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1-サラ×ジャッキー 2-サラ×ジャッキー
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登録日:2020/01/29 Wed 18 36 06 更新日:2024/03/20 Wed 22 11 34NEW! 所要時間:約 30 分で読めます ▽タグ一覧 アクションスター カンフー ジャッキーちゃん ジャッキー・チェン スタントマン デカ鼻 ラッシュアワー リアル異能生存体 中国 俳優 成龍 所要時間30分以上の項目 拳シリーズ 異能生存体 石丸博也 脚立の神 香港 ■ジャッキー・チェン 『ジャッキー・チェン(英語名:Jackei Chan/混合名:Jackei Chan Kong Sang/漢字名:成龍(シン●ルン)』は、1954年4月7日生まれの、香港出身の俳優、映画監督、歌手。 出生名は陳(チャン) 港生(コンサン)(※家系図上の本名は房(フォン) 仕龍(シルン) )。 なお、姓は日本では“チェン”として知られるが、中国語圏で多く用いられる広東語だと本来は“チャン”となる。日本だと“◯◯ちゃん”に聞こえるという理由から、アクションスターに相応しい呼び名として、本名の陳の北京語読み=Chenから“チェン”を用いることにした。 香港出身の世界的にも名高いアクションスターであり、出演作品に於ける数々の逸話によっても知られる“生きる伝説”である。 香港映画界に突如として現れた不世出の天才と呼ばれた大スターブルース・リーの死後に現れた香港映画史上最大のスターであり、 主演でありながら誰よりも危険なスタントに挑むと共に、自身が好きな三大喜劇王(チャールズ・チャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイド)のエッセンスを取り入れた、主人公が格好いいだけのヒーローだった、リー以来のマーシャルアーツ映画の文法に大きな変革をもたらしたことで知られ、80年代には、既にアジアを代表するスーパースターとして尊ばれるようになる。 特に、20代~30代までの全盛期とも呼べる期間に残した数々の主演作品に於いては、常に飽くなき挑戦により驚異的なスタントを幾つも成功させる一方で、失敗により命を落としかけたことも多数。 90年代中頃には、80年代では失敗した香港映画界全体の目標でもあり、早逝によりリーですら果たせなかったハリウッド進出を成功させ、40代にして特殊効果偏重だった米国映画界の常識に、生身のアクションの衝撃を見せつけて喝采を浴びた。 00年代以降は加齢もあってか、度々に引退を口にしているものの、尚も衰えぬアクションへの欲求からか、幾度も引退を撤回している。 本国での愛称は大哥(ダイガウ)(“兄貴(ビッグブラザー)”の意)。 妻は台湾出身の元女優ジョアン・リンで、息子はシェイシー・チャンである。 ■ジャッキー・チェン 【出生】 【中国戯劇学院時代】 【七小福】 【スタントマンとして】 【ジャッキー・チェン誕生】 【日本での人気】 【ジャッキー・ジャック事件】 【香港映画三銃士】 【ハリウッド進出】 【独創的なアクションとスタント】 【主な負傷箇所】 【政治的発言と批判】 【余談】 【出生】 1954年4月7日、イギリス領香港ヴィクトリア・ピーク生まれ。 フランス領事館邸内の小屋で、領事館の住み込み使用人、料理係として共働きしていた、陳 志平(チャン シーピン)(チャールズ・チャン)と陳 月栄(チャン ユエロン)(リリー・チャン)夫婦の一人息子として生を受ける。 夫婦にとっては、共に40を過ぎてからの息子であり、当時は母胎の負荷への配慮が充分でなかったのか、出産を早められることもなく妊娠12ヵ月もの過期産となってしまい、高齢出産の上に胎内で5680gにも成長していた息子を産み終えたユエロンは、その直後に気絶したという。 幸いにも母子共に大事は無かったものの、貧しい共働きの夫婦には、二人合わせての年収の二倍ともなる、入院費用の500ドルを払うことが出来なかった。 そんなチャン夫婦に対して、子供の居なかった担当医は、入院費用の免除と、更に詫び金の1,500ドルで生まれてきた赤ん坊を養子にくれるようにと頼んできたという。 父のシーピンも相当に悩んだとのことだが、親類の説得と尽力もあって、何とか入院費用の工面が出来、晴れてチャン家の一人息子となった大きな赤ん坊は“港生(コンサン)”と名付けられることになった。 父のシーピンは洪家拳法の達人であり、息子が正しい精神と強さを持った男になってくれるようにと願い、物心ついた頃から息子にカンフーの手解きをした。 つまり、実父がジャッキーの初めての武術の師匠である。 そんな風に、厳格だった父親に対して、母親は常に息子に優しかったという。 ……しかし、父の願いとは裏腹に幼少期のコンサンは手の付けられない程の悪童で、父から“大砲(ポーポー)”の渾名を付けられていた。 特に爆竹遊びを好んで、道の真ん中で爆発させたり、同級生の女の子達のポケットに火の付いた爆竹を捩じ込んでは、人々が驚く様を見て喜んでいたという。 学校では勉強には全く興味を示さず、得意なのは体育と昼食だけという腕白小僧で、ジャッキー曰く、後に撮影現場でも発揮された立ったまま寝られる特技は、この頃に罰として廊下に立たされていた時に覚えたという。 悪知恵も働けば度胸もあり、母親に電車代を貰っては毎日のおやつ代に使ってしまい、ヒッチハイクで学校に通っていたという。 ……結局、一年生で小学校をクビになる程の問題児であったために、 折角、小学校にまで通っていたのに陸に読み書きを覚えられなかったそうで、このことは成人するまで解消されなかった。 ……尚、ジャッキー自身が真実を知ったのはずうっと後のこと(香港返還後)となるのだが、両親には大きな秘密があった。 父の本名は房 道龍(フォン ダオロン)で、中国本土ではカンフーの腕を買われて国民党軍のスパイとして活動していた。 日中戦争の頃には共産党との内戦により、二人の息子を捨てて上海に逃れねばならなかったという。 日本軍にも追われる身であったが、銃の暴発を起こして任務を解かれ、その後は税関警察官として働いていたという。 そして、上海にやって来た父が捕らえたのが戦乱の時代の中で阿片の運び屋や賭博に手を染めていた“その道”で知られる“姉御(黒道大姐)”であった陳 麗麗(リリー・チャン)=後のジャッキーの母で、彼女の身の上に同情する内に愛情が芽生え、国共内戦を避けて香港に逃れてきていたのだという。 母にも前の夫との間に二人の娘が居たが、共産党の追及を避ける為に娘達を残し、二人だけで香港に逃れてきた。 二人は過去を封印して、ジャッキーを初めての息子として扱ったが、香港の返還が予定通りに決まった頃に真実を明かした。 つまり、ジャッキーが生まれる以前に父には二人の息子が、母には二人の娘が居たといい、この複雑な時代の中で離ればなれになった異母兄や異父姉達ともジャッキーは後に顔を合わせている。 【中国戯劇学院時代】 コンサンが学校をクビになってから間も無く、両親が身を寄せていたフランス領事館が閉められることになり、世話をしてくれたフランス領事からは、替わりにオーストラリアのアメリカ領事館で働くことを薦められるということがあった。 給料もずうっと良くなると言われたものの、条件は夫婦二人のみで子供は連れていけないとのことで、これにはユエロンは反対し、貧しくても親子三人で暮らしたいと夫に泣きついた。 再び親類を頼ったチャン夫婦に対し、親類はコンサンを京劇の養成学校である“中国戯劇学院”へと入学させてはどうかと提案する。 後日、フランス領事の計らいでお金を出して貰い、誕生日プレゼントとしてカウボーイのコスチュームと玩具の拳銃を買って貰い、おめかしして最初で最後になるかもしれない家族写真を撮ったコンサンは、父親に連れられて初めて学院を訪れることになる。 僅か7歳で物心ついたばかりであったが、学院の様子を見たコンサンは自らの意志で入学を決め、最も期間の長い10年コースを選択するが、これが本人曰く「地獄の始まり(意訳)」となった。 学院への入学と共に、コンサンは“ユエン・ロー”の芸名を戴くことになる。 学院の実態は、現代から見ると有り得ないレベルの超スパルタ式であり、入学した少年達には朝5時に起床してから深夜0時までアクロバットや武術のギリギリのカリキュラムが敷かれ、練習が終わった後も横暴な先輩からの苛めにも耐えねばならない……と、常に緊張を強いられる辛い毎日であった。 持ち前の運動神経と負けん気で、それでもメキメキと頭角を現していったコンサンことユエン・ローだったが、この間に両親との辛い別れも経験することになる。 父シーピンは、予てからの約束通りにコンサンが学院に入って間も無くにオーストラリアへと渡っていたが、母ユエロンの方は息子を心配して香港に残り一週間毎に会いに来てくれていたものの、二年が過ぎて遂に父の許へと向かわざるを得なくなり、コンサンは一人ぼっちとなってしまったのだった。 学院長のマスター・ユーは、コンサンを養子(ゴッドサン)として迎え入れて代わりの保護者となってくれたものの、この時の経験を後のジャッキー本人は“両親に捨てられた”と述懐しており、当時のコンサン少年が如何に深く哀しみ、悩んでいたかがうかがえる思い出である。 また、養子になったことで他の学院生達のやっかみを受けることにもなったのだが、実際には良いことなんか無く、養父であるマスターは“息子”に対して、宣言通りに誰よりも厳しい指導を課したのだった。 【七小福】 そんな境遇にあっても順調に腕を磨いていったコンサンことユエン・ローは、学院でも選抜中の選抜である“七小福”に数えられるまでになっている。 メンバーは、ユエン・ロン(サモ・ハン・キンポー)、ユエン・ロー(ジャッキー・チェン)、ユン・ピョウ、ユエン・ワー、ユエン・ケイ、ユエン・モウ、ユエン・タイである。 しかし、この七小福が結成された70年代後半は、世間での映画産業の発展に反比例するように、由緒ある古典芸能である筈の京劇は、どさ回りの大衆演劇やサーカスの見世物程度の扱いとなって客入りが減り続けており、実際の仕事も各地のお祭りでの出し物や、メンバーは子供であるにも関わらずナイトクラブのショーに出演させられるという有り様で前途は暗かった。 そんな中、七小福のリーダーであった“ビゲストブラザー(大大哥)”のユエン・ロンが練習中に足を骨折。 数ヶ月を経て戻ってきた時にはブクブクと太ってしまっており、本人は腕は落ちていないと主張(*1)するも聞き入れられず、そのままクビになってしまうという事件があった。 予てより、優等生であり特別に目を掛けられている立場でありながら(*2)、厳格すぎる学院での生活に不満を抱え、度々に反発していたユエン・ロンは、卒業していった先輩達より話を聞いていた映画業界へと進むために学院を去っていった。 尚、その後も衰退し続けていった京劇だが、2010年にユネスコの無形文化遺産に登録され、現在では保全への道が確保されている。 【スタントマンとして】 ユエン・ロンが消えた後は、自分がメイン級となって舞台に立てるようにもなっていたコンサンことユエン・ローであったが京劇の需要は狭まる一方で、学院の方針でコンサンを初めとした学院生達は映画のジュニアスタントマンもこなすようになっていたが総じてギャラは安く、役者としての地位は低かった。 それでも自由を求めたコンサンは、約束通り10年で学院を卒業。 事情を察していた実父からはオーストラリアに来るように薦められるも、コンサンはこれを固辞。 こうして、コンサンのユエン・ローとしての人生には一つの区切りが付いたのだった。(ただし、武術指導者としてのクレジットでは後にもこの名前を使用している。) 自伝によれば、この時期に初めての恋人を得るも、相手は満州族の良いとこのお嬢さんで由緒正しいスターの家系だったことから、相手側の両親の反対を受けて別れることになったという。 捨て鉢になったコンサンは、この頃に命綱無しで三階から飛び降りて着地するスタントを成功させて“龍虎武師(龍と虎の魂を持つ達人)”という最高の称号を叫ばれるも、 当時は前述の通りの理由からコンサン以外にも同じく京劇畑から映画業界に進出を企てる人間が多く、結果的にスタントマンの数が溢れている中では、如何に技術が優れているコンサンでも安定した仕事が得られなかった。 そんな中、可愛い弟分(リトルブラザー)で、未だ学院に残っていたユン・ピョウから相談を受けたコンサンは、自分達より先に卒業したユエン・ロン……今ではサモ・ハン・キンポーを名乗っていた、かつてのビゲストブラザーの紹介を受けて、たった一作の映画(『ドラゴン危機一髪』(71年) )で、それまでの香港映画界の常識を変えて大スターとなっていたブルース・リーのスタントに揃って参加することになった。 この時にも持ち前の闘志を燃やしたコンサンは、誰もが尻込みをした、室内からリーの蹴りを受けて障子を突き破って飛び出し、数フィートも飛んでから地面に落下するという、大きな見せ場でのスタントを成功させ、リーに確りと顔を覚えられることになる。(『ドラゴン怒りの鉄拳』(72年) ) 若く、才能のあるコンサン達をリーも気に入り、続くハリウッド進出も兼ねた大作『燃えよドラゴン』(73年)にも“元”七小福メンバーを自ら起用。 同作でのコンサンは地下基地で首を折られる役、長棍で顔面をしばかれる役、ヌンチャクで顔面を打たれてプールに落ちる役……と、同じ人間であることを悟られる可能性がありながらも三度も登場しており、リーからの推しがあったことがうかがえる。 最後のヌンチャクを使うアクションでは、アクシデントで思いっきりコンサンの顔面にヌンチャクが入ってしまい、リーは哀れ紫に腫れ上がったコンサンの顔を見る度に謝ってきたという。 また、兄貴分のサモ・ハンは本編の撮影が終わった後で撮影されたオープニングの組み手シーンの相手役を確りと顔出しで務めている。 尚、このシーンにてその後の総合格闘技界でお馴染みになったオーブンフィンガーグローブが登場している訳だが、これはリー自身が考案し、この組み手のシーンから世界中の格闘技道場に広まったアイテムである。 また、両者共にベースはカンフーでありながら、試合の決着が腕ひしぎ十字固めだったことは、総合格闘技というジャンルその物の始祖となったとも言われている。 そして、兄貴分達よりは目立っていないが、ユン・ピョウの出演も2カット確認出来るという。 尚、前述の通りの経緯から、中盤のリーとオハラ戦にて繰り出されるサマーソルトキック等のアクションはユン・ピョウがスタントしていると真しやかに囁かれていたが、実際にはサマーソルトキックを初めとした、リーにも不可能な空中に舞い上がっての回転系アクションは全て、同じく“元”七小福のユン(ユエン)・ワー(*3)が吹き替えているとのこと。 大ヒット間違いなしの大作に関わったことで、曲がりなりにも低予算映画で主演作を得られるようになる等、コンサン達の前途も明るくなってきたと思われていたが……。 【ジャッキー・チェン誕生】 そんな『燃えよドラゴン』の公開直前の1973年7月20日にブルース・リーが急逝。 香港映画の流行を剣戟からマーシャルアーツに塗り替えた革命児にして、不世出の大スター、そして恩人の死は、コンサン達に哀しみと共に、再び日照りをもたらした。 リーの誕生で大ブームとなったマーシャルアーツ(カンフー、アクション)映画だったが、香港の人達はリーの死を思い出したくないと言わんばかりに、突然にそうした映画から目を背けるようになり、映画業界もスタントマンを必要としないコメディやラブコメ映画ばかり作るようになったのである。 ……こうして、再び困窮したコンサンはサモやピョウに別れを告げて、12年ぶりの再会となる両親の待つオーストラリアへと渡り、左官見習いとして働いた。 ……が、矢張り映画への思いは断ち切れず香港に舞い戻りサモを頼るも、サモも失業間近という有り様で、矢張りオーストラリアへと帰ることを決める。 しかし、そんなコンサンに大手のキャセイ・オーガニゼーションのウィリー・チェンなるプロデューサーが声をかけてくる。 スタントマン時代からコンサンを目に留めていたウィリーだったが、生憎と初顔合わせとなったこの時には、コンサンはオーストラリアの両親の許へと帰る直前であった。 オーストラリアへと戻ったコンサンは、本腰を入れて生活するべく学校で英語を学ぼうとするが上手くいかなかったという。 そして、父親からジャックという建設作業員を紹介されて働きに出たのだが、そこで何を思ったのかジャックはコンサンを「自分と同じジャックだ」と仲間に紹介すると、大柄なビッグ・ジャックに対して小柄なリトル・ジャック……そして、ジャッキーがコンサンの愛称となり、本人もその響きをいたく気に入り、以降はジャッキーを名乗るようになるのだった。 そして、運命はブルース・リーと同じく、英語圏にも通じる名前を得たコンサン=ジャッキーを放ってはおかなかった。 香港映画界の重鎮ながら傲慢さと悪辣さで知られ、リーとは喧嘩別れとなった大物監督のロー・ウェイが、再びマーシャルアーツ映画で一山当てたいと希望し、相談を持ちかけられた部下のウィリーが白羽の矢を立てたのがジャッキーであった。 スタントマンではなく、大作映画の主演という事で最初は渋っていたジャッキーも香港に戻った訳だが、そこでローに望まれたのは“ブルース・リーのコピー”になることだった。 立て続けに主演作が制作されるも何れもヒット作とはならず、精悍なリーに対して何処と無くユーモラスな風貌のジャッキーは鼻デカ野郎とローに疎まれ、厄介者扱いされた。 ジャッキー自身も所詮はリーの物真似では観客達には響かないと悟っていた訳だが、チャンスは意外な所からやってきた。 大手のキャセイに対して、新興で規模は小さいながら面白い映画を作ると評判だったシーゾナル・フィルムが、タレントとしてはロー・ウェイの個人事務所に所属していたジャッキーのレンタルを申し出て来たのだ。 興行収入を稼げないのならレンタル料だけでも取れ、とローは喜んで厄介者を送り出した訳だが、この決定がジャッキーの運命を大きく花開かせることになる。 シーゾナルには、ジャッキー達の大先輩である学院出身の“ユエン”一族が関わっており、彼等はジャッキーの将来性を認めた上で声をかけていた。 そして、実際の制作に於いてもジャッキーの全ての希望を聞き入れて好きにアイディアを盛り込ませ、全体となって方向性を定めて行ったのだ。 ……こうして制作されたのが、初の出世作『スネーキーモンキー 蛇拳』(78年)であり、最初から無敵のヒーローであったブルース・リーに対して、最初は情けなかった主人公がコミカルな特訓により力を得る、喜劇的な要素も加えた、それまでの“お約束”であった仇討ち無縁ながらも王道的な成長物語に観客は熱狂し、おおよそ五年ぶりにカンフー映画のヒット作が誕生したのだった。 続けてジャッキーは『蛇拳』のコンセプトを、より強化した快作『ドランクモンキー 酔拳』(78年)を、ほぼ同一スタッフにより制作。 『酔拳』は『蛇拳』の三倍……ブルース・リーの『ドラゴンへの道』(72年)をも遥かに越える興行収入を挙げるヒット作となるも、同時期にジャッキーはローとの大きな確執を抱えることになる。 『蛇拳』のヒットを見たロー・ウェイはあっさりと掌を返すとジャッキーを強引に呼び戻して自分の映画に出演させた訳だが、この時の強引なやり口と過去に自分の持ち味を掴むべく若い世代と作ろうとしていた映画(『カンニング・モンキー 天中拳』(78年)(*4) )を無理矢理に潰された経験から、ジャッキーはこの時に『酔拳』と平行して撮影に入らねばならなくなったロー・ウェイ監督の『拳精』(78年)について、世間的にはヒット作となり、ユン・ピョウ等も出演してくれている作品ながら「変な映画(意訳)」と後々まで酷評している。 そうした訳で、ジャッキー本人には不満が残る作品ながら、ロー・ウェイ監督時代のジャッキー映画としては最も人気が高く、ファンからも評価の高い快作である。(有名な五獣拳が登場するのが本作である。) 【日本での人気】 尚、日本でも香港より遅れて半年以上が過ぎてからだが邦訳版『酔拳』が公開されて大ヒットを飛ばし、続いて『蛇拳』が、続いて『笑拳』が……と、続いた後には、ジャッキー自身は恥としていたコケたロー・ウェイの許で制作された過去作までもが『◯拳』シリーズとして纏められて立て続けに公開されて、空前のジャッキー、延いてはカンフー映画ブームが起きることになる。(ブルース・リーの時はあくまでもリー人気) ジャッキー本人は最初に日本に招かれた時には本当に自分なんかが日本でも人気があるのか半信半疑だったとのことだが、 いきなりの大きな歓迎とファンからのたくさんの贈り物も受けて感動し、それ以降は大スター中の大スターとなっても、折々に日本のTVにも快く出演してくれる等していた。 80年代~それ以降にも通じる、大人も子供も夢中になったヒーローの一人であり、ファンであることを公言する鳥山明の『ドラゴンボール』を初め、日本の少年漫画の王道として定着した、特訓で強くなる主人公といった要素の元ネタとなったのがジャッキー映画である。 また、この当時からあまりのハマり役ぶりから劇場公開でもTVでも“ジャッキーの吹き替えといえば石丸博也”となっており、石丸にとっても『マジンガーZ』の兜甲児以来の代表作となっている。 ジャッキーが日本でこれ程の人気者となれたのには石丸の声の助けもあったことは間違いなく、後に直に顔を合わせたジャッキーも石丸を日本での自分の声と認め、香港で石丸の演技を紹介するときは反対に自分が声を当てると答えている。 また、ジャッキーは日本に来る以前より、香港でも有名な当時のトップアイドルだった西城秀樹のファンであり、実際に顔を合わせてからは親友の間柄となり、共に歌ったり共演もしている。 90年代となると、容姿の似ているウッチャンナンチャンの内村光良との交流で知られている。 似ているだけではなく本人もジャッキーの大ファンにして、若い頃は高い身体能力を誇っていた内村は、企画内でガチでジャッキーのアクションの再現に挑み成功させ、ジャッキー本人からも称賛を受けた。 嘘か真か、一人二役で生き別れの双子を演じた『ツイン・ドラゴン』(92年)が制作された時には、日本の雑誌広告では片方の顔を内村に差し替えて、ジャッキーはウッチャンを見て映画を思いついたと宣伝された。 尚、ウンナンの古くからの友人である出川哲朗が、内村を未だにチェンと呼ぶのも、それが学生時代からの内村のジャッキーに似ていたことから付けられたあだ名だからである。 この他、00年代以降となると、サブカル系アイドルの中川翔子が大のジャッキー好きとして知られている。 また、TOKIOの『鉄腕!DASH』には息子や目をかけている若手俳優を引き連れては対戦企画に度々登場していた。 【ジャッキー・ジャック事件】 何れにせよ、完全に世間の評価を覆して新たなるスターとなったジャッキーには、流石のローも譲歩せざるを得なくなり、マネージャーとなったウィリーの後ろ楯もあり、二人で新事務所を設立すると、初監督作品『クレージーモンキー 笑拳』(79年)を制作、公開、本作も大ヒットとなった。 尚、本作はローの事務所で撮影中だった映画を途中で中止して、その映画に関わっていたスタッフと役者をそのまま利用して撮影したという経緯があり、ローの顔に泥を塗る行為であった。(*5) 本作によって更に評価を高めたジャッキーに対し、ブルース・リー作品の制作を手掛けていたゴールデン・ハーベスト(嘉禾電影有限公司)が獲得に動き、それまでは6千香港ドルのギャラに留まっていたジャッキーに、410万香港ドルの価値を付けた。 しかし、この動きに対してローは少し前にウィリーの首を盾にジャッキーにサインさせていた白紙の契約者の内容を二人との約束を反古にして好き勝手に書き、1,000万ドルという法外な違約金を盾に遺留を迫った。 ローの側近に話を通して改竄の証拠を握ったウィリーの努力もあり、二人は揃ってゴールデン・ハーベストに強行移籍すると、早速の新天地で監督・出演作『ヤングマスター 師弟出馬』(80年)の撮影に入る。 しかし、どうしてもジャッキーを手放したくないロー・ウェイはマフィア(芸能ヤクザ)を使い撮影終わりのジャッキーを拉致させると、強引に再契約を迫ったのだった。 この時もジャッキーを助けてくれたのは、今や一心同体となったマネージャーのウィリーだった。 ウィリーはゴールデン・ハーベストに働きかけてローとの手打ちを結んで貰い、マフィアについては元祖香港映画界のドン、ジミー・ウォンに味方についてもらって解決した。 この恩義から、ジャッキーはトップスターになってから後もジミー・ウォンの映画に準主役以下で出演したりしている。 こうして、懸念の無くなったジャッキーの『ヤング・マスター』は当然の様に大ヒット。 これを受けてゴールデン・ハーベストは、今度はジャッキーを擁して再びハリウッドに挑むことになる。 【香港映画三銃士】 かの『燃えよドラゴン』と同一スタッフを揃えて撮影開始された『バトルクリーク・ブロー』(80年)だったが、ハリウッド式でジャッキーのアイディアが上手く反映されない現場となってしまい、過去のそうした作品と同様に今回も不振に終わる。 続く『キャノンボール』(81年)は、日米ではウケたものの香港では不振に終わり、初のハリウッド進出は苦い経験となった。 ……一方、映画は不振に終わったがロサンゼルスでジャッキーは大きな出会いを果たしていた。 それは、同じく米国進出にやって来ていた台湾出身のアジアの歌姫テレサ・テンで、若い二人は直ぐに意気投合して恋仲となった。 しかし、若きスター同士の恋を運命は応援してくれなかったのか、香港に戻ったジャッキーは再起をかけて新作『ドラゴンロード』(82年)の撮影に臨んでいたものの失意から私生活は荒み、柄の悪いスタントマン達を引き連れては街で悪さをする有り様で、忙しい合間に来てくれたテレサへの配慮も陸に出来ずに、二人の淡い恋は儚く終えた。 そんな中、荒んでいたジャッキーを救ったのは、過去に自分を救ってくれた“ビゲストブラザー”サモ・ハンであった。 ジャッキーの人気にあやかり、自身も役者、映画監督としての地位を着々と築いていたサモは、後輩ながら役者としては格上であったジャッキーを、自身の企画した『五福星』(83年)に出演させ、更に共通の弟分のユン・ピョウにも大きな役が与えられ、明るく楽しい映画は大ヒットを記録する。 この成功を受けて、様々な悩みを吹っ切ったジャッキーは、ブラザー達への恩返しも兼ねた“三人の主演作”として、ジャッキー映画の最高傑作とも呼ばれる『プロジェクトA』(83年)を企画。 この映画の中で、ジャッキーはハロルド・ロイドが『要心無用』(23年)で見せていた時計塔から落ちそうになるシーンに本当に挑み、たった二枚の屋根の幌以外にはクッションが無い状態で25メートルもの高さから落下するスタントを自ら行った。 ジャッキーをして覚悟に一週間を擁し、途中で心配したり呆れたサモに揶揄されたりといったこともあったものの、遂に覚悟を決めて落下したジャッキーは、一度成功させた後は“落ち方が気に入らない”として、三度もリテイクに挑んだ。 そして、ここから三十路を迎えたジャッキーによる、飽くなき挑戦の旅路が続くことになるのであった。 こうして、立て続けにヒット作を連発した学院出身の“ブラザー”達は、続けてローマを舞台に映画を撮影したブルース・リーにあやかり、スペインを舞台に『スパルタンX』(84年)を撮影。ミーサーワ ミーサーワ 同映画内にて、三人が名乗った“三銃士”(ビッグ3)が新たなる“ブラザー”達の呼び名となる。 今作での大きな見所となったのが、当時のWKA(世界キックボクシング連盟)ライトヘビー級チャンピオンとして君臨していたベニー・“ザ・ジェット”・ユキーデを招聘してのジャッキーのタイマンシーンで、迫力を出すために手加減は心がけつつも本当に当てる打撃を解禁した迫力のバトルに観客は熱狂し、やりきった当人達も映画の1シーンでありながら再戦を誓い合う程だった。 この戦いは、長年のキャリアの中でもジャッキー自身がベストバウトとして挙げる程の一戦であり、後の格闘漫画、ゲームブームにも大きな影響を与えた。 こうして、ゴールデン・ハーベストの抱えるトップスターとなった三銃士は共演作も個人作も大人気となり、同時に複数の映画の撮影に入ることもある等、現場スタッフも何の映画を撮っているかが解らずに混乱する程だったという。 サモ・ハンによる『五福星』シリーズの続編『香港発活劇エクスプレス/大福星』(85年)では日本ロケを敢行。 第三弾の『七福星』(85年)は当時の大人気刑事ドラマ『あぶない刑事』と供映され、ジャッキー達が如何に当時の日本でも受け入れられていたかが解る。 続いてジャッキーは再び米国進出に挑みワーナーブラザーズも協力して『プロテクター』(85年)の撮影に入るものの、ハリウッド式の銃撃をメインとした映画に難色を示し監督と反目。 ジャッキーは自分で金を出してまでアクションシーンを追加し、結果的に2バージョンのちぐはぐな映画が出来上がることになってしまった。 再びの失敗の鬱憤を晴らすべく、香港に帰って来たジャッキーが制作したのが『ポリス・ストーリー 香港国際警察』(85年)で、同作に於いてジャッキーは傘で二階建てバスにぶら下がり、クライマックスのショッピングモールのシーンでは、電飾が付いたままのポールに飛び写り回転しながら三階から落下してガラスの屋根に突っ込むスタントに挑んだ結果、感電して死にかけた上に脛椎を損傷して骨盤を脱臼。おまけに両掌に大火傷を負う重傷と引き換えにシーンを成功させた。 復帰したジャッキーは、大好きなインディ・ジョーンズのオマージュとなる冒険活劇『サンダーアーム/龍虎兄弟』(86年)の撮影に入るのだが、大木に飛び移るという何でもないスタントだったのに、枝が折れて頭から落下したジャッキーは頭蓋骨が割れてしまい、骨の一部が脳に食い込む重傷を負ってしまう。 死亡説が流れる程の大事故だったものの、動けるようになると直ぐに復帰したジャッキーは撮影を再開。 更に、新作『プロジェクトA2/史上最大の標的』(87年)を制作して不死鳥ぶりを見せつけた。 さして、サモ・ハンにより久しぶりに三銃士が揃っての新作『サイクロンZ』(88年)が撮影され、かつての約束通りにベニー・ユキーデも再登場する等、ファンを喜ばせたものの……この頃になると各々が大スターとなっていたサモとユン・ピョウにとっても役者としては常に先を行くジャッキーと共演すると格下扱いされることに我慢ができなくなっているのが誰の目からも明かで、映画を通してもギクシャクが伝わってくるような有り様であった。 結局、約五年で三銃士の黄金時代は幕を閉じ、本作を最後に三人が揃った共演作は作られていない。 不仲も報じられた三人だったが、自伝によればプライベートでは既に和解しているという。 【ハリウッド進出】 90年代に入ると、香港映画もそれまでのド派手なアクション偏重の時代からストーリーも重視したバランスのいい作品が好まれるようになり、ジャッキーの出演作品にも変化が見られるようになる。 ジャッキーも流行に先駆けて自身が最も気に入っている映画と評する『奇蹟 ミラクル』(89年)を公開しており、 その後は仕事の幅を広げつつ安定した活動を続けていたが(ある意味で有名な北条司原作の『シティーハンター』(93年)の実写化もこの頃。)、その中で自身の出世作の名を冠し、内容的にはストーリーが練られていて重厚、アクションも単に危険なだけのスタントではなく、人間の限界に挑むような格闘バトルに終始するという傑作『酔拳2』(94年)を公開して大きな話題を集める。 こうして、図らずも自身の映画人生に一区切りを付けたような形となったジャッキーは、長年の相棒ウィリーの薦めもあり、同年に三度目となるハリウッド進出作『レッド・ブロンクス』(95年)(*6)に挑むことになる。 ニューヨークが舞台と言いつつもカナダで撮影された本作だったが、観客がそんなことに気づくようでは自分のアクションが失敗している証拠とまで語り、気合いの入ったアクションを見せつけたジャッキーは、隣のビルに命綱無しで飛び移る。路地裏で本物のビンを投げつけさせる。撮影中に踵を骨折する重傷を負いながら、ギプスを黒く塗って撮影を続行する等、向こうの撮影スタッフを幾度も驚かせつつ映画を完成させ、シンプルながら驚異的なアクションは、ジャッキーが40代に入っていたという事実も合わせて米国の観客を驚かせ、配給収入一位を獲得させると共に、遂にジャッキー・チェンの名をハリウッドに認めさせてTIME誌の表紙を飾るまでとなった。 ハリウッドでも精力的に映画を撮り続けたジャッキーはスマッシュヒットを連発していたが、当時の売れっ子クリス・タッカーとの共演では、後に最大のヒットシリーズとなる『ラッシュアワー』(98年)を物にする。 相変わらず、アクションは物足りないとしつつも、本格的にハリウッドの空気を纏った本作品の中で堂々の主役を張ったのだった。 2010年には『ベストキッド』(10年)のリメイク作にて師匠役を務めている。 原作が空手なのにカンフーに変わってしまっていることにはツッコミもされたが、作品内容は評価が高い。 また、人気作となった『カンフーパンダ』(08)シリーズでも声優として出演している。 【独創的なアクションとスタント】 ジャッキー映画の大きな魅力の一つが舞台となるシチュエーションや環境を活かした効果的な場面を常に模索していることがある。 スノーボードで崖から飛び出してヘリに捕まったり、スカイダイビングから気球に着地したり、ヘリの梯子に掴まった状態で町中を飛んだりと文字通り“漫画的”な馬鹿らしいとすら言えるシチュエーションに挑戦して、しかも成功させてきたのがジャッキーという男なのである。 屋内のシーンでは椅子や脚立を利用したアクションでも知られるが、それ等も効果的に見える使い方が出来るまで手を何度も潰しながら成功させたシーンである。 尚、本人のポリシーとして“過去に自分がやって出来たことだけ他のスタントマンにやらせる”とのことだが、大体はジャッキーが先駆者にして唯一の成功者なので配慮出来ているのか解らない発言である。 【主な負傷箇所】 頭(『サンダーアーム』頭蓋骨骨折) 耳(『サンダーアーム』頭蓋骨骨折の影響で片耳が聞こえ難くなる障害が残る) 目(『酔拳』眉骨の骨折により失明しかける) 鼻(スタントマン時代に傘の先が突き抜ける) 歯(『蛇拳』ラスボス役の蹴りが当たってしまい前歯が吹っ飛ぶ) 首(『プロジェクトA』例の落下に於いて頸椎に重機) 肩(『シティーハンター』右肩を脱臼、靭帯損傷) 胸(『プロジェクト・イーグル』ぶら下がっていた鎖から落ちて脱臼。(*7)当人もどうして負傷したか解らなかったという) 背中(『ポリス・ストーリー』電飾ポール落下により脊椎の第6~8節を負傷。危うく半身不随に) 腰(『ポリス・ストーリー』では骨盤脱臼。『アクシデンタル・スパイ』では尾てい骨骨折で一時的に下半身不随に) 太腿(『新ポリス・ストーリー』にて二台の車に挟まれて損傷) 膝(『シティーハンター』でスケートボードを追跡中に。数えきれない膝の怪我を負ってきたが特に痛かったとのこと) 踵(『レッドブロンクス』にて高所からの着地で骨折) ※代表的な物であって、同じ箇所でも軽い怪我や不明な物は除く。 ※指の骨折や『蛇拳』にて本物の剣で切られたことはあるものの、意外にも腕の骨折はしていない。 尚、以前に囁かれていた整形疑惑については後に本人も認めている所である。 ただし、美容整形と呼べるのは一重を二重にした位で、後は上記の撮影中の怪我の治療により顔が変わってしまった場合が殆どとのこと(顎や頬骨もやっている)。 【政治的発言と批判】 以上のように、長い活動の中で広い世代や多くの国の人々に愛されているジャッキーだが、近年では中国共産党のプロパガンダに加担しているとして批判されることも多くなっており、実際に政治委員にも選出されている。 特に、共産党政権への反発と対立の強まる地元である香港や台湾、中国国内に於いても、近年のジャッキーの発言や態度について失望したとの声も少なくない。 一方、前述のようにジャッキーの後になって明かされた出自的にも、共産党への忠誠を示すことは必要なことだったとする、後ろ向きな擁護の声もある。(*8) …もっとも私生活には不倫や隠し子絡みなどの問題行動は大陸含めの中国語圏に周知されており、政治抜きでも酷評されたことが多く、あちらには「英雄を演じるクズ」俳優の一人とも呼ばれている(逆に「クズを演じる英雄」と呼ばれた俳優はアンソニー・ウォン、サイコキラーと悪役として有名な人物)。 【余談】 映画の世界ではアジアで並ぶ物の居ない程の大物だが、CMキャラクターとしては何故か起用された企業が後に倒産してしまうジンクスがある。 88年に兄貴分のサモ・ハンが中国戯劇学院をテーマにした『七小福』を撮影して高い評価を受けた際に、“あんな甘い世界ではなかった”と正直な感想を漏らしている。 非常に車好きであり、最盛期には名だたる高級車や日本車等、52台を保有していた。 主演映画の主題歌を始め歌手としても活動しているジャッキーだが、実は『ミュージックステーション』の記念すべき初回放送のゲストとしても知られている。香港からの中継という形で出演し、歌い終わった直後に宙返りをしながらプールへ飛び込むというアクションを披露してみせた。なお、この時に歌われた『THE BOY'S LIFE』は、2007年になって某動画サイトでとんでもない空耳が聞こえるとして一時期流行していた。 2005年にゲームイベントのゲストとして来日したジャッキーは、そこで初めて『スパルタンX』がゲーム化されている事実を知り、関係者に向かって無言で使用料を払えというジェスチャーを行うという笑えないジョークを飛ばして会場をドン引きさせている。 2008年に開催された北京オリンピックでは、聖火ランナーとして参加している。この時期、中国はチベット独立問題で揉めており、それに対する抗議として欧州や北米での聖火リレーでは実際に走者妨害が行われるという一幕があった。ジャッキーはメディアの取材に対し「私から聖火を奪おうとする者は、カンフーの神髄を味わう事になる」と発言、案の定各国のジャッキーファンは大いに盛り上がり、当時のネット上では「ジャッキーがピンチになったとき酒を投げ渡す役やりたい」「じゃあオレはジャッキーの通り道でバケツに釣り糸垂らしてるわ」「雑魚を蹴散らし、最後に間違って聖火を蹴ってしまいアチャーって言うジャッキーが見たい」などなど、ちょっとした大喜利が始まっていた。 追記修正は通勤、通学で走る車に飛び乗ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今まで立って無かったの、この項目? -- 名無しさん (2020-01-29 18 39 29) 撮影中、世代&ファン勢で盛り上がったという「劇場版 ウルトラマンジード」 -- 名無しさん (2020-01-29 18 41 41) 鉄腕ダッシュに出てすごく楽しそうにしてるおじさんってイメージしか無いわ… -- 名無しさん (2020-01-29 19 06 30) 吹替声優は石丸さんが有名だけど、銀魂のジャッキーパロ回でも明らかにまんまなドラゴン隊長の声が石丸さんっていう危険なネタやってたな -- 名無しさん (2020-01-29 19 14 17) ↑かの木曜洋画劇場の予告じゃ石丸さんがジャッキー、水島さんがサモ・ハンを名乗ってやりたい放題しているという。 -- 名無しさん (2020-01-29 19 33 21) 尊敬できる大スターだけど政治的発言だけはいただけない -- 名無しさん (2020-01-29 19 47 50) 習近平から仕事を斡旋し身分を保証する代わりに体制よりの発言を強いらされる男 -- 名無しさん (2020-01-29 20 16 52) 両親の出会いとかドラマチック過ぎるわ。そしてそんな両親から大人しくて行儀の良い子が育つはずが… - 名無しさん (2020-01-29 20 51 17) 政治発言は勘弁してやれ、大スターでも個人だから国家という大きなモノには逆らえない… -- 名無しさん (2020-01-29 21 43 15) 小柄な印象があるけど意外と背が高いんだよね。 -- 名無しさん (2020-01-29 21 55 25) ページが無かったことに驚いた。 ↑5 社会主義国家における政治発言は必ずしも本心でない事はあるけどね。実際旧ソ連では崩壊後に「言いたくて言ったわけじゃない」と述べた人は多かったとか -- 名無しさん (2020-01-29 22 14 43) 三菱の車大好きおじさん -- 名無しさん (2020-01-29 22 47 27) アクションでは正統派のブルース・リーと違って、机や椅子、お盆とかビンとか小道具を使ってダイナミックで面白いシーンが多いから、娯楽映画という点ではジャッキーの方が好きだな。 -- 名無しさん (2020-01-30 08 36 46) ゴチになりますでは負けてるイメージしかないw 「もうメロンは食べない」は印象に残ってる -- 名無しさん (2020-01-30 13 45 29) うむ、このページ、見事な食器乾燥機だ。あ、間違えた、「ジャッキー半生記」だ。 -- 名無しさん (2020-01-30 14 31 39) ↑(2020-01-29 21 43 15) 特に中国はたとえ有名人でも障害と判断したら「事故死」しかねない怖さがあるからなあ。家族もそうなり得るというし、あまりキツい事は言えん。 -- 名無しさん (2020-01-30 14 35 30) そもそも「俺達はアンタにこういう発言をしてほしいのに、何で言ってくれないんだ!!」なんて言うのが「言論の自由」の精神に思いっきり反するからな。 -- 名無しさん (2020-01-30 20 38 40) きっと全人類で唯一の残機制を採用した人間 -- 名無しさん (2020-01-30 23 00 39) アニメのジャッキーチェンアドベンチャー好きだった。 -- 名無しさん (2020-01-31 10 25 55) 90年代前半に笑っていいともにゲスト出演したとき、香港返還されたら日本に帰化していいですか?と言ってたが、まあ大陸の政権が手放さなかったよね -- 名無しさん (2020-01-31 16 29 03) ある意味日本の漫画文化の育ての親 -- 名無しさん (2020-01-31 19 02 53) ↑4 並の人間なら何回ゲームオーバーになったか分かったもんじゃないなw -- 名無しさん (2020-01-31 19 30 00) ジャッキーに走者妨害して殴られたいと思ったファンは数知れず -- 名無しさん (2020-02-04 02 24 13) 反○おじさんとか揶揄されるようにもなったけど、本人はそう言われるようになってからも日本のファンも友人も大事にしてくれてるんだよな。過剰反応も良くないが、何よりもさっさと潰れろ共○党。 -- 名無しさん (2020-02-04 02 36 51) ファンサービスは旺盛だけど、プライベートは良くも悪くもスターって感じで庶民感覚のある人じゃないね。 -- 名無しさん (2020-02-10 23 12 31) TOKIOと一緒に自転車で商店街突っ切るのが好き。中国映画らしくお店の配慮とかしないで猛スピードで突っ切るあたりが -- 名無しさん (2020-02-10 23 18 12) ちなみに盟友のサモハンとユンピョウは正反対の香港支持派。むしろこっちの方が自然だが。 -- 名無しさん (2020-07-21 22 01 42) ↑その二人はジャッキーと比べると活動が落ち着いてたってのもあるんじゃないかな? -- 名無しさん (2020-07-21 22 21 26) 政治抜きでもクズ(不倫や隠し子絡み)かつリアルの中華企業死亡フラグとしても有名 -- 名無しさん (2022-11-13 14 35 47) 過去の負傷から朝起きるときは1時間くらいは寝床で体を起こしてかないと動けないのだっけ -- 名無しさん (2022-11-13 14 44 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jackiechan/pages/40.html
参考URL:http //www7.tok2.com/home/bgr/words/kmjacky/kmjc.html 河上昌浩(開発部デザインチーフ) (要約) 最も苦労した点はハードの限界です。僕は大江戸ファイトのアップ直前に開発チームに入ったんですが、 あの時はキャラが全て架空のものだったんで、取り込み画面が多少汚くて、実際のイメージと違っていても 問題は無かったんです。でも今回はメインキャラクターがジャッキーチェンさんですから、その固定イメージを 壊さないように作らねばならず、ゲーム性でもグラフィック面でも注意しなければならなかったんです。それで 取り込んだ画面を綺麗に修正したりする作業が大変でした。でも苦労の甲斐あって、本人にも気に入られた ようでしたね。アップしたゲームをジャッキーさんにやってもらって喜んでもらえたことが、今回の制作で最も 嬉しかった瞬間です。彼を題材にしたゲームは今後も開発していく予定ですので皆さんお楽しみに。 (1995)
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ベネ×ジャッキー :2008/09/27(土) 21 26 28 ID xyR1Oe4D ―ここは世界格闘トーナメントの試合会場のホテル。 通常なら一人に一部屋の豪華スイートルームが割り振られるはずだが、 何かの手違いで出場選手のみ相部屋になってしまったのだ。 今さら変えようにも、他の部屋はスポンサーや関係者、観客などの予約で全て満室になっている状態だ。 403号室に当てられたのは、ジャッキー・ブライアントとベネッサ・ルイスの二人だった。 ジャッキーはそわそわと落ち着きがない様子で部屋の中をうろついていた。 「そんなに嫌なんですか?私と相部屋なのが」 ベネッサはソファに腰掛け、トランクに詰め込んである荷物をテーブルの上に広げながら言った。 「嫌ってわけじゃ…でもいくらアメリカ人がフレンドリーだからって男女二人が同じ部屋っていうのは…」 ジャッキーは完璧にセットされた金髪をくしゃくしゃと掻きながら言った。 「いいじゃないですか。普段はいつも一つ屋根の下で暮らしてるッていうのに。あ、先にシャワーを浴びさせてもらいますね」 焦るジャッキーとは対照的に、ベネッサは落ち着いた様子でニコッと笑う。 幼少のころから軍隊での生活に慣れているベネッサにとって、男女共同生活は日常茶飯事のようなものだった。 初めての経験ではない。 浴室へ立ったベネッサをあとに、とりあえずジャッキーは浮わついた精神をおさめるべくトレーニングを始めることにした。 (彼女の言った通り、同じ家に住んでいる相手を変に意識する必要ない。 こんなんでは試合の結果にもよくない影響が…!) 深呼吸して精神を集中させると空を切るようにして何発かパンチを放つ。 拳はシュッと乾いた音を立て空気を裂いた。 (うん、悪くない) 気分がノッてきたので、そのままジャケットを脱ぐとTシャツ一枚になり、腹筋やら腕立て伏せを始める。 100…101…102…みるみるうちに腹筋の回数は3ケタをこえる。 「うわッ!?」 ジャッキーは一心不乱に腹筋をしていたところで、ピタリとその動きを止めた。 なぜなら、体を起こしたときに、目の前にスラリとした、だが肉感的な足が伸びていたからだ。 「ベネッサ…」 ベネッサはシャワーを浴び終え、まだ湯気のたつ体をバスタオル一枚にくるんだままの姿だった。 それにはさすがのジャッキーも呆然とする。 ベネッサは膝を折り床に座り込んだままのジャッキーと目線を合わせる。 かがんだときに彼女の豊満なバストが揺れるのが嫌でも目に入ってしまう。 ジャッキーは思わず後ずさった。 「やめろ…ベネッサ…もしこんなことがサラにバレたら俺は…俺は…」 「あの…荷物…。」 ベネッサはジャッキーの後ろにあるもうひとつのキャリーケースを指差す。 「着替え持っていくの忘れてたんで。」 「あ…」 ベネッサはキャリーケースに手を伸ばすと、ごそごそと着替えを探し始めた。 ジャッキーは、彼女の大胆な姿についよこしまな考えが頭に浮かび、取り乱してしまった自分に赤面する。 さっきから自分ばかりが変に意識してしまっている…。 「あ…っ。」 しばらく…いや、時間的にはほんの二、三秒、二人の間に沈黙が流れた。 目の前には女の裸。 つい目線はその丸いラインに釘付けになる。 ベネッサの方はというと、ジャッキーと同じようにポカンとしているものの、彼女の目線もある一点を見つめている。 「わっ…!これはその…!」 ジャッキーはベネッサの目線の先にあるものに気づくと、慌てて彼女に背を向けた。 恥ずかしいことに、彼女の裸を見せられたことにより、健全な男なら当然の自然現象が起こってしまっていた。 それも本人には全く自覚の無いままに。 ジャッキーは慌てて下半身を隠すようにして彼女に背を向ける。 はたから見ればかなり間抜けな格好だ。 そして恥ずかしさのあまり血ののぼった頭で必死に言い訳の言葉を考える。 「…これは…その…えっと…」 しかしどう考えてみても彼女を自分が邪な視線で見ていたという事実は変えられそうもなかった。 絶体絶命とはこのことだ。 しかし、ジャッキーは半ば放心状態に近くなっていたところで、じわりと背中に温かいものを感じた。 ベネッサが後ろから抱きしめるようにしてピタリと体を密着させている。 運動してかいた汗やら冷や汗やらでいつの間にかじっとりと濡れていたTシャツごしに感じる肌の感触。 どうやら彼女は全裸のままのようだった。 「別に軽蔑なんかしませんから安心してください」 耳元で囁かれた彼女の声にわずかに笑みを感じる。 確かに軽蔑はしていないようだ。 その様子にジャッキーはほっと安堵する。 しかしこの状況…安堵して、謝って、ハイ終わりです。という風にはいきそうもなかった。 初めは肩に回されていた彼女の手がいつの間にかジャッキーのTシャツの裾のあたりをまさぐっている。 「ベネッサ…!」 ジャッキーは思わず首だけ後ろを振り向く。 そこにはあと一センチという距離にベネッサの顔があった。 彼女の瞳に自分の顔が映っているのがはっきりと分かる。 普段こんなにまじまじとベネッサの顔を見たことがなかったが、化粧していなくても健康的な肌に整った顔立ちの、 すごい美人だということに気づかされる。 ベネッサはくす、と口元に微笑を浮かべると、ジャッキーの耳のあたりを包み込むようにして手を添え、 そしてゆっくりと彼の唇にキスをした。 これにはジャッキーも目を白黒させて驚くことしか出来なかった。 ベネッサは、顔の角度を変えると、するりっ、と舌を滑り込ませてきた。 軽く頬に添えられていただけの手が、頭をがっちりと抱えこんでいて逃げられない。 舌が、蛇みたいにぬるぬると口内を這いまわる。 舌、歯茎、裏顎…と丁寧に舐めあげる。 しばらくそうやって一方的に口内を攻めると、彼女はふと唇を離す。 「…何を突然!」 ジャッキーは唾液でベトベトになった口のまわりを拭いながら言った。 「だって、私のせいでこんなになってしまったんでしょ?」 ベネッサは、くすっと笑うとさっきよりパンパンに張りつめた彼の股関に顔を寄せ、軽く撫でた。 「う…っ!」 そんな状態のそこは少し触れられるだけでも大変な刺激になる。 ジャッキーはビクッと後ろにのけ反りそうになるのを我慢する。 ベネッサはさらにくすくすと笑うと 細くて長い指を滑らせすっとズボンのファスナーを下ろすと隆起したものを取り出した。 「やめ…」 ジャッキーは止めようとするが、ベネッサは止めるより先にモノを口に含んでいた。 「うっ…」 先端を唇で優しく挟むように吸う。 そして尖らせた舌先でチロチロと舐める。 ぎこちなさとは無縁の、実にスムーズな動作だ。 想像もしなかった彼女のテクニックに、止めるつもりだった気持ちも萎えてしまう。 ジャッキーの中でベネッサは、美人だがサバサバしていて、こういうことには全く興味がないように思っていた。 普段は話しかけても事務的な反応しか見せないような女だったのに、 今自分の下にかしずいて動いている彼女は妖艶な娼婦のように見える。 一通り舐めあげられた男根は、すでに射精寸前というように脈打っていた。 ベネッサは動くのをやめるとジャッキーの上にのしかかり、耳元で囁いた。 「このあとはどうしますか?このまま口でしますか?それとも…」 それまでの行為で上がった彼女の息が喋るたびに耳をくすぐる。 表情は見えない…というか見る余裕が無いのだが、多分彼女は笑っている。 さっきから明らかにこの状況を楽しんでいる。 そう考えるとジャッキーの中にふと悔しさが込み上げてきた。 このままバカにされていいように弄ばれていていいのだろうか。 彼の中の負けず嫌いな性格がむくむくと沸き上がってくる。 ジャッキーはベネッサの肩を掴み身体を引き離すと、勢いよく彼女を床に組み敷いた。 ベネッサはキョトンとした表情を浮かべているが抵抗する様子はまるでない。 彼女ほどの人なら押し倒される瞬間に逆に首折りのひとつでも仕掛けることも容易なはずなのに、 それでもされるがままにされているという所に更に怒りを覚えた。 「クソッ!」 横たわる彼女の足をおもむろに開く。 既に全裸だった彼女の秘部を覆うものは何もない。 その上、薄暗い電球の灯りの下に晒されている。 わざわざ触ってみなくてもわかるほどに彼女は「濡れていな」かった。 先ほどの行為も彼女にとっては何の性的興奮もないただの戯れに過ぎないものだったのだ。 興奮していたのは自分だけで。 ベネッサは今もまだ何の抵抗もせずに無表情で見上げているだけだが、 その表情がジャッキーには何故か嘲りの表情に見えた。 「抵抗しないってことは好きにしていいってことだよな」 ジャッキーはフンッと鼻で笑う。 ベネッサは頷くこともしないでただ目を瞑った。 恐らく本当に好きにしていいということなのだろう。 さっきも述べた通り、彼女は抵抗しようと思えば出来るのだ。 ジャッキーは自分の下に寝そべったままのベネッサに顔を近づけると、おもむろに口付けた。 さっきのような濃厚にじらすようなテクニカルな口付けではなく、乱暴に噛みつくように。 「ん…っ」 激しいキスに苦しいのか感じているのか、ベネッサが喘ぎを洩らす。 意外にもボーイッシュなイメージとは違って喘ぎ声は可愛らしくて、少しグラッとくる。 (ダメだダメだ) ジャッキーは自分に言い聞かせる。 何としてもこの女にからかわれた仕返しをしてやらなくては気が済まない。 彼女の意外な一面にときめいている余裕なんてないのだ。 そして彼女の胸元に手を寄せ、ギュッとその乳房を掴む。 「…っ…」 よく鍛えられた胸筋に支えられた乳房は柔らかいというよりずっしりとした重みがある。 横になってもその形を崩していないあたり、さすがと言うべきか。 その形良い乳房を味わうように揉みしだく。 それでも彼女は何の反応も見せない。 ずっと眠ったように目を瞑ったままだ。 そこで今度は乳首を口に含んでみる。 そして舌先で転がすようにしてみたり、時々強く吸ってみたりする。 「ん…」 軽く歯で噛んでみると、少しだがまた声をあげる。 それにうっすらと、彼女の褐色の肌が汗ばんできている。 少しずつだが確かに感じてきているようだ。 ジャッキーは思わず勝ったような気分になりニヤリと笑った。 そして、唇を乳房から下腹部へと這わせる。 つーっ、と汗やら唾液やらが混じった液体が、なめくじかなにかが這ったあとのように跡を残し、 褐色の肌の上でキラキラと輝いて妙にいやらしい。 下腹部の薄い茂みの奥も、わずかながらしめってきているようだ。 そして肉厚な襞の部分を舌で掻き分け、敏感な突起を中心に舐める。 「んッー…」 さすがにこれには彼女も反応を隠さずにはいれないようで、ひときわ高く、小さく呻いた。 そして股の間にある男の顔を「もっと」と要求するように、太ももを擦り合わせ、秘部に押し付ける。 しばらくそうやって舐め続けていると奥から粘液がみるみるうちに滴るくらいに溢れてくる。 「これくらいでいいか」 充分に潤ったのを確認すると、ジャッキーはパッと顔をあげる。 ベネッサは物足りないといったような顔で見上げてくる。 ジャッキーは汚れた口元を手で拭うと、さっきベネッサがやったように彼女の耳元で囁いた。 「実はこっちもそんなに余裕がないんでな」 実はさっき彼女にあれだけ舐められたおかげで彼自身ももうそんなに我慢ができないのだ。 すると、ベネッサは無言で小さく呟いた(ような気がする)。 そして彼女の太ももを掴むと動きやすいように肩の上に担ぎ上げる。 ふと、ジャッキーの脳裏に妹のボディーガードと隠れて関係を持つということに対する罪悪感がよぎり、動きが止まる。 もし、もしこのことがサラに知れたらどう思うだろうか? サラはベネッサのことを友達のように気に入っているようだし、もしかしたら嫌われてしまうかもしれない… 「…?」 ベネッサはどうしたの、という目で見上げた。 「いや…」 今さらになって躊躇しているなんて言えるはずもない。 するとベネッサは察したように 「お嬢さんには言いませんよ」 ベネッサはその後に「さっさとしてください」と付け加えた。 彼女は確かに嘘をつくような人間ではない。このことをダシに恐喝…なんてことも多分ないだろう。 何もかも見透かされてるなぁ、とジャッキーは苦笑いすると、言われた通りにする。 その後はジャッキーも一旦躊躇してしまったせいかいつの間にか変な意地も忘れたのか、二人してずっと無言で動くだけだった。 かなり焦っていたのか、ジャッキーは中で出してしまいそうになり、 慌ててベネッサに突き飛ばされ何とか後の祭りにならずにすんだ。 何ともカッコ悪い最後だ。 「ベネッサ…悪かったっ!!」 事が済んでから、浴室でベネッサに体を流してもらっていた時のことだった。 そもそもこんなことになったのはジャッキーが勝手にベネッサを意識し過ぎて、 いやらしいことを考えてしまったために起こったことなのだ。 その後逆ギレして半ばレイプしようとしたことや、挙げ句の果てに中出ししかけたことなども。 男なら当然といえば当然の現象なのだが根が単純な上にお人好しな彼は、 冷静になってから罪悪感でいたたまれなくなってしまったのだ。 「本当に悪かった…」 ジャッキーは首を90度に近いくらいにガクリと落とす。 ベネッサは彼の背中をスポンジでゴシゴシとこすりながら言った。 「別にいいですよ、最初からそのつもりだったから」 「えっ!?」 つまり…ベネッサは最初から自分とそういうことをするつもりだった=自分に惚れているという方程式がジャッキーの中で出来上がる。 ジャッキーは振り向くとスポンジを持ったベネッサの手をがしっと両手で掴んだ。 「すまない…君の気持ちは分かるが俺は…俺は…」 ベネッサのことは嫌いではない。むしろ大切な妹の護衛としてかなり頼りにしている。 だが女性として恋愛感情を持っているわけではない。 …実は今回のことでちょっとだけ意識しはじめているのだが。 これまでベネッサの気持ちになどこれっぽっちも気づかなかった。 それなのに自分に惚れている女性と関係を持ってしまった… 生真面目なジャッキーにとってはそれは大変な「罪」だった。 「どうして気づかなかったんだ…!俺のバカッ!!」 「ちょっと勘違いしないでください。誰もあんたに惚れてるなんて言ってません」 ベネッサは握られた手を振りほどく。 「え…?」 何が何だかわけがわからない。 「やっぱり…知らなかったんですね…明日の試合、私たちが当たるんですよ」 「何だって!?」 確かに…手違いで女と相部屋になると知ってからジャッキーの頭の中はそのことでいっぱいで、 試合のことなど頭の片隅にもなくなっていた。 当然次の対戦相手など確認しているはずもない。 「まさか…最初からそのつもりだったって…!?」 「ええ。勝つためなら利用出来るものは何でも利用しないと。」 ベネッサはニコッと微笑んだ。 つまり、彼女に上手くハメられたというわけだ。 彼女はジャッキーの性格を理解した上で、こうなるように巧みにモーションをかけたというわけだった。 シャワーの後の着替えを忘れたのも、全てわざと。 「どうですか?明日の試合…気まずくて試合どころじゃないでしょう?」 ベネッサはふふっと小悪魔的に笑うとサッと浴室をあとにした。 ジャッキーはその後ろ姿を泡まみれのまま呆然と見ていた。 そして彼女の思惑通り、 ジャッキーは翌日の試合では、いつもならさほど気にならなかったはずの露出の高い彼女の服装の、 胸元や肌なんかが視界に入るたびに昨日のことを思い出して、 まるで試合どころではなくて見事に完敗したのは言うまでもない。 終わり
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「術とは変化するもの 師の教えをふまえた これが俺の酔八仙だ」 ジャッキー・チェン(英Jackie Chan、中国名は成龍)は、実在する香港の俳優である。 1954年の4月7日生まれで愛称は大哥(タイコー)。 日本語でいう「アニキ」「にいちゃん」的なニュアンスの言葉である。 ブルース・リーが作り上げてきたシリアス路線のカンフー映画のスタイルに、 サモ・ハン・キンポーらと共にコメディタッチを取り入れた開拓者の一人である。 代表作は数多くあるが、よく取り上げられるのは『プロジェクトA』(無論こちらではない)。 作品自体を見た事がなくても、BGMはどこかで聞いた事がある人も多いはず。 + 『プロジェクトA』裏話 劇中での時計塔落下シーンはNGシーンの存在も相まって語り草となっているのだが、 NHKBSプレミアムのドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』を始めとする後年のインタビューでは、 彼の戦友といえるスタントマンチーム「成家班」のマース氏が「あのシーンには自分もスタントマンとして関わった」と告白している。 と言っても別に「ジャッキーが自分で演じたと嘘を吐いていた!」とかそういう暴露話ではなく、 単に「彼が怪我をしてしまった後に追加のスタントシーンが必要になったので代役をした」というだけなのだが。 その他にも『ドランクモンキー 酔拳』『ポリス・ストーリー』『シャンハイ・ヌーン』『ラッシュ・アワー』などなど、 金曜ロードショーや木曜洋画劇場を見ていれば、一度は彼の雄姿を見た事があるであろう。 最近は後進の育成に力を注いでいるようだ。ちなみに息子ジェイシー・チャンも俳優。 なんといっても、彼を語る上ではずせないのが、俳優兼スタントマン(たまに監督も兼任)である事。 死んでもおかしくない危険な彼のスタントや、泥臭くも流れるような美しいアクションシーンには、度肝を抜かれるばかりである。 当然、彼の動きはブルース・リーと同じく漫画アニメはもとより格ゲー界にも絶大な影響力をおよぼした。 見た目そっくりさんのキャラの登場や、酔拳や形意拳といった格闘スタイル、中国拳法使いの名前に「ジャッキー」は勿論、 ジャッキー・チェン本人が登場するゲームが数作作られている。色々あって作品名だけ借りたゲームもあるが… ちなみに日本公開時の吹き替えは『マジンガーZ』の兜甲児役等でお馴染みの 石丸博也 氏が務める事が多い。 スーパー戦隊シリーズの『獣拳戦隊ゲキレンジャー』においても、ジャッキーの名前を捩ったキャラの声を担当していた。 + 石田彰「冴羽獠は流石にキツかった」 ジャッキーの主演作品には、北条司氏の同名漫画『CITY HUNTER』を原作にした同名アクション映画も存在している。 映画自体は香港版『CITY HUNTER』といった内容で、「私立探偵」冴羽獠(ジャッキー・チェン)が 「社長令嬢」清子(後藤久美子)を探し日本へと連れ帰る途中で、突如として豪華客船を占拠したテロリストと戦う、というあらすじ。 この映画はかなりコメディ色が強く出ており、ゲームコーナーでの格闘シーンにおいて当時人気絶頂だった『ストII』が登場する。 突如として相手がケンに変身し「竜巻旋風脚」を放ったかと思えば、ジャッキーがエドモンド本田に変身し「百裂張り手」で対抗。 「スーパー頭突き」をはずして壁に激突した直後、今度はガイルとダルシムが登場。 ケンとガイルが激しく「波動拳」と「ソニックブーム」を撃ち合う……という、何ともカオスな展開。 一旦は敗れたかと思ったジャッキーだが、次の瞬間に壁の巨大なキャラクターの絵の内、 春麗の絵から春麗に扮したジャッキーが飛び出してくる。 カオスなのは春麗に限った話ではないが、内容は推して知るべし。 …作品自体の評価は、世界的スターとなった現在では黒歴史扱いされる事も多いが、 原作と全然違うという一点を除けば中々の良作である。 その後、ジャッキーがプロデュースするアイドルグループも似たような事をやっている。 2012年5月、カンヌ映画祭にて『Chinese Zodiac』を差して「自身の最後のアクション映画になる」と引退を表明した。 ただあくまでアクションはやめるというだけで、俳優業は続けていきたいそうな。むしろ58歳まで色々お疲れ様でした。 その後も『カンフー・ヨガ』とかでアクションやってたって? 気にするな! 何故か「ジャッキー・チェン死亡」のガセニュースがちょくちょく流れるが、60歳を超える現在も健在である。 MUGENにおけるジャッキー・チェン カネコのゲーム作品における実写取り込みのスプライトを使用したジャッキーが2体確認されている。 + mass氏製作 mass氏製作 遂にmass氏によってジャッキーご本人のキャラが(実写取り込みで)MUGEN入りした。 出典となったゲームは、カネコが1995年に発売した『ジャッキーチェン in Fists of Fire -成龍伝説-』である(実はシリーズとしては2作目)。 プレイヤーネームは「ジャッキーチェン(酔拳)」。 この名前は「Fists of Fire」には3人のジャッキーが存在しているための配慮(ゲーム中の名前は全員ジャッキー・チェン表記。違いは戦闘スタイルのみ)。 ちなみに、第1作『カンフーマスター ジャッキーチェン』ではジャッキーはCPU専用キャラであり、 1発で3割減る飛び道具の酒瓶など、某尖兵の如く凄まじい強さを誇っていた。 また、このゲームはフェイタリティがあるが、流石にゲームとは言え世界的大スターであるジャッキーを惨殺する訳にはいかないと言う事なのか、 彼にはフェイタリティができないようになっており、代わりに倒すと↑の画像のように相手の勝利を褒め讃えてくれる。 そもそも何故ジャッキーの名を冠するゲームでフェイタリティを採用したのだろうか。 …まぁ、肝心のカネコがあの『大江戸ファイト』を作った会社なので気にしたら負けである。 尤も、20年以上後の『Mortal Kombat 11』はシュワちゃんとスタローンを惨殺できるようになってしまったけど サウンドはゲーム中のものではなく、映画『酔拳II』(吹き替え版)からの流用であるため、中の人はお馴染み石丸博也氏である。 挑発でもゲージ貯めが可能であったり、起き上がり攻撃もある。 酒瓶を投げて攻撃したり、さながら某師範のように回転して空を飛ぶ姿が印象的である。 原作再現されていない部分は、氏のreadmeに詳細に書かれているので参照されたし。 AIは10段階に調整可能なものがデフォルトで搭載されている(推奨はレベル10)他、凱氏による外部AIも存在する。 プレイヤー操作() + tem(A)氏製作 tem(A)氏製作 tem(A)氏(youtubeアカウント名は「temIAI」)による『モータルコンバット』仕様のジャッキー。 こちらはカネコのシリーズ1作目『カンフーマスター ジャッキーチェン』の画像を使用している。 モーコン仕様なので、フェイタリティーやフレンドシップも搭載済み。 火力が異様に高く、LIFEの初期値も 1660 と高めに設定されている。 また、何故かデフォルトの小ポトレがやたらめったらデカく、通常のアドオンではライフバーが半分以上隠れてしまう。適宜調整されたし。 AIはデフォルトで搭載されており、立ち回りはやや大味ながら、 インチキ臭い挙動とワンコンボで4割近く吹っ飛ばす素敵な火力のおかげで、油断ならない強さを持つ。 ダウンロードは氏のYouTubeチャンネル(ニコニコで言うマイページ)から。 ただし、氏のサイトにはアダルトコンテンツも含まれているので注意。 紹介動画(公開先へのリンク有り) 出場大会 あまり(ry 大体作品別チーム大会 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 第4回遊撃祭 2011年公開キャラorAIでランセレタッグサバイバル 大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル 格闘スタイル対抗!タッグフェスティバル 90年代格闘ゲーム 作品別チーム大会 新春テーマ別チームバトル2014 19XX年!ゲーム主人公ランダムタッグバトル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント エクスペンダブルズ杯 更新停止中 ニコニコMUGEN野球選手権大会【野球】 MUGENオリンピック 凍結 陣取り合戦TAG プレイヤー操作 単発!良キャラ発掘絵巻(part70) 最後に、当然の話だがジャッキー・チェン氏は実在する人物である。 MUGENを含む二次創作を他所に持ち出し、当人やその関係各所に迷惑を掛ける事は絶対に許されない行為である事を忘れてはならない。 使用する場合はネタをネタとして楽しみつつ失礼の無いよう節度を持った振る舞いを心がけよう。 また、昨今のジャッキー氏の発言が物議を醸す事も多いが、この件に関してはやむを得ない事情があるとされる。 詳しく知りたい人はアニヲタWikiなどを自分で調べて、自分の頭で判断して頂きたい。
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このページはジャッキーを使用しての 戦い方を考察するページです。
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あほ拳ジャッキー 登場人物 コメント タイプ1:どく タイプ2:かくとう ぜんきよしによる漫画作品。 登場人物 チャオブー:ジャッキー コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ニセジャッキー とは、【スーパーマリオRPG】のキャラクター。 プロフィール 作品別 おもなセリフ 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール ニセジャッキー 他言語 Jinx Clone (英語) 初登場 【スーパーマリオRPG】 【カメザード】が呼び出したジャッキーの偽物。戦闘能力は意外と高い。 作品別 【スーパーマリオRPG】 HP FP 攻撃 防御 魔攻 魔防 素早 経験値 コイン 320 0 180 120 0 35 22 0 0 弱点 なし 無効 せいすい眠り・沈黙・恐怖 技 ジャッキーラッシュ (単体に1倍攻撃) さんかくげり (単体に1.5倍攻撃) てつざんこう (単体に2倍攻撃) しょうげきだん (単体に4倍攻撃) しゅうしけん (単体に即死) ボーナス なし アイテム なし 引用元 スーパーマリオRPG 完全攻略 Super Mario Wiki クッパ城のカメザード戦で登場。 モンスタウンの探索が不十分だとジャッキーを見るのはここで初めてになるので、人によっては何のこっちゃになることも。 偽物ではあるのだが、本物の3戦目と同値の攻撃力180を誇り、同じ必殺技を一通り使用してくるので動かれると結構痛い。 攻撃性能は本物だが耐久面は大幅に低くなっており、特にスペシャルに対してはガバガバなので、適当なスペシャルを連打して1ターンで退場させるのが良い。 【ベロ~ム】の偽物軍団と異なり、「にせ」がカタカナである。 【スーパーマリオRPG(Switch)】 名前の表記が整えられたりしておらず、「ニセジャッキー」そのまま。それどころかモンスターリストの解説でネタにされている。 おもなセリフ オレが、本物よ!「なにかんがえてるの」のテキスト。一人称からして違う。 元ネタ推測 偽+ジャッキー 関連キャラクター 【カメザード】 【ジャッキー(スーパーマリオRPG)】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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戻る 名前:ジャッキー・ペーパー 演者レベル:3 基本剥離値:2 クラス:童子2、不死者1 種族:不死者 職業:旅人 出身地:秋霧の村 年齢:18(見た目13) 性別:男 身長:155cm 体重:40kg 髪の色:茶 瞳の色:茶 肌の色:白 出自:未開地出身 境遇:愛 パートーナー:パフ(友情) 逸脱能力:偽りの不死、虚構現出 ・能力名:能力基本値//能力ボーナス 肉体:9/3 知覚:15/5 意志:13/4 感応:13/4 社会:15/5 縫製:13/4 ・未装備時戦闘値 命中:3 回避:6 術操:7 抵抗:7 行動:12 耐久力:15 精神力:22 攻撃力:0 ・装備&現在値 ただの棒きれ(魔法の箒相当)、術法衣 命中:3 回避:6 術操:9 抵抗:8 行動:12 耐久力:15 精神力:22 攻撃:殴+2/術+2 防御:斬1/刺0/殴0 ・特技 悠久の魂、無垢なる魂、奇妙な隣人、月下の協定、頼もしき友人、頂に近き者3 ・アイテム ドクダミ茶、エキストラ(パフ) 細かい紹介&解説 彼の住んでいた村、秋霧の村。そこは其達、マジックドラゴンの託児場であった。 村の子供たちは7歳になると心に一体のマジックドラゴンの幼体を住まわせる。寝る子は育つの言葉通りに、ドラゴンは子供がよく寝ることで成長する。子供は夢の中でドラゴンと会うことも出来る。そして15歳になったとき、子供たちは一晩中眠らずに過ごす「羽化の儀式」を行い、十分に成長したマジックドラゴンと別れる。こうして子供もマジックドラゴンも大人の仲間入りを迎えるのだった。 しかしあるとき村に「マジックドラゴンは異形であり、子供たちは異形に食われている」という御標が降りたので、大人たちは無理やり「羽化の儀式」を行わせ、まだ未熟なドラゴンたちを放置した。 ジャッキーはそれを拒み、村を抜け出して一晩を寝て過ごし、翌日、弱った6匹の未熟なドラゴンたちを自分の心に受け入れた。その時、爪が虹色に染まり不死者としても覚醒。 世界から逸脱した今は、7匹のマジックドラゴンと共に、マジックドラゴンの故郷であるホナリー島を目指し、旅を続けている。 現在のジャッキーの傍らには常に一匹の幼いマジックドラゴンが寄り添っている。毎日、性格と体色の変わるマジックドラゴンをジャッキーは一様にパフと呼んでいる。 戦闘ではジャッキーが棒切れで狙いを誘導し、パフが火の玉やはばたき、等で攻撃する。まるで清麿とガッシュ。 ~曜日ごとのパフの性格と体色~ 土・冷静な緑、日・甘えん坊な青、月・控えめな紫、火・怒りんぼな赤、水・陽気な橙、木・のんびりやな黄、金・泣き虫な黄緑 参加シナリオ チェイン・ブレイク
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登録日:2023/10/10 (火) 19 21 24 更新日:2024/03/03 Sun 00 36 13NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 110番街交差点 ある意味アイドル映画 エルモア・レナード キャビンアテンダント クエンティン・タランティーノ クライム クリス・タッカー サスペンス サミュエル・L・ジャクソン ソウルフルミュージック ダグラス・サーク デルアモ・モール デルフォニックス ハードボイルド パム・グリア ブラックスプロイテーション ブリジット・フォンダ マイケル・キートン メロドラマ ラム・パンチ ロバート・デ・ニーロ ロバート・フォスター 中年の危機 前科者 密輸業者 懐メロ 映画 洋画 異色作 純愛 試着室 運び屋 隠れた名作 俺は5人兄弟の3番目で生まれた 生きるために何でもやったさ 行いがすべて正しかったとは言わない 毎日ゲットーを抜け出すために必死だったんだ 絶望の中、抜け出す方法はないかと探っていた このプレッシャーを味わったことがないならわからないだろう それが人に何をさせるのかを 110番街交差点が人を試すのさ 『110番街交差点』の歌詞より 概要 『ジャッキー・ブラウン』(原題:Jackie Brown)は、1997年12月25日にアメリカで公開されたクライムサスペンス映画。 日本では1998年4月25日に公開された。 原作は、犯罪小説の巨匠エルモア・レナードの『ラム・パンチ』(*1)。 監督は『レザボア・ドッグス』や『パルプ・フィクション』のクエンティン・タランティーノ。 監督作品二作目の『パルプ・フィクション』でパルムドール受賞と、早くも映画界のトップに立ったタランティーノ。 その次の題材に選んだのは、彼が最も敬愛する作家、エルモア・レナードの当時最新の小説『ラム・パンチ』。原作付きの映画を手がけるのはこれが初めてのことである。 原作の主人公は白人女性だったが、タランティーノの頭の中に真っ先に浮かんだのは、ブラックスプロイテーション映画(*2)の大女優にして彼のアイドル、パム・グリア。 実はパムの名前自体『レザボア・ドッグス』の時から上がっており、『パルプ・フィクション』ではジョディ役の候補だったが背が高すぎたためキャスティングを断念したという過去があった。 しかしパムの映画を観て育ち、ビデオ屋時代には客にいつもお気に入りのブラックスプロイテーション映画を勧めていた彼は自身の映画に出てほしいと思っており、必ずまた声をかけると約束。 彼女のためにタダで脚本を書き、その約束を実現させたのが本作である。 おかげでパムは嬉しさのあまり、ベッドの上で飛び跳ねまくり壊してしまったのだとか。かわいい。 クエンティンが原作を読むなと言ったので、わたしは原作を読んでいません。 ヒロインが黒人に変わったのは、わたしが主演したからというよりドラマ効果でしょう。 黒人は偏見や差別の目で見られるから、女がひとりで生きるのも、刑事と取引するのも難しい。 クエンティンは有色人種の中で育ったからそのへんがよくわかっていて、ヒロインの生き方にワクをはめたのです。 引用元:キネマ旬報1998年4月下旬号 P40 実際タランティーノは黒人文化に造詣が深く、このように語っている。 僕は黒人の多い地区に住み、黒人の多い学校に通い、黒人の映画と音楽の中で育った。 僕が十代を送った70年代は政治でも文化でもブラック・カルチャーが台頭し確立した。 一時期、母が黒人のボーイフレンドを持って僕は彼に父親を見ていた。 だから僕にとってブラック・カルチャーはマイ・カルチャーであり、黒人を描くのは得意なんだ。 引用元:キネマ旬報1998年4月下旬号 P41 こうして出来上がった本作は、たくましい女性と悪党と警察の駆け引きに、人生も半ばを過ぎた登場人物たちの悲哀やロマンスを盛り込んだ、実に渋い作品に仕上がった。 いつもの無駄話も、バイオレンス描写も、時系列いじりも控えめであり、おそらくタランティーノ作品でも屈指の異色作。 歳を重ねてから観ると、登場人物たちの発言に色々と刺さるものを感じること請け合いである。 彼が「監督としてのキャリアの晩年に撮るような映画を、若い今からもう撮ってみせる」と意気込んでこの作品を発表したことを考えると、改めてその才能を感じさせられることだろう。 作品の評価は高く、原作者は今まで映画化された自身の作品の中で最高の脚本かつ、これまで読んできた中で最高の脚本と大絶賛。 タランティーノ自身も、「あなたの小説を映画化するために生まれてきた」とまで言い切るほど敬愛しているのだから、まさに監督・脚本冥利に尽きるものがあっただろう。 さらにはサミュエル・L・ジャクソンやタランティーノの母コニーも、彼の作品では本作が一番のお気に入りなのだとか。 一方で、「愛すべき映画オタクのタランティーノもとうとう大人になってしまったのか……」と、一抹の寂しさを感じたファンも少なくないはず。 実際、それまでと比べて派手さのない作風だったためか国内の興行収入は4000万ドルと、前作と比べるとかなり控えめな数字となっている。(*3) まあその次回作は血みどろバイオレンス特盛のバカ映画だったんだけどね! にしても、別の監督でも似たようなパターンの展開あったな…… あらすじ 三流の航空会社に勤めるジャッキー・ブラウンは、生活のため裏稼業として銃の密売人オデールの売上金の運び屋もやっていた。 しかし連邦捜査官レイとロス市警のマークに目をつけられ逮捕。 二人からはオデール逮捕に協力するよう持ちかけられ拒否するが、カバンの中に見に覚えのないコカインが入っていたのが見つかり刑務所送りに。(*4) その後保釈されるも、オデールが口封じのために殺そうとしてくるのは目に見えていた。 このままだと再び刑務所送りになって人生を失うか、オデールによって命を落とすかのどちらかしかない。 かくして人生崖っぷちのジャッキーは保釈金融業者のマックスと共に、一世一代の大勝負に打って出るのだった……! 登場人物 ジャッキー・ブラウン 演:パム・グリア 吹替:弥永和子 メキシコの三流航空会社カーボ航空に勤務するベテランのキャビンアテンダント。44歳。 原作での名前はジャッキー・バークだったが、パムの代表作『フォクシー・ブラウン』にちなんで変更された。 レコード派でお気に入りの曲はデルフォニックスの『Didn't I Blow Your Mind This Time』。 かつてはデルタ航空に勤めていたが、パイロットの夫に頼まれ麻薬を運んだことから前科がついていた。 司法取引で夫に罪を被せ釈放されたものの、以降は業界最底辺のこの会社にしか勤め先がなく、裏稼業としてオデールの金の運び屋をやっていた。 こうした背景から人生に行き詰まりを感じており、その胸の中をマックスに語るシーンは、演じたパムの人生も踏まえて考えると色々心に来るものがある。(*5) 「また有罪になるかと思うと怖いの。今度失業したらまたゼロからやり直しだけど、もうその気力はないわ。どん底からまたやり直すなんて……その方がオデールより怖いの」 保釈後はマックスからこっそり拝借した銃で口封じにやって来たオデールを脅迫。 ジャッキーはある取引を持ちかける。それはオデールを売らない代わりに懲役に行く対価として10万ドルを振り込ませ、さらに懲役が1年増せばもう10万ドル振り込ませるというものであった。 オデールはそのための50万ドルがメキシコにあるので動かすのに困っていたが、ジャッキー自らそれを運ぶことを提案。 その後彼女はレイたちにオデールの金の運び屋であることを白状。 出国許可と訴追免責を条件に、密売の証拠(・・・・・)として50万ドルを運び、オデール逮捕に協力することを申し出るのだった…… つまり、オデールの金をせしめつつ逮捕するように仕向けるという作戦である。 このように、繊細でありながらも肝っ玉あふれる彼女がいかにして周囲を手玉に取り大金を手に入れるかが本作の肝である。 オデール・ロビー 演:サミュエル・L・ジャクソン 吹替:大塚明夫 銃の密売業者の黒人。(*6) 原作ではネオナチなどから武器を強奪して売りさばこうとしている。 各地に愛人を持っており、お気に入りのカクテルはスクリュードライバー。 用心深い性格で、刑務所送りになった仲間が刑を軽くするために自身の情報を吐くことを恐れており、相手を保釈した後は口封じのために殺害するのがパターン。 メキシコのカーボ・サンルーカスの銀行に裏金50万ドルを預けており、それを運ぶというジャッキーの案に乗る。 それが彼女の罠とも知らずに…… おかげでジャッキーからは「自分で運べばいいのにそんな度胸はからっきしないの」、メラニーからは「世渡りは上手いかもしれないけどさ、それでもバカね」(*7)と陰口を叩かれている。 おまけに相棒のルイスがアレなので、悪人とはいえとことん仲間に恵まれないキャラクターである。 ルイス・ガーラ 演:ロバート・デ・ニーロ 吹替:津嘉山正種 オデールの相棒で、20年来の付き合い。 銀行強盗でムショ送りとなり最近出所したばかり。 そのせいか、かつては切れ者だったらしいがすっかり頭が鈍くなっており、メラニーの勧めたヤクにハマったり、あっさり肉体関係を結んだりしていた。しかも早漏 おまけにオデールの愛人の一人シモーンの家でヒモ暮らししている。 後半、50万ドル受け渡し作戦に遅刻しかけるわ、見張り中にマックスのことを思い出せずに見逃すわ、挙句に方向音痴を露呈したことで自分を煽りまくってくるメラニーに対し、ついに…… まさに名優の無駄遣いの一語に尽きるキャラクターである。 実際デ・ニーロ自身も、マックスの役の方をやりたかったのだとか…… マックス・チェリー 演:ロバート・フォスター 吹替:佐々木勝彦 保釈金融業者。56歳。 これまでに保釈した人数は1万5千人というベテランだが、本心では辞めたいと思っている。 さらに原作では別居中の画家の妻がいるが、なかなか離婚話を切り出せないでいる。 死んだボーマンの分の1万ドルをジャッキーに回してほしいというオデールからの依頼に応え、刑務所に釈放しにやって来るが…… 何と彼女に一目惚れ。しかも彼女がデルフォニックスが好きだと知ると、それにハマってしまう純情ぶり。 その後、50万ドル受け渡し作戦の舞台となるデルアモ・モールでジャッキーとばったり再会。持ち逃げへの協力を頼まれる。 演じたロバート・フォスターは当時キャリアの低迷期だったが、一見平凡そうな空気のキャラクターがハマり起用され、第70回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。 トラボルタに続き、彼もまたタランティーノの映画で復活したわけである。 その人生の酸いも甘いも噛み分けたことを感じさせるその顔立ちと演技は、誰の心にも残るはず。 また彼は『レザボア・ドッグス』の時にジョー役の候補だったが落ちており、タランティーノからいつか出すことを約束された……という、パムと似た経緯を持っていた。 メラニー・ラルストン 演:ブリジット・フォンダ 吹替:冬馬由美 オデールの愛人の一人。実はそんなに若くないらしい 日本を訪れた経験があり、その時の写真を壁に貼っている。 しかし彼への忠誠心はなくヤクばかりやっており、挙句にルイスにジャッキーが運ぶ金を横取りしようと持ちかける。 が、オデールはそれを見越した上で侍らせている。 原作では、ネオナチのメンバーからの武器強奪作戦で、まったく役に立たなかったルイスに代わって相手を射殺するという活躍を見せている。 レイ・ニコレット 演:マイケル・キートン 吹替:山寺宏一 空港の密輸品を取り締まる連邦捜査官。 オデール逮捕のためにジャッキーを利用しようとするが、彼女の魅力とタフネスさに巻き込まれていく。 ちなみにマイケル・キートンは後に同じ原作者の『アウト・オブ・サイト』に、同じ役柄で出演している。 マーク・ダーガス 演:マイケル・ボーウェン 吹替:大塚芳忠 レイと共に行動するロス市警刑事。 原作での名前はファロン・タイラーで、レイとは大学時代からの親友。 カーボに行ったことがあるが、乱気流に巻き込まれる最悪のフライトだったらしい。 ボーマン・リヴィングストン 演:クリス・タッカー 吹替:家中宏 オデールの運び屋の一人。 飲酒運転に銃の不法所持で逮捕され、さらに前科持ちだったり南部出身の黒人であることがバレたため、オデールはマックスに1万ドルで保釈するよう依頼する。(*8) しかし保釈後、口封じのために射殺されてしまう。オデールは彼の口の軽さを知っていたため、そもそも助ける気などなかったのである。 が、その死の前に、ジャッキーの情報をレイとマークに吐いていた…… 50万ドル受け渡し作戦とその後(ネタバレ注意) まずはその手口を教えるためのリハーサルとして、1万ドルの受け渡しはレイとマーク立ち合いの元で行われた。 この時の受け取り手は田舎娘の愛人シェロンダで、ジャッキーは自分と彼女が持っていた紙袋を取り換えて退散。その後立ち去ったシェロンダを尾行する警官たち。 が、実際に1万ドルが入った紙袋を持って行ったのは別の愛人、シモーンだった。 この様子を見守っていたマックスは、一人目がフェイントとして機能したことで作戦が上手くいくことを確信したが、二人目の存在を知らなかったジャッキーはオデールを詰問していた。 しかもそのシモーンは1万ドルを持ってバックレてしまった。このため、金の受け取り役はメラニーに変更された。 本番の50万ドルの受け渡しは、デルアモ・モールのフードコートから、人目のつかない婦人服店の試着室に変更。 また、レイには50万ドルから万一捕まった時の保釈用のみの5万ドルに変更になったと伝えていたが、彼の目的はあくまでオデール逮捕なので、深く追及されなかった。 メキシコからロスに行くとき、ジャッキーはカバンの一番下にメインの50万ドルを入れ、衣類で隠すとその上に封筒に包んだ5万ドルを置いていた。 封筒の5万ドルには、レイによって緑の印がつけられた。証拠を押さえるためだ。 現場に向かう途中、ジャッキーは紙袋の底に重さを偽装するための本を何冊か入れ、その上に5万ドルの内4万ドルを置き、残りの1万ドルは懐に入れた。 試着室にメラニーが来ると、持っていた紙袋の上に懐の1万ドルを乗せてから彼女のものと取り換え、こう言った。 「上のはあなたによ♪どうせオデールは何にもくれないでしょう?」 メラニーが去った後、ジャッキーはカバンから残りの金を受け取った紙袋に移して試着室に置いて行き、店員に一番奥の試着室に紙袋が忘れてあったと伝える。 そしてレイたちにはメラニーが金を奪って逃げたと報告。 金の受け取り役がシェロンダからメラニーに変更されたことは知らせてなかったのだ。 ジャッキーの作戦を見守っていたマックスは「妻が試着室に紙袋を置き忘れてきたようなんですが」と、試着室に残された50万ドルが入った紙袋を悠々と持ち去っていった。 一方、手にした金が4万ドルしかないのを見て、ハメられたことを知ったオデールは、散々ヘマをやらかしたルイスを射殺。 ジャッキーは作戦実行中に勝手にスーツ(*9)を購入したことなどから警察に疑われていたが、結局メラニーとルイスが死に、さらにメラニーが印付きの札束を持っていたため信憑性が認められた。 仕事仲間のウォーカーにも見捨てられてにっちもさっちも行かなくなったオデールは、ジャッキーとマックスに事務所におびき出され、待ち伏せしていたレイに射殺された。 ……こうして被疑者死亡で処理されたことにより、裏金の件を知っている者は誰もいなくなったので、晴れて50万ドルはジャッキーとマックスのものになったのだった。 作戦から3日後、マックスは50万ドルの1割だけを割り引いて、ジャッキーに金を郵送していた。 もっと取り分を受け取って欲しいと言うジャッキーに、これで十分だと言う。 それを心意気に感じて二人でスペインへ行こうと口説くジャッキーだったが、マックスはジャッキーの生き方とは決定的な一線を引く。 そのやり取りの最中にかかってきた依頼の電話に「30分後におかけ直しください」と告げるマックス。この30分の間に、マックスは何を思うのだろうか。 そして車内でどこか寂しげに『110番街交差点』のテーマを口ずさむジャッキーの姿で、物語は幕を下ろす。 余談 〇OPのムービングウォークのシーンは、アメリカンニューシネマの名作『卒業』のオマージュ。 『卒業』ではサイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』が使われ哀愁漂うムードだったのに対し、こちらはパワフルな『110番街交差点』のテーマ。 同じようなシチュエーションでも、演出次第で印象はガラッと変わることがよく分かるシーンである。 〇ジャッキーが運転する白い1980年式ホンダ・シビックは、『パルプ・フィクション』でブッチがマーセルスをはねた時に運転していた車と同じである。 〇劇中、メラニーとルイスがテレビで観ている映画は『マッド・ドッグ/ファイアー・ガンを持つ豚ども』と『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』である。 特に後者の主演はピーター・フォンダ。つまり中の人を考えると、父親の映画を観ているということになる。 〇これまで自作に出演してきたタランティーノだが、今回姿を見せていない。 しかし、ジャッキーの家の留守電の声としてちゃっかり出演している。 〇デルアモ・モールの映画館から出てきたマックスの場面にかかっていたBGMはエリオット・イーストンズ・チキ・ゴッズの『モンテカルロ・ナイツ』。 実は本作のエンドタイトルでも使われた曲であり、もしかしたらマックスは本作を観ていたのかも? 〇エンドロールのスペシャルサンクス欄には「バート・ディアンジェロの娘」なる記述がある。 バート・ディアンジェロは往年のTVドラマの主人公の名前であり、演じたのはポール・ソルヴィノ。 つまり彼の娘というのは、当時タランティーノの彼女だったミラ・ソルヴィノのことを指している。 〇原作の『ラム・パンチ』は、1978年に発表された『ザ・スイッチ』の後日譚に当たる。 その『ザ・スイッチ』は2013年に『ライフ・オブ・クライム』として映画化された。監督はダニエル・シェクター。 ちなみにタランティーノは、少年時代に『ザ・スイッチ』を万引きして捕まったことがある。 〇タランティーノのアイドルであるパムだが、日本では当時、主演作品のほとんどが劇場公開されておらず知名度が低かった。 しかしそのエピソードは、幼い頃は大阪に住んでいたことがあったり、女優になる前に組んでいたバンドのメンバーがアース・ウィンド・アンド・ファイアーを結成したなど、 濃いものがとても多かったりする。 追記・修正は、デルフォニックスの『Didn't I Blow Your Mind This Time』を流しながらお願いします。 参考文献 パンフレット ラム・パンチ(角川文庫) キネマ旬報1998年4月下旬号 クエンティン・タランティーノ 映画に魂を売った男(フィルムアート社) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] サミュエル・L・ジャクソンやロバート・フォスターは良い味を出してるんだけど、タランティーノならではの雑談が本作ではテンポを悪くしちゃってるのがイマイチなところ。 -- 名無しさん (2023-10-10 20 33 44) タランティーノが心底惚れ込んでいるのは分かるんだけど、いかんせん他の豪華キャストと主演女優の知名度の差がありすぎた -- 名無しさん (2023-10-10 22 59 19) 本作に加えバートンの『マーズ・アタック!』(パムとジム・ブラウン)、ロドリゲスの『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(フレッド・ウィリアムソン)など、90年代中頃の作品は昔のブラックスプロイテーション映画のスターが出演する作品が多い。当時彼らの作品を観て育った世代が監督になって再評価された時代だったんだろうな -- 名無しさん (2023-10-10 23 33 21) パルプフィクションのマーセルスの親族設定があるとか -- 名無しさん (2023-10-14 07 49 30)