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●FX用語集(全部) ●FX用語 か∼こ クロス取引 クロス取引とは、ドルを介さない為替取引のことで、EURクロスといえば、EURを中心とした取引、円クロスと言えば円を中心とした取引を意味している。記述は、EUR/JPY, EUR/GBPとなる。
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マクロスなのは 第25話『先遣隊』←この前の話 『マクロスなのは』第26話「メディカル・プライム」 八神はやては部隊長室で、今後の六課の運用について思索をめぐらせていた。 脳内会議の議題に上がっているのはカリムの預言の事だ。 設立から半年。六課はその任務を忠実に果たし、今に至る。現状に不満はない。しかし不安要素はあった。それは『〝事〟が、六課の存続する内に起こるのか』という問題だ。 六課はテスト部隊扱いのため、あと半年足らずで解体される。1年という期間は何もテキトーに決めた期間ではない。聖王教会と本局の対策本部が議論の末導き出したギリギリのラインだ。 今より短い場合の問題は言わずもがなだが、逆に長いとそれはそれで問題がある。今でこそガジェットの出現から出動数が多く、各部隊からの信頼も厚い六課だが、当時は必要性の認識が薄かったため本局でさえ設立には渋ったのだ。それは予算の問題のみならず、当時対立関係にあった地上部隊が黙っていない。という意見もあったからだ。しかしこの問題は『地上部隊のトップであるレジアス中将が賛同した』というイレギュラーな、しかし嬉しい出来事から片づいている。 だがもう1つ問題が上げられていた。それは六課への過剰な戦力集中だ。地上部隊20万人の内、4万人は事務・補給・支援局員である。 そして残る16万人を数える空戦魔導士部隊や陸士部隊である純戦闘局員の内10人ほどしかいないSランク魔導士を八神はやて、高町なのは、ヴィータ、シグナムと4人も六課に出向させている。 このランクの持ち主は『北海道方面隊など6つある地方方面部隊、5個師団(2万7千人)に1人いるかいないか』という希少な戦力であり、本局ですら少ないSランク魔導士のこれほどの集中投入は極めて思い切った人事だった。 そのため『気持ちは分かるが、そう長くは留めて置けない』というのが周囲の本音だった。 仮に1年後に同じような部隊を本局主導で再編する場合を考えても、地上部隊を頼れない分、生み出されるであろう戦力の低下は憂慮すべき問題であった。 そこで『何か妙案がないだろうか?』と思考をめぐらせていたはやてだったが、その思索は打ちきられることになった。 空中に画面が浮かび、電話の呼び出し音が締め切った室内の空気を震わす。画面の開いた場所は左隣の人形が使うような小さなデスクだ。本来なら補佐官であるリインが受けるはずだが、今ここにいないことは承知済み。右の掌を空中にかざして軽く右に滑らせると、その動作を読み取った部屋が汎用ホロディスプレイを出現させる。この部屋だと電灯のスイッチなどの操作を行うものだが、こんな時のために電話もその機能に加えている。おかげで次のコールが鳴る前に通話ボタン触れることができた。 「はい。機動六課の八神二佐です」 サウンドオンリーの回線だったが、 直接外部から電話がかかることはなく、地上部隊のオペレーターを経由したルートが普通だ。しかし聞こえてきた声はオペレーターの声ではなく、レジアスのものだった。 『はやて君か。いきなりで悪いが1330時頃にこちらに来てほしい』 「え? ほんとにいきなりやなぁ・・・・・・もちろん何か買ってくれるんよね?」 はやての冗談にレジアスは電話の向こうで豪快に笑う。 『なるほどな。グレアムのヤツがそうやって「部下がいじめてくる」と嬉しそうに嘆いていた意味がようやくわかったよ』 レジアスのセリフに、はやては「バレてたか」と苦笑いする。 グレアムは以前本局の提督を勤めていた人物で、当時足が悪く両親のいなかったはやての、いわゆるあしながおじさんであった。 またはやて自身、『闇の書事件』の責任を取って自主退職するまでのほんの1年だけ彼の元に嘱託魔導士として配属されており、当時同事件で主犯者扱いされていたはやてが管理局に慣れるよう手を尽くしてくれていた。 彼女を学費面での援助によってミッドチルダ防衛アカデミーに入学させてくれたのも、管理局で風当たりの悪かった当時の身の振り方を教えてくれたのも彼だった。 閑話休題。 『・・・・・・まぁ、実際買ったのだがな。きっと君も驚くだろう』 「え、いったいなんなのや?」 『ああ、─────だ』 レジアスが口にしたその名は、確かにはやてが驚くに十分値するものだった。その後はやては2つ返事で了解し、身支度のために席を後にした。 (*) 同日 1200時 訓練場 午前中に行われた抜き打ちの模擬戦になんとか勝利した六課の新人4人は、一時の休憩に身を任せ、地面に座り込んでいた。そこへなのはにヴィータ、そしてフェイトを加えた教官陣がやってきた。 「はい。今朝の訓練と模擬戦も無事終了。お疲れ様。・・・・・・でね、実は何気に今日の模擬戦がデバイスリミッター1段階クリアの見極めテストだったんだけど・・・・・・どうでした?」 一同の視線が集まるなか、後ろのフェイトとヴィータに振る。 「合格」 「まぁ、そうだな」 2人とも好意的な判断。そしてなのはは───── 「私も、みんないい線行ってると思うし、じゃあこれにて1段目のリミッター解除を認めます」 その知らせを耳にした4人は〝やったぁ!〟とうれしさのあまり座り込んでいた地面から跳ね上がる。 「お、元気そうじゃないか。それじゃこのまま昼飯抜きで訓練すっか」 ヴィータのセリフに4人の子ヒツジは青ざめ、一様に首を横に振った。 彼ら新人にとって唯一の平安といっても過言ではない食事の時間は絶対不可侵の聖域であり、守らねばならぬ最終防衛ラインだった。 「も~、ヴィータちゃんったら」 なのはに言われヴィータは 「冗談だよ」 と、猫を前にしたハムスターのような目をした4人に言ってやる。 しかし彼女の目が〝本気(マジ)〟だったことを書き添えておこう。 落ち着きを取り戻した4人にフェイトが指示を続ける。 「隊舎に戻ったらまず、シャーリーにデバイスを預けてね。昼食が終わる頃にはデバイスも準備出来てると思うから、受け取って各自しっかりマニュアルを読み下しておくこと」 それにヴィータの補足が付く。 「〝明日〟からはセカンドモードを基本にして訓練すっからな」 しかしその補足を聞いた4人は、自分達が間違っていると思ったのか空を仰ぐ。真上に輝く真夏の太陽は、まだ時刻が正午であることを知らせていた。 「〝明日〟ですか?」 「そうだよ。みんなのデバイスの1段目リミッター解除を機会に、私とヴィータ教官のデバイスも全面整備(フルチェック)とアップデートをすることになったの。だから今日の午後の訓練はお休み。町にでも行って、遊んでくるといいよ」 なのはのセリフに、4人は先ほどを数倍する大声で、喜びの雄叫びを上げた。 (*) 同時刻 フロンティア航空基地 第7格納庫 「あと30分で出撃だ。しっかり頼むぞ」 愛機であるVF-25を引っ掻き回している整備員達に檄を飛ばす。 彼らはそれぞれの仕事をこなしながらも 「「ウースッ」」 と、まるで体育会系のような返事を返す。そして点検項目を並べたチェックボードを効率よく埋めて、整備のために開けたパネルやスポイラーを定位置に戻していった。 そんな中、こちらへと1人の整備員がやってきた。しかし他の整備員と違ってそのツナギはあまり機械油に汚れていないように見える。どうやら新人らしい。 「どうした?」 「はい、アルト一尉。恐縮ですが、モード2のバトロイドのモーション・マネージメント比は今までの1.50倍で良いでしょうか?先ほど戦闘のデータを見る機会があったのですが、自分の見立てではあと0.04増やした方が動かしやすいように思います」 幾分か緊張した様子の新人に言われて初めて思い出す。そう言えば確かに前回戦闘の最中、そのような違和感を覚えたような気がする。もっともSMSへの先行配備の段階から乗っているVF-25という機体なので多少の誤差など十分カバーできるが、修正するに越したことはなかった。 「よく気付いたな。そうしてくれ」 答えを聞いた新人は満面の笑みを作って 「はい!」 という返事とともに敬礼し、再びバルキリーに繋がれたコントロールパネルに返り咲いた。そこで航空隊設立当初からVF-25のアビオニクスを任せている担当者が 「やっぱり言ってよかったじゃねぇーか」 と、入力する新人の肩をたたく。 「俺達でもコイツのことは完全には把握してないんだ。だからこれからも新人とか専門外とか関係なしにどんどん聞いてくれよ!」 「はい!・・・・・・じゃ先輩、さっそくひとついいですか?」 「おう、なんだ?」 「明日地元から彼女が来てくれるんです!それでクラナガンでデートしたいと思うんですが、どこかいいスポット無いですか?」 「え・・・・・・彼女とデート?あ・・・・・・いや、俺はそういうのよくわからなくて・・・・・・その・・・・・・だな」 こういう事象に対しては知識がないのか大いに困っているようだ。そこへ彼の同期がデートと言う単語を聞きつけたのか機体越しに呼びかけてきた。 「どうしたんだよシュミット?お前俺たちと違ってモテるだろ?意地悪しないでデートスポットの一つや二つ教えてやれよ!」 「そういうわけじゃねぇんだよ加藤!」 「じゃあなんだよ?」 「だって・・・・・・なぁ?」 困ったように言うシュミットに安全ヘルメットを外してポニーテールの長髪を垂らした新人が 「ふふふ」 と蠱惑的に微笑んだ。 (*) その後彼女は 「キマシタワー!」 と叫びながらやってきた女性局員や、 「なになに?諸橋(その新人)に〝彼女〟がいるって!?」 とVF-25の整備を終えて集まった整備員集団に囲まれていた。しかしその顔触れはアビオニクス担当者であるシュミット、そして新人を含めて全員自分と同年代ぐらいだった。別に特殊な趣向を持った人間がそう、というわけではない。この航空隊に所属する整備員はほとんど同年代なのだ。 これはこのミッドチルダでOT・OTMという新技術に、最も早く順応したのが彼らのような若者であることの証左であった。 もっとも教養としての現代の技術はともかく、OTMはゼロスタートであったおかげで3カ月前まで整備の質はあまり良くなかった。それが第25未確認世界でも最新鋭機であったVF-25なら尚更だ。 しかし最近ではアビオニクスを整備するシュミットのような人材が育ってきてくれたおかげでなんとか乗り手である自分や、たまに技研から出張してくる田所所長などに頼らなくても良いぐらいの水準に到達していた。 しばらく馴れ初め話を語る諸橋とデートスポットの位置について真剣に話し始めた彼らの様子を遠巻きに眺めていたが、整備が終わった彼らとは違い、自分の仕事は目前に差し迫っている。名残惜しいが列機を見回ることにした。 まずはVF-25の対面で整備が急がれている天城のVF-1B『ワルキューレ』だ。 純ミッドチルダ製であるこの機体は、製作委任企業であるミッドチルダのメーカー『三菱ボーイング社』の技術者が、わざわざ整備方法を懇切丁寧に講義していた。そのため比較的整備水準は初期の頃から高かったようだ。 現在パイロットである天城はコックピットに収まり、ラダー等の最終点検に余念がなかった。 まるで魚のヒレのように〝ヒョコ、ヒョコ〟と垂直尾翼や主翼に付けられている動翼であるエルロンが稼動する。 「あ、隊長」 こちらに気づいた天城は立ち上がると、タラップ(はしご)も使わずコックピットから飛び降りる。 コックピットから床まで3メートルほどあり、生身なら体が拒否するところだが、その身に纏ったEXギアが金属の接触音とともに彼の着地をアシストした。 「今日のCAP任務が8時間ってのは本当っすか?」 「そうだ。今日はだましだまし使ってきた機体の総点検らしいからな。六課にいて一番稼働率が少なかった俺たちで時間調整するんだと」 「・・・・・・ああ、そうですか」 気落ちした表情に続いて小声で 「俺は六課でも出撃率100%だったのに・・・・・・」 という天城の嘆きにも似た呟きが聞こえたが、どうしようもないので 「まぁ、頑張れ」 と肩を叩いてその場を離れた。 次にVF-1Bの隣りに駐機するさくらのVF-11G『サンダーホーク』に視線を移す。 こちらは元の世界でも整備性が高い機体なので、性能に比べて整備が容易になっている。そのためかこちらにはもう整備員の姿はなく、さくら自身が最終点検を行っていた。 サーボモーターなどを使い、電子制御で機体の操縦制御を行う形式であるデジタル・フライバイ・ワイヤの両翼の動翼に、順番に軽く体重を乗せて動かない事を確認する。 そして次に『NO STEP(乗るな)』という表示に注意しながら上に昇ると、整備用パネルが開いていたり、スパナなど整備員の忘れ物がないか確認していく。 よほど集中しているのかアルトが見ていることには気づいていないようだった。しばらくその手際眺めていると、後ろから声をかけられた。 相手はVF-25を整備していた整備員だ。どうやらようやく全ての点検・整備が終わったらしい。 アルトはもう一度点検を続けるさくらを流し見ると、自らの愛機の元へ歩き出した。 (*) 1330時 機動六課 正門 そこにはヴァイスのものだという、このご時世には珍しい内燃機関の一種である、ロータリーエンジン式のバイクに跨がって六課を後にしようとしているティアナ達と、見送るなのはがいた。 「気をつけて行ってきてね」 「は~い、いってきま~す!」 なのはの見送りに後部座席に座るスバルが返事を返すと、ティアナは右手に握るアクセルをひねった。 石油ではなく水素を燃料とするそれは電気自動車や燃料電池車の擬似エンジン音だけでは再現できない振動やエンジン音を轟かせて出発する。そして狼の遠吠えのようなエキゾーストノートを振り撒きながら海岸に続く連絡橋を爆走していった。 なのはは背後の扉が開く気配に振り返る。するとそこには地上部隊の礼服に袖を通したはやての姿があった。 「あれ? はやてちゃんもお出かけ?」 「そうや。ちょっとレジアス中将に呼ばれてな。ウチがおらん間、六課をよろしく」 「は!お任せください!八神部隊長」 わざと仰々(ぎょうぎょう)しく敬礼するなのはに、 「似合えへんなぁ」 とはやてが吹き出すと、なのはもつられて笑った。 その後はやてはヴァイスのヘリに乗って北の空に消えていった。 (*) その後ライトニングの2人を見送ったフェイトと合流したなのはは、 「(フェイトの)車の鍵を貸してくれ」 というシグナムに出くわしていた。 「シグナムも外出ですか?」 フェイトがポケットから鍵を取り出し、シグナムの手に置きながら聞く。 「ああ。主はやての前任地だった第108陸士部隊のナカジマ三佐が、こちらの合同捜査の要請を受けてくれてな。その打ち合わせだ」 「あ、捜査周りの事なら私も行った方が─────」 しかしフェイトの申し出は 「準備はこちらの仕事だ」 とやんわり断られた。 「お前は指揮官で、私はお前の副官なんだぞ」 そう言われてはフェイトに反論の余地はない。 「うん・・・・・・ありがとうございます─────でいいんでしょうか?」 「ふ、好きにしろ」 そう言ってシグナムは駐車場の方へ歩いていった。 なのははそんな2人を見て、『知らない人が見たらどっちが上官なのかわかるのかな?』と思ったという。 (*) その後デスクワークをしなければならないというフェイトと別れ、なのはは六課隊舎内にあるデバイス用の整備施設に到着した。 「あ、なのはさん」 画面に向かっていたシャーリーが振り返って迎え、その隣にいたヴィータも 「遅かったじゃねーか」 といつかのように婉曲語法で自分を迎えた。 「ごめん、ごめん。それでどう?上手く行ってる?」 なのはは言いながらシャーリーの取り組んでいる画面を後ろから覗き見る。 自らのデバイス『レイジングハート(・エクセリオン)』は昼飯前からシャーリーに預けられており、アップデートは開始されているはずだった。 「はい、あと2時間ぐらいでアップデートは終わる予定です」 プログラムを構築したシャーリーの見立てにミスはない。ディスプレイに表示された終了予定時間は1時間以下だったが、こういう終了時間は信用できないのが世の常。それを証明するように次の瞬間には3時間になったり30分となった。 ヴィータの方も似たり寄ったりで、プログラムのアップデート率をみる限り、自分の1時間後ぐらいに終わるだろう。 しかしなのはは画面を眺めるうちにあることに気づいた。 自分とヴィータだけでなく、まだもう1つデバイスのアップデート作業が進行しており、もう間もなく終わりそうなことに。 検査兼整備用の容器に入った待機状態のそのデバイスは〝ブレスレット型〟だった。 「ねぇシャーリー、あのデバ─────」 デバイスは誰の?とは問えなかった。その前に持ち主がドアの向こうから現れたからだ。 「あ、なのはさん、お久しぶりです!」 地上部隊の茶色い制服に身を包み、ニコリと嬉しそうに挨拶する緑の髪した少女、ランカ・リーがそこにいた。 (*) ランカは本局の要請で無期限の長期出張に出ていた。 行き先は〝戦場〟だ。 第6管理外世界と呼ばれる次元世界で行われていた戦争は、人対人の戦争ではなく、対異星人との戦争だった。 本来管理局は非魔法文明である管理外の世界には干渉しないのが基本方針だったが、その世界の住人は管理局のもう1つの任務に抵触した。 それは〝次元宇宙の秩序の維持〟だ。 彼らは70年程前に次元航行を独自に成功させ、巡回中だった時空管理局と遭遇したのだ。 運の良いことに極めて友好的で技術も優秀な人種であったことから、1年経たないうちに管理局の理念に賛同した彼らと同盟を結ぶに至った。 以後管理局は次元航行船の建造の約8割をその世界に依存しており、管理局の重要な拠点だった。 しかし2ヶ月前、その世界で戦争が勃発した。 その異星人は我々人間と同じく〝炭素〟ベースの知性体(以下「オリオン」)であったが、彼らは突然太陽系に入ると先制攻撃を仕掛けてきたのだ。 当然管理局に友好的だったその惑星(以下「ブリリアント」)の住人は必死に応戦する。 管理局との規定により魔導兵器縛りだったが兵器の技術レベルではなんとか拮抗。戦力は圧倒的に劣っていた。しかしブリリアント側にはある〝技術〟があった。 次元航行技術だ。 この技術は実は超空間航法『フォールド』と全く同じ技術で、第25未確認世界(マクロス世界)とオリオンの住人達は知らなかったが、空間移動より次元移動に使う方が簡単だった。 この技術によってオリオン側の先制攻撃と戦力のメリットを塗り潰し、比較的戦いを有利にすすめた。 しかし所詮防衛戦でしかなく、オリオン側の恒星系の位置がわからないため、戦いは長期化の様相を呈していた。 だが捕虜などからオリオンの情報がわかるにつれて、戦争の必要がないことがブリリアント側にはわかってきた。 彼らの戦争目的は侵略ではなく〝自己防衛〟だという。 何でも彼らの住む惑星オリオンからたった数百光年という近距離にあったため、 「ベリリアン星の住人が攻めてくる!」 という集団妄想に駆られたらしい。 それというのもブリリアント側が全く気にしていなかった、それどころか最近までまったく観測すらしていなかったものが原因であった。それは次元航行に突入する際に発生してしまう短く超微弱なフォールド波だ。 これを次元航行発明から70年間完全に垂れ流しつつけ、これを受信したオリオンが盛大に勘違いした。 彼らにはまだフォールド技術は理論段階で、空間跳躍以外の使用法を全く思いつかなかった。そのため管理局に造船を任されてどんどん新鋭艦を次元宇宙に進宙させていったブリリアントの行為は、オリオン側にとって奇怪に映った。船を造ってどんどんフォールドするのはわかる。宇宙開発というものだとわかるからだ。しかし恒星外にフォールドアウトするでもなく、ただため込んでいるようにしか見えないその行為は、オリオンの住人にとって艦隊戦力の備蓄と思われてしまったのだ。 そう勘違いしてしまったオリオンは半世紀の月日をかけてフォールド航法を理論から実用に昇華させて、のべ一万隻もの宇宙艦隊を整備。そして今、万全の準備をして先制攻撃に臨んだようだった。 しかし実のところ彼らのことはまったく知らなかったし、『協調と平和』を旨とするブリリアントは知ったところで侵略するような野心もない。 そこで和平交渉のためにまず戦闘を止めようと考えたブリリアントは、次元宇宙で〝超時空シンデレラ〟とも〝戦争ブレイカー〟とも呼ばれるランカ・リーの貸出しを要請したのだ。 管理局としても戦争による新鋭次元航行船建造の大幅な停滞は困るし、70年来の大切な盟友を助けたいという思いがあった。 こうして1ヶ月前、六課に対し最優先でランカの出張を要請したのだ。 六課やアルトは危険地帯へのランカの出張に渋ったが、ランカの強い思いから根負けしていた。 こうして第6管理外世界に出張したランカは、本局の次元航行船10隻からなる特務艦隊と航宙艦約100隻から成るブリリアント旗艦艦隊に守られながら局地戦をほぼ全て歌で〝制〟して行ったという。 確かなのはが最後に見た関連ニュースは「全オリオン艦隊の内、50%がブリリアント側に着いた」というものだった。 そのランカがここにいるということは───── 「戦争は終わったの!?」 ランカは頷くと続ける。 「みんないい人達なんだよ。ただ誤解があっただけなんだ」 そう笑顔で語る少女は、とても恒星間戦争を止めた人物には思えぬほど無邪気であった。 (*) 1424時 クラナガン地下 そこは戦前は半径10キロメートルに渡って巨大な地下都市があり、戦時中は避難民が入った巨大な地下シェルターだった。 一時は全区画にわたって放棄されていたが、今では歴代のミッドチルダ政府の尽力によって大規模な地下街が再建されている。 しかしその全てに手が届いたわけではない。一部の老朽化や破壊の激しい区画は完全に放棄され、そうでなくともただのトンネルとして利用されていた。 そこを1台の大型トラックが下って(クラナガンから出る方向)いた。 そのトラックのコンテナには『クロネコムサシの特急便』のロゴとイメージキャラクターがペイントされ、暗いトンネル内をヘッドライトを頼りに走って行く。 運転手はミッドチルダ国際空港近くの輸送業者の新人で、この道は彼の先輩から教わったものだ。 地上のクラナガンに繋がる道はどこも渋滞であり、拙速を旨とする彼ら輸送業者はこの廃棄区画を開拓したのだった。 しかし残念ながら路面状態はよくない。 その運転手はトラックの優秀なサスペンションでも吸収できなかった予想以上の縦揺れに驚く。 「いかんな・・・積み荷が揺れちまうじゃねぇか」 彼はシフトレバーについたつまみを操作すると、ヘッドライトをハイビームにする。 すると少しは視認範囲が広かった。しかし───── (しっかし、いつ来ても廃棄区画は気味悪りぃな・・・・・・) 右も左も後ろにも他の車は見えない。それが彼に昨日見た映画を思い出させた。 それはベルカ(位置は第97管理外世界でアメリカ合衆国)の〝ハリーウッド〟で撮影された映画で、タイトルは「エイリアン」だ。 ストーリーは時空管理局の次元航行船が、新らたに発見された世界の調査のために調査隊を派遣する所から始まる。 そこには現代の技術レベルを持った町があったが、人の姿がない。調査が進むにつれてこの惑星の住人が、ある惑星外生命体の餌食になっていたことがわかった。 しかしその時には遅かった。 魔法の使用を妨害するフィールドを展開する敵に対し、調査隊には腕利きの武装隊が随伴していたが、また1人、ま1人と漆黒のエイリアンの餌食になっていく。 また、次元航行技術があったらしいこの世界は、厳重に隔離されていたが次元空間へのゲートが開きっぱなしだった。 このままではエイリアン達がこちらの世界に来てしまう。 何とか現地の質量兵器を駆使して次元航行船に逃げ延びたオーバーSランクの女性執務官リプリーと、1人の調査隊所属の科学者の2人は、艦船搭載型の大量破壊魔導兵器であるアルカンシェルによるエイリアンの殲滅を進言。そのエイリアンの危険性は認められ、それは決行される。 大気圏内で炸裂したアルカンシェルは汚染された町をクレーターに変え、船は次元空間に戻った。 しかしリプリー達が乗ってきた小型挺には小さな繭が─────! という身の毛もよだつ結末だ。 さて、問題のシーンは物語の終盤。先の生き残った2人と、3人の武装隊員が現地調達した軽トラで、小型挺への脱出を試みた時だった。 その名も無き(劇中ではあったと思うがいちいち覚えていない)武装隊員はこのようなだれもいない地下の道を走っていた。 しかし賢しいエイリアン達は天井に潜んでいた! ノコノコやってきた軽トラに飛び乗った〝奴ら〟は2人の武装隊員の断末魔の悲鳴とともに運転席を制圧。危険を感じ取ったリプリー達3人は荷台から飛び降りた─────というシーンだった。 (・・・・・あれ、俺って名も無き犠牲者その1じゃね─────) 彼の背筋に冷たいものが走る。 「ま、まさかな。そうだよ、杉田先輩だって10年以上この道を使ってたんだし、前にも先輩と1回通ったじゃないか」 わざと声を出して自らを勇気づける。 そして彼はラジオを点けると局を選ぶ。すると特徴的なBGMと共にCMが聞こえてきた。 『─────毎日アクセルを踏み、毎日ブレーキを踏み、毎日荷物を積み降ろす。・・・あなたのためのフルモデルチェンジ。新型〝ERUF(エルフ)〟登場─────!』 彼はそれを聞きながらそのBGMを歌い出す。 「いぃつ~までも、いぃつぅ~までも~、走れ走れ!ふふふ~のトラックぅ~」 それを歌うと何故か恐怖も飛んでいった。 (やっぱこの曲はいいねぇ~。でも─────) 彼はこのトラックのフロントにあるシンボルマークを思って少し申し訳なく思った。 そこには『ISUDU』ではなく、『NITINO』のマークがあったりする。 (どっちが悪いってわけでもないんだが・・・・・・) 彼はそう思いながらも歌い続けた。 「ど~こぅ~までも、どこぅまでも~、走れ走れ! ISUDUのトラック─────」 (*) 5分後 『そろそろクラナガン外辺部かな』と思った彼は、GPS(グローバル・ポジショニング・システム。全地球無線測定システム)で位置を確認する。その時、一瞬サイドミラーが光を捉えた。 「?」 再び確認するがなにもない。 (勘弁してくれよ・・・・・・映画のせいで敏感になってるんだな・・・・・・) 彼はそう結論を出すと運転に意識を集中する。しかし今度はコンテナの方から無理に引き裂かれているのか、それを構成する金属が悲鳴のような悲鳴を上げる。 「ちょ・・・・・・マジで・・・・・・」 積み荷は食料品や医療品などで勝手に動くものは積んでいないはずだ。 (ということは・・・・・・!) 彼の頭に映画のシーンがフラッシュバック!あの武装隊員の断末魔の悲鳴が頭に響く。 (落ち着け、落ち着け、 落ち着け、落ち着け、 落ち着け、落ち着け、 落ち着け、落ち着け、 落ち着け、落ち着け、 落ち着け、落ち着け─────!!) 彼はもはやパニック寸前だ。しかし無慈悲にもその時は訪れた。 一瞬静かになり、彼が振り返えろうと決意した瞬間───── 耳をつんざく轟音と眩いまでの黄色い閃光が閃光手榴弾のように彼の視界を奪った。 すでに冷静さを欠いていた彼は驚きのあまりハンドル操作を誤り、トラックを横転させてしまった。 (*) 横転事故より15分後、トラックに搭載されていた緊急救難信号を受信した救急隊が現場に急行していた。 「・・・・・・おい、あれか?」 救急車を運転する救急隊員が助手席に座ってGPSを操作する同僚に聞く。 「ああ、そうらしい。しかし、こんな薄気味悪い場所で事故らんでも・・・・・・」 「こんな場所だからだろ。・・・・・・運転席に付けるぞ」 救急車は横転したトラックの本体─────牽引車近くに横づけする。 「大丈夫ですか!?」 ドアを開けて助手席の同僚がトラックに呼びかけるが返事はない。車を離れているのだろうか? 後ろではもう1人の同僚が救急車の後部ハッチを開けて、懐中電灯でトラックを照らす。 どういう訳かコンテナだけがひどく損傷していたが、運転席付近は無傷だ。シートベルトさえしていれば助かりそうだが───── いた! エアバックで気絶しているらしい。トラックの左側を下に横転しているため、宙吊りになったまま項垂れている。 外に出た同僚2人はデバイスで超音波を発生させてフロントガラスを1秒足らずで割ると、センサーで彼の状態を調べる。 「・・・・・・大丈夫だ。バイタル安定、骨も折れてない」 2人は運転手を事故車両から引き離していく。 その間に運転席に残っていた彼は、どうも妙な事故なため、無線で1番近い治安隊に事故調査隊の派遣の旨を伝えた。 (*) 20分後 「通報を受け派遣されました第108陸士部隊、ギンガ・ナカジマ陸曹です」 『地上部隊 第108陸士部隊』と書かれたメガ・クルーザーのHMV(ハイ・モビリティ・ヴィークル。高機動車)に乗ってきたのは3人で、内2人は白衣を着、もう1人は挨拶をした地上部隊の茶色い制服を着た1人の女性隊員だった。整備されていないこの地下空間は世間では犯罪者の温床にもなっていると言われていることから、治安隊の代わりに陸士部隊の調査隊として派遣されたとのことだった。 「この事故はただの横転事故と聞きましたが・・・・・・」 「はい。それが事故状況がどうも奇妙でして、それほど大きな衝撃でもないはずなのにコンテナだけが吹き飛んでいて・・・・・・」 確かに救急車のヘッドライトに照らされたコンテナは、原型を止めないほどにひどく損傷していた。 「運転手の方(かた)は?」 ギンガの質問に救急隊員は困った顔をする。 「・・・・・・それが運転手も混乱していまして・・・・・・お会いになりますか?」 「できるならお願いします」 ギンガは同乗者の2人に現場検証を頼むと、運転手が手当てを受けているという救急車に入った。 「本当なんだよ!あの〝エイリアン〟が出たんだ!!」 そう手当てしながら困った顔をする救急隊員に喚く運転手に、ギンガは〝ギョッ〟とする。 (そうかぁ、あの映画を見た人かぁ・・・・・・) 彼女は彼に、一気に親近感を覚えた。 彼女も実は1年ほど前にその映画を劇場でみていた。人には言えないが、その後1ヶ月ぐらい1人で真っ暗な部屋に入る時には、デバイスをその腕に待機させねば安心できなかった。 「すみません、そのエイリアンのお話をお聞かせ下さい。私はそのために管理局から派遣されました」 「なんだって!・・・・・・それじゃあの映画は!?」 思わせぶりに頷いてやると運転手の口はようやく軽くなり、やっと事故の状況が判明した。 (*) 「コンテナが勝手に爆発ねぇ・・・・・・」 救急車から出たギンガが腕組みして考える。 地面に散らばる積み荷は食料品などで爆発するような物はないし、クロネコムサシの本社から預かったそのトラックの輸送物リストもほとんどが医療品や食料品と書いてある。 しかし本当にエイリアンが来たなどということはあるまい。 鑑みるにこれはテロで郵便爆弾の誤爆という可能性があるが、どこかの政府系機関に届ける予定の荷物は───── 「・・・・・・あれ?」 ギンガの目がリストの一項目で止まる。 (これがベルカのボストンで?) 内容物は、輸入品としては珍しくないとうもろこし。しかしベルカの比較的北にあるボストンでは寒すぎて生産していない。 ビニールハウスという手もあるが、最近赤道付近の地価は安く、補助金も出るためそんなところで作るメリットはない。 それどころかボストンでは10年前からあるベンチャー企業の進出が進んでおり、農業をやるような場所はもう残っていないはずだった。 (確かその企業がやっているのは医療用のクローン技術─────) そこまで考えた時、一緒に来た調査隊員の自分を呼ぶ声が耳に入った。 「はーい。今行きます!」 ギンガはリストを小脇に添えると声の主の元へ走る。 「どう─────」 どうしました?と問うまでもなかった。 彼は顔を上げると〝それ〟をライトで照して見せる。 そこには他の積み荷と違って無粋な金属の塊『ガジェットⅠ型』の大破した姿があった。 「他にもこんな物が」 少し離れていたもう1人が、床に転がっているそれを指先でトントンと叩いて見せる。 「それは・・・・・・生体ポット!?」 ギンガは目を疑うことしかできなかった。 (*) 『君はいったい何をやっているのかね!?管理局に感づかれたらどうする!』 画面の中で怒鳴る背広を着た中年男にスカリエッティは涼しい顔をして答える。 「〝あれ〟が本物かどうか試しただけですよ。それに、管理局など恐るるに足らない」 その軽い態度に更に熱が入ったのかまた怒鳴ろうとした中年男だが、画面の奥の人物に制される。 『しかし社長!』 中年男は社長と呼ぶ30代ぐらいの若い人物に異議を唱えようとするが、彼の鋭い視線だけで黙らされてしまった。 社長は中年男が席に座るのを確認すると、今度は彼自ら詰問し始めた。 『スカリエッティ君、我々はもうかれこれ7年間君の研究のために優秀な魔導士達の遺伝子データを提供してきた。だが我々が君に嘘をついた事があるか?』 「いいえ。おかげさまで研究は順調に進んでますよ」 『なら今後、このような事は無いようにしてくれたまえ。・・・・・・それと〝あの子〟の確保は後回しでも構わないが、一緒に送った3つのレリックの内〝12番〟は必ず回収したまえ。あれがなければこの計画は失敗だ』 「仰せのままに」 スカリエッティの同意に社長は通信リンクを切った。 画面に『LAN』という通信会社の社名が浮かぶ。この回線はミッドチルダから太平洋を横断し、ベルカの大地まで繋がった長大な有線回線だ。 現在ミッドチルダ電信電話株式会社(M T T)に市場で敗れたこの会社はもうなく、海底ケーブルは表向き放棄されている。しかし海底ケーブルというローテクさ故に注目されず、盗聴も困難なため、水面下で動く者達の機密回線にはもってこいだった。 「またスポンサーを怒らせたの?」 いつものように気配なく彼女はスカリエッティの背後に現れた。 「まぁね。しかし必要なことさ。それに、彼らには〝あれ〟の重要さがわかっていない」 スカリエッティは肩を大仰に竦めると首を振った。 「そう・・・・・・。まぁ、私はあなたの副業には干渉しないけど、せいぜい頑張ってね」 グレイスは微笑むと退室していった。 「・・・・・・ウーノ」 スカリエッティの呼びかけに、彼の背後に通信ディスプレイが立ち上がり、彼の秘書を映し出す。 「はい」 「あれは本物だったか?」 「確定はできませんが、恐らく本物でしょう。」 スカリエッティはその答えに陶酔したように 「すばらしい・・・・・・」 とコメントすると、〝それ〟の追跡を依頼した。 (*) 『ベルカ自治領 マサチューセッ〝チュ〟州 ボストン』 その地域は最近発展してきた医療科学系企業『メディカル・プライム』が席巻していた。 この企業はミッドチルダでは禁止されている「クローン技術」を用いて、要請を受けた本人のクローンの臓器を作っている。無論これは移植のためだ。 この『クローン臓器移植法』は、移植時の拒絶反応が全くないことから定評があった。 しかし従来の全身のクローン体から、移植のため一部を取り出すという行為はクローン体を殺す事を意味し、倫理上の問題があった。 そこでこのベンチャー企業は必要な臓器を必要なだけ、ある程度〝瞬時に〟クローン化する技術を開発し、これを武器に発展してきていた。 社名の「メディカル・プライム」も「最上級の医療を!」という熱い思いを込めて付けられたもので、お金さえあれば〝パーツ〟の交換で脳を含めた若返りすら可能だった。 現在、その企業内では深夜に関わらず、上級幹部達が緊急会議の名目で集っていた。 ある幹部が通信終了と同時に口を開く。 「全く、あの男の腹の内は読めん」 それに対し、スカリエッティに怒鳴っていた中年男が彼に怒鳴る。 「なにを言っている!やつなど野心丸見えじゃないか!だから犯罪者と手を組むことには反対だったのだ!」 「・・・しかしあいつにしかこの計画は遂行できないだろうな」 5,6人の幹部達が思い思いに意見をぶつける。今までこの議論が何度重ねられたことか。しかしやっぱり最後の結論は決まっている。 「諸君、すでに賽(さい)は投げられたのだ。この計画にスカリエッティを巻き込んだことを議論しても仕方がない。それに管理局には非常用の鈴が着いている。〝不本意だが〟もしもの時は彼女に揉み消してもらおう。我々はスカリエッティを監視しつつ、ベルカの誇りである〝あの船〟の浮上を待てばよいのだ。あの船さえあれば、ミッドの言いなりになってしまったこの国の国民達も、目が覚めるはずだ!」 社長の熱を含んだスピーチに幹部は静かに聞き入る。そして社長は立ち上がると、会議室に飾られた今は無きベルカ国の国旗に向き直り、掛け声を上げる。 「偉大なるベルカに、栄光あれ!」 「「栄光あれ!!」」 幹部達も立ち上がり、彼に続いた。 ―――――――――― 次回予告 地下より現れた謎の少女 同時に始まったガジェット・ゴースト連合の一大攻勢 彼らは無事クラナガンを守りきることができるのか? 次回、マクロスなのは第27話「大防空戦」 「サジタリウス小隊、交戦!」 ―――――――――― シレンヤ氏 次
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命名の法則 通常:無し 多色:不明 進化:不明 多色進化:『~カタストロフィー』 火クロスギア 闇クロスギア 水クロスギア 光クロスギア 自然クロスギア 多色クロスギア その他クロスギア
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クロス (偉大なる勇者) CHARACTER CH-017 黒 1-2-0 C (自動A) このカードがセットされているユニットは、「超合金」を得る。 マジンガー系 男性 大人 [2][0][0] 出典 「マジンガーZ」 2009
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マクロスなのは 第11話『地上部隊は誰がために・・・・・・』←この前の話 『マクロスなのは』第12話『演習空域』 「ファイア!!」 アルトの掛け声と共に100もの青白い航跡を残しつつ中距離ハイマニューバミサイル(以下、中HMM)が飛翔していく。 これは3メートルほどの全長を持ち、VF-1とVF-11、VF-25の4つある翼下ステーションのうち2つを使って1機につき8発ずつ装備していた。 敵との距離は約40キロ。 しかし魔導士部隊が亜音速、バルキリー隊がハイパークルーズ(超音速巡航)でマッハ2を出せば相対速度はマッハ3になる。この速度でも接触まで40秒かからない。加えて最高速度がマッハ5+を記録する中HMMならば相対速度がマッハ6になり、たった20秒弱で走破できる。彼らにとって40キロとはその程度の距離だ。 『着弾まで3、2、1・・・・・・今!』 ホークアイからの報告。しかしそれは驚愕に変わった。 『・・・・・・ん!? 全弾はずれた・・・・・・だと?』 アルトはモニターの倍率を最大にして戦果を確認する。確かにミサイルは突然目標から大きく逸れ、無益に自爆していく。 理由はすぐに知れた。 魔導士達は着弾の直前に、デコイとして大量に魔力弾を散布すると飛行魔法などを一瞬全て解除して魔力の探知を不能にしていたのだ。 『なんで奴らはミサイルの弱点を知っているんだ!?』 隊の1人が悪態をつく。 当初開発された中HMMの誘導方式はフォールド波・電波併用アクティブ・レーダーまたは赤外線画像ホーミングだ。 そのためレーダーに映らず、空気摩擦で生ずる熱以外まったく発熱のない彼らに対応して急遽作られたのがこの魔力スペクトル解析式画像ホーミングの中HMMだ。 しかしこのミサイルには大きな弱点がある。今のように魔力の使用を完全に止めたり、探知範囲(発射後はカメラのあるミサイル正面から45度以内)を過ぎると無力になる事だった。つまり一度デコイ(囮)にロックがかかると魔導士の再認識は難しいということだ。 『怯むな!ミサイルがダメならレーザーでもガンポッドでも使え!全機突撃!』 ミシェルの突撃命令に隊は編隊を維持して進撃する。 『『ホークアイ』からフロンティア基地航空隊。魔導士部隊は鶴翼陣形で包囲するつもりだ。気をつけろ!』 『了解。スコーピオン、アリース、ジェミニ小隊は俺と右翼へ。残りはサジタリウス小隊と共に左翼から挟み撃ちだ』 ミシェルの指示にバルキリー隊は2手に別れ、ミシェルの指揮するスカル小隊と上記3小隊は右翼へ。アルトは自身の指揮するサジタリウス小隊とアクエリアス、カプリコン、トーラス小隊を率いて左翼へ飛ぶ。 魔導士部隊との距離が10キロのところで彼らの迎撃が始まった。VF-25に装備されたバックミラーの端が一瞬光る。 『・・・っ!』 『大丈夫か、トーラス2?』 『はい、主翼にかすっただけで飛行に支障はありません』 彼は続けて『大丈夫です』とつけ加えたが、この距離での被弾を想定していなかったため転換装甲は全機最低出力になっている。殺傷(物理破壊)設定なら撃墜はなくても主翼を吹き飛ばされただろう。 やはりAランク魔導士。視認距離ギリギリでこの命中精度。砲撃の腕と威力は伊達ではない。 その火線は近づくにつれて幾何級数的に増えていき、回避のために隊としての進撃速度がガクンと落ちる。 「各機フォーメーションA。敵を一気に突破する!」 各機からの了解の声。 瞬時に編隊が組み直され、エンジン出力に余裕のあるVF-25とVF-1が先頭になり、VF-11が後方に。全体から見ればVF-25を頂点とした円錐の陣形だ。 先頭の部隊はMM(マイクロ・マジカル)リアクター(小型魔力炉)の魔力とエンジンのエネルギーをデバイスと機体のPPBS(ピン・ポイント・バリア・システム)に叩き込んで前方に展開。砲撃を弾き返しつつ進撃する。 しかし推進エネルギーの大半をPPBSに持って行かれるため、全体の進撃速度は時速1000キロ台に低下した。 前衛に守られる形となった後方のVF-11は必死に砲撃を行うが、魔導士達と違い4機しかいないため牽制にしかならなかった。 ダメージの蓄積するPPBSをハラハラしながら注視する十数秒間。それはあまりにも長く感じた。だがそれもこれで終わりだ。 「今だ!サンダーホーク、あいつらにクラスターミサイルをぶち込んでやれ!」 アルトの指示にVF-11のエンジンナセル側部のハッチが展開。マルチウェポンベイから1機につき1発づつ打ち出されて敵に殺到した。 この空間掃討用クラスターミサイルの内部には多数の魔力墳進(ロケット)弾が封入されており、親機で敵の目前まで進攻すると子機であるロケット弾が散布。広域に分散して目標空間を〝制圧〟することができる。 しかし射程が5キロ(親機の飛翔射程が3キロ。ロケットの最大飛翔射程がそこから2キロ)という致命的な短さ。それに加えてその機構ゆえにミサイル本体の大きさは大型反応弾頭に匹敵する。そのような重装備であったためペイロードに余裕のあるVF-11にのみ装備されていた。 4発のクラスターミサイル達は前衛魔導士部隊の迎撃で2発が途中で撃墜されるが、他はその役目を忠実に実行した。 親機から前方投射面にばら撒かれるロケット弾。それはそれぞれ指定された距離だけ飛翔を終えると、内包する大容量カートリッジ弾3発という莫大なエネルギーを開放した。 結果、彼らの真ん中で無数の青白い魔力爆発の花が咲き、勇敢な前衛魔導士部隊を一瞬で壊滅させた。 敵が後退していく。だが戦死者がその場に呆けたように浮いていた。アルトは急いでVF-25に内蔵された外部フォールドスピーカーを起動させ怒鳴る。 「お前ら死んだら早くどかないか!接触したら本当に死んじまうぞ!」 空気ではなくフォールド波を媒介にした声は光速より速いスピードで戦死者達の耳に届き、彼らを撤退させた。 そしてアルト達はそのまま敵に斬り込んだ。 「各小隊散開。各個に敵を掃討せよ」 指示を出しつつハイマニューバ誘導弾を生成し、敵を流し見る。するとHMD(ヘルメット・マウント・ディスプレイ。ヘルメットのバイザーに直接高度計や機体姿勢、進行方向など重要な情報が表示される形式)に映る敵に次々とロックオンレティクルがかけられていく。 その隙にも数人の敵がデバイスを照準してくるが、遠方より飛来せし極音速の魔力弾がピンポイントで命中。連携が乱れる。 「喰らえ!」 気合い一発。ハイマニューバ誘導弾はデバイス『メサイア』によって誘導され、HMMの純正も顔負けな速度で敵に食らいついていく。 ハイマニューバ誘導弾の射程は2000メートルほどしかないが、弾数制限が無いことと光学識別式(ロックオン時に物体の形を覚え、それを追う)なのが魅力的だった。 アルトは発射と同時にガウォークに可変し、敵の応射をロール機動で回避。返す刀で誘導弾に気を取られていた数人の敵を(Aランク魔導士に対しては)1発で即死判定という58ミリペイント弾で撃破した。 アルトには聞こえなかったが、超音速で飛んできたペイント弾に撃破された魔導士は鮮血のような真っ赤なペイント飛沫と共にその衝撃によって凄まじい悲鳴を上げたという。 そんなことツユとも気にせぬアルトは可変を駆使して加速、減速、推進・質量モーメント変化などによって複雑な回避運動を行う。 そしてそれが必然であるように魔導士部隊の火線を掻い潜り、必殺の反撃を行っていった。 (*) 「すごい!」 後方の大きな雲の中でホログラムによって光学擬装したVF-11Gの中でさくらが感嘆の声を上げる。アルトの機動は攻守が一体となった全く無駄のない動きだった。 しかし彼女とて彼らから2キロほど離れているのに援護射撃だけでなく、高速度で横方向に動く目標に狙って当てている事は十分すごいことだった。 だが彼女には今、そんな自惚れはない。彼女はアルトの見せる〝舞〟に心奪われていた。 彼女は再び狙撃をしようとカメラをズームすると、アルトの後ろにつくVF-1Bがだんだん遅れてきているのを発見した。 「天城さん、早くしないとアルト隊長行っちゃいますよ!」 『ま、まってくれぇ~』 そう言ってついていく天城も、アルトの切り開いた道を適度に維持し、後方からの敵を阻止する。 たまに危なく見えるが彼も自分と同じく1カ月間アルトに徹底的にしごかれた1人。実力は十分ついている。 『天城、混戦になるから俺の後ろを絶対離れるなよ!さくらはこのまま全体への支援狙撃を頼む。あと警戒を怠るな。特に後ろ』 アルトからの通信。さくらは 「了解!」 と応えつつ、ミシェル直伝の長距離スナイピングで敵を撃破していった。 (*) 演習空域、南西端 そこには2人の騎士甲冑姿の女性と彼女達を支える小さな妖精がいた。八神はやてとシグナム、そしてリィンフォースⅡだ。 シグナムは2人の護衛だが、今は敵がいないので静かにたたずんでいる。 『―――――敵の進撃速度が予想値を上回ってはいますが、ここまで〝予定通り〟進行しています』 画面の中の魔導士がはやてに報告する。 はやては中立である『ホークアイ』からリアルタイムで送られている戦況俯瞰図を流し見る。 余談だが中立の『ホークアイ』内部も二分され、それぞれにオペレーターがついていた。(これができるのは情報提供のみに特化し、指揮・火力管制任務が外されているからである) 図によると主戦場は演習空域のほぼ真ん中で、フロンティア基地航空隊が優勢だった。 「了解。こっからもこちらの立案した予定にしたがって動いてください」 「はっ!」 魔導士は敬礼してモニターを閉じた。そして隣で同じく通信の終わったらしいリィンを向く。 「マイスターはやて、各部隊の〝転送魔法〟は準備完了です」 彼女の通信していた部隊も仕込みが終わったようだ。 「じゃ、行ってみよか」 「はい!」 2人は息を合わせるとユニゾン。そして友軍全体への音声通信を放つ。 「こちら八神はやて。これより作戦をテイク2に移行します!」 そして彼女は自身の杖、アームドデバイス『シュベルトクロイツ』、本型ストレージデバイス『夜天の書』を出すと魔力のチャージに入った。 (*) アルトは不審に思っていた。 前衛突破後から強固な抵抗が無いのだ。まるで無理をするなと言いくるめられたかのように魔導士部隊は後退を続ける。 遂には右翼から進攻してきたミシェルの部隊とも合流し、現在20人程で円陣(三次元的に言えば球陣)を組んで抵抗する敵の包囲戦を行っている。 アルトは並進するミシェルに呼び掛ける。 「ミシェル、どうもおかしい。あまりにも簡単過ぎる」 『ああ。まだ六課が出て来てないしな』 「だが六課は範囲攻撃主体であの円陣の内側にいないと撃てないはずだ」 包囲しているバルキリー隊はほぼ円陣に密接するように攻めている。それゆえなのはの大火力砲撃や、はやての爆撃は友軍を巻き込むため使えないはずだ。 しかし円陣の内側にそんな魔力反応はない。レーダーによれば放出魔力量はすべてクラスA相当で、クラスSならすぐにわかる。 (まさか参戦してないのか?) そんな考えが頭をよぎるが、あのミサイルの回避法は紛れもなく自分がリークした情報を元にしている。はやてもいるようだし、参戦していない訳ではないはずだった。 その時、前線から切迫した声が入った。 『隊長!奴ら転送魔法を使う気です!』 『「なに!?』」 円陣に視線を投げると、その下に巨大なミッドチルダ式の魔法陣が展開されている。そして一瞬で敵の全てが消えてしまった。 「なんてこった!こんな無茶をするなんて・・・・・・!」 アルトは歯噛みした。 転送魔法は高ランクの魔法で、これほどの大量転送には相当な人数を必要としていたため自分達は想定していなかった。 しかし、相手の人数もわからないこの現状ではそれもあり得た。 「全機、何が来るかわからん。ミシェル隊長機を中心に集合。周囲の警戒に当たれ!」 アルトは急いで指示を出し、現場空域の撤退をはかった。 (*) しかし、すでに魔導士部隊の罠にかかった彼らに逃げ出すチャンスは少なかった。 (*) 「囮魔導士部隊の現場からの退避を確認。はやてちゃん、行けるですよ!」 精神内からリィンが報告する。ユニゾン中でも各個に動くことができるため、それぞれの仕事がやりやすくなっているのだ。 また、誰にも聞かれないので彼女の口調がいつものそれに戻っている。 「了解や。でもリィン、ごめんな。わたし長距離サイティングとか苦手やから―――――」 「なに言ってるですか!私はそのためにいるんです。私は祝福の風、リィンフォースⅡですよ!」 彼女が不服そうにその愛らしい小さな頬を〝ぷく〟と膨らます。 「そうやった、ごめんな。逆に失礼やったな」 はやては苦笑するとまぶたを開き、意志のこもったブルーの瞳をのぞかせる。そして夜天の書を開いた。 すると足元に大きな白いベルカ式魔法陣が。目の前には合計5つのミッドチルダ式の魔法陣が出現した。彼女は詠唱する。 『来よ、白銀の風、天より注ぐ、矢羽となれ!』 チャージは十分。あとは発射コードの打ち込みだけとなった。彼女は高らかに自身の技名としての発射コードを宣言する。 「フレース、ヴェルグ!」 するとミッドチルダ式の魔法陣から5発の光の奔流がバルキリー隊に向けて射出された。 (*) フロンティア基地航空隊は高度8000メートルで周囲の警戒をしつつ北に向かっていた。 『『ホークアイ』よりフロンティア基地航空隊。演習空域南西端からオーバーSランク相当の高エネルギー反応!砲撃又は爆撃と思われる!』 アルトは報告から瞬時にその方向をセンサーでサーチし、VF-25のコンピューターで解析する。結果はやての魔力爆撃と判明した。 「こちら副隊長、反応は八神二佐の魔力爆撃と認む!全機高度を2000メートル以下に落とせ!」 それ以下で魔力爆撃の効果が及ぶことは管理局の規定で特例がない限り禁止されている。アルトはそれを逆手に取ろうと言うのだ。 『了解!全機、俺に続け!』 ミシェルが急降下に入り、全機が続く。しかし敵は速かった。 『発射を確認!着弾まで3、2・・・・・』 ホークアイが秒読みを始める。だがまだ高度は6000だ。 シレンヤ氏 第12話 その2へ
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パワポケ3の選手アレンジには収録されていないが、ゲーム内にはプロ野球選手の誰かの没ミニ顔が16種存在している。 野球選手の顔はあまり分からないので、詳しい方は是非考察してみてください。 考えられる前提として パワポケ3の箱裏等に2000年シーズン終了時のデータを基にしているとあるので、このシーズンに居た(もしくは途中退団してしまった)選手の誰かという可能性が高い。 パワポケ3発売日(2001/3/21発売)直近のパワプロに採用、収録されるような選手の誰かという可能性が高い。直近のパワプロタイトル実況パワフルプロ野球2000(N64 2000/4/29発売)実況パワフルプロ野球2000開幕版(PS1 2000/7/21発売)実況パワフルプロ野球2000決定版(PS1 2000/12/21発売) ミニ顔コードには同じ選手のミニ顔がダブっていたりするのもあるため、そもそも誰のミニ顔でもなく適当に描いたミニ顔のダミーの可能性もある。 ■コードに規則性がある範囲にあるミニ顔 中日の川崎は、実際に収録されている球団とは規則性から外れてヤクルトの球団枠に入っている(当時移籍かなんかがあった?)ため、絶対にそのチームの選手とも限らない可能性もある。 没1 中日の投手辺り? へある かああ ずべと れはづ よむむ てむむ あむろ じも 没2 阪神の野手かダイエーの投手辺り? へある かああ ずべと れはね よむむ てむむ あむば てけ 没3 西武の投手辺り? ロッテの本西とそっくりだが、顎のエラ部分のドットが1ドットだけ異なっている。 へある かああ ずべと れはひ よむむ てむむ あむふ ねぎ 没4 西武の野手辺り? へある かああ ずべと れはげ よむむ てむむ あむひ みか 没5 西武の野手辺り? へある かああ ずべと れはつ よむむ てむむ あむげ つか ■コードの規則性が無いミニ顔 外国人っぽい選手のミニ顔が多い印象。 没6 へある かああ れべと れはべ よむむ てむむ あむむ ごなぬ 没7 へある かああ れべと れはみ よむむ てむむ あむむ ぞなふ 没8 へある かああ れべと れはほ よむむ てむむ あむむ よたく 没9 へある かああ れべと れはめ よむむ てむむ あむむ ぎたた 没10 ぞある かああ れべと れはづ ははあ ててむ あむむ むそけ れず 没11 ぞある かああ れべと れはづ づはあ ててむ あむむ むそへ ぜず 没12 ぞある かああ れべと れはづ ねはあ ててむ あむむ むそこ ほず 没13 ぞある かああ れべと れはづ ひはあ ててむ あむむ むそさ べず 没14 ぞある かああ れべと れはづ げはあ ててむ あむむ むそも げず 没15 ぞある かああ れべと れはづ つはあ ててむ あむむ むそし ねず 没16 ぞある かああ れべと れはづ べはあ ててむ あむむ むそぞ のず 考察の参考までに、以下はパワポケ3のミニ顔コード表を掲載。 パワポケ3のパスワードではミニ顔コードを0にするとパスワードが入らないが、法則に従うと0の所は本来上原のミニ顔が出ると思われる。 ミニ顔コード ミニ顔 0000 なし(上原) 0001 工藤 0002 メイ 0003 高橋尚 0004 桑田 0005 岡島 0006 槙原 0007 仁志 0008 清水 0009 高橋由 000A 松井 000B 清原 000C 江藤 000D 二岡 000E 村田真 000F 元木 0010 マルティネス 0011 村田善 0012 吉永 0013 後藤 0014 斉藤宜 0015 山本昌 0016 野口 0017 バンチ 0018 前田幸 0019 没1 001A 岩瀬 001B ギャラード 001C 関川 001D 李 001E 福留 001F アンロー 0020 立浪 0021 山崎 0022 井上 0023 中村 0024 井端 0025 種田 0026 大豊 0027 鈴木郁 0028 テル 0029 大西 002A 三浦 002B 斎藤隆 002C 小宮山 002D 川村 002E 川原 002F 森中 0030 木塚 0031 金城 0032 石井琢 0033 佐伯 0034 鈴木尚 0035 中根 0036 波留 0037 万永 0038 谷繁 0039 石井義 003A 小川 003B 多村 003C 田中一 003D 井上 003E ドスター 003F 石井一 0040 伊藤智 0041 高木 0042 川崎 0043 ハースト 0044 山本 0045 五十嵐 0046 高津 0047 古田 0048 青柳 0049 ペタジーニ 004A 土橋 004B 宮本 004C 岩村 004D 池山 004E 三木 004F ラミレス 0050 副島 0051 高橋智 0052 飯田 0053 真中 0054 稲葉 0055 佐々岡 0056 黒田 0057 横山 0058 高橋 0059 河内 005A 玉木 005B シュールストロム 005C 西山 005D 瀬戸 005E 東出 005F 野村 0060 新井 0061 ロペス 0062 ディアス 0063 木村拓 0064 前田 0065 町田 0066 浅井 0067 緒方 0068 金本 0069 森笠 006A 藪 006B 川尻 006C 星野伸 006D 伊藤 006E 遠山 006F 西川 0070 葛西 0071 坪井 0072 吉田剛 0073 ペレス 0074 クルーズ 0075 桧山 0076 塩谷 0077 矢野 0078 田中 0079 山田 007A 広澤 007B 上坂 007C 和田 007D カツノリ 007E 平下 007F 没2 0080 若田部 0081 永井 0082 ラジオ 0083 渡辺正 0084 吉田 0085 篠原 0086 ペドラザ 0087 柴原 0088 村松 0089 大道 008A 小久保 008B 松中 008C 城島 008D 秋山 008E 本間 008F 鳥越 0090 井口 0091 坊西 0092 大越 0093 林 0094 浜名 0095 松坂 0096 西口 0097 石井 0098 森 0099 デニー 009A 土肥 009B 没3 009C 潮崎 009D 松井 009E 鈴木健 009F 高木大 00A0 大友 00A1 垣内 00A2 小関 00A3 カブレラ 00A4 マクレーン 00A5 没4 00A6 没5 00A7 中嶋聡 00A8 伊東 00A9 高木浩 00AA 上田 00AB 清水 00AC 貝塚 00AD 岩本 00AE 金村 00AF 関根 00B0 立石 00B1 下柳 00B2 黒木 00B3 ミラバル 00B4 野口 00B5 田口 00B6 小笠原 00B7 片岡 00B8 金子 00B9 奈良原 00BA 田中幸 00BB 藤島 00BC オバンドー 00BD ウィルソン 00BE 井出 00BF 上田 00C0 石本 00C1 島田 00C2 戎 00C3 川越 00C4 金田 00C5 具 00C6 牧野 00C7 小倉 00C8 木田 00C9 田口 00CA 大島 00CB 谷 00CC アリアス 00CD 藤井 00CE 進藤 00CF 塩崎 00D0 日高 00D1 葛城 00D2 三輪 00D3 斉藤 00D4 五十嵐 00D5 藤立 00D6 松元 00D7 黒木 00D8 小野 00D9 清水直 00DA ミンチー 00DB 吉田 00DC 藤田 00DD 小林雅 00DE 清水将 00DF 橋本 00E0 小坂 00E1 初芝 00E2 石井 00E3 酒井 00E4 堀 00E5 ボーリック 00E6 本西 00E7 福浦 00E8 大塚 00E9 諸積 00EA サブロー 00EB 平井 00EC 前川 00ED 門倉 00EE エルビラ 00EF 高村 00F0 柴田 00F1 香田 00F2 大塚 00F3 磯部 00F4 的山 00F5 ガルシア 00F6 中村 00F7 吉岡 00F8 武藤 00F9 水口 00FA 山下 00FB 前田 00FC ローズ 00FD 大村 00FE 鷹野 00FF 川口 0100 内匠 0101 パワプロくん-1 0102 メカパワプロくん 0103 パワプロくん-2 0104 パワプロくん-3 0105 パワプロくん-4 0106 かめだ 0107 プロペラカメダ 0108 ぼんだ 0109 みずはら 010A むらかみ 010B がいどう 010C ボブ 010D さとう 010E すずき 010F たなか 0110 パルオ 0111 ぎんじ 0112 かねお 0113 たけだ 0114 みたか 0115 ひらやま 0116 トイくん 0117 こまさか 0118 こうもと 0119 まつくら 011A ふゆの 011B 野球マスク 011C いかりすすむ 011D いかりまもる 011E はがね 011F まさかね 0120 せいどう 0121 チームメイト 0122 だいごうげつ 0123 さが 0124 すがの 0125 アフロいかり 0126 さめじま 0127 あばた 0128 ふるさわ 0129 はたやま 012A みずき 012B くらがり 012C ドミオ 012D メカドミオ 012E たかゆき 012F バッタ男 0130 ネロ 0131 はっとり 0132 オクトパス選手 0133 アルベルト 0134 アンヌ 0135 きず 0136 ドルフィンズ選手-1 0137 ドルフィンズ選手-2 0138 きおか 0139 フラワーズ選手-1 013A フラワーズ選手-2 013B プロペラ団選手-1 013C プロペラ団選手-2 013D いぬ 013E 没6 013F 没7 0140 大豊 0141 河原 0142 没8 0143 具 0144 没9 0145 松元 0146 没10 0147 没11 0148 ガルシア 0149 ペレス 014A 没12 014B 没13 014C 没14 014D 没15 014E ミンチー 014F 没16
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使用例 クリムゾン・ブレード C 火 クロスギア サムライ コスト4 □このクロスギアをジェネレートしたとき、相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体、破壊する。 □このクロスギアをクロスしたクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。 □シン・クロス(自分のターン中、このクロスギアの「シン・クロス」をまだ使っていなければ、このクロスギアを自分のクリーチャーにコストを支払わずにクロスしてもよい。) 作者satori060 能力の概要 シン・クロスとは、クロスギアの持つ新たなキーワード能力の1つで、侵略のように特定のクリーチャーにコストを支払わずにクロスできる効果である。そしてシン・クロスの発動には、そのクロスギアにつき1ターンに1度の回数制限があるとされる。 シン・クロスの制約には種族などが指定するものもあるが、上記の《クリムゾン・ブレード》のように種族や文明などを一切指定しないものもある。この場合はターン1制限の付いた「フリー・クロス」として扱うことができる。 能力の長所 1度ジェネレートコストを支払えば、あとは条件を満たしたクリーチャーを出しているだけで常にクロスコストを踏み倒すことができる。継続的にクリーチャーを強化しているという意味では「効果対象を単体に限定したD2フィールド」と例えることもできる。 ちなみに「シン・クロス」を持つクロスギアの多くは、常在効果やジェネレート時に発動する「ジェネレート効果」を持っており、展開したターンの間を埋めたり、クロス先が不在でもある程度は機能するなど、取り回しの向上が図られている。 能力の短所 似たクロス効果を持つクロスギアと比較してコストが2ほど重い点にある。これは条件が緩いものであれば簡単に元を取ることはできるが、やはりクリーチャーと並列させないことには性能を発揮できないのは相変わらずなので、クリーチャーを断たれれば、こちらもつられるように機能停止してしまう。 それでも「クリーチャーを、非クリーチャーカードによって除去から守ること」もクロスギアの役割の一つ、中途半端な火力であれば跳ねのけ腐らせることもできるだろう。 最後に一つ… 「シン・クロス」という名前には「新なる」「真なる」「クリーチャーとのシンクロ」および、かつて世界を滅ぼしたことの「Sin(罪)」という意味が込めれているとされる。同じく破壊的な能力である「侵略(シン・リャク)」との接点はシステム的に似通っていることのみに留まっている。 関連カード 《クリムゾン・ブレード》 カードリスト:satori060 デュエプレ版のクロスギアの「ジェネレートコストとは別にクロスコストを設定する調整」を参考に、一部のシン・クロスの条件を緩くする方針に変更しました。 -- satori060 (2021-11-17 19 24 50) 名前 コメント