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作品一覧へ 基本データ 収録本 パスワード春夏秋冬(下) -パソコン通信探偵団事件ノート12- 発行年月日 2002/07/25 ページ数 310ページ ISBN ISBN10 4061485792 ISBN13 978-4061485792 前の作品へ | 次の作品へ
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作品一覧へ 基本データ 収録本 パスワード春夏秋冬(上) -パソコン通信探偵団事件ノート11- 発行年月日 2002/03/15 ページ数 302ページ ISBN ISBN10 4061485784 ISBN13 978-4061485785 前の作品へ | 次の作品へ
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作品一覧へ 基本データ 収録本 パスワードとホームズ4世 -パソコン通信探偵団事件ノート5- 発行年月日 1998/06/15 ページ数 242ページ ISBN ISBN10 4061484869 ISBN13 978-4061484863 前の作品へ | 次の作品へ
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パスワード解析 解析対象パターンをひとつに絞りこんで解析中... サンプルパスワード 文字対ビット列対応表 ビット列上の能力値分布 悪魔ID対応表 スキルID対応表 ■解析対象パターン ノッカーオリジナル めGGあGGたGひそGGひひそG GひうGすGRRGもへMGGQろ ピクシーオリジナル めGGあGGたGいMGGひひせG ひGあGHGQRGさへTめひGK □見分け方 G (=000000) が多い 経験値が 0 のとき、8 文字目が必ず G 31 文字目が GRへQ のいずれか 3 つ目のスキル欄が空の場合、16 文字目が必ず G など パスワード生成 □入力が楽なパスワード 【18 [女神]イシュタル】 COST ???? ■ステータス Lv 1 経験値 0 HP ??? MP ??? 力 4(32) 魔 3(8) 体 2(2) 速 1(8) 運 32(1) ■スキル [1] - [2] - [3] - [4] - [5] - [6] - ■パスワード PGGGGGHGGGGGRRGG GGGGHGRRRRGRGGGG
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ここでは、皆さんが作った選手をうpすることができるところです。 荒らしは一切お断りします!!また、選手作成依頼も厳禁です 注意:ページ作者は、このウィキ作者と異なります。 選手紹介のしかた。(テンプレート) 1 選手名【 】 作者名:HNなど 2 個人データ 球速:●●●km/h コントロール ●●● スタミナ:●●● 変化球1~6 方向××/●●● オリ変の場合は(オリ変)●●● どのように変化するのか オリ変の変化データ スピード ●●● ノビ:●●● キレ:●●● 縦変 ±●●● 横変:±●●● 3特殊能力 4パスワード 例として 選手名:土方 作者:炎ノ神 零亜 個人データ 球速:160+5km/h コントロール 156 B スタミナ:89 C 変化球1 方向:スライダー/スライダーlv2 変化球2 方向:フォーク/ナックルlv2 変化球3 方向:シュート/シュートlv2 変化球4 方向:ストレート/ツーシーム 特殊能力 バント○ ムード○ 完投タイプ リリーフエース 中継ぎエース ピンチ○ 対左打者○ けん制○ ノビ○ 打たれ強い 逃げ球 クイック○ ポーカーフェース 低め○ テンポ○ フルカウント○ 対強打者○ 鉄腕 パスワード パスワード生成
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作品一覧へ 基本データ 収録本 パスワードVS.紅カモメ -パソコン通信探偵団事件ノート7- 発行年月日 1998/07/15 ページ数 286ページ ISBN ISBN10 406148513X ISBN13 978-4061485136 前の作品へ | 次の作品へ
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作品一覧へ戻る 基本データ 収録本 パスワードは、ひ・み・つ -パソコン通信探偵団事件ノート1- 内容紹介(青い鳥文庫の本の紹介ページより) パソコン通信を知ったマコトは、入団資格テストにみごと合格。飛鳥、ダイ、みずきとともに捜査会議に参加する。団長のネロが出題する事件や、メンバーが出会った事件をみんなで解いているまではよかったのだが、ある朝、ジョギングをしていたみずきが現実の事件にまきこまれて……。さあっ、探偵団の出動だ! 発行年月日 1995/06/15 ページ数 254ページ ISBN ISBN10 4061484206 ISBN13 978-4061484207 この本に関する感想などをどうぞ オセロクエストしたいです。 オセロクエストしたいです。 -- (角田そよか) 2020-03-09 08 42 38 名前 コメント すべてのコメントを見る 次の作品へ
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作品一覧へ 基本データ 収録本 パスワード怪盗ダルジュロス伝 -パソコン通信探偵団事件ノート19- 内容紹介(青い鳥文庫の本の紹介ページより) 「パスワード」ヨーロッパ編ひさびさ登場!ネロ=レイさんは、紅茶博士・田中一茶くんとともに、冬のパリにやってきた。アルヌール家の邸宅に滞在し、つかれた心をいやす予定だったのだが、名探偵は事件に出会うもの。館には代々伝わる秘宝をねらった怪盗からの予告状が届いたばかりだった。ダルジュロスとは?秘宝とは?謎とパズルとロマンいっぱい、名探偵レイさん、大活躍! 発行年月日 2006/09/15 ページ数 284ページ ISBN ISBN-10 4061487418 ISBN-13 978-4061487413 この本に関する感想などをどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る 前の作品へ | 次の作品へ
https://w.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/383.html
前へ 暫くしてナナカマド研究所には5人が集まっていた。 呆然としているジャイアンとスネ夫。 この二人ほどでは無いがまだ信じられないような表情をしているしずかとドラえもん。 そしてこの4人の目線の先でエムリットをナナカマドを見せているのび太の5人だ。 「感情の神!そんなに凄いポケモンだったんだね、君は」 のび太の言葉を聞いてエムリットが嬉しそうに研究所内を飛び回る。 「うむ、これは間違いなくエムリットだ・・・!生きている内にこのポケモンを見れるとは!」 ナナカマド博士が興奮しながらエムリットを観察している。 「しかしのび太くんが伝説ポケモンを捕まえるなんてなんでまた・・・」 ドラえもんが不思議そうに呟く。 「本当だぜ!おい、のび太どうやって捕まえたんだ?俺様にも教えろ!」 余程、のび太に伝説ポケモンを手に入れられたのが悔しいのだろう。 ジャイアンがのび太の胸倉をつかんで詰め寄る。 「そ、そんな事言われたって・・・ただ突然現れて僕にまとわり付いてきただけだよ!」 慌てふためきながらのび太が必死に説明しようとする。 「馬鹿言うなよ!理由も無く伝説のポケモンが仲間になる訳が――」 「ああ、その通りだ」 その重みのある声に思わずジャイアンがのび太を離す。 声の主は当然ナナカマド博士だ。 「野比のび太と言ったか・・・このエムリットに会う前に本当に何も無かったのか?」 目は飛び回るエムリットを観察しながらものび太に問いかける。 「えっと、あの湖で昼寝してたらムックルに襲われてその時に何かが光ってそしたらエムリットが出てきたんだ」 (のび太くん、草むらで眠るなんてすごい度胸だな・・・) ドラえもんが妙な関心をする。 「その前は何をした?」 あまりこの件には興味が無いらしい。 「ドラえもん達と逸れて草むらの中を歩いてて・・・そこで湖に行って綺麗な湖だなぁって言って――」 「それだ!」 突然目を見開き鋭い声を出すナナカマド博士・・・怖すぎる。 「エムリットは感情ポケモン、人々に感情を伝えたと言われるポケモン・・・ということは知っているな?」 ナナカマドの言葉に全員が頷く。 「つまり、エムリットには信用できる人間かどうかを見分ける位は容易いことなのだ」 そこまでいえば分かるだろう、とナナカマド博士が口を閉じる。 もちろん、そんな説明で把握できるほどのび太の頭は柔軟ではない。 「ねぇドラえもん、どういう意味?」 いつもの様に困ったときのドラえもん頼りだ。 「あのねぇ、のび太くん。せっかく褒められてるのに・・・」 呆れたような表情で言うドラえもん。 「僕が褒められてる?」 まだ意味が分かっていない彼を見かねたのかしずかが一歩前に出た。 「博士、のび太さんは伝説のポケモンに信頼できると認められたってことですよね?」 しずかの問いにナナカマド博士が大きく頷く。 「・・・君」 「は、はい!」 突然ナナカマドにしっかり見据えられて思わず焦るのび太。 ――暫くの沈黙、そして・・・ 「伝説のポケモンに認められたトレーナーか・・・行く末が楽しみだな」 そう言ったナナカマド博士の目から僅かに笑みがこぼれていた。 その後、ナナカマド研究所を出た5人は一旦集合していた. 「それじゃあ色々とあったけど・・・そろそろ旅に出ようか」 「ああ、さっさと解散しようよ!のび太のせいでただでさえ出遅れてるんだから」 スネ夫お得意の辛辣な言葉が炸裂するが当ののび太は余裕な表情をしていた。 「悪いね、スネ夫。待たせた上に僕だけ伝説のポケモンを手に入れちゃって」 そう言ってさりげなくエムリットを入れたモンスターボールをチラつかせる。 こっちもスネ夫に負けず劣らず嫌な奴だ。 「それにしても・・・出木杉さんは何処に行ったのかしら?」 しずかがまだ帰ってこない天才を心配する。 「確かに心配だね、まさかのび太くんみたいにポケモンに襲われてるんじゃ・・・」 ドラえもんも不安顔だ。 だが、その二人にジャイアンとスネ夫が反論する。 「出木杉はもうポケモンを持ってるし襲われても大丈夫だろ、それにのび太じゃねぇんだから」 ジャイアンにしてはまともな意見だ。 そこにスネ夫が追い討ちをかける。 「僕は出木杉がのび太を探すとき次の街の方へ行ったのを見たんだ、どっちにしろ僕達もその方向へ向かうだろ?」 そして最後のダメ押し。 「出木杉なんて気にしないでさっさと旅に出ようよドラえもん!」 物凄く個人的な意見をのび太が述べた。 「う~ん、みんながそこまで言うならしょうがないか・・・分かった、旅に出よう」 遂にドラえもんから旅に出る宣言が出された。 「よっしゃ、俺様のチャンピオンへの伝説の幕開けだぜ!行くぞスネ夫!」 「あっ、待ってよジャイアン!」 一目散に駆け出したジャイアンをスネ夫が追いかける。 「じゃあねドラちゃんとのび太さん、私も行くわね!」 しずかが続いて走り出す。 「みんな行っちゃったね・・・それじゃあ僕らも行こうか」 そう言ってのび太の方を振り向くドラえもん。 だが、その少年からは予想外の答えが返ってきた。 「ドラえもん・・・僕は一人だけで冒険するよ!」 ~102番道路~ 「ムックル!体当たりだ!」 短パン小僧の声でムックルが勢いを付けて急降下をしていく。 ――だが、次の瞬間 「竜の怒り!」 激しく燃える炎の玉が灰色のポケモンの口から放たれた。 それが急降下するムックルを飲み込み・・・地面に墜落した 「はあ・・・戻れムックル」 短パン小僧が焼き鳥となったムックルをボールに戻す。 「完敗だよ、はい賞金」 「ありがとう、機会があったらまた勝負しよう」 そう言って短パン小僧のなけなしの賞金を貰っているのは・・・出木杉英才だ。 (フカマルのレベルも上がったしそろそろ行くか・・・) 次の街、コトブキシティを目指そうとしている出木杉。 そう、彼は元々のび太を探すつもりは無かったのだ。 「野比くんには悪いが僕は出木杉・・・勝負事には負けられないな」 爽やかそうに見えてなかなかの野心家だ。 そんな事を考えながら歩いているうちに巨大な街が見えて来た。 「あれがコトブキシティか、フラゲ人の話ではポケッチが手に入れるんだっけ」 どうやら情報収集もバッチリらしい。 (そういえば、ドラえもんと野比君はどんなポケモンを貰ったんだろう・・・まぁいっか) のび太が伝説のポケモンを持っている事も知らず出木杉はコトブキシティに一番早く足を踏み入れるのだった。 もうドラえもん達が旅を始めて1時間ほど経過したころ。 「ほっほ~い!よく見つけれたねぇ!そんなお嬢ちゃんにはポケッチをプレゼント~!」 「え、ええ。どうもありがとうございます・・・・」 しずかがやけにテンションの高いピエロからポケッチを受け取る。 (余り役に立ちそうに無いけど機能も増えてくらしいし持ってて損は無いわね) と、小型の機械を眺めていたその時、見慣れた声が聞こえてきた。 「スネ夫、速く先へ進むぞ!」 「ジャ、ジャイアン。もう少し休憩しない?この街にも役に立つアイテムがあるかも・・・」 しずかが振り返るとコトブキシティの出口でジャイアンがスネ夫を必死で引っ張っている所だった。 「ジャイアン、あそこでポケッチキャンぺーンなんてものが――」 「後だ後!俺たちにのんびりしてる余裕は無いんだ!」 1分後、ジャイアンとスネ夫の姿はコトブキシティから消えていた。 少年の悲痛な叫びは少しの間残っていたが。 その姿を遠くから見届けたしずかは思った。 (無駄に急いでも後半で詰まるだけなのに・・・私は焦らないで進まないと) どうやら彼女も相当の策略家のようだ。 そしてしずかがもう少し街の散策をしようと振り返ったその時、彼女はまた見慣れた姿を見つけた。 後姿なので表情は見えないがその青い体と特徴的な体型は他の誰かと間違えようが無い。 「ドラちゃん!」 しずかがその青い体の物体に声をかける。 「あぁ・・・しずかちゃん」 ゆっくりとこちらを見たドラえもんの表情がどこか沈んでいるようにしずかは感じた 数分後、二人は近くにあったテレビ局のロビーで話をしていた。 「えっ!のび太さんがそんな事を言ってたの?」 「うん、そうなんだ・・・・」 ドラえもんが相変わらず抑揚のない声で話す。 「この世界ではドラえもんに頼らず自分の力で旅をするって言って聞かなくてさ・・・無謀すぎるよ」 そう言って再びため息を付く。 どうやら彼が元気が無いのはのび太に一人旅ができるのかという心配が原因らしい。 「だけどドラちゃん、のび太さんは伝説ポケモンを持ってるのよ?きっと一人でも大丈夫よ」 しずかが何とかドラえもんを元気付けようとする。 「そうなんだけど・・・何だか嫌な予感がするんだよなぁ、のび太くんだし」 付き合いの長さから来るものなのか、まだドラえもんは浮かない顔をしている。 (・・・否定できないわ) その妙な説得力のある言葉にしずかも黙り込む。 (気まずいわね) 何とかこの空気を変える話題は無いかとしずかが辺りを見渡す。 そしてそれは自分の腰に付いている小さな球を見て解決する。 「ドラちゃん、心配ばっかりしてもしょうがないしバトルでもしない?」 そう言ってモンスターボールの開封スイッチを押す。 ドラえもんは暫く黙っていたがやがて立ち上がり同じくボールを持つ。 「そうだよね・・・うん。よし、勝負だ!」 こうして初めてのポケモン世界に来た者同士の戦いが始まろうとしていた。 一方その頃、噂の人物はというと 「Zzz・・・」 寝ていた。 改めて30分後 「ふぁ~、休憩もしたしそろそろ僕も行こうかな」 ポケモンセンター前でのび太が気だるそうに言う。 勿論、彼が今いるのはコトブキではなくマサゴタウンのポケモンセンターだ。 「みんなはどれ位進んだかな・・・まぁ僕にとっては丁度良いハンデってとこだな、うん」 もはや完全に図に乗っている。 その余裕の源は彼の右手の中にあるモンスターボールだ。 「そういえば出木杉はこいつを知らないんだよな、くく・・・どんな顔するだろうなぁ」 色々と妄想にふけりながら草むらに入っていくのび太。 まさか今の自分にとんでもない落とし穴が待っていることにも知らずに・・・。 マサゴタウンを出てからのび太は特に変わったこともなく道路を歩いていた。 「う~ん、一匹くらいポケモンが欲しいけど中々出てこないな・・・まぁいっか」 そう呟きながらも進んでいくと大きな町並みが見えてきた。 「でっかい街だなぁ~!よし、速く行こう!」 のび太が駆け出そうとしたその時―― 「そこの君!俺と勝負しないか?」 突如、横から呼び止められる。 見るとそこにはゲームではお馴染みの短パン小僧がこちらを見ていた。 「・・・つまりポケモンバトルってこと?」 ようやく事態を理解したのび太が問いかける。 「ああ、目が合った以上勝負は断らせないぜ、行けムックル!」 短パン小僧の声でボールから出てきたムックルが勢いよく飛翔する。 それを見てのび太は笑いを隠すことができなかった。 (可愛そうに、相手を選ぶのを間違えたな・・・) 「君、本当に僕と勝負するんだよね?」 のび太が言う。 「ああ、そっちも速くポケモンを出してくれよ!」 ニヤついている相手にイライラしているのか短パン小僧が急かす。 「後悔しても知らないけどな~・・・いけっ、『感情の神』エムリット!」 のび太のボールが炸裂した次の瞬間、辺りを不思議な威圧感が包み込む。 その威圧感の原因はもちろん額に水晶を持ったピンク色のポケモン、エムリットだ。 「な、なんだよ、この空気」 短パン小僧が思わず声を震わせる。 空中にいるムックルも相手が誰なのか分かるのかうろたえている。 そしてのび太はその様子を見て得意げに笑う。 「さて、じゃあ悪いけど本気を出させてもらうよ・・・!エムリット・・・相手を消し飛ばせぇ!」 「どうぞ、お預かりしたポケモンは――」 「うわあああああああああああああああああああああああ!」 「ポケモンは元気に――」 「うわああああああああああああああああああああああ!」」 「もう・・・またのご利用をお待ちしています!」 ジョ―イが半ば無理やりボールをのび太に押し付ける。 ――そう、ここはポケモンセンターだ。 しかも、そこはのび太の前に見えていた大都市ではなくマサゴタウンのポケモンセンターだ。 「ひっく、なんで・・・なんで・・・」 のび太が何故泣いているのか、そして何故マサゴタウンに戻ってきたのか。 全てはこの一言が何もかも証明していた。 「なんで『眠る』しか覚えてないんだよおおおおおおおおおおおおおお!」 こうしてのび太の壮絶な冒険は幕を開けたのだった。 ~マサゴタウンのポケモンセンター~ 「今日はリッシ湖のほとりにあるレストラン『七つ星』を紹介しました!それではまた~!」 アナウンサーの甲高い声で夕方のニュース番組がEDに入る。 そしてその画面をつまらなそうに見ているのは・・・のび太だ。 「はぁ~あ、やっぱ何処の世界もこの時間はつまんない番組しかやってないな」 そう言って愚痴をこぼしながらベットの上で寝転がる。 「今日は疲れたしもう寝ようかな」 そう言って本格的に寝る体勢に入るのび太。 一瞬で寝ることが特技ののび太の事だ、当然数秒後には―― 寝ていなかった。 (みんなは今頃次の町か・・・いや、次の次の街かな・・・出木杉とかは今頃ジムに挑戦してるかも・・・) そう、仲間への凄まじい劣等感が彼の睡眠を妨げていたのだ。 「だけど、どうしろって言うんだよ!攻撃技も使えないなんて!」 そう言って腰に付いているボールを恨めしそうに見つめる。 最初は誇らしかったエムリットも短パン小僧に散々打ち負かされた今となっては只のピンク海月にしか見えなかった。 (ポケモンを捕まえようとしても体力を削れないしボールは当たらないし・・・) 彼の-思考モードが完全に始動してしまったようだ。 「やっぱり僕は駄目なんだ、この世界でも負け犬まっしぐらなんだぁ!」 布団を頭まで深く被る。 ――もう諦めてしまおう。 無理やり眠ろうとする・・・意識が少しずつ遠のいていき、そして・・・ 「カラナクシ、濁流だぁ!」 「ド、ドラえもん?」 慌てて布団を放り投げ辺りを見渡す。 だが、部屋の中にあの青狸の姿はない。 「一体どこに・・・」 次の瞬間、のび太は言葉を失った。 消し忘れていたテレビの中でドラえもん、そしてのび太の将来の婚約者しずかがポケモンバトルをしているのだ。 「な、何で二人が・・・?」 慌ててテレビの目の前に座るのび太。 画面の右上には『新人トレーナー、謎の青狸ポケモン現る!?』という文字が出ている。 「いいぞ、カラナクシ、その調子だ!」 ドラえもんに褒められたカラナクシは自慢げにこちら 「ポッチャマ、大丈夫?」 濁流を受けたポッチャマは少し苦しそうだったがそれでも主人のために立ち上がる。 その意思が通じたのかしずかが笑顔になる。 「ありがとう、ポッチャマ・・・泡攻撃よ!」 「カラナクシ頑張れ!水の波動だ!」 二匹の攻撃が激しくぶつかり合う・・・そして次の瞬間―― 「・・・・・・」 のび太はテレビの電源を切った。 そして糸が切れたように再びベットに倒れこむ。 (何やってるんだ僕は・・・一人で調子に乗ってみんなに追い抜かれてそれを全てエムリットのせいにして・・・) 思えばエムリットはこの世界でのび太のピンチを助けてくれた命の友人だ。 それなのに自分は・・・ 「伝説ポケモンを持っているとか言う前に完全に他のみんなと負けてるじゃないか!」 そう言葉に出した瞬間、のび太の中で何かが目覚めた。 「エムリット、出てきてくれ!」 ベットから起き上がりボールを足元に落とす。 そして出てきたエムリットは何故か目を伏せていた。 「エムリット、何で目を伏せてるんだい?」 のび太が尋ねるがエムリットは更に目を伏せてしまう。 最初は良く分からなかったが、ようやくのび太はピンと来た。 「ひょっとして今日バトルで何回も負けたから僕が怒ってると思ったの?」 その言葉を聞いたエムリットが小さく頷ずく。 「大丈夫、怒ってないよ・・・それより今から手伝って欲しいことがあるんだけど」 のび太とピンク海月の逆襲作戦が始まろうとしていた。 ~クロガネシティのポケモンセンター~ 「それでは、最後にカメラに向かって一言どうぞ!」 「はい、えっとこれからチャンピオン目指して頑張りたいです」 「そうですか、頑張ってくださいね!それではこちらの着ぐるみの方も感想を――」 「中の人などいない!・・・じゃなくて、僕も頑張ります」 「というわけで今日の期待の新人は『しずかさん』と『ドラえもん』でした~!」 のび太が途中まで見ていた「シンオウnow」という人気番組がテレビで流れている。 そしてこの番組を観ながら、何かを思案するような表情をしているのは・・・出木杉だ。 (これは生放送じゃないようだな・・・建物の中だったから断言できないがさっきのバトルは4時~5時に撮ったものだろう) テレビを見ている時もしっかり敵の分析をしていたらしい。 (つまりだ、何処かで道草を食っていない限りこの二人はクロガネシティにいる可能性が高――) 突然、隣の部屋から大きな声が聞こえてきた。 「なんだよスネ夫!一緒に部屋使った方が安いだろうが!」 「何言ってるんだよ、ジャイアンと一緒の部屋で寝るなんて拷問に等し――」 荒々しい声と生意気そうな声、そして正義の鉄槌の音がポケモンセンター内に響く。 (・・・これで4人の状況は分かったな) 唯一のび太の事だけは全く分からないが彼は特に気にも留めなかった。 「フフ、『コールバッジ』を手に入れている時点で僕が1枚上手・・・勝つのは僕だ」 そう華麗に決めて、出木杉は早めの就寝に就くのだった・・・。 深夜にジャイアンのいびき地獄を食らうことも知らずに。 ――夜 「ふぁっくしょん!・・・ふふ、どうやらあいつらはいなくなったみたいだな」 夜風に体を震わせながらも得意げに笑うのび太。 真夜中に一人笑う姿は傍から見ればなんとも不気味だろう。 最も、本当に誰もいないんだから気にする必要が無い気もするが。 「僕の全財産の半分を削った奴らに逆襲できないのは残念だけど・・・まぁいいや、勝利は目前だ!」 暗闇の中でそう言い放った後、のび太の『作戦』は開始された。 のび太が最初に向かったのは草むらだった。 「う~ん、中々出てこいな」 暗闇の中を必死で目をこらしながら歩き回るのび太。 何を探しているかは・・・大体草むらという時点で大体分かるだろう。 そして、数分後。 野生のムックルが飛び出してきた! 「ムックルか・・・色々と嫌な思い出があるけどゲットするには申し分ない!」 そう言って彼が華麗なフォームでボールを投げる。 出てきたのは勿論―― 「感情の神エムリットおおおおおおお!すごいぞ~かっこいいぞ~!」 今日散々打ち負かされたトレーナーとは思えないハイテンションっぷりだ。 「いいね、エムリット。作戦通りにいこう!」 のび太の言葉にしっかり頷くエムリット。 その姿からはもう期待は裏切りたくないという主人への想いが感じられた。 そんなエムリットが最初にした行動とは・・・ 「あいつの周りを飛び回れ!」 エムリットが俊敏な動きでムックルの周りを飛び回る。 当然ムックルは攻撃をしかけてくるが、伝説のポケモンだけあって中々攻撃を当てることができない。 その光景をのび太は真剣な表情で見ていた (エムリット・・・もう少し耐えてくれよ!) 必死にその様子を見つめるのび太の右手にはモンスターボールが握られていた (ここでポケモンを捕まえれなかったら・・・もう僕は本当に負け組みじゃないか!)) そう自分を奮い立たした直後。 (エムリット!) ムックルの体当たりがとうとうエムリットに直撃したのだ。 更にその一発でエムリットがよろめいた所にムックルが一気に追撃をかけてきたのだ。 「エムリット、大丈夫――」 声は途中で途切れた。 必死にムックルの攻撃を避けながらも、エムリットがこちらを見つめているのだ。 その眼差しは・・・のび太を信じきっている。 「分かった、エムリット。今がチャンスって言いたんだね」 小声で呟きボールをしっかり握り締める。 決める! すっかりエムリットへの攻撃に夢中になっているムックルに狙いを定める。 ――そして 「いけぇ!モンスターボール!」 「アハハハ、エムリット。見てよ、あんなに買い溜めしたのにもう一個だよ」 のび太の作戦は上策だった。 攻撃できないとは言え伝説のポケモンのエムリットに攻撃を受けさせる。 そして注意を引いた所でのび太が野生のポケモンに近づきボールを投げる・・・単純だが最も効果的だ。 だが、この作戦には予想外の穴があったのだ。 のび太の悲惨すぎるボールコントロールだった。 いくら近づこうとも何故かボールは明後日の方向へ飛んでいき、そしてポケモンはのび太に気付き逃げ出す・・・。 これを10回ほど繰り返しているうちにボールと時間だけが過ぎていったのだ。 「はぁ・・・もう、コトブキシティまで行こうか」 のび太が諦めの言葉を吐く。 今ここでポケモンを手に入れないと自分の旅が終わってしまうのは分かっている。 だが、散々歩き回った疲労と眠気が彼を蝕んでいたのだ。 「馬鹿だなぁ・・・やっぱ僕は駄目なんだ・・・」 激しく落胆するのび太にエムリットが駆け寄ってくる 「君のせいじゃないよ、全て僕の責任問題――いてっ!」 突然ピンク海月が頭を突いて来たのだ。 「な、何するんだよ!急に」 文句を言おうとしたその時、のび太の耳に鈴のような音色が入ってきた 「この音、綺麗だなぁ」 体を癒してくれるような音色に思わず聴き入るのび太。 どうやら音の発信源は茂みの中のようだ。 「なんか気になるな・・・見に行こうか」 そうのび太が言うや否やエムリットが某電気鼠の如く彼の肩に乗っかってきた。 どうやらエムリットがのび太を小突いたのはこれが理由らしい。 こうして、一人と一匹は謎の音の正体を調べることになったのだった。 そんな事してる暇あるのか? 次へ
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登録日:2020/02/23 Sun 05 6 11 更新日:2024/04/06 Sat 20 29 43NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 Mr.Children のび太の新恐竜 わさドラ映画リンク アニメ アニメ映画 キュー シンエイ動画 ドラえもん ピー助? ミスチル ミッシングリンク ミュー 人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人 今井一暁 劇場版 化石 友達だから 大長編 小学館ジュニア文庫 小説 川村元気 彗星 恐竜 恐竜ハンター 恐竜作品 恐竜小説 恐竜映画 感動のラスト 新種 映画 映画ドラえもん 時間犯罪者 木村拓哉 東宝 涌井学 渡辺直美 白亜紀 羽毛恐竜 進化論 隕石 ハロー!新のび太。 監督 今井一暁 脚本 川村元気 主題歌 Mr.Children「Birthday」 挿入歌 Mr.Children「君と重ねたモノローグ」 『映画ドラえもん のび太の新恐竜』はドラえもんの40作目の映画作品。 監督と脚本は『ドラえもん のび太の宝島』と同じコンビが再結集している。 本来は2020年3月6日公開予定だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止措置としてイベント・スポーツ自粛要請がされたため、上映開始日が延期された(*1)。 今作はキャッチコピーやポスター、ストーリーも含めて、まさに「のび太の」映画となっている。 今まで何度も描かれてきた「他人を思いやる優しさ」に加えて、自身同様に出来の悪いキューを相手にして生まれる「親心」にも注目。 ちなみに延期後の公開日、8月7日といえばのび太の誕生日であり、結果的にのび太推しの要素が一つ増えたともいえる。 概要 ストーリー キャラクターいつものメンバー ゲストキャラクター 登場するひみつ道具 その他 ネタバレ 小説 漫画版 余談 概要 恐竜ネタの映画は『のび太の恐竜』(そのリメイクの『2006』)と『ドラえもん のび太と竜の騎士』に続いて三作目(四度目)。 そのためか、歴代恐竜作品のオマージュと思われる要素が多い。 また「親としてののび太」が描かれるためか、原作における「大人のび太」をイメージさせるようなシーンも多い。 何よりも今作は映画ドラえもん40作目にして、ドラえもん連載開始から50周年のドラえもん50周年記念作品でもある節目の作品である。 ストーリー ボクがこの子たちを守らなきゃ。行こう、白亜紀へ! のび太が見つけたたまごの化石から生まれてきたのは、かわいい双子の新恐竜、キューとミュー。愛情たっぷりに育てた双子の幸せを願い、みんなで向かったのは恐竜たちが栄えた白亜紀の日本だった。6600万年前の世界を舞台に大冒険が始まる! (パンフレットより引用) キャラクター いつものメンバー 大長編一作目をリスペクトしているのか、今作は全員、大長編補正がわかりやすい。 ドラえもん お馴染み22世紀のネコ型ロボット。 楕円形の石を化石だと言い張るのび太をバカにして呆れるが押し切られ、タイムふろしきを貸し与える。 現代日本で恐竜を育てるのは無理だと諭しながらも、真剣に二匹に向かい合うのび太を優しく見守っていた。「温かい目」は残念ながらなかった。 野比のび太 恐竜の絶滅を知らなかったため馬鹿にされ「本物の恐竜が見つからなければ目でピーナッツを噛む」と宣言(*2)。恐竜博の化石掘り体験で躓いた石が偶然本物の化石だったため難を逃れる(*3)。 キューとミューの親となって奮闘し、時に優しく、時に厳しく向き合っていくその姿は大人顔負け。まさに「新」のび太。 今作では今まであまり見せなかった「親としてののび太」が強調されており、自らの姿勢に悩みながらも子育てに向き合う姿が描かれている(*4)。 源静香 序盤はできもしない約束をしたのび太を心配していた。 その後はミューと女の子同士意気投合。彼女の友達として旅に同行する。 お風呂シーン(しかも今回はミューと一緒に入っている)があったり、海に落ちたのび太が無事だった際に真っ先に駆け寄り抱きついたり(*5)、今作は刺激的印象的なシーンが多い。 同年に公開された『STAND BY ME ドラえもん 2』と合わせて、正ヒロインっぷりをこれでもかと発揮しており、彼女の主演作品という面すらある。 + キューとの向き合い方に悩むのび太にかけた言葉は必見 「のび太さんは、人の痛みや悲しみがわかる、優しい人。私は、そんなのび太さんが好き」 中盤、空を飛べるようにしようとキューに厳しく指導するのび太は、遂にキューと喧嘩してしまう。 一人座り込んだのび太に近づき、励ますようにかけたのがこの言葉。 今の彼女は知らないだろうが、この言葉は後に静香パパが静香に語った「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。 それが一番人間にとって大事なことなんだからね」に重なるもの。 夕暮れの水辺で繰り広げられたこの会話は、事実上の告白シーンとして話題となった。 作画もかなり気合が入っていることが窺える。 ジャイアン ガキ大将。 タルボサウルスから皆を守るため、ともチョコを見事なピッチングで口に入れるジャイアンズの大エース。 スネ夫と共に怪しげな組織の基地を見つけ囚われてしまう……が、相変わらずのタフネスで脱出してくるのも頼れるところ。 今作でもその身体能力と行動力でメンバーを支える。 骨川スネ夫 恐竜に関しての知識に優れており、今作では知恵袋ポジションを確立。 序盤に恐竜同士の戦いを目撃したことで怯えるが、仕方なく同行するヘタレポジションも。 中盤(ジャイアンに押し切られ基地に侵入する)あたりまではわかりやすいヘタレだが、終盤覚醒するのもお約束。 基地である秘密を知り、それがのび太たちの逆転の切り札となる。 ゲストキャラクター パンフレットには声優陣のインタビューが掲載されているが、いつもの5人以外にもキューとミュー、恐竜博士、ゴル、トップ、ジル、ナタリー長官役のものまで掲載された豪華仕様である(*6)。 キューとミュー(声・遠藤綾 釘宮理恵) のび太が見つけた卵から生まれた双子の「新」種の羽毛「恐竜」(*7)。 真上から見た背中には特徴的な模様があり、キューは逆さにしたスペード、ミューは(普通の向きの)ハート柄。 ミューは活発な性格で、好き嫌いせず何でも食べるタイプ。体も大きく、並ぶと静香を少し超えるくらい。 一方のキューはやや気弱なのんびり屋で、声もどことなく情けない。こちらの背丈はのび太よりやや低いくらい。 またミューは翼を使い滑空することが可能だが、一回り小さいキューは翼が小さく滑空もできず、こうした点からのび太には出来の悪い自分と重ねられている。 タイムふろしきで復元するのにかかった時間から六千六百年前白亜紀後期に棲息していたと推測された。 声の両者は『南極カチコチ大冒険』と縁があり、遠藤氏はモフスケ、釘宮氏はカーラを演じている。 恐竜博士(声・小野大輔) 恐竜博で解説を行っている男性。 (キューとミューが生まれたので)恐竜の育て方を訪ねてくるのび太にも、(宿題と勘違いしながらも)真剣に向き合いアドバイスをくれる人格者。 これらに対しては直接答えを教えるのではなく、自分で発想するようにヒントを与えるに留めている。 冒険パートと直接の関係はないが、のび太に強い影響を与えた人物。 今作では冒険パートで支えてくれるゲストキャラが居ない分、博士がのび太の師匠役を担っている。 実は超重要人物。詳しくは小説の欄にて。 ゴル(声・間宮康弘) 白亜紀に訪れた一行を襲ったタルボサウルス。ともチョコによってジャイアンの友達となる。 見た目の割に心優しいようで、トップと対決させかけられた際には「無駄に争いたくない」と拒否感を示し、ジャイスネが基地に侵入する際には不安そうな眼差しを向けて見送っている。 トップ(声・下和田ヒロキ) スネ夫がともチョコを使ったシノケラトプス。 演じた下和田氏は『新・日本誕生』でペガ役を務めており、種族は違えど再びの相棒役となった。 ティタノサウルス ドラえもんがともチョコを使った大型竜脚類恐竜…… なのだが、旅のダイジェストシーンで共に移動している程度しか描かれていない不遇の友達(*8)。 オビラプトル シュヴウイア スピノサウルス タペジャラ シャントゥンゴサウルス モササウルス デイノスクス パキケファロサウルス ヤンチュアノサウルス(*9) オロロティタン アンキロサウルス ヴェロキラプトル プテラノドン トゥオジャンゴサウルス(*10) プロトケラトプス パンフレットの「映画に登場する恐竜たち」より(*11)。 日本を舞台にした物語であるため、アジアに生息していた種が多い。 マイナー種が多く、初見でわかる人がいるのか疑問。 + 空の王者 巨大翼竜 プテラノドンよりも遥かに巨大な翼竜。プテラノドンの住む谷で遭遇して以降、執拗に一行を狙う。 パンフレットに記載がない生き物で詳細は不明だが、おそらくモチーフはケツァルコアトルスか。 隠しキャラということで想像もつくが、終盤の強敵ポジション。 序盤中盤に出てくる敵キャラならともかく、歴代映画でも珍しい悪の組織の計画とかには関係なくストーリーの最終局面まで純粋にドラえもん一行を獲物とみなして襲撃するキャラ。 同時にストーリーの山場を見事に盛り上げてくれるナイスな敵でもあるが。 キューとミューの仲間 旅の末に見つけた同種の恐竜。 群れを作り、翼による滑空を活かして生活していた。 雄雌は体色の違いでわかる。雄が緑、メスはピンク。 主食は魚。トサカのデザインが個体ごとに違い、特にボス雄はド派手になっている。 ミューは早々に仲間として認められていたが、小さくて飛べもしないキューには非常に辛く当たる。 ここから「できないならそれでもいい」と思っていたのび太も思いを変え、キューが仲間と共に暮らしていけるように「何としてでも飛べるようにする」との強い気持ちで向き合うことになる。ストーリーの転換点。 ちなみにジルとナタリーからは「弱者」と明言されている。 いわく「陸で生きる力も海で生きる力もなかった。だから住処を追われていき、最後に命がけで滑空して孤島へと逃れたのだろう」とのこと。 首長竜 海に沈み溺死寸前の、のび太とキューを救った首長竜。 薄れる意識の中、のび太が思い出していたのは……? + 君がいるから、頑張れる。 ピー助(声・神木隆之介(*12)) 正体はピー助。ファン感涙の再登場である。 今作では台詞は一言、「ピューイ」だけであるが、クレジットには「ピー助 神木龍之介(特別出演)」の文字がバッチリ。 声を考えると今作は『2006』の延長線上にある可能性が高いが、ドラえもん映画同士、直接のつながりが示唆されるのは珍しい(*13)。 小ネタとして、序盤に宇宙完全大百科で検索したシーンで、フタバスズキリュウ(*14)の項目(外見はピー助)が一瞬映るのが確認できる。 ジル (声・木村拓哉) ナタリー長官(声・渡辺直美) 白亜紀の日本を冒険するのび太達を密かに観察する人語を解すハヌマンラングールと、通信機越しに指示を与える女性(*15)。 新恐竜(キューとミュー)に並々ならぬ関心を寄せ、彼らを連れたのび太たちを敢えて泳がしているが、邪魔となるようならば排除することも辞さないと述べる。 またジルは猿以外にも、時としてコウモリになって空を飛ぶシーンもある。 ジャイアンとスネ夫が発見した彼らの基地には、恐竜の剥製が大量に保管されていた。 スネ夫は恐竜ハンターだと推測するが、そこで二人を発見したジル博士に捕まってしまう…… 声は以前3次元でテレビアニメ 舞台版がスネ夫な剣士の映画版や後にアニメ版が恐竜博士になる主人公の実写版を担当した人とビヨンセ。ここにもとんでもない大物を持ってきた。 声だけで予算を使い果たす気なのか? 登場するひみつ道具 宇宙完全大百科 キューとミューについて調べるために出したが載っていなかった(*16)。 不完全大百科である。 飼育用ジオラマセット 天候・サイズ調整自由な箱庭。ただしサイズ調整機能が壊れ始めている。 大きくなってきたキューとミューの居住空間。別名ノビサウルスランド(命名はのび太)。 冒険にも持ってきていたが、ジュラ紀での騒動の際に落としてしまった。 インスタントミニチュア製造カメラ 即席魚のもと 撮影したもののミニチュア模型を造るカメラと、瞬間的に生まれ成長する魚の卵。 共にジオラマの環境を整えるために使用。 空間移動クレヨン 赤いクレヨンで描いた円の中にいるものを、白いクレヨンで描いた円の中に瞬間移動できる。 探検隊セット 着ると暑さや寒さ水中でも平気だという探検服一式。 テキオー灯の衣服バージョンのような道具。 今作のコスプレ枠1。 ここどこバンダナ 発信機となっており、バンダナを付けたもの同士は内側のモニターで居場所を把握できる。 今作のコスプレ枠2。 足あとスタンプ インプットした型と同じ形の足あとを光らせる。 キューとミューの仲間の足あとを探す際に使用。 たまご探検隊 自動で探索を行うたまご型のロボット集団。 足あとスタンプで指定した足あとを追跡させるために使用。 たまごはそれぞれに自我や性格があるようで、しっかり者からうっかりやまでいる。言葉こそ発しないが非常に可愛らしい。 ちなみに隊長のみクレジットに表記がある。担当は悠木碧とこちらも豪華。 キャンピングバルーン 内部が居住空間となっている風船。 レストランガチャ ランダムな食べ物が入っているガチャガチャ。 ともチョコ 半分にして食べた二人を一時間だけ友達にするチョコレート。 効果時間中は互いの能力や外見が反映され、言葉が通じなくても意思疎通できる。 静香はミューの飛行能力でタケコプター無しで空を飛べたり、ヴェロキラプトルにジャイアンが食べさせた際には鉄格子を食い破って脱獄に成功したりと、獲得できる能力はかなり強力。 なくなっていた桃太郎印のきびだんごの代わりに使用。 たずね人ステッキ 喧嘩別れしたキューを追う際に使用。 精度があてにならないことで有名だが、今作は成功した。 逆時計 指定した対象の時間を巻き戻す時計型のひみつ道具。 終盤の危機を回避するべくのび太が使おうとするが…… チェックカード ドラえもんではなく、ジルが使用。 翳した相手の歴史への影響を発光によって識別するカード状のひみつ道具。 もともとは『ドラえもん』ではなく『T・Pぼん』に登場したタイムパトロールの装備品。 睡眠銃 同じくジルが使用。撃った相手を気絶されるショックガンの類似品。ただし恐竜用に調整されており人間には危険。 ジル博士は容赦なくジャイアン達に撃ち込んだ。 タイムふろしき タイムマシン スモールライト ビッグライト タケコプター 空気砲 お医者さんカバン ベテラン組。今作でも大活躍。 ・イナゴの缶詰 スモールライトを取り出そうとするたびに出てくるイナゴの缶詰。 今作におけるポケットから出てくる役に立たない道具枠。 その他 逆上がり のび太の不得手な事。序盤からこれができずに、周囲に笑われるという経験をしている。 同じように「空を飛べない」というキューに対して、当初は「できないならそれで仕方ない」と言葉をかけていたが、仲間の恐竜に出会ってからはその姿勢を変化させている。 つまり「逆上がり=飛行」は対照になっており、のび太の優しさに隠れた「自身への甘えや逃げ」を浮き上がらせる要素でもある。 のび太もこのことに気が付いたのか、キューが特訓する隣で、自身も逆上がりの特訓に励んでいる。 ボール キューとミューの遊び道具の青いボール。 昔どこかで首長竜と遊んだような気が……? 八等身ドラえもんポスター ドラえもんが眠る押入れの壁に、何故か貼ってあることが確認できる。 気に入ったのか? ネタバレ + 「彼らを捕えよ!!」 「ここは6600万年前の世界……地球に巨大隕石が衝突した時代なんだ……」 のび太たちがたどり着いた6600万年前。 そこは小惑星の衝突により、恐竜たちの時代の最後となる時間であった。 突如空を切り裂いた小惑星は、水平線の遥か彼方に衝突。 ドラえもんは「落下の衝撃で発生した熱波、その後降り注ぐ灰による寒冷化により、恐竜たちが絶滅する」と語る。 泣き崩れる一行。目の前に迫るその時を前にして、のび太は逆時計によって小惑星を逸らすことを考える。 歴史を変えることは許されないと語るドラえもんを押し切り、逆時計のスイッチに手を伸ばすのび太。 そこに現れたのは謎の男、ジルとナタリー。そしてタイムパトロールの面々であった。 その正体は歴史の重大な転換点を警護していたタイムパトロール。 ジルは恐竜から鳥への進化におけるミッシングリンクを調査してもいた(*17)。 こうしたことを明かした直後、恐竜の絶滅回避=哺乳類の支配層の遷移、人類の誕生を無かったことにするという致命的な歴史改変を企てたのび太たちを連行しようとする。 最後まで抵抗するのび太。 それに手を貸したのは、共に旅をしてきた仲間たちであった。 力ずくで連行しようとしたタイムパトロールであったが、チェックカードが反応したことで「無理に手を出すことは歴史を変えてしまう」として断念。 一方包囲から脱出した面々に対しスネ夫は考えがあると語り、島の上空へと皆を誘う。 スネ夫はタイムパトロール基地で映像を見て、あることに気づいていたのだ。 上空から見えた島。そこに建っていたのは巨大なジャングルジム――かつてキューとミューが遊んだノビサウルスランド――であった(*18)。 この島は、のび太がジュラ紀で落としてきた飼育用ジオラマセット(ノビサウルスランド)が、長い時を経て巨大化し続けたことで生まれていたのである。 ジオラマの内部であれば、周囲の環境の影響を受けることはない それはすなわち、内部に恐竜たちを避難させれば、この大災害を生き残ることができるという希望であった。 刻一刻と熱波が迫る中、のび太と静香は空間移動クレヨンの線を引くために奮闘。 ジャイアンとスネ夫はゴルとトップの力も借りて、できる限りの恐竜たちを線の内部へと誘導する。 その最中、のび太とキューの前に、あの翼竜が立ち塞がる。 「少しでも多くの命を救いたい」というのび太の想いも知らず、以前のように彼らを狙って襲い掛かる翼竜。 頼みの綱のドラえもんはお約束で戦える秘密どうぐが咄嗟に出てこずノックアウトされ、残されたのび太は飛べないキューを庇いながら必死に逃げ惑う。 ナタリーはジル博士に「急いで彼らを回収するように」と命じるが、ジルは「もう少し待ってくれ」とのび太たちを信じる。 追い詰められたのび太の叫びに応えるように、遂に自らの力で空を飛ぶキュー。 それは仲間のように滑空し美しく飛ぶのではなく、不器用にも翼を羽ばたかせて必死に空を飛ぶものであった。 それでも、今度は自分がのび太を助けるべく、のび太を掴まらせたまま翼竜の攻撃を縫って力いっぱい空を飛ぶキュー。 それを見たジルは「ミッシングリンク……」と呟く。 滑空していた一部の恐竜と、自在に羽ばたいて空を飛ぶ鳥類。 のび太と共に成長し、羽ばたきという新たな能力を身に付けたキューこそが、恐竜から鳥類へと進化した種、未だに発見されていない進化のミッシングリンクであったのだ。 彼はチェックカードがのび太に反応した意味を知り、歴史改変を起こさずに済んだことに安堵するのであった。 そして一通り物語が進んだタイミングで復帰したドラえもんは「欲しいものの代わりにイナゴの缶詰が出てくる」ことからある結論に至る。 「イナゴの缶詰――!!」「出た!!(スモールライトが)」 こうして翼竜を退けたのび太たちは、何とか集めることができた恐竜たちをドームへと送り込み起動させる。 ドームは青空に包まれ、地球を襲った大災害を何とか免れることができた。 全てが終わった後、のび太たちが現在(未来)へと帰っていく。 消えゆくタイム・パトロール船を見送る恐竜たちの中には、あの首長竜の後ろ姿もあった。 そして物語はある日の学校へ。 そこにはできなかった逆上がりに挑戦するのび太の姿があった。 空を飛べた友達を思い出し、もう一度挑戦するのび太。 その時、遂に彼の体が鉄棒を一周する。 「できた……」 彼もまた、今回の出来事を越えて大きく成長したのだ。 小説 2020年2月6日に小学館ジュニア文庫より刊行。 こちらも2年前に刊行された『小説 のび太の宝島』と同じく川村元気と涌井学コンビによるもので、川村の脚本を涌井が小説として再構築し執筆している。 先述のように映画の公開が遅れたため、映画より半年ほど早く刊行される形となった。 主な内容は変わらないが、全体的に映画で描かれていない部分がフォローされている名ノベライズ。 以下は主な描写の追加部分。 ドラえもん 終盤、映画ではタイムパトロールに反してのび太に加勢するが、小説では最後まで歴史改変に反対する立場をとっている(*19)。 その後は島の秘密を知って協力するのだが、のび太と対立するその姿は「成長と別れ」を暗示しているようにも映る。 のび太 最初に卵を掘り当てた際、映画では謎の回想シーンが流れたが、小説ではそれとなく普通の石ではないことを直感的に悟っており、自然と心を通わせる力のように強調されている。 恐竜博士 序盤でキューの病気を治してもらうためにのび太が訪問したシーンが詳しく描かれており、恐竜の治し方はわからないとしつつも、脱水を避けるために水分を適切に与えることが必要とアドバイスを送る。 この時に「だから、こういうふうにどこにも正解が見つからないときは自分の頭で考えてみるんだ」との言葉を送っており、この言葉が終盤ののび太の行動に多大な影響を与えることとなる。 タイムパトロールから「恐竜の絶滅は定められたことだ」と言われたのび太は、こう言い返す。 「ぼくの時代にも、あなたみたいに研究熱心な人がいたよ。恐竜博士って呼ばれてた」「その人はね、『いまわかっていること、見つかっているもののなかに、正解があるとは限らないんだ』って教えてくれた」「だから『自分の頭で考えることが大切なんだ』って教えてくれたよ!見つからないなら探せばいいんだ! 」 映画以上にのび太の師としての面が描かれており、その言葉から奮起するという流れになっている。 本編で飛ばされた理由がわからない……見つからないなら探せばいいんだ! ゴル トップ 小説だとティラノサウルス トリケラトプス名義。 シノケラトプスはトリケラトプスの生物学上の分類はのは「ケラトプス科」までなのだが。 終盤、ジャイアンとスネ夫の下に馳せ参じるシーンが細かく描かれている。 何も言わずとも理解していたジャイアンの言葉は名言。 「来たか……」「何が……?」「決まってるだろ。友達のピンチに駆けつけるのは――」「友達だ!」 ともチョコを介して他の多くの恐竜たちと意思疎通し、可能な限りの恐竜を誘導する。 ティタノサウルス 小説だとアラモサウルス名義(*20)。 映画では途中(旅のシーン)でドラえもんと友達になっていることが示唆されているが、こちらでは実際に友達になり足として活躍してくれたことが描かれている。 今作ではドラえもんの立場が全体的に悪く、友達となる恐竜すらハブかれたのも不遇感が増している…… ピー助 映画同様に一瞬の出番だが、こちらでは「ピューイ」という声を聴いたのび太の心情が追加されている。 「キミが……助けてくれたんだね……」 しかしラストシーンの見送りに参加している描写が無い(地の文に出てこない)ため、見方によっては「そのまま死んだ」と捉えられなくもない難点が……(*21) ちなみにクレジットのないこちらでは、一切名前が出てこない。 それでも一声で伝わるのは、彼の知名度の高さゆえか。 ラストシーン 島を外界から隔絶された海上へと移動させたことがドラえもんから語られている。 漫画版 主にむぎわらしんたろう担当の『映画ストーリー「映画ドラえもん のび太の新恐竜」』と 『ちゃお』で少女漫画風にアレンジされ連載された『映画 ドラえもん のび太の新恐竜~ふたごのキューとミュー~』がある。 むぎわらしんたろう版は概ね映画版のストーリーをなぞっているが、明確に異なるのが、他では繋がりがぼかされるなかがっつり『のび太の恐竜』(*22)の続編であること。 冒頭からピー助のことにも触れられており、ドラえもんたちもかつての経験があった前提の物語となっている。 余談 入場特典は小冊子。 恐竜に関係するお話や、登場する秘密どうぐに関係するお話が原作から抜粋され、カラーで収録されている。 これが五種類からランダム(*23)という代物で、集めようと苦労した人も多いのでは? 同じ年に「100年ドラえもん」と題したてんコミ全巻セットも発売されており、コンプ勢は少なからずいたはず。 公開前にはアニメで『のび太の恐竜』(原作準拠の短編)が放送された。 しかしアニメ一本で売れっ子俳優の神木氏を呼ぶわけにもいかなかったのか、こちらのピー助の声は久野美咲が担当している。 公式サイドの思惑としては「映画公開前にピー助を知らない人向けに紹介」というものだろうが、『2006』を知らずに本作を見た方はクレジットの「神木隆之介」を見て驚いたのではないだろうか。 本作における大長編の悪役が誰になるのかは議論の種。 物語の構成的には小惑星か翼竜の二択といったところだが、どちらも特別な意図を持って敵対するわけでもないので微妙なところである。 今作ではドラえもん側が時間犯罪者となる、過去類を見ない事態となった。 ドラえもんと過去改変についての議論は尽きないが、今作で起きた一連の出来事はまさに「ドラえもんがのび太と過ごすことが歴史に組み込まれている」という解釈に近いものとなっている。 エンディングは主題歌が流れる中、キューとミュー、のび太が走るというもの。 2022年2月26日に地上波放送された際にはこの部分がオミットされている。 恒例の次回予告では、宇宙を往く謎の巨大船が映し出された。 船の外見からおそらく……?と思われていたが、やはり次回作は『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』であると正式に発表された。 一度は2021年3月の公開が決定したのだが、しかしこちらも新型コロナウイルスの感染再拡大の影響を受け、公開1か月前に延期を発表。その後、新たな公開時期が2022年春となる事が発表され、映画の公開が1年延期される事となった(*24)。 本作では「鳥への進化」が白亜紀末に起こっているが事になっているが、実際には鳥は白亜紀が始まる前には出現していた。 公開翌年の2021年には、中国の地質学者・邢立達博士らのチームが、恐竜の新種の足跡に「ノビタイサウルス」と命名したと発表した。 同氏は子供の頃から『ドラえもん』の大ファンで、本作でのび太が「ノビサウルス」と命名するシーンにあやかったとのこと。 前作:ドラえもん のび太の月面探査記 次作:ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021 ボクがこの項目たちを守らなきゃ。行こう、追記・修正へ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] まだ映画版公開されてないのに小説版の項目作って大丈夫? -- 名無しさん (2020-02-23 13 06 38) 多分ルール違反ではないと思うけど、映画版の項目作ってその中で小説について説明するようにした方がいいと思う。映画と小説で内容が大きく違うってこともないだろうし -- 名無しさん (2020-02-23 13 37 55) 首長竜から翼竜になっとる -- 名無しさん (2020-02-23 13 41 58) ……ピースケ! -- 名無しさん (2020-02-23 15 57 53) のび太の恐竜はわさドラでもうすでにリメイクしてるよね?またリメイクするの? -- 名無しさん (2020-02-23 18 16 51) ↑新のび太の恐竜の続編な感じがのび太の新恐竜 -- 名無しさん (2020-02-23 19 00 37) ↑2そもそ藤子F不二雄が描いた大長編ドラえもんが原作として存在してるんだからわさドラ恐竜だってリメイクじゃなく再映画化が正しいと思う -- 名無しさん (2020-02-23 20 41 32) 「理由もわからず」ってことは、「のび太の恐竜」とはパラレルなの? -- 名無しさん (2020-02-23 21 01 21) こういうあらすじと登場人物しか書かれていない項目はアリなの? -- 名無しさん (2020-02-23 22 16 25) ピー助じゃないんか…首長竜は恐竜じゃないって事で黒歴史にされちゃうの? -- 名無しさん (2020-02-24 17 40 37) リメイクというかリブートが正しい?どうも同じなのは大筋だけっぽいし -- 名無しさん (2020-02-24 17 47 30) 既にコメントにも挙がってるけど、ぶっちゃけこの小説はタイトルにもある通り「原作の映画ありきのノベライズ」な訳だし、映画が公開されて内容の大筋が一緒だったら、映画の項目が建てられ次第統合すべきじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2020-02-24 21 45 36) ぴーすけは? -- 名無しさん (2020-02-24 23 08 15) ↑×2 他項目でも執拗に「藤子先生が言ったからドラえもんが主人公でのび太は違う」という事を書いている人?ならはっきり言うけど「原作は原作、アニメはアニメ、派生作品は派生作品」。いくら原作者とはいえ、既に故人になった作者の手から離れて久しい『ドラえもん』というコンテンツの全ての作品が、所詮一スタッフに過ぎない原作者の意向に100%沿わないといけないなんて不条理な道理はない。 -- 名無しさん (2020-02-24 23 20 39) ポスター見た時に"まえやってなかったっけ?"って混乱したわw新の位置でニュアンスが違うことは察したが、ややこしいこと山の如しw -- 名無しさん (2020-02-25 09 52 43) “彼”のことかと思ったけど、4000年も生きてることになるし違うんだろうな… -- 名無しさん (2020-02-25 13 07 24) ちなみに月刊コロコロコミックで連載中のむぎわらしんたろう先生の漫画版では、冒頭の恐竜博のシーンでのび太が「フタバリュウって…ピー助だ!!」って、のび太の恐竜での事を回想していた(さすがはむぎわら先生)が…映画ではあるのか否か。 -- 名無しさん (2020-02-28 12 09 57) 違反コメントそれに触れるコメントを削除 -- 名無しさん (2020-03-05 15 00 44) もう映画公開されたんだから小説の文字を外してもいいと思う -- 名無しさん (2020-09-03 02 03 55) 危機的状況なのに地面にクレヨン引いてるというラストが同年のクレしん映画とかぶってるという奇跡。 -- 名無しさん (2021-10-16 15 01 50) 小説版のジャイアンのセリフ「キューやミューだって死んじゃうんだぞ。そしたらのび太のやつどれだけ泣くと思う?のび太を泣かせていいのは俺たち仲間だけだ。」ってセリフ好き。あと冒頭でのび太達が来てた博物館がどう見ても藤子不二雄ミュージアム。 -- 名無しさん (2021-11-26 23 24 01) 竜の騎士がリメイクされた時にピー助みたいに今作のことも軽く触れてほしい -- 名無しさん (2022-01-19 19 28 12) 恐ろしい期間稼働し続けてたジオラマ…… -- 名無しさん (2022-02-26 21 27 40) 一部記述の編集を再度修正。本映画はのび太がメインな訳だし、文体的にも「ドラえもん達」にすると違和感がある箇所が多いので -- 名無しさん (2022-03-02 12 26 11) シリアスと切なさに大部分を占められたストーリーの中で、ジャイアンとスネ夫のやり取りは貴重な清涼剤 -- 名無しさん (2022-03-29 13 07 21) もし今後『竜の騎士』のリメイクもなされたら、同じ時間の違う場所に、ドラえもん一行が2組存在するというタイムパラドックスになるな…。 -- 名無しさん (2022-04-15 13 34 44) ラストの大集合にピースケっぽい子の後ろ姿あったと思ったが。 -- 名無しさん (2022-05-08 21 04 52) 観たときは全く気にならなかったけど言われてみればそうだったな…>鳥は白亜紀が始まる前には出現していた -- 名無しさん (2022-10-20 23 37 54) のび太の恐竜の続きでありセルフリメイクみたいな映画。一番の親友がその優しさから歴史改変をしそうになった時はさすがのドラえもんも肝を冷やしただろう。(チェックカードのおかげで事なきを得たが) -- 名無しさん (2022-12-15 19 11 51) 悪役らしい悪役がいないのと恐竜の絶滅から救うところが「のび太の恐竜」と「のび太の竜の騎士」の合作っぽい(あとドラミちゃんのハロー恐竜キッズ) -- 名無しさん (2023-06-01 19 20 16) 映画の感想でのび太がミューに空を飛ぶように鍛えてるのを虐待してるように見えるとかいってる人いたけど今って厳しいことしたら絶対虐待とかいう奴いるよね… -- 名無しさん (2024-04-06 20 29 43) 名前 コメント