約 623,245 件
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バイク専用のエアバッグの着用により、バイク事故による死傷を防ぐ。
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武器一覧|ALL武器進化表 ガチャ(レア)【体当たり(武器)|弓(武器)|魔法(武器)|ため(武器)】 ガチャ(激レア)【体当たり(武器)|弓(武器)|魔法(武器)|ため(武器)】 ガチャ(超激レア)【体当たり(武器)|弓(武器)|魔法(武器)|ため(武器)】 ※基本的にパラメータ等は最終進化状態のみ載せています。 ※図鑑Noは推測しているものもあるのでシリーズ内で前後する場合があります。 ※武器名の後に「★」がついているものは武器データが完成していないものです(第6進化関連)。 ファイアバッチ ガチャにて出現する武器。 獄炎のファイアバッチ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (w_1366_1.png) 武器名 タイプ 属性 レアリティ ファイアバッチ サポート 火 レア 火炎のファイアバッチ サポート 火 レア 獄炎のファイアバッチ サポート 火 レア ファイアバッチ 火炎のファイアバッチ 獄炎のファイアバッチ マジックスキル ファイアバッチ 火炎のファイアバッチ 獄炎のファイアバッチ 魔法防御力+10~+30【サポート】(5秒間) 魔法防御力+20~+40【サポート】(5秒間) 魔法防御力+30~+50【サポート】(5秒間) 図鑑No 武器名 進化素材 進化元 1364 ファイアバッチ 火の石3 第2進化 1365 火炎のファイアバッチ 火の石5 火の魔石1 第3進化 1366 獄炎のファイアバッチ 備考
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新作 ヴィヴィアン バッグ Vivienne Westwood ヴィヴィアン ウエストウッド ハンドバッグ 新作 ヴィヴィアン バッグ Vivienne Westwood ヴィヴィアン ウエストウッド ハンドバッグ ◎ブランド:vivienne westwood(ヴィヴィアン ハンドバッグ) ◎状態:新品 未使用 ◎デザイン:ヴィヴィアン ハンドバッグ ◎カラー:画像を参照してください。 ◎サイズ:横 33cm / 縦 26cm / 幅 14cm ◎付属品:VivienneWestwood保護袋 商品番号 VI000364 販売価格 21500 メール注文方法: 商品名称、商品番号、購入数量、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス などを明記の上 sales@vivienne-bag.com へ送信してください。
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新作 ヴィヴィアン ウエストウッド ハンドバッグ 新作 ヴィヴィアン ウエストウッド ハンドバッグ ◎ブランド:vivienne westwood(ヴィヴィアンウエストウッド) ◎状態:新品 未使用 ◎デザイン:ヴィヴィアン ハンドバッグ ◎カラー:画像を参照してください。 ◎サイズ:横 35cm / 縦 23.5cm / 幅 16cm ◎付属品:保存の袋 商品番号 VI000175 販売価格 23000 メール注文方法: 商品名称、商品番号、購入数量、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス などを明記の上 sales@vivienne-bag.com へ送信してください。
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新作 ヴィヴィアン ウエストウッド ハンドバッグ 新作 ヴィヴィアン ウエストウッド ハンドバッグ ◎ブランド:vivienne westwood(ヴィヴィアンウエストウッド) ◎状態:新品 未使用 ◎デザイン:ヴィヴィアン ハンドバッグ ◎カラー:画像を参照してください。 ◎サイズ:横 35cm / 縦 23.5cm / 幅 16cm ◎付属品:保存の袋 商品番号 VI000173 販売価格 23720 メール注文方法: 商品名称、商品番号、購入数量、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス などを明記の上 sales@vivienne-bag.com へ送信してください。
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翌朝、ワルドはアバッキオの部屋を訪ね、ノックしようとしたら先にドアが開いた。 だが部屋から出てきたのは同室のギーシュであった。 ワルドはアバッキオは居るかとギーシュに尋ねる。 「彼ならまだ眠っていますよ。グッスリですから起こさないであげてください」 実はアバッキオと勝負をしようと考えていたワルドだが、 寝ている相手を無理やり起こして勝負しよう、と言っては相手にされる訳もない。 仕方なく今は諦めて、ワルドはアバッキオが起きてくるのを待つことにした。 しかしアバッキオが起き出してきたのは、もう昼も過ぎたころであった。 もう待ちくたびれたワルドは早速勝負しようと持ちかける、だがアバッキオは相手にしない。 そこでワルドはアバッキオの興味を引く話を持ち出す。 「君の左手のそのルーン。それはガンダールヴのルーンだ」 アバッキオが聞いているかどうかも知らずに、ワルドは喋りだす。 ガンダールヴ、始祖ブリミルの使い魔が持っていたルーン。 武器を持ち、ブリミルが魔法を詠唱する隙から守ったという使い魔。 だがアバッキオはワルドの話に見向きもせずに顔を少し俯かせて、 右手にパン左手にお茶の入ったカップを持ち、遅い朝食(昼食)を食べ始めた。 ピグピグとワルドの眼輪筋が引きつるが、何とか怒りを見せまいと抑える。 ワルドはどうにか勝負に持ち込もうとするが、アバッキオは話に耳を傾ける素振りさえ見せない。 結局アバッキオは食事の最中に、いつの間にかワルドの視界の中から消えていた。 そのテーブルにパンの食べかすや、お茶の飲み終わったカップなどは一切残っていなかった。 そして夜、事態は急転する。 以前アバッキオが捉えた土くれのフーケが、宿に襲撃を仕掛けてきたのである。 狙いは恐らくルイズの任務の阻止。 フネでアルビオンへ逃げるにしても、明日にしかフネは出ない。 ワルドは風のスクウェアなのでフネの飛行補助が出来る。 よって二手に別れ、一方が敵を引きとめ、一方がアルビオンへとフネで行くべきだとワルドが言い放つ。 では自分達が残ると、キュルケとタバサが言った。 ルイズはそれを止めようと思ったが、アバッキオが手で制した。 「任せて、いいんだな」 答えの分かりきったことを聞くアバッキオに、二人は自信を持って答えた。 任せろ、と。そう言い切った。 そしてギーシュも残ると言い出し、少し震える手で杖を取り出した。 ギーシュに対するアバッキオの問いかけはない。 ただ少し鼻を、フンッと鳴らしたきりだ。 ルイズも迷いをフッ切り、キュルケにいつもの憎まれ口を叩く。 それにキュルケも軽口で応えた。 「なら、さっさと行くぞ」 アバッキオがデルフリンガーを引き抜き、左手のルーンが光る。 そのまま宿の壁を、デルフリンガーでブッ叩くように破壊し外に脱出。 まるでつるはしのような使い方にデルフリンガーは嘆くがアバッキオは相手にしない。 抜き身のデルフリンガーを引っさげて、アバッキオ、ルイズ、ワルドは道を駆ける 後方にフーケのゴーレムがいるが追ってくる様子はない。 微熱と雪風と青銅が何とか食い止めているようだ。 だがこのまま上手く事が運ぶと思うほど、アバッキオは楽観的ではない。 そして閃光が閃いた。 瞬間ワルドがルイズを庇おうと間に入る。が。 それより早く、とっさにルイズを庇って地面を転がるアバッキオ。 アバッキオ達が今いたところが焼け焦げる。 「電撃、いや雷か……」 冷静に敵の攻撃を見切るアバッキオ。 夜の闇に紛れての攻撃は脅威だ。しかし一向に次の攻撃はない。 「行くぜッ、ルイズッ!」 腕の中のルイズを引っ張り起こして、手を引いてアバッキオは駆け出す。 そしてフネの桟橋へと辿りつく。 だがそこで仮面を付けた者が待ち構えていた。 仮面のメイジは杖を構えて即座に詠唱を開始。 早い詠唱。アバッキオがルーンの力で駆けても止めることは出来ない。 そう読み取ったアバッキオは、さっさとルイズの手を引いて後ろに下がる。 そして生まれる稲光。しかし雷は誰にも命中することなく、どこか中途半端な地点に落ちた。 アバッキオの腕の中のルイズが杖を構える。唱えるのは簡単なコモンマジック。 だが結果は見えている。そしてルイズ自身にも見えていた。 ドッオオォォンッ! 生まれる爆発。不発に終わった魔法。しかし元々ルイズには攻撃の意思はない。 そもそも攻撃用の魔法を唱えた覚えもない。唱えたのはただのアン・ロックだ。 呼吸を計ったタイミングで自分が出来ることをした。それだけである。 すでにアバッキオはルイズを抱えてはいなかった。 いや、傍目ではアバッキオがルイズを抱えているように見えるのだが、それは違う。 それはアバッキオを模した『ムーディー・ブルース』。俯いて見えないが、額のタイマーがその証拠だ。 ワルドが詠唱を開始するが、それより早く動く疾風のような影。 デルフリンガーを構えたアバッキオである。 ルイズの爆発魔法を目くらましにムーディー・ブルースと入れ替わっていたのだ。 「オラァッ!」 ルーンの力で疾風と化したアバッキオが、棍棒のようにデルフリンガーを使って殴りつけるッ! 「ボォハッ!」 額をガンダールヴのルーンの力を込めて強打されたならひとたまりもない。 顔は見えないが苦悶の表情を見せる仮面のメイジ。 足元はふらつき最早戦闘不能だ。 「さて、と。それじゃあオメーのツラを拝ませてもらおうかッ」 アバッキオはそう言い放ち、ふらつく仮面のメイジに近寄る。 ワルドは一体何故ルイズの傍にいたハズのアバッキオが、偏在を倒したのか全く持って理解不能。 しかしその顔を見られるわけにはいかないワルドは偏在を操作する。 足元がふらつく偏在が最後の力を振り絞り、目も眩む突風を生み出した。 即座に偏在は足をもつれさせながら駆け、桟橋の荷物の影で仮面が砕けながら魔力へと還る。 「ちっ、逃げやがったか」 姿の見えない仮面のメイジに舌打ちして、辺りを見回すアバッキオ。 「ルイズ、ワルドと一緒にフネの船長に話しつけて出航させろッ。俺は外で今のヤツがまた来るか見張ってるッ!」 今はアルビオンへ向かうのが先決だ。 時間を掛ける余裕のないこちらには、それがベスト。 「分かったっ、行きましょうワルドっ!」 ルイズに促されたワルドも、外をアバッキオに任せてフネへと走る。 そして二人が見えなくなったころ、アバッキオはムーディー・ブルースを現す。 ムーディー・ブルースのタイマーが動き出した。 フネに乗り、一路アルビオンを目指すルイズ達。 途中空賊に襲われたが、何とそこで目的の人物ウェールズ皇太子と出会う。 ウェールズにアンリエッタから恋文を返してもらうべく来たと水のルビーを見せ親書を渡し、手紙のあるニューカッスル城へと招かれる。 「これがその手紙だ。確かにお渡しした」 手紙を慈しむように愛でて、ルイズに渡したウェールズ。 ルイズの表情が苦渋に滲む。 アンリエッタからの親書にはおそらくウェールズにトリステインへ亡命するように記してあっただろう。 しかしウェールズはそんなことは一言も話さずに、恋文をルイズに渡した。 ルイズには分かる。ウェールズはルイズが亡命を薦めても首を横に振るだろう。 たとえアンリエッタからの薦めだとしても、それをしないウェールズなのだ。 ルイズが何を言ったとしても首を縦に振るわけがない。 それがウェールズにとっての「真実に向かおうとする意思」なのだ。 だからルイズは何も言えなかった。その後ろでアバッキオも黙って見ていた。 その晩。アルビオン最後の晩餐会が執り行われ、ルイズ達も最後の客として招待される。 皆明日の大戦で命を落とすと知りながら、明るくルイズ達をもてなすその姿はどこか誇り高い姿であった。 アバッキオもテラスで酒を飲みながら美味い料理に舌鼓を打つ。 そんなアバッキオにウェールズが話しかけてきた。 「トリステインでは人が使い魔なのかい?」 ウェールズの疑問にアバッキオは答えない。沈黙が答えである。 それどころか逆に質問を返した。 「アンタは戦うことで何処に向かってるんだ?」 僅かに考えてウェールズはこう言った。 「僕は自分の正しさを貫けないことが一番してはいけないことだと思っている。 僕は明日、圧倒的な数の敵に押し潰されてしまうだろう。 だが僕はこれでも皇太子なんだ。使命って訳じゃあないが、最後まで戦い抜くことが僕の責任でもある」 ウェールズが静かに空を見上げる。 「それが僕の中の曲げてはいけない部分。それを曲げたら僕はただの「負け犬」になってしまうから。 きっとそういうことなんだよ。質問の答えにはなっていないけどね。ホント、我ながら頑固な石頭だよ」 アバッキオは黙してその言葉を聞いた。 「そうか。ツマラネェこと聞いたな」 ぶっきらぼうにそう言ったアバッキオにウェールズは笑った。 「構わないさ。それより明日君のご主人とワルド子爵が結婚するということらしいが、明日君はどうするんだい?」 アバッキオはその聞き捨てならない言葉に眉根を寄せた。 「おや。知らなかったのかい?先ほどワルド子爵が僕に仲人を頼んできてね。 明日の朝、結婚式をする予定なのだが。はて、一体どういうことだ?」 ウェールズが首を捻って唸る。 アバッキオは眉根を寄せたまま沈黙を守り、そして口を開いた。 「頼みがある。ちょっくらツラ貸してくれ」 あくる朝。いい風の吹く清清しい朝である。 しかしルイズにとっては全く清清しくない。 昨晩ルイズはワルドに唐突に結婚式を挙げようと告げられた。 驚いて反論も何もルイズが言えない内にワルドは行ってしまった。 しかも仲人はウェールズ皇太子だというのも、ルイズの背中に責任として重くのしかかっている。 別にワルドが嫌いだとか言うわけではない。 いつかは貴族として婚約者と結婚しなければならないだろう。 だが幾らなんでもこんな時に結婚式を挙げるなど考えたこともない。 それとワルドの話では、すでに城を脱出する者達と共にアバッキオはトリステインへ向かったと言う。 それも心に引っかかっていた。 寂しいとか、心細いとかという話ではない。 あのアバッキオが「任務」の途中で帰ってしまうということがあるのだろうか? 脱出用のワルドのグリフォンは二人乗りだ。 ならばそれも仕方のないことなのだろうか。 心に引っかかりを感じたままルイズは結婚式へと臨む。 場所は城の聖堂。 窓から空を望める絶景の神聖な場。 その人のいない閑散とした聖堂でワルドとルイズは儀式を迎えた。 装飾の施された戦装束で身を包んだウェールズが二人に問いかける。 ワルドにルイズを永久に愛することを誓うのかと。 ワルドはお決まりのような文句を答えた。 「始祖と我が真実の心に誓って」 今度はルイズにウェールズは問いかける。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、汝はワルド子爵を永久に愛すると誓うのかと。 ウェールズが言葉を発する度に、戦装束の鉢巻がなびいた。 ルイズは問いかけに答えることが出来ない。 思い出すのは使い魔のこと。 今のルイズの頭の中は使い魔を召喚してからのことで全て埋め尽くされていた。 ギーシュと決闘した使い魔。 フーケから破壊の杖を奪還した使い魔。 魔法の使えない自分でも構わないと言ってくれた使い魔。 自分にたくさん勇気と自身をくれた、アバッキオ。 ルイズの心は決まった。今の自分の真実を見つけた。 「ワルド、あなたとはまだ結婚なんて出来ない。わたしはまだ真実に向かっている途中だから。 だから、あなたと結婚することは、まだ、出来ないわ」 ワルドは表情を変えない。 堅く表情を崩さずにルイズに微笑みかける。 何を言っているんだ、と。君はちょっと興奮しておかしな事を言っているだけなんだ、と。 だがルイズはワルドの表情の奥にある、瞳に巣くったドス黒い邪悪を見取る。 「アナタはもうわたしの知っているワルドじゃあなくなっていたのねっ。 もうそんなアナタは婚約者でも何でもないわっ!」 一変。ワルドは邪悪な意思を滲ませた表情に変わった。 ルイズの肩を掴んで、駄々っ子に物事を教え込むように静かに喋りだす。 「ルイズ、僕は手紙を回収する任務の他にやらなきゃあならないことがあるんだ。 一つは君を手に入れること。もう一つ、それはね……?」 ワルドが紡ぐように呪文を詠唱する。その口元はウェールズからは見えない。 風がワルドの杖に収束する。その魔法はエア・ニードル。 「ウェールズ皇太子を殺すことなんだ」 ワルドは恐るべき速度で反転してウェールズに向かって杖を突き出す。 エア・ニードル、風の螺旋錐で貫かれれば命はない。 「ウェールズ様っ!」 人であれば必死のタイミング。ワルド自身も殺ったと思った。 確かに普通はそう思うであろう。対象が『人』であればの話だが。 パシン、と乾いた音がしたかと思うと、ワルドの突き出された腕がウェールズに捕まえられていた。 そのままワルドの腕を掴みつつ、ウェールズは拳の連撃を叩き込むッ! ワルドは軍人としての条件反射で防御の姿勢をとり、ガードするもあえなくブッ飛ばされる。 地面にキスするようにブッ飛んで転がるワルド。 その顔は驚愕に満ちていた。 「グフゥ…何故、今のは必殺の…タイミングで。そんなバカな。アグッ、一体、何の、からくりが……」 無様に喘ぐワルドの目の前のウェールズは沈黙するのみ。 静かにワルドを見下ろすウェールズにはある種の隔絶感を感じさせる。 「『無様極まりないとは正しく貴君のことであろうな、子爵よ』」 「っ!?」 目の前のウェールズから吐き出された言葉。 しかし風の使い手のワルドは言葉の違和感を感じ取った。 今の言葉は二つの声が重なっていたものだ。 一つは目の前のウェールズから。もう一つは背後から。 背後を振り返り見ると、そこにはルイズの傍に立つウェールズの姿。 そしてもう一人。何時もと同じくルイズの傍にいる者がいた。 「何故キサマがここにいるッ、使い魔ァァアァッッ!!」 ワルドは激情の怒声を上げる。 レオーネ・アバッキオ、ゼロのルイズの使い魔がそこにいた。
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バッグ/ハンドバッグ2 1 2 3 4 5 ゴールドチェーンハンドバッグ/bgEvening Purse w/ Gold Chain/bg ゴールドチェーンハンドバッグ/bk Evening Purse w/ Gold Chain/bk がまぐちストライプバッグ/blCoin Purse Style Satchel/bl がまぐちストライプバッグ/pkCoin Purse Style Satchel/pk クラフトハンドバックHandcrafted Purse コサージュ付きストローバッグStraw Purse w/ Corsage コサージュ付きミニバックPsychedelic Shoulder Bag パイピングバック/gnContrast-Trim Bowler Bag/gn パイピングバック/orContrast-Trim Bowler Bag/or パイピングバック/nvContrast-Trim Bowler Bag/nv ドットスカーフ付カゴバッグ/blStraw Bag w/Polka-Dot Scarf/bl ドットスカーフ付カゴバッグ/rdStraw Bag w/Polka-Dot Scarf/rd ドットスカーフ付カゴバッグ/whStraw Bag w/Polka-Dot Scarf/wh クリアバッグ/blTransparent Shopping Bag/bl クリアバッグ/rdTransparent Shopping Bag/rd 太編みカゴバッグ/bl Embellished Straw Bag/bl 太編みカゴバッグ/yw Embellished Straw Bag/yw バケツ型バッグ/gnBucket-Shaped Bag/gn バケツ型バッグ/orBucket-Shaped Bag/or バケツ型バッグ/ywBucket-Shaped Bag/yw ゴールドモチーフバッグ/brEmbellished Bucket Bag/br チャーム付きバッグ/whTote Bag with Charm/wh ゴールドバッグGold Satin Bag ゴールドがまぐちバッグGold Coin Purse Style Bag メタリックバッグMetallic Satchel バニティバッグVanity Case チェーン付きハンドバッグLeather Purse w/ Chain Strap フラワープリントバッグFloral Purse パイソントートバッグPython Print Tote Bag 羽チャーム付きバッグ/blBig Bag w/ Feather Charms/bl 羽チャーム付きバッグ/gnBig Bag w/ Feather Charms/gn ホルスター型ハンドバッグ/khFaux Belted Purse/kh ホルスター型ハンドバッグ/whFaux Belted Purse/wh ガマ口バッグ/gnCoin Purse Style Handbag/gn ガマ口バッグ/rdCoin Purse Style Handbag/rd ウッドリング付スタッツバッグ/bkStudded Purse w/Wooden Ring/bk ウッドリング付スタッツバッグ/whStudded Purse w/Wooden Ring/wh スタッツバッグ/br Studded Satchel/br スタッツバッグ/grStudded Satchel/gr シフォンスカーフ付かごバッグStraw Tote w/ Chiffon Scarf リボン付きかごバッグRed Ribbon Straw Bag フラワープリントがまぐちバッグ/bkFloral Clutch Handbag/bk フラワープリントがまぐちバッグ/rdFloral Clutch Handbag/rd ファブリック×かごバッグ/bg Cotton Straw Tote Bag/bg ファブリック×かごバッグ/rdCotton Straw Tote Bag/rd バイヤスストラップバッグDiagonal-Striped Satchel フラワープリントかごバッグFloral Lining Straw Tote Bag ドラム型バッグLeather Barrel Bag ゴールドメッシュ×キャンバスバッグEvening Purse w/ Gold Handles バンブーハンドルバッグ Bucket Bag with Bamboo Handle パッチワークトートバッグPatchwork Tote Bag
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俺はやり遂げた、真実に向かうことができたんだ。 「ああ、そうだ。おまえは本当に立派にやり遂げたんだよ」 ようやく終わったんだ。 空を見上げる。いい、空だ。 これなら気持ちよく眠ることが出来る。 後のことはアイツらに任せて、俺はさっさと眠るとするぜ。 「……いや、それはまだ早いよ」 ………何? ヴゥンッ! な、何だこれはッ!イキナリ宙に鏡みてぇなのが現れやがったぞッ。 しかも近づいて来やがるッ! こんなとこまで来てもスタンド攻撃か。 クソッ、やるしかねえ! 『ムーディー・ブルースッ!』 喰らえッ、ムーディー・ブルース! 即座にムーディー・ブルースの拳を鏡に叩き込む。 だが、その拳は鏡に飲み込まれ、俺の体ごと鏡に引っ張り込もうとムーディ・ブルースが吸い込まれる。 うおおおぉぉッ、吸い込まれるッ! 以前戦ったマン・イン・ザ・ミラーってスタンドと性質が良く似ている。 同じようなスタンド能力なのかッ。 ムーディ・ブルースッ、数秒前のお前をリプレイしろォォーーーッ! 数秒前、攻撃を行うムーディー・ブルースを再生させる。 その時間のムーディー・ブルースのいた位置まで戻せば、鏡から抜け出れるかも知れねぇッ! だが、ダメだった。 鏡の引き込むパワーが強すぎて、何とか拮抗するのが精一杯だ。 しかもジリジリ、まだ引き込まれてやがる。 完全に引きずり込まれるのも時間の問題か。 そして耐える俺の後ろに、誰かの気配を感じた。 状況からして、このスタンドの本体かッ!? しかし耐えるのに精一杯の俺に、背後を振り向く余裕はない。 そしてソイツが俺に話しかけてきやがった。 「あの警官も言っただろォォ、あんたはまだ終わっちゃいないんだぜーッ!」 とても聞きなれた声だった。ガキっぽくて、背のちっちぇヤツの声。 反射的に俺は混乱した頭で言った。 テメェ、ナランチャかッ!この鏡みたいなのは何だッ! いや、それよりも何でオマエまでここにいるんだッ! まさか、オメーまで、終点に来ちまったってのかーーーっ!? 「その通りだ、アバッキオ」 もう一つ背後から聞きなれた声が聞こえた。 俺が聞き間違えるハズがねえ。チームのリーダー。 何よりも頼りになる、あの男の声だった。 そんな、バカなッ、アンタは、嘘だろッ! ブチャラティイイイイィィィィッッ!! そんな、辿りつけなかったのかッ! 俺の意思は無駄だったのかッ! 真実には辿りつくことができなかったってのかッ!? 何でアンタが終点にいるんだッ! 「そんなことがあるハズがないだろう。 アバッキオ、おまえの意思は確かに俺達が受け継いだ。 俺達は勝ったんだ。運命を解き放ったんだ」 じゃあ、なぜ、アンタはここにいるんだッ。 「後はジョルノに全てを託してきた」 ………あの、小僧にかッ! 「ああ、オマエは気に喰わないだろうが、それは勘弁してくれよ。アバッキオ」 いや、ハッキリ言わせて貰うぜ。 途轍もなく気にくわねぇッ! あの小僧に後のことが何とか出来るとは思えねえぜッ。 「オマエらしいな」 「さあ、アバッキオ、そろそ、ろ二人と、はお別れだ……」 なんだと、あんた何を言ってるんだ? 俺は自分のかつての相棒に目を向ける。 「それは…ま、だオマエが、終わって…いな、いからさ…」 何だ、これは? 急に耳が遠くなっちまったのか? 音にノイズが入ってよく聞こえなくなってきた。 そして俺の目の前にブチャラティのスティッキー・フィンガーズ。 ナランチャのエアロスミスが現れた。 二体のスタンドから二人の声が聞こえてくる。 「もう時間が、ねぇから…、よー、ちゃっ、ちゃとす、るぜェ、ェェッ。 へへへ、寂しくな・・・るけど、さー、負けんなよーーーッ。 受、け取ってくれ…アバッキオォォォーッ!」 ナランチャの声と共にエアロスミスがエンジンを唸らせ俺に突っ込んできた。 そしてヒュン、と消え去るように俺の体に吸い込まれる。 一体なんなんだ。 ブチャラティ、あんたは俺に何をさせたいんだ? 「アバッキオ、これ……先も、オマエは苦、難の道を歩くだ、ろう。 だが大切な、のは真、実に向かお…うとする意思、だ。 オマ、エはそ…を思い、出した。なら、こ…れか…ら行く、場所でもやっ、ていける」 スティッキー・フィンガーズが語りかけながら、俺の胸に手を置いた。 「運、命とは、眠…れる奴隷だ、目、覚めることで、運命は、解き放つこと、が………出来る。 俺はおま、えが眠、りから……目覚める…ことを祈、ってい、る。それが、俺に出来る……ただ一、つのこ…だ。 そし、てこれ…は俺の『記…ぉく』だ、役立、ててくれる……と嬉しい。 そ…じゃ……な…………アバッキオ……………」 おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉッッッ!!! 俺の体に吸い込まれて、消えてゆくスティッキー・フィンガーズ。 そしてその最後の一欠けらが、光と共に掻き消えた。 依然鏡はムーディー・ブルースを吸い込み続け、俺も飲み込まれる寸前。 全く状況は変わっていない。 そんな俺を相棒が見つめている。 しかしその姿もだんだんと霞んできて、あまりよく姿を捉えることができない。 「さあ行、ってこ…い、終点に来たオ、マエに、まだ…道を歩、かせる…この運命。 苦し、い運命……だが、行く先……で得がたい何か、を、また得られ、ることに…な…のだ…ろう。 頑張、れよ…また会、おう………」 相棒が見えなくなってゆく。 俺はもう頭だけを鏡から出して、空を見上げた。 今にも落ちてきそうな空だった。 フーケの事件後、ルイズは生徒からも一目置かれるようになり、表立ってゼロと呼ぶ者は少なくなった。 もちろん魔法は使えないので、ゼロと呼ばれなくなったわけではない。 だがルイズはそういうことは、あまり気にしなくなった。 アバッキオが別に魔法が使えなくても、どうもない、と言ったから。 別に魔法が使えないことが悔しくないわけがない。 だが、大切なのは真実へ向かおうとする意思だから。 かつての一人悩んでいた頃に比べれば些細なことと言える。 アバッキオはぶっきらぼうな態度をとりながらも、何かあればルイズに相談するようになる。 ある日のこと、武器を持つと左手が光り力が沸いてきて分身、ムーディー・ブルースのパワーまで上がるのだとアバッキオが言った。 ルイズはならばと城下町に出かけ、武器屋でアバッキオに剣でも買ってやろうと考える。 そんなアバッキオが選んだのはナイフと剣。ナイフはともかく、剣はえらくやかましい物であった。 名をデルフリンガー。錆びだらけのインテリジェンスソード。 なんでそんなボロイ剣を選ぶのだと、不満気に聞いたルイズ。 「剣は使ったこともねえから、一番ブッ壊しても問題ないやつを選んだ」 そうアバッキオが言い、ルイズはそれもそうだなと思う。 デルフリンガーは逃げたくなったが、剣なので逃げることは出来ず、考えるのをやめた。 そんな日々を送る二人に、任務を与える者がやって来た。 アンリエッタは幼馴染で親友のルイズの元へ、一目を忍んで現れる。 任務はアンリエッタの書いた恋文をアルビオンまで行って回収してくること。 そしてアンリエッタからウェールズ宛の親書と水のルビーを託されたルイズ。 ルイズはもちろん任務を受けたが、アバッキオはそういう色恋沙汰は嫌いかも知れないと思い顔色を伺うと、 何でもないような顔をしながら、ふつふつとヤル気を漲らせている気配であった。 そういえばフーケのときも任務ということで、何故かヤル気を見せていた。 アンリエッタが去った後、ルイズは何故任務にこだわりを見せるのか尋ねる。 「俺の力が任務に必要とされるなら、命を掛けることは惜しいとも思わない」 求める答えとは違ったが、そう躊躇いなく言ったアバッキオにルイズは少し寂しくなった。 翌日アバッキオとルイズと何だかんだで任務に加わったギーシュの三人が出発する直前に、ワルドと名乗る青年が姿を見せる。 ワルドはアンリエッタから三人と協力して任務を果たして欲しいと頼まれやって来たのだという。 三人を鼓舞して早速出発しようとするワルドに、アバッキオはつまらなそうに言った。 「行くなら一人で行け。止めやしねぇぜ」 何を言われたのか理解できないワルドをほっといて、アバッキオはルイズに馬に乗るよう促す。 ワルドがようやく我に帰って今何を言ったのか聞き、ようやくルイズも復帰する。 だがアバッキオは本当にどうでもよさそうに「一人で行け」とまた言った。 ルイズもいきなり何故そんなことをアバッキオが言うのか分からずに尋ねる。 アバッキオはワルドを見ながら口を開く。 「コイツが本当にあの姫さんの命令で来たのか確認できねえ。 確認が取れなきゃあツレとして認めるわけにはいかねえ。敵である可能性もあるわけだからな」 ワルドはそんなことかと、アンリエッタの名の入った文書を取り出す。 だがアバッキオは冷めた目をするばかり。ワルドはその目に動揺を隠せない。 「本当にその書類が姫さんが書いたもんなのか、本当に証明できるのか? 俺達は姫さんがその書類を書いたところを見ることなんかできねえんだぜ」 だがワルドも書類の印を証拠とし、本物であることを現す。 が、アバッキオは逆に溜息をついた。 「ルイズもそうだが、オメーも一国の姫さんと付き合いがあるなら、そうとうなお偉いさんなんだろ。 だったら当然印を偽造出来ちまう可能性はある。任務の重要性を考えれば可能性があるだけでも危険だ。 それにそんなもんを証拠として持ち出すようなら、なおさら一緒に行くわけにはいかねえな。 使えねえマヌケヤローを連れてった日には命がいくつあっても足りやしねえぜ」 さっさと行くぞ、とルイズを再び促すアバッキオ。 ワルドは汗だらだらで、顔が赤くなったり青くなったり。 ルイズはさすがにワルドが哀れに感じて、アバッキオに連れて行ってあげようと言ってみた。 するとアバッキオはルイズを睨みつけ、ルイズは後ずさる。 「これは国の運命を掛けた任務なんだろうが。 だったら俺は何としてでも任務は達成するし、その不安要素は出来る限り排除する。 それに俺は自分の能力を過信しているわけじゃあねえ。能力は信用の置けるヤツにしか見せる気はない」 だがワルドは魔法衛士隊の隊長を務めるぐらい腕もいい。 多少フォローしつつ何とかとりなそうとルイズは考えるが、アバッキオの最後の言葉にそんなことは吹っ飛ぶ。 信用の置ける者にしか能力は見せない、アバッキオはそう言ったのだ。 「あの、信用、してくれてるの…………?」 躊躇いがちにルイズが背を向けるアバッキオに問いかける。 一瞬ピクンと動きが止まり、僅かに間を置いて小さくチッと舌打ちした音が聞こえた。 アバッキオは何も語らずにいるばかりであった。 結局ワルドは何とか、ルイズが文書の内容が昨日アンリエッタと話したことと合致すると発見し同行を許可された。 アバッキオはそれでもワルドを信用することはなかったが。 それとワルドがルイズとグリフォンに一緒に乗ろうと言ったが、すげなくルイズは断った。 そうして一行が出発してから数時間。 途中賊に出くわし、一行の後をつけていたタバサとキュルケも合流。 ワルドはただの物盗りだろうと言うが、アバッキオはそうは思わなかった。 賊どもはアバッキオに木陰に連れて行かれ、木陰からは悲鳴と嫌な音が聞こえてきた。 しばらくしてアバッキオが戻ってくると、どうやら妙なヤツに頼まれたらしいと言う。 顔に仮面を付けた、杖を持っていたからメイジだと思われる人物。 ルイズはアバッキオを木陰に連れて行って小さな声で尋ねた。 アバッキオが能力を知られるを嫌がるだろうと配慮してのことだ。 「あなたの『ムーディー・ブルース』で調べられる?」 アバッキオは今の状況を分析しながら言う。 「調べてもいいが、近くの街で頼まれたらしい。 だが行き先とは全く違う方向だ。そこに寄ってるヒマはあるのかよ?」 当然そんなヒマは無かった。ルイズは首を横に振る。 なら急ぐしか道はない。 そのまま賊は適当に転がしておいて先を急いだ。 途中何度か馬を変えながら、ようやく夜になって港町に到着。 ワルドがいつフネが出るのかと調べてくると、明後日に出るとのことらしい。 とりあえず一行は宿を取り、明後日に備えようと就寝の準備に入った。 そして宿で部屋割りを決めようという時に、ワルドがルイズと一緒の部屋で休むと言い出した。 ルイズは大事な任務中にそんなことをする気にはなれないと言うが、 アバッキオがルイズの耳に何かを伝えると、ルイズは頷いてしぶしぶ同室で構わないと承諾する。 ワルドは宿の部屋でルイズを口説き、任務が完了したら結婚しようと切り出す。 ルイズは今はそんなことは考えられないと言い、ワルドは急がないから大丈夫だと言った。 予定通り事は進行中だとワルドは思う。ルイズは疲れたのでさっさと寝た。 そしてその晩、ベッドにアバッキオの姿は無かった。
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ワルドの人をも殺しかねない、刺すような視線の先に佇むアバッキオ。 だがそんな視線もアバッキオは意に介さない。 何も言わずに地面にへたり込んでいたルイズを引っ張りあげて、しゃんと立たせる。 そんな態度がますますワルドの癇に障った。 「私がッ、何故ッ、オマエはここにいるのかと聞いているのだぞッ。使い魔ァッッ!」 ようやくアバッキオはワルドを見据えて、本当に下らなそうに呟く。 「マヌケかテメー。いや…聞くまでもねぇことだな。テメーはマヌケだ」 「同感だな」 ウェールズも躊躇いなく、それに同意した。 「グッ!………っ!?」 さらに怒りを増したワルドだが、その勘は怒りで鈍ったわけではない。 背後から聞こえる風切り音。 危険を感じて、咄嗟に飛びのき着地。 ワルドが寸前に自分のいた場所に目をやると、そこには見たこともない人型があった。 顔に表情はなく、模型のような人形のような。 人形の向こう側は透けて見え、まるで幽霊のよう存在。 その人形がアバッキオの元に戻って、傍に立つように佇む。 「ムーディー…ブルース……」 呆然としたようにルイズが人形の名を呼んだ。 「もしかして、最初からウェールズ様を再生してたの?」 「その通りだミス・ヴァリエール」 ルイズはアバッキオに尋ねたが、アバッキオが答える前にウェールズが言った。 「彼にワルド子爵が敵だというのを教えられたんだ。 普通なら中々信じられるものではないのだが、彼の能力を見せられてはね」 アバッキオを見ながらウェールズは説明する。 ルイズはむくれた様子で聞く。 「アバッキオ、いつからワルドが敵だって気付いてたのよ」 「俺達がフネに乗り込む少し前辺りでな」 あんぐり口を開けて呆然とするルイズだが、ハッと気を取り直して叫ぶ。 「それって、もう何日も前じゃないっ!何でわたしに教えないのよ!!」 「ずっとワルドがオメーの傍にいたこと忘れてんのか? んなことすれば一発でバレるぜ。オメーは顔に出やすいからな。」 更に怒りの炎を上げるルイズを尻目に、また言葉を続けるアバッキオ。 「まぁ、ほぼワルドが敵だろうと思ったのは宿屋に泊まった夜。 あの晩にタバサにシルフィードを借りて賊に吐かせた、襲撃の依頼された街まで行ってリプレイして調査した時なんだがよー」 「調べたけど分からなかったってっ、アンタ言ったじゃないっ!」 「だから、ほぼって言ってんだろーがッ。確信はなかったんだッ」 さらにむくれるルイズをよそに、ワルドは今の展開に全くついていけていない。 「わたしが敵だと分かっていながら、なぜ放置したッ!」 「だからテメーはマヌケなんだぜ。マヌケな三下が俺達の邪魔できるとか本気で思ってたのか?」 これは嘘。ワルドがルイズに何をするか分からないため、アバッキオは放置の選択肢を取り、 ルイズの身の安全を最優先に考えた安全策を選んだのだ。 ヤレヤレと溜息をつき、小馬鹿にしたようなアバッキオの言い方。ワルドの屈辱の沸点はすでに限界を突破していた。 「死ねえええぇぇッ!ガンダールヴッッ!!」 最早ルイズのことはお構い無しにライトニング・クラウドをワルドが解き放つッ! 「ウェールズ、ルイズを頼むぜッ!」 「任せたまえッ!」 アバッキオはデルフリンガーを引き抜き、強化された身体能力で雷を回避。 ウェールズはルイズを抱えて、風魔法で防御しながら跳躍する。 「ガンダールヴッ、キサマには容赦せんッ!光栄に思え、わたしの全力で殺してやるッ!!」 ワルドが呪文を詠唱し、風がワルドの周りを覆ってゆく。 そして風が形を成し、その姿が4人ワルドへと生まれ変わった。 「成る程。それがウェールズに聞いた『偏在』ってやつか」 合計5人のワルドに囲まれながらも、アバッキオは不敵さを崩さない。 「ほう。ならばその力はすでに分かっているだろう。 わたしと実力の全く同じ分身を生み出す風の偏在。キサマはもうッ、オシマイだァァーーーッ!」 奔る風の槌、刃、槍、塊、旋。全てがアバッキオに向けられ、全てが死への道筋だ。 だがアバッキオは動じない。 俊敏な動きで全ての魔法を避けきり、さらに一人のワルドと切り結ぶ。 ワルドもさるもの、即座にエア・ニードルを杖に展開してデルフリンガーを受け止めた。 「マヌケはキサマだなッ!わたし一人と切り結んでいて他のわたしの攻撃を防げるのかッ!?」 「っ、ふははっ。やっぱよ…おめでてえ野郎だぜ、お前はよぉ。 俺のムーディー・ブルースは、スデに『記録』のリプレイを開始してるぜ……ッ!」 ドルンッ!バルルンッ!ドドルッ!ドルルッ!ドルンッ! 「何…?何だ、一体この音は……」 全てのワルドが音に気が付く。その音はワルドには今まで聞いたこともないような音である。 一体発生源はどこだと見回す、4人のワルド。 しかしもう遅い。再生はスデに始まっているッ! 『くらえッ、『エアロスミスーーーーーッ』!!』 突然の聞きなれない、この場にはいない人間の声。 瞬間一人のワルドの体中から血が噴き出す。 「あ?あ、あ、あ、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!?」 血を噴出しながらワルドが一人存在を消した。 どうやら死体が残らないことからして偏在のワルドだったようである。 その偏在を消したモノは宙をエンジンを掻き鳴らしてホバリングしている。 アバッキオが切り結ぶワルドから離れ、その後に付いてくるようにソイツが飛ぶ。 「オメーみてぇなのに使うのは勿体ねえが、名前ぐらいは教えといてやるよ。 コイツはナランチャの『エアロスミス』。その過去の記録だッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ エアロスミスのコックピット部分にムーディー・ブルースのタイマーが刻まれている。 小刻みに変化するタイマーの数字。 これはアバッキオが死後のナランチャから受け取ったエアロスミスがとった行動の記録。 言わば、エアロスミスの過去の録画行動だ。 それらはすべてムーディー・ブルースに蓄積され、アバッキオが望めば即座に最適な再生を可能とする。 残るワルドは本体込みで4人。 その全てのワルドがエアロスミスを凝視している。 「使い魔、よくもやってくれたな。体をバラバラに引き裂いてくれるッ!」 ワルドらがアバッキオを魔法で攻撃。 アバッキオも負けじとエアロスミスを再生し機銃で反撃する。 しかしワルドの方が数的優位にある状況に変わりはない。 アバッキオがガンダールヴのルーンを使ったとしてもその優位は覆せない。 一撃でも魔法を大きく喰らったらお終いだ。 「ムーディー・ブルースッ!」 アバッキオの声と共にエアロスミスが再生され爆弾を投下。 爆弾はワルド二人に命中するが、その爆発は簡単に魔法で防御されてしまった。 「この程度なのかッ?ヌルイぞ使い魔ァァッ!」 やすやすと爆弾を防いだワルドはアバッキオを挑発する。 だがこれはアバッキオの計算の内だ。 所詮記録を防いだとしても、それは調子に乗るようなことでなないのだから。 「ムーディー・ブルースッ、最速で巻き戻しサーチだッ!」 こちらが本命。ムーディー・ブルースは過去の記録をビデオ映像のように再生する能力。 つまりビデオを再生するように、早送り・巻き戻しサーチが可能ッ! 先ほどの爆弾投下とて録画記録の一部。 故に録画記録のエアロスミスの爆弾は、エアロスミスの飛行速度と、 ムーディー・ブルースの高速巻き戻しサーチの速度を加えて、超速再投下されるッ! エアロスミスは先ほどの飛行軌道を巻き戻りながら、爆発する前の爆弾が出現。再び爆発ッ! 「ボハァァッ!!」「オヴアアァッ!!」 爆発は先ほど爆弾を防いだ二人のワルドに見事命中。 しかし二人は血反吐を吐きながら虚空へと消える。またしても偏在だ。 爆弾二発の連続投下で床は砕け、聖堂が埃に包まれる。 「くそッ!まさか、こんな、わたしが平民の使い魔風情にここまで…ッ」 ワルドにとっては耐え難い屈辱であったが、認めざるを得ない。 あの平民はワルドの常識を遥かに超えている。 空飛ぶ羽を持ったモノに偏在は3体殺られた。 残りは一体。そして自分一人。しかも生き残れたのは運がよかったからに過ぎない。 次は何処から来るのか。ワルドは埃から視界を晴らすためにつむじ風を起こす。 いた。宙を飛ぶ鉄の鳥。あの鉄鳥の銃らしきものと爆弾は破壊力も大きい。 それに加えかなりスピードがある飛行が可能で小回りも利く。 大きな脅威だ。禍根はここで断ち切る。使い魔はここで始末するッ! ワルドとアバッキオの形勢はほぼ互角。 ここからはさらに激しい戦闘となることは間違いない。 精神力の出し惜しみはしない。 ワルドの一人が小技で牽制し、もう一人でライトニング・クラウドを放つ。 回避が困難な、文字通り光の速さでアバッキオを襲う稲光。 スクウェア級の魔力もあり、その攻撃力は並どころではない。 人を灰燼となすほどの魔の光だ。 アバッキオは喰らえば死が待つ雷を何とか先読みして必死に転がって避け、即座にエアロスミスを再生。 機銃をメチャクチャに乱射して、防御に手を回させ追撃を食い止める。 だがそれでも一人のワルドが、もう一人も防御すればそちらは攻撃が可能。 よってアバッキオは即断。一気にワルドとの間合いを詰めるためトップスピードで駆けるッ! 近距離からガンダールヴのルーンで強化された腕力で、上段からデルフリンガーを振り下ろした。 しかし今のワルドは油断していない。 すでに攻撃可能なワルドがエア・ニードルを詠唱しデルフリンガーを受け止めたッ! 「どうした、ガンダールヴ。わたしを斬るんじゃあなかったのかッ!」 デルフリンガーを恐るべき力で弾き返し、さらに追撃。 エア・ニードルを目にも止まらぬスピードで繰り出し、アバッキオに襲い掛かる。 「うおおおおおぉぉぉッ!」 アバッキオがデルフリンガーで必死に捌くも、ワルドの杖が容赦なく体を傷だらけにしてゆく。 剣の使い手ではないアバッキオには、ワルドの突きを捌ききることが出来ない。 それでもガンダールヴの馬鹿力で、ワルドの杖をおもいっきりブッ叩き何とかワルドから離れる。 しかしその瞬間、もう一人のワルドがライトニング・クラウドを詠唱。 アバッキオの体勢は崩れている。雷を避けることは出来ない。 どうする? アバッキオの考えは一瞬だった。その意思を読み取った、左手のデルフリンガーが悲鳴を上げる。 しかし構わずアバッキオはデルフリンガーを雷めがけて、ブン投げたッ! 「ギャーーーーーーーーーーーーーースッ!」 雷をその身で受け止めたデルフリンガーが、断末魔の如き叫びを上げて逝った。 宙で弾けた雷は光を拡散させ、ワルド達の瞳を眩ませた。 これが勇気だ。知恵と機転の中に勝機はあるッ! デルフリンガーが手からなくなりルーンの効果が消え、身体能力とスタンドパワーの強化がなくなった。 ならばとアバッキオは、すかさず懐からナイフを取り出して左手に構える。 「そう言えばよお、ナランチャも何かありゃあこうしてナイフ振り回してたモンだったけなあッ!」 宙を飛ぶ録画記録のエアロスミスが、アバッキオの元に戻り消え失せる。 そしてアバッキオが次にすべきことは唯一つ。 唯真っ直ぐに、腕を、拳を突き出すのみッ! 「『うおりゃああああああっ!』」 声と声、過去と現在が、今重なる。 アバッキオの腕を滑走路とし、打ち出された銃弾のように離陸するエアロスミス。 そして今度はエアロスミスが銃弾を打ち出す番だ。 機銃から吐き出される銃弾は、腕の一直線上にいるワルドを正確にブチ抜くッ! 「うげっ……」 半ば呆然としたような顔で、銃弾にブチ抜かれたワルド。 その勢いで後方に吹き飛ぶように倒れながら、その姿を大気へと拡散してゆく。 これも偏在。ここまででワルド本体を倒せていた確立、80% 「けっ。俺って結構博打の運がなかったらしいなぁ。……ま、それでも全然問題はねぇンだけどよ」 全く普段どおりの表情のアバッキオ。 吹き飛び拡散してゆくワルドの偏在。そして再生中のエアロスミスは、その偏在の真正面で『一時停止』している。 まるで誰かから隠れるように、そこから1ミリたりとも微動だにしない。 閃光で目を焼かれたワルド本体はようやく目が見えるようになり、目の前の光景を目撃することが出来た。 それは自分に向かって吹き飛んでくる、穴だらけにされた血まみれの偏在。 偏在は姿を大気へと消えてゆき消滅、そして消えた先にソレはいた。 アバッキオは偏在が消滅したと同時で、即座に再生。 エアロスミスはその身を弾丸と化してワルド目掛けておもいっきり突っ込むッ! 「ぐぇっ!!」 地面から体がフワリと浮き上がり、宙を舞うワルド。 『オレたちはよォ………このヴェネツィアを………何事もなく…みんなで脱出するぜ。それじゃあな………』 ワルドを持ち上げるエアロスミスが言葉を紡ぐ。 それは過去の言葉。過去にあった希望の言葉ッ! 現在の希望は、今ここにあるッ! 『ボラボラボラボラボラボラボラボラ!!』 打ち出される銃弾。ワルドを蜂の巣としてゆくエアロスミス。 過去と同じだ。過去のナランチャはトリッシュに自分と同じ境遇を見出しボスに反逆した。 その怒りが今まさにルイズを狙うワルドに突きつけられている。 眠れる奴隷は今もなお意味のあることを切り開いているのだッ! 『ボラーレ・ヴィーア』 蜂の巣にされ、血しぶきを撒き散らしながらワルドが飛んで行く。 「ぶぎイイイああっ」 ワルドの顔は、何故自分が負けたのか信じられないといった表情をしている。 「こんな…わた、しが。わたしは世界を…手に入れるハズなのに……こんな、ことはありえない………」 もう現実さえも信じられないワルドが切れ切れに言葉を浮かべる。そして。 グシャリ、と潰れるような音がしてワルドは地へと落ちた。 アバッキオは雷向かってブン投げられ、地に刺さったデルフリンガーが発する文句を聞き流しながら引き抜く。 そして宙を舞う録画記録のエアロスミスがアバッキオの元に帰ってきた。 そのエアロスミスをナランチャがしていたように、腕を滑走路として引っ込ませる。 全てが終わり、アバッキオはルイズの元に帰ろうとするが、思い出したように呟いた。 「おっと悪い。脱出するのはヴェネツィアじゃなくて、アルビオンだったっけな」