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11 :優しい名無しさん :2013/10/29(火) 16 08 37.83 ID RpVjqJ8R 5 コンビニは相当難易度高いぞ 38 :優しい名無しさん :2013/10/30(水) 01 47 21.86 ID 4kKAWgb1 11 26 過去にコンビニバイト歴2年弱の経験があるが、 出来るなら深夜のコンビニはおすすめ。 時給も高いし、人も少ない。特に田舎のほうだと◎ ただ、主要な駅前や繁華街のコンビニは忙しいから避けるのと、 深夜帯は少しリスクが高いのは否めない。 41 :優しい名無しさん :2013/10/30(水) 02 56 44.51 ID 61cAvvTY 38 深夜って女でもいけますか?日数少なくていいなら働きたいな… 47 :優しい名無しさん :2013/10/30(水) 18 40 23.32 ID pPq+rKw7 41 まともなとこなら普通は女は深夜厳禁 57 :38 :2013/10/31(木) 03 43 59.16 ID malyCQeg 13 :優しい名無しさん:2013/09/18(水) 06 24 01.76 ID ub/JLNp+ 私今コンビニのバイトを半年弱くらいしてるんだけど、未だに初歩的なことをミスる。 レジの打ち間違えとかレジ対応ちょっと複雑になるとまったくわかんないし、(覚えようとしないのかも) フライヤー廃棄時間の紙必ず出し忘れるしお客にフライヤー頼まれても入れ忘れる。 ADHDのことは中学の頃ちょっと知って、大学の講義で改めてちゃんと知って、 ああ私これなのかなって 診断とかはしてないからわかんないけど。 こないだいつも優しいマネージャーに「俺だってここ3ヶ月ミスしてないよ?」的なこと言われたけど そんなこと言われてもできないもんはできない 自分だってちゃんとやりたい 私クズなんだなって思い知らされる これ以上迷惑かけるのもなんだしバイトやめるべきかなって考えてる。 16 :優しい名無しさん:2013/09/18(水) 11 06 03.70 ID lgYYOzTj 13 日本のコンビニはやること多すぎ。 至れり尽せりの度が過ぎてガイキチレベルw あれはADHDには絶対無理だろう。 外国のコンビニはスーパーの延長な感じで、ゆるそうでいいけどなあ。 惣菜系も置いてないから調理なんかもする必要ないし。強盗は多いだろうけどさ。 オーストラリアのコンビニ店員は有色人種しか居なかったわ。 41 私は女だけど大丈夫だった。 深夜でも2人体制でまわすとこなら大丈夫じゃないかな? なるべく危険そうじゃないとこ選ぶしかないと思う。
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原語 (convenience store) 和訳 コンビニエンスストアを参照。 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (無記載) 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 (無記載) 正称 コンビニエンスストア 同義等式 カタカナ語単位 コンビニ=万屋 附箋:C コ 英語
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インターネットで購入したライブのチケットをコンビニで発券してきました。 昼時でレジが並んでる状態で時間を取らせてしまい少し申し訳ない気持ちになりました。 今は何でもインターネットで購入できる便利な世の中になりましたよね。 しかしながら手数料は意外と高い。頻繁にライブなどでチケットを購入される方は年間で手数料だけで結構な金額になるのでは? 先行発売で抽選購入するとチケット代以外で1000円近くかかりますもんね。 コンビニで発券したチケットはデザインもなく普通の紙きれですがやはり手元にチケットがあるとワクワク感が増しますね。 ライブまで1ヶ月以上先ですが楽しみです。
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はじめてみたその瞬間 僕の心は張り裂けそうで 自分を見失うっていう気持ちを始めて知りました コンビニに向かう星が光る夜に 君を始めて知りました 初恋ってこんな気持ちなんだなと 頭ん中真っ白なまま 夜の道を走った 今日という日を生涯忘れないだろう 僕の心臓の音は 高鳴ったままだ コンビニの前を通るたびに 僕は辺りを見回している でも今日は星が雲に隠れていて見えない もしかしたら2度と会うことが出来ないかも 声かけときゃよかった 初恋ってこんなにも苦しいもんだなと 目をつぶっても君の顔があふれ出てくる 今度こそ勇気を出して話しかけよう 僕の心臓の音は 高鳴ったままだ 意気揚々と僕はコンビニの前に立ち 今か今かと君を待つ そしたらコンビニから男と出てくる 君の姿がそこにはあったんだ 初恋ってこんな気持ちなんだなと 頭ん中真っ白なまま 夜の道を走った 今日という日を生涯忘れないだろう 僕の心臓の音は 高鳴ったままだ こんなとこにいるはずの無い今も君を探している そんなこんなで僕の恋が今終わりを告げている
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書籍情報 あらすじ 既刊一覧 関連リンク 書籍情報 タイトル 異世界コンビニ 著者 榎木ユウ イラスト chimaki 出版社 アルファポリス レーベル アルファポリス Nコード N8634BR 連載開始 2013年 07月04日 備考 Web版タイトル「異世界でコンビニ店員してるんだけど、何か質問ある?」アルファポリス第7回ファンタジー小説大賞「特別賞」受賞Web版本編削除済(2014年 12月22日) あらすじ 大学時代から近所のコンビニで働き続ける、23歳の藤森奏楽。今日も元気にお仕事――のはずが、何と異世界の店舗に異動になってしまった! 元のコンビニに戻りたいと店長に訴えるが、勤務形態が変わらないのに時給が高くなると知り、奏楽はとりあえず働き続けることに。そんなコンビニにやって来る客は、王子や姫、騎士など、ファンタジーの王道キャラたちばかり。次第に彼らと仲良くなっていくが、勇者がやって来たことで、状況が変わり……。コンビニごとトリップしたら、一体どうなる!? 異色のお仕事トリップ・ファンタジー! 既刊一覧 タイトル 発売日 分類 ISBN 値段 詳細ページ ストア ランキングデータ 異世界コンビニ 2015年 01月27日 一般書 978-4-434-20199-8 1,200円 アルファポリス Amazon honto 書籍データ 異世界コンビニ 2 2015年 03月27日 一般書 978-4-434-20445-6 1,200円 アルファポリス Amazon honto 書籍データ 異世界コンビニ 3 2015年 08月31日 一般書 978-4-434-20985-7 1,200円 アルファポリス Amazon honto 書籍データ 関連リンク Web版 「異世界でコンビニ店員してるんだけど、何か質問ある?」
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(こんびに)【Squeez-E-Mart】 ウー大陸のどこかにある商店。いわゆるコンビニエンスストア。正式名称は“スクィーズ・E・マート”。 ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり コンビニの店員が一人で経営している。現代のコンビニとほぼ同じような内装で、『売物を損失した場合は買い取っていただきます』の張り紙や、ソフトチーズの販売機などが置いてあったりする。 ジェイクが利用。たまたま居合わせたクラレンスのショッキングな死に際に遭い、一時期チーズが食べられなくなった。(#39-A) タグ:町・村・建物
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MAP コンビニF1 コンビニB1 コンビニB2 B2Fワープゾーン 中央ゾーン上→右上ゾーン左→右下ゾーン右下 名前 種族 Lv HP MP 強さ 体力 魔力 速さ 弱点 耐性 無効 スキル 性別 備考 武者剣豪 魔人 30 400 70 20 20 8 8 神経 物理 破魔呪殺 魔力 - スクカジャ テトラカーン暗夜剣 ♂ 風神剣 狂気のピエロ 狂人 34 376 84 21 13 10 21 神経 雷 破魔魔力 - ディア ジオンガテンタラフー ムドオン ♂ シルバーナイト 機霊 35 440 60 20 20 5 10 冷気 破魔呪殺 神経魔力 マカラカーン スクンダヒートウェーブ 不動剣 イース 物霊 35 400 140 9 15 21 10 破魔 物理魔力 呪殺神経 ザンマ マハザンマハザンマ マカラカーン 妖魔の槍 フッタチ 妖獣 33 384 98 18 15 13 7 炎 - 冷気神経 気合 ディアマ電気ショック ジャックン 奇人 33 352 128 11 11 19 10 雷 冷気 破魔神経 - メディア ブフーラマハブフーラ Mrペニス 魔人 35 536 60 20 32 5 5 魔力 破魔 呪殺神経 - ♂ 獅子虎 霊獣 38 448 73 20 18 7 8 魔力 - 炎神経 ディアマ 魔獣の牙 夢草姫 妖女 35 360 160 10 10 25 10 呪殺 炎 破魔魔力 - ♀ ボス 名前 種族 Lv HP MP 強さ 体力 魔力 速さ 弱点 耐性 無効 スキル 性別 備考 ハンオウ 魔人 35 ? ? 25 25 10 20 ? ? 雷 マハジオンガ マハザンマ ラスプーチン 幻魔 35 ? ? 20 30 10 12 風 ? ? ムド 妖しい瞳暴れまくり
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コンビニエンスストア「企画7課」 「但馬屋」の主人である「平 宗矩」が、この『ガレオンには足りないものがある、それはコンビニだ。』と言って勢いで作ったコンビニエンスストア。 外見はセ○ン・イレ△ンに酷似しているが、緑のイ△ブンのところが「KIKAKU」と変わっている。由来はこの時「平 宗矩」が内○課長そっくりの外見と性格パターンだった為である。 売ってるレパートリーもほぼ同じだが、おでんは質が格段に上がっている。特徴的な所は、店員が全員ム○カそっくりの風貌でやたら態度がでかい。 店長は「平 宗矩」のAIである「黒崎」、外見は香貫○クランシーに丸めがねを掛けさせた感じ。毎日店員の事や売り上げの伸び悩みに頭を悩ませているらしい。 店舗の場所は商店街の一番端にあり、2階は骨董銘品「但馬屋」がある。
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コンビニ コンビニは、命の源。 わたしにとってそれは、大袈裟な表現でも何でもない。 一日の終わりを告げてくれる、大好きな場所。 ただ、そこに行くには、少しだけ嫌な現実も見ないといけないんだけど……。 「ねー綾加、模試どうだった?」 後ろの席からあゆみちゃんが声をひそめて訊いてくる。 「もう最悪……また下がっちゃった」 言いながら、憎らしいほど綺麗に印字された結果表を見せる。 予備校行ってる甲斐もなく、わたしの成績は只今スーパーの閉店前タイムサービスのごとく下降中。下り坂のグラフとCとかDばっかりの志望校判定がやたら目につく。 「でもまだ2年だし、焦ることないんじゃない?」 「あゆみちゃんは上がってるんだからいいじゃん……。わたしなんてまた第一志望D判定だよ?」 「あのねえ、何度も言うけどあたしと綾加の成績たいして違わないんだよ? 綾加はあたしより偏差値高いとこ行きたいんだからしょうがないって」 「そうなんだけどね……」 「水野(わたしのこと)に皆川(あゆみちゃんのこと)。結果が気になるのもわかるが授業始めるぞ」 先生に言われて、わたしたちは話すのをやめて前に向き直る。 わたしはまた結果に目を落とした。 隣の人も気がつかないくらい小さく、溜め息をつく。 気乗りがしないまま予備校が終わって、あゆみちゃんと別れて駅の方へ歩き出す。 ここから家に帰るまでが一番自由で好きな時間。 途中でコンビニに寄って、缶紅茶を買う。 レジでお金を払おうとしたら、肉まんなんかをあっためるケースが目に入って、ついそれも買っちゃった。 外に出て、車止めに座って(この時間だと車も少ないから)、缶を開ける。 一口飲んで、息をつく。 秋の夜は少し肌寒いけど、冬に向かっていくこの短い時期が、わたしはけっこう好きで。 夜の11時、真っ暗なときにここにいるのも季節が関係なく好き。 嫌なことも、一瞬だけど忘れられる。 でも……、ああ、思い出しちゃった。 模試の結果。 我ながらひどい結果だった。でもそれは、さっきあゆみちゃんも言ってたようにわたしの志望校の偏差値が高すぎるせいだと思う。 書いてあるのは、誰もが一度は聞いたことがありそうな有名なところばっかり。 2年生から予備校に通ってたり、有名大学を志望してるのは、わたしの意志じゃなくてお母さんのせい。 自分が大学に行けなかったからって、娘を少しでもいいところに入れようって必死なんだ。パートに出てまで予備校の授業料稼いでるぐらい。 わたしにやりたいことがあればまだ反論の余地もあるんだろうけど、今のところこれといってないし、あったところですんなりやらせてくれるとも思えない。 またこの模試の結果見せたら怒られるんだろうな……。 なんてぼーっと考えていたら、突然。 「わー! 危ないよけてーー!!」 って悲鳴が聞こえた。 思わず顔を上げると、人(+スケボー)が勢いで近づいて来てた。 わたしはもうびっくりして、ただ向かってくる人とスケボーを見てるだけだった。 あっ、こっちに来てるんだ。 ってわかったのは、その人が目の前に来たとき。 「なんでよけないんだよぉぉぉっごめんーぶつかるううう」 「よよよ予告できるぐらいならどうにかしてよぉっ! きゃーーっ」 スケボーは車止めにぶつかって、乗ってた人は前に吹っ飛んで……そう、つまりわたしごとつんのめってひっくり返った。後頭部に鈍い痛みが走る。 「わぁごめんね! てか今すごい音したよね頭とか打った!?」 ひっくり返った人はすぐ上体を起こして、わたしの顔をのぞきこむ。 後頭部やら腰やら背中やら打ったし、まだその人が上に乗っかったままだから重いしとかいろいろあるんだけど、それよりその顔と髪に見覚えがあった。 同じクラスだ、と思う。 「まじで打ち所悪くない? 気ぃ失ってなかったら住所氏名年齢電話番号プリーズ」 ヒヨコ頭の彼がおどけて言うけど、わたしはまだびっくりしてるのとなんでこの人が、っていうのが混ざってて軽くパニック状態。 よいしょ、と起き上がって、彼はわたしのことも起こしてくれた。まだちょっと心配そうな顔してる。 「だいじょぶ? ごめんね、水野さん」 「……名前、知ってるんじゃない」 ああ……すごい情けない第一声。 「うん。オレ見てびっくりしてるってことは7組のヒトでしょ? スズメの涙程度の出席日数でもクラスメイトの名前くらいは覚えてるんだよ♪」 「そうなんだ……」 「ハイここでクイズでーす。オレは誰でしょうっ」 自分を指差してチッチッチッてテレビみたく時間の音とかやってる。 ……変な人。 でも、なんか人懐っこくて面白いな。 わたしがちょっと黙ってるから、まさか覚えてもらってないんじゃ……みたいな不安そうな顔してる。 見てたらなんかおかしくなってきて、思わず吹き出した。 「何を笑ってるかな君は」 「ご、ごめん……。ちゃんとわかってるよ、2年7組男子15番、村瀬成くんでしょ?」 「ファイナルアンサー?」 ――絶対言ってくると思った。 ノリよく真顔でファイナルアンサーって言ってあげると、村瀬くんはみ○もんた風のしかめ面でわたしをじーっと見て、 「正解ッ! ――ちょっと待ってね」 そこまで言うと、急に立ち上がってコンビ二の中へ入ってしまった。 どうしたんだろ……。 すると1分もしないうちに出てきて、さっきまでわたしが飲んでた缶紅茶と同じのをわたしに差し出して、笑顔で言った。 「はいっ、賞品。と、おわび」 「おわび?」 あれの、と彼がさっき倒れたあたりを指差す。 なるほど。 さっき飲んでた缶紅茶、倒れた拍子にわたしの手から離れて、中身がほとんどなくなっちゃってた。 「受け取ってくれないとオレが困るんで、もらって?」 「わかった。……ありがとう」 熱い缶を受け取って、車止めに座りなおす。 村瀬くんもスケボーを拾って、隣に座った。 わたしは無事だった肉まんを半分にして、彼にあげた。 「おーサンキュー。しっかしホントにごめんね。けどスケボーがぶつかんなくてよかった」 「そんなこと……。わたしもよけられなかったし」 「休憩してたトコに突っ込んで紅茶ダメにしちゃったのに心が広いね君は」 「そうかな? わたしって物分かり遅いから」 「いつもここ来てんの?」 「ううん、予備校がある日だけ。これから帰るとこ」 「ひとりで?」 「そうだよ?」 「寂しくない?」 「うーん、学校にも予備校にも友達はいっぱいいるし……家に帰るとお母さんがうるさいから、ちょっとここで気力の補充中なの。村瀬くんこそ、ここで何してたの?」 「オレは家がこのへんだから。ちょっくらカッコつけてスケボーで買い物来たら散々なことに」 村瀬くんは膝を打ったみたいで、そこをさすりながら溜め息をついてる。 クラスメイトだけど、話したのは初めてだった。 さっきもちらっと言ってたけど、村瀬くんはあんまり学校に来てない。こういうキャラクターだから友達はたくさんいるし、授業ほとんど受けてないのに成績は学年トップ。学校に来ない理由が、見当たらない。 訊きたいけど、今日初めて話したのにいきなり訊くのも悪い気がして、訊けなかった。 「親とか、なんか言わない?」 「ウチ片親だから。帰ってくんの遅いし」 「そうなんだー……」 なんかどんどん、意外なことがわかってくるなぁ。 「お、今のなかなか新鮮な反応」 「え?」 「普通片親とか言うと謝られるんだけどさー。それはオレもどうしたらいいかわかんないから。そーやって流してくれるくらいがちょうどいいわけよ」 「なんか……思慮深い人だね村瀬くんて」 「わーはじめて言われたよそんなこと」 嬉しそうに胸の前で手を組んで、目をきらきらさせてる。 思慮深いけど、やっぱちょっと変。 そこでわたしはふと時計を見た。 「大変! 電車なくなっちゃう! またね村瀬くん!」 「あ、待って待って」 わたしを引き止めて、彼はさっき紅茶を買ったレシートの裏に何か書いて、わたしにくれた。 「打ったとこひどくなったら連絡して」 「うん、ありがと」 「あと」 駆け出そうとしたわたしに、人懐っこい笑顔で言った。 「ここに来て、話し相手欲しかったらいつでも呼んで? 飛んで来るから」 「って言われてもねぇ……」 家に帰って部屋にこもって、村瀬くんにもらったメモを見つめた。 携帯の番号と、メールアドレスが書いてある。 ヒヨコ頭の、考え深いけどちょっと変な人。話したのは今日が初めて。 そんな人に、たいした用もないのになんてメール打ったらいいの? まだ、電話の方がましな気がする。 「あーもう、やめやめ!」 用ないのに無理にメールすることなんてない。 わたしはメモをこっそり手帳に入れた。 これでいつでも、村瀬くんと連絡が取れるんだ。 そう思ったら、なんか誰にも言えない秘密を持ったみたいでちょっと嬉しかった。 ……なんて幸せ気分に浸っていたら。 「綾加、ちょっと来なさーい」 下からお母さんが呼ぶ声がする。 う、そういえばそうだった。 スケボー事件ですっかり忘れてたけど、ひどい模試が返ってきてたんだった。 恐る恐る降りていくと、案の定お母さんはとっても怒っていて。 わたしがリビングに入るなり、言ってきた。 「綾加、どういうことなの!? また成績下がってるじゃない! 授業料だってバカにならないのに……いい加減真面目にやりなさいよね!」 いつものことだ。 高い授業料払い続けるくらいなら、すっぱり諦めた方が何もかも楽なのに。 それができないほど、お母さんはわたしの成績がいつか上がって、有名大学に合格できるって思ってる。 いつかなんて、来ることはないのに。 行くつもりのない大学のためにいくら勉強したって、成績なんて上がりっこないって、どうしてわからないの? わたしは、お母さんの身代わりじゃない―― そう思いながらも、言い返しそうになるのを唇を噛んで堪える。 思いをどうにか奥に押し込めて、笑って、いつもみたいに、『ごめんなさい。次からはがんばるから』って言わなきゃ。 でも。 今日はどうしても、それができなかった。 「いい加減にしてほしいのは、お母さんの方だよ!」 なぜか、そう叫んでた。 「自分ができなかったことを、娘に押し付けないでよね! わたしはお母さんの物じゃないし、言いなりにもなりたくない! わたしはわたしなんだから!」 それだけ言い捨てると、家を飛び出した。 夜中の空気はますます冷えて、帰ってくる前より寒い。 ああもう……、なんであんなこと言っちゃったんだろ。 なんでいつもみたいに笑えなかったんだろ。 絶対、お母さんを傷つけた。 ごめんなさい。 でも、いくらがんばってもダメなこともあるって、わかって欲しいの。 わたしは、わたしの足で歩きたいの。 歩きながら、いろんな思いがぐちゃぐちゃになって。 気がついたら、涙がこぼれていた。 「っう……」 近くの公園まで来て、中に隠れられる遊具に入って、ひとしきり泣いた。 しんとして誰もいない夜中の公園。 ひとりでいると、ますます寂しくなって、涙が止まらない。 “ひとりで? 寂しくない?” さっき村瀬くんが言ってた言葉を思い出す。 ……そうだね。寂しいかも。 特にこんな時間に、こんなところにいるから余計に。 “話し相手欲しかったらいつでも呼んで?” 呼んでもいいのかな……。 話、しなくてもいいから、誰かにいてほしい。 わたしはすがるような気持ちで携帯を握りしめ、村瀬くんの番号を呼び出した。 『もしもし?』 「――あ、村瀬くん……?」 『水野さん? どしたのこんな時間に』 「話し相手、いつでもしてくれるんだよね……?」 『や、それはいーけど、もしかして泣いてる?』 「うん……」 『ソッコー行く。今どこ?』 「3丁目の公園……」 『オッケ。じゃ、すぐ行くから』 それからしばらくして、自転車の音がして、遊具の外で止まった。 「呼ばれて飛び出てジャッ…」 微妙に最後まで言いきれないまま(ジャジャジャジャーンて言いたかったんだろうな。古いけど)村瀬くんはやってきた。 多分びっくりしたんだと思う。 わたしが泣いていたから。 「さむくない?」 「だって他に……行くとこないんだもん……」 まだしゃくりあげながらわたしが言うと、村瀬くんも遊具の中に入って隣に座った。 「じゃ、帰りたくなるまでここにいたらいーよ」 「なるかなぁ……」 「まぁそれは君次第だけども。経過を報告せよ」 「うん……」 わたしは息を整えて話した。 寒いし、面白くもなんともない愚痴なのに、村瀬くんは黙って聞いててくれた。 「なるほど。それで飛び出してきたんだ」 「うん。……ねえ、いい大学ってなんのために行くの? それってそんなに価値のあること?」 「それは一概には言えない、とおもうよ。それに価値を感じる人もいるし、そうじゃない人もいるし。水野さんはそうじゃないけどおかーさんはそうだって、そういうことでしょ」 「そっか……」 価値観の違い、ってやつね。 言ってもわかってくれないんじゃない。 根本的に、考え方が違う。 きっと、そういうこと。 「水野さんはさ」 鼻をすすりながら、村瀬くんが訊いてくる。 「うん?」 「君のおかーさんの言いなりになるのが嫌、なんだよね?」 「うん……まあ、ね……。別にいい大学行きたくないわけじゃないよ。でも、それが敷かれたレールだっていうのがね、嫌なの」 「そう言った?」 「言ったよ。そこはちゃんとね。でも、わかってくれなかった」 「じゃ、長期戦だネ」 「そーなんだよねー」 わたしは遊具を登って、デッキみたいになってるところに寝っ転がった。 「あーあ。結局時間かけてわかってもらうしかないのかも」 「ま、そうゆう相手がいるっていいことでしょ」 村瀬くんも言いながら、わたしと同じようにする。 なんだか引っかかる言葉だったから訊こうとしたら。 「わー星がすごいーー」 彼は急に声のトーンをあげた。 「ホントだぁ。毎日この時間外にいるのに気が付かなかったー」 「空の大きさに比べたら、悩み事とかどうでもよくなんない?」 「なっちゃうね。あー泣いたしお腹空いちゃった」 「じゃ、コンビニ行かない?」 「行く! 肉まんが食べたいっ」 がばっと起き上がって、遊具から降りる。 村瀬くんの自転車の後ろに乗っけてもらって、秋の長い長い夜を切る。 コンビニ行けるってだけで、なんでこんなに元気になれちゃうんだろ。 さっきまで泣いてたのに、わたしってホント現金。 でもコンビニ行ったら、冗談抜きで活力補充できるから。 駅2つ分離れてるのに、自転車だとあっという間に着いたいつものコンビニ。 中に入って、ホットドリンクのコーナーからいつもの紅茶を選んで、レジに行く。 村瀬くんはポカリスエットを持って先に並んでいた。 「肉まん食べるんだっけ?」 「うん」 「じゃーオレピザまん食おーっと」 それも買って、二人で外に出て車止めに座る。 紅茶を開けて、一口飲む。 あー、生き返るー。 「ホント幸せそうな顔して紅茶飲むね君は」 「そっかな? だっておいしいもん」 「コンビニで買うから、でしょ」 「そうそうっ! そうなんだよね~。安くないけど、なんか、スーパーで買うのとは違うの」 「わかる気がする。こっちも食べる?」 わたしが頷くと、村瀬くんは食べかけのピザまんをわたしの方に差し出す。 渡してくれるんだと思ったら顔に近づけるから、わたしが口を開けたら食べさせてくれた。 「……うん、おいしい」 「そっちもちょうだい?」 「あ、いいよ」 わたしも村瀬くんと同じようにしてみた。 ……今気づいたけど、周りに人もいるのに相当恥ずかしいことしてるんじゃないの? 横でもぐもぐ肉まん食べてる村瀬くんをこっそり見る。 ほんと、変な人だなぁ。 その人に助けられたのも事実だけど。 ここでだけじゃなくて、せっかくおんなじクラスなんだから学校でも会いたいな。 そう思ったから、訊いてみた。 「ねえ、村瀬くん明日学校くる?」 「あー、ちょっと無理かな……」 「どうして?」 「バイト」 「バイト?」 「そ。前も言ったけどオレんち片親だからねー。しかも親病気がちでさ。オレもちょっとでも稼がないと、と思って」 「じゃ、たまに学校くるのってバイトない日?」 「ピンポーン。だからさ、水野さんみたいに大学のこととか親とケンカできるのってちょっと羨ましーな、って」 「あ……」 「そんな顔しないで? オレは別に今の生活に不満があるわけじゃないよ。バイトして終わったらここ来るの楽しみだし。水野さんにも会えたし。どんな生活しててもさ、面白いことっていっぱいあるんだよ」 「いいね。村瀬成流人生哲学、って感じで」 わたしが笑うと、村瀬くんも笑った。 「やっと笑った。そうしてた方がいいよ」 「え?」 「あっオレ、もう帰んないと。水野さんも、もう遅いし。送ってく」 急に立ち上がった村瀬くん。 ……もしかして、照れてる? また自転車の後ろに乗って、遠ざかるコンビニを見つめる。 やっぱり、コンビニはわたしにとって大事な場所だな。 次の日もがんばろうって気力をくれる。 ゆっくりする時間をくれる。 それから。 「あのコンビニ行くとき、また電話して」 「うん」 「てゆーかオレ以外に電話しないで?」 「え?」 「あとオレ以外のヤツに肉まん食べさせちゃダメだかんね?」 「ええっ!?」 ちょっとだけ素敵な出逢いもくれた、みたい。 fin.
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コンビニ 作詞、作曲、編曲:cokesi 唄:初音ミク いつもの帰り道 今日もお店に立ち寄る ちょっと 可愛い新人見つけた wktk お弁当買って帰ろう 所持金は100円が7枚 あの子のレジの前 今がチャンス 猛ダッシュ さー 全部並べたよ あの子の声「685円です」 カウンターに小銭を並べて そこで気付いた 35円足りない 見間違えてた レジに並んだ 会計待ちの人の視線 小さい声で やっぱりこれ、やめときます・・・ 会計済ませ 出口へと急ぐ いつも寄るコンビニ 明日来るのがちょっと恥ずかしい どうして貴方は 穴以外似ているの? 100円と50円玉 会えるのが 楽しみで 今日も お店に立ち寄る 顔を 覚えてくれたよね ハート バ・ク・ハ・ツ 温めていきますか? その声でボク ぽかぽかになるよ♪ そんなの言える訳ないよ ひとり 妄想 カゴに袋入れて にやけた顔で サドルを またぐよ ペダル踏んで 信号渡って そこで気付いた お弁当忘れてきた 温めてたのに 店の前には ボクを探す あの子の姿 立ちこぎ 全開 急いでそこから逃げ出す クルマ挟んで 店の中をのぞく 人が沢山いるよ すぐに行くのは ちょっと恥ずかしい どうして逃げたの? 戻ってれば 話すチャンスもあったはずなのに 偶然 開いたページが ちょっとイケナイ写真 そばに女の子 カバン 棚に引っ掛けて 派手に 商品ぶちまける 突然開いたドアに 直撃 おでんの汁こぼした それでも また このコンビニへ来るよ 会えるから はにかんだ顔をして こっちを見ているよ!? これはフラグが立ちそうな予感がしてきたよ 立ち読み するフリ お財布の中身を確認 会計 終わる 何も起こらない 帰る直前 あの子がそっと教えてくれた 冗談 やめてよ 笑われてたのね ズボンの窓が全開だよ 35円足りない 見間違えてた レジに並んだ 会計待ちの人の視線 小さい声で やっぱりこれ、やめときます・・・ 会計済ませ 出口へと急ぐ いつも寄るコンビニ 明日来るのがちょっと恥ずかしい どうして貴方は 穴以外似ているの? 100円と50円玉