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作詞:mry 作曲:mry 編曲:mry 歌:初音ミク 翻譯:break 下起的雨 將城市重新上色 加緊腳步 前往你所等待之處 在拿著傘的手 快要凍僵似的夜晚 面對著你 點燃心中的燈火 請你 別讓它斷絕 別讓它溜走 存在於此的羈絆 繞過遠路 曾經錯過 才終於找到之物 請你 別放開手 守護著他 最重要的那個人 即使不曾注意到 卻仍然互相連結 無論何時 都並非孤單一人 請你 別讓它斷絕 別讓它溜走 存在於此的羈絆 繞過遠路 曾經錯過 才終於找到之物 請你 別放開手 守護著他 最重要的那個人 即使不曾注意到 卻仍然互相連結 無論何時 都並非孤單一人
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ウォーリーを探さないで 知らない人は居ないほど有名なビックリフラッシュ。 ちなみに、可愛い猫の画像に切り替わるフラッシュも存在する。
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登録タグ:動画 「ウォーリーを探さないで」( - をさがさないで)は日本のウェブサイト各所で有名なビックリ系Flash動画。 概要 有名な探し物絵本「ウォーリーを探せ!」のパロディとして作られたFlash動画で、再生を開始すると元ネタ同様に大勢の人だかりの画像が表示される。 本来の絵本ならこの人だかりの中から「ウォーリーを探せ!」の主人公であるウォーリーを探し出すことが目的となるが、実はここで表示される画像の中にウォーリーは存在しない。それどころか、一定時間経過後に怖い顔の画像が画面いっぱいに表示されると共に叫び声が放たれる。心臓が弱い人は見るべきではないだろう。 関連項目 さくらを探さないで
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それを空に飛ばさないで 藤崎诗织的Image Song之一。 此曲曾被重新录制过。 歌曲信息 作词:大内正徳 作曲:藤田超 编曲:古川もとあき Bass:白石慶一 Guitar All Other Instruments:古川もとあき 演唱:金月真美 歌词 日曜の喫茶店突然に 別れを切り出したあなたから ふられる瞬間の私 グラスにうつせば 冷たさで大きくなったしずく 涙のようね それを嘘だと微笑んで 深刻な瞳しないで 私かばって うつむいたその 横顔もステキ それを笑顔でごまかして いつもみたいに身勝手に そんな態度も優しさだった 今頃気づいた 月曜の街角で出会うっても いきなり友達に戻れない 短縮ダイヤルから あなたの番号 外す前に一度ベル鳴らして 無言で切った それを罪とは言わないで 少し意地悪な私を 分かってるから 作り笑いが一番の嘘ね それを夢とは呼ばないで 叶わない訳じゃないから 大切なのは優しさだった 今頃気づいた 毎朝待ち合わせた 時刻になる頃 目が覚める間は あなたもまだ 一人でいてね それを傷とは決めないで 雨上がりの虹でさえも 毎日出から そのうち誰も見向かなくなるわ それを空に飛ばさないで アトリウムに舞う フェザープレーン 迷子の恋を風葬にして 痛みが引くように 收录CD 心跳回忆 Vocal Best Collection (1995/12/21) 藤崎诗织 Image Song集 たいせつな君へ (2002/02/14) (2002 MIX) 相关页面 音乐
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ある若いカップルに子供ができてしまい、おろそうかどうしようか悩んだあげく、産むことにした。 しかし、まだ若い二人は育てることも出来ず、相談した結果、その子を殺すことにした・・・。 二人は夜中に湖に行き、おいてあるボートに乗って真ん中あたりまで漕いで行った。 彼女は何度も 「ごめんね、ごめんね。」 と言いながら赤ん坊を湖にポチャンっと落とした。 それから何年かして、そのカップルはようやく結婚することになった。 そして二人の間に女の子が産まれ、幸せに暮らしていた。 その女の子が4歳くらいになったある日、その子が突然湖に行きたいと言い出した。 父親は気が進まなかったが、あまりにしつこく言うので仕方なく親子3人で出かけることに。 湖につくと今度は「パパ、あれ乗りたい。」とボートの方を指さして言う。 しつこくねだられ、しぶしぶボートを借りて湖の真ん中あたりに来たところで、女の子が 「パパ、おしっこしたい。」と言い出したので、仕方がないと思い、周りに誰もいないのを確認して湖にさせようと娘をだっこした。 ちょうど両足を持って、二人が同じ方向を向いていると娘がくるっと振りかえり、 「今度は落とさないでね。」 と言った・・・・・。 .
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『いい感じじゃない』 『変じゃないでしょうか…』 『私が見立てたんだもの。変なわけないの。ほら、自信持って行っておいで』 『は、はい…』 カランコロンと可愛らしい音を立てて、 パタンと店のドアがしまった。 恥ずかしそうにスカートの裾を引っ張りながら 駅に向かう少女、スイネの後ろ姿を見つめるのは 店長とシスイだった 『スイネ、出掛けんだ』 『うん。なんか待ち合わせしてるっぽいよ』 『ふーん』 『何。なんか気になることでも?』 『いやなんつーかさ。スイネがあんな女の子みたいなカッコしてんのが珍しくてなぁ』 『ふーん。まぁ普段は制服だろうしね。』 『誰と出掛けるとか聞いてないんスか』 『女は秘密があるから美しいのよ』 『はぁ?』 『(頑張っておいで。スイネ)』 『…ついたー…』 駅ってここでいいんだよね。…いいんだよね?! 駅の前の時計台の前で待つ 時刻は11 00を指している 少し早いかもしれないけれど、遅刻は失礼だものね 『て、いうか…』 さっきからチラチラ見られている気がする やっぱり、この店長のお下がりの私服がわたしに似合わないんじゃないのかしら…。 ピエロをイメージしたバルーンワンピースは少し短めだし 胸元のリボンは強烈に女の子を主張している 『…制服の方がよかったかもしれないわ…』 とたんに恥ずかしくなってうつむくと わたしの足元にとても大きな影ができて、顔をあげるとそこには、 ダウンジャケットを羽織ったタカユキ君がいた 『(私服…)』 『おい』 『は、はい!』 『…早すぎじゃね』 『え、あの…遅れたら申し訳ないかと…それで』 『……………』 じっとわたしの足元を見つめ出したタカユキ君の視線 やっぱり似合わなかったかな… と恥ずかしくなって手で隠そうとすると バッと手を取られた。 ギョッとしてタカユキ君の顔を見ると ほんのりと柔らかい笑みを浮かべて歩き出した 『(手…が、ふれて…)』 『そのスカートなら大丈夫そうだけどな』 『はいっ?!…わぶっ』 タカユキ君のダウンジャケットを頭の上に乗せられる。 キョトンとしていると、着てろと言われた まだ少し肌寒いのに、…いいんだろうか 『バイク乗るからな。ヘルメ』 『えっ!?へ?!』 『後ろ捕まってろよ。落ちんぞ』 『きゃっ…』 タカユキ君は盛大なエンジン音を鳴らして わたしを乗せたバイクを発進させた なるほど、冷たい風がジャケットの隙間から入り込んでくる。 …少し、いや、かなり申し訳ない …それから 抱きついてしまっている。彼の背中に 思っているよりも広い。 完全に腕が回りきらなくてガッチリした背中 恥ずかしくてたまらなくて、このまま振り落とされた方がいくらか気が楽だなと思った ついたのはマンションだった 小綺麗な分譲みたいなマンションではなく ひっそりした人気のすくないマンション まだフラフラしている体を支えられながらエレベーターに乗り 15階建ての内の7階の突き当たりの部屋に招かれた 玄関を開けたとたんに、いつもよりも強く香る彼の匂いに ドキリとした。 ………タカユキ君の部屋? 『入れよ』 『はっ、はい!』 靴を脱いで、きちんと端に寄せて揃えてリビングに入ると そこは実に彼らしいレイアウトだった ラックにはたくさんのCD。 立て掛けてあるのは大きなギター (楽器のことはあまり知らないけれど、たぶん形からしてそうなのだろう) あまりジロジロ見回すのも失礼かなと思いつつも なぜか目が離せない 『(…タカユキ君で満ちた空間だ…)』 『まだ飯食ってないよな』 『えっ、はい』 『嫌いなもんとかあるのか』 『特には…』 『じゃあ少し待ってろ』 と言いながら台所に立って何やら調理を始めたタカユキ君に あわてて駆け寄った 『わ、わたしもなにか手伝わせて!悪いわ!』 『…いや、いい』 『で…でも』 『食わせてやりてーから』 『えっ』 『細すぎんだろ。ちゃんとまともに食ってんのかよ』 『……!!』 実を言うと『食事をする』ことに対して執着をしないわたしは あまり満足な食事をすることはない わたしのつくられた本来の目的は『ホウオウの慰め』のためであり 『人間的』な行為には未だなれていない 『あまり、その、えっと』 『ほら』 『え、…おいも』 ふわりと和風の香りが鼻を掠めて 見てみると、よく煮えている肉じゃがのじゃがいもを差し出されていた 『あじみ…?』 『ん』 『……あむ』 タカユキ君から食べさせてもらう形でおいもをいただいて 狂いそうなほど恥ずかしかったけれど そんな気持ちさえ上回ってしまうほどに ほくほくとしつつも味のしみたじゃがいもは美味だった 『おいしい…』 『…まぁまぁか』 『あっ』 わたしに食べさせた菜箸でおいもを自分で味見して 納得したように器に入れた それをリビングの机に置いて てきぱきと昼食の用意をすませたタカユキ君の姿は まるで『日本のオカン』のそれだった 『タカユキ君、お料理が上手なのね』 『真似事みたいなもんだけどな』 そう言いながらもチラチラ反応をうかがってくるタカユキ君が なんだかいつもより可愛らしく見えた 『とってもおいしい』 『……全部食えよ』 『はいっ』 初めての『まんぷく』はとても心地のいいもので わたしはにっこりと笑って、『ありがとうを』伝えることができた 昼食を食べ終わって、店長から頂いた菓子折りを開くと かわいらしいヒヨコまんじゅうが入っていた タカユキ君がいれてくれたお茶はこれまた絶品で 心なしかお互い上機嫌だ 『頭にほこりがついてんぞ』 『えっ、どこ?』 『ちげーよ左…あ、わり』 タカユキくんが身を乗り出したときに かちゃんと音を立ててわたしの鞄が机から滑り落ちた そして、あろうことか財布がぶちまけられて、 捨てるに捨てられなかったあのブツが どどんとその存在をタカユキ君のおうちの床で晒されてしまった 『いっ?!あっ、えっ、これは、その』 『…ゴム』 『ち、違うのよ!わたしのじゃなくて、それはハヤトが…!』 『ハヤト…』 どんどん眉間にシワを寄せていくタカユキ君 どうしよう。引かれたのかもしれない。 それもそうか。クラスメイトの女子の財布からこんなもの出てきちゃったらな… とりあえずハヤトは千回呪うわ 『スイネ』 『は…えっ?』 いきなりぐいぐいと引っ張られて 別の部屋につれていかれた。 そのままじっとわたしを見つめた化と思うと 苦しくなるほどのちからで抱き締められた 『た、た、タカユキ君』 『……』 『く、くるし…』 『…!』 そっと身体を離されて、タカユキ君は少しだけそっぽを向いた 数秒の沈黙の後 またわたしをしっかりと見つめると 今度は壊れ物を扱うようにそっと抱き締められた 直に感じる体温と彼の匂いに頭がクラクラして わたしはぎゅっと彼の服の裾を掴んだ 部屋が茜色に染まるまで わたしは彼に抱き締められていた この手を離さないで (何故だかわからないけど) (このままでいたいと感じたの)
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うぉーりーをさがさないで【登録タグ う マインP 初音ミク 曲】 作詞:マインP 作曲:マインP 編曲:マインP 唄:初音ミク 曲紹介 心臓の弱い方は、覚悟を決めてから聴いて下さい。(作者コメ参照) 歌詞 (ピアプロより転載) 君はいつでも歩いてる 文字の溢れてる世界の中 暇を潰したつもりだろ? 潰しているのは君の命さ… 僕は嫌でも歩いてる 人の溢れてる世界の中 誰を見つけたつもりだい? 見つめているのは僕らなのにさ… 君はほんの好奇心で 僕を探しているんだろう? 後悔させてあげる 今こそ復讐の時だ… 長い距離さえ結び付け 僕らは出会った 美醜の布を引き剥がし 僕ら触れ合った 禁忌の門をこじ開けて 君は踏み込んだ これはその罰さ 違う? ちがう! たった一度クリックして 全て探せるつもりだろ? これが僕らの復讐 何でも知ってる無知な君達への 「探すなよ」 と言われたから 僕を探してみたんだろ? 後悔したろ? ホントに… だから… 僕を探さないで! コメント 怖っ -- 名無しさん (2011-05-02 12 03 28) 何かタイトルからして、もう怖いですね… -- 人形姫 (2011-05-02 15 47 13) 学校で誰かがやってたなー「ウォーリーを探さないで」。 -- 名無しさん (2011-05-02 15 59 12) 怖い曲だけど好きになっちゃったかもー。 -- アリス (2011-05-02 17 37 45) 懐かしーな -- 名無しさん (2011-05-02 17 56 06) 俺、友達に引っかけられたorz -- 探した人1 (2011-05-02 23 59 07) 怖いぜよw -- 名無しさん (2011-05-03 01 40 02) ビックリしたでも曲はいい -- ミクミク (2011-05-07 10 40 05) 怖い曲だけど好きになっちゃったかも。- -- アリス (2011-05-07 11 02 41) こわああああああああ -- 魔理沙 (2011-09-24 08 31 01) こわっ -- チスススツヌ (2012-01-18 14 02 46) 爆笑マジヤバ -- まる (2012-01-18 14 05 26) 友達に引っかけられて俺も違う友達に引っかけてやった -- 名無しさん (2012-01-18 15 17 36) よく、知り合いを引っ掛けて驚かしてたなwww -- 名無しかもしれません (2012-03-14 15 05 50) ヴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ -- 名無し (2013-03-09 13 59 07) ああああああああああああああああ -- 名無し (2013-03-09 14 00 41) PVこぇよ!! -- 名無しさん (2013-03-09 14 11 25) うちも友達引っ掛けた♪ -- はな (2013-04-10 17 29 47) こわっ。なんだこれっ。こわっ・・・うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!! -- 薩摩 (2013-05-28 18 40 52) まだ曲を聞いてない私はこの曲を聞いた方がいいですか……? -- 名無しさん (2013-05-28 18 58 54) ヴぉーーーーー こえーーーーーーーーー -- みいな (2013-06-22 09 34 18) 画像はんぱなく怖ええええええええ! ミクがウォーリーに取りつかれた! てかウォーリーを探せもちょいあれだ ホラーなんだぞ… -- 独りんぼエンヴィーちゃん (2013-07-20 12 12 00) こんな名前のパソコンのゲームあったなー -- 名無しさん (2014-08-02 13 26 50) よく見るとサブリミナルで警告とか検索してはいけない言葉を仕掛けてあるんだなこれ -- 名無しさん (2016-08-29 11 05 36) 名前 コメント
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荒らさないでください。by餅
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ワガママで誤魔化さないで ワガママで誤魔化さないで アーティスト THE ORAL CIGARETTES 発売日 2019年3月13日 レーベル A-Sketch CDデイリー最高順位 1位(2019年3月13日) 週間最高順位 1位(2019年3月19日) 月間最高順位 5位(2019年3月) 年間最高順位 134位(2019年) 初動総合売上 16549 累計総合売上 18182 週間1位 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 ワガママで誤魔化さないで revisions OP 2 Color Tokyo 3 Like the Music CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 3/19 1 15220 15220 1 16549 16549 2 3/26 11 1032 16252 15 1567 18116 3 4/2 389 16641 389 18505 2019年3月 4 16641 16641 5 18505 18505 4 4/9 212 16853 212 18182 関連CD トナリアウ/ONE S AGAIN
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194 :わたしをはなさないで 第一話:2010/12/17(金) 01 37 37 ID 8uGlJG4D うちには拾って来たペットがいる 犬が二匹、猫が三匹、カメと女の子とが一匹ずつ アパートはペットOKとはいえ、一人暮らしのフリーターには餌代だってバカにならない なんだけど、どうしても我慢できずに拾ってきちゃうんだよなぁ エゴだとは思うけど、捨てられてるの見てるとやっぱりかわいそうでさ 「ワン!」 「ニャー」 「………」 「おなかすいたー!」 まったく、バイトから帰るなり飯の催促か 少しは温かく迎えて欲しいもんだがねぇ ………うん、何が言いたいかは分かる 今この場にポリスメンが居たら、俺はこれから三食税金で食わせてもらえる楽しい楽しい別荘行きだ けど、俺がこいつ―――古口夏樹(こぐちなつき)をここに住まわせてる理由 そんなのぶっちゃけて言えば他のみんなとおんなじ。[拾った]んだよ 「フミー! おかわりー!」 「ナツはちょっと遠慮して食え」 ああ、そういえば言ってなかった 俺の名前は笹原文祟(ささはらふみたか)。ピッチピチの22歳 ナツから……と言うか、この数年知り合いからフミ以外の呼ばれ方をした覚えが無い 「ほれ。俺も食べるからあんまり大盛りにはせんぞ」 「ええ~~っ」 嫌そうな顔をするナツに、イエノブとイエツグ(犬)がワンワンと抗議するようにほえた 俺たちはドッグフード一皿で我慢してんだぞ、とでも言ってるんだろうか 195 :わたしをはなさないで 第一話:2010/12/17(金) 01 38 14 ID 8uGlJG4D 「ところで、ナツ」 「なにー?」 「……口に物入れて喋るな。行儀悪いぞ」 「フミが話しかけてきたんじゃんか」 「……まあいいか。飯食ったら話すよ」 「? うん」 こいつ、本当に十六歳か? うちに来たときから身分証のようなのは何も持ってないから自称十六歳ってのを信じてたが 今になってみるとやっぱ限りなく怪しい 背もちっこいし、言動行動子供っぽいし、食い意地張ってるし、子供度強化スキルの黒髪ツインテールだし スリーサイズも残念なのは目に見えて分かる 俺のスカウターはおおよそ13・4歳だと言ってるね ……って、余計にやばいんじゃなかろうか、それ マジなら俺の別荘での休暇期間が桁違いに伸びるぞ 「あっ、イエハルにイエシゲ! それわたしのカマボコー!」 うん、十六歳の分別ある乙女はカマボコ二切れを猫に取られたくらいで大騒ぎしない あとナツ、追っかけまわしてるあいだにイエサダ(猫)がお前の皿からいそべ揚げ持ってったぞ 誤解してるやつもいるかもしれんが、これは誘拐じゃないぞ 二年前のどしゃ降りの日、こいつがずぶ濡れでうちのアパートの前に座り込んでたのが始まり あのものずげえ胡散臭い自己申告を信じるなら、こいつが十四歳のときだな そんでうちに連れて行って風呂に入れてやり……もちろん俺は入ってないぞ シャツ貸してやって、熱いコーヒー出して、落ち着くまで待って、話を聞いてみた なんでも、両親に捨てられたんだという 朝になったら家に一人きり。書置きも貯金もない。親族も無く、来るのは金返せとがなりたてる怖いオッサンばっかり 一週間もしないうちに家を追い出されて、当ても無く歩き、疲れ果ててこのアパートの軒先で休んでたとのこと まあおおむねのとこは分かった。こいつの両親は、借金踏み倒すつもりで娘を残して夜逃げしたんだろう まあしかしこれはポリスメンの仕事だ さっさと警察に連れて行って保護してもらおう そんな意味のことをマイルドに、言葉を選んで伝えると、こいついきなり泣き出しやがった 俺の服を掴んで、鼻が触れ合うくらいにまで顔を近づけてさ 甲高い声で叫んでるからあんまり聞き取れなかったが、この二言だけは耳に届いた 見捨てないで 追い出さないで なるほど。考えてみればよく分かった こいつは両親に捨てられたことと、住み慣れた家を追い出されたことが酷いトラウマになってるらしい 身寄りも頼る人もいなくなって、独りぼっちでどんなに寂しかったろう そんなときに声をかけられ、家に入れてもらい、話を聞いてもらえた その喜びは察するに余りある その男に、じゃあ警察行こうかといわれればこの反応も無理はない つまり簡単に言えば、俺はこいつに懐かれちまったんだ ……その後集まってきた隣人や大家には、こいつは俺の姪です。しばらくここに住みます この二言で押し切った その時、いつか引っ越しをするときは、隣に声が響かない壁の厚い部屋を借りると誓った 196 :わたしをはなさないで 第一話:2010/12/17(金) 01 40 20 ID 8uGlJG4D 「ごちそうさまー」 「おそまつさまだこの野郎」 「なに怒ってんの?」 「俺のいそべ揚げ二本食っちまっておいてなんだその言い草は」 「のろのろ食べてるフミが悪いんだよー」 はじめのうちは借りてきた猫みたいにおとなしかったのに、今ではこんな暴君に育ちました すっかりうちに慣れたと言う事もできるが、いくらなんでもそりゃ好意的な意見すぎるだろう それにあまり慣れてしまうのも、少し寂しいがあまりいいことじゃない 「ナツ。お前の両親のことなんだけどさ」 そう口火を切ると、ビクンと電気にうたれたようにナツの体がはねた 「何か警察から言ってこないか?」 「……知らないよ」 「でもなぁ、お前も会いたいだろ 去年までたまにお前が財布に入れてる家族の写真見て泣いてたの、知ってるんだぜ」 「………」 「ナツ。お前もいつかは帰るんだ。両親のところか、さもなくば知らない縁戚の人のとことかな」 警察には、古口夫妻には以前とてもお世話になった者だと言って捜索願を出した 無論ナツのことは話してない 話せば当然ナツを引き渡さなきゃならなくなる そうなれば泣いて叫んで大騒ぎすることは目に見えてたし、そんな姿を見たくはなかった それに捜索願を出したのは、いろいろと忙しかったせいでナツを住まわせてから2ヵ月後 たぶん大丈夫だろうが、なんかの罪に問われたりすんじゃないかと思ったってのもある ええ、俺骨無しチキンですから そんで担当がずいぶんと熱心な警官に当たったみたいで、二ヶ月にいっぺんくらい捜査の進展状況を電話で教えてくれた ナツのことは(俺の姪だと説明したが)知ってるため、電話応対を任せている もっとも俺はバイトに出てる時間が長いため、必然的にナツが応対することになってるんだが、ここ一年まるで電話が来ないらしい 部署が変わってしまったのかどうか分からないが、捜査の進展が分からないのは歯がゆいものだ 197 :わたしをはなさないで 第一話:2010/12/17(金) 01 41 14 ID 8uGlJG4D 「わたし、行かない。ずっとここにいる」 「そう言うなよ。お前も両親に会いたいだろ? きっと今ごろ、ナツを置いていったこと後悔してると思うぜ」 「会いたくない。わたしにはイエノブとイエツグとイエハルとイエサダとイエシゲとイエツナ(亀)、あとフミがいればいい」 「でもな、ずーっとこのままってわけにもいかないぞ。例えば俺もお前もいつかは結婚するかもしれない。その時はどうするんだ?」 「いいもん。わたし、フミと結婚するもん」 俺にロリコンの気があればここでルパンダイブでもするんだろうがね あいにくと俺はお姉様属性だ 「でも、どうしてそんなこと言うの? ………まさか」 あ、また始まっちまうか? 「フミ、わたしを捨てないで! ここに置いてよ! 私にはもうここしか、フミしかいないの! 両親も親戚縁者ももうどうだっていいよ! フミがやれっていうなら何でもするから! 何されたっていいから! だからわたしを離さないで、わたしを愛してよぉ………!!」 しまった、いつもはもっとソフトに説得してるんだが、今日はちょっと地雷踏んじまったみたいだ こうなったナツはそう簡単に収まらない 落ち着いて眠るまで、ずっと手を握っていっしょにいてやらなきゃ、たぶん明日までだって泣き続ける しかもナツが泣き始めるのに合わせて、イエノブとイエツグがワンワン吠え出す 素晴らしいコンビネーションだ これでお隣さんから苦情が来ても、犬が大騒ぎしてしまってすいませんで済ませられる 「わかったわかった。もう言わないから今日は歯磨いて寝よう、な?」 「……うん。でもね、フミ」 ナツのちっこい体が機敏に動いて、素早く口付けをかわす 「わたしは、絶対にフミのこと、離さないからね」 「はいはい」 ナツは寂しいだけなのか、それとも本当に愛されてるのか 俺にはどうしても分からなかった