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「ねぇ、かがみぃ~」 「うわっ、ど、どうしたのよ、突然っ!」 廊下を歩いてると、突然こなたに、後ろから飛び付かれて思わずドキッとする私。 「にひひ、驚いたかね、かがみ。背後にも気を付けないと、だめじゃん。いつ敵に襲われるかわからないよ~?」 ニヤリと笑いながら、回した手を離さず、顔をこっちに向けている。 「またゲームの話かぁ?そんなこと、現実であるわけないでしょ」 「い~や、わからないよ?かがみは可愛いからね~、いつ野獣化した男子に襲われるか……」 「ば、バカ!そんなことあるわけないわよ!」 「あれぇ~?もしかして、想像してる?」 「するかッ!!」 そう言って、思わず呆れてため息をつく。 「ねぇかがみ~、今日は昼はこっちに来るの?」 こなたの声が、いつもの感じに戻る。 「うん、行く予定よ。そんなの、わざわざ確認する必要ないでしょ」 「良いじゃん、ちょっと聞きたかっただけ~」 まったく……。相変わらず変ね、コイツは……。 まぁ、確かに最近、日下部や峰岸と食べる時もあるけど、 ほとんどそっちに行ってるじゃない。 それに、そういう時は事前に私が一声かけるし……。 「んじゃ、みんなで待ってるね~」 いつものこなたの顔でそう言って、こなたは私から離れた。 「はいはい、お昼まで後一時間あるんだから、授業ちゃんと受けなさいよ」 「いつでもバッチリだよっ!」 「そーゆーのは、人にノート借りなくなってから言いなさいよね」 「うわ、かがみ様、痛いところついてくるね~……」 こなたがそう、言いにくそうに言った時、 次の授業の開始を告げるチャイムが鳴り響いた。 「やば、急がなきゃ!」 「もう、アンタがしがみついてくるからよ!」 私がそう言うと、こなたは気にした素振りもなく、 「とんずら~!」 と、走り出した。 「も~!自分だけいくな~~!」 私も文句を言いながら、急いで自分の教室まで戻った。 授業が終わり、やっとお昼の時間。 それは、学校にいる間で、数少ない、クラスの違いを感じないでいられる時間。 その時間を少しでも親友達と長く過ごしたい。 表には出さないけど、やっぱりみんなといられる時が、最高に楽しいからね……。 ま、こんなこと言った暁には、こなたに何を言われることやら……。 「あ、お姉ちゃん~」 「かがみ、遅い~~」 「かがみさん、いらっしゃいませ」 「ごめんね、お待たせ。ちょっと長引いちゃってさ~」 私はみんなに謝る。 「かがみさんのせいではありませんよ」 「そだよ、お姉ちゃん。仕方ないって」 みゆきとつかさがそう言ってくれたが、こなたは一人、 「抜け出してくれば良かったのに~」 とかバカみたいなことを言っている。 「小学生じゃあるまいし、そんなことできるわけないでしょ」 私がこうやって律儀に突っ込むから、図に乗るのかなぁ……。はぁ。 「ま、いいや。食べよ食べよ~」 みんな、お弁当を開けないで待っててくれたみたいね。 そんなちょっとした気遣いが、嬉しい。 そう感じてる私だった。 「も~、こなたのせいでさっきの授業、危なかったわよ………」 「ごめんごめん」 お弁当を食べ初めて、早速こなたに文句を言う。 「どうしたの?」 「こなたに、前の休み時間に捕まってさ、身動き出来なくて、 危うく遅刻になるとこだったのよ」 「そ、それは大変でしたね、かがみさん」 みゆきが労いの言葉をくれてるけど、当の本人は大して悪びれた様子もない。 「ま、間に合ったから、良いじゃん~?」 「良くないわよ!」 「まぁまぁ、お姉ちゃん、それくらいにしてあげなよ」 つかさはそう宥めてくるけど、事実、後十数秒遅かったら、 本当に遅刻をつけられるとこだったんだから、 これくらい文句言わせてもらわないとね。 「むぅ、かがみんよ、俺の嫁なんだから、それくらいちゃんと許容しなきゃ!」 「誰がアンタの嫁よ!まったく、バカも休み休み言いなさいよね」 「うわ、酷いなぁ」 こなたが口を尖らすけれど、それはもういつものこと。 「えっ!?お姉ちゃんってこなちゃんのお嫁さんだったの!?」 つかさがワンテンポ遅れて驚く。 「だから、違うって言ってるじゃない!」 双子の妹にまで突っ込まなきゃいけないんだから、私も楽じゃないわ……。 そう思っていると、以外なところからも以外な言葉が出る。 「でも、お二人とも、お似合いですよ?」 「み、みゆきまで、何言ってるのよ!」 「おお!かがみん、これならきっと私達の未来は明るいね! 結婚式はお互いが選んだ料理を交換して食べあうっていう連邦形式のがいいなぁ…… かがみんが何を私のために用意してくれるのか楽しみだ~。 あ、つかさとみゆきさん、仲人として、ウェディングサポートの抽選の登録お願いするね~」 「勝手に話進めるな!第一、何よ、その抽選って!またゲームかっ!」 「さすがかがみん!ちゃんと分かってるね☆それでこそ俺の嫁」 「だから勝手にわけわからんこと言うなーーッ!」 こんな、わけのわからない会話だけど―――― 私にとって、最高に楽しい時間―――。 いつからだろうか……? こなたのことばかりを、考えるようになったのは。 今日だって、ほとんどこなたのことばっかり考えていたきがする。 いつからだろうか……? こなたの事を考えると、顔を見ると、話をしていると、落ち着かなくなったのは……。 今日のお昼だってあんな話をした後、こなたの顔をまともに見れなかった。 と言っても、時々、本当に時々だし、いつものように接せられてるし、 これといって困ったこともないから、あまり気にしないけれど……。 私は夜、ベッドの中でそんなことをふっと思っていた。 でも、この気持ちが何なのか、未だにわからない。 多分、保護者的な気持ち……なのかな……? 今まで生きてきて、こんな感情になったことがないからわからないけど……。 多分、手話のかかる子どもを世話する母親の感覚なんだろうな、と勝手に思う。 ま、何でもいっか……。 丁度身体も温まってきたし、明日も授業あるから、ちゃんと寝とかなきゃ。 もし寝坊なんかしたら、つかさの事いえなくなっちゃうしね。 そう思って目を瞑った暗闇にうつる、あいつの顔。 はあ、なんて小さなため息をつく私。 私はまだ知らない。 今日という日が眠れない夜を過ごすことと、自分の心を―――。 うつるもの2へ続く コメントフォーム 名前 コメント (≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-01-01 08 21 27)
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No.245 テイルーン プロキオン デネブ 図鑑 タイプ ゴースト ひこう 特性 エアロック 種族値 HP 75 攻撃 95 防御 75 特攻 95 特防 75 素早さ 85 合計 500 進化 進化前 クラウン 進化1 進化なし 進化2 進化なし 進化3 進化なし 進化4 進化なし 進化5 進化なし 入手方法 生息地 - 入手方法 - 努力値 HP 0 攻撃 1 防御 0 特攻 1 特防 0 素早さ 0 タマゴデータ タマゴグループ 不定形 妖精 孵化歩数 6400歩 隠しデータ 性別比率 ♂50.0% / ♀50.0% 被捕獲率 45 初期懐き度 70 基礎経験値 150 経験値タイプ 100万 野生で持っている道具 ときどき(50%) なし たまに(5%) ナモのみ 習得技 レベルアップ とくだいキノコ 技マシン タマゴ技 レベルアップ Lv 技 1 ハリケーン 1 たいあたり 1 うたう 1 かぜおこし 5 ふきとばし 9 かげうち 14 じゅうりょくは 18 あやしいかぜ 22 しんぴのまもり 27 ソウルシェイプ 31 エアスラッシュ 33 じんつうりき 37 シャドーボール 44 マジックコート 50 シャドーアタック 56 サイコバーン 56 ひかりのかべ 63 リフレクター 69 ブレイブバード ▲ とくだいキノコ Lv 技 1 ウェザーボール 1 ナイトヘッド 1 なきごえ 10 ねんりき 10 こらえる 20 ぎんいろのかぜ 20 わたほうし 30 アクロバット 30 しねんのずつき 40 かまいたち 40 みちづれ 50 ほろびのうた 60 ゴッドバード ▲ 技マシン No. プロキオン 02 みずのはどう 06 でんじは 27 やつあたり 29 サイコショック 33 リフレクター 40 つばめがえし 42 ビッカリだま 43 リサイクル 49 めぐみのつばさ H2 そらをとぶ H4 かいりき No. デネブ 02 みずのはどう 06 どくどく 08 あやしいかぜ 09 エアスラッシュ 26 ライフダウン 27 おんがえし 29 サイコショック 33 ひかりのかべ 40 マジカルボイス 43 はねやすめ 49 ジェットシュート H2 そらをとぶ H4 かいりき ▲ タマゴ技 技 アンコール いたみわけ いやしのはどう エアカッター けたぐり コットンガード さいみんじゅつ じこさいせい ソウルストライク ソウルブレイク のりうつる ゆめくい ▲
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No.178 パンプッチ プロキオン デネブ 図鑑 タイプ くさ フェアリー 特性 ふゆう ふみん 種族値 HP 90 攻撃 50 防御 61 特攻 105 特防 110 素早さ 84 合計 500 進化 進化前 パンプリー 進化1 進化なし 進化2 進化なし 進化3 進化なし 進化4 進化なし 進化5 進化なし 入手方法 生息地 - 入手方法 - 努力値 HP 0 攻撃 0 防御 0 特攻 0 特防 2 素早さ 0 タマゴデータ タマゴグループ 植物 妖精 孵化歩数 5120歩 隠しデータ 性別比率 ♂50.0% / ♀50.0% 被捕獲率 45 初期懐き度 70 基礎経験値 179 経験値タイプ 80万 野生で持っている道具 ときどき(50%) なし たまに(5%) ようせいのはね 習得技 レベルアップ とくだいキノコ 技マシン タマゴ技 レベルアップ Lv 技 1 サイコキネシス 1 トリックルーム 1 おどろかす 1 ねがいごと 1 ようせいのかぜ 1 チャームボイス 6 チャームボイス 10 げんわくごな 15 ライフダウン 19 マジカルボイス 24 あまえる 28 アロマウインド 31 マジカルシャイン 35 エナジーボール 41 マジックコート 48 ムーンフォース 54 わるだくみ 61 リーフストーム ▲ とくだいキノコ Lv 技 1 かげうち 1 ドレインキッス 10 ナイトヘッド 10 つぶらなひとみ 20 パワースワップ 20 ガードスワップ 20 つきのひかり 30 さいみんはどう 30 ミラーコート 40 みらいよち 50 のりうつる 60 ソーラービーム ▲ 技マシン No. プロキオン 06 でんじは 21 やどりぎのタネ 27 やつあたり 29 サイコショック 33 リフレクター 34 バッドポイズン 42 ビッカリだま 43 リサイクル 44 おにび H1 いあいぎり H4 かいりき No. デネブ 06 どくどく 07 フリーズショック 08 あやしいかぜ 19 ギガドレイン 26 ライフダウン 27 おんがえし 29 サイコショック 33 ひかりのかべ 34 ヘドロウェーブ 40 マジカルボイス 44 おにび H1 いあいぎり H4 かいりき ▲ タマゴ技 技 あくむ アンコール いたみわけ うそなき かまいたち クロスポイズン サイコウェーブ サイコバーン しんぴのまもり スピードスター ソウルストライク トリックルーム ねむりごな のろい バリアアタック ひかりのはどう ふういん ▲
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No.254 トコヤミ プロキオン デネブ 図鑑 タイプ あく ゴースト 特性 いたずらごころ あとだし 種族値 HP 65 攻撃 95 防御 85 特攻 90 特防 75 素早さ 70 合計 480 進化 進化前 ヤミラミ 進化1 進化なし 進化2 進化なし 進化3 進化なし 進化4 進化なし 進化5 進化なし 入手方法 生息地 - 入手方法 - 努力値 HP 0 攻撃 2 防御 0 特攻 1 特防 0 素早さ 0 タマゴデータ タマゴグループ 人型 孵化歩数 6400歩 隠しデータ 性別比率 ♂50.0% / ♀50.0% 被捕獲率 30 初期懐き度 35 基礎経験値 178 経験値タイプ 105万 野生で持っている道具 ときどき(50%) なし たまに(5%) こうかくレンズ 習得技 レベルアップ とくだいキノコ 技マシン タマゴ技 レベルアップ Lv 技 1 じしん 1 にらみつける 1 ひっかく 1 もぐる 1 しっぺがえし 4 みやぶる 6 ナイトヘッド 9 おどろかす 11 みだれひっかき 14 みきり 16 ダークロアー 19 だましうち 21 ねこだまし 24 おしおき 26 はたきおとす 29 シャドークロー 31 あやしいひかり 34 しねんのずつき 36 パワージェム 41 シャドーアタック 45 ワームホール 50 ジェムレーザー 54 くろいまなざし 59 いのちとり ▲ とくだいキノコ Lv 技 1 バークアウト 1 つめとぎ 10 げんしのいぶき 10 てだすけ 20 ふくしゅう 20 くすぐる 30 ねらいうち 30 ゾンビタッチ 40 ふいうち 50 のりうつる 60 ダークリゾルブ ▲ 技マシン No. プロキオン 02 みずのはどう 08 げんしのちから 09 もぐる 27 やつあたり 28 あなをほる 34 バッドポイズン 40 つばめがえし 42 ビッカリだま 44 おにび H1 いあいぎり H4 かいりき H5 フラッシュ No. デネブ 02 みずのはどう 06 どくどく 08 あやしいかぜ 14 グロウパンチ 21 ちょうはつ 26 ライフダウン 27 おんがえし 28 あなをほる 42 じならし 44 おにび H1 いあいぎり H4 かいりき H5 フラッシュ ▲ タマゴ技 技 いたみわけ おいつめる けたぐり じこあんじ じこさいせい シャドーパンチ ソウルシェイプ ソウルストライク ソウルブレイク ダークリゾルブ つきのひかり でんげきは トリック なりきり ふういん フェイント ブラックホール マグナムパンチ マジックコート メタルバースト ゆうわく ゆびをふる よこどり ラップおん れんぞくぎり ▲
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No.253 ヤミラミ プロキオン デネブ 図鑑 タイプ あく ゴースト 特性 するどいめ あとだし 種族値 HP 50 攻撃 75 防御 75 特攻 65 特防 65 素早さ 50 合計 380 進化 進化前 なし 進化1 レベル36以上でトコヤミに進化 進化2 進化なし 進化3 進化なし 進化4 進化なし 進化5 進化なし 入手方法 生息地 - 入手方法 - 努力値 HP 0 攻撃 1 防御 1 特攻 0 特防 0 素早さ 0 タマゴデータ タマゴグループ 人型 孵化歩数 6400歩 隠しデータ 性別比率 ♂50.0% / ♀50.0% 被捕獲率 45 初期懐き度 35 基礎経験値 98 経験値タイプ 105万 野生で持っている道具 ときどき(50%) なし たまに(5%) こうかくレンズ 習得技 レベルアップ とくだいキノコ 技マシン タマゴ技 レベルアップ Lv 技 1 にらみつける 1 ひっかく 4 みやぶる 6 ナイトヘッド 9 おどろかす 11 みだれひっかき 14 みきり 16 かげうち 19 だましうち 21 ねこだまし 24 おしおき 26 はたきおとす 29 シャドークロー 31 あやしいひかり 34 しねんのずつき 36 パワージェム 39 シャドーボール 41 イカサマ 44 ダークハンド 46 くろいまなざし ▲ とくだいキノコ Lv 技 1 バークアウト 1 つめとぎ 10 げんしのいぶき 10 てだすけ 20 ふくしゅう 20 くすぐる 30 ねらいうち 30 ゾンビタッチ 40 ふいうち 50 のりうつる ▲ 技マシン No. プロキオン 02 みずのはどう 09 もぐる 27 やつあたり 28 あなをほる 40 つばめがえし 42 ビッカリだま 44 おにび H1 いあいぎり H5 フラッシュ No. デネブ 02 みずのはどう 06 どくどく 08 あやしいかぜ 14 グロウパンチ 21 ちょうはつ 26 ライフダウン 27 おんがえし 28 あなをほる 44 おにび H1 いあいぎり H5 フラッシュ ▲ タマゴ技 技 いたみわけ おいつめる けたぐり じこあんじ じこさいせい シャドーパンチ ソウルシェイプ ソウルストライク ソウルブレイク ダークリゾルブ つきのひかり でんげきは トリック なりきり ふういん フェイント ブラックホール マグナムパンチ マジックコート メタルバースト ゆうわく ゆびをふる よこどり ラップおん れんぞくぎり ▲
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【憖】 総画:16画 音訓:キン、ギン、なまじい、なまじ 字義:①完全ではなく、中途半端であるさま。いいかげん。なまじっか。「―なことでは承知しない」 ②そうすそうするのは無理なのにあえてするさま。 ③しなくてもいいのにするさま。 【憇】 総画:15画 音訓:カイ、ケイ、いこい、いこう 字義:一息つく。休む。いこい。 ※「憩」の俗字。 【憬】 総画:15画 音訓:キョウ、ケイ、あこが(れる) 字義:①気がつく。 ②遠く行くさま。 ③あこがれる。 しょうけい【憧憬】 あこがれること。あこがれの気持ち。「欧米の絵画に―する」 【憔】 総画:15画 音訓:ジョウ、ショウ、やつれる 字義:やつれる。 しょうすい【憔悴】 心配や疲労・病気のためにやせ衰えること。「―した顔」 【憚】 総画:15画 音訓:ダン、タン、はばか(る) 字義:はばかる。 はばかる【憚る】 ①差し障りをおぼえてためらう。気がねする。遠慮する。「世間体を―・る」「他聞を―・る」「だれにも―・らず自由に生きる」 ②幅をきかす。増長する。いばる。「憎まれっ子世に―・る」 ③いっぱいに広がる。はびこる。 きたん【忌憚】 ①いみはばかること。きらいいやがること。「友達から―され軽蔑されるような人間」 ②遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。「どうぞ―のないご意見を」 【憊】 総画:16画 音訓:バイ、ハイ、つかれる 字義:疲れきる。力を使い果たす。 こんぱい【困憊】 困って疲れはてること。「身も心も―しきる」「疲労―」 【憑】 総画:16画 音訓:ビョウ、ヒョウ、つ(く)、つ(かれる)、よる、たのむ 字義:①よりかかる。頼みにする。よりどころ。 ②霊がのり移る。つく。 しんぴょうせい【信憑性】 情報や証言などの、信用してよい度合い。「―が薄い」 ひょうい【憑依】 ①頼りにすること。よりどころにすること。 ②霊などがのりうつること。「悪霊が―する」 【憫】 総画:15画 音訓:ミン、ビン、あわれむ、うれえる 字義:気の毒に思う。あわれむ。 れんびん【憐憫】 かわいそうに思うこと。あわれむこと。あわれみ。れんみん。「―の情」 【憮】 総画:15画 音訓:ム、ブ、いつくしむ 字義:がっかりする。失望する。また、驚きあきれる。 ぶぜん【憮然】 失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。「―としてため息をつく」「―たる面持ちで成り行きを見る」 【懌】 総画:16画 音訓:ヤク、エキ、よろこぶ 字義:よろこぶ。 えつえき【悦懌】 よろこぶこと。「深く―する」
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「ふあ~、おはよぉ~」 「おはよう、つかさ」 「あれ、お母さん、お姉ちゃんは?」 「先に行ったわよ。何だか、学校で用事があるって言ってたわよ」 「用事?あれぇ、今日ってなんかあったっけなぁ?」 「ところで、つかさ」 「なぁ~に、お母さん?」 「時間、大丈夫なの?」 「えっ?」 てん、てん、てん・・・。 「うわあああっ!!お母さぁぁーん!!何で起こしてくれたなかったのぉぉーーッ!?」 ――――朝のHR開始チャイムが鳴り響く。 ふぅ、流石に朝から会いにきたりはしなかったわね…………。 思いを封じるって決めた。 だから気持ちが落ち着くまで、こなたと会うのは少し自粛。 それを決意するつもりで、今日は早く家を出てきた。 つかさのこと、置いてきちゃったけど、大丈夫かな………? お母さんいるし、流石に遅刻はしないと思うけど、走らせちゃったかも……? 「ふぇぇぇぇ~~~~ん!!鳴り終わらないでぇぇぇぇ~~~~~」 ……今、校門のほうから、なんか聞こえてきた気がするけど、多分気のせい………よね。 「日下部、峰岸、今日お昼、一緒にどう?」 「柊から誘ってくるなんて珍しいな~」 「確かにそうだね。どうかしたの、柊ちゃん?」 あ、あのなぁ…………。 「私がアンタ達を誘うのが、そんなおかしいか……?」 「「うん」」 二人の声が寸分の狂いもなく、完全にハモった。 私は思わず呆れる。 「自分達で言ってて、悲しくならない……?」 「えーだってなぁ?」 「そうだよね?」 二人は、お互い頷きあう。 「「私たち、はいけ―――」」 「はいっ!悲しい発言ストーーーップ!!」 私は、反射的に二人の口を塞いでしまった。 「あ、ご、ごめん、ついこなたと同じノリで言っちゃったわ」 私は二人から手を離す。 「柊、ちびっ子たちとばっかりじゃん?」 「ま、まぁそうだけど……」 そ、それは認めざるを得ないわね……。 「柊ちゃんも、泉さんたちといるときのほうが楽しそうだしね」 「そ、そんなことないわよ」 うう、ちゃんとみんな分かってたのね……。 改めてこういわれると、恥ずかしさと申し訳ない気持ちでいっぱいになるわ……。 「だからどうしたんだって思ったんだってヴぁ。どうかしたのか?」 「ケンカでもしたの?」 「もう、だからそんなんじゃないって」 ちゃんと自分のクラスの友達のことも、見直さなきゃいけないわね……。 私は心の中でこっそりとそう思った。 「かがみ~、帰ろ~」 最後の授業が終わったら、こなたが私のクラスまで迎えに来た。 「おぉ~っす、ちびっ子」 「こんにちは、泉ちゃん」 「みさきちに峰岸さん、おひさ~。かがみがいつもお世話になってます」 「私はアンタの子供かなんかか!」 良かった……いつも通りに突っ込めてる。 私は、表情にはださないけど、気持ちだけこっそりと胸をなでおろす。 「え~?言う必要あるの~~?」 「わかった……。わかったからみなまで言うな……」 また、私の気持ちを何にも知らないで、俺の嫁とか言うんだろうな、きっと……。 「それじゃあ日下部、峰岸、また明日」 「おう、また明日な~」 「バイバイ、柊ちゃん」 私は二人に別れを告げて、こなたとともに、教室を出た。 「なんだよあやの、別に柊とちびっ子、ケンカなんかしてね~じゃね~かよ~」 「そうだったみたいね。良かった」 「でも、確かに柊、いつもとなんか違ったな」 「やっぱりみさちゃんも、そう思った?」 「なんか、我慢してるっていうかな……」 「何か悩み事があるのかな?」 「うう~ん、バカな私にはわからん……」 「でもみさちゃん、バカにしかわからないこともあるよ?」 「そ、そうだな!私もここは一つ、気合いを入れるぜ!」 「そのいきだよ、みさちゃん」 「ここで活躍して、背景の汚名を挽回するぜ!」 「みさちゃん、汚名は返上するんだよ……?」 「あれ、そだったな!じゃあ名誉返上か!」 「名誉は挽回するんだよ、みさちゃん……」 「むむ……あやの、水をさすのは禁止だってヴぁ……」 「ご、ごめんね、みさちゃん……」 「なぁ、あやの?」 「何?」 「あやのもやっぱり、私のこと、バカだと思ってるんだな……。 さっき、バカにしか~とか言ったし……」 「う……ち、違うの、そんなつもりじゃ……」 「せっかく一晩もそのアイテム落とすモンスターを張ってたのに、 結局とられちゃってさ~。あの時はホント悔しかったよ」 「それは残念でしたね……」 「こなちゃん、次は頑張ってね」 「アンタは、またそんなバカみたいなことばっかりしてる時間があったら、 少しは宿題とかしなさいよね」 帰り道。いつものみんな。 やっぱり、楽しい。 日下部や峰岸には悪いけど、やっぱり私もみんなと同じ、B組が良かったな……。 ドキドキしてないか、と言われたら、さっきから凄いしてる。 やっぱり、すぐに抑えられるものじゃないみたい……。 でも、これくらいの時間なら大丈夫。 ちゃんと『理想の友達像』を保てる。 「大丈夫、私にはかがみがいる!宿題なんて、イチコロさ~♪」 「言っとくけど、そんな理由を聞いたら、もう貸さないわよ」 ちゃんと自分の気持ちに向き合って、そうするって決めたから、 前より気持ちを抑えられるのかな。 私がそう思った途端、何かが私の身体に触れる。 驚いてそっちを見ると、こなたが私の腕をつかんで、さらに頬擦りしてきた。 「かがみ~そんなこと言わないでよ~~」 な、ななな、ななななななな!? 顔が熱くなってきてる……そ、それより、心臓がまた……音…… こ、こなたに聞かれちゃう……!! 「ちょっ、ちょっと、離しなさいよ」 私はこなたの手から慌てて腕を離れる。 「かがみ……?」 「お、お姉ちゃん……?」 「かがみさん……?」 ちょっと驚いたみんなの顔。 直視出来ず、私は逆方向を向く。 最優先は平常心を取り戻すこと。 「ごめん……」 誰にむけられたのかわからない、そんな言葉を私は呟いた。 「かがみぃ~、何動揺してるのかな~?身体が疼いてきちゃった?」 こなたが突然、そんなことを言い出した。 それはあたかも、私が作ってしまった気まずい雰囲気を壊すようだった。 「ち、違うわよ!!」 落ち着いてないけど、何とか言葉は出た。 「そう言えば、みゆきさん、この前ちょっと気になったんだけど、 何でCDとかって、大体限界の時間が全部同じなの~?」 「あ、それ私も不思議に思ったことある~!」 「それはですね、日本人指揮者である――――」 こなたが、話を変えてくれた。 ―――私のために。 ……ありがとう、こなた。 私は声に出さず、そう言った。 翌日には、またいつも通りの私に戻れた。 前ほどじゃないけど、私はちゃんとこなた達と一緒にいる。 この前のアレ以降、これと言った問題はない。 ちゃんと、気持ちを抑えられてる。 ちゃんと、友達を演じてられている。 私の名前の由来は鏡―――。 鏡はうつすもの。 鏡にうつるものは、私。 私という役者が、友達という役の演技をしているのを映している。 私という鏡は、ちゃんと理想の友人像を映している。 哀しいことなんて、何もない。むしろ、嬉しいことだ。 なのに――― どうしてこんなにも、鏡の中の私は辛そうなの? どうしてこんなにも、鏡の中の私は訴えかけてるの? どうしてこんなにも、私の中の鏡は割れそうなの? 私の頬を、冷たいものが二つ伝う。 これが私の本心……? 相変わらず、部屋は真っ暗。 誰もいない。 今日は新月。誓いの証人もいない。 そんな今くらい、いいよね……。 本当の気持ちを晒したっていいよね……。 「うぅ……こなたぁ……こな……た…」 何で、私の隣にいてくれないの……? 何で、私を泣かせたままにするの……? 何で、私に何もしてくれないの……? ねぇ、何で……?どうして……?どうしてなの……? なにか言ってよ……。 なにか答えてよ……。 私の気持ちを、受け入れて…………。 自分がそうしてくれないことを望んでたってわかってる。 ワガママだってわかってる。 でも、お願い――――。 今だけ……今だけでいいの――――。 素直にならせて―――――。 明かり一つない部屋。 嗚咽と名前を呼ぶ声だけが、響き続ける―――。 うつるもの4へ続く コメントフォーム 名前 コメント ( ;∀;)b -- 名無しさん (2023-01-01 09 21 26) 辛いな…。 -- 名無し (2010-04-29 20 25 17) 切ねえ… -- 名無しさん (2008-10-03 21 09 10)
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空はもう完全に暗くなっていた。 街灯が街を薄暗く照らす中を、私は走り続ける。 早いペースで吐かれる白い息が、夜の寒さを証明する。 はぁ、はぁ……げほっ……はぁ、はぁ………。 ずっと走り続けていたせいか、両脚に激痛が襲う。 体力も、とっくに限界を超えている。 「ぁっ………」 ふわりと私の身体が宙に浮き、そのまま地面に倒れる。 「いたた………」 こんな、なんにもないところで転んじゃうなんて……。 もしこなたに見られたら、またからかわれちゃうな……。 『かがみぃ~、こんなところで転んじゃうなんて、もしかして、ドジッ娘属性もあったのかな~? ツンデレにドジッ娘……。よくゲームにでてくるパターンだねぇ~?? また1つかがみんの魅力に気づいちゃったよ~♪ でも、俺の嫁なんだから、ちゃんと身体を大事にしてよね~?』 こなたのニヤニヤ顔と独特間の延びした声が浮かぶ。 ―――こなただけじゃない。 『信じてます、かがみさん』 うん―――。そうだよね―――。 『お姉ちゃんが、できないことなんてないよ!』 みんな、私を信じてくれてる――。みんな、私を支えてくれてる――。 『こなたを……頼んだよ』 近くからも―――。 『……あの子を……お願いします』 彼方からも―――。 みんなの気持ちを、無駄にできない。 私の覚悟を、曲げられない!! 「しっかり……しなさい……!今だけでいいから……!!」 振り疲れた腕を叱咤し、疲労困憊の脚に力を込め、なんとか立ち上がる。 痛っ……。 今までとは違う痛みを感じ、見ると、右脚から赤い鮮血が流れていた。 転んだ時に怪我しちゃったみたいね……。 でもこれくらい、どうってことない。 こなたへの気持ちを我慢していた頃に比べたら、ちっとも辛くない。 『わあぁ!お姉ちゃん、その脚どうしたの!?』 『かがみさん、すぐ消毒しましょう!菌が入ってしまうと大変です!』 『かがみん何してたの?もしかして獣人と戦闘してその程度の傷っていうわけじゃ……』 頭だけは、ちゃんと働くみたいね………。 『誰が戦闘するか!』 私も、『いつものみんな』の中に入る。 こなた、聞こえてる? 私はね、そんないつもの風景を取り戻しに来たの。 あなたを取り戻しに来たの。 わたしを―――――取り戻しに来たの。 それだけを、その場所だけを目指して、走り出した。 さっきまでの疲れが嘘のように消え、脚の傷の痛みなんて少しも感じなかった。 まるで、昼に屋上の空を祝福していた神様が、今度は私を祝福してくれてるみたいだった。 ―――ありがとうございます、神様―――。 心の中でお礼を言った。 見慣れた建物が、見えてきた。 そう、そこは―――学校。 やっと着いた……!! こんなにも望んで、強い思いを抱いて校門をくぐるのは、初めてだった。 「こなた……!!」 早く探さないと……!! 校舎の中は昼とは違い、多分つかさなら怖がってその場から動けなくなるくらい、真っ暗。 ………………私も正直、怖い。 けれど今はそんなこと言ってられない。 感覚を頼りに教室を目指し、月明かりに照らされた廊下を駆け抜け、扉を開ける。 そこには暗闇に覆われた光景が広がっていた。 「こなた……?」 呼び掛けた相手の有無を確認するように、名前を呼ぶ。 存在が認知出来るのは、机と椅子と窓と黒板。 ………こなたの姿はなかった。 まだ――。 まだ1つしか見てないじゃない。 まだこなたがいないって決ったらワケじゃないわ。 ――窓には、少し陰った月がうつっていた。 私はやみくもに探し回る。 けれどその姿はない。 こなた、何処にいるの……!? こなた、こなた、こなた……!! ねぇ、隠れてないで、出てきてよ!! こなた、お願いっ!!私の願いに応えて……!! 私はその名前を呼び続けた。 けれど声は闇に吸い込まれていくだけだった。 最後の教室――――。 私はすがるような思いで扉を開ける。 熱いものが込み上げてきて、視界が歪む。 そこにも、私の求めてる姿はなかった――――――。 まだ……まだ……。 そう思いたい。だけど、もう探す場所がない。 もう一度探してみよう……。 ほんの数十分前まで気にならなかった疲れと痛みが、徐々に襲ってくる。 それでも私は来た道を戻りながら、一つひとつ見て回る。 けれど、どこの教室もあるのは暗闇だけ。 漆黒の空にたった一つ浮かぶ光。 空の教室を見る度に、その光も暗雲に覆われていく。 さっきまで私の中であんなに強い意志という名の光を放っていた心は、 今ではとても弱々しい、今にも消えてしまいそうなほど儚いものになっていた。 スタートラインだった教室。 今、そこに私は戻ってきた。 これが最後。 ………怖い。 もしこなたがいなかったら………。 ううん、いない確率のほうが高い……。 『扉をあける』という、誰でも日常的にやっていること。 今の私にはそれが計り知れないほどの恐怖の対象だった。 ―――こなた―――。 震える手で、扉を開けた。 ――――あったのは、どこまでもつづく暗闇。 ………こなたぁ……。 ねぇ……どこなの……? ……もしかして……違ったの……? こなたの望んでいたことは、私の望んでいたことと違ったの……? 私の中の僅かな光さえも、闇に――――。 月明かりが照らす僅かな光の中。 そこにうつるもの――――。 私の心の闇の中を、一筋の光が差し込み始めた。 小さな身体。 蒼の長い綺麗な髪。 頭に象徴を主張するようにあるアホ毛。 右目の下の泣き黒子。 エメラルドグリーンの瞳。 私の目にうつるもの―――。 一筋の光が、一瞬で大きくなった。 「こなたぁっ!!!」 私はその名前を呼んでいた。 また走り出していた。 さっきまでの辛さを少しも感じなかった。 私の心は、完全に光を取り戻していた。 そこは―――― ―――3年C組。私のクラス。 こなたはいてくれた。 私が思ったところに。 その小さな身体をさらに小さくして、膝を抱えて座る姿がそこにあった。 「こなた……!」 私はただただ嬉しくて、その名前を呼ぶ。 「か、かがみ……?」 こなたは対照的に、暗く小さな声で私の名前を呼んだ。 「本当にかがみなの………?夢とかお化けじゃない……?」 「そうよ……」 「さっきのも、夢じゃなかったんだ……」 こなたはびっくりしたような顔になった。 「こなた……な、なにやってたのよ……?」 息があがってしまい、単純な言葉しか話せないのが、もどかしい。 「今日休んだ分のノート写させてもらいたいから、かがみが来るのを待ってようかなって……」 「何時間……待つつもりなのよ……!」 「6時間でも12時間でも24時間でも……。かがみが朝に登校するのを待ってるつもりだったよ。 ほら私、ネトゲのモンスターの出現待ちとかで、待つのには慣れてるしね」 放課後から朝まで。 半日を越える時間。 わざわざ制服をきているし、本気で待つつもりだったんだろう。 「もう……!何言ってんのよ……!」 こなたが言っていることが建前だっていうのは分かる。 ……何で……。何でそこまでするのよ……。 私のためにそこまでしてくれたのはすごく嬉しい。 だけど、こなたがそんな辛い思いするようなことしなくていいのに……。 悪いのは私なんだから、辛いのは私だけで良いのに……。 「……かがみはどうしてこんなところに……?もしかして、忘れ物? 人に見られちゃマズイ物だから、夜に取りに来たのかな~?」 「バカ……。アンタを探してたのよ……!」 「えっ………?」 こなたは驚いたような顔になる。 「かがみが、私を……?」 「そうよ!な、なんかおかしいの!?」 もう息は整っていた。 「かがみはやっぱり優しいね……。私なんかのこと、探してくれてたんだ……」 「当たり前じゃない……!」 だって、こなたに会いたかったから……! 「…………ありがとう」 「私がそうしたかったからやったのよ。だから、お礼を言われる資格はないわ」 そう、これは私の意志――――。 だから私は今、こうしてこなたの前にいれる。 「私もかがみに会いたかった……。だから、学校に来たんだけど、もう放課後で……。 かがみがいるわけなかったんだよね……」 「こなた………」 待たせてごめんね……。 もっと早く気づいてあげればよかったのに……。 「かがみ、ごめん」 「こなたは謝らなくていいの。だって―――」 「何も言わないで良いよ。私、分かってるから……」 「違うの!」 「私、何か怒らせることしちゃったんだよね。だから、私のこと、最近避けてるんだよね……」 「こなたのせいじゃ―――」 言い終わる前に、言葉が止まった。 小さな身体が、小さな声が、小さく震えていた。 「ごめん……ごめん……なさい……。私……何でも……するから……かがみが…… して……欲しいこと……絶対……するから……許して……かがみ……お願い……」 こなたが……あのこなたが、泣いてる……。 いつもふざけたことばっかり言ってるこなたが……。 いつも私の宿題を写してばっかりのこなたが……。 いつも猫口で私の名前を呼んでくれるこなたが……。 いつも私の隣にいてくれたこなたが……。 私の好きな――ううん、愛してるこなたが……。 そのこなたが、泣いている。 こなたに悲しい涙を流させてるのは誰――? ――私だ。 なら、私のすべきことは何―――? ――それは、私が一番よく知ってる。 「こなた、ごめんね………」 「えっ……?」 私は、こなたをぎゅっと抱き締めた。 「謝らなくちゃいけないのは、私……。ごめんね……。 私にもっと勇気があれば、こなたにこんな悲しい思いをさせずにすんだのに……」 「かがみ……どうゆう……こと……?」 私は、こなたを抱き締めていた手を離し、こなたと向き合う。 「私、こなたのことが好き。世界中で一番好き。誰よりもこなたを愛してる」 「えっぇっ……?」 こなたの顔が、見たことがないくらい真っ赤になっている。 「ずっと、自分の気持ちを抑えてた……。こなたに迷惑かかるって思って。 それにもし伝えて、それで断られたら、こなたと、それからつかさやみゆきとも一緒にいられなくなるって……」 辛かった。でも、それが最善の策だと思ってた。 「だから、こなたと少し離れて気持ちを消そうって思ったの。 でも逆に、気持ちはどんどん大きくなっていちゃって……」 そう、自分の気持ちにウソはつけない。 「こなたが今日休んで……つかさとみゆきに呼び出されたわ。 そこで二人に言われて、やっとこなたと向き合う勇気が持てたの」 こなたは呆然としていたけど、すぐハッとなったように慌て始める。 「でも私、背も小さいし、胸もないし、オタクだし、アニメとゲームとマンガの 話ばっかりだし、勉強出来ないし、宿題も写してもらってばっかりだよ……?」 「バカ……。そんなところも全部好きなのよ」 こなたの全部。良いところも悪いところも。 その全てを、私は好きになったんだ。 「かがみ……」 こなたが、顔を伏せる。 「でも、女………だよ………?」 こなたもやっぱりそう思ってたんだ……。 でも、私の答えはもう出てる。 「私もずっと悩んでた……。でもわかったの。 私は一人の人間として、こなたを好きになったんだから、性別なんて関係ないって」 「ぁっ……」 「だから、こな――」 「かがみッ!!」 こなたが抱きついてきた。 「私もかがみのことが好き!」 「こなた……!」 私もこなたを抱きしめ返した。 「私も怖かったんだ……!かがみ、普通に彼氏とか作りたいみたいだったから……。 だから、身近に自分のことを好きだと思ってる『女』がいたら、距離を置かれると思った。 そしたら、今までみたいに、かがみと一緒にいることも出来なくなる……。 それだけは、絶対嫌だったんだ……。だから、隠そうと思った。 少しかがみに触れたり、私の嫁だって言うくらいなら良いよね、って自分に言い聞かせて、 それで我慢しようとしてたんだ。でもかがみはそれも嫌がってるみたいだった――。 だから、もう私はかがみの近くにいることを諦めたんだ……。 もう、私にはかがみの近くにいる資格をなくしちゃったから……」 それって――――私と同じ―――。 「でも、私は耐えられなくなっちゃったんだ……かがみが近くにいてくれないことに。 資格がないのに会おうとするのは、違反だってわかってたよ。 でも、自分の心にウソをつけなかった。 だから、無理やりにでも明日学校にくるまで、かがみを待ってることにしたんだ」 すごい……。こなたは私と違って、強いのね……。 「こなたは、自分でちゃんと正しい答えをだせたんだ……」 「実は……そうでもないんだよね……」 こなたはあはは、と笑いながら言いにくそうに言った。 「えっ?」 「実は私も、つかさやみゆきさんに色々言われてね……。 でも私、悪い想像ばっかりしちゃっててさ。それじゃダメだ!って思って、 今日休んでずっと考えた。それで、行動に移そうって決めたんだ」 「そうだったんだ」 つかさ、みゆき……本当にありがとう。 もし二人がいなかったら、私たちはきっと今ここにいなかった。 二人には、感謝してもしたりないわ……。 「ね、かがみ。私からも言わせて」 その時のこなたの顔は、力強かった。 「う、うん……」 「私もかがみのこと、1億年と2千年前から愛してる!!」 こなたの言葉が、私の心に何度も木霊する。 ――嬉しい。 私とこなた、ちゃんと繋がってる。そんな気がする。 でも、不思議……。照れくさくなると、つい憎まれ口を叩いちゃう。 「もう、こんなときにもアニメネタか」 「いいじゃん。そうゆうところも好きでいてくれてるん……でしょ?」 「ば、バカ……。恥ずかしいこと言わせるな……」 「自分で言ったことなのに照れてるかがみ萌え♪」 こなたは、もういつものこなたに戻っていた。 「う、うるさいわね……!もう、せっかくのムードが台無しよ」 「むふふ、かがみ、かっこよかったよ~?あんなこと言われたら、誰でもイチコロだよ♪」 「そ、そうゆうこなたも、さっき私のお願い、なんでも聞いてくれるって言ったわよね」 「い、言ったけど、それが?」 泣いたことが恥ずかしかったのか、こなたは少し顔を赤くして言った。 「それじゃ、一つ聞いてもらおうかしら」 「でも良いの?一回限定だよ?」 「そんなこといつ言ったのよ?」 「七つの玉で召喚される大きな龍だって、一回でしょ?」 また適当な言い訳を……。 ま、でも良いわ。 何回でもだったら、何か弱味を握ってるみたいだし、それに―――。 「それじゃ、こなた……」 「かがみ、ここは全年齢対象の板だからね?それを踏まえた発言をしてよね?」 「そんな変なことなんて言わないわよ!」 もう……!まぁ、でも今の方がこなたらしいんだけどね……。 「で、なに?」 不思議そうに眺めてくるこなた。 私は、いつもと変わらない口調で言った。 「もう『俺の嫁』って言うの、やめてくれる?」 「えっ、なんで……?」 さっきまでの顔から一変、こなたの顔は不安の色に染まる。 色んな表情を見せるこなた。 もう少しこの顔をみていたい気もするけれど、憂慮したままじゃ可哀想だしね……。 「それはね――――こなたが『俺の嫁』だからよ」 ふふ、こなたがまた顔を真っ赤にしてる。 「か、かがみ……それって……」 私はそれ以上何も言わなかった。 お互いの考えは同じだから、言葉にする必要ないから。 「ねぇ、こなた」 「なに?」 「あれ、見てよ」 私がこなたを抱き締めていた片手で、ある物を指差した。 こなたが、うわぁっ、と驚いたような表情をする。 「満月だ……」 黒い夜空に浮かぶ、真ん丸な月。 さっきまであんなに翳っていたはずの光……。 それがいつしか、神々しく輝いていた。 吉田兼好は陰りがあるほうが良いって言ってたけど、私はそんなことないと思う。 だって――――。 「私たちの未来は、きっと円満よ」 「それは、鏡じゃ……?」 「月は私なの」 「え?それってどう言うこと?」 「……ヒミツ」 「むむ、隠し事なんて、酷いなぁ」 「仕方ないわね。こなたがウサギだからよ」 「えぇっ!何で私がウサギなのさ!」 「私に会えなくて、寂しくなって目を赤くしちゃったじゃない」 「むむぅっ……かがみのイジワル……」 「良いじゃない、好きな子にはイジワルしたくなるものよ?」 「それって、小学生の男の子と同じLvだよ……」 「な、何とでも言いなさい」 「むむむ~~」 私はこなたの耳元でこっそりと囁く。 「そうすれば、私たち、毎日一緒にいられるでしょ………?」 「うわ……か、かがみ、大胆……だね」 「ふふ、こんなときくらい、素直になってもいいじゃない?」 「やっぱり普段は素直じゃなかったんだね」 「ば、バカ………そうゆうのは言わないものよ……」 『色々』の一言ですませられないくらいたくさんのことがあった……。 そして私は今――――こなたとここにいる。 お父さん、お母さん。 『かがみ』って名前をつけてくれて、ありがとう―――。 私、神様の恩恵をうけれたよ―――。 私とこなたの回りにいてくれている、みんな――― ――――ありがとう―――― この世界には、約60億人もの多くの人がいる。 その60億人の中で、私とこなたは出会えた。 そして私たちは今――――‘辛’さが‘幸’せになった。 「こなた」 「何?かがみ」 「もうこなたのこと、離さないわよ」 「望むところだよ、かがみん♪」 わたしの目にうつるもの。 それは、泉こなた。 ――――最愛の人。 うつるもの-Oath of Eleven-へ続く コメントフォーム 名前 コメント b(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-01-01 23 49 50) 月は太陽の光をうつして輝く... つまりそういうことか -- 名無しさん (2021-01-24 18 21 31) やばい、感動してしもた…。 -- 名無し (2010-05-16 07 41 58)
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329_はくのうつる カード名 はくのうつる コスト 1 タイプ ユニット 上段 1~3 パワー30 下段 4~6 パワー20 効果 ・〔条件〕同じ属性が戦場に出たとき手札から公開し1枚ドロー・〔イストリア〕(他のイストリア属性を戦場に出す際このカードを手札から公開することでそのコストを1軽減) 属性 イストリア、絵描き 第四弾(後半)で登場したイストリア、絵描きのユニットカード。 関連ページ イストリア 絵描き 〔条件〕 〔イストリア〕 リンク https //www.youtube.com/watch?v=H6FKf28FiNY(Youtube)
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No.087 ユカリア 図鑑 タイプ ゴースト 特性 ふゆう・プレッシャー 種族値 HP 40 攻撃 85 防御 60 特攻 35 特防 55 素早さ 75 前後の進化 進化前 ‐ 進化後 ネクロシア(Lv.35) 入手方法 生息地 ときのようかん-2F東/2F西/3F/2F奥/B1F/B2F/B1F奥/B1F迷路(屋内/陸地) 入手方法 野生のポケモンを捕まえる 努力値 HP 0 攻撃 1 防御 0 特攻 0 特防 0 素早さ 0 タマゴデータ タマゴグループ 人型 孵化歩数 7680歩 隠しデータ 性別比率 ♂50.0% / ♀50.0% 被捕獲率 160 初期なつき度 35 基礎経験値 107 経験値タイプ 125万 野生で持っている道具 ときどき(50%) なし たまに(5%) のろいのおふだ 習得技 レベルアップ 技マシン 教え技 タマゴ技 レベルアップ Lv 技 01 おどろかす 01 かなしばり 05 おいうち 09 かげうち 15 のろい 19 ソウルブレイク 23 シャドーパンチ 29 くろいまなざし 33 あやしいかぜ 37 おいつめる 43 くらいつく 47 シャドーボール 51 おきみやげ 57 のりうつる ▲ 技マシン No 技 技01 つるぎのまい 技02 エアスラッシュ 技09 いわなだれ 技11 シャドークロー 技13 みがわり 技14 ピッカリだま 技20 こごえるかぜ 技29 サイコキネシス 技30 シャドーボール 技33 ぶちこわす 技34 バトンタッチ 技42 ほうでん 技44 おにび 技45 ダイヤブラスト ▲ 教え技 技 つららおとし ねむる くらいつく めざめるパワー しゅうげき どくどく わるだくみ サイコバレット ▲ タマゴ技 技 あまごい ラクチャン→ユカリアテルテン→ユカリア いたみわけ ラクチャン→ユカリア うらみ ラクチャン→ユカリアハンタマ→ユカリアニートン→ユカリア おんねん ラクチャン→ユカリアニートン→ユカリア がまん ラクチャン→ユカリア がんせきふうじ ラクチャン→ユカリアテッケン→ユカリア クロスチョップ ラクチャン→ユカリアハンタマ→ユカリア サイコバレット ラクチャン→ユカリア じこあんじ ラクチャン→ユカリアパッチール→ユカリアコジョフー→ユカリア ダークハンド ラクチャン→ユカリアヤミラミ→ユカリアパッチール→ユカリアテッケン→ユカリア だましうち ラクチャン→ユカリアネラー→ユカリアブーバー→ユカリアヤミラミ→ユカリアパッチール→ユカリアサボネア→ユカリア ちきゅうなげ ラクチャン→ユカリア ちょうはつ ラクチャン→ユカリアネラー→ユカリアテッケン→ユカリア つばめがえし ラクチャン→ユカリアコジョフー→ユカリア トリック ラクチャン→ユカリア にほんばれ ラクチャン→ユカリアブーバー→ユカリアメルリコ→ユカリアテルテン→ユカリア ふくろだたき ラクチャン→ユカリアネラー→ユカリア めいそう ラクチャン→ユカリアルカリオ→ユカリアロップル→ユカリアコジョフー→ユカリア めまわし ラクチャン→ユカリアパッチール→ユカリア よこどり ラクチャン→ユカリア ワイルドボルト ラクチャン→ユカリアゴリチュウ→ユカリアエレブー→ユカリア ▲