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用途 学祭に来られなかったひとにもミス研メニューを想像しやすくしました。 ミス研喫茶に来たはいいものの元ネタがわからない!聞くのも恥ずかしい!というひとは答え合わせしましょう。 会員は学祭前にメニュー名で悩んだら参考にしてみてください。 記述法は[・物の名前:メニュー名/『元ネタ』(使用年度)]のようにしてみました。 リンクはAmazonへ飛びます。 例: ・アップルパイ:白雪姫には食ってもらう/『白雪姫には死んでもらう』(2015) 昔使っていたものがわかるひとは追加していくかコメントをお願いします。 !絶賛更新中です! 食べ物 【パウンドケーキ】 バニラ:バニラの名前/『薔薇の名前』(2015) 抹茶:グリーン家殺人事件/『グリーン家殺人事件』(2015) ココア メロン:刑事メロンボ/『刑事コロンボ』(2015) キャラメルコーヒー:クリスマスに少女はキャラメル/『クリスマスに少女は帰る』(2015) 【ホットサンド】 ハムチーズ:ハムチーズ荘の秘密/『チムニーズ荘の秘密』(2015) トマト×ササミ:ササミ男/『ハサミ男』(2014) トマト×ツナ:三つな棺/『三つの棺』(2015) カレー:招カレーざる客たちのビュッフェ/『招かれざる客たちのビュッフェ』(2015) 【サンドイッチ】 【その他】 アップルパイ:白雪姫には食ってもらう/『白雪姫には死んでもらう』(2015) ホットケーキ:黒いホットケーキ/『黒い仏』(2014) 飲み物 コーヒー(Hot/Ice):珈琲色の研究/『緋色の研究』(2015) 紅茶(Hot/Ice):Tの悲劇/『Xの悲劇』『Yの悲劇』『Zの悲劇』(2015) コーラ:テニスコーラの殺人/『テニスコートの殺人』(2015) カルピス:フランス白粉の謎/『フランス白粉の謎』 オレンジジュース:チャイナ橙の謎/『チャイナ橙の謎』(2015) ミステリーゾーン:無し 名前 コメント
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「ね、たまには外でお茶しない?」 とハルヒに誘われ、やってきたのは駅前の喫茶店。 珍しく部活に俺達しか出なかった。三者三様に理由はあるが、とにかく今日は部室に顔は出せないということで一致していた。 一通りのサイトを巡回しおわったハルヒは、例の「いいこと思いついたのあたし」的な笑顔を浮かべると、プリンタでなにやら印刷物を打ち出し、カバンに収めてから、冒頭のセリフを放った。 俺は否応無しにというか、なし崩し的にというか、とにかくハルヒに連れてこられたというのが、これまでの粗筋となる。 もう秋風というにはいささか冷たい風が吹くようになったが、そこは高校生でありあの通学路を歩けば体はほかほか。ホットの出番ではない。 俺はアイスカフェラテを頼み、ハルヒはオレンジジュースを頼んだ。 落語の枕よろしく世間話を笑顔で始めるハルヒ。今日のお題は一体なんだろうか? 世間話が一段落したのか、ハルヒはオレンジジュースを一口飲んだ。 「それでさぁ、キョン」ハルヒは俺を射貫くような視線を送りながら言った。「あんた、告白とかしたことある?」 「いや、ないな」ハルヒが恋愛を本題に絞るとは珍しいな。 「んじゃ、されたことは?」きらきら輝く瞳はなにかをいわせようとしている。 「それもない」あるといったら、きっと根掘り葉掘り聞かれることだろうが、幸いにしてだか不幸にしてだか、そんな経験はない。 「ま、あんたのことだろうから、キッカケがあっても全部つぶしちゃいそうだけど」にやっと笑ってハルヒがいう。 「そんなことはないぞ」精一杯の抵抗。にすらなってないのが現実、か。 「そぉ?」ハルヒが笑みを返す「ま、いい 「おまえは中学時代にやたらとモテたそうだけどな」 「その話題を蒸し返すの?」とたんにハルヒの顔は、不機嫌を表示しはじめる「女の子にとっては、過去はどうでもいいの」 「そういうもんか」適当にごまかしているようにも聞こえるのだが。 「そ、女の子の恋愛はね、上書き保存なの。いつまでも引きずったりはしないの」 「すぐ忘れられるのか?」 「泣けば忘れちゃうわよ。忘れるために泣くのかも」どちらといえば無表情の顔でそんなことをいう。 「泣いちゃえば、終了ってことか?」 「そ」オレンジジュースをストローで吸い上げながらハルヒが言う。 「ハルヒも泣くのか・・・・・・・想像してなかったな」 「あたしだって、泣く時はあるわよ」逆にキョトンとしながらいう。 「ハルヒの泣くところは見たくないな」なぜ俺の口は、後で後悔しそうな事をしゃべってしまうのだろう。ホント、おれのバカ? 「へえ・・・・・・それってどうして?」 「おまえらしくない。いつも元気でにこにこ笑ってるべきだな、ハルヒは」 「じゃあ、キョンはそのためになんでもしてくれる?」その季節外れのひまわりみたいな笑顔はやめて欲しいものだ。 「まあ、大抵の事ならな」俺の口が安請け合いするからな。 「ふうん・・・覚えておこうっと。でさぁ、あんたが告白するとしたら、どんな場所でどういう事をいうの?」ハルヒが興味深げにきいた。 「なんだ突然」 「第一回 SOS団員 恋愛意識調査」ハルヒがまじめな顔で言った。 「二回目はあるのか?」 「まだ企画中よ。まあいいじゃない、団長たるもの団員の恋愛についての監督責任があるのよ」今思いついただろ、それ。 「どういう風の吹き回しだ?」 「いいじゃない」ハルヒはかわいく言う「ね、教えて、ね?」 「・・・・・・まずその子と仲良くなろうとするだろうな」破れかぶれな気分で俺は言った。 「友達から始めようって言うのね」ハルヒはテーブルに肘をつき、手を組んであごを乗せた。いささか行儀悪く見えるが、困ったことに可愛くも見える。 「まあ世間話もしたことないのに、いきなり告白するバカはいないだろう?」 「いるのよ、それが」ハルヒは苦い表情を浮かべる。「そんなバカが沢山」 「それで仲良くなって、様子を見つついけそうなら告白するだろうな」 「ふんふん、正攻法じゃない」 「もっとも仲良くなるだけなって、それっきりって場合もあったけどな」 「そんなことがあったの!?」なぜかハルヒが慌てている。 「いや、単に言いそびれたというか。いい思い出になっちゃったというか」 「それほど好きじゃなかったってこと?」ハルヒはゆっくりと言う。 「自分でも良くわからん」肩をすくめて見た。 「ふーん、そう・・・・えと、それでどんな場所で告白する?」 「んー、どっか遊びに誘って、その帰り際かなぁ」 「ありがちだけど、悪くはないわね。他には?」 「まあ、夜景でも見にいこうって、誘うかもな」 「夜景を見ながら、肩なんて抱いて告白しちゃう訳?」ハルヒは妙に興奮しているようだ。「関係ないのにあたしが恥ずかしいわ、これ」 「だったら、聞くな」俺も恥ずかしい。この攻撃は精神にダメージがあるぞ。 「そうはいかないわよ。第一回SOS団員恋愛意識調査なんだから最後まで聞くわよ」ハルヒは椅子に座り直しながらいう。「で、告白の言葉は?」 言わないと罰ゲームねという目でハルヒが見ているので、しかたなく答える。 「やっぱり『俺、おまえのことが好きなんだ』かなぁ」 「直球ね。他には?」なぜか笑顔の明るさを上げてハルヒがいう。 「ん・・・・・ちょっとまて・・・・・・・ああ思いついた」 「どんなの?聞かせて」 「『ずっとそばにいてほしい』」 「・・・・・・・・あ、そうね。そういうのもアリね」ハルヒは一瞬キョトンとしていたが、すぐに我に返ったようだ。「他になんか思いつく?」 「んーそのときにならないとわからんな」喉が渇いたのでアイスカフェラテを一口飲んだ。「質問は以上か?」 「まだあるけど、勘弁して上げるわ」 「そうか。そういえばハルヒは、恋愛は単なる気の迷いとかいってたよな、いまもそれは変わらないのか?」 「ずっと続くならそれも悪くないかなーって最近は思ってるけどね」とハルヒはなぜかそっぽを向きながら答える。「そうね、そんなところね」 あのハルヒが恋愛に肯定的になっている。いやはやどんな相手なんだか、お目にかかりたいものだね。まあそれでハルヒが落ち着くのなら喜ばしいことだ。 かと思えば、さきほどまで青空だった心に突然史上最大級の台風が上陸して、いきなり暴風雨が始まったような気分さえ感じている。 ああ、我ながら矛盾していると思うよ。重い肩の荷が降ろせるという安堵感と、この荷物を一生でも良いから背負っていたい気持ちが同時に存在するのだから。 「へえ、信念が揺らぐほどの相手でも見つかったか? ところで相手は誰なんだ?俺の知ってる奴か?」 ハルヒの信念を揺るがした相手というのはどんな奴なんだ。 知りたい。その相手の名前を。いますぐ。 「まあそうねえ」ハルヒはあいまいな返事を返す。「キョンは良く知ってる」 急激に喉の渇きを覚えたが、アイスカフェラテを一口すすってごまかす。 「誰にも内緒にする?」ハルヒは、そっぽを向きつつ、ちらちらとこちらに視線を送りながらいった。 「もちろん」自分でも意識しない内に、身を乗り出していた。 「あたしを泣かさないって、あんた言ったよね? 信じてるからね」 ハルヒの腕がすっと上がった。ゆっくりと人差し指が動く。俺の胸元を指している。え?俺? 「キョン」ハルヒは一言だけいって、そっと顔を上げた。「あんたよ」 心に上陸した台風は進路を変えた。予想外の方向に。いまは青空が広がっている。 重荷を降ろせるかと思った肩は、形を変えた荷物をしょい込んだ。 ハルヒは俺を睨みつけると、オレンジジュースを口に含んだ。 「なんかいうこと、あるんじゃないの?」俺を睨みつけたままハルヒが言う。 「・・・・・・・すまん」ハルヒの顔が見れない。俯いてしまう。 「あたしを泣かせる気?」ハルヒが強い口調で言う。「あたしにウソつく気?」 「そうじゃない。・・・・・・・・ハルヒから言わせたことを謝ってる」 「ばか」ハルヒの声が遠くに聞こえる。 「俺はハルヒの事が好き、だ」 「ばか」ハルヒの声が冷たく響くように聞こえる。 「いつの間にか、ハルヒがそばにいないと落ち着かなくなった」 「ばか」 「言うとすべてを失いそうで、いままでごまかしていた。・・・すまん」 「ばーか」どこかに笑いを含んだ声。 あわてて顔を上げると、ハルヒは笑っていた。純粋に楽しそうににこにこ笑顔を浮かべていた。 「ほんとキョンってばか」ハルヒはうれしそうに言う。「ホント、なんでこんなの選んじゃったんだろう?」 「ハルヒ、怒ってないのか?」 「なんで怒るのよ」不思議そうにハルヒが言う。「キョンもあたしのこと好きなんでしょ? あたしもキョンのこと・・・・好きだし」 「いや、声が」 「声色って変えられるのよ?知らなかった?」悪戯小僧のような目をしながら、ハルヒはいう。「なかなか楽しめたわ」 「はぁ、だまされたのか。俺は・・・・」 「まあいいじゃない」機嫌の良い猫のようにハルヒは伸びをした「相思相愛ってやつじゃん、あたしたち。うまくやれそうじゃない?」 「ああ、そうだな」 「へへへ。随分脱線しちゃったんだけど、本題ね」ハルヒはカバンからさきほど部室でカバンに押し込んでいた印刷物を取り出した。 それはコスプレ衣装の見本写真であった。 「次のみくるちゃんの衣装なんだけど、3つ考えたの。あんたの意見も尊重したげようかと思って、見本写真もって来たの。 1つはゴスロリドレス 1つは十二単 1つは婦人警官 どれがお好み?」ハルヒはにこやかに聞いた。 俺はため息をついて、朝比奈さんにどれを着せるかについて話を始めた。 おしまい
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始まりました定山渓!! 荒んだ心を癒してくれるのは秋空か気になるあの子の女心か? ねぇパパ、秋空はね、変わりやすいんじゃなくてね、澄み切って綺麗だから、すぐ雲の色が滲んじゃうんだよ。 最高の宿でした!!りょーへいさんに感謝ですね!! 深まる秋。近づく冬。 定山渓名物。のぞむ落とし。いやいや、のぞむ気つかうなって!来年もやるとか無理しなくていいって! 岩があるなら飛ばなければなるまい。岩に失礼のないようにな。 みごとな角度。 伸身の極み。 人間的芸術。 あぁ、芸術の秋。 ブランコにのって靴飛ばしやらない奴なんて落ち葉の中に埋もれてしまえ!! なぜか両方の靴を飛ばし、ブランコから身動きのとれなくなった川上氏。 「河童さん、失礼します」「なんじゃ、っぱ?なんだ、写真撮影か、っぱ。」 のりが凍えている。どんまい笑!!そんな寒いならかっぱでもきたらどうだい??笑 そういう問題じゃないか、っぱ。 このあたりから左端の方の様子がおかしくなる。数年ぶりにあんな笑ったかもしれん。 てかこの写真のヒデ似合いすぎだろーYO!!(^.^) でもテキーラはきつかったね!! いい夢みろよ!! ヒデは自分が映える角度を知っているようだな。 -- nori(kancil) (2009-10-26 11 18 34) 持ち帰ったテキーラをオレンジジュースで割って飲んでみました。味、においともにテキーラのままでした(・ω・)こいつをどうしろというのですか… -- ヒデ (2009-10-29 23 48 04) 名前 コメント
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オレンジ
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おれんじどらいぶ【登録タグ 2進P お 巡音ルカ 曲】 作詞:サイト 作曲:サイト 編曲:サイト 唄:巡音ルカ 曲紹介 2進P こと サイト氏 の15作目。 PVは ぴちょこ氏 が手掛ける。 歌詞 誰が叫んだんだ 誰が寂しいと、殺した名称 落ちて サヨナラ またね オレンジドライブ 冗談ばっか聞き過ぎたせいで アイツのようにうまくいかないやって、、 最悪。 溶けかけの沈んだ砂糖混ぜて、笑う この小さな窓で切り取った世界でさえ 幾つもの見知らぬ影が 斜陽してくのが見えた 誰が叫んだんだ 誰が悲しいと、遮断する “憂晴れ” 落ちて 繰り返す空 オレンジドライブ どうせ下らないだけだ そう言って見下してる気になって、、 最低。 物語の裏側で泣いてる、笑え この夕闇に染まる 誰かの血飛沫(ちしぶき)は 風化して忘却してく 哀れな運命辿るだけ 誰が叫んだんだ 誰が寂しいと、撃ち込む冷笑 落ちて 繰り返す色 オレンジドライブ 誰が叫んだんだ 流れる声は 澄み切った空へ 僕は いつまで勝てない? 反射して響く 僕が叫んだんだ 痛い、寂しいと、殺した名称 落ちて サヨナラ またね オレンジドライブ コメント 名前 コメント
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『ゴキゆ』 12KB 愛で 小ネタ 日常模様 駆除 希少種 愛護人間 ネタ被りあったらすいません 三作目です。 気候は既に冬なのに、まだまだ汚うちにゴキちゃんがでます…。 『ごきゆ』 あなたは知っているだろうか、ある生物は1cmの隙間から家に侵入でき、木材から壁、ほこりまで何でも食す事を。 その生物が一度の出産で20程の子を産み、子は一週間ほどで成体になるということを。 その生物の進化、適応能力は凄まじく、数年単位で人類の科学薬品に適応するということを。 核で人類が滅ぼうと、生存すると予測されるその生物を。 そして知っているだろうか、その生物を生み出したのが、人類だという事を。 季節は秋。というよりはほぼ冬の気候。 数年前までは、多くの人間がある生物に悩まされる事のない季節の始まりを喜んでいた。 しかし、現在、その喜びは限りなく絶望に近い中でのぬか喜びとなってしまった。 そのGから始まる黒い生物に代わる、ある生物の出現によって。 「えぇ……。半年前に引越したばかりなんです……。綺麗にしてるつもりなんですけど……」 「おにーさん……。れいむもうげんっかいっだよぅ……やだよぉ……」 ストーブによって暖められた部屋で受話器を手にし、誰かと通話している男性。 その足元には金バッヂが付けられているゆっくりれいむ。 暖かいその部屋はとても清潔で綺麗。 れいむお気に入りのおもちゃの「おんみょーだま」やれいむ用ゆっくりハウス「はくれいじんじゃ」も設置されている、男の財力、そしてれいむへの愛が伺える。 そして、髪の毛どころか、埃一つ落ちていないそのフローリングの床には、まるで水溜りのような不自然なシミが目立っている。 「はい。それでお願いします。出来る限りすぐにお願いします」 受話器を置き、ソファへ座り込む男。 れいむは男を追い、ソファの上へ飛び乗り、男の膝の上に着地する。 男は深いためいきをつき、テーブルの上のコーヒーを飲み、れいむにオレンジジュースを飲ませる。 一人と一匹だけの静かな空間。 だが、耳を澄ませば聞こえてくる、ストーブの音となにやら不規則に聞こえてくる衣擦れのような音。 そしてさらに集中し耳をさらに澄ます。 するとストーブの動作音や呼吸音とは異なった、蚊の羽音のようなか細さの音が聞こえてきた。 (ソ……ソロ……ーリ……ソローリ) 確かに聞こえた、その瞬間、れいむと男は音のした方向、自分の足元を見る。 するとそこにいたのはビー玉程の大きさの楕円形の黒い物があった。 男とれいむがそれを凝視していると、それは上を向いた。 男の膝の上のれいむとその生物の視線があう。 その途端れいむは青ざめ、顔を強張らせた。 男の足元のその生物はたっぷりと時間を置いたのち、先ほどの蚊の羽音のような音でなく、はっきりした音を出した。 「ユックリシテイッテネ!!!」 「「うわああああああああ!!ご、ごきゆだあああああああああああ!」」 「ユック「プチッ」 れいむと男が叫ぶや否や、男は大きく足を振り上げ、その勢いでその生物を踏み潰した。 落ち着きを取り戻した男が足を退けると、そこにあるのは黒い布切れのような小さな帽子と黒い液状のもの。 この甘い匂いの漂う黒い液状の物、即ち餡子が床のシミの原因であった。 この地球上で唯一、体から餡子を出す生物。 それはゆっくり。 しかし先ほど踏み潰された生物は、ゆっくりの幼体、赤ゆっくりや実ゆっくりよりも小さい、異常な小ささのゆっくり。 『豆ゆ』というものをご存知だろうか? 加工所の度重なる品種改良によって作られた、通常の赤ゆっくり程度までしか成長しないゆっくりの事だ。 小さい分、食費もかからず、声のボリュームも小さめ。アパートやマンションでも飼えるゆっくりとして売り出された。 しかし、この『豆ゆ』とても脆弱な存在なのである。 通常の赤ゆっくりと喧嘩すれば潰され、寿命も一年程である。 しかしその分その繁殖能力は向上させられており、豆ゆの番を数セット、上手く飼えば十世代は続く。 そんな手間もかからず、可愛らしい『豆ゆ』は大人気となった。 その『豆ゆ』はさらに品種改良を重ね、何でも食べられるコンポスト用や、果ては子ゆっくり程度の大きさの『豆ドス』という、ドスの定義を覆すようなゆっくりまで現れた。 加工所のこの試みは大成功した。 しかし、そこで予想外の出来事が起きたのだ。 繁殖能力が高く、増えすぎた『豆ゆ』は捨てられ、どんどん野生化していったのである。 そしてついに、野生の辛い環境に耐えることができ、加工所のゆっくり小型化計画の限界であった『豆ゆ』を越える小ささのゆっくりが誕生した。 名づけられたその名前は『ゴキゆ』。 文字通り、ゴキブリ並の繁殖能力、しぶとさを持ったゆっくり。 それは少しの隙間から家に入り込み、ゴキブリのように家に巣を張り巡らせ、シロアリのように建築物を食い荒らす。 ゴキゆはすぐにS級衛生害ゆっくりに指定された。 さらにゴキゆはゴキブリやねずみを凌ぐ最悪の能力を手に入れたのである。 「やばっ!れいむ!雑巾かティッシュ!」 「ゆゆっ!ゆっくりしないでいそぐよ!」 踏み潰した足の裏に餡子がこびり付き、迂闊に動けない男の代わりにれいむがティッシュの箱を頭に乗せて運んでくる。 れいむが男の元にたどり着き、ティッシュを渡し、男が足を拭いた時にはもう遅かった。 「「「「「「「ユッ!コッチカラアマアマノニオイガスルヨ!!!」」」」」」」 「「「「「「「アノアマアマハゼンブマリササマノモノナンダゼ!!」」」」」」」 「「「「「「「レイムノモノニキマッテルデショオオオオオオ!?」」」」」」」 踏み潰されたゴキゆの餡子の匂いに釣られ、部屋中、いや家中からゴキゆが殺到してくる。 「ひいいいいいっ!!このっ!このっ!」 「ゆわああああん!!おにーさああああん!」 ワラワラと湧いて出てくるゴキゆ達を両足を使って踏み潰すが、あまりにも数が多い。 まさに足元は死屍累々。どんどんゴキゆが潰れ、餡塊へと姿を変えるが、出現数の方が多い。 必死に足をばたつかせ床を踏み鳴らすその姿はまるでタップダンスのようだ。が、そのダンスの相手は一向に踊りをやめない。 まさに狂喜乱舞。足元から聞こえてくるのは何かが次々とつぶれる音と断末魔、そして歓喜の声。 「「「「「「「モット゛ユッグリ゛……」」」」」」」 「「「「「「「ムーシャムーシャ!シアワセー!!」」」」」」」」 「「「「「「「ユユッ!?オチビチャンガハエテキタヨ!ユックリオオキクナッテネ!!」」」」」」」 そう、ゴキブリやねずみを遥かに凌ぐその最悪な能力。 それは、同類の屍骸の匂いを嗅ぎ付け、集まってくる習性。 そしてその餡子を食べることで、死骸の遺伝子餡が食べたゴキゆの中の遺伝子餡と結びつき、新たなゴキゆっくりが誕生してしまうのだ。 そのそしてにんっしんっしたゴキゆは颯爽と巣の天井や床下へ戻っていき、子を産むために木材を食い荒らし始める。 そしてその出産期は一生、いつでもどこでも妊娠し、数日足らずで出産、更に一週間で成体となる。 まさに鼠算、今日、一匹のゴキゆを見たら千匹はいると思え、とまで言われている。 「クソッ!この!もういい!」 物凄い勢いで床を踏み鳴らしていた男は、ついに部屋が汚れるのも気にせず、その足で少し離れたテレビに歩み寄り、テレビの上のスプレー缶に手を伸ばした。 そして掴んだそれを床とゴキゆ達に向け、勢い良く噴射する。 「「「「「ユグッ!?ナンダカユックリデキナイヨ!ユゲェ……エレエレエレ……」」」」」 「「「「「ユユッ!?アマアマサンガニガニガサンニナッチャッタミタイダネ!ユックリシナイデオウチニモドルヨ!」」」」」 逃げ帰るゴキゆ達を追いかけては踏み潰すが、あまりにも数が多く、大半を逃がしてしまう。 「ハァハァ……」 「お…、おにーさ……」 「れ、れいむ!ごめんな!ほら!オレンジジュースだ!」 先ほどのスプレーは加工所が二年前に発売した殺ゆ剤。 ゆっくりの餡に作用し、餡から甘味を失くし苦味に変化させる特別な薬品を使っている。 もちろん人畜無害。だが、流石に同じ餡でできたゆっくり、れいむにもその薬品の効果は現れる。 すぐにオレンジジュースをかけて摂取させ、餡子の甘味を復活させると、れいむはまた元気に戻った。 が、このオレンジジュースがまたもや同じ悲劇を繰り返させる。 「「「「「「ユユッ!マタアマアマサンノニオイガスルヨ!!」」」」」 「「う、うわああああああああ!!」」 オレンジジュースの匂いに釣られ、またもや床はゴキゆの絨毯と化した。 男はれいむを抱き上げ、素早くスプレーを噴射すると同時に踏みつけを行う。 「くそ!死ね!死ね!死ね!死ね!」 「「「「「シネシネシネ!!!」」」」」 「なんだとこいつら!!」 ちなみにゴキゆ、その小さな体の少ない餡子によって知能は通常のゆっくりよりも低い。 加工所の『豆ゆ』は小さいながらも通常のゆっくりと同じ知能だったのだが、幸い野生化の途中でゴキゆはその知能を失っている。 したがって今男の目の前のゴキゆ達は、聞いた言葉をオウム返しにしてるだけなのだが、男は知らず、ただただキレる。 「ゆっ!?れいむおそらをとんでるみたい!!」 「あっ!?」 なりふり構わず踏み潰していた男の手から、れいむがぽろりと落ち、お決まりの台詞を吐く。 その着地地点は足元の餡子溜まり。ゴキゆ達の吹き溜まり。 べちゃっという音と共にれいむはそこに着地する。幸い、餡子とゴキゆ達のお陰で衝撃が緩和され、れいむは無事だ。 が、れいむとしてはむしろ床に落ちたほうがマシであっただろう。 「「「「「「ユユ!?オッキナアマアマサンダヨ!ユックリタベルヨ!」」」」」」 「「「「「「ムーシャムーシャ!シシシシ、シアワセェェェェェェッ!!」」」」」」 「ゆひっ!れいむをたべないでね!ちくちくしていだいよおおおおお!おにーさああああん!!」 「れ、れいむ!くっそ!離れろ!ゴキゆ共!」 ゴキゆ達の上に落ちたれいむはゴキゆ達に集られ、体中を齧られ始めた。 れいむが体をうねうね、ぐりんぐりんと捻り、転がり、自身に付いたゴキゆを払おうとするが、れいむの身体は数秒とかからずゴキゆ達で覆われてしまった。 ついにはれいむの皮を突き破り、中身を直に喰らい始める。その痛みははかりしれない。 「あああああっ!れいむ!れいむ!!」 スプレーを使うわけにもいかず、男は必死にれいむの身体を覆うゴキゆを払う。 れいむはあまりの不快感と痛みから小さく呻いていた。 体内のゴキゆ達がれいむの中枢餡に届くのも時間の問題だ。 その時だった。 男はどこからかスプレーを噴出すような音が聞いた。 その音の発信源は玄関から転がってきた小さな缶。そこからは白い煙がもうもうと噴出している。 そしてそのとき不思議な事が起こった! 「「「「「ユユユ!!ユギャアアアアアアッ!!!」」」」」 「「「「「ユアアアア!!ユッグリデキナイ"イ"イ"!!」」」」」 巣に帰ろうとしていた、足元の、れいむの体を覆うゴキゆ達が苦しみだしたではないか。 驚いたのはそれだけではない、なんと、ソファーの下、テレビの台の下、冷蔵庫の下、ありとあらゆる隙間からゆっくり達の絶叫が起こり、這い出してきたのだ。 男とれいむが呆気に取られ、断末魔のオーケストラを聴いていると、少しずつその声は小さくなり、最後に部屋中から小さな声が聞こえた。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「モットユックリシタカッタ……」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 「な、何が起こったんだ?」 男がポツリと呟くと、玄関から声が聞こえた。 「いやー申し訳ない。ゆっくりとあなたの叫び声が聞こえたものですから、開いてたので勝手に入らせてもらいましたよ。 この度は加工所のゴキゆ退治サービスをご利用頂き、誠に有難うございます。」 部屋に入ってきたのは白衣の女性。 首からは加工所職員を記す名札がぶら下がっている。 男が電話をかけていたのは、この依頼のためだったのだ。 「い、今のは一体?」 「ああ、さっきのはウチが開発した、『ゆルサン~ルナティック~』ですよ。即効性の高いゆっくりやまめの毒を使用した殺ゆ剤です。 よろしければもう一つどうぞ。まだ市販されていないので、ご内密にお願いしますね」 「はぁ……。って、れいむは!?れいむ、大丈夫かれいむ!」 男が『ゆルサン』の説明を聞き、理解するとともにれいむの方を向く。 さっきの効果から考えて、スプレーよりかなり殺傷能力の高そうな殺ゆ剤をれいむももろに浴びてしまっている。 しかしれいむはけろっとしていた。 「ゆわーん!おにーさん!こわかったよおおおおおおお!!」 「な、なんともないのか?れいむ?」 「ゆゆ?れいむはなんともないよ!」 「ははは、ご安心下さい。『ゆルサン~ルナティック~』に使われている毒には、指向性というものがあるんです」 「しこうせい?何ですかそれは?」 れいむにオレンジジュースを飲ませ、ソファーの上に置きながら説明を聞く。 「簡単に言うと、普通のゆっくりには効かず、特定のゆっくり、即ちゴキゆにのみ効くようにされているんです」 「そ、そんな事が出来るんですか?」 「えぇ、ゆっくりやまめに『お前の毒はゴキゆにしか効かない』と思い込ませる事に成功したんです。まぁウチの豆ゆにも効いてしまうんで、まだ改良の余地がありますけどね」 「へぇ……。良く分からないけどすごいですね…… 女性が説明を終えるとほぼ同時に、またもや加工所の白衣を来た男性がダンボールを持って、部屋に入ってきた。 「先輩~、もってきましたよ~」 職員の男が持ってきたダンボールからはなにやらガサガサという音が聞こえてくる。 「何ですかそれ?」 「ん、じゃあ始めちゃって」 男の説明には応えず、女性が指示すると、職員の男はダンボールをひっくり返す。 フタがされていないダンボールからは、ぼとぼとと何かが落ちる。 「「うわああああああ!!!り、りぐるだああああああああああ!!」」 うごめく小さい緑色のそれらはゆっくりりぐる。一応蛍なのだが、一般的にはゆっくりのゴキブリ。 全身に鳥肌をたてるれいむと男を尻目に、女性はりぐる達の近くでしゃがみこむ。 「さ、あんた達。いってらっしゃいな」 「「「「「「「「「「「「「「ゆっくりいってきます!!!」」」」」」」」」」」」」 号令と共にりぐる達は蜘蛛の子を散らしたように、部屋を駆け巡る。 れいむはその素早い動きに目を回し、ソファーの上でぐったりしてしまった。 「ちょちょちょ!なにやってんですか!?」 「ああ、説明してなかったかな?さっきのヤツだけじゃ、屍骸が残っちゃうでしょ?だからりぐるに掃除させるのよ。 大丈夫、しっかり躾てあるから、屍骸以外は食べないわ」 数十分後。 女性の元にりぐる達が集まってきている。 みな、とても満足そうな顔をして、だんぼーるの中に戻っていった。 「さて、じゃあお代は後ほどこちらへ振込んでくださいね。こちらサービスの『ゆルサン~ルナティック~』です」 「では、またのご利用お待ちしております。」 「はい、ありがとうございました」 「ゆっくりありがとうございました!」 「あ、よかったらりぐる何匹かどうです?この子達が家にいれば、再発生はない筈ですよ?」 「ゆひぃぃ!」 「いえ、遠慮しときます……。れいむがもの凄く嫌がってますので」 こうして男とれいむは、ゴキゆに悩まされる生活からおさらばする事が出来たのであった。 だが、忘れてはいけない。 あなたの家にも奴らは潜んでいるかもしれないのだから。 ほら、あなたの後ろに……。 終わりです。 最後まで読んでいただき誠に有難うございました。 過去に書いたもの anko2360 『馬鹿一家と賢いぱちゅりー』 anko2376 『ゆっくりショップの事情』 今更ですが、自分の作品がwikiに登録されるってすごく嬉しいですw
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初期アイテム 画像 名前 能力 備考 死に上げ用ポーション 飲むとレベル1のHP10 MP10に戻る 初期の死に上げの手間を短縮するアイテム クエストアイテム 画像 名前 能力 備考 「あ~」~「ん」「ぁ」~「ょ」「゙」「゚」 クエストページ参照 エンチャントダイス クエストページ参照 消耗品 画像 名前 能力 備考 バナナジュース HP50前後回復 オレンジジュース HP100前後回復 リンゴジュース HP150前後回復 ドラゴンミート 一瞬でお腹一杯に ナイト専用 マジックブースター 16秒間 魔法ダメージ・ヒール魔法回復量が3倍 ウィザード専用 キャロット HP200前後回復 キャロットラビット変身時のみ チャイナキャロット HP1000前後回復 キャロットラビット変身時のみ タイワンキャロット MP500前後回復 キャロットラビット変身時のみ USキャロット HP500前後回復 MP250前後回復 キャロットラビット変身時のみ コリアキャロット HP1000前後回復 MP500前後回復 キャロットラビット変身時のみ 召喚のニンジン マンボラビットを召喚 キャロットラビット変身時のみ 転生ボーナス 画像 名前 能力 備考 ラストエリクサーバスケット レベル99達成時に5個プレゼント クリックするとラストエリクサーをランダムで入手 ステータスダイス レベル99達成時に1個プレゼント どれかのステータス+1 or -1 or STRかINT+2のどれかの効果がランダムで起こる HPMPは20分下がる トレード可 ラストエリクサー 腕力 STR+1 何個でも飲める 但しHP・MPがレベル20分下がる トレード可 ラストエリクサー 体力 CON+1 何個でも飲める 但しHP・MPがレベル20分下がる トレード可 ラストエリクサー 俊敏 DEX+1 何個でも飲める 但しHP・MPがレベル20分下がる トレード可 ラストエリクサー 魔力 Wis+1 何個でも飲める 但しHP・MPがレベル20分下がる トレード可 ラストエリクサー 知力 Int+1 何個でも飲める 但しHP・MPがレベル20分下がる トレード可 ラストエリクサー 魅力 Cha+1 何個でも飲める 但しHP・MPがレベル20分下がる トレード可 激レア 入手法未定 画像 名前 能力 備考 四精霊の祝福 エルフが4属性全ての魔法を使えるようになる
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ムサシ 「SAMURAI居るとか俺元の世界帰らなくていいわ」 ―Data― Name ムサシ/ジャック・ロドウェル Age 23歳 Sex 男 Race 人間 Height 170cm Weight 60kg Affiliation 便利屋 ―Profile― 和服にサングラス、日本刀の男。金髪を伸ばして後ろで括るスタイル。和服の着方をよく知らないため胸元がはだけてたりする。華奢にみえるが案外筋肉質。顔が幼く女顔のため舐められないためにサングラスをしている。元の世界では地元のマフィアに仕事を貰って生計を立てるフリーの何でも屋だった。根っからの日本マニアで常に和服と日本刀を身につけている。剣術の鍛錬には真剣で日々の鍛錬を決して怠っていないため練度はかなりのもの。甘党で、お菓子作りが出来る。下戸のためバーに行ってもオレンジジュースしか頼めない。ムサシの名前は自称で本名はジャック・ロドウェル。元の世界では現代アメリカの暗黒街と呼ばれる地域に住んでおり、スリに財布を奪われて追いかけているところで突然この世界に来てしまった。 ―Skill― 刀での斬撃が主体だが、使えるものは何でも使う。 『時間跳躍』-クロックキャンセル- この世界に来るときになぜか目覚めた力。2秒間で出来る行動の始まりから結果までの間の過程を無視して行動できる。 ―ARMS― 日本刀 友人の形見で、かなりの業物。よく切れる。 サングラス 少しでも舐められないようにするためのもの。 和服 防弾繊維で出来ていて、内側には金属片が縫い込まれている。
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キャラ名 オレンジレモン ご尊顔 呼び方 ケツ 別キャラ アーカイド ☆TsuBaSa☆ いつから 履歴
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アシタオレンジ 産駒重賞成績