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キラキラーズ このページは現在作成途中です。 突如彗星のごとく現れた、その名も「キラキラーズ」。 姓名のいずれかにキラキラしたものの名称や要素、そして名前は「キラキラネーム」であることが特徴だ。 目的は、現オリキャラメンバーの位置を乗っ取るつもりでいるといわれているが、真相は定かではない。 また、キラキラ☆放課後活動会という部活のようなものをつくり、活動している。 ○七星 純愛(ななせ ぴゅあ)[ぴゅあっち] cv.水瀬いのり B 赤 身長 150cm 12月3日生まれ キラキラ☆放課後活動会の仮のリーダーにして一番の恥ずかしがり屋。 しかし、頭は七人の中で一番良い。敬語キャラ。 普段はあまり大きな声を出さないが、マイクを握ると大きな声を出して歌うことができる。 語尾は「・・・」で、ときに他人事で辛辣なことを言う。 成績は250人ほどいる学年の中でトップ5に入るほど。 ⇔ゆあっち 【ポジション】恥ずかしがり屋・ボケもツッコミも基本しない ○金城 真珠(かねしろ ぱある)[ぱるにゃん] cv.東山奈央 C 金 身長 156cm 5月12日生まれ 七人の中で圧倒的にお金持ち。 しかし、対応はお嬢様属性ではなく、ふつうに庶民同様。 異常なほど純愛が大好きな、クレイジーサイコレズ。物忘れが多い。 幼い頃から英語を習っているため、英語だけは学年トップクラスだが、それ以外の教科が 足を引っ張り、成績の学年順位は下の方。 ⇔まなみん 【ポジション】お金持ち・極稀に小ボケ ○月見 音羽(つきみ とわ)[とわちゃん] cv.小倉唯 A 桃 身長 147cm 3月3日生まれ 七人の中で最も人気を誇るルックスを持つ。 超可愛い・守ってあげたくなる系女子。 他キャラへの呼び方が違う→ぴゅあちゃん、しろちゃん、あいちゃん、ららちゃん、ゆきちゃん、すずちゃん、ヒカリお姉ちゃん 「そっかそっかー♪」 ⇔結にゃん 【ポジション】かわいいキャラ・小ボケ ○相良 虹翠(あいら いりす)[アイリス] cv.上坂すみれ D 水色 身長 165cm 4月20日生まれ 七人の中で一番身長が高く、品のあるお姉さん的存在。 メンバーをもてなすのが好き。そしてSである。言いたいことは全部言ってしまうブーストタイプ。ただそれが本心であるとは限らない。 家庭部と掛け持ちしていて、密かに女子力アップを狙っている、隠れた努力家な面もある。 ⇔エリカさま 【ポジション】Sキャラ・ツッコミ ○天空 光夢(あまぞら らいむ)[アマゾネス] cv.悠木碧 C 緑 身長 161cm 7月7日生まれ ※名前を「ライム」とカタカナ表記することが多い。 七人の中で一番運動が得意。光斗(らいと:cv 日高里菜)という妹がいる。昔から両親が家を空けることが多いので、「妹のために!!」と家事など様々なことを習得し、妹へ愛を注いできた極度のシスコン。当の光斗からは少々鬱陶しいと思われているが、その愛は変わらずまっすぐなため、不仲ではない模様。メンバーとの会話でも妹のエピソードが上がることが多い。 ⇔かえでん 【ポジション】Mキャラ・ボケ ○白雪 藍輝(しらゆき あくあ)[アクア] cv.種田梨沙 D 青 身長 160cm 12月22日生まれ 七人の中でダントツクールキャラ。マジメで寡黙ゆえ、真のリーダーなのでは?とよく噂される。冷静に正論をぶつけてくる。 しかし、気が抜ける(油断する?)とよく喋る人になる。 実はバスケ部主将で、キラキラは掛け持ちであることが判明した。 ⇔??? 【ポジション】クールキャラ・ツッコミ ○鈴川 蛍彩(すずかわ いるみ)[イルミーゼ] cv.佐倉綾音 B 紫 身長 154cm 8月27日生まれ 七人の中で一番元気がよく、全力で楽しむことがモットー。 夜でも元気。むしろ夜の方が騒ぐ。SNSの名前は「イルミ☆」。熱血タイプ? それゆえ、午前中は低血圧で冴えない。よって、成績は思わしくない。 光夢の妹の光斗と深夜にスカイプチャットをしながらオンラインゲームをしているらしい。 まれに睡眠不足のせいで、学校内で倒れることがある。 ⇔鈴ちゃん? 【ポジション】元気・ボケ ●七星 ヒカリ(ななせ ひかり)[ヒカリさん] cv.早見沙織 推定E 茶色 身長:164cm 9月9日生まれ キラキラ☆放課後活動会の顧問ポジションの新任教員。専門は地学。 授業中もその癒しボイスで無意識のうちにメンバーを眠りに誘う。 純愛の姉(純愛は「お姉ちゃん」と呼ぶ)。マジメでもあり、はしゃぐのが好きでもある。 【ポジション】顧問・ボケ? ☆キラキラ放課後活動会の活動 ○なんでも完備!部室はマイホーム!? パソコン・テレビ・冷蔵庫・ベッド・本棚あり。 実は防音室もあって楽器もできるしシャワールームもあったりするのだ! ○『放課後だけが活動時間』じゃない! 夜に誰かの家などに集まり、天体観測合宿! みんなで海、温泉、山登り、お泊り会・・・七人揃えばいつだって活動時間なんです! キャラ呼び方一覧表 純愛 真珠 音羽 虹翠 光夢 藍輝 蛍彩 ヒカリ 純愛 私 パールさん とわさん イリスさん ライムさん アクアさん イルミさん お姉ちゃん 真珠 純愛ちゃん あたし とわちゃん アイリスちゃん ライムちゃん アクアちゃん イルミちゃん せんせー 音羽 ぴゅあちゃん しろちゃん とわ あいちゃん ららちゃん ゆきちゃん すずちゃん ヒカリお姉ちゃん 虹翠 純愛 パール 音羽 私 ライム アクア イルミ 先生 光夢 ぴゅあっち ぱるにゃん とわちゃん アイリス 私 アクア様 イルミーゼ せんせー/ヒカリさん 藍輝 純愛 パール 音羽 イリス ライム 私 イルミ 先生 蛍彩 ぴゅあっち ぱるる とわちゃん アイリス アマゾネス アクア氏 私 せんせー ヒカリ 純愛ちゃん 金城さん 月見さん 相良さん 天空さん 白雪さん 鈴川さん 私
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カプセルJ 説明 名前のとおりカプセルのような姿をしている。 恐らくJはジェットを意味する。 空中にホバーしていたり、いきなり突進してきたりする。 SDXでジェットのヘルパーとして召還することが可能。 能力 ジェット 出演 星のカービィスーパーデラックス ←もどる
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雑貨 日時 価格 個数 露店名 販売者名 販売場所 備考 天空の羽毛 魔法師の石 賢者の石 混沌の酒 怠惰の石 クリスタル クロイの羽 完全回避の薬 クリスマスプレゼント 精錬ハンマー 錬金石 インクリスクロール ロードインクリスクロール 加護のインクリスクロール 祝福のインクリスクロール グリーンガム クールミントガム 原石系 ルビー原石 サファイア原石 ミスリル原石 ダイアモンド原石 アビリティ サラサラ粉 キラキラ粉 キラキラかけら キラキラ結晶 輝く粉 輝くかけら 輝く結晶 ゴージャスな粉 ゴージャスなかけら ゴージャスな結晶 サイモペインの粉 サイモペインのかけら サイモペインの結晶 光る魔力の粉 光る魔力のかけら 光る魔力の結晶
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カプセル化(カプセルか、encapsulation)とは、オブジェクト指向を構成する概念の一つ。オブジェクト内部のデータを隠蔽したり(データ隠蔽)、オブジェクトの振る舞いを隠蔽したり、オブジェクトの実際の型を隠蔽したりすることをいう。データ隠蔽と勘違いされやすいが、データ隠蔽はカプセル化の具体例の1つにすぎず、同一のものではない。 wikipedia
https://w.atwiki.jp/fourze_astroswitch/pages/26.html
カプセル ※アソート率は情報が確定してから編集してください。 [部分編集] アストロスイッチ01 各300円 全4種 2011.09上旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 1 ● ロケット 10/40 2 × ランチャー 10/40 3 ▲ ドリル 10/40 4 ■ レーダー 10/40 [部分編集] アストロスイッチ02 各300円 全8種 2011.09下旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 1 ● ロケット 6~7/40 2 × ランチャー 6~7/40 3 ▲ ドリル 6~7/40 4 ■ レーダー 6~7/40 6 ■ カメラ 3/40 7 ■ パラシュート 3/40 8 × チェーンソー 3/40 9 ▲ ホッピング 5/40 DXシールと紙シールが付属 ※ロケット・ランチャー・ドリル・レーダーのアソート率はランダムの模様。 [部分編集] アストロスイッチ03 各300円 全10種 2011.10下旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 4 ■ レーダー 2/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 5 ● マジックハンド 2/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 6 ■ カメラ 6/40 7 ■ パラシュート 6/40 9 ▲ ホッピング 8/40 DXシールと紙シールが付属 10 ● エレキ 4/40 11 ■ シザース 3/40 12 × ビート 1/40 13 ● チェーンアレイ 1/40 14 × スモーク 7/40 DXシールと紙シールが付属 ※カメラ・パラシュート・ホッピング・エレキ・スモークのアソート率がランダムとの情報もあり。 [部分編集] アストロスイッチ04 各300円 全9種 2011.11中旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 3 ▲ ドリル 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 5 ● マジックハンド 3/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 8 × チェーンソー 6/40 10 ● エレキ 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 12 × ビート 2/40 13 ● チェーンアレイ 2/40 14 × スモーク 9/40 DXシールと紙シールが付属 15 ▲ スパイク 8/40 DXシールと紙シールが付属 レジェンドライダースイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 ■ オーズ 8/40 メタルシールのみ付属 ※スモーク・スパイク・オーズのアソート率がランダムとの情報もあり。 [部分編集] アストロスイッチ05 各300円 全10種 2011.12上旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 1 ● ロケット 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 5 ● マジックハンド 1/40 裏面に電池蓋あり(発光無し) 7 ■ パラシュート 6/40 9 ▲ ホッピング 10/40 DXシールと紙シールが付属 17 ● フラッシュ 4/40 18 ■ シールド 3/40 19 ▲ ガトリング 4/40 20 ● ファイヤー 8/40 3つの部品を組み立てる レジェンドライダースイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 ■ オーズ 2/40 メタルシールのみ付属 ■ オーズ 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) [部分編集] アストロスイッチ06 各300円 全10種 2011.12中旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 2 × ランチャー 2/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 4 ■ レーダー 2/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 14 × スモーク 5/40 DXシールと紙シールが付属 15 ▲ スパイク 5/40 DXシールと紙シールが付属 16 ■ ウインチ 3/40 21 × ステルス 3/40 22 ■ ハンマー 3/40 23 ▲ ウォーター 7/40 DXシールと紙シールが付属 レジェンドライダースイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 ■ オーズ 4/40 メタルシールのみ付属 ▲ V3 6/40 メタルシールのみ付属 [部分編集] アストロスイッチ07 各300円 全6種 2012.01上旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 1 ● ロケット 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 10 ● エレキ 13/40 24 ■ メディカル 13/40 DXシールと紙シールが付属 ● メテオ 11/40 ● メテオ 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) レジェンドライダースイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 ■ オーズ 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) [部分編集] アストロスイッチ08 各300円 全7種 2012.01下旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 10 ● エレキ 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 20 ● ファイヤー 4/40 3つの部品を組み立てる 25 × ペン 6/40 DXシールと紙シールが付属 2つの部品を組み立てる 26 ▲ ホイール 6/40 DXシールと紙シールが付属 28 × ハンド 9/40 DXシールと紙シールが付属 レジェンドライダースイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 ■ 響鬼 8/40 メタルシールのみ付属 × X 6/40 メタルシールのみ付属 ※ペン・ホイール・響鬼・Xのアソート率がランダムとの情報もあり。 [部分編集] アストロスイッチ09 各300円 全8種 2012.02中旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 3 ▲ ドリル 3/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 23 ▲ ウォーター 6/40 DXシールと紙シールが付属 29 ● スコップ 3/40 34 ▲ ボード 3/40 レジェンドライダースイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 ■ W 6/40 メタルシールのみ付属 ▲ キバ 6/40 メタルシールのみ付属 × クウガ 6/40 メタルシールのみ付属 ● ライダーマン 7/40 メタルシールのみ付属 [部分編集] アストロスイッチ10 各300円 全8種 2012.03下旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 27 ▲ スクリュー 7/40 DXシールと紙シールが付属 32 × フリーズ 3/40 33 ● クロー 4/40 35 × ジャイアントフット 6/40 DXシールと紙シールが付属 36 ▲ エアロ 6/40 DXシールと紙シールが付属 2つの部品を組み立てる 37 ■ ジャイロ 3/40 レジェンドライダースイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 ● 電王 7/40 メタルシールのみ付属 ● 電王 4/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) [部分編集] アストロスイッチ11 各300円 全10種 2012.04下旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 23 ▲ ウォーター 4/40 DXシールと紙シールが付属 24 ■ メディカル 7/40 DXシールと紙シールが付属 25 × ペン 8/40 DXシールと紙シールが付属 2つの部品を組み立てる 28 × ハンド 6/40 DXシールと紙シールが付属 38 × ネット 4/40 DXシールと紙シールが付属 2つの部品を組み立てる 39 ▲ スタンパー 4/40 DXシールと紙シールが付属 レジェンドライダースイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 ■ W 1/40 LED発光Ver.(メタルシールのみ付属) ▲ キバ 3/40 メタルシールのみ付属 ▲ V3 2/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) ● ライダーマン 1/40 LED発光Ver.(メタルシールのみ付属) [部分編集] アストロスイッチ12 各300円 全16種 2012.05下旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 9 ▲ ホッピング 4/40 DXシールと紙シールが付属 14 × スモーク 4/40 DXシールと紙シールが付属 15 ▲ スパイク 3/40 DXシールと紙シールが付属 20 ● ファイヤー 1/40 3つの部品を組み立てる 26 ▲ ホイール 4/40 DXシールと紙シールが付属 27 ▲ スクリュー 4/40 DXシールと紙シールが付属 30 ● Nマグネット 2/40 2つの部品を組み立てる 30 ● Nマグネット 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 2つの部品を組み立てる Nマグネットサウンドパーツ 3/40 2つの部品を組み立てる 31 ■ Sマグネット 2/40 2つの部品を組み立てる 31 ■ Sマグネット 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 2つの部品を組み立てる Sマグネットサウンドパーツ 3/40 2つの部品を組み立てる 35 × ジャイアントフット 3/40 DXシールと紙シールが付属 36 ▲ エアロ 3/40 DXシールと紙シールが付属 2つの部品を組み立てる ● メテオ 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) ● メテオストーム 1/40 2つの部品を組み立てる [部分編集] アストロスイッチ13 各300円 全11種 2012.06下旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 5 ● マジックハンド 6/40 裏面に電池蓋あり(発光無し) 紙シールのみ付属 6 ■ カメラ 3/40 11 ■ シザース 4/40 16 ■ ウインチ 4/40 17 ● フラッシュ 4/40 18 ■ シールド 3/40 22 ■ ハンマー 2/40 38 × ネット 4/40 DXシールと紙シールが付属 2つの部品を組み立てる 39 ▲ スタンパー 4/40 DXシールと紙シールが付属 40 ● コズミック 3/40 2つの部品を組み立てる コズミックサウンドパーツ 3/40 [部分編集] アストロスイッチ14 各300円 全14種 2012.08上旬 アストロスイッチ No. 形状 スイッチ名 備考 2 × ランチャー 2/40 オリジナルカラーVer.(DXシールのみ付属) 3 ▲ ドリル 2/40 オリジナルカラーVer.(DXシールのみ付属) 26 ▲ ホイール 1/40 DXシールと紙シールが付属 27 ▲ スクリュー 4/40 DXシールと紙シールが付属 29 ● スコップ 4/40 32 × フリーズ 4/40 35 × ジャイアントフット 4/40 DXシールと紙シールが付属 36 ▲ エアロ 4/40 DXシールと紙シールが付属 2つの部品を組み立てる 37 ■ ジャイロ 4/40 40 ● コズミック 3/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 2つの部品を組み立てる コズミックサウンドパーツ 3/40 S-1 ● ロケットスイッチスーパーワン 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 3つの部品を組み立てる S-3 ▲ ドリルスイッチスーパースリー 3/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 3つの部品を組み立てる ● メテオストーム 1/40 LED発光Ver.(紙シールのみ付属) 2つの部品を組み立てる コメント欄. ※このコメント欄はアストロスイッチの情報やwikiの間違い、改善案等を書きこむところです。※雑談や自己紹介。こんなスイッチが欲しいなどの書き込みは簡易雑談処へお願いします。※スイッチやドライバーの発見報告、再販情報はアストロスイッチ発見掲示板へおねがいします。※コメント覧での発売日に関する質問は禁止です。質問は発売日質問掲示板でお願いします。※ガンバライドの話題は簡易雑談処か ガンバライドwiki でおねがいします。※上記のルールが守られていない書き込みや荒らし書き込みは予告なく削除いたしますのでご了承ください。※書き込みできない場合は サポート支部 にて問い合わせてください。※返信する場合は返信したいコメントの横のボタンにチェックを入れてから書きこんでください。 名前 フォゼとウィザーのベルトが出る? - 名無しさん 2013-05-28 20 11 08 superbest変身ベルトのフォゼドライバーが発売が出るんだろ...? - 名無しさん 2013-05-28 20 05 02 フォーゼドライバーも再版版が出るんでしょうか…? - 名無しさん 2013-05-12 16 48 05 /// - 名無しさん 2013-05-11 20 16 19 なでしこスイッチの情報を追記しました - 管理人★ 2013-05-07 17 47 08 なでしこスイッチについて教えてください! - 名無しさん 2013-05-06 11 28 38 利用者の皆さんのお陰ですべてのアストロスイッチの情報を記録できました。大変有難う御座いました。今後はウィザードリングのwikiもよろしくお願い致します。 - 管理人★ 2012-09-27 11 18 30 管理人さんへ。2chに「ガシャポン部キャンペーン アストロスイッチセット(オリジナルカラーVer.)」の到着報告がありました。お手数ですが、「スイッチ早見表」ページの更新(△→◎)お願いします。 - 名無しさん 2012-09-26 19 34 21 報告ありがとうございます。修正しておきました。 - 管理人★ 2012-09-27 11 16 20 13,14のコズミックサウンドパーツの音声違い、12,14のメテオストームの塗装違いはどこかに記載してありますか? - 名無しさん 2012-08-27 00 21 47 管理人さんへ。2chに「ガシャポン部特製マグネットスイッチ」の到着報告がありました。お手数ですが、「その他」ページの発送日(??→08下旬)と「スイッチ早見表」ページの更新(△→◎)お願いします。 - 名無しさん 2012-08-24 16 24 02 報告ありがとうございます。修正しておきました。 - 管理人★ 2012-08-28 11 58 52 ここのサイトにコメ何回しかいれてないけど、皆さん、色々お疲れ様です。こうして見ると1年て早いですよね。オーメダルの時は、かなりコメしたけど。皆さんリングでもよろしくお願いします。 - 名無し 2012-08-22 20 19 22 僕はクリアドリルとランチャーが連続で出ました。その後はエアロ、ジャイアントフット、ドリルs-3ですた。 - オン打 2012-08-21 05 36 32 アストロスイッチ玩具の情報がほぼ出揃ったので、トップページ・玩具発売情報・番外、以外のページにロックをかけました。ご協力ありがとうございました。編集が必要な場合はコメント欄か問い合わせからよろしくお願いします。 - 管理人★ 2012-08-14 11 00 50 メテオストームLEDのアソート率を知っている方いませんか? - タトバ 2012-08-11 19 45 52 S-1とS-3は中を確認したら2個入っているらしい。 - 名無しさん 2012-08-12 00 08 36 2chによると1/40。ttp //beebee2see.appspot.com/i/azuY2cz1Bgw.jpg - 名無しさん 2012-08-12 08 48 55 s1とストームとホイールがレア。s3とコズミック上下が3個、クリアが2個づつでした。私が買ってみたので御参考に。また、青カプセルはストームと - 名無しさん 2012-08-12 12 20 10 づつきですが、青カプセルはストームとコズミック上下とホイールのはずですよ。これも御参考に。 - 名無しさん 2012-08-12 12 24 18 やっぱりS-1とS-3は大カプセルですね - 名無しさん 2012-08-11 00 24 32 カプセル14のスイッチとカプセルの色の関係を教えてくださいw - NSマグネット 2012-08-10 17 40 20 赤 スコップ 赤大 ジャイロ、ロケットS-1 青 ランチャークリア、ホイール、メテオストームLED、コズミックサウンド、コズミックLED 黄 ドリルクリア、スクリュー、フリーズ、ジャイアントフット、エアロ 黄大 ドリルSー3 - 鬼島夏児 2012-08-10 21 30 35 ありがとうございます! - NSマグネット 2012-08-10 22 44 18 ジャイロで赤大はおかしい - 名無しさん 2012-08-11 01 10 40 すいません、やっぱり赤大でした。 - 名無しさん 2012-08-12 00 27 31 さて皆さん、明日のフュージョンスイッチでアストロスイッチ集めの1年が終わります。しかし明日はウィザードリング集めの1年がスタートする日でもあります。 - ダディ 2012-08-10 08 11 07 明日でアストロスイッチコンプリート達成しますね! - 弦ちゃん 2012-08-10 09 14 20 短いようで長かったですね!!あの日々は忘れられない!! - スーパータジャドルコンボ 2012-08-10 21 45 16 僕はこのページにコメしたのは2ヶ月くらいですが、皆さん1年間お疲れさまでした!リングの1年もよろしくお願いします! - ダディ 2012-08-11 01 48 13 皆さん、お疲れ様でした! - アンク•フィリップ40 2012-08-11 13 59 59 アストロスイッチ14、回して来ました。スクリューが9回中3回出たのでこれは運が悪いとしか言えませんが、後はドリルS-3、スコップ、ジャイアントフット、エアロ、クリアドリル、コズミックサウンドが出ました。取り合えず再録の中のスコップ、フリーズ、ジャイロはDX版を持っていない人には嬉しい所だと思いますが、スーパー系やら、クリア系のあたりが、少ないのはなかなか辛いです。まあスーパー系はファイヤーと同じく少し大きいカプセルなので沢山一つのベンダーに入れるというのは難しいようですが。 - 名無しさん 2012-08-08 15 44 04 クリアドリルにDXシール付いてましたか? - 名無しさん 2012-08-08 20 49 06 自分も回してGETして来ましたが、クリアランチャー・クリアドリル共にDXシール(ホロ加工シール)1枚のみがそれぞれに付属していましたよ。 - 774 2012-08-09 02 26 10 クリアスイッチとスーパースイッチはやっぱり1/40ですか? - 名無しさん 2012-08-11 00 52 43 クリアドリルは、てれびくんDVDで登場したのですが。 - 名無しさん 2012-08-12 20 05 03 なんで食玩でメテオストーム出さなかったのか謎ですね… - ダディ 2012-08-08 08 32 21 食玩は大き目のスイッチは出しませんから仕方ないですね。BOXの仕様上一つだけ大きい箱というわけにも行かないですし、マグネットと違って一個だけではわざわざ単体で出す意味もないでしょう。コズミックと全二種というなら解りますが…いまさら無いでしょうねぇ - 名無しさん 2012-08-12 09 27 24 どなたかトップページの《もうすぐ発売》のカプセルアストロスイッチ14を《発売中》に更新お願いします。 - 名無しさん 2012-08-08 06 45 49 更新ありがとうございます。 - 名無しさん 2012-08-08 19 07 50
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ラキラキ 「私立BEMANI学園」の6機種同時解禁曲。 jubeatのサウンドディレクターを務めた泉陸奥彦とショッチョーによる共作。 実はこのタッグの楽曲はGuitarFreaks DrumMania Vの「Destructive Wave」以来だったりする。 BASIC ADVANCED EXTREME LEVEL 3 8 10.6 Notes 220 615 759 BPM 165 Time Artist Mutsuhiko Izumi S-C-U ジャンル オリジナル Version saucer この曲で手に入る称号 【全難易度クリア】ラキラキ☆キラキラ 【全難易度フルコンボ】ラッキー☆ラッキー☆ラッキー☆ラッキー 解禁方法 私立BEMANI学園にてこの曲での友情度を100%までため、サイト上で「ズッ友ボタン」を押すと解禁。この曲の友情度はjubeatのプレイがよく伸びる。1CREDIT(=3TUNE)で5%、「応援ボーナス」によって12~20%以上伸びることもある。 動画 +譜面動画 譜面動画 YouTube 譜面動画 EXTREME (シャッター+ハンドクラップ) 譜面動画 EXTREME (シャッター+ハンドクラップ+数字) 譜面動画 EXTREME (シャッター+ハンドクラップ+BPM80%) 譜面動画 EXTREME (シャッター+ハンドクラップ+BPM60%) ニコニコ動画 譜面動画 EXTREME (シャッター) +プレー動画 プレー動画 攻略・解説 各譜面の攻略に関する情報はこちらへ。 [EXT]最初から最後まで縦にふられる譜面。初見難易度は高いが上下出張が出来れば伸びるはず。 -- 名無しさん (2013-04-25 01 56 42) [EXT]ステラ赤的な元々あった譜面を90回転させたかような配置が大部分を占めるような譜面。高度な出張力が求められ、初見難易度はかなり高め。 -- 名無しさん (2013-04-26 16 25 30) [ADV]初見フルコンも楽だろうと思われるが人によってはスコア出しにくいかも。SSSまでは比較的簡単。 -- 名無しさん (2013-04-27 17 35 44) [EXT]上下出張が苦手なら、学園イベントの楽曲の中で最難関に感じるかも。その上下出張のせいで初見難易度も同イベントの楽曲の中で最難関になるかも知れない。しっかり研究して何度もプレイするべし -- 名無しさん (2013-05-04 01 10 37) [EXT]びっくりするほどの出張譜面。何度かプレーして出張箇所を覚えれば伸びるはず。 -- 名無しさん (2013-05-05 00 04 49) 初見難易度は三本指に入るレベルの難しさ。ただしリズムは単純なのできちんと覚えて出張出来れば難易度はどんどん下がりそう -- 名無しさん (2013-05-05 16 30 50) 他の上下出張譜面(HollySnowとかyellow head joe黄色とか。横トリルはSEED)を練習して上下出張に慣れてから挑むのも有り。この曲の場合だと、どっちの手が上でどっちの手が下にするかが割と大事になってくる。状況によっては逆の手が上になったりも考えられるので、上記の曲とかで手の配置を意識しながら練習するべきかと。 -- 名無しさん (2013-05-12 11 28 55) よっぽど上下交互が出来ないとかじゃないかぎり横からやる利点ないかも。特に要所が悉く上下ではないので素直にやる方がよさそう -- 名無しさん (2013-05-14 01 21 20) [EXT]隣に筐体がある場合、セパレートなしで横からやると迷惑極まりない上に、人によっては店員に言う恐れがあるので、正面から正規でやるのが自力もつくのでオススメ。この傾向の譜面を見てすぐに横からプレイしてスコアあげようとするのは弱者の思考なのであまりおすすめしない。 -- 名無しさん (2013-05-16 00 13 08) [EXT]縦上下端同時押しがかなり多く出てくるため、これを片手で捌けると楽なんじゃないかと思う譜面。初見スコアもそんなに振るわないと思われるので、初見が低くても落胆しないこと(と言いつつマッチングした他プレイヤーがエクセしていたが…)。 -- 名無しさん (2013-05-17 18 38 26) 実は[EXT]は「ADVを90度回転させてちょっぴりノートを増やしてみました」という譜面。おかげさまで配置難でここまできつくなる事を思い知らされる。要運指研究。 -- 名無しさん (2013-05-23 12 32 16) [EXT]どうしてもクリア出来ないって人は横からやるとビックリするほど簡単に -- 名無しさん (2013-06-03 14 05 19) [EXT]2013年5月14日現在、全国平均スコアがEvansよりも低かったことが某動画サイトの動画にて判明。しかし難しいのは初見だけなので、あまりあてにならない。 -- 名無しさん (2013-06-03 18 53 14) ↑横からやる奴と解禁補正があってアレだからな…ステラより稼ぎ所少ないし、10上位クラスは間違いないと思う -- 名無しさん (2013-06-21 01 29 24) 横からやると10下位~中位まで落ちる -- 名無しさん (2013-07-07 23 45 08) 横プレイは最終手段として、初見以降は高速出張の練習にいい譜面。トップランカーのプレイ動画を見るだけでも耐性あがると思うのでLv10安定しない人も真っ直ぐでトライ。 -- 名無しさん (2013-07-28 15 59 43) [EXT]全国平均が未だにエバより低い。歴代ワースト6位 -- 名無しさん (2013-08-15 11 34 35) [EXT]iPhoneプレーヤーは買わないべき。画面の小ささを改めて恨みたくなる譜面。 -- 名無しさん (2017-04-08 21 50 54) 名前 コメント ※攻略の際は、文頭に[BSC] [ADV] [EXT] のいずれかを置くと、どの譜面に関する情報かが分かりやすいです。 ※体感難易度を書き記す際は、クリア難度・スコア難度のどちらかなのかを明記してください。 また、攻略と関係ない投稿・重複した内容は削除の対象になります 攻略とは無関係の話は該当する欄(情報交換&雑談) にてどうぞ。
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かつんかつんと、安アパートのスチール階段を靴底が叩く音がする。 浦見栞はその音にびくりと身体を強張らせた。 がちがちと歯の根を噛み鳴らし、額には脂汗が浮かぶ。 恐怖だ。 誰かが――否、彼(彼女)がここに来る。 それが、ひどくひどく恐ろしかった。三年もの雌伏を経てついに行動に移した復讐を、投げ出してしまっても構わないと思うほどに。 この数日で栞の心は完膚無きまでに折られていた。 その癖逃げ出してしまおうとは思えないほどに、甘やかな期待に縛られてしまっている。 出来ることはなにもない。 せいぜいが、こうしてみっともなく震えて縮こまることだけだ。 果たして靴音は、栞が身を置く部屋の二つ手前の部屋で途切れた。 ぎいと錆びついた扉の開閉音と、次いで洗面所の水音。そんな生活音が安普請を通じてこの部屋まで伝わってくる。 研ぎ澄ませた神経でもってその情報を受け止めて、靴音がこの部屋の主でなかったことを確信する。 ほう、と安堵のため息。 早鐘を打つ心臓が徐々に落ち着いていくのを待ちながら、ゆっくりとこわばった身体を解きほぐす。 ぴんぽぉん と、間の抜けたベル音が部屋中に響き渡ったのは、そんな時であった。 「――っ!?」 緊張、弛緩、それに次ぐ不意の来訪。 手放しかけた恐怖が再び心の裡を満たすよりも早く、栞の肉体が音を上げる。 「うっ……ゔえぇぇェェ……!」 即ち、ぐしゃぐしゃに視界が歪み、腹の底から胃液がこみ上げてきたのだ。 止めるすべもこらえるすべも持たなくて、薄汚れたフロアタイルの上にそれをぶちまける。 ドアホンを鳴らした相手は、鳴らしたはいいものの迎えを待つつもりは特にないのだろう。 さして間を置かず、鍵と扉を開ける音が玄関から聞こえてくる。 「あ、ああぁぁぁ」 来る。来る。 彼女(彼)が来る。 強まることはあれ薄まることのない恐怖心と、幾ばくかの期待感を抱えながら、居間の床上で醜態を晒す。 「ちょっと」 「――めんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」 この数日で、彼女の心は。 完膚なきまでに、折られてしまっているのだ。 「――大丈夫?」 居間を覗き込んだ人物は、栞の様子を見ていささか面食らったようだった。 「ごめんなさい、ごめんなさい――」 「いいから、いいから。ほら、落ち着いて」 「ごめんなさい――」 「―――兄さん」 吐瀉物も気にせず兄(稚切バドー)は、気遣わしげに。栞の背中をさすった。 人並みの倫理観を持っている、とは口が裂けても言えないが。 しかしバドーは、嗜虐趣味があるわけでも露悪趣味があるわけでもない。 なのでこの体たらくに、思うところは大いにある。 浦見栞と再会したのは、大悲川の要請に鬱々としながら渋谷の街を探っていた中でのことだった。 いま、東京の街を取り巻く殺人鬼の異常増殖―――その起点となった街だ。 なにか当てがあった訳ではないが、とにもかくにもこの街を探ることを選んだ。 ――ああ、嫌な感じだな。 というのが、渋谷駅を降り立ってすぐに得た所感である。 ひどく、空気が―つまりは通行人たちの“認識”が―ひりついていた。恐怖、猜疑心、怨恨、あるいは殺意。 時折際立った殺意を覚えるのは、あれが本物の殺人鬼だろうか。それともせいぜいが予備軍か。 もしそうであれば石を投げても当たりはすまいが、声を上げれば届く程度には街に殺人鬼が集っている。 全都民の10分の1がジャック・ザ・リッパー、なんてしょうもないジョークが、二重の意味で笑えない有様だ。 「(血なまぐさい街ではあったけど。前は、ここまでじゃあなかった)」 バドーは数年前、多少の期間をこの街で過ごしていたことがある。 当時はそう、この街を取り巻く血と暴力はまだそれなりに統制されていたのだ。『裏原宿ストローヘッズ』――そう名乗る、彼らによって。 家族が離散して根無し草になったばかりの頃、幾度か彼らのねぐらに潜り込んで過ごしていたこともある。 聞くものが聞けば眉をひそめ、あるいは震え上がるような名前ではあったが。 その内実は十代の悪ガキがわあきゃあ騒いで過ごす、知性と品性の欠けた、しかし血の通った生活の場であった。 そしてそれは、同じく十代の子供に過ぎないバドーにとっては、少なからず心地よい世界でもあったのだ。 「――それも今は昔、か」 元より確たる目的地があるわけではない。 渋谷駅の構内を念入りに探索し(迷っていたわけではない。断じて)、西武渋谷店から公園通り沿い――原宿方面へと歩く。 あの街をまとめ上げていた男――浦見絶彦は死んだ。 誰も彼もが早足で去っていくこの街で、当然に早々と彼は忘れ去られ、紆余曲折の末その後継チームの一つがこの街の覇権に手をかけた。 ――そして、その首魁も、何者かに殺されたらしい。警察が把握する限りの、“最初の事件”だ。 「(さて、どれほど使えるものかな)」 手元には、大悲川が用立てた幾つかの写真がある。 ストローヘッズやその後継は警察も存在を把握していたから、写真を手に入れるのはそう難しくはなかった。 あとは街を歩いて道行く若者たちの“認識”を探りながら、関係者を探し、そこから情報をたぐる。 浦見絶彦と山乃端一人、その他主要魔人数名。彼らの写真が持つ“認識”は、その段において役に立つだろう。 実際の殺人鬼への対処をどうするかはさておき、ひとまずポーズとしてはこんなものか。 原宿までは歩いて15分ほど。 当時の記憶を頼りに、更に竹下通りまで歩みを進める。 そう、たしかここからキャットストリートに向かえば、その途上に彼らのねぐらだった雑居ビルがあるのだ。 ――あれから三年以上経っている。 関係者がその近郊にどれほどいるかもわからないが、他にこれと言って当てもないし、云々。そんな思考を走らせていた最中のことだ。 「――っ!」 ひときわ大きい、“殺意”を認識したのは。 渋谷駅で感じたそれなど、比べ物にならない濃度であり、密度だ。 死を、殺人を。 濃密に経験したバドーはしばし、色を失う。かつてのようにああこれは殺意だな、と。単なる情報として処理することができない。 “その感覚”が、真に自分のものとしてもたらされることを、バドーは恐れる。 だからその、殺意の源を探る。 認識を、情報を、怒りを、絶望を、怨みを、我を、彼を。 そうして自分と、自分がもつ情報――彼らの写真――を捏ね回し、もっとも殺意(それ)を向けられない認識(じぶん)を作り上げる。 「…兄、さん?」 そうして向き合ってみれば、ストリートファッションに身を包んだ痩せぎすの女が、目を見開いていた。 涙が、零れ落ちる。 こうしてバドーは、浦見栞と邂逅(さいかい)した。 繰り返すが、稚切バドーは別段、人並みの倫理観を備えているというわけではない。 もともと、どこかの家庭や組織に潜り込んでは、そのメリットを掠め取って生きてきたのだ。 この時もその切欠は偶然であったが、“兄”として浦見栞と接触していの一番に考えたのは 「(ああ、これは使えるな)」 ということだった。 どだい、今の東京の惨状を一人でどうにかするなど無理な話なのだ。 言い訳が立つ程度に殺人鬼を捕獲なり始末なりするにしても一人、使える手駒(・・)がいるというのは大きなメリットと言える。 矢面に立たせれば命の危険も減じようし、うまくすれば自分の手を汚さずに――死の認識を受け取らずに、事を進めることだってできるかもしれない。 だから、仕立て上げることにした。 より従順に、より使えるように。 何というほどの事ではない。兄として栞に接し、振る舞う。基本はそれだ。 彼女の知る兄のように、話して、触れて、食卓を共にする。 けれど長くは一緒にいない。適当な理由で切り上げて、彼女の元を去る。それを、幾日か繰り返す。 栞から遠く離れ、能力を解除すれば彼女は思い出すのだ。 バドーは兄ではないし、兄はとうに無残に殺されたということを。 自分はただ、誰とも知らぬ女に媚びへつらい、親愛と恋情と、劣情を向けていたに過ぎないと。 栞の前に姿を見せるたびに、彼女はとうに失ったはずの最愛の人を得る。 姿を消し、能力を解除するたびに、浦見栞は最愛の人を失う。 何度も、何度も、何度も、何度も、彼女は喪失し続ける。 失ったはずの日々の再演と、幾度も繰り返される喪失に。ほんの数日で彼女は目に見えて憔悴していった。 始めのうちは、強い怒りと憎悪の痕跡が見て取れた。バドーの首を取ろうと思ったのだろうか、刃物や薬品を用いて罠を仕掛けた痕跡もあった。 そして、仕掛けたそれを解除したのも彼女自身だ。何しろそれは、最愛の兄を害しうるものなのだから。 そして、先程のあの有様である。 そろそろ頃合いなのだろう。 罪を重ねるために、日常を重ねる。 どちらが大切かと言えば、答えは決まっているけれど。 どちらが重要(・・)かと言えば、少しだけ難しい問題だね。 「まったくもう。信じられないな」 早歩きしながら、私らしくもない愚痴が口から洩れる。 別に俯いたり噛みついたりはしないから愚痴ぐらいは勘弁してほしい、という弁解が、誰に言うでもなく心を通り抜けていった。 いやはや、大変な一日だった。 夜に人が死ぬのは今の東京では珍しくもない話で、私立青百合(うちの)高校でも一時の興奮は覚めて久しい。いや、久しかった(・・・)のだが。 「まさか、百合高生(わたしたち)から犠牲者が出るとは」 人死にが身内にまで波及しては、流石に平静とはいかなくなる。 それは、生徒の代表たる生徒会、そしてその長である西条なつみ(私)であっても同じだ。 いや……諸々の対応が必要になる分、より大変であった、と言っても過言ではあるまい。 生徒会に学校経由で事件の一報が入ってきたのが二限の終わりごろ。 即座に生徒向けの広報文の作成を開始し、並行して学校側と折衝。 渋る教師達を説得し、授業の休止と学校の正式なコメント発表の約束を取り付けたのとほぼ時を同じくして、昼休み突入のチャイムが鳴ったのを覚えている。 その頃には前門のマスコミ後門のマスコミ電話口の保護者の皆様といった有様で、更に空気を察した生徒達にも動揺が波及。 マスコミと保護者は学校側が対応したものの、その分手薄になる校内生徒の統制には生徒会が動かざるを得ない。 動揺する生徒は広報文など読んではくれないから少々手荒な(・・・)統制になってしまったが、致し方ない事ではあった。 その後、マスコミの皆様には穏便にお帰り頂き、生徒会の要請と保護者の強い希望により生徒達の早期帰宅が順次行われ、 ……しかし、早期帰宅する生徒の中に西条なつみ(私)は含まれていなかった。 何故かって? 今日は用事もないし(・・・・・・・・・)、生徒会長として生徒全てが帰ったのを見届けなければならないからね。 生徒会の長というのはそういう事だ。真っ先に逃げ帰るようでは長ではない、なんていうのは誰かの受け売りだけれども。 長が死んだら組織は死ぬが、長が失墜しても組織は死ぬ。 なかなか難しいバランス取りを大体の長はしている訳だ。そうでない長は、まあ、そのうちどちらかになるのだろう。 ともかくそんな訳で、西条なつみ(私)はすっかり暗くなった街を歩いている。 街に人気(ひとけ)はない。別に最近の夜が物騒だからという訳ではなく、この辺りはずっとそうだ。 私の実家があるこの住宅街、以前どこかで見た住宅ガイドでは「背筋が伸びるような雰囲気」と評されていて、うまくオブラートに包んだものだと感心したのを覚えている。 私に言わせれば、単に「人の気配がしなくて息苦しい」だけなのだけどね。 強固なセキュリティを持つ豪邸が立ち並ぶこの辺りのエリアは生活感とは無縁だ。 徒歩10分と離れていない最寄り駅近くの喧騒が嘘のように、ここは真逆の静謐さに呑まれている。 そんな実家の環境を、私は少しだけ……。 「……ん?」 何か、違和感を感じる。いつもの街の空気が、少しだけ揺れているような。 いや、これは実際に、音が……。 咄嗟に自分の頬を二度、叩く。 聴覚倍増(タップ)、嗅覚倍増(タップ)。 響くは恐怖と狂騒の声(オト)。 匂うは血潮と臓物の香(カオリ)。 私は、思わず走り出していた。 スキップ・スキップ。 空を羽ばたく鳥だって、たまには地面も歩きます。 助走、休憩、準備運動。大体そんな感じです。 夜の街を歩きます。 夜の街を歩いています。 裏路地を抜けてしばらく行くと、そこは住宅街。それも、頭に『高級』とつくような住宅街です。 ここは、行きに通る時も帰りに通る時も、いつも人がいなくて、空気がぴんとしています。 そんなに好きではないけれど、ちょっぴり憧れもあったりして。 あの塀の向こう側には、普通の女の子の私には想像もできない、優雅な世界があったりするのかなあ。 そんな事を考えながら、私は人のいるところを目指します。 この住宅街を通り過ぎてしばらく行くと、大きな駅の前に出るのです。 そこまで行けばきっと何人かは人がいて、お話ができるかな、と思ったのでした。 そう、お話。喜びも苦しみも分かりあうような(・・・・・・・・・・・・・・・)、そんなお話。 だけど、その前に。 「あら?」 この住宅街の中でも、ひときわ大きくて立派なお屋敷。 その前に、スーツをびしっと決めたおじさんが立っていました。 きっと、このお屋敷のガードマンの人なのでしょう。 ガードマンさんからは、不思議な苦しみ(・・・・・・・)が伝わってきました。 その苦しみが気になったので、私は彼に駆け寄って、声をかけてみます。 「あのう、ちょっとお尋ねしたいんですけど」 「ん? 何かな、君……痛たた。こんな夜遅くに出歩いてたら危ないよ」 彼は手を押さえながら、それでも笑顔で応じてくれました。 あ、私の痛み(苦しみ)を感じてくれてる。包帯でぐるぐる巻いたけどまだ治ってない物ね。んふふ。 おもわず私の口元が綻びました。釣られたように彼も笑います。 そして、私は言いました。 「死体を片づける(・・・・・・・)のって、そんなに苦しいんですか?」 「……っ!?」 ガードマンさんの顔が驚きに歪みます。それと共に、彼の記憶(苦しみ)がさっきよりさらに明瞭に、私に伝わってきました。 真っ赤に染まった窓のない部屋。 濃密な血の匂い。 人の死体……だった、まるで獣の食べ残しのような骨と肉の混ぜこぜ。 それらを片付けた後、高圧水流で洗い流されていく血潮と死体の残りかす。 そして、その一部始終を笑いながら見ている、凛とした、百獣の王のような印象の女の人。 「おじさんじゃなくて、あのお姉さんが殺したんですよね。どうやったらあんな風にバラバラにできるんでしょう。 んふふ、きっと楽しかったでしょうね! あのお姉さんはこのお家の人なんですか? 会ってみたいなあ、きっとお話が弾みそう! ねえおじさん……?」 「……ひ、ひひっ」 ガードマンさんは笑いながら、腰に差していた棒のようなものを手に取ると、引き抜いて構えました。 バチバチと電気が流れるような音がします。青白い火花が、暗がりに慣れた目にちょっと眩しいです。 「何故そんな事を言うのかな、ひひっ! なつみお嬢様の悪い噂を流すなんて、悪い子だね、ひひひっ!」 ガードマンさんはなんだか苦しそうで、楽しそうでした。その苦楽が、そのまま私に伝わってきます。 初めて会った女の子に、主人の秘密を暴かれる苦しさ。 スタンバトンの高圧電流で苦しむ女の子を見たい楽しさ。 手のひらをナイフで貫かれたような苦しさ。 目の前の人間を、殺した時を想像する楽しさ。 全てが伝わってきます。 私はそれを、全部貰って。 「……んふふ、そうよおじさん」 懐に踏み込んで│こうされるのが嫌い(苦しい)でしょう? 股間を蹴り上げて│こうされるのが痛い(楽しい)でしょう? 倒れた頭を踏みつけ│こうされるのが嫌い(苦しい)でしょう? そのまま首筋をざくり│こうされるのが痛い(楽しい)でしょう? 「私、ちょっぴり悪い子なの。だから、夜更かしもしちゃうし、こんな事もしちゃうのよ」 ガードマンさんの苦しい事の中の一つ。 懐に入っている定期入れ、その中のカードキーを誰かに持っていかれる事。 このお屋敷の鍵を大体は開けられちゃう、すっごいカードキーを誰かに渡すこと。 私はそれをあっさり探し出し、そのままるんるんとお屋敷の入り口に向かいます。 「ひひ、ひ、な、なん……」 ごぼごぼとガードマンさんが笑い、何かを言おうとします。 ああ、分かるわ、あなたの苦しい事、楽しい事、して欲しいこと。 カードキーを差し込んだ後、彼の方に振り返って、私は言いました。 「なんでこんな事をって? 知りたいの、おじさん? んふふ、分かった。教えてあげる」 ガラガラと開いていく門を背に、私が笑う姿が、ガードマンさんにははっきり見えた事でしょう。 「もちろん、あの素敵なお姉さんに会いに行くのよ!」 ステップ・ステップ。 豪華な飾りの階段を、私はゆっくり昇ります。 そこそこ急な階段で、一段飛ばしは無理でした。一歩一歩しっかりと、鼻歌交じりに昇ります。 踊り場に差し掛かったら、くるりとターン、半回転。 振り返れば、沢山の人達が見えました。 沢山の人達が殺されて(苦しんで)いて、沢山の人達が殺して(楽しんで)いました。 沢山の人達が殺して(苦しんで)いて、沢山の人達が殺されて(楽しんで)いました。 沢山の苦しみと楽しみを受け取って、私は。 「んふふふふ、んっふふふふふ……!」 嬉しくてスキップしたくなりました。 階段では危ないので止めました。 慌てず騒がず、一歩一歩、進んでいきます。 さて、このお屋敷――表札によると西条さんのお屋敷――にやってきた目的を、忘れるわけにはいきません。 こちらのご令嬢、西条なつみさんにお会いするために、私はお邪魔したのですから。 あ、名前はガードマンさんが言ってたので分かったんですけどね。 お屋敷の他の人達も、多かれ少なかれ彼女の記憶(苦しみ)があるようでした。 とても印象に残るお姉さんなんですね。ますます気になってきます。 2階に上がってスキップ混じりに歩いていくと、幾つかの普通のドアと、一つの立派なドアがありました。 むむ、これは。小市民の私には簡単すぎるクイズです。 答えは立派なドア! 失礼しまーす! 「……誰だ」 中に居たのは知らない……訳でもない、立派なガウンを着たおじ様。 お屋敷の皆さんの記憶(苦しみ)の中で、少しだけ見覚えがあります。立派な服装からして、多分お屋敷のご主人でしょうか。 「君……だ、誰……ヒハッ、な、なつみ……?」 おじ様の記憶(苦しみ)が、おじ様の思い出(楽しみ)が、伝わってきます。 そして、そのどちらにも、西条なつみさんの姿が見えました。 「初めまして、おじ様。んふふ、西条なつみさんの事、色々教えて下さらない?」 「ヒヒッ、なつみが、なっ、ヒィッ!」 「きゃっ……んふふ、おじ様積極的ね!」 もちろん、私の楽しみも、おじ様に伝わっています。 だから、おじ様の楽しみは、私を殺す楽しみ。 そして、私の楽しみも、おじ様を殺す楽しみ。 お互いの楽しみの戦いは、私の勝ち。 おじ様、ステッキ捌きは凄くかっこいいけど、斧には勝てないでしょう? でも、当たりどころが良かったのかしら。おじ様はまだ死んでいないみたいでした。 だけど、もう少しで死んじゃうのは同じよね。もう一度斧を振り上げた、その時。 「お父様……!」 ドアを蹴破りそうな勢いで、一つの黒い影が部屋に飛び込んできました。 「……ああ」 一目見て、分かりました。 長い黒髪、切れ長の瞳。凛とした、百獣の王のような印象の女の人。 急いで走ってきたのでしょうか。はあはあと息を荒げているのが、少し色っぽいような気もします。 間違うはずもありません。この人が西条なつみさん。 この家に住む人たちの多くの記憶(苦しみ)、そしておじ様の思い出(楽しみ)に残っていた女の人。 そして、幾度もの凄惨な殺人を行った張本人に違いありません。 「ああ……!」 思わず感極まった声をあげてしまいました。 倒れているおじ様の事も忘れて、私は彼女を見つめます。こちらを睨む彼女と、目が合いました。 教えてほしい、答えてください。あなたは一体、 「君は、一体」 どんな楽しみを持っていて、どんな苦しみを抱くのか。 教えて、教えて、教えて! クラック・クラック。 扉は開かれます。 そして、二度と閉じる事はないのです。 「……ああ、君は」 「お父様? ……良かった、まだ無事なのですね」 「逃げませんよ、お父様」 「だって、お父様はまだ生きてるじゃないですか……勿体ない」 「折角お父様を殺せる(・・・・・・・・・)のに、逃げるなんて勿体ない」 「はは、暴れないでくださいお父様……君、何か刺せるものはないかな。お父様を固定しないと」 「うん、ナイフでいい。……よし、と。じゃあ、もう少し楽しみましょう、お父様」 「なんで、ですか? ははは、お父様はおかしな事を聞きますね」 「こんなに楽しいのに、お父様を殺さない理由が無いじゃないですか(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」 「ははは、ははははは……!」 「んふふ、んふふふふふ」 「……はは、ははは」 部屋には二人の笑い声が響いています。 勿論、一人は私、もう一人は西条なつみさん。 私たちは部屋の床に座り込んだまま、笑い合っています。 私達は、全ての苦しさと楽しさを共有しました。 走った後の疲労の苦しさ。 罪を重ねた上で最後に喰らい合う楽しさ。 手のひらをナイフで貫かれたような苦しさ。 そして、殺人を犯す事の楽しさ。 「んふふ……素敵、素敵だわ」 「……そうかい?」 少し興奮気味の私の声に、少し気だるげな西条なつみさんの声が答えます。 「ええ。私、こんな楽しさ知らなかったもの。でも、分かるの」 「楽しさ」 「そうよ。罪深い人を食べて、最後に罪を重ねた相手と喰らい合う。その楽しさ、とっても素敵! 私も虜(とりこ)になっちゃいそうだわ」 「……なるほど。君は他人の楽しさを共有できるんだね」 「ええ! 人と苦しさ楽しさを共有できる。それが私のクラック・クラック!」 「なるほどね」 西条なつみさんはくすくすと笑います。 「君がずいぶん慌てん坊なのは分かった」 「? どうして?」 「だって、私は君の名前も知らないんだ。その前に魔人能力だけ知るなんて、いやはや」 何かがツボに入ったのでしょうか。西条なつみさんはお腹を抱えて笑い続けます。 私はというと、今更無作法なのに気付いてしまって赤面していました。 「あの、ごめんなさいね? そんなつもりは無かったのだけど。お家の人に聞いて、あなたの名前も先に知ってたの。……西条なつみさん」 「ああ、気にしないよ。これでも少しだけ有名人でね。こちらの名前だけ知られてるのは慣れている。でも」 西条なつみさんは頬に手を当てると、続けます。 「君の名前も、教えてくれるとうれしいな」 どきり、と、私の心臓が高鳴る音が聞こえた気がしました。 部屋に入って息を荒げていた時のように、いいえ、それよりもっともっと、彼女が色っぽく感じられたからです。 「あ、あ、あの。……ナツミ」 「? それは私の名前だよ?」 「い、いえ、そうじゃなくて……私もナツミ、なの。小津(オヅ)、夏美(ナツミ)」 「……へぇ」 すぅ、と、西条なつみさんが目を細めました。心臓が更に高鳴ります。 「……“ラブ・ファントム”」 「へ?」 あ、間の抜けた返事をしちゃいました。あわわ。 「君もナツミっていうんだ、でもいいけど、ちょっと不便だからね。だから、別の名前を使う事にする」 彼女は小さく息を吐くと、 「……誰かが私を、罪を重ねる私をこう呼んだんだ。だから、私は人呼んで“ラブ・ファントム”」 「な、なるほど……すごい、とっても素敵だわ」 「普段使いには少し長いけどね。好きに呼んでいいよ」 「じゃあ、ラブファンさん!」 「ははは」 目が笑ってない! 別の呼び方考えないと! 慌てる私に、西条なつみさん……もとい、“ラブ・ファントム”さんは、ふと真面目な表情になると、こう言いました。 「……そうだ。君にも名前がいるね」 「私に?」 「そう。君は、“ラブ・ファントム”(私)と一緒に罪を重ねたいんだろう?」 「それは、ええと、その……はい」 苦しさと楽しさを共有すれば、当然そういう事もバレてしまいます。 なので、恥ずかしくはないのですが、ちょっぴり頬が赤くなるのは何故でしょう。 「だったら、表の名前とは別に、罪の名前が必要だ。罪を重ねるための名前がね」 「罪の、名前……」 「うん。表の名前と違えば何でもいいんだけど」 “ラブ・ファントム”さんは少しだけ考えると、私に問いかけました。 「君、お喋りは好きなタイプかな」 「ええ、大好き! 友達とお喋りしているととても楽しいもの。もちろん、あなたとのお喋りもよ、“ラブ・ファントム”さん」 「さんはいらないよ。……そうだな。じゃあ、こうしよう」 もったいぶるかのように間をおいて、“ラブ・ファントム”はその名を口にしたのです。 「“少女のお喋り(ガールズトーク)”、なんてのはどうかな。君のお気に召せば、いいのだけど」 その瞬間(とき)から、私は“ガールズトーク”になりました。 私たちは、取り留めもないお喋りを続けます。 夜はまだまだ長いから。 隣に転がるおじ様は、ちょっぴり臭ったけれど。 連続猟奇殺人鬼。 残虐である。 目を覆いたくなるほど非倫理的で、フィクションを超えて荒唐無稽で、どうしようもなく実在し、爆発的にセンセーショナル。 それはつまり、カネになるということだ。 切り裂きジャックは言うに及ばず。 エドワード・ゲイン、ロバート・ハンセン、アイリーン・ウォーノスにテッド・バンディ。 彼の故郷なら関根元や都井睦雄あたりがそうだったろうか。 殺人鬼たちが描くエンターテイメントは大いに経済を潤す。 で、あるならば。エンターテイメントの本場がその萌芽に大きな関心を抱くのは、当然のことだろう。 「さて」 依頼された動画のアップロードを終え、男は小さく伸びをする。 仕立ての良い高級そうな――そして下品な光沢を宿すスーツを身にまとった、派手な男だ。 自己主張の強いアクセサリーをじゃらじゃらと身に着け、しかし一定の調和があるように見えるのは本人のセンスによるところか。 派手で下品で、そしてそれが絵になる男だった。 名をモリアーティといい、殺人鬼の殿堂たるハリウッドにおける、プロモーター(ハゲタカ)の一人である。 日本のトーキョーは、いま業界の注目が最も集まっている都市だ。 次の二十年を背負う主役はこの街から現れるだろう――ある評論家は、そのように述べたという。 わがハリウッドは勿論、カンヌに釜山、ムンバイ等々。古豪・新興問わず映画都市勢力は影のそのまた影で青田買いやヘッドハントに勤しんでいる。 トーキョーにおいてモリアーティが注目している殺人鬼の幾人かには、既にコンタクトを取っている。黒房清十郎――通称“新人類”(ニューエイジ)もその一人だ。 「それにしても、不思議なコよネェ」 一揃えした新人類の来歴や犯行資料を眺め、モリアーティはしみじみと呟く。 殺人鬼としての彼のあり方は、いささか特異であるといえる。 即ち 黒房清十郎は、信念によって人を殺していない。 黒房清十郎は、快楽によって人を殺していない。 怨恨によっても、報酬によっても、性癖によっても、強制によっても人を殺していない。 その生い立ちも、プロファイリングの結果によっても、示す結論は同じだった。 黒房清十郎に、人を殺す理由はない。 それでも彼は人を殺す。彼の言うところの、スゴイ殺人鬼になるために。 こだわりも美学もなく、まるで物のついでのように。 しかし真剣…? に、殺人鬼として邁進する。 「類型としては、目立ちたがり屋やフォロワーに近いンだろうケド……」 そんな、軸の乏しい三流どころとも違う。 モリアーティが唾棄する所の、百三十余年かけて希釈され続けた切り裂きジャック一党のような拘泥も見受けられない。 故にこそ名付けたのだ。 業界に風穴を開ける新世代型の殺人鬼として。 新人類の名を。 「期待、しているわヨォ ……ま、ただのネジの外れた突然変異かもしれないけどねン♪」 それならそれで――そう、この祭を彩ってくれればそれで良い。 今しがたアップロードした動画を、更に幾つものサブアカウントに、下請け業者も駆使して拡散していく。 PRタグのつかないそれは自然な口コミとして、出所不明のまま拡散されていく。 彼女――この動画のクライアントもまた、モリアーティが注目する新人の一人だ。 趨勢が確定するまでは過剰な肩入れは避けるべきなのだろうが、そこはそれ。面白くなるなら何でも有り、なのだ。 トーキョーの街の明日を思い、モリアーティはにんまりと笑みを深めた。 いい仕事とは、自分が楽しむのが第一条件なのである。 「あーーーー! そっかーーー! こういうのもありだよなーー! そっかーー! なぁんで思いつかなかったかなー!」 都内某所。 高層マンション、地上32階。 黒房清十郎こと連続殺人鬼、新人類はタブレット端末に映し出された動画を食い入るように見つめ、声を上げる。 ぺしんと額を叩き、リピート再生。 それは。それ自体はよくあるスナッフ・ムービーだった。 椅子に括り付けられた青年が、顔を隠した一人の少女の手によって破壊(クラック)されていく。 技術的には、そう見るべきものはない。 ありふれた凶器から玄人好みの拷問器具まで。 あれやこれやと趣向を変えていく工夫には光るものがあったが、手付き自体は時にたどたどしいものもある。 それでもコツを心得ているのだろう。男の悲鳴は随分とツボを突くものであったから才能があるのか、何らかの能力か。 しかしあれなら、自分のほうがよほど上手く殺せるだろう。そんな自負も、ある。 「(あの人がぜひ見ておいて、なんて言うから)」 と。はじめは肩透かしを受けた心地だったのだ。 ―――いやいや、きっと何かあるはずだ。何しろ本場の殺人鬼からのプッシュである。 勉強中の身で生意気はいけない! 果たして。 “彼”が勧めた理由はすぐに分かった。 本題はスナッフではなく、その“後”なのだ。 『隙をついて楽に勝ちたいだとかァ 不利な場所で戦いたくないとかァ 苦手な相手がこない様に予防線をはるとかァ あんまり沢山の相手をするのが大変だとか思ってるのを誤魔化してェ』 『それってェ~ひょっとしてビビってるんですかァ』 “ガールズトーク”。 青年を殺した少女はそう名乗り、動画越しにせせら笑う。 『いや、良いんですよ? ネズミのように物陰をこそこそ逃げ回って生き残ってちょっと最後だけ勝っても それで最強の殺人鬼だって胸を張って言えるなら良いんですよォ? 賢く少しの労力で勝つって素敵ですよねェ~』 顔を隠す覆面越しにもたやすく表情を想像できるほどに、粘着質な笑い声が黒房を捕らえる。 そうして重ねられる言葉の数々は、挑発的であり、蠱惑的だ。なにより彼女の語る殺人鬼の世界観は―― 『渋谷スクランブル交差点に一堂に会する殺人鬼 これは絵になるし格好良いと思うんですよねェ~』 「っはーーー! なるほどなーーー!!」 すごく“良い”! おもわずいいねボタンを連打し、タブレットは爆発四散した。 やはり殺人鬼というものは千差万別!黒房清十郎は始めの己の不見識を大いに恥じる! そう、一流の殺人鬼を目指すなら殺すだけではない。 いつ、どんなシチュエーションで殺すのか。その演出も忘れてはならないのだ! 小手先の技術が不要とは言わないが、“これ”を思いつかなかった自分はまさに視野狭窄と言えるだろう! “彼”が言った場数を踏め、というのは。きっとこういう話なのだ。 「ガールズトークさんかぁ……いや、スゴイなあ。僕もちょっとしたものだと思っていたけど」 腕を組んでうん、と頷く。国内ですら、こんな傑物がいるのだ。 まったく、業界(せかい)は広いのだと思い知らされる。 「よし。彼女は絶対僕が殺そう」 渋谷のスクランブル交差点。 その邂逅に思いを馳せて、決意を新たにする。 「あ、いけない。続き続きっと」 それはそれとしてマンションの家主は地上三十二階に突然侵入してきた怪人によって殺された。 『そういう訳だ。渋谷をなんとかしてもらう』 「……本気で言ってるんですか?」 大悲川――自分を言いように扱うこの悪徳警官からの連絡は、いつだって面倒事を伴う。 『当たり前だろ。俺はよ、善良な一般市民の安全を第一に考えてるんだぜ』 バドーのささやかな抗弁を、大悲川は鼻を鳴らして一蹴した。 当然、自分はその善良な一般市民には数えられていないのだろう。 送られてきた動画を流し見ながら、バドーはため息をつく。 『お前ら同士でやりあうのは結構なことだからよ。放置しても良いんだが――』 「……相手が魔人とは限らないですよ」 『ああ、そうだな』 殺人鬼と括られて語られることへの忌避感は、“お前ら”という言葉を魔人という意味であるのだろうと食い下がらせた。 大悲川は否定も肯定もせず、せせら笑うだけだ。 『ガールズトーク、だったか。こいつは挙げろ。それか必ず死体を確認しろ』 「はぁ」 『その筋じゃあちょっとした時の人扱いって所だ。放置するのはうまくねえんだよ』 バドーの気のない返事に、大悲川は少し苛立たしげに付け加える。 少し溜飲が下がるが、意味するところは即ち――自分もそこへ赴け、ということだ。割りに合わないどころの話ではない。 「まるでおまわりさんみたいな物言いですね」 『なんだと思ってんだ』 「言って良いんですか?」 『口の減らねえガキだ』 舌打ちが一つ。 『映像があるんだ。調べをつけるぐらいはできんだろうが』 「ああ、それなんですが」 動画から目線を外す。 視線の先の浴室からは、鼻歌とシャワー音が聞こえてくる。 「今ここでは、ちょっと」 『あぁん?』 「いま、私の認識をズラすわけにはいかないんです。結構繊細なんですよ?いろいろ」 『ふん、またぞろどっかに潜り込んでるのか。こっちは急を要するんだ。何も死ぬわけじゃあ――』 「死にますね」 『死ぬのか』 冗談や酔狂ではない。 少なくとも、浦見栞のすぐ近くで浦見絶彦という“認識”を下手に動かせば、彼女が何をするやら ――予想もつかない有様、というのならまだいい。予想通りになってしまうのが一番まずいのだ。即ち 『死ぬんじゃしょうがねえな』 死ぬんじゃしょうがないのだ。 「お仕事の話?」 「ん…まあ、そんなところ」 シャワーから上がった栞が見たのは、物憂げな仕草で通話を打ち切る兄の姿だった。 「てか服を着ろ」 「え、いいじゃーん」 くつくつと笑いながら、兄が身を預けるソファに飛び込む。 「あ゛っ、もう、お前それやめろ。ガキじゃねんだから」 「あーーー、うーーー」 タオルをひっつかみ、兄は乱雑にわしゃわしゃと髪を撫で回す。 栞はその感触にきゃらきゃらと笑った。 兄がいる。 兄がここにいる。それだけでただただ満たされてしまう。 彼(彼女)が目の前にいる間、他に考えられることなどなかった。 兄の死も、殺意を隠し続けた日々も、復讐も。すべてすべてどうでもいい。ただ、兄との日々に溺れていたかった。 そして、だからこそ。恐ろしいものがある。 ずきりとした頭の痛みに抗わず、脱力して兄の胸へと身を投げ出す。 「おーい、いい加減に――」 「にいさん」 言葉を遮る。タオルで顔を隠し、胸元で兄のシャツを握りしめた。 「また、行っちゃうの? ……お仕事」 「……」 栞は、それがひどく恐ろしかった。 もちろん、兄と一緒にいられないのは寂しい。けれど、帰る場所を守るのだって、かつては立派な仕事だった。 そんな次元ではなく、兄が離れてしまうのが、なぜだかひどく恐ろしかった。 そのことについて考えようとするとひどく頭が痛む。もとより頭は回らないから、ただ、漠然とした恐ろしさだけを抱えている。 「……俺の街が、荒れてるからな。なんとかしねえと」 ――ああ、兄ならきっと、そう言うだろう。 「………にいさんと、離れたくない」 「すぐ帰ってくるさ」 昔と同じように、兄は優しく言う。 何もかも、寸分違わず彼は昔と同じ(・・・・)だ。 変わったのは、栞の方である。 「………手伝う」 「ン?」 「……わたしも手伝う」 不思議と、驚いた風でもなく兄は、栞の背を優しく撫でた。 「………危険だ」 「構わない。にいさんと一緒にいたい」 「俺が信じられないか?」 「そうじゃない。にいさんと一緒にいたいの。離れたくない。一瞬も。ねえ、兄さん――」 対する栞は、この3年の間に変わった。変わり果てた。 兄の前で、昔のように振る舞ってみても――振る舞ってみたからこそ、どうしようもなく今の自分の浅ましさが浮き彫りになる。 「今日は、一緒に寝よ…?」 冬の朝はひどく冷える。 ベランダで寒風に当たりながら、バドーは考える。 さて、どうしてこうなったのか。 手伝うと、彼女が言い出したのは思惑通りだ。 そうなるように仕向けたのだから。 暖かな日常とその喪失を繰り返し繰り返し叩き込んだ。不安を煽る認識をそれとなく流し込み続けた。 兄の死と、目の前にいる兄(じぶん)。その矛盾を、自ら思考を放棄するようにもなった。 できるだろう、とは思っていたが。 能力をこのように使ったのは初めてだ。 能力で、こんなにも長く特定の個人で有り続けたのも。 だからだろうか。自分は、浦見栞のことを――ひどく、憐れんでいる。 あるいはこれは、写真の中の浦見絶彦の思いなのだろうか。 それでも心が痛むだなどとは口が裂けても言えやしないが、あの年上の妹の存在は、ひどく哀れで、悲しく思える。 「(一緒に寝るって、本当に一緒に眠るだけだったな……)」 だから求められたら覚悟を決めるつもりだったが。 あれが求めたのは幼子のように枕を並べるだけだった。はあ、と、白い息を一つ吐き出す。 今夜、バドーたちは殺人鬼どもの集まる修羅の巷へと繰り出す。 なぜだか一人だったときより、ずいぶんと気が重い。 これはバドーの思いではあったが、同時に自ら取り込んだ浦見絶彦という“我”の影響でもある。 ―――危険な、兆候だ。 某日 深夜23:59 渋谷駅前 スクランブル交差点 例年以上に冷え込む夜。 街は静けさと、ひりついた空気に包まれていた。 人の気配に乏しいのは無論時間のせいでも、気温のせいでもない。 真っ当な感性を持つ善良な人々は、報道と当局の注意喚起に従い、街から姿を消した。 ここにいるのは、ガールズトークと名乗る少女殺人鬼に触発された殺人鬼たちばかり。 数にして三十人弱といったところ。彼らは互いを牽制するように鋭い視線を走らせ、スクランブル交差点の各所で身構えている。 「―――」 身の丈3mに迫る大男は、傷だらけの顔を少年のようにくしゃくしゃと歪めて笑っていた。 「―――」 ストリートファッションの女は、これから起こる惨劇も、周囲の殺人鬼も気にならない様子で。 己から伸びる一筋の線を糸惜しげに撫でるばかりだ。 「―――」 「―――」 二人連れの少女たちは、小声で何事かとやり取りをしている。 片方が小さく笑みをこぼし、もう一方がやれやれと肩をすくめる。 それは放課後の、何気ないやり取りのようだ。長身の少女が、舌なめずりをした。 「―――」 目隠しをした少女は、そうしてそれが“なんでもないこと”であるかのようにこの場に立つ者たちを、等しく軽蔑した。 小さな苛立ちと憐憫は、白い息となって夜に消えていく。 魔人、非魔人、有名、無名、有象無象、ジャック・ザ・リッパー。 彼らは示し合わせたかのように、歩行者信号が変わる瞬間を合図として一斉に動き出し―― ――そして次の瞬間には、その大多数が死亡、あるいは発狂した。 「なに、が……」 突如として暴力的な快感が脳髄を揺さぶった――らしい。 何が起きたのか、バドーは正確には理解できていない。 明滅する視界と濡れた股ぐら、そして頭の端に残る残滓から、そうであったのだろうと推察しただけだ。 「あ、あ、ぅぅあああ」 「ひ、ひひひ……! ひあぁ…!」 「――っ!…!!」 周囲の様子を確認すれば、酷い有様だった。 鼻血を流したままへたり込んでいるもの、奇声と共に暴れているもの、倒れ伏したまま痙攣しているもの。 いち早く我を取り戻しただけで、自分もああだったのだろうか。 ざっと能力で探る限り、“まとも”な状態のものはいないことに、バドーはいぶかる。 だが。 目論見が外れた以上、いま、ここにいるのは極めて危険だ。他の魔人と比して特に貧弱な自分が、姿を晒し続けるのはリスクが大きい。 まして、さきの脳への極度の負荷のせいだろうか。ひりひりと脳の奥がしびれる感触は、暫くの間能力を十全には扱えないことを示している。 「(それにしても…一体何が!)」 これは何も、バドーに限った話ではない。 このとき何が起こったのか、正確に把握していたものはいないのだ。 信号を合図として全員が動き出す。 それぞれが周囲の殺人鬼たちに対してもっとも警戒を上げる瞬間――それは即ち、バドーの能力の精度が最も高まる瞬間に他ならない。 その瞬間を、狙った。 そこら中の殺人鬼たちの“認識”を、彼女の能力【象撫】(アペラント・メ・パトレム)の広域発動でかき乱す。 自他を、彼我を、認識を、殺意を綯い交ぜにして混乱と潰し合いを誘発する。 「さあ、楽しもう! なぁ――“ガールズトーク”!」 直前、西条なつみの声が響き渡った。 なつみは自らの目的のためにガールズトーク――小津夏美の存在を誇示する。 彼女に触発された殺人鬼たちは、大なり小なり彼女に注意を向けた。 象撫(アペラント・メ・パトレム)――発動 殺人鬼たちの認識がかき乱される。 彼らは何者であるか、何を苦とするか、楽とするか矢継ぎ早にすり替えられ、錯誤され、かき乱される。 クラック・クラック――発動 そうして次々に齎される苦痛と快楽の認識、記憶、実感。 そうしたものが、ガールズトークの能力によって“共有”される。 象撫(アペラント・メ・パトレム)――発動 拡散された苦痛と快楽は新たな認識となり、すぐさま一帯の殺人鬼たちの脳裏をかき乱していく。 クラック・クラック――発動 その衝撃によって得られた新たな苦痛と快楽は、ガールズトークによって即座に広げられていく。 さながらマイクとスピーカーのように、二つの能力は共鳴し、共振し苦楽の暴威となって殺人鬼たちを覆い尽くした―― 例外はある。 「ははははははははははは!!!!」 例えば黒房清十郎(新人類)。 彼は、立派な殺人鬼になりたかった。 その荒唐無稽な願望は人に理解されたことはない。 なにしろ別に殺すことそのものが楽しいとか義務とかではないのだ。ただ、そういうものであるだけで。 理解はされなかったが、黒房も周囲のことはどうでも良かった。 彼は、人を人とも思っていない(・・・・・・・・・・・)―――象撫(アペラント・メ・パトレム)は、彼には効果を及ぼさない。 それでもクラック・クラックの効果はあったから影響や混乱はないではなかったが、他の者達と比して我に返るまでの時間は随分と短かった。 「はっはははははは!!!」 そうして、内から湧き上がる感情のままに笑い、手近に倒れていた一人の皮を剥いでいく。 声を上げて感情を発散し、手を動かして肉体を整える。 嬉しかった。こんなにもわけのわからない殺人がある!人殺しは自由なのだ!来てよかった!いやぁっほう! 「いやぁっほう!」 しかしただ喜ぶばかりでいたいのも山々だが――それも勿体ない。 高ぶる気を沈めて、殺人鬼・新人類は意中の相手を探し始めた。 「あ――あああああぁぁぁぁぁ!!!!!」 浦見栞は慟哭していた。 稚切バドーの手駒として仕立てあげられた彼女は、この広域撹乱の対象からは外されていた。 予定外の共鳴現象により、バドーの能力は断絶――栞は、すべてを“思い出した”。 兄が死んでいたことを。 あれは誰とも知らない女であることを。 そして忘れることができない。 その時間が暖かであったことを、満たされていたことを。 その甘やかな回想と、自分の思いを言いように弄ばれる憎悪と絶望が、浦見栞を慟哭させ、絶望させ、狂わせる。 「――ろしてやる、殺してやる、殺してやる!」 涙と鼻血でその顔を醜く彩りながら、走る。 「許さない!ぜったいにころしてやる! あいつを、あのおんなを!にいさんを!ころしてやる!」 ひび割れた器に満ちた、わけのわからない感情の行き所を求めて。 栞は彼女が結んだ“糸”の先へと向かって駆けた。 00:17 渋谷駅 構内 「……っ!」 「考えてみれば――」 身体に力が入らない。 「いつもは誘い込んで型に嵌めるばかりだからね。追い込んだり殺し合ったり。いやあ、刺激的だよ。クセになりそう、ふふ」 「あっ……ぐ…!?」 クロスボウを携えた黒いセーラー服の少女が、肩口に刺さった矢を上から踏みつける。バドーは苦悶に呻いた。 スクランブル交差点の狂乱から逃れた殺人鬼らが、手を取り合ったり談笑をしたりするなどということは期待できず、そして事実そうはならなかった。 ハウリングを起こした能力の負荷から回復し、浦見栞を再び騙せるまでは、どこかに身を隠す必要があった。 ――その途上の接近遭遇とは、いかにも運が悪すぎた。 奇しくも、その相手はバドーの目的である所の殺人鬼、ガールズトークとその協力者(推定)であったが。これを好機と見るには条件が悪すぎる。 「名前は稚切バドー、だったかな? ああ、動かないで。普段だったらもっと丁寧に捕まえてあげるんだけどね」 手慣れた調子でクロスボウに矢を番えながら、よく通る涼やかな声で黒いセーラー服の少女――ラブ・ファントムは言葉紡ぐ。 それこそ放課後に語らう少女たちのような気安さで。 ラブ・ファントムがこちらの名を知っているのは――交差点で撹乱した時に様々な情報が“入った”からだろう。 同じ理由で、バドーもまた二人のことをある程度把握している。 「気をつけてくださいね」 ひょこりと覗き込んできた少女は、件の“ガールズトーク”だ。 「さっきのをもう一度使われたら、私、どうにかなっちゃいそうで」 陶酔した表情を見せる。 実のところ、この程度の人数で先程の衝撃は生み出せないのであろうが。彼女らにそれを知るすべはない。 「……半分はきみの仕業だろうに。しようのない子だ。時には我慢も必要だよ?」 放たれる矢。 「っ…ああああああ!!」 的確に急所を外されて、ただ苦痛だけがバドーを苛んだ。 「えへへ」 その傍らで、小さないたずらを窘められた子供のようにガールズトークは笑う。 「君の方の能力を抑えておくことは出来るかい? 私としても、あれをもう一回やられてしまうとたまらないんだ」 「ええ、もうやっているわ」 「ああ、そうかい」 ラブ・ファントムは緩慢な動作でクロスボウを持ち上げる。 「それは良かった」 発射したばかりのそれをごく自然な動作でガールズトークに向け、引き金を引いた。 「え」 果たして、無いはずの矢が発射される(・・・・・・・・・・・・)。 「“バイ・クイーン”。装填数は二倍となる」 矢が太ももに突き刺さるのと、ガールズトークの目が驚愕で見開かれるのはほとんど同時だった。 「どう、し、て――…」 二人の間に果たしていかなる因縁があるのか。 断片的にしか知り得ないバドーであったが、好機であるのには違いなかった。 「なぜって? 決まっているだろう――…私はきみが大嫌いで、殺す機会を伺っていたからだよ」 矢を受けたガールズトークは、ゆらりとよろめいて、やがて壁に凭れ掛かる。 その顔は、信じられない、という調子だった。 「稚切バドー、スクランブル交差点では参ったよ。 本当はあそこで決着をつけるつもりだったんだ。 あの娘の名前で動画を作ったり、挑発をして回って人を集めたり ――普通に狙ったんじゃあバレてしまうからね。数で押せば、なんて考えて――」 ようやく一つの溜飲を下げることが出来る。 西条なつみは、機嫌よく口の端を回した。 「ああいやあ、けどいいんだ。次善の策だったけどこうして上手く行ったし――」 「なん、で…――」 「ははは、また“なぜ”かい? 当ててご覧よ、人の痛みが分かる子なんだろう?」 「あっ…くうう…!」 バッグの中から取り出したテーザー銃(当然、電圧は二倍だ)を撃ち込みながら、嗤う。 口の端に泡を吹きながら、ガールズトークは痙攣した。 もとより、何かを語らせるつもりはあまりないのだ。 「………所詮、君が分かるのは苦と楽だけだ。愛も憎も、きっと及びもつかなかったのだろう。 どれだけの快楽が伴おうと、どれだけの痛苦を分かとうと。 ―――お父様をあんな目に合わせたんだ。あの、優しくて、頼りになる、愛する家族に手を出したんだ。 恨まれて、狙われて、惨たらしく、死んで当然だろう?」 これが、1つ目の理由。 「ァ゛、ぎ、 ひぃ……!」 耳を切る。 手指を削ぐ。 股ぐらを焼く。 それでも声音に喜悦が交じるのだから気色が悪い。 「そして、何より――」 2つ目。理由はもう一つある。 けれどそれを、ガールズトークが耳にすることはなかった。 彼女が背中を預けていた壁。 そこから丸太のように太い二本の腕が生えてくる。 “それ”はガールズトークを抱きしめ、そのまま壁の中に引きずり込んでいったのだ。 なんででしょう。 どうしてでしょう。 “ガールズトーク”(私)は考えます。 “ラブ・ファントム”。私と苦楽を共にした人。 私に矢を射た時、彼女が見せた表情は、初めて見るもので。 ……初めて? 本当に? 私はどこかで、あの顔を見たことはなかったでしょうか。 例えばそう。 私が小津夏美だと名乗った時、とか。 …………。 ひょっとして、私に名前をくれたのは。 彼女が“ラブ・ファントム”になって、私を“ガールズトーク”にしたのは。 私と同じ名前なのが嫌だった(・・・・・・・・・・・・・)から、なのでしょうか。 どうしてでしょう。 なんででしょう。 分かりません。 私には、分かりません。 分からないと考えるのも、だんだん辛くなってきました。 頭に段々ひび(・・)が入ってくるような、そんな感じ。 何もかもがひび割れて、バラバラになってしまいそう。 やがて、幾つものひび(・・)が集まって、大きな穴が出来ました。 私は、そこに吸い込まれていきます。 クラック・クラック。 私は落ちました。 自分の中の、大きな虚空(穴)に。 「―――!?」 突如の事態に、西条なつみは驚愕とともに後ずさる。 これが、ガールズトークの脱出手段などではないことは、抵抗するようにじたばたともがく両足が語っていた。 その両足もやがて壁の中に引きずり込まれ―― 「ひぎアアアアアアアアアぁぁぁ!!!!!」 壁越しの絶叫。 程なくしてそれは不自然に途切れる。 あとを継いだのは何かを切る音だ。潰す音だ。貫く音だ。裂く音だ。抉る音だ。へし折る音だ。粉砕する音だ。ねじる音だ。 「うん――こんなもんかな」 そして、場違いにのんきな男の声だ。 腕だけが出てきたときのように、壁の中からのそりと、男が現れる。 3m近い巨漢。 血でてらてらと光る、傷だらけの体躯。スキンヘッド。 その手には小型犬用の持ち運びペットケージが。ケージの中には丁寧に折りたたまれた小津夏美の姿があった。 男は、名を黒房清十郎。あるいは連続猟奇殺人鬼―――“新人類”(ニューエイジ)という。 「――最悪だ」 バドーは思わず、口に出して呟いた。 直前の流れは、決して悪くなかった。理由はどうあれ、自分を追い詰めた二人組が仲間割れを始めたのだ。 その間に、能力を行使できるだけ脳を休めることだってできた。 状況を静観し、どうにか逃げ出す算段のつきかけていた矢先のこの闖入者は、バドーにとって最悪の相手だ。 ―――即ち、自分の能力が、通用しない相手。 それが、腕力に物を言わせるタイプだというからなおさらたちが悪い。 一縷の望みがあるとするなら―――浦見栞が、こちらに近づいてきているということだろう。それがたとえ、自分を殺すためであっても。 眼前の怪人よりは、よほど与し易い相手だ。 「―――あっれぇ間違えた!」 そんな思考を、男の大声が吹き飛ばす。 先程まで、圧倒される二人に対してどこか得意げにペットケージを見せびらかすようにしていたのが、 ケージから覗く顔と、ラブ・ファントム――西条なつみの顔を、やおら見比べ始めた。 「あっちゃー! ガールズトークさんを殺すつもりだったのに! 参ったなあ!ケージの予備持ってくるんだった!」 およそ狂人のたぐいなのだろう。 当のガールズトークの遺骸が詰まったケージを投げ捨て、大男は頭を抱える。 ラブ・ファントムもまた、眉をひそめて硬直している。自分と同じく、扱いを決めかねているのだろう。 「(あの)」 「(……?)」 能力の応用だ。 認識を、明確に言語化して相手に送り、また受け取る。擬似的なテレパスである。 「(バドーです。こんな事言うのもなんですが……逃げませんか。手におえませんよ、あれ)」 「(魅力的な提案だね。すんなり退けるというのは希望的観測がすぎると思うけれど)」 思いの外冷静な回答が来る。 話が通じるというのはやはり良い。 ガールズトークの死亡も確認した。あとは人殺し同士で、好きにやってくれればいい。 「(足止めなら、当てがあります)」 「(乗った)」 「いやー、恥ずかしいところを見せてしまった! あの、ガールズトークさんですよね!動画見ました!すごかったです!」 ごく簡素な合意確認の間を縫って、怪人は朗らかにラブ・ファントムに語りかける。内容はひどく支離滅裂だ。 「ああ、いや。ええとその」 ラブ・ファントムは戸惑いながら応答する。かわいそうに。 だがあれの興味が彼女に向いているのであれば、それは歓迎すべき展開だ。 「スクランブル交差点で一同に介して、なんて。あの発想がヤバいっていうかシビれたっていうか! これは僕も負けてられないぞ!って思って、仕掛けたんですけどね。 いやー!人違いは恥ずかしい!」 聴覚は、すでに栞の接近を捉えている。 今少しはこの話に付き合ってもらうべきなのだろう。同情はするが、助けに入る気にはなれない。 痛みに顔をしかめながら、なんとか立ち上がる。 「あ、そうだ! 折角だからいろいろお話聞けませんか! 自分はまだまだ勉強中で、ああ―――」 「とりあえず二人きりになりたいですね!」 「――――っ!」 返り血と傷跡の下の、ぎょろりとした目がバドーを捕らえる。 その異質性と、つきつけられる相性の悪さがが鼓動を跳ね上げた。 「(けど…!)」 新人類は、その巨体に見合わぬ俊敏さで躍りかかる。 ほとんど同時に、これ幸いにとラブ・ファントムは反対方向へと向けて駆け出していた。うわ足はやい。 「栞!」 “浦見絶彦”が叫ぶ。 呼応するように、物陰に潜んでいた栞が大男の死角から飛び出した。 栞の鋏は魔人能力による、概念によって切る刃だ。肉体的な頑健さは無視できる。 「―――ははっ」 「(笑っ…!?)」 新人類は、即座に方向転換。 栞へと向き合い、無造作に――人を殺すのに十分な質量と速度を伴って――拳を振るう。 気づいていて、誘ったのだ! 「あ―――」 対する栞は、対応が間に合わない。 “兄のために”脇目もふらずに飛び出したから、尚更だ。 その頭を吹き飛ばすべく迫る、丸太のような腕の軌道が、バドーの意識の上をスローモーションで走っていく――― 群盲象を撫でる(アペラント・メ・パトレム)。 西アジアから中東にかけての地域において語られる説話だ。 六人の盲人が、象に触れる。 足に触れた者はこれは柱のようなものですと答えた。耳に触れたものは扇のようなものですと答えた。 鼻に、尾に、牙に、腹に。象に触れた盲人たちは皆それぞれ違う答えを発した。 それぞれの答えは皆正確で、そして盲人たちの答えはどれも不正確であった。 同じものでも見方によってそれは姿を変え、そして俯瞰して見ればまた別の答えがある。 ―――そんな説話だ。 然るに、一見して全く別のものであっても。 それは見方を変えれば同じものだ。我は汝である。汝は我である。 バドーの能力は、そうした類のものだ。 バドーはそうして、我と汝の間の関係に巣食って生きてきた。 自分では、何も持たないがゆえに。 ―――浦見絶彦。 一人の男の認識を、こんなにも長く持ち続けたのは初めてだ。 我は汝である。 汝は我である。 彼女は、稚切バドーである。 そして同時に、浦見絶彦でも、有り続けたのだ。 その事実はバドーにとっては紛れもなく―― 能力の暴走であり、呪いでしかなかった。 「う」 「うああぁぁぁぁ!!!」 気がつけば、身体が跳ね上がっていた。 刺さったままの矢も気にせず、新人類の腕の軌道上から、妹を突き飛ばす。 「栞ーーーっ!」 彼(彼女)の意識はそれきり途絶える。 能力の暴走による錯乱。 それにより、稚切バドーは死亡した。 「ありゃ」 少しばかり意外な成り行きに、新人類は目を丸くする。 肩から上を吹き飛ばされた浦見絶彦は、痙攣しながらあたりをデタラメに走り回り、やがてそこいらの柱に激突し、崩れ落ちた。 「ァ―――」 そのさまを、栞は呆然と眺める。 「にい、さん」 兄だ。 兄だった。 憎き敵であり、兄への思いを利用したクソアマであり、 失った日々を埋めたひとであり、愛する兄であり、兄でないものであり、クソあにでありたまらなくいとしい。 「兄さん、にいさん、にいさん」 愛憎の受け皿から、物理法則に従うだけのモノに成り下がり、やがてその肉は崩れ落ちた。 「にいさん、にいさん、にいさん、にいさん、にいさん」 「えっ、あれ女の子だったけど……」 「にいさん、にいさん、にいさん、にいさん、にいさん兄さん兄さん兄さん兄さん―――」 しおり、と。 その名を呼んだ最後の言葉だけが耳の奥に深く刻み込まれる。 ただ一人の家族の喪失と、雌伏の三年間と、動き出した復讐と、その放棄と、安らかな日々と、繰り返される喪失と、愛と憎の繰り返される回帰。 日々を通して、破壊され続けた浦見栞の心は。 “目の前で自分のために殺された兄” その事実によって。 完全に破壊された。 ぷつん ぷつん ぷつん 縁とは。 兄が繋ぐものだった。 兄の周りにはいつだって人が集まっていて、栞はその中のひとりで構わなかった。 ぷつん ぷつん ぷつん 縁とは。 栞にとっては、ただ途切れるものでしかなかった。 学校と。家族と。チームと。 いつだってずっと、ただ途切れ、失い続けるだけのものでしか無い。 だから兄とは正反対の、「切る力」なんてものに目覚めたのだろう。 でも。 そんなの誰だっておんなじなのだ。 誰だって、切り離され続けている。 ぷつん ぷつん ぷつん 「は、あは、ァー…ははははははは――」 白痴のような笑みを零しながら、虚空に向かって栞は鋏をふるい続けていた。 ―――否。 見えているのだ。 「えーんがちょ」 ウラハラシザーズには見えている。 壁と壁のつながり。壁と柱の繋がり。天井と梁の繋がり。通路と通路の繋がり。内と外の繋がり。 途切れればそれがどこにつながるか。 どこに力がかかり、どうなるのか。 「えーんがちょ。ふふふふ」 「――――」 その様子を、新人類は怪訝そうに眺める。 なにしろいつの間にか意中の相手は去っていて、若干手持ち無沙汰だったのだ。 「……へぇ!」 そして、何が起きたのかを察する。 ほどなくして低い地響きと、振動が辺り一帯を包み込んだ。こんな隠し玉があるとは。やっぱり国内も侮れない! ウラハラシザーズの白痴の瞳に、刹那、正気(憎悪)の光が宿る。 その目線が、新人類を射抜いた。 「――――死んじゃえ」 渋谷駅、崩壊。 「おおおおおっ!?」 拙い奇襲をなんなく弾こうと思ったら、中々どうして侮れない成り行きだ。 知っててやったわけではないだろうが、“これ”は新人類に対してはひどく効果的な手段である。 壁や、床上の障害物。 そうした物を透過・突破できる能力を新人類は有している。 翻って、倒壊し、落下してくる瓦礫のたぐいは壁でも設置物でもない――対処する必要があるということだ。 今いる場所は地上三階。 落ちて死ぬような高さではないが、上から押しつぶされればわからない。 「きッ―――エエエエエエエエエエエエイ!!」 つまり、対処の必要があるということだ。 反響定位によって、まずは崩れていく瓦礫の位置関係を把握する。 「あっ」 いまの声で崩壊が進んだが。それはそれ。 落下しながら、危険な位置にある瓦礫を打撃と投擲で砕いていく。 飛び散る破片は散弾のようにしてウラハラシザーズにも向かっていくが、どういう理屈か命中することなくすり抜けていく。 「(僕……いや、いつか殺した床人間に近い能力なのかな)」 殺した人間のことをいつまでも覚えているのはちょっと猟奇殺人鬼っぽくないかも。そう思いながら、準備を整える。 「せ、ェ、のォ―――」 手近の、ひときわ大きな瓦礫を足場とする。 崩れてくる瓦礫が危険なら――― 「ケエエェア!!!!」 跳躍。 駅施設から、脱出すれば良いのだ。 巨大な砲弾となって、新人類は駅施設の外壁を突き破った。 「よし、成功!」 「―――くす」 その様子を、ウラハラシザーズはせせら笑って見送った。 「えーんがちょ」 突き抜ければ、そこは再び元の場所――スクランブル交差点だ。 あまり開けた場所は得意ではないが。崩れきってしまえば地上の瓦礫はすべて能力の対象だ。 面白いものが見れて良かった。 今度はこちらからきっちりとお礼を兼ねて片付けて、そのあとガールズトークさんを探そう。 そんなことを考えながら、新人類は交差点の真ん中に―――降り立つことができなかった(・・・・・・・・・・・・・)。 「え」 地面のあった場所とはなんの抵抗もなく。 するりとすり抜けて落下していく。 「え」 「え」 わけが分からず、たまらず手をのばす。 そこはたしかに地中であるはずなのに、手は何も掴まず、どこにも触れないまま空を切った。 「なんっ、えっ、えぇ……!?」 落ちていく。 落ちていく。 崩落時に瓦礫の対応をしていた、その間隙に。 地面や地下構造物一切との“縁を切られた”のだ。 藻掻いても、暴れても、その抵抗は一切無駄だった。 何にも触れず、何の縁も持てないまま。 新人類は、地中深くへと消えていった。その先に、ハリウッドはない。 のそりのそりと。 芋虫のように地を這う。 ほんの十数メートルの距離が、気の遠くなるほどに遠く感じる。 なにしろ腰から下はひしゃげて潰れて切り離されてしまっているのだ。 できれば倍の速度で移動したかったが、意識と命を保たせるのに精一杯の有様で――それも、きっと長くは保たない。 はらわたをひきずりながら、やっとの思いで“それ”に辿り着く。 小型犬用のペットケージ。 ガールズトークの亡骸のもとに。 ひどい女だった。西条なつみは、この女のことが嫌いだった。 震える手で、ケージを開く。 みっしりと、そこにはガールズトーク―――小津夏美が詰まっていた。 引き抜ける気がしなくて、ケージに直接顔を突っ込み、血を啜って、肉を食んだ。 「あぁ………おいし」 かすれた喉から、そう絞り出す。 何しろ罪深い女だ。美味でないはずがない。 兎に角、許せなかった。 一つは愛する家族を、使用人たちを手に掛けたこと。 「美味しい、美味しい」 突きつけることができなかった二つ目の理由は―――己に死と殺人の快楽を教えたことだ。 なつみにとっては、本来それは楽しくはあっても途中経過に過ぎないものだった。 罪の味を楽しむ、その結実があってのおまけに過ぎないものだ。 「嗚呼、美味しい、美味しい、美味しいなあ。夏美」 それを。 彼女の能力は暴力的なまでの苦痛と快楽を、なつみに対して叩き込んだ。 それはひどく。ひどくひどく甘美で。己が見出した罪の味という快楽を遥かに凌駕するものだったのだ。 己の根幹を蹂躙され、あんなにも愛しく罪深かった父はただ殺され、ろくに食されることなく終わってしまった。 ―――罪の味がしなかったのだ(・・・・・・・・・・・)。 それ以上の快楽を知ってしまったがゆえに。 凡百の快楽のうちの一つに成り下がってしまったがゆえに。 こんなにも、罪深いことがあるだろうか! 小津夏美は、こんなにも罪深い。知る限り、コレ以上はないほどに!だから―― 「美味しい、美味しい、美味しい……美味しい!美味しい!美味しい!美味しいんだよぉ……!!」 口の中に、不快な鉄臭さが広がる。 はらわたの臭気が、にちゃりとねばつく脂が、筋張った赤身が引っかかる不快感が。 喉と言わず鼻腔と言わず蹂躙していく。 「美味しい!美味しい!美味しくなきゃあ!いけないんだ!わたし、わた、わたしは、積み重ねたんだから!!」 ―――それだけは、死ぬ前にそれだけは取り戻さなければならない。 「ヴッ…!?」 やがて耐えきれず、どうにか嚥下した彼女の肉が逆流する。 びちゃびちゃと、吐き散らされた。 「ぁ、ああああぁぁぁぁ………」 力なくうなだれ、その吐瀉物をずるずるとすする。 魔人(じぶん)としての原体験が、奪われたまま終わるのが堪えられない。 おいしいおいしいと、うわごとのようにつぶやき続ける。 ――――…ちょきん、と。どこかで鋏の音が聞こえて、やがてそれも叶わなくなった。 「ああ……」 「ママ……」 最期のときはみんな同じことを言うと。 嘲笑ったのは、誰だったか…… 遠くに、サイレンの音が聞こえる。 静観を決め込んでいた(と、兄が言っていた)警察も、こう大事になっては動かざるを得なくなったのだろうか。 「関係、ないわ」 火照った肌を冬の夜風で冷やしながら、ウラハラシザーズは誰にともなく呟く。 ああ、これからどうしようか。 「にいさん」 そういえば、バドー(兄)を動かしているのは、警察だったか。 そう考えると、忌々しい気持ちがないでもない。 だがその兄(バドー)も死んだ。最期に、栞の名前を呼んで。 兄が愛しい。兄が憎い。 兄(バドー)は、この街を守るために殺人鬼と戦い、殺された。殺人鬼が憎い。 バドー(兄)は、そんな仕事のために、浦見栞の兄への思いを利用し、いためつけ、利用した。兄が憎い。 兄が憎い。兄が憎い。兄が憎い。 こんなにも憎いのだから殺人鬼はきっと兄なのだろう。 兄なのだから、殺人鬼たちがこんなにも愛しい。 兄を死地に追い込んだ警察が憎い。 彼らを頼る、町の人間が憎い。 兄のように憎くて、愛しくて、だからきっと兄さんなのだ。 「ふ、ふ、ふふ」 なんだか可笑しくなってしまう。 兄さん、と。口の中で呟いて、あの日々を思い出せばそれだけで心が暖かくなる。 「――――待っていてね」 浦見栞は、すっかり壊れてしまったのだ。 殺人鬼、ウラハラシザーズは、こうして生まれた。 <了>
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カプセル 各カプセル工場で生産、生産時に資材を消費する(生産時間はLVにより変化) 試合前にカプセルを装備すると能力うp 試合球場のランクと内容により消費量が変わる。高ランクで負けると大量のカプセルポイー カプセルのランクは野球博物館で研究すると上がる(大量の資材・時間が犠牲に) カプセルの種類 投手カプセル・・・投手力うp 投手使用時 ランク 鉄 化 食 電 パワー スピード スタミナ テクニック センス 精神力 バランス オーラ N 3 2 3 2 +5 +5 +1 +5 +3 0 0 +1 S 9 6 9 6 +9 +9 +2 +9 +3 0 0 +2 Dx ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 監督使用時 ランク 鉄 化 食 電 投手指導 打者指導 守備指導 走塁指導 作戦力 先制力 逆転力 オーラ N 3 2 3 2 +15 0 +4 0 +8 0 0 +3 S 9 6 9 6 +26 0 +7 0 +13 0 0 +5 Dx ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 打撃カプセル・・・打撃力うp 選手使用時 ランク 鉄 化 食 電 パワー スピード スタミナ テクニック センス 精神力 バランス オーラ N 1 2 2 1 +5 0 0 +5 0 0 0 0 S 3 6 6 3 +9 0 0 +8 0 0 0 0 Dx 6 12 12 6 +14 0 0 +14 0 0 0 0 EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 監督使用時 ランク 鉄 化 食 電 投手指導 打者指導 守備指導 走塁指導 作戦力 先制力 逆転力 オーラ N 1 2 2 1 0 +15 0 0 0 +6 +6 +3 S 3 6 6 3 0 +26 0 0 0 +10 +10 +5 Dx 6 12 12 6 0 +42 0 0 0 +17 +17 +8 EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 走塁カプセル・・・走力うp 選手使用時 ランク 鉄 化 食 電 パワー スピード スタミナ テクニック センス 精神力 バランス オーラ N 1 2 1 2 0 +6 0 +2 +2 0 0 0 S ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? Dx ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 監督使用時 ランク 鉄 化 食 電 投手指導 打者指導 守備指導 走塁指導 作戦力 先制力 逆転力 オーラ N 1 2 1 2 0 0 0 +15 +6 +6 0 +3 S ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? Dx ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 守備力カプセル・・・守備力うp 選手使用時 ランク 鉄 化 食 電 パワー スピード スタミナ テクニック センス 精神力 バランス オーラ N 2 1 1 2 0 +2 0 +4 +3 +1 0 0 S ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? Dx ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 監督使用時 ランク 鉄 化 食 電 投手指導 打者指導 守備指導 走塁指導 作戦力 先制力 逆転力 オーラ N 2 1 1 2 0 0 +15 +0 +6 0 +6 +3 S ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? Dx ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 精神力カプセル・・・精神力うp(監督にオススメ) 選手使用時 ランク 鉄 化 食 電 パワー スピード スタミナ テクニック センス 精神力 バランス オーラ N 4 4 4 4 0 0 +1 0 0 +6 0 +3 S ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? Dx ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 監督使用時 ランク 鉄 化 食 電 投手指導 打者指導 守備指導 走塁指導 作戦力 先制力 逆転力 オーラ N 4 4 4 4 +3 +3 +3 +3 +6 0 +7 +5 S ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? Dx ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? EX ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ?
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「行け!ミクラス!」 カプセル怪獣とは、1967年の特撮作品『ウルトラセブン』に登場した3体の怪獣のこと。肩書きはいずれも「カプセル怪獣」。 普段は主人公モロボシ・ダン(ウルトラセブン)の携帯する数センチのカプセル内にミクロ化されて収納されており、 カプセルを投げると破裂したカプセルの中から出現して数十メートル大の怪獣として実体化し、ダンの忠実な味方として命令に従い相手と戦う。 普段は手のひらサイズに縮小出来るので簡単に持ち運びが出来る味方の怪獣という画期的な発想が最大の特徴であり、 ポケモン*1や召喚獣といった後の作品に与えた影響は計り知れない。 召喚時の「行け!ウインダム!」や怪獣をカプセルに戻す際の「戻れ!ミクラス!」などの掛け声も後の作品に多大な影響を与えたとされる。 味方怪獣なのでどことなくデザインにも愛嬌があり、登場回数も多いのでファンの人気と知名度も高い。 ただし『ウルトラセブン』のヒーローはウルトラセブンなのでカプセル怪獣は主役級とまではいかず、 あくまでダンが何らかの事情でセブンに変身出来ない時などに代わりに戦う、という位置付けであった。 そのため強さもセブンに劣り、単独で敵を撃破することは珍しかった。 『ウルトラセブン』の劇中ではバッファローのような角を持つパワーファイターの ミクラス 、 金属製でロボットのような外見の ウインダム 、角竜型で怪獣らしい外見の アギラ の3体が登場している。 + ミクラス バッファロー星出身の怪力を誇る怪獣で、突進や太い腕でのパンチ、 相手を掴んで振り回すジャイアントスイングなどの格闘技が得意。口から赤い熱線を吐く能力もある。 3話でエレキングと戦った際にはパワーで相手を押し切り、肉弾戦なら完全にエレキングを圧倒していたが、 エレキングの尻尾巻きつけからの高圧電流を食らい敗北した。 このせいか多くの書籍にミクラスの弱点は電気と記述されており、相性の悪い相手に当たった不運が敗因とよく言われる。 25話では冷凍光線を使うガンダーと対戦。ガンダーの冷凍光線に耐えて突進で反撃するが、 飛行能力を持ち近接攻撃を回避出来るガンダーには攻撃を上手く当てることが出来なかった。 苦し紛れに使った熱線も回避されてしまったが、セブンがエネルギーを補充するまでの時間稼ぎとしては充分すぎる活躍を見せた。 このように戦闘時の健闘っぷりと戦闘能力の高さがかなりはっきりと描かれており、 相性の悪さが毎回敗因になっているのが特徴。 怪獣との対決に専ら使われたことや、早期から雑誌の記事などに登場したことなどから知名度と人気は高い。 + 以降の作品での活躍など 平成になって作られた、昭和のセブンの続編という位置付けのビデオシリーズ(所謂『平成ウルトラセブン』)では、 1999年に製作された『ウルトラセブン1999最終章6部作』に登場。 最終話でウインダムと共に、ノンマルトの操る怪獣ザバンギに挑むも力及ばず敗北した。 『ウルトラマンメビウス』では防衛チームがデータを元にカプセル怪獣を再現したマケット怪獣として登場。 ただし活動に制限時間があり1分しか活動出来ない。 パワーを活かした戦法で健闘し、刷り込み現象で防衛チームの女性隊員によく懐いていた。 後に過去の放電怪獣のデータを元に弱点克服の改良が行われ、エレキミクラスに強化された。 なお、このとき選ばれた放電怪獣ネロンガとエレドータスは透明怪獣でもあるため、透明化能力も獲得している。 でも、マスコットの座はエレキングに奪われてしまった。ここでも負けるとは… 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』では、 ウルトラセブンからレイに託され、タイラントに倒されたエレキングの抜けた穴を埋める形でレイのパートナーとして活躍。 レイ達の活躍で全ての元凶であるレイブラッドが倒された後はレイに別れを告げ、再びセブンのもとへと帰って行った。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。強敵ベムスターを肉弾戦で圧倒した。 光線技を吸収出来るという能力で多くの対戦相手を苦しめたベムスターといえども、 肉弾戦だけで攻撃されては長所が活かせず、そのまま殴り倒されてしまった。 相性の不運に苦しんだミクラスが逆に相性で相手を圧倒し、強敵に勝利する結果となった。 他にはセブンを題材とした漫画『古都に燃ゆ』や小説『狙われた星』でも出番を与えられている。 + ウインダム メタル星生まれのロボットのような外見の怪獣で、額のランプから放つ白色光線が武器。 劇中では主に円盤相手に使われており、セブンの劇中では一度も巨大な怪獣とは戦っていない。 1話ではクール星人の円盤相手に召喚、額からの光線で円盤を撃墜する。が、他の円盤の集中砲火を受けてダウン、撤退した。 24話ではカナン星人の基地を攻撃しようとしたが、逆に電子頭脳を狂わされてセブンを攻撃した。 ……が、セブンを追いかけた際に同じ場所を回りすぎて目を回してダウン。セブンの光線で正気に戻り、 今度こそカナン星人の灯台型の円盤を攻撃しようとしたが、円盤からの光線でまたダウンした。何しに出て来た。 そして39話では人間大のガッツ星人を攻撃。しかし分身に翻弄された挙句、弱点の額のランプを攻撃され大爆発した。 勘違いされ易いが、「ウィンダム」ではなく「ウインダム」が公式な表記である。 + 以降の作品での活躍など 『ウルトラセブン1999最終章6部作』でもミクラス同様に登場。 第3話で等身大の星人を追い払う役割で登場した他、最終話でミクラスと共に怪獣ザバンギに挑むも敗北している。 他には『ウルトラマンメビウス』では防衛チームがデータを元にカプセル怪獣を再現したマケット怪獣として登場。 ただし活動に制限時間があり1分しか活動出来ない。 後に過去の怪獣のデータを元に強化が行われ、火炎放射能力を得たファイヤーウィンダムに強化された。 ちなみにこの時選ばれたデータは、ゼットン、パンドン、ブラックエンドのラスボス怪獣3匹という異常に豪華なものだった。 活躍の機会が比較的多く、なんと単独での怪獣撃破にも成功している。 挙動も本物のウインダムに比べるとアグレッシブな面が目立つ。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。 この時はサラマンドラと対戦し、光線でサラマンドラの弱点の喉を攻撃して再生能力を封じて勝利した。 サラマンドラは数あるウルトラ怪獣の中でも厄介な能力の持ち主なので大金星を挙げたと言える。 2020年放映の『ウルトラマンZ』では、セブンガーに続く対怪獣ロボット「特空機」の二号機として、 対怪獣ロボット部隊「ストレイジ」によって開発・配備される。 身長65メートル、体重2万3千トン。 全身にジェット噴射口を備え、その大推力によりセブンガーの二倍のスピードを誇る高機動型である。 更に新開発した大容量のバッテリーシステムにより、高い出力と、5分間という長い活動時間を持つ事に成功した。 だが、各部パーツを別々のメーカーに発注した為に、当初の設計からの細かい仕様変更が積み重なった結果、 5分活動する為に4日間の充電が必要というレオ版セブンガーの如き産廃になりかけてしまう。 後にその問題は、ネロンガの電力増幅の仕組みを応用した急速充電システムにより無事解決された。 武装は原型機同様の額からのレーザーショットの他、両拳を回転させながらの電撃パンチや、 全身からのミサイル一斉発射も披露している。 第17話では必殺技とでも言うべき右手にエネルギーを集中させて相手の頭部に叩き込む「ウインダム・ヨウコインパクト」なる技を披露。 …なのだが、発動時の演出がトランザムシステムのようだったり、技の内容といい表示される型式番号といい どうみても元ネタがコイツという別の意味でも危ない技である(しかも受け手のCVが関智一という…)。 サンライズも公式にウルトラマン作ったことあるとはいえ…U40のタイタスが関連しなかったのは幸か不幸か + アギラ アニマル星出身の恐竜型の怪獣。腕が地面に付きそうな前傾姿勢なので小柄である。 頭部の角が武器で、これを使った突進などで戦う。素早い動きで相手の後ろに回り込むなどの戦法が得意。 32話では同じく恐竜型のリッガーと対戦。素早い動きでリッガー相手に善戦したがリッガーの尻尾攻撃に敗北した。 46話ではニセウルトラセブンと対戦。しかし主人と同じ姿の相手を攻撃することは出来ず、 戸惑っている内に反撃され崖から落とされてしまった。 物陰に逃げ隠れて座り込んで頭を抱えたり頬杖を突く姿がかわいらしい。 ちなみに、それぞれ鳴き声や身体の模様などが異なる点から別個体ではないかという説もある。*2 セブンの劇中での印象は登場が後半だったこともあって薄いのだが、 後の『ウルトラファイト』の新規撮影分にて割と頻繁に登場しておりこちらでの活躍が印象に残る。 『ウルトラファイト』ではセブンの子分という位置付けである。特にカプセルにも入ってなくてブラブラしているが、 セブンも常に変身状態だったりと色々と独自の世界観な『ウルトラファイト』では些細なことである。 たいして強い怪獣ではなく独力で勝利したことは一度もない。しかし負けそうになると親分のセブンに助けを求め、 この親分のセブンが強いというのがミソであり、助けに来たセブンのおかげで勝利することが多い。 この妙に憎めない『ウルトラファイト』での子分っぷりと弱さ、セブンに助けてもらうといったキャラが、 原作での位置付けよりもむしろファンの間でのアギラのイメージになっていたりする。 + 以降の作品での活躍など 平成セブンではスーツの都合か前述の2体とは異なり登場しなかったのだが、 小説版『ウルトラセブン EPISODE:0』ではアギラが出なかった理由付けとして、 「他2体とタッグを組める知性がないから使用を見送った」とダンが述懐する場面がある。酷ェ 『ウルトラマンメビウス』では他2体と異なり、マケット怪獣として出演する機会が無かったが、 小説『アンデレスホリゾント』ではアギラもマケット怪獣として作られていたことが語られている(登場はしていない)。 後に2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。 ちょくちょく再登場していた他のカプセル怪獣と違い、これが数十年ぶりの再登場になった。 この時にはドラコと対戦。飛べるドラコ相手にも一歩も退かぬ戦いを見せ、角攻撃でドラコに勝利した。 空を飛ぶ怪獣に対してアギラの優れた素早さが生きた戦いだったと言える。 ちなみにこれが単独でのアギラの初勝利である。 また、漫画『ウルトラマンSTORY 0』においては、このアギラの親と思われる二本角のアギラが登場。 ナックル星人の駆るブラックキングと死闘を繰り広げる。 この時はナックル星人にブラックキングでなければアギラは止めることは出来ないと言わしめた上に、 共闘したミクラスやウインダムのピンチを救うなど、かなりの強さを発揮したが、 最終的にはナックル星人から護っていた自分の卵をウルトラ戦士達に託して殉職するという最期を迎えた。 本作の最終話において、その卵より孵った子アギラを預かっていたウルトラ戦士ゴライアンより、 セブンの元へと託されることとなったのだった。 つまり『セブン』本編のアギラはまだ子供であり、成長すればここまで強くなるということである。 『ウルトラ怪獣擬人化計画』では擬人化されたキャラクターが漫画、アニメの両方に登場。 特にアニメでは主人公に抜擢されて活躍している。詳細は後述の『ウルトラ怪獣擬人化計画』での擬人化の項目を参照。 なお、各怪獣が収納されているカプセルの色は登場回によって違い、今も統一されていない。 作中では収納ケース内にこれらを含めて全部で5つのカプセルがあったが、上記以外のカプセル怪獣がいたのかは不明。 その内1つはイカルス星人の作った異次元空間内で使うも発動せず、そのまま紛失してしまった(しかも惜しむ様子も無かった)。 セブンの変身を封じる空間だったため、よく考えれば同じ理由だったのだろう。哀れ。 このことに加え、相性の悪い敵と戦わせられたミクラス、活躍の機会を与えられなかったウインダムとアギラという戦績から、 一部のファンからは、セブンはトレーナーとして無能との評価をされる羽目となる。 しかし『ウルトラ銀河伝説』におけるカプセル怪獣達の活躍を見るに、ブリーダーとしての能力は決して低くないと思われる。…多分。 レオも立派に育てたしね! 『運命の衝突』でもセブンにより召喚され、 アブソリューティアンの雑兵相手に大立ち回りを繰り広げている。 『ウルトラマンデッカー』では、「モンスディメンションカード」により召喚される「ディメンションカード怪獣」として登場。 『DARKNESSHEELS-Lili-』にて元宇宙警備隊のウルトラマンベリアルが語ったところによれば、 戦闘要員ではない恒点観測員を補助するために生み出された技術だったという。 ベリアルはこの時「あれは1分ほどしか持たないゴミだった」と称しているが、劇中ではカプセル怪獣達は明らかにそれ以上の時間戦っている。 ベリアルの発言が、彼視点で弱すぎてあまり長時間戦えないことを揶揄した発言だったのか、 彼の現役時代では本当に活動制限があったが『セブン』の時代には克服されていたの知らなかったのかは不明。 なお、イーヴィルティガの見立てではカプセル怪獣の技術がウルトラカプセルやウルトラメダルなど、 「ウルトラ戦士の力を宿した戦闘用アイテム」の前身となったようである。 ちなみに企画段階では過去作品の人気怪獣を使うことが予定されており、レッドキング、アントラーなどが候補に挙がっていたが、 前作『ウルトラマン』との繋がりを持たせないという方針のため、今の3体が新たに考案されたという。 この「過去の人気怪獣を呼び出して使役する」というコンセプトは、後の『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』シリーズや、 『ウルトラマンメビウス』の「マケット怪獣」などに引き継がれている。 + その他の作品における余談 『ウルトラセブン』以降のシリーズにおいても、『ウルトラマンレオ』のセブンガーや、 『ウルトラマンゼアス2』のミラクロンなど、カプセル怪獣に連なる怪獣が幾度も登場しており、 漫画『ウルトラマンSTORY 0』では漫画オリジナルのウルトラ戦士ザージの相棒であるフリーザスや、 セブンの新たなカプセル怪獣・ミンティオスが登場している他、ミクラス・ウインダム・アギラとの出会いも描かれている。 1997年に制作された映画『ウルトラマンゼアス2』では、 「ミラクロン」というミクラスをオマージュしたようなカプセル怪獣が登場しており、 ウルトラマンシャドーが操るカプセル怪獣ダークラーに勝利している。 ちなみにこのミラクロンは、カプセル怪獣で初勝利を果たしたという名誉あるカプセル怪獣でもある。 また、同作に登場した「薩摩萬隊長」はミラクロンを見て「懐かしい」と口走る描写があり、 何より森次晃嗣氏が演じていることからモロボシ・ダン本人ではないか?と噂されている。 ゲーム作品『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』では攻撃アイテムとして登場し、使用するとカプセル怪獣が攻撃を行う。 必中かつ安定したダメージで何度でも使えるカプセル怪獣達が強力な攻撃手段という、珍しいバランスになっている。 高いエンカウント率で雑魚が強く戦闘バランスが厳しいために、 回避されるリスクのある自前の必殺技を使うよりは、全編通してカプセル怪獣を使い倒すような状況がよく見られたようである。 ただ、アギラ→ウインダム→ミクラスの順に強くなるのだが、ウインダムはミクラスと同時に入手するため実質使い道が無いという不遇な扱い。 ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』では、3体及びファイヤーウインダムが実装。 全員、初期レアリティは★2で統一されている。 また、ミクラスはゲーム作品では珍しく熱線が必殺技となっている。 ミクラス、ウインダム、ファイヤーウインダムはサポーター寄りの性能をしているが、 アギラのみ、実装されている怪獣の中でも希少な、USP(必殺技ゲージ)獲得量を増加させる必殺技・スキルを持っており、 しっかりと育成する必要はあるものの、ユニークな性能となっている。 + 『ウルトラ怪獣擬人化計画』での擬人化について 『ウルトラ怪獣擬人化計画』では3体とも擬人化キャラが存在しており、 はじめにウインダムが発表され、それから少し遅れミクラスとアギラが登場している。 そしてアニメ作品『怪獣娘』ではメインキャラに抜擢され、アギラは事実上の主人公として扱われた。 なお、漫画『ギャラクシーデイズ』でも同じデザインで登場してはいるが、アニメとの関連はない全く別の作品であり、3人の設定も異なる。 + アニメ『怪獣娘』における3人 アギラ(宮下アキ) アギラのカイジューソウルを受け継いだ女子高生で、先述した通り本作の主役。CVは飯田里穂女史。 大人しい性格で目つきの悪さを気にしているなど、本家のアギラを思わせる地味な感じのキャラ付けになっている。 詳細は当該項目を参照。 ウインダム(白銀レイカ) 銀色のロングヘアーと眼鏡が特徴の少女。CVは遠藤ゆりか女史。 誰にでも敬語で話す真面目な性格のしっかり者…なのだがその一方で筋金入りのオタクにして腐女子でもあり、 怪獣娘に変身出来た経緯が「街の本屋でBL本を漁っていた」というもの(聞かれた際には「知識への探求」とごまかした)だったり、 推しキャラの作中での境遇を偶然耳にしてしまい、精神が不安定になり暴走しかけるなど真面目さよりもオタク気質を描写される場面の方が目立った。 髪は普段は三つ編みだが、変身すると上の画像のようにストレートになる。 もとのウインダムの眼を模したようなゴーグルはビームを放つ際に照準を合わす役割を持っている。 劇場版『黒』では既に遠藤女史が引退していたためか、3人の中で唯一未登場になってしまった。 ミクラス(牛丸ミク) 褐色肌に八重歯と見た目通りの元気娘で健康優良児。CVは鈴木愛奈氏。 格闘技大会のファンであり、初代チャンピオンであるレッドキングのことを尊敬している。 考えるより先に体が動く典型的な脳筋で、説明を最後まで聞かず勝手に変身アイテムを起動させたり、 チラシ配りのバイトで周囲にバラ撒くなどしてはピグモンに怒られてしまっていた。 しかしその明るさでチームを和ませることも少なくなく、ムードメーカーの役割も果たしている。 なお、エレキングには初対面時の遣り取りをきっかけに苦手意識を抱いているが…『セブン』本編を考えればさもありなんと言った所か。 3人の中では最も早く覚醒しており、変身時はミクラスのパワーを遺憾なく発揮した格闘技で戦う。 ちなみに元のミクラスには「バッファフレイム」という口から炎を吐く技もあるが、ミクはそれに準じた技は使用していない。 SFC『ウルトラセブン』には3体全て登場。 ステージ開始前にカプセル怪獣選択画面があり、選択したカプセル怪獣を戦わせることが出来る(ただし序盤はアギラが使用出来ない)。 カプセル怪獣が減らしたライフは戦闘終了後(多少回復するが)引き継がれるので、次のセブンの戦いを有利に進めることが出来る。 動きが鈍かったりと3体とも性能はセブンに比べて格段に低く、おまけに時間経過でライフが自動的に減っていく。 とはいえアギラの尻尾攻撃やウィンダムの飛び蹴りなど、性能のいい技もそれなりにあるので、上手く戦えば相手のライフをゼロにすることも可能。 しかし、このゲームは「相手のライフをゼロにした上でセブンの最大必殺技を当てることでステージクリア」という仕様なので、 カプセル怪獣ではどう足掻いてもステージをクリアすることは出来ない。 まあ前座扱いは本編再現とも言えるので、セブンのため頑張って相手のライフを減らしてもらおう。 MUGENにおけるカプセル怪獣 SFCゲームのドットを使ったウルトラ怪獣でお馴染みの、這い寄る混沌氏の製作したものが2011年8月13日に公開された。 3体の内の1体がランダムで選ばれて登場するというキャラであり、どの怪獣が出るかはデフォルトでは指定出来ない。 当然性能は3体とも別で、しかもAIも3体分別のものが搭載されている。 そして投げなどでステートを奪われても、きちんと登場している怪獣の食らいモーションが表示される。 さらに敗北した次のラウンドでは、倒された怪獣とは別のカプセル怪獣が出てくる。 なお、説明書にあるようにcommonファイルのステート190と5150を調べ、 ファイル内の指示に従ってコメントアウトとコメントアウトの解除を行えば、特定のカプセル怪獣に固定することも可能である。 ミクラスは原作通り肉弾戦を武器として戦う。 …のだが、手足が短いためにリーチが短く苦戦しやすい。ただし他の2体に比べて技の威力は高め。 むしろ口からの熱線で攻撃する「バッファフレイム」の方が当てやすくて射程も長いので強力。 更新で猛烈なパンチを繰り出す「バッファブロー」が新たに追加されたため、リーチの短さも少し改善された。 前後方向の食らい判定が大きく、一部のビーム攻撃では大きなダメージを受けることもあるのが難点。 超必殺技はジャイアントスイングで攻撃する「バッファスイング」で、掴んだ相手を振り回して投げ飛ばす。 ウインダムは割と通常攻撃のリーチもあるので戦いやすい。額の光線も発生が速く射程に優れ強力。 前後方向の食らい判定が薄く、怪獣キャラに多いビーム攻撃のダメージを軽減出来ることもある。 また、土下座をしたと思ったらいきなり起き上がって攻撃する技も搭載されており、地味に嫌らしい。 超必殺技は「波動砲」で、いきなりファイヤーウィンダムに変身してビーム砲で攻撃する。 全体的には額の光線での遠距離戦が得意。 アギラは小柄で背が低く、高い打点の攻撃を躱せることもある。 他2体とは違って飛び道具を使えないが、突進技が移動速度も速くて怯まないため強力で、 素早い突進攻撃で相手を翻弄出来る。角を使った投げ飛ばしも搭載されている。 超必殺技は「クイックラッシュで」、残像を残しながら高速で左右に移動し突進で敵を連続攻撃する。 突進の移動速度が速いので、他の2体に比べてスピード型の戦い方が得意である。 ただし、超必殺技や一部の突進技を使用した後は、その場で疲れて大きな隙を晒してしまうこともある。 それぞれ性質は違うが中々強力で、相性も含めるとベムラーやエレキング、 デストロイアEX辺りといい勝負が出来る強さには仕上がっている。 ただし、どの怪獣が出るかにも戦績は左右されやすいだろう。 2020年8月7日には、多数の怪獣キャラを製作しているカーベィ氏により、 「カナン星人」名義でカナン星人に操られた状態のウインダムにするパッチが公開された。 パッチを適用するとウインダム以外の二体は使用出来なくなるが、画面上にカナン星人が劇中で潜伏していた灯台型の基地が出現するようになる。 灯台は劇中でも使用した青色光線で援護してくれるが、灯台自体の操作は出来ない上に耐久力も設定されているため、相手の攻撃で破壊されることもあるので注意。 なお、イントロや勝利画面の演出や小ポトレや大ポトレもカナン星人そのものに変化しているが、ウインダムの性能自体は変化していない。 この他、同じくカーベィ氏により特空機ウインダムも公開されている。 「戻れ!ウインダム!」 出場大会 「[大会] [カプセル怪獣]」をタグに含むページは1つもありません。 【ミクラス】 第二次・怪獣達によるポイント制ランセレ大会 【ウィンダム】 第二次・怪獣達によるポイント制ランセレ大会 ロボット怪獣のみでトーナメントⅡ 【アギラ】 第二次・怪獣達によるポイント制ランセレ大会 *1 『大怪獣バトル』がポケモンのパクリだと指摘されることもあるが、 そもそも「怪獣を自分の代わりに戦わせる」というコンセプトの大元は『ウルトラセブン』であると言え、 ポケモン自体カプセル怪獣の影響を大きく受けたということを生みの親である田尻智氏が語っている。 ポケモンが世に出た当時は有名な話だったが、元々は『カプセルモンスター』と命名するつもりが、 商標登録に引っかかったので、似たコンセプトの名として『ポケットモンスター』になったのである。 *2 余談だが、西川伸司氏の漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』(未単行本化)では、 アーマードダークネスを封印したセブンと逸れたアギラが、 50年前の過去にタイムスリップした主人公アイの手持ち怪獣に加わっており、 時期的にはTV版『大怪獣バトル ウルトラギャラクシー』の頃となる。 そして同漫画の最終話(『ウルトラギャラクシー』より50年後)にてアギラはセブンの元に帰るわけだが、 そうなると、『ウルトラギャラクシー』からさほど年月が経過していない『ウルトラ銀河伝説』の時代において、 セブンの手持ちとしてアギラが居る事実と矛盾してしまう。 この件に関して、西川氏が円谷プロとの漫画の打ち合わせの際にこの件の疑問をぶつけた所、 「…アギラは2匹いたんです」という旨の答えが返ってきたらしいことを、氏自身のブログにて明かしている。 西川氏曰く「決して円谷プロの公式見解ではありません(多分)」とのことだが…。 また、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』の復刊版1巻に掲載されているオマケ漫画では、 本編で使用されなかった残りのカプセル2つにはアギラ(しかも♀)が入っていたというオチになっていた。 まあ怪獣は同種族が複数体出てくることもあるし、あながちそれでもおかしくはなさそうである。
https://w.atwiki.jp/officialblog/pages/358.html
キラキラメイツ 正式表記 キラキラ☆メイツ キラキラ★メイツ きらきらめいつ きらきら・めいつ CanCam2006年6月号~スタートした雑誌CanCam専属読者モデルユニット名。 現在のキラキラ☆メイツ 8名 吉松亜実 戸田麻衣(CanCam専属読者モデルオーディショングランプリ) 東里江子 佐々木美穂(レプロガールズオーディション2006ファイナリスト) 浅野愛香 加藤美穂 梅野舞 小坂温子 キラキラメイツ現在のキラキラ☆メイツ キラキラメイツの歴史キャンキャン専属読者モデルオーディション 浅野愛香加入 キラキラ☆メイツ新加入 キラキラメイツ2人が専属モデルに 初代キラキラ☆メイツ 関連ページ 関連ブログ キラキラメイツの歴史 キャンキャン専属読者モデルオーディション グランプリの戸田麻衣がキラキラ☆メイツ加入 浅野愛香加入 2008年CanCam3月号~加入。(本人ブログでも報告) キラキラ☆メイツ新加入 2008年8月23日よりCanCam.tvで配信 された「CanCam人気読者モデル プロフィール・インタビュー」でも紹介。 加入によりメンバーは6人に。 吉松亜実 佐々木美穂 小坂温子 キラキラメイツ2人が専属モデルに 初代キラキラメイツの 近藤しづか 阪井あゆみ が2007年7月号~CanCam専属モデルに。事実上キラキラメイツ脱退。 初代キラキラ☆メイツ CanCam2006年6月号で紹介。当初5名でスタート。 加藤 美穂 近藤 しづか 東 里江子 梅野 舞 阪井 あゆみ キラキラ☆メイツ期間限定ブログ「キラキラ☆メイツのケータイライフ」(URL http //cancam-mates.at.webry.info/)を更新。更新は2006年11月24日(金)をもって終了。 月曜日:加藤 美穂 火曜日:近藤 しづか 水曜日:東 里江子 木曜日:梅野 舞 金曜日:阪井 あゆみ の担当だった。 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 関連ページ キャンキャンモデル CanCam専属読者モデルオーディション 読者モデルブログwiki グループ 関連ブログ #bf 上へ トップページ