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……… 唯「(…という訳で和ちゃんの推薦でとんとん拍子に学園祭実行委員となった私)」 唯「(記念すべき初仕事となる放課後を迎えた訳です!)」 唯「(転校してきて間もない、つかさちゃんに色々教えてあげなくちゃ!)」 唯「(…と勝手に意気込んでいたんだけど………)」 絢辻「じゃあ平沢さん、早速各クラスから集めたアンケート用紙を まとめるところから始めよっか?」 絢辻「あ、ここは…こう…ね?」 唯「あ、なるほど…」 絢辻「それにここは…こうやると要領が良いわよ」 唯「あ、本当だ!すごい!」 唯「(逆にどんどん教えてもらっちゃってます!)」 唯「つかさちゃん、パソコン詳しいんだね!」 絢辻「人並みだと思うけど…けっこう家でも使ったりしてるから」 唯「ねぇ、つかさちゃんは…なんで実行委員に立候補したの?」 絢辻「んー…、早くみんなの役に立つ事がしたかったからかな? こうやって先頭に立って学園祭のお手伝いができるなんて素敵な事じゃない?」 唯「り、立派な理由だね」 絢辻「平沢さんは?」 唯「あ、唯って呼んでくれていいよ」 絢辻「えっ、…でも」 唯「私初日からつかさちゃんって呼んじゃってるし…」 絢辻「えっと、じゃあ……お言葉に甘えて… 唯ちゃんは何で立候補したのかな?」 唯「私も良い学園祭にしたいなって気持ちは勿論あるんだけど…」 絢辻「違うの?」 唯「一番はつかさちゃんを助けてあげたい!って思ったからかな」 絢辻「えっ、私を?助けたい…?」 唯「うん…なんか最近迷惑掛けてばっかりだし… 少しでもお役に立てればと思って…」 絢辻「そんなの気にしなくていいのに… でも唯ちゃんの気持ちはとっても嬉しいわ ありがとう♪」 唯「えへへ…一緒に頑張ろう!」 絢辻「うん、頼りにしてます♪」 ……… 唯「(つかさちゃんは凄いなぁ… あれだけのアンケート用紙すぐに終わらせちゃうんだもん)」 唯「(それに物知りで、優しくて、美人さんで、運動もできて… まさに優等生だよね!将来結婚する人は幸せなんだろーなー)」 唯「(それにしても実行委員のお仕事って大変なんだなぁ…和ちゃんすごいよ…)」 唯「(つかさちゃんがいなかったら今日のアンケート絶対終わらなかったよ…)」 唯「(ん?そういえば私、つかさちゃんにお返しする為に立候補した筈なのに…)」 唯「(なんか逆にどんどん借りを作ってる様な…)」 唯「(……)」 唯「(ま、これからだよね!)」フンス ……… 絢辻「(平沢唯)」 絢辻「(不思議な人ね、些細な事なのに私に恩を返そうと必死になってる)」 絢辻「(要領が悪いのに軽音部と掛け持ちしてまでしちゃって… 自分がこなせる範囲内でそれなりに頑張ってれば良いのにね)」 絢辻「(自分で自分の首を絞めてるようにしか私には見えないけれど…)」 絢辻「(あ、いけないいけない… どうも最近、この時間はあの人の事ばっかり考えちゃうなぁ)」 絢辻「(気になってる…?って事なのかな?)」 絢辻「(ってそんなワケないでしょ!女の子同士で!)」 絢辻「(とにかく勉強!集中してやるんだから!)」 ……… 和「唯、絢辻さん、お疲れ様」 唯「あ、和ちゃん!どうしたの?」 絢辻「真鍋さん、お疲れ様」 和「学園祭準備の方はどうかと思って様子を見に来たのよ」 唯「そうなんだ!」 和「絢辻さんどう?唯、ちゃんとやれてるかしら?」 絢辻「ふふ、ええ 唯ちゃんのおかげで大分捗ってるわ」 和「そう、良かったわ、迷惑かけてないか心配だったのよ」 唯「和ちゃん…保護者じゃないんだから…」 和「そう、何か手伝う事があったら言ってね? 生徒会も力になるから」 絢辻「今のところは大丈夫です ありがとう、真鍋さん」 唯「和ちゃん、ありがとー」 和「もう日が暮れてきてるけど、あんまり遅くならない様にね?」 唯「はーい」 絢辻「ええ」 唯「(なんだか私…既につかさちゃんの補佐的な役割になっちゃってるよ…)」 唯「(………)」 唯「(ま、しょうがないよね!)」 唯「(私は私のやるべき事をやろう!)」 絢辻「唯ちゃん、ちょっとトイレ行ってくるわね」 唯「うん、いってらっしゃい」 唯「(ふぃ~…あともう少しだよ…えーと去年の発注データってこれだっけ…)」 唯「(大変だけど…けっこう慣れてきたかも! つかさちゃんのおかげでようやくパソコンにも慣れてきたよ! りっちゃんが見たらきっと驚くだろうなぁ、私のこのキーボード捌き)」タターン 唯「(唯!私にパソコン教えてくれ!…なーんて言ってきちゃったりして……ん?)」 唯「この手帳…誰のだろう?」 唯「床に落ちてるし…落し物かな?」 唯「っていうかさっきは落ちていなかったような…?」 唯「ひょっとしてつかさちゃんが落として行っちゃったのかな…?」ヒョイ 唯「名前、書いてないや…」 唯「うーん」パラパラ 唯「中にも書いてないなぁ」 唯「きれいな字だなー……って、うわっ」 唯「なんか別人…?の人の字も混ざってる…なんだろこれ」 唯「とりあえずさわちゃんに届けよ」 絢辻「唯ちゃん」 唯「あ、つかさちゃん!おかえり」 絢辻「それ…私の手帳なの」 唯「あ、そうだったんd」 絢辻「中…見てたよね?」 唯「えっ?…あ、えっ…(なに?近い!顔が近いよつかさちゃん?!)」 絢辻「 見 て た よ ね ? 」 唯「(えっ…なに…?!なんなの?!…この威圧感!)」 絢辻「答えなさい!」 唯「ひっ!」 絢辻「……」 唯「はいっ!…あっ…あの…見ました…けど…まずかったかな?」 絢辻「だよねー……ふーん…」 唯「ご、ごめん…悪い事しちゃったよね…?」 絢辻「はぁ…やっぱ鍵つけとくんだったわ よりにもよってあんたみたいなどん臭い人間に見られるなんて」 唯「つ…つかさちゃん?」 絢辻「残念ね、平沢さん……私の手帳を覗くなんて…余計な詮索するからこうなるのよ? あなたこれから…とても気の毒な事になるわ」 唯「ど…どういう事?(なんだかつかさちゃんが怖いよ…)」 絢辻「…で、どこまで見たの?」 唯「どこまでって…?」 絢辻「手帳の事よっ!いちいち確認しないで!」 唯「あっ、えーと、綺麗な字のところと…(怒鳴らないでよぉ…)」 絢辻「……」 唯「ちょっと汚い字のところ…かな?」 絢辻「…完全にアウトね……」 唯「えっ、アウトって…?」 絢辻「あーあ…クラスメイトが一人減ってしまうのは…」ジリジリ… 唯「…え……え?(手が…近づいて…なに?やだ!怖いよ……!)」 絢辻「とても残念な事ね!」ヒュッ… 唯「つ…つかさちゃん!待って!」 絢辻「……?」ピタ 唯「た…確かに手帳見ちゃったけど…中身は全然読んでないよ?!」 絢辻「証拠は?」 唯「えっと…ぴらぴらってめくっただけだし…!内容とか全然解らなくて!」 絢辻「証拠になってない、あたしはその現場を目撃していないし信用もできない」 唯「だ、だったら…!これで…どうかな?!」スッ 絢辻「…なにこれ?」 唯「ケロンだよっ!私の大切なケロンのお人形!」 絢辻「 は ? 」 唯「ケロンは私の大切なお人形だから…これをつかさちゃんに預けるよ!」 絢辻「意味が解らないんだけど、説明してくれる?」 唯「つまり…ケロンに誓ってあの手帳の中身は見てませんって事だよっ!」 絢辻「あたしは証拠を求めているんだけど? 論点がずれすぎていて、お話にならないわ」 唯「これで…納得してもらえなければ…つかさちゃんの思うようにすればいいよ!」 絢辻「………」 唯「私は本当にざっとしか見ていないんだよっ!信じて…つかさちゃん…」 絢辻「(本気で言ってるのか、ふざけているのか……)」 唯「…つかさちゃん……?」 絢辻「はぁ…」 唯「…?」 絢辻「なんだか、あなたと問答する気も失せてしまったわ」 唯「えっ…それは……?」 絢辻「平沢さんって本当に掴みどころのない人ね 何を考えているのかあたしにはまったく理解できないわ」 唯「そ、そうかな……?」 絢辻「自覚が無いのも大問題ね…もう…いいわ 今回の事は平沢さんの提案通りその人形で見逃してあげる」 唯「ほ、本当に!?ありがとう!つかさちゃん!」 絢辻「その変わり…今回の事…誰にも言わないって約束できる?」 唯「も、勿論だよっ!神様に誓って誰にも言いません!」 絢辻「神様じゃなくてあたしに誓いなさい、いいわね?」 唯「はい、つかさちゃんに誓って誰にも言いません!」 絢辻「………」 絢辻「絢辻さんは裏表の無い素敵な人です、はい復唱」 唯「えっ?」 絢辻「復唱してって言ったの!」 唯「あ、えっと…」 絢辻「絢辻さんは裏表の無い素敵な人です」 唯「あ、絢辻さんは裏表の無い素敵な人です」 絢辻「よくできました」ニコッ 唯「(うぅ…まさかつかさちゃん…普段は猫かぶってたりするのかな…)」 絢辻「じゃあ、下校しましょうか、もうこんなに暗くなっちゃった事だし」 唯「う、うん」 絢辻「急いだ方がいいみたいね、見回りの時間もそろそろだし」 唯「あの…つかさちゃん……」 絢辻「なに?」 唯「手帳、勝手に見ちゃって…本当にごめんなさい… 誰だって勝手に覗かれたら嫌だよね」 絢辻「済んだ事だし…もういいのよ 私もまさか落とすなんて思ってもいなかったしね」 唯「…ご、ごめんなさい……」 絢辻「それより!!」 唯「わっ!」ビクッ 絢辻「…ちゃんと約束は守るのよ?」ニコッ 唯「は、はいぃ……(笑顔が怖いよ…つかさちゃん……)」 ……… 唯「はぁ……」 憂「どうしたの?お姉ちゃん、ため息なんてついちゃって…」 唯「憂ぃ……」 憂「…なにかあったの?」 唯「人は見かけによらないものだね」 憂「なあに?それ…」 唯「ううん、なんでもない!」 憂「…変なお姉ちゃん」 唯「(いつもにこにこで優等生のつかさちゃんにあんな一面があるなんて…)」 唯「(普段のつかさちゃんとのギャップが激しすぎるよ…)」 唯「(とにかく今日起こった事は誰にも言わない方が良いよね!)」 唯「(でないと…私の命が危ないし……)」 唯「(…でもなんだか、つかさちゃんの新しい一面が知れてちょっと嬉しい…かも?)」 唯「(これ知ってるの、きっと全校生徒の中で私だけなんだろうなぁ)」 唯「(でもなんかそう思うと、本当に嬉しくなってきた! …どうしてだろう…?)」 ……… 絢辻「(あーあ…なんであんな人形渡されたくらいで納得してしまうのかなぁ 手帳の中身を見られた事は揺るぎない事実だっていうのに)」 絢辻「(あの子と会話すると、調子狂わせられるのよね でも…口止めは成功した訳だし、現状できる事は何もない…か あの性格…わざとやってる様には思えないけど…)」 絢辻「(それでも信用するのは危険ね ま、漏れたら漏れたで最善の手を打てばいいだけの事 あの短時間じゃ見られたとしても多くは把握できていない筈 彼女の頭であれば特にね あのクラスなら私であればうまく立ち回れる)」 絢辻「……」 絢辻「……もしもの時の為に追加しておくか…」 絢辻「……」 絢辻「真鍋和……生徒会所属、委員会は生徒会からの派生であるのにも関わらず こちらからの要求が無い限り学園祭の仕事を一切受けようとはしない 生徒会の責務から考えるに積極性、責任感を欠いた行動である また、部活と委員会の掛け持ちという無理がある形で平沢唯を委員会に 推薦した張本人である為、学園祭の仕事を軽んじているという認識に 疑いの余地は無い」 絢辻「………」 絢辻「……こんなところかな」カリカリ 絢辻「さて…勉強の続き続き…」 ……… 澪「何やってるんだよ!律!」 律「お許しくださいませー…!」 唯「ん?どうしたの二人共」 梓「あ、唯先輩」 唯「最近なかなか顔出せなくてごめんね?委員会の仕事が忙しくて」 梓「いえ、今日は練習できそうなんですか?」 唯「うん、早めに終わったから それよりりっちゃんまた何かしでかしたのー?」 澪「律ったら講堂の使用届けの提出、また忘れてたみたいなんだ」 唯「へっ?」 澪「今日は唯が部活に出れるからみんなで講堂で練習しようって話になってただろ?」 律「すっかり忘れてました!ごめん!」 澪「まったくもう…」 唯「りっちゃん、使用届けの紙は書いてあるの?」 律「うん、一応これなんだけど…」 唯「これから使わせてもらえないかどうか、私が聞いてみるよ」 律「い、今からでも間に合うかな?!」 唯「学園祭準備に伴う講堂の使用はつかさちゃんが担当してるんだ 多分大丈夫だと思うよ」 澪「そうなんだ、ごめんな唯…」 唯「これくらいお手の物だよっ!」 律「宜しくおねがいしますっ!」 唯「うん、ちょっと待っててね?」 梓「(なんか唯先輩が別人みたいに頼れる存在になってきてる…)」 唯「あいたっ」ドガッ 澪「あっ、足元!気をつけて!」 唯「えへへ…転んじゃった…」 梓「(あっ、でもやっぱりちょっと抜けてるかも……)」 ……… 唯「(話の流れでつい引き受けちゃったけど…… 昨日つかさちゃんとあんな事があったばっかりだし…)」 唯「(ちょっと緊張しちゃうなぁ……)」 唯「(あの時のつかさちゃん本当に怖かったなぁ… もしかしてこの用紙も門前払いされちゃったりして…)」 唯「(えっと、確かつかさちゃんは図書室にいる筈なんだけど…)」 唯「(あ、みっけ!)」 唯「つかさちゃん!」 絢辻「あ、唯ちゃん、どうしたの? 今日はこれから軽音部の練習じゃなかったっけ?」 唯「(…どうやら優しいつかさちゃんの方だよっ、良かった…)」 絢辻「ふふ、どうしたの?」 唯「あのね、実は軽音部としてお願いがあるんだけど…」 絢辻「何かしら?」 3
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… 絢辻「そういうことなら…仕方ないもんね」 唯「そ、それじゃあ!」 絢辻「うん、確かこの時間…ブッキングしてる部は無い筈だから 講堂使用してもらって問題無いわよ」 唯「やったぁ!」 絢辻「先生には私の方から言っておくから」 唯「ありがとう!つかさちゃん」 絢辻「ふふ、軽音部の練習…頑張ってね?応援してるわよ♪」 唯「うん!期待に応えられる様に頑張るよ!」 絢辻「………」 絢辻「(うーん……)」 ……… 唯「(ふいー…今日は講堂で良い練習できたなぁ つかさちゃんのおかげだよ)」 絢辻「唯ちゃん」 唯「あ、つかさちゃん!さっきはありがとう」 絢辻「いいのよ、こんな時間までお疲れ様 もし良かったら一緒に帰らない?」 唯「うん、いいよ!一緒に帰ろう」 絢辻「良かった♪」 唯「(おぉ…弾けるような可愛い笑顔…)」 絢辻「あはは♪そうなんだぁ」 唯「(も…もしかしてこの前の事って夢でも見ていたんじゃ…)」 絢辻「へぇ…それは知らなかった 唯ちゃんのお話ってとっても面白いわ♪」 唯「(そうだよ、そうに違いないよ!この間の事は何も無かった 何も無かったんだ!夢だったんだ!)」 絢辻「…そろそろいいかな」 唯「えっ?」 絢辻「平沢さん、これ」 唯「これって…」 絢辻「ケロン…だっけ?」 唯「………」 唯「(現実でした……………)」 絢辻「あたしが持っていても意味がないし これは平沢さんにお返しするわ」 唯「でも…それじゃああの時の約束が…」 絢辻「いいのよ、大事なお人形なんでしょ? だったら大切にあなたが持ってなさい」 唯「でも…どうして突然…?」 絢辻「……」 絢辻「あたしと違ってあなたは猫をかぶってないと思ったから」 唯「え?どういう事?」 絢辻「そんな人形を貰わなくても あたしはあなたを信用するって言ってるの!」 唯「あ、えっと…」 絢辻「それともなに…? 私が猫かぶってる事…既に誰かに喋っちゃったとか?」 唯「それはないよ!つかさちゃんの約束は絶対守るよ!」 絢辻「よろしい 流石に私が見込んだだけの事はあるわね」 唯「………」 絢辻「なに?」 唯「つかさちゃんって…すごいよね」 絢辻「…なにが?」 唯「図書館で話した時も感じたんだけど 昨日の事って私が勝手に見た夢じゃないんだろうかって思ったんだぁ」 絢辻「それは…周りの目もあったしね そう簡単にボロは出さないわよ」 唯「流石つかさちゃん…恐るべし…!だねっ!」 絢辻「割り切ってやってるだけ 慣れれば簡単よ?」 唯「そうかなぁ?…私にもできるかなぁ?」 絢辻「あなたには一生できない事かもしれないわね 人には得手不得手があるものだから」 唯「むむ…ばっさりだね…」 絢辻「ふふ、冗談よ」 唯「あ、つかさちゃん」 絢辻「ん?」 唯「つかさちゃん音楽とかって聴く?」 絢辻「ええ、勉強の合間に聴くようにしてるわ」 唯「そうなんだ!あの…これもし良かったら…」 絢辻「テープ?どうしたの?これ」 唯「気に入ってもらえるかどうか解らないんだけど… 私達軽音部の『ふわふわ時間』っていうのが入ってるんだ」 絢辻「へぇ、そうなの ありがたく聴かせてもらうわね」 唯「えへへ…なんか照れるな」 絢辻「それじゃあ、私はこれで」 唯「うん、また明日ね」 絢辻「………」 唯「つかさちゃん?」 絢辻「平沢さん、一つ聞いてもいい?」 唯「なーに?」 絢辻「あたしに対してこんなに良くしてくれるのは何故なの?」 唯「え…?」 絢辻「だってあなたはこっちのあたしを知ってしまった訳でしょ? それに放課後あんな事があったのなら あたしだったらその人と距離を置くようにするわ 今後あたしと関わっていく中で、自分の身に不安を感じたりしない訳?」 唯「へ?だってそんなの…気にしないよ」 絢辻「どうして?」 唯「だって、つかさちゃんはつかさちゃんだもん みんなの前でにこにこ可愛いのもつかさちゃん 私に厳しくパソコン教えてくれるのもつかさちゃん 全部ひっくるめて私の大好きな、つかさちゃんだもん」 絢辻「………」 唯「それにさっき、つかさちゃんはケロン無しでも 私を信用してくれるって言ってたでしょ? そんな人に不安なんて感じないよ」 絢辻「まぁ、確かに言ったけど…」 唯「ね?」 絢辻「………」 唯「つかさちゃん?…どうしたの?」 絢辻「えっ…い、いや… そんな事言われたの…初めての経験だから…」 唯「つかさちゃん?ほっぺた真っ赤だよ?」 絢辻「へっ?!…そ、そんな訳…無いじゃない?!」 唯「本当だよ~、えーと、はいっ鏡」 絢辻「…うっ」 唯「大丈夫??つかさちゃん」 絢辻「へ、平気っ!ちょっと熱っぽかっただけ!」 唯「もしかして風邪ひいてるの?今日は早く寝ないとダメだよ~?」 絢辻「あなたにそんな事言われなくても解ってるわよっ! いちいちうるさわいね!」 唯「うー…怒られた……心配してあげたのに…」 絢辻「………」 唯「?」 絢辻「……ぁりがと……」 唯「え?」 絢辻「 あ り が と う って言ったの! バイバイ!また明日ねっ!」 唯「えっ…あの、つかさちゃん?」 バタンッ! 唯「……」 唯「もぉ…素直じゃないんだから……」 唯「(でもでも…顔真っ赤にしたつかさちゃん可愛かったな~)」 ……… 唯「つかさちゃん!」 絢辻「……」 唯「おはよ~♪」 絢辻「あぁ、平沢さん、おはよう」 唯「風邪は治った?」 絢辻「ええ、大した事なかったからね」 唯「良かった~、私一人じゃ委員会の事できないもん」 絢辻「ええ、あたしもあなた一人に仕事を任せるのは心許ないもの 休む訳にはいかないでしょ?」 唯「う~…つかさちゃん…今日も言葉に棘が……」 絢辻「冗談よ、あ、平沢さん、これ」 唯「へっ?…なにこれ?」 絢辻「どう?できそうかな?」 唯「なんか円グラフできっちり書いてあるけど…これってもしかして…」 絢辻「そっ、あなたは純粋すぎて危なっかしいので あたしがこれから管理してあげます」 唯「えぇ~~?!どういう事?!」 絢辻「まずは一日一日の時間の使い方を見直すところからね 委員会の仕事に加えて軽音部に所属している訳だから…厳しくなるわよ? あ、それと勉強もあたしがきっちり教えてあげるから安心してね」 唯「そ、そんな突然言われましても…!」 絢辻「なに…?何か問題でも?」 唯「このスケジュール…少しというかそうとう無理がある気がするんですが…」 絢辻「あら…これでも甘めに組んだつもりなのよ? こんなんで音をあげている様じゃ、先が思いやられるわね」 唯「せめてお菓子…ティータイムとか…」 絢辻「そんなものはありません!」 唯「やだぁぁぁぁぁ………!」 ……… <放課後> 絢辻「それでここの予算の総計が…―――」 和「あ、それなら昨年度の数字を参考にしてもらって…―――」 唯「(…話についていけない……我ながら情けなし……)」 和「問題…無さそうね…すごいわ、絢辻さん」 絢辻「いえ、真鍋さんのアドバイスのおかげよ」 和「そんな事ないわ、私は何もしてないもの」 唯「(和ちゃんが感心してるよ、やっぱり凄いんだなぁ、つかさちゃん)」 絢辻「うーん……」 唯「どうしたの?…つかさちゃん」 絢辻「当日のスケジュール表、ここと…」 唯「うんうん」 絢辻「ここの間が、空きすぎている気がするの 当日、円滑に事を運ばせるには考え直す必要があるかもね」 唯「あっ、じゃあ軽いお芝居なんかやったらどうかな?」 絢辻「うーん…それだと、今からとりかかって間に合うかどうか不安だわ」 唯「そうかなぁ?」 絢辻「それに…肝心の人はどうするつもり? わざわざやりたい人がいるとも思えないんだけれど…」 唯「ちょっと待ってて!」 絢辻「えっ?唯ちゃん?」 …… エリ「えっお芝居?」 唯「うん、少し時間が空いちゃいそうでさ…なんとかやってもらえないかな?」 エリ「うーん…」 唯「お願いエリちゃん!このとーり…!」ペコリ エリ「ふふっ、わかったわ、私で良ければ力になるね」 絢辻「(へぇ…)」 姫子「お芝居かぁ、私にできるかな?」 唯「姫子ちゃんなら大丈夫だよっ!なにより私が見てみたいしっ!」 姫子「あはは、唯の頼みじゃ断れないもんね、わかったわ」 唯「ありがとー!姫子ちゃん!」 絢辻「……」 信代「わかったよ唯、私の演技力見せつけてあげる」 唯「期待してますっ!」 …… 唯「なんとか人は集まったよ!これで大丈夫かな?」 絢辻「これだけいれば十分だと思うけど…脚本とかはどうするつもり?」 唯「ムギちゃんに頼んでみるよ、ムギちゃんそういうの得意なんだぁ」 絢辻「へぇ…琴吹さんが…知らなかったわ」 唯「なんとか大丈夫そうだね」 絢辻「……」 唯「つかさちゃん?」 絢辻「すごいのね…あなた」 唯「へっ?そうかな?」 絢辻「だって普通、みんなの前でのお芝居なんて引き受ける人いないわよ? こんな短時間にこれだけの人数集めちゃうなんて…呆れた…」 唯「み、みんなのおかげだよ」 絢辻「それもあるでしょうけど、一番はあなたの人望が為せる技という事ね あたしじゃ到底不可能な事だもの」 唯「そ…そっかなぁ…」テレ 絢辻「(引き受けた人達の気持ちも、 彼女のこの笑顔を見れば解らなくもないかな…)」 ……… 絢辻「……」カチャ 絢辻「……」 ボォォォォ……… 絢辻「(委員会の仕事で、私が彼女に助けられる日が来るなんてね)」 ボォォォ… 絢辻「(どうかしてるわ、まさかこの手帳を自ら手放したいと思うなんて)」 絢辻「(彼女の屈託のない純粋な心が、あの人望に繋がるのでしょうね)」 ボォォ… 絢辻「(そんな彼女を近くで見ていると 必死にクラスメイトを観察して、粗探しに精を出していたあたしがバカみたい)」 絢辻「(本当に滑稽よね、惨めに思えるくらいに)」 シュウウゥ…… 絢辻「全部燃えたみたいね…」 絢辻「……」 絢辻「……」 絢辻「こんな気持ち…初めて……」 絢辻「……」 絢辻「……」 絢辻「(平沢唯…私は…)」 絢辻「私は…キミの事が……」 4
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……… 絢辻「はぁ…はぁ…嘘でしょ?!なんで…無くなってるの?!」 絢辻「もう…信じられない!…どういう事なの?!」 縁「詞ちゃん、どうしたの?朝から大声出して」 絢辻「別に…なんでもないわよ…探し物が見つからないだけ」 縁「何を探してるの?あ、ひょっとして…」 絢辻「?」 縁「ピンク色のカセットテープかしら?」 絢辻「!」 縁「あはは、図星だ?」 絢辻「ええ、その通りよ、どこへやったの?」 縁「さぁ、わからない」 絢辻「は?」 縁「昨日私が捨てちゃったんだもん」 絢辻「はっ?…………嘘…よね?」 縁「だって汚くて古ぼけてたから…今頃はゴミ処理場に行っちゃってるかもね」 絢辻「………」 縁「詞ちゃん?」 絢辻「ばっかじゃないの?!誰に断ってそんな事したのよ?! 勝手な事しないでっ!!ホントありえない!!!」 縁「詞ちゃん、お姉ちゃんに向かってその言葉使いは良くないなー」 絢辻「そんな事今は関係ないでしょ!!返してよ…!! 返して!!……う…グス…」 縁「あらら、泣かせちゃったわ…どうしよう…」 絢辻「あたしの…ぐっす……大切な…ひっぐ!……」 「何事だ、朝から騒々しい」 「ご近所さんに迷惑だわ」 縁「あ、パパ、ママ」 「詞はどうしたんだ?」 縁「詞ちゃんの大切なカセットテープを私が昨日捨てちゃったみたいなの」 「なんだそんな事か?」 絢辻「そんな事……?」 縁「詞ちゃん、また買ってくればいいじゃない、そんな目くじら立てないの」 「縁の言う通りだ詞、なんなら父さんがお金出して…」 絢辻「そんな事ってなによ!!代わりの物なんかあるわけないじゃない!!! あんた達にあのテープの重みは一生解らないわっ!!!」 「父親に向かってその口のきき方はなんだ!」 絢辻「もういい!!」 「待ちなさい詞!……詞!!」 縁「行っちゃった…もう…怒りっぽいんだから…詞ちゃんは」 「まぁ、帰ってくれば気持ちも落ち着いてるでしょ、さっ朝ごはんにしましょ」 縁「うん、そうしよっか」 タッタッタ… 絢辻「はぁ…はぁ…はぁ…」 ……… 律「唯、最近忙しそうだけど、大丈夫なのか?」 唯「これ…」 澪「なんだ?この円グラフ…?」 唯「私の一日の予定はこんな感じです」 律「うわぁ…」 澪「唯…これ本当にこなしてるのか?」 紬「ハードスケジュールね…」 梓「唯先輩…大分疲れてますね…」 唯「そうだよ…あずにゃん…私のお墓は…見晴らしの良い所がいいな…」 ムギちゃん…最後に…何か甘いものを…それと紅茶を…」 梓「縁起でもない事言わないで下さいよ」 紬「はい、唯ちゃん、レモンティーとショートケーキよ」 唯「わぁぁぁい♪」 唯「………」 唯「(`・ω・´)シャキーン」 唯「よし!委員会行ってくるよっ!」 律「頑張ってなー唯」 澪「無理しちゃダメだぞ」 梓「(唯先輩頑張ってるなぁ、私も見習わなきゃ!)」 ……… 唯「(いけない、いけない、けっこう遅くなっちゃったよ…)」 唯「(そういえばつかさちゃんに、ティータイム禁止されてたんだっけ)」 唯「(まさかバレたりしないよね?でもつかさちゃん鋭いからなぁ…)」 唯「(とりあえず早いところ行こう、確かつかさちゃんは図書館だっけ)」 唯「つかさちゃん!お待たせー」 絢辻「………」 唯「えっ…」 絢辻「あっ!ひ、平沢さん!遅かったわねっ!」 唯「う、うん…ごめんね!(今…つかさちゃん…泣いてた様な…?)」 絢辻「………」 唯「………」 唯「つかさちゃん…どうしたの…?…なにかあったの?」 絢辻「……べ、別に」 絢辻「平気っ!」 唯「そうは…見えないよ……」 絢辻「なんでもないのっ!放っておいてよっ!」 唯「放っておけないよ…!」ぎゅっ 絢辻「…あ……」 唯「…哀しい事でも…あったの…?」 絢辻「…………うん…」 唯「私でよければ…話してもらえない…かな?」 絢辻「………」 唯「………」 絢辻「キミから……」 唯「…?」 絢辻「キミからもらった…カセットテープ……失くしちゃったんだ……」 唯「…あ…ちゃんと聴いてくれてたんだ?」 絢辻「うん…素敵な歌声ね……」 唯「えへへ…ありがとう…」 絢辻「………」 唯「また録音してくるよ、次の新曲もn」 絢辻「あたし…もう……」 唯「………?」 絢辻「自分の居場所が無いの……」 唯「えっ?…え……?」 絢辻「帰る場所も無い……」 唯「えっと…」 絢辻「誰も本当のあたしを…認めてくれない………」 唯「………」 絢辻「辛い…辛いよお……ぐっす…!」 唯「つかさ…ちゃん…」 絢辻「もう…どこかへ逃げちゃいたいよ……ひっぐ……」 唯「………」 絢辻「……ずず…」 唯「………」ぎゅ 絢辻「………」 ……… 唯「………」 唯「ねぇ憂」 憂「なに?お姉ちゃん?」 唯「私と憂は姉妹だよね?」 憂「えっ、う…うん、いきなりどうしたの?」 唯「ずっと昔から一緒に育ってきたんだよ」 憂「う、うん」 唯「年も近いから、隠したい事も相手に伝わっちゃったり… 性格もよく知ってるから見抜かれちゃったりしてさ… 時にはそういうのがすごく嫌だったりする事もあるけど…」 憂「お姉ちゃん?」 唯「でもさ、もし…もしもだよ…?」 唯「誰も本当の自分を認めてくれない環境におかれたら、 誰も本当の自分を知ろうとしてくれない環境におかれたら、 それはどんなに辛い事なんだろう」 憂「……」 唯「その本当の自分を上から塗りつぶして 別な自分を演じる事ってどんなに辛い事なんだろう」 唯「自分と向き合ってるのは自分だけ… 自分の本当の気持ちは相手に伝わらないんだよ…? 伝えられないんだよ…?」 憂「お姉ちゃん…」 唯「……」グスッ… 憂「……」 唯「こんなに切ない事って…ないよ」 憂「……」 憂「お姉ちゃんは嫌かもしれないけど… 私はお姉ちゃんの妹だから…お姉ちゃんの気持ち…解っちゃうよ」 唯「……」 憂「お姉ちゃんは…その人を救ってあげたいって思ってる 傍にいてあげたいって思ってる」 唯「……でも…」 憂「具体的にどうすればいいのか…わからないんでしょ?」 唯「……うん」 憂「でも、それは…違うよ お姉ちゃんはどうすればいいか知ってる筈だよ」 唯「…憂…」 憂「きっともうお姉ちゃんの中で答えは出てる筈だよ」 唯「……」 憂「お姉ちゃんが思う様にすればいいだけの事…だよ それがその人の一番望んでいる事だと思う…」 唯「………」 憂「お姉ちゃん…がんばって」 唯「……うん」 ……… パチパチパチ… 唯「すっごく良かったよっ!ありがとう姫子ちゃん達!」 和「順調に進んでるわね、これも絢辻さんのおかげよ」 絢辻「そんな事ないよ、でもまだ全部終わって無いから…」 『次は放課後ティータイムによる演奏です』 唯「じゃっ、行ってくるねっ!」 和「頑張ってね、唯」 絢辻「唯ちゃん、ここで見てるから」 唯「うん!」 がやがやがや…… 絢辻「……」 絢辻「すっごい人気なのね、放課後ティータイム」 和「ええ、本人達に自覚は無いみたいだけど…… 去年も一番盛り上がった行事の一つね この学校にもファンが数多くいるのよ」 絢辻「そうなのね…あ、始まるみたい」 …… 絢辻「………」 キミを見てるといつもハートドキドキ 絢辻「………」 絢辻「(机の前に腰掛ける一人の時間になると、いつもキミは私の勉強を邪魔しにくる)」 揺れる思いはマシュマロみたいにふわふわ 絢辻「(もどかしいけれど、嫌いじゃないその時間)」 いつもがんばる 絢辻「(頭の中に思い浮かぶキミをどうしても振り払う事はできなくて、気がつくと…)」 きーみの横顔 絢辻「(この歌声を何度も繰り返し聴いていた)」 ずっと見てても気付かないよね 絢辻「(周りのみんなから愛されるキミが最初は憎かったのに)」 夢の中なら2人の距離縮められるのにな 絢辻「(いつのまにかその憎しみは、 分け隔てなく人と接する事ができるキミへの憧れへと変わっていって)」 絢辻「(その憧れがキミへの恋心に変わったのはそれから直ぐの事だった) 絢辻「(キミみたいな人に出会ったのは初めて)」 絢辻「(キミはあたしが、あたしでいる事を許してくれた…認めてくれた)」 絢辻「(できればこれからもずっとキミの傍で……キミの横で……)」 唯「……つかさちゃん!」 絢辻「えっ?(手招き…?)」 和「……」 和「絢辻さん、唯が呼んでるわよ?ステージ上にどうぞ」 絢辻「えっ?…でも…あたし…」 姫子「行っておいでよ、絢辻さん」 エリ「この学園祭で絢辻さんが一番頑張ったんだからっ」 信代「ほーら、どうぞ、どうぞ」ぐいぐい 絢辻「えっあっ…あ…」 唯「つかさちゃん、歌えるよね?」 絢辻「一応…頭には入ってるけど……」 唯「じゃあ一緒に歌おう♪」 律「いってみよう♪」 澪「大丈夫だから、ね?」 紬「みんなも歓迎してくれてるわ♪」 梓「お願いします、絢辻先輩」 絢辻「……」 絢辻「ええ、ありがとう、みんな!」 ふとした仕草に今日もハートズキズキ―――― ――― ―― ― ……… 唯「終わったね…終わっちゃったねぇ…」 絢辻「もうっ!いきなり誘うなんて聞いてないっ!」 唯「えへへ…ごめんね?びっくりさせたかったんだぁ」 絢辻「あたし…うまく歌えてたかな…?」 唯「うん!みんな後でつかさちゃんの歌声褒めてたよ、すっごく良かった!」 絢辻「そう…なら……良かった」 唯「………」 絢辻「………」 絢辻「あたし…ね?」 唯「…うん」 絢辻「キミと出会えて…本当に良かった…」 唯「………」 絢辻「キミは…本当のあたしを好きって言ってくれた」 唯「………」 絢辻「こんな事初めてなの…人を…好きになる事って… 一緒にいたいって思う事って…」 唯「うん」 絢辻「唯……はさ、あたしの事どう思ってる?」 唯「………」 絢辻「こんな事考えてるあたしって…嫌…かな?」 唯「ううん」 唯「私も…つかさちゃんと一緒にいたい ずっと守ってあげたい……」 絢辻「………」 唯「………」 絢辻「………」 唯「……好き…だよ?」 絢辻「………」 唯「私つかさちゃんの事が大好き……」 絢辻「………」 唯「………」 絢辻「今…唯がしたい事当ててあげよっか?」 唯「うん」 絢辻「…キス…でしょ?」 唯「…ん………」 絢辻「はっ……んむ……」 ――― ―― ― もう、怖くないよ 強がりなんかじゃない、本当だよ 自分に偽り無く、真っすぐ生きていく事ができる だってね やっと自分の居場所を見つけたんだもん 終わり 戻る
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1 2 3 4 クロス:『アマガミ』(恋愛シミュレーション) 唯詞 2011/08/26 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1314353303/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る アマガミはあまり知らないけど楽しめた -- (名無しさん) 2011-09-01 05 19 06 そういえばけいおん!!のモブ生徒にもつかさ(タマネギ頭)がいたな -- (名無しさん) 2011-08-29 11 12 46 これはいいクロスだった。アマガミは詳しく知らないけど、向こうの本編をアレンジした作品なのかしらん。唯の良さをきっちり抑えつつシナリオに組み込んでて、よくできてたと思う。ちょっと原作に興味湧いたよ。 -- (名無しさん) 2011-08-28 03 07 07 ご馳走様でした -- (名無しさん) 2011-08-27 16 20 44 僕はアマガミはアニメの方しか知りません。 それ故、絢辻さんに関しては23・24話のイメージが強いので、あんな感じでもうちょっとドロドロしても良かったんじゃないかな。 あと、他の5人とけいおん!キャラとが絡むSSも読んでみたいですね(紬と梨穂子、澪と紗江、律と薫、梓とはるかor逢といったところで)。 -- (名無しさん) 2011-08-27 11 49 52 まあ面白かったよ。 -- (通りすがり) 2011-08-27 08 26 08 絢辻さんは裏表のない素敵な人です! 絢辻さんは歌声も裏表のない素敵な(ry -- (名無しさん) 2011-08-27 07 31 40 詞はいいが、澪と梓は紬に対して謝るべきだよな。 -- (名無しさん) 2011-08-27 04 52 18 アマガミは名前しか知らないけど面白かった -- (名無しさん) 2011-08-27 03 27 56 手帳イベントがいつくるのかひやひやしながらみたぜ -- (名無しさん) 2011-08-27 03 11 47
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元スレURL 千砂都「ういっす! 千砂都です! よろしくお願いします!」親方「おう新入り!頼むぞ!」 千砂都「ういっす! 免許取ったんで車買いたいっす!」渡辺「車屋さん紹介しようか?」 渡辺「星空組が廃業??」上原「そ、そんな・・・」 【どかちー番外編】 概要 あの大型新人ちーちゃんが満を持して土方入り 笑顔とニチャリの絶えない現場は人間関係も絶賛建設中 今日も一日ご安全に! タグ ^嵐千砂都 ^渡辺曜 ^優木せつ菜 ^Aqours ^虹ヶ咲 ^高咲侑 ^μ’s ^Liella! ^群像劇 ^コメディ ^ようせつ 名前 コメント
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FHOGYWG3年間やってきて、また1からになってしまいました( )お隣さん増やしたいのでよろしくお願いしますm(_ _)m
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#blognavi なんとか、このサイト(wiki)も形になったかな。 というか今日はここまでが限界・・・。(ラバーズ) ぼちぼちと皆さんも参加してくださいませ m(_ _)mよろしく〜♪ by wartan カテゴリ [wiki作成] - trackback- 2005年06月16日 02 07 58 了解でーす!参加させてください~。 -- せきぐち (2005-06-17 07 40 22) ありがと~、登録のメールちょうだいね~ -- wartan (2005-06-17 12 37 35) 名前 コメント #blognavi
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#blognavi ttp //com.nicovideo.jp/community/co76256 ここが僕のコミュニティーらしいです。 不定期に放送してたりするらしいので、どうぞ見にきてくださると、嬉しかったりします! それでは、どうぞよろしくお願い致します。 カテゴリ [ウィッチドール@貴様] - trackback- 2010年05月28日 04 27 06 名前 コメント #blognavi
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元スレURL 【SS】きな子「よろしくお願いします!かのん先輩!」かのん「せ・ん・ぱ・いィ~!?↑↑」エヘヘッ 概要 先輩芸 タグ ^桜小路きな子 ^澁谷かのん ^短編 ^ほのぼの ^かのきな 名前 コメント
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あずさメール「宜しくお願いします~」 取得条件:初日のミーティング後に取得 私をプロデュースする、って言っていただけて、うれしかったです~。 あの、まだいろいろと、わからないことも多くて```。 ご迷惑をおかけするかと思いますが、 いっしょにトップアイドル、めざしましょう~♪ ふふっ、たのしみです~。がんばりますね。 では、また、レッスン、お願いします~。 あずさメール一覧に戻る トップページに戻る