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シフォン・マーブル(中の人:さつきの) 出演キャンペーン:砂漠&東方世界冒険記 レベル:12 クラス:メイジ→ウィザード/セージ→サモナー 種族:エルダナーン スキル:《イモータリティ》 《マジックフォージ》 《ファミリア》 《ファイアボルト》1 《エンチャントウエポン:水》 《ガーディアン》 《サモン・アラクネ》2 《フレイムロード》5 《マジックブラスト》 《エフィシエンント》5 《フライト》1 《コンセントレイション》 《アニマルエンパシー》 《センスマジック》 《ビーストロアー》1 《マジックサークル》 《インフェルノ》3 《アヴェンジ》 《インクリースデバイス》 《カウンタースペル》1 (スキルがレベルに対して多いのは、シナリオ中にスキルが増えるイベントがあったからです) 出自:特別な血統 境遇:売買 運命:生涯の伴侶 所属ギルド:小さなものから大きなものまで嵐のトループ 他己紹介:なんだかんだでギルド3人目のメイジ 2m近い身長で無事(?)大きなものが補充されました ファミリアの猫のレモネは生まれた時から一緒にいるとのこと …あと数年でしっぽが二つに分かれそうだ 動物とは会話して戦闘を回避してから囮餌をあげて戦闘する恐ろしい子。 セットアップでレモネが吠えてエンゲージから一人追い出す。意外と怖いぞ!(byよっし~ 自己紹介?:一冒険終えてちょっぴり成長しました。どの位かというと・・・ 過保護な父様を結構うっとおしく感じるようになる程度に。 やったね!
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モジュール シフォンワンピース キャラクター 巡音ルカ 価格 150VP 初出 初音ミク-ProjectDIVA-2nd イラストレータコラボ作品 デザインはゆのみだが、不祥事によりクレジットされていない。 コメント ほしつくで使うと、ギリシャ神話風な幻想的な雰囲気に…ボーカルはレンですけど -- 名無しさん (2012-04-03 18 36 49) Y to Yにセットすると、サビで手元の指輪が映った時に感動で鳥肌が… -- 名無しさん (2012-05-26 15 00 39) palleteと相性いいと思ったの俺だけかな。温室が花咲いた時なんか頭の華冠と同じような色合いで綺麗 -- 名無しさん (2012-07-25 17 10 42) ↑2 すっごく似合ってた。前半は少し花冠が目立つけど,それでもワンピースが真っ白だから十分溶け込む。ステージが色づいた時の相性は格別。 -- 名無しさん (2012-07-25 18 46 50) シフォンとホワピはセットに考えちゃう、マスパペで使うだけだけど -- ヘタレイヤー (2012-11-17 16 15 49) ポルカに合わせて森の妖精風、スピリチュアルとデュエットして妖精たちの踊り等、カレワラ感?を演出できます。 -- 一撃必殺神話 (2012-11-21 12 41 18) ほわほわしてて可愛い!その上いろんな曲に合わせて使える♪ -- あずき (2013-02-28 15 38 03) ホーリーやらせたらルカさんマジ天使と思ってしまった -- (ポップスター) 2013-10-27 17 37 01 積乱雲はやられた・・ -- (ポップスター) 2014-04-27 14 20 17 星屑はこれに決めている -- (ひろにい) 2014-10-13 09 39 18 名前 コメント すべてのコメントを見る
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第九章第九章「序幕」 9-1死の砂漠入口「砂漠の入口」 9-2ゴーレム出没地「傷だらけの信徒」 9-3サボテン群生地「呆れ返り」 9-5亡者の交差点「指摘」 9-6亡者の間道「目覚めし者」 9-7亡者の道「奇妙な感情」 9-8亡者の転生「傀儡」 9-9サドラク郊外「排除」 9-10サドラク城入口「魔法戦」 第九章「終幕」 第九章 第九章「序幕」 転移門を開いてアリン達を砂漠へ送った後、以前に訪れたことのある場所へやって来たーー チョコ キュ〜?(シフォン様、どうしてまたここに来たの〜?) シフォン 魔人と戦った時、アイツらの使ってた魔法系統って、この世界のと違ってたのよね…森の心にかかってた魔法もその系統だったから、森の心を見つけた場所を調べてみようと思って チョコ キュ、キュ〜(そっかあ、魔人達の動きも探れるかもね〜) シフォン そういうこと今度は待ち伏せをされないように、こっちから奇襲をかけられるようにしたいのよ チョコ キュ〜 草木が生い茂っていた場所は、今や跡形もなくなり、砂に埋もれている…そこでシフォンが感知魔法を唱えると… シフォン どういうこと!? チョコ キュ〜? シフォン この辺りは…守護者の息吹で満ちてる…この地の守護者といえば…砂嵐の蠍王アシラね… チョコ キュ〜…(チョコは何も感知できないな〜) シフォン そうね、感知魔法には反応するけど、何というか、生命反応は感じられない…?ワタシもこういうのは初めて… シフォン 守護者の影響で、魔人の捜索も難しいみたい…先にアリン達を探して、守護者があっちの砂漠にいないことを教えてあげよっか チョコがアリンの匂いを追跡し、シフォン達はアリンに合流しに行くーー 9-1死の砂漠入口「砂漠の入口」 発生している砂嵐の影響で、シフォン達は空を飛んで移動することを諦め、防衛結界を張りながら歩いて進んで行ったーー チョコ キュ、キュ〜(砂嵐って怖いね〜、アリン様達、大丈夫かなあ) シフォン まあ、どっかに避難くらいはできてるんじゃない? シフォン ヴァンパイアがさすがに砂嵐では死にはしないでしょせいぜいミイラになるくらいで、今と大して変わらないんじゃない? チョコ キュ!キュ〜(シフォン様、誰かいるみたいだよ〜) シフォン とりあえず行ってみよっか 9-2ゴーレム出没地「傷だらけの信徒」 砂嵐の中を彷徨う聖光教団の部隊を発見する…人数から察するに、どうやら本隊とはぐれた様子ーー シフォン フン、アリンじゃなかったか…こんな砂嵐の中にいるバカはアイツくらいかと思ったけど ディノ なんでまたヴァンパイアが!?ペペッ…砂が口に入った… シフォン なに?また例によってアリンと会ったことがある奴? ディノ あのヴァンパイアの仲間か!?会いたかったら自分で探すのだ!ああっ、砂が目に入った…イテテテテ シフォン なにコイツ、ドジッ娘ってやつ?…違うかま、勝手に頑張って砂嵐から生き延びてちょうだい ディノ 待て!そんな簡単には行かせないんだからね! シフォン なに?やる気? ディノ もぷ……ペペッ…もぴろん! 9-3サボテン群生地「呆れ返り」 チョコ キュ〜、キュ〜(こんな砂嵐の中で戦おうとするなんて、変な人たちだね〜) シフォン ホント、何考えてんのかしら…理解できないわ シフォン それに、この砂嵐にしたって、魔人達が何かしら関わってる気がするのよね ロッド そこのヴァンパイア!…ペペッ…と、止まれ!…ポポッ… シフォン 何なのよコイツらは……砂が口に入るなら、無理に叫ぶのやめたら? ロッド こんなで状態であろうとも…ププッ…自分の担当する防衛ラインは…パパッ…守らなければならない!…ピピッ… シフォン パピパピ言いながらカッコつけないでよだったら何でアリンは捕まえてないの? ロッド 一時は捕まえたが……ブゥ〜ッ…砂嵐が来て…逃げたのだ…ポフゥ〜… シフォン もしかして、隠れる場所が見つけられなくて、ワタシ達に八つ当たり? ロッド あばばばば シフォン なに?図星だった?残念、相手が悪かったわね シフォン この程度でワタシに喧嘩売るなんて身の程知らずだね ロッド クッ…フェアじゃないぞ…砂嵐の影響さえなければ…ペペッ…魔法なんて怖くないのに…プスッ… シフォン ほう、魔法なんて?聞き捨てならないわねぇ ロッド 本当だぞ…聖光の使徒は…ウポ…嘘はつかないのだ… シフォン もっと痛い目に合わせないといけないかな? ロッド ほら…魔法をもう一発…ペペッ…撃って来いよ シフォン やってやろうじゃないその自信がどっから湧いて来るのか知りたいわ シフォンは強力な魔法の詠唱を始める…ロッドは盾を前に構えるーー ロッド みよ!魔法反ぴゃっ!…ペペッ…しまった…ちゃんと言えないと発動しないのに!ちょ、ちょっと待って!もう一回! シフォン 付き合いきれないわよ!ほら、喰らいなさい!! ロッド アベベベベベベベベ ロッドは悲痛な叫びをあげながら、砂の上を転げ回って体についた火を消しているーー シフォン 今度からは、マスクでも着用しといたら? シフォンはあきれ返りながら、その場を立ち去って行ったーー 9-5亡者の交差点「指摘」 シフォン 砂嵐…ますます酷くなってるわね…このままだと視界もなくなるかも… シフォン達は防衛結界を張っているが、砂で視界が遮られることを心配しているーー チョコ キュ〜?キュ〜(避難する場所を探す〜?アリン様達もそこにいるかも知れないし) シフォン そうね、近くに建物なんてないみたいだから、地下に何かないか探ってみよっか シフォンは日傘を砂に刺して、感知魔法を発動するーー シフォン あったあった!よし、行こ!チョコ チョコ キュ〜 ジェンダ やっと見つけた!私の部下を、悲惨な目に合わせてくれたみたいだな シフォン達が振り向くと、聖騎士の女性が寄ってくる…その聖騎士の体には砂は一切かからず、何かに護られている様子ーー シフォン ほ〜、砂嵐の影響を受けないのね…聖人級?珍しい人間に出会っったわね ジェンダ 物知りなヴァンパイアねそう、私は生まれながらにして聖光の加護を受けてる人類を脅かす邪悪なる者を滅するのが私の使命!聖光の裁きを受けよ! シフォン ハハッ、邪悪なる者って…初対面の少女に対して、めちゃくちゃ言うわね シフォンに敗北し、呆然とする聖騎士ジェンダーー ジェンダ まさか…聖光に勝る…魔物がいる…? シフォンはそのまま立ち去ろうと思っていたが、ふと足を止めて尋ねるーー シフォン ちょっと聞きたいんだけど、なんで魔物を消滅させるのが自分の使命だと思うの? ジェンダ 何…? シフォン アンタの考えを聞かせてよ ジェンダ 聖光が存在する意義は、悪に対抗するため私は生まれつき聖光の加護を受けているのだから… シフォン なら、人類に邪悪と断じられた魔物達の…存在する意義って何?何のために生まれて来たの? ジェンダ それは…考えたことがなかった…けど、放っておけば罪のない人々が命を失う! シフォン でも逆に魔族から見たら、アンタは罪のない者を殺す虐殺者よね? ジェンダ 違う…私は… シフォン 何が違うの?アンタ達の…正義と称する軍隊と、魔族のやること、どう違うの? ジェンダ 違う!私たちは人類を守るために… シフォン 教団の仲間すら守れてないじゃないこんなところで油売ってないで仲間を砂嵐から避難させなくていいの?アンタは聖光に護られてても、他の人は違うんでしょ? ジェンダ う……………… シフォン 聖光の加護と言ったって、大げさなものじゃなくて、それは結局、能力の一つに過ぎないって事じゃないの?その力を使って自分の好きなようにやってるだけでしょ シフォン 正義とは何の関係もないのよ! ジェンダ 違う…違う…そうじゃ…そうじゃない… シフォン 素直に認めたら?力さえあれば好き放題できる、そんな風に生きていたいんでしょ? ジェンダ ま、惑わされないぞ……!私を…聖光から遠ざける企みだろう… シフォン まあ、どう取ってくれても構わないわよワタシはただ、正義という甘い言葉を笠に着て、私欲を満たす人間が気に食わないだけ ジェンダは沈黙する……これまでの自分の行いを振り返り、シフォンの言う通り私欲を満たす為でなかったか、自問自答するーー 9-6亡者の間道「目覚めし者」 レイラ もうやめなさい!…ペペッ…ジェンダ様へのこれ以上の暴言…許さないわよ! シフォン ふーん、ワタシをどうやって止めるつもり? レイラ すぐに教えてやるわよ…コホッ… ジェンダ レイラ!もういい、私たちだけでは勝ち目はない… レイラ そんな…ジェンダ様らしくないです…コホッ ジェンダ 彼女の話も…一理ある気もする…魔物に対して私たちは執拗すぎたのかも知れない… シフォン ふーん、それなりに考える頭は持ってるのね ジェンダ それで… ジェンダはシフォンの前に立ち、目を真っ直ぐに見て言ったーー ジェンダ 君にお願いしたい聖光教団の部隊を、安全な場所へ導いて欲しい レイラ ジェンダ様…何故…魔物に強力を求めるなど…コホッ シフォン それはずいぶん虫のいい話じゃない? ジェンダ その通りだ…けど…今は皆を助けるには、君の助けを借りるしかない シフォン アタシにとっては難しいことじゃないけど、そもそも助ける理由がないわね ジェンダ それもその通りだ…けど…お願いします!これが終わったら、何でも君の言う事を聞こう…人類に害の及ばない事であれば…何でもする! レイラ コホッコホッ…駄目です…ジェンダ様… ジェンダ レイラ、もう決めたんだ…これ以上何も言うな シフォン そんな約束しちゃっていいわけ?もしワタシが死ねと言ったらどうするの? ジェンダ 聖光の名にかけて誓う…たとえ命の代償であったとしても、必ず約束は守る! シフォンはジェンダの真直ぐな眼差しを受け、少し驚いて目を逸らしたーー シフォン ……わかったわよ自分で言い出したんだから、後で文句言わないでよね? 9-7亡者の道「奇妙な感情」 シフォンが魔法で探知した地下洞窟へ導かれ、聖光教団は砂嵐から脱出することができた… ジェンダ 助けてくれてありがとう…君がいなければ…多くの兵士が命を失ってたかも知れない シフォン …………………… シフォンは困ったような顔で黙って考え事をしている…無反応のシフォンに向かってジェンだが言うーー ジェンダ さあ、何をすればいい!?私はもう覚悟はできている! シフォン う〜ん、まだ思いつかない……後で思いついたら、言いに来るわ 立ち去ろうとするシフォンを慌てて呼び止めるーー ジェンダ ま、待って!情けなど無用だ! シフォン いいから、決定権はワタシにあるのアンタは大人しく待ってればいいのよ ジェンダ ……了解した シフォン じゃあね!もうついて来ないでよ!ワタシ達は、敵同士なんだから… その場を立ち去った後、チョコはシフォンに尋ねるーー チョコ キュ、キュ〜?(シフォン様、どうして困った顔してるの〜?) シフォン 他人のために自分の命を捨てるなんて…ワタシにはよくわからない…死んだら何もなくなるのよ?あんな人間がいるなんて…) チョコ キュ〜(チョコもわからない〜) シフォン アリンならわかるのかな…アイツはヴァンパイアらしくなくて、逆に人間に似てるような気がする… 突然、洞窟の奥から大きな振動が伝わって来るーー シフォン この洞窟に何かいるみたいね…見に行かないと 洞窟の中に建てられた、古びた神殿が目に入る…そこには戦いのあった形跡が残っているーー シフォン ……運がいいわね偶然だけど、魔人の痕跡を見つけられるなんて… 突然、何者かが襲い掛かって来る…その人間達は意志を失った目をしているーー シフォン 魔人ってホント、人を操るのが好きなのね悪趣味だわ シフォンは敵を撃退した後、魔力感知を行うーー シフォン 操られてからまだそれほど時間はたってない…今度こそ逃さないわよ チョコ キュ!キュ〜(シフォン様!アリン様の匂いも感じるよ〜) シフォン あ、ホント?探す手間が省けたわね、行こ! 9-8亡者の転生「傀儡」 突然、暗闇から長槍が飛んできてシフォンを襲う…間一髪でかわすシフォンーー シャデリ 魔人様の命令…侵入者は排除せよ… チョコ キュ〜! シフォン フン…不意打ちが失敗して残念だったわね 魔人に操られた男は、再び長槍を構えるーー シフォン まだやる気?さっさと諦めなさいよ! 9-9サドラク郊外「排除」 洞窟の奥へ向かう途中、魔人に操られた者達が次々と襲い掛かって来る…シフォンは殺さないように撃退を続けていたが、次第にイライラが募っていくーー シフォン あ〜もう!きりが無いわね…魔人を逃したくないのに シフォン達の目の前に結界が出現し、先へ進むことができなくなるーー シフォン 結界!?誰の仕業よ!? シフォンが結界に向かって魔法攻撃を放つが、結界はビクともせずに攻撃を反射したーー シフォン む…これほど強力な結界を張るには、近くで術者が詠唱を継続する必要があるはず…チョコ!術者を探すよ! チョコ キュ〜! チョコが匂いを追跡し、術者を見つけ出した…術者の足元には魔法陣が展開されているーー シフォン コイツが魔人の支配術を拡散してるみたいね…あの魔法陣を消せば、他の操られてる人間も解放できるはず マルビス 脅威が迫っている…防御せよ…… チョコ キュ〜、キュ〜!(チョコが周りの人を引き付けるから、シフォン様はあの敵に専念して〜!) チョコは高周波の声を発しながら周りの人間を引き連れて飛んで行ったーー シフォン チョコ、ありがと!こっちは任せて! 司祭を倒し、魔法陣を解除することに成功する…操られていた人々は気を失い、地面に倒れていくーー シフォン 機械のように、決まった命令を実行させてたみたいね…操っていた魔人はもうここにはいない…?まさかすでに目的を達してる…? マルビス き…君は…魔族!?なぜ…助けてくれたのですか? 司祭は倒れた体をゆっくりと起こし、シフォンに尋ねるーー シフォン ワタシは魔人の敵って事だけ言っておくわ時間が無いから、知ってる事を話して! マルビス わ…わかりました… マルビス ここは、古の正義の神を信奉する神殿…また、守護者様の住処でもあります…我々はひっそりとここで暮らしていて、その存在を知るのは砂漠の民でもごく一部でした… マルビス ですが…少し前に一人の人間がやって来て、正義の神殿の試練を受けたいと言いました…試練は古より伝わる伝統で、挑戦者を拒むことはできません… シフォン 待って!それは長髪の剣士? マルビス はい、知ってるのですか?あの剣士は…試練を突破し、守護者様の住処へ…守護者様は倒されて、砂と化してしまった…… シフォン 砂に………!!なるほど…外で吹き荒れてる砂嵐は、守護者そのものだったのね マルビス その後のことは…思い出そうとすると…頭が…何も思い出せない… シフォン その剣士は一人で来てたの?誰か連れていなかった? マルビス いいえ、ひとりで来ていました シフォン 魔人と剣士は仲間ではない…剣士は守護者を倒す…魔人の目的は…? マルビス ハッ!!守護者様が神器を守っていたのです!神器を奪いにやって来たのでは!? シフォン …そういう事か!神器の場所を早く教えて! 司祭の示した、『神の冠』の置かれている場所へ大急ぎで向かうーー 9-10サドラク城入口「魔法戦」 シフォンが神の冠のある場所に近付くと、奥からアリンと何者かが離している声が聞こえてくるーー シフォン アリンの声…話している相手は…魔神ね シフォンは移動しながら手に火炎弾を発現させ、奇襲をかける用意をするーー アシンドラ レオニアの言ってたヴァンパイアの妹の方だったら、もう少しは楽しませてくれるのかねえ? シフォンは石室に飛び込み、魔人の声のする方へすぐさま火炎弾を放ったーー シフォン ワタシを呼んだ? アシンドラ ほう…なかなかの火炎を扱うじゃないかけど簡単には喰らわないよ? アシンドラは瞬時に魔法壁を展開して防御していた…シフォンは少し驚いたが、表情には出さないーー シフォン ちょっと探りを入れてみた程度のものよ?これくらいでやられてたら拍子抜けしちゃうわ アシンドラ ハハッ…小生意気なガキだねえようやく面白くなってきたじゃないか シフォンがアリン方へ目をやると、普段の喧しい態度と違って沈んだ表情をしているが、とりあえず無事であることを確認し、魔人の方に向き直ったーー シフォン フン…ワタシがガキならアンタはおばさんでしょ?ねえ、魔人のおばさん? アシンドラ ハハッ…面白い、実に面白い…その減らず口からでる悲鳴を聞いてみたいもんだねえ! シフォン やれるもんならやってみなさいよワタシはおばさんの悲鳴なんか聞きたくもないけどねまあ、我慢してあげるわよ 強大な魔法の応酬が始まるーー シフォンとアシンドラは空中で戦いを繰り広げるが、すぐには勝負はつかない様子…シフォンが下の祭壇に目をやると…そこにはもう神の冠はなかったーー シフォン 神器…アンタが盗ったの? アシンドラ 違うねえ、私が持ってたなら、神器の力を使って既にお前を殺してるさ シフォン 間に合わなかったか…… アシンドラ ハハッ…どっちにしろ一緒さ!お前らは全員ここで死ぬんだからね! アシンドラとの戦闘は続いている…シフォンの見立てでは、魔法の威力は同等、しかし魔力の総量は魔人の方が多い…シフォンは長期戦になれば分が悪いと考えるーー アシンドラ このままだとジリ貧になっていくんじゃないかい?だが逃さないよ! シフォン 誰が逃げるって? シフォンは強化魔法を使って、自身の身体能力を向上させたーー アシンドラ 魔道士が格闘でもするつもりかい?これだから最近の若い奴は… アシンドラが重力魔法を唱える…シフォンの体が急激に重くなり、動きが鈍るーー アシンドラ 魔法での戦いを放棄したのはお前だからね悪く思わないでくれよ? シフォン ……この程度の重力……まだ動けるわよ アシンドラ 動けるから何だい?魔法を避けるだけの余裕はあるのかい? シフォンは真っ直ぐに足に向けて飛んでいく…結界を張り、魔法攻撃に耐えていたが、結界の耐久が限界に達しようとしているーー アシンドラ ハハッ!死ぬがいい! シフォンの結界がついに破壊されるが、まだアシンドラとは距離がある…無防備な状態のシフォンへ、アシンドラが魔法を放つーー アシンドラ もう終わりだよ!喰らえ!交雷滅! アシンドラの杖先から交錯する雷光が放たれ、シフォンに直撃するーー アシンドラ ハハッ!どうだ!私の方が強い! シフォンは歯を食いしばり、なおも突進を続けるーー アシンドラ そんな状態でまだやるつもりかい?とどめをさしてやるよ! シフォン これで…終わりよ…闇影!!! シフォンの体が影に変わり、一瞬で魔人の背後に現れるーー アシンドラ 何を…!?だからって… シフォン 黙……れ…… アシンドラを後ろから羽交い締めにして、首筋に牙を刺し込むーー 第九章「終幕」 地を吸われた魔人は力を失い落下していく…シフォンは吸血により傷がみるみる回復していったーー シフォン 魔人達の中には強い奴もいるのね…ひとりですべての魔人の相手をするのは厳しいかも… シフォン それにしても、さっきの作戦が成功してよかったわ…失敗してたら…… シフォン ま、いっか、とにかく勝ったんだしさて、またアリンの命を助けてあげられたし、今度こそ感謝の言葉を聞けるのかしら? シフォンは期待を胸にアリンのもとへ降り立ったが、その反応はシフォンの想像とは違っていたーー
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カファタラ・シフォン 登録日:2011/10/03 Mon 22 49 投稿先:リーヴァス超銀河系ネタシリーズNo.18 更新日:2015/12/29 Tue 01 50 48 ▽タグ一覧 ローグリエル大帥軍 人物 女性 戦士 魔法少女まどかマギカモチーフ 名前 カファタラ・シフォン 種族 ミラスフィン 体格 身長158cm 主な能力・地位 コピエン・クーセギの部下歩く武器庫 親族関係 主要活躍宙域 リーヴァス・アヴィエラ銀河団 スペック Gex6.6 活躍年代 基準時の8000年後~ メインページリンク こちら プロフィール ミラスフィンの女性で、ローグリエル大帥軍最高位の隠密頭、コピエン・クーセギの部下。もっとも、クーセギの部下のご多分に漏れず、彼女はクーセギの上にローグリエル大帥軍が存在していることを知らない。 エーテルポシェットや自身の能力で作った結界に大量の武器を隠し持ち、これらを次々と用いることで高い戦闘技術を誇る。 トビルセイドやアナクゾーディをはじめとするゾアクロイド問題に第一線で向かい合ってきており、トビルセイド同様のゾアクロイド粛清を支持していたことすらあったが、彼女が先輩格として慕っていたユグドラリス、ニェルフルング・ピェルス・レリールはゾアクロイドとの戦いよりも友好を望んでいた。 ニェルフルングがヘルゼストのソルネ・ヒャランプラに殺された(その様を見たカファタラはソルネに挑もうとしたが、激突前にクーセギがソルネを射殺した)後、彼女はその理想を受け継ぐことを決める。他方で、その理想の苦しさをも強く知っており、軽々しく融和を口にする者に対しては逆に怒りを見せることすらある。 リーヴェンス危機の際には、ゾアクロイド問題に捜査官として向かい合っていたラクティム・ピュレーとスルウェレッカには力量不足を見て取り、度々警告を行なっていた。 しかし、両名との溝はついに埋まらないまま、ラクティムとスルウェレッカは悲劇的な最期を遂げた。 自身もアナクゾーディの魔人、ギルゼン・ヴァーレイトと戦い、実力的に到底敵わぬ相手にきわどく命拾いをしている。 やがて、クーセギの元を去った彼女は行方が2000年近くにわたって知れなかったが、クロイティス銀河大戦に前後して、アトラス銀河系に現れている。 このとき、彼女はタイム・ブースター(時間加速装置)のプロトタイプを手に入れて用いているが、使用はミラスフィンの結界に入っても体の負担が極めて大きく、迂闊に使えない(並みの種族なら即死できる)。 デザイン・プロフィール:ネタ元は2011年に一世を風靡した「魔法少女まどか☆マギカ」の暁美ほむらである。ゾアクロイドとの戦いを最も知る者として、まどかマギカ関連の5人の設定の中でも重要な役割を持たせている。 ギルゼンのネタ元は「Fate」のギルガメッシュで歩く武器庫対決として提案してみたものではあるが、本家のような時間停止能力はこの時点ではないので差はかなりある(汗)。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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4色お野菜シフォンケーキ 2009年2月8日 (日) ミニシフォン型で、ラ・ファミーユ風野菜シフォンケーキを作りました。 トマト、かぼちゃ、ほうれん草、レモン味の4色マーブルです。 ラ・ファミーユで20センチのシフォンケーキは4千円で販売しているので、作った方が断然お得。 シフォンケーキはコツさえつかめば簡単に作れるようになります。 私の母はシフォン作りが得意で、材料の実費だけ頂いて注文を受けて自宅で焼いています。 売っている、というより趣味で作って譲っているという感じですが、とても好評のようで、色々な味のシフォンケーキを頻繁に作っています。 作り方を教えてほしいと、母に習う人が来るほどで、実家のキッチンは時としてお菓子教室になっているようです。 母は昔から自己流で色々なお菓子を手作りしてくれました。 特に焼き菓子は得意で、おやつに料理に実家のオーブンは大活躍でした。 そのせいか、私もオーブンは日常的に使います。 オーブン料理は、放置時間が長く手が離れますから、慣れるとこれほど使い勝手の良い調理器具はありません。 今、我が家では3個のオーブンを使い分けています。 なかなか面倒でレシピを出せずにおりますが、オーブン料理って楽しいですよ。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2009年
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第四章第四章「序幕」 4-1クイン砂漠「愚かな賊」 4-3砂嵐「支援要請」 4-4巨獣の墓「敵視」 4-5旅の終わり「神器探索」 第四章「終幕」 第四章 第四章「序幕」 チョコ キュ〜……(お城の方向はこっちのはずだったけど…砂漠に来ちゃった…シフォン様、ごめんなさい…) シフォン 大丈夫、ワタシも油断してたわ…この辺り…異常な気配が僅かに漂ってる…そのせいでチョコの感覚が狂ったのかも シフォンが空中で魔力感知を使用し、両目を閉じて何かを感じ取ろうとしているーー シフォン やっぱりおかしい…魔力の流れが乱れてる…なんか…何かが呼んでる声が、聞こえる気がする… チョコ キュ〜?(何かが呼んでるって、何?) シフォン わからないけど…偶然じゃない気もする…パパ達がまたワタシに何かを残したのかもとにかく探してみよ! 気持ちを切り替えて、シフォンとチョコは呼ばれている感覚のする方向へ進んで行くーー 4-1クイン砂漠「愚かな賊」 チョコ キュ、キュウ〜!(シフォン様、あそこに人間達がたくさんいる何か起きてるのかも?) シフォンがその方向に目をやると、砂漠の盗賊達が集まって何かを相談している様子ーー シフォン ああ、相手にしなくていいわよどうせ何も教えてくれないだろうし シフォン達が盗賊達の上空を飛んで行こうとすると…数人の盗賊が驚いて大声で叫ぶーー バイト またヴァンパイアだと!今日は一体…なんて日だ!? ゲッカ おい!大声を出すな!こっちに来たらどうする気だ!? シフォン またヴァンパイア…?聞き捨てならないセリフねえ シフォンは急旋回して盗賊達の前に降り立つーー シフォン またヴァンパイアってどういうこと?ちゃんと説明しなさい! ゲッカ あわわわわ…ヤバい… 4-3砂嵐「支援要請」 シフォン アホっぽいヴァンパイアの男を見たって?何故またアリンが…まさかストーキングされてる? 怯えている盗賊達を尻目に、アリンの動向について考えはじめるシフォンーー バイト あの…説明に納得していただけたなら、僕達はもう行ってもいいでしょうか? シフォン ところで、アリンにすら勝てない弱いアンタ達が、強盗するなんて可能なわけ? ゲッカ う…僕達も…好きでやってるわけじゃ…砂漠がこんなに荒れ果ててさえなければ… クン 弱音吐くんじゃないよ!そんな仮定の話をしたって仕方ないだろ! ゲッカ クン姉さん!助けに来てくれたんですね! クン バカ!目を離した途端、なんでまたこうなってるんだ!? シフォン アンタがコイツらのリーダー?アリンにすら勝てなかったくせに、死にたいの? クン や…やってみなけりゃ…わからないだろ! 先ほどと同じく、怯えている盗賊団の前に立つシフォン…一つ違うのはそこにリーダーの女性が加わった事ーー クン クッ…この屈辱…決して忘れないぞ…… バイト クン姉さん…この屈辱…今日2回めッス… クン うるさいよ!お前達が無能なんだよ! シフォン どうでもいいから、一つ質問に答えなさいよ クン ……何だ? シフォン 最近ここで何か異常な自体が発生したでしょ?それについて教えなさい バイト え…ヴァンパイアが出没したことくらいしか… クン ああ、しかも今日だけで2回 シフォン よくわかった、死にたいのね? クン ま、待ってくれ!あった!もう一つ!ある場所で急に草木が生え始めたんだ砂漠のど真ん中だっていうのにさ シフォン なるほど…それは見に行く価値がありそうねその場所ってどこ? クンが指した方向に向かって、シフォン達は飛び去って行ったーー 4-4巨獣の墓「敵視」 ラメツ なんでまたヴァンパイアが来る!?やはりお前達ヴァンパイアはこの城を侵略しようとしてるんだろう!! シフォン ん?それよりさ、砂漠なのに急に植物が生え始めた場所を探してるのよ心当たりないの? ラメツ オアシスを探しているか?やはり前に来たヴァンパイアと同じじゃないか! シフォン オアシスじゃなくて…う〜ん、どう言えばいいのか… ラメツ 言い訳するな!この城はヴァンパイアになど渡さないぞ!今すぐ立ち去れ! 4-5旅の終わり「神器探索」 シフォン達は砂漠をしばらく飛んで進んで行き、ようやく草木の生えている場所を見つけ出したーー シフォン こんな砂漠で緑が…これって奇跡? チョコ キュ!キュ〜!(シフォン様!ここに何かがあるよ〜!) 砂に埋もれていた宝玉を発見する…淡い緑がかった光が、砂から露出したところから漏れ出ていたーー シフォン これは…森の心!? シフォンは砂から拾い上げると…あっという間に草木が枯れ果ててしまったーー シフォン こんな砂漠でも無理やり草木を生やしてたなんて…これが神器ってやつの力なのねけど何でここにあるのかな?盗んだ人間はどこに行ったんだろ? ダカン おい!ヴァンパイアめ!貴重なオアシスを破壊するとは、あまりにもひどいだろう! 砂漠の城の守備隊がシフォンの行動を見て、急いで駆けつけてきた様子ーー シフォン こんな所に本来オアシスなんて無かったでしょ? ダカン そうさ!生まれたばかりの奇跡のオアシスが、お前に破壊されてしまったんだ! シフォン あ〜もう、事情を何も知らないくせに…めんどくさいわね ダカン この…ヴァンパイアの魔法はたしかに強い…だが、砂漠の民はどんな困難にも屈しない…お前の暴力など、決して恐れないぞ! シフォン へ〜、ホントに怖くないの? ダカン 当たり前だ!でなければ、どうしてこの故郷を守れるというのだ! シフォン 故郷ね……………じゃあ、これについて、どう思う? シフォンが風魔法を唱えはじめ、地面の砂を巻き込んで大きな竜巻が発生するーー ダカン お前、何をする気だ…? シフォン だって何も怖くないんでしょ?問答無用で敵扱いしてくるような奴なんだから、この竜巻にだって文句なんか無いわよね? ダカン や、やめてくれ!こんな竜巻が城に直撃したら… シフォン どんな困難にも屈しないんでしょ?その根性、見せつけてやりなさいよ ダカン や、やめてくれ…お、お願いします! シフォンは魔法を止め、冷たく言い放つーー シフォン 弱い人間のくせに、何でいちいち突っかかって来るのよ?脅してやらないとやめられないの? ダカン …………………… シフォン 返事がない?ただの屍だった?もうワタシ達に構わないでよね 砂漠の城の守備隊は、ガックリと肩を落として去って行ったーー チョコ キュ〜キュ〜(シフォン様落ち着いて〜あまり怒らないで〜) シフォン 大丈夫、実は怒ってないからただアイツらの偏見に満ちた態度を叩きなおしてやっただけよ 第四章「終幕」 チョコ キュ、キュ〜?(シフォン様を呼んでた声って、この森の心だったのかなあ?) シフォン うん、きっとそうだと思う…これを手に入れてから、呼ぶ声も聞こえなくなったし チョコ キュ〜(この宝玉から森の匂いは感じるけど、他には何も感じなくなったね〜) シフォン まあ、とりあえず持っておけばいいよね森の妖精達は嫌な感じだったし、まだ返しに行かなくてもいいでしょ チョコ キュ〜?(そしたらシフォン様、お城に帰る〜?) シフォン ああ…………そういえば人間達が、アリンがこの国にいるって話してたわね… シフォンは何か言いかけたが、チョコには理解できずに首をかしげるーー チョコ キュ〜(そうだね〜、アリン様の匂いが少しするよ〜) シフォン つまり…アリンを探しに行きたいの? チョコ キュ?キュ〜(え?まあシフォン様がそうしたいなら…) シフォン ワ、ワタシじゃないよ!チョコに聞いてるの! チョコ キュ〜…(なんかよくわからないよ〜…) シフォン そう、チョコはアリンを探しに行きたいのね!しょうがないなあ、チョコがそんなに行きたいなら、気が進まないけどワタシも付き合ってあげるわよ! チョコ キュ〜………? チョコは結局、シフォンが何を言いたいのかよくわからなかったが、アリンの匂いのする方へシフォンを連れて行ったーー
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第六章第六章「序幕」 6-1航路の入口「紛争の海域」 6-2航路の間道「偽装」 6-3浜辺「偽装の応用」 6-4孤島「混水」 6-5無人島「名推理」 6-6停泊「大暴れ」 6-7海岸「脅迫者」 6-8坂道「海妖の歌」 6-9痕跡「戦争の原因」 6-10都への入口「代理者の矢」 第六章「終幕」 第六章 第六章「序幕」 海へ向かっている途中、シフォンが突然立ち止まる…地上を歩いている一人の男にめをやるーー チョコ キュ〜?(シフォン様、どうしたの〜?) シフォン あの人間…何か…感じるう〜ん、よくわからない、ちょっと行ってみよ シフォンは男の前に降り立った…男は特に動じる様子は無く、落ち着いた様子で口を開くーー ランデル お嬢さん、何か用ですか? シフォン あ、ああ…あなたの名前は? ランデル ……ランデルと言いますヴァンパイアのお嬢さんを何か怒らせてしまいましたか? シフォン いや、怒ってるわけじゃない…あなたの気配をどこかで感じたような気がして… ランデル 私は…罪過の身で放浪しています…できるだけ私と関わらない方が賢明です…そうしないと…貴方にも災禍が降りかかるかも知れない シフォン どういう意味? ランデル これ以上は何も言えません、申し訳ない…ですが…いえ、知らないほうがいい… ランデル では、失礼しますね… 一礼して去っていく男の背中を見ながら、男が底知れない強さのオーラを纏っていたことにシフォンは思考を巡らせていたーー チョコ キュウ〜(あの人、かなり変わった人だったね〜) シフォン うん…アイツきっと物凄く強い…もし戦うことになったら… チョコ キュ、キュウ〜?(シフォン様、あの人は敵なの?) シフォン 敵にならないといいね…けど今まで出会った人間はほとんど敵だったからね… シフォン まあ、まずは海へ行こ!一つずつ対応してかないとね! シフォンは踵を返し、再び海へと向かったーー 6-1航路の入口「紛争の海域」 チョコ キュ〜…(シフォン様、大きな争いが起きてるみたいだね…) シフォンが見下ろしてみると、魚人と人間の勢力が海上で先頭を繰り広げていたーー シフォン こんな嵐の中で戦争か……この嵐は普通の規模じゃない…守護者にきっと何かが…ああっ!! シフォンが突然、目を見開いて大声をあげるーー チョコ キュ〜!?(シフォン様!どうしたの〜!?) シフォン ワタシ…気づいちゃったかも…詳しくちゃんと調べたい場合には、無闇に首を突っ込むより、スパイ的な立場の方がトラブルになりにくいんじゃない?ワタシって天才!? チョコ キュ〜 シフォン うん、その作戦でいこう!チョコ、行こ! シフォンとチョコは、遠くから戦場を見渡せる場所へ移動し、まずは成り行きを見守ることにしたーー 6-2航路の間道「偽装」 マシリー ここに水神の使徒がいるぞ!お前等!ここから逃がすなよ!! 魚人の女がシフォンを指して部下に叫ぶ…シフォンは幻術魔法で人間の姿に化けていたーー シフォン 水神の使徒ね…フムフム人間側の勢力は水神の使徒なのねフフッ、スパイ大作戦、順調ね マシリー 何をブツブツ言っている!?女だからって容赦はしないぞ!人間共はこの海から出て行け! シフォン ああ〜怖い〜お助けを〜 チョコ キュ〜?(シフォン様、この相手だったら、シフォン様の強さなら簡単に勝てるでしょ?) シフォン シーッ!チョコ、これは演技だよ油断させて、より多くの情報を得る作戦なのよ チョコ キュウ〜(なるほど〜、シフォン様賢い〜) 6-3浜辺「偽装の応用」 慌てふためくフリをして魚人の女から逃れた後、シフォンは得た情報について考えるーー シフォン さっきの魚人、この海から出てけとか言ってたわね…人間のせいで守護者が消えてしまったという事かな?でもそんな強い力を持った人間なんているかな…? シフォンの脳裏に一人の男の姿が浮かぶーー シフォン あ、アイツなら!たしか、ランデルだっけ…もしかして、アイツが関わってるのかな… シフォン いや、すぐに結論を出してもしょうがないわねもっと情報を集めないと… シフォンは立ち上がり、再び幻術魔法を使用して今度は魚人の姿に変わってみせるーー シフォン偽装魚人 チョコみてみて!ワタシの魚人の偽装、問題ないかな? チョコ キュ〜…(完璧過ぎて怖いよ〜…) シフォン偽装魚人 フフ、オッケー♪じゃあこの姿で水神の使徒の所へ行ってみよ〜! パボン クッ…なんなんだこの魚人は…見た目は雑魚キャラな感じなのに、なんだってこんなに強いんだ… シフォン偽装魚人 人類嫌い!早くワタシの海から出てけ! パボン ワタシ…だって?話し方も他の魚人と違うな… チョコ キュ〜(シフォン様、魚人は自分のことを「ワタシ」って言わないみたいだね〜) シフォン偽装魚人 そ、そうなのか………早く…僕の海から出てけ! パボン この魚人族…何かおかしい…で…なんで我々が海から出て行かないといけないんだ? シフォン偽装魚人 お前たちのせいで守護者が消えちゃったから! パボン 水神の使徒はそんなことしない!信仰は魚人と違っても、守護者が海の安定を守ってることは理解してる危害なんて加えるわけないだろう! シフォン偽装魚人 なるほど…水神の使徒は守護者の消失に関わってないのね? パボン え?あ、わかってくれた?それなら早く君らのボスに誤解を解きに行って! シフォン偽装魚人 ちょっと黙ってて…ここまでの情報をちゃんと整理しないとね… 考え込みながら飛び去って行く魚人の姿のシフォン…それをみた水神の使徒は驚愕するーー パボン な、なな、なんと…空飛ぶ魚人がいるとは!これは危険だ…早く仲間に教えないと… 6-4孤島「混水」 シンシア そこの空飛ぶ謎の魚人!一体どこへ行く気!? シフォン偽装魚人 おっと…見間違いでは…?ワタシ、いや僕は空なんか飛んでないよ? シンシア 見てたし!思いっきり飛んでたし! シフォン偽装魚人 な、波が高くて飛ばされてしまってただけなのだ絶対に空を飛んでたのではないぞ シンシア 嘘下手か!?何者なの一体、この魚人は…? シフォン偽装魚人 (マズい!まさか魚人でないことがバレちゃった?) シンシア 魚人軍の秘密部隊なんでしょ!隙きをついて空から攻撃を仕掛けて来るつもりね!? シフォン偽装魚人 あ、はいそう、それ 6-5無人島「名推理」 チョコ キュ〜…(たくさん水神の使徒に会ったけど、守護者が消えた原因はわからなかったね…) シフォン偽装魚人 そうね…、魚人達は人間の仕業だって言ってたけど…あっ!ひらめいた! チョコ キュ〜?(ひらめ?ヒラメがいたの?海だもんね〜) シフォン偽装魚人 いや、そうじゃなくて!魚人は人間の仕業だって言ってたけど、水神の使徒はまったく知らなかった…つまり、犯人は水神の使徒以外の人間なのよ! チョコ キュ〜(そうか〜、ヒラメはいなかったんだね〜) シフォン偽装魚人 よし!この方向で捜査を続けましょう!今度は何に化けて潜入捜査しようかしら……? シフォンはしばらく考えた後、シスターの姿に変わってみる シフォン(幻術中) 今度は水神の使徒になって潜入するのよ〜!行くわよ〜チョコ、オホホホホホホ! チョコ キュ、キュ〜(シフォン様、なんか楽しんでない?……) ルマン アヤ!何故ここにいるんだい? シフォン(幻術中) え!?なに?ワタシに言ってるの? ルマン 君以外に誰がいるんだい!?自分の名前すら忘れてしまったのかい? シフォン(幻術中) オホホホホ…いえ、ちょっと聞き間違えただけですわ…オホホホホ… シフォン(幻術中) (え〜〜!?………適当に化けたのに、実在の人物がいたの!?) ルマン そうか…なんか様子がおかしいね…まさか偽物じゃないだろうね!? シフォン(幻術中) も、モチロン本物ですわよ〜オホホホホ ルマン では答えてみなさい我々が信仰している神の名は? シフォン(幻術中) それは…え〜と… ルマン やっぱり偽物か!そもそもアヤはそんな喋り方じゃないしな! ルマン やっぱり…偽物じゃないか…アヤはそんな上位の魔法は扱えない シフォン(幻術中) まあ、もうバレたから、隠す気はないわよ シフォンは幻術魔法を解いて元の姿に戻った…と見せかけて、ヴァンパイアの特徴だけは隠し、人間のフリは続けたーー シフォン ある人物の行方を知りたいんだけど…手伝ってくれないかな? ルマン いや、人を化かすような者は信用できない…さっさとこの戦場から立ち去ってくれ シフォン なに?ワタシのお願いが聞けないの?ならばお願いは取り消すわ…これは……強制よ! 6-6停泊「大暴れ」 マシリー おい、人間、何故まだここにいる?海はお前たちなど必要としてないんだよ! シフォン 愚かな魚人め!口を慎みなさい!まったくワタシを誰だと思ってるのよ? マシリー 何だコイツ…さっきは慌てて逃げたくせに…おい、恐怖で頭おかしくなったのか? シフォン フン、さっきはスパイ大作戦だっただけよ?ワタシの本当の力を見せてあげるわよ! 6-7海岸「脅迫者」 魚人が慌てて逃げ去った後、シフォンは後ろを振り返って、近くにいた水神の使徒に目を向けるーー シフォン 次はアンタ達の番よワタシの質問には正直に答えたほうが身のためよ?この世の地獄を味わいたくなかったらね! ルマン 君は…一体何が目的なんだ…? シフォン 質問をしてるのはワタシの方でしょうが〜!! チョコ キュ〜…(シフォン様が突然狂暴になってしまった〜…) シフォン (小声)もちろん脅かしてるだけよ、情報を出させるためにね フィーダ ルマン!何をしてるの?その女は誰!? ルマン フィーダ…危ない娘がいるんだ…くれぐれも気を付けてくれ! フィーダ どういうこと…?なんで最近こうも次々と外部の者がやって来るの…? シフォン 外部の者?ほ〜、ワタシの他にどんな奴が来たって? フィーダ 質問に答えてほしいなら、私に勝ってからにして!いま戦況は重要な局面にあるのよ!遊んでる時間はないの! シフォン はい、オッケーねでは質問に答えてもらおうかな? シフォンが早速問い詰めるーー シフォン まず、この大嵐はいつから始まったの? フィーダ …昨日からよ シフォン 魚人族はいつから攻撃を始めたの? フィーダ …大嵐が発生してからすぐに… シフォン 大嵐が発生する前後に、外部の者がこの海に出入りした? フィーダ 嵐の前に…フードを被った男が…災いを防ぐためと言ってやって来たけど…その後の行方はわからない… シフォン その男の顔を見た? フィーダ いえ、フードを被っていたから…けど剣術の技量は非常に高かったわ口調も紳士的で、騎士団の騎士のような感じで… チョコ キュ、キュ〜(シフォン様、きっと前に出会ったあの男だね〜) シフォン そうね、おそらくは…ワタシ達と入れ違いだったみたいだけど、この海域で何をしたのかはまだはっきりしないわね… シフォン 今度はまた魚人側に聞いてみよっか聞きたいことを全部聞き終わったら、すぐに魚人達の方へ行ってみよう! シフォン達は情報を入手し終えた後、颯爽とその場から飛んでいった…残された水神の使徒達は顔を見合わせ、呆然と立ち尽くしているーー 6-8坂道「海妖の歌」 シフォンは魚人族のボスの話を聞こうと考え、海の上を進んで行った…その途中で、傷を負った魚人を歌で癒やしている人魚を目にするーー シフォン 重症を負ってる魚人もいるのに、歌うだけで治すことができるの!? 人魚が歌い終えると、怪我を負った魚人達は元気に立ち上がったーー シフォン へ〜、すごい力ね……ん…なんか…頭がふらふらする… チョコ キュ〜!?(シフォン様どうしたの!?) ナギア 光の歌……生物の傷を癒すと同時に、魔物にダメージを与えるのつまり貴方は…魔物ってことなのね シフォン フ…フフ……そういう形で見抜かれるとは思わなかったわ…油断大敵ね…… ナギア 貴方は…どういう魔物なの?人間と魚人が争っている隙に、この海を侵攻しに来たの? シフォン ワタシはそんなことしないわよ!守護者が消えた原因を明らかにしたいだけ ナギア 原因を知った後…どうするつもり? シフォン できれば…消えてしまった守護者をここに戻すでないと、この大嵐はいつまでも収まらないでしょ? ナギア ということは…貴方は私達を助けに来てくれたの? シフォン 違うよ、ワタシはやりたい事をしてるだけ誰を助けたいとか、そういうことじゃないのよ 6-9痕跡「戦争の原因」 バローズ ナギアよ…それ以上その者と話すなお前は人を信じやす過ぎるからな… ナギア バローズ… シフォン サメの魚人ってはじめてみたわアンタ誰? バローズ 我は魚人族の首領、バローズだお前は人間でもなく魚人でもないが…何故この戦争に首を突っ込むのだ? シフォン アンタに教える義務はないわ バローズ ならば魚人族もお前に答える義務はないなここは負傷兵を治療するための場所だ邪魔をすると言うのなら、我が相手をしよう シフォン 怪我人に追い打ちをかけるような趣味はないわよそうだ、賭けをしようじゃないアンタが勝ったら、すぐここから出ていくわワタシが勝ったら、質問に答えなさいよ バローズ 魚人族の首領として、兵の安全を賭けの対象にするわけにはいかぬが、我と戦うというなら相手になってやるぞ! ナギア もうやめて!こんなこと無意味よ! ナギアがシフォンとバローズに向かって叫ぶ…ふたりは一旦動きを止め、にらみ合いを続けるーー ナギア …守護者が消えた原因を教えれば、貴方は守護者を探し、助けてくれるのよね? シフォン ええ、ワタシならそれができるわ バローズ やめろナギア!首領としての命令だ!話してはならぬ! ナギア ごめんなさい…バローズ、この無益な戦争を終わらせるために、助けが必要なのです ナギア 守護者が消えた原因は……外部からやって来た人間の剣士のせいなの…ウォレオ様を撃ち倒して、消えてしまった……… シフォン そうなのか……それなら何で、水神の使徒と戦争してるのよ? バローズ 余計なことを!! シフォン アンタはこの事を知られたくないわけね……まあ、だいたいわかったわ…ナギア、約束はちゃんと守ってあげるわよじゃあね! シフォンはバローズを睨みつけながら、飛び去って行ったーー バローズ ナギアよ…お前はわかっているのかお前が話してしまったことで、戦況が悪化してしまうかも知れないのだぞ!? ナギア はい…でも私は、この戦争が無益だと考えています魚人と水神の使徒で協力して、共に守護者ウォレオ様を取り戻すべきだと… バローズ もうよい!これは私の…全魚人の決定事項なのだ!人類を海から駆逐する計画は、誰にも邪魔させんぞたとえお前であってもな…… 6-10都への入口「代理者の矢」 チョコ キュ、キュ〜?(守護者が消えたのは水神の使徒のせいじゃないのに、なんで魚人は彼らのせいにするのかな〜?) シフォン あのバローズって奴はね、この機を利用して水神の使徒を海から追い払いたいのよ チョコ キュ〜、キュウ〜(なるほど〜、それは水神の使徒がかわいそうだね〜) シフォン まあ、ワタシにとってはそこはどうでもいいけど…ワタシのやりたい事と、関係はしてるのよね チョコ キュ、キュ〜?(ところでシフォン様、どうやって守護者を取り戻すの〜?) シフォン そうね、まず守護者の核を探し出そうあとその前に、ランデルが守護者に攻撃するのをやめさせないとね… 突然、後方から空を切り裂いて魔法の矢が飛んでくる…シフォンは咄嗟に魔法結界を出して防御したーー バックス 水神弓を止めた…だと?なかなかやるな我が名はバックス、ヴァンパイアよ、貴様は何者だ? シフォン フンッ、いきなり襲ってくるような奴に名のる名は無いわよ! シフォン あ〜、この水神弓っていうの…ホントめんどくさい! バックス ヴァンパイアよ、貴様はこの海で何をしてるのだ?答えないのなら二の矢、三の矢を放つことになるが? シフォン めんどくさいってだけなのに、なに勝ち誇ってるのよ!けど、折角だし教えてやるわよいまこの海は大嵐に見舞われてるわよね? バックス それがどうした?時には海が荒れることもあるだろう シフォン それから知ってる?この海の守護者、水の巨人ウォレオが消えたこと バックス なんだと……? シフォン さらに、アンタの水神の使徒達と、魚人族が戦争に突入したのよ バックス なんてことだ!!この海を数日離れていただけで、そのような事態になっているとは… シフォン ワタシのことよりも、そっちの戦争の方が緊急事態でしょ?ワタシの邪魔しないでよね! バックス ク…確かに緊急事態だが……ヴァンパイアが悪巧みしていた場合、見過ごしてよいものか……ヴァンパイアなど信用できないからな 鳥人は考え込んだ末、戦場へ向かうことを選択したーー シフォン なに?ヴァンパイアが嫌いなの?アリンと遭遇したらどうなるのかしら…心配だわ〜♪ニヤニヤ シフォンはランデルを追跡するため、以前に彼と遭遇した場所へ飛んで行ったーー 第六章「終幕」 シフォン どう?チョコ?ランデルの匂いを追跡できそう? シフォンはチョコの嗅覚を頼りに、ランデルの居場所をつきとめようと考えているーー チョコ キュ〜…(ちょっとだけど追えるよ〜、ただ…) シフォン どうしたの? チョコ キュ〜…キュ〜(この匂い…なんか狂気も混じってる気がする…うまく表現できないけど…) シフォン 狂気?…まさか何かに操られてるとか…? チョコ キュ〜、キュ〜(操られてる感じではないけど……ただなんか…う〜ん、よくわからない…) シフォン 前に話した時はちゃんとしてる感じだったけどね…いまはどうなってるのか…… シフォン 夢の主の時みたいなこともあるかも知れないわね…急いだほうがいいかも…行こ!チョコ! チョコ キュ〜
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しふぉん・くらっしゅ【登録タグ し ぽんさぎ 初音ミク 曲】 作詞:立談 作曲:ぽんさぎ 編曲:ぽんさぎ 唄:初音ミク 曲紹介 弾んだ感じのポップなメロディーと、それに対してロック丸出しなギターが特徴的。 歌詞 甘い物は食べ飽きた頃ね そうよ私は今別のところへ 唇なめて 本当の甘さなんて知らないうちに 捨てていく大きすぎる 大事な気持ちが見えない 本当にいいのね? 返事は用意していない 赤い靴は履き慣れた頃ね どうも私は地下鉄の虜ね 靴擦れ撫でて 本当の甘さなんて知らないうちに 忘れゆくもう気づかず 大事な気持ちが見えない本当にそれだけ? 返事はもう見えてない 本当の甘さなんていらないうちは 掠れてくこの気持ちは 置いていくの思い出せなくなるなんてね 浅ましく思っている 本当の甘さなんていらない口は 本当にそう? ただ分からず シフォンケーキを崩す私 夢を見ていた 本当に苦い夢見ていた コメント 名前 コメント
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第一章第一章「序幕」 1-1スカル間道「無関心」 1-3スカル諸島外録「交流不能」 1-4スカル諸島奥地「問題児童」 1-5スカル海触洞「高貴な一族」 第一章「終幕」 第一章 第一章「序幕」 シフォンとチョコは城を離れた後、両親の足跡を探して海域へとやって来たーー シフォン チョコ!そっちで間違いないの? チョコ キュ、キュ〜(うん、シフォン様ちょっとだけど、ご両親の匂いを嗅ぎ分けられるよ〜) シフォン 早く探しに来ればよかったわね…バカ兄のせいで無駄な時間を過ごしてしまったわ シフォンは吹いてくる潮風を受け、ポリポリと鼻をかくーー シフォン 潮の香りがする…あ〜あ、どうせなら甘い香りがよかったわ チョコ キュ、キュ〜(シフォン様、ごめんなさい匂いが追えなくなっちゃった…) シフォン ああ…聞いた方が早いわね、行こ! 1-1スカル間道「無関心」 シフォン 不思議ね…人間同士で傷つけあって…何を好き好んでそんなことを… チョコ キュウ〜(人間は他人のものが欲しい時、奪うために戦争をするんだよね〜) シフォン 奪うため?なんでそんなことを…欲しいものがあるなら、召使いに命じればいいのに チョコ キュウ〜…(シフォン様、みんなに必ず召使いがいるわけじゃないみたいだよ〜…) シフォン そうなの?それは大変ね…つまり、召使いのいない者たちが、奪うために戦争を起こしてるってことなのかしら? チョコ キュ〜、キュ〜(う〜ん、どうかな?召使いのいる貴族が命令して、戦争を起こしてるのかも?) シフォン うーん…ま、とりあえず行ってみよう 1-3スカル諸島外録「交流不能」 シフォン おい、そこの人間!ちょっといい? イーダ なに!またヴァンパイアか!!まさかこの海の支配を狙っているのか!? シフォン また?ワタシ以外のヴァンパイアが来たの?もしかしてパパとママ? イーダ いや、バカっぽい男のヴァンパイアだったが? シフォン ああ、アリンね、何でここに…まあ、どうでもいいや聞きたい事があるので答えなさい人間 イーダ とんでもなく偉そうな奴だな!答える義務などない! シフォン チョコ、この人間にはお仕置きが必要だと思うのよ チョコ キュ〜(お仕置きってほどの事されたっけ?…) イーダ ヴァンパイアとの戦闘は経験済みだ好きにはさせないぞ! イーダ この女…あのバカっぽいヴァンパイアと…強さが全然違う… シフォン あったりまえでしょ!?バカ兄なんて超弱いんだから イーダ お前達は…一体何が目的なんだ!? シフォン 言ったでしょ、あれ?言ってなかったっけ?ワタシは両親を探しているの何か情報を差し出しなさい イーダ もしかして、迷子か? シフォン 違うわ!人間ってホント駄目ねチョコ、行こ! チョコ キュ〜 イーダ 何なんだアイツ…… 1-4スカル諸島奥地「問題児童」 シフォン おい、お前!ワタシのパパとママを見たか? キーナ はい?いきなりそんなこと聞かれても… シフォン なんだ、言葉が通じてないのか?おかしいな、パパに人間の話し方を習ったのに… キーナ いや、言ってる事はわかってるけど…ここには両親を探しに来ただけなの? シフォン そうだよパパもママも空を飛べる、人間は飛べない簡単に区別つくでしょ? キーナ ………。見たこと無いわ キーナ 役立たずね!それなら戦いを続けるしかないか…じゃあね! キーナ 何でよ…戦う必要ないでしょ… 1-5スカル海触洞「高貴な一族」 チョコ キュ〜!(シフォン様、召使いを大勢つれてる人間がいるよもしかして偉い人かな?) シフォン お、じゃあまたパパ達について聞いてみよう チョコ キュ、キュ〜(人間はヴァンパイア嫌いって聞いたことあるよ〜もしかしたら変装した方が聞きやすいかも) シフォン え〜、わざわざ着替えるとか面倒ね チョコ キュ〜!(幻術魔法を使えば簡単だよ!) シフォン なるほど!ナイスアイデアだねチョコ!幻術魔法、練習しておきたいわ今までは攻撃魔法ばっかりだったしね シフォンが幻術魔法を唱えて人間の姿に化けるーー シフォン おい…いや、こんにちは!聞きたいことがあるんだけど、優しそうなヴァンパイアの夫婦をみたことない? アンナ えっ、こんなところに子供!?ここは戦場だ、危ないよ? シフォン 大丈夫だよ見たことないの? アンナ 親とはぐれてしまったのか?かわいそうに…私が家まで送ってあげようか? そっとシフォンの肩に手を置くとーー シフォン 触るな アンナ え? シフォン ワタシに気安く触るな下等な人間如きが 怒れるシフォンは幻術を解き、本来の姿を現したーー シフォン こんな簡単な質問にも答えられないなんて、ホント使えない!くだらない争いなんてしてるからでしょ! アンナ またヴァンパイアか今回は前よりヤバそうだぞ…ク……行くぞ! 突然、空が暗くなり、強風が吹き荒れ始めたーー シフォン この嵐…普通の嵐じゃなさそうね… キーナ 艦長!緊急事態です!巨大な津波が突如発生したようです!早く回避しないと艦隊が…全滅… アンナ 早くこの場を脱出しなければ…しかしこのヴァンパイアが…それに海賊も加わってきたら…クッ シフォン さっさと行けば?手加減してあげたから、まだ動けるでしょ? アンナ 本当か!?こちらに手を出さないのか? シフォン 二度も言わせないで アンナ ………よし総員撤退!旋回!急げ! 号令を受け、帝国海軍の艦隊が離脱する…シフォンはそれを眺めながら物憂げな表情をみせるーー チョコ キュ〜?(シフォン様、どうしたの〜?) シフォン なんでパパ達は何も言わずに行っちゃったんだろ…ワタシがワガママ過ぎたから?……これから、どうしたらいいんだろう… チョコ キュ〜 シフォンの頬を一滴の涙が滑り落ちる…すぐに服の袖で拭うシフォンを心配そうに見守るチョコーー アックス おおっ?少女よ、何故泣いてるんだ?嵐が来てるぞ?こっちの船に乗って、おじさんに何があったか話してみないか? シフォンが振り返ると、海賊の艦隊が背後にいた…話しかけて来た男は船首に悠然と腰かけているーー シフォン ……お断りよ アックス ホウ、そんなつれないこと言うなよそうだ、甘〜い飴をやろう 第一章「終幕」 嵐による大波で海賊の船はひどく揺れている…そんな中、ふたりは平然と話をしているーー シフォン それより大丈夫なの?船が波に飲み込まれるんじゃないの? アックス ワハハハッ、心配ご無用だこれくらいの波、何度も越えて来たぜ? シフォン あ、そうで、ワタシがヴァンパイアって見てわかるでしょ?なんで話しかけてきたの? アックス ヴァンパイアにも話のわかる奴はいるって、俺は知ってるからな シフォン アンタが会ったのは…バカっぽいヴァンパイアの男? アックス いや、夫婦だったな……お?そういえばお前はあの奥さんに似てるな…ヴァンパイアってのはみんな顔が似てるものなのか? シフォン それママ!絶対ワタシのママ!今どこにいるの?今すぐ教えて! 突然アックスの襟首をつかみ、ぐわんぐわんと前後に揺らすシフォンーー アックス ま、待て、落ち着けって彼らは俺の船に客人として暫く乗ってた…海流の調査をした後、火山地帯へ向かったぞ シフォン 火山地帯へ行ったのね!チョコ!すぐ行くよ!早く追いつかないと! チョコ キュ、キュ〜(海王さん、情報ありがとう〜) シフォンとチョコは大急ぎで飛び去って行ったーー アックス ワハハハッ、嵐のような少女だったな!あんな娘が欲しかったなあ アックスはシフォン達を見送った後、配下の艦隊に向けて号令を出すーー アックス よし、ヴァンパイア夫婦の依頼は達成できたな野郎共!さっさとこの嵐から脱出するぞ!サメの餌になりたくなかったら、必死で動けよ! シフォン達が去った後も嵐がやむ気配はなかったーー
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[[シフォン=ココリアーノ]] [[メインキャラクター]] [[シナリオ]] **COLOR(#0000ff){ } ***関連人物 ***発生時期 ***関連シナリオ ★発生条件~ ★派生シナリオ~