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ストリートファイターIII part11-436,438~439,443,445~449,451 「ストリートファイターIII -NEW GENERATION-」を詳細に part34-169~172 「ストリートファイターIII -NEW GENERATION-」「ストリートファイターIII 2nd IMPACT -GIANT ATTACK-」「STREET FIGHTER III 3rd STRIKE -Fight for the Future-」のエンディングのみを簡潔に 436ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 13 02 10ID sHsOE582 ・アレックス編 (バックストーリー) NYで格闘技のインストラクターをつとめるトムと、その娘パトリシアと3人で 暮らしていたが、トムが金髪をなびかせる謎の格闘家に倒された日からアレックスの 運命が変わった。金髪の男は何者なのか?ストリートファイトとは?…さまざまな 問いを胸に、彼は旅立つ。 (プロフィール) アメリカ出身、マンハッタン在住の青年格闘家。両親は少年時代に死別。 同居しているトムは父の親友で退役軍人、現在は格闘技ジムを経営しているが、 現在でも米軍屈指の格闘戦のインストラクターとして基地を回っていることが 多い。ちなみに娘のパトリシアは14歳。 (メインストーリー) トムがやられた「金髪の格闘家」を追い、世界を旅する事となったアレックス。 しかし、初めは敵討ちのようにして始まったが、様様な格闘家と試合をするうちに、 世界の広さ、ストリートファイトの意義などを考えさせられる結果となっていった。 そんなある時、秘密結社の総帥を名乗る男の事を耳にしたアレックスは、その男が 特徴から言って自らの探す「金髪の格闘家」と同一人物ではないか、と思い、単身 その秘密結社に乗り込む事にした。 (エンディング) トムの敵であるギルを打ち破ったアレックスは、いったんNYに戻る事にした。 無事戻った事を喜ぶパトリシア、一目でその成長振りを見て取るトム。 そして、おもむろにアレックスは切り出す。 「ああ、トム、俺は又行くことにしたぜ。もっともっと、凄い奴らが俺を待ってる 気がするんだ!」 (余談) ストリートファイター系新シリーズであるストリートファイターIIIの一作目、 アレックスは一応そのシリーズを通しての主人公である。 開発当初は投げキャラではなかったのだが、他に投げキャラがいなかったので 投げキャラにされてしまった。その為かあまり汎用性のあるキャラではなくなり 影の薄い主人公になってしまったのが可哀想。 438ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 13 47 35ID sHsOE582 ・リュウ編 (バックストーリー) 世界各国を流転する孤高の格闘家。そのストイックな姿勢と正義感あふれる性格は 多くの格闘家を魅了し、最強の呼び声も高い。しかし、それに奢る事無く「真の強さ」 を求め、今日も戦いつづける。 (プロフィール) 日本出身。独身。空手ベースの独自の格闘技スタイル。技は基本的に堅実で無駄の無い 動きを好む。 (メインストーリー) いつものように世界を旅しながら真の強さを求めて戦いに明け暮れていたある日、 親友のケンからの連絡があった。「合わせたい奴がいる」との事で、日本の温泉宿に 合流場所を指定されたため、久々に日本に帰ってくる事となったリュウ。そこで なかば押し付け気味に弟子のショーンを紹介されたリュウは、時の流れを感じる とともに、新たな時代の流れを感じ、更なる研鑚の旅へと出る事になった。 (エンディング) 改めて世界の広さを痛感したリュウは、決意も新たにまたその一歩を踏み出す。 「ケンよ、俺は戦いつづける…真の格闘家…本当の強さを求めて…」 「待っておれ、好敵手たちよ!戦おう、この命、尽きるまで!」 (余談) ある意味何一つ昔から変わらないキャラ。実はストリートファイターIIIの企画 当初はケンも含め出ない予定だったが、それはそれでストリートファイターの 名前を付ける意味が無いので出る事になった。プロデューサーの貞本曰く、 「これまでのものとの変化を比較するためにも残す、例えるなら大きさの比較で 横にタバコを置くようなもの(笑)」 439ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 14 23 21ID sHsOE582 ・ユン&ヤン編 (バックストーリー) 香港では町の若きリーダーとして信頼される双子の兄弟。ある時、自分達の自慢の クンフーがどれだけ通用するのかを試すために世界を旅する事を決める。 (プロフィール) 香港出身、在住。赤ん坊の時に両親と別れ、名付け親に裏社会の8人のボスを持ち、 上海で菜館を営む祖父の元で育つ。ちなみにフルネームはリー・ユン(ヤン)、スト1 に出てきた李の親戚にあたる。 (エンディング) 香港に帰ってきたリー兄弟。 街のおっちゃん「自慢のクンフー、世界で通じたのかよ!?」 (掛け声とともにおっちゃんの屋台をスケボーで飛び越える2人) 街のおっちゃん 「うわわっ、なにするーっ!」 ユン(ヤン)「世界の壁、おっちゃんの屋台よりは高かったかな。 俺達のクンフーは最強だぜ!」 (余談) 1stではコンパチキャラの二人、それぞれの個性が出るのは2nd以降となる。 一応性格は両極端、らしいのだが…まぁ使ってる分にはわからない。 443ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 15 46 40ID sHsOE582 ・ダッドリー編 (バックストーリー) 裕福な家庭で何不自由なく暮らしていたある日、父の事業の失敗により全てを失う。 少年であったダッドリーはプロボクサーとして成功することで全てを取り戻す事を 心に誓った。そして時は流れ、数年後、彼はほぼ全てを取り戻した。只一つ、父の青春と 誇りの象徴であり、現在では世界に数台しか残っていないと言われるあの車を除いて… (プロフィール) 英国出身、在住。父は元スポーツ選手。完璧主義だが他人には多少甘い。ヘビー級 チャンピオン。 (メインストーリー) ブラックマーケットに流れたジャガーを探すため、ストリートファイトで情報を集める。 そんな日々が続き、あきらめかけたある日、ある秘密組織にその車を持つ者がいるとの 情報を手に入れた彼は、事の真偽を確かめるべく、その秘密結社へと向かうのだった。 (エンディング) 死闘の末崩れ落ちるギル。潔く敗北を認めると、秘書に車のキーを渡すよう命令する。 投げ捨てるように渡されたそのキーを受け取り、ダッドリーは力強く言った。 「父の車、確かに返してもらった!」 英国に帰り、早速乗ってみることにしたダッドリー。 「すばらしい車だよ!親父。このボディーライン、エンジンの奏でるシンフォニー。 完璧だよ!!」 力みすぎたのか、はめたままのグローブのせいか、妙な音と共に外れるハンドル。 「おっとと」 「心配無用だ!」 何事も無かったかのようにハンドルをはめなおし、彼は朝靄の煙るイギリスの 風景を楽しみながら、車を走らせていった。 (余談) シークレットファイルによると一応世界王者らしい。所属はWBAF、6回ベルトを防衛して おり、また、全ての試合でKO勝ちとのこと。あと、英国人なので勝利後に飲むのは当然紅茶。 445ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 16 38 01ID sHsOE582 ・ネクロ編 (バックストーリー) 貧しい寒村に生まれた彼は、ソ連崩壊後、都会で一山当てる事を夢見、村を出てモスクワ 近辺で生活するようになった。そんなある日、秘密結社の人間と接触した彼は力をくれる と言う甘言に騙され、改造人間として組織の特殊工作員にされてしまった。今日もまた、 彼にとって過酷な一日が始まる。 (プロフィール) ロシアのとある寒村出身。4人兄弟(3男1女)の三男。本名はイリヤ。 肉体をDNA改造されており、戦闘術も脳に刷り込まれている。 (ストーリー) 一生続くかと思われた闇の中での生活。しかし、ある日そんな闇を払いのけるかのような 指令が降りる。その任務さえ終了すれば、晴れて自由の身だと言うのだ。以前は何とも 思わなかった自由と言う言葉がこんなにも甘美である事に驚きつつ、彼は次のミッション へと向かう。日のあたらない列車内から、自由の日を思い浮かべて。 (エンディング) 自由になるはずが、なぜこのような羽目に! 彼は憤りの言葉をギルにぶつける。 それを無視するようにギルは言った。 「この施設は今をもって破棄だ!お前にも消えてもらおう。さらばだ!実験体一号、 私の出来そこないのアダムよ!」 ネクロに、またも絶望の闇が襲いかかろうとしたその時、一筋の光が射す。 エフィー「かわいそうなイリヤ、アタシが助けてあげる!」 自爆システムが働き、崩壊する研究所。それを遠目に眺めるように、彼らの乗る バイクは当ても無く走る。 エフィー 「アタシたちどうなるのかしら…」 ネクロ「さあーなァ、わかんねェのが自由だぜ、そーだろ、エフィー!」 446ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 17 56 28ID sHsOE582 ・いぶき編 (バックストーリー) とある山間の小さな町、そこは戦国時代から続く「忍びの里」だった。そこに住む者は 全員が忍者で、彼女もまた例外ではなかった。子供の頃はこんな厳しい修行があるのは 私たちだけと言う事を知って不公平だとも感じていたが、今では任務さえあれば 世界中どこへでも行かせてくれるんだから悪くないかな、と思っている。 (プロフィール) 日本出身、在住。年齢は確かではないが高校生との事なので16から8位と思われる。 忍者である事以外はいたって普通のアイドル好きな高校生。 (ストーリー) 今回の任務は謎の組織から「Gファイル」なる資料を奪取する事である。いぶきは、 任務遂行のため、その組織を捜しに奔走(ついでに旅行)するのであった。 (エンディング) 無事に任務を終え、町に戻ったいぶき。しかし、彼女の頭からはギルの放った 最後の台詞が離れずにいた。 ギル「どうやら、私の負けのようだな。約束だ、Gファイルを渡してやろう!だが、 見たところで君たちはおろか誰にも何も出来んよ。私の自信作だ!よく読んで 宿題の手本にでもしてくれたまえ、忍者の学生さん!ハッハハハハッ!」 夕暮れの丘に一人寝転び、その台詞を反芻するように何度も思い出すいぶき。 その時― いぶき 「はっ、殺気!」 気合と共に閃光のように放たれる苦無、その先には… 早雷(さらい) 「キャー!」 早雷「わーん、もう!何が殺気よ!カバンはズッタズタ!教科書も穴だらけ!どーすんのよ! いぶき!」 いぶき 「ひーん、ごめんなさい!」 (余談) いぶきの友達としてEDに出てくる早雷、実はいぶきの決定前のデザインの1つの格好。 447ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 18 17 58ID sHsOE582 ・エレナ編 (バックストーリー) サバンナの戦士の血を引く部族の精神を忘れないように、という父親の教えで カポエイラを習得。その一方で、かつてフランスの大学に留学した父親のように 自分も留学生として世界で勉強するのが夢。 (プロフィール) アフリカ出身。サバンナにある小さな部族の族長の末娘。父は青年時代にフランスに 留学し、博士号も取っているほどのインテリ。 (ストーリー) いろんな国のいろんな人々に出会い、自分の夢である留学先を決めるため、世界中を 旅して回る。 (エンディング) いろいろな国を見て回った結果、日本の不思議さに惹かれ留学先とする。 友達も出来て、充実した留学生活を送るエレナであった。 (余談) じゃあギルと戦う必要ないんじゃない?とか、そもそもいちいちその辺で戦う (ryとか言いたいことは色々あるけれどもまぁその辺はゲームだからって事で。 エンディングでセーラー服を着ている事から、彼女も実は高校生、下手すると 中学生の可能性もあると思うとちょっと変な感じもしないではない。 ちなみに、開発時にあまりに色の塗りが他と違うために一度消されかけている。 448ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 18 40 22ID sHsOE582 ・オロ編 (バックストーリー) 「何でもできる、仙人に不可能は無い」と言う事なので目指した仙人であったが、 なってみると何もする気が起こらない。何でもできるから、それに対し張り合い が無いのだ。ある日の事オロはふと思った。それならば弟子でも取ってみるか、と。 自分の事は思いのままだが、他人の事となるとそうも行かないはずだ。久しぶりに 訪れる高揚感と共に、いそいそと住処の洞窟を後にするオロであった。 (プロフィール) 日系人らしいが詳細は不明。140歳。アマゾン奥地のジャングルにある洞窟に住む。 素で相手をすると本気で相手が出来ないため仙術で利き腕を封印している。 (エンディング) 世界を巡ってみても自分を本気にさせるほどの人材には出会えなかったオロ。 しかし、見込みがありそうな人物は見つかった。名前は覚えていないが、鉢巻をした 小僧である。鉢巻の小僧(リュウの事)を思い返し、オロは一人飛行機の上で気をはく。 オロ「待っとれよ、小僧!このワシが、一から鍛え直しちゃるわ!フャフャフャフャァ、 いくぞーぃ、待っちょれよーホォ」 齢140を超え、仙人としてはまだまだ未熟なオロであった。 (余談) 封印されているはずの手だが、振り向き時にはきちんと左右が入れ替わる。 また、設定上では、ご飯を食べる時や寝ている時などは適当に解けたりするらしい。 449ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 20 10 47ID sHsOE582 ・ケン編 (バックストーリー) 同じ師の元で修行した事もあるリュウとは、生涯の友であり、終生のライバル。 子供も出来た今ではかつてのように頻繁に大会に出る事はなくなったが、炎の 闘争心はいまだ衰えを見せない。 (プロフィール) 日本出身、アメリカ西海岸在住。妻のイライザと3歳になる長男メルとの3人暮らし。 今は子供もいるので自由はあまり利かないが、イライザとの約束でリュウの出る 大会には付き合いで出てもいい事になっているらしい。 (ストーリー) 自称一番弟子のショーンを、一体どうやってリュウに押し付けるか考えた結果が、 ショーンに「リュウから一本取るまで帰ってくるな」と言う事だった。 そのため温泉宿にリュウを呼びつけ、ショーンをていの良い荷物持ちとしてここまで 来たのだが… (エンディング) 自分の息子もストリートファイターにしよう、とは必ずしも思わないが、やはり 全米チャンプの息子としてはある程度の鍛錬も必要だろう、と、ひとりごちたケン。 今日はメルに稽古をつけてやる事にしたようだ。 ケン 「さあ、来い!メル!思いっきりだ!」 風切り音とともに繰り出されたメルのパンチは、的確にケンの急所を捉えた! ケン 「ぐはっ!」 イライザ 「キャーッ!ケン!」 股間を抑えうずくまるケンと、メルをたしなめるイライザ。とはいえ、ケンも格闘家。 一本は一本である。 ケン 「メル、YOU WIN!」 脂汗を流しながらも、なんとか笑顔を作るケンであった。 (余談) リュウ編でも書いたが、本来はいなかったかもしれないキャラ。 451ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 20 35 34ID sHsOE582 ・ショーン編 (バックストーリー) とある大会でケンの試合を見て、押しかけ弟子を決意した熱血少年。モットーは 「今日は負けても明日は勝つ!」夢はオリジナルの必殺技を持つ事だが、いったい いつになるのかは本人にもわからない。 (プロフィール) ブラジル出身。祖父は日系人で、礼儀に五月蝿いのはそのためらしい。 アメリカの大学でバスケをやっているそうだが、アメリカには飛び級があるので 一概に何歳とは言えないが、あの様子では飛び級と言う事は無いと思われるため 10代後半から20代前半と言ったところか。 (ストーリー) ケンのかなり厳しいシゴキ?にも耐え、なんとか認めてもらおうと必死なショーン。 そこで出されたケンの課題は、彼にとっては恐ろしく困難な問題だった… (エンディング) ショーン 「うわぁーっ!」 ショーンが最後にケンに出された課題、それは… 「リュウから一本取るまで帰ってくるな」と言うものであった。 ケンにしてみれば単なる冗談まじりの一言だったのかもしれないが、尊敬する ケンの言葉はショーンには絶対であった。また、リュウもショーンが何かケンに 言われているのは察していたが、根が真面目なため、組み手には手は抜けなかった。 山奥に、ショーンの叫び声がこだまする… ショーン 「ぐわっ、だめかーっ」 (余談) 設定では、1stの昇竜一家ではショーンが一番背が高い事になっている。とはいえ178 cmだが。また、日本語メッセージには無いが、英語版の辛勝の台詞に、「(前略)一つ! ダンのようにならない!」という物があり、やはり気にはしているようだ。 169 :ストリートファイターIII:2007/11/06(火) 11 30 35 ID c935W/6a0 キャラ名の後の数字が何作目かを示しています。 ※1 = 初代 2 = 2nd Impact 3 = 3rd Strike ■アレックス [1・2] トレーナーであるトムの仇・天帝ギルを倒したアレックス。 その足でトムとその娘・パトリシアに会いに行く。 一回り大きくなった彼を見て、トムは満足気に嘆息するのだった。 ■アレックス [3] トムの娘・パトリシアがアレックスとのキャンプの約束にはしゃぐ。 しかしトムの元にはキャンプの約束を撤回する手紙が届いていた。 一撃も返せないとは・・・!リュウの圧倒的な強さを喜ぶアレックス。 目指すものを見つけトムから離れたアレックス。手紙を手に、トムは眩しそうに笑った。 ■リュウ [1・2] 日暮れ時、流浪のバックパッカーとしてオークランドを目指すリュウ。 己の足でひた走りながら、死ぬまで最強を目指す事を誓うのだった。 ■リュウ [3] 真の格闘家とは?真の強さとは?若い頃はこのような疑問が浮かべば一日中頭から離れなかった。 手を伸ばし舞い落ちる木の葉を掴もうとして失敗する。泰然と笑うリュウ。 今の自分はこの木の葉の行方すら知らない。己の拳を掴むまで・・・闘うだけだ! ■ケン [1・2] 世界一となったケンは、幼い息子のメルとストリートファイトの真似をしてじゃれていた。 よぉしこいメル!思いっきりだ!メル渾身の拳が決まった・・・金的に。 イライザの悲鳴を聞きながら、薄れ行く意識の中でケンは息子の勝ち名乗りを上げるのだった。 ■ケン [3] 全米トーナメントを三連覇したケン。イライザ、メル、ショーンも大喜び。 ほらショーン、これが欲しかったんだろ?やるよ!朗らかな顔でショーンにトロフィーを渡すケン。 泣き咽ぶショーン。そ、そういう意味じゃないっすよ~~~! ■ユン・ヤン [1・2] ギルを倒し故郷を救ったリー兄弟。幼馴染の少女ホイメイとその父親が二人を茶化す。 憎まれ口を返す二人だったが、傷だらけのその表情は晴れやかだった。 世界の壁、おっちゃんの屋台よりは高かったかな! ■ユン [3] ギルを倒したユン。しかしギルは不敵に笑う。褒美だ。君らの街は任せてやろう。 寝ぼけんな!お前らの計画を止めろ!ギルの目はユンを見ていなかった。 全てはこの星を襲う逃れ得ぬ運命。君達がどうやって破滅の運命を生き抜くか、私は見届けよう・・・。 ■ヤン [3] ギルを倒し故郷を救ったヤン。しかし彼の思い人・ホイメイはユンの事が好きなのだった。 あぁ・・・敵わないよなぁ・・・。寂しそうに佇むヤンの腕に抱きつく人影。 振り向けば、ホイメイの妹・シャオメイがヤンに笑いかけていた。 170 :ストリートファイターIII:2007/11/06(火) 11 32 00 ID c935W/6a0 ■いぶき [1・2] ギルを倒しGファイルを奪取したものの、余りに高度な内容は彼女らの手には負えなかった。 茜空の下、沈み込むいぶき。迎えに来た友達に条件反射でクナイを投げつけてしまう。 怒られながら駆け出すその顔は少女のものに戻っていた。 ■いぶき [3] 里の卒業試験に合格したいぶきは、晴れて大学に入学しキャンパスライフを手に入れた。 今日からは普通の女の子なんだわ・・・!ハンサムな先輩のサークル勧誘にときめくいぶき。 凧による潜入訓練。水遁の術。耐拷問訓練。忍者サークルは楽しいねぇ! いぶきの首に刃物をつきつけ微笑むハンサム先輩。・・・あれ?こんな・・・はずじゃ・・・。 ■エレナ [1・2] 日本。桜の坂道を自転車で駆け下りるエレナ。お父さん、お母さん、日本は素晴らしい所です。 友達の気持ちはどこの国でも変わる事はありません。エレナー!スピード出しすぎて危ないわよー! ヘーキ!友達のナルちゃん。いつか日本の友達のみんなにもサバンナの友達を見せたいな・・・。 ■エレナ [3] ナルちゃんお元気ですか?フランスはとても素晴らしい所です。 ナルちゃんを思うと日本のお祭りを思い出します。いつか私の家族にも会ってほしいです。 親友への手紙を書き終えたエレナはカフェを出て優雅にストリートを歩き出した。 ■ショーン [1・2] リュウに挑むショーン。挑んでは倒され、挑んでは倒され。ケンの言葉が脳裏を走る。 いいなショーン。リュウからダウンを奪うまで決して帰ってくるんじゃないぞ。じゃ、俺帰るから。あとよろしく。 ショーンの猛烈な熱意にたじろぐリュウ。燃え上がるショーン。チェストーッ!! しかし決定的な実力差は如何ともしがたく、結局倒されるのはショーンなのだった・・・。 ■ショーン [3] うおお、遂に俺が全米チャンピオンに!やった!俺はやったぞーーー! ・・・おい!しっかりしろ!仇は俺が取ってやるからな!ケンの呼び声に目を覚ますショーン。 全ては予選でKOされ失神している間に見ている夢だったのだ。畜生、勝ちてぇよぉ・・・。 ■オロ [1・2] どいつもこいつも根性がにゃい!見込みがありそうなのは・・・。 リュウの顔を思い浮かべるオロ。にゃはは!待っとれよ小僧! ジャンボジェットの上に立ちながら、オロは嬉しそうに笑っていた。 ■オロ [3] 50年ぶりの修行に励むオロ。原因は分かっている。リュウだ。 彼に会うと何故か血が昂ぶり出す。封印した片手。思いっきり両手を使える相手に育つといいがのう。 遠く離れた地でオロの気を察知するリュウ。仙人は呟く。ま、あと15年って所かのう・・・。 ■ネクロ [1・2] だましやがったな・・・!強化人間ネクロは組織には用済みの失敗作だった。 施設ごと爆破されそうになったネクロを、同じ強化人間の少女・エフィーが救い出す。 バイクで明日をもしれない逃走を始めた二人。二人は自由に輝いていた。 ■ネクロ [3] 組織の追っ手に追い詰められ、列車から振り落とされるエフィー。 必死で手を伸ばすネクロは、この時初めて改造された体に感謝した。 エフィーの手をしっかりと握り締めるネクロ。二人はいつまでも一緒なのだ。 171 :ストリートファイターIII:2007/11/06(火) 11 33 52 ID c935W/6a0 ■ダッドリー [1・2] 私の勝ちだ。父の車を返してもらおうか。 ギルから見事父の形見を取り返したダッドリー。おやじ、この車は最高だよ! 亡き父の思い出と共に、グローブのまま車を走らせるのだった。 ■ダッドリー [3] 父の残してくれたこの薔薇園は素晴らしい。私の心を癒してくれる・・・。 陶酔に浸るダッドリーに執事が告げる。今日の王室御前試合は5時からでございます。 何!それを早く言え!もう2時ではないか!急いで戻るぞ! 3時間もあるのに何を馬鹿なと思うプレイヤーを尻目に上空視点へズームアウトしていく画面。 薔薇園は超巨大な迷路であり、ダッドリーは出口とは程遠い中心部にいたのだった。 ■ユリアン [2] ギルを倒し組織の総統となったユリアン。しかし頂点に立ったと思っていた彼に意外な言葉が告げられる。 天帝に会って下さいませ。この組織は全て紀元前から天帝のために存在しているのです。 天帝に謁見し愕然とするユリアン。天帝はギルだった。全てはギルの掌の上の出来事にすぎなかった・・・。 ■ユリアン [3] 憎むべき実兄・ギルを倒したユリアン。カプセルの中に眠るギルを嘲笑し、施設の自爆装置を起動させる。 双子の弟である彼にはDNA認証をクリアするなど造作もない事だった。 組織の数千年に渡る遺産など、自分では何もできぬ弱者の証!全能なる余には必要ない! 本日をもって定める!A.U(アフター・ユリアン)元年と! ■ヒューゴー [2] ライバルを叩き伏せたヒューゴー。(リュウ、エレナ、ネクロ、ギルの内からランダム) 最高のパートナーを見つけたヒューゴーはタッグトーナメントに殴りこみ、向かう所敵無しの快進撃を見せるのだった。 ■ヒューゴー [3] 倒したストリートファイターを仲間に引き入れ、プロレス新団体を立ち上げるヒューゴー。 迷惑そうなメンバーの中で、なぜかリュウだけは晴れやかな笑顔で観客に手を振っている。 俺らに挑戦する奴は名乗りを挙げな!プロレス界は貰ったぜ! ■春麗 [3] 秘密組織を壊滅させ、さらわれていた子供たちを救い出した春麗。 少女の小さな手を取った春麗は、かつて正義のために殉職した父親の心を理解した。 この拳は未来のために!子供達に受け継ぐために!春麗は決意も新たに拳の道を歩み出すのだった。 ■レミー [3] 氷漬けの姉の遺体のある場所へ泳いでいくレミー。自分達を捨て、家族を不幸にした格闘家の父。 憎んだ。全てを憎み、唯一の拠り所として姉の遺体を守り続けた。 でも。このままじゃ何も変わらない。だから。忘れる事にするよ。さよなら、姉さん・・・。 海溝へと沈んでいく姉の遺体。歪な愛と復讐心に別れを告げ、レミーは光の差す方へ泳ぎ始めた。 172 :ストリートファイターIII:2007/11/06(火) 11 38 20 ID c935W/6a0 ■まこと [3] 父の遺志を継ぎ世界一となった事で、見事に竜胆館を復興させたまこと。 連日連夜居並ぶ挑戦者に対し、マネジメントを勤めるのはまことの兄。 家族一丸となって竜胆館は今日も最強の看板を掲げるのだった。 ■Q [3] 全世界で発生する猟奇事件。国際警察は遂にその共通項を見つけ出す。 仮面の男。現場のあらゆるフィルムにその仮面の男が映っているのだった。 そんな馬鹿な?事件は全世界に跨っているというのに。 各国へシークレットの伝令を送れ!恐慌をきたす一同を嘲笑うかの如く、Qの影が怪しく伸びる・・・。 ■12 [3] 戦闘データ徴収完了。記憶リセット完了。コンディション・オールグリーン。 記憶を奪われ、戦いのみを繰り返す戦闘人形。満足そうに笑うドクター。 どんな夢を見るのじゃ?何を思うのじゃ?自我も持たずに戦い続ける、我らが道具の戦闘人形・・・。 醜く笑うドクター。その時、光を持たないはずのトゥエルヴの瞳が、獣のように見開かれた。 ■豪鬼 [2] 満月の夜、豪鬼はオーストラリア・エアーズロックの上にいた。 拳を振り下ろす豪鬼。両断されるエアーズロック。金剛国裂斬! 我が拳には天が宿る。人よ命よ。我が拳に全ての始まりを見るがいい。 ■豪鬼 [3] はるか深海を航行する潜水艦。突如ソナーが何者かの接近を察知する。 何かが急接近している!一体何だ!何が起こっている! 瞬間、鬼の拳が深海を割り、潜水艦はあえなく両断された。天衝海礫刃! 海中である事すら厭わない豪鬼の力は、既に人の範疇には無かった。 ■ギル [2] 運命の日が迫っている。7つに分かたれた暗黒の月が降り注ぎ、大地は嘆きと破壊に覆われるだろう。 人々は苦難の日々を余儀なくされる。だが案ずる事は無い。133日の後に、元素を操る少年が生まれ、人々を救うだろう。 -預言書より- ■ギル [3] ギルの前に敗れ去るアレックス。闘志を剥きだすアレックスに、ギルは穏やかに手を差し伸べる。 ギルの神格に包まれ、アレックスの心から闘争心が消えていく。いつしか体はギルと同じ二面の体に変わっていた。 ギルの元に集う人類。豪鬼ですらがギルの言葉を待っている。救いのときは来たれり。 ギルの導きの元、海が二つに割れ、大地に光が差していく。 天帝の計画は極点に達し、人類は今まさにギルの作った理想の楽園に補完されようとしていた・・・。
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STREET FIGHTER EX2 STREET FIGHTER EX2 PLUS 機種:AC, PS サウンドクリエイター:細江慎治 (SHINJI "MEGA" HOSOE)、相原隆行、佐宗綾子 編曲者 (PS):渡部恭久 開発元:アリカ 発売元:カプコン 発売年:1998年5月、1999年7月 (PLUS)、1999年12月24日 (PS) 概要 『ストリートファイターEX』シリーズの2作目。 バージョンアップ版の『PLUS』は業務用最後の作品でもある。 『EX2』の移植は無いが、『EX2 PLUS』はPSに移植された。 PS版では音楽がアレンジされている。 (前作:ストリートファイターEX 次作:ストリートファイターEX3) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 EX2 STREET FIGHTER EX2 相原隆行 オープニング Select 細江慎治 セレクト The Infinite Earth 相原隆行 この木なんの木ステージ アーケード251位格闘ゲーム110位 Mahatma Temple with Hymn 相原隆行 教会ステージ Amusementive Crime 2 相原隆行 公園ステージ White Field 佐宗綾子 雪山ステージ Lost Sea 佐宗綾子 海賊船ステージ Passage of Lotus 佐宗綾子 仏像ステージ Crash Power Plant 佐宗綾子 発電所 Crowded Town 佐宗綾子 香港ステージ Pearl in The Sky 細江慎治 京都ステージ Three Tree 細江慎治 水辺の森ステージ Flash Train 細江慎治 汽車ステージ Fake World 細江慎治 博物館ステージ More Stronger 細江慎治 ガルダステージ Challenger 相原隆行 乱入 Continue 細江慎治 コンティニュー Stage Clear 相原隆行 勝利 Ending 佐宗綾子 Staff Roll 相原隆行 スタッフロール Game Over 相原隆行 ゲームオーバー EX2 PLUS 追加・変更曲 ATTRACT 細江慎治 新規集客 PHANTOM BOMB 細江慎治 飛行場ステージ GREEN SHOWER 佐宗綾子 ジャングルステージ FROZEN MIST 佐宗綾子 冷蔵庫ステージ DIGITAL IGNITION 相原隆行 スペースシャトルステージ 格闘ゲーム334位 IRENE 相原隆行 自由の女神ステージ BEFORE MOON 細江慎治 荒野ステージ THE BATTLE OF THE FLAME 佐宗綾子 ベガステージ THE BATTLE OF THE FLAME 2 佐宗綾子? VSベガⅡ曲名不明 (サントラ未収録) REGENERATE 佐宗綾子 エンディング BONUS STAGE 相原隆行 ボーナスステージ EX2 PLUS (PS版) Atract 細江慎治 Select 細江慎治 The Infinite Earth 相原隆行 Digital Ignition 相原隆行 Amusementive Crime 2 相原隆行 Mahatma Temple with Hymn 相原隆行 Irene 相原隆行 Frozen Mist 佐宗綾子 Green Shower 佐宗綾子 Lost Sea 作:佐宗綾子編:渡部恭久 Passage of Lotus 佐宗綾子 The Battle Of The Flame 佐宗綾子 White Field 作:佐宗綾子編:渡部恭久 Crash Power Plant 佐宗綾子 Crowded Town 佐宗綾子 格闘ゲーム132位 Fake World 細江慎治 Three Tree 細江慎治 Flash Train 細江慎治 Pearl in The Sky 作:細江慎治編:渡部恭久 Before Moon 細江慎治 Phantom Bomb 細江慎治 More Stronger 細江慎治 Bonus Stage 相原隆行 Stage Clear 相原隆行 Challenger 相原隆行 Ending 佐宗綾子 Staff Roll 相原隆行 Game Over 相原隆行 Continue 細江慎治 サウンドトラック ストリートファイターEX 2 ストリートファイターEX2 プラス ― オリジナル・サウンドトラック FIGHTING EX LAYER Soundtracks
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ストリートファイターIII part11-436,438~439,443,445~449,451 「ストリートファイターIII -NEW GENERATION-」を詳細に part34-169~172 「ストリートファイターIII -NEW GENERATION-」「ストリートファイターIII 2nd IMPACT -GIANT ATTACK-」「STREET FIGHTER III 3rd STRIKE -Fight for the Future-」のエンディングのみを簡潔に 436ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 13 02 10ID sHsOE582 ・アレックス編 (バックストーリー) NYで格闘技のインストラクターをつとめるトムと、その娘パトリシアと3人で 暮らしていたが、トムが金髪をなびかせる謎の格闘家に倒された日からアレックスの 運命が変わった。金髪の男は何者なのか?ストリートファイトとは?…さまざまな 問いを胸に、彼は旅立つ。 (プロフィール) アメリカ出身、マンハッタン在住の青年格闘家。両親は少年時代に死別。 同居しているトムは父の親友で退役軍人、現在は格闘技ジムを経営しているが、 現在でも米軍屈指の格闘戦のインストラクターとして基地を回っていることが 多い。ちなみに娘のパトリシアは14歳。 (メインストーリー) トムがやられた「金髪の格闘家」を追い、世界を旅する事となったアレックス。 しかし、初めは敵討ちのようにして始まったが、様様な格闘家と試合をするうちに、 世界の広さ、ストリートファイトの意義などを考えさせられる結果となっていった。 そんなある時、秘密結社の総帥を名乗る男の事を耳にしたアレックスは、その男が 特徴から言って自らの探す「金髪の格闘家」と同一人物ではないか、と思い、単身 その秘密結社に乗り込む事にした。 (エンディング) トムの敵であるギルを打ち破ったアレックスは、いったんNYに戻る事にした。 無事戻った事を喜ぶパトリシア、一目でその成長振りを見て取るトム。 そして、おもむろにアレックスは切り出す。 「ああ、トム、俺は又行くことにしたぜ。もっともっと、凄い奴らが俺を待ってる 気がするんだ!」 (余談) ストリートファイター系新シリーズであるストリートファイターIIIの一作目、 アレックスは一応そのシリーズを通しての主人公である。 開発当初は投げキャラではなかったのだが、他に投げキャラがいなかったので 投げキャラにされてしまった。その為かあまり汎用性のあるキャラではなくなり 影の薄い主人公になってしまったのが可哀想。 438ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 13 47 35ID sHsOE582 ・リュウ編 (バックストーリー) 世界各国を流転する孤高の格闘家。そのストイックな姿勢と正義感あふれる性格は 多くの格闘家を魅了し、最強の呼び声も高い。しかし、それに奢る事無く「真の強さ」 を求め、今日も戦いつづける。 (プロフィール) 日本出身。独身。空手ベースの独自の格闘技スタイル。技は基本的に堅実で無駄の無い 動きを好む。 (メインストーリー) いつものように世界を旅しながら真の強さを求めて戦いに明け暮れていたある日、 親友のケンからの連絡があった。「合わせたい奴がいる」との事で、日本の温泉宿に 合流場所を指定されたため、久々に日本に帰ってくる事となったリュウ。そこで なかば押し付け気味に弟子のショーンを紹介されたリュウは、時の流れを感じる とともに、新たな時代の流れを感じ、更なる研鑚の旅へと出る事になった。 (エンディング) 改めて世界の広さを痛感したリュウは、決意も新たにまたその一歩を踏み出す。 「ケンよ、俺は戦いつづける…真の格闘家…本当の強さを求めて…」 「待っておれ、好敵手たちよ!戦おう、この命、尽きるまで!」 (余談) ある意味何一つ昔から変わらないキャラ。実はストリートファイターIIIの企画 当初はケンも含め出ない予定だったが、それはそれでストリートファイターの 名前を付ける意味が無いので出る事になった。プロデューサーの貞本曰く、 「これまでのものとの変化を比較するためにも残す、例えるなら大きさの比較で 横にタバコを置くようなもの(笑)」 439ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 14 23 21ID sHsOE582 ・ユン&ヤン編 (バックストーリー) 香港では町の若きリーダーとして信頼される双子の兄弟。ある時、自分達の自慢の クンフーがどれだけ通用するのかを試すために世界を旅する事を決める。 (プロフィール) 香港出身、在住。赤ん坊の時に両親と別れ、名付け親に裏社会の8人のボスを持ち、 上海で菜館を営む祖父の元で育つ。ちなみにフルネームはリー・ユン(ヤン)、スト1 に出てきた李の親戚にあたる。 (エンディング) 香港に帰ってきたリー兄弟。 街のおっちゃん「自慢のクンフー、世界で通じたのかよ!?」 (掛け声とともにおっちゃんの屋台をスケボーで飛び越える2人) 街のおっちゃん 「うわわっ、なにするーっ!」 ユン(ヤン)「世界の壁、おっちゃんの屋台よりは高かったかな。 俺達のクンフーは最強だぜ!」 (余談) 1stではコンパチキャラの二人、それぞれの個性が出るのは2nd以降となる。 一応性格は両極端、らしいのだが…まぁ使ってる分にはわからない。 443ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 15 46 40ID sHsOE582 ・ダッドリー編 (バックストーリー) 裕福な家庭で何不自由なく暮らしていたある日、父の事業の失敗により全てを失う。 少年であったダッドリーはプロボクサーとして成功することで全てを取り戻す事を 心に誓った。そして時は流れ、数年後、彼はほぼ全てを取り戻した。只一つ、父の青春と 誇りの象徴であり、現在では世界に数台しか残っていないと言われるあの車を除いて… (プロフィール) 英国出身、在住。父は元スポーツ選手。完璧主義だが他人には多少甘い。ヘビー級 チャンピオン。 (メインストーリー) ブラックマーケットに流れたジャガーを探すため、ストリートファイトで情報を集める。 そんな日々が続き、あきらめかけたある日、ある秘密組織にその車を持つ者がいるとの 情報を手に入れた彼は、事の真偽を確かめるべく、その秘密結社へと向かうのだった。 (エンディング) 死闘の末崩れ落ちるギル。潔く敗北を認めると、秘書に車のキーを渡すよう命令する。 投げ捨てるように渡されたそのキーを受け取り、ダッドリーは力強く言った。 「父の車、確かに返してもらった!」 英国に帰り、早速乗ってみることにしたダッドリー。 「すばらしい車だよ!親父。このボディーライン、エンジンの奏でるシンフォニー。 完璧だよ!!」 力みすぎたのか、はめたままのグローブのせいか、妙な音と共に外れるハンドル。 「おっとと」 「心配無用だ!」 何事も無かったかのようにハンドルをはめなおし、彼は朝靄の煙るイギリスの 風景を楽しみながら、車を走らせていった。 (余談) シークレットファイルによると一応世界王者らしい。所属はWBAF、6回ベルトを防衛して おり、また、全ての試合でKO勝ちとのこと。あと、英国人なので勝利後に飲むのは当然紅茶。 445ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 16 38 01ID sHsOE582 ・ネクロ編 (バックストーリー) 貧しい寒村に生まれた彼は、ソ連崩壊後、都会で一山当てる事を夢見、村を出てモスクワ 近辺で生活するようになった。そんなある日、秘密結社の人間と接触した彼は力をくれる と言う甘言に騙され、改造人間として組織の特殊工作員にされてしまった。今日もまた、 彼にとって過酷な一日が始まる。 (プロフィール) ロシアのとある寒村出身。4人兄弟(3男1女)の三男。本名はイリヤ。 肉体をDNA改造されており、戦闘術も脳に刷り込まれている。 (ストーリー) 一生続くかと思われた闇の中での生活。しかし、ある日そんな闇を払いのけるかのような 指令が降りる。その任務さえ終了すれば、晴れて自由の身だと言うのだ。以前は何とも 思わなかった自由と言う言葉がこんなにも甘美である事に驚きつつ、彼は次のミッション へと向かう。日のあたらない列車内から、自由の日を思い浮かべて。 (エンディング) 自由になるはずが、なぜこのような羽目に! 彼は憤りの言葉をギルにぶつける。 それを無視するようにギルは言った。 「この施設は今をもって破棄だ!お前にも消えてもらおう。さらばだ!実験体一号、 私の出来そこないのアダムよ!」 ネクロに、またも絶望の闇が襲いかかろうとしたその時、一筋の光が射す。 エフィー「かわいそうなイリヤ、アタシが助けてあげる!」 自爆システムが働き、崩壊する研究所。それを遠目に眺めるように、彼らの乗る バイクは当ても無く走る。 エフィー 「アタシたちどうなるのかしら…」 ネクロ「さあーなァ、わかんねェのが自由だぜ、そーだろ、エフィー!」 446ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 17 56 28ID sHsOE582 ・いぶき編 (バックストーリー) とある山間の小さな町、そこは戦国時代から続く「忍びの里」だった。そこに住む者は 全員が忍者で、彼女もまた例外ではなかった。子供の頃はこんな厳しい修行があるのは 私たちだけと言う事を知って不公平だとも感じていたが、今では任務さえあれば 世界中どこへでも行かせてくれるんだから悪くないかな、と思っている。 (プロフィール) 日本出身、在住。年齢は確かではないが高校生との事なので16から8位と思われる。 忍者である事以外はいたって普通のアイドル好きな高校生。 (ストーリー) 今回の任務は謎の組織から「Gファイル」なる資料を奪取する事である。いぶきは、 任務遂行のため、その組織を捜しに奔走(ついでに旅行)するのであった。 (エンディング) 無事に任務を終え、町に戻ったいぶき。しかし、彼女の頭からはギルの放った 最後の台詞が離れずにいた。 ギル「どうやら、私の負けのようだな。約束だ、Gファイルを渡してやろう!だが、 見たところで君たちはおろか誰にも何も出来んよ。私の自信作だ!よく読んで 宿題の手本にでもしてくれたまえ、忍者の学生さん!ハッハハハハッ!」 夕暮れの丘に一人寝転び、その台詞を反芻するように何度も思い出すいぶき。 その時― いぶき 「はっ、殺気!」 気合と共に閃光のように放たれる苦無、その先には… 早雷(さらい) 「キャー!」 早雷「わーん、もう!何が殺気よ!カバンはズッタズタ!教科書も穴だらけ!どーすんのよ! いぶき!」 いぶき 「ひーん、ごめんなさい!」 (余談) いぶきの友達としてEDに出てくる早雷、実はいぶきの決定前のデザインの1つの格好。 447ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 18 17 58ID sHsOE582 ・エレナ編 (バックストーリー) サバンナの戦士の血を引く部族の精神を忘れないように、という父親の教えで カポエイラを習得。その一方で、かつてフランスの大学に留学した父親のように 自分も留学生として世界で勉強するのが夢。 (プロフィール) アフリカ出身。サバンナにある小さな部族の族長の末娘。父は青年時代にフランスに 留学し、博士号も取っているほどのインテリ。 (ストーリー) いろんな国のいろんな人々に出会い、自分の夢である留学先を決めるため、世界中を 旅して回る。 (エンディング) いろいろな国を見て回った結果、日本の不思議さに惹かれ留学先とする。 友達も出来て、充実した留学生活を送るエレナであった。 (余談) じゃあギルと戦う必要ないんじゃない?とか、そもそもいちいちその辺で戦う (ryとか言いたいことは色々あるけれどもまぁその辺はゲームだからって事で。 エンディングでセーラー服を着ている事から、彼女も実は高校生、下手すると 中学生の可能性もあると思うとちょっと変な感じもしないではない。 ちなみに、開発時にあまりに色の塗りが他と違うために一度消されかけている。 448ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 18 40 22ID sHsOE582 ・オロ編 (バックストーリー) 「何でもできる、仙人に不可能は無い」と言う事なので目指した仙人であったが、 なってみると何もする気が起こらない。何でもできるから、それに対し張り合い が無いのだ。ある日の事オロはふと思った。それならば弟子でも取ってみるか、と。 自分の事は思いのままだが、他人の事となるとそうも行かないはずだ。久しぶりに 訪れる高揚感と共に、いそいそと住処の洞窟を後にするオロであった。 (プロフィール) 日系人らしいが詳細は不明。140歳。アマゾン奥地のジャングルにある洞窟に住む。 素で相手をすると本気で相手が出来ないため仙術で利き腕を封印している。 (エンディング) 世界を巡ってみても自分を本気にさせるほどの人材には出会えなかったオロ。 しかし、見込みがありそうな人物は見つかった。名前は覚えていないが、鉢巻をした 小僧である。鉢巻の小僧(リュウの事)を思い返し、オロは一人飛行機の上で気をはく。 オロ「待っとれよ、小僧!このワシが、一から鍛え直しちゃるわ!フャフャフャフャァ、 いくぞーぃ、待っちょれよーホォ」 齢140を超え、仙人としてはまだまだ未熟なオロであった。 (余談) 封印されているはずの手だが、振り向き時にはきちんと左右が入れ替わる。 また、設定上では、ご飯を食べる時や寝ている時などは適当に解けたりするらしい。 449ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 20 10 47ID sHsOE582 ・ケン編 (バックストーリー) 同じ師の元で修行した事もあるリュウとは、生涯の友であり、終生のライバル。 子供も出来た今ではかつてのように頻繁に大会に出る事はなくなったが、炎の 闘争心はいまだ衰えを見せない。 (プロフィール) 日本出身、アメリカ西海岸在住。妻のイライザと3歳になる長男メルとの3人暮らし。 今は子供もいるので自由はあまり利かないが、イライザとの約束でリュウの出る 大会には付き合いで出てもいい事になっているらしい。 (ストーリー) 自称一番弟子のショーンを、一体どうやってリュウに押し付けるか考えた結果が、 ショーンに「リュウから一本取るまで帰ってくるな」と言う事だった。 そのため温泉宿にリュウを呼びつけ、ショーンをていの良い荷物持ちとしてここまで 来たのだが… (エンディング) 自分の息子もストリートファイターにしよう、とは必ずしも思わないが、やはり 全米チャンプの息子としてはある程度の鍛錬も必要だろう、と、ひとりごちたケン。 今日はメルに稽古をつけてやる事にしたようだ。 ケン 「さあ、来い!メル!思いっきりだ!」 風切り音とともに繰り出されたメルのパンチは、的確にケンの急所を捉えた! ケン 「ぐはっ!」 イライザ 「キャーッ!ケン!」 股間を抑えうずくまるケンと、メルをたしなめるイライザ。とはいえ、ケンも格闘家。 一本は一本である。 ケン 「メル、YOU WIN!」 脂汗を流しながらも、なんとか笑顔を作るケンであった。 (余談) リュウ編でも書いたが、本来はいなかったかもしれないキャラ。 451ストリートファイターIII(1st)sage05/01/26 20 35 34ID sHsOE582 ・ショーン編 (バックストーリー) とある大会でケンの試合を見て、押しかけ弟子を決意した熱血少年。モットーは 「今日は負けても明日は勝つ!」夢はオリジナルの必殺技を持つ事だが、いったい いつになるのかは本人にもわからない。 (プロフィール) ブラジル出身。祖父は日系人で、礼儀に五月蝿いのはそのためらしい。 アメリカの大学でバスケをやっているそうだが、アメリカには飛び級があるので 一概に何歳とは言えないが、あの様子では飛び級と言う事は無いと思われるため 10代後半から20代前半と言ったところか。 (ストーリー) ケンのかなり厳しいシゴキ?にも耐え、なんとか認めてもらおうと必死なショーン。 そこで出されたケンの課題は、彼にとっては恐ろしく困難な問題だった… (エンディング) ショーン 「うわぁーっ!」 ショーンが最後にケンに出された課題、それは… 「リュウから一本取るまで帰ってくるな」と言うものであった。 ケンにしてみれば単なる冗談まじりの一言だったのかもしれないが、尊敬する ケンの言葉はショーンには絶対であった。また、リュウもショーンが何かケンに 言われているのは察していたが、根が真面目なため、組み手には手は抜けなかった。 山奥に、ショーンの叫び声がこだまする… ショーン 「ぐわっ、だめかーっ」 (余談) 設定では、1stの昇竜一家ではショーンが一番背が高い事になっている。とはいえ178 cmだが。また、日本語メッセージには無いが、英語版の辛勝の台詞に、「(前略)一つ! ダンのようにならない!」という物があり、やはり気にはしているようだ。 169 :ストリートファイターIII:2007/11/06(火) 11 30 35 ID c935W/6a0 キャラ名の後の数字が何作目かを示しています。 ※1 = 初代 2 = 2nd Impact 3 = 3rd Strike ■アレックス [1・2] トレーナーであるトムの仇・天帝ギルを倒したアレックス。 その足でトムとその娘・パトリシアに会いに行く。 一回り大きくなった彼を見て、トムは満足気に嘆息するのだった。 ■アレックス [3] トムの娘・パトリシアがアレックスとのキャンプの約束にはしゃぐ。 しかしトムの元にはキャンプの約束を撤回する手紙が届いていた。 一撃も返せないとは・・・!リュウの圧倒的な強さを喜ぶアレックス。 目指すものを見つけトムから離れたアレックス。手紙を手に、トムは眩しそうに笑った。 ■リュウ [1・2] 日暮れ時、流浪のバックパッカーとしてオークランドを目指すリュウ。 己の足でひた走りながら、死ぬまで最強を目指す事を誓うのだった。 ■リュウ [3] 真の格闘家とは?真の強さとは?若い頃はこのような疑問が浮かべば一日中頭から離れなかった。 手を伸ばし舞い落ちる木の葉を掴もうとして失敗する。泰然と笑うリュウ。 今の自分はこの木の葉の行方すら知らない。己の拳を掴むまで・・・闘うだけだ! ■ケン [1・2] 世界一となったケンは、幼い息子のメルとストリートファイトの真似をしてじゃれていた。 よぉしこいメル!思いっきりだ!メル渾身の拳が決まった・・・金的に。 イライザの悲鳴を聞きながら、薄れ行く意識の中でケンは息子の勝ち名乗りを上げるのだった。 ■ケン [3] 全米トーナメントを三連覇したケン。イライザ、メル、ショーンも大喜び。 ほらショーン、これが欲しかったんだろ?やるよ!朗らかな顔でショーンにトロフィーを渡すケン。 泣き咽ぶショーン。そ、そういう意味じゃないっすよ~~~! ■ユン・ヤン [1・2] ギルを倒し故郷を救ったリー兄弟。幼馴染の少女ホイメイとその父親が二人を茶化す。 憎まれ口を返す二人だったが、傷だらけのその表情は晴れやかだった。 世界の壁、おっちゃんの屋台よりは高かったかな! ■ユン [3] ギルを倒したユン。しかしギルは不敵に笑う。褒美だ。君らの街は任せてやろう。 寝ぼけんな!お前らの計画を止めろ!ギルの目はユンを見ていなかった。 全てはこの星を襲う逃れ得ぬ運命。君達がどうやって破滅の運命を生き抜くか、私は見届けよう・・・。 ■ヤン [3] ギルを倒し故郷を救ったヤン。しかし彼の思い人・ホイメイはユンの事が好きなのだった。 あぁ・・・敵わないよなぁ・・・。寂しそうに佇むヤンの腕に抱きつく人影。 振り向けば、ホイメイの妹・シャオメイがヤンに笑いかけていた。 170 :ストリートファイターIII:2007/11/06(火) 11 32 00 ID c935W/6a0 ■いぶき [1・2] ギルを倒しGファイルを奪取したものの、余りに高度な内容は彼女らの手には負えなかった。 茜空の下、沈み込むいぶき。迎えに来た友達に条件反射でクナイを投げつけてしまう。 怒られながら駆け出すその顔は少女のものに戻っていた。 ■いぶき [3] 里の卒業試験に合格したいぶきは、晴れて大学に入学しキャンパスライフを手に入れた。 今日からは普通の女の子なんだわ・・・!ハンサムな先輩のサークル勧誘にときめくいぶき。 凧による潜入訓練。水遁の術。耐拷問訓練。忍者サークルは楽しいねぇ! いぶきの首に刃物をつきつけ微笑むハンサム先輩。・・・あれ?こんな・・・はずじゃ・・・。 ■エレナ [1・2] 日本。桜の坂道を自転車で駆け下りるエレナ。お父さん、お母さん、日本は素晴らしい所です。 友達の気持ちはどこの国でも変わる事はありません。エレナー!スピード出しすぎて危ないわよー! ヘーキ!友達のナルちゃん。いつか日本の友達のみんなにもサバンナの友達を見せたいな・・・。 ■エレナ [3] ナルちゃんお元気ですか?フランスはとても素晴らしい所です。 ナルちゃんを思うと日本のお祭りを思い出します。いつか私の家族にも会ってほしいです。 親友への手紙を書き終えたエレナはカフェを出て優雅にストリートを歩き出した。 ■ショーン [1・2] リュウに挑むショーン。挑んでは倒され、挑んでは倒され。ケンの言葉が脳裏を走る。 いいなショーン。リュウからダウンを奪うまで決して帰ってくるんじゃないぞ。じゃ、俺帰るから。あとよろしく。 ショーンの猛烈な熱意にたじろぐリュウ。燃え上がるショーン。チェストーッ!! しかし決定的な実力差は如何ともしがたく、結局倒されるのはショーンなのだった・・・。 ■ショーン [3] うおお、遂に俺が全米チャンピオンに!やった!俺はやったぞーーー! ・・・おい!しっかりしろ!仇は俺が取ってやるからな!ケンの呼び声に目を覚ますショーン。 全ては予選でKOされ失神している間に見ている夢だったのだ。畜生、勝ちてぇよぉ・・・。 ■オロ [1・2] どいつもこいつも根性がにゃい!見込みがありそうなのは・・・。 リュウの顔を思い浮かべるオロ。にゃはは!待っとれよ小僧! ジャンボジェットの上に立ちながら、オロは嬉しそうに笑っていた。 ■オロ [3] 50年ぶりの修行に励むオロ。原因は分かっている。リュウだ。 彼に会うと何故か血が昂ぶり出す。封印した片手。思いっきり両手を使える相手に育つといいがのう。 遠く離れた地でオロの気を察知するリュウ。仙人は呟く。ま、あと15年って所かのう・・・。 ■ネクロ [1・2] だましやがったな・・・!強化人間ネクロは組織には用済みの失敗作だった。 施設ごと爆破されそうになったネクロを、同じ強化人間の少女・エフィーが救い出す。 バイクで明日をもしれない逃走を始めた二人。二人は自由に輝いていた。 ■ネクロ [3] 組織の追っ手に追い詰められ、列車から振り落とされるエフィー。 必死で手を伸ばすネクロは、この時初めて改造された体に感謝した。 エフィーの手をしっかりと握り締めるネクロ。二人はいつまでも一緒なのだ。 171 :ストリートファイターIII:2007/11/06(火) 11 33 52 ID c935W/6a0 ■ダッドリー [1・2] 私の勝ちだ。父の車を返してもらおうか。 ギルから見事父の形見を取り返したダッドリー。おやじ、この車は最高だよ! 亡き父の思い出と共に、グローブのまま車を走らせるのだった。 ■ダッドリー [3] 父の残してくれたこの薔薇園は素晴らしい。私の心を癒してくれる・・・。 陶酔に浸るダッドリーに執事が告げる。今日の王室御前試合は5時からでございます。 何!それを早く言え!もう2時ではないか!急いで戻るぞ! 3時間もあるのに何を馬鹿なと思うプレイヤーを尻目に上空視点へズームアウトしていく画面。 薔薇園は超巨大な迷路であり、ダッドリーは出口とは程遠い中心部にいたのだった。 ■ユリアン [2] ギルを倒し組織の総統となったユリアン。しかし頂点に立ったと思っていた彼に意外な言葉が告げられる。 天帝に会って下さいませ。この組織は全て紀元前から天帝のために存在しているのです。 天帝に謁見し愕然とするユリアン。天帝はギルだった。全てはギルの掌の上の出来事にすぎなかった・・・。 ■ユリアン [3] 憎むべき実兄・ギルを倒したユリアン。カプセルの中に眠るギルを嘲笑し、施設の自爆装置を起動させる。 双子の弟である彼にはDNA認証をクリアするなど造作もない事だった。 組織の数千年に渡る遺産など、自分では何もできぬ弱者の証!全能なる余には必要ない! 本日をもって定める!A.U(アフター・ユリアン)元年と! ■ヒューゴー [2] ライバルを叩き伏せたヒューゴー。(リュウ、エレナ、ネクロ、ギルの内からランダム) 最高のパートナーを見つけたヒューゴーはタッグトーナメントに殴りこみ、向かう所敵無しの快進撃を見せるのだった。 ■ヒューゴー [3] 倒したストリートファイターを仲間に引き入れ、プロレス新団体を立ち上げるヒューゴー。 迷惑そうなメンバーの中で、なぜかリュウだけは晴れやかな笑顔で観客に手を振っている。 俺らに挑戦する奴は名乗りを挙げな!プロレス界は貰ったぜ! ■春麗 [3] 秘密組織を壊滅させ、さらわれていた子供たちを救い出した春麗。 少女の小さな手を取った春麗は、かつて正義のために殉職した父親の心を理解した。 この拳は未来のために!子供達に受け継ぐために!春麗は決意も新たに拳の道を歩み出すのだった。 ■レミー [3] 氷漬けの姉の遺体のある場所へ泳いでいくレミー。自分達を捨て、家族を不幸にした格闘家の父。 憎んだ。全てを憎み、唯一の拠り所として姉の遺体を守り続けた。 でも。このままじゃ何も変わらない。だから。忘れる事にするよ。さよなら、姉さん・・・。 海溝へと沈んでいく姉の遺体。歪な愛と復讐心に別れを告げ、レミーは光の差す方へ泳ぎ始めた。 172 :ストリートファイターIII:2007/11/06(火) 11 38 20 ID c935W/6a0 ■まこと [3] 父の遺志を継ぎ世界一となった事で、見事に竜胆館を復興させたまこと。 連日連夜居並ぶ挑戦者に対し、マネジメントを勤めるのはまことの兄。 家族一丸となって竜胆館は今日も最強の看板を掲げるのだった。 ■Q [3] 全世界で発生する猟奇事件。国際警察は遂にその共通項を見つけ出す。 仮面の男。現場のあらゆるフィルムにその仮面の男が映っているのだった。 そんな馬鹿な?事件は全世界に跨っているというのに。 各国へシークレットの伝令を送れ!恐慌をきたす一同を嘲笑うかの如く、Qの影が怪しく伸びる・・・。 ■12 [3] 戦闘データ徴収完了。記憶リセット完了。コンディション・オールグリーン。 記憶を奪われ、戦いのみを繰り返す戦闘人形。満足そうに笑うドクター。 どんな夢を見るのじゃ?何を思うのじゃ?自我も持たずに戦い続ける、我らが道具の戦闘人形・・・。 醜く笑うドクター。その時、光を持たないはずのトゥエルヴの瞳が、獣のように見開かれた。 ■豪鬼 [2] 満月の夜、豪鬼はオーストラリア・エアーズロックの上にいた。 拳を振り下ろす豪鬼。両断されるエアーズロック。金剛国裂斬! 我が拳には天が宿る。人よ命よ。我が拳に全ての始まりを見るがいい。 ■豪鬼 [3] はるか深海を航行する潜水艦。突如ソナーが何者かの接近を察知する。 何かが急接近している!一体何だ!何が起こっている! 瞬間、鬼の拳が深海を割り、潜水艦はあえなく両断された。天衝海礫刃! 海中である事すら厭わない豪鬼の力は、既に人の範疇には無かった。 ■ギル [2] 運命の日が迫っている。7つに分かたれた暗黒の月が降り注ぎ、大地は嘆きと破壊に覆われるだろう。 人々は苦難の日々を余儀なくされる。だが案ずる事は無い。133日の後に、元素を操る少年が生まれ、人々を救うだろう。 -預言書より- ■ギル [3] ギルの前に敗れ去るアレックス。闘志を剥きだすアレックスに、ギルは穏やかに手を差し伸べる。 ギルの神格に包まれ、アレックスの心から闘争心が消えていく。いつしか体はギルと同じ二面の体に変わっていた。 ギルの元に集う人類。豪鬼ですらがギルの言葉を待っている。救いのときは来たれり。 ギルの導きの元、海が二つに割れ、大地に光が差していく。 天帝の計画は極点に達し、人類は今まさにギルの作った理想の楽園に補完されようとしていた・・・。
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ストリートファイターII TURBO ストリートファイターII TURBOデータ 概要 他作品との関連 データ カプコン 2007年08月10日配信 カプコン 1993年07月11日発売 ジャンル:ACT プレイ人数:1~2人 コントローラ:GC・クラコン 使用ブロック数:47 攻略ページhttp 紹介ページVC公式 概要 対戦格闘ゲームで、アーケード作品「ストリートファイターII TURBO」の移植に相当する。「 TURBO」でなく「TURBO」なのは版権の都合だとか何とか。 アーケード版はもともと海賊版(レインボー等)の対策として作られた作品。「II 」をベースに・一部キャラに必殺技を追加・ゲームスピードの高速化・技性能のバランス調整を行った。当時はストII独り勝ち状態が終わり「餓狼伝説スペシャル」等ライバル作品の知名度が増してきていた時期でもある。結局ストIIシリーズはこの後フルリニューアルした「スーパーストリートファイターII」をリリースする事になる。 本作はもちろんアーケード版の移植なのだが、それ以上に「前作でやれなかった事のリベンジ」でもある。例えば…・同キャラ対戦および四天王の使用が可能に・勝利時の「YOU WIN!」等ボイス関連の増加・前作で収録できなかった樽ボーナスステージの追加 「ストII 」準拠のノーマルモードと「ストII TURBO」準拠のターボモードを選択する事ができる。タイトル画面も各作品を彷彿とさせるカラーに変化するのが芸コマ。 他作品との関連 VCで配信されているソフトストリートファイターII(SFC) スーパーストリートファイターII(SFC) ストリートファイターII (PCE) ストリートファイターII PLUS(MD) スーパーストリートファイターII(メガドライブ版)(MD)メガドライブ版はオンライン対戦に対応。 ファイティング・ストリート(PCE)初代「ストリートファイター」の移植。 ファイナルファイト(SFC)当初はストリートファイターの続編として開発されていた。 VC配信が期待されるソフトストリートファイターZERO2(SFC) 関連するアーケード作品ストリートファイター(AC) ストリートファイター(6ボタン版)(AC) ストリートファイターII(AC) ストリートファイターII (AC) ストリートファイターII TURBO(AC) スーパーストリートファイターII(AC) スーパーストリートファイターIIX(AC) ストリートファイターZERO(AC) ストリートファイターZERO2(AC) ストリートファイターZERO2ALPHA(AC) ストリートファイターZERO3(AC)
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ストリートファイターZERO 【すとりーとふぁいたーぜろ】 ジャンル 対戦型格闘ゲーム 対応機種 アーケード(CPシステムII) 販売・開発元 カプコン 稼動開始日 1995年6月27日 判定 なし ポイント 良くも悪くも話題となった画風とキャラクターの変化コンボゲー ストリートファイターシリーズリンク 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 家庭用移植 その後の展開 余談 概要 対戦格闘ゲームの金字塔『ストリートファイターII』(以下『ストII』)シリーズに続く、新シリーズ『ストリートファイターZERO』シリーズの第1弾。 対戦格闘ゲームブームを築き上げた『ストII』シリーズが、マイナーチェンジを重ねた末、五作目の『スーパーストリートファイターIIX』(以下『スパIIX』)にてひとまず完結となった後、新たなストリートファイターシリーズとして開発された。 物語の時系列としては初代『ストリートファイター』(以下『ストI』)と『ストII』の中間。だが若干設定の変遷などもあり、開発側は「パラレルである」とも言っているが、原則的には世界観は『ストI』、『ストII』、そして姉妹作といえる『ファイナルファイト』と共有している。 また、本作発売前年に公開された『ストII』の劇場アニメ映画を一部ゲームでも再現している。 特徴 ドット絵の一新 細かく書き込まれたドット絵が売りの『ストII』でもあったが、アニメーションに要する膨大なドット絵を描く作業はスタッフへの負担が大きかった。そこで本作では、『ヴァンパイア』シリーズでも採用された「アニメ絵」による描画タッチに統一する事となった(*1)。 静止した画面写真で見るとあっさり簡略化された印象を受けるが、その分キャラクターの人数を増やしたり、アニメパターンの枚数を増やして多彩でなめらかな動きを実現した。またこの絵柄に統一する事で、後に始まるタイトル越境のクロスオーバーも容易になった。 キャラクター 登場キャラクターは10人+隠しキャラクター3人。『ストII』シリーズからは大幅に入れ替えられているが、後の『ストIII』のように全く一新されているわけではない。 『ストI』と『ストII』に登場したリュウ、ケン、サガット、『ストII』の人気キャラクターかつヒロインである春麗、「ガイルの復讐のきっかけになった戦友」のナッシュ、『ストI』に登場したバーディー、アドン、『ファイナルファイト』に登場したガイ、ソドム、完全新キャラクターであるローズ。隠しキャラクターについては後述。 『ストII』のラスボスはベガだったが、本作のラスボスは使用キャラクターによって異なっており、各ストーリーに沿った会話デモが用意されている。 多くのキャラクターのボスは『ストII』と同様にベガだが、スリムだった『ストII』のものよりも大型になっている。隠しキャラクターにもなっており、性能も強力。 その他、例えばリュウやアドンならサガット、ケンやサガットならリュウ、ソドムならガイ、と因縁のあるボスが割り当てられている。 ベガ以外にも隠し乱入キャラクターが2人存在。これについては後述。 + 本作からの新キャラクター ローズ サイコパワーと対極をなす力・ソウルパワーの使い手である美貌の女占い師。悪しきベガを封印することを己が使命として戦う。 ソウルパワーを注入したロングマフラーを武器とする一風変わった戦い方を特徴とするキャラで、飛び道具、対空投げというスタンダードな技構成を持つ。総じてバランスはよいが、技の性能や操作性の面はやや独特で癖がある。 通常技はリーチと攻撃判定に優れる一方、そのほとんどが発生が遅い上に動作が大振りで隙が大きいため接近戦は不得手で、「飛び道具で牽制し中距離を維持しつつゲージを溜めてから一気に畳みかける」というのが基本戦法となる。 接近戦に弱い一方、打撃技も兼ねた飛び道具反射技かつ格ゲー初の飛び道具吸収技(*2)「ソウルリフレクト」、3体の分身を作り出しヒット数を倍増させる(*3)分身技「ソウルイリュージョン」、飛び道具の強化版「オーラソウルスパーク」など、優秀なスーパーコンボ技がそろっている。 また「ソウルイリュージョン発動中にスライディングを連発すると 分身の攻撃がガード不能になる 」というかなり凶悪なバグがあり、その他の技の強さも相まって本作随一の強キャラと評されている。 ナッシュ ガイルのバックストーリーにて言及されていたガイルの親友。本作でプレイアブルキャラクター化された。 性能もガイルのものをほぼ引き継いでおり、ガイルと同様「ソニックブーム」「サマーソルトシェル」で戦うタメキャラ。 ダン(隠し・乱入キャラクター) サガットに殺された父の仇討ちのために戦う男。設定上はリュウ・ケンと同門で二人の兄弟子に当たるが、入門が二人よりも早かった上に復讐心を看破されて早期に破門されたため互いに面識はない。 「隠しキャラは強い」という従来の常識を覆し、ダンの持ち技は飛ばない飛び道具「我道拳」や頼りない対空技「晃龍拳」など少々心もとない性能。 だが、「父から受け継いだ」という設定のオリジナル必殺技「断空脚」の性能は良く、使い様によって上位キャラにも勝てる。 なお、彼の挙動や使用技は露骨にSNKの『龍虎の拳』の極限流のパロディになっている。 上記の「我道拳」や「断空脚」の動作や、本来1ラウンドに1回しか使えない挑発が無限に使える、超低確率の隠しパーフェクト勝利ポーズで両足を揃えて親指を立ててニッコリ笑う「余裕ッス!」があるなど、随所にそれが見受けられる。 + シリーズ過去作からの続投キャラクター 初代『ストリートファイター』から登場 リュウ ケン サガット アドン サガットの弟子。初プレイアブル。 「ジャガーキック」「ジャガートゥース」で飛び道具を抜けての攻撃が得意。 バーディー 初プレイアブルだが、『ストI』では白人の「バーディ」だったのが本作では肌が黒くほぼ別人に変貌している。 本作では数少ない投げキャラ。突進技もあるがタメ技なのでいつでも出せるわけではない。 『ストリートファイターII』シリーズから登場 春麗 ベガ(隠しキャラクター) 豪鬼(隠しボス、隠しキャラクター) 『スパIIX』同様の乱入隠しボスになっているが、条件を満たすとラスボスが誰であろうが瞬獄殺で乱入してきてボコボコにすることがよくツッコまれる。 + 外部作品からのストシリーズ初参戦キャラクター いずれも初代『ファイナルファイト』から登場 ガイ ストリートファイターシリーズには初参戦。手数が多く、多彩なコンボで気絶を狙うタイプ。 ファイナルファイトのように必殺技を出すと体力が減るのではないかという前評判もあったが、別にそんなことはない。 ソドム ファイナルファイト2面ボス。日本文化かぶれのアメリカ人。両手の武器が日本刀から十手に変更。コマンド突進技を持つ投げキャラ。 相手の着地際や起き上がり際に立ち強キックを置いておくとガード不能になるバグ技があるが、リバーサル無敵技で返されるのでローズほど凶悪ではない。 スーパーコンボ 今回からレベルゲージがつき、スーパーコンボがゲージ量に応じて使い分けのできる三段階のレベル制になった。また、本作から複数のスーパーコンボを実装できるようになった。 ZEROコンボ いわゆるチェーンコンボだが、『ヴァンパイア』のようにどのボタンでも繋がるということはなく、それ以上繋がらない弱・中攻撃も存在する。またキャラクターによってはできないこともある。 ZEROカウンター いわゆるガードキャンセルだが、『ヴァンパイア』のように無制限で使えるということはなく、スーパーコンボゲージを1レベル消費する必要がある。 オートガード 『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』(以下『X-MEN』)で実装されたオートガードモードが本作でも採用された。初心者に対してハードルが上がりつつあった格ゲーに対するカプコンの回答のひとつ。 オートガードの初期回数は8回でラウンドを取ると-2回、取られると+2回(ただし最大8回)される。また、オートガードモードに限り同威力のPK同時押しでスーパーコンボが発動する(*4)が、スーパーコンボゲージを1Lvまでしか溜められないという制限がかかる。 ミステリアスファクト(隠し要素) ドラマティックバトル アニメ映画のクライマックスである、リュウ&ケンVSベガの戦いを再現した隠しモード。プレイヤー2人でCPUベガをボコボコにできる。『餓狼伝説1』の協力モードに近い。二人同時にゲームを始めた上で、特殊なコマンドを同時に入力しなければプレイできない。ベガを倒すと通常の2P対戦(リュウVSケン)へ移行し、その後は勝った方がCPU戦を続行できる。 隠しキャラクター ボスキャラクターのベガ、隠し乱入キャラクターの豪鬼とダンは、『X-MEN』同様、キャラクターセレクト画面で隠しコマンドを入力する事で選択する事が可能。 豪鬼は『スパIIX』の隠しキャラクター。『スパIIX』でベガを瞬殺した瞬獄殺は本作でスーパーコンボとして使えるようになった。 ダンは本作初登場だが「誰かに似てる」「隠しなのに弱い」と早くも話題に。 評価点 新鮮な画風 キャラクターのドット絵に合わせ、背景もややアニメ調のタッチになった。 旧キャラクターはスタイリッシュに、より洗練されたデザインにリファインされた。 リュウやケン、春麗は若返り、ベガはすさまじくマッチョになった。 ベガがマッチョなのは「そもそもストII時代とは違う肉体で、さらにZERO時代のベガが最もサイコパワーが強い時期で、肉体が限界に達しかけている」と言う設定がある(*5)。 軽快な操作性 全体的にキャラクターの硬直時間などが『ストII』よりも短めで、気持ちよく自キャラを操れる。 新システム「ZEROコンボ」の採用により、相手の隙を突いて一連のコンボを叩き込む爽快感が加わった。 スーパーコンボがキャンセルしやすくなり、使いやすくなった スーパーコンボが初めて実装された『IIX』ではキャンセル受付時間が短すぎることでスーパーコンボは連続技には使えないも同然(*6)だったが、本作ではキャンセルの受付時間が改善されたことでやや忙しいもののキャンセル可能技を出してからコマンド入力でもキャンセルができる。 例えばリュウで立ち強P→キャンセル真空波動拳というコンボも『IIX』ではまず無理だが、本作であれば実用的に出すことができるようになった。 クロスオーバー 『ストI』のみのキャラクターと『ストII』のみのキャラクターが共演し、『ファイナルファイト』のキャラクターも参戦。これにより、元々同じ世界観の話ではあった(*7)が、公式に初めて一堂に会した。 ドラマティックバトルが楽しい 相手は片方しか向けないため相手を二人で挟むと「常にノーガード」という状態になり、一方的に攻め立てられる。 ただこちらは二人で体力ゲージを共有しており、ベガは強力なので気を付けないとすぐ返り討ちにされる。 BGMはストIIMOVIEの主題歌「愛しさと切なさと心強さと」のインスト版が流れる。 ガードキャンセルシステムとしてかなり良い調整のZEROカウンター ZEROカウンターは「ゲージ1レベル使用、威力は控えめだが序盤無敵で簡単目のコマンド」と、コストがかかる割に攻撃力は低めだが出しやすく、現代に通じる「攻めてきた相手を追い払い、いったん仕切り直せる」程度の塩梅になった。 今までのガードキャンセルシステムは出す制限が緩かったり、威力の強い技を使うことができた作品が殆どで待ちが強くなり攻めが損になりがちだったが、「相手を追い払うこと」をメインに据えたことでこの問題点に関する答えの1つとなった。 しかし、まだZEROカウンターでKOができてしまったり、あえて空振りさせるといったテクニックも狙いにくい性能ではあったものの当時としてはかなり斬新な仕様だったのは確かな事である。 賛否両論点 キャラクターのチョイス 『ストII』参戦キャラが半分ほどしかいない。『ZERO2』でザンギエフとダルシムが参戦、その他は『ZERO3』でようやく参戦となった。 しかし、これについては「『II』ではなく『ZERO』なのだから当然」とも言える。むしろ当時は『II』のマイナーチェンジが何度も出続けていたことで食傷気味であったため、キャラクターの大幅入れ替えが行われたことで新鮮さが出たと見ることもできる。 『I』と『II』をつなぐというコンセプトなのに、『I』からの純粋な復活はアドンとバーディーのみ。こちらは『ZERO2』で元、『ZERO3↑』でイーグルが参戦した程度で最終的にほとんど揃うことはなかった。 『ファイナルファイト』からガイとソドムが出演となったが、やはり主役格のコーディーやハガーを入れて欲しいとの意見もあった。 スーパーコンボ発動時の画面暗転・時間静止演出 本作以降、多くのタイトルでほぼ標準搭載されている「ゲージを消費して大技を発動するシステムの発動時の静止演出」だが、見栄えがいい一方で「長い演出によってその技が来る事が事前に分かるために、闇雲に出しても相手側はガードや回避・切り返し等の対策が容易に間に合う」という弊害も生まれてしまった。本作で導入された演出の最大のデメリットと言える。 厳密には『スパIIX』や『ザ・ムービー』でも時間静止演出はあるものの、僅か一瞬のみであり、本作以降のタイトルに比べ、影響は全くないわけではないが、それなりに小さかった。(*8) ストZEROシリーズ以外での流れとしても、ヴァンパイアシリーズではHDリメイク版『リザレクション』発売時の開発側から「新作を作るとしても画面暗転は絶対に入れない(*9)」とコメントされたり、他社作品では『KOF2002UM』の香澄やセスの超必殺技の一部から画面暗転演出を意図的に外す事で「返し技」としての発動を読まれ難くされていたりと、ゲームバランス的には大きな影響が見て取れる。 ただし本作では、3Lvかつ初段が届く位置なら「画面暗転を見てからではガードは間に合わない」スーパーコンボがほとんど。一部はLv1や2でも暗転後のガードはできない。豪鬼の瞬獄殺も至近距離なら、暗転を見てからではジャンプで回避できない。 問題点 アニメ絵調のグラフィック 本作のキャラクターは『ストII』のようなグラデーションを駆使した描画ではなく、陰やハイライトが面の塗分けによって区切られた、セルアニメにも似た画風で描かれている。 細かなグラデーションで書き込まれた写実的な画風とその質の高さが評価されてきたシリーズだけに、それまでと大きく異なるテイストのグラフィックに対して拒否感を示すファンも多く、結果的にシリーズらしさに欠けるとして批判されることとなってしまった。 同じ手法で描かれている『ヴァンパイア』シリーズが非常に滑らかな動きをしていたため、「ヴァンパイアのような動きのストIIキャラが見られる!」と言う期待の声もあったのだが、根本的な面でみれば作画パターンの増加によって実際の動きそのものは旧作よりも滑らかではあるものの、外観的な部分も含めた派手さについては同等というほどではない。そのため期待外れな印象を持たれた節もある。 『ヴァンパイア』シリーズは「登場キャラクター=モンスター」という設定により、怪物ならではの人間離れした奇抜なアクションを膨大なパターン数で描くことによって派手な見た目を実現していた。それに対し、本作は描画方法こそ同じだが、「登場キャラクター=普通の人間」ということもあって、動作面が『ストII』に準じた格闘家の常識的かつ現実的な動きの範疇に留まっていることのもその一因であろう。 ZEROコンボ このシステムの採用により、今で言う「コンボゲー」的な持ち味・方向性が付与された。爽快さが増した反面、『ストII』シリーズの個性とされていた「駆け引き・差し合い」の重要性は相対的に低下することとなった。これに対して「ストIIで培った技術が活かせない別ゲーになってしまった」という否定的意見が出た。 この頃はSNKをはじめ他社からも多くの格闘ゲームが発売されていたこともあり、カプコンとしても意図的に『ストII』とは違ったプレイ感覚を持つゲームに仕上げたのだろうということはわかる。しかし続編『ZERO2』ではZEROコンボは削除されているため(例外的に元の喪流と、ガイで武神獄鎖拳の名で一部使うことが可能)、公式的にもこのシステムは失敗と判断されたのだろう。 キャラクター数の減少 文字通りゼロから作り直したから仕方ないのだが、プレイアブルキャラクターが8人から徐々に増えていって最終的に17人になった『ストII』シリーズからいきなり10人(+3)は少ないと批判された。 ステージの少なさ 時間帯を変化させてバリエーションを用意しているものの、2人で1ステージ共用という形になっておりステージの少なさが目立つ。 バーディーはイタリアのコロッセオ(ローズと共用)、ベガはアメリカ西部の操車場(ソドムと共用)、ガイは日本のコンビニ前(リュウと共用)と共用の都合で特に縁が無いところがステージになっている(*10)。 一部のキャラクターの容姿の変化 特に批判が集まったのは、春麗の服装がチャイナドレスからジャージ風の衣装に変わったこと。漫画タッチの明るい画風に変化した作風的にもデザインそのものがマッチしていないわけではないが、長年のトレードマークとも言える服装だっただけにファンの不満が大きかった。 もっとも「髪型はシニヨンヘア」「黄色のラインのある青色の服装」「腕輪をして西洋の靴を履いている」という春麗の特徴はちゃんと残っており、一目見て誰だかわからないレベルで変わっているわけではない。 当時の映画化の影響を受けてか、ベガがマッチョ化。さらに旧来に無かった飛び道具サイコショットを使用するなど、イメージが大幅に変わりプレイヤーを当惑させた。 特に変貌が大きいのは初代から復活したバーディー。 初代では白人のチンピラだったが、本作では浅黒い肌になったどころか両腕が初代に比べて明らかにムキムキになりチェーンを巻きつけている他、特徴だった金髪のモヒカンも更に大きくなって真ん中に目立つ穴が空いているなど、共通項は名前・モヒカンの大男・パンクファッションぐらいで見た目が大きく様変わりしている。 攻略本の設定資料でもスタッフからネタにされており、「そう、こいつはにせバーディーです。悪質宇宙人に操られています」等とメモ書きがされていた(*11)。 また、過去の時系列の話を後付で描いているためか、一部の設定は過去作と多少矛盾している点もある(後の作品では基本的に最新作の設定が公式となっている)。 ドラマティックバトル オマケの隠しモードなので仕方ないが、遊ぶためには二人同時にプレイ開始してコマンド入力しなければならないという条件の厳しさ。そのため、一度のプレイにつき一回のみしか遊べず、コマンドに失敗した場合や再度ドラマチックバトルを遊びたい場合は一度ゲームオーバーになる必要がある。 ただしこのモードは完全に隠しであり、当時のスタッフによれば「隠しキャラの豪鬼やベガよりこのモードを隠しておきたかった、もしバレなかったらそのまま黙っていようと思っていた」と語られている。 完全にリュウ&ケンVSベガ限定。他のキャラクターは選べない(後の移植版の一部では改善)。 (処理の負荷を避けるためとされているが)常に万里の長城ステージ固定のため、背景がやや寂しい。 総評 キャラクターのイメージの変化、コンボゲー的な作風などの作品そのものの根本をなす要素における変革が賛否を呼んだ本作。 一方で、『ストII』に未登場だった『ストI』のキャラクターをプレイアブルキャラクターとして復活させたのみならず、『ファイナルファイト』のキャラクターたちや『ストII』のサブキャラクターも参戦させるなどのテコ入れにより、シリーズのマンネリ化を防ぐとともに、新たな展開を生み出したことは評価に値するだろう。 家庭用移植 本作アーケード稼働当時はちょうどハードの世代交代時期でありSS・PSが発売されていたが、当時ストリートファイターシリーズで発売されていたタイトルは、差し詰め外伝と言うべき『ストリートファイター リアルバトル オン フィルム』のみ。『ストII』シリーズは古く、『ZERO』シリーズはまだという中間期で、満を持して本作が発売された。16ビット機ではそろそろ一杯一杯(『ストII』のSFC移植ですらかなり無理をしている)で、ようやく大きな器に移すことができたため移植度は良好。読み込み時間はあるものの、ROMカートリッジと比べソフト価格の低下もあり、両ハードあわせ70万本を超えるヒット作になった。 アーケード版ではスケジュールの関係上リュウの加工だったダンのボイスが新録されている。 ただし、ドラマチックバトルのBGMは版権のせいか通常のベガステージBGMになっている。 また、本作はCPSチェンジャー版というレアな移植版がある。 CPSチェンジャーとはCPS-1基板を家庭用ゲームとして再利用販売するためのシステムで、専用カートリッジを付け替えてTVでプレイ可能という、言わばカプコン版ネオジオとも言える家庭用ハードであった。本作もこれに逆移植という形で出たが、元々「通信販売限定」という非常に出回りの悪いハードの末期の発売だったので、かなり出荷本数は少ないと思われる。 ちなみに同ハードは当初24タイトル発売予定とされていたが、最終的に全11タイトルのみで早々に販売終了してしまい、格闘ゲームに至っては『ストリートファイターII 』と『TURBO』、本作『ZERO』の3本のみである。 そもそも倉庫在庫となっていた5万枚のCPS-1から状態のいい基板を選んで製品にしていたため、1万枚程度しか製品にできなかったとのこと。 CPSチェンジャー自体はコントローラ入力と映像出力のバイパスしか行わないため非常に小さく、CPS基板が入っているユニットの方が大きい。 上記のように元々はCPS-1向けに開発されていたこともあり、BGMがCPS-1準拠にダウングレードアレンジされていること以外はほぼ完璧な移植である。 ドラマチックバトルでは好きなキャラクターを選んで戦えたり、CPUをパートナーにできるという新要素が追加されている。 Windows版は1998年3月12日に『ZERO ZERO2』名義で次作とセット発売。シリーズ初のWindows版であった。 内容はPS版がベースだがOPがムービーでの収録になり移植度は劣化している、BGMのみ(リザルト画面とドラマチックバトルを除いて)アーケード版のものに差し替えられているがビットレートが低く音質の良くないものが使われている。1999年4月16日に廉価版として単品でも発売された。 なお初代に限りステージ背景画像がBMPファイルで収録されている。 何を思ったかゲームボーイカラー(専用)にも移植されている。タイトルは『ストリートファイターALPHA』。 『ALPHA』は元々は欧米版『ZERO』のタイトルだが、GBC版に限り日本でもこのタイトルでリリースされた。 「ALPHA」な理由は、欧米市場に於いて「ZERO」という単語がネガティブな意味合いを示すことから変更を余儀なくされた。一方、アジア地域のアーケード版では日本の情報が早く出回ることから、混乱を避けるため日本版と同じ『ZERO』となっていた。 ただしゲームボーイながらゲーム内容は(多少無理はあるものの)中々に再現されている。 ボタン数が少ないため熱闘シリーズのように押す長さで強弱を切り替える方式を採用しており、スーパーコンボのレベル使い分けが難しいものの、操作性自体はしっかりしており、GBCのスペックにしてはかなり頑張っている出来。 このころ、カプコンはストZEROシリーズは「現行機種で出したあと、低スペックの旧機種に無茶移植する」というのを好んでやっており、後に『ZERO2』はSFCに、『ZERO3』はGBAに移植されたりしている。 後にPS2版コレクションソフト『ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション』にも収録。 アーケード版ほぼそのままの移植である上に、ドラマチックバトルが独立した別モードとなって好きなキャラクターを選択する事が可能になっている。 PS4/Xbox One/Switch/Steam『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』では日本版『ZERO』と海外版『ALPHA』が共に収録。 アーケードの完全移植のため、『FG』の追加要素はない。 その後の展開 続編として『ストリートファイターZERO2』、『ストリートファイターZERO3』が発売されている。 余談 開発秘話(参考動画) 元々は、カプコンが当時5万枚ほど在庫を抱えていたCPシステム(CPS-1)の在庫処分企画として立ち上げられ、当時としては既に古くスペックの低いCPS-1に合わせて開発されていた模様。 ストリートファイターIIの大ヒットにより80万枚も生産されていた。 しかし、本作が注目作となり売れ行きが期待できるとのことで、開発途中で急遽上位版であるCPシステムII(CPS-2)での発売に変更され、CPS-1の在庫処分計画は反故になってしまった。このため、本作はCPS-2向けタイトルでありながらもグラフィック周り(特に背景)がシンプルな出来となっている。 当初の予定であったCPS-1の在庫処分計画は、後述のCPSチェンジャー版にて一部受け継がれたものと思われる。 『ファイナルファイト』からのキャラ参戦により、両シリーズが同一時間軸の作品であることが明らかになった。 ガイの参戦はスタッフのリクエストからである(*12)。 コーディーは『ZERO3』や後の本家『ストリートファイターIV』にて囚人服姿で参戦している。 ハガーは『マッスルボマー』シリーズに出演しているが、ストリートファイターシリーズには一度も参戦していない(*13)。
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STREET FIGHTER EX STREET FIGHTER EX plus STREET FIGHTER EX plus α 機種:AC, PS サウンドクリエイター:細江慎治 (SHINJI "MEGA" HOSOE)、佐宗綾子 (AYAKO "AYA" SASO)、相原隆行 (TAKAYUKI "J99" AIHARA) サウンドプロデュース&ディレクション (PS):細江慎治 開発元:アリカ 発売元:カプコン 発売日:1996年12月、1997年4月 (plus)、1997年7月12日 (PS) 概要 『ストリートファイター』を3D化した『ストリートファイターEX』シリーズの初代。 『plus』は初代EXのバージョンアップ版で、『plus α』は『plus』の家庭用移植版。 音楽は旧ナムコ陣によるアリカサウンドチームが担当している。 一部の曲は本作発表以前にCDアルバム「escape goat」にて先行発表されていた。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Street Fighter EX 相原隆行 Character select 佐宗綾子 Rising Dragoon 相原隆行 光の守護神 佐宗綾子 天脚舞歌 細江慎治 Cold pipe 佐宗綾子 Strange sunset 佐宗綾子 夜桜満開 細江慎治 Under tube 細江慎治 Arabesque 相原隆行 Garnet sky 佐宗綾子 Amusementive Crime 相原隆行 Irreconcilably 相原隆行 Stronger 細江慎治 God Hands 相原隆行 New challenger 佐宗綾子 Stage Clear 相原隆行 Staffroll 佐宗綾子 Continue 細江慎治 Game Over 相原隆行 アレンジサウンドトラックス 収録曲 Rising Dragoon 相原隆行 PS版に流用 光の守護神 佐宗綾子 PS版に流用 Strange sunset 佐宗綾子 夜桜満開 作:細江慎治編:安井歩 Under Tube 細江慎治 Amusementive Crime 作:相原隆行編:安井歩 Garnet Sky 作:佐宗綾子編:高橋秀男 Arabesque 相原隆行 Cold Pipe 作:佐宗綾子編:安井歩 God Hands 作:相原隆行編:安井歩 Irreconcilably 相原隆行 PS版に流用 Stronger 作:細江慎治編:安井歩 天脚舞歌 細江慎治 plus α 追加・アレンジ曲 Street Fighter EX 相原隆行 オープニング Character select 佐宗綾子 Amusementive Crime 相原隆行 Arabesque 相原隆行 プルムプルナ Precious Heart 相原隆行 サクラ追加曲 格闘ゲーム334位 God Hands 相原隆行 ゴウキ Heat Wind 佐宗綾子 ダルシム追加曲 Strange sunset 佐宗綾子 Cold pipe 佐宗綾子 Garnet Sky 佐宗綾子 ジャック 夜桜満開 細江慎治 ホクト 天脚舞歌 作:細江慎治編:佐宗綾子 チュンリー Under tube 細江慎治 Stronger 細江慎治 ガルダ 格闘ゲーム334位第2回マイナーゲーム342位 Future Objects 細江慎治 サイクロイド追加曲 New challenger 佐宗綾子 Result 相原隆行 Continue 細江慎治 Stage Clear 相原隆行 Ending 佐宗綾子 Staffroll 佐宗綾子 Game Over 相原隆行 サウンドトラック ストリートファイターEX ストリートファイターEX アレンジサウンドトラックス ストリートファイターEX2 PS版楽曲を一部収録。「夜桜満開」を「SAKURA MANKAI」、「天脚舞歌」を「SPINNING BIRD」としていた FIGHTING EX LAYER Soundtracks escape goat 「夜桜満開(同アルバムでは「sakura満開」)」「Amusementive Crime」「Cold pipe」の原曲を収録
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ストリートファイターEX 【すとりーとふぁいたー いーえっくす】 ジャンル 対戦型格闘ゲーム 対応機種 アーケード(ZN-1)プレイステーション 販売元 カプコン 開発元 アリカ 稼動開始日 初代 1996年12月plus 1997年3月 家庭用 plus α 1997年7月17日/5,800円(税抜) 判定 良作 ストリートファイターシリーズリンク 概要 特徴 3D化 独自の新システム 評価点 賛否両論点 不評点 総評 バージョンアップ版 続編(参考記述) ストリートファイターEX2 ストリートファイターEX3 余談 後継作品 概要 『ファイナルファイト』や『ストリートファイターⅡ』などを手掛けた西谷亮氏がカプコンから独立し、新たに立ち上げた新会社「アリカ」(*1)が製作した格闘ゲーム。 グラフィックこそポリゴンによる3Dグラフィックなのだが、ゲーム性は『ストリートファイターII』の延長上にあり、その良さはそのままにさらに攻撃的なシステムを追加した。 特徴 3D化 本作は格闘ゲームの金字塔ストリートファイターシリーズにおいて、初めてポリゴンによる3Dグラフィックを取り入れたゲームである。 見た目こそ『バーチャファイター』シリーズのような3D格闘ゲームだが、任意の軸移動は存在せず、ゲームシステムは従来の『ストリートファイター』シリーズ同様の2D格闘ゲームそのもの。俗に「2.5D」と称される格闘ゲームの先駆けと言える。 ただし奥や手前の概念自体が無い訳ではなく、一部の技で軸が変わることもある。 フィールドは無限のため画面端そのものの概念は無いのだが、一時的に一定区間のみ移動できるように制限して擬似的に2Dのような仮の画面端を実現しており、大きく吹っ飛ばす技や視点変更などで仮の画面端を突き抜けてカメラ範囲が随時変わる。 当時は3D格ゲーとして既に『バーチャファイターシリーズ』や『鉄拳シリーズ』が強い人気を得ていたため、同じ土俵での勝負ではなく、2Dテイストを受け継いでそれらのユーザーから取り込めるような別方向の3D格ゲーを作ろうとしたとのこと。 + 開発秘話 西谷氏の回想によれば、元々は「ポリゴンで2Dの対戦格闘ゲームを作ったら面白いんじゃないかな」という発想から、『ストロンガー(仮称)』という開発コードのオリジナルキャラの対戦格闘ゲームとして開発していたのだが(*2)、ゲームの完成形が見えてきて、これをカプコンから出してもらえないかと思った際に『ストリートファイター』のIPも併せて借りることができないかと、カプコン在籍時の上司だった岡本吉起氏にゲームの内容をビデオテープに録画したものを見せて交渉したところあっさりOKが貰えたことで、ストIIシリーズのキャラクター達も登場するようになった。 このためオリジナルキャラ達は開発初期から存在しており、最終的にストIIシリーズのキャラクターとオリジナルキャラクターが半々ずつの割合で登場するゲームとなった。 当時はカイリが「シュジンコウ」として制作されていたが、製品版では従来通りリュウが主人公となり、カイリは隠しキャラクターへと回っている。 独自の新システム 単なるストIIコピーに終わらない独自の新システムも搭載されている。 スーパーキャンセル 最大3本まで溜められるスーパーコンボゲージを1本消費して使用する「スーパーコンボ」は、通常技だけでなく必殺技やスーパーコンボをキャンセルして発動可能。「必殺技キャンセル超必殺技」という流れは本作が初出で、以降の格ゲーでも(細部は異なるが)幅広く取り入れられることになった。 ガードブレイク スーパーコンボと同じくゲージを1本消費して使用できるガード不能技で、大振りで発生こそ遅いものの、地上で当たった相手はガードをしていたかどうかに関わらずしばらくよろけて「ピヨり」のような無防備な状態になる。相手に密着しないと使えない「投げ」と違って、基本的に大きく踏み込んで攻撃するため、待ちの崩し方が増えた。 また、空中の相手にヒットさせた場合はゆっくりと空中を舞い、そこから空中コンボを決めることが可能になっている(地上で当てた時よりダメージ期待値は低いが)。 キャラごとの性能差はかなり激しいが、概ね対戦中のアクセントとして使用するには問題ないレベルで収まっている。 余談だが、本作ではガードブレイクを決めた時以外、所謂ピヨりと呼ばれる状態になることはない。 評価点 外見は3Dだが中身のゲーム性はまんま「ストII」で、3DポリゴンにストIIの持つゲーム的な駆け引きや操作感覚をしっかりと落とし込めている。そのためストIIシリーズ経験者ならすんなり入り込める。操作性も良好でCPU戦の難易度も高くないため、格ゲー初心者でも大丈夫。 ストIIの醍醐味とも言える「相手のしゃがみ中キックを間合いで空振りさせてしゃがみ大キックで差し返す」「判定の強いしゃがみ中パンチを置いて足払いを潰す」といった所謂「足払い合戦」も問題なく行える。ザンギエフのスクリュー連携などもストIIのタイミングのままで使える。 また、新システムのスーパーキャンセルが与えた好影響も大きい。「スーパーコンボキャンセルスーパーコンボが可能」という点は「ゲージを使えば使うほど大ダメージが与えられる」という単純明快ながらも派手かつ爽快感を生みだしており、「技の動作中ならいつでもキャンセル可能」は隙の大きい技の隙消しに利用することで、相手が大きな隙を見せた場面で反撃をするかしないか、またあえて隙を見せて相手を釣るかなどの駆け引きが生まれている。 キャラクターはストIIに登場したキャラの一部とEXオリジナルのキャラで半々。 オリジナルキャラはストIIとは毛色が全く違うが、「スカロマニア」「ダラン・マイスター」などEXならではの濃い味を持ったキャラは本家にも負けない人気を誇っていた。 カウンター狙いが熱いほくと、起き攻めが強力なダーク、スーパーコンボによるコンボが大ダメージなジャックなど、性能面でも強く個性がつけられている。 また、格ゲーでありがちなキャラバランスの悪さは本作ではさほど問題視はされていない。豪鬼が頭1つ抜けて強い程度。 BGMは当時ARIKA所属で、元ナムコの細江慎治・佐宗綾子・相原隆行氏が製作を担当しており、良曲がそろっている。 一部の曲は本作に先行して発売されていたオリジナルCDアルバム「escape goat」で発表された。 打撃音はペチペチと軽めだが、本作の質感にはマッチしている。 賛否両論点 リュウを始めとする波動昇龍系の道着キャラが新規登場も含め6人もいる。リュウ(白)、ケン(赤)、豪鬼(黒)、カイリ(青)、アレン(紫)、殺意リュウ(黒)。 ただしリュウ・ケン以外の4人は隠しキャラであり、性能もそれぞれのキャラできちんと差別化はされている。 なお、開発当初はオリジナルキャラのカイリとアレンがリュウとケンにあたる存在になる予定だった模様。(*3) 不評点 ポリゴンがややカクカク気味 初代EXはプレイステーション互換基板(ZN-1)(*4)というまだまだ3D発展途上のハードで作られたため、キャラクターのグラフィックはカクカクと角ばっていた。これまでの2Dシリーズとのギャップは大きく、また当時の3Dゲームの状況を鑑みても褒められた出来ではない。 攻撃を食らってもキャラは無表情。もっともよくよく見ない限り大して気にはならないレベル。 正直言って見てくれはかなり微妙で、初代ストEXが実写版『ザ・ムービー』や『リアルバトル・オン・フィルム』に次ぐ色物扱いを受けた遠因とされることもある。 続編『EX2』以降は基板性能の向上により滑らかなグラフィックになったため改善されている。 また、手抜きか意図的なものかは不明なところがあるが、キャラのモーションも2Dアニメのような洗練とは程遠い。ほとんどのキャラで構え(*5)や通常技のモーションを使い回しているのが一目見て分かり、必殺技も動きの硬さを感じさせる。 ただし動きは同じでも体格や見た目で差別化できているため、実際のゲーム上では意識して見ない限りさほど気にならない。 総評 当時ポリゴンが一般的な存在になり、ポリゴンを使ったゲームが多数出てきていたのだが、その中にあって本作はあえて「ポリゴンというグラフィックで2Dのゲーム性を表現する」という意欲的な試みが行われた作品である。 その結果作られた本作は、見た目こそ悪いものの中身はシンプル・イズ・ベスト。初心者でも入りやすく上級者にも遊び応え十分、ストリートファイターIIで形作られた2D格闘ゲームの面白さが純粋に凝縮されたゲームとして完成しており、その魅力は現在でも色褪せていない。 バージョンアップ版 その後しばらくしてバージョンアップ版である『 EX plus 』がリリース。 初代『EX』のインカムが好評だったことにより増販する流れになり、せっかくならアッパーバージョンを、という事で制作された。 やや大味だった初代『EX』からバランス調整され、中々の対戦バランスに仕上がっている。 スーパーコンボゲージが通常技の空振りでは溜まらなくなった代わりに、ファーストアタックや投げ抜け、リバーサルなどを行うとそれに応じてゲージが増えるようになった。 ボスのガルダとベガも使用可能になった。当然ながらプレイヤー版のボスは性能がマイルド調整されている。 新キャラとして、既存キャラのアレンジ性能ではあるが「殺意の波動に目覚めたリュウ」「血の封印を解かれたほくと」「サイクロイドβ・γ」も追加。 背景も無印からアレンジされている。ただし、この新背景は後述の家庭用には移植されなかった。 さらに『EX plus』をベースに追加要素を加えた『 EX plus α 』がプレイステーションで発売された。 家庭用オリジナルの追加キャラとしてダルシムとさくらが追加されている。コンパチが多い本作の中でも、どちらも既存キャラとは全く違うモーション・性能の持ち主。後にこの二人は正式に参戦した(ダルシムは『EX2』、さくらは『EX3』にて参戦)。 家庭用独自のモードが追加されているのだが、特に人気が高いのが「エキスパートモード」。「画面に表示されている課題をクリアしていく」モードで、最初は基本的な連続技が並ぶが、後半はかなり難解かつマニアック。AC版をやりこんだ者でも新たな発見があった。本作のチュートリアルも兼ねており、操作性の良さもあってやり応え十分。後年の他社製格闘ゲームにも同様のモードが採用されるなど、その功績は大きい。 その他、チームを組んで勝ち抜き戦を行える「チームバトル」、CPUを次々と倒していく「サバイバル」、そして隠しモードとして樽を壊していく「ボーナスゲーム」も用意されており、やり応えのある充実した移植になっている。 BGMがアレンジバージョンになっている。 エンディングテキストはアーケード版から一新。これによりアーケード版の文章は見られなくなったものの、全般的にPS版の方がテキストが多く、設定面の強化が図られている。 殺意の波動に目覚めたリュウは、このPS版で一新されたエンディングにて文章のみではあるが正気に戻る描写が行われた。AC版『EX plus』や、他の格闘ゲームで殺意リュウに個別エンディングがある場合、全て正気に戻らず失踪している(*6)。 ファミ通のやりこみ企画プレゼントでのみもらえた、樽壊しミニゲームのみを単独でゲーム化した限定版『EX plus α 樽』も存在する。 続編(参考記述) 続編として『EX2』と『EX2 PLUS』、『EX3』が製作されている。 ストリートファイターEX2 『 EX2 』は1998年5月にアーケードで稼働。使用基板が前作のZN-1から性能強化版のZN-2に移行、グーローシェーディング処理がされたことで初代のカクカクしたグラフィックから脱却し、キャラの表情も豊かになった。 だが、システム面では賛否両論。その原因は新システム「エクセル(エクストラキャンセルの略)」にある。一言で言えば『ZERO2』の「オリジナルコンボ」で、使うのが難しい上に使えるのとそうでないのとで実力差がかなり出るため。シンプルさを好んでいたプレイヤーには受けが悪かった。オリコン同様、標準システムとして組み込まれたためオフにする事もできない。 基本的にはオリジナルコンボ同様「制限時間中はあらゆる攻撃をキャンセルできる状態になれる」という内容だが、通常技<特殊技<必殺技という順位で下位の技へのキャンセルはできない(*7)上に、同じ技でのキャンセルは不可能のため、ボタンを瞬時に的確に順押ししていく事が求められるシステムとなっている。全ゲージを消費していたオリジナルコンボと違ってスーパーコンボ1回分のゲージ消費(*8)のため使う機会も多い。 また、キャラクターも大幅入れ替えとなり、新キャラが増えた反面前作のキャラの多くが削られた。(*9) エクセル以外の新システムとして、スーパーキャンセルでガードブレイクを出せる「キャンセルブレイク」が追加。不意を付いてガードブレイクを出すことができるが、代わりにヒットさせてものけぞり時間が短い。また、キャンセルブレイクを入力した時点で相手のガード硬直が解ける仕様となっているため確定状況は存在せず、あくまで「奇襲技」となっている。 「竜巻旋風脚」がケンのみ2D版と同じ動作になったり(リュウは『EX』の動作のまま変更無し)、リュウに真・昇龍拳、春麗にゴメンネ攻撃やLV3専用の巨大な気功掌が搭載されるなど、新技もいくつか追加されている。 『 EX2 PLUS 』は1999年7月にアーケードで稼働したEX2のバージョンアップ版。初代EXからプルム、ダラン、ベガが復活し、ストIIからサガット、新キャラとしてロッソとエリアが登場。 エクセルが調整されて少し使いやすくなり、同じ技でもキャンセル可能だがその場合は威力が激減するようになった。やはりエクセルが『ZERO』シリーズのオリコンのように猛威を振るってはいるが、対戦バランスは無印よりも向上している。 演出面でも強化され、派手な3ゲージ技「メテオコンボ」が標準システムとして全キャラに搭載。 ボーナスステージも追加。一つは敵のサイクロイドにエクセルのみでダメージを与えて倒す、もうひとつは落下してくる隕石と人工衛星を破壊するというもの。どちらもクリアすると次ステージのゲージにボーナスがかかる。 なお、隠しボスとして白い服を着たベガの強化版「ベガII」が登場するのだが、出現条件がかなり厳しい。 + 出現条件 ※AC版/PS版共通 1、全ラウンドを1ラウンドも落とさずストレートで勝利する。 2、1の条件を満たす(全ラウンド勝利)際、1度もタイムオーバー勝ちをしていないこと。 3、シャドウガイストかカイリのどちらか、または両方に勝利している。当然ながらCPU戦でのシャドウガイスト/カイリの出現条件を満たすことが必須。 4、ベガ戦の全ラウンドをスーパーコンボ、メテオコンボ、エクセルのいずれかで勝利を決める。但し、その内最低1回はメテオコンボフィニッシュで勝利していること。 これらの条件を全て満たした場合、7ステージ目のベガ戦終了後に出現する。尚、ベガⅡ戦に敗れると強制バッドエンドとなり、コンティニューも不可。 プレイステーション移植版『EX2 PLUS』は1999年12月24日発売。前作のエキスパートをさらに進化させた「トライアルモード」を搭載。さらに、もっと難しい内容の問題を解く「マニアックモード」も用意されている。 また、AC版ではEX2のキャラで唯一ハヤテだけが削除されていたが、PS版では隠しキャラとしてPLUS仕様に性能を調整されて復活している。 その他、キャラのリプレイを録画して好きなアングルで再生できる「ディレクターモード」等を用意。 以上の点により、家庭用前作『EX plusα』同様充実した内容となっているため良移植である。次作の『EX3』の評判が芳しくないこともあり、本作が『EXシリーズの最高傑作』に挙げられることが多い。 ストリートファイターEX3 『 EX3 』は、AC展開はされずPS2のロンチタイトルとして2000年3月4日に発売された。しかしほぼタッグバトル強制かつ完成度の低い内容や、綺麗になったものの造形に癖のあるポリゴングラフィック等により、クソゲー呼ばわりされることもしばしば。タッグ前提なのにキャラが同時に何人も登場すると頻繁に処理落ちを起こしたり、ところどころで見受けられる妙な挙動のバグなど作りこみの甘い要素が目に付く内容。 ガードブレイクが無くなったが、しゃがみガードのみに向けた中段技の「ハードアタック」が替わる形で採用されている。 ゲージ消費無しとしゃがみガードしか崩せない点以外はガードブレイクとほぼ共通。なお、立ち・空中の相手やモメンタリーコンボでキャンセルした場合はヒットさせてものけぞりが短く追撃できない。 ガードは基本しゃがみガードをして、相手が空中にいる時は立ちガードをするのが格ゲーのセオリーだが、ゲージ消費なしで発動できるハードアタックによって新たな読み合いが生まれている。 このシステムは、同じくアリカ開発のアーケードゲーム『ファイティングレイヤー』からの逆輸入である。 前作で猛威を振るったエクセルは廃止。 代わりに「モメンタリーコンボ」や「タッグコンボ」が搭載されたため、慣れが必要だがコンボ重視のゲーム性であることは前作までと同様。 モメンタリーコンボは相手に必殺技がヒットした直後の僅かな間にボタン入力すると強制キャンセルして別の必殺技が発動すると言う物なのだが、追加の攻撃が当たらなかったり暴発して隙が生まれたりと調整不足が目立つ。特にボタン連打技は意図せず出てしまう。 本作の対戦モードは、タッグバトル(VSシリーズのような交代制)・ドラマティックバトル(画面に3キャラ以上同時に出て戦う)・チームバトル(1~5キャラ複数人でチームを組んで先発が倒されると次が出る)になっており、普通の1対1のモードがない(パートナー同時操作はCPUに任せる事が可能)。 チームバトルで両者1キャラ設定にすれば1対1に出来なくもないがラウンドなどの概念が無いため、純粋なシングルバトルは出来ない。 一人用のモードは最初は選択キャラのみでスタートするが、前述の様々なシステムで現れる敵を倒して仲間にしつつ進んでいくと言う変則的な形式。 単純にクリアするだけなら難易度が非常に低く、最も高いハードにしても簡単に勝ててしまう。 ただし各ステージには試合中に特定条件を満たすと得られる「メダル」が設定されており、高ランクのメダルほど獲得が厳しくなっていく。 本作独自のキャラクターエディットモードとしてエースというキャラをカスタマイズして育てることが出来る。エースを使って前作までのような「トライアル」の問題を解いていき、経験値を溜めて技を買って覚えて装備していくといった形式。 しかしトライアルモードがこれに吸収されてしまったため、各キャラ毎の課題などは残念ながら今作には無い。 スーパーコンボフィニッシュなどでなぜかアシュラ像などが表示されるという謎なセンスの演出も賛否両論。 本作には、前作『EX2 PLUS』に登場したほぼ全キャラ(ただしハヤテを除く)と、復活キャラでさくら・殺意リュウが登場するのだが、完全な新キャラはエディットキャラのエースしか居ない。 しかも前作ではデフォルトで登場していた過去キャラクターのうち何名かが今作では何故か隠しキャラ枠に回されている。 前作とキャラクター数が大差ないことを省みた場合、本作は遊べるモードが少なく、グラフィックの質などを差し引いても前作の方が内容的に充実しており、続編にもかかわらず見劣りしてしまう。 余談 『3D格闘ツクール』に本作からスカロマニアがゲスト出演している。 ストII出身のキャラ12人の中ではエドモンド本田とM・バイソンがシリーズ最後まで参戦しなかった。バイソンについてはジャックが性能をほぼ引き継いでいるが、本田は影も形もない。 後に、同じアリカ開発による『ファイティングレイヤー』(ナムコ販売)というアーケード格闘ゲームが稼動しており、一部本作と共通するキャラも登場する。意欲的なシステムと個性的なキャラを売りとする作品だが、アクの強さで受けは悪く移植もされていないためほとんど出回っていない。 しかし初心者でも手軽にコンボを出せたり上級者にも深い読み合いが出来るなど完成度は悪くなく、現在も稀に大会が行われているほど熱心なファンを生んでいる。 画面にでかでかと表示される漢祭りの文字、プロレスラーの股間を突き出す必殺技、キノコを育てて戦うキャラ、猛獣と闘う一人用、「ラブソルジャー」といった本作の持つ独自性は見ごたえあり。 また、カプコンからも同様に従来の2D格ゲーのコマンドやゲームシステムをベースにした3D格ゲー『私立ジャスティス学園』などがリリースされた(ただし、そちらには任意の軸移動が実装されている)。 ストEXシリーズはPS版『EX plus α』『EX2 PLUS』共に、ゲームアーカイブスでは未だ配信されていない。 アリカの三原氏によると、「カプコンさんの判断でアーカイブス化はできません」との事(→参照)で、残念ながら、これからもアーカイブ化される予定は無いようだ。 かつてネット上で「『ガルダが豪鬼より強い設定になった』『カイリが豪鬼を殺害した』などの設定がEXシリーズで勝手に付けられてカプコンが激怒した」といった噂が一時期広まっていたが、2011年にアリカ副社長の三原氏本人が否定している。これらはデマである模様。 カプコンの公式イラスト集にはEXシリーズのイラストがしっかり収録されていたり、『スト4』公式ブログでもEXシリーズに触れられており、『ストリートファイターV』公式サイトの歴代シリーズを紹介する『シャドルー格闘家研究所』のキャラ図鑑でもEXシリーズキャラが紹介され正式に世界観に組み込まれるなど、カプコン側も特に怒っている様子は見られない。そもそもアリカの社長である西谷氏はカプコン出身で、本家ストIIシリーズにおける開発の中心として大きく関わった古株(*10)であり、上述したキャラ図鑑でもコメントを寄せている。 『EX2』以降より豪鬼が非参戦となったことで、ユーザーの憶測からネット上で「豪鬼が死んだ」等のデマが広まってしまったと思われる。 『ストリートファイター』で3D化されたタイトルは長らく『EX』シリーズのみであったが、2008年7月18日に『ストリートファイターIV』が稼動したことにより初めてメインシリーズの3Dグラフィック化が実現した。 漫画『こち亀』の121巻には『EX3』の裏パッケージらしき写真が掲載されている。 後継作品 2011年に入ってから、EXっぽい映像が公開されたり、ニンテンドー3DS上で見られるEXっぽい立体写真が公開されたりしている。 ついには2017年4月1日にEXの続編を思わせるPVまで公開されている。残念ながらこれは公開日付通りのエイプリルフール企画だったが、今後に繋げたいと西谷氏は語っていた。 その願いが叶ったのか、世界格闘ゲーム大会「EVO2017」のステージで「謎の格闘ゲーム」としてこのエイプリルフール企画が実際にPS4向け製品として開発されるという発表が行われた。 そして2018年6月28日に正式名称『ファイティングEXレイヤー』としてPS4ダウンロード専売で発売された(*11)。実に15年以上ぶりのシリーズ後継作の登場となる。(*12) タイトルこそ『ファイティングレイヤー』とそっくりではあるが、登場するキャラは『ストEX』シリーズのアリカオリジナルキャラが中心で、『ファイティングレイヤー』のオリジナルキャラは登場していない。 更に2021年4月1日に、Nintendo Switch版『FIGHTING EX LAYER -ANOTHER DASH-』が基本無料のダウンロード専売タイトルとして配信された。「FIGHTING EX LAYER 第二章開幕!」とのキャッチコピーで、FEXLシリーズのアナザータイトルの位置づけ。システムに変更が見られる。
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シーサイドストリート センパ 強さって何か、か…… もちろん、こんな仕事をしてたら 一度は考えることかもしれないけど…… ルークみたいに、それにまっすぐに なれるのは、ちょっとカッコイイよな。 ルークが軍をやめるときに…… 背中を押してくれたのが 空軍のガイル大佐なんだって。 知ってるか?大佐も、その道じゃ知られた 伝説級のファイターなんだ。 会う機会があったら、弟子入りを お願いしてみるのもいいかもな。 君は、別に軍人になろうって ワケじゃないんだろ? だったら、ウチだけにこだわらず、 色んな人の話を聞き、色んな人に教えを請うことだね。 世の中にはいろんな格闘家がいるし、 いろんな立場、いろんな考えの人がいる。 ルークも、そういう人達と交わることを期待して、 君をストリートに送り出したんだと思うぞ。 バックラー社 ペドロ 君は、基礎コースの練習生? ああ、ルークの生徒か。 闘犬みたいなファイターだけど あいつ意外と面倒見がいいんだよな。 先生に向いてるのかも。 地下鉄なら、ビートスクエアに 乗り口があるよ。 地下鉄、ガラの悪いのがいるけど…… これでもずいぶんマシには なったんだよ。 なんせ、昔はガラス割れ放題で なぜか木の樽とか置いてあったからね。 時々、路地裏とかに コンテナが落ちてるよね。 あれ、通販の自動配送コンテナが 道に迷ったやつだよ。 配送側も、ある程度のロスは 織り込み済みだから…… 見つけたら、もらっちゃっても いいって、みんな言ってるね。 バックラー社 ラルフ ここはさ、PMC、 いわゆる民間警備会社ってやつ。 紛争地域に派遣されたり 警備や治安維持の任務が多いけど…… うちには、一般の人に 闘い方の基礎を教えるコースもある。 社長の方針でね。 地域に愛されるPMCを目指してるんだと。 ルークはさ、前はこことは別の PMCで仕事してたらしいね。 アジアのどこかの国の治安維持任務を 請け負ったって言ってたな。 ここの社名の、バックラーってのは 小さな盾のことで…… 上手く使えば、相手の剣を へし折ったりするものらしい。 つまり、そういう「強い盾」てのが 会社のポリシーなんだろうな。
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STREET FIGHTER IV (ストリートファイター4)の攻略 STREET FIGHTER IV (ストリートファイター4)の攻略ゲーム 攻略本・サウンドトラックなど 攻略サイト その他 ゲーム パッケージ メーカー公式HP 価格 発売日 備考 カプコン 公式HP PLAYSTATION 3 ¥ 8,390 2009/2/12 Xbox 360 ¥ 8,390 PC¥ 7,340 攻略本・サウンドトラックなど 表紙 タイトル 出版 価格 発売日 備考 ストリートファイターIV ザ・コンプリートガイド ストリートファイターIV 限定コントローラー ファイトパッド リュウ 攻略サイト サイト名をクリックで攻略サイトへ移動します。 サイト名 感想 STREET FIGHTER IV Wiki その他 戻る
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SUPER STREET FIGHTER II X Grand Master Challenge SUPER STREET FIGHTER II The New Challengers SUPER STREET FIGHTER II THE TOURNAMENT BATTLE SUPER STREET FIGHTER II X Grand Master Challenge for Matching Service SUPER STREET FIGHTER II X REVIVAL HYPER STREET FIGHTER II The Anniversary Edition SUPER STREET FIGHTER II TURBO HD REMIX ULTRA STREET FIGHTER II The Final Challengers 機種:AC, MD, SFC, X68k, 3DO, SS, PS, DC, GBA, NS, PS4, Xbox1, PC 作曲・編曲者 (*1):西垣俊 (SYUN)、阿部功 (OYAJI) サウンド移植 (X68k):小野義徳 (*2) (*3) 編曲者 (DC X for Matching Service) (*1):竹原裕子 編曲者 (GBA X REVIVAL) (*4):有阪千尋 編曲者 (HYPER) (*5):高野充彦 編曲者 (PS3, 360 TURBO HD REMIX) (*6):Bob Baffy、Rob Thomure 発売元:カプコン 発売日:1993年10月 (AC)、1994年3月 (AC X)、2001年7月13日 (GBA X REVIVAL)、2003年12月18日 (PS2 HYPER)、2004年1月 (AC HYPER)、2017年5月26日 (NS ULTRA) 概要 『スーパーストリートファイターII』は、『ストリートファイターII』にキャラクターが4人追加されたバージョンアップ版。 音源としてFM音源を使用していた『II』から、オールPCM音源のQサウンドになり、音質が良くなっている。 これに伴い、既存曲はSYUNこと西垣俊氏、OYAJIこと阿部功氏によってアレンジされ、曲の雰囲気が変わった。 新キャラクターのステージなどの新曲も西垣氏と阿部氏によるもので、下村氏作の曲は既存曲のみ。 バージョンアップ版である同『II X』ではさらに隠しボスとして豪鬼が追加された。 2003年には『ハイパーストリートファイターII』がPS2で発売。 『II』から『スパII X』までの全シリーズのキャラを使用可能で、作品を超えたキャラ同士で対戦可能なのが特徴。 PS2版には『スパII』、『スパII X』の楽曲を高野充彦氏がアレンジした音源を収録。 また、『スパII』以降のキャラのテーマなどを『II』相当のスペックで鳴らした音源も収録している。 翌年に発表されたアーケード版は『スパII』、『スパII X』と同じハード(の最終作)であり、楽曲は流用されている。 なお、アトラクトデモとプレイヤーセレクトは『スパII』の楽曲を使用している。 (前作:ストリートファイターII 次作:ストリートファイターZERO ストII次作:ウルトラストリートファイターII) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 『スーパーストリートファイターII』、同『ザ・トーナメント・バトル』使用曲 QSound Logo Opening Demo アトラクトデモ『II X』では未使用 Player Select 作:下村陽子 原曲:『II』より「プレイヤーセレクト」『II X』では未使用 Tournament ザ・トーナメント・バトルトーナメント表画面で使用 Versus 作:阿部功 原曲:『II』より「V.S.画面」 Ryu's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「日本(リュウ)」 格闘ゲーム219位 Ken's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「アメリカ(ケン)」 アーケード263位 Chun-Li's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「中国(春麗)」 Bonus Stage 作:下村陽子 『II X』ではボーナスステージが削除されたため未使用原曲:『II』より「ボーナスステージ」 Guile's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「アメリカ(ガイル)」 第2回291位格闘ゲーム86位 Zangief's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「ソビエト(ザンギエフ)」 Blanka's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「ブラジル(ブランカ)」 Dhalsim's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「インド(ダルシム)」 E. Honda's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「日本(E.本田)」 Cammy s Theme 西垣俊 第1回50位第2回260位第3回406位第4回628位第6回901位アーケード35位第2回アーケード271位格闘ゲーム12位1990年代261位 Fei Long's Theme Dee Jay's Theme 阿部功 格闘ゲーム154位 T. Hawk's Theme 格闘ゲーム334位 M. Bison's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「アメリカ(M.バイソン)」 第2回209位格闘ゲーム448位第2回マイナーレトロ240位 Balrog's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「スペイン(バルログ)」 格闘ゲーム86位 Sagat's Theme 作:阿部功 原曲:『II』より「タイ(サガット)」 Vega's Theme 作:下村陽子 原曲:『II』より「タイ(ベガ)」 Victory Screen 作:下村陽子 原曲:『II』より「ステージ終了」 Continue 作:下村陽子 原曲:『II』より「コンティニュー」 Here Comes the New Challenger 作:阿部功 原曲:『II』より「途中参加ファンファーレ」 Ryu's Ending (The Fight is All) 作:下村陽子 原曲:『II』より「エンディング(リュウ)」 Ken's Ending 1 (Eliza) 作:下村陽子 原曲:『II』より「Ken’s Ending」 Ken's Ending 2 (Wedded Bliss) 作:メンデルスゾーン原編:下村陽子 原曲:「結婚行進曲」、『II』より「Ken’s Ending 2」 Chun-Li's Ending 春麗エンディング共通部 Chun-Li's Ending 2 (Young, Single Girl) 春麗エンディング「ふつうの女の子に戻る」選択後 Chun-Li's Ending 3 (Detective) 春麗エンディング「刑事をつづける」選択後 Guile's Ending (Waking Up) 作:下村陽子 原曲:『II』より「エンディング(ガイル)」 Zangief's Ending (The Appropriate Russian Fashion) 作:下村陽子 原曲:『II』より「エンディング(ザンギエフ)」 Blanka's Ending (Long Lost Son) 作:下村陽子 原曲:『II』より「エンディング(ブランカ)」 Dhalsim's Ending (Past Life) 作:下村陽子 原曲:『II』より「エンディング(ダルシム)」 E. Honda's Ending (In Perfect Harmony) 作:下村陽子 原曲:『II』より「エンディング(E.本田)」 Cammy's Ending (Memories) Fei Long's Ending (The Greatest Teacher) Dee Jay's Ending (New Kind of Music) T. Hawk's Ending (Homeland) M. Bison's Ending (Only in America) Balrog's Ending (Victory and Beauty) Sagat's Ending (The Great Scar) Vega's Ending (The World is Mine!) Congratulations! ザ・トーナメント・バトル優勝画面で使用 Staff Roll 作:下村陽子 原曲:『II'』より「STAFF ROLL」 Game Over 作:下村陽子 原曲:『II』より「ゲームオーバー」 Ranking Display 作:下村陽子 原曲:『II』より「ランキングディスプレイ」 『スーパーストリートファイターII X』追加・変更曲 Intro Theme アトラクトデモ Character Select 作:下村陽子 原曲:『II』より「タイトルデモ」 Gouki's Theme 第3回363位アーケード239位格闘ゲーム334位ラストバトル348位(3DO) 3DO, SS, PS, DC版『II X』収録曲 Ready to Fight! 作:下村陽子編:ALPH LYLA、たっつぃー、パックン スタッフロールで使用原曲:『II'』より「STAFF ROLL」『バース ―G.S.M. CAPCOM 6―』に収録されたARRANGE VERSION歌詞:ALPH LYLA演奏:ALPH LYLAギター:上田和史 (うっぴー)ドラムス:たっつぃーベース:WOODYキーボード:パックンゲストボーカル&コーラス:BOOGIE OHYAMA (J.B)コーラス:JUN OZAKI (J.B)PS2版『ハイパーストII』にも収録 『ハイパーストリートファイターII』 (PS2) 追加バージョン (曲名はGALLERY MODEより) OPENING DEMO (CPS I) STAGE FEI LONG (CPS I) 作:西垣俊 STAGE CAMMY (CPS I) 作:西垣俊 STAGE T.HAWK (CPS I) 作:阿部功 STAGE DEE JAY (CPS I) 作:阿部功 STAGE GOUKI (CPS I) ENDING CHUN LI (CPS I) ENDING CHUN LI(2) (CPS I) ENDING CHUN LI(3) (CPS I) ENDING FEI LONG (CPS I) ENDING CAMMY (CPS I) ENDING T.HAWK (CPS I) ENDING DEE JAY (CPS I) STAFF ROLL (CPS I) TOURNAMENT (CPS I) CONGRATULATIONS! (CPS I) サウンドトラック スーパーストリートファイターII アーケード ゲームトラック 『スーパーストリートファイターII』、『スーパーストリートファイターII ザ・トーナメント・バトル』の楽曲、効果音、ボイスを収録。 曲名は「(キャラクター名) Stage」、「(キャラクター名) Ending」となっている。 また、キャラごとにステージBGM、エンディング、ボイスの順で収録している ストリートファイター25周年 サウンドBOX 『スーパーストリートファイターII X』の楽曲を収録。 曲名は「(キャラクター名)'s Theme」、「(キャラクター名)'s Ending」となっている。 「Chun-Li's Ending」は、共通部~ふつうの女の子エンドのメドレーで「Young, Single Girl」、刑事をつづけるエンドの単曲で「Detective」として収録している バース ―G.S.M. CAPCOM 6― のちに3DO, SS, PS, DC版『II X』スタッフロールとして使用される「Ready to Fight!」を収録 Street Fighter II The Definitive Soundtrack 『スーパーストリートファイターII』、『スーパーストリートファイターII ザ・トーナメント・バトル』、『スーパーストリートファイターII X』の楽曲、効果音、ボイスを収録。 曲名は「(キャラクター名)'s Theme」、「(キャラクター名)'s Ending」となっている。 四天王の名称は海外基準で、「M.バイソン」→「Balrog」、「バルログ」→「Vega」、「ベガ」→「M. Bison」となっている スーパーストリートファイターII SFC+MD オリジナル・サウンドトラック スーパーファミコン版、メガドライブ版の『スーパーストリートファイターII』の楽曲を収録。 曲名は「(キャラクター名)'s Theme」、「(キャラクター名)'s Ending」となっている