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まりさがまりさだよ! 10KB 制裁 飼いゆ 現代 うんしー まりさが可愛くて生きるのが辛い ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 休日の昼下がり、自宅の居間で私は考え込んでいた。 目前には、眩いばかりの笑顔が二つ。 一つは、まりさ。 もう一つも、まりさだ。 「まりさ……。いつの間に双子になったんだい?」 まずは、思ったままに疑問をぶつけてみた。 まりさ達の前にあぐらをかいて座り込む。 「まりさはふたごじゃないよ!」 「まりさはひとりっこだよ! かわいくてごめんね!」 「それじゃ双子が可愛くないみたいじゃないか。滅多なことを言ってはいけないよ」 「ごめんね!」 「ごめんね!」 「よしよし、まりさは素直だなぁ」 さすがは、私のまりさだ。 まりさに出合ったのは、ある日の買い物帰り。 もうすぐ帰宅かというところで、道端から声をかけられた。 買い物袋の中にあった『あんまん』に興味津々だったらしい。 せっかくなので自宅まで来てもらい、一緒に食べることになった。 気がつけば、まりさは家族の一員となっていた。 「しかし、今度は家族が増えるとはなぁ」 「ふえてないよ!」 「まりさはまりさだけだよ!」 「じゃあ、本物のまりさはどっちなんだい?」 「まりさがまりさだよ!」 「ちがうよ! まりさがまりさだよ!」 このままでは、らちがあかない。 「まりさのくせに、まりさのふりをしないでね!」 「まりさこそまりさのくせに、まりさぶらないでね!」 私のまりさには、飼いゆっくりの証といわれるバッジを付けていない。 バッジなんて無くても、まりさはまりさだ。 そう考えていたのだが、今では少し後悔している。 「なぁ、まりさ」 「なぁにおにいさん!」 「おにいさんよんだ?」 「……呼びにくいな」 私は、向かって右のまりさを指差す。 「とりあえず、君が『右まりさ』」 今度は左のまりさを指差す。 「君は『左まりさ』。本物が分かるまで、それで良いかい?」 「ゆっくりりかいしたよ!」 「したよ!」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 「しかし、本当にそっくりだなぁ」 右まりさと左まりさが、向かい合ってにらみ合う。 「まりさににてるからって、ちょうしにのらないでね!」 「まりさこそ、のらゆっくりのくせにまねしないでね!」 普段から自由に外で遊ばせているせいか、まりさはいつも薄汚れていた。 毎晩の風呂に入るまでは、正直なところ野良と区別がつかない。 「まりさのまねして、かいゆっくりになるつもりなんだね!」 「そうはいかないよ! まりさはまりさだけなんだからね!」 そうか、なりすましか。 ゆっくりの世界にもあるんだなぁ。 「しかし、どうやって確かめたものか……」 「おにいさん、まりさがまりさだよ! あんまん、いっしょにたべたまりさだよ!」 「ちがうよ、まりさがまりさだよ! あんまん、おいしかったよ!」 あんまんの事を知っている? 今、最初にそう言ったのは右まりさだ。 左まりさも言ったが、真似しただけなのかもしれない。 「うーん……」 途方にくれた私は、おもむろに立ち上がる。 「おにいさん、どこいくの?」 「とりあえずご飯にしよう。あんまん持ってくるよ」 「ゆわーい!」 「ゆわーい!」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 台所で、まりさの食事の用意をする。 冷蔵庫から冷凍あんまんを取り出し、調理を始める。 「はやくあんまんちょうだいね!」 「ああ、少し待ってろよ……って」 突然の声に振り向くと、足元にまりさが居た。 「まりさ、どうしてここに?」 台所のドアは閉めてきた。 居間のまりさが入って来られるわけはない。 「まりさのおうちだから、まりさがいるのはあたりまえだよ! ゆっくりりかいしてね!」 まりさはふんぞり返って、得意満面の笑みを浮かべる。 そのうち、ふんぞり返りすぎて帽子が後ろに落ちてしまった。 「ゆああ! まりさのすてきなおぼうしさんが!」 慌てて帽子を被り直す。 「ゆふー! あぶなかったよ!」 じっとまりさを見続けるが、外見も性格も本物のまりさっぽい。 ということは、まさか……。 「なぁ、まりさ。ちょっと来てくれるかい」 「ゆっくりいくよ!」 頭を整理するために、このまりさは『台所まりさ』と呼ぶことにする。脳内で。 台所まりさを誘導して、居間へのドアにそっと身を寄せる。 「ちょっとこいつを見てくれ」 居間へのドアを少しだけ開ける。 隙間から、なにやら言い合いをしている右まりさと左まりさが見える。 「まりさがいるね!」 「ああ、あのまりさ達は、自分がまりさ……えっと、この家のまりさだと言っているんだが」 「なにいってるの? まりさがまりさだよ! ばかなの? しぬの?」 そんなことより、はやくあんまんちょうだいね!」 「口調も、いつものまりさっぽいな……」 ということは、まさか……。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 「お待たせ、まりさ」 「あんまんだー!」 「はやくちょうだいね! たくさんでいいよ!」 私が居間に戻ると、まりさ達が物凄い勢いで飛び跳ねてきた。 まぁ物凄いといっても、ゆっくりのジャンプなので大したことはないのだが。 「むーしゃ、むーしゃ、しししししあわせぇぇぇ!」 「うめっ、これめっちゃうめっ!」 持ってきたあんまんは、あっという間に無くなってしまった。 台所まりさにも大量に食べられたので、また買出しに行かなければならなそうだ。 気がつけば、口元を食べカスだらけにし、まりさ達がこちらを見つめていた。 大きく膨らんだお腹のせいで、外見はまるで茄子のようだ。 「もっと、ちょうだいね!」 「あんっまんっ! あんっまんっ!」 頬を染めながら、幸せそうに笑うまりさ達。 じりじりと這うように、私の足元へ近づいてくる。 「そうか、美味しかったか。もっと欲しいか」 「もちろんだよ! はやくあんまん……」 「残念ながら、それで最後だ」 「ゆゆ? なにいってるの? ばかなの? しぬの?」 「あんまんさんは、かってにはえてくるんだよ?」 「ああ、最後ってのはそういう意味じゃない」 「いまのまりさには、りかいできないよ!」 ゆっくりと、まりさ達へ手を伸ばす。 「人生……いや、ゆん生? とにかくこれが、ゆん生最後の食事だってことだよ」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 私は、右まりさの帽子を取り上げた。 「ゆゆっ!? まりさのすてきなおぼうしさん!?」 「お前、偽者だな」 「まりさのおぼうし、かえしてね!」 「どうして嘘をついた?」 「そんなことより、まりさのおぼうしかえしてね!」 帽子に舌を伸ばそうと、右まりさがその場でピョンピョン跳ねる。 膨らんだお腹が、ブルンブルンと波打っている。 「聞く耳も持たないか……」 「ゆふふ! まりさはゆっくりしてないね! げらげらげらげら!」 左まりさが、勝ち誇った顔で大笑いを始める。 すっかり重くなったお腹を軸に、グラグラと身体を揺らしている。 まるで起き上がり小法師のようだ。 そのうち、揺れる勢いで帽子が床に落ちてしまった。 「ゆあぁ! まりさのすてきなおぼうしさんが!」 左まりさは、慌てて帽子を回収しようとする。 私は素早く手を伸ばし、左まりさの帽子も掴み上げた。 「ゆんやー! まりさのおぼうしかえしてね!」 右まりさと同じ反応を始める、左まりさ。 「お前も偽者なんだろう」 「まりさのおぼうし、かえしてね!」 「台所に居たよ。本物のまりさは」 居間には入らないように伝えてきたが、おそらく今頃は食後の昼寝中だろう。 「よくもだましてくれたな、偽者まりさ達」 「そんなことより、まりさのおぼうしかえしてね!」 「かえしてね!」 「あくまで、とぼけるか……まぁいい」 二つの帽子を両手でまとめ、力をこめる。 「お前達の運命は、もう決まっているんだからな」 ビリビリ! バリバリ! 「やめて!」 「おぼうしさんがー!?」 バラバラになった帽子の欠片が、まりさ達の間の前にヒラヒラと舞い降りる。 「どぼじでごんなごとずるのー!?」 まりさ達から、物凄い勢いで涙が溢れ出す。 よく見ると右まりさはしーしーを漏らし、左まりさはうんうんまで漏らしていた。 「よし、もうお前は右まりさじゃない。しーしーまりさだ」 「どぼじで!」 「お前は左まりさ改め、うんうんまりさな」 「ゆんやぁー!」 汚物まみれになったまりさ達は、正直あまり触りたくない。 仕方なく、おさげ部分に手をかける。 「まりさのなやましいおさげに、きやすくさわらないでね!」 「よく考えれば、まりさには毎日あんまん食わしてやってたんだ。 たまたま野良がそれを見て、なりすましたんだろうな」 おさげを引っ張り、まりさ達を空中に持ち上げる。 「おそらをとんでるみたい!」 「でもいたい! おさげいたい!」 「いたいぃぃぃ! おそらー! ゆわーい! いたいぃぃ!」 おさげをひとまとめにし、アメリカンクラッカーの要領で手を振る。 さすがに指先では重くて辛いので、両手で掴み上げてはいるが。 ボヨンボヨンと、奇妙な効果音を鳴らしながら、二つの茄子が宙を舞う。 「おそら! いたい! おそら! いたい!」 歪に跳ね返るので、既にどちらかしーしーまりさで、うんうんまりさか分からなくなっていた。 「……仕方ない、お前達は両方とも、うんしーまりさな」 「どぼじでっ! おそら! いたい!」 更に、両手の動きを加速させる。 何度目かのボヨン音とともに、うんしーまりさから餡子が飛び散り始めた。 どうやら、口元とあにゃるから餡子が溢れ始めているようだ。 「まりさのとくべつなあんこさんがー!」 「あんこさん、ゆっくりしてね!」 まだ喋ることができるのか……。 思ったより余裕なんだな。 「じゃあ、これでどうだ?」 両手の動きを最大限まで加速させる。 うんしーまりさが、ついに水平線を越え、円を描くように振られ始めた。 「ゆぎゃあー! ばでぃさ、おぞらをどんで」 上でボヨン! 「ぎゅぶっ!」 「ばでぃさの、あんござんがぁ」 下でボヨン! 「がふうっ!」 上でボヨン! 「おぞらをっ!」 下でボヨン! 「あんごっ!」 上でボヨン! 「もっどっ!」 下でボヨン! 「ゆっぐりっ!」 上で……。 「しだがっ!」 グシャアッ! 「あ……」 何度目かの衝撃で、うんしーまりさは見事弾け飛んでしまった。 「こりゃ掃除が大変だな……」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 居間の掃除を終え、台所に戻る。 案の定、台所まりさ……本物のまりさは絶賛昼寝中だった。 あんまんの食べすぎで膨らんだお腹を、おさげでさするような体勢で横たわっている。 「むにゃ……もうたべられないよ……だから、あんまんちょうだいね」 私はまりさのお腹に手をあて、身体を揺らす。 「まりさ、起きなさい」 「……ゆふ? あんまん?」 「ある意味お前があんまんだろ。そんなことより話がある」 「おはよう、おにいさん……おはなしって?」 「今度のことで考えを改めた。やっぱりバッジを取ろうと思う」 バッジさえ取れば、IDで間違うことは無くなるだろう。 善は急げ、すぐにでも取りにいくつもりだった。 「そうだね! ばっじさんがあればもうばれないもんね!」 「ああ、そうだ……え?」 一瞬、まりさの言葉に違和感を覚え、聞き返してしまう。 「ばれない、って?」 「ばっじさんがあればほんものだから、まりさはずっとほんものになれるよ!」 まさか……。 いや、まさか。 「ど、どういう意味なんだい?」 「ゆふふ! おにいさんはばかだね! しぬね! まりさみたいなにせものが、こまるんだよ!」 「……偽者が困るのか」 「そうだよ! そんなことより、あんまんちょうだいね!」 「本物にバッジが無かったから、うまく騙せたんだね」 「ゆぷぷ! おにいさんをだますのはかんたんだったよ! 居間には、二匹のまりさが居た。 「じゃあ、本物のまりさは、今どこに居るんだろうね?」 「さぁ? さっきのどっちかだとおもうよ!」 居間のどちらかが本物だったのか……。 「そんなことより、あんまんちょうだいね! ばかなおにいさんは、ゆっくりりかいしてね!」 グシャッ! 「すまん、理解できない」 台所に、餡子の染みが広がってゆく。 「もっど、ゆっぐりしだがっだ……」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ なんて事だ……。 私は結局、本物のまりさまで亡き者にしてしまったのか。 短い間だったとはいえ、寝食を共にしたまりさを……。 本物は、どちらだったんだろう。 右まりさだったのだろうか。 左まりさだったのだろうか。 「……でもまぁ、いいか」 私は考えるのを止めた。 ゆっくりなんてどれも同じようなもんだし。 ああ、そうだ。 今度はゆうかにゃんでも買いに行こう。そうしよう。 ゆうかにゃん楽しみだなー! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る どうせ野良なんだから、ストレス解消に全部潰せばok ※バッジ申請しない時点で、それほど興味無いんだろ? -- 2018-01-16 22 04 21 んぺぺくはやかたかにまなこまはやかとてやなやかやなまかやなまはゆなはゆなやはゆやなやなに ねさやさやさやはなかこやかしこやむしむこぬさまかむなたかたなまかたなまはかち -- 2016-05-18 01 56 23 きめぇまるが一番怒 -- 2016-05-18 01 55 27 ↓↓↓↓↓↓つまり、希少種は可愛く、通常種はゴミということだな! -- 2015-05-13 20 19 21 ゆうかより霊夢買え笑 -- 2013-06-15 17 57 33 正しい! -- 2012-11-28 00 12 54 まさかの本物まで下衆化とは、 オチは最高だった。 -- 2012-07-26 07 44 30 家族とか言っておきながらお兄さんのまりさへの興味の無さにワロタw まあバッジ無しで外に遊びに行かせる時点で本当にどうでもよかったんだろうなw -- 2011-07-26 02 38 19 はぁ…ゆうかにゃん -- 2010-11-10 12 48 37 ゆうかにゃんも可愛いがめーりんやきめぇ丸、ふらんやれみりゃも可愛いぞ -- 2010-11-04 13 29 40 やれやれゲスゆっくり共がきたせいで本物のまりさは災難だったなー 飼い主さんも混乱して大変だったな(苦笑 -- 2010-11-01 23 11 05 まりさまりさまりさまりさまりさまりさまりさまりさまりさまr… もういいよ。全部殺すよ。 -- 2010-08-05 14 07 12 そうだよ!ぜんぶころしてりせっとすればいいんだよ!! -- 2010-06-27 00 25 35
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流されるヒトが多いみたいです。周りの雰囲気に。 「自分の考えは違うけど、周りがそうだしな…」 といったご意見をお持ちの方、 それは流されているだけです。いわゆる流れ者(?)です。 人間には“依存”という習性をお持ちなのはご存知でしょうか? 何かについて行かないと、大抵のヒトは自信が無いみたいです。 まあ中には“依存なんて捨てた”といった頑張るヒトもいるでしょうがw とにかく、周りの意見に流されるor乗るヒトは、 世渡り上手にはなれるでしょうが、それなりの代償もある事を 絶対に忘れないでくださいね。 誰かの不満を買っているかもしれませんよ。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gunjo/pages/11.html
群青の追撃機 年齢・性別 14歳・男 職業 学生 自慢できる事 HPの知識 HNの由来 湾岸MIDNIGHT MAXIMUM TUNE 2の称号から HP Zちゃんねる(URL http //www.z-channel.net/) 座右の銘 頭とお金は使いよう
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「タワゴト」Contents エントランス ヒト編 法則編 私事編 リンク Zちゃんねる History Zちゃんねる
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放課後 「ひー!!もう一方通行の野郎!!どこまでプライドがお高いんでせうか!!」 上条はそんな愚痴を言いながら寮に帰って来た。 「おかえり、当麻♪」チュッ っと、いきなり軽いキスをされた。その相手とは……… 「なんで美琴がここにいるんでせうか!?」 「今日は当麻の家で特訓って、言ったでしょ?」 「じゃなくてどうやって入ってきたんだよ!!」 「どうやってって、合鍵でだけど?」 上条はすっかり忘れていた。 「そういえばお前手は大丈夫か?骨折してたって聞いたけど?」 「ああ、あんな怪我すぐに治してくれたわよ。一日もかからなかったわよ。」 あいかわらずあのカエル医者はすごい腕である。 「そんなことより特訓するわよ!!」 「俺の家ではやめてくださいお願いしますよ!!」 「当麻の家ではさすがにしないわよ。近くの川原で特訓よ!!」 「不幸だ…。」 同時刻。とある高校の学生寮で。 「「「なんで月夜(テメエ(黒子はん))がここに!?」」」 「「「特訓だよー(ですとミサカは打ち止めの指示通りに行動します。(ですの。))。」」」 「「「どこで?」」」 「「「河原で(ですとミサカは告げます(ですの。)。)。」」」 かくして8人が交流?練習?…… ともかく試合、もしくは殺し合いを始める時。 4バカップルのハワイへの挑戦が始まる。 そして河原で……… 「「「「「「「「なんでお前がここにいる(んや)(ですの)(と、ミサカは返答を求めます)?」」」」」」」」 「「「「「「「「いや、大会の特訓だけど(や)(ですの)(と、ミサカは返答します。)」」」」」」」」 ~男子軍の会話~ 「お前らも大変だな…」 「まったくだァ…」 「ほんとだにゃー…」 「最近カミやんの不幸が乗り移った気がするんやけど…」 ~女子軍の会話~ 「アンタ達も大会出んの?」 「そうなんですの…しかしまたお姉様のそっくりさんにおあいできましたわ☆☆☆☆☆☆☆!!」 「なんだこの女きもい…と、ミサカは返答します。」 「うわぉ!!ほんとそっくり!!」 ~男子軍の会話2~ 「「「「で、何すん(ン)の(にゃー)(や)?」」」」 ~女子軍の会話2~ 「「「「いい具合に集まったし(りましたし)…練習試合はどう(でしょう)?(とミサカは提案します。)」」」」 「にゃーっ!!!それだけは!!」 「そこの二人がいる時点で死亡確定やがな!!」 「なにくっちゃべってンだァ?」 「サッサとしようぜ★」 一方通行と上条はノリノリである。 昼間は自重して誰もふっ飛ばさなかったため消化不良をおこしてるようだ。 それを知ってるあとの二人は上一の目がキランと輝くのを見て、 「「不幸や(にゃ)ーっ!!」」 特訓は結論から言うと上琴vs一妹組の独壇場となった。 開始早々 土御門は吹っ飛ばされて 「にゃーっ!!」 ザッポーン&ドンブラコ。 土御門を助けるために白雪は躊躇いなく飛びこんだ。 それを見て不用意に「羨ましいわぁ♪」と言った青ピは他の5人に素手×2(ベクトル操作した者一名と純粋な素手一名)と電撃×2を喰らい、とどめに高度10メートルへテレポートさせられて 「ぎゃーっ!!!」 ボスッ と河川敷に突き刺さり。(突き刺さるような柔らかい所に落ちる所が黒子の愛情?) 白井は特訓そっちのけでフィアンセを再度テレポートして地面から抜き取ってまた飛ばし。 「やめてーっ!30飛び30ズボはゴメンやーっ!!」 「ならコレ(釘)を体内へテレポートさせましょうか?」 「死以外の選択肢をくれーっ!!!」 馬鹿二人とその連れが排除されたところで。 「「さァって、昼間の続きを始めましょうかァ最弱(最強)!!!」」 「「昼間の続きって何(ですかとミサカは質問します)。」」 「「このクソったれが人を旗男呼ばわりしたんだよ(放置プレイ好き呼ばわりしたンだよ)!」」 「「実際そうじゃん。(です。とミサカは即答します。)」」 「「ちげえよ!(違うっつってンだろ!)」」 「俺は美琴意外に気はねえよ!!」 「またかこの最弱ノロケ野郎!!」 「うっせえ最強ロリコン放置プレイ好き野郎!!」 「「セットで言いやがったな(ァ)このクソボケ野郎!!」」なんだかんだ言って息ピッタリ。さらに息ピッタリ罵倒対決は続く。 「「誰がクソボケ野郎だ(ってンだよ)!!??」」 「「…………二人とも恥ずかしいからやめて(下さいとミサカは発言します。)」」 この発言はあまりよろしくない決断を男二人にさせた。 「「じゃあ(ァ)、戦って決めますか(ァ)!!??」」 「「上等だ(ァ)クソッタレ!!」」 「「ってわけで行くぞ美琴(10032号)!!」」 「「………行くしかなさそうね(選択肢はなさそうですね。とミサカは諦めます。)」」 殺る気十分の男と 振り回される女達。 戦いは佳境である。 プルルルル…… 「まったく、いい所ですのに。……なんだ初春ですか。」ウンザリした顔で電話を取る少女。 「こちら白井。初春、用件は手短に。いまとりこんでますの。」 「そっ、それどころじゃないですよ白井さん!!高位能力者同士の戦闘が起こっているみたいなんですっ!!」 「なんですって!?」気が付かずに慌てる白井。 だが。 「とある高校の茜川という通報者によれば余波を喰らった2名が下流に流され、4名が戦闘を続行中。中には電気系の能力者がいるらしく、多くの監視カメラが機能してません!!現在生きてるカメラを捜している所ですっ!!!それから……」 あー、自分たちの事かな。と黒子は隣で犬神家をしている関西人を見る。 (この間泊まらせていただいた折、友人の茜川とか言ってませんでしたっけ?) 初春は続ける 「……それから、…よく分かんないですが……その中間地点でSMプレイをしているカップルがいると……」 「誰に向かって言ってるんですの!!!???」あとで茜川の住所を青ピから聞き出そうと思いつつ白井は怒鳴る。 「何で白井さんがキレてるんですか!?…あっ、今カメラの映像が入りましたっ!!…って!!」 電話の向こうで初春が息をのむ気配がした。 そして、 「白井さんってそういう趣味があったんですか……。」 直後。 花飾りの少女が電話向こうからのありえない音声で気絶したのは言うまでもない。 「おい最強!!お前の力はこんなもんか!!」 「うっせェ!!テメェこそウナウナ避けてんじゃねェ!!」 一方通行は風のベクトルを操り上条を攻撃(本気の本気で)していたが上条はその攻撃を避けていた。 上条は見えない魔術の攻撃に慣れてる為なんとか避けることができた。 「ちょっと!!私はどうすんのよ!!」砂鉄でなんとか耐えてる美琴が言う。 「俺に考えがある!!」 上条が考えを伝えようとした時に声が聞こえた。
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好きな町といえば・・・ やっぱり・・・・ みなとみらいだわな~ と、思う私のみなとみらいのおススメスポットを紹介します! 存在感のある赤レンガ倉庫 公式HPより 都市横浜の発展とともに歩んできた赤レンガ倉庫が、「港の賑わいと文化を創造する空間」をコンセプトに、建物の持つ魅力を最大限に生かした新しい文化・商業施設として生まれかわりました。世界への文化発信や若手の育成、市民文化の活動拠点として活用される1号館、個性豊かなレストランやショップが集まった2号館、そして様々なイベントや撮影に利用されるイベント広場が一体となって新たな賑わいを演出しています。 様々なショップが入っていますが、私のお気に入りは帽子専門店「CA4LA」。通常のショップではありえない位の帽子の種類があり、お気に入りの帽子を見つけられること間違いナシ! 海を臨むぷかりさん橋付近 みなとみらい21中央地区 「ぷかり さん橋」の概要 ぷかりさん橋は、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルとパシフィコ横浜の正面にある、水上ターミナルです。日本で初めての『浮体式』構造のターミナルとして、1991年11年にオープンしました。 ここから水上バス「シーバス」に乗れば赤レンガ倉庫や山下公園に行け、遊覧船の「マリーンルージュ」や「マリーンシャトル」に乗れば、横浜港の周遊を楽しめます。個人のプレジャーボートやヨットを係留することもできます。 海の上にぷかりと浮いたぷかりさん橋は、緑のお屋根が目印です。みなとみらい21のマスコットとして、みんなに愛されています。 夏は花火がサイコー! こんな感じです。 毎年、海の日の前日に開催され、横浜に夏の到来を告げる「国際花火大会」が今年は7/20(日)に行われます。人気のキャラクター花火や吊物花火、特大ワイドスターマインなど約6,000発の花火が横浜のロマンチックな夜景と競演するかのように、夜空を彩ります。
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ネ申へのコメント かっこいいですね^^ -- かぴぱら (2008-01-30 23 41 34) この絵はひどい^^; -- りさ (2008-01-31 00 42 09) 池MEN☆だね^^ -- ウァイ (2008-01-31 01 24 24) かっけえええええええええええええええ -- 名無しさん (2008-04-05 06 45 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/400.html
みゆき「今日は本当にありがとうございました」 ゆかり「ごめんなさいね、キョン君 みゆきのワガママに付き合っていただいて」 キョン「俺なんかでお役に立てるのなら、光栄です」 みゆき「あの、もしよければ・・・また」 キョン「えぇ、次の診察の時には、また付き添いますよ」 みゆき「いえ・・・それもなんですが、その・・・」 キョン「??」 みゆき「また、私の部屋でいろいろなお話を・・・」 キョン「そうですね、是非」 ゆかり「あらあら・・・なんだかお2人とも初々しいわね」 みゆき「////」 キョン「////」 ゆかり「でも、私もキョン君のこと、気になるなぁ」 キョン「え?」 ゆかり「今度家にいらしたときは、私ともお話ししてくださる?」 キョン「え?えぇ、是非」 みゆき「・・・」 ゆかり「よかったぁ」 キョン「そ、それじゃー今日はこれで・・・お邪魔しました」 ゆかり「なんだかキョン君って、すてきねぇ~」 みゆき「も、もうお母さん!」 ゆかり「あら?みゆき、妬いてるのね」 みゆき「ち、ちがっ・・・」 ゆかり「あらあら、わかりやすい子」 みゆき「もう・・・」 いかん・・・いかんいかん これはマズイ、実にマズイ・・・マズイマズイマズイ(紅茶じゃないぞ!!) ゆかりさんが頭から離れなくなっちゃったぞ!! おら、ムラムラしてきたぞ!! これは一時の気の迷いだ、そうだそうに違いない よくあるだろ?学校の先生に恋しそうになったり、 それこそ友達のお母さんに憧れちゃったり、 年頃のウブな少年にそんな気の迷いの1つや2つや3つや4つ、 あってもおかしくないよな? そうだよな、な? それに、俺にだってやって良い事と悪い事の区別ぐらいはできる …だが、人妻ゆかりさんもいいかなぁと、 一瞬血迷った俺を誰が責められよう・・・ って、そんなことはどうでもいい・・・ 俺は必死で邪念を振り払う なんとか俺の中のゆかりさんも諦めてくれたようだ よかったよかった、ゆかりさんにまで手を出したとなっちゃ 俺はきっとこれを見てるみんなに、かの音痴なガキ大将よろしく メッタメタのギッタギタにさせられるだろうな 外はもう薄暗いし、古泉の餌にするなんて末恐ろしいことを言われた気がするが・・・ 俺の心はなんだかとてもハレ晴レしていた 今日みゆきさんと話したいろいろな話 そのどれもが楽しく、また為になるものだった みゆきさんはいろんなことを知っているからな 今までみゆきさんとはあまり話をしたことが無かったが こんなことなら、もっと早くからいろんな話をしておけばよかった でもまぁこれからその分、たくさん話をすればいいさ そう思いながら俺は、この緩やかな坂道をとぼとぼと歩いていく・・・ 私、歯医者さんが怖いんです。お恥ずかしながら。 でも歯医者さんに行くのがとっても楽しみなんです おかしいですよね、怖いのに楽しみだなんて 何故私が歯医者さんに行くのが楽しみなのかといいますと、 あの人に、キョンさんに会えるからなんです・・・ キョンさんが、なかなか入り口のドアを開ける勇気が出ない私の、 不安で仕方がない私の手を取ってくれるからなんです そして診察前の緊張を、そのあたたかな、そしてたくましい胸で やさしく包んで・・・ほぐしてくれるからなんです そして診察が終わったら、私の部屋で紅茶を飲みながら キョンさんとたくさんのお話ができるからなんです 歯医者さんに行くのは嫌なのですが・・・ なんだか私は虫歯が治る方がもっと嫌な気がします この虫歯の治療が終わる前に・・・ 診察の付き添いという理由は抜きで、キョンさんとお出かけできるように・・・ そのついでにという理由は抜きで、キョンさんを私の家へ招待できるように・・・ そのような関係に、なれるといいですね
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/1810.html
むしばワルツ / むしばワルツ 【むしばワルツ】 ボクの名前は勇気。でも歯医者さんはコワイんだぁ~!! むしばワルツ / むしばワルツ 収録作品 ロング版収録 関連リンク CS版ポップンミュージック12 いろはで登場した楽曲。担当キャラクターは小山明美(CS12-1P)。 ポップン秘伝忍法帖で登場した隠し曲。 僕の名前は勇気~鈴木歯科クリニック編~ / ゆうき。 BPM 140 5b-13 N-17 H-25 EX-30 新難易度 5Buttons NORMAL HYPER EXTRA (16) (23) (31) (36) ピアノの伴奏とワルツのリズムでいかにも「みんなのうた」にありそうな雰囲気の歌という感じがしてくる。歌い方が音程をわざと外していることもあって、子供が歌っているように聞こえる、と思う人も多いだろう。効果音がいかにも歯医者の中をイメージしたものになっている。サブタイトルにある「鈴木歯科クリニック」は、作詞の岡めぐみが通っていた実在する歯科の名前である。虫歯を治すために歯科に通っていた子供時代の記憶がよみがえってくる人もいるのでは? 基本はワルツで、複雑なリズムがほとんどなく単純。注意するとすればアウトロの上段の切り返し階段といったところか。ハイパーは2個同時押しのパターンに注意していけば難しくはないと思うが、後半に平行移動や階段が出てくるので正確に判断する必要がある。EXは逆三角押しや隣接押しなど、複雑な同時押しのパターンが増えるが、リズムがしっかりと取れればLvの割には比較的楽。慣れればパーフェクトも狙えるが、後半のズレ押しでリズムを崩されないように。 収録作品 AC版 CS版 ポップンミュージック12 いろは~ポップンミュージック13 カーニバル ロング版収録 pop n music 12 いろは SOUND TRACKS 関連リンク [[]] 楽曲一覧/ポップンミュージック12 いろは
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※独自設定垂れ流し。 ※いろいろな方達の SS、絵よりインスパイアされてます。 ※インスパイアっつーか既に××が通った道だよ!な感じです。 ※今までは間接虐待ばかりだったので、今回こそ直接虐待します。 子まりさの反乱 必殺引篭り人 「おじさん!さっさとまりさたちをここからだしてね!」 「「「じじい!おかーしゃんのいうこちょをきけぇ!」」」 前略、テンプレどおりのおうち宣言がありました。 親子、全部まりさ種です。 こちらもテンプレどおり、有無を言わさず捕獲、透明の箱に入れて 虐待部屋にご案内しました。 これから起こる事もわからず、まりさたちはわめいています。 今日も、軽妙なリズムにのせて、悲鳴と言う名の素敵なレクイエムを 奏でて逝きたいとおもいまっす。 「はーい、静粛に静粛に~。」 「なにいってるの?まりさたちをはやくここからだしてね!あとあまあまもよういしてね!」 「「「あまあまだしちぇね!」」」 「えー、これからまりさたちを虐待しまーす!」 「なにをいってるの?」 それはさっき聞いたよ。もっと違う返答が欲しいな。 「ここにカードがあります。カードには、針の種類と深さが書いてあります。 これを引いていって…。」 「おじさんばかなの?まりさたちはおなかがすいてるんだからね! はやくあまあまをいっぱいよういしてね!」 「まりしゃはおにゃかがしゅいてるよ!」 「じじい!はやきゅあまあまよういしちぇね!」 「ばきゃなの?ちぬの?」 人の話を聞けよー。 「うーん、仕方ないなー。じゃ、あんよ焼きから行くか。」 ちょうどおやつにホットケーキを焼こうかとホットプレート、用意しておいたんだ。 ちょっとご都合主義だけど。っていうか虐待部屋にホットプレートって 常備だよね?カセットコンロ派も居るけどさ。 まりさ親子は何が起こるのかわかっておらず、ずっとわめき続けている。 しばらくすると、良いころあいにプレートが温まってまいりましたー。 「じゃ、親まりさからいくよー!ちびども、よくみててね!」 親まりさをつかむ。 「おじさん!まりさをはなしてね!おちびちゃんのところにもどしてね!」 「ゆゆっ!おじしゃん、ちゅぎはまりしゃだよ!」 「まりしゃも!まりしゃもたきゃいたきゃいしちゃいよ!」 親の危機だというのにのんきだな。ま、そこがまた加虐心をくすぐるんだけどねー。 じゅーっ!良い音だなー。 「ゆんぎゅわあああ!あんよ!まりさのあんよがー!」 一瞬、子まりさ達は親に何があったのか分からなかったようだ。 親の悲鳴にぽかんとした顔で呆けている。しかし目の前の光景を餡子脳が処理しきると、 一気にそれがシャウトに変わる。 「ゆんやぁぁぁ!?」 「ゆっくち、ゆっくちできにゃいー!?」 「おかーしゃーん!まりしゃのおかーしゃん!」 「はいはい~。元気いいね!次は君達だから、心の準備、お願いねー!」 ホットプレートに親まりさを押し付けつつ子まりさに声をかける。 両手の中でぐにぐにと体を捩じらせ、なんとか逃げ出そうとする親まりさ。 ま、上から押し付けてるんで横に逃げようとしても無駄なんだけどね。 「はーい、上手に焼けましたー!」 「ゆぐっ、ゆげぇぇ…。」 親まりさは満身創痍。 「ダメだよー、これぐらいでビビってちゃ。これ以上の苦しみが待ってるんだからさー。」 「ゆわーん!こっちこにゃいでー!」 「まりしゃはおいしくないよー!」 「ちにたくにゃいー!」 「いや、食べないから。あんよ焼くだけだよー。」 「「「ゆんやぁぁー!?」」」 順番に子まりさのあんよを丁寧に焼いていく。 「はいー!みんな上手に焼けましたー!これで話、聴く気になったでしょ?」 「ききますっ!ききますからこれいじょうひどいことしないでね、しないでね!?」 親まりさはずいぶん素直になった。子まりさ達はえぐえぐと泣いている。 「まあまあ泣かないで。歩けなくなったわけじゃないから。数日もすれば直るよ。」 動けないように焼いただけで、ちゃんとエサを食べれば直る程度に焼いてある。 ガスコンロではこんな絶妙な焼き加減は難しい。さすがホットプレート、初心者でも 安心して手加減したあんよ焼きができるのがうれしいね! 「じゃあゲームの内容を説明しまーす。といっても簡単。このカードを一枚ずつ 引いてもらいます。で、カードに書かれた内容をやってもらいます。 最後まで引き終わったら、ちゃんと生きて返してあげるよ!」 「ゆ、ゆっくり…、りかいしたよ…。」 「「「ゆーん!りかいしちゃよ!」」」 「はい、とってもいいお返事ですね!ちなみにカードは針カードと特殊カードの2つです。 針カードが一番多いよ。」 「はりかーど?」 「そう。針の種類と深さが書いてあって、そのとおりに体に刺してもらいます。」 「「「ゆんやぁぁぁ!?はりしゃんはゆっくちできにゃいー!!」」」 親まりさはよりリアルに想像できるのか、ぶるぶる震えている。 「特殊カードはいろいろな効果があるので、そのつど説明します。 じゃ、ゲーム開始だよー!みんな、がんばってねー!」 では一枚目をめくるか。ひらりっと。 「あ、マチ針、1cm か。じゃ、誰に刺すか決めてねー。」 「ゆゆゆっ!?」 「まりしゃいやだよー!」 「はりしゃんはいちゃいいちゃいだよ!」 「こっちこにゃいでー!」 「うーん、これじゃどうしようもないなー。じゃ、全員に刺すか。」 「ゆっ!まっておにいさん!」 「お、それじゃ親まりさに決めてもらおうか。」 「ゆー…。」 さすがに決められないか。母性が強いと自分が、と言いかねないんだが、このまりさは 自己犠牲まではとどかないようだ。でも追い詰められたらやるかもしれないので、 ちょっと背中を押してやる。 「ちなみに親が針を全部引き受けたら、生きて帰ってもきっとエサが取れないよなー。 親の体にちょっとでも障害が出たら大変だよなー。結局、一家ともども餓死かもね!」 リアルに想像してる!親まりさが変な汁をだくだく流す。 「子まりさに平等に刺す、ってのもあるけど、子供が全部障害持ちになると 成長してもエサを採り続けなくちゃいけないから、すごく大変だよな。 動けない家族を3匹もかかえたら、やっぱり一家崩壊だよねー。」 目がきょろきょろしている。追い詰められてきたな。 「でも1匹に集中すれば、そいつさえ世話すればいいんだからだいぶ楽だろうなー。 残りの2匹と狩りをすれば十分エサが取れるだろうしね。 そうなると、できるだけ成長している2匹を残すのがセオリーかなー。」 「ゆっ!きめたよ!このおちびちゃんにはりさんをさしてね!」 「ゆぅぅぅぅー!?なんぢぇー!?なんぢぇまりしゃなの!?」 誘導成功。単純餡子脳だな。 親まりさが決めたのは、一番末の子まりさだろう。 もっとも成長の遅いコイツに集中することで、なんとか一家全員生き延びようというのだ。 「はーい、それじゃまりさちゃん!針をプスプスしましょうねー!」 「ゆんやぁぁぁぁ!?ぷしゅぷしゅしゃんしにゃいでー!!」 子まりさを引っつかむと帽子を外し、重しのついた皮ベルトで縛り付ける。 親子に良く見えるよう、重しを壁に掛けて準備完了。皮ベルトが子まりさの体に 食い込んで、自分の重さでかなりの下膨れ、なすび型になっている。 「では刺しまーす!ぷっすりー。」 マチ針を茄子のように変形したお腹に刺す。もちもちのお肌に穴が開き、中に詰まった 餡子にぶすりと入っていった。 あまりの痛さにしーしーを垂れ流している。 「ぎゅぴぃぃぃぃ!」 その悲鳴に残りの子まりさはびくりと体を震わせ、親まりさは涙をだくだく流している。 「や、やめちぇぇぇー!まりしゃの、まりしゃのあんこしゃんにはりしゃん いりぇにゃいでー!!」 恐怖の台詞を聞いて残りの子まりさ達はおそろしーしーまでしている。 「おいおい、まだ1本だよー?これからガンガン刺されるんだから、ゆっくり慣れてね! さてさて、次は何かなー?」 ひらりっと。 「お、マチ針、1cm、あんよ、だってさ。よかったねー。」 「ゆぴぃ…、ゆぴぃ…。」 痛みで返事できないらしい。 「じゃ、次はどうする?誰に刺す?」 親まりさに聞く。ま、答えは決まってるけどね。 「そ、そのおちびちゃんにもういっかいさしてね…。」 「な、なんぢぇー!?おかーしゃんたしゅけて!まりしゃをたしゅけて!!」 重しにくくり付けられた子まりさが叫ぶ。 「わかってね、おちびちゃん。かぞくをまもるためだよ。おちびちゃんが ぎせいになれば、みんなたすかるんだよ…。ゆっくりりかいしてね。」 「りかい、りかいできにゃいーー!!まりしゃはいいこだよ!なんぢぇたしゅけて くりぇないの!?おねえちゃん!たしゅけて! まりしゃしんぢゃう!しにたくにゃいよー!?」 残りの子まりさは目を合わせないように下を向いたり、後ろを向いたりしている。 さすがに自分がその立場になるのは怖いんだろうな。 「はいはい~。美しいドラマはこの辺にして、さっそくあんよに刺しますよー。」 「ゆんやぁぁぁ!?」 「じゃあさっきの針は抜きますねー。すっぽーん。」 マチ針を抜いてやる。針を持った瞬間はビクッとしたが、さすがに抜かれれば 多少は痛みも和らぐらしく力が入っていたお腹もだらん、と弛緩した。 しかし次の痛みに、すぐにお腹をぶるぶるとふるわせた。 「ぷっすりー。」 あんよにマチ針が刺さっていく。さっき焼いたばかりだから、痛みがまぎれるとは 思うけど。 「ゆ、ゆぴぃぃぃぃ…。」 餡子が垂れ下がってより下膨れになったお腹がぶるんぶるんとゆれた。 「さてさてー、お次はっと…。あ!」 俺の大声に大きく跳ね上がる子まりさのお腹。 「きちゃった!きちゃったよ!マチ針、頭、5cmだって! これは、中枢餡貫いちゃうね!」 「!?!?!?!?!?」 もう声にならないらしい。子まりさの震えは震度8にも達しそうだ。 「はーい、それじゃ執行しまーす!あんよ抜きますよー、すっぽーん。 では頭、入りま~す♪ぷっすりー。」 「い、いぢゃいぃぃぃ…。はいってこにゃいでー!まりしゃのたいしぇつな あんこしゃんにはいってこにゃいでぇぇぇ!?」 「ずぶずぶっと。あー、わかるかな?このあたりが中枢餡の縁だよー。」 「ゆ゛っ!?」 にごった声がする。さすがに自分の体内のことだ、よくわかるのだろう。 自分の中の大切な大切な、それこそ命そのものに凶器が当てられる恐怖。 「ゆう…、おちびちゃん…。ごめんね、ごめんね…。」 うわごとのように親まりさが繰り返す。そんな言葉で許されると思ったら 大間違いなんだけどね。 「は~い、それじゃ、未知の世界に1名様ごあんな~い♪ずっぽしー。」 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!?ぱ、ぱぴぷぺぽー!ぱぴぷぺぽー!ゆんゆあん~♪」 いきなり歌いだした。ちょっとおもろいところに入っちゃったらしい。 「あー、ちょっとまずいかなー。ま、いっか。次いってみよー。 お、よかったねー。ふとん針、2cm、あんよ、だってさ!」 手際よく頭からマチ針を抜いてやる。細針だから抜いてやればアッチの世界から 戻ってこれるだろう。もしかしたら少しお土産をもってきちゃってるかも しれないけど(笑)。 「ゆぴぃっ!ま、まりっしゃの、たたたいしぇつーな、いのちのあんこしゃん、 いののちのあんんんこしゃーんに、ぷしゅぷしゅしゃーんがぁぁ!」 あ、結構お土産持ってきちゃってますねー♪でもなんか楽しそー。 「はーい、それじゃふとん針、いっきま~す♪太いから痛いぞ~。ぷっすりー。」 「ゆびぃっ!ゆびぃ!」 びくんびくん跳ね上がるお腹。ちょっとキモいな。 「さてさて、次ー。あ、またきちゃった!」 びくんっ! 「頭、マチ針、3cm。これは中枢餡かすっちゃうね!」 「…ゆ゛んや゛ぁぁぁぁ!!もういやぢゃあああ!ちんぢゃう!まりじゃぢんぢゃう! たじゅげでぇぇぇ!まじじゃおうぢがえるぅぅ!!」 それを聞いて顔を背ける家族。なんてカワイソーなんだー(棒読み)。 「すっぽーん、と。では先ほどとは別の世界に強制ご案内~♪今度はジェットコースター 並みに一気にいきますよー!ずっぽしー。」 「ゆらああかむにくえぇぇぷろぽろあるるにゅー。」 未知の言語をしゃべりだした。チャネリングまりさとして売れないだろうか。 刺さったマチ針を触るたび、違った言語が楽しめます。ラジオのチューニングあわせる 感覚? 「〇+=~|()あぷぷ^−−。」 もう言葉に聞こえない。良い感じにトリップしていただけたようで、 光栄の至りにごじゃりましゅる~。 「さ~て、次回のカードさんはっ!あれっ!?きたねー、ついにきたねー…。」 子まりさから針を抜き、重しから外して別の透明の箱へ。 用意しておいたオレンジジュースをかけてしばらく置いてやる。 「さて、目を覚ます前にご家族には大変申し上げにくいことを、 サラリと述べさせていただきます…。」 家族への死刑宣告にも似た内容を、今日の晩御飯くらいの軽さで告げた。 もちろん親まりさは口から餡子の泡を吹き、子まりさ2匹は失神だ。 もうちょっと重いカンジで言ったほうがよかったのかなー(また棒読み)。 「ゆっ!ゆっくちしちぇいっちぇねぇねぇんん!」 オレンジジュースをかけたかいがあったようだ。語尾のあたり、 すこーし新天地からのお土産が残ってるけど、ほぼ回復したらしい。 子まりさに、ついに特殊カードの内容を話すときがきた! 「おいちび、次のカードは『革命』だ。」 「…ゆっ?にゃにしょれ?」 「お前達の中で、一番つらい思いをした奴、つまりちび、おまえだな。 そいつが今度から誰に針を刺すか決めるんだ。」 「…!まりしゃが、きめちぇいいの!?」 「そうだぞ。誰でもいいぞー。」 さあ、クライマックスに近づいてまいりましたー♪ 「では次のカード!マチ針、お腹、突き抜けるまで。…こんなん出ましたけどー? で、どうするちび。誰に刺す。」 「…おかーしゃんだよ…。まりしゃをたしゅけなかったおかーしゃんにしゃしちぇね!」 「ゆゆゆー!!??」 「まりしゃをたしゅけなかったげしゅおやはちんでね!ちんでつぐにゃってね!」 「おかあさんは、おかあさんはかぞくのことをかんがえたんだよぉぉ! おちびちゃんはおかあさんの子でしょ!ゆっくりりかいしてね!」 まあ今まで助けなかったのに、自分の番になったら助けてくれ、とか 都合のいいことが通るわけがない。 「りかいしにゃいよ!おにいしゃん、しゃっしゃとぷしゅぷしゅしゃん しちゃってね!」 「あいよー。ちびのご所望じゃしかたないなー。じゃあ親まりさご招待~。」 「まりしゃ、やめちぇね!おかーしゃーん!」 「にゃんで!?おかーしゃん、わりゅいことしちぇないよ!」 残された子まりさ2匹が親まりさを擁護する。が、当然ちびは認めない。 「うるしゃいよ!しゃからうなら、おみゃえたちきゃらぷしゅぷしゅしゃん しちぇもらうよ!?」 「「ゆうううう!?っゆ、ゆわーん!」」 すでに姉という意識は持っていないようだ。お前呼ばわりされた2匹は ちびのあまりの剣幕に泣き出してしまう。 それ以降、ちびから離れて箱の隅でぶるぶる震えていた。 「ではー、いっちゃいますよー、ぷっすりー。」 「ゆんっ!い、いだいっ!いだいよー!」 「ばーきゃ!ばーきゃ!まりしゃはもっちょいちゃかっちゃよ!」 「まだだ!まだ終わらんよ!突き抜けろ、俺のマチ針!ぶっすりー。」 壁に掛けられた重しに縛り付けられ、逃げられない親まりさのお腹に針を刺していく。 あー、長さ足らないかも…。 「ここまでかー。突き抜けなかったけど、しゃーないかー。 じゃ、つぎ。ぴらっと。おー、ちょっと早いけど、親まりさにもついに 不幸の天使が舞い降りてきてくれたよ! 頭、ふとん針、10cmだって!」 「ゆっ、ゆー…?」 餡子が理解を拒否しているらしい。マジで何のことかわからないって顔してるよ。 「つまりー、親まりさのマッズーい餡子脳でもわかるようにいうと、 とっても素敵な別世界がお待ちしてマース、って大口開けてるんだよ! ゆっくり理解してね!」 「ゆっ、ゆー?……?…、ゆんやぁぁぁ!まりさは、まりさはいきたくないよ! たいせつないのちのあんこさんなんだよ!」 「行ってみると意外と楽しくて、帰ってきたくないってお客様も多いんですよー? 子まりさもいってきたことだし、ここは一発親まりさの度胸試しってことで! 子供達にカッコいいとこ、見せたいじゃあーりませんかぁ?」 「みせたくないよ!まりさはまりさのままでいたいよ! もうやだ!おうちかえる!!」 お得意のリアルな想像で我慢の限界に来たのか帰るコール入りましたー。 「にゃにいっちぇるの!?まりしゃは2きゃいもぷしゅぷしゅしゃん しゃれたんだよ!?にゃしゃけにゃいおやだねー!はじゅかちいねー! このくじゅ!げしゅ!ちゃっちゃとちねぇ!」 それにしてもこの子まりさ、ノリノリである。 「そういえばさっきおうち宣言してたよね?ここがおうちでしょ? こんな特殊なプレイをするお部屋まであるなんて、すっごい都会派な おうちだよねー!」 「ち、ちがうよ!ここはまりさのおうちじゃないよ!」 親まりさも刺されまいと必死だ。 「じゃあさっきのおうち宣言はなんだったのかなー?」 「ゆ、ゆうう…。あれはうそだよ…。ここはおにいさんのおうちだよ…。」 あっさり認めやがった。でも逃げられないよ。 「ウソをついた親まりさにはしっかりお仕置きしないとね!」 「おにいしゃん!うしょつきのおかーしゃんをせーしゃいしちぇね!」 「ゆうう!?う、うそなんてついてないよ、ここはまりさのおうちだよ!」 どこまでも必死、…無様ッ! 「じゃあこんな虐待部屋があるなんて、虐待されたいマゾまりさなんだね! 針をさされたいんだよね!あー、安心した! …ま、ここが誰のおうちかなんてどーでもいーんですけどねー。 お、そうだ!これからまりさが旅立つ新世界におうちがあればモーマンタイだよね! じゃあ早速なんだけど、新世界に逝って確かめてきてね! コッチに戻りたくなかったら、そのまま逝っちゃってもいいからね! まりさ、いっきまーす!ぷっすりー。」 「やっちゃえ、おにーしゃん!」 「ゆっぐゆぐゆぎゅうううう!?」 「まだ届いてませんからぁー、そんなぁー、悲劇のヒロインみたいなぁー、 声ぇー、ださないでくれますかぁ?」 わざとウザくしゃべってみる。 「いやぢゃいやぢゃいやぢゃぁぁぁ!?ばでぃざの、ばでぃざのあんごじゃんっ! いのぢのあんごじゃんにざざないでぇぇぇ!!」 「あ、そろそろですか?では、新たな世界の扉、おーぷんっ!ずっぽしー。」 「………、ゆ゛っ?」 …反応ナシ? 「ゆーぱぱぱらっぽっ、ぱぱぱらっぽ、ゆーぱぱぱらっぽ♪」 また歌か。ってスキャットっぽい。スキャットマンまりさとして 全米デビューしちゃったりして。ヒットチャート駆け上れ! 「あー、その歌は版権的に NG なんで…。ちょっとチューニングしますねー。 針をぐにぐにっと。」 「ゆっ、ゆっ、ゆりふのだいばくしょー。」 「ずいぶん古いことしってますね、なかなか博学でよろしぃー。 もうちょっとチューニングするとどうなるんだろう…。ぐにぐに。」 「ゆぁぃんゆぁいん、ゆるぐるぷるぷりー。」 「…あー、旧支配者とか呼ばないでねー。もう十分ナマモノは足りてますんで。 ま、ニャルってる人とかよんで、ゆっくり達といっしょに這い寄って貰えると あたらしい分野がひらけるかも。コメディ・ホラーとかいっちゃったりして。」 目がロンパリだよ。っつーか右目は上下に、左目が左右に動いてる。器用だなー。 ゆっくりのスゴい能力発見!ってとこ? 「では次のカードを…。っと、また特殊カードか。『累積』だってさ。」 「りゅいしぇき?」 「今までは次の針を刺す時、前のやつを抜いてただろ?今度から抜かなくなるのさ。 針がいっぱいぷすぷすされていくってわけ。」 「ゆー!しょれはしゅごいよ!はやくげしゅおやにぷしゅぷしゅしゃん、いっぱい しゃしちぇね!」 「えーと、これからの針、全部親まりさに刺すんだな?」 「しょうだよ!じぇんぶしゃしちぇね!」 「だとさ。お前達の妹、すごいサディストだよなー。」 隅でないている子まりさ2匹に話しかける。もう返答もない。 「じゃ、一気にいきますか!どれどれ…。残り5枚とも、頭関連だな。」 頭、両こめかみ、額、後ろ頭、ときたか。ヘルレイザーみたくなっちゃいそうだな。 「じゃ、ピンヘッドまりさにクラスチェンジだ!ぷっすりー×5。」 「ゆ゛ゆ゛ー!!!」 ひときわ大きな声で親まりさが叫ぶ。…死んだか? 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ。」 よかった。まだゆん生最後のカウントダウンだった。 「おーし、これで終了っと!お前達、生きて帰れるぞー。」 「げしゅおや!まりしゃがどりぇだけいちゃかっちゃかわかっちゃ!?」 「ゆっ、ゆーん…。もうおわり?」 「おうち、かえれるの?」 親まりさから針を抜きつつ答えてやる。 「ああ帰れるぞ。ちょっと親まりさの処置をするからまってろ。」 オレンジジュースを親まりさに掛けてやる。まあこれで死なないだろう。 箱にいれたまりさ親子を近くの空き地にぽいぽいっと捨てる。 「じゃあな、がんばって生きろよ。あともう人間の家に入るなよ。」 「ゆーん、わかっちゃよ…。」 「まあこれからはお前達でエサ採らないといけないから大変だろうな。」 その言葉をよく理解できなかったらしい。子まりさたちは体を斜めに傾けて 疑問を表現している。 「にゃにいっちぇるの、にんげんしゃん?おかあしゃんいるきゃらだいじょぶだよ?」 「おいおい、よく見ろよ。」 親まりさを指差す。そこには、ケタケタと笑ってばかりの親まりさがいた。 「ゆきっ、ゆぎきっ、けけけけっ!?ゆ、まりっしゃ!まりっしゃ!」 「…おかあしゃん?」 「どうしちゃの!?」 「子まりさがほら、親にいっぱい針を刺せ!って言ってたろ?結局治らなかった んだよ。親まりさはどこか俺達の知らない世界に旅立ったまま、戻って来れない わけ。この子まりさがあんまりにも針を刺すせいでな。」 「…ゆ、ゆわぁぁぁ!?」 「お、おかあしゃん!おかあしゃん!!」 「まりしゃの、まりしゃのしぇいぢゃー!おかあしゃん、ごはんしゃんとっちぇこれにゃい んだよ!」 「ごはんさん、どうしゅるのー!まりしゃのしぇいだよ!!」 「うるしゃいよ!まりしゃをたしゅけないげしゅおねえしゃんはだまっちぇね! だまりゃないと、おにいしゃんにぷしゅぷしゅしちぇもらうよ!」 「「ゆゆゆぅ!?」」 あー、まだその言葉には反応するんだな。 「いや、安心しろ。お前達はもう自由だ。俺はもう何もしないよ。針も刺さない。 あとはお前達家族で話し合うなり、殺しあうなりしてくれ。」 「ゆぅぅ!?おにいしゃん、げしゅをしぇいしゃいしちぇくりぇるんじゃにゃいの!?」 「もうやらないよ。だから安心して姉妹喧嘩してくれたまえ。じゃあなー!」 俺は空き地を後にする。後ろから「しね」だの「せいさい」だの剣呑な言葉が聞こえてくる。 彼方の世界に旅立ってしまった親をかかえ、子まりさ達はこれからどうやって生きていく のだろう。しかも親は末っ子まりさのせいである。姉妹でバトルロワイヤルは必死。 などという心配は一切していなかった。俺は心地よい姉妹の罵り合いの響きに包まれ、 次の虐待構想を練りながら家路に着いた。 …あれ、なんで俺こんな短編書いてるんだろう。虐待鬼意山の口調がなんか変だし。 軽快な虐待を目標にしてみたものの、出来上がったのはお笑いを狙ったら 内輪ネタとかマニアックネタ満載になっちゃった、という良くある中二病的 駄文だし。 それにしても直接虐待は難しいですね。やはり『愚かさゆえに自分からドツボに はまっていく』さまを存分に楽しむ、間接虐待が性に合っているようです。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道 ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口 ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう ふたば系ゆっくりいじめ 182 どすすぱーくをうつよ!