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11月 2004年 戯画 http //www.web-giga.com/twinbell/ 491 :名無したちの午後 [sage] :04/11/27 07 04 37 ID tBw5vEse やきもちツインベルは幼馴染が双子で2組、4人も居てるのに シナリオが駄目すぎた。。。。_| ̄|○ キャラは良いのに、D.O.でリメイクしてくれ
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こちらの続き 474 :冒険者のやきもち1:2012/08/25(土) 15 51 29.11 ID y28yczQY 夕日が照らす樹海の中で、人と魔物が戦っていた。人は二人、魔物は三体。襲い掛かる魔物の爪を、少年が剣の鍔で捌く。さらに、後ろから突進してきた魔物は横殴りに襲い掛かった少女の雷撃で黒焦げと化した。 並の冒険者が見れば、その光景は信じがたいものに見えるだろう。魔物の正体は、ブラッドクロウだったのだ。 ブラッドクロウといえばその凶悪性は広く知られ、たった一匹に新米冒険者の一団が潰滅したとの報告もある。 少なくとも二人で三体に遭遇しようものなら真っ先に逃げるのが常識である。なのに彼らはまともに戦いを繰り広げるどころか、一匹を撃破してしまったのだ。 少年の名は、ベルド。少女の名は、ヒオリ。彼ら二人は、この年でいながらベテランにも近い冒険者だった。 ブラッドクロウとやりあったのも一度や二度の話ではないし、自分の力量もわきまえている。無謀ではなく、彼らは純粋に奴らに勝てると思っているのだ。 ヒオリが篭手に魔力を纏わせると同時、敵の一体が突進してきた。近くの木の根を蹴散らして、咆哮を上げての突進である。雄叫びを上げながら真っ直ぐに突っ込んでくるその姿は、赤子が見たら一生もののトラウマになってしまいそうだ。 しかし、ベルドはこれに対して遠距離から剣を振るい払う。神速にも近い勢いで振られた剣先が大気を分断し、生み出された真空の刃が襲い掛かった。 ベルドの最も得意とする、対遠距離用の特殊攻撃。前面をざっくりと切り裂かれ、魔物の片方が悲鳴を上げた。 力の鈍った突進を、ベルドは体を捻って回避する。捻った体は戻さずに左足を軸足にし、そのまま右の上段回し蹴り。有無を言わさぬ大技が、背骨をへし折らんばかりの勢いで魔物の背中に炸裂した。 「――――ッ!」 発声器官を持たぬ魔物が、肺から空気を全て押し出されて悲鳴に近い息を漏らす。 完全に体勢を崩した魔物に入った踵の位置をベルドは軽く修正し、そこを支点にして身を捻りながら小さくジャンプ。遠心力を加えた回転斬りが、敵の首を跳ね飛ばした。 この隙にもう片方の魔物が爪を振るって襲い掛かるも、ヒオリが吹雪を放って迎撃する。攻撃中・及び攻撃直後の隙を完璧にカバーしていたヒオリは、ベルドの次の行動を予測して魔力を溜めた。再び振り上げられた爪を、ベルドは軌道を呼んで迎撃する。 爪の根元を、ベルドは剣の鍔を使って受け止めていた。しばらくの間鍔迫り合いになるが、人の筋力では魔物のそれには敵わない。ベルドは握りを緩めて爪のベクトルを狂わせる。敵がぐらつくのとほぼ同時に、ベルドは叫んだ。 「ヒオリ!」 揺らいだ敵の体に蹴りを入れ、ベルドは大きく距離をとった。そしてヒオリは、溜めていた魔力を解き放つ。 「燃え上がれえぇぇっ!」 高密度に圧縮し、指向性を持たせた火炎の魔力は、最後の魔物を物も言わせず灰に返した。 475 :冒険者のやきもち2:2012/08/25(土) 15 54 42.04 ID y28yczQY 「よーし、終わった終わったー」 「ベルド、お疲れ」 「おう」 剣を鞘に収め、ベルドは大きく伸びをした。そのやや後ろから、ヒオリがぱたぱたと駆け寄ってくる。ブラッドクロウの爪を切り落としながら、ベルドはヒオリに返事を返す。 当たり前だが、魔物を倒しても金銭なんぞは落っことさない。しかし、魔物が持つ爪や甲殻などの素材は優秀な武具の材料ともなり、冒険者達は倒した魔物からこれらを剥ぎ取って店に売り、現金を手に入れているのである。 世界的に有名なスライムなんかも、乾かせば防具の接着剤なんかに使えたりもするのだ。 「終わったら、そろそろ帰ろうよ」 「ん、そうだな」 見てみれば、随分と遅くなってしまった。沈む夕日が木漏れ日ともなり、辺りを綺麗なオレンジ色に染め上げている。ベルドはおもわずしみじみとし、らしくもなく風情に浸ってみせる。 「こういう綺麗な場所で女の子に告白したら、ムードは出るかもしれんねぇ……」 が、そんなベルドのぼやきに対し、ヒオリは眉を跳ね上げた。 「何それ!? ベルド、もしかして――」 「――いや、違うから。食って掛かってくるなっつーの」 ヒオリの必死な形相に、ベルドは笑いを堪えながら返す。 「つーかお前を差し置いて一体誰に惚れるんだよ」 「……カレンとか」 「ありえねえ」 ヒオリの言葉に、ベルドはゼロコンマ一秒で切り返した。それでも不満げ 不安げな瞳を向けてくるヒオリに、ベルドはでっかいため息をつく。 カレンとは、彼らの仲間の一員である。貴族の直系である見目麗しい女性であり、かつて大富豪の奴隷であった傷だらけのヒオリとは、ほとんどの面で真逆である。どうやらヒオリは、自分にないものを全部持っているカレンに対し、若干のコンプレックスを抱いているらしい。 「だいたい貴族だろうが金があろうが、人間的に願い下げだ。ついでに俺は平等主義者なんでね。女尊男卑なんてごめんだよ」 「……男尊女卑は?」 「そっちも同じく。男女平等は俺のポリシーだ」 へらへら笑って、ベルドは肩をすくめてみせた。 カレンの家は、何故か女性ばかりが生まれるような家である。よって、男尊女卑ならぬ女尊男卑の風潮が若干はびこってしまっていた。 さらに、カレンはそんな貴族の家系であり、欲しいものを何でも与えられてきたからだろうか、自分の主観において行動する面やわがままな性格をもっている。彼らの仲間の一人に完全効率主義者の侍がいたりするのだが、当然ながら相性は最悪だったりする。 また、家族との葛藤で悩んでいたところをヒオリに対してぼやいてしまい、それが元でヒオリとも対立を始めていた。 しかも、最初はそこそこ仲が良かったものの、長らく旅を続けるうちに本当の性格に気付いたベルドもだんだんカレンに愛想を尽かし、結果、カレンはこのメンバー内において孤立の道を歩み始めてしまっていた。 476 :冒険者のやきもち3:2012/08/25(土) 15 55 54.36 ID y28yczQY そんなカレンに自分が劣っているのではないかと心配事を告げられたヒオリに、ベルドは少なからぬ失望を込めてこう返す。 「だいたいああまでしたのにまだ疑うか? そこまで疑惑持たれると何か悲しくなってくるぞ?」 「だって……」 半分涙目で見上げてくるヒオリに、ベルドは悪戯心が沸いてくる。 「ほー、まだ言うか。ならば俺がどれだけ本気かってーのを具体的かつ文字通り身体に叩き込んでやろうか、あー?」 振り返って、両の指をわきわきと卑猥に動かしながら歩み寄ってくるそんなベルドに、ヒオリは沈痛な表情で告げる。 「ベルド……」 「あ?」 「馬鹿なことやってると、不意打ち食らうよ?」 「あぎゃあっ!」 森に住む巨大な変種ガエルのタックルが、横合いからベルドを吹き飛ばした。 477 :冒険者のやきもち4:2012/08/25(土) 15 59 08.56 ID y28yczQY 「いやー、暴れた暴れた」 「ふふっ、お疲れ様」 あの後すぐに樹海から戻り、宿屋の部屋に帰ってきたベルドの言葉である。どかりと荷物を放り出し、一休みをして即座に立ち上がる。部屋の中をあちこち見渡し、クローゼットや鏡台の引き出しも調査していく。 今まで一度も遭遇したことはないが、定番の行動だった。冒険者という無法の連中がいる中で、いつ何が盗難されてもおかしくない。 幸いベルドたちは数週間単位で部屋を借り切っているので、カギをかけて出かけてしまえば盗難に遭うことはないのだが、一応確認しておかねば後の行動に支障が出る。 「ヒオリ、そっちは何か問題あるか?」 「ううん、ないよ?」 とりあえず、盗まれたようなものはない。最後に、戸棚の中を覗き込…… 「うわあ、なんだよこれー!」 「は?」 ……んだ瞬間、ヒオリからの悲鳴が上がる。震えるその手に握られているのは…… 「げ……っ!」 ……ベッドの下に隠しておいた、己の性欲を静める道具――エロ本だった。 (しまった……っ! そういえば、元に戻すの忘れてた……っ!) ベルドも年頃の男である。そして当然のことながら、そういうのにも興味を抱く。さらにはグレイン時代にいろんな意味で爛れた生活を送ってきたベルドは、その辺中途半端に成熟していた。いや、普通この年代は成熟してるけど。 というわけで、ベルドもそういった類の本は隠し持っているのである。 いつもなら荷物袋の底を二重にして、その合間に隠しているのだが(結構手間隙はかかるが、割と完璧な隠し方)、実は昨夜イロイロと溜まっていたせいか、無性に「そーゆー感覚」が湧いたために、ヒオリがいない間にその本を引っ張り出していた…… のだが、全く想定外のタイミングで彼女が帰ってきてしまったため、さすがに隠す暇がなかったベルドは、応急処置としてベッドの下に放り込んだのだ。そういえば、帰ったら速攻で元に戻そうとは思っていたが、それより先にヒオリに見つかってしまうとは…… 「うぅ……ひどいよ、ベルド……」 信じてたのに――と、その目が無言で訴える。いやそう言われても体は言うことを聞かないんですよ! そう男の機微を訴えても分かってもらえるはずもなく、それ以前に何かを言うことも出来ない。ヒオリはくしゃっとその本を握りつぶすと、いきなり火炎の呪文を発動した。 「なあぁぁーーーっ!」 当然ながら、エロ本は高い。ヒオリが知る由もないが、今一瞬で灰に返したソレはなんと千五百以上もした代物だったのだ。ぼろぼろと零れ落ちていく灰の欠片に、ベルドは魂からの悲鳴を上げた。 が。 「……ベルド」 次の瞬間、ヒオリから繰り出された冷たい声に、ベルドは思わず凍りついた。ヒオリは顔を伏せたまま、ベルドに手を差し出してくる。 478 :冒険者のやきもち5:2012/08/25(土) 16 02 14.45 ID y28yczQY 「まだ隠してるんでしょ。大人しく降参して早く出して」 「はいぃ!」 あの大富豪も裸足で逃げ出すんじゃないかと思われるほどの迫力に、ベルドは即刻降参していた。蹴りだされるように隠していた残りのエロ本全部を渡すと、ヒオリはそれも丸焼きにする。それを終えると、ヒオリはベルドを睨みつけてきた。 「まだ隠してるよね」 「い、いや、さすがにもう隠してない――」 あんな迫力で言われてしまって、嘘などつけるわけもない。ヒオリはそれでも疑わしげな目つきだったが、それでも納得はしたらしい。ベルドのほうに、ゆっくりと歩み寄ってくる。 ゼロ距離まで歩み寄ると、ヒオリはベルドを見上げてきた。ヒオリの目線に捉えられ、ベルドは思わず後退り―― 「――――っ!?」 がばっ、と。いきなりヒオリが、ベルドに背伸びして抱きついてきた。 後頭部に手を伸ばして無理矢理ベルドの顔を下向かせると、ヒオリはベルドの唇を奪う。突然のことに混乱したのか全く動きを見せないベルドの中に舌をねじ込み、貪るように絡ませる。 唇を離すと、ベルドと自分の位置をものの一秒で調整し、飛びかかるようにベルドを力ずくで押し倒した。 そのままベルドの上にのしかかってきたヒオリだったが、そこではたと動かなくなる。うつむかれた顔は、前髪で鼻から上が隠れて。表情が読めなくなったベルドだったが、その頬にぽたぽたと熱い雫が垂れてきた。 「……ヒオリ?」 「……い」 ベルドの胸板に手を乗せて、ヒオリは言葉を流し続ける。 「……ひどい、ひどいよっ……」 「……え?」 「ボクがいるのに、いくらでもしてあげるのに……なんで、こんな本なんか読むんだよ……っ」 言葉を失うベルドに、ヒオリはぽろぽろと涙をこぼしながら続けていく。 「ボク、嬉しかったのに。ベルドに、してあげて、ベルドが、あんなに悦んでくれてるの見て、あんなに気持ちよさそうに感じてくれてるの見て、凄い、嬉しかったのに。あんな嫌な調教で教えられた技術だって、役に立ったって、安心したのに」 「…………」 「ずっとずっと、次はいつ求めてきてくれるかなって、凄く楽しみにしてたのに。どうやって悦ばせてあげようかなって、ずっとずっと、考えてたのに。それなのにベルド、また、あんな本なんかに走っちゃうなんて――そんなの、ひどいよっ……」 「ヒオリ……」 自分の軽薄な行動が、いかに彼女を傷付けたのかを知って。なまじあんな過去を送らされた分、その行動は余計に傷付けられるものだったのだろう。彼女の言う通り、それにはそれしか意味を見出せないものだったのだから。 「……ごめん」 気の利いたことなんて何も言えずに、ベルドはヒオリを抱き締めた。ヒオリはされるがままに、ベルドの首筋に顔を埋める。小柄な体を抱き締めて、ベルドは何度も頭を撫でる。しばらくそのままの沈黙が流れていたが、ふとベルドはぞくりと体を震わせた。 「ちょ、ちょっと、ヒオリっ?」 ヒオリは、ベルドの首筋に唇を当て、舌を這わせていた。ぞくぞくとした快感が走って、ベルドは思わず声をかける。と、ヒオリは拗ねるように、首筋に軽く歯を立てた。 479 :冒険者のやきもち6:2012/08/25(土) 16 03 00.92 ID y28yczQY 「ぃっ!?」 「――ベルドなんて、許してあげない」 どこか嬉しそうに言うヒオリに、ベルドは返事に困ってしまう。熱い吐息がベルドの耳に吹き込まれて、首筋にかかる。ヒオリはいつの間にか、右手でベルドの体を抱き返していた。 左手でわき腹を撫でて、腿を撫でて――挑発するような行動に、ベルドは素直に反応していた。服の股間部分を持ち上げてきたベルドのそこを、ヒオリは服の上から柔らかく触る。 「あ……」 「こんなに、おっきくしちゃって……もう、我慢できないの?」 「だ、だって……」 エロ本を取り出したのだって、性欲を覚えたからだ。それが、しようとしたところで帰ってきてしまって、中途半端な状態で終わってしまった。それなのに、よりにもよってヒオリから誘われてしまえば、すぐに反応してしまう。 「ヒオリ……ヒオリぃ……」 「なぁに?」 張り詰めた先端部分を撫でられて、ベルドは思わず声を上げていた。ヒオリは笑みを漏らしながら、焦らすように撫でていく。指先が這い回るように動き回って、ベルドはあっけなく陥落していた。 「もう……もう、してぇ……」 「え~? どうしよっかな~?」 そんなことを言いながらも、ヒオリはベルドにキスをした。唇を離すと、服を少しだけ脱がして露出させる。もう先走りが出かかっているそれを包み込むように優しく握ると、震えたベルドの耳元にそっと囁いた。 「……ふふっ。いいよ。もう、えっちな本なんかじゃ満足できないぐらい、めちゃくちゃに感じさせてあげるんだから」 「あ……あぁぁっ……」 しゅにしゅにと陰茎を扱かれ始めて、ベルドは甘い声を上げる。ヒオリはそんなベルドの様子を嬉しそうに眺めると、少年の耳元に囁いてきた。 「もう。気持ちよさそうな顔しちゃって……えっちな本見てるのとボクにされるの、どっちがいい?」 「ひっ、ヒオリに、されるの……」 力の入れ方も、しごいて擦ってくれる速度も、ヒオリは自分よりも上手いくらいだった。優しく擦り立てられながら、甘い声で誘われる。 「出しちゃいたい?」 「――――っ」 骨抜きにされてこくこくと頷いたベルドに、ヒオリはまた唇を当てる。そうしながらもヒオリは動きを早くして、ベルドを優しく追い立てていく。言葉と指先に追い詰められて、ベルドとベルドの陰茎が震えた。その耳に、ヒオリは悪戯っぽく問いかける。 480 :冒険者のやきもち7:2012/08/25(土) 16 04 50.44 ID y28yczQY 「ね……ベルドが好きなのは、ボク? それとも、これ?」 「え……」 「どっち?」 「はぅっ! ひ、ヒオリ……」 「……ほんとう?」 「ひうぅ!」 ちゅくっと先っぽを握り締められて、ヒオリは先端部分を集中的に責め始める。ベルドは体を反り返らせて感じていたが、それだけは譲れないと悲鳴に近い声を上げた。 「ひ、ヒオリが好きぃっ! ヒオリにされるのも、好き、だけど、それ以上にヒオリが好きいぃっ!」 「あ……」 ぐにゅぐにゅと揉まれながらも、途切れ途切れながらもどうにか言い切る。ヒオリはその言葉に呆気に取られたようになると、少し申し訳なさそうな顔をした。 「……ごめん。ごめんね、ベルド……」 「う……」 ヒオリの指が止まっても、途中まで責められていた状況は変わらない。ベルドの陰茎がじくじくと疼くが、ここで欲望に負けるのだけは嫌だった。 ヒオリの体を抱き締めて、頭を何度も撫でてやる。抱き締められて頭を撫でてもらうのが、ヒオリは一番好きだった。しばらくそのままの体勢でいたヒオリだったが、やがて顔を上げてきた。 「でも……一言ぐらい、言ってほしかったな」 「……悪かった」 良くも悪くも――いや、ほとんど悪いほうになのだろうが――彼女は普通の娘じゃない。普通なら恥ずかしくて言えないようなことでも、彼女は結構傷つくのだ。 ヒオリはベルドの唇を奪って、再び耳元で囁いてくる。 「それじゃあ、そろそろ……こっちのベルドも、慰めてあげるね?」 「ぁっ……」 お預け状態にされてしまって、ひくひくといやらしくおねだりしていたその部分を、ヒオリはそっと握り締める。そのまま、再び上下に扱き始めた。 「ね、ベルド。焦らして欲しい? それとも、た~っぷり搾って欲しい?」 「ふ、え……し、搾って……」 さっきから、結構いじめられていたのだ。ベルドはもう、限界だった。おねだりを聞いたヒオリがくすっと笑うのを見て、ベルドはぞくっとした期待に背筋を大きく震わせる。 とろとろと溢れている先走りを、ヒオリは手の平に絡めていった。そのまま、水音を立てながら少し激しく扱いてくれる。 「んぅ、ぅ……」 陰茎が訴える快感に、ベルドは腰を動かしながら、脚ももぞもぞと動かしていく。ヒオリはそれに応じるように、そっと袋を揉んであげた。 「あ……」 腰と足の動きが、激しくなる。自分の意志とは関係なく動く体に、ヒオリは自分の脚をそっと割り込ませて、ベルドの脚を絡め取ってきた。 481 :冒険者のやきもち8:2012/08/25(土) 16 05 51.51 ID y28yczQY 「あっ!?」 「動かしちゃ、だぁめ」 快感を逃がすことが出来なくなって、ヒオリは一気に扱くペースを早くする。腰を抑えられて、足を絡められて。全く動けなくなって、手の中で苦しそうにびくびくしているのを感じたヒオリは、ベルドを優しく追い詰めた。 「――イかせて、ほしい?」 首を縦に振るベルドに、ヒオリは甘い堰を切る。 「……いいよ。思う存分、白いの出して?」 「最後の一滴まで、ぜ~んぶ搾ってあげるから……」 「あ……で、出ちゃ――っ!!」 快楽攻めと言葉攻めにされて、ベルドはついに落とされてしまった。先端が一回り大きくなり、びゅるびゅると吐き出されていく液体がヒオリのお腹にぺちゃぺちゃとかかる。だがそれを受けたヒオリはむしろ体を擦りつかせ、搾り立てる動きを早くしていく。 「あ……出てるね、気持ちいい?」 「んぁ、ああぁあっ!」 「ふふ……ベルド、女の子みたいな声出してる」 「そ、そんなに、激しくされたらぁっ!」 「いいよ。いっぱい出して?」 「あ、ああぁぁぁああぁぁっ!!」 びゅくっ、びゅくっ、と、射精はなかなか終わらない。溜まっていた所を最愛の少女から搾り出されて、気の狂いそうな快感にベルドはよがりながら喘ぎ声を上げる。 「もう……えっち。こんなにたくさん、出しちゃって」 「ふえぇ……全部、全部出ちゃうよぉ……」 「いいよ。全部、ぜ~んぶ搾ってあげるから……」 「あ、あ――――っ!」 体を仰け反らせて、顎を上向けて。絡みついたヒオリの指で真っ白な精液を搾られながら、ベルドはヒオリの責めと愛と与えてくれる快感を、思いっきり貪っていた。 やがて勢いは弱くなり、ベルドはびゅるっと最後の一回を吐き出した。ヒオリは裏筋に指を当てて、尿道に残った最後の精液も丁寧に搾り出してあげる。 言葉通り、本当に最後の一滴まで搾ってもらったベルドは、ゆっくりと扱いてくれるヒオリの指で、快楽の余韻を感じていた。そして、ヒオリは―― ――絡みつくような指の動きで、またベルドを責め立て始めた。 482 :冒険者のやきもち9:2012/08/25(土) 16 09 26.47 ID y28yczQY 「っ、やっ、やめてぇっ!」 「だぁめ。ぜ~んぶ、搾るんだから」 たまらず叫ぶベルドだったが、ヒオリは擦りたてる手を離してくれない。射精直後の敏感な陰茎を擦りたてられ、ベルドは悲鳴の声を上げた。吐き出した精液を陰茎に塗られ、ヒオリにぬるぬると扱かれていく。 足をばたつかせても既にその足はヒオリの足に絡められて動きを封じられており、逃がすことも出来ないままどんどん快感を送り込まれていく。 「やめてっ、ほんとに、おかしくなっちゃうから……っ!」 「うん、いいよ? 責任、取ってあげるから。壊れちゃうまで、愛してあげる」 「そ、そんな、そんな――」 「ベルド、ベルド……ボクの、ボクだけの、ボクだけのベルド……好き、大好き、もう、絶対、放さないんだからぁ……」 「ぁ、あ、ふぁ、あ――」 「あ……出るの? いいよ。いっぱい、出して?」 「っ、――っ!!」 ヒオリの言葉に、ベルドは唐突にそれを理解した。 ヒオリの心にあるのは、愛情と嫉妬が両方だ。戦闘中のカレン話に、直後のエロ本。今まで散々虐げられていたヒオリが、やっと手に入れた初めての宝物がベルドなのだ。 ヒオリは恐らく、不安なのだ。自分の拠り所にもなっているベルドが、何かに取られてしまうのが、不安で不安でたまらないのだろう。そんな彼女のやきもちが、ベルドへの愛撫に繋がっているのだ。 彼女の真意を理解してしまったベルドであるが、状況は全く変わらない。ついでに、気持ちよすぎて変えたくもない。特に敏感な先端部分をめちゃくちゃにこねくり回されて、ベルドは高い声を上げる。 もうベルドは、何か考える力なんて失っていた。ただヒオリに愛されまくって、されるがままに優しく搾られるだけだった。 こねくり回すヒオリの手の平に、びゅるびゅると二度目の精液がかかる。そこをにちゃりと握りこまれ―― 「――――っ!?」 ――いきなり、ベルドはヒオリの温かい口に含まれてしまった。 ベルドに対する感情の前ではそれを口に含むトラウマなんかまるでなかったといわんばかりに、射精中のそこをちゅっと甘く吸い上げられて、ベルドは体を仰け反らせるように悲鳴を上げる。 と、幹を激しく擦りたてて搾りたててくれる左手とは別に、右手で袋を優しく揉まれ、その快感を覚えるより早く、ぬめぬめした舌で先っぽをねっとりとねぶられながら、たまに先端の切れ込みに先っぽをそっと差し込まれたり、いきなり激しく吸い上げられたり―― ――ベルドの意識は、当の昔に吹き飛んでいた。 その射精が終わる前に、次の射精まで攻め立てられて。初めての口の中で舐められ吸われる感触に、いわゆる「イキっぱなし」の状態まで追い込まれて、それでも容赦なんてしてくれなくて。 擦られ扱かれねぶられ吸われて、防音設備なんか軽く越えそうな甘い悲鳴を上げながら、ベルドは気絶してしまうまで、そして気絶してもなお、ヒオリに一滴残らず空っぽになるまで激しく吸いたてられてしまうのだった。 483 :冒険者のやきもち10:2012/08/25(土) 16 12 38.74 ID y28yczQY 「う、く……」 妙にすっきりした感覚を抱きながら、ベルドはゆっくりと目を開けた。体を起こすと、既に日は高く昇ってしまっている。 「……おいおい」 なんで、誰も起こしてくれなかったんだ――そんなことを思うベルドであるが、その疑問は横から響いた声で中断された。 「おはよ、ベルド」 「……ああ、おはよう」 腕を伸ばして、ヒオリの頭を撫でてやる。嬉しそうに擦り寄ってくるヒオリに、ベルドは聞いた。 「なあ、今日って……」 「……ん。お休みだよ?」 「へ?」 慌てて、枕もとのカレンダーを見てみる。すると、確かに今日は休みの日だった。日付感覚ボケたかなと思うベルドに、ヒオリは体を絡めてくる。 「……気持ちよかったでしょ?」 「……っ!?」 何があったのかを一瞬で思い出して、ベルドの頬に熱が集う。あ、まっかっか。そう言って嬉しそうに微笑むヒオリに、ベルドは思わず苦笑する。 昨日のヒオリは、初めて結ばれた時とは比べ物にならないくらい強烈な愛撫を与えてきていた。 あの言動と行動が示す、狂わんばかりの嫉妬と焦りに、強烈に過ぎる独占欲。そして何より、たっぷりと詰まったヒオリの愛情。あそこまで自分を求めてきてくれた少女に、惚れ直すなというほうが無理だ。 「…………っ」 と、裸の体を絡められている所に昨夜のことを思い出していたせいか、陰茎が思い切り反応する。それを敏感に察したヒオリは、ベルドの性器にそっと手を伸ばしてきた。 「ぃっ!?」 「もう……ベルドの、えっち……」 指を絡められ、ベルドはぴくっと反応してしまう。ヒオリはベルドにキスをすると、また耳元で囁いてきた。 「いいよ。寝てる間に溜まった分、ぜーんぶ出させてあげるから、今日はボクのこと抱き締めながら、思いっきり愛してね?」 ベルドが返事をするよりも早く、ヒオリは硬くなったベルドのそれを、ねっとりと丁寧に扱き始め―― ベルドは朝から、たっぷりと搾られてしまうのだった。
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895 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/08(火) 21 02 32 ID nWUtTNbu0 ククゼシのゼシカは「やきもちやく」より、ED通り「あんたはぁぁ~~!!!」って怒る方がらしい。 ククも、ナンパされて警戒心薄く簡単に肩に手回されてるゼシカに、妬くっていうより 「お前さぁ、なんでそんなに鈍感なわけ?バカじゃねーの」とか半分呆れ半分怒りながらも 一応助ける、っていう方がらしい。 それで丸焦げになったりケンカしたりしてるのがこいつら流の痴話喧嘩 …単に、とにかく反発し合ってるのになぜか突き放せない関係を想像して萌えただけw 896 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/08(火) 22 11 26 ID QFblL03J0 反発し合ってるのになぜか突き放せない関係 この一文だけでも萌えるw お互いに「ありえない」と思いつつもお互いから目が離せない関係っていいな ケンカップル好きだww 普段は水と油みたいに反発し合うのにたまに素直になったり、 一度馴染むとパズルのピースみたいにかちりと当て嵌まって 「コイツしかいない」としみじみと感じ合うとか 897 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/08(火) 23 25 22 ID PZgbbk0VO ゼシカに怒るククールっていいなぁ…w 普段女の子には甘い台詞しか吐かないであろうククールが、 ゼシカに対してだけ「無防備すぎるんだよ、お前は!もっと自分自身の事自覚しろ」ってキレる。 ゼシカがあぶないビスチェやバニースーツ姿で街中歩いている時は一日中むっつりと不機嫌 898 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/09(水) 02 44 15 ID gu8IVxE+0 でもゼシカはいつもとちがう開放的な服をたくさん着られてご機嫌 「こういうの着てみたかったの!ねぇねぇ、似合う?ククール!」と満開の笑顔で聞かれるも 不機嫌なククさんは一喝、「無防備すぎるんだよお前は!もっと自分自身の事自覚しろ!!」 いきなり怒鳴られてワケワカメなゼシカ。乙女心も傷つく。 「…いきなり何よ!!見たくもないもの見せちゃって、悪かったわねッ!!私、先に行ってるわ!!」 と涙目で飛び出していった彼女に「あオイ待て、そんなカッコで一人で歩き回んな!!」 と大慌てで追いかけるククール。やれやれと肩をすくめる主人公とガス。 こんな感じですか 900 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/09(水) 21 36 06 ID gP4w9gPiO 主人公とヤンガスの方も最初は反発し合う二人に戸惑ってオロオロ 徐々に「またかよ…」という呆れに変わって行き、 途中から慣れて「まーたやってるw」「兄貴、止めないで良いんでがすか?」 「面白いから暫らく観察w」となり、 最後の方は飽きて「兄貴、あの二人また…」「んー、どうせいつも通りククールの方がすぐ音を上げて終わるよ。ほっとこ」 「…夫婦喧嘩は犬も食わねえって言葉をあの二人に送りたいでげす」とすっかり夫婦扱い。 901 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/09(水) 22 43 02 ID 96Oc31Zi0 898の後の展開を考えてみる。 「ピュー♪(口笛)お嬢さんいいカラダしてるねぇ。一緒に遊ばなーい?」と 危ない男数人連れに絡まれ、きゃぁぁぁぁ!と絶叫するゼシカ。 そんな危機一髪のところでククールがさっそうと登場、 「俺のスケに手を出すなばっきゃろう!」とバギ系の魔法を駆使して危機脱出! 「…ぐすっ…わぁぁぁぁん!…ごめんなさい…!!ぐすっ…」と泣きながら ククールの胸で泣きじゃくるゼシカ。 そんな彼女を「はは、いーのいーの。よしよし」とゼシカの頭を優しくナデクリするククール。 …というのが少女漫画的王道なんだろうけど、 「…ふんっ、バカ!何で助けに来たのよ!余計なおせっかいしないで!」 「はぁっ!?せっかく助けてやったのに何だよ!?かわいくねーな!」 「あんなチンピラぐらい私一人で何とか出来るもん! それに私はね、一方的に守ってもらうより ククールと一緒にやっつける方がずっと好きなの!それが一番よ!」 「…(苦笑)w …ったく…どこまでオテンバなんだよ…このお嬢さんは。 そんなハネッカエリじゃ嫁のもらい手がねーぜ?」 「大きなお世話よ!」「まっとうな忠告をしてやってんだろーが!」 …てな調子でエンドレスで、毎度ながら呆れる主人公はじめ一行。 なんて方がよりゼシカらしいんじゃないかとも思ったりする。 902 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/09(水) 22 56 18 ID ImDzKaIJ0 901 少女漫画王道パターンに吹いたw ククゼシであってククゼシでないのがwww だけどククゼシの場合やっぱり下のパターンが美味しいな。 「嫁の貰い手がねーぜ?」なんて憎まれ口叩きながらも ククールから隠し切れない愛情が滲み出ている気がするw 903 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/09(水) 23 33 11 ID Z1tYIxvnO お色気スキルを限界まであげたゼシカさんなら 「そんなんじゃ嫁のもらい手がねーぜ?」 「そしたらククールがもらってくれるでしょ?」 「ああ──…って、え?ゼシカ…、い、今の…」 「冗談よ。ふふ」 「──!(……まいったな。オテンバと見せ掛けてとんだ魔性だよ…)」 なんてククを翻弄したりしなかったり。 この後カリスマスキルでククのリベンジ編なんかもきっとあるはず。
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ああ、十一年目。 やっぱりあの子が一番かわいく見える。やきもちだってやいてしまう。 まあ、本物の記憶が一番頑張って我慢していた気もしてしまうのだけどね。 私は、嫉妬深いから。 本当のあの日、つまり二年目のあの日。週刊誌の表紙の水着姿も、画面に映るコメディアンとの交流も、仕事だと割り切って捉えた。 けれど、ふっと流れてきたワイドショーがメリー・ストロベリーの熱愛を報道したときはさすがに耐えられなかった。 「お姉さま、こんなのあるわけないじゃないですか、誤解ですよ。大体この服を着てた日は」 「別に、夜だけが二人きりになれる時間じゃないでしょう」 「私はお姉さましか――」 「そう。じゃあいいけど」 その時も嘘をついてない目に見えた。 だけど私はあの子に不信感を抱いて、それからだ。それから、少しのズレが気になるようになった。 私とあの子は分かり合えないのではないかと思うようになった。 その頃にはもうあの子に裏切られること、捨てられることではなくて、あの子が私を理解してくれないことが辛くなっていた。 私のすべてを無条件で愛してくれる人としてだけ求めてしまっていた。 「信じてないなら、責めてください」 「別に、そのことは信じた。でも、そう。私が機嫌悪い理由、わからないんだ」 私たちの間に明確に亀裂が入った日だったように思う。 ふっとこんな過去に思いを馳せて物思いにふけっていると鍵が開く音がした。そうだ、今は二年目じゃない。十一年目なんだ。 「お姉さま!この週刊誌見てください!私がこーんなわけのわからない男と付き合ってるだなんて!そもそも会ったこともないんですよ」 「そうなんだ。今知った。ねえ、あなたは私を愛しているわよね」 「もちろんです!疑っていますか」 「いいえ。ねえ、私は、あなたを愛していたかしら」 その子は、少し変な顔をしてから、また自分のしたい話を勝手に始めた。 ベッドに移ってそれを聞く。ものすごい量の言葉の奔流。 「ねえ、疲れてしまったわ。もう眠ってもいいかしら」 「お姉さま、やきもちもやいてくれないんですね」 「疲れたって、言ったでしょう。」 十一年目は甘い夢すら見せてくれなくなって。 そして背中を向けて眠った。虚構の声が急に聞き苦しくなってしまったから。
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「ん」ふたりのダブルベッドの上、タンクトップ姿のメリーに私が突き出したのはかなりきわどいビキニ。 「はい!着ますね!お姉さまも水着着てください!」 「なんで私まで」 「これがいいです!」彼女がバッグから取り出してきたのも結構きわどいビキニだった。 この際なんでバッグからいきなりビキニが出てきたかは問うまい。 まず、この場合はなんでかなんとなく知っていたし。だってこのビキニには見覚えがあったから。 私はこの水着を着たメリーの写真を見たことがある。あの子が部屋に置いて行った週刊誌の表紙。それでなんだかものすごく独占欲を傷つけられてしまって、この子にそれよりきわどいビキニを着せようとしている。 メリー・ストロベリーはグラビアアイドルで、水着なんて着慣れていて、魅せるのはもっと慣れていて、けれど私の恋人。 あんまり考えたことがなかったけれど、そういえばそうか。あの子は多くの男の欲情を誘って、なんて、多分考えないようにしていたんだろう。 ともかく、出会って五年、指輪を渡してからで言えば二年経って、やっとそんなそんな当たり前のことに気が付いて機嫌を損ねているのだった。 「大丈夫ですよお姉さま、撮影の時はニップレスをつけてますから」この子はいつも人の話を聞かずに勝手に話す。 「いいえ」 「んもう。じゃあお姉さまが剝がしてください」いつのまにか着替え終わったメリーが自分の水着を浮かせてニップレスを見せつけてくる。さすがはプロの早業。 「そういうことじゃないでしょう」私の水着を着る手つきはとてもたどたどしかった。そもそも、このバカ乳女の水着なんて私が着て格好がつくだろうか。私は世界一かわいいし胸もあるけど、これと比較するとどうも自信を失う。 心配しているとそのバカ乳の持ち主は私の肩を両の手でそっと包み込み、首筋にキスをしながら背中に手をやって水着の紐を結んだ。 「ごめんなさいお姉さま。私がもっといい子だったらきっと、お姉さまがやきもちを焼かないお仕事でお姉さまを養ってあげられたんですけど」 「――いいわよ、別に。やきもちなんてやいてないし」 「だけどせめてお姉さまが不自由しないようには稼ごうと思うので、続けさせてください!」 「別にいいって」 「あ、それからお姉さま!心配はいりません!いい男も女も関係なく私が好きになる人は後にも先にもお姉さまだけです」 「そ、そ、それはそうよ。あなたはこれから私に看取られるまで私のことしか考えられないんだから」 「お姉さま、私はお姉さまに看取ってもらわなくてもいいですよ。私が看取ってあげます」 珍しく言葉に対してしっかりと返事が返ってきてしまい驚いた。 「いいえ、それは絶対にないわ」それだけを言い放つ。乱暴に。けれどしっかりと。 「だったら、一緒に終わりたいですね。そしたら、どちらも泣かずに済みます」 「そう」 そういって私は舌を突き出した。メリーはとろんとした目で顔を寄せ、私の真っ赤な舌を優しく、けれどしっかりと噛んで、それから自分の舌を使って器用にピアスを外した。 こんな会話には意味がないと思って、行為に移った。 両の手の指を絡ませあって、お互いの指輪を確認しあう。 この子は知らなくていい。私はこの子を看取るまでの何十年かで、何億年分の恋を――と、この時はそんな風に思っていた。
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《やきもち(096)》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト1/赤 [メイン/両方] 自分のキャラ1枚を休息状態にする。その場合、自分のキャラ1枚は、ターン終了時まで+20/+20を得る。 (なにすんじゃーっ! いや……なんか、意地悪したくなって……。) 刀語で登場した赤色のイベントカード。 自分のキャラ1枚を休息状態にすることで、自分のキャラ1枚のAP・DPを20上昇させる効果を持つ。 《思いやり》の上位互換。条件が緩くなりコスト0になった。 さらに相手のターンにも発動可能になり、汎用性が広がっている。 味方の行動が封じられるデメリットは、サポートキャラを休息状態にすれば問題ない。 登場させたばかりのキャラを休息状態にする手もあるが、次の相手のターンに妨害できなくなるので注意。 《やきもち(108)》と同名カードなので、《ユー子(078)》でサルベージ可能。 カードイラストは第5話「賊刀・鎧」のワンシーン。フレーバーはその時のとがめと鑢 七花のセリフ。 関連項目 《思いやり》 《平沢 憂(278)》 《相沢 千鶴(073)》 《やきもち(096)》 《やきもち(122)》 収録 刀語 01-096 編集
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《やきもち(122)》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト2/緑 [アプローチ/両方] 自分の「稲葉 姫子」がアプローチまたは妨害に参加している場合、相手のキャラ1枚は、ターン終了時まで-10/-10を得る。このターン、そのキャラが退場した場合、カードを1枚引く。 (ありがとうございます。えへへ、あったかい。満足気な顔しやがって……。) ココロコネクトで登場した緑色のイベントカード。 自分の稲葉 姫子がアプローチ・妨害した時に相手キャラ1枚のAP・DPを10減少させ、そのキャラが退場した時にデッキから1枚カードを引く効果を持つ。 稲葉 姫子専用のコンバットトリック。 相手キャラを弱体化させることができ、退場させればドローできる。 稲葉 姫子をメインにするデッキなら採用する価値があるだろう。 《やきもち(108)》と同名カードなので、《ユー子(078)》でサルベージ可能。 カードイラストは第11話「気づきを与えられて始まったという話」のワンシーン。 関連項目 《やきもち(096)》 《やきもち(108)》 《Sweet Devil》 収録 ココロコネクト 01-122 編集
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【登録タグ Akali や ニコニコ外公開曲 曲 音街ウナ】 作詞:Akali 作曲:Akali 編曲:Akali 唄:音街ウナ 曲紹介 RINGO氏がYouTubeにのみアップしていたオリジナル曲。 歌詞 羨望(せんぼう) 嫉妬 嫉妬 嫉妬 指だけの嘲笑 言動 怨悪(えんお) 怨悪 怨悪 形だけの霊障(れいしょう) 最悪だなもう!!!!!!!!!! 現状 BAD BAD BAD 夢だけは上等 洗脳 MAD MAD MAD 表向きは終了 どうやって どうなったって ぼくから逃げること選べないのね そうやって こうなったって きみはそこから動けないの きみの劣勢時(れっせいじ) ぼくのメッセージ 届かないなら 遣(や)る瀬無いな きみ次第なら、ぼくに任せて? 楽にしてあげるから! 生まれ変わった? 大袈裟(おおげさ)だなあ 結局ぼくらは死んですらいないんだ 生まれ変われた? 比べてないで そろそろ気づいてみたらどうだい…? 生まれ変わった? 繰り返すだけだ 結局ぼくらは逃げてるだけなんだ 生まれ変われた? いじけてないでさ。 きみは本当に可哀想かい…? 画面の前で 頭抱えて 溜息ついて 涙堪(こら)えて 我慢できなくなって 覚悟も決まらなくて 不幸祈って 未練たらたら 画面の前で 頭抱えて 溜息ついて 涙堪えて 見てない振りして 普通になりたくて 本当は羨ましくて 劣等感に塗(まみ)れて。 "生まれ変わって"? 大袈裟だなあ 結局ぼくらは死んですらいないんだ 生まれ変われた? 比べてないで そろそろ受け止めてみたらどうだい。 "生まれ変わって 舞台に立って" 結局ぼくらは夢見てるだけだ。 舞台袖で 挫(くじ)けてないでさ… 君は本当は… 生まれ変わった? 変われないなあ 結局ぼくらは中途半端なんだ 卑屈になって 比べてないで そろそろ気づいてみたらどうだい!? 生まれ変わっても 繰り返すだけだ 今の惨状(さんじょう)は逃げた結果だ。 強がって いじけてないでさ。 きみは本当に可哀想だ(笑) コメント 作成ありがとうございます!!! -- 名無しさん (2019-03-29 14 11 21) しゅきぴ -- 名無しさん (2019-08-16 11 44 58) めっちゃ好き~~~~~~~!! -- MAREI (2020-01-23 20 11 24) 名前 コメント
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ろくげんあすとろじー【登録タグ CD CDろ HoneyWorksCD ギガPCD ゴムCD チョリスPCD ヤマコCD】 前作 本作 次作 初恋ノート 六弦アストロジー ずっと前から好きでした。 HoneyWorks チョリスP ゴム ヤマコ ギガP 流通 即売 発売 2013年4月27日 価格 ¥1,500(税込) サークル HoneyWorks CD紹介 音楽ユニット HoneyWorks の 2nd album. 『ヤキモチの答え』『告白予行練習』『竹取オーバーナイトセンセーション』などの既存曲に書き下ろしの新曲を加えた全14曲を収録。 アートワークは ヤマコ氏 が手掛ける。 『ハニワ曲歌ってみた3』と同時リリース。 THE VOC@LOiD 超 M@STER 24(超ボーマス2)にてリリース。通販や書店委託も開始している。 曲目 ラズベリー*モンスター feat. 初音ミク ヤキモチの答え feat. 鏡音レン 告白予行練習 feat. GUMI HELLO feat. 鏡音リン ロクベル feat. IA ハニワの日常~体重計~ feat. 鏡音レン 竹取オーバーナイトセンセーション feat. 鏡音リン、鏡音レン Break Through feat. GUMI SpaceDEV feat. GUMI 090‐XXXX‐XXXX feat. GUMI、IA 第三次プリン戦争 feat. 初音ミク、GUMI 君ガ空コソカナシケレ feat. 初音ミク (Bonus Track 1)スキキライ(ギガP REMIX) feat. 鏡音リン、鏡音レン (Bonus Track 2)初恋の絵本(WINTER MIX) feat. 初音ミク リンク HoneyWorks┏|∵|┛ハニワ庭(作者ブログ) コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2013-04-26 01 24 13) 追加おつです! -- 吟 (2013-04-27 15 36 16) チョリスP! -- 釿 (2013-04-29 10 18 32) アニメイトで売ってたから買っちゃいました(´ω`) -- 名無しさん (2013-05-08 01 18 21) やきもちの答え好き~♪ -- ★☆★ (2013-06-23 20 45 37) 第三次プリン戦争が良かった☆ -- 終焉P (2013-06-23 21 28 12) ヤバい!好きな歌ばっか!今すぐ買いに行かなきゃ! -- れんきゅんlove (2013-06-27 17 01 42) とうとう買えたよ8曲目ハマった -- 良太 (2015-07-09 00 21 15) 未来からやってきました(?)どうも、スミカです!このCDマジ大好き♡ -- スミカ (2019-03-13 18 52 15) 名前 コメント
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キャラクター名:ルー タイトル:やきもちカプリス☆アーティスト名:ルー(悠木碧)とノワ(花澤香菜)発売日:2012/2/8 1. やきもちカプリス★2. やきもちカプリス★ (TV size)3. やきもちカプリス★ Original Karaoke)4. やきもちカプリス★ (TV size Original Karaoke)