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音響監督 1995年 新世紀エヴァンゲリオン 1996年 機動戦艦ナデシコ
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作品名 機体名 バンプレストオリジナル 量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ フロムソフトウェア オリジナル クラウドブレイカー量産型 聖戦士ダンバイン ダンバイン ビルバイン ズワァース ビルバイン(迷彩カラー) 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- ブラックサレナ エステバリス・カスタム アルストロメリア 蒼き流星SPTレイズナー レイズナー ザカール ブレンパワード ユウブレン ヒメブレン ネリーブレン バロンズゥ 新機動戦記ガンダムW ウイングガンダム ガンダムデスサイズ ガンダムヘビーアームズ ガンダムサンドロック シェンロンガンダム トールギス ガンダムエピオン 機甲戦記ドラグナー ドラグナー1型 ドラグナー2型 ドラグナー3型 ギルガザムネ 機動戦士Zガンダム Zガンダム 百式 バウンド・ドック キュベレイ 重戦機エルガイム エルガイム エルガイムMk-Ⅱ オージ アシュラ・テンプル デーベル・ディザード アモンデュール・スタック 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア νガンダム サザビー 機体の順列はユニット選択時 プレイアブル機体のみ 形体のバリエーションは除く
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ハイボム コスト40 価格 12000 耐久+4 ミサイル24 - 2011-09-12 18 50 22 追記 ナデシコにて確認 - 2011-09-12 18 50 57
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概要 機動戦艦ナデシコの劇中に登場するアニメ。木蓮からは聖典扱いされている。
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携帯電話の電源がつかなくなった。 その携帯電話は私のものではないけれど、私達の大切なものだった。 この電話が壊れたということはもう彼女はここにはいない。 それでも私は笑った。きっと彼女も笑っている。 あの日はとてつもなく暑い日だったことを私は覚えている。私はいつものように床をゴロゴロしながら妹の帰りを待っていた。 憂は梓と一緒に出かけていた。18時には帰るといっていたので、嘘でなければあと10分以内に帰ってくるだろう。 私は憂が買っておいてくれたアイスを冷凍庫から出そうとしてその手を止めた。あと2本しかなかったからだ。 唯「憂が帰ってきたら一緒に食べよう♪」 私はそう呟くとまた床に寝転がった。私と一緒にアイスを食べる憂はとてもかわいいのだ。私はそれを見ながら食べるアイスが大好きだ。 プルルルル...プルルルル... 家の電話が鳴っている。しばらく鳴ってから憂がいないから私が電話を取らなければならないことに気付き電話を取った。 その電話の内容を聞いた時から数時間後までをはっきりと思い出せない。気が付いたら私は病院の集中治療室前に両親と一緒にいた。 手術中と書かれた赤い光の消滅と両親の痛いほどの抱擁が私の意識を戻した時、私の妹はもうこの世にはいなかった。 憂の安らかな寝顔を見ながら私は何も言えなかった。 今にも起き上がって「お姉ちゃん、アイスだよ~♪」と私に冷蔵庫からアイスを取り出してくれるんじゃないか。そんな気がした。 私は憂を撥ねた車の運転手を責めなかった。責めることができなかった。 憂は自転車でかなりのスピードを出していて横道から飛び出してきた子供を避けるためにバランスを崩し、大通りに飛び出してしまったらしい。 そこを丁度走っていた車に撥ねられたのだ。車はスピード違反をしていなかったが、憂がスピードを出していたため衝撃は大きかったようだ。 憂がスピードを出していた理由は私との約束を守るため。18時に帰るという約束。憂は私が殺したのだ。私はそう思った。 それから私は家から出なくなった。軽音部の皆が毎日私を訪ねてきてくれたが、私は憂の葬式以来、彼女らと顔を合わせていないまま20日が過ぎた。学校も休んだ。 もしかしたら憂は帰ってきてくれるんじゃないか。憂は今まで私のお願い事はなんでも叶えてくれた。私は待った。 唯「憂...アイスが食べたいな。一緒に食べようよ...。」 …… 私は姉の願いを叶えたかった。 今すぐ冷凍庫からアイスを出して大好きな姉と一緒にアイスを食べたかった。 憂「私もお姉ちゃんと一緒にアイス食べたいな。」 死後の世界は死んでみないと分からないと思っていた。 しかし死んでみても分からないことだらけである。 死んでから49日間は魂がさまよい続けるという話は有名だし、私は現にさまよっている。 しかしさまよっている他の魂を私はまだ見ていないし、49日というのも本当かどうかわからない。 私のお姉ちゃんは私が死んだ後、きらきらした瞳を失ってしまったように思える。 大事にしているギー太にも触れていない。 お姉ちゃんが私の事をどれだけ思ってくれていたのか、ここ20日間近く姉の行動を見て実感した。 私はもういないのに、私の名を呼んでいる。 ずっと話しかけてくれている。 私も姉の背後から話しかけてみる。 憂「私はここにいるよ、お姉ちゃん...。」 私はポケットから携帯電話を取り出した。 死んだとき持っていた服装と持ち物はどうやら体の一部となっているようだ。 憂「私のことを思ってくれるのは嬉しいけど私はお姉ちゃんが心配だよ...。部活の皆も毎日会いに来てくれてるのに出て行かないし、学祭だってもうすぐなのに...。」 私はお姉ちゃんにメールを打った。 いかに心配であるかを伝える文章を打った。 しかし、メールは送信されず、未送信BOXに埋まるだけだった。 憂「私がお姉ちゃんをこんなに悲しませてしまったんだ。ギー太を一生懸命に、楽しそうに弾いているお姉ちゃんを奪ったのは私だ...。」 …… 数日後 今日もすごくいい天気だ。 あの日もこんな天気だったなと私は思い出していた。 憂は私を恨んでいないだろうか。 毎日私はわがままばかり言って憂を困らせていたのではないだろうか。 あの日だって私との約束がなければ事故に遭うこともなかったのではないか。 唯「憂...ごめんね...。」 私は今日も憂の部屋に入る。 机の上には憂が事故当時持っていた携帯電話が置いてあった。 私はそれを手に取り、開いた。 唯「憂って私かあずにゃんとしかメールしてないじゃん。」 ふと、未送信BOXを開いた。 私宛のメールばかりある。 私はそれの一番上にあるものを開いた。 唯「私のこと心配してる内容だ...。私のこと元気付けてくれるつもりだったのかな?」 唯「あれ、そういえば私ギー太を練習しなかったことってあったっけ...?」 唯「私がお姉ちゃんを悲しませているって書いてあるけど唯が私を悲しませたことなんてあったかな...?これいつのメール...え?今...?そんなことって...。」 そこに書いてあったのは憂の死後の私の行動を憂が心配しているといった内容だった。 憂が私のことを恨んでいないこと。 閉じこもっていないで前のように明るい私で居る事を心から望んでいてくれていること。 ギー太を弾いている時の私がとても輝いていること。 私のわがままを迷惑だなんて思って居なかったこと。 唯「憂...そこにいるのね...。ずっと居てくれたのね...。」 その瞬間、私は確かに憂の温もりを感じた。 唯「私、もう憂に心配はかけないよ...。」 私は学校へ向かった。外に出た時にくらっとした。 しばらく外に出ていなかったからだろう。 授業はもう終わっている時間だった。 私は音楽室へ向かった。 扉を開けると時が止まったかのようだった。 皆の視線が私に集まっている。 4人とも私の言葉を待っているようだった。 唯「ムギちゃん!今日のお菓子はなぁに?」 4人は唖然とした顔で見詰め合った後笑った。私も笑っていた。 憂も隣で笑っているだろう。私は何故かそう確信した。 …… あれからお姉ちゃんは変わった。 掃除、洗濯、炊事を自分でするようになった。 私がいないからやらざるを得ないといった風ではない。 毎日少しだが机に向かう時間を作っている。 それ以外の時間はギー太を弾いている。 3週間以上のブランクを取り戻して更に上手くなった。 学祭まであと1週間。 お姉ちゃんに携帯を通じて気持ちが伝わって以来、私は携帯を使ってお姉ちゃんに話し掛けるのをやめた。 今のお姉ちゃんに私の存在はもう不要なのだ。私はただ見守るだけ。 でもお姉ちゃんは一人になると私に話しかけてくれる。 もちろん私は聞いているだけ。だけどとても心地いい。 お姉ちゃんはいつでも私に心の安らぎをくれる。 憂「お姉ちゃん、やっぱりすごいや...。」 …… 私は憂の気持ちを知ってから憂が今までしてくれていたことをしてみようと思った。 そうすればきっと憂が安心してくれると思ったからだ。 勉強も家事も炊事も洗濯も、やれば憂が微笑んでくれる。そんな気がした。 それが原動力となり、私を動かした。 唯「もうすぐ学祭なんだ。憂、絶対きてね。お姉ちゃんライブやるんだよ。」 私は憂に話し掛けると隣で憂が頷いた気がした。 ━━━学園祭当日━━━ 「これより軽音楽部、放課後ティータイムによる、ライブを開始します!」 アナウンスとともに歓声が上がる。 律「1,2,3...」 演奏が始まった。私は体育館の一番後ろから見ていた。 憂「お姉ちゃん、すごくかっこいいよ...。」 ギー太と一緒に音を奏でるお姉ちゃんの姿は力強かった。 唯「もう私は大丈夫。心配しなくていいんだよ、憂。」 そう言われている気がした。 唯「楽しかったー!」 私は伸びをした。 唯「憂は来てくれたかな?ううん、来てたよ、絶対。」 私は憂の未練を取り除くことができたのだろうか。 もう私は一人でも大丈夫だよ、そういう意思表示を音に込めたつもりだった。 私は久しぶりに憂の部屋に入った。 そこには先日、ふたりの想いを繋いだ携帯電話があの時のまま机の上に置いてあった。 私は携帯電話を手に取り、開いた。 その携帯電話はもう何をしても動くことはなかった。 唯「ちゃんと、届いたんだね。私の演奏。」 ~Fin~ 戻る
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山内富夫。 ここを編集 ■美味しんぼ 究極対至高 長寿料理対決!! 演出助手 ■美味しんぼ 日米コメ戦争 演出助手(水島努と共同) ■EAT-MAN 演出 2 4 6 10 ■マッハGoGoGo 演出 22 26 33 ■AIKa 演出 6(山) ■グランダー武蔵RV 演出 15 21 ■ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー 演出 25 28 34 ■アキハバラ電脳組 演出 11 14 17 19 ビデオ版演出協力 1 2 5 6 7 10 13 15 18 25 ■真 チェンジ!! ゲッターロボ 世界最後の日 演出 6 ■TRIGUN 演出 15 19 ■ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー 絵コンテ 19 演出 1 4 9 13 19 24 30 34 ■モンスターファーム~円盤石の秘密~ 演出 3 9 11 16 28 32 36 40 44 48 ■GTO 演出 4 ■魔術士オーフェン Revenge 演出 4 ■モンスターファーム~伝説への道~ 演出 3(安) 15 25 ■ドッとKONIちゃん 演出(19話以降山内東生雄名義) 8B 13B 16A 19A 20A 23A 26B 以上、山内富夫名義。 ■破邪巨星Gダンガイオー 演出 5 11 ■シスター・プリンセス 演出 7 12 ■サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER 演出 35 ■FF U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~ 演出 15 ■爆闘宣言ダイガンダー 演出 16 31 ■Hellsing 演出 9 ■天使な小生意気 演出 6 13 21 30 35 40 ■電光超特急ヒカリアン 演出 29 ■七人のナナ 絵コンテ 16(山口) 演出 16 21 ■デュエル・マスターズ 絵コンテ 9(則・高) ■プリンセスチュチュ 演出 18(西) 演出助手 13 ■天地無用!GXP 演出 26 ■スパイラル ~推理の絆~ 演出 5 ■アクエリアンエイジ Sign for Evolution 演出 11 ■神魂合体ゴーダンナー!! 演出 5(川) ■らいむいろ戦奇譚 演出 6 11 ■BPS バトルプログラマーシラセ 演出 3 ■探偵学園Q 演出 35 ■鉄人28号 2004 演出 2 7 16 20 25 ■なるたる 演出 12 ■ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~ 演出(粟井重紀、篠崎康行と共同) ■ゾイドフューザーズ 演出 11 ■好きなものは好きだからしょうがない!! 演出 4 ■GALLERY FAKE ギャラリーフェイク 演出 7 14 ■LOVELESS 演出 4 10 ■極上生徒会 絵コンテ 21 ■闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才 演出 19 24(島) ■かりん 絵コンテ 3 14 演出 3 8 14 20 ■アイシールド21 演出 60 ■エンジェル・ハート 演出 26 ■Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 演出 5 11 15 17 ■吉宗 演出 7 ■ストロベリー・パニック 絵コンテ 11 演出 5 11 ■ああっ女神さまっ それぞれの翼 演出 3 ■機神咆吼デモンベイン 演出 2 6 11 ■彩雲国物語 演出 3 10 16 ■ゼロの使い魔 演出 7 ■コヨーテ ラグタイムショー 演出 9 ■くじびきアンバランス 演出 6 10 ■ヤマトナデシコ七変化 演出 4 10 ■ゴーストハント コンテ 7 19 演出 7 13 19 24 ■DEATH NOTE 演出 27 ■護くんに女神の祝福を! 演出 22 ■はぴねす! 演出 2 ■スカイガールズ コンテ 17 演出 3 17 ■それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ 演出 ■かんなぎ 演出 5 ■真マジンガー 衝撃!Z編 演出 6 23 ■大正野球娘。 演出 10 ■ハヤテのごとく!! 2nd season 演出 20 ■それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌 演出 ■フリージング 演出 4 11 ■それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星 演出(日巻裕二と共同) ■LUPIN the Third ~峰不二子という女~ 演出 4 ■それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島 演出(島崎奈々子と共同) ■エリアの騎士 演出 36 ■幕末義人伝 浪漫 演出 4 9 ■それいけ!アンパンマン とばせ! 希望のハンカチ 演出(橋本敏一と共同) ■ロウきゅーぶ!SS 演出 12 ■フリージング ヴァイブレーション 演出 10 11 ■とある飛空士への恋歌 演出 OP 6 10(稲) ■風雲維新ダイ☆ショーグン 演出 1 5 ■ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 演出協力 4(佐・関) ■レディ ジュエルペット 演出 23 ■それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い 演出 ■デュエル・マスターズ VS 演出 32 40 ■ミリオンドール 監督(6話~) 演出 10 ■温泉幼精ハコネちゃん #11 第一原画(作監に柳瀬雄之) ■灰と幻想のグリムガル 演出 6 ■パンでPeace! 演出 2 3 4 5 ■エンドライド 演出 5 9 ■逆転裁判 その「真実」、異議あり! 演出 9 ■覆面系ノイズ 演出 8 ■妖怪アパートの幽雅な日常 作画監督 19(成・萩・大・今・輿) ■URAHARA 絵コンテ 11 ■刀使ノ巫女 演出 6 ■メガロボクス 演出 9 ■DUEL MASTERS! 演出 17 26 ■学園BASARA 演出 2 6(中) ■キャプテン翼 (2018) 演出 35 43(石・左・村) 51(小) ■ソラとウミのアイダ 演出 11 ■荒野のコトブキ飛行隊 作画演出 4 7 ■グリムノーツ The Animation 演出 8 ■DUEL MASTERS!! 演出 5 8 13 18 22 26 29 30 36 40 47 50 ■カードファイト!! ヴァンガード (新右衛門編) 演出(山内富夫名義) 12 ■虚構推理 演出 4 7 9 ■DUEL MASTERS キング 演出 6 ■安達としまむら 演出 7 ■異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω 演出 3 ■不滅のあなたへ 演出 3 4 6 9 14 16 ■トロピカル~ジュ!プリキュア 演出 26 ■DUEL MASTERS キング! 演出 32 ■薔薇王の葬列 演出 11 ■社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。 演出 4 9(ひ) ■継母の連れ子が元カノだった 演出 7 ■はたらく魔王さま!! 演出 8(安) ■カッコウの許嫁 演出 23 ■ゴールデンカムイ (第四期) 演出 38 39 41 43 作画演出 OP ■虫かぶり姫 演出(山内富生雄表記) 6 ■お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 演出 2 5 8 ■氷属性男子とクールな同僚女子 演出 3 ■ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん 絵コンテ 4 ■英雄王、武を極めるため転生す そして、世界最強の見習い騎士♀ 演出 7 ■デッドマウント・デスプレイ 演出 6 ■お嬢と番犬くん 演出 4 11 ■魔法少女にあこがれて 演出 5 10 ■HIGH CARD (season 2) 演出 19 ■SHAMAN KING FLOWERS 演出 8 ■刀剣乱舞 廻 虚伝 燃ゆる本能寺 作画監督 1(松・清・矢・柏・佐・大・渡・岡・灰・柳・金・木・田・松・山・下・山・吉・匣・兼・岸・浅・禹・石・古・富) ■転生したらスライムだった件 (第3期) 演出 51 52 ■関連タイトル 鉄人28号 Blu-ray BOX 初回限定版 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! 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29話 虚空からの転生者 ナデシコは土屋研究所へ向かっていた。 例のハリケーンソニックとサイクロンマグナムのテストが終わったのでナデシコに組み入れて欲しいとの要請が来たからだ。 ユリカ「では、例のあの大神ファミリーは倒したと?」 土屋「はい。大神は倒しました。ですが、何人かのメンバーは生き残っているのでそれの掃討も兼ねてなのですよ。」 豪「つーわけで、よろしくな!」 烈「お世話になります。」 研究員「博士っ!敵襲です!」 土屋「なにっ!?」 ルリ「これは・・・反応多数。木星蜥蜴にミニ四駆・・・メダロットに暴走ロボットまでいます。」 ユリカ「な・・なんでそんな・・・!」 ヘベレケ「今こそ我等が共通の敵ナデシコを討つ時!」 月臣「(地球人と手を組むのは気に入らんがナデシコを討てるのは好都合。利用させてもらおう。)」 レイ「もう大神は関係ない・・・豪・・烈!貴様らは私が討つ!」 恐ろしいことに現在ナデシコの敵勢力となっている者達が手を組んでしまった。 それを手引いたのは・・・ ??「みんなでがんばってナデシコを落とすお。」 リョーコ「敵の奴らが手を組んで攻めてきやがったって!?」 アキト「らしいよ。急いで迎撃に出ないと・・・マズい。」 承太郎「腹くくれよ・・・!」 烈「豪、マシンの調子は?」 豪「問題無い!ちょうどいいウォームアップになるぜ。」 ξ゚⊿゚)ξ「(一斉に敵がナデシコを落としに来た・・・?何故"今"なのかしら・・・。)」 各機が発進する。 付近は山なので戦闘の被害は町まで及ばないだろう。 烈「ミニ四駆は僕らに任せてください!」 豪「マグナァァーム!」 土屋博士が「謎の協力者」の力を借りてスケールアップしてくれたマグナムが敵を蹴散らす。 承太郎「スタァァ・プラチナッ!」 時間を停止し、頭数を減らして行く。 アキト「ゲキガンフレァァァッ!」 リョーコ「うらぁぁっ!」 サイズの小さいバッタ達はエステバリスが相手をする。 ξ゚⊿゚)ξ「マーシレスアンカー束ね撃ちっ!」 ラ・ムーの人をインスパイアして作った技で巨大メダロットの相手をするツン。 幸い前のブロッソメイルではなく、コフィンバットが数体居るだけだ。 ルリ「各機戦闘に入りました・・・。でも・・・これじゃ圧倒的に・・・」 敵の数が多すぎる。 みんなが一騎当千の力を持っていてもそれを物量で上回ってくる。 ユリカ「あきらめちゃだめです・・・みんなががんばってるんですから・・・!」 しかし連合大学を主席で卒業したユリカだからわかる。 勝てない。 ルリ「さらに増援来ます・・・。これは・・・まさか・・・」 モニターに映し出されたのは・・・・轟天号だった。 ξ゚⊿゚)ξ「ご・・・轟天号っ!?まさか・・・!」 微かな期待がツンの胸をよぎった。 しかし、――― ドカァァォン ツン・デ・ライオンに轟天号のビームが当たる。 ξ゚⊿゚)ξ「っ・・・!そんなっ・・・!ブーンっ!」 内藤「ブーン・・・?違うお。僕は内藤。内藤ホライゾンだお。」 そう言うと剣を取り出した。 内藤「名刀方来尊のサビとなるがいいお・・・。」 迷いも無く振り下ろす。 ξ゚⊿゚)ξ「うわぁぁぁぁぁっ!」 カァァァァンッ おいなりさんを展開し、剣の腹を打つ。 怒涛の勢いで繰り出される剣戟を夢中で弾く。 反撃の隙が無い。 ξ゚⊿゚)ξ「(違う・・・。こいつは・・・ブーンなんかじゃないっ!)」 ξ゚⊿゚)ξ「(あいつは・・・女の子だけには・・・やさ)しぃんだからぁぁぁっ!」 剣を形成するエネルギーを一瞬肥大化させ、思いっきり弾く。 距離を置くことができた。 ξ゚⊿゚)ξ「(みんなは・・・それぞれの相手で忙しそうね。やっぱりこいつは私が・・・!)」 内藤「いささか秋田お。そろそろ決めるお。」 ξ゚⊿゚)ξ「!」 敵の轟天号が剣を正面に構える。 すると機体に青いオーラが立ち上り、機体を見えなくなるほどに包んだ。 内藤「最後に教えてやるお。こいつは轟天号とかいうのじゃない・・・R-BOONだお・・・!」 そしてオーラが消えて機体がまた見えたとき、それは姿を大幅に変えていた。 各所の金属が変形し、トゲになっている。 また、装甲は黒くなっており、まったく別の機体と言っても差し支えなかった。 内藤「そしてこれがR-BOON リヴァーレ。これを見たら・・・死ぬお。」 ξ゚⊿゚)ξ「(くr)」 心の中の呟きすら終わらない内に、斬られていた。 ツン・デ・ライオンが宙に舞う。 R-BOONリヴァーレがそれを追い、足蹴りで下に叩き落した。 地面に思いっきり叩き付けられる。 ξ゚⊿゚)ξ「きゃぁぁぁぁぁぁっ!」 全身がバラバラになりそうになる。 機体の損傷も激しく、飛行できそうになかった。 内藤「翼をもがれた天使は堕ちるだけだお。ならばせめて僕が・・・オとしてあげるおぉっ!」 またR-BOONリヴァーレが迫ってくる。 立ち上がるのがやっとなツン・デ・ライオンは避けることもできない。 ξ゚⊿゚)ξ「(こ・・・ここまで・・・なの?)」 ズギャシャッ 鉄の避ける音がした。 ξ゚⊿゚)ξ「・・え?まだ見える・・・?」 ツンの視界に入ってきたのは鋼鉄の背中だった。 R-BOONリヴァーレとはまた違う頼りがいのある黒金の輝き。 ( A`)「ドクオ=マンドクスト見参ッ!」 ドクオの機体がいつのまにか現れ、敵の剣を裂いていた。 ( A`)「内藤とか言っていたな。女子の想い人の姿を纏い、その子を裂こうとするなど言語道断ッ!」 ( A`)「我が名はドクオ!ドクオ=マンドクスト!弱きものを救う剣なり!」 ξ゚⊿゚)ξ「あなたは・・・ドクオ・・・さん。」 ( A`)「下がっていろ娘。不遜な輩は我が乙式怠惰刀のサビとしてくれる。」 ツン・デ・ライオンが後退すると、R-BOONリヴァーレがドクオに向き直る。 内藤「ほう・・・こっちにもいるのかお。・・・僕の一番大ッ嫌いな奴がぁっ!」 いつのまにか裂けた剣を手に持っており、裂けたそれぞれが二振りの剣となっていた。 ( A`)「ふんぬぁぁっ!」 巨大な剣が迫るR-BOONを弾いた。 だが弾かれる力を利用して回転し、もう一振りの剣で攻撃を仕掛ける。 内藤「死ねよおやぁっ!」 ( A`)「避けるのもmんdks。」 剣が胴体部に突き刺さる。 内藤「もらったおぉぉっ!」 ( A`)「させるかぁっ!チェストォッ!」 剣を上空に放り投げ、自由になった両手でチョップを叩き込んだ。 内藤「なにぃぃっお!?」 地面に顔をコスりつけるR-BOONリヴァーレ。 ドクオが落ちてきた剣をキャッチする。 ( A`)「貴様には地べたがお似合いだ・・・!」 内藤「・・・・・せ・・・た・・・!」 ( A`)「なんだと?」 内藤「許さないお・・・!もう手段は選ばないお・・・!」 いつのまにか立ち上がり、上空に上っていたR-BOONリヴァーレが、また変化しはじめた。 内藤「ディス・ブーン!」 胸部をR-BOONが掴み、引き剥がす。 するとそこには巨大な空洞があった。 ( A`)「何をっ!」 内藤「さぁ・・・虚無に帰るお・・・・」 R-BOONの周りの空気が歪む。 内藤「この無限光の中でぇっ!」 胸の空洞からナニカノカタマリが飛び出す。 ( A`)「そのようなも・・・の・・!?」 機体が動かない。 空間の歪みのせいか動きが封ぜられている。 ( A`)「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」 カタマリが機体に当たる。 魔方陣が周りに出現し、それぞれからまたカタマリが生まれる。 それがぶつかり、また魔方陣が生まれる、ということを数回繰り返した後 一つの暗闇が発生した。 無限質量を持ったそれに侵食される。 装甲が持って行かれる。 機体の内部が曝け出され、それも食われていく。 ( A`)「ブラック・・・・ホールだと!?まずい・・・このままでは・・・!」 不意に侵食が止まった。 ξ゚⊿゚)ξ「はぁ・・・はぁ・・・今のが・・・撃ち止め・・・・っ!」 ツン・デ・ライオンが渾身の一撃のマーシレスアンカーを放った。 それにより魔方陣が拡散し、ブラックホールが消えたのだった。 ( A`)「恩に着る・・・!が・・・俺ももう・・・!」 限界だった。 立つのもままらないドクオの機体。 内藤「ははっ・・ははははっ・・・・あーはっはっはっはぁ!」 R-BOONリヴァーレは上空で勝ち誇っていた。 次の一手。いやツンを始末するのを含めて2手で終わる。 内藤「逝けよおやぁっ!」 R-BOONリヴァーレが二振りの剣をそれぞれに投げつける。 ( A`) ξ゚⊿゚)ξ「「・・・・・っ!!」」 ??「行けっ!」 キュンッ キュンッ! どこからか何かが飛んできた。 それは剣を確実に撃ち落し、元の場所へと戻っていく。 ??「まったく・・・やっぱりツンは僕がいないと駄目だお。」 突然雷が鳴り響き始めた。 風が吹き荒れ、大気を振動させる。 ξ゚⊿゚)ξ「あ・・・あぁ・・・っ・・!」 天が裂けた。 雲が割れた。 風が道を作った。 空から出てきたそれの為に。 青き空を思わせる装甲。 暖かき太陽を思わせる存在感 自由に空を駆ける為の翼。 それは鳳来尊。 いままでの歴史に存在せず。 これから永久に語り継がれる絶対の正義。 ( ^ω^)「そこまでだお・・・。僕の偽者・・・いやもう一人の僕!」 内藤「な・・・なんなんだお・・・・なんなんだお・・・・おまえはぁぁぁぁっ!」 R-BOONがディス・ブーンを鳳来尊に放つ。 ( ^ω^)「こんなもので・・・ツンをっ!」 手を一振りさせる。 すさまじい風が巻き起こり、ディス・ブーンを散らした。 ( A`)「な・・・なんという・・・」 内藤「うわあああっ・・・うわああああっ・・・・・うわあああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああっ!」 ディス・ブーンが通用しないとわかり、錯乱した内藤が剣で特攻をかけてきた。 ( ^ω^)「ならば僕もっ!」 空間が裂け、手を入れると鳳来尊は剣を手にしていた。 ( ^ω^)「はぁぁぁっ!」 内藤「うおおおっ!」 剣の触れ合う音もなかった。 触れた瞬間に切れていた。 二振りの刀が四振りに。 内藤「そんな・・馬鹿な・・・この僕が・・・」 ( ^ω^)「報いを受けてもらうお。」 内藤「死んだんじゃなかったのかよお・・・・っ・・・・!おまえはぁっ・・・」 鳳来尊からいくつもの物体が射出された。 それらが展開する。 ( ^ω^)「還るお・・・君の場所へ!」 360度全てを取り囲み、全てが突撃する。 ( ^ω^)「ブンネル!」 内藤「うわああああああああa」 途中で声が途切れた。 ( ^ω^)「・・・・」 鳳来尊が地上に降りる。 コックピットからブーンが降りてきた。 ξ゚⊿゚)ξ「あ・・・なたは・・・・っ!」 ( ^ω^)「ただいまだお。ツン。」 ξ゚⊿゚)ξ「こ・・・の馬鹿ぁっ!」 はたかれた。 (;^ω^)「ちょwwww久々に会ったのにいきなりこれwwwww」 ξ゚⊿゚)ξ「もう・・・っ!来るのが遅いのよっ!」 ( ^ω^)「ごめんお。でもビックリさせたかったんだお。心配してくれてありがとうだお。」 ξ///)ξ「な・・なによっ!別に心配なんてしたわけじゃないんだから・・・。」 ( ^ω^)「そういえばドクオは?」 ξ゚⊿゚)ξ「あら、いないわね。」 ボロボロの機体も無く、どこかに消えていた。 (;^ω^)「本当に神出鬼没なやつだお。」 ξ゚⊿゚)ξ「・・・来なかったら私やられてたわよ。」 アキト「お楽しみのとこ悪いんだけど・・・。」 ξ゚⊿゚)ξ「ひゃぁっ!・・ア、アキトさん。どうしたの?」 リョーコ「イチャついてないでこっち手伝えってんだ!」 R-BOONを倒したことでかなりの数が撤退していたが、いまだ残っている敵は多かった。 ( ^ω^)「よし。じゃあ馴らし代わりにやってくるお。」 -ナデシコ- ベッキー「まさか一人で全部やっちゃうとはな・・・。」 ( ^ω^)「みなさんただいまだお。」 ユリカ「ブーンさん・・・。おかえりなさいっ!」 アキト「ブーン・・・っ・・・!」 態度には出さないが承太郎も喜んでいるようだった。 ξ゚⊿゚)ξ「それにしてもよく無事だったわね・・・。」 ( ^ω^)「それがよくわかんないんだお・・・。」 ξ゚⊿゚)ξ「え?」 ( ^ω^)「僕はあの時、自爆して確かに死んだはずなんだお・・・。でも・・・ 気が付いたら変なところに居て、早く戻れっていわれたんだお・・・。それで次に気が付いたらもうさっきだったんだお。」 ユリカ「大変だったんですねぇ・・・。」 -格納庫- ツン・デ・ライオンは大破してしまっていた。 修復にはまだかなりかかるらしい。 鳳来尊の前にツンとブーンが居た。 ξ゚⊿゚)ξ「鳳来尊・・・か。」 ( ^ω^)「また・・・乗ってくれるかお?」 ξ゚⊿゚)ξ「今度は・・・あんただけ行っちゃったりしないならね。」 ( ^ω^)「ツン・・・。」 口付けを交わした事は隠れて様子を見ていたウリバタケしか知らない。
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★第6回オフ 「Teamな〇でも・FF(外から失礼します)」 セットリスト 2022年07月10日(日曜日) カラオケ館なんば戎橋本店にて開催 参加人数5名 ■曲名 / 作品名・アーティスト名 / 歌った人 ▼第1ターン 01■星間飛行 / マクロスF / かおり 02■ハリケンジャー参上! / 忍風戦隊ハリケンジャー / こういち 03■COLORS / コードギアス 反逆のルルーシュ / ひろあき 04■The Biggest Dreamer / デジモンテイマーズ / リキ 05■Don't Boo!ドンブラザーズ / 暴太郎戦隊ドンブラザーズ / な〇でも 06■JUST COMMUNICATION / 新機動戦記ガンダムW / かおり 07■特捜戦隊デカレンジャー / 特捜戦隊デカレンジャー / こういち 08■アンバランスなkissをして / 幽☆遊☆白書 / ひろあき 09■TAKE ME HIGHER / ウルトラマンティガ / リキ 10■冒険者 ON THE ROAD / 轟轟戦隊ボウケンジャー / な〇でも 11■Get along / スレイヤーズ / かおり 12■SEVENTH MOON / マクロス7 / こういち 13■君の中の永遠 / 機動武闘伝Gガンダム / ひろあき 14■重甲ビーファイター / 重甲ビーファイター / リキ 15■ニンジャ!摩天楼キッズ / 忍者戦隊カクレンジャー / な〇でも 16■緋色の空 / 灼眼のシャナ / かおり 17■こころはタマゴ / 鳥人戦隊ジェットマン / こういち 18■炎のさだめ / 装甲騎兵ボトムズ / ひろあき 19■気のせいかな / 電磁戦隊メガレンジャー / リキ 20■ブラックホール・メッセージ / 仮面ライダーBLACK / な〇でも 21■嵐の中で輝いて / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 / かおり 22■太陽の翼 / 太陽の勇者ファイバード / こういち 23■BEYOND THE TIME / 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア / ひろあき 24■ウルトラマンダイナ / ウルトラマンダイナ / リキ 25■W-B-X ~W-Boiled Extreme~ / 仮面ライダーダブル / な〇でも+こういち 26■消せない罪 / 鋼の錬金術師 / かおり 27■RISE / 盾の勇者の成り上がり / こういち 28■READY STEADY GO / 鋼の錬金術師 / ひろあき 29■ぜったいに 誰も / スラムダンク / リキ 30■YOU GET TO BURNING / 機動戦艦ナデシコ / な〇でも 31■HEART OF SWORD~夜明け前~ / るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- / かおり 32■輝きは君の中に / 忍空-NINKU- / こういち 33■世界が終るまでは・・・ / スラムダンク / ひろあき 34■SARA~セイラ / シティーハンター / リキ 35■ら・ら・ば・い~優しく抱かせて~ / 魔法騎士レイアース / な〇でも 36■狂乱 Hey kids!! / ノラガミ ARAGOTO / かおり 37■爆竜戦隊アバレンジャー / 爆竜戦隊アバレンジャー / こういち 38■the Fourth Avenue Cafe / るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- / ひろあき 39■君さえいれば / 中華一番! / リキ 40■渇いた叫び / 遊☆戯☆王 / な〇でも 41■青空のナミダ / BLOOD+ / かおり 42■DAYBREAK'S BELL / 機動戦士ガンダムOO / こういち 43■God knows... / 涼宮ハルヒの憂鬱 / ひろあき 44■青い果実 / ウルトラマンネクサス / リキ 45■私たちになりたくて / 美少女戦士セーラームーンSuperS / な〇でも 46■あんなに一緒だったのに / 機動戦士ガンダムSEED / かおり 47■ELEMENTS / 仮面ライダー剣 / こういち 48■Super Girl / シティーハンター / ひろあき 49■rebirth / 仮面ライダー剣 / リキ 50■太陽に焦がれて / SDガンダムフォース / な〇でも ▼第2ターン(ノンジャンル解禁) 51■ナイショの話 / 偽物語 / かおり 52■ROSIER / LUNA SEA / こういち 53■ニルヴァーナ / 妖狐×僕SS / ひろあき 54■Cloudy Sky / WANDS / リキ 55■少年の果て / 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ / な〇でも 56■Rusty Nail / X JAPAN / かおり 57■flower / L'Arc~en~Ciel / こういち 58■ロマンス / セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん / ひろあき 59■Mr.JAIL / WANDS / リキ 60■君のためなら死ねる / 君のためなら死ねる / な〇でも 61■LEVEL5-judgement- / とある科学の超電磁砲 / かおり 62■only my railgun / とある科学の超電磁砲 / こういち 63■ブルーウォーター / ふしぎの海のナディア / ひろあき 64■言えないよ / 郷ひろみ / リキ 65■目覚めた勇気 / 勇者聖戦バーンガーン / な〇でも ▼第3ターン【お題カラオケ】 今回のお題は「個人的に夏っぽいと思うアニソン」。 採点モードにして表示される5ケタの点数のうち、下3ケタの数字がな〇でもの出した数字と近い上位2名には 「エンディングテーマ」を選ぶ権利が贈られます。 66■secret base~君がくれたもの~(10 years after ver) / あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない / かおり(604) 67■Wake up! / ONE PIECE / こういち(487) 68■鳥の歌 / AIR / ひろあき(772) 69■君がいない夏 / 名探偵コナン / リキ(800) 70■君の知らない物語 / 化物語 / な〇でも(197)← 【結果発表】 第1位:こういちさん(誤差290点) 第2位:かおりさん(誤差407点) ▼エンディングテーマ ■残酷な天使のテーゼ / 新世紀エヴァンゲリオン / こういちさんと愉快な仲間たち ■Get Wild / シティーハンター / かおりさんと愉快な仲間たち
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仮面の奥で静かに嗤う ◆VvWRRU0SzU 「フ、フフ……フハハハハハハハハハハハハッ!」 ブラックゲッターのコックピットに、通信機から漏れた哄笑が響き渡る。 敵を前にして頭がイカれたのか……アキトがそう思うのも無理はないほどの大笑だった。 泥の中でもがくような時間が過ぎ、ようやっと本調子に――アキトに取っては、だが――戻り、移動を再開しようとしたところで、いきなりこの機体は現れた。 白銀の光沢、力強さを感じさせる翼。空を斬り裂いて舞い降りたのは機械仕掛けの大鳥―――魔装機神サイバスター。 本調子ではないとはいえ、アキトに油断していたつもりはなかった。 だがこの機体は、レーダーが捕らえたと思えばまさしく瞬きする間に目視できる距離に到達してきた。 凄まじいスピード。アキトが迎撃の姿勢を取ろうとした瞬間、だがそいつは前方で停止し、一瞬にして人型……戦闘用と思しき形態に変形した。 戦えない「ゼスト」とやらが足手まとい。切り捨てる? 薬は欲しい、だが自分が墜ちては意味がない。 ユーゼスを囮にしてやつを破壊する。ビームが使えない現状、有効な手段は――― そこで、アキトの思考を遮るようにユーゼスの笑い声が聞こえた。 「ハハハハッ! よもや、こんなところで……! こうも容易く現れるとはな、サイバスター!」 「知っている機体か?」 「ああ、あれはいいものだ……。テンカワ、ここは私に任せてもらおう。手を出すなよ」 ユーゼスはアキトにそう言い置き、通信を切る。といっても、落とされたのは映像回線のみで音声は聞こえていたが。 アキトが目覚めたことにより、ブラックゲッターの操縦権もアキトへと戻っている。何か細工をされたかと警戒したが、変化と言えばエネルギーが補給されていたことくらいだ。 とはいえ炉心が破損している以上、完全に補給されたというわけでもなかった。動作に支障はないものの、あと数回でエネルギーは枯渇する、それは確実。 手札が限定されている以上、先に手を見せるのは好ましくない。 ここはユーゼスの言うとおり、まず様子を見ることに決めたアキト。 どうやらサイバスターなる機体もこちらとの交渉を望んでいたらしく、攻撃するそぶりは見せなかった。 「こちらはゼスト、ユーゼス・ゴッツォと、ブラックゲッター、テンカワ・アキト。サイバスターの操者よ、応答を願う。我々に戦闘の意志はない」 「……こちらはサイバスター、レオナルド・メディチ・ブンドル。私も争いを求めて来たのではない。対話を求める、ユーゼス殿」 アキトには聞こえてきた声に覚えはない。だが、どこか研ぎ澄まされた刃を連想させる鋭い声だった。 油断ならない相手だと認識し、手は出さずともいつでも行動に移れるようにサイバスターの挙動を注視する。 回線を繋げ双方が軽く自己紹介を行う。その際、アキトは負傷していて声が出し辛いという説明も交えて。 目がいくつもある怪しさ満点の仮面を被った男など問答無用で射殺されても不思議ではないとアキトは思ったが、このブンドルという男は特に何とも思わなかったようだ。 「そういう美しさもあるな」という一言で、こいつもどこかおかしいのか……と軽い疲労を感じた。 「まず……そうだな、何故この機体を知っているのか。そこから話していただきたいな。会ったことはないはずだが」 「何、『私の世界』で見たことがあるからだよ。といっても、遠くから眺めた程度のものだがね。その機体は単なる兵器の枠に収まらない優美さがある。一度見れば忘れんよ」 「ふむ……然り。サイバスターにはおよそ兵器とは思えぬ美がある。『私の世界』にはこうも心を震わせる兵器などなかった。 一度設計者ともお会いしたいものだ。さぞかし美の女神に愛されたお方なのだろう」 どうやらユーゼスの掴みは上手くいったようだ。固かった声がいくぶん和らいだ。 「うむ、私も同感だ……が、サイバスターの真価はそこではない。そうだろう?」 「ラプラスコンピューターのこともお見通しか。そう、確かにこの機体にはある。最新のスーパーコンピューターなど比べ物にならないほどの演算装置が。 それを持って私はサイバスターこそこの戦いを終息させる鍵と考えている」 「ラプラスコンピューターを完全に操れるなら、因果を操り未来を知ることもできる……なるほど、確かに鍵と言えるな。 どうかね、ブンドル―――と、呼ばせてもらうが、サイバスターを私に預けてはくれないかね?」 「あなたに?」 「失礼ながら君には念……魔力的な素養は感じられない。私なら君よりある程度は上手くラプラスコンピューターを操れるだろう」 「魅力的な話だが……今は否、と言わねばならん。私にもこのサイバスターが必要だ。当面、ラプラスコンピューターの解析よりも優先してやることがあるのでな」 「ほう。それは?」 「基地を確保することだ。殺戮者たちへの備えとして、生存者の集結地として。そして」 コンコン、と軽い音。おそらくは首輪だろう。 「なるほど、我々と同じ……か。だが、一足遅かったようだ、ブンドル」 「どういう意味だ?」 「戦いに乗った者に攻撃を受け、基地は壊滅した。我々の仲間が足止めを行っていたが、先程一際大きな爆発があった。おそらくは……」 ユーゼスは悲しみのあまり消沈したように言う。演技とは知っていても、その仲間を売っておいてよく言えたものだとアキトは失笑した。 そしてそこに続くブンドルの声は今度こそ本物の落胆を滲ませていた。 「なんということだ……。事態は私の予想をはるかに超えていたということか」 「生存者は、いない。基地に向かうのは諦めた方がいい。奴が生きているかはわからんが、もし健在なら我々が束になっても一蹴されるだろう。それほどに強力な敵だ」 「また、無辜の命が散ったというのか……私が、もっと早く―――」 「酷なことを言うが、君一人いても状況はさして変わらなかったろう。君さえいればなんとかなったなどと言うのは、死力を尽くして敵に抗った私の仲間に対する侮辱だ」 「……そうだな、あなたの言う通りだ。後悔している暇などない……進まねばならん」 「うむ……我々はナデシコなる艦との接触を目指している。どうかね、我々とともに行かないか?」 「ナデシコ? あの艦か。ふむ……いや、済まないがそれならそれで私は北で仲間との合流を目指す。 基地での合流を約束したのでな、もしそんな危険な敵がいるのなら捕捉される前に私がピックアップする」 「そうか……残念だ」 どうやらブンドルなる男は仲間と合流するつもりらしい。集団を形成されては面倒だ。ユーゼスの思惑がどうであれ、こいつはここで――― アキトが殺意を解き放とうとした瞬間。 「お―――いブンドルさ――――――ん! もういいだろ―――!?」 大音量の声が響いた。 新たに接近する機影、1。映像―――雷を思わせる黄色のボディ。 「待ってろって言われたけどよ、そう長々と話してるってことは敵じゃないんだろ? だったら俺も混ぜてくれよ!」 聞こえてきたのは、活力溢れる少年の声。 「甲児君……待っていろと言ったろう」 「だってよ、俺だけのけものなんてひどいじゃねえかよ。仲間なんだからブンドルさんだけに危ない橋渡らせることはできねえしさ」 やがて、黄色の機体―――ストレーガというらしい―――が合流し、改めての会談となった。 どうやら向こうに先に捕捉されたらしく、万が一の事態に備えて機動力に優れるサイバスターが斥候役を務めることになったということだった。 「フ……その用心深さは頼もしいな。ユーゼス・ゴッツォだ。よろしく頼む、甲児君」 「甲児でいいぜ、おっさ……ユーゼスさん。それで、そっちが……ってあれ? その顔、ゲッターロボじゃねえか! ん、でも黒いしなんかずんぐりしてるな。どういうこった?」 「……この機体はブラックゲッター、俺はテンカワ・アキトだ。こいつはお前の知ってる機体とは多分別物だ」 喋る必要があったわけではないが、一々追及されるの面倒だと思ったアキトは甲児の疑問に答えた。 それきりまた口をつぐみ、二機の隙を探る作業へと没頭する。 甲児はしきりにブラックゲッターの周囲を旋回し、観察している。トマホークを叩きこまんとする手を抑えるのに苦労した。 「ブラックゲッター……へへ、俺の知ってるゲッターとは違うけど中々カッコイイじゃん。ま、俺のマジンガーには負けるけどよ!」 「マジンガー? それも詳しく聞きたいものだな」 「いや、先にこちらの話を進めさせてくれ。我々は仲間と合流する、君たちはナデシコと合流する。 では首尾よく双方が仲間と合流できたのなら、そのとき改めて手を取り合おう」 「異論はない。だが、我々はナデシコの航路を知らないのだ、合流できるという保証はない。君たちはナデシコがどこに行ったか知らないか?」 「……いや、何処に行ったかまでは知らないな。私も先程すれ違ったくらいで―――」 「何言ってんだよブンドルさん。シャギアさんたちならガロードの機体を探した後北東4ブロックを回るって言ってたじゃねえか」 何故か急に言い渋ったブンドルに甲児の声が被さった。 「……そうだったかな? 済まない、なにせ君に撃たれた衝撃が強かったもので少し気が緩んでいたようだ」 「むぐっ……そ、それは言いっこなしだぜブンドルさん!」 「北東4ブロック、か。ふむ、礼を言う。おかげでこのフィールド中を飛び回らずに済んだよ」 「へへっ、いいってことよ! ああそうだ、シャギアさんたちに会っても、その、アンタ達人相っていうか仮面相……とかが悪いからさ。 俺が紹介したって言いなよ。卵焼き、って言えば俺と会ったってわかるはずだから」 まっすぐ過ぎる少年は仮面に対しても忌憚のない意見を述べてくれた。 ユーゼスはともかく俺は好きで被ってるんじゃない、と胸の内で反論するアキト。 「……了解した。では、合流地点はE-1の水上都市はどうかね? 君らは北に行く、我々は南下して光の壁を通過して北東へ向かう。中間地点としてE-1が適任だと考えるが」 「了解だ」 ブンドルの言葉を区切りとして、手短かに情報を交換していく。 それが一段落したところで、ユーゼスは甲児にゲッターロボ、マジンガーZなる機体の話を求めた。 甲児も愛機の蘊蓄を語れるのがうれしいのか、上機嫌で説明している。 二人は機体を降り、地上で生身を晒している。今なら殲滅は容易い――― しかし、優勝を考えると無闇に消耗するのはまずい。今はまだ機ではない、と判断したアキトにこちらは機体から降りなかったブンドルが話しかけてきた。 「テンカワ・アキト。どうやら向こうの話は邪魔してはいけないようだ、君と話そう。戦いに乗った危険人物のことだ」 「……俺に、話すことはない」 いずれ誰も彼も殺すのだから、と胸中で呟く。そんな相手のことなど知りたくないし、話していたくもなかった。 だが。 「私の話を聞いてくれるだけでいい。ガウルンという男のことだ」 瞬間、息が止まった。 ガウルン。 奴の名を、ここで、聞いた? 「奴とは二度交戦したが、決着は付けられなかった。品性は最悪だが、強い。まさに戦争を体現したような男だ」 ブンドルの言葉など頭に入らない。奴はまだ生きている。生きていてくれた。アキトに、殺されるために。 「奴は今も戦いを巻き起こそうと暗躍しているだろう。だが次こそは逃さん。必ずや奴を討ち取って―――」 「俺だッ!」 アキトの喉から怒声が迸る。 「誰にも渡さない……奴は、ガウルンは、俺が殺す! 俺がこの手で、必ず……!」 「……君も、以前に奴と?」 「奴は俺が殺す。邪魔をするなら誰であろうと容赦はしない」 それは通告。ガウルンを殺すのは自分であり、ガウルンに手を出す者は等しく殺すという殺意の言葉。 無差別に襲いかかってくる狂人に、それを狩ろうとする男。介入すればどちらからも狙われる――― 「無茶を言う。襲われても抵抗するなということか?」 「俺の知ったことじゃない」 「……ふぅ。わかった、もし遭遇してもなるべく撤退するようにしよう。できれば、の話ではあるが」 返事をする余裕などなく、胸の内の殺意を押さえつける。これはここで放つものではない。 溜めて、溜めて……あの男に叩きつけるその時まで、どこまでも純度を高めていく。そこへ、 「あの男の機体はガンダムというらしい。私の―――認めるのはいささか抵抗があるが―――仲間が乗っていた機体と同タイプのようだ。 接近戦を主眼に開発され、小型とはいえ驚異的な格闘能力を有する。操縦方法が独特のもので、操縦者の体技をそのまま反映できるらしい。 あの男は軍人上がりのようだが、腕は相当のものだ。機体とパイロットの相性が良すぎる」 冷めた声が投げかけられる。ガウルンの機体の情報だ。 意図が掴めず答えないアキトに構わず、ブンドルの声は続く。 「更に、私との戦いでは見せなかったが、もう一つ二つは切り札があるようだ。掌部にエネルギーを纏わせる技と、機体の出力が一気に高まる機能。 ギンガナム……私の仲間が後者を発動させたときは君の機体とほぼ同サイズの強力な機体を片腕で圧倒した。この二点に特に留意したまえ」 「……どういうつもりだ」 「君が奴を排除してくれるならそれに越したことはない……それだけだ。何かを奪われたのなら、報復するのは当然の権利だと私は思う」 大事なのはガウルンと戦うことではなく、ガウルンを殺すこと。アキトにとってこの情報は―――有益だった。 「……礼を言う」 「不要だ」 一瞬だけ―――昔、仲間と共にいた頃の記憶を思い出し、気がつけば礼の言葉を口にしていた。 いずれ殺すのに……矛盾しているとは思ったが、それでもアキトにはもうここで戦う気は失せていた。 ガウルンの情報を手に入れただけでアキトとしては上々だ。こいつらのことは次に会ったときに考えればいい――― それからしばらくして。 「待たせたな、テンカワ。出発するぞ」 「すまねぇな、ブンドルさん。待たせちまって」 ようやく話を終えた二人が戻ってきた。甲児はもちろん、ユーゼスも心なしか満足げだ。 「いやあ、見た目と違っておっさ……ユーゼスさんって話せるなぁ! やっぱ男はスーパーロボットだぜ!」 「うむ。合体変形、厚い装甲、全身に装備された兵器、そしてロボットなのに必殺技……科学者が一度は夢見る王道だ。これを好かずして何が男か」 すっかり意気投合したらしい二人をやや引き気味の目で見ていたブンドルが、出発を告げる。 「では、いずれまた会おう。さらばだ」 「じゃあまた後でな、ユーゼスさんにアキトさん! 死ぬんじゃねえぞ!」 サイバスターとストレーガが北へ飛び去っていく。 対して自分達は真逆、南へと針路を向ける。 未だ再生しきらぬゼストを抱えてブラックゲッターが飛んで行く。 「よく自制したものだな。別れ際に仕掛けるのではないかと私は内心穏やかではなかったよ」 「……いずれまた会う。そのとき殺せば結果は同じだ。貴様こそ、見逃していいのか? あの機体が必要なのだろう」 「サイバスターか。確かに本音を言えば確保しておきたいが……今の状況では破壊はともかく捕獲は困難だ。万一ラプラスコンピューターが破損しては目も当てられん。 何、保険はかけておいた。サイバスターは私のもとへ来る、必ずな。早いか遅いかの違いだよ。 あのブンドルという男、中々に切れる。すでに我々が違う世界から集められたということも理解していたしな。我々の重要性はしっかりと認識しているだろうさ」 上機嫌なユーゼスの声。アキトもこの接触は価値のあるものだと認めざるを得なかった。 ナデシコの行き先がわかり、市街地を探し回らずに済んだ。これは薬を飲まねばろくに動けないアキトには好都合だ。 そして何より、ガウルン。 ブンドルの話では、奴は相当の手練と戦って深手を負ったらしいが、生きていることには変わりない。 そして今も積極的に行動しているらしい。このまま当て所なく彷徨うよりも、人の集まるところ、獲物の多い場所に奴は現れるだろう。 ナデシコは集団を纏める旗と成り得る。奴が来る確率は決して低くはない。 もうすぐ、もうすぐ会える。ユリカを殺したあの男に――― キョウスケ・ナンブのことも、共に進む信用ならないユーゼスのことも、今この瞬間はどうでもいい。 ブラックゲッター。復讐を体現する機体の中で、まるで恋焦がれるように―――アキトは宿敵との邂逅を願い続けた。 【テンカワ・アキト 搭乗機体:ブラックゲッター パイロット状態:マーダー化、五感が不明瞭、疲労状態 機体状態:全身の装甲に損傷、ゲッター線炉心破損(補給不可) 現在位置:E-7 北東部 第一行動方針:ナデシコの捜索(南の光壁を抜けて北東4ブロックへ) 第二行動方針:ガウルンの首を取る 第三行動方針:キョウスケが現れるのなら何度でも殺す 最終行動方針:ユリカを生き返らせる 備考1:首輪の爆破条件に"ボソンジャンプの使用"が追加。 備考2:謎の薬を3錠所持 備考3:炉心を修復しなければゲッタービームは使用不可 備考4:ゲッタートマホークを所持】 【ユーゼス・ゴッツォ 搭乗機体:メディウス・ロクス パイロット状態:若干の疲れ 機体状態:全身の装甲に損傷、両腕・両脚部欠落、EN残量20%、自己再生中(コックピットの完全修復まで残り数十分程度) 現在位置:E-7 北東部 第一行動方針:ナデシコの捜索、AI1のデータ解析を基に首輪を解除 第二行動方針:他参加者の機体からエネルギーを回収する 第三行動方針:サイバスターとの接触 第四行動方針:20m前後の機体の二人組みを警戒 第五行動方針:キョウスケにわずかな期待。来てほしい? 最終行動方針:主催者の超技術を奪い、神への階段を上る 備考1:アインストに関する情報を手に入れました 備考2:首輪の残骸を所持(六割程度) 備考3:DG細胞のサンプルを所持 備考4:機体の制御はAI1が行っているので、コックピットが完全に再生するまで戦闘不能】 □ 「俺達にナデシコにブンドルさんの仲間にユーゼスのおっさんとアキトさん。へへっ、なんかイケるんじゃないかって気がしてきたぜ!」 ユーゼス達と別れた後、基地から北部の市街地へと針路を変えて進む二人。 甲児は純粋に仲間が増えたことを喜んでいるようだ。しかしブンドルは彼とは逆に、喉元に棘が刺さったような気分だった。 「……甲児君。彼らのことをどう思う?」 「どうって……頼もしいじゃねえか。見た目はともかくユーゼスさんはすげえ頭がいいぜ。光子力の理論をちょっと話したらスイスイ理解してた。 ゲッターロボのエネルギー……ゲッター線とかってのも、ここに来てからの調査だけでだいぶ深く理解してたみたいだしよ。 アキトさんはなんか殺し屋みたいで……ま、まあ頼りになりそうだよな。ブラックゲッターっつーあの機体だって、俺が見たゲッターは強かったぜ。 一人乗りってことは変形とかはできないんだろうけど、どう見ても戦闘用だったしな。あの化け物を倒すのに大きな力になるぜ、きっと!」 甲児は微塵も彼らを疑っていない。その純粋さが彼の美点でもあるのだが、ブンドルはそう甘く考えることはできなかった。 基地の情報や首輪を解除しようとしていること、何より自分たちをあっさり見逃したことから、たしかに戦いに乗ってはいないのだろう。 だがどうにも―――信用しきれない。 これはドクーガ情報局局長として裏の世界を嫌というほど見てきたからこその勘なのだ、甲児に理解できるはずもないが。 表面的には友好的なユーゼス。寡黙だが内にガウルンへの激烈な殺意を抱えたアキト。 アキトはまだいい。大事な誰かを殺されて、復讐に走る。理解できないことではない。 ギンガナムのように、暴力に訴えるタイプなら制御するのは容易い。だからこそガウルンの情報を与え、矛先が万一にもこちらへ向かないように仕向けた。 だがユーゼスは違う。 言葉は穏やかながらも、仮面の奥にある瞳は冷徹にこちらを観察していた気がする。 人を見る目ではなく、フラスコの中の液体を、檻の中を走り回るネズミを、それらが起こす変化を機械的に観察している……そんな印象を受けた。 何より、サイバスターだ。 彼がサイバスターを自身に預けないか、と言ったとき。この機体―――機体に宿る精霊―――は、拒絶の意をブンドルに送ってきた。 こいつにサイバスターを委ねてはいけない。漠然と思っていただけのブンドルを、その意志は強く後押しした。 ユーゼス・ゴッツォは、今はまだ信頼すべきではない。ブンドルはそう決めた。 だからこそ同行の申し出を断り、ナデシコの行方もぼかしたままにしようと思ったのだが。 そこで甲児が介入してきたのは計算外だった。共に過ごした時間は長くないものの、多少なりとも理解できた彼の性格を考えれば予測できたことではあったが――― (私は、手を指し損ねたのかもしれん) その思いを抑えられなかった。もし彼らが戦いに乗っていて、自分達から情報を引き出すために友好的に接したのだとしたら……ナデシコが危うい。 急ぐ必要がある。この位置からなら彼らがナデシコと合流するより、自分達がアムロと―――願わくばアイビスとも―――合流する方が早いはずだ。 こちらが大きな集団となり、彼らより先にナデシコと接触する。 勘という曖昧な理由しか示せない自分よりも、人の意志を感じ取るニュータイプたるアムロならユーゼスの真意を看破できるかもしれない。 (どのみち、もう一度彼らと接触する必要があるか。こんなものを見せられては、な) モニターに表示されるデータを見て嘆息する。 首輪を解析した結果だ。ユーゼスがあの基地で解析したものらしい。 脱出の際のどさくさで一部が破損したらしく、そのデータは不完全なものらしい。復旧に全力を挙げているとのことだったが、信用できたものではない。 なんとなれば自分に都合のいいように改竄したものかもしれないのだから。 しかし首輪の解除が脱出の絶対条件なのだ、不完全とはいえこのデータを導き出したユーゼスは不可欠な人材ということになる。 これを見せることで、ある程度ブンドルの行動を誘導する。上手いな、と思った。 アムロならこのデータからでも首輪解除の糸口を掴むだろうか? パイロットとしてではなく技術者としての彼に期待することにしたブンドル。 「甲児君、少し急ごう。我々も予定を早めなければならん」 「え? ああ、まあいいけど。……あ、だったらストレーガをサイバスターにのっけてくれよ。その方が速く移動できるはずだぜ」 「却下だ。もし敵に奇襲を受けたとき共倒れになっては目も当てられん。何よりこのサイバスターの上に乗るなど美しくない」 「ちぇっ。ストレーガじゃサイバスターについてくのだって一苦労なのによ……」 愚痴る甲児に微笑を返し、ブンドルも気を引き締める。 既に30人以上の命が失われ、基地でもまた幾人かがその命を散らしたという。他にもこの広大な世界で理不尽な死を迎えた者がいるだろう。 ガウルン、基地を壊滅させたという殺戮者。いずれ討伐に赴かねばならない。 ここから先は一手の打ち損じも命取りになる。ギンガナムの時のように、目前でむざむざと仲間を失うことはもう二度と許さない。 「サイバスター、我々を導いてくれ……この世界を壊し、あの醜悪な主催者を断罪するために」 サイバスターの応えはない、だが構わない。仮初とはいえ、今だけはブンドルがこの美しき白鳥の操者なのだから。 蒼穹を風と雷が駆け抜ける。その行く先に待つのは、果たして――― 【レオナルド・メディチ・ブンドル 搭乗機体:サイバスター(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL) パイロット状態:良好(主催者に対する怒りは沈静、精神面の疲労も持ち直している) 機体状態:サイバスター状態、各部に損傷、左拳損壊 ビームナイフ所持 現在位置:E-6 第一行動方針:他の参加者との接触 第二行動方針:中央の市街地へ向かいアムロと合流、その後E-1へ。可能ならナデシコと合流 第三行動方針:サイバスターが認め、かつ主催者に抗う者にサイバスターを譲り渡す 第四行動方針:閉鎖空間の綻びを破壊 最終行動方針:自らの美学に従い主催者を討つ 備考1:ハイ・ファミリア、精霊憑依使用不可能 備考2:空間の綻びを認識 備考3:ガウルンを危険人物として認識 備考4:操者候補の一人としてカミーユに興味 備考5:ユーゼスが解析した首輪のデータを所持(ただし改竄され不完全なため、単体では役に立たない)】 【兜甲児 搭乗機体:ストレーガ (スーパーロボット大戦D) パイロット状態:良好 機体状態:右肩に刺し傷、各部にダメージ(戦闘に支障無し) 現在位置:E-6 第一行動方針:ブンドルに同行 第二行動方針:ゲームを止めるために仲間を集める 最終行動方針:アインストたちを倒す 】 【二日目 11 00】 BACK NEXT 最後まで掴みたいもの 投下順 揺れる心の錬金術師 交錯線 時系列順 遺されたもの BACK NEXT 最後まで掴みたいもの ユーゼス 天使再臨 最後まで掴みたいもの アキト 天使再臨 風と雷 ブンドル 破滅の足音 風と雷 甲児 破滅の足音
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元スレURL 梨子「この学校を守りたい!」 概要 部室から見つかった盗撮スマホを純真な正義感(多分)で破壊する梨子 そこから出てきたのは… 関連作 あなた「えっ…部室で盗聴器が見つかったの!?」歩夢「私に任せて!あなたを守りたい!」 タグ ^桜内梨子 ^Aqours ^短編 ^コメディ 名前 コメント