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同じ屋根の下に三人の美少女(妹ルカ含む)と同居する青山春樹。 そんな彼も一人の少年。持て余す性欲に…… 『はぁはぁ…柔らかそうな胸してるぜ』 『やぁ…おっぱいばかり…い、いや…』 『胸の大きさよりは……やっぱり形だよな』 『あんっ…吸っちゃだめぇ…ハルのエッチ!』 『もういいみたいだな…うっ!!…気持ち良い!!』 『あ、あんっ!!く、くぅん!!……あふっ』 少女の胸の上のいやらしく動く手は、敏感な部分を探り当て、ルカを高ぶらせていく。 『は、ハル…い、いいのっ!!あ、あああ…も、もうわたし……!!』 『く、俺、は限界…で、出るっ!!』 『あ、あふっ。ハルっわたしぃ、い、いっちゃう……!!』 ガチャ×2 真「はるくん、おやしょくつくって……」 甜「ルカちゃ~ん、お風呂空い……」 2、3秒の沈黙の後…… 「ノック位しろ(て)―――!!!!!!!」 青山兄妹の近所一帯に響く悲鳴がこだました。 …5分後、真智子は真っ赤な顔で、夕圭は満足げな顔面に足形を付けて気絶していた。 春「囲炉裏にオナってる所を見られた…orz」 ルカ「夕圭ちゃん…襲いかかったのが悪いんだからね!!」
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「ただいまは~」 「おじゃましま~す」 かがみはこなたの家に遊びに来ていた。 「ふう…今日は寒いわね~」 「そうだね~。私の人肌で暖めてあげるヨ」 「…何か温かい飲み物を頂けると嬉しいのですが」 この時言ったこなたの言葉が冗談ではなくなったのはそれから間もなくのことだった。 こなたがあったかいお茶をお盆にのせて部屋に入ろうとしたその時… 「わあっ!」 お茶を入れて持ってきたこなたが、ドアのへりに足をつまづけた。 「あっ…」 転びそうなこなたを受け止めたかがみ。しかし、おかげでもろにお茶をかぶってしまった。 あまり熱くはなかったけど、かがみの服はしっかりと濡れてしまった。 「も~!何してんのよあんた…!」 「あう~ごめんよかがみん~」 ハンカチでかがみの顔をふくこなた。 「びしょぬれになっちゃったね…。でも、ありがと!かがみ。私を受け止めてくれて」 「つ、つい体が動いちゃっただけよ…」 「だから、私はかがみの心も受け止めるよ」 「変なこと言うなっ!!」 「いや~でもかがみは運が良かった!こんなこともあろうかと思って、ストーブを用意しておいて良かったヨ」 「こんなことがあるのか予想できたのかあんた…」 「ささ、かがみ脱いで脱いで。風邪ひいちゃうよ?」 「ええ!?いいわよ…着たまま乾かすから…」 「だ~め~!かがみ早く脱いで脱ぎなさいてゆうかさっさと脱げ☆」 「ちょっ!コラ!やめええっ!! そう言った頃には既にかがみの服は脱がされていて、下着すらも脱がされていた。かがみは一糸まとわぬ姿になっている。 年頃の女の子が人前で裸でいて平然としていられるわけがなかった。 「こ、こなたぁ…服…着させてよ…」 かがみは顔を赤くしながらこなたに懇願する。 かがみは足を曲げて、大事なとこは手でしっかりと隠している。 しかし、こなたはかがみの後ろを見ていった。 「や~かがみのおしりえっちぃねぇ」 「!!」 かがみが後ろを向くと、服装をチェックするための鏡が、全裸の自分の後ろ姿を写し出している。 「あっ…あ…」 急いで鏡をどけたいと思っているのに、手で大事なところを隠しているため動くことができない… 「さあ、かがみんの身体検査の始まりだヨ!」 「ちょっ、ま、待ってよ!私一人裸なのよ…!恥ずかしくてたまらないわよ…!」 「へぇ~じゃあ、私も脱げば、いいんだネ?」 「ち、違っっ!!そういうイミじゃない!!」 そう言うとこなたはすぐに自分の服を脱ぎ始めた。そして、かがみの前で全裸になった。 こなたの方もさすがに恥ずかしいのか、足をもじもじさせている。少し頬が赤い。 「雪山遭難シチュを体験するのだよ。かがみと裸で抱き合うの!」 「なっ!…そそ、そんなことできるわけないでしょ!!第一、実際にそんな事して助かるワケないでしょ!!」 「こんな時でも強気になれるかがみ萌え。…でも、裸じゃかがみカゼひいちゃうかもヨ?」 「で、…でも、いやよ。恥ずかしくて私には無理…」 すると、こなたはシュンとした表情になって、 「…だってさ、かがみ着る服ないでしょ…風邪ひいちゃったら私のせいだもん… そんなにわたしのことイヤ…?」 こなたにこういう態度されると、かがみは途端に優しくなってしまう。 「えっ、う、ううん! …馬鹿ね。こなたのこと嫌いになるわけないでしょ…」 「ありがと~かがみん♪」そう言ってかがみに飛びついた。 「ちょっ、だからこういう事は…」 「か~がみぃ♪」 (もうこいつ私の話聞いてねえ) ぎゅっ。 こなたは座っているかがみの足の上に座って、抱きしめた。 生まれた姿のまま抱き合う行為の恥ずかしさと、こなたの肌を直接感じるかがみ。 (は、裸で抱きあうなんて…しかも、こなたと…) 「かがみ…あったか~い」 こなたが、ごろごろとかがみになついてくる。 (どうしよう…何やってるんだろ私…顔がすごく熱い……こなたの小さい胸があたってるし…) 「あぁ…」 こなたが体を動かすと、胸の小さな突起がかがみの体にこすれる。 「…あ」こなたが気付いたように言った。 「な、何よ…」 こなたがニヤっと笑う。 「かがみ…乳首勃ってますネ?」 「やっ…やめてよ…!///しょうがないじゃない…あんたが、いきなり…」 「もぅ…かがみんは可愛いなぁ。こーゆー時くらい素直に甘えてくれればいいんだよ…よしよし」 「…」 一瞬訪れた二人の沈黙 「かがみ、ちょっと触らせてね…」 「きゃっ!」 こなたが、かがみの胸をふにふにともんでくる。 「やわらかいなあ~かがみのおっぱい」 「は、はっきり言うなあっ!///」 固く勃起したかがみの乳首をくりくりと指でつまんだり、先っぽを指でさわる。 「はあ…はあ…くぅ、あぁ…」 かがみの息が荒くなってくる。 (感じてきてるね、かがみサン。じゃ、次はこっちを看てみましょ♪) 「ひゃああっ!!!」 股にあるスジの部分も線に沿って優しくさわる。 体を抱きしめたまま耳もとでそっとつぶやく。 「かがみ」 「…何よ」 「濡れてる」 「んなっ!!」 かがみの顔は真っ赤だ。 (あ~ん、もうかがみ可愛すぎるよ~。もう我慢できませんヨ) ずぶっ 「う゛っ」 こなたはかがみのスジの中に指を入れた。 「はぁっ、はっ、はっ…」 体ががくがくと震える かがみの中で、右手の指を自在に動かす。円を描くように回したり、指ではさんだりして刺激を与える。 「んああ!!ひゃああああ!!!うん…、うくぅ…うぅう!!」 こなたの指がかがみの奥の方まで深く差し込まれる。 「ずるっ…ずるる…」 指を抜いていく。 「つぷぷ…ぬちゅ」 そしてまた指を入れる。 かがみはふるふると震えながらこなたの体をしっかり抱きしめる。 こなたは今度は左手で胸を弄る。 「だめっ!胸と両方は…」 「もっと気持ち良くなってね☆かがみん!」 「んぐ!!くは、はぐっ!!!す、すごいよぉ、こなたぁ…はぁはぁ」 ずぽっ。 こなたは右手の指を抜いた。すると、かがみの股からトロトロの液が溢れ出てきた。 「ん、ちゅぱ、…こくん。」 こなたは指についた液を飲んだ。 「はあ、はあ、こなたぁ…」 「次はこっちだよ!」 ずぼ。 「!!!!」 おしりの穴に指を差し込んだ。 「ん、あっ!!!!」 かがみは今までで一番大きな声をあげた。 「気持ちい?かがみ?」 「は、恥ずかしいからそこはだめぇぇっ!!!うあっ!あんっ!!き、汚いわよぉ…」 おしりの穴が一気にぎゅうと指を締め付ける。こなたは構わずその指を出し入れする。 指を引き抜こうとすると、なんだか異物が肛門の奥からにゅるにゅると出されるようで… 「こなた!!そこはだめぇっ!!!なんか、なんか出そうになっちゃうっ!!」 「大丈夫だよかがみ、それはそういう風に感じるモノなんだよ」 (…実際に出されちゃったらさすがにちょっと困るかもネ) ずるずる…ずぶっ、ずぶっ、ずるる… 「ぐっ…!!!くふぅ、ぁ…やぁ…きゃあぁ…」 こなたはかがみのクリトリスをつんつんとさわった。 「ひゃああああ!!!!あうっ!あうっ!」 「さて、そろそろイっちゃいそうかな?かがみさんや」 「イクぅ…イクぅ…ああっ!!…っ…イクうううううぅぅぅぅぅっっ!!!」 「かがみ、すごい声だったねぇ~」 こなたは指をきれいにふきながら言った。 かがみは座ったまま胸を抑えて深く呼吸してるだけだった。 今までの恥辱に耐えきれなかったのか何も喋ろうとしない。 「かがみ」 「…」 かがみは黙っている。 こなたはかがみの正面に座って、少し恥ずかしそうに言った。 「こんどは…私の体…さわっていいよ」 「…」 「次はかがみが私を看る番だよ」 「…」 「私に…えっちなことして、かがみ」こなたが顔を染めて言う。 「…」 そう言った途端、かがみがこなたを押し倒した。 「あんたのせいなんだからね…!あんたがいけないんだから…!!」 少し涙目で言う。 「うん…分かってる…」 「あんたが変なことばかりするから…私まで…!!」 「ごめんね…だから…今度はかがみが…ね?」 「こなたぁ…」 体を起こして、かがみはこなたの小さな体を抱きしめる。 かがみが、ふと壁の方を見ると、こなたの後ろ姿が鏡に写し出されているのが分かった。 「あ…」 自分よりずっと小さな体。かがみのふとももの上に足を広げて座っている。 こなたのおしりが丸見えだ。 「どったの、かがみん?」 こなたはかがみの目線に気付いて後ろを見る。 「…あ」 自分の裸の後ろ姿を見て、こなたの顔が少し赤くなる。 「やだなぁ…こっそり私の後ろ覗いてるなんて…かがみはえっちなんだから…」 「ち、違…」 「ちゅーして」 こなたが目をつぶってお願いする。 「へ…」 「ちゅー、して」 「え、でも、その…」 「はやくぅ」 「…」 かがみはこなたの頬に手をかけた。こなたの顔の温もりが伝わってくる。 そして、息を深く吸って、自分の唇を、こなたの、唇に、合わせる――――― 「はぁ…はぁ。すごいドキドキしたよかがみ…」 「わ、私も…」 「…じゃ、私を…好きにしちゃってイイヨ、かがみ」 「う、うん…ふふっ」 二人の仲が甘い雰囲気に変わっていく。 「ん…(始めてだから、うまくできないかもしれないけど…)」 かがみは、こなたの耳や、首の辺りをなめたり、キスをしたりしてみる。 「ちゅ…ちゅっ、あむ、…ぺろっ」 「あ、あはっ!かがみ、くすぐったいよぉ…」 首をすくめてこなたが体を捩って喜ぶ。 「ど、どうかな…?」かがみがちょっと不安げに尋ねる。 「すごい、気持ちいいよ…」 「そう、良かった…」 「じゃあ次…おっぱい…」 こなたがかがみに次に触ってほしい場所を指示して、横になる。 「うん…」 かがみは寝ているこなたの体をまたいで、こなたのお腹におしりを乗せる形になった。 こなたの小さな胸をさわる。 「あ…!」 こなたが声を出す。 「大丈夫?」 「うん…続けて…」 (こなたって、胸小さいのに結構感じるのかな…) 自分が興奮してくるのが分かる。 こなたの胸を優しく揉む度に「あん…」とか「ぅあっ!」と言う声が聞こえる。 (こんなこなた始めて見た…胸をさわる度に喘ぐこなた…可愛い…) 胸を指先で刺激しながら、耳を舐める 「んあ…かがみ…かがみぃ…」 こなたの小さい乳首もちゃんと勃起している。かがみは、乳首を吸った。 「ああああああああん!!!!」こなたの切ない喘ぎ声が部屋を満たす。 「はあ、はあ、はあ…もう、かがみのえっち…」 「…」 その言葉でさらに興奮するかがみ。そして今度はこなたのアソコをなめる。 「ん、ぺろっ、ちゅ…ちゅぱ。ん、んくっ!…じゅるじゅるじゅる…」 「んあああ…!!かがみの舌がぁ…ああ…私の、私の膣にぃ!」 「ちゅる、ちゅ、くちゅくちゅくちゅ!!ぬるっ、ぺろっ、じゅぽ」 「あ!はあぁ!んあぁっっ!!もうだめ、出る…!!」 ぷしゃああああああ…ぴゅっ、ぴゅ… こなたの股の間から噴水のように液を噴き出された。 「わっ…すごい…」 「はぁっ、はぁっ、わ…私、しお…噴いちゃうんだ…はあはあ」 「落ち着いた?」 倒れたままになってアソコを手で抑えているこなたに言った。 「うん…」 「こなた…もう一回だけ…いい?」 「かがみ…結構やるね…でも…いいよ」 二人は唇を合わせ、わざと音をたてながらむしゃぶりつくようにキスをする。 「ちゅ、ちゅく、ちゅぱっ、…んん、くちゅくちゅっ、…ぷはぁ…」 涎が口についたまま二人は目を合わせる。 「…いくよ」 こなたはかがみの乳首を口に含んで、軽く噛んだり強く吸った。 「あ、あああああああああああ!!!!!!!!」 かがみが体をびくんと痙攣させて、すごい声で叫ぶ 「かがみ、感じすぎだよ…」 「だって… だってぇ…」 刺激と大声で叫んだ恥じらいで、かがみの顔が真っ赤になっている。 そして、こなたの指示でお互いの秘部をさわりあう。 「…もういいかな」 こなたは自分の足を広げる。股のスジが開いて、愛液の糸がひいてるのが見えた。 そして、かがみは自分のアソコをこなたのアソコと密着させた。 かがみは腰を上下に動かす。 「…!!…っっ………っは!!………くぅぅ……あ!はぁっ!!……」 こなたはあまりの快感に息ができない程あえぐ。 「んっ!んっ!…んんっ!んっ!く、ふ…っ…!んっ!んっ!んっ!んっ!」 かがみは真っ赤な顔で目をつぶりながら、ひたすら腰を動かす。 ぐっちゅぐっちゅ…ちゅく、ぐちょ、ぬちゃ、ぬちゃ… 二人の、なかは既にびちょびちょに濡れてしまっており、合わさった部分から恥ずかしい音が聞こえる。 「ぅぐ、ぁ、は!!は!はぁ!!あんっ!あんっ!!あんっ!」 始めて聞くこなたの大人の喘ぎ声。 幼い声なのに妙に大人っぽく感じる叫びが、かがみを一層興奮させる。 「うあ!!はあっ!はあっ!いやぁ…!!す、ごい…あん、あんん…!」 「かがみぃ…かがみぃ…!かがみぃっ!!」 「こ…な、たぁっ!!…ぐ!!うぐっ!!ふぅ…あ…ぐぅ…!!」 かがみはこなたのおしりを鷲掴みにする。 「あぁあ!!あぁあ!!」 「こなたあ…!あぅ…あぅっ、あっ、…わ、私…もう…やばい…!!」 「かがみっ!かがみっ!アソコが…わたしのアソコが…きゅんきゅんいってるよぉ…!」 「こなたぁ、私もっ!うぐっっ!!!私もっ!…イきそぉ!!」 「うぅうっ!!!うぅうっ!!!うぅうっ!!!出る!出そう!出ちゃうっっ!!」 「出ちゃうよぉぉっ!!!」 …ぶしゃあっ!!! 二人一緒に絶頂した。 こなたの膣から勢いよく出る液がかがみのアソコにかけられる。 二人の下半身はすっかりびしょぬれになってしまっていた。 その後… 「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…か、がみぃ…」 「こなたぁ…」 「かがみ…すごいえっちなんだね」 こなたは赤い顔で少し笑いながら言った。 「ご、ごめん…でも最初に迫って来たのはあんたでしょ…」 「いざ、攻められると暴走しちゃうのはツンデレの真骨頂だよネ♪」 「ばか…」 かがみが薄目で目をそらす。今のかがみの顔はすごい色っぽい。 「かがみのそうゆうとこも… …好き」 こなたは口に少し微笑を加えた真顔で言った。 「や…やだ…本気で言わないでよ…////」 「かがみ…私にも言って」 「え…………」 「言って」 「… ぅ、 うん…」 こなたはにっこり笑った。 「こ、こなた…」 「うん」 「…わ、 …私…」 「うん…」 「…」 「こなたのこと、好きよ。 …すき」 「…」 「好きなんだからねっ」 「かがみぃ…」 ちゅ。 こなたはかがみの可愛さにたまらなくなってキスをした。 かがみは、まだこなたと目を合わせられないでいるが、嬉しそうだった。 「「好きなんだからねっ」っていうとこが、なんだかツンデレっぽくて萌え」 「…うるさいなぁ」 「3回も言ってくれて嬉しいよ…かがみ…えへへ」 「こなた…ふふっ」 お互いに目を合わせて笑う。 それから後も、私達二人はずっと愛し合った。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-09-24 20 04 55) 原爆<☝ -- 名無しさん (2012-08-10 20 54 59) 俺に9999のダメージを与えた! 俺は萌え死にした! -- やばい (2010-02-19 09 46 40) 甘エロ〜 (胸ぺたの曲っぽく) -- 名無しさん (2009-10-05 20 31 43) 萌GJ -- 名無しさん (2009-09-19 07 19 05) いくらなんでも甘すぎる だがそれがいい(^-^) -- オビ下チェックは基本 (2009-06-07 23 08 59) 素晴らしい… -- 名無しさん (2009-04-04 16 11 05) なんという核兵器… -- 名無しさん (2009-02-24 01 12 30) やべえ -- 名無しさん (2009-02-22 21 30 50) キ・キタアアアアアアア -- 名無しさん (2009-01-04 11 23 32) エロスエロスw萌えました -- 名無しさん (2008-10-19 23 37 59) gj -- 名無しさん (2008-09-29 16 02 09) キャーーーーー -- jsqsho (2008-09-13 15 11 46) こっ、これは…鼻血出そうです。 -- 無垢無垢 (2008-08-26 00 28 37) いぇぇぇい!!好きなんだからね!萌え* エロス~ -- 名無しさん (2008-08-20 11 36 48) 甘い…そして、エロイ!! -- 名無しさん (2008-06-16 11 24 12) ががみ、こなた、…エロい!! -- 名無しさん (2008-05-31 15 57 15) gj! -- 名無しさん (2008-04-11 03 22 25)
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「え、ええと……」 古泉は明らかに動揺した様子で左右を見渡す。 そりゃあ、奴にしてみれば、突然フタナリになったせいで性欲が高まり、その処理を していた所を踏み込まれたんだ。ハルヒの視線を感じ取っていたようだし、どこから 見られていたか把握しているだろう。 言われるがままに覗き見をしながらビデオ撮影をした挙げ句、欲情までしてしまった 身で言える台詞ではないが、動揺するな、と言うほうが無理な話だし、俺が奴の立場 だったら、死んだフリでもしてその場をやり過ごすだろう。実際、気絶の一つや二つ ぐらいはしてもおかしくない状況だ。 だが、奴は左右に居る長門と朝比奈さんを一瞥すると、気丈にも真っ正面に居る ハルヒの顔をじっと見据えて言った。 「何故…涼宮さんはこの時間に……?」 恐らく奴は、俺たちがどうやって『この時間帯に』『この部屋に』来たのか察したのだろう。 その推測は恐らく正しいだろうが、果たしてハルヒはどう答えるのか、そう思っていると、 「それは、古泉くんが休んだ理由と同じよ」 ハルヒは呆然と半立ち状態のままな古泉に近付いて膝を付くと、片方の手で奴の 両胸にある乳房の片方を揉みほぐす。 「――信じられないことが起きたの。ただ、それだけ」 わざわざ『ほんの少し過去に戻った』とも、建前で『心配でお見舞いに来た』とも言わず、 ただその一言で片付けると、もう片方の手で奴のモノに触れる。 「……あれだけ出したのに、まだ元気なのね」 古泉はハルヒに体の状態を指摘され、羞恥で頬を赤く染めると体を震わせる。 九分九厘、ハルヒが何を言い出すのか解っているのだろう。 「でも、大丈夫、あたしたちが古泉くんの欲望を全部出し尽くしてあげるから」 ハルヒは長門と朝比奈さんに古泉を抑えつけるよう命じ、奴の体の汚れ等を拭き取ら せた後、俺たちにテキパキと指示を出し続け、 「あ、有希はズボン脱がせて。みくるちゃん、上着のほうはそのままでいいから。キョン、 あんたは床下にあるソレを片付けておいて」 奴の精液まみれになっているビデオテープを指差す。 しかも、駄目押しに、 「ちゃんとティッシュで綺麗に拭いてね」 なんて言いやがった。 ち、ちょっとまて! 何で野郎の自家発電の後処理をしないといかんのだ。 「雑用係だから」 このSOS団においてカースト制度の最下層に組み込まれている俺は、反論しても無駄だと 悟っているので、恨めしがましい奴の視線を背に、下に敷かれていたタオルで拭き取る。 既に汚れまくっているこのタオルも洗濯行きだから構わんだろう。 そして、俺が拭き終えた物を棚の上に置くと、 「キョン、あんたは撮影係ね。後で古泉くんが使うんだから、ボカしたら承知しないわよ」 ハルヒはさらりととんでもないことを言ってのけた。 いや、この状況下だと流石に後ろめたいから、俺が撮影係なのは全然構わないが、 奴がどんな表情でいるかは……語るまでもない。 あれから数分後――このカオスな状況に、早くも俺の後ろめたさは吹っ飛び、 それどころか一旦は萎えていた股間が再び硬くなっていた。 悲しいかな、男ってのは何でこうも即物的な生き物なんだと呪わずにはいられない。 ……一旦トイレにでも行って抜いて来たほうがよかったかな。 「あっ……そんなにきつく揉まれたら……やっ……」 朝比奈さんと長門に腕を押さえられながら、両胸を揉みほぐされている古泉は、イヤ イヤと激しく首を振りながらも物欲しげな表情で淫らがましく喘ぎ声をあげていた。 「そんなことないですよぉ。ここだってしっかり喜んでいるじゃないですかぁ」 「ひゃっ!?」 朝比奈さんがツンと立った乳首を指の腹で撫で回すと、 「嘘。貴方はこの行為によって快楽を得ている筈」 「ひぃっ!」 長門は長門で同じくツンと立ったままの乳首を軽く摘む。 さっきあれだけ出したというのに、奴のモノは立派に立ち上がっていて、先端からは 先走り汁が滲み出ていた。 一方、ハルヒは、 「みくるちゃん、有希。あたしがいいって言うまで、胸に触る以外のことをしちゃダメよ」 股間そのものではなく、股間付近の太ももを執拗に舐め、 「んっ……あぁ……」 更に、太ももと割れ目の境目付近へゆっくりと指を伸ばし、あくまでもその場所だけを 指先でなぞる。自然と、割れ目からは愛液が滲み出てきた。 「あんっ……やっ、めぇ……」 古泉は声をあげると、時折押さえ付けられている腕を微量に動かしながら腰を振り始める。 「ふぅん……ここをこんなにさせているのに嫌なのね?」 ハルヒは太ももから顔を離すと、先走り汁が溢れている先端へもう片方の指先を伸ばすが、 「あ……」 てっきりそのまま先端へ触れるだろうと思ったその指先は、寸前でそのまま留まる。 勿論、その間も他の二人の手で胸は揉まれたままだ。 「あ、あぁ……」 古泉は潤んだ目で口を半開きにして、小刻みに腰を震わせている。 「ここを触られるのが嫌なの? それとも、他の部分を触って欲しいの?」 ハルヒは物欲しげな古泉の顔を見据えて言い放った。 「あたしにどうして欲しい?」 「うっ……あぁ……」 「このまま暴発させる? 見物としてならいいんだけど、可愛いSOS団団員で、しかも大事な 副団長なんだもの。このまま我慢させるのは忍びないわ」 「あぁ……す、ずみや、さ……」 「どうなの? 古泉くん。このままでいい?」 「……お、ね……ます……」 執拗なハルヒの言葉責めに、古泉はもはや涙目状態で体を震わせている。 「はっきりと言って。撮影しているキョンの耳にも届くように」 奴はこの光景が録画されていることを思い出したのか、ピクっと体を固くさせる。 だが、両胸から得ている微量だが止まらない快楽と、ハルヒの視線に為す術もばかった。 「……お、お願い…します……」 「何を?」 羞恥に耐えかねて頬を染める古泉だが、ハルヒは容赦なく聞き返す。 「さ、わって…ください……」 「何処を?」 奴は観念したのか、恐る恐る、だが俺にも聞こえるようにはっきりと言った。 「お、お願いします……僕の…モノに…触って下さい……」 「『モノ』って表現は減点材料だけど、まあいいでしょ」 ハルヒは古泉のモノに手を触れると、 「キョンだったら絶対にパイズリって言ってたわ。触るだけなんて、本当、古泉くんは謙虚ね」 俺に顔を向けてにやりと笑みを浮かべた。 その瞬間、奴は再びピクっと体を固くさせ、何かに怯えるような目で俺を見つめている。 ……もしかして、さっき反応したのも録画されている事実ではなく、ハルヒが俺の名を呼んだ からなのか? 「みくるちゃん、有希。胸に触る以外のことをしていいわよ」 言い様のない苛立ちを感じながら、ハルヒはそのことに気付く様子もなく、奴のモノを扱き ながら二人に命じた。 それから―― 「あぁん……あんっ」 朝比奈さんは執拗に古泉の両胸を揉みほぐしながら乳首を中心に舐め続け、 「ひゃ……んっ!」 長門は奴の脇腹から腹にかけてなぞるように舐めている。 「んぁ……っ、や、ぁ…っ」 ハルヒは古泉のモノを片手で扱く一方で、もう片方の手で割れ目付近をなぞっている。 そして俺はというと――奴の股間付近にカメラを向けるよう命じられていた。 ハルヒの顔と奴の股間にピントを合わせると、ヒクついている割れ目から目を逸らすため ファインダーから顔を離す。 正直、このまま見続けていると股間が危ない、というのが大きい。 すると、真っ先に情欲に身を任せている古泉と目が合った。 「あぁ……や、だぁ……」 奴は俺の顔を見るなり怯えた様子ながらも、劣情をそそる目で俺と、俺の盛り上がっている 股間を見ている。 「や……み、ない、で……」 やかましい。そう思うならそんな目つきで見るな、そんな声で言うな。 「あ、あぁ……」 女三人に責められ続けて、絶頂が近くなったのだろう。 「やめ……だめぇ……」 古泉が焦点が合わない目でカメラを見ながら体を激しく痙攣させると、 「ダメ……やんっ……見ないでぇっ!」 奴の先端から飛び出る精液がハルヒにかかると同時に、割れ目から愛液が溢れ出す。 「や、だぁ……お願いだから…出ない…でぇ……」 それでも、どくどくと流れ出す精液は容赦なくハルヒを汚していき、下から出る愛液は床を 塗らしていった。 「あ、あぁ……ごめ、んなさ……」 精液まみれのハルヒを面前に、古泉は涙目で口を半開きのままだ。 「さっきあれだけ出したのに、まだこんなに出るなんて」 「ひゃぁっ!」 ハルヒは顔に掛かっている精液を舐めながら、出し尽くしたばかりの敏感な先端を触ると、 たまらず奴は声を出す。 「やんっ……やめて、くださ……」 「ここをこんなに固くさせてるのに?」 一旦萎えかけていた奴のモノは、ハルヒの掌に収まると再び固さを増す。 「あ、や、だぁ……」 「ふぅん……あたしの手が嫌なの?」 ハルヒは意地悪く言うと、今まで触られていなかった割れ目に手を伸ばす。 「ひぎゃっ!」 「あら、こんなに濡れてるのに、ちょっときついわね。……もしかして、また処女に 戻っちゃったりしているのかしら」 ハルヒは一旦手を引き抜いて、その手を口元に当ててカメラ目線で命令した。 「ま、キョンも限界のようだし、テープも残り少ないだろうから、ここから先は撮影なし でいきましょう。古泉くん用のオカズにはこれで十分だから」 怯える奴には悪いが、俺が異論を唱えなかったのは言うまでもない。 「ひぃっ!」 カメラを置いた俺が近付くと、古泉は露骨に怯えた表情を見せる。 ……一体俺が何をしたと言うんだ。 俺が軽い苛立ちを覚えていると、 「キョン、あんた何かしたんじゃないの? 古泉くん、怯えてるじゃない」 だから、俺はまだナニもしてねぇ! 「………」 気を取り直して、奴の下腹部のほうへと回ると、 「いきなりソコなの、ホント、キョンってツケベよねぇ」 ハルヒが古泉の両胸を揉みほぐしながら、ニヤニヤと含み笑いを見せる。 「キョンくんズルイですぅ」 続いて朝比奈さんが非難がましい目つきで俺を一瞥すると、奴の男性器 の根本付近を撫で始め、 「男性器……いいかもしれない」 長門はトンデモないことを良いながら、小さな手で奴のモノを握っていた。 ……まさか今度はお前がフタナリになるとか言い出すんじゃないだろうな。 頼むからそれだけは勘弁してくれ。 「ツケベなのはいいけど、いきなり入れちゃダメよ」 俺がそこまで考え無しだと思うのか? 「その股間の膨らみを見たら、誰だって思うわよ」 今までビデオカメラ持ちっぱなしでお預け状態だったんだ。 股間がこうなるのは仕方ないだろ。 「………」 古泉の霰もない様子を見て、強引に入れたい衝動に駆られるが、奴が 潤んだ目で怯える表情がちらついて思いとどまる。 そして、俺は古泉の割れ目付近に顔を近づけ、舌先でそっと舐め始めた。 「ひゃっ!?」 「へぇ……ま、キョンじゃテクもないし、舌が無難かもね」 からかい半分のハルヒに構わず、俺は既に愛液塗れになっている割れ目へ 舌先を運ぶ。 「ふぅ……うっ、んんんっ」 奴は小刻みに体を震わせる。 ……この位置だと、朝比奈さんと長門の影で奴の表情は拝めないから、 少々早まったかもしれない。 俺が大きく舌を動かして割れ目付近を舐め上げていると、長門と朝比奈さんが 音を立てて奴のモノを口に含めている。上目遣いに見た分には、長門が先端の 部分で朝比奈さんが陰茎を横でチロチロと舐めているのだろうか。 少しばかり上の情景を眺めていたい衝動に駆られながら、俺は指でヒダの 部分を広げると、その内部のピンク色の部分に舌を伸ばした。 「はぁっ……あん、んあぁっ」 舌を深く突き入れて左右に動かすと、くちゅくちゅと愛液をかき混ぜる音が響く。 「あんっ……あぁっ、はぁん」 上下からの刺激に耐えきれないのか、奴は激しく身悶える。 「そそる表情しているわね、やっぱりカメラないほうが安心感あるのかしら」 「そ、それはぁ……んっ!」 奴がハルヒの言葉に反応する度に、中から舌先に愛液がこぼれ落ち、 「あら、違うの? だったら今からでもビデオ撮影再開する?」 「や、やぁ……んっ、それ、はぁ……あぁんっ」 それを舌を動かして掬うも、その度に新たに愛液が滲み出てくる。 俺らが執拗に舐めているのと、ハルヒの言葉責めのとっちが感じているのか ――どうも後者のような気がしてならない。 「………」 何度目なのか解らない苛立ちを覚えながら、下腹部から顔を離して体を起こす と古泉と目が合う。 奴は何かに怯えるような目で、俺と俺の盛り上がっている股間を見ていた。 「……悪いが、もう限界なんだ」 何がどう限界なのか――俺の下半身なのか、奴が俺に見せる表情なのか、 ハルヒの言葉一つ一つに反応する奴の態度なのか、恐らく全部だろう。 俺はズボンのファスナーから自分のモノを取り出すと、そっと愛液で濡れまくって いる割れ目付近に当てた。 「あっ……」 奴は身を固くするが、それに構わず強引に自分のモノを突っ込む。 「いたぁ……んっ」 大分舌先で舐め回してほぐしたと思っていたが、奴の中は狭すぎて半分ほど しか挿入出来ない。 「大丈夫ですかぁ?」 朝比奈さんが奴の陰茎から顔を離し、色っぽい眼差しで俺に問い掛ける。 いや、その瞳で見つめられると、俺のナニが大丈夫じゃなくなるんですが。 「必要ならば……」 長門がすっと指先を俺と奴の間に入れようとする。 「いや、それはいい」 また肛門に入れようという腹なのだろうが、遠慮させてもらうことにした。 確かに奴の痛みは薄れるかもしれんが、それをやられると俺が持たないからな。 とにかく、古泉が痛がろうが何しようが、俺が動かないことには話にならない。 最初は強引に出し入れしようと思ったが、寸前のところで思い留まると、奴の 中をかき回すように、自分のモノをゆっくりと回転させる。 「はぅ……あっ……あぁんっ」 最初はキツ目だったソコも徐々に緩んでいき、古泉も切なそうな声をあげて 腰を振ってきた。 「ふぁっ、はぁんっ……」 悩ましげな声をあげる様子を見て大丈夫だと踏むと、一気に奴の中を貫く。 「あうぅ……い、いぃ…の……はぁんっ……はあっ!」 次第に痛さより快楽のほうが増してきたのか、奴の声も次第に大きくなっていく。 「ふぅん……」 そんな古泉の表情を眺めながら、ハルヒは胸を揉みほぐす。 「あたしの手よりキョンのモノのほうがいいんだ」 「や、あぁ……ち、が……っ」 ハルヒに指摘され、古泉が羞恥で頬を染めると同時に、中の肉壁がきつく締まる。 うわ、馬鹿。そんなに締めるな。 「うっ……」 止めようと思ったが間に合わず、俺は古泉の中に出してしまう。 射精した開放感で肩を震わせていると、 「一人だけイッてどうするのよ、この馬鹿キョン!」 いや、そう言われても、車と射精は急に止まらない、って奴だ。 それでも、よほど溜まっていたのか――まあ、あれだけお預け状態くらえば溜まら ないモノも溜まるだろうが――俺のモノは古泉の中ですぐさま固さを取り戻す。 「あぁんっ」 それと共に、まだ動かしていないにも関わらず、奴はピクリと反応して喘ぐ。 俺は少しだけこのまま動かさずに奴の反応を見てみたい衝動に駆られるが、 「………」 面前で奴のモノを咥えている、朝比奈さんと長門の恨めがましい視線に耐えきれず、 奴の奥へやや強引に突き入れる。 「はぁぁ、あんっ、あふぅん」 その瞬間、奴は口を半開きにして悩ましげな声で喘いだ。 俺は更にゆっくりと腰を動かすと、時折奥深くまで自分のモノを突く。 「だめっ……あぁっ、こんな……やだぁ……」 古泉の悩めかしい喘ぎ声と共に、熱く柔らかな肉壁が俺のモノに絡みつく。 「はぁんっ……やぁっ……!」 嫌も嫌も好きのうちなんだろうか、とぼんやり思っていたが、 「や…あぁっ、あっ、み、ない、でぇ……」 奴の視線の先にはハルヒが居た。 ハルヒもまた、さっきから奴の胸を揉みほぐしているだけで、ひたすら奴の反応を眺めて いて、奴がハルヒをチラリと見て目を閉じると同時に、再び中の肉壁がきつく締まる。 「………」 この瞬間、俺の中で何かが壊れた。 「ふぁっん!」 衝動に駆られた俺は、今までにないぐらい激しく腰を振り始める。 「そん、なっ……強く突かないでぇ……いやっ……あぁっ!」 古泉も急な動きに驚いた様子だったが、すぐに順応したのか再び悩めかしい喘ぎ 声をあげる。 「あぁっ……やぁんっ」 ったく、そんなに物欲しげな表情で喘いでいる癖に、どこが嫌なんだよ。 俺は奴の声に負けじと、尚も腰を振り続ける。 「やぁっ……すご……くうぅんっ」 大体だな、いつもハルヒハルヒってうるせぇんだよ! 俺の動きに合わせて腰動かして喘いでいる癖に、ハルヒばっか見てるんじゃねぇ! 「いいのぉ……い、いから、だ、めぇっ!」 古泉は口を半開きにしたまま、潤んだ目で俺をじっと見つめている。 「くっ……」 目が合った瞬間に射精感が高まるが、寸前の所で踏み留まる。 「だ、めぇ……で、も……気持ちいいのぉっ……あぁぁっ」 だが、奴のほうは限界が近いのか、俺が腰を一突きした瞬間、 「はうぅんっ……もう……いっちゃうぅっ!」 奴の体がぶるっと震え、奴の先端から溢れ出る精液が朝比奈さんと長門の顔を汚す。 「あ、あぁ……ごめ、んなさ……はぁっん!」 それと同時に、中の肉壁がきつく締まる。 「くっ……」 俺は体の奥から突き上げてきた衝動に任せて、股間が痛くなるほどの快感と共に、 奴の中へ精液をぶちまけた。 「あぁんっ……凄い……凄いのぉっ!」 「うっ……」 同時に、まだ萎えきっていない奴の先端から、勢いよく精液が飛び出し、更に二人の 顔を汚していく。 「やだぁっ……な、んでぇ……」 「はぁ……はぁ……」 俺が肩で息を切らしていると、朦朧としている奴の顔と、顔中を奴の精液まみれにさせ ながら昂揚とした表情を見せている二人の姿が映った。 「あら、キョンにしては頑張ったじゃない。古泉くん、満足していたわ」 古泉が気絶したのを見届けてから、ハルヒは顔をニヤニヤさせる。 やかましい、半分以上はお前のせいだ。 無論、そんな台詞を言う気力も必要もなく、俺は自分のモノを手渡されたタオルで拭き ながら、気絶している古泉の様子を黙って見つめているだけだった。 あれから―― 「『来たときよりも美しく』と言うしね。この部屋も古泉くんもちゃんと綺麗にしてから 帰りましょう」 公共施設の室内に張られている注意事項めいたことを声高らかに言うハルヒの元、 気を失っている古泉の体を濡れタオルで拭いたり、汚れた床を掃除したり、棚の中 から部屋着を出して着せたりしていた。 そして一通り終えると、ハルヒは先程録画したテープをビデオカメラで再生し始める。 他の女性陣二人も一緒になって見ていたが、俺は到底そんな気持ちにはなれずに ベッドで横になっている古泉を見つめていた。 「ん……」 やがて目が覚めたのか、古泉はゆっくりと起き上がる。 「……起き上がって大丈夫か?」 「お気遣いなく。僕なら大丈夫ですよ」 奴は体中を自分の手で触りまくった後、儚げな笑みを浮かべた。 「どうやら僕の体も元に戻ったみたいですから、後は涼宮さんの好奇心が満足されて いることを祈るのみ――ですね」 だが、まだ疲れが取れきっていないのだろう、動作がいつもより辿々しい。 「あの様子を見てるとどうだかな……」 俺はそんな奴の様子に落ち着かなくなり、女性陣三人が固まってテープを再生して いる様子を指差す。 「ある程度、僕の性癖も知られてしまったから、もう大丈夫だと踏んでいますが」 古泉のその言葉と同時に、俺は最初に見た痴態――奴がフタナリ状態で自慰行為に 耽っている姿が蘇り、思わず体が熱くなってしまう。 俺が言い様のない気まずさに何も言えずにいると、 「そんなに恥ずかしがられたら、見られた僕のほうが困りますよ」 くすくす、と古泉は笑う。いや、だからだな、そんな色っぽく笑われても困るんだが。 「でも、今日の貴方は凄かったですよ。この調子で、ゆくゆくは涼宮さん相手に童貞 喪失して下さいね」 毎度ながらの言い草に腹が立ってくるが、元よりそんな気はない。 それに―― 「……とっくに童貞は失っているからいいんだよ」 一度のみならず二度目だしな。これでまだ童貞だと言い張るほど面の皮は厚くない。 「それはそれは。この間と言っていることが異なるようですが――それは、つまり僕に 童貞を捧げたと解釈していいのでしょうか?」 「さあな」 そもそも、童貞って誰かに捧げるとかそんな代物じゃない気がするんだが。 「まあ、僕の――リセットされてしまうような処女では釣り合いは取れませんからね」 古泉は俺を引き寄せると、俺の顎を自分のほうに向けさせて強引に唇を合わせる。 「………」 突然のことに動けなくなっている間に、奴は何度か軽く重ねた後、ゆっくりと唇を なぞって舌を割り込ませていく。 「んっ……」 俺は奴の突然の行為に体を引き剥がすことすらままならず、行き場のない両手が 自然と奴の体に回った。 「んんっ……」 奴は唇の裏側を舐めて舌先を滑り込ませると、ゆっくりと何度も舌と舌を絡め合わせる。 「ん…はぁ……」 そして、奴はようやく唇を離すと、悩ましげに笑みを浮かべた。 「代わりに僕のファーストキスで我慢してもらいますか」 嘘付くんじゃねぇ、この野郎。 どこの世界にこんな濃厚なファーストキスがあるんだ。 「……本当ですよ?」 だったら疑問符を付けるな。 悩めかしい笑みを浮かべる奴に、二の句を告げられないでいると、 「あ、古泉くん、目が覚めたんだ」 背後からハルヒが近付いて来る。 「ええ、元に戻ったので、彼に確認してもらっているところでした」 慌てて古泉の体から離れた俺に対し、奴は何事もなかったかのように温和な笑みを 浮かべて両腕を広げている。 「なに、キョン。一人だけ役得なんてズルイわ」 男が男相手に役得って何だよ。……もしかして、キスも役得の内に入るのか? いや、ハルヒの位置からじゃ見えていない筈だから入らないだろう、きっと。 「あ、古泉くん、元に戻ったんですね」 「……異常なし」 朝比奈さんと長門も近づき、やがて三人で奴を取り囲んで体を撫で回す状態となった。 こうなると、俺は茅の外となって端から眺めているしかなくなる。 「本当、胸が無くなっていますね……」 「でも、いきなりフタナリになるなんて……人体の神秘よね」 人体の神秘ではなくお前のせいだ、お前の。 まあ、流石にここからさっきの続きになることはないだろう、多分。 「………」 「な、長門さん、そこまで確認しなくていいですから!」 ……そういうことにしておいてくれ。
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昔、男のウィッチが存在するという話を聞いたことがある。 怪異と戦える分の魔力を持つ彼等は男の理想であり、俺の憧れでもあった。 だが育つに連れ、出来ることと出来ないことの区別は自然と付いてくる。ましてや戦時中だ。 「身体能力」という点において劣っていた俺は、代わりに「器用さ」という点で設営隊員としての適正を受け入隊した。 その時は自分が出来ることを最大限に引き出すために、他の人が出来ないことをするためにと意気込んでいた。 しかし、今になって思う。 『本当にこれでよかったのだろうか?』 【夕方、ワイト島分遣隊基地、宿舎付近にて】 俺「うぐっ…なにすんだよ」ズザッ… 隊長「出撃しようとするウィッチを止めるなど、軍律違反にも程がある。何故止めた?」 俺「……」 隊長「何か言ったらどうだ」 俺「……設営隊に入るなんて間違ってた」 隊長「!!」 俺「陸戦兵士やパイロットを目指すべきだった…命を掛けてでも戦うべきだった…」 隊長「お前…」 俺「なんで俺達の代わりにあの子達が戦ってるんだ!設営隊なんて…戦わないでただ作業してるだけじゃないか!」 隊長「……」 俺「俺も戦いたい…ネウロイを倒したい。それこそが本当の男の役目なんだ…」 二人の間に沈黙が降りる。 隊長「…分かった、お前の除隊を認める」 俺「えっ…」 隊長「他の隊への転属を希望するのだな?今回の任務も一応だが終了している、上へ申告しておいてやろう」 俺「……」 隊長「戦うためだと?陸戦隊でも飛行隊でも何処にでも好きに行くがいい、ゴミ野郎」 俺「…」 隊長は振り返り、舎内へ向かって歩き始める。 俺「くそっ…」グッ 俺の握った拳には、今まで金槌を振るってきた為に生じたマメの感触が生々しく感じられた。 【基地付近上空にて】 ヴォォォォン! 角丸「補足!3時の方向、大型1!小型2!」 ウィルマ「大型といっても『超』が付くぐらい…」 アメリー「わぁあ…あんなに大きいの初めてみます…」 ウィルマ「この基地が手薄だから奇襲に力を入れてきたってわけね」 大型ネウロイ「――!」ゴォォォ! 小型ネウロイ「!――」ヒュゥゥン! ラウラ「…二手に分かれた」 角丸「厄介なことになったわ…」 ヴォォォォン! フラン「はぁはぁ…間に合った…」 角丸「フラン遅いわよ!」 フラン「あっ…ごめん…」 フラン(もうっ…あいつのせいで…) 角丸「これで全員揃った?大型は私とウィルマとラウラの三人で叩くわよ!」 ウィルマ「了解!」 ラウラ「了解」 角丸「アメリー、フラン、小型をお願いできるかしら?」 アメリー「やっやってみますっ!」 フラン「えっ?う…うん…」 角丸「いくわよ!全機、攻撃開始!!」 ヴォォォン!! 大型ネウロイ「――!」バシュウゥゥゥ! 攻撃を受けたネウロイも反撃に出る。 対地攻撃をも備える夜間戦闘機型の大型ネウロイは、ウィッチへの反抗と同時に地上への爆撃も開始させた。 ヒュゥゥゥ…―― ドオォォォォオン!! ラウラ「なっ…!」 ウィルマ「爆撃!?…このままだと基地が!」 角丸「くっ…二人とも、誘導して基地から離すわよ!」 地上から上がった火の手が、小型を追っているアメリーとフランの目にも映る。 アメリー「ひゃぁ!?そんな…基地の近くが…」 フラン「なんの冗談よ…これ…」 小型ネウロイも二人に対して反撃してくる。 小型ネウロイ「――!!」バシュゥゥ フラン「きゃあぁ!!」バシィィィィィッ! アメリー「フランさんっ!?」 フランは間一髪でシールドを張れた。これ以上、地上の様子を気にしている場合ではない。 今はこの小型ネウロイを倒すことに集中しなければ、こっちが撃墜されてしまう。 フラン「(こわい…)やっ…やってくれたわね、このぉー!!」ダダダダダ!! アメリー「フランさん!はぁぁ…よかったぁ」 フラン「ボーっとしてないで、あんたも攻撃しなさいよ!」 アメリー「はっはいっ!」タタタタタ! フラン「(こわい…けどやんなきゃ…)ネウロイなんかに…まっ負けるもんかぁー!!」ダダダダダ!! 【基地周辺にて】 『ザザッ…全隊員に告ぐ!外に残っている者は至急、基地内部に退避せよ!!』 「くそっ!ネウロイの野郎、爆撃してきやがった!」 「いいから逃げるぞ、此処にいたらやられちまう!!」 俺「……」 外にいる他の兵士が基地の舎内に逃げて行く中、俺は一人だけ空を見つめていた。 俺(ちくしょう…戦いたい…でも俺には何も出来ない) 俺「それに…」 俺(怖い…怖くて仕方がないんだ…くそ…) 「何突っ立ってんだお前!早くこっちに来い!」ガッ! 俺「…あっ」グイッ 俺は兵士に腕を引っ張られ、舎内の方向へと連れて行かれる。 何も出来ない悔しさが、唇を噛み締めることを止めさせようとはしなかった。 【ハンガーにて】 「よし、此処まで来りゃあ一先ずは安心だ…」 俺「……」 「おいお前…って見慣れない顔だな。とにかく先に待機室に行ってるからな」 俺「はい…」 俺をハンガーに連れてきた兵士は待機室に向かった。 しかし俺は滑走路の方向へ振り返り、もう一度空を見つめる。 ダダダダダ… キュンキュン… ドォォォォン… 外から聞こえる爆撃や銃弾の音、そして目に映るウィッチ達が飛行する軌道。 俺「…なんでだ」 震えている自分の手足、何も出来ない悔しさ。 このまま、俺は立っていることしか出来ないんだ。 俺「くそっ…なんで俺は…なんで…設営隊なんて…」 そうだ、やっぱり設営隊など入るべきではな ――カンカンッ 俺「…?」 カチャカチャ―― 俺(何の音だ?) 突然、背後から機械的な音が聞こえてくる。 気になって振り返ると、 整備兵「よっしゃあ!中尉達が帰ってくるまでに整備の準備だ!今日は面倒くさい日になっちまったけど、整備は丹念にな!そんでいつも以上に綺麗に磨けよお前らぁ!」 「「「おう!!」」」 そこには今日の任務を終えたはずの整備兵が全員ハンガーに集まっていた。 「ストライカーを鏡にするまで磨いてやろうじゃねぇか!」 「ははは、言ってくれるな!だったら俺の整備で性能を十倍にさせてやる!」 ガハハハハハハ!! ガヤガヤ 俺「なんで皆、笑顔なんだよ…女の子達が戦ってんだぞ…?」 俺には信じられない光景だった。 彼女達が命がけで戦っているというのに、何故この人たちはこんなにも明るいんだ。 俺「どうして…」 【基地付近上空にて】 ラウラ「大型の動きが鈍ってきた…あと少し…!」ダダダダダッ!! 大型ネウロイ「――!?」ピキッピキッ ラウラ「よし…」 大型ネウロイ「――」シュゥゥゥゥン! ラウラ「なっ再生した!?」 ウィルマ「そうはさせないわよっ!」ヴォォォォン! ダダダダ! 大型ネウロイ「――!!」ピキピキッ パキンッ 角丸「流石ウィルマね…でも、私も負けていられないわ!」ヴォォォォン! ラウラ「あっ…!」 ウィルマ「隊長さん、近過ぎる!」 角丸「大丈夫よ、あいつが再生しようとするなら…」 シャッ 角丸「金剛力で!」 ビシュッ!! 大型ネウロイ「!?」カッ 角丸が投げた小刀がネウロイの胴体部分に突き刺さる。 角丸「はぁぁぁ!!」ヴオォォォォオン! ガッ… ドォォン!!! そしてネウロイの胴体から下の部分が派手に吹き飛んだ。 ウィルマ「ひゃぁーすごいわね!」 直ぐにネウロイは再生しようとする。だがしかし、 大型ネウロイ「!――!?」シュゥゥゥン… ラウラ「…再生が止まった」 角丸「魔力を通した小刀を突き刺してきたからよ。そう簡単に元に戻らせやしないわ」 ウィルマ「さっすが隊長さん!やるぅ~!」 角丸「ふふっ…たまには隊長らしいところ見せなくちゃね」 フラン「そりゃぁーっ!!」ダダダダ! 小型ネウロイ「――」キュン キュン フラン「もうっ、まどろっこしいわね…」 アメリー「(当たらないなら…当たるところまで近づいて!)えいっ!」ダンッ! 小型ネウロイ「――!」パキン! アメリー「やった、当たりましたぁ!」 フラン「や…やるわねあんた、でもまだかすっただけよ!」 小型ネウロイ「!――」ヒュン! アメリー「ひゃぁ!」 しかし機転を利かしたネウロイは崩れた体勢を逆に生かして旋回し、アメリーの後ろに回り込んだ。 フラン「くっ…!(…この距離からだと一発でおとせない…)」 『大丈夫よ。少しずつでも、当てることが力になるから』 フラン「…そうよ、一発でも当てやる」 アメリー「助けてくださいぃ!」 フラン「あんた、ぜったいに動くんじゃないわよぉ!!」ダダダッ! 小型ネウロイ「――!?」カキィン! ネウロイはビームを放とうとしたが、フランの弾で再び体勢を崩した。 アメリー「ふぇっ?」 フラン「今よっ!はやく撃つのっ!」 アメリー「はっはいぃ!!」タタタタタタ!! 小型ネウロイ「!!!――」 パキィィィイィィン… アメリー「な…なんとかなりましたぁ…」 フラン「休んでる暇はないわよ、小型はまだ一匹残ってるんだからっ!」 【ハンガーにて】 「おい!アメリー軍曹が小型を落としたぞ!」 一人の整備兵が上げる声に連れ、周りにも歓声が広がった。 俺「…」 俺はその様子を隅から見つめ続けている。 整備用具を片手に喜んでいる兵士達の姿、俺とは一体何が違うのだろう。 食堂のおばちゃん「あんた、こんなところに座って何やってんだい?」 俺「おばちゃん?…なんで此処に」 食堂のおばちゃん「騒ぎ立ててるバカ共のために食事を持ってきたのさ。あいつらが食事する前にネウロイが来たからねぇ」 俺「…そうですか」 食堂のおばちゃん「なんかあったのかい?」 俺「別に……俺は自分が情けないだけです。男なのに戦わず、設営隊に入って…彼女達を戦わせてしまっている。もし、俺が戦えるのなら…」 食堂のおばちゃん「やっぱりねぇ」 俺「?」 食堂のおばちゃん「隊長さんから聞いたよ。話を聞いた通り、あんたは出来ることを放置して出来ないことに熱を上げるバカだ。若気の至りってヤツ?」 俺「隊長め……それになんだよおばちゃんまで」 食堂のおばちゃん「あの子達を死なせたくないと思うのなら、出来ないことを諦めな」 俺「…えっ」 食堂おばちゃん「その代わり出来ることを全力でやれ。あいつらのようにな」 俺「……」 食堂のおばちゃん「一度やるって決めたんだ、出来ることから逃げるな、死ぬまでやり遂げろ」 俺「……」 食堂のおばちゃん「それがあんたの戦いだ」 俺「…俺の…戦い?」 食堂のおばちゃん「あぁ……あっははは!一度怒られたからって何なのさ、そんなんで凹んでんじゃないよ、男だろ?ちんちん付いてんだろ?」ギュゥ 俺「ぎゃぁああああああああ!!嬉しくねぇえええ」ジタバタ 何年も食堂を任されている彼女の話を聞いて、俺は何となく分かったような気がする。 どうして整備兵達があんなにも明るいのか、あんなにも安心した素振りでウィッチ達の帰りを待っているのか。 それはきっと、彼女達のためだ。安心した皆の顔をみて喜んで欲しいためだ。 そして、自分自身がネウロイと戦えないことを分かっているから。 どんな時でも人類と彼女達に出来る最大限のことをするために、 彼らはあんなにも馬鹿で、全力なんだろう。 俺(帰ってくる彼女達を皆が笑顔で出迎えようとしている…待機室に居ても良いはずなのに…) 食堂のおばちゃん「なぁ俺、さっき遅れて走ってたフランちゃんが言ってたよ『これじゃお風呂に入った意味がない』ってね」 俺「へぇ……そう…ですか…」 食堂のおばちゃん「さぁ、どうする?設営隊員」 俺「……俺、風呂もう一回入れてきます!!」ダッ!! いっそのことだ。 俺も、今日はそんな馬鹿になってみようと思う。 【基地付近上空にて】 ウィルマ「当た…れっ…!」ガガガガガ!! 大型ネウロイ「――!!」パキィン!! キィィィン 角丸「やっとコアが見えたわね!」 ラウラ「これで…終わりだ」 ダダダダダダ!! パキ! ピキィ! 大型ネウロイ「!!!」 パキィィィィイィィン… 角丸「はぁ…はぁ…やったわね…!」 ウィルマ「よし、後はアメリーとフランの方を」 小型ネウロイ「…!!――」キュウゥゥゥン!! フラン「なっ何?いきなり速くなった!?」 キィィィィィン!! アメリー「あう…だめです、ぜんぜん追いつけません!」 角丸『ザザッ…アメリーどうしたの!?』 アメリー「それが…大型が倒された後、小型がすごい速くなって…」 ウィルマ『まずいわ!あの小型、基地の方向に向かってる…ザザッ…!』 フラン「なっなんでよっ!?」 角丸『倒した大型と連動していた高機動型かもしれないわ!とにかく追うのよ!』 フラン「ああもぅっ!!」ヴォォォォォン!! アメリー「了解です!」ヴォォォォォン!! 小型ネウロイ「――」キィィィィン!! フラン「どうしてこんなに速いのよっ…まさか基地に特攻するつもり!?」 アメリー「くぅぅ…!」 小型ネウロイ「――!」キイィィィィイン!! フラン「(また速くなった!?)くっ…待てぇーこのぉー!!」ヴオォォォォオン!! アメリー「フランさん!?それ以上は魔法力の限界が…」 フランは更にストライカーに魔力を込め、加速するネウロイを全力で追う。 フラン「あたしだって、イェーガー中尉とおんなじストライカー使ってるんだからぁ!」 しかし距離は縮まらない。前方には基地の建物が見えてきた。 このままでは確実にネウロイが衝突してしまう。 小型ネウロイ「――!」キイィィィィイン!!! 角丸『ザザッ…基地に…いる…全……員…は…郊外…ザザッ…避難…』 フラン「だめ…追いつけない…このままじゃ基地に…っ」 フラン(…!?) フラン「えっ?」 衝突まで残り僅か、フランは何かに気が付いた。 小型ネウロイの前方に映る基地からは何故か湯気が立ち昇っており、 しかもその湯気の元の風呂場にはポツンと一人、誰かが立っている。 俺だ。 フラン「なななななにやってんのよあんたぁー!?」 小型ネウロイ「――」キイィィィィイン!!! フラン「あいつにぶつかるっ!?そんなのだめぇ!!(一発…一発でも当てる!)」 ダンッ! 小型ネウロイ「――!!?」カキィン! 衝突間際、機尾に弾が当たったネウロイはバランスを崩して上に跳ね上がった。 ブォォォォォ!! 俺「うおおおおおおっ!?」 すぐ上をかすめたネウロイによって押し寄せた風圧が風呂場を襲う。 俺はドラム缶を押さえつけ必死に耐えた。せっかくフラン達のために湯を張って準備したものだから倒すわけにはいかない。 ネウロイは急上昇して対空砲火を掻い潜り、基地に再度特攻するため体勢を整え始める。 フラン「はぁ…はぁ…ちょっとぉー!!」ヴォォォォン 俺「んっ?」 フラン「なんであんたがここにいんの!?さっさと避難しなさいよひなんをっ!」 俺「フランシー少尉っ!?」 俺が夜空を見上げるとそこにはフランがいた。 しかしそのまた上にはネウロイもいる。体勢を整え直し、今度は基地に向かって一直線に垂直落下してきた。 フラン「(うそ…また特攻する気なの!?)このぉ…う…うおりゃぁあああーっ!!」 小型ネウロイ「――」ゴォォォォォッ フラン「(こわい…もし倒せなかったら、あたしも…みんなも…)とっ…とりゃぁああー!」ヴオォォォォオン!! 彼女の目には涙が溜まっている。手も震えている。 それでもフランは上昇し、落下するネウロイと一騎打ちを試みた。 しかし根は少女だ、今すぐにでも逃げ出したいほど恐怖を感じている。 俺(そうだ…少尉だって本当は怖くて仕方が無いんだ…だけどそれでも戦っている) 小型ネウロイ「――」ゴオォォォォオッ!!! フラン「はぁ…はぁ…なによ…うぅ…うぅっ(こわいっ…)」 俺(なら…今、俺に出来ることは!!) 俺「っ…少尉殿ー!先程は本当に申し訳ありませんでしたぁー!!!」 フラン「ふ、ふぇえ?」 俺「少尉殿なら絶対に勝てますからー!!」 フラン「あ、あんた…」 俺はフランに向かって大声で叫んだ。 俺「俺に出来ることは貴女方のサポートでしかありません!だから全力で少尉殿のお力になりたいのです!!」 それは無責任な行動かもしれない。 しかし震えている彼女に対して俺が「出来ること」はこれしか無いと思った。 俺「貴女のお帰りをっ、お風呂を入れてっ心よりお待ちしております、少尉殿ー!!!」 小型ネウロイ「――!!」ゴオォォォォオッ!!! フラン「はぁ…し…しょうがないわねぇー!だったらもうっ、ネウロイを倒すしかないじゃない!」 ヴオォォォォオン!!! 小型ネウロイ「――!?」 フラン「う…うりゃぁああああああああ!!」ダダダダダダッ!! もう迷いは無い。落下してくるネウロイに対して恐怖は感じない。 パキィン! パキィィン! 小型ネウロイ「!!!?」 フラン「今、ネウロイを倒さなきゃ…」ダダダダダダッ!! パキィン!パキイィ フラン「待ってるお風呂とあいつがいなくなっちゃうのよぉーっ!!」 小型ネウロイ「―」 パキィィィィイィィン…! ―― 【数時間後、夜、執務室にて】 コンコンッ 角丸「どうぞ」 隊長「失礼します」ガチャ 角丸「あら、隊長さん」 隊長「本日はフランシー少尉が大活躍だったようで」 角丸「そうなんですよ。それで…何か御用で?」 隊長「中尉、ご無礼をお許しください。急なネウロイの襲撃によりさぞお疲れのことと存じます。俺一等兵の処分についての詳細を聞きに参りました」 角丸「俺さんのことを?」 隊長「はっ。出撃なされようとした少尉の手を掴みまして、妨害をした件で。摘発もされ処分は既に受けていると聞きましたので」 角丸「…やはり気になるのですか?」 隊長「……一応、あいつの上官兼先生でありますので」 角丸「ふふっ…そうですよね。俺さんなら今、フランのお手伝い係としてお風呂場で処分を受けています」 隊長「は?風呂場ですか?」 角丸「はい、お風呂場です」ニコッ 【夜、風呂場にて】 俺「ふらんしー少尉?あのこれ…全く前が見えないんですけど」 フラン「当たり前でしょ、あんたにあたしの裸を見せるよてーなんてあるわけないし」 俺「目隠しだなんて…しかしこれでは何処に湯沸しの火があるのかも分からないです。筒で息を吹こうとしても無理」 フラン「う…うるさいわねっ!処分なのよこれはっ!」 チャポーン… フラン「お風呂に入ったから、もー目隠しはとってもいーわよ?」 俺「はっ。湯加減はどうで」スルッ フラン「なっ!こっちを見るなぁー!!」バシャン! 俺「熱っつう!!あちちちぢ…!」 フラン「顔を上げたらあたしの裸が見えちゃうかもしれないでしょばかぁーっ!」 俺「え?は、はい…。(なんて無茶苦茶な…)」 フッー メラメラ フラン「あぁーつかれたぁー…なんか今日はほんとーに長く感じたな…」 俺「ですね。俺もまさかこんなことになるとは」フッー メラメラ フラン「あのねぇ…元はといえばあんたがいけないんだからね?」 俺「はい?あー…少尉の手を掴んでしまったことですか?」 フラン「そうよ。なんであんなことしたのよ、もー…そのせいで出撃も遅くなったし」 俺「すみません……ただ、俺は怖かったんです」 フラン「えっ?」 俺「あの時は、もし何かあって少尉が帰って来なくなったらってすごい不安になって…」 フラン「…」 俺「男の俺が何で戦わないんだ、俺が戦うべきだ…絶対に少尉を戦わせたくないって思っていましたから」 フラン「ふぅん……なっ何であたしを戦わせたくなかったの?」 俺「えっそれは少尉が…」 フラン「……」ドキッ 俺「小さくて子どもらしいから」 フラン「なによそれー!!」バシャーン! 俺「って熱っう!なにするんですか!」 フラン「馬鹿にすんのもいーかげんにしなさいよこらぁ!」プンスカ 俺「馬鹿になんてしてないじゃないですか!」 フラン「だいいち男だから戦うなんて、そーゆーのからまず間違ってんのよ!男女平等なんだから男も女もかんけーないの!」 俺「!!…はっ、ははは!そうですよね……少尉の言うとおりだ」 フラン「?なにいきなり笑い出してんのよ、気持ち悪いわね…」 俺「いや、俺は間違ってました。だからこれからは心を入れ替えて頑張ります」 フラン「ふぅん…」 俺(先生にも謝らなくちゃな…) 俺「フランシー少尉、俺はまだ技術不足ですが、あなたのために早急に風呂を直してみせます」 フラン「…あたしのため?」 俺「やっと分かりました。少尉の喜ぶ顔を見ることが設営隊員としての俺の生きがいみたいです」 フラン「へっ!?そっ…そう?…なっなんかおーげさ過ぎじゃないそれ!?///」 俺「大袈裟ですけど、もう心に決めたことなので」 フラン「…そ…それ…なら…」 俺「…?」 フラン「…それなら…しっ…」モジモジ 俺「……?」 フラン「しっしっかり、がんばり…なさい…よ?///」 今回だけは、俺はフランの言葉を聞き逃さなかった。 俺「はい、ありがとうございます――」 フゥー フゥー メラメラ 俺「どうです少尉?温かいですか?」 フラン「んー…ちょっと…ぬるいかなぁ?」 温まるフランのために、寒い中俺は息を吹き続けた。 このドラム缶風呂のように、きっと俺は自分の一生を裏方役として過ごすだろう。 でも、それは決して悪くはない。 何故なら、俺に出来ることだからだ。 フラン「ねぇ…」 俺「ん?」 フラン「あ…あたしこそ…今日は…ありがとね…っ///」 俺「なんのなんの」 『本当にこれでよかったのだろうか?』 もう一度そう自分に問うのなら、俺は何度だってこう言い返してやる。 『よかったに決まっている』 つづく
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「好きだっ!!!」 (え……?) 私の目の前で、結城君が……私じゃない人に告白していた。 (そ……そんな……な、なんでーっ!?) ララさん、ルンさん、古手川さん、御門先生。 結城君がみんなを連れて私のところにやってきた。 「ごめん、西連寺。オレ、やっぱりおっぱいの大きい女の子が好きなんだ」 「えーっ!?」 ララさんのおっぱい……おっきい。 ルンさんのおっぱい……おっきい。 古手川さんのおっぱい……おっきい。 御門先生のおっぱい……すっごく、おっきい。 「そ、そんな……そんな……」 「じゃな、西連寺」 「ま、待って! 結城君! 待ってーっ!!」 ガバッ! ベッドの布団を跳ね上げて目を覚ます。 ここは……どうやら私の部屋みたいだ。 (ゆ、夢……だったの……?) 「おはよう、春菜くん」 「お姉ちゃん……」 なぜか、お姉ちゃんがベッドの脇に立って私を見下ろしていた。 「どうしたの? 結城君にフラれる夢でも見た?」 グサアアアッ!! 「ど、どうして……」 「あはは。だってぇ、『結城君、待ってぇ!』だもん」 「えぇっ!?」 どうやら、そんな恥ずかしい寝言を口走ってしまっていたらしい。 ほんっとに。お姉ちゃんにはいつも恥ずかしいとこばっかり見られちゃう。 「ふう……夢なら、良かったんだけどな……」 「え? もしかして、本当にフラレちゃったの?」 「……」 さっき見た夢。 少なくとも、その初めの部分は本当のことだ。 結城君が、私じゃない人に告白した。 でも…… (あんなに必死で、私の事助けてくれたのに……) それにあの時、 『西連寺。話があるんだけど』 結城君は、確かそう言った。 なぜか急に水着が取れちゃったので逃げ出しちゃったけど。 (もしかして、私に言うつもりだったんじゃ……) 楽観的過ぎかもしれないけど……。 「うーん、なーんだか暗いなあ、春菜くん。 ま、朝ごはん作っておいてあげたから、食べなさい」 「はーい」 お姉ちゃんに促されて、着替えて顔を洗ってから食卓に着いた。 「……」 食事中も考えているのは結城君の告白のことばかり。 「まあね。男と女なんて、フッてフラれて経験を積んで成長していく物だから。 あんまり気にしなさんなって」 まるで何でもない事みたいにお姉ちゃんが言った。 「お姉ちゃん。今年に入って、何人男の子フッたの?」 「んー? 良く覚えてないけど、15人くらいかなぁ」 「はぁ……」 こんな人の言うことなんて参考になるはずがない。 お姉ちゃんももっと恋愛に真剣になればいいのに。まったく。 「じゃ、私はそろそろ行くから。食器は片付けておいてね」 「はーい。行ってらっしゃい」 お姉ちゃんが出かけて行った。 私は朝食を終えると、洗剤を付けて食器を洗っていつもの場所にしまおうとする。 ふと、食器棚のガラスに自分の姿が映っているのに気が付いた。 「ふう……」 私の胸。 日本人らしく、ささやかで慎ましい。 今までそれで普通だと思ってたんだけど……。 「はあ……」 最近、周りのみんなを見てると、すごく劣等感を感じてしまう。 前に結城君が、 『女の子は中身が大切だよ』 って言ってくれて、すごく救われた気分になってたんだけど、今度の告白でまた……。 「ふう……学校行こ……」 なんだか浮かない気分のまま、とにかく学校に行くことにした。 教室に着いたけど、まだ結城君の姿は無い。 そろそろ始業時間なのに、どうしたんだろう。 そういえば、なんだか校門の方が騒がしい。 ふと窓から校庭を覗き込むと、 「何やってるのっ!! ハレンチなっ!!」 古手川さんの叱り声が聞こえて来た。 (な、何が起こってるの?) 古手川さんがいつものように校長先生を叱っている。 そして、ララさんの横には結城君……じゃない? 女の子? (あの人って……あっ!?) その女の子は結城君に良く似ていた。 「あ、あの、夕崎、梨子です。リト君がいない間、よろしくお願いします」 女の子はそう言った。 (あの人って……まさか……) 確か以前……結城君がララさんの発明で女の子になった、と聞いた時に会った女の子だ……と思う。 あの時は一瞬しか見なかったので良く覚えてないけど……。 でもあの、結城君に良く似た雰囲気は、なんとなく覚えている。 (やっぱり、結城君なのかな……) そして、なんだか一騒動あった後、1時間目の授業が終わって休み時間。 とりあえず、『夕崎梨子』さんに話し掛けてみることにした。 「はじめまして、夕崎さん。学級委員長の春菜です」 「あ、は、はじめまして、さ、西連寺、さん。よ、よろしく」 どうやら、間違いないみたいだ。 私は『春菜』としか言わなかったのに、夕崎さんは『西連寺』と私の名字を言った。 (やっぱり結城君なんだ……) そう思って見てみると、女の子になってるけど、仕草や表情が結城君そのものだ。 (でも、なんで女の子になってるんだろう……) 3時間目の授業が終わって、里紗と未央が夕崎さんを連れて…… っていうか、両手を羽交い締めにして、私の所に連れて来た。 (また、この二人は……) 「ねー、春菜ぁ。リコりんの胸、すっごいんだよ! あんたも触ってみなよ!」 「えっ!?」 「うー! うー!」 夕崎さん、顔を真っ赤にして涙ポロポロ流して、頭をブンブン振ってイヤがってる。 「止めなさいよ二人とも、こんなにイヤがってるじゃない」 二人をたしなめようとしたんだけど…… 「ま、それはこの胸を見てから言ってもらいましょうか」 二人が夕崎さんのおっぱいを片方ずつ持ち上げて……って、えっ!? (本当に、おっきい……) どうして……? 夕崎さんって結城君……男の子なんじゃないの!? 思わず、私の手が夕崎さんのおっぱいに伸びていた。 「ひゃっ!!」 あああ……こ、この感触は……。 「ウフフ……相変わらず感度いいねえ、リコりん♪」 ま、まさか……。 「ん? どうしたの春菜」 私は夕崎さんに当てた手の形をそのままにして、自分の胸に当ててみた。 ……。 ……。 ……。 はぁっ……。 「だ、大丈夫、春菜。そんな落ち込んだ顔して……」 (私……男の子にまで、おっぱいで、負けちゃった……) そして放課後。 夕崎さんはどうやら古手川さんのお家に遊びに行く事になったらしい。 「はあ……」 私はまたため息をついた。今日で、もう何度目だろう。 「どうしたの、春菜。元気ないねー」 「ララさん……」 振り返ると私の目に飛び込んでくる、ララさんの豊満なおっぱい。 「ふう……」 私はまた落ち込んで、ため息をついてしまう。 「春菜、もうリトから聞いた?」 「え? 聞いたって……何を?」 「あ……まだなんだ。でも、私からは言えないし……」 「?」 一体、なんの話をしてるんだろう。 でも、せっかくララさんとお話出来たんだから……。 「ララさん。今日、お家に遊びに行ってもいいかな……?」 「んー? いいよ!」 「じゃ、一回お家に帰って着替えてから行くね」 「うんっ。待ってるよー!」 そしていったん家に帰った後、ララさんの家……といっても、結城君の家なんだけど、 とにかく遊びにやってきた。 「んー、じゃ、リトの部屋に行って、リトのゲームでも借りよーか。 リトにはなかなか勝てないんだけど、いっぱい練習したから。負けないよー!」 「あははは……」 (やっぱり、いつも結城君と一緒に遊んでるんだよね……) またなんだか、イヤな気持ちがわき上がって来る。 「あれ? どうしたの、春菜。つまんない?」 「そうじゃないんだけど……」 ふとララさんの方を見る。 普段着に着替えたララさんの……どうしても胸が気になってしまう。 ぷるん、ぷるんと弾力があって、きっと男の子だったら、 目が離せなくなっちゃうんだろうなあ……。 「あれ? どうかした? 春菜。悩みがあったら、なんでも言ってみて。友達だよね」 「ララさん……」 ララさんの優しい笑顔を向けられて、私はつい……口に出してしまった。 「胸が……」 「え?」 「ど、どうしたら、ララさんみたいに、胸が大きくなるのかな……」 「胸? ああ!」 ララさんは、ポンッと手を叩いた。 「春菜、胸を大きくしたいの? じゃ、私の発明品で胸を大きくしてみる?」 「えっ!?」 そ、そんな簡単に!? 「じゃあ、ちょっと部屋に戻って作りに行って来るね!」 「ちょ、ちょっと! ララさんっ」 私の声も聞かずに、ララさんは部屋に発明品を作りに行った。 (い、いきなり、そんな簡単に、出来ちゃうの!?) 私の長年の悩みが、あっという間に解決しちゃう。 そんな事があっていいんだろうか……? いつもながら、ララさんにはびっくりさせられる。 ドキドキしながらララさんを待っていると……。 「ハルナー! 来てるんだって?」 「えっ」 ナナちゃんが部屋に入って来た。 ナナちゃんは私を見ると、えっへんとおおいばりの様子で胸を張った。 「ハルナの言った通りだったな! 女は胸じゃなくて、中身だって!」 「ええっ!?」 それは、結城君が言ってくれた……私にとっての救いの言葉だった。 今となっては空しい響きしかないのだけど……。 「あたし全然胸無いけど、リトの奴、あたしの事好きだってよ!!」 「えっ!?」 そう言えば。 あの結城君の告白のとき、あの場にはナナちゃんもいたじゃないか。 てっきり私は古手川さんやルンさんの方ばかり気にしていたけど、 もしかして…… (結城君、ナナちゃんに告白したの……?) 「いやー! やっぱり、あたしのこの女っぽさに参っちまったのかなー!」 「そ、そうかもね」 (ゆ、結城君って、そんな趣味があるのかなあ……?) 「どーしよっかなー。やっぱ、デートとかしちゃうのかな、あたし達!」 この、自信満々のナナちゃんの様子を見てると、なんだか胸の事で悩んでた自分が バカらしくなってくる。 「地球だとさ、こういう時って全部男のオゴリなんだろ? よーし、リトにいっぱいアイスとか、オモチャとかオゴらせるぜ!」 (ふふ……。ナナちゃん、こんなに喜んじゃって。可愛いな……) 「で、春菜は告白されたのか?」 「えっ!?」 突然自分に話を振られて、ちょっと戸惑ってしまった。 「姉上から聞いたけど、リトの奴……」 「ナナ!!」 ドアの所にララさんが立っていた。 「ダメだよ! 人の事をポンポン話したりしたら。 そういうのは、自分で言わないとダメなんだからね!」 「そうなのか……。ごめんな、ハルナ」 「え……いや、私は、別に……」 (さっき、何を言いかけたの、ナナちゃん……) 「で、春菜。準備が出来たから、お庭まで来てくれる?」 「へ? お庭?」 「じゃーん! 『ぱいぱいロケットくん』!」 「おー、すげー!」 「あ、あの、これ……」 庭に設置された、でっかいロケット。 (こんなので、胸がおっきくなったりするの……?) 「この中にはねー、女の子のホルモンバランスを調整するガスが入ってるの! で、これに当たった女の子は、リトの理想のおっぱいになれるんだよ!」 「結城君の、理想の……」 ゴクリ。思わず唾を飲み込んでしまう。 「さ! じゃ、やってみよー!」 「ちょ、ちょっと待って!」 私は慌ててララさんを制止した。 「え? どーしたの、春菜」 「やっぱり、こういうのって……ちょっとズルい気がしちゃって……」 「えー?」 「結城君、前に言ってたし。女の子は、外見じゃなくて、中身だって。 こういうので無理矢理おっぱい大きくして男の子に好きになってもらっても、 なんか、ちょっと違うような気がして……」 「春菜……」 ララさんが私のことをじっと見つめて来る。 「ふーん、ハルナがそう言うんなら……あたしが使おうかなっ」 「えっ!? ナナちゃんがっ!?」 びっくりして、頭の後ろで手を組んでいるナナちゃんの方を見る。 「あたしって、いっつも胸のせいでモモからバカにされてるし! これで見返してやるんだっ」 「だ、ダメーっ」 私は必死でナナちゃんを止めた。 「な、なんでだよっ」 「なんでって……とにかくっ! 絶対ダメなのっ」 (ナナちゃんまで私より胸がおっきくなったら……私、もう立ち直れなくなっちゃうっ!!) 「いーじゃんか! ハルナは使わないんだろー!?」 「ダメったらダメなのっ!」 「えーと、結局どーするのかなー」 ララさんが呆れ顔でこっちを見ている。 と、その時。 「ただいまー」 ビクンッ!! その声に反応して身体が硬直する。 「ゆ、結城君っ!?」 私の声に気が付いて、結城君がこっちに振り向いた。 「え……さ、西連寺!?」 結城君がこっちに歩いて来る。 「き、来ちゃだめぇっ!!」 (わ、私がおっぱいをおっきくしようとしてたなんて……絶対見せられないっ!!) 私は慌てて後ずさって、ララさんの発明品を隠そうとする。 カチッ! 「あっ!? 春菜! それ踏んじゃだめっ!」 「えっ!?」 ゴゴゴ……真後ろのロケットに点火したようだ。 「きゃあっ!?」 私は慌ててロケットから身を交わす。 ドシュッ!! 勢い良く発射されたロケットは…… 「ん? のわーっ!?」 ボシューッ!! その場に立っていた結城君を直撃した。 「あーっ!! またリトに当たっちゃった!!」 もうもうと立ちこめる煙が風に流されて行く。 そこに現れたのは…… 「またかよ……」 憮然とした顔で立ちすくむ、今朝教室で会った夕崎梨子さんだった。 私は結城君の家の居間に戻って、女の子になっちゃった結城君と向かい合って座っていた。 「やっぱり、結城君だったんだね」 「あ、バレてたんだ」 あははっ、と二人で笑い合う。 「まったくララの奴、人の身体をおもちゃにしやがって……」 「でも結城君の女の子姿、すっごく可愛いよ」 「はは……。喜んでいいものやら……」 「おっぱいも、おっきいし……」 「えっ……!?」 結城君こと夕崎梨子さんが、困ったような顔をして自分の胸を押さえている。 そんな私達の様子を見て、ララさんが…… 「せっかくだから、二人でお風呂に入ったら?」 「「ええっ!?」」 「リト、さっきのでだいぶ汚れちゃったし、今は女の子同士だし!」 「そ、そうだけど……」 「さーさー! そうと決まったら、お風呂場へゴー!」 「うわっ」「きゃっ」 ララさんが私達二人をお風呂場に押し込んだ。 私は女の子になった結城君の身体に石けんを付けて、背中をタオルで擦っていた。 「ほんとに、完全に女の子になってるんだね……」 「う、うん……」 「女の子の時は、リコちゃんって呼んでいいかな? 猿山君みたいに」 「え? い、いいけど……」 「うふふ。リコちゃんっ」 「な、なんか、恥ずかしいな……」 「リコちゃんも私のこと、春菜って呼んでいいよ」 「え!? ほ、本当に?」 「うん。女の子同士だもんね」 リコちゃん、なんだかちょっと戸惑ってるみたい。 「じゃ、えーっと、は、春菜ちゃん……」 「はい」 「うわぁ……」 リコちゃんのほっぺたがちょっと赤くなった。 うふふ、なんか可愛いな……。 「女の子になって、どんな気分?」 「えっ!?」 リコちゃん、ビックリしてまた真っ赤になっちゃった。 「ど、どんなって言われても……何がなんだか分からなくて…… 猿山とか校長には追いかけられるし……それに籾岡の奴……ああっ! もう、最悪……」 リコちゃん、頭を抱えてうつむいちゃった。 「じゃあ、猿山君に告白されて、どんな気持ち?」 「えーっ!?」 リコちゃんがびっくりして、目がまん丸になっちゃってる。 「あ、あいつの事は言わないでー!!」 頭をブンブン振り回してイヤがるリコちゃん。 なんか、ほんっとにイヤそうな顔してる……。 「あはは……。でも、告白された女の子の気持ちが少し分かったんじゃないかな」 「うー……」 眉をしかめてるリコちゃんを見て、私はクスッと笑ってしまう。 「これからもいっぱい女の子の気持ちが勉強出来るよね。せっかく女の子になったんだし」 「えー!? もうやだよー!」 今日はびっくりしてばっかりのリコちゃん。 うふふ、本当にリコちゃん、可愛いなあ……。 「そ、それで、ちょっと聞いていいかな……」 「え?」 私は背中から手を回して、リコちゃんのおっぱいを手でスッと包み込んだ。 「ひゃっ!? は、春菜ちゃん!?」 手のひらから伝わって来る、たっぷり量感のあるリコちゃんのおっぱいの感触。 どう見ても……私のよりふた回りは大きい……。 「こ、これが、結城君の理想のおっぱいなの……?」 「え、えーっ!?」 リコちゃんがびっくり仰天しちゃった。 「だ、だって、ララさんが、そう言って……」 「ララの奴……」 リコちゃんがハーッとため息をついた。 「今のオレの理想は、真っ平らな男の胸にもどりたいよ……」 「あははっ。でも、すっごく似合ってて可愛いよ。ちょっと、うらやましいくらい。 結城君って、女の子の才能あるんじゃないかな」 「や、やめてよー、春菜ちゃん……」 (ほんとに、うらやましい……) リコちゃんは男の子なのにこんなにおっぱいがおっきくて、 私は女の子なのにおっぱいがちっちゃいなんて……。 (やっぱりさっき、おっぱいおっきくしてもらうんだったかな……) 私はちょっとだけ、さっき断っちゃったことを後悔していた。 「あ、あの……」 一呼吸置いてから、思い切って聞いてみた。 「わ、私って、もっとおっぱいおっきい方が、可愛い、かな……」 「えっ!?」 また、リコちゃんはびっくりしたみたいな声を出した。 リコちゃんは私の方に振り向いて、 「春菜ちゃんは、そのままが一番だよ」 キッパリと言い切った。 「え……」 今度は私がびっくりしちゃう。 「ほ、ほんとに……?」 「うん」 (で、でも……) 「結城君って、おっぱいがおっきな女の子が好きなんじゃ……?」 「えっ!? な、なんで……」 私は、昨日の結城君の告白を思い出していた。 「だって昨日……古手川さんと、ルンちゃんと、御門先生に、告白してた……よね?」 「あ……」 リコちゃんが頭を抱えてしまう。 「あ、あれは……間違いなんだ」 「間違い?」 「本当はオレ、別の人に告白しようと思ってたんだ」 「え……」 「本当はオレ……」 一瞬、空気が静まり返った気がした。 リコちゃんの顔が、ほんのりと赤くなって行く。 私はまた、昨日の結城君の台詞を思い出していた。 『西連寺、話があるんだけど』 (やっぱり……そうだったの……?) ドキン、ドキン、ドキン……。 胸の鼓動で、私の視界が微かに揺れている。 そして、リコちゃんの唇から出て来た言葉は…… 「いや……間違い、だったんだ」 「え……?」 リコちゃんは、一瞬考え込んでからゆっくりと続けた。 「オレ、さっき古手川に会った」 「あ……」 そう言えば、さっきリコちゃん、古手川さんと一緒に帰ってた……。 「それであいつの様子を見てて、気が付いたんだ。 オレにとっては間違いだったんだけど、 古手川にとっては間違いでもなんでもなかったんだな、って」 「え……?」 「だから……少なくとも、オレのしでかした事に、オレ自身がけじめを付けるまで…… 本当のこと言うの、待ってて欲しいんだ」 「……」 「ごめん、春菜ちゃん」 私はすまなさそうに頭を下げたリコちゃんのことをじっと見つめていた。 そして、リコちゃんの顔にそっと手を当てて、私の方に向けた。 「結城君って、優しいんだね……」 「えっ……」 「じゃ、背中流すから。後ろ向いて」 「う、うん……」 (優し過ぎるよ、結城君……) 私は、リコちゃんの背中にお湯をかけながら、 少しだけお湯を掬い取って自分の頬に落ちた滴を洗い流した。 「ね、リコちゃん。一緒に入らない?」 「う、うん……」 二人で並んでバスタブの中に浸かる。 「うふふ……こうしてると、本当に女の子友達みたいだね」 「あはは……」 「それで、古手川さんとどんなお話したの?」 「え……」 リコちゃん、ちょっと黙り込んだ後、 「あんまり詳しくは話せないんだけど」 一言断ってから、淡々と語り出した。 「古手川、オレに告白されてすごく悩んでた」 「そう……よね」 「オレ正直、古手川があんなに悩むだなんて思ってなかったよ。 恋愛事なんて全然興味ないんじゃないかと思ってた」 「そうかな」 「え?」 リコちゃんが顔を上げて私の目を見た。 「古手川さん、いつも怒ってる事が多いから周りの人から疎まれてる部分もあるけど、 本当はすごく繊細で優しい心を持ってる人だと思う」 「そう……かな」 「うん」 私はニッコリと笑ってリコちゃんに告げる。 「男の子の結城君には分からないかもしれないけど、 女の子のリコちゃんなら分かるんじゃないかな」 「……」 リコちゃんはちょっと考え込んでしまう。 「私、リコちゃんが古手川さんのお友達になったのって、すごく良い事だと思う」 「え?」 「古手川さん、いつもクラスで寂しそうにしてたから」 「あ……」 私はリコちゃんにニッコリ笑いかけた。 「リコちゃん。これからも古手川さんの良いお友達でいてね」 「うん……」 リコちゃんも少し微笑んでくれた。 「でもそれって、オレ、これからも女にならなきゃいけないって事?」 「えっ!? あ、そ、そうよね……やっぱり、イヤ?」 リコちゃん、ハァッとため息をついてから言った。 「校長と猿山と籾岡がいなければ良いんだけどね」 「あはは」 私は苦笑を浮かべてしまった。 その時、リコちゃんがなにげなく微笑みながら言った。 「春菜ちゃん、やっぱり優しいね」 「え……」 優しい。 私は、優しい。 結城君も、優しい。 なぜか急に、私はその言葉が大嫌いになってしまった。 私って、なんでこんなに優等生ぶってるんだろう……。 それに、結城君もどうしてこんなに、私だけに優しくしてくれないんだろう……。 私の中に生まれた、酷く独占欲の強いワガママな考え。 しかし、私はそれを否定することが出来なかった。 それを否定することは、私の一番大切なものを捨てることを意味するから。 沈黙してしまった私に結城君が問いかける。 「春菜ちゃん? ど、どうしたの」 私はゆっくりと首を振って答える。 「ううん、なんでもない」 私の葛藤は続いていた。 私の幸せと、クラスメイトの古手川さんの幸せ。 秤にかければどちらが重いかは分かり切っている。 しかしそれを秤にかけるには、私の大切なものをいくつも捨ててしまわなければいけない。 優しさ。思いやり。友情。穏やかで、ほのぼのとした日常。 それを捨ててもなお、私は幸せになれるのだろうか。 「……」 口の中に血の味がした。唇を噛んでしまっているみたい。 鼻を突き抜けるツンとした匂い。なんだか、吐き出してしまいそう。 このままではみんな台無しにしてしまいそうで。 私は出口のない迷宮を彷徨うのを止めた。 「そろそろ上がりましょうか」 リコちゃんの顔をみないようにして私が呟いた。 「あ! オレが先に出るから!」 リコちゃんがザバッとバスタブの中で立ち上がって、 「ふぅーっ」 両手を伸ばして思いっきり伸びをして、プルプルと頭を振る。 (あ……) その姿を見た私は、ふと中学校の頃の結城君の事を思い出した。 サッカー部の部員だった結城君。 練習が終わった後、友達と笑い合いながら水場で汗を洗い流して、 気持ち良さそうに頭を振って水を飛ばしてた……。 (結城……君……) その瞬間。 ドクン。 私の身体が魂ごと大きく震えた。 体中の血がゾクリとざわめく。 手足が震え、背筋が脳天を震わせる。 呼吸が荒くなり、視界が狭くなる。 結城君が、欲しい。 欲しくって、欲しくって、はらわたを吐き出してしまいそう…… (結城君……) 結城君がバスタブから外に出ようとする。 その時、 「えっ!?」 私は後ろから結城君の身体に抱き着いてしまっていた。 「は、春菜ちゃ……うわっ」 私と結城君はもつれ合って転んでしまう。 「いてて……。だ、大丈夫、春菜ちゃ……!」 (結城君……) 結城君がハッと息を飲む。 一体今、私はどんな顔をしてるんだろう。 顔が、熱い。 頭が、ボーッとしてる。 ハァ……。ハァ……。 私の唇にかかる結城君の息が熱い。 もっとその熱さを感じたくて、 その熱さの源を自分の物にしたくて、 私は…… (結城……君……) 「春菜ちゃん」 ハッ。 私は目の前の結城君の声で我に返った。 結城君は、私の頬に手を当てて不思議そうな顔で私を見ていた。 「どうしたの、春菜ちゃん」 「結城……君……」 「涙、出てるよ」 「あ……」 いつの間にか、私の頬に二つの熱い涙の筋が出来ていた。 その涙は、ついに溢れてしまった私の長年の想いの結晶。 「好き……」 一瞬、結城君が止まってしまう。 でも、もう私は、溢れ出した想いを止められない。 「好き……好きっ……」 「は、春菜……ちゃん……」 私は結城君の胸に縋り付いて、想いの洪水を全て吐き出した。 「好きっ……好きなの……結城君っ……大好きっ…… ずっと……ずっと好きだったっ……私……中学の頃から……ずっと…… 好きなの……結城君のことが……好きっ……好きなのっ……好きなのっ……好きなのっ……! だから……行かないでっ……古手川さんの所なんか……行かないでっ…… 私の……結城君でいて……お願い……お願い……お願い…… 私が一番……結城君のこと好き……もう……離れたくない…… 結城君……結城君……結城君……結城君……結城君っ……!」 多分、私の顔は今までで一番みっともない。 真っ赤になって、涙でビショ濡れで、鼻水が一杯出てて……。 でも、そんなダメな私を全部結城君に見て欲しくって、 優等生じゃない私を全部結城君に知って欲しくって、 私は今、世界で一番、ワガママで悪い娘になった。 一体、どれだけの涙を流したんだろう。 いつの間にか、私は結城君の胸に縋り付いたまま放心していた。 結城君は、そんな私の頭をずっと撫でていてくれた。 ゆっくりと顔を上げて、小さな声で結城君に言った。 「結城……君……。ごめんなさい……私……」 「ありがとう、春菜ちゃん」 私の声を遮って結城君がきっぱりと告げた。 「オレ、今、最高の気分だよ」 結城君がニッコリと笑った。 「あ……!」 その笑顔で、私の心が救われた。 目から光が差し込んで、私の世界が明るくなって行く。 「でも、オレやっぱり、古手川のことはきちんとしたいと思ってるんだ」 「え……」 (そんな……) 私の中の光が急に小さくなった気がした。 結城君が続ける。 「実はオレ、古手川達に間違って告白する前に、ララに告白したんだ。好きだって」 「えっ!?」 (ララさんにも……!) 「そして、もっと好きな人がいるってのもちゃんと言った。つまり、その……」 結城君が少し顔を赤くして、私の方を見つめる。 (わ、私のこと、なの……?) 「そしたらララの奴がさ、言ったんだよ。やったー! って」 「え……」 「ララと春菜ちゃん、二人ともオレと結婚できる、って。無茶苦茶だろ?」 「え、えーっ!?」 (そ、そんなことって……) 「無茶苦茶なんだけどさ。でも、オレもちょっとだけ今、思っちまったんだ。 もしそんなことが本当に出来るなら、オレ……ララも、春菜ちゃんも、それに古手川だって、 みんな幸せにできるのかもしれないな、って」 「あ……」 「あ、ごめん。オレ、なんか偉そうなこと言っちまった」 結城君が照れくさそうに頭を掻く。 私はなんだか、気が抜けたというか、感動したというか、驚愕したというか、 自分の信じていたものが根底から覆されたというか、狐につままれたような印象を受けていた。 (そんなのって……許されるの!?) もし。 そんなことが許されるのなら、さっきまで私が必死で思い悩んでいた事は一体何だったのか。 私はまた、ララさんの心の底知れない大きさに驚いて、自分が恥ずかしくなっていた。 ふう、と私はため息をつく。 「ララさんって、本当にすごい人だね」 「本当。何考えてるのかさっぱり分かんねーよ」 ハハハ、と二人で笑い合う。 「それで……さ」 「え?」 「あんまり、女の子同士で抱き合ってると……ちょっと恥ずかしいんだけど……」 ハッ、と私は今頃気が付いた。 私が抱き着いていたのは、結城君なんだけど、リコちゃんだった。 私がさっき頭を埋めて泣いていたのは、リコちゃんのおっぱいの間……。 「ご、ご、ごめんなさいっ」 慌てて顔を真っ赤にして、私はパッとリコちゃんの身体から飛び退く。 そして一瞬二人で見つめ合って、どちらからともなくプッと吹き出して、アハハッと笑い出した。 「じゃ、そろそろ出ようか」 リコちゃんが私に手を差し出す。 「うん」 私がリコちゃんの手を取る。 私達は、二人仲良く並んでお風呂場を出た。 「あ、お姉ちゃん? 今日、お友達の家に泊まるから……え? ち、違うよ! 女の子のお友達! も、もう、本当だってば! ……あー、信じてない! ちょ、ちょっと、お姉ちゃん!」 一方的に電話を切られた私は、ムッとしてちょっと膨れっ面をしていた。 「どうだった?」 「まったく……私の言うこと全然聞かないんだから、お姉ちゃんったら!」 「あははは……」 リコちゃんが私の顔を見て苦笑いをする。 「でも、春菜ちゃん、そんな顔もするんだね」 「えっ!?」 恥ずかしくて赤くなっちゃう。 「やだ、私ったら……」 「でも、すっごく可愛いよ。春菜ちゃん」 「えっ」 もう、私の顔は真っ赤っか。 「もう、結城君のバカ……」 「あはは。じゃ、オレの部屋に来る?」 私達は二人で結城君のお部屋にやって来た。 部屋を見渡すと、ちっちゃいかごの中にセリーヌちゃんがスヤスヤと眠っている。 「あ、セリーヌちゃん。可愛いね」 「あはは……寝てる時はいいんだけどね」 リコちゃんがそんな事を言っていると、セリーヌちゃんが起き出して眠そうに目を擦っている。 そして、リコちゃんを見付けると、 「まうーっ!」 ガバッ、とリコちゃんに飛びかかって抱き着いた。 「あっ!? セリーヌ!?」 そして、リコちゃんの着てるTシャツをめくって中に入り込んで、 「あっ、ちょ、ちょっとっ……あんっ!?」 リコちゃんのおっぱいをチューチュー吸い出した。 「あーっ……や、やめっ……セリ……あっ……あんっ……あはんっ……!」 セリーヌちゃんにTシャツをめくられて、リコちゃんおっぱい丸出しになっちゃった。 顔が真っ赤になって、ペタリとベッドの上にへたりこんじゃって、頭が仰け反っちゃってる。 「あ……やめ……あんっ……な……なんで……こんな……あはっ……いやぁっ……!」 もうリコちゃん、セリーヌちゃんにベッドの上に押し倒されて手足がピクピクしちゃってる。 顔がもう汗だくになっちゃって、ハァ、ハァってエッチな声出しちゃって、 なんかすっごく感じちゃってるみたい……。 「あん……セリーヌぅ……や……やめてぇ……もう……やっ……あはっ……!」 チュポンッ! 音を立てて、セリーヌちゃんのお口がリコちゃんのおっぱいから離れた。 セリーヌちゃん、美味しそうにペロッと舌なめずりなんかしちゃってる……。 「あぁ……はぁ……はぁ……」 リコちゃんが顔を真っ赤にして荒い息をついてる。 リコちゃんのおっぱい……うわぁ……乳首が立っちゃってる……。 「まうーっ!」 あっ!? 「やんっ!?」 セリーヌちゃん、リコちゃんの立っちゃった乳首をちっちゃい手でギュッと掴んで、 「まうまうっ♪」 「やんっ! あんっ! いぎっ! あーっ! やめ……あはんっ!!」 おもちゃみたいにギューギュー引っ張ったりこね回したりして遊んでる。 「まうーっ!」 あっ! 手でリコちゃんの乳首掴んだままもう一個の乳首に吸い付いて、またチューチュー吸い出した……。 カプッ! 「あっ……いぎいいぃっ!! かっ……噛まないでっ……あっ……いいいいぃっ……!!」 リコちゃん、セリーヌちゃんにおっぱい噛まれたみたい。 なんかすっごく痛そうに涙ポロポロ流して頭をぶんぶん振り回してる……。 「いたっ……いたいっ……やっ……やめ……やめてぇっ……あっ……!」 チュポンッ! またセリーヌちゃん、お口をおっぱいから離した。 「はあぁ……はあぁ……もぅ……やだぁ……」 リコちゃんのお顔、もう真っ赤っか。 汗がいっぱい出てて、よだれまでタラっと垂らして、涙もポロポロ流してて、すっごくエッチ……。 息は荒くなってるし、手足がダランとなってるし、乳首は両方ピンと立っちゃってるし……。 「まうまうっ♪」 「あひぃ!?」 あっ! セリーヌちゃん、リコちゃんの乳首を両方手で掴んで、また引っ張ってコネコネし始めた。 「あはぁんっ……やぁんっ……やめてぇっ……乳首ぃ……感じやすくなってるのにぃっ…… はああんっ……あはあんっ……はうぅっ……いぃっ……!」 あっ……リコちゃん、さっきよりもっとエッチな声出し始めた……。 「はああぁんっ……はっ……春菜ちゃんっ……見てないでっ……止めてぇっ……」 え!? ど、どうしようかな……。 とりあえず、セリーヌちゃんを観察してみる。 「まう、まう♪」 すっごく嬉しそうで、楽しそう……。 あ、そっか。 セリーヌちゃんにとって、リコちゃんって育ててくれたお母さんなんだ。 だから、お母さんのおっぱいチューチューできて、すっごく嬉しいんだね……。 うふふ、可愛いな……。 「な……なんでぇっ……止めてくれないっ……あはっ!?」 カプッ! またセリーヌちゃん、リコちゃんのおっぱいに吸い付いた。 チューッ、チューッ! 「あひゃあぁんっ! いひいぃんっ!」 さっきより力いっぱい吸ってるみたい……。 リコちゃん、もうたまんないって顔して、おっぱいをセリーヌちゃんのお口の方に突き出して、 体を仰け反らせて手足をジタバタさせて、太ももをモジモジ擦り合わせて……。 顔は真っ赤っかで、汗と涙がいっぱい出てて、よだれもいっぱい垂らしてて……。 「あひゃああぁっ……ひっ……いいいいぃっ……!!」」 あっ……手足がピンッとなって……体がブルブルしてきた……。 「も……もぅ……もう……ら……らめぇ……いっ……いっ……いいぃっ……いひゃぁんっ!!」 ビクンッ! あっ! リコちゃん、体から力が抜けたみたいにクタッとなって、ほっぺたが真っ赤になって、 目がトロンってしてて、ハァ、ハァって言ってて、お口からよだれが流れっぱなし……。 も、もしかして……。 リコちゃん、イッちゃったの? 男の子なのに、おっぱいで? 赤ちゃんのセリーヌちゃんに、されちゃって? うわぁ……。 な、なんか、イケナイものを見ちゃったみたいで、ちょっとドキドキしちゃう……。 「ひゃ……ひゃるにゃひゃん……なんれ……」 リコちゃん、もうお口が回ってない……って、あっ? 「まうーっ!」 カプッ! 「あひゃうんっ……!」 またセリーヌちゃん、リコちゃんのおっぱいに吸い付いちゃった。 チュー、チュー! 「あひゃあぁんっ……もう……いいはへんに……あひゃっ……あひぃっ……ひいんっ……!」 ふぅ……。 でも、リコちゃんが男の子なのに私よりおっぱいがおっきいから、 セリーヌちゃんがチューチューしたくなるんだよね。 仕方ないんじゃないかなぁ……。 私をいっぱい悩ませた罰だよ、結城君。 「ろうひて……はりゅっ……あはあんっ……いっ……いひっ……いいいぃーっ!」 またビクッとしてクタっとなったリコちゃんを見ながら、 私はちょっと意地悪なことを考えて、クスッと笑ってしまった。 「春菜ちゃん……グスッ……どうして止めてくれないんだよぅ……ひどいよぅ……」 「あ、あはは……ご、ごめんなさい、つい見とれちゃって……」 「うぅ……春菜ちゃんの意地悪ぅ……ヒック……」 セリーヌちゃんに何回もおっぱいでイカされちゃったリコちゃんは、 なんだかプライドが傷ついちゃったみたいで、 涙を流して鼻をグスッてさせながらイジケてベッドの端で足を抱えて座り込んでる。 セリーヌちゃんは満足した様子で、またスヤスヤカゴの中で眠ってる。 でも……。 リコちゃんって、おっぱいおっきいし、可愛いし、感じやすいし…… セリーヌちゃんをきちんと育ててるし、優しいし、責任感もあるし…… なんだか私よりずっと女っぽくて、すっごくお母さんに向いてるよね……。 「ね、リコちゃん」 「なんだよぅ……」 「猿山君と結婚しない?」 「ええっ!?」 リコちゃん、びっくりしてこっちに振り返った。 「な、な、なに言ってんだよ! 春菜ちゃんっ!?」 「だって、そんなにおっぱいおっきいんだもん。リコちゃん、いいお嫁さんになれるよ」 「そ、そ、そんなのって……」 「だって、結城君とララさんと私と古手川さんが一緒に結婚できるんなら、 一緒にリコちゃんと猿山君が結婚しても、いいんじゃないかな」 「えーっ!?」 リコちゃん、顔が真っ青。 「そ、そんなの、絶対無理! 無理ったら無理! だめっ!!」 必死で否定するリコちゃん。 「うふふ。冗談だよ」 「も、もう、春菜ちゃん……。心臓に悪い冗談はやめてよぅ……」 でも、こっそり私はその光景を想像してみた。 私とララさんと古手川さんが一緒に結城君の子供を産んで、 リコちゃんが猿山君の子供を産んで、一緒に子育てしてみんなで遊んで……。 (結構、いいかも……) 私は目の前で冷や汗をいっぱい流してオロオロしてるリコちゃんを見ながら、 ちょっとイケナイ妄想に胸を膨らませていた。 「よし。こんなもんかな」 リコちゃん、何か古手川さんに手紙を書くって言って、随分悩んでたみたいだけど、 ようやく書けたみたい。 「なんて書いたの?」 「ひ、ヒミツだよっ」 リコちゃん恥ずかしがって慌てて手紙を隠した。 それを机の中にしまうと、リコちゃんが言った。 「じゃ、そろそろ寝ようか。どこで寝る?」 私は、ちょっと顔を赤くして小さい声で言った。 「り、リコちゃんと一緒に寝てもいいかな……。女の子同士だし……」 「え!? い、いいけど……女の子同士だし、ね」 私とリコちゃんは二人で顔を見合わせると、 二人ともララさんから借りた女の子物のパジャマを着て、電気を消して一緒にベッドに入った。 (リコちゃんの、おっぱい……) なんだか、今日は朝からずっとおっぱいのことばっかり考えてた気がする。 私はなんだか、リコちゃんのおっぱいがすっごく気になっていた。 「ね、リコちゃん」 「ん?」 「おっぱいを枕にしてもいい?」 「えっ!?」 リコちゃんの返事を待たずに、私はリコちゃんのおっぱいの間に頭を埋める。 「あ、ちょ、ちょっと……」 リコちゃんの鼓動の音が聞こえる。 すっごく暖かい。 結城君の心の暖かさ。 リコちゃんのおっぱいの暖かさ。 なんだか、すごく安心する……。 「春菜、ちゃん……?」 私、今日はもう、すっごく疲れちゃったみたい。 色々悩んだり、泣いたり、笑ったり……。 でも、最後に行き着けたのがここなら……世界で一番安らげるこの場所なら…… 今日はきっと、私の人生で一番良い日だったんだな。 そう思った。 次の日、私と結城君は学校に来ていた。 古手川さんとのお話が終わって私の所に来た結城君に声をかけてみる。 「古手川さんとのお話、どうだった?」 「んー。これからまた、こってり搾られそうだな」 「そう……。大変だね……」 私達がそんな会話をしていると、 「はーい♪ 結城ぃ。お・ひ・さ・し・ぶ・り!」 里紗が私達のところにやってきた。 「うぐっ……籾岡っ……」 なんだか結城君が露骨にイヤな顔をして里紗を見る。 「あーら、何その顔はぁ。昨日はあんなに可愛かったのにぃ」 「こ、こらぁっ!?」 慌てて結城君が顔を真っ赤にして里紗の口を塞ごうとする。 (あれ? 昨日はって……里紗、気付いてるのかな? リコちゃんが結城君ってこと……) 里紗が私に向かってニヤリと笑いかけて来る。 「春菜も、またリコりんと会いたいよねー?」 「えっ」 いきなり振られてちょっととまどっちゃったけど、 「うん」 ニッコリ笑って私は頷き返す。 「は、春菜ちゃんっ!?」 結城君がそう言った途端、里紗の目がキラリと光った。 「今あんた、『春菜ちゃん』って言ったわね」 「え……あ!」 結城君が慌てて口を手で隠す。 「は、はーん……あんた達、さては……。昨日何があったの? 言いなさいよ」 「な、なんでお前に言わなきゃいけないんだよ!」 ゆ、結城君……その言い方は、何かあったって言ってるみたいなものだよね……。 さらに里紗の目が鋭く光りだす。 急に里紗は猿山君の方を向いて、 「おーい、猿山。リコりんについて、面白いこと教えてあげようかー」 「えっ!? マジッ!?」 「こ、こらーっ!!」 なんだか、とってもややこしい事になってきたみたい。 これからもこんな事がずっと続くのかな……。 私はこれから続く私達の未来のことを思って、少しだけクスッと笑ってしまった。 (終)
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教室・昼休み- 憂「あっ、純ちゃん帰ってきたよ」 梓「パン何買って来たの?」 純「やきそばパン!」 梓「ふーん、まあおかえり」 憂「純ちゃんおかえりんこ♪」 純「ただいまんこー!」 憂梓「…」 憂「…///」かああっ 梓「…っ///」かああっ ざわ… ざわ… ざわ… ざわ… 純「ん?」 憂「…あ…///」 梓「ぅぁ…///」 純「?どうしたの?」 ざわ… ざわ… ジロジロ クスクス 梓「み、みんな見てるじゃん…///」 憂「ご、ごめんね純ちゃん梓ちゃん…!」 純「何が?」 憂「あ、あう…私がおかえりんこ、だなんて何気無く言った所為でっ///」 梓「う、憂は悪く無いっ!むしろ…」 純「…何よぅ?」 梓「……いや、純も悪く無いけど…(気付いてないみたいだし…)」 憂「…///」あうあう 梓「…///」かあっ 純「な、何なの二人して…どったの?」 放課後・けいおん部部室- 梓「意外だ…純があんなにあっち方面に疎いだなんて」 律「何がだ梓?」 梓「えっ?…あ、私声出してました?」 律「ああ、ばっちしだ。佐々木さんが何だか方向音痴だとか」 梓「…色々違ってるんですけど……ぷっww」 律「むっ…!」 梓「何でも無いですよ…っていうか佐々木じゃなくて鈴木ですし…ぷっww」 律「…中野ぉっ!」 梓「す、すみません……ぷっww」 律「中野おおおっ!」グリグリ 梓「あははっ!い、痛い痛いっ!」 律「まったく…」 梓「あはは…」 梓「…」 次の日・放課後- 純「やっと休みだー!」 憂「明日は何か予定あるの?純ちゃん」 純「無い無い、家でドーナツ食べながら漫画読もうかなー」 憂「いいなあ…私はどうしよう」 梓「(よくは無いでしょ…)太っても知らないよ?」 純「ふ、太らないもんっ」 梓「何を根拠に……っ」ピーン 梓「…そんなに言うなら体脂肪チェックしたげようか?」 純「え?」 梓「ほら…おなかをこうやって」さわっ… 純「ぁっ…」ぴくんっ 梓「うーん…もうちょっと下かなあ…」くにゅっ 純「っ…ぁっ…」ぴくっ 梓「ほらこの股の間を触ると分かるんだよ…?」くにゅっ… 純「そ、そうなの…?んっ…(何か変な気分だよぉ…)」 憂「あ、梓ちゃ…///」 梓「へーきだって…もう誰も教室に残って無いし…」ボソボソ 憂「…で、でも…(純ちゃん本当にウブなんだあ…(か…か…)」ドキドキ 純「あ、梓ぁ…まだわからないの…ぁっ!」 梓「んえ…?…ま、まだだよお…///(か…か…)」ドキドキ 憂梓「(…かわいい…!!)」 純「あ、んっ…はあっ…あっ!」ビクンッ! 梓「(まさか…もうイきそうなの?)」 憂「(すご…敏感過ぎだよ純ちゃん…///)」 純「あ、梓ぁ…まだ分からない?私おしっこ…行きたく…っ」ピクッ… 純「来ちゃ…あっ…な、何これ変っ変だよおっ」ゾクゾク 梓「(可愛い…こ、こんなに感じやすいとか…もう全部可愛い!)」クチュクチュ… 純「梓もうやめてぇ…漏れちゃ…あ、あ…ふああああっ!」ぷしゃああっ! 憂「純ちゃ…///」ドキドキ 純「はあっあっ…んあっ…はあ、はあっ…あっ…!」ぷしゃっ…ちょろろ… 純「あ…ああ…何か、ビクッって…こ、こんな…教室で…おしっこ…ふえええ…」じわっ… 梓「…おしっこじゃ無いよ?」 純「え…?」ぐすっ… 梓憂「…///」むぎゅっ… 純「二人とも…どうしたの?」 梓「ごめんね純、ごめんね…」ぎゅう… 純「苦しいよぉ…」 梓「体脂肪を計るなんて嘘なんだ…ごめんね、純」 憂「純ちゃんがあんまり可愛いから…私も見惚れて止めれなかったの」 純「な、何…?二人して急に…嘘?」 純「どうしよう教室の床…それに二人におしっこ漏らすとこ見られちゃって…もうやだ…」ぐすっ… 梓「純…これはね?おしっこじゃ無いんだよ。私が純のその…///股を弄った所為なんだよ」かああっ 憂「女の子はお股を触り続けると、少なからずこういう風におしっこ以外のものが出るんだよ」 純「…よ、良くわかんない…けど」 梓「本当にごめん…」 憂「ごめんね、純ちゃん…」 純「い、いいよ別に…それより早く掃除しないと」 純「二人とも気にし過ぎだよ?私別にこれ位なんともないもん」 純「私が掃除しとくから平気だよ…汚いもんね、早く拭かないと(こんなに謝られたら責められないよ…)」 憂「…ううん、汚くなんて無いよ(可愛い…)」ゴシゴシ 梓「…私もハンカチで…」ゴシゴシ 純「き、汚いよーっ」アセアセ 梓「汚いわけないじゃん…」フキフキ 憂「うん、舐めても良い位だよ?」 純「な、何言ってるの…はあ…」 純「(パンツ穿き変えたいよー…)」 おわり 戻る
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姉ちゃんは俺の 第8話 「んー…」 頭の中に雀のさえずりが響く。 心地よいぐらいの気怠さの中、うっすらと目を開けると、目の前に天使の笑顔があった。 「んんー…お姉ちゃん…」 ネギがかぷっと刀子の乳房をくわえ、刀子はにっこり笑ってネギの髪の毛を撫でる。 「…うーん…お姉ちゃーん…」 刀子がハッとして身を起こし眼鏡を掛ける。 「…やっと気が付いた…」 夏美がぼそっと呟く。 「皆さんお早うございます」 「お早うございます」 刀子が丁重に頭を下げ、あやかと千鶴が丁重にそれに応じて他の面々も倣うが、 円などは、普段は美しく整えた黒髪をバサバサに乱し形のいい乳房をぽろりと剥き出しにした刀子を前に、 取り澄まして見せるのに相当な意思力を必要としていた。 「昨夜は無事夫婦として過ごされた様ですね。こちらの体験実験型観察も無事に成功しました」 「そうですか」 刀子とあやかがそれぞれ真面目な口調で言う。 「それで、新郎の方は?」 「向こうで休んでいます。やっぱり色々あって疲れたんですね、真っ白な灰になってぐっすりと」 「そうですか」 落ち着いた千鶴の回答に、刀子が落ち着いた口調で応じた。 「それでは、朝ご飯食べていかれますか?こちらで作る事が出来る様に手配しておきましたの」 「助かります」 あやかの勧めに、刀子がにっこり笑って応じた。 「では」 美少女妻一同がぺこりと頭を下げて、ぞろぞろと寝室を出て行く。 最後尾の夏美がぱたんとドアを閉め、その向こうから僅かな響きが貫通して来た。 「…あうっ…あっ、あっあっ…あおおおぉぉぉぉぉぉぉ…」 「おはよーコタロー君」 「おお、おはようさん」 リビングで小太郎とネギが顔を合わせ、何となく笑みを見せ合う。 「このこのっ」 「何だよっ…」 にやついた小太郎に肘で突かれ、ネギが言い返す。 「何やねん美人のせんせにあんなすっごい声出させて、ホンマさいてーの女たらしやなぁ」 「いきなり五人女の人相手にしてるコタロー君に言われたくない」 「ええやん別に俺の嫁さんや文句あるかい」 その嫁さんたちにくすくす笑われながら小太郎とやり取りをしていたネギが、不意にカードを額に当てた。 「コタロー君」 「ん?」 ネギとごにょごにょ話していた小太郎が向き直った。 「あ、悪い、ちょっと出て来るさかい。 まだ朝早いんやな、どうせ学校は欠席出してるし多分朝飯までには戻るさかい」 そう言って、小太郎とネギがパタパタと部屋から出て行った。 「よう師匠」 エヴァ・リゾートの城の前で、小太郎は腕組みしたエヴァンジェリンと向き合っていた。 「来たか犬、貴様の腑抜けた面でも拝んでやろうと思ってな」 エヴァがニヤッと笑みを浮かべる。 「ほー…誰が腑抜けか試して見るか?…」 「ここですね」 「あら、お洒落なログハウス」 刀子と千鶴がエヴァ山荘の前で言う。 「式神に一応探知されておいたのですが、ここで途切れてしまいましたし一体何を…」 「お早う小太郎君」 「ああ」 城内の雑魚寝の寝室でゴキゴキ首を鳴らす小太郎にネギが言った。 「また一段とハードだったねマスター」 「ああ、何か怨みでも買ったんかいな。お前も相当ボコボコやられたやろ」 「だね」 「おい、犬」 その寝室の入口に、腕組みをしたエヴァが立っていた。 「果報者だな、新妻どもが打ち揃ってのお迎えだぞ」 「なっ!?」 そこに、その通り茶々丸に促されて小太郎の妻全員と刀子が現れた。 「な、何してんねんこんな所で!?」 「結婚二日目の朝っぱらから行方不明になる旦那様に言われたくない」 夏美の反撃に小太郎が詰まる。 「何だか知らないけどエヴァちゃん、連れて帰っていい? これからみんなで朝ご飯だし」 「それは無理だな」 詰め寄る夏美にエヴァがあっさりと言った。 「は?」 「ここは一度入ったら一日は出られない。 そして、ここで一日が過ぎた時、ここの外では一時間しか経過していない。 夏休みにこの犬と多少の修羅場はくぐった貴様だ、そう言う事もあると理解は出来るだろう」 「んー、まあ、何とか…」 「と、言う事だ、ここの事はこいつらが良く知っている、出るまで勝手に使っていろ。 ガキのままごとに付き合っていられるか」 うるさそうに右手を挙げてエヴァが出て行き、茶々丸がぺこりと頭を下げてそれに倣った。 「かわいー愛衣ちゃん」 「円さんも、綺麗と言うか格好いいです」 「ビミョーだけどありがと♪」 「どう、小太郎君?」 ビーチで、フリフリ過ぎないくらいに可愛らしい愛衣とスポーティーな円の水着の競演を前に、 大人し目のワンピース水着を着た夏美が言った。 「まあ、なんつーか、ええな。ああ、夏美姉ちゃんもな」 「ついでみたいに言うな」 「きれーです刀子先生」 「いやですよ、ネギ先生」 砂浜に立つ刀子が、あからさまに満更でもない顔で言った。 「思い切り美脚だよね、胸も結構あるし…」 借り物のハイレグワンピース水着の刀子を前に、円と夏美がひそひそ話している。 「お待たせ」 「お待たせしました、旦那様、ネギ先生」 「…やっぱ強烈…」 「…たたた…」 要所要所が×字紐からはみ出しそうな千鶴と黒ビキニのあやかが二大ナイスバディ水着競演を展開する前で、 他の若妻達は呆然としネギの肩を掴み抱く刀子の力がメキメキと上がっていく。 「ネギ先生」 「ああ、いいんちょさん」 陽も落ち、浜辺のバーベキューパーティーもお開きとなった中、 少し離れて楽しそうな集団を目で楽しんでいたネギにあやかが声を掛けた。 「思いがけず楽しい新婚旅行を過ごさせていただきました」 「良かったです」 「これもエヴァさんのお陰なのですが、エヴァさんは?」 「ああ、僕からお礼言っておきます。エヴァさん照れ屋ですから、 いいんちょさんから改まってお礼を言われると余り素直じゃない…」 「ほう、照れ屋で素直でないか?」 ネギが、汗の洪水と共にそろそろと後ろを見る。 「うむ、一つ食後の運動と行こうではないか」 「…あーーーーーうーーーーー…」 「あ、いたいたネギくーん」 おぼつかない足取りでふらふらと城に向かっていたネギに、愛衣を従えた円が駆け寄った。 「ああ、円さん」 「ネギ君、これからまた一緒に泊まりなんだよね?」 「まあ、一応観察人ですから、ああ、ちゃんと部屋は…」 「それなんだけど…」 円がごにょごにょ耳打ちし、愛衣がちんまりと下を向く中、少し驚くネギの前で円がにこっと笑った。 「何かありましたら」 「ありがと」 「では」 円が言い、茶々丸がぺこりと頭を下げて退出する。 そこは、一通り揃ったホテルの一室を思わせる洋風の部屋で、中で巨大なベッドがどんと鎮座していた。 ドアを開き、巨大な夜具の用意された和室を前に円も苦笑するしかない。 「お先にお風呂どうぞ」 「そうですか?」 愛衣に勧められ、刀子が浴室に向かう。 「ネギ君は?」 刀子が浴室に引っ込んだ後で円がにやーっと笑って言い、ネギがそそくさと浴室に向かった。 「何やってんだか」 小太郎が呆れた口調で言った。 風呂場の脱衣所にぺこりと頭を下げてネギが現れても、刀子は優しく微笑みを浮かべるだけだった。 浴室に入ると、熟女に片脚突っ込んだ妙齢の美女と一人の少年、と言うか男の子は 生まれたままの姿で抱き合い、熱く唇を重ねた。 「ああっ」 マットの上に横たえられた刀子が、乳房を吸われて遠慮なく甘い声を上げる。 「可愛い声なんですね、刀子先生」 「んんっ、ネギ先生っ…」 「…ラ・ステル、マス・キル、マギステル…」 「?」 さすがに反応する刀子だが、 散々に乳房をしゃぶられ、繊細な指で下をまさぐられる刀子の唇からは甘い響きが止まらない。 「風花・戒めの風矢」 「!?」 「ちょっ、なっ…」 まさかと言う魔法をまともに食らった刀子がもがき、ネギがちょっと浴室を出る。 そして、戻って来た時には、体にバスタオルを巻いた円と愛衣を引き連れていた。 「な、なんですかっあなた達はっ!?」 混乱が、刀子の口調をすっかり教師のものに戻していた。 「あー、まぁー、何と言いますか…」 ネギがもごもごと口を動かす。 「やっぱ綺麗な体してますねー刀子せんせー、 3‐Aのマスコットネギ先生がメロメロエロエロいっちゃうのも無理ないわ。 あの真面目な先生が私たちのすぐ側であーんなすっごい声でなさってるんだもん、 聞いてるだけなんて我慢出来ないですよー」 円の笑みに、刀子の動きが止まる。 「ほらほら愛衣ちゃん、おっぱい柔らかいよー結構大きいしー、やっぱ大人だねー」 「ですねー」 「さ、佐倉さんっ、そんな、あっ…」 「ふふっ、こんな乳首つんつんさせてー、 ネギ君柔らかいおっきいおっぱいいっぱいもみもみでちゅうちゅうなんでしょー」 「あうう…」 円が乳首を甘噛みしながら言う言葉にネギが下を向く。 「はううっ!」 「んふふー、いい具合に湿ってるー、ネギ君こう言うの器用そうだもんねー綺麗な指しててー。 でも、私の指もどうですか刀子先生?愛衣ちゃんなんかもう何回も天国案内しちゃったのー」 「あうぅ…」 愛衣が真っ赤になって呻くが、その言葉も伊達ではなさそうだと刀子は実感せずにおれなかった。 「はうっ、んっ、だっ、駄目んんっ、んっ…ん…」 じゅぽんと円の指が抜かれ、 既に浴室の熱気だけではなく色白の肌を全身ピンク色に染めた刀子がマットの上ではぁはぁ喘ぐ。 「まだだよまだだよー先生」 「んんっ」 円に乳首を吸われ、刀子が再び声を上げる。 「かわいー子猫ちゃんがねー、刀子先生のシロップ舐めてもっともっとかわいー鳴き声聞きたいって」 「えっ…ひゃっ…」 「刀子先生凄いとろとろですー」 「だっ、駄目佐倉さんそんな見ないでっ…」 結婚生活も経験したまあいい歳の女性として教師として、 つい昨日それを知ったばかりの少女に直面されるのは又別の羞恥心が沸き上がる。 「きれーですよー刀子先生。刀子先生のここ柔らかく開いてぬるぬるとろとろ溢れ出して、 これで男の人を掴む大人の女の人なんですねー。これも…」 「ひゃうっ!」 「熱く熟してぷっくり膨らんで、ツヤツヤしてぬるぬるして気持ち良さそう…」 「あっ、駄目っ、駄目佐倉さん駄目そんな先生にあなたあんんんうんっ…」 「ふふふー、愛衣ちゃん凄いでしょー、私もさー、あのぺろぺろで何回もお花畑見せてもらったしー、 おっぱいも頑張っちゃうよー」 「ああんっ!だ、ダメッ、ああ駄目ああっそんなあなた達先生にあんんんっ!!」 「まぁまぁ刀子せんせ、お互いこーんな声まで晒し合った仲なんだから、 刀子先生のかわいートコまた遠慮なく見せてもらうねー」 「ああんっ!!やっ、だっ、あっ、ああっ、あああああっっっっ!!!」 刀子があからさまにそれと分かる甲高い絶叫と共に、 透明な液体を大量に噴射してひくひくと痙攣するのを見届けてから、 愛衣と共にネギにまとわり付きながら円が言った。 「すっごかったねー刀子せんせー、やっぱネギ君との時もこんな感じ?」 「まあ、何と言いますか…」 「あ、あの…円お姉様…」 「ん?」 円がそちらに視線を向けると、マットの上で長い髪の毛をぞろりと垂らした刀子がむっくり身を起こし、 ゴキゴキ首を鳴らしていた。 「んー、まぁ、久しぶりに珍しいお楽しみ味わいましたえ。 けど、まだまだやなぁ、所詮はお尻の青いお子ちゃまや」 下を向いた刀子の唇がにいっと歪み、一瞬、目の光りが黒く一同を射る。 「………」 「どうもー、ちょっと奥さんお借りしますえー」 浴室から素っ裸で左手で鯉口を切って出て来た刀子に 黒い目でにっこり微笑まれると小太郎としてもそれ以上言葉も無く、 素っ裸のまま白蛇に縛られ大亀の背に揺られた面々が和室に入りドアがバタンと閉じられるのを 黙って見送る他無かった。
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「『あれから3週間…大会やらなにやらでもうヒロムくんとは全く会っていない 電話どころかメールすらもしていない 電話もメールもしないと提案してきたのはヒロムくんの方だった ヒロムくんに、とって次の大会は初めてで彼にとっても大切なことだ 気の迷いを断つ為に仕方が無い事であることは分かっているのだが流石に堪える 身体がヒロムくんを求めて疼くのだ特にあの部分が… 王華での練習中に疼き出した事もあってその時はトイレに行ったり シャワーで汗を流すついでに愛液も流したりと色々身体が大変な事になっている 夜は決まってヒロムくんを求めてしまいその行為が日課となりやめられない』」 そして、今日はいつも以上に身体の火照りが大きい その理由は簡単明解…明日ヒロムくんに会えるからだ 激しく指を出し入れする その度に喘ぎ声が漏れる 幸いにも今日は自宅にいて 家には誰もいないおかげで声を聞かれることが無く喘いでも問題無いのだ 身体の奥底から欲求が溢れかえる 「『ヒロムくんにしか見せたことの無いこの姿 自分の性欲を解放した姿 普段の自分とはかけ離れた誰も想像だにしないことを自分はやっている こうなってしまったのもヒロムくんの所為…絶対に責任は取ってもらわないと そうだ…今日は早く寝ないと明日は………』」 アキラは秘部に出し入れしている指が止まる 明日はヒロムに会える…会えるのだがなんて言ったら良いのだろうか迷ったのだ 「『なんて………なんて…言えばいいのかな…誉めたら良いのかな なんて言ったら良いのかな……そしたら…その後Hしてもらって』」 そう考えると再び気持ちがシリアスから性欲が溢れかえってくる 次第に指の出し入れが速くなって喘ぎ声も大きくなる そして、身体が跳ねると同時に秘部から愛液が流れ出る 性欲もピークになり気持ちもなんとも言えない感情が自分を支配する その後少しの間ベットにうずくまったまま余韻に浸り後片付けを始める 朝…それは唐突にやってくる 昔、朝と言えば日の出と共に起きる事だった しかし、今はカーテンを閉めているため日の出に気付かない すずめの鳴き声…それは日の出と共にやってくる だがそれも、防音の部屋なので鳥の鳴き声すらも聞こえない 時計も既に破壊されていて音を発さなくなっている 安らかに眠る一人の少女 布団で規則正しい寝息を立てている 頭には猫の帽子を被っている…どう言う趣味かは突っ込まないでおこう 時は常に流れている いつも今この時も流れている それを忘れて眠っている 気持ちよく なにも考える事無く 昨日は夜遅くまで頑張っていたのだ そうだ予行演習を頑張っていたのだ 奇跡をもたらした少女の兄 今日珍しく寝坊気味の妹を起こしに来る コンコン 「……………」 コンコンコンッ 「おい…起きろ」 「んんっ…」 コンコンッコンコンッ 「起きろ…もう~~だぞ」 「う~ん……んぅ~」 ドンッドンッ 「起きろ…だめだな」 こうして最後の希望を断たれた 眠りつづけている そう安らかに………… 一方少年の方は 「さて、行こうかな…アキラちゃん待たせるわけにはいかないし」 そう言って靴をはき玄関をでて目的地へと足を向ける 今日は曇り1つ無い快晴でとても気持ちのよい日である 「『今日はデート日和だな~ あっそうだ乙女ちゃんに貰ったあれを持って行かないと』」 ヒロムは思い出した様に家に引き返して自分の部屋にいってから乙女に貰った それらをバックにしまい込んで再び家を出ていく 朝……といっても既に10時をまわっている 流石に少女は起きた むくりと上半身を起こして時計に眼をやる そこには、無残にも破壊され部品などが散乱した時計が残っていた しかも針は自分が起きる予定だった場所を指していた カーテンをあけて太陽の陽射しが部屋の中に差し込んでくる 軽く冷や汗をかいてリビングに向かうために走って扉を開けて階段を降りてると 兄がいた 気付いた様で振り向いている 「やっと起きてきたか…もう10時を過ぎているぞ 飯はテーブルの上に置いてある」 「…………………………そっあっうぇあがっ」 声にならない声をあげて一気に途中まで降りていた階段を再びかけあがって行く 勢いよく部屋の中に飛び込む そしてタンスから前日に決めていたお気に入りの服を 取り出して女の子にあるまじき行為一気に服を脱ぎ捨ててすぐに服を着る そして、軽く歯磨きをし顔を洗い靴をはいて一気に目的地まで走っていく 「『どっどうしよう……………とっともかく急がないと……』」 約束の時間から30分が過ぎており絶望が少女を………川末晶(アキラ)を襲う 泣きたくてしょうがないが今は急ぐことしか考えられずにいた ただただ急ぐだけ…走るだけ タクシーを使った方が早いのだが 今のアキラの思考は既に真っ白同然でそこまで頭の回転が回らないのだ 先程携帯でヒロムにコールしたが繋がらず必死に目的地に急ぐしかなかった 目的地に到着する頃にはすでに10時20分 約束の時間から50分も過ぎていた 「はぁはぁはぁ…んふっ……はぁはぁ」 卓球を長年しているアキラでも流石に息を整えている 目的地……ヒロムと待ち合わせをした場所………駅前の見通しのいい場所… 軽トラックが通り過ぎるのを確認してからアキラは回りを見渡す だが、人1人誰もいない…悪いのは誰?……………… 涙が溢れ出してくる……ぽろりと一筋なんて言わないでどんどんと溢れてくる 涙を流している最中に唐突に肩を叩かれてとっさに振り向くと―――――― 遡ること30分前 「『……………遅いな~…アキラちゃんのことだから時間には正確だと思ったけど ……忘れてるってことは無いよね…昨日メールしたばかりだし 仕方ないや……今向かってる最中だといけないから、川末先輩に電話しよ』」 ヒロムはポケットから携帯を取り出して登録してあった番号に発信する 何度か発信音がなって相手に繋がる 「もしもし、川末先輩ですか?」 (藍川か…俺の携帯と知らずに電話したわけではあるまい) 「あっはいそうです」 (で、要件はなんだ?) 「その、アキラちゃんはいますか?」 (アキラ?…アキラはまだ寝てるぞ) 「はい?………そっそうですか『何で寝てるの?アキラちゃん……』」 (昨日夜遅くまで起きてたみたいでな) 「分かりました……ぼくが先輩に電話したことは内密にしといてください」 (ああっ…分かったアキラを起こさなくても大丈夫か?) 「寝かせてあげてください…」 そんな内容の会話をするとおもむろに携帯に切りのスイッチを長押しする 「『アキラちゃん……昨日は1人で夜遅くまでしてたんだな… これ持ってきて良かった…お仕置きが必要だし』」 そういってショルダーバックに眼をやると思わず笑みが浮かんでしまう ヒロムは待ち合わせた場所からイスのある目の前の駅のホームへと向かい アキラが来るのを待っていた そこは待ち合わせの場所からは見えない位置にある ヒロムは自分がいないと分かった時のアキラの反応を心待ちにして待っていた 「寝てるってことは後30分は来ないな~何してよかなっ……そうだ」 ヒロムはなにか思いついたようでバックの中からI-podを取り出すと 近くにいた少し厳ついに近寄って行く それから10分ぐらい話しただろうか相手のおっちゃんはな去って行く 去り際に「あまり感心しないな」と呟いていった 要するに感心しない話をしていたらしい どれくらい歩いただろうか………無言で2人は歩いていく アキラはヒロムに引っ張られる形でどんどん進み商店街を抜けた辺りでやっと止まる 塀で囲まれて中の様子が見れないようになっている一軒の店 俗に言う ラブホテルである 小柄な少年と少女には縁の無い所であるはずだった 「ヒロムくん?ここってもしかして……」 「ん?ラブホだよ ああそうだ 無人だから安心していいよ」 「安心って……お金とか…」 「あっそれなら大丈夫…乙女ちゃんに貰ったサービス券あるから」 「でも…なんか恥かしい」 「そう?僕的にはここにずっと立ってるほうが恥かしいよ」 アキラはハッとし回りを見ると若い(ヒロム達ほどではない)男性がニヤニヤしてる 「はっ早くはいろ」 「アキラちゃんはせっかちだな……そんなに急がなくても僕のあれは逃げないよ」 「……馬鹿」 小声でそう言うとヒロムに引っ張られてラブホの中に入って行く 「どの部屋にしようかな、アキラちゃんはどこがいい?」 「そんな事聞かれてもわからないよ…ヒロム君が決めていいよ」 「そう、ならこの部屋でいいかな」 ヒロムはそう言って持っていた券を自販に札を入れる要領で差し込んでいくと 最初表示されていた6500円から3000円までに表示が変わる その後別の挿入口に3000円を入れると『チャリン』と部屋の番号のタグがついた鍵が出てそれを手に取りヒロムはそのままアキラをつれてその部屋に向かう 「この部屋だね…入ろうか」 「なんか…緊張してきた」 ヒロムが選んだ部屋…まぁ普通の部屋ではないのは確かだ アキラはそのため緊張してきたのではなく単純にラブホの部屋だから緊張している 鍵を挿し込みガチャリとドアを開ける 「ふっ普通の部屋だね」 「そう?………僕には普通には見えないね」 「どこが?」 「さて始めようか……よっと」 「ヒロムくん」 ヒロムは「膝かっくん」をしてアキラをお姫様抱っこをして抱き上げる そのまま部屋の中に入って行きベットに放り投げて開けっぱなしの扉を閉める ポケットから取り出した携帯を取り出して電源を入れる その謎の行為にアキラは不信におもい上半身をおこしてヒロムに尋ねる 「ヒロムくんどうしたの」 「ん?ちょっとした下準備」 「下準備?」 「さてアキラちゃん……なんで今日は遅刻したのかな?」 「ええっと………その…あの…なんていうか」 「昨日何してたのかな?」 ヒロムはベットにのってアキラに覆い被さる 「えっと……あのね……」 「夜遅くまで1人でなにやってたのかな?」 「何で知ってるの?……ヒロムくん」 「ん?川末先輩に電話して聞いたんだよ」 「そっそんな……」 「で?何してたのかな」 アキラはヒロムに手首を掴まれて身動きが取れず『にこにこ』しながら 聞いてくるため顔を真赤に染める 「うっ………」 眼を瞑り言葉が詰まってしまう 「何してたのかな?…」 相変わらず手首を掴まれており身動きが取れないはずだった。確かに動けない がおかしい温かいぬくもりが今足首を掴んでいるのだから アキラは眼を開ける……すると頭を挟むかのように手が置かれている だが手首をいまだに掴まれているついでに足首も掴まれている いや、掴まれてはいなかった……縛られていたの間違いのようだ 手足を拘束具によって拘束されていた 「えっ?……ひっヒロムくん、あれっ…うッ動かない」 そう、ヒロムが選んだこの部屋はいわゆるSMプレイを所望する人が使う部屋なのだ 「動かないね、1人Hのし過ぎで寝坊して約束の時間を守れないアキラちゃんには お仕置きが必要だね」 「おっお仕置き?」 「そう、お仕置き…それじゃぁ始めようか」 ヒロムはそう言って鞄の中からマスクを取り出す ただのマスクではなくアイマスクである…ヒロムは何のプレイをするんですか彼方? 取り出したアイマスクをアキラに装着すれば完成 アキラは視界0ヒロムになにをされようとも何をされているか分からないだろう 「ヒロムくんごっごめんなさい…」 「だめだよ、罪には罰だよアキラちゃん」 その時 『コンコン』と扉をノックする音が聞こえてくる 「なっな…誰なの……ヒロムくん誰かきたの?」 「ん?アキラちゃんをお仕置きしてくれるって言う人だから大丈夫」 「えっ??…『アキラちゃんをお仕置きしてくれる人?…それってヒロムくんが お仕置きをしないって事?……別の人にされるの?』」 「任せたよ」 戸惑っているアキラをおいてヒロムは一言そう呟く 「わかった好きにして良いんだな」 「うん、とびっきりのお仕置きをよろしく アキラちゃん僕は一時したら戻ってくるからそれまでに反省しといてね」 「まっ、まってひッヒロムく――――」 ばたんっ 虚しくアキラの言葉を遮りドアが閉まる音が室内に響く 「薄情な彼を持った事だな、それにしても可愛い娘だな」 「ひっヒロムくん…そっそんな…待ってよ」 「……もうでっていたぞ、ぐふっふふふ 胸は無いがかえってそれがそそるぜ」 男性の声をしたその人物はアキラの発展途上の胸を鷲掴みにする 「ひっ…やッ止めて」 アキラは目隠しをされてるため今起こっている状態は触覚に頼るしかない 今確かに胸を手が確かにしっかりと鷲掴みにしているのがわかる 「こっこんなこと…やッ止めて……いやだよ」 アキラのアイマスクが濡れていることが分かる 泣いているようだ 「……それにしては先っぽが立ってきてるぞ」 胸の頂点とも言える乳首……それを摘むかのように触られている 「だっだめ やっやめて イヤだよ…」 懇願する様に身体をよじるがかえってそれが乳首が捻れそれが快感に変わる 「……イヤ?、全く嫌がってねぇじゃねぇか、思いっきり感じやがって」 「ああっん…だめ…いやだよ」 懇願するかのように声をあげるそれに伴い咽喉が鳴っているのが分かる 「……反抗的だな…彼の事なんか忘れて喘げよ」 「彼……ひっヒロムくん助けてよ…謝るから…もう遅刻しないから…許して」 最後の方はすでに弱々しい声になってしまっている 「……甘そうな無花果になったな食べてしまうか」 そう声がすると乳首が挟まれるさっきとは違い生暖かい感触が伝わってくる 「やめて…イヤだよ」 遅刻した後悔より悲しみに身体が心が満たされて行く そして、快楽も身体を満たして行く 「……泣いてばかりだと幸せは逃げっちまうぞ…仕方ねーな」 ガサガサと何かを探るような音がアキラの耳にはいってくる 「離して……やめて」 男は何かを取り出して胸の頂点の乳首に当てる 「なっなに?」 ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ 震える音アキラの耳に入ってくる それは、バイブレータが小刻みに動く音 振動する音である 「あっ…んんんっっ…あふぅ…ダメっ…」 「……それにしては先っぽが立ってきてるぞ」 「いやー…だっだめ…いっいく」 両手は縛られているため背中だげが浮いて何度か痙攣を起こしてぐったりする 「変態なガキだな 逝っちまいやがったな」 「はぁ はぁ はぁ はぁ ダメ…もうダメ」 「……彼の事なんか忘れて喘げよ」 「気持ちいいよ…ダメ…もう」 逝ってしまったにも関わらず攻めは終わらない 乳首に当てられるバイブレータ アキラの身体から力が抜けてしまってどんどんと抵抗する力が無くなっていく 「……こっちの方も良いかな?」 股の間に侵入してくる パンツの中へと…片手が入ってくる 「そっ、そっちはだっだめ 止めて」 抵抗に再び力が入り身を捩って侵入を拒もうとするが全く意味がない 「……イヤ?全く嫌がってねぇじゃねぇか」 そう聞こえるなり男の声と思われる指が動き出す 主に中指だが…指が入ったり出たりするのに連動してグチュグチュと卑猥な音がなる 「う…だめっ…ああっん……やだっ」 アキラが抵抗の声を上げるとさらに指の動きが激しくなり刺激が身体に伝わってくる 「あっん…やめ……て うんっ…あふっ」 「……仕方ねーな」 聞き覚えのある台詞だがそこはあえて何も言うまい 胸の振動が無くなりパンツの中から手が抜かれたと思うとまた手が入ってくる しかも今度は振動付きで神経が集中しているところに当てられている 「ひゃぅん…あああっ…んんっあ……あぅんっ……」 「彼の事なんか忘れて喘げよ」 「ああんっ……んんぅあっ…はぁっん…あああああっっっんんんぁぁ」 さっきより大きな痙攣を起こして身体を硬直させる 「変態なガキだな 逝っちまいやがったな」 「はぁはぁはぁ、もう…やめて」 「なッ何言ってやがる これからが本番だぞ」 「本番って? 」 「挿入だよ…俺の一物を入れてやるよ…見せてやれないのが残念だけどな」 「いっいやだよ…入れないで……本当にもうやめて」 自然とまた涙が流れ出てくる 見ず知らずの人の一物を入れられてしまう 好きでもなんでもない人に入れられてしまうその抑えようの無い気持ち 「これくらいでいいかな? アキラちゃん」 「えっ?」 聞きなれた声が聞こえたかと思うとアキラの視覚を奪っていたアイマスクが外される 「ちょっとお仕置きが過ぎたかな?」 「ひっひっひっヒロムくん?」 「大丈夫だった」 「さっさの男の人は?」 「さっきの男の人?」 ヒロムは首を傾げて何やら考えた挙句なにかのI-podを取り出し再生させると 「わかった好きにして良いんだな 薄情な彼を持った事だな、それにしても可愛い娘だな もうでっていたぞ、ぐふっふふふ 胸は無いがかえってそれがそそるぜ」 「えっこれって?」 「まさかアキラちゃんは本当に 僕が他の男の人にアキラちゃんを触らせるとでも思った?」 ヒロムは眉に皺を寄せながらにっこりと笑っている 「それでも……それでも怖かったよ…ヒロムくん」 「ごめんね…最初で止めるつもりだったけどあまりにも可愛かったから」 「本当に怖かったんだよ…ヒロムくん」 「それじゃぁお詫びをこめてたくさん逝かせてあげる」 ヒロムはアキラを拘束したままの状態で立ちあがり バックからたくさんのものを取り出す 「それは…何?」 「こう使うんだよ」 ヒロムはたくさんある内の1つ…ローターを手に取ると アキラの右胸に…乳首に…ローターをテープを固定した 「えっ?どうするの?」 ヒロムはアキラの問いには答えずまたローターをアキラの胸に 今度は左胸の乳首にテープで固定する 拘束具を片足ずつ外してアキラのパンツをうまく脱がせる 「後はここに1つ固定したら……少しの間はっと出来あがり」 ヒロムは最後にアキラの秘部の上の部分にあるクリトリスにローターを固定する 「ひっヒロムくんこれって…」 「それじゃぁ始めるとしますか」 「えっえっ…あっ」 戸惑うまもなくヒロムはローターのスイッチを全部中まで上げる 「がんばってね 僕は見守っててあげるから」 「ひゃぅん…あっ…んっ…はぁん…あぅん…ふぅん…」 背中を浮かべてビクッビクッと軽い痙攣を何度も起こしながら喘ぎまくる 「イヤッ…いくっいくッ…いクゥゥ」 一際大きな喘ぎ声をあげ秘部から大量の愛液をドクッドクッと垂らし流す 「いっちゃたね でもまだまだこれからだよ」 ヒロムはリモコンのローターの出力をMAXにまで押し上げる 「えっやっ、だっ…………」 仰け反る力も抜けてただただ成されるがまま喘ぎ絶頂を迎えるままになっている 「どう?ってダメか聞こえてないや、いつまで持つのかな」 「ひやっんっああっあふっ」 既に眼が↑を向いており考える事すらままならない状況だ これがいわゆる絶頂責めだ…中学1年生でこれやってるヒロムって一体… まぁそれもおいといてそろそろアキラが絶頂を迎えるようです 「ふぃぎゃ あっあっあっダべぇぇ いっいぐぅぅぅぅ」 大きく仰け反り思いっきりいく ぷしゅーと潮を大量に噴きながらぐったりとなりローター音だけが残る 「あれ?…失神しちゃったよっぽど気持ちよかったのかな拘束とかないと」 ヒロムはなんら焦る事無くローターのスイッチを切りアキラの肢体の拘束ベルトを 全て緩める すると手足に拘束具の後がしっかり残っている ヒロムはアキラの身体についているローターを全て取って浴室で綺麗に洗い流す それを鞄の中になおしていると 「んっ…ヒロムくん?」 「あっ起きたんだアキラちゃん おはよう」 「おはよう…じゃなくて私…」 「気を失ってたんだよ あまりにも気持ち良かった?」 「そっそれはその」 「気持ち良かった?」 「…ぅん」 ヒロムに問い詰められて小さな声で返答するアキラ 「それじゃぁ帰ろうか」 「待って…ヒロムくんと………」 「最後まで言わないと分からないよ」 「ヒロムくんとまだしてない」 「僕のまだ勃ってないから勃たせないと」 ヒロムは自分の一物を取り出してそう言う 「どうやったらいいの?」 「そうだねアキラちゃんがここを広げておねだりしてくれたらすぐにたつよ」 「なっ……恥かしいから………イヤだ」 ヒロムはアキラの秘部を指差しながらそう言うがアキラは顔を真っ赤にして 首をぶんぶんと何度も振る 「それじゃぁ今日はお預けだね」 「えっ?……あっ……うっ……」 アキラはどうしたらいいのかと懸命に考えて最終的に一つの答えが頭によぎる 「そっそれじゃぁ―――――――」 ヒロムがそう言った時アキラの小さい声に遮られる 「……ぉ……ぃ…」 「何アキラちゃん?聞こえないよ」 「ヒロムくんのを私のここに入れて」 アキラは自分の秘部を広げて大きな声で叫ぶ 「ほらアキラちゃんがそんな恥かしい格好するからはちきれそうだよ」 「ひっヒロムくんがやれって言ったんじゃないか」 「もう濡れてるからスムーズに入ると思うし入れるよ」 ヒロムはそう言って自分の一物を握りアキラの秘部にあてがう そして一気に奥に捻じ込むかのように突き上げる 「あんっ んっ フッ深い 」 「あんなにいったのにこの締めつけ力凄いよ アキラちゃん」 「んふっ んんっヒロムくん気持ちいい」 アキラはほとんど表面的に…乳首やクリトリスなど身体から外に部分を集中的に 責められ続けていたので逆に身体の中…膣内を責めたてる ヒロムは体位をかえてアキラを四つん這いにさせ後ろから何度も突く 「アキラちゃんの大好きな体位だよ」 「あふっん…そっそんなこと……言わな…んふっ」 「締めつる力が一気に強くなったよ 言葉に反応したんだ」 「やっやめて…くうっあくぅぅぅ…言わないで」 アキラはすでに腰だけを浮かした状態となっている 「アキラちゃん そんなに締めつけると持たないよ」 「んんっ あふっんふうぅ…ヒロムくん…いっいっしょにいこう」 「いくよ…僕の全てをアキラちゃんに注いであげる」 「ふくうううああぁっぁぁぁっ……ヒロムくん…入ってくる…」 ヒロムはそう言うと自分の中に貯め込んでいた精液を全てアキラの膣奥で噴射する その全てが膣を隔ててアキラの子宮へと流れ込む その量は一発で妊娠しても おかしくない量だ…だがまだアキラは発展途上のせいで孕むことがないため 毎日が安全日の為気にする事無く中に出す そのヒロムの射精がきっかけとなりアキラは本日最高の絶頂を迎える事となる 「くっ アキラちゃんのここ僕のを全部搾り出す気だね」 絶頂と共にアキラはヒロムの一物から出てる精液を1滴残らず絞出すように締付ける 「はぁはぁはぁはぁ……もうダメ」 アキラの中からヒロムは自分の一物を引きぬくと愛液に混じった精液が流れ出る 「本当は後何回かしたいけど アキラちゃんがもう持たないようだから 今度にとっとくよ あれもう寝たの? ふふふ 後少し時間あるから寝かせとくか」 ヒロムは絶頂を幾度と迎えて疲れたアキラを少しの間寝かせてあげることにした アキラの寝顔を見ながらヒロムは笑みを浮かべてそっと頬に口づける 「あっ アキラちゃんのも片付けてあげないと」 アキラの秘部から流れ出る自分の精液を片付けるためにヒロムは自分の人差し指で 掻き出すかのように何度も何度も折ったり伸ばしたりを繰り返す ティッシュを取り出して溢れ出てくる精液を拭き取る 「うわぁ~ちょっと出しすぎたかな…これ全部受け止めたアキラちゃんは凄いな~」 それから20分程度がたったころ 「んっ………あれっ寝ちゃってた そうだヒロムくんは?…」 アキラは目を覚ますと上半身を起きあがり辺りを見まわす だが視覚にはヒロムの姿は見当たらないが聴覚にシャワーを浴びる音が入ってくる どうやらヒロムは風呂に入っているらしい アキラは立ちあがり浴室のある場所に歩いていき浴室の扉を開けてはいる 相変わらず全裸のときも帽子だけはしっかりと被っている 濡れたら困るためその帽子もベットに置いてきた 「ひっヒロムくんいる?」 「ああっ アキラちゃん入っておいでよ」 アキラはガラスごしに浴室の中を見るとそこからヒロムの声が返ってくる 「うん」 「ほら、ここに座って洗ってあげるから」 「いっいいよ自分でやるから」 「遠慮しない ほら座る」 根負けした様にアキラはヒロムの前に座る ヒロムはシャワーでアキラの頭を濡らしシャンプーで頭をごしごしとかきまわす 全体に泡が行き届くとまたシャワーで泡を洗い流して行く 「んっ」 アキラはぶるぶると頭を振って髪の毛に残っている水を飛び散らせる 「可愛いなぁもう 身体も洗わないといけないね」 ヒロムはそう言うなりボディーソープとを手に乗せると アキラの身体に自分の手を上から下へと這わせていく 「あぅん そこは違うよ…ヒロムくん」 「何が違うのかな?ほら綺麗になっていく それともこう言う事されて感じているのかな?」 主に秘部の辺りを集中的に手を這わせて綺麗にしていく 「はんぅ ダメだよ…もう時間ないよ」 「そうだね 続きはまた今度にしとこうか」 ヒロムはシャワーをとってボディソープを洗い流す 「はぁはぁ あがろうよ ヒロムくん」 「うん 分かった」 ヒロムは座っているアキラの手を取って立ちあがらせた後バスタオルで後ろから拭く アキラは先に拭き終わると着替えをすませる 「ん~と今度は服きたまんまでやってみようかな」 「それは…服汚れるからやだな」 「ラブホじゃなくて外でHしようか」 「それだけは絶対にイヤだよ」 「H好きなアキラちゃんにはちょうど良いと思ったんだけど」 「もう知らない」 着替えているヒロムをよそにアキラは自分の鞄を持って出て行く 「拗ねたアキラちゃんも可愛いな~」 ヒロムはぱっぱと着替えると自分の『大人のおもちゃ』の入った鞄を持って走り出す アキラに追いつくとヒロムはそっと手を繋いで歩き出す。 「ヒロムくん 絶対にイヤだからね」 「分かってるよ……もう6時過ぎちゃったね」 ちょっと待て確か11時からやってたことになるのか どんだけ2人はタフなのかね… 「うん…そうだね…私もそろそろ帰らないと」 「じゃぁね アキラちゃん 次は普通のH無しでデートしようね」 「うん」 「はい 僕のこれ貸してあげるから夜思う存分楽しんでね」 「んぅもう」 「と言いつつ手に取るアキラであった」 「ヒロムくんの馬鹿」 アキラはヒロムに貸してもらった鞄を背負って走り出す 「じゃぁねアキラちゃん」 「ばいばい」 アキラは振り返って万年の笑みを浮かべて小さく手を振り また元に戻って立ち去って行く 「次はどんな事をして可愛がろうかな(虐めてあげようかな)」 ヒロムは不敵な笑みを浮かべて走っていくアキラを見る FIN 作品保管庫に戻る
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~休み時間~ 唯「りーっちゃん」 律「ゆ、唯…どうした……?」 唯「一緒におトイレいこーよ」 律「しょ、しょうがないなー……」 …… ………… ……………… 唯「ねえ、りっちゃん」 唯「授業中オナニーしたでしょ?」 律「……!」ビクッ 唯「気づいてないと思ってたのー?」 律「あ…あれは……」 唯「あれは?」 律「唯が…私の体に何かしたから…私の体が変になって…だからしかたなく……」 唯「ふーん…でもさ」 唯「授業中にしちゃうなんて、りっちゃん変態すぎじゃない?」 唯「そんなに気持ちよくなりたかったんだ?」 唯「そんなに、みんなにオナニーしてるところ見られたかったんだ?」 律「ち、ちが……」 唯「違わないよ」 くちゅぅ! 律「あひぃん!?」 唯「りっちゃん、気づいてないの?」 唯「ここに来るまでに、りっちゃんのいやらしいお汁、太ももまで垂れてたよ?」 律「えっ……」 唯「期待してたんでしょ?私に虐められるのを」 唯「興奮してたんでしょ?ノーパンだって気づかれるかもしれないって」 律「嘘…うそぉ…」 唯「りっちゃん駄目だよ。私の前では素直にならないと」 唯「りっちゃんって、授業中にオナニーしたがる変態だよね?」 律「ち、違う……あれは、唯の……」 唯「私の飲ませた薬のせいだって言いたいの?」 唯「でもさー、あの薬の効き目なんてとっくに無くなってるよ(たぶんだけど)」 唯「それに……」グチュグチュ 律「あひぃっ…あっ、あっ、あぁぁっ!」 唯「ちょーっといじっただけで、こんなにぐしょぐしょにしちゃってるのにさ」 律「だめ…だめぇ…そ、そんなに…したらぁ……」 唯「ん、どうしたの?」 律「イきたく…はぁん…イきたくなっちゃうの……」 唯「ふふ、ちょっとだけ素直になってきたね」 唯「でも、だーめ」 律「はぁはぁ……えっ……?」 唯「だって、もう休み時間終わっちゃうよ?」 唯「早く教室に戻らないとねー」 律「あ……そんなぁ……」 唯「ほら、行くよーりっちゃん」 律「唯…まって…おねがい……」 律「このままにされたら……私…わたしぃ……」 唯「ふふ、また授業中にオナニーしたくなっちゃうとか?」 律「あぅ……」 唯「でもぉ、りっちゃんが変態じゃないっていうのなら、それくらい我慢できるよね」 律「ごめんなさい…無理…むりなのぉ……」 唯「うーん、でももう遅いよ」 キーンコーンカーンコーン…… 唯「ほら、ね」 唯「まあ、放課後にでもまた続きをしてあげようかな。それまで我慢してね」 律「ほ、放課後なんて無理だよぉ……ゆい…おねがい……」 唯「ふふふ、りっちゃんこれはお仕置きなんだよ」 律「えっ……?」 唯「私に嘘言うなんて、まだ自分の立場が分かってないの?」 唯「これ、みんなに見せちゃってもいいのかなー?」 律「あ…あぁ……許して…おねがい……」 唯「あーでも、りっちゃんだと、喜んじゃうかな?」 唯「授業中にオナニーするくらいだもんねぇ」 律「ごめんなさい……ごめんなさい……」 唯「分かったら、もういいよね。教室にもどろっか」 律「はい……」 唯「勝手にオナニーしちゃ駄目だよ?」 律「は…はい……」 ~放課後、軽音部~ 唯「今日はりっちゃんの部長権限で休みにしました」 唯「まあ、りっちゃんがそんなに調子悪そうにしてたら、みんなも納得するね」 律「唯…はやくぅ…もう…私げんかい……」 唯「ふうん…じゃあ、スカートたくし上げて見せてみてよ」 律「はい……」 唯「うんうん。素直になってきたねー」 唯「うわぁ。スカートにまで染みができてるね」 唯「りっちゃん、イかせて欲しい?」 律「はい……イかせてください…お願いします……」 唯「それじゃあ、スカート脱いで床に座って」 律「……」 唯「ほら、足開いてよ。りっちゃんのアソコが良く見えるようにさ」 律「……」 唯「あははは、さっきからずっと私の言いなりになっちゃって……」 唯「りっちゃん、人として恥ずかしくないの?」 律「うぅ…ぐす…ひっく……」 唯「そんなりっちゃんのために、私の手を汚すなんて嫌だからさ」 唯「もう足で十分だよね?」 律「えっ……?」 ぐりぐり! 律「あっ!?あっ!?あぁぁぁぁぁっっっ!?」 唯「きゃはははは。りっちゃんったら、こんなのでも感じまくってるの?」 唯「私の靴、りっちゃんの愛液まみれになっちゃってるよ」グチュグチュ 律「あひぃっ!か、感じるっ!気持ちいいのぉっ!!」 唯「うわぁ、りっちゃんってもう最悪だね」 唯「ほんと、救いようのない変態でマゾだね」 律「いいっ!それでもいいからっ!」 律「もっと…もっとしてぇ!イかせてぇっ!!」 唯「しかたないなぁ。じゃあ……」 唯「思いっきり踏んであげるから、思う存分イきまくってね」 律「ふぇ……?」 唯「えいっ!」グチャア! 律「あぎっ、あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っっっ!!?」 律「……あ…あぅ……ぁぅ……」ビクビク ぷしゃあぁぁぁぁぁ…… 唯「うわぁ、お漏らししながらイっちゃうなんて」 唯「私の靴汚れちゃったじゃん」 律「あ…ごめ……なさ……」 唯「りっちゃんが綺麗にしてよ」 律「えっ……?」 唯「聞こえなかった?りっちゃんが汚したんだから綺麗にしてよ」 律「あ…うん……今拭くから……」 唯「はぁ?何言ってるのさ」 唯「舐めて綺麗にするんだよ。」 律「えっ……どうして……」 唯「えへへ、そんなの決まってるじゃん」 唯「りっちゃんには、それがお似合いだからだよ」 律「そ、そんな……冗談だよ…ね……?」 唯「ほら、早くしてよ!」 律「あ…あぅ……」 ぴちゃぴちゃ…… 律「はぁ……んっ…じゅる……」 唯「あはは、あはははははははは!!」 唯「うわー、最悪だよりっちゃん!よくそんなことできるね!」 律「うっ…ううっ…ひっく…ぐすっ……ふぇ……」 律「綺麗に……できました……」 唯「りっちゃん何言ってるの?」 律「えっ……?」 唯「ほら、床もりっちゃんのおしっこでびしょびしょじゃない」 唯「早く綺麗にしてよ」 律「うぅ……ぐす……」 律「んんっ……ぴちゃぴちゃ……」 唯「うんうん。それでいいよ」 唯「それじゃあ、素直なりっちゃんに御褒美あげないとね」 律「ごほうび……?」 唯「はい、これ」 くちゅ…… 律「はぁぁん……な、何これぇ……?」 唯「んー、ローターってやつだよ。明日はこれをつけて学校に来てね」 律「ひゃぁぅ…はぁ…あぁ……そんな…むりぃ……」 唯「そんな事いっても、りっちゃんならすぐ喜んじゃうかもね」 律「そんなこと…無い……」 唯「えー?あんなによがってたくせに?」 律「あ…あれは……」 唯「もうりっちゃんったら、早く自分でも認めなよー」 唯「りっちゃんは、虐められて喜ぶ変態だって」 唯「じゃ、私は帰るね。ちゃんと綺麗にしとくんだよー」 律「あ…唯……待ってぇ……」 律「うぅ…う、ひっく……ぐす…うわぁぁ……」 ~次の日、通学路~ 唯「りっちゃーん、ちゃんと昨日言った通りにしてる?」 律「ゆ、唯……うん…し、してるよ……」 唯「んじゃ、確認するね」ポチ ヴヴヴヴヴヴヴ 律「ひゃひぃっ!?」 唯「うんうん。ちゃんと言う通りにしてるみたいだね」 律「ひゃぁ……唯なにこれぇ……?」 唯「何ってローターのスイッチ入れただけじゃん」 律「だめ…唯……これ止めてぇ……」 唯「もう~、まだ『弱』なのに何言ってるの」 唯「それにりっちゃんには、今日一日このままでいてもらうんだから」 律「唯…まってぇ…こんなの一日中なんて…むりだよぉ……」 唯「ほらほら、早く学校にいこー」 ~学校~ 律「はぁ…あぁ…やっと…くぅ…着いた……」 唯「もう、りっちゃん遅いよー」 律「そ、そんなこと…言ったって……」 澪「お、律おはよう」 律「あ、澪…んん……おは……」 唯「……(『中』っと)」ポチ ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ! 律「よ、う、んんっっっ!!?」ビクビク 澪「り、律!?どうしたんだよ、大丈夫か?」 律「あ…ら、らいじょうぶ……だから……」 澪「でも……」 律「いいから…気にしないでいいからさ……」 律(もう声でちゃいそうだからぁ……) 唯「澪ちゃん、りっちゃんはまだ調子が戻ってないんだよ。そっとしてあげよう」 澪「あ、ああそうか。どうしても駄目だったら保健室行けよ?」 律「あ、ああ……わかっ、てるって……」 澪「じゃあ、私は席に戻るから……」 唯「ふふふ、澪ちゃんの前でイっちゃいそうだった?」 律「唯…これ止めてぇ……こんなの私おかしくなるぅ……」 唯「うーん、仕方ないか。じゃあ昼休みまでで許してあげる」 律「くぅん……ほ、ほんとぉ……?」 唯「その代わり、教室から出たら駄目だよ」 律「え、なんで……?」 唯「だって~、私の見えないところで、ローターを取らないとも限らないし」 律「あ、はぁ……で、でもぉ……」 唯「何?それとも一日中着けてる?」 律「は、はい…分かりましたぁ……はぁはぁ……」 …… ………… ……………… 律「んんっ…くぅ…はぁ……」 律「あ、イク…またイク…」 律「くっ、うん……んっっ!!」ビクビク 律「またイっちゃった……もうやだぁ……」 律「もうイきたくないのに…いやなのに……」 ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ 律「どうして……気持ちよくなっちゃうのぉ……?」 律「こんなの…ばれちゃう…誰かにばれちゃうよぉ……」 律「ふ、むぅ…ん……あぁ…はぁ……」 ~休み時間~ 唯「ちょっとちょっと、りっちゃんどこ行くの?」 律「へ……?トイレだけど……」 唯「もう忘れたの?りっちゃんは今日教室から出たらだめなんだよ」 律「え…トイレくらいいいだろ……?」 唯「そんな事いって、ローター取っちゃうんじゃないの?」 律「そ、そんな事しないから……そうだ!唯も一緒に来れば……」 唯「はぁ……まだ分かんないかなぁりっちゃんは……」 律「えっ…何を……?」 唯「そんなの建前に決まってるでしょ」 唯「私は教室でお漏らししちゃって、泣いちゃうりっちゃんが見たいんだよ」 律「は、はは……何言って……」 唯「分かってるでしょ?りっちゃんは私に逆らえる立場じゃないんだよ?」 唯「それに…昼休みまで我慢すればいいだけの話だよ」 唯「まあ、我慢できなかったときは……知らないけどね、あはは」 律「はぁ…あっ…も、もう限界…かも……」 律「でも、この授業が終わったら昼休みだし、ローターの刺激も慣れてきたし……」 律「なんとか……いけそ……」 唯(ふふふ…りっちゃんったら、これで終わりとか思っちゃってるのかな) 唯(今からりっちゃんがどうなるか、楽しみだよ~) 唯(そーれ、『強』にしちゃえ)ピッ ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!! 律「ひぃっ!?嘘…こんなの…むり…むりぃっっっ!!」 律「あっ、あっ、あぁぁぁぁぁっっっっ!!」ビクビク ぷしゃぁぁぁぁぁぁ…… 先生「た、田井中さん、どうしたの!?」 「この歳でお漏らしとか……」ヒソヒソ 「恥ずかしくないのかしら……」ヒソヒソ 澪「り、律…だ、大丈夫か……」 律「ぐす…見ないでぇ…こんなの…見ないでぇ…ふえぇぇぇぇ……」 4
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とりあえず俺はこの状況を打開すべく 「なぁ…」 背中でも流そうと、あいつの方を見ようと 「とりあえず…」 振り向こうとする 「背中でも…って…──」 「…──っ…」 俺の横腕に、抱きついてきた。 顔を伏せていて、尖った形したフサフサの耳の先っちょが俺の首辺りに当たるが そんな事よりも、体同士がかなり密着しあった所為で まぁそのなんだ …リュオの主張してる部分が、思い切り当たってくる。 いや、主張してる部分が。 「…リュオ…」 呆れたような、嬉しいような。 いや、嬉しいんだほとんど。 「ご、め…でも…」 ダメだ。 ちょっといじらしげに上目遣いに見てくる様子とか、 潤んだ目とか 下がった尾っぽとか 無理。