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ゆっくり昔話オープニング曲(1番) まりさ~良い子だ内臓(わた)だしな~♪ 今も昔もかわりなく~♪ 虐待お兄さん(おに)の情けの子守唄(レクイエム)~♪ 遠い~永遠亭(やしき)の~も~の~がた~~りぃ~いぃぃぃ♪ 雪ゆっくり むかしむかし、あるところに普通のお兄さんが住んでいました。 ある冬の日お兄さんは雪山で遭難しましたがゆっくりちるのに助けてもらい命拾いしました。 別れ際にゆっくりちるのはお兄さんに言いました。 「自分に遭ったことを誰かに話したら殺す」と。 翌年の冬。お兄さんが遭難した時と同じくらい寒い日でした。 お兄さんが家で暖をとっているとドンドンと戸を叩く音が聞こえてきました。 一体誰だろう?と思い戸を開けるとそこにはあの時のゆっくりちるのが立っていました。 「ちるのはたびのとちゅうぐうぜんたどりついたんだよ。みちにまよったからひとばんとめてね!」 実はちるのはお兄さんが自分のことを他人に喋ってないか監視するために旅人の振りをして近づいたのでした。 「君あの時のちるの?よくわからないけど泊まっていく?」 ちるのの変装は一発でばれてしまいましたが、お兄さんは昔の恩もありしばらくちるのを泊めることにしました。 しかし所詮ゆっくりと人間、まったく恋仲にはなりませんでした。 やがてお兄さんにも人間の恋人ができ、ちるのは段々邪魔者扱いされるようになりました。 夏の暑い日。とうとう痺れを切らしたお兄さんはちるのを家の外に投げ捨て中から鍵をかけました。 「ゆっくりいれてね!ちるのをすてないでね!」 ちるのが泣き叫びますが戸は開きません。 暑さに弱いちるのはやがて日射病にかかりそのまま死んでしまいました。 めでたしめでたし。 ちぇんとぱちゅりー むかしむかし、あるところにとても素早いゆっくりちぇんととても遅いゆっくりぽちゅりーがいました。 ある時ちぇんはぱちゅりーに言います。 「ぱちゅりーはどんそくなんだねーわかるよー」 怒ったぱちゅりーはちぇんに決闘を申し込みます。隣の山頂まで競争し、自分が勝ったら土下座して謝れ、と。 翌日。二匹は競争しますがぱちゅりーは素早いちぇんにどんどん引き離されていきます。 「どくそうたいせいなんだねーわかるよー」 半分ほど道を進んだところでちぇんは楽勝だと思ったのか居眠りしてしまいます。 「ぐおーすぴーふぐしゅー…い、いぎゃあああ!」 突然の激痛に目を覚ますちぇん、いつのまにか野生のれみりゃに頭からかじられていました。 「もぐもぐ…あまあまおいしいどー」 「い゛だい゛よ゛お゛お゛お゛お゛!ゆ゛っ゛ぐり゛や゛め゛でね゛え゛え゛え゛え゛!」 普段だったら素早く逃げるのですがれみゃに押さえつけられているので逃げることができません。 哀れちぇんはれみゃに食べられて死んでしまいました。 「ゼハッ!ゼハッ!も、もうすこしでさんちょうだよ…」 ぱちゅりーはゆっくりとした足取りながらも着実に進み、ついに山頂までたどり着きました。 「か、かったよ。ちぇんかった。これであんしんしてみらいにかえれるね…ぐほっ!おげええええ!」 普段運動をしていないぱちゅりーに山登りは過酷過ぎました。 山頂について安心したのか今までの疲れがどっとでてしまい、 咳き込んだ拍子に大量の餡子を吐いてしまい死んでしまいました。 めでたしめでたし。 醜いれいむの子 むかしむかし、あるところにゆっくりれいむの一家が住んでいました。 しかし両親がれいむ種にもかかわらず一匹だけ金髪のれいむが混じってました。 「そのかみのけげひんないろだね、このいんばいが!」 「りぼんのないきもちわるいれいむとなんかあそんであげないよ!」 「うわーん、にゃんでみんにゃいじめるのー」 金髪のれいむはみんなと姿が違ったため虐められていました。 ある日、偶然通りがかった旅ゆっくりぱちゅりーから自分はれいむ種ではなくありす種であることを教えてもらいます。 実は金髪のれいむ(ありす)は昔今の両親から拾われた子だったのです! ありすは本当の親を探すため旅に出ました。本来なら単行本10冊分くらいの長編なのですが短編集なので省略します。 つらい旅の末ありすはついに本当の親とめぐり逢います。本当の親はまりさ種のゆっくりでした。 「おきゃーしゃーん、あいちゃかったよー!ぐべっ!」 嬉しさのあまり母まりさに飛びつくありす。ですがあっさり吹き飛ばされてしまいます。 「ありすのこはしね!おまえなんかれいむのこじゃないぜ!」 ありがちな話ですが、ありすはまりさがレイパーありすにレイプされて生まれた子でした。 「ゆっくりしね!ゆっくりしね!ゆっくりしね!」 何度も何度も母親に踏みつけられ、哀れありすは死んでしまいました。 めでたしめでたし。 ゆっくり太郎(山編) むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。 お婆さんが洗濯をしていると山の上からどんぶらこっこ、どんぶらこっことドスまりさの死骸が流れてきました。 まんじゅうじゃけえ食えるじゃろ、と思ったお婆さんはドスまりさの死骸を家に持ち帰りました。 お爺さんがドスまりさの死骸を包丁で切り開くとなかから子ゆっくりまりさが出てきました。 「ゆっ!おじいさんはかわいいまりさにたべものをよういするんだぜ!」 子供がいないお爺さん達は子まりさにゆっくり太郎という名をつけ飼うことにしました。 それからのまりさはペットとして怠惰な暮らしをしていましたが、ある日仲良しの野良れいむが死んでいるのを見かけます。 近くにいる野良ゆっくり達の話を聞くと3丁目のお兄さんに虐殺されたそうです。まりさの怒りが天を突きました。 まりさがお兄さん退治に行くというとお婆さんはピクニックかえ?と言いきび団子を持たせてくれました。さあ冒険のはじまりです! お兄さんのところへ向かっている途中。一匹の犬に出会いました。犬はまりさの持つ団子を物欲しそうな目で見つめています。 「いぬさん!だんごをたべさせてやるからおれのけらいになるんだぜ!いっしょうばしゃうまのようにはたらくんだぜ!」 犬はあっという間にまりさの団子をたいらげ、まだ足りないのかまりさの体をかじり始めました。 「いでででで!やめるんだぜ!おれはたべものじゃないんだぜ!」 その時、どこからともなく猿がやって来たかと思うと爪でまりさの目をえぐり食べてしまいました。 「う゛ぎゃ゛あ゛あ゛あ゛ばり゛ざの゛づぶら゛な゛お゛め゛め゛があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 おこぼれに預かろうと空からカラスが飛んできてまりさの体をついばみます。 「や゛べでね゛!や゛べでね゛!ばり゛ざばお゛い゛じぐな゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛!」 哀れまりさは3匹に食べられ死んでしまいました。 まりさを食べて満足した3匹は家に帰ります。 「お、お帰り。今日は3匹そろってお帰りかい。」 待っていたのは虐殺お兄さん。実は3匹はお兄さんのペットだったのです。 今日も村は平和でした。 めでたしめでたし。 ゆっくり太郎(海編) むかしむかし、ある海岸近くでゆっくりにとりがほかのゆっくり達に虐められていました。 「みかけないゆっくりね。とかいはじゃなくてなんだかゆっくりできないわ」 「きもちわるいゆっくりはしぬんだぜ!」 「ゆっくりやめてね!ゆっくりやめてね!」 その時偶然ゆっくりれみゃが通りがかりました。ちぇんとぱちゅりーに出てきたれみりゃです。 「う~!た~べちゃうぞ~!」 「まりさはまずいからありすを…ぐぎゃあああ!」 「とかいはなわたしをたべようだなん…ひぎぃ!」 お腹が空いていたれみりゃはにとりを虐めていたゆっくり達を全て食べてしまいました。 自分のことを助けてもらったと勘違いしたにとりはれみりゃを竜宮城へと招待します。 「う~♪れみりゃはこ~まかんへいくど~♪」 れみりゃはにとりに乗って海へと潜ります。やがて竜宮城の前まで辿り着きました。 「もうすこしでりゅうぐうじょうだよ…ってうぎゃああああ!」 水に弱いれみりゃは溶けて死んでいました。腕だけが残ってにとりの体を掴んでいます。 「ゆっくりはなしてね!ゆっくりはなしてね!」 死体に掴まれているという恐怖からにとりはでたらめに暴れまわります。 やがて人食いザメの住む海域に紛れ込んでしまい、サメに食べられ死んでしまいました。 めでたしめでたし。 ゆっくりの恩返し むかしむかし、あるところに愛でお兄さんが住んでいました。 お兄さんが山を歩いていると罠にかかっているゆっくりみょんを見つけました。 「ちーんぽーちーんぽー…」 巨大な虎バサミに挟まれみょんは瀕死です。可愛そうに思ったお兄さんはみょんを罠から出してあげようとしました。 「ちーんぽ…みょぉぉぉぉぉ!」 みょんの体には罠が食い込み皮がズタズタに破れていましたが、皮肉にも罠に挟まれていたことにより餡子の流失が防がれていたのです。 罠が外れ体を圧迫するものがなくなったみょんは傷口から大量の餡子を噴出し死んでしまいました。 死んでしまったみょんは恩返しをすることができませんでした。 めでたしめでたし。 めいりん姫 むかしむかし、あるところにめいりん姫というたいそう綺麗なゆっくりがいました。 「…」 ん?どうしたんですかめいりんさん?浮かない顔して。 「…!」 どうせ自分も殺されるんだろうって?じゃあめいりんさんは死なずにハッピーエンドにしてあげますよ。 「~♪」 ある日めいりん姫は山で遭難している王子様を発見します。王子様は気絶していましたがとてもかっこいい人間でした。 王子に一目惚れしためいりん姫は気絶した王子様をふもとの山まで届けてあげました。 それからは王子様のことを思う日々。いてもたってもいられなくなっためいりん姫は魔女に相談しました。 「へっへっへ、おまえのこえをよこすんだぜ。そうすればかわりにどうたいをあげるんだぜ。」 めいりん姫は魔女と取引し胴体を手に入れました。これで王子様と結ばれることができる! めいりん姫はすぐに王子様のところに向かいました。 しかし運悪く途中で虐待お兄さんに捕まってしまいます。お兄さんはこう言いました。 「うわー胴体つきのゆっくりめいりんなんて珍しいな。これで一儲けできそうだ。」 お兄さんはめいりん姫を使って見世物小屋を開きました。お兄さんは檻の外からめいりん姫を虐めます。 夜にも珍しい胴体つきめいりんと虐待ショーにみんな大喜び! 虐待お兄さんは大儲けでとってもハッピーになりました。 めでたしめでたし。 おまけ 醜いれいむの子にでてきた旅ぱちゅりーとめいりん姫にでてきた魔女まりさがここにいました。 「ちょっとごつごうしゅぎすぎるわよ」 「ここはなにもなくてつまらないんだぜ」 二匹は今までの話の中で運良く不幸にならなかったゆっくり達です。しかしこれから人間に虐待されてしまいます。 「うそいわないでね、どこにもにんげんなんていないよ」 「まりさをいじめられるものならいじめてみろだぜー」 実は語り部は虐待お兄さんだったのです!お兄さんは素早く2匹を捕獲してしまいました。 「ゆべ!もうはなして!おうちかえるー!」 「ゆっくりやめてね!ゆっくりやめてね!」 「ヒャァ!虐待ダアアァ!」 過去作 ゆっくり転生(fuku3037.txt~fuku3039.txt) ゆっくりくえすと(fuku3068.txt) ともだち(修正)(fuku3103.txt) ANCO MAX(fuku3178.txt~fuku3179.txt) 利口なゆっくりと賢いゆっくり(fuku3386.txt) このSSに感想を付ける
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現代設定です スタンプゆっくり by 十京院 典明(旧名 ”ゆ虐の友”従業員) ガラス箱からゆ木が突き出ていて、その先端は別のガラス箱へと伸びている。 一方の箱には、もはや涙も枯れた妊娠まりさ。もう一方の箱には、今まさに新しい生命が生まれ落ちようとしていた。 「ゆゆっ!まりさのおちびちゃん……」 まだ意識のない、しかし生まれる寸前の子まりさがゆ木からぷつんと切り離され、ガラス箱に落ちる。 ゆ木を介して伝わる胎ゆっくりの気配が消え、まりさは子供が生まれたことを知る。 「かわいいおちびちゃん、ゆっくりしていってね!」 まりさは大きな声を上げた。今まで何度も繰り返してきた、届かないわが子への祈りを。 * * * * 最初に感じたのは、振動と音。どこかへ運ばれているらしかった。 ”ゆっきゅちうごいてるよ!きっとみゃみゃにはこんでもらってるんだにぇ!” 「ゆっきゅちちていってね!」 子まりさは産声を上げた。蛍光灯の明かりも、曇りガラスからおぼろげに見える視界も、 ガーとかジジジーとかいう不思議な音も、全てが初体験の刺激である。 だが、待ち望んでいる親ゆっくりの声が聞こえなかったので、子まりさはもう一度挨拶をした。 「ゆっきゅちちていってね!」 やはり答えはない。身じろぎをしようとしたとき、まりさは底部がきっちりと固定されているのを知った。 これでは跳ねて親を探しにいけない。もっとも探しに行こうにも四方は壁で囲まれているのだが。 「ゆえーん!ゆえーん!みゃみゃどこにいるのーー!?」 やがて箱がガタンと小さく揺れ、振動と音が停まる。ベルトコンベアの終端まで来たのだった。 「ゆすん…ゆすん…どーじでみゃみゃきてくれにゃいの…?ゆっきゅちちたみゃみゃのまりしゃだよ…?」 やがてまりさは浮揚感を覚える。 「おしょらをとんでるみたい…!きっとこれで、みゃみゃにあえるにぇ…!」 ガラス箱は人の手で運ばれ、倉庫へと移されて積み重ねられる。 「くらいよー!こわいよー!」 「ゆっきゅりできないよー!」 倉庫の中は、か細い子ゆっくりの鳴き声で満たされている。 「みゃみゃー!みゃみゃー!」 「おかーしゃーん!おかーしゃーん!」 しばらく経ち、倉庫内のスピーカーが気だるげに音を吐き出し始めた。 「ジジ…ブツン。おちびちゃん、ゆっくりしていってね」 抑揚の無い、どの種のものともわからない不思議な声。 「みゃみゃ!?ゆっくりちていってにぇ!」 「おかーしゃん!?ゆっきゅちちていってね!」 箱の中のゆっくり達はそれを我が親のものと思い雀躍する。 「ジジ…ジ…いまはいってあげられないけど、がまんしていいこでいてね」 「ゆん…ゆん…!」 「ゆっきゅちりかいちたよ!ゆっきゅりしゅるよ!」 機械音声は数時間に一度流れるようになっている。それは、箱の中の子ゆっくり達の唯一の心の支えだった。 「みゃみゃ!おにゃかすいたよ!」 「ジジ……ゆっくりしていってね」 「どーじでごはんもってきてくれにゃいのぉぉぉぉ!!!」 「ゆっくりしていってね」 * * * * 三ヶ月が経った。すでに子まりさの心の中には、ゆっくりと時間をかけて染みこまされた諦念しか残っていない。 喋ることも、それ以前に何かを思うこともほとんどなく、時間の感覚もなく、固定されたあんよは何にも触れたことがない。 数時間おきの機械音声の「ゆっくりしていってね」だけが反射を呼び覚まし、辛うじて生命を維持しているにすぎない。 ”ゆ っ き ゅ ち ち て い っ て に ぇ” 身体能力は縮小し、思考は鈍磨し、ただまりさは生きていた。生きるために、生きる―― 時たま、光が差すことがある。ドアが開かれ、あわただしく足音がして頭上のガラス箱が物音を立てる。 それはガラス箱の中身が上から順番に消費されているということなのだ。 そんなことを何度か繰り返して、まりさの”順番”がやってきた。 バタン。カッカッカッ、 ”ゆ ゆ ゆ ?” ドアの開く音、あわただしい足音――そこから先がいつもと違う。 自分の箱の前面の曇りガラスに黒い影が映り、曇りガラスが取り払われる。 ”ゆ っ く ち き れ い だ に ぇ” それはまりさが生まれて初めて見る、曇りガラスにぼやけていない世界だった。 ”し ゅ っ ご く ゆ っ き ゅ ち ち て る よ” * * * * そこから先は、ジェットコースターのような刺激の連続。 にんげんさんの分厚い手がほっぺたを掴み、すさまじいスピードでどこかへと連れて行かれる。 四角い箱をかぶせられ、視界が真っ暗になるのも初めて。倉庫の中は、いつも薄ぼんやりと明かりが点いていたから。 あんよにも箱をあてがわれる。 ”み ゃ み ゃ に あ い た い よ に ん げ ん さ ん ゆ っ き ゅ り つ れ て っ て に ぇ” 暗闇の中でまりさは、面影しか残っていない親との再会を夢想する。 エンジン音。恐ろしいほどの加速度と振動。 三十分ほどの時間を経て、ようやくそれは止まった。 まりさは先ほどと同じように手で掴まれて移動する。 ”お し ょ ら を と ん で る み た い …” 人間が会話をしている。 「空き巣に入られたと通報があったのはこちらですか?」 「はい…そうです…」 「それでは、お邪魔します」 また、物音。数人の人間が移動する気配の後で、片隅に置き去られていたまりさが持ち上げられる。 「それでは、指紋を取りますね」 ぺたん。 ”ゆ ゆ ぅ ぅ ぅ ぅ ぅ ぅ ! !” まりさはあんよに激しい刺激を感じた。そのままべったりと押し付けられ、それは、 生まれて一度も跳ねたことのないまりさにはもはや激痛だった。 ”い ち ゃ い よ ゆ っ き ゅ り や め て に ぇ” 箱暮らしのまりさに痛みを逃れるための運動能力は育まれていなかった。助けを求める咽喉はすでに枯れ、 涙も出なかった。 ”い ち ゃ い よ ぉ ぉ ぉ ぉ !” 従来の粉末を利用する指紋採取方式にとって替わった、 生まれて一度も跳ねたことのない子ゆっくりを使用したスタンプゆっくり―― もしこのまりさスタンプに上蓋が無かったとしたら、この現場で同じようにスタンプとして使用される 何匹もの同類たちの姿を見られただろう。 * * * * そしてまた、箱の中にいる。 ”お も ち ろ か っ た に ぇ” ”に ん げ ん さ ん ま た お そ と に つ れ て っ て に ぇ” ゆっくりとまりさは思考する。 蛍光灯の明かりと、視界を遮る曇りガラスだけの世界。その世界でまりさは幸せだった。 ”は や く み ゃ み ゃ に あ い た い に ぇ” まりさは知らない。二度とお外に出ることも、親まりさと再会することもないということを。 そして、採取した指紋をデータバンクに登録したあとで、 リサイクル工場行きという末路がすべてのスタンプゆっくりを待ち受けていることも。 END
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種付けゆっくり・前編 ある山のふもとに大きな村があった。その村の人々は主に農業により生計を立てていた。 しかし近年山のゆっくりが増え、村の畑を荒らしに来ることが多くなった。 村の人々はあらゆる手段を用いたが、ゆっくり達の数が多いために思うように行かなかった。 今日も村恒例のゆっくり対策会議が行われた。 畑を荒らしに来るゆっくりの対策を練るのであるが、今回は少し普段と違う。 最近村に越してきた虐殺お兄さんも会議に加わっているのである。 「今までこの村では様々な手段を講じてきたが、どれも良い成果はでなかった。 畑に罠を仕掛けるのは当然として、ゆっくりを駆除する山狩り等も行った。 それでも奴らは減らない。今の時期はともかく冬前までには駆除したい。何か良い方法はないものだろうか?」 村長はそう尋ねた。 「この村は森に囲まれていて、地の利はゆっくり達にあります。普通に罠を仕掛ける等ではうまくは行きません。 山狩りを行うにしても、ゆっくり達が散らばって逃げてしまえばそれまでです。」 村の人々も分かってはいたが、そこを指摘されて皆渋い表情をしていた。 「しかし」 お兄さんは続けた。 「手が無い訳ではありません。」 皆がどよめいた。 「この辺りのゆっくりを普通に駆除するのは非常に厳しいです。全滅させるとなると不可能です。」 村の人々は 「ではどうすれば良いんだ?このまま放っておけとでも言うのか!?」 お兄さんはさらに続けた。 「減らせないなら逆に増やせば良いんです。つまりゆっくり達を繁殖させるんです。」 その場に居た全員が顔を顰めた。 お兄さんは気にせず話を続けた。 「例えば成体ゆっくりが100匹いたとしましょう。100匹がそれぞれつがいになった場合 にんっしんするゆっくりは50匹になります。 残りの半分はにんっしんしたゆっくりの世話を行います。それがゆっくりの繁殖の基本です。 では残りの50匹もにんっしんしたらどうでしょう?」 皆ははっとした。 「世話役のゆっくりが居なくなるので子供が無事生まれる確率が極端に下がりますし、 にんっしんしたゆっくりも無事に過ごせる確率が下がります。」 「理論上はそうなるだろうが、どうやって全てのゆっくりをにんっしんさせるんだ? ゆっくりありすを使えば出来なくは無いだろうが、この辺りには殆ど生息してないぞ。」 「それについては良い方法があります。適当なゆっくりが3匹も居れば十分です。 あとは加工所に協力をしてもらえば大丈夫です。」 「ではどんな手を使うのだ?」 「ゆっくりを改造して野に放つだけです。 ゆっくりは敵意のないほかのゆっくりに対して、頬を擦り合うという習性があります。人間で言う握手の様なものです。 改造ゆっくりはその際に相手のゆっくりに精子餡を染み込ませます。 交尾とは違い精子餡が体内に到達するのに2日弱掛かりますが、確実ににんっしんさせます。 また、改造ゆっくりと頬擦りしたゆっくりも、改造ゆっくりと同じ性質を持つようになります。 ちなみにこの性質に変化する時間は、頬擦り後5~10秒程度ですので、群れ全てに広がるのには時間は掛かりません。 また、にんっしんまでの時間は2日弱ですが、にんっしんさえしてしまえばその後は早いです。 加工所仕様のゆっくりの様に、子供の量も孵化までのスピードも通常の3倍以上となります。 植物型であれば20匹程度、動物型であれば8匹程度の子供が急速に成長します。 大半が子供の成長に母体が耐えられずに死んでしまいます。 仮に耐えられて子供が孵化できても、孵化直後に改造ゆっくり化した親ゆっくりに触れてしまう為、 1~2日後に蔦を生やして黒ずんで死にます。そのショックで親ゆっくりも死んでしまうかにんっしん不能になります。 大体1週間もあれば山のゆっくりの大半が死滅します。」 村の人々は信じられないと言う顔をしているが、他に良い案もない為お兄さんの案を採用した。 「ではその案で行こう。今すぐにでも取り掛かれるのかね?」 「加工所にはこれから私が出向いて必要な機材を借りてきます。ゆっくりの調達はゆっくり達が寝静まった頃に行いましょう。 ゆっくりが寝ている内に処置をして、夜の内に巣に戻しますのでその時は協力お願いします。」 具体的な内容も全て決まった為、ゆっくり対策会議はそれで終了した。 その後お兄さんは加工所に行き必要な機材を用意した。 そしてその日の夜に村人2人を連れてゆっくりの生息地へと向かった。 生息地に着いた3人は早速ゆっくり達の巣を探した。 巣は程なく見つかった。その中でつがいになっていないものを探した。 つがいでないゆっくりの方が、他のゆっくりと接する機会が多い為である。 最終的にまりさ種とれいむ種の成体ゆっくりを2匹ずつと、それぞれ別の巣の子ゆっくり2匹の計6匹を持ち帰る事にした。 それらのゆっくりに麻酔を打ち、絶対に起きない状態にしてお兄さんの家に持ち帰った。 お兄さんは早速処置に取り掛かった。また、手伝いの2人も処置を手伝う事になった。 処置自体は割と簡単な作業だった。3種類の妙な色の液体を注射した後、機械でゆっくりを1分間振動させ、 薬液に2分程浸し、ゆっくり用乾燥機で乾かした後に小麦粉と薬を混ぜた粉をつけて傷付けない様に揉む。 10分程して表面がほん少しだけ湿ってくれば完了である。 処置が終わったゆっくりを巣に戻しに行く。時々ゆっ、ゆっ、と声が漏れるが、麻酔の為起きる様子は無い。 巣にゆっくりを戻し、巣のカモフラージュ等も元通りにした後、村に戻り、それぞれ家に帰る。 あとは数日後に出る結果を待つだけである。お兄さんは今から楽しみでしょうがない。 「「「「全滅まで何日掛かるかワクワクするぜぇえぇぇ!!今からテンションあがってきたぁああぁぁぁああ!!! フォォォォオォォォ!!!!!」」」」 お兄さんの夜はまだ長い・・・。 続く このSSに感想を付ける
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慧音先生とゆっくり。 上白沢慧音は里で寺子屋の教師をしている。 まだ、幼い子供達に文字を教えたり、計算を教えたりしていた。 そんな彼女のもとに、ある子供がゆっくりを連れてきた。 ゆっくりとは生首のような生物で、ぴょんぴょん跳ねたりして移動する。 足という部分もあるらしいが、詳しい事はよく分かっていない。 中身が餡子なだけに、美食家達からも重宝されている。 しかし、ゆっくり達にはある欠点がある。 それは恐ろしいまでの知能の低さだ。 なぜか頭に付いている帽子を外すと、仲間と認識できなくなり攻撃する。 さらに、自分の妻が産んだ子供を自分が生き残るために殺したりする。 これは動物界では珍しい事ではないと言われるかもしれないが、なにせこいつら、言葉を話すのだ。 簡単な言葉ばかりで、難しい話をすると頭を傾げるが、大抵の事は理解する。 このゆっくりの中の種類にゆっくりまりさというものがいるが、そいつが典型的な裏切り者だった。 逆にいえば悪知恵が働くと言うが、時々人間らしさを見せるゆっくりが子供を見捨てたり、理不尽な事を言って仲間のゆっくりを攻撃しているのを見れば、並大抵の人間は怒りを覚えるだろう。 しかしこの慧音、ゆっくりと言う生物をあまり知らない。 大抵里に行くときは授業のためだし、家に帰れば残った仕事をするので、あまり接する機会が無かった。 「これが、ゆっくりって奴か」 慧音は興味深そうにそれを見つめる。 子供が持っていたのはゆっくりれいむで、うまく育てれば普通の家庭でも育てられる。 他にいる、まりさ、ありすも育てようと思えば育てられるが、まりさは何をしでかすかわからないし、ありすは異常性欲と言う特性をもっているので、あまり飼おうとは思わない。 ゆっくりれみりあなど例外だ。 この他にもゆっくりはいるのだが、それは省略する。 「おねーさんこんにちわ! ゆっくりしていってね!」 れいむは慧音に向かって挨拶をする。 「ああ、こんにちわ」 慧音は優しく挨拶をする。 彼女は、最初ゆっくりは害獣だと聞かされていた。 畑をあらし、民家に侵入しては食い物を荒らす。 そしてあたかも自分の家としてふるまう。 やることだけなら山賊に近い生物だ。 (なんだ、ゆっくりって結構礼儀のある奴もいるんだな) 「慧音先生、ゆっくりっておもしろいんだよ!」 そう、生徒の一人が言う。 「ほう、何か芸でも覚えているのか?」 慧音が尋ねると、生徒の一人がれいむを机の上に置いた。 そして、いきなり指を目の上に突っ込むと、そのまま目玉をくりぬいた。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「お、おい! 何してるんだ!」 突然起きた生徒の行動に、慧音は叫ぶ。 だが、生徒は手馴れたようにもう一個の目玉をくりぬいた。 「ゆ゛っぐえ゛!」 目玉を両方失ったれいむの目が合った場所から、涙のように餡子が流れ出ている。 「はい慧音先生、目玉の部分はぷるぷるしてて中に餡子が詰まってて美味しいんだよ」 そう言って、生徒は固めを慧音に差し出した。 しかし、彼女は受け取らず生徒をしかりつけた。 「何してるんだ! 仮にも生き物だぞ!」 生徒は怒られた事にびっくりしていた。 まるで、なぜ怒られたんだと言うような目だ。 「で、でも……」 「でもじゃない! 生き物を大切にしない奴は私は大嫌いだ! 出て行け!」 慧音は怒鳴りつける。 生徒は、裏切られた気持ちで半べそを書きながら、目玉の無いれいむを連れて出て行った。 しかし、他の生徒から非難を浴びる。 「先生ひどいよ! あの子は先生においしいお菓子を食べさせようとしたんだよ!」 「そうだよ! 先生はゆっくりの事なにも知らないの?」 「うるさい、ゆっくりがどんな生き物だろうと私はああやって悪戯に命を奪う奴が大嫌いなんだ」 結局、慧音は怒ってその秘の授業を全部自習にした。 竹林を抜けて、慧音は家へ向かう。 「まったく……近頃の子供は命の尊さというものを知らないのか」 怒りながら進んでいくと、人並みくらいにでかい物体が竹林を抜けていた。 ゆっくりと進むそれは、巨大なゆっくりまりさだった。 「ゆ? おねーさんはゆっくりできるひと?」 その質問に、慧音は笑顔で返す。 「ああ、できるぞ」 「ゆゆ! じゃあおねーさんたべものちょうだいね!」 通常、妖怪おにいさんだったら攻撃するか策略を練っていたぶるだろう。 だが、相手はゆっくりを知らぬ慧音だ。 「ああ、腹が減ってたのか。 昼の残りならあるぞ」 そう言って食べ切れなかった握り飯を巨大まりさに与える。 すると、どこに隠れていたのか寺子屋で見たときと同じくらいの成体ゆっくりがわらわらと現れた。 「おかーさん! それちょうだいね!」 「まりさにはこどもがいるからさきにちょうだいね!」 握り飯を分けても足りないくらいに成体がいる。 そこで、慧音はある提案を出した。 「そうだ、私の家にくれば少しだけだがあげられるぞ」 「ゆっ!?」 その言葉にまりさは警戒心を強める。 まるでまたかとでも言うような感じだ。 「おねーさんはうそつきだね! そうやってまりさたちをいじめようとしてるんだね!」 「ち、違うっ。私はそんな事思ってない!」 慌てて慧音は言う。 そして思った。 (こいつらは人間達にいじめられてきたのか……かわいそうに) 「わかった、ここでその親と待っててくれ。私が持ってくれば文句無いだろう?」 「ゆっ……わかったよ、でもうそだったらおねーさんつぶすからね!」 巨大ゆっくりは警戒心剥き出しでそういった。 確かに、この質量のゆっくりにつぶされれば人間ならひとたまりも無いだろう。 「安心しろ、約束は守る」 そう言って、慧音は家に戻り自分の分を残したあまり物の野菜などをまりさ達に持っていった。 「ゆっゆっ! このおねーさんうそつきじゃなかったよ!」 「まって! やさいにどくがはいってるかもしれないからまりさがさきにたべるよ!」 巨大まりさは慎重に言う。 確かに、おにいさん達なら睡眠薬やら入ってただろう。 「だからそんなもの入ってないぞ」 困った風に慧音が笑う。 そして巨大まりさが食べ終えた。 「だいじょうぶだったよ! このおねーさんはいいひとだからみんなでごはんたべようね!」 その言葉を合図にまりさたちは一斉に野菜を取り囲んだ。 成体ゆっくりが野菜をくわえ、その後ろにいる子供にも分け与える。 そして他人の子にも分けていた。 どうやら群れで行動しているゆっくり達は団結力が強く、みな家族だと思っているようだ。 そういう触れ合いを見ていると、慧音も嬉しくなる。 どこまでも甘い人だ。 そこがいい所でもあるのだが。 「おねーさんありがとう!」 「「「「ありがとう!」」」」 「ああ、どういたしまして」 慧音は笑顔で去っていくまりさたちに手を振った。 ちなみに、この時彼女は里の襲撃を防いだということは後に分かる事である。 ■■■ しばらくして、慧音の家に一匹のまりさが来た。 なんでも、パーティをやるからおねーさんも食べ物を持ってきて一緒に来いとの事だった。 慧音は自分の分の食料しかなかったが、それを半分にして持っていくことにした。 ぴょんぴょん跳ねるゆっくりまりさ、慧音はその後をついていく。 しかし、山の近くである事件が起きた。 「う゛~♪ だ~べちゃ~うぞ~♪」 ゆっくりれみりあが襲い掛かってきたのだ。 れみりあ種はゆっくり達を食べる種類なのでまりさ達は恐れていた。 「おねーさんたすけてね!」 「あ、ああ……」 見た目は頭が以上にでかい子供なので、いささか抵抗があった。 しかし。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! ま゛り゛ざのぼうじがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 丁度、ゆっくりれみりあがこけてまりさの後ろに倒れたときだった。 闇雲に振り回した腕が、ちょうどまりさの帽子を引き裂いたのだ。 「くそっ! この!」 軽く蹴飛ばして、ゆっくりれみりあを追い払う。 半べそをかいてざぐやざぐやと叫んでいた。 「大丈夫か?」 「ゆぅ……大丈夫だよ」 傷ついたまりさを抱えて慧音は山を登った。 巣に着いたらうんと楽しませてやろう。 この傷が少しでもいえるように。 そう慧音は思っていた。 「ここだよ! ここにまりさのおうちがあるんだよ!」 「そうか」 慧音は山の中にできた洞窟に入る。 元々ここら辺には山賊がいて最近妖怪に食われたと言う話を以前聞いたのでたぶんここがその砦だったのだろう。 ついた頃にはもう日が暮れていた。 「おかーさん! おねーさんを連れてきたよ!」 すると、中にいた成体ゆっくり達が一斉に帽子のないまりさを見る。 そして案の定非難の声を浴びせた。 「ゆ! ぼうしのないやつはまりさじゃないよ!」 「しらないゆっくりはゆっくりしんでね!」 その光景に慧音は困惑する。 「お、おい……これはお前達の仲間だぞ?」 「そんなぼうしのないまぬけなまりさはしらないよ!」 そういわれてぼうしのないまりさは泣き出す寸前だった。 その時。 「みんなばかだね! あれはまりさたちのまりさだよ! おかーさんにはわかるよ!」 洞窟の奥から巨大ゆっくりまりさが現れた。 そして帽子なしまりさは希望に満ちた顔をする。 「ありがとうおかーさん! きづいてくれたんだね!」 「みんながばかでごめんね! あとでぼうしつくってあげるからね!」 多少の違和感があるが誤解は解けたようなので慧音はほっとする。 しかし、その瞬間慧音の袋に入れた野菜がかすめとられた。 「!?」 「そしておねーさんもばかだね! みんな! あとでおねーさんのおうちにあんないするよ! ここよりとってもゆっくりできるよ!」 いきなり手のひらを返したように罵倒してきた帽子なしまりさに慧音は唖然とする。 「は?」 そうしている間に、慧音に数匹のゆっくりがタックルしてきた。 もう帽子なしまりさを仲間と認識したようで、いつもの団結力だった。 一匹だけならマッサージ程度にはなっていたが、数匹になると子供に突き飛ばされたくらいの痛みがあった。 「きゃっ」 慧音は地面にしりもちをつく。 そして馬鹿にしたように巨大まりさが舌を出した。 「おねーさんはほんとばかだね! あたらしいおうちをおしえてくれてありがとう! ゆっくりしね!」 巨大ゆっくりは転がって慧音の足をつぶす。 折れはしないものの、とても痛い。 「ぐっ!?」 さらに膝。 太もも、胴。 巨大まりさに体をつぶされていく。 (なんで……どうして、パーティをするんじゃなかったのか) 慧音は裏切られた気持ちになる。 そして、何とか動こうと頭を動かしたとき、月が目に入った。 「!!」 慧音の体から動物本能が目覚める。 上白沢慧音はハクタクと呼ばれる妖怪のハーフで、満月になると本来のハクタクの姿となるのだ。 「ぐが、おおおおおおおおおっ!!」 裏切られた怒りと悲しみとで、力任せに巨大まりさの体に腕をねじ込む。 「ゆぐっ!?」 通常のゆっくりより耐久力のある巨大まりさだが、妖怪の本気に勝てるわけが無い。 そのまま足を引き裂かれ、体の中に腕が侵入する。 「あ゛がががががががががが!!!! ゆ゛っぐり゛でぎだい゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!」 そして侵入させた腕に力を込め、弾幕を発射した。 弾はまりさの餡子脳を突き破り、天井を削る。 しばらく弾を浴びせた跡、まりさは破裂して弾けとんだ。 「お゛がああざあああああああああああああん!!!」 「ゆ゛ううううううううううううう!!!」 成体ゆっくりが叫び声をあげる。 びちゃびちゃと雨のように降る餡子の中、慧音は月夜に照らされて手についた餡子を舐める。 その姿には、普段の生真面目さがない獣のような獰猛な姿であり、妖しく美しくもあった。 「ひぃいいいいいいっ!!」 一匹のまりさが恐怖にかられて洞窟から出ようとする。 だが、慧音に捕まり握りつぶされた。 「ゆびげぇ!」 目玉を飛び出し、歯を食いしばりながら死んでいくまりさを見て、慧音は楽しいと思った。 なぜ、こんな下衆のような奴等に餌を与えてしまったんだろう。 それだけが悔しかった。 「まりさはおいしくないよ! ほかのまりさをたべてね!」 そう言って子供のまりさを差し出す。 「ゅー! ゅー!」 小さなまりさは怯えている。 慧音は再び殺意を覚えた。 「子供を差し出してまで自分が助かりたいかぁっ!!」 拳を唸らせ、差し出したほうの成体まりさを潰す。 さらに、集団でタックルし、逃げる機会を作ろうとまりさが飛び掛る。 だが、慧音の手刀で横に薙ぐ。 すると、食らったまりさの横顔が歪み、皮が破れて餡子が飛び散る。 あとは怯えているまりさたちだけだった。 「……おまえら、もうだれも騙さないと誓えるか?」 「ぢがいまずううううううう!! おでがいでずううううううう!!!」 慧音はもう殺す気など起きなかった。 こんな下衆野郎は殺すに値しない。 だが。 「せいぜい暗闇の中、その私から盗んだ野菜で生き延びるがいい」 そう言って洞窟を出て指をパチンと鳴らす。 背後で爆発音がしたかと思うと、土砂がくずれて洞窟を塞いでしまった。 「はぁ……今日は妹紅の家に泊めて貰おう」 妙にむしゃくしゃした気分が晴れないまま、慧音は山を降りていった。 ■■■ それから。 「なぁ、君」 「は、はい……」 教室の中で先日叱った子供を呼んだ。 「その……すまない。酷い事言って……私が間違っていた」 両手を合わせて頭を下げる。 すると生徒は笑って許してくれた。 嬉しくなって慧音は生徒を抱きしめる。 なんとうらやまし、もとい感動的な光景だろうか。 しかし、代わりにゆっくりの目玉が食べたいと言った。 「よしまかせろ、先生の習性については最近よく知ったからな」 こうして、しばらくは課外授業として生徒達と慧音のゆっくり狩りは続いた。 そしてその中で、慧音は一生ゆっくりまりさの事を嫌いになったそうな。 あとがき 即興で書いたからって言い訳にしませんよ。 生徒、俺と代われ、その乳は私のものだ! このアホが作った作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3? 霊夢のバイト 作:神社バイト このSSに感想を付ける
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投棄所かな、これ?判断しにくいんですがどうでしょうか? ゆっくりは大根一本で一家族が3日間楽に生活できるとしてください。 虐待成分薄いです。描写はあえて飛ばしました。 騎馬めーりんがチョイ役で使われています。 た、たまには虐待お兄さん方が怒られてもいいよね! 近年突如現れた謎生物(なまもの)ゆっくり。 山林で主に数を増やしたこやつ等は人里に降りては村の畑を荒らしたりした。 野菜が生活の糧である農家にとっては洒落にならない事態であったので、即座にあ奴らは駆除すべきだ!という意見があがった。 が、しかし長は言った。 「いや、待て。あ奴らをつぶすのは容易い。だが、ゆっくり達と共存できる方法もあるはずだ」 「きょ、共存!!あ、あの野菜泥棒とぉ!?」 唐突過ぎるその発言に皆は色めき立つ。 「待て待て、あ奴らを野菜泥棒と決め付けるのは早いぞ」 と、若い農夫が声を上げる。村の長の息子だ。 「早いってどういうことだ?」 「あいつらは野菜を勝手に生えている、と思っている。それで俺達はそれを独占している、と思っているみたいなんですよ」 「なお悪いわ!」 「つぅか、人の苦労も知らずにあんたもあいつらも……」 この青年、あまり畑仕事をせずに山を登ったり、文書を遠方から送ってもらったり、と日頃汗水たらして働いている村人から見れば遊んでいるようにしか見えなかった。 「いや、だからさ。独占している、と思っているんならさ。何かと交換で野菜をやれば文句は無い、と思うんですよ」 「何かと交換~?あいつらが持ってるのはどうせ草やら葉っぱだろ?」 「だから、その草ですよ」 青年がいうには村の西にある台地に珍しい薬草があった。これは竹林に最近やってきた医師からのお墨付きを得ている。 しかし、この台地に行く細道はかなりもろく人一人通ることもできなかった。 そう人間ならば。 青年はゆっくりに薬草を持ってきてもらい、その代償に野菜を渡す、という物々交換を行うという提案だった。 「あいつらに野菜を持っていかれるのは……」 と村人は当初は渋っていたが 「だけど、ゆっくりに少量の野菜を渡すことでより高価な品を手に入れることができるんですよ?」 という青年の一言に屈した。 「まぁ、急にこうしろなんて言っても無茶な話です。ここは試しにやってみましょうよ」 青年はニコニコしながら話を結んだ。 「と言うことですから明日ゆっくりの群れにこの話してきますんで」 『まだしてなかったんかい!』 さすがにそれには皆がツッコミを入れた。 翌日のこと。ゆっくりの群れに数人の村人がやってきていた。 青年は長であるぱちゅりぃに例の薬草を見せて語りかける。 「コレを見たことはあるかい?」 「むきゅ、あのゆっくりぷれいすにあるにがいくささんね!」 「コレは人間にとっては凄く大事な草でね。それを持ってきてくれれば私達のゆっくりプレイスに生えている野菜さんを少しだけど分けてあげるよ」 「むきゅ!そ、それはほんとなの!?」 それを聞いてぱちゅりぃは顔色を変える。今までは美味しい野菜を手に入れるには命がけで、しかも手に入れることができるのは少量だった。 しかし、苦い草をある程度持っていけば、野菜をほぼ安全に一定の量が手に入る。この違いは大きい。 「ああ、本当だよ。その代わり畑からは勝手に野菜を取らないでくれ。もし盗った場合は そのゆっくりが何をされても文句は言わないでほしい。 その代わり、コチラも君達を苛めたりはしない」 「むきゅぅ……」 少し、ぱちゅりぃは考えて 「わかったわ! そのじょうけんでいいわ!」 「納得してくれて何より。 じゃあ明日からお願いするよ? この草以外でも交換できるものがあるからそれは交換所においておくからね。それを持ってきてもいいよ」 「むきゅ! まかせてね!」 さっそくこの提案を群れに伝達させてもらう。反対するゆっくり達もいたが、少しずつ理解してもらうことにしよう。 「じゃ、村の外れに交換所を作るからね?そこに草を持ってきたら野菜をあげるよ」 「わかったわ!」 実をいうとこれは、かなり穴がある提案だった。 交換所の村人が強欲で目盛りに細工をすれば多めに薬草を奪うこともできるし、 ゆっくりの側でも草を自分から取りに行かずとも草を採取し、 こちらに持ってくる途中に奪って自分が採ってきたと報告すれば野菜がもらえるからだ。 村人の側は青年が細工をすることを止めさせた。 「それで大量に持ってこられても薬草の値崩れ起こしますし、第一肝心の薬草が生えてこなくなったら大変じゃないですか」 「野菜の数は数えてるんで纏まった量を持ってきたらちゃんと渡してあげてくださいね?」 断っておくが青年は別に愛護派ではない。しかし、一度決めた約束はどんな動物にでも履行すべきだ、と考えてるだけである。 ゆっくりがいなかったら別の何かを探して、別の方法で契約をしていただろう。 ゲスゆっくり対策はゆっくり達の泥棒をなんとかしてほしい、という訴えが来てから対策に着手した。 まず被害にあったゆっくりまりさを交換所にこっそり配置してそのゲスが来るのを待つ。 そして「あいつだよ!」とまりさが叫んだゆっくりを即座に確保・即刻加工所か不当に得た野菜×規程の日数分人里で働くか(生ゴミ程度だが食事は出す)を選んでもらう。 人里でゆっくりが働けるものなどあるまい、とお思いだがある程度の大きさのゆっくりならば案外いろいろ働ける。 (監視は付くが)畑の雑草取り、狭いところの掃除などで案外使えるものだ。また、こういった制裁を受けたゆっくりには飾りにそれを示すマークを付け、再犯を防止する。 一度目は人間の手で裁くが、二度目は群れで裁いてもらうことになるわけだ。 そんなこんなで体制が整ってきたら村とゆっくりは比較的他より友好になった。 畑泥棒の頻度は大きく減少し、逆に手伝うようにまでなったのだからまぁ普通そうなる。 しかし、それが面白くない者たちも当然いた。虐待お兄さんである。 「くっそぉ、長のとこの放蕩息子のせいで俺らの楽しみが無くなっちまった……」 今までは畑泥棒のゆっくりを仕置きする、という大義名分を振るってゆっくり達を思う存分虐めることができた。 しかし、今ではそんなことをしたら村八分、そんな風潮が出来上がっていた。 こちらからダメならゆっくり側から仕向けさせようと目盛りに細工をしたが青年に釘をさされてそれもオジャンだ。 「面白くねぇ……うん?」 たまたま、森ですぃーに乗った騎馬めーりんの群れを見つけた。 「そうだ……」 虐待お兄さんの唇の端がニィと吊りあがった。 数日後 「え?いつも来るはずのゆっくり達が来ない?」 「はい、この時期は冬篭りが近いですから食料は多いに越したことはないはずなのに……」 交換所のお姉さんはオロオロしている。 「う~ん、じゃ、ちょっと群れの方を見てくるよ、もしかしたら纏めて持ってくるのかもしれないし」 そうして青年は数人ほどの村人を連れて森に向かった。 「こ、これは一体……!」 群れのいた場所はコレでもかというぐらいに荒らされていた。 長のぱちゅりぃだろう遺体も殆ど原型が残っていない。 すぃーの後があった事から騎馬ゆっくりの犯行と見られる。だが、 「騎馬ゆっくりは逆方向に向かっていたはずだ……、急に方向を転換するなんておかしい」 「若ぁ、まだあいつ等この辺にいるみたいです!」 「そうか………探し出すぞ」 数十分後、すぃーを止めて、休憩をしている騎馬ゆっくりの群れを発見した。 「ジャ、ジャオ!?」「い、いきなり人間が何の用だ!?と申しています」 「君達は逆の方向に移動していたはずなのに、なぜこちらに向かってきた?」 「ジャオォン!ジャオジャオ!」「ここらで悪さをするゆっくりがいるから懲らしめて欲しい、と人間に頼まれた、といっています」 「馬鹿な!? あの群れのゆっくりと私達の村は友好関係があったんだぞ!!」 「ジャ、ジャオン!?」「そ、それはどういうことだ!と言っております」 「君達は騙されたんだよ……、その人間に」 「ジャオ……」「ゴメンなさい、と言っております」 「………子供達は残っているかい? 確か君達は奴隷制があるから子供と赤子は残しているはずだ」 「ジャオ……ジャオジャオ」「ちゃんと残っている、とのことだ」 「その子達を返してくれ、それで君達の件はチャラにする」 「若!? いいんですか?」 「いいんだ、彼等は良かれ、と思ってやっただけだ。それに子供達にも薬草採りの手伝いをしていたものがいたはずだ」 薬草と交換制度を教えれば来年もこの友好関係を続けることはできる。 「ジャォォン……」「誠申し訳ない、とのことです」 「悪いのは君達じゃない、騙した人間だ。それと悪いと思っているなら一つ頼みがある」 「ジャオ?」 翌日虐待お兄さんが捕まり村八分に処された。 後書き どんなにいい提案でも遅かれ早かれこのプランは破綻してたんだと思います。 今回はたまたま人間側が引き金をひいただけなんです..
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『野良ゆっくり根絶計画 2』 -農村部編- 農村部は都市部に比べゆっくりが多い。飼いゆっくりはほんの僅かでありほとんどが野良である。都会のゆっくりに比べ体格がよく運動能力も高く また我侭で下種であった。被害は都市部よりも深刻であり農場荒らしに家屋侵入が主な問題であった。 「ゆぅ~はたけさんになんにもないよ~」 「むきゅ、ふゆさんがもうじきくるからね。あきらめておうちにかえりましょ」 「おうちにもたべものさんがいっぱいあるからだいじょうぶだよ!」 今年は早めに全ての野菜を収穫しておいた。秋ごろからゆっくりは越冬のため食糧を集め始める。野菜はゆっくりの大好物でありよく狙われていた。 農場を荒らすゆっくりはおめでたいお頭であった。野菜は勝手に生えてくると信じきっているのだ。ではなぜ畑だけに生えて巣の近くには生えてこないんだ? と質問すればそれは人間が独り占めしているからだと頓珍漢な回答をする。全くの馬鹿ではなく中途半端に知能があるため罠を張っていてもそれを突破して 野菜を奪い畑を荒らすゆっくりもいる。ゆっくりの死骸をぶら下げておけばゆっくりは恐れて畑に寄り付かなくなるという話もあったが代が変わるにつれ 効果は無くなった。人間に捕まったゆっくりは馬鹿だからとむしろ死骸を見てあざ笑っていた。 「ゆ!なんではたけさんにおやさいさんがはえているんだぜ?」 「れいむがたべるよ!だいこんさんはれいむのだいこうぶつだよ!」 ある日突然何も無かった畑に野菜が生えていた。キャベツ、大根、ニンジン…どれもゆっくりが大好きな野菜であった。 「むきゅう…あきさんはもうすぎたのに…おかしいわ」 「どうでもいいんだぜ!はやくおやさいさんをもっていくんだぜ!!」 ゆっくり達は畑に侵入し野菜を食べ始めた。 「「「むーしゃむーしゃしあわせー!!!」」」 「きっとゆっくりしているれいむへのぷれぜんとだね」 「ここをまりさのゆっくりぷれいすにするよ」 ここだけではなく農村部の全ての畑に突如として野菜が生えた…のではなく昨夜のうちに農家と加工所職員が埋めたのだ。善意ではない。 野菜の中には痺れ薬や毒が混入されている。 「ゆゆ!なんだかからだがじんじんしてきたよ!!!」 「なんだかゆっくりできないんだぜ!さっさとにげるんd…なんでからだがうごかないのおおおお!!!!!!!」 「ゆべえええええ!!!!」 「おきゃーしゃん!あんきょしゃんはいちゃりゃだm…ゆげえええ!!!!」 天国だった畑は一瞬して地獄と化した。あるゆっくりは餡子を吐き出して死んだり気絶した。あるゆっくりは逃げようとしたが体が痺れて動けない。 「だじげでえええええ!!!!」 「らんじゃまー!!!!うごげないよおおおおお!!!!!!」 「ゆっぐりでぎないいいいい!!!」 農村部にゆっくりの悲鳴が響く。遅れて畑にやってきたゆっくりの大半はこの様子を目の当たりにして逃げ出した。一部のお馬鹿なゆっくりは 「そうやっておやさいさんをひとりじめしようなんてあまいんだぜ!まりささまにはおみとおしなんだぜ!!」 「おやさいさんをひとりじめしたばちがあたったんだよ。わかるよー」 と自ら罠に嵌っていった。ある程度ゆっくりが集まったところで職員が袋を持ってやってきた。 「おじさん!!れいむをたすけてね!!たすけてくれたらおうたをうたってあげるよ!!」 「そんないなかもののゆっくりじゃなくてとかいはなありすをたすけてね!!」 「まりさはとってもあたまがいいんだぜ!!おにいさんをゆっくりさせてあげるからはやくたすけてほしいんだぜ!!」 農村部のゆっくりは都心部のゆっくりに比べ自分勝手であるため好き勝手喚いている。まるで自分達は助けてもらう権利があるかのように。 どこがどう頭がいいのかと?一緒に罠に嵌ってるのになぜお前だけ田舎者ではないのかと?職員は内心不愉快だった。 しかし職員は何も答えず黙々とゆっくりを袋に詰めていく。 「ゆ!!!おじさんはばかなの?れいむのいうことがわからないの?しぬの?」 「ゆっくりしないではやくたすけてほしいんだぜ!!」 もう少し自分の立場を分かったらどうなんだ?だが職員はゆっくりには喋らない。加工所職員は経験で分かっている。ゆっくりと会話するだけ無駄だ。 たいしたことは言っていない。相手したらこっちが不愉快になるだけだ。 職員がゆっくりを1袋分詰め終わり新しい袋を取りにトラックに戻ったところでゆっくりはようやく罠であったことに気付いた。 「おでがいじまずうううう!!!!!でいぶをだずげでぐだざああいいいい!!!」 「ばりざにはがわいいおちびじゃんがいるんでずうううううう!!!!!だがらおやざいざんをどっだんでずうう!!!」 「ゆるじでぐだざあいいいい!!!!あじずはいながものでいいでずがらああ!!」 助けてくれる者など誰もいない。数十分後畑にいたゆっくりは全て回収された。彼は新しい毒入り野菜を畑に埋め次の場所へと向かった。 1日にこれを3回。職員が来る度に大量のゆっくりが回収されていく。餡子脳では警戒心が無いのだろうか。 「にんげんさんはずるいよ…こんなおおきなおうちをひとりじめするなんて。ここをまりさたちのゆっくりぷれいすにするよ」 全く勝手な言い分である。家屋侵入は都市部に比べ農村部では深刻であった。都市部の住宅に比べ農村部の住宅はゆっくりに侵入されやすい。 一番多いのは窓ガラスを石で割って中に侵入するというものであった。都市部では強化ガラスを使っているため石を投げたところで割れたりしないが 農村部では普通のガラスであったため割れやすかった。そこで農村部の全ての住宅のガラスが取り替えられた。ドアも頑丈なものに換えられ補強もされた。 費用は全てタダ。胡散臭い団体から没収した財産から全て賄われている。戸締りを忘れて侵入されるケースもあったがそれは住人の責任も少しある。 「ゆ!!!!おかしいよ!!!!なんでこわれないの!!!」 「まりさ、れいむがかわるよ。ゆ!!!!どうじでこわれないのおおお!!!!」 何度も石を投げてもガラスは割れない。いつもだったらとっくに家の中に侵入できていたのに。数十分後住人が帰宅した。 「ゆ!!おじさんここはまりさたちのゆっくりぷれいすだよ!!」 「ゆっくりしないでででってね!!!!」 住人は黙ってまりさの帽子とれいむのリボンを奪い取った。 「なにするの!!!りぼんがないとゆっくりできないよ!!」 「ぼうしかえしてね!!!じじいはゆっくりしね!!!」 彼は帽子とリボンをビリビリに破いてしまった。 「「どぼじでぞんなごどするのおおおお!!」」 彼は何も答えずに今度はまりさを捕まえ髪の毛を乱暴に抜き始めた。 「いだいよおおおお!!!!なにずるのおおお!!!!」 「ばりざああ!!!!ばりざのぎれいながみのげがあああ!!!」 れいむは彼に体当たりをするが全く通用しない。まりさを禿饅頭にすると今度はれいむを捕まえ皮をちぎっていった。 「いだい!!!いだいい!!!でいぶのずべずべなはだをがえじでええええ!!!!」 「ゆ…ゆっぐりじないでばりざはにげるよ!!!!」 彼はれいむを放り投げると逃げるまりさを捕まえ底部を鷲掴みにし思いっきり破った。 「ゆぎゃあああああ!!!!!ばりざのあんよがああああああ!!!!!」 その後彼は思う存分ゆっくりを虐待しゴミと一緒に焼却処分した。 家屋侵入は一気に減っていった。それでも軒下の侵入したり倉庫に侵入するゆっくりもいる。特に冬が近づいていたため軒下を巣にしたいのだ。 「よいしょっと、うわっ!」 「「「ゆ!!!」」」 軒下を点検すると大抵の住宅でゆっくり家族が見つかった。虫の死骸やどこから拾ってきたのかくず野菜に石ころ、葉っぱなどが集められていた。 「なにするの!ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだよ!!」 「さっさとでていってね!」 「おきゃしちょーだいね!!」 1匹として人間の住処に勝手に侵入したことを謝るゆっくりはいない。 「お願いします」 「はい」 農村部にも各家庭に加工所の職員が派遣されている。彼はトングでゆっくりを掴み袋に入れていく。 「はなちぇええええ!!!」 「おちびちゃんをはなしてね!はなさないとおこるよ!」 職員は力を込めた。 「いちゃああああいいいいい!!!!やべちぇええええええ!!!!!!!!」 「おでがいじまずうううう!!!!!でいぶのおちびじゃんいじめないでええええ!!!!」 「じじいはゆっくりしないでしね!しね!じねえええ!!」 彼は黙々と3匹のゆっくり家族を袋に詰めると軒下に集められたゴミを掃除した。 「念のため倉庫も見ておきましょう」 「お願いします」 昔は倉庫に食糧を保管する人が多かったがゆっくりが倉庫に忍び込むケースが増えてきたため最近では食糧は頑丈で鍵がなければ入れない場所に保管されている。 大抵の倉庫には農具等が保管されているがやはり住処として忍び込むゆっくりは多い。 「整理終わりました」 「ご苦労様。ゆっくりはいましたか?」 「ここの倉庫にはいませんでしたね。ここの前の家では5匹の家族が住んでましたよ」 「それはそれは」 「念のために毒入りの団子を入れておきました。ご注意ください」 「ありがとうございます」 ゆっくりは都市部と同様に原則回収であった。餡子の後処理の他に確実にゆっくりを捕獲するという目的があったからだ。痛めつけこれで死んだだろうと 思っていても意外とゆっくりの生命力は強く生き残っているケースがある。そのため痛めつける場合は確実に殺せというのが加工所からの通達だった。 農村部では虐待鬼意山というゆっくりを虐待するのが大好きな人が多くいたためかなりの人が見つけたゆっくりを虐め殺していた。 回収されたゆっくりは村の広場で焼かれていた。キャンプファイアーの如く大きな炎を上げている。 「「あづいよおおおお!!!!!!!だずげでぐだざいいいい!!!!!」」 「「ごんなのどがいはじゃないわああああああ!!!!!!!」」 「「「ぼうわるいごどじまぜん!!!!!!がっでにおうぢにはいっだりじまぜんがらああああ!!!!!」」」 「「「「「ゆっぐりじだいいいいい!!!!!」」」」」 中には串刺しにされたゆっくりを炙っている者もいる。 「あじゅいよおおおお!!!!おきゃあざんだずげでええええ!!!」 「いだいよおおおお!!!!!」 程よく焼けたところで串に刺さったゆっくりを食べ始めた。 「まだゆっくり余ってる?」 「無くなるどころか増えてるよ。ほれ、あそこの箱に入ってるから」 赤ゆっくりや小さめの子ゆっくりが串に刺さって箱の中に入れられていた。箱には"ご自由にお食べください"と書いてあった。農村部のゆっくりは都心部のゆっくりに比べ 汚れてはいなかったため水洗いをすれば食べることができる。生で食べる者もいれば焼いて食べる者もいた。辺りは焼饅頭の美味しそうな匂いが充満していた。 甘い匂いと暖かい空気に誘われて多数のゆっくりがやってくる。 「あったかいね!!れいむもここでゆっくりさせてね!!」 「おちびちゃん!!あったかいね」 「ちょってもゆっきゅりできるね!おきゃーしゃん」 すると誰かがれいむを持ち上げた。 「ゆゆ!おそらをとんでるみた~い」 「いいにゃ~。おきゃあしゃんだけじゅる~い」 ポイッ 「ゆぎゃあああああ!!!!!!!あづうううういいいい!!!!!」 れいむを焚き火に投げ入れられた。 「ぎゃああああああ!!!!」 「おきゃああじゃあああんん!!!!」 「おちびちゃん!ここはゆっくりできないよ!!ゆっくりしないd…おそらを…ゆぎゃああああああああ!!!!!」 「やめちぇね!りぇいみゅをもやさにゃいでにぇ!!!」 赤れいむは焚き火に投げられず代わりに串刺しにされた。 「いじゃああああいいいいい!!!!!!!ぬいてね!!はやくりぇいみゅをたじゅげでね!!!!」 赤ゆっくりはゆっくりのなかでは餡子の甘みが丁度よく皮の食感がもちもちしているため食用として人気があった。赤ゆっくりと小さめの子ゆっくりが 串刺しにされて食用として箱に入れられていたのはそのためである。 「しっかしこれじゃあ焼却しきれないな」 「こっちで処分する量は減らせないのか?今度はお汁粉にでもするか」 「残りのゆっくりどうなってるんだ??」 「確かゴミ焼却場で焼かれてるってさ。毎日物好きの見物客が来てるってよ」 「そいつらここに来て食べてくれないかね」 「ここ農村なんだから潰して肥料にでもするか?」 「それは大きいところでやるってよ。ここじゃこうやって燃やして食べるしか処分方法は無いよ」 数週間もやっていると農村部でもゆっくりを見なくなった。野菜トラップも引っかからない。どうやらどこかに逃げたようだ。 なかなかゆっくりが見つからなくなったところで加工所は農村部でも都市部同様ゆっくり1匹10万円で引き取ることとした。 ここでも人々は朝から晩までゆっくりを狩るようになった。山へ狩りに行こうとする人も多かったがバリケードが引かれていて山へ入れなかった。 もうじき山間部での駆除を行うらしく何か準備をしていた。ゆっくりの逃げ場はもう山しかなかった。都会へ逃げようとするゆっくりもいたが 都会から逃げてきたゆっくりから話を聞き都会をあきらめ山へ逃げていった。都会へ向かったゆっくりは待ち構えていたトレジャーハンターによって 加工所に売り飛ばされた。 残るは山間部だけ。ゆっくり根絶も最終局面を迎えることとなった。 つづく by 虐待おにいちゃん
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注意書き あまり虐待してません。 家にゆっくりが現れた に似たタイトルですが全然話のつながりはありません。 夜、家に帰ってくると、扉が半開きになっていた。 まさか、鍵をかけ忘れた?そんなバカな、鍵をかけ忘れてもドアを閉め忘れるバカはいまい。 まさか、泥棒?そんなバカな、泥棒だったらちゃんとドアぐらい閉めてる。 とりあえず自分は万が一のために、用心しながらドアを開けて中に入って行く、やっぱり俺の予想、読者さんの予想は当たった。 だが、中で起きていることは俺の予想外だったし、読者さんの予想外だったと思う。 「ゆっくりしね!!」 「はやくしぬんだね!!すくなくともゆっくりしないでねー!!」 「ちね!!ちね!!」 「おねーちゃんのかちゃきなんだゃよー!!」 「もうやべづんだぜ!!じんじゃぶんだべ!!」 「いやあああ!!どかいばらじぐないいぃぃぃ!!」 居間では夫婦と思われるちぇんとれいむ、その子供数匹が、これまた夫婦と思われるまりさとありすを攻撃していた。 まりさ達が抵抗したのか周囲につぶれた個ゆっくりらしきものが見えるが、数の暴力に押されたのか二匹とももうぼろぼろでろくに抵抗もできないようだ。 しかしなぜこんなことになっているのだろう?同じ家を自分の家宣言したため喧嘩になったのだろうか? そんな考え事をしている俺に気がついたのかまりさが俺に向かって叫んだ。 「お、ぼにーざん!!ばりざをだずけでほじぃんだぜぇぇ!!」 するとどういうことだろう?今までまりさとありすを攻撃していたゆっくり達が攻撃をやめ、二匹から離れた。 「さて、お前ら、俺の家で何をやっているんだ?」 「な、なにをいってるのかしら?ここはとかいはなありすとまりさのあいの…「だまってねー!!」げぶっ!!」 ありすが自分の家宣言する前にちぇんに妨害される、やっぱり自分の家争いだろうか? 「おにいさんのいえにこいつらがかってにはいったからこらしめてたんだよー!!」 「ゆっくりできないやつだったからみんなでゆっくりこらしめてたよ!!」 「しょーだよ!!このまりしゃおねーしゃんとありちゅおねーしゃんはゆっちゅりできにゃいやつだよ!!」 つまりこのれいむとちぇんは俺の家を守ろうとしていたのか?居間の惨状を見た限りではこいつらが介入したから散らかったようにも見えるが… 「れいむとちぇんはこう言っているが…こいつらの言う通りなのか?」 とりあえずまりさとアリスの意見も聞いておく、裁判はお互いの意見を聞かないとね。 「う、うそはっぴゃくだぜ!!」 「そうよ!!いなかものよ!!」 「ここはだれのおうちでもないからまりさとありすのあいのすにしようとおもっただけなのにこいつらがよこどりしてこようとしたんだぜ!!」 はい、確定。 「そうか…お互いの言い分は大体わかった、確かに人のゆっくりプレイスを奪うのは悪いことだよな!!」 そういった瞬間、まりさとありすの顔が百万ドルの夜景みたいな笑顔になる。 俺はそれを無視して窓を開けた。 「でもな」 「ぜっ!?」「んほっ!?」 ガっ!!という効果音をつけて二匹の頭をつかんだ、力は加えているけどゆっくりが死ぬほどの強さじゃない。 「残念だがここは俺の家、俺のゆっくりプレイス、つまり悪いのは俺の家を奪ったお前たちだ、そしてぇ!!」 俺は思いっきり両手を振りかぶり… 「愛の巣ってのは二人で一緒に作るから愛の巣なんだぜ!!」 思いっきり外に放り投げた。 「それなんてとかいはなのおぉぉぉぉぉ…」 「わかったんだぜえぇぇぇぇぇ…」 二匹はきれいな放物線を描き夜の闇の中に消えていった。まあ、あそこらへんは草地だったはずだから変な落ち方しない限りは死にはしないだろう。 「さすがおにいさん!!ゆっくりしてるね!!」 「せいぎはかつんだね!!わかるよー!!」 「ゆっちゅりー!!ゆっちゅりー!!」 れいむ、ちぇん、そしてその子供たちも俺を祝福してくれた。 「じゃあゆっくりしているおにいさん!!おにいさんのおうちをまもったれいむたちにごはんちょうだいね!!」 なんだそれ?お前らがいたから話がややこしくなったんだが…まあ、実際守ってもらったのは事実だから適当にクッキーでもやってお引き取り願おう。 「そしてごはんをあげたらこのいえをちぇんとれいむにわたしてねー、わかったねー?」 あん?なんだって? 「まったく、じぶんのいえをあんなわるいゆっくりにとられるなんておにいさんはばかだね!!」 「じぶんのいえをまもるぎむもはたせないおにいさんにこのいえはまかせれないから、いまからこのいえはじぶんでまもれるちぇんたちのものになったんだよー!!」 「わかったらゆっくりごはんをよういしてね!!よういしたらでていってね!!」 「でていっちぇね!!」 わぁお、ついにゆっくりずむもここまできたのか… 「良いよ、お前たちに最高のご飯をご馳走してやるよ…」 俺は手に持っていたクッキーの缶を棚にしまうとフライパンに油をひき、コンロに火をつけた。 続きません あとがき 子供の純粋さと大人の汚さ、醜さを集めたもの、それがゆっくりだと思うんだ。 なんか連続で似たような作風になってる気がする…何とかしなきゃ。 10月2日 1813 セイン このSSに感想を付ける
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ゆっくりとニダーの共通点 「ここはまりさとれいむのゆっくりプレイスだよ! ゆっくりできないおじさんはおいしいおかしをもってこないならとっとと出て行ってね!」 「この駅前の一等地は戦勝国のウリ様達のパチンコ屋にするニダ! 敗戦国のチョッパリはとっとと権利書渡して死ぬニダ!(暴行→死亡者多数)」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ゆゆっ!にんげんごときがむれでさいきょうのまりさにかとうなんてばかだね!ゆっくり死ね!」 「チョッパリなんかが半万年の歴史と輝かしい文化を誇るウリ達に勝てるはずないニダ!10年後には余裕で追い越してるニダ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゆ「むーしゃ!むーしゃ!しあわせー!」 鬼「ああっ!お前ら人のうちで(ry」 ゆ「ゆゆっ!おじさんばかなn(ry」 ニダ「キムチとマッコルリ食べるニダ!」 店員「お客様、当店への食事の持ち込みはおやめ下さい 特に臭いの強い食べ物を持ち込まれますと他のおky」 ニダ「ニダァァァァァ!ウリ達が何持ち込もうと勝手ニダ! これはシャベツニダ!謝罪と賠償を要求するニダ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「お前らのせいで餓死者が出そうなんだよ糞饅頭が!」 「ゆ?でもにんげんがしんだってれいむたちにはなんのかんけいもないよ!ばかなの?しぬの?」 「子供が怪我を(ry」 「へー、子供がケガしたのか…でも日本人でしょ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ま゙り゙ざがわ゙いいよぉぉぉぉ!!!ん ほ お お お お お お お !!」 「70歳のババアでも構わんニダ!萌えるニダ!レイープするニダ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ま゙り゙さぁぁぁぁ!ここからだじでぇぇぇぇ!」 「おお、みじめみじめ。まりさはここでゆっくりするかられいむはそこでずっとくるしんでてね! まりさはおじさんからもらったおかしでゆっくりするよ!むーs(ry」 「韓国のことわざ:川に落ちた犬は棒で叩け」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 他にも腐るほどありそうだね。吐き気がするね! このSSに感想を付ける
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「ハァイ、私は本編にはまだ登場してないけどゆっくり転がしお姉さんよ」 「誰に向かって言ってんだ?」 「細かいことは気にしないの♪ というわけで早速転がして遊ぼうレッツトライ!」 「ほいほい、期待してるんだからよろしく頼むぞ」 と、虐打お兄さんが赤ゆっくり、子ゆっくり、そしてそのゆっくりの親を並べていく。 「ステップ1.親ゆっくりを透明な箱に入れて、転がし会場である坂がよく見えるよう坂の下におきます」 「ほいほい」 並べられていく4匹の成体ゆっくり。 れいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりーである。ちなみに親ゆっくりからの声が聞こえるように箱には 小さい穴がたくさん開けられている。 「ステップ2.坂を転がし会場として形成します。石、トラップ、通行止めなどさまざまな罠を仕掛けましょう」 「よし、任せた」 「おぉい!?」 ~~転がしお姉さん設置中~~ 「ステップ3.子ゆっくり、赤ゆっくりを転がします」 「ああ、もう転がすの?」 「というわけで坂の上に行こう。ああ、親ゆっくりども、お前たちのところまで子供がたどり着けたら生きて返してあげるわ」 と、希望を与えておくことも忘れない。これからが楽しいのだ。 「はーい、まずは赤れいむです」 「はなぢじぇえええええ!!!みゃみゃー!!!!」 「まずはリボンを取りまーす」 「りぇいみゅのりびょんがえじでえええええええええ!!!!」 「はいはい、母親の所までたどり着けたら返してあげましょう。でもその前に」 ぶちぶちぶちっ 景気よくれいむの髪がむしりとられる。これでリッパなはげ饅頭。 「ゆぎいああああああ!!!りぇいみゅのきゃみぎゃあああああああああ!!!!!!!」 「そして次にー」 「よく焼けた鉄板に赤れいむの顔を押し付ける」 「ゆぎゃうああがああぁぁ・・・・・・・・」 「口が癒着してしゃべれなくなりました、これでうまく転がるでしょう」 「なぁ、それ親元までたどり着いたらどうするんだ?」 「そのまま開放します♪」 「・・・・・・いや、いいんだけどさ」 「そして転がすためにはまず! 思いっきり振り回す!」 といって腕を大きく回して赤れいむを景気よく振り回す。たっぷり30秒ほど振り回したところで手元に戻すと目を回してフラフラしていた。 「では、第一投!てい!」 「~~~~・・・・・・???!?」 しゃべれないまま坂を転がっていく赤れいむ。もしもまともに方向感覚があれば歩けるかもしれないが、そのために目を回している。ころころと転がっていく赤れいむが踏み込んだ場所は・・・ ボンッ! という小さい爆発とともに赤れいむが爆砕した。赤れいむの残骸である餡子と皮が空高く舞い、母れいむの入っている透明な箱にびちゃびちゃと降り注ぐ。 「ゆっ・・・?」 「あ~、ざんねん。第一投、爆死☆ミ」 「ゆゆぅ・・・・・? れいむのかわいいおちびちゃんはどこ・・・?」 「これは形見として進呈しましょう♪」 そういって転がしお姉さんが透明な箱にへばりついた赤れいむの皮にリボンをつけてあげる。 「・・・ゆああああああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!でびぶぼぼぢびぢあ”ん”ん”ん”ん”ん”ん”ん”ん”!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!」 「おー、いい悲鳴だ☆ さ、次は貴方の番だよー」 「・・・ふーむ・・・」 目を回さずに母親にルートを指示させて罠にはめるのも面白そうだな。 そんなことを漠然と考えている虐打お兄さんなのでした。 そうそう、この遊びが終わった後に転がしお姉さんに聞いたのだが、ゆっくりが親の元に到達しないよ う、最終ルートはすべて致死性の罠を仕掛けておくのが基本だそうだ。そして親ゆっくりは回収して子供 を作らせる。そうすれば定期的にこの遊びができるのだ。 イメージはピンボールとかパチンコ。 書いたモノ 「ゆっくり淘汰機関:選別社①」 「虐待殴打48手、37打:音頭掌」 「ゆっくりを転がす」 このSSに感想をつける
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幻想卿にゆっくり虐待に生涯を捧げた虐待お兄さんがいた。 男は畑を荒らす泥棒ゆっくりを見つけては虐待し。 親子で仲良く暮らすゆっくりを探しては、親の眼の前で子供を食い殺し。 恋人同士幸せに暮らすゆっくりを探しては、仲違いさせ殺し合わせ。 元気に遊ぶ子ゆっくりを探しては、底部を焼き眼を抉り二度とゆっくり遊べないようにした。 やがてそんな虐待お兄さんにも、虐待嫁ができ虐待息子ができ虐待孫ができ。 気がつけば、いつお迎えが来てもおかしくない年齢になっていた。 死期を悟った老いた虐待お兄さん、いや虐待爺さんは人生最後にと、虐待祭りを開いた。 虐待爺さんの屋敷に近隣に生息していたありとあらゆるゆっくりを集め。 虐待爺さんとその家族は、盛大にゆっくり達を殺しいたぶり蹂躙し皆で大いに楽しんだ。 十日で、五百匹のゆっくりを虐待したこの祭りの三日後、虐待爺さんは親戚縁者に見守られ眠るように息を引き取った。 虐待爺さんの人生はこれで終わったのだが、死後の世界というものは存在し、虐待爺さんは生前の罪の裁きを受けることになった。 虐待爺さんは生前の記憶を持ったまま、三回ゆっくりに転生した後地獄行きという、非常に厳しい判決を受けた。 小さくも威厳のある幻想卿の閻魔様、四季映姫・ヤマザナドゥが言うには、 「そう、あなたは少しゆっくりを殺し過ぎた、一度虐げられる側、ゆっくりの立場に立ってみることでこれまでの無益な殺生について反省しなさい」 との事だ、判決を聞いた虐待爺さんは何度も抗議をしたが聞き入れられなかった。 映姫が槌を叩くと、その瞬間虐待爺さんは意識を失った。 目覚めると虐待爺さんはゆっくりの茎に生えた、一匹の赤ちゃんゆっくりになっていた。 「ゆっくりうまれてね!」 「ゆっくりしたいいこになるんだぜ!」 わしの真下にはゆっくりれいむが居る、そばのゆっくりまりさはキラキラした目でわしを見つめている。 多分こいつ等が、わしの両親なんじゃろう。 どうやらあのツルペタ閻魔の言っていたことは本当だったようじゃ、わしはゆっくりになってしまったようだ。 虐待爺ともあろうものがゆっくりになってしまうとは、何とも情けない話じゃ。 それにしても、よりによってわしはまりさ種に生まれてしまったのか。 せめて捕食種のゆふらんとかなら、ゆっくりを虐待しまくれるんじゃが。 そんなことを考えた瞬間、元虐待爺さんのゆっくりまりさの体に電撃が走った。 何故人間じゃないとゆっくり虐待が出来ないんだ?、何故ゆふらんじゃないとゆっくり虐待が出来ないんだ?、何故ごく平凡なゆっくりまりさはゆっくり虐待が出来ないんだ? ゆっくり虐待に必要なのは人間の体でも、ゆっくりより強い力でもない、眼の前のゆっくりを虐待したいという虐待魂だ!!! わし、いや、俺は、この第二の人生いや饅生を虐待ゆっくりとして生きるのだ!!! 自分達のかわいい愛の結晶の中に虐待ゆっくりがいることには気づかないれいむとまりさ。 ゆっくりの両親は、茎に実った可愛いわが子達に目を細めていた。 その数時間後、邪な野望を持った虐待ゆっくりは五匹の姉妹たちと一緒にこの世に生まれ落ちた。 ちなみに俺の姉妹はれいむがニ匹にまりさが三匹だ。 「「「「「ゆっくちちていっちぇね!!!!」」」」」 「ゆっくりしていってね」 「ゆぅ~!れいむたちのあかちゃん!ゆっくりしていってね!」 「ゆ~!ゆぅ!みんなとってもゆっくりしてるんだぜ!」 元気に、ゆっくりしていってねと叫ぶ姉妹達。 生まれてきた我が子を見て、目に涙を浮かべながら歓迎するゆっくりれいむに、巣の中で飛び跳ねて大喜びをするゆっくりまりさ。 どいつから虐待しようかな?うきうきワクワクしてきたぜ。 親れいむは、頭に生えていた茎を落とすと赤ゆっくり達に食べるように言った。 「「「「「むーちゃ!むーちゃ!ちあわちぇ~!」」」」」 「むーしゃ!むーしゃ!幸せー!」 ゆっくりになったのだから、味覚も当然ゆっくりと同じになっているようだ。 茎はなかなかうまい、柔らかくて噛むといい匂いがする。 しばらくすれば虫や雑草を食べねばならない、そう思うと気が滅入るがゆっくりになった以上仕方のないことだ。 それに俺の味覚はゆっくりそのものなのだから、美味しく感じるはずだし今は気にすることじゃないな、まずはこの体で俺がどのくらい動けるかを試してみることが大事だ。 俺達は食事の後、親から跳ね方を学んだ。 もと人間の俺は、跳ね方のコツがつかめず苦戦したが、 「ゆ~!いそがなくていいよゆっくりおぼえてね!」 「ゆっふふ!まりさはゆっくりしてるんだぜ!れんしゅうすればゆっくりすぐにはねれるようになるのがまりさにはわかるんだぜ! と微笑みながら両親は語りかけてくれた、おお母性愛、母性愛。 俺が上手に跳ねれるようになるころには、他の姉妹共はそれぞれ遊んだり昼寝をしたり、思い思いに過ごしていた。 まさに幸せなゆっくり家族の巣といった感じだ。 俺も笑いながら姉妹たちの遊びに加わった、鬼ごっこをしたり跳ねる高さの競争をした。 せっかくゆっくりに生まれたのだ、一度姉妹のゆっくりとゆっくりの体で遊んでみるのも一興だろう。 後ろでは、両親が本当に幸せそうな顔で俺達について話している。 「れいむたちのはじめてのこどもだねまりさ!」 「ゆ~!ゆっくりしたいいこにふたりでそだてるんだぜ!」 もちろんだ、俺は最高にゆっくりした子供になってやるぜ。 俺はその後も姉妹たちと、夜遅くまで遊んでいた。 「ゆ~!そろそろおねむのじかんだよ!ゆっくりおねんねしようね!」 「「「「「ゆっくちおやちゅみなちゃい!」」」」」 「ゆっくりお休みなさい!」 五分もたつと、両親も俺の姉妹たちも、眠りの世界に旅立ったようだ。 親まりさと親れいむを中心に、俺の姉妹たちは気持ちよさそうに眠っている。 俺は笑みを浮かべながら隣で寝ている、俺より一回り小さい俺の妹、ゆっくりまりさの前に立つ。 可愛いらしい顔をしばらく眺めた後、妹の口に思い切り噛みつき引き千切る。 ぐじゃ!!っといい音がした。 「びゅ………!!!!!!!!!」 「むしゃ!ふひひ…良い味だぜ、まりさの妹…!」 口を噛み裂かれたせいで悲鳴を上げられない妹を押さえつけて、幼く穢れを知らない白く柔らかい身体を本能のまま貪り喰らう、言うまでもないが食事的な意味でだ。 餡子のつながった妹だからだろうか?それともゆっくりにとっての最高の美味はゆっくりだからであろうか。 口の中に広がる芳醇な甘みは、前世で数多食らった、どのゆっくり達にも勝るまさに至高の味だった。 食事を終えると俺は妹まりさの帽子を咥えて、家族を起こさないようにゆっくりと巣穴の外に出た。 外で、妹の帽子を吐き捨てると、巣穴に戻って俺自身も、睡眠をとることにした。。 俺は家族たちから少し離れて、ついさっき食い殺した妹の恐怖に染まった表情を思い浮かべながら目を閉じた。 「「ゆっくちおはよう!」」 「「「「ゆっくりおはよう!!!!!!」」」」 「ゆっくり起きたよ!」 姉妹たちも両親も、一匹家族が欠けている事に気がつかないようだ、さすがゆっくりだ。 俺達はその日も巣の中で、ゆっくり過ごした。 別段変ったことは無い日だったが、一つだけ素晴らしい発見があった。 どうやら、ゆっくりは同族を食うと体力や運動能力が上がるようだ。 体が昨日より明らかに軽く、素早く動けるようになっている。 今夜も誰かを食い殺して力をつけるとするか…。 俺はその日も残った姉妹のうち、一番小さい妹まりさを昨日と同じ方法で噛み殺した。 きちんと全部食おうとは思ったが、親れいむや親まりさが朝起きて娘の惨殺死体を見つけたらどんな顔をするか見たくなったので、半分ほど残してその日は寝た。 俺が目を覚ますと、ゆっくり虐待が好きな者なら垂涎の光景が繰り広げられていた。 「ゆぅぅええ!!!ぇえぇぇぇん!!!!」 「れいみゅおねーちゃんちっかりちてね!!」 妹のれいむがゲロを吐いてい痙攣しているのを見ながらおろおろしている妹のまりさ。 「ゆぅぅぇぇぇ…ぇぇ」 それを見て貰いゲロをしている姉れいむ、ゲロといっても吐いているのは餡子だからそれほどグロくないし実にシュールな光景だ。 生まれて二日目の赤ん坊ゆっくりがゲロなんて吐くなんて命にかかわる大事だ、現に妹れいむはあくまで目測だが致死量に至るだけの量の餡子を吐いているもう助からんだろうね、合掌。 ちなみに俺の両親はというと、妹の死骸、昨日の俺の食い残しの傍で騒いでいた。 「ゆぅぅ!!!あかちゃんしっかりしてね!!すーりすーり♪‥」 「れいむ…やめるんだぜ‥あかちゃんはもう…もう…」 「ゆゆ!!!うるさいよ!!あかちゃんはねてるだけだよ!!すーりすり♪…おねがいゆっくりおきてね!!」 親れいむは泣きながら俺が食い殺した妹れいむの死体に頬擦りをしている。 そんな事して生き返ると思っているのか?馬鹿なの?、今世話をしてやるべきは餡子吐いちゃってる生きてる方の妹達だろ。 一方、親まりさは親まりさで汗をかきながら、挙動不審に体を揺らしている。 御自慢のお家で殺饅事件が起きて動揺してるんだな、それにしても全く駄目だな奴だ、一家の大黒柱はもっとどっしり構えてなきゃ駄目だぜ。 結局その日は、餡子の吐きすぎで妹れいむが死んで、家族みんなで大声で泣いた。 俺はその日一日泣きまねをしなければならないので実に疲れたので、この日は夜に妹達を食い殺すことはやめておいた。 ゆっくり虐待は体が資本、体調管理は大事な仕事のひとつなのだ。 「ゆぅえぇぇん‥おねぇちゃん‥なんでちんじゃったの‥」 「ゆぅぅ‥れいみゅやまりちゃとゆっくちちたかったよ…」 夜遅くまで死んだ、妹を思って泣く姉妹たちを気にせず、俺はたっぷり睡眠をとった。 「あかちゃんはまりさがまもるんだぜ!!ゆっくりあんしんするんだぜ!!」 「ゆぅぅ‥がんばってねまりさ!!れいむはあかちゃんといっしょにゆっくりねむるよ!!」 ちなみに親まりさはゆっくりできないものが襲ってこないか寝ずの番をするそうだ、まぁゆっくりゃに襲われないようにほどほどに頑張ってくれ。 「ぷくくぅぅ!!れいむひどいよ!!まりさはおこったんだぜ!!!」 「ぷくぅぅぅぅ!!!まりさがくちだけなのがいけないんだよ!!!ゆっくりはんせいしてね!!!」 「おかーしゃんたちゆっくちけんきゃやめてね!!!」 「ぷくぅぅししゃだめだよ!!ゆっくちちてね!!」 続く このSSに感想を付ける