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GENRE TITLE ARTIST bpm notes 爆走EUROBEAT 情熱タンデムRUNAWAY Nana Takahashi BEMANI Sound Team "L.E.D." 177 1217 攻略・コメント 名前 コメント
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes 爆走EUROBEAT 情熱タンデムRUNAWAY Nana Takahashi BEMANI Sound Team "L.E.D." 177 1735 攻略・コメント 乱打、同時、着地、CNと一通りの要素が揃っているが12にしてはかなり易しめ。 -- 名無しさん (2024-01-23 13 42 26) 名前 コメント
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言葉の発祥は二酸化炭素がTHE国王で運営していたえりんぎ王国第4期の最終問題。 参加者の名前を使って面白いことを言う問題を、 スターズさんが「ロデオ・タンデム・ビート・ふるはたーが俺の背骨を貫くだろう」とボケた。 二酸化炭素はこのネタに1位を与え、よほど気に入ったのか、 同タイトルのスレをさちゃんねるに立てる。 コアな替え歌スレとして盛り上がっている。 元ネタはthee michelle gun elephantの、 『暴かれた世界』の「ロデオ・タンデム・ビート・スペクターが 俺の背骨を貫くだろう」という歌い出しである。 関連語句 TMGE
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「はぁ……。あーもう、変な体力使った」 「私も」 ひとしきり笑って、目尻の涙を拭う。 「そろそろ行こっか。もっと車も増えてくるし」 「そうだな」 「……気をつけて走るから」 「うん」 微笑んでみせて、タンデムシートに乗せていたヘルメットを再び手に取る。 律は残りのお茶を一気飲みすると、自販機横のゴミ箱にポイと放り投げた。 ---------- 夏には大勢の海水浴客で賑わいそうな砂浜沿いを走ったり、 地元住民しか知らないような細い路地に迷い込んで笑ったり。 途中のランチも含めてたっぷりと時間を掛けて移動して、 灯台のある海浜公園に着く頃には15時を少し回っていた。 「ふー、着いた着いた」 「お疲れ様」 「ん、」 公園の駐車場にスクーターを停めて、散策路をのんびり歩く。 こんもりと茂った樹木のずっと上に、白く光る灯台が見えた。 「おー、灯台」 「ほんとだ、灯台だ」 「灯台だぞ、みおー」 「うん」 「他に感想はないのかッ」 「えっ…………。し、白いな」 「なんだそれ」 「急に聞かれても困る! 律はどうなんだよ」 「えっ……。んと……、と、灯台もと暗し、みたいな?」 「……」 「せめて何か言ってよ澪しゃん……」 散策路が急な上り坂になったところで、ふたり並んで立ち止まる。 一度見上げて、顔を見合わせて、多分同じ事を考えているだろうなと確信する。 「……あっ、みおー、あっちの岩場が気持ちよさそうだぞー」 「そ、そうだなー!じゃあ灯台は下から眺めるだけにしとこうかー」 わざとらしく振り返った律に棒読みで応える。 何やってんだ私らと苦笑いした律に、まったくだ、と私も笑った。 駐車場の自販機で買ったペットボトルの蓋を捻って、一口飲む。 磯の香りが少し強い岩場に並んで腰掛けて、沖を緩やかに航行するタンカーを眺める。 「……なあ、澪」 「うん?」 「楽しかった?ツーリング」 沖のタンカーに視線を向けたまま、律が私に訊ねる。 「……正直最初はちょっと怖かったけど、バイクで走るって気持ちいいな」 「うん」 「律がバイクに乗りたいって思った気持ち、ちょっと分かった」 「……」 「ずるいよ律、もっと早く誘ってくれればよかったのに」 「えっ」 「え?」 ちょっとびっくりした様子でこちらを向いた律と視線がぶつかる。 少しの間が空いて、ああ、と律がなにやら納得した顔を見せた。 「二輪免許って、取ってから1年経つまで二人乗りしちゃいけないんだぞ?」 「え、そうなの?」 「やっぱり、知らなかったか」 「うん、知らなかった……そうなんだ」 まあ知らない人のほうが多いかもな、と律が笑う。 「でも、嬉しい」 「ん?」 「澪が楽しんでくれて」 そう言うと律は再び海上に視線を移して、ペットボトルを口元に寄せた。 こくり、と動く律の喉元を見つめる。 「ずっとひとりで走ってて、綺麗な風景とか美味しいものとか見つけて、」 「うん」 「そういうの全部、澪と一緒ならもっといいだろうなって、いつも思ってた」 「……」 「二輪免許取ったの、元々ツーリングしたかったとかそういうんじゃなくてさ」 律はそこでいったん口をつぐんで、次の言葉を探すように目を泳がせた。 頭のてっぺんで結んだ髪が、海風にあおられて揺れている。 「えっと……。雑誌か何かで読んだんだ」 「何を?」 「バイクで走るのは、恋愛に似てるって」 「……!」 全く予想外の言葉に、思わず目を見開いた。 律はちらりと私に視線を向けて、少しはにかんで言葉を続ける。 「私、恋愛経験なかったし……澪の気持ちにさ、どう応えていいか分からなくて」 「……」 「でも、ちゃんと考えなきゃって思って、それで」 「それで、バイク?」 律はこくんと頷いて、 今思うとなにやってんだろうって感じだけどな、と小さく笑った。 ---------- 『えっ……、え?』 『だから……。好きなんだ、律のこと』 『……』 『びっくりするよな……。ごめん』 『いや、謝らなくてもいいけど……。えっ、いつから?』 『えと……気がついたらもう、だから……ずっと前から』 『……』 『付き合って欲しいとかじゃなくて、あ、いや、付き合えるなら嬉しいけど、』 『……』 『……とにかく、言いたかったんだ。高校卒業する前にちゃんと』 『……そっか』 『……』 『……』 『……いきなりごめんな』 『謝んなって』 『……うん』 『……』 『……』 『……ちょっと、考える時間もらってもいい?』 『えっ』 『駄目か?』 『え、いや、駄目とかじゃなくて……、考えてくれるの?』 『当たり前だろ。澪が勇気出して気持ち伝えてくれたんだ』 『律……』 『ちゃんと考えるよ。だから、時間ちょうだい』 『……うん。ありがとう』 ---------- 「……もう、無かったことになったのかと思ってた」 「うん?」 「告白」 「なってないって。……まあ、すっごい待たせちゃったけどさ」 「大学入ってからもそんな素振り全然見せなかったし」 「ごめん」 「ううん、怒ってるとかじゃないよ。変わらず接してくれて嬉しかったし」 「……」 「だから、今まで通りっていうのが律の答えなんだって勝手に思ってた」 「……」 続ける言葉が見つからず、ふたりの間に沈黙が下りる。 これから律が何を言うのか、どんな答えをくれるのか。 思っている以上に緊張しているらしく、手にしたペットボトルすら動かせずにいる。 ずっと遠くのほうで、ぼう、と汽笛が響いた。 それを合図にしたかのように、律が再び口を開く。 「今日、澪を後ろに乗っけてさ」 「うん」 「同じ風景見たり、美味しいもの食べたり、一緒の時間共有して」 「うん」 「すごく楽しかった」 「うん……私も」 「でも、タンデムするってそれだけじゃなくて」 「……」 「一人で走るよりすごく緊張した。澪を怖い目にも遭わせちゃったし」 「あれは律のせいじゃ」 「うん、でも聞いて」 やんわりと私の言葉を遮った律に、素直に頷く。 「それで、その……。同性同士で付き合うってさ」 「……」 「異性と付き合うより、辛いこととか嫌な思いすることが沢山あるんだろうなって」 「……」 「あっ、別に、それを実感するために澪を誘ったわけじゃないぞ?」 「うん、わかってる」 「ん、それで……。ああ、どう言えばいいんだろ」 律がもどかしそうに頭を掻いて、結んだ髪が不規則に揺れる。 握りしめたペットボトルが、手の中でペコンと音を立てた。 「それで、それでもさ」 「……」 「澪がそばにいてくれて、私のことちゃんと見てくれてて、」 「……」 「ふたり一緒っていうのが、そういうのがやっぱり嬉しくて、すごく幸せで、」 「……」 「えっと……それでさ、」 「うん」 「もし、気持ちが今も変わってなかったら、だけど、」 澪、と改まった声で呼ばれて、視線を合わせる。 まっすぐ私を見つめる律は、何故だか今にも泣きそうな顔をしていた。 「澪」 「……はい」 「私と、付き合ってください」 「……」 「……」 「……」 「……あ、あれ、駄目?」 「…………る、わけ……ないだろ」 「え?」 「変わるわけ、ないだろ」 「……」 「何年好きだったと思ってるんだ、ばか」 ぱたぱたとこぼれた涙がジーンズにシミを作る。 ごめん、とやさしい声が耳に届いて、もういちど、ばか律、と返す。 「ええと、それで?」 「え?」 「お返事は? 澪しゃん」 「……あ、えっと……」 「うん」 鼻を啜って顔を上げ、しっかりと視線を合わせる。 「……よろしくお願いします」 涙のせいで潤んだ視界の中、愛しい人が満面の笑みを見せてくれた。 ---------- 「お土産、これでよかったのかな」 「美味しいし、いいんじゃない?」 「でもシュウマイって……。今日のコースと全然関係ないし」 「そういうの気にしないって、あいつら」 「まあ、そっか」 「ほんとはみんなにもマグロコロッケ食べさせたいけど」 「ん?」 「あれは、あの場所で揚げたて食べてこそだしな」 「うん、そうだな」 すっかり日が暮れた帰り道、何度目かの休憩に立ち寄った国道沿いのコンビニ。 排気ガスの混ざったぬるい風に乱された前髪を直す。 「律、疲れてない?」 「ん。ちょこちょこ休憩してるし、平気」 「無理しないでね」 「ありがと。……なあ、澪」 「うん?」 「しばらくはスクーターだけどさ、私、大学卒業するまでに車の免許取るから」 「……」 「そしたら、車でいろんな場所に行こうな」 「うん」 「その時は、みんなもマグロコロッケ食べに連れて行こう」 「じゃあ、全員で乗れる車にしないとな」 「あー。折角だから、全員の楽器を積めるのにするか」 でっかいやつ、と両手を広げてみせた律と顔を見合わせて笑いながら、 そんな未来も素敵だなと思う。 ……でも。 「でも、当分は、」 小さな声で呟いた私に、何?と律が顔を寄せる。 「当分の間は、律のスクーターでいろんな風景を見に行こう。……ふたりで」 言ってから、カアッと頬が熱くなった。 律も、今にも笑い出しそうな、でもちょっと泣きそうな顔をしている。 「……そうだな、じゃあ次はどこ行くか、帰るまでに決めちゃおっか」 な?と小首を傾げてみせた律に、うん、と頷く。 「あ、そうだ」 「うん?」 律は左袖を少し捲ると、手首に巻き付けていた大振りな腕時計を外した。 「これ、ツーリングの時は澪が着けといて」 「え?私?」 「うん」 手、出して、と言われて素直に差し出す。 律の腕時計を右の手首に巻かれながら、その意味を考えてみる。 口に出すとまた頬が赤くなってしまいそうだったので、言葉はそっと飲み込んだ。 「よし、と。んじゃ、帰りますか」 顔を上げてニカッと笑ってみせた律に頷いて、 安全運転でな、と私も微笑みを返した。 おしまい 戻る
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE 爆走EUROBEAT 情熱タンデムRUNAWAY Nana Takahashi BEMANI Sound Team "L.E.D." 177 1727 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント JUSTICE/GUILTYから厄介な皿複合を抜いたくらい。E寄りのD。 -- 名無しさん (2023-12-23 20 44 27) 正規が当たってるのでTHE CANNONBALLERよりも体感難度は低く感じた ただし物量は上なので要体力 -- 名無しさん (2023-12-26 01 53 11) ↑確認してみたらキャノンボーラーより少しノート数少なかったので訂正 -- 名無しさん (2023-12-26 06 24 18) 乱でAAA 高密度部分がしっかり見えればTHE CANNONBALLERよりスコア難易度は低め -- 名無しさん (2024-02-09 12 50 26) 名前 コメント
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「はぁ……。あーもう、変な体力使った」「私も」ひとしきり笑って、目尻の涙を拭う。「そろそろ行こっか。もっと車も増えてくるし」「そうだな」「……気をつけて走るから」「うん」微笑んでみせて、タンデムシートに乗せていたヘルメットを再び手に取る。律は残りのお茶を一気飲みすると、自販機横のゴミ箱にポイと放り投げた。----------夏には大勢の海水浴客で賑わいそうな砂浜沿いを走ったり、地元住民しか知らないような細い路地に迷い込んで笑ったり。途中のランチも含めてたっぷりと時間を掛けて移動して、灯台のある海浜公園に着く頃には15時を少し回っていた。「ふー、着いた着いた」「お疲れ様」「ん、」公園の駐車場にスクーターを停めて、散策路をのんびり歩く。こんもりと茂った樹木のずっと上に、白く光る灯台が見えた。「おー、灯台」「ほんとだ、灯台だ」「灯台だぞ、みおー」「うん」「他に感想はないのかッ」「えっ…………。し、白いな」「なんだそれ」「急に聞かれても困る! 律はどうなんだよ」「えっ……。んと……、と、灯台もと暗し、みたいな?」「……」「せめて何か言ってよ澪しゃん……」散策路が急な上り坂になったところで、ふたり並んで立ち止まる。一度見上げて、顔を見合わせて、多分同じ事を考えているだろうなと確信する。「……あっ、みおー、あっちの岩場が気持ちよさそうだぞー」「そ、そうだなー!じゃあ灯台は下から眺めるだけにしとこうかー」わざとらしく振り返った律に棒読みで応える。何やってんだ私らと苦笑いした律に、まったくだ、と私も笑った。駐車場の自販機で買ったペットボトルの蓋を捻って、一口飲む。磯の香りが少し強い岩場に並んで腰掛けて、沖を緩やかに航行するタンカーを眺める。「……なあ、澪」「うん?」「楽しかった?ツーリング」沖のタンカーに視線を向けたまま、律が私に訊ねる。「……正直最初はちょっと怖かったけど、バイクで走るって気持ちいいな」「うん」「律がバイクに乗りたいって思った気持ち、ちょっと分かった」「……」「ずるいよ律、もっと早く誘ってくれればよかったのに」「えっ」「え?」ちょっとびっくりした様子でこちらを向いた律と視線がぶつかる。少しの間が空いて、ああ、と律がなにやら納得した顔を見せた。「二輪免許って、取ってから1年経つまで二人乗りしちゃいけないんだぞ?」「え、そうなの?」「やっぱり、知らなかったか」「うん、知らなかった……そうなんだ」まあ知らない人のほうが多いかもな、と律が笑う。「でも、嬉しい」「ん?」「澪が楽しんでくれて」そう言うと律は再び海上に視線を移して、ペットボトルを口元に寄せた。こくり、と動く律の喉元を見つめる。「ずっとひとりで走ってて、綺麗な風景とか美味しいものとか見つけて、」「うん」「そういうの全部、澪と一緒ならもっといいだろうなって、いつも思ってた」「……」「二輪免許取ったの、元々ツーリングしたかったとかそういうんじゃなくてさ」律はそこでいったん口をつぐんで、次の言葉を探すように目を泳がせた。頭のてっぺんで結んだ髪が、海風にあおられて揺れている。「えっと……。雑誌か何かで読んだんだ」「何を?」「バイクで走るのは、恋愛に似てるって」「……!」全く予想外の言葉に、思わず目を見開いた。律はちらりと私に視線を向けて、少しはにかんで言葉を続ける。「私、恋愛経験なかったし……澪の気持ちにさ、どう応えていいか分からなくて」「……」「でも、ちゃんと考えなきゃって思って、それで」「それで、バイク?」律はこくんと頷いて、今思うとなにやってんだろうって感じだけどな、と小さく笑った。----------『えっ……、え?』『だから……。好きなんだ、律のこと』『……』『びっくりするよな……。ごめん』『いや、謝らなくてもいいけど……。えっ、いつから?』『えと……気がついたらもう、だから……ずっと前から』『……』『付き合って欲しいとかじゃなくて、あ、いや、付き合えるなら嬉しいけど、』『……』『……とにかく、言いたかったんだ。高校卒業する前にちゃんと』『……そっか』『……』『……』『……いきなりごめんな』『謝んなって』『……うん』『……』『……』『……ちょっと、考える時間もらってもいい?』『えっ』『駄目か?』『え、いや、駄目とかじゃなくて……、考えてくれるの?』『当たり前だろ。澪が勇気出して気持ち伝えてくれたんだ』『律……』『ちゃんと考えるよ。だから、時間ちょうだい』『……うん。ありがとう』----------「……もう、無かったことになったのかと思ってた」「うん?」「告白」「なってないって。……まあ、すっごい待たせちゃったけどさ」「大学入ってからもそんな素振り全然見せなかったし」「ごめん」「ううん、怒ってるとかじゃないよ。変わらず接してくれて嬉しかったし」「……」「だから、今まで通りっていうのが律の答えなんだって勝手に思ってた」「……」続ける言葉が見つからず、ふたりの間に沈黙が下りる。これから律が何を言うのか、どんな答えをくれるのか。思っている以上に緊張しているらしく、手にしたペットボトルすら動かせずにいる。ずっと遠くのほうで、ぼう、と汽笛が響いた。それを合図にしたかのように、律が再び口を開く。「今日、澪を後ろに乗っけてさ」「うん」「同じ風景見たり、美味しいもの食べたり、一緒の時間共有して」「うん」「すごく楽しかった」「うん……私も」「でも、タンデムするってそれだけじゃなくて」「……」「一人で走るよりすごく緊張した。澪を怖い目にも遭わせちゃったし」「あれは律のせいじゃ」「うん、でも聞いて」やんわりと私の言葉を遮った律に、素直に頷く。「それで、その……。同性同士で付き合うってさ」「……」「異性と付き合うより、辛いこととか嫌な思いすることが沢山あるんだろうなって」「……」「あっ、別に、それを実感するために澪を誘ったわけじゃないぞ?」「うん、わかってる」「ん、それで……。ああ、どう言えばいいんだろ」律がもどかしそうに頭を掻いて、結んだ髪が不規則に揺れる。握りしめたペットボトルが、手の中でペコンと音を立てた。「それで、それでもさ」「……」「澪がそばにいてくれて、私のことちゃんと見てくれてて、」「……」「ふたり一緒っていうのが、そういうのがやっぱり嬉しくて、すごく幸せで、」「……」「えっと……それでさ、」「うん」「もし、気持ちが今も変わってなかったら、だけど、」澪、と改まった声で呼ばれて、視線を合わせる。まっすぐ私を見つめる律は、何故だか今にも泣きそうな顔をしていた。「澪」「……はい」「私と、付き合ってください」「……」「……」「……」「……あ、あれ、駄目?」「…………る、わけ……ないだろ」「え?」「変わるわけ、ないだろ」「……」「何年好きだったと思ってるんだ、ばか」ぱたぱたとこぼれた涙がジーンズにシミを作る。ごめん、とやさしい声が耳に届いて、もういちど、ばか律、と返す。「ええと、それで?」「え?」「お返事は? 澪しゃん」「……あ、えっと……」「うん」鼻を啜って顔を上げ、しっかりと視線を合わせる。「……よろしくお願いします」涙のせいで潤んだ視界の中、愛しい人が満面の笑みを見せてくれた。----------「お土産、これでよかったのかな」「美味しいし、いいんじゃない?」「でもシュウマイって……。今日のコースと全然関係ないし」「そういうの気にしないって、あいつら」「まあ、そっか」「ほんとはみんなにもマグロコロッケ食べさせたいけど」「ん?」「あれは、あの場所で揚げたて食べてこそだしな」「うん、そうだな」すっかり日が暮れた帰り道、何度目かの休憩に立ち寄った国道沿いのコンビニ。排気ガスの混ざったぬるい風に乱された前髪を直す。「律、疲れてない?」「ん。ちょこちょこ休憩してるし、平気」「無理しないでね」「ありがと。……なあ、澪」「うん?」「しばらくはスクーターだけどさ、私、大学卒業するまでに車の免許取るから」「……」「そしたら、車でいろんな場所に行こうな」「うん」「その時は、みんなもマグロコロッケ食べに連れて行こう」「じゃあ、全員で乗れる車にしないとな」「あー。折角だから、全員の楽器を積めるのにするか」でっかいやつ、と両手を広げてみせた律と顔を見合わせて笑いながら、そんな未来も素敵だなと思う。……でも。「でも、当分は、」小さな声で呟いた私に、何?と律が顔を寄せる。「当分の間は、律のスクーターでいろんな風景を見に行こう。……ふたりで」言ってから、カアッと頬が熱くなった。律も、今にも笑い出しそうな、でもちょっと泣きそうな顔をしている。「……そうだな、じゃあ次はどこ行くか、帰るまでに決めちゃおっか」な?と小首を傾げてみせた律に、うん、と頷く。「あ、そうだ」「うん?」律は左袖を少し捲ると、手首に巻き付けていた大振りな腕時計を外した。「これ、ツーリングの時は澪が着けといて」「え?私?」「うん」手、出して、と言われて素直に差し出す。律の腕時計を右の手首に巻かれながら、その意味を考えてみる。口に出すとまた頬が赤くなってしまいそうだったので、言葉はそっと飲み込んだ。「よし、と。んじゃ、帰りますか」顔を上げてニカッと笑ってみせた律に頷いて、安全運転でな、と私も微笑みを返した。おしまい 戻る
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「トドメだ!!」ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシィン!! 『ジョジョの奇妙な冒険』独特のシステムであり必殺技の一つ。通称「タンデム」、更に略すと「デム」。 1ゲージを消費して↓↙←+Sコマンドを押すと、キャラにより以下の2種類いずれかの効力を及ぼす。 スタンドと本体による同時攻撃を行う、通称「プログラムタイプ」 本体がスタンドモードになり動きが超高速になる、通称「オリコンタイプ」 スタンドゲージが無いキャラクターにはタンデムアタックも存在しない(影DIO、若ジョセフ等)。 上の画像と効果音は「キャラクター固有の発動ボイス」+「プログラムタイプの入力音」のもの。 元々このシステムは『ストリートファイターZERO2』で搭載されたオリジナルコンボの原型であったが、 ゲームバランスや展開を考慮して変更となった。 この時のシステム概念が、後にこのタンデムアタックに受け継がれたと言われている。 1.プログラムタイプ 使用出来るのは、 空条承太郎 モハメド・アヴドゥル 花京院典明 恐怖を乗り越えた花京院 ジャン=ピエール・ポルナレフ イギー デーボ ミドラー ヴァニラ・アイス DIO 以上の10名。 原作でもあったスタンドと本体の同時攻撃を再現するタイプ。 基本的にスタンドが本体と分離出来るキャラクターが使用する。 『QOH 99』の柏木楓や、3部ゲームに登場しないMUGENジョジョキャラなどの本家をオマージュしたキャラに搭載されているのは大抵こちら。 MUGEN動画ではタッグモードで味方キャラクター同士が対戦相手を挟み討ちした際に「タンデム」とコメントされる。 コマンド成立後にスタンドボタンを押しっぱなしにするとカットインが入り、その間は一定時間攻撃ボタンやコマンドを任意の順番で入力していく。 時間内に入力されたコマンドはスタンドにプログラムされ、暗転後に入力した通りにスタンドが動く、と言うものである。 もしもそのプログラム入力で必殺技、もしくはスーパーコンボのコマンドが成立していた場合は必殺技(スーパーコンボ)を行動に挟む事が出来る。 ただし、スーパーコンボはゲージが無いと発動しない上、承太郎とDIOの時止めのような一部特殊なスーパーコンボに関しては発動しない仕組みになっている。 また、タンデムアタックの攻撃は全てダメージ最小となっているため、 ダメージ稼ぐという意味ではとにかく弱攻撃を連打するか、オラオラのような連続ヒットする攻撃を詰め込むのが一番いい。 スタンドが単独で動き回っている間、本体も自由に行動が可能であり、 画面端で相手をタンデムで固め、本体での中下段二択というユリアンの「エイジスリフレクター」のような使い方も出来る。 スタンドを使用する行動(ガードや必殺技、一部の通常技)が出来なくなるというデメリットもあるが、 コマンド入力時間はスタンドボタンを押し続ける事である程度引き伸ばせる。 ただし、その分発生も遅くなるため、スタンドの独立稼働時間を取るか出を取るかという2択になる。 しかし、通常技をキャンセルしてタンデム発動⇒その後小攻撃から開始⇒相手がダウンしないコンボのコマンドを先行入力⇒その後に最速で発動させると、 キャンセルした技からタンデムの小攻撃が連続技として繋がり、 更に本体が回り込みやジャンプで逆側に移動し、ノックバックした相手を押し込むように攻撃すれば、 効果時間終了までずっとスタンド(と本体)の連続攻撃が入るようになる。 連打速度やキャラにも寄るが、最高で大体50~60ヒット、1ゲージで4割5割当たり前のコンボとなる。 しかもタンデム終了後では本体は普通に行動出来る為、「タンデム⇒通常コンボ⇒もう一回タンデム」や、 「タンデム⇒スーパーコンボ」で8割以上持っていけたりも出来る。 『初代』ではタンデムからタンデムへの制限が存在しなかったために、このコンボは驚異的であった (『未来への遺産』ではタンデムからタンデムの間には2.5秒間の「タンデム不能時間」がある)。 これは通称「デムtoデム」と呼ばれ、大会等では禁止される事が多い。 この結果スタンドボタンを長押ししてコンボを長い間入力するという事は、殆ど行われなくなってしまった。 ただし花京院の結界使用後や起き攻め(下段プログラム本体中段技でハメっぽい事が可能)では、長押しタンデムを生かす事が出来るかもしれない。 また無敵時間も長く隙も無い為、とりあえず出しておけば暗転中に相手が行動していればプログラム、 何もしてなければプログラムせずに無敵時間だけ作る(しばらくの間無敵で本体が行動可能)といった事も可能である。 更にも空振ってもスタンドボタンでキャンセル可能という万能過ぎる性能である。 唯一の欠点としてどのキャラクターも発生が遅く、スタンドが相手に近付くまでに多少時間がかかるため、 コンボに組み込みづらい(コンボが難しい)というのがある。 上級者やAIだと平然とコンボに組み込むのであまり気にならないかもしれないが。 + マッハデム スタンドモードの時に、空中で本体モードに切り替えた後スタンドの姿が表示される(スタンドon、スタンドを利用した技、ガードを使用)前に、 タンデムを発動すると発生するプログラムタイプのキャラ限定(デーボ以外)のバグ。 このバグが発生すると、タンデム中のスタンドに以下の現象が発生する。 攻撃後の隙が無くなり、通常では繋がらないコンボが出来る しゃがみ攻撃、コマンド技が出なくなり、立ち通常技に変換される(スーパーコンボは出る) キャラによっては特殊な現象が発生する(一例:ヴァニラ・アイスの場合強攻撃の後入力したコマンドが認識されず、弱中強弱中と入力すると弱中強中が出る) 一度タンデムを発動すると元に戻るが、また空中で本体モードに切り替える事で何度でも出来る。 仕込みをする必要があり、コンボに使用するには難しく、ダメージが増えるわけでもないので、実用性はほぼ無く、実戦で使用するプレイヤーは少ない。 しかし、スタンドが高速で攻撃を加えていく様は非常に見栄えが良く、魅せプレイに好んで使われる。 使う場合はスタンドクラッシュ後のコンボに組み込むのがセオリー。 攻撃しながら挑発も可能(1 22~) 再現が難しく、また元々バグの産物であるためか、MUGENでマッハデムを搭載しているのは悪咲3号氏のDIO、ハイDIO、承太郎、ヴァニラ・アイスのみ。 misobon_ism氏のこれらのキャラのAIがコンボに使用するが、やはり見れたらラッキー程度の頻度である。 2.オリコンタイプ 使用出来るのは、 ジョセフ・ジョースター チャカ アレッシー 以上の3名。 『ZERO2』のオリコンに近いタイプ。 発動するとスタンドモードのまま相手に突進し、動作が超高速になり、普段繋がらない技へキャンセルする事も出来る。 スタンドゲージが0になると自動的に解除される(ただしキャンセルを多用すれば0になってもすぐには解除されない)。 プログラムタイプは相手を挟めるか挟めないかで多少内容を変える必要があるが、 プログラムタイプと違い発生が早い為に連続技に組み込みやすく、状況によりコンボ内容を変える必要が少ない (しかし相手の食らい姿勢やスタンドゲージの状態によって変化をつける必要があるのはどちらも同じである)。 ヒット数はキャラクターによるが、20ヒットあたりが限界。 ダメージが低く相手のラッシュを切り返す手段として使いづらいため、総じてプログラムタイプより劣る。 更にコンボに失敗すると即スタンドクラッシュという危険性もある。 プログラムタイプと同様、タンデムは使用後約2.5秒間は再度使用する事は出来ない(『初代』は同じく制限無し)が、 ジョセフのタンデムのようにループ染みた事が出来るものは「タンデム⇒コンボ(2.5秒経過)⇒タンデム⇒・・・・」と出来るため非常に強力である。 ただし、こちらの「デムtoデム」も一般の大会では禁止される事が多い(スタンドクラッシュを挟む場合はその限りではない)。 3.タンデムが無い(スタンドゲージも無い)キャラ ラバーソール カーン アヌビス二刀流ポルナレフ マライア ホル・ホース ホル・ホース&ボインゴ ペットショップ 邪悪の化身ディオ!! 誇り高き血統ジョセフ 以上の9名が該当する。 この中には弱キャラとされるキャラクターが多く、タンデムの強さと重要性が分かる。鳥はなくても強いが 関連項目 特殊システム一覧
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谷口「青春といったら二人乗りだよな」 キョン「イコールで結べる類のものじゃないと思うんだが」 白石「でもドラマとかでもやってるし、わかるなあ」 国木田「キョンはやったことあるんだよね?」 キョン「ん。まあ、な」 谷口「マジでか!?」 国木田「中学時代の話さ。ほぼ毎日やってたみたいだから、手馴れたものだろうね」 かがみ「……」 キョン『ほら、乗って』 かがみ『う、うん!』 パンッ キョン『…………』 かがみ『…………』 キョン『…………』 かがみ『…………弁償するね、タイヤ』 かがみ(いやぁぁーっ! ダイエットしなきゃぁぁぁ!) ☆ 谷口「まあ相手はいいとして……二人乗りの醍醐味っつったら、やっぱ密着だろ!」 白石「エロイな」 谷口「体に手を回されてさ、こう背中に、胸の、胸の感触がッ」 国木田「自重しろ」 キョン「……別にんなことはなかったけどな」 みなみ「……」 キョン『ほら、乗って』 みなみ『……はい』 キョン『じゃ、行くぞ』 みなみ『…………』 キョン『乗り心地は?』 みなみ『いい……です』 キョン『そうか、ならよかった』 みなみ『……気づきませんか?』 キョン『何に?』 みなみ『……いえ、なんでも……』 みなみ(“あててんのよ”……その一言がいえなくて)ペタペタ ☆ 谷口「さっきから聞いてりゃお前、勝ち組だからって調子に乗るな!」 キョン「ちょっと待て。何を想像してるか知らんが、そんな甘酸っぱいもんじゃないぞ」 谷口「うそつけっ。自転車の二人乗りっていう行為自体が調子こいてるカップルの証拠だぜ」 キョン「だから、彼女じゃないんだって」 谷口「てめぇーっ。彼女ですらない相手をホイホイ乗せたっつーのか!」 国木田「でも、仲は良かったよねえ」 みさお「……」 キョン『迎えに来てやったぞ』 みさお『む、ごくろーっ』 キョン『じゃ、乗ってけ』 みさお『……あーあー、あやのもこんなことやってんのかなー』 キョン『そりゃ、彼氏もちだからな。するんじゃないの』 みさお『みゅー。わかってたことだけど、なーんか遠くに行っちまった気がするなー』 キョン『じゃあさ』 みさお『んぁ?』 キョン『俺と、付き合わねえ?』 みさお(……私、タイムリープしてねー?) ☆ かがみ「ね、ねえ……どのくらいの重さなら、自転車で運べる?」 みなみ「……あて……何でもない、です」 みさお「なあ。お前、未来から来てねー?」 キョン「わけがわからん……」 ハルヒ「……」 ハルヒ『キョン、団長命令よ。乗せなさい!』 キョン『やだね』 ハルヒ『なっ、ヒラの分際で団長に逆らう気?』 キョン『命令されて乗せてるなんて思われたくないからな――ハルヒ』 ハルヒ『……何よ』 キョン『乗ってくれ』 ハルヒ『キョン……(///』 ハルヒ「団長命令よ、乗せなさい!」 キョン「へいへい、どうせ拒否権はないんだろ」 ハルヒ「…………」 神人「さすがハルヒッ! 相手に非はないのに勝手に不機嫌になるッ!」 古泉「そこが迷惑ッ! 大迷惑ッ!」
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タンデム走行「入巣 蒔菜」 「風見 雄二」 読み:たんでむそうこう「いりす まきな」 「かざみ ゆうじ」 カテゴリー:Extra/女性 男性 作品:グリザイアの果実 属性:風 ATK:5(+1) DEF:5(+1) 【エクストラ】〔「入巣 蒔菜」 「風見 雄二」〕 Battle 〔自分の手札の OS:グリザイアの果実 のカード1枚を控え室に置く〕バトル終了時まで、バトルに参加しているこのキャラは『先制防御』を得る。この能力はバトルに参加していても発動できる。 天音ぇの後ろ乗ってるより怖くないかも illust: GR-063 U 収録:ブースターパック 「OS:グリザイアの果実 1.00」
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1 2 参考 律澪 2011/05/29 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306641822/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ↓確かに、見守りたくなりますね。 -- (名無しさん) 2016-12-29 22 41 39 イケメンすぎるが、いい。読後感もいい。絶対に事故るなよって言いに行きたい。 -- (名無しさん) 2012-04-17 09 10 28 やはり律澪(澪律)はけいおんカプの中でも1番の安定感があるよ。 原作 アニメでも澪は何か困った事があった時にはいつも頼る相手は律だし、律も困った事(ほとんど勉強関係が多いが)があった時には澪に頼るし本当にこの2人はお互いに支えあったり、引っ張っていてあげたりして本当に良い関係を築いているよな -- (名無しさん) 2011-11-02 07 31 22 いいな、こーゆーの。 俺も高校卒業したら バイクの免許取ろっかな。 -- (名無しさん) 2011-09-30 23 10 49 読んでみて、ファンタジーでいう「行きて帰りし物語」だと感じた 雰囲気も現実的なモチーフを入れつつもどこか(いい意味で)具体的じゃないからファンタジーっぽいし ここでいう乗用車やトラックって一般的な家庭とかそういうのを表してるのかも 軽自動車も別に律たちを襲おうとしたわけじゃなくて、単に走ってたんだろうし 灯台も「遠くからは綺麗に見えるけど実際はただの白い壁だった」わけで、理想と現実の話になってそう 単純にどっか出かけたって話だけじゃなくて二重の話になってるのはおもしろかった -- (名無しさん) 2011-06-13 02 11 24 こんなビグスクあるんだな。このイケメン律にはミニバンとかじゃなく四駆にでも乗って欲しいところだ。 -- (名無しさん) 2011-06-11 17 56 39 これって 律の嘘を澪が絶対嘘ってわかるやつのかな?告白の会話がなんとなく似てる -- (名無しさん) 2011-06-03 07 29 07 か、かっこいい -- (名無しさん) 2011-06-03 06 18 53 良すぎ -- (名無しさん) 2011-06-02 23 53 30 律澪でバイクでてきて更にPS250とか完全に俺得 -- (名無しさん) 2011-06-01 02 35 24