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ダンジョントラベラーズ2-2 公式サイト http //aquaplus.jp/dt2countdown/ 機種 PS Vita 発売日 2015年未定 定価 未定 ジャンル ダンジョンRPG 発売元 アクアプラス 開発元 オフラインプレイ人数 1人 多人数プレイ要素 年齢区分 審査予定 初回特典 限定版 備考 プレイ画像 PV
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ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印 連絡用掲示板 差し替え・追加スレッド-915~939 連絡用掲示板 議論スレ-35~40 915 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 28 33 ID ??? ●ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印 PSPで2013年発売のRPG。仲間もモンスターも女の子。 人々はかつて聖乙女ヴィトーリアの元、魔神の手先のマモノと戦っていた。 そしてモンスターを封印書に封印するライブラという職業が生まれ、ついに魔神を異界へと送った。 王立図書館に新人ライブラとして所属し、三日目の主人公フリード・アインハルト。 二日はかかる仕事を半日で終えたフリードを、王立図書館の館長イリーナ・ローゼンマイアが呼ぶ。 戦闘経験皆無のフリード。マモノマニアのフリードは研究所よりも、実際に動くマモノを間近で見たくライブラとなった。 まだ新人ライブラにたくさんの仕事を与えられる、それほど人手不足な王立図書館。 ここ数十年でも例がないほどマモノが大量発生し、ライブラも騎士団も目が回るほど忙しいとの事。 そしてフリードにも危険な実践が任せられる、早く動くマモノが見たかったと乗り気のフリード。 イリーナから騎士との待ち合わせの地図を受け取る、最初に間違ってエステのチラシを渡される。 慌ててひったくるイリーナ。改めて地図と回復アイテムを渡され、詳しいことは騎士に聞くようにと任務を言い渡された。 城壁と結界によって守られた王都アクティム。壁の外にはマモノがはびこるが、それでも五百年にわたる平和を保ってきた。 そしてフリードもまた、討伐隊としてダンジョンへと向かう。 名もなき洞窟。騎士の姿が見えず洞窟内に入るフリード。 少し進んだところで天井が崩れ、帰り道がふさがれる。地震によって地図とは地形が変わっていた。 ライブラは戦闘スキルがない。弱ったマモノの封印が専門で戦闘職と手を組んで、討伐を行う。 「不運の優等生」という仇名を持つフリードは、自分の不運を恨むも念願の実戦だと気持ちを入れ替える。 騎士を呼びながら先に進むフリード。ようやく二人の人影を見つけるが、地震がひどくなりまたも天井が崩れる。 二人を押し倒し崩れた天井を避けるフリード。助かったという二人はフリードを見て、驚く。 二人の騎士である女子は、同じ士官学校を受けた同級生の幼馴染だった。お尻を向けた幼馴染とそのままの体制で懐かしむ。 騎士団長の娘で成績優秀、人望も厚いメルヴィ・ド・フロレンシア。 能天気で単細胞、ちびっこで落ちこぼれだったが、努力で騎士科を卒業したアリシア・ハート。 立ち上がる三人。本科が別れ付き合いも無くなっていたフリードと二人。二人は今は騎士団で、合流予定のメンバーだった。 フリードがライブラ係のリーダーだと知り喜ぶアリシアとメルヴィ、新人ばかりだと不安になるフリード。 昔からよくつるんでいた三人、女子二人はフリードについていけば大丈夫だと笑顔で言う。腹をくくるフリード。 任務内容は地震の発生原因をマモノを討伐しながら探す事。フリードたちは奥へと進む。 916 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 29 13 ID ??? 途中でゼリーを身にまとった女の子モンスター、スラピョンが現れる。現物に興奮し、止める言葉も聞かず近づくフリード。 そのままぶん殴られ二人にあきられる。フリードに後方で指示を出すように言い、アリシアとメルヴィが戦う。 スラピョンを倒すと封印書を掲げていたフリードが、呪文を唱える。本が輝き、マモノが光となって本に吸い込まれていく。 「人には鍵を 魔には檻を 輝ける知恵の証ジーグドラドの名の元に 荒ぶる者よ、我が書に還れ!!」 1ページに封印されたスラピョン。その様子にすごいすごいと喜ぶ女子二人。戦闘できる方が凄いとフリードは言う。 満面の笑みでそれでもフリードは格好良かったと言うアリシアとメルヴィ。まだ一体目だサクサク行くぞと進む。 先に進むとまたも地鳴り。話では一か月前の大嵐からマモノとともに増えた。騎士団だけではマモノ駆除も追いつかない。 ダンジョンを進むと獣人二人組を見かける。ライブラのベアードとマジックユーザーのペギー。 マモノは封印しないと倒しただけでは復活するという話が聞ける。封印管理室で、モンスターを封印書にする事が出来る。 前作とはシステムが変わったなどの話。話が終わるとフリードに気付かず去る。これから、何度も彼らを見かける事になる。 途中で図書館に戻ることもできる。理由がなければ無関係の人は立ち入れない王立図書館。 そこの購買部のスイーツや雑貨は女子の間で人気だと、アリシアが興奮する。 これくださーいと女の店員に話しかけるアリシア、出てきた今日からの新人店員のモニカ・メイシーはメルヴィを見て驚く。 すぐに誤魔化すモニカ。モニカは安い雑貨を高級品といったり、またフリードの趣味を聞いてメモを取ったりする。 買い物を終え出るフリードは、なんで名前を知っているのかと疑問に思った。 図書館ではアイテム売買、チーム編成、封印書作成ができる。また教室ではメイド先生がゲームの基本を教えてくれる。 名もなき洞窟の奥には石でできた小さな祠があった。かなりの年代物で護符がたくさん貼ってあり、固く封印されている。 調べようとした時、地崩れで祠が壊れそうになる。さらに変異種のマモノのボス:バブルスラピョンが襲い掛かってくる。 ぬるぺとで回避力を上げてくるが、最初のボスなので強くない。倒したら半裸のサービス絵。 フリードが封印して、祠を見直すとカタカタと音が鳴っている。 次に強烈な寒気を三人が感じ、気配に押されて地面に伏せる。何かが通り過ぎていったあと、すでに気配は無くなっていた。 図書館室へと戻り、イリーナに祠について報告する。深刻な表情だったが、笑みを浮かべて三人をねぎらう。 最後の何かを封印できていればと悔しがるフリードだったが、変異種を封印できただけでも十分とイリーナ。 変異種についてアリシアが質問しフリードが答える。 変異種とは何らかの原因で凶悪化したマモノ、原因は不明で研究の為に、見たら確実な封印を推奨されている。 嵐に地震、壊れた祠、変異種、この国に異変が起きようとしている。イリーナも調べておくと言い、次の任務を与えられた。 王都の東にあるアバディーン遺跡でマモノが大量発生し、さらに地鳴りも続いている。治安維持と情報収集の任務。 メルヴィとアリシアを当分、貸すように騎士団に言っている。また途中で冒険者がいたらスカウトするように言い渡された。 遺跡に行く前、いまだに取り逃した事を悔いているフリード。昔から完璧主義だったねとメルヴィ。 知らない事があるのが嫌なだけだとフリードが返事すると、だからライブラになったのと二人は聞く。 巻き込んだことを謝るフリードに、三人でチームを組めると喜ぶアリシアとメルヴィ。フリードも二人で良かったと言った。 917 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 30 12 ID ??? ■第一章 邪気眼の少女 アバディーン遺跡。薄暗く埃っぽいうえ、地震のせいで地面に穴が開いている。先に進むと独り言をつぶやく少女がいた。 運命の刻印だの世界の終末だのと、フリードが近づくと悲鳴を上げ逃げる。捕まえ自分たちは魔物の討伐隊だと言った。 呪われし運命を背負う乙女リリアン・クレイパーと名乗った。近づくものはみんな呪われるのだと告げる。 意味がさっぱり分からないが、とりあえず一般人ならここは危険だから帰ろうと三人。触らないでとリリアンは逃げた。 洞窟を進むとリリアンを見つけ捕まえる。私は忌み児だからマモノだろうと近づく者は紅蓮の炎に焼かれるのだとリリアン。 呪いって何だ?と聞くと、咎を背負う運命の乙女で唯一救えるのは美しき死の国の王ディオニール様だけだとリリアン。 そういう設定なのかと、一緒に帰ろうとフリードが近づくと地鳴りが起こる、やはり私は呪われているとリリアンは逃げる。 また先に進みリリアンに追いつく、フリードが地鳴りは呪いの事について聞くと、しどろもどろになるリリアン。 根拠はあるのかと聞くと、刻印が体に刻まれているとリリアンが言う。見せてみろと言うと、また挙動不審に。 もう王都に戻ろうとフリードが近づくと、一人でひっそり死ぬの、放っておいてよー!と襲い掛かってくる。 ボス:リリアン。石つぶてが痛いが、そんなに強くない。倒したらサービス絵。 お尻に刻印があるというが、ただの虫刺されだった。薬をつければ治った。 「私、ホントに呪われてるんだもん…」聞けば、いつも一人ぼっちで親からも困った子だといわれる。 それは呪われているからで、一人でいたいと。フリードはリリアンを討伐体に誘う。 あなたも不幸になるというリリアンに、自分は元々不運だと言い返すフリード。 それにリリアンはスピエラーという特殊なスキルを持った戦闘職だと、もし入ってくれるなら歓迎するとフリードは言った。 アリシアとメルヴィも仲間が増えると嬉しいと歓迎、嫌なら置いていくと言うとリリアンは行きますと大声で言った。 リリアンがパーティーに加わった。 途中でベアードとペギーに遭遇。鑑定とエンチャントの話、以前と同じくこちらに気づかず去っていく。 図書館に戻り、リリアンに学校についてフリードは尋ねる。連絡しないといけないと言うとしぶしぶ話し出す。 学校にはいかず、ずっと家で絵を描いていたらしい。両親も忙しく、ずっと一人だったと。 なら討伐隊に入っても大丈夫だな、よろしくとフリード達。でも親には連絡しておけよと言うと、わかってるとリリアン。 アバディーン遺跡の奥にも変異種のボス:ジュエラーズがいる。倒すとサービス絵。 ちなみにマモノからは人間は追いはぎのような物だと思われているらしい。 その奥に名もなき洞窟にもあった石の祠があった。すでに壊れなんの力も感じなかった。 図書館に帰りイリーナ館長に報告。祠が壊れていたのは悪い知らせだが、リリアンが仲間になったのは喜ばしいと褒める。 全員に一人一部屋貸し出され、明日まで休むように言われる。個室を貰えて喜ぶアリシア。 アリシアがリリアンの部屋に遊びに行くと言い、嫌がるリリアンだったがおいしい限定おやつに負けて押し切られる。 これからも仲間が増えるといいねと言うメルヴィ、メルヴィの負担も減るからなとフリード、メルヴィは顔を赤くした。 夜、持ち帰った護符について一人、部屋で調べるフリード。そこにイリーナ館長が入ってくる。鍵はマスターキーで開けた。 そしてイリーナはやっぱりと言い調査していた護符を取り上げる。討伐隊のリーダーとして体を休めるのも大事だと告げた。 護符については研究所の人々が調べている、ただ王宮の書物にも祠に関する事は一切書かれていない。 まだ調べようとするフリードを一喝し、調査は任せて討伐隊に今は全力を尽くしなさいと言う。これでも館長なのだからと。 918 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 30 51 ID ??? ■第二章 逃げだしたメイド 話声にフリードが目を覚ますと、なぜか寝間着姿のアリシアとメルヴィがいた。 メルヴィが止めるのも聞かず、アリシアはベッドにもぐりこんだり、服に手を入れたりする。 寝たふりでやり過ごそうとしたフリードもさすがに起きる。 元気に挨拶するアリシアに、どうやって入ったと大声で言うと、マスターキーが落ちてたとアリシアが言った。 あのドジッ子館長がとフリード。とにかくもうこんな事はやめろと言うフリード、ふてくされるアリシアと謝るメルヴィ。 もう俺たちは大人なんだから、節度を持てとフリードは言い、もう朝ごはんだからと部屋から出した。 館長室で次の任務を与えられる。次は王都の西のプリズレンの森、港につながる交通の要所である。 重要な場所で騎士団も重点的にマモノの駆除を行っているが、それでも今は旅団が襲われるらしい。 マモノの増加スピードが速いという。今までフリード達が行った二か所も増加が速かったが、今は増加を抑えられている。 どうやら変異種を倒すと増加スピードを抑えられるようだ。 次はプリズレンの森の治安維持の為、変異種を探し討伐する事。フリード達は森へと向かった。 プリズレンの森の入り口の近くには、今は使われていない番小屋があった。 またある通路は獣人のベアード調査隊が調べている最中で、通れない。 道の途中で切り株に寝転がり、ぼうっとしているメイドがいた。話しかけてもやる気がなく、適当な返事しかしない。 お仕事したくなーいとか言い出している。制服から王立メイド隊と呼ばれる、戦闘もできるメイドだとわかる。 あの子おいかけるなんて面倒くさーいとそのまま眠りだした。置いていても大丈夫だろうと、フリード達は放っておく。 森を進むと人影を発見。他のダンジョンでも見た壊れた封印の祠の上で、メイドが座ってシュークリームを食べていた。 話を聞くと、祠に関しては解らないらしい。続けて名前や王立メイド隊の人間か聞くが、黙秘ってことでと答えない。 逆にこちらについて聞かれるので、図書館の討伐隊と名乗る。 あそこは不味いとメイドは言いだし、とりあえず怪しいので一緒に来てもらうとフリードに、逃げの一手と呪文を唱える。 「ダルダルダールデロデロリン…怠惰な人間になーれ!」そういって殴られるフリード。 突然、なにをすると怒ろうとするが、どんどん言葉が遅くなっていく。三十分ぐらいで切れるからとメイドは去っていった。 追いかけようとするが、途端にどうでもよくなるフリード達。そのまま森の中で眠りについた。 そしていくらかの時間が過ぎて飛び起きる。やる気を奪う能力、もしかしたらマモノかもしれないと追いかける事にする。 さらに奥に行くとあんパンを食べているさきほどのメイドがいた。図書館に出頭するよう言うが、館長さんが怖そうと拒否。 ならいいとそのまま戦闘になった。ボス:野良メイド。掃除で速度をあげたり、子守歌で眠らせたり、スロウ攻撃をする。 倒すとサービス絵。捕縛して、詰問するフリード。名前はコネット・サントノーレ。王立メイド隊所属。 なぜ最初から言わなかったと聞くと、脱走したのだと答えた。理由をこたえようとしないので、とりあえず図書館へ。 919 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 31 53 ID ??? イリーナ館長から、確かに届け出が出ていると聞く。おやつを食べずに逃げればよかったと、コネット。 お昼の前のおやつとお昼のおやつと昼後のおやつと、あと三時のおやつもあるという。 脱走した理由は、潜入先でつまみ食いし契約を解消。メイド長より一か月のお菓子禁止令。この罰を不服として隊を脱走。 そんなくだらない理由と言うフリードに、乙女心が分かってないとコネットは猛弁、仲間もおやつ禁止は辛いと賛同する。 潜入先ではおやつが食べれなかったからだと抗弁するが、つまみ食いだけではなく。 ジャムやフルーツまで食べつくしたとイリーナ館長が言うと、さすがに弱った。 そこにフリードが討伐隊ならおやつの時間もあるぞと、誘う。さらに王立図書館の購買部のスイーツも普通に買える。 やらせてください!と逆に頼んでくるコネット。イリーナ館長がメイド長に話をつけるらしい。 超ラッキーと、ほっとしたらお腹がすいたとあんぱんを食べようとするが、マモノを倒してからだとフリード。 今度こそプリズレンの森の変異種を討伐するとフリード達は決める。 森の獣人の調査隊が引き上げたので、そちらに向かうことにした。コネットがパーティーが加わった。 プリズレンの森を進むと、どこからか美しい歌声が聞こえる。音の聴こえる方に進むと二人の少女がいた。 こちらに気づいて歌を辞めたので邪魔したなと、フリードはライブラと名乗る。歌っていた少女はユーニ・コルテク。 もう一人はメフメラ。ユー二は笑顔で自己紹介、メフメラは帽子をかぶったままぎこちなく挨拶した。 二人は旅人ではなくアクティムの人間、ユーニはリックの酒場で働いていて、メフメラは町外れの炭焼き小屋に住んでいる。 二人は大親友だとユーニは答える。ここはマモノが出るので早く帰る様にとフリードが言うと、心配いらないとユーニ。 それはメフメラがいるからだと続ける。理由を答えようとするが、メフメラが止める。 ごめんとユーニは、メフメラとともに帰っていく。今度リックの酒場に遊びにおいでねとユーニ。 例の獣人の二人組がいた。メイドの諜報機関がある、挑発でターゲットを取る、隊列の話、フリード達に気づかず去る。 森の奥に変異種ボス:花の妖精がいた。妖精マーチで攻撃力を下げ、気絶+防御力ダウンのハートブレイクショットが強力。 倒すとサービス絵。マモノが増えた理由は変異種もわからないらしい。 王立図書館。森のマモノの増殖は収まった。なかなか立派な討伐隊になったとイリーナ館長が褒める。 他の討伐隊からも、例の封印の祠がいくつか見つかったと報告。どの祠も地鳴りの前後に内部から破壊された形跡があった。 引き続きこちらで調査を行う、破壊されてないなら最優先で保護作業を行う。とりあえずマモノ討伐を続ける事になった。 話が終わってないのに切り上げて、ご飯を食べに行くコネット。あなたの不運、それとも人徳?とイリーナ館長が笑った。 夜、報告書をやっているフリードの元にイリーナが来る。今はこういった仕事はしなくてもいいとイリーナ。 ちゃんと体力を残す事が大事と言う、そして一本の水筒を置く。万能健康飲料ヒパネラ茶、イリーナが手作りしたもの。 頂くがすごくまずい、イリーナも飲んで失敗だと理解し言い訳しながら持って帰ろうとする。 体に悪いものは入ってないのでフリードは貰っておく。勝手にしなさいと、顔を赤くしてイリーナは去っていった。 920 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 32 32 ID ??? ■第三章 図書館に潜む影 暗闇の中、ワタシのカケラがもうすぐ集まると笑う少女の声。 フリードは今日は休養日。朝早くに起きたフリードは、自室で変異種のデータを洗い直す。 変異種の元はピエルタンの古塔近くに出現する、古塔は三年前にも変異種が出ていた。 変異種とは何らかの理由で狂暴化したマモノ。 分かるのは一か月前の大嵐から、マモノの大量発生と変異種の発生が起こっている。 もしかして黒幕がいるのかと考えるが、例え国一番の魔法使いでも無理だと考えなおす。 魔神ならできるが五百年前に消滅している。そこにリリアンがノックして入ってくる。 厨二病発言をするリリアンに、おはようと言い、リリアンもまた小声でおはようと言った。 今日は休みだがイリーナ館長から呼びだしがあると伝えに来た。ラップル神殿に変異種が出たと。 その情報に喜ぶフリード、レアなマモノに何度も会えるなんて、やっぱりライブラになって正解だったという。 支度するフリードに、何か言いたげなリリアン。聞くとフリードはちょっと凄いと言う。 マモノオタっぷりに引くところだろとフリード。 好きな事に夢中になれるって凄いとリリアン。でもこの趣味のせいでずっと変人扱いだったとフリードが言う。 引きこもって研究していた、アリシアとメルヴィがいなかったら友達なんてできなかった。私と同じとリリアンは呟いた。 フリードが館長室に行くと、すでに全員そろっていた。早速話し始めるイリーナ館長。 ラップル神殿で旅行者の団体が、変異種のマモノに襲撃された。 ラップル神殿は観光地で、観光協会から早く入れるようにしろとせっつかれている。 というわけで休暇は取り消し、今すぐ言って早く倒してほしいとイリーナ。 朝ごはんもまだなのにと落ち込むコネット。ならおやつに持っていこうとアリシアが言う。 ピクニックじゃないぞとフリードが言うと、同じ行くなら楽しいほうがいいとリリアンは言う。 王立図書館を出て、ラップル神殿に向かう途中、誰かの視線を感じた。だが探しても見つからなかった。 ラップル神殿、進むと後ろから足音が聞こえる、気配丸出しの尾行。先を進むと道具袋を背負った少女を見つける。 尾行した人物かと思ったが違った、フリードがライブラだと名乗ると少女も名乗る。 少女はスフレ・トゥイニー、旅するお店ペギー商会3号。つまりダンジョンで会える道具屋であった。 観光名所で商売するつもりが、誰もいないと困惑していたが、フリード達を見て笑顔になる。 買い物をすると自信満々に不細工な粘土塊を見せる。幼稚園児の工作かとフリードが言うと、違うとスフレ。 ペギーの特性夫婦茶碗ペアで11220ゴールド。かわいいのに、いっぱい仕入れたのに全く売れないと落ち込むスフレ。 いずれ同じ趣味の人にあえると元気づけ立ち去るフリード、またペギーグッズ仕入れておくからねとスフレも立ち去った。 先に進むとやはり気配を感じる。扉を開けて、その前で待ち伏せする。すると扉を開けて入ってきた少女が勝手にこけた。 フリードが立ち上がるのに手を貸すと、フリードさんは優しいとメモをし始める。購買部のモニカだよなとフリードが聞く。 城門から尾行してたのかと言うと、慌てるモニカ。見なかった事にと言うモニカ、不自然にメモ魔だし何者だとフリード。 言えませんと黙秘するモニカを、フリードは館長の元まで連れていこうとする。 報酬が入らないと家がなくなると、ぶつぶつつぶやくモニカ。 皆さんにはすべて忘れていただきます!と戦闘。ボス:モニカ、カウンターで沈黙にしてくる。 倒すとサービス絵。縛り上げて、くすぐって吐かせる。 図書館勤務である以上、どこかのスパイの可能性がある。何か事情があるのだろうと、説得し一緒に図書館に帰った。 921 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 33 32 ID ??? 図書館室。モニカを睨み付けるイリーナ館長。モニカは騎士団の紹介でアルバイトしに来た。 目的はお金、モニカの家は両親が1750万の借金を残して蒸発。弟妹をたくさん抱えていると言う。 ただ泥棒などをしに来たのではなく、フリードの調査が仕事だった。 フリードの女性関係などの素行調査、依頼したのは王立騎士団長、メルヴィの父親だった。 騎士団長はメルヴィの事を大事にしており、メルヴィが近衛隊を断り討伐隊になった事を反対していたとアリシア。 大声で止めるメルヴィ。モニカはメルヴィに近づく男性の調査を行っていた。特にフリードとは仲が良いので念入りに。 絶対に許さないと怒るメルヴィ、フリードが落ち着かせる。 モニカは報酬と引き換えにメルヴィの父からフリードの素行調査を頼まれた。 機密情報を流したりはしていないし、商売もきちんとやっていた。 本当は悪いことだとわかっていたがやってしまった。ご迷惑をおかけしましたと謝罪する。 身分を偽った以上、購買部のバイトは首。モニカ自身も団長と話し合って止めて、もっと真っ当な仕事につくと決めた。 だがフリードは今まで通り調査報告するように言い、これからはスカウトされて討伐隊の一員として働くように言った。 調査員の仕事もきっちり行い報酬を貰い、さらに討伐隊として働けばいいと。 イリーナ館長も見てみぬふりをすると言った。改めて仲間になってくれとフリード。がんばります!とモニカは喜んだ。 観光協会が急げとうるさいらしい、フリード達も神殿へと向かった。モニカがパーティーに加わった。 またここから、購買部の隣に依頼部が出来た。アイテムやモンスターを倒すと、アイテムがもらえる。 購買部は、ショッパーベアードという獣人が店員になった。モニカの事よろしくと頼まれた。 一度、神殿に行ってから図書館に戻るとメルヴィが不安な顔をしている、フリードが部屋で二人きりで話す。 前に話していた近衛隊を断り討伐隊になったこと。メルヴィはエルトリシア女王の親衛隊の話を断っていた。 王族側近は騎士としてこの上ない名誉。だがメルヴィは討伐隊になるために騎士団に入ったと言った。 実戦主義とは国の事を考えているんだなとフリードが感心。そんな立派な動機じゃないと顔を真っ赤にして慌てるメルヴィ。 俺と同じマモノオタクとかと聞くフリード、メルヴィは突然、フリードを抱きしめた。好きなのはマモノじゃないよと囁く。 騎士団も親衛隊になるのも子供の頃から決まっていた。王家を守る立派な魔法使いになることが自分の道だと信じていた。 だがフリードにあって、フリードとともに冒険したいと思うようになった。そういってフリードの胸に顔をうずめる。 がんばるから、もっと強くなるから、一緒にいさせてとメルヴィ。返事をする前に、アイス買ってきたよーとアリシアの声。 慌てて離れたメルヴィ。二人は一緒に仲間の下に戻る。ただ親父さんとは仲直りしろよとフリード、メルヴィは約束した。 夜。自室で休んでいたフリードの元に、扉の隙間からメモ。内容は重要な件があるので、すぐにくるようにとコネット。 コネットの事だから重大な事ではないだろうと部屋に向かう。入ると半裸のコネットがベッドにうつぶせになっていた。 部屋ではいつもこの格好らしい。高級マッサージゲルを手に入れたので体に塗ってほしいとコネットが言う。 帰ろうとするフリードに懇願するコネット、仕方ねーなとフリード。途中から本気を出してコネットに悲鳴を上げさせた。 ラップル神殿で獣人二人組を見かける。個々にはユニークスキルがあり、ライブラ専用装備の大封印書の話をして去る。 神殿の奥で変異種ボス:グレムリン、高い攻撃力を持つ。倒すとサービス絵。ここにも封印の祠が破壊されていた。 調べているとライブラの書が震えだし、強い熱を発する。次の瞬間、邪悪な気配を感じ部屋を飛び出す一同。 中に入っても、すでにいない。ライブラの書にすら影響を及ぼすほどの存在、まさか……とフリードは思い当たる。 夜の図書館に帰還したフリード達。モニカの歓迎会をすると女子達、モニカはお金がないと言うがそれなら経費で落とす。 仲間たちを先に行かせフリードは一人、館長へと報告に行く。だが館長室にはおらず、書置きで王宮に行くと書かれていた。 922 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 34 37 ID ??? ■第四章 孤高の騎士 五百年前にライブラ達はマモノを封印し数を激減させ、魔神さえも異界の彼方に葬った。今は弱いマモノしかいない。 二百年ほど前に書かれたロムレア王国建国史にはそう書かれている。だがそうじゃないとフリードは考えた。 玄関ホールにイリーナが戻ってくる。今戻ってきたのかとフリード、イリーナは王宮の大神官とずっと直談判していた。 封印の祠にいた物の正体、魔神。ライブラの書に影響を与えるほどの存在はそれぐらいしか思い当たらないというフリード。 先入観に囚われ誰も思い当たらなかった、異界に追いやったはずの存在がずっと王国の近くで封印されていたとイリーナ。 王宮の大神官たちは、その事実を知ってずっと隠ぺいしてきた。五百年前、ヒトは魔神の肉体を滅ぼすのが限界。 魂は存在するだけでヒトにもマモノにも大きな影響を及ぼす。そこでその魔神の魂を九つに分割し、それぞれ祠に封印した。 魔神の力を利用するものが出てくるのを恐れ、ずっと隠してきた。騎士団たちも破壊された祠を四つ発見している。 おそらく五百年の間に封印が弱まり、そこに一か月前の大嵐によって封印の祠の一つが壊れてしまった。 解放された魔神の魂は、マモノと地震によって次々と祠を壊しまわった。 フリード達と騎士団が発見した壊れた祠の数は、合わせて八つ。封印の祠はあと一つ、それが壊れれば魔神は解放される。 残り一つの祠の場所は大神官たちでも解らない、もしかしたらピエルタンの古塔になら書かれた古文書が残っているかも。 ピエルタンの古塔は昔から狂暴なモンスターが多かった地域、気を付けるようにとイリーナ館長。フリード達は向かう。 図書館にシスターが依頼部に依頼をしに来た、自分たちがやるからとフリードが話を聞く。 彼女の名前はフィオラ・マーシュ、マーシュ教会で孤児院を運営している。 毎年、子供たちと祭壇にお供えするキタスミレの花を手に入れてほしいとの依頼。 花が生える場所はピエルタンの古塔の天辺。マモノが出たので今年は立ち入り禁止になってしまった。 見かけたら摘んでくるとフリードが言うとフィオラは礼を言い、神の御加護がありますようにと祈った。 ピエルタンの古塔。途中で魔法によって鍵をかけられた扉があり、通れず別の道へ。また書庫も鍵がかかって本を取れない。 探索すると通路に書庫の鍵が落ちてるのを見つける、フリードが拾おうとした時、マモノが現れ、一瞬で奪っていった。 先に進むと先ほどのマモノを発見。こちらに気づいていないので戦列を整え、攻撃を開始する。 だが突然、横から同時に甲冑を着た女騎士が現れる。「なぜ剣をむける!? さてはお前たち、擬態したマモノだな!」 そのままボス:黒騎士と戦闘。攻撃力が高いうえに、魔法使い系の獣人を連れている。倒すとサービス絵。 捕らえてようやく図書館のライブラである事を伝える。イリーナ館長を知っており、誤解を理解した。 名をグリシェリーナ・エフレノア、通称グリシナ、フリーの冒険者。 グリシナもさっきのマモノを追いかけていたらしく、素早いので待ち伏せしていた。 こんなところまでマモノ駆除にと聞くグリシナに一通りのことを話す。 ずっと塔にこもっていたため、外の事を知らかったグリシナは自分にあきれる。 二か月ほどここにこもって修行していたらしい。民のために戦う事は好きだが、今は別の目的があって戦っている。 (サブイベントで聞けるが、レベルを上げてリセットで戻すを繰り返す事でなれるクラウンの称号を目指していた。) マモノはフリード達に任せ、この古塔を回ってそんな祠がないか調べてみると言って去っていった。 例の獣人二人。レベル15でクラスチェンジできる、マジックユーザーはチェンジ先が多い、メイドの支援能力は重要。 図書館に戻ると、アリシアがグリシナに関して思い出した。騎士科を首席で卒業した者は廊下に写真を貼られている。 グリシナも貼られており、百枚以上あって唯一の女性、さらに過去最高の成績で卒業した。 アリシアにとって憧れでもあり、頑張ろうと決意する。 もう一度、ダンジョンに行ってから図書館に帰りつくと、気が付くとさっきまでいたアリシアがいない。 図書館に入るはずだからと、とりあえず解散。 マモノについて本を読んでいるフリードが物音に気づいて中庭を見ると、アリシアが剣を振っていた。 フリードに気づくとせっかく秘密の特訓なのにとアリシア。 923 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 35 12 ID ??? グリシナに影響されたらしい。騎士科では女の子は一人で、さらに落ちこぼれだったアリシア。 努力して卒業する頃には四十人の十五位までたどり着いた。 アリシア自身も満足していたが、同じ女子であったグリシナは首席で卒業した。 女子だからと言い訳せずもっと強くなろうと思ったという。 凄いというフリードに、アリシアはフリードとメルヴィのほうがすごいと返す。 二人とも頭がいいからせめて力で二人と並ぼうと、騎士科に入った。 だからそこがすごいのだとフリードが言うと、よくわからないという顔をするアリシア。 もっと強くなったら教えるとフリードは言った。 古塔で変異種中ボス:セイレーンを追い詰め戦闘。速いうえに、列攻撃のエアタービュランスは一撃でやられかねない威力。 倒すとサービス絵。鍵は食べてしまったと言いだすセイレーン。腹から出すには引き裂くしかと考えるフリード。 きっと封印したら出せますと焦るマモノ。封印すると本当に出てくる。書庫の鍵で、扉を開けて古文書を手に入れた。 図書館で解散し、館長室に向かうフリードは本番はここからだと呟く。館長室に声を掛けると、返事がない。 また留守かと部屋に入ると、イリーナ館長がソファで眠っていた。 ここの所ずっと寝ていなかったからなと、フリードは一人で古文書を読み始める。 ここにいても邪魔かと考えなおし部屋を出ようとするが、イリーナの抱きしめている本に目が行く。 タイトルは『王立図書館と魔法の本』。 目を覚ましたイリーナは、自分が居眠りをしていた事に気づき真っ赤になる。気にせず古文書を差し出すフリード。 イリーナは咳払いし解析を始める。フリードはグリシナの事を報告、イリーナの同級生で学科は違えどライバルらしい。 王立図書館と魔法の本について聞く、少し照れながら愛読書だと答えるイリーナ。 フリードもその本を読んでライブラを目指すようになったと言った。 私と同じと答えるイリーナ。児童向けの内容だが、ライブラがマモノを封印するだけでなく、ヒトとマモノの仲介役もする。 他の本ではマモノはただの悪役だが、この絵本ではマモノにも個性があり話せる相手だった。 イリーナもライブラを目指していたが、この職業は完全に素質の問題で、イリーナにはそれがなかった。 それでも努力した結果、館長という座にいた。思い出話は置いておいて、古文書の解読に取り掛かる二人。 朝の図書館。一同を集めてこれからの話をするイリーナ館長。残り一つの封印が壊れれば、魔神の魂が復活する。 その前にそこだけは結界で完全に封じる。イリーナは王家から借りてきた聖杖ケリュケイオンを見せこれを媒介に結界を貼る。 結界術はイリーナが使うが、少しの消耗もすることができない。フリード達でイリーナを警護しないとならない。 最後の祠はピエルタの古塔の屋上、封印された扉を開いた向こう側からいける。 ピエルタンの古塔の一階の封印された扉を開けるイリーナ。先に進むと地鳴りが響く、どうやら時間は残されていない。 最上階でキタスミレの花を発見し、摘んでいく。 王都の郊外にあるマーシュ教会。 その孤児院にはたくさんの子供たちがおり、小さな子供は遊びまわり大きな子供は聖書の勉強をしていた。 勉強を見ていたフィオラはフリード達に気が付くと、近寄りあいさつした。キタスミレの花を渡すとお礼を言うフィオラ。 子供達も次々と礼を言う。皆で食べようと思ってとアリシアがクッキーを差し出す。 フィオラは子供達を座らせお祈りをささげるように言った。 家の弟妹たちとは違い素直な子供達だと感心するモニカ。リリアンが離れた所に、影のある子どもを発見した。 ペンギンのような人形を持った女の子。 フリードが声を掛ける。おさげの子と言うと、おさげじゃなくてリゼ、リゼリエッタ・マーシュと名乗った。 血の繋がりはないが、ここにいる子供はみんなフィオラの弟妹でマーシュらしい。 それを言うとリゼはまた手を動かし始めていた。 924 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 35 50 ID ??? ブドウの蔓で籠を編んでいる。とてもいい出来の物だが、これは趣味なのかと聞くと、お金の為だと答えるリゼ。 ブドウの蔓で作った籠はわりといい値段で売れる、つまり内職。フィオラはのんびりしているのに、こんなことをと聞く。 フィオラは神様を信じているからだと。神様を信じていれば、きっと寄付も集まるのだと。リゼは信じられなかった。 リゼは神様を信じない、施しを受けて生きるのは嫌。フィオラが駆け寄り、悲しげな顔でリゼの手を取る。 フィオラがリゼに出会えたのも、姉妹になれたのも神様の導きだとフィオラ。 こうしてキタスミレの花を手に入れたのも善意と神様の加護があったから。 リゼは私がここにいるのはお姉ちゃんが拾ってくれたから、私が信じてるのは神様じゃなくてお姉ちゃん。 その花も神様じゃなくてその人たちが持ってきたもの。バザーまでに籠を作らないといけない。 お金の心配をしなくてもいい、皆の善意と神様が良い様にしくれるとフィオラ。 皆と一緒におやつを食べましょうと言うが、リゼは話を聞かない。 その後もフリード達は子供たちとすごした、帰る前にリリアンがリゼにシンパシーを感じたらしく、よろしくと言った。 別れの挨拶をする皆にまたバザーには来てくださいと、神様の加護がありますようにと祈った。 フリードが町を歩いているとリゼが走っていた。城壁の外に出ようとするので腕をつかんで止める。でもリトがとリゼ。 リトはリゼがいつも持っていたペンギンのような人形。同じ孤児院の男子に取られ、12にもなって人形遊びなんてと。 今日にも返してくれないので、聞いたら捨てたと。フリードがその男子にどこに捨てたのかと聞くと、聞いてないと答える。 何も一人で探さなくてもと言うと、誰にも手伝ってもらいたくないとリゼ。外にはマモノも出る戦えないなら戻るぞと説得。 孤児院に行くと年長の少女ヒルデが、人形を取った少年オットーを連れてきた。フリードがリゼに自分の口で言えと言った。 勇気を出してリゼが自分からどこにやったのか聞く、オットーは謝り、投げて遊んだら木の上に引っかかったと言った。 指さした場所は木の天辺。あんな所にと怒るリゼ、あれはフィオラからもらった大切な人形で宝物なのだと。 オットーも悪いが、下の子たちと遊ぶ仕事をしないリゼにも問題があるとヒルデが言った。 皆リゼがフィオラに特別扱いされ、我儘を許されていると思われていると、リゼは黙ってしまう。 そこにフリードが止めに入る。色々言い分はあるがリゼはあの人形が大事で、オットーは悪かったと思ってる。二人は頷く。 フリードは木を登り、人形を取っておりた。リトを受け取り喜ぶリゼ。 フリードは人形が大事でも友達をないがしろしちゃいけないと言った。 だがリゼはお姉ちゃんとリトがいればそれでいい、放っておいてとそのまま走って行った。 ピエルタンの古塔。最上階の個室の部屋で封印の祠を発見、まだ壊れていない。すぐに扉の外に強いマモノの気配を感じる。 イリーナに結界を任せて、フリード達は扉の外へ。変異種ボス:ガーゴイル、能力ダウンの踊りと列攻撃の大震脚を使用。 倒すとサービス絵。部屋の中に戻るとイリーナが結界を貼っている最中、だが時すでに遅く魔神が現れる。 フリード達とイリーナを吹き飛ばす魔神。みーんな死んじゃうのと高笑いする声。 強大な魔力、少女の笑い声をし続けヒトをあざ笑う魔神。イリーナ館長が立ち上がり、魔法を放つ。 すると悲鳴を上げて魔神が消えていった。 気絶したフリード達、そこに騎士団とグリシナが現れる。結界を貼り直し、フリード達の傷の手当てをした。 イリーナは特に重傷で、治療の為に先に帰らされた。フリード達も帰還する。 図書館でイリーナ館長を心配するフリード達。みんな疲れているのに、部屋に戻らずロビーで待ち続ける。 暗くなる一同を励ますフリード。そこにイリーナとグリシナが戻ってくる。 もう大丈夫と言うイリーナに、数日は絶対安静だとグリシナ。心配性ねと言い部屋に戻るイリーナ。 グリシナいわく、体力も魔力もほとんど失っていて動けなくてもおかしいくらい。それなのにいつもと同じ表情をしている。 突然グリシナが討伐隊に入りたいと言った。国の大事であり今は一人の騎士として戦うべきであると。 魔神を封印したとはいえ、増えたマモノや変異種はまだまだいる、手が多いにこしたことはない。 フリードは大歓迎だと言い、アリシアも喜ぶ。 そして一同は解散し部屋に戻った。グリシナがパーティーに加わりました。 925 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 38 27 ID ??? ■第五章 運命の姉妹 ピエルタンの古塔の封印から数日。一人調べ物をしていたフリードの元に慌てたグリシナが来る。 一緒に行くと館長室で、イリーナが普通に立っていた。 絶対安静のはずと聞くと自分の体は自分が一番わかっていると休もうとしない。 フリードからも休むように言ってくれとグリシナ、だがイリーナは聞く耳持たず。 そんな心配性だから首席での合格を私に取られるのよとイリーナ。 怪我を押して行動し体を悪くするのは愚かな事、焦らず冷静になってくれとグリシナは言う。 司令官は私で、それ以上は越権行為だと口を止めさせた。 言いすぎだろとフリード、それに魔神はすでに封印し騎士団が守りを固めている。 無理を押す理由はないはずとフリード。だがイリーナは必要があるから動くのよとほほ笑んだ。 古代の錬金術師の精鋭たちが作った祠が、大嵐で壊れると思うと言った。 だれかが魔神の力を利用しようとして祠を壊した。しかし魔神の力は人間の手におえるような物ではない。 それを行ったのは人ならざる者、獣人。その証拠に獣人の故郷ホラムシャハルの里では邪神が祀られているとイリーナ。 獣人は友好を結んでから一度も敵対したことはない。だがイリーナが言うには、邪神が魔神の復活を手助けしていると。 一刻も早く倒すべきだと言うイリーナ。信じられないなら直接確認すればいいと続けた。 皆をロビーに集めようとしたとき、ロビーから女性の声が聞こえた。聞き覚えのある声はフィオラのものだった。 行ってみると焦った表情のフィオラ、リゼが行方不明だと言う。騒ぎを聞きつけメンバーが集まる。 いなくなる前の話を聞くと、毎月寄付してくる方がいたが来月から寄付を打ち切りたいと申し出てきた。 そうなれば教会も孤児院も閉めなければならない。 その話を聞いたのではないかと。行方に心当たりはないかと聞くが、信託ではこの城壁内には気配はないとの事。 リリアンが信託の届かない日の当たらない場所に行ったのではないかと答えた、モスタルの地下墓地かとグリシナ。 先月モスタルの地下墓地に慰霊祭で行ったことがある。 フィオラはすぐに行こうとする、だがあそこはマモノの危険な場所、代わりにフリード達が行こうとする。 ところがイリーナが現れ、そんな暇はないと止める。いくら館長の命令でも救助が先だとフリード。 グリシナも目先の者を助けるのが騎士だと賛同。 情ではなく理性で動くのが司令で、従うのがあなたたちの役目でしょうと言いあう。 フィオラが国の守護も大事な仕事で自分が助けに行くと去っていく。 礼を言い出ていくフィオラ。イリーナの命令には従えないと、フリード達も向かう。 図書館を出て、入るとやはりイリーナも詫びを入れておくべきだとフリードが仲間たちに言う。 フリードは何も間違ってないよとアリシア。 だがグリシナも、正義を掲げるだけでは隊を率いる事は出来ないとイリーナに報告すべきと言った。 イリーナも怪我で焦っているのであろう。 館長室の扉の前に立つと、中から苦しむ声が聞こえる。入るとイリーナが苦悶の表情をし苦しんでいた。 フリードに気づくと、いつもの笑みを浮かべるイリーナ。大丈夫なのかと聞くと大したことはないとイリーナ。 それよりさっきは言い過ぎたとイリーナは謝る。あなたが正しい道を選んでくれて良かったとイリーナは微笑む。 もっとなにか言われるかと思っていたフリードは、拍子抜けする。イリーナが謝罪するのは初めてだとフリードは思った。 モスタルの地下墓地。道を進むと足音がする、通路の先からリゼが姿を現す。命に別状はない。 リゼがフィオラがと言った瞬間に、モンスターが登場。倒した後、リゼには先に脱出するように言うが、いう事を聞かない。 フィオラはリゼをかばってマモノに連れていかれた。私が助けなきゃとリゼ。 いくら言っても嫌だと言う、フリードは仕方ないときちんと団体行動がとれるならばついてきていいと言った。 図書館に戻るとリゼが自分のせいで皆が怪我をしていると、謝る。モニカはこれが仕事だからと慌てる。 困った時はお互いさまとメルヴィ。妹が出来たみたいとリリアンが言った。 私は何にもできないとリゼは言う、それを言ったらライブラのフリードも戦えない。 戦う事がすべてではない、リゼはリゼのできる事をすればいいとフリードは告げた。 926 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 52 04 ID ??? モスタルの地下墓地を進み広い部屋に出る、隅にフィオラが鎖でつながれていた。リゼがすぐに駆け寄る。 墓穴からマモノが現れる。逃げてと叫ぶフィオラを気絶させ、ファミリアというマモノをけしかける。 倒しても倒しても湧いて出るファミリア、フリードはリゼにフィオラを助けて逃げるように言った。 ためらうリゼ、さらに出てくるファミリア。リゼが立ち止まる、その体を淡い光が包んだ。 「神様、本当にいるなら、私に力を貸して! 皆の事は私が守る!」放たれた光が矢となり、ファミリアたちを消し去った。 ボス:リッチが襲い掛かる、リッチは二つ先のダンジョンの雑魚モンスター。HPは高くない。 力が抜けたリゼに涙目のフィオラが近寄り抱きしめた、泣きだすリゼ。フリード達に礼を言うフィオラ。 危険な目にあうのが仕事だとフリード。フィオラとリゼは先に図書館へと戻る。 部屋でフィオラの傷をメルヴィが治す。フィオラの傷は大した事はなかった。 もう黙秘はだめだとフリードは、リゼに理由を聞いた。 お墓に咲くハカイバラの蔓で籠を作ろうと思ったらしい、市場などで高値が付く。 フィオラはリゼを抱きしめた。自分は神様に祈るだけでリゼの事を不安にしていたのだと謝る。 間違っていたのは私とリゼ。神様に感謝する事は皆に感謝する事、今も誰かが助けられているありがとうを神様に返す事。 お姉ちゃんの事しか信じていなかったと、それではダメだとフリード達とともにして分かったとリゼは泣きながら言った。 孤児院の資金をどうするかという問題が残っている。フィオラは働くと言った。 モニカが口を出す。リゼの人形はフィオラが作ったものでオリジナルである。フリードの仲間たちにも好評。 この人形を売ればいいのではとモニカ、子供でも縫物は出来る。今度のバザーで試してみるとフィオラとリゼ。 リゼは頬を赤らめながら、ありがとうとフリード達に言った。大人になったなとフリード。 フィオラが墓地で拾ったと、地下墓地の鍵を貰う。フリード達は地下墓地にも変異種がいると考え向かった。 地下墓地の通路を進み、扉を開けて探索。途中で例の獣人二人組を見かける。属性と状態異常は関係する。 奥には変異種ボス:フランちゃんが待ち構えている、高い攻撃力でHPを吸収してくる。倒すとサービス絵。 図書館、館長室でイリーナがフリード達の帰還を労った。本来なら命令違反であるが、今回は自分のミスだと謝る。 あのプライドの高いイリーナが失敗を認め、年月はこうも人を変えるのかと驚くグリシナ。 次の日曜日。丘の上のマーシュ教会はたくさんの人だかりができていた。パンや飲み物、備品が次々と売れていく。 子供達も皆バザーを頑張る。リゼも頬を赤らめながら、一生懸命声を出す。そこにフリード達が会いに来る。 例の人形はどうしたのかと聞くと、すぐに全品売れ、さらに2000万ゴールドで玩具屋が商標権を買い取ったとの事。 これも神様のお恵みですねとフィオラ。孤児院の資金繰りは大丈夫と言った。 二人はフリードの仲間になりたいと言う。フィオラはマモノの溢れている今、祈っているだけではダメだと言う。 リゼも自分の力で何かをしたいと、ちっぽけな自分を変えたいと言う。 資金面は解決し、またシスターの資格を持った子が戻ってきたらしい。 フリードは受け入れる。フィオラとリゼリエッタがパーティーに加わりました。 バザーを楽しむフリード達はいったん解散する。一人のフリードが歩くと、後ろからモニカがメモリながらついてくる。 メルヴィの父親が知りたいのは交友関係等で、好きな食べ物とかは関係ないだろとフリード。調査が楽しくてとモニカ。 密着調査のモニカに見せつけるように食べ回るフリード。ものほしそうなモニカに、アイスをおごった。サービス絵。 アイスを食べながら戦闘のメモを取って、有効利用できないかと尋ねるフリード。 色々と話した結果、私ができる事をするとデータ担当になる。そして十分にバザーを堪能し、全員帰還した。 図書館、夜自室でベッドに倒れ込んだフリード。何か柔らかいものに当たり布団をめくる、寝間着姿のリリアンがいた。 部屋で待ってたら緊張して布団の中にいた。ここには会話をしに来たとリリアン。リリアンはバザーでリゼの手伝いをした。 頑張るリゼを見て、引きこもり死にたいと言っていた自分が馬鹿みたいに思えたリリアン。 良く気付いたなとフリード。自分はダメな人間だけど、ちょっとでいいから前向きに、いつまでも中二病でありたくない。 なんで俺に言いに来たのかと尋ねるフリード。リゼはフィオラの為に強くなった、私は……と言ったところで押し黙る。 聞くフリードに、永遠の闇に飲まれてディオニール様のしもべになっちゃえと言って部屋を出ていくリリアン。 中二病は治りそうにないなとフリード。 927 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 53 24 ID ??? ■第六章 囚われの冒険者 館長室に集まる一同、イリーナが今回の作戦について説明する。獣人達の住むホラムシャハルに行って、神様を倒す。 フィオラがためらうが、イリーナは祀られている神ギリメカラは邪神であり、魔神の魂を復活させようとしていると説明。 その証拠に他の地域のマモノはおとなしくなったが、ホラムシャハル周辺ではマモノがいまだに狂暴化しているのだと。 だが見た目は能天気な獣人達がそんな事をしているのかと疑問を呈す、下手をすればこちらが侵略者のようなもの。 フリードも納得はしていない、だが本当なら放っておくこともできない。様子を見に行き、大丈夫なら何もせずに帰る。 イリーナもその意見を認める。フリード達はホラムシャハルの里へと向かった。 図書館に戻ると全員がくたくた、強力なマモノが多く戦闘が辛い。やっぱり獣人がなにか陰謀を企んでいるのかと考える。 それはまだわからないが、何かあるには違いないとフリード。 建物に囲まれた迷路、ホラムシャハルの里。途中、ベアード警備隊に里を荒らしてんじゃないと戦闘になる。 また盗賊団の頭ワイルドベアードに難癖をつけられ戦闘になる。倒すと眠り玉を投げつけられ、眠ってしまう。 フリードが目を覚ますと図書館。眠り玉はフリードに直撃して、仲間たちは無事だったようだ。 獣人の中にも悪党はいるとわかる。そういえばとグリシナが、一年ほど前にトレジャーハンターが行方知れずになった話。 捜索以来も出されたが結局みつからなかった、冒険者の間では獣人の奴隷にされていると噂が立った。 与太話だと思っていたが、もしかしたら。本当なら見つけ次第助けようと決めた。 フリードはその話に、何か思い当たるものがあった。 夜の図書館、フリードは自室で館長の事やホラムシャハルの神について、引っかかるものがあり考えるが思い当たらない。 イリーナの事はかつての同級生だったグリシナに聞いてみようと、尋ねることにした。 部屋に行くと、焦った声の悲鳴が部屋の中から聞こえた。すぐに扉を開けて中に入るフリード。 そこには白いドレスを着たグリシナがひっくり返っていた。慌てた様子のグリシナ、気分転換だろと気にしないフリード。 しかし意外だと言ったフリードに、自分でも似合わないとグリシナ。騎士として育てられたのでお姫様にあこがれていた。 特に初代女王ヴィトーリアは中でもあこがれていた。女王のようになりたくて剣の腕を磨いた、今度は女らしくなくなった。 このドレスはバザーでたまたま買ったらしい。笑いたければ笑えと言うが、にあっているとフリード。 ありがとうとグリシナ、ところで用事はと聞かれたがまた今度とフリードは帰った。 次の日、ロビーでグリシナとイリーナについて話す。久しぶりだが、有無を言わさない性格はそのまま変わっていない。 ホラムシャハルについては戸惑ったが、確かにマモノであふれていた。異例の事態が続いて、気が立っているかもしれない。 とりあえず今は様子見する事にした。 928 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 54 11 ID ??? ホラムシャハルを進むと、例の獣人二人組。スキルを上げるとデメリットもある、魔法はINTで詠唱が短縮する。 奥に行くとスフレに会う。偶然だね~とそのまま商売を始める。そのまま会話していくと、ふとフリードは気付いた。 スフレに質問していく、仕事を始めて一年ぐらい、その前はトレジャーハンターをやっていた。おまえかーと叫ぶフリード。 弱みでも握られたか、洗脳か、獣人の手下にどうしてなったと聞くフリード、友達だよとむすっとするスフレ。 そこにペギー商会社長のペギーママが来る。スフレには捜索願が出ているのでギルドに連れて帰るとフリード。 スフレは便利な労働力・・・じゃなくて家族と言うペギーママ。とにかくいったん帰るとフリード。 私は奴隷じゃなくて、獣人が好きなだけとスフレ。埒が明かないと言っていると、ペギーママが誘拐と騒ぎ、警備隊が来る。 倒すとスフレが怒って戦闘、中ボス:スフレ、お供に出てくる獣人二体が結構強い。倒すとサービス絵。 獣人が可愛いから一緒にいるスフレ。色々と話そうとするとそこにペギーママが痺れ薬をぶちまける。 体が動かなくなったフリード一行、そこに警備隊長のベアードボスが現れて、全員を縛って広場に連れていく。 フリード達は荒縄で縛りつけられ、薪の上に座らされた。火あぶりになる前に答えろと、ベアードボス。 一体何を企んでホラムシャハルの里に来たといわれ、企んでいるのはそっちじゃないのかとフリード。 この里ではギリメカラと言う邪神を守り神として奉っていると聞き返すと、それは人間が勝手につけた名だとボス。 本当の名前は白い象の神アイラーヴァタ。獣人の祖先であり、祭神。マモノ達が狂暴化している理由を聞くフリード。 理由は解らないとボス。スフレがあの話をしようとボスに頼む。ボスは考えていると、スフレが話し始めた。 アイラーヴァタのアイちゃんが、マモノが狂暴化した頃から様子がおかしくなった。それで里全体がピリピリしている。 アイちゃんはずっとこの里の平和を守っていたのに、今は近づくと襲い掛かってきて、暴れて里の平和を乱している。 前は真っ白だったのに、今は色黒。一旦、封印させてみないかとフリードが言うと、考えた上で、ボスは頼んだ。 夜の図書館、自室でふと廊下を歩く気配に気づき部屋を出る。リゼが一人、机に向かっていた。 ずっとかまってあげられなかったからと、人形のリトと遊んでいたらしい。 孤児院に来てもずっと一人だったリゼに、フィオラが作った物。リゼにとっての最初の友達。フリードは謝る。 そんな大事な人形をたくさん売り飛ばしてと言うフリードに、たくさんの人に大事にしてもらえてうれしいと笑顔のリゼ。 リゼはフリードにもたれかかり話をする。ずっと自分の世界はお姉ちゃんとリトだけだった。 でもフリード達と出会ってリトの事を忘れるぐらい楽しかった、これって良い事だよねと尋ねるリゼ。 頭をなでるフリード、リトが最初の友達なら二番目三番目の友達を作ればいいとフリードはいった。 でもと、リゼにとってフリードは友達じゃないよと、友達じゃなくてとそのまま寝息を立てて眠ってしまった。 ホラムシャハルの里の奥にある、獣人達の祭壇。狭いがワープと魔法禁止区域のある場所。 部屋の中央に行くと黒い象の服を着たギリメカラがいた。話し合おうとしたが聞く耳持たず、戦闘になる。 ボス:ギリメカラ。能力を強化し、物理の多数攻撃や衰弱のサルサでのターンダメージを与えてくる。倒すとサービス絵。 倒すと静かになるが、落ち込んでこちらの声が聞こえていない。とりあえず封印すると、里のマモノが落ち着いた。 あとでアイラーヴァタを返すとフリードがベアードボスに言うと、謝ってくる。 ただ本当に返してくれるかを見張るためにスフレを使いに出す。ペギーママが抗議するが、ボスが惜し止める。 スフレがパーティーに加わりました。 929 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 55 00 ID ??? 図書館に帰還するフリード達。狂暴だったがやってみるとあっけなかったなと一同。 スフレが言うにはアイラーヴァタはいつもは優しく、獣人と仲が良かった。 詳しく話を聞くと、アイラーヴァタはかつて錬金術師が作ったらしく、獣人の祖先であり、この国の守り神だと言った。 館長室に行き報告。イリーナは笑顔で皆を出迎える、そしてアイラーヴァタのページを預かると破って自分のポケットに。 フリード達が獣人は反乱など企てていなかったと言う。するとイリーナは情報が間違っていたと謝る。 祭神は魔神の影響で変貌していただけだとイリーナ。だがホラムシャハルの里は守られたのだから、胸を張りなさいと言う。 これで国は平和になったと皆が笑顔になるが、残念だけどとイリーナが続ける。 なんとまた各地のマモノ達が狂暴化し始めたのだとイリーナが言う。原因は現在調査中。 これじゃあいつまでたっても終わらないとコネットが愚痴る。 今度は間違った情報はやめてくれとフリード、分かってるとイリーナは言う。 元の世界を手に入れるまで、あと一歩、そのためにはフリード達の強力が必要だと、頼んだわよとイリーナは続けた。 館長室を出て行ったあと、匂いで図書館で働いている獣人を感じたスフレが、さっそく会いに行った。 図書館を出て昼の町に出たフリード。人々が集まっている。見に行くと以前プリズレンの森であったユーニが歌っていた。 ユーニを中心に人だかりができている。終わるとたくさんの拍手と喝さいがあった。 フリードに気付き話しかけてくる、お日様が温かかったから歌っていたとユーニ。 フリードがすごいと言うと、歌がすごいのだと言った。みんな歌を求めているけど、恥ずかしくてうたわない。 だからユーニが代わりに歌うのだと。次に新しい歌を歌い始めるユーニ。 するとそこにヒゲの男が乱入してくる。ユーニがリックおじさんと呼んだ。 リックはユーニの手を取ると、聴衆に向かいユーニはいつもリックの酒場で歌っているので聞きに来てくださいと宣伝。 そのまま聴衆はまばらになる。リックはユーニに歌は売り物だからただで聞かせるなと怒る。 あんな化け物と付き合うグズを家で引き取ってやったのにと文句を言うリック。フリードが聞くと炭焼き小屋のと答える。 メフメラは化け物じゃない、親友だとユーニ。良い炭だって焼けるし、好評だと。 だからお情けで町の隅に住まわせているだけだとリック、酒場の周りにいられると売り上げが落ちると続けた。 次に店以外で歌ったらただじゃおかないと言うリック。言い過ぎだとフリードが止めるが、家族の事に口を出すなとリック。 リックがユーニを引っ張っていく、過ぎ去ったあとに建物の陰にメフメラを見つけた。 フリードに気付き逃げだそうとするメフメラ、その時に強い風が吹きメフメラの帽子が落ちた。 メフメラの頭には動物の耳が生えていた。帽子をかぶり直し、リックさんには言わないでとメフメラが言う。 メフメラは人とマモノの混血だった。ユーニは自分とは付き合ってはいけないのに、こうして見に来てしまった。 この辺りの人はみんな知っていて距離を取る、でもユーニだけは友達でいてくれた。 今日は久しぶりに歌が聞けて良かったと言い、メフメラは人気を避けながら去っていった。 930 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 56 11 ID ??? ■第七章 王家の血脈 夜の自室で一人、考え事をするフリード。魔神は封印した、だが異変は終わらない。何か見落としている気がしてならない。 そこにモニカが尋ねてくる、話を聞くと大きな不吉が近づいてきている気がするのだと言った。 シスターに言われると気になるなとフリード。考えすぎだとモニカは言い、フリードも似たような事を考えていたと答える。 モニカは眠れないフリードに子守歌を歌うと言った、そういって遠慮するフリードに膝枕をする。 フリードが目を覚ますと朝。リゼが起こしに来る、サンキュと言うとお姉ちゃんの匂いがするとリゼは顔を赤くして去る。 イリーナが一同を集めて話を始める、なんとマモノ達が活発になった原因が判明したと説明し始めた。 魔神を五百年の眠りから覚まし、マモノを狂暴化させたもの、それはルーセ離宮にいると。 ルーセ離宮は王家の別荘であり、国の守りを司る聖地。ロムレア王国の祖ヴィトーリア女王陛下が愛した場所。 聖地であったために今まで調査隊も入ることはなかった。だが長い間、とざされている間に、マモノ達の巣窟と化していた。 やがて魔神の魂に影響を受けた亡霊が、そこを支配するようになったのだと。 ルーセ離宮の霊さえ封印すれば、この国の守りも盤石となり、マモノも落ち着き任務達成となる。 これさえ終わればフリード達も任務終了。休暇を与えられるとイリーナ。目を輝かせる一同、コネットは温泉を希望する。 考えておくと笑顔で言うイリーナ。 ルーセ離宮の庭園。離宮に入るには鍵を開けて回らないとならない。 鍵を開けて進むと中ボス:ロイヤルガード。固いうえにディフェンダーまで使ってくる。倒すとサービス絵。 ロイヤルガードは陛下、申し訳ありませんと口にする。 気になったフリードは話を聞こうとするが、この身を辱めるのだろうと話を聞かない。仕方なく封印する。 図書館に帰還したフリード。蜘蛛が服の中に入ったと喚いて部屋に戻るリリアン。離宮内は埃だらけで、蜘蛛の巣もある。 荒れ放題になっていたが、これも聖地を守るためだと気を引き締める。 広場に出るとタジャール共和国の行商人が街に来ており、人々でにぎわっていた。 そこにユーニがメフメラを連れて歩いている、メフメラはダメと拒絶するがユーニは無理に引っ張っている。 街の人達に認めがれたらと言うメフメラに平気だとユーニ。今日は異国の人も多いから大丈夫だろうとフリード。 タジャールの楽器が市場で売っている、母の故郷がそちらのため懐かしむメフメラ。 母はマモノであり、メフメラを孕んでからは国を追われたと言った。久しぶりだから、いっぱい楽しもうねとユーニ。 じゃーねと笑顔で立ち去るユーニに、フリードも挨拶を返した。 ルーセ離宮内部、進んでいくと少女二人と遭遇。何かを探している様子、フリード達を見て、不審者と身構える。 フリードは図書館の討伐隊だと名乗り、離宮に入る王宮からの許可証も見せた。 確かにお父様のサインと口にする少女。お父様って、もしかしてとフリード。もう一人のメイドが説明する。 こちらの方こそロムレア王国第一王女、王位継承権第四位、エルトリシア・ヴィトール・リッツエヴァン女王だと。 メイドロボはお世話係のイスト。しかしフリードはこんなところに王女がと、信用しない。 王女は成人になるまで市民に顔見せをしない、王家の証の道具は全て邪魔なので置いてきた。王女の証拠はない。 イストは自分が王家のメイドであることは証明できた、しかし本物の王女なら、従者も連れずにこんな所にとフリード。 今は王国の一大事であり、兄たちがマモノとの戦いに修練しているのに、自分だけピアノの練習しているわけにはいかない。 この離宮には初代女王の愛用した剣フレイヤがある。その剣を手に入れて、自分も戦うとエルトリシアはここに来た。 納得したフリード、こちらの用事も聞いて来たので、この国の守護を弱めている離宮の霊を倒しにきたと答える。 許せないわと言う王女。そんなわけでここは危険だから、剣はあとで王宮に届けるので帰る様にとフリードは言った。 追い返すつもりとここは王家の領域だと王女。でも危険な場所だし、それに自分たちは国王の許可を得ているとフリード。 逆にそっちは国王は知っているのかとフリードが尋ねる。馬鹿にしてと怒るエルトリシア、お仕置きよと戦闘になる。 中ボス:エルトリシア、イスト。エルトリシアは一列攻撃魔法を連発、イストは補助に回復、物理攻撃を行う。 倒すとロープで縛り上げたサービス絵。不敬罪よと言うエルトリシア、しかし襲ってきたのはそっちだとフリード。 王女も深く反省していますのでとイストが言うとしてないとエルトリシア。13年仕えていた自分にはわかるとイスト。 自分を信じてと言うと王女は黙り、イストがフリードを説得。拘束を解かれた。 931 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 57 27 ID X7qocRUE これで王宮に戻るんだなと聞くと、エルトリシアは嫌と膨れる。自分もフリードの討伐隊に同行すると言いだす。 王家の者としてここの悪霊は放っておけない、また自分はまだまだ弱いから強くならないとならない、そのために同行する。 イストも感服したとほほ笑む、私たちは一度戻り、図書館で待つとイストはエルトリシアを抱えて去っていった。 エルトリシアとイストがパーティーに加わりました。 図書館にイリーナが待っており、フリードと二人で話す。姫が来て討伐隊に加わると言っていると。 ルーセ離宮で出会ったと言うと、驚くイリーナ。悪霊について何か言っていたかと言ってくる。 剣を取りに来たと言っていたと答えると、それなら良かったとイリーナ。 なんでもないわ、引き続き討伐よろしくとイリーナ。 フリードは、最近あんたおかしいぞと疑問を呈する。疲れているなら上にかけあうと言った。 私がおかしい?と突然、笑いだすイリーナ。徐々に声がおかしくなり様子が変わる。 顔が苦し気になり、その場に倒れかける。フリードがとっさに駆け寄り抱き留めた。 私、いま、何をとイリーナが苦しそうにうめく。しっかりしろとフリードは声を掛けた。 表情が戻り、もう大丈夫と立ち上がるイリーナ。あの時の後遺症が残っているのだと言った。 心配をかけたくないので誰にも言わないでと言う、わかったとフリード。 優しいのねと、イリーナもフリードを抱きしめる。気遣ってくれてありがとうと囁く。 離れてルーセ離宮の霊は手ごわいわよと言い、館長室に戻るイリーナ。 王女が仲間になるとメルヴィ。せっかく側近に抜擢したのに、討伐隊を選んだのはあなたねとエルトリシア。 エルトリシア陛下は長ったらしいと本人が言うので、フリードはエルと呼ぶ。さすがにそれは無礼だとイスト。 かまわないとエルが認める。他の皆もエルと呼ぶようにと告げる。 エル姫様と呼ぶメルヴィ。長いと言われ、エル様と言い直す。メルヴィの心拍数が200を超えたとイスト。 仕方ないので今はそれで認めるエル。 ワープゾーンや一方通行通路の多いルーセ離宮を進む。途中で例の獣人二人を見かける。 武器にも属性がある、素手だと早くなるがデメリットが大きい、職業には得意武器がある、いつも通りこちらに気付かず。 図書館、宝物庫で聖剣フレイヤを手に入れてご満悦なエル。エルの部屋に連れていく。 部屋の狭さや、食事は皆で取るなど王室のときとの違いに戸惑うエル。やっぱり庶民の生活は無理じゃないかとフリード。 イストが改善すると言うが、エルは仲間だから皆にあわすと受け入れる。出て行くフリードを引き留めるエル。 エルはやっぱりやめてになるがイストに言われていいなおす、剣を手に入れてありがとうと礼を言った。 でも誰に装備するかは俺が決めるからとフリード、ごねるエルだが、イストが姫様が装備できるからとなだめた。 離宮で中ボス:アイリーンと戦う。倒すとサービス絵。マモノ達の間ではフリード達は強盗であり、賞金首らしい。 王家の血筋の物でないと通れない扉を開ける。進んでいき、ルーセ離宮の最奥の部屋に着く。 そこに枕を片手にした美女の霊が現れ、我が眠りし場所に土足で上がり込みおってと襲い掛かってくる。 ボス:ルーセ離宮の霊。ファミリアをたくさん呼び、貫通攻撃のエーテルストライクが強力。倒すとサービス絵。 本気を出そうとするが、エネルギー切れでその場に倒れ、そのまま眠ってしまうルーセ離宮の霊。気が引けるが封印する。 エルがどこかで見たことがある顔と考えるが、思い出せない。とりあえず図書館に戻ることにした。 館長室、イリーナが満面の笑みで離宮の霊のページを破りポケットにしまう。どれほどこの女にてこずったかと口にする。 因縁でもあるのかと尋ねると、はぐらかすイリーナ。ともかく全てのマモノが大人しくなったとフリード達に報告する。 まだ暴れているのもいるが、それはおいおい掃討する。平和が戻ってくると喜ぶ一同。 楽しくて素敵な世界がと言うイリーナ。いつもと違う様子に少し引くリリアン。 そんな事よりと皆に慰安旅行を用意したと言った、遠い場所だが露天風呂だと言う。喜ぶフリード一行。 932 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 59 03 ID ??? ■第八章 東方より来たる者 これから行くマルサーラ温泉。準備を整え、はしゃぐ一行。場所は隣のラカン皇国に近いところにある。 イリーナが見送りに来る、心配するグリシナだがこれでもう大丈夫だとイリーナ。 温泉近くについでに変異種が出るので討伐するようにと言われ、話が違うとコネット。 一度、出て図書館に戻るとメルヴィとモニカが話をしている。このごろ、イリーナの様子が変だと言う。 なんでもイリーナはほとんど館長室に閉じこもり切りで、姿を見せないようになったらしい。確かに気になるとフリード。 そこにコネットが現れ、気になることがあると話に加わる。ルーセ離宮の霊が初代女王の肖像にそっくりだと言った。 よく考えるとアイラーヴァタの件もおかしい。エルには霊については黙っているようにとフリードは三人に言った。 フリードが館長室に行くが鍵がかかって入れない、どうやら不在らしい。そこにグリシナが現れる。 いつも不在で会う事が出来ないと言う。いないなら仕方ないと出直す。 マルサーラ温泉への道。鳥居や地蔵などの和風な風景が特徴。途中で獣人二人を見かける。 ヤル気というステータスがある、低いと協力攻撃ができない、図書館に戻ると回復、屋台や食べ物でも上がる。 好みはキャラで違う。時々、ヤル気の高さは発するセリフや表情で察せないとならない。 途中でシャーリーメリーという獣人が姉妹と逸れたので探してきてほしいと、羊カウベルを無理やり持たされる。 探してこないと先に進ましてくれない。マップを回り二人の妹を見つけると通れる。 和服姿の二人のマモノ、中ボス:常闇姫と飛録魔。倒すとサービス絵。敵二人は庇い合い話を聞かないので、封印。 最奥にあるマルサーラ温泉施設。男女に分かれ、のれんをくぐる。騒がしい女湯を尻目に、一人ゆっくりするフリード。 そこに声が聞こえる、見れば女子二人がお風呂に入っていた。ここで出て行けば覗きになると隠れるフリード。 だが女子のこんなにゆっくりしていたら魔神の手先がと話していて、それに驚いてフリードは声を出してしまう。 宰相の追手かと言う女子、目のやり場に困るから服を着ろと言うと、丸腰で果し合いもないかと風呂場を出て行く。 そして出て行くと表に待っていた、どうやら倒さないと話を聞いてくれないようだ。ボス:女剣士、女忍者。 それぞれ侍の技と忍者の技を連発してくる、倒すとサービス絵。フリードが自分の所属と名前を名乗った。 失礼したと二人も名乗る、武士の名前は宝蔵寺八重、忍者の名前はツララ。ラカン皇国の者らしい。 誤解がとけ、フリードは今の自分たちの状況を話す、ヤエ達もラカン皇国の状況を教えてくれた。 ラカンでは宰相に化けた魔神の手先が国政を乗っ取り、戦争が起こりそう、ゆえにロムレアに援軍を求めに来たと。 ロムレアの状況に似ている気がするとフリード、とりあえずアクティムへと帰還した。 933 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 59 32 ID ??? 戻れば夜のアクティムは火の手があがっていた。警備兵に聞けば、アクティムの結界が破れマモノが入り込んだらしい。 今は結界の修復が進んでいるが、それでもマモノ達のせいで街は大混乱。今は騎士団が警備に当たっている。 とにかく館長に話を聞こうと戻る。ここでヤエとツララがパーティーに加わる。 図書館に戻ると人の気配がない。一応、購買部などの機関は動いている。嫌な気配がするので準備を整えてから館長室へ。 館長室ではいつも通りの様子のイリーナが待っていた、温泉はどうだったとほほ笑むイリーナ。 街の様子を尋ねる。すると窓の外の煙が上がり怒声が聞こえる街を見て、今日はいい天気ねと言った。 逃げ惑うニンゲン、壊れる建物、なんて素敵な光景。混沌と混乱と恐怖が支配する世界を、私は作るとイリーナ。 ここまで言ってようやく気付いた?と、イリーナの体を乗っ取ったと魔神は笑う。 ピエルタンの塔の祠に封印されたのは、近くにいた雑魚のマモノ。魂は完全になったが、肉体は失っていた魔神。 魔力と体力を失っていたイリーナの体を乗っ取ることにした。魔神の力を封じていた二つの存在はフリード達が封印した。 この国の結界を破壊すれば、理想世界を作り出せる。そう言って、魔神はマモノを呼びだし、笑いながら消え去った。 ボス:オルトロス、高い攻撃力を誇る。倒すとサービス絵。さっさと封印する。 イリーナの姿は何処にもいない。話し合う一同、封印していた二つの存在とはアイラーヴァタとルーセ離宮の霊の事だろう。 離宮にいたのは女王の霊である事を知り、ショックを受けるエル。ラカン皇国も同じように間違って神々を封印した。 それにイリーナはまだ怪我が治っていない。そんな状態で好きかってやれば、イリーナの命が危ない。 どうしたらいいのと言うメルヴィ。絶対に館長を奪還する、そして魔神をぶっ潰すとフリードはいった。 とにかく街にいるマモノの掃討を今は優先する事にした。一度、自室に戻り休憩を取る。 フリードは館長室で痕跡がないか調べていた、時間が無さすぎるとフリード。そこにメルヴィとアリシアが現れる。 何か手伝えると聞いてきたので、マモノの事は俺に任せて戦いに備えてくれとフリードはいった。 なんかかっこいいと二人が褒めると、フリードは照れる。調査もそこそこに、そろそろと皆をホールに集めた。 集まる一同、だがイストがエルが部屋から出てこないと言う。ドアを破壊するべきかとのイストを諫め、見に行くフリード。 扉越しに話を聞くフリード、泣き声でヴィトーリア様を封印するなんて自分は大馬鹿者よと引きこもるエル。 それは自分の責任だとフリードが言うと、この国を守るのは姫である自分の責任だとエルは言う。 王家の者は命をかけて国を守る、ヴィトーリア女王も死してなお国を守っていた。悪いのはお前じゃないとフリードが説得。 ようやく扉が開くと、泣きながらフリードにだきつくエル。第四子であるエルは国にとって不必要だと言った。 そのために役に立とうとしたのに、こんなことをしてしまってはもう城に戻れないと言う。 もしこの事で国王がエルを勘当したなら、その時はずっとここにいればいいとフリード。本当?と泣き止むエル。 王が大事な一人娘を勘当するはずがないとフリードは続ける、そして大丈夫だと女王の霊は絶対に取り戻すと言った。 そのためにも今はエルの力が必要だと、国を守るために一緒に戦ってくれとフリード。 今は討伐隊のエル、こんな所で泣いている暇はない、国を守るために戦う、そう言ってエルは立ち直った。 934 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 14 56 ID ??? ■第九章 人とマモノと ホールに集まる一同、気合十分といった表情。この状況なら本気出さなきゃとコネットも言った。 そこにグリシナが言いにくそうに口を挟む、イリーナの件を上に報告するべきかどうか悩んでいたらしい。 フリードは報告する気はなかった。言えばイリーナは国家反逆罪になる、そんなわけでここからはフリード達は単独で動く。 いいのですかと尋ねるイストに、今は王女じゃなくてただのエルよと返事した。フリード達は街に出る。 市民たちが武装し、殺気立っている。今は街にマモノはいない、結界の穴を探す。 アリシアが騎士団に話を聞いてくる、城壁でマモノは押しとどめているが、地下水路からマモノがたくさん侵攻している。 そこさえ防げばなんとかなりそうだが、かなり手強いマモノもいると聞ける。 リリアンが地下水路の場所を知っていたのでその場所に向かう。 地下水路、先に進むとぼろぼろの鎧を着た騎士団と遭遇。団長がイリーナと話がしたいがずっとつかまらないと聞いてくる。 フリードは、イリーナは怪我が悪化して絶対安静の状態で、せめてフリード達だけでもマモノ討伐に来たと言った。 強力感謝すると言われ、通される。 街に戻ると殺気立つ市民たちが広場に集まっている、きっと結界が壊れれたのは裏切り者がいるからだと口にした。 メフメラは大丈夫かと心配になるが、会いに行けば余計に目立つ。きっと難を逃れていると考えた。 地下水路を進んでいくと、人影を見つける。見ればメフメラだった、フリードを見れば逃げだそうとする。 呼び留めると、メフメラは傷だらけだった。どうやら街の人々にやられたらしい。 メフメラはこの街を去ると言う、自分はしょせんマモノの血を引く存在だと。フリードはユーニに会って行けと止める。 プリズレンの森にある今は使われていない小屋があるから、そこで待ち合わせをした、メフメラは礼を言って去った。 先に進むと例の獣人二人。魔法禁止ゾーンが辛い、入る前に補助魔法をかけておくという話。いつも通り去っていく。 最奥に傷だらけの騎士団と、ボス:ファフニール。全体解除のディスペルウィングが強い。倒すとサービス絵。 これによりマモノの侵入も防げ、騎士団員もまた見張りを残して街に戻る。ひとまず街に平和が訪れた。 フリード達はユーニを探しに街へ。街の人々は城に避難したらしく、兵士と武装市民だけのゴーストタウンと化していた。 リックの酒場に言うと、泥にまみれたユーニがいた、ずっと探し回っていたようだ。 泣いているユーニにメフメラが森の小屋にいる事を伝えた。すぐに行こうとするユーニ。だが人の目があり街は出にくい。 それでも構わないと行こうとするユーニ、フリードはそれを止めて討伐隊の一員のふりして向かうことにした。 プリズレンの森の番小屋。メフメラが待っており、ユーニと抱き合って喜びをあう。 ユーニに迷惑をかけたくないと言うメフメラ、一度だって迷惑だなんて思ったことはないと言うユーニ。 メフメラが森から取ってきた食材での料理を食べさせてもらうフリード達、さらにフリード達には睡眠が必要とユーニ。 ユーニはその人が必要な歌を歌うことができると、子守歌をうたう。気が付くと眠っていたフリード達が目を覚ました。 フリード達の体から疲労が取れていた。ユーニを褒めると、ユーニがすごいのではなく歌がすごいのと笑顔で言った。 その時、外からリックの声が聞こえた。歌声がたまたま巡回中の兵士に聞こえ、ここに来たと言う。 番小屋は暴徒化した市民たちに周囲を囲まれていた、メフメラを捕まえに来たらしい。止める間もなく入り込んできた。 メフメラを化け物と言い、ユーニに王宮に戻るように言うリック。メフメラはかつて親戚のミーシャにけがを負わせた。 襲われたメフメラの正当防衛だったが、それでも人外の力を持つ。ユーニが一生懸命頼んで、街の隅に住めた。 935 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 15 42 ID ??? メフメラは化け物じゃないと言うユーニ、自分がつかまればいいとあきらめたメフメラ。 捕まったメフメラを助けようとしたユーニが市民によって突き飛ばされる、駆け寄るフリード。 どうせマモノの仲間だと銃口を向ける市民たち、怒りで震えるフリード。だがそれ以上にメフメラが怒っていた。 ユーニに救われ誰よりも人であろうとしたが、ユーニを守るためならばその誓いを破るとマモノの力を放った。 恐怖におびえる市民、助けを求めるが理由がないとフリード達が拒絶、だがメフメラとユーニのために戦う。 ボス:メフメラ。高威力のマッドザッパーとTPを奪うマーニーイーターを使う。倒すと跪くメフメラ。 だがそれでも戦おうと再度立ち上がろうとする。フリードが説得するが、ユーニのためならばどうでもと言うメフメラ。 そこにユーニの優しい歌声が響く、メフメラから力が抜け、混乱していた市民たちも静まっていった。 暖かいと言って、涙を流したメフメラ。歌が終わると、メフメラは化け物じゃない、皆と同じ心を持った女の子だとユーニ。 ユーニに抱きしめられたメフメラは、ありがとうと言い立ち上がる。そして市民の前に出て頭を下げた。 どんな償いもする裁きも受ける、だから街で暮らさせてくださいと頼むメフメラ。完全に力の抜けた市民たち。 自分たちもやりすぎたと言う市民、だが先ほどの力を見たリックは恐怖している。 フリードは討伐隊もそれだけの力はあると言い、マモノか人か向ける方向の違いだと市民たちに言った。 そしてメフメラとユーニを討伐隊に勧誘する。メフメラは二度と力を間違った方向に使わないと、受け入れる。 ユーニもメフメラが入るならと、勧誘される。リックが抗議を口にするが、フリードと市民に諭され、勝手にしろと言った。 謝るユーニに、体に気をつけろとリック。街の人々は帰って行った。メフメラとユーニがパーティーに加わりました。 図書館に戻り、二人が仲間になった事を喜ぶ一同。マモノの侵攻も収まり、とりあえず今後について話す。 街にいたなら騎士団が気付くはず、しかし遠くに逃げるならそもそも結界を解く理由がない。 そして一番怪しいのはやはり図書館。フリードは皆にここを調べ上げようと言った。だがそこにフィオラが止めに入る。 フリードの疲労が限界を超えているとイスト、自覚症状がないんだけどとフリード。明日の朝、ここにと解散した。 夜の自室、フリードはここ十日ほどの事を振り返る。あまりにも密度が濃く何年も戦った気分だった。 初めは一人だったのに気づけば十六人。そして最後に思い浮かんだ笑顔、そしてその人が部屋を訪ねてきた。 ・メルヴィ 学校での昔話をするメルヴィ、フリードと会いついていこうと思った。こんな戦いだけど、フリードと一緒で良かった。 フリードの事は私が絶対に守ると約束する。そう言ってフリードの額にキスをして、ほおを赤らめて去っていった。 ・アリシア 色々な事を考えて不安になってきたアリシア、自分の力が足りなかったらみんな死んじゃうと考えてしまう。 お前の力は魔神に絶対に通じると励ますフリード。元気わいてきたーと礼を言ってアリシアは去る。 ・リリアン 入ってすぐに用はないと去ろうとするリリアン。フリードが止めて理由を聞くと、魔神が怖くて仕方ないと大声を言う。 嫌ならいかなくても良い、でも魔神を倒すのにリリアンの力が必要だとフリード。そんな力、私にあるわけないとリリアン。 自分の力を信じなくても、俺の言葉は信じてくれ説得すると、明日は私を連れて行かないと呪うと言い去っていった。 ・コネット いつもの調子で尋ねてくるコネット。以前のマッサージのお礼だと、滅多に買えないというロールケーキを持ってきた。 あ~んと食べさせようとするコネットに調子が狂うフリード。元気が出たみたいと言ってコネットは去っていった。 ・モニカ 今までのマモノ等のデータのメモ帳を、私が何かあった時の為にとフリードに渡そうとするモニカ。断るフリード。 互いに生き残ろうと言い、メモはモニカが持っていてくれとフリード。魔神もメモし、絶対に手放さないとモニカは言った。 936 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 16 13 ID ??? ・グリシナ イリーナの件を上に報告しない事を礼を言うグリシナ。だがそれは魔神を退治したことも報告しない事になる。 騎士として名誉に預かれないが良いのかと逆に尋ねるフリード、友を売った名誉などいらないと笑うグリシナ。 今までパーティーを支えてくれてありがとうと言うフリードに、フリードがリーダーだったからとグリシナは顔を赤らめた。 ・フィオラ 清められた香油をフリードに使うフィオラ。自分は神に使える身でこういう事しかできないとフィオラは言う。 十分、体が休まったと礼を言うフリードに、明日は絶対にフリードを傷つけさせないとフィオラは決意を口にした。 ・リゼリエッタ 明日、置いていく気と聞いてくるリゼ。魔神との戦いは危険であり、リゼはまだたくさんの事を経験すべきだとフリード。 死んじゃいけないのはみんな一緒、帰ってくると言って両親も戻ってこなかった。あんな気持ちは二度としたくないとリゼ。 死なない、一緒に戦おうとフリードは約束する。 ・スフレ ホラムシャハル特性のスープを届けに来たスフレ、食べると疲労が吹き飛ぶフリード。だが有料であり値段は一万ゴールド。 今回は試食にしておく、魔神をサクッと倒してそのあとのボーナスでたくさん買ってねとスフレは去っていった。 ・エルトリシア 今回の戦いが終われば、エルはタジャールの王子に嫁ぐ事になっている。どう思うと尋ねるエルにエル次第だとフリード。 もし討伐隊に残りたいなら、全力で守るとフリードは言う。その言葉にエルは魔神に全力で戦うと宣言し去っていった。 その姿に、これからたくさんの試練がエルにはあるが、全て乗り越えていくだろうとフリードは思った。 ・イスト 完全なサポートメイドロボのイストは、フリードの体を検査し、サプリとミルクをポケットから取り出した。 そして全てを忘れてお休みくださいとフリードに言う。これぐらいしかできないと言うイストに助かったとフリードは言う。 ・ヤエ 大戦の前には酒を酌み交わすのが礼儀と、銘酒を持ってくるヤエ。苦手だが、仕方ないと一杯飲むフリード。 ヤエは一杯だけで酔っ払いろれつが回らない。フリードを武士として認めたから下戸でも飲んだ。ヤエを部屋に抱えて行く。 ・ツララ ツララが忍び込み、フリードに数日前に仲間にした他国の者を魔神との戦いに連れてきて、信用できるのかと尋ねる。 考えもしなかったと、他も一癖ある仲間ばかりで気にしていなかったとフリード。ツララはヤエに従ってきただけと答える。 場合によっては情報だけ盗んで逃げるつもりだったが、メフメラの件で考えが変わった。命をかけようとツララは言った。 ・メフメラ 苦しそうなメフメラが尋ねる、魔神の影響でマモノの血が騒いでいるらしい。ユーニに心配させないために部屋を離れた。 もしマモノの血を抑えられなかったら私を封印してと言うメフメラ、約束するフリード。 代わりにもし今日みたいな事があったら吐き出してくれと言うと、フリードに会えてよかったとメフメラは礼を言った。 ・ユーニ 母が巫女で少しだけ人の心が見えるユーニ。イリーナと戦う事にためらいがあるとフリードは言われる。 迷いのあるフリードに、少しだけ歌うユーニ。そして言葉はきっと届くとフリードを励ます。 フリードの真っすぐな心を支えると言うユーニに、フリードは礼を言った。 937 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 17 37 ID ??? ■第十章 顕現 ロビーに集まった一同。街にいない以上、この図書館にイリーナはいる。虱潰しに探していくフリード達。 館長室、マモノが出ないか何度か見回りに来ていたグリシナとフィオラ。二人に礼を言うフリード、照れる二人。 館長室を探すとメモ帳、最後のページが乱暴に破られていた。そういえば一時、正気に戻っていた事があったとフリード。 もしかしたら魔神の隙をついて、なにかメモを残したのかもしれないと探すが、部屋にはどこにもなかった。 次にフリードの部屋、全く片付いていない部屋を見てメイドの性でイストが片付けだす。コネットは給金しだいと言った。 怪しい物はマモノの資料用の写真集ぐらい、不潔と言うエル、不埒な気持ちはないとフリード。 今度はそれぞれの自室、慌てるメルヴィとリリアン。それぞれの部屋は自分で探すべきだと二人は言い、部屋に向かった。 リリアンの部屋には自作の絵や誌がたくさん貼ってあり、メルヴィの部屋にはフリードの写真があるとアリシアとリゼ。 購買部を調べる時に店員に理由を聞かれしどろもどろになるモニカ、依頼部でずっと無駄話をするスフレ。 たくさんの封印書がある封印管理室、ライブラはロムレアの独占技術であり、他国の人間は入れないぞとヤエとツララ。 フリードは世界に広めるべきだし、それに二人は仲間だと気にした様子もない。 漏れた技術が悪用されたらと聞かれるが、二人はそんな事はしないだろうとフリードはいった。 結局なにも見つからないが、出入りしていた形跡だけは見つかる。残っているのは図書フロア。 五千を超える本棚が並び、見渡す限り本だらけの図書館。気付くとユーニがいないとメフメラ、手分けしてついでに探す。 ユーニは昔から迷子になりやすく、リックがメフメラを街外れに置いておいた理由も、探し出せるためだと言った。 メフメラの獣の耳が音を聞き分け、児童向けの本棚近くにいたユーニを見つけた。謝るユーニ、ここで歌が聞こえたと言う。 誰もいないとフリードはふと、一冊の本の背表紙が目に入る。『王立図書館と魔法の本』。 すぐに取り出し、イリーナが好きだと言ったページを開く。そこに破れたメモ用紙が挟まっていた。 「封印管理室 北の書架 動かせば地下通路」。全員を集めて、さっそく封印管理室に戻る。 そこには地下へと続く階段、雰囲気からかなり深くまであるようだ。 図書館最深部。本棚でできた薄暗い迷路、マモノが溢れ進めば地鳴りが響く、様子からこの先に魔神がいるのは間違いない。 イストの観測装置でも内部を理解できない。どうやら空間そのものが歪んでしまっているらしい。 途中でイリーナのメモを見つける「もうすぐ 開く 急いで」。先に進むとまたメモ、「ゲート 近づく 私も はかい」。 迷い込んだ例の獣人二人を見かける、逃げ確率はAGIが重要、レベルリセットの話。不法侵入なんだがと思うフリード。 帰還するとメフメラが苦しみだす、こんな様子は以前の嵐以来だとユーニ。異界が呼んでいると言うメフメラ。 魔神は異界の存在で、マモノを引き連れこの世界に侵略してきた。異界へのゲートが開いたら、またマモノを呼びだす。 また王宮から人々が外に向かっている、外の方がマモノがおり危ない。地鳴りが響く、もはや猶予はないとフリード。 938 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 18 13 ID ??? 途中の中ボス:イフリータ。さらに進むと中ボス:アークデーモンがおり、それぞれ倒すとサービス絵。 図書館最深部の最奥、その部屋に禍々しい空気を放つイリーナがいた。その体は魔神によって乗っ取られている。 すでに儀式は終わったと笑う魔神。自分の世界ボゴミールを呼びだし、この世界を吸収すると言った。 もはやイリーナの体も限界である、イリーナごと攻撃するわけにもいかないフリード達。高笑いする魔神。 攻撃しないならこちらからいくと言う魔神、だが突然その体が動かなくなる。まだイリーナの意志が残っていた。 その希望も打ち壊してやるとボス:イリーナ。高威力の攻撃魔法を多用。倒すと、魔神がイリーナから離れる。 倒れるイリーナを抱き起すフリード、重傷だが生きていた。謝ろうとするイリーナを止め、すぐに終わらせると言った。 ここはすでに狭間の世界、肉体がなくとも魔神の力をふるうことができる。本来の力ではないが十分と言う魔神。 ボス:魔神。高いHPと強力な魔法を操る。倒すと影が薄くなり、フリードはライブラの書を掲げ唱える。 ライブラの書が震える、封印しようとしたがその力に負けフリードが意識を失う。最後に見たのは消えゆく魔神の姿。 目を覚ますと周りには仲間たちがいた、図書館にいた仲間も駆け付けたようだ。イリーナは無事、魔神も消えた。 メルヴィがフリードにお疲れさま、ありがとうと言い、周りの仲間もそれぞれ口にする。 ゲートは閉じた、しかしライブラの書にも魔神は封印できていない。消滅したのかと考えるフリード。 マモノ達も治まり、これにて一件落着。そんなとき、大きな地鳴りが響く。 ここは魔神が生み出した空間、そして魔神がいなくなったとなれば、急いで脱出するフリード達。 魔神との戦いが終わって一週間後の図書館。溜まりに溜まった図書館での仕事を、フリードの討伐隊は行っていた。 アリシアやモニカ、メルヴィが書類仕事を手伝い、エルとイストが王宮に使いに出る。 グリシナとヤエが外回りをする、マモノは全て住処に戻った。 ユーニとメフメラが街を見て戻る、街は平和になりメフメラは帽子をかぶらなくても歩けるようになった。 他の仲間たちもそれぞれに仕事を行う、コネットが掃除が終わらないと言い、午後は全員で大掃除に決まった。 そこにイリーナが来て館長室へと呼ばれる。今まで病院に行っていたが、ようやく出られるようになったらしい。 今回の事は国王も褒められていたと伝えるイリーナ。また魔神がイリーナを乗っ取っていた事実をフリードは伏せていた。 だがイリーナは自分自身でそれを報告、これは自分の責任であり罰を受けるとフリードに説いた。 そしてイリーナは一か月の謹慎処分となり、その間はフリードが館長を代行する事となった。 務めて一年も経ってないのに大役、それだけ今回の事が評価されたのだとイリーナ。 もう戦えるほどには傷は治ったと言うイリーナ、そして今は館長ではなく討伐隊の一員。 驚くフリード、館長ではなくイリーナと呼びなさいと言い、まだ後始末は残っていると言った。 館長代理の件を承諾するフリード。すると外にいた仲間たちが館長室に入り、今夜は宴会だとフリードをたたえる。 皆が戦ったおかげだとフリードは言うが、フリードを信じていたから戦えたとみんなは言う。 今日は新しい図書館の始まり、パーティーの前に大掃除だとイリーナは言った。 スタッフロール 館長室。ホラムシャハルの里にも謝罪し、女王の霊も返し、ようやく一息ついたとフリード。 疲労気味のフリードに、館長代理殿と労うイリーナ。そこに大変とアリシアが飛び込んでくる。 連れていかれたのは封印管理室。以前、魔神がいた最深部への道。今は封印されていたが、よく見れば隙間ができていた。 メフメラが言うには異界への道、ゲートが開いてしまっていた。このまま放っておくわけにもいかないとフリード。 マモノオタクの血が騒いだらしく、笑みを浮かべる。それじゃあ行くぞとフリードは声を掛け、皆は返事をした。 イリーナがパーティーに加わりました。ロビーから異界へ行けるようになりました。 939 :名無しさん:2016/01/17(日) 23 21 15 ID ??? 異界のラスボス、サタナエル(魔神の全力の姿)を倒した後のエンディングはまた後日 途中でageたり、別のスレに書いたりしてすまんかった 35 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 30 42 ID ??? ●ダンジョントラベラーズ2 ようやく裏ボスクリアしたので、先に前やらなかったキャラクター解説。 ・フリード・アインハルト 男主人公。マモノオタクが高じて図書館勤務になった。王立士官学校予科を首席で卒業の頭脳担当。 ライブラは戦闘は行わず、後ろで命令する。不死身のマモノ達を倒した後に、本の中に封印する。 仇名はハードラックの優等生、別に中二病ネームではない。 ・メルヴィ・ド・フロレンシア 王立士官学校魔法科を首席で卒業のマジックユーザー。真面目で引っ込み思案な性格。警備隊所属後、図書館専属に。 騎士団長の娘で、その背景から卒業後は王国の姫の親衛隊になる予定だったが、それを断る。 昔はフリードとよくつるんでいて、その時に恋愛感情を抱き、一緒に戦える警備隊となった。 恋愛イベントは一番多い、でもそういうゲームではないので最後まで恋人になる事は無い。 フリードの隠し撮り写真などを持っており、また部屋にもフリードの写真を立てている。 ・アリシア・ハート 王立士官学校騎士科をそれなりの成績で卒業。ほぼ男子の騎士科で同期では唯一の女子。元気いっぱいで素直な性格。 フリードがライブラで、メルヴィが魔法使いなら、自分は二人を守る騎士になろうと、最低レベルの能力を努力で鍛えた。 ふおおーとかわーいとか、見た目と言動が子供。背が低い事を気にしており、指摘すると困惑する。 胸の話をしていると勘違いしたフリードを蹴り飛ばし、泣きながら去る。 赤くて長い髪は、ダントラ1のタマ姉をまねたものである。サブイベントは基本的な話が多い。 ・リリアン・クレイパー 後ろ向きで中二病な少女。周りとも合わず、親からも仕方ない子と扱われ、ずっと家に一人閉じこもり絵や歌を書いていた。 どうなってもいいとマモノのいる洞窟に飛び込み、フリード達と会う。異変も自分のせいだと、マイナス思考をする。 パニックになりやすく、すぐに落ち込んだ眼や薄暗い笑いをする。ゴスロリ大好きで、他の子とかにも着せようとする。 変わったリゼリエッタを見て、自分も前向きになろうと考えているが、あんまり変わっていない。 サブイベントを最後まですると、自分とフリードは運命の乙女と王子の生まれ変わりと確信。本当かどうかは定かではない。 ・モニカ・メイシー 最初は商店のアルバイト。実はフリードの周りを探るスパイ。その割にはドジッ子で優しい性格、スパイに向いてない。 スパイがいけない事だとは知っていたが、弟妹がたくさんいて両親が蒸発、借金が山の様にあり、給料につられ仕方なく。 メルヴィが警備隊に行った理由が、フリードだと考えたメルヴィの父の騎士団長が調査の為に差し向けた。 フリード達と戦闘になり捕まり、表向きはスカウトされて調査は続行という形で、二か所から給料をもらっている。 フリードに関する事以外にも、マモノに関するデータも集めている。金儲けもいつも考えている。夢は借金の完済。 ・コネット・サントノーレ 王立メイド隊所属。メイド隊は王国の特殊職業であり、元来の家事の他、諜報や戦闘も可能な職業。 不良メイドで、諜報先の富豪の家のお菓子を大量に盗み食いし首に、メイド長から罰としてお菓子禁止令を受けて逃亡。 すぐにサボりたがりお菓子が大好き、勝手にアイテムのお菓子を食べたり、あれ食べたいとフリードにねだったりしている。 戦闘にずっと出さない事で文句を言う仲間はたくさんいるが、出し続ける事で文句を言うのはコネットのみ。 本人曰く、若くないお年頃で、美容に気を使ったりしている。 36 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 31 44 ID ??? ・グリシェリーナ・エフレノア 通称グリシナ。元騎士団でありイリーナとは同期。男性主体の騎士科を女性でありながら首席で合格した、アリシアの憧れ。 騎士らしいまっすぐで豪快な性格をしている。だが女性らしい服装に興味もあるが、似合ってないと思い、隠れてきている。 ずっとマモノの巣で鍛えていて今回の異変を知らなかった。戦い鍛えるのはヴィトーリア女王を目指しているため。 そのためにクラウンの称号を求めていた。(クラウンになるためにはレベルをかなり上げて、リセットを何度も繰り返す。) 女王のような存在となって、あらゆる戦いに終止符を打つ事。それがグリシナの夢である。結局個人では無理だと理解した。 ・フィオラ・マーシュ 教会のシスターであり、マーシュ孤児院で子供を養っている。人を疑う事を知らないとても優しい女性。 生れついての強運で、資金難となった孤児院をそのたびに新しいパトロンが見つかったり、宝くじが当たったりしている。 そのせいで神の存在を信じており、神を馬鹿にしたりするものは説教する。盗み食いや、エロい事をした人も怒る。 その割にはエロいイベントに関わり合いが多い。またウィッチの服装は裸マント。 温泉で、フリードが間違って入ってきても気にしなかった。 ・リゼリエッタ・マーシュ フィオラに拾われた孤児。仲間の中で一番年下。マーシュは孤児院の子、全てに与えられるネームで、兄弟姉妹の証。 捨てられたためかフィオラと、フィオラの作った人形のオットーの事しか考えず、いつも一人で人形遊びをしている。 しかし、自分のせいでマモノに捕まったフィオラ、それを助けるために戦うフリード達を見てそれではいけないと考え直す。 その後、孤児院の資金問題が解消されてからフリード達の仲間になる。 友達が増えてオットーとの時間が減ったが、オットーも喜んでいる。フリードは友達ではなく、もっと特別な人だと。 ・スフレ・トゥイニー 元凄腕のトレジャーハンター。獣人マニアで、獣人の道具屋のペギー商会に喜んで働き、こき使われる。間延びした口調。 最初はダンジョン内での商人としてフリード達と会い商売、その後、紆余曲折を経て戦闘となる。 獣人の神であるアイラーヴァタの封印書を取らないように見張りとして、フリード達について行く。終わっても仲間のまま。 美的感覚が獣人至上主義で、高い上に使い用の無い獣人グッズをフリードに押し売ろうとする。自分も給料で購入済み。 獣人ゆらいの食べ物を食べると気絶する。あとベアードの着ぐるみを装備しているのに奪って行くのはやめろ。 ・エルトリシア・ヴィトール・リッツエヴァン フリード達のいるロムレア王国の姫。ちなみに王家の姫は成人するまで顔を見せないため、フリード達は容姿を知らない。 子供ぽく我儘な性格ではあるが、聞き分けがない訳ではない。フリードからのエルの名を受け入れ、冒険者のエルを名乗る。 上に三人の兄がいるため、自分は王家には必要ではないと考えている。必要とされたいがために、異変の解決に乗り出した。 国の為、民の為、自分が何ができるのか、それを見つけるのが夢らしい。冒険者や庶民の食卓、甘い恋愛にあこがれている。 あれがほしい、これがほしい、とサブイベントで言うが、結局フリードの言葉で我慢する。 ・イスト 姫に仕えるメイドロボ。誕生の日に送られ、姫を見守り続けてきた。穏やかな性格で強情となった姫を優しく説得する。 タジャール国製のロボだと言うが、左耳のカバー以外、人間と変わらぬ見た目。感情も豊か。 汚い部屋を見ると掃除するメイドの鑑。姫から家族と呼ばれたり、お風呂の快感を味わうと、処理しきれずショートする。 電気の魔法で動き姫がいつも行っていたが、実は強すぎて別の魔法使いが後に調整しなおしていた。 また美味しい食べ物を食べると、腕と口が止まらず全部食べてしまう。ロボながら元々エロゲの会社だからか子作り可能。 ・宝蔵寺八重 東の国のラカン皇国の侍の女。ラカンの危機の解決の為に、ロムレア王国に助力を求めに来た。 豪快な性格で、あまり色っぽい話はしない。全キャラ中、一番露出が少ない。むしろ戦いや剣の話が多い。 しかし気にしてはいないので、ツララと一緒に熱いから脱ごうとしたりする。 酒好きだが一杯でべろべろに酔う。賭博好きだが、身ぐるみをはがされる。風呂好きで、追われているのに風呂に入る。 祖国では名家の娘であり、結婚するよう周りがうるさいので、フリードも一緒はどうだと冗談めかしく言う。 37 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 35 21 ID ??? ・ツララ 別の国であるラカン出身。子供体系のくノ一、無表情で言葉にも抑揚が無い。ヤエとともに救助を頼みに来た。 場合によってはライブラの技術を盗んで去る事も考えていたが、フリードの言動が心から信用できるものと考えついて行く。 根っからの忍びで、恥じらいが無いらしく服装もほぼ半裸、脱がないヤエとは対極に位置する。このゲーム半裸多いが。 鮒ずしや納豆巻を平気で食べる。ぼけた事も平気でやる。 ツララは本名ではない、本名を教える相手は家族にだけ、フリードになら教えてもいいと言った所でメルヴィに止められる。 ・メフメラ 人間とマモノのハーフであり、頭に獣の耳が生えている。母がマモノであり、人からもマモノからも追われ、流れついた。 町外れの炭焼き小屋でひっそりと暮らす。いつもは帽子をかぶり、耳を隠している。 ユーニとは親友であり、ユーニがいたからこそここを離れなかった。また人として暮らしたいとも。 討伐隊に入ってからは、討伐隊のメフメラとして町の人に受け入れられている。 料理上手で、料理関係のサブイベントによく出る。耳のおかげか音に敏感で、迷子のユーニをよくみつけた。 ・ユーニ・コルテク 酒場の歌うたい。いつも明るく元気で笑顔の少女、歌が大好きでありいつも歌っている。 メフメラとは親友であり、いつも二人でいた。メフメラが行方不明の時も泣きながら探し回っている。 母が歌も踊りも出来る人、自分は歌しかできない。それでも凄いと言われても、歌が凄いのであって自分は凄くないと謙遜。 年齢は仲間の中では下から数えておそらく二番目、背も低いが胸がかなり大きい。 踊り子の衣装は恥ずかしいが、風呂でフリードに見られても気にしなかった。方向音痴で耳の良いメフメラによく探される。 ・イリーナ・ローゼンマイア 若くして王立図書館館長になった優秀な女性。フリードの上司。元々はライブラになりたかったが、才能がなかった。 魔法科を首席で合格した女性、謝ったことが無いほどプライドが高い。しかし優秀だがドジな所もある、またおだてに弱い。 年齢を気にして美容と健康を常に気をつけており、ヒパネラ茶やマッサージゲルなどに凝っている。 学校時代では授業を寝ぼける、洞窟で毎回迷子、挙句の果てに魔法道具のミスで学校を半壊させる、破壊神の仇名を持つ。 ウィッチの格好は魔神の格好そのままでほぼ全裸、でもマジカルプリンセスの少女っぽい服装の方が恥ずかしいよう。 ・他サブキャラ ショッパーベアード:購買の獣人。威勢のいい性格、モニカを雇っていた。 メリーコンダクター:依頼部の獣人。ずっとムフムフ言っているが、メリー語知っているフリードとスフレは解る。 魔神:このゲームのラスボス。かつてマモノを率いて人間を襲い、ヴィトーリアなどに封印された。 後半ではイリーナにとりつき、封印していた守護神のアイラーヴァタと女王の幽霊を、フリードを騙して撃たせた。 中身は邪悪であり、破壊と虐殺、裏切りが好き。キャハハとあざ笑うもの。 表のラスボスでは子供の姿、倒したかと思われたが、異界の道をくぐって自分の世界に逃げた。 裏のラスボスとしては、正体である大人の姿、サタナエルの名前を晒す。 メイド先生:図書館の秘密の教室を担当する。ゲームの基礎的な事を教える。 見た目は無表情でキリッとした目つきの、イヤーカバーの付いたメガネのメイド。 しかし同じメイドロボのイスト曰く。あのようなメイドロボを見た事が無いとの事。 授業内容はきちんと、しているとみせかけて毎回、途中からむちゃくちゃになる。 なぜか毎回ギャンブルで負けたの、株で大損したの、パチンコで儲けたの。やけ酒だの、祝い酒だのそんな話。 顔は無表情だが、声は表情豊かで泣いて叫んで喜ぶ。この仕事は応募内容と全然違うブラックらしい。 その正体は、異界の八つある世界それぞれのボスである神、八大神が一人。機械神、メイド先生。 自分の世界のギア・キャッスルを自宅と呼ぶ。自転車で通っているらしい。 ここまで自力で来たフリード達を称賛し、最終テストとして殺しに来る。その戦闘力は八大神最強と言っていい。 倒した後に秘密の教室に行くと、装備品をくれる。口止め料ではないと言う。 38 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 35 58 ID ??? ●マモノと愉快なダンジョン ライブラのベアーとマジックユーザーのペギーのコンビ。フリードが各ダンジョンで一度ずつ見かけるが、話す事は無い。 ゲームの基本的な話を漫才入りで話す。 ライブラのベアーは元マジックユーザー。ネットスラングを連発しながらボケ中心で話す。 熊の手の肉球は柔らかく癒し系だとかは、本人の談。 マジックのペギーはなぜか戦士タイプ。ライブラは戦闘しないので、ペギー一人で頑張らなければならない。 裏ダンジョンにまで出てくる、そこまで来て実はペギーは元戦士で、マジックのベアーと共に旅していた。 しかしベアーを庇って傷を負い記憶喪失に、治療は出来ない。 ライブラの書に一度封印された者は、全ての傷が治ると聞き、ベアーはライブラとなる。 記憶喪失のペギーとは初対面のふりをしつつ、ライブラの技術を裏で盗みに二人で冒険をする。 しかし真実を知り、ペギーは躊躇する。もし記憶を回復すれば、今の自分はどうなるのか? 記憶を取り戻すかどうかは自分で決めていいと言うベアー。そんな事を言われても困るとペギー。 そして最後のボゴミールの塔の上階、ペギーが石化寸前。回復アイテムも尽き、帰還アイテムもまた度忘れ。 慌てて悩むベアーにライブラの書に封印してと頼む。 今まで一緒に冒険して楽しかった、記憶喪失の記憶も楽しかったに違いない。 だったらそれが失われたままなのは惜しい。それにもう緊急事態だし。 本当は自分が失われそうで怖い、そんな時、ベアーは癒し系の自分の肉球を触らせる。確かに柔らかいとペギー。 そしてペギーを封印し、解放するベアー。 現れても何も答えないペギー、慌てて今までの事、本人にその気はないが悪口のようなことを言いまくるベアー。 そして切れて、レイジングスマッシュをベアーに叩き込むペギー。 それで記憶はどうなったのと尋ねるベアーに、さあ、どうだろうねと答えるペギー。 夜も眠れなくなると聞くベアーに、マジックユーザー技能捨てて馬鹿じゃないのと言うペギー。 そのまま罵倒しまくるペギー、ここはお礼の場所だろうと殴られるベアー。 沢山罵倒し殴り、さっさと拠点に戻るよと言い、最後に小声でありがとうを言うペギー。 今、最後になんて言ったと何度も何度も聞きさらに殴られるベアー。 最終回「これからもずっと」 おしまい。 39 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 36 48 ID ??? ●異界 表をクリアすると異界に行けるようになる。 異界は最初は一つ、いくらか攻略すると次の異界と、全部で八つの異界がある。 それぞれがかなり面倒なダンジョン構成。一番奥にはそのダンジョンのボスである神がいる。八体いるので八大神。 神を倒さなくても次の異界に行ける。最後のボゴミールの塔に、ラスボスのサタナエルがいて倒すとエンディング。 ボゴミールの塔を最後まで登ると、魔神の真の姿であるサタナエルが現れる。 やはり生きていやがったのかと言うフリードに、我が配下となれと言うサタナエル。 そうすれば人間の世界の全てを、欲する知識の全てをやると言う。そんなウソに騙されるかとフリード。 それにそういう物は自力で手に入れないと意味がないと言い返すと、神の施しを拒否するとはとサタナエル。 今まで犠牲にした人間とマモノの分をやり返すと言うと、人間やマモノがいくら死のうがどうでもいいと嘲笑う。 マモノが人を襲うのは、魔神が人間の世界に行った影響で勝手に狂暴化していた事を告げる。 じゃあ、お前を倒せばいいんだなとフリード。 貴様を殺し、その体で貴様の世界の人間を裏切り蹂躙し、殺してやるとサタナエルが襲い掛かる。 倒すと第二形態。何度も人間が邪魔をしおってと、おぞましい姿になる。 そしてサタナエルを倒した。 ●裏エンディング 夕暮れの王立図書館。町の復興の為、後回しにされていた図書館の修理や雑務を、皆でやる。 マモノ達は住処に戻り、縄張りを荒らさない限り襲ってこなくなった。 フリードは一人、今回の事件の全てのあらましを、報告書として書いていた。 色々と、今の状態などをみんなで話していると、イリーナが現れ報告書の締め切りだと言う。 今、終わった所だとイリーナに渡すフリード。それに目を通し、献辞が書かれていないと言った。 献辞とは最初に例えば「愛する○○に捧げる」等の文句。 それに関して好きかっていう仲間たち。フリードは報告書を取り、王国に申請する前に書くと言った。 ついて行くメルヴィとアリシア。お土産は満月道のあんぱんでよろしくとコネット。 夕日の町の道の中、結局なんて書くのかと尋ねる二人。ここで三択。 「マモノ達」「王立図書館」「型破りな十六人の仲間達」 何それと笑うアリシア、でもフリードらしいと言うメルヴィ。 夕日の中、笑顔の三人。スタッフロール 40 :名無しさん:2016/07/14(木) 20 37 50 ID ??? 投下終了
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ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印 連絡用掲示板 差し替え・追加スレッド-915~939 連絡用掲示板 議論スレ-35~40 915 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 28 33 ID ??? ●ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印 PSPで2013年発売のRPG。仲間もモンスターも女の子。 人々はかつて聖乙女ヴィトーリアの元、魔神の手先のマモノと戦っていた。 そしてモンスターを封印書に封印するライブラという職業が生まれ、ついに魔神を異界へと送った。 王立図書館に新人ライブラとして所属し、三日目の主人公フリード・アインハルト。 二日はかかる仕事を半日で終えたフリードを、王立図書館の館長イリーナ・ローゼンマイアが呼ぶ。 戦闘経験皆無のフリード。マモノマニアのフリードは研究所よりも、実際に動くマモノを間近で見たくライブラとなった。 まだ新人ライブラにたくさんの仕事を与えられる、それほど人手不足な王立図書館。 ここ数十年でも例がないほどマモノが大量発生し、ライブラも騎士団も目が回るほど忙しいとの事。 そしてフリードにも危険な実践が任せられる、早く動くマモノが見たかったと乗り気のフリード。 イリーナから騎士との待ち合わせの地図を受け取る、最初に間違ってエステのチラシを渡される。 慌ててひったくるイリーナ。改めて地図と回復アイテムを渡され、詳しいことは騎士に聞くようにと任務を言い渡された。 城壁と結界によって守られた王都アクティム。壁の外にはマモノがはびこるが、それでも五百年にわたる平和を保ってきた。 そしてフリードもまた、討伐隊としてダンジョンへと向かう。 名もなき洞窟。騎士の姿が見えず洞窟内に入るフリード。 少し進んだところで天井が崩れ、帰り道がふさがれる。地震によって地図とは地形が変わっていた。 ライブラは戦闘スキルがない。弱ったマモノの封印が専門で戦闘職と手を組んで、討伐を行う。 「不運の優等生」という仇名を持つフリードは、自分の不運を恨むも念願の実戦だと気持ちを入れ替える。 騎士を呼びながら先に進むフリード。ようやく二人の人影を見つけるが、地震がひどくなりまたも天井が崩れる。 二人を押し倒し崩れた天井を避けるフリード。助かったという二人はフリードを見て、驚く。 二人の騎士である女子は、同じ士官学校を受けた同級生の幼馴染だった。お尻を向けた幼馴染とそのままの体制で懐かしむ。 騎士団長の娘で成績優秀、人望も厚いメルヴィ・ド・フロレンシア。 能天気で単細胞、ちびっこで落ちこぼれだったが、努力で騎士科を卒業したアリシア・ハート。 立ち上がる三人。本科が別れ付き合いも無くなっていたフリードと二人。二人は今は騎士団で、合流予定のメンバーだった。 フリードがライブラ係のリーダーだと知り喜ぶアリシアとメルヴィ、新人ばかりだと不安になるフリード。 昔からよくつるんでいた三人、女子二人はフリードについていけば大丈夫だと笑顔で言う。腹をくくるフリード。 任務内容は地震の発生原因をマモノを討伐しながら探す事。フリードたちは奥へと進む。 916 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 29 13 ID ??? 途中でゼリーを身にまとった女の子モンスター、スラピョンが現れる。現物に興奮し、止める言葉も聞かず近づくフリード。 そのままぶん殴られ二人にあきられる。フリードに後方で指示を出すように言い、アリシアとメルヴィが戦う。 スラピョンを倒すと封印書を掲げていたフリードが、呪文を唱える。本が輝き、マモノが光となって本に吸い込まれていく。 「人には鍵を 魔には檻を 輝ける知恵の証ジーグドラドの名の元に 荒ぶる者よ、我が書に還れ!!」 1ページに封印されたスラピョン。その様子にすごいすごいと喜ぶ女子二人。戦闘できる方が凄いとフリードは言う。 満面の笑みでそれでもフリードは格好良かったと言うアリシアとメルヴィ。まだ一体目だサクサク行くぞと進む。 先に進むとまたも地鳴り。話では一か月前の大嵐からマモノとともに増えた。騎士団だけではマモノ駆除も追いつかない。 ダンジョンを進むと獣人二人組を見かける。ライブラのベアードとマジックユーザーのペギー。 マモノは封印しないと倒しただけでは復活するという話が聞ける。封印管理室で、モンスターを封印書にする事が出来る。 前作とはシステムが変わったなどの話。話が終わるとフリードに気付かず去る。これから、何度も彼らを見かける事になる。 途中で図書館に戻ることもできる。理由がなければ無関係の人は立ち入れない王立図書館。 そこの購買部のスイーツや雑貨は女子の間で人気だと、アリシアが興奮する。 これくださーいと女の店員に話しかけるアリシア、出てきた今日からの新人店員のモニカ・メイシーはメルヴィを見て驚く。 すぐに誤魔化すモニカ。モニカは安い雑貨を高級品といったり、またフリードの趣味を聞いてメモを取ったりする。 買い物を終え出るフリードは、なんで名前を知っているのかと疑問に思った。 図書館ではアイテム売買、チーム編成、封印書作成ができる。また教室ではメイド先生がゲームの基本を教えてくれる。 名もなき洞窟の奥には石でできた小さな祠があった。かなりの年代物で護符がたくさん貼ってあり、固く封印されている。 調べようとした時、地崩れで祠が壊れそうになる。さらに変異種のマモノのボス:バブルスラピョンが襲い掛かってくる。 ぬるぺとで回避力を上げてくるが、最初のボスなので強くない。倒したら半裸のサービス絵。 フリードが封印して、祠を見直すとカタカタと音が鳴っている。 次に強烈な寒気を三人が感じ、気配に押されて地面に伏せる。何かが通り過ぎていったあと、すでに気配は無くなっていた。 図書館室へと戻り、イリーナに祠について報告する。深刻な表情だったが、笑みを浮かべて三人をねぎらう。 最後の何かを封印できていればと悔しがるフリードだったが、変異種を封印できただけでも十分とイリーナ。 変異種についてアリシアが質問しフリードが答える。 変異種とは何らかの原因で凶悪化したマモノ、原因は不明で研究の為に、見たら確実な封印を推奨されている。 嵐に地震、壊れた祠、変異種、この国に異変が起きようとしている。イリーナも調べておくと言い、次の任務を与えられた。 王都の東にあるアバディーン遺跡でマモノが大量発生し、さらに地鳴りも続いている。治安維持と情報収集の任務。 メルヴィとアリシアを当分、貸すように騎士団に言っている。また途中で冒険者がいたらスカウトするように言い渡された。 遺跡に行く前、いまだに取り逃した事を悔いているフリード。昔から完璧主義だったねとメルヴィ。 知らない事があるのが嫌なだけだとフリードが返事すると、だからライブラになったのと二人は聞く。 巻き込んだことを謝るフリードに、三人でチームを組めると喜ぶアリシアとメルヴィ。フリードも二人で良かったと言った。 917 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 30 12 ID ??? ■第一章 邪気眼の少女 アバディーン遺跡。薄暗く埃っぽいうえ、地震のせいで地面に穴が開いている。先に進むと独り言をつぶやく少女がいた。 運命の刻印だの世界の終末だのと、フリードが近づくと悲鳴を上げ逃げる。捕まえ自分たちは魔物の討伐隊だと言った。 呪われし運命を背負う乙女リリアン・クレイパーと名乗った。近づくものはみんな呪われるのだと告げる。 意味がさっぱり分からないが、とりあえず一般人ならここは危険だから帰ろうと三人。触らないでとリリアンは逃げた。 洞窟を進むとリリアンを見つけ捕まえる。私は忌み児だからマモノだろうと近づく者は紅蓮の炎に焼かれるのだとリリアン。 呪いって何だ?と聞くと、咎を背負う運命の乙女で唯一救えるのは美しき死の国の王ディオニール様だけだとリリアン。 そういう設定なのかと、一緒に帰ろうとフリードが近づくと地鳴りが起こる、やはり私は呪われているとリリアンは逃げる。 また先に進みリリアンに追いつく、フリードが地鳴りは呪いの事について聞くと、しどろもどろになるリリアン。 根拠はあるのかと聞くと、刻印が体に刻まれているとリリアンが言う。見せてみろと言うと、また挙動不審に。 もう王都に戻ろうとフリードが近づくと、一人でひっそり死ぬの、放っておいてよー!と襲い掛かってくる。 ボス:リリアン。石つぶてが痛いが、そんなに強くない。倒したらサービス絵。 お尻に刻印があるというが、ただの虫刺されだった。薬をつければ治った。 「私、ホントに呪われてるんだもん…」聞けば、いつも一人ぼっちで親からも困った子だといわれる。 それは呪われているからで、一人でいたいと。フリードはリリアンを討伐体に誘う。 あなたも不幸になるというリリアンに、自分は元々不運だと言い返すフリード。 それにリリアンはスピエラーという特殊なスキルを持った戦闘職だと、もし入ってくれるなら歓迎するとフリードは言った。 アリシアとメルヴィも仲間が増えると嬉しいと歓迎、嫌なら置いていくと言うとリリアンは行きますと大声で言った。 リリアンがパーティーに加わった。 途中でベアードとペギーに遭遇。鑑定とエンチャントの話、以前と同じくこちらに気づかず去っていく。 図書館に戻り、リリアンに学校についてフリードは尋ねる。連絡しないといけないと言うとしぶしぶ話し出す。 学校にはいかず、ずっと家で絵を描いていたらしい。両親も忙しく、ずっと一人だったと。 なら討伐隊に入っても大丈夫だな、よろしくとフリード達。でも親には連絡しておけよと言うと、わかってるとリリアン。 アバディーン遺跡の奥にも変異種のボス:ジュエラーズがいる。倒すとサービス絵。 ちなみにマモノからは人間は追いはぎのような物だと思われているらしい。 その奥に名もなき洞窟にもあった石の祠があった。すでに壊れなんの力も感じなかった。 図書館に帰りイリーナ館長に報告。祠が壊れていたのは悪い知らせだが、リリアンが仲間になったのは喜ばしいと褒める。 全員に一人一部屋貸し出され、明日まで休むように言われる。個室を貰えて喜ぶアリシア。 アリシアがリリアンの部屋に遊びに行くと言い、嫌がるリリアンだったがおいしい限定おやつに負けて押し切られる。 これからも仲間が増えるといいねと言うメルヴィ、メルヴィの負担も減るからなとフリード、メルヴィは顔を赤くした。 夜、持ち帰った護符について一人、部屋で調べるフリード。そこにイリーナ館長が入ってくる。鍵はマスターキーで開けた。 そしてイリーナはやっぱりと言い調査していた護符を取り上げる。討伐隊のリーダーとして体を休めるのも大事だと告げた。 護符については研究所の人々が調べている、ただ王宮の書物にも祠に関する事は一切書かれていない。 まだ調べようとするフリードを一喝し、調査は任せて討伐隊に今は全力を尽くしなさいと言う。これでも館長なのだからと。 918 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 30 51 ID ??? ■第二章 逃げだしたメイド 話声にフリードが目を覚ますと、なぜか寝間着姿のアリシアとメルヴィがいた。 メルヴィが止めるのも聞かず、アリシアはベッドにもぐりこんだり、服に手を入れたりする。 寝たふりでやり過ごそうとしたフリードもさすがに起きる。 元気に挨拶するアリシアに、どうやって入ったと大声で言うと、マスターキーが落ちてたとアリシアが言った。 あのドジッ子館長がとフリード。とにかくもうこんな事はやめろと言うフリード、ふてくされるアリシアと謝るメルヴィ。 もう俺たちは大人なんだから、節度を持てとフリードは言い、もう朝ごはんだからと部屋から出した。 館長室で次の任務を与えられる。次は王都の西のプリズレンの森、港につながる交通の要所である。 重要な場所で騎士団も重点的にマモノの駆除を行っているが、それでも今は旅団が襲われるらしい。 マモノの増加スピードが速いという。今までフリード達が行った二か所も増加が速かったが、今は増加を抑えられている。 どうやら変異種を倒すと増加スピードを抑えられるようだ。 次はプリズレンの森の治安維持の為、変異種を探し討伐する事。フリード達は森へと向かった。 プリズレンの森の入り口の近くには、今は使われていない番小屋があった。 またある通路は獣人のベアード調査隊が調べている最中で、通れない。 道の途中で切り株に寝転がり、ぼうっとしているメイドがいた。話しかけてもやる気がなく、適当な返事しかしない。 お仕事したくなーいとか言い出している。制服から王立メイド隊と呼ばれる、戦闘もできるメイドだとわかる。 あの子おいかけるなんて面倒くさーいとそのまま眠りだした。置いていても大丈夫だろうと、フリード達は放っておく。 森を進むと人影を発見。他のダンジョンでも見た壊れた封印の祠の上で、メイドが座ってシュークリームを食べていた。 話を聞くと、祠に関しては解らないらしい。続けて名前や王立メイド隊の人間か聞くが、黙秘ってことでと答えない。 逆にこちらについて聞かれるので、図書館の討伐隊と名乗る。 あそこは不味いとメイドは言いだし、とりあえず怪しいので一緒に来てもらうとフリードに、逃げの一手と呪文を唱える。 「ダルダルダールデロデロリン…怠惰な人間になーれ!」そういって殴られるフリード。 突然、なにをすると怒ろうとするが、どんどん言葉が遅くなっていく。三十分ぐらいで切れるからとメイドは去っていった。 追いかけようとするが、途端にどうでもよくなるフリード達。そのまま森の中で眠りについた。 そしていくらかの時間が過ぎて飛び起きる。やる気を奪う能力、もしかしたらマモノかもしれないと追いかける事にする。 さらに奥に行くとあんパンを食べているさきほどのメイドがいた。図書館に出頭するよう言うが、館長さんが怖そうと拒否。 ならいいとそのまま戦闘になった。ボス:野良メイド。掃除で速度をあげたり、子守歌で眠らせたり、スロウ攻撃をする。 倒すとサービス絵。捕縛して、詰問するフリード。名前はコネット・サントノーレ。王立メイド隊所属。 なぜ最初から言わなかったと聞くと、脱走したのだと答えた。理由をこたえようとしないので、とりあえず図書館へ。 919 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 31 53 ID ??? イリーナ館長から、確かに届け出が出ていると聞く。おやつを食べずに逃げればよかったと、コネット。 お昼の前のおやつとお昼のおやつと昼後のおやつと、あと三時のおやつもあるという。 脱走した理由は、潜入先でつまみ食いし契約を解消。メイド長より一か月のお菓子禁止令。この罰を不服として隊を脱走。 そんなくだらない理由と言うフリードに、乙女心が分かってないとコネットは猛弁、仲間もおやつ禁止は辛いと賛同する。 潜入先ではおやつが食べれなかったからだと抗弁するが、つまみ食いだけではなく。 ジャムやフルーツまで食べつくしたとイリーナ館長が言うと、さすがに弱った。 そこにフリードが討伐隊ならおやつの時間もあるぞと、誘う。さらに王立図書館の購買部のスイーツも普通に買える。 やらせてください!と逆に頼んでくるコネット。イリーナ館長がメイド長に話をつけるらしい。 超ラッキーと、ほっとしたらお腹がすいたとあんぱんを食べようとするが、マモノを倒してからだとフリード。 今度こそプリズレンの森の変異種を討伐するとフリード達は決める。 森の獣人の調査隊が引き上げたので、そちらに向かうことにした。コネットがパーティーが加わった。 プリズレンの森を進むと、どこからか美しい歌声が聞こえる。音の聴こえる方に進むと二人の少女がいた。 こちらに気づいて歌を辞めたので邪魔したなと、フリードはライブラと名乗る。歌っていた少女はユーニ・コルテク。 もう一人はメフメラ。ユー二は笑顔で自己紹介、メフメラは帽子をかぶったままぎこちなく挨拶した。 二人は旅人ではなくアクティムの人間、ユーニはリックの酒場で働いていて、メフメラは町外れの炭焼き小屋に住んでいる。 二人は大親友だとユーニは答える。ここはマモノが出るので早く帰る様にとフリードが言うと、心配いらないとユーニ。 それはメフメラがいるからだと続ける。理由を答えようとするが、メフメラが止める。 ごめんとユーニは、メフメラとともに帰っていく。今度リックの酒場に遊びにおいでねとユーニ。 例の獣人の二人組がいた。メイドの諜報機関がある、挑発でターゲットを取る、隊列の話、フリード達に気づかず去る。 森の奥に変異種ボス:花の妖精がいた。妖精マーチで攻撃力を下げ、気絶+防御力ダウンのハートブレイクショットが強力。 倒すとサービス絵。マモノが増えた理由は変異種もわからないらしい。 王立図書館。森のマモノの増殖は収まった。なかなか立派な討伐隊になったとイリーナ館長が褒める。 他の討伐隊からも、例の封印の祠がいくつか見つかったと報告。どの祠も地鳴りの前後に内部から破壊された形跡があった。 引き続きこちらで調査を行う、破壊されてないなら最優先で保護作業を行う。とりあえずマモノ討伐を続ける事になった。 話が終わってないのに切り上げて、ご飯を食べに行くコネット。あなたの不運、それとも人徳?とイリーナ館長が笑った。 夜、報告書をやっているフリードの元にイリーナが来る。今はこういった仕事はしなくてもいいとイリーナ。 ちゃんと体力を残す事が大事と言う、そして一本の水筒を置く。万能健康飲料ヒパネラ茶、イリーナが手作りしたもの。 頂くがすごくまずい、イリーナも飲んで失敗だと理解し言い訳しながら持って帰ろうとする。 体に悪いものは入ってないのでフリードは貰っておく。勝手にしなさいと、顔を赤くしてイリーナは去っていった。 920 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 32 32 ID ??? ■第三章 図書館に潜む影 暗闇の中、ワタシのカケラがもうすぐ集まると笑う少女の声。 フリードは今日は休養日。朝早くに起きたフリードは、自室で変異種のデータを洗い直す。 変異種の元はピエルタンの古塔近くに出現する、古塔は三年前にも変異種が出ていた。 変異種とは何らかの理由で狂暴化したマモノ。 分かるのは一か月前の大嵐から、マモノの大量発生と変異種の発生が起こっている。 もしかして黒幕がいるのかと考えるが、例え国一番の魔法使いでも無理だと考えなおす。 魔神ならできるが五百年前に消滅している。そこにリリアンがノックして入ってくる。 厨二病発言をするリリアンに、おはようと言い、リリアンもまた小声でおはようと言った。 今日は休みだがイリーナ館長から呼びだしがあると伝えに来た。ラップル神殿に変異種が出たと。 その情報に喜ぶフリード、レアなマモノに何度も会えるなんて、やっぱりライブラになって正解だったという。 支度するフリードに、何か言いたげなリリアン。聞くとフリードはちょっと凄いと言う。 マモノオタっぷりに引くところだろとフリード。 好きな事に夢中になれるって凄いとリリアン。でもこの趣味のせいでずっと変人扱いだったとフリードが言う。 引きこもって研究していた、アリシアとメルヴィがいなかったら友達なんてできなかった。私と同じとリリアンは呟いた。 フリードが館長室に行くと、すでに全員そろっていた。早速話し始めるイリーナ館長。 ラップル神殿で旅行者の団体が、変異種のマモノに襲撃された。 ラップル神殿は観光地で、観光協会から早く入れるようにしろとせっつかれている。 というわけで休暇は取り消し、今すぐ言って早く倒してほしいとイリーナ。 朝ごはんもまだなのにと落ち込むコネット。ならおやつに持っていこうとアリシアが言う。 ピクニックじゃないぞとフリードが言うと、同じ行くなら楽しいほうがいいとリリアンは言う。 王立図書館を出て、ラップル神殿に向かう途中、誰かの視線を感じた。だが探しても見つからなかった。 ラップル神殿、進むと後ろから足音が聞こえる、気配丸出しの尾行。先を進むと道具袋を背負った少女を見つける。 尾行した人物かと思ったが違った、フリードがライブラだと名乗ると少女も名乗る。 少女はスフレ・トゥイニー、旅するお店ペギー商会3号。つまりダンジョンで会える道具屋であった。 観光名所で商売するつもりが、誰もいないと困惑していたが、フリード達を見て笑顔になる。 買い物をすると自信満々に不細工な粘土塊を見せる。幼稚園児の工作かとフリードが言うと、違うとスフレ。 ペギーの特性夫婦茶碗ペアで11220ゴールド。かわいいのに、いっぱい仕入れたのに全く売れないと落ち込むスフレ。 いずれ同じ趣味の人にあえると元気づけ立ち去るフリード、またペギーグッズ仕入れておくからねとスフレも立ち去った。 先に進むとやはり気配を感じる。扉を開けて、その前で待ち伏せする。すると扉を開けて入ってきた少女が勝手にこけた。 フリードが立ち上がるのに手を貸すと、フリードさんは優しいとメモをし始める。購買部のモニカだよなとフリードが聞く。 城門から尾行してたのかと言うと、慌てるモニカ。見なかった事にと言うモニカ、不自然にメモ魔だし何者だとフリード。 言えませんと黙秘するモニカを、フリードは館長の元まで連れていこうとする。 報酬が入らないと家がなくなると、ぶつぶつつぶやくモニカ。 皆さんにはすべて忘れていただきます!と戦闘。ボス:モニカ、カウンターで沈黙にしてくる。 倒すとサービス絵。縛り上げて、くすぐって吐かせる。 図書館勤務である以上、どこかのスパイの可能性がある。何か事情があるのだろうと、説得し一緒に図書館に帰った。 921 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 33 32 ID ??? 図書館室。モニカを睨み付けるイリーナ館長。モニカは騎士団の紹介でアルバイトしに来た。 目的はお金、モニカの家は両親が1750万の借金を残して蒸発。弟妹をたくさん抱えていると言う。 ただ泥棒などをしに来たのではなく、フリードの調査が仕事だった。 フリードの女性関係などの素行調査、依頼したのは王立騎士団長、メルヴィの父親だった。 騎士団長はメルヴィの事を大事にしており、メルヴィが近衛隊を断り討伐隊になった事を反対していたとアリシア。 大声で止めるメルヴィ。モニカはメルヴィに近づく男性の調査を行っていた。特にフリードとは仲が良いので念入りに。 絶対に許さないと怒るメルヴィ、フリードが落ち着かせる。 モニカは報酬と引き換えにメルヴィの父からフリードの素行調査を頼まれた。 機密情報を流したりはしていないし、商売もきちんとやっていた。 本当は悪いことだとわかっていたがやってしまった。ご迷惑をおかけしましたと謝罪する。 身分を偽った以上、購買部のバイトは首。モニカ自身も団長と話し合って止めて、もっと真っ当な仕事につくと決めた。 だがフリードは今まで通り調査報告するように言い、これからはスカウトされて討伐隊の一員として働くように言った。 調査員の仕事もきっちり行い報酬を貰い、さらに討伐隊として働けばいいと。 イリーナ館長も見てみぬふりをすると言った。改めて仲間になってくれとフリード。がんばります!とモニカは喜んだ。 観光協会が急げとうるさいらしい、フリード達も神殿へと向かった。モニカがパーティーに加わった。 またここから、購買部の隣に依頼部が出来た。アイテムやモンスターを倒すと、アイテムがもらえる。 購買部は、ショッパーベアードという獣人が店員になった。モニカの事よろしくと頼まれた。 一度、神殿に行ってから図書館に戻るとメルヴィが不安な顔をしている、フリードが部屋で二人きりで話す。 前に話していた近衛隊を断り討伐隊になったこと。メルヴィはエルトリシア女王の親衛隊の話を断っていた。 王族側近は騎士としてこの上ない名誉。だがメルヴィは討伐隊になるために騎士団に入ったと言った。 実戦主義とは国の事を考えているんだなとフリードが感心。そんな立派な動機じゃないと顔を真っ赤にして慌てるメルヴィ。 俺と同じマモノオタクとかと聞くフリード、メルヴィは突然、フリードを抱きしめた。好きなのはマモノじゃないよと囁く。 騎士団も親衛隊になるのも子供の頃から決まっていた。王家を守る立派な魔法使いになることが自分の道だと信じていた。 だがフリードにあって、フリードとともに冒険したいと思うようになった。そういってフリードの胸に顔をうずめる。 がんばるから、もっと強くなるから、一緒にいさせてとメルヴィ。返事をする前に、アイス買ってきたよーとアリシアの声。 慌てて離れたメルヴィ。二人は一緒に仲間の下に戻る。ただ親父さんとは仲直りしろよとフリード、メルヴィは約束した。 夜。自室で休んでいたフリードの元に、扉の隙間からメモ。内容は重要な件があるので、すぐにくるようにとコネット。 コネットの事だから重大な事ではないだろうと部屋に向かう。入ると半裸のコネットがベッドにうつぶせになっていた。 部屋ではいつもこの格好らしい。高級マッサージゲルを手に入れたので体に塗ってほしいとコネットが言う。 帰ろうとするフリードに懇願するコネット、仕方ねーなとフリード。途中から本気を出してコネットに悲鳴を上げさせた。 ラップル神殿で獣人二人組を見かける。個々にはユニークスキルがあり、ライブラ専用装備の大封印書の話をして去る。 神殿の奥で変異種ボス:グレムリン、高い攻撃力を持つ。倒すとサービス絵。ここにも封印の祠が破壊されていた。 調べているとライブラの書が震えだし、強い熱を発する。次の瞬間、邪悪な気配を感じ部屋を飛び出す一同。 中に入っても、すでにいない。ライブラの書にすら影響を及ぼすほどの存在、まさか……とフリードは思い当たる。 夜の図書館に帰還したフリード達。モニカの歓迎会をすると女子達、モニカはお金がないと言うがそれなら経費で落とす。 仲間たちを先に行かせフリードは一人、館長へと報告に行く。だが館長室にはおらず、書置きで王宮に行くと書かれていた。 922 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 34 37 ID ??? ■第四章 孤高の騎士 五百年前にライブラ達はマモノを封印し数を激減させ、魔神さえも異界の彼方に葬った。今は弱いマモノしかいない。 二百年ほど前に書かれたロムレア王国建国史にはそう書かれている。だがそうじゃないとフリードは考えた。 玄関ホールにイリーナが戻ってくる。今戻ってきたのかとフリード、イリーナは王宮の大神官とずっと直談判していた。 封印の祠にいた物の正体、魔神。ライブラの書に影響を与えるほどの存在はそれぐらいしか思い当たらないというフリード。 先入観に囚われ誰も思い当たらなかった、異界に追いやったはずの存在がずっと王国の近くで封印されていたとイリーナ。 王宮の大神官たちは、その事実を知ってずっと隠ぺいしてきた。五百年前、ヒトは魔神の肉体を滅ぼすのが限界。 魂は存在するだけでヒトにもマモノにも大きな影響を及ぼす。そこでその魔神の魂を九つに分割し、それぞれ祠に封印した。 魔神の力を利用するものが出てくるのを恐れ、ずっと隠してきた。騎士団たちも破壊された祠を四つ発見している。 おそらく五百年の間に封印が弱まり、そこに一か月前の大嵐によって封印の祠の一つが壊れてしまった。 解放された魔神の魂は、マモノと地震によって次々と祠を壊しまわった。 フリード達と騎士団が発見した壊れた祠の数は、合わせて八つ。封印の祠はあと一つ、それが壊れれば魔神は解放される。 残り一つの祠の場所は大神官たちでも解らない、もしかしたらピエルタンの古塔になら書かれた古文書が残っているかも。 ピエルタンの古塔は昔から狂暴なモンスターが多かった地域、気を付けるようにとイリーナ館長。フリード達は向かう。 図書館にシスターが依頼部に依頼をしに来た、自分たちがやるからとフリードが話を聞く。 彼女の名前はフィオラ・マーシュ、マーシュ教会で孤児院を運営している。 毎年、子供たちと祭壇にお供えするキタスミレの花を手に入れてほしいとの依頼。 花が生える場所はピエルタンの古塔の天辺。マモノが出たので今年は立ち入り禁止になってしまった。 見かけたら摘んでくるとフリードが言うとフィオラは礼を言い、神の御加護がありますようにと祈った。 ピエルタンの古塔。途中で魔法によって鍵をかけられた扉があり、通れず別の道へ。また書庫も鍵がかかって本を取れない。 探索すると通路に書庫の鍵が落ちてるのを見つける、フリードが拾おうとした時、マモノが現れ、一瞬で奪っていった。 先に進むと先ほどのマモノを発見。こちらに気づいていないので戦列を整え、攻撃を開始する。 だが突然、横から同時に甲冑を着た女騎士が現れる。「なぜ剣をむける!? さてはお前たち、擬態したマモノだな!」 そのままボス:黒騎士と戦闘。攻撃力が高いうえに、魔法使い系の獣人を連れている。倒すとサービス絵。 捕らえてようやく図書館のライブラである事を伝える。イリーナ館長を知っており、誤解を理解した。 名をグリシェリーナ・エフレノア、通称グリシナ、フリーの冒険者。 グリシナもさっきのマモノを追いかけていたらしく、素早いので待ち伏せしていた。 こんなところまでマモノ駆除にと聞くグリシナに一通りのことを話す。 ずっと塔にこもっていたため、外の事を知らかったグリシナは自分にあきれる。 二か月ほどここにこもって修行していたらしい。民のために戦う事は好きだが、今は別の目的があって戦っている。 (サブイベントで聞けるが、レベルを上げてリセットで戻すを繰り返す事でなれるクラウンの称号を目指していた。) マモノはフリード達に任せ、この古塔を回ってそんな祠がないか調べてみると言って去っていった。 例の獣人二人。レベル15でクラスチェンジできる、マジックユーザーはチェンジ先が多い、メイドの支援能力は重要。 図書館に戻ると、アリシアがグリシナに関して思い出した。騎士科を首席で卒業した者は廊下に写真を貼られている。 グリシナも貼られており、百枚以上あって唯一の女性、さらに過去最高の成績で卒業した。 アリシアにとって憧れでもあり、頑張ろうと決意する。 もう一度、ダンジョンに行ってから図書館に帰りつくと、気が付くとさっきまでいたアリシアがいない。 図書館に入るはずだからと、とりあえず解散。 マモノについて本を読んでいるフリードが物音に気づいて中庭を見ると、アリシアが剣を振っていた。 フリードに気づくとせっかく秘密の特訓なのにとアリシア。 923 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 35 12 ID ??? グリシナに影響されたらしい。騎士科では女の子は一人で、さらに落ちこぼれだったアリシア。 努力して卒業する頃には四十人の十五位までたどり着いた。 アリシア自身も満足していたが、同じ女子であったグリシナは首席で卒業した。 女子だからと言い訳せずもっと強くなろうと思ったという。 凄いというフリードに、アリシアはフリードとメルヴィのほうがすごいと返す。 二人とも頭がいいからせめて力で二人と並ぼうと、騎士科に入った。 だからそこがすごいのだとフリードが言うと、よくわからないという顔をするアリシア。 もっと強くなったら教えるとフリードは言った。 古塔で変異種中ボス:セイレーンを追い詰め戦闘。速いうえに、列攻撃のエアタービュランスは一撃でやられかねない威力。 倒すとサービス絵。鍵は食べてしまったと言いだすセイレーン。腹から出すには引き裂くしかと考えるフリード。 きっと封印したら出せますと焦るマモノ。封印すると本当に出てくる。書庫の鍵で、扉を開けて古文書を手に入れた。 図書館で解散し、館長室に向かうフリードは本番はここからだと呟く。館長室に声を掛けると、返事がない。 また留守かと部屋に入ると、イリーナ館長がソファで眠っていた。 ここの所ずっと寝ていなかったからなと、フリードは一人で古文書を読み始める。 ここにいても邪魔かと考えなおし部屋を出ようとするが、イリーナの抱きしめている本に目が行く。 タイトルは『王立図書館と魔法の本』。 目を覚ましたイリーナは、自分が居眠りをしていた事に気づき真っ赤になる。気にせず古文書を差し出すフリード。 イリーナは咳払いし解析を始める。フリードはグリシナの事を報告、イリーナの同級生で学科は違えどライバルらしい。 王立図書館と魔法の本について聞く、少し照れながら愛読書だと答えるイリーナ。 フリードもその本を読んでライブラを目指すようになったと言った。 私と同じと答えるイリーナ。児童向けの内容だが、ライブラがマモノを封印するだけでなく、ヒトとマモノの仲介役もする。 他の本ではマモノはただの悪役だが、この絵本ではマモノにも個性があり話せる相手だった。 イリーナもライブラを目指していたが、この職業は完全に素質の問題で、イリーナにはそれがなかった。 それでも努力した結果、館長という座にいた。思い出話は置いておいて、古文書の解読に取り掛かる二人。 朝の図書館。一同を集めてこれからの話をするイリーナ館長。残り一つの封印が壊れれば、魔神の魂が復活する。 その前にそこだけは結界で完全に封じる。イリーナは王家から借りてきた聖杖ケリュケイオンを見せこれを媒介に結界を貼る。 結界術はイリーナが使うが、少しの消耗もすることができない。フリード達でイリーナを警護しないとならない。 最後の祠はピエルタの古塔の屋上、封印された扉を開いた向こう側からいける。 ピエルタンの古塔の一階の封印された扉を開けるイリーナ。先に進むと地鳴りが響く、どうやら時間は残されていない。 最上階でキタスミレの花を発見し、摘んでいく。 王都の郊外にあるマーシュ教会。 その孤児院にはたくさんの子供たちがおり、小さな子供は遊びまわり大きな子供は聖書の勉強をしていた。 勉強を見ていたフィオラはフリード達に気が付くと、近寄りあいさつした。キタスミレの花を渡すとお礼を言うフィオラ。 子供達も次々と礼を言う。皆で食べようと思ってとアリシアがクッキーを差し出す。 フィオラは子供達を座らせお祈りをささげるように言った。 家の弟妹たちとは違い素直な子供達だと感心するモニカ。リリアンが離れた所に、影のある子どもを発見した。 ペンギンのような人形を持った女の子。 フリードが声を掛ける。おさげの子と言うと、おさげじゃなくてリゼ、リゼリエッタ・マーシュと名乗った。 血の繋がりはないが、ここにいる子供はみんなフィオラの弟妹でマーシュらしい。 それを言うとリゼはまた手を動かし始めていた。 924 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 35 50 ID ??? ブドウの蔓で籠を編んでいる。とてもいい出来の物だが、これは趣味なのかと聞くと、お金の為だと答えるリゼ。 ブドウの蔓で作った籠はわりといい値段で売れる、つまり内職。フィオラはのんびりしているのに、こんなことをと聞く。 フィオラは神様を信じているからだと。神様を信じていれば、きっと寄付も集まるのだと。リゼは信じられなかった。 リゼは神様を信じない、施しを受けて生きるのは嫌。フィオラが駆け寄り、悲しげな顔でリゼの手を取る。 フィオラがリゼに出会えたのも、姉妹になれたのも神様の導きだとフィオラ。 こうしてキタスミレの花を手に入れたのも善意と神様の加護があったから。 リゼは私がここにいるのはお姉ちゃんが拾ってくれたから、私が信じてるのは神様じゃなくてお姉ちゃん。 その花も神様じゃなくてその人たちが持ってきたもの。バザーまでに籠を作らないといけない。 お金の心配をしなくてもいい、皆の善意と神様が良い様にしくれるとフィオラ。 皆と一緒におやつを食べましょうと言うが、リゼは話を聞かない。 その後もフリード達は子供たちとすごした、帰る前にリリアンがリゼにシンパシーを感じたらしく、よろしくと言った。 別れの挨拶をする皆にまたバザーには来てくださいと、神様の加護がありますようにと祈った。 フリードが町を歩いているとリゼが走っていた。城壁の外に出ようとするので腕をつかんで止める。でもリトがとリゼ。 リトはリゼがいつも持っていたペンギンのような人形。同じ孤児院の男子に取られ、12にもなって人形遊びなんてと。 今日にも返してくれないので、聞いたら捨てたと。フリードがその男子にどこに捨てたのかと聞くと、聞いてないと答える。 何も一人で探さなくてもと言うと、誰にも手伝ってもらいたくないとリゼ。外にはマモノも出る戦えないなら戻るぞと説得。 孤児院に行くと年長の少女ヒルデが、人形を取った少年オットーを連れてきた。フリードがリゼに自分の口で言えと言った。 勇気を出してリゼが自分からどこにやったのか聞く、オットーは謝り、投げて遊んだら木の上に引っかかったと言った。 指さした場所は木の天辺。あんな所にと怒るリゼ、あれはフィオラからもらった大切な人形で宝物なのだと。 オットーも悪いが、下の子たちと遊ぶ仕事をしないリゼにも問題があるとヒルデが言った。 皆リゼがフィオラに特別扱いされ、我儘を許されていると思われていると、リゼは黙ってしまう。 そこにフリードが止めに入る。色々言い分はあるがリゼはあの人形が大事で、オットーは悪かったと思ってる。二人は頷く。 フリードは木を登り、人形を取っておりた。リトを受け取り喜ぶリゼ。 フリードは人形が大事でも友達をないがしろしちゃいけないと言った。 だがリゼはお姉ちゃんとリトがいればそれでいい、放っておいてとそのまま走って行った。 ピエルタンの古塔。最上階の個室の部屋で封印の祠を発見、まだ壊れていない。すぐに扉の外に強いマモノの気配を感じる。 イリーナに結界を任せて、フリード達は扉の外へ。変異種ボス:ガーゴイル、能力ダウンの踊りと列攻撃の大震脚を使用。 倒すとサービス絵。部屋の中に戻るとイリーナが結界を貼っている最中、だが時すでに遅く魔神が現れる。 フリード達とイリーナを吹き飛ばす魔神。みーんな死んじゃうのと高笑いする声。 強大な魔力、少女の笑い声をし続けヒトをあざ笑う魔神。イリーナ館長が立ち上がり、魔法を放つ。 すると悲鳴を上げて魔神が消えていった。 気絶したフリード達、そこに騎士団とグリシナが現れる。結界を貼り直し、フリード達の傷の手当てをした。 イリーナは特に重傷で、治療の為に先に帰らされた。フリード達も帰還する。 図書館でイリーナ館長を心配するフリード達。みんな疲れているのに、部屋に戻らずロビーで待ち続ける。 暗くなる一同を励ますフリード。そこにイリーナとグリシナが戻ってくる。 もう大丈夫と言うイリーナに、数日は絶対安静だとグリシナ。心配性ねと言い部屋に戻るイリーナ。 グリシナいわく、体力も魔力もほとんど失っていて動けなくてもおかしいくらい。それなのにいつもと同じ表情をしている。 突然グリシナが討伐隊に入りたいと言った。国の大事であり今は一人の騎士として戦うべきであると。 魔神を封印したとはいえ、増えたマモノや変異種はまだまだいる、手が多いにこしたことはない。 フリードは大歓迎だと言い、アリシアも喜ぶ。 そして一同は解散し部屋に戻った。グリシナがパーティーに加わりました。 925 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 38 27 ID ??? ■第五章 運命の姉妹 ピエルタンの古塔の封印から数日。一人調べ物をしていたフリードの元に慌てたグリシナが来る。 一緒に行くと館長室で、イリーナが普通に立っていた。 絶対安静のはずと聞くと自分の体は自分が一番わかっていると休もうとしない。 フリードからも休むように言ってくれとグリシナ、だがイリーナは聞く耳持たず。 そんな心配性だから首席での合格を私に取られるのよとイリーナ。 怪我を押して行動し体を悪くするのは愚かな事、焦らず冷静になってくれとグリシナは言う。 司令官は私で、それ以上は越権行為だと口を止めさせた。 言いすぎだろとフリード、それに魔神はすでに封印し騎士団が守りを固めている。 無理を押す理由はないはずとフリード。だがイリーナは必要があるから動くのよとほほ笑んだ。 古代の錬金術師の精鋭たちが作った祠が、大嵐で壊れると思うと言った。 だれかが魔神の力を利用しようとして祠を壊した。しかし魔神の力は人間の手におえるような物ではない。 それを行ったのは人ならざる者、獣人。その証拠に獣人の故郷ホラムシャハルの里では邪神が祀られているとイリーナ。 獣人は友好を結んでから一度も敵対したことはない。だがイリーナが言うには、邪神が魔神の復活を手助けしていると。 一刻も早く倒すべきだと言うイリーナ。信じられないなら直接確認すればいいと続けた。 皆をロビーに集めようとしたとき、ロビーから女性の声が聞こえた。聞き覚えのある声はフィオラのものだった。 行ってみると焦った表情のフィオラ、リゼが行方不明だと言う。騒ぎを聞きつけメンバーが集まる。 いなくなる前の話を聞くと、毎月寄付してくる方がいたが来月から寄付を打ち切りたいと申し出てきた。 そうなれば教会も孤児院も閉めなければならない。 その話を聞いたのではないかと。行方に心当たりはないかと聞くが、信託ではこの城壁内には気配はないとの事。 リリアンが信託の届かない日の当たらない場所に行ったのではないかと答えた、モスタルの地下墓地かとグリシナ。 先月モスタルの地下墓地に慰霊祭で行ったことがある。 フィオラはすぐに行こうとする、だがあそこはマモノの危険な場所、代わりにフリード達が行こうとする。 ところがイリーナが現れ、そんな暇はないと止める。いくら館長の命令でも救助が先だとフリード。 グリシナも目先の者を助けるのが騎士だと賛同。 情ではなく理性で動くのが司令で、従うのがあなたたちの役目でしょうと言いあう。 フィオラが国の守護も大事な仕事で自分が助けに行くと去っていく。 礼を言い出ていくフィオラ。イリーナの命令には従えないと、フリード達も向かう。 図書館を出て、入るとやはりイリーナも詫びを入れておくべきだとフリードが仲間たちに言う。 フリードは何も間違ってないよとアリシア。 だがグリシナも、正義を掲げるだけでは隊を率いる事は出来ないとイリーナに報告すべきと言った。 イリーナも怪我で焦っているのであろう。 館長室の扉の前に立つと、中から苦しむ声が聞こえる。入るとイリーナが苦悶の表情をし苦しんでいた。 フリードに気づくと、いつもの笑みを浮かべるイリーナ。大丈夫なのかと聞くと大したことはないとイリーナ。 それよりさっきは言い過ぎたとイリーナは謝る。あなたが正しい道を選んでくれて良かったとイリーナは微笑む。 もっとなにか言われるかと思っていたフリードは、拍子抜けする。イリーナが謝罪するのは初めてだとフリードは思った。 モスタルの地下墓地。道を進むと足音がする、通路の先からリゼが姿を現す。命に別状はない。 リゼがフィオラがと言った瞬間に、モンスターが登場。倒した後、リゼには先に脱出するように言うが、いう事を聞かない。 フィオラはリゼをかばってマモノに連れていかれた。私が助けなきゃとリゼ。 いくら言っても嫌だと言う、フリードは仕方ないときちんと団体行動がとれるならばついてきていいと言った。 図書館に戻るとリゼが自分のせいで皆が怪我をしていると、謝る。モニカはこれが仕事だからと慌てる。 困った時はお互いさまとメルヴィ。妹が出来たみたいとリリアンが言った。 私は何にもできないとリゼは言う、それを言ったらライブラのフリードも戦えない。 戦う事がすべてではない、リゼはリゼのできる事をすればいいとフリードは告げた。 926 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 52 04 ID ??? モスタルの地下墓地を進み広い部屋に出る、隅にフィオラが鎖でつながれていた。リゼがすぐに駆け寄る。 墓穴からマモノが現れる。逃げてと叫ぶフィオラを気絶させ、ファミリアというマモノをけしかける。 倒しても倒しても湧いて出るファミリア、フリードはリゼにフィオラを助けて逃げるように言った。 ためらうリゼ、さらに出てくるファミリア。リゼが立ち止まる、その体を淡い光が包んだ。 「神様、本当にいるなら、私に力を貸して! 皆の事は私が守る!」放たれた光が矢となり、ファミリアたちを消し去った。 ボス:リッチが襲い掛かる、リッチは二つ先のダンジョンの雑魚モンスター。HPは高くない。 力が抜けたリゼに涙目のフィオラが近寄り抱きしめた、泣きだすリゼ。フリード達に礼を言うフィオラ。 危険な目にあうのが仕事だとフリード。フィオラとリゼは先に図書館へと戻る。 部屋でフィオラの傷をメルヴィが治す。フィオラの傷は大した事はなかった。 もう黙秘はだめだとフリードは、リゼに理由を聞いた。 お墓に咲くハカイバラの蔓で籠を作ろうと思ったらしい、市場などで高値が付く。 フィオラはリゼを抱きしめた。自分は神様に祈るだけでリゼの事を不安にしていたのだと謝る。 間違っていたのは私とリゼ。神様に感謝する事は皆に感謝する事、今も誰かが助けられているありがとうを神様に返す事。 お姉ちゃんの事しか信じていなかったと、それではダメだとフリード達とともにして分かったとリゼは泣きながら言った。 孤児院の資金をどうするかという問題が残っている。フィオラは働くと言った。 モニカが口を出す。リゼの人形はフィオラが作ったものでオリジナルである。フリードの仲間たちにも好評。 この人形を売ればいいのではとモニカ、子供でも縫物は出来る。今度のバザーで試してみるとフィオラとリゼ。 リゼは頬を赤らめながら、ありがとうとフリード達に言った。大人になったなとフリード。 フィオラが墓地で拾ったと、地下墓地の鍵を貰う。フリード達は地下墓地にも変異種がいると考え向かった。 地下墓地の通路を進み、扉を開けて探索。途中で例の獣人二人組を見かける。属性と状態異常は関係する。 奥には変異種ボス:フランちゃんが待ち構えている、高い攻撃力でHPを吸収してくる。倒すとサービス絵。 図書館、館長室でイリーナがフリード達の帰還を労った。本来なら命令違反であるが、今回は自分のミスだと謝る。 あのプライドの高いイリーナが失敗を認め、年月はこうも人を変えるのかと驚くグリシナ。 次の日曜日。丘の上のマーシュ教会はたくさんの人だかりができていた。パンや飲み物、備品が次々と売れていく。 子供達も皆バザーを頑張る。リゼも頬を赤らめながら、一生懸命声を出す。そこにフリード達が会いに来る。 例の人形はどうしたのかと聞くと、すぐに全品売れ、さらに2000万ゴールドで玩具屋が商標権を買い取ったとの事。 これも神様のお恵みですねとフィオラ。孤児院の資金繰りは大丈夫と言った。 二人はフリードの仲間になりたいと言う。フィオラはマモノの溢れている今、祈っているだけではダメだと言う。 リゼも自分の力で何かをしたいと、ちっぽけな自分を変えたいと言う。 資金面は解決し、またシスターの資格を持った子が戻ってきたらしい。 フリードは受け入れる。フィオラとリゼリエッタがパーティーに加わりました。 バザーを楽しむフリード達はいったん解散する。一人のフリードが歩くと、後ろからモニカがメモリながらついてくる。 メルヴィの父親が知りたいのは交友関係等で、好きな食べ物とかは関係ないだろとフリード。調査が楽しくてとモニカ。 密着調査のモニカに見せつけるように食べ回るフリード。ものほしそうなモニカに、アイスをおごった。サービス絵。 アイスを食べながら戦闘のメモを取って、有効利用できないかと尋ねるフリード。 色々と話した結果、私ができる事をするとデータ担当になる。そして十分にバザーを堪能し、全員帰還した。 図書館、夜自室でベッドに倒れ込んだフリード。何か柔らかいものに当たり布団をめくる、寝間着姿のリリアンがいた。 部屋で待ってたら緊張して布団の中にいた。ここには会話をしに来たとリリアン。リリアンはバザーでリゼの手伝いをした。 頑張るリゼを見て、引きこもり死にたいと言っていた自分が馬鹿みたいに思えたリリアン。 良く気付いたなとフリード。自分はダメな人間だけど、ちょっとでいいから前向きに、いつまでも中二病でありたくない。 なんで俺に言いに来たのかと尋ねるフリード。リゼはフィオラの為に強くなった、私は……と言ったところで押し黙る。 聞くフリードに、永遠の闇に飲まれてディオニール様のしもべになっちゃえと言って部屋を出ていくリリアン。 中二病は治りそうにないなとフリード。 927 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 53 24 ID ??? ■第六章 囚われの冒険者 館長室に集まる一同、イリーナが今回の作戦について説明する。獣人達の住むホラムシャハルに行って、神様を倒す。 フィオラがためらうが、イリーナは祀られている神ギリメカラは邪神であり、魔神の魂を復活させようとしていると説明。 その証拠に他の地域のマモノはおとなしくなったが、ホラムシャハル周辺ではマモノがいまだに狂暴化しているのだと。 だが見た目は能天気な獣人達がそんな事をしているのかと疑問を呈す、下手をすればこちらが侵略者のようなもの。 フリードも納得はしていない、だが本当なら放っておくこともできない。様子を見に行き、大丈夫なら何もせずに帰る。 イリーナもその意見を認める。フリード達はホラムシャハルの里へと向かった。 図書館に戻ると全員がくたくた、強力なマモノが多く戦闘が辛い。やっぱり獣人がなにか陰謀を企んでいるのかと考える。 それはまだわからないが、何かあるには違いないとフリード。 建物に囲まれた迷路、ホラムシャハルの里。途中、ベアード警備隊に里を荒らしてんじゃないと戦闘になる。 また盗賊団の頭ワイルドベアードに難癖をつけられ戦闘になる。倒すと眠り玉を投げつけられ、眠ってしまう。 フリードが目を覚ますと図書館。眠り玉はフリードに直撃して、仲間たちは無事だったようだ。 獣人の中にも悪党はいるとわかる。そういえばとグリシナが、一年ほど前にトレジャーハンターが行方知れずになった話。 捜索以来も出されたが結局みつからなかった、冒険者の間では獣人の奴隷にされていると噂が立った。 与太話だと思っていたが、もしかしたら。本当なら見つけ次第助けようと決めた。 フリードはその話に、何か思い当たるものがあった。 夜の図書館、フリードは自室で館長の事やホラムシャハルの神について、引っかかるものがあり考えるが思い当たらない。 イリーナの事はかつての同級生だったグリシナに聞いてみようと、尋ねることにした。 部屋に行くと、焦った声の悲鳴が部屋の中から聞こえた。すぐに扉を開けて中に入るフリード。 そこには白いドレスを着たグリシナがひっくり返っていた。慌てた様子のグリシナ、気分転換だろと気にしないフリード。 しかし意外だと言ったフリードに、自分でも似合わないとグリシナ。騎士として育てられたのでお姫様にあこがれていた。 特に初代女王ヴィトーリアは中でもあこがれていた。女王のようになりたくて剣の腕を磨いた、今度は女らしくなくなった。 このドレスはバザーでたまたま買ったらしい。笑いたければ笑えと言うが、にあっているとフリード。 ありがとうとグリシナ、ところで用事はと聞かれたがまた今度とフリードは帰った。 次の日、ロビーでグリシナとイリーナについて話す。久しぶりだが、有無を言わさない性格はそのまま変わっていない。 ホラムシャハルについては戸惑ったが、確かにマモノであふれていた。異例の事態が続いて、気が立っているかもしれない。 とりあえず今は様子見する事にした。 928 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 54 11 ID ??? ホラムシャハルを進むと、例の獣人二人組。スキルを上げるとデメリットもある、魔法はINTで詠唱が短縮する。 奥に行くとスフレに会う。偶然だね~とそのまま商売を始める。そのまま会話していくと、ふとフリードは気付いた。 スフレに質問していく、仕事を始めて一年ぐらい、その前はトレジャーハンターをやっていた。おまえかーと叫ぶフリード。 弱みでも握られたか、洗脳か、獣人の手下にどうしてなったと聞くフリード、友達だよとむすっとするスフレ。 そこにペギー商会社長のペギーママが来る。スフレには捜索願が出ているのでギルドに連れて帰るとフリード。 スフレは便利な労働力・・・じゃなくて家族と言うペギーママ。とにかくいったん帰るとフリード。 私は奴隷じゃなくて、獣人が好きなだけとスフレ。埒が明かないと言っていると、ペギーママが誘拐と騒ぎ、警備隊が来る。 倒すとスフレが怒って戦闘、中ボス:スフレ、お供に出てくる獣人二体が結構強い。倒すとサービス絵。 獣人が可愛いから一緒にいるスフレ。色々と話そうとするとそこにペギーママが痺れ薬をぶちまける。 体が動かなくなったフリード一行、そこに警備隊長のベアードボスが現れて、全員を縛って広場に連れていく。 フリード達は荒縄で縛りつけられ、薪の上に座らされた。火あぶりになる前に答えろと、ベアードボス。 一体何を企んでホラムシャハルの里に来たといわれ、企んでいるのはそっちじゃないのかとフリード。 この里ではギリメカラと言う邪神を守り神として奉っていると聞き返すと、それは人間が勝手につけた名だとボス。 本当の名前は白い象の神アイラーヴァタ。獣人の祖先であり、祭神。マモノ達が狂暴化している理由を聞くフリード。 理由は解らないとボス。スフレがあの話をしようとボスに頼む。ボスは考えていると、スフレが話し始めた。 アイラーヴァタのアイちゃんが、マモノが狂暴化した頃から様子がおかしくなった。それで里全体がピリピリしている。 アイちゃんはずっとこの里の平和を守っていたのに、今は近づくと襲い掛かってきて、暴れて里の平和を乱している。 前は真っ白だったのに、今は色黒。一旦、封印させてみないかとフリードが言うと、考えた上で、ボスは頼んだ。 夜の図書館、自室でふと廊下を歩く気配に気づき部屋を出る。リゼが一人、机に向かっていた。 ずっとかまってあげられなかったからと、人形のリトと遊んでいたらしい。 孤児院に来てもずっと一人だったリゼに、フィオラが作った物。リゼにとっての最初の友達。フリードは謝る。 そんな大事な人形をたくさん売り飛ばしてと言うフリードに、たくさんの人に大事にしてもらえてうれしいと笑顔のリゼ。 リゼはフリードにもたれかかり話をする。ずっと自分の世界はお姉ちゃんとリトだけだった。 でもフリード達と出会ってリトの事を忘れるぐらい楽しかった、これって良い事だよねと尋ねるリゼ。 頭をなでるフリード、リトが最初の友達なら二番目三番目の友達を作ればいいとフリードはいった。 でもと、リゼにとってフリードは友達じゃないよと、友達じゃなくてとそのまま寝息を立てて眠ってしまった。 ホラムシャハルの里の奥にある、獣人達の祭壇。狭いがワープと魔法禁止区域のある場所。 部屋の中央に行くと黒い象の服を着たギリメカラがいた。話し合おうとしたが聞く耳持たず、戦闘になる。 ボス:ギリメカラ。能力を強化し、物理の多数攻撃や衰弱のサルサでのターンダメージを与えてくる。倒すとサービス絵。 倒すと静かになるが、落ち込んでこちらの声が聞こえていない。とりあえず封印すると、里のマモノが落ち着いた。 あとでアイラーヴァタを返すとフリードがベアードボスに言うと、謝ってくる。 ただ本当に返してくれるかを見張るためにスフレを使いに出す。ペギーママが抗議するが、ボスが惜し止める。 スフレがパーティーに加わりました。 929 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 55 00 ID ??? 図書館に帰還するフリード達。狂暴だったがやってみるとあっけなかったなと一同。 スフレが言うにはアイラーヴァタはいつもは優しく、獣人と仲が良かった。 詳しく話を聞くと、アイラーヴァタはかつて錬金術師が作ったらしく、獣人の祖先であり、この国の守り神だと言った。 館長室に行き報告。イリーナは笑顔で皆を出迎える、そしてアイラーヴァタのページを預かると破って自分のポケットに。 フリード達が獣人は反乱など企てていなかったと言う。するとイリーナは情報が間違っていたと謝る。 祭神は魔神の影響で変貌していただけだとイリーナ。だがホラムシャハルの里は守られたのだから、胸を張りなさいと言う。 これで国は平和になったと皆が笑顔になるが、残念だけどとイリーナが続ける。 なんとまた各地のマモノ達が狂暴化し始めたのだとイリーナが言う。原因は現在調査中。 これじゃあいつまでたっても終わらないとコネットが愚痴る。 今度は間違った情報はやめてくれとフリード、分かってるとイリーナは言う。 元の世界を手に入れるまで、あと一歩、そのためにはフリード達の強力が必要だと、頼んだわよとイリーナは続けた。 館長室を出て行ったあと、匂いで図書館で働いている獣人を感じたスフレが、さっそく会いに行った。 図書館を出て昼の町に出たフリード。人々が集まっている。見に行くと以前プリズレンの森であったユーニが歌っていた。 ユーニを中心に人だかりができている。終わるとたくさんの拍手と喝さいがあった。 フリードに気付き話しかけてくる、お日様が温かかったから歌っていたとユーニ。 フリードがすごいと言うと、歌がすごいのだと言った。みんな歌を求めているけど、恥ずかしくてうたわない。 だからユーニが代わりに歌うのだと。次に新しい歌を歌い始めるユーニ。 するとそこにヒゲの男が乱入してくる。ユーニがリックおじさんと呼んだ。 リックはユーニの手を取ると、聴衆に向かいユーニはいつもリックの酒場で歌っているので聞きに来てくださいと宣伝。 そのまま聴衆はまばらになる。リックはユーニに歌は売り物だからただで聞かせるなと怒る。 あんな化け物と付き合うグズを家で引き取ってやったのにと文句を言うリック。フリードが聞くと炭焼き小屋のと答える。 メフメラは化け物じゃない、親友だとユーニ。良い炭だって焼けるし、好評だと。 だからお情けで町の隅に住まわせているだけだとリック、酒場の周りにいられると売り上げが落ちると続けた。 次に店以外で歌ったらただじゃおかないと言うリック。言い過ぎだとフリードが止めるが、家族の事に口を出すなとリック。 リックがユーニを引っ張っていく、過ぎ去ったあとに建物の陰にメフメラを見つけた。 フリードに気付き逃げだそうとするメフメラ、その時に強い風が吹きメフメラの帽子が落ちた。 メフメラの頭には動物の耳が生えていた。帽子をかぶり直し、リックさんには言わないでとメフメラが言う。 メフメラは人とマモノの混血だった。ユーニは自分とは付き合ってはいけないのに、こうして見に来てしまった。 この辺りの人はみんな知っていて距離を取る、でもユーニだけは友達でいてくれた。 今日は久しぶりに歌が聞けて良かったと言い、メフメラは人気を避けながら去っていった。 930 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 56 11 ID ??? ■第七章 王家の血脈 夜の自室で一人、考え事をするフリード。魔神は封印した、だが異変は終わらない。何か見落としている気がしてならない。 そこにモニカが尋ねてくる、話を聞くと大きな不吉が近づいてきている気がするのだと言った。 シスターに言われると気になるなとフリード。考えすぎだとモニカは言い、フリードも似たような事を考えていたと答える。 モニカは眠れないフリードに子守歌を歌うと言った、そういって遠慮するフリードに膝枕をする。 フリードが目を覚ますと朝。リゼが起こしに来る、サンキュと言うとお姉ちゃんの匂いがするとリゼは顔を赤くして去る。 イリーナが一同を集めて話を始める、なんとマモノ達が活発になった原因が判明したと説明し始めた。 魔神を五百年の眠りから覚まし、マモノを狂暴化させたもの、それはルーセ離宮にいると。 ルーセ離宮は王家の別荘であり、国の守りを司る聖地。ロムレア王国の祖ヴィトーリア女王陛下が愛した場所。 聖地であったために今まで調査隊も入ることはなかった。だが長い間、とざされている間に、マモノ達の巣窟と化していた。 やがて魔神の魂に影響を受けた亡霊が、そこを支配するようになったのだと。 ルーセ離宮の霊さえ封印すれば、この国の守りも盤石となり、マモノも落ち着き任務達成となる。 これさえ終わればフリード達も任務終了。休暇を与えられるとイリーナ。目を輝かせる一同、コネットは温泉を希望する。 考えておくと笑顔で言うイリーナ。 ルーセ離宮の庭園。離宮に入るには鍵を開けて回らないとならない。 鍵を開けて進むと中ボス:ロイヤルガード。固いうえにディフェンダーまで使ってくる。倒すとサービス絵。 ロイヤルガードは陛下、申し訳ありませんと口にする。 気になったフリードは話を聞こうとするが、この身を辱めるのだろうと話を聞かない。仕方なく封印する。 図書館に帰還したフリード。蜘蛛が服の中に入ったと喚いて部屋に戻るリリアン。離宮内は埃だらけで、蜘蛛の巣もある。 荒れ放題になっていたが、これも聖地を守るためだと気を引き締める。 広場に出るとタジャール共和国の行商人が街に来ており、人々でにぎわっていた。 そこにユーニがメフメラを連れて歩いている、メフメラはダメと拒絶するがユーニは無理に引っ張っている。 街の人達に認めがれたらと言うメフメラに平気だとユーニ。今日は異国の人も多いから大丈夫だろうとフリード。 タジャールの楽器が市場で売っている、母の故郷がそちらのため懐かしむメフメラ。 母はマモノであり、メフメラを孕んでからは国を追われたと言った。久しぶりだから、いっぱい楽しもうねとユーニ。 じゃーねと笑顔で立ち去るユーニに、フリードも挨拶を返した。 ルーセ離宮内部、進んでいくと少女二人と遭遇。何かを探している様子、フリード達を見て、不審者と身構える。 フリードは図書館の討伐隊だと名乗り、離宮に入る王宮からの許可証も見せた。 確かにお父様のサインと口にする少女。お父様って、もしかしてとフリード。もう一人のメイドが説明する。 こちらの方こそロムレア王国第一王女、王位継承権第四位、エルトリシア・ヴィトール・リッツエヴァン女王だと。 メイドロボはお世話係のイスト。しかしフリードはこんなところに王女がと、信用しない。 王女は成人になるまで市民に顔見せをしない、王家の証の道具は全て邪魔なので置いてきた。王女の証拠はない。 イストは自分が王家のメイドであることは証明できた、しかし本物の王女なら、従者も連れずにこんな所にとフリード。 今は王国の一大事であり、兄たちがマモノとの戦いに修練しているのに、自分だけピアノの練習しているわけにはいかない。 この離宮には初代女王の愛用した剣フレイヤがある。その剣を手に入れて、自分も戦うとエルトリシアはここに来た。 納得したフリード、こちらの用事も聞いて来たので、この国の守護を弱めている離宮の霊を倒しにきたと答える。 許せないわと言う王女。そんなわけでここは危険だから、剣はあとで王宮に届けるので帰る様にとフリードは言った。 追い返すつもりとここは王家の領域だと王女。でも危険な場所だし、それに自分たちは国王の許可を得ているとフリード。 逆にそっちは国王は知っているのかとフリードが尋ねる。馬鹿にしてと怒るエルトリシア、お仕置きよと戦闘になる。 中ボス:エルトリシア、イスト。エルトリシアは一列攻撃魔法を連発、イストは補助に回復、物理攻撃を行う。 倒すとロープで縛り上げたサービス絵。不敬罪よと言うエルトリシア、しかし襲ってきたのはそっちだとフリード。 王女も深く反省していますのでとイストが言うとしてないとエルトリシア。13年仕えていた自分にはわかるとイスト。 自分を信じてと言うと王女は黙り、イストがフリードを説得。拘束を解かれた。 931 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 57 27 ID X7qocRUE これで王宮に戻るんだなと聞くと、エルトリシアは嫌と膨れる。自分もフリードの討伐隊に同行すると言いだす。 王家の者としてここの悪霊は放っておけない、また自分はまだまだ弱いから強くならないとならない、そのために同行する。 イストも感服したとほほ笑む、私たちは一度戻り、図書館で待つとイストはエルトリシアを抱えて去っていった。 エルトリシアとイストがパーティーに加わりました。 図書館にイリーナが待っており、フリードと二人で話す。姫が来て討伐隊に加わると言っていると。 ルーセ離宮で出会ったと言うと、驚くイリーナ。悪霊について何か言っていたかと言ってくる。 剣を取りに来たと言っていたと答えると、それなら良かったとイリーナ。 なんでもないわ、引き続き討伐よろしくとイリーナ。 フリードは、最近あんたおかしいぞと疑問を呈する。疲れているなら上にかけあうと言った。 私がおかしい?と突然、笑いだすイリーナ。徐々に声がおかしくなり様子が変わる。 顔が苦し気になり、その場に倒れかける。フリードがとっさに駆け寄り抱き留めた。 私、いま、何をとイリーナが苦しそうにうめく。しっかりしろとフリードは声を掛けた。 表情が戻り、もう大丈夫と立ち上がるイリーナ。あの時の後遺症が残っているのだと言った。 心配をかけたくないので誰にも言わないでと言う、わかったとフリード。 優しいのねと、イリーナもフリードを抱きしめる。気遣ってくれてありがとうと囁く。 離れてルーセ離宮の霊は手ごわいわよと言い、館長室に戻るイリーナ。 王女が仲間になるとメルヴィ。せっかく側近に抜擢したのに、討伐隊を選んだのはあなたねとエルトリシア。 エルトリシア陛下は長ったらしいと本人が言うので、フリードはエルと呼ぶ。さすがにそれは無礼だとイスト。 かまわないとエルが認める。他の皆もエルと呼ぶようにと告げる。 エル姫様と呼ぶメルヴィ。長いと言われ、エル様と言い直す。メルヴィの心拍数が200を超えたとイスト。 仕方ないので今はそれで認めるエル。 ワープゾーンや一方通行通路の多いルーセ離宮を進む。途中で例の獣人二人を見かける。 武器にも属性がある、素手だと早くなるがデメリットが大きい、職業には得意武器がある、いつも通りこちらに気付かず。 図書館、宝物庫で聖剣フレイヤを手に入れてご満悦なエル。エルの部屋に連れていく。 部屋の狭さや、食事は皆で取るなど王室のときとの違いに戸惑うエル。やっぱり庶民の生活は無理じゃないかとフリード。 イストが改善すると言うが、エルは仲間だから皆にあわすと受け入れる。出て行くフリードを引き留めるエル。 エルはやっぱりやめてになるがイストに言われていいなおす、剣を手に入れてありがとうと礼を言った。 でも誰に装備するかは俺が決めるからとフリード、ごねるエルだが、イストが姫様が装備できるからとなだめた。 離宮で中ボス:アイリーンと戦う。倒すとサービス絵。マモノ達の間ではフリード達は強盗であり、賞金首らしい。 王家の血筋の物でないと通れない扉を開ける。進んでいき、ルーセ離宮の最奥の部屋に着く。 そこに枕を片手にした美女の霊が現れ、我が眠りし場所に土足で上がり込みおってと襲い掛かってくる。 ボス:ルーセ離宮の霊。ファミリアをたくさん呼び、貫通攻撃のエーテルストライクが強力。倒すとサービス絵。 本気を出そうとするが、エネルギー切れでその場に倒れ、そのまま眠ってしまうルーセ離宮の霊。気が引けるが封印する。 エルがどこかで見たことがある顔と考えるが、思い出せない。とりあえず図書館に戻ることにした。 館長室、イリーナが満面の笑みで離宮の霊のページを破りポケットにしまう。どれほどこの女にてこずったかと口にする。 因縁でもあるのかと尋ねると、はぐらかすイリーナ。ともかく全てのマモノが大人しくなったとフリード達に報告する。 まだ暴れているのもいるが、それはおいおい掃討する。平和が戻ってくると喜ぶ一同。 楽しくて素敵な世界がと言うイリーナ。いつもと違う様子に少し引くリリアン。 そんな事よりと皆に慰安旅行を用意したと言った、遠い場所だが露天風呂だと言う。喜ぶフリード一行。 932 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 59 03 ID ??? ■第八章 東方より来たる者 これから行くマルサーラ温泉。準備を整え、はしゃぐ一行。場所は隣のラカン皇国に近いところにある。 イリーナが見送りに来る、心配するグリシナだがこれでもう大丈夫だとイリーナ。 温泉近くについでに変異種が出るので討伐するようにと言われ、話が違うとコネット。 一度、出て図書館に戻るとメルヴィとモニカが話をしている。このごろ、イリーナの様子が変だと言う。 なんでもイリーナはほとんど館長室に閉じこもり切りで、姿を見せないようになったらしい。確かに気になるとフリード。 そこにコネットが現れ、気になることがあると話に加わる。ルーセ離宮の霊が初代女王の肖像にそっくりだと言った。 よく考えるとアイラーヴァタの件もおかしい。エルには霊については黙っているようにとフリードは三人に言った。 フリードが館長室に行くが鍵がかかって入れない、どうやら不在らしい。そこにグリシナが現れる。 いつも不在で会う事が出来ないと言う。いないなら仕方ないと出直す。 マルサーラ温泉への道。鳥居や地蔵などの和風な風景が特徴。途中で獣人二人を見かける。 ヤル気というステータスがある、低いと協力攻撃ができない、図書館に戻ると回復、屋台や食べ物でも上がる。 好みはキャラで違う。時々、ヤル気の高さは発するセリフや表情で察せないとならない。 途中でシャーリーメリーという獣人が姉妹と逸れたので探してきてほしいと、羊カウベルを無理やり持たされる。 探してこないと先に進ましてくれない。マップを回り二人の妹を見つけると通れる。 和服姿の二人のマモノ、中ボス:常闇姫と飛録魔。倒すとサービス絵。敵二人は庇い合い話を聞かないので、封印。 最奥にあるマルサーラ温泉施設。男女に分かれ、のれんをくぐる。騒がしい女湯を尻目に、一人ゆっくりするフリード。 そこに声が聞こえる、見れば女子二人がお風呂に入っていた。ここで出て行けば覗きになると隠れるフリード。 だが女子のこんなにゆっくりしていたら魔神の手先がと話していて、それに驚いてフリードは声を出してしまう。 宰相の追手かと言う女子、目のやり場に困るから服を着ろと言うと、丸腰で果し合いもないかと風呂場を出て行く。 そして出て行くと表に待っていた、どうやら倒さないと話を聞いてくれないようだ。ボス:女剣士、女忍者。 それぞれ侍の技と忍者の技を連発してくる、倒すとサービス絵。フリードが自分の所属と名前を名乗った。 失礼したと二人も名乗る、武士の名前は宝蔵寺八重、忍者の名前はツララ。ラカン皇国の者らしい。 誤解がとけ、フリードは今の自分たちの状況を話す、ヤエ達もラカン皇国の状況を教えてくれた。 ラカンでは宰相に化けた魔神の手先が国政を乗っ取り、戦争が起こりそう、ゆえにロムレアに援軍を求めに来たと。 ロムレアの状況に似ている気がするとフリード、とりあえずアクティムへと帰還した。 933 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21 59 32 ID ??? 戻れば夜のアクティムは火の手があがっていた。警備兵に聞けば、アクティムの結界が破れマモノが入り込んだらしい。 今は結界の修復が進んでいるが、それでもマモノ達のせいで街は大混乱。今は騎士団が警備に当たっている。 とにかく館長に話を聞こうと戻る。ここでヤエとツララがパーティーに加わる。 図書館に戻ると人の気配がない。一応、購買部などの機関は動いている。嫌な気配がするので準備を整えてから館長室へ。 館長室ではいつも通りの様子のイリーナが待っていた、温泉はどうだったとほほ笑むイリーナ。 街の様子を尋ねる。すると窓の外の煙が上がり怒声が聞こえる街を見て、今日はいい天気ねと言った。 逃げ惑うニンゲン、壊れる建物、なんて素敵な光景。混沌と混乱と恐怖が支配する世界を、私は作るとイリーナ。 ここまで言ってようやく気付いた?と、イリーナの体を乗っ取ったと魔神は笑う。 ピエルタンの塔の祠に封印されたのは、近くにいた雑魚のマモノ。魂は完全になったが、肉体は失っていた魔神。 魔力と体力を失っていたイリーナの体を乗っ取ることにした。魔神の力を封じていた二つの存在はフリード達が封印した。 この国の結界を破壊すれば、理想世界を作り出せる。そう言って、魔神はマモノを呼びだし、笑いながら消え去った。 ボス:オルトロス、高い攻撃力を誇る。倒すとサービス絵。さっさと封印する。 イリーナの姿は何処にもいない。話し合う一同、封印していた二つの存在とはアイラーヴァタとルーセ離宮の霊の事だろう。 離宮にいたのは女王の霊である事を知り、ショックを受けるエル。ラカン皇国も同じように間違って神々を封印した。 それにイリーナはまだ怪我が治っていない。そんな状態で好きかってやれば、イリーナの命が危ない。 どうしたらいいのと言うメルヴィ。絶対に館長を奪還する、そして魔神をぶっ潰すとフリードはいった。 とにかく街にいるマモノの掃討を今は優先する事にした。一度、自室に戻り休憩を取る。 フリードは館長室で痕跡がないか調べていた、時間が無さすぎるとフリード。そこにメルヴィとアリシアが現れる。 何か手伝えると聞いてきたので、マモノの事は俺に任せて戦いに備えてくれとフリードはいった。 なんかかっこいいと二人が褒めると、フリードは照れる。調査もそこそこに、そろそろと皆をホールに集めた。 集まる一同、だがイストがエルが部屋から出てこないと言う。ドアを破壊するべきかとのイストを諫め、見に行くフリード。 扉越しに話を聞くフリード、泣き声でヴィトーリア様を封印するなんて自分は大馬鹿者よと引きこもるエル。 それは自分の責任だとフリードが言うと、この国を守るのは姫である自分の責任だとエルは言う。 王家の者は命をかけて国を守る、ヴィトーリア女王も死してなお国を守っていた。悪いのはお前じゃないとフリードが説得。 ようやく扉が開くと、泣きながらフリードにだきつくエル。第四子であるエルは国にとって不必要だと言った。 そのために役に立とうとしたのに、こんなことをしてしまってはもう城に戻れないと言う。 もしこの事で国王がエルを勘当したなら、その時はずっとここにいればいいとフリード。本当?と泣き止むエル。 王が大事な一人娘を勘当するはずがないとフリードは続ける、そして大丈夫だと女王の霊は絶対に取り戻すと言った。 そのためにも今はエルの力が必要だと、国を守るために一緒に戦ってくれとフリード。 今は討伐隊のエル、こんな所で泣いている暇はない、国を守るために戦う、そう言ってエルは立ち直った。 934 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 14 56 ID ??? ■第九章 人とマモノと ホールに集まる一同、気合十分といった表情。この状況なら本気出さなきゃとコネットも言った。 そこにグリシナが言いにくそうに口を挟む、イリーナの件を上に報告するべきかどうか悩んでいたらしい。 フリードは報告する気はなかった。言えばイリーナは国家反逆罪になる、そんなわけでここからはフリード達は単独で動く。 いいのですかと尋ねるイストに、今は王女じゃなくてただのエルよと返事した。フリード達は街に出る。 市民たちが武装し、殺気立っている。今は街にマモノはいない、結界の穴を探す。 アリシアが騎士団に話を聞いてくる、城壁でマモノは押しとどめているが、地下水路からマモノがたくさん侵攻している。 そこさえ防げばなんとかなりそうだが、かなり手強いマモノもいると聞ける。 リリアンが地下水路の場所を知っていたのでその場所に向かう。 地下水路、先に進むとぼろぼろの鎧を着た騎士団と遭遇。団長がイリーナと話がしたいがずっとつかまらないと聞いてくる。 フリードは、イリーナは怪我が悪化して絶対安静の状態で、せめてフリード達だけでもマモノ討伐に来たと言った。 強力感謝すると言われ、通される。 街に戻ると殺気立つ市民たちが広場に集まっている、きっと結界が壊れれたのは裏切り者がいるからだと口にした。 メフメラは大丈夫かと心配になるが、会いに行けば余計に目立つ。きっと難を逃れていると考えた。 地下水路を進んでいくと、人影を見つける。見ればメフメラだった、フリードを見れば逃げだそうとする。 呼び留めると、メフメラは傷だらけだった。どうやら街の人々にやられたらしい。 メフメラはこの街を去ると言う、自分はしょせんマモノの血を引く存在だと。フリードはユーニに会って行けと止める。 プリズレンの森にある今は使われていない小屋があるから、そこで待ち合わせをした、メフメラは礼を言って去った。 先に進むと例の獣人二人。魔法禁止ゾーンが辛い、入る前に補助魔法をかけておくという話。いつも通り去っていく。 最奥に傷だらけの騎士団と、ボス:ファフニール。全体解除のディスペルウィングが強い。倒すとサービス絵。 これによりマモノの侵入も防げ、騎士団員もまた見張りを残して街に戻る。ひとまず街に平和が訪れた。 フリード達はユーニを探しに街へ。街の人々は城に避難したらしく、兵士と武装市民だけのゴーストタウンと化していた。 リックの酒場に言うと、泥にまみれたユーニがいた、ずっと探し回っていたようだ。 泣いているユーニにメフメラが森の小屋にいる事を伝えた。すぐに行こうとするユーニ。だが人の目があり街は出にくい。 それでも構わないと行こうとするユーニ、フリードはそれを止めて討伐隊の一員のふりして向かうことにした。 プリズレンの森の番小屋。メフメラが待っており、ユーニと抱き合って喜びをあう。 ユーニに迷惑をかけたくないと言うメフメラ、一度だって迷惑だなんて思ったことはないと言うユーニ。 メフメラが森から取ってきた食材での料理を食べさせてもらうフリード達、さらにフリード達には睡眠が必要とユーニ。 ユーニはその人が必要な歌を歌うことができると、子守歌をうたう。気が付くと眠っていたフリード達が目を覚ました。 フリード達の体から疲労が取れていた。ユーニを褒めると、ユーニがすごいのではなく歌がすごいのと笑顔で言った。 その時、外からリックの声が聞こえた。歌声がたまたま巡回中の兵士に聞こえ、ここに来たと言う。 番小屋は暴徒化した市民たちに周囲を囲まれていた、メフメラを捕まえに来たらしい。止める間もなく入り込んできた。 メフメラを化け物と言い、ユーニに王宮に戻るように言うリック。メフメラはかつて親戚のミーシャにけがを負わせた。 襲われたメフメラの正当防衛だったが、それでも人外の力を持つ。ユーニが一生懸命頼んで、街の隅に住めた。 935 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 15 42 ID ??? メフメラは化け物じゃないと言うユーニ、自分がつかまればいいとあきらめたメフメラ。 捕まったメフメラを助けようとしたユーニが市民によって突き飛ばされる、駆け寄るフリード。 どうせマモノの仲間だと銃口を向ける市民たち、怒りで震えるフリード。だがそれ以上にメフメラが怒っていた。 ユーニに救われ誰よりも人であろうとしたが、ユーニを守るためならばその誓いを破るとマモノの力を放った。 恐怖におびえる市民、助けを求めるが理由がないとフリード達が拒絶、だがメフメラとユーニのために戦う。 ボス:メフメラ。高威力のマッドザッパーとTPを奪うマーニーイーターを使う。倒すと跪くメフメラ。 だがそれでも戦おうと再度立ち上がろうとする。フリードが説得するが、ユーニのためならばどうでもと言うメフメラ。 そこにユーニの優しい歌声が響く、メフメラから力が抜け、混乱していた市民たちも静まっていった。 暖かいと言って、涙を流したメフメラ。歌が終わると、メフメラは化け物じゃない、皆と同じ心を持った女の子だとユーニ。 ユーニに抱きしめられたメフメラは、ありがとうと言い立ち上がる。そして市民の前に出て頭を下げた。 どんな償いもする裁きも受ける、だから街で暮らさせてくださいと頼むメフメラ。完全に力の抜けた市民たち。 自分たちもやりすぎたと言う市民、だが先ほどの力を見たリックは恐怖している。 フリードは討伐隊もそれだけの力はあると言い、マモノか人か向ける方向の違いだと市民たちに言った。 そしてメフメラとユーニを討伐隊に勧誘する。メフメラは二度と力を間違った方向に使わないと、受け入れる。 ユーニもメフメラが入るならと、勧誘される。リックが抗議を口にするが、フリードと市民に諭され、勝手にしろと言った。 謝るユーニに、体に気をつけろとリック。街の人々は帰って行った。メフメラとユーニがパーティーに加わりました。 図書館に戻り、二人が仲間になった事を喜ぶ一同。マモノの侵攻も収まり、とりあえず今後について話す。 街にいたなら騎士団が気付くはず、しかし遠くに逃げるならそもそも結界を解く理由がない。 そして一番怪しいのはやはり図書館。フリードは皆にここを調べ上げようと言った。だがそこにフィオラが止めに入る。 フリードの疲労が限界を超えているとイスト、自覚症状がないんだけどとフリード。明日の朝、ここにと解散した。 夜の自室、フリードはここ十日ほどの事を振り返る。あまりにも密度が濃く何年も戦った気分だった。 初めは一人だったのに気づけば十六人。そして最後に思い浮かんだ笑顔、そしてその人が部屋を訪ねてきた。 ・メルヴィ 学校での昔話をするメルヴィ、フリードと会いついていこうと思った。こんな戦いだけど、フリードと一緒で良かった。 フリードの事は私が絶対に守ると約束する。そう言ってフリードの額にキスをして、ほおを赤らめて去っていった。 ・アリシア 色々な事を考えて不安になってきたアリシア、自分の力が足りなかったらみんな死んじゃうと考えてしまう。 お前の力は魔神に絶対に通じると励ますフリード。元気わいてきたーと礼を言ってアリシアは去る。 ・リリアン 入ってすぐに用はないと去ろうとするリリアン。フリードが止めて理由を聞くと、魔神が怖くて仕方ないと大声を言う。 嫌ならいかなくても良い、でも魔神を倒すのにリリアンの力が必要だとフリード。そんな力、私にあるわけないとリリアン。 自分の力を信じなくても、俺の言葉は信じてくれ説得すると、明日は私を連れて行かないと呪うと言い去っていった。 ・コネット いつもの調子で尋ねてくるコネット。以前のマッサージのお礼だと、滅多に買えないというロールケーキを持ってきた。 あ~んと食べさせようとするコネットに調子が狂うフリード。元気が出たみたいと言ってコネットは去っていった。 ・モニカ 今までのマモノ等のデータのメモ帳を、私が何かあった時の為にとフリードに渡そうとするモニカ。断るフリード。 互いに生き残ろうと言い、メモはモニカが持っていてくれとフリード。魔神もメモし、絶対に手放さないとモニカは言った。 936 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 16 13 ID ??? ・グリシナ イリーナの件を上に報告しない事を礼を言うグリシナ。だがそれは魔神を退治したことも報告しない事になる。 騎士として名誉に預かれないが良いのかと逆に尋ねるフリード、友を売った名誉などいらないと笑うグリシナ。 今までパーティーを支えてくれてありがとうと言うフリードに、フリードがリーダーだったからとグリシナは顔を赤らめた。 ・フィオラ 清められた香油をフリードに使うフィオラ。自分は神に使える身でこういう事しかできないとフィオラは言う。 十分、体が休まったと礼を言うフリードに、明日は絶対にフリードを傷つけさせないとフィオラは決意を口にした。 ・リゼリエッタ 明日、置いていく気と聞いてくるリゼ。魔神との戦いは危険であり、リゼはまだたくさんの事を経験すべきだとフリード。 死んじゃいけないのはみんな一緒、帰ってくると言って両親も戻ってこなかった。あんな気持ちは二度としたくないとリゼ。 死なない、一緒に戦おうとフリードは約束する。 ・スフレ ホラムシャハル特性のスープを届けに来たスフレ、食べると疲労が吹き飛ぶフリード。だが有料であり値段は一万ゴールド。 今回は試食にしておく、魔神をサクッと倒してそのあとのボーナスでたくさん買ってねとスフレは去っていった。 ・エルトリシア 今回の戦いが終われば、エルはタジャールの王子に嫁ぐ事になっている。どう思うと尋ねるエルにエル次第だとフリード。 もし討伐隊に残りたいなら、全力で守るとフリードは言う。その言葉にエルは魔神に全力で戦うと宣言し去っていった。 その姿に、これからたくさんの試練がエルにはあるが、全て乗り越えていくだろうとフリードは思った。 ・イスト 完全なサポートメイドロボのイストは、フリードの体を検査し、サプリとミルクをポケットから取り出した。 そして全てを忘れてお休みくださいとフリードに言う。これぐらいしかできないと言うイストに助かったとフリードは言う。 ・ヤエ 大戦の前には酒を酌み交わすのが礼儀と、銘酒を持ってくるヤエ。苦手だが、仕方ないと一杯飲むフリード。 ヤエは一杯だけで酔っ払いろれつが回らない。フリードを武士として認めたから下戸でも飲んだ。ヤエを部屋に抱えて行く。 ・ツララ ツララが忍び込み、フリードに数日前に仲間にした他国の者を魔神との戦いに連れてきて、信用できるのかと尋ねる。 考えもしなかったと、他も一癖ある仲間ばかりで気にしていなかったとフリード。ツララはヤエに従ってきただけと答える。 場合によっては情報だけ盗んで逃げるつもりだったが、メフメラの件で考えが変わった。命をかけようとツララは言った。 ・メフメラ 苦しそうなメフメラが尋ねる、魔神の影響でマモノの血が騒いでいるらしい。ユーニに心配させないために部屋を離れた。 もしマモノの血を抑えられなかったら私を封印してと言うメフメラ、約束するフリード。 代わりにもし今日みたいな事があったら吐き出してくれと言うと、フリードに会えてよかったとメフメラは礼を言った。 ・ユーニ 母が巫女で少しだけ人の心が見えるユーニ。イリーナと戦う事にためらいがあるとフリードは言われる。 迷いのあるフリードに、少しだけ歌うユーニ。そして言葉はきっと届くとフリードを励ます。 フリードの真っすぐな心を支えると言うユーニに、フリードは礼を言った。 937 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 17 37 ID ??? ■第十章 顕現 ロビーに集まった一同。街にいない以上、この図書館にイリーナはいる。虱潰しに探していくフリード達。 館長室、マモノが出ないか何度か見回りに来ていたグリシナとフィオラ。二人に礼を言うフリード、照れる二人。 館長室を探すとメモ帳、最後のページが乱暴に破られていた。そういえば一時、正気に戻っていた事があったとフリード。 もしかしたら魔神の隙をついて、なにかメモを残したのかもしれないと探すが、部屋にはどこにもなかった。 次にフリードの部屋、全く片付いていない部屋を見てメイドの性でイストが片付けだす。コネットは給金しだいと言った。 怪しい物はマモノの資料用の写真集ぐらい、不潔と言うエル、不埒な気持ちはないとフリード。 今度はそれぞれの自室、慌てるメルヴィとリリアン。それぞれの部屋は自分で探すべきだと二人は言い、部屋に向かった。 リリアンの部屋には自作の絵や誌がたくさん貼ってあり、メルヴィの部屋にはフリードの写真があるとアリシアとリゼ。 購買部を調べる時に店員に理由を聞かれしどろもどろになるモニカ、依頼部でずっと無駄話をするスフレ。 たくさんの封印書がある封印管理室、ライブラはロムレアの独占技術であり、他国の人間は入れないぞとヤエとツララ。 フリードは世界に広めるべきだし、それに二人は仲間だと気にした様子もない。 漏れた技術が悪用されたらと聞かれるが、二人はそんな事はしないだろうとフリードはいった。 結局なにも見つからないが、出入りしていた形跡だけは見つかる。残っているのは図書フロア。 五千を超える本棚が並び、見渡す限り本だらけの図書館。気付くとユーニがいないとメフメラ、手分けしてついでに探す。 ユーニは昔から迷子になりやすく、リックがメフメラを街外れに置いておいた理由も、探し出せるためだと言った。 メフメラの獣の耳が音を聞き分け、児童向けの本棚近くにいたユーニを見つけた。謝るユーニ、ここで歌が聞こえたと言う。 誰もいないとフリードはふと、一冊の本の背表紙が目に入る。『王立図書館と魔法の本』。 すぐに取り出し、イリーナが好きだと言ったページを開く。そこに破れたメモ用紙が挟まっていた。 「封印管理室 北の書架 動かせば地下通路」。全員を集めて、さっそく封印管理室に戻る。 そこには地下へと続く階段、雰囲気からかなり深くまであるようだ。 図書館最深部。本棚でできた薄暗い迷路、マモノが溢れ進めば地鳴りが響く、様子からこの先に魔神がいるのは間違いない。 イストの観測装置でも内部を理解できない。どうやら空間そのものが歪んでしまっているらしい。 途中でイリーナのメモを見つける「もうすぐ 開く 急いで」。先に進むとまたメモ、「ゲート 近づく 私も はかい」。 迷い込んだ例の獣人二人を見かける、逃げ確率はAGIが重要、レベルリセットの話。不法侵入なんだがと思うフリード。 帰還するとメフメラが苦しみだす、こんな様子は以前の嵐以来だとユーニ。異界が呼んでいると言うメフメラ。 魔神は異界の存在で、マモノを引き連れこの世界に侵略してきた。異界へのゲートが開いたら、またマモノを呼びだす。 また王宮から人々が外に向かっている、外の方がマモノがおり危ない。地鳴りが響く、もはや猶予はないとフリード。 938 :ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23 18 13 ID ??? 途中の中ボス:イフリータ。さらに進むと中ボス:アークデーモンがおり、それぞれ倒すとサービス絵。 図書館最深部の最奥、その部屋に禍々しい空気を放つイリーナがいた。その体は魔神によって乗っ取られている。 すでに儀式は終わったと笑う魔神。自分の世界ボゴミールを呼びだし、この世界を吸収すると言った。 もはやイリーナの体も限界である、イリーナごと攻撃するわけにもいかないフリード達。高笑いする魔神。 攻撃しないならこちらからいくと言う魔神、だが突然その体が動かなくなる。まだイリーナの意志が残っていた。 その希望も打ち壊してやるとボス:イリーナ。高威力の攻撃魔法を多用。倒すと、魔神がイリーナから離れる。 倒れるイリーナを抱き起すフリード、重傷だが生きていた。謝ろうとするイリーナを止め、すぐに終わらせると言った。 ここはすでに狭間の世界、肉体がなくとも魔神の力をふるうことができる。本来の力ではないが十分と言う魔神。 ボス:魔神。高いHPと強力な魔法を操る。倒すと影が薄くなり、フリードはライブラの書を掲げ唱える。 ライブラの書が震える、封印しようとしたがその力に負けフリードが意識を失う。最後に見たのは消えゆく魔神の姿。 目を覚ますと周りには仲間たちがいた、図書館にいた仲間も駆け付けたようだ。イリーナは無事、魔神も消えた。 メルヴィがフリードにお疲れさま、ありがとうと言い、周りの仲間もそれぞれ口にする。 ゲートは閉じた、しかしライブラの書にも魔神は封印できていない。消滅したのかと考えるフリード。 マモノ達も治まり、これにて一件落着。そんなとき、大きな地鳴りが響く。 ここは魔神が生み出した空間、そして魔神がいなくなったとなれば、急いで脱出するフリード達。 魔神との戦いが終わって一週間後の図書館。溜まりに溜まった図書館での仕事を、フリードの討伐隊は行っていた。 アリシアやモニカ、メルヴィが書類仕事を手伝い、エルとイストが王宮に使いに出る。 グリシナとヤエが外回りをする、マモノは全て住処に戻った。 ユーニとメフメラが街を見て戻る、街は平和になりメフメラは帽子をかぶらなくても歩けるようになった。 他の仲間たちもそれぞれに仕事を行う、コネットが掃除が終わらないと言い、午後は全員で大掃除に決まった。 そこにイリーナが来て館長室へと呼ばれる。今まで病院に行っていたが、ようやく出られるようになったらしい。 今回の事は国王も褒められていたと伝えるイリーナ。また魔神がイリーナを乗っ取っていた事実をフリードは伏せていた。 だがイリーナは自分自身でそれを報告、これは自分の責任であり罰を受けるとフリードに説いた。 そしてイリーナは一か月の謹慎処分となり、その間はフリードが館長を代行する事となった。 務めて一年も経ってないのに大役、それだけ今回の事が評価されたのだとイリーナ。 もう戦えるほどには傷は治ったと言うイリーナ、そして今は館長ではなく討伐隊の一員。 驚くフリード、館長ではなくイリーナと呼びなさいと言い、まだ後始末は残っていると言った。 館長代理の件を承諾するフリード。すると外にいた仲間たちが館長室に入り、今夜は宴会だとフリードをたたえる。 皆が戦ったおかげだとフリードは言うが、フリードを信じていたから戦えたとみんなは言う。 今日は新しい図書館の始まり、パーティーの前に大掃除だとイリーナは言った。 スタッフロール 館長室。ホラムシャハルの里にも謝罪し、女王の霊も返し、ようやく一息ついたとフリード。 疲労気味のフリードに、館長代理殿と労うイリーナ。そこに大変とアリシアが飛び込んでくる。 連れていかれたのは封印管理室。以前、魔神がいた最深部への道。今は封印されていたが、よく見れば隙間ができていた。 メフメラが言うには異界への道、ゲートが開いてしまっていた。このまま放っておくわけにもいかないとフリード。 マモノオタクの血が騒いだらしく、笑みを浮かべる。それじゃあ行くぞとフリードは声を掛け、皆は返事をした。 イリーナがパーティーに加わりました。ロビーから異界へ行けるようになりました。 939 :名無しさん:2016/01/17(日) 23 21 15 ID ??? 異界のラスボス、サタナエル(魔神の全力の姿)を倒した後のエンディングはまた後日 途中でageたり、別のスレに書いたりしてすまんかった 35 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 30 42 ID ??? ●ダンジョントラベラーズ2 ようやく裏ボスクリアしたので、先に前やらなかったキャラクター解説。 ・フリード・アインハルト 男主人公。マモノオタクが高じて図書館勤務になった。王立士官学校予科を首席で卒業の頭脳担当。 ライブラは戦闘は行わず、後ろで命令する。不死身のマモノ達を倒した後に、本の中に封印する。 仇名はハードラックの優等生、別に中二病ネームではない。 ・メルヴィ・ド・フロレンシア 王立士官学校魔法科を首席で卒業のマジックユーザー。真面目で引っ込み思案な性格。警備隊所属後、図書館専属に。 騎士団長の娘で、その背景から卒業後は王国の姫の親衛隊になる予定だったが、それを断る。 昔はフリードとよくつるんでいて、その時に恋愛感情を抱き、一緒に戦える警備隊となった。 恋愛イベントは一番多い、でもそういうゲームではないので最後まで恋人になる事は無い。 フリードの隠し撮り写真などを持っており、また部屋にもフリードの写真を立てている。 ・アリシア・ハート 王立士官学校騎士科をそれなりの成績で卒業。ほぼ男子の騎士科で同期では唯一の女子。元気いっぱいで素直な性格。 フリードがライブラで、メルヴィが魔法使いなら、自分は二人を守る騎士になろうと、最低レベルの能力を努力で鍛えた。 ふおおーとかわーいとか、見た目と言動が子供。背が低い事を気にしており、指摘すると困惑する。 胸の話をしていると勘違いしたフリードを蹴り飛ばし、泣きながら去る。 赤くて長い髪は、ダントラ1のタマ姉をまねたものである。サブイベントは基本的な話が多い。 ・リリアン・クレイパー 後ろ向きで中二病な少女。周りとも合わず、親からも仕方ない子と扱われ、ずっと家に一人閉じこもり絵や歌を書いていた。 どうなってもいいとマモノのいる洞窟に飛び込み、フリード達と会う。異変も自分のせいだと、マイナス思考をする。 パニックになりやすく、すぐに落ち込んだ眼や薄暗い笑いをする。ゴスロリ大好きで、他の子とかにも着せようとする。 変わったリゼリエッタを見て、自分も前向きになろうと考えているが、あんまり変わっていない。 サブイベントを最後まですると、自分とフリードは運命の乙女と王子の生まれ変わりと確信。本当かどうかは定かではない。 ・モニカ・メイシー 最初は商店のアルバイト。実はフリードの周りを探るスパイ。その割にはドジッ子で優しい性格、スパイに向いてない。 スパイがいけない事だとは知っていたが、弟妹がたくさんいて両親が蒸発、借金が山の様にあり、給料につられ仕方なく。 メルヴィが警備隊に行った理由が、フリードだと考えたメルヴィの父の騎士団長が調査の為に差し向けた。 フリード達と戦闘になり捕まり、表向きはスカウトされて調査は続行という形で、二か所から給料をもらっている。 フリードに関する事以外にも、マモノに関するデータも集めている。金儲けもいつも考えている。夢は借金の完済。 ・コネット・サントノーレ 王立メイド隊所属。メイド隊は王国の特殊職業であり、元来の家事の他、諜報や戦闘も可能な職業。 不良メイドで、諜報先の富豪の家のお菓子を大量に盗み食いし首に、メイド長から罰としてお菓子禁止令を受けて逃亡。 すぐにサボりたがりお菓子が大好き、勝手にアイテムのお菓子を食べたり、あれ食べたいとフリードにねだったりしている。 戦闘にずっと出さない事で文句を言う仲間はたくさんいるが、出し続ける事で文句を言うのはコネットのみ。 本人曰く、若くないお年頃で、美容に気を使ったりしている。 36 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 31 44 ID ??? ・グリシェリーナ・エフレノア 通称グリシナ。元騎士団でありイリーナとは同期。男性主体の騎士科を女性でありながら首席で合格した、アリシアの憧れ。 騎士らしいまっすぐで豪快な性格をしている。だが女性らしい服装に興味もあるが、似合ってないと思い、隠れてきている。 ずっとマモノの巣で鍛えていて今回の異変を知らなかった。戦い鍛えるのはヴィトーリア女王を目指しているため。 そのためにクラウンの称号を求めていた。(クラウンになるためにはレベルをかなり上げて、リセットを何度も繰り返す。) 女王のような存在となって、あらゆる戦いに終止符を打つ事。それがグリシナの夢である。結局個人では無理だと理解した。 ・フィオラ・マーシュ 教会のシスターであり、マーシュ孤児院で子供を養っている。人を疑う事を知らないとても優しい女性。 生れついての強運で、資金難となった孤児院をそのたびに新しいパトロンが見つかったり、宝くじが当たったりしている。 そのせいで神の存在を信じており、神を馬鹿にしたりするものは説教する。盗み食いや、エロい事をした人も怒る。 その割にはエロいイベントに関わり合いが多い。またウィッチの服装は裸マント。 温泉で、フリードが間違って入ってきても気にしなかった。 ・リゼリエッタ・マーシュ フィオラに拾われた孤児。仲間の中で一番年下。マーシュは孤児院の子、全てに与えられるネームで、兄弟姉妹の証。 捨てられたためかフィオラと、フィオラの作った人形のオットーの事しか考えず、いつも一人で人形遊びをしている。 しかし、自分のせいでマモノに捕まったフィオラ、それを助けるために戦うフリード達を見てそれではいけないと考え直す。 その後、孤児院の資金問題が解消されてからフリード達の仲間になる。 友達が増えてオットーとの時間が減ったが、オットーも喜んでいる。フリードは友達ではなく、もっと特別な人だと。 ・スフレ・トゥイニー 元凄腕のトレジャーハンター。獣人マニアで、獣人の道具屋のペギー商会に喜んで働き、こき使われる。間延びした口調。 最初はダンジョン内での商人としてフリード達と会い商売、その後、紆余曲折を経て戦闘となる。 獣人の神であるアイラーヴァタの封印書を取らないように見張りとして、フリード達について行く。終わっても仲間のまま。 美的感覚が獣人至上主義で、高い上に使い用の無い獣人グッズをフリードに押し売ろうとする。自分も給料で購入済み。 獣人ゆらいの食べ物を食べると気絶する。あとベアードの着ぐるみを装備しているのに奪って行くのはやめろ。 ・エルトリシア・ヴィトール・リッツエヴァン フリード達のいるロムレア王国の姫。ちなみに王家の姫は成人するまで顔を見せないため、フリード達は容姿を知らない。 子供ぽく我儘な性格ではあるが、聞き分けがない訳ではない。フリードからのエルの名を受け入れ、冒険者のエルを名乗る。 上に三人の兄がいるため、自分は王家には必要ではないと考えている。必要とされたいがために、異変の解決に乗り出した。 国の為、民の為、自分が何ができるのか、それを見つけるのが夢らしい。冒険者や庶民の食卓、甘い恋愛にあこがれている。 あれがほしい、これがほしい、とサブイベントで言うが、結局フリードの言葉で我慢する。 ・イスト 姫に仕えるメイドロボ。誕生の日に送られ、姫を見守り続けてきた。穏やかな性格で強情となった姫を優しく説得する。 タジャール国製のロボだと言うが、左耳のカバー以外、人間と変わらぬ見た目。感情も豊か。 汚い部屋を見ると掃除するメイドの鑑。姫から家族と呼ばれたり、お風呂の快感を味わうと、処理しきれずショートする。 電気の魔法で動き姫がいつも行っていたが、実は強すぎて別の魔法使いが後に調整しなおしていた。 また美味しい食べ物を食べると、腕と口が止まらず全部食べてしまう。ロボながら元々エロゲの会社だからか子作り可能。 ・宝蔵寺八重 東の国のラカン皇国の侍の女。ラカンの危機の解決の為に、ロムレア王国に助力を求めに来た。 豪快な性格で、あまり色っぽい話はしない。全キャラ中、一番露出が少ない。むしろ戦いや剣の話が多い。 しかし気にしてはいないので、ツララと一緒に熱いから脱ごうとしたりする。 酒好きだが一杯でべろべろに酔う。賭博好きだが、身ぐるみをはがされる。風呂好きで、追われているのに風呂に入る。 祖国では名家の娘であり、結婚するよう周りがうるさいので、フリードも一緒はどうだと冗談めかしく言う。 37 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 35 21 ID ??? ・ツララ 別の国であるラカン出身。子供体系のくノ一、無表情で言葉にも抑揚が無い。ヤエとともに救助を頼みに来た。 場合によってはライブラの技術を盗んで去る事も考えていたが、フリードの言動が心から信用できるものと考えついて行く。 根っからの忍びで、恥じらいが無いらしく服装もほぼ半裸、脱がないヤエとは対極に位置する。このゲーム半裸多いが。 鮒ずしや納豆巻を平気で食べる。ぼけた事も平気でやる。 ツララは本名ではない、本名を教える相手は家族にだけ、フリードになら教えてもいいと言った所でメルヴィに止められる。 ・メフメラ 人間とマモノのハーフであり、頭に獣の耳が生えている。母がマモノであり、人からもマモノからも追われ、流れついた。 町外れの炭焼き小屋でひっそりと暮らす。いつもは帽子をかぶり、耳を隠している。 ユーニとは親友であり、ユーニがいたからこそここを離れなかった。また人として暮らしたいとも。 討伐隊に入ってからは、討伐隊のメフメラとして町の人に受け入れられている。 料理上手で、料理関係のサブイベントによく出る。耳のおかげか音に敏感で、迷子のユーニをよくみつけた。 ・ユーニ・コルテク 酒場の歌うたい。いつも明るく元気で笑顔の少女、歌が大好きでありいつも歌っている。 メフメラとは親友であり、いつも二人でいた。メフメラが行方不明の時も泣きながら探し回っている。 母が歌も踊りも出来る人、自分は歌しかできない。それでも凄いと言われても、歌が凄いのであって自分は凄くないと謙遜。 年齢は仲間の中では下から数えておそらく二番目、背も低いが胸がかなり大きい。 踊り子の衣装は恥ずかしいが、風呂でフリードに見られても気にしなかった。方向音痴で耳の良いメフメラによく探される。 ・イリーナ・ローゼンマイア 若くして王立図書館館長になった優秀な女性。フリードの上司。元々はライブラになりたかったが、才能がなかった。 魔法科を首席で合格した女性、謝ったことが無いほどプライドが高い。しかし優秀だがドジな所もある、またおだてに弱い。 年齢を気にして美容と健康を常に気をつけており、ヒパネラ茶やマッサージゲルなどに凝っている。 学校時代では授業を寝ぼける、洞窟で毎回迷子、挙句の果てに魔法道具のミスで学校を半壊させる、破壊神の仇名を持つ。 ウィッチの格好は魔神の格好そのままでほぼ全裸、でもマジカルプリンセスの少女っぽい服装の方が恥ずかしいよう。 ・他サブキャラ ショッパーベアード:購買の獣人。威勢のいい性格、モニカを雇っていた。 メリーコンダクター:依頼部の獣人。ずっとムフムフ言っているが、メリー語知っているフリードとスフレは解る。 魔神:このゲームのラスボス。かつてマモノを率いて人間を襲い、ヴィトーリアなどに封印された。 後半ではイリーナにとりつき、封印していた守護神のアイラーヴァタと女王の幽霊を、フリードを騙して撃たせた。 中身は邪悪であり、破壊と虐殺、裏切りが好き。キャハハとあざ笑うもの。 表のラスボスでは子供の姿、倒したかと思われたが、異界の道をくぐって自分の世界に逃げた。 裏のラスボスとしては、正体である大人の姿、サタナエルの名前を晒す。 メイド先生:図書館の秘密の教室を担当する。ゲームの基礎的な事を教える。 見た目は無表情でキリッとした目つきの、イヤーカバーの付いたメガネのメイド。 しかし同じメイドロボのイスト曰く。あのようなメイドロボを見た事が無いとの事。 授業内容はきちんと、しているとみせかけて毎回、途中からむちゃくちゃになる。 なぜか毎回ギャンブルで負けたの、株で大損したの、パチンコで儲けたの。やけ酒だの、祝い酒だのそんな話。 顔は無表情だが、声は表情豊かで泣いて叫んで喜ぶ。この仕事は応募内容と全然違うブラックらしい。 その正体は、異界の八つある世界それぞれのボスである神、八大神が一人。機械神、メイド先生。 自分の世界のギア・キャッスルを自宅と呼ぶ。自転車で通っているらしい。 ここまで自力で来たフリード達を称賛し、最終テストとして殺しに来る。その戦闘力は八大神最強と言っていい。 倒した後に秘密の教室に行くと、装備品をくれる。口止め料ではないと言う。 38 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 35 58 ID ??? ●マモノと愉快なダンジョン ライブラのベアーとマジックユーザーのペギーのコンビ。フリードが各ダンジョンで一度ずつ見かけるが、話す事は無い。 ゲームの基本的な話を漫才入りで話す。 ライブラのベアーは元マジックユーザー。ネットスラングを連発しながらボケ中心で話す。 熊の手の肉球は柔らかく癒し系だとかは、本人の談。 マジックのペギーはなぜか戦士タイプ。ライブラは戦闘しないので、ペギー一人で頑張らなければならない。 裏ダンジョンにまで出てくる、そこまで来て実はペギーは元戦士で、マジックのベアーと共に旅していた。 しかしベアーを庇って傷を負い記憶喪失に、治療は出来ない。 ライブラの書に一度封印された者は、全ての傷が治ると聞き、ベアーはライブラとなる。 記憶喪失のペギーとは初対面のふりをしつつ、ライブラの技術を裏で盗みに二人で冒険をする。 しかし真実を知り、ペギーは躊躇する。もし記憶を回復すれば、今の自分はどうなるのか? 記憶を取り戻すかどうかは自分で決めていいと言うベアー。そんな事を言われても困るとペギー。 そして最後のボゴミールの塔の上階、ペギーが石化寸前。回復アイテムも尽き、帰還アイテムもまた度忘れ。 慌てて悩むベアーにライブラの書に封印してと頼む。 今まで一緒に冒険して楽しかった、記憶喪失の記憶も楽しかったに違いない。 だったらそれが失われたままなのは惜しい。それにもう緊急事態だし。 本当は自分が失われそうで怖い、そんな時、ベアーは癒し系の自分の肉球を触らせる。確かに柔らかいとペギー。 そしてペギーを封印し、解放するベアー。 現れても何も答えないペギー、慌てて今までの事、本人にその気はないが悪口のようなことを言いまくるベアー。 そして切れて、レイジングスマッシュをベアーに叩き込むペギー。 それで記憶はどうなったのと尋ねるベアーに、さあ、どうだろうねと答えるペギー。 夜も眠れなくなると聞くベアーに、マジックユーザー技能捨てて馬鹿じゃないのと言うペギー。 そのまま罵倒しまくるペギー、ここはお礼の場所だろうと殴られるベアー。 沢山罵倒し殴り、さっさと拠点に戻るよと言い、最後に小声でありがとうを言うペギー。 今、最後になんて言ったと何度も何度も聞きさらに殴られるベアー。 最終回「これからもずっと」 おしまい。 39 :ダンジョントラベラーズ2:2016/07/14(木) 20 36 48 ID ??? ●異界 表をクリアすると異界に行けるようになる。 異界は最初は一つ、いくらか攻略すると次の異界と、全部で八つの異界がある。 それぞれがかなり面倒なダンジョン構成。一番奥にはそのダンジョンのボスである神がいる。八体いるので八大神。 神を倒さなくても次の異界に行ける。最後のボゴミールの塔に、ラスボスのサタナエルがいて倒すとエンディング。 ボゴミールの塔を最後まで登ると、魔神の真の姿であるサタナエルが現れる。 やはり生きていやがったのかと言うフリードに、我が配下となれと言うサタナエル。 そうすれば人間の世界の全てを、欲する知識の全てをやると言う。そんなウソに騙されるかとフリード。 それにそういう物は自力で手に入れないと意味がないと言い返すと、神の施しを拒否するとはとサタナエル。 今まで犠牲にした人間とマモノの分をやり返すと言うと、人間やマモノがいくら死のうがどうでもいいと嘲笑う。 マモノが人を襲うのは、魔神が人間の世界に行った影響で勝手に狂暴化していた事を告げる。 じゃあ、お前を倒せばいいんだなとフリード。 貴様を殺し、その体で貴様の世界の人間を裏切り蹂躙し、殺してやるとサタナエルが襲い掛かる。 倒すと第二形態。何度も人間が邪魔をしおってと、おぞましい姿になる。 そしてサタナエルを倒した。 ●裏エンディング 夕暮れの王立図書館。町の復興の為、後回しにされていた図書館の修理や雑務を、皆でやる。 マモノ達は住処に戻り、縄張りを荒らさない限り襲ってこなくなった。 フリードは一人、今回の事件の全てのあらましを、報告書として書いていた。 色々と、今の状態などをみんなで話していると、イリーナが現れ報告書の締め切りだと言う。 今、終わった所だとイリーナに渡すフリード。それに目を通し、献辞が書かれていないと言った。 献辞とは最初に例えば「愛する○○に捧げる」等の文句。 それに関して好きかっていう仲間たち。フリードは報告書を取り、王国に申請する前に書くと言った。 ついて行くメルヴィとアリシア。お土産は満月道のあんぱんでよろしくとコネット。 夕日の町の道の中、結局なんて書くのかと尋ねる二人。ここで三択。 「マモノ達」「王立図書館」「型破りな十六人の仲間達」 何それと笑うアリシア、でもフリードらしいと言うメルヴィ。 夕日の中、笑顔の三人。スタッフロール 40 :名無しさん:2016/07/14(木) 20 37 50 ID ??? 投下終了
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概要 どちらもチュートリアル的な内容。 秘密の教室11時間目以外は何度でも確認できる。 1~10時間目はギア・キャッスルのボス部屋の鍵にもなっている。 マモノと愉快なダンジョンスペシャルのサブイベントから何度でも確認できる。 秘密の教室 補習授業 内容 発生時期 1時間目 スキルについて 名もなき洞窟から初めて帰還後 2時間目 封印管理室について アバディーン遺跡の入口の落とし穴イベント後 3時間目 戦闘中のRボタンの使い方と、戦闘中のLボタンの使い方について プリズレンの森でコネットを撃破後 4時間目 行動順番について ラップル神殿でモニカを撃破後 5時間目 魔法と詠唱について ピエルタンの古塔で黒騎士を撃破後 6時間目 攻撃の有効距離について モスタル地下墓地でリゼと合流後 7時間目 お店について 獣人達の祭壇で行商人ペギーと遭遇後 8時間目 レベルリセットについて 離宮庭園でロイヤルガードを撃破後 9時間目 協力攻撃について ルーセ離宮クリア後 10時間目 異界について 本編クリア後 11時間目 クトゥグアキュラッサを貰える授業を受けられるのは1回限り ギア・キャッスルのメイド先生を撃破後 マモノと愉快なダンジョン コント 内容 発生場所 第1回 ライブラと封印書 名もなき洞窟1F 第2回 未鑑定品と経済の仕組み アバディーン遺跡1F 一番下の通路 第3回 隊列と封建制縦社会 プリズレンの森 ユーニ達と出会う場所の少し先 第4回 スキルと個性による自己同一性の確立 ラップル神殿 モニカと戦った場所の少し先 第5回 クラスチェンジとまけ組とかち組 ピエルタンの古塔2F 第6回 状態異常とリア充爆発 モスタル地下墓地B2 第7回 魔法レベルと詠唱時間から見るコミュニケーション能力の必要性 ホラムシャハルの里 第8回 武器属性とTPO(時間、場所、場合) ルーセ離宮 第9回 パーティーのヤル気と求められるモチベーションコントロール マルサーラ温泉 第10回 マップギミックと作業効率によるフレキシブルさの欠落 地下水路 第11回 レベルリセットと社会的動物 図書館最深部3F 左側の通路 第12回 盗んだ機密で走り出す~Lv15の夜~ ヴェジェカの氷穴2F 第13回 医熊~TeamMedicalBear 深淵なる闇1F 第14回 その名を呼ぶ者は~TheCodeForFlowers~ 無間地獄ゲヘナ 第15回 追憶のトラベラーズ ディレダワの社 第16回 片道切符の哀切 スカフォード 第17回 IT革命~ガイアの朝焼け~ マハーシュトラ寺院 第18回 絶対不変のアザーマインド ギア・キャッスル 最終回 これからも、ずっと ボゴミールの塔 第○回 メリーの気持ちになるですよ サマーラの羨道B8 第×回 おやつカンパニエ トヴェリの大樹10F このページを編集 コメント 9時間目は離宮クリア前に開放された。アイリーン撃破か、離宮の霊の居る部屋前の注意メッセージのどちらかかと -- 2013-05-02 01 57 51 ↑追記:良く考えたらアイリーン撃破後に一旦帰還してたので、多分後者 -- 2013-05-02 01 59 13 6時間目・・・攻撃の有効距離について 発生時期は、リゼ救出後、図書館帰還 -- 2013-05-04 14 35 11 7時間目・・・お店について 発生時期は、獣人達の祭壇にて行商人と遭遇後、図書館帰還 -- 2013-05-05 23 39 52 8時間目・・・レベルリセット 発生時期は、離宮庭園にてボス撃破後、図書館帰還 -- 2013-05-18 14 48 20 9時間目ですが、↑×5と同様、離宮クリア前に解放確認。 BOSS部屋のメッセージか、エルトリシア限定扉通過のどちらかだと思われます。 -- 2013-05-24 00 02 54 マモノと愉快なダンジョン最終回って塔の何階ぐらいで発生か分かりますか? -- 2013-09-23 18 16 45 ↑29階 -- 2013-09-23 19 16 40 声優さんの演技がうまいのもあって、どうぶつコントが楽しすぎるwww -- 2018-12-07 16 17 44 ↑ホントこれ。声優誰なのかなあ? -- 2019-01-28 17 20 45 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2011/08/01 Mon 22 18 45 更新日:2024/04/15 Mon 16 59 50NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 CERO-D(17才以上対象) OVA OVA化 PSP PSVita ToHeart2 アクアプラス アニメ カオスプロジェクト キャラゲー ゲーム スティング ダンジョントラベラーズ トゥハート2 フルボイス 意外とバグが多い 攻略本もバグが多い←大丈夫?ファミ通の攻略本だよ? 状態異常技必須 運ゲー ToHeart2の後日談でToHeart2 AnotherDaysの後日談を舞台にしたPSP用ダンジョンRPG。 成人向けゲームとしてPCで発売されたファンディスク「愛佳でいくの!!」内のゲームの一つ、 「Final Dragon Chronicle ~ Guilty Requiem ~」が好評だったためコンシューマ化した。 余談だが、更にこれの後日談のノベライズ作品がある。 内容はまーりゃん先輩の策略で再び異世界に飛ばされるというもの。 後日談の後日談の後日談とはややこしすぎではないだろうか? 【あらすじ】 まーりゃん先輩と珊瑚が作った「実際にゲーム世界にダイブする」という新感覚ゲームの生贄モニターをすることになった貴明&その他大勢。 いざゲーム本体の黒くてテカテカした箱を起動すると、謎の爆発が起きて気を失ってしまう。 目を覚ませば、そこには変な格好をしたタマ姉&このみ、そして見知らぬ土地があった。 生徒会のドッキリだろうと近くの町の店に入ると、雄二村人Aから「どこかにこの異世界を作った神がいる」という情報を得る。 貴明達は元の世界に帰る為、神=まーりゃん先輩をブチのめす事を誓い目を覚ました場所の近くにあったダンジョンへと潜っていく… 【ゲームの流れ】 自動マッピングのダンジョンをひたすら潜っていき、悪の元凶まーりゃん先輩を倒すのが目的。 モンスターはこの手のゲームらしく女性。しかし、熊や白菜やバナナやショタが混じっていることもある。 メインダンジョンの浅い層には中ボス&フロアボスとして洗脳されたヒロインがおり、倒すとパーティに加わる。 ちなみに洗脳のせいか、殆どの女の子が一歩間違えるとヤンデレ気味。なお、ボスがいなかったり、中ボスが居ない代わりにフロアボスが2人とかの階もある。 ファンディスク版とは違い、AnotherDays勢のヒロインとも戦わないといけないので注意。 17才以上対象ということで微エロイベント&CGが豊富。 微エロでは済まされない露出CGがいくつかあるが、ヒロイン達のCGはこれでも修正されて(一部は完全に変更されて)いる。 一見、キャラゲーでバカゲーに見えるが油断すると即全滅されるくらいの難易度。 特に、一方通行時の戦闘や強雑魚&ボス戦は凄まじく、状態異常技が欠かせない。 最終的にファンディスク版にはないサブダンジョンを攻略し、元の世界へと帰る手がかりを探すことになる。 【登場キャラクター】 河野貴明 一応、主人公。 異世界の性質上、戦闘能力皆無で指揮&交渉専門。 パッと見、自分は戦わず女の子をコキ使う最低野郎だが、我の強すぎるパーティの仲裁役として胃に穴空きそうな心労を抱えている。 その結果、OVA一巻では誘拐され下着まで剥がされた挙句とある服に着せられ、文字通りヒロイン化した。 柚原このみ(マジックユーザー) 初期メンバーの幼馴染み。 魔法職なためバンバン唱えられない序盤はお荷物だが、ユニークスキルのゲンジ丸召喚は強力。 最大限に活用するなら、ATKが高いマジカルプリンセスがいいでありますよ! ただし、マジカルプリンセスは大器晩成型なのでマジカルチェンジ&スラッシュの多用に注意。 向坂環(ファイター) 初期メンバーの姉貴。 最序盤の前衛職であるおかげで最初から最後まで頼りになる。流石タマ姉。 侍にクラスチェンジした際のおっぱいの暴れっぷりは評判、逆にそれ以外の職での露出は控えめ。 ユニークスキルが終盤&ボス戦では扱いにくいのが残念なところ。 小牧郁乃(スカウト) シスコンその1。異世界なので脚が普通に動く。 素早さが強みのクラスと相まって、元気に走り回るいくのんが見られるのはダンジョントラベラーズだけ! 彼女のユニークスキルは、メイド系職業のキャラがパーティにいれば最大限に活用できる。 序盤に発生しやすい説教は辛口だが、貴明の知識にはなるのでちゃんと聞いておこう。 小牧愛佳(マジックユーザー) 神によってダンジョン1層目のフロア守護を任されたダンジョン委員長。 しかし、同時に一番早く戦闘後に服を破かれてしまう役も任されてしまった。 高レベルになるほどユニークスキルのおかげでTP消費が少なくなり魔法をバンバン使える。 ファンディスクのメインヒロインであったためか実は雑談イベントが一番多い。 シルファ(メイド) メイド三姉妹のアホっ子三女。 今回は宝箱に引きこもっているが、ちゃんと異世界にも対人用ダンボールを持参。 序盤加入のメイド職なので便利なのれす! 今作では普段お目にかかれない制服姿を拝むことが出来る。 姫百合瑠璃(ダークナイト) シスコンその2。郁乃と同じく貴明に対して攻撃的。 洗脳のせいで「自分とイチャイチャしろ!」と強要し、戦闘後は盛大な勘違いで交際を要求してくる。 ファンディスク時代の撃破時のCGと今作のCGは全然違うので注意。 雑談イベントは姉妹ネタが多いが、意外な人物とのイベントもある。 よっち/吉岡チエ(パラディン) たぬきっ子。ちゃるの同級生。 自称お色気担当で、某国民的RPG3作目の女戦士みたいな格好している。 今作では服をスライムには溶かされたりはしないが、代わりに凄いフレンドリーに殺りにくる。 ユニークスキルの「とばっちり」にはとあるバグがあるので注意。 草壁優季(バード) 自身の空気っぷりを嘆き、かなり病んでらっしゃる。 どれくらい空気かというと、くずかごノートが怪しい日記帳になったり、オーラを発するようになったり… 歩けばTPが自動的に回復するのでメイド職の献身や、ジョシコーセーのスキルが扱いやすいのが救いか。 「コノウラミハラサデオクベキカ~……」 ちゃる/山田ミチル(プリーステス) きつねっ子。 このメンバーの中では唯一のメガネっ子。 ダンジョン内の怪しいお店にてバニーの格好でお仕事中。ただし本職は用心棒。 ユニークスキルはMU職では厳しい通常攻撃をしないと発動できず、効果も微妙。 口数は少ないが、さらっと危ない発言をすることが時々ある。いくらなんでも、放にょ(ry 笹森花梨(くノ一) ミステリ研初代会長。どうやら不思議な世界にご満悦の様子。 色々と貴明の弱みを握っており、ミステリ研追放を盾に服従を強いてくる。 もっとも、貴明的にミステリ研追放は願ったり叶ったりだが… Lv16のくノ一で合流するがこれはある意味で凄いことである。(三次職はLv30でないとなれない為) 河野はるみ/ミルファ(パラディン) メイド三姉妹のエロっ子次女。 力技でダーリンに(もちろん性的な意味で)食べられて、既成事実を作ろうとしてくる。 ADの公式ページでは書かれていない彼女の正体が、こちらの公式ページではあっさりと書かれている。 ひっきーとは相変わらず仲が悪く、はるみの雑談イベントの約半分が姉妹喧嘩である。 姫百合珊瑚(エンチャントレス) ゲーム制作に携わったが、今回の事件については何も知らないらしい。 えっちまいすたーの貴明にあんばた~☆されて半裸にされる。 さすがに異世界の環境では現実世界に戻るための機械を作るのは不可能のようだ。 一方で色んな物を改造・修理してくれるので中にはお得な事が起こるかも? まーりゃん(メイド) 聖☆まーりゃん帝国の神にして、ゴッデス・オブ・卑怯。 全ての元凶にして、郵便ポストが赤いのも増税もこの人の所為。 本人は否定してるがそんなん信じられるか! ユニークスキルが全キャラ最強クラスで、再行動とモンスター封印緩和の2つ持ち。 そのユニークスキル故にどの三次職でも相性が良く、終盤ではかなりの強さになる。 久寿川ささら(ファイター) なんか黒い欲望により催眠による思い込み状態になって、まーりゃん先輩と禁断の情事に耽ってる。 タマーキを倒した後、世界を破壊して聖☆さーりゃん帝国を築くのが野望。 一次職のファイターはビキニアーマーであるが、原作より明らかに縮んでいる。 職をあげていくとどんどん露出が少なくなるのも残念なところ。 彼女のヴァルキリーは同社の格闘ゲームAQUAPAZZAでも扱うことが出来る。 柚原春夏(ダンサー) なんか一人だけ年齢的に浮いてる人。運ゲーその1。 「お仕置きされるのと、お仕置きするのどっちが好き?」やら「お布団は人肌に暖めといてあげる」とか娘の想い人をたらし込む気満々。 ちなみにフロア内のモンスターは力で従わせたらしい。 撃破しても御褒美CGはなく合流する。その後ダンジョンから脱出すると… 十波由真(アサシン) 例によって勝負を挑んで来るが、お約束通り色々な意味で貴明に相手にされない。「俺達ずっと友達だよな!」 ボス戦でも凍結させれば厄介な鳳凰が使えなくなるので相手にされ(ry「これで勝ったと思うなよ~!」 ユニークスキルも不利な状態で逃げないといけないので余計に相手に(r「これで勝ったと…」 何故か、中の人つながりキャラのTシャツに関する雑談イベントでパワーアップする。 菜々子(マジックユーザー) 初見殺しのロリっ子。運ゲーその2。 パーティの平均HPが300程度の段階で、ダメージ200前後の全体攻撃をぶっ放してくる恐ろしい子。 撃破後はまさかのお漏らしプレイだが、ファンディスク時代ではさらにハードな触[自主規制]。 メインパーティに加えるつもりなら、るーを呼ぶがいい。 るーこ/ルーシー・マリア・ミソラ(ウィッチ) 貴明を神へと挑ませない為に己の意思で立ちふさがる。裸マントで。 真相について知っているらしいが、知れば貴明は後悔するとして多くは語らない。 るーこ戦では、凍結の有難さを思い知らされる。 ファンディスク時代にいたとある敵と戦うには彼女の情報ととあるアイテムが必要となる。 イルファ(くノ一) メイド三姉妹の地味っ子長女。自称究極メイドゴッデス☆イルファ。 メタ発言連発でおつむが変な方向に行ってるけど、異世界だから仕方ないね。 最後に加わるヒロイン&ラスボス(嘘)のポジションにより、くノ一の立ち絵が専用の物になる。 しかしながら、加入か一番遅いせいで雑談イベントが最も少ない。 「ゴッデス☆パワー!!」 【その他の登場キャラクター】 村人A/向坂雄二 道具屋を営むモブキャラ。店に来るといつも彼しかいない。 ダンジョンのとある階には「村人∀」というそっくりさんがいて怪しい店を経営している。 冒険開始時に封印書を渡してモンスター図鑑をコンプリートしてくれと貴明に頼むがその目的は… 一応、力はそこそこあるらしく指示しかできない貴明とは違って戦闘は可能。 ハナ 貴明達と共に異世界に飛ばされ、色々とあって依頼屋を営む。 異世界での姿がうたわれるもののカムタチャールそっくり。 彼女の依頼をこなすとレア装備入手や、隠しダンジョンの特典があるので積極的に受けよう。 しかし、最大レベルで依頼を受け続けるとバグるので報酬がいい物から消化する事。 ロク 怪我をしたハナの代わりにお嬢を探すプロフェッショナル盗掘者。 こちらもまた姿がクロウと瓜二つだが、口臭とは雲泥の差。 ダンジョンでアイテムを収集し、それをシノギとして販売する。 本人にも価値が分からないので値段はピンキリだが、終盤になる程凄い性能の装備を販売したりする。 メイド先生 貴明達の異世界での拠点であるギルドにいる女性。 ポーカーフェイスなのに凄まじい喜怒哀楽と容赦ないメタ発言で授業を進める。 その姿は同じleaf作品の「君が呼ぶ、メギドの丘で」に登場するアリスにそっくりだが微妙に違う。 メカウサギも一緒にいるが果たして彼女の正体は…? ペギー&ベアード 貴明達の一歩先を冒険している獣人族の二人組。 ファイター職のメスペンギンがペギー、マジックユーザー職のオス熊がベアードである。 漫才のようなボケ&ツッコミで冒険の役に立つ知識を間接的に教えてくれる。 ちなみに彼女のような姿をした獣人達は敵として登場することもある。 一部キャラの説明に何言ってるか分からない文がありますが、きっとプレイしても分からないのでスルー推奨。 【クラス】 各キャラに割り振られており、基本クラスから分岐していくFE聖魔方式。 キャラ毎にクラスが定められており、ポイント振り分けでスキルを修得していく。 Lv15&30で分岐クラスチェンジ可で、スキル修得とかは無策で進めると終盤で困るがレベルリセットにより育成やり直しはいつでも可。 ただし、クラスリセットすると強制的にLv1に。高いレベルでリセットすると初期能力が少し底上げされ、+50になるとクラウンが付く。 クラス毎に立ち絵が違い、好みの服装で選んでもそれなりに何とかなるくらいのバランスは保たれている。 •ファイター系 直接攻撃が得意なDQでいう戦士型。 終盤は高確率でカウンターしてくる敵とかいるけど、それを逆手にとった戦法もある。 壁役の有無で中盤の難易度が激変する。 一次職 ファイター(FT) 二次職 パラディン(PL)、ダークナイト(DK) 三次職 ヴァルキリー(VL)、侍(SA)、ダークロード(DL) •マジックユーザー系 魔法使いと僧侶の中間。最も派生が多い。 攻撃魔法と回復魔法どっちに寄るかはクラスチェンジ次第。 ウィッチの無詠唱、マジプリの全対応型はロマン。 一次職 マジックユーザー(MU) 二次職 ソーサレス(SO)、エンチャントレス(EN)、プリーステス(PR) 三次職 ウィッチ(WT)、マジカルプリンセス(MP)、セージ(SG)、ビショップ(BS) •スカウト系 足がすばやい盗賊型。 クラスチェンジ次第で攻撃特化、探索特化、収集特化と夢が広がる。 終盤は強力ユニークアイテム集め等で必須かも? 一次職 スカウト(SC) 二次職 アーチャー(AR)、アサシン(AS) 三次職 スナイパー(SN)、トレジャーハンター(TH)、くノ一(KN) •メイド系 基本的に自身では戦闘ができないサポート中心。 仲間のHP/TPをノーリスクで回復したり、クラスチェンジで長期戦ほど有効な歌or踊りを使ったり、肉体派器用貧乏になったり… 裏ボスまで進めるなら必須。 一次職 メイド(MA) 二次職 バード(BD)、ダンサー(DN) 三次職 歌姫(UH)、ジョシコーセー(JK)、マスターアイドル(MI) またキャラ固有スキルの他に、特定の面子を組むことで発生するパーティスキルのシステムもある。 そのうち一つに、とある身体部位が80以下のメンバーのみAGIが+20されるというものがあり、 これが行動速度や回数に直結するため戦闘面での影響が非常に大きく、 性能だけ見るなら基本的に小さな娘だけで固める方が良いとなってしまっている。 無論愛を貫くのもできなくはないがそれも難しいバランスもあって、一部の巨きさを好む紳士からは不満の声が上がった。 発売後、前述の小説や二巻構成のOVAが発売された。OVA二巻では遅れてやってきた羽根崎美緒も登場する。 さらに、ToHeart2の要素を外した、オリジナルの設定・キャラクターによる「ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」が続編として発売中。 また、本作もsteamなどでダウンロード版&プライス版が出たので興味のある人はこちらで始めるといいかもしれない。 追記・修正は、異世界から脱出してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マンドラルートのボスに真四天王、アイオーン、アンラ・マンユは明らかにパラメーターがおかしい。どう考えても、レベルリセットでクラウン取得することを前提にしてるだろ、アレ。 -- 名無しさん (2015-02-02 02 35 05) 名前 コメント
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ToHeart2 ダンジョントラベラーズ 【とぅはーとつー だんじょんとらべらーず】 ジャンル 3DダンジョンRPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 AQUAPLUS 開発元 スティング 発売日 2011年6月30日 定価 5,040円(税込) レーティング CERO D(17才以上対象) 廉価版 AQUAPRICE 28002013年4月25日/2,940円(DL版 2,000円、共に税込) 判定 良作 ポイント ToHeart2ヒロインが戦うダンジョンRPG可愛い見た目に反して難易度はガチ Leaf/AQUAPLUS作品リンク 概要 特徴 PC版からの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その他 続編 その後の展開 概要 LeafアミューズメントディスクVol.5『愛佳でいくの!!』所収の3DダンジョンRPG『FINAL DRAGON CHRONICLE~ Guilty Requiem ~』(以下、『FDCGR』あるいはPC版)をアレンジした作品。 先輩の怪しげなゲーム機のおかげでRPGの世界に放り込まれた『ToHeart2』のキャラクターたちが、元の世界に戻るためダンジョンを攻略していくことになる、というのが大まかな目的。 『FDCGR』はファンディスク内の一コンテンツでありながら、遊びごたえのある良作RPGとして高く評価されていた。それに更なる改善を加え、性的描写にコンシューマ機向けの修正を施したものが本作である。 特徴 使用可能キャラクターは『ToHeart2』本編及び『ToHeart2 Another Days』(以下『AD』)のヒロインと一部サブキャラ、計19人。当然全員が美少女である(厳密には1人は美魔女)。それ以外の登場人物(店員や後述の行商人など)もほとんどが『ToHeart2』登場キャラクターである。 ちなみに主人公「河野貴明」と各ヒロインたちとの関係は「本編および『AD』でヒロイン全員とフラグを立てながら誰ともエンディングを迎えていない」という状況。また、後方で戦闘指揮を取っているという設定のため、貴明は「パーティには常にいるが、登場はイベント時のみ」という扱いである。これはイベントのトリガーとして主人公の貴明は必須だが、「ToHeart2ヒロインでパーティが組める」というコンセプトの関係上、「本編主人公であろうと男は不要」とパーティから外されかねないからだと思われる。また、本編でのヘタレぶりも反映されているためだとも予想される。 使用可能なキャラクターにはファイター・マジックユーザー・スカウト・メイドの4つの職業系統の内、1つが割り振られている。レベルが一定以上になると、その系統ごとに二次職(中級職)・三次職(上級職)にクラスチェンジできるようになる。なお、各キャラの職業系統そのものの変更はできない。 ファイター系は近接武器での攻撃と敵の物理攻撃を受け止めるのが主な役割。マジックユーザー系は攻撃・回復・補助魔法の使い手だが、クラスチェンジによっては近接武器での戦闘も可能。スカウト系はトリッキーな戦法を得意とし、後半は弓や投擲武器でのアタッカーもこなせるようになる。メイド系はパーティ全員のHPとTP(MP)を回復させたり、敵を弱体化するor味方を強化するサポート要員である。 クラスチェンジはツリー式。一次職(基本職)から二次職・三次職にクラスチェンジする際には職が分岐していく。例えば、ファイター系ならファイター→パラディン(防御型)orダークナイト(攻撃型)の選択となり、さらにパラディン→ヴァルキリー(防御特化型)or侍(攻防一体型)ないしダークナイト→ダークロード(バランス型)or侍(直接攻撃特化型)へとクラスチェンジできる。このため、パラディン→ダークロードのようなクラスチェンジは不可。 各キャラはレベルアップすると、レベルに応じてSPというポイントが加算される。 これを技・魔法・パッシブにカテゴライズされているスキルに割り振りを行うことで、キャラの行動の幅を広げたり、能力の底上げを行ったりすることができる。スキルも、攻撃を強化したり、カウンターできるようになったりなど様々で、セットにより個性を出し様々な戦術を構築できる。 魔法には詠唱時間の概念がある。 魔法を選択すると次のターンまで詠唱しているという扱いになり、ターンが回ってくると魔法が発動する。 その間に沈黙させられたり、大ダメージを受けたりすると魔法詠唱は中断されてしまう(ただし後者は確率)。この場合、次のターンは通常のコマンド選択となる。 もちろん敵の魔法も同様なので、敵の魔法詠唱を阻止するのが基本戦術の一つである。 なお、技は再行動までの時間が遅めなのだが即時発動する。このため、魔法と技に使い勝手の上で格差が生じている(後述)。 戦闘はウェイトターン式。 ターンの頻度はステータスのAGI(素早さ)、武器の攻撃速度(A~Fにランク化されている。Aが最も速い)、行動内容(一般にアイテム使用は速く、スキルは遅い)で決定される。 特にAGI、武器の攻撃速度の影響は大きい。一般に攻撃力の高い武器(両手武器やロングボウ)は攻撃速度が遅い。 基本的にターンの多い方が有利だが、アタッカーならば一撃必殺を狙うのも戦術の一つである。 状態異常が非常に強力。 睡眠やスロウなど、多くのRPGでは戦闘中のみの状態異常のほとんどが戦闘終了後まで継続する。そのため、こちらが状態異常になったまま連続戦闘することになると極めて不利になることも。 他方、敵への状態異常≒行動阻止となることが多い。例えば、状態異常「凍結」は技を使用不能にするものだが、敵の場合は技を使おうとすると「○○は凍結している」と表示されてターンそのものがキャンセルされる(味方は技が使えなくなるだけ)。更に敵側はキャンセルされるから選択しないということは無いため、1回の状態異常で連続キャンセルも多々ある。 モンスターも一部を除き、全員美少女。ロリ系・お姉様系・猫耳・厨二病・和服などよりどりみどりである。 各層にいるボスを倒すと、色っぽいグラフィックが表示される。 HPを大きく減らした敵は「モンスター図鑑」というアイテムに封印できる。封印した「モンスター図鑑」は「封印書」というアイテムになる。これは装備品の扱いとなり、装備することでステータスの補正や敵の状態異常を完全に防ぐなどの効果をもたらす。また、封印されたモンスターは以降の戦闘で、1ボタン操作で最大HPや属性耐性などステータスの一部を確認できるようになる。 封印書はこのように有効な効果をもたらすのだが、売ってもなかなかのお金になる。この手のゲームでは一般的だが、モンスターはあまりお金を落とさない。ウィザードリィやエルミナージュのように固定エンカウントのモンスターが必ずアイテムを落とすというわけでもないので、序盤から中盤では封印書の売却は重要な資金源となる。 しかし、モンスターを封印すると経験値もドロップアイテムも得られないので、そのあたりが実に悩ましい。 余談ながら、PSP移植にあたって削除されたのはモンスターを封印したときのグラフィックである。 PC版からの変更点 原作に比べて、様々な面がパワーアップしている。 パーティー編成関係では、パーティーの最大人数が5人(PC版では4人)に増加し、パーティー編成に幅を持たせやすくなった。 各キャラごとに「ユニークスキル」が設定され、それを活かしたクラスチェンジも可能になった。例えばシールド装備時にDEF(防御値)をさらに高める「生徒会長の力」を習得する「久寿川ささら」(*1)なら、それを活かして屈指の壁役・ヴァルキリーか攻防のバランスが取れたダークロードにチェンジすると有効。 また、特定のメンバーを入れてパーティー編成すると「パーティースキル」が発動し、該当者の能力にボーナスが付く。例えば柚原このみ・春夏(*2)の親子を含むパーティを組むと、「パワフル親子」が発動し、二人の最大TPと火属性への抵抗が増加といった具合。それを活かしたパーティー編成も可能になった。 どちらも原作を知っていると納得できるもの、ニヤリとさせられるものが多い。 『FDC』ではフロア中ほどで仲間になり、戦う事が無かったキャラにも戦闘イベントが追加された。 行商人・依頼屋の追加。かれらもシリーズに登場するキャラクターで、冒険を手助けしてくれる。 行商人はダンジョン探索時にランダムで遭遇し、高性能な消費アイテムや装備品を販売してくれる。当然深い層になるほど良質な装備を購入可能。 依頼屋は特定のアイテムを入手・敵を一定数撃破などの条件を満たすと別のアイテムと交換してくれる。依頼屋のポイント(マスクデータ)を貯めると追加ダンジョンの解禁・アイテムの入手・アイテム所持数の増加などのご褒美が与えられる。 ダンジョンで特定のパーティー編成・脱出せずに一定数以上の戦闘回数経過などの条件を満たすと「雑談イベント」が発生するようになった。 原作『ToHeart2』ではシナリオの都合上交流のなかったキャラ同士の掛け合いや、キャラの素のパラメータが強化されるイベント(後述のレベルリセットボーナスとは別の扱いで、レベルリセットしても消えない)など様々な物がある。 レベルを1に戻す「レベルリセット」も、PC版ではほとんど意味がなかったが、PSP版ではLV50以上のキャラが行うとキャラクターの全パラメータにボーナス値が加算され、お気に入りのキャラをより強化できるようになった。ただし、レベルリセットによるボーナス値は+50が限界である。 PSP版のみの追加ダンジョンが追加された。 特定のクラスが必要な扉や人数制限のある扉、落とし穴を使い移動していくダンジョンなど一筋縄ではいかないダンジョンもある。 ダンジョンのマップも『FDCGR』とは全く異なっており、PC版経験者でもまた違った感覚で楽しめる。 評価点 キャラクターごとの職業系統や途中で加わる仲間のレベルと職が固定されていることから、キャラメイクは無い。しかし、ツリー制のクラスチェンジとスキルカスタムが導入されているので、キャラ育成の自由度は非常に高い。 例えばファイター系の三次職の侍は、二次職が防御中心のパラディンか攻撃重視のダークナイトだったかで全く性能が異なる。前者なら敵の物理攻撃を無効化しながら攻撃する攻防一体型に、後者なら防御を捨てて絶大な攻撃力で敵を切り裂く直接攻撃特化型になる。 全く同じ職業でもスキルカスタムによっては完全に異なる性能に仕上げることも可能。例えば、前述のダークロードはスキルの割り振り次第でアタッカーにも壁役にもなれる。 その極北がジョシコーセー(メイド系三次職)。習得可能なスキルの数はダントツに多く、ほとんどのアイテムを装備できる。そのため、アタッカーにも壁役にも支援型にも万能型にもできる。 もっとも、SPは有限である上、一度割り振ったSPはレベルリセットをしないと元に戻せない。スキルレベルを上げると更に使えるようになるが、SPがかなり必要。そのため、どの職も育成方針や他のキャラクターとのバランスを考えないとただの器用貧乏になったり、アンバランスになったりする。そのあたりを考えながら成長させるのが楽しいところである。 システムを理解すればするほどプレイに幅ができてくる。 AGIの重要性、武器の攻撃速度、スキル、各職業の役割を理解すればするほど、効率的な作戦が取れるようになる。正面から戦っても勝てないような相手も工夫すれば搦め手で簡単に撃破できるようになるのも面白い。 基本的には状態異常のばら撒きとなるが、強力な攻撃スキルで粉砕、「衰弱のサルサ」(後述)でジワジワと削る、超高速パーティで敵にターンを回さないなど工夫の仕方はいろいろ。 もちろん「俺の嫁」パーティでも(メンバーと工夫次第ではあるが)問題ない。 この手のゲームによくあるやりこみ要素は単なるお飾り的なものではなく、プレイにも大きな影響を与えるものも多い。 やりこみ内容の一部は「トロフィー」として表示される。そして、トロフィーが多くなればなるほど前述のパーティスキルが強化される。 封印したモンスターは「モンスター辞典」にステータスの一部が記載されるようになるため、弱点を突くのに有利となる。しかもLボタン1回でその戦闘に出ているモンスターで対象が居れば表示されるので、イチイチ選択する必要などもなく非常に使いやすい。 ゲームの最初でもほのめかされるが「モンスター辞典」のコンプリートは真のエンディングのためにも必須だったりする。 キャラクターの衣装は エロ 可愛い。キャラグラフィックも本編や『AD』から改善されたものもある。 特に職業系統にジョシコーセーがある某美魔女の制服姿は必見……かもしれない。 やや簡潔すぎるものの「キャラクター辞典」もある。これである程度はキャラクターの個性や人間関係について知ることができるため、原作を知らなくても置いてけぼりにされにくい。 11層以降はLeafの古今東西の名曲(*3)が移動画面・戦闘画面で流れるため、往年のファンには嬉しい演出と言える。 細かいことだが、クリアしたフロアでも一部の宝箱は復活する。依頼こなしや低レベルキャラ育成で低いフロアに戻る羽目になっても、退屈な散歩となりにくい。 一部のステータス上昇等のスキルは通常移動時でも使用可能。ボス前で強化してから突入、とかができるのでテンポが良い。 やりごたえとボリュームは相当なもの 武器・防具も、ステータスアップや能力強化など付加属性がいろいろあって選択が楽しい。 クリアまでの長さの割に、スキルポイントの割り振りの幅やフロア攻略などのテンポが良いので、中だるみは少ない。 賛否両論点 難易度が高い。『ToHeart2』のファンディスク程度に思っていると痛い目にあう。 10層までは案外あっさりと進めるものの、11層以降になると敵の攻撃力が増してくるため、詰まりがちになる。 後半には高確率でのカウンター攻撃や能力低下を仕掛ける敵も多くなる。 装備の見直し(耐性は特に重要)・レベル上げ スキル分配・パーティー編成の見直しなどを行えば勝てる可能性が上がるシステムなのが救いだが。 『ウィザードリィ』や『エルミナージュ』、『世界樹の迷宮』などを既にプレイしていれば、極端に難しいとは思わないだろうが、これがハクスラ系初プレイだといささかキツい。 一部のプレイヤーの中には開発元の名前を見て「これはヤバい」と思った人もいるのではないだろうか。 レベルデザインの賛否 一方通行扉、ワープ床、などの配置が多い。と言うより、中盤辺りからフロア全体にそれらが敷き詰められるようになる。 「分岐ワープ床の先が一方通行扉で作られた一本道で、その最奥に入り口に戻る一方通行ワープ」、など、凝ってはいるが当時の類似ゲームでも賛否の多い要素を詰め込んだレベルデザインで、オートマッピングなのにマップを見ても通路の繋がりがとても把握しづらく、マップを埋めているというより埋めさせられてる感を感じやすい。 そのせいで、中盤辺りのフロアからは初見で下手に進むと、一方通行扉やワープのせいで簡単に撤退できなくなる。フロア移動で敵もかなり強化されるので、戻れなくなった先でレベリング不足が判明すると二進も三進も行かなくなるハメに。 強制脱出アイテムは安価で店売りされているので、それを切らさない限り詰みはしないのが救いだが。 問題点 全体的にバランスは大味。 職業バランスの問題。 くノ一(スカウト系三次職) 終盤はくノ一ゲーと言われる程強力。命中すれば確定で速度ダウンを付加できる技「鳳凰」、安定した削りと弱体を付与する「火遁」などの遁術、ボスにさえ通用する敵のスキル封じ技「影縫い」、発動している間は実質無敵になれる魔法「影分身」など、強力なスキルが目白押し。 ただし、TPが少ないのでTP補給手段を確保しないとすぐにガス欠を起こす。 エンチャントレス経由セージ(マジックユーザー系二次+三次職) 補助魔法のスペシャリスト。本作は状態異常系補助魔法の効果が絶大なので、状態異常魔法をばら撒くだけで敵の行動を完封できる。また味方強化や武器に火などの属性を持たせる魔法も、使い所を見極めればかなり戦闘が楽になる。反面、攻撃手段はほとんどないので、支援が終わると暇になることも多い。もっとも、基本魔法をチマチマ撃ったり状態異常をかけ直したりなど、やることは十分ある。 マスターアイドル(メイド系三次職) 敵のAGIを大幅に下げるスキル「愚鈍のマズルカ」や、ターンが回ってくるたびに敵の最大HPに対する割合ダメージを与えるスキル「衰弱のサルサ」があり、中盤以降の難易度を激変させる。特に中盤のボスは「衰弱のサルサ」でなければまともにダメージを与えられないということも。くわえてこれらのスキルはTPを一切消費しない。 更にメイド系スキルで戦闘後回復や仲間のTP回復を付けられるので、長期探索でもくノ一等の援護でも活躍できる。 ウイッチ(マジックユーザー系三次職) こちらはやや扱いにくい。攻撃魔法のスペシャリストだが、詠唱している間に高AGIキャラが敵を殲滅しているor詠唱中に殴られて行動をキャンセルされるなんてことはザラ。結局、時間のかかる大魔法で一掃するよりも、詠唱時間の短い基本魔法をチマチマと使うのがもっとも効率的という悲しい事態に陥ることも。もっとも、パーティメンバーを厳選し、役割分担を明確にすればある程度の欠点は克服可能。 ファイター系全般 盾役や物理攻撃として十分戦力になるが、敵からの状態異常やカウンターも強力だし、AGIをどうにかしないと多少攻撃力防御力があろうと攻撃回数で負けるため、味方がお膳立てをした上で戦力になる感じ。もっともそれもパーティとして必須なので、戦士系のためにという感は無いが。 ユニークスキル・パーティスキルの格差。 ユニークスキルの中でも、確率ですぐに再行動できる「まーの奇跡」、状態異常の敵へのダメージを状態異常数に応じて増やす「ダメ押し」は非常に強力。 TP消費を一律で減らす「知識の泉」で低消費魔法をTP消費ゼロ&高速でバラ撒いたり、詠唱を短くする「高速作業」で攻撃魔法の欠陥を補ったりなども地味にかなり強い。 一方、HPが減ると確実に退却できるもの、自分より相手のレベルが高いと近接攻撃の威力が上がるものなどは死にスキル(*4)になりがち。 前述のパーティスキルの中でも、体のある部分の大きさが80以下のキャラ3人以上で発動する「80以下」は最重要ステータスのAGIを底上げするため、非常に強力。さらに「80以下」該当キャラはユニークスキルも強力(*5)といたれりつくせり。 そのため、効率重視だと使用キャラは固定されがち。後になるほどパーティスキルの効果が増えるのも、編成固定化に拍車をかける。 特に、本編において人気キャラである環はゲーム開始時の初期パーティから加入するが、「ファイター系」「ユニークスキルの使いどころがない」「巨乳」(=80以下が発動しない)とシステム上で良いところがなく、他の優秀な 貧乳 ファイターを押しのけて使い続けるにはかなりの愛が必要になる。(パラメータの素質が高いので、ビルドを極めた終盤になればなんとでもなるが) 逆に、「80以下」「職業のメイン行動が武器に影響されないので攻撃速度だけで装備を選べる」「ユニークスキル「まーの奇跡」が汎用的で超強力」と言うまーりゃん先輩は、職業ツリーのどの二次職・三次職の組み合わせでも最強になる。 おまけに、唯でさえ強いユニークスキルに説明欄には書かれていない「隠しボーナス」まで仕込まれていると言う優遇っぷり。 本ゲームの舞台はまーりゃん先輩が作った「ゲームの世界」と言う設定であり、自作ゲームで俺Tsueeeを地で行っている。 さすが「ゴッデス・オブ・卑怯」w 戦闘システムの問題 技はスキルレベルが上がれば上がるほど次のターンが回ってくるのが早くなるものがほとんどなのに対して、攻撃魔法はスキルレベルを上げれば上げるほど詠唱に時間がかかるようになるものが多く、発動までのタイムラグもだがキャンセルされやすくなってしまい扱いにくい。逆に補助魔法はスキルレベルの上昇と共に詠唱時間が短くなるので、ゲームが進めば進むほど技=補助魔法>攻撃魔法の傾向が強まる。 ただし、攻撃魔法には確実にダメージを与えられる(もちろん耐性を考えないとダメージは雀の涙)・カウンターを受けないというメリットもある。使いどころが無い訳ではない。ただ他キャラのフォロースキルなどを用意しなければならず、そこまでして使うかという問題は相変わらず残る。 端的に言うと「ゲージとフィールドが無く、キャンセルのルールが確実ではないグランディア」のシステムなのだが、そのゲージと確実性が肝心な訳で…。攻撃順番は一目でわかるが、魔法詠唱で発動がいつになるかの目測はつけにくい。 通常の3DダンジョンRPGにあるようなものがない 周囲のマップはいつでも確認できるが、現在地全体や異なる層のマップが確認できない。 ○ボタンでの移動がない、下入力で後ろに下がらないなど、一般的なダンジョンゲームのボタン配置と異なることが多く、それに慣れている人ほど操作に戸惑いがち。 スタートメニューを誤操作で開いてしまう(*6)ことなどが人によっては多発。変えたくてもボタン振替えすら無い。 戦闘に関してはやや理不尽な部分もある 本作では戦闘からの退却時に一マス下がる仕様になっている。このため、一方通行の道では退却できなくなっているのだが、「一方通行→固定エンカウント」のコンボができている箇所もかなり多い。その上、追加ダンジョンや一部のフロアでは桁違いの強敵が出てくることもあり、「一方通行→固定エンカウント」と複合するとなす術もなく全滅ということもよくおきる。 アイテムの所持数がデフォルトだと20のため、アイテムがすぐにいっぱいになる。 この数は、ダンジョンの初めてのフロアなら宝箱とモンスターのドロップで満杯になりうる程度で、攻略中でも少し迷ったらまた満タンになる。しかも何故か店売りの回復アイテム以外はスタック不可。加えて回復アイテムなどを持ち歩くことや状態異常の回復が重要(*7)、封印したモンスターも1匹で1つの欄を占めることなどを考えると少なすぎる。 しかも満杯だとモンスターがアイテムドロップしても、手持ちを捨てて空きを作る暇も無く自動で捨てられてしまう。 このため回復スキル、特に状態異常回復を持つ仲間がいないと、ロクに探索できない内にアイテム的な問題で撤退ということが頻発する。依頼屋をこなせばある程度は緩和されるが、かなり後の話。 依頼屋の報酬が苦労の割にしょぼい 「○○を何匹討伐or封印を数枚」という依頼の報酬が、同じフロアのモンスターがドロップする程度のアイテムだったり。こなしている間に手に入ることも多々。 これは依頼屋のポイント増加で行ける追加ダンジョンによるアイテム入手・戦力強化との兼ね合いとも見て取れるが。 一枚絵のないイベントに関する問題 前述の雑談イベントなどは『AD』をプレイしていないとわからないネタも多い。また、雑談イベントをあとで見直すことはできない。 イベントの量は多いのだが、一つ一つは薄め。登場人物についてより掘り下げたものや連続もののイベントはほとんどない。 『AD』をコンシューマでプレイできるのはPS3版だけのため、尚更18歳未満にはわかり辛いネタも多い。 チュートリアルを兼ねたオリジナルキャラのイベントは声優の好演もあり好評だったのだが、それを見直せないのを惜しむ声もある。 イベントが薄い 参入時以外のイベントが少ない。参入時イベントも貴明以外のキャラも居るはずなのだが、絡むことがほぼ無い。 俺の嫁…といっても、これといって贔屓したり会話したりなどは無い。ギルドに戻った際の立ち絵キャラを固定できる程度。(PSP版では「スキルの素」というSPアップアイテムが少数手に入るため、贔屓しどころが無くはない) 細かい不備・大味さいろいろ ボーナス的に初期から覚えているスキル、イベントで覚えるスキル、スキルの素で上げたSP等々、レベルリセットすると全て無しになってしまう。やりこみのしがいが… 中盤に装備品の谷があり、良い武器などが手に入らない。これもあって中盤のボス戦は「衰弱のサルサ頼り」になってしまう。 前述の通り、ステータス強化・弱体化や状態異常をかけることは非常に重要で毎度のことなのだが、エフェクトがわずらわしい。1回あたりはちょっと長い程度なのだが、いちいち1匹1匹にかかる上にエフェクトが順番に終わるまで進行がストップしてしまう。 攻撃魔法で「単体・強」が無い。 攻撃魔法は単体弱、全体弱、全体強の3種あるのに単体強が無い。単体弱もひたすら強化すれば強レベルに近づけるが、消費も増えるし使い分けはできなくなる。結果ボス戦などで単体へ全体強を打つ、という無駄が多いことになる。これも魔法使いが不遇な一端。 魔法や属性の順番がバラバラ 火、土などの属性の順番が武器や魔法などで統一されていない。見づらくはないので見れば判るが、統一しない理由は存在しないだろう。 追加ダンジョンにおける「制限扉」の存在。 通常ストーリークリア後に登場する追加ダンジョンでは「特定の職業がいないと通れない」「人数が一定以下でしか通れない」と言った制限のある扉が登場する。多彩なキャラクターを幅広く使って欲しい、と言うスタッフの意図だったのかもしれないが、これが非常に不評。 せっかく好きなキャラ・クラスで自由なパーティ編成が行えるゲームなのに、特定クラスの育成・ボス挑戦を強要されてしまう。 しかも扉の前にたどり着くまでどんな制限扉かは分からない。「せっかくダンジョンの奥までいったのに、制限扉のせいで街に戻るハメに」「パーティを入れ替えて制限扉を通ったら、その奥でもう1つの制限扉に引っかかりまた街へ」などと言う事が容易に起こり得る。 また特定の職業を多く、というのもこの制限扉のため事実上不可能。様々な職業を分散して取得しておく必要があるからだ。 + ネタバレ注意 なんと、本作の隠しストーリー最後を飾る最強ボスは「4人以下」「ジョシコーセー(メイド系クラスの1つ)必須」の制限扉を通過しなければ挑戦出来ない。その上、1つ前のボスとは比べ物にならない強さを誇る事もあり、実質的にはマスターアイドルも必須(よほどの育成を施せば別だが)。最強のラスボスに挑むためのパーティメンバーなのに、大いに自由度が低いと言うのは凄まじく不評を買った。 その他UI面 オート戦闘やボタン押しっぱなしによる連打機能などは無い。 文字が全体的に小さく見づらい。小さい数字などはドットが潰れてほとんど読めなくなることも。 Vita版では全体的に文字が大きくなり視認性は改善された。 重大なバグがいくつかある。 中には進行不能となるものがあり、公式HPでも注意されている。 廉価版とDL版では一部修正されている模様。 総評 ファンディスク所収のRPGが大幅なパワーアップを遂げたため、ガチのハクスラ系に仕上がっている。ガチさ・難易度が高いこととイベントの薄さから『ToHeart2』のファンディスク的なものを期待すると途中で投げ出す可能性が高い。またガチでやりこむには、大味さと不備がチョコチョコひっかかってくるのが残念。 しかし、キャラ育成は衣装やキャラクターの可愛さもあって非常に楽しい。全体的に大味な部分があるとはいえ、システムを理解すればするほど戦法を工夫できるようになることもあり、ハクスラ系としてはよくできている。その系統のゲームが好きならばプレイして決して損はしない。 その他 家庭用機版で『AD』の移植版(PS3版『DX PLUS』に収録)が初めて出たのは今作より後になるため、一部キャラクター(シルファ、はるみ等)は今作が家庭用機版では初めての登場となる。既にOVA版(全年齢版)などは発売されていたので、エロゲーが出来ない未成年が目にする機会がなかったわけでもないが、発売順序的にはやや不親切。またPS3版『ToHeart2』に登場した新ヒロインの羽根崎美緒は当然ながら今作では出て来ないが、OVA版でおまけ扱い(第2巻のEDの後)ながら登場している。 と思ったら、2014年9月25日発売のPSVita版『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』で、DLCとして今作のキャラクター全員+羽根崎美緒が追加される事が発表された。 ちなみに羽根崎美緒は『ダンジョントラベラーズ2』での新クラス・スピエラー系である。元ネタはモバゲー版『ハートフルパーティー』のイベント時にスピエラー系のクラスだった事によるのだが。 また、柚原春夏役のCVは又吉愛に変更されている。 本作のPSVitaでのリメイクも2015年4月30日に発売されている。グラフィック向上やバランス調整(くノ一の影縫い、エンチャントレスの属性付与魔法の弱体化など)、システム改善(ソフトリセット追加など)がされている。 続編 やはり原作未プレイ者にも好評だったためか、『ダンジョントラベラーズ』シリーズとなり、2013年3月に発売された続編『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』はキャラクターも世界観も完全オリジナルとなった。 その後の展開 2024年2月15日にWin(Steam)版が発売された。
https://w.atwiki.jp/dungeon-travelers2/pages/217.html
※初期Ver.にて重度の不具合が報告されています。バグ情報をチェックし、Ver.1.01以降へアップデートしてください。 鍛冶の基本 強化値と性能の上昇 エンチャントの付与基本仕様 効果の反転 制限 おすすめエンチャント 有用エンチャント逆引き コメント 鍛冶の基本 鍛冶屋はモスタル地下墓地のイベントで初遭遇。その後ダンジョン内でランダムに遭遇する。 行商人・アイス/ら~めん屋と比べて、遭遇する確率が若干だが低い印象。 封印書とお金を使用して、鑑定済みの一般装備品を5回まで強化できる。(*1) 未鑑定品はその場で鑑定できる。鑑定後はそのまま強化可能。 強化すると装備の末尾に称号が付き、強化回数に応じて「改」→「強」→「超」→「絶」→「極」と変わっていく。 強化の対象にできる装備品や使用できる封印書は、ギルドにいるメンバーが装備しているものを除いた全て。 手持ちのもの、装備中のもの、倉庫の中のもののどれでも使える。 特に装備中のものを強化する際に留意すべき、深刻な不具合がある。Ver1.01で修正されました。詳細はバグ情報のページで。 強化値と性能の上昇 強化値の上昇量は、最低値を+1、上限値を+5として、使用した封印書のレベルの十の位の数値だけ上昇する。 Lv1~19は+1、Lv20~29は+2、レベル30~39は+3、レベル40~49は+4、レベル50以上は+5。 強化値を上げるためには、使用する封印書が強化したい装備の強化値を超えるレベルのものである必要がある。 強化レベル以下の封印書の場合はエンチャントの付加のみが可能となる。 例1:スタッフ+29 と“INTアップ”付きの封印書(Lv30) → スタッフ+32(INTアップ付与) 例2:スタッフ+30 と“INTアップ”付きの封印書(Lv30) → スタッフ+30(INTアップ付与) 例3:スタッフ+30 と”INTアップ”付きの封印書(Lv99) → スタッフ+35(INTアップ付与) 片手武器より両手武器の方がレベル上昇による攻撃力上昇値が大きく、特に太刀やへヴィアックスは少しの強化でも効果が表れる。 武器ほど顕著ではないが、防具でもローブよりレザーアーマー、レザーアーマーよりプレートメイルの方がレベル上昇による防御力の上昇値が大きい。 同じレベルの装備品ならより重い装備の方が防御力は高くなる。 エンチャントの付与 基本仕様 封印書に対応したエンチャント効果を付与することが可能。 強化する装備と使用する封印書に付与されている効果の中から毎回ランダムで選ばれる。 決定画面で一度キャンセルし、選択し直すことで効果の候補が変わるので、欲しい効果が候補に挙がるまで繰り返すことでほぼ狙い通りの結果を得られる。 効果を付与できる枠の数は、強化する装備の強化値によって変わる。強化値 +49以下は2枠、+50以上は3枠、+75以上は4枠となる。つまりエンチャントを4つ付与した装備を作成するには、初期値で+55以上の装備が必要。強化の結果+50/+75以上になる時ではなく、+50/+75以上の装備を強化する時に枠が増える。例1 スタッフ+49とLv55封印書=スタッフ+54でエンチャント2つ付与(次回強化より3つ付与) 例2 スタッフ+50とLv55封印書=スタッフ+55でエンチャント3つ付与 エンチャントの付与された装備には、装備名の頭に修飾語がつく。 付与数が2つ以下の場合は、各効果に応じた単語がつく。同じ効果でも、効果欄の位置が1番目か2番目で異なる。 付与数が3つ以上の場合は、装備の各カテゴリの範囲でランダムで選ばれる。効果を揃えるときと同様に、キャンセルすることで修飾語の候補が変わる。好みやキャラのイメージに合わせたり、同一の修飾語で統一して倉庫の中での視認性を上げたりすることもできる。 ただし、目的の効果と名前を両方揃えることは、効果の数が増えるほど確率的に困難になってくる。 修飾語や効果の並びにこだわる人は、効果が上書きされない封印書(後述の付与制限を参照)で最終調整することで比較的やり易くなる。防具の場合、+94~95の時点で効果を揃えてオーディンの封印書で99に強化する時に調整するとか、強化4回以下で効果を揃えかつ+99にした上でノッカー(Lv3)で調整する、等の方法が考えられる。 オーディンの封印書作成や4回以下で条件を揃えるのはどちらも多少面倒なので好みや必要に合った方法を取るのが良いと思われる。ある程度は妥協も必要。 効果の反転 同じマイナス効果のエンチャントが同時に選ばれると、効果が反転する場合がある。 反転時にはマイナス効果のエンチャントで2枠使用し、その後でプラス効果のエンチャント1枠に変換される。最終段階の強化でマイナス効果の反転をすると通常より1枠少ない状態になってしまうため、マイナス効果の反転は4回目までの強化で行うことが推奨される。 制限 どんなエンチャントでも付与できるわけではない。 武器には付与できないもの、防具には付与できないもの、どちらにも付与できないものがある。下表参照。 武器に付与できないエンチャント 最大HP/TP系(小は可)、DEF系、防御力系、被クリティカル率系、耐性系、ダメージカット系、中断率系、被ダメージTP変換、HP/TP回復系 防具に付与できないエンチャント ATK系、攻撃力系、クリティカル率系 共通して付与できないエンチャント 状態異常無効系、属性耐性・中断率低下で効果が「大」のもの、ガスによるトラップ無効、敵のHPと能力が見えるようになる、戦闘終了時にHP/TP全快 同一のパラメーター系エンチャントは同じ装備に2つ付けることはできない。 ATKアップ×2は不可。ATKアップとATK小アップ、ATKアップ&ATKダウンなら付与可能。例外的に、AGIアップとAGI小アップは不可。 物理攻撃力上昇など、それ以外のものは同一のものでも2つ以上つけることができる。 (VITA版のみ) 最大HPアップ付いた防具にヤム(最大HPアップx2)の封印書を付けると最大HPアップ2個になるパターンがある。一般防具なら種類・改造有無を問わず可、武器は不可。 最大HPアップx2+その他のエンチャントx1でエンチャント総数が3個の防具になり、エンチャント総数4個(内2個が最大HPアップ)の防具は作成不可。 2個化後も改造するなら最大HPアップの付いた封印書にしないと最大HPアップ2個を維持できない。この場合も最大HPアップx2+その他のエンチャントx1が限界。 最大HPアップx3の防具は作成不可。 最大まで積むと武器1、防具2x4、封印書ヤム(2)の11枠、クラウンVLで4079。 エンチャント総数は減るものの最大HPの低い後衛職にとっては一考の余地あり。 宝箱やドロップで入手した装備品(ユニークアイテムを含む)にもエンチャント効果がついている場合があるが、それらは鍛冶で付与できる条件には縛られない。 ATKアップが2つ付いている、武器にDEFアップが付いている、等等。そういった装備でも一般装備であれば強化可能だが、本来付かない分は強化した時に除外される(前者は1つまで付与可能、後者は消滅)。 なお、武器に属性攻撃系・追加効果系・種族特攻系の効果がついていることもあるが、これらは対応する封印書が存在しないために後から付与する手段がないだけで、「付与できないエンチャント」ではない。そういったものは強化しても消滅せず、残すことができる。 その他、詳細は不明だが狙った通りに付与できないケースもある。 2chからの引用情報1 627 名無しじゃなきゃダメなのぉ! sage 2014/01/23(木) 01 43 48.95 ID RJ4M9Y36 613 亀だが鍛冶で装備と封印書の両方に同じステアップが付くと狙った装備が出来ない時があるみたい 小角や晴明4回の場合、3回目で「中断率ダウン+火~雷×3」なら4回目で「火~雷×4」が出来るが 3回目で「TPアップ+火~雷×3」だと4回目は何度やっても「火~雷×4」は出来なくて、「エンチャ3個」or「TPアップを含むエンチャ4個」になってしまう 装備と封印書でステアップ重複していてもエンチャが4つ装備に付けられる封印書?なら大丈夫だったり、もうよく分からん 上の「TPアップ+火~雷×3」の装備にTPアップを含んでいてもメタキンドラ♀なら火~雷×4が出来る ということ とりあえず+と-がないのに不自然に三つしかつかないなら一旦変えないとダメだな おすすめエンチャント AGIアップ/行動速度アップ 最重要項目。ロングボウや太刀等の遅い装備のキャラでも先手を取れる可能性が上がる。また行動回数が増えることで火力が上がり、防御や回復も安定する。 AGIアップは行動速度だけでなく回避力も上昇するが、ダガーなどの軽い武器を使っている場合は、行動速度への寄与率が特に序盤はそれほど高くないので、余裕がないなら行動速度アップを優先しておくのがお勧め。 両手武器などを使っている場合の寄与率は行動速度アップに近くなるので、両者バランスよく。 ステータスを大幅に加算強化できる装備が出現する終盤までは、とりあえず付けられるだけ付けておくといい。 行動速度アップのキャップにだけ注意。 INTアップ 魔法攻撃職の生命線。物理系にとってのATKアップと比較すると、ダメージ・詠唱速度共に上昇すること、武器防具を問わず付けられることが大きい。 AGIアップ/行動速度アップに優先するほどではないが、できるだけ付けておきたい効果。 詠唱速度アップ 魔法職ならこちらも重要。INT依存でない魔法の詠唱、詩の詠唱にも影響する。 回復等RES依存の魔法はあまり威力が問題にならないので、こちらを付けておけば十分。 攻撃職でも、詠唱速度に特化する場合はINTより先にこちらを選ぶことになる。 一個あたりの効果が大きい一方でキャップが低いので、付けすぎに注意。 火~雷耐性アップ 各耐性が15ずつ上昇する。状態異常の耐性も上がり、状態異常にかかる確率を若干下げることができる。 7個エンチャントしたり、耐性の高いアクセサリと併用したりすれば、全ての耐性を100にして状態異常のブロック(無効化)も可能。 最大HPアップ 前衛、後衛問わず被ダメージが増える中盤以降、主に後衛職で有効。 WTなど低HP職で、終盤の固定ダメージによる一撃死を防ぐにはこれを付けるしかない。 被ダメージカット 前衛、後衛問わず被ダメージが増える終盤以降に有効。 HPの回復手段に固定値やキャップが多い関係で、後衛職に比べ素のHPが高い前衛職では、最大HPアップよりこちらが有効な場面が多い。(*2) HPアップと違って一つの装備に複数付けられるのも魅力。ただし固定ダメージは減らせないので注意。 毎ターンTP小回復/毎ターンTP回復 序盤~中盤はそれなりに有効。 TP小回復は2回復、TP回復は4回復。複数付与するとその分だけ回復量が増し、大きな効果が得られるが、回復量が固定値な上に非常に少ないので、中盤以降は焼け石に水。 ただ終盤にTP消費を大幅に削減する強力な大封印書を入手すると、多少有効度が上がる。 ATKアップ/物理攻撃力アップ 物理職なら基本火力の底上げも重要。武器に付けるエンチャントに悩んだらとりあえずこれ。 ATKアップは素ATKに掛かるのに対して、物理攻撃力アップは装備のATK修正を加算した後に掛かる。そのため、装備が整ってくる終盤ほど物理攻撃力アップのほうがダメージ上昇に寄与するようになってくる。(*3) …とはいえ、どの道ATKアップは基本1つしか付けられないし、そこまで大きな差があるわけでもないので、あまり違いを気にしなくてもよい。 また、最終的には大半の職でユニーク装備の攻撃力のほうが大幅に上回るため、一般武器を使う機会は稀になる。 有用エンチャント逆引き エンチャント 封印書(Lv) 出現場所 毎ターンTP小回復 衛生兵(12) サマーラの羨道 バーブル(22) 名もなき洞窟 フローレンス(31) ルーセ離宮 ムオーデル(72) スカフォード 毎ターンTP回復 ブロー(27) 獣人達の祭壇 ホープ(33) マルサーラ温泉 龍人(39) プリズレンの森 レオナール(42) 王立図書館最深部 死の女王(47) 王立図書館最深部 バナーヌ(50) プリズレンの森(奥地) 黄泉醜女(53) 深淵なる闇 メタルマンドラ♀(57) 深淵なる闇 ジャラ(62) ディレダワの社 はぐれマンドラ♀(65) ディレダワの社 サテュロス(75) マハーシュトラ寺院 ティターニア(76) マハーシュトラ寺院 カーバンクル(77) マハーシュトラ寺院 アスクレピオス(77) ギア・キャッスル 閻魔(80) ギア・キャッスル 青龍(87) ギア・キャッスル パズス(89) ボゴミールの塔 メタキンドラ♀(90) ボゴミールの塔 ネヴァン(90) ギア・キャッスル ティアマット(91) ボゴミールの塔 最大HPアップ ニートミミックEX(70) ? ノスフェラトゥ(75) ? ラハブ(74) ? アスタロト(80) ? パンドラ(80) ? トール(82) ? オシラサマ(83) ? ランスロット(84) ? ケルベロス(88) ? ガネーシャ(90) ? ティアマット(91) ? ローランド(93) ? 火~雷耐性アップ リンゴロファイター(36) トヴェリの大樹 センティナリー(45) 王立図書館最深部 ニートミミック(48) ヴェジェカの氷穴 小角(68) スカフォード ヤム(69) ディレダワの社 魔王の第十三子(76) マハーシュトラ寺院 アスタロト(80) マハーシュトラ寺院 晴明(84) ボゴミールの塔 青龍(87) ギア・キャッスル メタキンドラ♀(90) ボゴミールの塔 モリーアン(94) ボゴミールの塔 AGIアップ ねこばば(13) ピエルタンの古塔 ワータイガー(19) 名もなき洞窟 どろぼうねこ(26) 獣人達の祭壇 ホープ(33) マルサーラ温泉 ガドゥンガン(40) 王立図書館最深部 猫大明神(47) ヴェジェカの氷穴 ガラシャ(51) ヴェジェカの氷穴 ランマル(61) ディレダワの社 乙姫(63) ディレダワの社 マッハ(63) 深淵なる闇 シャニーナ(65) ディレダワの社 ハーヴェイ(69) スカフォード 龍馬(73) マハーシュトラ寺院 キャッツアイ(77) ギア・キャッスル ネヴァン(90) ギア・キャッスル 第六天魔王(91) ボゴミールの塔 ユキムラ(92) ボゴミールの塔 ローランド(93) ボゴミールの塔 モリーアン(94) ボゴミールの塔 アスモデウス(95) ボゴミールの塔 行動速度アップ ぼーぱるっ(22) モスタル地下墓地 ピゴット(29) 獣人達の祭壇 クー・シー(37) 地下水路 ろいやるっ(37) プリズレンの森 天狗(39) トヴェリの大樹 くノ一(46) 図書館最深部 バッカニア(48) ヴェジェカの氷穴 メタルマンドラ♂(51) ヴェジェカの氷穴 リュカオーン(54) 深淵なる闇 えすかいやっ(56) 無間地獄ゲヘナ スクブス(59) 無間地獄ゲヘナ はぐれマンドラ♂(60) 無間地獄ゲヘナ 影丸(60) 無間地獄ゲヘナ 木の葉天狗(72) マハーシュトラ寺院 フェンリル(73) マハーシュトラ寺院 メタキンドラ♂(75) スカフォード 魔王の第十三子(76) マハーシュトラ寺院 カーバンクル(77) マハーシュトラ寺院 キャッツアイ(77) ギア・キャッスル スパンデュール(81) ギア・キャッスル 半蔵(85) ボゴミールの塔 ペルセポネー(87) ボゴミールの塔 ネヴァン(90) ギア・キャッスル INTアップ 炎術士(28) 離宮庭園 ウィッカ(37) プリズレンの森 アヌビス(40) 王立図書館最深部 ぼんたんな(43) トヴェリの大樹 マギ(50) ヴェジェカの氷穴 殺采女(53) 深淵なる闇 デビルサマナー(61) ディレダワの社 乙姫(63) ディレダワの社 ウルガータ(66) スカフォード 緑化委員(67) スカフォード エウリュアレー(78) マハーシュトラ寺院 悪魔神官(83) ボゴミールの塔 月読(86) ボゴミールの塔 パズス(89) ボゴミールの塔 ミルディン(94) ボゴミールの塔 詠唱速度アップ リッチ(28) 離宮庭園 リージェント(38) プリズレンの森 死の女王(47) 王立図書館最深部 悪魔貴族(49) ヴェジェカの氷穴 マギ(50) ヴェジェカの氷穴 メタルマンドラ♀(57) 深淵なる闇 はぐれマンドラ♀(65) ディレダワの社 ウルガータ(66) スカフォード デミリッチ(73) スカフォード カーバンクル(77) マハーシュトラ寺院 悪魔神官(83) ボゴミールの塔 ダゴン(85) ボゴミールの塔 メタキンドラ♀(90) ボゴミールの塔 ATKアップ クリーチャー(11) ラップル神殿 ヒュドラ(32) ルーセ離宮 ナイトライダー(40) マルサーラ温泉 デスブリンガー(42) 王立図書館最深部 オロチ(45) 王立図書館最深部 サイクロさん(45) トヴェリの大樹 ラートシカムイ(53) ヴェジェカの氷穴 黄泉醜女(53) 深淵なる闇 ダイダラさん(55) 深淵なる闇 サタデーナイト(57) 深淵なる闇 ストームブリンガー(61) 無間地獄ゲヘナ ヘルハウンド(62) 無間地獄ゲヘナ サラマンダー(63) 無間地獄ゲヘナ レヴィアサン(71) スカフォード ホムちゃん(72) スカフォード 木の葉天狗(72) マハーシュトラ寺院 アラハバキ(79) ギア・キャッスル 閻魔(80) ギア・キャッスル トール(82) ギア・キャッスル ソウルブリンガー(84) ギア・キャッスル エンキドゥちゃん(85) ギア・キャッスル ペルセポネー(87) ボゴミールの塔 第六天魔王(91) ボゴミールの塔 オーディン(96) ボゴミールの塔 クリティカル率アップ 賞金稼ぎ(21) モスタル地下墓地 ぼーぱるっ(22) モスタル地下墓地 アーチャー(25) ホラムシャハルの里 ラッパー(31) ルーセ離宮 桃生(35) ルーセ離宮 ろいやるっ(37) プリズレンの森 サムライ(42) 王立図書館最深部 マンドラゴラ♀(44) 王立図書館最深部 プリムローズ(47) トヴェリの大樹 ガンスリンガー(48) トヴェリの大樹 スナイパー(52) 深淵なる闇 えすかいやっ(56) 無間地獄ゲヘナ スクブス(59) 無間地獄ゲヘナ ランマル(61) ディレダワの社 シャニーナ(65) ディレダワの社 ハーヴェイ(69) スカフォード ティターニア(76) マハーシュトラ寺院 スパンデュール(81) ギア・キャッスル エンキドゥちゃん(85) ギア・キャッスル ペルセポネー(87) ボゴミールの塔 ユキムラ(92) ボゴミールの塔 物理攻撃力アップ なまはげ(25) アバディーン遺跡 ダークブリンガー(32) ルーセ離宮 ブラウニー(33) サマーラの羨道 ぼぜ(33) マルサーラ温泉 クー・シー(37) 地下水路 デスブリンガー(43) 王立図書館最深部 リュカオーン(54) 深淵なる闇 レプラホーン(60) 無間地獄ゲヘナ ストームブリンガー(61) 無間地獄ゲヘナ フランソワ(65) ディレダワの社 フェンリル(73) マハーシュトラ寺院 ソウルブリンガー(84) ギア・キャッスル 魔法攻撃力アップ メリュジーヌ(32) マルサーラ温泉 ククルカン(42) 王立図書館最深部 デミリッチ(73) スカフォード ローレライ(79) ギア・キャッスル 月読(86) ボゴミールの塔 パズス(89) ボゴミールの塔 被ダメージカット マッハ(63) 深淵なる闇 月読(86) ボゴミールの塔 エンチャント 封印書(Lv) 出現場所 AGIダウン ミミックSP(32) 離宮庭園 踊る石像(37) サマーラの羨道 バナーヌ(50) プリズレンの森 ニートミミックSP(60) ? 行動速度ダウン マトリョーシカ(17) モスタル地下墓地/名もなき洞窟地下 コサック(34) サマーラの羨道 バルログ(57) ? INTダウン 聖騎士(17) ピエルタンの古塔 リンゴロライダー(30) ルーセ離宮、温泉 アセロラン(44) トヴェリの大樹 呪詛娘々(57) ? 詠唱速度ダウン バナーゴ(7) ラップル神殿 バナース(20) ? ミノ子さん(25) ホラムシャハルの里 ぼぜ(33) マルサーラ温泉 サイクロさん(45) トヴェリの大樹 ダイダラさん(55) 深淵なる闇 火~雷耐性ダウン リンゴロライダー(30) ルーセ離宮、温泉 リンゴロナイト(38) トヴェリの大樹 リンゴロ(50) プリズレンの森 最大HPダウン ねこばば(13) ピエルタンの古塔 リンゴロナイト(38) トヴェリの大樹 マンドラゴラ♂(38) プリズレンの森 キャッツアイ(77) ? ATKダウン リンゴロライダー(30) ルーセ離宮、温泉 だいばあ(35) 地下水路 ぼんたんな(43) ? 海女ねこ(46) ヴェジェカの氷穴 テーブルを編集 このページを編集 コメント 【検証3】 最大HPアップ2個+最大HP小アップは付けられるか? 結果としては不可、恐らく3個不可なのと同じ理由で制限に引っ掛かると思われる。 そもそも最大HP+小アップは同時に付けられなかった PSPでも確認したけど不可能、空枠が出るから2個目は重複制限に引っ掛かり消滅する模様。 一応、最大HP小アップを付けてからヤムを付ければ、最大HP+小アップは可能。 若しくは最大HPアップ2枠化後、最大HP小アップを付けても最大HP+小アップには出来る。 【検証4】 最大HPの限界を調べてみた ・ヴァルキリー:クラウン時、装備無しで最大HP1945 武器:曳影之剣、祝福の剣など:1個 防具:盾頭胴アクセにヤムを使って2個ずつ、計8個 封印書:ヤム(2個) >合計11個加算(+110%)1945+2134=4079 >アンプリケイションLV10を掛けると>>>4993 上記はパーティスキルによる加算を含まないため ガッツ屋(HP+100)を発動したアリシアであれば4179となり アンプリケイション使用時は5093まで上がる。 -- 2022-09-19 12 06 32 【検証5】 検証4までやって変なことに気づいた。 アンプリケイションによるHPの伸びが悪いことに。 本来、LV10の伸び率は147%だから、VLだと4079x1.47=約5996・・・おい1000近く足らんぞ。 そこで詳しく調べました。 VL:最大HP4079(最大HPアップ11個積み) アンプリケイションLV、上昇後HP、倍率(本来の倍率) LV1:4488:1.100269674(1.20) LV2:4526:1.109585683(1.23) LV3:4584:1.123804854(1.26) LV4:4643:1.138269184(1.29) LV5:4701:1.152488355(1.32) LV6:4759:1.166707526(1.35) LV7:4818:1.181171856(1.38) LV8:4876:1.195391027(1.41) LV9:4934:1.209610199(1.44) LV10:4993:1.224074528(1.47) ・・・全然足らない、だいたい半分弱ってところ。 -- 2022-09-19 12 09 30 他職も調べてみた(全職居なかったからあるだけ) アンプリケイションLV10、DL/BESAのみエンラージブラッドLV5も確認 職業、クラウン時の素HP、11枠加算時、アンプリ(倍率)、エンラ(倍率) DL :1729:3621:4433(1.224247445)、4485(1.238608119) BESA :1547:3241:3968(1.224313483)、4014(1.238506634) W :1028:2150:2633(1.224651163) ENMP :1525:3197:3913(1.223959962) ENSG :1306:2736:3349(1.224049708) BS :1227:2569:3145(1.224211756) SN :1323:2775:3396(1.223783784) ASTH :1473:3090:3782(1.22394822) KN :1395:2924:3579(1.224008208) SS :1147:2401:2940(1.224489796) TSPA :1332:2795:3421(1.223971377) JO :1367:2863:3505(1.224240307) BDMI :1319:2760:3379(1.224275362) DI :1119:2340:2865(1.224358974) >概ねアンプリケイションLV10で122.4%、エンラージブラッドLV5で123.8% 本来は147%、150%の伸び率だから、その半分も出てない。 -- 2022-09-19 12 10 46 さらに追加調査として クラウンVLで最大HPアップのエンチャ数を調整後 アンプリケイションLV10を掛けてみた。 最大UPアップの数、素のHP、アンプリ後のHP(倍率) 0:1945:2859(1.469922879) 1:2139:3053(1.427302478) 2:2333:3247(1.391770253) 3:2527:3441(1.361693708) 4:2721:3635(1.335905917) 5:2915:3829(1.3135506) 6:3109:4023(1.293985204) 7:3303:4217(1.276718135) 8:3497:4411(1.261366886) 9:3691:4605(1.247629369) 10:3885:4799(1.235263835) 11:4079:4993(1.224074528) エンチャ無しなら本来の性能が出るものの 最大HPアップのエンチャントを付けるほど伸びが鈍化していく。 PSP版では最大HPアップを何個付けても正常な伸び率が出るのを確認したから VITA版のバグでしょうね、思わぬ発見でした。 -- 2022-09-19 12 11 23 ついでに最大HP小アップも調べてみた 最大UP小アップの数、素のHP、アンプリ後のHP(倍率) 0:1945:2859(1.469922879) 1:2042:2956(1.447600392) 2:2139:3053(1.427302478) 3:2236:3150(1.408765653) 4:2333:3247(1.391770253) 5:2430:3344(1.376131687) 6:2527:3441(1.361693708) 最大HPアップの時より減少は緩やか エンチャによる増強分が同じ(最大HPアップ1個/小アップ2個など)なら減少幅も同じ。 つまり増強度合いに応じてアンプリケイションやエンラージブラッドの効果が減少していくという罠。 -- 2022-09-19 12 12 06 【検証6】 嫌な予感がしたためシリーズ全作調べてみた。 もう当初目的とは関係無くなってるけど調べてみる。 ↓発売順↓ ファイナルドラゴンクロニクル(Windows) ToHeart2ダンジョントラベラーズ(PSP) ダンジョントラベラーズ2(PSP) ダンジョントラベラーズ2(VITA) ToHeart2ダンジョントラベラーズ(VITA) ダンジョントラベラーズ2-2(VITA) 検証方法 最大HPアップのエンチャントを調整しつつアンプリケイションLV10を掛ける。 使用キャラはクラウンVL、パーティスキル無しとする。 ドラクロのみJK(装備が揃わなかった)、レベルリセットボーナスは無いから素のLV99。 検証結果 ドラクロおよびPSP版のダントラ1~2は正常 VITA版のダントラ1~2-2は同じように効果が下がっていくことを確認。 ということでVITA版共通のバグでしたとさ。 -- 2022-09-19 12 14 20 最大HPアップの数、素の最大HP、アンプリ後(倍率) ファイナルドラゴンクロニクル(Windows) 018562728(1.469827586) 121343136(1.469540769) 224123545(1.46973466) 326913955(1.469713861) 429694364(1.46985517) 532484774(1.469827586) ToHeart2ダンジョントラベラーズ(PSP) 019452859(1.469922879) 121343136(1.469540769) 223233414(1.469651313) 325123692(1.469745223) 427013970(1.46982599) 528904248(1.469896194) ダンジョントラベラーズ2(PSP) 019452859(1.469922879) 121393144(1.469845722) 223343430(1.46958012) 325283716(1.469936709) 427234002(1.469702534) 529174287(1.46966061) 631124574(1.469794344) 733064859(1.469751966) ダンジョントラベラーズ2(VITA) 019452859(1.469922879) 121393053(1.427302478) 223333247(1.391770253) 325273441(1.361693708) 427213635(1.335905917) 529153829(1.3135506) 631094023(1.293985204) 733034217(1.276718135) 834974411(1.261366886) 936914605(1.247629369) 1038854799(1.235263835) 1140794993(1.224074528) ToHeart2ダンジョントラベラーズ(VITA) 019452859(1.469922879) 121393053(1.427302478) 223333247(1.391770253) 325273441(1.361693708) 427213635(1.335905917) 529153829(1.3135506) ダンジョントラベラーズ2-2(VITA) 019452859(1.469922879) 121393053(1.427302478) 223333247(1.391770253) 325273441(1.361693708) 427213635(1.335905917) 529153829(1.3135 興味深いし有意義な検証乙。コメント欄にとどめておくのはもったいない -- 2022-09-19 23 26 58 コメ返しありがとう。 要点は各項目に記載しときましたが全部載せると長すぎるかな~と。 とはいえ根拠はあった方が良いから、いずれ流れるであろうコメント欄にたれ流しました。 ヤムの封印書はともかく、HPアップエンチャがスキルに干渉しててマジで?って思った。 もしかしたらエンチャとスキルで同じステータスを上げるやつは似たような事象を抱えてるかも知れない ・・と、このコメント書いてて思った。 うーん調べようかどうしようか、判明すればするほどガックリしそうだけど。 -- 2022-09-20 11 54 26 HPアップエンチャとアンプリケイションの件ですが どうも結論を勘違いしてたようです、TH2ダントラの方で指摘されて気づきました。 「素のHPには正しい倍率が働いているが、エンチャントによる増分には効果が無くなった」が正解みたい。 自分で見返してもバグよりは下方修正だろうなと思ったため、不具合情報は削除、スキルの変更点に文言修正して書いておきます。 まぁ調べなきゃ気づかなかったから、無駄では無かった・・とは思う。 -- 2022-09-20 15 53 17 コメント すべてのコメントを見る
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エクストラブースター 「ダンジョントラベラーズ」 2011年6月25日発売。 この弾に収録されているカード キャラ AP-119 ウィッチ「柚原 このみ」 AP-120 ヴァルキリー「向坂 環」 AP-121 プリーステス「小牧 愛佳」 AP-122 くのいち「十波 由真」 AP-123 パラディン「久寿川 ささら」 AP-124 ウィッチ「ルーシー・マリア・ミソラ」 AP-125 歌姫「草壁 優季」 AP-126 ソーサレス「姫百合 珊瑚」 AP-127 ダークナイト「姫百合 瑠璃」 AP-128 アーチャー「笹森 花梨」 AP-129 くのいち「イルファ」 AP-130 ダンサー「シルファ」 AP-131 ヴァルキリー「河野 はるみ」 AP-132 セージ「山田 ミチル」 AP-133 侍「吉岡 チエ」 AP-134 ビショップ「菜々子」 AP-135 スナイパー「小牧 郁乃」 AP-136 ジョシコーセー「柚原 春夏」 AP-137 ダンサー「まーりゃん」 エクストラ AP-138 ファイター「向坂 環」&マジックユーザー「柚原 このみ」 AP-139 トレジャーハンター「十波 由真」&セージ「小牧 愛佳」 AP-140 アーチャー「小牧 郁乃」&ビショップ「小牧 愛佳」 AP-141 バード「まーりゃん」&ファイター「久寿川 ささら」 AP-142 マスターアイドル「草壁 優季」&アサシン「笹森 花梨」 AP-143 エンチャントレス「姫百合 珊瑚」&ダークロード「姫百合 瑠璃」 AP-144 2人のマジカルプリンセス「菜々子」&「ルーシー・マリア・ミソラ」 AP-145 マジカルプリンセス「山田 ミチル」&パラディン「吉岡 チエ」 AP-146 スナイパー「イルファ」&ダークナイト「河野 はるみ」&メイド「シルファ」 イベント AP-147 迷い込んだ世界での目覚め AP-148 負けず嫌い AP-149 ハーレムマッサージ AP-150 ドジっ娘メイド現る AP-151 招かれた厄災 セット AP-152 司祭の聖衣 AP-153 ピコピコハンマー AP-154 カドゥケウス
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このwikiはDMMより配信されているダンジョントラベラーズ CRYマックスの攻略wikiです。 どなたでも編集は可能ですが、連続で5回ページの編集を行うと規制される設定にしています(厳密には最新履歴の10回中5回)。 荒らしを予想しての規制になりますので、編集する時にはメモ帳などを利用しコピペで編集すると楽でしょう。 ゲーム情報 タイトル ダンジョントラベラーズ CRYマックス 配信サイト DMM.com 対象年齢 全年齢(一部下着姿や際どいのがあるので実質R15くらい?) 対応機種 Android OS 4.0以上タブレット端末及びパソコン及び以下の3つは非対応となっているdocomo SO-02D(4.0.4)SoftBank:201HW(4.0.4)au PTL21(4.0.4) その他・備考
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登録日:2013/07/24 Wed 00 01 21 更新日:2024/03/13 Wed 12 03 36NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 AQUAPLUS CERO-D(17才以上対象) PSP PSVita RPG アクアプラス キャラゲー ギャルゲー←の皮を被った鬼畜ゲー ゲーム スティング ダンジョントラベラーズ ダンジョントラベラーズ2 ティアーズ・トゥ・ティアラ 運ゲー 「ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」はAQUAPLUSの「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」の続編として発売されているPSP用3DダンジョンRPG。 発売日は当初2013年2月28日であったが、後に1ヶ月延期されて3月28日になった。 最も早く情報が出たのは2012年5月31日のファミ通.com。 この時点ですでに原画やシナリオの担当や複数のキャラのデザインが決定していた。 次に情報が出たのは同年8月9日。この時にようやくダンジョントラベラーズの続編であることが明らかになる。 前作からの主な変更点として、 ToHeart2のキャラが基本的に登場せず、ストーリーとキャラが完全オリジナルに。 職業にスピエラー系が追加。加えて、既存職業のバランスが調整されている。 ラーメン屋、アイス屋、鍛冶屋が新たに登場。冒険中に様々な恩恵を受けられるようになる。 封印書関係の仕様変更。マモノを一定数討伐すると封印書に変換可能になり、アクセサリーと同時装備が可能に。 隠しステータス「ヤル気」導入。協力スキルの発動や、特定のサブイベントに関係する。 ミニマップ稼動や後退などの前作の不満点の改善。 等がある。 あらすじ かつて、神と人と異界からやって来た魔神が入り乱れていた時代があった。 人々は聖乙女ヴィトーリアの元で魔神の手下であるマモノと戦いを繰り広げていた。 時が流れ、錬金術師ジークドラドによって封印書が開発され、この封印魔法を扱うライブラによってマモノを次々と封印。 最終的には魔神すらも異界に撃退することに成功し、世界が人の秩序で動き出すようになった。 ヴィトーリアはその後、ロムレア王国初代王女に即位。彼女の活躍はロムレア王国の歴史の1ページに刻まれることになった。 …それから499年後。 ロムレア王国の王立図書館に所属された新米ライブラにとある任務が下される… ゲームの流れ 基本的には前作と同じく、自動マッピングのダンジョンを攻略していく。 シナリオを進めると自然と攻略できるダンジョンが増えていくが、一部はシナリオには一切絡んでこない場所もある。 前作にもあった森や塔はもちろん、新たに温泉地や上下左右が人の物と思われる肉で構成されたダンジョンを冒険することになる…ん? 前作にもあったサブイベントや一人当たりのCGの数が大幅に増加。 基本的にボス撃破が条件であった前作に加えて、特定のアイテムの入手やキャラのLvによって解禁されるものもある。 ヒロイン撃破CGでは何故か縄で拘束された姿が多い。フリードの趣味か? ただでさえ高かった難易度が今回の仕様変更等によってさらに高くなっている。 某大型掲示板の人によっては「(表の)ゲームクリアまでがチュートリアル」と言う始末となっている。 マモノが動くたびに味方の一人が問答無用で即死するスキルや、特定の扉を通過すると大型雑魚敵×2確定+逃走不可能の戦闘は初見殺しの筆頭候補である。 登場人物 フリード・アインハルト (ライブラ) CV 村田大志 今作の主人公で、王立士官学校予科を主席で卒業した優等生…なのだがもの凄い悪運の持ち主。 付けられた彼のあだ名はズバリ「不運(ハードラック)の優等生」 女性型のマモノを研究し続けた結果、裸当然のヒロインやマモノを目視しても全く動揺しない体質になった。 変異種から作られ、パーティ全体に効果が及ぶ「大封印書」は彼らライブラにしか装備できない。 アリシア・ハート (ファイター) CV 茅野愛衣 騎士科を卒業したての新米騎士で、フリードとメルヴィとは予科時代からの関係。 密かに騎士団員達からは「騎士団のエンジェル」と呼ばれるくらいの人気がある。(この事は当の本人は知らない) とても明るくて頑張り屋さんなので先輩であるグリシナのように、腹筋を割ったりとか二の腕をもっこりさせたいようだ。 ユニークスキル「超とばっちり」は、発動条件が緩くて複数に攻撃できるので便利。 メルヴィ・ド・フロレンシア (マジックユーザー) CV 下屋則子 魔法科を主席で卒業した見習い魔法使い。 エルトリシアの親衛隊になる将来をフリードと一緒に冒険したい一心で退け、討伐隊に入った。 ちなみに、彼女の父は凄い人でありながらかなりの親馬鹿で、この一件が原因でスパイを派遣させるほど。 ユニークスキルによってTP消費が抑えられるが、最終的にTPの消費無しで魔法を詠唱できないので注意。 リリアン・クレイパー (スピエラー) CV 石原夏織 もの凄いマイナス思考でちょっと中二病(自覚済み)をこじらせている女の子。 ディオニール様という人物を追い求めているらしく、戦闘後等で独り言を時々呟いている。 撃破時には服を破かれない代わりに、ファミ通の見開きで破き+乳輪チラをされてしまった。合掌。 ヤル気を表情の変化で判断できず、台詞もややこしいのが混じっているため管理が難しい。 コネット・サントノーレ (メイド) CV 赤崎千夏 謎が多い王立メイド隊に所属していた野良メイド。 超が付くほどのスイーツ好きで、隊を脱走したのも討伐隊に入ったのも全てあま~いスイーツのため。 マモノに攻撃させて『でんでろり~ん』させたいが、コネットが攻撃するとヤル気が下がる致命的な欠点がある。 フリード達とは年が離れており、筋肉痛がすぐには治らないお年頃らしい。 モニカ・メイシー (スカウト) CV 中村繪里子 何故か初対面のフリードの名前を知っている新入り購買部店員。 と言うのは仮の姿で、その正体はメルヴィの父がフリードの情報を得るために雇ったスパイ。 家が膨大な借金を抱えており、15人の弟妹のために自力で借金返済に務めている。 「超絶カウンター」のスキルによって、マモノが攻撃する前に先駆けてそのマモノを倒すことが可能である。 グリシェリーナ・エフレア/グリシナ (バーサーカー) CV 嶋村侑 男勝りのベテラン冒険家。イリーナの同期であり、アリシアの憧れの人。 その男前な性格とは裏腹に乙女趣味があり、特にレースの下着やマモノが落としたガーターやブラに興味がある。 一撃が重い彼女の攻撃や次の変異種、パーティのレベルの関係上二次職へのクラスチェンジはこの頃になる。 ヴィトーリアが持っていた「クラウン」を求めているが、その夢を叶えるには恐ろしいまでの時間を要する。 フィオラ・マーシュ (プリーステス) CV 牧口真幸 孤児院を運営している信身深いシスター。リゼとは血のつながらない姉妹関係。 フリードの不運とは正反対に生まれつきの強運を持つが、彼女は神のご加護だと思っている。 そのご加護によるものか、一定の確率でダメージを無効化にするユニークスキル「運命改変」を持っている。 ウィッチ時の服はとある声優曰く、「手をシュッと離したら、ぶわほぉぉ~…」…意味はわかるな? リゼリエッタ・マーシュ/リゼ (ドールマスター) CV 小倉唯 フィオラに拾われた孤児の一人。12歳。信じられるのは姉一人だけで、友達はヌイグルミのリトだけ。 元々は非戦闘員であったが、とある事件の際に神様を初めて信じて願った結果、力に目覚める。 各職業によってリトの扱いが変わり、トランプの絵柄になったりリゼの背後霊みたいなものになったりもする。 移動時に喋る台詞の一部に否定的な物があるせいで、姉に対しても容赦ない返事をする事も…「さあ、進みましょう!」「同意できない」 スフレ・トゥイニー (トレジャーハンター) CV 佐倉綾音 獣人族がふもふもしたい程大好きな行商人兼トレジャーハンター。 彼女によるとペンギン(ペギー)・熊(ベアード)・羊(メリー)は獣人族なので愛でるが、猫はマモノなので討伐対象。 楽天家なので基本的には怒らない。しかし、獣人達が目の前で傷つけられるのは許さない。 皮肉にも、発売前の公式動画にてスフレの中の人にコテンパンに倒されてしまった。 エルトリシア・ヴィトール・ド・リッツエヴァン/エル (マジックユーザー) CV 小笠原早紀 ロムレア王国第一王女にして王位継承第四位の女の子。13歳。 お姫様のテンプレートに沿ったわがまま&おてんば娘だが、この年で民のことを守る姫騎士の覚悟を持っている。 いつもメイドロボのイストと一緒に行動するが、意外なことに二人の年齢は同じ。 イスト (メイド) CV 大久保瑠美 隣国タジャール国からエルの誕生祝いに送られてきたメイドロボ。現在ロールアウトから13年目。 耳を覆うイヤーパッドを外すことは、彼女にとって人に恥部を見せるのと同じ意味を持っている。 ヤル気が高いとハイテンション状態になり、メイドゴッデスが降臨するみたいだ。 ユニークスキルと奉仕の心は別々に加算されるので戦闘後の回復が凄まじく、その便利さから人気が高い。 宝蔵時八重/ヤエ (侍) CV 杉浦奈保子 ロムレア王国から見て東の大陸にあるラカン皇国から来た侍。 とある重大任務の遂行中でも、温泉があると一風呂浴びたくなるほどの温泉好き。 細かいことを気にしない性格で、事ある毎にやたらと服を脱ごうとする。 ユニークスキルはゴッデス・オブ・卑怯と同じく2回行動。ファイター職もあって爆発力は高い。 ツララ (くノ一) CV 下田麻美 ヤエと共に東方からやってきたナイチチ以外はかなり優秀な忍者。年齢不詳。 くノ一以外に、トレジャーハンターとしても値引きの交渉の腕前はやり方さえ気にしなければなかなかのもの。 ツララと言う名前は任務中に使う名前であり、本名は条件付きでフリードにしか話せない。 ユニークスキル「不屈の魂」は発売前に出たスキルの一つで、死亡しても自力で復帰できる忍者ならではのスキル。 メフメラ (スピエラー) CV 岩崎愛 マモノと人のハーフとして獣耳を持って生まれ落ちた魔人。 マモノの力を秘めているが故に街の人は彼女を嫌い、ユー二はそれを気にせずに接してくれるただ一人の親友。 彼女やユーニが関わるシナリオは、この設定が絡んでシリアスな展開になるので注意。 彼女が合流したら、ダンジョンから出る前にセーブする事を強く推奨する。 ユーニ・コルテク (バード) CV 金元寿子 街にあるリックの酒場で働く歌うたい。1…歳。 店主のリックは他の人々と同様にメフメラを嫌っていて、魔人と仲良く接するユーニを良い目で見ていない。 彼女の「安らかなる歌声」はメフメラだけだなく、殺気立った国民やマモノの気持ちを落ち着かせる効果がある。 一方で方向オンチ属性持ちで、広い王立図書館内やダンジョンで迷うことがたまにある。 彼女がメインの一枚目のCGのモブキャラをよーく見ると… イリーナ・ローゼンマイア (セージ) CV 米澤円 フリードを始めとする討伐隊を束ねる王立図書館館長。お肌を気にする歳頃。 上に立つ者として常に完璧であろうとしているが、素はドジっ子なのでうっかりミスすることも。 ユニークスキルにより、唯一無詠唱が可能で攻撃にも回復にも補助にも使うことが出来る。 ナイスバディの持ち主で、ウィッチになるとその胸を下着なしで真正面からさらけ出してくれる。 さらにマジカルプリンセスになると歳に合わぬけしからん衣装を赤面しながら披露してくれる。 その他の登場人物 ペギー&ベアード CV 儀武ゆう子/最上嗣生 前作に引き続き登場する獣人二人組。 今回は事情によりペギーがマジックユーザーで、ベアードがライブラを担当している。…ペギーソロだが大丈夫だろうか? 主に前作からの変更点や、今作からの新要素などを相変わらずのボケ&ツッコミで教えてくれる。 彼らによってフリードですら知らなかった意外な封印書の扱い方が明らかになる。 メイド先生 CV 松来未佑 彼女も前作に続き登場するポーカーフェイス(笑)な教師。 今回はなんと専用の部屋と新規の立ち絵を用意してフリードの教育をしてくれる。 あるダンジョンの最深部は、彼女の授業を最後まで受けないと進めないようになっている。 なお、前作にはなかった卒業試験がある。その内容は…このゲーム最強候補に挙げられる程強い彼女を倒すこと。 ラーメン屋&アイス屋&鍛冶屋 各ダンジョンで経営している獣人族のお店。 ラーメン屋とアイス屋はHP&TP回復に加えておまけの効果の付くが、一つのダンジョンにどちらかしかいない。 鍛冶屋は封印書の能力を汎用武具に吹き込むことができ、さらに武具の性能を引き上げてくれる。 いずれも、一回出会ったら別の階層に移動するかそのダンジョンから出ないと再び会えないので注意。 変異種 通常のマモノと生息域が異なり、凶暴化している特殊なマモノの総称で所謂ボスモンスター。 この変異種がいるダンジョンの普通のマモノも凶暴化しており、問題の種となっている。 撃破するとご褒美CGと共に封印書に封印。その後、図書館に戻り封印管理室にて大封印書が作られる。 基本的に今作初のマモノが担当しているが、デザインが変更された前作のマモノも変異種になっている。 魔神 かつて、ロムレア王国が出来る前の世界を混乱に陥れた邪悪な存在。 その力は凄まじく、思いのままにマモノを凶暴化させたり、人間の体を乗っ取り暗躍できる程。 最終的にはエルの祖先のヴィトーリア等によって、異界に追い返されたと文献には残されていたが…その正体は? 「魔神」としか王国では呼ばれていないが、彼女には勿論名前がある。ただし、明らかになるのは最終盤になってからである。 クラス 距離の概念や、新スキルの追加等により使い勝手が変わった職業が多い。 特に、前作であまりにも強すぎたor役に立たない職&スキルについてはかなりの調整がされている。 (列攻撃が多くなり、弱体化したくノ一。ランスorへヴィランスで立ち回りが異なるヴァルキリー等) 一部の職業は世界観に合わせた関係上、名前の変更や一つの職業の性能が丸ごと変わった場合もある。 (名称変更 マスターアイドル→エトワール等。職業変更 ジョシコーセー→ミストレス) 追加職のスピエラー系は、人形展開・雑魚殲滅・大博打とはっきりと分かれる職。 攻撃のメルセダリオンや回復効果を持つカタリーナをばら撒き、封印書によって強化されるソウルサモナー。 高火力&即時発動が売りのローゼスクィーンを持つが、ボス戦ではイマイチなパピオン。 ハイリスク&ハイリターン+切り札からのデンジャーシュートが強力なジョーカー。 以上の三つがスピエラー系の三次職になる。 一次職 スピエラー(SP) 二次職 ドールマスター(DM)、トリックスター(TS) 三次職 ソウルサモナー(SS)、パピヨン(PA)、ジョーカー(JO) 今作では制限扉が前作よりも早いタイミングで出てくるので、メンバーの職業はなるべく分散させたほうが吉。 ちなみに、ヒロインの数=職業の数となっておりレベルリセットを考慮しなければ、ダブりができないようになっている。 なお2013年夏のコミックマーケットにて、サウンドトラックが先行で発売され、同年10月25日に一般発売された。 ジャケット絵はユーニとイリーナが担当。MPイリーナが恥ずかしながらカスタネットを叩いていてかわi(ry 2枚構成で殆どのBGM+主題歌が収録されているので、ゆっくりBGMを聞きたい人はいかがだろうか? なお一部のBGMは収録されていないが、これはそのBGMが過去に発売された「テネレッツァ」等に使用されていたためである。 また、「ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔」のダウンロードコンテンツでアリシア、メルヴィ、ペギー、ベアードの4名が登場している。 各キャラこちらにはないスキルを使うのでぜひ使ってあげよう。(ただし、それぞれ300円なので注意) その後、今作が発売されて約1年半後の2014年9月25日。PS Vita版が発売される事になった。 ダンジョンのグラフィック向上や、タッチ対応等の追加・変更要素がある。 さらに、DLCとなるが何と前作のヒロイン達とOVAのみでの登場であった羽根崎美緒(スピエラー系)をパーティーに加える事が可能。 1人200円で購入でき、20人まとめて購入するとおまけも付いて1500円。高いか安いかはあなた次第… Vita版発売前の情報も一通り出し尽くした公式サイトに突如、謎のカウントダウンサイトが登場。 時間経過と共に図書館に集うヒロイン達が次々と消失していき、人数が少なくなると今度は雷鳴が閑散とした図書館に轟くようになり、カウントダウンにしてはあまりにもホラーな演出にファンの不安は増すばかりであった。 最後まで残ったアリシアとメルヴィが消失してカウントダウンが0になった時、サイトが更新。 更新されたページに映されたのは闇に覆われ崩壊した図書館と、雷が鳴り止まない中1人不気味に佇むフリードらしき人物。 そして… DUNGEON TRAVELERS 2-2 ダンジョン トラベラーズ 2-2 PS VITA COMING 2015 追記・修正は男湯に全裸の女性が突然お風呂に入ってきても、ノーリアクションで会話できる人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 相変わらず主人公は戦わないとはいえ主人公がはっきりしており、元からこんな風なゲームなら良かったのに…。前作のは元の作品が酷いから嫌い。女に固執して野郎をカスに仕立て上げる萌え系は凡愚の極み。しかし2はオリジナルの分タチが良い‼ #65038; -- 名無しさん (2014-06-22 19 06 18) アイテムの効果がさっぱりでいつもボスで詰む -- 名無しさん (2014-06-22 20 34 48) 祝・vitaへの移植決定。ついに前作の面子が再登場だ!……キャラ多すぎね? -- 名無しさん (2014-08-15 07 58 03) P3のエリザベス、P4のマーガレットと、このメイド先生、一番強いのは誰だろう? それはそうと、体験版プレイしてみたけど、封印所の仕様とか、かなりプレイしやすくなっててよかった。 あと、前作がWizなのに対して、この2はエルミ(各地のダンジョンをめぐるという点で)という印象を受けるな。雰囲気としては1のほうが好きなんだけど。(ひとつのダンジョンを奥へ奥へと進んでいく点で) -- 名無しさん (2014-08-15 08 19 58) いいCGやったな。 -- 名無しさん (2014-09-17 04 11 15) 1のDLCキャラがまーりゃん以外2のキャラ達に全然ついていけていない…。 -- 名無しさん (2014-10-14 15 46 46) なにぃぃぃぃ、今度は闇堕ちだとおおおぉぉぉ!? 2プレイした人に聞きたいんだけど、2はバッドエンドだったん? それとも、「俺たちの戦いはこれからだ」END? -- 名無しさん (2017-01-14 12 04 28) 2はバッドエンドだったん? サタナエル倒してフリードがアリシア、メルヴィと夕焼けをバックに夢を語ってハッピーエンド -- 名無しさん (2017-04-22 21 39 12) ↑ということは、2-2は2の『魔神に負けた』パラレルと考えていいのかな? 少し安心 -- 名無しさん (2019-07-04 11 10 05) 2-2がSteamで出ないかなぁ……。 -- 名無しさん (2020-07-12 10 18 15) 名前 コメント