約 3,381,764 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/14088.html
登録日:2011/08/08(月) 01 54 38 更新日:2022/10/07 Fri 21 00 05NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 GB GBC TOP W主人公 Xとは別物 なりきりダンジョン ゲーム ゲームボーイ テイルズ テイルズオブシリーズ ナムコ バンダイナムコ ファンタジア 日本テレネット 続編 良作 鬱展開 ぼくは、わたしは、 何にでもなれる! 『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』は、ナムコが2000年11月10日に発売したGB用(GBカラー対応)ソフト。 作品的には『テイルズ オブ ファンタジア』の続編となる。ネタバレになるがファンタジアのストーリーの前日譚と後日談である。シナリオ、システム共々他のテイルズオブシリーズとはやや毛色が違う。 本作のシナリオを担当した新免G之進氏のコメントが攻略本のひとつ『テイルズオブファンタジアなりきりダンジョン超着こなし術』に掲載されており、「『自分の心との対峙』といった人間の内側をテーマに設定した」と語られている。あくまで主人公二人の生い立ちをめぐる物語で構成して、世界を救うような大きな物語にはしたくなかったという旨の発言もある。 ■ストーリー 星のきれいなある夜、山に流れ星が落ちた。 「あなた」が流れ星が落ちた場所に行くと、そこには男女の双子の赤ん坊がいた。 「あなた」はその二人を保護して、男の子をディオ、女の子をメルと名付けて育てる事にした。 それから13年後。 すくすくと育った双子の前にノルンと名乗る女性が現れた。 ノルン曰く、二人は黒き運命と共に生まれ、そこから自身の運命を切り開く為に時空戦士と会い、12の精霊の試練を受けなければならないというのだ。 かくてメルとディオは、ディオが拾ってきた可愛い生き物「クルール」をお供に、自分の運命を切り開く旅に出るのだった。 という始まりではあるが、『テイルズ オブ デスティニー2』のように前作の子孫が新たな戦いに出るという繋がりではなく、別な切り口でファンタジアの設定やストーリーと体化している。怖いほど。 ■システム 前述の通り、システムはやや特徴的。 ダンジョンは不思議のダンジョンシリーズの様なローグライク。 戦闘はGBという機種故か、プチLMB(リニアモーションバトル)というドラクエ方式に近いシステム。 その為若干テイルズらしくない。慣れてくると作業ゲーになるかも。 コスチューム なりダンシリーズお馴染みのシステム。 剣士系、格闘家系、魔法使い系、盗賊系、モンスター系、職業系、遊び人系、と実に様々。 またコスチュームマスターすると「人生経験」が上がり、人生経験が増える事でより上位のコスチュームを着る事が出来る。 逆に言うと強くなるにはまず基本コスチュームをマスターしなければならない。何事も基本が大切だね。 コスチュームには戦士系・僧侶系・魔術師系に加えて職業系のコスチュームもある。漫画家や料理人や釣り人が戦うというのはテイルズオブシリーズのみならずRPGでも異例中の異例だった(なりきりダンジョン2が継承)。 メルの“おひめさま”と“おどりこ”などはとてもかわいいのでファンイラストをどんどん描こう。 しかし、中には“こいつ……狂ってやがる”というようなものもある。ナムコゲームキャラクター系の一部やモンスター系のデザインはあまりにも暴れん坊すぎて笑っていいのかどうかすらわからないものだった。 完全に着ぐるみのパックマン・サンドラや、ふざけとんのかというツッコミ必至のグロブダー・バキュラなどである。バキュラふざけんな。戦闘攻略上意味があるところも含めてバキュラふざけんな。 せいかく 同じコスチュームをずっと着ていると、双子の性格が変わる。 シナリオその物に変化はないが、特定のコスチュームと性格が合致する事で双子の性能が上がる。 ex)「クレス」→せいぎかん 「ミント」→あいのひと また、たのまれごと(後述)の解決やクルールの性能にも関わるので、本作において非常に重要な要素。 たのまれごと ある意味このゲームの目玉。このたのまれごとの中で人々の様々な感情や人生に触れることが重要な伏線にもなっている。 それぞれの時空で困っている人達をコスチュームや性格調整を駆使して助ける。 特に戦闘では非常に使いにくい職業系、遊び人系のコスチュームはたのまれごとで本領発揮。 コミカルなものからダークなもの、哀しいものからおマニな物と実に様々。 無視しても本編は進められるが、ダンジョンに入るために要求される“たのまれごと解決数”がだんだん増えていくので、一定数クリアしなくてはならない。 たのまれごとの中でも「いちりんのはな」「マネークレイジー」「きえたフランシーヌ」は3大トラウマの鬱イベント。このゲームを知らない人でも“ティアの花”と“ボエボエ”は聞いたことがあるというほど。 ちなみに、あるたのまれごとをクリアすると、依頼人がディオのテーマソングを歌ってくれる。正直いらn……おや、こんな時間に誰かが来たな。 その名は「愛の戦士 バニーハンター・ディオ」。原曲の「FIGHTING OF THE SPIRIT」がかかる『テイルズ オブ シンフォニア』のプレイヤーまで「ディオだぜぇぇぇ!」と歌ってしまうという多大な迷惑影響を与えたすごい歌である。 ■登場人物 「あなた」 プレイヤー。赤ん坊だった双子を拾って育てた。 基本的にプレイヤーは双子と一緒に行動すると言うより、双子とクルールの旅を見守るような存在。 プレイヤー自身が物語に参加して、プレイヤーにディオメルが話しかけてくれる。 呼び方はプレイヤーが付けた名前で呼ばせたり「おにいちゃん」「おねえちゃん」と呼ばせる事が可能。「いだいなるしどうしゃさま」と呼ばせる事もできるが色々な意味でお勧めできない。 ディオ プレイヤーに拾われた双子の片割れ。どちらかと言えば弟タイプ。 攻略本に載っているバグベア姿は可愛らしい。 性格はすなお、ひょうきん、おもいやり、ねっけつ、ダーク、ものずきの6種を基本に上位2種類パラメータの組み合わせ10種。 ex)すなお×ひょうきん→にんきもの メル プレイヤーに拾われ(ry おしとやかでしっかり者のお姉ちゃんタイプ。 攻略本に載っている際どい踊り子姿はロリ的な意味で萌える。 性格はすなお、おちゃめ、いたわり、おいろけ、いじわる、ものずきの6種を基本に上位2種類のパラメータの組み合わせ10種。 ex)いたわり×おいろけ→おとめ 詳細はディオ&メルの項目を参照。 クルール ディオが山から拾ってきた、丸っこいぬいぐるみの様な可愛らしい姿の生き物。 小説版では「うきゅ」が鳴き声。ゲーム本編では「ウキュ」もしくは「クルール!」という鳴き声。この「クルール!」の部分はプレイヤーが入力したクルールの名前に置き換わるのでとんでもない名前を付けると……あとはわかるな? 製品上は、この名前は「姿がクルクル変わるからクルール」という意味で付けられた(これは本当)。 Lvと双子の性格に応じてクルールの性格(性能)が変わる。 ちゅうじつ…バランス型 やせい…攻撃重視型 ともだち…サポート型 ノルン 双子の前に現れた謎の女性。 行く先々で現れ、双子を導く。優しいお姉さん風だが、最後にプレイヤーは(ストーリー的な意味ではなく)「あんた鬼や」と言う羽目に。 時空戦士 前作「テイルズ オブ ファンタジア」のパーティメンバー。 本作では同行しないが、各々の時空で精霊の試練を受ける双子にダンジョンに入る為の鍵を渡してくれる。 尚、アーチェのみは双子と同じ時空に存在。精霊の試練終了後に「入力した好物(デフォルトでは『みそおでん』)」を作ってくれる。 200歳以上になって漸く“××料理人”の汚名返上が出来た模様(××料理人はPS版で追加されたサブイベントおよび称号)。 余談だがアーチェが生活してる塔の名前は「まじょっこの塔」。内部に入るには「キュートでプリティ♪ とってもラブリィ~♡」という呪文(?)をノリノリで言わなくてはならない。そこ「年考えろ」って言うな。 謎の二人 人間の本質は悪だ闇だと主張する謎の男と謎の女。男は個性的な形状の仮面(兜)を被っている。個性的すぎて洗面器にしか見えない。「おろかものめ! 金の鍋仮面だ!」 リリス・エルロン 『テイルズ オブ デスティニー』からゲスト出演。 エプロンドレスがお似合いのお茶目なバトルガール。 ある条件を満たすとたのまれごとを依頼してくる。 「ちょっとバトらない?」 ■ノベライズ版・ドラマCD スーパーダッシュ文庫から本作をベースとした小説が上下巻で発行された。ノベライズは結城聖。 本作はゲームシナリオ本編のみならず、小説版も良作である。オリジナル要素(双子の両親、終盤のイベントやノルンの正体等)はあるものの、本作の世界観がさらに深く描かれており、ファンタジアが好きな人ならオススメである。 ドラマCD「テイルズオブファンタジア なりきりダンジョン」-月の章- および -太陽の章- では双子とノルンの声が聞けてファンは喜んだ。しかし、クレスがダメな感じになっていてそのクレスをディオが罵倒するなどの場面があってちょっと気分が……おや、メールが大量に届いたぞ? ■評価 ファンタジアのストーリーやキャラを知っているのが前提の本作だが、シナリオの評価は高く、すごい鬱ゲーとしても有名。 ふざ……明るく楽しい冒頭のナレーションから始まって、思わず呻き声が出るほど激鬱なヴァルハラ村を経て、暗黒時空でダンジョンボスが哲学問答を振ってくるという展開。プレイヤーにトラウマを植え付けるストーリーやセリフが連続するシナリオである。 なあ、こんな展開が「ふたりをたすけた とてもしんせつでやさしいステキなあなたは・・・」「ふしぎ ふしぎ・・・」の先の待ってるなんて誰も思わない。 花と水の町として豊かに栄える場所が、200年前には極貧の村でほぼ全員狂ってるなんて。そして100年後には鉱石を当てて金持ちになったら今度はほぼ全員欲望で狂ってるなんて。 プレイヤー「このゲームのシナリオライターは鬼や……」 双子の正体についてのイベントやファンタジアキャラのその後を描いた魔鏡イベントなど特筆に値する内容もあり、ファンタジアと本作を合わせて一つの物語は完成するという評価もあながち間違いではない。 反面、戦闘がハードの性能上LMBではないためこれは“テイルズオブシリーズ”ではないと評価する者もいる。さらに、戦闘バランス面では極めて評判が悪く「このボスで詰んだ」「途中であきらめた」「最後まで見られなかった」というプレイヤーが多発した。素早さが最優先となる変則ターン性のため、ボスが強烈な魔法を2連発してくる等はザラである。 敵のパラメータや思考ルーチン決めたスタッフは前に出ること。ボスキャラのHPが20000とか多いのもダラダラ長い戦闘につながっている。 とはいえ救済措置はある それこそがバキュラ戦法。 元はゼビウスのキャラで、今作は最大HPが256にされてしまうが、受けるあらゆるダメージを1にしてしまう特殊なコスチュームとなっている。 これをボス戦で二人のどちらかに着せておき、ひたすら耐える。 バキュラを着たキャラ以外は戦闘不能にされるが、そのうち相手のTPが尽きて通常攻撃のみになるため、その後で他二人を生き返らせることで楽々倒す事が出来るのである。 なんと隠しボスのリリスにも有効。 ただし、ギルとカイのコスチューム以外では戦えないため裏ボスのドルアーガには使えないというバキュラの存在を見越したような仕様がある。 ■テレビCMが結果的に詐欺の件 小学生2人が公園でゲームボーイで遊んでる。「あそこで女神になりきってるのお前ンところの姉ちゃんじゃね?」と一方が言うと頭から水出した姉が女神の格好で噴水の上に立ってる。 そして、ヨーデルのような男性の声で「ん~なりきりなりきりなりきりなりきり」ナレ「テイルズオブファンタジアなりきりダンジョン~」 ご存知の通りストーリーは全くそういう内容ではない。 しかも、対象年齢や製品的にはCMが正しい。 だが、あのどす黒い激鬱ストーリーと後半の対象年齢詐欺裏切りが数多のゲームの中の平凡な作品として埋もれさせなかった要因である。 ■リメイク 上のような事情のため、やりごたえのある本来のLMBでのリメイクが待望されていた。 10年後の2010年にリメイク版『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』が発売された。……が、パラレルもしくは別作品と考えた方がよい。マジで。 原作は狂人が登場するイベントやネガティブな方向に振った哲学的メッセージが多く、リメイク時の2010年当時は尖りすぎていて(たぶん2000年当時でもすげぇ尖ってた)CEROレイテイングを意識して削らざるを得なかった。 オープニングアニメの追加や良質なゲームビジュアル(しかも懐かしのドット絵)や戦闘システムといった点では良いリメイクとなった。うんいいよね。ディオメルの声。特にサイガー氏の演技と技術がすごいぜ。奥華子氏の歌を聴くと自然と涙が出るほど。 しかし、何かを代償にしたのにも関わらず結局CEROレイテイングB(Aが全年齢)となった。 原作のシナリオではCEROレイテイングC(15歳以上)になるのではないかと噂されていたが実は年齢は無関係ではないかと思われる。 (Xスタッフ)「オリジナル版のシナリオは倫理的な問題で難しかった」 しかし、それならあらすじとキャラだけいただきました的なリメイクなどせず別なシナリオのゲームを作れと思ったファンも少なくない。 鬱イベントとして有名なたのまれごとの一部は残っているが、激鬱かつ深みがあったセリフなどがすっかり骨抜きにされている。「ヤバイ内容ですが前作ファンに人気なので形だけ入れました」感が漂う。こんなものなら入れない方が良かったという意見が圧倒的多数で可決された。 虹輪はリメイク版独自の設定なので忘れよう。 追記・修正はたのまれごとを5つ解決してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この物語の真の主役はダオス、とスタッフが開発室で言っていた -- 名無しさん (2013-10-04 16 15 18) エクシリア2で重要な設定だった並行世界(分史世界)はファンタジアの時点で存在してたんだね -- 名無しさん (2013-10-04 23 40 29) ふしぎ、ふしぎ -- 名無しさん (2013-12-03 22 37 16) パーテイ構成を「モノリス」「かに」「ウキュクルール」にすると友人から「疲れてるの?」 -- 名無しさん (2014-02-07 09 39 50) クルールって役に立つ上に可愛い。 -- 名無しさん (2014-04-25 09 11 22) システム面ではまごうことなきクソゲーなのだが、その点にあまり触れられない辺り、やった事の無い層が神格化してるフシがある。いや、ストーリーは本当にいいんだけどね。 -- 名無しさん (2014-05-26 17 01 51) ↑一応補足だが、システム面ってのはコスチューム周りのシステム全般のことね。それ以外は(戦闘が劣化DQなことに目をつぶれば)そんなに酷くないよ。 -- 名無しさん (2014-05-26 17 05 08) ↑2タンスが出てくるアレのほうがクソゲーだと思う。 -- 名無しさん (2014-05-26 18 37 49) これ自体は番外編としての理想的な形、くらいの良作だけど、なりダンXがあまりにプレイヤーを苛立たせる仕様だったがために、そっちを批判するために持ち上げられてる感はあるな -- 名無しさん (2014-12-27 06 45 39) 小説版大好きだったなあ・・・ちょっとダークな所が特に好き -- 名無しさん (2015-05-10 17 18 00) ↑5 発売日に買ってプレイしたけど、特にクソさは感じなかったけどな -- 名無しさん (2016-03-15 21 05 20) 「お母さん」と呼ばれているうちに母性に目覚めたプレイヤーが続出したという。マジで親の気分になってくるんだよなこれ・・・ -- 名無しさん (2019-04-18 18 35 18) 敵がすごい強い割にはこっちのなかなかレベルが上がらないからテンポ悪いんよね。バキュラ戦法使えば楽々ボス倒せるけど、それすら見越したクリア後のドルアーガの塔。 -- 名無しさん (2022-10-07 20 45 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/15591.html
関連商品:TOPなりきりダンジョン +目次 攻略本・資料集・画集 小説 漫画 音楽CD ドラマCD アニメ 攻略本・資料集・画集 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン オフィシャルガイドブック テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 超着こなし術? テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX 英雄を導く書? テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX パーフェクトガイド? テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX 公式コンプリートガイド? 小説 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン(上・下巻) 漫画 Vジャンプブックスゲームシリーズ テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン? 音楽CD テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX オリジナルサウンドトラック? ガラスの花(Tales of Edition) ドラマCD ドラマCD テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン -月の章-? ドラマCD テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン -太陽の章-? アニメ
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/15600.html
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン オフィシャルガイドブック +目次 概要 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン オフィシャルガイドブック 分類 攻略本 発売日 2000年12月1日 販売/出版 エンターブレイン 著者 ファミ通書籍編集部 価格 900円(税別) 商品画像 コメント 関連リンク 関連項目 被リンクページ 関連商品:TOPなりきりダンジョン ▲
https://w.atwiki.jp/cwc_dat2/pages/282.html
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン X テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン XID+ゲーム名所持金MAX メンバー変更 アイテム変更 戦闘後職業マスター 経験値256倍 アイテムMAX 食材MAX 武器MAX 装備(頭)MAX 装備(体)MAX 装備(腕)MAX アクセサリーMAX 貴重品MAX EBG999 Lv MAX バトル CP9999 エンカウント 何度でも料理 グレード テイルズ オブ ファンタジアXガルド 取得経験値 クレス技熟練度 ID+ゲーム名 _S ULJS-00293 _G Tales of Phantasia Narikiri Dungeon X 所持金MAX _C0 money MAX _L 0x202F30C8 0x05F5E0FF メンバー変更 _C0 Member Change _L 0x008893D0 0x0000000x _L 0x008893D2 0x0000000x _L 0x008893D4 0x0000000x _L 0x008893D6 0x0000000x 0 なし 1 クレス 2 ミント 3 アーチェ 4 クラース 5 チェスター 6 すず 7 ロンドリーネ アイテム変更 _C0 Item Change _L 0x003077yy 0x000000xx yy=アイテム xx=個数 14=スペシャルグミ 28=クロノグラス 2A=セージ~ 戦闘後職業マスター _C0 Job Master _L 0x202F1864 0x0000000F _L 0x202F18B4 0x000003E7 _L 0x20329418 0x000003E7 _L 0x20329438 0x000003E7 経験値256倍 _C0 EXP x256 _L 0x2002AC68 0x00063200 アイテムMAX _C0 Item _L 0x8030770D 0x00340001 _L 0x0000000F 0x00000000 _L 0x80307743 0x00060001 _L 0x0000000F 0x00000000 _L 0x8030774A 0x000F0001 _L 0x0000000F 0x00000000 食材MAX _C0 Food _L 0x80307759 0x00260001 _L 0x0000000F 0x00000000 武器MAX _C0 Weapon _L 0x8030777F 0x00C60001 _L 0x0000000F 0x00000000 装備(頭)MAX _C0 Protective gear(Head) _L 0x80307876 0x00200001 _L 0x0000000F 0x00000000 装備(体)MAX _C0 Protective gear(Body) _L 0x80307845 0x00310001 _L 0x0000000F 0x00000000 装備(腕)MAX _C0 Protective gear(Arm) _L 0x80307896 0x00270001 _L 0x0000000F 0x00000000 アクセサリーMAX _C0 Accessories _L 0x803078BD 0x006E0001 _L 0x0000000F 0x00000000 貴重品MAX _C0 Valuables _L 0x8030792B 0x00340001 _L 0x0000000F 0x00000000 EBG999 1人目 _C0 EBG999 player1 _L 0x102F311E 0x000003E7 2人目 _C0 EBG999 player2 _L 0x102F33F6 0x000003E7 3人目 _C0 EBG999 player3 _L 0x102F36CE 0x000003E7 4人目 _C0 EBG999 player4 _L 0x102F39A6 0x000003E7 Lv MAX _C0 EXP CHANGE LV MAX _L 0x2002AC74 0x3C042021 バトル CP9999 _C0 BATTLE CP 9999 _L 0x200296EC 0x00000000 _L 0x2002970C 0x00000000 エンカウント _C0 ENCOUNT OFF _L 0x202C453C 0x00000000 _C0 ENCOUNT ON _L 0x202C453C 0x43C80000 何度でも料理 _C0 Cook _L 0x00307644 0x00000000 グレード _C0 GRADE _L 0x20307B9C 0x3B9AC9FF テイルズ オブ ファンタジアX ガルド _C0 OKANE MAX _L 0x208893E8 0x0098967F 取得経験値 _C0 KAKUTOKU KEIKENTI _L 0x205C9634 0x00002710 _L 0x205CBB2C 0x00002710 クレス技熟練度 _C0 CRESS SKILL 100% _L 20889A40 64646464 _L 20889A44 64646464 _L 20889A48 64646464 _L 10889A44 00006464
https://w.atwiki.jp/tenkai_cr/pages/419.html
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン ナムコ(現バンダイナムコゲームス) 開発 日本テレネット 発売日 2000年11月10日 価格 4,725円 備考 すべてのゲームボーイ共通 410 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 14 11 05 ID /Lw2Ye+c0 なりダン1はテイルズとして論外 ただしPの裏話が見れるためPファン必見 といったところ 412 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 14 13 56 ID O1hA8O4P0 論外っつうか、別のRPGだからな1は 414 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 14 24 25 ID TXF2V3JD0 テイルズのアクション戦闘でなく、コマンド型の戦闘だからな>なりダン1 415 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 14 34 53 ID eNVPR5kV0 414 FF10風?のシステムなのに、味方は逐一命令しないと勝手に行動する、という仕様が…。 話は鬱だがテイルズにしては良かった(Pやってないと分かりづらいけど)。 あと服の作り方も遊び心があって良かったかな。256回板万歳w 417 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 15 15 02 ID abY2Nspq0 414 俺の初テイルズだな>なりダン1 アクションタイプの戦闘ではなかったけど、コスチュームでダオスやワルキューレ(+相棒の緑色の奴) ワンダーモモ、さらには某シューティングで破壊不可能な壁になれたりとナムコファンには いたせりつくせりな内容だったけどなw 418 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 15 26 12 ID OmYUuH7e0 なりダン1は中途半端なコマンド戦闘と鬱ストーリーに挫けそうになった その反動か知らんが2は単調だけどかなり面白く感じたな
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/1788.html
TOPなりきりダンジョン概要 + 目次 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス) テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 対応機種:GB / GBC 発売日:2000年11月10日 固有ジャンル:なし 主題歌/歌手:-/ - メインキャラクタデザイン:藤島康介 開発:日本テレネット TOPの続編(未来の54年後)冒頭は双子のディオとメルの物語で、TOPの世界設定を使用した低年齢向けのゲームと思わせるものである。ただし、ストーリーが進むにつれてこの物語がTOPの前日譚と後日談であることが判明する。 TOPの続編ではあるが、TOPキャラは仲間にならない。クレスたちはダオスとの戦いの後で悩み、双子にアドバイスをしたり自らの心情を吐露したりする。なお、ディオとメルのコスチュームとしてTOPキャラのものがある。また、ダオスになりきれるのは無印だけでリメイク版のXにはダオスのコスチュームがない。 サブストーリーである「たのまれごと」が30話用意されている。リメイク版のXでは人気があった2話ほどが部分的に残されていて他はカットされた。 第一部ではダンジョンクリアごとに双子がプレイヤーに話しかけてきて3択または4択で躾や教育をする性格イベントがある。リメイク版のXではこの仕様はカットされた。 後に公式からエスコートタイトル認定(=シリーズの主要作品ではない扱い)された。25周年に伴って分類はオリジナルタイトルに再認定された。 ゲームボーイの周辺機器「ポケットプリンタ」対応。集めたコスチュームのグラフィックを印刷可能。 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス) 対応機種:PSP 発売日:2010年内8月5日発売予定 固有ジャンル:真実と向き合うRPG 主題歌/歌手:ガラスの花/奥 華子 メインキャラクタデザイン:藤島康介 開発:テイルズスタジオ 初回予約特典:『ドラマチックDVD テイルズオブコスチューム!?編』 GB版のセルフカバー作“セルフカバー”を謳うだけあって、グラフィックはもちろんのこと、戦闘、チャットなどのシステムだけでなく、シナリオの大部分のセリフを変更したり新規作成した作品。重要キャラクターの基本設定まで変更しているためオリジナル版のプロット(双子は何者であるか。何をしたのか)を使用した別作品ととらえてもよい。 リメイク版の新キャラクターとして育ての親役の妖精エトス・TOPXバージョンの両作に登場するロンドリーネ(ロディ)・動いて喋れるクローゼットのアルベルトが追加された。 戦闘システムをリメイクしたTOP本編も収録。これによって、TOPをプレイしないとシナリオの全体構造がわかりにくいという無印の弱点を補った。
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/1154.html
ネタページ:TOPなりきりダンジョン 本作品ネタ概要 キャラクター 術・技 声優ネタ アイテム モンスター その他 他テイルズネタ 他作品ネタ 本作品ネタ 概要 テイルズオブファンタジアなりきりダンジョン キャラクター ディオ メル クルール エトス(X(クロス)版) アルベルト(X(クロス)版) ロンドリーネ・E・エッフェンベルグ(X(クロス)版) ノルン クレス・アルベイン ミント・アドネード チェスター・バークライト アーチェ・クライン クラース・F・レスター 藤林すず ダオス リリス・エルロン(GBC版) クルールニグルム(X(クロス)版) その他キャラ(TOPなりダン) 術・技 技系統? 攻撃術系統? 回復術系統? 秘奥義系統 声優ネタ くまいもとこ(ドラマCD) 斎賀みつき 柳瀬なつみ(ドラマCD) 阿澄佳奈 田村ゆかり 龍田直樹 永島由子(ドラマCD) 草尾毅 岩男潤子 伊藤健太郎 かないみか 井上和彦 川田妙子 喜多村英梨 森川智之 稲田徹 住友優子 佐藤聡美 下和田ヒロキ アイテム アイテム? 装備品? モンスター 通常モンスター ボス? その他 小ネタ? 他テイルズネタ 他テイルズネタ? 他作品ネタ 他作品ネタ?
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/6496.html
今日 - 合計 - テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時19分11秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/talesdate/pages/29.html
テイルズオブザワールド なりきりダンジョン2(GBA) フリオ・スヴェーン 菅沼久義 キャロ・オランジェ 有島モユ サナトス 日高のり子 テイルズオブザワールド なりきりダンジョン3(GBA) ポニー 西川宏美 クライト 麻生智久 ジャババ 龍田直樹
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4258.html
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン おはなし 概要 システム なりきり たのまれごと 性格 登場キャラクター アセリア歴4408年 アセリア歴4203年 アセリア歴4306年 アセリア歴4354年 暗黒時空 評価点 問題点 総評 その後 余談 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 【ているず おぶ ふぁんたじあ なりきりだんじょん】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 ゲームボーイカラー(全GB共通) メディア 16MbitROMカートリッジ 発売元 ナムコ 開発元 日本テレネットナムコ 発売日 2000年11月10日 定価 4,500円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 1個+中断データ1個※中断データは再開後自動的に消去 周辺機器 通信ケーブル(コスチューム交換)ポケットプリンタスーパーゲームボーイ/同2対応 判定 良作 テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク おはなし ある日、静かな夜空から美しい流れ星が降り立ちました。 あなたが星の光の中に見つけたのは、双子の赤ちゃん。 元気な泣き声を上げる男の子と、すやすや眠っている女の子。 それから13年経った、アセリア歴4408年。 争いもない平和なこの世界で、ちょっとした冒険が始まるのでした…。 (公式HPより転載) 概要 スーパーファミコン向けに発売され、後にプレイステーションでリメイクされた『テイルズ オブ ファンタジア(以下「ファンタジア」または「本編」)』の続編。しかし、シナリオライターのゲーム内での発言(下記余談を参照されたし)を考慮すると、続編ではなく「外伝」または「if」とも言える。 略称としては「なりダン(1)」が主流のようだ(*1)。当時はシリーズ作品の分類が存在していなかったが、その後はエスコートタイトル扱いされていた(2020年に分類自体が撤廃)。 物語はクレス達のいる時代のおよそ100年後に当たる、アセリア歴4408年が舞台となる。「なりきり」と呼ばれる不思議な力を持った双子の男の子・ディオと女の子・メル、そしてディオが拾ってきた不思議な生き物・クルールの冒険を通じて、彼らの秘められた過去、そして本編で魔王と恐れられたダオスが大いなる実りを求めた理由が明かされることになる。 システム なりきり ディオとメルが持っている不思議な能力で、その職業の服を着ることでその職業になりきる能力。 つまり、剣士の服を着れば魔神剣や虎牙破斬といった剣技を行使出来、ウィッチの服を着れば魔術が使える。 なりきりのためのコスチュームはディオ・メル共に66種類用意されており、剣士や忍者(くのいち)といったような戦闘職のコスチュームから、画家や占い師などの技術職のコスチュームまであり、後者のコスチュームは戦闘には不向きだが、後述する頼まれごとを解決するために必要になる場合もある。 また、モンスターや歴代ナムコ作品のキャラクター、そして本編キャラクターのコスチュームもある。 なお、『ファンタジア』において魔術はエルフの血を引く者以外は行使出来ないという設定があり、2人はエルフの血を引いている訳ではないのにウィッチなどの服を着ると魔術を行使出来るが、これにはなりきりの力に限らぬ理由がある。 たのまれごと 冒険の中で、町の人達からサブシナリオの「たのまれごと」を受けることがある。その数は全部で30。 「孫に誕生日のプレゼントを届ける」といったシンプルなお使いもあるが、前述のなりきりの力を駆使しなければならないものや、後述する性格を特定のものにする必要があるものもあり、一筋縄ではいかない。 本作のメインストーリーを進める一方で、終盤のダンジョンでは規定数完了させておかないと入り口で門前払いされるため、このたのまれごとも適宜こなしていく必要がある。 性格 ディオとメル、クルールには「性格」という概念があり、戦闘時に着ていたコスチュームや、ボスを撃破した後で彼らのしてくる質問に対し、どう答えるかで変動する。 性格はディオとメルは21種類(*2)、クルールは友達・忠実・野生の3種類有り、コスチュームにはそれぞれより能力が発揮出来る性格が設定されている。 また、クルールはディオとメルの性格によって前述の3種類のいずれかになり、それによって姿を変える(性格による3種類×レベルによる8段階=合計24種類)。 性格は、一部の頼まれごとを解決するために必要な条件になっていることもあるほか、装備品の中には戦闘による性格変動を起こさせなくするものがある。 登場キャラクター アセリア歴4408年 ディオ この物語の主人公の1人で、山で遊んだりすることが大好きな活発な13歳の双子の男の子。 メル この物語の主人公の1人で、ディオとは対照的に読書や裁縫が好きな穏やかでおっとりとした13歳の双子の女の子。 クルール ある日、ディオが山の中で拾ってきた不思議な生き物で、鳴き声は「クルール!(名前で設定したものが当てられる。)」や「ウキュ?」が主。冒険においては2人をサポートするが、物語の鍵となる重大な秘密を持っている。 ノルン ディオとメルの前に現れた白い翼を生やした謎の女性。2人に精霊の試練を受けなければならない事を告げ、以降も度々現れては彼らを導く事もあれば謎めいた言葉を残していくこともある。 ペアレント(プレイヤー) ゲームをプレイする「あなた自身」。双子のディオとメルの育て親となる。 アーチェ・クライン 「時空戦士(*3)」の1人で、魔術師。長命であるエルフの血を引くハーフエルフであるため、本編の時間から200年以上経った今も当時と変わらない姿で「魔女っ娘の塔」と呼ばれる塔に住んでいる。ノルンの頼みを受けてディオ達の力を試すべく戦う事になる、このゲーム最初のボスキャラクター。 アセリア歴4203年 ※本作中においては他の時代には登場しないが、本編においては、アーチェも下記のクラース同様にこの時代で出会い、仲間になるキャラクターである。 クラース・F・レスター 時空戦士の1人で、リーダー格として扱われる召喚術師。ダオスとの戦い(後に「ダオス戦役」として伝えられる)の後、自分の時代のユークリッド村に戻って助手であり恋人でもあるミラルドと共に暮らしている。2人に未来に伝えられているダオス戦役の記録は一方にとって都合の良い形で伝えられているものだという事を知らせ、クレス達の時代に行き、その真実を知るよう導く。余談になるが、ノルンは時空戦士に2人が試練を受けるための協力を要請するが、基本的にあまり突っ込んだ事は伝えていない。しかし、クラースには2人が背負っている宿命や、デリス・カーラーンが滅びの道を歩むようになったきっかけといったほとんどの事を伝えた描写がある。 アセリア歴4306年 チェスター・バークライト 時空戦士の1人で類い希な弓術の才を持つ、クレスの幼馴染みで無二の親友。ダオス戦役後は復興を遂げたトーティスの村(後のミゲールの町)の一角にある剣術道場で、戦争によって親を失った子供たちの世話をしている。 ミント・アドネード 時空戦士の1人で、神に祈りを捧げる事で癒しの力を行使する「法術(ほうじゅつ)」と呼ばれる力を使う法術師。現在はトーティス村の教会で人々をその法術の力で癒したり、悩み事の相談に乗ったりしている。 クレス・アルベイン 時空戦士の1人で、本編の主人公。現在は再興したトーティス村に剣術道場を開いて、剣術を教えている。 アセリア歴4354年 藤林すず 時空戦士の1人で、忍者の里に住まう里の頭領(*4)。弱冠11才ながらもその才覚は目を見張るものがあり、ディオ達が来る事やその理由といったものだけでなく、クルールの正体さえも初見で見抜いていた。 暗黒時空 ??? ディオとメルの正体を知る者。 評価点 重く、考えさせられるストーリー 全編を通してかなり暗く、重いストーリーが展開される。 だが、ただ暗いばかりではなく、その中でも様々な事を考えさせられるものになっている。後述するヴァルハラ村の移り変わり、頼まれごと、魔鏡を通じて垣間見る事の出来る時空戦士達の心、そしてそれに対する思いなど、シナリオ・ストーリー面の完成度の高さはシリーズ屈指だとするファンの意見も少なくない。 コミカルなシーンは徹底してコミカルに、ダークなシーンは人の心の暗い部分に容赦なく踏み込んでくる。パッケージや物語冒頭の雰囲気は、良い意味で裏切られることだろう。 『ファンタジア』本編の名言、「この世に悪と呼べるものがあるとすれば、それは人の心だ」というのを更に踏み込んだ「罪と罰」「欲望」「慢心」「憎悪」「差別」そして「狂気」といった「人間の内側」、そして「育つ環境、親と子」が本作のテーマであると言えよう。 続編として見ても秀逸 テイルズ オブ シリーズにおいては、続編として作られていながらも色々破綻してしまったものもある。だが、本作のシナリオに関してはまさしく『ファンタジア』の裏側を描いたとも言える内容となっており、この作品と本編を組み合わせる事で「『テイルズ オブ ファンタジア』という作品は完全なものとなる」との意見もある。 本編のキャラクターはあまり活躍せず、ゲスト出演程度の出番しかない。しかしその少ない登場で本編のキャラクターたちのその後の心境やダオスとの戦いについての考えが十分伝わるため、問題というよりむしろそれ故に本作の主人公たちのシナリオに集中でき、なおかつ本編のファンはイメージを崩すことなくプレイできると評する者も多い。 ただし本編のファンの中には、そのあまりの雰囲気の違い等の理由から、この作品を否定的に見る者も少なからず存在するのも事実で、この辺はやはり続編物として避ける事の出来ない宿命か。 親としてのプレイヤー ディオとメルの親となったプレイヤーはディオとメルの名前の変更だけではなく、プレイヤー自身の呼ばれ方も変えられる。名前で「○○さん」と呼ばせるのは勿論、「お父さん」や「お姉ちゃん」、さらに「偉大なる指導者様」、「ご主人様」と呼ばせることも可能。 また、第一部のみだが、ボスを倒すごとに双子がプレイヤーに問いかけてくる質問の答え方によって、「性格」の値が変化する。 上記の要素から本作はシリーズ中もっともプレイヤーと登場キャラクターの距離が近いと言われ、操作キャラクターたちに非常に愛着がわく。 ナレーターも高評価 ふしぎ ふしぎ。 キャラクターの動きだけではなく、キャラクターのその場の心の描写などを解説。 GBCの、本編と比べて少ない容量と小さなドット絵で表現しきれない描写を演出するための苦肉の策とも言えるが、まるで絵本を読んでいるようなテキストと挿入されるタイミングにより他のテイルズ オブ シリーズにはない独特の雰囲気を演出するのに成功している。(参考動画(ニコニコ)) GBCとしては頑張っている音楽 流石にSFC版やPS版の元の曲と比べるのは酷だが、それでも十分に曲の雰囲気は出ている為、GBA版『ファンタジア』のチープなPSG音のアレンジよりも良いという意見も多く上がっている。 本作オリジナルの「DARK MIND」「JUDGEMENT」等の曲の評価はかなり高い。 良くも悪くも力を入れすぎのおまけ要素 メインストーリーをクリアすると『ドルアーガの塔』のダンジョンが登場する。(参考動画(ニコニコ)) 流石に本家に比べ簡略化はされているものの、ダンジョンは全60階あり、更に途中で条件を満たしていないとZAPで飛ばされてしまうなど、雰囲気は出ている。 塔にしか出てこない多くのモンスターやクリア後のイベント、そしてエンディングロールもドルアーガの塔用に用意されており、良くも悪くも「おまけに力入れすぎ」と評されることも。 問題点 戦闘関連 戦闘システムがアクション性の高い戦闘を売りにしているテイルズ オブ シリーズでありながら、ターン制に近いものとなってしまっている。本作のプレイ人口の少なさの最大の原因と言っても過言ではない。 ハードスペック上仕方ない所もあるのだが、シリーズ通じての特色であるアクション性の高い戦闘システムではない、という点は言うまでもなく異色で、それ故に批判意見が集まっていると言える。 一応、部分でアクション要素がある事もあり、シリーズのリニアモーションバトルシステムらしい雰囲気を出そうと頑張っているのは解るのだが、やはり根底の仕様はどうしようもない。 本作の戦闘バランスはかなりタイトになってしまっている事もあり、「ストーリーは良いのに、(先が見たくても)戦闘がきつすぎる」という意見がよく上がる。 中でもラスボスはシリーズ最強ともいわれる程。 ものすごい威力の全体攻撃に加え、かなりの頻度で回復したり、防御を固めたりする。これだけでもかなり厳しいのだが、素早さが非常に高いため、ディオ達の素早さが低いと連続行動を許してしまう。場合によっては、最大レベルであってもまともな方法で倒すにはかなり運の要素が絡む。 ただし、ディオ達を計画的に育成した場合は、それほど強敵ではない。ディオ、あるいはメル1人だけでラスボスを倒すことも十分可能である。 そうでない場合、後述するある種の救済措置である「バキュラ戦法」に頼らざるを得なくなり、長期戦が確実となる。 コスチューム関連 レベルアップの際に着ていたコスチュームに応じて能力の増減に影響があるため、コスチュームの運用方法によっては能力が偏ったり、器用貧乏になってしまい、場合によっては一層攻略が難しくなってしまう。 キャラクターのレベルとは別に、着ているコスチュームをマスターするために必要な、いわばコスチュームの経験値である「コスチュームポイント(CP)」という概念がある。 CPが溜まるとそのコスチュームの特技を使えるようになるほか、マスターした種類のコスチュームは合成して新しいコスチュームを作る「オーダーメイド」に使えるようになる。 たいていの上位コスチュームは着用条件として、下位のコスチュームをマスターしておく必要があるが、それだけではなく「人生経験」が設定された数値以上無いと着られないようになっている。コスチュームを1種類マスターすると人生経験の値が1上がり、上位のコスチュームを着るには多くのコスチュームをマスターして人生経験を積む必要がある。 従って、コスチューム育成と同時にディオ達のステータス成長にも気を配る必要があるため、管理が難しくなってしまっている。 強力なコスチュームを着られるようにするには、基本となる様々なコスチュームをマスターしなければならないため、この問題が厄介なものになっている。 実戦運用を見越したレベルアップを考慮しすぎてコスチュームをいくつかに固定させてしまうと「人生経験」が上がらず、強力なコスチュームを着ることが出来なくなる。 かといってコスチュームマスターを優先すると、特技が解放されたマスター済みのコスチュームはすぐに着替え、未マスターのコスチュームを戦闘で運用することになる。また、高い能力成長補正を持つコスチュームに固定せず様々な種類でレベルアップしていると、能力が伸び悩んだままにもなりかねない。任意でレベルアップをさせることが出来るならまだしも、勿論そんな事が出来る訳はない。 なお、コスチュームを着替えるには、コスチュームケースがある場所に戻るか、消費アイテムが必要。 実戦運用が難しくなってしまうと「バキュラ」のコスチュームをディオまたはメルに着せてボスのTP(*5)が尽きるのを待つ「バキュラ戦法」以外に道が無くなってしまう。 もっとも、育成が上手く行っても最終的に着せるコスチュームは、ディオは高い攻撃力と圧倒的な速さを持つ上に魔法全般耐性まで持つ非常に強力な「忍者頭(にんじゃがしら)」、メルは高性能な回復技と魔法全般耐性を持つ「ミント」の組み合わせ、のほぼ一択。 これらのコスチュームを手に入れてからはあらゆるコスチュームが下位互換となり、「好きなコスチュームを着てダンジョンを攻略」という自由度が大幅に減少してしまう。 + バキュラとそのコスチューム及び、バキュラ戦法について 元はナムコのシューティングゲーム『ゼビウス』に登場する敵で、256発打ち込めば破壊出来るという都市伝説(*6)をネタにしたコスチューム。 着るとHPが強制的に256になってしまうが、如何なる攻撃でも1しかダメージを受けず、また、本作では敵も特技を使う時にTPを消費する仕様になっており、どの敵もバキュラを破壊出来る256発も特技を使えない(その前にTP切れを起こす)ために、他の仲間が力尽きてもバキュラで敵のTP切れを待って、その後で仲間を復活させて一気に攻め掛かるという戦法を取る事が出来る。 つまり、育成失敗して能力的に問題のあるキャラクターとなってしまった場合は、雑魚はともかくボス敵に関してはこれを着せて壁役に徹底させるしか無くなってしまうということ。 育成に関しては、このゲームでもっとも大切なパラメータである素早さの成長を考え、レベルアップ直前に「忍者頭」や「すず」に着替えさせる事が多いが、或いは全パラメータが高成長する事から「ダオス(*7)」にするケースもある。 いずれにせよ、レベルアップ直前にいちいち着替えるのはかなり面倒なのだが…。 従来のシリーズのようにリニアモーションバトルであれば、偏りすぎたステータスも多少プレイヤーのテクニックでカバーできたかもしれず、また他のコスチュームより弱いコスチュームでも操作性によっては十分楽しめたであろう事を考えると、これもまた本作のターン制という戦闘システムにより発生してしまった問題といえる。 余談になるが、このシステムに対しての批判があったためかは不明だが、『なりきりダンジョン2』と『同3』ではコスチュームごとのレベルに育成要素が一元化されるようになった。 鬱要素がある 本作を指して鬱ゲーとする意見がかなり多い。 鬱要素としてよく上がるのが本作のシナリオ第二部・ヴァルハラ村・悪徳商人ボエボエ・魔鏡イベントである。 公式サイトやパッケージなどを見る限りでは、これ程陰鬱な気分になる要素があるゲームにはおよそ見えず、ギャップ故に余計にトラウマになってしまった、というプレイヤーも多い。 また、本作の文章はゲームの容量、あるいは画面の解像度の問題もあるのだろうが、基本的にひらがなとカタカナで構成されている。 その中でも一部の字と「死」のみは強調して漢字で表記してある他、本作の鬱要素は人の死だけでなく、今生きている人の心の弱さ、脆さ、醜さといった人間の裏の部分を抉り取るように演出している。 + 各イベントの大まかな概要 シナリオ第二部 ネタバレ防止のため深くは記述できないが、13歳の子どもにはあまりにも厳しい試練と現実がある。 過去ヴァルハラ村 ヴァルハラ村は戦争で肉親を失ってしまった者や、各地で虐げられ、追いやられてしまった者が集う村である。それ故に雰囲気は非常に重苦しく、人間のどす黒い部分も見られる。特に死を望む男、妻と息子を亡くした老人、頼まれごとに登場する発狂した少女は多くのプレイヤーの心に残った(トラウマになったという者も)。そして約100年後、途端に裕福となったこの村の人々は金の亡者となり心の中が貧しくなっていく。なんともリアルで汚い人間の心を描いている。 悪徳商人ボエボエ かなりの鬱イベントで、救われない人の業を描いている。ある意味本作のもう1つの本編である。本作だけではなくテイルズ オブ シリーズ全体を通して見ても屈指の完成度と重厚なシナリオを誇るサブイベント。まさに本作の鬱要素、プレイヤー(親)から受けるディオとメル(子ども)への影響、ヴァルハラ村を表現しているイベントである。ちなみに、この「ボエボエ」という名前もあくまでデフォルトの設定であり、実は変更が出来る。良くある「名前を入力して下さい」というものとは違うナビゲーションメッセージが名前を入力する際に表示されるのだが、これまた色々な意味で強烈に印象に残るものになっている。しかも、イベントの内容が内容なので余計に複雑な気分になる。 + ボエボエの名前設定時のナビゲーションメッセージ。ネタバレ(?)注意。 「あなたがおもう、いやな人のなまえは?」 魔鏡 こちらもネタバレ防止のため深くは記述はできないが、一部の本編キャラクターのストーリーが鬱すぎるとの意見が多々ある(チェスター、アーチェ、すずが特に言われている)。ちなみに、このイベントの内のチェスターのものの中で出て来る誤字(にどど(*8))は批判を浴びており、イベントの内容が内容だけにネタにして笑い飛ばす事も出来ないというのが追い打ちになっている。 哲学的な問い 第二部から登場するボスキャラクター、魔鏡イベントでのとある男女のテキストが非常に哲学的である。 他のRPGでも哲学的な問いや発言は存在するのだが、本作の場合、問題は登場キャラクター達がそれに対して明確な答えや見解、解釈を示さないため、必然的にその問いに対する回答や解釈は完全にプレイヤー依存となる。 しかもそれらの哲学的な質問はいくら議論しても答えが出ないような難解なものばかりで、多くのプレイヤーが悩まされた。 そこまでの難題を示すのならば、せめてなにか指針のようなものは欲しいという意見が出るのも無理はないが、この作品は全体を通して「答えは自分で考えろ」というスタイルであり(本編もその傾向がある)、自分で考えることにこそ意味がある。 総評 ストーリーの重さで言えば恐らくはシリーズでも一二を争うものであり、そういった意味でも異質な作品である。 そのシナリオは深く練り込まれており、人のダークな面も含めた描写はもはや見事の一言で、続編として見ても『ファンタジア』を見事に補完している傑作である。 『ファンタジア』のシナリオやキャラクターに深く触れず、新たに判明していく謎、本編で特に触れられなかった物語をメインにした外伝的なスタンスは『ファンタジア』のファンにもおおむね好意的に受けいれられたが、もちろんそうではないファンもいるのは事実である。 全編を通じての「過去の罪」と「純粋な心」という、関連性のなさそうな2つのテーマが上手くシナリオに噛み合っている。 そして、リアルな人物描写故に考えさせられる所も多い。ヴァルハラ村やボエボエのイベント等、RPGの肝であるシナリオ・ストーリーに関しては、暗く重いものが受け付けないといったような事がなければ十分にプレイヤーを引き込めるものとなっている。 ストーリーだけでなく、独特な言い回しのナレーターや、親としてゲームに参加できるシステムなど、他のテイルズ オブ シリーズにはない面白さも持ち合わせている。 それだけに、ハード性能の問題もあるとはいえ、テイルズ オブ シリーズでありながら、ターン制に近い戦闘システムになってしまっている事やシビアすぎる戦闘バランスといった要素が惜しまれる。 本作を評価する上での定番となっているのが「戦闘システムがリニアモーションバトルシステムだったら文句なしなのに」といったようなもので、それ故に戦闘システムを改良したリメイクを望む声も多く出る事になった。 その後 ファンのリメイクを望む声に応えてか、2010年8月5日にPSP用ソフトとして『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)』が発売された。 戦闘システムは一部の要素が賛否両論あるものの、おおむね高評価を得ている。 だがそれ以外の点…特にシナリオやキャラクター面は本作のダークな面の描写などを必要以上に改変・削除してしまい不自然な迄に軽い作風にされてしまった他、急ごしらえで製作したとしか思えない粗末な新設定や新キャラによって原作どころか大元の『ファンタジア』のシナリオ展開にまで重篤な悪影響を及ぼしている、本作オリジナル曲がすべて差し替えられているなどといった点も含め、とてもまともなリメイクとは言えない有様となってしまった。 原作発売時に生まれていなかったプレイヤーや原作未プレイのプレイヤーによって内容が異なる原作なりダンとなりダンXと一緒くたにした「なりダン許すまじ」との声が多々ある点は残念なことであろう。 余談 本作のシナリオを手がけたライターの新免G之進(しんめんじーのしん)氏は、メインストーリークリア後に入れるスタッフルームにおいて「この作品の主人公は、実は…○○○です。」と、ディオ達が本作における本当の意味での主人公ではないとしている。 実際に誰を主人公としているのかは敢えて伏せさせて頂くが、クリアした上でそれを聞くと確かに納得がいくものとなっている。 また、同時に「本作は『ファンタジア』の続編であるけれど、ここで描かれた物語はあくまで「可能性の1つ」でしかなく、本当の『ファンタジア』の続編はプレイヤーがそれぞれに思い描くものです。」(意訳)とも発言している。 実際の内容も非常に優れているが、公式という立場でありながらプレイヤーの想像の余地を奪わず、また、プレイヤーの思い描く想像を否定しないスタンスを示したことは高く評価されている。 勿論、これで内容がお粗末であれば「ただの逃げでしかない」と批判されてしまうのは言うまでもなく、ライターのシナリオへの強い自信が垣間見える。 そして本作シナリオがライターの自信に応えうるだけの逸品であるというのは、各所のコミュニティやレビューサイトにおいてシナリオ面への批判がほぼ見られないという事実が示す通りである。