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年齢、職業不明。福島県民。チルノちゃん!とVIPに書き込んでいる。それだけ。 それだけだが、あの某大震災が起きた時にもチルノちゃん!と書き続けていた。何が彼を駆り立てるのか。
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加入条件 解説 ドッペルスキル ドッペルパッシブスキル コメント 加入条件 駅の中間地点でチルノ戦後に加入 解説 ドッペルスキル 名称 射程 範囲 遅延 タイプ 消費MP 消費POW 属性 説明 パーフェクトフリーズ 遠距離 全体 4 魔法 0 60 水 全体に水属性の魔法攻撃をします。【瞬間効果:スタン】の追加効果を与えます。 ドッペルパッシブスキル 番号 名称 習得条件 1 自己耐性+1 最初から 自己耐性+2 Lv6 自己耐性+3 Lv10 2 抵抗+3 Lv2 抵抗+6 Lv7 抵抗+9 Lv11 抵抗+12 Lv13 3 魔法防御+5 Lv3 魔法防御+7 Lv12 4 水属性の威力+5 Lv4 5 パーフェクトフリーズの威力+10 Lv5 6 スタンの成功率+10 Lv8 7 パーフェクトフリーズの遅延-1 Lv9 コメント 名前 コメント
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■チルノ1 「あーもうどうしてはっきり言わないと分からないんだよこの⑨!つまりお前が好きだっつーの!」 もちろん面と向かって言ってはダメですよ あさっての方角へ首を捻りながら逆ギレ気味に言い捨てるのがコツ 1スレ目 36 ─────────────────────────────────────────────────────────── チルノ「ほんと!?ほんとに!?嘘じゃないよね!?…………うんッ!あたいもあんたのこと大好きっっ!」 なんて言って腕に抱きついてきて頬ずりしてくれたら凍らされてもいいかも。 1スレ目 37 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「……これで、ずっと一緒に居られる」 そう言うと、チルノの手がそっと俺の頬に触れる。 冷たくて、小さな手のひら。 心地良い。只、それだけ感じていた。 「ごめんね。これは、あたいのワガママ」 冷気が収束していく。 世界がキラキラと輝き、耳はキンと痛くなる。 「ごめんね、ごめんね。――さよなら」 もう一度だけ、チルノの顔を見たかった。 でも、凍り付いた眼。乱反射する水晶体。もう何も映せない。 だから、必死に音を作る。 細かに震えるだけの声帯で、チルノに、俺の、最期の言葉を。 「ゲロゲ~ロ」 そんなカエルになりたい俺。以上⑨好きの妄言でした。 1スレ目 71 ─────────────────────────────────────────────────────────── 『安心しろ、チルノ! 俺も春は大嫌いだ! 年度が替わって年をとったように感じるからな! 次に、夏コミがあるから大嫌いから一等減じて夏も嫌いだ! 秋は、まぁ、そこそこだ! 結局冬が一番好きだ!』 1スレ目 72 ─────────────────────────────────────────────────────────── 前書き『無題』 彼女だって真剣に考えることはある。 興味がなくなると絶望的に長続きしないだけだ。 けれどそのほんの僅かの心の塵は毎回吹き飛んでなくなってしまうのだろうか。 『彼女の独白』 みんなはあたしをバカにした。無理だって、冗談だってことにされた。 あたしはちょっとだけムッとして、そしてがっかりした。 でもすぐに忘れたんだけどね。 だって、悲しいこと考えてるより、次々と楽しいことを思ったほうがいい。 でも…でもね、あいつは あいつはあたしをバカにしなかった。 あたし相手にまじめになってくれた。 お前ならできる、がんばればできる力があるのにどうして バカにされるんだろうな、って。 あいつはあたしを認めてくれてた。 そう言われることがすごくあったかくて心強いってこと、 こんなにも心地よいってことを初めて知った。 そうね、難しく考えるのはやっぱりあたしらしくない。 面白そうなこと、楽しいこと、 今、一番やりたいことをしよう。 まずは・・・うん、やっぱりこれ! 今日もあいつに褒められてくる! 『俺の結末』 最近、ことあるごとにチルノに絡まれる。 「ねぇねぇ、白黒とあたしどっちが可愛い?」 突然目の前20センチにどアップで飛び込んできた。 「・・・お・・・お前のほうがかわいいんじゃねぇ? たぶん」 びっくりしてなんとなく答えてしまう。 チルノは妙に嬉しそうにくるくる飛び回っている。 「だよね! 可愛いほうが強いんだから! 今のあたしなら… あんなヤツカチコチにしてやる! ね? できるよね?」 「あーーー・・・できるさ、がんばれ」 「行って来る!」 だーーー、とか言いながら飛び去っていった。 何がそんなに楽しいんだろうか、妖精って言うのはみんないつもあんなに陽気なのか? しばらくして、ぼろぼろになったチルノが帰ってきた。 「あいつも少しはやるわね! でも! たぶん9回くらいまけたけど最後の一回は勝ったからあたしのほうが強い」 俺はこいつが9より大きい数を数えてるのを見たことがない。 でもまぁ、一回勝ったんだからすごいだろう、妖精にしては。 「ん、がんばったな、やればできるじゃん」 嬉しそうな子供をあやすのは嫌いじゃない、俺はチルノの頭をなでてやった。 チルノは目を瞑って口の端をちょっとにやけさせて撫でられてる。 バカっぽい顔だったから髪を引っ張ってやったら怒った。 でもすぐにまたニッと笑った。 「よし、次は紅白に挑戦するから! それじゃね!」 勝手にそう宣言するとチルノは帰っていった。 ここのところいつもこんな感じだ。 何で俺あいつに懐かれているんだろう。 初めて会った時あいつは落ち込んでるように見えた。 そして天狗にバカにされてた。 俺は話を聞いてやって励ましてやった。 ・・・そのせいか・・・ でも気まぐれな妖精がそのぐらいで? もしかしてあいつ俺に気があるとか? いやいやいや、たぶん、俺は丁度いい遊び道具なのだろう。 ならちょっとからかってみるか、どんな反応するかな。 撫でたときみたいに変な顔してから怒るんだろうか? でもすぐにまたニーって笑うんだろうか? 俺は言ってみることにした。 「ぅーーーーー」 今日のチルノは始めっからぼろぼろだった。 「今日は驚かそうと思って、先に紅白やっつけてから来るつもりだったんだけど 紅白のくせに強いの! 10ぅ・・・10回くらいやったけど勝てなかった はぁ、どうしてかな、あたしできるはずなのに」 やっぱこいつバカだ。今になると天狗の気持ちも少し分かる。 「まぁまぁ、お前はがんばったんだろ?」 「もちろん! あたしはいつだって真剣! がんばっちゃうんだから!」 「ならいいじゃん、それよりさ」 なぜかピースしてるチルノの頭に手を置いて言って見た。 「おまえさ、実はおれのこと好きだろ?」 「ぅ・・・え? えーーーーー、あーーーーー」 チルノは顔を真っ赤にしてしまった。 恥ずかしがってる恥ずかしがってる、もう一押ししてみた。 「何だよチルノ、はっきりしないな。お前はいつだって真剣でがんばるんだろ? どうなんだ、はっきり言ってみろよ?」 俺は思いっきりかっこつけて言ってみた。あからさま過ぎて冗談だと思うだろう。 バッカじゃないの!? この、変体! とかさ、真っ赤になって怒ると思ってた。 「うん、あたしはあんたが好きだよ、だってあんたといると楽しいし、嬉しいし、 すっごく幸せなんだから…これって大好きってことだよね? はっきりしろって言われて気がついたよ」 チルノの少し潤んだ瞳はどこまでもまっすぐで純粋で その視線は俺を串刺しにした。 「え、嘘、マジで!? 俺、そんなつもりじゃ・・・、・・・!?」 俺は、つい、口に出していってしまった。 俺の言葉を聞いたとたん、チルノの表情がくしゃくしゃに震えた、 絶望、その感情を妖精は感じたことがあったのだろうか。 「ぅぅ。。」 見開かれた瞳から大粒の涙が流れ落ち、 頬を伝う間に凍り首の辺りにツララができていく。 俺は、どうしていいか分からない、最低だ。 今にも大声をあげて泣き出しそうなチルノはしかし、 肩を震わせて、顔を伏せて、ひたすらに耐えているようだった。 「あたしは、できるこだから、がんばれるこだから・・・・」 かすれるような声で、 俺のいった言葉を繰り返し自分に言い聞かせているの。 俺は本当に何もできなくて、バカみたいにただ手を差しのべて、 そしてその手は空を切った。 チルノはふらふらと飛び上がり、俺を見ないで言った。 「あたし、バカだから、嫌なことなんてすぐ忘れるから、楽しいことだけ覚えてるから」 そう言って、飛び去った。 『俺のプロポーズ』 それ以来、チルノは遊びに来なくなった。 たまに、他の仲間と遊んでいるのは見かける。 相変わらずバカにされたり、弾幕で負けたりしているようだ。 その様子は以前とちっとも変わっていない。 けれど俺との間には距離を感じる。 避けているのは俺のほう。 失って始めて気がつくこと。 俺は、純粋で心の強い彼女のことが本当は好きだったんだって。 多分、声をかければ彼女は今までどおり俺と話してくれるだろう。 楽しいことだけ覚えてる、彼女はそう言っていた。 でも、それをいいわけにはできない。 彼女の心につらい記憶も悲しい記憶のかけらは 思い出されないだけで風邪に飛ばされずに積もっているのだ。 だから俺は、今度こそ本気で彼女と向き合える覚悟ができてから 彼女に伝えなければいけない。 もう手遅れかもしれないけれど、でも真剣に伝えなくては俺はもう 誰にも本気で心を許せないだろう。 そして、俺は、チルノに声をかけた 「なぁ、チルノ、俺お前のことが本当に好きなんだ!」 1スレ目 294-296 備考:一人称イヤだったら自己補完しろ…ってけーねが言ってた。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 波一つない湖の澄んだ碧青に寒気を感じる。 もう春だというのに…いや、おかしくはない ここは氷精の住まう魔湖 この幻想での戦いに身をおいてきた俺の体には, 冷たさなんて何の苦もないんだが… 俺はポケットの煙草をくわえて火をつける。 フゥ… 風一つない冷気の中、白い煙は細かく鋭角を作りながら昇る。 まるで凍えてやがる、俺のくたびれた心の様に。 いまさら暖かさなど求めてはいけないはずだったんだが しかし、それでも抑えきれずに来てしまった場所が凍える湖というのは 俺の人生の皮肉にしか思えない… チッ、 余計な事考えちまった、意味のない感傷に浸るのは悪い癖だと ガキの頃から言われていた。 ガキ…か、 「不思議なのはよ、俺に比べたらお前のほうがよっぽどガキなのに」 「人間があたいのナワバリに何のようだい?」 背中に気配を感じ振り返る。 そこには俺がこんな場所にいる理由が不敵な笑みを浮かべ…ようとしていた。 ニヒルという言葉をこいつに教えた事があるが、あの顔はきっとニヒルなアヒルだな。 クッ 肩で小さく笑う俺にあいつ、チルノは不機嫌になる。 「あんたのことは覚えてるよ、その変な笑い方。 あたいにいたずらされて逃げ回ってた間抜けな顔。 仕返しに来たのなら、もう少し相手を選ぶ頭も足りないんじゃないの?」 チルノの周りの冷気が微かに強まる。 オイオイお前のいたずらなんか毎回その場で返り討ちにしていただろうに、 都合の悪い事は忘れるらしい。 「だからよ、不思議なのはそんなガキのお前に俺が会いにきたってことさ」 「あたいはガキじゃねぇよ、あんた押し売りかい? 上等なケンカってヤツの」 「それを言うならケンカ上等だバカが」 ったく、なれない言葉なんか使いやがって。 そうやって俺の真似したがるのがガキなんだこの負けず嫌いめ。 フゥ… 再び煙草をふかす、チルノは昇る煙を珍しそうに見てた。 「その吸って出してる煙はなにさ? あたいにもすわせなよ」 「はぁ? これはガキの吸うもんじゃねぇよ、お前にはコレで十分だ」 俺はコートからガムの束を取り出しチルノに投げてやる。 「これは? お菓子か?」 「ガムもしらねぇのかよ。それは確かに菓子みてぇなものだが…、あぁそうだ それを一度に全部食べると願いがかなうんだぜ? ガキにはできない相談だがな」 ちょっとしたいたずらだった。 全部口に入れてモゴモゴしやがれ。 「バカにすんな? このくらいあたいにとっちゃ三時のおやつ前よ!」 きっと言葉どおりの意味なんだろうな。 チルノは包み紙を全部あけ一気に口に入れた。 「んん、ぁあい、おいひぃえおうぁぁうぁうぅ」 「そりゃ、菓子だしガムだからな」 くちゃくちゃくちゃ 「こえいつあかんえああいいお?」 「気の済むまで噛んでろ」 「うぅ」 ククッつらそうに噛んでやがる。よだれたらしやがって、 普通に気持ち悪くなる量だぜ? BGM ~♪おてんば恋娘~ くちゃくちゃくちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ くちゃくちゃくちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ くちゃくちゃくちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ くちゃくちゃくちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ (ピアノサビ) 「おいチルノ! 言っておくがー…まちがっっても食べるなよ?」 「ん、あ? くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃゥッ、んがごぎべごぐガ」バタン、ムキュー 「まさかおい、バカチルノ? おまえ飲み込み損ねたか?」 やっべーー息が止まぁってやがるぅ、ガムがのどにつまぁっってる! こんなとーき、どうするか…助ける…に決まぁってる! たったー1つの方法それは、ガムを口から吸いー出す! 命が…うしなわれてく…迷って…る暇はない! 俺は、チルノの肩を抱き上げ、おもむろに口に吸いーつく! ぶっちゃけチルノが好ーきだ!思いを込めて 今~~~~~~~~~! (ぶちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~間奏26秒) チルノ生き返った~☆ (ピアノサビ…フェードアウト) … チルノの胸がゆっくりと上下し始める、助かったようだ。 俺は、チルノから吸い取った大量のガムをくちゃくちゃしながらもう一度煙草に火をつけた。 フゥ… くちゃくちゃくちゃくちゃ 「ん…」 「気がついたかチルノ? 悪い、俺が不用意だったよ、謝る」 「そんな事はもういいよ…それより…」 チルノは瞳を潤ませて俺を見つめた。熱い視線、氷精の癖に、これはガキの視線じゃない。 「あたい吸われた…、こんなにも強く、強く激しく あたいのイロイロ全部吸われた気分だ…こんな気持ち初めて!!」 「フッ、なりふりかまってる暇はなかったんでな、少し、本気になった」 くちゃくちゃくちゃくちゃ 「あたい、そんなに強い娘じゃない、 こんなことされたら、そんなこと言われたら、 あたいあんたに、愛芽吹かせられた、強引に恋させられた、 もう、あんた無しじゃいられない」 「今のお前なら、こいつが似合うかもな」 俺はコートのうちポケットからシガレットケースを取り出しチルノに投げてやった。 「これは…シガレットチョコ!」 チルノに瞳に涙が浮かぶ 「俺とおまえでハードボイルドしないか?」 「あたい、ムネキュン☆ あんたをもう離さない!」 俺の腕にしがみついてくるチルノ。 チッ、もう少しスマートに告白するつもりだったんだがな、 しかしこれが俺の生き様か。 くちゃくちゃくちゃ 「今度はあたいが吸い返してやるよ!」 「お手柔らかに頼むぜ」 ぶちゅ~~~~~~~~~~~~~~~BGM ~♪おてんば恋娘~ (前奏29秒) またガム吸い込んだ~ (ピアノサビ) 「ちょwwおまww…(以下エンドレス…フェードアウト) 1スレ目 399-401 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ぶえっくし!」 ─夏風邪はバカしかひかないと言う。誰がうつしたんだ全く 高熱と鼻水はなかなか治まりそうにない。咳が少ないのはまだ幸いか 気の進まないまま強引に粥を流し込む。大人しく寝て無理にでも食うより方法は無いのが辛いところだ それにしても暑い。真夏な上に熱と布団のせいか更に暑い 汗で濡れた下着や使用した食器は溜まる一方だ。これもなんとかしなければ… 「あれ、数日見ないと思ったら風邪なの」 突然の来訪者に一瞬ドキリとする 「あ、バカ発見」 「五月蝿いわね。様子見に来てあげたのにその言い草は何よ」 来訪者は氷の妖精─チルノだった 「全く人間は弱いんだから。あたいは風邪なんてひかないよ」 チルノはどうだといわんばかりに無い胸を張る ─バカだからだろ。俺はかろうじてこの一言を飲み込んだ 「で、何やるつもりだお前」 俺の下着を抱えてどこかに行こうとするチルノを呼び止める 「洗濯。こんなところに置いておいたら臭いじゃないのよ」 なんか物凄く不安なんですけど俺 これが普通の女の子だったら。もの凄い勢いで拝み倒してでもお願いしてしまうんだが…だがこいつはバカだ。余りにも 「病人は黙って寝てればいいの。何でもあたいにおっまかせ☆ あんたは氷船に乗った気でいなよ」 それを言うなら大船だ、氷だと溶けるだろ。やはりバカだこいつ しばらくして戻ってきたチルノ。何か言いたそうにもじもじとしている、どうせバカやらかしたんだろう 「え、えっと…洗濯してるうちに面倒になって、その、勢い余って」 そこには、何の芸術性も無く見事なまでに凍りついた何枚かの下着。どうしようもないバカだ 「……溶けるまで風呂場に置いておけ」 「あんなに一度に大量に洗ったこと無かったから、その…」 「もういい。お前は洗濯はやるな」 ──食器を片付けようとして割る ──破片を集めようとして指を切る ──病人がいるのに箒を持ち出して埃を舞い上げる もううんざりだよこのバカ 「いい加減にしろ。邪魔しに来たなら出て行け!」 枕元に正座させて怒鳴りつけると、チルノはしゅんとなって俯いた。流石に反省したらしい 「う…その…早く治って欲しかったから。何かあたいにも出来ないかと思って」 そーなのかー? 「あんたを見なくなって寂しかったんだ…外の世界の話とか、もっと聞きたいし」 「迷惑だったよね…あたい…バカだから…ごめん…」 一筋の涙。元気だけが取り得の妖精に意外な面があったとは 今の彼女には愛おしささえ感じる 「…帰るよ。早く良くなって」 「ちょっと待つんだ」 「…え?」 「やって欲しい事が一つだけあるんだ」 「え、何? なんでもやるよ」チルノの顔がぱっと明るくなる 「氷嚢作ってくれ。お前ならできるだろ」 「ひょうのう?」 「氷を小さく砕いて、布に包むんだ。額に乗るぐらいの大きさにしてな。熱があるときにはこれが一番だ」 「あ、それならあたい得意。まっかせて☆」 得意というよりそれしかできないだろうがこのバカ 「これでいいかい?」 ほどなくして出来た氷嚢を差し出すチルノ 「あ…」 「あ…」 頭痛のせいか視点が定まらず、誤って彼女の腕を掴んでしまう 氷の妖精たる所以か。ひんやりとした、心地の良い感触 「冷たい腕してるんだな、お前」 「あんたが…熱すぎるの」 「でも今はこれが一番いいな」 腕を引き、小さな体を抱き寄せる。二重の意味で気持ちいい 「ちょ、ちょっと…恥ずかしいよ」困惑してはいるが反抗は無い 「詫びるつもりがあるなら、しばらくこのままいてくれないか」 「うん…早く治ってくれるなら…いいよ…」 真夏の太陽は容赦なく照り付けるが、今は気持ちよく寝れそうだ。 だが、バカだけはうつさないでくれよな。可愛い妖精さん 1スレ目 626-627 ─────────────────────────────────────────────────────────── 春でもただでさえ湖の周辺は冷えるんだから、 これが冬になるとどうなることやら。そんなことを思いながら湖畔に座っていた。 「ところでチルノ」 「なになに?」 呼ばれた小さな氷の妖精は俺の周りをぱたぱた飛び回っていた。 「……まずはカエルを凍らせた後、失敗しないで戻せるようになれ」 「えー?やだ。めんどくさい」 「できるようになったらキスしてやる」 「がんばる!」 そんなチルノがやっぱり可愛くて、思わず撫で撫でする。 「…えへへ、もっともっと~」 一瞬戸惑いながらもすぐに満面の笑みになってねだってくるチルノ。 ……この手が凍るまではさすがに困るが まあ、満足するまでは撫でても良いかなぁとか思ってる。 1スレ目 784 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「もっと逃げなさいよ。氷漬けになるわよ!」 後ろには巨木、左も右も巨木。追い詰められた。目の前には少女。少女の周りに氷柱。 「ふふん、まあ今日はこんなところで許してあげる。あんた面白いから。人間をからかうのも楽しいなあ」 目の前の蒼い女の子は、どこかへ飛んでいった。文字通り空を飛んで。 ふう、今日もなんとか生きていますよ。 サバイバル、なんだろうなぁ。こんな生活。 雨風をしのげる程度の居場所。木の虚を元に、なんとか住めるようにした。水はすぐそばに大きな湖があるから大丈夫。 食料もそこで調達すればいいだけ。なんだがそうもいかない。さっきの女の子が襲ってくる。 「あたいの城で釣りなんていい度胸ね!」 空から大量の氷を降らされて、なんとか逃げた。とりあえずキノコや木の実で食いつないでいる。 こんな所から逃げ出せばいい。と思ってたが甘かったよ。 歩き回って、村のような物を見つけたさ。けどコンビニもタクシーが通りそうな道もない。というかそもそも舗装された道がないようだ。 場所を聞いても知らない地名。聞いていくうちに不審者扱い。最後は力ずくで追い出された。鎌とか鍬とか鉈だとか持ち出されちゃ逃げるしかないからなぁ。 水がすぐに確保できるここしかいい場所がなかったんだ。 こんな生活でも慣れればなんとかやっていけるもので。気がつけば10日くらい経っている。 食料と水があるならやることも特にないわけで。ねっころがって空でも眺めてまったりすればいい。 視界の端に蒼いものが。空の青とは違う蒼さ。いつもの女の子だ。 見つかると面倒だし逃げるかな、と思ったが様子がおかしい。何か考えこんでるような。なにも考えてなさそうなのに珍しい。 湖の辺に座ってボーっとしてる。 なんとなく気になって追いかけてしまった。 こういう時ってなんて声かけていいのかわからん。 「よぉ、いつもみたいに氷を出しながら追いかけてこないんだな」 女の子は、少しこっちを見ると、 「そういう気分じゃないし。ってかあんた誰?」 そもそも覚えてないのかよ! 「あー、そこに住んでたのあんただったの。まあどうでもいいんだけどね」 少女はチルノというらしい。空を飛んでたり氷を出したりできるのは妖精だからだとかなんとか。そこら辺はよくわからないからいいや。 「あんたは人間でしょ?」 「そうだと思うけど」 「思うとかじゃなくてはっきりしなさいよ! こっちはマジメに聞いてるの!」 表情がクルクル変わる。なんだかかわいいなあ。 「真面目に答えてるさ。オレは自分のことを人間だと思ってるけど、もしかしたら違うかもしれない。チルノだって見た感じそんなに人間と変わらないし」 彼女は少し考えた後、言い放ちやがった。 「あんたヘンね。っていうかバカでしょ!」 こいつもバカっぽいのに。なんか悔しかった。 しばらく話をする。といっても相槌を打ち、聞かれた時に答えを返す。日が沈んでいくのを眺めながらオレは思った。別に悪いやつじゃないんだな。自称妖精らしいし、空を飛んだりもしてるけど、あの村のやつらよりは人間らしさがあった。今まで受けた仕打ちを忘れさせてくれるくらい心が休まった。久々に誰かとまともな会話をしたなぁ。 「そろそろ暗くなるし、あたいは帰る。あんたはバカだけど、見所あるから魚を獲るくらいは許してあげる。それじゃ!」 チルノはものすごい速さで湖の奥へと飛んでいった。忙しいやつだなあ。とりあえず夜は魚を食べよう。 それからしばらくは、それなりに平和な生活になった。 魚を獲っても命を狙われない。むしろ食べ物を持ってきてくれることすらあった。寝ているときなんかでも、何か話したいことがあるとここまで来て叩き起こされる。 オレが迷惑そうな顔をしても、まったく気にしない。 まあそんなんでも誰かと話せるのが嬉しかった。彼女と会えるのを待つようになったんだな。 夕方になって涼しくなってきた。チルノ来ないなぁ、なんてことを自然に考えてしまう。最近は会わない日はなかったのに。 !? 微かに人の気配がする。チルノじゃない。彼女はそんな隠れたりするような娘じゃないし、する必要がない。 ゆっくりと気配の方に体を向けながら、距離を取る。 「待ってくれ、危害を加えるつもりはないんだ。話を聞いてくれないか」 生い茂った木々の間から一人の女性。ヘンな帽子を被ってる。 「その、なんだ。あなたを助けたいと思ってるんだ。まず名乗ろうか。私は上白沢慧音、人間の味方だ」 泥棒が使っていそうな大きな風呂敷包みを下ろす。白菜のようなものが見えた。もらえるのであれば聞きますとも! 上白沢慧音と名乗った彼女は、いろいろと教えてくれた。たとえばここは「幻想郷」というらしい。日本じゃないのか。 「向こうの山に博麗神社という神社がある。そこに行けば帰ることができる。すぐには無理かもしれないがな。とにかく一度行ったほうがいい。帰るにしろ残るにしろな。」 とりあえず明日にでも行ってみますか。 久々に人間らしい食事ができた。上白沢さんのおかげだ。おかげか、いつもより元気な気がするぞ! 湖で汗も流したし、神社まで行ってくるかな。こんな朝っぱらから向かえば昼過ぎには着くだろ。 用意らしい用意もないし、いざ行かん! と思ったところに聞きなれた声。 「ちょっと、どこ行こうってのよ。あたいが来てやってるのに」 振り向くといつもの少女。 「ちょっと出かけようかと思ってね」 「なんでいくの?」 予想とは違う返し方。いやまあチルノ相手だと予想を裏切られることもそれなりにはあったけど、なにか違う感じ。 「別にどこも行かなくていいじゃない。ここで生活できるんだから」 ううむ、なにを答えればいいんだか。 「ね、いいでしょ」 彼女の目はまっすぐで、迷いも何も見えなくて。それでようやく気持ちが固まった。 「いや、やっぱ行ってくる。そんなには遅くなんないはずだから――」 「バカッ! 勝手に外でも何でも帰っちゃいな!」 最後まで言わせてくれよ。あとできちんと謝らなきゃなぁ。 日が出てるうちに、なんて思ったのが大きな間違いだったのか。夜なら夜で妖怪とやらが出るんだろうけどさ。 とりあえずピンチだ。前後左右に人、人、人。手にはもれなく武器。この間は鎌とかだったけど、今度は日本刀とか持ってるやつまでいるしなぁ。どうしたものか。 「さっさと出てけ! この妖怪が!」 人間だっていってるのに、怪しいとかなんだで殺されそうですよ。ひどい話もあったもんだ。 「いや、だからちょっと通りたいだけで、なんかしようとかそういうんじゃないですから」 通してほしいだけなのに、それすら叶わないとは。 「うるせぇ! やっちまえ!」 強行突破しかないか。覚悟を決めて脚に力を込める。 雪符「ダイアモンドブリザード」 声の方へ振り返ると、そこにはもちろん、 「チルノ!」 「いや、助かったよ。ありがとう」 チルノが威嚇してくれたおかげで、里の辺りは安全に通ることができた。石段をゆっくり上りながら、チルノに声をかける。けど反応がないんだよなぁ。 「けどよくわかったな。オレがいるところ」 「神社に、行くんでしょ? 昨日、慧音と話してたから」 やっと返事をしてくれた。盗み聞きはまあ不問で。空気的に。 「ああ、昨日の夜来てね。話を聞いた限り、すぐに行った方がいいと思ってさ」 「そんなに……そんなに帰りたいなら帰っちゃえ!」 「え? あ? おい、待てよ!」 今朝のようにものすごい勢いで飛んで行ってしまった。 あー、謝ることが2つになってしまった。せめて話をさせてくれ! とにかく神社に行くことが先決。気合を入れて上り続ける。大体1時間弱、階段を上り続けたくらいか、神社にたどり着いた。 「いらっしゃい。素敵なお賽銭箱はそこよ。外のお金でもいいから入れて欲しいものね」 巫女さんっぽいけど何かが違う格好の、まあ紅白な女の子が、お茶をすすりながら出迎えてくれた。鳥居に座ってるだけに見えるけど、出迎えてくれてることにしておこう。 「紫、来たわ」 お社のほうへ声をかける。すると、中からなんだかよくわからない人が。説明しようがない不思議さがあるなぁ。 「さて、本題に入りましょうか。霊夢、お茶入れて頂戴」 「はいはい」 霊夢さんと紫さん、か。とりあえずオレも名乗ったほうがいいのかな。 「まあ簡単に言うと、幻想郷に残るか元の世界に帰りたいか。それを聞かせてほしいわけ」 オレの心は決まってる。 「残ります。好きなヒトが、いるから。まだ想いも伝えてないんです」 「ダメだったから帰る、なんての都合のいいことはできないけどいいわね?」 紫さんの言葉を聞き少し躊躇。ダメだったら、か。もし帰ってもチルノが会ってくれなかったら。話を聞いてくれなかったら。でも、それでも何もしないで帰るよりはいい! 「そのくらいの覚悟はできてます」 「物好きもいたものね。あの妖精がいいなんて」 「霊夢だって好きなヒトができればわかるわ、きっと。私なんてどう?」 お茶をすすりつつそんな話をしていると、夕焼けを背に上白沢さんの姿が。 「あら、めずらしい。慧音が来るってことはコレ関係?」 霊夢さん、人を指差してコレ扱いはちょっと…… 「里の人間たちのことはすまない。これからは無いように注意しておくよ」 上白沢さんは本当にすまなさそうに謝ってくれた。帰りは上白沢さんが送ってくれるそうだ。 さて、残ると決めたからにはやるべきことがある。 上白沢さんは、里で暮らせばいい、みんなを説得する。と言ってくれたが、断った。一緒にいたいのはあんな人間達じゃないから。 湖のそばまで送ってもらい、そこからは一人で住処まで歩く。 住処の前で、チルノが佇んでいた。 オレを見て驚く。そして怒り出す。 「なによ! 帰ったんじゃないの!?」 ――今しかない! オレの中で何かが叫んだ。 「いや、残ることにしたよ。オレ、チルノが好きだから。ずっと傍にいたいから! いてほしいから!」 言っちまった。沈黙が場を支配する。チルノは少し恥ずかしそうにこっちを見ながら応えてくれた。 「そ、そう。まああたいの魅力に気づいたところは評価してあげる! 心意気もね! あんたは弱いからこれからは守ってあげるわ、ずっと傍で。いやだって言っても離れてやらないからね!」 1スレ目 869 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「チルノ、たとえ⑨でもお前のことが大好きだ。結婚してくれ!」 「あたいは⑨じゃない! で、でも、あんたがあたいの事好きなら、あたい⑨でもいいよ……」 2スレ目 4 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「なにこのヒューマン・・・やめてよ、あたいは一人が好きなのさ そんなに優しくされると・・・あんたのことが・・・。 やだ!あたいったらヒューマン相手に何考えてるの!ばかみたい!」 そんなチルノの小さな憂いですら支えられぬほど、薄氷は脆く頼りなかった。 14話につづく 2スレ目 425 ─────────────────────────────────────────────────────────── 彼女は妖精である。 「ん、何かあたいの顔についてる?」 そう、彼女は妖精なのである。 彼女にはそのあたりの意識は無いようだ。 「いや、別に何もついてないぞ」 どこからどう見ても妖精であり、彼は誰がどう見ても人間である。 そう、彼女は妖精で彼は人間だ。 遊ぶのも、悪戯するのも、全て妖精だからだ。 自分は彼女の何だろう? 彼は己に問い掛ける。 きっと、そんなことは他愛ない疑問に過ぎない。 「さっきから元気ないけど、どうかした?」 彼女の目が彼を見る。 妖精の瞳の中は、人間が写っていた。 「いや、何でもない。さぁ今日はどうする?」 巫女に悪戯でもするか? 魔法使いに罠でも仕掛けるか? メイドに爆竹でも送りつけるか? 「いいね、それ」 彼女は笑う。 「だろ?」 悪戯の日々は続く。 この妖精の少女は何故、妖精なのだろうか? なぜ彼は、人間なのだろうか? 「さぁ、行こー」 「あぁ」 悪戯な日々は続いた。 彼女は妖精である。 「今度は蛙に飲まれないようにしろよ」 「分かってる!」 人間として、何故か妖怪の心配をしていた。 「おやつは飴な」 「うん!」 こんな風に喜ぶ少女は年相応と言うか、やはり心奪われる物がある。 「さ、悪戯に行ってこい。待っててやるから」 人間の提案した悪戯を実行する妖精も珍しいのかもしれない。 彼女がいなくなった後で、彼は呟く。 「…悪戯の日々だあねぇ」 さぁ、おやつの飴でも用意しに行くか。 と彼は、店に向かった。 自分は彼女が好きだが、きっと、相容れないことも分かっているのだ。 だから、今はこうして、普通の日々を―― ===遺書=== 次にお前は『このヘタレ物書きが!』と言うッ! リクエストを受けておいて、この体たらく。 長い妄想よりも、チルノの場合、短い文章で、ちょっとだけ考える文章の方が 合う気がしました。 自分の文章じゃ、あまり考える人はいないかもしれませんが。 ===遺書ここまで=== 90 ─────────────────────────────────────────────────────────── 先に注意しておきますがU-1SSかも知れません。 不快に思う方はなるべく読まないように願います。 湖のほとりの小さな小屋。 そこに僕は住んでいる。 何故こんなところに家を?と訊かれたら、 …なんとなくだね。と返すしかない。 そう、ここに住んでいる意味など無い…はずだったんだけど… 最近、一人の妖精に会って、僕はここに住んでいる意味を見出した気がする。 その妖精の名は… 「○○ー!」 っと…来たようだな。 彼女は毎日この時間にやってくる。 「ヒマなんでしょ!あたいと遊ぼ~!」 で、いつもの通り僕を遊びに誘い出す。 「やれやれ…いいぜ。今そっちに行く」 まぁ僕はこういう風に渋々という感じで付き合うが…本心は彼女と遊ぶと楽しいのである。 「今日は何して遊ぶんだ?」 「弾幕ごっこでしょ!いつも通り!」 「今日のチルノは強いのかい?」 「何それー!まるでいつものあたいが弱いみたいじゃん!」 「…実際弱いんだから仕方ないだろ…これまでの勝敗は24勝1敗なんだし…」 「言うなー!今日こそあたいが勝つからねー!」 「はいはい…」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「凍符"パーフェクトフリーズ"!」 「おっと、この程度かい?」 「ああんもう!また避けられた~!」 「じゃあいくぜ!煉符"サーベイジファング"!」 「ふぇぇっ…」ピチューン ふう、また僕の勝ちだな… 「また負けた…ふえ~ん」 「これで25勝1敗だな」 「あーんもう!○○が自滅したときしかあたい勝てて無いじゃん!」 「う…あの時のことは言わないでくれないか…」 あの時とは… 「あーっもう!○○!逃げるなぁー!」 「おいおい、素直に当たれってのかい…」 「もちよ!」 「そうか…残念ながら当たる気は無いけどな!ハッハッハッ!」 「むぅ~…まてー!」 さてとそろそろ反撃を…ってうおっ突風が! 「うわっぷ…前が見えない…○○~どこ~?」 ありゃ、チルノの顔に紙が張り付いて目隠しをしちゃってるよ。 フフフ…チャンスだな。スペルカードを用意して…っておわぁ!チルノのスカートが…風でめくれて…中身が… うぅ…見てない!見てないぞ僕は!そんなことよりこの現状を(バチバチッ!) ん…?しまったぁ!スペルカードに魔力をためすg(ぢゅどーん) 「うー…やっと取れた…ふぇ?○○が堕ちてる…」 「……(黒焦げ)」 「これって…あたいの勝ち…?そうだよね!やったー!あたいの勝ちだー!」 「うぅ…なんでこんなことに…(ガクッ)」 「わはー!ブーン!」 はぁ…おかげでそのスペルカードは作り直しになっちまったんだよ… 「あの時は事故だったんだから…」 「そうなのかー…あ、ルーミアちゃんのがうつった。てことは今度からあたいのパンツを見せれば勝てるってことだ!」 「ハァ!?何を言い出すんだよお前は?」 「だって○○はあたいのパンツを見たから発狂して堕ちたんでしょ!」 「ちっ、違う!あれは魔力を溜めすぎてスペルカードが暴発したから…」 「じゃあ、なんで暴発したの!?」 「う…それは…ええい弾幕で黙らせてやる!炎符"ガンフr」 「ちらっ♪(スカートめくり)」 「なななぁっ、だから何をしでかs」 「○○~♪スペルカードは?」 「へっ?(バチバチッ)し、しまったぁぁぁぁぁ!(ぢゅどーん)」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「うぅ…何でこんな目に遭わなくちゃいけないんだ…(黒こげ)」 「やったー!これで2章25杯だー!」 「…2勝25敗だろ。ケホッ」 「いいんだよー!そんなに変わらないでしょー!」 「全然違うよ…だからお前は⑨って呼ばれるんだろ…」 「うーっ、⑨って言うなー!(ゲシゲシ)」 「うおっ!やめろ!」 「次に⑨って呼んだら泣かすぞぉー!」 「…無理だな、絶対」 「…(ゲシゲシ)」 「うわっ!やめて!」 ふぅ…何とかおさまった… 「しかし…いくら勝つためとはいえよくもまぁ人にスカートの中なんて晒せるな…」 「○○にしか見せないよ!だってあたいはお前が好きなんだから!」 「…は?」 「だからあたいは○○が好きだってんの!」 …もしかして、僕、愛の告白された? 「○○は?あたいのこと好き?」 「…ああ好きだよ!弱いところも狡賢いところも⑨なところも全部な!」 「…なんか素直に喜べない…」 「まぁその…なんだ、お前は可愛いしなっ!」 「ホント!やったぁ!」 まぁ、今度からは彼女も僕の小屋に住まわせることにしよう。 それであの小屋に住んでいる理由がつくからな。 -チラシの裏- 修学旅行前に急いで書き上げたSS、今読み返してみればなんつう微妙な…orz -ここまでチラシの裏- 107 ─────────────────────────────────────────────────────────── チルノが俺が喰ってたハーゲンダッツ少しちょうだいって言ってきた 一口喰わせたあと「関接キス」って言ったらしばらく固まったあと真っ赤になってわたわたしてる 2スレ目 870 ─────────────────────────────────────────────────────────── ×月×日(友引) 今日は珍しく、泉の氷精が私の所に相談に来た。 何でも、人間の男の気を惹く術を知りたいとか何とか。 何故普段交流の無い私に、とも思ったが、よくよく彼女の周りの顔触れを思い返せば、この手の相談事が出来そうな者は非常に限られている。 そんな中ではるばる私を頼ってきてくれたのだ。無碍になど出来まい。 それに、話を聞くに彼女の想い人は私の知人でもある。なかなかお目にかかれない馬鹿ではあるが、同時に見所のある男性だとも思う。 人間と妖精の恋愛が果たして幸せなものになるだろうか、という長い目で見た危惧はあるが、彼なら或いは、という期待も少なからずある。 偶にはいらぬ世話を焼くというのも悪くは無い。 彼女には、私の史書の中でも指折りの魁作を貸し出してやる事にした。 それは、私が改編に告ぐ改編を重ねてようやく辿り着いた、一つの細く険しい道の、最果ての形だった。 ………… 「ふふん、最強のあたいがこんな分厚い本を読むんだから、きっと人間のアイツなんて、一秒でイナフね! ……う~ん、それにしても凄いわね、この本。持ってるだけで、桁違いの妖気がビンビン伝わってくるわ」 上機嫌で空を翔けるチルノの手に持たれている、乙女オーラ全開のピンク色の本の表紙には、こう書かれていた。 『恋の六十四手・今生今身アルマゲドン一本釣り編 神ホワイトサワー 慧ved!!!! 著』 ………… ×月×日(大安) 今日は、チルノが本を読み終えて返しに来た。 本を読んだだけでは分からない事があったので、もっと詳しい事を教えて欲しいという事で、彼女から質問攻めにあった。 本から得た知識だけで簡単に合点したり満足してしまわない辺りから、彼女の成長が覗える。 それを喜ばしく思った為か、いつの間にか彼女を指南する私の方にも、随分と熱が篭もってしまっていた。 これだけ女性から想われるとは、つくづく彼は幸せ者だ。 日頃の接し方を端から見るに、彼の方にも脈は十分にあるだろう。きっと上手くいくと思う。 ……何と言うか、少し二人が羨ましくもある。 幸い、彼の誕生日が間近に迫っている。いいお膳立てになるだろう。 チルノと相談し、彼を私の家に招いてそこで作戦決行、という事になった。 ……一抹の不安が無い訳でもない。 二人共に言える事なのだが、時折り見せる馬鹿な行動が、私の理解を遥かに超える、常軌を逸したものだという事だ。 ×月×日(仏滅) 今日は、私の家で彼の誕生会を行った。 ……………………正直、仔細を思い返すのが躊躇われる。 ………… 「♪坊や~良い子だ金出しな~~、か~ねが無いだとふざけるな~♪」 上機嫌で歌いながら、里から少し離れた慧音さんの家を目指して歩く。 何時ぞ雑談の中で話した俺の誕生日を覚えてくれていたらしく、チルノと二人で祝ってくれるという事だった。 珍しい取り合わせだとは思ったが、大いにありがたい事には変わりは無い。 幻想郷に来て以来、誰かに誕生日を祝ってもらうというのは、実に初めての事だ。 ハッキリ言って友達の少ない俺は、年甲斐も無く浮かれまくっていた。 「♪ちょ~っとそ~こで跳ねてみな~~、何だ~~、その音は~~~~~♪」 「フー――――ッッ!!!」 高らかと響き渡る俺のバリトンボイスに、野良猫が俺に向かって狂ったような唸り声を上げ、鳥の群れが泡を食ってその場を飛び立った。 「とっとっと。見えてきたか」 行く道の果てに慧音さんの家を捉え、襟元を正す。 今日は張り切って、香霖堂でそれなりの紋付羽織や袴を工面して来た。 二人の驚く顔が、実に楽しみだ。 ちなみに、熱く潤んだ目でラメラメのレザーパンツを薦めてきたHG香霖は、身ぐるみ剥いで大蝦蟇の池に放り込んでおいた。 今頃大ガマの体液や卵でネチョネチョにされて、さぞかし奴も悦んでいる事だろう。今日もいい事をした。 ――さて、慧音さんの家の戸口を目前にして、一つ大きく息を吸う。 招いてくれた大切な友人たちに、無礼を働く訳にはいかない。何事も最初が肝心だ。 腹に力を込め、戸口に手をかけ、勢いよく開いた。 ――ガラガラガラッッッ!!!!! 「このあらいを作ったのは誰だあっ!!」 「普通に入って来ないか馬鹿者っ!!」 ずごんっっ。 奥から聞こえてきた慧音さんの怒号と共に、投げつけられたぶっとい巻物が俺の顔面にめり込んだ。 「ぶふっ! ……わ、悪かった……慣れない礼装で、気分が高揚して」 「ふむ……確かに良い姿だ。いつもよりも幾分いい男に見える。……ほら、早く上がるといい。」 俺の姿を頭から爪先まで眺めると慧音さんは満足げに笑い、俺を奥のお座敷に通してくれた。 ※『其の四十二手:心のこもった手料理で、彼の心を鷲掴み!!』 通してもらった座敷には、すでに色とりどりの料理が並べられていた。 みっちり身の詰まっていそうな鶏肉、色鮮やかな生野菜、卵のそぼろをまぶした一口サイズのお握り、etc…… 「うわー、すげえや。ごっつぁんです」 朝稽古を終えた後の外国人力士のごとく目を輝かせる俺に、慧音さんは得意げに胸を張ってみせた。 「ふふ。滅多に無い機会だから、少し奮発してみたんだ。 後でケーキも用意してあるぞ」 「マジで? 満漢全席じゃないのさ。ありがとう、慧音さん」 何を隠そう、俺はケーキでご飯が食えるくらいの、大の甘党だ。 「それにしても、よくケーキなんて用意できたなあ。この辺にある物だけじゃどうにも出来ないだろう?」 「ああ。その辺りは、紅魔館で器具やら食材を拝借させてもらってな。 ケーキの飾りつけは、全部チルノがしてくれたんだぞ?」 「へえ……チルノが?」 「ああ。彼女には、今日の料理も色々手伝ってもらったのだが……ほら、あれを見てみろ」 彼女の指差す方を向き、何故か部屋の隅に追いやられるように置かれた一枚の皿を見て、 「うっっ」 ……俺は、ブルドッグに睨まれたチワワのように震えた。 「す、すげえや……何だアレは……」 赤と黒のダンゴ模様に彩られた柔らかそうな物体が、紫色の湯気を噴いていた。 「どうだ。あんな斬新な料理、見た事無いだろう?」 「いやいや、料理と言うか、食物と呼んでいいのかアレは……そもそも何だあの湯気。視える悪臭か?」 見ているだけで鼻先がツンと痛くなってくる。 「う~ん、野菜や肉を切ったりするような基本的な作業が思っていたより良く出来ていたので、一皿任せてみたのだが…… その、何だ。……すまない」 バツが悪そうに頬を掻きながら、慧音さんが俺の肩に手を置いた。 「やっぱり俺が食べるのね……」 ……永遠亭がここから比較的近くにあるのが、唯一の救いだった。 ※『其の六手:彼好みの服やアクセサリーで、彼の目を釘付けに!!』 「まあ、胃の心配はその時になってからするとして……そう言えば、チルノは?」 先に来ていた筈なのだが、ここに来て以来、まだ彼女の姿を見ていない。 「ああ、彼女ならもう少しで来るだろう。少し身支度に時間がかかっているようだな」 「身支度? 何だアイツ。そんなに気を遣わなくてもいいのに……痛てっ」 訝る俺の頭を、慧音さんが軽く小突いてきた。 「……今の発言は減点一だぞ。こういう大事な催しに際して、女性の身支度というのは非常に大切なものなんだ」 「そういうものなのか……」 確かに、たかだか俺の誕生会程度の事だというのに、わざわざお召かしまでしてくれるというのだ。 「うん、そうだな……ありがたい話だ」 「分かればよろしい。…………と、ようやくお出ましだ」 慧音さんの声に顔を上げると、襖の向こうに見慣れた少女の影が浮かんでいた。 「チルノ、もういいのか?」 「……う、うん、お待たせ。それじゃ、入るね」 ススー――――ッ。 おずおずとした声がかけられると共に襖が開け放たれ、チルノの姿が見えると同時に、 「うっ、うわああああああああっっっ!!!!!」 ずどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどっっっ!!!!! 「わ、わわっ!?」 慧音さんが絶叫しながら、アメフトばりの猛烈タックルでチルノを連れ去ってしまった。 「……………………」 ぽつんと一人取り残されて、目をゴシゴシと擦ってみる。 う~む……俺は、疲れているのだろうか…… ――チルノが、婦警さんの格好をしているように視えたのだが。 …………二つ隣の部屋にて………… 「はあっ、はあっ、はあっ……」 「ちょっと慧音、何よ、せっかく着替えてきたのに……」 「『何よ』じゃない!! 何だその格好は!!」 「えっ? 『彼好みの服』って、こういう事じゃないの?」 「…………」 しれっと言ってのけるチルノに、軽い眩暈を覚えた。 元より若干の不安はあったが、出足からここまでの事を仕出かしてくれるとは…… 「全然違う……そもそも、何処からそんな情報を得たんだお前は」 「えっと……そ、その……アイツがこの前持ってた外の世界の本で、こんな格好した女の人が、うっふんあっはんって……」 「……あのなチルノ。それは、悪い本だから妖精の子は見ちゃいけません……」 眩暈に続いて、何だか頭痛までしてきた。 大方、出所はあの森の古道具屋だろう。持ち主と共に、今度制裁を加えてやる必要がある。 「それで、その服はどうしたんだ? お前に用意できるような物ではないだろう」 「うん。これはね、ケーキのついでにあのメイドに相談したら、貸してくれたの」 「…………そ、そうか」 こんな衣装で一体何をしているんだ、あの犬メイドは…… ……そう言えば、あの館の主人の背丈は、ちょうどチルノと同じくらいだったような気がする。 今後あの館の名を呼ぶ時は、『紅魔館』ではなく、『変態梁山泊』とでも呼ぶ事にしよう。 「とにかく、いつもの服に着替えなさい……」 「……は~い……」 いかにも不服そうではあったが、チルノはその場でもぞもぞと服を脱ぎ始めた。 結局、少し髪を念入りに梳いてやって、いつもの洋服の胸元に花柄のブローチを着けてやる事で落ち着いた。 「さあ、行こう。仕切り直しだ。しっかり彼を祝ってやろう」 「うんっ!」 ………… 「すまない、待たせた。ほら、チルノ」 「う、うん……ごめんなさい。待ったかな」 そう謝りながらおずおずと入ってくるチルノは、よく見慣れたワンピースの洋服を着ていた。 ……やはりアレは、何かの見間違いだったのだろう。いくらなんでもなあ…… 「いや、全然平気だよ。それより、早く始めようぜ。これじゃ生殺しもいいところだ」 「ははは、そうだな。……チルノ、彼の隣で、しっかり面倒を見てやれ」 「おいおい、至れり尽くせりだな。……よろしくな、チルノ」 「うんっ」 俺とチルノが並んで座り、その向かいに料理を挟んで慧音さんが座る形となった。 「それじゃ、あたいから。……えへへ、誕生日おめでとう」 在り来たりな文句ではあるが、はにかみながらも心から祝ってくれるのが分かるチルノと、 「私からも、おめでとう。今後また一年、君が大事無く健啖に過ごせますように」 落ち着いた笑顔で祝辞を述べてくれた慧音さんに、 「二人とも、ありがとう。こちらこそ、今後ともよろしく」 俺からも、心からのお礼を告げた。 「それじゃ、」 『かんぱー――――いっっ』 ――かちんっっ。 掛け声と共に、三つのぐい飲みを合わせる乾いた音が響いた。 「ほら、あんたのお皿貸して。あたいが盛ってあげるからさ」 「そうか? それじゃ頼むよ」 断るような理由も無いので、チルノに俺の小皿を預けた。 「ふんふんふ~ん♪」 軽やかな鼻歌を交えながら、俺の小皿にヒョイヒョイと料理が盛り付けられていく。 楽しそうなチルノの様子を何とは無しに眺めていると、彼女の胸元を彩る、可愛らしい花模様のブローチに目が留まった。 「おっ、チルノ。いいブローチじゃないか。そんなの持ってたんだ」 「うん、コレ? ……へへ、慧音が貸してくれたの。似合うかな」 箸の動きを止め、照れくさそうに訊いてくる。 豪奢な模様をしている訳ではないが、質素ながらも可愛らしい造形と朗らかな黄色が、彼女の青い服によく映えていた。 「ああ、よく似合ってるぞ。可愛いと思う」 忌憚の無い感想を述べてやると、あっという間にチルノの顔が耳まで真っ赤に染まった。 「や、やだなぁもうっ、可愛いだなんて!! いくら本当の事だからって、このっ、このっ、このっ!!」 ――しぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱっっっ!!!!! にへらと緩みきった表情とは裏腹に、目にも止まらぬ速さで箸が皿から皿へと飛び回り、 「もうっ! 素直なあんたには、大サービス!!」 どさっっっ。 「うおっ……あ、ありがとう……」 鶏肉、鯛の湯引き、蒸し海老などが累々と積まれ、俺の小皿が何とも肉々しい状態になっていた。 「ふ、ふふふ……チルノ、よかったじゃないか。褒めてもらえて」 それまで黙って見ていた慧音さんが、堪えきれずに笑い出した。 「う、うん……」 「なあ、チルノ。もし気に入ってくれたのならそのブローチ、貰ってくれないか?」 「えっ、いいの?」 「ああ。私が化粧箱で眠らせておくよりも、お前に使ってもらった方がブローチも喜ぶだろう」 「……うん、ありがとう。大切にする」 ちょっといい風景だ。こうしていると、本当の姉妹のようにも見える。 「ほはっはははいは、ひうほ(よかったじゃないか、チルノ)」 口の中一杯に肉だの魚だのを頬張りながら、チルノに笑いかけてやる。 「も、もう……食べるか喋るか、どっちかにしてよ。中身が見えて気持ち悪いわ」 俺の無作法を咎めながらも、嬉しさが隠し切れない様子だった。 ※『其の二十五手:細やかな気配りで、彼の印象をアップ!!』 「あ、口元汚れてるよ」 「うん? ああ、悪い」 チルノが俺の口元をちり紙で拭ってくれた。 ――ごしごしごし。 ちり紙越しに彼女のひんやりとした柔らかな指先が感じられて、少しドキッとした。 ……何だか今日のチルノは、飲み物を率先して注いでくれたりと、らしくないと言っていい程、よく気が利く。 そんな俺たちの様子を、慧音さんがニヤニヤしながら見ていた。 「ふふ、微笑ましいな。そうしていると、まるで新婚さんみたいだ」 「むぐふぅっっ!!?」 慧音さんがとんでもない事を仰りやがりになられたので、思わず口中の食べ物を喉に詰まらせてしまった。 「ぐっ、げほっげほっ!」 「わわっ、だ、大丈夫?」 「あ、ああ。大事無い」 茶を一杯あおって、一つ息をつく。 「あ、鼻から何か出てるよ」 「うん? ああ、悪い」 チルノが俺の鼻から吹き出たゼンマイを抜き取ってくれた。 ――ずぞぞぞぞぞぞぞっっ。 「わあっ、長い長い! あははははっ」 「ふっ、恐れ入ったか。これぞ俺の必殺スペル、噴符『鼻孔の竜笛』だ」 酒や麺類と併せて使用すると間違いなく死ねる、生き地獄のようなスペルである。 「……お前たち、楽しそうだな……」 慧音さんが、何故かため息をついた。 ※『其の三十七手:大事な記念日には、愛情のこもったプレゼントを!!』 「あ、そうだ。少し待っていてくれ」 食が進み、場の空気が緩くなってきたところで慧音さんが腰を上げ、隣の部屋から紙袋を二つ持ち出して来た。 「ほら、私とチルノからプレゼントだ。まずは私から」 そう言って少し大きめの方の袋を手に取り、俺の方に差し出してきた。 「えっ、いいの? 何もそこまでしてくれなくても……」 「いいから遠慮するな。はい」 少々強引に押し付けられた袋を、おずおずと受け取る。 「……ありがとう。開けてみてもいいかな?」 「ああ、勿論だ」 贈り主からの承諾を得て袋を開き、中身を取り出してみると…… 「おおっ、こりゃあいいや」 「へえ、なかなかカッコいいじゃん!!」 チルノと二人して、目を輝かせた。 袋の中から姿を現したのは、深い紺色の、落ち着いた感じの着流しだった。 「気に入ってくれたか。この間『持っている服がボロばかりになってしまった』と言っていたからな。 ちょうど良かっただろう?」 「ああ、ありがとう慧音さん。大切に着させてもらうよ」 貰った着流しを袋の中に戻して、大事に傍らに置いた。 「それじゃ、今度はあたいから…………はい」 チルノが何故か恥ずかしそうに差し出してくれた、もう一つの少し小振りな方の袋を受け取る。 「ん、ありがとう、チルノ。開けてもいい?」 「う、うん……」 慧音さんの時と同じように、チルノの許しを得てから袋の口を開く。 口から覗いた白い生地から察するに、同じく衣服のようだが。 袋から中身を出して、広げてみると…… 『ド、ドロワーズ?』 慧音さんと二人して、我が目を疑った。 「……な、なあチルノ。これを……俺に?」 「う、うん……あたいが昨日一日穿いてたヤツ……こういうの、好きだと思って……」 ――ずごんっっ!!! ズッこけた慧音さんが後頭部を盛大に箪笥にぶつけ、凄まじい音がした。 「そうだったのか……わざわざ俺の為に……」 こんな気合の入ったプレゼント、生まれてこの方お目にかかった事が無い。 ……色々な事を間違えているような気もしたが、俺は小さな事にも大きな事にも拘らない、ビッグな男なのだ。 「きょ、今日だけだからねっ! 今日は、特別な日だから……」 「ああ、ありがとうチルノ。大切に使わせてもらうよ」 貰った聖なる布を袋の中に戻して、大事に傍らに置いた。 今すぐ頭に被って幻想郷中を飛び廻りたい気分ではあったが、それは後日またの機会にしよう。 「……そ、それでいいのかお前たち……」 涙目で後頭部をさすりながら、慧音さんが脱力しきった声を出した。 ※さあ大きな声でもう一度! 『其の四十二手:心のこもった手料理で、彼の心を鷲掴み!!』 そろそろお腹がいい感じに膨れてきたところで、慧音さんが箸を置いた。 「この辺にしておこうか。まだケーキも残っているし、余った分は後で包んでやるから、持って帰るといい」 「それはありがたい。明日は豪華な昼飯になりそうだ」 「はふ~、あたいもお腹いっぱい~~」 チルノが足をだらんと伸ばし、少しはしたなくお腹をさすった。 「さて、問題は……アレだな……」 「……アレか……」 「アレね……」 今まで敢えて視界に入れないよう努めてきた、部屋の隅の皿に視線を移す。 ……チルノ渾身の前衛美術品が、未だに湯気を放って己の存在をアピールしていた。 「これだけ時間が経ってるのに、何であんなに温かそうなんだ……」 しかも湯気の色が増えてオーロラ状になっていて、中途半端に綺麗で気味が悪い。 「い、いいよ捨てちゃって……あたいだって、あんなの食べたくないし」 「……いや、食べる」 妖精であるチルノには調理なんて習慣は無いだろうし、ましてや自分から火なんて使ったのは初めての事だろう。 そんな彼女が、俺の為だけに一生懸命作ってくれた料理(のようなもの)だ。 ここで尻尾を巻いて逃げ出すようでは、俺にメチャモテ淫行生本番伯爵を名乗る資格は無い。名乗るつもりも無いが。 のっしのっしと畳を踏みしめ、件の皿を掴み、心配そうな目を向ける二人の元に戻る。 「う……改めて見ると、また……」 「ご、ごめん……あたい、何て恐ろしいものを……」 死臭漂う暗黒物質(ダークマター)を目の当たりにして、二人が身を竦める。 俺は覚悟を決めて、フォークを手に取った。 「ねえ、いいよ? 無理しなくても……」 「くどいぞチルノ。俺も男だ。好きな女の手料理を捨てるなどという惰弱な選択肢、最初から持ち合わせてなどいない!」 「えっ……」 覚悟のついでに、遺言代わりの景気付けをして、開いた大口にフォークを放り込んだ。 「…………ヴっっっ」 ――世界が、終わっていく。 And so these abide - faith and hope and love. (何時までも残るものが、三つあります。それは、信仰と希望と愛です) But the greatest of these is love. (その中でも最も強く貴いのは、愛です) ――背中から、消えていく。 俺は、自分の身体が冷たい光に呑まれて消えていくのを胡乱な頭の隅で感じ取り、そして、 「わあああっ!! 魂、魂がはみ出してるよっっ!!?」 「おっ、押し込めっ!! もう一回押し込むんだチルノっっっ!!!」 ぐいぐいぐいぐいっっっ。 「……………………はっ!」 二人が俺の魂を身体に押し戻してくれた事で、何とか目が醒めた。 「よ、よかった……大丈夫か?」 「あ、ああ……おかげ様で、何も別状無い」 「…………っ、ひっく……ごめん、ごめんね、あたい、ひっく、やっぱりバカだ……っく……」 「っと、おいおい泣くなチルノ。違う、違うぞ!! アレはあまりの美味しさに魂が抜けてしまっただけだ!!」 泣き出してしまったチルノの肩を慌てて掴む。 慧音さんも慌ててフォローに入ってくれた。 「そ、そうだぞチルノ。現に私も、ほらっ」 ひょいっ。ぱくっ。 「あ」 止める間も無く、慧音さんがフォークをふんだくり、俺と同じように皿から一口咥え込み、 「…………ぅぐっっっ」 ――ばたー――んっっっ。 そのまま白目を剥いて気を失い、後ろに倒れこんでしまった。 「お、おいっ!! アンタ本当はアホだろ、慧音さんっ、慧音さんっっ!!!」 慌てて慧音さんの肩を揺さぶると、 ――でろでろでろでろっっっ。 鼻と口と耳、合計五つの穴から、妙に光沢のある真っ青な液体が流れ出てきた。 「ほっ、放射能!!? チルノっ、永遠亭だ! 急いで永琳さんを呼んで来い!!」 「うっ、うわああああんっっっ、ごめんなさいいいいぃぃぃぃ~~~~…………(フェードアウト)」 チルノが泣きべそをかきながら永遠亭の方角にカッ飛んでいくのを見届け、 悪いとは思いつつも寝室から布団を持ち出して、そこに絶賛メルトダウン中の慧音さんを寝かせておいた。 何を隠そう、俺はかつて添い寝の天才と詠われた男だ。 ………… 程無くチルノに先立って駆けつけてくれた永琳さんが、本当に慧音さんの隣でグッスリ安眠してしまっていた俺を蹴飛ばし、 慧音さんと皿の上の物体の惨状を目の当たりにして、その端正な顔を蒼く歪めた。 「これは凄いわ……まさか、ほ、蓬莱殺し…………?」 「さいですか……」 ……もはや、突っ込む気にもなれなかった。 お前凄ぇよ、チルノ………… 何とかと天才は紙一重、という言い回しが脳裏に浮かんで消えた。 少女診察中…… 結局、永琳さんの見事な手際もあり慧音さんの命に別状は無く、明日には目も覚めるだろうという事だった。 俺のような人間よりも、力ある妖怪たちの方に対しての毒性が強かったらしく、慧音さんは半人半獣な分、俺より症状が重かったらしい。 例のブツは、永琳さんがサンプルにすると言って、焦点の合わない目を鈍色に輝かせながら引き取って行ってくれた。 取り敢えず慧音さんは寝室に移され、今は静かに寝息を立てている。 「……フゥゥ…………ハァァ…………フゥゥ…………ハァァ……」 その寝息は、何故か尻がヒリヒリと痛痒くなるので勘弁して頂きたい。 座敷に戻ると、チルノが三角座りでしょぼくれていた。 「ふ~~っ、よかったよかった。もう心配無いよ、チルノ」 「………………うん。よかった……」 ……どよ~~~~~ん。 「なあチルノ、気にするなよ。ちょっと失敗しちゃっただけで、誰も怒ってないからさ」 「……………………」 ……どよ~~~~~ん。 参った。帰って来てから、ずっとこの調子である。 せっかく、さっきまであんなに楽しそうだったのになあ…… ……半分くらいは自分が悪かったような気もするが、若い内からそんな細かい事を気にしていては、毛根に不要な負担をかける事になる。 俺はチルノの前に腰を落とし、愛のスーパー説法タイムに突入する事にした。 「あ~、チルノさんや。何をそんなにしょぼくれてるのさ?」 「……慧音に、悪い事しちゃった……」 「慧音さん?」 「うん……あたいの話聞いてくれたり、今まで色々面倒見てもらってたの。 なのにあたいったら失敗ばかりで、しかもあんなモノまで食べさせちゃって…………ぐすっ」 そこまで言ってまた涙がこみ上げてきたのか、一つ鼻を啜った。 俺はチルノの頭を掴み、わしわしと少し乱暴に撫でながら笑いかけた。 「はは。本当にバカだな、チルノは。失敗しちゃったのなら、しっかり反省して次から気をつければいい事だし、 ありがとう、って思ってるのなら、これから少しずつ慧音さんに恩返ししていけばいいじゃないか」 「……慧音、怒ってないかな」 「満月の夜でなければ大丈夫だ」 「……慧音、呆れてないかな」 「あの人の面倒見の良さは、幻想郷内でも指折りの美徳だ。この程度の事、屁でも無いさ」 「…………あんたは、怒ってない?」 「ははは。あんまり馬鹿ばかり言ってると怒るぞ? こんな楽しい誕生日、生まれて初めてだったよ」 「ホント?」 「本当だよ。……なあチルノ。あの後バタバタしちゃったけど、俺、チルノの事好きだって言ったよな?」 「う……うん……」 チルノの頬が、さっと赤らむ。恋娘成分30%アップといった感じだ。 「俺はさ、悪戯したり失敗したりしてどれだけ人から怒られたって、すぐに元気に笑える強いチルノが大好きなんだ。 今のメソメソしてるチルノは、正直言ってあんまり好きじゃないかな」 「えっ、そ、そんなのやだ! ね、ねえ、嫌いにならないで」 狼狽して俺の袖を引っ張るチルノの頭を、もう一度優しく撫でてやる。 「じゃあさ、笑ってよ、チルノ。いつもの可愛い笑顔が見たいな」 「えっ……む、無理だよ。そんな急に……」 「ならば、これならどうだっっ!!!(ttp //ca.c.yimg.jp/news/1121219458/img.news.yahoo.co.jp/images/20050713/dal/20050713-00000005-dal-spo-thum-000.jpg)」 不意打ちで俺の顔面ラストスペル、虎符『井川強襲ラミレスクライシス』を使用した。 「ぎゃははははははははははっっっ!!!!!」 笑いすぎだ。 至近距離でいきなり大口開けて笑うので、俺の顔面に唾がかかりまくった。 「……あ~、まあ良かった。やっと笑ってくれたな? チルノ」 「うん……ねえ、あたいもあんたの事、大好き。 あんたが居てくれたら、いつだって楽しく笑えると思う」 「そっか…………あ、そうだ」 大切な事を思い出した。 「何?」 「そう言えば、ケーキがあるって言ってたよな? チルノが全部飾り付けしてくれたんだっけ」 「う、うん……そうだけど」 「じゃあさ、食べるのは明日慧音さんが起きてからにして、どんなケーキかだけ見せてくれないかな」 せっかく俺の誕生日の為にあつらえてくれたケーキなのだから、ぜひ日付が変わる前に目にしておきたい。 「分かった……それじゃ持って来るから、少し待ってて」 何故か顔を真っ赤にしながら、チルノはとてとてと小走りで隣の部屋に消えた。 「……お待たせ。開けてみて」 程無く戻って来たチルノが、抱えてきた厚紙の箱を神妙に俺の前に差し出す。 「ん。何が出るかな、何が出るかな~~♪」 わくわくしながら箱の側面を開き、中の大皿を引っ張り出した。 「…………」 「…………」 ――しばし、呆然と固まる。 スポンジ生地のホールに生クリームがでこぼこと不器用に張られ、 上面には、チョコレートを使った下っ手くそな字で、こんな事が書かれてあった。 『たんじょうびおめでとう だいすき』 「…………」 「ど、どう、美味しそうでしょう? あたいってば、何でもできちゃうから……んむっ!?」 ――もうダメだ。色々と我慢の限界だ! 照れ隠しに早口で捲くし立てるチルノを思いっ切り抱き寄せ、その唇を俺の唇で塞いだ。 「…………ぷはっ」 「ぷはっ。ちょ、ちょっと! いきなり何すんのよ!!」 チルノが、顔を真っ赤にして怒鳴ってくる。 「嫌だった?」 「い、嫌じゃないけど…………ね、ねえ。いきなりでよく分からなかったから……もう一回」 「了解。俺の可愛いお姫様…………」 ちゅ…… 「ん…………」 「……………………」 先程のものより、ゆっくりと味わうような長いキス。 「…………ぷはっ。はは、チルノの唇は冷たくて気持ちいいな」 「そう言うあんたの唇は、凄くあったかい…………あ、あのさ。あたい、おかしくなっちゃったのかなぁ。 何だか、さっきから体の中がジンジン熱いの……」 「……そっか。それは、チルノが魅力的な女の子っていう証拠だよ」 不安げに俺を見つめるチルノの頬を、ふわりと撫でた。 「あのさ、チルノ。俺、今はケーキより、チルノが食べたいな」 「うえっ、あっ、あたいを食べるの!!?」 俺の言葉を字面どおりに受け取ったチルノが、ドン引きした。カニバリズム万歳。 「違うわド阿呆! ……おほん。なあ、チルノは愛し合っている男女がどういう事をするか、知ってる?」 「う、うん……ちょっとは。…………そっか。あたい、これからあんたに食べられちゃうんだね……」 「ああ。身も心も、それはもう芯から芯まで美味しく頂いちゃいます」 幸い、先程慧音さんを介抱するのに使った布団が、そのままの形で傍らに敷いてある。 ……一生忘れられないであろう、長く幸せな夜の帳が下りた。 ………… ×月×日(大安) ……昨日は、まったくもって酷い目にあった。 とは言え、私が眠っている間に事は上手い具合に運んだらしく、 昼前に私が目を覚ますなり、二人が恋人同士になったという事を、手を繋ぎながら報告してくれた。 その後三人で、昨日残った食材で朝昼兼用の食事を採り、デザートにケーキを美味しく頂いた。 ……そう言えば、人が寝込んでいるのをいい事に、二人で随分と大暴れしてくれたようで、敷布団を一枚駄目にされてしまった。 いやまあ、洗えば使えない事も無いのだが、流石にそういう布団を私が使うのは、その……気が引ける。 結局、件の布団は彼に引き取って貰う事にした。 誇らしげに布団をマントのように羽織りだした彼を、思わず幻想天皇でメッタ刺しにしてしまったが、多分私は悪くない。 私に一端の別れを告げて、手を繋いだまま家路についた二人の後姿に、昨夜の失態も吹き飛ばしてくれるような充足感に満たされた。 詰まる所、どれだけ人や本から得た知識を弄したところで、最後に物を言うのは当人たちの気持ちなのだ。 ※『其の六十四手:最後は、心の赴くままに!!』 ………… 「……ふう。今日はこんな所か」 日課の締め括りである日記の記帳を終え、軽く背筋を伸ばす。 机の隅に、チルノから返して貰ったままの状態で、例の史書が放置してあるのが見えた。 「ふむ、私らしくも無い。片付けるのを忘れていたか」 元の場所に収めるべく史書を手に取ったところで、何やら紙片が挟んであるのに気がついた。 何だろう、これは。 訝り紙片を取り出すとそこに、下手ではあるが、力感ある快活な文字が躍っていた。 『ありがとう、けーねお姉ちゃん』 「…………ふ、ふふ……」 笑みがこぼれるのを止められなかった。 これだから、生きているというのは楽しくて堪らない。 「お幸せに。私の可愛い妹分」 161 備考:史書→小悪魔、1スレ目 922のあれ。 ─────────────────────────────────────────────────────────── ※幻想郷キャラ 俺な設定で、しかしながら現実面においても無理の無い展開で、 さらにイチャイチャしつつ告白までするという 1の規定範囲とこのスレの趣旨を遵守 しようとした実験作品。 「ここに一人、バカな奴がおる。 ――お前やろ?」 「な!?アタイはバカじゃないぞ!」 「ほな、九九の一の段言うてみ?」 「何よバカにして。私だって一の段くらい知ってるんだからね。 ……えーと確か、いんいちがいち、インケツもいち、インセキはいし、 インテツはてつ、インチキはダメ、インドのやまおくデンデムシかたつむり・・・・・・」 「お前やーっ!!」 「なんでよーっ! だってこれ、ブン屋の烏が教えてくれたとおりなのよ!」 「それ、ネタやないかい! 見抜きなさい! それ、ネタ、見抜きなさい!」 「ヤダヤダヤダー!! アタイはバカじゃないーっ!! バカって言うなーっ!!」 「ほな言われんよう勉強せーっ!!」 「う~っ!」 「なんやねん、そんな目でワシとこいくら睨んでも、お前の頭はよーなったりせーへんぞ」 「・・・・・・じゃあアタイが勉強したら、もうバカって言わない?」 「お前が勉強して賢こうなったら、誰もそんな事よーいわへんようになるわ」 「じゃあ、勉強教えて!」 「!」 ―その日の晩― 「ええか? 16から8ひくと、16の1の位には6しかあらへんから、 同じ1の位の8を引くにふたつ数がたらへん。 せやから、隣の10のくらいの1から助けを呼んで、そこから たりない2を引かなならんねや」 「なんで6の隣の数が1なのに、そこから2が引けるのよ」 「1から2やない、10から2や。 じゅうろくの1は、じゅうの位の1でそのまま10の事や。 つまり1の位のお前の指10本であまる事が、隣におる10の位の ワシの指一本分で型付くんや」 「なんでアンタの指一本が私の十本分なのよー」 「フン。少なくともワシは、お前より頭だけはええしな」 「う~・・・・・・、じゃあアンタの手にもあまる奴だったらどうするの?」 「そん時はまた隣から借りてくるんや。 せやな、レティからでも借りてくりゃええやろ」 「レティいないじゃん」 「おんねん。 見えんでも、ワシの隣にレティがおる事にするねん。それが科学って言うもんや。」 「良くわからないけど、まあでも確かにレティはアンタより強いし頭も良いもんね。 ・・・・・・でも、もしレティでも手に余ったら?」 「したら閻魔様からでも借りてくればええ」 「あー、でもあいつは難し過ぎてよく解らないから・・・・・・」 「まあ今はそこまで考えんでもええわ。 それよりも、今の計算わかったか?」 「なんとなく。 ・・・・・・それよりも、何でさっきからアンタが鼻血を出してるのかが解らないわ」 「フン、お前の頭でこれが理解できるか知らんが、男は自分が好きな奴が隣におるとな? 体の血の巡りが良くなって、血管が脆い鼻の奥の皮膚が破ける事があんねん」 「ふーん、あんたのとなり・・・・・・。 あ、レティはダメだよ! 渡さないんだから!」 「ちゃうわアホー」 「じゃあ誰よ、閻魔?」 「・・・・・・この中に一人、ワシが好いとる奴がおる・・・・・・」 「うん、だれ? だれ?」 「お前や」 3スレ目 768 ─────────────────────────────────────────────────────────── ガリガリくん 「暑い……そろそろアイスが恋しい季節だわ……」 「おうチルノ!ガリガリくん旨いぞ!食うか?」 「食べる食べる!あ、冷蔵庫開けないで!新しいのじゃなくて、そ、それがいいのよ」 いや、チルノのことだから何も考えずに平気で食いそうだ 3スレ目 882
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ティエレン宇宙型TIEREN SPACE TYPE 登場作品 機動戦士ガンダム00 型式番号 MSJ-06II-E 全高 18.2m 重量 127.5t 所属 人類革新連盟 武装 200mm×25口径長滑空砲30mm機銃 搭乗者 ミン ティエレン宇宙指揮官型TIEREN SPACE COMMANDER TYPE 登場作品 機動戦士ガンダム00 型式番号 MSJ-06II-ET 全高 18.3m 重量 131.6t 所属 人類革新連盟 武装 200mm×25口径長滑空砲30mm機銃シールド 搭乗者 セルゲイ・スミルノフ 【設定】 人類革新連盟の主力量産型モビルスーツ・ティエレンの宇宙戦仕様。 ティエレン地上型のバリエーションの一つ。 カラーリングは濃いブルーで全身にスラスターが搭載され、脚部にプロペラントタンクを装備する。 このプロペラントタンクの中身は水であり、シールドの役割も兼ねている。 バリエーションとして宇宙指揮官型が存在し、武装は変わらないが両肩にスラスターとセンサー内蔵のシールドが装備されており、頭部が通信機能強化型に変更されている。 【武装】 200mm×25口径長滑空砲 ティエレン宇宙型の標準装備となる武装。 地上型と同様に12.7mm機銃を内蔵している他、銃身にはカーボンブレイドを兼ねた放熱板を搭載している。 30mm機銃 地上型と同様に左胸に内蔵されている機関砲。 【特殊装備】 ガンダム鹵獲作戦で使用された装備。 カーボンネット発射装置 左脇に装備される。 形状と描写から、発射管は2連装と推測される。 カーボンワイヤー発射装置 右胸に外付けで装備される。 ワイヤー先端はクローの様に展開する。 ジェル発射管 左腕に装備される。 4連装の発射管から対象物に命中すると瞬時に硬化するジェル弾を発射する。 【原作の活躍】 人類革新連盟の軌道エレベーターに攻撃を仕掛けるテロリストの迎撃にあたるも突破され、台頭したソレスタルビーイングのガンダムキュリオスとガンダムヴァーチェに戦果を譲ることとなった。 その後、セルゲイ・スミルノフを隊長とする対ガンダム特殊部隊「頂武」によるガンダム鹵獲作戦で使用され、ティエレンタオツーの協力と人海戦術による特殊装備の活用によってキュリオスとヴァーチェの一時捕獲に成功した。 この作戦においてはカーボンネット、カーボンワイヤー、ジェルといった特殊装備を施した機体も複数いた。 西暦2312年には反連邦組織カタロンの所属機として色を変えて使用され、西暦2314年ではELSとの決戦時に擬似太陽炉搭載機の数の不足を埋めるべく、地球圏防衛のMS部隊に配備されていた。 【搭乗者】 ミン CV:大原 崇 人類革新連盟の中尉でセルゲイ・スミルノフの副官。 ガンダム捕獲作戦において、セルゲイとソーマ・ピーリスを逃すべく、ガンダムキュリオス相手に身を挺して時間稼ぎを行った。 セルゲイ・スミルノフ CV:石塚 運昇 人類革新連盟に所属するMS部隊の指揮官であり、『ロシアの荒熊』の異名を持つエースパイロット。 自分で見たものしか信用しない性分であり、単身でガンダムエクシアに戦いを挑んだこともある。 対ガンダム特殊部隊「頂武」の隊長として、幾度と無くソレスタルビーイングと交戦した。 【原作名台詞】 「これが超兵の力…しかし、彼女はまだ乙女だ…」第5話から。ソーマ・ピーリスのティエレン・タオツーの模擬戦の様子を見て。能力はともかくわざわざ「乙女」と評しているのがなんとも… 息子も無意識に相手を「乙女だ…」と呟く場面がある。恨んではいても血は争えないものである。 「私にも、恩を感じる気持ちぐらいはある。」第5話から。天柱を移動させてる時に敵であるソレスタルビーイングのアレルヤが手伝ってくれた事に感謝しており、増援にきた人革連のパイロット達にアレルヤを気遣って見逃させた後に心の中で放ったセリフ。 【VS.シリーズの活躍】 EXVS.MBON 2016年7月に登場したティエレンタオツーのアシスト武装として登場。 サブ、特射では一般機がそれぞれ格闘、射撃を繰り出し、特格ではセルゲイ搭乗の指揮官機が一定時間追従し、コマンドによってさまざまな攻撃を仕掛ける。 ミン中尉が搭乗していたりカーボンネットを発射したりと原作におけるガンダム鹵獲作戦が意識されている。
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モノノフマン {「モノノフマンに候!!」 }; 概要 マシンの一種。 何者かによって作られた戦闘ロボットで日本(ヒノモト)風の甲冑で身を固めた姿をしている。 礼儀正しく実直で誠実な性格。 反面、頑固で融通が効かない。 陽光の当たる場所が好きで暗所は大嫌い。 太陽光をエネルギーに変換するビームサーベル「アマテラスブレード」が主力武器で剣技の力量はかなりのもの。 ボディ自体も太陽光をエネルギーに変換する機構を備えており、太陽の下では能力に大きなブーストがかかる。 反面、暗所では急激にパワーダウンして能力がガタ落ちするという大きな弱点を持つ他闇属性の攻撃にも弱い。 アマテラスブレード 太陽光をエネルギー源に刀身を作りだすビームサーベル。 かなりの威力があり、太陽光が強ければ強いほど出力は高まる。 強力な浄化効果がありアンデッドや悪魔には効果絶大。 同僚ワイトマンが弱点としている武器でもある。 現在はテトが所有している。 技・魔法 アマテラスブレード 太陽光を収束された光線剣で斬りつける。 アマテラス・ツバメスラッシュ アマテラスブレードで無数の斬撃を一気に放つ。 経歴 2011年9月9日平原討伐 平原の敵としてドウゴやソルジャービーらと共に登場。 ムヴァらと交戦、「アマテラスブレード」の力で奮戦するもムヴァの黒豹の攻撃でパワーダウン、リリィの攻撃で破壊された。 由来 「武士(もののふ)」…昔の日本の職業軍人。後に団結して統治などを行うようになった。 余談 TVゲーム「ロックマン」シリーズを意識した敵。 メタルチルドレンに便乗してるのがバレバレ愉快。
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PHANTASMAGORIA part71-84・85・92 84PHANTASMAGORIA2017/04/06(木) 14 10 09.64ID bVFAho6Q0 未解決にあるSSのファンタズム(PHANTASMAGORIA)いきます といってもこのゲームは現在形で起きることはあまりないので設定のことで9割方が解説できますw とある島の不気味な洋館に、小説家のエイドリアンと写真家のドナルドの夫妻が引っ越してきた。 かつてその館の主だったのは100年前に死んだゾルタン・カルノヴァッシュという高名な魔術師(奇術師)だった。 ゾルタンは妻四人と娘を相次いで行方不明あるいは亡くしており、ある日の朝五人目の妻マリーとともに死体で発見されたという。 その10年後に別の一家が引っ越してきたが、改築しようとしたところで相次ぐ謎の事故によりそれを断念。 その一家が何代も引き継いだ後に現在に至った。 (エイドリアンらが入手した経緯は見落としてるのかもしれないけど不明。) エイドリアンは館とその過去を調べていたが、そこに封印されていた『悪魔』を知らぬうちに解き放ってしまう。 悪魔に取り憑かれ、徐々に狂気に支配されていくドナルド。 それに不審を抱いたエイドリアンに対し、町の老人マルコムはついにゾルタンの死の真相を話す。 「わしはカルノ夫妻の養子じゃ。わしがまだほんの10歳の頃は、あの男も仲間から尊敬され妻に愛されお客に喜ばれておった。 だが一冊の本がやつの全てを変えた。カルノはあの本で悪魔を解き放った。それがやつの肉体と魂に乗り移り悪魔と化していった。 やつは人間離れした力を発揮し名声は高まり巨万の富を得た。だがやつは呪われていた。大事にしていた妻と娘に対して人が変わった ように乱暴な振る舞いをし、ついにはその手にかけてしまった。それからは妻を娶っては次々に殺した。じゃが、やがて運命の日は訪れた。 マリーは愛人の小道具係ガストンと一計を案じた。二人は嫉妬に狂ったカルノを共謀して殺そうとした。マリーは脱出劇の仕掛けに細工をしたため、 カルノは二週間生死をさまよった。ところがある夜やつは目覚めた。そして復讐を誓ったのじゃ。わしは秘密の通路か ら復讐の一部始終を見た。マリーは息絶えた。ガストンは死に際に最期の力を振り絞ってカルノに立ち向かった。恐ろしいことに、 その時わしは見た。悪魔と呼ばれる実体のない影が倒れたカルノの体から抜けるのを。わしがしばらく呆然としていたあと秘密の通路 を戻っていくと、そこに瀕死のカルノがいた。悪魔の書の入った箱を抱えてな。教会(館の中にある秘密の部屋)まであと一歩の所で その場に崩れた。なんと胸で十字を切っていた。最後に神に赦しを請うたのだ。わしは本の入った箱を拾った。それを持って教会に入った。 おぞましい悪魔をなんとかそこに封じ込めたつもりだ。わしは教会を出るとカルノの亡骸を秘密の小部屋に運んだ。今もそこにある。 カルノの墓にあるのは顔を潰されたガストンの死体じゃ。本に従って悪魔を魔界へ送り返すがよい。答えはあの本に書いてある。 どうにか悪魔に近付くことができれば道は開けるじゃろう」 ドナルドの狂気は達し、殺されそうになったエイドリアンはやむなくドナルドを殺してしまう。 その直後、ドナルドの亡骸から醜い悪魔がその実体を現した。 悪魔から逃げるエイドリアンが秘密の小部屋に追い詰められると、そこには小さな祭壇と魔除けを持ったカルノの遺体があった。 エイドリアンはその祭壇で本の内容に従い、襲い来る悪魔を間一髪で封印することに成功。 その後は虚な目で館の外に出るエイドリアンが映って終了。スタッフロール。 ちなみに同じシエラパイオニアから『ファンタズム2 -切り裂かれた記憶(パズル)-』が出ていますが繋がりは一切ありません。 85ゲーム好き名無しさん2017/04/06(木) 14 11 27.26ID bVFAho6Q0 以上でSSのファンタズム(PHANTASMAGORIA)は終了です どなたかXboxの『紅の海』をお願いします 92842017/04/19(水) 11 16 24.40ID nzU2a7Nr0 ファンタズム(PHANTASMAGORIA)にちょっと追記 ファンタズム2をプレイしてたら小ネタとして『人気作家エイドリアンを~』ってのが出てきた 後付け設定みたいなものだけどどうやらエイドリアンはその後も小説家を続けているらしい
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○湖上の氷精 チルノ 能力:冷気を操る程度の能力 2面ボスです。雪ん娘です。 頭のほうはあまり良くありません。そもそも子供です。霊夢や魔理沙に 取ってあの程度の妖怪は軽くあしらわれるのです。 いたずら好きで、いつもは蛙を瞬間で凍らせては、水につけて生き返ら して遊んでいます。3回に1回は失敗して蛙は無残にも砕け散ります。
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フルネームはルーシー・ノエル・レンブラント 22歳 ファーレンクーンツ共和国出身 共和国銃士隊『三銃士』 ファーストネームとミドルネームから取った「ルノー」が仇名。 『銃士隊の切り込み隊長』『絶対にかわせない剣撃を持つ女』の通称を持つ。 極度の面倒臭がり屋で『如何に自分が楽するか』という事に力を注ぐ。 傍若無人で口が悪い。ツンデレ。 見た目と口調から性別を間違われることもしばしば。 口癖は「めんどくさい」 小柄な体型を活かし、素早さで相手を翻弄させて斬りつける戦法が得意。 『次元使い』であり「相手と自分の距離を無かったこと」にして見舞う斬撃『かまいたち』が必殺技。 幻狼『ダンテ』と契約している。
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車種 4(カトル) 5(サンク及びシュペールサンク) 6(シス) 7(シエテ) 8(ユイット) 9(ヌフ) 10(ディズ) 11(オンズ) 12(ドゥーズ) 14(キャトルズ) 15(キャーンズ) 16(セーズ) 17(ディセット) 18(ディジュイット) 19(ディズヌフ) 20(ヴァン) 21(ヴァンティアン) 25(ヴァンサンク) 30(トラント) 16CV 40CV 4CV 6CV アヴァンタイム アルピーヌ・A110 アルピーヌ・A210 アルピーヌ・A310 アルピーヌ・A410 アルピーヌ・A610 アルピーヌ・V6 ヴェルサティス エクスプレス エスパス カラベル カングー クリオ(日本名・ルーテシア) サフラン ジュヴァキャトル スパイダー セニック トゥインゴ ドーフィン トラフィック ビバ フエゴ フレガート マスター メガーヌ モデュス ラグナ ロガン ロデオ その他ルノー
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種別:魔法 属性:2型/水 初出:第168夜 使用者:イレーヌ・スミルノフ 金属製の鎧も溶かす強酸性の雨を降らす。