐ・セイントクロス》 《トンデモ誘い込む・ハリケーン》 《トンデモ墓掘る・ドール》 《トンデモ焼き払う・タイフーン》 《トンデモ育つ・ライフ》 収録 DMW-23 「テンプレア編I ヴァリアントの召喚」100/110 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sasakure_uk/pages/19.html
アルバム「トンデモ未来空奏図」についてのページです。
https://w.atwiki.jp/karasawafan/pages/54.html
- 『トンデモ創世記2000』をもっと楽しく読み込むためのガイド P000:ヤマトのファンクラブ ……(→唐沢俊一検証blog)
https://w.atwiki.jp/karasawamania/pages/35.html
- 『トンデモ一行知識の逆襲』をもっと楽しく読み込むためのガイド P024:イースターの卵はかえるとウサギになる(→トンデモない OLD) とりあえず唐沢俊一は知らなかったみたいだけど、ウサギは卵生ではない。って、イースターエッグの意味を曲解しているみたいだ。昔の人だって別に、卵からかえるウサギの話を言い伝えたりはしなかった。イースターの卵は瞬きしないウサギが運んでくるって話とかはあるけど。 イースターエッグからウサギが産まれてくるとか言っているのは唐沢俊一だけじゃないかと。 P036:シナチクとメンマの差は製法の違い。竹を茹でたものがシナチク。蒸したものがメンマ。(→トンデモない OLD) 竹を茹でたり蒸したりしても食べるのは無理。 シナチクとメンマは同じもので、竹ではなく筍を蒸したり茹でたりしてから、発酵させたり乾燥させたりして作る。“シナ”という言葉への抵抗のため、最近はメンマという呼び方が一般的。 つまりシナチクとメンマは製法の違いではなく、別名というだけの扱い。そもそもメンマという呼び名は昭和20年代に松村秋水が日本でシナチク(支那竹)を発売する際に「麺の上に乗せる麻竹」という意味でメンマと名付けたもの。どっちも日本で考案された呼び名。 P043:半村良のペンネームはイーデス・ハンソンからとった。(→トンデモない OLD) 唐沢俊一本人も (信用度40%) などと書いて逃げを打っているが、実際にガセ。半村良が作家になる前にバーテンをしていた時に考え出したペンネームで、 名前を使い始めた 1962年時点ではイーデス・ハンソンというタレントは無名。 P047:宇野鴻一郎は推理ものを書くときは嵯峨島譲というペンネームになる(犯人を“さがしましょう)”。(→トンデモない OLD) 嵯峨島譲じゃあ「さがしまじょう」。正解は「嵯峨島昭」。 P058:都市銀行のトップは「頭取」。第二地方銀行、信託銀行のトップは「社長」。(→トンデモない OLD) 代表者が頭取を名乗るのは都市銀行、地方銀行、第二地方銀行の普通銀行。法律等で決まっているものでもなく慣習的なもので、かつて都市銀行である三井銀行のトップが「社長」を名乗っていたような例外もある。 P080:ロート製薬の「ロート」は、実験用の「漏斗」に由来する。(初版) P080:ロート製薬の「ロート」は、目薬に用いられる薬草「ロートコン」に由来する。(再版)(→トンデモない OLD) 再版の時に実験器具「漏斗」はガセだと気付いたようで、薬草の「ロートコン」に書き換えているが、残念ながらロート製薬の社名はロート製薬に大いに関わった眼科医界の権威・井上豊太郎博士の恩師ロートムンド博士の名前に由来している。とロート製薬のサイトにも書かれている。そして薬草「ロートコン」は目薬の成分では無く胃腸薬の成分として有名。 P083:レズビアンのことを明治時代は「トーハー」または「オメ」と呼んだ。(→トンデモない OLD) 唐沢俊一は元ネタの本に書かれたものを「とぉはぁ」と読んでしまったらしいが、実際には「ト一ハ一」で音引きの「-」ではなく、漢字の「一(いち)」。だから読み方は「といち、はいち」。というかネットで拾ったネタだと思う。もとは横書きのネット文章だったが、それを縦書きの書籍にした時に勘違いが発覚してしまったというもの。これは「上下」という漢字を分解した言葉遊び・隠語から来ている。「オメ」に関しては裏が取れないネタ。 P083:日清戦争で日本が清国から奪ったものは、賠償金、台湾、のほかに「白菜」がある(→トンデモない OLD) 日清戦争で白菜の味に感動した兵士が、種を持ち帰ったという話はあるが、奪ってきたという話は聞かない。(賠償金や台湾といっしょに並べるのも、シャレのつもりにしてもセンスが悪い)。 P110:カイワレ大根の正式名称は「大阪四十日」(→トンデモない OLD) “もやし”に大豆も小豆も緑豆もあるように、“カイワレ”は大根の双葉の総称。大阪四十日大根が商品化しやすいので、多くのカイワレはこれから作られている。“カイワレ大根の正式名称は「大阪四十日」”は、“モヤシの正式名称は「小豆」”と言うようなもの。 P095:アメリカのカリフォルニア州にはカリフォルニア半島はない。カリフォルニア半島はメキシコ領にある。(→トンデモない OLD) そんなもん地図見りゃ、一目瞭然だろう。 唐沢俊一にとってはこれも雑学の一種なのかと。 でもとりあえずガセではないので、褒めてあげよう。 P101:ダイヤモンドは「炭素」の固まりである。(→トンデモない OLD) ええと、どこが一行知識なのか。小学生向けの雑学本じゃないんだから。 P122:女性誌『アンアン』はロンドンのパンダの名から命名された。(→トンデモない OLD) ロンドンのではなくてモスクワのパンダ。 P145:「了解」を意味する「ラジャー」は中国語(方言)(→トンデモない OLD) 英語で「了解」を意味する「ラジャー」は、中国語の「了解 (リャオジエ)」が変化したものではない。ラジャ=Roger で、アルファベット (received を意味する R) の聞き違えを防止。 P117:カレーにワカメを入れるとまずい(→トンデモない OLD) 雑学本で、貧乏学生のお試しレシピのようなもの書いてどうするというか。ちなみに、ネットには「ワカメカレー」を推奨するエントリもいくつかある。 P175:ペテンというのはもともと頭の隠語で「テッペン」の文字を並びかえたもの(→トンデモない OLD) 隠語で頭をペテンと言うことはある (「あいつはペテンのええ奴や」とか) が、「もともと」と言っているからには、「ペテン師」などの「ペテン」の語源のことを指していると思われる。この「ペテン」は詐欺を意味する中国語「bengzi」が訛った語。
https://w.atwiki.jp/karasawafan/pages/53.html
- 『トンデモ美少年の世界』をもっと楽しく読み込むためのガイド P177:ヤマトのファンではない ……(→唐沢俊一検証blog)
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/83.html
『トンデモノストラダムス本の世界』は、山本弘が1998年に洋泉社から出版した著書。日本で刊行された100冊以上のノストラダムス本について、笑える点を指摘しつつ紹介している。翌年に改訂文庫版が出版された。 洋泉社版は『トンデモ本の世界(未作成)』『トンデモ本の逆襲(未作成)』『トンデモ超常現象99の真相(未作成)』に続く「本家と学会第4弾」と位置付けられていた(*1)。 【画像】洋泉社版のカバー(クリックすると Amazon のページに飛びます) 構成 第1章「ノストラダムスをめぐる13のダウト」ではノストラダムスに関するありがちな誤解をとりあげ、第2章「フィクション大魔王・五島勉の伝説」では、五島勉の『ノストラダムスの大予言』シリーズのおかしな点を検証している。 第3章「トンデモ・ノストラ研究家列伝」と第4章「トンデモノストラ本大行進」では、切り口は異なるものの、五島勉以外のノストラダムス解釈本について紹介している。解釈本に含まれない小説、マンガ、映画などのなかでノストラダムスがどう扱われてきたのかは、第5章「フィクションの中のノストラダムス」で紹介されている。 第6章「予言詩解釈バトルロイヤル!」と第7章「恐怖の大王の正体は?」では、有名な詩篇の解釈が論者によってどれほど統一性がなく、信頼性に欠けるかを紹介している。 結論として、信奉者達によって積み重ねられてきたノストラダムス予言の解釈は、それぞれの論者の願望や恐怖心が投影されたものに過ぎないと看破している。 コメント 事実上の続編である『トンデモ大予言の後始末』とともに、日本のノストラダムス関連書や映像作品などについて、最もよく整理された著作といえる。これらの巻末のリストは、公刊されたものに限れば、現在日本で手に入るものとして最も充実したものである。 書誌 書名 トンデモノストラダムス本の世界 著者 山本弘 版元 洋泉社 出版日 1998年 注記 1999年6月16日に宝島社文庫の1冊として改訂版が出された。 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Tondemo Nostradamus bon no sekai (trad. / Le monde de livres outrageux sur Nostradamus) Auteur YAMAMOTO Hiroshi Publication Yousensha Lieu Tokyo, Japon Date 1998 Note Comptes rendus de plus de 100 livres (en japonais) sur Nostradamus. 改訂版の書誌 書名 トンデモノストラダムス本の世界 著者 山本弘 版元 宝島社 出版日 1999年6月16日 注記 宝島社文庫 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Tondemo Nostradamus bon no sekai (trad. / Le monde de livres outrageux sur Nostradamus) Auteur YAMAMOTO Hiroshi Publication Takarajima-sha Lieu Tokyo, Japon Page pp.460, (4) Date 16 juin 1999 Note Format de poche. édition revue de Yousensha, 1998. 名前 コメント