約 198,877 件
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お願いがあるんだ この旅に同行するぼく 仲間と思うならば ちゃんと聞いてほしい(話を) アヴドゥルが死んでも 肘打ちぐらいで許すけど ポルナレフ 口軽いから 生きてることは内緒にしよう 法皇と学ランとぼく 我が名は花京院 磨いた金貨を投げるから 時々チェリー買ってね 変な目で見ないで レロレロ させて ぼくを信じてくれ 赤んぼはスタンド使いだ やむをえんッ!強硬手段だッ! ポルに殴られた 正体がバレたら 翌朝食事に気をつけて ぼくは早起きして 離乳食でお仕置きしよう 法皇と学ランとぼく 私服はパジャマだけ ガクセーはガクセーらしく スキューバも学ランで 知ってるハンドシグナル パンツーまる見え 魂を!賭けよう! 何故だろう?初めてには思えない 恐怖を乗り越えたぼくに 操作ミスはない だけどもし勝負に 負けて人形にされたなら ド素人の承太郎にも 負けた気がしてなんかちょっと… ロマンスグレーになって 冒険の人生 再び選びたくなったら 最初に相談してよ ぼくときみたちとなら どこでも大丈夫 もしぼくが斃れても きみは必ず生きて この戦いを終わらせて ぼくたちは先にいくよ 朝陽に消えるDIO 見届けたあとで 法皇と学ランとぼく この奇妙な冒険 結末に後悔はないから 宇宙が一巡しても ぼくらは繋がっている 必ずまた会おう 原曲【平松愛理「部屋とYシャツと私」】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/sm2413077】
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第一部ゼロの外道な初代様 逃亡した使い魔(スピードワゴン) 閃光の紳士 第二部ゼロのテキーラ酒売り シュトロハイムの野望・将星録 教師な使い魔 第三部アブドゥルさん放浪記 ゼロのタバサ(DIO) ゼロの剣 いただきマサクゥル 割れた世界 第四部ゼロの料理人 吉良 老兵は死なず(ジョセフ) シアー・ハート・アタック 望みの使い魔(トニオ) 少女よ、拳を振れ 紙・・・? うしろの使い魔 収穫する使い魔 茨の冠は誰が為に捧げられしや 茨の冠は誰が為に捧げられしや 『魅惑の妖精亭』編 猟犬は止まらない 第五部ペッシ ブラックサバス アバッキオVSギーシュ ギーシュの『お茶』な使い魔 鏡の中の使い魔 本当に良くやった使い魔(殉職警官) ゼロの鎮魂歌――黄金体験(GER) ゼロのチョコラータ 絶望の使い魔(チョコラータ) しぇっこさん 永遠の使い魔 死にゆく使い魔(カルネ) 王の中の王 -そいつの名はアンリエッタ- ボス憑きサイト 王女の手は空に届かない 罰を負った使い魔(ジェラート) 第六部サバイバー この宇宙の果てのどこかから(プラネット・ウェイブス) 使い魔ックス ゼロの使い魔像 第七部ロードアゲインの決闘 ブラックモアの追跡 Wake up people※ネタバレ注意 ~百合の使い魔~(ルーシー) その他バオー ゼロの吸血鬼(荒木) DIO 吉良 ボス同時召喚 二刀シエスタ フリッグの舞踏会にて 禁断の呪文 タバサの少し奇妙でタフな物語 ジョジョの虚無との冒険 才人の女性遍歴日記 エレオノールの来訪者 タバサと使い魔と吸血鬼
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69 :名無しさん(ザコ):2015/04/20(月) 18 40 15 ID WJbQv9x60 クヌム神のオインゴ(&ボインゴ)(ジョジョの奇妙な冒険) 信じてるぜ!信じてるよ!!オインゴ・ボインゴブラザーズ!! 第3部随一のギャグエピソードの敵役である馬鹿兄弟。いや、実際連載で見た時毒殺成功という予言が出た時これはヤバイ!どうするんだよ と思ったのに結局最後までギャグで終わるとは。っていうか、創造の神の能力が単なる変身っていうのショボクね? 誰にもバレないとか言いながら、ステルスLv4でわりとあっさり発見されちゃうし。 鍵となるトト神の予言は武装で表現されていて、威力2000に先属性でCT+20というのでなかなか強力で切り札になる武装… と思いきや、命中修正が-30。どうなってんの?と思うかもしれないが結局ロクな結末を招かなかった原作的には正しかったり。 そして原作でも兄弟がどう努力しようとどうしようもならなかったせいか、兄弟揃って集中も必中もないので、 ぶっちゃけ相手がよほどノロマでなければ簡単に予言が回避できてしまったり。というわけで、一見凄そう、実はチョロいという 原作再現は見事になされている。ただし、一方で爆弾仕かけのオレンジのほうはマップ兵器で命中修正+0なので、 固まって動いてると思わぬ被害を受けることもある。弱いからって放置せずに、とっとと殴り倒して仲良くリタイアしてもらおう。 まあ、兄弟の特性上、ガチで戦いを仕掛けること自体が死亡フラグともいえるのだが… くじけちゃ駄目だよ。人生とはそういうものだから。
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※更新した際は、更新報告ページまで連絡お願いします。 ●目次● ●追加用テンプレ● 5部総合 ⇔ 【5部総合~vocal off~】 Roman「朝と夜の物語」ver.ジョジョ5部 ジョジョ五部で ”Roman” 朝と夜の物語 Roman「朝と夜の物語」ver.ジョジョ5部をしょーもなく歌ってみました ジョジョ5部で朝と夜の物語 「歌ってみた」 Roman「朝と夜の物語」ver.ジョジョ5部 ボスとなすで歌ってみた ”Roman”「朝と夜の物語」ver.ジョジョ5部 歌ってしまった Roman「朝と夜の物語」ver.ジョジョ5部 歌わせて頂いた【女声】 今更ジョジョ5部「朝と夜の物語」歌わせていただいた Roman「朝と夜の物語」ver.ジョジョ5部 歌ってみたのです。 『"Roman"「朝と夜の物語」ver.ジョジョ5部』歌ってみた イスカ ニコニコ組曲『黄金の風』 ニコニコ組曲『黄金の風』 ニコニコ組曲『黄金の風』歌ってみた 裏組曲でジョジョ5部 【女声注意】裏組曲でジョジョ5部歌わせていただいた 『裏組曲でジョジョ5部』に挑戦してみた 裏組曲でジョジョ5部【再度鼻声が頑張ってみた】 裏組曲でジョジョ5部【唄わせて頂いた】※女声 裏組曲でジョジョ5部☆歌わせていただいた。 『裏組曲でジョジョ5部』歌わせていただきました 【この男】裏組曲でジョジョ5部 歌わせて頂いた【多用途】 『裏組曲でジョジョ5部』を♀が歌ってみた 裏組曲でジョジョ5部【歌っていた】 「裏組曲でジョジョ5部」形振り構わず歌わせて頂いた 裏組曲でジョジョ5部【歌ってみた】 ジョジョ5部合唱【裏組曲:黄金の風】 「裏組曲:黄金の風」【歌ってみた】【5部】 【※女声注意】裏組曲でジョジョ5部【二人で歌ってみた】 裏組曲でジョジョ5部を歌ってみた その他 ハレ晴レユカイverジョジョ5部『作ってみた』 Gang-Star【唄って動画つけてみた】※女声/音量注意 ジョジョ★すた/もってけ!レクイエム ギャングだよ全員集合!歌わせていただいたッ【by,ピアノ科】 【ピアノ科が】ジョジョ5部で交響曲第九番【作って歌ってみた】 -微修正-【5部】ジョジョの奇妙なOVERLAP【替え歌】 【いい声の人と】 終端の帝王と眠れる奴隷 【歌わせて頂いた】 「Let s Sing Battle!」 M県出身が作って歌ってみた 【ジョジョソン5部】組曲『ニコニコ動画』風に繋げてみた【54曲使用】 【5部ソン58曲】組曲『ニコニコ動画』風に繋げてみた(修正版) ジョジョ5部『黄金の流星群』歌ってみました 【女声:2人】 ジョジョソン小ネタ集 M県が描いて歌った 5部ゲー ⇔ 【5部ゲー~vocal off~】 絶頂ライフ・リターンズ![ゲスト呼んで歌ってみた] 護衛チーム ⇔ 【護衛チーム~vocal off~】 LOVE☆パッショーネ 「LOVE☆パッショーネ」うたってみた LOVE☆パッショーネ*歌わせて頂きました* 『LOVE☆パッショーネ 』を♂×3&♀×4で歌ってみた その他 First good-bye(ジョジョ5部護衛チーム替え歌) 無駄無駄にしてあげます(ジョジョ五部替え歌) 未来への場所【作って唄ってみた】※女声 未来への場所(自重しないVer.) 戦え!護衛チーム をむりうり歌ってみた! AfterDark【他人様の動画で替え歌しちゃった】※女声 【作って】 ごえい ver.5部(全部女声・ショート版) 【歌ってみた】 他人様の動画で5部予告【またまたやらせて(ry+おまけ?】※女声 【5部】ジョジョの奇妙な5thSTAGE【替え歌】 【作って】 受け継ぐもの 【歌ってみた】 【ご愁傷さまブチャラティ】ふれふれっ幹部!歌ってみた【女声】 ハイパーソニック・ソウルで護衛チーム【作って歌ってみた】 自重を知らないGANG STAR 夜空ノムコウver.ブチャラティチーム ジョジョソン作って歌ってみた 追加用テンプレ 新しい動画を追加する際は編集ページを開いて、以下の『』内をコピペしてご使用ください。 『|【動画の名前】 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) |【動画の名前】 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) |』
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ゼロの使い魔ジョルノ編 杖をとりかえしにいこう! その① ぼくの名前はジョルノ・ジョバーナこと汐華初流乃。 何の運命の因果かこの奇妙な世界に飛ばされ、あまつさえある少女の使い魔(手下のようなものらしい)にされてしまった。 これでは夢もなにもあったもんじゃあない。日夜もとの世界に戻れるよう努力してるものの、手がかりはいまのところゼロだ。 いや、しいて挙げるとするなら以前シエスタを助けたときのあのエロ本か。 アレの存在でぼく以外に異世界に飛ばされる現象が以前にもあったと推定できるが……それ以上はわからない。 とはいえ、なんだかんだでこっちの生活も楽しんでいたりする。ルイズはやかましいし、キュルケはいつもぼくに付きまとって邪魔だが、 優しいシエスタさんもいるし、お金もギーシュから巻き上げているので基本不自由しない。 あのマンモーニはぼくがここに来たばっかのとき、調子に乗ってぼくに決闘を挑んでちょっと気合を入れてやって以来、 いい友好関係を結んでもらっている。ちょっとやりすぎと思うときもあるが、ま、彼は貴族なんだし、堪えてもらおう。 話は使い魔の品評会とやらで、ぼくがゴーレムに殺されそうになった日からしばらくたってからのことだった。 *** 「ジョルノ! あんたどこ行ってたのよ。使い魔ならいつも私のそばにいなさい!」 突如ルイズの妙に甘ったるい叫び声が脳髄に響く。 屋外のテーブルでのんびり昼食をとっていたぼくは、ちょっと癪だったのでなるべくゆっくり声に反応する。 まったく、せっかくのお昼をシエスタさん特製のピッツァマルガリータを食べて過ごしていたというのに。 「……なにか用ですか?ルイズ」 「フーケを捕まえにいくわよ。来なさい」 やめとーけと、言うベーきか~……どうせ徒労か。 「フーケ……と言うと、先日の泥棒でしたっけ。どういうことです?」 事情を説明すると、ぼくがランチを堪能している間、ルイズは校長らにフーケの件で呼ばれたらしい。 ミスロングビルが街中の聞き込みから浮かび上がった、森の奥に潜む怪しい人物が彼女かどうか確かめるためだと。 実際、目撃証言をもとに書かれた絵は、確かにフーケの姿だったらしい。 そこでフーケに奪われた『破壊の杖』奪還のために人を募ったのだが、いかんせん相手はあのフーケ、 教師たちは皆顔を見合わせるだけでなかなか挙げる人がいない。 「で、どういうワケかルイズ、あなたが杖を挙げてしまった、 それに続いてキュルケとタバサも挙げてしまった、と」 「なによ、その言い草は。ひっぱたかれたいの!」 「いえ、別に。まぁキュルケやタバサ、それとミスロングビルもついてくるそうですし、 心配する必要はなさそうです。しかしルイズ……」 「なによ?」 「なにか妙だとは思いませんか? いままで何の証拠も残さず獲物を奪っては消えていったという フーケの手がかりが、こんなあっさり見つかるなんて。 彼女の罠かなにかと思ってもいいんじゃあないでしょうか?」 「なんでフーケが私たちを罠にはめなきゃならないのよ?それに罠かどーかなんて、 行ってみなきゃわかんないじゃない!それに……」 「?」 そこまで調子よくまくし立てていたルイズは、突然言葉を詰まらせた。 少しうつむいて、何か思いつめたような表情をしている。 「アンリエッタ様が……今回の事件で責任を取らされるかもしれないって。 姫様は私が困ったときにいろんなことをしてくれた。だから、今度は私が……」 アンリエッタ……あの時のお姫様か。そういえば二人とも仲良かったみたいだし、 エロ伯爵の件も彼女が穏便にするよう取り計らってくれたらしい。 先日、その例の王女がお忍びでルイズのところまで来たことを思い出す。 ……なるほど、それで後先考えず杖を挙げたってわけか。 「……わかりました。王女には以前、貴族の件でお世話になりましたし。 フーケにも先日の借りを返したいと思ってたところです。行きましょう、ルイズ」 と言うわけで、ぼく、ルイズ、キュルケ、タバサ、そしてミスロングビルの5人はフーケの いるらしい山小屋に向かったのだった。 *** 「ジョルノ~あ~ん」 「いえ、自分で食べます。ああ、美味しいですねこれ」 「もう、シャイなんだから。あ、でしょ~? ゲルマニア特製のフルーツなのよ」 「ちょっと! あたしの使い魔に勝手にエサやらないで!」 「いいじゃない、移動中ヒマなんだし。ねぇタバサ」 「知らない」 屋根を取り払ったような馬車での移動中、ふと疑問に思ってルイズに聞く。 「ところで、フーケが魔法を使っていたと言うことは彼女は貴族なわけですよね? なぜ貴族が泥棒なんかやってるのでしょうか」 「メイジが全員貴族とは限りませんわ」 答えたのは、たずなを握っていたロングビルだった。 「元は貴族でも、さまざまな理由で貴族から平民となったものも多いのです。 そのなかには傭兵に身をやつした者や、犯罪に手を染めるものもおりますわ。 この私だって……」 「ええっ、ミスロングビルはオールドオスマンの秘書なんじゃ……」 「オスマン氏は、貴族や平民にとらわれない人ですから」 「へえ~、それじゃどういった事情で貴族の名を?」 「ちょっと、失礼じゃないゼルプストー」 「なによ、いいじゃない。ちょっとおしゃべりしたかっただけよ。 あ~あ、つまんないの。ねぇダーリン、この前あなたの洋服にピッタリのブローチみつけたの。 今度一緒に買いにいきましょう」 「結構です。僕も忙しいので。それより胸を押し付けるのはやめてください。 あんまり人と近距離でいたくないんです」 この人はどうも苦手だ。何というか、母親を思い出す。 「あたしの前でイチャイチャするなーーーーッ!! このコルネ――ッ!」 ……杖を奪還する前にぼくが倒れてしまいそうだ。精神的な疾患かなんかで。 それより…… 元貴族……ミスロングビル……犯罪者……フーケ…… ルイズの話によると、フーケの情報を持ってきたのはミスロングビル。似顔絵も、先日の姿そのままだったらしい。 結構人に見られたというのに、変装もなにもしないまま…… ロングビル……フーケ……同じ緑の髪…… まさか、ね…… その②へ
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死亡者名鑑だと? 予想外だ……この世にはその『ネタ』のために無償で……喜んで…… 時間を費やす者も大勢いる。たとえばその者が『ジョジョロワ住人』であろうと……修道女のような…… ここは「ジョジョの奇妙なバトルロワイヤル」で死亡した参加者の顛末を紹介する世界。 すでに初期の頃、699 ◆q7D11i0U8A氏がスレに投下していた世界……このロワの全ての死者を紹介してやるぞ。 【第一部:ファントムブラッド】の死亡者名鑑は生命(いのち)なり! あたくし【第二部:戦闘潮流】の死亡者名鑑を持ってまいりましたの~~。 承太郎ッ!【第三部:スターダスト・クルセイダーズ】の死亡者名鑑を見ようッ! そこに不意打ちで【第四部:ダイヤモンドは砕けない】の死亡者名鑑を読ませてみるッ! しかしッ!【第五部:黄金の旋風】の死亡者名鑑!すでにッ!『読める』………… なぁ…知ってたか?プッチ、【第六部:ストーンオーシャン】の死亡者名鑑の平均閲覧者数は 一日で4万人だそうだ。
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登録日:2012/07/15 Sun 23 01 20 更新日:2024/05/02 Thu 02 51 27NEW! 所要時間:約 12 分で読めるど ▽タグ一覧 4部 だど ゲス野郎→漢 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンド使い ダイヤモンドは砕けない ドドリア ニール・ヤング ハーヴェスト 作者公認の強スタンド←チートの一歩手前 公式チート 勝利の立役者 守銭奴 山口勝平 愛すべきバカ 本能 涙腺崩壊 爆死 理解不能 理解可能 矢安宮重清 群体型スタンド 群体型スタンドの宿命 ← 描くのがめんどくさいので退場 遠隔操作型スタンド 重ちー 黄金の精神 ゆ…『友情』って…… い…いいもんだなぁ〜〜〜 ししっししっ 『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の登場人物。読みは「やんぐう しげきよ」で愛称ば重ちー゙。(「しげちゃん」がなまったらしい(*1)) CVはゲーム・アニメ共に山口勝平。 ちなみに名字の「矢安宮」はカナダの歌手゙ニール・ヤング゙に、スタンド名のハーヴェストは同氏のアルバムから由来している。 【概要】 仗助たちも通う「ぶどうが丘高校」(*2)の中等部に在籍する男子中学生。 体重110kgという肥満体で、低い身長 頭身にドラゴンボールのドドリアさんみたいなトゲ頭(*3)…というかなりデフォルメの利いた容姿をしており、全部を通して奇抜な恰好をしたキャラこそ多いが人体のデッサンは基本的に写実的なジョジョという作品ではこの体型は結構珍しい特徴である。 とはいえ4部中では康一や間田など一部のキャラが途中から極端に小柄に描かれることはあるが、重ちーは初登場時でも最初からこの外見だった。 ファンからはほぼ冗談で「成長したらポルポみたいになりそう」なんて言われてるとか。 顔は潰れた鼻に垂れ目とお世辞にも男前とは言い難い面相で歯の生え代わり途中なのか前歯が2本しかない。笑顔を作った時なんとも無邪気で間の抜けた感じであるが、後述の裏の顔を見せた時は据わった三白眼に賎しい雰囲気のゲスな笑みと、別人のような卑屈で陰険な顔つきと化す。 他の4部の学生スタンド使い同様、ユニークなデザインの改造学生服を着ており、体型も相まってカットしたゆで卵のようにギザギザの裾、自身のスタンド名に掛けてるのか「収穫」を思わせる鎌のワッペンを両肩に付けているほか、ボディラインをなぞるように前面にはスパンコールを貼りつけている。 一人称は「オラ」。その他にも語尾に「〜だど」をつけるなどステロタイプな創作の田舎者のような口調。 音声化した際は間延びしたいかにもトロそうな口調をしており、自己紹介の時に切手の値段ごとに舐めた時の味が違うのか確かめようとして叱られた過去をカミングアウトするなど、後述のように「地の頭は悪くないが、日常的にはかなり非常識でヌケた」ところがある。 「シシッ」と笑うのが口癖。 家庭的には非常に円満な恵まれた環境に産まれており、パパと割りと美人のママがいる。重ちーは両親を心から愛しており、基本的に常に細かい打算を気にして生きているタイプながら、両親を守るという事柄にかけてはそれこそ自分の保身を擲ってでも全力を注ぐ覚悟を持っている。 大好きなママの写真を常日頃から肌身離さず持ち歩いているあたりまだ精神的には幼く、親離れが出来ていなかったのかもしれない。 ペットにカメを飼っており、名前は「ゴン太」。 本来は温和かつ純真な少年なのだが、目先の損得に流されやすい上に金銭絡みの執着心が異常に強く、利益の独占のためなら殺人すら辞さないという危険な一面を持つ。 金絡みだと殆ど別人。別にお金に苦労してる訳ではなさそうだが。 こうした性格のせいで仗助らと邂逅するまで外の世界に親しい友人はおらず、孤独な青春を過ごしていたために非常に世間知らずで、「この場合、自分はどこまで踏み込んでも許されるのか?」という普通なら人の輪の中で何となく自然に学んでいく「呼吸」がよくわかっていないと思しき場面が何度となく描かれている。 そんな中で「金を持っていると便利で得」「だから持っている金額は大きい方が良い」という常識をたまたま金欠で利益に餓えていた仗助らがやや過剰な方向に煽ってしまった結果「大金を持っている方が偉い」とカン違いして暴走を始めてしまった可能性もある。 いずれにせよ、普段からそんな邪悪な本性を押し隠して生きているような人物ではなく、仗助たちとの出会いを経てまだまだ人間的に成長していける余地は充分にあったといえる。 …しかし、結果的にはその時が来ることはなかった。 【劇中の活躍】 初登場したときはスタンドで「街中の物陰に落ちている小銭を集める」という地道な小遣い稼ぎをしていた。 軽く12万円程度には達しており、仗助に「12万 俺の所持金 12円」と一句詠ませた。わざとではない その金を友達だからという理由で仗助と億泰に渡そうとするなど、 この時点で少々危ういところが垣間見える。 当時壊滅的な金欠(*4)であった仗助がより効率よく稼げる方法(集める対象を小銭から現金化できるシールに変えた)を教えたあたりから態度が変わり始め、億泰が500万円の宝くじを発見した事と、仗助が下心から自分を(ちょびっとだけ)利用していたことを盗み聞いてしまった事によりゲス野郎と化しその賞金を独り占めしようとした。この時の彼は流石に擁護のしようがない。 一件愚鈍に見える重ちーだが、自らのスタンドを活用することにかけては天性の才能を持っており、奇抜な妙手で仗助と億泰をあと一歩のところまで追い詰めるものの、二人の機転により逆転され(*5)顔が変形するほどぶん殴られた。 この時に発した 「理解不能理解不能理解不能理解不能」 「あ…な…なるほど!理解『可』能」 「ええ!?再び理解不能理解不能理解不能理解不能」 「あっ!理解『可』能」 という妙に固いポンコツコンピューターのような言い回しは、慌てふためく重ちーの顔芸も相まってよくネタにされる。 その後自分一人の力では賞金を手に入れることは出来なかったと悟り改心。500万円は平等に分けることにし、本当の意味で仗助と億泰の友達となった。 …が、賞金を受け取るときに「分配はスタンドの数で行うのが正当(仗助と億泰が1ずつ、重ちーは500)」と冗談半分でほざくなど守銭奴ぶりは変わらなかった。 それでも結果的にちゃんとお金は平等に分けた。(*6) その後はどこから聞いたのか杉本鈴美の話も知った模様。 しかし、かつてない「友達」という財産を手に入れた重ちーの幸福な生活は長くは続かなかった。 ある日のランチタイム、大好物の「サンジェルマン」(*7)のサンドイッチを買っていそいそと学校に戻ろうとする重ちーだったが、同じ店で買い物をし、似たような袋を受け取っていた男のそれを間違って持っていってしまったのだ。 その男は人殺しだった。 若い女性を襲って殺害し、その手首を切り取って「彼女」としていたるところに持ち歩き生活するのが趣味の凶悪殺人鬼。 これより以前に康一が接触した街に留まっている幽霊・杉本鈴美が「未だこの街に潜伏し人を殺し続けている」と警告した男の正体こそが、この平凡なサラリーマンを装う異常者、吉良吉影であった。 吉良の袋の中にあったのは彼の「彼女」であり、それを誰かに見られる前に奪還せねばと 猛然と追跡を開始する吉良。 日中の学校に忍び込んで体育用具室で昼食を取ろうとする重ちーの眼を盗みどうにか目的を達成したものの、「自分のサンドイッチを盗られた」と勘違いした重ちーがスタンドでそれを奪い返そうとした弾みに袋が破れ、重ちーは吉良の「彼女」を目撃してしまう。 一息ついて、自分の致命的な秘密を知ってしまった重ちーに淡々と自己紹介を始める吉良。惜しげも無く開示される個人情報はとりもなおさずそれを知った重ちーを「絶対にこの場から逃がさずに殺す」という決意表明にして殺しの儀式だった。 禍々しい漆黒のオーラを放ちながらその傍らに現れ立つ影。吉良もまた、スタンド使いだったのである。 戦いが避けられないと判断した重ちーは即座に戦闘モードに移行。ハーヴェストは近距離パワー型にも何ら遅れをとるものではなく、吉良の頸動脈を断ち切る寸前まで追い詰めるなど善戦するものの、彼は吉良のスタンド「キラークイーン」の能力を知らなかった。 それは、「キラークイーンは触れた物をなんでも爆弾に変えられる」という能力。 吉良が何か怪しげなものを持っているので「とりあげる」ことでそれを使うのを封じようとした重ちーだが、それは、起爆装置が別にある爆弾をわざわざ目の前に引き寄せてしまうことに他ならなかった。 キラークイーンの爆弾に変えたものに触れれば、起爆と同時にその物体は内側から粉々になるようにして破壊される。 ましてや、引き寄せたのは何の変哲もない100円玉だった(*8)。吉良の事を知らない以上、100円玉が爆弾に変えられてるなど想像できるわけがない。 運よく(?)かかりが浅かったために一命こそ取り留めたものの、顔が内側で半分吹き飛び、顔の肉と脳みそが1/3ほどシェイクされてしまった。(吉良談) ダメージを負った重ちーは一瞬で形勢を逆転され、吉良に生殺与奪権を握られてしまう。 重ちーをいつでも始末できる状態になったことで余裕を取り戻した吉良は「自分以外にも特殊な能力を持つ者がいる」ことに興味を持ち、 重ちーを嬲り者にしてそれを聞き出そうとする。最初はしらを切ろうとした重ちーだが、その次の瞬間、吉良が半笑いで告げた禁句が消えかけた闘志に火を点けた。 「知らないってことはないだろう…いいかい?」 「しゃべらなければね…」 「君の両親も……始末するよ」 「なん…だ…と!!オラの『パパ』と『ママ』を…!」 それまで誰かに助けを求めることしか頭になかった重ちーが、最期の力を振り絞り自分からその場を離脱した。 保身ではなく、自分の得た情報を仗助たちに伝え、愛する家族を邪悪な殺人鬼から守るただそれだけの為に。 じょ…『仗助』の… ところへ行…くど… 『仗助』の…『クレイジー・D(ダイヤモンド)』なら… オラを…治してもらえるど… 行かな………くては! そし…て…オ…………ラは オッ オラはッ…… 『パパ』と『ママ』を………守るど! オラがッ!………『パパ』と『ママ』をあいつから守るどッ! あんな薄ら汚らわしいヤツがッ…『パパとママ』が住むこの町にいてはならないどッ!! 金のためでも自分の安全のためでもなく、家族のため町のために生き延びようとする姿はまさしく漢であった。 が、あと少しで仗助に会えるというところで開こうと手をかけたそのドアノブを、吉良は既に爆弾に変えていた。 重ちーは今度こそ、粉々に砕け散って即死した。(*9) …しかし、死ぬ直前に最期のハーヴェストが吉良のスーツのボタンをむしり取っており、そのことが花京院やアバッキオのようにラスボスを倒すための手がかりとなった。 なお、学校の廊下には多数の生徒がいたのだが、誰も保健室に連れて行こうとか介抱しようとはしなかった。フラフラの重ちーにバスケットボールをぶつけてしまった女子生徒3人組でさえ、一旦は気にかけかかるものの「気持ちワルイ、行こ行こ!」と無視してしまった。 まあ、何のかかわりもない人間に対してまだ10代の子供がそこまでの洞察力を発揮しろ、というのも酷だし、ただならぬ重ちーの様子に「関わったらまずい」と判断したのかもしれないが…。 あまりこういう言い方はしたくないが、「容姿の面で敬遠されてしまった」部分もあると思われる。 他の生徒が重ちーを助けようとした結果、巻き添えとなる形で吉良に殺される可能性もあったので、被害が広がらなかったという点では幸運とも言えるが。 ミ… ミツケ………タ…… ゾッ!! 彼の魂が砕け散り空に消えていくのを杉本鈴美が目撃したことで「重ちーはもうこの世に居ない」という事実が確定し、それを知らされた仗助たちは、彼には二度と会えないという事実をうまく受け止められないまま重ちーを殺した殺人鬼を追うために決意を新たにするのだった。 この「重ちーを殺した奴を追う」という想いは即ち『4部後半の仗助の戦う動機』でもある。 …重ちーの両親は息子が死亡したことを当然知らず、4部完結の時点でもなお、失踪届を出している。 【スタンド】 イチエン ミツケタゾ!! しししっ!! スタンド名:『ハーヴェスト(収穫)』 破壊力-E スピード-B 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-E 成長性-C 虹村形兆の『バッド・カンパニー』のような小サイズ・群体型のスタンド。 大きな仮面のような胴体から直に4本の手と2本の脚、昆虫の腹のような尻尾が生えたデザインをしており、顔の上部には拾ったコインをセットするための隙間が設けられている。 額に当たる部分には穴が開いているが、この穴からは出し入れ自在の注射針が隠されており、形のない液体でも吸い取って持ち運ぶことができる。 単独のパワーは低いがこちらはスタンドの総数が500体以上にもなり、行動範囲もけた外れに広い。 (重ちー本人は「杜王町の外に出ると迷子になるから行かない」と言っているため、恐らく杜王町全体は軽くカバーできるだろう。) ◆能力 なんでも集める。 物集めを得意とし、前述したように重ちーはこのスタンドを使って小銭を集めていた。 目当ての物品を発見した時は「ミツケタゾ!」と鳴いて教える親切機能付き。 その為、『ハーヴェスト』=『収穫』というスタンド名は実に言い得て妙な表現になっている。 一つ一つのパワーは弱いものの、群がるとかなりの脅威。 重ちー自身は肥満体なので鈍重だが、ハーヴェストが集まれば持ち上げて移動することができ、まるでバケツリレーのようにして運ぶことで高速移動が可能。 また、力は無いが殺傷力は持っており、手刀は人体を抉り取るほど鋭く、まるで彫刻刀の刃を突き立てるようにして相手の急所を狙う攻撃は非常に危険。 こっそりズボンの中に集団で忍び込ませ、億泰の足を削り取って決して小さくない傷を与えたりもしている。「タマキンのとこまで来なくて良かったが…」 億泰は別の場面でも一匹に眼球を攻撃され、片目が見えなくなった。治してくれる仗助がいたから良かったものの、そうでなければ目は完全に潰れていただろう。 またスタンドの数が非常に多いためその分ダメージも分散され、1・2匹どころか10~20匹程度潰しても本体には傷一つつかない。 その他にも、額の穴から出す注射針を使い、酒を直に血管に打ち込むことで急速に相手を酔っ払わせたり、スタンドで壁を作ることで眼くらましをしたり、葉っぱを集めさせて隠れ蓑にしつつ、一匹だけフェイクとしてわざと吉良に見つかるようにして後を追わせるなどかなり応用のきくスタンドである。 これらの多彩な応用を見せられた二人は、重ちーを本質的には賢い人間なのではないかと評価しており、仗助は(一応二人がかりで降参させた後にも関わらず)「『ハーヴェスト』に勝てるやつがいるとは考えられない」とも発言している。 また荒木先生自身も『西尾維新クロニクル』に収録された西尾維新氏との対談で、「最強ですか?」と質問されて肯定している。 それでも無敵のスタンドというものはなかなか存在しないのも事実。 『ハーヴェスト』の弱点は、まず敵の攻撃を直接受け止める防御力は皆無に等しいこと。 そして群体型とは言え、動かしている思考は本体ひとりのものでしかないということだ。 スタンド一体一体を個別に精密に動かせるわけでもなければ、一体一体が知覚している状況を同時に把握できるわけでもない。 スタンド像が拾ってきたものをその都度自分で確認し、指示は口頭で出しているので、スタンド像と視界や感覚の共有も出来ていない。 スタンド像が大量にあるとはいえ、やれることはひとまとまりの巨大な遠隔操作型のスタンドと大差ないのである。 そのため、「特定の物品を拾え、又は誰かに届けろ」といったおおまかな指示であればスタンド像が自律して行動出来るが、戦闘のような臨機応変な対応を要する場面では、本体が実際に状況を確認しながらスタンド像の近くで都度細かく指示を出さねばならない。 つまり、戦闘時には重ちー当人が敵に近寄らなければならない。 なので、本体の不意や意表を突けば先手は取れるし、とっさの攻撃を防ぎきる防御力もないため一瞬の油断が致命傷につながりやすい。 本編ではまさにこの通りの展開で仗助たち、そして吉良に敗れることになった。 メタ的な意味では凝ったデザインであるスタンドを大量に描くという性質上「作画コストが高い」というのも弱点であり、虹村形兆のバッドカンパニーと同様に「群体型スタンドは作者が描くのが大変だから早期に退場させられる」とネタにされることも。 5部に登場する群体型スタンドのセックス・ピストルズも退場は免れたものの、初登場時はデザインがそれぞれ凝っていたのだが、再登場時には一部が簡略化されている。 ちなみにジョジョ4部-5部と同時期にジャンプで連載していた作品でも似たような事例があった。 【余談】 憎めないやつという理由で荒木先生もお気に入りのキャラとして上げている。とある番組で「(ジョジョシリーズで)描いていて一番悲しかったシーンは?」という質問にも、「重ちーが死ぬシーン」と答えている。 モンスターハンター3Gとのコラボクエストでハーヴェストを模したお面が作れることが決定した。 「〜だど」は実際に宮城で時折使われる方言。杜王町も仙台市がモチーフ。なお、「〜だよ」とか「〜だぞ」という意味合いなので、むやみやたらに語尾に付けたりはしない。 「話さないと君の両親も始末するかも」という吉良のセリフだが、吉良が何も知らない重ちーの両親をわざわざ本当に殺すとは考えづらい。(*10)(*11)他に自身を追っている人物がいるかどうかを知る為の脅し文句だろう。 追記・修正頼んだど! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コイツが死んでから四部の空気が変わったな…。読んでた頃はそれくらいショックだった。 -- 名無しさん (2013-11-13 10 57 22) ムーロロさんの発言から察するに、仗助達に会うまで花京院みたいな寂しい青春送っていたのかな。 しかも、重ちーはお金だけが友達という可能性も。 -- 名無しさん (2013-11-13 12 31 23) いじめられっ子で友達がいなかったのかも。その寂しさをお金貯めたりして紛らわしてたって感じで… 唯一の救いは死んでしまう前だけどやっと仗助・億泰って友達ができたって事かも… -- 名無しさん (2013-11-13 18 19 04) 中学生ながら相当な金額ため込んでいたんだろうな。遺産はどうなるんかな…。 -- 名無しさん (2013-11-26 23 13 02) 読んでた当時は青木和代(ジャイアンの母ちゃんやジャイ子の声やってた人)で再生されてた。または山口眞弓とか。 -- 名無しさん (2013-12-08 20 41 27) 『過保護な環境で育った大きな赤ん坊』というイメージのあるキャラ。恥パーのあの解釈はあまりに牽強付会だという意見も多いが、仗助に出会って叱ってもらえなかったら確実に邪悪で捻じ曲がったスタンド使いになっていたと思う。 -- 名無しさん (2013-12-08 20 51 41) その過保護に育てた両親に対して純粋に慕っていた所が、死ぬ前に吉良から必死で逃走(本当の意味での戦術的撤退)して仗助たちと合流しようという「漢」らしい行動に出た所以でもあるんだよな。 -- 名無しさん (2013-12-09 09 07 43) ギャグ要素の強かった宝くじ争奪戦の次のエピソードで吉良と遭遇(この時まで猟奇性とギャグ性が混然一体となってる)して戦闘、逃走の末に死亡した時はショックだったよ…。 -- 名無しさん (2013-12-22 18 25 12) ↑2 まさに長所と短所は表裏一体、ままならぬものだな。 -- 名無しさん (2013-12-22 18 37 27) ↑6 俺は神代知衣で再生されたな。おぼっちゃまくんの人 -- 名無しさん (2013-12-22 18 44 00) 「お金が増えるど!」「やったね重ちゃん」爆死 -- 名無しさん (2013-12-23 22 44 01) 両親は失踪したと思って捜索願出したまま終了。川尻浩作や辻彩、それと多くの吉良に殺された人同様に切ない。 -- 名無しさん (2014-01-08 17 25 55) ASBで仗助に変な頭とか言っててフイタ -- 名無しさん (2014-01-27 21 10 39) ↑「お前が言うな」って思ったわ ジョルノといい花京院といいポルナレフといい -- 名無しさん (2014-02-26 16 58 53) 最後のドアノブ、スタンドにあけさていれば…… -- 名無しさん (2014-04-18 20 28 16) ジョジョシリーズの仲間って終盤にラスボスの次に強い敵やラスボスに殺されて退場するけど、強すぎたという理由で仲間になった次の話に死亡した唯一のキャラ -- 名無しさん (2014-05-05 09 47 55) ↑重ちーはあくまで『友達』になったんであって、戦力としての行動を共にする『仲間』というイメージがわかないんだよねぇ・・・w4部はそういうゆるい人間関係がメインで、メインパーティといえるのは36巻の表紙に載ってるメンツまでの範囲だと思う。 -- 名無しさん (2014-07-01 21 17 39) イギーの愚者みたいなスタンドだよな。 -- 名無しさん (2015-01-08 21 10 26) 重ちー編の次に吉良編が来てすぐに死んじゃったけど、れいみの事を仗助から聞いてたり重ちーの死が仗助が吉良を追うバックホーンになったから短いけどかなり仲良かったんだろうな。 -- 名無しさん (2015-02-24 14 02 54) ↑の方 登場時に切手舐めて叱られたって言われてたじゃん・・・ -- 名無しさん (2015-06-25 18 14 16) 花京院と比較されてるけど、故郷に残した両親のことを頭から消し去って仲間達に後を託した花京院と、両親を守るために最後の最後まで生き延びようとするもあえなく散った重ちーは何気に対照的。仲間達にラスボス撃破のための決定的な手掛かりを残した点は一緒だけどな -- 名無しさん (2015-06-25 19 17 05) なんかいつの間にかアイスオブヘブンに参戦していた 声優は前作から続役 -- 名無しさん (2015-07-25 09 31 57) かっぺー続投で良かったわ。金のためなら友達裏切るイメージあるから(気持ちはよーく分かるが)最後まで好きになれんかったがASBのかっぺーボイスと可愛いしぐさでようやく好きになった -- 名無しさん (2015-08-11 23 17 05) 康一君とは会っていないしこれからも会う機会がないんだよな。残念だ。 -- 名無しさん (2015-11-07 20 19 10) ハーヴェストに襲われると肉体的ダメージより精神的ダメージのほうがでかそうだ -- 名無しさん (2015-11-07 22 30 52) ↑↑いや、吉良戦で「みんな言っていたど」と発言しているから、仗助から紹介される形で康一や承太郎達とは一度は会っているはず。杉本鈴美の事もその時知ったんだろう。 -- 名無しさん (2016-02-05 21 53 11) これといった弱点がまるで見当たらないスタンドだな -- 名無しさん (2016-04-10 18 13 19) 打撃でない面攻撃くらいだろうか? -- 名無しさん (2016-04-14 23 43 36) ↑9 それって「切手をダメにしたから叱られた」と言うより「切手舐めるなんて汚い」と言う過保護で叱られた可能性が -- 名無しさん (2016-05-15 17 06 45) 数十体程度じゃダメージ入らない、手がかりないと本体が判らない、集める命令以外は緻密な動きもでき殺傷力もある自動操縦。特別な性能がない代わりにスタンドのいいとこ取り -- 名無しさん (2016-07-15 00 21 39) こいつの登場と死によって吉良を中心とした話へとシフトしていくという第4部における「時報」 -- 名無しさん (2016-07-15 00 30 40) ASBに引き続いて、かっぺーさんがアニメ版も担当。あのキャラは、山口さん以外考えられなかったから嬉しい。 -- 名無しさん (2016-07-30 10 54 42) まさかのかっぺーさん続投、3部でエテ公演じたからまた変更されると思ってたわ。 -- 名無しさん (2016-07-31 00 55 03) 億泰に「オフクロさん結構美人だな」って言われてたなv 多分父親似なんだろうなぁ。 -- 名無しさん (2016-07-31 10 24 48) アニメジョジョは(モブ・ガヤ)1声優1キャラなイメージ持ってたからかっぺー重ちー続投は意外だった -- 名無しさん (2016-07-31 11 59 18) アニメだと動くたびに巨乳のおねーさんとラッキースケベイベント発生みたいな楽しげなSEが鳴って面白いw -- 名無しさん (2016-08-04 18 26 53) 当初は友人が純粋に欲しかったり他人からは褒めて~ってとこがしげちーの気持ちだろう。ケチなのは事実だが金から始まった関係なんて録なことにならんからな -- 名無しさん (2016-08-07 00 25 36) それとしげちーは小銭でも警察に聞いて犯罪にならないか確認してる。攻撃したのは友人でなく金稼ぎに利用にされたのを気付いてからだし -- 名無しさん (2016-08-07 00 34 02) 言動こそ池沼っぽいが応用力は異常に高いのび太みたいな奴 -- 名無しさん (2016-08-07 01 30 36) もし形兆と激突したとしてもBカンパニーを強制的に武装解除させて完封しちゃいそうだ -- 名無しさん (2016-08-07 02 35 24) アニメではシンデレラ回と初吉良回順番入れ替えたんだな 重ちー少し延命したな -- 名無しさん (2016-08-11 21 47 14) ↑今考えてみたら吉良の回からシンデレラの回って流れは不自然だよな・・・ -- 名無しさん (2016-08-11 22 07 34) ハーベストは数の強みとしげちーの機転による汎用性、町全体をカバーする射程距離に加えて仗助達が体に引っ付かれても攻撃されるまで気付かない隠密性とパーフェクト性能。でもそれでも負けてしまうのがジョジョである。 -- 名無しさん (2016-08-12 22 05 08) ハッキリ言って嫌いな方のキャラだけど魂まで崩れ去る死に方はあんまりだと思ったなぁ成仏すらさせてもらえなさそうで・・・吉良のほうはデッドマンズQで幽霊ライフを送ってるから余計にね -- 名無しさん (2016-08-30 20 59 10) ↑だよな。人を十数人も殺しておいて『平穏』とか抜かす吉良が許せなくなる…。吉良は基本的に好きなんだが、デッドマンズQでのうのうと幽霊生活を送っているから死んだ人の事を考えるとやるせない気持ちになる…。 -- 名無しさん (2016-09-01 10 38 20) 金に目がくらんだ時の豹変が怖かった -- 名無しさん (2016-09-01 11 30 28) 弁当食べてるとことか仗助達と友達してたから見てて辛いわ 本人からしてみれば日常モードからの突然のこれだしな・・・ -- 名無しさん (2016-09-02 04 38 07) その気になれば街中を一瞬で探索できるハーヴェスト使えばすぐに吉良の正体を特定できたよな だから真っ先に死んだんだろうけど -- 名無しさん (2016-09-02 05 00 12) ↑5吉良があの世に送られた事で重ちーや吉良に殺された他の人達も成仏出来たと思う…そう考えるようにした -- 名無しさん (2016-09-04 13 40 38) 死んだのにスタンド操作できるとかラストは精神力カンストしてたな -- 名無しさん (2016-09-04 13 59 07) アニメ版シアハ1話の予告で泣いた。まだの人は観に行った方がいい -- 名無しさん (2016-09-04 17 21 19) こいつの成仏?シーンは天国にも地獄にもいけずに消滅したように見えた -- 名無しさん (2017-01-10 03 26 58) スタンドが弱かったら最後まで生き残れたかもね -- 名無しさん (2017-01-10 05 15 27) ニール・ヤングのアルバムの「Harvest」に「Heart of gold」という曲が収録されているが、これが黄金の精神の元ネタなんだろうか -- 名無しさん (2017-08-02 10 23 05) まさに大きな虫を潰すアリの大群やな -- 名無しさん (2017-08-31 17 44 47) 吉良もハァ-ベストに勝ったわけではないんだよね。 -- 名無しさん (2018-05-24 23 31 53) 黄金の精神(ダブルミーニング)を持ったスタンド使いだった -- 名無しさん (2019-03-28 13 32 05) ガイジで不潔でクズでみんな不快になってると思っていたらネットでは憎めないやつみたいな扱いでめっちゃびっくりした思い出 -- 名無しさん (2020-04-18 20 57 41) ガイジだけど両親を守るため、殺人鬼を倒すために命をかけたからな -- 名無しさん (2020-05-06 01 52 43) これまで自分の欲得勘定を第一にしていた奴が何かを守るために行動するのが尊い。いきなり聖人君子に目覚めるのもリアリティがないから、間近な家族の為というのがまた良い距離感なんだ -- 名無しさん (2020-06-12 14 10 17) 瀕死に追い込まれた状態の尋問で情報を吐かず、家族を人質に脅迫され、その段階で屈服してもおかしくないのに恐怖を消し飛ばし抵抗した『真実に向かおうとする意志』 そして家族や町のため勇気と死力を振り絞って仗助へと希望を繋いだ『黄金の精神』 個人的な解釈だが、そのビジュアルや性格も含めて荒木さんの世界観やポリシーが凝縮されてるキャラクターだと思う -- 名無しさん (2020-06-13 18 08 40) 吉良にとって、初見殺しの効果が高い最初に接敵したのがコイツだったのはデカイだろうなぁ…単純な物量による人海戦術で索敵も戦闘もかなり有利に立てるし、それこそ杜王町全体を監視できるんだから吉良が『爆発』の能力を持ってると分かってれば吉良がキラークイーンを封印しない限りシンデレラで変装しても捕捉できそう。吉良がスタンドを封印して殺人してもそれはそれで証拠が残るだろうし、スッパリ殺人を止めるくらいはしないと高確率でバレる。でもそれができるなら吉良吉影は殺人鬼になんてなってないという。最初に消せたのは本当に運が良かった。 -- 名無しさん (2021-10-15 14 59 22) 自分の身に何が起こったかわからないまま身体が砕け散りながら昇天するシーンがキツかった -- 名無しさん (2021-10-15 15 36 25) クズというか、まぁウザい奴なんだが何も死ぬことはなかったという感じのキャラ -- 名無しさん (2022-01-23 14 17 00) 大金に目が眩み仲間を裏切り毒を盛り目を潰した…って書き方すると随分とゲスな行動をした奴ではあるんだけどね。悪に命がけで立ち向かえばチャラになるからね -- 名無しさん (2022-02-13 13 06 14) 爆発の下りの見た目云々のとこは主観が過ぎるし要らなくない?作中で見た目に関して言われてる描写なんてないし個人的な意見持ち出して貶されてるみたいでいい気分しない。 -- 名無しさん (2022-02-13 15 59 40) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-03-06 13 32 22) ハーヴェストの真の能力って…液体注入? -- 名無しさん (2023-04-23 16 15 36) 名前 コメント
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神 究極カーズ SSS ジョセフ(最終) SS リサリサ カーズ S+ ワムウ エシディシ S シュトロハイム(サイボーグ) S- シーザー(貧民街テンション) A+ メッシーナ ロギンズ A サンタナ シーザー(修行前) A- ジョセフ(修行前) B+ ストレイツォ(吸血鬼)吸血馬 B 鋼線のベック カーズの影武者 捕虜(吸血鬼) C+ ドノヴァンさん イギリス空軍司令官 C ジョージ二世 シュトロハイム(人間)マルク カラシチンピラ D メリケンサック ブルートさま 黒人嫌いの警官 E スモーキー スージーQ F スピードワゴン(老)エリナ(老)
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発現! スタープラチナ・ザ・ワールド!! ルイズは死を確信した。 ウェールズ皇太子は倒れ、ワルドはエア・ニードルの先端を自分の胸に向けている。 そして、それが恐ろしい速度で突き出されるのをルイズは見ていた。 自分は死ぬ。 他の事を思考する暇など無いほどの速度で殺される。 心臓を貫かれて。 瞬間、世界が色彩を失ったような、世界が反転したような錯覚に陥る。 ああ、これが死か。とルイズは思った。 ――そう、思ったのだ。他の事を思考する時間など与えられていないはずのルイズが。 ドクン。心音がやけに大きく響く。 ドクン。服を突き破り、胸の皮膚を一枚えぐったところでワルドの杖が止まっている。 ドクン。皮一枚の傷から血がにじみ出る。 ドクン。心音の他に、足音が聞こえる。 ドクン。振り向く。足音のする方向を見る。そこに誰がいるのかを確信して! 「ジョータロー!」 「ルイズ!」 ドクンッ! 一際大きく、鼓動が跳ね上がった。 承太郎は真っ直ぐに力強くルイズへ向かって走っていた。 自分を狙っている四人のワルドになど目もくれず。 涙が出た。ルイズは、泣いた。 ワルドに裏切られた悲しみの涙? ウェールズ皇太子の負傷に対するショックの涙? ううん、違う。きっと違う。 この涙は――彼が来てくれた事を喜ぶ涙だ。 ルイズは手を伸ばした。 承太郎も手を伸ばした。 二人の手が重なり合い、ルイズは承太郎に力強く抱き寄せられる。 そして――。 「オラァッ!」 ウェールズを倒し、ルイズにまで毒牙をかけようとしていたワルドの胸に、スタープラチナは助走をつけて鋼をも砕く拳を叩き込み陥没させる。 ルイズは奇妙な光景を見た。 胸を陥没されながらも、ワルドはピクリとも動かない。悲鳴すら上げない。 殴られた衝撃で少し後ろに動いただけだ。 そして――気がついてみれば、ウェールズが不自然な格好で倒れていた。 うつぶせに倒れている、が、その身体がわずかに浮いているのだ。 上半身がまだ地面についていない。 ウェールズは『倒れている最中』のまま停止していた。 「……そして、時は動き出す」 承太郎が呟いた直後、ウェールズが完全に床に倒れる。 と同時に胸を陥没させたワルドは後方に吹っ飛びつつかすみのように消え去る。 どうやら偏在で作った分身の方だったらしい。 「な、何だとッ!?」 残った四人のワルドが驚愕し、承太郎の姿を探す。 『隠れる事なく堂々とルイズへと走っていった』承太郎の姿を探す。 そして偏在の一人がやられた事で、そちらを見て、気づく。 偏在の一人を倒し、ルイズをしっかりと抱き寄せる承太郎の姿に。 その奇妙な光景を見たルイズは、恐る恐る承太郎の服のすそを掴んだ。 「じょ、ジョータロー……。いったい……何が……?」 「安心しろルイズ。もう……誰にもおめーに手出しはさせねえ」 承太郎がルイズから手を離す。そして一直線に一人のワルドに向かっていった。 「ルイズ、ウェールズの傷を見てやってくれ。止血をすれば死にはしねー。 ……さて、ワルドはどいつが本体なのか解らないが……だとすれば答えは簡単だ。 全員ぶちのめす。この俺のスタンドで、徹底的にな……」 エア・ニードルを構えたワルドが、承太郎を射程距離にとらえると同時に突きを繰り出す。 同時にもう一人のワルドが承太郎の背後に回り込みウインド・ブレイクを、さらに横から後衛担当のワルドがライトニング・クラウドを放つ。 剛風が承太郎に命中して動きを封じ込め、回避不能の雷光が承太郎の身体に触れる瞬間! 「スタープラチナ・ザ・ワールド!!」 ドォ―――――z______ン ルイズが再び世界の色彩が反転したと思った刹那、雷光が空中で停止する。 「風とは……空気の流れだ。だから時が止まれば……風も止まる」 風の影響を受けなくなった承太郎は、自分に突きを繰り出している目の前のワルドのマントを引っ掴んで、自分と稲妻の間に放り込み、スタープラチナの拳を数え切れないほど叩き込む。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!」 吹っ飛ばされたワルドだがすぐに空中で動きを止め、稲妻が背中に突き刺さりながらも表情ひとつ崩さない。 さらに承太郎は一歩横に移動し風の範囲から逃れると、自分の背後に回っていたワルドに向き合う。 その一部始終を、ルイズはウェールズの腕を抑えながら目を丸くして眺めていた。 「ハッ!?」 ワルドが気づいた時、ライトニング・クラウドを己の偏在が食らっていた。 そして承太郎の真後ろに回ったはずの偏在は、なぜか承太郎と一歩ずれた位置にいる。 しかも承太郎は背中を向けてなどおらず、偏在を睨みつけている。 「オラオラオラオラオラァーッ!」 偏在が反応するよりも早くスタープラチナを叩き込む承太郎。 ライトニング・クラウドを受けた偏在と、背後に回り込まれラッシュの直撃を受けた偏在がほぼ同時に消え去る。 残ったのは後方から魔法を放っていた二人のワルドだけだ。 「な……何が起こっている!? なぜ『気がつくとやられている』のだ!?」 ワルドは狼狽し、じりじりと後ずさる。 「か、彼はいったい……?」 「私にも解りません殿下……ただ、ワルドの動きが止まったようにしか……」 困惑しながらもルイズはウェールズの右腕の袖を破って包帯代わりにし、細い腕で力いっぱいきつく縛って血を止めようとする。 その様子をチラリと見てから、承太郎は静かに語り出した。 「ルイズを守り、名誉を守り、そのためにウェールズは負傷した。それはいい。 だが……てめーのやった行動は、何よりも卑劣で許されないものだ。 このままてめーを帰す訳にはいかねー……」 二人のワルドが杖を構える。 臆する事なく杖に向かって歩を進める承太郎。 「……そういえば『世界』を手に入れるとか言っていたな」 ワルドが魔法を詠唱した。 肉を切り裂く竜巻と、ほぼ同時に承太郎に命中するよう調整して放たれた稲妻。 「だったら……俺の『世界』を見せてやる……!」 竜巻が承太郎の帽子のつばに触れようとした刹那、再びそれは起こった。 「 ス タ ー プ ラ チ ナ ・ ザ ・ ワ ー ル ド !! 」 ピタリと停止した竜巻の中を堂々と承太郎は歩む。 そして稲妻の前にフォークとナイフを放ると、それは空中で制止した。 二人のワルドにまで接近すると、とりあえず近くにいたワルドに、スタープラチナの拳を機関銃のように浴びせる。 不気味にひしゃげたワルドのかたわらを通りすぎ、承太郎は最後に残ったワルドの前で立ち止まった。わずか二~三歩の距離だ。 「……時は、動き出す……!」 拳の弾幕を一身に浴びたワルドが、背後の壁目掛けて吹っ飛ばされる。 そして壁に激突して風穴を空けた直後にかすみのように消し去る。 突如目の前に現れた承太郎を見て、最後のワルドは恐怖の汗をダラダラと流した。 「ば、馬鹿な……我が偏在が……閃光の名を持つ私が……こんな……」 「お前に対する慈悲の気持ちはまったくねえ……。 てめーをカワイソーとはまったく思わねえ……。 しかし……このまま……おめーをナブって始末するってやり方は、俺自身の心に、後味のよくねえものを残すぜ」 「ぐっ、うぅっ……」 「魔法の詠唱を終えるのに何秒かかる? 三秒か? 四秒か? 詠唱が終わると同時にスタープラチナをてめーに叩き込む! かかってきな!」 ワルドは杖を承太郎に向け、唇を震わせた。 詠唱しなければ、殺される。魔法で倒さなくては、殺される。 しかし承太郎を倒せる魔法など無い。何ひとつ通用しない。理由は解らないが……。 だからワルドは、その魔法を選んだ。 「ウインド・ブレイク!」 至近距離で人を吹き飛ばす剛風を放つと同時に、ワルドは後ろに跳んで逃げた。 今の承太郎がいったい何をどうやって戦っているのかは解らないが、あのスタープラチナという奴は承太郎から距離を取って行動を取れないらしい。 だから距離を取れば! 射程距離外に逃げれば、自分は逃亡できる! 「うおおっ!」 スタープラチナが剛風の中、力強く前方に踏み出す。 そして拳を斜め上から振り下ろすようにして繰り出した。 ワルドの回避行動は素早く、しかしスタープラチナの攻撃速度も素早かった。 拳を受ければ自分は殺される。 そう理解した上でワルドは冷静に拳が『届く』か『届かない』かを見極め――。 ニヤリ。 数サントの距離で『届かない』と判断した。 最初の決闘の時、承太郎の拳をギリギリで避けはしたが、スタープラチナがさらに追撃を仕掛けてきて回避しきれなかった。 だが今度はそのスタープラチナ自らが手を伸ばしてきているのだ。 今度は、もう、これ以上『射程距離』を伸ばす手段は無いッ! ワルドは自分の無事に安堵しつつ、奇妙な疑問を抱いた。 なぜ、スタープラチナは人差し指と中指を立てているのだろう。 あんな拳の握り方では力が入らないし、指を伸ばした程度で攻撃は届かない。 だが! その判断は間違いだった。 指を伸ばした程度では届かない攻撃を、スタープラチナは文字通り『指を伸ばす』事で攻撃を成功させた。 「流星指刺(スターフィンガー)!!」 人差し指と中指が二倍から三倍ほどの長さまで伸び、まるで剣のような鋭さを持ってワルドの左腕を切断した。 「ぐおおおおっ!!」 「ウェールズの腕を切断したお返しだぜ。利き腕じゃないのがちと残念だがな」 ワルドは悲鳴を上げながら、後方の壁に空いた穴に飛び込んで逃走する。 再び時を止めて後を追おうとした承太郎だが、連続して時を止めすぎた反動か、ワルドに一矢報いた事で多少溜飲が降り怒りが多少おさまったせいか、時を止められずにウインド・ブレイクの暴風を受けて吹っ飛ばされる。 「ぐうっ……!」 祭壇まで吹っ飛ばされた承太郎は、ウェールズの隣に倒れた。 「ウェールズ、大丈夫か?」 「ううっ……何とか、ね。君のおかげで命拾いしたようだ」 血の気の引いた青白い顔をしながらも、ウェールズは穏やかな笑顔を見せた。
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2 「にしてもよォ~。この警官用の帽子ってェのはどォ~も嫌ェなんだよなァ~…」 「そんな事言って…大体仗助君が帽子被った日なんて全然ないじゃないか。」 杜王町駅前の交番内。二人の男が座ってのんべんだらりと会話を楽しんでいた。 一人は長身の顔を見ればハンサムと言えるであろう男。しかし、頭のリーゼントが強烈過ぎてそちらの方に目が行ってしまう。名前を東方仗助といい、杜王町駅前派出所に勤める警察官。(本人曰く)祖父譲りの贔屓癖こそあるが、町の人の評判は非常にいい。 もう一人は逆立てた金髪の男。長身の仗助と比べると親子かと思うほどに非常に背が低い。しかし、彼の眼はまるで【歴戦の戦士】のように鋭くも【心優しい青年】のように柔らかくもあった。名前は広瀬康一。医療・自然科学・考古学などに多大な影響力を持つ【スピードワゴン財団】のエージェント。現在は、愛する妻のために数か月前から有給を申請し、ここ杜王町で休暇を満喫中。 二人は【ある事件】をきっかけに知り合い、様々な困難を乗り越えて固い絆で結ばれている【仲間】だ。 「でもよォ~。制服着てるンだし、それ見りゃもうわかるだろ?ワザワザ帽子まで被らなきゃぁならねェのは理解できん。」 「なんだかんだで帽子被りたくないだけでしょ仗助君は…」 「あ、わかるゥ~?…ン?」 おどけていた男の目線がもう一人の後ろに注がれる。つられて振り向くと、見るからにガラの悪い二人組が女性二人に絡んでいた。 「だァから。この町には観光できたんだろ?だからオレッち達が案内してやろうって言ってンだよォ!」 「ですから結構です!」 神隠しとかは考えてたけど、不良に絡まれるのは予想してなかったなぁ…と半ば呆れかえりながらメリーは断り続ける蓮子の後ろに隠れて考えていた。 無事に杜王町駅についたはいいけれど、蓮子が観光名所の場所を覚えておらず二人でモメていたところ、不良に絡まれたのだ。 まぁ蓮子は贔屓目に見なくても美人だしなぁ…と他人事のように思うメリー。自分も標的にされているなどとは露程にも考えておらず、蓮子も蓮子でメリー目当てのナンパで、自分はオマケ程度だと思っていたりする。 もう、いい加減解放されたい。そう考えたメリーは蓮子の手を引っ張ってその場を離れようとした。 「ねぇ蓮子。もう行きましょ?」 「そんな事言うなよォ。案内してやるッて言ってんだからよぉ。」 しかし、もう一人の不良が退路を塞ぐように囲む。 どうしようかと蓮子とメリーが顔を合わせたその時。援軍が思わぬ場所から現れた。 蓮子にしつこく話しかけていた不良が突然後頭部を押さえてしゃがみこんだのだ。どうやら後ろから殴られたらしい。 後ろには背の高い警官が一人。顔はなかなかのイケメンだが、頭を古めかしいリーゼントに固めているのがマイナスだなぁ、と場違いな事を考える。 「オイオイ。あんまり迷惑かけてんじゃァねェぞ?お前らぶどうが丘の生徒だろ。」 「ンだァ!?オッサン!邪魔なんだよ!」 「お?オレを知らない?あ、そっか。お前あんまり見ねェ顔だなと思ったら2週間前に越してきた出井 灸と久衛 絵塗か。」 リーゼントがおどけた調子で不良二人を指さす。途端に狼狽する二人。どうやら呼ばれた名前が当たっている事に驚いているようだ。 「え、な何でオレっちの名前を…」 「そりゃおめェこちとら【おまわりさん】だぜェ?住んでる人の名前くらいは知っておかなきゃァな。」 「いやそのりくつはおかしい。」 不良の言葉に思わず同意しかける蓮子。どこの世界に町の住人全員の名前を憶えているような警官がいるというのだ。いやいるのかもしれないが。 メリーを見るとびっくりした顔でこちらを見てくる。見られてもどうしようもないのだが… と、後ろから蓮子の肩がトントン、と叩かれる。振り向くと自分と同じくらいの背の金髪の男の人が手招きをしていた。今のうちに離れろ、ということか。 目線を戻すとリーゼントがにっと笑っていた。どうやら彼の知り合いか友人らしい。二人は軽く会釈をしてその場を離れる。 「ま、何にせよ警官に見つかったんだ。ここは大人しく引き下がっときな。」 女性二人が離れたのを確認してリーゼント――東方仗助は出井と久衛に向き直る。出井は殴られた頭を押さえながら立ち上がっている。意外とタフだ。 まぁ、この町に来て日が浅いし見たところ初犯のようだから、ここで大人しく引き下がれば学校にも通報しないぜ?と暗に言ったつもりなのだが… 「う、うるせェ!だから警官なんて嫌ェなんだよ!正義の味方気取りやがって!」 「ハンバーグみてぇな頭しやがってよ!似合ってると思ってンのかこのダボが!」 「…あ?今なんつった?」 …訂正。コイツ等〆る。今〆る。絶対ェ〆る。 「今…おれのこの頭のことなんつった!」 「今時リーゼントなんて流行らねェっつってンだよ!」 「ギャハハハ!あれか!今やってる仮○ラ○ダーの…ま…ね…」 仗助の言葉の殺気に気づき、たじろぐ不良二人。どうやら地雷を踏んだことは自覚したらしいが、もう遅い。 「おれの頭にケチつけてムカつかせたヤツぁ、何モンだろうーーーとゆるさねえ!このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォ?」 「だ、誰もそんなこと言ってねェよォ~!」 不良の片方―出井だったか久衛だったか忘れたが―の胸ぐらを掴む。 殴られると思ったのだろう、涙目で顔を引き攣らせてイヤイヤと左右に振っている。 「…と、まぁ昔なら顔の形が変わるまで思いっきりブン殴ってたところだが。」 手を放してやる。どさっ、と落とされた不良は腰が抜けたのか逃げることもせず、不思議そうにこちらを見上げていた。 いい大人なんだからいい加減髪のことでブチ切れるのはやめたらどうだ、とは彼の母親の言だ。まぁ高校生のころから延々と言われ続けていた事ではあったが。 【あの事件】以降なんだかんだで成長した、ということなんだろうなぁと自分のことながらそう思わずにはいられない。 とはいえそれはそれ、これはこれ。人様に迷惑(と自分の髪の侮辱)かけたのだからお仕置きくらいは受けるべきだ。誰だってそー思うだろう。おれだってそー思う。 「特別にデコピンで済ませてやる。これに懲りたらもう人にメーワクかけんじゃあないぞ?」 イイ笑顔で親指でタメを作った中指を不良の額にぶつける。その程度で済むならいくらでも、と目を閉じて額を差し出す不良二人。その判断が甘かったことはすぐにわかることになる。 ゴシャアッ!とえらい音がして、不良達は思いっきりふっとんだ!数回地面とキスしながら転がっていった不良達は壁にぶつかりヒクヒクと痙攣したのち、力尽きたように動きを止める。錐揉みして首もえらい方向にイった気がするがまぁ大丈夫だろう。しっかり【直してある】し。 見る人が見たらおや、と思うかもしれない。何故なら一仕事終えた、とばかりに体をパンパンと払う彼がまるで二重に【ブレている】ように見えるのだから。 だが、残念なことにそのブレている現象を見ることのできる人物は女性二人と一緒に派出所だ。自分もそちらへ戻るとしよう。 仗助は胸ポケットから愛用の櫛を取り出すと軽くリーゼントを整え、まるで【新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーに】爽やかな気分で派出所へ足を向けたのだった。