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【第1回放送までの死者】 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 黎明 食堂の男 ピサロ 002 [[]] 斬殺 凸守早苗 零崎人識 008 [[]] セラス・ヴィクトリア 仙水忍 0 [[]] 水神狩流 アナキン・スカイウォーカー 0 [[]] 深夜 渋谷凛 フランドール・スカーレット XXX [[]] 恙神涯 バルバトス・ゲーティア XXX [[]] 神代剣 バルバトス・ゲーティア XXX [[]] 早朝 戸愚呂弟 哀川潤 XXX [[]] 西条玉藻 十六夜咲夜 XXX [[]] 鈴仙・優曇華院・イナバ アレクサンド・アンデルセン XXX [[]] 嘘界=ヴァルツ・誠 影羅 XXX [[]] 松野カラ松 グリムジョー・ジャガージャック 朽木白哉 ピサロ 最期の言葉 名前 最期の言葉 食堂の男 凸守早苗 セラス・ヴィクトリア (マスター、マスター、マスタァーーーーッ) 水神狩流 「9999921!!(朽ち果てな!!)」 渋谷凛 「…………ありがとう」 恙神涯 「なーーーー!?」 神代剣 「どういう…事、だ……」 戸愚呂弟 「お前の負けだーーーー哀川潤!!」 西条玉藻 鈴仙・優曇華院・イナバ 嘘界=ヴァルツ・誠 松野カラ松 「」 朽木白哉 殺害数 順位 該当者 殺害人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 バルバトス・ゲーティア 2人 恙神涯、神代剣 生存 無差別 1位 ピサロ 2人 食堂の男、朽木白哉 生存 無差別 3位 零崎人識 1人 凸守早苗 生存 無差別 3位 仙水忍 1人 セラス・ヴィクトリア 生存 無差別 3位 アナキン・スカイウォーカー 1人 水神狩流 生存 無差別 3位 フランドール・スカーレット 1人 渋谷凛 生存 無差別 3位 哀川潤 1人 戸愚呂弟 生存 対主催 3位 十六夜咲夜 1人 西条玉藻 生存 奉仕
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STAR WARS エピソード3 シスの復讐 【すたー・うぉーず えぴそーどすりー しすのふくしゅう】 ジャンル アクション 対応機種 プレイステーション2Xbox(DL専用) 開発元 ルーカスアーツ、The Collective 発売元 エレクトロニック・アーツ 発売日 【PS2】2005年7月9日【Xb】2021年11月10日 定価 【PS2】6,800円(税別)【Xb】1,080円(税込) プレイ人数 1~2人 周辺機器 振動対応 レーティング CERO 12才以上対象 判定 良作 スター・ウォーズシリーズリンク 概要 特徴 プレイモード 使用可能キャラクター 経験値システムについて シークレットアイテムについて 評価点 問題点 総評 概要 映画の公開と同時に発売されたPS2のアクションゲーム。 プレイヤーは映画のストーリーをなぞりながら、アナキンやオビ=ワンを操作して各ステージミッションをクリアしていく。内容は異なるがDSで同タイトルのゲームも出ており、海外ではXbox、GBAでも発売された。(*1)(*2) Xbox版は、後に360/One/XSXで日本国内でも配信された。開発に関わっているThe Collectiveは『Men In Black』のPS版や同じルーカスアーツ作品の『Indiana Jones and the Emperor s Tomb』を手掛けたデベロッパー。 特徴 ニューゲームを選択すると映画でもおなじみのあのプロローグが流れ、なんとそのまま映画の映像が一部映される。 そうしてグリーヴァス将軍の旗艦での議長救出ミッションを皮切りに、ウータパウ・ジェダイ聖堂・ムスタファーといった映画の舞台を駆け回っていくことになる。 操作について 移動・ジャンプ・ブロック(ガード)・弱・中・強攻撃といったアクションゲームの基本的な動きに加え、ジェダイの代名詞とも言えるフォースを使ったアクションを備えているのが最大の特徴。 基本アクション □・△・○ボタンがそれぞれ弱・中・強攻撃、×ボタンがジャンプで左スティックが移動。これら組み合わせることで様々なコンボ攻撃を畳み掛ける。 L1ボタンは押し続けている間ブロック状態となり、そのまま左スティックでブロックしながら移動できる。ブロック状態で左スティックを倒しながら×ボタンを押すとステップを踏んでその方向へ移動するので、敵の攻撃を後方へ回避したり背後に回り込んだりできる。 L1ボタンを押しながら右スティックを動かすとライトセーバーを回転させてブラスターを跳ね返すことができる。ただし後述のフォースゲージを消費する。 敵に接近して□と△ボタンを同時押しするとグラップル攻撃(掴み技)を使える。 フォース 操作キャラクターにはヘルスゲージ(体力バーのこと)の他にフォースゲージがあり、フォースや一部のコンボ技、セーバースローなどの攻撃を行う際にこのゲージを消費する。フォースゲージは時間経過で少しずつ回復していく他、シークレットアイテムを取ることでも完全回復する。 フォース・プッシュ…R1ボタンで発動。フォースの波動を放って敵や一部オブジェクトを弾き飛ばす。 フォース・グラプス…R1ボタン長押しで発動。敵や一部オブジェクトを宙に浮かせ、左スティックを倒している方向へ放り投げる。 フォース・スタン…R2ボタン長押しで発動。敵を一時的に行動不能にしたり、マインド・トリックで一時的に味方につける。 フォース・ライトニング…R2ボタン長押しで発動。敵に電撃を浴びせて攻撃する。一部のキャラのみ使用可能。 セーバースロー…L2ボタンで発動。ライトセーバーをターゲットに向かって投げつける。長押しで飛距離が伸びるが、フォースを使って手元に戻すという設定の為フォースゲージを消費する。 フォース・ヒール…R3とL3ボタン(両スティック)同時長押しで発動。フォースを大量に消費するがヘルスゲージを少しずつ回復していく。 その他の特殊操作 上記の基本的な操作以外にも、敵のグラップル攻撃からの脱出やライトセーバー同士の鍔迫り合いなど、状況に応じた多様なコマンドが存在する。 プレイモード シングルプレイとマルチプレイが存在し、マルチプレイでは2PやCOMとの対戦・協力プレイができる。 オプションではコントローラー設定や音声系統の音量調整に加え、字幕の有無や英語/日本語の切り替えも可能。 スペシャルではゲーム中のポリゴンムービーとスタッフロール、そしてファン垂涎のコンセプトアート集が楽しめる。 スペシャル項目はストーリーミッションクリアに伴って開放されていく。 シングルプレイ ストーリーミッション…アナキンやオビ=ワンを操作して映画のストーリーをなぞる。映画本編のストーリーがかなり省略されている一方で、映画ではカットされたシーンを題材にしたステージも多い。 ボーナスミッション…ストーリーをクリアしていくと開放されていく、ストーリーでは操作できないキャラを使ったミッション。このモード専用のプレイアブルキャラも存在する。 マルチプレイ デュエルバトル…2PやCOMと1vs1で対戦する、いわゆる格ゲーモード。使用可能キャラやステージはストーリーミッションをクリアしていくと増えていく。 チャレンジミッション…2PやCOMと協力して特定のシチュエーションをクリアしていく。ストーリーミッション以上に多くの敵が現れるのに対し回復アイテムが用意されないため、的確な立ち回りやコンビネーションが要求される。 使用可能キャラクター デュエルバトルで使用できるキャラクターは最終的に9人。それに加えてボーナスミッション専用キャラが2人いる。 + 登場キャラ アナキン・スカイウォーカー ストーリーミッションで最初に操作するキャラクター。身体を回転させるような動きが特徴で、攻撃的な技を多く使える。 オビ=ワン・ケノービ 機動性と技のバランスが良く、小回りの利いた動きができる安定性の高いキャラ。 ドゥークー伯爵 攻撃動作にやや癖があるがコンボ性能はなかなか高い。L2でフォース・ライトニングを放つこともできる。 グリーヴァス将軍 フォース系のコマンドが一切使えない欠点がある代わりに、ブラスターやアームモードの展開など非常に個性的な戦術を備えている。 メイス・ウィンドゥ ステップの性能が高く、畳み掛けるような攻撃が可能。グラップル攻撃も豊富。 シン・ドローリグ 映画で1シーンだけ登場したジェダイ・バトルマスター(*3)で、素早い攻撃を得意とし技の小回りが利く。 セラ・ケト シンの弟子で二刀流のセーバー使い。技の出がやや遅いがコンボや機動性は安定している。 ダース・ベイダー 機動性が低い一方、弱攻撃の威力が他のキャラより高い。原作では使えない設定のフォース・ライトニングを使用できる。 ベン・ケノービ 技の種類は少ないがステップ性能は良い。オビ=ワンの老成した姿だけあって安定性は比較的高め。 以下はボーナスミッション専用キャラ ヨーダ 機動性が非常に高く、攻撃性能も優秀。原作通りの小さい身体で縦横無尽に敵を切り捨てる。 マグナガード 機動性が非常に低く攻撃動作も癖があるが、攻撃力自体は高めでステップの性能も良い。フォース技を持たないが仲間のマグナガードと連携して攻撃できる。 経験値システムについて ミッション中、敵を倒すとコンバットレート(戦闘評価)が表示され、それに応じてEXPメーターが溜まっていく。表示されるのは「FAIR(平凡)」「GOOD(良好)」「IMPRESIVE(優良)」「MASTERFUL(最高)」の4段階。「GOOD」だとその時得られる経験値が1.5倍、「IMPRESSIVE」なら2倍、「MASTERFUL」なら3倍となる。 経験値はミッション終了後にフォースやアクションスキルに対して振り分けていき、一定数振り分けるとそのスキルがレベルアップする。スキルは各種2回までレベルアップさせることができ、新しい技を覚えたりフォースの威力・効果が上昇したりする。 敵を攻撃していくとコンボメーターが上昇していき、攻撃しない時間が続くと下がる。このメーターが満タンになると一定時間パワーアップ状態になる。このメーターが高い時ほど敵を倒した時の評価が高くなりやすいため、その分経験値を稼ぎやすい。 最初にそのステージをクリアした時にはEXPメーターの経験値を丸々ゲットできるが、同じステージを再度クリアした場合には前回のEXPメーターとの差額分しか経験値を得られない。すなわち、同じステージで経験値稼ぎをするつもりなら常に前回よりもアクティブかつスピーディーな立ち回りを心がける必要がある。 シークレットアイテムについて ストーリーミッション中の各ステージには決められた数のシークレットアイテムが隠されており、見つけることで様々な恩恵を得られる。 ヘルスサージはヘルスゲージを、フォースサージはフォースゲージを全回復すると同時にゲージの上限をアップさせる。 セーバークリスタルはコンボメーターを一気にMAXにする。 シークレットアイテムが隠されているエリアに入ると「フォースの乱れを感じる…」などヒント台詞が出るが、具体敵にどこに隠されているのかまではわからない。 壊せるタンクや箱の中に入っていることもあれば、「そのエリアの敵を全て倒す」「そのエリアの入り口まで逆行する」など一風変わった出現方法もある。 評価点 アクション性の原作再現度が非常に高い。 群がるドロイドやトルーパーをライトセーバーでバッタバッタとなぎ倒すのはとても痛快。フォースの万能性も素晴らしく、単に敵を弾き飛ばすだけに留まらない多彩な使い方がある。 敵を引き寄せてから突き刺す、爆弾や椅子といったオブジェクトを持ち上げて投げつける、画面奥側から谷を挟んで狙撃してくる敵を手前に引き寄せて谷に落とすなど、映画さながらにジェダイの戦い方が楽しめる。 通常攻撃が届かない場所にある装置をセーバースローで破壊したり、一部の扉や壁をライトセーバーで壊したり斬り外したりして進むといったアクションもあり。 ジェダイやシスと戦う際にはライトセーバーによる激しい剣戟戦となる。ただ闇雲に斬りかかるだけでは到底かなわないため、フォースは勿論回避ステップやカウンター攻撃も織り交ぜて攻めていく必要がある。 ステージや背景がとてもよく作りこまれている。 ウータパウの竪穴やムスタファーの溶岩流などはPS2としてはかなり美麗な出来。敵を倒し尽くした後、先へ進む前にそれらを眺めて一休みするのも一興。 壊れた機械からパルスの流れ出ている所にもちゃんとダメージ判定がある。ただの背景だと思って近づくと最初はびっくりするだろう。勿論、敵をそこへ放り投げてダメージを与えられる。 手すりや壁、支柱などにライトセーバーが当たると傷がついたり壊れたりする。こちらは戦闘に影響がないが、こうした細かいステージ上の変化を見る為に色々斬りつけてみるのも楽しい。 かなり練りこまれたレベルデザイン 雑魚敵がしっかり段階を追って強くなっていく。初めの内は簡単に倒せるバトル・ドロイドやコンボを駆使すれば恐れる敵ではないスーパー・バトル・ドロイド程度しか出ないが、ストーリーが進むにつれて徐々に厄介な敵が増えてくる。 ガードや掴み技を使用するグラップル・ドロイド、フォース・スタンでバリアを解かなければ攻撃が通らないドロイデカなどは割と序盤から出現するため、回避ステップやフォースを使いこなさなければ苦戦は必至。ごり押しだけでは行き詰まるが、状況を突破するために自然とプレイングが洗練されていくので、ここでもプレイヤーは修練を積むジェダイのような心境を味わえることだろう。 ボスキャラや中ボス相当の敵はそれまで雑魚敵とは別次元の強さに感じられる。特にドゥークー伯爵やメイス・ウィンドゥには初見だとかなりの苦戦を強いられるだろう。しかしそれらの強敵もブロックや回避、フォース・ヒールなどの基本的な立ち回りをおろそかにしなければ十分打倒し得るレベルである。躍起になってスキルレベルを上げようとするよりも、一度クリアしたステージやチャレンジミッションなどでプレイング練習に励む事が勝利への近道。 総じて歯ごたえのあるゲーム難易度と言えるが、丁寧なレベルデザインのおかげで理不尽に詰むことは少ない。なお、難易度はオプションで「EASY」「NORMAL」「HARD」の3段階に変更可能。尤も「EASY」でも極端なヌルゲーにはならない。 映画ではカットされたシーンや、映画のストーリーを補完するようなシーンが多く見られる。 グリーヴァス将軍の旗艦を舞台にした序盤のストーリーでは、アナキンたちの侵入からドゥークー伯爵との対決までにミッションを3つもこなす必要がある。そのため旗艦通路でのドロイド戦やエレベーターを使った移動など、映画では割とあっさり突破していたシーンをじっくり攻略することになる。 オビ=ワンがウータパウのドロイド基地に侵入する場面も同様。映画ではすんなり敵地の奥まで入り込んでいた彼らが、実際には非常に過酷な任務をこなしていたということが実感できる。 序盤の中ボスであるマグナガード*4はかなりの難所。攻撃力も防御力も並のドロイドとは別格の厄介な相手で、将軍特注の護衛であるという設定が存分に活かされている強さを見せつける。 物語中盤、ダークサイドに堕ちたアナキンを操作してジェダイ聖堂に乗り込むミッションでは、果敢にも挑みかかってくる数多くのジェダイナイトたちを淘汰することになる。オビ=ワンが「とても正視できない」と目を背けた惨劇を、プレイヤー自身の手で遂行することに…。 映画からアレンジされた部分も基本的によく練られている。 メイスやグリーヴァス将軍との戦いは終始ライトセーバー戦で行われ、最期もセーバーによる突きや斬撃で息絶える。映画ではどちらも異なる死に方だったが、苦戦を強いられること必至のこうしたボスたちにきちんとプレイヤーキャラ自身の手で引導を渡すことができるのには達成感がある。 無理に映画を再現しようとすると、敵のヘルスゲージを0にした所で「シディアスが電撃で割って入る」「トドメはブラスター」といったムービーが挿入されることになり、アクションゲームとしてはやや肩透かしな感が否めないだろう。 特にアナキンを操作してのメイスとの対決は映画にも小説版にも存在しない完全なオリジナルバトルだが、しきりにアナキンを説得しようとするメイスと耳を貸さないアナキンのやりとりを挟んでの激闘はとても印象的。 ムスタファーでのミッションでは、分離主義者たちがシディアスに裏切られたことに気づき、アナキンことダース・ベイダーを必死に迎撃しようとする。傲慢な台詞と共にニモーディアンのガードやドロイドをねじ伏せながら徐々に司令室へと近づいていく彼の姿には、それを操作するプレイヤー自身すらも恐怖を感じるだろう。 司令室では逃げ場のないルーン・ハーコやワット・タンバーらを一刀の下に始末していくことになるが、喚いたり命乞いをしたりする彼らの様子があまりにも憐れで殺すのが忍びなくなってくる。 その他ファンサービス精神溢れる要素の数々 ストーリーモード最後のミッションであるオビ=ワンvsアナキンをクリアするとエンディングとなるが… + ネタバレ注意 エンディング後、ストーリーモードにもう一つミッションが開放される。これはアナキンを操作してムスタファーでのオビ=ワン戦を再現するIFストーリーであり、この戦いに勝利するとシリーズ本編とは完全に異なる展開が繰り広げられる。 具体的には岸に上がったオビ=ワンにアナキンが飛び掛かるシーンで、彼がオビ=ワンの攻撃をかわし逆に息の根を止めるというもの。 さらには彼を労いに来たシディアスすらも手にかけ、動揺するトルーパーたちに対して自らを銀河の支配者と称し高笑いをあげる、というアナキンのポリゴンムービーでミッションは幕を閉じる。 そしてこのミッションをクリアすると、ボーナスミッションにデス・スターを舞台にしたベイダーvsベン・ケノービの戦いが追加される。 エピソード3のゲームでありながら、わざわざデス・スターのマップを用意してエピソード4の名勝負を再現してくれたスタッフのサービス精神にフォースの加護があらんことを! そもそもスター・ウォーズを題材にしたゲームはFPSなどが多く、純粋に作中キャラクター同士を戦わせることのできる格ゲーモードがあるのはかなり貴重。アナキンvsベイダーやグリーヴァス将軍vsベン・ケノービなど、時間や設定の枠を越えた夢の対決も実現。 デュエルバトルでは戦闘中にキャラクターがランダムで汎用台詞を言うが、対戦カードによっては専用台詞を言うこともある。 + 一例をあげると… ドゥークーがグリーヴァスに対し「お前を造った私が、お前を壊す」 アナキンがベイダーに「ダークサイド?くだらん」 グリーヴァスがオビ=ワンに「オビ=ワン…お前は強い。だが私には勝てん!」 汎用台詞でも対戦カードによっては特別な印象を与えるものが多く、想像力を刺激する。グリーヴァスの「つまらぬ人生から解放してやろう」やドゥークーの「真のダークサイドの力を見せてやろう」といった汎用台詞は、ヴェイダーを相手にした時などなかなか意味深な言葉に感じられる。 ボーナスミッション限定とはいえ、マグナガードが操作できると誰が予想したであろうか? ジェダイやシス卿といった主要キャラには及ばないが雑魚トルーパーには十分無双し得るという性能という、絶妙なバランス調整がされている。 スペシャル項目で見られるコンセプトアートでは、映画でカットされたシーンのイラストや各種ドロイド・トルーパーの設定資料を観ることができる。 加えてデュエルバトルでのプレイアブルキャラや対戦ステージ、ボーナスミッション、スペシャル項目などはストーリーミッションを最後までクリアすれば確実に全て開放されるので、隠し要素を出すために厳しいやりこみ条件を満たす必要がないのはアクション初心者にはありがたい。 問題点 ストーリーが省略されまくっている。 戦闘に直接関係ないシーンはほぼ全てカットされているため、映画や小説を知っていないとストーリーを把握するのは困難だろう。 グリーヴァス将軍の旗艦でのミッションを全てクリアすると、次はいきなりオビ=ワンによるウータパウ侵入まで話が飛ぶ。 特にパドメ関連の描写は一切出てこない為、ゲームだけでは何故アナキンがダークサイドに堕ちるのか理解し辛い。 上述の通り映画で描かれなかった場面を補完しているのは嬉しいが、どうせならより忠実に映画のシナリオをなぞってほしかったというファンもいるだろう。 非常に原作再現度の高いゲームではあるが、設定矛盾もなくはない。 ダース・ベイダーがフォース・ライトニング(シスの電撃)を使える。原作設定では身体の大部分を機械化したせいで、シス卿にもかかわらず電撃は使えなくなっているはずである。 ただし、この点は劇中ではっきりした説明もないため、使えないのか単に使わなかったのかファンの間でも意見が分かれている所である。 パドメ関連をカットしたため、アナキンがメイスと戦う理由がいまいちピンとこない。 はっきりとは分からないが、ゲームのアナキンは純粋にメイス(ジェダイ)が議長を暗殺しようとしているように見えたらしい。そうなるとアナキンは議長がシスであることを知らなかったということになるが、ならばメイスが議長をシスだと断じた理由が曖昧になってしまう。 細かいことだがグリーヴァス将軍のライトセーバーがデュエルバトルだと青一色になっている。実際には青と緑であり、ストーリーミッションではちゃんとその配色になっているのだが…。 将軍は他にも「デュエルバトルの登場シーンでは4本の腕を展開しているのにバトル開始時は2本に戻っている」点も気になる。共にゲーム性自体には影響しない小ネタレベルの要素だが、他の部分については非常に丁寧にデザインされているゲームであるため、こういう点が目についてしまうのは残念。 登場キャラの少なさと人選。 ドロイドやトルーパー相手の無双アクションがメインのゲームとはいえ、せっかく格ゲーモードがあるのにプレイアブルキャラが少なすぎる。 しかもその少ない枠の2つを映画でチラッとしか出なかった爺ちゃんジェダイとその弟子だという設定の綺麗なねーちゃんに充てているのは如何なものか。 ただし、2人ともなかなか魅力的なキャラクターではある。もし他のプレイアブルキャラが充実していたなら彼らの参戦が疑問視されることもなかったろうが…。 ベン・ケノービ参戦も、勿論嬉しいファンサービスではあるのだが、限られた枠を費やすべきだったかどうかはやはり疑問が残る。 どうせならボーナスミッション専用キャラもデュエルバトルで使いたかった。特にヨーダはシリーズでも指折りの人気キャラクターであり、エピソード3のストーリー上においても重要な人物である。 尤もヨーダは体格が他のキャラと違いすぎる為、バトルの際にプログラムやバランス調整の問題が生じることを考えれば仕方なかったのかもしれない。(*4) マグナガードも前述の通りメインキャラ相手にタイマンで渡り合えるほど強くないレベルに設定されており、対戦モードに参戦させても最弱キャラという苦境は免れ得ないことは明白であったろう。 エピソード3の最重要人物とも言えるダース・シディアスが参戦していないのは悔やまれる。ヨーダのように体格の問題はないし、映画でもある程度戦闘描写があるというのに… 練習モードが未実装である。 このゲームはキャラクターごとに様々なコンボが設定されており、グラップル攻撃などは同じコマンドでも技内容がまるで違う。しかし練習モードがないため、いきなりデュエルバトルで練習するしかない。要は実戦の中で学べと言うことだろう。 ところがデュエルバトルでは対戦キャラとステージ、ラウンド数しか変更できないので、敵を弱めに設定して練習相手に使うことは不可能。 一応2コンを差し込んでほっとけば一切動かないサンドバッグにすることは可能だが… 敵の攻撃を回避したりカウンターに転じる練習をするには向こうから攻めてもらわないと埒があかないので、友達に頼んで練習に付き合ってもらうか、やはり実戦の中で(ry 吹き替えの声優が映画と一部違っている。 映画と同じ声優が演じているキャラはアナキン、オビ=ワン、ヨーダの3人。他の参戦キャラは映画と異なる声優が声をあてているので、思い入れのあるファンには不満が残るかもしれない。 ただし一概にミスキャストと決めつけることはできない。グリーヴァス役の坂東尚樹氏、メイス役の楠見尚己氏、ベン役の塚田正昭氏など、キャリアの長いベテランの方がしっかりとキャラクターを演じており、これはこれで十分視聴に堪えるものである。 一部の特殊アクションへの不満 フォースを使って大きな障害物を浮かせたり、大ジャンプして高いところへ乗り込んだりするポイントが度々あるが、そこでフォースを使うよう画面に指示が出るため先へ進むための謎解き要素はほとんどない。 親切設計ではあるので必ずしも悪いことではないのだが。謎解き要素はどちらかというとシークレットアイテムの入手法の方に向けられている。 ストーリー中、ブラスター・キャノンに乗り込んで操縦するポイントが何度かあるのだが、これがなかなかの難所。 一発ずつしか撃てないチャージ攻撃と長押しで連射可能な通常攻撃があるのだが、攻撃し続けていると加熱メーターがどんどん上昇していきオーバーヒートするとしばらく撃てなくなる。 ところが敵は陸から空中から動き回ったりしながら攻撃してくるため、一発ずつ確実に当てていくのは結構難しく、つい焦って連射しすぎオーバーヒートを起こすことが多々ある。 照準もターゲットのやや上方から右上方の辺りを狙わないとヒットしないため、慣れないうちは戸惑うこと請け合い。しかも一度乗り込むと敵を殲滅するなり目標を破壊するなりしないと降りられず、乗ってる最中はフォースヒールでの回復もできない。 折角の射撃モードにもかかわらず爽快感があまりなく、もう一歩調整が足りなかった感は否めない。 攻略本未発売。 この手の映画原作ゲームには珍しいことではないが、本作に関しては攻略サイトなどもほとんどヒットせず、断片的な情報は見つけられても詳細な公式情報は皆無。したがってシークレットアイテムの在り処やボスキャラの攻略法、スキル振り分けのコツから持ちキャラの動かし方まで、ほぼ独力で見つけ出すしかない。 逆に試行錯誤を経て自分なりの攻略法を編み出す玄人式な楽しみ方があるのは確かだが、やはりアクション初心者や苦手な人には若干心細いものがあるかもしれない。 ちなみにここに記述したキャラ特性などもほぼ私の独断である。実際に動かしてみた感想から特徴を絞り出すしかないのだからどうかご了承いただきたい。 総評 キャラ数や人選は物足りない感が拭えないが、アクション映画作品のゲーム化としては非常に完成度が高い出来となっている。 『スター・ウォーズ』ファンならば一度は夢見るライトセーバー無双やフォース無双を存分に楽しめ、世界観を壊すことなくゲームバランスを保つという素晴らしいゲームデザインがなされている。 1,500円程度で中古ゲーム屋などに売られてたらぜひお手に取っていただきたい。 ジェダイやシスに憧れたことのある人ならきっと後悔はしないでしょうから。
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アナキシビア アナクシビエ(4)の別名。
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"I am C-3PO, human-cyborg relations, and this is my counterpart, R2-D2." (私は通訳機のC-3PO、こいつは相棒のR2-D2です。) ルーカスフィルムの映画『スターウォーズ』シリーズに登場するキャラクター。 本稿ではMUGENにおいてペアで参戦している為、同時に紹介する。 C-3PO "We're doomed!" (もうおしまいだ!) + 日本語吹替声優 三橋洋一(現・橋本晃一) 『エピソード4』(レコード版) 高山栄 『エピソード4』『エピソード5』(共に劇場公開版) 野沢那智 旧三部作(日本テレビ・ソフト版)、『スター・ツアーズ』『ミッキーのスペース・ファンタジー』 富山敬 『エピソード5』(テレビ朝日版) 岩崎ひろし 新三部作、『エピソード4 特別篇』(日本テレビ版)、『ドロイドの大冒険』(DVD版) 『ダース・ベイダー降臨』『Kinect』『スター・ツアーズ:アドベンチャー・ザ・コンティニュー』 『レゴ ムービー』『シュガー・ラッシュ:オンライン』 田中秀幸 『ドロイドの大冒険』(VHS版)、『ローグ スコードロン』シリーズ 掛川裕彦 『ギャラクティック・バトルグラウンド』 飛田展男 『ヨーダ・クロニクル』『ドロイド・テイルズ』『フィニアスとファーブ/スターウォーズ大作戦』 アナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)が作った、礼儀作法と外交儀礼・慣習(プロトコル)に詳しいドロイド。 600万を超える言語を流暢に使いこなし、未知の種族に遭遇してもある程度は言語形態を解析して通訳が可能。 (EP6で遭遇した未開のイウォーク族に、これまでの経緯をベイダーの呼吸音やライトセーバーの擬音込みで説明するシーンがあったりする) アストロメク・ドロイドのR2-D2の良き相棒でもあり、 長い年月の間に、銀河の決定的な瞬間とスリルに満ちた戦いをいくつも経験してきた。 元々は惑星タトゥイーンにて奴隷として働く母、シミの手伝いの為に廃品を利用して作ったものであるものの、 アナキンのフォースの力に着目したクワイ=ガン・ジンが彼を引き取った事で、外装が着けられないまま残されてしまう。 その後は母の手で銅板の外装を装着され、再びタトゥイーンを訪れたアナキンの手により引き取られた (EP2のカットシーンではパドメ・アミダラにより外装を付けられるシーンが存在)。 C-3POはアナキンの末路を知らない上に記憶をリセットされているので当然として、 ダース・ベイダーにとっては思い出したくない過去を想起せずにはいられない存在のはずだが、何故か劇中では両者が再会しても特に反応していない。 R2-D2 人語による会話機能は無いが、臨機応変で才知に富んだアストロメク・ドロイド。 パドメ・アミダラ、アナキン・スカイウォーカー、ルーク・スカイウォーカーらに仕え、 驚くほどの勇気を発揮して数多くの危機からマスターや友人達を救いだしてきた。 宇宙船の整備士としての腕も、戦闘機パイロットの補佐も抜群。 意外にも、心配性のプロトコル・ドロイドのC-3POと友情を育んで長い。 両者は黒澤明監督の名作映画『隠し砦の三悪人』に登場する百姓「太平」と「又七」がモデル。 また、明言こそされていないがC-3POのデザイン自体は映画『メトロポリス』の民衆扇動ロボットに非常に似通っている。 R2-D2は映画『サイレント・ランニング』のヒューイ・デューイ・ルーイと呼ばれる3体の小型ロボット「メンテナンス・ドローン」 の影響を指摘する声がある他、『ドクター・フー』のダーレクに似ていると言われる事も。 (以上、「C-3PO|スター・ウォーズ公式」及び「R2-D2|スター・ウォーズ公式」より引用・改変) 有名作品の分かりやすい凸凹コンビ故にパロディされる事もしばしば。 タトゥイーンを彷彿とさせる果てしない砂漠を砂上船で物資をサルベージしながら彷徨うゲーム『サバクのネズミ団!』では、 何処かで見たようなノッポとチビのロボットが「新たな希望」を求めてうろついているランダムイベントに遭遇する事がある。 見逃しても別に一銭の得にもならないので、大体みんなさらって解体して物資に変える。サンドピープルの日常やん! ニコ動的な話題としては、フランスのテレビ番組でテーマ曲のディスコバージョンが放映された際に何故か作られたという、 4人ずつのC-3POとベイダー卿のダンスという謎PVが有名か。 MUGENにおけるC-3PO&R2-D2 googoo64氏が製作したキャラが公開されている。 スプライトは氏お得意の実写取り込み。 戦闘は専らR2が行うが、ダメージを受けるのはC3-PO。 原作でプロジェクター投影していた機能が何故か飛び道具になっている等、カオスなアレンジがなされている。 AIは搭載されていないが、技が優秀な為そのままでも結構戦える。 単体キャラ以外では、R2-D2がDJ HANNIBALROYCE氏製ルークのお供兼ストライカーとして同行している。 出場大会 「[大会] [C-3PO&R2-D2]」をタグに含むページは1つもありません。
https://w.atwiki.jp/starwarspepia/pages/26.html
レイア・オーガナ・ソロとハン・ソロとの間に生まれた長女。双子の弟ジェイセンと二歳下の弟アナキンがいる。
https://w.atwiki.jp/starwarspepia/pages/33.html
ジェダイの騎士である。オビ=ワン・ケノビとも書かれる。彼はアナキン・スカイウォーカーと、その息子ルーク・スカイウォーカーにフォースの道を教えた。
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管理人が摂取してきた作品について、感想など中心に記載していきます。 →作品評価トップページに戻る <スター・ウォーズシリーズ 視聴済一覧> +全8作品(2017年6月時点) (SF)◇スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望/1977 5/25(仮評価:保留)監督:ジョージ・ルーカス 出演:マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、ハリソン・フォード(ハン・ソロ)、キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)、デヴィッド・プラウズ(ダース・ベイダー)、アレック・ギネス(オビ=ワン・ケノービ) (SF)スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲/1980 5/21(仮評価:保留)監督:ジョージ・ルーカス 出演:マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、ハリソン・フォード(ハン・ソロ)、キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)、デヴィッド・プラウズ(ダース・ベイダー)、アレック・ギネス(オビ=ワン・ケノービ) (SF)スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還/1983 5/25(仮評価:保留)監督:ジョージ・ルーカス 出演:マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、ハリソン・フォード(ハン・ソロ)、キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)、デヴィッド・プラウズ(ダース・ベイダー)、アレック・ギネス(オビ=ワン・ケノービ) (SF)スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス/1999 5/19(仮評価:保留)監督:ジョージ・ルーカス 出演:リーアム・ニーソン(クワイ=ガン・ジン)、ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)、ナタリー・ポートマン(パドメ・アミダラ)、ジェイク・ロイド(アナキン・スカイウォーカー) (SF)スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃/2002 5/22(仮評価:保留)監督:ジョージ・ルーカス 出演:ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)、ナタリー・ポートマン(パドメ・アミダラ)、ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー) (SF)スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐/2005 5/15(仮評価:保留)監督:ジョージ・ルーカス 出演:ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)、ナタリー・ポートマン(パドメ・アミダラ)、ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー / ダース・ベイダー) (SF)スター・ウォーズ/フォースの覚醒/2015 12/16(仮評価:4.0以下)監督:J・J・エイブラムス 出演:ハリソン・フォード(ハン・ソロ)、キャリー・フィッシャー(レイア姫)、アダム・ドライバー(カイロ・レン)、ジョン・ボイエガ(フィン) (SF)ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー/2016 12/16(仮評価:4.0以下)監督:ギャレス・エドワーズ 出演:フェリシティ・ジョーンズ(ジン・アーソ)、ディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドー)
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アナキオール シンデレラのページを参照。
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登録日:2012/06/23 Sat 21 18 00 更新日:2024/02/05 Mon 01 31 58NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 (0H0) (0M0) アニメ ゲーム シチュエーション バトル 俺の屍を越えてゆけ! 対決 対決シチュエーション 師匠 師匠側にハンデありは稀 師弟対決 弟子 強くなったな… 成長 漫画 燃え要素 盛り上げ場 越えなければならない壁 「今…私はあなたを越える」 読んで字の如く、「師」匠と「弟」子の対決のこと。 師匠と弟子の関係については弟子(属性)の項目を参照してもらえると分かりやすい。 こちらは「燃え」要素を多分に含んだものと言えるだろう。 主にバトル物のマンガやアニメにおいては、ライバルとの対決や因縁の敵との戦い等に並んで、ひとつのテーマや目標、重要な通過点であったりする。 (因みに項目冒頭のセリフは北斗の拳で北斗四兄弟の次兄トキが長兄ラオウに対して言ったセリフなので、作中での意味合いはこの項目とは異なります) ◆弟子の成長のひとつのバロメーター まず「弟子」の立場から考えると、前述のようにライバルや因縁の敵はもちろんだが、 やはり直接技術を学んだ師匠と戦い、それを倒すことで「自分より力のある者を越えた」という事を単純に、かつ分かりやすく表現出来る。 ここから遺品/技の受け渡し/継承につながることも。 この場合は修行の最後の課題として戦ったりするので、憎しみや怨みを含んだ所謂「殺し合い」のようなドロドロしたものではない。だが… ◆師匠が敵となるケース やむを得ず戦う事になってしまうパターンや、師匠が悪に墜ちてしまったパターン等。 敵となって立ちはだかるかつての師に、弟子が様々な葛藤をしながら立ち向かう姿は、それだけでドラマである。 弟子を救う為に態と自分を倒させたり、最期の瞬間に正気を取り戻して弟子の成長を喜び、安らかに逝くシーンは涙無しでは見れない。 その死を乗り越えて、キャラクターが成長するきっかけとなったりもするし、見る側もカタルシスを得られる。 ◆弟子が敵となるケース 師匠自身が弟子の強すぎる力や野心を危険視して倒そうとしたり、かつての弟子が、自分の伝え教えた技術を使って悪行を働いていた場合等。 師として「決着はせめて自らの手で」「師の手で葬るのがせめてもの情け」といった葛藤が見られる。 しかし、弟子にまだ成長する「伸びしろ」があった場合は、最初こそ追い詰めるも返り討ちにされたり、若い力の前に全く手も足も出ず倒されてしまったりする。 この場合弟子は主人公の兄弟弟子であるパターンが多く、主人公による師匠の敵討ち展開になりやすい。 仮に倒したとしても自責の念に駆られて、後を追って自決してしまったり…と、救いの無いケースが多い。 ◆例 氷河とカミュ(聖闘士星矢) 作中でもベストバウトと名高い師弟対決。 互いに同じ技を操り、最後は氷河が師カミュをも上回る凍気を得たが… ドモンと東方不敗(機動武闘伝Gガンダム) かつての自分の師を、様々な葛藤をしながら討つ例。 スネークとザ・ボス(METAL GEAR SOLID) 弟子であるスネークに与えられた任務は、ソ連に亡命した「最愛の人」である師を殺す事。 しかし「師弟対決」という括りにするには、その結末はあまりに悲し過ぎる。 ラオウとリュウケン(北斗の拳) 野望を捨てないラオウに対し、北斗の掟に従いその拳を封じようとするリュウケン。 しかし、あと一歩のところで病の発作が起こり返り討ちにされ、ラオウは拳王として世紀末に君臨する。 緋村剣心と比古清十郎(るろうに剣心) 飛天御剣流の奥義伝授として師の放つ九頭龍閃を破る。 先代後継者の死をもって完成とされてきた流れではあったが、剣心はその歴史を塗り替え不殺で完遂。 同時に、『生きようとする意志は何よりも強い』という真理をも悟ることとなった。 ……しかし、比古があまりに強すぎて、結局師匠を超えていないというのが恐ろしいところ。 (伝授という形式の縛りのない何でもありの死合いなら勝つのはおそらく無理。 そんな事はないと思う人は剣心の全力の九頭龍閃が本気を出してない比古の九頭龍閃に破られた件が天翔龍閃で発生すると考えればわかりやすいかと) ガウェインと漆黒の騎士(ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡) これは主人公、アイクの父親が弟子の漆黒の騎士と戦うという展開。 作中屈指の燃えシーンである。 しかし例によって、師は弟子に負けてしまう。 「この剣を使われよ」→「今の相棒は斧だ」→敗北 これは主人公による師匠(父親)の敵討ち展開に発展していくパターン キン肉マンとプリンス・カメハメ(キン肉マン) 直接対決はなく、ジ・オメガマンが「キン肉マンが一番強いと思う超人」として死後のカメハメを身体に憑依しての対決。 当初はキン肉マンに教えていない関節技で痛めつけたが、カメハメ自身に敵対する意思は無かった。 「実際に技をかけて身体に染み込ませる」という超スパルタ教育で、生前教えることができなかった“52の関節技”を伝授した。 アナキンとオビ=ワン(スターウォーズ) ダークサイドに堕ち、ジェダイを滅ぼした弟子のアナキンを止めるために敵対。 単純な戦闘力自体はアナキンが完全に上回っていたのだが、 互いに手の内を知り尽くしていた上にアナキンはその直前の妻に対する誤解もあって半狂乱状態で思うように力も出ず、 おまけに戦闘スタイルの相性もあって戦闘は長期化。 やがて地の利を得たオビワンに対して、自信過剰で無茶をしたアナキンは傲慢さ故に自滅同然で達磨にされて敗北した。 しかしオビワンは、今や無力化された敵を殺めることはジェダイには許されず、 愛弟子であり弟とも思っていたアナキンに止めを刺すことはできずその場を立ち去る(普通なら溶岩の熱で放っておいても死んだ)。 その結果、アナキンは皇帝の手によってサイボーグ化して蘇生され、ダース・ベイダーとして皇帝の手先として銀河の恐怖の象徴となった。 後にアナキンの遺児、ルークと共にベイダーの懐に潜入したオビワンはかつての弟子と再び対峙。 結果としてベイダーに敗北するが、修行の末に霊体化の秘術を体得していたオビワンは、あえてベイダーの刃を受けてフォースと同化したのだった。 以後はフォースを通じてルークのサポートに回った。 なお、同シリーズの師弟対決としては「ヨーダvsドゥークー伯爵」、「クワイ=ガン・ジンvsザナトス」、「ダース・シディアスvsダース・モール」、など多数ある。 海原雄山と山岡士郎(美味しんぼ) 山岡は中学時代より、美食倶楽部で修業をしたため雄山の技法を受け継いでおり、教えられた内容もすべてノートに書き記しておいた。 また、美術面でも目利きや飾りつけなどで優れた力量を受け継いでおり、言葉では雄山を拒否しつつも、数々の技量の根源には雄山がある。 師弟対決でもあり、同時に親子対決でもあるパターン。 猿飛ヒルゼンvs大蛇丸(NARUTO‐ナルト‐) 戦乱の時代にあってその満ち溢れる才能を何よりも愛し、己の後継者となることを願っていた。 だが、火影を引退した際にはその歪んだ思想を懸念し四代目への推薦を断念した。 これを恨みに思った大蛇丸は、木ノ葉隠れの里を抜け後、砂隠れの里と手を組みヒルゼンに復讐するべく「木ノ葉崩し」を起こす。 自来也vs長門(NARUTO‐ナルト‐) 第二次忍界大戦の末期に戦災孤児だった長門達を拾い忍術を伝授した。 暁の情報を求めて雨隠れの里に侵入した際に交戦する。 ミストバーンVSヒュンケル(ダイの大冒険) ヒュンケルにとってアバンが光の師ならばミストバーンは闇の師。 しかし、ミストバーンにとってヒュンケルは大魔王バーンに肉体を返却した時の肉体のスペアでしかなく、バーンへ肉体を返した際にミストバーンはヒュンケルの肉体を乗っ取ろうとヒュンケルの体内に侵入した。 が、予めそれを予測していたヒュンケルは、魂に光の闘気を蓄積、集中させていた為に逆に消滅させられてしまった。 ケイローンVSアキレウス(Fate/Apocrypha) 聖杯大戦において敵対する陣営にそれぞれ召喚された。 冴島大河VSバラゴ(牙狼-GARO-) 一子相伝の系譜を受け継ぎ、人界に出現する魔獣ホラーを狩る使命を担う魔戒騎士。 その中でも唯一無二の最高位「黄金騎士ガロ」の称号を授かった大河とその直弟子バラゴ。 二人は師弟であると同時に歳の近い友でもあるという複雑な関係であり 大河は凄惨な過去からホラーに対する過剰な憎悪を抱きがちなバラゴを気に掛けながらも 本来部外者である彼を自身の後継者に指名することを考える程に信頼していた。 しかし、より強き力を欲するあまり闇の誘惑に乗ってしまったバラゴは禁忌の存在である 暗黒騎士キバとなり、かつての師である大河と袂を分かち自らの前に立ちはだかる黄金騎士すら圧倒的な力で殺めてしまう。 …だが、運命はそこで終わらない。大河には幼い息子・鋼牙がおり 黄金騎士と暗黒騎士の戦いは世代を超えた因縁となって続いていく事となるのだった… 同作品はスターウォーズをモデルとした設定も多く内包しており、魔戒騎士=ジェダイと考えると バラゴは初戦から師に勝ってしまったアナキン、と言えなくもない。 追記・修正は師匠の屍を乗り越えてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マイベスト師弟対決はあやかしびとの九鬼耀綱と如月双七(武部涼一)が -- 名無しさん (2013-10-05 22 04 15) るろうに剣心の剣心と比古精十郎もいいかと・・・・・。 -- 名無しさん (2013-10-05 23 21 36) スターウォーズのアナキンvsオビ=ワンも -- 名無しさん (2013-10-06 19 01 29) ↑2回もやってるしね。 -- 名無しさん (2013-10-06 19 05 26) サウザーvsお師さんは、その後のサウザーを歪ませることとなる。 -- 名無しさん (2013-10-07 21 52 16) スターウォーズのトドメ刺せないってのは無責任とも言えるんだよな… -- 名無しさん (2013-10-07 22 57 48) ↑見方による。 -- 名無しさん (2013-10-07 23 07 36) 地の利を得たぞ!! -- 名無しさん (2013-12-26 17 26 06) ザ・ボスとビッグボスが個人的ベスト -- 名無しさん (2014-01-23 21 31 25) 最初から師匠がクズで一方的に突っかかってくるけど、育ててもらった恩から弟子(実力は圧倒的に上)は絶対に手を出したがらないなんてパターンもある。 -- 名無しさん (2014-01-23 21 43 19) 今、SSで書いてる師弟キャラは師匠が圧倒的に強いから本気で行かないと腕ふっとばされる…と言う無茶苦茶なものだったわ -- 名無しさん (2014-01-23 23 22 37) ベェェン!!! -- 名無しさん (2014-08-21 01 33 05) G組のG、第一巻に、こーゆー展開があったな。「何処のどなたか存じませんが、兄の仇を討てました!ししょー!」 -- 名無しさん (2014-08-21 07 37 46) どなたか桐生レンゲルVSギャレンを・・・ -- 名無しさん (2014-12-24 14 15 45) 師弟対決が好きになったのは、絶対にGガンのせいだわ。熱すぎんよー -- 名無しさん (2014-12-24 14 51 17) SWならダース・ヴェイダー対アソーカもあるね。 -- 名無しさん (2018-06-08 18 35 36) 変わったパターンなら悟空対ジャッキーチュンも師弟対決かな…。 -- 名無しさん (2018-06-08 21 18 02) テイルズはアビスのラスボス戦のルーク対ヴァンですね。それと、スーパー戦隊ではダイレンジャーで戦隊と司令官の対立が行われましたし。 -- 名無しさん (2020-02-19 11 04 45) 生死が関わらない試合形式だとどれくらいあるんだろう?思いついたのがポケスペのシジマとグリーンだけどそれ以外がむしろ思いつかない。 -- 名無しさん (2020-02-19 22 07 40) サウザーがいないし、シルバーカラスとヤモト・コキは師弟対決にはならないか -- 名無しさん (2020-06-14 01 21 48) 劇場版ワンピースの黄猿vsゼファー、 クリリンvsジャッキー・チュン(亀仙人)、悟空vsジャッキー・チュン(亀仙人)も当てはまると思う -- 名無しさん (2020-06-25 20 06 39) ヒーロートーナメント編でのラッキーマンvs努力マンとか 思えば努力マンが弟子入りしたのもラッキーマンのラッキーによる自滅で勝負が決まったしトーナメントでもラッキーによる自滅だったな… -- 名無しさん (2020-09-12 12 18 19) 家庭教師ヒットマンリボーンのアニオリでは、風vsイーピンがあった。ランボとハル、そのバトルっぷりに驚いて目をまんまるくしてた! -- 名無しさん (2021-01-15 17 03 24) 師弟対決は事なきを得たものの遠からず訪れるであろう未来を示唆していたようでもあったドラガリアロストのシンゲンとユキムラ -- 名無しさん (2022-01-25 16 02 12) 今見ても東方不敗とドモンの最終決戦は泣く -- 名無しさん (2022-01-25 16 42 42) SEKIROの梟戦とかもいいよね。父親であり、忍びの技の師でもある相手を主のために殺す…狼は忍殺の瞬間何を思ったんだろう。 -- 名無しさん (2022-01-25 17 22 48) ゼノギアス(フェイ)vs真・ヴェルトール(グラーフ)も?グラーフは「フェイに拳法を教えた父(カーン)に憑依したフェイの前世の残留思念」というかなり複雑なキャラではあるが。 -- 名無しさん (2022-01-25 18 33 45) ヒロアカの雄英教師陣vs生徒も入るかな?あと、麗日さんはデクの事が好きなのかな?青山くんにそう指摘されてたし。 -- 名無しさん (2022-04-04 22 21 23) カクレンジャーのジライヤ対ガリも該当しますね。 -- 名無しさん (2023-05-26 22 53 16) SNKゲームじゃよくある。タン・フー・ルーとボガード兄弟やシュンエイ、明天コンビとの関係は良好であり対戦によって力量を測るという関係性。一方悪の道に進んだギースに対しては明確に敵意を抱いている。 -- 名無しさん (2023-05-26 23 39 25) 名前 コメント
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登録日:2022/05/26 Thu 11 24 11 更新日:2024/03/18 Mon 16 49 41NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 STAR_WARS クローン・ウォーズ ジェダイ スター・ウォーズ バリス・オフィー ミリアラン 銀河共和国 高潔 目が霞んでいようとドゥークー伯爵の太刀筋は読めています。 お前は彼の模造品。 ルミナーラ・アンドゥリ(Luminara Unduli)とは、STAR WARSシリーズ(映画)に登場する銀河共和国時代のジェダイの一人である。 映画本編ではEP2冒頭のパルパティーンとジェダイの会議のシーンにて初登場し、その後正史分類のCGアニメ『クローン・ウォーズ』で台詞・戦闘シーン共に掘り下げが行われた。 今となっては弟子のバリス・オフィーの方が悪い意味で有名になってしまっているが、ルミナーラもまた要所要所で強い存在感を放っている。 というより、当時のジェダイの在り方を考える上ではバリスと同等以上に重要なキャラと言っても過言ではない。 概要 人物 能力 来歴◇共和国時代EP2 『クローン・ウォーズ』 EP3 ◆帝国時代『反乱者たち』 ◇新共和国時代以降EP9 余談2Dアニメ『クローン大戦』での活躍 演者 素顔 概要 惑星ミリアンに住むミリアラン種族の出身で、緑色の肌が目を引く。 ちなみに弟子のバリスもミリアランであり、ミリアランのパダワンは必ず同族のジェダイから修行を受けるという取り決めがあるとか。 年齢は不明だが、同族であるバリスと見比べる限りでは(高齢ではないにせよ)それなりに歳を重ねていると思われる。 時には色っぽく描かれることもあるシャアク・ティやアイラ・セキュラらと比べると色気が強調されることはほぼ無く、アバヤ(イスラム圏の女性が着るアレ)を思わせる露出度の低い黒い装束も相まって、敬虔な信仰者のような印象を受ける。 というより実際にミリアラン自体が信仰心の強い種族とされており、ルミナーラはまさしくその代表例としてデザインされたキャラクターといえよう。 人物 一言で言えば極めて模範的だがそれゆえに達観しすぎてもいるジェダイ。 その容姿から想像できる通り、フォースに殉ずる覚悟を備えた極めて冷静沈着な人物であり、帝国時代にはジェダイの生き残りであるケイナン・ジャラスは彼女のことを「偉大なジェダイ・マスター」「勇敢で、慈悲にあふれ、信頼できる」と述懐している。元スリで規律を軽んじがちな弟子エズラの指導もルミナーラなら上手くやれると考えていたとか。 さて、先ほど特徴として述べた「フォースに殉ずる」「冷静沈着」な姿勢は一見全てのジェダイが遵守しているもののように思えるが、これは「なるべくそうあるべき」という理想像に近く、実際は(アナキンは極端な例としても)本当に執着を手放し喪失への恐れを克服したジェダイなどというものは極めて稀であり、ルミナーラはその数少ない該当者と言える。他だとヨーダくらいか。 そしてそれは裏を返せば、ルミナーラと同じように振る舞えるジェダイがほとんどおらず、彼女が模範と称賛されること自体が当時のジェダイの抱えていた歪みであると言い換えることもできる。 幾度も言及されるように「恐れは暗黒面に通じる」のは間違いではなく、なおかつその素振りを微塵も見せないルミナーラが優れたジェダイであることも確かなことであるが、 あるエピソードにて弟子バリスがアソーカと共に救出困難な状態になった際、ルミナーラは悲しみながらもバリスが助からなかったならばそれもまたフォースの意思による運命だと受け入れている。 無論ルミナーラも諦めていたわけではなく、万が一の時に備えて覚悟を固めなければならないというアナキンへの助言に近いものではあったのだが、結果的に一時アナキンの反感を買っている。(メタ的には、EP3にてヨーダからほぼ同じことを言われたアナキンがそれを受け入れられず苦悩を深めるシーンへの布石ともなっている。) 時にルミナーラは冷静沈着を通り越して、冷淡・人間味に欠けていると同僚にすら思われることがあったようだ。 また、アサージのことを「剣技の訓練も受けていない殺し屋」呼ばわりし、一人で十分だと単身追跡するなど、ある種の慢心も見られる。(ただ、それに見合うだけの実力はある他、アソーカをその場に残すという判断自体も後の展開を見るに間違いとは言い切れない面もある。) 総じて、ルミナーラはジェダイの「正しさ」を突き詰めたような人物であるが、その「正しさ」の限界がバリスやアナキンの転落、ひいてはジェダイの滅亡により示されているとも言えるだろう。 そういった事情もあってか、優秀かつ頼もしい人物として描かれてはいるものの登場エピソードでは任務失敗や判断ミスの描写がしばしば付き纏っている。 能力 精神性もさることながら、戦闘能力の面でも作中上位に入る実力者であり、戦闘シーンは多くないものの活躍には恵まれている。 ジオノーシスの戦いでは弟子のバリス共々20人の生き残りに入る奮闘を見せたほか、 『クローン・ウォーズ』では片目を負傷した状態でアサージ・ヴェントレスと交戦し、フォースの押し合いは互角・剣技でも一進一退の攻防を繰り広げる力量を見せた。 流石に結果は惜敗であり、先んじて片目を負傷させたアサージの作戦勝ちと言ってしまえばそれまでだが、両者万全の状態での戦いだったならば結果は違っていたかもしれない。 また、オーダー66を生きて突破したことが明かされている数少ないジェダイの一人でもあることからもその実力は脇役ジェダイ達の中でも屈指のもの。 ただ、人格・実力ともに非常に優れた人物でありながら評議会に属していた時期は存在しない。 性格上地位を拒んで辞退したか、あるいは達観しすぎていて対話の類は意外と不得手だった可能性もあり得る。(後述) 来歴 ◇共和国時代 EP2 ヨーダ、メイス・ウィンドゥ、キ=アディ=ムンディ、プロ・クーンが座っている後ろで、同じく実力者として知られるキット・フィストーと共に初登場。 フィストー共々椅子が無かったが、おそらく両者とも評議員ではなかったからだと思われる。(逆に言うと評議員ではないのにこの場に呼ばれていることからフィストーとルミナーラは優秀なジェダイであると『クローン・ウォーズ』製作陣が解釈したのかもしれない。) また、勉強のため同行させたのかルミナーラのさらに後ろにはバリスも控えている。 終盤の第一次ジオノーシスの戦いでも駆け付けた200人のジェダイ軍団の一人としてバリスと共に参戦し、師弟揃って生き残る実力の高さを見せた。 アナキン以外のパダワンでこの戦いを生き残ったのはバリスのみであり、ルミナーラはライトセーバーの指導においても優れていたことが窺える。 『クローン・ウォーズ』 シーズン1 ヌート・ガンレイ護送任務のエピソードにて指揮官として登場。 アソーカ・タノとの共同任務であり、バリスと別行動している数少ないエピソードである。 ガンレイ救出のため襲撃してきたアサージ・ヴェントレスと交戦し、先述の通りアサージが近くの配管を攻撃したことで噴き出した蒸気により片目を負傷させられつつも冷静さを保ち互角の勝負を展開。 激闘の果てに追い詰められたものの、アソーカが援護に現れたことで事なきを得る。 しかしアソーカが離れて手薄になった瞬間を見計らって衛兵の一人(*1)が裏切ってガンレイを逃してしまい、さらに2対1で追い詰められたかに見えたアサージも爆弾を用いてその場を離脱。 アサージとガンレイの逃亡を許す結果となってしまった。 その次の回でも、ガンレイを追うキット・フィストーと連絡を取るために冒頭少しだけ登場する。 シーズン2 シーズン2最大の激戦にして見所である第二次ジオノーシスの戦いのエピソードでも数話に渡って登場。 一時戦線離脱したオビ=ワン・ケノービ、キ=アディ=ムンディと交代する形でアナキンと共闘する。 アナキンとルミナーラが陽動をしている間にアソーカとバリスが別ルートで侵入してドロイド工場を陥落させる作戦を展開し、作戦自体は無事成功したもののアソーカとバリスが瓦礫の底に取り残される事態が発生。 先述の通りルミナーラは弟子の死を受け入れる覚悟を常に持っており、焦るアナキンにも万が一の時は覚悟を決めるよう促していたが、アナキンらの懸命な救助活動の甲斐あって二人は無事救出された。 ジオノーシスの地下寺院へ姿を消した大公ポグル・ザ・レッサー追跡のエピソードにも引き続き登場。 砂嵐の中ポグルを追跡し寺院に到達したもののジオノーシアンの女王カリーナ・ザ・グレートと彼女の生み出す寄生虫ブレイン・ワームにより操られる不死身の軍団(*2)に数で押されてトルーパーは全滅しルミナーラ自身も捕らえられてしまう。 カリーナはジェダイを寄生虫で操ることで強力な手駒を作ろうと試みていたが、ルミナーラに寄生虫を植え込む直前にアナキン オビ=ワン率いる部隊が追いつき、ルミナーラは無事救出されてポグルの確保にも成功。カリーナも寺院崩落に巻き込まれて死亡した。 オビ=ワンが寄生虫の分析のためギリギリまで助けようとしないのを割と本気で嫌がっており、視聴者にシリアスな笑いを提供した。 こうして『クローン・ウォーズ』序盤に、良くも悪くもジェダイらしさを突き詰めた、達観した高潔な実力者としてのキャラを確立したルミナーラであるが……? シーズン5 『クローン・ウォーズ』中盤、ここで事件が起こる。 弟子のバリス・オフィーが首謀したジェダイ聖堂爆破事件である。 ルミナーラの高潔さの反動であるかのようにバリスは戦争により歪んでいくジェダイを糾弾するばかりか、警鐘を鳴らす名目でそれ以上の悪質な手を使ってしまうダークジェダイと化してしまったのだ。(*3) しかしここで特筆すべきは弟子のダークジェダイ化という一大事にもかかわらず師匠であるルミナーラの登場シーンは一切無いことであろう。 バリスとアナキンの対決の後はアソーカがジェダイを去るという重要シーンが控えていた作劇上の都合もあるが、彼女がバリスの転落をどう受け止めたのかについては未だ明らかとなっていない。 シーズン7 それ以降の出番はないと思われていたが、アソーカの再登場とマンダロア包囲戦の前日談を描くマルテス姉妹編において、ルミナーラとバリスについてある不穏なエピソードが仄めかされている。 姉妹の姉であるラファ・マルテスが自分達の過去をアソーカに語るシーンにて、 彼女らの両親の死因がシーズン1におけるズィロ・ザ・ハット脱獄の際ジェダイ陣営によって撃墜された船が墜落してきたことであることや、それについてジェダイが「他に手が無く、苦渋の判断だった。」「フォースと共にあれ。」とだけ言い残してそれ以降何の支援も無かったことからラファがジェダイを嫌っていることが明かされるのだが、ラファ曰くそのジェダイは黒いローブを身につけた緑の肌の女性であったというのだ。 この特徴に合致するのはミリアランを置いて他にはいない。すなわち既存のジェダイではルミナーラとバリス(そして強いて言うなら当時ジェダイだったであろうセブンス・シスター)くらいしか該当者がいないのである。 他者の死についてドライと取られても仕方のない描写のあるルミナーラや、その弟子であるバリスは当然視聴者の間でも有力候補と見られており、ラファがジェダイの特徴を語った瞬間にアソーカが動揺する意味深なカットが挟まれているのもその仮説を補強する形となっている。(*4) これが『クローン・ウォーズ』における最後の言及(らしきもの)であり、ルミナーラとバリスは師弟で形は違えども揃ってジェダイの歪みを体現するキャラクターとなってしまったのは間違いない。 ルミナーラ自身は規律と実力を備えた優れた人格者であるが、当時のジェダイの在り方をハイレベルに体現した彼女だからこそ末期のジェダイの負の面も顕著に現れやすい人物でもあるのだろう。 EP3 そして時はクローン戦争最後の年。 バリスの悲劇もあったもののルミナーラはジェダイに在籍し続け、銀河の平和のため戦っていた。 劇中ではヨーダと共にキャッシークに出向いているのが確認でき、おそらくはそのままオーダー66に直面したと思われるが、ルミナーラはその絶望的な状況から生還したことが明らかとなっており、ここでも実力の高さが示されている。 これはウーキーというオーダー66とは関係の無い友軍が存在したことも大きかったと思われる。(ヨーダもウーキーの助力を得て脱出している。) なお、描写的にヨーダとははぐれたかあるいはそもそも合流できなかった模様。 ◆帝国時代 しかし、オーダー66を切り抜けた後も帝国のジェダイ狩りは苛烈そのものであった。 ダース・ヴェイダーと尋問官らの手でジェダイの生き残りは次々と殺害されていき、ルミナーラも時期は不明だが生け捕りにされスティジョン・プライムの監獄に収監されてしまう。 『反乱者たち』 シーズン1にてルミナーラ収監の情報を聞きつけたケイナン エズラ師弟が救出のためスティジョン・プライムに潜入しルミナーラの元に辿り着いたが…… どういうわけかルミナーラは一言も話さず、それどころか面識があるはずのケイナンとも目を合わせすらしない。 さらには突然壁に向かって歩き始め…… 次の瞬間2人の目に入ってきたのは、冷凍保存され痩せ細ったルミナーラの亡骸であった。 先程までケイナンとエズラが見ていたのは記録映像のホログラムであり、ルミナーラ本人はとっくに処刑されていたのだ。 大尋問官が彼女の死亡を伏せた上で、収監されていることだけを噂として流すことでジェダイを誘き寄せる罠を作り上げていたのである。 ケイナンとエズラはなんとか大尋問官の猛追を振り切ってスペクターズと共に撤退したもののこれは大尋問官との戦いの始まりに過ぎず、自分達はいつルミナーラと同じ末路を辿ってもおかしくないことを痛感する。 そして同時にケイナンはエズラをルミナーラに任せようとしたのが逃げや甘えであることを自覚し、自分が命をかけてエズラを守り、導き、一人前に育て上げることを決意するのであった。 どこかほのぼのとした空気が続いていた『反乱者たち』序盤に突如差し込まれたルミナーラの亡骸の描写は劇中屈指のホラーシーンとして名高く、『反乱者たち』が単なる子供向けスピンオフアニメではないという事実を視聴者に知らしめたのは言うまでもない。 ◇新共和国時代以降 EP9 クライマックス、レイがレイアから教わっていた技術を開花させてジェダイの先人達の意思と力を宿すシーンにて声のみだがまさかの登場。 他のジェダイ達と共に激励の言葉を送り力を貸した。 霊体化を身に付けている面々以外では、ルミナーラのほかアソーカ、ケイナン、メイス・ウィンドゥ、アイラ・セキュラ、アディ・ガリアの声が確認されている。男女比を意識した結果なのか、なんとも不思議な人選である 余談 2Dアニメ『クローン大戦』での活躍 今は非正史分類となっているが、こちらでもバリスと共に登場。 クローン戦争の最初の年に、(現行設定とは細部が異なるものの)クリスタルを手にしてライトセーバーを組み立てるギャザリングの儀式らしきものをバリスと執り行っており、そこへ襲撃してきたドロイドの軍勢にたった二人で応戦。 多勢に無勢ながら奮戦していたものの爆破により天井を崩され、瓦礫の底に生き埋めになってしまうが、ヨーダが駆けつけたことで無事救出される。 第二次ジオノーシスの戦いでバリスとアソーカが瓦礫に埋もれるのもこの展開を意識してのことかもしれない。 演者 映画の方は実は途中で演者が変わっており、EP2ではメアリー・オヤヤ、EP3ではフェイ・デイビッドがそれぞれ演じている。(尤もどちらもセリフは無い上にローブで隠れる部分が多く顔も特殊メイクであり、しかもEP3ではものすごい遠景で映るだけなので見分けられるレベルではない。) 声優は『クローン・ウォーズ』およびEP9のカメオ出演ではオリヴィア・ダボ、『クローン大戦』ではクリー・サマーが担当。 日本語吹き替えは田中晶子が担当。 素顔 終始黒いローブを纏っているため顔と手以外は常に隠れているが、『反乱者たち』におけるホログラムでのみ囚人服に着替えさせられているため髪型や体格が分かるほか、作風の変化に伴い目が大きめに描かれているため瞳の色が青であることも分かりやすくなっている。 追記・修正は弟子と別れる準備を済ませてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] クローンウォーズだとちょっとダウンタウンの浜田に似てる -- 名無しさん (2022-05-26 13 21 13) ↑ 既視感の正体がわかった、ありがとう -- 名無しさん (2022-05-26 17 57 23) シーズン7の件はやっぱりルミナーラなのかなぁ…なんというかそこら辺無神経なんだよね、この人 -- 名無しさん (2022-05-29 10 22 00) 結局ルミナーラもジェダイらしく、謝罪もできないほどに罪悪感を持てない傲慢な人でしかなかったんだ -- 名無しさん (2022-05-29 20 10 52) アソーカにはちゃんと謝っていたり、時たま人間らしさは見れた -- 名無しさん (2022-09-21 20 28 25)