約 1,578,893 件
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クリア報酬の宝箱から超高性能な武器・防具・称号をタダで入手できる神ダンジョン 240↑武器の登場で現在はユニクロ戦士の聖地 ただし入手できる装備は特殊なものが多いので キャラによっては換えの効かない優秀な装備もある 1日1回、4人1組で侵入可能 ネオテ1はレベル180から、ネオテ2はレベル200(進入クエ必須)から行ける。 どちらも1回の所要時間は20~40分程度 ちなみに、ネオテ2には進入クエストがあるので忘れずに済ませておくこと。チームを待たせることになるぞ! +報酬 蒼穹武器 性能は未合成215武器程度 単純にそこそこの火力が手に入るのでユニクロ戦士がいくには十分おいしいが 普通の武器とは違い以下の特徴がある ①装備条件がLvのみ ステータス初期値でも装備可能 ②AGI補正がなぜか0 ③ディレイが同系統武器と比べやや高い(例外あり) 特に①のおかげで、火力ステ初期値で耐久に振りまくるという蒼穹ステも組める 一部キャラにとっては上位武器にもひけをとらない +ティチエル 装備にINTが必要ない魔杖やメイスが手に入る PKで火力が必要な時にINTを叩き上げられるのは強み メイスでクロエも殴り殺せるとかどうとか +イサック A0という性質のせいか、蒼穹クローはなぜかX16 命中補強がほしい時には便利 +ジョシュア ランジエ 武器装備条件がつかないので魔型でSTAB、物理型でINTに振るムダがなくなる 特にワンドと魔法銃はPKでも使えるのでぜひとも手に入れたい +クロエ クロエが唯一装備できる聖杖が手に入る 陣消しを狙う場合はぜひ欲しい +ボリス マキシ PKステでFMを多くとる場合は候補 ただしルベ以上の魔剣と比べるとDEXが落ちるのがややBAD +ミラ シベ レベルがあがってくるとコンボが繋がりづらくなっていく2キャラ ディレイの長いネオテ武器なら前ディレイが伸びてコンボを繋げやすくなる 陣消しのハードルがあがるのは仕様 防具 全キャラが装備可能な防具が出てくる クロエで重鎧、テチでスーツ、イサックでローブなど 通常は装備できない鎧が手に入る 特に追憶騎士セットは重鎧装備できないキャラのDEF補強に優秀 軽鎧なども出るのでヒョルドが手に入るまでの繋ぎも運がよければ手に入る スーツはネオテシス2でのみ入手可能 だが重鎧、軽鎧などはネオテシス1の方が優秀 そしてローブは蒼穹はX13だが、追憶はX0でM補正に寄ってたりと 個性的な装備が多いので集める場合はtalewikiで確認を ※注意 職やらなんやらは毎日通勤して慣れていけばいいが、読むのだるいって奴もここだけは注意しとけ! +宝箱独占注意 報酬はラスボスを倒すと宝箱が出現し、この上を通過することで報酬を得られるが、 何度も踏むとその分入手できてしまい報酬一人占め状態になるからこれだけは絶対やるなよ! 対処法 チャット欄のシステムを表示すること。クラブチャットのみだと通っても何も見えないからな 宝箱の上に乗るのではなく通り過ぎるようにする。乗って1個、降りるときに1個取ってしまうこともある やらかしそうなら最後にとる 万が一やってしまった場合は次回に弁償でもしとけ また、本来禁じ手であるが、これを応用して野良チームで報酬を独占するという技も存在するようである。 http //joy.atbbs.jp/oruvip/img/11.jpg 職業案内 ネオテでは特殊な職に就いた上で戦う 基本的には、物理キャラは盗賊、魔法キャラは魔道師を選び、一人賢者を選んでおくといい。騎士はニート。 まあネオテ新入社員なら一通り全部やってみたり、たまには普段やらない職でやるのもいいかもな +盗賊 物理火力、SHXに補正が入る、毒やボスにHP割台ダメージできる火力頭 会心は3秒後にHP割合ダメージを受ける状態異常がかかる。万単位でダメージが出るのでボス殲滅時間はかなり変わる 火力クリうpかけて敵を倒しまくるお仕事。ボスでは盗賊の罠や会心の一撃を使う +スキル #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)不意打ち:ゴミダメージ+タゲを外す ゴミ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)盗賊の罠:継続ダメージの状態異常(毒と同じ) 最初にボスに使う #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)会心の一撃:相手の現在のHPに対してスキルレベル×5%のダメージ ボス戦で大活躍。レベル5ならいきなりHP1/4削る。使うタイミングが被ると後者が無効になるので注意 25%を5%で無効にしちゃったりするから盗賊複数いるなら会心低レベは使わないほうが早く終わるかもな #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)野獣の血:物理火力がスキルレベル×2%上昇 常時使用。火力うpスキル(盟約アンプリ術強化など)は先にかけておかないと効果がない これをスキキャンされると表示はされないが5分待ちになる。安全なところで使え #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)盗賊の極意:クリ率がスキルレベル×2%上昇 野獣の血と同じく常時使用 スキキャンの件も同じ +魔道師 魔法火力、IMXに補正が入る。火力担当の魔キャラはこれ 火力上がるだけで特に使えるスキルはない。火力ブーストかけて攻撃するだけ 物理キャラは1回やったら飽きる +スキル #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)マナ回復:自分とチームのMPを回復 空気 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)信義の盾:攻撃を盾が肩代わりする。 いわゆるクレイアーマー。ネオテ2ではラスボスの即死級攻撃を防ぐのに使える #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)暴風雪:画面全体攻撃 糞重いので連打してると次から誘われなくなるぞ 記念の一発だけにしとけ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)魔道の冷徹:魔法火力がスキルレベル×2%上昇 盗賊と同じ。火力うpスキル(盟約アンプリ術強化など)は先にかけておかないと効果がない #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)魔道の極意:クリ率がスキルレベル×2%上昇 盗賊と同じ +賢者 回復蘇生やリレイズ(死んだら1度復活)ができるヒーラー職 PKステなど火力貢献が困難な奴でも仕事できる。とりあえず賢者の加護を切らさないこと ネオテ1ではPOTディレイ長いから必須。※ ※現在はPOTディレイがなくなったのでネオテ1ではなくても進める が2は必須、ボスの火力がおかしい 賢者の動き次第で全滅もありうるから慣れないうちはやめとけ +スキル #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)賢者の祈り:単体回復 ヒール #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)賢者の息吹:HPがちょっとずつ回復する ホーリータッチ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)賢者の祝福:範囲回復 ワイドヒール 全部回復。ネオテ1はPOTディレイ長いからしっかり回復すること。ネオテ2は暇なら使ってろ アンデかけてくるボスがいるからアンデヒール注意 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)精神力低下:相手のDEFを下げる ボスにあったらまず使う。物理キャラが多いならこれ ネオテ2なら孤立してる雑魚に巻いとけ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)戦闘力低下:相手のMRを下げる ↑と同じ。魔法キャラが多いならこっち #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)復活:蘇生 誰か死んだら使う。ネオテ1だとハーブはPOTディレイで厳しいぞ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=20 height=20)賢者の加護:死んでも生き返る。リレイズ 賢者はとりあえずこれを切らさないようにしとけばおk ばななくれって言われたらこれのことだからかけてやれ +騎士 ニート。本来タゲとって肉壁役なんだろうけどスキルが機能していない せっかく特殊な職につけるのにただ硬いだけの通常プレイ。ネタで2、3回やったら飽きる +スキル 鯨波:敵の注意を引くらしい 機能しない。しても誰かが殴ったらすぐ移る。ゴミ 挑発:敵の注意を引くらしい ただの単発攻撃 騎士の咆哮:敵の注意を引くらしい(範囲) 一応クリカンくらいのダメージは出る 鉄壁の守り:DEFが上がる スキルレベルを上げるごとに+200、+250、+300、+350、+400と増えるらしい 騎士の瞑想:HPが上がる スキルレベルを上げるごとに+1000、+1500、+2000、+2500、+3000と増えるらしい ネオテシスポイント ネオテシスにはネオテシスポイント(NP)というものがあり、 これでネオテのスキルを強化したり、経験値がもらえる巻物を買ったりする ネオテシスポイントはステータス画面の右下に表示されている。NPの入手方法はネオテ内のボス撃破とクエスト クエスト ネオテ1には毎回受けることにより報酬が追加されるクエストがある ネオテ2のように必須というわけではなく、受けなくても普通に進めることができるが、 ダンジョン内の研究員に話しかけるだけの手間のかからないクエなので適当に受けておくことをお勧めする +研究員クエスト ネオテ内に引き篭もっている研究員3人に話しかけると300NPもらえる 行く前にケルティカ市街地にいる研究員に話しかけ「話せない理由とは?」を選択してクエを受ける クリアして戻ってきたら同じように報告しておわり ネオテポイントショッピング NPを貯めるとケルティカ市街地のおっさんから便利なネオテグッズを買うことができる +王立魔法員の依頼 これを持ってネオテ1をクリアすると難易度に応じて経験値がもらえる 使用すると確認のウィンドウが表示され、OKを押すと依頼書に時間制限が付く この状態で時間内にネオテ1をクリアしたあと、再び使用すれば経験値100k(上の場合)がもらえる 上中下とあるが、基本的にハードしかやらないし、(上)が一番安いしうまいので他のはいらない +ネオテシスと四人の勇士 ネオテスキルのレベルを上げられる本 ほぼ会心専用 ネオテ内でのみ使用可能であり、ネオテ1と2両方に反映される 物理キャラは盗賊の会心一択。ボスの殲滅速度が格段に上がる 魔キャラは魔道師の補助系か賢者の範囲回復でも上げてろ スキルは最高でレベル5まであがるが、そこまで上げるには相当なNPが必要となる 間違えて2→3にしたいのに第1巻とか買うなよ? +追憶の引換券兜 ver6.02で廃止らしいおちんちん 本来ネオテの装備はランダムの中からお目当ての物を自力で引き当てるしかないが、 どうしても出ない雑魚のため、特別に兜だけNPを払えば確実に入手できるというもの あと○○兜さえあれば○○セットが揃うのに!ってときに使うといいだろう ちなみに兜は4つの中から選択可能 名前のとおり追憶しか無理 他にも一応ネオテ専用POTがあるが全部ゴミなのは言うまでもない +ねおて1 POTのディレイが長いので注意 ボスその1、忘却のスカルウォーリア。きゅぴーんの攻撃が痛い。だけど痛いだけ。 ボスその2、死の騎士。昔は経験値稼ぎで人気だった。歩くスピードがすっごく遅くなる魔法掛けてくるけど別にでっていう。黒い影を踏むと自分の分身が出る。まあそれだけの雑魚ってことだ。 ボスその3、鉄衣の騎士。灼熱のなんとかなんとかー。一定以上HPが減ると無敵になって雑魚を呼び出す。雑魚駆除したら無敵とけるまで暇。暇なだけで雑魚。プロはディスペルで無敵を剥がす。 ボスその4、忘却の骸骨武者。こいつの部屋に入ると強化が取れるけど渦巻が中心に向かってる穴に入ると元に戻る。アンデ掛けてくるだけで本体は雑魚。 ボスその5、闇の黒魔導士。ただのソロス。雑魚。 ボスその6、ムネーモシュネ。滅茶苦茶強いおっぱい。近寄るものを全て消し屑にする。ナヤを中心にして戦いたい。HPが一定以上減ると小さな分身を召喚する。その分身が本体をめっちゃ回復してくるのが厄介。分身から引き剥がすかさっさと倒すかしないと面倒。 他のmobと違ってこいつはあっさり付いてこない、引き剥がし方はタゲられてる奴がおっぱいの攻撃被弾した瞬間逃げる、それだけだ ねおてでは装備条件のなしの強力な装備や称号が手に入る。ただし出た装備は交換できないので目当てのものが出るまでなんども通うことになるだろう まあイケメンは1発でだすけどな。何度も通ってるやつはブサメンおつwwwwwwwwwwwwwwww 報酬は宝箱を踏むことでゲットできるが何度も踏むとその分入手できてしまい報酬一人占め状態になる。これやると次回から誘われなくなる諸刃の剣なので絶対やるなよお前の物は俺の物wwwwwぶひひwwwwww・・・最初に取ってしまえば盗られることはないのも覚えておこう ネオテシスDに入ったチーム員全員が侵入したことになる 外で待機してても同じ、その日は入れなくなるから注意 +1日1回の制限について どちらも毎日1回ずつ進入できる。ただし日を跨いでしまった場合、その日は進入できません (ネオテ1は日をまたいでクリアしてもその日進入できる模様、検証中) 27日23 30進入→27日23 50にクリア・・・28日進入可能 27日23 30進入→28日00 00にクリア・・・28日進入不可 ちなみに、4人組を作らないと入れない つまりぼっちは永久に入れませんざっまああああああああああああwwwwwwwwww 進入方法とかはggrks +ねおて2 ねおて1のようなPOTディレイはない 道中の雑魚を全滅させないとボスがでないので注意雑魚は状態異常通り放題なので積極的に使っていこう(お勧めエンチャは暗黒か電撃) 雑魚の攻撃はかなり痛い3kとかもらうめっちゃいたい。バイオレットハーブ等の蘇生アイテムはスロットに入れておき、PTメンが死んだときは即座に復活できるようにしておくこと ボスその1、キャプテン。魔法か物理のどちらかに対して耐性を持つ。またその耐性は一定時間後入れ替わる。ボス部屋のオブジェの色でわかる。 ボスその2、カーネル。雑魚。HPの高いおっさん。 ボスその3、造魔ジェネラル。むっちゃ強い範囲攻撃をしてくる。FMテチかクロエなら耐えられるかもしれんが。賢者は巻き込まれないように遠くで待機しておくこと。賢者以外は加護が切れたら加護もらいにいけ。範囲攻撃に気をつければ特に怖くない。賢者かナヤがいれば楽勝。
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ウェヌス ローマ神話の女神。 その名は「魅力」の意。 元は菜園を司る神であったが、ギリシャ神話のアプロディテと同一視され、愛と美の女神となる。 関連: アプロディテ (同一視) ゲネトリクス (同一視) 別名: ヴェヌス ビーナス ヴィーナス ヴィナス リベルティナ リベンティーナ ヴェーネレ ヴェネレ ウエルヌス ウエヌスゲネトリクス (ウエヌス・ゲネトリクス) ウェヌスゲネトリクス (ウェヌス・ゲネトリクス) ウエヌスリビティナ (ウエヌス・リビティナ) ウェヌスリビティナ (ウェヌス・リビティナ) ウェヌスエリュキナ (ウェヌス・エリュキナ) ヴィイナス ヴェーヌス
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いやー、梃子摺った梃子摺った。 ラストはちょっと強引に締めた。 けど、まだ途中だよな、どう見ても、この話w ラスト前で放置しているエピソードがかなり多いんだが、そうならないようにがんばりますw しかも分量がやけにおおいしw 演習 2 小休止といっても、それは機装甲を休めるためのものに近い。 先遣小隊である第一小隊は、低い丘の上で四角陣を組み、機体にひざをつかせていた。四方に一機ずつが膝をつき、囲まれるように残りの機体がその中にある。そばに他の機装甲部隊がいないとき、こんな守りの陣をつくる。 そうして、乗り手は機を降りて、機装甲に手当てをする。打検槌で軽く打って緩みを確かめ、緩んでいれば締め付けなおし、油を差し、雑巾よごれをふき取る。足首、ひざ、股と腰周り、肩と肘、手首と手と検め、手当てをして、やっと乗り手も休める。 それらを終えてマルクスは、腰に巻いていた道具帯をはずす。機体にある装具入れの蓋を開いてそれを押し込んだ。雑巾を引っ張り出して手を拭う。見回せば、他の機も手当てを終えているらしい。打検の音もそろそろ絶えている。その低い緑の丘をアルヴィヌス小隊先任上級騎士が歩いてゆく。 すぐにわかった。先任は小隊の各機と、乗り手の様子を確かめ歩いている。マルクスは機の装具入れの蓋を閉じて、あわてて追いかけた。 「なんだ、問題があったか?」 アルヴィヌス先任は振り向く。教練中はいつも気合を入れると称した鉢巻をつけている。マルクスはそのあとを追って歩きながらこたえた。 「ありません。巡察のお供します」 「そりゃいい心がけだな」 「俸給だけ上級騎士というのは不本意です」 アルヴィヌス小隊先任は笑いながら歩く。小隊先任上級騎士は、もし小隊長が指揮できなくなれば代わって指揮を執る階位にある。指揮代執できるものが、小隊長を補うということだ。 本来は小隊とともにあるべき小隊長だけれど、今は違う。ヴィルヌス小隊長はルキアニスとともに、先遣分遣分隊を成している。二人の機は、小隊の四角陣の前に、教官機とともにあった。教官はついているけれど、教育ではなく、助言のためだ。この演習は隊内研究に基づくもので、機甲学校から派遣された教官が教授するものではない。 ルキアニスはうまくやっているだろうか。思って見やれば、小隊の機体の向こうにその姿が見える。黒の搭乗服を着けていても、立ち姿を見間違えることはない。ルキアニスは片膝をついた白の三の脇に立って、口元に手をやって一心に何事か考え込んでいる。もう一方の手に持っているのは図嚢だ。時おり顔を上げて、草はらと見比べている。 先遣分遣は、小隊の尖兵だ。ただの斥候ではなく、敵に圧し、小隊本隊を援護しなければならない。進路は小隊長、あるいは中隊長が示すけれど、尖兵の動き次第で、後続する小隊本隊にあるいはさらに続く前衛中隊にもことを及ぼす。だからこそ、訓練である今はヴィルヌス小隊長も、先遣分遣分隊にある。小隊長も尖兵を指揮、指導できなければならないからだ。 ルキアニスが先遣分遣分隊にあるのは、マルクスとともに騎兵大隊の練成支援に、つい先週まで出されていたからだ。小隊練成の途中であったのに、騎兵へ派遣されて、自分達の練成のまえに余所の手伝いをするはめになった。それがこんなふうに転がるとは思っても見なかった。シルディール連隊長は、初めからそのように考えていたのだろうか。 連隊長の微笑を思い浮かべて、マルクスはかぶりを振る。わかるはずもない。あの闇色の瞳は決心と、如何にするかを強く雄弁に語るけれど、ただ指揮官としての決意を示すだけだ。それはシルディール連隊長でもあるシルフィス・シリヤスクスというひとから現れ出でるものなのに、ひととなりは、連隊長としての要と思う以上には映し出さない。 マルクスは息をついた。そんなことは、マルクスの知るべきことじゃないし、知りたいとも思わない。だとしても、彼女はその指で遠くから、けれど優雅に示して、得るべきものを得るのだろう。 妙な思いを振り払い、それから我知らず足を止めていたことに気づいて、マルクスは足を早める。 アルヴィヌス先任は小隊の四角陣をおおよそ見回り終えてしまったらしい。機と乗り手のどちらにも問題は無いようだった。小隊の四角陣を成す四隅の機体は、鑓を低く構えて、臨機の守りとしてある。あくまで臨機のもので、その気になった騎兵なら、ほかにいくらでも開いているところから押し寄せてくるだろう。本当の守りは、伴う騎兵分隊だ。この休止のあいだ、三つともが丘の頂ちかくにある。近くにあるというより、もはや囲まれているようだった。何しろ三つの分隊あわせて馬三十頭はいる。乗り手も同じく三十人はいる。機装甲からなる機甲兵とは大違いだ。 その群れの一つへ、アルヴィヌス先任は向かってゆく。騎兵分隊の側からも、一人が歩き来る。三つある騎兵分隊の先任分隊長だ。 「おつかれさん」 アルヴィヌス先任は言い、面を改める。 「機甲小隊異常なし。騎兵小隊はどうか」 「異常ありません。全分隊は準備良し」 「水は?」 「充分です。このままなら今日一杯もつでしょう」 「何かあったら言ってくれ」 アルヴィヌス先任は少し笑って続ける。 「力だけはあまるほどある」 力はあっても、頭数は少なく、手入れに手間が必要なのが機装甲だ。行軍の間のみならず、一日の終わりにもそれなりに手をいれてやらねばならない。それが機装甲部隊の弱みであることは、もちろん誰もが心得ている。敵役をしているあちらの騎兵もだ。 「まったく、騎兵相手には鬼ごっこと同じだ。掴みどころもない」 アルヴィヌス先任はこわい鉄色の髪に手をやった。 「あっちには良い演習かもしれないが、こっちは何をしていいやら」 「対抗部隊騎兵も、はじめから打つ手無しの歯がゆいものでしょうね」 騎兵先任分隊長は応える。 「騎兵としては、敵の阻止を突破して敵の後方へ入り込みたいところです。だが我が方の騎機混合部隊を突破する目算は立たないんでしょう」 「やっぱり騎兵さんは裏に廻りたいよな。俺たちは、取るべきところを取ればいいんだがな」 アルヴィヌス先任は唸る。 「機甲から見ると、対抗側の機装甲はあそこの丘においてあるとしか思えない」 マルクスは演習場へと目をやった。今、姿を見せている敵は一群の騎兵で、緑の野を丘近くまで退いていた。数の上では我が方の騎兵と対等であるけれど、巧妙に間合いを取っている。緑の野の先にここよりすこし高い丘がある。今回の成すべき任はその丘を取るであり、丘をうかがう敵を退けることでもある。 だが、こちらがあの丘に近づけば、あちらの丘と騎兵の両方に行動を制約される。あの丘にあるだろう機装甲に拘束されて、敵騎兵に対応できなくなる。 「ふたてに別れて来るかな」 つぶやくようにアルヴィヌス先任は言う。マルクスにもわかる。 先遣小隊の任は、前進のための後ろ盾となる地形を獲得することだ。この訓練は、その任の部分のみを小さく切り取って行わせている。それを果たすために丘に近づけば、丘の影にいるだろう敵の機装甲と、騎兵との両方に晒される。敵役をしている舞台からすれば、先遣小隊を阻止することが任のはずだ。 だが訓練の決め事をはずれて、もう一段、高い目から見れば、あの丘を得た失ったというのは小さなことに過ぎない。あの丘を失ったからといって、敵があきらめてしまうわけではない。拠って立つ丘を奪われても、むしろそこから騎兵の任がはじまる。我が方の本隊と、本隊に追従する段列を狙って襲撃しようとはかるはずだ。マルクスは問うた。 「だとしたら、騎兵を排除するのが先になりますか」 「今のところ、おれたちに出来るのは、示された課題を消化してゆくことだ。ここで正しい判断を下せなければ、より上からの判断も出来ない」 言って、アルヴィヌス先任は騎兵分隊長へ目を向け、手を挙げる。 「俺たちは戻る。よろしく頼む」 「了解」 「レオニダス、戻るぞ」 はい、とマルクスは応じ、アルヴィヌス先任のあとを追いかけて歩く。暇つぶしに話をしに来たわけではない。騎兵の様子を見に、また機甲兵の様子を報せに来ただけだ。そして見たこと、得たことは戻り、報せねば意味もない。それが小隊長を補佐すべき先任の任だ。 そうやって手間を踏みながら一歩一歩、歩むしかない。神速といわれた先に見える丘も、そうしなければ近づくことも出来ず、また越えて進むことも出来ない。 けれど、けっこう面白いこともある。 小隊長のところへ向かえば、共にいるルキアニスも気づいて、こちらに目を向けた。片方の手には図嚢を下げて、空いたもう片方の手は、空を握り締めて、胸元に寄せられている。 それからルキアニスは、見落としてしまいそうなかすかな笑みを見せた。
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オテコ(小手子、小手古) コテコの別名。
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大澤武男「ユダヤ人とローマ帝国」(2001) ユダヤ人とローマ帝国 (講談社現代新書) 評価 ★★★☆ ひとこと 「ローマ人の物語」を読了後、別の視点から読みたくなって購入。 これを買うまでユダヤ人とキリスト教の関係をきちんと意識してなかったかも。。。 ある程度ローマ史が頭に入ってないと読みづらいと思われます。 分類 外国歴史 新書 目次 第1章 前史 ユダヤ民族と古代社会 ユダヤ人の起源 早くも旧約時代に絶滅の陰謀 ヘレニズム時代にも皆殺し計画 ローマ人との出会い ローマ市からのユダヤ人追放 優遇と反感の中で ユダヤ人の諸特権 ギリシャ人の反感と憎しみ カエサルの寵愛 第2章 ローマ帝国への追従と抵抗 傀儡政権、ヘロデ大王 エルサレム神殿の再建と懐柔政策 相次ぐ妻子、親族の抹殺 ローマ帝国におけるユダヤ人の数 ディアスポラとギリシャ語聖書 皇帝礼拝の拒絶 カリグラ帝の強硬策 ローマ総督の悪政と不穏な動き 大反乱の勃発、ユダヤ戦争へ突入 エルサレムに神殿が立つ限り ティトゥスの最後通告 たそがれのティトゥス凱旋門 聖書と律法の民に ディアスラ・ユダヤ人の蜂起 ハドリアヌス帝の弾圧 最後の抵抗 バル・コホバ戦争 第3章 初代教会の発展とユダヤ人 ユダヤ人キリスト教徒とステファのの殉教 ユダヤ教側からの迫害 ヘレニスト・ユダヤ人パウロの回心 ユダヤ教の壁を越えて 割礼論争 エルサレムの使徒会議 キリスト殺し 神学の形成 初代教会の発展とディアスポラ・ユダヤ人 初代教父の護教論とユダヤ教論駁 最初の反ユダヤ教会法 ラビのユダヤ教 ローマ帝国との共存 第4章 古代末期ローマ帝国の対ユダヤ人政策 太陽の上に輝く十字架 コンスタンティヌスの対ユダヤ人政策 対ユダヤ人規制、禁止法令 ユダヤ人の保護規定 背教者ユリアヌスの夢 教会法にみるユダヤ人規定 シナゴーグの放火、破壊、カリニクム事件 初期ビザンツ帝下のユダヤ人 第5章 古代における反ユダヤ思想の形成 反ユダヤ的言動の源泉 内部要因 政治的、社会的側面 生かさず、殺さずの運命 気になる表現 メモ 旧約聖書「エステルの書」:「選民思想」を持つユダヤ人を不穏分子として全滅させる思想が読み取れる 旧約聖書外伝「マカベ前書」:セレウコスシリアがユダヤ人根絶をめざしていたことが読み取れる 共和政ローマから自治権・貨幣鋳造権を認められる一方、一時的にはローマ市内からの追放運動も発生。(帰依者獲得のための改宗運動:プロせりティスムスへの嫌悪が原因と想定される) ヘロデ大王:アラブ系の屁レにス戸・ユダヤ人。ユダヤ人からの支持は得られていなかった。巧妙な懐柔策(エルサレムの神殿大改築)と体制強化により治世を安定させていた。 バル・コホバの反乱(131-135):ローマ帝国に対する最後の大々的な抵抗。ハドリアヌス帝治世。 ユダヤ民族の蜂起・反乱ユダヤ民族の宗教儀礼を禁止・弾圧・迫害の根拠となった場合に立ち上がる ユダヤ民族が窮地に陥り、終末観やメシアへの期待が高まった時に立ち上がる 政治的な妥協はしていた(対ローマなど) 古代ローマ社会では「ユダヤ民族の存在そのもの」を否定する反ユダヤ思想との対決はなかった 参考文献 旧約聖書 新約聖書 ヨセフス「ユダヤ戦記」
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【元ネタ】史実、聖人伝 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】ギルダス 【性別】男性 【身長・体重】190cm・87kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具C 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。 ランクCなら、マスターを失っても一日の間、現界可能。 【保有スキル】 天性の肉体:C ピクト人指導者カウの息子であり、生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。 常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。 投擲:B 任意の物体を弾丸として放つ能力。 特異な形状をする物を除く殆どの物体に関し、D~Cランク相当の投擲能力を発揮できる。 奇蹟:D 時に不可能を可能とする奇蹟。 治癒や竜調伏の逸話が伝わる。 【宝具】 『天の鉄槌得物を選ばず(ポーグ・マホーン)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1個 投擲物のダメージ数値に、投擲目標のHP値を加算する。 妃が妊娠したら殺す悪習を持っていたコノマル王が ギルダス庇護下のトリフィナ妃を殺した時、 ギルダスの投げた泥はコノマルの城砦を崩壊させたという。 聖人であれば通常、奇蹟スキルに組み込まれるこの逸話は 『没落』が示す苛烈な人格により物理攻撃宝具へと昇華した。 【解説】 六世紀のブリテン島に生きたキリスト教高位聖職者。 主に『ブリトン人の没落』の著者として知られる。 ブリテン島北部出身とされ、その出自は北ブリトン人とも、 ウェールズ、スコット、或いはピクト人であるとも言われる。 大陸からやって来た邪な侵略者としてサクソン人を、 また腐敗したブリトン人を徹底して口汚く罵る『没落』は、 北方から侵入するピクト人に対してはそうでもないのである。 『没落』は正しい歴史書ではないにせよ、記録が乏しい時代の貴重な一品とされる。 彼が語るには、驕り高ぶったブリテン王グルシゲルン(ヴォーティガーン)が 神にも人にも忌み嫌われた言い様も無く汚らしいサクソン人を島に招き入れ、 以来、殺戮と破壊が各地で繰り返され、墓すらも廃墟か烏の腹の中にしか無かった。 だがこの惨禍の中でアンブロシウス・アウレリアヌスが残存ブリトン人を纏めあげ、 それから幾多の勝利と敗北があり、やがてバドニクス包囲戦に至り、大勝利があった。 しかしこの勝利の後、ブリトン人の中に五人の邪悪な暴君 「ドゥムノニアの不潔な雌獅子から生まれた暴君」コンスタンティヌス、 「仔獅子」アウレリウス・カニヌス、 「デメタエの暴君」ヴォルティポル、 「真っ赤な屠殺者」クネグラスス、 「この島の竜」マグロクヌスが現れ、島は腐敗と内乱に陥ったという。
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オテェ(斡者) 中国帝王の系譜に登場する人物。 関連: ヘリンボ (劾里鉢、父)
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トップページへ戻る 初期 1stEX 2ndEX 3rdEX 4thEX 5thEX 6thEX 7thEX 8thEX 初期 白 レアリティ 名前 0001 C 《ピュアメイド“和泉 はるか”》 0002 C 《サンダーボルト“東海林 翼”》 0003 UC 《タイムトリッパー“時田 歩”》 0004 UC 《インフィニティ・アイ“万城目 千里”》 0005 C 《パンツァーメイド“モーリー・クリステン”》 0006 R 《メイド長“佐々原 藍子”》 0007 UC 《ジャンクボーグ“柴原 瑞希”》 0008 SR 《サイキック女子高生“斎木 新名”》 0009 UC 《サイコマスター“結城 望”》 0010 C 《リデューサー“斎木 美奈”》 0011 R 《スーパーアイドル“小鳥遊 ひびき”》 0012 UC 《I-7“ナナ”エマージェンシーモード》 0013 UC 《調理実習》 0014 C 《体育祭》 0015 R 《エントランス・レインボウ》 赤 レアリティ 名前 0016 C 《笛巫女“篠宮 清音”》 0017 UC 《反巫女“比良坂 桃子”》 0018 C 《調巫女“伊雑 あざか”》 0019 SR 《斎乃王“伊勢 あかり”》 0020 C 《天然理心流免許皆伝“沖田 総司”》 0021 C 《凪巫女“鹿島 栞”》 0022 UC 《アマテラスの依代“高原 日見呼”》 0023 C 《忍者“服部 忍”》 0024 UC 《天仙“西王母”》 0025 R 《神巫女“厳島 美鈴”》 0026 UC 《戦巫女“弓削 遙”》 0027 R 《天仙“九天玄女”》 0028 UC 《七支刀》 0029 R 《夏祭り》 0030 UC 《応龍》 青 レアリティ 名前 0031 C 《賢者“マーリン”》 0032 C 《人造天使“イヴ”》 0033 UC 《ホムンクルス・アゾート“works 274”ver.3》 0034 C 《リトルウィッチ“ミナ・アグリッパ”》 0035 C 《リザレクター“クララ・クロオーネ”》 0036 SR 《群青の魔道師“ソニア・ホノリウス”》 0037 UC 《マークドウィッチ“ルツィエ・フォン・フリッシュ”》 0038 UC 《パラディン“イザベル・フランドール”》 0039 R 《創造者“クラリス・パラケルスス”》 0040 UC 《闇黒の魔道師“ステラ・ブラヴァツキ”》 0041 UC 《ハイプリエステス“ポーラ・ウァレンティヌス”》 0042 R 《スペルライター“マギナ・マグス”》 0043 UC 《ソドムの罰》 0044 C 《ミストルティン》 0045 R 《デス・ルーン》 緑 レアリティ 名前 0046 UC 《魔王“ルシフェル”》 0047 UC 《イノセントタイガー“ブランシュ”》 0048 C 《ワイルドキャット“マヤ・波照間”》 0049 C 《マーメイド・プリンセス“アフロディーテ”》 0050 SR 《魔神皇“アシュタルテー”》 0051 C 《姫鬼神“鈴鹿御前”》 0052 UC 《バイラヴァ“シヴァ”》 0053 R 《セイバーファング“ジル・リンクス”》 0054 C 《大地母神“ティアマト”》 0055 R 《葬神“アヌビス”》 0056 UC 《“ディーヴィ”神妃パールヴァティ》 0057 UC 《氷海神“セドナ”》 0058 C 《ブレードデモン》 0059 R 《エナジー・ドレイン》 0060 UC 《妖精の輪》 黄 レアリティ 名前 0061 UC 《地母仙“女媧”》 0062 SR 《太師“聞仲”》 0063 C 《マジックアイテム・コレクター“リリア・ベテルギウス”》 0064 R 《エルヴン・ストライダー“ロビン・グッドフェロウ”》 0065 UC 《ビハインド・エンジェル“ハニエル”》 0066 C 《ジャマー“ロュス・アルタイル”》 0067 UC 《三眼皇女“ラユュー・アルビレオ”》 0068 UC 《三つ目姫“メルィ・ミラク”》 0069 C 《ホワイトクィーン“チルフィル・フォン・ベルン”》 0070 UC 《晶天使“クリスタル”》 0071 C 《聖女“ジャンヌ・ダルク”》 0072 R 《魔戦姫“レイナ・アークトゥルス”》 0073 C 《リンドドレイク》 0074 UC 《次元斬》 0075 R 《フォトンスラッシュ》 黒 レアリティ 名前 0076 UC 《アークエンジェル“ウリエル”》 0077 R 《艦隊指令“レティクル・クュルェ”》 0078 C 《オファニム“メルキセデク”》 0079 UC 《アークエンジェル“スリエル”》 0080 UC 《大天使“ジブリール”》 0081 UC 《アイドル天使“アラエル”》 0082 C 《アークエンジェル“カマエル”》 0083 UC 《総参謀長“メタトロン”》 0084 R 《熾天使“ミカエル”》 0085 SR 《アークエンジェル“ルシフェル”》 0086 C 《泪天使“マトリエル”》 0087 C 《アークエンジェル“ラファエル”》 0088 UC 《タイムストップ》 0089 C 《パニッシュメントII》 0090 R 《ステルスシステム》
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Lv180を超えたおまえに新世界が待ってる ネオテシス1ネオテ1ってなによ PT編成の方法 内部マップ 職補正・スキル解説 ボスについてあれこれ忘却のスカルウォーリア 鉄衣の騎士 忘却の骸骨武者 死の騎士 闇の黒魔導士 ムネーモシュネー 文章ばかりでさっぱりだ ネオテシス2ネオテ2ってなに 進入クエスト 仕様1つ目のMAP 2つ目以降のMAP 職 注意する敵とボスざこ ボス ※注意事項 ネオテシス1 ネオテ1ってなによ 1日1回、4人PTでのみ進入可能なダンジョン,二ツ橋の右上から出た砂漠の左上 報酬として最後に箱があり運がよければ優秀な装備がもらえる 最低限以下を守れ、新人でも知らないでは済まさんぞ ネオテ1ではムネーモシュネーを倒した後でチャットを全体(システム)タブにしろ ネオテ2ではジェネラルを倒した後でチャットを全体(システム)タブにしろ 宝箱を取る時は、宝箱の上を一回だけ通過するように、宝箱から離れたところをクリックしろ 箱の上を通過すると全体(システム)タブに以下のように表示され、一回分貰える システムチャットに出るから全体タブにしとくんだぞ! 一人で何度も通過して取ることができてしまうが当然一人一回だ 馬鹿するとペナルティ受けて信用も失います ネオテシスポイントを溜めてネオテ職業のスキルを上げるといい お勧めは依頼書(上)を買うことだ ムネーモシュネの直前に使用して,倒した後でまた使用すると経験値10万 使用後24時間以内にムネモスネ倒せばおk 捜索クエストと合わせて11万だ PT編成の方法 8面体を振って数の高い順から4人ずつ区切る 8面体の出し方 その1 チャット入力欄右側のかDキーを押す 数字と記号をクリック 右から4列、上から2行目に8面体があるから任意のスロットにドラッグ ドロップして登録 その2 チャットに/8面体と入力 稀に数字を間違える奴がいるから画像貼る 1 2 3 4 5 6 7 8 内部マップ 失われた記憶の博物館 ●入口 ●弱ボス ●中ボス ●強ボス ●NPC ●宝箱・出口 職補正・スキル解説 盗賊 スキル名 備考 不意打ち タゲを受けずに攻撃 無駄 盗賊の罠 継続で割合ダメージ(小) BOSS用 会心の一撃 割合ダメージ(大) 野獣の血 攻撃UP 盗賊の極意 クリUP 基本行動 とりあえず自己補助二つかけておく 会心でボスのHPを削る 罠も一緒に使うと尚良し 不意打ちは意味がない 会心は使うタイミングが近いと一番早かった分だけになるらしい 会心1→5の順番になると会心1の効果のみになって損 スキル最小化しないで被らないようにするか 他のメンバーより会心Lv低いなら使わないとか 罠については罠1かけたあとで罠2のやつが上書きできるか不明 盗賊さんはNP(ネオテポイント)溜まったら会心Lv上げろ皆助かる 会心5になったら罠でも上げればいい 騎士 スキル名 備考 鯨波 挑発 騎士の咆哮 鉄壁の守り 騎士の瞑想 騎士なんてなかった 魔導士 スキル名 備考 マナ回復 MPを回復? 信義の盾 一定量のダメージを防御 暴風雪 広範囲魔法攻撃 魔道の冷徹 魔法攻撃力UP 魔道の極意 クリ率UP 賢者が複数いる時にテチがやることが多いが その他のキャラは盗賊をしていた方が速く終わるので使われることはほぼないだろう 例外としてクロエはネオテバフのステ上昇によりマナウォールで無双ができる マナウォールLv5は受けたダメージの(55+INT/100)%を軽減し、MPで肩代わりする イージーの場合ネオテバフによりIが+250されるのでブレス有で素I160、無しで200あればダメージをほぼ100%カットできる計算 魔法のないキャラはまじでやることないからやめとけ 賢者 スキル名 備考 賢者の祈り ヒールとほぼ同じ。賢者になる人はほぼテチなのであまり使わないが、テチ以外の賢者ならヒールの代用として使おう。 賢者の息吹 ホーリータッチとほぼ同じ。主にアンデッドをかけてくる凶暴な骸骨武者戦で使う。 賢者の祝福 めっちゃ強いワイドヒール。主にこれで回復を行う。 精神力低下 敵単体のMRを下げる。ボス戦でチーム員が魔法主体なら真っ先にこいつをボスにかけよう。 戦闘力低下 敵単体のDEFを下げる。物理主体なら(ry 復活 リザレクションとほぼ同じ。賢者の祈りと同じようにテチじゃなかった場合の代用として。 賢者の加護 死んでもその場で一回限り復活させる補助魔法。他の賢者か一番タフな人にかけると安心。自分にはかけれない。 <立ち回り> 賢者の役目は安全確保、ピンチな状態にさせないことである。 そのためには賢者の祝福と賢者の加護それに敵を弱め早く撃退させることができる精神力低下、戦闘力低下の4つが軸となる。 味方のHPが減ったらすぐに回復し、ボス戦では真っ先に弱体化魔法をかけ戦闘を楽にさせる。賢者の加護が使える状態になればすぐにかける。 これが基本である。 もしもピンチな状態に陥ってしまった場合、そこから持ち直すのも賢者の役割である。 賢者の祝福や復活などのスキルを駆使して形成を立て直そう。 このように賢者はネオテにて非常に重要な役割である。なのでニートはお呼びではありません帰りましょう。 賢者の加護が原因と思われる復活しても行動不能になるバグがある この状態は再び死んで蘇生すると治ることがおおい 普通にリログするとネオテに戻って来れないようなので 死ぬことも出来なければ強制終了を試すか ボスについてあれこれ 忘却のスカルウォーリア 取り巻きとの連携でころされることが多いので注意すること 鉄衣の騎士 HPが25%減る毎に完全回避状態になり ソロスっぽいのを3体召喚する 完全回避発動にディスペルをかぶせると完全回避を除去できるらしい 忘却の骸骨武者 アンデットに注意する 部屋進入時に職業のステータス補助が無くなる 内向きになってるうずを踏んでるとステータスが回復する 死の騎士 どーんwwwwwどーんwwwwwww 消えながら攻撃してくるので、キーボードでコンボ繋ぐといい 黒いもやもやに触れると、触れたキャラのドッペルが出現する マキシとかで触れると全滅する可能性があるので注意 闇の黒魔導士 ざこ アンデッド時々なるけどざこ ムネーモシュネー 注意すべき点はその範囲火力に尽きる 密集していると即全滅の憂き目を見るのでなるべく散開して叩く事 被害担当を決めといてそいつがタゲとりながらそいつをヒールしまくるとかいいかもね HP75%を切ると炉利巨乳を召喚してくる 炉利巨乳は回復力が尋常ではないので、ムネーモシュネーのみをトレインして引き離そう ばーじょんうpに伴いムネーモシュネーはトレインし辛くなってしまった しかしここで我々VIP研究所が兼ねてより研究していた 状態異常スローによる高速化が日の目を見たのである 詳しくは「たまごっち」の項目を参照してもらいたい とにかくムネーモシュネーに対しては状態異常スローを引き起こすスキル を使う事によって、スムーズにトレインすることができるようになる 文章ばかりでさっぱりだ そんな貴方に動画で見るネオテシス1 ネオテシス2 ネオテ2ってなに 1と同様進入は1日1回、4人PTで進入する。カーフリから砂漠出て10時方向 ネオテシス1を行ってから同日中に2に行く事は可能だ。 ネオテシス1であった長いPOTディレイはない、普通の狩り感覚で敵を倒せ。 PT分けの時は看板に「ネオテ2 サイコロの数」とか適当にどうぞ。 進入クエスト ネオテシス2に進入するためには、まずクエストをこなさなければならない。 1.ケルティカ広場のベンチに座ってるメトゥーの好感度を1001以上にあげる。 (マナP大か、みたらし団子を250個くらい貢げばいい) 2.メトゥーを右くりっこしてクエストを選択、天空のなんちゃらとか言う クエストを受ける。 クエストを見るだけじゃダメだ、キチンと「受ける」を押せよksども。 3.2の手順と同じように、クラドのアルフレッドからクエストを受ける 4.アドセルのアシムからクエストを受ける 5.カウル族長の家のアクィールからクエストを受ける。 この時点でネオテシス2へ進入する事が可能になる。 6.ネオテシス2をクリア後、メトゥーのクエストを完了させる。 報酬500k Seedげっとおしり。 6は別にやらなくてもいい。 仕様 4つのMAPがあり、それぞれのMAPの敵(+ボス)を全滅させると 次のMAPへいけるようになってる。 1つ目のMAP 敵全滅のみ 2つ目以降のMAP 敵全滅+ぼす 4つ目のMAPのボスは一撃で広い範囲を即死させるから気をつけろよ。 ナヤが一人でもいればいい、というかナヤだけでいいナヤいいよナヤ いけめんナヤが居ない場合は、ボスとやる時だけ一人どっか遠くに行っとけ特に賢者 報酬の箱はネオテ1と同様だ人の分まで盗るなよ 職 種類や使えるスキルはネオテシス1と変わらないが、 POTディレイが長くないので、賢者が絶対必要って事はない。 ただしPT全体のレベル諸々が低い場合は検討しろ。 注意する敵とボス ざこ マネージャー ワイドヒールを使ってMOBを気持ちよくする媚びテチ野郎 こいつにはアンデ掛けたりスリピしたりしとけ ガード 体が固くなりました:状態異常[石化] 体が固くなっていきます……。 体が固くなっていきます……。 体が固くなっていきます……。 石化を使ってくるやばいこわい。 こいつはプレイヤーをあまり追尾しない、引っ張る時は気をつけろ。 石化はケーキで治るらしい。 ボス キャプテン 対物理、対魔法のどちらか片方に強力な耐性を作る特殊なボス 一定時間で耐性が入れ替わるが、最初の耐性はほぼ物理 ただし物理弱化、精神弱化によって耐性を除去する事が可能 アンデッドも併用してくるので注意すべき カーネル オーロラウォールを使って範囲攻撃をしてくるが、大した問題にはならない 造魔ジェネラル ラスボス 視界内全域に、ほぼ即死のダメージをたたき出す攻撃を行う また、追尾能力が高いためターゲットを受けている人は移動に注意をすること 通常攻撃の火力も高めなので、POTの使い方には気を配るべき PT内に、賢者が二人居る、信頼できるナヤか魔導師クロエが居るのいずれかに 当てはまらない場合は、素直に賢者をボスの視界の外に置いて蘇生役とするのが無難 ※注意事項 魔導師にブレスはやるな ブレスが切れるとXがやばい事になるらしい あとループとかバグ利用するな消されるぞ ループで装備手に入れてほかの装備売ってしまったやつご冥福をお祈りいたします ネオテ2のMAP移動で,ネオテ職業から外れてネオテスキルも消えるバグあり これも強制終了の人柱になってみる?
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イマイチじゃなくて、イマ三つくらい足りない、で一つw 13Rは、帝國軍が単科連隊編成を好むことを、書き手たるわたしがよく把握する前に、構想された部隊でした。 帝國は、ソ連的な単科編成連隊を好んでいますが わたしは、時代的に地域連隊的なものだろう、と誤解していました。 そのため、13Rは生まれたときから、機装甲と、騎兵と、軽砲を装備した、複兵科連隊として構想されていました。 それが、シェアワールドの深化とともに、 うまく世界に引き込まれ、コンバインド運用連隊となり、 それが中央に召還されて、新機を導入し、 新機の運用と合わせてあれやこれやをやる部隊となり、 真っ正直に機装甲の戦技開発をやってみたりw 騎兵とのコンバインド運用をやってみたりしているのです。 と、めちゃくちゃ忙しい13Rなのですが、 一応、西方で複兵科連隊として編成され、 その前提で兵員が教育されており、 あとは新機を渡せばそのポテンシャルで能力が向上する という構想だったんだろうな、帝國の軍中央的には、と最近思い始めたのです。 で、その兵員たるルキやマル子や、第一小隊の兵隊たちは、かつてやってきたことについては熟知しており、 新しい戦技を習得して、統合しているわけですが、 その辺の「すでにある程度は戦技習得している」 「旧戦技をまとめて提示する」 の、二つのネタ+時事ネタをやっときたい、と思っていました。 やってみたんですが、モチーフ選択がうまく行かず、イマサンなのですが、 とりあえず貼っておきます 「整列!」 夜に射す、油灯のひかりの中に、明るく高い声が響く。同じ機装甲小隊のニコラス・ロージェヌス騎士の声だ。 ルキアニスと、マルクス・ケイロニウスは、石畳を踏んで並ぶ。三人の影が淡く石畳に落ちて、前に立つ上級騎士の足元にかかる。 その上級騎士へ、ニコラスは、胸に手を当てて敬礼をした。 「自主教練志願者、集合しました」 アルヴィヌス上級騎士は、答礼して応える。 「楽に。自主補習だからな。必要以上に気張ってもしかたない」 要するに、そういうことだった。小隊が統制での基本行動訓練を始めたときに、ルキアニスと、マルクス・ケイロニウスは騎兵大隊の求めに応じて派遣されることになった。その間の基本行動訓練を、どこかで補わねばならないが、それをすぐに満たす暇は無い。 「ロージェヌス騎士が隊列を統制する。左向け左!」 けれどニコラスは、普段、ニコルと呼ばれて可愛がられているのとは、まったく違う、気合を入れた声で命じる。夕食後の自由時間は、行われた基本行動訓練を補う場、といわけだ。 応えて、ルキアニスたちは定めどおりの動きで左へと向き直る。 「並足、前へ!」 ニコルを先頭に、ルキアニスが続き、その後ろにはマルクス・ケイロニウスが続く。脇をゆっくり歩くのはアルヴィヌス小隊先任上級騎士だ。 機装甲に乗る機甲兵とはいえ、やはり兵隊だ。兵隊にとっては、歩くことがすべての礎だ。だから歩かされた。学生のときから、それはもう、歩かされた。 ただ歩けば良いというものではない。長く歩けば良いというものでもない。早く歩けば良いわけでもない。 行軍には、決まった歩調というものがあって、その歩調を保って歩かねばならない。それは敵前でも同じだ。 「隊列、横隊展開、右側!ようい!」 ニコルがしゃちほこばって号令をかける。 「今!」 声と共に、ルキアニスは右斜め前に踏み出した。少し歩調を速めて、ニコルの右隣へとつく。半拍も遅れず、マルクスはルキアニスの右隣へとついた。 命じられてから、成し終えるまで、かけてよい歩数というのが決められている。縦隊から横隊への展開なら、隊列の歩幅間隔に一つ半掛けだ。今の三人隊列で、二歩の間隔なら、その一つ半掛け、六歩の間に、横隊に開かねばならない。 決まりの歩数というのは、すなわち、命令の発起から完了までにかけてよい時間と、その間に歩く長さが決まっているということだ。 隊列の指揮官は、状況や敵を見ながら、どれくらいの時間と、距離で隊列を開けるか、常に勘案しなければならない。 また、それを満たすように鍛えねばならない。できなければ、成されるはずの横隊がいつまでたってもゆがんだままで、弱みをさらしてしまうかもしれない。ひどいときには隊列を一旦、止めなければ成らないこともある。敵前でそうなってしまったら、おしまいだ。勢いを失った隊列は、敵陣に突っ込むことなど出来ない。 それ以前に、敵は急いで砲と銃を装填して、撃ちかけてくる。それで、おしまいだ。 「一斉回頭!左向き、ようい!」 再びニコルの声が響く。 「今!」 声と共に、地を踏んだ。 その勢いで、左へと向き直る。 そうして今までとは、直角左向きの縦列で進む。 今のはちょっと上級だ。踏み込みで急に曲がっても、隊列をゆるがせてはならない。とはいえ三人ばかりの隊列なら、統制も修正も簡単だ。補習にはちょうどいい。どんな形で軍隊に入るにしろ、入ったときにはこの手の演習を嫌というほどやらされる。 でも機装甲でやると、すこし難しい。機体の感覚はやはり生身とは違うし、思いから地面を踏み崩して滑ってしまうこともある。 「隊列、横隊展開、中央!ようい!」 再びニコルの声が響く。 「今!」 ルキアニスは、ニコルの右に踏み出した。マルクスはニコルの左につく。隊列指揮官を中心に、左右に隊列を開くやり方が、白の三の隊列統制の主要な方法になるだろう、そう言われていた。指揮官は左右に使い手を従えて、そのまま目標へと突入する。 実戦だったら、突撃が命ぜられる。 「しかしまあ本当に……」 横隊の彼らの後ろから声がする。 アルヴィヌス先任の声だ。 「お前ら、三人三様の後姿だな」 彼の声は妙に楽しげだ。 ルキアニスの右隣を歩きながら、ニコルがむっと口を曲げる。 「隊列!停止!今!」 だんだん、と石畳を踏んで、足を揃える。 「先任!今のお言葉は、ぼくが子供っぽい、ということでしょうか」 アルヴィヌス上級騎士を背後にしたまま、ニコルはそう言った。 「いや、そこまでは言ってないぞ?」 「では、どういう意味でしょうか!」 「それはだな……」 アルヴィヌス上騎は一瞬、言葉に詰まる。 「……個性というやつかな?」 「隊列、回れ、右!」 ニコルが命じる。命令だ。ルキアニスはそのまま従った。片足を引いて、くるりとめぐり、また足を揃える。 アルヴィヌス上騎は、からかいあぐねたような困った顔をしている。 ニコルは命じた。 「隊列、徒手、構え!」 「構え?」 「号令だよ、マルクス!」 ニコルの叱りつける言葉に、むう、と応じてマルクスは構える。ルキアニスもそうした。拳を握り、半歩踏み出して構える。ニコルはさらに言う。 「個性とはいかなる意味でしょうか」 アルヴィヌス上騎は、浅黒い顔に少し引きつった笑みを浮かべる。 真顔に戻ろうとしたようだけれど、駄目だった。 ひくひくと、口の端を揺るがせる。 そして彼は、ぷっと吹き出した。 「隊列、かかれ!」 ニコルが真顔で命じる。そしてひとりずんずん歩いていって、アルヴィヌス上騎の手に、形ばかりだけれど、拳を当てる。 そしていつもどおり、子供扱いしないでください!と言い渡すのだ。 けれどアルヴィヌス上騎はくすくす笑い始める。なあ?と声をかけられたマルクスも、なんで俺に言うんですかと笑い始め、ニコルはそんな二人を口を曲げてにらみ付けたあと、ルキアニスに振り返って、君は笑わないよね、と言うのだ。 うん、と答えるほかに、どうすればいいのだろう。 結局、自主補習はそれでなし崩しのように終わってしまった。 そもそも、機装甲を動かせなければ、練習にはならない。徒歩教練は、ごく初歩か、打ち合わせの先にすこしやるくらいのものだ。 いま、徒歩でやったことも、前に乗っていた青の三とあまり変わりない。青の三の訓練の目的は、隊列を保ち、歩調を保ち、長鑓を構えて進むためだ。そうすることが戦列機甲兵の任だからだ。 そして青の三より、白の三のほうが足が速い。歩調を上げても、負担が小さい。だから前衛となるにはふさわしい。 前衛部隊の任務として、教範には、緊要地形の獲得が上げられていた。ようするに、味方が押さえれば有利になる場所を、敵に使わせないようにしろということだ。もし、敵が先にそこにいても、排せるならば排してしまえ、とも示されている。 鑓を並べて押し進むのだ。穂先を突きつけ、突き倒し、踏みにじるために。 なし崩しに徒歩教練を終えて、休憩室へと戻り、最初にしたことは、お茶を入れることだった。 そして、お茶を淹れるのが一番巧いのは、マルクスだ就寝時間の前で、休憩室にはまだ人の姿がある。寝るには早いが、何かするには少し遅い、そんなときにすごすには、ちょうど良い場所だ。 でもお菓子を食べるには、少し時間が遅い。ルキアニスはそのまま長椅子へと座る。 「第二中隊は、鑓のおさらいを先にやるらしい」 器を手渡されながら、アルヴィヌス上騎はいつもの椅子へと身を沈める。 「あっちは、投擲は後回しですか?」 マルクスは重ねて問いながら、己の器を手に、長椅子に腰掛ける。 「それはともかく、連隊は二つの中隊を早めに動ける形にしたいらしい。第二中隊は、俺たち第一中隊より機体の受領が後だったからな」 アルヴィヌス上騎はそっと器を傾けながら続ける。 「第二中隊のほうの慣熟が終わらないと、連隊のほうでも動きがとれない。どちらさまもお疲れ様さ」 第十三連隊は、二つの機装甲中隊と、二つの騎兵中隊を持っている。複科混合連隊だから全体としては大きな部隊だけれど、それぞれの規模は小さい。 「あの、先任」 ルキアニスは問いかけた。 「ここで、部隊が実働体制になったら、そのあと、どうなるんでしょう?」 アルヴィヌス小隊先任上級騎士は、椅子に深く身を沈めたまま、長椅子のルキアニスを見返す。 「どうなる、って?」 「西方国境にいたときは、ほら、国境線に分遣隊を出したり、整備したりしていたでしょう?中央みたいなところじゃ、そういうのはいらないし、何をすればいいんだろう、って」 「やっぱり、例の新しい旅団に入れられるんですかね?」 横から言うマルクスへ、ルキアニスは振り向く。 「新しい旅団?」 「知らないのかよ?」 少しあきれたようにマルクスは言う。 「南方増援用らしい」 「南方?」 「うわさだと、サウル・カダフ将軍が旅団長になるんだってさ。総参謀から旅団長って、あまり無いけどな」 「カダフ将軍って?」 「ごめん、ぼくも知らない」 ルキアニスにつづけて、ニコルがそっと言い添える。マルクスは、むう、と唸り口元に指を添えて見せた。 「こういう風に、口ひげを生やした獣人の人さ。もともとは南方諸国に詳しいらしい」 「憶測は適当なところにしておけよ」 アルヴィヌス上騎の言葉に、マルクスはすみません、と頭を下げる。アルヴィヌス上騎はルキアニスとニコルに目をやって続けた。 「俺たち以外にも、中央に召還された連隊がいくつかあるんだ。それをまとめて一つの旅団の隷下にするらしい」 「それで、南方なんですか?」 「部隊がある程度集まったら、上部部隊を作ったほうが何かと楽なんだ。補給とか、人事とか、予算とか。特に今は、どこも移転してきたばかりで余裕がない。旅団にしたから南方へ行くとは限らないさ」」 けれど、とアルヴィヌス上騎はつづける。 「南方に行くとは限らないけれど、どこへ行かされたっておかしくない。俺たち、軍隊だからな」