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登録日:2011/06/03(金) 20 40 41 更新日:2023/03/13 Mon 07 08 24NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 15周年記念 2発売決定 PS3 TOX W主人公 ufotable ☆銀河美少年☆ エクシリア ゲーム コラボ ティーチミーバリボー! テイルズ テイルズオブシリーズ ハオの卵理論 バンダイナムコ ロリコンに目覚めるRPG 揺るがない思春期 揺るぎなき信念のRPG 精霊 綺羅星☆! 過ぎたるは及ばざるが如し 颯爽☆登場 人は願いを胸に抱き、『叶えば』と空を見上げる…。 舞台は精霊と人が暮らすリーゼ・マクシア。 人の願いは精霊によって現実の物となり、精霊は人の願いによって守られる。 故に、精霊の主マクスウェルは、全ての存在を守る者と為り得る。 それを脅かす悪など存在しない。 あるとすれば、それは人の心か――。 揺るぎなき信念のRPG TALES OF XILLIA 『テイルズ オブ エクシリア(TOX)』はPS3専用RPG。 テイルズオブシリーズ13作目にして15周年記念作品。 シリーズ初のダブル主人公となる本作では、キャラクターデザインにいのまたむつみと藤島康介の二人を起用し、それぞれ主人公を担当(また二人はそれぞれ同じ数のキャラクターを製作している)。 今回は新たな試みとして15年間アニメを担当したProduction I.Gに代わりufotableがアニメーション制作を手掛け、高い前評判を受けている。 シリーズとしては初めて当初からPS3ソフトとして発売された。 【主題歌】 浜崎あゆみ『progress』 【ストーリー】 王都イル・ファンの病院でインターンとして研修中のジュードは、忙しいながらも平穏な日々を送っていた。 ある日、精霊術失敗によるけが人が普段よりも不自然に多く来院する。患者を診察したジュードは精霊たちの様子がおかしいのではと疑問を持つが、その原因はわからなかった。そんな中、担当教授への言付けを持ち前のお人好しぶりを発揮して引き受けたジュードは、教授が仕事で向ったという軍の研究所を訪れる。 一方、ミラは全ての精霊と人間に危機が迫っていると判断し真偽を確かめるべく、イル・ファンへと向う。精霊消滅の原因と思しき軍の研究所へ単身乗り込もうとしていたミラは、そこで1人の少年と出会う。 しかしそれは、これから2人を待ち受ける数多の試練の始まりに過ぎなかった…。 【用語】 ◆リーゼ・マクシア 人間と多くの魔物、姿なき精霊たちが共存している世界。 至る所に多様な精霊が存在し、人間の文明を支えていることは広く知られている。 ◆精霊術 人間は霊力野(ゲート)と呼ばれる脳の器官から、世界の根源エネルギーとなる“マナ”を発することが可能で、精霊はこれを受け取る見返りとして"精霊術"を発動させている。個人差はあるが精霊術は誰もが扱えるので生活の隅々にまで浸透している。 ◆精霊マクスウェル 数多の精霊たちを束ねる主は元素の精霊マクスウェルと考えられている。リーゼ・マクシアの発展を支え、人間と精霊の共生関係をマクスウェルが太古より見守ってきたらしい。 【メインキャラクター】 ※◇をいのまた、◆を藤島と区別して各キャラデザ担当を表記するものとする。 ◆ジュード・マティス CV:代永翼 本作の主人公の一人。15歳。 まだ幼さの残る少年だが、医師になるべく一人故郷を離れ、王都イル・ファンの医学校で学んでいる研修生。 シリーズ2代目格闘家主人公。愛称は優等生 ◇ミラ=マクスウェル CV:沢城みゆき 本作の主人公の一人。20歳。 地水火風を司る四大精霊を従え、自らを精霊の主マクスウェルだと名乗る謎の女性。 ◆アルヴィン CV:杉田智和 誰に対しても気さくでフランクに接し、常に大人らしく余裕ある態度を見せる自称「フリーの傭兵」。26歳。 爪 竜 連 牙 斬 を 覚 え る 。 グラサンが色んな意味で似合う。デフォってくらい似合う。 モミアゲも着けたら『月はでているか』と言いたくなる ◇レイア・ロランド CV:早見沙織 ジュードの幼馴染。15歳。 明るく元気で感情表現豊かなさっぱりした性格。 ◆エリーゼ・ルタス CV:堀中優希 12歳という年齢には不相応なほど、高度な精霊術を使いこなす少女。 いつもティポという生きたぬいぐるみを抱えている。 ◇ローエン・J・イルベルト CV:麦人 大国ラ・シュガルの高級貴族の一つである、シャール家当主に仕える老執事。62歳。特殊な例を除く歴代操作可能キャラ最年長。成長期。 【システム】 DR-LMB(ダブルレイド・リニアモーションバトル) 2人のキャラクターを同時に操作し、協力しながら戦う「リンクモード」では、マスター(プレイヤー)の行動に付き従い、リンクモード中は『共鳴術技(リンクアーツ)』と呼ばれる、技と術を掛け合わせてカットインと共に発動する特殊な攻撃を繰り出すことができるようになる他、各キャラ独自の援護技も発動できる。また通常攻撃連打だけでもなかなかスタイリッシュな連携をしてくれる。 例として ジュード「魔神拳(技)」 + ミラ「ウィンドランス(術)」 || 『絶風刃(共鳴術技)』 となる。 またACとTPの2つの値を消費することで攻撃を行い、ACが続く限り自由に通常攻撃、術、技を繋げていく。マップ移動中にTPを消費して回復術なども使用可能。 AC(アサルトカウンタ) 攻撃する毎に1ずつ消費される値。移動や防御行動では消費されず、単純にACが10あれば10回攻撃できる。 TP(テクニカルポイント) 「武身技」や「精霊術」の使用時に消費される値。アイテムや戦闘中の行動で回復可能。 キャラ特性 各キャラの固有技能。戦闘中に特定のアクションを行うと発動する。 ◎ジュード:集中回避 ◎ミラ:魔技 ◎アルヴィン:チャージ ◎レイア:活伸棍術 ◎エリーゼ:スイッチングティポ ◎ローエン:術後調律 固有サポート 各キャラの援護能力。戦闘中に特定の条件を満たすと発動する。 ◎ジュード:レストア ◎ミラ:バインド ◎アルヴィン:ブレイカー ◎レイア:アイテムスティール ◎エリーゼ:ティポドレイン ◎ローエン:マジックガード スキット お馴染みフェイスチャットは3種類あり、 ◎ロングチャット いつものチャット。 ◎ショートチャット キャラのつぶやきがリアルタイムで展開される自動発生チャット。スキットなう。 ◎ファイティングチャット 戦闘中の自動発生チャット。小ウィンドウのカットインが入って叫びまくるので結構うるさい。 追加DLCとして 初回特典のプロダクトコード衣装 いわゆる2Pカラーと呼ばれる衣装(これは無料) 主題歌担当の浜崎あゆみとのCDコラボ衣装『歌姫』(CDが1890円) 『STAR DRIVER 輝きのタクト』とのコラボ(500円×6) 歴代テイルズオブキャラ衣装(300円×6) アイドルマスター2風衣装(300円×3) 水着衣装(300円×6) 学園風衣装(300円×6) などがある 余談だが、TOPなりきりダンジョンXに本作の世界とミラが誕生したと思われるイベントが収録されている。 名前が長いせいかやたらと名前を間違えられる。 例・エリクシア、エクリシア、エリシア、エクシア、エク尻アッーなど 追記・修正はアホ毛をふりまわして敵を倒してから △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] リセット。作品批判はNGです。 -- 名無しさん (2015-06-06 12 27 39) イバル、ガイアス、ローエンでロックマンX -- にゃかむら (2016-03-20 06 34 02) ロニ「エク尻アッーだと!?」 -- 名無しさん (2017-02-13 19 38 53) …! ずっとエリクシアだと思ってた… -- 名無しさん (2019-06-18 00 02 45) 名前 コメント
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番号 略名 正式名 068 キシリア・ザビ キシリア・ザビ 階級 NT値 戦艦 航空 車両 MS MA 大将 - ○ ○ ○ × ○ ランク 指揮 魅力 射撃 格闘 耐久 反応 S 16 17 12 7 12 11 A 15 16 11 6 11 10 B 14 15 10 5 10 9 C D E 参加陣営 参加時期 離脱 死亡 正統ジオン 最初から 大将B(経験300) 新生ジオン アライメントChaos(←20%)で加入 大将B(経験300) アライメントLaw(0%→)で離脱 味方会話キャラ マ・クベ シャア 敵戦闘時会話キャラ ギレン ドズル ガルマ レビル 友好キャラ マ・クベ トワニング 専用機 戦闘前特殊セリフ機体 寸評 兄であるギレン・ザビを裏切り正統ジオンを起こしたキシリア閣下。ジオン時代の少将から大将へ2階級昇進しているほか、魅力が1上昇。初期配備はグワジンだが宇宙はNT部隊がいれば十分なので、こだわりがなければ苦戦しがちな地上戦にザンジバルあたりで参加させるのが指揮の高さを活かしやすいのでオススメ。新生ジオンでカオスに大きく傾けた場合に加入する際もこちらのバージョンとなる。ターン条件が無くアライメントを下げるだけで加入するため非常にお手軽。新生ジオン攻略の要であるビグ・ザムに乗せても良し、兄弟の代わりに戦艦に乗って指揮を執らせるも良し、とマルチな活躍を期待できる。新生ジオンを楽にクリアしたいならぜひ加入させたいところだが、ガルマと同階級な上に指揮はこちらの方が高いので、ドズルやコンスコンとは別の意味でガルマとの位置関係には留意したい。ちなみ、新生ジオン特権のザビ家仕様のビグザムに乗せることも出来るが、残念ながら彼女は専用機補正の対象外となっている。 うんちく等 初代以来のif設定で、キシリアがギレンを暗殺する代わりに部下と共に挙兵した際の姿で、こちらは顔を隠していない。原作や設定などから非情な人物として描かれているが、正統ジオンを発足した理由のひとつにギレンの非道さを挙げている辺り、単に合理的なだけである。 基本的に本シリーズオリジナルの展開ではあるが、スーパーロボット大戦OEにて、ギレンに対抗するために正統ジオンを立ち上げするキシリアという、本シリーズを参考にしたと思しき展開を見ることができる。 このページ内で加筆、訂正があり、編集方法が判らない方は、下のコメントからどうぞ。編集が出来る方は気付き次第、編集お願いします。ページ内容編集に直接関係の無い内容は雑談用掲示板でお願いします。 相変わらずMSには乗れずにMAには乗れる不思議なお方。地上ではイメージに合わなくても戦艦以外にMAという選択肢がある。 -- 名無しさん (2011-03-23 21 25 34) MAに乗れるのはマ・クベと一緒にアッザムに乗ってたからじゃ? -- 名無しさん (2011-03-24 00 44 40) MAも乗れる戦艦乗り。ビグラング+オッゴ出撃で経験を稼いで最終的に高級戦艦+ノイエジールにでも乗せればいい感じだろう ノイエジールは敵性でしか入ってこないが -- 名無しさん (2014-02-27 16 31 45) 制海権の確保、NTの戦力化など、的確な指摘をした人。だけど指揮や魅力がここまで高いのかというと疑問な気も? -- 名無しさん (2015-11-01 15 47 44) 新生ジオンで加入した場合は階級・指揮値・同階級優先度の関係でガルマから勢力代表の座を奪ってしまう -- 名無しさん (2015-11-01 19 53 11) カオスにすると弟を助けてくれる優しいお姉ちゃん。 -- 名無しさん (2019-11-18 01 47 03) ↑↑↑劇中での描写はないけれども設定上だと彼女はb -- 名無しさん (2020-04-17 15 30 56) ブリティッシュ作戦で突撃機動軍司令を務め初戦の勝利に貢献したという功績があるから、指揮値が高いのはそれなりに妥当だと思われる。 -- 名無しさん (2020-04-17 15 34 03) ↑↑↑弟を助けにくる姉ってカオスではなくローで良いのでは?というか、50ターンイベでロー最大値でキシリア軍が合流でも良かったな。 -- 名無しさん (2020-04-19 04 24 54) ギレンが邪魔故に暗躍してたキャラだから、覇者みたいにガルマにも牙を剥きかねない気がするんだよな でも姉として純粋に手を貸すキシリアもまた見たいかな -- 名無しさん (2020-04-19 14 56 38) ガルマを裏切った、しかもジオンの子のキャスバルを再雇用する器の大きさ。 -- 名無しさん (2020-04-19 21 06 15) ↑↑↑キシリア自体がカオス寄りの人間だから、ローのガルマより手段を選ばないカオスのガルマの方が好みなんじゃないか。下についてたとき自由に色々やらせてもらえそうだし -- 名無しさん (2020-04-20 09 53 13) ステ振り自体はギレン閣下から少し引かれた感じ。兄のそばを離れてマスクを外したことが原因かどうかはさておき魅力と指揮がわずかに上がっている。正統ジオンの一番抜け目ない点はどんな蛮行を働いても離脱しないNT部隊を傘下に収めていること。正直シャアは彼女のもとで働いているときが一番おとなしい。 -- 名無しさん (2021-08-30 18 42 29) 国葬には特に反対してないし、ガルマの敵討を主張するドズルに反対したりで、そもそもキシリアは家族に対して情愛なんて持ち合わせてないのよね。無条件降伏+自分の処刑は確定みたいなタイミングで和平交渉に出向いた裏切り者のデギンを始末しただけで、キシリアに裏切られるなんて微塵も思ってなかったギレンの方がまだ家族に対して情があると思う -- 名無しさん (2023-09-04 01 38 42) ララァのキュベレイほどバランス崩壊しないから正統ジオンのVEでサイコガンダムに乗ってて欲しかった -- 名無しさん (2023-11-11 21 40 41) ↑↑国葬とガルマへの愛情の無さは関係無いし多くの将兵が戦死してるなか自分の弟の為だけに敵討ち部隊を送るドズルの方が上に立つものとして正しいとは言えない。少なくとも作中では合理的なだけに見える。 -- 名無しさん (2023-11-12 01 27 27) ↑つまり父の敵討は謀反のための言い訳だったって事だろ?結局青葉区敗戦の戦犯になってるから上に立つ者として正しいってのもキシリア視点からのみの評価じゃん。というか合理的だって言うならガルマの敵討成功なら軍の士気も大いに上がるだろうからむしろ後押しするべきじゃないか?ドム送っても失敗する事が予想できるなら、そもそもラル隊の派遣に反対するべきだし -- 名無しさん (2023-11-12 11 04 53) 名前 コメント
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1.Vcc 3.TX 5.NC 2.GND 4.RX 6.GND TXが送信で、RXが受信です。
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アンティオコス1世ソテルセレウコス朝シリア前323~前261統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------第2代セレウコス朝シリア君主。セレウコス1世の子。父と共同統治を行ない、父の死後は息子のセレウコスや、アンティオコス2世と共同統治を行なった。 アンティオコス2世テオスセレウコス朝シリア前286~前246統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------第3代セレウコス朝シリア君主。アンティオコス1世の子で、セレウコスの弟。兄の死後、父との共同統治を経て単独統治を行なう。 セレウコスセレウコス朝シリア????~????(前3世紀)統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------アンティオコス1世の息子。父と共同統治を行なったが、父よりも先に没する。 セレウコス1世ニカトールセレウコス朝シリア(マケドニア王国)前358~前281統率:A 武力:B 政治:C 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------マケドニア王国軍の指揮官。東方遠征に参加し、アレクサンドロス3世の死後、ペルディッカスを支持するが、バビロニア太守となる。その後、ディアドコイ戦争でガザの戦いでデメトリウスを破り、セレウコス朝を創設した。さらにイプソスの戦いで勝利を収め、アンティオキアを建設した。 セレウコス2世カリニコスセレウコス朝シリア????~????(前3世紀)統率:C 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------第4代セレウコス朝シリア君主。アンティコオス2世の子。この時代にアルサケス1世がパルティアを打ち立てて独立を果たす。パルティアに遠征を行なったが失敗に終わった。 セレウコス3世ソテルセレウコス朝シリア????~前223統率:D 武力:D 政治:D 知力:C 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------第5代セレウコス朝シリア君主。セレウコス2世の子で、アンティオコス3世の兄。国王に即位後、暗殺される。
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エクシリア2概要 テイルズ オブ エクシリア2 テイルズ オブ エクシリア2 対応機種:PS3 発売日:2012年11月1日発売 固有ジャンル:選択が未来を紡ぐRPG 主題歌:song 4 u/浜崎あゆみ メインキャラクタデザイン:奥村大悟&藤島康介&いのまたむつみ 開発:株式会社バンダイナムコゲームス 予約特典:オリジナル短編小説「TALES OF XILLIA 2 -Before Episode-」&設定資料集 初回限定特典:ルドガー用「エミル」コスチュームDLC+ジュード用「ユーリ」コスチュームDLC+ミラ用「アスベル」コスチュームDLC、PS3用オリジナルカスタムテーマ
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121 :この名無しがすごい! 2012/06/09(土) 20 29 45.03 ID 6ohjdJ0B 118 ふむ、ならこれは…… 【作品名】 IS〜先導者とイメージ〜 【作者名】 永遠なる自由の剣 【URL】 http //ncode.syosetu.com/n1254ba/ 【ジャンル】 原作準拠シナリオ 再構成 クロス(クロス相手) サイドストーリー 【長さ】 長編 (107333) 【状態】 連載中 【原作からの変更点】 オリジナルの話が多少。銀の福音の話は人間同士の戦い 【紹介理由・見て欲しい点】 恋愛はエロいところはなく、安定している。 まあ、遊戯王の方はエロエロだったな 122 :この名無しがすごい! 2012/06/09(土) 20 42 02.54 ID M6FfI1tn 121 ヴァンガードか、ちょっと読んでみる ちなみに 117の方がダメだったのは、 遊星が何故かやたら女難にあったり精霊()がイミフな漫談したりとかそういう面もあった ギャグ作品でもないのに5D’sのイメージ壊れすぎ 125 :この名無しがすごい! 2012/06/09(土) 21 13 32.11 ID Oj9kVlE9 109 お疲れ様です! 今、言っても忘れられるかもしれませんが、次スレからは 1のテンプレにもURLを載せておきましょう 117と 121のレビュー内容を見て思ったんだが、皆の中での“再構成”ってどんなものなんだ? 原作準拠シナリオと再構成を並べてレビューに書かれてるのが続くと、どうも俺が言葉を間違えたとしか思えないんだ 原作のシナリオ(プロット)を使わずに、序盤のプロットから練り直して書いている作品は、何て言えばいいの? それにクロスの()内にクロス相手の作品名を書いてくれてないし……そんなに分かりづらいテンプレだったかなぁ…… 137 :122 2012/06/09(土) 22 22 02.64 ID M6FfI1tn 121 読んでみたが5話でスコップが折れた orz 文章自体若干稚拙な面があって目が滑る部分も多々あるのだが、 それに加えて人物描写がお粗末過ぎて話にならない 誰やねんこれ……櫂トシキってこんなキャラと違うぞ 櫂がブラスター・ブレードっぽいというのも個人的にはダメ要素 ブラスター・ブレードはアイチの分身でしょ…… なぜか櫂がユニットと会話できるわ、PSYクオリアをPSIクオリアと誤字ってるわ (それ以外にもよくある誤字が多々目に付くのがさらにテンションを下げる) そしてセシリアがすてき、ぽっ …………すいません、限界です 117とも共通するんだが、とにかく原作の制約などを一切無視して好き勝手やってる辺りに、 原作ゲームへのリスペクトがいまいち感じられんのよね…… そこら辺は「ナンバーズハンター」との大きな差だと思う(まあ、あっちはガチでデュエルやってるわけだけど) コメント
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ステータス・登場話 プロフィール・断末魔・逃亡セリフ ステータス・登場話 名前 職業 所属 ライフ 攻撃力/遠 攻撃力/近 防御力 注意力 スピード 登場話 ゴードン 拷問士 魔真城衛兵 50 0 21 0 0 30 第1話 悲劇への脱出 ジェイド 戦士 70 0 18 8 0 30 ハンス 村男 島民 70 0 9 0 0 30 第2話 アレンダル エレナ 村女 70 0 6 0 0 35 ジーナ 盗賊 AUO 60 0 9 2 45 52 第3話 古城での遭遇 ウォルフ 戦士 90 0 21 8 35 38 クリスティーナ 首領 AUO首領 180 24 12 15 55 55 第4話 異変第15話 撒かれた毒第16話 裏切り ジェガード 巨人兵 AUO 200 0 30 5 0 30 シルヴィア 女戦士 王妃特殊部隊 80 0 12 8 40 48 第5話 傷ついた珠 レスフィーナ 白魔導師 100 12 9 10 45 38 ラディッツ 狩人 70 6 9 10 50 45 アレス 格闘家 100 0 18 10 70 48 ガルシア 戦士 島民 80 0 21 15 35 38 第6話 マルコ オズボーン 魔術師 70 18 18 8 25 30 ガーネット 盗賊 80 0 9 10 45 52 シラード 戦士 領主 90 0 24 15 40 42 第6話 マルコ第12話 魔女狩り レイヴン 戦士 AUO 100 0 24 12 35 42 第7話 凶戦士 ライザ レンジャー 100 12 15 5 60 55 ジュデッカ 闇使い 140 30 15 10 50 35 ローレンツ 拳法家 100 9 18 8 70 45 イゴール 炎法師 180 18 12 0 10 30 シド アサシン 王妃特殊部隊 80 0 12 8 55 52 第8話 秘術の代償 バレッタ 爆弾兵 80 24 12 18 35 38 ミゲル 凶戦士 AUO幹部 230 30 24 20 55 50 第9話 AUO来襲第22話 殺戮の果てに第24話 すべての始まりへ第24話 かなえられた想い バルボア 拷問士 AUO 140 0 24 20 20 35 オルテガ 剣豪 100 0 27 12 255 38 クピード 親衛隊 AUO幹部 160 15 45 22 60 48 ジェミニ 忍者 王妃特殊部隊 60 第10話 遠い日の面影 ダスティン 機雷兵 100 30 12 12 40 38 ルドガー 戦士 90 0 24 15 40 42 ヘルシング 錬金術師 80 15 9 12 40 42 クロス アサシン 王妃特殊部隊 90 0 15 8 60 58 第11話 蒼き伝説 シュバルツ シャドウ 50 0 24 8 55 62 ガラハット 巨人兵 島民 230 0 30 8 10 30 第12話 魔女狩り クレイボーン 狩人 90 12 12 12 50 48 アルテア 白魔導師 100 15 9 8 50 38 レベッカ 盗賊 80 0 12 12 75 52 ゼオン 傭兵 140 15 36 18 40 42 ルーザ 女戦士 王妃特殊部隊 80 0 18 8 40 48 第13話 帰らぬ日々 ドルジェフ 磁力師 100 0 18 12 35 38 ザルドス 拷問士 160 0 18 12 35 38 ダイアー 格闘家 王妃特殊部隊 100 0 21 10 75 50 第14話 運命の岐路 イリアード 狩人 100 15 12 15 55 48 アルバトロス 戦士 AUO 100 0 24 18 35 45 マドゥーラ 闇使い 140 30 15 12 50 35 バルバロッサ 巨神兵 王妃特殊部隊 250 0 45 18 10 30 ホルバイン 炎法師 230 21 18 2 10 35 ガードック 親衛隊員 王妃親衛隊 120 0 24 20 35 48 第15話 闇を踏む足第17話 離反 クリューガー 親衛隊員 100 0 21 20 45 48 セルバンテス 鉄騎兵 100 0 24 25 0 30 ゲルファウスト 地獄騎士 200 0 90 32 35 30 ディザック 火炎兵 160 36 24 30 30 35 第15話 闇を踏む足第21話 消えゆく灯火 ガリウス 魔術師 AUO 80 21 18 10 35 35 第15話 撒かれた毒 ボルトヘッド ギガアーム 250 0 54 5 0 20 ゴア 奴隷戦士 120 0 21 5 255 52 ヴァネッサ 盗賊 90 0 15 12 80 55 第16話 裏切り シヴァ 傭兵 160 15 36 18 45 42 アーニス レンジャー AUO 120 15 15 8 70 58 第16話 裏切り第18話 愛する人のために アモン 剣豪 120 0 30 15 255 42 エリシュオン 賢者 90 90 0 22 70 38 第16話 裏切り第24話 すべての始まりへ ダイダロス ギガアーム 300 0 150 8 0 20 第16話 裏切り第24話 すべての始まりへ第24話 かなえられた想い ムーングラム 錬金術師 王妃特殊部隊 80 18 9 12 45 45 第16話 悪夢からの目覚め ブレイド アサシン 90 0 18 8 60 60 カルマ 忍者 70 3 30 2 75 65 オフェーリア 女戦士 80 0 18 15 45 30 セシリア レディーガード 120 15 30 12 80 65 第16話 悪夢からの目覚め第20話 長い別れ クレアヴィル 女戦士 魔真城 警備兵 90 0 21 15 50 50 第17話 友 バジェス 機雷兵 100 36 15 15 50 42 ランスホーン 鉄騎兵 120 0 24 35 0 30 ブラッドレー 騎士 120 0 27 25 40 35 第17話 友第22話 策略 スタンフォード 騎士 100 0 30 28 35 35 スコルピオ 魔剣士 王妃親衛隊 100 36 36 25 55 45 第17話 離反 アルジャイール 錬金術師 反王国派 90 21 15 12 50 45 第18話 たちこめる暗雲 ボルガノン ギガアーム 300 0 150 10 0 25 ティリス 爆弾兵 90 30 15 20 55 30 ヨーゼフ 村男 80 0 12 2 20 38 ファーガス 巨人兵 230 0 36 8 25 30 バーグマン 奴隷戦士 120 0 28 8 255 55 ランドー 拳法家 120 15 21 10 65 48 ヴィンセント 騎士 島民 120 0 30 18 40 38 ヴァルボア 魔術師 AUO 80 24 18 12 40 38 第18話 愛する人のために バシュラール 巨人兵 250 0 38 8 20 30 ルドルフォス 魔術師 王妃親衛隊 90 21 18 12 40 38 第19話 氷の裁き アシュレイ 親衛隊員 120 0 24 20 45 48 第19話 氷の裁き第19話 時を司る石 ラヴァーン 魔剣士 120 45 45 25 55 48 第19話氷の裁き第21話 消えゆく灯火 ヴェルギリアス 賢者 120 90 0 22 80 38 ガーランド 火炎兵 180 45 27 32 30 35 第19話 氷の裁き第23話 王妃マルガリータ ジークハルト 鉄騎兵 王妃親衛隊 120 0 27 35 0 35 第19話 時を司る石 ヴァイオレット 爆弾兵 90 27 12 20 50 42 アンティノーラ 白魔導師 120 18 9 10 45 42 第19話 時を司る石第22話 殺戮の果てに ファランギース ソードマスター 王妃親衛隊小隊長 160 21 45 22 60 45 第19話 時を司る石第22話 殺戮の果てに ゴルディアス 巨神兵 280 0 54 20 20 35 シエスタ 白魔導師 王妃親衛隊 100 15 12 10 50 42 第20話 最後のガード石 ガルバルディ 巨神兵 280 0 54 20 20 30 ラファーガ 親衛隊員 140 0 27 20 55 48 第20話 最後のガード石第23話 王妃マルガリータ ニルヴァーナ 闇使い 160 36 21 15 55 35 ロードバラン 鉄騎兵 王妃親衛隊小隊長 140 0 30 38 0 35 ギジェン 拳法家 王妃特殊部隊 140 12 21 8 70 48 第20話 長い別れ ヴァイス シャドウ 50 0 24 5 60 65 ルーイン 機雷兵 100 30 15 15 45 38 デルヴォー 錬金術師 90 18 12 15 50 45 スパイラル 忍者 近衛兵 60 6 30 2 75 65 ブラウニング 火炎兵 王妃親衛隊 160 36 27 30 35 38 第21話 王家崩壊 ガルハザード 地獄騎士 近衛兵 200 0 90 38 40 30 フレデリック 国王 アレンダル王家 200 15 18 15 0 30 アッテンボロー 磁力師 近衛兵 120 0 21 18 40 42 第21話 王家崩壊第22話 策略 ミルドレッド 騎士 120 0 27 28 40 35 第21話 王家崩壊第23話 王妃マルガリータ チェストバーン 巨人兵 250 0 36 10 20 30 マクレーン 騎士 140 0 30 28 40 38 第21話 王家崩壊第24話 かなえられた想い ヴィルヘルム 魔剣士 王妃親衛隊 140 45 45 28 50 48 シュラウド 奴隷戦士 島民 140 0 24 8 255 55 第21話 消えゆく灯火 グスタフ 村男 70 0 9 5 25 35 デスマスク ギガアーム 300 0 90 5 0 20 エドガー 魔剣士 アレンダル国宰相 180 45 45 28 50 45 ゴッドフリート 賢者 王妃親衛隊 100 90 0 20 75 38 第22話 殺戮の果てに ペールゼン 磁力師 140 0 24 22 50 42 ガンドルフ 地獄騎士 王妃親衛隊隊長 230 0 90 38 45 35 第22話 殺戮の果てに第22話 策略 マルガリータ 王妃 アレンダル王家 230 90 21 12 75 50 第22話 殺戮の果てに第23話 王妃マルガリータ ドゥイーガー 巨神兵 近衛兵 250 0 45 20 10 30 第23話 王妃マルガリータ ベルシュタイン 地獄騎士 王妃親衛隊 230 0 90 38 45 30 グレイホーク 傭兵 AUO 140 15 36 20 40 42 第24話 すべての始まりへ第24話 かなえられた想い ラーミア 白魔導師 120 15 12 8 50 38 プロフィール・断末魔・逃亡セリフ 今回は影牢のようにHPが減ると逃げる侵入者はおらず、イベントキャラのみが逃亡する ゴードン 城の中に親しい女性がいて、先日プロポーズをしたばかりである。OKの返事に、仕事が手につかない様子。 苦しい…か、体…が… ジェイド 女性をめぐりゴードンに敗れたあわれな男。自分の方に分があると思っていただけにショックがはげしく、仕事に身が入らない。 何が起きた…の…だ… ハンス 島の富豪シラード家に仕える用心棒。報酬も欲しいが、この機会に腕試しをし、満足がいけば王宮の兵になるつもりでいる。 魔女…め… エレナ 工房近くに住む島民。苦しい生活に将来を悲観していた。そこに舞い込んできた主人公という賞金首の話に人生をかける。 あなた…私…報酬…を… ジーナ 人さらい組織の中でも古参のメンバー。クピードを慕っているが、それ以外の男は全く頼りにしない。 クピード様…この娘は…危険…で…す… ウォルフ ジーナにほれているが口ベタなため、うまく口説けない。せめて行動で気をひこうとするが、それも失敗。おいらくの恋。 ジー…ナ… クリスティーナ 人さらい組織AUOのボス。やっていることのわりに性格は前向きで建設的。それだけに部下の一部には素性をうたがう者もいる。 くっ…これ以上は危険ね!そろそろ退散するわ。いずれまた会うでしょう! 頭が…頭が…ウウ…気持ち…悪い… 頭が…頭が…気持ち悪い…ウ… ジェガード 最近加わったばかり。新人は一番最初の仕事をボスとともにこなすことになっており、認められるために気負っている。 ボス…お役に立てず…申し訳ありませ…ん… シルヴィア セシリアから厚い信任を受けている戦士。レスフィーナとのペアで数々の任務を成功させてきた。 こんな…簡単な任務に…失敗するなん…て… レスフィーナ シルヴィアに付き従い彼女の成功を支えてきた。いつも彼女と共にいる上に男嫌いなため妙なうわさが立っている。 あなたは本当に…魔女…な…の… ラディッツ 普通の狩りにあき足らず、この世界に入って来た男。任務より人を狩ることを楽しんでいるため、セシリアからは毛嫌いされている。 これが…狩られる人間の…感覚…か… アレス 予定に沿った行動は確実にこなすが、ふいの事態に弱く、動揺してしまってうまく対処できない。 じくう…せ…き… ガルシア シラードの表の顔を代表する一人。護衛役。王家と親しいシラードに仕えていることを誇らしく思っている。 アレンダル…万…才… オズボーン シラード家に世話になりながら魔術の探求を続けている男。使うことより収集することに、よろこびを感じている。 見たこともない…魔術…一体何…者… ガーネット シラード家に住み着くゴロツキの一人。いざというときに出てきて家を守るが、かえってさわぎを大きくしてしまうようだ。 あたいとしたことが…しくじっちまった…よ… シラード 島有数の富豪。創世王の教えを盲信し、王家の金を工面してきた。アルベルトの師とは古くからのつきあいがあった。 くっ! こんなところで死んでたまるものか! ぬうう、冗談ではない。このような所で死んでたまるものか。娘…アルベルトに言っておけ!今ならお前の考えも分かるとな! レイヴン 国王に命じられて主人公を捕らえに来たAUOの構成員。命じられたことをただこなすだけの、組織の歯車。 死ぬのはいつも…下っ端…か…よ… ライザ 組織に属しているが、仕事がないときは屋外で気ままに過ごしている。その割には初歩的な知識しか持っていない。 …なにこれ…体…が… ジュデッカ 白魔導師の家系に生まれたが、性格に合わなかったため家出して闇使いになった。オカルト好み。 あなたの中の闇が…私を冥界から…招く…わ… ローレンツ 人さらいという、道を外れた稼業に身をやつしてはいるが、戦いに臨んでは正々堂々とやることを心にちかっている。 卑怯な…やりかた…を… イゴール 負けず嫌いな男だが、その割にあまり努力しない。その上強がりでもある。使う術とはうらはらに、冷めた態度をとる。 こんな技で…生き延びられると…思う…な… シド キャリアがセシリアより長く、彼女の配下でいることを苦々しく思っている。しかしそれが能力相応であることを分かってない。 バカな……ま…待って…く…れ… バレッタ 普段は気が弱く、他人の言うことをなかなか断れない。そのうっぷんを爆弾に込めている。 命令を…無視した…ばかり…に… ミゲル その過去を知る者は一人としていない。何を考えているのか分からない気味の悪い男。生理的に毛嫌いされやすい。 ふざけたマネを…うぐ…力が…出ねぇ…チィ!覚えてやがれ! うそだろ…まだやりてぇことが…たく…さん… クッククク…過去を振り返ってるうちは…てめぇに未来はねぇ…クククッ… バルボア 王宮で看守をしていたゴードンの兄。以前は同じ看守をしていたが思ったほど罪人をいたぶれないためAUO入りを志願。 なんだこりゃあ…立場が…逆だ…ぜ… オルテガ 御前試合で優勝するほどの実力を持っていたが、事故で妻を失って以来自暴自棄になり、ついに人さらいにまで身をやつした。 もう一度…妻の…ぬくもり…を… クピード クリスティーナを監視するために、ある人物から送り込まれた男。しかし彼女に惚れてしまい、苦しい立場に悩んでいる。 むう、これは?体の力が抜ける…ただならぬ術だ。ここは一旦引くか。 ジェミニ セシリアを補佐するくのいち三姉妹の末娘である。この道に入った理由を聞かれると不機嫌になるが、任務には真剣である。 姉さん…セシリア様…この娘は…いけな…い… ダスティン 生まれつき体が弱いため、負担をかけない武器として機雷を作り出した。今の任務には役立つことが多いためそれなりに満足げ。 これが…娘の…秘密なの…か… ルドガー 人生の目標を全く見いだせず、平凡な戦士をしていた。セシリアの下での仕事に、ようやく生きがいを見つけたようだ。 頼む…助けてくれ…やっと見つけた…生き甲斐なん…だ… ヘルシング 本気で金を作り出せると信じてこの職に就いた、勘違い男。研究には惜しまず金をつぎ込んでいるが全く回収できずにいる。 ハハハ…やったぞ…ついに…成…功… クロス 島の奥深くに住む忍者集団の一人で、腕に相当自信を持ち、次の頭領と目されている。より実績を積むために王妃の下で働く。 もう後戻りは…できない…ぞ… シュバルツ 人知れずさらりと仕事をこなすような男にあこがれている。そのためにこの世界に入った。自分でも満足しているようだ。 オレを倒したぐらいじゃ…終わらないぜ…何も…な… ガラハット 雇い手がいなかったところをシラードに拾われた。本人は恩義を感じているが、シラードは盾代わりとしか見ていない。 オレ…死ぬの…か…? クレイボーン 腕を見込まれてシラードに雇われた。しかし、標的が動物から専ら人間に変わってしまったため良心にさいなまれている。 これでもう…人を傷つけなくて…す…む… アルテア シラードに雇われているのは嫌なのだが、彼の裏の顔を知るだけに仲間の身が案じられ、治療役としてとどまっている。 あんた…人を殺したのよ…わかっている…の… レベッカ ケチな盗みしかしないこそドロ。当然あがりも少ない。そのため、シラード家に住み着いて楽をしようとしている、いわば寄生虫。 ただで済むと…思うんじゃない…よ… ゼオン シラードに仕える配下の一人。危険を感じ取る能力が人一倍長けていて、すぐに逃げ出してしまう軟弱者。 逃げ…そこねた…か… ルーザ 戦士という職にはあるが、本人は何でも屋だと思っている。自分の立場をよくわきまえており、セシリアから信頼されている。 セシリア様…お逃げ…下さ…い… ドルジェフ 思ったように働けず、イライラしていた。そこへ石の収集などという地味な役目を負わされて、くさりきっている。 どうせ…オレなんか…犬死に…さ… ザルドス 人を拷問したくてたまらない、倒錯した男。なかなかその機会に恵まれないため、最近になって自分を拷問し始めた。 くくっ…あんた…素質…ある…ぜ… ダイアー 試合で何度も優勝している男。しかし、そのことでテングになってしまい、最近はまともに訓練していない。 オレの勘も鈍ったな…こんなまやかしに…やられるなん…て… イリアード 生まれてからずっと森の中で暮らしてきたため、世間をよく知らない。そして女性のこともよく知らない。 君の姿に…目を奪われ…た… アルバトロス 細かいことを考えるのが苦手で、己の武器を頼りにひたすらアタックするだけの単純な男。 捕まえるより…殺す方が…簡単だったんじゃ…ねぇの…か… マドゥーラ 以前は王宮占い師をしていたが、王妃に闇の部分の能力を高く評価され配下となる。重要な任務に就くことが多い。 だめ…もう何も…見えない…わ… バルバロッサ 王宮で近衛兵をしていた。国王への不満をうっかり口にしたため処刑されそうになったが、王妃に救われた。 何者なんだ…魔女…か…悪魔…か… ホルバイン 独自に魔術の研究をしていて、炎を自在に扱えるまでになった。人と話すのが苦手で、独立性の高い諜報員となる。孤独が好き。 血も涙も…ない…のう… ガードック 王妃が己の野望を達成すべく結成した親衛隊の、はえある第一号。しかしガードック本人は野望がないため、いまだ一隊員のまま。 つまらない…人生でし…た… 知らん…オレは何も知ら…ん… クリューガー 元近衛兵。親衛隊を募集していると知ってはせ参じた。王妃の色香に迷ったあげくの行動で、隊の目的は全く知らなかった。 生まれ変わったら…妃殿下のおそば…で… 言えない…ぜ… セルバンテス 王妃警護という名誉ある仕事が出来ると思い親衛隊に入るが、真の目的を知り腰が引けていた。発掘に回されてほっとしている。 肩の荷が…おりた…よ… ロードバラン様…どうかご無事で… ゲルファウスト 隊長ガンドルフにあこがれて親衛隊に入った。いいところを見せる機会がめぐってくることを待ち望んでいる。 理不尽な…この女を…殺…せ… もう…我らの役目は…果たし…た… ディザック 副隊長ヴェルギリアスの実子。親と同じ技能では勝ち目がないと思い、火を操る術を身につけた。性格も正反対で、堂々としている。 死ぬときなんて…こんなもん…か… 誰が…しゃべるもの…か… ガリウス 新入りの教育係。高度な魔術で様々な状況を作り出して模擬戦を行わせ、構成員のスキル上昇に一役買ってきた。 いやな予感が…していたん…じゃ… ボルトヘッド AUO幹部ミゲルの直属部下。いつもはミゲルと行動をともにする事が多いが、この日はなぜか留守役を志願した。 こんな…小娘にやられると…は… ゴア 大陸出身者。AUOにさらわれたが引き取り手がいないため殺されるところだった。戦力になると考えたミゲルが手下にした。 ……… ヴァネッサ かつてクリスティーナに壊滅させられた人さらい組織のボス。彼女のいなせな姿に惚れ込み、以来付き従うようになった。 クリスティーナの身代わりなら…本望…さ… シヴァ 何度も死地をくぐり抜けてきた男。体は多くの傷だらけ。一部には危なくなると仲間をオトリにして生き延びてきたという噂がある。 どうせ…いつかは…死ぬ…のだ…よ… アーニス ミゲル配下。はむかうとどうなるか知っているので、不本意ながら嫌々従っていた。機会があればボスの下に戻ろうと思っている。 …死ぬなんて…イ…ヤ… アモン 他の組織からAUOへ入った。仁義のかけらもなく、有利なところへと平気で裏切る。幹部にも性格を見抜かれていて信用が低い。 こんなことなら…あんたにつけば…よかっ…た… エリシュオン 今自分が何をすべきかよく分かっている男。しかしたいていそれは自己の保身に向けられており、決して組織のためではない。 わしとしたことが…状況を…見誤った…か… ダイダロス なみ外れた腕力だけでなく、見かけによらず頭も切れる。時々立案する作戦がよく成功するため、組織内の評価が高まっている。 バカな…強い…強すぎ…る… ムーングラム 王妃が石を集めていることを聞きつけ、力になろうと配下に加入。だが本人は石のことを賢者の石と勘違いしている。 その石が手に入れば…ぼくの夢…も… ブレイド 11話で登場したクロスのライバルと自負する男。しかしクロスの方はブレイドのことなど意に介していない。 クロス…どうやらオレも…だめだっ…た… カルマ セシリアを補佐するくのいち三姉妹次女。すぐ他人に同情するお人好し。因果応報を人生観とするなど、年の割に達観している。 恨みはしないわ…これも…運命…よ… オフェーリア 騎士になることを目指していたが、ただ女性であるという理由で断られた。世間の男どもを見返してやろうと心身を磨いている。 私の方が…うまく…戦えるの…よ… セシリア 王妃から唯一信頼されれている。危険をものともせず実直に任務をこなす。しかしそれは過去の悲しい思い出を振り切るためである。 ― クレアヴィル 元国王の侍女。誘いを断ったため、警備兵にさせられた。しかし性にあっていたらしく生き生きと任務をこなしている。 おじいさま…死んだおじいさまが見え…る… バジェス 妙に反抗的な男。何かと他人にケチをつけ、後からえらそうにモノを言う。同僚からは嫌われているが、仕事の方はソツない。 何でこんな目に…あわなきゃならないん…だ… ランスホーン さらわれた妹を第二隊長ロードバランに救ってもらってから鉄騎兵という職にあこがれ、努力の結果ついに自分も同じ職に就いた。 そんな…鉄騎兵が…こんなはず…な…い… ブラッドレー 没落した貴族から称号を買い取って騎士と名のっている。ただ、名に負けぬように鍛錬はしており、それなりの技術を持っている。 オレ…うまく…戦えただ…ろ… スタンフォード 何不自由なく育った貴族の子。あまえんぼうで鍛錬もしていない。すでに満たされているので野望も願望もないからっぽな男。 おかしい…体が…動かな…い… スコルピオ セルバンテスに誘われともに親衛隊に入る。その真の意味を知って腕が振るえると思ったが、発掘に回されストレスがたまっている。 こんなことを…したかったんじゃ…な…い… アルジャイール 研究中に生み出した秘薬のことで異端扱いされ、追われる身になる。死罪になるくらいならと、反国王派に加わった。 大陸人のくせに…この国に…魂を売るなん…て… ボルガノン 子供の時さらわれて来た。引き渡される直前に逃げ出し、数年間たった一人で生き延びたタフな男。最近、故郷の海が恋しい。 オレの死体は…海に…流…せ… ティリス AUOによって大陸からさらわれてきた。アルベルトたちに救出されたが心身に深い傷を負う。今は復讐心に満ちている。 やり直す…機会はあった…はず…よ… ヨーゼフ 大陸からさらわれ、農場で使われていた。暴動が起きた際逃げ出し、アルベルトの手引で大陸人グループに加わった。 気が…済んだか…裏切り…者…め… ファーガス 大陸人。闘技会でのやられ役として使われる予定だったが、強すぎて負けないため死罪となった。アルベルトたちに救われた。 おぬしも…大陸人…だろう…が… バーグマン サーカス団に引き渡されモンスターと戦わされていた。団長の死後放り出され、さまよった果てに工房にたどりつき、保護された。 人さらいを…操っていたのは…おまえ…だ…な… ランドー 大陸人グループをまとめてきたリーダー。アルベルトたちと信頼関係にあり、大陸での生活を助けてもらっていた。 助けてくれた…アルベルトを…殺すわけが…なかろ…う… ヴィンセント 島民になりすましている大陸人。その卓見で一度は軍師になったが大陸への戦争をいさめたことが王の不快感を買い、クビになった。 使う術と同じだ…姑息で…卑怯な顔…つ…き… ヴァルボア 以前からミゲルとともに行動している男。アモンがどたん場でミゲルを裏切らないか監視する役目を負っている。 おぬしもどうせ…ろくな死に方せん…このわしのように…な… バシュラール 組織の末端にいるメンバー。幹部の顔も、直属のミゲルしか知らない。今回の作戦がどういう意味を持つのか、よく分かっていない。 痛ぇ…痛ぇ…よ… ルドルフォス 王妃を裏切った者を処刑する役目を負う。自身も裏切った過去があるが、その能力を惜しんだ王妃によって洗脳され今にいたる。 顔を…覚えた…ぞ… アシュレイ 以前は第四小隊長を務めていたほどの男だがセシリアにちょっかいを出して王妃の怒りを買い、隊員に格下げされた。 苦しい…死にたく…な…い… ラヴァーン 普通の魔剣士は鍛錬の成果として魔力を帯びるようになるが、この男は精神が魔道におちたため魔力を帯びた、非情で残忍な人物。 お前の後ろに…死に神が…い…る… ヴェルギリアス 他人をあざむく能力にたけている。副隊長の地位にいるのもライバルを出しぬいたからである。今は隊長のスキをうかがっている。 妃殿下…申し訳ございませぬ…コアと…残りのガード石…失敗… いやじゃ…まだ…やりのこしたこと…が… ガーランド 親衛隊第二小隊長ロードバランの旧友。復讐に荷担して共に囚われた。主人公を倒せば放免されると聞いたが、信じてはいない。 お…恐ろしい女…こうやって…善良な人々…を… ジークハルト 安易な暮らしを求め、ニセ白魔導師となって治療代を荒稼ぎしていたがバレて捕まった。腕力を見込まれて親衛隊員として拾われる。 もう…やだ…疲れ…た… ヴァイオレット 親衛隊の遺跡発掘メンバー。いざとなったら遺跡を壊して奥を調べろと言われているが創世王を盲信する彼女にはできそうにない。 アレンダルを…あなたなんかに…やられたく…な…い… アンティノーラ 親衛隊所属の数少ない治療役。王妃は隊員を使い捨てとしか見ていないため、軍隊としての体裁のためだけに雇われている。 この罪を…あなたは一生…背負っていく…の… この罪を…あなたは一生…背負っていく… ファランギース 一兵士から親衛隊に採用され、着々と功を上げて小隊長まで昇りつめた。いつでも冷静で取りみだすことがほとんどない。 これが…死ぬって…こと…か… ゴルディアス ファランギースとともに採用された。頭でっかちで行動がついていないため今の地位が限界。せかせかしている。 汚ねぇ…汚ねぇぞ…こん…な… シエスタ かつてアルベルトの工房で働いていたが、彼らの症状の不気味さに怖くなって逃げ出した。工房を知る人間として王妃に雇われた。 あの世で…アルベルトたちに…謝る…わ… ガルバルディ 元第一小隊所属の兵。隊長がロードバランの父を殺した犯人であることを知ると親衛隊を抜けて、彼に協力すべく私兵となった。 おのれ…悪党どもに…荷担…しおっ…て… ラファーガ ロードバランに殺された第一小隊長の代わりとして臨時に隊長の座についていた。臨時なのに、舞い上がってしまった小物。 み…短い…夢…だっ…た… なぜオレが…やられ…る… ニルヴァーナ 権力に忠実な、元裁判官。王の命により罪のない人を言われのない理由で告発させて死刑にし、次々と財産を没収していた。 クックク…どうせおまえも…地獄行…き… どうせあなたも…地獄行き…よ… ロードバラン 父親を殺した第一小隊長へ復讐すべく親衛隊に入り、機会を探っていた。王家と血族関係がある旧家出身だが、本人は知らない。 ふっ…すでに復讐は果たし…た…思い残すことは…な…い… アレンダルは終わりだ…創世王よ…許し…給…え… ギジェン 拳法家としての誇りを捨て、禁じ手を平気で使い多くの人を血祭りにあげてきた。引け目も感じず、弱者は死んで当然と思っている。 わしを殺しても…悲劇は…終わら…ぬ… ヴァイス 強盗に家族を殺され、その復讐のため暗殺者稼業に身を置く。諜報員の任務を遂行しながら、犯人をさがし続けている。 ク…まだ復讐を…果たしてな…い… ルーイン すさんだ家で育ったせいか、命に対して紙クズとしか感じない人間になる。機雷の実験で同じ諜報員を殺したこともある。 へへへ…楽しい…か… デルヴォー 錬金術師としての目的などとうに捨て、術に使うはずの秘薬を悪用して任務を遂行している。 む…無敵になる薬を…作っておけ…ば… スパイラル くのいち三姉妹長女。自分をだました男を殺し、自殺しようとしていたところをセシリアにたしなめられ、それ以来彼女に心酔した。 セシリア様…どうか…ご無事…で… ブラウニング 死刑執行役人。徐々に体を焼いていくという残忍なやり方をする。あまりのむごさに、見た者は国王への忠誠を強めるという。 地獄で…待ってるぞ…クク…ク… ガルハザード 宰相エドガーの死後、国王の代わりに闇の部分を受け持つ。親衛隊隊長ガンドルフと同レベルの力があり、事ある毎に争っている。 オレの魂が…きさまを…取り殺して…や…る… フレデリック アレンダル99代目の王。大陸との戦争で負けたことを深く根に持ち、報復戦争をしかける準備を進めている。強欲でわがまま。 女もこの国も…大陸も…世界は全て…全て我がものじゃあ! アッテンボロー 家訓によって職をつぎ近衛兵にも就いたが、非常にコンプレックスを持っている。己の技が何の役に立つのか、毎日悩んでいる。 俺の死は…何の役に…立つん…だ… ミルドレッド 島民になりすましている大陸人。内情を探るため近衛兵となったがとたんに暮らしぶりがよくなったため、心を売り渡した。 うぐっ…これは…報い…か… …これは…報いかも…な… チェストバーン 親衛隊小隊長のイスが空けば、そこに座るのはこの男だろうと言われている。評判通りの力があり、自信も持っている。 見事だ…君の…勝…ち… マクレーン 国王フレデリックのいとこ。心から創世王を敬愛している。大陸人を毛嫌いしており、時々大陸人狩りを指揮することがある。 ちくしょう…大陸人に…やられる…なん…て… 大陸人に…やられる…なん…て… ヴィルヘルム 島でも指おりの家柄だったが、大陸人との戦争で血族を失い、落ちぶれた。そのうらみか、大陸人狩りには必ず参加する。 むぐぐ…おまえも…み…道連れ…に… …おまえも…み…道連れ…に… シュラウド 死刑囚同士が戦う闘技会で連勝しているためまだ生かされている。この任務を成功させれば放免されるとあって必死である。 呪ってや…る… グスタフ 国王が鷹狩りに来た際まともな持て成しができず罪に問われた。死ぬしかないと分かっているのでスキを見つけて逃げるつもり。 もう一度だけ…息子に…会いた…い… デスマスク 10年もの間殺人をくり返し、その死に顔を集めていた。デスマスクはそこからついたあだ名で、本名はマクシミリアン。 見える…見えるぜ…きさまの…死に顔…が… エドガー 宰相。国王の暗黒領域の仕事をうまく処理する、実務能力が非常に高い男。エドガーがいれば安泰と、先代の王に言わしめたほど。 陛下…もはや一刻の猶予も… ゴッドフリート 親衛隊設立当初からの古参。権力には興味がなく、技能を磨き続けた。その気にさえなれば親衛隊隊長はおろか国を取れるほどの男。 わ…わしの技能でも…かなわんの…か… ベールゼン ものぐさな男。磁力師になったのも物体を遠くから動かせるからである。小隊長の話もあったが、責任を負いたくないと断った。 もう…感覚が…なくなって…き…た… ガンドルフ 親衛隊のトップに立つ隊長。役通りの実力を持つが、人を見下し能なしは不要と言い切るため、部下から全く信頼されていない。 な、なに?なにが起きた?まさか…私は死ぬのか?まさ…か… マルガリータ 夫であるフレデリックを王位につけるため、彼の兄を暗殺した恐るべき女。その後あまり相手にされないせいか人間不信になった。 ― ドゥイーガー 先代王の時から近衛兵を務めるベテラン兵。同僚からの信望が厚く慕われている。フレデリックからのウケもよい。 どうせなら…フェアな戦い…で… ベルシュタイン よくトラブルに巻き込まれるが、腕が立つため、切り抜けてきた。評判になり親衛隊に入隊したが、とたんにパッとしなくなった。 娘一人に…やられる…の…か… グレイホーク 先代王が大陸人から島を奪回した戦いで、多くの功を上げた傭兵を父に持つ。そのことで何度も比べられ、ぐれて人さらいとなった。 へ…へへ…やっぱり…超えられねぇ…よ… ラーミア ミゲルの片腕の一人。重要な任務の際に必ず付き従うヒーラー。本心はクピードのヒーラーになりたかったが強引に引き抜かれた。 私は…クピード様の…下…で…
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彼方 (――さて、と。) 喧騒の中、ケネスは席を立ち、一人歩いて行く。 (――ふむ。全て異常無し、と。) 一機の宇宙船の最終チェックを終え、ケネスは軽く息を吐いた。 村へと戻る航路設定をされた船。 村を襲う災害が収まった頃に、この船の事が皆に知らされる手筈になっている。 自分のポカで見落としがあっても大丈夫なよう、メッセージを残す。 それを見れば、セシリアが再チェックしてくれるだろう。 ――あの時。 ステーション外周パトルール中の事故。彼がその左腕と左目を失い、いくつかの臓器に損傷を負ったその後。 彼が目を覚ましたのは見知らぬ部屋のベッドの上だった。 異性人によって治療を施され、その後取引を提案された。 その話によれば、彼らの星では病が蔓延しており、特効薬はなく、かなりの死者を出しているのだという。だが、しかし、地球人はその病に耐性を持ち、そのために地球人の身体、生活のデータを取り、治療薬の研究に協力を願いたいというのだ。 そちらのメリットはあなた達の生命の安全だ、と彼らは言った。 村の含まれる広い範囲で大規模な地殻変動が起こる可能性が高いという。それを避けられることをメリットと考えて欲しい、と。 そんな話だった。 保障はあるのか? と問うてみれば、「保障はない」との言葉が返って来た。ただ、口頭での約束だ、と。 二つ返事でOKを出した。下手に保障があるなどという者よりは信頼できると思えた。 幾つかの条件があった。 事故で失われた彼の体を補うための機械は地球の技術レベルに見合わないため、データ採取後もケネスは彼らの星で暮らす事。これは、ケネスの体には定期的なメンテナンスと診療が必要なためでもある、と。 活動を隠密裏に行えるよう、作戦行動に支障をきたさないために暗示による作戦行動用人格を持つ事。これは、本来のケネス自身が望まぬ行動をさせるような事はない、と。 隠密に行動する理由は、地球人が彼らの文明と接するにはまだ早いと判断したためだとの事だった。幾日かを彼らと過ごしただけで、ケネスにもそれは実感できた。 そして、今。 予定通りとは行かなかったが、巨人の力技でどうにか全員を連れ出す事が出来た。 皆、しばらくここで生活して、そのうち村に帰れる事だろう。 この出来事を思い出さぬように暗示をかけられて、ではあるけれど。 そして、一人の男の事も。 (ナサニエル、ローズを頼む。泣かせるようなことはしないでやってくれよ。……ローズ、幸せにな。寄り添う事は出来ぬとて、もう触れる事も出来ぬとて、俺は……) 既に、次の任務は決まっている。 賑やかな声に背を向けて、ケネスは小型艇に乗り込んだ。
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「そこにいるのか!!」 突然、イシドの部屋を突き破って篠ノ之箒が紅椿を纏って襲い掛かってきた。 「『執行者』だと?お前らは雑務していて多忙のはず!!」 「話は全部盗聴させてもらったぞ、まさかこんな古典的な罠にはまるとはな……」 格好よく箒が決める。 ようやく『執行者』が活躍した瞬間である。 「雑務をしつつ、内通者を探して大当たりだったね」 箒以外のシャルらIS組も続々やってきた、全員フル装備である。 全ては内通者逮捕を目論むアンゼロットの計画通りだった。 真の黒幕を騙って内通者をあぶりだす計画だった。 「あの文体書いたの僕だったんだよね」 「シャル、自慢する暇か?」 シャルの隣のラウラはクールさを崩さなかった。 「とにかくあの人があなたごときに接触すると思いますか?あなたはお人よし過ぎるんですよ」 あまりにもあっさり罠に喰らいついたイシドに対してセシリアは呆れる。 「先ほどの黒服の会話も……」 「あーあれもアタシたちが仕組んだ罠さ、尾崎はもう末期だったから粛清は本当だけど」 文人もアンゼロットもイシドの裏切りにはうすうす気づいていた。 まず、その根拠にわざとリュウセイに敗北したことが上げられた。 この時点で黒に近いグレー要素が大きかったがまだ確証は得られなかった。 だからこそ、『黒幕』の名を利用してネズミを炙り出すことにしたのだ。 「それにもうさー9期宇宙の円堂って超ーまじめでアンタの友人じゃないでしょ!」 「鈴音、こいつはおそらく8期の豪炎寺だ、手加減する必要もない」 「つまり道化という奴だったな、こいつを拘束して残りの内通者も確保だ」 箒とラウラと鈴音は一斉に襲い掛かる。 シャルはイシドの首に何かを投げつけた。 「くっ!」 するとイシドの床が突然、なくなりイシドはそこから落下した。 「しまった、隠し通路だよ!!なんて用意周到なんだ!!」 「すぐに追っ手を!!」 「待ちなさい、泳がせて上げましょう」 シャルとセシリアを止めたのはアンゼロットだった。 「どうせ行く先は分かっていますしね、それよりもまた汚れましたから掃除してください」 そう言われるとIS組はまた持ち場へと戻った。 また箒だけは戦えずガックリしながらである。 (本当に主催同士の殺し合いでも起きないものか……その方が暴れられるのに) 「イシドシュウジいえ豪炎寺修也が内通者でしたとはね……」 「予想はしていたが本当に逃がしていいのかい?」 文人もやってきた。 「おそらく秀吉の見つけたレジスタンス基地か別の基地に亡命する気でしょう、これで膿については排除できましたね」 「さて、ちょっと行ってくる」 「どこにですか?」 「あの人に定期報告さ」 何もない部屋で文人は1人いた。 「以上です、本気でラスボスをやらないなら僕がやりますよ?」 『……そうか、本当にゴメンよ』 音声は加工されているが明らかに黒幕の声である。 「僕が言いたいこと分かりますよね、おふざけはここまででそろそろ本部へ顔をお出してください」 『考えておく……テラカオス・ドヴァイが死んだ後にでも来るよ』 「お茶を用意してお待ちしておりますので」 通信は切れた。 「やれやれ、残りの内通者も見つけないとね……」 文人はそう呟いて部屋へ戻った。 【二日目・0時40分/???・主催者本部】 【七原文人@BLOOD-C】 【共通思考】 1:バトルロワイアルを運営しつつテラカオス・ドヴァイを倒す 2:あの人に『黒幕』として自覚を持ってもらう 3:『執行者』に雑務代行を任せる 4:ゴミ処理係達にイギリスのレジスタンスアジトを潰させる 5:残りの内通者を見つけつつあの人の帰還を待つ 【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】 【思考】 1:バトルロワイアルを運営しつつテラカオス・ドヴァイを倒す 2:新しい駒でも捜しますか 3:イシドを泳がせる 4:あの人の帰還を待ちつつ尾崎の代わりも探す ※主催側です。 【凰鈴音@インフィニット・ストラトス】 【状態】健康 【装備】《甲龍》@インフィニット・ストラトス 【道具】不明 【思考】 基本:主催側の精鋭部隊として動く 1:任務どおり、主催本部の雑務に取り掛かる 2:ジロリアン十二神将……気になる ※主催側です。 ※『執行者』のメンバーです 【ラウラ・ボーデヴィッヒ@インフィニット・ストラトス】 【状態】健康 【装備】シュヴァルツェア・レーゲン@インフィニット・ストラトス 【道具】不明 【思考】 基本:主催側の精鋭部隊として動く 1:任務どおり、主催本部の雑務に取り掛かる 2:使えそうな参加者を主催側にスカウトする ※主催側です。 ※『執行者』のメンバーです 【シャルロット・デュノア@インフィニット・ストラトス】 【状態】健康 【装備】ラファール・リヴァイヴ・カスタムII@インフィニット・ストラトス 【道具】不明 【思考】 基本:主催側の精鋭部隊として動く 1:任務どおり、主催本部の雑務に取り掛かる ※主催側です。 ※『執行者』のメンバーです 【セシリア・オルコット@インフィニット・ストラトス】 【状態】健康 【装備】ブルー・ティアーズ@インフィニット・ストラトス 【道具】不明 【思考】 基本:主催側の精鋭部隊として動く 1:任務どおり、主催本部の雑務に取り掛かる ※主催側です。 ※『執行者』のメンバーです 【篠ノ之箒@インフィニット・ストラトス】 【状態】少しショック 【装備】紅椿@インフィニット・ストラトス 【道具】不明 【思考】 基本:主催側の精鋭部隊として動く 1:任務どおり、主催本部の雑務に取り掛かる 2:いい加減戦わせてくれ…… ※主催側です。 ※『執行者』のメンバーです 「やられたようですね、無様に醜態を晒した上に黒幕という言葉に釣られたし」 レジスタンスのメンバーの1人である音無小鳥はイシドを叱責した。 リーダーの命令で主催本部を脱出したイシドを回収しに来たのだ。 小鳥は嫌な予感はしていたのだが、本当にそうなるとは思わなかった。 早速海上で漂っているイシドを見つけると即回収してアイスランドに向かっている最中だった。 「大体ラスボスだと思われる黒幕がレジスタンスメンバーのあなたに接触なんて設定的におかしいでしょう?」 「本当にすまない、小鳥……」 「首輪爆破されて退場しなかっただけ儲けモノですけどね」 イシドの首にはシャルにつけられた首輪があった。 首輪を見て本当にやれやれと思う小鳥だった。 「はあ、ここまでフルボッコにやられましたね……はい、ジャミング装置」 「面目ない」 小鳥は頭を抱えながら盗聴防止用のジャミング装置をイシドに渡した。 これで盗聴については多少は妨害できるはずである。 だが、本拠地の場所はブロックワードに指定され爆破するように設定されているはずだ。 実に厄介な首輪である。 「とりあえずあなたがすごくアホだとは分かりました、今後はリーダーの指令に従ってください」 「……それでどこへ行く?」 「イギリスはだめですよ、とりあえずここはアイスランドに向かって仲間が来るのを待ちましょう」 リーダーはイギリス方面にも撤退を呼びかけている最中だった。 日本に続いてイギリスも発見され、レジスタンス側にとっては大打撃だった。 そこで人目のないアイスランドへひとまず他のメンバーが迎えに来るのを待つことにしたのだ。 「しかしマンソンを失うのはこちらも痛手だったな……」 「あなたがかく乱を名目に松岡勝治を復活させるからでしょう?おかげでこちらもいろいろ大変だったんですからね!」 「いや、俺は勝治を復活させてはいない……」 「えっ?」 小鳥は言葉を失う。 今のイシドの発言はとても信じられないものだった。 「じゃあ誰ですか?」 「おそらくは……」 小鳥は思った。 もしかして松岡勝治を復活させた張本人こそが真の黒幕じゃないかと。 【二日目・0時55分/アイスランド・近海】 【音無小鳥@THE IDOLM@STER】 【状態】健康、多少イライラ 【装備】不明 【道具】ボート、ジャミング装置、支給品一式、その他不明支給品 【思考】 基本:レジスタンスのメンバーとして主催打倒を目指す 1:イシドを別のアジトへ案内する 2:残っている対主催側とコンタクトを取る 3:○○○―やったらアイスランドの海に沈めるから ※レジスタンスです 【イシドシュウジ@イナズマイレブンGO】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】ジャミング装置 【思考】 1:小鳥についていく 2:これからどうするんだろう ※主催側から追われました ※8期世界の住人のようです
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テイルズ オブ エクシリア2 【ているず おぶ えくしりあ つー】 ジャンル ロールプレイングゲーム(シリーズ内ジャンル名 選択が未来を紡ぐRPG) 対応機種 プレイステーション3 メディア BD-ROM 1枚 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 バンダイナムコスタジオ 発売日 2012年11月1日 定価 8,380円 プレイ人数 1人(戦闘のみ1~4人) レーティング CERO C(15才以上対象) コンテンツアイコン 暴力 通信機能 PlayStation Network対応(ダウンロードコンテンツ配信) 判定 なし ポイント やや前作プレイ済み推奨システムは前作から一部改善シナリオは陰鬱な描写が多いが高評価キャラクター面も良好 テイルズ オブ シリーズ 概要 ストーリー システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『テイルズ オブ エクシリア』の続編。略称は『TOX2』。 本作のレーティングは『テイルズ オブ』シリーズで初めてCERO C(15歳以上対象)となっている。 前作『エクシリア』のラストから一年後が舞台。 前作のパーティメンバーは全員続投、新たに新主人公「ルドガー・ウィル・クルスニク」と、前作のキーパーソン「ガイアス」と「ミュゼ」を含めた計9人が参戦している。 『ヴェスペリア』『グレイセス エフ』『エクシリア』データ引き継ぎ特典として、アタッチメントが手に入る。 『エクシリア』で購入したDLC衣装は今作でも使用できる。 ストーリー 世界を二つに分けていた断界殻(シェル)の開放により、リーゼ・マクシアとエレンピオスがひとつとなって、約一年。二千年間の断絶から解き放たれた両世界は、融和への動きをみせているものの、様々な対立の火種は燻ったままである。近年急成長を遂げている大企業、クランスピア社の巨大な本社ビルがそびえる、エレンピオスの都市トリグラフ。そこに住む平凡な青年、ルドガー・ウィル・クルスニク——彼の元から、この物語は始まる。(説明書より転載) システム 戦闘システム「XDR-LMB(クロスダブルレイド・リニアモーションバトル)」 基本的には『エクシリア』とほとんど同じであるため、ここでは主な変更点のみ記す。基本的な戦闘システムは『エクシリア』の記事を参照。 リンク時におけるパートナー側の行動を作戦メニューで簡単にだが指示できるようになった。 特定の術技以外で出せる「コモン共鳴術技」が登場。従来のものは「ユニーク共鳴術技」に。 『グレイセス』のアラウンドステップ(と似たサイドステップ)、弱点属性で攻撃後、さらに別の属性で攻撃していくことでダメージが上がっていく弱点連携が追加された。 弱点属性連携中は前作で多くのプレーヤーたちを悩ませた敵ボスのあの「!」を抑える効果がある。 主人公専用の能力として「骸殻」が使える。 使用出来る段階までストーリーが進むと画面右下に円の様な「骸殻ゲージ」が表示され、時間経過により自動的に溜まっていく。 ゲージが溜まった状態でL3+R3ボタンの同時押しにより変身、敵を異空間に引きずり込み、ルドガー(無敵状態)VS敵全員という構図になる。 骸殻状態では被ダメージや時間経過によって骸殻ゲージが減少し、骸殻ゲージが尽きると変身が解除される。 骸殻ゲージはフリーラン中は増加しないので何も考えずただ走り回っていれば良いというものではない。 分史世界 本来あるべき世界である「正史世界」から枝分かれして存在する、いわゆるパラレルワールド。分史世界では本編中では死んだキャラクターが生きていたり、冷酷な悪役が善業を積んでいる、またはその逆のパターンが存在している。 一部を除く分史世界には正史世界との違いを表す「偏差」と、正史世界からの距離を表す「深度」の数値が与えられている。 分史世界が増えすぎると正史世界に住む生命の魂に悪影響を及ぼすので、分史世界の核となっている「時歪の因子(タイムファクター)」を破壊し、分史世界を消滅させなければならない。 分史世界への侵入、及び時歪の因子の破壊は骸殻能力者の力が必要不可欠であり、主人公のルドガーはこれを破壊する任務を充てられるようになる。 一度分史世界に入ってしまうと時歪の因子を破壊するまで脱出することができず、また時歪の因子を破壊した分史世界には二度と戻ることはできない。 時歪の因子は正史世界と比較して最も異なる存在がそれに該当し、物質や生物に憑依していることが多い。物質であれば黒いオーラを纏っていることが多く、生物であれば正体が露見した際に肌などが黒く染まり禍々しい外見となる。 カナンの地 正史世界のみに存在する伝説の地。「時歪の因子の発生数が100万に達する前に、人類がカナンの地に辿り着く」というオリジンの審判が下されており、達成できれば願いを1つだけ叶えられるという。 本作のヒロインであるエルが目指している場所であり、分子世界に存在する「カナンの道標」を5つ集めることでその場所が判明する。 また、そこへ行くまでには「魂の橋」なるものを架ける必要があるとされるが…。 借金 ストーリー序盤、主人公はとある事情により2000万ガルドの借金を抱えてしまい、逃走防止のための移動制限をかけられてしまう。 このためストーリーは一つのメインチャプターをクリアすると借金返済期間という自由行動可能なパートに移行。借金を一部返済することで、移動制限が解除され、新たなチャプターに進むという仕様となっている。 また、一定額返済するごとにご褒美も支給される。借金を全部返すと…? 選択肢 今作では「選択」が重要視されており、主人公の言動や行動を決める二者択一の選択肢がストーリーやロングチャットなど随所に登場する。 基本的にはその後の反応が少々異なるのみで、選択によっては仲間の親密度が上がる。 ラスト近くの選択によってエンディングの分岐がされ、3つ用意されている。 更にクリア後の隠しエンディングが2つ用意されている。 キャラクターエピソード 特定のメインチャプターをクリアするごとに、各個人のキャラクターに焦点を置いたキャラクターエピソードをプレイすることができる。 エピソードをクリアするとメインチャプターのセリフが増え、演出が強化されるボーナスシーンが追加される。 アローサルオーブ リリアルオーブに代わり搭載された成長システム。 それぞれの属性の線上の項目が解放されていき、能力値上昇、スキル習得されていくシステム。 各属性の線の間にある空間にも項目が存在し、これはその空間を挟む2つの属性を解放することで解放されていく。 術技やスキルの習得だけでなく、すでに習得した術技の追加効果も習得できる。 ネコ 各地のマップにいるネコを捕まえる収集要素。『ロックマンX6』のレスキューシステムのようなシステム。 ネコは全部で100匹。中には歴代テイルズキャラを意識したネーミングのネコもおり、外見もそのキャラに似せてある。 ルルを筆頭としたネコたちが各地に出向き、新たなネコやアイテムを持ってくるという「ネコ派遣」というシステムもある。ネコ派遣でしか手に入らないアイテムも存在する。 ショップ 前作では全ての街で共通の品揃えだったが、従来通りの仕様(街ごとに品揃えが変わる)になった。 新たに「特注」が登場。 変化衣装 今作の隠し要素で、前作や今作に登場する主要なキャラになりきれる。 見た目だけを変える要素なので、モーションやボイスは元のキャラのまま。 評価点 『エクシリア』の補完 前作は多くのキャラクターの性格に難があったり、掘り下げが浅かったりと悪い印象が多かった。 今回は基本的に前作のほとんどのキャラが成長しており、悪い部分が改善され不快に感じる事がなくなった。 今回はキャラクターエピソードもそれぞれ用意されており、きちんと見せ場がある。 シナリオ・演出 本作の悲愴的なシナリオは非常に評価が高く、テイルズでもトップクラスの完成度と人気を誇る。 伏線描写がかなり練り込まれており、中盤から終盤まででゆっくりと伏線を回収していく。大きな矛盾点も無くしっかりまとめきっている。 現実社会をモチーフとしたエレンピオスが舞台ということもあってか、全体的な雰囲気はかなり現代風なものに近づいている。リーゼ・マクシアとエレンピオスの国政事情や外交問題など従来ではあまり踏み込まれなかったリアルな事柄についても描写されている。 演出面も素晴らしく、特にラストダンジョン直前のイベント「最後の分史世界」は前後の悲壮的なシナリオに加え、細かい演出の入ったアニメムービーにより、多くの人が涙したと言われ、絶賛された。 ただし、鬱描写が多く人を選ぶ面がある。詳しくは後述。 そしてその果のラストバトルでの演出は伏線回収・BGM・映像描写があいまってテイルズ史上でも一二を争うほどの熱く感動の展開であり、多くの人の心を震わせた。 新規キャラクターについて 新規キャラクターは賛否両論あるものの、全体的に評価が高い。 今作はエクシリアの続編であり、新主人公としてルドガーに切り替わった。シリーズ中でも珍しい「無言系の主人公」ということもあり、発売前はやや不安な声が多かった。 だが蓋をあければ今作主人公であるルドガーは『テイルズ オブ』シリーズの主人公の中でも屈指の良主人公であると非常に評判である。 ゲーム中でのあまりの不幸ぶり、ヒロインであるエルへの気遣い、そして担当声優である近藤氏による熱演も含めて今作の評価に一役買っていると言っても良い。 戦闘でもウェポンシフトや骸殻システムにより非常に爽快なバトルを行えるので使っていて楽しいキャラである。 そんな特徴的な主人公と対になるヒロイン・エルは、「公証年齢は歴代最年少の8歳」かつ「戦闘に参加しないヒロイン」という変化球である。 口さのないおしゃまな女の子であり、活発で饒舌な彼女がルドガーの意思を代弁したり、相槌を打つ担当になる。 もっともその変化球なキャラ造形上、この作品で屈指の賛否両論点ともいえる存在。詳しくは後述。 ルドガーの兄、ユリウスはそのシナリオと一貫した兄弟愛から、ルドガーと同じく『テイルズ オブ』シリーズ全体で見ても非常に高い人気を誇る。 公式設定資料集での人気投票では2位で、ルドガーとワンツーフィニッシュだった。 シナリオ上でも見せ場が多い重要人物で、本作のシナリオの評価の高さは彼の存在が大きいと言っても過言では無い。 リドウやクロノスはシナリオ上では徹底的な「敵」として描かれ、ストーリーを盛り上げるのに一役買っている。 キャラクター自体は「清々しい程のクズ」とまで言われておりあまり評価は良く無いが、彼らの存在も本作では不可欠な要素と言える。 新規BGM 前作は微妙な評価が多かったが、今作は特にボス戦のBGMを中心に高評価。ボス戦の固有BGMが増え、「華麗なる精霊の演舞」「互いの証の為に」などは前後の演出も相まって高く評価された。 ラスボス戦で流れる「ただひとり 君のためなら ~song 4 u~」は展開との相乗効果が凄まじく、シリーズで見ても屈指の人気を誇る。 2Chで例年行われるBGMの人気投票ではテイルズシリーズでは最も高い人気を誇るBGMである。 特に「証の歌」関連のBGMは桜庭統氏本人もは一番思い入れのある曲と言っており、評価も高い。 今作の曲作りに関して、桜庭氏本人は「シナリオの雰囲気に合わせていつもより重めの曲調にした」「今作から制作スタジオが変わり、制作環境が大幅に良くなった(意訳)」とコメントしている。 ファンサービス要素としてはギガントモンスター戦で『ヴェスペリア』の「立ちはだかる強敵」が流れたり、隠しボスのBGMが『ファンタジア』と『デスティニー』のBGMのリミックスアレンジだったり。 戦闘システム リンクやボスの鋼体の仕様が改善されて前作より戦いやすくなった。 ボス戦での鋼体に関しては前作と同様だが、鋼体発生時に出る「!」の頻度そのものが大幅に減った。弱点連携さえしっかりできれば、ボス相手でも十分に爽快なコンボを叩きこむことが可能になった。 対象年齢が高いことや、リンクなどそれらシステムの使用を前提をしているためか、今作の難易度は歴代でもかなり高め。 ルドガーがリンク相手の固有サポートを真似できるため、たとえば自分でレイアを操作しながら、ルドガーにアイテムを盗んでもらうといったことが可能になった。 味方のAIが改善された。 レベル上限が上がった。 前作の99という不満点が解消され、他のシリーズと同様200になった。 快適性の高さはシリーズ随一。 インターフェイスは『エクシリア』とほぼ同一だが、「ウィングドブーツ」を入手するとR2ボタンでダッシュが出来るようになった(*1)。ダッシュ中は方向転換が行いにくくなり、そのまま敵に接触するとリスキーエンカウント(敵に囲まれた状態で戦闘がスタートする)となるものの、正史・分史で同じマップを何度も行き来することになるため、重宝する。 前作譲りのグラフィックの質は高い。ただ使い回しが多い、詳しくは後述。 前作に引き続きユーフォーテーブルのアニメの作画の質も高い。 闘技場に2人で戦う「タッグ」が登場。歴代キャラも登場するようになった。 前作で批判された、場外へ出ると強制失格になるルールも廃止された。 その代償として「シングル」がなくなってしまっているが…。 前述のネコの名前や歴代キャラやBGM、『グレイセス エフ』にあった歴代テイルズをモチーフにした武器、アタッチメントや変化衣装などファンサービスはそこそこ。 変化衣装には今作および前作のキャラと今作にもゲストとして登場する過去作の主人公・ヒロインの他、何故か登場していないコングマンも。 コングマン本人のプライドもあってゲーム本編で見る事はできなかったが、変化衣装という形で「あらゆる武器を使いこなせる」という設定が実現された。 DLC衣装は前作・今作で共通。新たに配信された衣装も前作パーティキャラ分のものは前作でも使用可能。 現在は配信終了してしまったがコラボレーションで『魔法少女まどか☆マギカ』の衣装が配信されたのはファンを驚かせた。 賛否両論点 主人公としてのルドガーについて 喋らないキャラのため、不自然という声が多い。掛け合いでは変に黙ったり、急に笑ったり、「あぁ」「うぅ」という唸り声を出したり、ピースをしてはしゃいでいたり。 2周目以降はON/OFFできるようになるが選択肢や戦闘時に仲間の名前を呼ぶ程度しか話せない。そうするくらいなら最初から喋るようにしてほしかったという声も。 『テイルズ オブ』シリーズではキャラ同士の会話と掛け合いがシリーズの魅力の一つでもあるため、この仕様には批判が多い。 ルドガー自身は、表情豊かだったり、ノリの良い一面や仲間を励ます描写もあり、(プレイヤーの選択肢にもよるが)比較的好青年で特に性格に難のあるキャラではない。実際、公式の『TOX2』人気投票、および第7回シリーズ人気投票では1位を獲得している。 「喋らないおかげで変なイメージや評価を下げるような発言がないため、感情移入しやすく人気になったのでは?」という意見もある。 あるキャラとの関係性を隠すことや、某ムービーにおける演出にも一役買っているため、一概に問題点であるとは言えない。しかし、似たような状況でも他の作品では上手く演じ分けがされており本作でも演技に問題はないため、やはり制作の方針なのだろう。 プレイヤーの分身として感情移入して欲しいという理由で声無しになったが、そもそもにおいてテイルズシリーズでは主人公を始め、キャラクター達の織りなす世界を楽しむゲームというコンセプトとは正反対である。(*2) 『テイルズ オブ』シリーズの世界にプレイヤー自身が入り込めると言えば聞こえが良いが、肝心のシナリオが鬱展開過ぎて報われない人物が多く、それまでの主人公のように仲間や世界を救う篤い展開に持ち込むことができないので、システムとのミスマッチ感は拭えない。 それどころか、プレイヤーに殺人や自殺を強要させるような場面も存在するため、倫理的に辛い場面もある。それもまた魅力ともいえるが、ライターは次回作でも殺人を肯定的に捉えるようなシナリオを展開しているため、『テイルズ オブ』シリーズらしさを殺してしまっている。 ヒロインのエルについて まわりの忠告を無視した身勝手な行為が目立つ。しかも、それが原因で状況が悪化する事が多い。 8歳という点を考慮しても性格に難があるためか、公式の『TOX2』人気投票でも低い評価となっている。 + エルに関するネタバレ 彼女の批難される行動として最たるものは、物語序盤でルドガーに対して「痴漢容疑」の冤罪をかけることにある。 父親から「列車に乗れ」という言伝を預かっていたエルは、切符を持たないために改札係の注意を痴漢=ルドガーに引き付ける、というとんでもない行動に出る。まだ知り合ってもいない少女に痴漢容疑をかけられるという、昨今の日本における痴漢冤罪騒ぎを考えるとまったく笑えない状況である。 その先で巻き込まれた爆破テロ事件によって重傷を負ったルドガーは、愛猫ルルと、そしてエルの治療費も肩代わりすることになり、2000万ガルドの借金と引き換えに社会的地位と就職先まで失う、というのが序盤の経緯である。これらすべては物語の黒幕がルドガーを監視するために起こした処置なのだが、それが判明するのは中盤以降である。一連のイベントでエルに対して悪印象を抱いたプレイヤーが少なくなかったのも無理からぬことだろう。 助けにきたルドガーがテロに巻き込まれたのにもかかわらず、謝罪は最後までしない(*3)。また、何度助けてもらっても礼を言わない。 最初にあって然るべきルドガーからエルへの怒りは描写されず、あろうことか何の義理も義務も無い子供の借金を肩代わりする展開のせいで大きな違和感が生じるようになっている。 良くも悪くも、「エルを好きになれるかどうか」で物語への没入度が大きく変わってくる。前述の通りマルチエンドを採用しているゲームではあるが、トロフィーなどを見てもエルを生存させるエンディングがトゥルーエンドとして扱われているのは明らかである。エルを好きになれていない場合、どのエンディングも後味が悪いという形になってしまう。それだけ重要なポジションである彼女に賛否両論のキャラ付けがされていることは、評価が分かれる部分といえる。 そんなエルだが、終盤になるとシナリオ展開の都合で永久離脱してしまう。元々NPCなのでゲーム的には影響は少ないのだが、エルと猫のルルのやりとりがほほえましかった「ネコ派遣」はルルが鳴いて走り去っていく程度の味気ない物になる。前述した点を乗り越え、可愛い娘のように好きになれたらなれたでこの仕打ちは避けられない。 借金返済を終えるとエンディングに入り、返済記念で温泉に行くという流れになるのだが、このエンディングが見れるのはエルが永久離脱した後になる。これはこれで物悲しいものがある。 問題点 『エクシリア』からの使い回し 今作は『エクシリア』の続編であり、ある程度の使い回しは必然であるが、今作は新規に作られたデータが少ない。 特に顕著なのがマップの使い回しで、今作のマップの大半は『エクシリア』からの流用となっている。 エレンピオスが舞台ということだったが、新規マップが少ない。前作でも登場した街トリグラフが拡張されたり、街や街道がいくつか追加されたのみ。結局中盤以降はリーゼ・マクシアの探索が中心となってしまっている。 前作で批判されたマップの穴の問題などもそのまま放置されている。ダッシュの追加や、マップアクションの動作が高速化されたので、いくらかマシにはなったが。 前作のシナリオに合わせて作られたマップの数々を今作のシナリオへ割り振った結果、話の流れでは特にそこである必要がないマップでシナリオが進んでいくことも多い。一方でシナリオに全く使われないまま、いつの間にか行けるようになるマップも多く、ダンジョンの難易度が分かりにくくなっている。 設定上仕方ないと言えど、分史世界でも多くのマップが使いまわされている。 一応、分史世界においては、マップや宝箱の配置や町人の会話は大幅に変わってはいる。しかしこれが同時に、形状が全く同一の広大なマップを宝箱のために同じゲーム内で何度も隅々まで探索するという苦行を生んでいる。 脇に逸れずにシナリオ進行に集中すればむしろ形状を把握している分攻略が簡単なのだが、クリアした分史世界は破壊されるという仕様上、その時限りで消滅するマップで宝箱を無視するという多くのゲーマーなら理解できるであろう苦痛が付きまとう。 音楽も大部分が『エクシリア』からの流用。元が微妙な評価だったため、もっと新規に書き下ろしてほしかったという声も。 これも設定上仕方無いのだが、分史世界の存在のためにボスも使い回しが多い。 パーティキャラもルドガーと非参戦キャラを除いて全て前作キャラである(前作では敵だったガイアスとミュゼも追加されているが)。 借金システム ストーリーを進めるために請求される金額が高めなので必然的にクエスト等でガルドを稼ぐことを強要される。 ある程度ガルドをもっていると借金の返済を催促される。 過去作に比べるとガルド自体は稼ぎやすくなっているのだが、催促を断っても何度も催促され、意地でも断り続けてガルドを貯めると、ついには拒否する選択が消滅した催促へと変わるため、一定金額以上はガルドを貯められないという状態に陥ってしまう。 そのために中々ガルドが溜まり辛い上に、メインチャプター中でも所持ガルドが請求金額を超えるといちいち催促が入るため、煩わしく感じることも。 メインチャプター中に必要金額分の借金を払っても次の借金返済期間がカットされるわけではなく、また指定された金額を支払わなければならない。借金返済ボーナスなどもあるとはいえ、メインチャプター中の支払いは無駄な支払いでしかないのである。 借金返済期間のみ催促されるようにするか、2周目以降でオン・オフ可能にして欲しかったという声もある。 「借金返済のために貯めておくか、装備品を揃えるのに使うかを考える必要がある」とのことだが、装備を集めたい人は少し溜まったら買いに行くなどを繰り返さなければ催促が来てしまう。 2周目であれば引き継いだ素材アイテムなどを売る事で稼ぐ事も出来るので、周回プレイにはそこまで影響はない。 しかし、一気に金を溜めてしまうと、借金の催促が止まらない状態になってしまうという問題も。 ついでに借金を負う経緯がかなり強引で、そこを批判する人も。 武具の入手が不便。 前作は素材やガルドで店を強化することでどこの店でも同じ武具が買えるシステムであったが、今作は従来のテイルズ オブ シリーズと同じく、行く先々に合わせた強さの武具が入手できるようになっている。 メインシナリオ前半は行くべき先が決まっているのでその順番に強い武具が入手できる。ところが後半で行けるリーゼ・マクシアの領域は任意になっているため、強い武器や防具をどこで購入できるか分かりづらくなっている。 一応終盤であればイル・ファンなどで強い武具が入手できるようになるが、情報が少なく気付きにくい。 分史世界にある店にてそれ相応の武具が販売されていることもある。 後半で訪れる分史世界などが該当する。分史世界は一度時歪の因子を破壊してしまうとその分史世界には戻れなくなるため、装備を買い損なうとシナリオを進めるか次に店がある分史世界に行ける時期まで入手できなくなる。 分史世界では街内でもパーティが固定のため、未参加のメンバーの武具が確認できず、強化値が分からない問題点もある。 前作未プレイ者への配慮の中途半端さ。 『エクシリア』の続編である本作だが、シナリオは前作のキャラクター達がほぼ続投しているので、前作をプレイしておかないとやや置いてけぼり感がある。 一応前作の内容を追えるダイジェストムービーがあり、ある程度未プレイ者への配慮がうかがえるが、それでも前作をプレイしておかないとわからないネタが出るので、前作をプレイした方が楽しめる。 前作プレイ済みでも戸惑うものもある。 レイアはゲーム開始時点でいきなり新聞記者見習いになって登場している。 これは、レイアが新聞記者見習いになるまでの過程が初回特典の小説版に回されている為である。ゲーム中では詳しく触れられず、読んでない人やそもそも初回特典つきを買っていない人は置いてけぼりを食らう(*4)。 後に同小説はweb上でも掲載された。また、作中で1年も経っているのだから家を出て新たな職に就いていても不自然ではないとも考えられる。 戦闘はシステムの追加やAIの改善、仕様変更などを行い基本的には良くなっているのだが、改善されていない点や、寧ろ改悪された点も存在する。 街の外の移動中や戦闘中のパーティメンバー交代が廃止された。 前作では加入したパーティーメンバーは常に行動を共にし、戦闘中を含めていつでも交代が可能だった。 今作では、戦闘メンバーは基本的にメインチャプターではルドガー+固定3人、キャラクターエピソードではルドガー+固定2人+任意1人となっていて、自由行動時もクリア後まではルドガーを外せず、街の外では入れ替えが出来ない。自由度が下がり、装備品の管理等が不便になってしまった。 特に、メインチャプターにおいては同じメンバーが連続で加入することはほとんどなく、自分の持ちキャラを持っていても何度も何度も強引に断ち切られてしまう…というよりは、実質的に、ルドガー以外を持ちキャラにできないと言ってよい。 明確な劣化と言えるが、一方でシーンごとの登場人物を絞ったためイベントの演出強化につながっている、「各々の事情を抱えた上でルドガーを手伝っている」という説明は付く、限られた戦闘メンバーでどう戦うか?を考える要素が出来た、などとプラス思考で考えることも可能である。戦闘中の交代処理が無くなり、一部軽くなった側面もある。 ただし、街を出ただけでパーティの変更すらできないのは不便でしかなく、これらに至ってはフォローのしようがない。状態異常を多用する敵がいるのにエリーゼがいない、術を使う敵がいるのにローエンがいない若しくはその逆など、各ボスに適した配置ではないため、前作にあったキャラクター固有の個性を台無しにしている。 クリア後にはルドガーが外せるようになるとはいえ、扱える属性や発動できる共鳴術技、秘奥義、そして何より骸殻によるルドガーの優遇が顕著で、フリーになっても結局戦闘メンバーにせざるを得ないに等しい。昨今のテイルズの流れの中においては自由度が低いとされ、大きなマイナス点としてよく指摘される。それ故に、以後の作品に悪影響を与えないか(*5)と危惧する声もある。 そして、上記の予感はより最悪な形で的中することになってしまう。 また、新たに加入したガイアスが仲間の中では頭一つ抜けて強力なため、ルドガーと合わせて二人分の枠を占領してしまうことになり、選択肢の少なさに追い打ちをかけている。インタビューによるとあえて強くしたらしいがその結果は賛否両論と言える。 また、隠しダンジョンでも他のキャラが入場条件があるのに対し、ルドガーは固定となっている。 同難易度における雑魚とボスの格差が激しい。雑魚は極端に弱く、ボスは強い。 雑魚は難易度を上げないと脆すぎて紙でも切っているように感じるが、へたに難易度を上げるとボスが勝てないほどに強化されてしまう。一定の難易度でゲームを進めることは色んな意味で難しく、オプションを何度も触るはめになった人は多いと予想される。 原因はおそらく、探索の自由度が増したことにあると思われる。次々とメインから外れたマップが解放されていくため、その度に全て回ってきた人と寄り道を嫌う人とでは大きな差となる。この両者のバランスを取った結果が、探索者まで考慮した強力なボスとレベル上げの保険として配置された雑魚という事であろう。妥当な調整かもしれないが、本来盛り上げるべきメインチャプターの攻略がつまらないというのは問題である。 前作の終盤で戦ったボスが序盤に登場してくることがあり、プレイヤーを苦しませる。 特にメインチャプター12で行ける分史世界NO.F423Fのボスは本作において屈指の強敵であり、前述のパーティ固定のハンデもあってかなりの苦戦を強いられる。 クロノスもかなりの強敵で、2回戦以降はHPが半減すると時間を戻して戦闘をやり直しにしてしまう。骸殻を発動させることで妨害できるのだが、初見かつ事前情報なしでは対処しづらい。一方的に不利にはならない(こちらのHPやアイテムも戻る)ため、決戦時にもらえるヒントや技の演出でそれとなく気づけたりするが。 耐性のある属性攻撃を仕掛けても鋼体を削った分としてカウントされない。この点がかなり影響が大きく、ここでもルドガーでのプレイが前提となってしまっている。 CPU同士でリンクしている場合にどちらがマスターかスレーヴか画面を見ても見分けが付かないため、OVL状態をCPUからプレイヤーに譲ってもらうときに面倒。 リンクする際に先に声を掛けた方がマスターであるが、それを第三者である自分が覚えておかなければならない。 スキル装着のためのSPを増やすための撃破ボーナスが雑魚の種類で分けられているため、場合により一撃で倒せるような雑魚を何体も倒す作業を強いられる。 厳密には、各フィールド・ダンジョンで出現するほぼ全ての雑魚一体一体に撃破ボーナスが設定されている。「15体撃破」「45体撃破」そして「200体撃破」。「200体なんて楽勝」と思うだろうが想像してみてほしい。各フィールド・ダンジョンには“1シンボルで1体しか出て来ず且つ出現率が低い”というレア枠ではない通常雑魚モンスターがいる。そのモンスターにも200体撃破が設定されている。どのレベルの作業を強いられているか想像するのは容易だろう。そしてご丁寧にラストダンジョンに出現する敵にも撃破数が設定されている。 状態異常攻撃が過去作以上に脅威となっている。 サイドステップはL1+スティック上下+攻撃ボタン(ちなみにフロント、バックステップはスティック左右+防御ボタン)で、素早く使い分けるには煩雑な操作となっている。また、敵の周りをくるくる回ってみれば分かるが、6時方向と12時方向を境にスティック上下の操作が反転するため、紛らわしい角度の場合には目的と逆方向へ入力してしまう可能性がある。また、ジャンプが暴発しやすい。 隠しダンジョンは雑魚からの逃走不可、リンクしないとダメージが1しか与えられないという仕様である。 その隠しダンジョンはルドガー固定で、それ以外のキャラは1周クリア毎に1つ入手する装備を付けているか好感度を上げていないと入る事が出来ず、よほど好感度を重視したプレイでもしていなければ1度クリアした時点では4人で挑むことは出来ない。 CPU同士のリンクが切れた場合が厄介で、作戦でリンクの頻度を最高にしてもなかなかリンクしてくれない上、手動で強引にCPU同士を繋げても、勝手に切ってしまう。結果、CPUが自発的にリンクするまでは、プレイヤーは原因が分かっているにもかかわらずCPUがダメージ1を連発するのを見ていなければならない。 また、敵がすべて真っ黒に塗りつぶされているのでやる気が削がれる。秘奥義のカットインも顔の部分が見えない。 アローサルオーブの仕様 どの属性を上げればどのような術技・スキルを覚えるのかの先行きが分かりにくい、という声もちらほら見られる。 オート装着の機能が無く完全に手動で付け替えしなければならないので2周目以降は前作のリリアルオーブより面倒である(*6)。 前作の不評要素の続投 前作で不評だった引継ぎシステムや料理、ショートチャットなどが改善の様子もなく続投している。 ただ、批判が多い「腹が減った」「戦闘に出せ」といったショートチャットはなくなった。 しかし、ネコ派遣の提案といったショートチャットは度々聞かされる羽目になる。 クエスト クエストにはネコ捜しが含まれており、放っておくとリストが膨大な量のネコ捜しで埋まってしまうので見難い。 町に入るとパーティトップがルドガーに固定されてしまう。 ルドガー以外のキャラで歩き回りたい場合、町とフィールドを行き来するたびに再設定を強要される。 メインストーリーのボリューム不足感 本筋とキャラクター個人にスポットを当てたキャラクターエピソードで構成されているが、キャラエピをしなくてもクリアは出来る為、本筋だけを追うと30時間前後で終わる(借金返済の金策の過程を含む)。 ちなみに、周回でアイテムを引き継いで、それを売って借金返済にあてると10時間前後で終わる。キャラエピも混ぜるとそれなりのボリュームになるのだが…。 親密度システムについて 選択肢の内容などによって上がるが、『シンフォニア』ほど大きくシナリオに影響するわけでもなく、さほど重要な要素でもない。 しかし、隠しダンジョンに行くには仲間キャラの親密度を8以上にしなければならない。フレンドリンクSなどのアイテムに頼る方法もあるが、本編やチャットの選択肢で正しい選択を選ぶことを半ば強制されるような仕組みになっている。 パーティキャラ以外の好感度が上がる選択肢もあり、基準値まで行くとアイテムがもらえるようになるのだが、中には絶対にその選択にしなければならないものが紛れ込んでおり、選ばなかった場合は1周ではアイテムがもらえなくなる。 ゲームプレイ中では好感度が上がったかどうかも確認できないため、上げるにはいちいち攻略サイトなどで調べる必要がある。 間違えた選択肢を選んだ場合はやり直さないといけない面倒さも出てくる。無論既にセーブしてしまったら後の祭りである。 ラストダンジョンの構成要素 ラストダンジョンは幾つかの道から正解を探し出して進んでいくのだが、数が少なければまだしも、上下に入り組んだ分かり辛いマップな上に、偽ルートの数まで多いため、進むのが非常に面倒臭い。 更に正解ルートは固定ではなく、毎回正解ルートが変わってしまうランダム仕様なため、尚更である。パターンは数種類しかないとはいえ、こんな入り組んだマップでやるべきではないだろう。 今作ではコンプリートを目指すのであれば周回が必須なのだが、謎解きでもなく、仕掛けがあるわけでもないためとにかく面倒と言う印象が強い。 バグ 絆双銃や変化衣装は引き継がないと二度と手に入らないバグがある。2周目以降プレイする時は要注意。 また引継ぎの際、ある操作をするとクリア不可能になるバグもある。 余りにも救いのない鬱描写の多さ 鬱ゲーと言われる程とにかく陰鬱な描写が多く、人を選ぶ面がある。 CERO Cだけあって人死にや流血表現の数は過去最多で、全体的に明るめな色彩だったテイルズでは異例なほど「らしくない」描写が多い。(*7)特にそれまでの『テイルズ オブ』シリーズ作品で流血表現は描写すらされない場合がほとんどであったため尚更である。 ストーリーそのものに問題があるわけではなく、また陰鬱だからこその感動的な展開もあり鬱描写に耐性がある人ならば特に問題はない。 主な鬱展開 + EDに関するネタバレを含む 分史世界について 正史世界より悲惨な状態になっていることがあり、メインキャラが殺されている場合も。逆に正史世界よりも平和な分史世界も存在するが、どの道分史世界は壊さなくてはならなく、その使命は重い。 時歪の因子化とは骸殻を使い果たしたクルスニク一族そのもの、もしくはそれらが憑依したもの。そして分史世界とは、時歪の因子化したクルスニク一族が望んだ世界を具現化したものである。 たとえ骸殻の力を使ってカナンの地へたどり着こうとも、骸殻を生み出したクロノスが邪魔をするため、どうあがいても超えることができない。つまり、オリジンの審判は初めからクリア不可能の詰みゲーのようなシステムで成り立っている。 分史ミラについて エルの力により、分史世界のミラが正史世界へ連れてこられてしまう。分史ミラは自分のいた世界が消滅したことに途方にくれながらも仲間として同行するが、その行く先にて「正史世界では分史世界と同じ人物は存在できず、分史世界から来た存在は消滅してしまう」真実を知る。 物語後半にて正史世界のミラ、つまり前作までのミラを召喚するための敵の罠にかかり、そこで分史ミラを助けるかどうかの選択肢が出される。が、どちらを選ぼうとも分史ミラは消滅してしまう。ミラのキャラクターエピソードをクリアしていると更に選択肢が増えるが、 選択肢が増えただけでどちらを選んでも結局分史ミラは救えない。 物語の都合上とはいえ後味が悪すぎる。 ED 終盤、ラストダンジョンに行くにはユリウスを犠牲にしなければならない。ここは評価点に書かれている通りの悲壮的なシナリオ故に高評価も得ているが、やはり救われない展開による鬱描写としてきつい所がある。 さらにこの場面にてひたすらユリウスを犠牲にすることを躊躇う選択肢を選び続けると、なんとパーティキャラ全員との戦闘になりこの戦闘に勝つとあろうことか前作キャラ全員を殺害し、ユリウスと残り僅かな時間を過ごすというひたすら暗く残酷なエンディングに突入する(*8)。 いわゆるバッドエンドであるが、そもそもメインキャラを殺す内容のEDが用意されている事を批判される事もある(*9)。 最終的に ルドガーとエルを同時に生かす事は不可能であり、最終的にはそのどちらかを犠牲にする必要がある。 その為、納得いかないと言うプレイヤーたちの声が殺到している。 キャラクターの好感度が高くなっても、一言二言セリフが追加される程度で特別なエンディングに辿り着くこともない。 前作プレイ済みのプレイヤーからしても、ユリウスの死をはじめとするキャラクターの死を仕方ないとばかりに受け入れる仲間達のドライな反応には違和感が残る。 このようにメインシナリオ中はどちらの選択肢を選んでも助けられない場面があったり、どちらかしか助からない場面が続けて存在する。その為、プレイヤーがどの選択肢を選ぼうとも後味の悪い結果を押し付けられてしまう。 選択肢のあるシステムを導入しているにもかかわらず、どちらを選んでも結果は変わらないことがほとんどであり、シナリオ上うまく機能しているとは言い難い。 まとめると本作は一部の過去作のように、誰かを犠牲にしなければならないところで主人公らが犠牲にさせないよう奮闘するなどの熱い展開が存在せず、プレイヤーの選択次第でそんな展開に持ち込むこともできない。それどころか前述した鬱エンディングがあるように、悪い方向にしか進めないのが「鬱ゲー」と称される原因になっている。 総評 前作のファンディスク的な側面がある点、『テイルズ オブ』シリーズらしからぬ暗めのシナリオなど人を選ぶ面はあるが、システム面の改善もあり総じて遊びやすい。 総合的にはストーリー、戦闘システムとも優良で今後、システム的な後継作品が出るのであれば、細部を改善しさらに完成度に磨きをかけることが期待される。 余談 同じバンダイナムコゲームスが半年ほど前に後篇を出したゲームにおいても主人公が借金を背負っており、プレイヤーによっては連続で借金返済に追われる羽目になった。