約 665,159 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8588.html
13 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/04/16(日) 18 48 09 ID softbank060146109143.bbtec.net [4/62] 日本大陸SS 漆黒世界アメリカルート(Re) プロローグ 西暦1840年代中頃、後にアメリカ合衆国と呼ばれる国は「明白なる天命(マニフェスト・デスティニー)」の元、西進を進めている真っ最中だった。 旧き大陸---即ち、欧州大陸を離れ、自らの意思でこの新大陸に移住した人々。 フロンティアと呼ばれる領域を開拓し、自らの土地とし、そこに住処を作り、そこで子を産み、育て、そして死んでいった。 進めば進むほど未開拓の土地は広がっており、拓けば拓くほど土地は得られ、自らの財は自らの努力に比例して増えていくという単純構造。 そんな分かりやすい構造に加え、カルヴィニズムという宗教的・精神的な後押しもあってひたすらに進んだ。 即ち、この新大陸を開拓し、自らの版図に加え、財を成すということは神がそれを認めたからだという免罪符であったのだ。 だが、それは彼らが多くを得た代わりに、アメリカ大陸に先住していた人々から多くを奪い取るものでもあった。 イタリアの探検家にして地理学者であるアメリゴ・ベスプッチが発見したとされ、コロンブスがインドを目指し結果的に到達したアメリカ大陸。 この「発見」というのは当時の旧大陸の人々の認識であり、アメリカ大陸そのものはそれ以前から存在していたのである。 ノルウェーを拠点としてたノルマン人、いわゆるヴァイキングが北米にたどり着いていたというのはアメリゴらの何百年も前とされている。 それらに加え、いわゆるネイティブアメリカンという先住民族もまた、アメリカという大陸に住まい、独自の文化を発展させていた。 このように決してノーマンズランドなどではない、むしろ同じ人間の暮らしている広大な土地であったのだ。 だからこそ、土足で踏み込み、開拓と称して踏み込んだ人々は自らの領域を壁で囲った。 襲われることを恐れ、あるいは自らの領域を安堵させるため、対話や交流をする一方で、自ら作った壁の内側に籠ったのである。 話を戻すとしよう。 当時の旧大陸の人々と新大陸の人々の関係は、友好的であり、同時に旧大陸のエゴを押し付けるものであった。 例えばだが、マンハッタン島という島がある。 この島は、入植してきたオランダ人と現地人の取引によって1625年に購入されて組み込まれた。 だが、その際に支払われたのはたったの25ドルであったという。 無論、現代のように開発されて人が生活するような土地だったとは言い難く、その程度の価値しかなかったかもしれない。 しかして、現在の視点から見れば、とてもではないが公正な取引だったと胸を張って言えるかどうか疑問が浮かんでしまうものだ。 同じようなケースは多数みられたが、あるいはそちらの方が平和だったかもしれない。 場合によっては武力という直接手段によって住処を追い出され、あるいは虐殺され、遥か西方への逃避行を、強制移住を受け入れざるを得なかった。 碌な交通手段もなければ、整備された道があるわけでもない。そもそも、そんな長距離移動をするだけの用意も早々にあるわけでもない。 涙の道。そう称されたのは、悲しみか、襲い来る苦難への感情か。 そして、追い出した側の人々、アメリカの人々に良心的な呵責があったかどうかは定かではない。 カルヴィニズム的に言えば、彼らが土地を奪い取り、自らのものとしたことは予定調和であり、天命であった。 だが、そんなことなど知らぬ者たちや信じていない人々のことを、果たして彼らは考えることはしなかったのだろうか? また、旧大陸から人々が居を移したということは、新大陸になかったものを持ち込んでしまうということであった。 即ち、旧大陸で蔓延し、船旅の中でも生き延びてたどり着いた疫病であった。 アステカなどの例に言うに及ばず、旧大陸で猛威を振るったそれは、目に見えないがゆえに人々によって無意識に持ち込まれた。 そして、取引や接触などを通じて拡散し、蔓延し、多くの命を奪った。 当時の知識ではわかり得なかったと言えば、そうであろう。故意ではない。 かといって全く罪がなかったかと言われれば、微妙なところであったのは事実だ。 それに耐性のあったモノとなかったモノの差。それこそ、生死を分け、領土の取り合いというものに帰結した。 いや、そもそも、ネイティブアメリカンとひとくくりにされる彼らは、そういう概念を持っていただろうか? 一方的にそれを利用することは、本当に良いことであったのだろうか?それは今となっては、確かめようがないことだ。 しかし、これらは始まりだった。 東に芽吹いた、のちにアメリカ合衆国となる共同体。 この時はまだ、何も知らない。 14 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/04/16(日) 18 48 40 ID softbank060146109143.bbtec.net [5/62] 他方、コロンブスとは反対側---太平洋側から新大陸にたどり着いた人々がいた。 地球は球形であり、アメリカという新大陸にたどり着くにはもう片方から回ってくるという方法がとれたがゆえに。 彼らこそ、帝(天皇)を中心とした政治体制をその大陸に敷く、極東の大陸国家。 凄惨な戦いの続いた戦国時代を英傑がただ一代を以て統一させたという経歴を持つ国。 広大な国内の開発に加えて、かねてからの思惑、即ち外界開拓と進出を開始していた日本という国家であり、日本人というカテゴリーの人々だった。 本来の歴史と照らし合わせれば、彼ら日本人がこの新大陸に食指を伸ばすことなど不可能であった。 けれども、彼らにはそれができた。 先進的な技術と明らかにその時代の人々では知る筈の無い知識を活用し、彼らもまた、この新大陸を開拓するという意志を持った集団がいたから。 その新大陸において、のちに誕生する国家がどのような変遷をたどり、やがては強大な国家となることを知っていた尋常ではない人々がいたからだ。 彼らの願望---将来誕生するであろう強大な国家のアメリカ合衆国を前もってデバフをかける---そのために国家を動かした。 全ては将来の安寧のため、覇権国家ではなく地域覇権国家程度で大人しくしてもらうための、前もっての剪定。 その意志は伏されたまま、開拓団によって日本という国家は新大陸に版図を拡大する。 現地に暮らす人々を追い立てるでもなく、騙すでもなく、ただ調和と共存を求め、互いの価値観を分かち合い、日本人は徐々に徐々にとその版図を広げていた。 それはアメリカの方式とは異なるものであり、極めて理知的に、そして、深く浸透していった。 彼らとしては、新天地を求めてきたのであり、争い、戦うために来たわけでもない。 先人がいれば敬い、客人がいればもてなし、ルールの内側にあるならば同胞として認める仕組みを、そのまま使っただけのことである。 だが、ここまで言えば解ることであろう。 この両者、アメリカと日本の価値観は決して交わることはなく、出会えば戦いは避け得ず、和解も和平もないことを。 片や、神の天命、運命や義務に基づき、そして自らこそ文明を開くものと自負するアメリカ。 片や、そのアメリカの強大化を先んじて潰し、将来、未来の安寧を獲得するために暗躍する人々がいる日本。 歴史が浅い新興国と、神話と歴史がつながる古き国。その価値観は悲しいほどに隔てられ、分かり合うには双方の違いがありすぎた。 そして、運命の時---アメリカの武装開拓団と、それを知らぬ日本の開拓集団のファーストコンタクト。 それは、不倶戴天の敵同士としての運命をたどることになる日本とアメリカの関係の、始まりを告げる号砲となったのだった。 15 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2023/04/16(日) 18 49 41 ID softbank060146109143.bbtec.net [6/62] 以上、wiki転載はご自由に。 ちょっとリメイクしました…いや、この場合、リブートに近い形ですね。 というわけで、リブートして色々と議論を反映させたストーリーを書いていこうかなと。 ちょっと話を整理したうえで、シリーズとしての形を整えていこうと思います。 旧来のSSのリメイクだけじゃなく、新しいSSも加えながらとなります。 どうかお付き合いのほどよろしくお願いします。 16 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/04/16(日) 18 56 08 ID softbank060146109143.bbtec.net [7/62] あ、このままだとタイトル紛らわしいですね 修正をお願いします。 × 日本大陸SS 漆黒世界アメリカルート プロローグ 〇 日本大陸SS 漆黒世界アメリカルート(Re) プロローグ
https://w.atwiki.jp/freejapan/pages/114.html
合計: - 今日: - 昨日: - 問い合わせはメールにお願いいたします。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm12311620 日本が侵略されてる件に関する抗議・在名古屋アメリカ領事館編 先月、平成22年9月7日に発生した、海上保安庁巡視船と、 中国漁船の衝突事件に端を発した、尖閣諸島問題に関して、 アメリカ政府に抗議をいたします。 在名古屋アメリカ領事館・首席領事、ジョナス・ステュワート殿 今回の日中の尖閣諸島問題は、領土問題ではなく、中国政府による、 我が国の主権を侵害する、侵略行為であります。 ただちに、日米安保条約に基づき、太平洋、貴国第7艦隊を東シナ海に派遣し、 尖閣諸島周辺海域への展開を計られるよう、要請いたします。 さて、 アメリカ領事館・首席領事、ジョナス・ステュワート殿 これは、私からの提言ではございますが、 貴国は日米安保の我が国からの甚大なる思いやり予算にあぐらをかき、 いざという時には、高見の見物、 これは、役に立たない用心棒であります。 普天間問題にしてもしかり、 米海兵隊の遊興に便利な、沖縄県宜野湾市の市街地にあり、 米海兵隊は戦争のない日本の沖縄でのバカンスに人生を謳歌されているという。 はたして、これが、我が国の用心棒として、役に立っている状況であるのか 否、我が国で用心棒といえば、三船俊郎であります。 今の、米海兵隊にあのような、てだれがいるのか、はなはだ疑問であります。 この際、普天間基地を、尖閣諸島に移設し、中国との緊張感のある環境で、 このたるみきった米海兵隊の根性を叩き直さなければ、 日米安保による甚大な思いやり予算を、日本は払うことは出来ません。 アメリカ領事館・首席領事、ジョナス・ステュワート殿 ぜひ本日の私の抗議内容を本国に報告し、貴国の主導のもと、 この「普天間基地を、尖閣諸島に移設する計画」をすすめていただきますよう、 本日の抗議において、申し入れさせて、いただきます。 平成22年10月3日 日ノ本零。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/4451.html
538: 第三帝国 :2017/03/17(金) 00 59 31 「こんな形で歴史に名を残すとは、な・・・」 「・・・・・・閣下」 「いや、ケナン君。 君が心を痛める必要はない。 あのロングを止めねば合衆国は本当に終わってしまう。 だか私は引き受けたのだ、祖国を分割したという悪名を。 ・・・何よりも私が倒れなければこんな事にはならなかった、その責任を果たそう」 衝号抜きの太平洋戦争~第27章「アメリカ分裂」 アメリカ海軍最後の反撃は失敗に終わった。 太平洋に残る軍艦は僅かな駆逐艦と戦艦『ミズーリ』を残し壊滅し制海権は完全に日本の物となった。 加えて大西洋でも英国が積極的に通商破壊を仕掛けており、海を介した物流は壊滅を通り越して死滅の域に入りつつあった。 それでも国内に張り巡らされた鉄道網で強引に必要な物資を運んでいるとはいえ、効率という点においては費用効果が悪く、アメリカの戦争経済にジワジワと打撃を与えつつあった。 またそれ以上に精神的に両洋から殴られている、という圧力はアメリカ国民の士気を著しく下げていた。 それでもアメリカという国力を以て防戦に徹するならば日本と英国を相手してもなお勝機を有しており、アメリカの生産力が完全に稼働し、戦力が整った暁には世界征服も夢ではない。 が、今ではそれは絵に描いた餅に過ぎない。 海軍はもはや壊滅状態で、海を渡って攻勢など到底不可能である。 陸軍もアラスカ奪還どころか大損害を被り次の攻勢は最低でも3か月後であった。 そしてそれ以上に問題なのはいよいよアメリカ国民の士気が限界に達しつつあった。 日本が投下した原子爆弾の被害については報道管制を敷いても噂という形で国民の間に広がりつつあり、それでもなお戦争を継続する政府に対し国民の反発、特に原爆を投下された地域ではその動きが顕著であった。 ロング大統領は議会の承認を得ることなく行政権を直接行使する大統領令の乱発で抑えて来たが、限界が来た。 6月14日。 首都ワシントンで数十万の市民が戦争の停止と大統領の辞任を求める大規模なデモが勃発。 この日は1777年に議会がアメリカ国旗を制定した記念すべき日であり、参加者は星条旗を掲げアメリカの理性と理想の回復を訴えた。 しかし、ロング大統領はこれを共産主義者ならびに日英の陰謀と断定した上で当初から軍を派遣し弾圧を決定。 星条旗を掲げた市民に対する回答は機銃掃射と戦車の突入であり、ワシントン記念塔広場を市民の血で染め上げ後の歴史書に「ワシントン記念塔事件」として記録される。 539: 第三帝国 :2017/03/17(金) 01 00 07 参加した市民に関する犠牲者は今なお確たる判断はできないが、数万規模の死者とその倍に匹敵する負傷者を出したのは間違えようのない事実である。 この事件後、アメリカ国民。 否、市民は大統領を市民の敵として認識。 全米で戦争の停止と民主主義の回復を訴えるデモと暴動が続発。 対するロング大統領はこれを力で押さえつけるが、さらに市民の反発を呼び込む悪循環へと入る。 そして一連のアメリカ国内の動揺に日本と英国は戦争を終わらせる機会が来たと判断。 6月25日に日本と英国の連名で声明を発表、曰く戦争を終わらせるための用意がある。 賠償金、領土割譲などの条件は交渉で決めるとして先にアメリカには名誉ある「停戦」を提案すると。 夢幻会としては後に復讐される可能性を憂慮し、アメリカという国家を消滅させてしまうことも考えていた。 とはいえ、アメリカを完全に消滅させてしまうのは骨が折れる作業な上にそれはそれで将来に禍根を残すことになる。 物理的に占領しようにも、太平洋と大西洋の両側からアメリカを締め上げているとはいえ、ワシントンに日章旗とユニオンジャックを掲げる、という所まで進むことができない「持たざる国」であるがゆえに不可能である。 が、同時にもしもこちらの問いに応じなければさらなる原爆の投下を用意している。 と脅しもしており、選択肢を与えられたアメリカの反応に世界が注目した。 しかしアメリカ側の回答は論ずるに値せずと一蹴。 むしろ逆に英国が無条件降伏する日まで徹底抗戦を継続するとの大統領声明を発表。 そして、日本に対しては・・・。 「弧状列島に住む猿は必ず最終的解決で浄化する。 ジャップという名の自然物は自然物らしく人間に駆除されろ」 この回答に対し日本というより夢幻会は即座にアラスカ、一部は英国軍が立てこもるニューファンドランド島から五大湖と東海岸へ向けて発射。 デトロイト、トレド、クリーブランドといった工業都市に続々と弾道弾が降り注ぎ戦車の代わりに10万単位の死者を生産する。 これに対しアメリカは弾道弾の発射拠点であるアラスカとニューファンドランド島に対し、B17による大規模な爆撃と陸軍による限定攻勢を開始するがアラスカでは先の「あ号作戦」での打撃を回復しきれておらず、攻勢は頓挫した上にB17はできる限りアラスカに近い臨時飛行場から飛び立ったがそれでもなお横たわる広大な航続距離。 戦闘機の護衛がない状態での進軍はジェット戦闘機「疾風」を前に大打撃を受けて失敗に終わった。 1000機単位で押し寄せればもっと話は違ったかもしれないが、それらを賄うために必要とする膨大な燃料、弾薬を陸上輸送だけでは限界があり、机上の空論に過ぎない。 そういう意味でアラスカはアメリカ本土から遠すぎた場所であり、夢幻会の戦略の正しさが証明された。 またニューファンドランド島での戦いは上陸を試みるアメリカ軍。 それを阻止する英国軍との間で一進一退の攻防が繰り広げられたが海軍が壊滅状態のアメリカの敗北に終わった。 初期の空挺と奇襲上陸こそ成功したが、制海権は常に多数の戦艦、巡洋艦を有するイギリス側にあり、海路を通じて後続を送り届けることができず、増援は基本空輸だのみと非常に効率の悪い戦いを強いられ、先にアメリカが損害に耐え切れず息切れを起こしてしまったのだ。 かくして7月4日のアメリカ独立記念日に合わせての始まったアラスカ、ニューファンドランド島を巡る一連のアメリカの反撃は1か月に渡って続きアメリカの敗北で幕は閉じた。 そしてアメリカの攻勢が止まったのを見計らい日本は再び原爆を投下、目標はアメリカの古都ボストン。 絶対国防圏と称されたアメリカの防空網も高高度を飛行する富嶽を捕捉することは困難でアメリカ人にとって建国の町は一夜に壊滅。 この事実にこれまでの被害の積み重なりと合わさって市民の戦意は敵愾心よりも諦めの感情が上回り、一部の政治家たちは動く時が来たと判断しついに行動に移った。 8月15日、カリフォルニア州を中心とした西海岸の州が「各州が保有する主権の維持」を根拠に連邦と袂を分かち独自の外交を開始すると宣言し「アメリカ共和国」の成立と暫定大統領としてルーズベルト元大統領が就任に声明を発表。 540: 第三帝国 :2017/03/17(金) 01 00 41 「平和の実現を妨げる壁はロング大統領にあり、我々が日本に抱いていた偏見であり、臆病にある。 だからこそ我々は今こそ勇気を以て和平交渉に参加する」 日本が望んで止まなかった和平の言葉がついに出た。 ロング大統領は軍による即座鎮圧を命令するが連邦からの離脱が相次ぎアメリカ共和国への合流が相次ぎ、 海軍に至ってはハルゼー傘下の太平洋艦隊がそのままそっくり連邦から共和国へ合流するなど事実上の叛乱にワシントンは混乱の窮地に至る。 だがそれでも内戦覚悟で軍を西部に差し向けようとするが、さらなる悲報が舞い込む。 今度はテキサス州を中心とした南部の州が同じく連邦からの離脱を宣言し「アメリカ連合」の成立を宣言。 初代大統領にジョン・N・ガーナーが就任し、無益な戦争を続ける連邦政府に価値はなく即座に日本との講和を開始するとの声明を発表。 対し日本と英国はアメリカ共和国とアメリカ連合国の動向に歓迎すると共に国として扱うことを約束。 平和を乱す勢力がもしも両国に対し武力を行使した暁には支援を惜しまないと政府談話を発表する。 続けてドイツも同じく北米における平和の到来を歓迎し、それを乱す勢力は許さない。 と声明発表をし、アメリカという国は北部、西部、南部の3つに分割される方向になりつつあり、ロング大統領にこの流れは止めることはできなかった。 分割された上にそれを阻止する能力はもはや連邦政府になく北部単体での戦争遂行は不可能であり、もうどうにもならなかった。 アメリカが誇る巨大な生産能力もこれまでの原爆、弾道弾による爆撃、そして国家の分裂でその能力を発揮することはできず戦争継続など夢のまた夢。 ロング大統領に残された選択肢はアメリカを敗北に追いやった上に国を割ることになった元凶であり、弾圧者で虐殺者とし延々と罵倒されるのみ。 だからこそロング大統領は別の選択肢を選んだ。 それは自らに対し拳銃を突き立て引き金を引くことで己の人生を終わらせるという物であった。 8月25日。 日米戦争の元凶を生んだ人物がこの世を去り、世界は和平へ向けて動きを加速させてゆく。 おわり 541: 第三帝国 :2017/03/17(金) 01 08 25 以上です。 もう何年振りかは自分でも忘れましたけど、 相変わらず突っ込み処満載ですが楽しんで頂けると幸いです。 では 誤字脱字修正
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2199.html
920 :yukikaze:2013/11/29(金) 01 11 35 ではアメリカ赤化のエピローグを・・・ 「ここが我らのカナンか・・・」 そう呟くアイゼンハワーの声はどこか暗く重い。 それはこれまでの長い旅の疲れからくるものであったか、あるいはこれからの前途多難な未来を予想しての事なのか、それは本人にもわからなかっただろう。 それだけ、彼らに突き付けられた現実は非情であった。 南部連合が崩壊した時、多くの南部の民衆は持てるだけの財産を以て国外へ逃亡した。 共産アメリカ軍の南部に対する行動は、もはやジェノサイドと批判されても文句の言えない程、非道な取扱いであり、多くの南部の男達が、雑多な小火器で狂気じみた抵抗を示すのも当然と言える代物であった。 故に、国家崩壊が誰の目にも明らかになった以上、マッカーサーが最優先で執り行ったのが、1人でも多くの南部の民を国外に脱出させることであったのも、国家指導者として当たり前の行動であっただろう。何しろ交渉に行った特使を平然と撃ち殺す連中なのである。 戦時国際法とか道義的責任とか、期待するだけ無駄である。 かくして、脱出作戦「アークエンジェル」を発動させた南部連合は、最終的に100万人近い人間を国外に脱出させることに成功する。だが・・・これは悲劇の序章に過ぎなかった。 まず、最も多くの人員が落ち延びたのが隣国のメキシコであった。 地続きであり、共産アメリカの制空権も確立されていない米墨国境は、難民たちが最も安全に脱出できるルートではあった。 しかし、およそ90万人近い難民が一挙に押し寄せたことで、メキシコの治安や経済は一気に悪化し難民たちは即座に厄介な無駄飯食らいとみなされてしまう。 おまけにメキシコ大統領カルデナスは、左派の色合いが強く、彼はメキシコの安全保障の確保とアメリカ国営産業の移転の交換条件として、これらの難民をアメリカに送り返すことを秘密裏に決定。 かくして悲鳴と怒号と泣き声が響く中、難民達は「帰国事業」の美名の元、アメリカに強制送還され、そしてその末路は共産アメリカ崩壊まで完全に歴史の闇へと葬り去られてしまった。 一方、決死の脱出劇により大西洋へと繰り出した10万人近い難民達も負けず劣らず悲惨であった。 多くの人間を乗せる為に、輸送船の居住性は悪く、衛生面も悪化。食料の配給のトラブルや医療品の不足など、体の弱い女子供や老人にとって地獄の船出と言っていいものであった。 しかも、パナマの途中で寄港しようとした中米諸国から完全に足元を見られる羽目になり、彼らがパナマを経てハワイに到達した時には、悪天候と疫病と船内の騒乱によって、実に1万もの人間が命を落とすか行方不明になっている。 921 :yukikaze:2013/11/29(金) 01 25 18 だが、彼らの苦難はここで終わりではなかった。 臨時の指導者となっていたアイゼンハワーは、大日本帝国に対して自分達の受け入れを懇願するが、日本側は、彼らに物資の補給や治療等はするが、受け入れについては明言をしなかった。 これは共産アメリカの成立に政府の目が向いていた事と、これまでのアメリカの態度から、日本では国民世論において反米路線が常態化しており、アメリカの難民に対して同情心が碌になかったというのも大きかった。 結果、彼らはハワイから移動させられたトラック諸島において、1年近く難民キャンプで過ごすことになる。 祖国が赤く染められていることを聞きながら。 それでもなお必死になって駆けずり回ったアイゼンハワーのもとに、日本政府の決定が通達されたのだが、それを聞いて彼は心底「亡国」の悲哀を味わうことになった。 彼らに伝えられたのを要約すれば以下であった。 ・大日本帝国は貴官らをアラスカへと移送する。 ・貴官らはアラスカへと移送後、その地にアメリカ政府を立てる。 ・大日本帝国並びにアジア諸国は、貴官らの政府を認め、国交も樹立する。 ・大日本帝国は貴国と安全保障条約を結ぶ。また経済協定も結ぶ。 要は「アラスカを日本の統治下にする」といっているものであった。 アラスカ単独で国を維持するなど不可能である以上、日本の影響力に縋るしかないのは子供でも分かる論理であり、そして日本は合法的にアラスカを利用して、アメリカへのプレゼンスを高めることにしたのだった。 そしてアイゼンハワーに、それを拒絶する選択肢はどこにもなかった。 1951年9月8日。帝都東京において、アメリカと中米を除くほぼすべての国が、アラスカに建国された自由アメリカ共和国の建国を認めることになった。 ここに太平洋を挟んでの冷戦の火ぶたが切って落とされることになった。 922 :yukikaze:2013/11/29(金) 01 26 06 アメリカ赤化。これにて終了でございます。 又のご愛顧よろしくお願いします。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/6243.html
917: 名無しさん :2020/07/01(水) 17 49 56 HOST ai213022.d.west.v6connect.net ゲノム兵の説明が抜けていた為、訂正したものを再投稿します。 度々すいません。 グロ注意です カナダ国境警備隊第○○空中警邏用飛行船(注1)にて 「最近人狩りの侵入が減ってきて暇ですね」 と反対側を見張っている上官に話しかける。 「俺達が暇なのはいい事だぞ、地上の機動部隊の充足と都市の城塞化が終わったんで連中も二の足を踏んでるんだろ」 「はは、そうですね。おっとそろそろ交代の時間ですよ」 見飽きた夜明け前の美しい光景の中での退屈な会話、この時はまだ世界はひとまず平和だった。 カナダ国境警備隊本部死体置き場 「これかね。気になる人狩りどものしたいとは?」 「はい、ご覧下さい」 ジーー(死体袋を開ける音) 「何の変哲もない死体だな。これがどうした?」 いつも陽気な副官の能面のような顔を訝しげながら尋ねる。 副官は何も答えず、次々と並べられた死体袋を開けていく。 「? おい、どうし!こ、これは、全員同じ顔だと・・・。」 「司令、私はあらためて合衆国の奴らは滅ぶべきだと思いましたよ。これを考えた奴は人間じゃありません」 「まさか、ここにあるのは・・・」 二人の目の前には何十もの死体袋が並べられている。 この情報は直ぐ様上層部に報告され、合衆国への潜入偵察部隊の派遣が決定されることになる。 アメリカ合衆国某秘密研究所休憩室 「ふむ、ゲノム兵(注2)の量産体制については軌道に乗りましたか。それでヴィルヘルム局長が主導してるスーパーソルジャー計画の方は?」 「ああ、ペルーゼンのPS計画(注3)、愛国者達の賢者達の恐るべき子供達計画(注4)のデータを流用して漸くといったところですね。」 「ペルーゼンは成功個体に執着しすぎて反逆され死亡し成功個体は逃亡行方不明、賢者たちの方は卵子、精子を提供した兵士達に殺害され計画は失敗、兵士達は所属部隊ごと死亡でしたっけ?」 「ええ、私たちのバイオドック計画(注5)ももうすぐ試験が始まりますから気をつけていないといけませんね。」 煎れたてのコーヒーの匂いが漂う中、友人同士の会話が弾んでいる。 アメリカ合衆国兵士工場の郊外 「ここは奴らの人間牧場があったはずだが、どうなってるんだ?」 「ジッ、こちらゴースト06潜入成功、01応答願います。」 「?05はどうした?」 「04はゲロ吐いてます。と言うか自分も吐きそうです。」 「何を見たんだ。」 「・・・地獄すら生ぬるいナニカですよ。」 潜入したアメリカ連合の特殊部隊ゴースト(注6)の隊員の前には人格を破壊されダルマ状態にされた妊婦達が生命維持装置に繋げられて並べられている光景が広がっている。 注1:アメリカ合衆国の人狩り旅団に対する為開発された警邏用の飛行船 気嚢部分とゴンドラの一部がは装甲化されており下からのある程度の攻撃に耐えることが出来る。 操縦席、通信席、地上監視をする為の見張り用の席が前後左右設けられている。 武装の方は当初考えられていたが、装甲化の影響で武装を積むと高度が下がりすぎてしまい、かえって被弾の危険度が上がる為却下となった。 その代わり速度と通信性能の向上に当てておりかなりの広範囲をカバーしている。 注2:体外受精で受精した受精卵を偶数で分割した物を処置を施した母胎に移し均一な兵士を大量生産させる計画の産物 注3:戦場で生き残った兵士を集め部隊を再編成、その部隊を再び戦場に投入を繰り返すことで「死なない兵士」で構成された軍隊を作る計画 相当数の犠牲の上に一人成功例が出てきたがコストが大きすぎる為、成功例の劣化版でとりあえず部隊を編成しようとしたが、成功例をコントロールする為の処置をしようとして反逆され計画は失敗に終わる。 注4:合衆国内での精鋭中の精鋭部隊の更に精鋭とも言える兵士の掛け合わせで最強の兵士を作る計画 しかし、計画の詳細を知った精鋭部隊に何故か反逆され計画は失敗することになる。 注5:様々な用途に使用する軍用犬量産計画 漆黒アメリカの某秘密研究所内ではかなりマトモな研究計画(動物愛護団体が知ったら憤死確実) 注6:アメリカ連合の潜入特化の特殊部隊 以上、wiki転載はご自由に。
https://w.atwiki.jp/dg_story/pages/125.html
プロファイル / 関連テキスト / キャラクターデータ / 考察 / コメント imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (000めたぼん.jpg) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (000めたぼん.jpg) プロファイル 【アメリカーナ】鋭い牙に吐き出される炎、覆われた鱗に大きな翼こそが現代に生み出された偶像。誰が竜をこの様な形と提唱したのかは定かではないが、紛れもなく、人と同じ姿形をした竜は存在していた。古の竜アメリカーナは【ナノ・サラマンダー】と共に、統合世界へと降り立った。そう、道化の魔法使いの、種明かしをする為に。 【炎明竜アメリカーナ】目には目を、火には火を。炎明竜アメリカーナが赤子の様に手懐けた【テラ・サラマンダー】は常界の炎を燃やし尽くした。来るべき日の約束を果たすことなく一途な誓いは散り、眠りについた眠れぬ獅子は二度と会えぬ友に手を引かれた。全ては聖暦の王の責務を果たさんとする君主の、聖なる扉への到達と引き換えに。 関連テキスト 関連テキスト出典元 キャラ名orエリア名テキスト 関連テキストについての補足があれば キャラクターデータ 名前 ☆n【名前】 → ☆n【進化後名前】 ドライバ ○○型ドライバ【名前】 → 【進化後名前】 スキル LS リーダースキル → 進化後リーダースキル AS アクティブスキル → 進化後アクティブスキル NS1 ノーマルスキル → 進化後ノーマルスキル NS2 スキル 元ネタ 元ネタ その他キャラクターについての情報。 セリフ 「目指すしかないんだぼん、開かれた扉のその先へ、れっつぼーん!」 考察 主にキャラの目的だとか、キャラの行動時系列だとか。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47328.html
登録日:2021/02/17 Wed 20 12 50 更新日:2024/02/23 Fri 02 28 05NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 MARVEL MCU もやし野郎 アベンジャーズ アメリカのケツ カリスマ性 キャップ キャプテン キャプテン・アメリカ クリス・エヴァンス シールダー スティーブ・ロジャース スーパーソルジャー ヒーロー ビッグ3 フリスビー ブルックリン マーベル・シネマティック・ユニバース 中村悠一 冬眠 司令塔 命令違反の常習者 善人 戦闘のプロ 指揮官 星条旗 盾 究極の善人 自由の象徴 超人兵士 超人血清 軍人 黄金の精神 自由の代償は高い。常にそうだった。だが払う価値はある。 僕一人でも立ち向かうが、一人ではないと信じる。 スティーブ・ロジャース(Steve Rogers)とは、マーベル・シネマティック・ユニバースの主要登場人物。 演:クリス・エヴァンス/日本語吹き替え:中村悠一 本名は「スティーブン・グラント・ロジャース(Steven Grant Rogers)」で、愛称は「キャップ」。 常人離れした身体能力を人工的に身に着けた超人兵士(スーパー・ソルジャー)の完成形。そして、アベンジャーズの主要メンバーの一人「キャプテン・アメリカ」として活躍しているヒーローである。 戦闘時には、星条旗を模したスーツを身に纏っている。なお、スーツのデザインは各作品で違っている。 「正義感の強い」人格から堅物な優等生の印象を受けるが、基本的に「悪」や「支配」を許さず、そのためなら組織への反抗も辞さないほど、究極的に「善人」な性質の持ち主。 人物 生い立ち 1918年7月14日に、軍人の父ジョセフと看護婦の母サラの一人息子として、ニューヨーク州ブルックリンに生を受ける。 生まれつき体が弱く喘息持ちで、体格も小柄で痩せっぽちな「もやし体形」であった。 だが、人一倍正義感が強く、また愛国心も強く持っていたため、いじめや悪事を許さず、悪漢に立ち向かうことが多かったが、その度に負けては殴られていた。 第一次世界大戦時に父をマスタードガスで、母を軍病棟で感染した猩紅熱で失い、孤独な少年時代を送るが、幼馴染のバッキー・バーンズに支えられ、懸命に生きてきた。 そして、ナチスが台頭し、世界は第二次世界大戦に突入。 成人となった彼はアメリカのため、人々を苦難から救うために陸軍への入隊を希望する。 だが、身体検査においてことごとく不合格。出身地等を偽造してまで何度も試すが、やはり駄目だった。 そんな中、ニューヨーク万博内の新兵志願センターで、戦略科学予備軍(SSR)のエイブラハム・アースキン博士の目に留まり、彼の人並外れた意志の強さを見初められ、陸軍の入隊を許可される。 ニュージャージー州リーハイ基地でSSRエージェントのペギー・カーターの教育の元訓練を続けるが、体力もろくにないために軍人のチェスター・フィリップス大佐といった周囲の反応は芳しくなかった。 だが、「ポールの上の旗を取るために固定具を外してポールごと倒す」といった知恵の回り方や、「投げられた手榴弾に自ら覆いかぶさることで周囲を守る」といった常人離れした献身を評価され、超人兵士(スーパー・ソルジャー)計画の被験者第一号に選ばれる。 実はアースキン博士はナチスの科学機関であり、後に独立し世界を支配しようと目論んでいる秘密結社「ヒドラ」に対抗するための「超人兵士」を開発しようとしていたのだ。 「超人兵士」の誕生 「変わってしまっても善人である君のままでいてくれ」というアースキン博士の願いと共に、彼の発明した超人血清を投与され、ハワード・スタークの開発したヴァイタ・レイを照射されたスティーブ。 その肉体は屈強で精悍なものに変化したが、性格はかつてと同じく正義感に溢れたままだった。 だが、直後にヒドラの工作員の手によりアースキン博士は死亡。「一緒に酒を飲もう」という約束すら果たせずじまいに終わる。 そして、スティーブを待ち受けていたのは「アメリカの象徴=キャプテン・アメリカ」としてショーの巡業をする毎日。 「アメリカの役に立ちたい」という願いすら叶えられず燻っていたところに、イタリア駐屯地での巡業中、バッキーを含めた連隊がヒドラの捕虜にされたと聞く。 いても立っても居られなくなったスティーブは、命令を無視してまでヒドラの基地へと潜入。バッキーや各国の兵士達を解放して基地を壊滅させる。 この功績を認められたスティーブは、SSRの任務に就き、ヒドラ壊滅の尖兵として任命される。 ハワードの開発した宇宙最強の金属「ヴィブラニウム」の盾を手にした彼は、バッキーを始めとする元捕虜の兵士らのチーム「ハウリング・コマンドーズ」と組んでヒドラの基地を次々と制圧していった。 この間にも、同じチームであるペギーへの想いは深まり、彼女が心の支えになっていった。 だが、ヒドラの科学者アーニム・ゾラ博士奪還の任務でバッキーが谷底に落ちてしまった。 そして、スイスのヒドラ本部に最後の奇襲をかけ、ヒドラの総統であるヨハン・シュミット/レッドスカルと対決。 アメリカを爆撃機「ワルキューレ」で爆撃しようとするシュミットを止めるべく、ペギーと約束のキスをした後単身でワルキューレに乗り込む。 しかし、戦闘の末に暴走した四次元キューブによりシュミットは消滅。舵を取れなくなったワルキューレを止めるべく、スティーブは北極海に飛行機を墜落させることを決意する。 最後の通信でペギーと「土曜日に一緒にダンスをしよう」と約束をつけるスティーブ。……だが、その約束は果たせなかった。 ワルキューレは北極海に沈没し、スティーブは行方不明に。そのまま回収もされず、人々からは戦死したものとして受け止められ、「超人兵士」は伝説となった……。 70年ぶりの復活 北極から沈没していたワルキューレが引き揚げられ、中で冬眠状態で発見される。 その後、SSRの後続組織である戦略国土調停補強配備局(S.H.I.E.L.D.)に回収され解凍。長官ニック・フューリーの保護を受ける。 あまりに変わり果てしまった世界に困惑していたが、直後に早速フューリーから任務として、ヒーローチーム「アベンジャーズ」の結成とアスガルド人ロキの確保を命令される。 当初は、あまりに我の強いトニー・スターク/アイアンマンやソーらの行いに眉をひそめ、特にトニーの軽薄な振る舞いを許せず一触即発の関係となっていた。 しかし、自分に憧れを抱いていたエージェント、フィル・コールソンの死により互いに協力し合うことを決意。アベンジャーズの司令塔としてニューヨーク決戦を勝ち抜く。 その後はS.H.I.E.L.D.の兵士として数々の任務をこなしていくが、第二次大戦時代との時代のギャップに戸惑い、ついていけないことも多くなった。 仲間はほとんど戦死しており、唯一生き残っていたペギーもまた、認知症により意思疎通も出来ない状態が続き、やがては病死してしまった。 そして、フューリーが密かに進行させていたインサイト計画の最中で陰謀に巻き込まれ、所属していたS.H.I.E.L.D.に追われる身となり、また、S.H.I.E.L.D.がとうの昔にヒドラに乗っ取られていたことが発覚。 おまけにバッキーが生きていてヒドラの暗殺者として洗脳されていた事実も明らかとなり、自らの信じていた組織の限界を痛感する。 これを機に、S.H.I.E.L.D.ごとヒドラを潰した彼は、「組織の掲げる正義」よりも「個人の持つ自由」を尊重するようになり、アベンジャーズのメンバーそれぞれの力を信じながら、一人一人を「家族」として認めるようになった。 能力・装備 超人兵士としての能力 アースキン博士の開発した超人血清と、ハワードの開発したヴァイタ・レイを組み合わせてできた人工的な超人。 この血清はその人物の持つ本質を肥大化させる副作用があり、かつて投与したことのあるヨハン・シュミットは自らの肉体を赤い髑髏の姿に変貌させ、より悪人になったが、スティーブは自身の善の心をより大きくさせた。 痩せっぽちの体は逞しくなり、身体能力を格段に向上させ、走りが非常に速くなり、力も強くなった。 初期の頃はバイクや銃を使った戦闘もしていたが、後期になるにしたがってその肉体を大いに駆使しはじめ、盾と徒手空拳(格闘技)だけで敵を次々と打ち倒している。 また、戦闘指揮についても格段の才能があり、アベンジャーズとしての戦闘時には彼の指示あってこそ勝ち残れた作戦も多い。 人々に訴えかけるカリスマ性もあり、『ウィンター・ソルジャー』において自分を追っていたS.H.I.E.L.D.の局員に真実を訴えかけ、彼らを説得したことからもその人望の篤さがうかがえる。 盾 キャプテン・アメリカのトレードマークともいえる、星条旗を模した円形型の盾。 宇宙最強の金属であるヴィブラニウムで造られており、あらゆる衝撃を吸収し、爆撃を防ぎクッション代わりにもなる。 この盾のヴィブラニウムはハワード・スターク博士が偶発的に生成に成功したもので、「これ一枚分しかない」とのこと。ハワード博士は断片的なヒントを後の世代に託す事にしている。 フリスビーのように投擲して敵を打ち倒すといった戦闘も可能で、シリーズを重ねるごとに攻撃方法にバリエーションが増えた。 アイアンマンのリパルサー攻撃やソーのムジョルニア、雷撃攻撃と組み合わせることも可能。 『シビル・ウォー』でのアイアンマンとの闘いの後に一度は彼の手から離れ、トニーによって預けられるが、『エンドゲーム』で和解した際に再び彼の下に返された。 各作でのスーツ・装備変遷 『ザ・ファーストアベンジャー』 国債ショースーツ 初めて「キャプテン・アメリカ」として身に付けたスーツ……というか全身タイツ。とにかく明るい青。 現代的なセンスでは凄くダサいが、それでも当時としては目新しかったのか、子供のみならず大人のファンも獲得していた。現代でもこの格好のファンが1人…… あくまでショースーツであるため耐久力など無いに等しいが、小道具である星条旗模様の盾(逆三角形型)はしっかり金属製のちゃんとした造りであり、後のヒドラ基地潜入の際の戦いでも役に立った(*1)。 原作コミックのスーツで特徴的なパイレーツブーツとヘルメットからチョコンと出ている羽は、こちらのスーツでのみ実写化再現がされている。 ヒドラ基地潜入時 ↑のショースーツに軍用ジャケットを纏っただけの姿。胸元から覗く☆とショーガールから拝借した「A」のイニシャル付きヘルメットのおかげでキャプテン・アメリカらしさは健在。 というかコレに星条旗の盾まで背負ってるのでぶっちゃけ潜入向けの格好ではないが、潜入は大成功した。 戦時中スーツ 兵士として出撃が認められ、ハワード・スタークの協力により完成したスーツ。 ショー時代の意匠は残しつつ、実用面が大幅に向上した。時代を先取りしすぎているカーボンポリマーなども使用し並の銃剣では通さない程。お馴染みの盾もこの時から。 この頃のキャップはコルトガバメントやトンプソンサブマシンガンなどの銃器も使って戦っていたため、各部ベルトにはマガジンポーチがずらり。 紅白の“腹巻き”部分を赤いベルトで再現するなど、実写に落とし込む工夫が随所に見られるMCU版キャップスーツの基準点。 『アベンジャーズ』 リアリティを意識した前作スーツから一転。再びショースーツ時代のとにかく明るいカラーリングのちょっとだけ現代チックな全身タイツとなった。 このスーツについてはとあるS.H.I.E.L.D.エージェントからの口出しもあったようで、彼曰く「古き良きものこそ人々の支えになる」とのこと。 流石にただの全身タイツではないようで、チタウリのビーム兵器の直撃を食らっても呻く程度で済んでたため、耐久性はそこそこだと思われる。 ヘルメット部分が二重構造となっており、被るヘルメットとは別に首から耳まで覆う部分は平時はパーカーのフードのように下ろしている。 また、背中には盾を取り付ける装備が無いため、このスーツでのキャップは終始盾は手に持って移動している。 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でのロキが変化した時、『スパイダーマン:ホームカミング』での教育ビデオもこのスーツで登場。 また、『エンドゲーム』でも2012年に向かう際に怪しまれないため、再びこのスーツを着用。 ……したのだが、この時に過去のキャップの方が着ていたこのスーツを見て「ヒップラインがよろしくない」「ダサい」「アメリカのケツ」などと大いにイジラれることになる。 『ウィンター・ソルジャー』 ステルススーツ 序盤に着用していたS.H.I.E.L.D.のエージェントとして行動する際に着用していたスーツ。 明るさを抑えた青で全身を纏っており、特に今までのスーツで特徴的だった赤色は全く使われていない。 これまでのスーツと比べてもシルエットが大分スタイリッシュになっており、演じたクリス・エヴァンスからも好評の脱・クソダサスーツ。 夜間の潜入任務では盾の色も色味を抑えたものにリペイントしている。 展示スーツ 終盤に着用したスミソニアン博物館のキャプテン・アメリカ特別展にて飾ってあった戦時中スーツ。 だが、『ザ・ファーストアベンジャー』当時の物そのものというわけではなく、腹巻き部分の赤のラインの本数や胸元の白いラインの量など、細かい部分で意匠が異なる。 ウィンターソルジャーからのナイフをそのまま通してしまうなど耐久性は低めのようで、「あくまで当時を再現したレプリカスーツ」という見方も。 『エイジ・オブ・ウルトロン』 ステルススーツの質感・スタイルをそのままに星条旗カラーに塗り直したスーツ。アベンジャーズとして纏まった影響もあり、トニーの手も加わっているとみられる。 これ以降のスーツはほぼこれのマイナーチェンジに留まるなど、MCU版におけるキャップスーツの一つの完成形といえる。 デザイン面では続く作品のよりも胸の☆の周りや足元などに赤いラインが多めなのが特徴。また、ここから肩にアベンジャーズの「A」マークも入るように。 装備の面では盾と腕に電磁石を仕込むことで盾を自動的に腕に引き戻せるギミックが追加された。 『シビル・ウォー』 基本的には『エイジ・オブ・ウルトロン』時とほぼ変わらず。腕の白いラインが無くなり、青くなったくらい。 装備では使い辛かったのか勘が鈍るからなのかは不明だが、電磁石のギミックは撤廃され、盾も元の革ベルトに戻っている。まあ磁石あってもなくても似たようなこと出来てたしネ! また、腰のパックから射出式ワイヤーを取り出すシーンなども描かれた。 『インフィニティ・ウォー』 “お尋ね者”となったことでスーツの新調が出来なくなっており、こちらでは『シビル・ウォー』の時のスーツを使い回している。 しかし2年間使い回したことで色は全身黒ずみ、胸の☆などの装飾も剥がれ落ちてしまっているなど、同作の髭面キャップの風貌も合わせて大分くたびれた印象を受ける。 ワカンダ襲撃の防衛の際はお馴染みの盾に代わり、両腕に装着する飛び出し仕込みの盾をティ・チャラより譲られる。 いつものように投げつけることは出来なかったものの、刺突武器として人外の襲撃者に立ち向かった。 『エンドゲーム』 中盤の「タイム泥棒作戦」では上述の通りかつてのクソダサスーツを着ていたが、終盤では新スーツを披露。 基本的なシルエットはこれまで通りだが、胸元に鱗状の意匠がみられるものに。 これは原作コミックでのキャップスーツの特徴の一つであるスケイルメイルを再現したもので、最終作にして原点回帰を意識したものとなっている。 ある危機的状況の際に盾の革ベルトを引き絞って気合いを入れるシーンもあり、このアクションは電磁石装備では出来なかったものといえる。 周囲の人物との関係 ジョセフ・ロジャース サラ・ロジャース 物語開始時には既に死去している両親。 彼に似て、とても正義感の強い夫婦だったことがうかがえる。 バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー 幼少時からの親友。 互いに軽口を叩き合い、殴られている現場を助けてくれることもあった。 その後一足先に戦場へ行き、ヒドラに捕まってしまうが、超人兵士となったスティーブと再会。だが態度を変えることなく、「幼馴染のもやし野郎について行く」と協力することになる。 しかし、任務中に谷底に落下し、死亡したものと思われていたが、ヒドラに洗脳と改造手術を施され、影の暗殺者として歴史の裏で暗躍、その中でハワード夫妻をも殺してしまう。 インサイト計画の事件で敵と味方としてスティーブと再会し、任務として彼を殺そうとしたが、無抵抗な彼によって思い出しかけて彼を助ける。 その後は徐々に記憶を取り戻し、『シビル・ウォー』では洗脳状態は残っているものの、ほぼ完全に記憶を取り戻した。 そして、贖罪のためにワカンダでの冷凍保存の後、スティーブと共に再び戦う決意を固める。 エイブラハム・アースキン 初めて兵士としての自分を見初めた人物。 彼の力ではなく、「善人」としての心に可能性を見出し、超人兵士の被験者に抜擢する。 彼の遺した「君のままでいてくれ」という願いは、今も残り続けている。 マーガレット“ペギー”・カーター 新兵時代の上官にして、後の同僚で初恋の相手。 当初は大人めいた魅力のある彼女に奥手な態度を取っており、超人兵士になった後もなかなかアプローチを出せず、彼女の写真を密かに大切にしていた。 だが、徐々に互いに信頼し合えるパートナーとなり、最後の最後でダンスの約束を取り付けたがそれは叶わず、70年後に年老いた彼女と再会し、先立たれた。 悩める彼に、死後もアドバイスを送り続けている。 ハワード・スターク 超人兵士の技術を提供したSSRの仲間。彼の発明した兵器は大いに活用していた。 彼の死に関してはアーニム・ゾラから仄めかされていたが断定はしておらず、ヘルムート・ジモの暴露によってようやく確信が持てていたが、トニーに打ち明けられず罪悪感を抱いていた。 チェスター・フィリップス 新兵時代の上官。 当初はもやし体形のスティーブの実力を信じていなかったが、彼の有り余る勇気を目の当たりにして彼を認めるようになった。 ヨハン・シュミット/レッドスカル 世界を侵略しようとする巨悪であり、キャプテン・アメリカ最初の敵。 自身も劣化版の超人血清を投与し、悪の心を肥大化させたスティーブの「あり得たかもしれない可能性」である。 トニー・スターク/アイアンマン チームメイトの一人。 友人ハワードの息子であり、密かに自分よりも父に近しい者として嫉妬の対象となっていた。 当初は彼のあまりに軽薄で利己的な態度に苛立ちを覚え、彼とは乱闘寸前の状態にまでなったが、ロキの蛮行により団結することを選び、また彼の身を挺した行動によって信頼する。 とはいえ、ウルトロンの開発やソコヴィア協定の署名の独断専行で「チームを信用していないのか」と批判することもあった。 だが、スティーブ自身の隠し事によって関係が決裂してしまい、互いに距離を置くことを選んで連絡手段の携帯電話を託したが、頑な彼から連絡はなかった。 サノスによる敗北後ようやく再会したが、またしても「肝心な時にいなかった」と非難され、5年間も関係が断絶。 そして、父になって自分を見つめ直したトニーから和解を申し出され、「タイム泥棒作戦」で彼と共に1970年のニュージャージーに飛び、それぞれの再会を果たす。 さらに彼が「自分の幸せ」を見つけたことが、彼の生き方を変えることに……。 ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ チームメイトの一人。 同じく組織で活動しながら周囲に馴染めなかった者として気が合い、戦闘ではタッグを組むことが多かった。 時として彼の恋に奥手な性格をからかったりし、ガールフレンドを紹介することも。 『シビル・ウォー』『ブラック・ウィドウ』~『インフィニティ・ウォー』の間ではスティーブと行動を共にし、テロ組織と秘密裏に戦っていた。 ソー チームメイトの一人。 地球人として珍しいくらいの高潔な人格から彼に気に入られている。共演作では毎度戦場ジョークを交わす仲。 『エイジ・オブ・ウルトロン』からしばらく会う機会がなかったのか、『インフィニティ・ウォー』におけるワカンダとの戦いで再開した際には彼に「髪切った?」と問われている。なお、ソーはスティーブに自分の髪型と髭を「俺の真似か?」とからかっていた。 そして、『エンドゲーム』では思わぬ組み合わせとしてタッグを組んでいる。 クリント・バートン/ホークアイ チームメイトの一人。 アベンジャーズの指揮官として認めており、引退した後も『シビル・ウォー』において彼の依頼を進んで引き受けた。 ブルース・バナー/ハルク チームメイトの一人。 やはりスティーブの人柄を認めている。ハルクもまた、「暴れろ」と言った時は笑いかけていた。 ロキ 現代で初めて出会った敵。 彼の自己顕示欲と支配欲に満ちた性格を「シュミットと同じ」と称した。 キャップの格好は気に入ったようで、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』では何度も彼に化けてソーをからかっている。 ニック・フューリー 現代における上官。 だが、隠し事が多いためスティーブから信頼されておらず(*2)、特にインサイト計画の是非においては真っ向から対立した。 何気に、彼の思惑には乗らない人物として警戒されている。 フィル・コールソン スティーブの大ファンで、彼のレア物のトレーディングカードを大切に持っていた。 彼の死後、血まみれのカードをフューリーに突き出され、ロキへの報復を誓うこととなった(*3)。 サム・ウィルソン/ファルコン 現代で出来た初めての親友。 ランニング仲間から始まり、彼の真摯な態度や組織に対する姿勢からスティーブからの信頼を得て、インサイト計画始動において誰も信じられない状態のスティーブから真っ先に避難先に選ばれた。 そして彼の無茶な頼みにも応え、現役時代に使った可変翼ユニットを持ち出して戦闘に復帰する。 その後もスティーブとは戦友として戦場を駆け巡り、彼の繰り出すどんな無茶にもぼやきつつも応えていき、やがては彼から最も信頼される人物になる。 シャロン・カーター/エージェント13 S.H.I.E.L.D.のエージェントでペギーの姪。 身元を伏せながらスティーブの隣人として護衛しており、彼がヒドラの真実を語りかけた際は真っ先にラムロウらに立ち向かった。 その後、自身の素性を明かして再会し、『シビル・ウォー』における一連の事件でスティーブに協力。 ドイツの空港において互いの気持ちを伝えあい、キスをしたが、それらは全て「遅すぎた」ため、2人の関係はそこで終わったようだ。 ブロック・ラムロウ/クロスボーンズ S.H.I.E.L.D.の在籍時にS.T.R.I.K.E.チームで一緒だった兵士。 しかし、インサイト計画事件でヒドラだと判明し、一転敵対する。 その後、火傷を負った後も逃げ続け、ラゴスで追い詰められた際は心中を試み、ワンダに阻止された。 ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ 敵として遭遇した際は、「戦争を終わらせ、家に帰ってペギーと再会する」という願望を見せつけられる。 ウルトロンを裏切った直後の彼女とピエトロ・マキシモフを説得して仲間入りさせ、時に心が不安定になる彼女の支えになることが多かった。 ヴィジョン かつて飛行機と共に海に沈んだ自己犠牲を持ち出され、自分一人がマインド・ストーンと共に心中すると申し出たが、「命に大小はない」と彼を説得した。 ジェームズ・“ローディ”ローズ/ウォーマシン ソコヴィア協定にトニーに続いて進んで署名し、スティーブの「出撃も決められてしまう」という意見に「傲慢すぎる」と批判した。 しかし、足を損傷してチームまで解散してしまった結果を鑑みて、協定自体が間違いだったと考えを改めた。 ティ・チャラ/ブラックパンサー 父ティ・チャカを殺された際、容疑者のバッキーを殺そうとしてスティーブと当初は敵対した。 その後真実を知るとバッキーを被害者として認め、ワカンダでの治療を承認。その後もサノスとの戦いで国を挙げての協力を申し出た。 スコット・ラング/アントマン スティーブに大きな憧れを抱いている庶民派ヒーロー。「個人の自由」を守る姿勢が気に入られているのかもしれない。 何気に「キャップ」呼びをする数少ない人物だが、それを周囲に自慢する際は気持ち悪がられている。 ピーター・パーカー/スパイダーマン 『シビル・ウォー』において対決し、一度は彼に優位に立った(*4)。 出身地のクイーンズがアースキン博士と同じだったため懐かしさを覚えたようだった。 キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル フューリーが呼び寄せた宇宙最強クラスの力を持つ女性戦士。 彼女に頼んで漂流中のトニーを救出したが、個人主義でチーム行動を嫌う彼女には眉をひそめていた。 サディアス“サンダーボルト”・ロス ソコヴィア協定を使ってアベンジャーズを管理しようとする国防長官。 彼が組織を信じられなくなったとどめとも言える人物であり、国連爆破の真犯人の存在にも聞く耳を持たず、アベンジャーズを排斥しようとして対立する。 サノス 全生命の半分を虐殺せんとする敵。 『インフィニティ・ウォー』では彼と力で拮抗していたが敗北し、『エンドゲーム』ではスティーブにある変化が起き、一時的に優位に立つ。 各作品の活躍 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 超人兵士への選抜とヒドラとの戦い、そしてペギーへの恋と別れを描く。 「国債売るマン」としてダサいスーツを着て各地を巡業する彼の姿は可笑しくも物悲しい。 また、70年ぶりに目覚め、変わり果てたニューヨークに呆然としながら、デートの約束を果たせなかったことを悟る彼の表情もまた切ない。 アベンジャーズ アベンジャーズとしてチームメンバーと初対面。 初っ端から傲慢なトニーやソーに辟易して対立するも、コールソンの死により団結、チームの司令塔として活躍する。 何気に、チタウリに人質にされた市民を守り、一人の女性から感謝されている。 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー S.H.I.E.L.D.のS.T.R.I.K.E.チームで任務を次々とこなしつつ、現代社会に馴染もうと必死に努力していたが、変わってしまった現代に戸惑う一方。 そんな中、フューリーが何者かに命を狙われ、彼から情報を託された自身もまた機密情報を盗んだ容疑で追われる身となる。 ナターシャと共に事件の謎を追った結果、S.H.I.E.L.D.が生きていたヒドラに乗っ取られ、インサイト計画がヒドラに敵対する者の虐殺だと判明。 さらにはバッキーの生存とヒドラの洗脳が発覚し狼狽するも、インサイト計画を止めるべくS.H.I.E.L.D.ごとヒドラを潰すことを決意。 サムを仲間に引き入れ、共にヘリキャリアに乗り込んで制御盤をすり替えるミッションを敢行する。 そこでバッキーと戦闘になるが、任務を終えると戦う理由がないとして無抵抗になり、共に死ぬことを覚悟するが、何かを思い出したバッキーに助けられた。 S.H.I.E.L.D.の壊滅後は、失踪したバッキーを探す決意をする。 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン ある程度団結したアベンジャーズを指揮しながら、ヒドラ基地の残党狩りを続けていた。 ソーのお別れパーティーでは奥手なバナーを気づかったり、サムからバッキー捜索の進捗をうかがっていた(吹替では探している男=フューリーに誤訳されている)。その際に行われたムジョルニア持ち上げるゲームでは少しだけ……? だが、ソコヴィアで発見されたセプターのマインド・ストーンを使ってトニーが無断でウルトロンを開発、結果暴走してしまい、「異星人の地球侵略を防ぐためにも防衛システムが必要」と主張する彼に対し、「僕らで団結して戦う」と反論して諭す。 また、隠し事をしたがるトニーに批判的な意見を述べていた。 ワンダの精神攻撃では故郷への慕情と戦争の終結、そしてペギーへの恋心を煽られ、またウルトロンからは「戦争がなければ生きていけない」と揶揄され、大戦時との隔絶を精神的に突かれていた。 ウルトロンとの闘いの後は新しいアベンジャーズの指揮を執ることとなり、家族について心配するトニーから「家族や安定を求めていた男は70年前に氷漬けになった。そこから出てきた男は別人であり、ここ(アベンジャーズ)が家だ」と悲しげに言い、自らを戦士として逃れられないと悟っている。 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ アベンジャーズの指揮を続けていたが、ラゴスのミッションにてバッキーの話題を持ち出したラムロウに油断し、彼の自爆を許してしまい、それが原因で多数の死者が出てしまう。 それを機に、ロス長官からソコヴィア協定を提言され、署名を迫られるも、「個人の自由が損害される」として署名を渋り、真っ先に署名したトニーと対立。 さらに国連会議場が爆破され、容疑者としてバッキーが炙り出される。 真意を確かめるためにバッキーを無断で追って警察に敵対したために犯人幇助の罪で犯罪者扱いされてしまうが、その後彼に面会に来た精神科医に洗脳された事件から、犯人がバッキーを罠に掛けたと確信。 そして、バッキーに事情を聞いた結果、犯人の狙いは「シベリアのウィンター・ソルジャーの残党を復活させ国家を転覆させる」と目星を付け、急ぎシベリアに向かって犯人を止めることを目的に据える。 だが、空港においてチーム・アイアンマンと戦闘になり、自分とバッキー以外のチームメンバーが犠牲になり、シベリアへと向かった。 そこで真犯人を知ったトニーと再会し、協力することになるが、現れた真犯人のヘルムート・ジモによってハワード夫妻の死がバッキーによる暗殺であると暴露されてしまい、怒りで我を忘れたトニーと戦闘になる。 最終的に命は奪われず、両者痛み分けの結果になるが、「盾を置いておけ!相応しくない!」とトニーに言われ、盾を手放した。 その後、トニーとは別の道を行き、組織に属さないやり方で世界を守ることを決意。「いつでもドアを開けておいてくれ。何かあった時は駆けつける」と連絡用の携帯電話を託した。 バッキーをワカンダに預けた後、ラフト刑務所のサムとワンダを脱獄させた(*5)。 スパイダーマン:ホームカミング ハウリング・コマンドーズ隊員のジム・モリタの子孫・モリタ校長が恩義を感じていたため、ミッドタウン高校の教育ビデオの教師として登場している。 国債売るマンの二の舞のため、嫌そうな様子を見せていた。 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー サム、ナターシャと共に組織に属さないならず者チームとして世界中を飛び回りながら治安維持の戦いを続けていたが、バナーからの連絡でサノスの襲撃を知り、マインド・ストーンを狙われているヴィジョンとワンダの下に救出に向かう。 きちんと整えていた髪は伸び、髭も伸ばしっぱなしで余裕がないことがうかがえる。 アベンジャーズ基地に久々に帰還後は、地球の危機であるにもかかわらず体裁ばかりを気にして嫌味を言うロス長官に「邪魔をするならあなたとも戦う」と硬い意志を見せつけた。 そして、ヴィジョンのマインド・ストーン切除手術のためにティ・チャラに協力を要請し、ワカンダへ飛び、ブラック・オーダーとアウトライダーズの攻撃を受け、迎撃のためにチャラと共に一同の指揮をする。 新しい盾としてヴィブラニウム製の腕に直接装着するタイプを使用したが、いつものものと比べて実力を発揮できなかったようで、コーヴァス・グレイヴやアウトライダーズに苦戦していた。 サノスとも力で拮抗していたが敗北し、「指パッチン」を許してしまい、目の前でまたしてもバッキーや多くの仲間を失ってしまい、その場に崩れ落ちた。 キャプテン・マーベル 「指パッチン」から数日後、アベンジャーズ基地で事態の把握中に突然現れたキャロル・ダンヴァースと邂逅する。 アベンジャーズ/エンドゲーム キャロルにトニーの捜索を頼み、彼女に宇宙船ごと地球に連れて帰ってもらってようやくトニーと再会。伸びた髭をようやく剃った。 だが、傷心のトニーから「駆けつけるって言ったくせにいなかった」と八つ当たり気味に責められ、何も言い返せず絶交を言い渡される。 そして、残るアベンジャーズでサノスの潜伏していた星へと向かうが、インフィニティ・ストーンはすでに消滅した後であり、打つ手をなくしてしまった。 空白の5年間では消滅による傷ついた人の心を癒すグループセラピーを開いていたが、消滅者の命を心の底では諦めきれずにいた。 そこで消滅したと思われていたスコットに再会し、量子世界の理論を用いたタイムスリップでインフィニティ・ストーンを集め、消滅者を元に戻す計画を立案される。 当初、トニーからの反応は冷たかったが、考えを改めたトニーから和解を申し立てられ、盾も返却され、かつてのアベンジャーズメンバーを集め始める。 そして「タイム泥棒作戦」では2012年のニューヨークに向かい、ラムロウ達を騙したりアメリカのケツ昔の自分と戦ったりと七転八倒。 アクシデントでトニーと一緒に1970年のニュージャージーに向かった際は、若い頃のペギーを遠くから見つめていた。 戦友であるナターシャの犠牲に心を痛めたが、「立ち止まっていられない」と皆を鼓舞し、消滅者の帰還を後押しする。 そして、過去のサノスの襲来時にはトニーとソーとで立ち向かうが圧倒されてしまう。 だが、スティーブは自らの謙虚さを取り払ったために、ソーが取り落としたムジョルニアの資格を持ち、ムジョルニアを駆使して戦い、サノスを一度は圧倒する。 初めて持ったはずのムジョルニアをこうも自在に駆使するあたり、戦闘の天才であると言えよう。 サノスもまた、自身の力を最大限に発揮した事でスティーブの盾は半分に砕かれ、絶体絶命に追いやられてしまうが、そこで消えた仲間を始めとする応援が到着。 大勢の「アベンジャーズ」を従えたキャプテン・アメリカは「アッセンブル……!」と呟き、サノスの軍勢に打ち合った。 戦闘の末、自らを犠牲にサノスの軍勢を消滅させたトニーを看取ったスティーブ。そんな彼は、トニーを見てある決意を固めていた。 量子トンネルを使って拝借したインフィニティ・ストーンを返すためにタイムスリップするスティーブ。 だが、サム達がいくら待てどもスティーブは帰ってこない。 すると、彼らの向こうのベンチに1人の老人の後ろ姿が。 バッキーに促され、老人に近づいたサムは気付く。 それは、106歳の老人となったスティーブ・ロジャースだった。 トニーが「自分の人生」を歩んだ様を見て、彼もまた自分の人生を送ることを望んだのだ。 彼は自分の意思を継ぐ者として、サムに自分の象徴でもある盾を託す。 誇らしげな、でもちょっと照れ臭そうなサムに嬉しそうなスティーブ。 ペギーとはどうだった? それは───胸にしまっておこう……。 そう語るスティーブの左手の薬指には指輪が光っていた。 ……いつかの時間の、どこかの場所。 ドアが開け放しになった一軒家がある。 そこには、寄り添うようにダンスをする男と女の姿があった。 2人は見つめ合い、口づけをする。長い長い間、待ち続けた2人の時間を取り戻すように……。 余談 前述のように、「堅物な優等生」のような印象を受けるキャップだが、特に主役映画ではそういった人物像ではあまり見受けられない。なので、そうした印象を受けた人ほど『シビル・ウォー』以降の彼の選択には困惑する人もいたようだ。 『ウィンター・ソルジャー』以降で格闘主体となり、戦闘力が急激に上昇したように思われるが、これには『ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー』『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』の4作品で監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟監督の演出力に起因するものと思われる。 キャップを演じたエヴァンスの母親も息子が活躍する映画を見ており、『エンドゲーム』最後の老人になったキャップの姿を見て、亡くなった父親(エヴァンスの祖父)に面影が重なって思わず涙を流してしまったという。そしてその話を聞いた老キャップの視覚効果を担当したスタッフも嬉し涙を流したとのこと。 お前の追記・修正の何が特別なのだ? 何も。ブルックリン出の追記・修正だ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] MCUで一番好きなヒーロー。ヒーローという役目がこれほど似合うキャラもそうそういないだろう。日本のキャラで言えば、仮面ライダー一号/本郷猛の肉体と初代ジョジョ/ジョナサン・ジョースターの黄金の精神を併せ持ったヒーローだと思う。 -- 名無しさん (2021-02-17 20 59 44) 左薬指に指輪確認してボロ泣きし、ラストのダンスシーンで涙腺が決壊した… -- 名無しさん (2021-02-17 21 35 15) アメコミでは実写版の前後日談や映画同士の間を補完するミニシリーズが珍しくないが、エンドゲームラストの『自分自身の人生』にスポットを当てた作品はないのかな -- 名無しさん (2021-02-17 21 46 04) 守るべきはアメリカという国家ではなくアメリカの自由の心、というスタンスは原作漫画でも度々触れられることだったりする。 -- 名無しさん (2021-02-17 21 54 45) キャプテンという名もアメリカという名もふさわしいまさにヒーロー -- 名無しさん (2021-02-18 07 43 54) 『自分の人生』におけるスティーブの存在をフューリー辺りは認識していたのかどうか 初期のアイツなら取り込もうとしてもおかしく無さそうだが -- 名無しさん (2021-02-18 08 33 55) ラストは切なさを感じたものの幸せになれて良かった。 -- 名無しさん (2021-02-18 14 04 42) おおむね好きなんだけど、え、氷漬けの自分を放置してペギーとやったの、それはさすがにまずいんじゃ…ってなってる -- 名無しさん (2021-02-18 14 23 51) ストーンを返して回った際にレッドスカルとどういう再会したかも気になる。スタッフによると既に野望や悪意は失っているというが -- 名無しさん (2021-02-18 14 56 00) ↑ 全部自分で選び自分で望んだ男と、巨大な力(超人血清とジェム)に身も心も持っていかれてしまった男の対比か -- 名無しさん (2021-02-18 16 48 01) 俳優さんの素はなかなかチャラいのにまさにキャップになるのはほんと凄い -- 名無しさん (2021-02-18 23 57 41) よく完全無欠の精神性のヒーローだと思われてるけど、シビル・ウォーでの瞳の色の揶揄のように、己の心の弱い部分と中々向き合えなかったのかね。そこらへんは元々欠点だらけの最低人間だけどそれ故常に己の過去との対峙だったトニーとは真逆なのかね、 -- 名無しさん (2021-02-19 02 55 44) ↑2 別の映画ではクソ喰らえみたいな暴言をウキウキで吐き散らかしてた -- 名無しさん (2021-02-19 07 33 19) MCUにおいてはトニー以上にナターシャとの関係が特に積み重ねられてたなって感じた。EGの予告にもあった貴重なキャップの泣きシーンは彼女のためのシーンだったのかと観てからわかったし -- 名無しさん (2021-02-19 10 59 59) クリエヴァがキャップ役のオファーが来た時かなんかに「僕はふさわしくないよ」って辞退したらその姿勢が制作陣にウケて役が決まってしまった話好き -- 名無しさん (2021-02-19 13 27 46) ↑12 What If の一編でナチス化した現代アメリカで覚醒した際は、「建国の理念を失ったアメリカに存在意義はない、国土は不毛の荒野で星条旗もボロ布切れに過ぎない」とまで断言してるしな -- 名無しさん (2021-02-19 16 30 22) 今度はキャップ化しなかったスティーブがスターク(父)のアーマー着て戦うifやるとかなんとか -- 名無しさん (2021-02-19 16 40 51) アースキン博士の生まれながらに強いものは力に敬意を払わないが、弱いものは力の価値を知っている、それに憐れみもが印象的だった -- 名無しさん (2021-02-20 18 52 23) ↑2 着る人的にウォーマシンの方が近くなるのか?(まあ大差ないけど) ただ、肉体派のイメージが強いキャップが文字通りモヤシになっちゃうのかな。 -- 名無しさん (2021-02-24 18 02 54) 最後に老人になってサムに盾を託す展開は「キャプテン・アメリカ:サム・ウィルスン」の引用かな。 -- 名無しさん (2021-02-26 19 58 03) シビル・ウォーの時ナチュラルにスティーブが全面的正しいと思ってた(両親の死の真相を黙ってたのをトニーの為だったとか言ったのはちょっともやったけど)、今にして思えばあれはどっちも正しく、どっちも間違ってた。 -- 名無しさん (2021-03-03 10 20 02) 吹き替えの中村悠一の声もよく合っていて好き。 -- 名無しさん (2021-05-05 09 58 32) ファルコン ウィンターソルジャーの日本語版CMだと中村さんがナレーションやってるのが胸熱 -- 名無しさん (2021-05-05 10 44 12) DCにおけるアメリカの象徴であるDrマンハッタンはキャップとは逆に「世界平和のための必要悪」として人類の敵になってしまったのが皮肉 -- 名無しさん (2021-07-22 00 31 52) 最後の老人キャップって106歳だったのか...髪フッサフサの所を見ると超人血清ってやっぱりヤバい代物だな。 -- 名無しさん (2021-09-11 18 59 07) ↑ 超人血清は毛生え薬だった? -- 名無しさん (2021-09-12 18 37 17) EGのラストでキャップがようやく戦いから解放されて自分の人生を生きることができたと理解した瞬間感極まってボロボロ泣いてしまった。IWの流れでアイアンマンが死ぬのはなんとなく予想ついてたから、予想外すぎて余計やばかったわ。 -- 名無しさん (2021-10-29 10 05 56) バッキー 翼にシャロン出したいからって放っておかれた設定にする必要あった?何でスティーブの評価落とすような設定にしたんだよ… -- 名無しさん (2022-01-22 19 12 02) 『アベンジャーズ/エンドゲーム』とのナターシャとの会話からすると、彼はキャプテンアメリカたらんとして生きてきたのだな、っとわかったときが印象的 -- 名無しさん (2022-01-22 19 17 33) ↑×2過去に戻ってペギーと一緒になった事で、スティーブにとっても姪っ子になる訳だし、シャロンの事をガチ忘れで放置とか有り得ないんだけどなぁ -- 名無しさん (2022-06-23 17 43 04) ↑過去を変えても「別の選択をしたマルチバース」が生まれるだけで元々の世界に影響は及ぼさないから、あのシャロンはキャップの姪っ子ではないよ それを前提として考えれば、むしろシャロンの言う通り彼女は放っておかれた人間で間違いない これはこれで結果論だから仕方なくて、別にキャップが悪いわけでもない -- 名無しさん (2022-12-06 18 27 33) F Wに登場したイザイアはキャップの後に超人血清を打たれた人だけど、黒人という理由でヒーローどころか実験動物のように扱われたのが悲惨 -- 名無しさん (2023-09-29 01 33 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki5_hr/pages/43.html
アメリカン・グラフィティ 公開:1974年 製作:アメリカ 時間:110分 アメリカン・グラフィティSTAFF CAST kz感想 関連情報 購入情報 ゲスト感想 STAFF 監督:ジョージ・ルーカス? 脚本:ジョージ・ルーカス? 脚本:グロリア・カッツ? 脚本:ウィラード・ハイク? 製作:フランシス・フォード・コッポラ? CAST リチャード・ドレイファス? ロン・ハワード? ポール・ル・マット? チャーリー・マーティン・スミス? キャンディ・クラーク? シンディ・ウィリアムズ? ウルフマン・ジャック? ハリソン・フォード? kz感想 1960年代アメリカ。 20才かそこらのイケメンやらそうじゃない連中やらが織り成す青春ストーリー。きっと十代の頃、車の免許をとる前に見たらすごくいい映画に思えたんだろうなぁ。もういい歳だから、そうだなぁ。若い頃を懐かしんで、「こんな事もあったかなぁ~」なんて感傷に浸るのにはいいかもしれない。瓶ビール(小)片手に、爪楊枝口に銜えて時代の風を感じようか。 それにしてもキャンディ・クラーク、すごくいい女だ。 彼らと同じ街で同じ時代を過ごしていたらデビー(キャンディ・クラークの役名)に死ぬ気でアタックしてたかもな。ガマちゃんなんて蹴っ飛ばしてね。 関連情報 購入情報 アメリカン・グラフィティ・・・価格 ¥1,565 (税込) アメリカン・グラフィティ ― コレクターズ・エディション・・・価格 ¥2,625 (税込) 期間限定品 アメリカン・グラフィティ コレクターズ・エディション・・・価格 ¥3,990 (税込) ゲスト感想 この映画に思い入れがあるゲストの方、ひとことご感想をお願いします。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2874.html
447 :名無しさん:2013/11/20(水) 22 07 09 (憂鬱版)映画キャプテンアメリカ 予告編 『遠近感を失わせるほどに白い氷河の上』 『姿も、思想も、魂の有様すら正反対な二人の男が対峙している』 ────「彼」が眠ったとき──── 『星条旗をまとった男が丸盾を構え直し、指を突きつける』 「鉤十字に等しいナチスの代名詞よ、もはやお前に逃げ場はないぞ!」 『赤いドクロを被った男が憎々しげに吐き捨て拳銃を抜く』 「放埒な自由主義者め…………我が総統の千年帝国のために、君には死んでもらわなければならんようだ」 ────世界はシンプルで──── 『拳が、盾が、銃弾が飛び交う息もつかせぬ攻防の中、ついに丸盾が赤ドクロの足を打ち、男はクレバスへと足を滑らせた』 『だが赤ドクロは星条旗の男の足を掴み、一人では死なぬと引きずり込もうとする』 『二人はもつれ合いながら氷河の裂け目へと姿を消した』 ────誰もが為すべきことを知っていた──── …………70年後 加州共和国 北部海岸 「すまないが、ここはアメリカの何処なんだ?」 「アメリカ?ここはカリフォルニアだぞ!?それになんだその格好は?」 ────「彼」が目を覚ましたとき──── 「ええっと、名前はスティーブ・グラント・ロジャース。生年月日は…………1922年ぁ!!?イカレてんのかこいつ!?」 「格好をみろよ。星条旗のタイツなんて、イカレてなきゃ着れねえよ」 ────世界は混沌とし──── 「あのツナミと東部風邪さえなきゃ、今頃は故郷で家族とよぉ……」 ────何をすべきなのか誰一人として知るものはいなかった──── 「そんな……政府が……祖国が……そんなことを……………」 448 :名無しさん:2013/11/20(水) 22 08 10 『かつての祖国の今を知った彼は、国境線を越えて西へと向かう』 「私は知らなければならないんだ。祖国の為した罪とその真実を」 『だが、彼の肉体に秘められた超人血清の秘密を手に入れんと、列強の追っ手たちが彼に迫る』 『銀色の鎧をまとった侍が、力場に輝く刀を振りかぶる』 「この銀甲冑と超時粒子刀の錆となれい!」 『アダマンチウムの鉤爪を収めた小男が、自嘲混じりに吐き捨てる』 「俺は猟犬、あんたは獲物。どっちも人間扱いはしてもらえねえのさ」 『そして宿敵レッドスカルとの再びの対峙』 「我が総統のみならず、君とも再び会うとはな。フォルトナ(運命の女神)もずいぶんと洒落を効かしているものだ」 「失われた国の名を名乗り、失われた国の旗を身にまとう。君はもはや亡霊にすぎないのだよ」 ────彼は──── ────スティーブ・グラント・ロジャーズは──── ────キャプテンアメリカは──── ────祖国の名前すら失われた今、何を成すのか──── 「アメリカはあまりに大きな過ちを犯し、その罰を受け、地上から姿を消した」 「だが、掲げられた理想は間違っていなかったと、私は信じる!」 終
https://w.atwiki.jp/sakatsukuds2010/pages/166.html
名前 コスト ポジ 所属チーム 備考 マオル 5 GK リリス 6 DF - ラチェンドロ 5 DF - ジョーン・スタイン 5 DF キャノン 4 DF - ライナー 6 MF - パラッドレイ 5 MF - ドノダン 5 MF - ボス 4 MF - ティン 5 FW - ワルダー 5 FW - ビデイラ 4 GK - マッケンジー 4 DF - マーメイン・ジャーンズ 5 MF - バース 4 FW - エイランダー 3 FW - クリストマン 3 DF - ベスラー 3 DF - ウォール 4 MF - アルストン 3 MF -