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カード名 鏡写しの少女の魔杖 レアリティ WR カテゴリ 武器(クラフト) レベル 5 詳細説明 【アシスト】使用可能レベルに達すると、以下の効果を発動する。〔中〕最大HPが上がる〔中〕ドロー攻撃力が上がる〔キャスト固有〕スピードが上がる〔キャスト固有〕自身のロールエフェクトの範囲内にいる 味方キャストのスピードが上がる〔固有〕はシャドウ・アリスのみ適用されます。 クラフト元 魔眼球 考察 (有識者の方お願いします)
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少女のおちる朝に ◆HlLdWe.oBM 原因があり、その行動の果てに、結果という答えが待っている。 それについて例外は無い。 何事にも原因がなければ行動は起きず、行動がなければ結果は出ず、結果がなければ新たな原因も生まれる事はない。 原因、行動、結果――この三つの要素はループのように回っている。 それはあたかもこの世の理の如し。 だからこそ、ここで起こった事にも原因があり、行動があり、一つの結果が生まれた。 それは「一人の少女が堕ちた」という結果。 ただそれだけである。 朝の陽射しが教会の中を明るく照らしていく。 人間というものは光を浴びる事によって調子を整えるともいう。 だからこそ朝目覚めたらカーテンを開け、部屋の中に朝日を入れる事が重要なのであろう。 しかしこの場においてはそのような事は何ら効果がない。 本来そのような行為は平和な場所で行うべきである。 ここは平和とは程遠い場所。 そう、この異常な島では平和などという言葉は存在しない。 「……ファルさ――」 「静かに。放送が始まるわ」 今から始まるのはこの島にいる全ての者に等しく降りかかる告知。 それを聞いてどう思うかは個人次第であろう。 例えそこに大切な者の名があったとしても、それにどう対処するかは聞いた者次第であろう。 ◇ ◇ ◇ 「そん、な……朋也、君が……ともや、くん……」 「岡崎朋也」――その名が呼ばれてから古川渚の様子は一向に変わらない。 何度も何度も壊れたレコードのように岡崎朋也の名を呼び続けるだけである。 何が起こったのかは見れば分かる。 おそらく彼女にとって「岡崎朋也」はとても大切な人なんだろう。 もしかしたら恋人だったのかもしれない。 そんな事はファルシータ・フォーセットにとっては些細な事だ。 古川渚は大切なものを失った。 それが分かれば十分だった。 さっきは人形にしようとして、あと一歩のところで堕とせなかった。 だから使えない駒は放送まで待って始末しようとした。 だが今は違う。 先程渚が堕ちなかったのは大切な何かを拠り所にして崖っぷちで踏み止まったからだろう。 しかし大切な人を失って今彼女の心はボロボロのはずだ。 もうさっきみたいに踏み止まる事もないだろう。 それなら今一度彼女を深い奈落の底へと誘えるかもしれない。 おそらくもう彼女に抵抗するだけの気力は残っていないはずだから。 それにやはりNYP式ビームライフルは惜しい。 あれは立派な人殺しの力、使わなければ宝の持ち腐れというものだ。 「渚さん」 「ファル、さん……」 「これで分かったでしょう。ここは結局殺しあいの場でしかない。 渚さんがいくらそれはいけない事だと主張したところで、何の役にも立たないのよ。 聞いたでしょう。もう9人も死んでいるの。 人殺しがいけないだなんて、そんなのただの理想論でしかないの」 「そ、それは……」 ファルは言葉のナイフで渚の心をぐいぐいとえぐっていく。 放送前の渚ならあるいは耐えられたのかもしれない。 だが今は心の支えであった朋也が死んだと告げられ、心の堤防は崩壊しかけている。 渚に抗う術はなかった。 「渚さんは人を殺す力を持っている。 そんな力を持っていながら、今まで何をしていたのかしら。 誰か一人でも殺していたら、もしかしたら朋也君は死ななかったのかもしれないのに」 「で、でも、ひ、人殺し、は――」 「――いけない事だ。まだそんなこと言っているのね。 もう少し現実を見なさい。 そんなこと言って何もしないから、朋也君は死んだんじゃないの」 「そ、そんな、こと……」 「ない事はないのよ。 実際に朋也君は死んだ。渚さんが何もしなかったから――違う?」 「……そ、そんな……」 意外に抵抗している。 それがファルの偽らざる今の心境だった。 だがさっきよりは意志が弱い。 さっきは揺らいでいてもどこか地に足が着いているような感じだった。 心の支えを失ってはどうしようもないという事か。 もう一押しというところだろうか。 「そう、渚さんは朋也君を見殺しにしたのよ。 だから――」 「嘘ですッ!!!」 唐突に静かな教会には似つかわしくない場違いな叫びが木霊する。 堕とそうとしていたファルもそのあまりの声に一瞬怯んでしまった。 それは渚の悲痛の叫びだった。 「……そ、そうです。朋也君が、死んじゃうなんて、そんな、そんな事、う、嘘に決まっています……」 渚は自分に言い聞かせるように言葉を搾り出していく。 しかしファルがその言葉を聞いて思った事は一つだけだった。 (――あきれた) 現実逃避など無駄の一言で切り捨てられる行動だ。 そう実際に殺し合いは既に始まっている。 6時間で9人もの死者が出た。 その中にはファルや渚の知り合いも含まれていた。 これは正真正銘の殺し合い。 殺さなければ殺される。 ここはそういう世界だ。 だが渚はそれを認めようとしなかった。 認めたら……もう岡崎朋也とは会えないとでも言うように。 「はあ、渚さんは全然分かっていないわね。 さっきも言ったけど、人は自分のためだったら何でもするの。 朋也君もそういう人に殺されたのよ」 「……う、嘘です。きっと、何かの間違いに、き、決まって……」 だが現実逃避に走るという事は、つまり現状を信じられないという事だ。 なら堕ちるのは時間の問題。 ファルは最後の仕上げにかかった。 精神面に加えて肉体面でも追い詰めていったほうが人形に堕ちやすい事は放送前に確認済みだ。 「……ねえ……渚さん」 「――やっ、ひぁあっ……ファ、ルさん……」 ファルは最後の仕上げを確実なものとするために渚の精神をより磨耗させる行動に出た。 すなわち愛撫。 渚の上に覆い被さるような位置にきて、両足で渚の下半身の自由を奪う。 服の上……いや、服の上からだからこそ感じる衣と肌が擦れる感触。 その感触を唐突に、そしてゆっくりと渚に味あわせていく。 ファルは渚の身体をゆっくり優しく撫でていく。 そしておもむろに左手を相手の肩に乗せて、右の掌にはなだらかな膨らみを収める。 優しくも妖しい感触が渚の心を磨耗させていく。 「……ふぁあ……やぁ、やめ……はぁあ…… ……ファ、ル……さん、なに、す――」 「もう一度聞くわ。 目の前に私を殺そうとしている殺人者がいたら、渚さんはどうするの? やっぱり『人殺しはいけない』って言うの? さっきも言ったけど、それじゃあ私も渚さんも殺されてしまうわよ」 「……それっ……はぁあ……いけなひっ……こと……」 矢継ぎ早の質問は冷静な判断力を奪うものである。 そして話し続ける合間もファルの手が愛撫を止める事は無い。 暖かな膨らみを時には撫で、時には揉み、時には摘む。 様々な角度からの刺激を渚に送り込む。 それは渚の精神を確実に蝕んでいった。 じわじわと……じわじわと…… 堕ちるのも時間の問題だった。 「まだそんな理想論を言うの、渚さん。 ……じゃあ、もし貴方の目の前で私が朋也君を殺そうとしたら、どうするの?」 「……ふぇっ!?」 まるでそんな事ありえないとでも言いたげな表情を浮かべている。 それを見てファルはますます渚は甘ちゃんだと位置づけた。 みんなに守られてぬくぬくと育った箱入り娘。 やはり死んだリセにそっくりでとことん甘ちゃんだ。 自分とは似ても似つかないような生い立ちなんだろうと密かに思う。 その微かな苛立ちを込めるように、どんどん渚を底無しの奈落に堕としていく。 愛撫も止まる事を知らず、一層動きが妖しくなっていく。 「さあ、どうするの渚さん。 朋也君を助けるために私を殺す? それともただ叫ぶだけで朋也君を見捨てる? 叫ぶだけじゃ私はやめないかもしれないわよ」 「……だ……めっ……で、す……」 「何がだめなのかしら。そんなこと言っているだけじゃ朋也君はどうなっちゃうのかしらね」 言葉でえぐるたびに、掌で撫でるたびに、渚の身体は未知の刺激を受けて怯えたように震えている。 身体も徐々に弛緩していき、目の光もだんだんと虚ろになりかけていた。 事ここに至って半ばファルは確信していた。 もうすぐ渚は堕ちる、人形になるのは目の前だと。 精神状態は既に疲弊したも同然。 先程は寸でのところで踏み止まられたが、今度はそのような事はないだろう。 精神的な支えである岡崎朋也が死んだのだ。 もう古河渚に拒む力はない。 「苦しいんでしょ。楽にしてあげましょうか。 簡単よ。さっき教えたように頭を空っぽにすればいいのよ。 後の事は、私に任せて――」 そして欺瞞に満ちた救いの手をさしのべる。 それが奈落への誘いだとも知らずに彼女は掴むだろう。 手を掴んだ瞬間、彼女は忠実な操り人形になってくれるだろう。 そして一人の少女が『堕ちる』―――― ◇ ◇ ◇ 分からない。 分からない。 分からない。 分からない。 何が分からない? 私は誰? 古河渚。 ここはどこ? 教会の中。 今何をしている? ファルさんと話している。 何を話している? 人殺しについて……え? 人殺し? それはいけないことで……本当にそうなんだろうか? 人殺しはしてはいけない……でもそうしたら朋也君が…… え、でも朋也君はもう死……違う! 朋也君が死んだなんて、そんなの…… でも私が何もしなかったら朋也君はファルさんに殺さ……へぇっ、ファルさんは私の目の前に…… じゃあ朋也君を殺そうとしているのは誰? ファルさん? それじゃあ私の目の前にいるのは誰? ファルさんじゃない? 分からない。 分からない。 分からない。 分からない。 頭がトロトロに溶けていくみたいで考えがまとまらない。 身体もだんだん火照ってきているみたいで……風邪? 頭がどんどんバカになっていくような感覚に襲われる。 いや、いやです、誰か助けてください! 朋也君! でも朋也君は……え、ファルさんは目の前に……ファルさんは朋也君を殺そうと……目の前のファルさんは…… 怖い。 視界がぼやけて霞んでくる。 目の前にいるファルさんが別のもの――得体の知れない悪意に見えてくる。 目の前にあるものが怖い。 得体の知れない悪意が怖い。 何を話している? 分からない。 今何をしている? 分からない。 ここはどこ? 分からない。 私は誰? 分からな……え、私は古河渚……分からない。 怖い。 私の頭の中が空っぽになって……嫌っ、嫌っ、嫌っ、嫌っ、嫌、嫌、嫌、嫌、いや、いや、いや、いや―――― 「いやぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 渚は過度の負担から恐怖に駆られ、思わず目の前のものを振り払った。 しかし元々の力も弱く、疲労しているところに加えて精神は崩壊寸前。 振るわれた腕にはファルを「突き飛ばす」だけの勢いはなくて当然だった。 その行動が一つの結果を生みだす。 ◇ ◇ ◇ その結果が起こった原因は何だろう。 原因は一つではない。 様々な原因が寄り集まって、行動を誘発し、そして結果を生んだ。 それを責める必要はないだろう。 責める者など、どこにもいないのだから。 振るわれた渚の腕は覆い被さる位置にいたファルの右脇に当たった。 それは些細な力だったが、横軸への力のベクトルが掛かった事に変わりはない。 ファルの左手は一応支えを得ていたが、右手は不安定な格好だった。 加えて渚が急に動いたためにその支えも無意味に等しくなる。 さらにファルには渚はもうすぐ堕ちるという僅かな気の緩みがあった。 「!?」 だからこそファルがバランスを崩すのは十分あり得る事だった。 加えて今ファルがいるのは長椅子の上。 その幅は狭く不安定だと言わざるを得ないものだった。 その上で一度バランスを失えば、元に戻すのは困難な事だった。 バランスを崩した者は長椅子から追放され、そして―――― 「がぁっ!?」 それは不運とでも言うべき事か。 バランスを崩して倒れる先には椅子の角があり、ファルは頭を勢いよく角にぶつける事になった。 その際に頭部から少なからず出血も見受けられる。 だがそこは終着点ではなく―――― 「ごぁっ!?」 さらにその下の地面にも勢いよく頭から倒れこんだ。 しばらく呻いていたが、それっきりファルは動かなくなった。 ファルの意識はそれを最後に深い奈落の底へと堕ちていった。 教会から聞こえるのは渚が発する荒い息づかいの音。 それは時間にすれば一瞬の出来事であった。 様々な原因が重なりあい、そして起こった行動の果てに、結果が生み出された。 一人の少女――ファルシータ・フォーセットが堕ちるという結果を生み出したのだ。 ◇ ◇ ◇ 渚がようやく周りの事に意識を向けられるようになったのは、しばらくしてからだった。 崩壊しかけの精神が動きだすまでには少し時間が必要だったようだ。 「……はあぁぁ……はあぁぁ……私、は……」 渚は今に至るまでの出来事を思い出そうと記憶を探り始めた。 朧気な記憶しか出てこないが、記憶の断片を必死に繋ぎ合せていく。 「えっと……確か、ファルさんと逃げてきて……それで――――ッ!?」 そこで渚は自分が座っている長椅子の傍らに倒れているものに気付いた。 それは頭部から命の証である赤い血を流して倒れ伏しているファルだった。 それを見つけた瞬間に渚の頭の中にはあの時の事が鮮やかにフラッシュバックしていった。 自分に襲いかかる得体の知れない悪意を感じたと思って、それが嫌で振り払おうとして、ファルさんが―――― (……ファルさんが倒れているのは……私の、せい?) 「ファルさん?」 呼びかけてみる。 しかし返事はない。 「ファルさんッ?」 今度はさっきより強く呼びかけてみる。 しかし返事はない。 「ファ、ファルさん?」 三度呼びかけてみる。 今度は体を揺すってみた。 しかし返事はない。 だが返事の代わりに手にはファルの血が絡みつき、まるで咎めるようにその赤を強調している。 「――――ッ!?」 怖かった。 逃げ出したかった。 早くこの空間からいなくなりたかった。 人が死んだ。 死体ならさっきも見た。 だがそれで死体に耐性が付く訳ではない。 ましてや目の前の人を殺したのは……自分自身? ――ワタシガコロシタ?―― (分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。 分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。 分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。 分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。 分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。 分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。 分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。 分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。 誰か……私……嫌っ……人殺し……ファルさん……血……まことくん……死体……朋也君―――― 朋也君、助けて……あれっ、朋也君はさっき放送で……いやそれは間違い……間違い……) 渚の心は荒れた海のように千々に乱れていく。 そこへ突如として記憶の底から降りかかる先程のファルの言霊。 ――人は自分のためだったら何でもするの。朋也君もそういう人に殺されたのよ。 (朋也君……私……ファルさんを殺して……私も誰かに……) 渚の精神はもう正常に物事を判断できなくなってきていた。 自分は人を殺してしまった。では自分も誰かに殺されてしまう。早くこの場から離れなければならない。 最早脈略も無いに等しい突発的な思考だった。 だが渚はその思い込みに縋る以外の術を思い浮かべる事が出来なかった。 実際今の渚の精神状態はファルの調教と現状へのショックで限界だった。 「……私……私……わた――」 何かを恐れるように渚は目の前のデイバッグ2つを持って教会から飛び出していった。 荷物が多ければ安全だという考えにでも至ったのだろうか。 まるで何かから逃げるように、何かに怯えるように、その場から遠ざかる。 後に残ったのは、壊れた人形のように身動き一つしないファルシータ・フォーセットだけだった。 ◇ ◇ ◇ 朝日が差し込む教会。 静寂がその場を支配し、来る者がいればその荘厳な光景に感想の一つも述べるであろう。 通常であれば賛美歌の一つでも聴けたのかもしれない。 だが残念ながらここは天国ではなく寧ろ地獄に近い。 教会などおよそ殺し合いの場には似つかわしくない場所である。 いや、それは少しばかり語弊があった。 神聖な教会といえども、完全な静寂ではないようだ。 町を駆け抜ける風のざわめき、微かに聞こえる波の囁き。 そして風に乗って聞こえてくる殺し合いのレクイエム。 そして教会の中にも微かな音が息づいている。 それは注意しないと聞き取れないぐらいの息吹。 床に転がる一人の少女から聞こえてくるようだ。 息吹の正体は呼吸の音――――ファルシータ・フォーセットのものだった。 彼女は堕ちたまま、その意識はまだ戻らない。 【B-1 教会付近 朝】 【古河渚@CLANNAD】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式×2、ビームライフル(残量90%)@リトルバスターズ!、未確認アイテム0~4、ICレコーダー、 イタクァ(5/6)、銃弾(イタクァ用)×12、銃の取り扱い説明書、鎮痛剤(白い粉が瓶に入っている)】 【状態:健康、膝下や服に血が付着、極度の精神不安定】 【思考・行動】 基本:……殺し合いなんて、ダメです? 1:私……私…… 【備考】 ※岡崎朋也の死を認めたくないと思っています。 ※ファルが死んだと思っています。 【B-1 教会 朝】 【ファルシータ・フォーセット@シンフォニック=レイン】 【装備:なし】 【所持品:なし】 【状態:気絶、後頭部出血、スカートが大きく縦に裂けている(ギリギリ下着が見えない程度)】 【思考・行動】 基本:自身の保身を最優先、優勝狙い。出来る限り本性を隠したまま行動する。 1:…………(気絶中)。以下気絶前の思考。 2:渚よりも強く扱いやすい人間が見付かれば、そちらを盾にする。 3:利用価値の薄い人間は、殺し合いを行うように誘導するか、秘密裏に排除する。 4:誠については死んでいても生きていても問題なし。 5:クリスに危害を加える事に対してのみ、迷いあり。 【備考】 ※ファルの登場時期は、ファルエンド後からです。 082 サクラノミカタ 投下順 084 救いの言ノ葉 082 サクラノミカタ 時系列順 084 救いの言ノ葉 060 見上げた虚空に堕ちていく 古河渚 089 影二つ-罪と罰と贖いの少年少女- 060 見上げた虚空に堕ちていく ファルシータ・フォーセット 091 風の名はアムネジア
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幻の少女の島にて 1 幻の少女の島にて 2 ■セッション第三回目 GM 現在の戦闘状況。 ネツァクHP82 MP20 ギゴHP55 MP4 ←今ココ トモヤHP42 MP14 源泉+1 ライナスHP70 MP20 耐性-1 ラウHP45 MP36 陰陽+1 アズミHP30 MP37 クラーケン腕BHP50 MP20 クラーケン腕CHP50 MP20 クラーケン腕DHP50 MP20 クラーケンHP140 MP0 ~あらすじ~ 依頼をそつなくこなし、昼間から酒盛りをしていた一行。 と、そこに赤い服の冒険者・ライナスが現れる。 彼は「国からの依頼」と言って、一度は確かに沈んだ人工島「亡霊の島」の探索の話を持ちかける。 そこで一行は依頼を受けるも、移動途中にクラーケンに襲われて…? どきどきハートフルセッション、始動開始☆ ラウ ギゴいなくね? オンセではよくあること ネツァク ただいまー アズミ 復帰しました 今までの流れは大体把握 ラウ クラーケンてっきり属性つきかと思ったら、無属性なんだな 連牙に切り替えたほうがいいか GMGM、次はどうすればいいの? GM 現在は戦闘状態になっていますので、まずはクラーケンの撃退を。 ラウ 把握した。 GM それではセッションを開始します。 ==== トモヤは何にもなっていない。 行動をどうぞ。 魔法陣LV1を選択。 「さて、もう少しで……」 魔法陣がもう一つ。指先で描き出される。 GM トモヤの魔法陣が濃くなったような気がする。 トモヤ源泉1→2 ライナスは源泉分だけMP回復。 MP20→30 ライナスはスパークリングドームを発動。 クラーケンBに40のダメージ。 クラーケンBHP50→10 ラウは源泉分だけMPを回復。 MP36→40 行動どうぞ。 ラウ 「んー、効いていないようですね」 呪符を切り替えて、連牙で攻撃だ 以後、ずっと同じ行動で処理してくださいな。 トモヤ あー、MPって最大MP以上に回復しないのか。やべぇ、回復使えねぇwww GM ラウは連牙Ⅱでクラーケンの腕Bに攻撃。 MP40→30 クラーケンの腕Bに16のダメージ。 クラーケンの腕Bは動かなくなって海に沈む。 アズミは源泉分だけMP回復。 MP37→39 行動どうぞ。 ラウ GMー、確かウィッチは 戦闘時に上限を超えてHPやMPが回復する仕様だったと思うんですが 回復しない処理ということで進めるのかな? アズミ やることは変わらずメガミの灯! 「神敵必罰! 裁きの光よ、我が指の差し示す者の元へ!」 ばしーん ネツァク えーと、何回か言われてる 「所持しているスキル、武器のレベルアップはSP20で可能」ってのは適用してもいいんだろうか? SPが30あるから剣強化したかったんだが ウィキ管理人 参加してないけどちょっと失礼。 ええとね。 Witchにステータス「上限」はありません。 Witchで最初に指定したステータスは「初期の値」であって、「上限」ではないです。 だからやろうと思えばHP99999とか出来る仕様になってます。 GM wikiに何回か検索かけましたが、そのような仕様は見当たりませんでした。 未実装として処理します。 アズミはメガミの灯Ⅱを詠唱しようとした。 ターゲットを選択してください。 アズミ ターゲットは壁、一番ダメ食ってるやつ SPの20使用で技能ランクアップは俺が言い出した設定なんだ でないと、なかなか成長出来ないなーと思って 避難所本スレで言い出してみたけれど、誰も反応してくれないので俺だけ実装してみたwwwwwww 出来れば、話題になった所で公式に認めるか否か意見が欲しいな キャンペーン方式(同じキャラで何度もプレイすること)でセッションする場合、以上のようにキャラを成長させるのもいいかもしれない ネツァク だよな。lllにするのにSP60も使っちゃ成長できない その事をこの前言おうと思ったんだが寝落ちとかしちゃって…… この戦い終わったら処理しとくわ 汚しスマソ GM クラーケンは自分の腕Cを壁にしたようだ。 指先は壁になっているクラーケンの腕Cに向いた。 MP39→31 クラーケンの腕Cに10のダメージ。 クラーケンの腕CHP80→70 クラーケンはライナスに向かって腕2本で攻撃。 10のダメージを与えた。 ライナスHP70→60 クラーケンは墨を吐いた。 ライナス耐性9→8 ネツァクは何にもなっていない。 行動どうぞ。 ネツァク 「せいッ!」 壁になってる足にロングllで攻撃。 HP82→78 GM ネツァクはクラーケンの腕CにロングソードⅡで切り付けた。 魔剣士の心が剣攻撃力を[2]倍にしてくれる。 そしてクラーケンの腕Cに10のダメージ。 クラーケン腕CHP70→60 トモヤは何にもなっていない。 行動をどうぞ。 トモヤ 奈落の沼Ⅱを選択。 「そろそろ堕ちろ」 最前列の足に向けて緩く手を翳す。 GM トモヤは奈落の沼Ⅱで攻撃。 MP14→10 クラーケンの腕Cに8のダメージを与えた。 クラーケン腕CHP60→52 ライナスは源泉分だけMP回復。 MP10→20 ライナスはスパークリングドームでクラーケンの腕Cに攻撃。 MP20→0 そして、クラーケンの腕Cに40のダメージ。 HP52→12 ラウは源泉分だけMP回復。 MP30→35 ラウは連牙Ⅱでクラーケンの腕Cを攻撃。追加効果で20のダメージ。 HP12→20 クラーケンの腕Cは傷つき、倒れた。 アズミは源泉分MP回復。 MP31→33 行動どうぞ。 アズミ では、壁に向かってメガミの灯 「危ないのは、あの足だけのようね…。ライナス!もう少し耐えてなさいよー!」 GM アズミはメガミの灯Ⅱを詠唱。 MP33→25 クラーケン腕Dに10のダメージ。 HP80→70 クラーケンは腕でライナスに攻撃。 HP60→55 クラーケンは墨を吐いてライナスに攻撃。 耐性8→7 ネツァクは何にもなっていない。 行動どうぞ。 ネツァク ロング剣で壁をズンバラリン …やっぱllじゃ打撃力低すぎだな 役にたたん アズミ 剣だけじゃない… 俺の魔法も大して効いてない… ネツァク ネツァクはロングソードⅡでクラーケンの腕Dに10のダメージを与えた。 ネツァクHP78→74 クラーケンの腕DHP70→60 トモヤは源泉分MP回復。 MP10→12 行動どうぞ。 トモヤ 俺なんてもっと酷い有様だぜw キャラメイクがダメ過ぎるw 奈落の沼Ⅱを選択。 「まだだ。まだ堕ちてろ」 足に掌を翳したまま。 ラウ 各自役割があるんだぜ? 前衛で味方を守ったり、回復で味方を癒したり。 まぁ、ライナスがオールマイティにバランスブレイカー気味なので PLって戦闘じゃあんまり目立てないんだけど アズミ 逆に、逆に考えるんだ! あのイカ野郎がタフすぎるんだと ネツァク 俺…これでも威力二倍なんだ…本当ならダメージ5なんだ… 次の戦闘に期待www GM トモヤは奈落の沼Ⅱでクラーケンの腕Dを攻撃。8のダメージを与えた。 トモヤMP12→8 クラーケン腕DHP60→52 ライナスは源泉分MP回復。 MP0→10 ライナスはツーハンドソードⅡでクラーケンの腕Dに攻撃。10のダメージを与えた。 ライナスHP55→51 クラーケン腕DHP52→42 ラウは源泉分MP回復。 MP25→30 ラウは連牙Ⅱでクラーケンの腕Dを攻撃、追加効果で24のダメージ。 ラウMP30→20 クラーケンの腕DHP42→18 アズミは源泉分だけMP回復。 MP25→27 行動どうぞ。 でも次から仕様変更に合わせるから弱くなる事間違いなし。 アズミ メガミメガミメガミ 壁狙いで 「回復? ライナス頑張れ☆」 まさに外道 GM アズミはメガミの灯Ⅱでクラーケンの腕Dに攻撃。10のダメージ アズミMP27→19 クラーケン腕DHP18→8 クラーケンは怯えている。 どうしますか?[A-C] A 脅す B 懐柔 C 止め トモヤ 「よし、イカゲソ。お前に選択権を与えてやろう。俺達をこのまま「亡霊の島」まで運んで行け、さもなくばお前の腕が――」 と脅した所で後ろからアズミの声。 アズミ 「…!! 逃がすなー! 追えー! 今夜はゲソ天でビールだー!」 当然トドメ狙いですが何か ラウ D息の根を止める ネツァク ……ん? 「ちょ、ちょっと待って、相手にもう戦意は無いですよ」 キャラ優先… ああ、やっぱあくどいキャラにするべきだったか…? 中のひとたちの正確がにじみでる一幕である GM クラーケンは実に怯えている。 命を助けてくれるならなんだってする、といいたげだ。 すがるような目で見ている。 さあ、決断は? アズミ 「ネツァク、悲しいけどこれ戦争なのよね…。弱肉強食という名の戦争なのよっ! さぁ弱きは肉となって強者の腹に収まりなさい!」 まさに外道 トモヤ 「ああ、別にお前が嫌だと言うなら俺は強制しない。あいつらもああ言っている事だしな。従わなければお前の残り少ない足が素敵な方法で海の藻屑と消えるだけ……って、コイツそもそも人語解するのか?」 利用価値はありそうだが?と周囲に意見を問う。 ラウ 護符をふわわふ飛ばしつつ 「あぁ、楽しくなってきましたね。肉が裂ける感触がたまりません。 今夜のおかずもたのしみです」 ネツァク 「落ち着いてくださいってば。気持ちはわかりますがホラ、私たちを目的地まではこんでくれるそうです。 少しここは任せて下さいませんか?ね?」 子供をあやすような口調でwww ていうかアズミ、ノリノリやんwwww GM ……君達は、クラーケンを助ける事にした。 クラーケンはお礼に、目的の地点まで護衛してくれるようだ… エリアDを通過して、今度はクラーケンが先頭にたっている。 君達は、目的の地点にたどり着いた。 が、何ということだ、島どころか岩すら無い! ラウ 「ライナス?」 トモヤ 「島が沈んでる、なんて事ないよな?」 腕組みをして横目でクラーケンを見て ネツァク 「ええと……海ですね。ここは」 GM ライナスはしきりに海図を見ている。 そして、信じられないといったように言う。 「…ポイントはここで合っている。国からの正式な書類にもここだって書いてあるんだ。 しかも、俺は望遠鏡で島を確認しているんだ、それも三回も!」 「本当に、亡霊の島なのか…?」 沈んでいる島はいずれも浮かび上がった形跡は無い。 海である。 なにかの動きが出始めている… アズミ 「なんだろう、凄いイヤな予感するわー。 …デカイ亀の背中を島と勘違いしたって童話、あったわよね」 ラウ 実は巨大なカメでした。というオチ 「騙されたんじゃないですか?」 ネツァク 「………? 何か変ですね…?確認してきます。海上の監視、よろしくお願いします」 ぱっと服脱いで飛び込む。一応剣は掴んでるけど アズミ 「ちょ!? ネツなにやってんのぉー!?」 GM 「いや、あの人工島そのままの姿だった。陸地だけじゃなく、建造物も確認できたんだ…うわあああああッ!!!」 海の動きが変わり、渦潮が君達を飲み込みだした!! 「みんな…何かにつかまれッ!!」 ラウ これはネツが触手でにゃんにゃんフラグ 触手エローイ GM 何ということだ、そのまま渦潮に巻き込まれてしまった! ネツァク ちょwwwwなにそのタイミングwwww ネツァク行方不明wwww トモヤ 「気を付けろよ。本当に島が亀だったら洒落にならん。人工の島なんだから何があっても不思議じゃない」 す、と腕組を解きながら潜っていくネツァクを眺め……あ、渦潮だ。 「言わん事じゃない!ラウ!呪符で何とか出来ないかっ!?」 ラウ 「あらら」 船底にしがみつきつつ、ネツァクを眺める。 水の護符でドカーンと救い出す、とかできたらいいのに。 ネツァク 「ネツァク、ネツァクー!」 だが ざんねんながら ねつぁくのすがたは みえない! まさに外道 ネツァク ド真ん中に死亡フラグ えっと、これはどうしましょうか。 ラウ 「下手に干渉したら、ネツァクの胴体がねじきれちゃう気がしますね 渦の流れでも緩めてみます?」 懐から水色の札を取り出して、海面に落すぜ。 アズミ これがWitchの恐ろしいところだ… プレイヤーが自由過ぎる アズミも一応魔女の血を引いてるので、何かしら魔法が使えるかなぁ GMがんばれマジがんばれ ネツァク こういうロールで起こる事故は大好きですといったら怒る?怒る? GM泣かせである ラウ なんでもありっちゃ、なんでもありだもんなwwwww GM ラウの呪符はその効力を発したが、何故か逆に力が働いてしまった! 全員が流れに飲まれてゆく… トモヤ 「ええい!クラーケン!クラーケンはまだ居るか!残った二本の腕を落とされたくなかったら早くあいつを助け―――」 うーわー。うーずーしーおーだー。 ラウ 「いやー、大自然は偉大ですね」 GM クラーケンは、既に渦潮に巻き込まれて残念ながら死去したものと思われます。 … 暖かい光が君達に差し込む… どうやら、陸地に流されたらしい。 …でも、どうやって渦潮から陸地にたどり着けるというのだろうか? 辺りを見回すと、人工的な建造物が立ち並んでいるのが見える。 隣には、クラーケンの残骸が転がっている。 ライナスの姿は見えない。 ネツァク 「貴女はちょっと無謀」という母の言葉を思い出しながら、ネツァクの意識は砕け散った。 ネツァク、あっけなく気絶。 ラウ 「うー…お、生きてる」 気絶してる仲間を起こしつつ 辺りを見回す。 ネツァク 「……あ…れ?」 起きあがって辺りを見回してみる。 で、みんなを起こそうとして、 「(あ…服が無い)」 トモヤ 周囲を見回した後、眼鏡を掛け直す動作と共に起き上がる。 「おい、喜べ。今ならイカが食べ放題だぞ」 トモヤの眼鏡は無事なのだろうか? アズミ さて、何処かに辿りついたようだけど… アズミは基本的に虚弱体質なので気絶して起きれないだろうな 誰かから起こされるまで寝てるってことで と、早速起こされたけど、ダメージは常人の二倍だからぐったりだ 「イカくさい…」 エロ(ry GM 烏賊の扱いが酷すぎるwwww 君達は暫くして、この島が人工島であることに気がついた。 海の方を見ても、全く他の島は見えない。 と、そこに少女が駆け寄る。 どうやら君達が珍しいようだ。 君達が話しかけようとすると、逃げていってしまう。 追いかける?[YNQ] ラウ YES ネツァクテラセクシー路線wwwwwwwwww 「異国の衣装ですが、よかったらどうぞ」 と、どっから取り出したのか和風な衣装をネツァクに アズミのほうはぐったりしてて全身濡れてる姉御肌のダークエルフか。イイな エ(ry アズミ 「…ラウ、その服は何? 何でそんなもの持ってるのよ…」 和風の服→巫女装束だーっ! な、なんだってー!! ネツァク 「どうも、すみません」 おかしいな、ちょっと皆が笑えればいいと思って飛び込ませた結果がキャラの半裸か? おかしいなぁ トモヤ 「酷い目に逢ったな……まさかこんな形でスペアの眼鏡を使う事になるとはな」 懐から出した眼鏡ケースを出して掛けながら呟く。すると、逃げていく少女の背中 「……ライナスの姿も無い。行くか?罠の可能性もあるが」 ラウ 「一部の層から高い需要がありまして」 ネツァクなら、服の一着や二着なんとでもなりそうだけどw 死ななくてよかったじゃない。 GM 君達は、少女を追いかけた。 町並みはふつうの町のそれと大差はないが、人の気配は全く感じられない。 さて、どこを探そうか? 【個人行動】 A 港 B 中心街 C 居住区 ネツァク 髪白いからまぁ大丈夫さ! なんか大人姿になるって設定がこんな形で活きるとは(ry 「……目的地にはたどり着いたようですが」 アズミ 「そうね。ここでうだうだしてても始まらないし、手掛かりがあるならまずは動きましょう」 濡れた髪をぞんざいにまとめながら、少女が去ったほうを見つめます 女の子追っかけようかー アズミ 携帯反応遅くなっていやん 個人行動で戦闘なったらどうしようか ネツァク にア D.空から探す まさに恒例 ラウ 飛ぶなwwwww まさに自由 GM 人工島上空。 雲は全く見つかっていない。 人の生活反応はここからは確認できなかった。 少女の姿も無い。 それに、一瞬地面がぼやけたような気がした。 中心街編 ラウ 個人行動はGMの負荷高いけど大丈夫かい? ラウはBで GM 中心街。 活気は全く見当たらない。が、店の品物はそのままになっている。 まるで、人だけが消えてしまったような、そんな印象を受ける。 結構色々な店があるみたいだ。探す? ラウ 探す探す GM 水晶で出来た鎧とルーン文字がびっしり刻まれた剣、それに透き通った指輪を見つけた。 いずれもアーティファクトだと思われる。君はそれら全てを手に入れた。 ラウ うめぇ。 「魔力が篭ってるみたいですね」 指輪をつけてみる。他のアイテムも調べる GM 指輪は『エントロピーの指輪』だった。 MPの2割を消費することにより、ダメージを無効化するという優れものだ。 剣はルーン文字の部分だけ輝いている。 水晶の鎧は光が駆け巡っているように見える。 ラウ 「こんな品物が普通に並んでるなんて、ただの浮島じゃないみたいですね …剣と鎧は私には使えませんけど」 調べるところがなければ、別の場所に向かうぜ GM 他に調べる所はなさそうだ。 どこに行こうか? A 港 C 居住区 ラウ では、居住区に。 なんか、みんなそこに集合する気がするしね 港編 アズミ 皆なんの躊躇もねーのかよwwwwwww じゃあアズミは残った港に行きます 「……まさか、このあたしが慎重になれ、なんて言うことになるとは」 GM 港。漁船が沢山あるが、いずれにも誰も乗っていない。 何かの看板が君の足元に転がっている。 所々かすれているが、読めそうだ。読む? ネツァク 「人が居ない……全滅?しかし、さっきの少女は? …なんだ?ぼやける…本調子ではないからか」 えーとりあえずアズミたんのところへ。 アズミ 読む読む 読んだ途端発動するトラップだったら笑う笑う 「あら、ネツァク。上からみた感じどうだったかしら」 ネツァク 「ここはマズいです。明らかに普通ではない。 みんなと合流しましょう。危険です」 GM 看板には以下の様に書いてあった。 【本日が…難……終日に…りま…。市…の……んは地区ご…に船へ…】 この先は読めなかった。 居住区編 トモヤ 「まず、この島の人間に言葉が通じるかどうかだな」 C、居住区を選択。 「最悪の場合、島の人間全てが敵という事もありえるが」 空から行けるなら手分けしてが妥当か。 GM 君は居住区にいる。 居住区にも人はいないらしい。 が、一つドアの開いた家がある。探す? トモヤ 探す。一応背後には気を付ける。 「さて、誰も居ないならせめて金目のものでも」 まさに外道。 GM 家に入るとさっきの少女がいた。 「ふふっ、ここに何の用があるのかな?」 トモヤ 「意外だな。共通語が通じるのか」 両手を緩く広げると、敵意が無い事をアピール。 「海の中で探し物をしていたんだが、どうやら渦潮に巻き込まれたらしい。まず此処が何処だかも解らない状況でな」 しまったな。狼煙でも持ってくるべきだった。どうせ湿ってて使えないだろうけど。 GM 「…そう。私を迎えに来てくれたんじゃないのね。」 少女は暗くなる。 「折角人に会えたのに… 何年も何年も待っているのに誰も迎えに来ない…疲れちゃった。」 ラウは居住区に行き、家の中に入った。 「あら、さっきの人ね?」 「貴方は、私を迎えに来てくれたの?」 期待するように見る。 ネツァク なんかテラ緊張感 アズミと居住区にGo。 アズミ では、ネツァクと共に居住区へ トモヤ 「何年も……?」 周囲に気を配りながら話をするのは疲れる。そもそもこの少女自体危険な感じがする。 「いいだろう。なら俺達と一緒にこの島を出て行けばいい。君はこの島を案内する。俺達は探索の序に君を連れて帰る。悪い条件ではないと思うが?」 一歩、少女に足を進める。 ラウにむかって小声で 「そういう事にしておけ。何かその方がいいような気がする」 ラウ 「えぇ、お待たせしました」 とりあえず、話をあわせてみる GM 「分かった、そうする。 …一緒に、連れて行ってくれるんだね?」 嬉しそうだ。 アズミとネツァク達は居住区に来て、家に入った。 少女はこんなにも人が居ることに慣れていないようで、少しはしゃいでいる。 「それじゃ、早速いこっ☆」 こうなると元気なもので、彼女は必要なもの(と言っても詩集やノートだが)をまとめた。 アズミ よし、ここで黒巫女の職業特性を発動! 魔力感知! これは怪しい魔力を感じたり、魔物から発せられるオーラを感じたり出来るのだ! ということで、その娘の様子を調べたいな なるべく自然なふうを装おって 言ったモン勝ちルールの発動である GM 人とは違うエネルギーを感じる。 そういえば彼女は透き通っているようだが… ネツァク 「話はどうなってるんですか?あの子は?」 トモヤにヒソヒソ声で聞く。 ギゴの中の人 うわ、申し訳ない。今日のセッション18時からだと勘違いしてたわ・・・。 今さら参加も厳しいだろうから、とりあえず今回は中途退場ってことにしといてくり。ゴメン オンセではよくあること それだけオンセするときは、日時の情報に気を付けなければならない 参加者全員が見る掲示板などがあるといい トモヤ 仲間が集まると、ようやく仲間の方へ向き直る。 「簡単に状況を説明するぞ。この子はどうやら置いてけぼりにされたか最初から一人だったらしい。もう何年も此処に居る。 今、俺達がこの子を島の外に連れて行く代わりに島の案内を頼んだ所だ」 ネツァクの声に口早に答えながら、そっちは?と視線を送る。 ラウ 「そういや、こんなものがありましたよ」 指輪をアズミに剣をネツァクに鎧をトモヤに渡す ネツァク 「何か変です。誤魔化されているような、というか……空から見ても不自然で」 少女の方に向きなおって、 「こんにちわ。名前は何というんですか?」 GM 「あたしの名前? アナスタシアっていうのよ」 笑顔で答える。 ネツァク (ラウから剣を受け取って) 「これは…」 何?この剣何?超wktk トモヤ 「関係無いだろう。彼女が敵であろうと無かろうと、案内してくれると言うのだからその言葉に甘えよう。その代わり俺達は彼女を連れてこの島を出る。それだけだ」 ラウからよろいを受け取りながら、「鎧か?動きが鈍るから余り好みではないのだが…」と呟きつつも着てみる。 「例えこの島が実態のない島だったとしてもな」 アズミ ふむ、ではアナスタシアから怪しげなオーラを感じたことを全員に伝えておくわ 「…みんな、油断しないように。あのこ、大分普通じゃないわよ。最悪、レイスやゴーストの類いかもね」 ラウから指輪を貰って 「やだ、何のつもりよ! ふ、ふん、勿体無いから受けとってあげるわ! 別に嬉しくなんかないんだからねっ!」 ネツァク 「…わかっています。人も居ない、物流も途絶えた島で少女一人が生きていられる筈はありませんからね。 今の所悪意があるようには見えませんが……」 トモヤ 「……へぇ……半分以上当てずっぽうだったんだが、ビンゴか……いやなぜそこで照れる。俺達全員貰ってるじゃないか、装備なら」 ラウ 「アズミ、顔が赤いようですが。大丈夫ですか?」 これがベストかなアイテム配分かなーと思うんですが、どうだろ トモヤ 「ネツァク、この鎧、お前が着ていた方がいいとも思うのだが、どうする?」 と、試しに着てみた鎧を一度外しながら。 鎧は前衛が持ってた方がいいかも知れない。 アズミ 配分はいいと思うが、残念ながらスロットが一杯だ… このセッション終わったら拡張して指輪しようかな 左手の薬指に! GM と、そこで君達は声を聞いた。 「……ろ、…きろ…皆、起き…」 ライナスの声だ! と、瞬間的に上に引っ張り上げられる気がする! 少女は、不思議そうな目でこちらを見ている。 ラウ 指輪と剣と鎧がラウの周りに集まってきた。引っ張り上げられる前に掴まないと! 何を掴む? 1 指輪 2 剣 3 鎧 アズミ 誰が帰還の巻物を読んだwwwwwww ワーオ、なにもかもがローグライクに見える! ラウ 俺、このセッションが終わったら結婚するんだ・・・ 剣はつかみ所によっては指が切断されちゃいそうなので 指輪で。 トモヤ と、そこで不意に引っ張り上げられるような感覚。 「おい!まさかコレ……!」 多分、少女に手を伸ばそうとしてもすぐに…… ネツァク 結局剣貰えないオチとかwwwww GM ラウは指輪を掴んだが、他の武具は落ちてしまった。 トモヤは少女を掴もうとしたが、触れられなくなっている事に気がついた。 消え行く意識の中で、君達は声を聞いたような気がした。 「また…ひとりぼっちになっちゃうのかな…」 とおくで、こえがきこえ――― 気がつくと、君達はいつもの宿屋にいた。 ラウ 「夢・・・?にしては、随分リアルでしたが」 トモヤ 「……ああ、やっぱりそういう事か」 自分の掌を見つめ、開いたり閉じたりしている。 アズミ 「はっ、ここは!?」 って、宿屋だ。 「……、そ、そうよね。あんなの夢よねっ! ラウが指輪くれるなんて…」 無駄にフラグを立ててみた ネツァク 「………」 窓から海を見つめる。 GM ライナスとギゴが隣に居る。 ライナス 「おお、気がついたか。全く、海面に漂っていて、息をしていなかった時はどうなるかと思ったぜ。 何、報告書の事は心配するな。俺が責任を持って提出してやった。 『見えるとも存在せず、供養の必要あり』ってな。」 「ところで、夢で何かあったのか?」 ネツァク 「……いえ。 ところでライナスさん…供養は、私にやらせては頂けませんか?」 ラウ アズミとはダークエルフ同士だしバッチリだよな おそらく、手の中にあると思われる指輪を日光にかざしてみる。 トモヤ 「……『覚えてる』よな?」 ライナスの問いには答えず、自分の掌を見つめたまま、残りの3人へ。 アズミ 「あたしが見たのは、可哀想な女の子だけよ。丁重に供養して貰えるようにお願いするわ ほ、ほかには何も覚えてないわよっ!?」 トモヤ ああ、そっちの事はどうでもいい。好きにしてくれ」 さっきまで見ていた手をひらひらと手を振りながら。 GM 「ん?ああ、いいよ。頼んでみるよ」 ネツァクの申し出にライナスは承諾した。 「ところで、あの島にまつわる話を聞いたよ。 あの島にはある幸福な家族が住んでいたが、島の避難時に次女だけがかくれんぼしてて間に合わなかったんだ。 …だれにも見つけられなくてな。そして、隣国とわが国共同の人工島爆破作戦が開始、そのまま沈んでしまったって噂だ。 次女の名はアナスタシア。彼女の亡霊は、今もあの海域に眠っているって話だ。 もしかしたら、彼女が見せた故郷を思う幻だったのか、それとも…」 トモヤ 「……」 掌をもう一度握って、開く。そこには儚げなリボンがあった。 「……ネツァク、その時は俺も行こう」 腕に、そのリボンを結びながら。 ~クエスト終了~ ~後日談~ 「(裏切ってしまった……)」 ネツァクはあの海域の上で、空中から下を見おろす。 トモヤは少し離れた所に留まった船にいる。 「ご免なさい。貴女は、ずっと独りだったのに……」 ばっ、と翼を広げると、翼から散った光の粒子が海に降り注ぐ。 「貴女はもうひとりじゃない。 『向こう』には、貴女が待っていた人が居る。だから…」 最後に一つ、一粒の涙を海に落とし、ネツァクは手を合わせた。 「おやすみなさい……よい、夢を」 トモヤは、暫く黙っていたが、不意に誰にともなく 「……案内もしてもらってないし、連れてってもやってもいないじゃないか」 腕を組みながら呟いた。不機嫌な顔で空を眺めて。 そこには自分のリボンを大切に扱ってもらって嬉しそうに 天に昇る少女の姿が見えたような気がした。 その少女は照れくさそうに君にキス(当然感触は無いが)をすると、そのまま上ってしまった。 「祈ってくれてありがとう。私の事、忘れないでね」 そんな声が、潮騒に紛れて消えた。 夏はまだ、始まったばかりだ。 ~~セッション『幻の少女の島にて』終了。~~ ~クエスト終了後の一幕~ GM さて、ここでラウ以外はアイテムを手に入れられます。 書き込みをしてください。コンマ秒でランク判定します。 アズミ中身 ステータス強化系が欲しいなぁ! トモヤ中身 何が出るかな ネツァク中身 剣、くれよ…マジで… アズミ中身 各キャラ、及び中の人の欲望渦巻く素敵タイムですね GM アズミ 「クレイジングオイル」と銘の入ったビンがアズミの手の中にあった。 これは呪いを洗い流すことの出来る油だ。三回分入っている。 イベントで解呪する場合はGMに相談する事。 一回分につき10SPで売れる。 トモヤ 少女の持っていたリボンが手の中に在った。 これは儚い感じがする。これを腕に巻きつければ、亡霊による加護により 毎ターン3点HPを回復できる。 大切なものなので売ったりしないように! 編集でログをそれっぽくしてみました ネツァク ホパリングキャロットと銘の入ったロングソードⅢ(材質はにんじん)が握られていた。 材質が材質なため通常よりも1点与えるダメージが低いが、 ショート・テレポートの魔力により戦闘中、他のモンスターと入れ替わることが出来る。 5回使うと砕ける。 これは20SPで売れる。 ホパリングキャロット追記。 この効果は自分が壁の時にのみ使える。 ネツァク中身 よっしゃ、売却 アズミ中身 よし、売却 トモヤ中身 こまった、レアアイテムチックじゃないか。 ラウ中身 速攻で売却されちゃうオイルとニンジンかわいそす まさに外道 「おや、アズミ、珍しいもの持ってますね? この指輪と交換しません?」 アズミ 「ラウ、あんたこんな油欲しいの? 変な服持ってたり実はオカマなんじゃ… って、ええぇ! その指輪…!」 驚きが顔一杯に広がったあと、アズミはぷいっと横を向いて 「ほ、欲しいなら、いいわよ。仕方ないわね、感謝しなさい!交換ね!」 ラウの手から指輪を奪いとります ラウ これはいいツンデレ。 「呪術の研究に・・・って聞いてない」 アズミ とりあえず、クレンジングオイルはラウに渡したってことで、売るかどうかはラウに任せるよ アズミは指輪を貰った嬉しさから、少女のことなんて忘れて、薬指にはめた指輪をみつめてにやにやしています 勿論、そんなことをしているのは一人きりのときだけです 誰かと一緒にいるときは、別な指にはめています こうして、無駄な設定がまた一つ増えたのでした ちゃんちゃん とりあえずお疲れ様でしたー GM 皆さん、お疲れさまでした。 そして、レスポンスがわるかった事をお詫び申し上げます。 セッションに付き合っていただき、本当にありがとうございました。 【終】 リプレイ トップページ
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おやつで子犬を救え 開始 クライスト聖堂脇の川辺・ガキ大将 説明 いじめられていた子犬はやっと自由になり、主人の元へ帰っていった。 内容 ガキ大将にタルトを3つ渡し、子犬を助ける 報酬 ブラックチョコレート2コ、船のチケット3枚 備考 タルトはクライストの道具屋で購入可能。
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タイトル 貴音「貴方様、私のお尻でお顔を潰されるお気持ちはどうですか?」 執筆開始日時 2012/06/11 元スレURL ログ速URL 概要 P(くっ・・・おもっ・・・苦しっ・・・!)フガフガ 貴音「ふふっ、それそれ」グイグイ P(もうっ・・・やめっ・・・!!)ジタバタ 貴音「あらあら、そんなに暴れちゃだめですよ、もっと堪能してくださいな」グイグイグイ P(息できな・・・もう・・・死n・・・・・・) 貴音「ふふふ・・・・まだまだ・・・私のお尻が大きすぎると笑っていた罪、こんなものでは償えませんよ・・・・?」 P「うわあああああああああああああああああああああ」 P「・・・・・・・・・・・・ゆ、夢か」 タグ ^四条貴音 まとめサイト SS森きのこ!
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151 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 16 22 40.12 ID S0F4Gt1W0 146 「何か変です。誤魔化されているような、というか……空から見ても不自然で」 少女の方に向きなおって、 「こんにちわ。名前は何というんですか?」 152 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 16 23 39.48 ID 1lBdestN0 151 「あたしの名前? アナスタシアっていうのよ」 笑顔で答える。 153 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 16 24 37.23 ID S0F4Gt1W0 150 「これは…」 何?この剣何?超wktk 154 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 16 25 35.30 ID ap7ivw/q0 151 150 「関係無いだろう。彼女が敵であろうと無かろうと、案内してくれると言うのだからその言葉に甘えよう。その代わり俺達は彼女を連れてこの島を出る。それだけだ」 ラウからよろいを受け取りながら、「鎧か?動きが鈍るから余り好みではないのだが…」と呟きつつも着てみる。 「例えこの島が実態のない島だったとしてもな」 155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/06(日) 16 26 30.37 ID S0F4Gt1W0 反応遅れた。 145 どどんまい。よくあることさ 156 :アズミ ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 16 27 55.04 ID iBH+8B4kO ふむ、ではアナスタシアから怪しげなオーラを感じたことを全員に伝えておくわ 「…みんな、油断しないように。あのこ、大分普通じゃないわよ。最悪、レイスやゴーストの類いかもね」 157 :アズミ ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 16 29 18.20 ID iBH+8B4kO ラウから指輪を貰って 「やだ、何のつもりよ! ふ、ふん、勿体無いから受けとってあげるわ! 別に嬉しくなんかないんだからねっ!」 158 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 16 30 28.74 ID S0F4Gt1W0 156 「…わかっています。人も居ない、物流も途絶えた島で少女一人が生きていられる筈はありませんからね。 今の所悪意があるようには見えませんが……」 159 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 16 31 04.22 ID ap7ivw/q0 156-157 「……へぇ……半分以上当てずっぽうだったんだが、ビンゴか……いやなぜそこで照れる。俺達全員貰ってるじゃないか、装備なら」 160 :ラウ ◆VpKHzOu04Y :2007/05/06(日) 16 31 13.25 ID U0+VBzb+0 157 「アズミ、顔が赤いようですが。大丈夫ですか?」 161 : ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 16 33 25.23 ID iBH+8B4kO 162 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 16 33 57.99 ID 1lBdestN0 と、そこで君達は声を聞いた。 「……ろ、…きろ…皆、起き…」 ライナスの声だ! と、瞬間的に上に引っ張り上げられる気がする! 少女は、不思議そうな目でこちらを見ている。 ラウ 指輪と剣と鎧がラウの周りに集まってきた。引っ張り上げられる前に掴まないと! 何を掴む? 1 指輪 2 剣 3 鎧 163 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 16 34 21.71 ID ap7ivw/q0 「ネツァク、この鎧、お前が着ていた方がいいとも思うのだが、どうする?」 と、試しに着てみた鎧を一度外しながら。 164 : ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 16 36 00.69 ID iBH+8B4kO 165 :ラウ ◆VpKHzOu04Y :2007/05/06(日) 16 36 26.96 ID U0+VBzb+0 161 162 剣はつかみ所によっては指が切断されちゃいそうなので 指輪で。 166 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 16 36 42.84 ID ap7ivw/q0 と、そこで不意に引っ張り上げられるような感覚。 「おい!まさかコレ……!」 多分、少女に手を伸ばそうとしてもすぐに…… 167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/06(日) 16 37 43.45 ID JDuPGYOn0 乙 168 :ラウ ◆VpKHzOu04Y :2007/05/06(日) 16 38 19.02 ID U0+VBzb+0 169 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 16 39 12.48 ID S0F4Gt1W0 結局剣貰えないオチとかwwwww 170 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 16 40 16.76 ID 1lBdestN0 165 君は指輪を掴んだが、他の武具は落ちてしまった。 166 君は少女を掴もうとしたが、触れられなくなっている事に気がついた。 消え行く意識の中で、君達は声を聞いたような気がした。 「また…ひとりぼっちになっちゃうのかな…」 とおくで、こえがきこえ――― 気がつくと、君達はいつもの宿屋にいた。 171 :ラウ ◆VpKHzOu04Y :2007/05/06(日) 16 41 08.41 ID U0+VBzb+0 170 「夢・・・?にしては、随分リアルでしたが」 172 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 16 42 47.34 ID ap7ivw/q0 「……ああ、やっぱりそういう事か」 自分の掌を見つめ、開いたり閉じたりしている。 173 :アズミ ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 16 42 53.43 ID iBH+8B4kO 「はっ、ここは!?」 って、宿屋だ。 「……、そ、そうよね。あんなの夢よねっ! ラウが指輪くれるなんて…」 無駄にフラグを立ててみた 174 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 16 44 22.31 ID S0F4Gt1W0 「………」 窓から海を見つめる。 175 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 16 45 18.49 ID 1lBdestN0 ライナスとギゴが隣に居る。 ライナス 「おお、気がついたか。全く、海面に漂っていて、息をしていなかった時はどうなるかと思ったぜ。 何、報告書の事は心配するな。俺が責任を持って提出してやった。 『見えるとも存在せず、供養の必要あり』ってな。」 「ところで、夢で何かあったのか?」 176 :ラウ ◆VpKHzOu04Y :2007/05/06(日) 16 46 23.84 ID U0+VBzb+0 173 おそらく、手の中にあると思われる指輪を日光にかざしてみる。 なければ、スルーでお願いします。 177 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 16 47 20.52 ID ap7ivw/q0 175 「……『覚えてる』よな?」 ライナスの問いには答えず、自分の掌を見つめたまま、残りの3人へ。 178 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 16 47 49.72 ID S0F4Gt1W0 175 「……いえ。 ところでライナスさん…供養は、私にやらせては頂けませんか?」 179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/06(日) 16 48 00.72 ID xhyqQXbp0 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1178435431/ ぷよぷよやろうぜ! 180 :アズミ ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 16 48 48.07 ID iBH+8B4kO 「あたしが見たのは、可哀想な女の子だけよ。丁重に供養して貰えるようにお願いするわ ほ、ほかには何も覚えてないわよっ!?」 181 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 16 49 44.80 ID 1lBdestN0 176 きらきらと美しく輝いている。 君はアーティファクト『エントロピーの指輪』を手に入れた。 さて、ここでラウ以外はアイテムを手に入れられます。 書き込みをしてください。コンマ秒でランク判定します。 182 :アズミ ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 16 50 24.16 ID iBH+8B4kO ステータス強化系が欲しいなぁ! 183 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 16 50 48.99 ID ap7ivw/q0 180 ああ、そっちの事はどうでもいい。好きにしてくれ」 さっきまで見ていた手をひらひらと手を振りながら。 184 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 16 51 56.38 ID S0F4Gt1W0 剣、くれよ…マジで… 185 : ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 16 54 40.08 ID iBH+8B4kO 各キャラ、及び中の人の欲望渦巻く素敵タイムですね 186 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 17 03 22.34 ID 1lBdestN0 182 「クレイジングオイル」と銘の入ったビンが手の中にあった。 これは呪いを洗い流すことの出来る油だ。三回分入っている。 イベントで解呪する場合はGMに相談する事。 一回分につき10SPで売れる。 183 少女の持っていたリボンが手の中に在った。 これは儚い感じがする。これを腕に巻きつければ、亡霊による加護により 毎ターン3点HPを回復できる。 大切なものなので売ったりしないように! 184 ホパリングキャロットと銘の入ったロングソードⅢ(材質はにんじん)が握られていた。 材質が材質なため通常よりも1点与えるダメージが低いが、 ショート・テレポートの魔力により戦闘中、他のモンスターと入れ替わることが出来る。 5回使うと砕ける。 これは20SPで売れる。 187 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 17 04 33.99 ID S0F4Gt1W0 よっしゃ、売る 188 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 17 04 34.36 ID 1lBdestN0 ホパリングキャロット追記。 この効果は自分が壁の時にのみ使える。 189 :アズミ ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 17 05 37.12 ID iBH+8B4kO よし、売却 190 : ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 17 05 53.67 ID ap7ivw/q0 191 :ラウ ◆VpKHzOu04Y :2007/05/06(日) 17 06 56.15 ID U0+VBzb+0 速攻で売却されちゃうオイルとニンジンかわいそす 189 「おや、珍しいもの持ってますね? この指輪と交換しません?」 192 :アズミ ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 17 10 20.15 ID iBH+8B4kO 「ラウ、あんたこんな油欲しいの? 変な服持ってたり実はオカマなんじゃ… って、ええぇ! その指輪…!」 驚きが顔一杯に広がったあと、アズミはぷいっと横を向いて 「ほ、欲しいなら、いいわよ。仕方ないわね、感謝しなさい!交換ね!」 ラウの手から指輪を奪いとります 193 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 17 11 46.90 ID 1lBdestN0 178 「ん?ああ、いいよ。頼んでみるよ」 ライナスは承諾した。 「ところで、あの島にまつわる話を聞いたよ。 あの島にはある幸福な家族が住んでいたが、島の避難時に次女だけがかくれんぼしてて間に合わなかったんだ。 …だれにも見つけられなくてな。そして、隣国とわが国共同の人工島爆破作戦が開始、そのまま沈んでしまったって噂だ。 次女の名はアナスタシア。彼女の亡霊は、今もあの海域に眠っているって話だ。 もしかしたら、彼女が見せた故郷を思う幻だったのか、それとも…」 194 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 17 14 07.63 ID ap7ivw/q0 「……」 掌をもう一度握って、開く。そこには儚げなリボンがあった。 「……ネツァク、その時は俺も行こう」 腕に、そのリボンを結びながら。 195 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 17 14 24.34 ID 1lBdestN0 君達は、SP80とアーティファクト(もう売られてしまったならその分のSP)を手に入れた。 ~クエスト終了(つまり、後日談はここから)~ 196 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 17 15 03.08 ID 1lBdestN0 思い思いの行動をお願いします。 無い人は、ここでセッション終了となります。 197 :ラウ ◆VpKHzOu04Y :2007/05/06(日) 17 15 41.19 ID U0+VBzb+0 192 「呪術の研究に・・・って聞いてない」 193 「いつまで一人ぼっちなんでしょうね、アナスタシアは」 198 :アズミ ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 17 18 04.37 ID iBH+8B4kO アズミは指輪を貰った嬉しさから、少女のことなんて忘れて、薬指にはめた指輪をみつめてにやにやしています 勿論、そんなことをしているのは一人きりのときだけです 誰かと一緒にいるときは、別な指にはめています こうして、無駄な設定がまた一つ増えたのでした 199 :ラウ ◆VpKHzOu04Y :2007/05/06(日) 17 18 11.62 ID U0+VBzb+0 196 特にないです。 お疲れ様でした 200 :トモヤ ◆jLVMzIsRAY :2007/05/06(日) 17 21 28.27 ID ap7ivw/q0 「……」 暫く黙っていたが、不意に誰にともなく 「……案内もしてもらってないし、連れてってもやってもいないじゃないか」 腕を組みながら呟いた。きっと、不機嫌な顔で供養に出かける事になるのだろう。 201 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 17 27 09.04 ID 1lBdestN0 200 後日、供養の場へ行くと、そこには自分のリボンを大切に扱ってもらって嬉しそうに 天に昇る少女の姿が見えたような気がした。 その少女は照れくさそうに君にキス(当然感触は無いが)をすると、そのまま上ってしまった。 夏はまだ、始まったばかりだ。 202 : ◆3i3/z.2YTc :2007/05/06(日) 17 28 02.56 ID iBH+8B4kO とりあえずお疲れ様でしたー 203 :ネツァク ◆OHeFc4xT26 :2007/05/06(日) 17 29 56.34 ID S0F4Gt1W0 「(裏切ってしまった……)」 あの海域の上で、空中から下を見おろす。 トモヤは少し離れた所に留まった船にいる。 「ご免なさい。貴女は、ずっと独りだったのに……」 ばっ、と翼を広げると、翼から散った光の粒子が海に降り注ぐ。 「貴女はもうひとりじゃない。 『向こう』には、貴女が待っていた人が居る。だから…」 最後に一つ、一粒の涙を海に落とし、ネツァクは手を合わせた。 「おやすみなさい……よい、夢を」 204 :GaMemaster ◆Y3RhV/NZjI :2007/05/06(日) 17 32 30.05 ID 1lBdestN0 203 君はやさしく天に昇る少女を見守った。 「祈ってくれてありがとう。私の事、忘れないでね」 そんな声が聞こえたような気がした。 ~~セッション『幻の少女の島にて』終了。~~ 皆さん、お疲れさまでした。 そして、レスポンスがわるかった事をお詫び申し上げます。 セッションに付き合っていただき、本当にありがとうございました。
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「木も、草も、虫も、みんな死んでいる……生きている生き物がいない……」 これが地獄なんだろうか。 自分に与えられた罰なのだろうか。 幹太郎は、命の息吹感じられぬ赤い空と霧の中で、ぼんやりとしながら木の幹に背を預けていた。 果南島というリゾート地にある喫茶店『やまびこ』の主人、それが彼の表の顔だった。 だがその正体は、自然を破壊しておいて建設されたテーマパークを楽しむ人間たちを次々と攫う、連続行方不明事件の犯人である。 最後には、彼が泳ぎを教えた少女によって自らの過ちに気づき、人々を開放して島から離れ――そして今に至る。 戦いで消耗した身体は治り、体力は十全である。だが、一歩も動く気になれない。自然を愛する彼にこの殺し合いの環境は極めて居心地が悪いのもあるが、それ以上に。島から離れ故郷に戻り、そんな自分を連れてきたあの白いウサギ。彼が自分に何を期待しているのかがわかったからだ。 ちらりと近くのコテージのテーブルを見る。そこに置かれているのは、彼が嫌う人間の象徴のような大きな銃。これを使って人々を害して回れというのだろう。果南島でそうしたように。いや、もっと直接的に。 「……そうだよな、やりかねないよな。」 視線を遠くから近くへと、傍らに投げ捨てられた拳銃へと向ける。それはあのコテージを後にしたときに持ってきてしまった物だ。 前の時は幸いにして死者は出なかった。だが、それはたまたまだ。あの時少女が、ルナが間に合わなければ、今ごろ彼らは人間の形をしていなかっただろう。 そしてもし、この場で自然を汚すような、それでいて人を殺すような人間を見れば、幹太郎はこの拳銃を使わない自身がない。 「……」 ためしに、拳銃を手に取り自分のこめかみに当ててみる。さすがの自分でも、引鉄を引けば確実に死ぬだろう。常人離れした身体能力を持つとはいえ、頭を撃ち抜かれれば。あるいは、銃弾が頭蓋骨を跳ねまわって一命を取り留めるようなケースもあると聞いたことがあるが、そんな奇跡は自分には起こらないだろう。それにいっそ、死ねばこの悪い夢から覚めるかもしれない。変な首輪を着けて殺し合いだなんて、馬鹿げている。夢なら死ねば覚めるし、夢でなくても、あの子の思いを汚すようなことをして死ぬよりかは何倍もマシかもしれない。 「ダメええぇぇぇっ!」 「うわっ!」 バアン! 突然聞こえた少女の悲鳴に反射的に引鉄を引いてしまう。 咄嗟に頭を逸らすと、今まであった場所を銃弾が通り抜ける。 パリンとコテージの窓が割れる。どうやら流れ弾で割ってしまったようだ。 「君、は?」 走り寄って来る少女に、なんとか声を絞り出して呼びかける。 冗談で拳銃自殺しようとして、それを本気で止めようとした少女の声で危うく死にかける。 幹太郎と少女、水沢巴世里の出会いはそんなものだった。 「美味しい!」 「ハハッ、喜んでもらえてよかったよ。これで少しは、さっきのお礼ができたかな。」 「あう、さっきは、勘違いしてごめんなさい。」 「気にしないで、紛らわしいことしたのはオレだし。」 ココアの入ったマグカップを顔の前で両手で抱えたパセリに、幹太郎は歯を見せて笑いかけた。 コテージは飲食店として使われていたのだろう、専門的な家電と一通りの食材が揃っていた。情報交換をする場としては悪くない。特に、喫茶店の主人だった幹太郎にとっては。 「それで――パセリちゃんは殺し合いに乗ってるの?」 「プッ、ゴホ、ゴホ!」 「ま、ノッてたらオレの入れたココアは飲んでないか! ハハハッ!」 「か、幹太郎さん!」 「ゴメンゴメン。でも、気をつけた方がいい。オレがノッてたら、そのココアに毒を入れててもおかしくはなかったんだ。これからはもっと気をつけた方がいい。」 むぅ、と難しい顔をしてココアに口をつけるパセリを見て、幹太郎は笑いながら内心思った。今のこの時は、あの時のようだと。 幹太郎の秘密を暴いた少女、ルナ。彼女は小学六年生というパセリよりも3・4歳ほど幼かったと思うが、同じように弾ける笑顔で人の悪性というものを感じさせない少女だった。ああいう人間ばかりならば、幹太郎もあんな凶行は行わなかったのではないか、そんなふうに今からなら振り返られる程度には。 ガタン。 パセリがテーブルに突っ伏す。 すぅすぅと小さな寝息を立てていた。 「やっと、眠ったか。」 もっとも、あの時も今のように飲み物に混ぜ物をして昏睡させたのだが。 「さて、君にはしばらく眠っていてもらうよ。」 幹太郎は女子小学生を昏睡させることに関しては一日の長がある。 普段ならオリジナルメニューに盛ることで匂いや味をごまかすが、殺し合いの場で自殺しようとした人間を助けるような心優しい少女だ。彼女ならばなんの疑いもなく飲むと信じていた。とはいえ、疑われればすぐにバラしてもう一つ作っておいた何も入れていないココアを差し出す気ではあったが。 幹太郎がパセリを昏睡させたのは、そこだ。 彼女は殺し合いの場にいるには優しすぎる、純粋すぎる。多くの普通の汚い人間と違って、太陽に向かって顔を上げるヒマワリのような、そんな愛と力を感じる。 そんな彼女を、こんな死の世界で咲かせてはいけない。パセリはこんな奈落で咲く花ではないのだ。 だから、花を守る大樹が必要だ。 「葉や枝が焼ける臭い……だんだん近づいているな。」 パセリをそっとソファへと運びブランケットを掛けると、幹太郎は両手にアサルトライフルを持ってコテージを出る。 幹太郎の自然への感覚が、赤い霧に阻まれながらも近くでの戦闘を嗅ぎつけていた。どんな相手かまではわからないが、パセリに近づけるわけにも知らせるわけにもいかない。きっと彼女は止めようとして無茶をしてしまうから。 幹太郎は森の中へと走り出す。その目は既に人ならざるものの目になっていた。 (! どんどん街の方に!) 「どうしたどうした! 威勢がいいのは最初だけかよお!」 森羅日下部とかまちの戦闘は、かまちの優位で進んでいた。 森を焼かないためにも最小限の炎を纏わせての肉弾戦を行う森羅は、得意の高速移動も火炎放射もほぼ封じている。 一方のかまちはお構いなしにかまいたちにより木々を切り、倒し、なんなら森羅の炎を焚きつけて森を燃やそうとする。 機動力の面で大幅に優位をとってはいるが、それは風の三次元的な攻撃によって帳消しになっていた。 (コイツは最初のアレからほとんど火を使おうとしねえ。山火事を避けてんのか? だったら街に行けば――) ひときわ強いかまいたちを放つ。それを森羅が瞬間的な炎の噴射によるダッシュで避けたのを確認して、距離を詰められないよう新たなかまいたちを発しながら街へと向かう。かまち自身も体力の消耗を感じながらも、だからこそイニシアティブを取り続けていた。 お互い、互いが疲れていることはよくわかっている。既に何度か小休止を挟みつつ、二人は三十分以上に渡って戦闘を続けている。いつ均衡が崩れてもおかしくない。 (この感じ……! 誰だ!) (あれは……妖怪、か?) (……? どこ見てんだアイツ? アレは、コテージか。) 先に好機を見つけたのは、かまちだった。 妖怪としての感覚は、二人の戦闘に気づき迫る幹太郎をいち早く捉えた。 一方、殺すべき敵の姿を幹太郎が捉えたのもほぼ同時だった。一人は足から炎を出して飛び回る妖怪、もう一人は風の刃で草木を切り刻む妖怪、という認識だ。 そして森羅だけは別のものを見ていた。パセリが眠るコテージ。近くに迫る者よりも、近づけたくない人里への警戒が上回った。 「これ以上はヤバい!」 森羅が控えていた炎による飛翔を行う。出し惜しみしても状況は好転しない。 (アイツを使えるか……!?) かまちは小さいかまいたちを放ちつつ、最大級のかまいたちを発するために力を蓄える。森羅を狙うか、自分の周りに風の鎧を作るか、あるいは。 (先に撃つのは――) 幹太郎は両手のアサルトライフルをそれぞれへと向けながら考える。たぶん自分ではこれは当たらないが撃ってしまおうか。それとも、どちらかを両手で構えて狙おうか。 「お、開いてんじゃーん!」 「開けたんだよなあ……おじゃましまーす。」 そしてコテージでは幹太郎たちとは全く無関係な来訪者が現れる。 鍵が掛かってないのをラッキーと思いズカズカと中に入るのは、桜清太郎。 気弱な声で続いて入ってきた帯刀した少年は、西宮アキト。 二人はそれぞれ幹太郎がいたのとは森の中にほっぽりだされ、小一時間遭難したところで出会い、ようやく人里に降りてきたところだ。 「殺し合いとかよくわかんないけどとりあえず警察呼ぼうぜ。」 「警察は、意味あるのかな……こんな状況で……」 「でもじゃあどうしょうもないし……あ、人いた、ってパセリじゃん。」 「君の知り合い?」 「うん、僕の親戚。転校してきたんだ。」 「へー。眠ってるね。」 「東京から来たからな。図太いんだ。」 そしてパセリは眠り続ける。 彼女の人ならざる力に気づく人間はこの場におらず、ただその身に刻まれた星の印が青く顕れる。 二つの場所を舞台に、戦闘と非戦闘が同時進行しはじめた。 【0130頃 森への入り口】 【幹太郎@妖界ナビ・ルナ(3) 黒い森の迷路(妖界ナビ・ルナシリーズ)@フォア文庫】 【目標】 ●大目標 自然とルナのような優しい人間を守る ●中目標 自然を汚す人間を、殺す? ●小目標 戦っている二人を襲う 【水沢巴世里@パセリ伝説 水の国の少女 memory(1)(パセリ伝説シリーズ)@講談社青い鳥文庫】 【目標】 ●大目標 ??? 【かまち@妖界ナビ・ルナ(1) 解かれた封印(妖界ナビ・ルナシリーズ)@フォア文庫】 【目標】 ●大目標 ぶっ殺す! ●小目標 森羅を食う 【森羅日下部@炎炎ノ消防隊 悪魔的ヒーロー登場(炎炎ノ消防隊シリーズ)@講談社青い鳥文庫】 【目標】 ●大目標 一人でも多くの人を助ける ●小目標 もう一度人里から戦闘を引き離す 【桜清太郎@パセリ伝説 水の国の少女 memory(1)(パセリ伝説シリーズ)@講談社青い鳥文庫】 【目標】 ●小目標 なんかよくわかんないけどパセリ守んないとまずいし警察とかに通報する 【西宮アキト@絶滅世界 ブラックイートモンスターズ 喰いちぎられる世界で生き残るために@集英社みらい文庫】 【目標】 ●大目標 EDFとして主催者を打倒して生き残る ●小目標 戦う力のない人を保護する
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元スレURL 千歌「果南ちゃんのお尻でケツ太鼓してたら、鞠莉さんに怒られた」 概要 ケツ太鼓の達人 タグ ^松浦果南 ^高海千歌 ^小原鞠莉 ^渡辺曜 ^短編 ^カオス ^コメディ 名前 コメント
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フォルテ・カンパネラ カルネが救った少女こと、名はメイリス・ロータスと言った。 この森で生活する錬金術師だそうだ。ブロンドの髪をツインテール?っていうのか?髪の長い少女だ。 『こー見えてあたし、結構スゴ腕なのよ!』と自慢している。実際、お礼にカルネの薬を作っているそうだから。 「なぁ、メイリスちゃん。お前……水色のローブが何処いったか知ってるか?」 「……! あ、あとメイリスでいいわ。知ってはいるけど……危険だよ」 「オレはカルネと戦友なんだ。戦友の敵を取るためなら危険なんか怖くなんかねえ! っていうかお前のほうが怖えぇ!初対面で刃物で傷付けるとか!」 「あはは、……あれは事故なんだってば。ごめんって。 でもその薬、結構効いてきたんじゃない?」 もともとあまり深い傷でもなかったが、成る程ほとんどもう痛みもない。 この薬。ペパーミントのようなハーブの香りがする。 「いいけどよ……とりあえず、なんでも良いから教えてくれよ」 オレは真剣な目でそう言った。 「はぁ……負けたわぁ。いいよ。教えてあげる。 水色のローブは大いなる力を悪いことに使おうとしているの。 ええと、そうね。何より一番やっかいなのは大きな力を持った人間に力尽くで挑んでくるの。 カルネさんも……なんとか命は取り留めたけど、結果片足が義足になっちゃうわね……」 メイリスは、不安そうな顔をして……すぐに何かを決意したような顔になった。 「水色のローブは、また北のほうへ向かったわ。 何を企んで居るのかもわからない。またきっと、カルネさんのように――」 メイリスはうつむいた。涙がぽつぽつと、メイリスの手にかかった。 「おい、泣くなよ……あいつは、お前が思ってる程弱かねぇよ。なんたってオレの戦友なんだからよ。 きっと、メイリスが薬作ってとなりにいてやれば回復は早いはずさ」 「当然よ……あたしを誰だと思ってんのよ……。 でも、カルネさんは……盾になってまで私を……」 困ったな……女の涙は苦手だ。 いや、プラチナの涙もなかなかオレにはダメージがキたっていうか……涙が苦手なんだな、多分。 「いーんだよ。カルネはああいうヤツだ。お前みたいな少女をほっとけないっていうかな。正義感の強いヤツなんだよ。 そうか。じゃあオレは北に向かう。カルネを頼む。ありがとな!メイリス」 オレはメイリスに精一杯の笑顔を見せた。 「死なないでよね」 メイリスは、それだけ言ってひらひらと手を振った。 「おうよ」 オレも、ひらひらと手を振って、メイリスの家から出て行った。 北に、何があるのか。 オレにもまだ分からない。 水色のローブが、悪いやつだってことはかろうじて分かった。 メイリスが言うには大いなる力とは魔術、そして錬金術のことをさすらしい。 水色のローブが狙うのは主に魔術士・魔導士らしいが……。 あのとき会った少年――プラチナは、たしかダークウィザードじゃなかったか……? 生きているんだろうか、無事なんだろうか。 だが、生きていればいつか会える。 オレの旅路は、ここから始まったのだった。 【NEXT】兄妹の追憶 【BACK】その傷の代償と失ったもの
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シリウス・フィーナ 「私はシリウスちゃんの言う通りバカだから……何が正しい事で何が悪い事かなんて分からないよ。 でもだからこそ知りたいの!本当に正しい事、本当に悪い事……旅をして全部この目で確かめていきたいの!! だから――旅に出て、自信がついて、胸を張った自分になれるまでここには帰らないつもり」 彼女の意志を聞いて私は少し考えていた。 ルーラは、本当に家に帰るつもりがなく村を出たいと私に告げた。 『家出したい』は狼少年のようなルーラの口癖だったけど、私の家でプチ家出をするのではなく まさか本当に村を出ようとしているなんて思いもしなかった。 ルーラはいつも楽しそうに家族の話をする。家出の途中でも両親の話しをしていたから。 そして、必ずいつも言うの。「……帰ろっと」って。 ルーラは、帰っても迎えてくれる人がいるから――私が引き留める権利なんて、無いに等しかった。 寂しさを忘れたふりをしていたのに、ルーラが帰った後は賑やかだった私の部屋が急に閑散として。 そしてそんな寂寞(せきばく)の気持ちになる時はルーラに依存し始めている自分をいつも情けなく思った。 ルーラが村を出てしまったら、私はまたひとりぼっちになる。 私は、兄さんが出て行く時の言葉を思い出した。 『その強大な魔力は、悪いことに使うべきものじゃない。今はしーちゃんの、大事な仲間を守るためのものだよ』 と。 そうだ、私は……守られるんじゃなくて、誰かを守りたいって思ってたんだ。 それを気づかせてくれたのは、ルーラだった。 バカは、私……ね。 しばらく押し黙っていた私は、やっと口を開いた。 「本気なのね?」 私はルーラにその意志が本当なのかどうかを確かめる。 「……うん」 私に少し遠慮したように、彼女はそう返事をした。 「どうせ……私が止めたって止まらないんでしょうね。アンタって変な所で頑固な暴走娘だから」 でも、そんなルーラが放っておけない私も同類よね。少しだけ自分で自分が可笑しくなった。 「うっ」 いつものようにルーラが私に突っ込みを入れられて変な声を上げる。 「それじゃあ……」 あの時の兄さんのように、背中を向けて歩きだそうとするルーラ。 いつものように放っておけなくなった私は反射的に 「私もついていくわ」 と言った。 何かつっかかっている。彼女の意志を聞いた瞬間にできたモヤモヤの――やっと答えが出た。 そうよ、私は……ルーラを、たった一人の親友のルーラを守りたかったんだ。 「うん!シリウスちゃんも!!…………って、ええええ!?」 ルーラは、ずいぶんと驚いた声を出して私を見た。 「何一人ノリツッコミしてるのよ……私もアンタの旅についていく、って言ってるの」 私がそう言った時、風が吹いてきた。村の花壇の花たちが揺れた。 私は風で少し乱れたスカイブルーの髪をかき上げた。 そして、呆然としているルーラのほうをじっと見つめた。 見つめている目の前の張本人は、どうして、どうしてと壊れたお喋りする人形のようにぶつぶつと呟いたり口をぱくぱくしている。 「私がレーガに旅立つ兄さんについていかなかったのはね、アンタがいたからなのよ……ルーラ」 「え……」 「言ったでしょ、アンタが私の初めてできた友達なんだって」 私は、いつもは照れくさくてあまり話さない本音をルーラに告げた。 どうしても、慣れていないせいなのかいつもぶっきらぼうになってしまう。 本当は、いつでも本心をぶちまけたいって気持ちでいっぱいなのよ。 なんて……どうせ、わかってないんでしょうけど。 「ご、ごめんシリウスちゃん!!私っ」 取り乱したルーラを静止するように、 「いいの。……まぁだから、アンタの事心配だしお目付け役として私もついていく。異論はないわよね??」 と、言った。 本当は心配が8割なのだけど。あとは兄さんからの連絡がないのが気になるしね……。 「それはもちろん……!シリウスちゃんは私の大っ好きな、自慢の親友だもん!!」 私はルーラの言った大好きという単語に少し驚いて、理解したとたんに嬉しさと恥ずかしい気持ちとで頬をかいてさっと目を逸らす。 でも……この子を前にすると、少しだけ自分に素直になれる気がした。 まっすぐで、正義感が強くて問題ばっかり起こすけど――それがルーラなのよね。 なんだかんだいって、皮肉を言っちゃったりするけどそれはちゃんとアンタのことを認めてるからよ。 「シリウスちゃん!」 ルーラは、私の名前を呼んだ。 「……何よ」 私はぶっきらぼうに答える。 「えへへ……ありがとねっ!」 ルーラは子供のような無邪気で純粋な笑顔で私にお礼を言った。 アンタには、ホント――負けるわよ。 私はふっと、ルーラに返すように笑った。 「さて、と。とりあえず荷造りに私の家まで行くわよ」 「はーいっ!!」 ルーラは無邪気にそう返事した。 「あ……それとね、旅に出るにあたって少し条件があるわ」 「条件??」 「一つ。急に「……帰ろっと」と弱音を吐いたり言わないこと! 二つ。死ぬような危険をさらさないこと 三つ。法に触れることや旅先での一般人に迷惑をかけないこと! ……以上よ。それでなくてもアンタはとくに血の気が多いんだから」 私はルーラに条件を三つ出した。 ルーラは、少し唸っている。あーとかうーとか言いながら。 そして、ルーラは口を開いた 「うん、わかった! 私、決めたことはちゃんと守るよ。 今も、……これからも」 「快く聞いてくれたみたいで、関心したわ。 じゃ、ホントに日が暮れちゃうわ。ちゃっちゃと準備するわよ」 そしてルーラと私は、私の家の方向まで歩いて行った。 【NEXT】旅は道連れ? 【BACK】トラスタを離れる決意