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本書のねらいは、幅広いアイディアを提案し、更なる検討や議論へとつなげるためのものである。従って、我々は可能な限り、読者が最も入手しやすいであろう最新版の著作を使うように心がけた。場合によっては、これはアンソロジーや翻訳といった形をとっている。例えば、カント『判断力批判Critique of Judgement』からの引用は、le Huray and Day社から出版されている素晴らしいコレクション『18世紀、19世紀初期の音楽と美学Music and Aesthetics in Eighteen and Early Nineteenth Centuries』の中の翻訳に基づいたものである(le Huray and Day 1981参照)。この本は、絶版であるにもかかわらず、音楽図書館では、カント全集に比べ探し出せそうであろう。そしてこれが他の全集や関連のある概念へと導く最初のきっかけとなれば幸いである。 文献目録は、著者-日付方式を使用した。しかし、出版年を括弧書きで著者名抜きで言及している場合は、参照システムの一部を作ることでなく、歴史上の位置付けを示すことを意図している。例えば作曲家や哲学者といった歴史的に有名な人物の生没年は、人名索引に載せた。また相互に参照できる項目はボールド体で示した。 上から5行目、『判断力批判・・・』の後、「引用すは」って所は何か落ちてますよね。それから、第2段落「しかし、出版年を・・・ためである。」の文は、「しかし、出版年を括弧書きで、著者名抜きで言及している場合は、参照システムの・・・意図している。」とした方が良いかと。 -- Nemoto (2007-11-10 16 59 50) ご指摘の箇所、修正しました。ありがとう!只今、新国がコマが多くて、作業が遅れてていて、ごめんなさい。 -- ono (2007-11-16 00 20 45) 名前 コメント
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タイトル 貴音「これが……恋患いでしょうか……」 執筆開始日時 2012/05/01 元スレURL ログ速URL 概要 貴音(わたくしは、どうしてしまったのでしょう) 貴音(プロデューサーの顔を思い浮かべると、胸がしめつけられる様に痛みます……) 貴音(もしや……これが恋煩いというものでしょうか……?) タグ ^四条貴音 まとめサイト エレファント速報
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「人類の未来を守らねば……!」 シュバルツバース調査隊隊長ゴアはそう呟いて方舟より降りた。 方舟は乗船者が望んだ場所に各々を降ろしていたが、 彼が選んだのは東京都、つまり彼の初期位置だった。 ただ違うのは、ゴアがこの世界、バトロワを知ったことだ。 「方舟にいた者の話しでは、皆一様に突然この世界に放り込まれ…… そして殺し合いを強要されたとのことだったが…… まさかシュバルツバース内部が多次元融合世界とは思わなかった。 てっきり悪魔の住む世界だとばかり思っていたのだがな」 微妙に勘違いし、そしてメタなことを呟きつつゴアは駆ける。 たとえ飛び込んだ世界が本来とはことなる世界であっても、 ゴアは根っからの人類の未来を守るために戦う戦士であり、当然思考は対主催であった。 「シュバルツバースは常に拡大していた、これはつまりどんどんとこの世界に人が送られ…… そして殺されることになってしまう!早急に織田信長なる者を倒さねば!」 幸いなことに、なぜか彼の装備品はゲーム中でも最強の品だった。 加えてゴアは某国の将軍を務める男。奇妙な服――デモニカの下には鍛えられた肉体もある。 そして彼には、さらにある力がある。 「む?こんな道端に何故タキシードが?」 不思議に思ったゴアが、そのタキシードを拾い、試着したその瞬間…… 『ゴアよ……私の声が聞こえますか? 私は……いえ、私の正体など今は些細なことですね。 あなたには『超人』の素質があります。 どうかゲーム中では発揮しきれなかったその力で…… この世界を、そして罪のない人間達を守ってください……』 謎の存在の声がゴアの脳に直接響いた。やがて声が聞こえなくなる頃…… 「なんだったのだ今のは……しかし身体中に力を感じる。 ……この力を、人類を守るために使えというのか?ふっ……私は元よりそのつもりだ! シュバルツバース調査隊隊長の名にかけ、必ずやこの世界、人類の未来を守ってみせる!」 タキシードを着こなし、天高く拳を構える超人となったゴアの姿がそこにあった。 【三日目・8時10分/新惑星・東京都】 【超人ゴア@真女神転生SJ】 【状態】超人、物理、銃攻撃完全反射、風攻撃弱点 【装備】黒い新品タキシード、天帝の剣、ピースメーカー、デモニカスーツ@真女神転生SJ 【道具】支給品一式 【思考】基本:人類とこの世界の未来を守る 1:部下のクルー及び対主催の参加者を探す 2:主催者、危険人物は倒す
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ただ深い森の物語/そして終わる物語 ◆UcWYhusQhw 「……よく眠ってますね」 灼熱の太陽の下、木陰で座っている黒髪の少女、桂言葉が呟いた。 彼女の膝の上にやすらかに眠っている子猫のような子、棗鈴の髪を撫でる。 その様子は赤子をあやす聖母のようだった。 いや一点、聖母から程遠い物がある。 それは彼女の眼。 まるで人形の眼のように生気がなく光を失っている。 まさしく死んでいるような眼だった。 「……誠くん、今どうしてますか?」 そんな彼女が思うはひとりの愛してやまない少年、伊藤誠。 今こそ、言葉は自説を説いて廻ったりしてるが元は普通の少女。 ただ誠が好きでその事にしか精一杯にできない少女だったのだから。 それは今でも変わらない。 彼女の根本にあるのは誠への愛。 今まで行なってきた事は誠の為だけといっても言い過ぎではないのだから。 「……うん?」 その時、ピクリと言葉が反応した。 彼女が見据える先は鬱蒼とした木々の向こう。 彼女の沈んだ瞳は途端に鋭くなり気配が変わっていく。 そして傍にあった小鳥丸を持ち警戒を始める。 「……んう? ことのは? どうかしたのか?」 「……いえ、大した事ではないですよ、来客のようですから対応してきますね。鈴さんはそこで休んでいていいですよ」 「……ん、わかった」 言葉の警戒に気付いたのか鈴が目を醒ました。 何が起こったかとフルフルと首を振る様はまるで子猫のようだ。 そんな鈴に言葉は微笑んで接する。 まるで姉妹のように。 鈴はそんな言葉を見て安心したのかもう一度欠伸をして木陰で丸くなった。 言葉はそのまま木々の中に入り人の気配がする場所に向かう。 少しの間歩いた先に木々が開いた場所があった。 そこに歩いていた男が一人。 「……貴方は?」 それは一言で言うなら。 まさしく『亡霊』と称するに値する男だった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ (もう少しで放送、か) 怜二は鬱蒼とした森を歩いていた。 もう少しで放送の時間が訪れるので少し休める場所で聞きたいと思ったからだ。 思う事はキャルが呼ばれないことを願うだけ。 古河秋生、自分が殺した少女が呼ばれようと気にする事では、ない。 (リスクはあるが……) 怜二は今、南西の方を進んでいる。 それは彼が狙撃した先でもあるところ。 そこにはあの狙撃を避けた少女がいるかもしれない。 だが怜二は考える。 爆発があったところに行くのも手だ。 しかし何よりキャルを探す事を優先したい。 そして施設がある西洋風の町に向かうことにした。 少女に見つかるかも知らない。 しかし狙撃されたのにその場に居続けようと思うだろうか? 答えは普通ならノーだ。 直ぐ離れるにちがいない。 しかし遭遇する可能性がないとは言えない。 もし遭遇したら? 簡単だ。 殺せばいい。 姿を見せてないのだからあくまで正体を隠し続ければいい。 怜二は最強の暗殺者『ファントム』 不意打ちならお手の物だ。 故に街へいく選択を選んだ。 (……キャル) 思うはキャルの事。 未だに情報すら手に入らないのは不安であるが焦っていても仕方がないのだ。 ただ無事であればいいだけ。 彼女の邪魔する敵は殺す。 彼女が生きるためならどんな人間であろうと殺す。 自分にはそれが出来る。 それが『ファントム』と称された自分の存在価値なのだから。 「……!?」 「……貴方は?」 そんな時、木々の間から一人の少女が現れた。 その姿は怜二を戦慄させるに充分だった。 怜二の至高とも言える狙撃を避けたその少女そのものだったのだから。 その少女の目は濁っており怜二を睨む。 怜二は狙撃したから知っているものの少女からしたら知らないのは必然。 怜二はその事実を再確認しつつもただ事務的に答える。 「吾妻怜二……ツヴァイとも言う」 「私は桂言葉です」 言葉はそういって若干笑う。 瞳は濁ったまま。 少しの恐怖を覚えつつ怜二はあくまで事務的に一番大事なことを聞く。 「キャル、キャル=ディヴェンスって子知らないか? ドライと名簿には書いてあるが」 「残念ですが知りませんね……」 「……そうか」 怜二は嘆息しつつも仕方ないかと即座に割り切った。 さて、と。 怜二はいつもの行動を始めようとする。 その時、言葉が不意に怜二に話し始める。 まるで楽しそうに。 「怜二さん……少しお話をききませんか?」 「……は?」 言葉には怜二にも話を聞いて欲しかった。 怜二が名前を出したキャルという名前はきっと大切な人なんだろうと言葉は思ったから。 何故ならその時僅かだが怜二の顔がほころんでいたから。 とても優しい顔を。 しかし怜二は特に興味を示す事もなく話を打ち切ろうとする。 だが言葉が出したある言葉。 その言葉に怜二はピクッと動きを止めてしまった。 その言葉は、 「死者蘇生って信じますか?」 死者蘇生という言葉。 放送でも示唆されていたが参加者から直接聞かせられるとは思わなかった。 さらに言葉が続けた事はさらに驚くべき情報でもあった。 「私は生き返りました。一度死んでもう一度ここにやってきました」 それは桂言葉が一度死んで蘇ったという事。 にわかに信じられないような事。 しかしこれならアインが復活した事に疑問を持つ事はない。 それを言葉は自信を持って言う。 「私はマンションから飛び降りてぐしゃぐしゃになって死んだのを憶えています。 なのに生きてこの島に居るんです。それはどういうことでしょうか? だから考えたんです。主催者は人を生き返らせる能力があるって。私はそれが欲しい。 大切な人が蘇るんです。それはどんなに素晴らしい事でしょう! いつでも何処でもずっとずっといられるんです!」 言葉は優越な表情を浮かべて語る。 満面の笑みで説法をする。 自分の考えが間違えない様に。 大切な人が蘇る、というフレーズに怜二が震えたのがとても言葉を満足させた。 「そう……怜二さんには願いがあるのですね。大切な人といたいという願いが」 「……っ!?」 言葉がまるで預言者の様に怜二の望みを当てる。 怜二その言葉に大きく動揺した。 キャルといたい。 それは怜二が願い続けてる事実なのだから。 「大丈夫です、叶います――貴方が」 そして言葉に怜二に至言を与える。 アカルティクスマイルのような笑みを浮かべ。 迷える子羊を救うように。 「――私を信じるなら」 怜二は信じられない風に言葉を見つめる。 本当に叶うのかと。 信じられるのかと。 その様子に言葉は力強く頷く。 怜二が乾いた声で切望する。 「叶う……のか?」 「叶います。絶対。貴方が願うなら絶対。大切な人が居たいと言うならそれは叶うなら。 私を信じるなら救われます。どうです? 一緒に来ませんか? 怜二さん。 貴方の願い、キャルさんと一緒にいたいという願いが叶うんです!」 言葉が手を伸ばす。 まるで救いの女神のように。 そっと、そっと。 「か……な……う」 怜二は掠れた声で呟く。 澄み切った青空の下。 その青空に耀く太陽。 碧く深く静かな木々。 さやさや吹くそよ風。 その美しい風景の中で。 怜二は。 手を――――― 「―――――そうか。でもこれが俺が進んできた道なんだ。神など存在しない、程遠い世界で。 ただ血濡れ続けた道を、そんな説法如きで変えるほど甘い物じゃないんだ。俺が生きた全ては」 ―――――とらなかった。 スパンッと。 一つの音がこの神聖のような場所に響く。 「え……?」 言葉が戸惑う。 圧倒的な違和感。 そして気付く。 頭に生える銀の矢を。 それは神を殺す神槍の如く。 深く深く刺さっていた。 紅く紅く。 溢れて止まらない鮮血。 「それに……俺の願いは俺自身で叶える。他人に頼る事などするか。それは俺自身の力で叶える事にこそ意味がある、俺自身で救う事にな……」 最後に『亡霊』がそう呟いたのを聞こえるのと同時に。 言葉は自身が倒れていくのを感じる。 最後に彼女が感じるのは 澄み切った青空の下。 その青空に耀く太陽。 碧く深く静かな木々。 さやさや吹くそよ風。 その美しい風景の中で。 一羽の漆黒の鴉が啼いた。 まるで死を告げるが如く。 (ああ……誠くん、愛してま―――) 最後に彼女が思い浮かぶのは ただ愛しい人の事だけ。 優しい声。 やわらかい笑み。 大丈夫。 また会えると思って。 だって生き返ったのだから。 もう一度会えるんだと思って。 でも。 それはもう訪れる事はないだろう。 そう、 『永遠に』 【桂言葉@School Days L×H 死亡】 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「んふう?……なんだ? でんわ?」 棗鈴が目を醒ましたのは突然の電話音だった。 けたたましく鳴る着信音。 しばしばする目を擦り鳴っている方に鈴は動く。 「あ~わかった、わかった出るから静かにしてくれ」 鈴はぶつくさ文句を言いながら携帯電話をとる。 それは言葉がメールを送った携帯だった。 「もしもし……」 『あ、繋がった! 桂言葉さんですか?』 電話の先から聞こえたのは女の子の声。 どうやら言葉を所望らしい。 鈴はつたない声で応答する。 「うー、ことのはじゃない」 『あ、あれ? 言葉さんじゃないなら誰だろう?』 「ことのはは留守だ、ことのはに換わるか?」 『あ、はいお願いします……貴方は?』 「りん、棗鈴だ」 『はい、こちらは羽藤桂と……』 『アル=アジフだ』 「けい、とあじだな」 『違う、アルだ!』 「んーあじ? まあいいやことのはと換わる」 『ま、待て!』 鈴は会話を一旦止め荷物をまとめ言葉の声の方に向かう。 電話をしながら。 相手はアルから桂に換わったようだ。 「アレを見たのか。なら納得だ」 『はい、それで今何処に?』 「採石場の近くだな」 『採石場ですか?』 「ああ……!?」 そして鈴は見てしまった。 言葉が射殺されるその時を。 暗い雰囲気を持つ男がボウガンで撃ち殺すその時を。 目の前で。 鈴は足場がガタガタと音を立てて崩れ去るの感じた。 言葉という絶対の信頼を寄せていた鈴がその場を見た。 言葉が倒れるその瞬間を 「ことのは?……こと……のは……?……あああああぁぁぁあああああぁぁぁあああああああぁぁぁっっ!!!!!」 吼えた。 全身から何も考える事もできず。 そしてハルバートを持ち 「お前が!……お前が!……ことのはを……!……殺した!……よくも……よくもおぉぉぉおおおぉぉぉぉ!!!!!!!」 怜二に向かって突撃した。 電話は投げられそこで通話はとぎれた。 『な、何が起こったの!? りん……』 鈴は憎かった。 ただ憎しみに駆られ突撃する。 そこに思慮などなく感情だけで。 そんな攻撃が世界一腕の立つ暗殺者に当たるわけがない。 「……つれか? 無駄だ」 「うっさい! 絶対殺す! 殺す! 殺す! 殺す!」 薙ぐ、薙ぐ。ただ薙ぐ。 だけど怜二に当たるはずもなくただ避けられるだけ。 「実力差があるのに向かってくるのか? そのまま逃げ出せば逃げれただろう?」 「逃げるかぁ! ことのはは信じてくれた! なのにそれがお前が! 殺す! 殺す……殺してやるぅうううぅぅううう!」 怜二はそんな鈴を見てある男を思いだした。 その男はあの秋生と一緒にいた少年。 あの男はただ逃げ出した、その恐怖に。 だけどこの少女はどうだ? 怒りにむき出しにして勝てないと分かってるはずなのにかかってくる。 ただ大切な人の為に必死に立ち向かって。 怒りと憎しみと哀しみだけを糧に怜二に向かってくる。 必死に。 必死に。 だが。 それがどうしたのだと。 怜二は思う。 確かに美しいものかもしれない。 その純粋すぎる感情は。 しかし殺し合いには邪魔のものだ。 護りたいなら。 救いたいなら。 叶えたいなら。 スパンッ! 「にゃぁ? にゃあああああぁあぁああああああああああ!!!!」 「……あくまで無感情にな」 怜二はボウガンのトリガーを迷うことなく弾いた。 その矢はまっすぐ鈴の腹に刺さる。 鈴の目から生気が失われていく。 ただ鈴に襲う違和感。 命が失われていくような。 カランとハルバートを落とす。 ガクンとおれる膝。 そのまま鈴は倒れる。 「にゃ……ぁ……い……いたい……りきぃ……」 鈴はうめきながら体をもぞもぞ動かしある所に向かう。 それは盲目的に信頼してた相手。 一匹の鴉が鳴く。 哀しみにを告げるように。 「たすけ……て……こわい……こわ……い……ことの……は……ちは……や……にゃ……こわい……」 必死に。 必死に。 ただ。 ただ。 救いを求めて。 「ことの……はぁ……いや……だ……ひとりはいやだ……ことのはぁ……ちはやぁ……いたいよぉ……」 そしてすがりつく。 永遠に眠る少女に。 ただ孤独が怖くて。 ただ一人が嫌で。 傍に誰かいて欲しくて。 「にゃー……ことのは……ちはや……りき……ばかあにき……まさと……けんご……いやだ……いやだ……こわい……こわい」 そして 「ひと……り……い……や……いた……こわ……にゃ……に……ゃ……」 寂しい子猫の鳴き声はそこで止まった。 ただ温もりを求めて。 ずっと。 ずっと。 誰かが傍にいて欲しいと思って。 猫は。 猫は。 ないた。 でも。 でも。 それに。 応えてくれる人はいないけど。 【棗鈴@リトルバスターズ! 死亡】 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「どうしたというのだ!? 鈴になにがあったのだ!?」 「わかんないよ!? ただ言葉が死んだって!」 「何だと!?」 一方こちら電話をしていた桂達。 鈴の絶叫で電話を切られたので混乱の極みに陥っていた。 ともかくこれからどうしようかとただ迷っていた。 そんな時方らが言葉をつむぐ。 まるで決心したように。 「ねえ……助けに行こうよ。きっと迷ってる。採石場だよね? 急ごう!」 「今更言っても間に合わないと思うが……」 「それでも! あんな取り乱してるのにほっと置けないよ! 行こう!」 「……そうだな」 桂の熱意におされてアルが同意する。 もっともアルもいく気満々だったが。 「よしいこう!」 「ちょっとまった桂。もう一度鈴に電話をしてみよう。繋がるかもしれない」 「そうだね……」 そして電話をかけ始める。 繋がるのは……? 【チーム『天然契約コンビ』】 【G-6歓楽街・雑居ビルの一室/1日目 昼【放送直前)】 【羽藤桂@アカイイト】 【装備】:今虎徹@CROSS†CHANNEL ~to all people~ 【所持品】:支給品一式、アル・アジフの断片(アトラック=ナチャ) 魔除けの呪符×6@アカイイト、古河パン詰め合わせ27個@CLANNAD、誠の携帯電話@School Days L×H 【状態】:強い決意、全身に擦り傷、鬼、アル・アジフと契約、サクヤの血を摂取 【思考・行動】 0:まずは鈴に電話する。 1:採石場に向かう。 2:尾花の行方が心配。 【備考】 ※古河パン詰め合わせには様々な古河パンが入っています。もちろん、早苗さんのパンも混じってます。 ※魔除けの護符は霊体に効果を発揮する札です。直接叩き付けて攻撃する事も可能ですし、四角形の形に配置して結界を張る事も出来ます。 但し普通の人間相手には全く効果がありません。人外キャラに効果があるのかどうか、また威力の程度は後続任せ。 ※マギウススタイル時の桂は、黒いボディコンスーツに歪な翼という格好です。肌の変色等は見られません。 使用可能な魔術がどれだけあるのか、身体能力の向上度合いがどの程度かは、後続の書き手氏にお任せします。 ※制限によりデモンベインは召喚できません。 ※B-7の駅改札に、桂達の書いたメモが残されています。 ※桂はサクヤEDからの参戦です。 ※桂は、士郎の名前を知りません(外見的特徴と声のみ認識) ※桂はサクヤの血を摂取したお陰で、生命の危機を乗り越えました。 ※サクヤの血を摂取した影響で鬼になりました。身体能力が向上しています。 ※失った右腕にサクヤの右腕を移植しましたが、まだ満足に動かせる状態ではありません。 ※憎しみに囚われかけていましたが、今は安定しています。しかし、今後どうなるかはわかりません。 【アル・アジフ@機神咆哮デモンベイン】 【装備】:サバイバルナイフ 【所持品】:支給品一式、ランダムアイテム×1 【状態】:魔力消費小、肉体的疲労小、羽藤桂と契約 基本方針:大十字九郎と合流し主催を打倒する 0:電話の内容を聞く 1:桂と協力する 2:九郎と再契約する 3:戦闘時は桂をマギウススタイルにして戦わせ、自身は援護 4:信頼できる仲間を探す 5:時間があれば桂に魔術の鍛錬を行いたい 【備考】 ※制限によりデモンベインは召喚できません。 ※B-7の駅改札に、桂達の書いたメモが残されています。 ※アルは士郎の名前を知りません(外見的特徴と声のみ認識) ※アルからはナイアルラトホテップに関する記述が削除されています。アルは削除されていることも気がついていません。 ※アルはサクヤと情報交換を行いました。 ※桂の右腕はサクヤと遺体とともにG-6に埋められています。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「……っ」 怜二はその光景をずっと眺めていた。 何て凄惨の光景。 それを自分が演出した。 (……ああ、胸糞が悪い) なんて心がざわつくのだろう。 たかが一般人の女の子を2人殺しただけだ。 それが何故か無性にイラつく。 2人は仲良さそうに寄り添っている。 本当に仲が良さそうに。 姉妹のように。 本当にそうだったのだろうか? あの少女の怒りは本物だった。 だが。 「それが……どうした。俺は亡霊……感情などいらない」 そう言い切って振り切るように彼女が持つ鞄から武器をあさり始めた。 そこには大量の武器。 怜二は一丁の拳銃、ニューナンブM60を取り出し調べ始める。 ただ無感情で。 その時 2羽の鴉が鳴きながらよってきた。 2人の少女の肉を食らうため。 カアカアと五月蝿い。 そして下降を始め食べようと始める。 その瞬間。 バァン と一発の銃声が響く。 一石二鳥という言葉があるが正しくその通り。 一列に並んだ瞬間怜二はそれを纏めて打ち落とした。 少女を憐れに思ったか。 それとも銃の調整をしたいだけか。 それは怜二しか判らないのだけど。 ただ2羽の鴉は少女達を喰らう事は無かった。 ただその事実だけがその場に存在する。 その硝煙がする場所に鳴り響く音。 「~♪」 「……電話?」 さっき拾った電話が鳴り始めたのだ。 (さて……どうするべきか?) 怜二がとった手段は? 【C-4/森林南西部/1日目/昼(放送直前)】 【吾妻玲二(ツヴァイ)@PHANTOM OF INFERNO】 【装備】:コルトM16A2(11/20)@Phantom-PHANTOM OF INFERNO-、スナイパースコープ(M16に取り付けられている、夜間用電池残量30時間)@現実 【所持品】:支給品一式×5、コンバットナイフ、レザーソー@School Days L×H、おにぎりx30、野球道具一式(18人分、バット2本喪失)コンポジットボウ(0/20)、コルト・ローマンの予備弾(21/36) 、ダイナマイト@現実×10、木彫りのヒトデ1/64@CLANNAD、ハルバード@現実 支給品一式×2、草壁優季のくずかごノート@To Heart2、コルト M1917(1/6)、秋生のバット、コルトM1917の予備弾28、桂の携帯@アカイイト 小鳥丸@あやかしびと-幻妖異聞録-、Love Spanner@CLANNAD、、ニューナンブM60(0/5)、ニューナンブM60の予備弾15発、アルのページ断片(シャンタク)@機神咆哮デモンベイン、首輪(杏)、ハンドブレーカー(電源残量5時間半)@現実 【状態】:疲労(大)、右手に小さな蚯蚓腫れ、右腕の骨にヒビ、頭部から出血 【思考・行動】 基本:キャルを見つけ出して保護する。不要な交戦は避け、狙撃で安全かつ確実に敵を仕留める。 1:でんわにでる?。 2:アインはなるべく敵にしない。 主催者が本当に蘇生能力を持っているのか問いただす。 3:周囲に人がいなければ、狙撃した参加者の死体から武器を奪う。 4:弾薬の消費は最低限にし、出来る限り1発で確実に仕留める。 【備考】 ※身体に微妙な違和感を感じています。 ※アインが生きていることに疑問。 ※時間軸はキャルBADENDです。 ※真アサシン(外見のみ)を強く警戒しています。 ※理樹を女だと勘違いしてます。 ※静留を警戒しています ※くずかごノートには様々な情報が書かれています。現在判明している文は、 『みんなの知ってる博物館。そこには昔の道具さん達がいっぱい住んでいて、夜に人がいなくなると使って欲しいなあと呟いているのです』 『今にも政略結婚が行われようとしたその時、秘密の抜け穴を通って王子様は大聖堂からお姫様を連れ出すことに成功したのでした』 ※M16A2の癖を完全に把握しました。外的要因がない限り、狙撃の精度は極めて高いものです。 ※移動中です。移動先は後続の書き手さんにお任せします。 ※アーチャーの騎士服@Fate/stay night[Realta Nua]は言葉が着たままです 122 決意 ~誇りと思い出を胸に 投下順 124 outbreak 118 I am me 時系列順 130 ゆらり、揺れる人の心は 110 希望の星 吾妻玲二(ツヴァイ) 150 絶望と救い、そして憎悪 (前編) 120 増えては困る猫ばかり拾ってた 桂言葉 120 増えては困る猫ばかり拾ってた 棗鈴 122 決意 ~誇りと思い出を胸に 羽藤桂 150 絶望と救い、そして憎悪 (前編) 122 決意 ~誇りと思い出を胸に アル・アジフ 150 絶望と救い、そして憎悪 (前編)
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WIndows office Word 2007です。 「添付ファイル」形式です。こちらからお願いします。 本文のみ配置します。ファイルが開けなかったりするようなので。 (2月15日更新) 4面ダイスってよく出来てるんだな、これが。 石油王子 こんにちは。石油王子です。この文章を読む気のある皆様、まずは上の方をご覧ください。題名のところですね。「4面ダイスってよく出来てるんだな、これが。」ですって。「ふざけてんの?」って思ったそこのあなた。気持ちは分かりますが、別にふざけてるわけではございません。 石油王妃「じゃあやる気がないのね。」 って訳でもございません。ただ書いてみようかなと思っただけでございます。ロールプレイやその他諸々にはとにかくいっさい全然全く関係がありません。これだけ聞いてまだ読む気起こります?まだ読む気のある人は素晴らしい。ちなみに、105円で4面体ダイス買って見てみれば一瞬で分かってしまうようなどうしようもないことですので、書く意味があるかどうかは微妙ですが。 あと、この場を借りてお詫びさせて頂きます。 前回の部誌をお読みになった方へ 前回の私のリプレイについてですが、誤字脱字など大量にあったと思いますが、それだけにとどまらず、8章の題名が書いていなかったり、挙句の果てにはリプレイ自体の題名を書き忘れるというミスをしてしまいました。とりあえず後で題名を書き入れるつもりだった空のカギカッコだけは編集長が消しておいてくれたようですが。とにかく、大変申し訳ございませんでした。 それでは、そろそろ本文の方に参りたいと思います。 第一章 形状 4面ダイスがどんな形をしているか?正三角錐です。最小の頂点数で構成することのできる立体です。以上。(図1参照) (Tryed@管理人:本来ならこの原稿には沢山の図があるのですが、このページには載せていません。ごらんになりたい方は、このページ一番下の添付ファイルより本文をお読みになってください) 第二章 数字の配列 はい、数字の配置です。まず、一つの面には三つの辺が存在します。そして、それぞれに対応するように一面につき三つの数字が割り振られています。 このダイスは均一なダイスなので、1~4の数字が出る確率は均等になっています。とすると、一面に三つしか数字が入らないことになるので、一面で1~4の数字のいずれかがハブられることになる訳です。 しかし、四面体ですから、浮く数字が面の数と同じ四つ。入る数字も四つの訳ですから、1の無い面、2の無い面、3の無い面、4の無い面となります。四面あって一面につき三つずつ数字が書かれており、均一になっているということは、1~4の数字がそれぞれ三つずつ書いてあるということですね。 それから、数字の配置についての話になりますが、四面体のある面を例に挙げてみましょう。この面は2,3,4が書いてあり、1の数字が無い面とします。その面(以下面A)が底面になったとします。その時、他の面(面Bとしましょう)と面Aの共通している辺の他の面側には1という数字、つまりその辺の接している、その面(面B)以外の面に書かれていない数字が書かれています。 他の面においても同様(他の面を面C、面Dとします)、面Cの、面Aと接している辺の面C側には1が書いてあるというわけです。面Dも同じです。1の場合に限りません。面Bは2、面Cは3、面Dは4の書いていない面だとします。その場合、面Aの面B側には2が書かれており、面Cの面D側には4、面Aの面C側には3、面Bの面D側には4、面Dの面A側には1が書かれていることになります。 四面体を振った時、底面になった面に書かれていない数字が出目となりますが、適当に数字が割り振られているだけでは、わざわざダイスを持ち上げて底面を確認しなければなりません。しかし、このような構造になっているため、四面体を振った時に上に出ている面の底辺を確認するだけで底面に書かれていない数字、つまり出目を確認することができるようになっているわけです。 第三章 何故に四面体? ところで、「なんでわざわざ四面体?他にも多面体ダイスなんていくらでもあるだろうに。」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。なぜわざわざ四面体なのか?他のダイスと比較してみましょう。ほとんどのダイスって上になった面に書いてある数字を読むだけですよね(三面体・五面体はまだ不明)。でも四面体って、三角錐で平行な面が無いから上に面が来ないんですよ。で、読み方がちょっと特殊じゃないですか。最初に読み方教えてもらったときはまだ仕組みが分かってなくて、後で気付いてすごいなって思ったんです。それで、文章にしてみようかと。説明文下手ですいませんでした。 あと、ここでは一般的(東急ハンズなどの店頭で普通に売っていて、一面に3つ数字が書いてあるタイプの四面体)なダイスを紹介していますが、一面に一つしか数字が書いておらず、わざわざ持ちあげて見る必要のあるタイプのダイスもあったのではないかと思います(もしかしたら僕の勘違いかもしれませんが)。ちなみに、ダイスはホビーショップや雑貨店などで購入出来ます。やろうと思えば通販で買うことも出来ますし。 微妙なオマケ [~オイラーってすげー!~] また関係なさそうな話に移りますね。とある本にオイラーの多面体定理を利用した話が出てきましてね、それ読んで「オイラーの多面体定理すげー!」って思ったわけです。いや、それ読む前から一応どんなものか知ってはいたんですが、改めて考えてみて感動したというわけでして。『多面体の「面+頂点-辺=2」』っていう定理なんですが、これ平面にも応用できるらしいんですね。『平面の「面+頂点-辺=1」』という公式が成り立つようです。で、この右辺の数字、これは『D-1』という数値。『D』って何?って思ったら、『dimension(次元)』のDなんですね。だから、立体なら3次元なので右辺の数は『D-1』(つまり3-1)より2、平面なら2次元なので右辺の数は『D-1』(つまり2-1)より1となります。 例を挙げてみましょう。図2を見て下さい。立方体です。すべての面が正方形の図形です。この図形の面の数は6面体なので6です。そして頂点の数は8個です。また、辺の数は12本です。さらに、Dは立体図形なので3次元、すなわち3D(3dimension)です。公式に当てはめると、『6(面)+8(頂点)-12(辺)=3(D)-1』となります。計算合ってますね。 また、図3を見て下さい。図が分かりにくいですが(斜めになってますが)、一応長方形です。面の数は一面だけです。そして、頂点の数は4つ、辺の数は4本です。そして、平面図形なので、Dには2次元の2が当てはまり、2D(2dimension)となります。公式に当てはめてみると、『1(面)+4(頂点)-4(辺)=2(D)-1』になります。計算合ってます…よね? 今回の題名と関連付けるため、4面体も使ってみるか。もう一度文の初めの方に乗せた図1を載せます。公式に当てはめて『4(面)+4(頂点)-6(辺)=3(D)-1』になりますね。 また、平面の方の図として図4を載せました。なんか横線入ってる図でごめんなさい。公式で『1(面)+3(頂点)-3(辺)=2(D)-1』となりましたね。 いや、実はこれだけなんですけど。すみません。 という感じです。「そんなことお前に言われんでも知っとるわ!」とお思いになっている皆様。誠以てその通りでございます。すいませんでした。いや、ただ四面体ってよく出来てるなと思っただけでございました。あと、おまけの図は見にくくて済みませんでした。 石油王妃「…まあいいか。っていうかこうやって書いてみたらしいけれど四面体使うTRPGのルールってそんなに多くないんじゃないかしら。私はまだ『りゅうたま』ぐらいしか見たことがないのだけれど。あれってどこが出してるルールだったかしら?能力値dで判定をする(能力値8なら八面体、能力値12なら十二面体)っていう斬新(少なくとも私はそう思ったわ。)なルールだったわ。あと、この原稿について『オマケの方が長くね?』っていうツッコミはなしよ。」 『りゅうたま』か。あれは良ゲーだと思った。うん。あたらしかったね。『りゅうたま』は『テーブルトークカフェDayDream』の出版だったはずです。 はい。というわけでこんな文章お読み頂いたかたには感謝です。ありがとうございました。それでは、また。 ダイスの可能性は無限です………。 ¥END$
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【検索用 そしてしょうとうはけきしょうにかわる 登録タグ 2018年 SLAVE.V-V-R VOCALOID そ 心華 曲 曲さ 殿堂入り 猫村いろは 結月ゆかり】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:SLAVE.V-V-R 作曲:SLAVE.V-V-R 編曲:SLAVE.V-V-R 唄:心華 コーラス:結月ゆかり・猫村いろは 曲紹介 前回の曲で引退を発表しましたが、なんか適当な事ばっか言ってたら引退に失敗しました。でも適当だったんで仕方ないと思います。 そして、突然ではありますがこの曲を最後にボカロを引退することになりました。今まで本当にありがとうございました。(投コメより) 曲名:『そして衝動は激情に変わる。』(そしてしょうどうはげきじょうにかわる。) SLAVE.V-V-R氏の第27弾の引退作品。 歌詞 陵辱のflower 咲きやがるか Oh Lady makin' love 暴き出せ 魔性の秘密を Oh good real call Be through core その声で 真ん中を揺らせ 驚嘆は背徳の裏側 手順は本能に逆らわぬaction 相関は冒涜の亡骸 死臭は本性を醸し出すmimicry 演技の向こうで理性が剥がれてた Oh Lady makin' love 奪い合え 猛毒の蜜を Oh good real call Be through core 触ったら負いし悔う貞 勁く成る 無菌の之も盛れば有害 グルメになり喰らいつけ 無心の術を捨てたら衰退 白濁の調味料を 生命の香りがした 忙しない中指の狂気が治まらぬなら 弾け Guitar Oh Lady makin' love 満たしていく 麝香の様なfragrance Oh good real call Be through core 堕落した命は激情を魅せた Oh Lady makin' love 暴き出せ 魔性の秘密を Oh good real call Be through core その声で真ん中を揺らせ Oh Lady makin' love 衝動は お前を呼ぶ Oh good real call コメント まじでかっこいい -- 名無しさん (2024-05-02 19 11 43) 名前 コメント
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元スレURL 果南「ほら千歌、これがクジラだよ」 概要 クジラの飼い方 タグ ^高海千歌 ^松浦果南 ^ちかなん ^短編 ^カオス 名前 コメント
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『超世紀末アニキ列伝』 A:男性。チャンピオン・オブ・マッスル。すさまじい筋肉量を誇るボディビル・スター。 B:男性。若きマッチョ。得意技は多段パンプアップとマッスルビーム。 mob:Aの取り巻き。結構いっぱいいる。 mob1『ア・ニ・キ!ア・ニ・キ!』 A01「刮目せよ!これが究極の上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)!これが至高の大胸筋(だ いきょうきん)!そしてこれが崇高なる大腰筋(だいようきん)と大臀筋(だいでんきん) だ!!」 mob2『ウォー!!いいぞ!いいぞ!ア・ニ・キ!ウルトラチャンピオン!ア・ニ・キ!!』 A02「フハハハハ!そう、吾輩こそチャンピオン!チャンピオン・オブ・マッスル!芸術と筋肉 の神に愛された、美のイデアそのものよ!!諸君!……もっと褒めよ!美しきことは罪悪で はない!美しきものは孤高ではない!しかるに!吾輩は諸君に惜しむことなくこの肉体を魅 せようぞ!」 mob3『ウォー!!ア・ニ・キ!ア・ニ・キ!』 B01「待てェい!!」 A03「ム!?何やつ!」 B02「貴様が筋肉の王者だと?それが究極の芸術だと?笑わせるな!そのような歪に膨らんだ肉 の塊、不恰好を通り越してもはやグロテクスでさえある!」 A04「吾輩を愚弄するとは……貴様、服を脱げィ!ボディビルには言葉は要らぬ!名乗りも要ら ぬ!全てはこの筋肉が解決しようぞ!」 B03「ふん、望むところだ!」 (※SE:バサァ!と雄々しく着衣を剥ぎ取る音) B04「パンプ・アァップ!!」 A05「……ほう。貴様、その若さにしてはなかなかのマッスルだが、所詮は若造よ。そのような か細い腹筋で吾輩に勝てるものか!脆弱!脆弱ゥッ!貴様にはトレーニング量が足らぬ!皮 膚の張りが足らぬ!雄の匂いが足らぬ!そして何より!プロテインが足らぬわ!!」 B05「筋肉とは!!愛でるものに非ず!ただひたすらに戦うために存在するものなり!……見せ てやろう、俺のマッスル!第2段階、パンプ・アァップ!!」 A06「な、何ィ!?さらに筋肉が肥大するだと!!」 B06「フゥゥゥゥ……。さあ、今こそ受けよ!マッスルビィィィィム!!」 (※SE:ビーム) A07「ぐわああああ!」 mob4「ち、チャンピオンが負けた!?」「彼はいったい……」「何と無駄のない筋肉だ……」 A08「そ、そうか!貴様、その筋肉……狩りで鍛えたものだな?」 B07「そう、俺は北の森の猟師。この体は毎日鹿や猪を追いかけて鍛えたものだ。いわば生きた 筋肉。貴様のような屋根の下でつくった見せかけの筋肉とは、根本から違うわ!」 A09「む、無念……」 B08「ふん、またひとつ悪は潰えた。しかし俺の戦いは全てのボディビルを倒すまで続く。さら ばだ!」 mob5『新チャンピオンばんざーい!マスター・オブ・アニキの旅路に栄光あれ!!』
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0025:赤と青、黒、そして銀髪 「君臨者よ!」 雪深い林の中、凛とした少女の声が響く。 「血肉の仮面・万象・羽ばたき・ヒトの名を冠する者よ!」 少女と相対するのは化け物。左半身が炎、右半身が氷で覆われた異形のもの、氷炎将軍フレイザード。 「真理と節制 罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ!!」 「破道の三十三!蒼火墜(そうかつい)!!」 少女の掌から光が迸り、フレイザードの顔面が突如爆炎に包まれた。予想外の攻撃に、たまらず、数歩たたらを踏む。 「……やったか?」 少女は安堵の息をつく。彼女、朽木ルキアは追われていた。初撃こそなんとか避けることができたものの、その後は防戦一方。 加え、ここは極寒の地。足場も雪に覆われているうえ、至るところに大小さまざまな岩石が顔を覗かせている。 こちらは逃げ回るだけでも体力を大きく消耗してしまう。逆に、相手の怪物は体力の衰えをいささかも感じさせない。 いや、消耗を上回るスピードで体力を回復している……と言った方が正確か。 長期戦は不利!起死回生の望みをかけて己が能力、死神のみが使える破道を放ったのだ。だが。 「クカカカカッ!なんだぁ、その呪文は!?軽いねぇ、スカスカだぜぇ!」 爆炎の向こうからフレイザードが顔を出す。間髪入れずに、左手に握られた炎の剣が振り下ろされた! 横っ飛びに転がり、辛くもその一撃を回避する……ハズであったが、避けきれず、右腕に軽い火傷を負ってしまう。 「くッ!」 「どうしたどうしたァ!気合い入れて逃げねぇと、スグ死んじまうぞォ!」 フレイザードが迫る。ルキアは身を翻そうとする、が、直ぐに悟る……間に合わないッ! ガツッ! 何者かがフレイザードの顔面に一抱えはある岩を投げつけた!その隙を逃さず、ルキアは後ろに跳び、怪物から距離をとる。 「おいおいアンタ、こんな状況で追いかけっこプレイたぁ、ちょっとハードすぎやしねぇか」 現れたのは白髪の男。峰と刃が逆になった、奇妙なカタナを片手に帯びている。 油断なく怪物を見据えながら、あまり緊張感の窺えない声でルキアに声をかけてくる。 「なぁ、アンタ」 「なんだ?」 「なんでこんなコトになっちまったんだと思う?やっぱ、この前借りたAV、ついつい延滞しちまったからバチあたったのかな?」 「莫迦者!今はそんなことを言っている場合では……!!」 「でもなぁ、やっぱりナース服の魅力には逆らえねぇし…こんなことならスッチーのにしとくんだったか」 「たわけ!まずはあの怪物をどうするか考えろ!!」 あの怪物が襲い掛かってきたら……と考えるが、一人増えたことで警戒しているのか、すぐに飛び掛ってくる気配はない。 しばらくこちらを窺っていたフレイザードが、揶揄するかのような声を発した。 「なんだぁ、アンタ、人の温もりが恋しいのかい!ならオレサマが抱きしめてやるぜ!」 怪物、フレイザードは嘲りながら、炎の左半身、氷の右半身を見せつけるかのように両腕を広げる。 「いや、ムリ。あんたじゃ、例えミニスカ警官のコスプレしててもムリだわ」 「悲しいねぇ、このオレサマの魅力がわからないとは」 「ウルセー。こんな寒々しい雪景色のなかで、なんですか?床屋の看板気取りですかこのヤロー!天パーなめんなよ」 銀の男と、青と赤の怪物は互いに軽口をぶつけ合う。 だが、ルキアは気付いてしまった。 軽口を叩きあいながらも、化け物は緩やかに前進し、白髪の男は少しずつ後退しているということに。 あの化け物は強い。幾つも支給品を持っている、ということは、既に何人もの参加者をその手にかけている証拠。 見過ごすことはできないが、今の自分で対抗するには力が足りない。 男、坂田銀時も、自分と相手の力の差に気付いていた。 が、流石に少女が嬲り殺されるのを見過ごすことはできず、助けに入ってしまったのだ。 (少し早まったかな……) この場はどうにかしてあの怪物を振り切りたい。なら、どうするべきなのか…… 怪物、フレイザードは歓喜に震えていた。 まただ。またカモがきた。 こいつらを殺し、支給品を奪うことで俺はまた一つ強くなり、また一つ栄光の座に近づく。絶対に逃がせない! 三者三様の思惑をのせて、一陣の風が粉雪を散らす…… 【場所:北海道南部/黎明~早朝(一日目)】 【フレイザード@ダイの大冒険】 [状態]:体力微消耗、戦闘能力の成長期 [装備]:炎の剣@BASTARD!! -暗黒の破壊神-(炎属性強化) 霧露乾坤網@封神演義(水分操作) [所持品]:荷物一式 ・核鉄LXI@武装錬金(治癒力向上) 遊戯王カード@遊戯王(『青眼の白竜(次の0時まで使用不能)・サイコショッカー(罠破壊)・他三枚』) [思考]:1.南に向かいながら出会った参加者を出来る限り殺す。ダイ、ポップ、マァムを優先。 2.優勝してバーン様から勝利の栄光を。 【朽木ルキア@BLEACH】 [状態]:体力微消耗:右腕に軽度の火傷 [装備]:不明 [所持品]:荷物一式 [思考]:1.目の前の怪物への対処 2.黒崎一護との合流 【坂田銀時@銀魂】 [状態]:健康 [装備]:逆刃刀・影打@るろうに剣心 [所持品]:荷物一式 [思考]:1.朽木ルキアの保護 2.目の前の怪物からの逃走 時系列順で読む Back 呪文 Next 醤油、豚骨、味噌、そして塩。 投下順で読む Back 逃げ馬、瀬那 Next 噛ませすらになれなかった漢 016 武装強化 フレイザード 073 最期に想うはビデオと GAME START 朽木ルキア 073 最期に想うはビデオと GAME START 坂田銀時 073 最期に想うはビデオと