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大僧侶クリフパラメータ 初期コマンド 覚える技 大僧侶クリフ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説由来 台詞 大僧侶クリフ パラメータ 属性 風 HP 131-139 クラス ☆☆☆ 攻撃 50-53 種族 魔法使い 素早さ 50-53 EX(ルーレット) 癒しの礼拝→復活の礼拝 入手方法 僧侶クリフ(Lv10)でクラスチェンジ CPU対戦時アイテム 僧侶の書 CPU対戦時アイテム(闇のコロシアム限定) 大僧侶の書(レア) 初期コマンド # ★ ★★ ★★★ 1 僧侶クリフ(Lv10)から継承 かいふくのいのり 2 かいふくのきとう 3 かいふくのきとう 4 精霊の加護 5 精霊の加護 6 戦士蘇生の光 覚える技 単体選択攻撃こうげき こうげき! リヒト リヒト! リヒト!!(2020/12/09より追加) シャイン シャイン! シャイン!!(2020/12/09より追加) ランダム攻撃 全体攻撃 防御 回復かいふくのいのり かいふくのきとう 戦士蘇生の光 生命蘇生の光(「大僧侶の書」所持時) 強化精霊の加護 召喚 異常 EX増減 コマンドパワー増減ためる ★→★★ ★★→★★★ 技変化 無効ミス 大僧侶クリフ 出現条件 ☆クラス合計 7~12 クラスチェンジ派生 大僧侶クリフ(賢者の書Ⅱを所持)+聖堂騎士長ユーグ(賢者の書Ⅰを所持)→賢者ソロン 解説 僧侶クリフがLV10になることでクラスチェンジをした姿。~ 癒しの力が強化され、【かいふくのきとう】や【戦士蘇生の光】などの有用な技が増えた。~ しかしながら相変わらずの紙耐久なので真っ先に落とされやすい。手厚く保護してあげたい。~ 【精霊の加護】は味方全体を3ターンの間だけ「精霊の加護状態」にする技。~ この状態になっていると、相手の弱点属性で攻撃する時に、威力1.3倍と一度にダメージを与えた敵モンスター1体につきEXゲージを2つ上げる効果が加わる。 相手を想定した編成にしていれば弱点を突くのは簡単なので活用するのは難しくない。~ しかし、条件を満たしてこれだけでは、手間の割に効果が小さいと言う印象を受けてしまうのも無理はない。 属性によって弱点を突く必要があるため、【対地キック】の対土、【ウォータークラウン】の対水などは対象外である。 2020/12/09のアップデートによりEX増加量が+1から+2に、威力上昇は1.2から1.3倍にアップした。 【戦士蘇生の光】は戦士族1体を蘇生+HP50%回復+攻撃力 素早さ1.3倍。2020/12/09のアップデートによりこの効果で復活した戦士族の攻撃力と素早さが増加する効果が加わった。~ この攻撃力 素早さアップ効果は永続的に続き、大僧侶クリフが倒されても残り続ける。 【生命蘇生の光】はアンデッド族以外の味方1体を蘇生+HP75%回復+攻撃力 素早さ1.3倍。対象となる種族が大幅に増えたがアンデッド族は対象外なので注意が必要。 2020/12/09のアップデートによりこの効果で復活した味方の攻撃力と素早さが増加、HPが75%回復(アップデート前は50%)するようになった。~ 【戦士蘇生の光】同様、この攻撃力 素早さアップ効果は永続的に続き、大僧侶クリフが倒されても残り続ける。 EX【癒しの礼拝】は味方全体か敵全体を選択して、選んだ側にいる全員のHP100回復+状態異常治癒を行う。~ 超EX【復活の礼拝】はHP回復が150にアップする上、倒れているモンスターがいればHP150で蘇生する効果が加わる。 消費EXゲージは8。 超EXでは石化は治癒されないので注意。石化治癒できるのは【かいふくのきとう】と【癒しの礼拝】のみである。 どちらもアンデッドは逆にダメージとなり、超EXの蘇生効果はアンデッドを蘇生する事はできない。~ 基本的に味方に使うのがベストだが、相手がアンデッドのみの構成ならば相手に使ってみよう。 彼の回復魔法系統(いのり・きとう・EX・超EX)は、攻撃と見なされないためか、敵アンデッドを選択してダメージを与えても敵EXは増加しない。~ 新6章解禁と共に闇のコロシアムで登場するようになった。~ ドロップするアイテムは「大僧侶の書」と言うアイテムで、持たせていると新技【生命蘇生の光】を覚えるようになる。~ なお、「追加アイテムで即死魔法の習得か?」と言う一部の期待に添う事にはならなかった。~ 2020/12/09より「[速報]一部のモンスターが強くなったぞ!」 小技#id_1eb3df4dと題されて取り上げられた中の1体。~ 【戦士蘇生の光】と【生命蘇生の光】と【精霊の加護】の強化、【リヒト!!】【シャイン!!】を新しく覚える事が確認されている。~ ちなみに、闇のコロシアムで出現する大僧侶クリフも【リヒト!!】【シャイン!!】が使えるようになっている。 由来 名前・容姿からして、モデルは『ドラゴンクエスト4』に登場する神官「クリフト」で間違いないだろう。~ 回復と蘇生を得意とするが、公式にまでネタにされる程に即死魔法「ザラキ」ばかり使用する事で有名なキャラクターである。~ ミミトシシやフルド同様に非常に際どいパロディキャラだが、残念な事にこちらは即死技を覚えない。~ 台詞 2018/12/21「新たなる世界。創世竜プロトスタードラゴン光臨!!」(3回目)での賞品カットインカード((BOSS)死神ラダマンティス戦)にて、聖堂騎士長ユーグとのセリフが交換修正された。 登場 「よっと。お待たせ」 カットイン(vs(BOSS)死神ラダマンティス) 「この気配…この世の者ではない!」 こうげき 「うーん、やあっ!」「うーん、そーれっ!」 こうげき! 「いいかげんに…、するんだ!」 リヒト 「リヒト!」 シャイン 「シャイン!」 かいふくのいのり 「神よ、癒しの力をここに」 かいふくのきとう 戦士蘇生の光 精霊の加護 「精霊たちよ、御加護を」 ミス 「ぐ、ぅぅ…、お許しを」 麻痺 「」 ステータス↑ 「よし。」 ステータス↓ 「そんなぁ…、神よ…」 ダメージ 「ぐぅう!」 EX発動 「待ってて」 EX技 「神よ、我らに聖なる力を与えたまえ!」 超EX技 「神よ、我らに奇跡の力を与えたまえ!」 勝利 「よし。神に感謝を」 撃破 「みんな…護りきれなくてごめんよ!」 排出(加入時) 「僕はクリフ。よろしくね」 排出(通常) 「何も恐れることはないよ。僕がついてる」 排出(Lv10) 「…僕は護ることで救われるんだ」 回復アイテム使用時(オレ最強決定戦) 「これを」 罠アイテム使用時(オレ最強決定戦) 「かかったね」
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クリフの恋愛イベント 段階 ハートの色 場所 時間 選択 備考 第一段階 黒 教会 火・木曜のAM10:00~PM6:00 「落ち着いて」を選ぶと愛情度アップ 無し 第二段階 紫 教会 日・月・水・金曜のPM5:00~PM7:00 「手伝うっす!」を選ぶと愛情度アップ、カーターの友好度アップ 無し 第三段階 青 町の北側(果樹園付近) 月・水・金曜のPM1:00~PM3:00 「・・・好き」を選ぶと愛情度アップ、デュークの友好度アップ クリフの花飾りを入手、晴れの日のみ、果樹園で働いている事 第四段階 黄 果樹園 日・火・木曜のPM4:00~PM7:00 「考えすぎるところ」を選ぶと愛情度アップ、デュークとマナの友好度アップ 無し ランの恋愛イベント 段階 ハートの色 場所 時間 選択 備考 第一段階 黒 宿屋一階 火・水・木・金曜のAM10:00~PM1:00 「食べていく」を選ぶと愛情度アップ、ダッドの友好度アップ 無し 第二段階 紫 宿屋二階 日・火・木・土曜のAM10:00~PM1:00 「そうじが好き」を選ぶと愛情度アップ 無し 第三段階 青 宿屋一階 月・金曜のPM0:00~PM7:00 「病院に連れて行く」を選ぶと愛情度アップ、ダッド、ドクター、エリィの友好度 ランのオルゴールを入手 第四段階 黄 宿屋一階 月・火・木・土曜のAM10:00~PM7:00 「好きです」を選ぶと愛情度アップ、ダッドの友好度アップ 無し
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クリフ ↓ ヾ. . . . ... . . . . ...≠ . . . . . . . . .;.;..;;.;...;.;.;;.;.; ... .. . ≧. . . . . . ヘ/ . . .≦ . . .・;。;;.;゚。 .゚ . . . . . .;..;..;;.; . ミ . . . . . . /oヽ. . ミ :・ * . . . . . . . . .;.;..;;.;.;;;..;.;;.; .; 彡 . . . ; . . . ;. . ミ. . . . . ;; ・.+ :. . .;.;;;;.;.;; ;;.;.;.; . . . 彡 . . . . . . . ミ. . . . ;;・; . . . .;.;.;;;.;.;;;.;.;.;. . . . . . . . . . . ;; . ;;; ;; . . . . . 。;.; ゚。;;.;゚ ;.;;.: . ..;.;.;.;.; . . . . . . . . . ; .; . . . . . . . . . . . ;;;. ;.;.;.;;;;.;;;.;.;;;.;.; . . . . . . . .. . ;; . ; . . . . . . . . . . .;.;;;;.;.;.;;;.;.;;.;.;.; .; . . . . . . . . ;;. . . . . . . . . . . . .;.;.;.;.;.;;;;.;.;.; . . . . .; . . . . . .. . . . . . . . . . . . . .;.;.;;;.;.;;;;;.;;;.;.;.; . . . . .; . . . . .. . . . . . . . . .;.;.;;;.;.;;;;;.;;.. . . . . .. . . . . . . . . ;;;. ;.;.;.;;;;.;;; ,ィニニ、 /;/!ミミ};} /;/!ミミ// /;/!ミミ// _ |;;!ミミ// , ' `ヽ |;;!=// { } )i// ヾ) /) /;/ ,.-‐'´`ー-、_ . /;/ / `ヾ三ニ'`ー 、r!/;/ | ダ ヽミj __ j オ ス 様 /ハ _ / \ ノ /. ;ト、_r' `! / \ / { / i´ Χ| Χ | 人_ ,/ .ノ / | / __ || \ ! / / `ー--' |/ /、 / || ,イ / / / ヽ/ || / !\ ヽ、 i | / || / ヽ \ / | / || /\ `ー / || / .\_ / ┼─┼ヽヽ ―|― || !. .,'.  ̄``ヽ、__/ │ │ ノ| .|| / ! { │ / | || { ', / ノ .|| _ノ 人 . . . ! .  ̄ ̄/ .|| 人_ / ヽ. . . . . . .| | /ヽ / / `ヽ_| ! . . ._, .-‐' | / \Χ / /  ̄| j 名前:クリフ・フィッター 愛称:主人公 死亡時期:二日目深夜 殺害者:ミラージュとタメのオッサン 最期の言葉:(とっとと頼むぜ、レザード。ミラージュを待たせてんだからよ…) 【ロワ内での活躍】 エターナルソードを支給されるも、その存在に気がつかずに行動開始。 そしてルシオンをはねる。クリフ・フィッター最初の戦闘は交通事故のタックルだったとさ。 そんなこんなでルシオンが仲間になるも、この段階ではギャグくらいしかしていなかった。 しかし山頂に辿り着いたことで事態は一変。 ミラージュの死体(実際にはエルウェンなうえ、その段階ではまだ息があった)を見て激昂。 ダオスにバーストタックルを仕掛けるが、ダオスレーダーでギャグ漫画のバビューンと吹き飛ばされてしまった。 帰ってきた時にはミラージュは先ほどより酷い有様になっており(実際にはエルウェンなうえ、直接焼き殺したのはルシオンだけど)、ルシオンまでもが殺されていた。 怒りの鉄拳で満身創痍のダオスをフルボッコにし、これを殺害。 ミラージュの死体(しつこいようだが実際にはエルウェンの死体である)から形見としてミスリルガーターを貰い、ルシファー打倒の決意を固める。 放送でようやくミラージュが生きていることを知り、死んでしまったアドレーとスフレの仇を必ずとると決意しながら下山。クレア…… その後、ガウェインとルーファスの戦闘に遭遇。そこに介入し、ガウェインの逃亡を許すもルーファスを仲間にすることに成功。 ルーファスからソフィアの情報を聞き鎌石村に行くも、ソフィアを見つけることはできなかった。 代わりにビウィグの死体とミラージュのメモを見つける。 しかし、ミラージュのいる役場に向かう途中、トラブルが起こる。放送によってアリーシャの死を告げられてしまったのだ。 自分がそうしたように、くよくよせず生きてる仲間を助けるために前を向こうとルーファスに言うクリフ。 その場はその説得で事無きを得たかに見えたが、クリフとミラージュが無事再開したのを見てルーファスがついにプッツン。 ミラージュを射抜き、クリフに返り討ちにあった後に役場を飛び出して行ってしまった。 ミラージュの治療を優先させようとするも、ルーファスは迷っているから追いかけて止めろというミラージュの言葉に従って、少し遅れてクリフはルーファスを追う事に。 その直後、リドリーが二人を追う事を防ぐためにミラージュがリドリーと死闘を繰り広げ死亡してしまうのだが、クリフにはそのことを知る由もなかった。 一方のクリフは、振り切ることを諦めたルーファスと対峙する。そして武器を捨てて説得に挑んでいる最中に、ソフィア達が現れた。 レザードの説得が決め手となりルーファスの説得には成功するも、奇襲を仕掛けたすずによってルーファスが倒されてしまう。 怒りに我を忘れた戦いのせいで、すずには翻弄されてしまった。 ルーファス最期の一撃によりすずを撃退したのも束の間、今度はガウェインが現れる。 ルーファスとの邂逅時に戦ったこともあり、単身でガウェインと決闘。圧倒的な強さを見せつけ、宣言通りわずか3分で勝利する。 しかしとどめをさそうとしたところで今度は金龍クェーサーに乗っ取られたリドリーが現れ、レナスと次元の違う死闘を繰り広げ始めてしまった。 神々の戦いに介入できずただ見守ることしかできないクリフ。 レナスが優勢であったことからくる油断もあり、ソフィアに向けられた一撃にあと一歩のところで気付くことができず、レナスを目の前で殺されてしまう。 レザードが逃げ、ソフィアが絶望のあまり逃走すら諦める中、単身クェーサーに挑むクリフ。 一方的に蹂躙され、最後の必殺技のぶつけ合いでも敗れ去るかと思われたが、ガウェインが命を賭してワイルドピッチを防いでくれたため辛くもぶつかり合いに勝利する。 だが、マックスエクステンションを受けてなおもクェーサーは立ち上がる。しかしクリフはそこで力尽き意識を手放してしまった。 ミラージュの死を告げる放送を聞き逃したクリフが目覚めた時には、クェーサーはすでにおらず、別のお客さんがやってきていた。 自分を殺そうとしたボーマンと戦闘を行い、疲労や怪我を感じさせない動きでボーマンと互角に渡り合う。 しかしボーマンが役場に向かったことで戦況は大きく変わることになる。ミラージュの死を知らないクリフはミラージュをボーマンから守るため、追撃を選んでしまったのだ。 バーニィシューズを履いたボーマンになかなか追いつけず苦戦するも、戦術を駆使しなんとか戦闘にまで持ち込むことに成功。 幾度となくボーマンを追いつめ、その度に辛くも逃げられたりしていたが、ついにボーマンを撃破することに成功。 その後現れたレザードに情報を与えた後、回復呪文と称した呪文で氷漬けにされてしまう。 そしてレザードによって腕と心臓を破壊され、自分に何が起きているのかも分からぬまま、クリフ・フィッターは退場したのであった。 ……ざっと書いただけでもこんなに多くのイベントをこなしており、またその内容もギャグからシリアスまで幅広く、『仲間の説得』や『マーダー相手に善戦』などの王道イベントもこなしていることから、「AAAロワの主人公みたいだ」と称されることが多々ある。 にも関わらず終始クリフの行動方針に影響を与え続けたミラージュは「AAAロワのヒロインみたいだ」と称されたことがないのが気の毒である。 一体クリフが主人公だとしたらヒロインは誰なんだろうか……ソフィアかルーファス? とにかく、数多くのイベントを経てクリフは2日目最初の死亡者となったのであった。 ちなみにAAは「無茶しやがって」にしようか悩んだ結果、これにさせていただいた。 マーダー相手に大健闘しまくったクリフだが、乱入者に邪魔されて倒し切れなかったことが何度もあっただけに、きちんとスコアがついたダオス戦をクローズアップしてやりたいなと…… 今は反省はしている。 なお、ただでさえ文字改編だけで馬鹿みたいに時間がかかったうえに一回データが吹き飛んでしまっているので、ダオスの後ろ姿に改編する気力はありませんでした。 ダオスに改変してくれるという猛者募集中。 お悔みの言葉 なお、結局最期までエターナルソードには気がつかなかった -- 名無しさん (2009-05-11 02 25 32) SO3の時の仲間を殺した相手全てと戦ってるとは…さすが主人公 -- 名無しさん (2009-05-13 23 25 41) ↑ほんとだ・・・言われるまで気付かなかった・・・さすが主人公すげえwwwそして一人で3人クリフの仲間を殺してたリドリーもすげえwwwww -- 名無しさん (2009-05-15 08 32 03) 今君がこ~の~武~器~に~気付いてない~な~ら~♪ 誰より早く教えたい~心から思~った~♪ -- 槇原 (2011-05-21 19 29 31) 一応自我無いとはいえまだゾンビ状態で踏みとどまってるから、ここから復活したら完全に主人公だな。フェイト(笑) -- 名無しさん (2012-10-22 19 56 58) 名前 コメント
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火神クリフ 【プロフィール】 演者:神木隆之介 生年月日:天歴1580年3月20日[1] 初登場:第一話[2] 年齢:10歳→25歳 身長:174㎝ 血液型:O型 利き手:左 異名:業火のクリフ 種族:天洋族 出身地:首里王国 【人物・性格】 本作の主人公。天洋族の一つ『炎帝』と呼ばれる種族であり、生まれながらに炎を操る事ができる。左胸には炎を模した『翡翠』が埋め込まれている。 家族や仲間のためなら、命を賭けて行動する正義感の強い人物。良くも悪くも素直な性格であり、相手が誰であろうと間違っている事はハッキリと主張にする。そのため目上の者を怒らせる事も少なくないが、大勢の前で物怖じせずに自分の意思を主張する度胸や胆力を評価する者もおり、それが人の心を動かす事もある。一人称は「俺」。他者の事は近しい者は呼び捨て、目上の者は敬称や官職で呼ぶ。 上述の強い正義感から感情が先走り、無鉄砲且つ無謀な行動を取る事も多く、それが自身や周囲に危険をもたらす事も多々ある[4]。王族出身のため、必要最低限の礼儀作法や教養は備わっており、異国の地にも適応する力もある。また戦闘面の実力を注目されがちだが、他者の作戦を聞いて本質を理解する頭脳もあり、武将としての知恵も高い。 普段は首里王国の民族衣装『琉装』を着用しているが、公の場では羽織袴を着用している。特に赤色を好んでいる。丁髷や月代は好まず、常に短髪で過ごしている。容姿は良く、女性からの人気もあるが、色恋沙汰には関心がない。肌の色はベージュ。髪の色と瞳は黒だが、『炎の闘気』を発動している時は赤くなる。 故郷や両親への思いは強く残っているが、普段は表に出す事はない。ただいずれは菩提を弔いたいという気持ちは残っている。 【人間関係】 同じ年のグレイとは出会った当初こそいがみ合っていたが、数々の出来事を通じて絆を深めた事で自他ともに認める親友兼ライバルとなった。戦闘時の呼吸は抜群であり、お互いに「命を預けられる相手」としている。 家臣としては父親の代から仕えるスケサクと、『小俵領の戦い』の後に自ら仕官した平太がおり、どちらも本当の家族のように接している。 13歳の時に越弦家の養女・ヒナタと婚約し、その2年後に夫婦となった。彼女の養父・喜之助を強く慕っており、「岳父様」と敬意を込めて呼んでいる[4]。 但馬家とは倭国に来て最初に出会った大名家という縁もあり、豊国家に仕官して以降も良好な関係を保っている。特に忠義の娘・スミコとは幼馴染みの間柄であり、彼女が秀治に嫁いだ後も幾度となく助けてもらっている。 豊国家では佐吉、虎清、則正といった譜代衆から一目置かれる存在であり、歴代の主君となった秀明、秀治、秀蓮からも文武での優秀さを認められている。一方で家利や祥勝などの老衆からは少々規則を無視する部分を毛嫌いされており、秀治の治世で立場を失った宗立や一部の譜代衆からは僻まれている[5]。また秀蓮の母・菊子には激しく嫌悪されている。 松徳家からは『冬の浪速決戦』の時点で「元大名のグレイに並んで警戒すべき人物である」と危険視されている。 【戦闘方法】 炎帝の天洋族の能力に加え、卓越した筋力・脚力・跳躍力を誇る。戦闘方法は空手と炎を交えた独特の格闘技であり、一点集中型の攻撃と広い攻撃範囲からなる遠近両用戦が得意。また種族特有の炎上効果もあり、戦場を火災現場や焼け野原にする事もできる。 佐吉との修行で基礎戦闘力や仙術を学び、『小俵領の戦い』や『神ヶ原の戦い』で実戦を経験した事から、豊国家臣団で一、二を争う実力を持つ。戦場では切り込み隊長として敵の主力部隊や本陣に突撃し、真っ向から総大将や副将を撃破していく。そのため同年代の武士では最も武功を挙げている[6]。自身の行動は「自軍の指揮系統を乱す」と揶揄される事もあるが、戦局を大きく変えるきっかけとなる事も多い[7]。一方で大局を見極める視点には欠けており、大軍を指揮するのも苦手[8]。 若くして仙術使いであり、闘気を半年足らずで発現できるようになると、期間を置かずに流儀も習得している[9]。その流儀は数百万人に一人しか持たないとされる『天帝流儀《デュークスタイル》』であり、発動時には敵を一瞬で気絶させ、潜在能力を解放する事もできる。 【技一覧】 『火炎弾《レッドバレッド》』 拳に炎を纏って正拳突きを放つ。炎塊を飛ばす派生技も可能。 『緋車《レッドウィップ》』 炎を纏った蹴り。 『焔舞《レッドガトリング》』 炎を纏った拳で正拳突きの連打を放つ。 『紅蓮腕《レッドアーム》』 腕全体に炎を纏い、周囲を炎上させる。 『反射炎《カルド》』 全身から炎を発現させ、身を守る技。 『陽炎《カゲロウ》』 周囲に発生した炎を伝って移動する技。 『烈火《ブレイズ》』 火炎放射のように広範囲に炎を飛ばす。 『防御炎《ガードエン》』 炎で盾を作り敵の攻撃を防ぐ技。展開した炎を自身に取り込む事も可能。 『逆火《サカビ》』 敵の懐に潜り込んで蹴り上げ、炎をぶつける。 『炎道《エンドウ》』 十本の指から炎を発現させ、炎を這わせる。炎の中は自在に行き来できる。 『火柱《ヒバシラ》』 火柱を起こして敵を炎上させる。 『火炎車《クリムブロー》』 腕に螺旋状の炎を纏い、スクリューブローを放つ。 『火災旋風《レッドフォース》』 左肩から炎の竜巻を起こす。 【焔霊形態《イフリートフォルム》】 天洋族の炎と仙術を同時に発動し、身体能力・火力を強化する技。発動時は『赤い闘気』を発し、眼や頭髪の色が赤く変化するという特徴がある。 『猛火弾《レッドマグナム》』 焔霊形態で放つ『火炎弾』の強化版。 『火炎拳王《フレアドライブ》』 焔霊形態で放つ巨大な炎の一撃。 【炎の闘気】 炎霊形態とは異なる技[10]。物理攻撃を無効化にする絶対的な防御力を得る。 『大火炎弾《エンジュバレッド》』 腕全体から大規模な炎を放つ『火炎弾』の強化版。 『大緋車《エンジュウィップ》』 両足を炎に変えて蹴りを放つ『緋車』の強化版。 『大焔舞《エンジュガトリング》』 連続の正拳突きで炎を一点に集め、大炎上を起こす『焔舞』の強化版。 【注釈】 [1]:『太陽の日』に由来。 [2]:プロローグを含む。 [3]:『小俵領の戦い』での軍令違反や『神ヶ原の戦い』でのグレイとの一騎打ちなど。 [4]:クリフにとって『本当の父親』のような存在である。 [5]:理由として戦での軍令違反や身だしなみの自由を許されている事。ただ家利と祥勝はクリフの実力自体は認めている。 [6]:私闘であるグレイとの一騎討ちを除き、単身で打ち破った武将は、張勝忠、梶谷影宗、御宿、松徳竜輝、宣頼、ジェントルの五人。 [7]:『第二次南方征伐』ではグレイに勝利、『小俵領の戦い』では梶谷影宗と御宿を討ち取る、『冬の浪速決戦』ではゲリラ戦で蒼龍隊を撃破、『夏の浪速決戦』では松徳家の本陣を蹴散らしてジェントルを倒すなど。 [8]:『冬の浪速決戦』の軍議の際に自身が言及しており、敵である元康も指摘している。 [9]:通常、異種族が仙術を習得するには3年が必要と言われている。 [10]:名称は不明。
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登録日:2011/09/10(土) 22 44 33 更新日:2024/01/28 Sun 10 33 34NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 GG ギルティギア クリフ=アンダーソン ドラゴンキラー 坂野茂 大剣使い 故人 義父 聖騎士団 腰痛持ち 隠しキャラ 高火力じいちゃん 高見初秋 「これぞ一騎当千」 クリフ=アンダーソンはギルティギアシリーズの登場人物。 【プロフィール】 出身地 スイス 生年月日 9月9日 身長 148cm(覚醒時180cm) 体重 55kg 血液型 AB型 趣味 航海 大切なもの 湯飲み茶碗 嫌いなもの 流行り言葉 アイタイプ 茶 CV 高見初秋(無印~ゼクス)、坂野茂(イグゼクス以降) 聖戦中期、聖騎士団団長として活躍した戦士クリフ=アンダーソン。 宝剣『斬竜刀』を振るその猛勇果敢な闘いぶりは一騎当千とうたわれ無敵を誇った。 彼の行動の源泉は幼い頃、ギアに殺されかけたところを颯爽と現れた謎の男によって命を救われたことに因っていた。 その情景は少年の心に強く刻み込まれ、以後、薄れることはなかった。 ……しかし、その彼も聖戦終了後は酷く老け込み郊外で隠居生活を送っていた。 《ギルティギアより》 【人物】 聖戦中期、ソルやカイが所属していた頃の聖騎士団の団長を務めていた男。 ソルの腕を見込んで聖騎士団にスカウトしたのもクリフであり、ソルの実力も見抜いている素振りも見られる。 幼い頃、ギアによって殺されかけたところを、謎の男(*1)に救われたことをきっかけにギアから人類を守るために聖戦に身を投じるようになる。 聖戦終結後、5年間郊外で隠居生活を送っていたが、第二次聖騎士団選抜試験でジャスティス復活を察し大会出場を決めている。 テスタメントの養父であり、ゲーム中では実の息子のように接し、自分の息子として誇りに思っている描写がある。 クリフの背丈の倍以上ある武器『斬竜刀』を使い、 強大な力を持つ多くの竜族を狩ってきた姿から、『ドラゴンキラー』の二つ名を持つ。 また、法力のひとつである『気』の欧米で初の使い手でもあり、気の力で肉体を若返らせることも可能。 最強最悪のギアであるジャスティスと計17回(最終決戦を合わせると18回)戦いを交えているあたりからクリフの強さがうかがえる。 若かりし頃はロンドンを壊滅させたメガデス級のギア(ヒュドラタイプ)を、味方からのブースト強化があったとはいえ、 単身で三日三晩の死闘の末撃破・封印するなど、もはや人間ではない強さを誇っていた。 実際Xrdの解説では、単身でメガデス級のギアと渡り合えるのは人類では聖戦時代のクリフのみ、と書かれており (メイ曰くジョニーも「メガデス級のギアを遊び殺せる」らしいのだが、さすがにそれは言いすぎ?)、 時代や生死を問わないで人類最強を選んだ場合、ガブリエル大統領ではなくクリフになるのではと思われる。 こういった反面、大切なものが湯飲み茶碗だったり、戦闘前はちゃぶ台返しを披露する等の親日家な一面や、 「キモイってなんじゃー!?」や「マナーモードにせんか!!」と流行に乗れない堅物なおじさんの一面もある。 ゲーム中では無印ギルティギアにて次元牢から脱獄したジャスティスと戦い、殉職。 そのため、以降は家庭用の隠しキャラとしてジャスティスとともに登場するのみとなった。 【性能】 斬竜刀のリーチと『気』による技での牽制を活かしたパワータイプ。 とくに無印版では遠強切りでライフゲージの半分を持っていくほど。 その一方、耐久は紙、鈍速、気絶値が全キャラ中最低という欠点を持つ。 【使用技】○ 必殺、● 覚醒、◎ 一撃 ○咆哮返し 手から楕円形の気弾を放つ飛び道具。 ○●咆哮返しチャージアタック 初代では咆哮返しをチャージすることで威力を高めることができる。 XPでは覚醒で放つことができるが、XX以降はリフレクスロアに変更されている。 なおゴールドカラーでこの技を使うと、一発で実に体力の8~9割を持っていく超火力と化す。 ○頭蓋砕 斬竜刀に掴まり、ドリルのように回転しながら突進。 金キャラのときはヒット数が増え、ガードし続ければすぐにガードレベルがマックスになる。まさにドリル。 ○先の先 上半身を反らし、避け動作をする。この際足元意外の部分は打撃無敵になり、投げに対しても無敵になる。 さらにここからPを押すことで、地獄突っ込みを繰り出すことができる。 簡単なコマンドで出て、何も消費しない割りにかなり性能が良く、きちんと読んで出せれば強い。 ただし1/4の確率でぎっくり腰になり、膨大なスキを晒してしまうので注意。 作品によっては、クリフの現状溜まっている気絶値によって ぎっくり腰の確率が上がる仕様になっているのでさらに注意。 ○地獄突っ込み 先の先の追加技。 名前の通り相手に突っ込み攻撃を入れる。威力は低くリーチも短いが隙が小さい。 しかしAC以降に追加されたFB版は、多くのプレイヤーを戦慄させるほどの超性能である。 ○首跨ぎ 斬竜刀を地面にたて、弧を描きながら上から攻撃。ダウン効果あり。 ○鱗剥がし 真上に連続突きを繰り出す。ボタン連打で継続。終了後は隙ができるので反撃に注意。主な用途は対空やジャンプ防止。 ○四肢落とし XX以降の追加技。 斬竜刀に乗り、空中から真下に急降下し、衝撃波を出す。 ●リフレクスロア XX以降の追加技。 咆哮返しの英語読み。若返って、竜の型をした気弾を発射。 発生が速く高威力かつ壁バウンド誘発と優秀な技なため使い勝手が良い。 ちなみにジャムのみ地上投げからこれがコンボで繋がる(彼女は軽量級かつ、女性キャラとしては空中くらい判定が縦に長い為)。 全盛期にはこれを連発できたらしい。 ●ソウルサヴァイバー 若返って、斬竜刀を地面に突き刺し、牙状の気弾を放出。 出が遅いが発生まで完全無敵でガードされても反撃されにくい。 背後に回られると無力化されるのだけは注意。 ◎破龍爆砕 突進後、刃と召喚された竜による同時攻撃。突進スピードが遅いため使いづらい。 しかしながら通常技の→+Pの気絶値が異常なまでに高く気絶を狙い易いため、一撃を決める状況にもっていきやすい。 「アニヲタってなんじゃー!?」 「修正せんか!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 隠しキャラとかで全盛期のクリフとか出てこんかな~。「白銀の迅雷」に後ろ姿しか映らんのにこのオーラ -- 名無しさん (2014-03-17 07 24 13) 聖戦時代は個人技術は元より式能力にも長け、法力五代元素の気に初めて着目した人物。咆哮返しは聞くだけで兵を萎縮させる竜の咆哮を文字通し押し返す程の技で、味方の士気を高めるなど、兵法にも明るかった。 -- 名無しさん (2014-06-27 17 04 59) ファウストに対して「最近の若いのにはどうもついていけんと思っていたが……。」……いやいや、そういう問題ですか? そもそも相手は相当な変わり者中の変わり者だし、単にジェネレーションギャップでは片づけられないでしょ。 -- 名無しさん (2014-11-12 16 00 10) xrdでメガデス級とタイマン張れる人間はクリフだけと書いてあるから全盛期の強さは現人類最強のガブリエル以上だったと思われる -- 名無しさん (2015-04-12 22 10 47) 勝利ポーズで筋肉ムキムキになって服が破けるのも何というか時代錯誤ってやつでは。 -- 名無しさん (2016-06-24 14 15 24) ギルティギアextraの設定って生きてるのかなぁ。あの漫画の設定生きてると、アウトレイジにもかなり深く関わってて神器もかなりの裁量持ってる事になるだろうから、ソルに封炎剣持っていかせた設定が活きると思うんだが。 -- 名無しさん (2020-07-23 17 17 00) 金クリフのリフレクスロアは壁バウンドかつ相手がダウンする前に次を打てるのでボスイノ相手に使うとメガロマニアを打たせずに倒せる -- 名無しさん (2023-08-10 14 41 29) 名前 コメント
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「バ カ モ ン !」 出身地: スイス 誕生日: 9月9日 身長: 148cm(覚醒時180cm) 体重: 55kg 血液型: AB型 趣味: 航海 大切なもの: 湯飲み茶碗 嫌いなもの: 流行り言葉 所属: 元聖騎士団 アイタイプ: 茶 + XX絵 『GUILTY GEAR』シリーズに登場するキャラクター。 対ギアにおける最大戦力「聖騎士団」の前団長。カイの前任者にあたる。 ソルを聖騎士団にスカウトする、現役時代にジャスティスと17回も戦う、 テスタメントの義父であるなど、ストーリーにおけるキーパーソンの一人。 6才の時ギアに襲われて絶体絶命の所をフレデリックに助けられた過去を持つ。 その時クリフの心には彼のイメージが強烈に植え付けられた。 「自分も人を助けられる存在になりたい」と思うようになったクリフは聖騎士団に志願。 「気」の法力を体得した彼はメキメキ頭角を現し、遂には聖騎士団団長を拝命、 トレードマークである大剣「斬竜刀」を授かった。 団長拝命以降も70才まで最前線で戦い続け、引退後は後進の育成に余念が無いなど面倒見が良い。 初代『GG』の舞台であるA.D.2180年では御歳87歳の小柄な老人であるが、服の下は血管が浮くぐらいのマッチョボディ。 『XX』では勝利演出でわざわざ服を気合で吹き飛ばして見せ付けてくるようになり、老いてなお意気軒高なお方である。 ただ寄る歳波には勝てないのか、持久力や腰については衰えが顕著に見え、それらは実際の性能面にも反映されている。 ギルティギアには珍しい自他認める常識人で、スレイヤーも彼には敬意を払った勝利セリフを言う。 第二次聖騎士団員選考武道会で復活したジャスティスが倒されると、クリフ自身も力尽きて死亡した。 そのため『X』以降では基本的にストーリーには関わってはこない。 家庭用『AC+』のストーリーモードでも初代『GG』より前の時代の回想となっている。 + 若い頃のクリフ ゲーム中では、覚醒必殺技を使用した際の演出として、気の力によって肉体の細胞が活性化されるのか一瞬だけ若返る。 長身に長い白髪、顔も現在のような髭面ではなく結構男前であり、言葉遣いも血気盛んな様子で荒々しい。 また、初代『GG』の頃から若かりし時のクリフのイラストは存在している。 戦闘能力も「大型GEARもゲンコツ一発で叩きのめす(本人談)」、「咆哮返しがデフォルトで(ゲームにおける)Lv3相当」と凄まじく高い。 また、小説『白銀の迅雷』では、若クリフとギアの戦闘シーンが描写されており、 ロンドンを一昼夜で壊滅させた大型ギアを三日三夜に渡る死闘の末に封印している。 このギアは5つの頭と7本の剣肢を持つ「ヒュドラタイプ」であり、 人口百万人規模の大都市を単騎かつ一時間以内で壊滅させられる「メガデスクラス」に属する化け物である。 さらに小型のギアを無尽蔵に生み出す能力を有しており、並みの戦士では近付く事すらままならない。 しかし、そんな若クリフの戦闘能力を以てしてもさほどダメージを与えられなかったジャスティスはどんだけ化け物なんだよ…と言わざるを得ない。 格ゲー補正ってすごいですね。 ちなみに、タイムスリッパーであるアクセルは彼の昔の姿を知っているようで、「昔の爺さんはかっこよかった」と発言している。 そしてクリフもアクセルに何となく見覚えがあるようで、二人は本当は顔見知りなのかもしれない。 また、『AC』アーケードモードのエンディングの一枚絵が、 それまでの老クリフに代わって若クリフがでかでかと映し出されるようになり、プレイヤーを驚かせた。 参考動画 原作での性能 『初代』では通常のキャラクターだが、時系列上故人である『X』以降はアーケードに登場せず、家庭用においてのみ使用できる隠しキャラとなっている。 家庭用の隠しキャラであるため、ジャスティスと同様にバランスは考えられていない。 機動力は底辺レベル。ふわりとしたジャンプで滞空時間が長く、 初代『GG』ではダッシュ、バックステップ、空中(バック)ダッシュといったダッシュ系動作が無い。 『X+』以降ではダッシュ関連の動作も追加されたが、地上にいる時の機動力に関してはやはり底辺レベル。 その代わりに小柄な体で喰らい判定がとても小さく、斬竜刀を用いた攻撃はリーチ、攻撃範囲とも非常に広く、攻撃力も高い。 DAA以外は投げにも屈Kにも基底補正がないため火力が高いが、防御力はチップより低く、ダストアタックや「先の先」で自分の気絶値が上がるため気絶しやすい。 前Pは気絶値4倍の通常対空で、足元にしか喰らい判定が無い。 対空前Pからの基本コンボ「前P→近S→前P→近S→鱗剥がし」で、最初の前Pがカウンターなら大抵のキャラクターはピヨリリーチ、あるいは気絶する。 屈Sはクリフの中で最もリーチの長い通常技。 発生が早く隙も少ない上に、必殺技キャンセルの受付時間が長く攻撃レベルも高いので、ヒット確認リフレクスロアがとても簡単。 先端ヒットでもリフレクスロアに繋がる。 また、クリフの挑発は「バカモン!」というセリフが跳ねつつ進んでいく(たまに文字が巨大化する事がある)のだが、 実はこれが攻撃判定のある立派な飛び道具なのである。よって相手の起き上がりにこれを重ねるのも立派な戦法である。 ただし挑発だけであってダメージは僅かなため、普通に起き攻めをした方がいいかもしれないが。 この挑発はMUGENでも再現されている。 + 主要必殺技の解説 咆哮返し/リフレクスロア 手のひらから気を前方に放射する、クリフの代名詞とも言える技。 初代『GG』ではチャージ対応技で、レベル2なら1ヒットで4割、レベル3なら1ヒットで7割5分というかなり無茶な破壊力であった。 『X+』以降ではチャージシステムが廃止されてLv1相当の咆哮返ししか撃てなくなった。 代わりに覚醒必殺技としてLv3相当の「咆哮返しチャージアタック」が追加されたが、流石に威力は調整されている。 覚醒必殺技の方は『XX』で新技「リフレクスロア」に進化(リフレクス=反射、返す、ロア=咆哮)。 『XX』以降は共にFRCに対応しており、ヒット後にFRCすれば追撃も狙える。 名前の由来は、クリフがこの技を使って大型ギアの咆哮(衝撃波だけで物を破壊できるレベル)を跳ね返した事から。 前述のヒュドラとの交戦時には、5本の首から一斉に放たれた衝撃波を左手一本で受け止めて咆哮返しでカウンター、肢の1本を吹き飛ばしている。 正直人間がLv3咆哮返しを食らったら、髪の毛一本残らないんじゃないだろうか?格ゲー補正ってすごいですね。 首跨ぎ 斬竜刀を地面に突き刺した後、それを使って棒高跳びのように移動しつつ相手を攻撃する。 中段技で間合いによっては相手をめくり気味に攻撃するため奇襲にもってこい。また、クリフの低い機動力を補える技でもある。 先の先/地獄突っ込み 所謂避け動作。 攻撃判定が出ないが動作の開始から終了まで投げ&打撃無敵で、任意のタイミングで「地獄突っ込み」に派生できる。 「地獄突っ込み」は攻撃発生まで打撃無敵が続き、ガードされても6フレーム有利。 ただし調子に乗って連発すると、一定確率でぎっくり腰を起こして微ダメージを追う上に隙だらけになるため慢心は禁物である。 クリフ自身の気絶値に比例してぎっくり腰を起こしやすくなり隙ができるが、それ以外は全く隙が無い無敵技。 当て身で取ろうとしても、先の先から派生技を出さずに反撃されてしまう。 有利フレームが大きいためヒット時は目押しでコンボが繋がる。 ソウルサヴァイヴァー 初代『GG』から存在する覚醒必殺技。 一時的に若返ったクリフが斬竜刀を地面に突き刺した後、前方に気の刃を何本も出現させる。 見た目的にはパワーゲイザーとレイジングストームをかけ合わせたような感じか。 しかし、出が遅い上にコマンドも微妙に複雑なため連続技に組み込みにくく、隙も結構大きいため使われる事はあまり無い。 『初代』では体力半分以下なら連続で出せるため、ヒット数の多さを利用して相手を削り殺す時に使うくらいか。 『XX』以降ではリフレクスロアが追加されたため、唯一の長所であった「一時的に若返る」点も含めて完全にお株を奪われてしまった。 『AC+R』ではプレイアブルキャラクターとしてジャスティスと共にアーケードに参戦。 家庭用から大幅な弱体化が施されたジャスティスとは違い、クリフの方は非常に強力な性能を引っ下げて乗り込んできた。 リーチの長さ、攻撃判定の強さ、火力の高さは相変わらず。 防御面では防御係数が1.31とチップより紙だったものが1.06と標準レベルまで上がっている。 喰らい判定も極端に小さいためコンボが入りにくく、数値以上のしぶとさがある。 2S(旧2HS)がダウン引き剥がしになっており、色んな状況からコンボを狙えるようになっている。 長い&強判定の牽制を振り回し、適当にダウンを取ったら、2Sで浮かし直すだけでいい。 投げからも2Sで浮かし直してコンボが入る。 画面端ではS咆哮返しFRC→FB地獄突っ込みの確定ピヨリが強力。 昇りJKや低空ダッシュJKがしゃがみに当たるため高速中段になり、 ダストアタックも発生が特別早いわけではないがモーションが極端に小さく見切りづらいなど、ガード崩し能力が高い。 機動力は低いが、首跨ぎで一気に距離を詰める事もできるし、そもそもリーチが長いため中〜遠距離にいて問題があるわけでもなく、 その距離での差し込みからでも頭蓋砕でダウンを奪って2Sでダウンを引き剥がしてコンボに持っていける。 先の先も投げ無敵削除とはいえ相変わらず、6Pも喰らい判定が大きくなったが気絶値は健在、 画面端を背負っても首跨ぎで位置を入れ替えられるなど受けも強い。 空中でもJS、JHS、JDに四肢落としなど強力な技が揃っている。 オールラウンダーで欠点らしい欠点も無いが、自分よりリーチのある超遠距離キャラには機動力が低いという弱点が響いてくる。 流石に超遠距離ではどっしり腰を据えて差し合うわけにもいかず、低空ダッシュや首跨ぎなど強引な接近が増えるため、そこを狩られてしまう。 尤も近距離まで詰める必要はなく、まともに差し合える中~遠距離まで詰めれば十分なので、極端に相性が悪いわけではない。 + 参考動画 「見よ!このぼでー!」 MUGENにおけるクリフ=アンダーソン 無敵医師氏により『#RELOAD』仕様のクリフが製作されている。 AIは搭載されていないが、ナテルオ氏による外部AIが無敵医師氏のOneDriveで入手可能。 隠しキャラという事もあり、GG勢の中でもかなりの強さを誇るのだが、 前述の機動力の低さに加え、チップより低い防御力もあって安定しない所から、大会ではあまり活躍は見られない。 ナテルオ氏のAIは特殊カラーにも対応しており、何か攻撃が刺されば相手をKOするまでリフレクスロアFRCを繰り返す。 金カラーだと火力が上がっているので4発も当たれば終わるのだが、 黒カラーだと100発以上リフレクスロアFRCをし続ける。「君が!泣くまで(ry」 「若い頃の爺さんってこんなんなんだろうな」と思えばなんて事はないだろう…と思う。 余談だが、↑のイントロの「飯はまだなんかぁ!」という台詞に対し、 よくコメントで「やですよおじいちゃん、3日前に食べたでしょ?」などと返される。お前ら年寄りを何だと思って(ry 「マナーモードにせんか!」 出場大会 + 一覧 シングル 夢幻界統一トーナメント【実況】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 サムライ+αトーナメント 第二回エミヤ主催トーナメント 特殊カラートーナメント(金とか黒とか) 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*** アナスタシア・ウィリントン少尉――だが、その本名があまりにも本人に合わないと、誰もが愛称を用いてアニー少尉と呼ぶのだが――は、その力のみで兵卒からのし上がってきた女士官だ。 身の丈は2M近い。筋骨隆々。しなやかな身のこなしは猫科の大型獣を思わせる。 日焼けした肌を彩る黒の巻き毛を短く刈り、琥珀色の大きな瞳は戦場に於いては剣呑に光る。 整った美しい顔立ちと苛烈な戦いぶりもあってか、伝説の魔神に準えて人は呼ぶ。 対して男――クリフ・ハウンドは城の文官だ。素早く的確な仕事ぶりで周りからの評価は高いが、口数が少なく無愛想な所から何を考えているのか分からないと揶揄する者もいる。 だが、甘い顔立ちと優雅な立ち振舞い、時折見せる静かな微笑で、女たちからの評価はすこぶる高い。 尤も、彼と一晩過ごしたことのある女たちの評価は最悪で――つまり、「酷い男」なのである。 アニーは崇拝者を数多く抱えていたが、実際に口説こうとする男は未だかつて現れたことがなく、自ら恋をしたこともなかった。 何しろ、″魔神ナヴァルの再来″なのである。下手に怒らせてしまったら命がいくつあっても足りない。 ところが異変が起こる。 城で行われた宴会でいつの間にか隣り合わせたクリフが、その微笑みでアニーの心を奪ってしまったのだ。 寝ても覚めてもその柔らかな笑みが頭から離れない。 世上の噂に疎いアニーとて、文官クリフの噂は知っている。 曰く、稀代の女誑し、同じ女は二度と抱かない、だが仕事は正確無比で、頭の回転が早く知識も豊富、歩く辞典と重宝されている、等々。 悪い男だと分かっているのに。 だがワイングラスを弄びながら微笑んだ目元とその目尻に寄った皺、涼やかな声音、普段荒くれに囲まれたアニーには珍しく感じる白く細い体躯と意外に大きな掌を思い出すだけで、頬が染まるのが分かる。 胸の奥が甘く切なく疼く。 これが皆の言う恋と言うものなのか? だが―― アニーは大きくかぶりを振り、剣を振り上げる。 鍛練の最中に何を考えているのだ? こんなことで国を護ることができるのか? 否――! 剣を振り、いつものように型を確認する。常ならば10分もしないうちに頭は空っぽになり、爽快な汗が吹き出すと言うのに、今日に限ってそれはない。 重い汗がじっとりと背を伝う。 頭の中からこの不埒な想いを消し去りたい。泣きたくなるようなこんな気持ちなど捨ててしまいたい。 一通り型を終え、息を付いたアニーは、中庭に通じる廊下の柱にもたれ掛かって彼女を見つめる視線に気付いた。 その瞬間、耳まで赤く染めて俯く。 クリフである。 「見事ですね」 クリフを知る人には驚くような賛辞を口にした。 そもそも、この男は口数が少ない。そして自分にも厳しいが他人にも厳しく、人を誉めることなど本当に稀なのだ。 「まだまだです……」 アニーは唇を噛み締めて俯いた。 特に今日は気も乗らず、最悪だ。なのにこんな時に限って、クリフに見られてしまうとは。 「そうでしょうか? たしかに私は武芸には疎い人間ですが、貴女の流れるような動きには目を見張りました。美しいと思いましたよ」 美しい……! 容姿を誉められた訳でもないのに、彼の言葉に心臓が跳ね上がった。 「とても優美で、それでいて力強い。流石″魔神ナヴァルの再来″と、美神に喩えられるだけのことはある」 「ありがとうございます」 短く礼を述べ、会釈をする。 顔を上げると、再びクリフの瞳をまともに見てしまった。 碧色の瞳を細め、アニーを魅了してやまない笑みを浮かべている。 その瞳が恥ずかしくて、ついと反らすと今度は唇に目が行ってしまった。やや下唇の厚い、ぽってりとした形。触れれば柔らかそうだ―― 私は何を考えている? アニーは我に返って身体を硬くした。 今日は調子が悪い。どうかしている。あとは立て込んでいる書類を片付け、さっさと部屋に戻ろう。 アニーは苦労して吐息を洩らした。 「少尉、この後何か予定はありますか?」 「え――?」 耳を疑う。 文官クリフは稀代の女誑しだが、自分から女を誘うことはない。 来る者拒まず。来た者は漏れ無く美味しく戴く。それが彼を知る女たちの評判だったはず。 「あ、あの……」 弱々しい自分の声に舌打ちしたくなる。 こんな弱さなどいらぬ。必要なのは強さ。国を護りぬく強さのみ。 私は戦士だ。なのに何でこの男の前では、こんなに弱い―― ぎりっと血が滲むほどに唇を噛み締め、きっとクリフを見据えた。 丈高いアニーに比べると、頭一回りほど低い華奢な男。細い頸を捻ればひとたまりもないだろう。 何を恐れることがある? 「特に予定はありませんが、何か?」 「申し訳ありません。昨日提出していただいた書類ですが、もう一度書き直しては頂けませんでしょうか。あのままでは決裁が下りません」 「は――?」 「詳しくご説明致します。後で伺ってもよろしいですか?」 「は、はい……」 「では、後程」 軽い会釈の後、身を翻して颯爽と去って行く後ろ姿を見送る。 何を思っていたのだ、私は? 自分の思考に、身が崩れ落ちそうだった。 夕方、ぞろぞろと兵舎に引き上げていく仲間を尻目に、アニーはクリフにしごかれていた。 これが鍛練ならばいくらでも受けるところだが、書類作成は辛い。はっきり言って書式などどうでもいいではないかとクリフに訴えると、じろりと睨まれた。 アニーが云々と唸りながら書類を作成する隣で、クリフは山のような仕事をこなしていく。しかもアニーへの指示も的確で非常に分かりやすい。 なる程、仕事に関する噂に偽りはないなと思いながら書いていたら、またスペルミス。すかさずクリフが見咎め、もう一度書き直しだ。 窓の外が暗い。いい加減腹も減ってきた。 「残りは明日じゃ駄目ですか?」 恐る恐る隣に座るクリフを覗き込む。 だがクリフの無言の一瞥に、すごすごと書類に戻る。 夕食に間に合うのか? もうそればかり考えながらも必死に書き続け――それから2時間後、ようやく完成した。 「お疲れ様でした」 クリフが淡々と終了を告げた時、アニーは机にへたりこみ、もう指が動かなくなっていた。 どんなに剣を振るっても平気な彼女にとって、非常に珍しい。 「食堂の夕食は終了してしまいましたね。よろしければ、外に出掛けませんか? 奢りますよ」 クリフは碧の瞳を細め、柔らかく笑みを形作った。 ああ――なんて優しく微笑む人なんだろう……! アニーは胸をときめかせながら僅かに頬を染め、こくんと頷いた。 待ち合わせの酒場に行くと、クリフはもう席に着いていた。 「お待たせしました」と固くなりながら会釈をすると、またあの微笑みを浮かべる。 好き嫌いを訊かれ、ないと応えると、慣れた様子でクリフが料理を注文した。 あっという間にテーブルにはところ狭しと湯気を立てた料理が並ぶ。 乾杯のあとは無言で食べる。 香草を用いたスパイシーな料理は、兵舎と戦の糧食ばかりのアニーにとって天国のように思われた。 あまりの勢いに噎せていると、クリフが席を立ち背を擦ってくれた。 「す…すみません」 たったそれだけなのに、胸の奥が痛む。心臓を直接わし掴みし、掻きむしって棄ててしまいたい。 クリフに則され、水を飲み、また噎せた。慌てて今度は酒を飲み、ようやく人心地つく。 いつもより酔いが早く回る。気恥ずかしさと酔いのため口数が減ると、元々無口なクリフとの間に沈黙が流れる。 酒場の喧騒の中での静かな時間は思いの外心地好くて、ようやくアニーは落ち着いて食事に取り掛かれた。 「休みの日は何をなさっているんですか?」 尋ねてから微妙な質問だったなと気付いた。噂と違い特定の女がいれば二人で過ごすのだろうし、そうでないならこれまた微妙だ。 アニーが彼に関心を持っていると白状するようなものだから。 「掃除をしています」 「掃除、ですか?」 意外だった。この男のことだ。女と遊んでいるか本を読んでいるかだと思っていた。 「我ながら神経質だと思うんですが、我慢ならないんですよ。普段はなかなか片付ける時間もないので、休みは徹底的に雑巾掛けです」 ずぼらなアニーは掃除が苦手で、相部屋時代は同僚に散々文句を言われていた口だった。自分とは異質なのだと、少し悲しい。 「貴女は何をなさっているんですか?」 「わ…私は……」 女らしいたしなみは何一つ知らない。教養もない。 休みもやはり剣を振り、そしていつもよりも長く走る。 仕事しか知らない。仕事しかない。 何とも応えられず、アニーは曖昧に笑う。 「つまらない人間なので……」 とだけ応えた。 再び沈黙が降りる。 クリフは静かに杯を傾け、笑みを浮かべた。 「――戦いの鬼神と噂される方がどんな方なのかとずっと思っていた」 長い沈黙の後、クリフは呟くように言った。 「どんな豪傑かと思っていたら、可憐な方で驚いた」 大きく鼓動が鳴る。 「貴女は、この国の未来についてどうお考えか?」 唐突な質問でアニーは目を見開く。瞬間、酔いが醒めた。琥珀色の瞳に光が宿り、金色に燃え上がる。 「私は、国王陛下のご命令のままに戦うまでだ」 昨今の不穏な空気と周辺諸国との小競り合いで、宮廷内にもきな臭い噂が立ち込めている。 誰かが裏で手を引き謀反を企てているとの噂もあるが、未だ真相は判明していない。 たとえクリフがその一味の人間だったとしても――アニーは躊躇いもなく斬るだろう。 そんなアニーの気迫が伝わったのか、クリフはふっと息を吐き、また柔らかく微笑んだ。 「私は謀反を企む者たちを捕らえるため貴女に力をお借りしたい」 「はい……!」 「我が国は国土が狭く資源も乏しい。僅かな産物を取引して成り立っている。 それを周辺諸国に侵略することで領地を広げ、国を富ませるべきだと考える者たちがいる」 「存じています」 「陛下は和平を尊び、侵略には反対の立場をお取りなのだが、それを腰抜け呼ばわりする輩がいる」 大臣のハリスを筆頭にする急先鋒グループ。アニーは無言で頷いた。 「ご協力願えませんか?」 クリフの真意が分からない。 アニーごときに何ができると言うのだろう? 「――少し、考えさせていただけませんか?」 長考の末にこう応えるとクリフは頷いた。 「分かりました」 互いに酒を飲み干す。 「今度よろしければ貴女の休みの日に、二人で出掛けてみませんか?」 「――え?」 どういう意味? 「私は貴女に興味を持っている」 文官クリフは女誑しの悪い男だが、自分からは決して女を誘ったりはしないはず―― ああ、勘違いをしてしまいそうになる。 それとも夢なのだろうか? 「……それはどういう意味ですか?」 「こう言う意味ですが――」 アニーを魅了してやまない微笑みが近づいた――と思ったら、唇に一瞬温もりが乗った。 胸の奥の痛みが熱く沸き立ち、そしてゆっくりと溶けた――。 《続く》
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さよなら……クリフ 発生日 1年目の冬30日 場所 海岸 発生条件 果樹園収穫アルバイトでクリフを誘わなかった場合発生する。 クリフのやるべき事が見つからず町を出ていくことになり、 見送るのはダッドだけとかなり悲しいイベント。 クリフがこの後二度と姿を現さなくなるのはもちろん、 ラン攻略のライバルでもあるため、いなくなるとランは一生独り身となる。 このイベントが見たい場合を除いて、避けたいイベントである。
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アイス・クリフ 片側が氷でできた断崖絶壁になっているため、滑落の可能性が非常に高い。 また、稜線や崖、ピナクルを巻いたときに通ることになるルートであるため、 非常に落石も多い。ルート工作は必ず行いたい。
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部屋の中を右往左往するアニーを見ながら、まるで冬眠前の熊だなとシャルは笑う。 夜だと言うのに友人のところへ突然押し掛けてきて、何やらパニックを起こした挙げ句、服を貸してくれと言う。 アニーに似た体格のシャルだが、衣装持ちで有名なのだ。 こりゃあ男だね、と密かに笑う。 だが、そのものずばり尋ねても、絶対口を割らないだろうし。いっそ、酒で酔い潰して訊いてみようか? だがアニーも、どこぞで飲んできたようだし。 「で、どこに行くのよ?」 「分からん……ただ、馬で出掛けようと言われ――!!」 ここでようやく、自分が逢い引きを白状したも同然だと気付いたようだ。 鈍い、鈍すぎる。 「で、誰? アーサー准将? それとも、リチャード男爵の次男? まさかロンデル大尉じゃないよね?」 「違うよ」 赤くなってそっぽを向く。 可愛い。こんなアニーを見ることができるとは。 鬼神だ、魔神だと散々な言われようの兵士が、まるで10代の娘だ。 あ? そういえば、アニーって何歳だっけ? たしか私の3つ下だから、今年23、か。 まさか処女じゃないよね? 「ねえ――年上?」 「何がだ」 「相手」 「分からん」 「告白受けたの?」 「――分からんっ」 「ハンサム? 背、高い? どんな人?」 「笑うと優しい」 何だよ、それ。 「あと、仕事には厳しい」 てことは同僚だ。男爵の次男の線は消えた。 しかし、准将も大尉も、いや士官に限らず、下士官に至るまで、相手の年ぐらい知っているはず。 何となく嫌な予感がする。 「もう寝たの?」 耳の先まで真っ赤になって首を振る。 ああよかった。クリフじゃない。と言うか、クリフは女と休みの日に出掛けるような奴じゃない。 シャルも実は寝たことがあるのだが、女側から口説き落し、やっと一晩共に過ごしたと思ったら、後は全くの他人なのだ。 甘い言葉など一切なし。肉欲だけ解消できたら女などお払い箱。今思い出しても腹が立つ。 クリフじゃなかったら誰だよ? アニーは、はっきり言ってモテる。本人にその気がないのと悪評のせいでなかなか口説く勇者が現れないだけで、見つめている男は多い。 その中でも口説く勇気を持ちそうな男で、アニーが相手の年も知らず、でも仕事ぶりを知る人物――っているのか? 「誰なんだよ」 「――文官のクリフ」 最悪。 アニーの話を聞いて、まず思ったこと。 「騙されてんじゃないの?」 「――!!!」 無言で瞳を潤ませながらふるふると首を振る。 ってどんな動物なんだよ? 「あのクリフが。しかも、前後の会話が既にアヤシイ」 「そんなことない!」 「だまらっしゃい。アンタいいように使われてポイだよ」 「――酷い!」 「前に話したでしょ? あいつにとって女は道具。あたしなんて厠みたいなもんだったんだよ? あたしだけじゃない。他の女兵士だって、侍女たちまで軒並みやられてるんだから。下手すると貴族の令嬢だって」 「――知ってる」 「だったら何故?」 「笑うと優しいから」 アニーの返答に心底脱力した。ヤバい。アニー、こりゃ処女だよな。乙女だよ。理屈が通じないよ。 アニーは真面目な優しい子だ。幸せになって欲しい。でも相手はクリフだけは駄目。論外。 だがシャルにとっても相手がクリフでは難しい。 直談判したってはぐらかされるのが落ち。 しかも宮廷内での陰謀も絡んでるらしい。 もし、本人の言う通りクリフが守旧派ならアニーを巻き込むメリットは? 逆に改革派側なら陛下を暗殺―― ううん、それはないな。クリフは計算高い男。改革派に芽はないことは見抜いているだろう。 全く、何を考えているのか分からない男だ。 シャルはクリフから目を離さないようにしようと心に決め、大事な友を見つめた。 さて。約束の当日。 馬に乗るため、結局いつもの私服――勿論スカートではない――で出掛けたアニーは、先日と同じく先に待ち合わせ場所に来ているクリフを見つけた。 軽く挨拶を交わし、言葉少なに出立した。 穏やかな気候で風が心地好い。 意外とクリフの乗馬は上手い。アニーは心置きなく、思う存分馬との一体感を楽しんだ。 途中飯屋で食事しつつ休憩して、昼過ぎ再度出て小一時間たっただろうか? クリフの言葉に馬を止める。 眼下には雄大な湖が広がっていた。 「うわあっ!」 思わず、歓声を挙げてしまう。 「こんなところがあったなんて――!」 アニーの様子に、クリフは微笑んだ。 「穴場なんですよ」 そう言いながら側道を下りるよう促す。 湖畔は光輝き、遠くに鳥の鳴き声。手付かずの雄大な自然に胸が踊る。 二人は馬を下り、水辺に馬を誘導した。 どちらからともなく草地に腰を下ろす。 「乗馬がお上手ですね」 アニーが誉めると、クリフは照れ臭そうに笑った。 「昔取った杵柄ですよ」 「?」 「私は、下級貴族の家の出だったんですが――実務を担当したくて家を出たんです」 初耳だ。 「だからこそ、何もかも失う苦しさを知っている。一部の貴族の思い付きで人民の生活を左右するのが許せない。陛下を守り、人々の暮らしを守る力が欲しい」 ここで言葉を切り、アニーを見つめた。 「私の力になってはもらえないか」 「貴方は勘違いをしている」 「何故?」 「私の階級は少尉だ。力も小さい。しかも私の居場所は戦場だ。宮廷の陰謀には無力だ。しかも暗殺のような仕事にも向かない」 「違いますよ」 破顔一笑。 「私は貴女に、まじないを掛けて欲しいのだ」 まじない? 私は呪い師ではない。 「貴女が欲しい」 アニーを情熱的に抱き締める。 何が起こったのか分からないまま、唇を塞がれた。 驚きのあまり目を見開いたままクリフの唇の感触を実感し――歯の隙間から侵入した舌が這い回るのを感じた。 とうとう、アニーは瞳を閉じた――。 湖畔のすぐ側に建つ小さな無人の山小屋に勝手に入っていくクリフを追う。 綺麗に整えられた室内に小さな違和感を覚えた。だが、そんな思考も、クリフの熱の隠った視線に形を為す前に消え去ってしまう。 クリフは握っていたアニーの手をほどき、再びアニーの身体を抱き締める。その思わぬ力強さに頬が赤らむのが分かる。 熱い頬をクリフの肩に伸せていたら、強引に後頭部に指を回して引き寄せられる。 もう、何度目か分からない口付けを交わす。 侵入してきた舌先がアニーの舌を掬い取る。あまりの官能的な感触に陶然となる。 舌先で頬の内側をねぶられ、歯列の裏側を舐められ。 たどたどしい動きで精一杯応えようとするが、身体の奥から溢れ出る激情に流されて、結局はクリフの為すがままだ。 また舌先が触れ合う。その瞬間、まるでバターに熱いナイフを突き入れたかのように下腹部にとろりと溢れ出るものを感じた。 「はぁ……っ」 漏れ出た吐息のあまりの甘さに、より一層赤くなる。 「可愛いですよ……」 クリフが耳に舌を触れさせながら囁く。 「――あ…」 足先からぞくぞくするような甘やかな震えが走り、腰が砕けそうになる。 そんなアニーの様子にクリフはゆっくりと微笑んだ。 腰を抱き締めていた右手がそっと背を伝う。 その優しい感触に今度は大きな痺れが全身を駆け抜ける。足の間に伝う蜜をはっきりと自覚する。 胸が苦しい。クリフの腕の中はこんなに優しいのに、見えない手で押し潰されそうだ。 「アニー……」 初めて名を呼んでくれた。 「アニー……私に力を」 クリフの言葉にその碧色の瞳を覗き込む。 「え――? あ、あっ…」 後頭部を押さえるクリフの手に力が入って首筋に口付けられたことにより、問い掛けは遮られた。 全身が戦慄くのを止めることができない。 舌が首の横を伝う。 心臓が乱れ打ち、息が苦しい。 「や…んっ……あ……」 鼻に掛かったような小さな声音が自分のものではないようだ。 衣擦れの音に我に返ると、クリフが彼女の胸元を解いていた。大きくはだけた鎖骨に唇を這わせ吸い上げる。 「やぁ……っ――!」 巻き毛を弄ぶように髪の間に潜り込んでいた左手は彼女の前に回され、そっと胸元を彩るささやかな丘陵に触れた。 電流が走ったかのように身を仰け反らすアニーを反対側の手で抱き留める。 「敏感なんだね……」 笑みと共に、深い声音で囁いたクリフの瞳を見つめる。 クリフには今、自分はどう映っているのだろう? 女を見慣れているだろう恋多き男に、少しでも魅力的に映ってくれていればいい。 腕を上げ、肩まではだけた自分の身体の胸元を、恥ずかしそうに隠した。 「恥ずかしい……」 俯くアニーの頬を引き寄せ口付ける。 そしてそっと彼女の肩を引き寄せ、近くに据えられたベッドに倒れ込んだ。 ベッドに横たわるアニーを挟み込むように両手を付いたクリフがキスを落とす。 一度、二度。 三度目は柔らかく微笑んで深く。 まるで生まれたての雛のように震えるアニーの耳許に再び囁く。 「色っぽい……」 羞恥に頬を染める彼女の姿に狂おしい衝動が突き上げ、大きくはだけた胸元から覗く下着の下――小さな膨らみに指を滑り込ませた。 鍛えぬかれた全身の中に息づくその小さな膨らみは驚くほど柔らかく、吸い付くような極上の手触りにクリフは陶然とした。 「あ――…」 吐息はいつの間にか喘ぎに変わり、その甘い声は耳に心地好く、下半身が張り詰めるのを感じる。 金色に燃え上がる瞳を見たくて額に口付ける。 アニーは瞳を開き、頬を染め微笑んだ。 「…可愛い……」 彼女は誉められると身の置き所がないとばかりに羞恥する。 戦神に喩えられる女なのに、その様子は十代の乙女であり、彼女がまだ生娘であることを物語っていた。 「怖がらないで……」 小さく震える彼女の頬に口付けたが、左手は残されている僅かなボタンに手を掛け、そして肌着の裾から大胆に腕を差し込んだ。 彼の手に素直に従いブラウスを脱ぎ去り、肌着を引き抜くことに応じていたアニーは彼の視線を遮るように腕で胸元を隠した。 それでもその一瞬で、日に晒されていない部分の抜けるように白い素肌と薔薇色の乳輪の先で小さく尖った先端は見て取れた。 猫科の大型獣の優美さと淫靡な女の色香に脳の奥がくらりとする。 まさに″魔神ナヴァルの再来″。 双頭の魔神ナヴァルには二つの顔がある。 一つは戦神。美しく獰猛な血に飢えた女神の様相。もう一つはセックスを司る愛の女神だ。 生娘だった彼女と契った勇者メテオは、神の力を注ぎ込まれてついに都を苦しめてきた大蛇を討ち取る。 これはあくまでも伝説――のはずだった。偶然、城の奥に魔道書を見つけるまでは。 クリフは城の書庫を片付けていた際に隠し扉を発見した。 巧妙に隠されていたし、その一角に積まれた本は古代語の呪術書ばかりで、現在彼以外で読みそうな者はいない。 もう何年も開けられたことのなかったろう扉を開いた時、クリフは息を飲んだ。 そこには魔神ナヴァルと彼女と交わる勇者メテオの彫像と、ぎっしりと詰め込まれた古代語の魔道書、 そしてメテオに嵌められた伝説の指輪が見て取れた。 クリフは瞬時に悟る。これは彼が秘かに温めてきた野望を叶えるためのものである――と。 もう一度クリフは「怖がらないで」とアニーに囁いた。 そしてそっと彼女に近づき、胸を隠すように掲げた腕を引いた。 力を失ったかのように容易にほどけた腕に、驚いたように瞳を見開いたが――すぐ、その先端に口付けたクリフに甘い嬌声を上げた。 舌先で愛撫するとみるみる固くなるそれを軽く吸い上げる。 「あっ――……!」 反対側の乳首は指先で捻り摘まみ上げると細かく痙攣するかのように震える。 可憐な仕草に嗜虐心を煽られるが、必死に抑え込む。 おずおずとクリフの頬にその長い指先を伸ばしたアニーに気付き、それを捉え、口付けた。 「私のアーニャ……気持ちいい?」 少し意地悪く尋ねるとぴくんと跳ねる。艶かしくしなやかな動きだ。 寝転がってしまったせいで胸の頂はほとんど平らなのだが、却って淡い彩りが強調されているように思う。 やんわりまさぐると息が荒くなる。 その官能的な仕草に狂おしい想いが喉の奥から突き上げ、また舌を絡める。 女にこんな想いをするのは――初めてだった。 これから女神と交わるのだという興奮がそうさせているのだろうか? それとも、部屋中に張り巡らした呪印が思わぬ効果を発揮しているのであろうか? ――愛おしい。 張り詰めた下腹部の痛みに似た切なさが辛い。 「や…――」 彼女は戸惑った表情を浮かべながらも快感を貪っている。 初めて感じるのだろう快感に支配されながらも、そんな自分を恥じている。 もっと気持ち良くなって――! しきりに足を擦り合わせる仕草を見せる。 クリフは微笑み、そして彼女の下半身に残された衣服に手を掛けた。 尻を覆う小さな下着一枚になったアニーはもうどうしていいのか分からないと両手で顔を覆った。 「見ないで……!」 恥ずかしい。 初めて感じる蕩けるような感覚にも、足の間から溢れだし太股まで濡らした蜜も、上気した甘い声も―― 自分が自分ではないようだ。 クリフが膝に口付けると、再び大きな電流が走る。 「ああぁ……っ!!」 足の間が脈打つのが分かる。はち切れそうな官能が辛いほどだ。 クリフに触れて欲しい――だが、遡っていた唇は意地悪く足の付け根で離れてしまう。 今度は反対側。同じくあと少しと言うところで離れてしまう。 アニーの漏らした喘ぎが唇が離れた瞬間、不満げに小さくなるのをクリフは聞き逃さなかった。 「触って欲しい?」 アニーの瞳に涙が溢れ出す。 誇り高き戦士の矜持もずたずただ。 だがクリフになら己を明かすことは寧ろ快楽だった。 可愛いと呼ばれて歓喜するのも、焦らされて屈服するのも、命令されて従うのも。 今この瞬間クリフがアニーの全てを支配していた。 「触って……お願い――」 アニーの求めに満足そうに瞳を細めながら、クリフは局部を覆う小さな下着の紐に手を掛ける。 《続く》