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カルドセプト サーガ part38-74,75,106,107、part40-217~222 74 :カルドセプトサーガ:2008/04/08(火) 00 00 08 ID wI9Z1QJb0 主人公が貧しい村の為に望んで奴隷商人に売られ、村から出てくると 擦れ違ったファウスティナのカードが反応し、呼び止められます 主人公に星々の夢を見た事を確認すると、ファウスティナは一緒に来てくれる様に 頼みますが、奴隷商人は商品は渡せないと拒否されます するとカードを目当てにやってきたリララが登場し、ファウスティナにカードを渡す様に 要求し、カードからゴブリンを召還します。するとファウスティナのカードからもミノタウルスが 召還されます、主人公の力らしいです 勝利後にリララは逃げて行き、ファウスティナは改めて主人公に来てくれる様に頼みますが セプターは高く売れると喜んだ商人に拒否されます、自分は国王の娘だからお金は 払うと言いますが、信じてもらえずスルーされます その後、セプターの集う闘技場に売り飛ばされた主人公をファウスティナが見つけ 自分のカードで戦う様に言われます、勝ち続ければ自由の身になれるそうです そうして「ナルシスト」「粗暴だが子供に優しいリザードマン」「10年間無敗のチャンプ」に 勝利した主人公は自由の身になり、ファウスティナからカードを託した理由を話されます 元々カードは神殿に認められた王家の者が代々受け継ぐものだったのですが ファウスティナにはセプターとしての能力が無かった為、選ばれた者を探す旅に出ており やっと主人公を探し当てたとの事です 主人公も闘技場で戦っているうちに、応援してくれるヒロインの為に尽くしたい気持ち になっていたので、ファウスティナに着いて行く事を了承します 帝都に着いた主人公達 父親である国王に主人公の事を王国を救う者だとファウスティナが紹介しますが 権力を取られてなるものかとファウスティナの姉(アニーディア)が登場して異論を唱え ペットのティコムンと主人公を戦わせて勝った方が認めてもらうのはどうかと提案、 国王もそれで構わないと言い、戦う事になります 勝利後は国王に命じられ、交戦中の4つの国に和平の使者として向かう事になります 106 :カルドセプトサーガ:2008/04/09(水) 21 38 27 ID +USUyrzu0 4つの国に向かう際には選択肢が表示され、好きな順番に回る事ができます。 いずれの国にも帝国に手痛い損害を与えたセプターがおり、和平の提案を信用しない彼らと 戦って信頼を勝ち取る事になります。 各国とセプターの特徴は以下の通り (蒼き密林のメルキゼキア) 奥深い森の奥にある国、帝国が森を開墾しようとしているので怒っている セプターは豹の様な格好をした女、勝ったらお前らの皮を剥ぐと言ってくる。 (不死鳥の山フェニキオン) 溶岩の火力を利用して武器を大量に生産し、反撃の準備をしている。国から全てを盗もうとした帝国が憎い。 セプターはハゲ、像足、赤い法衣の僧侶。理性を大切にしていると言うが、怒りに我を忘れてる。 勝ったら火に投げ込むと言ってくる (霧の国ブリュメーア) 巨大な湿地みたいなところにある国。かつての超大国だったが、帝国にその座を追われた。 セプターは一人称が「わらわ」の女王様、肌もやや青い。勝利すると冗談で、主人公をよこせと言ってくる (黄金砂漠バトゥーアン) 以前は帝国の同盟国だった。かつては豊穣の地であったが、金が出るとわかった途端、帝国に国中掘り返されて砂漠に。 セプターはターバン巻いてる中東系の格好のおじ様。勝利すると帝国ではなく、主人公達を信用し、和平に応じる。 たまに人の話を聞かず、日本の古文みたいな事をブツブツ言ってる。 因みに3つめの国では主人公とファウスティナを暗殺する為に現れた「ティコムン」、最後の国では帝国にはセプターが居ないので攻め時と 各国をそそのかした張本人「ドラクマ」を交えて戦う事になります。ドラクマは自らが崇める大司祭の存在や、ファウスティナを狙っている事を告げます。 4つの国を全てまわり、各国と講和した事を国王に告げると、主人公を褒め称え、将軍にしてくれると言いますが 各国をそそのかした「ドラクマ」や大司祭、ファウスティナが狙われた事を告げても全く関心を示しません。 それから暫くして、国王は講和した国は油断してるから攻め落として領土を広げるなどと言いはじめますが、 ファウスティナは神殿とセプターの名の元に和平の為に向かったのに、今更侵略する事に意味は無いと反論します。 それに対し国王は、セプターは戦争の道具だと言い、主人公に将軍にしてやるから戦えと命令します。 しかし主人公は自分はファウスティナの為に戦うと言い、彼女が望まない戦いはしないと断ります。 激怒した国王はファウスティナに戦う様に言え、実の娘なのにお前の父親の命令が聞けないのかと言いますが ファウスティナは「もうあなたの事は父親とは思いません」とバッサリ。 その時それを聞いた姉「アニーディア」が登場し、それじゃあ変わりに私が国王の望みを聞いてやると言い そもそも貴方が神殿に選ばれたのが間違いだったのよと言い、「ティコムン」を差し向けてきます。 難なくこれを退けた主人公ですが、姉が謀反を起こしたと叫んだ為に主人公とファウスティナは謀反人になってしまいます(因みに国王は何も言ってない)。 ファウスティナは主人公に巻き込んでしまった事を詫び、カードを持って逃げる様に言いますが、主人公はファウスティナを連れて帝都を脱出します。 107 :カルドセプトサーガ:2008/04/09(水) 21 47 25 ID +USUyrzu0 106は74の続きです、まとめて書き込まないと分かりにくいですね。ゴメンなさい。 反省して残りの分は分割しないで一気に書き込みます(再プレイは1ヶ月位かかります)。 217 :カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16 18 36 ID OVl2qQZA0 カルドセプトサーガを書いていた者です 最初からプレイし直していたのですが、トラブルがあって時間がかかってしまいました 画面撮りながらやり直したので、現在文章を編集中です・・・ とりあえず、前回の続きから陽拝宮殿プロブディンまで書き込みます 218 :カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16 25 37 ID OVl2qQZA0 (ディナール山脈) 帝都脱出後、取りあえずファウスティナの師匠である賢者にかくまってもらうために山へ そこへドラクマ、カストールが2人がかりで襲ってくるが来るが、リララが加勢にくる 勝利後に親玉の大司祭登場、ファウスティナに「カードを否定する思いを受け止めてやろう」と言い、 テレポートしてファウスティナを連れ去ってしまう 「助けを求められたのにファウスティナを助けられなかった」と主人公は悔やむが 他に頼るあても無いので、賢者の元へ向かう(リララも主人公と決着を付けたいと言い付いてくる) (エツメル山の隠者の館) 館に着くと賢者登場、賢者は名をディアーナと言うらしい(見た目は若い女性)、 ディアーナはあの大司祭は自分でも勝てないので帰れと言います。 そこで主人公は「大司祭と賢者より強ければ良い訳ですよね」と言い、実力を試される事に(リララも参戦) 勝利にヒロインを助ける方法を聞く主人公、それに対しディアーナは「彼女が世界を滅ぼせと言えばそれに従うのか?」と尋ねると 主人公は「自分の見た夢の意味を知り、それを彼女に伝えたい、それしか彼女に出来る事は無い」と答えます ディアーナは「それだけの力がありながら、星々の夢を知りたがっているなら、サフィウス倒せるかも知れない」と言い 主人公達を試練の場に連れて行きます (星司の泉ヴェイニス) ※セプターとカードが支配する側を決める為に戦う場所、深い深い水の底にあるが何故か呼吸できる カードの記憶を守る神官フォンティシエルの前に転送された一行 彼女に勝てば星々の夢の始まりを知ることができるが、負ければ溺れ死ぬらしい。 リララと主人公は同意して、神官と戦う事に 勝利後に星々の夢の続きを見せられる 「カルドラが宇宙と神々を作り、そして世界を見守るために天空へ昇り、創造の書カルドセプトを残した そして神々はその書物に従って世界を作り上げた」 フォンティシエルは自身の持っている星々の夢を見せた後、さらなる試練に向かうように言い、カードの化身である彼女は試練を乗り越えた証としてカードになります カードを手に入れた主人公はさらなる試練へ向かいます 219 :カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16 26 07 ID OVl2qQZA0 (月折の塔カニンガン) ※巨大な木の中に作られたステージ、負けたら木の養分にされる フラムフルールの前に転送された一行、勝てばカードが生まれた記憶が分かるらしい 勝利後には星々の夢の続きを見せられる 「神々はカルドセプトに従い、最初に宇宙に生まれた世界を育てようとしたが、3人の神のうちの一人であるバルテアスガ カルドセプトの空白に自分の意思を書き込み、カルドラの地位を奪おうとした、 その行為をカルドラは良しとせず、カルドセプトを砕き、バルテアスを幽閉した 散らばったカードは作られた世界に散らばり、人々は力を得た」 夢を見せた後、フラムフルールもまたカードになり主人公の元へ下ります そしてディアーナに連れられ、最後の試練の場へ繋がる転送円に入ります (墓標峡谷) ※試練に破れて死んだもの達の魂が集まる場所。負ければ敗者は亡霊たちによって死の世界へ引きずり込まれるらしい。 墓標峡谷に着いた時、ディアーナは「カードが真の力を発揮するのは途方も無い争いと破壊の果てのこと。カードが誰かを救うことなど無い」と言います どうやら過去に最愛の人を失った様子。 「サフィウスを倒したければ私を倒すがいい。負ければ亡霊となるぞ」と言って戦いを挑んできます。 敗北した師匠は「サフィウスが世界を滅ぼす所をみるよりは良い」と、覚悟を決めますが何も起きません 「早く死に引きずり込め」と言っても亡霊達はスルーします、どうやらカードが亡霊達を遠ざけているようです その原因は主人公がカードに師匠を守れと指示したからだそうです 主人公が「あなたはカードが人を救うことなんてできないと言ったが・・・、あなたにとって大司祭は本当に倒すべき存在なのですか?」と聞くと ディアーナは「サフィウスこそが私が隠者になった理由、私は彼と戦うはずだった、しかし戦えなかった、唯一愛した男だったから」と告白・・・ そして「行け最後の試練に勝つだろう、あの男を止めてくれ、カードの闇に支配されたサフィウスを救ってくれ」と主人公に頼みます 220 :カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16 27 02 ID OVl2qQZA0 (陽拝宮殿プロブディン) ※最後の試練が行われる場所は火山の火口 リララが「ファウスティナを助けたら一緒に組まないか、あんたとなら負けないし」と誘いますが、主人公はやんわり拒否 すると試練の番人ルーソレイユ登場、しかしドラクマに操られている、最後の試練の勝利者である大司祭の力があれば侵入も容易かったとのこと 主人公、リララVSルーソレイユ、ドラクマの戦いになります(戦闘間際、リララが「今回を最後にもう一緒にに戦うことなんでできないから・・・」とか言います) 勝利すると、ルーソレイユはドラクマに「試練の道を歪めし者よ、カードの意思の報いを受けるが良い・・・」言い ドラクマは青い炎に包まれ、大司祭に助けを求めながら消滅します 更なる夢の続きを見せられる主人公達 (夢の続き:ムービーの内容です) だがバルテアスはカルドセプトが破壊される前に・・・ ある呪いを書き込んでいた・・・ 再びカードを集めた者は・・・ カルドラの創造の力を手に入れると 世界に住まう者たちがカードの存在を知った カードの力を現すことが出来る者を 人はセプターと呼んだ セプターたちは互いにカードを奪い合い・・・ やがて・・・その頂点に立つ者が現れた 覇者となったセプターはカードの力を利用し 復活を狙うバルテアスの存在を知り・・・戦った そしてセプターの勝利によって バルテアスは再び幽閉され・・・ セプターは新たな世界を創造し・・・ 神々の一員として迎えられた・・・ カルドセプトは再び無数のカードとなって 新たに生まれた世界に降り注いだ・・・ カルドセプトはそれ自身を永遠に輪廻させる セプターが世界を創造して神となるたびに カルドセプトはカードとなって道を示す カードは過去と未来と世界とお前をつなぐ 神々とお前を・・・出会うべき者たちをつなぐ セプターよ・・・お前は今ここで 世界と分かちがたく結びついた 主人公達は星々の夢の続きを見て、新しい世界を創る事が、カードの本当の役目だと知ります。 リララは星々の夢を見た事を忘れていた自分を嘆き「誰かの為に戦えるあんたが、最初に見た夢を忘れずにいるあんたが、羨ましい」と言います。 ルーソレイユは「世界の命運はお前達と共にある。この世界と新たに生まれるべき世界の為に戦うがいい。」と言ってカードになって主人公の手に。 リララは「ずっと一人ぼっちだった自分が世界の為に戦う。私はここに来るために、カードたちに出会ったんだ。」とつぶやき この場所で修行を積み、次に会う時はカードを全部を奪ってやるからねと主人公に言いますが(主人公は苦笑) 最後に「死ぬんじゃないよ、あんたなら必ず大司祭を倒してあの子を助けられる。」と励まします 主人公は礼を言って転送円の中へ入っていきます。 221 :カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16 37 52 ID OVl2qQZA0 前回ファウスティナはヒロインと書いていたのですが、ファウスティナで統一しました wikiも修正しておきました(今後も編集したら書き込みをします) 今リアルが忙しいので次回はまた後で・・・、ゴメンなさい 222 :カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16 45 25 ID OVl2qQZA0 補足ですけど、文章中に「・・・」が多いですがゲームの本文のままです 今後もこの調子で見にくいかも知れませんがご容赦ください (2014/09/13 途中で途切れているため、勝手ながら追記) 大まかなあらすじの続きをラストまで ■無事に試練を終えた主人公は、今後向かう先を決める為に港へ向かう <<分岐点>> 向かう先にファウスティナが居る事を信じて、 一つは戦乱の気配がする方角、一つはカードの意思を信じて (うろ覚えで不正確な事アリ) (A祭壇とB祭壇について この世界の大陸は双大陸上で二つの大きな大陸と中央の島で別れてる AとBはその各大陸の中心) □戦乱:王都は崩壊し、荒れ果てた王都で略奪や破壊を繰り返すセプターと戦う その他、破壊を行う大司祭の手下共を倒しつつ進み、大司祭へと対峙する (戦乱ルート、意思モードどっちがどっちだったか忘れたため間違いの可能性あり) ファウスティナとついに再開を果たすが、大司祭によって生贄にされる。生贄とすることで セプターの最終目標である神となるためのA祭壇へ向かうため 大司祭を撃破した後、セプターの頂点となった主人公は祭壇へ向かい、世界の神へと対峙する 神「お前の求めるものは?」 主「やり直したい」 カルドセプトを完成させているため、その力を使い過去へともどる <<分岐点へ>> □カード意思:大司祭の手下共は、各地のセプターを捕らえたり戦乱を引き起こしている(?) 襲い掛かってくる手下や混乱を収めて先へ進む ファウスティナと再開する。この分岐中、大司祭は各地から集めたセプターを殺して力を奪い集める 本来カードを扱う事のできない、御子だけの存在だったファウスティナにセプターの力を与える (最高の生贄とするため) 悲惨な戦争やセプターの争いで心を痛めたファウスティナが黒ファウスティナ化 大司祭を裏切り倒し生贄として、B祭壇へ進む。 こんな世界は滅んでしまえば良いとの事 主人公と激闘(黒ファウスティナの使用カードが初見殺しも良い所の、超絶コンセプトブック)の末 黒ファウスティナを止める。それと同時にB祭壇とセプターの仕組みにより力を失い死亡 再度、セプターの頂点に立ち神と対峙する 神:「お前の望みは?」 主:「ファウスティナ!」 再度 <<分岐点>> へもどる (分岐点からそのルートの最後まで結構なマップ数アリ。その上マップの盤面が広く複雑になっていくためすごく面倒。プレイヤーの殆どはいい加減にしろ!という具合のダレ具合) ■今までの二つのルートではファウスティナは救えない事を学び 第3の選択肢を進む。 (己の信じる道?) 3つ目のルートを進行中、セプターの力を奪い取り、与える事が可能な場?でファウスティナを救出 主人公は夢の話、神々の話、世界の話をファウスティナに教え大神官を止めるために進む 真なる神殿へ到着。大司祭と対峙して撃破。大司祭がなぜか正気にもどる。 自分は大いなる何かに操られたいたと話す。 巫女のファウスティナとセプターの頂点に立った主人公が揃ったため、神々へと続く階段の扉が開く 階段を上り、この世界の神へと会いに行く途中大司祭を操っていた黒幕が登場 黒幕は復活を企むバルテアス。コレを撃破 (盤面がラストに相応しい、シリーズ恒例の大マップ。少々複雑だが、ここまでこれるプレイヤーの殆どが 1対1ほど楽な事なく、特別縛りなどしていなければ苦労せず勝てるほど弱い。ただし使用カードのレアリティ が高いため、えげつないコンボをしてくる) カルドセプトを完成させ、星々の夢をファウスティナに見せる (新たな世界を二人で作る。的なエンディングだった気がします) 補足 記憶だけを頼りに書いているため、所々整合が取れていません。特に各ルートとストーリーが間違っている可能性大です。しかし、 分岐点①or②を済ませ、③に行きクリアというループ物のストーリーになっています。 登場人物補足 リララ:無事修行を終えて神官となる。 使用カードが以前は盗賊のようなトリッキー具合の高いカードだったのが、攻守のバランスがよいカードとなって、ルート③で2:2戦の助太刀に入る 黒ファウスティナ:盤面全体のモンスターを攻撃する事を主体としているカード構成で、知らずに未対策で挑む場合蹂躙される恐れがある。この世界を滅ぼしますと話す姿に相応しい戦法 白ファウスティナ:ルート③で救出した際に2:2戦の際いっしょに戦う 4種類の属性を満遍なく使い、防御能力が高いものが主体なため、邪魔にならず弱くはない。 大司祭:レアリティの高いカードが多数あり。水と森の防御が高いカードをメインとするため 序盤で土地取りを競り負けると後半時に手が出せずにまける可能性のある大司祭の名に恥じない強さ バルテアス:因縁のボス。ただしカルドセプトの恒例でラスボスはドラゴンを主体としたカードを使う ドラゴンと名の付くカードは、使用コストと条件が難しく即ガス欠を起こす。そのため力を発揮するまでの時間でプレイヤーは勝利できる事が多い
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登録日:2012/06/10(日) 19 15 31 更新日:2024/01/09 Tue 00 14 28NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 KOTY Xbox360 カルドセプト カルドセプト サーガ ゲーム サーガ ロケットスタジオ 加筆・修正依頼中項目 2006年11月22日に発売されたカルドセプトシリーズの新規ナンバリングタイトル第三作目。 ハードはXbox360。 カルドセプト四年ぶりの新作であり、新たな複属性クリーチャー、進化・呪身・即時効果、復唱や啓示等の新システムや、当時の最新ハードであるXbox360で発売された事等から多くのシリーズファンは期待に胸を躍らせていた。 中には事前にハードを購入して待機していた者までいる程だった。 しかしこのゲームで有名なのは、ダイスを振ると出目が『奇数と偶数を交互に規則正しく』表示するという点。 これのおかげで出目の予測や操作が非常に容易となっており、二人対戦時には大きな不公平を産む事にも繋がりかねない。 それ以外にも至るところで頻発するフリーズも問題に。 具体的には 「チャリオット」発動で大体フリーズ カード0枚になるとフリーズ 10分ぐらい放置してたらフリーズ セーブしようとするとたまにフリーズ 等々、これだけでも氷山の一角と言える程のフリーズ祭りでまともにプレイするのも難しく、オンラインなんかもまともに繋げない。 更に予め必要なデータをロードせず、必要になった時に始めていちいちロードを繰り返してるためロードが遅くテンポが悪い。 あまりにも頻発に読み込むためハードが壊れるんじゃないかと心配になる人もいる程。 他にも本来ルール上不可能な事をNPCがしてくる(相手のドッペルゲンガーに援護持ちを出すと、クリーチャーをアイテム扱いで使って来るとか)、パウダーイーターにマヒをかけると移動時に増える(他のシリーズでは増えない)等々細かいところがかなり稚拙。 しかし、あのファミ通レビューでは平均8点前後とかなりの高評価。 更に『猿マーク』まで貼られていた。 ※猿マークとは、ゲームバランスの調整やデバッグを行う会社、猿楽庁が実際にプレイしてチェック・認定の「ユーザーにとって満足できるソフト」の証。 この事態を重く見たバンナムも重い腰を上げ謝罪に乗りきった。 これを受けて後に公式からパッチが二回に分けて配布され上記のバグはあらかた解消、更にバグが初めから解消されたアップデート版も発売された。 しかしバグが解消されてもなお根本的なゲームバランスが大味過ぎるため否定的な意見が多い。 具体的には強力過ぎる即時効果の数々、安易にHPやSTが激増するクリーチャー多数、極悪な復唱コンボ等々。 『天地明察』や『蒼穹のファフナー』で高い評価を得た冲方丁が書いたとされるシナリオに関しても全体的に稚拙で無駄に長いという声が多い。 だが評価出来る点も多く、BGMやクリーチャーカードのデザインはかなり好評。特に我らがおっぱいプリンセスことソードプリンセスは大人気である。 また前述した大味な対戦バランスも『これはこれで楽しい』という人も多くやや賛否両論。 もしかしたら最初からバグさえ無ければ普通に評価されていたかもしれない。 追記修正おねがいします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 現在この項目は加筆・修正依頼が出ています。 依頼内容は「内容が過激」です。 加筆・修正できる方は協力をお願いします。 ▷ コメント欄 [部分編集] 四竜は復活して欲しいな 特にボルカニックドラゴンがイケメンすぎる -- 名無しさん (2014-04-12 13 37 15) 猿マーク発行はされてないけど業務はやってるみたいだな、なんか不穏なソフトに結構関わってるけど -- 名無しさん (2017-02-06 15 57 24) ハードが壊れるんじゃないかというか、ハードが壊れた人いたと思ったが。某パロディ漫画家とか -- 名無しさん (2020-04-28 12 26 52) 名前 コメント
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カルドセプト サーガ 機種:360 作曲者:伊藤賢治、ジョーダウンスタジオ(五十嵐真理、飛渡健次郎、渡邊雄基、空井敦史、高橋雄蔵、川西敦子、高野智恵美) 開発元:ロケットスタジオ 発売元:バンダイナムコゲームス 発売年:2006 概要 カルドセプトシリーズ3作目、だが本作の開発は過去2作の開発元の大宮sfot大宮ソフトではなくロケットスタジオ。 過去2作が高い人気を持っていた故に非常に期待された作品であったが、数々のとても酷いバグによりファンをガッカリさせた。 現在は修正パッチによりプレイに支障はないまでに修正されている。 今作のメインコンポーザーは『セカンド』に引き続き伊藤賢治。 また当初は効果音、マニュピレート担当だったジョーダウンスタジオのスタッフが作曲にも参加しており 収録曲は非常にバラエティに富んだ内容になっている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作曲者 補足 順位 Disc1 The Road to SAGA 伊藤賢治 メインメニュー 運命の朝(前半) 伊藤賢治 サンタナ村 運命の朝(後半) 運命の朝(戦闘) 闘技場(前半) 伊藤賢治 コロッセウム 闘技場(後半) 闘技場(戦闘) 帝都アルシオン-I'm Ticomn-(前半) 渡邊雄基 帝都アルシオン 帝都アルシオン-I'm Ticomn-(後半) 帝都アルシオン-I'm Ticomn-(戦闘) 運命の輪 伊藤賢治 ナレーションムービー(序盤) 霧の国ブリュメーア(前半) 伊藤賢治 霧の国ブリュメーア ピアノ110位 霧の国ブリュメーア(後半) 霧の国ブリュメーア(戦闘) 黄金砂漠パトゥーアン(前半) 五十嵐真理 黄金砂漠パトゥーアン 黄金砂漠パトゥーアン(後半) 黄金砂漠パトゥーアン(戦闘) 蒼き密林のメルキゼキア(前半) 川西敦子 蒼き密林のメルキゼキア 蒼き密林のメルキゼキア(後半) 蒼き密林のメルキゼキア(戦闘) 不死鳥の山フェニキオン(前半) 伊藤賢治 不死鳥の山フェニキオン 不死鳥の山フェニキオン(後半) 不死鳥の山フェニキオン(戦闘) Get Victory 伊藤賢治 ゲーム終了(勝利) Future's Memory 伊藤賢治 メンテナンス画面 Time to Think 伊藤賢治 ブック編集画面 Holy Melody 伊藤賢治 特殊地形:聖堂 Disc2 Result 伊藤賢治 順位結果画面 試練 伊藤賢治 ナレーションムービー(中盤) ディナール山脈(前半) 伊藤賢治 ディナール山脈 ディナール山脈(後半) ディナール山脈(戦闘) エツメル山の隠者の館(前半) 空井敦史 エツメル山の隠者の館 エツメル山の隠者の館(後半) 五十嵐真理 エツメル山の隠者の館(戦闘) 空井敦史 星司の泉ヴェイニス(前半) 伊藤賢治 星司の泉ヴェイニス 星司の泉ヴェイニス(後半) 星司の泉ヴェイニス(戦闘) 月折の塔カニンガン(前半) 伊藤賢治 月折の塔カニンガン 月折の塔カニンガン(後半) 月折の塔カニンガン(戦闘) 墓標峡谷(前半) 高野智恵美 墓標峡谷 墓標峡谷(後半) 墓標峡谷(戦闘) 陽拝宮殿ブロブディン(前半) 伊藤賢治 陽拝宮殿ブロブディン 陽拝宮殿ブロブディン(後半) 陽拝宮殿ブロブディン(戦闘) 風の港クラヴォニア(前半) 高橋雄蔵 風の港クラヴォニア 風の港クラヴォニア(後半) 風の港クラヴォニア(戦闘) Complete The Element 伊藤賢治 コンプリートムービー(四属性カード) 哀しき想い 伊藤賢治 イベント(「悲願」など) Disc3 大いなる闇 伊藤賢治 イベント(「同盟戦」など) 危機 飛渡健次郎 イベント(「運命の朝」など) 決意 伊藤賢治 ナレーションムービー(終盤) 廃墟の国バシスク(前半) 渡邊雄基 廃墟の国バシスク 廃墟の国バシスク(後半) 廃墟の国バシスク(戦闘) 暗黒の城ベルザルベルク(前半) 高橋雄蔵 暗黒の城ベルザルベルク 暗黒の城ベルザルベルク(後半) 暗黒の城ベルザルベルク(戦闘) 闇の大神殿ザナドール(前半) 高野智恵美 闇の大神殿ザナドール 闇の大神殿ザナドール(後半) 闇の大神殿ザナドール(戦闘) 大いなる闇の祭壇(前半) 渡邊雄基 大いなる闇の祭壇 大いなる闇の祭壇(後半) 大いなる闇の祭壇(戦闘) 弔花の園ララサティ(前半) 伊藤賢治 弔花の園ララサティ 弔花の園ララサティ(後半) 弔花の園ララサティ(戦闘) 虹の浅瀬イリュージア(前半) 飛渡健次郎 虹の浅瀬イリュージア 虹の浅瀬イリュージア(後半) 虹の浅瀬イリュージア(戦闘) 聖央島ユージアの古代神殿(前半) 伊藤賢治 聖央島ユージアの古代神殿 聖央島ユージアの古代神殿(後半) 聖央島ユージアの古代神殿(戦闘) Lose 伊藤賢治 ゲーム終了(敗北) Insufficient Magic Power 伊藤賢治 魔力不足 希望への道 伊藤賢治 イベント(「開放」など) Disc4 A Fortune-Teller's Hut 伊藤賢治 特殊地形:占いの館 高まる闘志 伊藤賢治 ゲーム中:システム画面 軍団の都カルガド(前半) 伊藤賢治 軍団の都カルガド 軍団の都カルガド(後半) 軍団の都カルガド(戦闘) 帝都アルシオン-Capital Siege-(前半) 飛渡健次郎 破壊された帝都アルシオン 帝都アルシオン-Capital Siege-(後半) 帝都アルシオン-Capital Siege-(戦闘) 光の大神殿オーメンガルド(前半) 高橋雄蔵 光の大神殿オーメンガルド 光の大神殿オーメンガルド(後半) 光の大神殿オーメンガルド(戦闘) 輝ける祭壇(前半) 飛渡健次郎 輝ける祭壇 輝ける祭壇(後半) 輝ける祭壇(戦闘) 祝福の祭壇(前半) 伊藤賢治 祝福の祭壇 祝福の祭壇(後半) 祝福の祭壇(戦闘) 戦いの地へ 伊藤賢治 対戦画面 神々の世界への階段(前半) 伊藤賢治 神々の世界への階段 神々の世界への階段(後半) 神々の世界への階段(戦闘) 掘り出し119位 Complete The Universe 伊藤賢治 コンプリートムービー(全カード) Fountain 伊藤賢治 特殊地形:泉 出会い 伊藤賢治 イベント(「運命の朝」など) 一途な想い 伊藤賢治 スタッフクレジット サウンドトラック カルドセプト サーガ オリジナル・サウンドトラック iTunes Store カルドセプトサーガ オリジナル・サウン ドトラック -The Road to SAGA- https //itunes.apple.com/jp/album/karudoseputosaga-orijinaru/id250927109 カルドセプト サーガ オリジナル・サウンドトラック-The Road to Hope https //itunes.apple.com/jp/album/karudoseputo-saga-orijinaru/id250934391
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カルドセプト セカンド 機種:DC, PS2 作曲者:伊藤賢治 開発元:大宮ソフト 発売元:メディアファクトリー(DC)、セガ(PS2) 発売年:2001年 概要 『カルドセプト』の続編。 前作のシステムを継承しつつ改良しており、ドリームキャストの機能を使った通信対戦も可能となった作品。 プレイステーション2版はマップやカードの追加をした『カルドセプト セカンド エキスパンション』。 こちらは続編発売後も新規マップが配信されるなど息の長い人気を誇っている。 作曲者が前作の古代祐三、柳川剛から伊藤賢治に代わった。 このゲームが伊藤賢治のスクウェア退社後に初めて担当した作品である。 最初に出たサウンドトラックではステージ曲が前半・後半・戦闘併せて1トラックだったが、復刻されたサウンドトラックではそれらが別々に収録されている。 収録曲(サウンドトラック DELUXE順) 曲名 作曲者 補足 順位 Disc1 Prologue 伊藤賢治 オープニングムービー 希望への疾走 伊藤賢治 ストーリー開始時ムービー Open The World(前半) 伊藤賢治 出会いの地デュナン(前半) 第5回415位一面129位(前半) Open The World(後半) 伊藤賢治 出会いの地デュナン(後半) Open The World(戦闘) 伊藤賢治 出会いの地デュナン(戦闘) A Little Fool Bandit(前半) 伊藤賢治 盗賊の森ダムウッド(前半) A Little Fool Bandit(後半) 伊藤賢治 盗賊の森ダムウッド(後半) A Little Fool Bandit(戦闘) 伊藤賢治 盗賊の森ダムウッド(戦闘) Bomber Princess(前半) 伊藤賢治 王都マルセスブルク(前半) Bomber Princess(後半) 伊藤賢治 王都マルセスブルク(後半) Bomber Princess(戦闘) 伊藤賢治 王都マルセスブルク(戦闘) 復讐を胸に抱いて(前半) 伊藤賢治 神の降り立つ山アトラ(前半) 復讐を胸に抱いて(後半) 伊藤賢治 神の降り立つ山アトラ(後半) 復讐を胸に抱いて(戦闘) 伊藤賢治 神の降り立つ山アトラ(戦闘) 運命の巫女(前半) 伊藤賢治 預言者の神殿(前半) 運命の巫女(後半) 伊藤賢治 預言者の神殿(後半) 第5回986位 運命の巫女(戦闘) 伊藤賢治 預言者の神殿(戦闘) Rabbid Dance(前半) 伊藤賢治 雪原の炭鉱ラビド(前半) Rabbid Dance(後半) 伊藤賢治 雪原の炭鉱ラビド(後半) Rabbid Dance(戦闘) 伊藤賢治 雪原の炭鉱ラビド(戦闘) ダーハン舞曲(前半) 伊藤賢治 賢者の島ダーハン(前半) ダーハン舞曲(後半) 伊藤賢治 賢者の島ダーハン(後半) ダーハン舞曲(戦闘) 伊藤賢治 賢者の島ダーハン(戦闘) Welcome To The Colosseum(前半) 伊藤賢治 戦士集う地クレイトス(前半) Welcome To The Colosseum(後半) 伊藤賢治 戦士集う地クレイトス(後半) Welcome To The Colosseum(戦闘) 伊藤賢治 戦士集う地クレイトス(戦闘) Lost Techno(前半) 伊藤賢治 錬金術師の館(前半) Lost Techno(後半) 伊藤賢治 錬金術師の館(後半) Lost Techno(戦闘) 伊藤賢治 錬金術師の館(戦闘) 風と太陽の峡谷(前半) 伊藤賢治 風の渓谷カザテガ(前半) 風と太陽の峡谷(後半) 伊藤賢治 風の渓谷カザテガ(後半) 風と太陽の峡谷(戦闘) 伊藤賢治 風の渓谷カザテガ(戦闘) 炎と氷の誓い(前半) 伊藤賢治 燃える町クアンゼ(前半) 炎と氷の誓い(後半) 伊藤賢治 燃える町クアンゼ(後半) 炎と氷の誓い(戦闘) 伊藤賢治 燃える町クアンゼ(戦闘) Disc2 破滅への祈り(前半) 伊藤賢治 聖地プロムスデル(前半) 破滅への祈り(後半) 伊藤賢治 聖地プロムスデル(後半) 破滅への祈り(戦闘) 伊藤賢治 聖地プロムスデル(戦闘) 光と影(前半) 伊藤賢治 天空の祭壇(前半) 光と影(後半) 伊藤賢治 天空の祭壇(後半) 光と影(戦闘) 伊藤賢治 天空の祭壇(戦闘) Theme Of Victory 伊藤賢治 目標達成 回想 伊藤賢治 順位発表 Epilogue #1 伊藤賢治 エンディング(終章) Epilogue #2 伊藤賢治 エンディング(クレジット) Epilogue #3 伊藤賢治 エンディング(余韻) Heaven’s Melody 伊藤賢治 聖堂 Shocking? 伊藤賢治 魔力枯渇 Chat!Capter!Chat! 伊藤賢治 ネットワークモード Get Together 伊藤賢治 対戦モード 旅の道標(希望) 伊藤賢治 ステージ開始 旅の道標(試練) 伊藤賢治 ステージ開始 旅の道標(決意) 伊藤賢治 ステージ開始 Brave Story 1-Beginning- 伊藤賢治 ストーリーモード(始まり) Brave Story 2-Escape- 伊藤賢治 ストーリーモード(緊張) Brave Story 3-Terror- 伊藤賢治 ストーリーモード(恐怖) Brave Story 4-Rest- 伊藤賢治 ストーリーモード(安堵) Brave Story 5-Sorrow- 伊藤賢治 ストーリーモード(悲哀)) Brave Story 6-Courage- 伊藤賢治 ストーリーモード(勇気) Brave Story 7-Pleasant- 伊藤賢治 ストーリーモード(嬉しい) Game Over 伊藤賢治 ストーリーモード(ゲームオーバー) Complete The Element 伊藤賢治 コンプリートムービー(全属性) Complete The Universe 伊藤賢治 コンプリートムービー(全カード) Bookmark #1 伊藤賢治 システム Bookmark #2 伊藤賢治 システム(ブック編集) Bookmark #3 -Out Take- 伊藤賢治 システム(未使用) Bookmark #4 -Out Take- 伊藤賢治 システム(未使用) Bookmark #5 -Out Take- 伊藤賢治 システム(未使用) Brave Story -Out Take- 伊藤賢治 ストーリーモード(未使用) サウンドトラック 「カルドセプト セカンド」オリジナル・サウンドトラック DELUXE
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本項では次の3作品を紹介しています。判定は全て良作。 『カルドセプト セカンド』:DC用ソフト。 『カルドセプト セカンド エキスパンション』:上記の完全版であるPS2用ソフト。 『カルドセプト』:↑のリメイク移植版である3DS用ソフト。 カルドセプト セカンド 概要 評価点 問題点 総評 カルドセプト セカンド エキスパンション 概要(PS2) 評価点(PS2) 問題点(PS2) 総評(PS2) カルドセプト (3DS版) 概要(3DS) 特徴・評価点(3DS) 賛否両論点(3DS) 問題点(3DS) 総評(3DS) カルドセプト セカンド 【かるどせぷと せかんど】 ジャンル トレーディングカードボードゲーム 対応機種 ドリームキャスト 発売元 メディアファクトリー 開発元 大宮ソフト 発売日 2001年7月12日 定価 6,800円(税別) プレイ人数 1~4人 セーブデータ 50ブロック 周辺機器 ビジュアルメモリ、メモリーカード4X、ネットワーク、ドリームキャスト・キーボード、ぷるぷるぱっく対応 廉価版 ドリコレ2002年5月23日/2,940円(税別) 判定 良作 ポイント 砦ボーナス・同盟戦の追加 カルドセプトシリーズ初代 / セカンド / サーガ / リボルト 概要 「ボードゲーム+カードゲーム」という独自のシステムで多くのプレイヤーを虜にした『カルドセプト (SS)』の続編。 基本ルールはほぼ同じのまま多数の要素が追加されている。 機種はDCだが、販売会社は前作『エキスパンション』以来のメディアファクトリーである。 評価点 前作から様々な要素に強化や追加が行われた。 周回ボーナスが減らされ、未通過の砦を通る際にも砦ボーナスがもらえるようになった。 サーバーを経由しての通信対戦に対応。 対応しているのはDC版のみ。その上、発売後僅か2年足らずで終了してしまった。 カードが100枚近く追加され(もちろん削除されたカードもある)、それぞれの能力にも後述の『領地能力』を始めとしてさらなる修正が施された。 複数のセプターによる『同盟』が可能になった。同盟相手の領地に止まっても通行料を払う必要はなく、また連鎖も共有することができる。 ストーリーモードでも『同盟』で戦うステージが用意されている。 土地に出たクリーチャーへの「呪い」の種類が大幅に増加。マイナス効果だけでなく、プラス効果を及ぼすものも登場した。 クリーチャーの種類に『種族』がなくなった。アイテムはクリーチャーによって使える種類が異なる。 これに伴い、種族に関わるアイテムやクリーチャーの能力に変更が生じている。また、前述の『カルドセプトDS』では『種族』ルールが復活した一方で、本作の『アイテム制限』ルールが『種族』と別個に用意された。 クリーチャーの能力に『領地能力』が追加された。魔力を払って「領地」コマンドで使用することができる。 配置することでマップ全体に効果を及ぼす「~アイドル」と、アイテムとしても使用できるクリーチャー「リビング~」が追加された。 アイテム破壊、奪取を無効にする能力を持つクリーチャー、アイテムが追加された。 止まると好きな種類のカードを引ける「占い館」、連鎖は組めないがどのクリーチャーでも地形効果を得られる「複属性土地」などの特殊地形が追加。 対戦時に細かいルール設定が可能になったり、AIを作って参加させたりすることができるようになった。 ゲームバランスにも調整があり、使えないカードなどは見当たらない。 シリーズ2作目という事もあって流石にどのカードも「普通に」使えると言う訳ではなく、明らかに弱かったり使用状況が限定的なカードも多く粗もあるが、「取れる戦略の多様化」「CPUや能力差の大きいセプターとの戦いでのハンデ用」と言った面から考えると決して間違ってはいない。 問題点 馬鹿なAIキャラを作り、弱いブックを持たせることで簡単に勝ってカードを稼げる点は問題視されている。 エキスパンションまでこの仕様はそのままであったが、3DS版で改善された。 ただし、当時はまだマーケット等の効率の良いカード入手手段が存在せず、地道に一戦一戦戦って行く必要があったのでこの程度の抜け道は許されるという考えもある。 総評 様々な要素に強化や追加が行われた2作目。 まだ荒削りな面はあるものの、後作の基礎を築いた作品である。 カルドセプト セカンド エキスパンション 【かるどせぷと せかんど えきすぱんしょん】 ジャンル トレーディングカードボードゲーム 対応機種 プレイステーション2 発売元 セガ 開発元 大宮ソフト 発売日 2002年9月28日 定価 6,800円(税別) プレイ人数 1~4人 セーブデータ 62KB以上 レーティング CERO 全年齢対象(*1) 周辺機器 DUALSHOCK1/2、PS2専用マルチタップ、PS2対応USBモデム、PlayStation BB Unit対応 廉価版 PlayStation 2 the Best2003年7月10日/3,000円(税別) 判定 良作 ポイント 追加カード・やり込み要素「メダル」が追加 概要(PS2) DC版に追加要素を加え、PS2に移植したもの。 評価点(PS2) さらにカードが30枚追加された。 メダルがPS2版で追加された。 特定条件を満たして対戦を終えるとメダルが入手でき、それにより追加マップやカードが入手できる。50種類のメダルが存在し、入手方法がシナリオクリアのような簡単なものから知恵を絞ったり天運に任せるものまで幅広く存在する。 いわば現在のトロフィーである。 問題点(PS2) ネットワーク機能を備え追加データのダウンロード等も可能だが、残念ながら『通信対戦』はできなくなっている。 一部のメダルの獲得が非常に困難。 「総魔力90,000以上で勝利」「連鎖を10以上作って勝利」辺りはまだしも「パウダーイーターで全ての領地を埋め尽くす」「土地を一つも持たずに勝利」「全てのアイドルを場に設置」などはかなり面倒になっている。 輪をかけて酷いことに、AIキャラを使うとメダルの獲得判定が無効になるのでかなり厄介。「パウダーイーターでドラゴンを倒す」など、ドラゴンを使ってくる相手自体が限られているためAIキャラで獲得したいのに…。 総評(PS2) 追加要素を加えた移植版。 カードの追加はあったが、メダルの存在はプレイ内容に直接影響を与えるものではないので、元作品と大体同じ感覚でプレイできるだろう。 通信対戦が出来ないのが残念なところ。 カルドセプト (3DS版) 【かるどせぷと】 ジャンル カードゲーム+ボードゲーム 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 任天堂 開発元 大宮ソフト 発売日 パッケージ版 2012年6月28日 ダウンロード版 2013年1月30日 定価(税別) 4,571円 プレイ人数 1人(通信プレイ時 2~4人) セーブデータ 1個 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 良作 ポイント ゲームバランスを大幅に調整マーケット・ハンデシステムの追加 概要(3DS) タイトルは1作目と同じだが、内容は『セカンド』がベース。DS版と同じくWi-Fiによる通信対戦にも対応。 特徴・評価点(3DS) 初心者向けの各種ヒント機能・チュートリアルの充実や、いらないカード3枚と引き換えに2枚の新カードを手に入れられる「マーケット」などの便利なシステムが加わっている。 特に(CPUとの対戦に限って)ゲーム内の時間を止めて相手が引いたカードや使ったカードの性能をじっくり見ることができる「ドローポーズ」が加わったのが大きい。従来は持ってないカードで相手が使ってきたカードの性能を把握しにくかった。 ゲームバランスは『セカンド エキスパンション』から大幅に調整が加えられている。 新カードの追加や初代やサーガに登場したカードが追加された一方、セカンドで強力とされたカードを含めた多くのカードが削除されたり、一部カードの性能がDSと同じくマイルドになっている。 バランスの取り方も巧妙で以前までの作品で猛威を振るった反射能力付与アイテムを防具にして使用可能クリーチャーを減らし、使いづらかった呪いスペルにドロー効果の付加、毒や混乱のダメージの上昇等の調整がされている。 全体的に風属性がやや強く、火属性が使いづらい印象があるが、どの属性もほかの色にはない特徴、強みがあり(一部の新カードを除いて、詳しくは後述)非常にバランスの良いカードゲームとなった。 新能力「雪辱」追加。 「相手に攻撃を無効化・反射されたときのみ発動」する特殊能力。効果は相手の体力を削ったり、魔力や手札を減らしたり様々。 旧作では手を出しにくかったこの系統のクリーチャーが対処しやすくなったのは大きい。またこの能力を前提にして、「アプサラス(*2)」など過去では考えられないほど強力な無効化能力持ちクリーチャーも登場している。 CPUのAI強化。 度々指摘されていた「魔力枯渇時にセオリーに反して低額領地から売り払う」が改善された。 無駄な侵略・ばらまきも減っている。 また各CPUキャラに新たに「おまかせブック」機能が追加された。ある程度の固定カード+ランダムに選ばれたカードで構成されたブックで、思考パターンは同じでも新鮮に戦えるようになっている。 キャラクターグラフィックはオリジナルの1作目や『セカンド』の傑怪老氏による濃い目の画風から、芳住和之氏による2000年代っぽい軽めの画風に変わっている。 クリア後の「レベルアップステージ」による新キャラの登場、各キャラの魅力の掘り下げなど、ストーリー面でも強化されている。 Wi-Fiによる通信対戦では週ごとにルールやマップが変わる、ランキング戦やスペシャル戦が行われている。また公式大会も開かれ、 多くのセプターを夢中 にさせた。 フレンド登録している相手限定だが、ボイスチャットも可能。その場で対戦するのと何ら変わらない形でプレイ可能。 3D機能との相性は、3DSソフトの中でも良好な方。 本体が振られやすいアクションゲームと異なり、じっくり腰を据えて操作できるため画面がぶれにくいのがポイント。結構綺麗に3Dしてくれるので、普段OFFにしていても試してみるといいだろう。 賛否両論点(3DS) より楽になったカード集め 3DS版ではルールがより細かく設定できるために、開始直後に総魔力達成しており帰還スペル撃つだけで終了と言った設定の試合を繰り返す→余ったカードをマーケットでトレードという方法で簡単にカード集めができる。 ただ、今作では対人戦が行い易い環境になった事で、カード資産の差がありすぎるとまともな戦いが困難になることを考慮し、あえてこの様な調整にした可能性もある。一応今作は入手カードに制限があり、シナリオ終盤にならなければ全てのカードが手に入らないようになっている。 レベルアップステージの難易度の高さ。 ストーリー面は良いものの、レベル6以上の高レベルステージは、ストーリーとしては決着が付き、強力なハンデのかかったCPUと同じ条件で戦い続ける単調さ、運をも味方につけないとクリアできないほどの難しさで賛否両論。 序盤大きな差がつくハンデの仕様上、対戦中「開始直後からCPUキャラから煽られ続ける」という点も人によっては不快に感じられる点か。 特にデュナン村のレベルアップステージは専用ブックの構築がほぼ必須になる難易度となる。 …とは言え、ソルティス、バックワード、ケルピー、ドレインマジック等の強力なカードやレベルアップステージの相手に効果的なカードは多く、CPUの思考もさほど強くない。そして中断と再開によるダイスの降り直しが無制限に可能なので、手段を選ばなければレベルアップステージをクリアするだけなら実際の所さほど困難ではない。 本作からの新カードである「マジックブースト」は賛否両論。 「使用者はそのラウンド(ターン)の間だけ半分の魔力で土地レベルアップが出来る」効果。使うタイミングは難しいが、上手くハマれば500~1000とカード一枚としては破格の魔力を節約できる。 + ただし… 効果の関係上いつでも気軽に使えるスペルではないのがポイント。このカードを有効に使うにはレベル上げ用の領地と魔力そして何よりこのカードを引き当てることが重要だからである。 より良い条件で使用しようとすれば魔力やこのカードを温存することになり、選択肢が狭まってしまい当然相手も有効活用させないように意識して行動するようになるので、戦術にも悪影響を及ぼすことになる。 だからといって迂闊に使用しても領地を奪い取られ最悪、対戦相手を勝利させてしまうことも。 また、このカードは呪いスペルの為にホーリーワード(ダイス操作)系と重複できず、使用したがダイスの目が悪く領地を通過できず無駄遣いに終わったり、通過出来たが出目先が相手の高額領地ということもありうる。 スペルの削除と調整について セカンドで強力とされた「デモニックトレード」(*3)をはじめとした魔力収入スペルの多くが削除された。カルドセプト本来のクリーチャーを配置して土地の奪い合いをすることを強調するための調整と言われているが、コアなプレイヤーからは「戦術の幅が減った」とする意見も見られる。 ただ、デモニックトレード削除についてはサーガからレッドキャップ(*4)が出張してきている以上、仕方がないという意見もある。 これまで強力過ぎた「ランドトランス」(*5)も、売却時に土地価値の8割しか返ってこないよう弱体化調整が施された。 ネット対戦という環境への考慮か、妨害スペルも削減されている。嫌がらせにしかならない「ハウント」(*6)や効果が強烈な「ジャッジメント」(*7)などはともかく、セプターの笑いと涙を誘った「マイン」(*8)の削除には惜しいとする声が多い。 問題点(3DS) 同盟戦の仕様。 過去作と異なり、同盟相手への侵略ができなくなった。シルバープロウでの意図的なレベル上げが不可能になっている。 同盟相手の土地を自由にいじれるようになった。レベル上げに使えたりもするが、CPUは自分の魔力が枯渇してもプレイヤーの高額土地を売り払ってしまう。 特に多くのプレイヤーから貧乏神として蛇蝎のごとく嫌われているのがピケット。「考え無しのレベルアップで常に魔力に貧窮」「親切心のつもりでこちらのデコイやオールドウィロウにターンウォール(*9)を使う」「手札に余計なファインド(*10)を常に維持して重要なカードを捨てる」…と、行動がことごとく裏目に出る。下手すれば敵として戦うより厄介とも。 ピケット以外のCPUも思考がプレイヤーと一致しない為、プレイヤーがスペルで強化し万全な防御体制が整っている領地を領地の属性が合っていないだけで交換したり、隣の敵領地を攻め落とすために移動させる事もしばしば。 オンラインでの問題 領地能力も同盟相手のクリーチャーのものが使用できてしまうため、配置してすぐ同盟相手が領地能力を使用する、ということが出来てしまう。 そのためオンライン同盟戦は領地能力クリーチャーばかり。特に相手の魔力を奪うウィッチや相手のカードを破壊するブックワームが強烈で猛威を振るう。 やはり強力な反射 上記の雪辱は攻撃後にクリーチャーが生存していなければ発動しない。その為に相手が反射能力持ちの場合、先に反射された攻撃を喰らって死亡することも多い。雪辱持ちのカードはSTの高めなクリーチャー、ST上昇効果を持つ武器が多い為にますます反射が有利になってしまっている。 実質、無効化に対してしか機能しない事の方が多い。 プレイヤー2人で協力して進める「協力戦」の仕様。 ローカルプレイ限定で、オンライン環境があっても周囲に一緒にできるプレイヤーがいないとプレイ不可能。まずこの時点でハードルが高い。 ハンデとして強烈な補正のかかったCPU2体を相手に、こちらはハンデ無しで相手することになり、さらにストーリーを進めると本編対CPU戦には無い「禁止カード」の概念が登場。 禁止カードの出始めはお互いが禁止カードルールに従うことになるのだが、その内プレイヤー側のみが禁止カードに縛られる羽目になり、相手側はこちらの使えないカードでガンガン攻めたててくる。難易度で言えばレベルアップステージも比ではない。 システム上1試合で1~2時間拘束される事はザラにあり、気軽に始めて気軽に終える…。とはなかなかいかない。 言わば、やる気と実力と時間のあるプレイヤーがリアルで二人揃い、勝ち筋を定めて初めて挑める超高難度モード。あまりにハードルが高いと言われることも有れば、いざやってみればこれはこれでやりがいがある。という声もある。 3DS版で追加されたCPUが何人かいるが、「協力戦」モードを進めないと出てこない。 上記の通りローカルプレイ限定なので、オンライン環境があっても周囲に一緒にできるプレイヤーがいないとこれらのキャラと戦えなくなってしまっている。 総評(3DS) 基本的なところは変わっていないが、細かい調整が施された新世代カルドセプト。 特にカードバランスの良さは歴代随一。それ以外にもユーザーフレンドリーな要素が多く、初心者、ベテランどちらにもオススメできる作品に仕上がっている。 発売から数年経ってもオンラインのランキング戦は継続して実施されており、さすがに発売当時から比べると減ったとはいえ、今でも熱いネット対戦が行われている。
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カルドセプトDS 293 名前:DS版:2008/11/05(水) 19 57 35 ID eTo1Z4zI0 光成「地上最強のクリーチャーを見たいかーーーーッ」 観客「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 光成「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」 光成「クリーチャー入場!!!」 アナウンサー「ヤバいクリーチャー入場です!!!!」 全凶悪クリーチャー入場!! 高額領地は生き残った!! 更なる研鑚(脱皮)を積み成虫で甦った!!! 幼虫!! ミルコメレオだァ――――!!! 領地5連鎖はすでに我々が完成している!! 無限増殖パウダーイーターだァ――――!!! 出撃ししだい食いまくってやる!! 水属性即死代表 ジオファーグだァッ!!! 素手の殴り合いなら我々の数の暴力がものを言う!! 素手の昆虫 火属性 フレイムウィビル!!! 真の護身を知らしめたい!! 石の巨頭 オルメクヘッドだァ!!! 戦闘は3回限定だが防衛なら全領地オレに任せろ!! 風の魔神 ジーニーだ!!! 打撃対策は完璧だ!! 無属性 デコイ!!!! 全クリーチャー最大のHP&STは私の中にある!! 護符使いの守護神が来たッ シンリュウ!!! 2対2なら絶対に敗けん!! 本物の猿真似見せたる 特殊能力コピー ソン・ギョウジャだ!!! バーリ・トゥード(アイテムあり)ならこいつが怖い!! カルドセプトの即死コンボ使い コカトリスだ!!! 無属性ブックから人型の蝶が上陸だ!! 超火力 モスマン!!! アイテムの無い戦闘がしたいからこの能力(アイテム破壊)になったのだ!! 一方的な戦闘を見せてやる!!グレムリン!!! めい土の土産に大爆発とはよく言ったもの!! 火属性の爆弾が今 高額領地でバクハツする!! 火属性 ブラストスフィアだ―――!!! 世界最高額クリーチャーこそが地上最強の代名詞だ!! まさかこのクリーチャーがきてくれるとはッッ エルダードラゴン!!! 闘いたいからここまできたッ 変身後の姿は一切不明!!!! 無属性の変身(バクチ)ファイター バルダンダースだ!!! ワレワレハ宇宙人デハナイ妖精族ノ末裔ナノダ!! 御存知誘拐妖精 リトルグレイ!!! 防衛の本場は今や水属性にある!! オレを潰せる奴はいないのか!! ネッシーだ!!! デカァァァァァいッ説明不要!! 70/70!!! スペル・巻物無効!!! バンドルギアだ!!! 魔力盗みは侵略側で使えてナンボのモン!!! 超実戦強奪!! 本家無属性からバンディッドの登場だ!!! 高額領地はオレのもの 邪魔するやつは思いきり飲みこみ思いきり砕くだけ!! 高額領地侵略専用 カリブティス Lvを下げにこの領地へきたッ!! 地属性嫌がらせチャンプ バジリスク!!! 対人族に更なる磨きをかけ ”対人最強”シーモンクが帰ってきたァ!!! 今の自分にスペルは無効ッッ!! 対スペルマスター サンドマン!!! 人生四十年の知識が今ベールを脱ぐ!! 無属性から ボージェスだ!!! 水の中でならオレはいつでも引き込みだ!! 伝統の通行料分捕り ケルピー 高額領地で召喚だ!!! 援護の仲間はどーしたッ MHPの上昇 未だ消えずッ!! 侵略も防衛も思いのまま!! ブラッドプリンだ!!! 特に理由はないッ 連続攻撃が強いのは当たりまえ!! ウナギにはないしょだ!!! 侵略専用! ケルベロスがきてくれた―――!!! キノコの国で磨いた実戦ファイア!! ヒゲのデンジャラス・スクローラー パイロマンサーだ!!! 手札破壊だったらこの魚を外せない!! 超A級手札ブレイカー レモラだ!!! 超一流無属性の超一流の一撃必殺だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 無属性の人斬り!! サムライ!!! 空侵略はこのクリーチャーが完成させた!! 対高STの切り札!! ライオンメインだ!!! 古き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 足止め野郎ッッ 俺達は君を待っていたッッッオールドウィロウの登場だ――――――――ッ 加えて戦闘発生に備え超豪華な応援野郎を4名御用意致しました! 火の王 フレイムロード!! クトゥルフ系水属性 ダゴン!! 蠅の魔王!ベールゼブブ! ……ッッ どーやらもう一名は微妙過ぎて使い手がいない様ですが、見つかり次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 299 名前:水先案名無い人:2008/11/06(木) 03 37 30 ID 1ECVUEQL0 もう一名は微妙過ぎて使い手がいない クソわろたwww コメント 名前
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ゲーム概要(wikipedia) カルドセプト#カルドセプト_エキスパンション カルドセプト エキスパンション カルドセプトエキスパンション 公式ガイド
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今日 - 合計 - カルドセプト セカンドの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時57分11秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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このページでは、下記の三作品を紹介します。判定はいずれも良作です。 『カルドセプト』:セガサターン用ソフト。 『カルドセプト エキスパンション』:↑の移植版かつ完全版であるプレイステーション用ソフト。 『カルドセプト DS』:↑のリメイク移植版であるニンテンドーDS用ソフト。 カルドセプト 概要 ブック構築 試合の流れ ゲームモード その他 評価点 問題点 総評 カルドセプト エキスパンション 概要(エキスパンション) 評価点(エキスパンション) 問題点(エキスパンション) 総評(エキスパンション) 余談(エキスパンション) カルドセプトDS 概要(DS) 評価点(DS) 問題点(DS) 総評(DS) 余談 カルドセプト 【かるどせぷと】 ジャンル ボードゲーム 対応機種 セガサターン 発売元 セガ・エンタープライゼス 開発元 大宮ソフト 発売日 1997年10月30日 定価 5,800円 プレイ人数 1人~4人 レーティング セガ審査 全年齢推奨 周辺機器 フロッピーディスク対応 判定 良作 カルドセプトシリーズ初代 / セカンド / サーガ / リボルト 概要 大宮ソフトが開発したボードゲーム。 基本システムは「モノポリー」型だが、「マジック・ザ・ギャザリング」のようにクリーチャー同士の戦闘があるトレーディングカードゲームの要素が加わっている。 プレイヤーはカードの使い手『セプター』となり、他のセプター達と対戦していく。 マス目の土地を支配したり各種カードを駆使しつつ、すごろく状のマップを周回し、「手持ちの魔力+土地の価値+護符の価値」が目標値以上になった状態で城(スタート地点)に帰り着けば勝利。 ブック構築 手持ちカードから50枚を選び『ブック』を作成する。同じカードは4枚まで投入可能。 カードの種類は土地に配置する『クリーチャー(所謂モンスター)』、そのクリーチャーに戦闘時使用させる『アイテム』、マップ移動時に使用する『スペル』の三種類。これらをバランスよく入れるのが常識ではある。 アイテムは武器・防具・巻物・道具の4カテゴリがあり、クリーチャーはそれぞれ使えるアイテムのカテゴリが異なる。強力なクリーチャーと強力なアイテムがあれば万能、などとはいかない。 今作では属性とは別に種族のカテゴリーがあり、これによって使用できるアイテムのカテゴリが変化する。 種族名 武器 防具 巻物 道具 人族 〇 〇 〇 〇 獣族 〇 〇 × 〇 不死族 〇 × 〇 〇 植物族 × 〇 × 〇 竜族 × × 〇 〇 同じマップでもブックの内容によって戦略が全く違ってくるため、様々なカードがあるこのゲームではその気になればクリーチャー無しで勝つことも可能。 属性を持つクリーチャーは属性毎にある共通の特徴を持つものが多い。例えば火属性ならSTやHPが高いクリーチャーが多く、地属性は援護能力を持つクリーチャーが多い…など。 基礎パラメータの高さを選ぶか、特殊能力の強さを選ぶか、スペルやアイテムとの相性は、敵の作戦への対策は…。ブック構築で考えるべき事はいくらでもある。 試合の流れ 試合が始まると、各々のセプターはブック中のカード6枚と一定の『魔力』を持ってマップの周回を開始する。 最初は全員『城』から始まり、『砦』というチェックポイントを通ってからまた城に戻ってくることにより周回が成立。マップにもよるが、『砦』さえ通れば廻る方向は任意なのでマップは自由に動きまわることができる。 また、今作のみの特徴として周回直後に限りモノポリー同様「交渉」が可能で、各リソース(魔力、土地、護符、手札)を対戦相手とトレードが可能。 手札は毎ターン、ブックから1枚ずつ引いていく。50枚全部引き終わっても1周してループするので、カード切れで試合が終わってしまうことは無い。もちろん土地に配置したクリーチャーのカードも、使ったスペル等のカードもまた引くことができる。 本シリーズのユニークな特徴として、そのターンに引いたカードや、スペル選択・クリーチャー配置の際にカードを選んでいる間の全手札が、対戦相手に公開された状態となる。 対戦相手の手札の内容は、戦闘を始めとするゲーム中の立ち回り全てに大きく影響を与える最有力情報。見えることで対戦相手への牽制効果もあり、戦闘時におけるアイテム使用の駆け引きをよりスリリングにするスパイスとしてプラスに働いている。 1ターンに1回、ダイスを振ってその出目分進む。ダイスを振る前に手札に『スペル』があればそれを使うことが出来る。マップ上のクリーチャーにダメージを与えるもの、次のダイスの出目を操作するもの、対戦相手を動けなくするもの、ブックのカードを覗き見するもの、魔力を得るもの…など多種多様。 所有者のいない土地に止まると、そこに手札からクリーチャーを召喚して配置し占領する。 クリーチャーを召喚するには魔力(お金)が必要になる。また、召喚条件として呼ぶクリーチャーの属性と同じ属性の土地が1つか2つ必要だったり、ディスカード(カードを1枚生贄にする)の必要がある者もいる。 強力な能力を持つクリーチャーほどコストや制限が厳しい傾向にあるため、代償が大きくて強いクリーチャーばかりでなく、弱いが低コストで条件が緩いクリーチャーも必要になってくる。 土地の属性と同じ属性のクリーチャーなら『地形効果』を受けて戦闘中のHPに補正がかかる。また土地のレベルが高くなる程これも厚くなる。 無属性のクリーチャーはこの地形効果を受けられない(*1)が、その分個性的でハマると強いクリーチャーが揃っている。 占領した土地に領地コマンドで魔力を払うと『レベル』が上がり、また同エリア内で同じ属性の土地を複数持つと『連鎖』が起きて価値と通行料が上昇する。さらに『護符』という株に似た要素も存在する。 既に所有者のいる土地に止まった場合は『通行料』を払わなければならないが、手札のクリーチャーを召喚して『侵略』することも可能。 止まった側が侵略を選ぶとクリーチャー同士の戦闘が発生。互いの能力値の他に特殊能力やアイテムも鑑みて勝敗が決定し、侵略側が相手のクリーチャーを撃破すればその土地を奪うことができる。 これがこのゲーム最大の醍醐味である。通行料激高の土地に相手が止まって小踊りしていたら、土地を奪われ大逆転されたというのは日常茶飯事。もちろんその逆も可能。 クリーチャーの出し惜しみ、明らかに勝てないクリ-チャーによる玉砕も作戦の一つとなり得る。 これを繰り返し、手持ちの魔力+土地の価値+護符の価値が目標値以上になった状態で城に帰り着けば勝利。逆に言えば城に帰り着かない限りはゲームは続くので、そういった状態から形勢をひっくり返す事もカードと運次第では決して不可能ではない。 先述したように、基本ルールは「モノポリー」や「いただきストリート」に類似しており、それらの経験者には理解しやすい。魔力は現金、クリーチャーの配置と土地レベルアップは物件の購入と投資、護符は「いたスト」の株に、それぞれ相当する。 ただし、他人の土地に止まった際にクリーチャーを戦闘させて強奪を試みることができる点、様々なスペルを使える点、それらのカードはあらかじめ構築したブックから順次ドローされる点が、本作の独自性である。 ゲームモード ストーリーモード 先端が老人の顔になっていて人語を話す不思議な杖「ゴリガン」と共に、執拗につきまとうライバル「ゼネス」や世界各地で暴れ回るセプター達相手に戦いつつカードを集めていくモード。待ち受けるセプター達はそれぞれ特徴あるブックを駆使する。カードの収集と、敵セプターの持つブック・戦うマップに応じたブックの構成が勝つための近道となる。 このモードではゴリガンがゲーム中におけるポイントや新しい地形の注意点を色々教えてくれるため、プレイしながらルールや勝つためのヒントを学べるようになっている。 どのマップも優勝することがクリア条件となる。クリアすれば多くのカードを手に入れるとともに次のマップに挑戦可能で、一度クリアしたマップは何回でも再挑戦可能で、マップによっては相手が変わったり、同じ相手でも使用してくるブックが変わる場合もある。負けても何かしらのカードは手に入るため、難しいマップでもブックを強化していくことでいずれはクリアできるようになるはずである。一応初期ブックでもクリアは可能である。 登場するセプターはブック構成、行動パターン、行動時の台詞等で個性が出ておりCPUと対戦しているような気にさせないようなつくりになっている。 今作に登場するセプター達は一応その地域を荒らしている者たちなのだが主人公に負けた時に大抵改心する。また、台詞や行動原理がユーモラスでどこか憎めない所がある。 対戦モード 人間・CPUキャラクター(キャラクター毎に特有のブックが存在する)を交えて最大4人まで対戦することができるモード。ある意味このモードが「カルドセプト」の真骨頂。基本的に一度でもクリアしたマップが使用可能で、勝利条件を色々設定することが出来る。 「アンティ」ルールを設定することでブックのカードを賭けて勝負することができる。対戦終了後にブックの中からアンティ(賭け札)がランダムに選ばれ、下位のプレイヤーは上位のプレイヤーにアンティの対象となったカードを奪われる。まさに「賭けカルド」である。 この対戦モードは、他のプレイヤーとのカードトレード機能も搭載している。手持ちのカードについて、「そのカードをまだ1枚も持っていないプレイヤー」に対して1枚だけ渡すことが可能。 その他 手に入れたカードはコレクションの一覧に加えられ、閲覧することができる。加藤直之や中井覺など著名イラストレーターによるカードイラストは味わい深く、コレクション欲を掻き立ててくれる。 コレクションを加えていくことによって「ある条件」を成立させると、ご褒美として特殊なカードが手に入る。全種類コンプリートまでの道は遠く、険しい。 対戦終了時や各ステージクリア時に見られる一枚絵も見ごたえあり。ゲームでは語られないカルドセプトの背景に触れることができるだろう。 評価点 MTG系のカードゲームとモノポリー系のボードゲームを融合させた唯一無二のゲームデザイン。 両者の要素は非常に高い親和性を見せており、連鎖により強力な陣地を作り上げ魔力をがっぽり儲ける・踏ませた相手から大量の魔力を奪い取る快感に加え、ダイスと手札の両面から来るランダム性によりその場その場で最適な戦術を選んでいく思考の面白さも持ち合わせ運と戦略が絶妙に作用するゲームバランスとなっており、多くの熱狂的なファンを生んでいる。 強力な陣地が完成してもカード次第で奪うことが比較的容易なため、状況が二転三転する波乱の展開になりやすく、否が応でもプレイヤーの興奮度が高まりやすい仕組みにもなっている。 加藤直之や中井覺、斉藤智晴といった著名イラストレーターによる重厚なファンタジー世界を演出するカードイラスト、その逆を行くような土地に設置した際のクリーチャーの柔らかめの画風のドット絵のアニメーションと、全体的にグラフィックは秀逸。 前半・後半・戦闘BGMの三部構成になっているBGMは世界観を表現すると同時にゲームを大きく盛り上げるものであり、非常に評価が高い。 作曲は、本作がデビュー作の柳川剛と大御所・古代祐三が担当。キャンペーンの最初のステージで聴く「あがないびと」(柳川氏作曲)をはじめ、全体的に物憂げな雰囲気が漂っているのが特徴。 問題点 対戦中CPUキャラクターのメッセージをスキップできない。 このシリーズではCPUキャラクターは行動時台詞を言うのだが今作ではスキップができない為に頻繁に間が発生する。 相手のカードの暗記を強いられる 対戦相手の手札も普通に画面に表示されるため丸わかりであるが、自分の手番中に他プレイヤーの手札を表示させて確認することはできない。そのため、他プレイヤーの手番中は目を凝らして画面を注視して、その手札を記憶しておく必要がある(*2)。他人の手番でも一切気を抜くことができない、いささか疲れるゲームである。ちなみにCOMがこちらの手札を見落とすことはない。 CPUの思考が単純、クリーチャーの配置(自分の地形優先かばら蒔き)→地形合わせ(交換か地形変化)→LV上げ(節約か奮発)の繰り返しを手当たり次第に行いスペルも適当に使うだけ(例:マジックボルトはHP20のクリーチャーを優先いなければ一番HPの高いクリーチャーに使用)で無駄な戦闘(*3)も行う。 戦闘に関してはクリーチャーの強さ(特に無効化や反射)を知ったり、ゲームを盛り上げる為の措置とも言えなくもない。全キャラが勝てる戦闘しかしないのではただのサイコロゲームになってしまう。一応侵略頻度はセプターごとに違っており個性付けの一つにもなっている。 狙ったカードが手に入らない。TCGのそれを忠実に再現してあるため原則として『××すれば〇〇のカードが手に入る』ということはなく、何十回とゲームをプレイしても手に入らないカードは手に入らない。 マップによって獲得しやすいカードの種類は若干異なる。また、「数回勝つ毎に必ず未入手のカードが手に入る」「持っていないカードに限り、他のプレイヤーとのトレードで入手することができる」という救済措置はある。 先置き、防御側圧倒的有利なバランス 「敵の領地に攻め込む」という関係上防御側が有利、その為にとにかく先に領地を抑えてレベルを上げた方が圧倒的に有利であり、侵略主体の考え方はかなり分が悪い。 + 長いので格納 (クリーチャーの比較:火属性) 名前 種族 必要魔力 HP/ST 特殊能力 召喚条件、配置制限、追加コスト コボルド 人族 30 30/20 無し 無し ファイアドレイク 竜族 75 40/30 侵略時のみST+20 火属性領地が1必要 ドラゴン 竜族 130 50/50 侵略時ST+10、防御時HP+10 火属性領地が2必要、水領地に配置不可 エルダードラゴン 竜族 180 80/60 全竜族を戦闘中に限りST+10、戦闘時追加コスト100を要求 火属性領地が3必要、水領地に配置不可 総じて低能力のクリーチャーが有利で大型クリーチャーはコストも召喚条件も厳しい上にデメリットが目立つ為に使いづらい傾向にある。 高レベル戦闘だとアイテム前提の戦闘になる展開が多く、多少のスペックはアイテムでカバーできてしまうのも向かい風となっている。 特殊能力も小型のクリーチャーのほうが充実しており、今作は魔力補充スペルが少なく確実な収入は周回ボーナス(初代には砦通過時の魔力補充も無い)だけの為に魔力配分を考えて行動しなければならないのでますます使いづらい傾向にある。 そして戦闘だが攻撃側は侵略地の隣接領地が自分の物なら支援効果が、防御側は無属性以外は領地とクリーチャーの属性が一致していればHPに領地レベル×10の通常攻撃防御補正がかかる。 当然攻撃側は防御側のHPを上回るダメージ値をクリーチャーとアイテムで確保する事を強いられるのだが上記の通り、高スペッククリーチャーは多大な消耗を強いられる上に今作は攻撃アイテムも貧弱な傾向にある。 武器に関しては「ST(武器次第だがHPも)上昇」、「特定対象に強打(*4)」、「攻撃命中後に追加効果」が挙げられる。 まず「STのみ上昇」に関しては問題ないのだが、「特定条件に強打」は条件を満たさなければ強打できない上にST補正が弱いかそもそも無い、対象を選ばないタイプの場合はデメリットがあると使いづらく、「攻撃命中後に追加効果」も追加効果は撃破が不可能だった時に発動する物なので敵を撃破する為の武器としてとは使えないのだ。 巻物は地形効果と通常攻撃無効を無視できるが、「使用できるクリーチャーに偏りがある」「素の状態だと与えるダメージが低い」「最悪HPが低くても補正できるアイテムでカバー可能」となっており、採用するには工夫が必要となる。 このように使いづらいカードが多数ある関係上、まともな攻撃アイテムの獲得率が低くなってしまうのも向かい風となっている。 反面防御アイテムは分かり易い効果のカードが多く、そもそも地形効果があるので通常攻撃ならば大したアイテムが無くとも防衛が容易である。 HP補正は主に防具で行うのだが、一部の武器や道具でもHP上昇出来る物があるので緊急時にはそれを用いる事も可能。HPを上昇させればダメージ系の巻物も耐えられる。 また、攻撃無効のアイテムもかなり多い。勿論攻撃対象を選ぶものが大半だが、よりにもよって使い手を選ばない道具のカテゴリーにデメリット(*5)持ちだが通常攻撃なら対象を問わず無効化するカードが4種類も存在するのだ。攻撃が通らなければ追加効果も発動しないので無効化アイテムがあれば侵略に対して絶大な抑止効果を備えられる。 そもそも勝利条件が総魔力の達成である以上、侵略は行う必要が無く迂闊な戦闘は魔力の消耗を促すだけなのである、この時点で侵略にとって向かい風である。 「高性能クリーチャーの重すぎるコスト」、「攻劣守優のアイテムバランス」がそれに拍車をかけてしまっている。 余談だが、ラスボスもコストの高い大型クリーチャー主体、好戦的で消耗しやすい、マップの広さもあいまってたいした強さではなくなっている。 但し、低コストクリーチャーはスペックが低いので、各自の特殊能力やアイテムでカバーできる戦闘時はともかく無強化だとマップ上のスペル攻撃連打で撃破される事から少なくともクリーチャーのHPを考慮することが必要で、やみくもにレベル上げというやり方では流石に厳しい。 そして侵略行為は4,5レベルの領地を奪えれば4桁分の総魔力を奪い取れる事からリターンも多く完全に侵略が無意味という訳ではない。 初代故の問題点として、カードの性能が全体的にアンバランス。コストの割りに効果が控えめなカード、逆に効果の割りにコストが控えめなカードが多い。 + 本作における強力なカード(スペルやアイテムも含む) デコイ(無属性) 自分自身に攻撃力は無いものの、巻物以外の攻撃を全て反射してしまう(自身が受けるはずのダメージを相手に移し変える)というクリーチャー。相手の攻撃力を逆に利用できる上に、武器を使用すれば攻撃も行えるため、侵略力・侵略への抑止力ともに非常に高い。マジックボルト(*6)で一発で破壊されるのが弱点だが、コストが40と安いため序盤から土地にばら撒けるという点で強力。 セカンドではHPが10に、武器が使用不可能に調整されたが相変わらず強く、エキスパンション(セカンド)で召喚する際にディスカードが必要になるように調整されたため気軽には使えなくなった。 ヘッジホッグ(無属性) デコイと同じく、巻物以外の反射能力を持つ(ただし、こちらが反射できるダメージは元ダメージの1/2)。反射能力では劣るものの、HP・ST共にデコイより10多く、コストが15と破格の安さなので気軽に使える。 なお、このカードはセガのあのハリネズミとは関係ないが、紛らわしいためか、プレイステーション版のエキスパンションでは『バンディクート』に差し替えられている(*7)。DS版ではコストが40に上昇しているが、デコイが上記の能力調整を受けたためこちらの方が使いやすい。 後述するDS版ではこれらデコイやヘッジホッグへの対策カードとしてアイテムなしで巻物攻撃を使えるクリーチャー・パイロマンサーが追加されている。「炎で攻撃する帽子とヒゲの魔術師」という偶然にも?明確にモデルありのカードである。 スチームギア(無属性) デメリット持ちだが配置制限がなくコスト70、HP・ST共に50のクリーチャー。セカンド(無印50、エキスパンション60)での異常な安さが目に付くクリーチャーだが実は今作でも扱いが良い。 前述されている通り高能力のクリーチャーは今作では異常なまでに制約が強く、配置条件なしで防御型ではないクリーチャーの殆どがHP、ST共に30~40台なので領地のLVが1~2ならたとえ地形が合っていようがアイテムなしで殆どのクリーチャーを粉砕できてしまう。HPも高い為にこちらが殴られても耐える事も多い。 一応無属性で地形効果が受けられない、通行料が1/2になるデメリットがあるが、このカードの使いどころは侵略によって相手領地を荒らしたり、連鎖用の領地確保なのでこのデメリットはないも同然、逆に倒しにくい上に通行料が安い為に放置されやすく、むしろメリットである。 エキスパンション(初代)では更に無属性を強化するカードが追加されたためにより使い勝手が上昇してしまった。セカンドでは無属性対策のスペルが追加されたが上記の通りコストが下がったために相変わらず強かった。 サーガでは削除、DS版ではコストの上昇、他の同能力クリーチャーの召喚条件が緩和された為に使い勝手が悪くなった…いや、他の同能力クリーチャーの使用価値が上がったのでこの扱いが妥当である。相変わらずやるときはやるし グレムリン(風属性) 相手クリーチャーのアイテムを破壊する能力を持つ。この初代でのみ戦闘時に巻物を使うことが可能だった(*8)ため、攻めても守っても非常に強力だった。しかも風属性入りの初期ブックに必ず入っているので入手も楽。 現在では高能力クリーチャーの配置条件やコストの見直し、後述の対破壊アイテム等の登場で相当弱体化されたが連鎖を切り崩したり、スペルで強化して拠点にする等使えないほどではない。 ミルメコレオ(風属性) 戦闘で一度倒されてもドラゴンフライ(火属性)として蘇る能力を持つ。その為に通行料を貪れる確率が非常に高く、コストも50と安価(*9)なのに配置制限なしでHPも40ある為攻撃スペルにもある程度の耐性を持つ事から属性問わず使用できる程のクリーチャー。 現在では「クリーチャーの差し替え」、「配置制限の追加」、「HPの減少」と言った調整が施された。 レジェンド(無属性) 防御型でコストも高いが配置すると隣接領地も自分の領地とすることが可能なクリーチャー。 その為に周辺が空地の土地に配置すればそれだけで複数の領地の確保が可能&更に連鎖形成で各土地の価値も上昇するので総魔力が一時的に大幅上昇するという効果を持つ。 但し、レジェンドの効果で保有した領地には所有者側だけはクリーチャーを置けないというリスクがあり、その為に対戦相手から簡単に土地を奪取されるというデメリットがある。 上記の様に使いづらさもあった為か暫く登場しなかったが、後にリボルトで類似効果(領地効果で全ての隣接空地に「スタチュー(最安値の防御クリーチャー)」を配置)を持つ「レジェンドファロス」が登場した。 グレムリンアムル(アイテム、道具) 前述のグレムリンの特殊能力を得られるアイテム。一見地味な効果だが、侵略・防衛ともに非常に汎用性が高く、特に防衛面では地形効果を受けての守りをアイテム無しで落とすのが困難であるため、このカードが手札にあるだけで異常なまでの牽制力を持ち、今作ではどのクリーチャーでも使用でき、どのアイテムも破壊可能。 さらにセガサターン版では使用コストが10と0同然の低さだった。エキスパンション(初代)では40と引き上げられたが、以降の作品でも一作ごとにコストが見直されたり(10→40→50)2枚のカードに効果を分散する等の調整を繰り返し、現在では100となった。それでもアイテム最強の一角(*10)は不動とされるほど強力なカードである。 セカンド以降では「アイテムを使用しないと巻物攻撃を放つ」「盗み、アイテム破壊の効果を受けない」というクリーチャー・アイテムも登場し、このグレムリンアムルの無敵性を弱めている。ただしこれらの能力を持つカードは総じてコスト、能力面で劣っているためにスペルで直接破壊する、囮を使った侵略でグレムリンアムルを使用させるほうが有効なことも多かった。3DS版では破壊できないアイテムに一癖のある物(*11)が加わり汎用性にも陰りが見え始めている。 アンサモン(スペル) 対象のクリーチャーを相手の手札に戻すことができるスペル。コストは200と高いが、止まれば2000も支払わなければならないレベル5土地のクリーチャーも排除できてしまう。続くダイスでその土地を奪われては目も当てられない。 セカンドでは削除され(互換カードもなし)エキスパンション(セカンド)にて事前準備が必要で効果対象も大きく狭めた「エグザイル」に代えられている。なお、DS版でアンサモンが再登場した際も事前準備こそ必要ないが「対象はレベル3以下の土地のみ」「ディスカード有り」と大きく弱体化した。 メテオストーム(スペル) 「対象の土地をレベル1にする」メテオの強化版。ランダム(自分の領地も含む)で選ばれた5つの土地にメテオを落とすという大味極まりないカード。コストもメテオから100上がっただけ。 メテオストームはセガサターン版限定で、エキスパンション(初代)では削除されている。当のメテオ自体も「ディスカードが必要」「連鎖してない場合のみレベルを1に、それ以外は2レベルのみ下げる。」などの弱体化が繰り返された。 ライフフォース(スペル) エキスパンション版での追加カード。対象のセプターに「城に到着するまでクリーチャー・アイテムを半額で使える代わりにスペルが一切使えない」状態にする呪いをかけるのだが、この「スペルが使えない」という状態を利用し、相手が城に到着しないように一方的にスペルで妨害をかけるという戦法が凶悪。 実は「アイテムが半額で使える」のはカードの説明には明記されていなかった。後の作品ではこれも明記されている。 リンカネーション(スペル) 現在の手札を捨てて手札を6枚にする。コストはたったの10で、ブックの回転が早まり手札が最大になる為に純正ドロースペルの「ホープ」(カードを二枚引く)がただの紙きれになるほど強力なスペル。 現在ではコストを高くし、使用前の手札の数しか引けなくして手札自体は増えないように調整され、ホープなどの純正ドロースペルとの棲み分けがされている。 護符購入にデメリットがない。 エキスパンション以降はアンチ護符の効果を持つカードが追加されたが今作は存在しない。せいぜい護符を買う事で現魔力が低くなる事しかデメリットがない。 基本的に連鎖やレベルアップ等でエリアの護符の価値が上昇していくので早めに購入しておくと総魔力が上昇し有利になる。CPUキャラクターは積極的に土地価値を上げてくるので特に有効である。 完全な死に要素である「交渉」 上記で対戦相手とのリソースのやり取りが行えると触れたが、CPUは交渉を一切行わないし応じない。 この時点でストーリーモードでは完全に死に要素となる。 対人戦なら機能するが、人間関係の悪化(*12)を招いたり、「カード収集用のダミーキャラ」を自分で操作して1戦のサイクルを早くしてカード収集の効率を上げるという様な使い方しか出来ない。 その為か下記のエキスパンションから交渉の要素は撤廃された。 総評 最適なクリーチャー(とアイテム)とそれを召喚する魔力さえあれば、レベルが最大の土地でも奪うことできる。このため、金にものを言わせがちな従来の「モノポリー」系ゲームとくらべ非常に逆転要素が強い。また“土地に配置する”クリーチャーや“ボードゲーム”の中で使用するスペルには、ともすれば常に正面からぶつかりがちな従来のTCGと比べても異質かつ多彩なカードが揃っている。この両方のジャンルの「いいとこどり」をしたような高いゲーム性は、今もコンピュータゲームにおける両ジャンルの最高峰ゲームとして非常に評価が高い。 カルドセプト エキスパンション 【かるどせぷと えきすぱんしょん】 ジャンル ボードゲーム 対応機種 プレイステーション 発売元 メディアファクトリー 開発元 大宮ソフト 発売日 1999年5月1日 定価 6,090円 プレイ人数 1人~4人 周辺機器 マルチタップ、メモリーカード対応 判定 良作 概要(エキスパンション) その後バグ修正と一部カードの削除・追加を施し『カルドセプト エキスパンション』としてPSに移植された。おそらくこちらの方が有名だろう。 一枚絵を収集&閲覧できる「画廊」モードが追加された。 絵に関する解説も加えられたのでよりカルドセプト内の背景を理解しやすくなった。 ゲーム性を考慮してか「交渉」が無くなった。この要素は続編でも再登場していない(*13)。 『セプターズギルド』というおまけシナリオ(*14)と拡張データ入りのCDROM付き冊子が2冊発売されておりこのデータを使えば上記の強力なカードのいくつかが簡単に手に入る(*15)。 ゲームのネタや敵セプターのセリフ集など読み物としても楽しめる内容である。流石に年数が経過し現在の環境との乖離が大きいが、カルドセプトの誕生から間もない頃の雰囲気や当時のゲーム環境の一端を知ったりできるので興味のある人は是非入手していただきたい。 特にグレムリンに関する憎しみのコメントが凄い「グレムリンにフュージョン持たすなんて卑怯極まりない。」、「グレムリンにグロースボディをかけて強化し、ランドプロテクトを付けるなど大人のやることではない。」… 評価点(エキスパンション) カードバランスの変更によって使いにくかったカードの大半が使いやすくなった。 強打系の武器は上昇値が上昇したり別効果になって使い勝手が上昇、変化した。全体的に見れば使いやすくなっていると言える。 各種ウォール系はSS版ではスペック面が同じであったが各属性の特徴が出る様に能力変更されて使い勝手に差が出る様になった。 システム面も、CPUのセリフをボタンで進める様になったりと進化している。 問題点(エキスパンション) 基本はSS版準拠の為にSS版で強力とされたカードの殆どが調整されないまま続投している。 その為にクリーチャーの低コスト有利、高コスト不利は相変わらずである。 総評(エキスパンション) ゲームとしての完成度は高かったものの、ハードの関係でプレイ人口が低かったカルドセプトの名を広めた功労作。 余談(エキスパンション) このPS版の廉価版は『カルドセプト エキスパンション・プラス』としてさらなるマップが追加されている。 そして、さらなる続編として、『カルドセプト セカンド』、『カルドセプト サーガ』、『カルドセプト リボルト』も発売されている。 カルドセプトDS 【かるどせぷと でぃーえす】 ジャンル ボードゲーム 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 セガ 開発元 大宮ソフト 発売日 2008年10月16日 定価 4,800円 レーティング CERO B(12歳以上対象) 周辺機器 DSワイヤレスプレイ、ニンテンドーWi-Fiコネクション対応 判定 良作 概要(DS) 初代(PS版『カルドセプト エキスパンション』)のリメイク。カードの追加とバランスの修正を施し、また『セカンド』の要素も一部取り入れている。 続編を挟んでからのリメイクだけあって、全体的なゲームバランスが大幅に改善されており、Wi-Fiコネクションによる対戦も盛況した。 残念ながら、セプターズギルドに付属していたオマケシナリオは搭載されていない。 評価点(DS) イラストがアニメタッチに変更された事でより親しみやすくなった。 あくまでタッチが変わっただけなので原作とキャラが変わった部分は無いので原作プレイ者も違和感なくプレイ出来る。 対戦バランスがセカンド以降の物に変更、プレイテンポの向上。 砦ボーナスの追加で魔力を使い切りにくくなった。 ストーリーモードでのクリアまでの総魔力が減少、ゲームスピードの上昇により各対戦のテンポが良くなり気軽にプレイしやすくなった。 クリア後の後日談シナリオが追加された。 明らかに強すぎるカードにはレベル制限や特定能力のみ対象とする等調整がされた。 問題点(DS) セカンド以降のシステムやバランスを採用した事もありゲームバランスは原作よりも大幅に変化。 例を挙げるとグレムリンは巻物が使えなくなった上にアイテム破壊無効アイテムも逆輸入された事で使い勝手が大幅にダウンした。 殆どのカードが調整された(*16)ので原作の知識のままプレイすると確実にしっぺ返しを喰らう事となる。先入観を持たず別のゲームだと思ってしっかり各カードの確認を怠らないことが重要である。 総評(DS) 携帯機に移植した事とプレイテンポの向上でより手軽に遊び易くなった初代の移植版カルドセプト。 現在でも入手は容易なので興味のある方はプレイして見るといいだろう。 余談 開発の際には「マジック・ザ・ギャザリング」を参考にしたらしく、同作に登場するカードと同じ名称のカードがいくつか登場する。中には「ガセアスフォーム(*17)」「アンサモン(*18)」など、本家と名称・効果がほぼそのままのものもある。 スタッフによると、「ワイルドグロース(*19)」もその一つだが、ルールやカードの文面は十分理解していなかったため、後でルールと本家のカードの効果を知って自分達の認識とのギャップにびっくりしたらしい。 続編の『カルドセプト セカンド』にも同じようなものがある。追加されたアイテムの一つ「バタリングラム」は相手の防御型クリーチャーを100%の確率で破壊するが、「マジック・ザ・ギャザリング」でも同名のカード(*20)が「ブロックした壁型クリーチャーを破壊する」という代物だった。 かねこしんや氏にコミカライズもされている。 ゲームのコミカライズにはよくある話だが、この作品の特徴はアレンジじゃすまないぐらい大胆すぎるアレンジが施されており、原作ゲームとの関連性がほぼ皆無なバトル漫画と化していることである。 「セプターが自ら武器を取って戦う(*21)」「クリーチャーが自らの意思を持ち、時にセプターに反抗する」など、キャラクターデザインを除けば原作との共通点を探す方が難しいぐらい。 しかしその一方で「有利なはずの組み合わせがスペルやアイテムで大逆転」「ここぞという時に地形効果でギリギリ生き残る」など原作のエッセンスも散りばめられており、バトル漫画としてはなかなかの良作である。 主人公のオリジナルキャラ、「ナジャラン」は後のシリーズにゲスト出演している。
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この記事は改善判定に当たらないと管理人判断され、プレイヤーによる判定判断待ち状態になっています。 判定変更議論手続所で提案されているのは「シリーズファンから不評」もしくは「クソゲー」判定です。 判定判断の出来るプレイヤーがいましたら該当スレで意見をお願いします。 カルドセプト サーガ 【かるどせぷと さーが】 ジャンル トレーディングカードゲーム+ボードゲーム 通常版 タイトルアップデート版 対応機種 Xbox 360 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 大宮ソフトロケットスタジオ 発売日 通常版 2006年11月22日 タイトルアップデート版 2007年4月5日 定価 6,980円(税抜) 判定 改善 ポイント 2006年クソゲーオブザイヤー次点(通常版)ダイスにバグありAIもまともでないパッチでバグは軽減したが、なおクソゲーか否かの境界線上 クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 カルドセプトシリーズ初代 / セカンド / サーガ / リボルト 概要 今作の特徴 問題点 ランダム性の低いダイス フリーズの頻発 バグに近い問題点 バグ以外の問題点 評価点 総評 公式対応について 余談 その後の展開 概要 大宮ソフト開発の人気ボードゲーム『カルドセプト』シリーズの一作。 Xboxでの開発経験のあるロケットスタジオに製作を委託し、DCの『カルドセプトセカンド』から4年ぶりに発売された。 オンライン対戦対応、イトケンサウンド、シナリオは『マルドゥック・スクランブル』『蒼穹のファフナー』の冲方丁による新規書き下ろし。 2003年に『セカンド』のオンラインサービスも終了し、上記の心躍る売り文句を胸にXbox360の本体ごと購入して待ち望んでいた同シリーズのファンが見たものは如何に! 今作の特徴 今までの作品と比べカードのバランスが大幅に変化、また今まで強力だったカードが削除・弱体化されており、従来どおりの戦略が通用しにくくなっている。 新たな特殊能力の追加「呪身」:配置時に呪い効果が付与される。風、水、無属性クリーチャーが所持「即時」:配置時に領地コマンド(クリーチャー交換以外)が使用可能。地、火、無属性クリーチャーが所持「加護」:対象のセプターの全てのクリーチャーが影響を受ける「呪い(セプター)」「呪身」はクリーチャーの強化・弱化面での特徴がより顕著となり(*1)、「即時」は領地能力(スペルと同等の効果を発揮する)の使用、レベル上げ、移動侵略等がスムーズに行える汎用性の高い能力。「加護」はアイテムやスペルに制約があるクリーチャーの強化・弱体化、アイテムの節約等、より攻撃的にクリーチャーを使える能力。 ゲーム展開の高速化「イントルード」:任意の領地に侵略が行えるスペル。「エレベート」:1レベルの領地を2レベルに上昇させる。「リフュージ」:(使用時手札一枚をディスカード)80の魔力を得る、手札にこのカードを加える。「フェーム」:使用者の一番高い領地レベル×100の魔力を得る。「復唱」:特定のスペルに付随する能力で、もう一度スペルを使用できる。これらのスペル、能力はゲームスピードを向上させ、コンボや領地拡大が素早く行えるようになる。 領地を直接奪えるカードの登場「ポゼッション」:自身の破壊を代償に、1レベルの領地を、配置されたクリーチャーごと奪い取る領地能力を持つクリーチャー。「トレード」:1レベルの領地を交換するスペル。これらのカードで厄介なクリーチャーを自分の物にする、連鎖の確保や切り崩し等が容易に行えるようになった。勿論、魔力の消費や交換用の領地の工面などは必要。また、この2枚の追加によって「領地をレベル1のままにしておき、状況に応じて一気にレベルを上げて拠点を築く」という方法が取りづらくなり、これらのスペルへの対策のためにあえて2~3レベル程度までレベルアップさせる必要もある。 複属性クリーチャーの登場 対応する属性の領地を所持していないと配置できないが、かなり強力な能力を持つ。 統合、調整されたカード達 特定属性にのみ攻撃するカード(相手の属性のヤマかけを外すと、使い道の無い死にカードになる。色ごとに1枚ずつの4種類)は「火と地属性に○○」「水と風属性に○○」といった具合に有効範囲を広げて種類も絞った。 初代やセカンド両作に登場していた強力なカードが削除、弱体化などが行われている。ただし単なるマイルド調整ではなく、一部のカードは差し替えなどによってブックの構築にも影響を与えている。ここでは代表的なものを述べる。 + カード調整一例 「スチームギア」:HPST共に50でデメリットが緩い。 クリーチャー(無属性)今作では削除、ただし各属性に「デメリットがありコストも高いが、配置条件がない高能力クリーチャー」が追加され、各属性に応じてクリーチャーが選択できるようになった。ここではその一枚を記述する。「ワータイガー」:HP50ST60 ラウンドが25を超えるとHPST共に-20 クリーチャー(地属性) 「グレムリンアムル」:対戦相手のアイテムを破壊する。 アイテム(道具)この二枚に差し替え。「グレムリンクロー」:対戦相手の武器、巻物、道具を破壊する。 アイテム(道具)「グレムリントゥース」:対戦相手の防具、道具、援護クリーチャーを破壊する。 アイテム(道具)今まで汎用性が高く強力なカードを2枚に分散することで睨み合いが続くだけの展開を打破しやすくなった。ただしどちらも新カードで名前もややこしいので2枚共ブックに入れると効果を間違えやすい欠点も… 「デコイ」:クリーチャーの直接攻撃を反射。 クリーチャー(無属性)同効果を付与するスペルと擬似クリーチャーに差し替え「リフレクション」:対象のクリーチャーに直接攻撃反射の「呪い」を付与する。 スペル「フロストビースト」:無属性クリーチャー以外の直接攻撃を反射。 クリーチャー(複属性 水、風)どちらもデコイやカウンターアムル(STが0になるが直接攻撃反射 アイテム)と比較すると使いづらいがメリット(アイテムの制限がない、STが高い状態で戦える)もあり、うまく使えば効果的なカードである。 「ランドトランス」:領地を手放し魔力に変換する。 スペル同能力を持つクリーチャーに差し替え。「トケビ」:領地能力がランドトランスと同じ効果、即時持ち。 クリーチャー(火属性) この変更で、よりラントラ戦法がやりやすくなっているが、土地を手放して発生した魔力を手にしたそのターンで魔力を還元できない(ドレインマジックなどで奪われる可能性がある)というランドトランスにはない弱点がある。 全体的にゲームスピードの向上と、今までタブー視されていた低レベル領地に関する調整、カードの統合や分散が行われている。 賛否両論な部分もあるものの、新たなシステムを組み入れてゲーム展開を変えていこうとする姿勢は評価できるのだが… 問題点 オフライン・オンライン問わず再現性100%のバグ、フリーズ、理解不能な仕様の数々が全てを台無しにしてしまった。 ランダム性の低いダイス 特に特徴的なのがダイス(サイコロ)のランダム性。 通常、ダイスを振ったら全ての目が均等な確率で出るはずだが、本作のダイスは「偶数」と「奇数」を規則正しく交互に出すという、あまりに偏った出来。 このせいで、「サイコロすらまともに作れていないゲーム」という不名誉極まりない称号を賜っている。後年二五賽クソゲーが販売されるまでは、この称号は本作を指して用いられることが多かった。 ダイスの目をある程度予測できる時点でどれほどの問題かは言うまでもない。 もう少し具体的に言うならば、例えば2人対戦のときに1~6の目が出る(はずの)サイコロを交互に振った場合、本ゲームでは片方は奇数の「1・3・5」ばかり、もう片方は偶数の「2・4・6」ばかり出ることになる。当然、偶数に偏るサイコロでは奇数マスに止まれない。 ただし、プログラミングに興味があるのなら、安易に「サイコロすらまともに作れていないゲーム」と断じる前にこちらのエントリやカルドセプト サーガの乱数問題も併せて目を通しておくと良いだろう。 内部視点としては、コンピュータはサイコロの目のばらつきを計算で(それらしくなるように擬似的に)求めるが、その際に用いる手法を「擬似乱数の生成アルゴリズム」と呼ぶ。本作の場合、最下位ビットが0と1で交互に出続けるという特徴から、アルゴリズムは古典的な「線形合同法」を用いていると推測される。ばらつき加減が単調で規則性の見えるものになってしまいがちなので、運を擬似再現するゲームに使用するにはあまり適さないのである(もちろん用途にもよるのだが)。 なお、線形合同法は極めて処理負担が小さく実装面で有利な事から、当時のC言語でも標準ライブラリとして健在である(そもそも標準には汎用性から考えて高度な擬似乱数自体が求められていない)。これを知らなければ本作のプログラマと同じミスを犯す、というワケである。対策の一例 フリーズの頻発 全般的に、あまり頻繁には起こらない、しかしルール的には起こりうるという状況が発生した際にフリーズしやすい。 カード枚数0で引くor復帰を使用するとフリーズ チャリオットでの移動途中に特殊地形があると決定後にフリーズ 報酬画面で報酬のカードにダブリがあるとフリーズ 10分ほど放置するとフリーズ ゲーム中は問題なくともそのゲームをセーブしたリプレイを見るとフリーズ etcetc… バグに近い問題点 異様に処理が重い。 プログラム構造の問題で頻繁にディスクアクセスが発生しており、本体に高い負荷をかけてしまっている。 カルドセプトの新作という事で本体とセットで購入したプレイヤーからも本体故障の報告が上がっている程。 オンラインはぶつぶつ回線が切れてまともに対戦できない。 ディスクのラベルの表記が「大宮sfot」。 バグ以外の問題点 ストーリーモードの冗長さ。 電波で唐突なストーリー。 姫のことしか頭にない主人公、言動が意味不明な姫。なんでこんな姫にぞっこんなのか、訳がわからず不快。 3人以上でバトルロイヤルできるのが売りではあるが、それを無理矢理やらせるために、敵同士がやたら仲が悪く、行く先々で仲間割れしている。 前作『カルドセプトII』では、三つ巴・共同戦線・仲間割れの構図が比較的違和感なく展開していたのに。 なぜか何度も時間を逆行させられ、選択肢の全てのルートを通らされる。本来はマルチエンディングを予定していたのではないか? とも推測されている。 後半になると、各ステージの目標魔力が高すぎて時間がかかってイライラする。後述のバカすぎるCPUのせいで単なる作業と化す。 冲方氏の他の作品の出来とは雲泥の差なので、アシスタントが書いていたとまで言われている(当時冲方氏はアシスタントを雇っていた)。後に刊行されたファンブックでも『サーガ』のことは少ししか触れなかった。 クリア後は、主人公の外見を少女や異種族に変更した上で再度ストーリーモードをやり直す事も出来るようになるが、外見に関わらず主人公の声は男のままである。 あんなバグだらけで当然まともに作れなかったCPU思考。 分岐の合流地点で回れ右してしまい、周回すらしてくれない。 クリーチャーの選考基準が滅茶苦茶で「地形効果を得られて特殊能力が強力なクリーチャー」ではなく「HPが多いだけの別属性のクリーチャー」を配置し、更に交換なんてこともザラ。 少なくとも前作までのCPUは交換はともかく状況が許せば「土地とクリーチャーの属性を合わせる」事はどのセプターでも行っていた。サルやブック名が平仮名の山賊でもできたことがなぜ… 前々から指摘されていた「勝てないどころかダメージすら与えられない無駄な戦闘を仕掛ける」健在。 この行動は前作でも「あまり賢くなさそうなセプター」の性格付け的に存在していたが、今作では殆どのセプターが取ってくる。シナリオ中では知略に富んでいる設定であっても。 前々から指摘されていた「魔力がなくなって土地を手放すときは高い土地1個を売るのがセオリーなのに安い土地を次々と売る」健在。初心者にありがちなミスプレイだが、その誤解を助長する。 相変わらず適当にぶっ放す妨害スペル。対象の土地のレベルを2下げる「コメット」はレベルの高い土地に使ったほうが相手の損失が大きいのに、1位のセプターのレベル5の土地に使わず、3位のセプターのレベル3の土地に使ったりする。 一部のセプターは復唱コンボが狙えそうなブックなのだが、いきあたりばったりなスペル使用のせいでそれが台無し。 相変わらず敵セプターのブック構成はカード補充系スペル軽視。過去作の大会等で4枚入れ当然な鉄板戦術で、上述の通りカードをムダ使いするAIなのに。 そのほか前作のCPUではできたこともできなくなっている。 AIキャラ作成機能があるが、上記の理由でとても活用する気は起きない。 調整不足なカードバランス 安易にSTやHPが上昇するクリーチャーが多く、大味感は否めない。 前作、前前作で低能力クリーチャーが使いやすかった反動だと思われる。実際、今作以降でも高能力クリーチャーの配置制限の緩和が更に進み、低能力のクリーチャーのみを対象にしたスペル等調整が進んでいく。 地属性が強い。即時能力と強力な領地能力をセットで保有しているクリーチャーが多いため。 一応、地属性キラーであるダンピール(*2)等の対策カードがあるため完全にバランスが崩壊しているわけではないが…。 ブックに入れるのが当たり前の強スペル、強アイテムが多い。 この問題は前作等でも存在したが、今作は上記の様なカードや能力が多数追加されたためにより顕著に。こんなやりすぎなカードも…「トレスパス」:2ラウンドの間にほかのセプターが周回ボーナスを得た場合、そのボーナスの額と同じ額を得られる。 スペルここまで強力だともはや対人戦では持ってることが前提でいかにこのカードを引き、タイミング良く使えるかが勝敗を決めると言っても良いだろう。 ちなみにCPUは従来までの戦法やブックの焼き直しが殆どで今作の新カードや能力を活用すればただの長い消化試合レベルに… 存在意義の分からない複属性クリーチャー。 入手できるマップが中盤以降にならなければ登場せず、配置制限が厳しい。クリーチャーの能力も、強力ではあるが見合った強さとはいえない(従来のカードやスペルの併用でカバーできてしまう)。 プレイヤーシンボルを変えることができず、オンラインでは全員同じ主人公キャラである。アバターパーツを切り替えて個性を出すしかない。 エフェクトやスペルの演出が安っぽい、それでいて冗長なのでストレスが溜まる。 評価点 糞ゲーの最後の砦、BGMだけは良い。 グラフィックは十分出来が良い ただし、前作の使い回しもかなり多い。 総評 初代作に対する『セカンド』の調整を「堅実」とするのであれば、本作『サーガ』は「大胆」と呼べるだろう。カードパワーのインフレといった問題点はあるにせよ、同じ土台のゲームで異なる方向性を模索した事自体は、本来相応の評価を受けていたはずである。 しかし、残念ながら本作の評判は、「評価する以前の問題」の域を完全に脱する事ができなかった。本作のバランスを崩壊させた主因はバグであり、ダイスの出目が大きく展開を左右するボードゲームでダイスの作りが不完全というのは特に致命傷。また、初代にも劣るCPUの行動など、以前までのやる気や長所が全く見られず、新作を期待したセプターたちの心を裏切る出来であった。 更に、今までバランス調整、カード追加などで好評だった「エキスパンション版」を出さずに初代リメイクの『カルドセプトDS』の発売が発表されて本作が放置されたことで、Xbox 360セプターの怒りは頂点に達したという。 パッチの配信後は、バグがいくつか残っている他に全体的なもっさり感はあるものの、ギリギリ遊べるレベルまで改善した。 ただしそれはオンラインプレイ限定。ストーリーモードは根本的にストーリー自体がつまらない上にCPUの歯応えのなさはそのままなので、対人戦環境が整わない限りすぐに飽きが来る。 AIの問題まで改善されていれば、まともなゲームの仲間入りができたかもしれない。 公式対応について 発売一週間でバグの嵐ゆえ質問が多数あったが、バンダイナムコゲームスは沈黙。 一方、真っ先に謝罪したのはハード会社のマイクロソフトという有様。 12月18日になってようやくバンダイナムコゲームスの公式見解が発表。不具合の存在を公式に認める。なお公式発表が遅れた理由として「検証に時間がかかったため」だと説明している。 不具合にはオンラインアップデートで対応する オンライン環境を持たないユーザに対しての対応策は検討中である パッチリリースは12月中旬とアナウンスしていたが作業内容が増えたため若干遅れる 対応箇所等については確定できしだい公式ページで公表する パッチは2種類。充てることでバグの大部分を修正・改善することができる。 バグの量が多すぎたのか、パッチの第一弾は12月26日、第二弾は翌年の2月27日。 ただし、それでも修正されなかったバグが多数あるのも事実である。 この一連の騒動の影響により予定されていたオンラインでの公式大会が中止となり、当初は上位入賞者への賞品として提供するはずだったアバターがDLCで無料配布された。 余談 本作の問題から派生した企業問題 猿楽庁の「猿マーク」問題 パッケージに貼り付けられた「猿マーク」と呼ばれるシールはゲームバランスの調整やデバッグを業務とする会社「猿楽庁」(*3)が実際にプレイしてチェック・認定した、「ユーザーにとって満足できるソフト」の証なのだが、本作にも何故か付いていた。 元々「猿マーク」が付いていても動作不能になったり進行が困難になったりするバグが存在したゲームも少なからずあった(*4)のだが、シリーズ人気とバグの深刻さという注目度の高さゆえに「猿マーク」の信頼を一気に揺るがすほどの問題となり、猿楽庁のホームページにある社長の日記には、第一弾のパッチ公開日である12月26日付で謝罪文が載せられた。 このような経緯があったからか、その後の2007年から2009年まで猿楽庁がデバッグを行ったゲームはわずか1本のみとなっていた。 しかし、2010年に発売の『RPGツクールDS』が猿マークこそついていないものの猿楽庁がデバッグしていたという事実が発覚し、猿がデバッグしているとまで言われてしまった。 その後、2010年3月に同じゲームデバッグ専門の企業として知られるポールトゥウィンの完全子会社になったことを機にデバッグ業務からは撤退。2019年5月1日をもって同社に吸収合併され会社組織も消滅した。 ファミ通クロスレビューでは9・9・8・8で計34点の ゴールド殿堂 。 他のゲームでも散々やらかしていたので猿楽庁程の問題にはならなかったが、バグの重大さが重大さだけに、「やっぱりファミ通クロスレビューは当てにならない」と、信頼性の低さを後押しする形となった。 ちなみにエンターブレインから攻略本が発売されたのだが、この攻略本までもが初版が誤植だらけで回収騒ぎにまでなってしまっている。現在市場に出回っている2版以降は修正されている。 公式が不具合を認めるより前で未だプレイヤーの猛抗議が飛び交う中、開発者と思しき人物がmixi内の自分の日記で、開発側の窮状と蔓延する無責任ぶりを非難しつつ「これがサービスの最底辺」との発言。 SNSや2ちゃんねるでの反応は「言ってることは理解できるし、問題提起としての意義もあるが、お前が言うな」といったものが主流であった。なお、この発言は後にユーザーや開発スタッフへの謝罪とともに削除されている。 その他 本シリーズのイラストレーターとして参加していた斉藤智晴氏が本作発売前の2006年7月29日、滑膜肉腫により逝去。氏の遺作となった。 その後の展開 DLCも多数配信されたのだが、現在は配信終了している。 カルドセプトシリーズはその後DSや3DSで続編が展開されている。 3DSで発売された『カルドセプト』(*5)に『サーガ』のカードが追加される等、カードやバランス面でのノウハウは引き継がれているようだ。