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低アレルゲンメニュー…¥1,020ハンバーグ、ソーセージ、ライス、ポテト、ブロッコリー、ニンジン、コーン、フルーツゼリー、アップルジュース
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ダーク・グランマーグ (ダークグランマーグ) モンスター・星6・闇 岩石族・効果 攻撃力2400/守備力1000 このカードは地属性としても扱う。このカードの特殊召喚に成功した時、フィールド上にセットされたカード1枚を破壊する。またこのカードを特殊召喚する場合は自分フィールドの闇属性のモンスター1体を生け贄にしなければならない。
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地帝(ちてい)グランマーグ:Granmarg the Rock Monarch 効果モンスター 星6/地属性/岩石族/攻2400/守1000 このカードの生け贄召喚に成功した時、 フィールド上にセットされたカード1枚を破壊する。 解説 関連カード 帝 ―効果関連 暗黒界の雷 ゲーム別収録パック:No.60229110 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2010パック:パック:-(P)10 PSPTF5パック:パック:-(P)TF5 DS2009パック:パック:-(P)09 PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 DS2008パック:パック:-(P)08 PSPTF3パック:パック:-(P)TF3 DS2007パック:パック:-(P)07:-(P)07 DS SSパック:パック:-(P)SS DS NTパック:パック:-(P)NT PSPTF2パック:パック:-(P)TF2 PSPTF1パック:パック:-(P)TF1 PS2TFEパック:パック:-(P)TFE OCGパック:パック:EXPERT EDITION Volume.3(OCG):FLAMING ETERNITY(OCG) OCGパック:パック:帝王の降臨(SD) ご購入はこちら クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
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ガドランマスターとは 守護竜「ガドラン」を育て、仲間と共に強力な敵を倒していくRPGです! プレイヤー同士の「バトル」で能力を高め、様々なアイテムでドレスアップを楽しみながら強化し、破壊神「シャディオン」の待つ「クエスト」に挑みます! この世界を救うため、バトルとクエストを繰り返して最強の座「ガドラン バルハイト」を目指そう! ゲーム概要 全国のマスターと【バトル】で修行!! 【育成】で能力Up!!レベルUpで成長も!! 成長したら【装備】で強化!!ドレスアップ!! 【クエスト】で世界を守る!! 【転生】で新たな冒険!!
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《地帝王(ちていおう)グランマーグ/Granmarg the Rock Great Monarch》 効果モンスター 星10/地属性/岩石族/ATK3000/DEF2500 このカードがアドバンス召喚に成功した時、 フィールド上にセットされたカード1枚を破壊する。 このカードが「帝王の降臨」の効果で特殊召喚に成功した場合、 フィールド上にセットされたカードを全て破壊し 相手ライフに1000ポイントダメージを与える。 《地帝グランマーグ》の上位種。《帝王の降臨》の効果で特殊召喚すれば、セットカード全滅+バーンが発動する。 セットカードは自分フィールド上に含まれるので、自爆する危険性もあるが、攻撃の際にはなかなか役立つ効果である。バーンと合わせ自身の直接攻撃を与えれば4000とかなり高いダメージを発生させる。 関連項目 ・《帝王の降臨》 ・《地帝グランマーグ》 ・フリー投稿 ・帝王
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ヤレユータンor色違いジジーロン:アンクル・グランパ 前者は見た目とエスパータイプ、後者は子供たちのおじいさん的存在から ナゲツケサルor色違いバクガメス:アーント・グランマ ↑と対になる -- (名無しさん) 2017-01-26 18 11 26 アンクル・グランパとミスターガスとピッツァ・スティーブがジャイアント・リアル・フライング・タイガーに乗る -- (名無しさん) 2020-08-29 15 32 58
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グランマグナム(ぐらんまぐなむ) 概要 エターニアから登場した銃系の武器。 登場作品 + 目次 エターニア 関連リンク関連品 ネタ エターニア フォッグ用の武器、銃の一種。攻撃力+610。 アイフリードの洞窟クリア後、シルエシカのアジトの晶霊砲の裏にいる男性に80000ガルド以上援助すると入手できる。 分類 銃 属性 物 攻撃 610 命中 0 買値 - 売値 20000 特殊効果 - 備考 一品物 装備者 フォッグ 入手方法 イ フォッグの武器開発:援助額80000~ ▲ 関連リンク 関連品 ▲ ネタ ▲
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アンドレドグランマンジュ(アンドレ・ド・グランマンジュ) フランスのヴァンドーム公の系譜に登場する人物。 関連: マリーアンリエット (マリー=アンリエット、妻)
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グランマルシェの迷宮 機種:iOS, And 作曲者:TTSプロダクツ(弘田佳孝、丸山裕之) 開発元:インディーズゼロ 発売元:スクウェア・エニックス 発売年:2016 概要 料理をテーマにしたスマホ向けRPG。2017年11月30日にサービス終了。 音楽は開発が同じ「シアトリズム」シリーズからの縁でTTSプロダクツが担当 サービス終了後に配信されている『記念版』にて、BGMの試聴機能も追加されている。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 メインテーマ エリア選択 プロローグ レストラン 料理冒険家を呼ぶディナーベル 調理中 食事中 ソルシェ選択 ダンジョン ノーマルバトル ボスバトル ソルシェのお手伝い ダンジョンクリア オープニングアニメ 公式トレーラー2016
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クリフトのアリーナへの想いはPart5 383 :彼方 ◆a6AUZ2f2mI:2006/05/30(火) 23 13 40 ID yPGmc3CIO 全身鏡に向かい、鏡の脇に控えていた道具を手前に寄せ、化粧を施す。 深い皺が白粉の侵入を拒む。 紅をさすがその手は震え、輪郭が滲む。 瞼は落ち込み、アイラインを引くどころではなくなっている。自慢の長く力強い睫は抜けた。人への印象を決める瞳が欠点だらけのなか唯一緋色の色彩だけは変わらなかったのは救いだった。 道具をしまい、うまくいかない化粧に思わず溜め息をついた。 若い時には自慢の艶やかな赤毛が今は色が抜け、どんなに髪を洗っても潤いを吸収しない白髪へと変化した。 長いとみっともないのでセミロングにカットしているそんな髪を櫛で撫でる。 毛先だけがくるくるしているのは今も昔も変わらない。 ショールを肩にかけ、杖を右手の相棒にし、ゆっくりと歩き出した。 夜間続いていた雨が上がり、青空が広がって大きな虹が架かっていた。 朝夜はまだまだ寒く、暖房を点けなければいてもたってもいられないが、日中は風さえ吹かなければ心地よい陽気である。 風にさらわれ種が落ちたのだろう。足元の床タイルの隙間からは蒲公英が二つ、黄色い姿を見せた。 季節は春。 麗らかな陽気に誘われ、久し振りに外へ出た。 「グランマ!アリーナグランマ!」 「おやおや…」 グランマの後ろから三人の子供が走ってくる。 グランマの孫だ。 『おはようございます!』 「おお、おはよう」 「グランマのお部屋に行ったらいないんだもん。グランマはここがお気に入りよね?きっといると思ったから。だから来たの!ほらグランマが好きな百合よ。綺麗でしょう?」 三つ編みをした女の子は花瓶に飾った百合を差し出した。 「綺麗ねぇ。ありがとう。飾りましょうね」 グランマは女の子の頭を撫でると女の子はへへへっと嬉しそうに笑った。 「ずるいよ!僕だってグランマが好きなお菓子を持ってきたんだ。グランマ、食欲が最近ないって聞いたよ。これは食べれるよね?おいしいよ!」 青髪の男の子が器いっぱいのお菓子を差し出した。 「おいしそうね。これなら食べれそうよ」 「グランマぁ。あたしね、グランマが若い頃グランファとかけおちしたって聞いたの。本当?」 リボンを付けた女の子がまぁるい目を見開き、グランマへ問う。 「おやおや。そんなこと誰から聞いたの?」 「ママよ!ねぇ本当なの?聞かせてグランマ!」 聞かせて!聞かせて! 孫たちは聞かせてと騒いだ。 「ママはろくでもないこと言うねぇ。仕方ない、聞かせてあげよう。テラスのあのテーブルでね」 サントハイム城二階のテラスの一角で円形テーブルを囲み、グランマと孫たちは集った。 「さぁ、一体どこから話せばいいのかしらねぇ…」 「まずグランマはグランファとどうしてかけおちしたの?」 グランマの為に持ってきたお菓子は孫たちが次々消化してゆく。 三つ編みの女の子が淹れてくれた紅茶を啜りながらグランマは語りだした。 「グランファはね。この城の教会にいた神官でね、グランマとは小さい頃からずっと一緒だったの。グランファの名前、覚えている?」 「ん~確かクリスピーだっけ?」 「違うよ馬鹿だな。クリフトだよ!」 「馬鹿じゃないもん!馬鹿っていうひとが馬鹿なんですよーだ」 「これこれ喧嘩しない。そう、クリフトね。グランファはグランマのことが好きだったの」 「グランファがグランマのこと好きだったの」 「グランマは好きだって言われたとき本当に嬉しかったの。だけどね。グランファは一般人でグランマはお姫様。身分が違った二人が愛し合うのは禁止されていたの」 「身分が違うと駄目なの?」 花瓶に入れた百合を見栄えよく生けていた三つ編みの女の子は問う。 「それはそれは大反対よ。それでもグランマとグランファは人の目に付かないようこっそり逢っていたの」 お菓子は孫たちの手によりなくなった。 「このお城には王様、グランマのお父様がね、いなくなった時があったの」 「僕知ってるよ。王様がいなくなった後魔物に占領されちゃっただよね。それをグランマはやっつけちゃったんだよね。凄いや」 「やっつけたあとまた王様は帰ってこないからまたお城には誰もいない日々が続いたの。 そんなある日、王様は帰ってきたの。まず魔物に占領されてボロボロになったお城を直そうとしたけど、お金が必要だったの」 お菓子を食べ終え、お腹一杯になった孫たちはようやくグランマの話に耳をたてた。 「じゃあグランマとお金持ちの王子様と結婚させればいい。そうしたらお金が入ってくる。お城も建て直せると政治をする人は考えたわけ」 「変なの。政治する人がグランマの結婚を決めるの?」 「昔はそうだったのよ。グランマはね、お金持ちの王子様と結婚するより大好きなグランファと結婚したかったの。だけどグランファは一般人。お金もないの。 グランマは王様や政治をする人にグランファと結婚したいんですと言いたかったけど言えなかった。そんなこと言ったら二人の間柄が裂かれるとおもった。 政治の人はグランファの身分のことばかり気にしていたからね」 「政治の人、なんだかいよいよ変だね」 「それがその時には普通だったのよ。グランマが王子様と結婚するならグランファは他の、グランマ以外の人と結婚するって。 それは当然のことよ。お互いに釣り合った身分の人と結婚するのはね。だけどグランマはグランファが大好きだった。忘れたくなかったの」 グランマは一息つき、渇いた口腔をお茶で潤した。無言で孫たちは次の言葉を待つ。 「一般人が王族に入るのが難しいなら王族が一般人になればいい。グランマはそう考えたの。それにはお姫様を、お城を捨てるしかなかった。グランファも提案に頷いた。これが、駆け落ち」 孫たちはほぅっと感嘆の息をつく。グランマはあさっての方角を見ながら会話を続けた。 「お城から離れて暮らしだしたのはとてもとても遠いところ。お城から探しにこれないようにね。 二人っきりで生活するのは初めてで、一日一日早く過ぎていったわ…。 ある日、お城でグランマのお父様が亡くなったそうなの。お父様は亡くなる前から王権を他の人に、お父様の血筋のものだったと聞いたわ、譲っていた。 そしたらその新しい王様はボロボロのお城をとても立派なものにしようとしてね。そうしたらお金がいっぱい必要になる。お城にはお金がないから国土に住む民へ、納税する金額をもの凄く高くしたの払わせたの。 国民はこれ以上お金がなかった。それでも取り立てはやってくる。お金がなければ土地や家などの不動産を没収した。住むところをなくした人々があちこちに溢れたみたい。 そんな感じだから勿論お城に食ってかかった人もいたみたいだけど…。隠れて罰した」 「それって…」 「拷問ね」 「ひどい…政治の人たちは何も言わなかったの?」 「多分…納税を自分の懐に入れてたみたいね」 「じゃあ、王様と政治の人はおいしい思いをしていたんだ」 「と、思うわ…」 グランマはぬるくなった紅茶を啜った。 「グランマはいくらお城を捨てたとはいえ、そんなお城の情勢に胸を痛めたわ…。 だからグランファと一緒にサントハイム領に帰ったの。 お城に行けばお姫様じゃなくなったグランマは入れない。だからまずお城の城下町サランの町に行ってみたの。 サランは荒んでいたわ。人々の顔には疲れがみえて覇気がない。ずぼらしい人がごみを拾って自分の物にしている。そんな風景があったの。 宿屋へ入ったら各地からやってきた沢山の人が武装をしていた。お城へ入り、民を苦しめる王様をやっつけようとしたの。 勿論会話で穏便に済ませればいいと思うわ。会話をしようとしても反対に捉えられ、牢獄にぶち込まれる。 もう苦しいですって。前の王様の方が、人間らしい生活が出来たと語ったわ。 周りの人たちはグランマがお姫様だったことを知っている。おてんば姫で有名だったからね。皆グランマを見ると泣きながら今の心情を語ってくれたわ。 グランマは皆が知っていたころのお姫様ではなく、既に一般人。じゃあ一般人として一緒に戦おうとした。革命軍の先導者として。皆を統べる主導者としてね。 お城には兵士がいっぱいいる。それは他の人たちが食い止め、グランファとグランマは兵士たちを潜り抜け、王様と謁見を果たす。そんな作戦をたてて、皆寝たわ。 次の日、それはそれは大勢の人々を連れて、グランマたちはお城にきたわ…。 ―私たち国民は国の馬車馬ではない!― ―苦しめられるくらいなら死んだ方がマシ!― ―サントハイムを我ら国民の手に!― ―サントハイムに革命を!― 国民が次々と言葉を発した。言葉を聞きつけ、城から兵士がぞくぞく現れた。兵士の扇動者、兵士長は取り押さまえろ!抵抗するものは殺してもかまわん!と叫ぶ。 グランマとグランファは混戦中味方が誤って攻撃をしないよう目立つ格好をしていて戦いに臨んだ。 まず兵士の士気を削ぐ為に、兵士長を倒すことにした。 グランマとグランファは強いのよ。闇の帝王エスタークを倒したくらいなんだから。 下手に武器を持つと殺しかねないからグランマとグランファは素手で抵抗した。 素手でも相手がどんなに硬い甲冑を着込んでいても、壊す自信はあった。 兵士長の目の前にくると兵士長は目を疑った。今まで自分が仕えていた王女アリーナがいたんだもの。 躊躇っている間に手加減した手刀であえなく昏倒したわ。本気でやったら、首が飛ぶからね」 やけに血生臭い話に孫たちは顔をしかめる。 それから兵士たちの統一が崩れた。相手側の士気がなくなっている間に、味方を何十人か引き連れ、開門した。 お城に入ると更にグランマたちに兵士が流れ込む。それらを味方たちは引き受け、グランマは二階の王様がいる謁見の間を目指した。 謁見の間は絢爛豪華だったわ。周りは金でキラキラさせて、宝石で飾って。 兵士を牽制し、その奥へと、謁見の間へと滑り込む。 民草が蜂起して自分の軍が戦闘しているというのに王様は王座にふんぞり返っていたわ。 国民が反乱を起こすのはまたか、と思ったのかしらね。それが元王女が主導者だと知ると途端に襟を正した。 王様はやけに下出に出てきたわ。だけどグランマの気持ちは変わらない。この国を救う、国民として。…元王女として。 今まで王女って気持ちはなかったのに、プライドはどこかあったみたいね。 ―サントハイムを奪回します。サントハイムに革命を!― ―弱者を守るのが上の立場のものでしょう。それなのに悪政を働いて民を苦しめる。…そんなあなたに王の座は相応しくない。死をもって償いなさい!― 王を拘束すると、王座の脇に置いてある国旗を掴み、テラスへ出て大きく振った。 それを見た国民たちは歓喜に湧き、兵士たちは戦闘の手を止めた。もっと悔しがるかと思っていたんだけど、王様の政治には心中反対していた人が大半だったのね。 国が、国民の手に翻った瞬間だったの。 王は公開処刑にて斬首した。今まで王の悪政に便乗し、甘い汁を吸っていた政治の人たちや貴族の人たちを逮捕して厳しく罰した。 国が解体し統治する者がいなくなると、ただでさえ不安定なこの国はいよいよ崩壊する。 国民は言ったわ。グランマにもう一度王女として国を建て直して欲しいと。 ―私でいいの?私は国を、王女を捨てたのよ?― ―新しい国を創るのに何も存じぬ一国民が王として即位し、新しい法案を立案し執行するには長い年月が必要になります。そうなれば国はいつまでも不安定です。 元王女でありますあなた様ならば早く国を建て直して民を安泰させてくれるでしょう。 クリフト様と共に― その言葉は王女の身分が自分に帰依したことと、一般人であるグランファと結婚出来るということだったの…。 すぐさまグランマとグランファは結婚式と戴冠式の準備をしたわ。 国の行事に、前王の時にお金をさんざん絞られたから結婚式は国民による手作り。国民はグランマに何もしてやれないと言ったけど。 衣装やブーケはもともとお母様のがあったし、タキシードはお父様のがあったからそれを利用したわ。結婚指輪は前王が所持していたものを利用。 別にグランマとしてはお金を掛けなくともいいの。グランファと結婚する、それだけがグランマの夢だったから。 同日に公開結婚式と戴冠式を行ったわ。これは異例なことよ。あの時は時間がなかったからね。 結婚式にはサントハイム領内の国民が大勢集まり祝福してくれたわ。 戴冠式にはお互いが冠をかぶせあった。 ここに新生サントハイム王国、新生女王アリーナと王クリフトが誕生したの」 孫からは拍手がわいた。 「それからの日々、めまぐるしかったわ…。友好国エンドールとの再度の交流。国民から意見を言える意見場を月一度設け、傾聴したわ。 それらは法案としてまとめる。 金と身分に恵まれた腐心の政治家が国民の為にと創る政治法案は国民の為になってないから政治家は一切いらない。 変わりに法案部として各地に住む国民を選んでその人たちに作ってもらったの。 自己満足による重税廃止。福祉の充実。土地の有効管理、観光業への力入れ…。 様々なことをしてきたわ…。 法案で自分が提案した身分を越えた結婚が可能、というのは受理された。 これで身分違いの二人が結婚を視野にいれた時、残された道は駆け落ちというのはなくなったのよ。 そのうち娘と息子が生まれて、娘が女王に即位するとグランマは王座を退いた。そしてあなたたちが生まれたの」 孫たちは照れくさそうに微笑んだ。 「駆け落ちの話からグランマの結婚話まで喋ってしまったね。つまらなかっただろうけど、今のあなたたちがいるのはグランマの努力があったこそだよ」 「グランマ、頑張ったんだね」 「自分で言うのも何だけど…頑張ったわ」 「あ…ママー!」 「ここにいらしたのね、お母様」 「グランマがね、かけおちの話してくれたの!」 「長かったけど楽しかったよ!」 「そろそろお勉強の時間だから部屋に行きなさい。お母様、ありがとうございました」 「ばいばいグランマ!」 「またね」 母親に連れながら、孫たちが部屋へ戻ってゆく。 「チャオ、ダンケ、ファーウェル」 三つ編みの女の子チャオ。青髪の男の子ダンケ。リボンの女の子ファーウェル。 名前を呼ばれた孫たちがグランマに振り返る。ううん。なんでもない、とグランマは首を横に振った。 孫たちが行ってしまうと途端にテラスには静寂が戻った。 頑張ってきたわよね、グランファ。 グランマは空を眺めた。虹はまだ出ていた。 一緒に頑張ってきたけど、年もあったし疲れていたのかしら、あなたは病に倒れて寝たきりになった。 あなたを置いて、一人で逝けない、と病床で私の手を握ったあなた。約束したのに。あなたは呆気なく逝ってしまった。 話疲れたのかしらね。暖かいせいかしら。なんだか眠くなってきたわ…。 グランマはテーブルに伏せて、少しうたた寝をすることにした。 瞳を閉じるときにあの青空の大きな虹を背景に、若りし頃の、神官帽子と神官服を着込んだ青髪の青年が見えた。 青年はグランマに手を差し伸べた。グランマも手を伸ばした。 一緒に、あの虹を渡って。 「ク……リフ…ト」 花瓶に飾られた百合が、綺麗に咲いていた。 (了)