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「ふぅ」 家路について、ドアを開ける。何も言わずにドアを閉めて、ため息を一つ。ただいま を言うことはない。それを言う相手がおらず、おかえりなさいと言ってくれる人もいない のだから。 「あー、今日も疲れたわ」 関西なまりの独り言に、当然返事をくれる者はいない。彼女自身、返事など期待しては いなかった。 帰宅途中に寄ったコンビニで買った弁当を食べて風呂に入り、髪を乾かす。何度となく 一人で繰り返してきた単純作業。 黒井ななこ。高等学校世界史教諭、二十七歳、独身。世間的には結婚適齢期にさしかかる 頃であり、女性としての『品質』低下が気になり始める年頃でもある。 一人暮らしに不満はない。その自由さを適度に満喫しており、不便さを受け入れている。 それでも、人恋しくなるときがあるものなのだ。同僚や友人はもちろんいる。そういった ものとは全く違う動機で他人を求めたくなることが、人にはある。 自分と同類だと思っていた成実ゆいが実は人妻で、しかも年下だとわかったときには ショックを受けた。ショックを受ける自分にまたショックを受けた。 「あー、やめやめ」 せっかくの週末。むしろここはテンションをあげるべきところだ。陰鬱な気分を振り 払って冷蔵庫からビールの缶を一本持ち出し、パソコンを置いてある机に向かう。緊急 メンテナンスされていないことを祈りながらいつものネットゲームを起動させた。幸い そのようなことはなく、ログインすると早速ゲーム仲間の姿を探す。その中で一番親しい 相手は、すぐに見つかった。 《またやっとんのかい》 《お互い様じゃないですか》 相手は泉こなた。彼女の教え子であり、リアルのゲーム仲間。そして、お互い様。 《今日は金曜ですからね》 《土曜出勤のない学生は気楽なもんやな。ほどほどにしとけ》 狩りに出かけるまえに、軽くチャットした……つもりなのだが、軽くならなかった。 《お父さんに感謝しいや》 始めはそんな軽い説教のはずだったのが。 《一人暮らしは寂しいもんやで》 ビールの缶が軽くなるたびに。 《彼氏いなくて悪いかー》 口も軽くなっていく。自分に合う男がいないとか、そもそも出会いがないとか、話の 内容はほとんど愚痴も同然だった。相手が生徒だということはあまり気にしていない。 《オフ会やることになったんですけど参加しますか?》 一瞬、自分への同情でそんなことを言い出したのかと思ってしまった。 《いつ?》 《あさって集まれるメンバーだけで》 《急な話やな》 《もっと前から計画はありましたよ。先生がいなかっただけで》 突発的な思わぬ誘い。少し考えたが、断る理由もなく誘いを受けることにした。細かい 予定をチャットで打ち合わせしていく。 その翌々日、朝日を受けてななこは目を覚ます。ワイシャツ姿のまま寝ぼけまなこで コーヒーを淹れ、トーストをかじる。昨夜も飲んだが、翌日に出かける予定があったから には深酒をするわけにもいかず、案外目覚めはよかった。 「しかし泉が外出なんて、珍しいこともあるもんやなぁ」 オフ会とはいえ、泉は社交的とは言えない性格ではあった。一般的には、女子高生が 男と会うというのはあまり歓迎できないことではあるのだが……。 「ま、えっか」 世間一般からすれば遅めの朝食を終えて、朝のシャワーを浴びる。酒の匂いが残って いるかどうか気になって歯をみがき、クローゼットを開けて服を選ぶ。 それなりに見栄えのする服を選ぼうと思ったが、結局ピンと来る服がなくて、いつもの スーツ姿になってしまった。これは女としてまずいのではないだろうか。少し反省した。 鏡に向かって化粧を始める。たまの休日、外に出かけるのだからと、多少念入りに。 (まて、なんでこんなに気合入れとるんや) そんなふうに思ったりもしたが、化粧は大人の女のたしなみ。大人の兆しの見えない 小生意気な生徒に大人の女というものを見せてやるのもいいだろう。 生徒同伴とはいえ今回会う相手は、自分と同年代程度の男たち。基本的に趣味は合う。 となれば、多少の期待というものがなくはない。 (あかんあかん) 自分の頭に湧いてきた変な考えを振り払って、化粧を終え、髪を整える。こなたほど ではないが腰に届くほど長い髪は、毎日整えるのはなかなか手のかかる作業である。 もし誰かにやってもらえたら、と思う。 全ての支度を終えて、戸締りを確認して扉の外に出る。行ってきますを言うことはない。 行ってらっしゃいを言ってくれる人がいないのだから。 まず向かうは泉家。こなたを迎えに行くのだ。 オフ会に参加したメンバーはこなたとななこを除けば全て男性だった。事前にちゃんと 性別は教えあっていたから、それに問題はない。 集合場所は秋葉原駅電気街口、昼の一時。『大人の女性を連れた見た目小学生くらいの 女の子が、アホ毛を立たせつつ団長の腕章をつけて黒いノートを持っている』という目印 のもと、つつがなくメンバー全員が集合することができた。 「ケータイ番号知らせあったんやから、こんなんせんでもええんちゃうか?」 「まー、遊び心も必要ですよ」 単にやりたかっただけじゃないのか、とメンバーの一人が冷静に突っ込みを入れた。 こなたとななこと数名の男性が集まり、そのメンバーで互いに自己紹介する。 「いやー、本当に女性だったとは思いませんでした」 メンバーの一人が、軽いジョークのつもりなのか、そんなことを言う。確かにネット 上では女性を名乗る男性、いわゆるネカマが多い。 そして、男性を名乗る女性も多い。ネット上では女性というだけで好奇の目で見られる ことがよくあるのだ。酷いケースになると『やらせろ』などと言ってくる男さえいる。 本人は冗談かもしれないが、言われたほうはたまったものではない。 彼がそういった手合いなのかどうかはわからないし、あまり人を疑いたくはないが、 泉だけはガードせねばなるまい、と考えるななこであった。 こなたも同じ不安を持っているのだろうか、ななこに手をつないできた。ななこは 何も言わず、その手を握り返した。 何をするかは特に決めていなかったのだが、誰だったかの提案でメイド喫茶に行くこと になった。店に入る前には、意外なほどの長さの行列。 「泉、メイド喫茶って女が行ってもええんか?」 「女性客も結構多いですよ」 「オレ、メイド喫茶来るの初めてなんですけど」 「そんな意識しなくていいって」 「いや、なんか別世界って感じがするんっすよ」 思い思いに会話していると、ななこたちの分の席が空いた。 「お帰りなさいませ」 「…………」 メイドコスチュームの店員たちが独特の挨拶で迎え入れた。 誰かが『おかえりなさい』と言ってくれる生活に、どこか憧れがあった。しかし、 これは何か違うような気がする。 「思ったより普通の内装ですね」 先程入店に戸惑いを見せていた男性が呟いた。 「ま、ここもある意味別世界と思うよ。店員さんがメイドに扮してるんなら、こっちは ご主人様ってことになるわけだから」 また別のメンバーの意見。 「ご主人様、ですか……?」 まだこの状況に順応できていないらしい。彼はこっち方面の耐性が低いのかもしれない。 「プロレスが観客も一緒になって盛り上がるのと一緒でしょ」 「店員としては、客にもノってほしいね」 これまた別のメンバーとこなたの意見。 「せっかくサービスを受けに来たんだから、それを楽しまないと意味ないでしょ。もっと ゲームやってるときみたいに盛り上がって」 それはやりすぎやろ。ななこは心の中で突っ込む。 「せっかく学校来とるのに授業居眠りするヤツもおるけどな」 「うっ……」 思わぬ切り替えしにたじろぐこなた。 「フランス革命の部分ならちゃんとわかりますよ」 「それは漫画の話やろ」 「でもそういうのが興味のとっかかりになることってありますよね。俺はギリシャ神話や 北欧神話なんかを一通り読んだりしたんですけど」 「歴史なんか役に立たないって言う人いるけど、むしろこーゆーのに役立てるものだと 思うよ。日本の戦国時代とか」 「そっちを調べると、まずは衆道の存在に驚かされるけどね」 「あー、男同士ってやつ」 一度始まるととことん熱くなる性格はみんな同じらしい。いつもはオタクとして趣味で 孤独を味わうこなたもここでは周りがみんな同士なのだ。活発に趣味を語るこなたが 少しだけ可愛く思えて、ななこは目を細めて見つめていた。 「坊さんがホモでシスターがレズっていうのがとりあえず定石だけどね」 会話の内容は可愛くなかったが。 「やっぱ歳とると焦るよなー」 「ああ、ウチも彼氏欲しいわー」 一行は秋葉原ならではの『専門店』をいくつも回ったりして時刻は夜。 メンバーはこなたを除いて全員が大学生か社会人で、大人が集まるとなれば最後は 酒を飲むのが必然であって、酒を飲むとなれば居酒屋に行くのが自然な流れであった。 左手に箸、右手にジョッキ。話しに花が咲けば酒は進む。 メンバー全員、恋人はいないらしく、余裕を失くしかけている年齢の人間が集まれば 次第に話は生々しくなってくる。 「職場が――」 「出会いが――」 日常生活への愚痴は序の口。同年代の人間が結婚するとなれば焦りが生まれるのは 世の常。出会いがないと嘆いては互いの傷を舐めあう。 「ななこさん美人じゃないですか。彼ならすぐできそうですけど」 「あんたも結構いけるやん」 こんな社交辞令も生きる上では必須となるもの。この男も悪くはないが付き合うと なるとしっくり来ない。そんなことだからいつまでも恋人ができないのだろう。 「先生って大変なんじゃないですか?」 「ウチの高校は悪いヤツはおらんよ」 頭の良い人間が悪いことをしないわけではないが、彼らはきちんと善悪を区別した うえで行動する。そういう意味ではネット上で出会う人間よりよっぽど扱いやすい。 「ま、変なヤツはおるけどな」 隣の席にいるこなたに目をやった。こなたは別のメンバーと何やら熱心に話し込んで いる。相手はこなたの『嫁』だった。酒を勧められてはいないので、それ以上干渉する 理由もないと思って注意を自分の話し相手に戻した。 「変なヤツって、やっぱり?」 向かいの席にいる彼はこなたを指差しながら尋ねた。 「そーなんよ。オタクレベルではこん中で一番上やろ。ウチもときどきゲームの貸し借り とか攻略法聞いてたりするんやけどな――」 そのこなたがこちらに寄りかかってきたが、気にしない。 酒は人間関係の潤滑油。ついでに口も滑りやすくなる。こなたが授業中寝ていたときに 殴って起こしていることや、生徒指導室に呼び出して攻略法を尋ねたりすることなど、 他人に聞かせたらまずいような話もあっさり口外してしまう。 「ウーロンハイのお客様ー」 「あー、こっちですこっち」 急いで手元のジョッキを飲み干し、受け取りがてら店員に手渡す。 止めようなどというつもりは一切ない。酔うとはそういうことなのだ。 「あー」 酔った。飲んだ。飲みすぎた。 「うー」 電車の中。車両の揺れとガタコトいう音が気持ち悪い。 「あー」 こなたに寄りかかる。小さい。 「先生、うるさいです」 「んー」 頭が痛い。視界が霞む。吐きそう。 「ちゃんと答えてください」 「んー」 初芝、あんたのことは忘れへん。 「先生聞いてますか」 「あー」 なんか言うとる。 「飲みすぎです。生徒に介抱させちゃいけないですよ」 「んー」 気持ち悪い。死にそう。死なせて。 「先生、一人で帰れますか?」 「あー」 働けウチの肝臓。 「私ん家に泊まりますか?」 「んー」 もう飲みません助けてください。 「じゃあ、連絡入れときます」 あたまがいたい。 「んー……」 目が覚めて視界に入ってきたのは、見知らぬ天井、見知らぬ壁、見知らぬ家具。 何があったのだろう。少しだけ覚醒した頭が動き始める。 一つだけ見覚えのあるものがあった。パソコンに向かって何かをやっている少女だ。 「先生起きましたか」 「もしかしてここって……」 「私の部屋です」 やってしまった。酒に酔って生徒に醜態を晒したうえに迷惑をかけてしまうとは。 ベッドから上半身を起こして自分の姿を見下ろすと、下着の上にシャツ一枚という いつもの寝起きのスタイル。スーツは近くに脱ぎ散らかしてあった。 「すまん泉!」 まずい。いろいろとまずい。何と言えばいいやら。 「電車の中のこと、覚えてないんですか」 「あー……」 覚えているような覚えていないような。 「覚えてなくてもいいんですけど」 こなたは用意してあった麦茶をコップに注いで、ななこに勧めた。ななこはそれを ありがたく受け取り、喉に流し込む。 「少しは気をつけましょうよ。私が男だったらどうするんですか」 「!!」 麦茶を噴出しかけた。口を押さえて咳き込む。 「ホイホイ誘われて、無防備すぎです」 まさか生徒にこんなん言われることになるとは。 「寝かせようとしたらいきなり脱いじゃいましたし」 すまん覚えてへん。 「オフ会でもそうでしたよ」 へ? 「男の人相手に楽しそうに喋ってましたし」 泉だってそうやろ? 「美人って言われてまんざらでもなさそうでしたし」 女なんだから当たり前や。 「あんたも結構いけるなんて言っちゃったりして」 あれは社交辞令ってもんや。 「私がコナかけられても助けてくれなかったですし」 すまん、あのとき助けを求めてたんやな。 「妙に気合入ってますよね? 化粧なんかして」 いや、それは違うんやで? 「先生、お持ち帰りされるつもりだったんですか」 頼むからお前がそんな単語使わんでくれ。 反論したいことはいくらでもあったが、肺と気管が言うことをきかない。 ゆっくり呼吸を整えて、なんとか正常を取り戻す。 「あのな、泉――」 「それに、お持ち帰りするのが男だけとは限らないですよ」 「は?」 理解不能。こちらにやってくるこなたを、ただ見つめることしかできない。 「先生も、覚悟はできてますよね」 答える暇もなく、ななこの唇はこなたにふさがれた。 「うぉい、泉!?」 こなたの肩を掴んで思いっきり突き放す。 「私じゃだめですか?」 再び迫ってくるこなたの眼差しは、冗談ではありえなかった。 「泉、ウチらは」 女と女。教師と生徒。だから。 こんなこと、ありえないはずであって。 「クリスマスも正月も、一緒にいたのは私ですよ」 こなたは左手だけでシャツのボタンを外していく。 「先生の一番近くにいるのは、私です」 そうこうしているうちにボタンは全て外された。 「料理作ってあげられますよ」 シャツをはだけさせられ、肩も露になった。 「趣味も合います」 シャツを脱がされる。その手つきは丁寧で繊細だった。 「行ってらっしゃいって言います。おかえりなさいって言います」 髪留めを外される。束ねられていた髪がはらりと広がった。 「先生のこと好きです。誰よりも」 ブラのホックを外される。 「私じゃ、だめですか?」 ブラを脱がされた。ななこの胸が支えを失って少し弾んだ。 女と女。教師と生徒。なのに。 こなたの言葉に、段々と抵抗心が剥がされていく。 「いいんか、ウチで」 「先生がいいんです。だから先生……答えてください」 最後の一枚は、自分で脱いだ。 「んっ……くちゅっ……」 二人きりの部屋、そこにある音は、パソコンの駆動音、キスの水音、そして、 衣擦れの――こなたの服が脱がされる音。 キスのときは目を閉じるもの――そんなことを誰が決めたかは知らないが、ななこは それに従うことをしなかった。理由は二つ。 一つは服を脱がすため。 一つは可愛いこなたを見つめるため。 今まで恋をした相手を見るのと同じように、ななこはこなたを見つめた。どうして さっきまでは単なる生徒としか見ていなかったこなたを、こんな風に思えるのかは自分 でもわからない。 酒の魔力か、こなたの唇の魔力か。恋の魔法というのは便利なフレーズだ。 こなたとのコンビでは自分が魔法使いだったことを思い出した。陳腐な発想に思わず 苦笑する。 「先生は初めてじゃないんですね」 簡単に全裸にされてしまったこなたが囁く。 「泉は初めてなのに積極的やな」 太股を撫でられた。その優しい愛撫に身体が熱くなる。 「エロゲーの賜物ですね」 「おい」 こなたが急に活き活きしてきたような気がした。たった一言ながらツッコミどころ 満載の台詞だった。 「勉強じゃなくても役に立つことはあるってことです」 「問題はそこやなくて、あっ」 太股を撫でていた手が内股に移った。優しい愛撫が、今は焦れったい。 「先生、どこにしてほしいですか?」 その手は、あそこに限りなく近い部分を撫でて、しかしそこに到達しない。 「わ、わかっとるくせに」 早くそこにされたい。体がこなたを求めている。ななこははっきりと自覚した。 「いいえ、名前をはっきり言ってくれないとわかりません」 「このっ……」 底意地の悪い笑みを浮かべてこちらを見つめてくる。さっきまでのこなたとは別人の ようだった。とりあえず後でエロゲーを没収することを決意した。 「お、おめ……」 その名前を口にすると、顔が熱くなり、体が疼く。 「さあ、早く」 「おめこにして欲しいんや、泉に」 言わされてしまった。言ってしまった。既に裸を晒しているというのに更に恥ず かしくなる。初体験のときの気持ちを思い出した。 「よく言えました」 ななこの要望どおりに、そこに指が入れられた。 「いっ、いずみ、あっ、あっ」 中をかきまわされ、どうしようもなく喘ぎ声が漏れる。体の中からやってくる感覚に、 どうしても逆らえない。 「先生、いいですよ、その表情」 「あっ……なに、いうとる、ああっ、あぅっ」 今、自分はどんな表情をしているのか。どんな恥ずかしい顔を晒しているのか。 「もっと、見たいです。先生の感じてる顔」 こなたがそう言うから、もっと見せたい。もっと感じたい。 「泉、もっと、もっと、ふぁあああ!」 「ふふ、はしたないですね。先生なのに、生徒にされてこんなに感じてるんですよ」 言葉とともに、こなたの攻めは激しさを増す。 「そっ、そんな、あうぅっ……関係、ないやろっ」 どんなに言い張っても感じていることは事実。感じさせているのは泉こなた。 泉こなたは生徒。泉こなたは――好きになった人。 「そんな先生も好きですよ」 その台詞に感じ入ってしまい、身も心もこなたに屈服してしまったのだと思い知った。 「あかん、ウチ、もう」 「イきたいですか」 「いきたい、いきたいんや」 恥ずかしい言葉が簡単に出てきてしまう。 「じゃあ、私のこと好きって言ってください」 「好き、好きや、いずみっ、好きやぁ」 好きだから。もうこの快感に全てを委ねてしまいたい。 「もっと、もっと言ってください」 その指はさらに激しくなって、ななこを導く。 「好き、いずみ、好きや、すき、すきや、あああああっ!」 思いのたけをぶちまけて、ななこは果てた。こなたは指を抜いて、それを舐めさせる。 「先生の味ですよ」 「泉の味も、欲しい」 こなたの顔を抱き寄せて、キスをした。引き寄せられたこなたはバランスを崩して ななこに倒れ掛かる。 脱力して後ろに倒れる。ちょうどそこに枕があってよかった。 「って、泉、何しとるんや」 「胸枕」 仰向けになってもなお膨らみを失わない、ななこの胸に顔を埋めていた。 「ま、ええか」 相手が同性であることとか生徒であることはどうでもいい。そういう意味の呟き。 「なんちゅーか……泉とこんなんなるとはなぁ」 「エロゲーの賜物です」 後で没収しようと決意したことを思い出した。 「別人みたいやったぞ。変な台詞連発しよるし」 「告白するときはヒロインが迫るシーンを参考にしたんですけど、エッチのときは 男の主人公を参考にしましたからね。まあ、エッチシーンのときだけ性格が変わる 主人公ってよくありますけど」 「それはシナリオが下手なだけちゃうんか……」 そんなものを参考にされた方はたまったものではない。 「ゲームを参考にするのはやめとき。そんなうまく行くわけないやろ」 「うまく行ったじゃないですか」 「うっ……」 「ちょっと焦ってたんですよ。先生が誰かにとられるかもって」 「……すまん」 生徒同伴だというのに、そういうつもりがいくらかあった。よりによってその生徒に 篭絡されてしまうとは思わなかったが。 「そっちはもういいです。ただエッチシーンがうまくいかなかったのが残念です」 「シーン言うな」 いくらなんでも毒されすぎだ。 「感じてるときは『好き』って言おうとすると『しゅき』になったり、アノときは 『らめええええええ!』って叫んでイくべきだと思うんですよ」 「アホ言うな! 誰がそんなん言うか!」 頭が痛くなってきた。 「というわけでもう一回戦です」 こなたはどこからともなくローターを取り出した。 「泉、そんなもんどこで」 「秋葉原で『専門店』を回ったじゃないですか」 「い、いつやそれ」 「いいじゃないですか、そんなの」 「おい、泉――んむっ」 ななこの抗議は唇で封じられた。 この夜、こなたの思い通りの叫び声をあげるまで、こなたはやめてくれなかった。 「んー……」 朝。目覚まし時計のけたたましい音に起こされる。寝不足がたたって爽やかとは 程遠い。そもそも居酒屋に入ってから先、時間の感覚がなくなってしまっている。 隣で寝ているこなたを見つめる。このまま眠っていたい誘惑にもかられたが、今日は 月曜日、そういうわけにはいかない。 ベッドから這い出て、伸びをする。下着の上にシャツ一枚といういつものスタイル。 「せんせ、おふぁようごじゃいますー」 欠伸のせいで発音が乱れている。 「おう、起きたか」 「裸シャツっていうのも萌えですね。下が見えそうで見えないのとむき出しの太股が なんとも」 「な、やめんかい!」 相手は同性なのに。恋人なのに。なぜか恥ずかしくなる。昨日まではありえなかった 反応に、自分でも驚く。 「泉、それ親父くさいで」 「ブルマに萌える私が太股に萌えないわけないじゃないですか」 「どんな理屈や」 朝の萌え談義(?)はこの辺で終わりにしなければならない。 「先生」 こなたはいつのまにか髪留めと櫛を持っていた。 「あ、頼むで」 こなたに背中を預ける。人に髪を梳いてもらうのはいつぶりだっただろう。こなたは 自分のも手入れしていないだろうに、丁寧に櫛を通す。その指が髪をなで、ついでに 頭を撫でる。こんなふうにしてもらうのはいつぶりだっただろうか―― 深い安らぎと共に眠気が訪れそうになって、名残惜しみながらも早々に打ち切らせて もらった。 「泉、ここから学校までどのくらいかかるんや?」 「今から出てギリギリですね」 「そんな時間にセットすな! お前もはよ着替えんかい!」 急いでスーツを着る。シャツにアイロンをかける暇がないが仕方ない。 「ほら、行くで!」 「今日、学校が終わったらここに来てください」 「そうやな、お父さんにちゃんと挨拶せな」 「お帰りなさいって言ってあげます。約束ですから」 「……ああ、そうやな」 こなたは玄関に立ち止まって手を振った。 「だから先生、いってらっしゃい」 胸にジーンときた。その言葉と笑顔に、求めていたものが満たされた。今日一日を 生きる活力が湧いてきた気がした。 「行ってきます」 こなたに見送られて、ななこは玄関を出る。目指すは糟日部市、陵桜学園高等部。 いつもと違う道、一歩一歩、足を踏みしめる。 月曜日という日が、ななこには陰鬱ではなかった。学校という場所は、ななこに とっては好きになった人と会える場所でもあるのだ。彼女とともにそこへ向かう。 今のななこには肩を並べて歩く人が―― ――いない。 「って、お前も来んかい!」 「あ~れ~」 まだ玄関にいたこなたの腕を掴んで、ななこは走り出した。 今日、学校が終わったらここに帰ってこよう。そうしたら、こなたにおかえりって 言ってもらおう。ご飯を作ってもらおう。髪を梳いてもらおう。 こなたと過ごす一日に、今から期待が高まる。 -終わり- コメントフォーム 名前 コメント この手のもので初めて読んだのがこれだったな。 一字一句暗記するほど読んでたけど未だに覚えてるとは思わなかった -- 名無しさん (2015-03-16 01 07 27) ななこサンめっちゃエエ女や思うねんけどな~ -- 名無しさん (2011-04-16 08 08 26) 黒井先生大好きです!!!!! -- 名無しさん (2008-05-11 01 12 00) すごく、イイ話でした。 -- 名無しさん (2008-01-29 05 09 19) 初めて読みましたけど、いい話で感動しました。 -- 名無しさん (2008-01-26 16 22 28) 読むの2回目ですけど この話がきっかけで、ななこてんてーが好きになりましたよb -- 名無しさん (2007-11-20 22 42 12) イイハタシダナー -- 名無しさん (2007-09-01 23 08 16) お疲れ様でした。とても心に残るラストでした。発想も、とても優れている感じで好きです。こなたとななこのやりとり(会話)も成る程と頷けるモノがありました。次回作をぜひ期待します。(_ _) -- 裁宝 (2007-08-09 02 30 39)
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【検索用 まいふぁにーうぃーくえんと 登録タグ 2018年 VOCALOID ささくれP ま アートトラック ニコニコ外公開曲 初音ミク 曲 曲ま 自然の敵P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:じん 作曲:じん 編曲:sasakure.UK 唄:初音ミク 曲紹介 「明日はもっと、今日よりもっと、素晴らしい日に決まってるわ」 曲名:『マイファニーウィークエンド』 アルバム『メカクシティリロード』収録曲 目が高い話 歌詞 期待はずれのウィークエンド あくび出ちゃうわ 刺激的な毎日が 好きなの 思いつくままに 予定狂わせて 実際問題 ちょっと大胆なくらいが 正解ね 子供じみた誘いじゃ 飽きて来ちゃうの 人と違う 景色が見たいのよ 着の身着のままで したいことをしちゃうのは 当然の権利でしょ? だけど、こんな蒸し暑い日は 映画でも観て 苦しむより 楽しんだもん勝ちだわ ずっと調子こいている 太陽もきっと敵わない 私だけが 主人公の道の先へ 進め! 「幸せ」をもっと! 「ワクワク」をずっと! 欲張るくらいが ちょうど良いわ とりあえず今日は エアコンの温度二十度にして アイス食べましょ レッツカモン! よそ見しないで!飽きさせないで! HEY! HEY! HEY! 水着は ナンセンス! 泳げないし つまんないわ! 人混みなんて 問題外よ! HEY! HEY! HEY! 浮き足立っちゃう そんな未来へ 連れてって! センチメントなアバンチュール 映えた サヴィル・ロウ 大人向けの恋が 知りたいのよ 冷めた夏の午後 街に繰り出せど 「年齢制限」ばっか どいつもこいつも 心外ね! 「子供らしく」だなんて 反吐が出ちゃうわ ずっと「自分らしく」 生きたいなら まずは「威勢良く」 そして「諦め悪く」で 跳梁跋扈 いざ行こう! ほら、邪魔邪魔 退いて! live append rough 悲しんでる 暇はないの live append rough 落ち込むとか ダメじゃない? live append rough 嬉しい時 笑えるのが live append rough それが ベストでしょ? あぁ、明日はもっと 今日よりずっと 素晴らしい日に 決まってるわ 終わりになって また始まって 続いてくから 飽きないの さぁ「キラメキ」をもっと! 「ドキドキ」をずっと! 欲しがらなくっちゃ 勿体無いわ 自分で選んで 泣いて笑って 楽しめるなんて 最高ね! 「幸せ」をもっと! 「ワクワク」をずっと! 欲張るくらいが ちょうど良いわ とりあえず今日は お月見でもしたい気分なの エスコートしてよ レッツカモン! 油断しないで!飽きさせないで! HEY! HEY! HEY! 浴衣は ナンセンス! 躓いちゃうし 歩けないわ! 浮き足立って 飛び込んじゃえば HEY! HEY! HEY! 明日が どんな雨降りだって 大丈夫よ きっと、良い日だわ コメント 名前 コメント
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下記の期間中、1日1回「スタンダードパック」3個と「4000シルバー」がもらえる 「ウィークエンドキャンペーン」を実施いたします。 ■キャンペーン期間 2015年10月16日(金)18 00 から 2015年10月19日(月)18 00 まで ■特典アイテム スタンダードパック×3個 シルバー×4000 ■注意事項 ※特典はプレゼントBOXよりお受け取りいただけます。 すでにログイン中の方は、一度起動しているブラウザを閉じて、再ログインをお願い いたします。 ※特典は、1つのIDにつき、1回までお受け取りいただけます。 ※プレゼントBOXで受け取ったアイテムは、ゲーム内メールからお受け取りいただけます。 ゲーム内メールにアイテムが届くまで3~5分ほどかかる場合があります。 ※プレゼントBOXでアイテムを受け取ってから5分以上経ってもゲーム内メールに届かない 場合は、ゲームを起動しているブラウザを閉じて、再ログインをお願いいたします。 ※ゲーム内メールを使用するには、チュートリアルをある程度進行する必要がございます。 コメント 名前
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おことわり この記事の本文に記載されている事柄は、すべて架空のものです。 一部、実在する人名・地名・団体名など固有名詞が登場することもありますが、 それら各記事に記載されている事柄は実在のものとは一切関係ありません。 この記述内容に関して、実在する関係機関への問い合わせはくれぐれもご遠慮ください。 ウィークエンドワイドおおいたは大分読売テレビで毎週金曜日15 50~16 53に放送しているローカル情報番組。 概要 司会 きどゆういち 丸尾歩美(OYTアナウンサー) リポーター 中島友紀奈 柳木美穂
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POSTAL2 WEEKEND POSTAL2 WEEKENDはじめに 内容 リンク FAQ病院から出られません ゾンビ店員や社長が棒立ちで動きません 鳩のミッションはないのですか? ヴィンスの家でムービーの最中に殺されてしまいます 軍基地から出られなくなりました ボスが倒せません、ダメージを与えられません ゾンビを復活させるにはどうすればいいですか? 牛でハンマーを無くすにはどうすればいいですか? 無敵チートはありませんか? ディスクが汚れてますとエラーが出ます インストール中ポスタル2が見つからないとエラーが出ます はじめに 遊ぶにはPOSTAL2本体が必要、パワーアップキット1は必要ない ただし音声が日本語と英語と混ざる 内容 通常のシングルに土・日が加わるのではなく、土・日だけ完全に独立した別のゲームとなっている ゲームは各ステージのミッションをこなしていく面クリアタイプに近い 新しい武器として、スレッジハンマー(大型ハンマー)、サイズ(大鎌)、マシエト(鉈、ブーメラン刀)が加わる リンク ■ドライブ http //www.p-drive.com/software/postal2_weekend.htm ■RunningWithScissors公式 http //www.gopostal.com/postal2/aw.php http //www.gopostal.com/postal2/awscreenshots.php http //www.postalnetwork.org/news/news.shtml?ID=318(ムービー) 日本語化によるバグが多く、イベントが一部正常に動いていない Fantom氏が作成された非公式パッチを入れると一部修正される http //w3.quake3.jp/fantom/postal2/RD/index.html ページ内の下にある「日本語マニュアル版"Postal2 Weekend"の非公式パッチです」から FAQ 病院から出られません 攻略 AW編を参照 ゾンビ店員や社長が棒立ちで動きません 日本語化によるバグ 社長が動かないバグはFantom氏の非公式パッチを入れること 鳩のミッションはないのですか? 予算の都合でボツ。その様を、ヴィンス社長の怒りっぷりと共にムービにてご覧あれ ヴィンスの家でムービーの最中に殺されてしまいます 「They Hate Me」だと、RWS社員がムービー中に攻撃してくるため殺される ボディーアーマー(200)があれば死なずに済むこともあるが、かなり運が必要 確実なのはチートを使用する方法、日曜日のロード画面で「playersonly」を入力し、自分以外の時間を止める ムービー後に再度入力すれば、攻撃を受けずに始められる 軍基地から出られなくなりました 幻覚イベント後に、基地でループするバグあり。基地内に戻ってはいけない 来た道を戻って、ゲートから脱出 ボスが倒せません、ダメージを与えられません ボス頭上に浮遊しているゲイリーヘッド6~7個を全て破壊する必要がある また、破壊後でも一定時間経過すると再度ゲイリーヘッドは復活してしまう ゾンビを復活させるにはどうすればいいですか? サイズ(大鎌)でゾンビの体をぶった切る 這いずり状態になったゾンビの頭をハンマーで砕く 急いで、死体が消えないうちに尿をかける(数秒間かける必要がある) 怪しげな歌と同時に落雷の音がすれば成功 牛でハンマーを無くすにはどうすればいいですか? 牛の背後に回り込みケツに向けてハンマーを投げつけると見事にアナルに突き刺さる 牛は恍惚状態で硬直する 無敵チートはありませんか? set P2player bGodMode true - 無敵モードON set P2player bGodMode false - 無敵モードOFF マップ移動すると効果が切れるので注意 ディスクが汚れてますとエラーが出ます ディスクを入れてるドライブを右クリック→開く Setup.exeを実行 インストール中ポスタル2が見つからないとエラーが出ます 国内版のポスタル2に海外版のAWを入れようとすると起こる(もしくはその逆) ポスタル2をインストールしたフォルダに「ApocalypseWeekend」というフォルダを作る その中にディスクのAutoplayとExtras以外をコピー コピーしたTexturesフォルダを開きTextures.exeを実行 展開が終わったらTextures.exeは必要ないので削除 コピーしたSystemフォルダのPostal2.exeからプレイできる
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登録日:2022/05/26 Thu 01 16 23 更新日:2023/10/28 Sat 16 34 59NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 ウィークエンド レジスタンス 五十嵐さくら 令和のアンチショッカー同盟 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダーリバイス 協力者 反政府勢力 地下組織 夏木花 架空の組織 正義の味方? 牛島家 狩崎真澄 玉置豪 第三勢力 組織 胡散臭い さっすが、さくらちゃん。お見事。 太助さん……? 第一の試験は合格だ! ようこそ、ウィークエンドへ。 “ウィークエンド”…?えっ、全然平日なんですけど?僕達の組織の名前だよ。 ウィークエンドとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』に登場する組織である。 ●目次 【概要】 【メンバー】代表 構成員 【余談】 【概要】 私達はウィークエンド!長年にわたり、フェニックスを監視してきた地下組織だ。 軍人から、そして一般の市民に至るまで反政府の……同志によって結成されている。 牛島家の地下に秘密基地を構える組織。 ギフの危険性を知りながら研究を続けているなどきな臭い面を持つ政府特務機関フェニックスに対抗すべく結成された反政府の地下組織であり、徹底抗戦も辞さないという意向を持つ。 また、表立って活動しているフェニックスやデッドマンズとは異なりその存在が公表されていないため、一般人にその名は知られておらず、「構成員同士は互いを詮索しない」というルールの下、水面下で活動している。 ……というよりはその性質上、フェニックスからすればデッドマンズと何ら変わらないテロリスト集団であり、むしろ公になってしまってはいけない団体でもある。 その活動方法や世間一般的には正義の味方であるフェニックスに懐疑的な姿勢から、接触した五十嵐さくらからの第一印象はお世辞にもいいものではなく、視聴者の多くからも例の如く怪しまれていたが、 基本的に一般人を無駄に巻き込むような真似はせず、フェニックスへの敵対意識も代表である狩崎真澄の過去を踏まえるとある意味当然の正義感によるものであるため、意外にも善か悪かの極端な二元論で語るなら、今のところは限りなく善に近い。 構成員達も任務遂行には真面目だが、決して人間味や感情がないというわけではなく、戦力面の心配と同時に命を無駄に散らしてはならないよう考慮するなど、怪しげな雰囲気に反して結束力は高い。 劇中序盤ではフェニックスと関わりを持つ五十嵐三兄妹を何度か監視している姿が見られており、その中でもフェニックスと強い関わりを持っていなかったさくら(*1)に目を付けると、 廃棄されていたリベラドライバーや自ら開発したローリングバイスタンプを送るなどして何度かサポートし、後に牛島家を訪れたさくらに自らの正体を暴露。 その後は度々さくらに加入を迫っていたが、ローリングバイスタンプの効果でバイスと合体した上でギフ復活の影響による暴走の兆候を見せていた五十嵐一輝を拘束・連行した事で五十嵐家の面々にもその存在が知られ、第28話でギフ打倒のために遂にさくらが加入。 以降はさくらのみならず、なし崩し的に一輝達とも協力するようになった。 代表たる真澄の頭脳によって技術力そのものはフェニックスに引けを取らない一方、人員の質の問題なのか、さくらの加入や仮面ライダーオーバーデモンズの登場までは確固たる戦力としての仮面ライダーを抱えていなかった。 戦力確保後は赤石英雄が本格的に動き出したのを機に自らの存在を世間に公表。避難民達を匿うためにシェルターを提供し、本格的にレジスタンスとして活動を開始した。 【メンバー】 構成員の大半はいずれも黒いアウターに組織のロゴが刻まれたオレンジのスカーフを首に巻いている。 ただし、アウターに関しては全員が全員同じものを身に纏っているというわけではない。 代表 狩崎真澄 過去から学ぶ事……それが未来を決めるのだ。 本編開始25年前に既に亡くなっていたとされていたジョージ・狩崎のダディ…もとい父親。 詳しくは個別項目を参照。 構成員 牛島(うしじま)太助(たすけ) 演:矢柴俊博 牛島公子(きみこ) 演:乃緑 牛島光/仮面ライダーオーバーデモンズ これまでしあわせ湯の常連客であった牛島家だが、その正体はウィークエンドの構成員であり、実際には3人とも血縁関係のない、赤の他人同士だった(*2)。 五十嵐家に近づいたのはギフの末裔たる彼らが世間に悪影響を及ぼさないようにする為だったが、それとは別に普段から足繫く通っていたしあわせ湯そのものに愛着はあった様子であり、公子は五十嵐幸実に対して「でも、銭湯は本当に好きだったのよ!」と語っていた。 光はさくらに正体を明かした後、度々勧誘を繰り返すのみだったが、第35話ではジョージから再調整されたデモンズドライバーとクワガタバイスタンプを譲り受けてオーバーデモンズへと変身し、一輝達の窮地を救った。 ちなみに光は任務や組織の戦力について以前にさくらに対して純粋に気があるらしく、彼女にはやや過保護。 そのため、彼女がアギレラと遊園地で遊んでいた際には彼女を尾行し、同じく花を尾行していた玉置豪と嫌々行動する羽目になっていた。 なお、これが切っ掛けで男の友情が芽生えた模様。 その後、第39話では公子がヘルギフテリアン達の大群の襲撃を受け、第40話では太助が赤石から光を庇った事で両者ともに殉職してしまった。 その際、太助の持っていた家族写真に本当の妻と娘の姿が写っていたが、2人ともデッドマンズによって殺されてしまった模様。 そのため、ウィークエンドのメンバーの大半が何らかの形で悪魔に家族を奪われた人々の集まりだった可能性もある。 西風会館の生徒達 さくらが通っていた空手道場の生徒達。 牛島家を訪れたさくらに対し、試験として一斉に襲い掛かったが、全員倒された。 五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ 五十嵐三兄妹の末っ子であり、仮面ライダージャンヌの変身者。 当初は光から加入するように付きまとわれていたが、第28話でギフがオルテカを取り込んで完全復活を果たした後はギフを倒す為に家族から離れて戦う事を決意し、加入した。 夏木花/仮面ライダーアギレラ かつてはデッドマンズの女王「アギレラ」として活動していたが、ジャンヌの手でクイーンビー・デッドマンを分離された後は「夏木花」という一人の人間として加入。 これまでの罪を償うために活動していく事となった。 玉置豪 かつてはデッドマンズの幹部「フリオ」として活動していたが、ウィークエンドに加入したアギレラこと花を追って自らも加入を志願し、試験としてベイルの根城を突き止めるべくバッファローバイスタンプとウィークエンドライバーを託される。 居場所を聞き出すべくわざとベイルの人質となり、その後はいざ変身しようとしたところでバイスタンプを奪われて失敗してしまったものの、結果として赤石の居場所を聞き出した功績を認められて正式に加入することとなった。 【余談】 名前の由来は英語で「週末」を意味する「weekend」からだが、それとは別に読みが同じ「終末」という単語も掛けたシャレも含まれている可能性もある。 元ネタは恐らく初代『仮面ライダー』の後半に登場したアンチショッカー同盟と思われる。また、平成ライダーシリーズにも「素晴らしき青空の会」などのようにウィークエンドと似た組織も存在している。 この手の組織にはロクでもない前例が少なからずあるせいか、登場当初から「胡散臭い」「デッドマンズ壊滅後に裏切りそう」などと視聴者達から辛辣なコメントをされていた。しかし、いざストーリーが進んでいくとトップの真澄や太助も終始一貫して一輝達をサポートし、最後まで仲間のまま死んでいったため、シリーズでも珍しい「胡散臭いと疑われつつも終始仲間」という珍しい組織となった。 追記・修正はあっても正解というものはないのだ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 仮面ライダーで反政府系(?)の組織にしては珍しく善玉寄り…というか似たポジの組織って今まであったっけ? -- 名無しさん (2022-05-26 08 23 43) まだうさんくさい。狩崎父ラスボス説を推すよ -- 名無しさん (2022-05-26 08 24 08) 現状ではみんな良い人すぎるけど後々どうなるか分からないな…あの長官が死んだ後とか。ただ、少なとも花ちゃんと光くんは最後までさくらの仲間で居そう -- 名無しさん (2022-05-26 11 22 11) 狩崎パパ、リベラドライバーもローリングバイスタンプも結果オーライすぎても信用度が低すぎる -- 名無しさん (2022-05-26 12 16 20) 胡散臭いと思わせて善性の組織とか……でもまぁトップが顔隠してるし不穏要素はあるのがまた。 -- 名無しさん (2022-05-26 12 40 42) 顔隠しはシュラウドみたく素性隠しと、火傷を負ってる?からだと -- 名無しさん (2022-05-26 16 21 29) 汎用性とか特殊効果(主に分離)、安全性は息子がすごい。 親父は暴力特化で安全性(と倫理?)を明後日にぶん投げてるもんが多い印象 -- 名無しさん (2022-05-26 18 01 27) ↑↑と見せかけて実は別人という可能性も… -- 名無しさん (2022-05-26 20 56 32) なんだかアットホーム感出てるけど光も人の感情が欠落してるとかいう設定がなかったけ? -- 名無しさん (2022-05-27 21 08 17) 狩崎パパに関してはジョージの過去とリバイスレガシーの終盤を考えると恐らく本人確定。シュラウド枠だろ、きっと -- 名無しさん (2022-05-28 01 20 49) 狩崎パパついにマスクオフ。案の定その下は酷いことになってる模様…取り敢えずちゃんとパパだって事は確かみたいだけど -- 名無しさん (2022-05-29 11 27 14) 今は打倒ギフのために(+さくらがいるから)一揮達に協力してるけど、ギフ倒した後の裏ボスポジションになりそう。 -- 名無しさん (2022-06-05 16 17 59) ここにきてメイン2名が殉職とは -- 名無しさん (2022-06-19 09 44 44) まだ狩崎親子がいるから頭脳面では問題ないだろうが、前線指揮官的な人が必要になってしまったな…光君に務まるか、それともワンチャンヒロミさん…? -- 名無しさん (2022-06-19 09 48 31) 父の日に牛島太助の死を放映してくるスタッフ悪魔かよ! デッドマンズに家族を奪われたのに「俺は未来しか見ない」とアギレラをウィークエンドに引き入れる太助の心中は、察するに余りある。実の家族なのにいがみ合う五十嵐家と、偽りの家族のはずなのに愛を見せる牛島家の対比が悲しい。 -- 名無しさん (2022-06-20 00 16 36) Pixiv百科事典から転記していた部分を削除。 -- 名無しさん (2022-08-14 20 08 25) 例の家って、狩崎家の実家だったんか... そりゃ訪ねてくるジョージは機嫌悪いわけだ... -- 名無しさん (2022-08-14 22 12 17) 名前 コメント
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純白属性マジック・オブ・ウィークエンド コモン 光 コスト4 パワー1000 エレメント・マジシャン ■エレメント・マジック 闇 ■このクリーチャーを召喚した場合、デッキからエレメント・マジシャンを1体、墓地に捨ててもよい。 (F)光を制してこそ、死を制する! - 純白属性マジック・オブ・ウィークエンド 作者:ソウル 評価
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テレビ三面記事ウィークエンダー 概要 1975年4月5日から1984年5月26日まで放送された日本テレビのワイドショー番組 通算465回放送 全国ニュースで伝えられることができないB級事件についてリポーターがフリップボードや再現フィルムを使って解説する番組 視聴率30%を記録するほどの日本テレビの看板番組 泉ピン子の出世作の番組 保存状況 ウィキペディアによれば、この番組の保存状況について放送用VTRの規格が2インチで高価・操作頻雑だったことや番組の性格上資料保存すべきではないとの意見が多かったことなどから特に1970年代(泉在籍当時を含む)の映像はほとんど現存していないと考えられる その他 放送終了後の情報2005年12月31日の「ピン子のウィークエンダーリターンズ」に関しては保存してる可能性は高い
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下記の期間中、1日1回「APドリンク」が100個もらえる 「ウィークエンドスペシャルキャンペーン」を実施いたします。 ■キャンペーン期間 2015年10月9日(金)18 00 から 2015年10月13日(火)18 00 まで ■特典 APドリンク×100個 ※「ゴールド」は、「SG」と同様にカードパック、アイテム、APなどの購入に使用できるポイントです。 「ゴールド」と「SG」を合算して使用することはできませんので、あらかじめご了承ください。 ■注意事項 ※特典はプレゼントBOXよりお受け取りいただけます。 すでにログイン中の方は、一度起動しているブラウザを閉じて、再ログインをお願いいたします。 ※特典は、1つのIDにつき、1回までお受け取りいただけます。 ※プレゼントBOXで受け取ったアイテムは、ゲーム内メールからお受け取りいただけます。 ゲーム内メールにアイテムが届くまで3~5分ほどかかる場合があります。 ※プレゼントBOXでアイテムを受け取ってから5分以上経ってもゲーム内メールに届かない場合は、 ゲームを起動しているブラウザを閉じて、再ログインをお願いいたします。 ※ゲーム内メールを使用するには、チュートリアルをある程度進行する必要がございます。 コメント 名前
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ダークエンド 特技 おわりー 強さ 80000 一言 世界が、終わる。 作者:さいほうへいき