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登録日:2014/05/18(日) 15 47 56 更新日:2024/04/24 Wed 15 30 23NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 FFでやれ GG最凶の極征古龍 ←偽りなし G級 MH MHF MHF-G どうしてこうなった なんということでしょう ブラックホール ミラボレアス モンスターハンター モンハン 世界終了のお知らせ 初見殺し 別物 巨星 最期ノ閃黒 極限征伐戦 火口深部 灼熱地獄 真根性キラー 立ち回りは改善 紅焔の威光 紅龍 賛否両論 魔改造 黒龍 怨毒蠢く暗雲に晃る巨星 地焦がす劫焔に轟く憤怒 この項目では、『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場した黒龍・紅龍ミラボレアスのG級版について説明する。 種族:古龍種 別名:黒龍/紅龍※ ランク:共に★7(*1) 狩猟地:シュレイド城/火口深部 戦闘曲:舞い降りる伝説(黒龍)/真紅に染まりし厄災の使者(紅龍前半)/覚醒せし厄災の劫焔(紅龍後半) ◆もくじ 概要 おもな攻撃共通 黒龍 紅龍 狩猟方針 武具・固有スキル 余談 概要 GG時点におけるG級のエンドコンテンツ「極限征伐戦」に登場した強化版。 実装されたのは黒龍・紅龍ミラボレアスだが、フロンティアのお家芸でもあった「原種から中身が別物化したアレンジモンスター」の傾向に漏れず、G級では見た目が大きく異なり攻撃パターンが激増した。 そのため、実際はほぼミラボレアスを下地にした別モンスターに近い。 造形で分かりやすいのが頭の角で、黒龍が4本から6本に、紅龍は額に巨大な角が生えて5本に増加した。 ただ、従来と同一個体なのかはゲーム内外でも明確にされなかった。 (運営側は従来の個体を「原種」と呼称し、区別している) 鳴き声も大きく変わった一方で、元の面影は一応残っている。 それぞれの素材から生産する武器には新複属性「黒焔」「紅魔」が宿る。 内包属性は同じ火+龍だが、黒焔は火50%・龍150%、紅魔は火150%・龍50%と倍率が違う。 複属性は簡単に言えば「2種類以上の属性ダメージを同時に与える」というもので、 例を挙げると黒焔属性500の武器があるとして、実際の数値は火属性が50%補正で0.5倍(つまり半分)の250に下がるが、龍属性は150%補正なので1.5倍の750にも上昇。 この場合は両方効く相手に有効なのは言うまでもなく、あるいは火属性の低さからおまけ程度と割り切り、強力な龍属性武器として運用することも可能にした。 ただし全部の複属性がここまで強力という訳ではなく、大体は火70%・雷70%の光属性を基準として強すぎず弱すぎずのバランス調整が施された。 また、俗に言うマイナス属性肉質を持つモンスターには分が悪く、どちらか片方の属性がマイナスだと物理ダメージが低下してしまう。 サービス時期の極限征伐戦の仕様によって挑戦形式が異なり、元々は討伐するごとにレベル上昇・ステータスが強化される仕組み。 難易度は共に☆7相当で、防御減算も同ランクの数値が適用。紅龍は当時「GG最凶の極征古龍」として大々的に宣伝された。 後にリファインで特定のレベルごとに区切られる形へ改められ、連戦を重ねなくても超高レベルの個体に挑むことが可能になっていた。 MHFでミラボレアスの強化個体が出ると判明した時、ハンター達の間で大きな注目の的になった。 というのも、極限征伐戦以前のMHFにおけるミラボレアスは今では考えられない程すこぶる冷遇されていた為である。 MHF自体がMH2を良いも悪いも下地にしていたので、既存のミラボレアスはムダに硬い、攻撃力が高すぎる、それでいて単調という旧来の欠点が置き去りのままであった。 無論、肝心の武具もこれまたオンラインゲームの性として(一部を除いて)お世辞にも使い勝手が良いものとは言えず、挑む見返りが大して美味しくない。 そして極限征伐戦に登場するまでの間、ミラボレアス関連には一切のテコ入れも行われていなかった。 こうまで悲惨な状態になっていたのは、この頃のモンハン全体におけるミラボレアスの扱いも影響していたと見られている。 2024年時点でこそ、「モンハンのラスボスの顔」として表に名が広く知られたミラボレアスだが、当時は公式においても名前を呼んではいけないあの人が如く徹底的に秘匿されており、これはゲーム内の世界観上でも同様だった。 なので、仮に何らかの武具追加や更新を行うとしても情報を出すことが難しく、迂闊に弄れないからだと思われていた。 またG10のHR大改新以前のシステム下では、HR50試験の黒龍以外、戦わなくても金の力でスルーできるなど全体的に影が薄かったのも問題である。 (とは言っても普通は金でスルー=十分なPSが無い地雷プレイヤー扱いされるのがオチだが) 何も手が加えられなかったものだから、実力面でもフロンティアお抱えの覇種軍団やディスフィロアを初めとしたヤバイモンスター達のせいで立場が危うく、曲がりなりにも剛種というレパートリーが与えられたシェンガオレンやラオシャンロンよりも更に悲惨だった。 唯一重宝されたのはキャラバンクエストのミラボレアス種3連戦「ミラトリオ」だけであったとも。 そんな黒龍、紅龍が立て続けにG級対応したことで、次は祖龍G級化だと予想する人も少なくなかった。 が、そう囁かれてから3年以上経て生まれ変わったG級祖龍は極限征伐戦とは異なるイベントでの登場となった。 黒龍の戦闘BGMは従来と同じだが、紅龍はなんと完全新規のBGMが2曲も与えられた。 特に前半戦の曲はラスボスらしさ溢れた威圧感のみならず、途中で透き通るように神秘的なコーラスが入る。 実際に聴けば分かるが、あまりのギャップに戸惑うこと必至。 おもな攻撃 ブレス、這いずりなど旧大陸仕様と同じ行動も仕掛けるが、MHW Iのミラボレアスばりに新規含めたモーション数が非常に多いので、そういった行動の使用確率は相対的に下がっている。 振り向き時の尻尾から攻撃判定が無くなっているのもストレスフリー。 少なくとも、MH2基準での原種ほど単調な作業感は消え失せているといってもいい。 共通 這いずり、倒れこみ、空中ブレス、滑空など 原種にもあった行動。 黒龍の場合、這いずりは後述の尻尾振りと二択で開幕時に行う。 空中ブレスはかなり使用頻度が低く、他の有力なモーションに割いている感が強い。 紅龍は元と違ってG級では這いずりを使用した。 大咆哮 原種の咆哮とはまったく違うモーション。 当たると食事効果やアイテム使用によるステータスアップ効果が消滅してしまう。 その中にはクーラー、ホットドリンクの効果も含まれている。 紅龍は上記の性質によってクーラー消費が激しくなるため、スキルで対策する必要があった。 アイテム頼りは危険と言ってもいいレベル。 なお紅龍の場合はレベルアップによる解禁だったが、後にデフォルトで備えるようになった。 尻尾振り 尻尾の一振りで豪快になぎ払う。 飛竜種の尻尾回転と同様に2回連続で行うこともある。 尻尾叩きつけ 2、3歩後退し、後方に尻尾を叩きつける。 四股踏み→ボディプレス 後脚で地面を力強く踏みつけ、飛び上がってボディプレスをかます。 紅龍の場合は踏みつけるたびに溶岩が巻き上がり、ボディプレスの着地で大噴火が起きる。 大火炎ブレス 正面・右・左の順に炎のブレスを吐き、軌道上を激しく燃え上がらせる。 炎上した部分に触れると火傷ダメージで猛烈に体力を削られてしまう。この辺はMHW Iの扇ブレスに近い。 ブレス自体の攻撃力が高いことも相まって真根性(G級版根性)が発動しやすく、直撃で炎の中へ放り込まれるとまず助からない。 MHF-Gでは地形ダメージを完全シャットアウトする手段が無いのも、この攻撃の危険性を助長している。 黒龍は高レベルで覚えるが、紅龍の場合は基本行動。 バックジャンプ火炎ブレス ↑の単発版。 バックジャンプしながら正面に向けてブレスを吐き、一直線に炎上させる。 近接最大の天敵。 これも黒龍は高レベル個体で、紅龍は最初から使う。 ボディプレス 少し溜めた後に倒れこみ、ワンテンポ遅れて前方に火炎弾を飛ばす。 紅龍の場合は火柱が噴出。 黒龍は高レベルかつ覚醒状態で使う。紅龍は最初から使う。 尻尾叩きつけ衝撃波 尻尾にエネルギーを溜め、叩きつけると同時に広範囲へ届く円状の衝撃波を発生させる。 黒龍は高レベルかつ覚醒状態で使う。紅龍は最初から使う。 ここまでが黒龍、紅龍の共通行動であり、以下はそれぞれの固有技。 黒龍 第2形態では胸部が強く発光する。 咆哮(巨星生成) 天を仰いで咆哮。 これ自体に攻撃能力は無く、今いるエリアの上空に強く発光する火炎球が生成される。 球は時間経過で徐々に膨らんでいき、最大に達すると後述の巨星落としを発動する。 巨星落とし 最大に膨らんだ巨星のもとへ舞い上がり、そのまま落としてくる。 要するに赤ラーやシャンティエンの元気玉と同じ……なのだが、大きさ、規模ともに尋常ではなく、 着弾するとシュレイド城全体の半分程が超巨大な爆風に包まれてしまう。 そらシュレイド王国も滅びますわな。後にMHW Iのミラボレアスも流石にここまでぶっ飛んだ演出では無いが、王国が滅ぶのも納得な規模の超極悪ブレス「劫火」を習得している。 爆風が中心部から徐々に広がっていく特性上、ただのコロリン回避では対処しきれないのはもちろん 中途半端な位置では緊急回避しても容赦なく巻き込まれる。 そしてレベル1の時点から致命的大ダメージを誇るため、何としても回避せねばならない。 ランスがいれば範囲ガードで凌ぎ切れるし、他のハンターにとっても良い避難場所になる。……扇ブレスでも似たような光景が起きたのはきっと気のせいじゃない。 巨星落とし後に着地したミラボレアスの傍であれば反撃も可能。 叩きつけ咆哮 前足で地面を砕き、咆哮によって隆起させる。 見た目に反して意外と範囲が狭め。 炎球生成 空に向かって吠え、自分の周りに複数の炎球を生成する。 炎球はミラバルカンのメテオと違ってゆっくり下降し、着弾で爆発を引き起こす。 これ自体は脅威でないが、第2形態以降の落雷など他の攻撃と組み合わさると厄介。 カウンターバリア 黒い半透明のバリアのようなものを展開。 攻撃を当てなければ何もせずに終わるが、逆に当てるとエネルギーを溜めてバリアを大爆発させる。 カウンターとはいえ、攻撃自体は分かっていれば回避可能。 カウンター煙 バリア同様に、煙をまとっている間に攻撃を加えるとハンター達を打ち上げる。 落雷 第2形態で使用。 常に自分の周囲に落雷を発生させる……が、レベルに関わらず有り得ないほどダメージが低い。 炎球飛ばし 落下タイプと同じ炎球を目の前に複数生成し、2段階に分けて飛ばす。 側面にいれば全く当たらない。 レベル1000以降はある追加技の後に使う場合、後方にも生成される。 深手を負った黒龍は更に変異を強めていき、最終的に胸部のみならず手足が青白く発光した覚醒状態に移行する。 その姿はさながらメガリ○ードンX。 最初の段階から既に超常現象的なパワーを振るったミラボレアスだが、 覚醒後は黒焔属性の力を解放したのか、更にハンター達の度肝を抜く大技を見せつけるようになる。 エネルギー球 覚醒後に使用。 一部の攻撃中に胸部から空に向かって炎が飛び出し、複数の球体を生成する。 一定時間後には真下へ強烈なエネルギーを発射するため、影が見えたらすぐに避けねば間に合わない。 これと炎球落下、落雷、そしてミラボレアス本体との波状攻撃は熾烈極まりないものであった。 ビームパンチ 紅龍、祖龍も使う猫パンチ引っかきと同じ……はずだった。 何と手からビームサーベルのようなものを発しながらパンチし、中距離をなぎ払ってくる。 通常は溜めて左右に2回引っかくパターンだが、体力減少で従来の引っかきから薄いビームを出す。 黒球突進 自身を巨大な黒い球ですっぽり覆い隠し、ある程度ターゲットに接近してから飛び出す。 本体・黒球とも当たり判定があり、直前まで誰を狙っているか判別しづらい。 とはいえ攻撃が来るまでは余裕が残るため、回避は十分間に合う代物だった。 小黒球生成 空中旋回した後、着地後に力を溜めて周囲を吹き飛ばす。 だけでなく、周囲に即死級ダメージを抱えた複数の小さい黒球を発生させる。 小黒球は置き物トラップゆえに一切動かず、ハンターの攻撃で破壊可能。 ブラックホール 一回猫パンチし、軽く溜めた後にハンターを黒球に包み、更に空中へ強制的に転送させる。 もう明らかに生物としての枠を超越しており、Fもここまで来たかと思わせられる別ゲーな攻撃。 この手の技では珍しく、特に何か追い討ちをかけては来ない。 極太ビーム レベル500で解禁される大技。 水平の体勢でバックジャンプし、離れれば離れるほど太くなる超巨大ビームを発射する。 側面は安全だが、後退による距離確保で巻き込まれる危険性があるので速やかな退避が求められた。 巨星落とし(ファイナルアタック?) レベル1000で解禁される最後の大技。 討伐されて地に伏せたその刹那、道連れと言わんばかりにすぐさま巨星が落下してくる。 周りに龍属性の雷が発生しているなど、普通の巨星よりもヤバイ事になっているのが一目瞭然。 そもそも巨星を生み出すこと自体が十分逸脱している訳だが しかも、討伐したことで発覚状態が解けた=緊急回避が出来ないため、 小タル爆弾で吹っ飛ぶなどの工夫を強いられることになる。 ともあれ、この攻撃を回避してしまえば見事に討伐達成…… QUEST CLEAR? にはならず、炎をまといワープして平然と復活する。 ゾンビですか? やっとのことで倒したのに一瞬絶望させられる瞬間だが、 流石に無理して復活した為かこの時点では体力が残っておらず、ある程度殴ると今度こそ力尽きて討伐完了となる。 なお、この復活後に行うのが前後バージョンの炎球飛ばしである。 紅龍 第2形態では元と同じく前身が紅く発光し、前脚からマグマのような体液が滴り落ちるようになる。 地面陥没 火口深部の地形を活かした攻撃。 ゆっくり羽ばたいて吠えた後、四つん這いになり後脚で踏み鳴らしながら数箇所に噴火を発生させる。 エリア中央で繰り出した場合は単なる攻撃技に過ぎないが、真価は足場の端で行った時。 足場の切れ目から噴煙が出た後、乗っている足場が徐々に沈んでいくのである。 この戦闘ではハンターが溶岩に浸かった場合、いかなる状況であっても必ず即死してしまう。 踏み鳴らした結果ズブズブ足場が沈んでいく光景に、バトルフィールドと相まってとあるゴリラの3Dアクションゲームに出てくるリベンジボスを想起した人も……。 根性スキルを発動していようが全くの無意味。 沈み始めてからは壁を登って脱出することが可能。 しかしながら紅龍の攻撃で妨害されることがままあり、モドリ玉の方が安全性は高い。 特に壁登りでもたついていると、比例して戦線復帰も大幅に遅れてしまう。 なお、この攻撃で紅龍が沈んだ後は足場の壁を昇って出現する。 高レベルでは出現時に追加行動を行うことがある。 火山弾降らし 高レベルで解禁。従来のメテオが屋内で使えないため、それに代わる攻撃。 火口深部の溶岩に飛び込み、入れ替わりで複数の火山弾が飛び出し落下する。 かなり正確にハンターを狙ってくるが、判定は一瞬。 地面陥没と同じく、出現時に何らかの行動を取ることがある。 火炎弾放射(出現時) 高レベルで解禁。 足場の縁や背景の壁をよじ登って現れた後、大量の火炎弾をなぎ払うようにして放射する。 復帰尻尾なぎ払い 高レベルで解禁。 足場の縁に現れた際、よじ登りながら燃える尻尾でなぎ払う。 壁からでは当然行えない。 ナパームブレス 覚醒と同時に発動。 BGMが止まって足場を取り囲むように溶岩が一斉噴出し、巨大な壁を作り上げるのが合図。 飛び上がった紅龍は溶岩の中に突っ込み、覚醒形態用のBGMが流れた頃に反対側から出現。 その後ブレスを投下し、大爆発を引き起こしてから着地する。 ブレスの範囲はかなり広く、基本的にどこにいても避ける心構えでいなければ対処できない。 以後も極稀に使用してくる。 滞空火炎放射 高レベルで解禁。 滞空後、前から後ろまでを8の字でなぎ払うように火炎放射を行う。 火炎放射そのものよりも炎上の発生がとても厄介。 大火炎ブレスのそれと同様に火傷ダメージが発生する。 火山弾落下 高レベルで解禁。 飛んだ後、壁に向かって勢いよく頭突きして火山を揺さぶり、大量の火山弾を降らす。 戻って着地した時の紅龍にも当たり判定あり。 紅龍において、ここまで挙げた攻撃は確かに強力で根性殺しも多いのだが 当時公式が喧伝した「GG最凶」の謳い文句とはややかけ離れている感が否めなず、戦々恐々としていたハンター達の中には「GG最凶(笑)」などと甘く見る者も少なくなかった。 しかし、レベル1000以上で件の覚醒を迎えた時……ハンター達は真の恐怖を思い知るはめになる。 常時高熱化 何と火山活動が急激に活性化し、灼熱地獄で常時地形ダメージが発生するようになるのである。 それも紅龍が力尽きるまでずっと続き、地上に立っている間は絶対に逃げ場が存在しない。 更に超高レベルという事もあり、紅龍の攻撃力が非常に高くなっているため真根性が発動しやすく、どんな攻撃を食らっても死に直結という極限的状況に立たされる事となる。 しかもレベル2000以上だったらスリップダメージも高速化という無慈悲なおまけ付き。 そう、これこそ紅龍が「GG最凶の極征古龍」たる所以だったのである……。 狩猟方針 新モーションが増えたとは言え、元が元なので素早くはない。 したがって体勢を整える時間はちゃんと作れる。 また、黒龍は胸部にオレンジ色の光が発生した状態で胸部を攻撃すると、あっさり怯ませることが可能。 MH4とは違う方面で改善が図られた為、どちらも近接武器はかなり戦いやすくなっており、 原種以上に柔い部位もあるのでクソ肉質UZEEEEEE!!!!とはならない。 紅龍は硬化がオミットされ、黒龍に至って覚醒すると若干だが一回り柔らかくなる。 ただし黒龍は広範囲攻撃や本体と独立したオプションが多く、近接武器にはせわしない立ち回りが要求される。 複属性の内容から察しはつくと思うが、火だけは全く効かない。 黒龍に関しては水が腹部分に30も通るのでヘビィ大銃仙+水冷弾は効くといえば効くが、 腹以外には殆ど効かないので特化PT以外は不向き。 紅龍は火属性が強すぎるために大した効果が挙げられない。 シュレイド城では、G級ゆえに各種迎撃兵器の攻撃力がまるで役に立たない。 その代わり城門の拘束トラップは従来どおり機能するため、間接的にダメージソースとして役に立った。 もちろん、攻略において大きな問題だったのは覚醒後である。 黒龍は広範囲攻撃が更に増えるだけでなく、怯むと足元に地形ダメージをともなう紫色の炎が発生してしまう。 近接武器が最も警戒すべきポイント。 紅龍は火炎放射による火傷ダメージが怖いのもそうだが、レベル1000以降の常時地形ダメージがもたらず真根性貫通が何よりも脅威。 回復要員の用意やありったけの回復アイテムを持ち込み、持てる火力を全力でぶつけ、短期決戦を狙うしかなかった。 ただ、意外なことに両者とも耳栓・耐震・風圧スキルが全く必要なかった。 あっても風圧【大】、普通の震動程度なため問題なく、攻撃スキル以外につけたいスキルを重点的に盛り込むことができた。 有効な武器種だが、紅龍に関しては新武器種の穿龍棍が良いとも言われていた。 これは手数の多い穿龍棍にとって、打属性が全体的に良い紅龍は戦いやすいだけでなく 独自の特性である「短リーチ」モードにより、肉質の硬い翼や背中辺りにもジャンプ攻撃を通すことが可能なため。 実際、配信当時は穿龍棍を担いでいくハンターも多かった。 ただアップデートを重ねるにつれ、各武器種の上方調整が行われたりしてインフレが進んだ為、その他の武器種でも十分戦えるようになっていた。 武具・固有スキル 簡単に言えば黒龍は大器晩成型、紅龍は切れ味こそいいが持ちに若干難のあるタイプ。 強力ではあるがG級には同じぐらいの強さを持った武器がゴロゴロ転がっているため、 使い分けとスキルの工夫が重要になっていた。 一部武器は遷悠種の素材を使って改G級武器に強化することが可能。一線級の性能に化けた。 防具に初めて搭載されたスキルはそれぞれ黒ノ命脈(最期ノ閃黒)、炎寵(紅焔の威光+1~+2)。 最期ノ閃黒は力尽きても一定時間の間だけ復活+超パワーアップという凄まじい内容。 しかしながら常時スリップダメージ、かつ回復不可なのでPTでは使いどころが非常に見出しにくい。 炎龍は火に関係するマイナーなスキルがありったけ詰め込まれているが、発動に制約がないので使いやすい方。 腕と脚をGXにまで強化すれば両方スキルポイントが+8になり、2部位で紅焔+2を発動できるのも大きな利点だった。 ちなみに強化素材に関しては、レベル200辺りの段階でほぼ出揃う。もっと言うとそこまでしなくても一回戦えば大体の必要素材が手に入る。 このため、素材目当てならわざわざ1000までを目指す必要は無かった。 余談 運営の大改造によって劇的ビフォーアフターを遂げたミラボレアスだが、頭部回りのデザインは原型からかけ離れ気味だったこともあって賛否が分かれた。 しかし外見なんぞ軽いもの、それ以上に物議を醸したのが黒龍のファンタジーじみた技の数々。 元がその他の禁忌のモンスターと違い、特にこれといった能力が無い「シンプルだけど強いドラゴン」だったのに、 いつの間にやら巨大な星を落とすわ、ブラックホールを作るわ、挙句の果てには一度死んでから蘇るわ……もはや古龍種だからという言い訳では済まないビックリ魔改造であった。 MHFはメインシリーズと比べて、この頃から既に演出の派手さを売りにした作風でもあるのだが、出るゲームを間違えたかと言いたくなる変化に拒絶反応を示す人も少なくなかった。 (特に本家プレイヤーはこの反応が多かった) いや、F民も騒然となったぐらいだから如何にやり過ぎているかがよく分かる。 これだけ大きな反響が巻き起こったのは、やはりモンスターハンターという世界に関わる裏ボス、重大な存在ゆえの人気の証左だったとも言える。 また、MH4で復活した際に「シンプルだけど強いドラゴン」という元のイメージを崩さずに演出や技が変更・追加されたのも追い風となっていた可能性もある。 一方で、紅龍に関しては黒龍ほどの批判はあまり見られなかった。 これはモンハン界において火山のモンスターが溶岩を操る・攻撃に利用する光景が常態化しているため、 このパワーアップを正統的と見る人が多く、大して不自然と見なされなかった為であると思われる。 追記・修正は火口深部で最期ノ閃黒を発動させながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 昔からミラ防具にラオウ角付いてたから冷静に考えるとそう変でもない(某ボツモンスターにもあるし) -- 名無しさん (2014-05-18 16 20 59) 国滅ぼすんだったら隕石ぐらい降らせられないと。 -- 名無し (2014-05-18 16 45 53) 元のボレアスの項目に書くか、容量足りないならバルカンルーツで分ければ……と思ったら、別物クラスに強化されてるのね。Fはどこに向かおうとしているんだ -- 名無しさん (2014-05-18 20 06 16) MHF(モンスターハンターファンタジー) -- 名無しさん (2014-05-18 21 38 05) でもこれくらいしないとFだと本当に地味で可哀想なんだよな ミラボ -- 名無しさん (2014-05-19 01 36 43) モンハンワールドは隕石によって一度文明が滅びた後の世界らしいが、こんなんが居るようじゃ後何回滅びるかわかったもんじゃないな -- 名無しさん (2014-05-19 02 50 49) ルーツはどんな変化をするんやろか -- 名無しさん (2014-05-19 11 23 28) つべで討伐動画見てきたけど、Fをやってない身としては頭おかしいとしか言えなかった -- 名無しさん (2014-05-19 12 00 24) MH的にはアレだけど極征の相手としては他の2匹よか楽しい -- 名無しさん (2014-05-22 17 45 04) ミラルーツは四枚翼に三眼とか、 -- 名無しさん (2014-07-03 22 35 20) てか、こんなん出しても容易に乗り越えてくる廃人…更に廃人は「俺を殺したければあと10体は連れてこい」と言わんばかりに暇潰し扱いしててワロタw -- 名無しさん (2014-07-03 22 40 56) こいつらでこれなら祖龍の場合どうなるんだろうな… -- 名無しさん (2014-10-07 00 02 58) モンハンオンラインは格がちがった・・・・ -- 名無しさん (2014-10-07 00 38 51) ↑↑とりあえず最低でも常時スリップしないと紅龍には勝てないよな。どの祖龍もだけど -- 名無しさん (2014-10-07 00 46 05) MHFは未プレイだが、説明文見てるだけで「どういうことなの」としか言えない。規格外にも程があるww -- 名無しさん (2015-01-12 18 34 14) ニコ動で黒龍のモーションをまとめた動画があったから見たけど、お前黒龍に似た別人だろって突っ込んだわ。シュレイド壊滅も納得。というかよくシュレイド壊滅程度で済んだな -- 名無しさん (2015-06-18 17 30 53) ルーツはもう、弱点や弱体化部分一切なし、完全上位互換の無理ゲーレベルでもないと驚かない。 -- 名無しさん (2015-06-19 17 27 38) 正直こんくらいイカれてくれないと、設定面でダラに劣るし出てくれて良かったわ。これならダラと何ら遜色がない -- 名無しさん (2015-11-26 10 59 34) 正直設定負けしてたしな、元のミラは。やるなら徹底的にやらなきゃな -- 名無しさん (2015-12-21 21 21 12) 元々ミラは過去の文明亡ぼしてるらしいけど、人類が自然に対して脅威に成る程力を解放していってるんじゃないかと妄想してる -- 名無しさん (2016-01-20 18 53 07) ルーツはないのか… -- 名無しさん (2021-05-10 21 52 03) 名実共に黒歴史…仮に散々叩かれたコイツのお陰で本家が迷走せずに済んだのだとしたら感謝しかないけど -- 名無しさん (2022-03-28 21 53 33) プレイした人は別に叩いてないけどな 今までのクソつまんねえミラとは全然違う やりやすいしよく改造したほうだろ -- 名無しさん (2022-04-02 10 50 06) ついでにファンタジーというが古参からすりゃドスの古龍の時点でさんざんファンタジーと騒がれてたからな -- 名無しさん (2022-04-02 10 54 30) 名前 コメント
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登録日:2011/12/14 Wed 18 00 50 更新日:2024/04/30 Tue 16 34 06NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 HUNTER×HUNTER きたないゴン アフロ ウボァー ウボォー ウボォーギン キス魔疑惑 ゴリラ タフガイ パワーファイター マッチョ ライオン 一騎当千 不遇の強豪 人間兵器 剛腕 単純一途 大塚明夫 巨漢 幻影旅団 強化系 念能力者 怪力 戦闘狂 犯罪者 盗賊 竹本英史 筋肉 豪放磊落 超破壊拳 長髪 オレの一番の喜びってヤツを教えてやろうか? おめェみてェなリベンジ野郎を 返り討ちにすることだ!! ウボォーギンとは漫画「HUNTER×HUNTER」の登場人物。 CV:竹本英史(フジテレビ版)/大塚明夫(日本テレビ版) 【人物】 盗賊団「幻影旅団」の一人。主な担当は戦闘員であり、旅団の切り込み隊長。 筋骨隆々とした超大男で団員の中では最も大きく、身長は259cm、体重189㎏。 獣の毛皮のような服を身に纏う。 身体能力なら蜘蛛の中では最強であり、腕相撲ランキングは13人中1位。 豪放磊落で竹を割ったような性格。 金は持たない主義で、欲しい物は全て奪うという盗賊らしい…というか山賊みたいな考えの持ち主。 団員番号11番。 団員の証である蜘蛛の入れ墨は背中にある。 設立初期メンバーの一人で、ノブナガとは親友。 戦いでは彼と組む事が多く喧嘩もよくしていたが互いにまんざらでもないらしい。 ガサツに見えて時間に五月蝿く、よくノブナガやフランクリンとは喧嘩していたらしい。 単純一途ではあるが力任せに戦うだけではなく柔軟な思考も併せ持ち、仲間からはただの筋肉馬鹿ではないと評価される。 愛称は「ウボォー」。ウボァーではない。 【活躍】 ヨークシンシティのオークションに集められる競売品を全て奪う為、団長に召集される。 戦闘狂なので、世界中のマフィアを全て敵に回す事には流石に驚きつつも大歓喜した。 活動早々武装したマフィア相手にたった一人で大暴れし、驚異的な身体能力と念能力で幻影旅団の恐るべき実力をクラピカ達と読者に見せつけた。 マフィアを片付けた頃に援軍に駆けつけたマフィアの精鋭部隊、"陰獣"の病犬、蛭、山嵐、蚯蚓を4人同時に相手取る。 陰獣は強力な念能力者で彼の肉体に傷をつける程の念や人外じみた能力に多少苦戦はしたものの、それを上回る人外ぶりを見せつけ4人全員を殺害した。 実は毒の種類によっては危なかったが、相手がサディストらしくいたぶることを優先していたので助かった。 その後、陰獣との戦闘が終了して油断したところを、背後からクラピカの「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」の奇襲によって捕獲される。 マフィアに拷問を受けるも強靭な肉体と念で寄せ付けず、旅団の情報を吐くことはなかった。シズクがヴェーゼを殺してくれたおかげで助かった ただ毒の類は喰らうので筋弛緩系のガスで身動き取れない状況にあり、体内のヒルも残ったままで、動揺はしていなかったが危険だった。 後に駆けつけた仲間達により救出され、自身のプライドを傷付けたクラピカを鎖野郎と呼び、リベンジを誓う。 ハンター資格を持つシャルナークがハンターサイトで調査したことによりクラピカの情報を得て、 安宿屋で足取りを探し(情報を吐いた奴らを口封じのために殺しつつ)、彼の元へ向かい一対一でリベンジに挑む事となった。 強靭な肉体から繰り出される攻撃をぶつけ、粉塵と陰を利用して攻撃を当てるなど技巧派なところも見せたが、 最終的には旅団戦に特化したクラピカの鎖に捕らえられ、仲間の情報を吐くように尋問を受けた。 しかし決して情報を吐くことはなく、最後は「律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」により命を落とした。 戦闘では圧倒的なウボォーギンが殉死したことにより旅団の中に動揺が生まれ、やがて彼らの動向に大きな影響を及ぼす事になる。 【戦闘能力】 哀しいねェ オレはたかが戦車と同じ扱いかよ 前述の通り身体能力は蜘蛛でも随一。 念能力も完全に肉体強化に特化しており、常人をはるかに超える凄まじい怪力の他、「硬」「流」などの応用技でガードしなくてもあらゆる攻撃を通さない圧倒的な防御力を誇る。 戦闘時は恐らく「堅」で戦っているはずだが、平常時のような雰囲気のままでも剣の方が折れた出来事から、「纏」の状態でもそこらの能力者の「堅」を圧倒していると推測出来る。 参考までに ブービーのシズクでもゴンと同等の腕力(※ただし利き腕ではなくゴンもまだかなり未熟(*1))、9位のノブナガではゴンを腕相撲で秒殺できた旅団の腕相撲ランキングで1位。 至近距離で撃たれた拳銃の弾を歯で噛んで容易く食い止める。 狙撃ライフルでのヘッドショットを「痛ぇ」で軽く済ます。(不意打ちだったので恐らく「纏」か軽い「堅」) 戦車を破壊する威力を持つバズーカを防具も無しに片手で受け止める。一応「さすがにかなり痛ぇな」とは語っているがその後の戦闘には何の影響も無かった。 念能力者である蚯蚓の不意討ちの全力パンチを受けても少し効いた程度のダメージしか受けない。むしろ殴った方の手が粉砕されている。 気絶している間に筋弛緩剤を注射しようとしたものの注射針が刺さらない(*2) 筋弛緩系ガスを嗅がされている状態で念をこめた剣で刺されても涼しい顔をしている。原作ではそもそも剣の方が折れて傷一つつかなかった。 片手で叩いただけで人間の首を「粘土みてえにへし折り」「頭を握り潰し」「体を紙のように引き千切る」ことが可能。 その辺の石ころを投げつけて数百m先の狙撃手をバラバラに粉砕。 人間の顔を噛みちぎって食い、頭蓋骨を口から弾丸のように吹き飛ばして人間の体を貫通させる。 雄叫びの爆音で間近にいた山嵐を殺す。あまりにうるさかったのでかなり離れていた旅団の仲間たちも耳を押さえた。 「念を込めただけの右ストレート」で地面に巨大なクレーターを作る。 身体に針が刺さっているのに全然気づかない。 クラピカが念で強化した拳で絶状態にした生身を殴っても「やや自分の攻撃力が勝っている」と評する。(*3) と、作中でも屈指の怪力と頑強さを誇る。 元々が頑丈で、しかも念能力を修得しているキメラ=アントですらライフル弾の直撃を受ければ無傷では済まないことを考えれば、正真正銘の化け物である。 また、ダメージを受けたとしても特に影響無く戦闘を続行しているので回復力もかなりのものと推察される。 ウボォーギンVS武装マフィアの戦いを見て、「まるでゴリラ対蟻だな」と仲間達が形容した程。 恐らく強化系に完全特化しているが、例にある通りそこらへんの物を投げたり地面を叩くだけで必殺級の威力となるため、弱点らしい弱点は無い。 ゴレイヌ「呼んだか?」 王「呼んだか?」 一応、強いて言うなら本気で強化系のみに特化しているため、搦め手に長けた操作系や具現化系相手に対しても打てる手が単純になりがち。 とはいえウボォーは戦闘狂ではあるが脳筋ではなく、タイマンなら負けないと蜘蛛の大半も思っていた程に戦闘面においては判断力・洞察力共に優れたセンスを備えていることと、力づくで多少の搦め手なら乗り越えられるため、 条件次第だがハメるのは難しい相手とも言える。(*4) 回想シーンでは棍棒を使っていたこともある。 念能力者として 強化系の念能力者であり、纏の時点でライフルによるヘッドショットや対戦車スーパーバズーカでも傷一つつかなかった(流石に少し痛がってはいた)。 そして自身の強靭な肉体に加えてクラピカをして「恐ろしい」と言わしめる程の量のオーラを持つ。 …と言うか、5割以下の力でバズーカにも耐えるウボォーギンの肉体をまともに殴れていたクラピカは特殊体質の影響があるとは言え異常。 まあ彼は彼で元々ハンターに憧れていたことと、旅団に一族を滅ぼされてからは復讐のためになおさら修練をし続けているはずなのでその影響もあるだろう。 ちなみに彼曰くクルタ族を襲った時には旅団総出だったにもかかわらず強かったと称するほどなので、「緋の目」発動時はそれだけ能力が強化されるということでもあるだろう。 オーラで自分の体を強化させて殴るという最もシンプルな念能力者だが、彼の場合は制約などは一切なく、非常に安定して超常的な強さとなっている。 元々体格に恵まれていることと、ただひたすらに強くなることと戦闘が生きがいなので、肉体強化とこれ以上なくマッチしていると言える。 超破壊拳(ビックバンインパクト) 本気を出したオレの 超破壊拳(ビックバンインパクト)を生身で 止められる奴なんぞ いねェ!!! ウボォーギンの念能力。 内容は渾身の念を込めた右ストレート。ただそれだけ。 特殊能力とすら言えない単純な技だがその分制約はなく、それでいて威力は小型ミサイルに匹敵するとされている。 だが劇中では寝そべった体勢で溜めなしで放っておきながら地面に直径10m深さはそれ以上はあろうかという巨大クレーターを作って地中に身を潜めていた隠獣「蚯蚓」を撃破。 そのパンチの余波による揺れは数百m先にまで到達する程。当然ながら小型ミサイル程度ではこれほどの威力はまず出せない。 HxHの世界のミサイルの威力がどの程度かは不明だが、現実世界で言えば長距離弾道ミサイル並の破壊力である。 本人の最終目標はこの技を核ミサイルと同じ威力にまで昇華させる事だったが、これが叶えばキメラアントの護衛軍や王にも通用する可能性は高い。 実際、核兵器をモチーフにした超爆弾、「貧者の薔薇(ミニチュア・ローズ)」で王が瀕死になるほどであったため、下手すれば2撃で王打倒すら狙える可能性は十分あったと言える。 特に弱点なども言及されていないため、ゴンのジャジャン拳(「硬」による一点集中)とは違い、「練」「凝」「流」で成し得ている可能性が高い。 わざわざ「右ストレート」と銘打たれているので、ひょっとすると「超破壊拳(ビックバンインパクト)は右手でしか使えない」というような制約があった可能性もある。 だが制約としてはあまりに緩すぎるので、その場合でも威力向上にはほとんど貢献していないと思われる。 というか、単純に一番威力の出る「利き手でのパンチ」を「超破壊拳(ビックバンインパクト)」と呼んでいるだけで、固有の「発」ですらないのかもしれない。 仕組みが単純明快で物理的破壊力以外には何の効果もないシンプルな技だが、それゆえに逆に対策も極めて困難。 制約らしい制約も特に確認されておらず、通常技感覚で気軽にぶっ放してくるという危険極まりない念能力。 格ゲーで言えば当たれば即死の超必殺技をゲージ消費などの条件もなく乱発できるというぶっ壊れ技である。 実際人類という枠組みに於いてウボォーギンのこの能力を超える破壊力を持った強化系能力者は現状ネテロ会長を除けば登場しておらず、強化系能力の到達点にして極地の一つと言える念能力。 人類以外ならユピーのオーラ放出による自爆や復活後メルエムの破壊光線(巨大な岩山を丸ごと消し飛ばす威力)がある。 また、強化系ではないがボノレノフの「木星(ジュピター)」も同程度かそれ以上らしき威力を見せている。 ただしそのどれもが何らかの制約と誓約や特殊条件を経てようやく到達できる事を考えると、やはり「渾身の念を込めた右ストレート」で出せるポテンシャルはとんでもない。 技 破岩弾 荒野の戦いで見せた、地面(岩盤質)をアッパーカットで殴り飛ばして破片を相手にぶつけるというもの。 命中精度には難があったためクラピカには当たらなかった。 【余談】 強化系能力者同士の比較による議論で度々彼が話題に上がる。 原作でも早くから出て来た方だが、様々な念能力者が出てきても比較対象になる辺り旅団一の肉体派の名は伊達じゃないと言ったところか。 また物語が進むにつれて、身体能力が常識的になってきたのか念を扱う一流のハンターが「凝」でしっかり防御しても大口径の拳銃弾が直撃すれば無傷では済まないことが判明。 銃弾数発を真っ向から受け止めるだけでも他の念能力者から驚異の存在として高く評価されるようになっている。(*5) それを踏まえると狙撃ライフルや戦車すらスクラップにするバズーカ砲の直撃に余裕で耐えるウボォーギンと、かませ犬とはいえ正面からウボォーと戦って傷を負わせ、場合によっては勝利していた可能性のある陰獣の評価はより上がっている。 「関連項目はビールを大量に飲んでオシッコでヒルを流してから行ってくださいね~」 「そんなヤツいねェ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゴンさんは比較に入れる方がおかしいだろ。アレ、ゴンが完スト状態まで鍛え上げた結果を持ってきたようなもんだし。 -- 名無しさん (2014-04-17 20 38 09) ゴンさん>ウボォーさんなのは確定だが、力を比べるにはウボォーさんもカンスト状態にならないとフェアじゃないよな。 -- 名無しさん (2014-05-02 11 07 52) ネテロとメルエムは? -- 名無しさん (2014-05-09 00 06 45) カンスト状態になったウボォーはどの程度の強さだったんだろうな -- 名無しさん (2014-07-07 21 10 23) 劇中でも言われてたけどウボォーはまだ成長途中の状態だったわけだしな -- 名無しさん (2014-08-27 15 56 58) ビスケ「何ボサっとしてんだよ“凝”!!」 -- 名無しさん (2014-08-27 18 43 24) まさか致死性毒でも陰獣を殺れたんじゃ。 -- 名無しさん (2014-09-03 04 39 23) 後付の問題で念に関しての無知が甚だしい事になってるな -- 名無しさん (2014-09-03 04 53 05) ↑↑↑凝対策に普段から具現化して見せつけてるんじゃん。 -- 名無しさん (2014-09-03 07 27 07) 能力としては「制約もなく特に弱点も無い」と言う・・・ -- 名無しさん (2014-09-11 07 35 06) 単純明快に安定した戦力 -- 名無しさん (2014-09-11 07 52 05) ビッグバンインパクトってジャジャン拳よりオーラを貯める時間短いのかな? -- 名無しさん (2014-09-19 10 24 44) ↑多分、凝で溜めたと言うよりオーラの攻防力移動で拳に念を少し多めにしたストレートなので、溜めはほとんどないと思われる。 -- 名無しさん (2014-09-19 10 28 43) やっぱり、そうだよね。それであの威力って凄いな、しかも成長途中とか -- 名無しさん (2014-09-19 10 33 33) 「これが自分の必殺技!」って強い思い込みで威力に上向き補正かかってはいると思う。 -- 名無しさん (2014-09-19 12 10 30) 十年経っても比較対象がゴンさんなんだな、ある意味凄。 -- 名無しさん (2015-01-10 23 09 28) ハンタ初めて読んだのが確かウボォーvs陰獣集団の回だったんだけどそれまでの内容とか知らずに読んだから最初はウボォー達が主人公サイドかと思ったなあ -- 名無しさん (2015-01-22 13 44 23) 鎖が急に「太く」なる時点で操作系ではないと分かりそうなもんだが、そこはウボ脳だから? -- 名無しさん (2015-02-08 20 04 22) 凝は抜いても相性悪い相手に多少なりとも酔っぱらってヒル出した後に戦ったわけだからな。しかもまだ極みには達せず守る者がいてこそ力を発揮するタイプだからいろいろ惜しいキャラ。 -- 名無しさん (2015-02-08 20 25 04) ↑2 アレ、演出というだけじゃないの? マンキンでも言われてたけど、イメージで作ってる鎖が動くや増えて伸びるはともかく、巨大化させるってのは具現化系としてムズいと思う -- 名無しさん (2015-02-08 22 03 12) ↑3 旧アニメでは鎖が太くならないように変えられていたので、ぶっちゃけ冨樫のミスと考えていいのでは -- 名無しさん (2015-03-18 10 48 18) 強化系って一番便利だよな、戦闘以外でも色々応用利くし…下手な具現化系よりも色々出来そう -- 名無しさん (2015-04-26 21 09 41) 体なら強度神経回復の強化 刀なら切れ味の強化って感じな -- 名無しさん (2015-04-26 21 30 25) ウィングさんの言っていた自分を強化する事そのものが必殺技に繋がるの典型例 -- 名無しさん (2016-06-23 07 57 20) 強制絶にされても凝ができる能力 -- 名無しさん (2016-06-23 14 49 31) 搦め手には弱そうな感じだけど蟻編以降色々ぶっとんだ使い手が増えた現在でもそこまで格落ちした感じがしないのは流石というか。 -- 名無しさん (2016-06-23 15 05 54) 成長すれば王は流石に無理でもユピー相手ならガチンコで殴り合い出来そうな資質はある。 -- 名無しさん (2016-06-23 15 17 14) 捕まった時にヴェーゼが生きてたらさぞや笑撃的な光景がお目にかかれただろうな -- 名無しさん (2016-06-25 14 57 44) きたないゴンww -- 名無しさん (2016-06-25 15 09 21) ↑2 キスしようとしたら顔面食い千切られるんじゃない? 蛭みたいに -- 名無しさん (2016-09-01 14 44 07) ↑5 搦め手には相性が悪いけどそれでも勝てるからだと思う。実際クラピカ戦では「不意打ちや心理誘導がなければ縛れなかった」可能性があったし、陰獣戦では「頭が動けば十分戦える」だったから。 -- 名無しさん (2017-08-15 12 10 42) 毒までは防げないのが強化系の欠点だよな…まあ強化系じゃなくとも毒は不味いが。ハンター世界は疫病とか状態異常が強いな -- 名無しさん (2017-08-15 14 04 04) 念の応用技術が出るたびに評価が下がっていく一方銃火器に無敵だったため銃火器の評価が上がるたびに評価が上がっていく初期のキャラゆえに変な評価の変動をするキャラになってるな -- 名無しさん (2017-09-01 10 27 07) 成長過程と言うけど、本人が「強化系を極めたオレ」と発言しているのはどう解釈したものか -- 名無しさん (2017-09-01 11 15 54) ↑あまり言いたくないけど。彼は強化系でありがちなあまり頭が良くないタイプ。その時は調子に乗っていた可能性がある。実際はまだ成長過程だと思われる -- 名無しさん (2017-09-01 11 21 58) ↑2強化系に完全特化していることを指しているのでは?本人はまだまだ強くなるつもりだから成長が止まっていると意識しているわけでもないし。 -- 名無しさん (2017-09-01 11 24 39) 作中描写だとユピー>ウボォーだが、性格上明確な格上と戦う事になったら嬉々として覚醒しそうではある。メルエム>ユピー>ネテロ>ウボォー>>>蟻編通常ゴン位の実力差かな。 -- 名無しさん (2017-11-04 13 59 49) 9㎜パラもらったら凝でガードしても無傷じゃ済まないらしいクラピカと比べて戦車破壊するバズーカを掌で受けて流石に痛えで済むウボー硬すぎて笑う。そりゃノブナガもあいつが戦って負ける訳ねえとか言うわ -- 名無しさん (2018-02-02 14 57 48) ↑実際、色んな能力者が出てきた今でもキメラアント以外で対戦車バズーカの直撃受けて「痛ぇ」ですませられる奴はそうはいないだろうな -- 名無しさん (2018-02-19 11 42 07) ↑2クラピカはビッグバンインパクト直撃しても腕を骨折する程度で済んでたのに? -- 名無しさん (2018-02-20 23 35 47) ↑凝か硬でガードしたんじゃね?一本折れた程度じゃなくてバッキバキの複雑骨折っぽいし。というか完璧にガードしても骨折する威力とかヤバいと思うが。(後付けっぽいのは事実だけども) -- 名無しさん (2018-02-21 04 23 31) ↑2あの時のクラピカの耐久性は異常だった・・・小型ミサイル並の威力があるビックバンインパクトを例え硬でガードしたと解釈してもあの程度で済むのはありえねえ -- 名無しさん (2018-02-21 10 24 32) あの時のクラピカが主人公ぼかったし、普通に考えて補正が入ってそう -- 名無しさん (2018-02-21 11 17 52) 「銃弾十発くらっても戦える」とされたダルツォルネはかなり凄い人だったことが判明 -- 名無しさん (2018-02-21 12 38 37) 念の威力は感情や精神状態により増減するって描写から、恐らく楽しみながらクルタ族を殺しまくったウヴォーと相対したんだから、クラピカの念能力に超ブーストかかってもおかしくない -- 名無しさん (2018-02-21 15 02 59) ↑制約と誓約的にも最大限の力が発揮出来そうではあるな。旅団特攻とでも言うべきか -- 名無しさん (2018-02-21 17 17 33) 此奴が強すぎたおかげで銃器vs念能力者のパワーバランス大分見誤ってたわ -- 名無しさん (2018-03-14 00 30 45) 強化系でも最強クラスのウヴォーでも対戦車ロケットで「かなりいてえ」って冷や汗かいてたし、ビッグバンインパクトに近い威力がある小型ミサイル=ヘルファイアなんかが直撃したら致命傷受けるかもな。対戦車ヘリ数機に襲われたらウヴォーでも分が悪そう。 -- 名無しさん (2018-03-14 13 45 53) というかクラピカの耐久力はウボォーのパンチ耐えた時だけおかしいんだよな…他のシーンだと銃弾は鎖で弾くか避けるか遮蔽物に隠れるかしてるし -- 名無しさん (2018-03-29 02 42 11) シャルやイルミみたいな道具を刺す発動条件の操作系なら完封できそうだ、プフの鱗粉なら効きそうだけど両者共に退場してるし本編では検証しようがないな… -- 名無しさん (2018-03-29 03 23 18) 昔はアフロ -- 名無しさん (2018-04-03 10 18 20) ウヴォー戦の時のクラピカはエンペラータイムの設定固まって無くて尋常じゃない超強化されてたからな 今描き直したら本気のビッグバンインパクト直撃シーンなんて出てこないと思う -- 名無しさん (2018-04-11 22 59 06) こいつは「他の系統の念は一切使わない」とかいう制約立てているんじゃないだろうか -- 名無しさん (2018-04-29 17 23 35) パワーインフレはともかくパワーデフレの起こるバトル物ってのも珍しいな -- 名無しさん (2018-06-10 13 52 23) クラピカは対ウヴォー戦時が最強だったんだろうな。怒りと怨みで念が超強化されてたろうし。今では復讐に迷いが出て、あれだけの力を出すのは無理そう。 -- 名無しさん (2018-10-02 09 14 09) 金は持たずに全部強奪って何気に面倒だよな、食事とか。それとも旅団内では飯係みたいな制度があったのか -- 名無しさん (2019-05-08 13 59 30) ウボォーさん目茶苦茶愛されてますね。嫌われる要素が無いのもある意味最強ですね。 -- 蜘蛛のファンです。 (2019-07-26 18 14 54) まぁでもクラピカが本気のビッグバンインパクト喰らったときはすでに鎖でオーラを抑えられてたっぽいし、そんな状態でも片腕バッキバキにへし折るのはヤバい。 -- 名無しさん (2019-08-13 04 24 11) ウボォーギンはキメラアント無双できた、王とユピー以外なら倒せそう -- 名無しさん (2019-10-02 21 01 29) 絶状態でも強化したクラピカの打撃よりやや弱いくらいだし、キメラ並に堅いわ -- 名無しさん (2019-11-22 21 25 51) ナックルなら比較的楽にウボォー完封できそう -- 名無しさん (2019-12-09 14 30 25) 口だけのヒソカと違ってウボォーさんこそ戦闘狂キャラに相応しいね -- 名無しさん (2019-12-31 15 51 52) (2019-08-13 04 24 11) -- 名無しさん (2020-03-16 10 49 09) あの時点ではクラピカの鎖の特殊能力は発動していない状態だよ。「相手のオーラを弱める」のではなく「強制的に絶にする」能力なんだから、効果が出ているのなら逆にあれだけダメージ受ける方が描写として異常。要するにクラピカは100%のビッグバンインパクトを喰らってなお骨折程度で済んでるってこと。そっちの方が矛盾してると言われても、冨樫がそう言う描写にしてしまったんだから仕方がない。 -- 名無しさん (2020-03-16 10 56 32) 快楽殺人者なのになぜか聖人扱いしてるやつが居る謎 -- 名無しさん (2020-07-10 16 05 01) ↑×3 矛盾してないぞ。 ビッグバンインパクトは作中で2回打たれてるが、1発目(陰獣戦)はオーラが右手に収束してるが2発目(クラピカ戦)はそういう描写はない。 -- 名無しさん (2021-10-27 15 36 17) ↑×4 もともとウボォーギンは凝を怠るほか念能力者としてはその見識や技術が浅い側面があった。だからオーラを練りやすく収束しやすく相手が反撃せず動かない陰獣戦と違い、動きながらで攻撃直前に隠を駆使してるクラピカ戦ではオーラを右手に収束する -- 名無しさん (2021-10-27 15 39 59) 出来なかったのであれば -- 名無しさん (2021-10-27 15 40 26) 筋は通る。 変な改行になったわ。すまんね -- 名無しさん (2021-10-27 15 41 04) 自分最強のソロ専みたいなバトルスタイルなのに「組んで戦う方が強い」と仲間から評されてるのほんとs -- 名無しさん (2021-10-29 21 24 32) ↑スタイルが単純な分、どんな相手とも合わせられるということなのでしょうね。 -- 名無しさん (2021-10-29 21 37 32) ありえん仮定だけど、発信機と小型カメラつけて暗黒大陸に島流しにすればめちゃくちゃ人類に貢献したんじゃないかこの人 -- 名無しさん (2022-03-22 13 47 53) 普通に屑だから死んでも全然同情できねえ -- 名無しさん (2022-11-20 16 11 50) ビッグバンインパクト喰らってあんだけ吹き飛んでるし、威力はころされてるんじゃね?知らんけど -- 名無しさん (2022-11-22 21 30 37) ウボォー>戦車>装甲車>師団長 だから今見ても化け物過ぎるんだよなぁ -- 名無しさん (2022-11-23 14 32 09) 元々はただの悪者演技だったのに役に染まり過ぎて「関係ない奴殺してその復讐に来たリベンジ野郎返り討ちにするのが一番楽しいぜー!」とか言うカスになるとか哀れすぎる -- 名無しさん (2022-12-06 13 58 55) 作中で人類とされている種族でこいつより物理防御の高いやついるのか -- 名無しさん (2023-02-13 22 15 03) 命がかかってるとはいえビールだけのために強盗殺人してたのが印象的。たかがビールでも欲しいものを買うって発想は無いんだなと -- 名無しさん (2023-06-09 20 14 58) 自分や仲間以外の命なんてどうとも思ってない敵集団なんて旅団に限らないのに何そんなに叩いてるんだか。 -- 名無しさん (2023-11-03 08 23 39) やたら持ち上げられてるけど単純に銃火器に対する知識不足では 対戦車想定のバズーカなのに派手に爆発してたり -- 名無しさん (2023-12-30 07 02 53) 作者に言ってくれ -- 名無しさん (2024-03-15 11 08 53) 名前 コメント
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今まで支援機の何が楽しいんだろって思ってたけど、こいつ使ってから考え方変わったし立ち回り方も何となくわかった。支援でも前の方に出ることは大事なんだね。すごい当たり前のことなんだろうけど、気づけて良かった。 - 名無しさん (2024-05-17 16 50 23) この子がいたら、保身で使う静止撃ち汎用は引っ込んでろってなるな。隙あらば安定の連邦サーベルモーションでFF避けやすい判定[中]の格闘使えるし。 - 名無しさん (2024-02-29 00 33 37) 峡谷にキャノン担いで行ったら、残骸上だとE中継付近にしか届かない。AB中継付近だとSBは問題ないけどキャノンが手前の土台に吸われることが多かった。 - 名無しさん (2024-02-26 19 04 34) 170mmでちょっかいかけつつビームキャノンも打ち込んでるだけで何とかなる。支援機の楽しさを教えてくれた神機体 - 名無しさん (2023-11-15 02 39 34) ウーンドウォート実弾弱いからどちらかというと相性いいという - 名無しさん (2023-11-04 19 47 20) 扱いやすいけど普通に火力が出し辛いから思った以上に何か違うって感じしかしないかな?悪くはないがウーンドウォートとかと比べると流石に出せない位に微妙。 - 名無しさん (2023-11-02 23 18 42) 役割違うと思うが - 名無しさん (2023-11-04 14 44 45) 射撃マップでウーンドウォート出してもしょうがないしな - 名無しさん (2023-11-14 01 52 48) 墜落だと環境レベルで強いなこれ。 170mmキャノンが弾持ちいいわ射程長いわリロード短いわ ビムキャも連射出来るし同じ射程だし 味方汎用が強い環境だから対格の低さもあんま気にならんしな - 名無しさん (2023-10-26 17 11 35) 調整結果が全体的に平均届いてないなぁ。やれるほうだとは思うけど、武器複数あると戦績もまちまちになっちゃうのかな? - 名無しさん (2023-09-28 22 10 36) 武器別でデータほしいよね。装備の中に圧倒的な難しさのジムライフル混じってるからイマイチ信用ができないというか… - 名無しさん (2023-10-06 02 11 46) ビーライかキャノンはどっこいな成績だと思うけどね 他の2つは使ったことないし相手したこともないから分からんなぁ - 名無しさん (2023-10-07 13 06 47) 優遇されまくったウーンドは飛べるし噴射2だし2種格闘だぞ スラスピも同じなのにこりゃないだろ - 名無しさん (2023-09-09 14 45 38) じゃあウーンド使えばいいじゃねぇかよ。ネモカノンが弱いわけでも弱体化されたわけでもないのにアホか。ネモカノンとウーンドじゃ戦い方が違うのも理解できないのかよ - 名無しさん (2023-09-09 17 29 44) 支援という括りで見れば普通に雑魚だろうが馬鹿が - 名無しさん (2023-09-20 09 42 21) まぁ言われなくともウーンド持ってない雑魚以外は皆これ乗るわな 引けてない奴は450で支援乗んなよ邪魔や - 名無しさん (2023-09-20 09 45 24) 釣れますか? - 名無しさん (2023-10-07 13 23 55) キャノン→ビムキャノンチャを繰り返し、キャノンがリロ入ったらビムキャフルチャを撃つ。これで火力とよろけを息切れ知らずで提供できるのなかなか強いね。 - 名無しさん (2023-09-07 00 53 52) 将来性はあるよね - 名無しさん (2023-09-03 09 18 13) 此奴が170mmを担げるなら、素ネモの方でもクレイバズーカ持たせてくれよと小一時間(ry) - 名無しさん (2023-08-27 08 27 19) 素ネモ使う奴がバズなんか使うわけねーだろと(略 - 名無しさん (2023-08-27 09 38 24) 400汎用に500機体のバズは贅沢。ネモⅢにクレイバズか170mmを分けてやってくれ - 名無しさん (2023-09-10 05 34 59) 35強襲が50のバズ持てる時代だしいいでしょ。ネモがバズ持ったらバズ格しかできないからこそ、突出してる強さのバズを持たせてもいい。 - 名無しさん (2023-11-04 16 44 34) ガゾガンとハイキャ除けば強い方かと思ってたら普通に弱かったのね… - 名無しさん (2023-08-26 01 39 34) 弱くはなかったよ。バランサーとBRの相性がいいから近接でもそれなりに立ち回れたし随伴支援としては優秀だと思う。ただ、切り替え速度やヒート率のせいで中距離での立ち回りが支援機としては微妙なだけで - 名無しさん (2023-08-27 08 50 30) 今まではキャノンの切り替え時間が遅すぎてコンボ運用するならチャージキャノン始動からしかできなかったが、今回の修正でメイン→ノンチャキャノンでヒート率抑えつつ火力出せるようになったのはでかい。 - 名無しさん (2023-08-25 01 58 17) たしかに170キャノンからビーキャに繋がるようになったからダメージは稼ぎやすくなったな、とはいえノンチャビーキャが蓄積系のせいでワンテンポ遅らせないとヨロケ継続にならんから状況に応じてのプレイヤー操作が求められるな、だがノンチャの回転率上がった分ダメージとヨロケが確実に増やせるから成績は上げれそう - 名無しさん (2023-08-25 12 10 46) どうせなら射補26にしてコスト相応にすればいいのに - 名無しさん (2023-08-24 21 07 13) そのうち強化くるやろな〜と思ってたら結構早く来たでござる - 名無しさん (2023-08-24 15 45 58) 弱いわけじゃなかったけど「支援機」としての活躍は期待できない性能だったしな・・・切り替え、収束時間、ヒート率と思ってた通りの不満点が改善されたので満足 - 名無しさん (2023-08-24 17 28 12) わかりみ 痒いとこに手が届くように的な調整好きよ - 名無しさん (2023-08-24 21 07 27) 影薄すぎて敵にいると誰かわからないことがある… - 名無しさん (2023-08-24 09 39 04) こいつの顏フル〇タのアーバ〇ストに似てない?w - 名無しさん (2023-08-12 03 50 39) ナイフ付けたらマジでアーバ○ストっぽいよねw - 名無しさん (2023-08-24 09 53 29) バズ持ちで中々上手い接近戦での読み合いをしてくる対面がいたけど、終わってみたら与ダメ五万行ってなかった。もうちょっと火力盛ってあげないと辛いんじゃないかなぁ…… - 名無しさん (2023-08-05 23 56 25) 火力もそうだがビーキャの使い勝手ももうちょいどうにかからんと、始動にしても追撃にしても扱いにくすぎる - 名無しさん (2023-08-06 07 59 20) こいつあまりにも弱すぎて笑う - 名無しさん (2023-08-05 23 33 34) キャノン持って遠距離でペチペチ撃つなら他の機体の方が強いなコレ。スラ盛って切りに行く機体ということか? - 名無しさん (2023-07-26 19 20 28) メインよろけ3種とも個性あるから1機体で色々楽しめてお得!俺はバズ愛用してるけど - 名無しさん (2023-07-26 20 08 00) 僕が引けたらBR持つことになりそうだ。個人的にあれが一番近距離で当てやすい - 名無しさん (2023-07-26 22 32 12) 基本味方が取ったよろけに合わせて横やりで火力を稼ぐタイプの支援機だから上手く運用出来るかは中の人次第なんだよな - 名無しさん (2023-07-23 19 01 00) やっぱ微妙だなビムキャのノンチャの信頼度が低すぎる、この手の2発同時発射で両方当たる前提の武装は基本弱いんだよな - 名無しさん (2023-07-22 12 04 00) 顔かっこいい - 名無しさん (2023-07-18 01 41 22) 今更だけど宇宙カウンターはサーベル連撃だったと思う…直す機会があればついでに修正オナシャス! - 名無しさん (2023-07-17 05 19 16) 自分は初心者でコイツでたんだが、これ実はそんなに強くない? - 名無しさん (2023-07-11 23 27 08) 火力はさほどでもないけどバランサーもあってハイキャ以上に味方の援護も自衛もしやすい・・・と個人的には思う。ネモで芋る位ならこいつでキャノン担げばいいし、BRもてば前線での援護もしやすくなるからかなり気に入ってる - 名無しさん (2023-07-11 23 39 15) 弱いって程じゃないけど五周年前で中コス支援でパッとしない性能なので引かれて無くて個体数が少ない。近中距離から火力とヨロケを出す支援ならとっくの昔にDP落ちしてるジーラインフルカスタムが居るのでそことも枠を食い合うで余り見ない印象。中判定と足の速さと宇宙適正で個性はあるので、宇宙支援としてはそれなりにやれるかなって所 - 枝はジーラインフルカスタムの方が火力出るので使わない (2023-07-11 23 39 26) 格闘ふらないと火力出ない支援機。格闘ふるには耐格が心もとない - 名無しさん (2023-07-12 01 20 06) キャノンが使いづらいな。特にノンチャ - 名無しさん (2023-06-29 23 33 00) 切り替え微妙に遅いし、静止射撃の所為か発射までタイムラグがあって追撃に使いにくい。 - 名無しさん (2023-07-17 17 13 17) 移動収束可静止撃ちの都合でメイン→SBビームは弾が出ないことが多いな。フルチャから追撃できるBRが個人的に一番使いやすい。 - 名無しさん (2023-06-19 14 22 09) イケメン!嫌いじゃないわ! - 名無しさん (2023-06-18 21 36 04) BRもキャノンも使いやすいんだけどキャノンは地面に吸われやすいの何とかしてくれんかな・・・ - 名無しさん (2023-06-18 17 17 27) そら下から撃ってるんだから場所考慮しなきゃならんよ。CT4秒とのトレードだと思ってあきらめるしかない - 名無しさん (2023-06-18 17 21 00) やっぱバランサーあると助かるし使いやすいな。ハイキャに加えてネモカノ(なんか別のゲーム名みたい)もお気に入りになりそう - 名無しさん (2023-06-18 16 17 34) 火力はともかく、Hp17000に盾持ちは偉い。そこそこの火力にそこそこの起動力 - 名無しさん (2023-06-18 15 00 10) 宇宙でこの機体使った人に聞きたいんだけど、使い勝手ってどんな感じなん?自分はまだ持ってなくて引くかまだ迷ってる - 名無しさん (2023-06-17 20 06 31) レジストムーブあったら面白かったかも まぁそれ以前にシールドブースターに緩衝材ほしいなぁ - 名無しさん (2023-06-17 19 42 04) 一応盛ってはいるんだろうけど素の耐格がめっちゃ低いから対面にいると汎用で斬るだけでも割と簡単に削れるから結構嬉しい、しかもそれで全然支援運用したりするワケだし - 名無しさん (2023-06-17 10 58 49) この機体乗るヤツは大分消えたけど、キャノン装備のハズレ率半端ないな - 名無しさん (2023-06-17 09 49 33) A~S-まで結構見かけるし結構使ってるけどどこの世界線? - 名無しさん (2023-06-17 18 36 26) 強襲「好きに撃たせると面倒なことになるぞ」 - 名無しさん (2023-06-16 21 52 21) 同コス高バラ支援と比べると連撃こそないものの移動撃ち即よろけと唯一の中判定持ってるのはえらいよなぁ - 名無しさん (2023-06-16 19 16 00) 御神体がブチ切れていらっしゃるぞ - 名無しさん (2023-06-16 20 25 50) いや移動即よろけとセットで考えたら唯一か - 赤枝 (2023-06-16 21 56 06) BR装備が一番与ダメ安定したしチームもライバルも勝ちやすかったよ。欲を言えばもうちょっとだけ耐格欲しい - 名無しさん (2023-06-16 23 29 02) 素のネモからそうだけど耐格をこれだけ下げられる理由がわからない。結局自慢のインファイトじゃ即よろけから致命傷もらって引っ込むしかない。 - 名無しさん (2023-06-16 18 28 38) キャノン装備試してみたけど、やっぱ即よろけが火力出し易いのはコンボの起点や継続になれてこそだよなぁ、と思った(要は火力出ない)。 - 名無しさん (2023-06-16 16 24 24) YoutubeのコメントでBR装備してネモIIIみたいに立ち回ると良い、と聞いて試したらそっちの方がかなりやりやすかったわ。…っていうかネモIIIってコイツより+50コスなのに(ヒットボックス差があるとしても)盾無し&HP-1500なのか… - 名無しさん (2023-06-16 16 27 26) キャノンは回転の良さを生かして数撃つ武器だからな単発火力だけ見ればお察しになるのは仕方ない。高台とってキャノンビーキャ単発を交互に繰り返し撃ちまくれれば与ダメそのものはそれなりに出せる。まあそういう状況はそうそう作れないのが難点だけど - 名無しさん (2023-06-16 17 24 20) それやるとしたら似たような動きが出来るガンナーガゾウムがいるのがね…。それにガンガゾは変形で高台にアクセスしやすい+腕ビーで蓄積取れるから、むしろそっちで良くねになりかねんし… - 名無しさん (2023-06-17 09 29 12) ガゾガンはガゾガンでゲロビが集束必須かつ1発OHかつしっかり当てないtカスダメにしかならないって部分があるし遠距離のみでやってると思うほど与ダメでないし変形メガビも混ぜていかないといけないからな。それなりの腕と立ち回りが必要になるけどこっちは扱い自体は単純だからガゾガンうまく使えない人にとっては選択肢になる。まあ使える人ならガゾガンでいいやになるのはその通り - 名無しさん (2023-06-17 18 09 20) 地上と宇宙で何もカウンター変えなくてもいいのにな………どっちも強でいいと思う - 名無しさん (2023-06-16 16 07 06) 宇宙は叩き付けれないから蹴りになるだけ 支援機は弱で良いだろ - 名無しさん (2023-06-17 02 20 21) また格闘も振れる支援の攻撃補正をバランス型にする悪い癖が出てしまったな。バランサーで狙えること自体は強味でいいけどリゼルCみたいに射撃寄りにしてほしかった - 名無しさん (2023-06-16 15 02 14) 細かい話だがこいつはカノン表記だが同じAOZのハイザックキャノンはキャノン、FAZZのゲロビはハイパーメガカノンといまいち統一感ないな。 - 名無しさん (2023-06-16 13 49 00) ギリシャ神話のケイローンの種族を日本語読みでケンタウルスかケンタウロスと言うかみたいなもんで、英語だとどっちも綴り同じやし作った人の趣味だからどうしようもない。 - 名無しさん (2023-06-16 14 20 35) 一応、カノンはどちらかと言うとドイツ的発音で、キャノンがどちらかと言うと英語的発音ってのはある。...だから何と言われると微妙だが。 - 名無しさん (2023-06-16 16 41 03) 超絶劣化アドヘイって感じかな? - 名無しさん (2023-06-16 12 40 29) バトオペじゃ別すぎるんで劣化でもなんでもない。こいつ強化してアドヘイになるのかって話よ - 名無しさん (2023-06-16 13 51 42) 高機動型ネモ的な扱いで汎用か強襲で出した方が良かったのでは - 名無しさん (2023-06-16 12 05 44) シールブースターがシールドの役目を果たせてないのはいささか...緩衝材かシールドブースターとしての機能が欲しいなぁ...キャノンがある都合上半壊状態にできないのかなぁ.. - 名無しさん (2023-06-16 12 02 21) 別に武器内蔵してるけど壊れる盾は既に存在してるから壊せないわけじゃない。単純に450で盾3枚の支援機はやり過ぎと考えたんじゃないかな。被撃破多くて修正入ることになったら緩衝材は貰えるとは思うけど - 名無しさん (2023-06-16 12 28 03) さすがに45アドヘイにはなれなかったか...緩衝材は確かにつきそう - 名無しさん (2023-06-16 12 41 39) やることシンプルで足回りはそこそこ良いからややこしい機体は持て余すって人には良い機体。バインダービームのノンチャはチャージラグで動く相手が狙いづらい - 名無しさん (2023-06-16 10 52 10) ジムライフルは未使用だけど、バズはクールタイムが、ビームライフルはヒート率と長いオバヒ時間でどれも回転率が悪くて、個人的にはキャノン一択かなぁ・・・ジムライフルは脚部補正があれば使い道あったかもだけどマシ系持たせるならハイキャのほうが・・・ってなるな。キャノン持たせるとハイキャとはまた違った感じで回転率の良い機体に感じる - 名無しさん (2023-06-16 10 11 23) BRは焼かなければずっと使えるし、補助ジェネ詰めば、肩ビーと合わせてオバヒ時間も短縮できる。何より歩き撃ち可能なので足回りを活かしやすい。キャノンは静止射撃なので、足回りを活かしにくく、ただの固定砲台をするなら別の機体でいいって感じ。わざわざ射撃補正の低いこいつで遠距離固定砲台をやるメリットはない。 - 名無しさん (2023-06-16 10 43 58) BR焼かなければっていうけど実質クールタイム8秒だし、たった2発の焼き切り覚悟でオバヒ短縮って言っても14秒近く撃てなくなるのはなぁ。それこそ威力も含めてハイキャで良い、になっちゃうんだよなぁ。そもそも移動チャージできるこいつを固定砲台と決めつけてる時点で相当アレだけど - 名無しさん (2023-06-16 11 09 37) ハイキャは足が遅いし、バランサーも持ってないし、格闘貧弱からハイキャでやる必要ない。キャノン装備は射撃でよろけ継続できないし、静止射撃だから格闘もいけないし、ダメージが出し辛い。遠距離から撃ってるだけなら別の支援機でいい - 名無しさん (2023-06-16 12 00 24) キャノン装備だから遠距離からしか攻撃しないって決めつけてる時点でたかが知れてるっていうか・・・ - 名無しさん (2023-06-16 14 02 57) 横からだけど、素ネモのキャノン装備でそういう乗り手に遭遇しすぎたんじゃないかな?あと500で静止射撃始動が命知らずすぎるというのもあると思う>決めつけてる - 名無しさん (2023-06-16 20 16 22) 500じゃなかった、450だ。失礼した - 名無しさん (2023-06-18 00 21 07) BRやバズよりもキャノンを担ぎ、良好な足回りを活かして常にポジションを変えながら射撃をした方が安定した戦績を出せました。現状だとこの機体ならではの特色が弱い印象でした - 名無しさん (2023-06-16 01 06 46) そういうタイプの人もいるだろうから、武器宣言は必須かもね。僕だとBRが向いてそうだし(引けてない) - 名無しさん (2023-06-16 08 18 41) 横だけど近距離戦はかなりしんどい。SBビームが切り替え1秒かつ2連射だから追撃がちょい遅いうえに止まってる時間が長すぎて反撃食らいやすい。かといって1射でキャンセルするとダメージが少なすぎるうえバズにしろBRにしろ次の射撃までしばらくかかるからその間何もできない。味方が押せ押せで格闘まで余裕で振れるって状況ならいいけど膠着や押されてる状態になると仕事はほとんどできないので今のところキャノン安定なのは間違いない。もちろん近距離のほうがやりやすいって人もいるだろうけど相当立ち回り上手い人に限られると思う - 名無しさん (2023-06-16 09 13 29) 射補の低さが支援機として欠落してるな… - 名無しさん (2023-06-16 01 03 44) ビームキャノン2発ヒットで強ダウンくらいないと使えん。 - 名無しさん (2023-06-15 23 51 47) シールドよりもそのお面のが気になる - 名無しさん (2023-06-15 22 06 22) ガンイージー感あるよな - 名無しさん (2023-06-15 22 48 27) 齧歯類っぽい。ビーバーとか - 名無しさん (2023-06-15 23 09 12) 本当に実装されたのかってレベルで見ないな、さすがに中コスで半額も無しだと回してる人そのものが少なそうか - 名無しさん (2023-06-15 21 23 09) もうじき周年・先週半額やコンジェ目当てで回した・ネモカノンって何?・支援とかいう不遇兵科・一見そこまで強くも面白くもなさそう・450支援に別に困ってない、と回さない理由がやたらあるからなぁ・・ - 名無しさん (2023-06-15 21 46 29) カタログスペック見てもここで乗った人のリアクション見ても環境更新する程の強さはないみたいだしね。ハイキャやガゾガン持ってる人、支援乗らん人は見送りだろう - 名無しさん (2023-06-15 22 20 59) メインの選び方やフルチャノンチャ、バランサーのおかげでどこでも戦える良い機体だよ、まぁこのタイミングで星2で支援なんて引くのは限られるだろうけど - 名無しさん (2023-06-15 23 10 10) それだけじゃない。そこに加えて「回したけど出なかった」層もいるんだよ。僕とか - 名無しさん (2023-06-17 19 44 32) twitterで流れてた動画で見たけど、(ノンチャビームキャノン一射止め→170mmキャノン)をループさせてちょっとした弾幕を展開してるのがあったなぁ。 - 名無しさん (2023-06-15 21 06 43) このネモが170mm装備できるの中々エモい - 名無しさん (2023-06-15 20 46 02) 緊急回避もマニューバもなしでコスト300の得物握ってインファトしろって無茶があると思うんだが。しかも耐格もHPも低い - 名無しさん (2023-06-15 20 44 20) こいつの真価は中〜後衛でビーキャでよろけとってメインキャノンで足ポキ狙いじゃね - 名無しさん (2023-06-15 20 57 56) ハイキャガゾガンが同コスにいるのが辛そう - 名無しさん (2023-06-15 19 55 22) 同コストに似てそうな窓いるけど、出る幕ある? - 名無しさん (2023-06-15 19 07 18) マドロックとは似てないと思うけど。バランサーあるくらいしか共通点ない。 - 名無しさん (2023-06-15 19 20 51) 立ち回りは似てそうだけど、まあ即よろけ2種持てるのと、ネモキャ持てるのと、耐久が違うかもしれん。ワシは今んとこ引かねぇ予定。 - 名無しさん (2023-06-15 19 30 13) 格闘ふらないと火力が出ねぇ・・・バルカンの威力がもうちょっと強ければよかったのだが。 - 名無しさん (2023-06-15 20 04 44) まず体力が全く似てないかな - 名無しさん (2023-06-15 22 43 46) ディテクタとフルカスの方が近くない? - 名無しさん (2023-06-16 01 01 46) コンロイ機がヤバすぎてこっちの話題が(以下略) - 名無しさん (2023-06-15 18 51 57) コスト帯は勿論兵科も違うアレと比べてどうすんねん… - 名無しさん (2023-06-15 19 03 02) ビグ・ザム解禁されて沸いた次の週にジム解禁されてもそう…としかならんやろ?研究が進んで実はイデオンでしたくらいのインパクトがないと話題にならない。そんくらい先週のコンロイが衝撃的だった - 名無しさん (2023-06-15 19 18 59) …それで?そうゆう話を機体板でする意味は?理由はなんなんですかね? - 名無しさん (2023-06-15 21 10 00) キャノンよりバズの方が使いやすいかな、キャノン結構地面に吸われるし - 名無しさん (2023-06-15 17 58 02) 宇宙でバズ持てて、強制噴射持ってる45支援ってのが強みかな?地上だとうーん感は否めないけども。D2よりは使いやすい宇宙支援って感じか?アドへイが悪さしすぎてる分調整してる感があるね。 - 名無しさん (2023-06-15 17 44 11) 宇宙で出してよくて、かつ格闘振っていい支援ということなのかな?だとしたらものすっごくありがたいけど - 名無しさん (2023-06-15 18 32 59) 宇宙はプレイヤー少ないし、元々支援はうーんだから、どうだろう。Aプラ手前のAフラの戯れ言として聞いてもろて。あくまでも機体固有の強みとしてあるのが宇宙うんぬんだから、どうだろう。実際に強いかはよくわからん。地上だと別に他支援でもよくねぇ?ってくらいの強さではありそうだし。決してよわくはないだろうけど。 - 名無しさん (2023-06-15 19 28 14) もしかしなくてもコレ450支援機の射補最低値マークしてるのか?前出て格闘振ったほうが良さげな感じを醸してからの耐格5が目を引くが - 名無しさん (2023-06-15 17 03 50) 回転のいい170㎜とビーキャで遠距離or高台からゴリゴリするかBRorバズから格闘絡めて戦うか、MAPや自分の戦闘スタイルで選んでねって言うことだろうな - 名無しさん (2023-06-15 17 14 09) 射程550のハイキャと射程650のガゾガンがいるから生き残るには狭いマップで格闘しかなさそう。 - 名無しさん (2023-06-15 17 36 43) バズ持って廃墟でシモカスの上位互換的な立ち回りするとか。アンステ1あるから最低限やれるし - 名無しさん (2023-06-15 18 37 15) シールドブースターあるのになんでスキルに制御機構がないのか・・・ - 名無しさん (2023-06-15 16 41 03) 盾扱いじゃないからじゃない?ハイゼンとかにも無いし - 名無しさん (2023-06-15 17 34 46) 強制噴射あり、バランサーありで足回りはとても良い。ネモの170mmキャノンが装備できるがキャノンとのよろけ継続は出来ない。よろけ継続・格闘するのなら移動撃ちできるジムⅡBR装備が安定。キャノンの蓄積は高い。射撃補正が低く射撃火力は控えめ。格闘火力はかなりあるので積極的に殴るべきかもしれない。そんな機体 - 名無しさん (2023-06-15 16 27 51) あえて言えばこれだけ足回りが良いなら空プロかヘイズルのようなシールドブースター制御機構やシールドブースターの緩衝材なりあってもとは思うしネモを支援にして肩ビー付いただけになっているな。 - 名無しさん (2023-06-15 16 43 11) test - keasemo (2023-06-15 15 02 52)
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境界線上の小鳥遊宗太 ◆OQO8oJA5SE 暗闇の中、乾いた靴音が逃げ場所を求め反響する。 だが深く閉ざされた地の底ではそれは叶わない。 逃げ場所を失い次第に弱まった音は、やがて冷たい岩肌へと吸収される。 だが足音は無限に生まれ、無機質による食物連鎖は終わることなく続いていく。 その体系の一番下に位置する、足音を作り出している存在は2つ。 それらは緩やかに傾斜した洞穴の中をゆっくりと、だが決して止まることなく進んでいる。 「――駅とはただ、止まるための場所ではない」 そのうち一つが足音とは違う音を作り出す。 ランタンのオレンジ色の光にぼう、と浮かび上がるのは髪をオールバックに撫で付けた青年の姿だ。 瞳に力強い意思を浮かべるその青年の名は、佐山・御言という。 「外界から新たな乗客を受け入れ、また古き乗客を送り出す場所でもある。 ……故に駅と名乗る以上、外界と駅が断絶されているならば、それはどこか外界に繋がってなくてはならない。 そしてここ、H-3におけるその道こそが――この廃坑というわけだ」 廃坑……それはかつて何かを掘り出していた、廃棄された坑道の事を指す。 事実これまでの道のりで、使われなくなったトロッコやツルハシの柄の部分などが放置されているのを2人は見ている。 だが、それらがフェイクだということは少し見れば分かる。 映画のセットを見たことがないが、ああいうものなのだろうと思う。 それほどまでにそれらは人為的で、不自然だったのだ。 上部に備え付けられた電灯はわざとらしく埃を被らされており、今まで一度でも点灯させたかどうかすら怪しいものだ。 そんな偽りだらけの冷たく暗い廃坑を2人の青年は掲げられたランタンの光だけを頼りに邁進していた。 その状況下で、佐山の同行者であるウェイター服の青年・小鳥遊宗太が思うのはたった一つのことだった。 (あれで、良かったのかなぁ……) "あれ"とはもちろん、地下鉄で佐山に投げかけられた4つの選択肢のことだ。 小鳥遊からの返答を聞いた佐山は、それに対して特に否定も肯定も示さず、 『ふむ……このままここにいても仕方がない。とりあえず地上を目指そうじゃないかね』 と言い出し、そのまま階段に向かって足を進め始めたのだ。 そのことについて小鳥遊はこれまでの道中、それとなしに聞き出そうとしたがすべて上手くはぐらかされてしまった。 ――なんで答えてくれないのだろう。 やはり、選択を間違ったのだろうか。 だが佐山なら間違ったのなら、あの場で即刻訂正しそうな気もする。 ということは間違ってない、ということだろうか。 でも、だったら何故――…… 思考は同じところを廻り、答えへと決して到達しない袋小路へと迷い込む。 その逡巡を断ち切ったのは、『小鳥遊君』と呼びかける佐山の声と、差し出されたディパックであった。 「……すまないが少しの間、これを預かってもらえるかね」 「? いいですけど……何をするつもりなんです?」 「何、少しでもこの腕に慣れておこうと思ってね」 そうとだけ言うと妙に長い左腕を前に構える。 そして次の瞬間、両の足が刻むのはスタタン、スタタン、という軽やかなステップ。 続けて長さの異なる両腕から繰り出されるのはジャブからのワン、ツー。 更にそこから流れるようにショートアッパーが繋がれ、唸りを上げる。 その繰り返し……いわゆるシャドーボクシングを繰り返しながら、前方への移動を再開する。 「すごいな……」 そんな言葉が、思わず小鳥遊の口をついて出る。 同僚の見慣れた本能に任せた右とは違う、洗練された技巧による連撃。 廃坑内に連続して残響する、拳が空を切り裂く音。 そこには特に格闘技に興味のない小鳥遊でさえも見入ってしまう刀剣にも似たある種の美しさがあった。 「ヒヒジジィに仕込まれてね。ゾロ君たちのような"戦士"ほどでなくとも、それなりのものだと自負しているよ」 だがそこで佐山は唇をかみ締め、僅かな苦味を混ぜる。 「……だが本調子ではない。 先程も言ったがとてもバランスが悪い……同程度の実力の相手なら致命的な隙がどうしても出来てしまうだろう。 ……いや、例え本調子だったとしても、恐らくは"彼ら"には届かないだろう」 そう、武術の心得のある佐山でも徒手空拳では届くまい。 ラズロ、およびストレイト・クーガー。 数分前に会っただけにもかかわらず、小鳥遊は恐らく一生忘れることはないだろう人たち。 いや、彼らは本当に人だったのだろうか。 空間を削り取るもの、地下鉄を追い越すほどのスピードを出すもの…… 自分の知る『ケンカの強い人間』とは、文字通り次元の違う存在。 その一人に襲われた時の殺意を思い出し、再度湧き上がってきた恐怖に身震いする。 「……それに、もっと憂慮すべきことがある」 そう話す佐山はこれまで以上に真剣な顔つきだ。 やはり達人である以上、自分の考え付かないような不安要素を見出しているのか。 「それは……」 「それは……?」 唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえる。 「もしもこの左腕で新庄君の尻を触った場合、それは私が触ったことになるのかどうか、ということだ」 「俺の心配を返せ!」 「何を言うのかね。大きな問題だよ、これは。 この左手は自由に動かせるし、感覚もある。ということは感触を楽しむのは、間違いなく私だ。 だが触っているのは赤の他人の凶悪モヒカンの左腕なのだよ。 例えば左手でしか新庄君の尻を触れないチャンスがあった場合どうすればいいと思う? 新庄君の尻の恩恵を受けるのは世界中で私だけで良い。 だが先程のような場面に直面した場合、この私の神仏のごとき心の広さを持って、左腕にも恩恵を与えてやるべきか。 それとも鋼の意思による自制を持ってとどめ、理想に殉教すべきか……おお、これは彼の"個体化の原理"にも匹敵する難題だね?」 愉悦と苦悩を同時ににじませ、ああでもないこうでもないと妄言を呟いている。 常人が見れば何らかの冗談だと思うだろう。 だがこれがこの青年の素なのだと、長らく行動を共にしてきた小鳥遊は理解していた。 佐山・御言は普段は同年代とは思えないほどの落ち着きを見せる、頼れる青年だ。 だが新庄という人物(特に尻)の話題になると、リミッターが壊れる性質があるようだ。 未だ奇行を続ける佐山を反目で見て、小鳥遊は思う。 ……だめだこの人……早く何とかしないと。 というか、この人に対していったい何の遠慮をしていたのだろう。 こっちがこんなに不安になったり苛ついているのに、この人は…… ああ――だんだん腹が立ってきた。 「おや、どうかしたのかね。額に青筋立てながら小刻みに震えたりなどして。 あまりカリカリしすぎると寿命を縮めるよ? 乳酸菌はちゃんと摂取しているかね?」 どこかコメディアンのようなオーバーな動きと共に放たれた言葉に堪忍袋の尾が切れそうになった瞬間、 急に真顔に返り、おちょくるようだった声色が真剣なものへと変化する。 「さて、君の健康状態はおいておくとして…… 方針は決まった、ならば具体的な行動を決めようではないか」 急激な変化に戸惑う小鳥遊。 佐山はそんな彼に向け、更に言葉を重ねる。 「君の出した答えは確か――2番、だったね?」 地下鉄の駅で宗太の出した答えは2番、『まずは強力な武器を見つけ、ラズロの様な参加者にも対抗可能な状況を作る』であった。 そのことに対し、佐山は初めて意見を述べる。 「しかし……意外だね。てっきり1番を優先するものだと思っていたのだが」 選択を間違ったのだろうか、という恐怖から背中に脂汗をかく。 だが佐山の目に浮かぶのは、間違いを正すものでもなく、むしろ―― (……試されて、いる?) 普段から(程度の差やベクトルの違いはあれど)奇人変人に囲まれている小鳥遊は、そのことを漠然と感じ取った。 だから言い訳ではなく、それを選んだ理由を口にする。 「……うん。だって俺たちには……力がないですから……」 そう、自分たちが探している二人、伊波と新庄は決して"強者"ではない。 そしてそれは自分たちにも言えることだ。 こちらの戦力は本調子ではない佐山の格闘術と、対斬撃防御に特化した秘剣電光丸のみ。 もし、こんな状態で合流したとしても、あのラズロみたいなのに襲い掛かられたとしたら一溜りもない。 だから、小鳥遊はまず自分たちの身を守るための"力"を手に入れることを優先する。 「試すような真似をして悪かったね」 こちらが気づいたことに対して気づいたのだろう。 表情を崩し、素直に謝罪の意を示す。 思えば、あの時すぐに答えを聞かなかったのも、自分自身の意見を整理させる時間をくれたのかもしれない。 「……そう、君の言うとおり残念ながら我々は弱者だ。 概念兵器をはじめとした何らかの"力"を持たねば、抗うことも出来はしない」 だが、そこまで言葉を進めると、口の端を僅かに吊り上げる。 「とは言え、彼女たちとは出会い次第合流するつもりではあるし、情報収集も怠るつもりはないがね。 有難いことにこの目的は1番とも並行可能だ。2番をやや優先する程度でかまわないだろう。 ……さて、それでは、逆に優先順位を下げるべきなのは……分かるね?」 「うん、まず……4番は時間的に厳しいよね」 基本支給品の中にまぎれていた時計によれば現在は午後2時前。 地下鉄を使うならともかくとして、今から1時間、徒歩で図書館に到着するのは不可能と判断してもよい。 「そう、更に言うなら先程の放送で待ち合わせ相手たるストレイト・クーガーの名が呼ばれたのだ。 彼らには4-C駅へと向かう理由がない。もしかしたら会えない可能性すらある。 ――未見でありながら、ある程度信頼できる人物との合流の可能性は魅力的だがね」 佐山はそう付け足しながら、小鳥遊に預けていたディバックを受け取る。 「そして3番、地下の探索だが……これもまた、優先度は下げられるだろう」 「うん、何というか……広すぎるからね……」 H-3地下駅にあった駅名標には【E-2駅 ← 廃坑 → G-7駅】と書かれていた。 つまり地下空間は少なくとも7ブロック以上に広がる広大な空間だと推測される。 そんなところをたった2人、しかもノーヒントで探すなど自殺行為以外の何者でもない。 それに、と佐山は再び説明を付け加える。 「迷宮探索ボールを持つゾロ君を探す、という作業はこれまた1・2番と並行できる。 ……いや、戦闘力を持つ彼との合流は2番の目的と同一と言ってもいいかもしれないね」 「え、でもゾロさんはウソップさんの仇を討つために……」 「先程の放送で彼の友人である"モンキー・D・ルフィ"という人物も名前を呼ばれた。 現時点での生存者はおおよそ半数……このペースで行けば想定よりも早く事が進むかもしれない。 この際、多少強引にでも行動を共にしてもらうつもりだよ」 そう言い切る以上、説得する自信があるのだろう。 そして小鳥遊は出来るのだろう、と思う。 時々発症する突発性変態症候群さえ考えなければ、目の前の青年は多少性格に難はあるものの極めて優秀なリーダーなのだ。 「彼は私とやりあったときには全力を出していなかったのだろうし、戦力としては十分だ。 何よりも我々と直接面識があり、ある程度の信頼関係が構築できているというのは大きなアドバンテージだ。 ふむ、信頼と実績のロロノア・ゾロというわけだ」 優先順位を定める会話は、そう締めくくられた。 ……となれば自然に会話は次のステップに移る。 「さて、となると――次に考えるべきはこれからの具体的な行動だね。 端的に言ってしまえば、どこに向かうかだが……それを君に決めてもらいたい」 何故、とは問わない。 佐山がそうするのだからそれなりの理由があるのだろうと、今のところはそう思っておく。 だから返す言葉は"何故"という問いを除いた自分の素直な感想だ。 「……でもこれからの決めるっていきなり言われても……」 「ふむ、では先程と同じようにこちらから選択肢を提示しよう。 それならば――」 だが佐山はそこで言葉を切ると同時、歩みを止めた。 小鳥遊はその理由を問いかけようとして、言葉を喉の奥に引っ込めた。 その原因は佐山の全身を包む空気の変化である。 今、佐山が纏う空気は緊張の一色であり、その鋭くなった視線の先には"何か"が転がっている。 「……?」 ランタンの光によってぼんやりと浮かび上がったそれを、小鳥遊は最初は枯れた木かと思った。 もしくは山奥で寿命を向かえ朽ち果てた老木が一つ、横たわっているのだと。 (何でこんなところに枯れ木が……) だがおかしなことに枯れ木には布が巻かれていた。 しかも複数枚が服のように重ねられて――いや、違う。 『服のように』ではない。それは『服そのもの』なのだ。 破れ、汚れ、砂まみれになったカーキのスーツとワイシャツなのだと。 "それ"に気づくと見えなかったものが見えてくる。 いいや、そうとしか見えなくなってしまう。 朽ちた古木が、次第に"あるもの"にしか見えなくなってくるのだ。 喉が渇く。動悸が逸る。背中を伝う汗が止まらない。 認めたくないという本能的な恐怖がやめろと叫ぶ。 だが理性は急に止まれない。 そして――ついに気づかされてしまう。 枝は手足であり、瘤は頭、そして瘤の文様は落ち窪んだ眼窩だということに。 そう、目の前に横たわるそれが――水分を吸い尽くされ、真ん中で折れ曲がった人の死骸だということに。 「う、うわあああああああっ!!」 それが死体だと認識した瞬間、どうしようもない嫌悪感と恐怖が小鳥遊を襲った。 思えばこの場所につれてこられてから、いや、生まれてこの方、殺された"死体"を目撃したのは初めてだ。 足から力が抜け、その場にへたり込みそうになる。 「落ち着きたまえ、小鳥遊君」 だが尻餅をつく事を避けれたのは、もう一人の青年が腕を取ったからだ。 見た目からは想像も出来ない強い力で、小鳥遊を無理やりに立たせる。 立たせた側の青年は表情を崩さず、いささか真剣みを増した表情でじっと死体を観察している。 「これが今の現実だ。今からこれと向き合わねばいけないのだよ、我々は」 その言葉には確固たる重みがあった。 見れば反対側の手で左胸を押さえている。 人の死にこの青年も何かを重ねているのだろうか? 「……立てるかね?」 「だ、大丈夫だよ」 精一杯強がって体勢を立て直すも、死体の方向は見れず、視線の先は自然と佐山のほうに向けられる。 だから気づいた、佐山の表情に別の感情……『疑念』が浮かんでいることに。 「どうしたの?」 「よく見てみたまえ小鳥遊君。この死体――おかしいところがないかね?」 指差した先。恐る恐る覗いたそこには、先程までと変わらず横たわるミイラがいた。 思わず目をそらしそうになるが、その一瞬、小鳥遊は奇妙な違和感を覚えた。 汗の浮いた掌をぎゅっと握り締め、死体の隅々に目を凝らす。 程なくして小鳥遊は気づいた、その違和感の正体に。 「――首輪が、ない?」 違和感がない、だからこその違和感がその死体にはあった。 ミイラ化した死体は辛うじて人の形を保っており、首と四肢は繋がっている。 だが、ないのだ。本来ならその首に光るはずの銀色の円環が。 「ど、どういうこと?」 「一言で言えばわからないな。だが……これが明らかに異常である事は間違いない」 参加者はすべからく首輪を仕掛けられている。それは絶対のルールのはずだ。 知らぬ間に首輪を仕掛けられたからこそ、実力者たちは畏怖し、その矛先を主催者へと向けることを避ける。 また、首に爆弾が仕掛けられているというその恐怖に駆られ凶行に及ぶものも決して少なくはないだろう。 つまりこの首輪は主催者にとって、重要なものなのだ。 その首輪がないということは一体どういうことなのか…… ありえないことを目にした小鳥遊の脳裏にまず浮かんだのは、一つの仮説だった。 「その……もともと、死んでいた、とか…… 考えたくはないけど……俺たちが来る前にこの会場に閉じ込められて、そのまま……とか」 「いや、理論的な答えではあるが、その可能性はないよ小鳥遊君。 この世界が主催者によって作られた以上、その選択肢だけはありえないのだから」 「つ、作られた?」 自分のディバックの中から地図を取り出し、小鳥遊に渡す。 「地図の両端を見てみたまえ。 上下左右の地形、および線路……もし地図をくっ付けたなら、あらゆるものの位置がぴたりとくっつくはずだ。 レールなどは後から作ったにしても、地形まではそうはいくまい」 言われるまま自分のディバックからも地図を取り出し、くっつけてみる。 と、佐山の云うとおり、一部のずれもなくピタリとくっついた。 「さらに彼を舞台装置として見た場合でも、 こんな辺鄙なところに、こんな死体を置いたところで殺し合いを促進させる要因にはなりはしない」 もしも恐怖による錯乱を目的としたのなら、もっとわかりやすく凄惨な――血まみれの死体等を放置するだろう。 それもどこか目立つ場所に。 だが主催側が意味のないことをするとも思えない。 これがいったいどういうことなのか……佐山が頭が回転させ始めたそのときだった。 自らのディバックの中から小さな獣が頭を出し、背伸びをし始めたのは。 「――獏?」 * * * 「人の足を停めるのは〝絶望〟ではなく〝諦観(あきらめ)〟 人の足を進めるのは〝希望〟ではなく〝意志〟」 恐怖に震え涙を流す少女に向けて男は言った。 「……諦めない」 男の言葉に背を押され、少女は頷いて走り出す。 「……―――来たか」 そして男は覚悟する。 迫り来る、大いなる脅威に対して。 * * * そして、3分ジャストで過去は閉じる。 見せられた過去に宗太は動揺を隠せない。 それもそうだろう、過去の中にいたのは、彼が探すこの場に呼ばれた唯一の知り合いの姿だったのだから。 「伊波さん……!」 「ふむ、彼女が君の友人である伊波君か。 やはりこの彼は彼女を助けた直後、何者かによって殺されたようだね」 一度目を閉じ、先程の夢を詳細まで思い出す。 その夢の中の視線の先にあったのは、やはり男の首部分。 「そして、やはり生前の彼には首輪は嵌っていなかった。 さて、コレはいったいどういうことか……」 「参加者でない、無関係な人ってわけでもないだろうけど……」 小鳥遊が何気なく言った台詞に、驚いたような顔を向ける。 「小鳥遊君、もう一度、言ってくれたまえ」 「え、参加者以外なら首輪してなくてもおかしくないけど……」 小鳥遊の言葉に、しばしの間、何かを考え込み……そして口を開いた。 「――いいかね、これから話すことはあくまで仮説の一つとして聞いてもらいたい」 一つ、前置きをして、話し出す。 「もしも、だ。ここにいる彼があのギラーミンに呼ばれた存在ではなかったとしたら?」 そんなことを、口にした。 「……どういうことさ」 「恐らくは――彼は招かれざる客。 65人目の参加者という……本来ならありえないはずの存在だ」 絶句する小鳥遊に向けて、佐山は更に言葉を続ける。 「確かに、彼が何らかの手段で首輪をはずした可能性もある。 だが枷である……恐らく監視機能やその他もろもろの重要機能の詰まった首輪が簡単に外れるものだろうか? それも半日も経たずといった驚異的なスピードで。 例えば……そうだね、こんなのはどうだろう」 一息ついて、己の仮説を語り始める。 「"彼"は隙を見てあの最初に我々が集められた会場に入り込んだ。 だがギラーミンはそれに反応することは出来なかった。いや許されなかったというべきか。 当然だ、イレギュラーに反応するということは、主催者に弱みがあるということを見せ付けることになる。 このゲームの潤滑な進行を考えれば、それは避けたかっただろう。 自分たちが『絶対的優位にある』という、ということを演出しなければ、予想より反抗者を生むことになるだろうからね。 だが一方で、スーツの彼も忍び込むのが精一杯で、行動に移せるほどでなかった…… もしくは動いてもどうにもならないことを知っていた、か」 「どういうこと?」 「よくあるだろう、"フフフ……あいつは我らの中でも一番の下っ端"というアレだよ。 これだけのこと……個人で起こすにはいささか規模が大きすぎる。 ギラーミンの背後に何らかの組織がついていた――もしくはギラーミンが何らかの組織の一員だったとしても、不思議なことではない。 ならばあの場所でギラーミンを打倒したとしても、背後に控えた者達によって滞りなくゲームは開始されていただろう。 それではまったく――意味がない」 この殺し合いを仕組んだのがあのギラーミンという男一人だけということはあるまい。 監視・放送、そしてその指揮……必要なのはとにかく人員だ。 規模は不明だが……この殺し合いを仕組んだのは何らかの"組織"……そう考えるのが自然だろう。 「じゃあこの人はこの中に名前が載っていない人ってこと?」 「さぁ、どうだろうね? 私の記憶が確かならば、あの最初に集められた場所で私はこのディバックを持たされていなかった。 つまり支給品に関しては後からいくらかの細工は出来た、ということだ」 名簿はコピーを取り直し、その場所だけ入れ替えればいい話だ。 何しろ最初の場所からこの場に移動するまでどれだけの時間がかかっているのか……それすら分からないのだから。 「また、参加者の位置が完全アトランダムではなく、開催者側の意図が入れることが出来るのならば間接的に殺害させることも可能だろう。 やり方は簡単だ。近くに足手まといを配置し、そのすぐそばに強力な殺し合いに乗るであろう人物を配置する…… そうすれば正義感の強い彼から逃げ場を奪うことが出来る。 万が一、逃した時のことも考えて、最初から抱き込まれた参加者もいるかもしれないね」 放送で呼ばれたとすれば、万が一、その弱者に名乗った場合のことを考えれば筋は通る。 もしくは会場内に彼の協力者が潜んでいた場合の燻り出しも狙っていたのかもしれない。 「だが、この考えが正しい場合、重要なのは彼がここにいた意味だ。 彼は過去を見ての通り、類まれな正義感の持ち主だ。 そんな彼が動いた理由はただ一つ……彼は、我々を助けようとしてくれていたのだ。 それも悪人善人の区別なく全員を、ね。 だとすれば、その彼があの会場に潜入した理由……それは我々を助ける方法がこの会場内にあるということではないだろうか?」 そう、根本的な"殺し合い"を破壊する方法。 少なくともそのきっかけがこの場所にはあるのではないだろうか。 そして自分たちは"地下空間"という怪しい場所を知っている……! (……数時間前まで、ほとんど何も出来ていなかったのに……) もしかしたら自分たちは予想以上に主催者の近くに来ているのではないだろうか? 小鳥遊の心は思いがけず見出せた『生きて帰れる』という光明に躍る。 だがそれと同時に首に感じる存在が、忘れていた恐怖を揺り起こす。 喉もとの首輪は健在。そして脳裏に浮かぶのは爆発と共に倒れる女の人。 そう、未だ自分たちの命はギラーミンに握られているのだ。 真実に気づいたものは秘密裏に始末される――映画なんかで使い古されたパターンだ。 だが死人に口なし。有効な手段であることに変わりはない。 もしかしたら次の瞬間にも、この殺し合いを円滑に続けるため始末されるのではないか? ぶり返してきた緊張に息を飲み込む、が、対する佐山は漲っていた緊張を解き、大きく息を噴出す。 「――とはいえ、この仮説に確固たる証拠があるわけではない。 どちらかといえばこうであればいい、という希望論に近いものがあるよ、これは。 すべては我々の勘違いかもしれないし、何らかの方法で首輪をはずせたのかもしれない……まぁ、それはそれで希望だがね」 希望……それは過去で彼が言っていた言葉。 その言葉を目の前の青年も思い出したのかもしれない。 「人の足を停めるのは〝絶望〟ではなく〝諦観(あきらめ)〟 人の足を進めるのは〝希望〟ではなく〝意志〟――いい言葉だね。 ならば我々も意志を持って、歩き出すとしよう」 その言葉どおり、佐山は全身を再開し、小鳥遊もあわてて後を追う。 一瞬だけ、横たわる古木のような死体に目をやって。 「……彼を埋葬する時間も余力も我々にはない。 残酷なようだが……ここで時間を潰すことを彼もまた望まないだろう」 そう、彼に報いるというのなら、諦めず生きることこそ手向けになるだろう。 彼が何者であっても命を懸けて伊波まひるを救ったことだけは確かな真実なのだから。 だから2人は黙祷をささげつつ、地上を目指す。 そして程なくして、目に僅かな光が入る。 次第に明るさを増すそれは長い長い廃坑の終わり。 一歩一歩着実に、その終局を二人は目指し、そして……到達した。 「うわ……」 廃坑の入り口から一歩、外へと踏み出した瞬間、一陣の風が全身に纏わり付いていた埃や砂を吹き飛ばす。 生理的な反応として肺は新鮮な外気を求め、2人の体もそれに応える。 さて、文字通り一息ついた後に時計を見れば2時直前。 まだ日は高く、暗闇に慣れた宗太たちの目を容赦なく責める。 「さて、先程言いかけたこれからのことだが…… 武器や武具、そして戦力を集めるには、まず人が集まりそうな場所に行くことこそ重要だ。 誰か、友好的な人物と出会えるならば良し。 そうでなくとも戦闘の余波で取り落とした誰かの荷物があるかもしれない。 危険人物の襲来には、これまで以上に気を配る必要があるがね。 となると、とりあえずはここから北に位置する遊園地――」 異形の左手で回転していない観覧車を指差す。 そして、腕を固定したまま体を180度回転させる。 「――もしくは南、山頂に位置する古城跡。 どちらかをランドマークに歩を進めるのが定石だね」 選択肢は与えられた。 そして再び選択の時間はやってくる。 「さぁ小鳥遊君、――前進しようではないかね」 今度は二択。 北へ進むか、南へ進むか。 さぁ、ここが運命の境界線上。 【H-3 廃坑入り口/一日目 日中】 【佐山・御言@終わりのクロニクル】 [状態]:健康、左腕欠損(リヴィオの左腕を移植) [装備]:つけかえ手ぶくろ@ドラえもん(残り使用回数3回)、獏@終わりのクロニクル [道具]:基本支給品一式(一食分の食事を消費)、空気クレヨン@ドラえもん [思考・状況] 1:これからの行動を決める。 2:優先順位に従い行動する(注1) 3:本気を出す。 ※ポケベルにより黎明途中までの死亡者と殺害者を知りました。 ※小鳥遊が女装させられていた過去を知りました。 ※会場内に迷宮がある、という推測を立てています。 ※地下空間に隠し部屋がある、と推測を立てています。 ※リヴィオの腕を結合したことによって体のバランスが崩れています。 戦闘時の素早い動きに対して不安があるようです。 ※地下鉄を利用するのは危険だと考えています。 ※過去で伊波の顔を知りました。 【小鳥遊宗太@WORKING!!】 [状態]:健康、腹部に痛み [装備]:秘剣”電光丸”@ドラえもん [道具]:基本支給品一式(一食分の食事を消費) [思考・状況] 1:これからの行動を決める。 2:優先順位に従い行動する(注1) 3:佐山と行動する。 4:ゲームに乗るつもりはない。 5:全てが終わった後、蒼星石と吉良吉影を弔ってあげたい。 ※ポケベルにより黎明途中までの死亡者と殺害者を知りました。 ※過去で新庄の顔を知りました。 ※獏の制限により、過去を見る時間は3分と長くなっています。 ※地下鉄を利用するのは危険だと考えています。 注1:これからの行動の優先順位(1から高い順) 1、まずは強力な武器を見つけ、ラズロの様な参加者にも対抗可能な状況を作る。 (戦闘力を持つもの(ゾロなど)との合流なども含む) 2、新庄と伊波を捜索して保護する。 3、4-C駅へと向かい、ストレイト・クーガーの仲間と合流をする 4、地下鉄内を探索する 時系列順で読む Back Deus ex machina ―終演― Next 瞬間 投下順で読む Back 私のお墓の前で泣かないでください Next 瞬間 Back Next GO AHEAD 小鳥遊宗太 偶然と必然のあいだ GO AHEAD 佐山・御言 偶然と必然のあいだ
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勘弁記 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)周藤《すどう》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#8字下げ] ------------------------------------------------------- [#8字下げ]一[#「一」は中見出し] 「どこまでつれてゆくんだ」「なにもうそこだよ」「おなじことばかり云っているが、もうやがて仕置場ではないか」「仕置場が恐ろしいわけでもないだろう」印東弥五兵衛はにたりと笑い、まるい肥えた肩をすくめながら空を仰いだ。「それより見ろ、いい月だぞ」 周藤《すどう》新六郎はにがにがしげに唇を歪《ゆが》めた、つまらぬ事を面白そうに持ってまわるのが弥五兵衛の癖である。着物の衿が曲っているのを注意するのにも、いろいろ遠まわしに仄《ほの》めかしたあげく「いって鏡をみろ」というような風だった。新六郎のほうは単純で直截《ちょくせつ》で、いつもけじめのはっきりしたことを好んでいた。衿が曲っていれば「衿が曲っているぞ」と云うだけである。弥五兵衛にしたがえばしかしそれはきょく[#「きょく」に傍点]が無さすぎるという、それでは却って相手に恥をかかせる場合もある、やはり自分のようにするのが「人情の機微」に触れているというのだった。……まいつき十五日に、馬廻り番の若ざむらいたち十人ばかりで、まわりもちで武道の話をする集りがあった、その夜も楯岡《たておか》市之進の家で十時ころまで話した帰りに、面白いものをみせるからぜひとさそいだした。興もなかったがあまり熱心にすすめるので、云うなりについて来ると、城下を出はずれ、旭川の堤にのぼってずんずん川上のほうへゆく、もうすぐだと云うばかりでなにも説明しない、そのようすがいつもの思わせぶりにみえるので、新六郎はしだいにばかばかしくなりだした。……秋十月のしずかな夜で、ちょうど頭上へ昇った月が川波にきらきらと光を投げていた、そのあたりは両岸とも荒地や叢林《そうりん》がつづいていた、ひっそりと眠ったように黝《くろ》ずんだ森がみえ、早くも裸になった梢の枝を寒々と月に照らされている楢《なら》の林がみえた。深い藪の奥のほうでなにかに驚いた寝鳥がけたたましく叫び、ばさばさと羽ばたきをしてすぐにまた鎮まった。 「おい此処だ、しずかにして呉れ」弥五兵衛がそう云って足をとめた。堤の右は川、左がわに枯れた草原があり、そのさきに赭土《あかつち》のかなり高い崖がのびている。「そう見まわしたって此処に何もあるわけじゃない、みせるというのは是だよ」弥五兵衛はそっと自分のさしている大剣の柄へ手をやった。「是は貴公も知っているとおり夏のはじめに求めた粟田口の新刀だ、みんなの鑑定ですがた[#「すがた」に傍点]はよいが斬れ味はわるかろうと云われたあれだ」「印東、――ためし斬りか」「そう云うだろうと思ったから黙ってつれて来たんだ、しかし相手は乞食だ、いやまあ聞けよ、半月ばかりまえからおれは食事をはこんでやっている、乞食非人とおちぶれては生きていても世のためにはならぬ、云ってみれば穀潰《ごくつぶ》しだ、それを半月おれは養ってやった、つまり今夜あるがためさ、見ていて呉れ」「待て印東、それは乱暴だ、印東」 呼びとめたけれど、弥五兵衛はもう大股に草原をあるいていった。月をいっぱいに浴びた赭土の崖の一部に、入口を枯草でかこまれた洞穴がみえている。弥五兵衛はその洞穴へ近よっていって声をかけた。「これ奥州とやら、もう寝たのか」洞のなかでなにか答える声がした。「出てまいれ、月見もどりだ、酒肴《しゅこう》の残りを持って来てやったぞ」 もういちど答える声がした、そして穴の中から乞食が出て来た。新六郎は堤からおりて草原の中に立っていた、弥五兵衛は紙に包んだものを乞食に与え、ちら[#「ちら」に傍点]とこっちへふりかえった。そして乞食が貰ったものを押戴いたとき、かれはちょっと身をひくような恰好をした。えい[#「えい」に傍点]という叫びが聞え、白刃がきらっと月光を截った、なかなか的確な一刀だった、乞食のからだは薙《な》ぎ倒された草のように右へよろめいた、しかしそれは斬られたのではなかった、右へよろめいたと見た次の刹那に、乞食はすっと立ち直っていたし、どうしたものか、氷のようにするどく光る大剣を抜いて、青眼に構えていた。新六郎はあっ[#「あっ」に傍点]と思った、弥五兵衛のおどろきはそれ以上だったに違いない。かれは逆上したようすで、絶叫しながらむにむさんに斬りこんだ、まるで桁違いの腕である。――これはあべこべに斬られる。そう思ったので、新六郎は大きく声をかけながら二人の間へ割ってはいった。「お待ち下さい、危い、印東かたなをひけ」 [#8字下げ]二[#「二」は中見出し] 年は二十七か八であろう、鬢髪《びんはつ》ものび、ながい労苦で肉もおちているが、眼つき唇もとに凛とした気質がみえるし、月光にうつしだされた肩のあたりも、つづれこそまとっているがどこか昂然たるものを持っていた。「わたくしは松野金五郎、父は金右衛門と申しました」かれはさっきの無反《むぞり》の直刀を仕込んだ竹杖をかかえ、洞穴の下の枯草のなかに腰をおろして、月を見あげるようにしながら語りだした。新六郎はかれと向きあって坐り、弥五兵衛はそのうしろへさがったところにいた、そしてまだときどき苦しそうに深い息をついては生つばをのんだ。「父は大和のくに高取藩士で、七百石の徒士組《かちぐみ》ばんがしらを勤めておりましたが、いまから六年まえ、ある事情から組下の者のために闇討ちを仕掛けられ、抜き合せは致しましたものの、ついに斬り伏せられてしまいました、以来わたくしはそのかたきを求めて諸国をめぐってあるき、ごらんのとおり」かれは袖をかえして苦笑した。「乞食《こつじき》非人の境涯にまでおちぶれました。しかしその甲斐あって、ようやく当のかたきのいどころをつきとめることができたのです。かたきは御当藩にいたのです」 「かたきが岡山藩に」弥五兵衛が身をのりだした、「してその、その者の姓名はなんと云います」 「いや待て、それを伺うまえに」新六郎はさえぎって訊いた。「おたずね申すが、御尊父がお討たれなすった事情というのはどのようなものですか」「それは申上げられません」ふと眼をそらす表情を、新六郎はじっと見まもりながら、「しかし伺わなければならぬ」とたたみかけて訊いた、「こうして無理にお身の上をうちあけて頂くからは、われわれとしても武道のてまえ聞き捨てにはならぬ、しかし御尊父のお討たれなすった事情によっては、はなはだ申しにくいがお力添えはなりかねます、だからぜひその事情は聞かして頂かなくてはならぬと思います」 「――申しにくい事なのです」金五郎は口ごもりながら、いかにも云いにくそうに答えた。「しかし、さよう、やはり申上げるのが本当でしょう。――実は、その者はわたくしの妹に恋慕して、再三ならず文をつけ、また酒のうえでしょうが路上で無礼なふるまいを致しました、それで父が面罵《めんば》したのです、言葉はどうあったか知りません。しかし父は少くとも他人に聞かれる場所を避けるだけの思遣《おもいや》りは忘れませんでした。それが原因でした、――申上げたくなかったのは、そういうかんばしからぬ事情だったからです」「それで充分です」新六郎はうなずいて云った。「その者の姓名をお聞かせ下さい」「旧主家にいるときは飯沼外記之介といいました、御当藩では楯岡市之進と申しております」「――楯岡市之進」弥五兵衛がおどろきの声をあげた、新六郎はそれを抑えつけた。「相違ありませんか」「当人をしかと見届けています、たしかに間違いはありません」新六郎はちょっと考えるようすだったが、すぐに向き直ってはっきりと云った。「よくわかりました、及ばずながら御本望を達するようお力添えを致しましょう。しかしなお数日お待ち下さい、晴れて勝負のできるようにはからいたいと思いますから」 「お話し申したうえは万事おさしずどおりに致します、よろしくおたのみ申します」 「では今宵はこれで」そう云って新六郎は弥五兵衛をうながして立った、「いずれ明日にもまたお眼にかかりにまいります」 松野金五郎は堤の上まで送って来た、月はいよいよ冴え、霜でもおりるのか、空気はひどく冷えてきた。新六郎は黙って、大股にずんずんあるいてゆく、弥五兵衛はその肩をみながらうしろからとぼとぼついていったが、やがていかにも困惑したような調子で云った。「とんだ事になった、ばかな真似をしたものだから、……済まぬ」けれど新六郎には聞えなかったものか、なにも云わずにあるいていた。……かれは楯岡市之進のことを考えていたのである。此処へ来るまえ、今宵は市之進の家で例月の集りがあったばかりである。その顔も話す声つきもまざまざと印象に新しい、いやそればかりではない、市之進はかれにとって妹婿だった、おのれの妹さだ[#「さだ」に傍点]が市之進に嫁してもう半年になる。――そういう男とは思えなかった。新六郎はいくたびもおなじことを呟きつづけた。 [#8字下げ]三[#「三」は中見出し] 楯岡市之進は三年前藩主池田光政にみいだされて岡山藩へ仕官した。じきじきのお取立てではあるし、槍術にすぐれた腕をもっていたし、そして性格のまるい、謙譲な人づきあいのよい質だったから、上のおぼしめしも家中の評判もよかった。新六郎の家へは弥五兵衛がはじめにつれて来た、そして毎月の集りに加わるようになってから、人を介して妹のさだ[#「さだ」に傍点]に結婚を求めてきたのである。はじめは一応ことわった、家柄も血統もよくわからぬ他国から来た者に、妹をやる気にはなれなかったのである、けれど老職の池田玄蕃があいだに立ったのでついに婚約を承知し、それから半年ほどしてこの四月に祝言をしたのであった。――そうだ、そうかもしれない。新六郎は家にかえり、寝所にはいってからも考えつづけていた。そういう過去の失敗があったからこそ、楯岡市之進の性格は今日のようにまるくなり、謙譲になったのかもしれない。あれだけ槍術にすぐれていながら、少しもそれを表面にあらわさず、出頭の身でいてつねにへりくだった態度を忘れない、そういう挙措《きょそ》の裏には高取藩での大きな過誤があり、それを胆に銘じて立ち直ろうとする努力が今日のかれをなしているのだ。――だから、もし現在のすがたが偽りのものでないとすれば、むしろかれはよろこんで松野金五郎と勝負するにちがいない。金五郎という男もかなり腕がたつ、市之進の槍は定評がある、勝負がどちらのものになるかわからない、けれど討たれるにしろ返り討ちにするにしろ、これで市之進はさっぱりと過去のあやまちを清算することができるのだ。――かれもさぞさばさばすることだろう。そこまで考えて新六郎も気持がおちついた、そしてその翌る日、食事をしまってから紙屋町すじにある楯岡の屋敷をおとずれた。 ゆうべの月夜につづくからりと晴れたさわやかな午前だった、案内された客間には、あるじ市之進のほか印東弥五兵衛がいた、ふたりはこわだかになにか話していた、新六郎がはいってゆくと弥五兵衛がにやっとふり向き、「やあ、もう来る頃だと思っていたよ」かれはそう云って少し座をゆずった。「どうぞこちらへ、どうぞ」「早朝から失敬します」会釈《えしゃく》して座につくと、新六郎は弥五兵衛をかえりみた。「それではもう話はしたのだな」「うん話した、みんな話したよ」「おぼえがあるのか、楯岡」市之進はさすがにおもぶせな顔つきだった。ちょっと眼を伏せて、しかしわるびれずにうなずいた。「若気のあやまちだった、そう申すほかに一言もない」「それでいい、それ以上なにも聞く要はないよ、そしてむろん、そう云うからには覚悟はきまっているだろうな」「いやそいつはもういいんだ」弥五兵衛がそばから口を挿んだ、「そのことならもうきまりがついたよ」「――きまりがついた」「是をみて呉れ」そういって弥五兵衛が長い竹杖をそこへさしだした、ひと眼みて新六郎にはその竹杖がなんであるかわかった、かれは手を伸ばしてとり、ぐっとひき抜いてみた。まさしく、それは昨夜の乞食が持っていたあの無反の直刀であった。「どうしたのだ、これはどういう意味だ」「おれが斬ったんだ」弥五兵衛はずばりと云った、「事のおこりはおれだ、おれがためし斬りをしようとしたためにあんな事になった、楯岡は朋友だし、貴公とはまた義理の兄弟になる、おれのつまらぬいたずらからこんな事になっては両方に申しわけがない。だから、――おれはあれから引返して斬ったんだ」そう云って弥五兵衛はおのれの大剣を手にとり、二人の前へさしだしながら大きく笑って云った、「やっぱり粟田口の新刀はよく斬れるよ、みせたいくらいだった」新六郎はきっと眼をあげた。「印東、貴公どうして斬った」「――え」「尋常に名乗って斬れる相手ではない、どのようにして斬ったか聞こう」 「それは、いやそれは、まさにそうだ」弥五兵衛はちょっとどもった、「かれはたしかにおれより上を遣う、だがおれたちと話し合ったあとで安心していたらしい、『かたきの手引きをするから一緒にゆこう』とこえをかけたら、かれは慌てて洞穴《ほらあな》から這いだして来た、そこをやった」「騙《だま》し討ちだな」さっと新六郎の顔が蒼くなった。 [#8字下げ]四[#「四」は中見出し] 騙し討ちだなというひと言は弥五兵衛をびっくりさせたらしい、弥五兵衛だけではなく市之進もはっ[#「はっ」に傍点]としたように眼のいろを変えた。新六郎はその二人の顔をしかと見て、かれらと自分の考えかたの隔りの大きさを知った、もはや言葉ではどうしようもない、言葉でかれらを説服することはできないと思った。「印東、貴公はおれが、松野金五郎に力添えをすると約束したのを知っているはずだ、松野はおれたちを武士と信じてすべてをうらあけて呉れた、いいか、この二つの点にしかと念を押して置くぞ」「どうしようというのだ周藤」市之進がさぐるようなこわねで訊いた、その眼をひたと見かえし、竹杖の刀を左手に持って新六郎は座を立った、「この刀はおれが預ってゆく、おれがどうしようと考えているかはそれで推察がつくだろう、――だが妹の縁につながる貴公と、命のやりとりをするようになろうとは思いがけなかったよ」 云い捨てて足ばやにその部屋を出た、玄関で弥五兵衛が追いついて来た。 「待て、周藤、貴公ほんとうに楯岡を斬るつもりなのか」 「勝ち負けはわからぬ」草履をはきながら新六郎は答えた、「おれは刀の持主に約したことをこの刀に果たさせるだけだ」 「だがそれはおれの面目をつぶすことにもなるぞ」 「面目だと――」ほとんど叫ぶように云って、新六郎は射ぬくように弥五兵衛を見た。「きさまにどんな面目があるんだ、印東。恥を知れ、この刀で斬るのは市之進ひとりではないぞ」 「……」「よく考えて覚悟をしておけ」そして新六郎はそこを出た。 かれはその足で池田玄蕃の屋敷をたずねた。怒りのために身も心も震えていた、言葉ではどう云いようもない、最も清浄なものが最も穢《けが》れた土足でふみにじられた、そのやりきれない汚辱感が血にしみこみ全身をかけまわっている感じである。かれは玄蕃に御しゅくんへのめどおりのかなうようにたのんだ。「どうした、なにかできたのか」「仔細《しさい》は御前でなくては申し述べられません、なるべく早くおめどおりのかなうようお計いを願います」「だが理由が知れなくては計いかねるぞ、いったどうしたというのだ」たしかに、仔細もわからず目通りが願えるものではない、新六郎はやはり事情を語らなければならなかった。聞き終った玄蕃はひどく当惑したようすで、ながいこと黙って考えていた。「そうか、仔細はそれでわかった、そともとが望むなら拝謁の儀を願ってみよう」「なにぶんおたのみ申します」「一両日うちに返辞をやるから」 そう聞いて新六郎は玄蕃の屋敷を辞した。そして家へ帰ってみると妹のさだ[#「さだ」に傍点]が来ていた。――どうして、ちょっと戸惑いをしたがすぐに察しはついた。市之進になにか云い含められたか、それとも自分の思案でか、いずれにせよ執成《とりな》すつもりで来たにちがいない、そう思ったので言葉もかけず居間へはいった。妹はあとを追うようにして来た「なんの用があって来た」かれは叱りつけるように云った、さだ[#「さだ」に傍点]はしずかにそこに坐って兄を見あげた。「わたくし去られて戻りました」えっと云って新六郎は妹を見なおした、まったく思懸けない返辞だったのである、そしてそう聞いたときすぐ、――これがおれの返辞だ。という市之進の顔が見えるように思えた。いまこそ正体がわかった、謙譲の裏に隠されていたもの、人にとりいることの巧みさ、弥五兵衛の陋劣《ろうれつ》な行為にもさして驚かなかった態度、それこそまさに松野金右衛門を闇討ちにしたかれの性根だ。過去のあやまちから、正しい人間に立ち直ったとみたのは誤りである、かれはやはり卑劣で醜悪なのだ、ただそれを隠していたにすぎなかったのだ。 「おまえは楯岡へ嫁したからだではないか」新六郎は妹をねめつけながら云った、「おのれにあやまちのないかぎり去られるということはない、なぜ戻った」「死ぬはずでございました」さだ[#「さだ」に傍点]はつつましく答えた。「でもわたくし、身ひとつではございませんので、それで戻りました」「身ごもっているのか」はいと云って俯向《うつむ》くさだ[#「さだ」に傍点]の頬に、かすかな羞《はじら》いの色がうごいた。新六郎はきりきりと胸が痛むように感じた、けれどすぐに心はきまった。「よし、死んではならぬ、その子は兄がひきうけた、丈夫に産みおとして育てるのが、これからのおまえの生涯のつとめだ、めめしい心では末とげぬぞ」さだ[#「さだ」に傍点]は黙って両手をついた。しかしその柔かな肩のどこやらに、母となるべきおんなのかたい決意が表白されていた。 [#8字下げ]五[#「五」は中見出し] 次ぎの日、玄蕃から迎えの便が来た、すぐ登城のできるように麻裃《あさがみしも》に支度を正していった、玄蕃はかれを自分の居間へとおした。「考え直してみないか」老人はなだめるような口調で云った、「そともとの義理を重んずる気持はよくわかる。しかしここはひとつゆきがかりの感情をぬきにして考えてみたい。――松野なにがしの孝心はまことにあっぱれであるし、非業の死もいたましいには相違ないが、印東のしたことも悪意ではない、おなじ家中の朋友のためを思ってした、その結果が道にはずれたことになったので、動機はやはり酌量すべきものがあると思う。むろん、これが事の起るまえなら云うことはない、しかし当の松野なにがしが死んでしまった今、血縁でもないそこもとが代って仇討をするというのはゆきすぎではないか。印東をも斬ると云ったそうだが、いまさら二人を斬ったところで松野の命がとりかえせるものではない、このうえまた二人の命を失うということは、悲惨の上に悲惨をかさねるだけではないのか」 黙って答えない新六郎の拳が、袴の上でかすかにふるえていた。 「考え直してみい周藤、世の中には武道一点を押しとおすだけで済まぬ場合もある、このうえふたり死者をだすことはないぞ」 「……では」と新六郎は忿《いきどお》りを抑えた声でたずねた。「おめどおりの事は願えませぬか」 「わしは考え直して呉れと申しておる」 「その余地はございません」かれはきっぱりと云った、「申上げるまでもないと存じますが、人の命はまさしき道の上にあってこそ尊いのです。このような不法無道を見のがしてどこに正しき道がありましょう、大切なのは生きることではなく、どう生きるかにあると信じます。わたくしはかれらを斬ります」 「やっぱりそうか」やっぱりと玄蕃は溜息をついた、そしてかれのほうは見ずに、独り言をつぶやくような調子で云った。「云いだしたら肯《き》くまい、だがよくよく勘弁するように申せ、……殿はそう御意なされた、おめどおりには及ばぬと思う」 「お上が、お上がそう仰せられましたか」はじめて新六郎は手をおろした、「かたじけのう存じます、そのお言葉はおゆるしの御意と承わります、勘弁とは篤と道を勘考し弁える意味。かならず、仰せにそむかぬよう仕ります」 「検視役のお沙汰はないから」 「承知仕りました」 玄蕃の屋敷を辞した新六郎は、家へ帰るとすぐ二通の書状をしたためた。松野金五郎の討たれた場所を指定し、七つ刻(午後四時)までに来いという文言である。それを楯岡と印東へ持たせてやると、家扶をまねいて身のまわりの始末をした。妹さだ[#「さだ」に傍点]「は前の日すでに親族へ預けてあった、自分にまんいちの事があったあと、家士たちの困らぬようにして置けばそれで思遺すことはなかったのである。しかし、それから一刻ほど経ったとき、楯岡と印東から書面を突き返して来た。――こちらは指定の場所へ出向く必要をみとめない。かような書面を受け取る理由もない。両方ともそういう意味の手紙がつけてあった。おそらく二人で相談の結果したことであろう、新六郎はちょっと考えていたが、それを纒《まと》めて池田玄蕃のもとへ届けさせた。こうなればこっちから乗りこんでゆくよりほかに手段はない、かれは心をきめてすぐに身仕度をした。 印東弥五兵衛の家は城の大手、西大寺町の中の辻さがりにあった。玄関に立って案内を乞うと、家士が出て来て主人《あるじ》は留守だと答えた。「留守というのはたしかか」「ご不審なればあがってお検め下さい」「出先はいずれだ」「楯岡さまへと申し遺されました」それならたしかだ、そう思ってそこを出ると、壕端へ出て北へ向った。楯岡の家は上の町にある、少しまえから吹きだした北風がようやく強くなり、乾いた道からしきりに砂塵を巻きあげていた。かれはその風を押切るようにまっすぐにあるいていった。 [#8字下げ]六[#「六」は中見出し] 楯岡の家は門を左右にひらき、玄関まできよ[#「きよ」に傍点]砂が撒いてあった。かれは門前で立ちどまり、襷《たすき》をかけ汗止めをし、袴の股立をとって、左手に竹杖の刀をひっさげながら大股に玄関へ近よっていった。声をかけたが返辞はなかった、二度、三度、それでも出て来る者さえなかった。かれは草履をぬいで式台へあがった、それを待っていたように、正面の杉戸があいて楯岡市之進があらわれた。すっかり身仕度をして鞘《さや》をはらった半槍をかいこんでいた。 「来たか出すぎ者」叫んで槍をとりなおす、新六郎は竹杖の刀を抜いた。「大和のくに高取藩士、松野金五郎に代って亡き父子の怨《うらみ》をはらす、勝負」勝負と叫んだかれは、自分の胸板を槍へぶっつけるような態度で、ずかずかと市之進のほうへあゆみ寄った。法も術も捨てた態度だった、まるであけっぱなしだった、さあこの胸のまん中を突けといわんばかりである、市之進は思わずうしろへさがった、その刹那に新六郎は杉戸の一枚を蹴倒した。ぱりっというはげしい音をたてて杉戸が倒れるとたんに、かれはつぶての如く次の部屋へとびこんだ。 そこには印東弥五兵衛がいた、市之進が杉戸口からさそいとむところを、脇から斬ってとる構えだったのである。だから、いきなり杉戸を蹴倒されたとき、弥五兵衛は裏の裏を掻《か》かれてかっ[#「かっ」に傍点]と逆上し、とびこんで来た新六郎へ夢中で斬りつけた、むろん届くわけがない、空を打ってのめり、畳へ割りつけた。そのとき新六郎はもう市之進を縁先まで追いつめていた。……屋敷のなかはひっそりとして、一瞬すべてのものが音をひそめた。市之進は手槍を中段にとり、庭を背にして立っている、新六郎は刀を青眼につけ、相手の眼をひた[#「ひた」に傍点]と見ながら、ぐいぐいと真向に進んでゆく、弥五兵衛などに眼もくれなかった。絶叫がおこり、市之進が突っこんだ、新六郎はよけもせず、そのまま踏込んで上段から斬りおろした。市之進の槍は新六郎の着衣を貫き、新六郎の刀は市之進の真向を割っていた。弥五兵衛はそのとき新六郎のうしろへ迫っていた、そして市之進が槍を突っこむのと同時にうしろから新六郎の左胴へ斬りつけた。その太刀は少しさがったけれど、まさに腰骨の上へはいった。胴へはいったら致命だったに相違ない、腰だったので骨へ達しただけだった。新六郎はうん[#「うん」に傍点]とも云わずふり返り、「きさまは、いつもうしろからだな」と叫んだ、弥五兵衛は二の太刀をふりあげたが斬りこめなかった、新六郎の腰はたちまち血に染まってゆく、しかし平然たる顔でぐいぐいと進んで来た。弥五兵衛は蒼白になり、右へまわりこもうとした。その刹那に新六郎がとびこんだ、飛鳥のようなすばやさだった、あっ[#「あっ」に傍点]と弥五兵衛が夢中で刀を振ったが、新六郎のうちこんだ太刀は、かれの首の根をなかば以上も斬り放していた。 ――斬った。そう思った。そして倒れている市之進と弥五兵衛の姿を見かえして、かれはぐたりとそこへ膝をついてしまった、はじめて腰の傷がきいて来たのだ。しかし、かれが崩折れたとき、庭のほうで人の声が聞えた。「傷をしたようすだ、いってみてやれ」聞きおぼえのある声だった、かれははっとして眼をあげた、狭い庭のさきが高野槇《こうやまき》の生垣になっている、そこに馬上の武士がこちらを見ていた。――殿だ。しのび姿で、笠を深くさげているが、それは御主君光政公にまぎれもなかった、新六郎は平伏した、そこへ庭の木戸から玄蕃がはいって来た、それを追うように光政のよびかける声が聞えた。 「傷が治ったら、二人の髪を持って高取へ届けさせるがよい、戻るまで閉門を申付けるぞ」 平伏した新六郎の眼から、はらはらと涙がこぼれ落ちた。――戻るまで開門。そのひと言に慈悲のすべてが籠っている。やはり御しゅくんは自分のした事をおわかり下すった、新六郎は面もあげ得ずくくと噎《むせ》びあげた。玄蕃が近寄って来る。「やったな、やったな」という声が感動にふるえていた。 底本:「士道小説集」実業之日本社 1972(昭和47)年7月1日 初版発行 1978(昭和53)年5月10日 新装第二八刷発行(通算13版) 底本の親本:「夏草戦記」八雲書店 1945(昭和20)年3月 初出:「夏草戦記」八雲書店 1945(昭和20)年3月 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
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既知との遭遇 ◆BOMB.pP2l. 暗くて暗くて、そして暗くて冷たい森の中を小さな影が明かりも点けずゆっくりと進んでいた。 サクサクという小さな音を立てながら草を踏み、一見迷い子のようでありながらしかし確かな足取りで。 一切の明かりも見通せぬ深い闇の中に放り込まれてからどれぐらい歩き続けたのだろうか。 それはとても長かったかもしれない。逆にそう感じるだけで本当はとても短かったのかもしれない。 だが、遂には人影は闇を脱する。 それと比べれば遥かに明るく、しかし陽の光と比べればとてもそうとは言えない暗い夜の中へと辿りついた。 闇より抜け出して露になったその姿はやはり小さく、見た目からすれば十に少しの数を足した程度の歳にしか見えない。 それに相応しい幼い顔には静かな表情を湛えており、人目を引く膝裏まで達する長い髪は静かな風に揺られていた。 青い襟の白いセーラー服の少女。誰からか、または誰からよりもこなたと、そう呼ばれる彼女の姿がそこにあった。 歩みを止めた彼女の目の前、深き森を通り抜けたその先にはぽつんと一件の洋館があった。 どこからも道は続いてきておらず、どこにも愛想のよい部分は存在せず、まるでいかにもだと思わせんが為の様な風体。 風に角を削られた赤煉瓦。そこに伝う幾重もの雨だれの後。いつ手入れされたのかも定かではない花壇の成れの果て。 こなたは館より視線を空へと持ち上げてゆき、黒い尖塔の上に突き刺さりそうな位置で輝く月を見上げた。 白くて白くて、そして白くて冷たく心地よい光を振り下ろす丸い月――満月を見る。 それは一瞬だったのか、それとも思いのほか長かったのか、彼女は視線を再び地上へと下ろし瞼をゆっくりと閉じた。 そして、誰にも聞こえない声で何かを呟いた。 止まっていた足が再び歩き始める。 始めからそうだと決まっていたかの様に、運命という糸に手繰り寄せられている様に真っ直ぐと彼女は進み、 館の中と外を隔てる厚く重い扉にその小さな手をかけた。 ★ ★ ★ パタンと、後ろ手に薄い扉を閉じると泉こなたはふぅとわかりやすく聞こえる大きな溜息をついた。 時間にすればまだ30分にも満たないその間で起きた色々な事柄。 何時の間にかに誘拐されてて、謎の人物達に殺し合いを強要されたと思ったら、次の瞬間には別の場所にいた。 並べてみればそれはもう荒唐無稽と言う他はなかったが、なまじ冷静だった分にかこれが現実だと彼女は強く実感している。 「あー……、よく考えたら制服着てるのもおかしいじゃん」 今更ながらに自分がセーラー服を着ていることに気付き泉こなたはもうひとつ溜息を漏らす。 寝ている間に攫われたなら寝巻き姿であるのが妥当なのだが、そうでないとするならば着せ替えられたのか? もしこれがあのピエロの様な男の仕業だとすればそれはゾッとする話だった。 「あの瞬間は、逆にこれはドッキリイベントだって思ったんだけどなぁ……」 必要以上に派手派手でそれっぽくはあっても決して本物には見えないピエロの怪人と、いかにも前時代的なデザインの白い怪人。 あまりにも作り物めいた姿だったので、とてもじゃないが見た目通りの悪役の様なものとは思えなかった。 逆に黒服の外人などが銃を振り回していればリアルさに震え上がっていただろうから、それはある意味ありがたくもあったが。 ★ ★ ★ うら寂れた外観とは異なり、経た年月こそ感じさせるものの手入れの行き届いた館の中をこなたはすいすいと進んでゆく。 どの窓にも厚いカーテンが掛かっていたから外からは気付けなかったが館内は所々に明かりが点されておりそれに不自由はない。 短いプリーツスカートの裾から細い足を伸ばし、一歩一歩に心地よい感触を返す真紅の絨毯の上を歩いてゆく。 明るさのおかげか先程よりかは幾分か表情は柔和で、そしてどうしてか少しそわそわしているようにも見られる風に。 いくつかの角を曲がり、代わり映えしない背景の中をこなたは黙々と歩く。 廊下の隅にある飾り棚とその上に並べられた皿や壷。壁に掛かった風景画。どれも高価な物かも知れなかったが見向きもせず。 ただどこかを探して、目指しているようなそんな足取りで、そしてそれは少しずつ早くなり…… 歩みが後僅かで走りに変わりそうなところで、こなたはようやく目的地の前に到達した。 彼女の目の前にあるあまり大きくない扉には金のプレートが張られており、そこにはただ”W.C”とだけ部屋名が打たれていた。 小さな息を漏らし、軽いノブへと手をかけると、彼女はゆっくり扉を押し開けてゆく。 ★ ★ ★ 「はぁ~~~~~~~~~…………」 突発的なイベントも一通り終えたかと判断すると泉こなたは閉じた便座の上に腰を下ろし改めて大きく息を吐いた。 検め終わった真っ黒なデイパックを膝の上に抱え直し、とりあえずはどうすればいいのかとそんなことを考え始めてみる。 「……殺し合い、か」 殺し合い。 比べれば他のどんな要素よりも重たい言葉である。 それを強制されてるとはいえ実際には本人が能動的である他はなく、受け入れるにしろしないにしろ気は重たかった。 名簿とやらを見てみれば、かがみ達だけでなくゆーちゃんやみなみちゃん、更には黒井先生までと見知った名前が多かった。 第一の前提として死ぬのは嫌だ。勿論、殺すのも真っ平だ。例え相手が知り合いでないとしても。 ましてや友達が自分を殺そうとするなどとは想像したくもなく、みんなともう会えないかも知れないと考えると悲しかった。 「どうしよう……?」 行く当てはない。動き出さなくては何も変わらぬのだとしても、何を目標に何処を目指せばいいのかそれが思いつかない。 こんな寒々しい場所でヒッキーしてても事態は解決しないとそう思っても、理性は冷たく現実を認識してしまう。 それはつまるところ、泉こなたに殺し合いなどはできっこないのだと。 ――コツ。と、足音。 ふさぎ込んでいた泉こなたの全身が総毛立ち、緊急事態に心臓が高く高く鳴り始め、恐怖に身体が強張ってゆく。 何時の間にかにレストルームの中に誰かが入ってきていた。 それが誰なのか足音だけでは知る由もない。女性用の場所だから女性かも知れない。もしかしたら自分達の様な子供かもしれない。 けれども、誰かを殺そうとしている者なのかも知れない。 泉こなたは小さな両の掌の中に一丁の回転式拳銃を強く握る。 初めて拳銃を手にした感想はやはり重たいということ。片手で振り回しバンバン当てるなどとはアニメの中だけの話とよく理解できた。 しかし死にたくないのならば撃つしかない。扉の向こう側にいる誰かがこちらを殺そうとしているのならばそれ以外にはない。 せめて開けた場所にいれば、殺されてしまうとしても逃げることに必死になれただろうと、そう考えても最早遅く、 今はただ、狭く冷たい箱の中でその時を、後1分もかからずにやってくるであろうその時までを、ただ息を殺して待つだけ。 何がいけなかったのかそんなことは解らなかったが、こんな時に思い浮かんでくるのはただ後悔ばかりだった。 ★ ★ ★ それが薄い扉を潜ると、足音は今までとは違うコツ――というはっきりしたものへと変化した。 靴の裏が床に張られた白いタイルを叩く度にコツと、コツコツと静かなそこに音が鳴り響く。 部屋の中には僅かな湿気と濁った水の臭い。薄く赤錆を浮かべた水道管と洗面台に並んだそいつの姿を映さない鏡。 トイレの中への入ってきたそいつは、ゆっくりと広くはない室内を見渡すと喜色を含んだ息を漏らす。 そして、それまでとは真逆に鈍い歩みでそこへと向かい始めた。 入り口から見て一番奥の、一つだけ扉の閉まった――つまりは中に人がいることを表明してしまっている個室へとゆっくり。 もったいぶっているのか、甚振っているのか、それとも大して意味はないのか……コツ、コツ、コツ、と……。 ★ ★ ★ コツ、コツ、コツ……と、カウントダウンの様に音は刻まれ、そして近づいてくる。 一つ音が鳴る度に心の中の一つの感情が絶望へと塗りつぶされてゆく。 こんなシチュエーション。やってくるのは怪物に違いないと泉こなたは思う。それはお約束であって、また正しいと。 自分の役割は哀れな被害者――少女A。 冷たい手に力をこめ重たい拳銃を扉の方へと構える。 本物は知らなくとも知識ぐらいはある。ゲームはほぼオールジャンルを得意としゲーセンの体感ゲームもそれに漏れない。 だから、ガンシューティングも得意だ。 偽物の銃は重くもないし反動もなかったが、例え本物の銃でも最初の一発ぐらいなら同じ様に狙えるだろうと彼女は思い込む。 無駄な抵抗ぐらいはしてやろうと。 ――コツと、扉の向こうで足音が止まった。 扉越しに撃ってしまおうかと思ったが、彼女はしかし躊躇った。 もしかしたらそこにいるのは友達かも知れないし、自分を殺そうとしている人でないのかも知れなかったから。 せめて声だけでも聞いてから――もし相手が怪物であったのなら致命的な、そんな判断を泉こなたはしてしまう。 そして次の瞬間、扉はあっけなく開かれた。 掛けられていた錠の物理的な抵抗など無いが如くに、扉は何者かにより容易く押し開けられる。 最初にミシという木が軋む音。続けて力に負けた錠が変形し差し込んでいた捩子ごと扉から離れて床で高い音を鳴らした。 広がってゆく隙間からその向こう側にいた何者かの姿が少しずつ明らかになってゆく。 最初に見えたのは自分と同じぐらいの長さの髪。 そして、自分が今着ているものと全く同じデザインのセーラー服。 小学生と間違われるぐらいの背丈も一緒で――いや、何もかも鏡写しの様に瓜二つで―― 「やぁ、はじめまして泉こなたちゃん☆」 ――それが、泉こなたの既知との遭遇の始まりだった。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 「とりあえずは、バトルロワイアルの世界にようこそ……かな?」 「はぁ」 「分かり易く言えば、こなたインザワンダーランドかな? ここはキルゼムオールな分、物騒だけどねー」 「……それはいいんですけど、どうして」 ――お風呂なんですか? と、泉こなた(以下、こなた)。 彼女と、彼女と同じ姿をした地球破壊爆弾No.V-7(以下、爆弾)と名乗った少女(?)は今は浴室で一緒に湯へと浸かっていた。 トイレで一人鬱になっていたこなたを”何故か”手際よく見つけた爆弾は手短に自己紹介を済ませると、 自分のそっくりさんを見て固まっていた彼女の手を引っ張り、再び真赤な絨毯の上を迷いなく進むとここまで連れて来たのであった。 それはこの館の主人かそれとも婦人が使う為のものなのか、その豪華さにこなたも一瞬呆気に取られる。 床には薄桃色を基調としたモザイクタイル。壁には一枚一枚ごとに別種の花が封入されたガラスタイル。 シャワーヘッドやノズルなどにはふんだんに金色が使用されており、そのどこにでも精巧な意匠が施されている。 派手な他とは対照的に白磁のバスタブは小さめで、それが薔薇の香と湯気が充満する広い部屋の中では逆にとても贅沢に見えた。 と、そんな流れで流れに飲まれるままだったこなたを爆弾はその勢いでお風呂に誘い現在に至る―― 「まぁ、裸のつきあいって言葉もあるし? いきなりこんな所に引っ張り出されてイミフってのはこっちも同じな訳で……、 どうせゆっくり今後の身の振り方ってのを考えるなら、鬱々暗いとこでするよりかはこういうのがいいと思ったのだよ」 「まぁ、理には適ってますけど……じゃあ、いっこ質問」 「何かな?」 「どーして見つけられちゃったのかな、と。まぁ、トイレの中ってのがベタなのは認めますけど……後、私を知ってるってことも」 「それは単純に前にも似たようなことがあったからさ。森の中でこの洋館を見つけてねー、ティンときた。 で、同じところに行ってみれば案の定ってわけ。このお風呂にしてもね。それぞれ多少の誤差はあったわけだけど」 「誤差?」 「そうだねー。まず出会ったのが君だったというのが一番の違いかな。後は、動く甲冑がここにはいなかったりね。 後は細々したことだよ。館のディティールとかそういうの」 「じゃあ……」 「どうして君のことを――泉こなたのことを知っているのか、でしょ? この姿も気になるだろうし……まずはそこらへんから君には認識してもらおうか」 そう言うと、こなたの姿をした爆弾は彼女ならば決して見せないであろう笑みを浮かべた。 同じ幼い顔でありながらどこか年寄りめいた、賢者かそれとも大嘘つきのようなどちらとも取れるような妖しく優しい笑みを。 ☆ ☆ ☆ 「尋ねるけど、参加者名簿にはもう目を通したかな?」 「一応は」 「その印象は? ズバっと答えてもらいたいなぁ」 「……ぶっちゃけちゃうと、うそ臭いっていうか。……全員が本名って訳じゃないですよね? HNとかそういうのみたいな」 「そうだねぇ~。普通はそう思うよねぇ~。それが正常な考え方だよ。 じゃあさ、その考えに至った決定的な部分ってどこかな? ちょっと私に教えてみ?」 「えーと、かえるとか? 確実に人の名前じゃないっていうか、そもそもフルネームでもないし。 後は、涼宮ハルヒとか長門有希とかアニメキャラの名前だし。まぁ、この2人ならギリギリ同姓同名とかでもキョンはさすがに……」 そもそも地球破壊爆弾ってのも人名じゃないですよ。と、こなたは湯の中で爆弾にそう答えた。 同じ湯の中で対する爆弾は、期待していた答えを得られたのか目の前の彼女とは唯一違うところであるその紅い瞳を細める。 「君は私が思っていたよりも冷静だねぇ……なるほど、どうりでそんなに”ソレ”っぽくないわけだ」 「……は?」 「まぁ、これはおいおいとして。 ちなみに私の名前である地球破壊爆弾No,V-7はPNのようなものだよ。正確じゃないけど一言で表すならこれが近い。 それで他の名前も同様だとそう判断するのかな? 涼宮ハルヒなんかも同じだと。例えばネトゲの世界の話のように?」 「まぁ、……ああいうのは競争率高いんで私はスペル違いとかぐらいしかキャラ名は取れたことない――」 「ちょっと、待った!」 「……?」 「あの、もっとフランクに喋ってくんない? ほら、かがみとかと一緒の時みたくさー。なんかかたいんだよ~」 「いや、そんなこと急に言われても……初対面だし、状況が状況ですし……」 「ネトゲの中では初対面でも、演技とかできんじゃん」 「そんな……ネトゲは対面じゃないし、そもそもロールプレイっていうか……あれ? もしかしてネトゲの中で私と会ってるとか?」 「あぁ、そういうわけじゃない。私はネトゲほとんど知らないし、君との直接的な接触はこれが始めてさ。 でもね~。君がもちっと普段通りでないと怒られそうな気がするっていうか……。 だから、○○○は日常から外れると途端に書きづらくなるんだ。やっぱ○○○だよなツンデレだし。とか言われるっていうか……」 「おっしゃってる意味がさっぱり掴めませんが……」 だぁ! と、叫ぶと爆弾は湯船の中に勢いよく頭まで浸かってしまう。 突然の奇行に驚くこなたの前に残されたのはたゆたう水面から飛び出たあほ毛だけだ。 「………………――――ぷはーっ!」 「なんなんですいきなり?」 「いや気にしないでくれたまえ。色々厳しいなとここまで来て急にそう思っただけだから。 ……そもそも私も相方いないと厳しいのは同じだよね。まぁ、そういう意味では似た者同士なのかな」 「……?」 ともかくとして。と、爆弾は姿勢を正し再び湯船の端へと背を預ける。 二人が一緒に浸かっているバスタブの全長は大体彼女達の身長と同じくらいで、それぞれの端にそれぞれ寄りかかっている。 狭い湯船の中。爆弾は足を伸ばし。逆にこなたは遠慮してか三角座りの姿勢で。 「単刀直入にもう言っちゃうよ。涼宮ハルヒ。これが本物だと言ったらどうする?」 「はい!?」 「わかってる! フィクションの存在に本物も偽者もないっていいたいんでしょ? けれどこの世の中。実はそんなに単純にはできていない。 これは君自身の存在にも、引いてはこのバトルロワイアルの行く先にもすーっごく関わる(はずの)ことなんだよ」 「…………は、はぁ」 「わかりやすく言っちゃうとだねぇ……つまりは神という存在の肯定かな」 「それはいわゆるゴッドという……?」 ここが不思議の国だとすれば、目の前にいるのはハンプティ・ダンプティだろうかとこなたは思った。 怪しくありながらもなんとも意味深で確信的というか、えもいえぬ存在である。 「例えば、一つの漫画があったとしたらその世界にとっては作者は神様なわけじゃない。 でも、基本的にその世界で生きている人達はそんな存在のことは知らない。ただ彼らは目の前の現実を生きている。 こなたちゃんはちゃんと毎日を生きている?」 「は? ……えぇ。毎日アニメ見たりネトゲしたり」 「その現実が漫画やアニメのように途切れ途切れだとは思わないよね。 昨日の記憶も、一昨日の記憶もまるっと24時間。それ以前のも確かに存在しているはずさ。 けどね――」 ――私から見たら、”泉こなた”ってのは二次元世界の住人なんだよね。 「そ、それって……」 「つまるところ、その次元の存在はそれ以上の次元よりから見える欠落には気づかないってことなんだけど、 あんまり深刻に受け止めることはないかな。解ったところで特に現実に影響がある訳じゃないしね。 ただこの先のことも考えると先に説明しておいた方が話は早いと思ったのさ」 「じゃあ、最初に私のことを知ってるって言ってたのも?」 「まぁ、そういうこと。 君の知り合いのことも大体なら把握しているつもりだよ。 それで、神様の話に戻るんだけど――」 お風呂からあがろうか。と、そこで爆弾は湯船の中で立ち上がった。 普段より需要はあるさと嘯く己の姿をこなたは鏡越しを除けば初めて客観的に見ることになるのだが、 これからはそんな強くは言えないかもなと心の中でひっそりと思った。 ☆ ☆ ☆ 「でさ、一時は私もこなたちゃんの神様だったことがあるんだよ」 適当に身体を流した後、二人は浴室を出て近くにあった寝室の中で髪を乾かしたりしながら話しを続けていた。 とりあえずは今は頭にタオルを巻いて、二人してデイパックの中にあったチョココロネをついばんでいる。 「私達の作者……さん?」 「まさかー。 そんな畏れ多い神様なんかじゃないよ。一時っていったでしょ? まぁ、アンオフィシャルな二次創作ってやつだよ」 同人作家さんですか? と、こなたは2つ目のチョココロネを取りながら問う。 いいや素人の手慰みさ。と、爆弾も同じように2つ目のチョココロネを取りながら答えた。 「こなたちゃん。自分のことオフィシャルの存在だと思ってたりする?」 「んな? 違うんですかっ?」 「考えてもみなよー。涼宮ハルヒが殺し合いに参加します。なんて、角川が率先して企画すると思う?」 「あぁ、言われてみれば当たり前かぁ……」 「とはいえ、直前までオフィシャルであった可能性は大だけどね」 「んぐ?」 いくら食べても腹が満たされないのには変わりないなと気づいて、実は吸血鬼である爆弾はパンを食べるのをやめ 代わりにドライヤーをとって髪の毛を下ろして乾かし始める。 「同人であろうとなんだろうとさ。ある以上はアンオフィシャルであろうが存在としての可能性なんだけど、 ねっこにあるのはどれも元となるオフィシャルな存在でしょう? 差があるとしたらそこから遠いか近いかってだけでね」 なるほどという風に頷くとこなたも爆弾をならってドライヤーで髪の毛を乾かし始める。 ターボドライヤーの風量は長い髪を乾かすにはよかったが、音もそれなりなので二人は暫く無言でそれに集中していた。 ☆ ☆ ☆ 「もうそろそろ出発できるし、とりあえず今のところ知っててほしい分だけまとめちゃうね。 ほんとはいつまでもダラダラしてていたいんだけど、殺し合いって現実そのものはどうしようもないし」 乾かし終わった二人は、柔らかく足の長い絨毯の上で髪を梳きながら話を再開する。 「まずは、私達がもともと何次元の住人だろうと今現在は全員が等しく同じ次元まで落とされているってこと。 つまりは名簿の中にあったあんな名前やこんな名前はもしかしたらその人本人かもしれないってことになる。 もっともこれがオフィシャルを望めない以上、完全な本物とは言えないんだろうけどね」 「じゃあ、ハルヒに会えたりするかもしれないんだー」 「そうだね~。そこらへんは神頼みってことになるけど、幸運が導き合わせてくれることを私も望むよ~」 同じ顔の二人は同じ様に笑みを浮かべて、それぞれに思い入れのある涼宮ハルヒへと思いをはせる。 もし知っている通りのハルヒとここで出会えたのならばそれはそれは嬉しいことだろうと。 「でも笑っている場合でもないからね。 上や下にどれだけ次元があろうとも、”ここ”が私達の現実であることに変わりはないから。 ここで死ねばそれは本当の死以外の何者でもない。最初に感じた恐怖を忘れちゃあ駄目だよ~」 爆弾の言葉にこなたはこくりと頷く。 あの体育館の様な場所でのこと。そしてそれからのこと。おかしなこと続きだが、しかしそれは現実だとも確かに認識している。 目の前にいるそっくりさんの言うことは輪をかけて不可思議なことであったがその存在こそが証拠だとも思えた。 「さて……ここまで長い前置きを置いたのは私や私の同類。 そしてこのバトルロワイアルってものに対する説明をするためだったんだけど……」 これ以上長くなっても怒られるし、朝食の時間にでも話すよ。と、爆弾はデイパックを片手に立ち上がった。 すでにデイパックを背中に背負っていたこなたも続き、二人は扉を開けて館の出口へと長い廊下を歩き始める。 ☆ ☆ ☆ 「そういえば、爆弾さんのもらったアイテムって何だったんです?」 そう問うこなたの手には先程トイレの中で握っていた銀色の回転式拳銃があった。 彼女にはこれの他に、件の涼宮ハルヒがつけていた団長腕章と魔法が封じられているらしい紙が与えられていた。 「……あぁ。あるにはあったんだけどね、ゴミばっかだったからすぐに捨てちゃったよ。 まったくよりにもよってって感じのものばっかでさ。あれは嫌がらせだね」 でもまぁ大丈夫。と、言いながら爆弾は両手の中に虚空より一丁ずつ自動拳銃を取り出した。 情報操作を応用した一種の投影能力であり、それはとあるガンキチ愛用のソード・カトラスという改造拳銃である。 「三次元の人って……」 「ああ、いやいや。後でちゃんと話すけど私自身も由来はありはすれど……まぁ、複雑な状態なのだよ。 とりあえず、そこそこ強い方だと思うからさ。特にこういう”ラフファイト”だと。 そこだけ期待して、あんまり三次元の人に変な妄想を抱かないように」 言いながら歩いている内に二人は館のエントランスホールまでたどり着いた。 爆弾からすればすでに通ってきた場所であり、館の中からスタートしたこなたにとっては未知への扉でもある。 「さーて、まずはかがみやつかさちゃん達から探してみようか」 「爆弾さんの同類……っていうか、お仲間さんの方は探さなくていいんですか? さっき、相方って……」 「んー、みんなそれなりに強いからねー。後回しでもいいかなって思ったりしないこともないけど。 そりゃあ、ロリスキーさんに会いたいってのは正直な気持ちなんだけどさ」 「あれ? その言い方だと、そのロリスキーって人は相方っていうかもしかして……?」 「ご、ごめんなさい。ここのところだけは口を閉ざさせて。……その、色んな意味で、マズイ」 「男か~……♪」 重い扉をそうとは感じさせない勢いで開け放つと、顔を赤く染めた爆弾は脱兎の様に駆け出してゆく。 打ち解けてかそろそろ本来の調子を取り戻してきたこなたはそれをニヤニヤと見送り……はたと気づいて後を追い始めた。 こうして、自前の地図能力でいち早く目標の人物を発見し、誰よりも先に接触することに成功した 地球破壊爆弾No.V-7の『らき☆すた計画』は静かに、ひっそりと始まったのであった――…… ちなみに彼らはこの後すぐに合流した。 【B-4/洋館/1日目-黎明】 【地球破壊爆弾No.V-7@書き手ロワイアル2nd】 [状態]:(〓ω〓.)、健康 [装備]:ソード・カトラス(能力)x2 [持物]:デイパック、支給品一式 [方針/行動] 基本方針:『らき☆すた計画』を成功させる。 1:「これって何ロワ?」 まずはそれをはっきりさせるために情報収集。 2:泉こなたを保護する。 3:こなたや自分の知り合いを見つけ出しパーティに加える。 4:”涼宮ハルヒ”に会えるのが楽しみ♪ 5:チート関係に関しては空気読む方向で。また簡単に変身しない。 [備考] ※登場時期は「238:trigger」の冒頭辺り。ウッカリデスが死亡するより前です。 ※嫁はロリスキー一筋です。 ※『らき☆すた計画』が何かは現在全くもって不明です。 深遠なる野望があるのかもしれませんが、ただらき☆すたキャラと親睦を深めたいだけかもしれません。 ※投影したソード・カトラスは弾丸無限のコスモガンですが、撃つほどに体力を消耗します。 【泉こなた@らき☆すた】 [状態]:健康 [装備]:エンフィールドNo.2@アニ2(6/6+予備弾24発)、団長腕章@ニコロワ [持物]:デイパック、支給品一式、魔法『フレイム・ボール』inエニグマの紙@漫画ロワ [方針/行動] 基本方針:地球破壊爆弾No.V-7と同行して、何とか事態を解決できないか探ってみる。 1:自分や爆弾の知り合いを見つけ出して一緒に行動する。 2:”涼宮ハルヒ”に会えるのが楽しみ♪ [備考] ※登場時期は3年生になってから卒業するまでのうちのどこかです。 ※地球破壊爆弾No.V-7の話を聞いて、参加者がフィクションを含む多数の世界から集められたものと知りました。 【明智健吾の考察アイテムセット@アニ2】 参加者詳細名簿、参加者詳細名簿+、全支給品リスト、携帯電話(全域レーダー付)など情報系アイテムのセット。 これらに加え、首輪のサンプルや危険人物リスト、考察メモ、等々も付随しており書き手泣かせの最悪のアイテム群である。 地球破壊爆弾No.V-7(参加者)がこれを引き当てた瞬間に、彼?の手により完全に跡形もなく消滅させられたので、 その中にあった情報がアニ2のものなのか、それともこのロワでも有効なものだったかは謎。 【エンフィールドNo.2@アニ2】 [全長]:260mm [重量]:765g [使用弾薬]:.380エンフィールド弾 [装弾数]:6発 一見していかにもな年代物の銀色のリボルバー(回転式拳銃)。 アニ2関連の原作だと、天空の城ラピュタのムスカや、鋼の錬金術師のリザがこれを作中で使用している。 アニ2内では泉こなたに支給され、彼女はこれが本物であることを知って一時は錯乱していた。 【団長腕章@ニコロワ】 涼宮ハルヒの憂鬱よりの出展で、ハルヒがSOS団の団長の証としてつけていた腕章。 これといった効果はなく、こなた(ニコロワ)曰くコレクション用のアイテムらしい。 ニコロワでは泉こなたに支給され、彼女はファンサービスという理由でこれを装備し続けていた。 【魔法『フレイム・ボール』inエニグマの紙@漫画ロワ】 ゼロのルイズよりの出展で、発動した魔法そのものである。 出展元の漫画ロワと同じくエニグマの紙(ジョジョ)の中に封入されており、紙を開くまでは飛び出さない。 中身は名前通りの火球であり高い追尾能力が特徴。威力も普通の人間なら即死してもおかしくないぐらいである。 漫画ロワでは泉こなたに支給されたが、結局これを彼女が使う場面は訪れなかった。 014:せめて歩ませよ我が外道の道を 投下順 016:knights 033:やろうぜ、バトルロワイアル!~らき☆ロワ編~ 時系列順 025:パロロワクロスマッチ!真・驚きの黒さVS魔女かがみん(代理戦争編) 地球破壊爆弾No.V-7 029:空を見上げる少女達の瞳に映る世界 001:OP 開演 泉こなた
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女子生徒A「ねえねえ。暁子ちゃん、今日もいないね」 B「ほんと。まだ風邪なのかなぁ」 C「風邪にしては、長引いてない?」 A「うん、普通の風邪じゃないよね。絶対」 B「何か、重い病気なのかなぁ……」 C「悩み事でもあるのかな?」 A「あ、そういえばちょっと元気なかったもんね。どうしたんだろ…」 C「もしかして、失恋?」 B「ええ、暁子ちゃんが?」 A「それは違うよ!だって暁子ちゃんって、〇〇くんと付き合ってるんでしょ?」 B「ウソ~っ、そうなの?」 A「うん。この前、二人でいるところ目撃しちゃった!」 C「私も見た見た。一緒に道を歩いてて、楽しそうに話してたよね」 B「へえ……暁子ちゃんと〇〇くんかぁ………意外だなぁ」 A「うん、すごく意外な組み合わせだよね」 B「暁子ちゃんが男子にオーケー出すなんて珍しい~」 C「ホントホント!他の男子には目もくれないのにね~」 B「〇〇くん、意外とやるんだ」 A「あのガードの固い暁子ちゃんを口説き落とすなんて、相当な腕だよね」 C「暁子ちゃんの心をつかむなんて」 B「誰にも破れない壁を突き破ったって感じ?」 A「そうそう」 B「凄いね」 C「そんな風に見えないのにね」 A「でも人は見かけによらないって言うし」 B「じゃあどうしたのかなぁ……暁子ちゃん……」 C「日向くんは風邪だって言ってるよ」 A「あ、そうなんだ」 C「……心配だなぁ。お見舞いに行こうかな」 A「うん、私も」 B「私も」 ………――――― がやがやと騒がしい教室内――しゃべり声が何層にも重なって聞こえてくる。 一人一人が何をしゃべっているのかは聞き取れない。 聞けば面白い話かもしれないし、別に大した話でもないのかもしれない。 ま……… どちらにしても聞く気力は全くないので、結局どうでもいいのだが。 ひとまず。 個人的な意見としては、もう少し周り(主に俺)に気を使ってくれと言いたい。 もうかれこれ1時間にも上るだろうか……… 何しろ、教室に顔を出した時からずっとだ……… 皆、ずっとしゃべりっぱなし。 しゃべっている本人たちは楽しいのかもしれんがね…… 外野の人間にとっちゃあ、その楽しさというのはこれっぽっちも伝わってこない。 俺の耳では迷惑な騒音にしか処理されない…ゆえに、相当な耳障りでしかない。 …おちおち昼寝もできやしない。 …………… しかし、今というこの時期を考えるなら致し方ないか。 冬休みがいよいよ間近にせまっているわけだし、浮かれるのも当然といえば当然だろう。 主「………………」 少しだけ耳をそっちに傾けてみる。 途切れ途切れに話の断片が耳に入ってくる――― ……うむ、どれも休暇中の予定を連想させるような単語ばかりだ。 誰もかれも、期待に胸を膨らませ待ち兼ねている様子である。 ………普通。 休暇前は普通、こんなもんだ。 ここにいる浮かれ人間たちは全く異常なんかじゃあない。 ………………… ……… 俺だって、決して浮かれていないわけではない。 ……ああ楽しみさ。 長期休暇なんて、考えただけでワクワクする。 やりたいことは沢山あるし……年末や正月だってあるし。 純粋に楽しみたいし、満喫できたらどんなにいいだろうと思う。 そう思ってはいるんだが――― どうしても、煮え切らない。 そう…… 何かが引っかかっているせいで、浮かれ気分に行き着けない。 ―――ぼんやりと外を眺める。 ガラスの向こうでは木枯らしが吹いているらしく、木の枝が上下に激しく揺れている。 ケヤキの木は葉を一枚も付けていない。すっ裸。 景色が全体的に茶色い。…いや、灰色だろうか。 まるで色褪せた一枚の写真のように、窓ガラスを覆い尽くしている。 クラシック、なんて言葉が似合いそうな感じだ。 ……どことなく、寂しい。 主「………………」 世間はもうすぐ12月…… 何だかんだと、早いような遅いような。 9月、10月、11月ももう終わりか――― ……………… 色々あったな――。 良いことも、悪いことも…… 今では全て思い出に過ぎないわけだけど。 ………色々知った。 良いことも、悪いことも。 未だによくわからないこともあるが…… けどそれはきっと、俺には関係のない話なのだろう―――― 知らなくて良いようなことは、求めたりなんかしない。 ‥‥が。 それでもやっぱり、沢山知ってしまったように思う。 それこそ、知らなくて良かったかもしれないことまで――― 俺の意思がもっと弱かったんなら、こんなに知ることもなかったのかもしれない。 無理に立ち入ろうとしなかったならばきっと…… 主「………………」 羽「よっしゃ、あーがりっと」 衣「わ、また鉄野ですか?!」 羽「ふん、チョロイな」 衣「ク‥大富豪の座を4回も奪われるとは…俺は絶対に諦めませんよ!」 羽「何度でも蹴散らしてくれるわ」 衣「さーてそれはどうでしょうね?本番はこれからです」 驢「ブヒ‥」 衣「ちょっと驢馬山、あなたは弱すぎです。本気を出しなさい、本気を!」 驢「これでも出してるんだなぁ」 衣「やる気はあるんですか、やる気は!」 驢「‥‥ないんだなぁ」 衣「あ!今のは聞かなかったことにします」 羽「オイ、ちっとは強くなれよ。勝負になんねーだろが」 衣「次はマジでいきます、覚悟しておいてください」 驢「……どうやったら強くなれるんだなぁ」 衣「要はタイミングです。切り札を出すタイミングを工夫するんです」 驢「……切り札がない場合はどうすればいいんだなぁ」 衣「ないわけはないと思いますよ。良いカードはそれぞれ満遍なく配っているはずです」 驢「結局、頭使わないと勝てないんだなぁ……腹が減る……」 衣「何を言う!頭なんか使わなくとも、要領よくやれば勝てるものです!」 驢「……もっと単純で簡単なゲームがやりたいんだなぁ」 衣「あなたねぇ、こんな単純で簡単なゲームで億劫がっててどうするんですかッ」 驢「僕は七並べの方が好きなんだな……」 羽「あいよ、シャッフル完了」 衣「よぅし、今度こそッ」 驢「適当にやるんだな」 衣「…………」 ………………。 いつもの席に視線を送る。 綺麗に整えられた机。姿形、ほぼデフォルト状態。 置き勉などという文字はどこを探しても見つからない、空っぽの机。 体育館シューズのピンクい袋だけが目印の机。 主「‥‥‥」 何なんだろう、このモヤモヤは…… 何かが気になる。 …………………。 ”暁子”――。 …………… そうか、わかった。 案じている。 俺は、”悪い予感がする”と、直感的に感じている。 そして無意識の内に、警戒している。 暁子へ押しせまる逆襲の波を。―― そうだ…… もしかすると、また誰かが――――― ……… 白「………………くん……」 「………〇〇くん」 主「………?」 ……ふと横から声がするのに気付き、そちらを見た。 すると、隣の席の白雪が心配そうな面持ちでこちらを覗き込んでいた。 主「あぁごめん。何?」 白「あ……その……なんだか元気がなさそうなので……どうしたのかな、って……」 主「んなこたーないぞう。俺は元気だ、ほら。このとおり」 白「そ、そうですか?……とっても疲れてるように見えますけど……」 主「別に何ともないって。ただ眠いだけさ」 白「はぅ。それならいいんですけど……」 主「それより、お前の方はいいのか?体調」 白「……あ、白雪は元気です。ありがとうございますです」 ぺこり。 主「そういや最近、貧血も起こらないみたいだな?」 白「…あ、そうですね。そんな気がします」 主「随分、健康になったな」 白「………だと嬉しいです」 主「なったよ。顔色も良くなってるし」 白「えッ………?〇〇くん、どうしてわかるんですか」 主「いつも見てるからな。それくらいはわかる」 白「いつも見て……?ええッ、は、白雪を………?」 主「うん。ほぼ毎日」 白「い、いぃ、いつも見られて‥ッ‥‥〇〇くんに?」 「は…………はうぅぅうッ!!!!」 ……顔がピンクになった。 白「〇〇くんが、いぃ、いつも白雪の顔を…ッ‥‥」 「でッ、でもでもいつですか?白雪、全く知らないですよぉッ?!」 …そうだろう。さりげなーく見てるもんね。 白「あのあの、変な顔したり、してませんでしたか……?」 主「あー、してたしてた。すっげえ間抜けな顔だったぞ。鼻の下がこ~んなに伸びて」 白「みゃあぁッ!なんで教えてくれなかったんですかぁッッ?!」 ゆさゆさゆさ! 主「だって面白いんだもん」 白「ひっ‥‥ヒドイですッ!白雪が、白雪が……そんな、醜態をさらして……ッ!」 「あうぅ……ッ…顔から血が出そうなくらい恥ずかしいです……ッッ」 ……火だろ。 白「むむ…白雪を見て一人で笑うなんて……〇〇くんたらズルイですーー!!」 主「悪いな、そん時は隣に暁子もいた」 白「はぇぇッッ?!!きッ暁子ちゃんもぉ?!」 主「あいつも腹を抱えて笑ってたよ」 白「ええぇぇ……そそ、そんな、暁子ちゃんまで……二人ともヒドイですヒドイです~~!!!」 主「いやー、マジで笑えた。あの伸ばし具合は絶妙だな。こう……ビヨ~ンと…」 白「あうぅ~~~!!もう言わないでくださいいぃ!!!」 ポカポカポカ! 主「いてっ、いててっ‥冗談、冗談だよ」 白「ふぇ……??」 主「変な顔なんかしてなかった」 白「え………ホントですか………?」 主「うん」 白「そ、そうなんですか。ふぅ……なんだぁ、よかった…………」 「って、〇〇くんヒドイです!からかったんですね?!」 主「ごめん、つい」 白「もぉぉ~………!」 主「まー許せ」 白「しゅん……何だか、益々恥ずかしくなってきました……鼻があったら入りたい気分です……」 主「………………」 ……鼻じゃなくて、穴な。 白「あれ。……じゃぁ………顔色をうかがってるっていうのは……」 主「それは本当だよ」 白「………はぇ……………」 ‥‥顔がまたピンクになった。 白「な、なんだか……照れちゃいます」 「……嬉しいです。白雪のこと、気にかけてくれて……」 主「ま………隣の席だしな。意識してなくても見えちゃうんだよな」 白「はゎ‥‥そ、そうなんですか」 「……………。」 主「ん?」 白「はぇ…ッ…い…いえ…何でも……ないです……」 主「……ま。心身共に元気で、何よりってことだな」 白「……………………………」 「……そうですね」 ―――ガラッ…… 青「はいはい、席に着いて。HRを始めますよ」 突如、担任がにこやかな顔で教室に登場した。 走って来たのだろうか、息が荒い。 時計を見ると……なるほど、もうすぐ授業が始ってしまう時間帯だ。 今しがたまで会議だったのだろうか……にしては長い会議だな。 担任は教室内が静まり返るのを確認した後、教卓に出席簿を置く。 そしていつもと変わらぬ穏やかな顔つきで、一枚のプリントを引っ張り出した。 青「えー、では、朝の連絡事項です。まずは……」 原稿に目を落とし、書いてある項目を淡々と読み上げる。 内容は、いつもと変わらずさして重要ではない。 俺は窓の外でも眺めながらその声を聞き流す。 ……と、その時。 ブー………ブー………… 主「!」 鞄の中から振動音が聞こえる。 やべ、ケータイの電源切っとくの忘れてた。 慌てて鞄をあさる俺。 目当ての物を探り当て、とりあえずデタラメにボタンを押した。 すると、振動は瞬時に止まった。 ふぅ…… ったく………焦らせんな……… 幸いにも、担任は気付いていないらしかった。 さっきと同じ調子でずっと原稿を読み上げている。 俺はそれを確認すると、電話をそっと机の下へ持っていった。 そして、目線だけを液晶画面に移動させる。 メールが一件。 開封。 『宛名:茨 暁子』 『件名:今日も』 『本文:いるよ。』 ………………。 まるでオマケでくっ付いてきたような短ーい文章が、箱の隅にちょろっと書かれてあった。 担任の読む文章よりも淡々としている。 文字というより、記号のようだ。 感情のこもっていないただの電子記号。…何となく冷たさを感じるのは、そのせいだろうか。 だが送り主である人物のことを思えばやっぱり嬉しくなる。 ……体の奥がじわり温かくなる。 いいや、短くても。記号だけで十分だ。ううん、十分すぎる。 どんなに短くったって、俺たちはこうしてちゃんと意思疎通できる。 もう言語なんて手段は使わなくても良いかもしれない。 そう、テレパシーさえ可能だ。いつも以心伝心。 ほら……あいつの声が、今にも聞こえてくる。――――― ………………… おっと、いけない。どうも顔がニヤケてしまうな。…… 『今日も、いるよ。』 …うむ。 しかしながら、実にわかりやすいメッセージだ。 無駄の一切ない、俺にしかわからない秘密の文章。 『本文:オーケー。』 俺はそれだけ入力すると、送信ボタンを押す。 主「……………」 送信完了を確認してから、今度こそ電源を切って鞄に仕舞う。 青「…会議の報告は以上です。‥えー……それと、今日の欠席ですが」 「茨さん……だけですね。……みなさんも、風邪には十分注意してください」 担任は穏やかにそう言い放つと、出席簿をポツンと閉じた。 青「えーと、それから茨くん。お昼休みに、ちょっと職員室の方へ来てください」 日「…はい」 青「‥‥では、これでHRを終わります」 ************************************* キーンコーンカーン 衣「さあ!続きをやりますよ、続きを!!」 羽「は、まだやんのかよ?……もういい加減飽きた。パス」 衣「まァまァそんな冷たいこと言わずに……あと一戦だけ!ね!!」 羽「ブタと二人でやってろ、俺は今からチキンカレー食いに行く」 衣「え、ぁ、ちょッ、鉄野!……あーあ……」 驢「ブヒ……僕も食いたいんだな……」 衣「困ったなあ……驢馬山と二人だけでは勝負にならない。こうなったら、誰か…」 「……おっ?いい人発見!……おーい、日向くーん。ちょっと~」 日「………………ん……なに」 衣「トランプやりません?大富豪ッ」 日「………………」 「……悪いけど、今はそういう気分になれない」 衣「‥ありゃ、そうですか………何だか、元気ないですね。どうかされたんですか?」 日「………いや。別にどうも」 衣「そうですか?どうも陰気な感じがしますが…………ん、何ですか、それ」 驢「旨そうなニワトリの写真がのってるんだなぁ。何の冊子なんだなぁ」 衣「……英語ですね、何て書いてあるんでしょう?」 日「………ただのパンフレットさ」 衣「旅行にでも行くんですか?」 日「……………」 衣「旅行でないとすればなんですかね?」 驢「ホームステイだなぁ」 衣「ああ、いいですね!俺も体験してみたいなぁ……。で、いつ?いつ行くんですか?」 驢「お土産はチョコレートでいいんだなぁ。それかクッキーでもいいんだなぁ」 衣「こらッ!なんと図々しい言い草を!!……すいませんね、今のは気にしないでいいですから」 驢「3箱は買ってきてほしいんだなぁ。余裕があれば現地の旨い物もよろしくなんだなぁ」 衣「驢馬山ッ!!」 驢「……沈……」 衣「で、ほんとにホームステイなんですか、日向くん?」 日「…………いや」 衣「あれ、じゃあ……旅行とホームステイ以外で海外へ行く目的となると……」 「まさか留学なんてことは………アハ!まさか!」 驢「日向なら無きにしも非ずなんだなぁ」 衣「でもねえ?いくら日向くんでも、留学なんてそんな………どうなんですか?」 日「………………」 「……君たちには関係のないことだよ。………それじゃ、僕はもう行くから」 衣「あッ………」 驢「……行っちゃったんだな」 衣「ええ、笑顔を一度も見せずに行ってしまいました」 驢「愛想悪いんだなぁ、最悪なんだなぁ」 衣「うーん、珍しいですねぇ。あんなにご機嫌斜めな彼は初めて見ますよ」 驢「きっと、腹が減ってるからに違いないんだなぁ。ヤセ我慢で益々ゴボウ状態なんだなぁ」 衣「………………」 ************************************** …やっと昼休みだ。 この時間をどれだけ心待ちにしていたことか。 主「ぅ……くく……」 大きく伸びをし全身をほぐす。 主「…………」 なんと驚くべきことに、今日の俺は一度も居眠りをしていない。 今日に限って、睡魔が襲ってこなかった。 眠ろうと試みればみるほど目はギンギンに冴え、あくびもなぜか引っ込み‥‥ 頬づえも突いてはみるがどうにも違和感を覚え、結局格好だけの形となっていた。 いつもの気だるさが皆無、それでいて全身が奇妙なくらいにみなぎる。 ‥‥しかし、あくまでも身体的な意味であることを忘れてはいけない。 そう、精神面はいつもと変わらずアンニュイだった。 ここまで心身がシンクロしていないのも珍しいことだ。 倦怠感に対して疲労を伴わんとは……軽く大事件である。 ……と、そんなワケで。 行き場を無くした俺は仕方なく、黒板前にいる教師の小難しい話に耳を傾ける始末となったわけだが――― 無論、真面目に英文の訳を脳に叩き込むようなことはしなかった。 当然、授業の内容は全く頭に入っていない。 この時間を待ち焦がれるあまり、視線は5分置きに時計へと向いていた。 気にすれば気にするほど、針の動きは遅いように感じる。 ‥‥針め、ワザとゆっくり進んでやがるな。 時間ね……人間の意志も、ちょっとは尊重してくれてもいいと思うのだが。 とかなんとか心の中で愚痴りつつも、大人しく席に座って耐えること数時間。 ようやくにして、現ポイントへと辿り着くことができた。 再びざわつきだす教室内。 主「さて、と……」 俺はいよいよ席を立って、入り口の方へと歩き出す。 **************************************** 白「あ…あの、〇〇くん……」 主「……?」 ……後ろから、ふと声がかかった。 振り向くと、何やらいぶかしげな面持ちで佇む白雪の姿がそこにある。 白「保健室に行くんですか?」 主「ああ」 白「………………」 「あの…………」 主「ん?」 白「いえ………その………」 主「……………?」 白「あぅ……えーと…………えぇっと……………」 主「………………」 もしや………何か勘付いている? 白「そのぅ……〇〇くんに、ちょっと聞きたいことがあるんです」 主「………うん……何?」 白「………………」 「…………暁子ちゃんって、本当に風邪なんでしょうか」 主「…………………………」 「…ああ、風邪だよ」 白「‥‥本当ですか?」 主「うん、本当」 白「嘘ですね?」 主「え……」 白「……本当のことを教えてください」 主「……ええっと………本当のことって?」 白「とぼけないでくださいです」 主「…………」 白「あんなにも辛そうで、しかもこんなに長引いてるというのには、何か意味があるはずです」 「風邪なんて、絶対嘘に決まっています。そうでしょう?〇〇くん」 主「あー………」 参ったな………どうやって切り抜けよう。 ①嘘をつく ②無言でいる ①嘘をつく 主「盲腸なんだよ、実は」 白「盲腸?」 主「うん。だからずっとあの調子なん‥」 白「嘘ですね?」 …言い終わる前に、棄却された。 ※へ ②無言でいる 主「……………」 白「……言いたくないなら、それで…良いです。…でも、白雪が思うには…」 そういうと彼女は静かに口を開いた。 ※へ ※ 白「風邪の症状にも似ていますが、あれは違いますね。ただの病気ではありません。白雪にはわかるんです」 「もっと別の……精神的なものからくる病いか、あるいは病気ではない何かです」 「ですが今の暁子ちゃんを見る限りでは、精神面が不安定な状態にある、とはまず判断し難いです」 「したがって後者の、病気ではない何か、というのが見込みとして一番高いように思うのですが……」 「白雪の憶測は当たっているでしょうか。〇〇くん」 主「…………………」 何なんだろう、この勘の良さ。 というか鋭すぎるだろ。 いや、恐れ入った。さすがは病気のエキスパート……(失礼)―――― 主「……………」 …しかし……何て言えばいいんだ。 ここで「うん」と言えば、真実を暴露せざるを得ない。 だが嘘をついたらついたで、墓穴を掘ることも考えられる。 でも……いずれはバレる運命なんだよな……正直に言ってしまうか? あーでもなぁ‥‥ 主「………………」 たじろいでるのを悟られないよう平穏を装う俺。…頑なに口を閉ざす。 そんな俺を見兼ねたのか、白雪は視線をふと下に見やった。 主「……………」 白「やっぱり……―――」 主「え……?」 白「いるんですよね。お腹の中に……」 主「ッ………―――」 この期に及んでまで、まだ否定を続けるつもりか、俺よ。 人には限界というものがある。……つまり今がそれである。 こうもズバリ言い当てられたら…もはや、打つ手なしだろう。 うん敵わない。 俺はようやく観念した。 主「…います」 すると白雪は徐々に口元を綻ばせた。 白「………………」 ……かと思ったら、すぐに落ち込んだ顔になる。 そして、どこか遠くへと視線を飛ばす。 白「………二人はこれから、一緒に歩いていくんですね」 主「…………」 「うん」 白「……………………」 「〇〇くん………」 じっと、俺を見据える。 涙のようなものが浮かんでいる……のは、俺の気のせいかもしれない。 が、やっぱり、寂しそうに見える。 白「大事に……してあげてくださいね。暁子ちゃんも、それを望んでます。きっと……」 「〇〇くん、約束してもらえますか?……暁子ちゃんを、絶対、大切にするって……」 主「………………」 そりゃあ勿論………。 主「…ああ」 返事を返す。 ……すると白雪はそれに安心したらしい。 表情をかすかに緩ませると、小さく頷いた。 ……ちょっとだけ、気まずい。 主「……参ったなぁ……お前の観察眼には」 と、頭を掻いてみる。すると白雪はふっと微笑む。 白「ずっと…………」 「……知ってました。〇〇くんが、暁子ちゃんと恋人同士になっていたこと」 「暁子ちゃんに想いを寄せていること……ずっと気付いていました」 小さく呟く。 遠くから聞こえる賑やかな声に、若干押されている。 かといって話を無視するわけにもいかないので、俺はなるべくその小さな声に耳を傾けた。 白「不思議。〇〇くんの心は読めていたのに……なぜか、暁子ちゃんの心は読めなかった」 「いつも理解していたつもりだったのに。……それが今では、全くわからないなんて……」 「追いかけていたはずの蝶ちょさん……いつも近くにいると思ってました。でも……」 「もう、手の届かないところまで、飛んでいってしまってたんですね……」 追憶しているかのように、自分に言い聞かせるように、呟く。 すると急に、後ろで手を組んで俺に背を向ける。 俺はそのまま動かない。 白「わたしは、見失ってた。……暁子ちゃんを……愛する人を………」 「〇〇くんを追いかけるあまり……わたしは……白雪自身さえ、見失いかけてた……」 「ううん……白雪はもう既に、遠いところにいるのかもしれない………」 「……〇〇くんを、好きになってしまったから…………」 ふいに発せられた言葉が、静かに耳をかすめていく。 その意味は自然と理解できた。 しかし気付いたら、言葉は消えて無くなっていた。……余韻はかすかに残っている。 主「………………」 俺はその時言葉を返せないで、ただその場に突っ立っていた。 そんな自分を、凄く冷静に客観視していた。……少し、残酷な男に見えたかもしれない。 白雪は、ハッと我に返ったような顔をした。 白「ごッ、ごめんなさい!……つい…っ…今のはその……………」 主「あ………いや、えーと」 何か言わなければいけない。何か。 なんだ?何を言えばいい? うーんと………――― 主「………ごめん」 ………―――― ……いや。 ……これではフォローにならない。…… 主「す…すまん、今のは………」 白「あ………その、安心してください……ちゃんと、心得ていますから。わた、白雪は……」 主「いや…違う。そういう意味じゃ……」 白「いいんです、〇〇くん。……わたし…白雪が、遅すぎただけなんです。……」 主「え………」 白「白雪がモタモタしていたのがいけなくて……だから……」 主「……………」 白「〇〇くんには、暁子ちゃんという大切なパートナーがいます」 「わた…白雪はただのお友達。……それだけで、十分なんです」 主「白雪…………」 白「気にしないでください。……全然、気にしてないですから……」 主「いや、しかし……」 白「いいえ、平気です。…わたしは何も、傷ついてなんかいません。……これは、白雪の気持ちですから」 「白雪の気持ち………そう………わたしではない。……わたしはまだ………」 主「……………………………」 白「〇〇くん。白雪の言ったこと……約束してください。お願いします」 「……絶対。破ったら、承知しませんよ?」 主「あ‥あのさ…………」 白「〇〇くん」 主「っ………」 白「白雪のためにも、そうしてください」 主「…………………」 澄んだ目。 もう、何も口出しはできないような雰囲気だった。 主「………うん……わかった」 それだけ言っておく。すると…… 白「………………」 よろしい、と無言で合図されたようだ。 その静かな微笑みに、俺はやっぱり、立ち尽くすことしかできない。 白「引き止めてしまって、ごめんなさいです。じゃあ……失礼しますです」 主「あ……」 ぺこりとお辞儀すると、踵を返しそのまま走っていく。 主「………………」 俺はそのまま、姿の見えなくなった廊下の果てを、ぼーっと見つめていた。 しばらく、思考が停止していた。 ……そして、ようやく我に返る。 主「…………」 白雪が俺のことを―――― 歩き出しながら、会話をもう一度思い出す。 ――――〇〇くんを、好きに………か。 気持ちを無下にしてしまったのは申し訳なかったが、でも、どうしようもできなかった。 俺には、それに応えられるまでの余力がない。…… ――――……ごめん。 やはり、それしか言えないようだった。 ……でも実は、気付いていたのかもしれなかった。 何となく予感はしていた。……白雪が、俺に好意を抱いてくれていることは。…… だから、告白自体にはさして驚きはしなかった。 俺が驚いたのは、もっと別の所だった。 動揺しているのは、その告白を受けたからではない。…… そう……最も不意を突かれたのは、あの白雪の様子である。 明らかに、あれは俺の知る上城白雪姫ではなかった。…… ……知らなかった。 妙に大人びた……それでいて、あんなに冷血な雰囲気の……一面があるなんてことを、俺は初めて知った。 ……ふと、こんなことを思った。 ――もしかすると俺は、白雪のことを何も知らないのかもしれない。 ……と。 ……そう、何も知らないのだ。 俺はまだ彼女について、何も知らない。 ……この世は、俺の知らないことで溢れ返っている。――― 俺が知っていることというのは、この世の真実のほんの一部に過ぎないのかもしれない。 ‥だがそれは、俺が知ろうとしていないからこその現状である。 知らなくていいようなことは、無理に知る必要なんかない。…そう信じているから、知らない。 だって興味もないことを無理に知ったところで、それが俺にとって何になるっていうんだ。 深く追求したところで、結局は無駄にしかならない……場合がほとんどだ。 関心を持ったことだけ知ることができれば腹いっぱい、満足である。……それで十分だろう。 ……そう信じている。 だから俺は、知りたいことしか追求しようとしない。 ……上城白雪姫―――― …存在は、いつも知っていた。 同じクラスメイトでましてや隣の席、そんな彼女の存在を知れずにいることの方が難しい。 存在を知っているからこそ、俺は白雪の意外な一面に驚かされたのだ。 だが俺は、白雪のことをもっと知りたい、と思ったことがない。 上城白雪姫、という人物に、過剰な興味を持ったことがない。 …よって、動揺しただけに止まっている。 これがきっかけで、彼女をもっと知ろう、なんてことにはなっていない。 やはりそれは、今の俺が十分に満たされていることの確たる証拠でもあるように思う。 …もう満腹である。 まだ知らない真実……やはり、今の俺には必要ない。 俺の知りたいことはもう全て、知ってしまっているのだから。 ……したがって、この事はもう忘れることにした。 さっきの動揺は単なる事故に過ぎなかった。…そう解釈した。 …だがせめて。 彼女との約束だけは、守ることにした。 『大事にしてあげてください』。 抽象的で、ずしりと重い言葉である。 ま、俺にとって当然の使命でもあるわけだが…… とはいえチキンな俺である、何をどうすればいいのやら。 暁子、どうすりゃいい?俺。 『今日も、いるよ。』――― ……………………。 ………うむ。 とりあえず、今やるべきことをやればいいか。 それで十分か。うん。 俺はそれを全ての納得とし、どうにか気持ちを落ち着ける。 そして歩く速度を上げ、目的の場所へと向かった。 ****************************************
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プレイヤー テンパとヒカセンのゆかいななかまたち プレイヤー Anselmet Abbey(Ansellet Abel) Acony Xeon(高橋サドル) Mokori Mokona Timくん Caffeine Fighter Coro Suk Nei Lanverlais Maryellen D'irrealite Mio Naga Saki Sakurai Zeo Mayu Beatrix Davis Nemo Seven(コトモール田村) Anselmet Abbey(Ansellet Abel) テンパのテンプレとはこういうものだと披露してくれた、伝統の味の光きプレイヤー。 「どーでもいい」から始まる本気のレスは、「他人の楽しい気分ぶち壊すな」というどーでもよくないクレームだった。 (そもそも、どーでもいいなら見ない努力をして黙ってゲームを楽しめばいいのでは?) ・経緯 元々アンチ嫌いで純粋に14を楽しむ努力をしていたプレイヤー(以下 M氏)が、運営の改善を願い、本キャラでフォーラムに「物申す」スレを立てた。しかしこれが神の逆鱗に触れ、アンチ認定されてしまう。スレはわずか2時間で抹消され、LV1の捨てキャラでロドスト日記へ派遣されたのが、「14警察としか思えない(同名で最後の文字だけ微妙に変えたサブキャラ186体を持つとの伝説がある)」と誉れ高いアンセル特使だった。 ・発言 「日記でやれ」→「日記に書くな引退しろ」のテンプレ活動を更に発展させ、「日記で書くな外部アンチブログでやれ&運営にメール投げて引退しろ」など、「神のお膝元で目に見える背信行為は許さない」という新境地を魅せた。(しかしテンパというものは、自分が気に入らないものの存在を無視できない人間なので、何処でやってようが自分からそれを見つけて噛み付いてくるのは言うまでもないだろう) ・非公式公認の対応 そもそもM氏は運営にメッセージを投げた結果「そういう要望はフォーラムに書け」と返信があり、スレ立てをしていたことが後に判明。[応募フォームに要望]→[フォーラムで書けと運営より指示]→[書く]→[運営に消される]という、運営のたらいまわし全開な適当仕事が明るみに。 ・ブーメランと予習完璧な運営目線の結末 「本アカに粘着されたくない」→[捨てキャラで他人の本アカに粘着] 「長文で書かずに要点まとめろ」→[自分が長文]の特大ブーメラン後、予算と期限を考えろだの運営の努力を考えろだの、最終的にはスタッフになれという、テンパおなじみの運営目線を発動。 そんな自らが社会で通用しないような意見を散々述べた後「なに言ってもダメだwとりあえず社会に出ようね」と、再びブーメランを投げて去る・・・と思いきや怒りが収まらなかったのか「(ボクが)鯖スレに晒しました。やったのボクじゃないよ」と高らかに勝利宣言。戦場を2chにまで拡張し始める。 しかしその2chで、まさかの(ほぼ同じ名前だった)本キャラが割られ、逆に晒される立場に(過去日記は即削除など、炎上対応でもテンプレを見せた)。慌てて住人のヘイトをM氏に向けようと投稿するも、あまりにもわかりやすい内容の文章だったため、すぐに本人とバレ失敗。荒れてもいないチョコボスレで突然「スレを荒らすな!」と叫びだすなどの奇行を経て、以降M氏の日記から姿を消す。(代わりに別のLV1キャラ粘着が始まる) しかしこれらの環境に嫌気をさしたM氏は、PS4のディスクをハサミで刻み引退を宣言。事件は無残な結末を迎えたが、PSO2やDQXへの脱北を後押し出来たと考えれば、実はイイ仕事をしたとも言えるのかもしれない。 ・物語は真のダークファンタジーへ突入! ロドスト検索で186キャラのAnselmet Abbey(Anselmetだけなら表示上限の1000人以上。9割以上が捨てキャラ)が発見された。種族の命名規則に沿って作られただけでは?との指摘(本人の可能性もアリ)もあるが、大半が完全に同一の顔である事、別の同ルールで作成された名前では二人しかカブっていないことなどから、常識的に同一人物が作成していることはほぼ間違いないと見られている。 しかし個人でこのように多量の類似サブキャラを作成することも常識的にありえず、さりとてこんなバレたら致命傷な工作を運営が、検索一発でバレる稚拙な偽装キャラですることも常識的にはありえず(14運営が常識的かという問題は一旦置く)、謎はブーツオブナオキの如く深まっていった。 Acony Xeon(高橋サドル) とある場所に全ログ提出済み コトモール田村がエアプ代表テンパなのに対し、ACTレース代表テンパなのがこの高橋サドル。中身は13歳だが実年齢は53歳? という不思議なおじさん。 もともと各所で典型的なテンパ発言や、ドラクエ10のキャラも作ってアンチ活動を続ける日々を送っていたが、吉田とは違う真の神はそんな彼に自爆・自業自得という罰を下した。 2chで彼の数々のテンパ発言が話題になり、情報ガバガバだから特定班の出番!といったシーン一発目で事件は起きた。 TwitterにゲーミングマウスのAmazonのページのスクリーンショットをつけて自信満々に呟いたものの、そのスクリーンショットにはお届け先住所として本名と郵便番号までもがはっきりと映りこんでおり、まさかのセルフ開示しているところを発見されてしまったのだ。シーン一発目で住所出てるので特定班の出番無しという状況は、スレの住人を唖然とさせた。 その後過去の痛い発言が大量に発掘されるが、それは見覚えのある発言ばかりで、生息しているスレがすぐに特定できるものであった。(中には田村の発言を鵜呑みしコピペしたものもあり、田村と一緒にコンビを組んだらどうだ?wとスレを盛り上げた) 特に人数報告スレに敏感だったようで、メンテ時以外ログアウトさせないという対策をしっかり行っていた。 さらに駐車場に止めている状態でマイカーの運転席からの写真の投稿が発見されたり、3,4歳の外国人の子供に欲情した発言でロリコンを明らかにしたり、注文していたドールが届き神ゲやってるより活き活きとした発言を見せたり、 ビックリマンチョコに詳しい発言をして中年であることが判明するなど自ら流行語ワードになりにきている状態であった。 そしてわざわざドラクエ10をディスるためだけにアカウントを作成・プレイし、更にはランキング上位のブロガーに対するコメント欄での荒らし行為も判明。ツイートの内容とドラクエ10の提案広場に掲載されていた掲示板の内容と投稿日、更にはキャラコメントからドラクエ10におけるキャラはミクレア[UL581-714]であることがほぼ確定である。また、どうもキャラをもう1人作ってそちらをメインキャラとしている疑惑が浮上している。 高橋サドル(ミクレア)の他ゲームでの工作一例 Acony Xeon/イフ鯖/バハ鯖 ?@alvafika 2016年9月22日 ○すけ陥れようとACT書かないのって煽ったら、本当に記事にするとかw まぁおかげでこっちのシナリオ通りに提案広場であからさまに○すけブロガーがいかにも悪な構図を 強調したの書いたら運営に消されないでまだ残ってるwコミュニティーチームは今日休みなのかw 外部ツール ミクレア ミクレア[UL581-714]ttp //hiroba.dqx.jp/sc/character/667421775043/ 2016/09/22 10 57 テーマ:バトル 通報する PC版のバトルだけが有利になってしまう ツールがついに、有名ブロガーの○すけさんすらも 取り上げてしまいましたね~ ブロガーのおかげで拡散されまくりで WiiU等のユーザーはいままでの苦労するバトル PCユーザーはボスのHP見れて バイキとか後何秒で切れるから適切に更新 変なアイコンでわかり辛いCTスキルも秒数管理で 楽々ボス撃破って事になりますね おまけに野良PTとかでACT使用のPCユーザーから 君の攻撃は低いねーってバカにする発言者が 確実に増えると思うので 早急にPとDさんの公式見解発表されるのを望みます 上はTwitterの発言で、下はDQ10提案広場での書き込み。日付を見ればわかるが同日であり、そしてあからさまに内容の被るこれらが高橋サドルのDQ10でのキャラが特定されるきっかけとなった。 そんな高橋サドル君はFF14ではもちろんのACT使用で自キャラは安定のララカス。ドラクエ10でもダークキング戦(DQ10におけるエンドコンテンツの1つ)でACTを使用しているかのような画像を貼っているが、広場での該当キャラを見るにとてもではないがダークキングに行けるようなステや装備ではないので、これは捏造画像である可能性が極めて高い。 当然、スレの住人である本人はこの事態にすぐに気付き、慌てて発言数2000 フォロワー20人(bot含む)の垢のID変更と鍵掛け(後に削除)を行うが時既に遅し、彼の数々の武勇伝はネットに永久保存されることとなった。テンパのくせに神(吉田)の教えを守れなかった者の末路である。そして発掘された数々の発言から、この記事の通称「ハデスダッター君」の正体の最有力候補に躍り出ることになった。 数日後、この情報がはっきし速報にまとめられると、文章の特徴から数週間前に大暴れした末に大敗北した「ハデスダッター君」ではないかとの予想が浮上。そしていつもコメ欄に湧くテンパ軍団はなぜか全員沈黙。 そしてさらに数日後。身バレで 青 くなっていた顔も、はっきしで馬鹿にされているのを見て再び 赤 に戻ったのか、今度はバレないようにキャラを変えてリポップ。(^^)の顔文字を使うアンチに煽られたのを根に持ってるのか、これが挑発として効果的だと身をもって知ったのか、顔文字を使いどうにかして話をFF14から逸らそうとするキャラを演じるものの、文章の特徴が全く変わっていないのでバレバレであった。寧ろ顔文字のおかげで更に気持ち悪さが増すことに。 それから数日間はこの気持ち悪いキャラではっきし速報のコメント欄に粘着し、意味不明なコメントを書き続ける嫌がらせを行っていたが、徐々にキャラが変わってきてるあたり、はっきしを荒らすために新規に考えたキャラなんだなと感じざるを得ない。もともと耐性のえらく低かったテンパなのでちょっと挑発すると「ハデスダッター」に逆戻りしてしまうなどのアラも目立った。 そもそも、はっきし速報に粘着すればするほどはっきし速報のアクセス数も上がるし、永久保存される個人情報も増えることになる。それでも悔しくてやめられないその姿は、顔文字の穏やかさとは対照的に高橋サドル君の怒りのすさまじさを物語っているようだ。 最近はFF14の内容のみに触れる記事には現れず、吉田関係の記事に対しては自演をやるほど粘着しているようである。どうやら 新生FF14教信者 ではなく 吉田信者 へと完全に変貌したようだ。もちろんあの気持ち悪いキャラも継続中。 なお、Twitterのアカウントを消す直前に「晒したのは他人の情報」という言葉を残しているが仮にこれが本当だった場合、「個人情報漏洩」「名誉棄損罪」等といった 正真正銘の犯罪行為 に該当する可能性がある。 追詰められ血迷った状態のハッタリ発言に見えるが、後先考えず愚かな行動に出てしまうあたりは、ハデスダッター君の元画像と共通である。 ・高橋サドル君が投げた芸術的なブーメラン 11豚先輩はグラブルのどこらへんが面白いと思っているんだろう? 自称ゲーマー様がクソ狭い画面でシッコシコとか震えるわw 言うまでもない。自称ゲーマーがシコシコするのは豆粒戦闘画面のFF14である。 FF14アンチの連中って14の最新情報把握してて フォーラムすらもチェックして叩く情報集めが名目なんだろけど 14から抜けきれてないのがウケるw 提案広場やキッズタイムに遊んでる自分がDQ10から抜け切れてなかった。 コンビニおでん突っついた馬鹿逮捕されたのかw 変な呼び名付けられた挙句に実名やら住所に家族構成まで晒されてネットに永久保存されちゃって 頭おかしい事する奴は、結局後先考えられんのやなー 後先考えない行動をした結果、自分が永久保存されてしまった。 アンチが連投してるのも4時に顔真っ赤で投稿してるのも事実を書いただけ 何人もいるアンチに対し、はっきしに貼り付いて連投してるテンパはサドル君ひとり?だし、4時に投稿してるのもテンパ(サドル君?)でした。 幻覚と妄想を根拠にしか語れないのはハデスダッターの時にチョコボダッターと妄想を垂れ流したアンチの方だろ 幻覚と妄想を根拠に捏造SSまで作って妄想を垂れ流したのはどこの誰でしょうね? 【コメ番:84353】 名前:[既にその名前は使われ] 投稿日:2017/02/12(23 58) 無能アンチのようなバカでも楽しめるゲームを作れないFF14スタッフが悪いとか相変わらずアンチはみっともないな あとお前らアンチがFF14で居場所作れなかったのは腕のなさもあるけど何よりやめたゲームにいつまでも粘着するその腐った性根のせいだからな 【コメ番:84401】 名前:[既にその名前は使われ] 投稿日:2017/02/13(02 46) 何しれっと復活してんだよハデスダッターw はよ元画像出して巣に帰れや 高橋サドルのセルフ身バレ記事 (バハ鯖 Acony Xeon) http //hakkisi.blog.fc2.com/blog-entry-1651.html 【コメ番:84407】 名前:[既にその名前は使われ] 投稿日:2017/02/13(03 06) ACT補助輪のAcony Xeonが腕を語るとかギャグかなんかかよw しかも「無能アンチのようなバカ」と他人を馬鹿にした直後に「腐った性根」とかブーメラン投げたり ほんとこの40ロリオヤジはテンパの鑑だなw 怒りを抑えきれず、ネカマキャラのロールプレイは終了したようです。 2月に入って直ぐに「凶徒」という別垢を作成していた模様。現役FF14プレイヤーでDQ10に不満があるユーザーらしいが、明らかに高橋サドルの別垢であることを隠せていない。仮に違った場合でも、FF14にはこのレベルのキ○ガイ複数いるという恐ろしい事実が出来上がるだけである。 自分は現役FF14プレイヤーです。 FF14アンチのブログに纏められていますが、このままではトラブルに発展しかねません。 (ttps //cross-law.jp/ ) この法律事務所の唐澤弁護士はネットのトラブルに強いと評判です。 (続き)唐澤弁護士に実際に相談し、その旨をツイッターにて宣言すればアンチどもは萎縮して黙らせることができます。 是非ご一考を。 そもそもこうなった原因は高橋サドル本人の「自爆」であってアンチ達は何も悪くないんですが^^;。 テレビで偶にやっている弁護士が犯人を追い詰める番組でも観て勘違いでもしているのかもしれないが、本来弁護士というのは「お金を出せば依頼人の仕返しの手伝いをしてくれる人」でもなければ、黒いものを白くしてくれる人でもない。「依頼人にとって一番ベストな方法で手助けをしてくれる方」(今回の場合これ以上拡散させないためにサドル本人には黙って鎮火を待つことを薦める)である。また弁護士は自身に「都合の良い記録」だけでなく「都合の悪い記録」も含めた全てを提出しないと動いてはくれない。おそらく本人はうっかり公開してしまった情報を拡散したアンチが悪いと言いたいのだろうが、寧ろ高橋サドルはドラクエブロガーのコメント欄で執拗な荒らし行為をしているため、逆にこいつが訴えられてもおかしくはない。仮にできたとしても、はっきし速報に載っている情報を削除してもらう程度が限界だろう。(もちろん既にあちこちに拡散してネットに永久保存されてしまったわけだが) ちなみにこのやり取りはサドルが本垢を消す直前の行為(この後に「とある場所に全ログ提出済み」に続くらしい)らしく、 要はただの自演 である。 はじめまして。私はローラ氏と同じくドラクエXの現状に不満を持っている者です。現在PSO2をプレイなさっているようですがPSO2の中でドラクエXの話題を出してもみんな反応が薄いのが現状です。 反応が薄いというがこれが普通の反応である。他のゲームに過剰に反応しているFF14のプレイヤーというかテンパ達が異常なのである。 続き)しかしFF14ではローラ氏と同じくドラクエXに不満を持っているユーザーが多く、同じ話題で議論ができると思います。FF14でドラクエXを糾弾しませんか?お力を貸してください。 何故FF14で糾弾をする必要があるのかが理解不能。不満があるならDQ10をやらずにFF14をやっていればいいだけの話だ。コメントだけを見ていると FF14のプレイヤーが他のゲームを攻撃しようとしている という構図にしかならず、こういった行為がFF14アンチを増やし、更にFF14の評判を下げる原因であることを全く理解していないようだ。なお、当のローラ氏には無視されたようである。 そして現在もはっきし速報のコメ欄に張り付いている。何としても自分がアンチより一枚上手であると演出したいようだが、「ブーメランガー」と壊れたレコーダーのように同じ言葉を繰り返すしかなくなっているその様にアンチ勢は最早笑いを通り越して哀れみさえ覚え始めるようになったのだった。 こうまでしてはっきしに粘着しアンチを過剰に敵視するその姿は、余程ハデスダッターでの自滅や身バレ記事が屈辱的だったのを表しているのだろう。 【サドル理論】 ・アンチに言われて悔しかったことは「アンチのブーメランガー!」 ・自分が投げたブーメランが戻ってくると「アンチの鸚鵡返しダー!」 ・自分がしているブーメランと鸚鵡返し行為は全無視か全否定 ・自分にとって都合いいアンチ1人の意見=アンチの総意 注:サドル君にとっての「アンチ」とは「非テンパ」のことです。 Mokori Mokona この記事には いいニュースと悪いニュースがあります 悪いニュース!(・д・) >アレキ零式踏破と同時に固定の暗黒を一方的に解雇 いいニュース!(・∀・) >過去に神の散歩を妨害して解雇したFCメンバー(固定のタンク)が復帰 本人の苦しい言い訳(@∇@) 「暗黒さんはウチの固定ではありません、ウチは7人固定です」 「PT募集で1層練習からきてもらったけど、固定に入ってくれとか固定の話は一切しておりません、なのでアイテムもすべてフリーロットです」 ↑ でもロット取引があったことが判明 テンパがハゲルガ祭り開催。 ハゲルガを煽りまくった結果、発狂したテンパが固定メンバーの個人情報を特定し拡散。(しかしなぜか騒ぎは全てアンチのせいという流れにする者が…アンチはそもそもプレイしてないのでハゲルガ祭にも参加してませんが) 責任とってLS/FCを解散しアカウントも削除(でも財産をサブに移さなきゃいけないので数日待ってネ) Timくん DPSを晒し他人を馬鹿にしつつ自分まで晒してしまうという英雄。 FF14をいち早く引退した事に先見の明ありと元プレイヤーから後に「ザ・ファースト」と呼ばれ、 余裕の一位 (本人の発言)であり レジェンド (FCメンにつけられた階級)である。 しかし許されない。 一体どうして。 (本人の発言) Caffeine Fighter ネ実に貼り付きDQネガキャンで1日284レスしたニート。わざわざDQXにキャラ作ってネガろうともしたが、本人ログインでなければ表示されない画像をフレの画像だと自演して自爆。 本人曰く「14ユーザーは他ゲーを批判しない」という、自分の願望と現実の区別が付かない人。 自分が晒されていると知ると2次元趣味全開のTwitterはすぐに非公開。 Coro Suk ニコ生配信中であることを忘れ、シコ松中の音(オオゥ↑ン↓)を全世界に配信してしまった意識高い系テンパ。 日頃から偉そうに講釈垂れ流し築き上げてきたものを守ろうと、アレコレ消したりスレをコピペ連投で消費し埋め立てようと必死になっていたが、けっきょく最後は逃亡。 人間誰でも間違いはある! 人間で誰でもシコ松くらい汁! でも彼の場合その前後の行動が致命傷となった・・・ http //www.nicovideo.jp/watch/sm24711835 Nei Lanverlais 通称ネイカス。手指のネイル画像が足の指の画像と勘違いされるといった特徴を持つ蛮族。 FF14のファンフェスで有能松野が無能吉田に出したアイディアに対して、後日松野のtwitterへ「自分の作るゲームでやれ」「システムが崩れる」「ユーザーが触発される」「開発が対応せざるを得なくなるような無駄なことをさせるな」だのテンパ汁全開で噛み付いた基地外。要するに「自分の意見や考え=皆の考え」「自分の気に入らないものは採用しても無駄」とかいったテンパ特有の思考の持ち主。 しかしそこはさすが有能松野。どこかのP/Dのように相手の喧嘩を買わず、面倒な相手を軽く扱いサラリと流し、結果ネイカスの恥晒しに終わらせ森へ帰した。 装備のILは低い。ネイルは高い。 Maryellen D irrealite 日頃テンパテンパと言われてカッチーンだったため『「アンチ14」教のテンパ』という謎単語を生み出してしまったテンパ。 アンチ行為者全般に対して言っておくけれども、アンチ行為は対象のコミュニティの人間から何をされてもおかしくない行為だと肝に銘じておけな? アンチに親でも殺されたのだろうか? アンチをテロリズムだの姑息だの言い出すが、自身はACT使いであり、CFでも揉めたら本人に直接言わず動画取って脅迫するようなブーメランも投げていた 。 さっきの発言の意図を明確にするために訂正をします。「アンチ行為者全般に対して言っておくけれども、アンチ行為は対象のコミュニティの人間から『何を言われても』おかしくない行為だと肝に銘じておけな?」 ビビりはじめるとこれ。 訂正前ツイートは、私の発言の意図が正しく伝わらない事態を避けるため後程削除します。 Naokiと全く同じ言動なのはさすがテンパ! 最近は…FCにシンクが帰ってきて、またちょっとにぎやかに。 長期休止に入っていたので、メインを進め中のようです。 もう一人連れ戻さねば、ね。 連れ戻しにも来てる模様 Mio Naga タバコやゴミのポイ捨てにブチギレ発言した、『サクラ大戦』『テイルズ オブ シリーズ』のキャラデザや『ああっ女神さまっ』の作者である藤島先生に粘着した池沼。 藤島先生が当たり前のことを言っただけで、「ゴミを捨てられる地域に住んでいる方が問題が有る」「正論しか投げない人は、どーも信用できない」と独り善がり理論を展開。"俺は物事を斜めからも見ることができる"、"一見、正義に見えるものが悪の場合もある。その逆もまた然り"という中二病プレイなのかガチなのかは謎であるが、タバコ吸って脳にダメージ受けているかドラッグしてるかのどちらかであろう。 #br 正体はFF11時代にhimechanプレイで話題になった「Miomio」 当時はバ●ブを咥えた写真をアップしたりしていたが、女装癖のあるオッサン説がかなり有力。 Saki Sakurai さくらい さき@FF14 チョコボ鯖 ?@saki_sakurai_ 21 38 - 12月24日 侵攻編くらいで固定崩壊するのならそれくらいの固定だったってこと からの 固定されたツイート さくらい さき@FF14 チョコボ鯖 ?@saki_sakurai_ 12月5日 天動編零式1~4層の消化固定を探してます 天動編零式の1~4層の消化固定を探... 固定されたのはツイートだった・・・・ Zeo Mayu 善意の人数調査をしていたツェツェグちゃんを攻撃するため、同調者を求めてツイートするものの、誰からもリプライもられず自分でふぁぼってた滑稽なプレイヤー。 犯罪自慢でtorrentでファイルを落としている画像を載せるものの、その容量から5.31GBの『僕と妹 総集編 女子校生の妹』を落としていたのがバレる。と、Twitter消して即行で逃亡。 Beatrix Davis 祝・この項目はご本人様にご確認いただきました。 通称、イシュガイジ君。PSO2界からの参戦。 2016年3月に行われた、PSO2のオフラインイベント(ファンタシースター感謝祭2016)にてデビュー。タイムトライアル形式のチャレンジ企画にて、まさかの冒頭コメント「イシュガルドでまってま~す」という聖句を発する。もちろん会場も生放送のコメント欄も冷え冷えに。 なお、イベント記録自体は同一組内の1位に倍近い時間差をつけられる始末。予習してきた?どころか、ILたりてないよね?レベル。それもそのはず、主目的はイベントでの成績では無く、イベント参加得点の交通費。直結狙いでの上京も、当然のガイジっぷりで失敗模様。 顔出しどころか動画で、しかもアサシン=デヴの様にマスクで顔を隠さず、堂々と記録に残っているにも関わらず、バカッターのアカウントは継続、その上、辞める宣言をしたPSO2へは度々参戦するというアイアン・ハートだけは凄い。 他ゲーにまで迷惑をかけ、しかも全く反省しない・懲りていないという点では模範的なテンパでもある。 ちなみに会場にはコラボ発表の為にNaokiも控えていたのだが、Naokiが彼についてどう思ったのかは永遠の謎である。 ご尊顔はイシュガイジ君で画像検索すれば多数ヒットする。バカッターから察するにパチンカスの様だが(パチンカスだけでは喰えていない様で、深夜コンビニバイトも併用していると思しき行動歴あり)、この先マトモな職に就く事は困難と思われる(待ってます事件だけでは無理だが、バカッター発言録を見られたら、土方だとしても余裕でYOU BANレベルである。仕事から)。 がんばれ蒼天の異種ガイジくん! Nemo Seven(コトモール田村) 田村の自キャラ。他ゲーもこの名前でほぼ統一。 「固定で楽しんでるから!」「もっと難しくしてほしい」 でも、ルイゾワミニオン無し、蛮神馬無しの負け組下手くそプレイヤー。子は親に似るというが、口だけでエアプなのは吉田と同じ。 嫌になったのか飽きたのか付いていけなくなったのか、かなり早い段階からまともにプレイしていないようだ。だが擁護を辞めると負けになるからエアプで必死に擁護する。嫌なら辞めればいいのにw 田村まとめ (コピー元)https //web.archive.org/web/20171004054245/http //wikiwiki.jp/hakkisi/?%A5%D7%A5%EC%A5%A4%A5%E4%A1%BC
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メニュー 国会版仕分け、もんじゅ見直し勧告へ 政権は尊重の方向(2011-11-26) 脱原発は可能か。「十分可能だと思う」西川善文三井住友銀行顧問が断言(日経)。 茨城県東海村村長「脱原発を真剣に考えるべきだ」 浜岡原発の永久停止を決議 10キロ圏内の牧之原市議会 原発予算賠償に転用も(2011年10月8日東京新聞) 福島県議会、県内の「全原発廃炉を」請願採択(2011/10/20) 憲法と原発 日本版緑の党 維持派の人までが 立地交付金 254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 05 59.37 ID 6FcqEpp/0 [19/29] この先不透明、あるいはネガティブな原発産業に投資するより、新しいマーケットの代替エネルギー関連に投資してその分野の技術で主導権を握った方が得策だろう。 あの東電ですら日本ガイシと組んでNAS電池の研究・開発を続けてきたわけで 272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 45 17.49 ID muHHTTfC0 [6/7] 256 調べるだけじゃなくて自分で考えたらどうなんだい?御用と同レベルの頭しか持ってないなら致し方無いがw http //www.ngk.co.jp/product/insulator/nas/index.html このHPには「風力発電や太陽光発電のような不安定な再生エネルギー」云々の文字が躍っているが その程度の事は大容量な電池が無くても技術的にクリア出来る。自分の頭で考える事の出来ない お前には理解出来ないかもしれないが、その程度の知識しか無い奴に説明するのは長くなるので理由は割愛する。 そもそもそれは電力会社が発電事業を独占したが為の言い訳だからな。 そのHPにのってるグラフの負荷平準、ピークカットの為にNAS電池を使う事こそ一番の目的である。 つまり、太陽電池や風力発電の動かない深夜の余剰電力を昼間のピークにシフトする為。 だから原発マネーを東電が流してる。日本碍子は原発推進と思われたくないから中途半端で技術的に矛盾したHPを 公開してるだけだろ。 266 名前:御用聞き(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 36 34.90 ID t80nFdHe0 [1/8] 254 今日「宝島」を買って読んだ。こんな一節があった。 少壮現役エネルギー官僚のA氏が浜岡原発停止の日の昼下がり、語ってくれた。 「政権交代でも不変の案件であったのは原子力輸出です。 (略)アジアに輸出せねばならないほど、原子力政策は曲がり角に立っていたのです。 (略)儲けの点では次世代エネルギーの開発の方が将来性があるんですがね」 略したところには、輸出先の核のパワーバランスの話が入るのだが 過去の話と現在の話がごっちゃになっているのでここでは省略。 大事なのは、官僚ですら原子力より次世代エネルギーの方がもうかると認めた点。 273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 45 26.55 ID t80nFdHe0 [3/8] 269 小泉は事故後、社会の空気を読んだだけ。 まったく同感だ。 だからこそこの動きは非常に重要。 脱原発の流れが皆にどんどん見えてくる。 252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 21 54 31.03 ID 6FcqEpp/0 [18/29] 連合が推進の方針を変えたようだな ちゃんと内容を読まないといけないが、とりあえず連合は企業の犬の連合体だから、ご主人様たちの気分が変わりつつあるということだろう 303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 23 35 18.46 ID 6FcqEpp/0 [27/29] 299 たくさんあるけど、見出しが面白いこれ http //www.asahi.com/politics/update/0526/TKY201105260289.html 「凍結」という言葉はまだまだ油断ならん気もするが、事故以前にあった原発イケイケ感がしぼんでることは確かじゃないかな? 東芝がWH買収した時の、あの高揚感の再現とかもう不可能だとおもう。 301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[] 投稿日:2011/05/28(土) 23 32 52.10 ID vQss1uxA0 [8/8] 通産省は省内抗争ばかりやってるところだから、 いろんな人がいて飯田さんのいうように結局推進派が勝ったということなのかもしれない。 飯田さんによると、民主党が官僚が驚くほどに原発推進にのめり込んだのも、 御用労組なんかの政策がそのまま適用され、政治主導の名の下に 官僚が排除されたから。 というのは、世界1月号に書いてあったね 308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 23 44 50.81 ID E8B49gJe0 [3/3] 301 次世代エネルギー推進派の経産省官僚というのは、 10年以上前に発送電分離を目指した一派なのかな。 この記事を読む限り、現在の主流派ではないように思える。 http //globe.asahi.com/movers_shakers/091005/01_01.html 発送電分離を進めていた当時の事務次官だった村田成二は 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の理事長になってる。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%BB%E7%94%A3%E6%A5%AD%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%B7%8F%E5%90%88%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%A9%9F%E6%A7%8B yukaritaka 2011.05.29 22 24 先週開催の某省の環境・エネルギー関係の委員会。印象的だったのは エネルギー工学の大御所先生をはじめ、これまでの原子力推進から エネルギー源の多様化、地域分散化への転換推進でほぼ意見が一致したこと。 科学技術とそのリスクに対する社会科学からの検証と研究が必要という意見も多かった 2011年6月3日 「原発維持派」も7割が「近くはイヤ」 不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)が実施した 「原発と震災に関する意識調査」によると、東京電力・東北電力管内に居住する 人たちの「原発廃止派」は57%に上ることが分かった。 廃止派は57%に上った一方で、維持派は27%、推進派は16%。原発には前 向きだと考えられる推進派・維持派だが、自分が居住する都道府県での原発建 設に対しての態度については、「反対する」が推進派で3分の1、維持派で7割に 上り、近辺での建設には反対の意向が見て取れた。 同調査への回答数は1032件。期間は4月18~19日。回答者のうち、原発立地 県居住者が10%、その他エリアが90%。 [住宅新報社 2011年06月03日] 連合総研が「脱原発」提言 復興財源は所得・法人税 連合のシンクタンク「連合総研」は21日、東日本大震災からの復興や再生に向けて「脱原発の方向を目指す」などとする提言を枝野幸男官房長官に提出した。復興財源については所得税や法人税の増税を挙げた。 連合は福島第1原発事故を受けて、原子力エネルギー政策について「当面の間、凍結する」としているが、提言は一歩踏み込んだ内容となった。 提言は、専門家の研究プロジェクト委員会(神野直彦東大名誉教授ら7人)がまとめた。原発について「依存度を徐々に減らしていく意味での『脱原発』の方向にシフトしていかざるを得ない」とした。 2011/06/21 19 07 【共同通信】 民主県連:今年度活動方針に脱原発を盛り込む--県連大会 /福島 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で2カ月間延期されていた今年度の民主党県連大会が16日、郡山市内のホテルで開かれ、「脱原発」を盛り込んだ今年度活動方針を了承した。一方、菅直人首相が既に退陣を表明したことを受けて、県選出国会議員からは次期政権に関する発言が相次いだ。 活動方針では、県連が県の原発政策を容認していたことが事故につながったことを認めて「脱原発を基本として真に安心安全な県を目指す」とした。その上で除染や経済対策に全力を挙げる意向を示した。 出席した国会議員からは、混迷する国会情勢についての発言が続出した。県連代表の吉田泉衆院議員(福島5区)は菅直人首相の退陣後について「衆参のねじれがあって、誰がやっても短期的に行き詰まる」と語った。 渡部恒三・元衆院副議長(福島4区)は「この国難に当たる政治が、今までにないほど情けない状態。県民に『これなら大丈夫だ』と言われる新しい内閣を一日も早く作るためにご奉公をしたい」と述べた。【種市房子】 毎日新聞 2011年7月17日 地方版 444 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/07/14(木) 04 32 50.35 ID KUpTnWWn0 これまでずっと反原発の活動をしてきた人々まで、昨日の菅の会見に「感動」した方々がいらっしゃるようね。 小沢支持者で、彼の人間性を信じられない故に、単なる延命のための方便、としか思えない 私が汚れているのかしら? 451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[] 投稿日:2011/07/14(木) 07 07 26.44 ID jLmMowZH0 風評被害はアレだが、 風向きは変わってきた。 首相が言った言葉は、それなりに重い。 腐っても鯛、だからね。 脱原発の嚆矢とならんことを! 478 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(不明なsoftbank)[] 投稿日:2011/07/14(木) 10 13 38.24 ID HpopR4sz0 管首相の苦し紛れの延命策と言われながらも、原発の再稼働をめぐるストレステストの導入で、 「脱原発」 vs.「原発維持」という対立軸ができつつある。再稼働をめぐり、 あえて海江田経産相と対立してみせたことで、敵は産官複合体の中にある 「原子力ムラ」であることを示すことができた。 しかも、九州電​力のやらせメール事件のせいで、 原子力ムラの住人が姑息で卑怯であるというイメージが次第に浸透している。 また、経団連の米倉会​長が管首相の術中にはまって守旧派丸出しの対応をするので、 経済​界の中でもソフトバンクの孫社長や楽天の三木谷社長など脱原発派​ との対立の構図が鮮明になってきた。 管首相は「郵政」を上回る政治鉱脈を掘​り当てたといえよう。 「脱原発」解散の可能性は急速に現実味を増​している。 http //d.hatena.ne.jp/bundocom/ News_Hyper_News【原発】広島や長崎の被曝者1000人アンケートで「67%」が原発を減らすべきと回答、核の平和利用についても「73%」が否定的な見解を示した7月30日(東京新聞) http //t.co/yQ4wxkp #genpatsu [#genpatsuとは] via web 2011.07.30 17 31 8/2の毎日.jp 社説特集 【社説】原発から再生エネルギーへ 論説委員長 冠木雅夫new 【社説】危険な原発から廃炉に 核燃サイクル幕引きをnew 【特集】原子力政策 発電費用「安さ」疑問も 国が多額経費投入写真付き記事new 【特集】原子力政策 回らぬ核燃サイクル 増える廃棄物、容量限界寸前写真付き記事new 【特集】原子力政策 対ソ戦略、米「平和利用」 正力・中曽根氏、旗振り写真付き記事new 411 名前:名無電力14001[] 投稿日:2011/08/02(火) 09 46 14.02 発送電分離:首相が意欲 経産相も「前向き」--復興特 菅直人首相は1日の参院東日本大震災復興特別委員会で、電力大手を発電部門と送電部門に分離する 「発送電分離」に関し、「私も必要性を唱える人の意見にかなり近い」と述べ、実現に意欲を示した。 首相は「再生可能エネルギーは(発電場所や規模などが)分散型なので、今までのように大規模な発 電所と送電施設を持っているところが独占しては、小さい発電事業者の権利がきちんと守られない」 などと指摘した。 海江田万里経済産業相も「電気料金を安くするためには競争原理を持ち込むことが大事で、そこから (発送電分離の)議論が出てくる。私は前向きだ」と答弁した。 毎日新聞 2011年8月2日 東京朝刊 707 返信:地震雷火事名無し(大阪府)[] 投稿日:2011/08/02(火) 10 35 38.32 ID flVbK2SG0 [2/2] 702 今朝読んだよ。 海江田が脱原発志向ってのはイマイチ信じられんが、 発送電分離をやってくれるんなら、世の中はずいぶんマシになるね。 電力業界の抵抗に負けそうな気もするけど。 というか今日の毎日朝刊はおもしろかった。 見開きで原発特集。核燃サイクルや発電コスト試算の批判が山盛り。 社説は「危険な原発から廃炉に 核燃サイクル幕引きを」。 すばらしいけど、こんなのカマして経営は大丈夫なのか?w 668 名前:163(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 14 21 46.84 ID xWhVS6x/0 [9/17] 【産経】菅総理の「もんじゅ廃炉へ」報道 首相「一定のめどを一日も早く」 外交の継続性理由に地位に恋々 2011.8.8 21 22 http //sankei.jp.msn.com/politics/news/110808/plc11080821270016-n1.htm 菅直人首相は8日の衆院予算委員会で、自らの退陣時期に関し 「一定のめどを一日も早くつけて次の世代に移したいとの思いは変わっていない」と述べた。 衆院解散・総選挙については「震災復興や原発事故の収束がこれからも必要な中で、 ほとんどの国民は今(実施すべき)ではないと思っている」と否定した。 (略) 首相は、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)について「原発に依存しない社会を目指す。 使用済み核燃料の再処理やもんじゅも含まれる。 この方向性を計画的、段階的に目指していくことが必要だ」と述べ、廃炉を含めて検討する考えを表明。 使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物の扱いに関しては「長期に安定的に管理し、 後世に悪影響を残さないで済むかが深刻な問題だ」とだけ述べた。 どういう報道になるか楽しみにしていましたが、「恋々」という単語をタイトルに織り込み、 本文の末尾でのみ触れる形にするとは予想していませんでした。 (スルーするかもと思っていたのですが、それはなかった) 他紙は、読売も含めてタイトルに 「もんじゅ」と「廃炉」が入っていました。 (Web 版で比較) 1 名前:名無しさん@涙目です。(dion軍)[] 投稿日:2011/08/10(水) 12 39 07.07 ID Z8NhqozG0 ?PLT(12500) ポイント特典 sssp //img.2ch.net/ico/buun.gif 猪瀬直樹:東京都、100万kWの天然ガス発電所建設めざす 産業界に安定供給するというメッセージを出すことが大事 僕が座長となって、東京都の「東京天然ガス発電所プロジェクトチーム」が8月2日に発足した。 「災後」の電力不足問題に迅速に対応し、産業空洞化を回避するための「東京モデル」を実現していく。 国の方針が定まらないなか、東京は電力政策に真正面から取り組んでいる。 小さな敷地に低コストで建設できる天然ガス発電所 3月11日以降、電力不足問題をいかに解決するかということで、 新エネルギー研究会を発足させ、川崎の天然ガス発電所や、群馬県の玉原揚水発電所、 八丈島の地熱発電所などを視察した。東京に大規模発電所を造り、電力需要に応える可能性を探ってきた。 以前も書いたように、総合的に見て天然ガスがもっとも代替エネルギーとして優れている。 ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)方式なら、 従来の火力発電にくらべて発電効率が1.5倍と性能がよい。 比較的小さな敷地で建設できるので、都市部でも天然ガス発電所の建設コストは2基で 500億円(5年前の価格、現在はもう少し高い)と、原発よりもはるかに安い。 CO2(二酸化炭素)の排出が比較的少なく、硫黄酸化物などの排出も極めて少ないという点でも、天然ガスはクリーンなエネルギーだ。 天然ガスは、近年、ガス田ではなく頁岩(シェール)層から得るシェールガスの採掘技術などが開発されて、 利用可能な埋蔵量が飛躍的に伸びている。 また、石油は政情が不安定な中東に偏っているが、天然ガスは北米大陸などにも多く存在している。 エネルギー安全保障の観点からも、天然ガスは非常に優れている。 以下長いのでソースを読んでください http //www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110808/280319/ 110 名前:地震雷火事名無し(静岡県)[] 投稿日:2011/08/13(土) 01 04 00.33 ID 1QRly5iz0 日本原子力学会長、推進の立場から離れる方針 http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20110812-OYT1T01059.htm 今年6月に日本原子力学会の会長に就任した田中知(さとる)・東京大学教授(61)(原子力工学)が12日、 東京都内で記者会見し、「原子力推進という立場から離れ、国民が判断できる情報を提示していく」との方針を明らかにした。 今後、学会として、国民に向けて、原子力の長所と短所を改めて整理、公表するとしている。 同学会の会員は現在約7000人。原子力研究者だけでなく、電力会社や原子炉メーカーの社員も多い。 こうした「原子力ムラ」については、「自らが作った壁の中で考えるのではなく、社会や他分野の専門家の声にも耳を傾けなければならない」と語った。 牧之原市は17日、市民を対象にした実施した意識調査アンケートの結果(速報値)を発表した。現在、全面停止している中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働の是非について、約6割の市民が停止か廃炉を求めるなど再稼働に反対していることが分かった。市は調査結果を踏まえて、今後の対応を協議する。 アンケートでは浜岡原発の今後について、「停止した方が良い」が53・6%と、「廃炉(廃止、完全停止、撤去など含む)」が6・3%で、全体の6割を占めた。「安全が確認できれば稼働した方が良い」が19・8%、「どちらとも言えない」が10・7%だった。 同日開かれた市議会全員協議会で、西原茂樹市長が明らかにした。協議会後、西原市長は「市民や議会、市内の企業の意向なども踏まえて、協議を重ねて再稼働についての判断を示したい」と述べた。 アンケートは6月下旬から7月下旬にかけて、20歳以上の市民約1300人を無作為に抽出して調査票を発送して、605人から回答を得た。2007年度から意識調査は市民の意向や意識を市政に反映させるために実施。今年は浜岡原発の停止に伴い、初めて稼働についての是非を問う質問項目を盛り込んだ。静岡新聞SBS Web版 2011-08-17 http //bio21.blog96.fc2.com/blog-entry-1449.html 原発推進、54年ぶり外れる=福島事故を反省-電力総連の運動方針 電力総連の第31回定期大会が6日、名古屋市内で始まった。同日示された運動方針案からは、東京電力福島第1原発事故を受け、原発を推進する内容が54年ぶりに外された。種岡成一会長は「原子力の安全確保に真摯(しんし)に取り組んできたが、今般のような事態となり極めて残念だ」と述べ、事故の反省を今後の活動に反映していく考えを強調した。(2011/09/06-17 00) 再稼働に慎重・反対85% 東海第2原発で村民らアンケート 2011年9月7日 10時04分 写真 東海村の東海第二原発をめぐり、村民や近隣市民の大半が「安全対策を徹底するまで運転すべきではない」 「このまま廃炉へ準備を」などと再稼働に慎重であることが茨城大学地域総合研究所のアンケートで分かった。 (井上靖史) アンケートは研究所が「東海村の防災システムと地域再生の総合的研究」として昨年から実施。二回目と なる今回は東海村、日立市南部、那珂市、ひたちなか市の二十~六十四歳の無作為に選んだ男女に調査票を送り、 六月二十五日から二カ月間で千三百二十通(有効回収率33%)の回答を得た。 福島第一原発事故を受け、今年初めて東海第二原発のあり方について聞いたところ「耐震防潮対策の徹底まで 再開すべきでない」が40%、「廃炉へ準備を」が32%、「再稼働せず白紙から議論を」が13%、 「新型炉建設」が6%、「早く再開を」が5%だった。 「安全面で原発には不安が多い」との問いには、「そう思う」が昨年の19%から53%と大幅に増加した。 運転開始から三十二年がすぎた東海第二原発について「慎重に運転すれば危険はない」との答えは昨年の 50%から24%に減り、「慎重に運転しても危険」との答えは37%から60%に増えた。 「原発の新たな発電事業などは住民投票で決めるべきだ」との問いに、「そう思う」が昨年の23%から 40%に増加した。一方、「原子力関連施設は雇用や新たな産業創出を期待できる」との問いは昨年と同じ 13%が「そう思う」と答え、地域振興への期待も残る。 調査に中心的に携わった茨城大人文学部の渋谷敦司教授は「福島第一原発の事故が住民の意識を変えたと 言える」と分析する。 調査結果は研究所のホームページで公開している。十八日に東海村で開催される「東海村と原子力の未来 を考えるフォーラム」でも報告されるという。 東海村の村上達也村長は福島原発事故後、東海第二原発の再稼働について「住民投票を行う必要があるぐ らい重要な話」との見解を示している。 (東京新聞) hamemen昨日投票の福島県郡山市議選の結果、「脱原発」を前面に掲げた新人の滝田はるなさんがトップ当選。 5・23の文部省交渉、6・11の新宿、6・28の東電株主総会にも駆けつけてらっしゃいました。 選挙に出馬していたことをさっき知りました。 via TweetDeck 2011.09.05 23 18 原発新増設、66%が反対 全自治体アンケート 都道府県知事と市区町村長の66%が原発の新設や増設に反対していることが10日、共同通信社のアンケートで明らかになった。新増設や再稼働の際、原発から離れた周辺自治体からも同意を得るべきだとの意見は54%に上り、電力会社と結ぶ「原子力安全協定」の対象拡大を求める声が強いことが分かった。東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質への政府対応は88%が評価できないと回答。東日本大震災の発生から11日で半年を迎え、不信感の広がりが浮き彫りになった。 アンケートに回答したのは、1793自治体のうち1697自治体(95%)。最も多かったのは、原発の新増設を「認めない」の38%。 2011/09/11 04 02 【共同通信】 486 自分:御用聞き ◆f1qmsMDFdM (東京都)[] 投稿日:2011/09/13(火) 10 31 17.41 ID IuIyM/9A0 [2/2] 受け狙いかも知れんが、それでもこういう発言を閣僚がふつうにするようになった。 「(原発を)ゼロにしても大丈夫な状況を一刻も早く作る。原発がなくても日本の国民生活や 産業が十分成り立つ状況を一刻も早く作る責任がある」(枝野幸男 新経産相) 枝野経済産業大臣はこのように述べた上で、原発を実際にゼロにするかどうかは国民的な 議論をすべきだという考えを示しました。 http //news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4825224.html 919の5万人集会に連合が大動員をかけている 独シーメンス、原子力事業から撤退 2011年09月18日 18 37 【9月18日 AFP】ドイツの電機・金融大手シーメンス(Siemens)のペーター・レッシャー(Peter Loescher)最高経営責任者(CEO)は、18日に出版された独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)で、原子力エネルギー事業から撤退する考えを示した。 「われわれは今後、原子力発電所の建設や投資の全体的な運営に関与しない。われわれにとって、この章は閉じられた」とレッシャーCEOは述べ、シーメンス社の活動が今後兼用技術にのみ制限されると説明した。 「今後はスチームタービンなど非核の設備のみを供給する。つまり、原子力目的だけでなくガス発電や石炭発電などでも利用できる技術にだけ制限するということだ」(ペーター・レッシャーCEO) ドイツ政府は、福島原発事故を受けて、2022年までに同国の原発を全廃することを決めている。福島原発での事故以降、原発全廃で合意に達した国は、主要先進工業国の中ではドイツが初めて。(c)AFP hatatomoko野田総理はWSJ/DJインタビューで原発再稼働について、電力不足になると日本経済の足を引っ張るので「『来年の春以降』、夏に向けて、再稼働出来るものは再稼働していく/脱原発依存は国民のコンセンサスができている」と発言。即ち、電力不足がなければ再稼働しないということだ。続 via web 2011.09.21 09 36 hatatomoko続)玄葉大臣は全原発停止でも来夏電力不足も料金値上げも起させないことは政府の大方針と繰り返し言明。来夏関西・四国電力以外は電力不足は起こらない。まず再稼働しないと決定して、LNG・MACCベースロード計画に着手すべき。関電・四電も融通・節電・自家発等活用計画を即座に立てるべき。 via web 2011.09.21 09 36 静岡県牧之原市議会は21日の全員協議会で、中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)について、「確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限り、永久停止にすべきだ」とする決議を提案することを決めた。 26日の本会議で賛成多数で可決される見通し。同原発を巡り、こうした決議が出るのは初めて。 同原発の10キロ圏内に市域がかかる牧之原市は原発の運転再開に大きな影響力を持つ地元4市の一つ。 決議案は「『原子力発電は安全』という神話が根底から崩れ去り、大きな衝撃を与えた。市においても、基幹産業である茶葉から放射性物質が検出され、風評被害を含め甚大な被害を受けた」とし、東海地震の震源域とされる地域に立地する浜岡原発の危険性を指摘している。 (2011年9月21日19時03分 読売新聞) 高速増殖炉の実用化研究、凍結へ もんじゅ管理費は維持 2011年9月26日 11時46分 国の核燃料サイクル政策の中核となる高速増殖炉について、文部科学省が来年度予算の概算要求で、実用化に向けた研究費を本年度当初予算の100億円から7~8割削減する方針であることが26日、分かった。一方、原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)は維持管理費として本年度並みの約200億円を維持する。 東京電力福島第1原発事故を受け、菅直人前首相、野田佳彦首相は、原発に頼らない社会を目指す方針を示した。将来のエネルギー政策が決まらないため、文科省は原型炉の次の段階の実証炉の研究予算を大幅削減し、事実上、開発を凍結する。 (共同) 「脱原発」が98% 原子力安全委への国民意見 2011.9.27 11 42 国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は27日、東京電力福島第1原発事故で中断していた「原子力政策大綱」の見直しを議論する策定会議を半年ぶりに開き、東京電力福島第1原発事故後、同委に国民から寄せられた意見のうち98%が「脱原発」に賛成する意見だったことを明らかにした。 寄せられた原発に関する意見は、約4500件。うち「直ちに廃止すべきだ」が67%、「段階的に廃止すべきだ」が31%で、計98%に達した。理由としては、「環境への影響が大きい」「放射性廃棄物の問題が解決していない」などがあった。 近藤委員長は会議の冒頭で、「原子力政策を決めることが使命。悩んだが、再開を決意した」と述べたその後、東電や政府が事故の概要や住民避難の状況などについて説明した。 現行の大綱は、2005年に策定され、同委では昨年12月に改定に着手。事故前までに5回の会議を開いた。今後1年をめどに、新大綱をとりまとめる。 「原発を止めても13・5%の余裕はある見込みで、安定供給の目安とされる8%以上を確保する。関西電力など他社への融通分55万キロワットも予定している」|1/20朝日島根版:島根原発 27日全停止 mytown.asahi.com/shimane/news.p… shanghai_ii 4 28pm via Web 若狭の各原発については、個々の安全性の他に考慮せんとアカンのは、原発群として捉えないとアカン点。 サイトが近すぎるんで、例えば、大飯の安全性が高くとも、高浜非常時に大飯に予想外のことが起きる可能性がある。 個々の原発の評価の他に、原発群としての評価が目下欠如してる。 そう考えると、もんじゅ廃炉までは是非、敦賀と美浜は停止しておきたい。大飯を残すとすれば高浜は閉鎖しておきたい。
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登録日:2011/03/21 Mon 21 37 08 更新日:2024/02/01 Thu 10 19 12NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 BLEACH だるまさんがころんだ ななおちゅわーん オッサン キレ者 シビア セクハラ ダメ人間 チャドの霊圧が消える項目 ナイスミドル 一番隊 二刀流 京楽春水 京楽次郎総蔵佐春水 佐倉綾音 八番隊 切れ者 叔父 大塚明夫 天野漂 影踏み 影送り 慧眼 概念系能力者 次男 死神 泉京水←ではない 漢 眼帯 笠 総隊長 色鬼 花天狂骨 親父 護廷十三隊 護廷十三隊隊長 貴族 酒 長いフルネーム 隊長 隠れモテ男 隻眼 黒幕疑惑 …やれやれ… 面倒なことになってきたねェ どうも 京楽 春水 きょうらく しゅんすい [職業]死神 [肩書]護廷十三隊八番隊隊長 → 護廷十三隊一番隊隊長 護廷十三隊総隊長 [羽裏色]蘇芳色 [身長/体重]192cm/87kg [誕生日]7月11日 [斬魄刀]花天狂骨(かてんきょうこつ) 〔解号〕花風紊れて花神啼き 天風紊れて天魔嗤う「花天狂骨」 [卍解]花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう) [CV]大塚明夫 佐倉綾音(幼少期) 漫画「BLEACH」の登場人物。 † 概要 隊長の羽織の上に女物の派手な着物を羽織り、無精髭を生やしたナイスミドル。 長い髪を一つに束ねて簪で留めていたり、普段は笠を被っていたり、草履を素足履きしていたり、女物の派手な長い帯を袴の帯に使っていたり、やたらと特徴のある外見をしている。 特に草履の素足履きをする人は斑目一角とこの人くらいである。 ちなみに簪は高級品だが、羽織や帯は安物。 上流貴族『京楽家』の次男坊。 フルネームは『京楽(きょうらく)次郎(じろう)総蔵佐(さくらのすけ)春水(しゅんすい)』。 しかしその肩書きに反して本人は自堕落な性格をしており、よく仕事をサボったり伊勢七緒に押し付けたりして酒を飲みに行く。松本乱菊とは飲み友達。 また、極度の女好きであり、七緒らに度々セクハラを仕掛けるが悉く実を結んでいない。 多分好きなタイプはツリ目ツンデレ眼鏡。 しかしその実力・眼力は本物で、総隊長である山本元柳斎重國をして「誰よりも思慮深く、真実を見通す力に長ける」と評されるほど。 浮竹十四郎とは真央霊術院(死神の学校)時代からの付き合いで、共に霊術院出としては初の隊長。山本はその時の先生。 そのためか山本もこの二人に対しては態度がフランクで、京楽に至っては「山じい」と呼ぶほど。 実際かなりの人望があり、七緒も何だかんだで彼のことを信頼している他、 仮面の軍勢の参戦の際に、死神を嫌っている彼らの中で唯一、元部下であるリサが京楽のもとに顔見せに来ている。 また、自身の写真集「腕まくら」はなぜか完売になるほどの人気である。後に出版部数が異様に少なかったからという理由が判明したが ・「戦争なんて始めた瞬間からどっちも悪」 ・「流儀に酔って勝ちを捨てるのは三下のすること」 ・「悪を倒すために悪を利用することを悪とは思わない」 と語るなど、戦いにおいては非常にシビアな考えを持ち、多対一や不意打ちで敵を倒すことも厭わない。誇りのために部下の戦いに加勢しない浮竹とは真逆の考えである。 その時折見せる冷酷さや常に余裕を乱さない態度から、一部では「こいつがラスボスじゃね?」との声が上がっていたことも……。 † 劇中の活躍 初登場でもあるルキア救出篇の際は、チャドと交戦。彼の攻撃を胡座をかいたまま一歩も動かずに悉く回避し、最終的には始解どころか最初の一太刀で彼を倒した。 チャド噛ませ伝説、その第一歩を記した男である。まぁ相手が滅茶苦茶悪かったからしょうがない。 そしてルキア処刑に疑問を感じ、止めようとする浮竹に協力し、共に双極を破壊する。 浮竹と共に自らを処断に来た山本と交戦するが、真の目的を明かした藍染惣右介の出現で戦いは中断する。 黒幕が藍染であったことが分かってからは元柳斎とも和解し、双極の破壊などについても特にお咎めは無かったようである。 百十年前の死神消失事件では、自分の部下である矢胴丸リサが他の調査隊と共に虚化してしまい、 重罪人として尸魂界を追われてしまったことを悔やんでいる(本来は京楽も調査隊に加わるはずだった)。 また、藍染を当初から怪しんでいた人物でもある。過去篇でもそうだが、尸魂界篇での死亡偽装時に隊長格で唯一訝しむ様子が描写されている。 ただ流石に完全催眠なんて能力持ちだと想像出来なかったせいで疑うだけに留まってしまい、こちらの面も含めて悔やんでいる様子が空座町での戦いに表れている。 空座町での藍染一派との全面戦争では開戦時にリサと再会し、彼女の無事を喜んでいた。 その後は第一十刃・コヨーテ・スタークと交戦。一対一では卍解の使用を検討せざるを得ない程の強さの相手だったそうだが、途中で浮竹が加勢し"無限装弾虚閃"を跳ね返したり、仮面の軍勢の、ラブとローズが狼の集団の爆発を身代わりに受けてくれたため、京楽は隙を伺うことが出来、結果として始解でも倒すことが出来た。スタークからしたら隊長格4対1の多勢に無勢の戦いでこちら側が有利な戦いではあった。 しかし藍染の圧倒的な力には叶わず、他の隊長たちと共に一蹴された上、隊長羽織を無くしてしまい、今度は山じいからお咎めを受けた。 その際に隊長羽織を「おしゃれ」と発言。 千年血戦篇では、見えざる帝国第一次侵攻時にロバート・アキュトロンと交戦。自身は卍解こそ奪われなかったが、他の隊長達が卍解を奪われ動揺した隙を突かれ右目を負傷。更に元柳斎の死により取り乱して敗北してしまう。 これ以降失った右目に眼帯を付けるようになる。 第一次侵攻終息後、この侵攻で死亡した元柳斎の跡を継ぎ、一番隊隊長 兼 総隊長に就任する。 そして総隊長として隊長達をまとめ上げ、逆境を打開するために合理性を重視して時には非情な方策も取るなどし、世界と尸魂界を守るために尽力した。藍染を特例的に一時釈放してユーハバッハにぶつけたのもその一環である。 あくまで打開するためであって、一護が下手すると現世に戻ってこれなくなる事態になった際は現世の彼の友人たちにじきじきに伝達といつでも尸魂界に入れるように気配りもしている。 戦後も変わらず総隊長として復興や問題に対処している様子。 小説『BLEACH Can t Fear Your Own World』においては、霊術院時代のもう1人の同期にして因縁の人物の企てた陰謀を前にして、総隊長の威信にかけて立ち向かうことに。 † 斬魄刀 ◇─始解「花天狂骨(かてんきょうこつ)」 刀と脇差の、二刀一対の斬魄刀。解放時の見た目は左右で長さが違う青龍刀のような刀。 解号は『花風紊(はなかぜみだ)れて花神(かしん)啼き 天風(てんぷう)紊れて天魔(てんま)嗤う』……長い。 よく見ると文章の前後の文字数が全く同じであり、師匠のネーミングセンスが光る解号である。 解号名ゆえに能力が判明していない頃のゲームでは、風を操る能力で登場していることもあった。 始解の能力は子供の遊びを現実にすること。 能力発動と共に、花天狂骨の霊圧領域にいる者全てが花天狂骨の提示する「遊び」のルールに支配される。 相手を強制的に自分の土俵に引きずり込める能力であるが、最大の欠点として遊びの設定は花天狂骨が決めるため京楽自身は関与できない。 ルールによっては京楽自身が不利になることもある、ギャンブル性が強いというか思い通りにならないので非常に扱いの難しい能力。 ただし、あくまで花天狂骨が決めるのであってランダムではないので、ある程度状況に適した遊びが選ばれる模様。(*1) 斬魄刀の本体はおっぱい花魁(CV 藤村歩)とおかっぱくの一(CV 嶋村侑)という女性二人組。京楽爆発しろ。 さらにこの2人は、非常に珍しいことにアニオリからの逆輸入という形で、原作にも登場(原作では全く別のキャラとなったバウント篇で登場した前十一番隊隊長もいる)し、京楽からはそれぞれ「お花」「お狂」と呼ばれている。 このうち、「お狂」の方は七緒の斬魄刀である「神剣・八鏡剣」を隠す為に産み出された「お花」の娘である(解号に「花天」の文字しか出てきていないなど、一応の伏線はあった)。 本来なら1人1本の斬魄刀が2本あり、本体も2人おり、2本の斬魄刀が封印時・解放時共に似たような形状をしているのは「お狂(狂骨)」が「お花(花天)」の娘であるがゆえのものであろう。 余談であるが、京楽が狂骨を紹介する際「かくれんぼ好きのお狂」と呼んでおり「神剣・八鏡剣」を隠していたのもかくれんぼによるものと推測できるが、詳細は一切説明されていない。 子供の頃の遊びの怖いところは いつ 何の遊びが始まるのか見当もつかない所さ どんなに興が乗らなくても 手を引かれたら一巻の終わり 死ぬまで付き合わされるのさ キミももう手を引かれてる 死ぬまで遊び明かそうじゃないの 劇中で行われた遊び・ルール 不精独楽(ぶしょうごま) 刀から竜巻状の風を起こして飛ばし、相手にまとわりついた風は相手をその場に拘束する。 嶄鬼(たかおに) 相手より高い位置にいることで有利になる。 攻撃直前に虚閃で迎撃されたため不発。 影鬼(かげおに) 「相手の影を踏むと勝ち」というルール。 勝者は相手の影の中に潜んだり、影から斬魄刀の刃を発生させて攻撃することが可能。滅却師かな? 艶鬼(いろおに) 「相手と交互に色を口にし、その色の着いている場所を攻撃できる」というルール。 攻撃力は自分が口にした色のリスク(*2)で決定され、指定以外の色の部分を攻撃してもダメージは受けなくなる。 例えば京楽の場合、隊長羽織を脱いだ状態で「黒」を指定し攻撃すれば掠り傷程度の一撃でも致命傷となる。 逆に同じ状態で「白」と言って白色の部分に攻撃した場合、通常なら致命傷になる一撃であっても掠り傷程度にしかならない。 だるまさんがころんだ 「鬼が目隠ししてかけ声と共に振り返り、動いた人を捕まえる」ルール。 鬼は参加者から必ず見える場所に居なければならず、発動中は鬼の放った霊圧での攻撃が必ず見えるようになる。 参加者は鬼に見られる前に鬼に触れば勝ちとなり、鬼の放った霊圧の軌道上を最短距離で移動できるようになる。 鬼は参加者が自身に触れる前に参加者を見つけることができれば勝ちとなる。 リジェが言った「チョコラテ・イングレス」とはスペイン語圏における同様の遊び。 (掛け声が『1,2,3,イギリスのチョコレート(Uno, dos, tres, chocolate inglés)』となっている) 影送(かげおく)り 影を強く見つめて別の場所へ残像を移す遊び。 相手に自身の影を見せることで、残像を残して瞬間的に移動する。 一瞬でも影の端を目にしてしまうと術中に陥り、遊びが続いている間はすべて相手の影法師を見ることになる。 相手が強い霊圧を持っているほど残像も強く残り、より惑わしやすくなる。 指斬り(ゆびきり) 指切りげんまんを元にした遊びで互いが嘘をつけなくなるルール。 嘘を重ねる度にその当事者にペナルティが課され、一度目の嘘で指が動かなくなり、二度目の嘘で全身の骨が拳骨で砕かれたように麻痺し、三度目の嘘で臓腑が内側からが針で刺されたような激痛に見舞われる。 花天(お花)が京楽以外との指切りを嫌がるため滅多に使用できない。 ◇─卍解「花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)」 斬魄刀の形状自体は変わらず能力が強化される卍解で、発動すれば、遠く離れた者でも強い寒気を覚え、周りが薄暗くなったように感じる禁断の卍解。 その名の如く『心中物語』に見立てた敵と自身の自爆技に近い能力。 流れとして自分を女に、敵を恋人の男性に見立てる。 愛し合う二人だったが、男は女に疵(きず)を負わせてしまい、自責の念から男も病に伏す。 二人は入水心中を選ぶが、いざとなると男は死を恐れ助かろうとし、女はそんな男の喉を糸切狭で切って捨てる様を上演する。 要約すると、この能力は「心中劇を現実化する能力」という事になる。 一種の呪いのような能力であり、物理攻撃の通じない相手にも有効。食らったリジェ・バロは最後の攻撃について「霊圧の刃」と解説した。 始解が「子供の遊び」を押し付ける能力なのと対照的に、卍解は「大人の遊び」を押し付ける能力となっている。 神の力を持つ(*3)リジェにも全て通じている辺り、とんでもなく強力な能力だと言える。 が、〆の段は神の力があってすら切り裂けるというだけだったらしく、技を決め切った後に復活された(弱いというか相手が悪い)。 神の力に対抗出来た理由は定かではないが、発動から4段階も別々の攻撃(解説)をするオサレな技なので通用するのは何もおかしくはない。 ちなみに心中じみた能力とはいっても自身にも影響するのは三段目のみだったりする。 作中披露したもの以外の演目があるのかどうかは不明。 浮竹曰く「人目のつく場所で使うものではない」と語ったがいざお披露目されてみれば実際にその通りの効果であった。 本人も極力使用しないようにしており、使う際には周囲を巻き込まないことを望んでいることから、発動すれば周囲にいたものを敵味方問わず巻き込んでしまうようだ。 その性質故集団戦には向いておらず、浮竹も釘を刺した。 なお雑誌掲載時は「黒松」だったり読みが「からまつ」だったり「かれまつ」だったり表記揺れが著しかったが、単行本で「からまつ」に修正された。 【演目】 一段目・躊躇疵分合(ためらいきずのわかちあい) 敵が自身につけた傷が無条件に敵にも浮かび上がる。 ただし、その傷では絶対に死ぬことはない。 二段目・慚傀の褥(ざんきのしとね) 敵の身体に無数の黒い斑点(病によるもの)が浮かび、ダメージを与える。 三段目・断魚淵(だんぎょのふち) 互いの霊圧が尽きるまで湧き出る水に周囲を囲まれる。 (恐らく自分達の霊圧が元で水が湧き出ているので)どれほどもがこうと、水面が遠くなり抜け出すことはできない。 つまり、この卍解は発動時こそ京楽個人の霊圧のみを消費して発動するが、発動後は範囲内にいる者全ての霊圧を消費して勝手に維持される特性があるという事になる。 そのため、広範囲に展開する技にありがちな「範囲外まで逃げれば良いじゃない」が通用せず、他の演目も喰らってしまうことになると思われる。 〆の段・糸切鋏血染喉(いときりばさみちぞめののどぶえ) 京楽の指先から伸びた糸のような霊圧の刃が敵の体に纏わりつき、指を振るうことで敵の喉笛を切り裂く。 これもやはりほぼ射程無視・三段目が決まった時点で実質回避不能だと思われるので非常に凶悪。 † 関連人物 伊勢七緒 副隊長。実は京楽の姪(兄の娘)。 京楽の破天荒っぷりに苦労しているが、彼を慕っている。カラブリでは、やけに手の込んだバレンタインチョコをプレゼントするというツンデレっぷりを見せた。 本人いわく、鬼道の才だけで副隊長に就任したという。その才能は本物で、ハッシュヴァルトすら手を焼く高度な結界を張ることができる。 ただし、八番隊在籍はおそらく身内人事。本人は鬼道衆を希望していた。当時の副隊長と仲良かったことがあるが、そもそも彼女の母親が京楽が面識があり、斬魄刀の処遇を任せていた件もあるため、百十年前から顔を覚えられていた。 京楽と共に異動となり、一番隊の副隊長になってからは見えざる帝国との決戦のため、総隊長として全隊を率いる彼を様々な形でサポートした。そのため特例的に二人目の副隊長に任命された沖牙源志郎が一番隊副隊長としての本来の業務を執り行っていたようだ。 鬼道は長けているが、斬魄刀による直接攻撃はなれていない(そりゃ支給された斬魄刀をものにできず、肝心の自分の斬魄刀は上司に隠されていれば無理はないが…)。 矢胴丸リサ 百十年前の副隊長。 藍染の実験によって虚化し、尸魂界を追われたが、現世で隠れ潜み藍染への復讐を狙っていた。京楽とは後の藍染戦で、「仮面の軍勢」として再会する。 ちなみに七緒とも知り合いで、幼い彼女に本を読んであげていた。後に彼女は七緒とも再会する。 千年血戦篇後は復隊し、かつて京楽が務めていた八番隊の隊長に就任している。 山本元柳斎重國 かつての師。物語開始時点では上司。しかし最終章・千年血戦篇にて殉職、京楽が彼の地位を受け継ぐことになった。 詳細は個別記事参照。 浮竹十四郎 真央霊術院時代からの親友。隊長となってからも百年来の付き合い。 花天狂骨と対をなす、尸魂界にただ二振りの(*4)二刀一対の斬魄刀「双魚理(そうぎょのことわり)」を持つ。こっちの解号もやっぱりやたら長い。 詳細は個別記事参照。 † 名台詞 …流儀に酔って勝ちを捨てるのは三下のすることさ。隊長はそんな悠長なこと言ってらんないの。良い子になろうとしなさんな。貸しがあろうが借りがあろうが戦争なんて始めた瞬間からどっちも悪だよ 面子じゃ世界は護れない悪を倒すのに悪を利用する事を ボクは悪だとは思わないね ボクを誰だと思ってんの 護廷十三隊総隊長・京楽春水だよ 「七緒ちゃーん、追記と修正やっといて!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄リセットしました。 -- 名無しさん (2015-11-03 23 07 10) だるまさんがころんだと影送りごちゃごちゃになってるな。あれ別々の能力だろ。 -- 名無しさん (2015-11-03 23 08 40) 安定のブリーチしてましたね -- 名無しさん (2015-11-04 07 59 05) 自分を女役にして心中劇演じる卍解。しかもそんな設定なのにタイマン専用じゃなく無差別広範囲を巻き込むという超迷惑な技 -- 名無しさん (2015-11-04 10 09 58) 目を負傷とからしくないぞ京楽…→斬魄刀とおそろいの隻眼…だと…オサレすぎる… マジで他のキャラと比べると魅せることのレベルが違う。さすが総隊長や… -- 名無しさん (2015-11-04 12 12 10) なんか死にそう -- 名無しさん (2015-11-04 13 16 29) なつーか、役者というか、遊び人というか、伊達男というか、ダメンズウォーカーホイホイというか、艶っぽい男(ひと)だよね。 -- 名無しさん (2015-11-04 15 44 51) これだけ強いんだからチャドとスタークが負けても仕方ないわな。隊長格では山爺に次ぐ強さだ。 -- 名無しさん (2015-11-04 20 52 44) 13kmやと同じで能力解説がむしろ上手く機能してるよな。ダメージがリンクしてるって言えば相手は京楽に傷を与えたことを後悔するから次の段に進めるし。 -- 名無しさん (2015-11-06 19 34 37) でも総大将の能力が相手とダメージリンクする半自爆技みたいなのは結構致命的だと思うの… -- 名無しさん (2015-11-06 19 36 51) ↑「相手が自分とリンクする」であって「自分が相手とリンクする」じゃないぞ。一方的な能力だろ。 -- 名無しさん (2015-11-06 20 27 18) 黒松心中の方がこの卍解には似合うと思うのだが、結局枯松なのか? -- 名無しさん (2015-11-07 21 35 55) 今週号どういうことなのコレ…? -- 名無しさん (2015-11-10 00 38 54) 折角久々にオサレだと思ってたのに…一人くらい卍解で圧倒してそのまま倒してもよかっただろうに。使うまでにそれなりに負傷もしてるんだし…もったいねぇ -- 名無しさん (2015-11-10 01 10 34) 七尾の設定を出したいだけなんだろうけど、リジェ如きは京楽一人で倒してほしかったな -- 名無しさん (2015-11-10 02 58 31) ↑如きとは言うがリジェって言動があれなだけでペルニダやグレミィと並んで十分チートクラスやろ -- 名無しさん (2015-11-10 15 18 40) ミス途中で送ってしまった。まあその言動のせいで小物感がすごいし、京楽さんの無双に期待してたのは俺もだから気持ちわからんでもないけど -- 名無しさん (2015-11-10 15 22 26) 解号が二刀一対型だから二本分の解号なのかと思ったら「花神」と「天魔」で花天狂骨の「花天」部分しか使ってないフェイクだったという事実には目から鱗が落ちた。今までの戦い「狂骨」の能力本当に使ってなかったんだな。 -- 名無しさん (2015-11-11 19 17 06) 娘か姪? -- 名無しさん (2015-11-11 19 24 15) やっぱりスタークと戦ってる時に多少周り巻き込んでも卍解して倒して、その強さをもってしてもリジェには…でも実はもう一つ奥の手が~って方が映えたんじゃないかなあ。なんかこう爺ちゃんと和尚は最悪仕方ないにしても、奥の手いざ使う→圧倒しました→でも実はこうでしたってパターンが多すぎる。まあ今更こんなこというくらいには京楽の卍解がかっこよかったんだけども。もう一回真の卍解でもやるかもしれんか…どっちにしろ周りに実害でるんだからこの戦いで最後だろうし -- 名無しさん (2015-11-11 19 35 02) アニオリの逆輸入って言うけど、斬魄刀のキャラデザ作者本人やで? -- 名無しさん (2015-11-11 23 14 00) 敵に操られた零番隊と戦う展開があれば月島さん達の活躍の場を作れるな -- 名無しさん (2015-11-12 19 58 10) 一応同格扱いの浮竹にも京楽くらい活躍させてやればいいのに -- 名無しさん (2015-11-14 16 16 35) ↑3 まあチョコマウスは除くなら同意。あいつは藤森相手に出す暇無かったなんて笑を提供してくれたしな -- 名無しさん (2015-11-14 19 52 03) ブリーチ最近おもしろすぎるわ -- 名無しさん (2015-11-17 11 09 42) お花がたまにしか呼ばないって言ってて、お狂がかくれんぼ好きってことは、始解が狂骨主体で卍解が花天主体ってことかね? -- 名無しさん (2015-11-17 12 01 13) ↑かくれんぼが好きって言うから影鬼とか影送りとかがお狂が産まれた後開発された技じゃないか?艶鬼とか命かけることメインの危うい技はお花っぽい気がする、だるまさんは複合技っぽいけど。つーか産んだって、なんかいやらしい響きですね… -- 名無しさん (2015-11-17 19 20 52) 今週のジャンプ読んだけど要するに七緒は京楽の姪ってことか? -- 名無しさん (2015-11-17 20 40 52) ↑そういうことになるね その上で「私のお慕いする~」の発言は近親婚でもする気か!?と思った。 -- 名無しさん (2015-11-17 20 47 26) ↑二番目の旦那との間に出来た子かと思ってだけど違うのかな。 -- 名無しさん (2015-11-17 22 55 02) ↑その可能性も無くはないか・・・でも呪いのこととか考えたら再婚とかしない気がするけど -- 名無しさん (2015-11-18 03 45 40) もし七緒ちゃんが京楽兄の娘だとしたら京楽家の正血統になる訳で。勘当されたのかもしれんけど -- 名無しさん (2015-11-18 09 08 23) もしかして七緒の母親って八鏡剣を京楽に預けたせいで処刑されたのか? -- 名無しさん (2015-11-26 06 37 31) ↑描写的にそうだろうね。 -- 名無しさん (2015-11-26 18 11 13) スケベオヤジめ。 -- 名無しさん (2015-11-29 21 54 32) 京楽の卍解ってあんなに能力ある意味あるのか? -- 名無しさん (2016-03-08 14 08 15) たくさん能力があるというより一段から〆の段までで一つの儀式みたいな感じなんじゃない? 発動に手間がかかる分ほぼ確実に相手を殺せる能力みたいなものかと思ってた…結局倒し切れてなかったけど -- 名無しさん (2016-03-11 11 04 17) 卍解の三段階って霊圧が尽きるまで水から上がれないって言ってたのに、本人は互いの霊圧尽きる前に脱出してるよな? -- 名無しさん (2016-03-29 02 44 42) オサレポイントはかなり高い卍解 -- 名無しさん (2016-04-05 19 48 04) ↑2 相手がおかしくないだけだから・・ ほんとは決殺だから・・ -- 名無しさん (2016-04-18 00 02 18) 義姉の死に関わった八鏡剣(『神の力』を跳ね返す)を持ちつつ、『神の力』(霊王の右腕)で生き永らえる親友を持つのはどんな気持ちだったんだろうかね。 -- 名無しさん (2016-05-15 02 26 04) 七緒は姪って書かれてるけど、七緒の母が京楽の兄と死別した後に再婚して生んだ子の可能性もあるのでは? -- 名無しさん (2016-06-24 22 58 47) ↑その可能性も無くはないけど呪いのこととか考えたら再婚はしない気がする -- 名無しさん (2016-06-25 05 25 33) 一対二刀の刀が実は片方が別物だったけど初めて始解したときはどうだったんだろ。京楽と七緒の年齢、時系列から考えたら始解習得から神剣託されるまでかなり年月があったみたいだが周りにはどう誤魔化したんだ。 -- 名無しさん (2016-07-29 14 11 11) 片目になったのに強さが落ちないって凄いよな -- 名無しさん (2016-08-22 11 27 35) 他の隊長の卍解が奪われて動揺したって書いてあるけど、これたしか動揺の理由は山じいが討ち取られたことだよね? -- 名無しさん (2016-08-29 11 04 46) 表紙飾って -- 名無しさん (2016-10-31 14 24 28) ↑4 これ以上はいけない -- 名無しさん (2016-12-19 19 26 55) 最終章アニメ化みたいなぁ。京楽は最終章からが本番だったし -- 名無しさん (2017-02-18 23 16 40) 卍解がリジェに通じたのも八鏡剣の力が作用していたかもしれないな -- 名無しさん (2017-04-26 11 53 37) ↑八鏡剣を内包してるってだけでも相当特殊な斬魄刀よな。本当に対神の能力持ってたかも -- 名無しさん (2017-04-26 21 27 26) 花天狂骨は使用者が強いだけで、頭の良い敵には逆に利用される、多勢で攻められたら無力、卍解は使う度に寿命を縮めるってデメリットしか無いでしょ、刀自体はかなり弱い方 -- 名無しさん (2017-05-18 13 18 20) 冬獅郎に100年経ったら追い越されると言ってたけど、大人冬獅郎で既に並ばれてないかな。100年どころか1年位で追い越されそうなんだが -- 名無しさん (2017-08-24 19 16 45) 精神タフ過ぎて初期では想像できない -- 名無しさん (2017-10-22 17 11 37) ↑大人状態なら恐らく日番谷のほうが強い、あの卍解を能力凍結出来るかどうかは分からんが、卍解の能力が発動する前に四界氷結で瞬殺すればいい -- 名無しさん (2017-10-30 04 20 14) 卍解は、刀剣としての常識を超えた形状や巨大さのものが多い。花天狂骨に関しては、形状が始解と同様だけど、霊圧領域も斬魄刀の一部とみなした場合、確かに常識を超えた形状と巨大さをしてる。 -- 名無しさん (2017-10-30 10 27 11) カラ松心中でググると、京楽隊長と松野家の次男両方が出てくる。 -- 名無しさん (2017-10-30 10 34 02) 京楽の片目を潰した奴があんなアッサリ終わるとは思わなんだ -- 名無しさん (2017-11-30 21 31 40) いろいろ言われてるスターク戦だけど、卍解使ってたらむしろ負けてた気がする -- 名無しさん (2018-03-09 16 10 18) スタークは1対4人定期、隊長格4人も挑めばそれぞれ始解でも勝てるだろそりゃ -- 名無しさん (2018-07-16 02 59 43) そもそもあの時のスタークは相棒が死んで能力的にも精神的にも大分弱体化してたしな -- 名無しさん (2019-01-22 22 14 04) 卍解って〆の段以外必要?最後だけでいいよな -- 名無しさん (2019-08-08 23 19 21) そういえば副隊長の七緒が享楽の姪って知ったときは驚愕したな(そして花天狂骨が本来は2刀流でなく偽装だったことが判明したことも驚愕だったよね) -- 名無しさん (2019-12-13 15 44 35) 違反コメを削除 -- 名無しさん (2019-12-17 17 48 23) ↑3 上の方に儀式みたいなものって意見あるじゃん -- 名無しさん (2020-03-14 17 39 34) 準備のいらないサクサクスピード決殺技だったら絶対どこかの弐撃決殺みたいに ハイバリア〜効きませ〜んされるぞ -- 名無しさん (2020-03-14 17 41 57) 具象化したお花とやってお狂を作ったんだろうか。なんと業の深い。 -- 名無しさん (2020-04-08 14 03 51) 枯松”心中”なんだからてっきりこのおっさんも死ぬと思っていたが違ったな -- 名無しさん (2020-05-08 06 14 16) ↑2 その発想はなかったよ! だとするとすごすぎるし、本体が女性型ならそうやって二振りにできるってマジかよってなるし... -- 名無しさん (2020-05-22 17 58 29) 戦いへのシビアさが強調されたスターク戦でも、艶鬼で灰色を指定して腕を落とせたチャンスを不意にしてルールのヒントを与えたせいで不要なダメージ負ったり普通に流儀に酔ってるよね -- 名無しさん (2021-12-25 22 25 12) 名前に"心中"とあるとはいえ使うと本当に死ぬんだったら使い物にならんよ。死にはしないが力は使い切ってしまう感じだろうな -- 名無しさん (2022-06-26 21 38 11) 京楽隊長五も -- 名無しさん (2022-10-27 18 53 53) ↑ミス、すみません。 いつも飄々としてるけどシリアスになると途端にカッコ良くなるのがズルいお人。 -- 名無しさん (2022-10-27 18 55 15) 京楽次郎佐倉綾音春水 -- 名無しさん (2023-02-26 19 42 34) 名前 コメント