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闇、無音、船内にて。(こなた×王様)の続きです ジョボジョボジョボ……… 「ふぅ……」 遊戯は用を足しながらトイレの天上を見上げ、ため息をついた。 真っ暗な夜空を見つめるよりも幾分、思考をせずにすむ気がした。天井の染みを視線でなぞっていれば、それなりに気もまぎれる。 「はぁ……」 今度はうなだれながらのため息。 自分の足元を見つめながらも、遊戯の脳内には違う映像が映し出されていた。 青い髪、小さな肩、大きな瞳、愛らしい唇…… 「はぁ……」 三度のため息。しかしそれは前の2回とは違う、どこか恍惚を含んでいた。 カ…チャ…… 「!!」 背後から聞こえた物音により遊戯の思考は現実世界へと引き戻された。 上半身と首をひねり、後ろを振り返る。誰か来たのだろうか? ドアは20センチばかり開いていた。しかし、視界の及ぶ限りは誰の姿も見て取れない。逆後ろ方向にも振り返ってみる。誰もいない。 遊戯は数秒間黙りこみ気配を探ったが……人の気配は無い。 (風で開いたのか……) なにぶん空中である。通路に出れば強風がビュンビュン吹き荒れている。自分がドアを閉切っていなかったせいで、ドアが開いたのだと結論をだした。その瞬間 「どんな気分ですか……遊戯君?」 安心した瞬間に真後ろからかけられた声。遊戯は文字通り体を飛び上がらせて驚いた。 「動けないのに、背後を取られる気分というのは……」 「っ!?ぉ……うっ」 肩に手を置かれた。そして甘い声色、耳たぶに吹きかけられる生暖かい息。人に対してこのように話しかけるのは…… 「こ……古泉君…?」 「こんばんは、遊戯君」 にゅっ、と遊戯の顔の横に古泉の整った容姿が現れた。いつも通りの、眼を細めて口元をわずかに曲げた笑みを浮かべて。 「瞬間移動でも使えるのか、古泉君は?」 遊戯は視線を古泉から離し彼に尋ねた。古泉の手は遊戯の肩に置かれたままだ。 簡単なことですよ。と、古泉は答えた。 「僕はトイレのドアを開けた瞬間に球体に変化。遊戯君がこちらを向く前にあなたの死角へ移動。そしてあなたが気を抜いた瞬間、元に戻って話しかける。それだけですよ」 遊戯はその説明を聞き、なるほど、と声を返した。 「賢いんだな、古泉君」 「いえいえ、僕はごく平均的な男子高校生ですよ」 それよりも、と、古泉は呟きながら視線を下へと向けた 「遊戯君、なかなか……んふっ」 「!!!?」 遊戯は瞬間的に思い出した。彼、古泉がガチホモ、すなわち同性愛を好む人間だと言うことを。 あわてて自分のモノをしまい込む。気のせいかもしれないが、肩に置かれていた手が今は首筋をなぞっているような気もする。このまま大事なモノを露出していては、何をされるか想像するだに恐ろしい。 早く離れたほうが身のためだ。男としての本能がそう告げている。 「じゃ、じゃぁ古泉君、もう夜も遅いし、俺は寝るぜ。おやすみ……ぅぶ!?」 手を洗うのも忘れ、一刻も早く古泉から離れようとする遊戯。しかし、トイレのドアを開け外に出ようとした瞬間、ボフッと何かに顔をぶつけて体が跳ね返った。 「な、なんだ?ドアの向こうに壁が……」 いてて、と鼻頭を押さえながら入り口を見てみる遊戯。その視界に映ったのは…… 青い作業つなぎを着込んだ大柄な男。チャックを少し下げた胸元からは逞しい胸筋が覗き見える。 顔は日本人離れして彫りが深く、しかしその瞳は少年のような輝きを放っており、そのギャップが見るものを男女関係無く魅了するかのように思える。 「いきなり胸に飛び込んでくるなんて、うれしいことしてくれるじゃないか」 声は低く、耳に心地よい程度だ。 「あ……あ…べ……」 遊戯の目の前に現れたのは、古泉をはるかに上回る同性愛者、自他共に認めるいい男、お覇王曰くアホ毛ガチホモ。 阿部高和。その人であった。 「さっそくだが、や ら な い か 」 蛇に睨まれた蛙の如く、遊戯はその場を動けなかった。ただ、阿部の小さな笑い声と、肩に再び置かれた古泉の手の感触を感じることしかできなかった…… 「『いいこと思いついた。お前、俺と古泉とで3Pしろ』 そう言うが早いか、阿部は遊戯の肩を掴み、床に押し倒した。 うっ、と、遊戯がうめき声を上げたと同時に、今度は古泉に両腕を押さえ込まれ、万歳の体勢で身体の動きを封じられた。 髪型で誤魔化してはいるが、遊戯は実は身長が160センチもない。同じ高校生とはいえ、遊戯よりはるかに長身の古泉と、いいガタイをした阿部の2人がかりで押さえ込まれたら、逃れる術は残っていない。 『あ、阿部さん!古泉君!一体何を!?離してくれ!』 『何って……『ナニ』ですが?』 『男は度胸!初めてが3Pなんて滅多に無い経験だぜ、遊戯?』 手足をばたつかせても、拘束はビクともしない。古泉を睨んで叫んでも、いつも通りの食えない笑みで返されるだけだ。 『さて、それではさっそく……おっと、なかなか引き締まったいい体してるじゃないか』 『本当ですね。実においし……バランスの取れた体です』 『うっ!?……ゃ…やめ……』 阿部の冷たい手が、遊戯の上着の中に侵入してきた。 指の1本1本が、まるで絡みつくように下腹部、へそ、わき腹と伝い、遊戯にくすぐったいような、むず痒いような感覚を伝える。 『やめ…っぅ…て、くれ……』 遊戯の制止の声も、もはや、いや、むしろ初めから微塵の効果もない。ライオンの狩場に迷い込んだ子ウサギに残された道は、ただ2つ。黙って食べられるか、泣き叫びながら食べられるか 阿部の手が遊戯の胸部に到達した。数度円をかくように薄い胸板を撫で回すと、胸の中心にある小さな突起に触れた。 『「ん…!ぅあ……ふぁ……」 『おや、意外と敏感なんだね。仕方ないね』 『その顔、可愛いですよ?遊戯君……んん……』 阿部の指が突起を摘み軽く引っ張った瞬間、遊戯の体は跳ね上がった。その様子を見てニヤリと、笑みを浮かべる古泉。遊戯の羞恥心を引き出すことを目的とした言葉を浴びせ、言い終わると同時に自分と遊戯との唇を合わせた。 もう声すらもだせない遊戯。頭の中には、何故こんなことになってしまったのかという疑問と、認めたくないが気持ちいいかもしれない、という思い…… (く、くやしい……だが、感じちゃうぜ……ビクビク) ……遊戯は本能的に感じていた、自分がノンケの世界から、何もかも新しい世界に踏み込もうとしていることを……」 「起こってもいないことをさも起こったように語らないでくれ!古泉君!!」 「んふっ、これはこれは、失礼しました……っと」 「まぁやらないかってのは冗談だよ遊戯。そんなに警戒するな」 自分を警戒して身構える遊戯に笑顔を見せる阿部。遊戯の脇を通り抜けると、洗面台に軽く腰掛けた 「俺は人の男に手を出したりはしないんでな」 そういうと、手で遊戯にこっちへ来い、と伝える。未だに警戒を解かない遊戯だったが、彼自身、阿部という人の紳士ぶりは知っている。自分から手は出さないと言った以上、おそらくその通りにするだろう。 古泉に視線を向けて見る。彼はすでに遊戯の肩から手を離しており、トイレの壁に体重を預け、まるでモデルのような姿勢で柔和な笑みを浮かべている。古泉は遊戯の視線に気付くと、首を小さく縦に振った。大丈夫だ、ということだろうか。 ふぅ~、と遊戯は大きくため息をつくと、阿部のすぐ隣の壁に背を預けた。 「それにしても、2人ともどうしたんだ?こんな夜中に。偶然じゃないだろう?何企んでいるんだ?」 時間差から考えて、2人は自分が部屋を出た直後に自分を追跡してきた、と遊戯は気付いていた。目的としては2人の性癖から考えて、アッー!的なことだと思ったが、阿部曰く、それは違うらしい。 ではなんだろうか?遊戯には想像がつかなかった。重大なことならこんな冗談を交えている場合ではないし、軽い用事なら明日言えばいいだけだ。 それにもう1個、遊戯には気になることがあった。 「それに……人の男ってどういう意味だ?」 この遊戯の質問に、阿部と古泉は視線を交わし、くくっ、と喉を鳴らして笑った。 「……何がおかしいんだ?」 不機嫌そうに眉をしかめる遊戯に、古泉は笑いながらこれは失礼、と返した。 「いえ、もしかして本気で仰っているんですか?前々から思ってはいましたが遊戯君、少し鈍すぎではありませんか?」 古泉の言葉に、意味不明、という表情をする遊戯。古泉は今度は軽くため息をつくと、阿部に視線をおくった。 阿部は頷くと、なあ遊戯、と遊戯に向かって一言言った。 「最近、こなたと仲がいいじゃないか」 その一言だけで、遊戯の顔は一瞬で真っ赤になった。 「いいいやそんな!俺はただデュエルに誘われたりしただけで!泉さんとはただ仲間として……」 「彼女が仲間に入って以来、日中は甲板、室内でデュエルや談笑、並んで空を見上げることもしばしば……」 手を振りまわして阿部の一言に過剰反応する遊戯の言を、古泉と阿倍の静かな声が遮った。 「なんらかの作業がある際には、何も言わずとも2人で行い、コンビネーションもなかなかのもの」 「夕食も、まず間違いなく隣同士に座ってお喋りしながらだしな。その後も大体一緒にいる、と。まぁなんていうか、これはアレだな、古泉?」 「えぇ、どう見てもアレですね」 「あ……アレ……?」 またも意味不明、といった表情で阿部と古泉を交互に見やる遊戯。2人はニヤニヤと口元を綻ばせながら、茶化すような口調で言った。 「どう見ても、仲のいいカップルですよ?」 「どう見たってウホッ、いいカップル、だぜ?」 「なぁぁっ~~!?―――………!!」 遊戯は耳まで瞬時にタコのように真っ赤になり、素っ頓狂な悲鳴をあげた。そのまま開いた口が、陸に上げられた金魚のようにパクパクと開け閉めを繰り返す。 「ちっ……ちが……」 「おや?違うんですか?泉さんはとても元気で無邪気で、まるで太陽のように明るい人ですからね。一般的な目線から見ても、魅力的な方だと思いますよ。 遊戯君にその気がないなら、僕が狙わせて……おっと、そんなに睨まないでください。ほんの軽いジョークですよ。阿部さんも睨まないでください」 遊戯と、ついでに阿倍の射殺すような視線に古泉は肩をすくめ、笑顔で取り繕う。 ふっ、くっ、と数度息を詰まらせてから、遊戯は出来るだけ平静を装った声で言った。 「でも、そんな反応をするということは、好きなんですよね?」 「……分からないんだ……」 「分からないとは……何がです?」 「どうすればいいのか、分らないんだ……」 壁に預けていた遊戯の背が、ゆっくりとズレ落ちてゆき、遊戯は床に座り込んだ。 そして勘弁したかのように、語りだした。 「俺が泉さんが好きだとしても、泉さんは俺をどう思っているんだろうな?ただ、仲がいいだけの仲間、って思っているかもしれないし、実は嫌いなのかもしれない。だから、どうすればいいのか、俺には分らない……それに」 「それは違うぜ遊戯」 「俺の……え?」 遊戯の沈んだ声を、阿部のよく通る声が遮った。 阿部は洗面台から腰を上げると、遊戯の前で腰を下ろし、遊戯の肩を掴んだ。 「お前はな、ただ怖がっているだけなんだよ」 「い、いや、怖がってなんて……」 「こなたのヤツの気持ちがどうとかなんてのは、言い訳だ。違うか?自分の気持ちを伝えて断られるのが怖いんだろう?傷つくのがな。あいにくオレは、いい男の嘘はすぐに分っちまうんでな」 お見通しさ、とウィンクしてみせる阿部。遊戯はその阿部の顔をしばらく見つめた後、彼から眼を逸らし、顔を伏せた。 「……スゴイぜ阿部さん……その通りだぜ……」 「その通りなんだ。怖いんだ、正直なところ。俺の思いを拒絶されたらどうしようって考えてしまうと、もう……」 「いずれ旅も終われば、別れる事になるのは分かってる……それまでに、答えを出さなければならないはずなのにさ……俺は、一体どうすればいいんだ……」 片手で頭を抱え、大きくため息をつく。口から漏れた言葉のイントネーションは、遊戯の今の感情を正確に表現した、悩みに溢れかえったものだった。 「遊戯君……」 古泉は遊戯に歩み寄り、その肩に手を置いた。その表情は。悲しげな色をたたえていた。 あなたは、自分の弱さを僕たちに見せてくれました、と古泉は始めた 「ほんの少し前、僕も、とある女性を好きだった時期がありました……いえ、もしかしたら、現在進行形かもしれません。僕自身、自分の心を覗き込むことが出来ないのです」 「そして同時に、とある男性が好きでもいたんです」 言葉に反応し遊戯が古泉を見上げたとき、古泉の表情はいつも通り、柔和と皮肉を含んだものへと戻っていた。 古泉は遊戯の隣に腰を下ろした。ふぅ、と大きくため息をつくと、トイレの低く薄汚れた天井を仰ぎながら続けた。 「彼女と彼のどちらかを選ぶなんて言うのは、到底僕には無理なことでした。そして不可能でもありました。その2人は互いを意識し合い、僕の入る余地は、初めから存在していなかったのですから……」 古泉の目は、天井を見ているのだろうか、それとも彼の言う、ほんの少し前を幻視し思い返しているのだろうか? 「恥かしい話ですが、僕は友達が少ないんですよ。目的を共にする同士なら、いくらでもいるんですけどね。僕自身も、あまり必要性の高いものではないと思っていたんです。でもあの時ばかりは、サンタの存在を信じる無邪気な子供のように、ひたすら心の中で願っていました」 「友達が欲しい。僕のこの気持ちを理解し、受け止めてくれる友達が欲しい。と」 古泉の声のイントネーションは、普段の怪しくいんちき臭いものとはかけはなれた、今にも声が震えだしそうなほど悲しいものだった。天井を仰いでいた顔は、話すにつれて下がっていき、今は伏せられている。 「結局僕は、自分1人で結論を出しました。僕の大好きな2人が幸せそうに並んでいる。それを少しハなれた場所から見つめるのが僕の幸せだと、自分に納得させたんですよ」 長々と失礼しました、というと、古泉は顔を上げた。 遊戯はあぁ、と小さな返事を返すことしか出来なかった。いつもニコニコと、まるでこの世に悩みなどない、という顔をしている彼が、こんな悩みを抱えているなんて想像もしていなかったからだ。 「僕は結局、諦めてしまったのですよ。それは仮に友達に相談したとしても、結果は変わらなかったでしょう。しかし、これは結果論ではないのです。この思いを外部に友達に相談できていたら、それは僕の心に対するカタルシスとして作用してくれたことでしょうね……」 ニコリ、といつも通りに微笑む古泉。しかし今の言葉の後では、もはやそれは自虐的な、自らを卑下するものとしてしか見えない。 「僕は遊戯君に、僕と同じ轍を踏んで欲しくないのですよ……」 古泉は横に手を伸ばすと、遊戯の先年パズルに触れると、その表面を愛おしそうに撫でた。 「以前、話してくださいましたよね……このパズルは、遊戯君の友達との友情の証、結束の力を現すものだと……」 「……あぁ、俺にとってもAIBOにとっても、かけがえのない宝だぜ……」 かけがえのない、というセリフに、古泉はため息をついた。そして心底羨ましそうな視線を、パズルに描かれたウジャド眼に注いだ。 数秒たつと古泉はパズルから視線を外し、遊戯の顔をじっと見つめた。遊戯君、と真面目な声音が室内に響く 「僕たちは、出会ってからほんの数日しか経っていません。互いに、互いの全てを知っているというわけではありません。しかし、どうか……」 古泉は一度言葉を切り、その涼しげな顔をわずかに赤面させる。しかし眼はけっして遊戯の瞳から外さずに、言った。 「僕をどうか……そのパズルのピースの1つに、していただけませんか……?」 「……っはは……」 最初に込めあげてきたのは、笑い声だった。そして次に、笑った喉が震えてきた。 遊戯は古泉の手をとると、自らの両手でその手を包んだ。 「いまさら何を言っているんだ、古泉君。君も阿部さんもピコ麻呂もみんなみんな、とっくに俺のかけがえのない仲間だぜ……」 「遊戯君……」 遊戯も古泉も、目頭が熱くなるのを感じていた。お互いの気持ちを吐き出し、お互いの弱さを晒した。お互いの心を見せあい、今の2人にはこれまで以上の仲間としての感情が芽生えていた。 そして遊戯の心には、それまで漂うだけだった思いが、固まっていた。 「古泉君…オレはもう、迷わない。自分が傷つくことを恐れない!」 「遊戯君……では……」 「あぁ……泉さんに……告白するっ!」 「……頑張ってください、遊戯君……!」 「全く、2人とも本当にいい男しやがって……」 こっちが恥かしいぐらいだぜ、と、古泉が話し出してからずっと黙っていた阿部が、頭をぽりぽり掻きながらため息をついた。 「いい目してるぜ遊戯。さっきまでの死人みたいなのとは大違いだ」 「阿部さん……」 阿部は2人の間に割り込むと、両方の肩に手を回し、抱き寄せた。 「今のお前になら、オレが掘られてもいいぐらいだぜ?いっそのこと、こなたなんか止めて3人で……」 「ちょっ!!」 「はは……ようやく決心がついたんですから、からかったら可哀想ですよ、阿部さん」 「それもそうだな。じゃぁ、励ました礼としてまた今度……ふふふ…」 「そうですね。また今度……んふふ……」 「ひぃぃっ!!?」 「船の最後尾へ行ってください。泉さんが待っていますよ」 立ち上がった遊戯に、古泉は行った。 え?と聞き返す遊戯に、古泉は笑顔で返した。 「あなたの心配をしていたのは、僕と阿部さんだけじゃないということですよ」 皆鋭いんだな、と遊戯はつぶやいた。同時に、俺ってそんなに分かりやすいのか?という疑念も浮かんだ。 どっちでもいいことだ、と遊戯は思った。そのおかげで古泉君と通じることができ、この心を決めることができたというなら、分かりやすいままでいい。 「行ってくるぜ」 手に力を込め、ドアを押し開く。 広がる星空、吹き荒れる風が、髪を弄び飛び去ってゆく。涼しくて、心地よい風だ。 「行ってくるぜ」 遊戯は振り返り、もう1度繰り返した。 「えぇ、頑張ってください」 「おう、行ってこい」 きっと上手くいくはずだ。俺の後ろには、こんなに頼もしい仲間が控えているんだから。絶対に上手くいく。 俺は2人に笑って見せると、歩き出した。不思議と緊張はしていない。もうこの心は揺るがない。それが分かっているからだろう。 チャリ…… パズルを繋いだ鎖が鳴った。 大丈夫だ。このパズルが俺を励ましてくれる。ピースの1つ1つが俺を励ましてくれる。 よし、行くぜ! トイレ前の通路、阿部と古泉は柵にもたれながら風に当たっていた。 「上手くいけばいいんですが……」 「うまくいくさ。今の遊戯ならな。それよりも、古泉?」 「なんですか?阿部さん」 「さっき友達はいないってたが、俺はお前の友達として、カウントされてるのかい?」 「んふ、当たり前じゃないですか。阿部さんは僕の友達であり、かけがいのないおホモ達ですよ」 「そいつぁ……うれしいこと言ってくれるじゃないか。それじゃぁ、とことん喜ばせてやるからな。ふふふ……」 「ありがとうございます。んふふふ……」 キィ――……バタン…… 「アッーーーーー!!!」 続く 名前 コメント
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1h4d、1h4bにて発生する各種チャンスについてまとめる。 おみっチャンスおみっちゃんが登場する漫画が描かれるチャンス。ニャロメロンが参加してる時は大体「おみっチャンス」になる。 ヘアピンチャンスヘアピンちゃんが登場する漫画が描かれるチャンス。右左が参加している時は大体「ヘアピンチャンス」になる。主にはらわたさいぞうが喜ぶ。 おじチャンスおじさんが登場する漫画が描かれるチャンス。フジキボーイズはおじさん好きが多いため基本的に毎回「おじチャンス」である。特に誰も喜ばない。 フジキチャンス1h4b(4コマバトル)において参加者が少なく、1位が狙いやすい時のこと。しかし、人数が多かろうと少なかろうと良い4コマを描けばフジキボーイになれるのである。 もし真のフジキボーイがいるとすれば、彼はフジキチャンスに微塵も興味を示さないであろう。
https://w.atwiki.jp/sims3/pages/64.html
チャンス 生活の最中、シムには職場や他のシムからの依頼といったチャンスが訪れることがある。チャンスを見事ものにすると昇進に向けて大きく前進したり、制限が解除されたりといった報酬を得ることができる。 チャンスには仕事、スキル、特別の3種類があり、同時に受けられるチャンスはそれぞれ1つずつ。受けてからでもキャンセルはできるので達成困難と判断したら早々にキャンセルして次の機会を待つのもよい。 チャンスの発生中は街画面にチャンスアイコンが表示されるようになっており、個人からの依頼でも依頼者の現在位置をマップ上で確認することができる。 達成には成果品を持って依頼者に届けなければならないものもあるが、街画面からアイコンをクリックして「(シム)を訪れる」を選択しただけでは届けたことにならず、シムに対する行動でしっかり届けなければならないため注意が必要である。また、その際は所持品として持っていなければならない。 仕事とスキルのチャンスは「シムの職業」「スキル」それぞれのページを参照のこと。 特別のチャンス タイトル 発生するスキルLv 内容 報酬 備考 コミュニティ交流会 5人のシムと交流する
https://w.atwiki.jp/pawapoke10/pages/43.html
チャンス チャンス(得点圏にランナー有り)の場合、ミート+2、パワー+5 調子が絶不調の場合、発動しない 甲子園一直線編 チャンス○ 北野が外に連れて行ってくれるイベント 妙子での告白成功にてランダム チャンス△ 9月2週の定期イベントで荷田とのミニゲームで負ける バトルディッガー編 TOP > 特殊能力 > 野手の特殊能力?
https://w.atwiki.jp/pawa14_wii/pages/90.html
チャンス チャンス(得点圏にランナー有り)のときに強くなる。 ポイント 「チャンス活用法2」を読むと5取得スペシャル練習、「芦谷と競え! 六道さんクイズ」で入手 監督・西田コーチから不安は無いかと聞かれたとき、「チャンスの時にサッパリ」で成功すると1・2除去、4取得(不安を克服(投手)) 友沢と夕食をかけたバッティング勝負をし、「ミートで変化球に合わせる」、成功すると4取得(友沢と夕飯をかけたバッティング練習) 監督・西田コーチから不安は無いかと聞かれたとき、「チャンスの時にサッパリ」で失敗すると2取得(不安を克服(投手)) 友沢と夕食をかけたバッティング勝負をし、失敗すると2取得(友沢と夕飯をかけたバッティング練習) TOP > 特殊能力 > 野手の特殊能力
https://w.atwiki.jp/tetrismonster/pages/233.html
【緊急!】特殊進化素材チャンス! カドゥケウス!(水と風) 消費スタミナ 20 バトル数 3 獲得経験値 300 Gold 1560~3580 バトル 出現モンスター 備考 1 金の女神 金の女神 金の女神 どちらかのパターンが出現水神のカドゥケウスは2ターンに1回攻撃 水神のカドゥケウス 2 金の女神 金の女神 金の女神 どちらかのパターンが出現風神のカドゥケウスは2ターンに1回攻撃 風神のカドゥケウス 3 風神のカドゥケウス 水神のカドゥケウス 2ターンに1回攻撃 カドゥケウス!(闇と光) 消費スタミナ 20 バトル数 3 獲得経験値 300 Gold 1560~3580 バトル 出現モンスター 備考 1 金の女神 金の女神 金の女神 どちらかのパターンが出現聖母神のカドゥケウスは2ターンに1回攻撃 聖母神のカドゥケウス 2 金の女神 金の女神 金の女神 どちらかのパターンが出現暗黒神のカドゥケウスは2ターンに1回攻撃 暗黒神のカドゥケウス 3 暗黒神のカドゥケウス 聖母神のカドゥケウス 2ターンに1回攻撃 カドゥケウス!(火と地) 消費スタミナ 20 バトル数 3 獲得経験値 300 Gold 1560~3580 バトル 出現モンスター 備考 1 金の女神 金の女神 金の女神 どちらかのパターンが出現火神のカドゥケウスは2ターンに1回攻撃 火神のカドゥケウス 2 金の女神 金の女神 金の女神 どちらかのパターンが出現地神のカドゥケウスは2ターンに1回攻撃 地神のカドゥケウス 3 地神のカドゥケウス 火神のカドゥケウス 2ターンに1回攻撃 +2014-02-20までの内容 カドゥケウス!(むずい) 消費スタミナ 20 バトル数 3 獲得経験値 300 Gold 3240~3990 バトル 出現モンスター 備考 1 水神のカドゥケウス 火の女神 地神のカドゥケウス 一番右のモンスターは2ターンに1回攻撃 火神のカドゥケウス 水の女神 風神のカドゥケウス 地神のカドゥケウス 風の女神 火神のカドゥケウス 2 火神のカドゥケウス 闇の女神 水神のカドゥケウス 一番右のモンスターは2ターンに1回攻撃 火神のカドゥケウス 光の女神 風神のカドゥケウス 風神のカドゥケウス 地の女神 水神のカドゥケウス 3 氷雪の女神 聖母神のカドゥケウス 銀の女神 聖母神のカドゥケウスは3ターンに1回攻撃暗黒神のカドゥケウスは2ターンに1回攻撃 金の女神 暗黒神のカドゥケウス 銀の女神 暗黒神のカドゥケウス 聖母神のカドゥケウス バージョン履歴 クエストが3つに増え、各2属性ずつ割り当て 2014-02-27 ~ 毎週木曜日に変更(2014-01-14告知) 2014-01-16 ~ 2014-02-20 このページの意見、情報提供、反論、感想などあればコメントどうぞ カドゥケウスですが、バトル3で聖母神と暗黒神のみのパターンありです。聖母神がドロップしました。 -- あきむ (2014-01-13 10 36 12) 私も同じパターンと同じドロップを確認しました。 -- 瀑竹流し台 (2014-01-17 08 56 18) 火と地のカドゥケウスですが、一戦目に火神カドゥケウスのみの場合ありです。 -- 名無しさん (2014-02-28 00 12 54) また、闇と光ですが、2戦目に暗黒神カドゥケウスのみの場合もありました。3戦目と合わせて2体の暗黒神を取れました -- 名無しさん (2014-02-28 00 16 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sims3pc/pages/25.html
チャンス * 生活の最中、シムには職場や他のシムからの依頼といったチャンスが訪れることがある。チャンスを見事ものにすると昇進に向けて大きく前進したり、制限が解除されたりといった報酬を得ることができる。 チャンスには仕事、スキル、特別の3種類があり、同時に受けられるチャンスはそれぞれ1つずつ。受けてからでもキャンセルはできるので達成困難と判断したら早々にキャンセルして次の機会を待つのもよい。 チャンスの発生中は街画面にチャンスアイコンが表示されるようになっており、個人からの依頼でも依頼者の現在位置をマップ上で確認することができる。達成には成果品を持って依頼者に届けなければならないものもあるが、街画面からアイコンをクリックして"(シム)を訪れる"を選択しただけでは届けたことにならず、シムに対する行動でしっかり届けなければならないため注意が必要である。また、その際は所持品として持っていなければならない。 仕事 業務中に残業や自宅持ち帰り作業、届け物などを頼まれる。 スキル (おそらく)獲得しているスキルに応じて街のシムたちから腕を見込んだ依頼の電話がかかってくる。 特別 街のどこかの施設で短期間発生する。新聞で1週間の出来事をチェックしていれば事前にチャンスの場所と時間を知ることができる。主に大食い大会やチェストーナメントなどの催し物。 仕事 * ビジネス ジャーナリズム 外食 軍事 科学 警察 医療 政治 プロスポーツ 音楽 犯罪 高校生 * タイトル発生する職業Lv内容報酬備考 研究プロジェクト科学施設を研究する学業向上 放課後の仕事アルバイトを見つける学業向上 ボイラー室学校でボイラーを修理する学業向上 現金収入 魚を用いた科学の実習魚を1匹、科学施設に届ける学業向上 執筆クラブ執筆スキルを上げる学業向上 若い政治家クラブ魅力スキルを上げる学業向上 優等生名簿優等生名簿に載る現金収入 小学生 * タイトル発生する職業Lv内容報酬備考 無料の試合スタジアムで無料の試合に参加する学業向上 落第しないで!学習グループに参加する学業向上 プロジェクトをリサーチスーパーマーケットを研究する学業向上 臭い虫学校に居残りする(虫かごを掃除する)学業向上 許可証の束市役所に書類の束を持っていく学業向上 優等生名簿優等生名簿に載る現金収入 文化的インタビューフランスの人にインタビューする成績の向上&友人との関係向上 スキル * メインスキル スポーツ 魅力 料理 釣り ガーデニング ギター 器用さ 論理学 絵描き 執筆 ワールドアドベンチャーズ・データセット追加スキル 武術 写真 ネクター作り アンビション・データセット追加スキル 発明 彫刻 特別 * 名称条件ノルマ報酬備考 アマチュア・オリンピックスタジアムでアマチュア・オリンピックに参加する入賞すると賞金 大食い大会レストランで大食い大会に参加する入賞すると賞金 ご近所グリル・マラソングリル料理を5回作る町のグリルシェフ賞 オー・マイ・ゴースト!死者の墓石を家族の誰かが持っているか、家に骨壺がおいてある死者の墓石を科学研究所に持って行く死者が半分生き返るきちんと生き返らせるためには神々の食事を食べさせる
https://w.atwiki.jp/pawa13/pages/25.html
チャンス チャンスのときに強くなる。 共通 経験ポイントで取得 得点圏にランナーがいる状態で、3安打以上 聖タチバナ学園高校 太鼓にテストの点を聞かれたとき、「お願いします」(太鼓にテストの点数を聞かれて) 宇津に誘われてコンパに行ったとき、女の子の名前を間違えるとダウン(宇津からコンパの誘い) 彼女 【TOP > 特殊能力 > 野手の特殊能力】
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/25815.html
超GR・ピックアップチャンス!! P 無色[ジョーカーズ] 1 城:ジョーカーズ ■城―自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う) ■自分の超GRの上から1枚目を常に表向きにする。 ■自分の表向きの超GRがジョーカーズなら、コストを1少なくして召喚してもよい。 作者:ヴァン ふと思いついたので作ってみました。 カードタイプが城なのはバトルゾーンに残るクリーチャー以外のカードタイプが良かったからです。 フレーバーテキスト 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/capricciopedia/pages/43.html
スーパー親番チャンスとは、「4択王」で採用されたルールである。 概要 自分が親番の時にのみ使え、出題後に宣言することで、その問題の得点変動が全て3倍となる。 スーパー親番チャンスは非常に良いものなので、絶対に1回は使わなければならない。 桃 「絶対に1回は使ってください!」 古川「それさえなければ勝ち切れるみたいなシーンあると思いますよ?」 桃 「すごく良いものなので^^」 非常に良いものな割には誤答も3倍になるので注意が必要。 スーパーヒトシ君くらい浸透している。 2022年にはクイズ王・古川洋平(1983-)によって、使わずに取っておくと回数が減らないという「スーパー親番チャンス保存の法則」が発見されている。 初出 関連項目 コメント 名前 コメント