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『瀬名アラタさんへ 昼休み、屋上で待ってます。今回は2人だけで話しましょう。 シャーロット・レイン』 「またか…」 この手紙を受け取った少年、瀬名アラタは憂鬱そうに呟いた 文面だけであれば世の青少年が歓喜する手紙、すなわちラブレターにしか見えないだろう 「何それ?見せて」 そこに1人の少女が近付きアラタ宛ての手紙を覗き込む 「これって、この前のエゼルダームの女子だよね?」 「ああ。あの時『他人の名前を使って呼び出す奴は信用できない』って言ったんだけどさ、そしたら今度は『2人だけで』って付け加えてきたんだよ」 と、アラタは思い当たる理由を彼女に述べる 「なあユノ、これってやっぱ無視した方が良いよな?」 アラタは同意を求めるように答えを求めた それに対しユノと呼ばれたその少女は、自分の想像した事が杞憂だと確信したのか、先程より一瞬遅れるように口を開くと 「でも今回は2人っきりなんでしょ?また会いに行ってあげたらいいじゃない」 「ええ!?」 ユノは明らかに嫌味っぽい口調で、アラタの期待を突き放す答えを口にした 「もしかしたら今度は本当に告白かもしれないわ。それにどうせ相手は女の子1人なんだから、いざって時は全速力で逃げればいいのよ」 「マジかよ…」 「第一印象だけで人の事を決め付けたら失礼でしょ」 「ああもう分かったよ!行くよ!行くって!その代わり、今回は覗きに来るなよ!」 「はいはい頑張ってねアラタ~」 結果的に、アラタはユノの意地悪に乗せられる形で手紙の主のシャーロットに会いに行く事となった 昼休みを迎え、アラタはすぐさま屋上へ向かった その足どりからは、さっさと片付けたいという彼の気持ちが伝わってくる 「長話は勘弁してくれよ…」 屋上に着いてもはまだ来ておらず、周りを見てもエゼルダームはおろかそれ以外の国の生徒さえいない 完全に自分1人…そんな状況のためか、アラタは思わず独り言を漏らした 「お待たせ…」 アラタより1、2分遅れてドアが開き、続いて少女の声が淡白な口調で飛んでくる 「俺はエゼルダームなんて行かないからな」 アラタは敵意を剥き出しにしながら、すぐさま自分の意志をシャーロットに突き付けた 「そう…」 しかしシャーロットは相変わらずの淡白な反応でアラタの意志を流し、何やら自分の制服を弄り始めた 「お、おい!何してるんだよ!」 シャーロットは制服を弄り始めたと思いきや、プチプチとそのままボタンを外していく アラタは咄嗟に後ろを向いた 「今、私が大声で叫んだらどうなると思う?」 胸元がはだけ、ブラジャーと素肌を露わにした姿でアラタの前に回り込みながらシャーロットは言った 「どうって…」 アラタは動揺を隠すように再び後ろを向くが、シャーロットも再び回り込む そして今度はアラタが後ろを向けないように首を掴み、視線を強制的に自分へ向けさせた アラタは瞼を閉じ懸命に目に入らないようにするが、シャーロットが手を離してくれる気配はない このまま瞼を開けば先程と変わらぬ光景が目に入ってくるのは確実だ 「すぐに決められないなら、今夜エゼルダームの寮に来て。そしたら手を離してあげる」 「…分かったよ。だから早く離してくれ…」 何が『いざって時は全速力で逃げればいいのよ』だよ!と、ユノの言葉を思い出しながらアラタは寮で会う事を渋々承諾した 「時間は今夜9時、良い返事を待ってるから」 シャーロットはそう言い残してアラタの首から手を離し、はだけた制服をテキパキと戻して屋上から去っていった 「いくら何でもこれはみんなに言えないよなぁ…」 シャーロットが去るなり、アラタは事の一部始終をクラスメート達に話すべきかすぐさま悩み始めた 冗談で片付けられるか、あるいは女子生徒に服を脱がせた痴漢の濡れ衣を着せられるか どちらにしろ話す事にメリットらしいメリットは浮かばない ウォータイム中には奇策や思い切りの良さを見せているアラタも今回ばかりは慎重である 「やっと来た」 エゼルダーム寮の玄関に佇む少女が、待ちかねたという感じでアラタに声を投げた 結局アラタはクラスメート達に黙ったまま再度シャーロットに会う事を選んだのだ 「何回頼まれても俺はジェノックに残るからな」 「部屋に上がって。話はそれから」 シャーロットは玄関の扉を開け廊下、そして自分の部屋へとアラタを導く 「お邪魔しま~す」 「そこ座って」 アラタはいかにも形だけといった気怠そうな挨拶をしつつ、用意された椅子に腰掛けた 「はい」 「ああ、ありがとう…」 シャーロットはアラタの目の前にジュースを持ってきた 『結構マメでいい娘だなー。もし告白だったら付き合ってたかも…』と思いながらアラタはそれを口に運ぶ 「エゼルダームには来る気になった?」 「え?あ…悪いけどやっぱり俺はジェノックに残るよ。エゼルダームには行けない」 アラタは一瞬だけ本来の目的を忘れかけていたが、すぐ思い出し自分の意志を伝える …が、先程の彼女の、淡白ながらも甲斐甲斐しげな姿を見たせいか、アラタの口調は随分と弛んでいる いわゆる「鼻の下が伸びた」状態だろう 「だったら来たくなるようにしてあげる」 「え…?」 アラタはどういう意味かさっぱり、といった反応である それを後目にシャーロットは、アラタの右手をロープで椅子に縛り付けた 「何すんだよ!」 アラタは声を荒げるが何故か体に力が入らず、続いて左手・両足とされるがままに全身を固定されてしまった 「ジュース美味しかった?」 「まさか薬か何か入ってたのか…」 「人体に害はないから」 そんなやり取りをしながら、シャーロットは身動きの取れないアラタの服の上半身を捲った そして露わになった肉体を撫でていく 「ぅ…あ…」 シャーロットはただ撫でているだけなのだが、アラタは体をブルブルと震わせている 飲まされた薬の効果で抵抗する力は入らず、感覚も敏感になっているのだ 「お、おいやめろって…!」 アラタは搾るように声を出すが、シャーロットは全く聞き入れてくれない そして今度はズボンを下げ、脛や太腿を撫で回し 「ぁぐっ!」 堅くそそり立った部位に手を添えた アラタは飛び上がるように体を震わせる 「ちゃんと効いてる」 薬の効き具合を確認できたのかシャーロットは一旦手を止め、屋上でしたように自分の服に手をかけた だが目の前のアラタはそんな事を気にする余裕はないようで、何度も大きく息を吸っている アラタが体を落ち着かせたのも束の間、衣服を殆ど纏わぬシャーロットの肢体が目に入ってきた 屋上の時と同様アラタは瞼を閉じるが 「ちゃんと見て」 シャーロットは閉じた瞼を強引に開き、さらに眼前に迫ってくる その衝撃的な光景に、一度は治まりかけた体も先程のような反応が帰ってくる むしろ先程とは比較にならないほど感度を増しており、アラタの体は燃えるように熱を帯びていた そんなアラタに目を向けつつ、シャーロットはそそり立つモノを口に含む 「んむ…」 「ちょ…汚…いっ…て!」 思わずアラタは止めにかかる 「ぷぁ…」 アラタはすぐにシャーロットの口から解放されたが、それは制止を聞き入れてくれたわけではなく 「ん…」 濡れたアラタのモノを、大きく柔らかな胸ですぐに挟み込み、そのまま上下に動き始めた 「ぅぐ…うぁああっ!!」 さっきまでとは桁違いの刺激にアラタは声が止まらない 「どう?」 「な、何…か…分からないけ…ど…ヤバ…い…!頼む……やめ…」 投げられた問いにアラタが答えると、シャーロットは動きをピタリと止めた 「え…何で…?」 今度はアラタが問う 「やめてって頼まれたからやめたんだけど」 その言葉でアラタは自分の理性が性欲に押されかけていると知り動揺する 「続けてほしかったらエゼルダームに来るって約束して」 シャーロットはそこへ交換条件を提示する 「……」 「約束してくれたら、もっといい事もしてあげる」 さらにアラタの理性を完全に消しに掛かる 「……エゼルダーム…行く。だから…」 アラタの理性は呆気なく壊れ、それに合わせてシャーロットは上下運動を再開する 「あぁあっ…!何か…で…出…そうっ!」 「我慢しなくていいから」 「ぐ…っあ……ぁがぁぁあぅっ!!!」 上下運動が再開するなりアラタはあっという間に絶頂に達した だが 「あれ…終わったんじゃ…?」 「もっといい事。約束したから」 シャーロットはアラタに跨り腰を落としていく 「んっ…んん…ぅんっ…」 「っ…んぐっ…何だ…すご…い」 声を重ねながら2人は繋がった 実は待ちわびてたとばかりにシャーロットは激しく動く 「あん…んっ…っくぅ…」 「…んぐぅ…ま、また…出…」 「おいで……っ…んぁ…あっ」 シャーロットはアラタの精を受け止める意志を示す 「ぉあっ…ああぁぐぁっ…!!」 「…ゃ…ん…ひゃぁああっ!!」 その直後、繋がった2人は箍が外れたように一気に快楽に果てた 後日、アラタのエゼルダーム移籍が正式に告示された ユノは自分の軽はずみな行動に後悔していた だが事態はユノの想像以上に深刻であり 「瀬名アラタ、今夜もしてほしい?」 「ああ!頼むよシャーロット」 シャーロットから与えられる快楽に、アラタは完全に囚われてしまっていた
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「こんにちわー!」 北島模型店に、なじみの声が響き渡る。 「あら、いらっしゃい!」 「あれ、今日は沙希さん一人?店長はいないんだ」 「あー、なんか新製品の発表会があるからって、ちょっとね」 「へー、いいなぁー」 「全く、私を置いていくなんて許せないわ…」 軽く愚痴をこぼす沙希とは対照的に、まだ見ぬLBXに思いを馳せ、バンは心底羨ましそうな声をあげる。 「それより、今日は何をしに来たの?」 「カズとバトルする約束をしててさ。いいかな?」 「あぁ、勿論構わないよ。なんなら今のうちにメンテナンスしといてあげよっか?」 「ありがとう!」 そういってバンは自分の愛機を沙希に手渡した。 ほどなくして、バンのCCMに通信が入る。 「あ、カズ。どうしたの?」 『悪ぃバン!ちょっと用事あったの思い出してよー、行けなくなっちまった』 「えぇー!」 『ホントすまない!じゃあ、また今度な!』 バンが引き止める間もなく、CCMの通信が途切れた。 用事が無くなり、急に居心地が悪くなったバンは、大きなため息をついた。 「ごめんなさい沙希さん、そういうわけだから今日は…」 「あー、いいっていいって。気にしない!」 そう言って、沙希はバンから預かったオーディーンを返す。 だが、よほど楽しみにしていたのか、寂しそうに帰るバンを、沙希は放ってはおけなかった。 「ねぇバン、あたしとバトルしようか?」 「え…沙希さんと?」 「そ。嫌かしら?」 「えっと、なんていうか…」 バトルなら喜んで、と言いたいところだが、沙希が相手なら話は別だった。 あのアキハバラキングダムで見せた夜叉のような姿がフラッシュバックする。 しかも今日はストッパーである店長は不在である。 だが、沙希の申し出を断れるほど、バンは強くはなかった。 「じゃ、じゃあ…お願いします」 「よっし!それじゃあ…」 「オーディーン!」 「クノイチ!」 結局、沙希との勝負は5回にまで及んだ。 勿論、バンの全勝である。 1戦目は沙希の激しい攻めの前に押されて互角以上の勝負を繰り広げていた。 だが、1度敗北した沙希は、何度も勝負をせがんだのだった。 しかし、冷静さを失った沙希はバンの敵ではなく、次第に差は広がっていく。 最終的に、バンがついクノイチを破壊してしまったために、流石の沙希も勝負を諦めたのだった。 「あ~、負けたぁ~!」 「でも、やっぱり沙希さんは強いですよ。下手したら俺の方が負けてたかも…」 「お世辞はやめなよ。あわよくばリベンジ…と思ったけど、やっぱ敵わないわ」 沙希の勝負の時の荒々しさはなりを潜め、普段通りの明るく優しい笑顔が戻っていた。 「のど乾いたでしょ、何か飲む?」 「あ、いいですよ、そろそろ帰らないといけないし…」 「遠慮しないの。ちょっと待ってて」 沙希はそそくさと店の奥へと向かう。 流石に黙って帰るわけにもいかないが、門限も迫りつつあるバンは、内心気が気ではなかった。 とりあえずCCMで連絡をしておこう、と思ったところで、沙希が戻ってきた。 「お待たせー。さ、どうぞ」 「じゃあ…いただきます」 コップに入ったジュースを一気に飲み干す。 沙希には悪いが、味わっている余裕はなかったのだ。 今度こそ帰ろうと思い、バンが立ち上がる。 「…ふぅ。本当にありがとうございました。じゃあ、俺は、これ…で…」 そこまで言うと、強烈な眠気がバンを襲った。 「あ、れ…沙希さん…これ…」 眠気を堪えることもできず、その場に倒れるバン。 沙希は店のシャッターを閉め、バンの顔を覗き込むと、小さく呟いた。 「…薬、ちょっと入れすぎたかな…」 「ん…」 バンが目を覚ますと、見知らぬ天井が目に入った。 「ここ、は…俺、何してたんだっけ…」 「あ、やっと起きたね」 待ち遠しかった、とでもいうように、沙希が声をかける。 「沙希さん…? …そうだ、俺…って、あれ!?」 沙希の声で、バンは眠る前の状況を思い出した。 だが、なぜそうなったのかまでは分からず、混乱する。 「さっきはゴメンねー、あんなに効く物だとは知らなくてさ」 口調とは裏腹に、楽しげに語る沙希。 バンの不安は高まるばかりだった。 「お、俺、帰らないと…」 「あー大丈夫、家には連絡しといたよ。ウチのと一緒に泊りがけで出かけてます、って」 「そんな…」 希望が絶たれたバンは、泣きそうな声を上げる。 まだ子供のバンには、この状況がどれだけ羨ましい物か、理解できなかった。 「あーもう、元気出して。別に勝負に負けた腹いせをしようってわけじゃないんだから」 「じゃあ、一体…」 バンが目を上げると、いつの間にか沙希の顔が目の前に来ている。 吐息が触れ合うほどの近さに、息をのんだ。 「あたしの体…興味ない?」 突然の沙希の言葉の意味を、バンは理解できなかった。 だが、沙希は言葉をつづける。 「気づいてたよ、バンがいつも、あたしのここを見ているの…」 そう言って沙希は自分の胸を指さす。 バンは2つの意味でドキッとした。 沙希は普段から露出が非常に多く、バンもいつしか隙を窺って、そこを見つめるようになった。 年頃の少年であれば、それは何ら不思議なことではない。 しかし、なんとなくだが、それはいけない事だと分かっていた。 それが知られたからには、何かしらの罰があるのではないかと、また不安がバンの脳裏をよぎる。 しかし、それと同時に、初めて間近で見る先の肌に、心を奪われていた。 自分では普段絶対に見られない谷間が、今目の前にあった。 「見たいんでしょ?この中…」 沙希の指が、胸元にかかった布を引っ張る。 少しずつだが、素肌が露わになった。 僅かな間だが、バンにはそれが永遠に感じられた。 「フフ…でも、まだ見せてあげない」 沙希が指を離すと、また谷間は隠れてしまう。 「あ…」 流石にバンも残念そうな声を上げる。 沙希は自分の頭のバンダナを外した。 「物事には順序があるんだよ…」 そう言って沙希は、バンの唇を奪った。 それが、バンにとってのファーストキスだ。 しかし、バンは口内に侵入した沙希の舌に驚き、体を固まらせる。 テレビでたまに見るキスシーンとは、大きく違っていた。 沙希は構わず、バンの体を押し倒す。 沙希の長い髪がカーテンのようになり、二人の視界を支配した。 やがて沙希が唇を離す。 「どう、バン…私の体、興味ない…?」 沙希は再び同じ質問を投げかけた・ バンが先ほどまで感じていた不安は、漠然とした期待にかき消された。 「興味…ある…」 その言葉に満足した沙希は、バンの手を自らの胸に導いた。 「ほら、好きに触ってごらん…」 言われるまでもなく、バンは手を動かす。 想像以上の柔らかさに、バンはすぐに夢中になった。 「ん…そう、いいよ、バン…」 沙希の甘い声に、バンの男の本能が掻き立てられる。 沙希の胸にかかった布を、ずり下した。 「あっ…!…もう、エッチ…」 そう言いながらも、沙希は咎めず、胸をバンに見せつけるように軽く突き出した。 それに堪らずバンは沙希にしがみつき、胸の先端を吸い上げた。 「ん…っ…」 沙希が甘い喘ぎを上げる。 バンの攻めは吸うだけのシンプルなものだったが、沙希には十分な快感を与えていた。 「ほら、こっちも…」 沙希が背中に回されたバンの手を優しく掴み、空いている胸に導く。 そのままバンは、空いている胸の先端をつまみ、刺激する。 「はぁ…ぁ…」 沙希の上げる甘い声が、バンの心を昂ぶらせていった。 やがて、受けに飽きた沙希がバンのズボンに触れる。 予想通り、そこは既に固くなっていた。 密着したバンの体が、ビクッと震える。 沙希は何度もバンのそこを撫で上げた。 「っぁ…沙希、さん…」 やがて快楽に耐えられなくなったバンが、胸から離れる。 「今度は、あたしの番だよ…」 そうして、沙希がバンの衣服を脱がせる。 無性に恥ずかしさを感じるが、その手は既に沙希に抑えられていた。 露わになったバンの胸に、沙希がキスを落とす。 「っ!?」 未知の衝撃に、バンの体が跳ね上がった。 沙希はそのまま、まるで猫のようにバンの胸の先端を何度も舐めあげた。 「あ、っ…沙希さん、そこは…」 「お返し、だよ…」 そう言うと、今度は反対の胸を攻める。 声を抑えようとするが、それが却って沙希の心を楽しませた。 更に沙希はバンのズボンを脱がせ始めた。 「そこは、駄目…!」 バンの声を無視し、沙希はバン自身を露出させる。 幼いながらも、立派な男性のものだった。 だが、バンは正直、気が気ではなかった。 そんなところを人に見られるなど、初めてだったのだから。 沙希の手によって、バン自身は犯されていた。 ゆっくりと、そしてゆるくだが、握られたバン自身が上下に動かされる。 しかも、沙希は既に胸から離れ、その様子を間近で見つめていた。 バンは恥ずかしさで気を失いそうだったが、与えられる快楽がバンの意識を掴んで離さない。 「沙希、さ…も、やめ…」 「だーめ」 その言葉の罰とばかりに、握る力を少し強め、手の動きを速める。 やがて、尿意に似た強烈な何かが襲いかかる。 「沙希さん、ホントにもう…!」 バンの懇願を聞いて、男の絶頂が近いことを感じた沙希は、バンの先端を舐める。 沙希はそのままバンのモノを口に含み、犯した。 「あぁ…っ!」 その刺激に耐えきれず、バンは沙希の口内に初めての精を放った。 「ん、ん…」 絶頂を迎えたバンのモノを、まだ沙希が舐めている。 まだ尿道に残る精を、残らず綺麗にしようとしていた。 「はぁ…はぁ…」 放心状態のバンは、その快楽を受け入れる余裕はなかった。 だが、それも束の間。 やがて気持ちが落ち着くと、再びバンは活力を取り戻した。 「沙希さん…あ、ぁ…」 名前を呼ばれ、我に返ったかのように、沙希が口を離す。 そして、再びバンの顔に近づき、囁いた。 「今度は、こっちを満足させてね…」 バンにはその言葉の意味は分からなかったが、上体を起こされて、気づいた。 沙希も残っていた衣服を全て脱いでいたのだ。 一糸まとわぬ大人の女性の裸体が、バンの目の前に横たわっていた。 「さ、バン…おいで…」 その言葉で、まるで催眠術にかかったかのように、バンは沙希に抱きついた。 「沙希さん…沙希さん…!」 ただ、そこから先をバンは知らない。 ただ抱きつくだけで満足していた。 沙希はそんなバンの腰に手を当て、僅かに二人の間に空間を作る。 そして、バンのモノを掴み、秘所へと導いた。 「あぁっ…!」 「っく…!」 二人の喘ぎが重なる。 初体験のバンはともかく、何度もこれを経験してきた沙希にとっても、感じたことのない快感だった。 バンは腰を密着させたまま、動かない。 やがて沙希が、ゆっくりと腰を動かす。 「ん、っ…!」 「ほら、バン…動いて…」 その言葉に促され、ゆっくりと腰を前後させる。 「あ、ぁん…いい、よ…」 バンは不思議だった。 自分よりずっと年上の女性を、支配している感覚だった。 幼い嗜虐心に火が付き、だんだんと激しく腰を打ちつけるようになる。 「あ、ぁっ…あっ…!」 沙希の声が、更に甘さを増した。 それと同時に、沙希の締め付けも強くなる。 だが、バンはそれでも腰を動かし続けた。 やがてバンは、2度目の絶頂の兆しを感じ始める。 「沙希さん…また、何か…出そう…」 「いいよ、このまま…最後まで…あたしも、もう…!」 許しの言葉を得て、バンは一層激しく動いた。 もう快楽を遮るものはない。 やがて二人が最も深く繋がった時、バンと沙希は同時に絶頂を迎えた。 二人は繋がったまま、息を整えていた。 バンは沙希に体重を全て預けているが、もはや気にする余裕などなかった。 やがて、沙希はバンの頭を優しくつかみ、耳元でささやく。 「バン…不倫、しちゃったね…」 その言葉に、バンは心臓が止まりそうになる。 今まで快楽で麻痺していた常識が、一気に呼び戻された。 「あ、ぁ…!」 取り返しのつかない事をしてしまった。 慌てて離れようとするが、沙希はバンの腰に足を絡ませ、その体を捉えた。 「ご、ごめんなさい沙希さん…俺、俺…!」 「いいんだよ、誘ったのはあたしだし…それに、イケナイ事をするのって気持ちいいでしょ?」 沙希はバンの髪を優しくなでながら言った。 その手の動きで、バンは落ち着きを取り戻す。 「でも、店長が…」 「バンが黙ってれば大丈夫。それとも、わざわざバラしてこのお店を潰したい?」 半ば脅迫じみた発言だが、バンはそれ以上は何も言わなかった。 「それより、気持ちよかった?」 「それは、まぁ…うん…」 その言葉に満足そうに微笑んだ沙希は、バンに軽いキスをした。 少し眠気を感じつつあったバンは、そのまま目を閉じようとする。 だが、突然沙希が体を起こしたため、意識が一気に呼び起された。 「さ、バン。夜はまだ長いんだ。まだ楽しませてもらうよ」 「え、えぇっ!?」 驚くバンをよそに、沙希はまた深い口づけを交わした。 山野バンの激しすぎる初体験は、始まったばかりだった…
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「ちょっ・・・バン!何すんのよ!」 突然バンに押し倒されたランは、状況を理解できずにいた。 おそらく、いつもどおりのバンなら 「あはは、ごっめーん」 などといって苦笑いを浮かべるだろう。 しかし、このときのバンは至って冷静な、それでいて真剣な顔をしていた。 「ラン・・・俺の話を聞いて欲しい」 ランはこのときバンが何を企んでいるのか分からず、不安だった。 バンは続ける。 「俺・・・ずっとランに・・・あの、なんて言うか、その・・・」 途中で口ごもるバンに対して、ほぼ状況を察知したランは、 頬を赤らめながら、うつむいた。 二人はその間黙りこくった。気まずい雰囲気が流れる中、 バンが意を決したかのように、再び切り出した。 「俺、ランのことが好きだ!だから、こんなことしちゃったけど・・・ごめん・・・・・・。」 ランは、バンの告白にどう反応していいのか分からなかった。 今まではずっと友達、としてみていた。しかし、今ここでの決断が、 この先の二人の未来を変えることとなるだろう。 ランは、悩んだ。しかし、自分は気づいた。 (どきどきする・・・。柔道の大会の時もこんな思いはしなかったのに・・・・・・。) わかっていたことだった。でも、伝えるのが、煩わしくて、照れくさかった。 そう、紛れも無くランはバンのことが好きだった。 彼女は、ゆっくりと深呼吸した。覚悟を決めて、言った。 「私も、バンのことが好きだった!私なんかで良ければ!」 胸が破裂しそうな瞬間だった。しかし、言い切った。 それと共に、幸福な気持ちが彼女を包む。 バンもほっとしたような表情を浮かべ、 「ラン、ありがとう」 と言った。 しかし、こういう時はあとが続かないものである。また黙りこくったあと、 バンは、とてもじゃないが信じられないことを言った。 「キス・・・しよっか?」 普段のランなら、拒否という文字が出ている顔で、 「嫌だ」と言うだろう。しかし、もう後のことなんてどうでも良くなってしまったランは、 幸福感に浸りながら、 「うん・・・・・・」と肯いた。 永遠に思える瞬間だった。バンはランのうなじを抱き寄せ、ランはバンの肩を抱き、 唇を重ねた。一般的に言われる「フレンチ・キス」だった。 二人は既に自分たちだけの世界に入り込んでいた。 と、次の瞬間、バンはランの胸に手を伸ばした。 ランはとっさに拒絶した。しかし、一度バンがランの胸を掴み、揉み出してしまうと、 ランは快感の海の中に溺れていった。 「あ・・あん」と声を出しながら、恥ずかしいと思った。 一方のバンは、好奇の目を向けながら、まるでツチノコを見つけたかのような キラキラした目を向けていた。 すると、ランの乳首が硬くなりだした。喘ぎ声も、揉んだ回数に比例するように、 だんだん色気を帯びていった。 それを確認したバンは、ランのシャツをすこしずつ脱がし始めた。 すると、中からはピンク色のブラジャーが覗いた。いかにも彼女を表すような色である。 バンは、脱がし終えたシャツをわきに置き、ブラの上から再び胸をもみ始めた。 初めて見るブラジャーに、バンの股間が隆起する。 ランは、服の上からよりも快感を感じ、 「あん、あん!気持ちい!」 声をいっそう高めた。 バンは耐えられなくなったのか、ブラのフックを外した。 すると、ややふっくらした胸が正体を表した。 既に乳首は完璧に勃起しており、いつイクかも分からないような状態だった。 そして、バンはまるで待ってましたとでも言うように、乳首を口に含んだ。 すると、ランは 「ああん!ああん!バン!それ以上やっちゃだめえええ!」 と叫んだ。と同時に、ランはあそこが濡れるのを感じ、力なく床に倒れ込んだ。 「ラン!大丈夫か!」とバンが呼んだ。 (大丈夫も何も、あんたがやったんじゃない)と思いながらも、ランは 「うん・・・大丈夫・・・」と答えた。自分の声の弱々しさに驚いた。 すると、バンはニヤニヤしながら、 「ラン、もう一回ああいう気持ちにさせてあげようか」といい、 ランのズボンを脱がせた。 すると、ランのパンティーがあらわになった。パンティーにはシミが付いていた。 バンは、それを見て、 「やっぱりか」と一人笑っている。 一体何を企んでいるのかわからないが、さっきの快感をもう一度味わえると知り、 ランはにわかに気持ちが浮き立った。 そして、バンに、 「バンがこんなにHだとは知らなかったよ」などといった。 バンは苦笑を浮かべながら、ランのパンティーを脱がせた。 ランは衰弱しきった顔で、 「もうダメ・・・気持よすぎて、・・・私・・・どうにかなっちゃいそう・・・」 と、とぎれとぎれに喋った。 すると、バンが、 「さて、ランにも一仕事してもらわないとなあ」 といい、同時にズボンを下げた。 まさに、ビン、と音を立てたように、ペニスが飛び出した。 もう失うものをなくしたランは、バンのペニスに手を伸ばした。 「なにこれ、超でっかい」と言いながら、見回す。 バンは「ははは」と苦笑して、また真剣な顔でランを見据えた。 「ラン、こいつを舐めてくれないか?」と。 いつものバンはどこへやらといった様な内容の会話に、ランは吹き出しそうになった。 しかし、気を取り直し、 「うん!あんだけされたら、嫌とはいえないでしょ!」と、ウインクをしながら言った。 バンはその顔に見とれそうになったが、慌てて、床に寝そべった。 「じゃ、頼むよ」とバンは言った。 ランは、ゆっくりとペニスに顔を近づけ、まず軽く亀頭を舐めた。 すると、バンはこれまでにも見せないような快感に満ちた顔になり、 「ああ・・・あは・・・」と気持ちよさそうにいうのだった。 ランはこれまでに見たこともないようなバンの姿を見て、 少しおかしくなった。だんだん愛無することにも慣れて、 だんだんまるごと口で行くようになった。 バンも、いい感じになって来ている。ペニスはこれまでにもないほど怒張し、 ついにはランの口には収まらなくなるほど大きくなった。 それにしても、ランのフェラテクニックは素人にしてはなかなかのものであった。 まるごと頬張って、時々下の部分や亀頭を刺激するようにして舐める。 そして、亀頭を舐めた瞬間、バンがついに耐えられなくなり、 「ラン!ごめん、出るっ!」といったが、ランには何のことか分からなかった。 と同時に、ランの口の中に熱くてネバネバするものが飛び込んできた。 あまりにも突然なことだったので、ランは思わずむせて、そのものを吐き出した。 「えっほ、えほっ」と咳き込むランに対して、バンは快感のあまり失神しかけていた。 ランは落ち着いてから、 「はあ・・・はあ・・・ふぅ・・・」と口の中をなるべく正常に保つために 下であちこちのものを取った。 そして、バンに向き直ると、 「どうだった?気持よかった?」と心配そうにバンを見つめる。 実のところ、ランにはバンを気持ちよく出来たか心配だったのである。 しかし、バンは 「うん・・・気持よかったよ・・・」と言った。 ランはほっとして、バンの体を抱いた。そして、邪魔だと思ったから、 バンの残りの服を脱がせた。二人とも初めて見る異性の体だった。 そして、二人は自分の体を相手のほうに絡めて抱きあうのであった。 ランはロマンティックに、 「バン・・・好きだよ」というのであった。自分で行っておいて凄く恥ずかしかった。 また、バンもその乗りに乗って、 「ラン・・・俺もだよ・・・」 などというのであった。 そして、二人はキスをした。だが、前と同じではなく、今回はディープキスだった。 バンはランの口の中に自分の舌を侵入させた。ランの背中に寒気が走るが、 悪くないと思った。長いキスの末、ランは再びバンの股間を見ると、 いつの間にかまた怒張していた。 「何だ、また元気になってる」とにこにこしながら、ランはバンのペニスを弄っていた。 しかし、その後の儀式が一番大切であった。 バンは、 「ラン・・・覚悟はいいか?」などと聞いてくるから、 「うん、もちろん!」とランは返事をした。 「じゃあ、ここに寝て、足はこうやって曲げて・・・」と支持をてきぱきと出すバンに、ランは、 (いつの間にこんな知識を身につけたんだろ)と疑問に思った。 しかし、こんな時にそんなものは関係ない。クライマックスなんだ。 そして、バンは、自分のペニスをランのマンコに挿入した。 「あっ・・・ごめん、ちょっと痛い」と言うランに、バンは、 「ごめん、いい忘れてた。最初はちょっと痛いけど、後になったら気持ちよくなるから」 と説明した。ランはそれに納得し、バンを誰よりも信頼していたから、 「うん、頑張ってみる」と決意した。 すると、バンはまた腰を沈めていった。ランは、痛みを我慢しながらも、 やはり苦しい顔を隠すことが出来なかった。 そして、バンは 「よし、行くよ!」と合図するのであった。 それと同時に、バンはピストン運動を始めた。 ランになるべくダメージを与えないように、ランの胸を再び揉む。 すると、苦しそうだったランの声が、少しずつ艶を帯びていった。 「あっ!うっ!あんっ!バン、凄い!あっ!はんっ!」 と声を上げるものだから、バンは興奮を抑えることができなくなった。 少しずつ、腰を振る動作を早くする。耐え切れなくなって、もう片方の胸ももみ出す。 「ふあっ!いやっ!あっ!ああっ!激しい!激しいよ!バンッ!」 とランは声をいっそう高める。 もう二人には遠慮という文字は一切なかった。理性も、冷静さも、何もかも失っていた。 そして、時は来た。 ランのマンコの締め付けがこれ以上ないというぐらいまできつくなった。 「ああん!ああっ!イクッ!バン、あたしイクっ!」 「ランっ!俺も・・・イキそうっ!」 「バン!バンッ!ああっ!」 二人はそれぞれの名前を呼び合った。 そして、イッた。 すべてを終えた、という感じの表情のバンは、疲れて、ランに倒れこんだ。 そして、マンコからペニスを抜き取ると、二人はきつく抱き合った。 「もう、放さないよ・・・ラン・・・」 「私も・・・バン・・・」 二人はそのまま眠りに落ちた。 1日後。 「必殺ファンクション!ホーリーランス!」 「バンさん、なんか生き生きしてますね」 とヒロは言った。 コブラも、 「ああ、なんか今まで元気だったのが、更に元気になったっていうか・・・」 と言った。 「ランさんもなんかやたら元気ですよね。」 「ああ、変なきのこでも食ってなければいいが・・・」 その夜から、毎晩、バンのペニスは巨大な槍となるのでした。 終わり
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「失礼します」 乾いたノックの音の後に、凛々しい少女の声が響く。 「こんな時間に何の用だ、バネッサ・ガラ」 その部屋の主…ロシウスの司令官、イワン・クロスキーが彼女を迎え入れる。 バネッサは小さく敬礼をし、軍人らしい仕草でイワンの前に立った。 「先のウォータイムでは、我々が不甲斐ないばかりにジェノックに後れを取り、申し訳ありませんでした」 「フン…!」 ジェノックの名を聞いた途端、イワンはあからさまに機嫌を悪くする。 強大な軍事力を誇り、本来であれば常勝を約束されたはずの彼にとって、 最近のジェノックの躍進は忌々しいばかりであった。 だが、そんなイワンには構わず、バネッサが言葉を続ける。 「今回は折り入って、お願いがあって参りました」 「ほう…願い、とな?」 イワンは聞き返すが、それは形だけの質問だった。 わざわざウォータイムの話まで持ち出してくれば、彼女の言いたい事は一つしかなかった。 「隊長の…いえ、法条ムラクの処遇について、考え直していただきたいのです」 バネッサが深々と頭を下げる。 予想通りの言葉に、イワンが小さく口を歪め、笑みを浮かべた。 「しかしだな…奴の行動を許すとなれば、我がロシウス全体の士気にも関わるのだぞ。 拠点を見捨てておめおめと逃げ帰ったなどと、これが実際の軍隊ならば敵前逃亡で銃殺ものだ」 イワンの言葉に、バネッサは拳を強く握りしめる。 確かに、ロシウス領タンデムの港での戦いにおいて、ロシウスは撤退しジェノックがその地を制圧した。 だが、それは結果だけの話である。 『バンデット』の奇襲を受け、多くのLBXがロストした上、ジェノックの勢いは凄まじかった。 更に主力であるムラクを抑えられた状態で、ロシウスの精鋭も多くの犠牲を強いられた。 ムラクの撤退の指示が無ければ、勝利が得られたとしても更なる戦力の低下は免れなかっただろう。 にも拘らず、この男は自国の領土の事ばかりを口にする。 おそらく、指揮官としての評価もウォータイムが深く関わっているのだろう。 (下種め…!) 怒りの言葉が、バネッサの口から洩れそうになる。 だが、その言葉を必死に抑えて、バネッサは彼に頭を下げ続けた。 そうするしかなかったのだ。 ムラクの命運は、指揮官である彼の手にあるのだから。 「お願いします、どうか…!」 ここまでいじらしい姿は、普段のバネッサからは想像できないだろう。 だが、普段の彼女を知る彼だからこそ、その心に嗜虐心が芽生えてしまった。 「フム…よかろう、考えてやらんでもない」 その一言でバネッサは顔を上げ、笑顔を見せた。 「! …では…!」 「ただし、これから出す課題をクリアすればの話だ」 バネッサの笑顔が、一瞬にして冷めてゆく。 「課題…とは?」 「簡単な事だ。私を満足させてみろ」 何の事かわからず、バネッサが固まる。 だが、次の瞬間にはその意味を理解し、怒りと恥辱に体を震わせた。 それが何を意味するか分からないほど、バネッサは子供ではなかった。 「そっ、そんな事…!」 「できぬ…か?」 まるで勝利を確信し、弱者をいたぶるかのような笑み。 今のイワンは、そんな表情をしていた。 「構わんのだぞ、貴様らの小隊へのシルバークレジットの支給を停止しても。 それとも、補給も援軍も届かぬ最前線へ送り続ける方が良いかな? ムラクの事だ、素晴らしき戦功を上げてくれるだろうよ」 「くっ…」 卑怯な…と言いかけたが、それを必死に押し殺す。 隊長であるムラクの為。チームメイトであるミハイルとカゲトの為。 そして、ムラクを必要とするロシウスの生徒たちの為。 彼女の取るべき道は、一つしかなかった。 「失礼、します…」 バネッサがイワンの前に跪いて、彼の自身を取り出す。 これからの行為への期待に、自身は醜く膨らみ、脈打っていた。 普段の彼女であれば思いつく限りの罵声を浴びせるのだが、今はそうはいかない。 イワンの性器を握り、作業的に手を上下させる。 手から伝わる熱に顔をしかめるが、それ以上の嫌悪感は顔に出さないように必死に努めた。 (ムラクの為だ…ムラクの…!) その一心で、彼女は手を動かす。 一方イワンは、確かに快感は感じるが、物足りないといった感じで彼女を見下ろしていた。 「そんな事ではいつまでも終わらんぞ、バネッサ。口も使ったらどうだ」 遠まわしの催促に苛立ちを覚えながらも、この行為を早く終わらせるため、バネッサはその先端を口に含んだ。 何とも言えない嫌な味が口内に広がるが、それも考えないようにする。 小さな穴を舌先で広げるように刺激し、手の動きもより早める。 少女とは思えない巧みな攻めに、イワンの快楽は高まっていった。 「出すぞ、バネッサ…受け止めろ…!」 イワンが下腹部に込めていた力を抜き、絶頂へのタガを外す。 バネッサは思わず離れようとするが、その後頭部を抑えられ、白濁の奔流を口内に流し込まれてしまう。 「~~~っ…!」 急激に広がる熱と苦みに軽くパニックになり、顔を振って逃れようとする。 だが、その行為はむしろ、イワンの中に残った余韻すらも絞り出しているようだった。 精液を飲み込まないようにするが、口を塞がれている息苦しさに耐えきれず、少しずつそれを飲み込んでしまう。 その口が解放される頃には、イワンの精液はバネッサの喉を通ってしまっていた。 「ゲホッ、ケホ…!」 何度も咳き込むが、出てくるのは彼女の息ばかり。 言いようのない嫌悪感が、彼女の体内と、そして心に広がっていく。 だが、これで終わった。帰って休んで、そして忘れよう。 そう自分に言い聞かせた。 「では、これで…失礼いたします…」 「…何を言っている?」 イワンの言葉を聞き返すより前に、バネッサは後ろから抑え込まれた。 「まだ私は満足しきっていないぞ…!」 そのまま強引に抱きあげられ、膝の上に座らされる。 「なっ、え…!?」 状況が分からないまま、バネッサは自分の胸がゆがんでいる事に気付く。 後ろから抱きしめられ、その胸を弄ばれていた。 「やっ…!」 必死に胸を覆うとするが、イワンの手はバネッサの胸を離れようとせず、逆に抱きこむような形になってしまった。 「性欲の処理はできても、こちらの覚悟はまだのようだな…!」 バネッサの衣服が、少しずつ乱されていく。 まるで人形のような扱いから逃れようとするが、流石に大人の男の力には抗う事は出来なかった。 胸を晒され、揉みしだかれる。 強引に唇を奪われ、口内を犯される。 彼女の素肌を余すところなく、イワンの手が這い回る。 彼女の『初めて』を、一つずつ奪っていくように。 「ふっ…んん~…っ!」 攻めを受ける度に、胸の先端は固さを増していく。 呼吸は荒くなり、甘い吐息が漏れる。 悲しいほどに、彼女の体は正直だった。 そして、イワンの手が彼女の下着を奪い、秘所へと触れる。 その刺激に目をやると、イワンの性器が復活していることに気付いた。 (入れられるのか…アレを…) 快楽に支配され、目の前の事をどこか他人事のように考えていた。 だが、それが自分の中に押し入ってきた痛みで、感覚を取り戻す。 「っく…あぁぁぁっ…!」 痛みに耐えきれず、大きくのけぞる。 前に突き出された胸が、またイワンの手に包まれた。 愛撫と同時に彼女を両手で抑え込み、腰を上下に動かして乱暴に秘所を突き上げる。 上下に揺さぶられる度に、彼女の意識が白く染まっていく。 『……!』 イワンが何かを言っているような気がした。 だが、もう抗う力も、気力も残っていない。 自分の中で何かがはじけたのを感じて、バネッサも快楽の絶頂を迎えた。 ……その後、バネッサはどうやって自分の部屋まで戻ったのか覚えていない。 だが、自分の部屋にはいたし、周りの生徒も特に変わりは無いようだったので、なんとか無事には戻ったのだろう。 それ以上は、あの行為を思い出すので、考えないようにした。 後日、ウォータイムに関する正式な辞令が下された。 ロシウスの前線基地、エンジェルピース防衛部隊の傘下へ入る事。 作戦内容はジェノック本国への奇襲。 聞こえはいいが、やっていることは火事場泥棒に等しい。 ムラクの部隊には役不足な任務だが、前回の失敗に対する罰と考えれば、妥当なところだろう。 そう考えながら授業に戻ろうとしていたところで、ムラクに呼び止められた。 「バネッサ」 「なんだ、ムラク?」 「…すまない」 その一言に、バネッサの胸が締め付けられる。 まさか、知られていたのか? だとしたら一体どこまで… 「ムラク…っ…」 ムラクは何も言わずに立ち去った。 嫌悪感からではなく、触れない方が彼女の為だと思ったからだ。 「私は…本当に、これで良かったのか…ムラク…」 何故だろう、心配されてるはずなのに。 何故だろう、あの行為は無駄ではなかったはずなのに。 あの時よりもずっと辛く、苦しい。 そして、悲しいのは……
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川村アミ(無印では13歳、Wでは14歳) 無印のヒロインにしてパーティーの紅一点、やたら好戦的なところが目立ち「狂犬」と呼ばれることもあった 当時はサブヒロイン(といっていいのかわからないほど出番は無いが)の矢沢リコや三影ミカほどのエロ人気はなかった しかしWからは覚醒し始めたのか胸が成長した他、女性キャラ初のスレイブプレイヤー化でエロ人気が急上昇した それ以降アニメにおける出番はないものの根強いエロ人気を誇る、アミちゃんさんマジビッチ
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種族 名前 属性 Lv HP 力 魔 体 速 運 スキル 召喚コスト パスワード 備考 MP 神樹 マヤウェル L-L Lv35 サマリカーム アムリタ 刹那五月雨撃ち 158392 ちめQせたQるくMにひせNこりT 物理吸収 火炎吸収 勝利の雄叫び こりちHKもけかNるつYNPけひ 神樹 ククノチ L-L Lv44 メディアラハン アムリタ ラスタキャンディ 183882 くかUけSおおAるとUりAきやも 至高の魔弾 火炎吸収 勝利の雄叫び まにろれひきみにAをEおあみみZ 神樹 ハオマ L-L Lv55 テトラジャ メシアライザー サマリカーム 214676 んりたいGAいAけとNちよやAす 天扇弓 火炎吸収 勝利の雄叫び かBしまきせにとSをNすやいにZ 神樹 イグドラジル L-L Lv64 デカジャ デクンダ メギドラオン 294540 めのCAそTSのくむしかめえわQ 至高の魔弾 火炎吸収 勝利の雄叫び JわくふえNZRTりいWUのPり
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微笑みを繋ぐ世界 灰原ユウヤは夢を見ていた。 それが「夢」だと認識できたのは、目の前にもう一人の…一年前の自分がいたからだ。 そして、その自分は機械的な動きでCCMを操作し、相手のLBXを蹂躙する。 腕を、脚を切り落とし、首をねじ切る。 LBXを愛するユウヤには…いや、例えユウヤ以外だとしても、見るに堪えない光景だった。 『…もうやめろ!やめてくれ!』 ユウヤがそう念じると、それがもう一人のユウヤに伝わったのか、その動きが止まり、そして消え去った。 だが、過去の自分が操作していたLBX…忌まわしき機体「ジャッジ」の姿は健在だった。 そして、だんだんとその姿が大きくなり、やがてこちらを振り向く。 ジャッジが掴んでいたLBXの残骸は、いつの間にかユウヤの生首になっていた。 それだけで心臓が止まりそうになるが、ユウヤの首は虚ろな瞳で何かを喋っていた。 やがて、ユウヤの耳にその言葉が伝わる。 ヒトリニ、シナイデ… 「うわぁぁぁっ!」 悲鳴とともに、ユウヤが悪夢から覚める。 この所、ほぼ毎日この悪夢を見ていた。 ディテクターとの戦いを通じて仲間は増えた。 BCエクストラスを経て、LBXへの想いを確かなものにできた。 しかし、ユウヤがそうして絆を深めていくごとに、その悪夢は色濃く蘇る。 過去の罪が、未来への歩みを阻んでいるかのようだった。 荒くなった息を整えようとする。 だが、いつまでも胸の鼓動が収まらない。 胸が締め付けられる感覚がする。 纏わりつく汗が体温を奪い、体を震えさせる。 自分の体ではなくなってしまったかのようだった。 ―――ユウヤ!?どうしたの、ユウヤ! 突然、扉の外から、声が聞こえてくる。 その声が誰の物だったかを認識するよりも早く、扉が開かれた。 声の主は、花咲ランだった。 「どうしたのユウヤ、敵!?」 「あ…いや、そういうわけじゃないんだ。ちょっと夢を見てただけだよ」 「夢?なんだぁ…」 そういうと、ランが安堵のため息をつき、同時に肩を落とした。 多分、侵入者か何かを叩きのめしたかったんだろうな…と、ユウヤは妙に冷静に考えていた。 「…ところで、ラン君はこんな時間まで何をしてたんだい?」 「え?あ、いや、あたしは別に…」 そう言って不自然に後ずさるが、ランが体の後ろに隠していた、木の剣と盾が地面に落ちる。 ランは慌ててそれを拾って隠すが、ユウヤにはそれが嬉しかった。 (まだ続けていたんだ…) それが何故か微笑ましくて、自然と笑みがこぼれる。 いつの間にか、胸の息苦しさは消え去っていた。 「あ、あはは…それよりユウヤ、すごい汗だよ。背中までびっしょり」 「あぁ…そうだね、それじゃあ」 「アタシが拭くよ」 …服を脱ぐから外に出てくれ、と言おうとしたがユウヤだが、ランに言葉を遮られた。 「いや、これくらい自分で…」 「遠慮しない、ホラホラ」 ランが半ば強引に、ユウヤの上着に手をかける。 ランの厚意を無駄にするのも気が引けたので、ユウヤは黙ってその動きに従った。 ユウヤの肌に、タオルの柔らかな感触が触れる。 それ以上は意識するとかえって恥ずかしかったので、目を閉じて何も考えないようにした。 「でさ、どんな夢見てたの?」 「それは…」 ユウヤは言葉に詰まった。 心配をかけたくなかったし、ランに過去の自分を知られたくはなかった。 そんなユウヤの心情を察してか、ランは言葉をつづける。 「アタシもね、昔は怖い夢を何度も見たよ。でも、そんな時はじいちゃんが話を聞いてくれて、それで一緒に寝てくれたの。 そしたらね、怖い夢を見なくなったんだ」 懐かしむように話すランだが、ユウヤの心情は複雑だった。 自分の家族はいない。 覚えているのは、イノベイターの施設と研究員の姿ばかりだった。 「…ありがとう。でも、こればかりはちょっと…」 「そこまで言うならいいけどさ…じゃあ、代わりに添い寝だけしてあげる」 「そ、添い寝?いや、それこそちょっと…」 「いいからいいから。さ、寝よう」 ランはタオルをベッドの脇に無造作に置いて、そのまま横になった。 ユウヤはせめて替えの上着を着ようとしたが、ランに腕を掴まれていたので、仕方なくそのまま眠ることにした。 「なんか…ドキドキするね」 ランが照れ臭そうな笑みを浮かべる。 ユウヤは正直緊張して、それどころではなかった。 目が覚めたばかりで眠る気分にもなれない。 更に体が熱を持って、先ほどとは違う意味での息苦しさが、ユウヤの意識を支配する。 「これじゃ眠れないな…」 「そうだね…アタシも疲れてたから、すぐ寝れると思ったんだけど…」 「僕は起きたばかりなんだけどな…」 「…それもそっか」 そういうと、ランが小さく笑う。 その笑顔を見て、ユウヤの緊張が少し解けた。 だが、胸の高まりは収まらなかった。 しばらくの静寂が続いた後、ランがユウヤの事を、深く抱きしめた。 突然の事で、ユウヤは頭が真っ白になる。 「ら…ラン君?いきなり何を…」 「いや、こうしたら寝れるかなーって思って…」 まるでぬいぐるみか何かのように、ユウヤの頭を胸元に抱きかかえる。 熱く、柔らかな感触が、ユウヤの顔を刺激した。 確かに目を閉じていたならば、その感触は眠りそうになるほど心地いい。 だが、それがランの体だと考えてしまうと、そうはいかなかった。 何より、互いの持つ熱のせいで、とても眠れる状況ではなかった。 「ラン君、ちょっと暑い…」 「もー、ワガママだなぁ」 少しムッとしながらも、ランはユウヤを解放する。 肌に触れる冷えた空気を感じながら、大きく息をついた。 「…どうして、僕にここまで構ってくれるんだい?」 照れ隠しにランに顔を背けながら、ユウヤが尋ねた。 「どうしてって…変?」 「それは、まぁ…ここまでされるとちょっと…」 「…アタシからすれば、ユウヤの方が変だけどなぁ」 「僕が?」 「すぐ色々言ってさ、なんだかんだで距離を置こうとするよね」 「それは…」 一理あるかもしれない、と思った。 いや、実際はその通りだった。 自分では、昔の事から決別し、大きく変わったと思っていた。 しかし、心のどこかで、人と深く関わる事を避けていた。 過去の自分を知られ、離れていくのが怖いから。 また一人になるのが、何よりも怖かったから。 「なーんか、壁感じちゃうなー」 そう言いながらも、ランの言葉はいつも通りの明るさだった。 だが、それとは対照的に、ユウヤの気分は沈んでいた。 (僕を孤独にしていたのは、僕自身だったんだ…) 今までどれだけ壁を作ってきただろう。 表面上は仲良くしていても、やはりどこかで一線を置いていたのではないか。 ユウヤは仲間全員を裏切っていたように感じてしまい、顔を俯かせた。 「ごめん…」 「…いいよ、謝んなくって。その代わり、これからはそういうの無しだからね」 ランが強引に、ユウヤの顔を自分に向けさせる。 「『でも』とか何とか言って距離を置くのは無しってこと」 「ラン君…」 「そりゃ、アタシじゃバンやジンみたく頼りにならないかもしんないけどさ…アタシだって、ユウヤの力になりたいんだよ」 「僕の、力に…?」 「うん。…やっぱ、アタシじゃ駄目?」 「…いや…ありが、と…っ…」 ユウヤは表情を隠すかのように、ランを深く抱きしめる。 だが、溢れる涙と肩の震えは、抑えられなかった。 それに気づいたランは、そっとユウヤの体を抱き返した。 「ユウヤは、一人じゃないよ」 ランが、ユウヤの髪を撫でる。 「アタシはずっと、ユウヤといるから…」 「…でも…本当に、いいのかい?」 「ほらまた言った」 「あ、そっか。その…」 「…アタシはいいよ」 「…僕もだ…いや、ラン君がいいんだ。ラン君に、傍にいてほしい」 「…アタシも、ユウヤに傍にいてほしい」 ユウヤは涙を拭って抱擁を解き、ランの瞳を見つめた。 「…ありがとう」 「こちらこそ」 そう言って二人は微笑みあい、そして、どちらからともなく唇を重ねた。 しばらくは唇同士の、幼い口づけだった。 やがて互いを深く求め、舌を絡める大人のキスを交わし始めた。 「ん、っ…」 「…ぅ…」 二人の喘ぎが交差し、混じり合う。 だが、息苦しさを感じたランが、ユウヤの体を軽く押し返す。 軽く息を整えて、ふぅ、と一息ついた。 「ユウヤ…最後まで、する…?」 その問いに、ユウヤは少しだけ迷ってから、小さく頷いた。 ランが服に手をかけていく。 ユウヤも服を脱ごうとしたが、その段階になって、ユウヤは自分が上の服を脱いだままだったのを思い出した。 残ったズボン、そして下着も脱いで、ベッドの横に軽く折りたたむ。 振り返ると、ランの脱衣はもう終わっていた。 流石に恥ずかしいのか、自分の腕で胸と、大事な部分を隠している。 その扇情的な姿に、ユウヤは息を飲んだ。 ゆっくりとランを押し倒し、胸を隠す手をどけさせる。 今度はランが、恥ずかしさで顔を逸らした。 「綺麗だよ、ラン君…」 「…それは、言わなくていい…」 ランは羞恥心から、少し不機嫌そうな声を上げる。 ユウヤはランの胸を手で覆い、軽く撫でた。 「っ…」 ランの体が小さく跳ねる。 露わになった首筋に、キスをした。 「んっ、ぁ…」 ランの嬌声が室内に響いた。 ユウヤは唇を鎖骨、胸元へと移していき、そして胸の先端を口に含んだ。 「や、そこ…んっ…!」 僅かな拒否の言葉とは裏腹に、ユウヤの頭を抱きしめるように手を回していた。 ユウヤの口内で、ランの乳首が固さを帯び始める。 一通りその感触を味わうと唇を離し、もう片方の胸へと移った。 「やぁ…ユウ、ヤ…っ…」 先ほどより甘く、蕩けたような声を上げるラン。 同じくらいの刺激を加えた後、ユウヤはランの胸から離れ、足の間に割って入った。 ユウヤの指が、ランの秘所に触れる。 だが、それは愛撫ではなく、確認のような手つきだった。 「…ここ…で、いいんだよね…」 「うん…多分、そう…」 二人とも知識として知ってはいても、経験などなかった。 互いに確認をしあったうえで、ユウヤが自身をランの入り口に押し当てる。 「…じゃあ、行くよ…っ…!」 ユウヤはゆっくりと、しかしランの奥まで、自身を突き入れた。 「うぁ…っ!」 一瞬だが、ランが声を上げた。 それは喘ぎとは明らかに違う、痛みの悲鳴。 自分の体が、そこから二つに引き裂かれるかのようだった。 だが、ランは必死に拳を握り、歯を食いしばって、その痛みに耐えた。 (…気に、しないで) そう言ったつもりだった。 だが、痛みで言葉にならなかった。 激しい痛みに襲われ、目に涙を浮かべながらも、ランはユウヤに微笑みかけ、その頬を撫でた。 ユウヤの方は、困惑していた。 ランのリアクションを見る限り、想像を絶する痛みに襲われたのだろうと思った。 結局自分の快楽に流され、他人を傷つけてしまったと考えていたのだ。 そんな深刻そうな表情を浮かべるユウヤの頬を、ランの指が容赦なくつねりあげた。 「い、いたたた…!」 「…これで、おあいこだね」 ようやく痛みに慣れてきたランが、少しだけ掠れた声で言った。 「お互い、したい事をしただけなんだから…気にしないで…」 「…ラン君…」 「確かに、死ぬほど痛かったし…大事な初めてだったけど…ユウヤだから、いいよ…」 「…分かった。じゃあ、また動くよ…」 「あ、ちょっと待って」 「え?」 戸惑うユウヤの体に手を回し、耳元で囁く。 「愛してるよ、ユウヤ」 いつもと変わらない笑顔を浮かべるランに、ユウヤも囁いた。 「僕もだよ…愛してる、ラン君」 ランの上に乗ったユウヤが、腰をランに打ち付ける。 「あ、あっ…んっ…!」 ユウヤの動きに合わせ、ランが喘ぐ。 痛みが完全に引いたわけではないが、それでも快楽の方が勝っていた。 「はぁ…いい…ユウヤ、っ…!」 その声に触発されるかのように、ユウヤの動きも早まる。 ユウヤには言葉を発する余裕はなかった。 少しでも気を抜いたら、果ててしまいそうだったからだ。 「ね、ユウヤ…もっと、奥まで…!」 その言葉に頷いて、ユウヤは更に深く強く、自身を突き入れる。 「あぁ…いい、それ…!」 ランの声のトーンが一層上がった。 互いに、もう限界が近かった。 「ユウヤ、ユウヤ…っ、あぁ…!」 体の奥深くにユウヤの感触を感じ、ランが果てる。 それとほぼ同時に、ユウヤもランの中で果てた。 その後、互いに息を整えていたが、既に疲労が限界を超えていた二人は、そのまま眠りに落ちて行った。 ユウヤが目を覚ますと、目の前にランの寝顔があった。 その無防備な表情が無性に愛おしくて、髪をそっとなでる。 刺激しないようにしたつもりだったが、ランも目を覚ましてしまった。 起こしてしまった罪悪感と、視線が合った照れ臭さで、気まずい沈黙が流れる。 だが、ランは迷わず笑顔を浮かべた。 「おはよう、ユウヤ」 その笑顔につられて、ユウヤも微笑む。 「おはよう、ラン君」 二人は一度だけ軽いキスを交わした。 昨夜の事が嘘のような、軽いキス。 その落差を感じて、二人は少しだけ、笑いあった。 やがて身支度を整えて部屋を出ると、ヒロとばったり出くわした。 「あ、ユウヤさん。丁度よかった。今度の町にセンシマングッズを扱ってるショップがあるらしいですよ。一緒に行きましょう!」 鈍感なのか気を使っているのか、一緒に部屋から出てきたランの事を無視してユウヤに話しかける。 ユウヤはランを気遣って困惑するが、意外にもランの方からヒロの手を取って話しかけた。 「ねーヒロ、アタシも連れてってよ!」 「え、ランさんが?こういうのに興味なかったんじゃないですか?」 「まぁいーじゃん。殺陣はカッコいいみたいだから、ちょっと見てみたいんだよねー」 「…っくぅ~!ようやくランさんにもセンシマンへの愛が…!分かりました、じゃあランさんも!今日は帰しませんよぉ~!」 「気を付けた方がいいよラン君、ヒロ君は本気だから」 「望むところ!」 そう言って3人は笑いながら駆け出していく。 もう、一人じゃない。 朝焼けの中で、ユウヤはそう確信していた。 それ以来、ユウヤがあの悪夢を見る事は、無くなったのだそうだ。
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