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『番外・スタート準備』 こなた「さていよいよ本編に入ります」 キョン「待て。ならば今までの2つはどうした」 こなた「今までのはプロローグだヨ」 キョン「意味わからん…」 こなた「この「キョンの異世界生活日記」はキョンキョンのカオスハーレムギャグファンタジー日常だよ」 キョン「いや、もうカオスが付いてる時点で日常は無いと思うが…」 こなた「とりあえず作者は思うがままに書いていくのでいろいろおかしな作品になりますが特徴として受け止めて下さい」 キョン「これは言うな」 長門「このSSは50%近くががらき☆すたの再構成でできておりそれ以外はオリジナルでできている」 こなた「そして、このSSは五割近くが小ネタでたまーに短編がくるヨ」 キョン「泉、これは言うな!そして長門、俺を元の世界に戻せ」 長門「だ が 断 る!!!」 キョン「…」 こなた「まぁ、戻ったらこのSS意味なくすからネ。キョンキョンにはここで頑張ってもらうヨ」 長門「あなたに…幸あれ」 ーみなさん。用意はいいですか?ー らき☆すたキャラ+α「おーーーー!」 キョン「もぉいいや」 ーでは始めます。3、2、1、スタート!ー こなた「さあ始まるザマスよ」 つかさ「いくでガンス」 みゆき「フンガー」 キョン「やれやれ…。まともに始めろよ…」 かがみ「私のセリフ!」 DIO&●「曖昧3cmそりゃ…」 ―――――――――――――――― ガバッ キョン「夢か…」 ーでは「キョンの異世界生活日記」始まりますよ~ー キョン「!?」 ーここからまともになりますー こなた「今回はキャラ紹介になると思うけどネ」 キョン「それは言うな」 『ハルヒ?』 つかさ「こなちゃんは走るのとても速いんだよ」 キョン「ほぉ…運動部とかに入ってるのか?」 こなた「いや、入ってないヨ」 キョン「何でだ?泉ならいい成績残せるはずだと思うが…(ん?なんかデジャヴが…)」 こなた「だってさ、部活入るとゴールデンタイムのアニメが見れないじゃん」 キョン「おまえはハルヒかよ」 こなた「ただの人間には興味ありません」 キョン「うおっ!かなり似てる」 こなた「もしこの中に二次元の人間がいたら私の所に来なさい!以上!」 キョン「凄いな…ほぼ完璧に似てるな」 こなた「まぁ、当然だヨ。だって中の人がいっs…」 キョン「これ以上は言うな。言ったら世界が壊れる気がする」 つかさ「?」 『いえいえ。私は泉こなたです』 つかさ「それにこなちゃんは格闘技もできるんだよー」 こなた「ふっふー。見直したか」 キョン「で、これを使う機会は?」 こなた「ほとんど無い」 キョン「宝の持ち腐れだな」 こなた「これも一つの萌え要素!」 キョン「お前に萌える奴はまず人間としてヤバいな」 こなた「キョンキョンがその一人です」 キョン「冗談はこの身長だけにしておけ」 こなた「…とうっ!」 キョン「いたっ!何しやがる!」 こなた「こういう時に格闘技は使うんだよ」 キョン「こいつ…ハルヒと同じくらいタチ悪いな…」 『天然と天然』 こなた「つかさは天然キャラであるのだよ」 つかさ「こんなこと言わないでよ、こなちゃん!」 こなた「この萌え要素、どう思う?」 キョン「確かにさっきのよりはまともだな」 つかさ「キョンくんまで~!」 キョン「まぁ、これも柊のかわいいところなんだろうな」 つかさ「ふえっ!?///」 キョン「どうした?」 つかさ「キョ、キョンくん!いきなり恥ずかしいこと言わないでよ!///」 キョン「?俺、そんな恥ずかしいこと言ったか?」 こなた「つかさも天然だけど、キョンキョンもある意味天然だよ…」 『恋の某未来人伝説』 こなた「そして、次はみゆきさん!」 キョン「何かだんだん自己紹介みたいになってきてるな」 みゆき「どうも、高良みゆきです」 こなた「みゆきさんは成績優秀でスタイル抜群、そしてドジっ娘etc...と陵桜屈指の歩く萌え要素なのだー!」 キョン「…」 みゆき「どうしました?」 キョン「何か…何か引っかかる…。何か見覚えがある。結構近くで…」 つかさ「キョンくん?」 こなた「もしかして…SOS団の朝比奈みくるじゃないの?」 キョン「!!」 つかさ「そういえば確かに似てるね」 キョン「…」 こなた「どうしたの?」 キョン「朝比奈みくるって…誰だっけ?」 こなた「おい!主人公!どうした!?」 『フラグクラッシャー・キョン』 こなた「最後に紹介するのは、かがみんでーす!」 かがみ「かがみん言うな!」 キョン「で、今度はどんな属性とやらがあるんだ?」 こなた「よくぞ聞いた!かがみはなんと…ツンデレなのだーー!」 かがみ「私はツンデレじゃなーい!」 つかさ「お姉ちゃん…」 キョン「ん?もしかして2人は双子なのか?」 つかさ「そうだよ」 キョン「なるほど…恐らくかがみが姉で、つかさが妹か」 こなた「おぉ、よく分かったネ」 キョン「…そうか!」 こなた「どうしたの?」 キョン「朝比奈さんの事、思いだした」 かがみ「そっちかよ!」 キョン「いや、あと何故か柊姉の事が気になってたか分かった」 かがみ「えっ…」 こなた&つかさ&みゆき「!!」 キョン「いや、初めて会った時から気になったがこういう事だったか」 かがみ「な…何?(もしかしてキョン君、私の事が…///)」 キョン「俺達似たもの同士なんだ」 かがみ「えっ…」 キョン「いや、お互い突っ込みしてるし妹もいるからな。そういうことか」 かがみ「…」 キョン「どうした?」 こなた「フラクラキターーー!」 キョン「耳元で叫ぶな」 ーキョンはフラグクラッシャーの称号を手に入れましたー キョン「勝手に称号付けるなよ」 『結果…』 こなた「さて、一通り紹介も終わったし…」 キョン「?」 こなた「誰を攻略する?」 キョン「すまないが、話の意味が分からん」 こなた「いや、ギャルゲーのお約束でしょ」 キョン「この学校はいつからギャルゲーの舞台になったんだ?」 こなた「昨日」 キョン「随分唐突だな」 こなた「さぁさぁ。誰にする?」 キョン「どうでもいい。そして言うが泉たちは次体育だと思うが大丈夫なのか?」 みゆき「そういえば…」 つかさ「まずいよこなちゃん!」 こなた「くっ…ここは一時撤退するしかない!行くよ!」 タッタッタ… キョン「さてと…教室に戻るか…」 かがみ「う、うん…(鈍感にも程があるでしょう…)」 こなた「今回はこれで終了ー」 キョン「今回は随分とグダグダだな」 こなた「まぁ、作者が作者だから」 キョン「酷いこと言いやがった」 こなた「まぁ次かららき☆すたらしくなるから大丈夫だよ」 キョン「そうであって欲しいな。しかしいつまで続けるんだ?」 こなた「批判が来るまで」 キョン「多分今回で最後だな(最初の番外がちょっと…)」 こなた「ちょ、不吉なこと言わないでヨ!」 キョン「で、次回はどうなる?」 こなた「日常だね。新キャラもいるヨ。そしてこの設定ならではのカオスネタも…」 キョン「嫌だな…ではまた次回まで」 こなた「じゃあね~」
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3学期も始まりそろそろ春も近くに感じ始めたある日のこと。 俺はまた新たな懸案事項を抱えていた。 この日は昼休みの何気ない谷口との会話から始まった。 「なぁキョン。おまえ深夜アニメとか最近観てるか?」 「いや、観てねえよ。夜は寝るのが一番だ。」 「俺は昨日観たんだがどうも最近のアニメは現実離れしすぎてる。俺が昨日観たやつなんて主人公の男が美女にモテモテって話でよぉ、しかも女が積極的ときたもんだ。」 「そうかい」 谷口のこんなどうでもいい話、この時谷口に詳しく聞いておけばこの日は平穏に過ごすことができたかもしれない。 谷口との何気ない会話を終えた俺は何故か無性に散歩がしたくなり校内を歩き始めた。 明日は土曜日だ。今日は夜更かしでもするか。などと連休のプランを考えながら歩いてると俺はいつの間にか部室の前に来ていた。 ふと長門のことを考えながら開けるとそこにはやはり椅子に腰かけ膝の上で分厚いハードカバーを開いている長門の姿があった。 長門はこちらを一瞥すると再び分厚いハードカバーに目をやった。 「・・・いたのか長門」 ハードカバーに目をやったまま頷く長門。 することもないのでとりあえずいつものようにパイプ椅子に腰をかけ短い昼寝でもしようとしたら向かいに座っていた長門がハードカバーを閉じ、立ち上がりだした。 そして音もなく俺の前に移動した。 「・・・・・これ」 長門が差し出してきたのは2枚の映画の試写会のチケット。しかも上映は明日になっている。 「どうしたんだ?」 「私の投函箱に入っていた」 投函箱?ああポストのことか… 「・・・明日・・・あなたと・・・」 つまりは俺は長門に映画に誘われてるわけだ。 日頃世話になってる長門の誘いだし断るわけにはいかない。 「明日か・・・いいぜ!空けとくよ!」 「・・・・・そう」 長門が俺を誘ってくれるなんて初めてじゃないか?とか考えるうちに長門は再び椅子に座りハードカバーを開き始めた。 とまぁここまでは良かったんだがこの後俺は再び厄介事に巻き込まれることになる。 昼休みも終わりが近づき部室を後にした俺は自分のクラスに歩き始めていた。 「あ・・・キョン君!」 そう言って俺を呼び止めたのは俺の天使朝比奈さんだ。 「キョン君。・・・あの・・・明日お洋服を買いたいので一緒に行ってもらえませんか?」 一瞬長門の顔が浮かんだがそこのところはうまく時間調整すればいいさ。なにより朝比奈さんのデートの誘いを断るなんて罰当たりなことをしたらきっと俺はこの先どんな善行をしても即地獄行き決定だろう! 「えぇ、いいですよ!」 「ありがとう。じゃあ詳しい時間は夜に電話します。」 そう言って俺の天使は背中の羽を羽ばたかせるように小走りで消えていった。 結局その後は何事もなく1日が過ぎた。 いつも通り後ろの席のハルヒからシャーペンでつつかれたり、部室で平穏に過ごしたり、かえってそれが不気味だった。 時刻は現在18時。 俺は今部屋でマッタリと過ごしている。 明日は長門と映画を見に行き、朝比奈さんとショッピングだ。 たまにはこんな生活も悪くないだろう。 ふと長門からもらった試写会のチケットを見ると上映時間は10時から。 朝比奈さんとは昼過ぎから会えば問題ないだろう。などと考えていると計ったように電話がなった。 余談だが俺の着信音は『倦怠ライフ・リターンズ』だが朝比奈さんだけは特別に『恋のミクル伝説』に設定してある。 鳴った着信音は後者だった。 「キョン君。明日はお昼の1時でも大丈夫ですか?」 願ってもない話だ。 「大丈夫ですよ。」 「よかったぁ。じゃあキョン君また明日に。」 「はい、また明日」 とまぁこんな感じでことは順調に進んだわけだ。 長門と映画を観たあと急げば朝比奈さんのところに間に合うだろう。 とはいえ1日に女の子二人とデートとは俺の女運もまだまだ尽きちゃいないらしい。 谷口あたりに聞かせたらあいつは悔しがるだろうな。 そんなことを考えながら数時間が過ぎ俺はいつの間にか眠りについていた。 「キョン君!キョン君!起きてよぉ~!」 いつも通り俺は妹の力で目覚めた。 今日は休日だ。なのに毎日起こしにくる妹は意外としっかり者なのだろうか。しかし休みの日くらいはやめて欲しいものである。 だが今日はそうは言ってられない。 長門と朝比奈さんとのデートの日だ! 「キョン君。今日デートでしょ?早く出かけないと遅れちゃうよ!」 何故妹がそれを知っている?誰から聞いたのか?問い詰めようとすると妹は 「えへっ♪」 と言って出て行った。 妹のことだからどうせ昨日の電話を盗み聞きしたうえ、俺の机に置いてあった映画のチケットを見て推理したのだろう。 こうゆうところは誰に似たのか… まぁ兄の俺ではないことは確かだ。 「やべ、遅れちまう。」 時計を見た俺は長門との待ち合わせ場所に急いだ。 待ち合わせ場所にはすでに長門が来ていた。 相変わらず休日もセーラー服なのか。 「すまん。待ったか?」 「・・・・・私も到着したばかり。」 無表情の長門はそう答えたが長門のことだ、かなり前から待っていてくれただろう。 俺は長門のさりげない気遣いに少し後ろめたさを感じた。 朝比奈さんとの約束は明日でも良かったんじゃないか? 今更後悔の念が湧き出てくる。 「とりあえず行こうか。」 「・・・・・」 俺は長門と映画館に向かって歩き始めた。 歩いている間長門は無表情のまま前だけを見て歩いている。 そんな長門の横顔をみるとやはり長門は眼鏡をしていないほうが可愛いな。いつぞやの眼鏡姿を思い出しつつ見ていると長門がこっちを向いた。 「・・・なに?」 「な、なんでもない!」 長門がもし人間だったら、俺は長門に惚れていたかもしれないな。 俺は長門の良い面をいろいろ知っている。 もし人間だったら… いや、そう考えるのはよそう。 さてとここからはすこしまとめて話そうか。 俺たちはこの後映画館に着き2時間にも及ぶ超大作を観覧したわけだ。 はっきり言って映画の内容は難しくてよくわからなかった。 上映中無表情のままスクリーンから目を離さず観ていた長門を眺めていたほうがまだ目の保養になったな。 映画が終わりエンドロールが流れ始め観客席で拍手がおきた。 「さて、帰るか長門。」 「・・・うん」 一瞬少し寂しそうな顔をしたような気がするのは俺の気のせいだろう。 長門は相変わらず無表情。 「長門はこれからどうするんだ?」 「私は図書館に向かう。」 本来なら俺も一緒に図書館に行ってあげたいところだが朝比奈さんとの約束もあるためそれを選択することは出来なかった。 「そうか・・・じゃあ俺は帰るよ。」 「・・・わかった」 そう言って長門は図書館に向かって歩きだした。 遠ざかっていく長門。 このままではいけない気がした。 「長門!」 立ち止まった長門は首だけをこちらに向ける。 「俺も行くよ!」 朝比奈さんとの約束までまだ少し余裕がある。万が一遅れたとしてもハルヒと違って朝比奈さんなら笑って許してくれるだろう。 何故かわからない。 だが長門をこのまま行かせちゃだめだと俺の中の何かが叫んでいた。 とりあえず長門を選択して図書館に着くと長門はいつものように館内を物色し始めた。 長門はこうなると何時間も動かない。 ある意味俺にとっては好都合かもな。 俺は長門を図書館において朝比奈さんとの約束の場所へと向かった。 なんとか間に合ったようだ。 待ち合わせ場所に着くとそこには可憐な姿の天使がいた。 「あっ・・・キョン君!わざわざごめんなさい。」 「いえいえ、朝比奈さんに誘ってもらえて光栄ですよ♪」 「ふふっ♪じゃあ行きましょう。」 軽く微笑んだ天使は前に向かって歩きだした。 おそらくこのスマイルをみて落ちない男はこの世にいないだろう。いたら俺がぶん殴ってやる!でてきやがれ! 着いたのは最近できた大型ショッピングモール。 こんな機会でなければ二度と来ることはないだろう。 「わぁ!この時代のお店は賑やかですねぇ。」 「未来にはどんな店があるんですか?」 「えぇ~っと、未来には・・・い、言えるわけないじゃないですかぁ!禁則事項です!」 やはり朝比奈さんは相当の天然のようだ。 その気になればカマをかけて未来のことも聞き出したりできそうだが俺のモラルに反するのでやめておこう。相手が古泉だったら容赦しないがな。 「あ・・・この服可愛いですねぇ♪」 「店員さんに試着できるかどうか聞いてみたらどうです?」 「そうですね♪店員さ~ん。これ試着してもいいですか?」 ここの店員は少し太ったお姉さんだ。ネームプレートに『柳原』と書いてあるがどこかでみたことあるような気もする。 きっと気のせいだな。 その店員はキャピキャピとした歯切れの言い声で話し始める。 「えぇ~試着ですかぁ~♪あぁもうどんどんしちゃってくださ~い♪」 「じゃあこれ着てきますね。キョン君、少し待ってて下さい。」 朝比奈さんは衣装チェンジのため扉のむこうに消えていった。 再び扉を開けたそこには再び輝いた天使がいた。 「キ、キョン君・・・どうですか?」 そりゃもう朝比奈さんに似合わない服なんてなくもちろん似合っていたさ。 少し衣装が朝比奈さんに負けてたけどな。 「似合ってますよ。」 素直に発した言葉だった。 「じゃあ、これ買います!」 部室でハルヒに無理やり衣装を着替えさせられてるときも思ったが、朝比奈さんはどんな服だろうと最終的には喜んで着ている。 未来では一体どんな服を着ていたのか見てみたい気もする。 未来と言えば朝比奈さん(大)が未来にいるってことは今俺の目の前にいる朝比奈さんもいずれいなくなってしまうんだよな。 これは既定事項だろうが納得できないな。 「キョン君?どうかしたんですか?」 「いえ、なんでもありませんよ!」 いつか別れる日がきても俺は朝比奈さんを忘れない。絶対にな。 「キョン君、今日は付き合ってくれてありがとう。」 「またいつでもご一緒しますよ♪」 俺はそう言いながら長門を思い出していた。 時間は今15時。長門を図書館に置いてきて2時間になる。まぁあいつのことだから普通に閉館までいそうだが。 このまま朝比奈さんと一緒にいたいが長門を放っておくわけにもいかない。 「では朝比奈さん。また明後日学校で会いましょう。」 「うん♪今日はありがとう!」 俺は朝比奈さんを見送ると図書館に再び向かって走りだした。 まぁここまでは俺の頑張りによって順調に来たわけだ。 ところが走っていた俺は角からでてくる人間に気づかず衝突してしまった。 「いったいわねぇ~!どこ見て走ってんのよバカ!」 聞きなれた声、聞きなれた喋り方もうおわかりであろう。 涼宮ハルヒだ! よりにもよってこんなときに俺はハルヒと出くわしちまった。 「キョ、キョン?」 「・・・ハルヒ?」 「なんであんたこんなとこにいんのよ!?」 朝比奈さんとのデートが終わってこれから長門を迎えに行く途中。なんて言えるわけない。 「たまたま散歩してたんだよ。おまえこそ何やってんだ?」 「暇だったからみんなを呼ぼうと思ってね!丁度良いわ!いつもの喫茶店に行きましょ!みくるちゃんもいまそこに呼んだから!」 さすがにハルヒはやることが早い。 「なら俺は今から長門を連れてくる。あいつはこの時間なら図書館にいるはずだ!」 「そう。お願いね。二人で消えちゃだめよ!」 ハルヒと別れ、また面倒くさい集まりがあんのか。今度は何するんだろうか。などと考えつつ俺は図書館に着き長門に事情を説明した。 長門は無言で頷き。 俺たちはいつもの喫茶店に向かった。 いつもの喫茶店に着くとそこにはハルヒと朝比奈さんがいて古泉の姿がなかった。 「古泉は?」 「古泉君ならバイトがあるから今日は来れないって電話もらったわ!」 バイトねぇ。またあの薄暗い空間で化け物退治でもやってるんだろうか? あの野郎今日に限って来ないなんてまるで俺のことを全部知ってるようだ。 まぁ赤い玉に変身するような変態野郎だからいつどこからひょっこり顔を出すかわかったもんじゃねぇ。 「そうか古泉はいないか・・・」 結局その日はハルヒは本当に暇だっただけらしく特にすることもなく喫茶店で適当に談笑してから解散になった。 朝比奈さんと長門が帰りハルヒと二人になったところでハルヒが薄笑いを浮かべた。 「さぁキョン!今からお化け退治に行くわよ!」 「はぁ?」 「はぁ?じゃないわよバカ!隣町の廃墟に夜な夜な幽霊が出るって噂なのよ!これはSOS団として見逃せないわ!」 また始まったよ。 こいつも普通に高校生活を過ごせばいいものをどうしてこうも厄介事が好きなのかね。 「朝比奈さんと長門はいいのか?」 「みくるちゃんは怖がりだし、有希も苦手そうだからね!あたしたちのほうが動きやすいのよ!」 俺としては長門がいてくれたほうが心強いのだがハルヒに言うわけにも行かず仕方なく付き合うことにした。 夜も7時を回っていたのであたりは真っ暗。 俺たちはコンビニで懐中電灯を購入し隣町の廃墟に向かった。 廃墟につくと辺りは不気味なほど静まり返っていた。 なるほど。確かに幽霊の一つや二つはでてきそうだ。 「さぁ、入るわよキョン!」 ハルヒに引っ張られ中に入ったが中は真っ暗でほとんど見えない。 懐中電灯を点けあたりを照らすといかにも廃墟らしくボロボロの階段や壁が映しされる。 「キョン!奥に行ってみましょう!」 俺の手を強く握ったハルヒはなんとなくだが少しは恐怖を感じているように感じた。 「何もないわね」 「幽霊なんていねえんだよ。」 結局中をくまなく探索したが何もなかった。 諦めて帰ろうとするとハルヒが庭を指差した。 「キョン!あれ見て!」 ハルヒの指差す先には明らかに使われていない古い井戸だった。 「ただの井戸だろ?」 「怪しいわ!中を見てみましょ!」 こうゆうときのハルヒは目をキラキラと輝かせていてもはや誰が止めても無駄だろう。 俺はハルヒの言うとおり井戸を覗いてみた。 井戸の中は… 正直言うと何も見えない。 「キョン!ここにロープがあるわ!これで井戸の中に降りて調べてみましょ!」 俺だって普通の人間。こんな薄気味悪い井戸の底なんて見たくない。 だが団長様は納得してくれないだろうな。 「ハルヒ、どうせなにもねえよ!時間の無駄だ。さっさと帰ろうぜ!」 「キョン、あんた怖いの?大丈夫よ。あたしも一緒に行ってあげるから。」 いや、おまえと一緒だから怖いんだよ。お前が望めば井戸の底に化け物が一体や二体でてきてもおかしくないからな。 だがさっさと帰りたかった俺は適当に調べてさっさと帰ろうと井戸に入ることにした。 ロープをしっかり固定し俺に続きハルヒも下に降りて行った。 井戸の中盤まで来たときに俺はとんでもないことに気づいた! 明らかにロープが腐ってる。 気づいた瞬間それは漫画のようにプツリと切れ俺たちは井戸の底に落ちてしまった。 「いてて・・・」 「いったぁ~い!」 井戸の底は意外と何もなく地面も柔らかかったおかげで助かったようだ。 「うそ?ロープ切れちゃったじゃない。」 「だから俺は嫌だったんだよ。」 「あたしもまさかこんなことになるなんて思っても見なかったもん!」 「こりゃ登るのは無理だな。」 「どうすんのよ!?この辺り夜はあまり人こないわよ!」 「朝まで待つしかないだろう。」 「朝まで?あんたと二人で?」 「嫌なら一人で脱出すればいい。」 「・・・わかったわよ」 人はこんな状況に陥ったら間違いなくハルヒのようになるだろう。だが俺はこの一年いろいろあったおかげでこの程度のことでは動じないようになっていた。 まぁ最悪古泉か長門気づいてくれるだろ… 「携帯も通じない。もう10時よ。明日まで我慢するしかないのかしら。」 「仕方ないだろ?」 とりあえず気を紛らわすためハルヒと話を始めた。 「・・・寒いわね」 「まだ2月だからな」 この時間だと気温は5℃を下回る。寒そうなハルヒに俺はコートを貸してやることにした。 「ハルヒ。これ着ろよ。」 「いらないわよ。大体あんたが寒くなるじゃない!」 「俺なら寒さになれてるから大丈夫だ!」 「だめ!あんたが着てなさい!」 強情なハルヒは頑なに拒否する。 だが俺は明らかに寒そうにしているハルヒにコートをかぶせた! 「女なら男に恥かかせるなよ!」 ハルヒは少し沈黙し 「・・・わかったわよ」 と頷いた。 少し時が経ち今度は俺にもツケが回ってきたようだ。 寒い… 「・・・キョン。こっちに来なさい。」 ハルヒが俺を引き寄せる。 「もっと近くに来なさいよ。」 ハルヒの指示で俺とハルヒの肩が密着する。 「キョン。団長命令よ。文句言ったら死刑だから。」 そう言いながらハルヒはコートの半分を俺に被せてきた。 つまり今一枚のコートを俺とハルヒが半分ずつ着ているようなものだ。 今俺とハルヒはかつてないほど近い距離にいる。 「キョン。しばらくこうしてなさい。直に助けもくるわ。」 なんかさっきと立場が逆だなこりゃ。 「大体あんたのせいなんだからね。ロープくらい確認しなさいよ。」 「それはお前も同じだろ?」 「うるさいわね。とりあえずあんたが悪いんだから私の言うとおりにしなさい。あんたは今からあたしのおもちゃよ。」 おもちゃ?そういえばハルヒが前に朝比奈さんをおもちゃ扱いしたことに俺が切れたことがあったな。 今は怒る気にもならないが… 「おもちゃだから文句言わないように。」 ハルヒはそう言うといきなり俺に抱きついてきた。 「な、なんだよ!」 「あんたはいま人工カイロなの。文句言わない!」 ハルヒの突然の行動に驚きもしたがハルヒの体はかなり暖かい。俺はハルヒの気持ちを察すると反射的にハルヒを抱きしめ返していた。 なるほど人工カイロか、よく言ったもんだ。 今の俺とハルヒの距離は0だ。 一年前のあのときと同じ、誰だってこう思う。今は離したくないと。 ふと古泉の野郎の言葉が浮かんだ。 「(お熱いですねぇお二人共)」 うるせえ古泉!お前がいくら特殊な空間に入れる能力を持ってるからって人の想像の中にまで入ってくんな! …何を言ってるんだ俺は。 だが何故か古泉の顔が無性に浮かぶ。 ん? どうやらハルヒは俺の胸の中で眠ってしまったようだ。 「どうやらそろそろ潮時のようですね♪」 井戸の上から声が聞こえる。 声の主はわかってる。あの微笑野郎だ! 「やっぱり古泉・・・お前の組織の仕業か?」 「ええ♪あなたならすぐ気づくと思ったのですが。」 「助けるのが遅いんだよ!」 「すいません。少々手違いが発生しまして。」 やれやれうすうす感ずいてはいたがやはりこいつの仕業だったか… 2日後。 俺は今クラスでハルヒとSOS団の今後について話している。 あれからハルヒはあの時のことを話そうとしない。 結局あの後古泉の組織の手によって助け出された俺たちはそのまま家に帰された。 もちろんハルヒには古泉の茶番だってことは知らせておらず、普通に助けが来たと思ってる。 だが確かにあのときあの場所で俺はハルヒの温もりを感じた。 それは一生忘れられない体験だ。 第1部 ━完━ キョン100%(2)
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鬼畜キョンの罠 この前ちょっといいことしたんだ。今思うと無理矢理ってのはちょっと鬼畜かな~とか、 反省しちゃったりするけど、当時の僕は使命感に燃えていたんです!(笑) ちょっと詳しく話すとヤバいんで勘弁(笑)小学五年生の妹がいてね、 つうか最近の女の子っておっきいんだねぇ、精神的にも発達してるし、もちろん(略)。 ちょっと妹とその子の友達(モチロン小学生 笑)とも、出かける機会があったんだよ。 女の子達は目的知らないんだけどね(笑)目的の場所に着いたら 「汚れるといけないから」とか言って、 俺ソッコーブルマに着替えさせた(笑) んでマズ、妹の友達の女の子に声かけたわけ。 最終的には全員にかける(笑)予定だったんだけどね。 まず、妹に人柱?に、まぁ彼女らから見りゃ犠牲になってもらったわけ。 かなり言葉には気をつけたね、言葉巧みに使ってたら、俺の妹、初めは嫌がってたんだけど、 段々乗り気になって来て、二人で盛り上がってたんだけど、一緒に来てた子たち、 ちょっと引き気味でね。 んでまた言葉巧みに誘ったワケよ。 何人かはそれでもグズるから結構無理矢理引っ張ったけど(笑) 乱暴はイケナイよね、暴力ハンタ~イなんちゃって(笑) 「ムリムリこんなの触れない」とか「汚~い」とかほざいてたけど、 途中で止めるのは俺の気がすまないからシッカリ持たして処理してもらった。 初めはこんなもんで、徐々に慣れていくもんだ。 「ホントにいやっ!」ってマジで拒否する子もいたけどね、空気読めって(笑) みんなが汚れるのは当然だけど、ブルマ来てるからあんま気にしてない。 俺も結構気合い入れた服来てきた。やっぱりジャージでしょう!(笑) 体育教師っぽく笛もあったらよかったんだけどねぇ。 最終的には皆やってくれて、でも一番張り切ってたのが、やっぱ妹だったなぁ。 やっぱ前から目つけてただけのことはあったな。気持ちよかったよ、ゴミ拾い。 やっぱいいことしたあとはサッパリするし、心晴れ晴れって感じ?(笑)
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シンジが世界を相手に戦い抜くようです ,_;゚' _ 」 ∠___ ._./ 「 / ,'. ィ _/ ,.--t_ | _」  ̄ヽ __ ,ィ-,_;゚'__ ._r‐┘`'´ ^ーt `ヽ .厂 \. rュ〈_ .、__] l . 「 ∧_/ フ`ヽ, _,) ⌒) ィ / ._ _r―' ー、__ ∠ .`ヽ.`ヽ___ ,'~..ヽ._,r‐┘ ̄ ̄..`ヽ .,ノ__r-―…'´ ..〆~ ,' `ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ シンジが世界を相手に戦い抜くようです_____________________________________ .r‐-┘ .`ヽ_,'._ ,' .′`ーミ \ ._/¨Z__ __√\ .\ `ヽ.~―丶___ _./ `ーミ .| ,′ .../ . .ノ _.ィ‐ミ ¬ .」 ̄ ̄ r'⌒ー'′ 廴 `ヽ .| _ノ \ ,′ .| / `ーミ _ゝ .L ___/ ヽ ヽ. . ̄ ̄ ! ,r.‐イ.////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 中身: ローズと同盟国が世界を相手に真っ向勝負したらという架空戦記です////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// このスレについて この作品は雪歩◆5wbYUif2XMのシンジが瀕死の祖国を救おうと必死なようですのIF物の二次安価作品です。 ローズが一心不乱の大戦争を繰り広げたらどうなるかをテーマとしています。 連載スレッドはとある安価スレの夢追い所、現行は【R-18・安価】とある安価スレの夢追い所 14 ~イオンに再びトラックが突っ込んだようです~ http //yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1482983704/l50/]]となります。 Threads 現行【R-18・安価】とある安価スレの夢追い所 14 ~イオンに再びトラックが突っ込んだようです~ http //yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1482983704/l50/]] 過去ログ 【R-18・安価】とある安価スレの夢追い所 13 ~イオンでキョン子と朱里が喧嘩するようです~ 【R-18・安価】とある安価スレの夢追い所 12 ~イオンで西園寺が民主主義を語るようです~ 【R-18・安価】とある安価スレの夢追い所 5 ~イオンにAMAZONから魔王子が届いたようです~ ページ新規作成
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「鶴屋さん」 「なんだいっ!?」 「その…なんというか…鶴屋さんってかわいいですね」 「どうしたんだいキョンくん!!!は…恥ずかしいにょろ」 「鶴屋さん好きだ」 「キョンくんホントにどうしたんだいっ!?」 「いや…なんでも…ありません」 「キョンくん!うちもキョンくんのことめがっさ好きだよっ!!!」 「は…はい…」 「……」 END
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autolink SY/W08-089 カード名:浴衣の長門&キョンの妹 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1000 ソウル:1 特徴:《宇宙人》?・《和服》? 【自】 絆/「浴衣のキョン」[①](このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「浴衣のキョン」を1枚選び、手札に戻す) 妹「ユキちゃんありがと~~」 レアリティ:C 浴衣のキョンの絆持ち。 浴衣のキョンのパンプ条件となる《和服》?を持ち、サイズも純応援レベル… なのだが、同じく浴衣のキョンを回収できる浴衣のハルヒは《和服》?パンプの起動能力もある事に加え、 作品全体で《SOS団》?も《和服》?も青より赤の方が多めであるため、何とも使い辛い。 唯一の利点は浴衣のハルヒとは違いコストによる絆なので終盤の回収に困らない事ぐらいか。
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やる夫Wikiの該当キャラのページにリンクしてあります。 7/7【やる夫派生】 ○やる夫/○やらない夫/○できない子/○できる夫/○キル夫/○やらない子/○やる太 8/8【涼宮ハルヒの憂鬱】 ○キョン/○涼宮ハルヒ/○古泉一樹/○キョン子/○ちゅるやさん/○あしゃくらさん/○谷口/○佐々木 5/5【Rozen Maiden】 ○水銀燈/○翠星石/○蒼星石/○真紅/○薔薇水晶 5/5【らき☆すた】 ○泉こなた/○柊かがみ/○柊つかさ/○高良みゆき/○小早川ゆたか 4/4【逆転裁判】 ○成歩堂龍一/○御剣怜侍/○綾里真宵/○狩魔冥 3/3 【ストライクウィッチーズ】 ○宮藤芳佳/○エイラ・イルマタル・ユーティライネン/○サーニャ・V・リトヴャク 3/3【魔法少女まどか☆マギカ】 ○鹿目まどか/○暁美ほむら/○美樹さやか 3/3【Fateシリーズ】 ○セイバー/○アーチャー/○キャスター(Extra) 3/3【魔法少女リリカルなのはシリーズ】 ○高町なのは/○ユーノ・スクライア/○星光の殲滅者 2/2【スクライド】 ○カズマ/○ストレイト・クーガー 2/2【HELLSING】 ○アーカード/○少佐 2/2【東方Project】 ○レミリア・スカーレット/○多々良小傘 2/2【2ちゃんねる】 ○しまむらくん/○でっていう 2/2【化物語】 ○阿良々木暦/○戦場ヶ原ひたぎ 1/1【インフィニット・ストラトス】 ○シャルロット・デュノア 1/1【機動戦士ガンダム00】 ○グラハム・エーカー 1/1【ペルソナ3】 ○アイギス 1/1【HUNTER×HUNTER】 ○ネフェルピトー 1/1【めだかボックス】 ○球磨川禊 1/1【ドラゴンクエストシリーズ】 ○女僧侶(フェリス) 1/1【ドラえもん】 ○野比のび太 1/1【こちら葛飾区亀有公園前派出所】 ○両津勘吉 1/1【機動警察パトレイバー】 ○後藤喜一 1/1【ジョジョの奇妙な冒険】 ○ジョセフ・ジョースター 1/1【くそみそテクニック】 ○阿部高和 1/1【さよなら絶望先生】 ○日塔奈美 1/1【DEATH NOTE】 ○夜神月 1/1【仮面ライダーOOO】 ○ウヴァ 1/1【スーパーマリオシリーズ】 ○ルイージ 1/1【BLACK RAGOON】 ○レヴィ 1/1【School Days】 ○伊藤誠 1/1【侵略!!イカ娘】 ○イカ娘 1/1【コードギアス 反逆のルルーシュR2】 ○ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア 【合計 70人】 【ネタバレ参加者名簿】 【書き手枠について】 「やる夫wiki」にキャラクター記事が登録されているキャラクターのみ登場可とする。 かつ「記事内の主な作品という項目に、作品記事が登録されてる作品へのリンクがある」キャラのみ 存在そのものがストーリーやバランスを破壊する規格外のキャラクターは不可。(光の巨人とか) 本人として使用されないキャラは不可(ライダー、ナイトブレイザーなど) 明らかなモブキャラは不可(黒服、クローン・トルーパーなど) 制限は各々バランスを考えて設定した上で必要があればその都度話し合うこと。
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みさお「ふああ~。授業って退屈だなー」 キョン「ああ。何か聞いてるうちに眠くなってくるんだよな」 みさお「そうそう。何でなんだろうなー」 キョン「さあな…」 みさお「きっと先生の話は眠くなる電波があるんだろうなー」 キョン「そうかもしれんな…ねむ」 かがみ「そんなこと言ってないで授業ちゃんと聞いた方がいいわよ」 あやの「うん。あ、先生が気付いた」 黒井「さて、「キョンの異世界生活日記」始める前に…起きろぉー!」 キョン&みさお「痛ぁー!」 『谷口みのる』 ~2-E~ キョン「ん?お前、どこかで見たことあるな」 ???「どこでですか?」 キョン「うーん…そうだ、確かテレビだな(あと声も)。名前は…」 白石「なるほど。多分、らっきー☆ちゃんねるです。名前は白石みのるです」 キョン「なるほど。あれか」 白石「あなたがキョンですよね。噂は聞いています」 キョン「(何で噂が流れてんだよ)そうなのか?」 白石「いやー。一度会ってみたかったんですよ。本当に似てるし」 キョン「またか…」 白石「いやー憧れのキャラがいるんですよ。涼宮ハルヒの憂鬱に」 キョン「誰だよ」 白石「谷口っす。あのキャラになりたいんですよー!」 キョン「…白石って言ったな」 白石「はい。何でしょうか?」 キョン「あいつにだけはならない方がいい。お前の人生はまだ長いんだ」 白石「?」 ~異世界のとある高校~ ● ふんもっふ! 谷口「アッー!」 『すぐに掛けましょ110番』 ー下校中ー キョン(ん?何だあの典型的な不審者らしき人物は。小学生見てるし) キョン「あの、すいません」 ???「何だ?」 キョン「何をしているんでしょうか?」 ???「女の子を見ているのだよ」 キョン(あっさり不審者と認めたよこの人。警察呼ぶべきか…) キョン(いや、だがもしかしたら違うかもしれんな) キョン「あの、何でですか?」 ???「もちろん萌えるからだろう!」 キョン(不審者確定!しかもヤバい…ある意味ハルヒ以上に) ???「もしかして、「萌え」を知らないのだな。いいだろう教えてあげよう」 キョン「…(あ、近くにパトカーあった)」 ???「萌えというのは…ということであり」 キョン「あの、警察ですか?そこに不審者が…」 ???「…なのだから…って!警察呼ばないで!」 『従姉と父』 ???「ついにおじさんも通報されたか」 ???「ゆいちゃん、誤解だから手錠掛けないでくれ」 キョン(この二人知り合いなのか?) ゆい「面倒だから今回は厳重注意にしとくけど…」 キョン(警察も腐ったな…) ???「とりあえずキミ、キョン君でしょ?」 ???「何っ!こいつが!?」 キョン「何で俺の名前を?」 ???「いや~こなたが最近、よく話してるからさ。似てるねー。本物に」 キョン「(またか…)えーと、誰ですか?」 ゆい「私は成実ゆい。こなたの従姉だよ。よろしく」 そうじろう「俺は泉そうじろう。こなたの父だ」 キョン「…なるほど(泉がこうなるのもよくわかるな)」 そうじろう「しかし貴様にこなたは渡さん!」 キョン「…はぁ?(突然意味わからん…)」 ゆい「あー気にしないでいいよ。よくある病気だから」 キョン(やっぱり警察に行った方がいいと思うんだが) 『バイト』 こなた「うーん…」 キョン「どうした?」 こなた「なんかさー最近出費が多いからバイトしたいんだけどさ」 キョン「ほぉ…」 こなた「どこでバイトすればいいと思う?」 キョン「とりあえずどういう所でバイトしたいんだ?」 こなた「結構楽で楽しく、それでいて時給が高い」 キョン「我儘にも程があるな」 こなた「むぅ…」 キョン「それに身長が低いから採用されるのか?」 こなた「失敬な。低身長も需要はあるヨ」 キョン「どんな奴にだ?」 こなた「キョンキョン」 キョン「悪いが俺はロリコンではない」 こなた「…ならば趣味が思う存分発揮できる所」 キョン「さらに増えたな。そもそも、オタクの知識が必要なバイトはほとんどないな」 こなた「ならばどこでバイトすればいいのさ!」 キョン「知らん。ならばコスプレ喫茶でバイトしていろ」 こなた「…」 キョン「どうした」 こなた「…そうか!その手があった!」 キョン「…はぁ?」 こなた「これこそ私の天職!与えられた使命!そしてキョンキョンは私の嫁!」 キョン「…もしもーし(何か理不尽なことも聞こえた気が…)」 ーこの会話がきっかけで泉こなたはバイトすることになったー 『正解率零パーセント』 みゆき「ーーと、いうわけでこうなっているのです」 つかさ「ふえ~。ゆきちゃんは色々知ってるねー」 こなた「流石みwikiの異名は伊達じゃないネ」 かがみ「ここまで来ると尊敬するわ」 みゆき「いえいえ。私はそこまで…」 こなた「いや、知らないものは何もないって感じだね」 キョン「そんな高良に質問だ」 みゆき「はい。何でしょう」 キョン「普通は簡単だが正解率はほぼ零パーセントの質問だ」 みゆき「はい」 キョン「俺の本名はわかるか?」 みゆき「…………」 つかさ「…わーー!ゆきちゃんが固まってるー!」 こなた「キョンキョン…自虐にも程があるよ…」 キョン「ああ。言ってる俺が泣きたくなってきた。というか柊姉、挙句担任も知らないからな」 こなた「ついでに私も」 キョン「…」 『非日常の日々』 つかさ「うう…そろそろテストだよ…」 キョン「確かに…テストとはオサラバだと思ったのに…忌々しい」 つかさ「キョンくんはどうやって勉強する?」 キョン「普段は団活によってできなかったな…時折ハルヒに教わるが」 つかさ「ふーん…」 キョン「まぁ、今はそれが出来ないがな…」 キョン「……」 つかさ「キョンくん?どうしたの?」 キョン「…ん?ああ、すまない。何でもない」 つかさ(キョンくん、今寂しい感じがした…) キョン「…」 『GW』 みさお「よーし!そろそろGWだー」 あやの「うん。キョンくんは何するの?」 キョン「うーん…(普通は親戚一同が集まるんだがな…)決めてないな。多分家でダラダラすると思う」 みさお「何だよー、だらしねーな」 キョン「何でだ?」 みさお「GWは遊びまくるだろー」 キョン「宿題はどうするんだ。そのあとすぐテストだろう」 みさお「へ?最終日に写させてもらうんだろ?」 キョン「自分でやれよ」 みさお「いや、それが当たり前だろう」 キョン「おい峰岸、柊姉。当り前じゃないことが当たり前になってるぞ」 かがみ「うーん…どこで間違えたのかしら…」 あやの「柊ちゃん、お母さんな言い方みたいになってるよ」 かがみ「普段は峰岸が保護者代わりだけどね」 みさお「?」 キョン(この3人を見てるとあいつらを思い出すな…) キョン(白いs…谷口と………………) キョン(あいつら、今何してるんだろうか…) あやの「キョンくん?」 キョン「…ん?いや、何でもない」 あやの「…(どうしたんだろう…キョンくん)」 かがみ(何か違和感がある…) 『番外・異世界日記 著者キョン』 とりあえずこれから日記を付けることにした。 これからこの日記は毎日のことや愚痴、いろんなことを書くつもりだ。 書く理由? 色々あるが一番の理由は暇だからだ。 とりあえず三日坊主にならないようにするつもりだ。 これからどんなことが書かれるか少し不安だな。 今回はこれだけにする…書くネタ無いし
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日曜日。誰もいない俺の家。両親と妹は、親戚の家に行き、夜まで帰らない。 …………となると、やっぱり彼女を招きたくなるのは、男の性だよな。 「ねぇ、キョン。知っているかい?人の身体で一番大きい細胞は、卵細胞だよ。その卵細胞にこの精子が受精し、子宮に着床したら妊娠となる。」 「生物かよ。雄と雌に別れた生物は、概ねそうだろ。」 雄が精巣から精子を出し、雌が卵巣から卵を出し。 「確かにそうだが、快楽目的で生殖行為に励むのは、『知性』を持つ故なのかな。」 「知性ねぇ。知性ってよりは、原始的な本能に近い部分を刺激されるから、擬似的な生殖行為をするんじゃないのか? 例えば猿にオナニーさせると、死ぬまでオナニーするそうだ。猿には知性は多少あるが、理性はない。」 彼女………佐々木を呼んで、とりとめのない話をする。 「成る程。それらをカテゴライズするのが知性と理性なんだろうね。」 「昆虫なんか、反射だけで生きているからな………………」 ぺったりくっつき合い、ベッドの中での会話。これはピロートークってやつなんだろうか。 「ん?君は何を言っているんだ?今からが本番だろう?ピロートークは、後戯だよ。」 そうなのか。 「くつくつ。本能に任せて朝から夕方まで盛るのもいいが、やはりこうした君との時間は、僕には必要でね。」 「そうかい。………ま、確かにお前とこうした時間を過ごすのも悪くない。」 普段が普段だ。ハルヒやら橘やらでお互いゆっくり過ごす時間もないからな。 「それに、だ。お前は俺が求めて猿になるようなヤツだったら、まず家に来てねぇだろ。」 俺の言葉に、佐々木は含み笑いをする。 「くつくつ。御名答。もし朝から夕方まで盛るなら、僕は君との付き合いを考えていたよ。」 「やれやれ。」 確かに佐々木とのセックスは、好きだ。しかし、だからといってそればかりをメインにしても面白くねぇよな。 「お前の想いに気付いたのが今で、良かった。」 中学時代なら、こっちだけの思いをぶつけていて、佐々木に負担をかけていただろう。 「くつくつ。それはお互いだよ。中学時代なら、君が僕を壊すか、僕が君を壊していたか、お互い自壊したか。または奇跡的にうまく回るかだろうね。」 傍目には、佐々木はサバサバ振る舞っているし、本人も『物分かりの良い』風にしていたが…………付き合ってみるとよくわかる。佐々木の本質は、独占欲が強く、表に出さないだけで、子どもっぽく我が儘だ。 そこを理解しない限り、佐々木と付き合っていくのは絶対に無理だ。中学時代なら、佐々木の被るペルソナを勘違いしていたはずだ。そうなっていた時の佐々木を想像すると…………実に怖い。 どこまでも堕ちて行っていただろうからな。 「くつくつ。…………そこは君だけ理解してくれていたらいいんだよ。」 佐々木はニヤリと笑う。 「くつくつ。」 ……………さ、佐々木?何故また服を脱がす? 「いや、見解一致が嬉しくてね。…………正解者には御褒美をあげないといけないだろう?」 「アホか!」 こうした場合は、やっぱり俺がリードしたいものだ。…………しかし、こういう場合の佐々木に逆らわないほうがいい。 佐々木が『俺を気持ちよくしたい』と思ってくれているんだ。それを素直に受けておくか。 「んっ……………」 佐々木の舌が、首筋を這い、胸に流れる。…って! 「さ、佐々木?!」 「くつくつ。性感帯というものは、男女差が少ないらしくてね。」 ま、まさか…………… 「くつくつ。君によって生じた、僕の気持ちいいところを知ってもらいたくてね。さぁ、その不粋な手をどけたまえよキョン。」 佐々木がニヤリと……………こ、怖え!めっちゃ怖え! 「くつくつ。」 佐々木は服を脱がせ、背中に指を這わせる。………………ゾクッとするが、これは………… 「気持ちいい………よね?」 「…………ふっ…………ああっ!」 耳を舐められ、思わず声が漏れた。ぎゅう、と佐々木にしがみつき、声を洩らすのを必死に耐える。 「くつくつ。」 嗜虐心をそそられたらしい。佐々木は……… 「『可愛いぜ、佐々木………』」 と、耳許で囁いた。急速に頬に血液が集まる。……………お、俺は普段なんつー事を…………!佐々木は俺のズボンのベルトを外した。 「『普段澄ました顔なのにな。………見せろよ、その顔。』」 佐々木が囁く。や、やめ……………っ! 「…………と、まぁこんなところさ。普段の仕返しも兼ねた、君へのお返しなんだが、お気に召したかな?」 「顔から火が出そうだ……………。」 ああ。あれは恥ずかしい。気持ちいいが、恥ずかしい。 「お気に召したならば、何よりだ。キョン。僕は君といる今日を楽しみたい。…………意味はわかるよね?」 無論だ。つまり、こうした恥ずかしい事よりは、愛情を確かめ合いたいんだよな? 「分かって頂けて、それは何より。」 佐々木は服を脱ぐと、丁寧に畳んでいく。 「嗜虐的な事もいいんだが、しょっちゅうされては堪らない。奴隷じゃないんだ。」 「善処する。」 絶対にこいつ、何かの機会で仕返ししてくるからな。…………ん?待て。 「んじゃあ、お前もあれは気持ちよかったのか。」 佐々木の顔が赤くなる。 「君が僕を開発したんだろうが。あれでもソフトなうちだ。それ以上言うなら、一番きつかったヤツをしてやる。」 佐々木が真っ赤な顔をして睨む。失礼しました。佐々木が攻めに回ると、えげつないだろうしな。 「えげつないのは君だろうが、全く。………そう言うつれない男は、僕が仕置きをしてやろう。」 おーい、普通にするんじゃないのか、佐々木さーん?! と、まぁ…………佐々木にこってりやられちまったわけだ。 「正真正銘のピロートークだな。」 佐々木が、ベッドの上で枕に顔を預けるのを見て、俺は皮肉たっぷりに言った。 「…………お前が、どういう感覚でいたか、知れたのは良かったが。」 「やめたまえよ、キョン…………。僕は自己嫌悪の最中なんだ。」 真っ赤になる佐々木。 「いやらしいお前も、俺は好きだぜ。」 「また、そういう………………!」 普段が理性的だからな。たまに暴走する位でいいだろ。………控えて欲しいが。これじゃ、別の何かに目覚めちまう。 「さ、飯食って勉強すっか?佐々木。」 真っ赤になる佐々木の髪を撫でる。佐々木は俺を睨みながら言った。 「その前にシャワーだよ。君の身体中の僕の唾液を洗い流す!」 やれやれ。 ――――――平行世界―――――――――――― 「で、どうだった?佐々木。あんたがあたしにしてた事を仕返してみたが。」 「…………いざ、されると…………は、恥ずかしいものだな……………」 ポニーテールの少女が、茶髪の美少年に笑いかける。 「最中に何度もやられてみろ。お前は一回で済むけど、あたしゃ何回もだ。ちったぁ自制しろ。普段、理性的な分際で、ったくどうしようもねぇ。」 「き、キョン子………すまない。そこは広い心で…………」 ぎゅう、と少女を抱き締める茶髪の美少年。 「よし、シャワーだ。べたついて気持ち悪い。」 「くつくつ。君の唾液だろう?別に洗い流さなくても。」 「あたしが気持ち悪いんだよ、アホ!」 少女は思った。 「(な、なんか…………もし平行世界があって、性別が反転してたら、同じような事されてそうな予感がするわ…………)」 …ハルヒが「性別が反転してて、その人達と話せたらいいわ!」と言い出す少し前のお話。 そして、キョン子と佐々木(男女)が話して赤面し合い、キョンはハルヒとハルヒコの面倒を見させられ、貧乏クジを一手に引き受けたという…………。 END