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真ゲッター3 鉄の伝説 UNIT U-012 赤 発生 青/赤 3-7-1 R エース(3) 強襲 超合金 《[3・7]》武装変更〔真ゲッター/真ゲットマシン〕 (防御ステップ) 《②》このカードと交戦中の先頭の敵軍ユニット1枚を、持ち主の本国の上に移す。 ゲッター 専用「剴」 Lサイズ [7][3][8] 出典 「真ゲッターロボ」 このカードから武装変更できるユニット ゲッター1(ゲッタービーム) ゲッター1 ゲッター2 ゲッター3 真ゲッター1 真ゲッター2
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エヴァ四号機 耐久600 コスト450 A.T.フィールド有 全体的に華麗な動きで見る者を魅了し、トリッキーな攻撃で相手を翻弄する。 パイロットはもちろん、フィフス・チルドレン。 射撃 拳銃 弾数10 よろけ効果のある弾を発射。参号機や零号機より弾数が多い サブ射撃 ジャンプ撃ち 前方に大きくジャンプして拳銃を発射する。 敵を飛び越えてもロックが外れない為、相手の背後を撃つ事が出来る。 CS射撃 二挺拳銃 マルチロックオンで敵二機を同時に撃つ。 呼び方は和田撃ちでもMADLAX撃ちでもお好きな方で。 N格闘 カウンター・ソード 袈裟斬り→切り上げ→突き刺し→内蔵銃2連射 横格闘 足元斬り払い Zのネモ特殊格闘。よろけさせる。 前格闘 ジャンプキック 初・弐号機と同じ。動きは弐号機と同じなので、アスカの代わりにシンジとユニゾンしよう。 後格闘 蹴り宙返り 相手を蹴り飛ばし、その反動で宙返りする。 特殊格闘 カウンター 剣を前方に構える。 敵の格闘攻撃が当たるとBD格闘の居合い抜きが発動する。 BD格闘 居合抜き すれ違い様に相手を斬る。吹き飛ばし効果あり。
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【登録タグ 曖昧さ回避】 曖昧さ回避のためのページ かごめPの曲リミッター/かごめP nikiの曲リミッター/niki 曖昧さ回避について 曖昧さ回避は、同名のページが複数存在してしまう場合にのみ行います。同名のページは同時に存在できないため、当該名は「曖昧さ回避」という入口にして個々のページはページ名を少し変えて両立させることになります。 【既存のページ】は「ページ名の変更」で移動してください。曖昧さ回避を【既存のページ】に上書きするのはやめてください。「〇〇」という曲のページを「〇〇/作り手」等に移動する場合にコピペはしないでください。 曖昧さ回避作成時は「曖昧さ回避の追加の仕方」を参照してください。 曖昧さ回避依頼はこちら→修正依頼/曖昧さ回避追加依頼
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真ゲッター2 鉄の伝説 UNIT U-011 赤 発生 青/赤 3-7-1 R エース(3) 速攻 超合金 《[3・7]》武装変更〔真ゲッター/真ゲットマシン〕 (自動A) 《[3・5]》このカードの部隊が「速攻」部隊の場合、その部隊が与える戦闘ダメージは、「速度1」で与えた後に、部隊戦闘力に-2した上で、「速度2」でも与えられる。 ゲッター 専用「渓」 Lサイズ [7][2][6] 出典 「真ゲッターロボ」 このカードから武装変更できるユニット ゲッター1(ゲッタービーム) ゲッター1 ゲッター2 ゲッター3 真ゲッター1 真ゲッター3
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【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 NEW ヤッターマン タイトル NEW ヤッターマン 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-P-A4YJ ジャンル アクション 発売元 ユタカ 発売日 1996-3-22 価格 8800円(税別) ヤッターマン 関連 SFC NEW ヤッターマン Wii ヤッターマン Wii 駿河屋で購入 スーパーファミコン
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サプリメントエクスプラネーター通信講座 2010年1月25日より・・・・・・・・・・・・・ いよいよ受講申込み受付開始!!!!! サプリメント業界に携わっている方向けの通信講座です。 サプリメントは食品と扱われていますが、やはりその特殊性 から、正しい知識が必要です。 正しい知識を得ることにより、少しでもアドバイスが出来れ ば高い信頼性が得られます。 6つの課題に回答し、合格すれば卒業課題が送られてきます。 これに合格するとサプリメントエクスプラネーター資格が取 得できます。 NPO法人 国民健康支援協会 認定講座 受講料¥31,500(税込) 受講期間は3ヶ月を目安としています。 お問い合わせ・案内書は下記までご請求下さい。 メールの場合 aiharayumeto@mail.goo.ne.jp FAXの場合 059-222-0304
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異変が起きたのはいつだろう。それは解らない。 ただ一つ言えるのは確かに異変が起きているという事。 「キョンくん・・・」 場所は呼ばれて言った大きな家の大きな部屋。 綺麗なカーペットに滲む斑模様が異質で、グロテスクで、綺麗だった。 芳醇な生臭い鉄の匂い。 「あ・・・あぁ・・・・・」 俺は部屋の扉を開けた体勢のまま、ただただそれを見ていた。 一人の少女の右手首から流れる、血が玉となってい落ちる雫を。 俺が叫ぶまで数秒。人が来て、その家の中は大騒ぎとなった。 それはある夏の日の事。 日常という名の一部が変化した日だった。 『 リストカッターが吐いた幸福の溜息 』 ある病院のある一室。 俺はそこへ一人で向かっていた。 がらりと開けると長い緑髪が目に映った。窓から入る光で美しく映える。 だが、その持ち主の顔は暗い、というより暗黒に包まれていた。 「やぁ、キョンくん・・・」 弱々しい笑顔。弱々しい声。いつものあの人から想像できない姿が、もう何日もそこにはあった。 鶴屋さんの。 「ありがとう・・・お見舞い来てくれたんだね・・・めがっさ嬉しいっさ・・・・・」 何が彼女をこうしたのだろう。 僅か数日でやせ細った姿は本当に鶴屋さんかと思ってしまうぐらいだった。 顔色の悪さが際立ち、右手には包帯が巻かれている。 「鶴屋さん、お体はどうで―――」 「キョンくん・・・キョンくん・・・・・」 いつもこうだった。 俺が来る度に、鶴屋さんは俺をきつく抱き締めてくる。 泣きながら、ずっと抱き締めてくる。 年頃の男ならたまらないシチュエーションなんだろうが、俺には辛すぎた。 喜べないし、笑えない。ただ痛々しくて仕方なかった。 俺は何も出来なくて、ただその華奢な体を抱きしめて頭を撫でるしか出来ない。 「・・・いつも、ありがとう・・・」 「良いんですよ。気にしないで下さい。大好きな人ですから、貴女は」 あの日、鶴屋さんがリストカットしたあの日。 鶴屋さんの部屋には手記が残されていた。死ぬ気だった訳ではないらしく遺書ではない。 つまりは自傷行為だったらしい。だが、ただの自傷行為じゃない。 手記にはこう記されていた。 「私は、解らない。何も解らない。 キョンくんがめがっさ好き。それは解る。 私は鶴屋。それは解る。 でも、解らない。何も解らない。何が解らないかも解らない。 痛い。全てが痛い。 何で痛いのか解らない。何が痛いのか解らない。 全てが解らない。 痛みが欲しい。痛みを消す為の痛みが欲しい」 狂っていた。完全にそれは上記を逸した文章だった。 ところどころに意味も無い線が散らばり、ぐちゃぐちゃに塗りつぶされた場所もある。 自傷行為も狂気。ただの自傷行為を超えた狂気だった。 鶴屋さんは狂っていた。どうしてそうなったかは解らない。 だからと言って俺はどうもしなかった。 その文章の読んだ翌日、何を思ったか俺は鶴屋さんに告白した。 この時点で俺も狂っているように思えるがそんな事はどうでも良かった。 大好きならば関係無い。 彼女は笑顔で凄く喜んで受け入れてくれた。夢が叶ったと泣きながら喜んでくれた。 だけどその夜、包帯を外して彼女は自分の腕を爪で切り裂いた。 爪でリストカットを行った為、すぐに鶴屋さんの爪は爪きりで整えられた。 それでは済まなかった。 昼間会いに行けば彼女は、弱体化しながらも、痛々しいけども、笑っていた。 だけど夜にはどんな方法を使ってでもひたすら腕の血管を裂いた。 己の歯で噛み千切ったりして。 おととい見た時には耐えられないぐらいもう腕がぐちゃぐちゃになっていた。 何がどうしたか。俺は解らない。 「キョンくん・・・」 だから俺は少しでも支えたくて鶴屋さんの傍に少しでも長く居てあげたかった。 彼女がそれを望めば叶えてあげたかった。 それでも彼女の自傷癖は治まらない。 「鶴屋さん。大丈夫ですか?」 「大丈夫にょろ・・・大丈夫にょろ・・・・・」 もちろん鶴屋さんの事はハルヒ達には内緒だ。 とは言っても古泉達は既に知っているんだろうけどな。 「キョンくん・・・私、解らないよ・・・・・」 「・・・」 「私は解らない。解らないよ・・・痛みが解らないように痛みが欲しい・・・」 「鶴屋さん! これ以上自分を傷付けてどうするんですか!?」 「解ってるよ・・・解ってるよ・・・・・」 鶴屋さんは虚ろな瞳で俺を見つめる。 「でも、解らないよ・・・・・」 そう言って苦々しく、まるで自嘲するかのように微笑んだ。 駄目だ。俺には訳が解らない。 どうしたら良いんだ俺は。こんなに鶴屋さんが苦しんでるのに。 結局、俺が帰ったその夜も、鶴屋さんは自らを破壊せんと手首を切った。 ・・・やらなくちゃいけない。俺はそう思って決断した。 そう。調査する事にしたのだ。 このままでは鶴屋さんは完全なる廃人となってしまう。それだけは嫌だった。 大好きだからだ。 夏休み中とは言えどもSOS団で一緒になる時があるからまずこの人から。 というわけで朝比奈さんに聞く事にしよう。 「朝比奈さん」 「はい」 「鶴屋さんって、学校で何かトラブルか何か起こしたりしてないですか?」 SOS団で活動が一緒になった時に聞いてみた。 「小さな事なら・・・」 「教えて下さい」 「えっと・・・鶴屋さん、ある男の子の告白断っちゃって。それでほんの一部が鶴屋さんにちょっかい出してるみたいなんですよね・・・」 「んー・・・・・」 あんまり関係性無さそうだけどなぁ・・・。 「あの・・・鶴屋さんがどうかしたんですか?」 「いや、別に。ただ、ちょっとこの前家に呼ばれた時に溜息を吐いていたので何かあったのではないかなぁ~と」 「そうですか。ふふっ、キョンくんって優しいですね」 「ありがとうございます」 おっと、いかんいかん。朝比奈さんにキュンと来てどうする。 一人で歩く不思議探索からの帰路。結局、何の情報も仕入れられなかった。 何も出来ない訳で、仕方なく一人で高校生探偵の如く推理することにした。 「・・・そういや、痛いって言ってたよな・・・」 何の痛みか。 心? 体? 何だかそれが重要な気がしてきた。 「・・・しかし、本人に聞いて調べるのもなぁ・・・」 俺は途方にくれながら、鶴屋さんの近辺を調べる事にした。 だが鶴屋さんとは学校内での面識は数あれど学校外となると少ない。 っつか鶴屋さんの近辺何て、プライベートなんて全然解らないのに、何処を調べろと? 悩みながら公園に辿りつき、ベンチに座って一言。 「くそったれがぁぁああああ!!」 叫ばずにはいられない。 ―――・・・・・・。 ふとそんな時だった。俺は視界に不気味な物体が映ったのを捉えた。 それはこっちにゆっくりと近付いてくる。手入れされてないながらも綺麗な髪を物凄くもさもさと纏った少女。 「・・・九曜周防」 「―――それ逆」 ・・・・・・・・・・・。 「・・・それ、本当か?」 「―――間違いない・・・筈。メイビー・・・―――」 やや自信の無い英語交じりの言葉のあとVサインをする。 九曜よ、しばらく見ない間に何があったんだお前に。 さて、あの天蓋領域の使者と俺は何やら女の子趣味な店に立ち寄っていた。 俺の学校からはアウェーで光陽園女子に限りなく近い店という立地条件。 さて、そこに男一人、女一人・・・から二人増えて三人になっているわけだが・・・。 どういう状況に見えるだろうか。 俺はやや緊張の面持ちで、前の三人は真剣な面持ち。 何だか三股かけた男が問い詰められてるような状態に見えなくも無い。 ちなみに増えた二人というのは何を隠そう、佐々木と橘だ。 「未遂とは言え、凄まじい物だったらしい。橘さん曰くね」 「なんで橘に説明させないんだ?」 「えっと・・・そ、それは・・・・・・」 「橘さんに説明させようと思ったんだけど、生憎僕らには過激すぎて説明出来なくてね。そこで九曜さんに任せたのさ」 佐々木はそう言って彼女にしては珍しく顔を顰めた。確かに過激は話だった。 と、ここで一つの疑問が浮かんだ。 「まさかこの夏休み中に鶴屋さんがそんな目にあってたとはね・・・。しかし、どうして俺にそれを?」 「鶴屋グループはあっちもそうですがこっちも、つまり両方の『機関』に出資をして下さっているので。利害の一致でしょう?」 「古泉も喜ぶ破目になるぞ?」 「この際、それは仕方がありません」 そう言って苦々しく橘は笑った。 「これだけの情報を与えたんですから、ちゃんと鶴屋さんを守ってあげて下さいよ?」 「解ってるよ」 ・・・聞いた話を整理するとこうなる。 日が遡ること、俺が鶴屋さんの家に行く二日前の事だ。 鶴屋さんはある路地を歩いていたところ数人の男に捕まった。 必死に抵抗する鶴屋さんを男達は薬で眠らせ、そのまま拉致。 人気の無い山奥の小屋で鶴屋さんを束縛して起きるのを待った。 そして意識が戻った鶴屋さんに、男達は襲い掛かった。 いわゆる性的暴行目当ての拉致だったという訳だ。 それで遅くなる時には必ず連絡入れるのに入れて来ないのを心配した鶴屋さんの祖父がGPSで居場所を特定。 侍女を派遣したところ、挿入ギリギリ手前のところだったらしい。 もちろん侍女のおかげで男達は一網打尽。 だが鶴屋さんは初を守りきったとは言え、その体は粘液質の白濁した液体で覆われ酷く目が虚ろ。 体中には殴られた痕がいくつも並んでいた。 家に帰って正気に戻った鶴屋さんは当然のように発狂し、嘔吐し続けたという。 そのまま意識を失って翌日の昼頃に目を覚ましたそうだ。 そして近くのメイドに明日俺を呼ぶようにと命令していつも通りに生活をしていたのだという。 笑顔で何事も無かったかのように。 心が壊れた人形のように。 そしてその翌日に俺が鶴屋さん家に行って、今に至る。 「・・・重いな・・・」 貞操を守ったところで彼女はそんなこと関係ないのだろう。 欲望をぶちまけられ、口から注がれ、外側も内側も汚されたという認識なのだろう。 彼女が自傷行為をするのは穢れた自分を剥ぐ為だ。 穢れた肉体を削ぎ、新しい肉体に再生させる。 だがどこまで行っても汚い物は汚いという発想が生じる。 もし、そうだとしたら恐らくそのうち自分の体全体を傷つけようとする筈だ。 ほぼ全身を覆った穢れの幻影に、いや、幻影なんかではなくそういう事実として囚われているのなら。 「・・・・・」 どうすれば良いのか解らない。 解らないまま俺は鶴屋さんの居る病院へと入った。 「やぁ、キョンくん・・・」 病室の扉を開けると弱々しい笑顔の鶴屋さんがベッドからこちらを向いていた。 胸がチクリと痛む。俺は何をした良いんだろう。何も考えずにここに来てしまった。 何も思い浮かばなくて俺はただ目の前の華奢な女の子をそっと抱き締めた。 鶴屋さんもぎゅっと俺を抱きしめる。 「・・・ごめんなさい、これしか出来なくて」 仕方が無い。鶴屋さんが何も望まないんだから。 でも、そのせいで俺は何も出来ていない。歯がゆい。 何も出来ない自分と何もさせない鶴屋さんにイライラが募る。 だからだろう、 「ううん。これだけでも良いんだよ、キョンくん・・・」 鶴屋さんのその言葉に、ワケも無く感情が蠢いて、一気に轟いた。 「・・・どうしてですか・・・?」 「え?」 貴女はそんなにも強くあろうとしなくて良いのに。 弱いなら弱いって言えば良いのに・・・。 「どうして貴女は・・・それほどにまで強がるんですか!?」 「キョンくん・・・?」 「俺はそんなに頼りになりませんか!? 貴女が望むことなら何でもします! だから、だから・・・」 「・・・・・何でも?」 「えぇ、何でもしてやりますよ。大好きですか―――」 「じゃあ、私を殺して?」 「・・・は?」 俺はその時、物凄く嫌な予感がした。 もしかしたら言ってはいけない事を言ったのではないかと。 「何でも出来るなら、私を殺して欲しい・・・」 「な、何を言って・・・」 「私は、みんなに迷惑かけてる・・・今もキョンくんをこんなにも困らせてる・・・・・」 「そんな事は・・・」 「あるよね? 私って要らない子だよね? こんなに・・・迷惑掛けて・・・・・」 「鶴屋さん!」 駄目だった。目が完全に死んでいた。何を見ているかも解らない虚無の瞳で俺を見ていた。 恐怖だった。こんなにも怖いと思った事は無い。 俺は大好きな鶴屋さんではなく、かつてないほどの狂気と対面しているんだと認識させられた。 「ねぇ・・・殺して? 私は弱虫だから自分も殺せないの。弱虫だからいつも笑顔を作るしかないの。もう疲れちゃった・・・」 鶴屋さんはベッドのしたから包丁を取り出す。 「これね・・・みんな取り上げられちゃうから隠してたの・・・・・」 じゃっかん茶けた赤色がこびり付いた包丁が怪しく光る。 俺はそれを押し付けられるように持たされた。 「さぁ・・・殺して、キョンくん。私を救い出して?」 それでこの人は救われるんだろうか。でもこの人はそれを望んでいる。 鶴屋さんが俺は大好きだからお願いは聞かないといけない。じゃあ、お願い事をしないといけない。 俺は包丁を振り上げて、 バシンッ 思いっきり持ってないほうの手で鶴屋さんの頬を叩いた。 「・・・・・いい加減に目を覚まして下さい」 「・・・・・」 「俺は聞きました・・・強姦されかけた、いや、ある意味もう強姦されたって事を」 鶴屋さんは少しだけ目を見開いて驚いた顔をしたけどすぐにフッと自嘲の笑みを浮かべた。 「・・・そっか、だからか・・・私を嫌いになっちゃったんだね? だから殺してくれないんだよね? こんな汚れた私を―――」 「いつまでも寝言言ってんじゃねぇ!!」 自分でも驚くぐらいの大声を、俺は上げていた。 「だからどうしましたか! だからなんですか! 何が怖いんですか! 俺はどんなんであろうと、鶴屋さんが好きなんですよ!!」 「・・・嘘だ。嘘だよ・・・本当に好きなら殺せるはずだもん・・・」 鶴屋さんは明らかに動揺していた。 「・・・そんなに死にたきゃ殺してやる。ただし、俺も死にます」 「そんなの駄目だよ。キョンくんは私なんかの為に死んだら駄目だよ・・・」 「鶴屋さんの居なかったら、俺の世界に花は咲かないんですよ。だから、生きるだけ無駄なんです」 「やだ、そんなのやだ・・・」 まるで駄々をこねる幼い女の子だと思いながら俺はその頭を撫でた。 「・・・俺は鶴屋さんを愛してます。貴女が地獄に落ちるなら一緒に落ちれるぐらい好きなんです」 鶴屋さんは俺の顔を見上げていた。やがて、目が段々と潤んでいく。 そして俺に抱きついて号泣した。 「ごめんね・・・ごめんね、キョンくん・・・!!」 「・・・良いんです」 何度も何度も謝る鶴屋さんを俺はただ宥めることしか出来なかった。 しばらくして鶴屋さんは泣き止んだ。 「えへへ・・・何だか照れちゃうっさ」 そう言って照れ笑いを浮かべる鶴屋さん。それは俺の知っている鶴屋さんだった。 「こんなにキョンくんに愛されてる私って幸せもの、かな?」 そんな言葉に俺も恥ずかしくなって、 「鶴屋さん、顔上げてください」 耳を塞がず、その口を口で塞いで見た。 もっと恥ずかしくなった。 数週間後。鶴屋さんは無事に退院した。 「歩いてるだけじゃつまらないねー」 「外に出られるようになったらCoCo壱番屋にでも連れていってあげますよ」 今は鶴屋家で療養生活をしている。 残った何層もの自害の傷跡はまだ残っているし、これからもずっと残るだろう。 俺はそんな手に敢えて自分手を絡ませる。 広い広い鶴屋家の庭を歩いて周るだけしか今出来るデートはないけどそれで良い。 今、横に大好きな人が居るだけで幸せになれるなら、それで良いじゃないか。 どこぞのふんどしまいた風の精霊が聞いたら「クッサー!」と叫びそうな言葉を心中でそっと呟いて、今を確かめる。 「・・・はぁ」 鶴屋さんがふと溜息を吐く。 「疲れましたか?」 「ううん、違うんだよ、キョンくん」 「では、どうして?」 俺の質問に対して、一つ年上の少女は太陽より眩しい笑顔を浮かべていった。 「めがっさ幸せすぎて溢れ出ちゃったのさー!」 なるほど。納得した。俺も自然と口から溜息が漏れる。 うん、確かに憂鬱な気分はしない。 まぁ、幸福の溜息だから当然だな?
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異変が起きたのはいつだろう。それは解らない。 ただ一つ言えるのは確かに異変が起きているという事。 「キョンくん・・・」 場所は呼ばれて言った大きな家の大きな部屋。 綺麗なカーペットに滲む斑模様が異質で、グロテスクで、綺麗だった。 芳醇な生臭い鉄の匂い。 「あ・・・あぁ・・・・・」 俺は部屋の扉を開けた体勢のまま、ただただそれを見ていた。 一人の少女の右手首から流れる、血が玉となってい落ちる雫を。 俺が叫ぶまで数秒。人が来て、その家の中は大騒ぎとなった。 それはある夏の日の事。 日常という名の一部が変化した日だった。 『 リストカッターが吐いた幸福の溜息 』 ある病院のある一室。 俺はそこへ一人で向かっていた。 がらりと開けると長い緑髪が目に映った。窓から入る光で美しく映える。 だが、その持ち主の顔は暗い、というより暗黒に包まれていた。 「やぁ、キョンくん・・・」 弱々しい笑顔。弱々しい声。いつものあの人から想像できない姿が、もう何日もそこにはあった。 鶴屋さんの。 「ありがとう・・・お見舞い来てくれたんだね・・・めがっさ嬉しいっさ・・・・・」 何が彼女をこうしたのだろう。 僅か数日でやせ細った姿は本当に鶴屋さんかと思ってしまうぐらいだった。 顔色の悪さが際立ち、右手には包帯が巻かれている。 「鶴屋さん、お体はどうで―――」 「キョンくん・・・キョンくん・・・・・」 いつもこうだった。 俺が来る度に、鶴屋さんは俺をきつく抱き締めてくる。 泣きながら、ずっと抱き締めてくる。 年頃の男ならたまらないシチュエーションなんだろうが、俺には辛すぎた。 喜べないし、笑えない。ただ痛々しくて仕方なかった。 俺は何も出来なくて、ただその華奢な体を抱きしめて頭を撫でるしか出来ない。 「・・・いつも、ありがとう・・・」 「良いんですよ。気にしないで下さい。大好きな人ですから、貴女は」 あの日、鶴屋さんがリストカットしたあの日。 鶴屋さんの部屋には手記が残されていた。死ぬ気だった訳ではないらしく遺書ではない。 つまりは自傷行為だったらしい。だが、ただの自傷行為じゃない。 手記にはこう記されていた。 「私は、解らない。何も解らない。 キョンくんがめがっさ好き。それは解る。 私は鶴屋。それは解る。 でも、解らない。何も解らない。何が解らないかも解らない。 痛い。全てが痛い。 何で痛いのか解らない。何が痛いのか解らない。 全てが解らない。 痛みが欲しい。痛みを消す為の痛みが欲しい」 狂っていた。完全にそれは上記を逸した文章だった。 ところどころに意味も無い線が散らばり、ぐちゃぐちゃに塗りつぶされた場所もある。 自傷行為も狂気。ただの自傷行為を超えた狂気だった。 鶴屋さんは狂っていた。どうしてそうなったかは解らない。 だからと言って俺はどうもしなかった。 その文章の読んだ翌日、何を思ったか俺は鶴屋さんに告白した。 この時点で俺も狂っているように思えるがそんな事はどうでも良かった。 大好きならば関係無い。 彼女は笑顔で凄く喜んで受け入れてくれた。夢が叶ったと泣きながら喜んでくれた。 だけどその夜、包帯を外して彼女は自分の腕を爪で切り裂いた。 爪でリストカットを行った為、すぐに鶴屋さんの爪は爪きりで整えられた。 それでは済まなかった。 昼間会いに行けば彼女は、弱体化しながらも、痛々しいけども、笑っていた。 だけど夜にはどんな方法を使ってでもひたすら腕の血管を裂いた。 己の歯で噛み千切ったりして。 おととい見た時には耐えられないぐらいもう腕がぐちゃぐちゃになっていた。 何がどうしたか。俺は解らない。 「キョンくん・・・」 だから俺は少しでも支えたくて鶴屋さんの傍に少しでも長く居てあげたかった。 彼女がそれを望めば叶えてあげたかった。 それでも彼女の自傷癖は治まらない。 「鶴屋さん。大丈夫ですか?」 「大丈夫にょろ・・・大丈夫にょろ・・・・・」 もちろん鶴屋さんの事はハルヒ達には内緒だ。 とは言っても古泉達は既に知っているんだろうけどな。 「キョンくん・・・私、解らないよ・・・・・」 「・・・」 「私は解らない。解らないよ・・・痛みが解らないように痛みが欲しい・・・」 「鶴屋さん! これ以上自分を傷付けてどうするんですか!?」 「解ってるよ・・・解ってるよ・・・・・」 鶴屋さんは虚ろな瞳で俺を見つめる。 「でも、解らないよ・・・・・」 そう言って苦々しく、まるで自嘲するかのように微笑んだ。 駄目だ。俺には訳が解らない。 どうしたら良いんだ俺は。こんなに鶴屋さんが苦しんでるのに。 結局、俺が帰ったその夜も、鶴屋さんは自らを破壊せんと手首を切った。 ・・・やらなくちゃいけない。俺はそう思って決断した。 そう。調査する事にしたのだ。 このままでは鶴屋さんは完全なる廃人となってしまう。それだけは嫌だった。 大好きだからだ。 夏休み中とは言えどもSOS団で一緒になる時があるからまずこの人から。 というわけで朝比奈さんに聞く事にしよう。 「朝比奈さん」 「はい」 「鶴屋さんって、学校で何かトラブルか何か起こしたりしてないですか?」 SOS団で活動が一緒になった時に聞いてみた。 「小さな事なら・・・」 「教えて下さい」 「えっと・・・鶴屋さん、ある男の子の告白断っちゃって。それでほんの一部が鶴屋さんにちょっかい出してるみたいなんですよね・・・」 「んー・・・・・」 あんまり関係性無さそうだけどなぁ・・・。 「あの・・・鶴屋さんがどうかしたんですか?」 「いや、別に。ただ、ちょっとこの前家に呼ばれた時に溜息を吐いていたので何かあったのではないかなぁ~と」 「そうですか。ふふっ、キョンくんって優しいですね」 「ありがとうございます」 おっと、いかんいかん。朝比奈さんにキュンと来てどうする。 一人で歩く不思議探索からの帰路。結局、何の情報も仕入れられなかった。 何も出来ない訳で、仕方なく一人で高校生探偵の如く推理することにした。 「・・・そういや、痛いって言ってたよな・・・」 何の痛みか。 心? 体? 何だかそれが重要な気がしてきた。 「・・・しかし、本人に聞いて調べるのもなぁ・・・」 俺は途方にくれながら、鶴屋さんの近辺を調べる事にした。 だが鶴屋さんとは学校内での面識は数あれど学校外となると少ない。 っつか鶴屋さんの近辺何て、プライベートなんて全然解らないのに、何処を調べろと? 悩みながら公園に辿りつき、ベンチに座って一言。 「くそったれがぁぁああああ!!」 叫ばずにはいられない。 ―――・・・・・・。 ふとそんな時だった。俺は視界に不気味な物体が映ったのを捉えた。 それはこっちにゆっくりと近付いてくる。手入れされてないながらも綺麗な髪を物凄くもさもさと纏った少女。 「・・・九曜周防」 「―――それ逆」 ・・・・・・・・・・・。 「・・・それ、本当か?」 「―――間違いない・・・筈。メイビー・・・―――」 やや自信の無い英語交じりの言葉のあとVサインをする。 九曜よ、しばらく見ない間に何があったんだお前に。 さて、あの天蓋領域の使者と俺は何やら女の子趣味な店に立ち寄っていた。 俺の学校からはアウェーで光陽園女子に限りなく近い店という立地条件。 さて、そこに男一人、女一人・・・から二人増えて三人になっているわけだが・・・。 どういう状況に見えるだろうか。 俺はやや緊張の面持ちで、前の三人は真剣な面持ち。 何だか三股かけた男が問い詰められてるような状態に見えなくも無い。 ちなみに増えた二人というのは何を隠そう、佐々木と橘だ。 「未遂とは言え、凄まじい物だったらしい。橘さん曰くね」 「なんで橘に説明させないんだ?」 「えっと・・・そ、それは・・・・・・」 「橘さんに説明させようと思ったんだけど、生憎僕らには過激すぎて説明出来なくてね。そこで九曜さんに任せたのさ」 佐々木はそう言って彼女にしては珍しく顔を顰めた。確かに過激は話だった。 と、ここで一つの疑問が浮かんだ。 「まさかこの夏休み中に鶴屋さんがそんな目にあってたとはね・・・。しかし、どうして俺にそれを?」 「鶴屋グループはあっちもそうですがこっちも、つまり両方の『機関』に出資をして下さっているので。利害の一致でしょう?」 「古泉も喜ぶ破目になるぞ?」 「この際、それは仕方がありません」 そう言って苦々しく橘は笑った。 「これだけの情報を与えたんですから、ちゃんと鶴屋さんを守ってあげて下さいよ?」 「解ってるよ」 ・・・聞いた話を整理するとこうなる。 日が遡ること、俺が鶴屋さんの家に行く二日前の事だ。 鶴屋さんはある路地を歩いていたところ数人の男に捕まった。 必死に抵抗する鶴屋さんを男達は薬で眠らせ、そのまま拉致。 人気の無い山奥の小屋で鶴屋さんを束縛して起きるのを待った。 そして意識が戻った鶴屋さんに、男達は襲い掛かった。 いわゆる性的暴行目当ての拉致だったという訳だ。 それで遅くなる時には必ず連絡入れるのに入れて来ないのを心配した鶴屋さんの祖父がGPSで居場所を特定。 侍女を派遣したところ、挿入ギリギリ手前のところだったらしい。 もちろん侍女のおかげで男達は一網打尽。 だが鶴屋さんは初を守りきったとは言え、その体は粘液質の白濁した液体で覆われ酷く目が虚ろ。 体中には殴られた痕がいくつも並んでいた。 家に帰って正気に戻った鶴屋さんは当然のように発狂し、嘔吐し続けたという。 そのまま意識を失って翌日の昼頃に目を覚ましたそうだ。 そして近くのメイドに明日俺を呼ぶようにと命令していつも通りに生活をしていたのだという。 笑顔で何事も無かったかのように。 心が壊れた人形のように。 そしてその翌日に俺が鶴屋さん家に行って、今に至る。 「・・・重いな・・・」 貞操を守ったところで彼女はそんなこと関係ないのだろう。 欲望をぶちまけられ、口から注がれ、外側も内側も汚されたという認識なのだろう。 彼女が自傷行為をするのは穢れた自分を剥ぐ為だ。 穢れた肉体を削ぎ、新しい肉体に再生させる。 だがどこまで行っても汚い物は汚いという発想が生じる。 もし、そうだとしたら恐らくそのうち自分の体全体を傷つけようとする筈だ。 ほぼ全身を覆った穢れの幻影に、いや、幻影なんかではなくそういう事実として囚われているのなら。 「・・・・・」 どうすれば良いのか解らない。 解らないまま俺は鶴屋さんの居る病院へと入った。 「やぁ、キョンくん・・・」 病室の扉を開けると弱々しい笑顔の鶴屋さんがベッドからこちらを向いていた。 胸がチクリと痛む。俺は何をした良いんだろう。何も考えずにここに来てしまった。 何も思い浮かばなくて俺はただ目の前の華奢な女の子をそっと抱き締めた。 鶴屋さんもぎゅっと俺を抱きしめる。 「・・・ごめんなさい、これしか出来なくて」 仕方が無い。鶴屋さんが何も望まないんだから。 でも、そのせいで俺は何も出来ていない。歯がゆい。 何も出来ない自分と何もさせない鶴屋さんにイライラが募る。 だからだろう、 「ううん。これだけでも良いんだよ、キョンくん・・・」 鶴屋さんのその言葉に、ワケも無く感情が蠢いて、一気に轟いた。 「・・・どうしてですか・・・?」 「え?」 貴女はそんなにも強くあろうとしなくて良いのに。 弱いなら弱いって言えば良いのに・・・。 「どうして貴女は・・・それほどにまで強がるんですか!?」 「キョンくん・・・?」 「俺はそんなに頼りになりませんか!? 貴女が望むことなら何でもします! だから、だから・・・」 「・・・・・何でも?」 「えぇ、何でもしてやりますよ。大好きですか―――」 「じゃあ、私を殺して?」 「・・・は?」 俺はその時、物凄く嫌な予感がした。 もしかしたら言ってはいけない事を言ったのではないかと。 「何でも出来るなら、私を殺して欲しい・・・」 「な、何を言って・・・」 「私は、みんなに迷惑かけてる・・・今もキョンくんをこんなにも困らせてる・・・・・」 「そんな事は・・・」 「あるよね? 私って要らない子だよね? こんなに・・・迷惑掛けて・・・・・」 「鶴屋さん!」 駄目だった。目が完全に死んでいた。何を見ているかも解らない虚無の瞳で俺を見ていた。 恐怖だった。こんなにも怖いと思った事は無い。 俺は大好きな鶴屋さんではなく、かつてないほどの狂気と対面しているんだと認識させられた。 「ねぇ・・・殺して? 私は弱虫だから自分も殺せないの。弱虫だからいつも笑顔を作るしかないの。もう疲れちゃった・・・」 鶴屋さんはベッドのしたから包丁を取り出す。 「これね・・・みんな取り上げられちゃうから隠してたの・・・・・」 じゃっかん茶けた赤色がこびり付いた包丁が怪しく光る。 俺はそれを押し付けられるように持たされた。 「さぁ・・・殺して、キョンくん。私を救い出して?」 それでこの人は救われるんだろうか。でもこの人はそれを望んでいる。 鶴屋さんが俺は大好きだからお願いは聞かないといけない。じゃあ、お願い事をしないといけない。 俺は包丁を振り上げて、 バシンッ 思いっきり持ってないほうの手で鶴屋さんの頬を叩いた。 「・・・・・いい加減に目を覚まして下さい」 「・・・・・」 「俺は聞きました・・・強姦されかけた、いや、ある意味もう強姦されたって事を」 鶴屋さんは少しだけ目を見開いて驚いた顔をしたけどすぐにフッと自嘲の笑みを浮かべた。 「・・・そっか、だからか・・・私を嫌いになっちゃったんだね? だから殺してくれないんだよね? こんな汚れた私を―――」 「いつまでも寝言言ってんじゃねぇ!!」 自分でも驚くぐらいの大声を、俺は上げていた。 「だからどうしましたか! だからなんですか! 何が怖いんですか! 俺はどんなんであろうと、鶴屋さんが好きなんですよ!!」 「・・・嘘だ。嘘だよ・・・本当に好きなら殺せるはずだもん・・・」 鶴屋さんは明らかに動揺していた。 「・・・そんなに死にたきゃ殺してやる。ただし、俺も死にます」 「そんなの駄目だよ。キョンくんは私なんかの為に死んだら駄目だよ・・・」 「鶴屋さんの居なかったら、俺の世界に花は咲かないんですよ。だから、生きるだけ無駄なんです」 「やだ、そんなのやだ・・・」 まるで駄々をこねる幼い女の子だと思いながら俺はその頭を撫でた。 「・・・俺は鶴屋さんを愛してます。貴女が地獄に落ちるなら一緒に落ちれるぐらい好きなんです」 鶴屋さんは俺の顔を見上げていた。やがて、目が段々と潤んでいく。 そして俺に抱きついて号泣した。 「ごめんね・・・ごめんね、キョンくん・・・!!」 「・・・良いんです」 何度も何度も謝る鶴屋さんを俺はただ宥めることしか出来なかった。 しばらくして鶴屋さんは泣き止んだ。 「えへへ・・・何だか照れちゃうっさ」 そう言って照れ笑いを浮かべる鶴屋さん。それは俺の知っている鶴屋さんだった。 「こんなにキョンくんに愛されてる私って幸せもの、かな?」 そんな言葉に俺も恥ずかしくなって、 「鶴屋さん、顔上げてください」 耳を塞がず、その口を口で塞いで見た。 もっと恥ずかしくなった。 数週間後。鶴屋さんは無事に退院した。 「歩いてるだけじゃつまらないねー」 「外に出られるようになったらCoCo壱番屋にでも連れていってあげますよ」 今は鶴屋家で療養生活をしている。 残った何層もの自害の傷跡はまだ残っているし、これからもずっと残るだろう。 俺はそんな手に敢えて自分手を絡ませる。 広い広い鶴屋家の庭を歩いて周るだけしか今出来るデートはないけどそれで良い。 今、横に大好きな人が居るだけで幸せになれるなら、それで良いじゃないか。 どこぞのふんどしまいた風の精霊が聞いたら「クッサー!」と叫びそうな言葉を心中でそっと呟いて、今を確かめる。 「・・・はぁ」 鶴屋さんがふと溜息を吐く。 「疲れましたか?」 「ううん、違うんだよ、キョンくん」 「では、どうして?」 俺の質問に対して、一つ年上の少女は太陽より眩しい笑顔を浮かべていった。 「めがっさ幸せすぎて溢れ出ちゃったのさー!」 なるほど。納得した。俺も自然と口から溜息が漏れる。 うん、確かに憂鬱な気分はしない。 まぁ、幸福の溜息だから当然だな?
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【妄想属性】パロディ+妄想 【作品名】終(ファイナル)! ゲッターロボ! 【名前】ゲッタースフィア 【属性】ゲッターロボ 【大きさ】人工月(普通の月と同じ大きさの人工衛星)を隠せるほどの球体 【攻撃力】 ゲッタービーム:ゲッタースフィアの表面から生えたゲッターロボ一体一体がビームを放つ。アメリカ大陸の半分をクレーターに変えるほどの威力。 ゲッタードリル:ゲッタースフィアの表面から生えたゲッターロボ一体一体持つドリル。人工月の半分を削り取った。 ゲッターサイクロン:ゲッタースフィアの表面から生えたゲッターロボ一体一体が放つ捻りのエネルギー。半分になった人工月が全く抵抗できずに粉砕された。 【防御力】 終・ゲッタードラゴンのファイナルシャインストームを全く受け付けなかった。 これは、内部に高エネルギーがあり、並の攻撃では即座に掻き消されるため。作中では破壊されなかった。惑星破壊レベル以上の耐久力。 【素早さ】 全方位の物体を認識出来る。反応は遅い。終・ゲッタードラゴンと大体同じスピード。 【特殊能力】 孵化:戦闘開始から3分で、以下のパーフェクトゲッター(第一段階)に変形する。 【説明】 何者かが、平行世界において「敵に負けたゲッターロボ」や「ゲッター線に絶えれなかったゲッターロボ」を集め、融合させ、球体にしたもの。 全てのゲッターロボの性質を持つ。内部でパーフェクトゲッターを作り上げるための卵。 終・ゲッタードラゴン、ライダー、ポセイドンと互角以上の戦いをした。 【名前】パーフェクトゲッター(第一段階) 【属性】ゲッターロボ 【大きさ】ゲッタースフィアの半分程の人型。背中に、その倍の大きさをもつ一対の鋭翼がある。 【攻撃力】 ゲッターウイング:移動の衝撃波だけで終・ゲッタードラゴンを吹き飛ばした。 マルチロッド:トマホーク、ドリル、ファンの三種類に変化する。 トマホークは終・ゲッタードラゴンのそれを押し返し、ドリルは終・ゲッターライガーのそれを打ち破り、ファンは終・ゲッターポセイドンのそれを掻き消した。 ゲッタービーム:胴体より放たれるビーム。終・ゲッタードラゴンの5倍以上の出力。分散、集中の打ち分けも可能である。 シャインスパーク:一つ一つが月破壊レベルの威力を持つエネルギー球体を自分の周囲に数十個発生させ、 自分はそれ以上のエネルギーを纏って相手に突撃、相手を粉砕する。 【防御力】 終・ゲッター全ての攻撃に耐えきった。 太陽の内部に叩きこまれても無事(むしろ逆にエネルギーを吸収し、進化。ただしこの進化に関しては考察外情報) 【素早さ】 終・ゲッタードラゴンを圧倒し、終・ゲッタライガーの攻撃を容易に回避できる程度の速度。 【説明】 ゲッタースフィアから孵化した、全てのゲッターの特質を備えたゲッター。 終・ゲッタードラゴン、ライダー、ポセイドンを圧倒する。 ほぼ最強の機体であったが、グラビコンにより太陽に叩きこまれ、第一段階としては敗北を喫する。 778 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/29(金) 02 05 59 ゲッタースフィア考察、防御力より惑星破壊の壁から昇って行く 注意点は開始3分でパワーアップ(パーフェクトゲッター(第一段階)化)する事 ×古代宇宙戦艦/シャーペン相手が早い、全てが切れるビームを連発されて負け ×超究極絶対無敵マン 反応で負けて、木星を破壊可能なパンチで負け ×宇宙警察所属大型戦闘空母/筆箱、反応で負け、空間湾曲爆砕砲で負け、 さがった方がよさげなので惑星破壊の壁から下がる。 ○終(ファイナル)・ゲッタードラゴン、描写より ○終・ゲッターポセイドン、同上 ○地球、今の地球の戦力じゃあ3分以内の破壊は無理、孵化してシャインスパークで終わり ○メタモルフォーゼする成人男性、地球壊しして放置勝ち ○冥王星、端から大きい、そのうち孵化してシャインスパークで終わり 此処で5連勝してれば下問題ないだろ、孵化したら惑星破壊が出来るので 古代宇宙戦艦/シャーペン>ゲッタースフィア(惑星破壊の壁)>終(ファイナル)・ゲッタードラゴン 780 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/29(金) 03 21 35 パーフェクトゲッター(第一段階)はゲッタースフィアとセットの可能性があるので飛ばす
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登録日:2012/09/25(火) 00 41 14 更新日:2022/07/25 Mon 20 01 20NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 くノ一 ゲッター ゲッターロボ ゲッターロボ大決戦 ゲッターロボ斬 ゲームオリジナル ピンク 女性専用 安定の乗組員 忍者 斬 石川賢 橘博士「ゲッターチーム、無事だったか!微力ながら救援に来た!発進だ、茜!椿!楓!」 武蔵「橘博士の救援?じゃあ、あのマシンは!」 楓「あたいら、女ゲッターチームが来たからにはもう安心!」 椿「その名は斬……ゲッター斬!」 茜「自己紹介は後!行くわよ!!」 ゲッターロボ斬とは、PS用ソフト『ゲッターロボ大決戦!』に登場するゲームオリジナルのゲッターロボである。 概要 性能 活躍 各形態の説明ゲッター烈火主な武装・技 ゲッター紫電主な武装・技 ゲッター金剛主な武装・技 操縦者水樹茜 秋山椿 柴崎楓 余談 ,,,,_ ,..-'".../ヽ `゙゙''-、、 ,..-'" / `'、. `'-、 ,..-'" / .`x. `'-、 ,..-'´ / .\. `'-、 ,..-'゛ / \ `'-,, / / `- ..,、 .,>---..、 / _,, ー''゛ `゙''ー,〃‘ '',..-'Tl''' -,,、 /xー''''''''''ーr;;''"゛ ,i"/ ._ -' ´ .!..″..ク_ `"'ーニ,,、 .\ / │ ._..-'"゛ / ヒ 、゙ ノブノ丶 `゙''ー-.、 ./ .ヽ ! .ヒ二.......... --ー....'、.ヘ /λ .!`"""""""″/ .ヽ l \ | .,.‐゙..'‐'... '゙,イ ゙̄! l ! l ./ `'、 、 / ヽ 、 .、.‐ン'''-,.ヽ .i′ | ´ ./'r ̄ | 'ぃ-' ./ .,! ト、_. ゙>、、 .| | '‐._...,..ヽ、 .l.!.-|、 ,iソ゛.ヽ. `.ぐ'''´ `.../ │ /." . ̄、 `'''''' ./ ヽ ヽ `''‐、., .--"゙.l / /゙ / /ヽ"i`- ., " l、. '、 .ヽ. ..l 丶 ! ,,-′ ./.‐ ,iシ' .! .! ./ / . ヽヽ .\ | ! ! ,i'゛ _./ ヽ │ ./ .l,.l ゙'/、 l `./ / ./.′ ` !. -" ._/ヽ.l ゙.! │ / ./ ! ..″ ,.. -'''" l.l, .l゙ .. ! / l゙ .l, / /゛ !..l / . ヽ / ! ヽ. .."'" _,, ー'''¬ l l .! iー、 l / .l. \iリ _..-'"゛ .r ./ ...l l/ ヽ.,イ| ,i′ ./ヽ // / '、 / . / l. "'、 / ./ ヽ /.ゞ- l / ,./ ヽ ヽ / / i \ ./.、/ ! ....イ´ `'、. l / / .,/./ `゛ l゙| !'´,r.! \、 .ヽ l ./ /".|. l, / .゙./ \ ゙!、 .!'" | `、 ...‐ `、..-.. . ..‐ \ ヽ ヽ ...'..."'゙ ,ii│‐ ./ \. ! |'、、 / i,! ,/ ` ヽ ` /、./ ゝ-'゛ `'、 ./ l .| ! . l ゝ'.‐ / l ''‐ ! l | ゙'―'゛ 概要 ゲッターQ以来の女性型ゲッターだが、Qと違って3人乗りで3機のゲットマシンが変形・合体する。 女性型なので胸もちゃんとある。 女性専用なため、ミチルや翔、他にもメリー・キングやリンダ・ティラミスに乗り換えさせる事も可能。 機体も専属パイロットも石川賢先生の描き下ろし。 三人とも女っ気よりも殺気が漂うくノ一で、ゲームのみにとどめるには勿体ないデザインである。え、「萌え」はどうしたって?君は何を言っているんだ 全体的に和をイメージしており、攻撃技から合体形態まで基本全て漢字。中二心をなかなかくすぐられるテイストである。 性能 開発者は橘博士だが、同博士の作ったゲッターロボ號と違ってゲッター線で動く。 アニメ版では穏健派よりだった橘博士とは思えないが、このゲームではいち早くゲッター線の脅威に気付いていたのかもしれない。 他のゲッターと比較すると武装の威力こそ控えめだが燃費は優れており、小回りの利く運用が可能。 ゲームシステムの都合上乗り換えが可能でシミュレーターをこなせば主人公も搭乗可能だが、女性パイロットしか乗ることが出来ない仕様。 活躍 参入は第五話「新たな力、新たな敵」。 恐竜帝国が太平洋から総攻撃を仕掛けて来たために本土上陸を防ぐべく海域で戦うゲッター軍団。 だが圧倒的な物量で迫るメカザウルス達にパイロットも機体もじわじわ消耗していく。その時…… 研究員「レーダーに反応あり!」 弁慶「あ、新手か!?」 隼人「いや、違う!」 竜馬「何だぁ!あれは!」 隼人「あれは大型輸送機クジラ!」 早乙女「来てくれたか!橘博士!」 ハイテク搭載移動メカニック機クジラ2005Dと共に援軍に駆けつけてくるのがゲッターロボ斬だった。 橘博士の号令と共にクジラからゲットマシンが発進するムービーも流れるが、ゲッターチェンジまではやってくれないのが残念である。 各形態の説明 ゲッター烈火 上から烈火号+紫電号+金剛号の順に合体した、ゲッター1にあたる基本形態。 ウサミミを連想させる角と四枚の羽を持つしなやかな身体つきで、くノ一を思わせる姿。 海や山ではちゃんと空を飛び、静と動を合わせ持ちスペックも充分。 主な武装・技 火斬刀 両手に携えた忍者刀。 茜の剣技と相まって切れ味も抜群。 合わせ風車 ゲッター1系統のトマホークブーメランに該当する技。 火斬刀を連結し双頭刃にした後豪快に投げつける。 花乱舞 高速で敵に向かった後膝蹴りを繰り出して、掌打→しゃがみ蹴り→サマーソルトキックの順で攻撃する。 二刀花乱舞 花乱舞の強化版で、火斬刀で連続攻撃する。 パイロットがレベル15にならないと使用できない。 斬魔光 ゲッター1系統の十八番ことゲッタービームに該当する技。 両手を突き出しながら光線を放つ。 ゲッター紫電 紫電号+金剛号+烈火号の順で合体するスピード重視の機体。 見た目は真ゲッター2に近いがドリルはライガー寄りで、桃色の頭巾を被ったような上体を持つ。 ただし、基本装備は千極針及び疾風針といった射程1のものしか持っておらず、反撃に滅法弱い。 本来なら射程はあまり気にならないのだろうが、ゲーム中でのゲッター2形態は「エネルギー節約したいけど敵にも攻撃したい」というコンセプトがあることを考えるとやや逆風である。 地下逃げや移動力はいいのでなんだか勿体無い。 主な武装・技 千極針 分身と共に敵に接近し、ドリルを突き刺す。 突き刺した際、ハリセンボンのごとき光の針が敵の体を突き破るエグい演出が見られる。 疾風針 高速で接近し、ドリルで連続突きを繰り出す。 蛇閃光 MAP兵器その1。 高速回転したドリルから複数のエネルギー球を螺旋状に放つ。 5マス離れた敵を狙う時に使おう。 ゲッター影分身 MAP兵器その2。 ゲッター2系統のゲッタービジョン&マッハスペシャルにあたる、ゲッター紫電の最大奥義。 分身を繰り出しながら、音もなく複数の敵を攻撃する。 ゲッター金剛 金剛号+烈火号+紫電号の順に合体した水中戦向きパワー形態。勿論ゲッター3に相当する。 ポセイドンより小さく軽いのに出力は10万馬力も上である。(烈火と紫電はGと同じ) 主な武装・技 突撃 その名の通り猛スピードで突進する。 破岩掌 腕をぶんぶん振り回した後巨大化、そのまま攻撃する。 ゲッター烈火の二刀花乱舞と同様、パイロットがレベル15にならないと使用できない。 大刃手裏剣 巨大な卍手裏剣を豪快に投げつける。 横一列に並んだ敵を攻撃することも可能。 修羅爆雷 ゲッター3系統のゲッターミサイルに該当する技。 ……なのだが、 ①ミサイルを上に放り投げる ↓ ②体当たりで敵を吹き飛ばす ↓ ③吹き飛ばした先にミサイルが落下 ……というコントのような荒技。 楓が「こっちに来ないで~!!」とギャク調の泣き顔で出した際にはさらに腹筋が崩壊しかねないであろう。 操縦者 ゲッターロボ斬は女性パイロットが操縦するが、ゲッターチームの法則に従い1号機=熱血、2号機=クール、3号機=デブぽっちゃりというキャラ付けが施されている。 説明書によると3人とも忍びの隠れ里出身であり、浅間学園に通う女子高生である。 (浅間学園とはテレビアニメ版のリョウ、ハヤト、ムサシ、ミチル、ベンケイらが通っていた学校。) この設定がゲーム内で生かされているかと言えば微妙であるが……。 水樹茜 「力を合わせて頑張りましょ!」 CV:角田早穂 烈火号/ゲッター烈火のメインパイロット。 勇敢だが無鉄砲、責任感の強い熱血タイプ。 剣術に長けており剣道では橘翔のライバルである。 特殊能力はゲッター線回復量の増える「収集」。斬魔光といったビーム攻撃を使う際にうってつけなスキルといえる。 秋山椿 「椿よ……よろしく頼むわ。」 CV:吉武範子 紫電号/ゲッター紫電のメインパイロット。 短髪で紫のアイシャドーが特徴的で、プライドが高い。 古武術の心得がありメカにも精通しているが、あまり自分から動く事はない。 特殊能力は「2回移動」。 柴崎楓 「え~と~…あの~…、がんばりまぁ~す。」 CV:土屋実紀 金剛号/ゲッター金剛のメインパイロット。 ふくよかな肉体とおっとりした話し方でギャグ顔を度々披露するムードメーカー。 火薬全般の知識が深く、しかも体形の割りに素早い。ただし虫は苦手。 特殊能力は自分と味方機の場所を変える「交換」。経験値稼ぎに連打しないように。 余談 双葉社から発売されたコミックアンソロジーでは、長谷川裕一先生を初めとする様々な漫画家による斬チームの雄姿が見られる。長谷川先生以外者殆どチョイ役とか言わない。 この手のオリジナルキャラの常として、資料の少なさによる作家ごとのキャラの書き分けの違いが起こっているが、それを楽しむのも一興だろう。 楓はペコちゃん風に描かれる事が多い。 追記・修正は女主人公でゲッター合体訓練に成功してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 椿は男にしか見えねえ -- 名無しさん (2019-01-20 11 30 01) 忍たまのいつもの3人娘かな?(グルグル目) -- 名無しさん (2019-02-26 14 46 24) ゲッター烈火はパイロット能力も合わさってゲッター線切れまでに射程5の斬魔光を2,3発撃てるから結構使いやすかった。 -- 名無しさん (2021-09-28 08 59 11) 名前 コメント