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こっちをむいてよ!! ご主人様 第3話 王国の夕方。『山猫亭』のバイトから帰ったぼくはお城のご主人様の部屋のドアを開けて大きな声で言う。 「ただいま~!! 」 「おかえりにゃ」 ご主人様の声。ぼくがリビング兼ダイニングに入ると先客がいた。 「おじゃましてますわ・・・」 テーブルから上品な声。小柄なネコ姫様がいる。粗末な部屋には不釣合いな程、豪華で大きなフリルのついた黒いドレスを着て、140cm足らずの幼い体を包んでいる。こんな服をゴシックロリータっていうんだっけ?ちょこんと下げた頭の、長いツインテールは黒髪に銀髪が少し混ざっていて渋く銀色に輝く。耳はご主人様と同じ黒色だけどフサフサしている。 「あっ!! ユナ様、今すぐお茶入れますからっ!! 」 ぼくは慌ててエプロンを着けて流しにむかう。ユナ様はご主人様の妹。全然似てないけれど三つ子の三女なのだ。副業で薬屋を経営していて結構お金持ち。普通の街の人にも薬を安く卸しているみたいでかなり尊敬されてる。ご主人様も見習って欲しいものである。ときおり、こうして訪ねて来てくれてはご主人様の怪しげな薬を買い取ってくれる、貧乏なぼく達にとってありがたいお客様なのです。 ソファのユナ様が立ち上がって言う。 「おかまいなく、もう帰りますから」 「すみません・・・ぼく、今日アルバイトに行ってたものですから・・・」 ぼくはユナ様を出口まで送ろうとエプロンで手を拭って追いかける。するとユナ様は驚いたようにご主人様に言った。 「バ、バイト・・・お姉さま!!そんな甲斐性のないことでどうするの!!召使に養ってもらって恥ずかしくないの!!」 抗議するユナ様を逆なでするようにご主人様はだらしなくソファに座って大あくびしている。怒りに震えるユナ様の背を押すようにしてぼくは玄関に送っていく。 「ユナ様申し訳ありません、ちゃんと聞いてはいるとは思うんですけど・・・」 ぼくが言うとユナ様が振り返っていう。 「あなたも、もう少し自分の値打ちを考えたほうがいいわ、『ヒト』召使なら着飾って、主人のそばにはべってるだけでいいのに・・・こんなぐうたらのお姉さまのとこよりユナの所に来なさい、そしたらもっと・・・」 ユナ様がぼくの全身を下から上とゆっくりと眺める。ずいぶんネットリとした視線に感じたのは気のせいだろう。ぼくはユナ様のありがたい言葉を遮って言う。 「ぼくはご主人様のドレイですから・・・」 「でもねえ・・・」 「ぼくが居ないとご主人様はダメなんです、ユナ様はしっかりしてるし大丈夫ですよ!!」 ぼくは微笑んで言う。それを聞いたユナ様はなんともいえない悲しい顔をして呟いた。 「しっかりしてる、か・・・20年も・・・お金があってもこの世の中はままならないものばかりね・・・」 下を向いたユナ様にぼくは心配になって聞く。 「ユナ様・・・」 「ふふっ・・・それじゃ、あのぐうたらによろしく・・・さっき言った話ウソじゃないわ、お姉さまに愛想が尽きたらいらっしゃい」 小さく手を振ってユナ様は自分の部屋へ帰っていく。振り返るときにぼくの背後を透かし見るようにして『ふん』と鼻を鳴らす。ぼくがつられて振り返ると玄関に通じる扉の陰にちらりと黒いシッポがひるがえっていた。どうやらご主人様が盗み聞きをして慌ててリビングに戻るトコロらしい。 「ふうっ・・・」 ぼくも溜息をついてリビングに戻る。リビングではご主人様は慌てて飛び乗ったソファの上でポヨンポヨン弾みながらいきなりぼくに宣言する。 「えへん、今日は今までのご褒美代わりに街にくりだすにゃ、しかもわたしのオゴリにゃ、ついでに言えばユナが言ったことを気にしたわけじゃないにゃ」 「はあ・・・でもそんなお金あるんですか?」 「さっきユナに薬を売った金があるにゃ」 「そしたら貯金したほうが・・・」 『ギロッ』と睨むご主人様。ソファから飛び下りてぼくの手を引っ張る。 「いいから黙ってついて来るにゃ!!『ご主人様』らしいところを見せてやるにゃ!!」 「うわっ!!ご主人様、待って、エプロンしたままですってばぁ!!」 ・・・というわけでご主人様と久しぶりの『外食』に行くぼく。ついついご主人様のキモチが嬉しくて反対できなかったのだけど、後であんなに後悔することになろうとは・・・ ネコの国の城下町。にぎやかに猫々がさんざめく。食物の焼ける香り。ネオンをかたどるガス灯の懐かしいような匂い。緩やかな坂道のメインストリートを埋め尽くして今日も王国は平和そのもの。 さて、この街のネコはみんな新し物好き。とくに時折、他の世界から迷い込んでくる『落ち物』に特に人気がある。当然ぼくもその『落ち物』の一つであり、ちなみにちょっと昔にこの世界に『落ちて』きたのはなんと『たいやきプレート』で今、この国で爆発的人気を博している食べ物は『鯛焼き』。まあそれはともかく・・・ 「ここにゃ!! 」 ご主人様がぼくを引張ってたどり着いたのはなんと『カラオケ屋さん』。 ぼくは大きな音符を模した看板を見上げて溜息をついた。なんかこの世界が毒されていくような・・・どうやらこの前『落ちて』きたのは『カラオケセット』みたい。 「あの・・・ぼくカラオケ苦手で・・・」 おずおずと言うぼく。ご主人様はぼくの言葉に振り向きもせず、目をキラキラさせて看板を見上げている。主人様は特に人一倍、新しモノ好きなのだ。 「さあ行くにゃ、今、ヤングの中で一番ナウいスポットで朝までフィーバーにゃ!!」 「ああ、全然聞いてないし・・・」 かくしてカラオケの夕べは始まって・・・ 「さあジャスラックに気兼ねすることなく歌うにゃあ!!」 ご主人様がバラバラと歌本をめくってる。 「マイク!! 」 「はいっ!! 」 すぐさまマイクを差し出すぼく。 「一番!! 『黒ネコのタンゴ』!! 」 「はいっ!! 」 すばやくリモコンを操作するぼく。なんかご褒美じゃなくて、いつもと変わりないような・・・ 調子ハズレのご主人様の歌声に無理やり手拍子をあわせるぼく。曲はさっきからご主人様が一人で歌いまくっている。そんな夢中で歌うご主人様を残してぼくはちょっとトイレに抜け出した。防音のドアを開けると廊下のハズレになぜかテーブルや椅子でバリケードが組んである。そしてその向こうにモップで武装した店長と店員が二人・・・ 「あ、あの・・・どうしたんですか?」 「い、いやあ、はははは・・・なんというか・・・高貴なマナ姫の邪魔をする者がないよう、こうして番を・・・」 なぜかしどろもどろの店長。 「それでしたらバリケードのこちら側に来られたほうが・・・まるでぼく達に対するバリケートみたい」 なんの気はなしに言ったぼくのセリフに反応したのは、そばかすの目立つアルバイトのネコ娘。 「そんなっ、違いますってば!!マナ姫がいくら貧乏だからって歌い逃げされないようにバリケートを作るはずないじゃないですか!!」 「・・・・・・」 沈黙。ご主人様の信用のなさは王国中に轟いてるみたい。ご主人様の自業自得とはいえここは召使いとして、にこやかに一礼して二人に話すぼく。 「ご主人様はお金に関してだらしないところもありますけど、お金に関して汚かった事はありません、ですから店長が心配するようなことはありませんよ」 と、二人に優雅に告げて静かに部屋に戻る。部屋に入り店長達の視界から外れると、ぼくはその態度をかなぐり捨ててご主人様に飛びついた。ご主人様はスピッツの『猫になりたい』をうなっている。 「ご主人様~!! 」 涙目で訴えるぼく。 「うるさいにゃ!! 今いそがしいにゃ!! 」 「だって今、ご主人様が無銭カラオケで逃げないようにって、店の人が廊下で見張っているんですよ~!!」 「にゃんと!!失敬な連中にゃ、わたしにはこのユナからせしめたこの薬の代金・・・」 ぱたぱたとポケットを探るご主人様。 「・・・サイフ忘れたにゃ・・・」 「ご、ご主人様~!! 」 ぼくは顔色が青を通り越して緑色になってしまう。 「じゃあ、王宮に戻っておまえがサイフ取って来るにゃ」 「バリケートがあるんですってば!! 」 「おまえのサイフを出すにゃ」 「ウチに置いてきちゃいました」 「にゃんて役立たずにゃ!! 」 「そんな~!! 」 よよよ、と泣き崩れるぼく。店長に大見得を切ってしまった自分が恥ずかしい。 「むむむ・・・大ピンチにゃ・・・悪いうわさで評判を落とすのも不本意にゃ・・・」 腕を組んで頷くご主人様。 『もともと、もうこれ以上評判なんて落ちませんよ~』 と心の中でぶーたれつつ床の絨毯の毛玉をむしるぼく。その時、ご主人様がいきなり手を叩く。 「そうにゃ、ユナに迎えに来てもらうにゃ、持つべきものは実の妹にゃ」 結構いい考えかも・・・とご主人様を見直すぼく。ご主人様は部屋のインターホン兼外線電話を使って電話をかけてる。相手が出たらしく軽く咳払いしてしゃべり出す。 「にゃにゃ、ユナかにゃ?いま二人で新しく出来たカラオケルームにいるにゃ、ユナも仲間に入れてやるから今日はユナのオゴリにゃ、にゃに・・・お金はあげたばかり・・・あれは正当な薬の代金にゃ、ちなみにお金はあるけど、どちらかと言うと今困ってたりするにゃ、とっとと早く来る・・・あ、切れたにゃ・・・」 舌打ちして受話器を戻すご主人様。慌てるぼく。 「ご、ご主人様!!人にモノを頼むときはもっと言い方がっ!!」 「だいたい意味は通じたにゃ」 「通じてませ――ん!! 」 ぼくが半べそで怒鳴ると、防音ドアを通して外から『バタバタ』とすごい勢いで足音。それから『ガラガラーン!!』とバリケートの倒される音。そしていきなり扉が開いた。顔を出したのは息せき切ったユナ様。 「ユナ様っ!! 」 うれしびっくりのぼく。 「こんなことだろうと思いましたわ」 ユナ様はご主人様を手招きし、入り口前で小声で相談してる。 「ユナが払ってもいいわ・・・」 コソコソと話す二人。良く聞き取れない。 「・・・代わりに・・・」 「・・・にゃンと・・・」 チラッとぼくを振り返るご主人様。そしておもむろに帰ろうとするユナ様。慌てて呼び止めるご主人様。 「わかったにゃ・・・でも、いっしょに、にゃ・・・」 「よくてよ・・・」 良く判らなかったけれども話しはまとまったみたい。 三人はカラオケルームの席につき、ユナ様は店長を呼びつけた。もみ手して入ってくる店長。 「ははぁっ!!ユナ姫様にこんな下々の店に来ていただけるとは・・・」 と、ご主人様には言わなかった歯の浮くようなセリフをつらつらと述べる店長。ユナ様はその言葉を遮るようにメニューをふって言った。 「明日の朝まで貸切、食べ物はメニューに書いてあるもの全部まとめて持ってきてちょうだい、途中で入って来られると迷惑なの」 と巨人の清原みたいな豪快な注文してる。しかし店主は上目使いでちらちらとユナ様を見上げて動かない。ユナ様はゴスロリのドレスには似合わない大きなガマクチを取り出すと分厚い札束を無造作に取り出して言う。 「つりはいらないわ、急いでちょうだい・・・」 店長は弾かれたように、何度も水のみキツツキ人形みたいにおじぎして言う。 「ははーっ!!今すぐお持ちいたしますですハイ――ッ!!」 というわけでテーブルの上には置ききれないほどの飲み物と料理。料理が並ぶ最中もご主人様は歌いまくっている、ちなみにゆずの『ねこじゃらし』。ユナ様といえば歌いもせずにふさぎ込んだように黙って座っている。心配したぼくと目が合うたびに赤くなって視線をそらす。ひょっとしたらユナ様もカラオケ 苦手なのかも・・・ 曲が終わると部屋に奇妙な沈黙が・・・ 『ぼすっ』 ユナ様がご主人様のわき腹をひじでつつく。 「にゃ・・・それじゃあ、めぐめぐの『アハウスキャット』を・・・」 「ち、違うでしょ!! 」 叫ぶユナ様。しぶしぶと言った感じでご主人様がぼくに向かって口を開く。 「大事な話があるから良く聞くにゃ・・・」 「だ、大事な・・・」 鸚鵡返しに呟くぼく。 「今日の勘定の代わりにだにゃ・・・」 「代わりに・・・」 「体で返すにゃ・・・」 「体っ!! 」 「おまえのにゃ・・・」 「おまえの・・・って、ぼくの――っ!! 」 驚愕のあまりソファに座ったまま飛び上がるぼく。 「ゆるすにゃあ!! わたしもつらいにゃあ!! 」 と言いつつ、いそいそと服を脱ぎ始めるご主人様。 「ゆ、ユナ様っ・・・」 訴えるようにぼくはユナ様を見る。ユナ様は頬を赤く染めて言った。 「ご、御免なさい・・・妊娠しちゃうからって、もう20年以上もシテないの・・・かといって他種族は嫌だし、『ヒト』はなかなか『落ちて』来ないし・・・」 『しゅるる・・・』 ユナ様は胸元の黒いベルベットのリボンをほどく。黒地のドレスに白い胸元が白く映えた。 『ううっ・・・やる気マンマンだあ・・・』 じわじわと後ずさるぼく。そしてドアめがけて一気に走る。 「こんな所でなんてイヤです~!! 」 「にがすきゃあ!! 」 すごい跳躍力でぼくの前に先回りする2人。 「さあ、じっとしないとこうにゃあ!! 」 「ごめんなさいね、ごめんなさいね」 ぼくを押さえつける二人。あっという間に剥がされていく服。 「あっ、あっ、だめです~!! 」 夜はまだ始まったばかり・・・ 力の限り抵抗してみたものの、所詮、姫君たちは獣、そしてぼくはまったく普通のヒト。 あっという間に全裸に剥かれ、マイクのコードでぐるぐる巻きに縛られると『ぼすん!!』ソファに投げ出される。 「ち、ちょっと!?ご主人様!!こんなカッコ恥ずかしすぎます~!! 」 なんと、後ろ手に縛られた手は良いとしても、いや良くないけど・・・余ったコードはどこで覚えたのか『亀甲縛り』になり、あげくの果てに足はマイクスタンドといっしょに縛られて強制的に全開にさせられている。こんなところを店員さんに見られたらと思うと心臓が痛くなりそうなぐらいドキドキする。そして、足元のブーツと下着一枚になったご主人様がぼくの『亀甲縛り』を見下ろして言う。 「ざっとこんなものにゃ」 ご主人様は満足そうに胸をそらす。 「生まれて初めてお姉さまのコト尊敬いたしましたわ・・・」 と隣のユナ様が真っ赤に染まったほほを両手で押さえつつ、うっとりとぼくを見て呟いた。 「さ~てどうしようかにゃ~」 ご主人様が手をワキワキさせながらぼくに聞く。 「え~ん、イヤです~!! 」 ぼくはこの期に及んでじたばたと逃げようとするがガッチリ縛られているせいで空しくソファとテーブルの隙間に落ちるだけ。 「お、お姉さま・・・ユナ、大っきくなったトコ見てみたいの・・・」 ユナ様が瞳を潤ませてご主人様にささやく。 ユナ様は、ドレスを脱ぐとフル装備というか、やはり黒のレースをふんだんに使い、サイドは完全にシールしているパンティ。そしてまだ張り出していない小さなお尻に巻き付けたようにガータベルト、それが黒い光沢を放つストッキングを吊っている。腕の薄手の長手袋はストッキングとお揃い。惜しむらくはサイズが存在しなかったのかAAカップの胸にはブラじゃなくてキャミソールを着けている、それでもおへその 完全に見える丈の短いセクシーなやつで凹凸のない体だけれどもキケンで妖しい魅力を発散していた。 「ふふ・・・しょうがないにゃね・・・」 ご主人様はソファからずり落ちたぼくを今度は後ろ前逆向きに放り投げる。 「わふっ!! 」 ぼくはまともにソファの背もたれに胸を強打して一瞬息が止まる。 「いきなりなにするんで・・・」 ぼくがソファの上で膝立ちになって振り返ると両方からぼくを挟み込むようにユナ様とご主人様が体を寄せてきた。ご主人様が耳元で囁く。 「今日もいっぱいイイ声で鳴いてもらうにゃあ」 「そ、そんな・・・ひゃうっ!! 」 ぼくは背を反らせる。ユナ様の手がぼくの開ききった足の間をくぐってやわやわとぼくの袋を揉んでいる。 「痛かったら言うのよ・・・ちゅ・・・ちゅ・・・」 と、ぼくのシャフトの根元を弄びつつちょうど腰骨の辺りにちろちろと舌を這わせていく。 「ふあっ、くっ・・・ダメ、ダメですユナさまぁ~」 情けないことにぼくのシャフトは1分もしないうちにみるみる大きくなってしまう。それを見てご主人様がぼくの耳もとでわざとらしく呆れたように話した。 「おまえの下半身はホント恥ずかしいぐらい正直にゃあ」 「そんなコト・・・ひくぁ!! 」 ご主人様の手がぼくの腰の横をまわって直接シャフトをしごく。ゆっくりと根元から先っぽまで手が数回往復し、最後に玉を磨くように亀頭部分を手のひら全体でくるんだまま擦られると、ぼくのシャフトはさらに大っきくなって、限界までビクビクと反りかえってしまう。 「あっ・・・ひうっ・・・はふぅ・・・だ・・・だめぇ・・・」 「こ、こんなに大きく・・・ステキよ・・・」 ユナ様が激しくぼくの袋を揉みながらぼくのシャフトを観察してる。ちょうどユナ様のほっぺがぴったりくっついてる腰の横が熱い。そしてご主人様は体をずらしてさっきユナ様の舐めていた腰に舌を這わせつつ言った。 「そんなに感じていいのかにゃ?いま『どぴゅどぴゅ』したらこのお店のソファの背もたれがべたべたにゃあ」 「ほんと・・・あなたのエッチなしみが一生落ちなくなっちゃうかも」 「ああっ!!そ、そんな・・・だめです!!お店のソファ、汚れちゃいますぅ・・・」 残った理性を総動員して歯止めをかけようとするぼくにご主人様が残酷に告げる。 「だいじょうぶにゃ、おまえがあと3分我慢できたらやめてあげるにゃ」 「1分だって無理です!! せめて・・・んあああっ!! 」 いきなり本格的に愛撫を加えはじめる二人。ユナ様はワイングラスを持つみたいに人差し指と中指で猛ったシャフトを挟みつつ、手のひら全体で揉むように、軽く握るようにぼくの袋だけ責め立てていく。ユナ様の熱っぽい吐息がぼくの腰にかかる、長い尻尾が興奮した自分を抑えるように、ぼくの太ももにギュッと巻き付きしがみついてくる。 ご主人様はぼくのことがもう手にとるように判ってるみたいで、根元ばかり軽くしごいていたと思えば、いきなり一番感じるカリ首の出っ張りを指の輪っかで激しく擦ったり、焦らしたりして、ぼくに、はしたない悲鳴と喘ぎ声をつぎつぎと吐き出させていく。 「1分経ったにゃ」 「ふあっ、くふあっ・・・ひああっ・・・」 返事も出来ないぼく、いきなり1分のうちにぼくのシャフトは先走りでぬとぬとにデコレーションされてしまう、さらに垂れた先走りはユナ様の手に集まってユナ様が愛撫するたびに『チャム、チャム』と恥ずかしい音を立てている、そしてそのユナ様の手袋がとっても、つるつるしてて、やわらかくって、気持ちよくって、また先っぽからエッチなおつゆが溢れてきてしまう・・・ 「にゃにゃ、今日はユナが見てるからいつもよりいっぱいカンジてるにゃ」 「そ、そんなコトないですぅ・・・ふぁふ!! 」 「すごいわ・・・袋が『きゅっ』って小さくなってきたのに、逆にたっぷり溜まってきたのがわかるの、もう出したいのね、どぴゅどぴゅしたいのね・・・」 ネットリと手を使うユナ様。ユナ様がこの場の淫靡な空気に少しずつ染まっていくのがわかり、ぼくは身を震わせる。 「はあっ、くふぅ・・・言わないで、言わないでください・・・」 「良くいうにゃ、よ~く聞くといいにゃ!! 」 ご主人様は部屋の備品のマイクをシャフトに付きつける。いやらしい粘着音が『くちゅ、くちゅ』とたちまち部屋中に流れ出す。 「いや~ああぁ!! そんなの恥ずかしいです~!! 」 あまりの恥ずかしさに涙さえ出てくる。 「オンナのコみたいにすっごくヌレちゃうんですのね」 ぼくをなぶるようにささやくユナ様。 ご主人様はそのエッチな音に呼応するように、ラストスパートをかけて手の動きを早める。大きなストライドでしごきたて、さらに手首を返してひねりまで入れてくる。 「うわああん、いやぁ、んあっ、ふうっうっ!!だ、だめ・・・くひいいいっ!!」 ぼくがいきなりの放出を何とか防ごうと前かがみになると、さっきから舐められ続けている愛撫によって炙られたような快感が腰に出現する。思わず腰を伸ばすと今度は自らシャフトを突き出した格好になってしまい、ご主人様に好き勝手にシャフトをしごかれてしまって・・・慌てて前かがみになって・・・ 甘美に続く無限の拷問。ぼくは時間の感覚があやふやになって来る。二人のお姫様の前で恥ずかしさも忘れ、エッチな音を部屋中に響かせ、ぶざまに腰を振っている。ご主人様の声が遠くに聞こえる。 「2分経ったにゃ・・・」 「ふふ・・・そろそろですわ、たっぷり溜まったのが動いて来ましたもの」 嬉しそうにユナ様。ぼくの腰にランダムに震えが走る。 ぼくはもうなんだか分からなくなって頭を打ち振ってよがりまくりながら叫ぶ。 「ご、ご主人様っ!!だめですぅ、でちゃいます、もう・・・もう堪忍してくださいぃ、ひくぅん」 ご主人様は薄く笑って囁く。 「なに言ってるにゃ・・・もう動かしてないにゃよ・・・」 「そうよ、すごくいやらしいのね・・・」 「えっ・・・うそ・・・」 ぼくは驚愕する。シャフトに添えられているご主人様とユナ様の手。はげしく擦りたてているのはその手ではなく・・・ぼくの腰。部屋に響くエッチな音に合わせて、ぼくから腰を振りたてて快楽をむさぼっている。 「え・・・うそ・・・とまらないよ・・・」 『ちゅくっ、ちゃむっ、にゅちゅっ、ちゅくっ・・・・・・』 ソファの背もたれに顔を押し付け、そこをよだれでべとべとにしながら激しく腰を使いまくっているぼく。ときおり、ユナ様の愛撫をせがむように腰を揺らして袋の部分をユナ様の手のひらに、いやしくぐりぐり押し付ける。 「イクときはちゃーんと『イク』って言うにゃよ~」 ご主人様は今度はぼくの口にマイクを持ってくる。しかも『エコー』のスイッチも入れたみたいでぼくのよがり声や吐息のかすかな音まで拾って部屋中に音をばら撒く。 「あふ・・・くふぁ、とまらないよぅ・・・イクなっちゃって止まらないのぉ・・・もうだめ、んあはああぁ、で、でちゃう・・・ソファが・・・きゃふぅ、ぼくが、エッチな声がぁ・・・もう、もう・・・」 ぼくはぼくのよがり声に追い立てられる。いまあげた悲鳴のエコーで残っているのに、ガマンできなくてまた新たなよがり声をあげて支離滅裂に喘ぐ。いつしか恥ずかしげも無く、今までに無いほど大声でよがり狂いながら勝手に空腰のスピードだけ上がっていく。 「ひーっ、ひーっ!!んああああっ!!オチンチンがどぴゅどぴゅするっ!!イクっ!!イキま・・・・・・」 マイクに大音量で恥ずかしい言葉をぼくは喚きたて・・・そして溜まりきったぼくの白濁が放出・・・・・・されなかった。 『ぎゅいっ!! 』 射精する瞬間、ご主人様がシャフトの根元を強く握った。せき止められる白濁。 「ひぎあああああっ・・・ああっ!!うわぁ!!ひきいいいっ!! し、しんじゃいますぅ!! 」 悲鳴をあげて背筋をそらすぼく。せき止められた白濁は出口を失って、シャフトが脈動するごとにぼくを苦しめる。根元を強く握られたせいか脈動はいつまでも続き、鋭い痛みと重く鈍い快感がゴリゴリとぼくの理性を削っていった。 ぼくをひっくり返すご主人様。ぼくはソファの上でぐったり荒い息をつく。 「ひ、ひどいです・・・」 ぼくは体をもてあましつつご主人様に訴える。カラダはだるいのに腰が燃えるように熱いカンジ・・・ 「ソファ、べたべたにならなくてよかったにゃ」 ご主人様はニヤリと笑って、やっとぼくのシャフトから手を離す。イキそこねたシャフトから白濁は出ず、大量の先走りが『ぴゅっ、ぴゅっ』とふいて、とろとろとシャフトを伝って流れ落ちる。 ぼくの意識は半分眠ったように遠くなり、ご主人様たちの声がゆらいで聞こえる。イキそこねてから何かぼくのカラダがおかしい・・・ 「まだバキバキですわ・・・」 「これから本番にゃ、数に限りがあるからムダ撃ちできないにゃ」 二人はそそくさと下着を脱ぎ始める。 ご主人様は思い切り良くパンティを足から抜いて放り投げる。もうすでに濡れてしまったのかパンティは湿った音を立てて床に落ちた。ノーブラでいるのが多いのに形のいいDカップのバストが誇らしげに揺れている。 ユナ様はそっと内股でパンティとキャミソールを取る。平らな胸にオンナのコを懸命に主張するような桜色の乳首。叢はほとんどと言うか全く無く、ガータベルトに縁取られた白い肌の中心に桃色のスリットが映えている。 そしてなぜかじゃんけんを始める2人。なんでだろう・・・ ぼくはぼんやりと2人を見てる。カラダの芯が熱い。すごく『どぴゅどぴゅ』したい。ぼくの頭の中でねっとりした思考がどろどろ渦をまく。カラダはおかしくなっていく訳じゃなく、変質していくのが今になって判ってくる。 『ひくん』 ぼくのシャフトが脈動してさらにひとまわり大きくなる。ご主人様たちはまだぼくの変化に気付いてない、夢中でじゃんけんしてる。 『ああっ、ぼく、すごくどぴゅどぴゅしたいっ、早く気持ちイクなりたい・・・そして、そして・・・ご主人様とユナ様を犯して、なかに思いっきりぶちまけたいっ!!』 ぼくは心に浮かんだ罰当たりな言葉を思わず叫びそうになって唇を強くかんだ。 ユナ様が近寄ってくる・・・ 「いますぐ、すっごくキモチよくしてあげますわ」 ユナ様は会心の笑みを浮べてソファの上のぼくをそっと床に下ろす。騎乗位になろうとして慌てて邪魔なマイクスタンドを引き抜いた。コードは巻きついているけど足は自由になる。ぼくはやっと足を伸ばせて脱力して横たわるが、シャフトはバキバキにエレクトしちゃってる。 ユナ様はぼくの上で立てひざをつくようにして跨り、おずおずと手袋を脱いで白くて細い指でぼくのシャフトを手に取る。 「ひゃうん!? 」 ちょっと触られただけで喘いでしまうぼく。ユナ様は思い切りがつかないのかシャフトを自分のスリットになぞらせている。 「な・・・なんか、さっきより大きくなってない・・・」 凶悪なシャフトに泣きそうなユナ様。焦らされてるぼくもホントは泣きそうだ。 「シないんならお子様は早く替わるにゃ、後がつかえてるにゃ」 順番が後で、不機嫌なご主人様がテーブルの鳥モモにかぶりつきながらこっちを見もせずに言う。 「う、うるさいですわ・・・このくらい・・・んっ、くうっ・・・は、はいった・・・」 『ずにゅ・・・』 ぼくのいつもより大きくなってるシャフトをユナ様は秘所をミチミチいわせてやっと3分の1程収める。 「ひきいいいいいっ!! 」 細いあごをのけぞらせて悲鳴を上げるユナ様。何度も深呼吸して大きく息をつく。 「んくっ!!大きいよぉ・・・はあっ、あふぁ・・・久しぶりでぇっ・・・」 痛むのか、涙をぽろぽろこぼしながらもユナ様は小さく腰を揺すってぼくのシャフトをゆっくり納めていく。苦痛に満ちていたその顔も徐々に快感の嵐の気配が押し寄せてきている。ぼくも思わずうめいてしまう。 「あはあっ、キツい・・・すごく締め付けますぅ・・・」 ぼくは後ろ手のまま悶える。体をよじるたびにマイクのコードが体中に『キシキシ』くい込んでヘンなカンジ。くせになったらどうしよう・・・ 「どう?イイでしょ、お姉さまと違ってユルユルじゃなくて」 ぼくをよがらせてる事で余裕を持ったのか、ユナ様が返事に困ることを聞いてくる。 「な 何、失礼なコト言ってるにゃ!? 」 『バン!!』とテーブルを叩くご主人様。ユナ様はご主人様を無視してぼくを覗き込んで言う。 「さあ、次の順番のネコはほっといて楽しみましょ・・・」 ユナ様はおそるおそる腰を上下させる。3分の2ほどしかシャフトは入ってないが、先っぽを中心にユナ様の柔肉が揉みしだく様に締め付ける。体温が高いのか内部は蕩けるように熱い。 「ねえ、イイでしょ、すごくイイでしょ・・・」 「はいっ・・・とってもキツくて、アツくって・・・あふっ、融けちゃうよ~!!」 焦らしに焦らされたシャフトはあっというまに暴発しそうになる。ぼくは突き抜けそうになる意識を必死で繋ぎとめようとするが。その突破スピードにもはや追いつくことはできない。 「んあっ・・・だめですぅ!!もう、もうドピュドピュしちゃう――!!」 「ああん、だめよユナ、まだイッてない・・・」 あわてて腰の上下のスピードを緩めるユナ様だが時すでに遅し。 『びゅるっ!! びゅるっ!! びゅくっ!! ・・・』 「ごめんなさい!!・・・くふぁ・・・出ちゃうよ・・・たくさん・・・」 さっきから溜め込んでいた白濁がユナ様に全て叩き込まれて行く。 「くうううっ・・・多いの、アソコが、ユナのお大事が破裂しちゃう・・・」 のけぞるユナ様。 「はふ、はふ、はあ、はああああ・・・」 喘ぐぼく。シャフトはまだ硬い、まだヤリ足りないんだと思う。ぼくはさりげなく立てひざをついているユナ様のふくらはぎの上に足をずらして、軽くぼくの太ももで押さえつける。 ユナ様はそんな微妙な動きも気付かず優越感を込めた目でぼくを覗き込んで言う。 「もう・・・もっと頑張らなくちゃね、オトコのコなんだから・・・でもまたすぐできそうね・・・」 「ひゃん!!・・・」 『きゅい!』となかを締め付けて、幼い顔でお姉さんぶるユナ様。するとどこからともなくするすると近寄って来るご主人様。 「にゃにゃ、交代きゃ?」 舌なめずりして言うご主人様にニベもなく言った。 「まだユナがイッてないからダメです、お姉さまはマイクでも使ってらしたら?」 「にゃにおぅ~!! 」 歯ぎしりするご主人様を無視してユナ様は見せつけるように腰をクイクイ動かしていく。 「んふっ・・・なんかアソコがくにゅくにゅしていいカンジ・・・」 ぼくの大量に放出された白濁が潤滑油になっているのか、さっきより滑らかに腰を上下させるユナ様。でもシャフトも秘所も大きさは変わってはいないから、ユナ様のラヴィアはミチミチ、ギチギチと限界まで伸びきってぼくのシャフトをくわえ込んでいる。ユナ様がさっきよりシャフトを深く飲み込むたびに、ぬるりと中に残った暖かい白濁が溢れ出す。そしてそれが無くなった時、シャフトの先端がユナ様の天井に『コツン、コツン』とあたり始めた。 「んくううううっ、大きいのイイ、すごくぅ・・・はあああん・・・」 ユナ様は子宮をノックする感覚に、小さな体を震わせて喘ぐ。ぼくも強烈な締め付けに身悶えしながら突き上げる。一度放出した秘所の感触はトロトロのクニュクニュで頭の芯を直接撫でられているような心地よさ。 「あはっ・・・イクっ・・・ねえ、ねえっ!!いっしょにぃ、んあっ、はああああん!!」 ユナ様はかわいいお尻を振りたてつつ、ぼくの胸に手探りするように手を伸ばすと乳首をつまんで苛めて来る。 「ひゃうっ!! だめですぅ、ソコ弱いんですう!! 」 ぼくは体をよじって暴れる。無茶苦茶にランダムで突き上げを喰らったユナ様はさらに指先に力を込めて甲高く叫ぶ。 「あはっ、イイっ!!チンチンのどから出ちゃいそうなの~!!」 王女の威厳もどこへやら、よがり狂うユナ様。もう一人の王女さまはというと、やっぱりむこうのソファで、待ちきれなくて下着を脱いで指を激しく動かしている。もう一方の指をかみ締めている歯の隙間から聞きなれたよがり声が漏れている。 「んはああっ・・・そんなに締め付けたら・・・おっぱいイジめないでえ~」 キツキツの接合部から発する激しい粘着音がテンポを上げていく。 「ああん、キますわぁ、もう、もう、キワまりそうですわ!!はぁ、あんっ、 くふっ・・・ん、んあっ!!ああっユナもうキワまりますの―――!!」 「はんっ、ぼく・・・また『どぴゅどぴゅ』しちゃいます――!!」 今度は2人同時にイッた。大きく伸び上がり、がっくりとぼくにもたれかかるユナ様。二人は荒い息をつき、ぴったり重なった胸の鼓動を感じあった。 霞みかかった目で横を見るとご主人様も絶頂に達したらしく、どさりとソファに倒れ込んでいる。ひくひくと波打つ背中に合わせて大っきな胸が波打つようにプルプルと揺れている。ポニーテールの下のうなじはしっとりと汗をかいていてすごく淫靡な色気が漂ってる。 トクン・・・ またもやシャフトに新しい血液が流れ込む感触。ユナ様の中でゆっくり復活していく。ユナ様がそれを感じて囁く。 「すごい元気なのね・・・後はお姉さまにしてもらいなさい・・・」 と、言って立ち上がろうとするユナ様。ところが立てひざになった両方のふくらはぎの上にぼくの足が乗っかっているのに気付く。 「ちょっと、じゃまよ・・・」 ぼくは返事をせずにいきなり腰を突き上げ始めた。 「だ、だめよ!!もういいでしょ、今イッたばかりで、すぐなんて無理・・・んはあああっ!!」 『パン、パン、パン、パン!! ・・・』 さっきより3倍も4倍も早い突き上げでユナ様を責めるぼく、もっともっと気持ちイクなりたい・・・ 「ユナ様っ、ユナ様ぁ、ぼくの先っぽボコボコ当たってるの分かります?入り口コジ開けて子宮の中まで入っちゃいそう・・・あふっ、あん・・・」 「だ、だめ!!ゆるしてっ!!うあああん・・・そんなにズンズンしないでぇ~!!くひいいいっ!!ユナのお○んこコワれちゃうよ~!!」 必死で立ち上がろうとするユナ様。ユナ様が腰を浮かすたびにぼくはその隙間をフルに使って勢い良く腰を突き上げて抵抗を奪う。虚しい試みをあきらめたユナ様に残されたのは、もはや顔をおおって涙とよだれを溢れさせてよがり声を上げる事だけ。 「た、助けてお姉さまっ!!ユナ、ユナおかしくなっちゃうよ――!!」 ソファに顔をうずめていたご主人様が呼ばれて体を起こす。イッたばかりのぼやぼやした顔で呟いた。 「にゃんだ・・・まだ終わってないのきゃ・・・ユナ、イッたら言うにゃよ・・・」 お腹をぼりぼり掻いて、テーブルの上のワインを一気に飲み干すご主人様。そのままいいキモチになってソファに倒れ込むように身を投げ出す。 「そ、そんなっ!!姉さま!!あひいっ、くふぅ・・・だめ、だめですぅ・・・」 半分意識を飛ばしてぼくの腰の上を跳ね回るユナ様。腰を上げれば小さな秘所に勢いのついたシャフトの連打を喰らい、腰を落とせば、先ほどイッて下に降り、さらに天井の低くなった子宮を乱暴にこね回されて悶絶する、といった快楽の無間地獄がユナ様を襲い続ける。 「あきぃ・・・ひぐっ・・・あはぅ・・・おあああ・・・キワまります!!さっきからキワまってますのおおおおお!!」 ユナ様は頭をかきむしってよがり狂ってる。さっきから小さくイキっぱなしみたい。 ぼくはユナ様に大波を味あわせようとさらに責め立てる。 ぼくの突き上げは小柄で軽いユナ様が浮き上がる程、そして落ちてきたところにカウンターでまた突き上げる、の繰り返し。 「いやああ!!だめ、コワイの、これ以上したら・・・オカシク・・・きゃひん!!またキてますの~!!んああああ~オ○ンコくずれちゃうよう!!」 「ユナ様・・・思いっきり、思いっきりイッて下さいね!!ぼくまた出ちゃいますから!!」 ぼくは狭いユナ様の中に全部埋め込んでぐりぐりと腰をまわした。腰をかき回すたびにぷりぷりした子宮口の入り口がぼくの亀頭を刺激する。ほんとにずっぽりと入りそう。今のユナ様にはこの子宮感覚はキツすぎたみたい。絶頂を迎えたユナ様は、白目をむいて一瞬静かになり、舌を突き出して、喘息患者みたいにヒュウヒュウ息を吸い込んで・・・ 「あああああ――!!あひあああああ――!!んああああああああ――!!たすけて、たひゅけて!!――らめなのぉ――!! 」 タガが外れたように叫ぶユナ様。上からはよだれが、涙が、下は潮が吹きこぼれて止められない。秘所はシャフトが根元まで入ってたので、ぼくの白濁でパンパンに膨れ上がる。それでもぼくは腰を使うから『ぬちゅ』『ぶちゅ』と白濁が愛液といっしょにふき出す。ユナ様は訳のわからないうわ言を叫んで泣きよがりながら、もうイッたのにぼくの上でガクガクとシャフトを容赦なく叩き込まれ続ける。 白目を剥いて半分失神しながら犯されてるユナ様に気付いたご主人様が慌てて、ぼくからユナ様をひっぺがす。 「どうしたにゃ!? しっかりするにゃ!! 」 失神してるユナ様をソファに寝かすご主人様。ユナ様を覗き込んだままぼくを叱る。 「おまえ、やり過ぎにゃよ・・・ユナは生意気だけど優しくしてあげてほしいにゃ・・・」 思いのほかユナ様に優しいコトバをかけるご主人様。ぼくは知らないご主人様の一面を垣間見たカンジ。 「あ~あ、こんにゃに開いちゃって・・・」 ご主人様は、ぼくに対して後ろを向いてユナ様の様子を確認するのにかがみ込む。そのたびにショーツを着けてないご主人様の秘裂がチラチラと後ろから覗く。さっきのハードなオナニーのせいでそれはとろとろに濡れそぼっている。しかもご主人様がなにか話すたびにワザとじゃないのだろうけど、シッポがちらちら秘所を隠すように動いたり、持ち上がったりしてぼくを挑発する。 『ああ・・・ご主人様のアソコあんなに濡れて、ヒクヒクして・・・あんなにエッチにはみ出しちゃってて・・・』 恐れ多くもご主人様をじっくり視姦してるうちに、またもやぼくのシャフトは隆々とそそり立ってくる。 『はぁ、はぁ、はぁ・・・』 ぼくはそおっと後ろ手のままゆっくり起き上がる。視線はご主人様のアソコに張り付いて離れない。引き寄せられるようにフラフラ歩き出す。 失神したユナ様の脈とか、瞳孔を調べていたご主人様が安心したように言う。 「まあ、だいじょうぶみたいだにゃ・・・にゃにゃ!!」 その時、いきなり背中にのしかかったぼくに驚くご主人様。熱いカラダにちょっと冷たいご主人様の背中が心地いい。 「ご主人様ぁ、ぼく、ぼくぅ、もう・・・」 ご主人様におねだりするぼく。ご主人様は『しかたないわね』みたいな顔をして言う。 「そんなに慌てないにゃ・・・いまからゆっくり・・・はにゃっ!!」 「ぼく、ぼく・・・いますぐ『どぴゅどぴゅ』したいよぅ」 ぼくはご主人様の太ももの間にシャフトをコジ入れて前後に腰をシェイクさせる。こういうのって、スマタって言うんだっけ? 「にゃあっ!!・・・アツいにゃあ、はあん、くふっ・・・なんかわたしにチンチン生えたみたいにゃ・・・」 ソファに手をついてすぐに協力的に腰を突き出すご主人様。シャフトは割れ目の終わりからアヌスの間の狭いトコロを強く圧迫し、プニプニしてる秘肉を味わうようにコスり、プチンとしたクリトリスをシャフトのカリ首が乱暴に引っかける。 「んにゃっ、そんにゃ激しすぎにゃ!!はん、んあっ、にゃああああん!!」 遠慮なくバスバスと腰を叩きつけるぼくにご主人様は押されてユナ様にかぶさるようにソファに突っ伏した。その時腰の高さが変わって、偶然にぼくのシャフトがご主人様の秘裂に根元まで『ずにゅっ』と入ってしまう。 「ひにゃあああああああ!! 」 のけぞるご主人様。背骨のくぼみがキレイに現れる。 「あふぁ・・・はいった、入っちゃった・・・ふあ、きゅんきゅんしぼられてるぅ・・・」 ぼくはさらに激しく腰を使う。5回に1回、ぐりぐり腰を回すようにすると、ご主人様も火がついたようによがり声を出す。 「ふにゃあああ!!いいっ、いいにゃあ!!んっ、んっ、んっ・・・はにゃん!!」 手の縛られてるぼくはひたすら押すように腰を使うしかない。ソファにかろうじて肘をついたご主人様が高い声で叫んでる。下を向いて体積を増した双乳が腰の動きに合わせてぶるぶる揺れる。その下にはユナ様。 『ぼく・・・ユナ様の上で、ユナ様のお姉さんを犯してる・・・』 刺激の強い背徳感がぼくの脳を焦がして行く。ついにはご主人様はユナ様の間近でよがるのでユナ様が意識を覚ましてしまう。 「んっ・・・ううん・・・な、何っ!!ち、ちょっと、ヒトの上でなにやってるのっ!?」 ついにご主人様は肘でも体を支えることができずユナ様に重なるように突っ伏してしまう。ユナ様の透き通るようなほっぺにご主人様のミルクを溶かしたような胸がみっちりと潰れた。 「んにゃ~!! いいにゃ!! もっと乱暴にしてにゃあ!! 」 「そんなに大きな声で耳元に・・・むふっ!!・・・むうむう・・・」 ぼくがあんまりご主人様を押し付けるようシをャフト叩き込むので、ユナ様がご主人様の胸に埋まって溺れそうになってる。しかも夢中になったご主人様はユナ様を掻き抱くようにしているのでなおさらだった。小柄なユナ様の顔ぐらいご主人様の胸は大きいから、ほとんど命がけかもしれない。 「むあっ!! はふっ、くふぅ!! はぁはぁ・・・」 小さな手で巨乳をかき分け、慌てて顔をずらし息をつくユナ様。自分の上で快楽に任せて突っ走る二人を羨ましそうに見てる。 「もう・・・ちょっと・・・そんな・・・ユナ、仲間はずれ・・・」 顔を赤らめてモジモジしてるユナ様。意を決したように目の前のご主人様の胸にしゃぶりついた。 「ひにゃあ!! ユ、ユナなにやってるにゃ!! 」 ユナ様の小さな口は激しく揺れていたご主人様の乳首を正確にキャッチしてキツく吸っている。 「も、もうっ!!お姉さまに早くイッて交代してもらうんだから!!」 顔を赤らめて取り繕うように言うユナ様。半分窒息しそうになりつつも、巧みに舐めたり甘く噛んだりしてる。片手は指がめり込んで見えなくなるぐらいキツく胸を揉みしだいている。 「に゛~!!だめにゃっ、くうっ!!はああん・・・ひぎいっ!! 」 ユナ様は小さな手のひらをフルに使って『ぎゅっ』とご主人様の胸をわしづかみにして、そのまま捻るように『つつーっ』と指先だけで軽く撫でるように螺旋に滑らし、最後は5本の指で『きゅ、きゅっ』と乳輪ごと乳首を強く責めたてる。自分の妹の緩急あふれる愛撫によって、さらにご主人様は追い詰められて行く。 「ご主人様!!奥のざらざらしたトコが絡み付いてきて、もうイッちゃいそうですぅ!!」 ぼくはラストスパートとばかりにさらにハードに乱暴にシャフトを叩き込むが、ご主人様の秘所は、その突き込み一回一回を優しく包み込んで受け止めて逆にぼくを絶頂へと引張っていく。 「ひにゃあ、うにゃあ、あっ、あっ、あっ・・・くうっ、もう、もう・・・」 それでもまだ楽しもうと絶頂を耐えようとするご主人様。ユナ様は止めとばかりに両手で乳首をつまんで『ぎゅいぎゅい』引張って叫ぶ。 「お姉さま!! もうイッちゃえ、イッちゃえ―――!! 」 「ひきゅうううっ!!イク、イク、いくにゃああああ!!」 「んあああああっ!! でますう――!! 」 シャフト全体に熱い愛液が浴びせられるのと、強い締め付けがダブルに襲ってきてぼくはまた、したたかにご主人様の最奥に放つ。間欠的にヒクヒクと秘裂のカベがわなないて、更なる射精をぼくに求め続けた。 「ふむぅぅ・・・んちゅ、ちゅく・・・ふむっ・・・」 ご主人様とユナ様は絶頂と共に無意識にキスして唇をむさぼり合っている。ぼくが射精の快感に身を任せている間、二人、舌を絡めあう『きゃらきゃら』した音が心地よく脳内に響いた。 「ご主人様・・・ちゅ、ちゅ・・・」 ぼくはうっすら汗の浮いたご主人様の背中にかぶさるようにして首筋に優しくキスしていく。後戯というか、これは今までのご主人様の調教の成果と言ったところ。 「ふにゃああ、んんーっ・・・」 『ユナ、なかまはずれ・・・』余韻を味わってるご主人様とぼくを見て取り残されたユナ様の顔が途端に険しくなる。 「もう交代っ!! こーたーいっ!! 」 ユナ様は手を下に伸ばすとぼくのシャフトを引き抜き自分の秘所に導こうとする。 「にゃにゃ、まだ余韻がにゃ!! 」 ご主人様も、いきなり抜かれたぼくのシャフトを奪回しようとして手をのばす。 「わあっ!! イタイ、イタイですってば~!! 」 ぼくが泣きそうに叫ぶのに二人はグイグイぼくのシャフトを引っ張り合う。 「んっ・・・入りましたわ・・・」 争奪戦に勝ったのはユナ様、キツキツにシャフトが締め付けられる感触。すでにイッたご主人様とお預けを喰らっていたユナ様とでは奪い合いの気合の入り方が違う。 「あん・・・動いて、ユナのお大事またズンズンしてっ!!」 ぼくはピストンを再開する。硬度の解けかけたシャフトはすぐさま新しい感触にまたもや無節操にいきり立つ。 「あん、はん、くんっ・・・イイの、すごくイイの~!!」 すっかり開花してしまったユナ様は派手に声を上げて快感をむさぼる。収まらないのはご主人様。 「にゃにゃ!! ・・・おまえ、裏切ったにゃあ!! 」 振り返ったご主人様の顔は正に『猫又』。魔闘気さえまとっていそうな迫力。ぼくは家に戻ってからの『おしおき』が怖くなって、ついついあたふたとユナさまからシャフトを抜いてご主人様に入れなおす。 「にゃはっ、いいにゃあ!!おまえの主人はわたしにゃあ・・・んあっ、今のトコロもっと突くにゃあ!!」 「イッたら交代って言ったじゃない!!ずるい、ずるい、ずるいっ!!」 かなり本気で怒ってるユナ様。ソファの上で密着しつつ、もみ合う姉妹。 「はわわわ・・・乱暴は・・・ねっ・・・」 原因のぼくが、そおっと言うが当然無視の二人。 ご主人様がユナ様の耳を引張り、ユナ様はご主人様のほっぺをつねって・・・ 「ケンカなんてやめてください――!! 」 ぼくはもうなりふりかまわず、今度はユナ様に挿入。 「くああっ、キましたわあ~!! 」 「にゃにゃ!!勝手なことする・・・・・・ふにゃああっ!!そんないきなり・・・」 「ああん、ひどいですわ・・・・・・ひいいいっ!!またズンズンきたぁ!!」 ぼくはヤケクソのようにかわりばんこにソファに重なった姉妹を犯して行く。二人並んだ顔は印象こそ違うが、意志の強そうな眉といい、切れ長の割に大きい瞳といい、瓜二つだ。ぼくはなにか怪しげな背徳感に煽られてますます激しく姫君をかわりばんこに刺し貫く。 「にゃふっ、ああっ、くうん・・・もっとにゃあ・・・」 「はん、あん、あん、イイですわ、またキますわあ・・・」 いつしか争っていた二人は固く抱き合って、キスし合ったり互いの胸を愛撫しあったりしている。仲良きことはよき事かな。ぼくも今まで何回も放出してきたのと、ご主人様たちがイキそうになると焦らすようにシャフトを抜いて、もう一人に移動するのというのを繰り返すので、二人のお姫様が半狂乱になるぐらい長持ちする。 「うにゃあああん!! イカせて!!もうイカせてにゃあっ!!」 「早く、早く、もうユナ狂ってしまいますわ――!! 」 異様な状況からくる快感とイキたくてもイケない感覚に二人は涙さえ流してすすり泣く。さすがにぼくも、じわじわと射精感が募ってくる。 「ふあっ・・・ぼく、もうそろそろ・・・」 ぼくは息を切らせて訴える。ご主人様とユナ様は互いの舌を行ったり来たりさせて吸い合っていたが、その友情も長くは続かない。 「にゃにゃ、最後はわたしの中にたっぷり出すにゃあ!!」 「ユナですわ、ユナのほうがキツくてキモチいいですもの!!」 「にゃにおう!! 」 またもや醜い争いを始める二人。でもすでにぼくにはそれを仲裁する余裕もなく・・・ ぎゅいぎゅい締め付けるユナさまから、すかさず絡み付いて蠕動するご主人様を貫いて・・・繰り返して・・・ 「んああああっ!! 出る、でちゃうっ!! 」 ぼくは最後の力を振り絞って、姉妹の縦に並んだ秘裂のちょうど中間にシャフトを差し入れ、激しくピストンする。 『しゅにしゅに・・・』シャフトは二人のスリットに食い込みつつ激しくクリトリスをこすり立て、刺激しまくる。下のユナ様は『ゴリゴリ』体重をかけて強く押しつぶすように、上のご主人様にはカリ首で『クンクン』リズミカルに引っ掛けるように・・・ 「あああああああっ!! またキワまりますの―――!! 」 「にゃ――!! にゃ――!! イクにゃあああ―――っ!! 」 高らかに叫び、同時に絶頂を迎える二人。 「くううっ!! 」 ぼくはシャフトを引き抜いて身を乗り出す。そして絶頂に震える姉妹の顔に思い切りぶちまけた。 『びゅる、びゅるっ、びゅるっ・・・』 途切れることない白濁は姫君達の顔をけがしていく。ユナ様の人形のようなお顔は、たちまち劣情の証でヌトヌトになり、ご主人様の大きな瞳の下に淫靡な白い涙の筋を何本も描き出す。 やっと射精が下火になると示し合わせたように二人はシャフトに舌を絡めてくる。こんどはケンカしないでフェラチオしてくれる。そんな、二人同時なんて・・・ 「よかったにゃよ・・・尿道に残ってるのも・・・ちゅっ、ずじゅっ・・・」 「こんなにたくさん・・・熱くてステキです・・・ふぁむ・・・れるれろ・・・」 結局またそれで強制的にエレクトされてしまって、あとはなし崩しになん回戦も・・・ そしてやっと翌日。開放のとき。床からふらふらと立ち上がるぼく。腰に力が入らないカンジ。ああ・・・カラダにくっきりと、エッチな縛り方のケーブルの跡が・・・しくしく・・・ 「にゃあ、たまには外泊もいいにゃあ・・・」 ソファでのびをしてるご主人様。なんでこんなに元気なんだろう・・・ 「堪能しましたわ、今度は二人きりで・・・」 もうしっかりドレスを着たユナ様が、ぼくに近寄ってそっと言う。耳ざとくそれを聞きつけたご主人様はユナ様の耳を掴んでぼくから引き離す。 「このドロボー猫!! もう帰るにゃよ!! 」 「いいじゃないの!! 」 二人はもつれ合いながら部屋から出て行く。ぼくは目の下にクマを作って力なく苦笑いする。ホントはすっごく仲がイイのかもしれない。 ぼくが廊下に出た時、いきなり後ろから『ぽんぽん』と肩を叩かれた。 「えっ、なんですか?・・・」 そばかすの女店員がいた。『くいくい』と親指で部屋を指差す。 部屋の中は昨日の食い散らした食べ物や、なんと言うか・・・アレがソレな液体で部屋中ヌトヌト・・・店員はぼくにバケツと雑巾を押し付ける。 「えっ・・・やっぱり・・・たぶん、そうじゃないかとは思っていたけど・・・ははは・・・」 でもこれって連帯責任だよね・・・ 「ご主人様~!! ユナ様~!! 」 慌てて呼び止めるぼくを、わざとらしく無視してスタスタと早歩きして去っていく二人。振り向きもしやがらないんです。 「えっ、そんな!! まってくださいよ――!! 」 駆け出そうとするぼくの腕を後ろからガッチリ掴んでそばかす店員が微笑む。目は笑ってなくてコワイ・・・ あうう・・・・・・ そしてぼくはふらつく腰のまま、夕方まで部屋を掃除するハメに・・・部屋の明かりが黄色い・・・初めからか・・・ カラオケルームのスピーカーから、ぼくの声にエコーがかかって響き渡たる。 「なんでこうなるの―――!! の――!!の―!!・・・・・・」 (おしまい)
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こっちをむいてよ!! ご主人様 第5話 ここは王国の有名な喫茶店、『銀猫堂パーラー』のレストルーム。いわゆるトイレの中。 王国のネコ娘達に大人気のお店だけあって、そこには品の良い衛生陶器にゴージャスな 洗面台、蛇口は渋い銀製。そしてさらにパウダースペースとして大きな鏡の前に マホガニー製のファンデーションスタンドと椅子が置いてあって、トイレと簡単に 言い切るには失礼なほどの広い部屋なのだが今はかなり狭い。洗面台の鏡には不安げな ぼくが映っている。目の下に昨日ぶつかって出来た青アザが痛々しい。そしてぼくの 後ろから二人のネコ娘が現れた。 一人は大きな鏡に入りきらないほどの長身のネコ娘。鏡にかろうじて映っている 胸の辺りの服の布地を突き破らんばかりに隆起させたグラマラスな赤毛のネコ娘。 赤毛のショートカットは目の下の黒子をアクセントにしてキリッとした表情を 引き立てている。落ち着いた様子で立つネコ娘の耳は神経質にピコピコ揺れていて 内心、緊張しているのかもしれない。 そしてもう一人はやっと鏡に顔が映るぐらいの小柄なネコ娘。髪色は銀髪に黒色 が混ざった錫色をしている。端正な顔立ちは冷たい印象を受けるが、口元の いたずらっぽい八重歯とふんわりしたツインテールで親しみやすそうな雰囲気がある。 彼女が首をかしげてぼくに声をかける。ツインテールがさらりと流れた。 「ほら、早くしないと・・・」 「で、でもユナ様、こんなトコロで・・・」 ぼくは外から漏れてくるパーラーの客である女のコ達のざわめきを気にして声を ひそめて言う。 「あんまり長くいると怪しまれる・・・」 ぼくの頭上から声。 「リナ様・・・だって・・・」 ぼくはリナ様を見上げて口ごもる。リナ様の手がぼくの肩に置かれ、さらに指が ぼくのあごをつかんでそっと振り返らせる。リナ様がぼくに覆い被さるように顔を 近づけるのでようやく目の前の鏡に顔がフレームインしてくる。 「ああ・・・かわいい顔にこんなアザが・・・姉上もヒドイ事をする・・・」 リナ様はぼくの目の下の青アザに舌をはわせる。 「ご主人様は悪くないんです・・・んっ、だめ・・・だめですぅ~」 慌ててリナ様を押しのけようとするぼくに腰の辺りにいたユナ様がぼくの半ズボンの 腰ひもを『シュルシュル』ほどきながら言う。 「ほら、このままお姉さまに捨てられてもいいのかしら?仲直りの方法、 教えなくてもいいの?」 「そ、それは・・・こまりますぅ・・・ひ、ひゃうっ!!・・・んむっ・・・むむむ・・・」 ユナ様は緩めたぼくの半ズボンのウエストからいきなり手を突っ込んで、まだ十分 エレクトしていないシャフトを小さな手で揉みしだく。その手の冷たさに悲鳴を あげる暇もなくぼくの唇は目の下から移動してきたリナ様の唇にふさがれてしまう。 リナ様の舌がぼくの唇を割り、歯の隙間から侵入し荒々しく舌の裏側や口内を かき回す。ユナ様も反応し始めたシャフトを握ってテンポ良く手を上下させていく。 そのまま30秒ほど立つと鏡の前にはもう『ぼく』ではない『誰か』が映っていた。 鏡の中の『ぼく』はシャフトがもうピンピンになって物欲しそうに小さく腰を 揺らしてるし、顔は上気してリナ様と舌を絡めて互いの口内を行き来させ、吸い あっている。こんなはしたない姿がぼくなんて信じられない。シャツのボタンは すでに外されてすっかりはだけられてしまって薄くて白い胸が露出してる。ズボンは ヒザのところで絡まって限りなく全裸に近い鏡の『ぼく』の姿をぼくは他人事の ように眺めることしか出来ない。 ユナ様が小悪魔のように笑って言う。 「ふふ・・・まだちょっとしか触ってないのにもうこんなにぬとぬと・・・ねえ、 お姉さまにどのくらい『おあずけ』されてたの?」 ぼくは久しぶりの快感に抗しきれずにそのエッチな尋問にあっさり口を割ってしまう。 「ふあ・・・は・・・い、一週間ですぅ・・・」 「そ、その間、オナニーとかしたのか?」 上ずった声で問い掛けるリナ様。 「そ、そんなコトしないです・・・ご主人様がシテないのに・・・」 赤くなってうつむくぼく。実際にこの一週間はご主人様の事でそれどころじゃ なかったのだけど、精液だけはしっかり一週間分ストックされてたみたいで、 あっという間に射精感がぼくをせっついてくる。 「一週間分の濃いヤツ、出しちゃおうか?」 ユナ様がいたずらっぽく囁く。シャフトの先っぽに珠になって光っている先走りを 指ですくい取るとぼくの胸の突起にすり付けてくにゅくにゅとはじく。 「んあああっ・・・ひゅん!! ・・・ふあああん」 身をよじるぼくはしっかりと後ろからリナ様に押さえつけられていて・・・ 「じゃあイクとこ、三人で良く見えるようにねっ!! 」 「えっ!? うわあ!! 」 ぼくはリナ様に軽々と大き目の洗面台の上にヒザ立ちの形で軽々と抱え上げられて しまう。不安定な足元によろけつつ視線を前に向けると大きな鏡に全裸ぼくがアップで 映っていてうろたえる。 「わ、わっ・・・降ろして、降ろしてくださいっ!! 」 慌てて視線をそらせるぼくにリナ様の注意が飛ぶ。 「ほら、ちゃんと良く見なくちゃ」 リナ様の逞しい腕がぼくをしっかりと鏡の前に固定する。すかさずユナ様はぼくの 足の間から手をのばして逆手で『しゅにしゅに』とシャフトをしごき始める。 「ほ~ら、キミのココこんなに気持ちよさそう・・・」 「ふああっ!! だめですぅ~」 視線をそらそうにもガッチリと頭を抱えられているせいでぼくの目はいじめられて いるシャフトに釘付けになってしまう。なんというか・・・いつも真上から見下ろす シャフトはまともに前から見ると自分で言うのもなんだけど・・・すっごく大きく見え ちゃって・・・なんかいっぱいゴリゴリしてるカンジで・・・そんな趣味もないのにぼくは 意味もなくドキドキしてしまって目も閉じられない。 287 名前:『こっちをむいてよ!!ご主人様5』投稿日:03/07/25 18 12 ID QDgWicSA 「ほ~ら、ほら、もうイキたいんでしょ?ヒクヒクしてきてるの・・・」 ユナ様がぼくのシャフトをリズミカルにしごきつつ言う。もう1週間も禁欲してた ぼくは恥も外聞もなくガクガク頷いてしまう。 「はふっ・・・い、イかせて・・・ください・・・」 「いいか、イッたら私たちに口でたっぷり奉仕するのだぞ」 リナ様が囁く。ぼくは思わず返答をためらってしまうと、とたんにユナ様のしごく スピードが焦らすように遅くなる。ぼくはトイレの外にたくさんのお客さんのいる のも忘れて夢中で叫んでしまう。 「し、しますっ!!お口でも、ナンでもしますからっ!!イカせてっ!!もうイカせて ください――!! 」 「もう・・・ヘンなトコロで意地っ張りなんだから・・・」 ユナ様はピストン運動を再開し、さらに早めていく。 「ひいいいっ!! はああん、ふああっ・・・」 シャフトの先っぽの部分にきたとき、ユナ様は手をこねるようにして、包み込む ように亀頭全体をこするので、その度ぼくの目に火花が散る。胸の突起はいいように リナ様に強く弄ばれている。 「ふあっ、はあっ、んあああっ・・・ひくぅっ・・・」 『チャク、チャム・・・ニチャ・・・』 シャフトはぼくの羞恥を煽るようにエッチな音を立てる。あとは遠い店のざわめきと、 欲情した二人のネコ娘の荒い呼吸音だけ・・・ 「はあああ・・・ぼく、もう出ちゃいますぅ・・・」 シャフトだけでなく腰も痺れて熱く痙攣してくる。 「見せて!!ほら、白いのどぴゅどぴゅするトコ見せてっ!!」 激しく手をピストンさせるユナ様。 「キミもよ~く見てね、1週間分の濃ゆいヤツ・・・」 リナ様は前かがみになっていたぼくの腰を押すようにし、卑猥に腰を突き出させる ようなポーズを強要させる。 「あっ!!あっ!!もう、もうでちゃいます―――!!!!」 『びゅく!! びゅくっ!! ・・・』 液体と言い切るにははばかられるぐらいの白いかたまりが鏡に映ったぼくに 容赦なくふりかかる。鏡が『バチバチ』と音を立てそうな勢いで叩きつけられた 白濁はゆっとり、ねっとりと白い軌跡を描いて垂れ落ちていく。 『ああ・・・ぼく泣いてるみたい・・・』 鏡の中のぼくの頬につたう白濁が涙みたいに見えた。ぼくは本当に泣きそうになって 昨日の出来事を気だるげな放出感の中で思い出す。 『コンコン』 ご主人様の作業室の扉を叩くぼく。手には食事の乗ったお盆。 「ご、ご主人様・・・夕ゴハンですよ・・・」 必死で明るい声を出そうとするぼく。でも返事は昨日と同じ。 「後で食べるからそこに置いとくにゃ」 「で、でも、その、あの・・・ここのところの長雨で今日は寒いですし・・・ぼく・・・ いっしょに・・・」 モジモジと言うぼく。 「いいからお前はもう寝るにゃ!! 」 間髪いれずに答える扉の向こうのご主人様。 ぼくは俯いてがっくりする。閉じたまぶたの裏に涙がじわじわ溜まってくる。 こんな寒い日は必ず寒がりのご主人様が『一緒に寝るにゃあ!!』とか言ってくれた のに・・・ 『ガチャ』 立ち尽くすぼくの前でいきなり小さくドアが開いた。手だけがにゅっと突き出て お盆をひったくる。寒さ対策なのかご主人様は、ま新しい毛皮のコートを着てるらしく、 つやのある黒い袖が見えた。部屋うちは暗くてよく見えない。 「あっ!! 」 ぼくが慌てて中に入ろうとすると眼前でドアがピシャリと閉じられる。ドアに すがりつくぼく。 「ご、ご主人様!!ぼく何か気に障ることしましたか?言ってくれれば直します!! 努力します!! だから、だから・・・ぐしゅ・・・」 ドアを叩くぼくにカギのかかったドアの向こうでご主人様が言う。 「なんでもないからお前はもう寝るにゃ!! 」 「ひっく・・・ぐしゅ・・・えっく・・・」 ぼくは今日もとぼとぼ泣きながらリビングに戻る。ソファに倒れ込んでクッションを 抱きしめながらぼんやりと思う。 ほんの5日前ぐらいのことだったろうか。これまで毎日のように時と場所を選ばず エッチなことをぼくに求めていたご主人様が、ぱったりとぼくに指一本触れない かりか、部屋にこもって出てきてくれないのだ。言葉を交わすのも今みたいに食事の 時だけ・・・ 『ぼくがあんまり『ムダ遣いしないでください!!』って言うから嫌われちゃった のかな・・・』さっきのご主人様の新しいコートを思い出して、くよくよ考えるぼく。 『べ、別にコートの1着や2着ぼくに相談してくれれば・・・』 と、一人強がって見せる。夜の王宮はとても静かなのをぼくは最近、初めて知った。 ここ5日間はにぎやかな会話も笑い声もない、あのはた迷惑な爆発音さえひどく 懐かしかった。悲しくなってクッションを抱えて丸くなるぼく。 『・・・・・・・・・』 部屋はちゃんと掃除する。食事は値が張るけどカツオのたたきにした。一生懸命 掃除して、少し汗臭い気がしたので急いでシャワーを浴びておく。ひょっとしたら、 ひょっとしたときに備えて・・・。いい匂いのするシャンプーで頭も洗う。 部屋に戻るといいタイミングでご主人様が作業室から現れる。黒い毛皮のコートは 時期的にもう片付けどきだけど、ご主人様に良く似合っていた。ぼくはご主人様の コップにミネラルウォーターを注いで席につこうとする。するとご主人様が言う。 「待つにゃ」 ご主人様が手で着席しようとするぼくを制する。ぼくは意味もわからずミネラル ウォーターのピッチャーを抱えて立ち尽くす。 「にゃにゃ、お前はそこに立ってるにゃ」 『パンパン』 ご主人様が手を叩くとドアからぼくよりも幼いカンジの男のコが入ってきた。 ぼくと同じ『ヒト』だ。 「えっ、あの・・・ご主人様・・・」 なぜか当然のようにぼくの座るはずの席に着席する男のコ、ニッコリと笑って 上目遣いで見上げる顔は『超』のつくくらいの美少年。 「にゃにゃ、今日からわたしが買った新しいドレイにゃあ」 ご主人様が新しい男のコを満足そうに見て言う。 「えっ・・・その・・・ぼ、ぼくは・・・」 ピッチャーを持った手がわずかに震えた。 「とりあえずお前は下取りに出すにゃあ」 「今までご苦労さまでした、セ・ン・パ・イ」 男のコがニッコリ笑ってコップを差し出した、うかつにもぼくは思わずミネラル ウォーターをついでしまう。 「ぼ、ぼくになにか落ち度が・・・」 ご主人様はぼくを無視して、新しい男のコと親しげに乾杯とかしてる。 「にゃあ、やっぱりドレイは12歳以下に限るにゃあ、口うるさくなくてかわいい にゃあ」 『ガシャーン!! 』 手からピッチャーが滑り落ちて水とガラスの破片を撒き散らす。 「そ、そんな・・・また奴隷商人の所に戻るなんてヤです!!・・・それに、それに、 ぼくご主人様のコト・・・」 「・・・センパイ、まだ居たんですか、早く荷物まとめないと」 ぼくはカッと、男のコを怒鳴りつけたい気分を押し殺してご主人様にすがりつく。 「ご主人様っ!!ぼくを捨てないでください――!!!!」 『・・・・・・!!!!』 息苦しくて目が覚めた。気が付くとぼくはソファの上でクッションを形が変わる ぐらい固く抱き潰していた。クッションに染み込んだ涙が冷たく顔を濡らしてる。 まだ深夜だ。 「ゆ、夢・・・か・・・」 心底ほっとするぼく。そして知らないうちに肩にかかっている毛布に気がつく。 『あれ?・・・いつの間に・・・』 その時、部屋の隅でピカリと二つの光点が浮かんでいるのが見えた。その色を ぼくが見まちがえるはずはない。 「ご、ご主人様っ!! 」 ご主人様の瞳の色。ぼくは慌てて立ち上がると光る瞳が消えた。いや振り返った のだろう。夜目の聞かないぼくはテーブルに脛をぶつけるのもおかまいなしに、 ご主人様に追いすがる。 「ま、待って下さいっ!! 」 閉まる寸前のドアに指をこじ入れてギリギリと開けようとするぼく。 「は、はなすにゃ!! 」 うろたえた声のご主人様。 「は、離しません!! 」 と、必死のぼく。 「いいかげんにするにゃ!! 」 『どんっ』 その時、ご主人様の手がぼくを突き飛ばす。『ネコ』のご主人様は軽く押した つもりでも、ただの『ヒト』のぼくには強烈すぎた。 『がつっ!! 』 鈍い音。ぼくは廊下の端に弾き飛ばされる。運の悪いことに、ちょうどそこに 王宮備え付けのスチームヒーターがあってその鋳鉄のカタマリにぼくはいやという ほど顔をぶつけてしまう。 「にゃ、にゃっ!! 」 ご主人様の声。でも、思わず一瞬開きかけた扉はためらうように閉じられた。 そしてガチャリとカギが掛かる音。 「そ、そんな・・・ご主人様・・・」 ぼくは廊下でうずくまって泣く。ぶつけた目の下がシクシクと痛いが、それよりも もっと別のトコロが痛い・・・ そして翌朝。打ちひしがれたぼくは最後の手段としてご主人様の妹二人に相談しに 行ったんだけど・・・『助けてあげるかわりに』って・・・くすん・・・ パーラーで綿密に打ち合わせて王宮に戻ってきた3人。すでに日は暮れかけている。 薄暗い廊下の入り口にぼくは立っている。廊下の奥にはご主人様の作業室のドアが ある。ドアの前にはすでにリナ様とユナ様がネコ足でそおっと近づいていて扉の前に へばりついていた。 リナ様とユナ様がコクコク頷いてぼくに合図を送ってくる。晩ごはんのお盆を 持ったぼくはゆっくりとご主人様の作業室の前に歩いていく。緊張して手が震えて、 お盆の上のコップとワインのボトルがぶつかってカチャカチャと耳障りな音を立てる。 ドアの前に立って声が震えないようにぼくは言った。 「ご、ご主人様っ、晩ご飯ここに置いときますからッ・・・」 声が裏返るぼく。そうしてぼくの替わりにユナ様がわざとパタパタ足音を立てて 廊下を戻って行く。去り際に『ぎゅっ』っとサムアップしてぼくを激励してくれた。 リナ様もぼくを勇気付けるように微笑んでくれる。少しエッチだけど根はいいネコ姫 達なのだ。 後は待つだけ・・・。ぼくは両手で口元を押さえ、荒くなりそうな息を必死で押さえ 込む。隣でリナ様が腕をさすっている。待つこと5分足らず・・・ぼくの緊張は極限に 達し、涙さえ出そうになってくるその時・・・ 『カチャ・・・』 ドアが小さく開いた。部屋うちから明かりの筋が白く長く廊下に伸びている。外の 様子を警戒するようにじわじドアが開いていく。そして半開きのドアの隙間から手が 『にゅっ』と伸びてお盆にかかる。ご主人様は昨日と同じくタイトな感じの毛皮の コートを着ているらしく、暗い廊下にその毛並みが濡れたように艶々光っていた。 「今ですわ!! 」 「承知!! 」 ユナ様の声と同時にドア一枚を隔てて潜んでいたリナ様がガッチリとドアノブを 掴む。 「にゃ!! 」 ドアの影から声がして、慌てて部屋内に戻ろうとするご主人様。だが今日扉に 取り付いているのは非力なぼくではなく怪力無双のリナ様だった。 『ギリギリ・・・』 ドアの隙間からリナ様と目が合ったご主人様が叫ぶ。 「にゃにゃ!!リナっ、なんでココにいるにゃ!!早く離すにゃ!! 」 リナ様はそれには答えずにご主人様の顔を凝視してぼそりと言った。 「やはりそんな時期か・・・つまらないコトで召使いを泣かせるな・・・それっ!!・・・」 「にゃにゃっ!! むにゃ~っ!! 」 リナ様の背中に筋肉の束が浮び上がる。扉はご主人様ごとじわじわとこじ開け られていく。 「さあ、行け!! 」 半分ほど開いたところでリナ様は体をずらす。ぼくはリナ様の脇の下をくぐる ようにして作業室に飛び込む。ところがドジなことに自分でお盆にあったワインの ビンを蹴っ飛ばした挙句にそれを踏んでしまって転がるぼく。 「はわわわわっ!! 」 「にゃにゃっ!! 」 ぼくはリナ様の陰になって、よく見えなかったご主人様に思いっきり頭から ぶつかってしまう。ちょうどご主人様に正面からタックルするみたいになって、 もつれ合うように作業室の中に倒れ込む。 『バタン!! 』 今度はリナ様がドアを閉める音。部屋の中は二人きり。 ぼくはもんどりうって倒れ込んだもののご主人様の胸がクッションになって ダメージはない。珍しいことにご主人様はブラジャーを着用している。 「ご、ご主人様、大丈夫ですか・・・」 『ふかっ』っと胸の谷間から顔をあげるぼく。ご主人様は床に頭をぶつけたのか、 かすかにうめいている。顔を腕で抱えるようにしているので表情は判らない。 「・・・・・・?」 ぼくはご主人様のファッションがヘンなのに気が付く。毛皮のコートは上着では なく、オールインワンというか、ボディスーツのように足首までのツナギ状に なっている。要するにウエットスーツを着てるような感じなのだ。競泳選手が スイミングスーツの前のファスナーを目いっぱい下まで降ろした感じ。肌が露出して いるのは手の甲とくるぶしから下、ブラにつつまれた胸とおへその周りぐらい・・・ でも一番ヘンなのはその毛皮の上からブラとパンティをつけていることだった。 「普通、下着の上にコートを着るよね・・・」 ぼくは呟いて何の気はなしになかなか上質そうなコートの生地を引張る。 「えっ!? ・・・」 なんか引張れないというか・・・ぼくはご主人様の手首の部分を指で探る。 『あれ・・・そでの中に指が入らない・・・ということは・・・』 「この毛皮・・・ひょっとして自前っ!! 」 素っ頓狂な声をあげたぼく。その声でご主人様は意識を取り戻す。 『にゃ、にゃ・・・』 ご主人様は顔から手をどけて身をゆっくり起こそうとする。そのまだ焦点の合って いないぽやっとした顔についているのは・・・ 「ひ、ひげっ!!!!!」 ぼくは驚愕に目を見開いて言う。なんとご主人様のほっぺにドラえもんのような 30センチ足らずのぶっといヒゲが6本、ピンピンと突き出ている。ご主人様、 ひょっとして先祖がえりしてしまったのだろうか・・・ 「いたた・・・にゃにがあったにゃ・・・」 目が合うご主人様とぼく。 「・・・・・・」 一瞬の沈黙。 「に゙ゃ――!! 見るにゃ――!!早く出て行くにゃ―――!!」 ガチャガチャとドアに飛びつくご主人様。でも外からリナ様が押さえてるので 開くはずがない。 「にゃーっ!! あと少しで生え変わったのに――!! 」 悲痛に叫んでずるずるとそのまま崩れ落ちるご主人様。ちょっとかわいそう・・・。 ぼくはご主人様に近寄って話し掛けようとするとご主人様が八つ当たりに近い 感じに叫ぶ。 「にゃ――!! 近寄るにゃっ!! 」 ほっぺのヒゲを見えないように手のひらで押さえているものの、指の間から2本 ほどピンピンと突き出てしまっている。 「そんな・・・ご主人様っ!! 」 「わ、笑うにゃ、バカにするにゃ――!! 」 「ほ、ほらご主人様、笑ってませんってば」 必死でしゃべるぼく。ご主人様は恨めしそうにぼくを見上げて言う。 「それに・・・こんなカッコ悪い姿を見られたら、わたしの事きっとキライに なるにゃあ!! 」 「ぜっ、ぜったい、ぜったい、ぼくがご主人様のこと嫌いになるはずありませんっ!!」 これはココロの底から言うぼく。 「ウソにゃあ!!胸の中ではわたしのコト嫌いになってるにゃあ!!」 ぼくはご主人様が病気だろうが、先祖がえりだろうが気にしないのに、クヨクヨと ぐちを言うご主人様。ぼくは腹立たしいような、イラつくような気分に襲われる。 この気持ちは『もっとぼくを信用して欲しい』とか、『ぼくがご主人様のコト、 好きなのを分かってないんだ・・・』という考えがごちゃまぜになったキモチ。ぼくは そのキモチにケリをつけようとご主人様に今まで言った事がないセリフを口にする。 「ぼく、ぼくっ!!ご主人様のコトが・・・ご主人様のコト・・・あ、あ・・・あい・・・」 面と向かって言った事のないセリフを言おうとするぼく。でも恥ずかしくて、 緊張して、声が出ない。 「にゃにゃ、『あ』の次は何にゃ・・・早く言うにゃ」 ばばっと耳をぼくの方に向けて、ヒゲを押さえたまま催促するご主人様。ぼくは さらに焦って舌がもつれる。 「あ、あ、あ、あ・・・あうう・・・」 自分の勇気のなさがふがいない。一瞬だけ、見ず知らずの人にナンパできる人の ことをスゴイと思ったりする。ぼくの目の端に、さっきつまずいた酒瓶が見えた。 ぼくは勇気をつけようと手に取ると、歯でコルクを外し一気に飲んでしまう。 「にゃ、にゃっ!! そんにゃに一気に飲むと・・・」 目を剥くご主人様。一気に3分の2程空けてしまったぼくはご主人様にすらすらと 言う。 「・・・ぷはっ・・・ぼ、ぼく、ご主人ひゃまのコトを・・・ひゃいして・・・ヒャック・・・」 床が回る。へなへなと腰から崩れ落ちるぼく。ああ・・・ご主人様が3人に見えます・・・ 情けないことに初めてのお酒体験で目を回すぼく。そのまま床に突っ伏す。 「にゃっ・・・もう、しっかりするにゃ!!大事なこと言ってから気絶するにゃ・・・ でも少し、信じてあげてもいいかにゃ・・・」 ご主人様が近寄ってぼくを抱え起こそうとする。 ご主人様が無防備に近寄ってきたのをいい事に、ぼくはご主人様に抱きつくように していきなりブラのホックを外してしまう。 『ぷるん』 ぼくの目の前で大きな双乳が重そうにまろび出る。 「にゃ!! にゃにするにゃ!! 」 叫ぶご主人様。ぼくは酒臭い息を吐いて言う。 「ひゅっく・・・嫌いになってない証拠を見せましゅから・・・」 ぼくはご主人様に覆い被さって、両手に久しぶりの胸の感触を味わせる。 「こら、だめにゃ・・・離すにゃ!!こんなにケモノみたいなカラダにゃのに・・・」 ご主人様はぼくを引き離そうとするが、ぼくは上手くご主人様の背中に回り込み へばりつくようにしがみついた。乱雑に散らかった作業室内をごろごろと転がる二人。 「そんなコトないです・・・すごくキレイでエッチなカラダですぅ・・・」 ぼくはご主人様の背中に馬乗りになりながら着ているものを脱ぎ捨てていく。 「にゃあああん、ホントにするにゃ?」 ご主人様は首を後ろに振り向けてぼくに聞く。ぼくは返事の代わりにご主人様の 手を取るとズボンの上から自分のシャフトに押し付ける。 「にゃっ!! 」 熱い物を触ったようにいったん手を引っ込めるご主人様。ノドが『ごきゅん』と 鳴ると、すぐにぼくのシャフトのシルエットを確認するようまさぐり始める。 「・・・にゃはぁ、1週間ぶりにゃ・・・」 「ご主人様のせいでもうこんなにビキビキでこんなにアツクなっちゃってるんですぅ」 何か、お酒を飲んでからカラダが熱く燃えるよう。スイッチが入ったように加速し、 燃え上がり、ぼくは暴走していく。 「ふあっ、はあっ・・・ご、ご主人様っ!! 」 ぼくはガマン出来なくなって蹴飛ばすように下着を脱ぐと、ご主人様の背中に 覆い被さる。 「はあっ・・・はあっ・・・はふぁ・・・」 ぼくはご主人様の背中にほおずりする。背中一面に生えた柔らかい毛並みがぼくを くすぐる。1週間ぶりのご主人様の匂い。毛皮は黒く濡れたようにつややかに光る。 全体的に短めの毛並みだが、首周りだけ襟巻きみたいに特にふんわりとした柔らかい フサフサとした毛並みに覆われている。ご主人様のネコ耳が誘うように揺れる。 なんかすごくムラムラとしたぼくは、いきり立ったシャフトをご主人様の背中に ゴリゴリと押し付けていく。 「に、にゃあ!! にゃにするにゃっ!! 」 慌てるご主人様。ぼくはかまわず腰をご主人様の肩甲骨の間にぎゅいぎゅい 振りたくって言う。 「ふああ・・・ご主人様の毛並みがすっごく柔らかくって、アソコをサワサワして すっごくキモチいいです・・・」 「にゃはっ!!そんなヘンなコトしちゃだめにゃ!!カタくてアツいのがゴリゴリ してるにゃあ!! にゃふ、にゃん、にゃはっ・・・」 ぼくがぎゅいぎゅいシャフトを押し付けるたびにご主人様の胸から息が強制的に 押し出されて喘ぎ声のような声が漏れる。ぼくは両手でご主人様の二の腕をぐいっと 掴んで後ろに引張る。そうすると肩甲骨がぼくのシャフトを挟むように盛り上がって、 シャフトがふわふわの柔らかい毛布につつまれてしごかれてるみたいにキモチいい。 「にゃあ、だめにゃあ・・・わたしの背中が犯されてるにゃあ!!」 ご主人様の声はほんのり少し甘い物が混じり始めている。 「はあ、んあっ・・・ご主人様、ぼくもうイキそう・・・イッちゃいますぅ・・・」 ぼくのあさましい空腰のペースが上がっていく。思いっきり手を引張っているので ご主人様えびぞり気味になってる。そのため、少し床から浮いた胸が激しく揺れ、 時折り乳首が絨毯にコスれてる。 「にゃっ!!出しちゃだめにゃ!!にゃああっ、せめてわたしの口にだしてにゃ!! わたしの毛並みがべたべたになっちゃうにゃあ!!!!」 ご主人様は両腕をガッチリ掴まれた不自由な体勢で必死でぼくの方に首を捻じ曲げ ながら訴えるがぼくの腰は止まらない。 「きゃふっ・・・ご主人様イキます、ぼくご主人様にぶっかけちゃいます――!!」 ぼくはご主人様の拘束している腕をパッと離すと、乱暴にご主人様のポニーテール をわし掴む。 『びゅく!! びゅくっ!! 』 ぼくはそのご主人様のポニーテールの下の特に柔らかそうな首周りの毛並みを 中心に白濁をぶちまけ、ご主人様を汚していく。 「にゃ――っ!!アツい・・・アツイのがどぴゅどぴゅかかってるにゃあ――!!」 一声叫び、脱力するようにうつ伏せになるご主人様。黒い毛皮をまとった両腕は 力なく絨毯の上をさまよう。 「はあっ、はあっ・・・ご主人様のキレイな毛皮に白いのがこんなに飛び散っちゃって ます・・・」 ぼくは腰の辺りに飛び散った白濁の一部を指ですくうとそのまま背骨のくぼみを ゆっくりとなで上げる。 「にゃはああああ・・・」 ご主人様は熱い吐息を搾り出すような声を上げる。その下半身に直接響く声が くのシャフトをすぐにエレクトさせてしまう。そうだ・・・次は前にもぶっかけ なくちゃ・・・ ぼくのカラダの奥底で渦巻く、熱くネットリとした欲求はお酒のせいだけじゃない・・・ 「あ~ら、やっぱり始まったですわ・・・」 「い、いかんぞユナ、あとは二人に任せてもう部屋に戻ろう」 ドアに耳をあてているユナにリナは注意する。 「あら、帰りますの?ユナは残ってますわ、ひょっとしたら、なし崩し的に3Pとか 4Pとかあるかもしれませんし・・・」 しれっと、とんでもない事をいうユナ。顔を赤くしたリナが言う。 「よ、よ、よ、よんぴーなど・・・姉上もユナも、もっと一般社会における廉恥心と いうものをだな・・・」 「あら、帰らないんですの?・・・」 「あうあう・・・」 もじもじするリナ。 結局二人は作業室のドアに仲良く耳をつけて内部の様子をうかがう。ドアは、 部屋内の二人の熱気に当てられたようにすごく熱く感じられた。 ぼくはゆっくりとご主人様を仰向けにさせる。ご主人様はさっきのアブノーマルな 行為にショックを受けたのかされるがまま・・・ 「にゃっ!! 」 ひっくり返されたご主人様は慌てて顔を押さえる。やっぱり指の隙間からヒゲが 2本ほど突き出ているのはご愛嬌というトコロ。ぼくはご主人様が弱気なのをいいことに、 ずうずうしくもご主人様のおなかの上に馬乗りになって口調こそ優しいがはっきり 命令する。 「ご主人様・・・今度はおっぱいで・・・おっぱいではさんでください・・・」 「にゃ・・・で、でも・・・」 ご主人様は顔のヒゲを気にしているのか手を顔から離さないままかぶりをふる。 「ねっ・・・だいじょうぶ・・・ぼくもうこんなに・・・」 ぼくはひざ立ちになって隆々とエレクトしてるシャフトを見せつける。 「ふにゃあ・・・」 その様子を指の隙間からみたご主人様が溜息をついてる。指の隙間から覗く火照った 赤い顔がカワイイ。まだアルコールが血管を駆けめぐってる。その勢いを利用して、 ぼくはご主人様に恥ずかしい格好やコトバを使い挑発と催促を繰り返す。ノリノリに 見えるけどホントは恥ずかしいんです。ほ、ほら、ご主人様がまず自分から顔から手を どけることが問題の解決の一歩だと思うし・・・ 「・・・・・・」 ご主人様の気持が揺れ始めたのか視線もフラフラとぼくのシャフトと目の間を さまよい始める。太ももは盛んにすり合わせるようにモジモジと動いている。ココロ とは別にカラダのスイッチはすでに入っているみたいでパンティのクロッチの部分は 透けるほど濡れている。 絡まりあう2人の意識に先に根負けしたのはご主人様。 「にゃふ・・・」 ご主人様がついにおずおずと顔から手を外す。しっかり押さえつけられていた ヒゲがピンピンと元気良く復活する。ぼくが笑わないのに安心したのか、ご主人様は 積極的に自分の双乳を外側から集めるようにして両手で掴むとシャフトを挟んで上下 させる。 「ひゃん・・・ご主人様のおっぱい、熱くて、しっとりしててスゴクいいですぅ・・・」 快感に腰がくだけそうになりつつ喘ぐぼく。シャフトはほんのり暖かいお餅に 包まれつつ、コネコネされてるみたいなカンジと言ったらいいか・・・ 調子の出てきたご主人様は上下だけでなく、みっちりとした双乳を互い違いに揉み つぶすように動かす。胸の先の桃色の突起がぼくをなにか催眠術にかけるように ゆるゆると円を描き出す。 「ぼ、ぼくのオチンチンがおぼれちゃいそうですぅ・・・ふあああっ・・・」 「キ、キモチいいにゃ?」 ご主人様がおずおずとぼくに聞いてくる。瞳にはいつもはない『奉仕するヨロコビ』 の光が浮いてる。ぼくは喘ぎながら言う。 「スゴクいいです・・・でもこうすると、もっと・・・」 上目遣いのご主人様にイジワルなココロを刺激されたぼくはご主人様の揺れる 乳首をつまんでぎゅっと上に引張った。 「ひにゃあああ!!そんなに強くしたらちぎれちゃうにゃあ!!」 悲鳴を上げるご主人様。でもその割には表情はトロケきってる。しかもつままれた 乳首にもおかまいなしに、つぶれるぐらいに双乳を握ってぼくをイカそうとしてくる。 「ふあああっ!! 」 ぼくは快感に震えながら小さく腰を使い始める。いきり立ったシャフトの先端は ご主人様のアゴをボクシングのジャブのように小突き回す。 「にゃふ、ふみゅう・・・にゃん、はにゃん、ふああああっ!!・・・れちゅ、むちゅ、 ふむぅ・・・」 「ひあっ!!ご、ご主人様すごいです!!あああああん・・・」 ご主人様はぼくのシャフトの先走りにアゴの周りをヌトヌトにされつつも、その 先端を手を使わずに器用に咥え激しくフェラチオしてくる。 ふにゅふにゅのおっぱいの感触と先端の強い吸引にぼくはメロメロになってしまいそう。 「はあん・・・くはあ・・・ご主人さまぁ・・・そんなに吸うとまた出ちゃう・・・ひゃうん!!」 「ほ、欲しいにゃ!!クチに、おクチにどぴゅどぴゅしてにゃあ!!」 ご主人様は口からシャフトを出すと舌を尖らせて亀頭の裏のツナギ目の部分を チロチロ激しくなぞっていく。当然追い立てるように双乳は激しく動かされている。 思わず泣き声をあげちゃうぼく。 「んあああっ!!また、またイクっ!!どぴゅどぴゅしちゃいます―――っ!!」 『びゅく、びゅくん!! 』 至近から打ち出された白濁がご主人様の顔に叩きつけられる。その熱さに身を すくませるご主人様。でも、すぐに暴れるシャフトを舌を上手く使って咥えると、 のどを鳴らして飲み込む。 「にゃふ・・・はにゃーん・・・久しぶりにゃあ・・・」 丁寧に口の周りの白濁をうっとりと舐めてから、子猫が顔を洗うしぐさでヒゲに つたった白濁をこそげ落として手の甲をペロペロと舐める。 「はあ、はあ、はあ・・・」 ぼくはシーツの上のご主人様を見下ろす。今まで見た事のない、美しいケモノが そこにいた。ケモノはキラキラとした瞳でぼくを見る。昨日までの支配者だった黒い ケモノはか弱い猛獣使いのぼくの指示を待っている。 廊下の方でなにか『どすん、ばたん!!』と物音がするがとりあえず気にしない。 ぼくは唇を湿してゆっくりと言った。 「ご主人様・・・次はどうして欲しいですか?ちゃんとお願いしてくださいね・・・」 心を鬼にして意地悪く、冷たく言うぼく。ご主人様は一瞬で我に返り、足元の方に いるぼくに首を曲げて小さく声を絞り出す。 「にゃ・・・ココに・・・シテ・・・ください・・・にゃ」 パンティに置いた手のせいでクロッチが浅くご主人様の秘所に食い込んでしまい 形も色も露わになってしまう。普段から命令されることに慣れていないご主人様の 顔は屈辱に真っ赤になっている。ふて腐れたように横を向いてる。 ご主人様の目がウルウルしてきてぼくは思わずゾクゾクしてしまう。それでもぼくは 非情に言う。 「よく分からないです・・・ぼくもう2回も出しちゃったし・・・もういいかな・・・」 あっさり立ち上がるぼく。慌てるご主人様。 「待つにゃ!!わたしまだ1回も・・・にゃ・・・にゃ・・・待ってください・・・にゃ」 ご主人様は屈辱に身を震わせながら濡れそぼったパンティを脱ぎ捨て、M字に足を 開脚する。そして手でVサインを作って秘裂をわり広げながらぼくに言った。 「わたしのこのオマ○コにハメてくださいにゃあ!! 」 だいぶ素直になったご主人様。 「よく言えました・・・でも今のご主人様だったら、ケモノらしい格好をしてもらわ ないと・・・」 「にゃっ・・・!? 」 ギリッと唇を噛むご主人様。のろのろと身を起こし、ケモノのように四つん這い・・・ いや、シーツを顔につけたまま、お尻だけ高く突き上げると空いた両手を後ろに 回して思いっきり秘裂を割り広げて叫ぶ。 「もう・・・もう・・・早くわたしのココに後ろからケモノみたいにハメて下さいにゃあ!!」 悔しくてぽろぽろ泣きながら叫ぶご主人様。ぼくの胸がキリキリ痛む。でもこれで 素直にご主人様が人の話を聞いてくれそう。 ぼくはひざ立ちのままご主人様の背後に近寄って囁く。 「ご主人様・・・後ろからだとホントにケモノみたい・・・でもすごく美しいです・・・」 ぼくは両手でご主人様のお尻を包むように撫でまわす。背中の毛と違って毛足が短く 感触はベルベットのよう。いつまでも触っていたいカンジ・・・ 「にゃふ・・・」 目を閉じたご主人様が泣きながら思わず喘ぐ。ぼくは手を徐々に太ももにまわして いく。太ももの毛足は背中と同じぐらい長いが、内側は無毛になって肌色が見えてる。 その肌色の地域はお尻の割れ目のトコロまで細くつながっている。黒い毛皮に目に しみるようなサーモンピンクの秘裂が口を開けてぼくを誘っている。 「やっぱりこんなカッコになってもご主人様ってキレイ・・・」 ぼくは心底から呟く。 「ホントにゃ?・・・」 ご主人様が顔に涙の筋をつけたままぼくに聞く。今度は『心の中ではウソ言ってるにゃ』 みたいな事を言わず、真っ直ぐぼくに聞いてくる。やっといつものご主人様に戻って きてくれてる・・・ ぼくはそれに答えずに舌を突き出してご主人様の秘裂の終わりとアヌスの中間の 敏感なトコロをくすぐる。 「はにゃん!! 」 ほっぺをシーツにつけたまま背筋をそらすご主人様。それでも律儀に秘所にまわした 手はそのままだ。ぼくは舌をひらめかせつつ言う。 「ご主人様・・・このままお口でイキますか?・・・はむっ、れろっ・・・くちゅ・・・」 「にゃあ・・・もう待てないにゃあ・・・早く、早くハメてにゃあっ!!」 すすり泣きながら身悶えて叫ぶご主人様。今の涙は屈辱の涙ではないと思う。 ぼくは少し未練がましくご主人様の秘所から顔をあげる。 「それじゃ、ケモノのご主人様をケモノみたいに犯しちゃいますからね・・・よ~く 味わってください・・・ねっ!! 」 ぐいっと腰を前に突き出すぼく。どろどろのご主人様の秘所は『ぶちゅっ』と ぬかるみきった音と共に一気にシャフトを飲み込んだ。 「ひにゃああああああ!! 」 絶叫。ぼくはご主人様のお尻を抱えてスピードを上げて腰を叩きつける。 「にゃはっ、はあっ・・・ひくぅ・・・あっ、あっ・・・久しぶりで大っきいにゃあ!! ひいいいっ!! 」 顔を押し付けているシーツにはすでに涙の跡だけでなく、口の端からあふれる 唾液の跡までトッピングしてよがり泣くご主人様。不自由に両手を秘所にまわしたまま、 くいくいと自らお尻を突き上げてぼくのシャフトを迎えうつ。 黒いケモノがぼくの下で悶えていた。ぼくはそのケモノにピッタリ覆い被さって その毛並みとしなやかな体を全身で堪能する。細かく腰を突き上げつつご主人様の ネコ耳に囁く。 「ご主人様ぁ・・・ぼくすっごくキモチいくなっちゃって・・・ご主人様がケモノに なってももうぼくこんなに・・・」 腰を大きく回すようにして、ご主人様の行き止まりを深く挿入したシャフトの先で にじりまわす。 「に゙あああああああっ!!いいっ!!感じすぎるにゃああああっ!! 」 ぼくのお腹の下で狂ったようにご主人様のシッポが暴れるのさえキモチいい。 「だから・・・もうぼくのこと、避けたりしないでください・・・ね・・・」 手を前に回してうつぶせになり、さらに容積を増した双乳を揉みしだく。同時に 『ぱくっ』と、ご主人様のネコ耳えを咥えてねっとり愛撫する。 「にゃ・・・にゃは、おっぱいが・・・オマ○コが、耳が、ああっ・・・ひゃはっ・・・ わ、分かったにゃ、悪かったにゃあ・・・」 白目を剥いてよがるご主人様はガクガク頷いた。息を切らせてご主人様がしゃべる度に アソコが『きゅきゅきゅ』とシャフトを締め付けてぼくは必死でお尻に力を入れて 耐え抜く。 「ふあ・・・ご主人様のナカいつもよりアツくって蕩けちゃいそう・・・ぼくもう・・・」 「わたしも、もうイッちゃうにゃあ・・・でも、お前の顔を見てイキたいにゃあ!!・・・」 恥ずかしそうに言うご主人様。ぼくも不思議と同じ事を考えていたので、二人で 協力してつながったままゆっくり体を回転させる。シャフトがご主人様の敏感な カベ擦ったり柔肉を巻き込んだりする度に二人でくすくす笑ったり、快感に小さく 悲鳴をあげつつも絶頂をやり過ごす。やっとクライマックスを保ったまま何とか 向き合った時には、ヘンな達成感と共に体中汗びっしょりになっていた。 ぼくとご主人様は向かい合ってつながったまま見つめ合う。昨日までの相手の様子を 伺ったり、覗き込むような一方通行の視線のやり取りでないホントの見詰め合うコト。 ご主人様の金の猫目にぼくが映ってる。きっとぼくの目にはご主人様が映ってる。 「ご主人さまあっ!! 」 上になっているぼくはご主人様に抱きついた。ご主人様は何も言わず『よしよし』 とぼくを抱きしめて背中を撫でてくれる。なにも言わなくてももう仲直りできた、 きっと前よりも強く。 ぼくはご主人様の腕の中で軽く動きながら囁く。 「あ、あの・・・ご主人様は召使いは10歳以下のほうがいいですか?・・・」 「にゃ?」 きょとんとしてるご主人様。ぼくは慌ててごまかした。 「な、なんでもないです、ただ聞いてみただけ・・・ひゃん!!」 かわりにご主人様はぼくの目の下のアザをざらざら舐めながら言う。 「昨日はごめんにゃ、イタかったかにゃ?・・・」 やさしいご主人様に泣けそうになったぼくは、がばっと上体を起こした。腕で ガシガシ目の周りを拭う。 「えへへ、ご主人様、そろそろ一回イッちゃいましょ・・・」 『コクン』と頷くご主人様の足を抱えてぼくはガンガンと腰を使っていく。 一週間分をまとめて・・・ 「うにゃあああっ!!すごいにゃっ、激しいにゃ、にゃっ、んああっ、あっ、あっ、 あっ・・・」 ご主人様の声がせっぱ詰まってくる。ぼくの腰の奥もせつなくなってきた。 「ご、ご主人さま――!! 」 「にゃはああああああああ!! 」 ぼくはご主人様の中に最後の一滴が出尽くすまで放出しつつもピストンをやめない。 ご主人様は最後の最後は狂ったようになって叫んで死んだように脱力した。背中に 引っかき傷が出来たけど、名誉の負傷というやつ。 ご主人様の歓喜の絶叫の中、廊下もさらに騒々しくなったみたいだけどあえて 気にしないでぼくはご主人様に息を切らして突っ伏した。 息を整えているぼくにご主人様が聞いてくる。 「にゃ・・・さ、さっき何て言おうとしたにゃ?」 「さっきって何ですか?」 ぼくはご主人様の鎖骨のくぼみに息を吹きかけながら言う。 「そ、それは・・・あの・・・お前がワインを飲んだときにゃ・・・」 「ええっ!! そんな・・・わかってるくせに・・・」 赤くなってうつむくぼく。絨毯の毛玉をむしるかわりにご主人様のおっぱいの先を つねつねする。 「にゃふ・・・お前の・・・お前の口から直接聞きたいにゃ!!」 食い下がるご主人様にぼくはついほだされてしまってご主人様を見つめて口を開く。 「それは・・・ぼく、ご主人様のコト・・・」 「こ、コト・・・」 ご主人様の耳が一言も聞き漏らすまいとピクピク揺れる。 「・・・あぃ・・・」 『バーン!! 』 その時ドアがいきなり弾け飛ぶように開いた。ぼくはドアに首を振り向けるより 早く凄まじい衝撃になぎ倒されて意識を飛ばしてしまう。 「もうガマンでき――ん!! 」 いきなり飛び込んできたのはリナ。なぜか全裸だ。トップスピードでマナの 召使いに駆け寄ると抱きしめた、というかタックルで押しつぶしたといったほうが 正しい。 ユナがドアの隙間から顔をそっと出す。彼女もドレスを脱ぎ捨てており黒いリボン だけが首に残っている。 「お姉さま・・・ちょっと互いを慰め合っていましたら、リナにスイッチ入っちゃって・・・ 始めはイヤイヤ言ってたのに、これだから体育会系のネコったら・・・ほほほ・・・」 「言いたいことはそれだけにゃ?・・・」 凍りつくユナ。マナはベットの上で召使いにかじりついてるリナの首根っこを 捕まえてその巨体を片手ではたき落とした。ごっつん、という音と共に正気に戻るリナ。 慌てて逃走しようとするユナにはマナの呪文により蛇のように縄が絡みつき、 ぐるぐる巻きにされてしまう。 「・・・久しぶりに2人そろってお仕置きタイムにゃ―――っ!!」 「ひ―――っ!! 」 部屋に響き渡る姉妹の悲鳴。 黒ネコは召使いが好き。仲直りさせようとしてくれた妹達も好き。照れると いじめたくなるけどホントは3人が好き・・・ それから数日後・・・ 『コロコロ、コロコロ・・・』 粘着テープで絨毯を掃除してるぼく。そんなぼくの前にご主人様がパンツ一丁で 登場。お姫さまなのにはしたない・・・ 「にゃ、にゃ――ん!!どうにゃ、だいぶ抜けたにゃあ!!」 ご主人様がクルクル回ってみせる。あれだけびっしり生えていた毛並はもう背中の 一部しかない。回った拍子に『ハラハラ』と毛がまた抜けるので、青くなってぼくは 叫ぶ。 「ああっ、だめです!!やっと掃除したばかりなんですからあ!!ご主人様は自分の 部屋に戻ってください!! 」 「ぶぅ―――にゃあ!! 」 ご主人様はブーイングしてしぶしぶ部屋に戻る。何でも、ネコのメスは30年に1回 だけ一時的に、オスのように毛皮を纏う『生え変わり』という習性があるみたい。 なんかだまされた気分・・・ちなみにご主人様のドラえもんヒゲはまだ1本だけ顔に しぶとく残ってて、笑うといじけるので6本の時より大変だ。 「でも・・・これで部屋中の抜け毛の掃除から開放される・・・」 手のコロコロを握り締めて神様に感謝するぼく。何の気はなしにご主人様に言う。 「それにしてもこの頃、リナ様もユナ様も遊びに来ないですね~」 作業室からご主人様の声。 「まあ、だいたい何してるかはわかるけどにゃ」 『バーン』 玄関のドアの開く音。イヤな予感・・・ ぼくは慌てて横に飛ぶと間一髪、その場所に2人のネコ姫様が突っ込んできた。 「リナ様・・・と、ユナ様・・・?ええっ!? 」 なんと二人とも体中、毛むくじゃらになってる。そ、そうか・・・三人は三つ子 だったっけ・・・歳は同じなんだ・・・ 「あ、あの・・・なにか・・・」 ぼくがおずおずと聞くと2人の目がキラーンと光ってハモって言う。 「私(ユナ)がコンなカッコになっても嫌わない証拠を見せて――!!」 「うわああああん!! 」 「アホにゃ――っ!! 」 ぼくに飛び掛る二人。召使の危機に応戦するご主人様。コロコロをかけ終わった ばかりの絨毯に暴れる三人の黒や赤や灰色の毛が飛び散る。 「せ、せっかく掃除したのに・・・・・・なんでこうなるの―――っ!!・・・ってパンツ 脱がしたらだめです――!! 」 今日も空しく響くぼくの悲鳴。 (おしまい)
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おことわり この記事の本文に記載されている事柄は、すべて架空のものです。 一部、実在する人名・地名・団体名など固有名詞が登場することもありますが、 それら各記事に記載されている事柄は実在のものとは一切関係ありません。 この記述内容に関して、実在する関係機関への問い合わせはくれぐれもご遠慮ください。 ふるさと発見~みて!みて!おおいた(-はっけん-)は大分読売テレビで毎週土曜日9 25~9 55に放送している 大分県 の広報番組。 概要 2002年4月、OYTの開局とともにスタート。開局から2010年3月まで続いた唯一の自社制作番組である。2007年、タイトル・司会者を一新してリニューアル。 2010年3月に終了し、内容は新番組「Do!UPおおいた」に受け継がれた。 コーナー ふるさと発見番組のメインコーナー。毎回、大分県内の1市町村にスポットを当てて取材。 おおいた玉手箱毎回、大分県政に関する情報をピックアップ。 司会 衛藤美波子(OYTアナウンサー、2005.10~2007.3) 2007年4月~2010年3月こだま育則 中島友紀奈(OYTアナウンサー)
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こっちをむいてよ!! ご主人様 第7話 シャワールームのカランをひねるとすぐに適温のお湯が出てくる。 『シャ――――』 熱いお湯がぼくのカラダを叩いて、体の芯の熾火のような、とろりとした疲労を ゆっくりと押し流していく。 ぼくが溜息をつくと、そこはかとなくぼくに移ったご主人様の残り香が湯気の 立ち込めるシャワールームにほんのりと漂った。 「ふあぁ・・・ご主人様の匂い・・・」 ついさっきまで絡み合い、燃え上がっていたご主人様のあられもない痴態を 思い出してしまうぼく。その香りを洗い流すのはもったいないような気がするけど、 明日はお城の給料日で朝が早いのでちゃんと今日は汗を流して寝よう・・・ ゆったりとしたシャワールーム。ちゃんと毎日掃除してるからレモンイエローの タイルは目地まで真っ白ピカピカ。目の前の大きな鏡は防露処理がしてあって、 どんなに湯気が出ても曇らない。シャワーを浴びる色白のぼくが鏡に映ってる。 「あっ・・・やっぱり跡が残ってる・・・」 ぼくは鏡を覗き込む。ちょうど鎖骨の上辺りの首筋に紅くキスマークが残っている。 さっきご主人様が嫌がるぼくに・・・ 「お前はわたしのモノにゃあ!!その証拠をつけてやるにゃあ、ちゅううう・・・」 「あっ・・・明日、たくさん人に会うのに・・・だめ・・・」 「にゃは!!ココがまた元気になってるにゃあ・・・もう一ヶ所はここにつけて やるにゃ!! 」 「うわあああん!!ご主人様ソコはそんなに吸っちゃだめ――っ!!」 『はふ・・・あの後、また立て続けに・・・ご主人様いつもより激しくて・・・』 熱く吐息をつく。さっきのクライマックスを思い出してシャフトが反応しかけちゃう ぼく。 「はわわわ・・・」 シャワーの温度を下げて慌ててアソコを冷ますぼく。ぼくはその時シャワールームに 誰かが忍び込んできた音に気がつかなかった・・・ いきなりだった。鏡に背後のカーテンから突き出された二本の腕が映る。 「えっ!! 」 ぼくが振り返るまもなくその腕はぼくの首に巻きついて口元を押さえる。 「もがっ!! むぐぐ・・・」 じたばたと暴れるぼく、苦しくて息を吸い込む。侵入者の手には何かタオルが 握られていてぼくの口元を押さえてる。 『あれ・・・南国の果物のニオイ・・・』 そんな香りと引き換えに、ぼくは意識を失ってシャワールームに崩れ落ちる・・・ いや最後に何か聞こえたような・・・ 「にゃふ・・・」 翌日・・・ 城下町への道を歩く、ミルフィとソラヤ。ミルフィはお城からの月々の化粧料と 父親からの仕送りが入金されて機嫌が良い。日傘をくるくる回してミルフィは言う。 「ふふ・・・ソラヤ、何か欲しい物があったら言いなさい・・・あのマナと違って わたくしには仕送りをしてくださるお父様がいるんですもの、遠慮しなくていいわよ」 「ご主人様、ボクはそのキモチだけで・・・」 感激してうるうる言うソラヤ。 「まあ、ソラヤったら・・・んっ?なにかしら・・・」 前方に砂ぼこりが上がっている。それがみるみる大きくなって・・・ 「ご主人様!! あぶないっ!! 」 素早く、道の端にミルフィを引張るソラヤ。その身のこなしは只者ではない程 素早い。 『バカラッ!! バカラッ!! 』 さっきまでミルフィのいた所にうなりを上げて通過するのは、真紅のクレイプニール。 それに騎乗するのは燃えるような赤毛の姫将軍。あおられて空に舞う白い日傘。 「なっ、なっ!!あれリナじゃないの!!な、なんとかいいなさいよ――っ!!」 あっという間に城に消えていったリナめがけて毒づくミルフィ。はためくスカートの 裾を押さえつつ、ミルフィはリナの赤い皮鎧の胸元から飛び出て宙を舞う紙切れを 見つけた。ひらひらと何処かへ飛び去ろうとしている。 「ソラヤ・・・あれを・・・」 すぐにソラヤがその紙切れを押さえてミルフィの元に持ってきた。紙切れには グリグリと汚い字でこう書いてある。 「なになに・・・ 『わたしの召使い売りますにゃ 一人あたり2000セパタ、ポッキリ びた一文、まけないにゃ、マナより』 ・・・何これ?」 ソラヤの顔がすっと曇る。 「マナ様の召使いのお兄さま・・・売られちゃうの?」 「まさか!!あの召使いなら値段に0があと二つ足りないわ・・・もちろん値打ちは ソラヤの方が上ですけど・・・」 「でも・・・」 哀しそうなソラヤ。ミルフィは自分の召使いに甘い。 「ふふ・・・ならば、様子を見に行きましょう、ホントに売られていればこのわたくしが 買い取ればいいだけのこと・・・」 ソラヤが満面の笑みでミルフィの腰に抱きつく。 「本当ですか!!じゃあボク、『お兄さま』が欲しいです!!」 主従はゆっくりとお城に引き返していく。これから起こるとんでもないコトを 知らずに・・・ リナは自分の愛馬、クレイプニールの『セキテイ』をお城の馬小屋に叩き込むと 直接マナの部屋に駆け込む。ノックもせずにかって知ったる廊下をずかずかと進む。 そしてリビングではなく、作業室のドアノブに手をかけた。 『バ――ン!! 』 勢い良く開けた扉の向こうにはリナの姉と妹がいる。 「あはっ、リナおそいよ――」 妹のユナはあいかわらずロリータなボディを黒系のひらひらの多いドレスで 包んでいる。銀色とも灰色とも違う錫色の髪は今日もきっちりツインテールに してあり、大きなリボンが一段と目立つ。こんな可愛い格好をしているが薬屋を 経営していて、まともに父親がいる猫姫よりお金持ちだ。ちなみにリナは少しユナが 苦手でもある。 「う、うむ・・・」 リナが頷くと姉のマナがせわしく声をかけた。 「にゃにゃ!! ちゃ――んと持ってきたかにゃ?」 白衣を着たマナが手を出してリナを覗き込むように言う。機能的にきっちりと 髪をまとめ、禁欲的な白衣を着ているものの、白衣の下はいつものように扇情的な ほどの薄着。ホットパンツにノースリーブのYシャツ。シャツはだらしなく上の ボタンを留めていないから胸の谷間が丸見えになっている。 リナは何でこんなだらしない姉に、よくあの召使いが愛想を尽かさないのかを いつも不思議に思う。 「こ、これを・・・月謝を前借りしてきた・・・」 そして自分が師範をしている武道場の月謝と今までのなけなしの貯金の入った 紙袋を出した。もったいない気持ちをぐっと飲み込んでマナに突きつける。 「ここに2000、必ずある!! 」 『ガシャ』とマナに押し付けた紙袋が破けてそこから何枚か小銭が散らばる。 「こ、コレで本当に私にも召使いが手に入るのか!! 」 「まかせるにゃあ!! 」 ポヨンと胸を叩くマナ。すかさずユナにも手をだす。ユナは顔色一つ変えず、 ポーチからでっかいがまくちを取り出すと手の切れそうな帯封つきの札束を4つ マナに渡す。 「はい・・・4000セパタ。ユナねー、召使い君二人欲しいなぁ」 凄まじい大金を前に無邪気に微笑むユナ。大金慣れしてないマナとリナは顔が 引き攣ってる。 「だ、大丈夫にゃあ!!召使い二人でも全然オッケーにゃあ・・・さあて・・・コレを みるにゃ!! 」 マナは目の前の大きな機械らしき物にかぶせてあるキャンバスをバッとめくった。 「これは・・・」 「へ――・・・」 様々な計器のついた大きな機械が目の前に鎮座している。そしてその機械から ぶっといパイプがつながれている。そのパイプの一方は、大きな円筒形のガラスに つながれて、そこにはマナの召使いが全裸で閉じ込められていた。薬で眠らされて いるのか意識を失っている。そして片方のパイプはなぜか白色の洗濯機に繋がっている。 この余りにインチキ臭い機械に抗議の声が上がる前にマナは叫んだ。 「にゃにゃ!!今度の発明はすごいにゃ!!どんな生き物も複製できる機械にゃ!!」 「・・・・・・」 手を広げ拍手を待つマナ。しかし妹達の反応は鈍い。しかたなくぶつくさ言いつつ 機械に向き直る。 「にゃっ!! 結果を見てひれ伏すにゃよ!! 」 マナはスイッチをひねり、メーターを一つずつチェックしていく。このときばかりは 真剣な顔をしている。すると、洗濯機は『すすぎ』の状態でゴンゴンまわり出し。 マナの召使いの閉じ込められてる円筒には上から『ゴボゴボ』と水が落ち始め、 みるみる底に溜まっていく。 『・・・!! ・・・!! ・・・!! 』 お尻を浸す液体の感触に目を覚ました召使い。ネコ姫様達を見つけてガラスを 叩き、助けを求めるがガラスは相当厚いらしく、パントマイムのように音一つしない。 「あ、姉上・・・だ、大丈夫なのか?」 三姉妹の中でキレてさえいなければ、もっとも常識人のリナが心配そうに言う。 マナは計器を調節しながらうるさそうにリナに言った。 「平気にゃ、バイタルの中でも呼吸はできるにゃ」 うっとりと機械を眺める目つきはもうすでにマッドサイエンティストの目だ。 「これで、召使い君のコピーができるの?」 黒のレースのスカートをしゃなりと揺らしてユナが聞く。首を傾げたその様子は 2人の姉とは違い『美人』よりも『可憐』にベクトルがある。ちなみにマナの部屋は 『土足禁止』なので、ブーツを脱いだふくらはぎが目に沁みるように白い。 「コピーじゃにゃいにゃ!! 本物にゃ!! 」 ムキになって言うマナ。二人を振り返って言う。その背後ではついにバイタルが 縁まで満たされた筒の中で可哀想な召使いがぐったり漂ってる。 「コレは、今までの単なる双子クーロンじゃにゃくて、細胞の再構成と促成。 記憶の物質変換と転送。そして形態の記憶による完全クーロン・・・ すなわち本物にゃ――――っ!! 」 うっとりと視点の定まらない目で呟くマナ。イッちゃったマナを恐々と見てる二人。 その時、洗濯機の終了チャイムが『ピ――ン』と鳴った。 「にゃふふ・・・できたにゃあ!! 」 『バタン』と大型洗濯機のフタを開けて手をぐるぐると探り入れるマナ。そして 一気に中のモノを引っ張り出す。 「そうれっ!! 」 ざばざばと洗濯槽の中から出てきたのは、まごうかたなきマナの召使い。 「おおっ、なんとっ!! 」 「ひょえ――!! 」 妹達の感嘆が同時に上がる。出来たてホヤホヤの召使い君は洗濯機の攪拌で くるくる目を回している。すかさずユナが近寄る。 「うわ~!!ホントに生きてる・・・えへへ、今日からユナがご主人様だよ~」 といち早く、ちゃっかり確保してしまうユナをみて、慌ててリナが我に返る。 「あわわ・・・あ、姉上っ!! 私にも早くっ・・・」 洗濯機に駆け寄るリナ。 「今、作ってるから慌てないにゃ・・・あっ!!コラ、今開けたら・・・」 「ひいいいいっ!! ・・・」 中を覗き込んだリナが顔を青くして飛び退き、壁際にしゃがみ込む。 「・・・リナ?どうしたの・・・」 「うう・・・物体Xがあの中でぐるぐると・・・」 などと軽いハプニングはあったものの、何とか三体の複製は終わった。おかげで 手狭になってきたので三人の召使いを担いでリビングに移動する猫姫達。当然、 本物の召使いはふよふよと機械に漂ったままだ。 鼻歌を歌いながらリビングに移動する一行、それぞれ今後の楽しい妄想に気を 取られたのか、作業室のドアの影に約二名、こっそり潜んでいるのに誰も 気がつかなかった・・・ とりあえず、マナの召使いにパンツとシャツだけ着せておいて三体をリビングの 床に並べる。こんな近くで見ても全く違いが分らない。シミ一つない真っ白な首筋に バイタル溶液の透明なしずくが落ち、鎖骨のくぼみにひっかかっている。ゴクリと 唾を飲み込むユナとリナ。 「さて、起こして新しいご主人様と対面させるかにゃ・・・」 「わ~!!!」 『ぱちぱち・・・』と現金にもさっきとは違い、今度はすかさずマナをおだてるように 称える二人。マナはまんざらでもない顔で小さく呪文を唱え、三人の召使の額を ちょんちょんと指でつつく。 「ん・・・んん・・・」 低く唸って、身を起こす三人の召使い達。まだ目は少し回っているものの、すぐに 自分のご主人様を見つける。一斉に叫んだ。 「ご、ご主人様ヒドいです!!ぼく、溺れて死にそうに・・・ええっ!!」×3 互いに自分の複製を発見する三人。 「な、なんでぼくが三人も・・・」×3 驚愕する召使いにマナが言う。 「にゃふ、ちょっと複製してみたにゃあ・・・おまえたちは今日からリナとユナの トコへ行って働くにゃあ」 後ろでがくがくと激しくうなずく二人のネコ姫。でも召使いは三重奏でマナに 訴える。 「ご主人様・・・ぼくをいくらで売ったんですか・・・」×3 でろでろと黒いオーラが立ち込める。いつもより3倍の勢いに押されてのけぞるマナ。 「にゃ、にゃ・・・おまえ達はわたしの研究の立派な礎としてにゃ・・・」 いきなり召使いの一人がマナに詰め寄り、マナにしがみついて言う。 「ご、ご主人様、ぼく本物なんですよね!! 」 「当たり前にゃあ!!わたしの理論はカンペキにゃあ!!」 威張るマナ。しかし、次のセリフに凍りつく。 「じゃあ、ぼくをご主人様のトコに残してっ!!もっと一生懸命仕えますっ!! こっそり貯めたヘソクリも出しますっ!! 」 「にゃ、にゃんと!!・・・ヘソクリが・・・いや問題はソコじゃにゃくて・・・」 予期せぬ展開に慌てるマナ。それを見た他の二人が口々に言う。 「ずるいっ!!抜けがけするなんて!!ご主人様、ぼくを残してくれたら今日から 毎日晩ゴハンは『カツオのたたき』にしたげます!! 」 「にゃ!! 本当にゃ!! 」 ヨダレを流して叫ぶマナ。その召使いをもう一人の召使いが突き飛ばし、割って 入る。 「ねぇ、ご主人さまぁ・・・明日から朝起こすとき、お口でキスして起こしてあげる・・・ だ、か、ら・・・パンツは穿かないで寝てくださいね・・・」 「にゃ、にゃ・・・それは・・・いいかも・・・にゃ・・・」 食い気とは別のヨダレを流すマナ。 「きゃ――っ、きゃ――っ!!ドコにキスするのか、ユナわかんなーい」 「ふおおおおおおっ!! ぱ、ぱ、ぱん・・・」 後ろで鼻血を吹きそうになって首の後ろを叩いたりしてる部外者の二人。 エキサイトし始める召使いたち。 「こ、この・・・ぼくのクセに色仕掛けなんて恥ずかしくないのっ!!」 「そーだ、そーだ!! 」 「う、うるさいっ!!ぼくが今ココにいるぼくのなかでご主人様に一番ふさわしい ぼくなんだモン!! 」 と、分りにくい言葉を駆使してワキワキ揉み合う三人。着せたシャツと下着の デザインが同じなので目がおかしくなりそうだ。 「ケ、ケンカはやめるにゃ・・・」 冷たく、全員リストラするとも言えずに慌てるマナ。召使い達は互いのほっぺを つねったり、耳を掴んだりしたまま、ギリギリと振り向いてマナを据わった目で 睨みつける。 「じゃあ!! ご主人様が選んで!! 」×3 一瞬だけ互いに牽制した召使いが争うように肌着を脱いでマナを押し倒す。 「にゃ~ん!! だめにゃあ~!! 」 あっという間に、三人の召使いに服を剥ぎ取られてしまい、悲鳴を上げるマナ。 でもすごく嬉しそうなのが語るに落ちてるという感じだ。 取り残されたリナは指を咥えて物欲しそうにマナ達の4Pを眺めるしかない・・・ 「ああっ!!あんな・・・無理やり・・・もうこんなに大きく・・・」 思わず、手が自分の胸に伸びそうになった時『ぼす』と肘でお腹を突付かれる。 「ぐふっ・・・!! な、なんだユナ・・・」 いたずらっぽく笑ったユナが我に返ったリナを見上げて言う。 「ねえ・・・作業室に行ってね、もう三体召使い君をユナ達で作って、自分の部屋に 持って帰るの・・・どう?リナも待ちきれないんでしょ・・・」 確かにもう調整済みのはずだから、難しい操作は必要ないかもしれない・・・ 「しかし、勝手にやったら・・・姉上が・・・」 二の足を踏むリナにユナが甘い誘惑のコトバを振りかける。 「もうお金渡したからだいじょうぶ!!・・・それにさ今ならリナも召使い君、 二人持ち帰れるかもよ・・・そしたら今日の夜は・・・」 「むう・・・はあはあ・・・」 両脇に召使いを侍らせてる自分を妄想して興奮してくるリナ。 そう、道場から帰ってくると、お城の自室で待ってるのはいつもの冷たく暗い 部屋ではなく、そこには召使いがいて・・・ 「ご主人様っ!!お仕事ご苦労様ですう!!ゴハンにします?それともお風呂? どっち・・・?」×2 「・・・も、もちろん、お前達両方――っ!! 」 ガバッと玄関で召使いを押し倒すリナ。 「あ~ん、こんな所で~!! 」×2 「・・・ふはは・・・こら、あばれる・・・ゲフッ!!」 「ちょっと、リナっ!! ・・・ケホケホ・・・」 ユナを抱き潰す寸前で、ボディへの膝蹴りがヒットして我に返るリナ。 「わっ!! す、すまん・・・」 「もう・・・で、どうなの?お互い、召使い抱えてとっとと戻りましょう」 ユナはくんずほぐれつしてるマナ達を苦々しく横目で見て言う。 「そ、そうだな・・・うん、召使い君を作ってコッソリ持って帰るか・・・そうそう、 あんな感じに・・・んっ!? 」 リナはリビングから続く廊下を、水の滴る出来たての召使いを両脇に4人も抱えて 忍び足で歩いているネコ姫を見て思わず混乱する。そのネコ姫はご丁寧にもレースの ハンカチでほっかむりしてる。そこから溢れる豪奢なブロンドを見てユナが唖然として 言った。 「ち、ちょっとあれ・・・ミルフィじゃない?」 「ぎく!! 」 発見された不審なネコ姫が振り返ればまさしくミルフィ。慌てて逃走しようと するが、欲張りにも4人も召使いを抱えているものだから、あっという間にリナに 捕獲されてしまう。 リビングに引きずり込まれたミルフィはふて腐れたようにお姫様座りしてソッポを 向いてる。その少し後ろでしゅんと正座して俯いているのはソラヤだ。 「こ・・・このドロボウ猫っ!! 」 怒りに燃えたリナが仁王立ちしている。赤い髪は燃え立つように逆立っている。 ソラヤが『ひっ!!』と小さく悲鳴を上げてミルフィに縋りつく。ミルフィも流石に リナの迫力に押されたのか言い訳をぺらぺらとしゃべる。 「ち、ちょっと取り込み中でしたから、気を使ってセルフサービスしたまでですわ!!」 「聞く耳もたん!!・・・お前ほどの者が盗っ人など・・・」 溜息を付くリナにミルフィは慌てて叫ぶ。 「し、失敬なっ!!ちゃんと代金は払いますわよ!!そんなに見くびらないで ちょうだい!! 」 ほっかむりで乱れた金色の髪をかきあげて抗弁するミルフィ。しかし現行犯だけ あって、旗色が悪い。 「ご、ごめんなさい・・・ボクが・・・ボクが『お兄さま』が欲しいってわがまま言った から・・・」 べそをかくソラヤ。言葉では幼い子供が母親に兄弟をねだっているような 微笑ましさがあるものの、そんな清純な目的で『お兄さま』を欲しがっていないのは ここにいる全員が知っている・・・ 「要するに、お金は払うけどお姉さまに頭を下げるのはイヤなんだよね~くすっ・・・」 外見はともかく、人を見る目はしっかりしているユナがささやく。図星を指された ミルフィががっくりうなだれて白状する。 「ううっ・・・あのマナの事ですからきっと『三べん回ってワン!!って言ったら 売ってやるにゃあ!!』とか言うに決まってますわ!!この王位継承権第1位の わたくしに・・・」 そのまま、クスンクスンと泣き出す。「ご主人様・・・だいじょうぶ・・・」と涙を 拭いてあげるソラヤ。 「ま、まあ・・・姉上ならやりかねないが・・・じゃあ、しかたない・・・いたっ!!」 思わず同情しかける単純なリナ。そのまま、見逃してやろうとして口を開いたが ユナに足を踏まれる。すかさずユナが言った。 「あのねぇ、リナが見逃してやるからその複製は置いてけって言ってるよ~!!」 「え~っ!!せっかくわたくし自ら操作して造ったのにい・・・」 口を尖らせて抗議するミルフィ。どうやらウソ泣きだったようだ。 「き、貴様は・・・」 リナが激怒しかけたその時・・・ 『ミシッ・・・』 「んっ?」 リナが赤毛の耳をピンと立てる。何かヘンな音、隣の部屋から・・・ 『ミシ、ミシミシ・・・バリ――ン!! 』 厚手のガラスかなにかが割れる音。リナの頭の中で今のガラスの破損する音と 複製製造機の円筒のガラス筒が重なる。 「しかし・・・なぜだ?・・・」 頭をひねるリナを尻目に、ユナがのほほんとミルフィに問いかける。 「ねえミルフィ?もしかして~複製造り終わってから、ちゃ~んとスイッチ切った?」 さあっと顔色が白くなるミルフィ。 「わ、忘れちゃったかも・・・」 三人の脳裏に恐ろしいことに発展しつつある隣の部屋の状況が浮かんだ。 「み、みんな、急げっ!! 」 作業室に走っていく三人のネコ姫とソラヤ。 部屋に残されたのはマナと複製召使が7人。実にシュールな光景である。この部屋の 主はその危機的状況も知らず、目の前に立たせた三人の召使のシャフトをかわるがわる しごき立て、うっとりと見比べるのに忙しいようだった・・・ 「うおおおっ!! これは・・・」 作業室の前で凍りつくリナ。厚い扉はもうはちきれそうに膨らんでる。扉の隙間から 声が聞こえてくる。 「ご主人さま――っ、ご主人さま――っ!! 」×145 なにか、大きな石の下にぞわぞわ、うじゃうじゃと大量に虫がいるような、そんな おぞましい雰囲気に通じる物がある。 「お、お前が開けろ・・・」 先頭のリナがミルフィを前に押し出す。 「な、なんでわたくしが・・・」 へっぴり腰でリナ達に向き直り抗議するミルフィ。 『バギッ!! 』その時ミルフィの背後で致命的な音。 「あっ、開いた・・・壊れたって言うのか・・・」 ユナが呟く。 「へっ!? ・・・」 おそるおそる振り返るミルフィ。 「ご主人様――――っ!! 」×145 マナの召使いのビッグウェーブが廊下の四人を襲う。あっという間にリビングに 逆戻り・・・ 「わあああっ!! 」 マナの前に投げ出される四人。それを囲むように150人近いマナの召使いが 呆然と立ってる。どうやらマナが自分とエッチしてるのにショックを受けてるみたい・・・ 「な、何の騒ぎにゃっ!! 」 三人を一列に並べて両端の召使いを手でシコシコしつつ真ん中の召使いにお口で フェラチオしてたマナが顔を上げて叫ぶ。 「・・・・・・!?!?!?」 リビングにマナ達を中心にして召使の集団が囲んでいる。奇妙な沈黙が部屋を包む・・・ その時、マナの手で休まずシコシコされ続けてた召使いが、か細い悲鳴を上げた。 「あっ、あっ・・・ご主人様っ、ぼくイッちゃう!!」×2 『ピュッ、ピュッ!! 』 白濁はクロスしてマナの顔にかかる。そして決定的な異変はすぐ起きた・・・ 「ああっ、ふはあああん・・・」×2 『ふしゅうううう・・・』 イクと同時に空気に溶け込むように消えてなくなる召使い。 「き、消えましたわ・・・」 「にゃっ!! そんなっ、失敗きゃ?」 目をうるうるさせてがっくりするマナ。 召使いの人垣の中、ネコ姫達の視線が絡まり合い、アイコンタクトしていく。 リナが考える。 『どうやらイクと消えてしまうらしいな・・・』 ・・・チラ、ユナを見た・・・ 『お金を払ったんだからユナも召使い君一人は持ち帰ってもいいよね~!!』 ・・・チラ、ミルフィを見て・・・ 『ガラス筒が割れたから、この中に本物が一人いますわ・・・』 ・・・チラ、ソラヤを覗き込む・・・ 『本物はイカせても消えなくて・・・ポッ・・・本物のお兄さまをイカせた人が・・・』 ・・・チラ、お兄さまを見つめて・・・ 『ぼく、ご主人様にイカせてもらわないとホントに他の人に売られちゃう!!』×150 ・・・チラ×150、ご主人様を見ると・・・ 「ま、待つにゃ・・・落ち着くにゃ・・・」 立ち上がり、逃げ腰のマナ。黒いシッポが自分の貞操?の危機に緊張してる。 じり・・・人垣がせばまる。そして堰を切ったように襲いかかるマナの召使い。 「ご主人様っ!!本物のぼくをイカせて――っ!!」×150 「にゃ――っ!! ホントに死ぬにゃ――!! 」 召使いに埋まるマナ。そのマナの召使いを後ろから引っぺがして片っ端から 犯していくネコ姫たち。 「ふおおっ、お前!! お前もっ!! ハァハァ・・・」 次々と召使いを組み敷いていくリナ。 「どう?ユナの手、イイでしょ、イイでしょ!! 」 ねっとりと口と手を使って追い立てるユナ。 「ホラ、我慢せずにイっていいのよ、どんどんイクの・・・」 マナの召使いにまたがりつつ、さらに胸で挟み込むミルフィ。 「あああんっ!! 広がっちゃう――っ!!お兄さま――っ!!」 あえて言うまい・・・ 今日は一日長くなりそう・・・マナのリビングは終わりのないセックスのニオイで 淫靡に充満していく。 「あっ、あっ!!ぼく、ぼくイカされちゃう――っ!!」×2 四つん這いにさせ、二人並べたマナの召使いが同時に達する。びくん、びくんと しゃくりあげるシャフトの感触を楽しみながらユナは得意の計算した。 『10分で二人もイカせちゃったから、1時間で12人、2時間なら24人近く さばけちゃうかも・・・このペースならユナが本物見つけられるかもっ!』 などと皮算用して、次の獲物を引っぺがそうとすると、いきなり後ろから抱き すくめられる。 「な、なにっ!? どうしたの?」 思わずつんのめって、今度は自分が四つん這いになってしまうユナ。 「えっ!? ちょっと・・・」 「ユナ様――っ」×12 わらわらと自らユナにかぶさってくる召使い。どうやら、マナの相手にあぶれて しまった召使い達が興奮のあまり、無差別に他のネコ姫たちに襲いかかっているようだ。 「あっ!!だめっ、こら・・・んんっ、脱がしたらだめだよ――っ」 慌てて身を起こそうとするユナだが、何本もの手が総がかりでユナの体を床に 押し付ける。 顔を床に押し付けられた四つん這いの格好で黒いドレスの裾を『ぺろん』とめくり 上げられてしまうユナ。たっぷりした黒のドレスの裾の中心に、黒色のコットンに 包まれた小さなお尻が剥き出しになってしまう。 「あっ、見ちゃダメ!! 」 顔を真っ赤にして恥ずかしがるユナ。でも逆に押さえつけられてる所為で誘うように カワイイお尻がふりふり揺れるだけ。 羞恥に震えるユナだが、お尻を見られて恥ずかしいわけでない。今日こんなことに なると思ってなかったユナは、いつもの勝負下着のガータベルト、ストッキングは おろか、胸はビスチェでもキャミソールでもなく、うかつにもシュミーズと、何の 変哲もないコットンパンツなのが生尻を見られるより恥ずかしい。しかしその 恥ずかしさもすでに肉欲のトリコになった召使い達のせいですぐに終わる。 『ぷるん』 黒のパンツをずり降ろされると黒いドレスと濃紺のシュミーズの中心に白桃のような お尻が現れた。まだ肉ののりきっていないお尻は硬そうにプルプルと震える。ピッタリ 閉じれば隙間の出来そうな太ももは、さっきの羞恥でほんのり紅く染まっている。 召使いはユナの後ろに回るとマナやリナと同い年とは思えない程の細い腰を『ぐっ』と つかむ。 「ひっ、だめぇ!!ユナ、たくさん濡らさないと入らないよぉ――!!」 細い太ももの間を召使い君のたくましいシャフトがゴリゴリとこすられる。ユナは マナの召使いの可愛い顔に似合わないほどの凶暴なシャフトに恐れおののく。 『くちっ・・・』 指で大きく秘所を広げられる感触。 「だめっ!!お願いっ!!ユナ・・・ユナ、コワれちゃうよぅ――!! 」 そんな言葉も委細かまわずユナの手首ほどもある先端が押し付けられた。 『ミチミチミチ・・・』 「ひぎいいいいいっ!! 」 身長、公称142センチ、実質131センチのユナのカラダが野太いシャフトに 貫かれて大きく反り返る。アソコはもうピッタリと引き伸ばされて痛々しい程・・・ 「ううっ・・・あくっ、ユナだめって言ったのにぃ~んきゅうぅ・・・」 涙ぐむユナに基本的には優しい召使いが慌ててユナをなだめ、励ます。 「泣かないで・・・頑張ってユナ様・・・」×12 そして周りに取り付いている全員がユナを愛撫し、舌を這わせていく。 「ひゃうっ、ひくっ!!あわわ・・・だ、誰が・・・何がなんだか・・・んふぅ・・・おっぱいの 先っぽひっぱったらだめだよ~!! 」 体中を這い回る12枚の舌、60本の指に魂を飛ばしかけるユナ。その隙に秘裂に 食い込んだ極太のシャフトがゆっくりと、ゴリゴリとユナを犯し始める。 「んっ・・・あっ・・・太いよぅ・・・奥まで届いてるぅ・・・」 すぐに声に甘いモノが混じってきた。3分の2ぐらいしか入っていないシャフトからも、 エッチな『にちゅ、くちゅ』という音が混ざり始める。 「んんっ・・・ユナ様のキツくて・・・ぼくもう・・・んっ、んっ・・・」 激しく腰をシェイクさせる召使い。徐々にシャフト全てがユナの慎ましい秘所に 叩き込まれていく。入れるとユナのトロリとした愛液が押し出され、引き抜けばユナの ピンクの花びらが抉り取られるかのようにめくり上がりシャフトのカリでコスられる。 「おあっ!!ひいいっ!!ドンドン突かれてるっ、奥が、奥がコワれちゃう!!だめっ、 だめっ!!うああああん!!だめっ、ユナ、イッてる、もうイッてるの――ッ!!」 ユナが背筋を快感にわなわなと反り返らせる。召使い君も同時に叫ぶ。 「ぼく、ユナ様の奥でどぴゅどぴゅするっ!!あんっイクっ、イクっ、イク――!!」 ついにシャフトを根元まで深々とめり込ませて射精する召使い。シャフトの脈動と 共にユナの小さなお尻に押し付けられた腰がビクン、ビクンと痙攣し、行き止まりの 子宮口をグリグリと刺激する。 「うあ・・・出てる・・・お腹パンパンでとっても気持ちイイよう・・・」 ユナも同時に、立続けにキワまる。内部の容積が圧倒的に不足しているせいで、 秘裂の接合部から二人のミックスジュースが勢い良く『ビュブッ、ブチュ』と 吹きだしてネットリと太ももにつたい落ちる。 その様子を四つん這いのユナは下から覗き込むようにぼんやりと見つめ、余韻に 浸っている・・・ 『はふぅ・・・ユナ、10分で4回イッちゃった・・・2時間もしたら50回ぐらい イカされちゃう・・・』 そんなユナはすぐに現実に引き戻される。 『ずにゅううう・・・』 「んん――っ!! あふ、休ましてぇ・・・」 休むことなく、代わりのシャフトがユナの秘所に侵入する。激しく腰を使われながら 懇願するユナの顔はすでにイキかけてもう蕩けそうだった・・・ かわってミルフィはというと・・・ 召使いを騎乗位で犯しつつ自慢の巨乳で目の前に立たせたもう一人をパイズリしてる。 腰使いはひそかに少しぎこちないかも・・・ 「んっ、はんっ・・・ソラヤの大きさに慣れてるから、少しキツイ・・・」 むっちりとした太ももで召使の華奢な腰をはさみつけ、アソコでも締め付ける ミルフィ。時おり召使いが下から突き上げる度にイキかけては照れ隠しに今のような 言い訳をしている。 そんなミルフィに新たにマナの召使いが後ろから近寄って言う。 「ミルフィ姫、ウソばっかり。下のお口はこんなにおいしそうに咥えてるのに・・・ もう、ミルフィ姫の本気汁でぼくのシャフトがネトネト・・・あれ?ぼくのご主人様より 白くて濃いみたい・・・」 「ひうっ、んっ・・・白いのはぁ、あなた達の精液ですわ・・・くふっ、ああん・・・」 必死で言い訳するミルフィをいとおしそうに見つめる召使いは背後からミルフィを 抱きしめる。『ちゅ、ちゅ』とミルフィの金色のネコ耳を嬲りながら囁く召使い。 「でもさっきからミルフィ姫がイク度にヨーグルト見たいのが出て来るんだもん・・・ ほらこんなにエッチにぼくのシャフトにからまって・・・」 もう一人のぼくが犯している接合部を指でさぐる、ミルフィの耳元で囁いてるぼく。 『にちゃ、ずちゃ、ぐぷっ・・・』 その言葉に乗せられて思わず耳をすまし、卑猥な抽送の音を聞いてしまうミルフィ。 思わず立ちくらむほど、顔に血がのぼってしまう。それが、新たな快感の呼び水に なってしまい、ミルフィを激しく揺さぶった。 「そんなコトありませ・・・ひっ、んあっ!!ま、またクルっ、気をヤルっ!! あひあああん!! 」 ガクガクと腰を震わせるミルフィ。白い本気汁がぬっとりと召使のたくましい シャフトに伝い落ちる。それを見たイジワルな召使いがうっとりと言う。 「ほ~ら、また出てきた。イったのにこんなに濃いなんてミルフィ姫、相当溜まって たんですね・・・」 「い、言わないでっ!! 」 イッたばかりなのに下から突き上げられつつ叫ぶ。更に感じ、恥ずかしがりながらも パイズリをやめないミルフィ。そのエロいカラダにあてられて黙りこくる背後の召使い。 もじもじと囁く。 「ミルフィ姫・・・ぼく、もうがまん出来なくなっちゃった・・・シて・・・」 ミルフィの背中に熱いシャフトを擦り付けるようにして囁く召使い。そのしおらしい 態度にミルフィがやっと上辺だけの余裕と威厳を取り戻して言う。 「ふふ・・・あ、焦ってはいけませんわ、ちゃんと順番ですのよ・・・」 「だいじょうぶです・・・ココでしますから・・・」 『つぷ・・・』 「ひっ!! そ、そこはっ!! 」 召使の本気汁をまぶした指が浅くミルフィのアヌスに侵入する。ミルフィはその 予想外の行動にしっぽと耳を逆立てて叫んだ。実はソラヤがちゃんと性行為を 出来るようになったのはまだ半年前なので、結構ウブなミルフィ姫だったりする。 「いやああああっ!!だめっ、だめですの――っ!!あなたのでヤラれたら コワれちゃう!!ソラヤにも許したことないのに――っ!!」 慌てて両手を回してお尻をガードするミルフィ。 「え~っ」×2 不満げに鼻を鳴らしたのはアヌスを狙っていた召使いと、パイズリを中断された 召使いの二人。 「ぜ、絶対だめですのっ!!わたくしまだソラヤの大きさしか知らなかったのに・・・ あわわわ・・・」 余計なコトを口走りつつしっかりとアヌスをガードするミルフィ。 パイズリが再開されないことを知った召使いがしかたなく自らミルフィの胸に手を のばす。そのふっくらとしたバレーボールぐらいの乳房を両手で抱え持つ召使い。 そしてなんと、ムラムラした召使い君は思わず乳首の辺りにシャフトを押し付け、 ズブズブめりこませる。 「ああっ!! ヘンなことしてはいけませんの!! 」 「んあああっ・・・奥までめり込んじゃう、なんか柔らかいお餅に包まれてるみたい・・・」 ミルフィの大きくふんわりと柔らかい乳房は召使の大きなシャフトをめり込ませ、 なおかつそのシャフト3分の2程をみっちりと包み込むほど柔らかい。 『ふあん・・・胸の・・・乳首があばら骨に押し付けられてゴリゴリされて・・・くはん・・・』 ミルフィはいつもは味わえない胸の快感に戸惑い、震える。抗ってはみても、 両腕はアヌスのガードに取られていて、無防備に召使いに胸を突き出すしかない。 ついに片方の乳房にも召使いが取り付いた。 『ずぶぶぶぶ・・・』 「うああっ!!はさまれるより気持ちイイかも・・・吸い付くみたいに包まれて・・・ あれ?なんか奥がコリコリしてきた・・・」 「それ乳首だよ、ミルフィ姫が気持ちイクて、乳首ピンピンになっちゃってるんだよ」 「ウ、ウソです!! そんなのウソですわ――っ!! 」 双乳を犯されながら首を打ち振るミルフィ。しかしその行為は、自らが首を振った 拍子に『ブルンブルン』と胸が揺れ、更にシャフトの先端で乳首をぐりぐり抉られて しまい新たな快楽をミルフィに味あわせる。 「ひっ!!ああっ、あん、うくっ・・・あっ、はっ・・・いいのぉ・・・」 腰を使い始める召使い達。しかも、胸を抱える両手はミルフィの胸をこねるように したり、しごくように前後に揺すったりしている。更に、シャフトの先から出た 先走りがくにゅくにゅとミルフィの乳首をローション責めして狂わせる。 そしてついに胸に取り付いている召使いが腰をガクガクさせて叫ぶ。 「ぼく、ぼく・・・ミルフィ姫のエッチなおっぱいでイッちゃいます――っ!!」×2 「あはぁん!!わたくしも気をヤってしまいますの――っ!!」 ミルフィは膣内と同時に胸の奥深くに熱く打ち込まれる白濁を感じ、絶頂を迎える。 そして消滅する召使い達。大きな胸が形を『ぷにゅん』と取り戻すと大量の精液が 『ぶびゅっ!! 』と双乳からしぶくようにあふれ出た。 「ふふ・・・ホントにミルクが出たみたい・・・」 ミルフィはうっとりと手についた白濁を舐めて微笑んだ。その妖艶なしぐさに ふらふらと引き寄せられる召使い達。 「ふふ・・・いいのよ、まとめていらっしゃい・・・おっぱい犯したいの?」 ミルフィは至福の笑みを浮べて黒い瞳をゆっくり閉じた。 『ビュクッ、ビュクッ!! 』 勢い良く打ち出された白濁は野性的な顔に激しく叩きつけられる。熱く粘る白濁に 視界を妨げられつつ期待のこもった目で召使いを見上げるリナ。しかし無情にも 召使い君はイクと同時に『ふしゅううう』と消滅してしまう。 「くっ・・・これも本物ではないのか・・・まあ、こんなに早く見つかっても楽しみが なくなるか・・・さあ、お前も来い・・・れる、ずちゅちゅ・・・」 「ふあああん!? リナさまぁ!! 」 強い吸引で召使いをよがらせるリナ。とりあえずすぐ横の壁に爪で引っかいた『正』の 字に一本線を加えて、休まずに近くのシャフトに手をのばし、強くしごきたてる。 『正』の字はすでに3つほど完成しかけてる。 リナは4人をまとめて相手に奮闘している。腰の下に一人、口で一人、そして 両手に一人ずつ。その腰の下の召使いからかすれたような喘ぎ声が漏れた。 「んあっ!!イクッ!!リナ様のがすっごいキツくてイッちゃいますううう!!」 ガクガクと跳ね上がる召使いの腰、リナの大柄なカラダが一瞬だけふわりと浮く。 リナは秘裂に熱い飛沫を感じつつ吠えるようによがる。 「あおっ・・・いいっ、中に・・・出てるぅ、はふっ、くうっ・・・ほら、イキながらもっと 突き上げて、うあん、っううううう!! 」 腰の下の召使いが射精と共に消滅する。 『ブリュ・・・ドプ・・・』 もう立続けに5,6回打ち込まれた白濁は卑猥な音と共に立てひざになったリナの 膣内から逆流する。リナはその感触に更に煽られたように新たな召使いを下に組み敷く。 「ふふふふ・・・いいぞ、もっとイクんだ・・・」 快楽に身を焦がしつつ、リナはこのハーレムを楽しんでいたが『正』の字が4つを 超えるとそろそろ限界が近くなる。 「少し休むか・・・」 呟いたリナの背中から新たな召使いの手が伸び、リナの張り詰めた巨乳をネットリと 揉みしだく。さっきから、インターバルを置こうと思うとき、必ず手の空いた召使いが 愛撫してくるのだ。 「リナさまぁ・・・リナ様のおっぱいステキですぅ・・・」 すくい上げるように揉みあげ。そのままゆっくりと螺旋を描くようにして中心の 乳首にアプローチしてくる。そして最後に乳首を摘んで・・・と、いう期待を巧みに 逸らして『きゅ、きゅにっ』と乳輪を指で広げるような手つきでリナを巧みに 焦らしていく。 するとリナの収まりかけた快楽の炎がまたもや一気に燃え広がる。鍛えた腹筋と 背筋が信じられないような速度でくねり、召使いを追い立てる。ショートカットの 赤毛が本物の炎のように翻り。引き締まった肉体には汗の粒が浮く。 「んあああっ!!はあっ、はぁっ・・・もっと、もっと突き上げてっ!!出してっ!!」 狂ったように口を使い、手でしごき、腰をくねらせるリナ。本日、口では8回目の 白濁を飲み干しながらやっと気が付いた。 『はんっ・・・これはもうハーレムじゃなくて、私達のほうがドレイじゃないのか・・・』 そんな事を思ったリナは子宮口を熱い白濁に叩かれたと同時に絶頂を迎え、ゆっくりと 気を失っ・・・ 『めりめりめり・・・』 「おごおおおおおお!?!?!?」 いきなり意識の深遠から叩き戻されるリナ。絶叫する。 召使いが『トン』とリナの肩にアゴをのせていたずらっぽく言う。 「んっ・・・リナ様のお尻、すっごく締まります・・・千切れちゃいそう・・・」 腰を使いだす召使い。当然前側にも太いシャフトは挿入されたまま。 「んああっ!! やめて、ひぐぅ!!裂ける、裂けちゃううう!!やめて、抜いて――っ!! 」 四肢をわななかせるリナ。さっきまでいい様に弄んでいた召使い達に懇願するが 当然のように無視される。 「あふっ・・・ぼくのが薄いカベの向こうでゴリゴリしてスゴイのっ!!」 「はんっ、ホントだ・・・ぼくの裏筋、先っぽでグリグリされてるよ――っ」 召使いは激しく腰を使いあう。互いに抜き差ししたり、たまに同時に深く突かれると 悶絶しかけたリナが夢中で「ゆるして、ゆるひて、めしつかいさまぁ」と舌足らずな 叫び声を上げて自分より小さなカラダにしがみ付く。もちろんマナの召使い達はイクと 同時にどんどん交代しているのだけれど乱れに乱れたリナはもう気が付かない。 限界を超えたカラダはリナの意識さえ勝手に引きずって行く。 「うわっスゴイ!!リナ様のお腹のココ押さえるとポコポコしてるよ」 アナルを犯している召使いがリナの腹筋の少ないお臍の下あたりを手で押さえる。 「ひっ!! いやあああ・・・」 叫ぶリナ。前の召使いも言う。 「ホントだ・・・ぼくがズンズンする度にオチンチンが手のひら越しに判る」 クスクスと笑いあう召使い達。しかしリナにとっては更に膣壁をサンドイッチされ、 強烈な刺激となって襲い掛かる拷問のようなもの。手のひらで押し付けられながら Gスポットをカリでゴリゴリ刺激されると、本日リナに最大の絶頂が訪れた。 「ああああっ!! あああああああん!!うああああっ!!イイッ、イイのぉ、 すごいのおお!!わらひの、わらひのオマンコに、アナルにどぴゅどぴゅ してくらさい――――!! 」 リナの下腹部から熱い液体が吹き出すように溢れる。涙も、涎も全ての液体が止まらず 流れだす勢い・・・リナは召使い達に犯されるドレイ姫になって荒れ狂う快楽の海に さまよい出す・・・ そして残りのグループはというと・・・ 「きゃん!!お兄さまのが深いトコまでズンズンしてるっ!!でもお兄さまのも キツくって締め付けて来て、前も後ろも両方いいですぅ!!」 「ひぐぅ!!ソラヤくんイタイよう・・・抜いてよ・・・ぐしゅ・・・」 「でも、お兄さまのこんなに大きくなってます・・・ねっ、こうやって両手で シコシコ・・・」 「あっ、あっ、あっ・・・ソラヤくんだめだよう・・・ぼく、ぼく・・・」×2 「お、お兄さまぁ!!三人いっしょに、いっしょに・・・イク――っ!!」 「ああああああっ!! 」×2 『イカせる』ではなく、『イカせあう』グループもあるみたい・・・ ・・・いや、とにかく、そろそろ一人で集中攻撃を喰らっているネコ姫様は、 というと・・・ 「にゃあああっ!!だめにゃっ、あっ、あっ・・・はうあああっ!!イ、イキ過ぎて 死んじゃうにゃあ・・・」 息も絶え絶えのマナ。さっきから、もう前も後ろもおかまいなしに犯され続けている。 興奮した召使いはハイペースでマナを犯し、消滅し、すぐさま他の召使いに引き 継がれていくのでマナはほんの一息入れる事もできない・・・ 「離すにゃあ!! ・・・」 じたばたと抗うマナだが、ヒトに倍するパワーも召使いの出したいやらしい匂いの する体液によって、ぬるぬると空回りしてしまう。そしてマナのひざの裏を抱えた 召使いが見かけによらない力を発揮して一気に立ち上がった。 「はにゃあああん!! ひああっ、深いッ!!深いにゃあ!!」 ガクンガクンと駅弁スタイルで犯されるマナ。こうなると両足も封じられて なすがままにされてしまう。すかさず口内に侵入してきた舌に八重歯の裏を 舐められるとそれだけでイキそうになる。背後に居る召使の団体がネットリとマナの お尻を視姦してる。 「うわぁ・・・ご主人様のお尻、こんなにぱっくり開いちゃってる・・・」 「本当、すごくエッチ・・・ソコから白いのがトロトロって・・・」 囁く召使い達。さすがのマナも赤面して叫ぶ。 「にゃっ!!にゃに言ってるにゃっ!!お前達がやったくせにぃ・・・んっ、はぁっ・・・ はんっ!! 」 無言でずずっと近寄る召使い達。マナは慌てて叫ぶ。 「だ、だめにゃ!!お尻でこれ以上スルともうガバガバになっちゃうにゃあ!!」 マナには見えないが、召使の視線が自分のアヌスに集中しているのがわかった。 意識していないのに秘所とアヌスが連動してヒクヒクといやらしく蠢く。 『にゃああ・・・そんな・・・アソコが勝手に、チンチン欲しがってるにゃあ・・・』 マナは催促してしまいそうな口をかみ締めて欲情を振り払おうとする。 「ご主人様のお尻に指入れていいですか?・・・裏からご主人様のキモチいいトコロ ぐりぐりってしてあげますぅ・・・」 呪文のような囁きと共にマナの目の前に召使いの指が現われる。いやらしくクネクネと 中指と人差し指をひらめかせ、擦るように小さく円を描くように動かし、ネットリと 見せつけられるとマナのノドがはしたなく『ゴクン』と鳴ってしまう・・・マナの理性を 砕くように激しく腰も使われてる・・・でもマナは最後の意志のチカラを振り絞り口を開く。 「だ、だ・・・だめにゃ・・・」 「そうですか・・・」 がっかりする召使い。ほっと息をつくマナ。しかしその息を吐いた瞬間、マナの アヌスは背後から太いシャフトで一気に貫かれた。マナの息が止まる。 「!!!!!!!!!!・・・に゙ああああああっ!!入れちゃダメって言ったにゃあ!!」 「だって、ご主人様が『指はダメ』って言うからオチンチンを・・・キモチイイでしょ?」 形の良い胸を揉みしだいてアヌスを犯す召使い。言うまでもなくその乳首はピンと 立ち上がり、アソコからも粘着質の音が大きくなってる・・・マナのカラダが限界を 超えて火が付く。 「にゃああっ!!ダメ、ダメにゃあ!!感じすぎちゃうにゃああっ!! 」 ぶるぶるとカラダを震わせて目の前の召使いにしがみ付くマナ。激しく腰を使う 召使い。いつしか前後でサンドイッチしてる召使いは協力してマナを抱え上げ、 最高点で落とすというのを繰り返す。マナの体が重力にひかれ、二本の杭がめり込み、 かなりの速度で貫かれる。 「ひいいいいいっ!!にゃああっ!!口から出て来ちゃうにゃあっ・・・んふううう・・・」 舌を突き出してよがるマナ。絶頂が近いのか足指が『きゅっ』と丸まってきた。 「に゙――――っ!!イクにゃああああっ!!!アナルもオマンコも両方イッちゃう にゃあああああっ!! 」 半分白目をむいて、もはや何十回なのか数え切れない程の絶頂を迎えるマナ。アヌスと 秘所の入り口が連動して『きゅきゅきゅ』と痙攣するようにシャフトを締め付ける。 マナのむっちりとした太ももは召使の引き締まったお尻に巻きついて快楽をむさぼる。 「ふあああっ!!ご主人様っ、ぼくイッちゃいますううううっ!!」×2 同時に消滅する召使い。両方が消滅したせいで、マナはぺたんと床に落下した。 「にゃにゃ・・・早く、逃げるにゃ・・・にゃふ・・・」 必死で這いずるマナだが、すぐに四方八方から召使いに飛び掛られる。イッたばかりで まったりと熱く、腰に力が入らず素早く動けない。たちまち召使いにのしかかられ、 穴という穴を犯されてしまうマナ。 「にゃふ・・・もう、もう限界にゃ・・・はんっ!!くううううっ・・・またイクにゃ・・・」 マナは胎内に、顔に、熱い白濁を感じつつ快感と現実の狭間を漂う。すっかり 召使いのカラダに馴染んでしまったマナは召使いがイク度に自らも律儀に気を ヤってしまうのだ。 『は、早くオリジナルを見つけないと、その前に失神してしまうにゃ・・・』 飛んだ白濁に視界をふさがれながら必死で気力を振り絞るマナ。とは言っても・・・ マナの足にすり付けて快感をむさぼる召使いが二人。そしてアヌスと秘裂に 挿入している者。更にはマナの手を取って無理やり握らせているのが二名。そして マナにまたがり、胸ではさむようにして腰を使う者・・・と、少なくとも同時に7人を 相手している。どう見ても脱出不可能・・・ 『でもヤルしかないにゃ・・・意識のあるうちにオリジナルを確保しにゃいと・・・』 マナは息を整えて目を見開いた。 甘い口調で足元の召使いに声をかける。 「にゃ・・・ほ~ら、わたしが足でいじめてあげるからチンチン出すにゃ・・・」 マナは足の指を器用に使って召使のシャフトの裏筋をクニクニとなぞる。 「えっ!?そんな・・・あっ、ご主人様の足の指の間でしごかれてるの――っ!!」×2 召使いはしがみ付いていたマナの足を離し、腰を突き出すようにしてマナの足の 愛撫を受け入れる・・・ 手コキをされてる召使いもエキサイトしてる。 「ああん・・・ご主人さま~っ!!もっとシコシコぼく達にもして・・・」×2 「わかったにゃ、出そうになったら言うにゃ・・・楽しみはのばした方がキモチイイにゃ」 「ひきっ・・・ふああああっ、そんな・・・ご主人様ぁ・・・」 イキかけた召使のシャフトの根元をキツク握って放出を焦らし、淫靡に微笑む マナ。絶頂をやり過ごされた召使の腰がわななく。頭をかきむしるようにして悶える 召使いはマナの腕を押さえている手を離している・・・ パイズリしてる召使いにも言う。 「ほら・・・お口も使って良いにゃよ・・・」 「えっ!?でも、でも・・・そんなコトしたら、ぼくすぐ出ちゃう・・・」 「キモチいいのににゃあ・・・」 ・・・と、ネットリと流し目をして、唇の隙間を舌先でチロリと舐めるマナ。顔に 付いた白濁の残滓を舐め取る様子はたまらなく淫靡だ。わなわなと誘惑に震える 召使い、勝負はすでに付いていて・・・ 「ふあああっ!!ご主人様のおっぱい柔らかくて、先っぽはお口でれろれろされて、ぼく融けちゃうの――!!」 マナの胸を揉み潰すようにして空腰を使う召使い・・・ マナはアヌスと秘裂を同時に犯している召使の股間にシッポを滑らせる。まずマナの 下のアヌスを貫いている召使いがうめき声をあげる。 「ふあああっ!!ご主人様のしっぽ、ぼくのオチンチンに巻きついてるっ!!」 「どうにゃ・・・こうやってチンチン、オマンコから抜いてるときもシッポでこすって あげるにゃ・・・」 「あっ、あっ、あっ・・・さわさわ柔らかいシッポが根元を『きゅっ、きゅっ』って・・・」 ほとんど半泣きで腰を振る、いや振らされる召使い。それを見たマナの秘裂を 犯してる召使いも物欲しそうにマナにおねだりする。 「ご、ご主人さまぁ・・・」 「わかってるにゃあ・・・こうやって余ったシッポの先を・・・」 マナはシッポの先でさわさわと召使のシャフトとアヌスの間の微妙な部分を なで上げる。敏感なトコロを柔らかい毛皮で撫でられた召使いはもうたまらない。 「ひいいいいっ!!タマタマの下っ、か、感じるううううっ!!すごいっ、 すごいです!! ご主人様――っ!! 」 猛然と腰を使い出す召使い達。あまりの快感にマナを置いて急速に高まっていく。 マナは召使いと一緒に登りつめようとしてしまう自分をを必死で押さえつける・・・ そしてついに・・・ 「ご主人様イクっ!! イク――ッ!! 」×2 マナの胎内の深いところで召使いが射精する。その感覚に半分イキかけながらも、 マナは口内のシャフトの鈴口に舌を抉るようにして突き入れ、激しく吸引した。 「うあああっ!!出るっ、でちゃうっ!!吸い出される――っ!! 」 パイズリしている召使いが吠えるように大声をあげて果てる。同時に足元でじっくり 嬲るようにシャフトを愛撫していたつま先は、いきなりアプローチを変え、こねるように 召使のタマタマを踏みつけるような激しい愛撫に切り替った。 「ひいいいいっ!!んあああっ、ご主人様、激しいっ・・・うそっ!?出てるの、ぼく 踏まれてイッてるよ――!! 」×2 足元の二人はマナの足の裏を白く熱く汚して消えていく。そのときには激しく シャフトをしごいていたマナの手の中指が召使のアヌスに深々と侵入している。 「うああっ、おっ、おっ・・・お尻はだめ、ご主人様ぁ・・・」×2 マナはその言葉を無視して、召使の『すごいトコロ』を指の腹でひと撫でする。 「ひくうんっ!! どくどく出てる!!うああああああっ!!」×2 召使いは強制的に射精させられてしまう。あまりにも大量に吹き出したそれは、 マナの頬までとんできた。 そして両手の召使いも消滅。一気に7人を同時に消滅させたマナは次の召使いに つかまる前にすぐさま立ち上がる。そして召使いの群をかき分けて進む。 「違う、お前もコピーにゃ・・・これも違う・・・」 全く同じ姿のはずの召使いをかき分け、覗き込んではオリジナルを探すマナ。 しかし、誰もが、全く同じ姿かたちの召使い・・・それはマナが一番良く知っている筈 なのに・・・それでも必死で本物の召使いを探し続ける。 「にゃっ!!違うにゃ・・・お前も・・・くっ・・・次に押さえつけられたらもう二度と 立ち上がるチャンスがなくなるにゃ・・・」 言う傍からドンドン召使いが足や腰に取り付いて来る。徐々に遅くなるマナの歩み・・・ ついに亀のようにノロノロと召使いを引きずって歩くマナ。「ご主人さま――」×8と、 取り付いた召使いがゾンビのように不気味に合唱している。すると・・・ 足をもつれさせるマナの前に召使い。リナに捕まりそうになって顔を後ろに 向けているのにもかかわらず、その肩から上の白い首筋を見ただけでマナは絶叫した。 「にゃあああっ!!見つけたにゃあ、お前がオリジナルにゃあ!!」 マナは体に8人をまとい付かせたまま、アメフトの選手みたいに全員をずるずる 引きずってその目的の召使いにダイブする。 「ご、ご主人さま――っ!! はわわわわっ!! 」 その召使いも気が付いて慌ててマナを受け止めるが、一緒にしがみ付いている 召使い達の分の体重を受けあっさりつぶれる。倒れ込んだマナに残った召使いが どんどん被さって小山のようになった・・・ ・・・そして、150人近く居た召使いも最後の一人に・・・ 最後の召使い君はネコ姫3人がかりで責められてる。 「はうっ、あっ、ひんっ・・・きゃふうう・・・は、激しすぎますぅ!!」 手を押さえられて、快感にガクガク震えるマナの召使い。 「ほら・・・強く吸われるの好きだろ・・・ちゅちゅちゅ・・・んはっ・・・イクときは『私の フェラチオでイク』っていうんだぞ・・・れるっ、むちゅ・・・これで37人目だ・・・」 ミルフィと召使のシャフトを奪い合いつつフェラチオを敢行しているのはリナ。 ミルフィも必死でリナの前に割り込みつつ言う。 「もっとデリケートに扱いなさいな・・・召使い君もちゃんと『タマタマ〝もきゅもきゅ〟 されてイッちゃいます!!』って言うの・・・あなたが25人目ですわ・・・」 ・・・と、シャフトの根元の、きゅっと締まった袋を口に含んで弄ぶミルフィ。 「ふむぅ・・・んちゅ、れる・・・はん・・・ずじゅじゅ・・・」 ミルフィが口に溜まった唾液をすすり上げるたびに召使の腰が快感にビクビク 跳ねる。 ユナは召使の唇を奪い舌を絡めとりつつ、召使い君のおっぱいの先をぎゅいぎゅいと 嬲っている。 「ちゅ、はむうぅ・・・キミ、おっぱい弱いんだもんね・・・ユナがイカせてあげるからね、 ちゃんと言うんだよ・・・ほらココ、もうきゅんきゅんにして・・・もうこれで13回も イカせてるんだからぁ・・・」 ユナは細い指でツネツネと召使の胸の先っぽを引張る。 「ふああああっ!!だめですぅ――ぼく、ぼく・・・そんなに激しくされると・・・もう、 もう・・・」 白いカラダをくねらせてすすり泣く召使い。身を乗り出す3人のネコ姫。それぞれの 手が、舌が激しく動き始める。 「だ、誰でイッちゃうの!? 」×3 がくがく痙攣する召使いが掠れた声で叫ぶ。 「ああっ、ぼく、ぼく・・・出ちゃう・・・」 『ごくん・・・』×3。息を飲むネコ姫。 「・・・イク・・・ぼく、ぼくっ・・・お尻でイッちゃう――!!」 『びゅくっ、びゅくっ!! 』 シャフトがしゃくりあげ、濃い白濁が3人のネコ姫様達をかすめて中に舞う。 「へっ・・・お尻?・・・」×3 首をかしげる3人。その時、イッた召使いが『ふしゅうう』と消滅した。その下から 現われたのはソラヤ・・・ 「はぁ、はぁ・・・たくさん中に出しちゃいました・・・はああん・・・お兄さま7回も イカせちゃった・・・」 微妙に沈黙する3人のネコ姫・・・ 「ソ、ソラヤ・・・成長したわね・・・」 「む・・・あ、あなどれんヤツ・・・」 「いつの間に・・・って、それじゃ本物は!? 」 我に返るネコ姫たち、周りを見回す。するとリビングの真中に不審な白色の小山が こんもりと出現している。ぷるぷると震えるそれは白くぬめぬめと光っていて・・・ 「おおっ!! ホワイトスライムかっ!! 」 リナが全裸なのも忘れて思わず腰に手をまわし、剣の柄を探る。 『ぷるぷる・・・』 ホワイトスライムの震えが激しくなる。あまりの不気味さに後じさる4人。 『・・・ぷるぷる・・・ごばあっ!! 』 「いやあああ~ん!! 孵化したの~!? 」 その白い体を突き破って現われる異様な怪物。悲鳴をあげるユナ。そのモンスターが いきなりしゃべる。 「にゃふ・・・ひどい目にあったにゃ・・・」 「あ、姉上・・・!? 」 聞き覚えのある声に目を見開くリナ。ミルフィも言う。 「マ、マナなの・・・じゃあその、カラダに付いてる白いのは、もしかして・・・ああっ!! やめなさいっ!! 」 マナが『ぶるぶるっ!!』と身を震わせたので、体にまとい付いていた白濁が 四方八方に飛び散った。逃げ惑うネコ姫たち。 積もり積もった白濁の中から現われたのはやっぱりマナ。顔を洗うしぐさで頬を こする。 「それじゃ、本物のお兄さまは?」 ソラヤが呟くとマナは余裕たっぷりで、さっきまで自分が埋まっていた白濁の海の 中に手を突っ込んでかき回す。 「ここにいるにゃあ・・・」 『・・・がぼっ!! 』 そこから現われたのはぐったりとした白濁まみれの召使い。どうやら本物みたい・・・ 「し、白い悪魔が・・・どうしてこうなるの・・・がくっ・・・」 自分の白濁で溺れかけた召使いが気を失う。本日一番の被害者である。マナは 3人のネコ姫に勝ち誇って言う。 「残念だったにゃあ、これがオリジナルにゃあ!! 」 ムッとするネコ姫たち。でも、さらりとユナが言う。 「あ~あ・・・ユナ、召使いくん手に入ると思ったのになぁ・・・それじゃ、お金は 返金だよね」 と、ためらいもせずに札束を回収するユナ。 「えっ・・・そんにゃ・・・」 うろたえるマナを尻目にリナも申し訳なさそうに言う。 「あの・・・姉上、言いにくいのだが・・・」 言葉とは裏腹に、てきぱきと紙袋を奪回してるリナ。服を着たミルフィも白々しく ソラヤと会話してる。 「さっソラヤ、帰りますわよ・・・ふふ・・・すっかり時間を潰してしまいましたわ」 「はい、ご主人様・・・ボクとっても満足しちゃいました・・・」 ぞろぞろとマナの部屋を出て行くみんな。残されたマナは呆然としてる。 「そんにゃあ・・・元手がかかってたのに・・・やり逃げにゃ!!乗り逃げにゃ!!」 マナの悲鳴が虚しくリビングに響いた。 さて、疲れきってぞろぞろ歩く3人のネコ姫と一人。 「くっ・・・あんなにイカせたのに本物に当たらないとは・・・」 「おかしいですわね・・・私たち4人の合計の方がマナよりもイカせてたのに・・・ 運かしら・・・」 ミルフィが下を向く。ユナも言う。 「でも、マナ姉・・・なんか、本物判ってたみたいだったよ・・・」 「ばかな!!全部そっくり同じのハズだった!!目印でもあったのか?・・・」 断言するリナにユナが口を尖らせて抗議する。 「じゃあ、なんなのよ・・・」 「『愛』ですっ!!『愛のチカラ』ですっ!!ボクもあんなふうに増殖しても本物の ボクをご主人様がちゃ~んと見つけてくれますよね!?ね、ねっ?」 ソラヤがミルフィにすがり付いて言う。ソラヤの勢いにのけぞるユナ。 「も、もちろんですわっ!!マナにできて、わたくしにできない事ありませんもの・・・ たぶん・・・きっと!! 」 ホントは自信がないのか、裏返った声で叫ぶミルフィであった・・・ 「にゃふ・・・」 部屋はすごい惨状。嵐が通過したように散らかり、リビングの空気は体液やら 汗やらの150Pの名残でムッとするほど。 生活費は今回の実験で使ってしまった。頼みの『複製製造機』はいきなり スクラップになってしまって・・・さすがにガックリするマナ。 「・・・はにゃあ・・・なにも残らなかったにゃ・・・」 荒れ果てた辺りを見回して溜息を付くマナ。下を向くと軽い寝息を立てている 召使いがいた。 「・・・一つだけ残ってたにゃ・・・そういえば『ヘソクリ隠してる』って言ってたにゃあ・・・」 ニヤリと笑うマナ。きっと明日も明日の風が吹くのだ。 夢うつつの召使いが小さく寝言を呟く。 「・・・ご主人様ぁ・・・なんでぼくが判ったんですかぁ・・・ムニャムニャ・・・」 薄く微笑んでマナが言う。 「ちゃんと見つけられたのは『愛のチカラ』かも・・・にゃ・・・」 マナは召使いに毛布をかけてあげながら首筋に薄っすらと残っている 昨日つけたキスマークに向かって・・・いたずらっぽく・・・ ウインクした (おしまい)
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こっちをむいてよ!! ご主人様 第8話 リビングは夕暮れ近くの優しい日の光で溢れている。そのリビングの続きになって いるキッチンもその恩恵を十二分に受けていて、ステンレスのシンクも優しくピカピカ 光ってとてもキレイ。 そんなふうに見えるのは陽光のせいだけじゃなくて今日のキッチンに溢れんばかりの 食材のせい。シンクの上には、鯛やら鰹やら穴子やら新鮮な魚介類が勢ぞろい。足元の 水桶にはまだ生きているのもいて・・・。昨日はご主人様と一杯のインスタントラーメンを 分け合って食べたっけ・・・なんて思って思わず涙ぐむ。ちなみにこの後、スープに ゴハンを入れておじやにするのがご主人様曰く、マナ流ラーメンのフルコースだ・・・ いったいご主人様ってぼくと出会う前はどういう生活をしてたのかな・・・なぞと 思いつつ。 「ふん、ふん、は~ん♪」 なんて、鼻歌を歌いつつ包丁を鮮やかに使うぼく。赤身の魚は短冊に、白身の魚は 削ぎ切りに、カツオはご主人様の好物のタタキにする。シンクの中のボールには すでに大根を桂剥きして作った刺身のツマが涼しげに泳いでる。 「はあっ、久しぶりに料理のしがいがあるなあ」 ぼくは晴れ晴れと額の汗を拭った。これから文字通り、自分の身に起こることも 知らずに・・・ さて、その背後のリビングには今日もお馴染みの三姉妹がいる。ちなみに今日の 食材は、ユナが街の魚屋に薬代を現物支給でもらったのはいいが、自分でさばける はずもなく扱いに困って持って来たモノ。 中央の長ソファにいるのは長女のマナ。金色の大きな瞳、濡れたような黒髪は ポニーテールにしてある。もう季節外れに近いが、ぴっちりのホットパンツに長袖の Tシャツを合わせている。簡単な服装ながら、それでも華やかに見えるのはシャツの 胸を突き上げるぐらいのナイスバディのせいかもしれない。そのマナがしゃべる・・・ ニヤリと笑って白い八重歯がこぼれた。 「にゃふふ・・・スパッツエプロンっていうのもなかなかにゃあ・・・」 と、両の親指と人差し指で作った四角いファインダー越しに召使い君の華奢な腰を 視姦している。しかもできるだけ角度を下から覗き込むよう、べたっといぎたなく 寝そべる徹底ぶり。 「た、確かに・・・イイですの・・・あっ、そんなに前にかがむと『きゅ』って・・・」 ソファにちょこんと座ってぐぐっと身を乗り出すユナは黒色のゴシックロリータの ドレス。黒一色のドレスにアクセントに白色の大きな襟が映える。口調は幼いが 姫様らしく姿勢がいい。小首をかしげると頭上のツインテールの黒いリボンが南国の クロアゲハ蝶のようにふわりと揺れた。 リナはさっきから机にかじり付くようにして召使い君を凝視してる。真紅の瞳、 血のように赤い髪。ショートにした髪はくせっ毛で炎のように見える。お臍の見える ピッタリしたパンツスタイル、その生地の色も足のブーツも赤色で統一してある。 机の端をギュッと掴むたびに、締まったお腹のおへそのまわりに腹筋の束が浮いた。 「ハァハァ・・・あのテカテカの光沢がなんとも・・・ツルンとして・・・」 雄ネコ禁制のお城でオトコ日照りの妹たちがあんまり夢中になってる姿がおかしくて、 マナが煽るように言う。 「よ~く見るにゃあ・・・お尻にパンツのラインがないにゃあ」 『ぐぐっ』と更に身を乗り出す妹たち。 「な、なんとっ!! まさか・・・いや、そんな・・・」 調子に乗ったマナがあることないこと言う。 「いいコト教えてやるにゃあ・・・朝、イタズラしてスパッツの上から『さすさす』 したらパンツに恥ずかしいシミができたから、むりやり脱がしちゃったにゃあ・・・」 「そんな・・・朝からなんて・・・えっちですわ――っ!!」 顔を覆うユナ。でも隙間から覗くのはお約束。 「きっとリナを呼びに言ったときもノーパンで、必死に前を隠しながらコソコソ 行ってたに違いにゃいにゃあ」 舌を出しながら二人にこそこそ耳打ちするマナ。 「ふおおおっ!!・・・そんな羞恥プレイを・・・あの時押し倒していれば――!!」 とんでもないことを言いつつ、ガスガスとテーブルに頭を叩きつけるリナ。 「マナ姉っ!!か、買いますの――っ!!そのパンツ、一枚10・・・いえ、20セパタ 出しますわ――っ!! 」 がまくちを取り出してマナをガクガク揺さぶるユナ。いつになく三人のテンションが 高い。 その時、召使いが振り向いて・・・ お魚はほとんど切り終わって、いったんステンレスパンに並べてある。あとはコレを とっときの大皿に盛り付けるだけ・・・ぼくは背伸びしてシンクの上の棚を開ける。 「あれ・・・大皿がない、おかしいな・・・おとといまでちゃんとあったのに・・・」 ぼくは振り返って背後のご主人様に振り向く。 ぼくが濡れた手をエプロンの裾で拭こうとエプロンの前をペロンとめくりあげると・・・ 「ふおおおおっ!! そんないきなりっ!! 」 「いやああああん!! だめ――っ!! 」 なぜか興奮の頂点に達したリナ様とユナ様が鼻血を噴き出さんばかりに叫ぶと ソファの上で『ぷしゅうう』とブツブツうわごとを呟きつつオーバーヒートして・・・ コワれてしまった・・・ 「な、なにかありました?」 慌てて自分の格好を確認するぼく。魚の返り血も付いてないし・・・別にこの新しい サポーター付きのスパッツも破れてないし・・・ヘンなの・・・ 「あっ、それよりも・・・ご主人様、棚の中にあった青い大皿知りません?・・・」 ご主人様がギクッとして目をそらす。 「にゃ・・・ひょっとして、あの青磁の陶板のことかにゃ?・・・」 「そう!!そうです!!アルバイトしてた『山猫亭』のおじさんが店じまいの記念に ぼくにくれた大事なお皿・・・はっ!?もしかしてご主人様、売り飛ばしたんじゃ!!」 慌てて弁解するご主人様。 「ネコ聞きの悪いこと言うにゃ!!売ったんじゃにゃくて、質に入れただけにゃ!!」 なんて威張ってるご主人様。 「・・・・・・・・・!!!!」 ぼくはご主人様をキッと睨みつけて言う。 「おーなーじーでーす!!だからご主人様はダメダメなんです!!イケズです!! あんぽんたんです――っ!! 」 包丁をブンブン振り回してエキサイトするぼく。 「お皿がなくてどうするんですかっ!!それにあのお皿は『良く働いてくれたね』って 言われてもらった記念のお皿なのに!!また下らない実験のたしに・・・えっ!?」 ご主人様がフルフルと震えて俯いている。 『な、泣いてるの・・・!? うそ・・・』 うろたえるぼく。溜まった怒りがあっという間にしぼんでしまう。 「あ、あの・・・」 ご主人様におずおず問いかけるぼく。ご主人様が悲しいと・・・あっ・・・なんだか ぼくも泣きたくなって来ちゃった・・・くすん・・・ 「お皿なら・・・あるにゃ・・・」 俯いたまま言うご主人様。ぼくは慌てて聞きなおす。 「えっ!! どこですか!! 」 『プシュ!! 』 と身を乗り出したとき、下を向いていたご主人様がいきなり手に持っていた小さな 霧吹きをぼくの顔に吹きつけた。思わずその霧を吸い込んでしまうぼく。 「な、なにお・・・おっ・・・お、お・・・」 くらくらと崩れ落ちるぼく。暗くなる意識の中で思った。 『なんか、この頃こんなパターンばっかり・・・』 「んっ・・・ううん・・・くっ・・・」 目を開けると見慣れた天井の照明の光が目に入った。暗闇に慣れた目は反射的に まぶた閉じる。どうやら照明の位置からリビングの机の上に寝かされているみたい。 そしてカラダが動かないのは、手を後ろ手にギチギチに縛られてるからのよう・・・ まったく、ご主人様ってヒドイ・・・なんて思っていると体中が冷たいのに気が付いた。 無理やり目を開けると・・・ 「へっ!? ・・・お刺身?・・・」 ぼくのお腹の上にお刺身が乗ってる・・・それもちゃんと切っておいた刺身のツマや 海草といっしょにキレイに盛り付けられてる・・・いやそれよりも・・・ぼく、全裸に されてるっ!! 「ち、ちょっとなんですかコレ・・・」 ぼくが後ろ手に縛られたまま、腹筋の力だけで『ぐぐぐっ』と身を起こそうと すると、ご主人様がぼくの額を指でスッと押さえつけて言った。 「にゃふ・・・目が覚めたかにゃ?お皿がにゃいからお前がお皿の代わりになるにゃあ!!」 ニヤニヤ笑って覗き込むご主人様。ほんっとうにロクなこと考えないっ!!ぼくは 唇を噛んで頼みの綱の妹姫たちに必死で助けを求める。 「た、助けてっ!! リナ様っ、ユナ様――っ!! 」 ところが、この二人が先頭に立って目の色を変えて盛り付けをしてる。 「ふふっお刺身、お刺身・・・じゅるる・・・もう食べちゃいたい・・・エケケケケ・・・」 「きゃあああん!!マグロはここ、ヒラメはここ、海草はこんなところにいっぱい 盛っちゃったりして・・・いやあ――ん!! 」 「うわあああん!!さっきからコワれたままだ――っ!!」 すでに二人はご主人様の手先に・・・ぼくは望み薄ながらやっぱりご主人様に直接 訴えかける。 「た、食べ物を粗末にしたらダメなんですよ!! 」 「何を言ってるにゃあ、これは昔からある上流階級の由緒正しき食べ方にゃあ」 「うーそーでーすー!!だからご主人様はアホアホなんですっ!!オヤジですっ!! すかぽんたんです――っ!! 」 とじたばたするぼく。乗っていたお刺身が落ちそうになる。するとご主人様がぼくの 鎖骨のくぼみの上にこんもりと盛られたワサビを指ですくい取って言う。 「ちなみに、お前が一個でもお刺身落としたら、罰としてこのワサビをお前の 恥ずかしいトコロに塗りつけちゃうにゃあ!! 」 といいつつ指の動きは『ずぶずぶ』って押し込むみたいなジェスチャーから 『ぐりぐり』って中にワサビを塗りたくるような動き・・・それって、もしかして・・・ ぼくの顔は紙より白くなった。 「そ、そんなぁ・・・もうお皿のコト言いませんから許してください・・・」 慌てて許しを請うぼく。ご主人様は自分勝手なセリフをしゃあしゃあと言う。 「別にお皿のコトなんて気にしてないにゃ、ただ食べ物を粗末にしちゃいけない にゃあ」 要するに、お皿のコトなんて、これっぽっちも反省してないってこと・・・ご主人様は オニですアクマです・・・そして足元の方から声。 「姉上っ!! 盛り付け完了したぞ!! 」 「かいしんのできですの――っ!! 」 ご主人様に最敬礼してるリナ様とユナ様。ご主人様は手にとったワサビをゴリゴリと 自分の小皿のしょう油にいれてかき回すと偉そうに言う。 「にゃふ・・・じゃあそろそろ始めるかにゃ」 飛びつくように席につくネコ姫たち。ぼくをギラギラとした目で見てる・・・ 『ああっ!! ・・・ぼく食べられちゃうよ~!! 』 半ば本気でそう思うぼく。首を下に振り向けてさめざめと落涙する。異世界に 流されたあげく、こんな屈辱にあう羽目になるなんて・・・上半身から太ももにかけて 紅白のお刺身や、刺身のツマ、緑の海草類が満艦飾でキレイに盛り付けられていて・・・ 『はああああ・・・』 溜息をつくと胸の上のマグロが『ぷるるん』と揺れた。それを涎をたらしそうな 表情で見つめるリナ様とユナ様・・・そして、足元の方に座ってるご主人様が言う。 「それじゃ『いただきます』にゃ」 「いただきますっ(ですの――!! )」 ほとんど絶叫のような『いただきます』とともにぼくに一斉に箸が伸びてきた。 三人ともすごい食欲。ロクなものを食べてないご主人様はともかく、ユナ様なんて カラダに似合わないほどの凄まじいペース・・・ 「にゃふ・・・おいしいにゃあ・・・」 「ああっ!!ご主人様っ、ソコの場所ばっかり食べちゃだめです~!!」 「なんでかにゃ?この下に何かあるのかにゃ?ツンツン・・・」 「んあっ!!突付いたらだめっ・・・それは、あのその・・・」 顔を赤らめて口ごもるぼく。リナ様がいつもの沈着冷静さをかなぐり捨てて、 酔っぱらったように言う・・・というかまだコワれ気味。 「ナマコとか潜んでたりしてな・・・エケケケケ・・・」 「すっごく大っきいナマコ?・・・いやあああん!!リナったらすごくエッチ――っ!!」 『ギャハハハハハハ!!』と三人でひざをバシバシ叩きながら無意味なほどの 大声で馬鹿笑いするネコ姫たち。 「うっ、うっ・・・ご主人様たち、オヤジですぅ・・・」 諦めの境地でひっそりと泣くぼく。まな板の上の鯉ってこんなキモチかな・・・ なんて思っているとトンでもないユナ様の声が・・・ 「リナ、ここにイクラが残ってるのー!! 」 『あれ?・・・ぼく、イクラなんて料理したっけ・・・』 「おっと、本当だ・・・」 箸をぼくの胸に伸ばすリナ様。『きゅっ!! 』 「ひああああああっ!! 」 絶叫するぼく。ぼくはビクビク体を震わせて訴える。 「そ、それはぼくの・・・おっぱいの先っぽの・・・んああああっ!!つままないでっ・・・」 胸を震わせるぼくにご主人様がピシャリと言う。 「にゃ!! お刺身落としたらヒドイにゃよ~!! 」 「そ、そんなっ!!ああっ、いやああっ!!そんなにツンツンしないで~!! 」 歯を食いしばるぼくにリナ様が箸の先でツンツン、クニクニしながら実に嬉しそうに 言う。 「なんかこのイクラ、ふくらんできたんじゃないか?」 「だ、だからっ、ち、違っ・・・くうううん・・・」 お刺身を落とさないようにしつつ身悶えるぼく。後ろ手に縛られた腕は背中の下に あって、強制的に胸を突き出すような姿勢になってる・・・それなのにユナ様が更に 追い討ちをかけてきて・・・ 「ん~っ、じゃあユナもこの反対側のイクラを直接・・・ちゅうううっ!!」 「ひああああっ!! だめ、だめです~!! 」 激しい快感にどうにかなりそうなぼく。でもちょっとも動けなくて・・・そして、 ついに恐れていたことが・・・ 「どうしたにゃあ?腰がモジモジしてるにゃよ?」 ネットリと囁くご主人様。大口をあけてカツオのタタキを頬張る。 「んっ、くっ・・・な、何でも・・・ありません・・・」 ぼくは歯を食いしばって言う。でも・・・ 『ど、どうしよう・・・アソコ、おっきくなって来ちゃった・・・』 ぼくは徐々に育ってきた自分のシャフトを自覚する。太ももでぎゅっと挟み 込んで・・・でも、もしも挟む力がゆるんだら・・・ 「ああっ、だめです~!! 」 キモチ良くて、力が入らなくなったぼくの太ももから、すっかり大っきくなった オチンチンが・・・ 『ぴょん!! 』 元気良く跳ね上がった。ちょうどオチンチンの上に盛り付けてあったお刺身が、 ツマが、海草が・・・全部一緒に空中に高く跳ね上がって床一面に散らばった・・・ 「にゃにゃ!!・・・お前、お皿のクセになんてことするにゃ!!」 激怒したご主人様がワサビをしなやかな指にたっぷりすくい取って言う。 「おしおきにゃあ!! 」 「ゆ、許してくださいっ!!・・・えっ!?いやあああああっ!! やめてえええ!! 」 両端からリナ様とユナ様がぼくの足をガッチリと掴んで大きく開く。そして ご主人様の手がぼくのオチンチンの下の恥ずかしいトコロに・・・ 「そんなのいやだ――っ!! 」 下半身を確認すればまだ危険地帯と思われる場所にはたっぷりお刺身が残って いて・・・ 「うわあああん!! ぼくどうなっちゃうの~!! 」 まだ乱痴気騒ぎの晩餐は始まったばかり・・・ 「にゃふふ・・・」 マナは召使いを見つめる。美少年とは言い切れないものの、誰をもほっとさせる 優しげな顔には苦痛とそれ以上の快感がくっきりと浮き出ている。この召使いを 買った当時、病気だったせいかその体の色は目に染み入るほど白い。そんな召使いが 太ももをほんのりと染めて、スリスリモジモジしてる姿はマナを大いにそそらせる。 普段ならお臍にくっ付くほどのシャフトを無理やり挟み込んで根元がミシミシ 痛いのであろう、歯を喰いしばしり耐えている召使いを眺めつつマナは思った。 『ちゃんとわたしにおねだりしたら楽にしてあげるのににゃあ・・・』 召使いは垂れ気味の黒い瞳をうるうるさせてるけど決して弱音は吐かない。もっとも、 その少し意地っ張りでマナのいささか爛れた性活・・・いや、生活に染まらない性格は ダイヤモンドのように貴重なのは十二分に判っているのだけど・・・ 「どうしたにゃあ?困ってるならわたしに言ってみるにゃ、ほらほら・・・」 内心のキモチを押し隠し、マナは自分の召使いにネットリと問いかける。召使いは 『きっ』とマナを見つめて答える。 「な、何でもありませんっ!!くううっ、はんっ・・・」 「にゃにゃ・・・リナ、ユナ、もっと激しくしたげるにゃ」 マナは二人の妹に声をかける。すると二人は返事の代わりにいやらしい舌使いの 音でそれに応えた。 「ひいいいいっ!!あっ、いやああっ噛んだらだめですぅ――!!はあああっ、 あくっ!! 」 ガクガク身もだえする召使い。蕩けたような表情で涙をポロポロこぼしてネコ娘達に いいように嬲られている。激しく胸の先っぽを吸われるたびにクネクネとマナを 誘うように艶めかしく小さな腰が揺れている。 『・・・じゅるる・・・』 慌てて口元のヨダレを拭うマナ。いい気になって二人の妹に命令してたのはいいが すっかり出遅れた、というか自分が入るトコロがない・・・召使のおっぱいは両方 ふさがっているしキスはヘソを曲げた召使いは許してくれそうもない。肝心の部分は 刺身の下・・・ためしに妹達に言ってみる。 「にゃにゃ・・・ち、ちょっと交代してみるにゃあ・・・」 「フ――ッ!! (ですの――!! )」 食事を中断されたノラネコのような顔で妹に睨まれるマナ。 「にゃむむ・・・」 この場をとりなす助け舟を期待して横目で召使いを見るが・・・ 『ぷいっ』とソッポを向かれてしまう。嫌われてしまったらしい・・・ 「も、もういいにゃあ!!勝手にやってればいいにゃ!!」 自業自得である。はみちょにされてしまったマナはそばにあった一升瓶を手に取ると ソファにあぐらをかいて直接グビグビと呷るのであった・・・ ご主人様はスネてヤケ酒をきこしめしている。いい気味だと思ったのはつかの間、 ぼくのカラダをいいようにするのはコワれた二人のネコ姫のわけで・・・ 「ひくうっ、くっ、あっ・・・もう・・・」 完全に大っきくなったシャフトは今にも外に弾け飛びそう。強く挟んでいる太ももは 力の入れすぎでつる寸前みたいに震える。オチンチンが折れちゃいそうにイタイのに、 口から出るのは快楽の呻き・・・ 「リナ様・・・ユナ様・・・もう、もう許して・・・」 ぼくは小さな声で訴える。『てゅぽん』とぼくの胸の先っぽから口を離したリナ様が 囁く。 「どうした?イタイのか?」 ぼくは藁にも縋るキモチでガクガクうなずく。 「は、はい・・・もうやめて下さい・・・ひあっ!! 」 意識をリナ様にむけていた所為でいきなり耳元に息を吹きかけられてゾクゾク しちゃうぼく。ユナ様が囁く。 「リナ、イタイのはいけませんの、もっとキモチいくなってもらいますの――っ!!」 「そうだな、うむ」 リナ様もぼくの耳を『ぱくっ』と咥えて言う。 「そ、そんなち、ちがっ・・・ひっ、あっ、だめですぅ・・・」 耳たぶをはみはみと噛まれて、舌先が耳の渦巻きに沿ってゆっくりねっとり這ってくる。 「あっ、あっ、あっ・・・」 背筋を逸らしてダブルの耳責めに耐えるぼく。 『にちゃ、ちゅく、ちゃくちゅく・・・』 舌が這う濡れた音は、ぼくの頭に直接響く感じ。二人の舌先は今まで眠っていた ぼくの快感スポットを的確に掘り起こしていく。 「うあああ・・・だめ、ひああ・・・んあああああっ!!」 とろとろとした快感に油断していたぼく。そこにいきなり示し合わせたリナ様と ユナ様がぼくの耳孔に舌先を差し入れて抉るようにしてぐりぐり刺激する。 「ひいいいっ!! うわあああっ!!だめ、んくうぅぅっ!!」 ガクガクとわななくぼく。お刺身が落ちなかったのが奇跡のよう。そのまま耳に 熱い吐息と共にユナ様が言う。 「キモチいいでしょ?頭の中を直接舐められてるみたいで・・・」 「ひ――っ!!あっ、くぅ――ん!!んっ、はふっ・・・」 『ちゅ、くちゅ、くちゅ・・・』というエッチな音がカラダの内から響いてぼくを 責めつける。じかに脳髄を舐められてるみたい・・・空いた手でリナ様がぼくの胸の先を ピンピン弾いてる。指先を円を書くようになぞらしたり、尖った先をプニプニ押したり、 すぐ横を引っ掻いたり・・・その時だった。 『ずる・・・』 薄っすらとかいた汗で太ももの間のシャフトがぬるっと滑る。完全に大っきくなった シャフトが本来の位置を取り戻そうと動き出す。慌てて太ももに力を入れるけど 間に合わない。 「えっ!?あっ、あっ、ぼく、ぼくもう・・・だめっ、いやああああっ!!」 ぼくのシャフトがついに飛び出る。そして上にあったはずのお刺身が宙に・・・ 舞わなかった・・・ 跳ね上がる瞬間『ひょい』とお箸でギリギリのタイミングでお刺身をどけてくれる ご主人様。 『ぴょん!! 』 ぼくのシャフトは空振りしておへその下を叩き、ギンギンにエレクトする。 「ご、ご主人様・・・」 感激でうるうるするぼく。良く考えれば感謝するいわれもないけれど・・・ 「た、助けてくれたんですね・・・ほえ!? ・・・」 顔をあげたご主人様が酒臭い息を吐いて言う。 「も、もうがまんできないにゃ!!ココはわらしのモノにゃあ!!ひゅっく!! 」 「よ、酔ってる・・・うわわわわっ!! 」 いきなりご主人様がどぼどぼとぼくの足の間に清酒を注ぎ込む。こぼれてしまうので 思わず太ももを閉じるぼく。清酒はぼくのオチンチンのトコロにヒタヒタと溜まっている。 「ご、ご主人様何を・・・?」 「いただきますにゃ・・・ず、ずちゅちゅちゅ・・・」 いきなりご主人様が足の間に溜まったお酒に顔を突っ込んですすり込む。 「ふああああっ!! そんなのヘンですう!!ああっ!!そんなに音を立てないで下さいっ!! うわああああん!!やっぱりご主人様オヤジです――っ!!」 顔を紅くして叫ぶぼく。みるみる太ももに溜まったお酒はなくなっていくけど・・・ 「んっ・・・そんなに舐めないで・・・はあっ、そこは、そこはあああぁ・・・」 ご主人様の舌がざらざらとぼくの太ももの内側を舐めあげたりしてくる。ご主人様は ぼくを上目使いで見つつ、あごをお酒でべたべたにしながら言う。 「にゃはっ!!さっきから責められて、もうここパンパンにたまってるにゃあ」 ご主人様がピチャピチャとお酒といっしょにぼくのシャフトの根元の袋を 舐め上げつつ囁く。同時にご主人様の指がシャフトを捕らえて・・・ 「あっ、あっ・・・ダメです、んくっ・・・はふっ・・・ひくん・・・」 さらに手首を使ってシャフトをしゅにしゅにと柔らかくしごかれ始めるとぼくは 恥も外聞もなくよがり始めてしまう。リナ様とユナ様はぼくの耳元に『ちゅ、 ちゅっ』とキスしながら熱く囁く。 「おお・・・いつ見ても・・・こんなに反り返って・・・血管もゴリゴリしてて・・・」 「あっ、先っぽにオツユが溜まってきてますの――っ!!」 ぼくは顔を打ち振って言う。 「はあっ・・・言わないで、そんなコト言わないで下さいぃ・・・んっ、あっ・・・ひあっ!!」 ご主人様は巧みな手つきでぼくを追い立てる。しゅにしゅにこすりつつ、指の又で カリ首を挟むと小刻みに速いテンポでクニクニとそこだけ刺激する。時おり指が 亀頭の先端に伸び、溜まった先走りの珠をつぶして指の腹でてらてらとパンパンに 張り詰めたシャフトの先っぽに塗りのばす・・・たちまち込み上げる射精感。ぼくの視界が 霞む。 『ふあああっ!? ぼくもうイキそう・・・』 「ご、ご主人さまぁ・・・ぼくもうイキま・・・あん!・・・」 行く寸前で止められる愛撫。ぼくは不満そうに甘えるように小さく鼻を鳴らす。 霞む視界の向こうではご主人様のいた位置にたんこぶをこさえたリナ様がいて・・・ 「ひゃん!! つ、冷たいですぅ・・・」 沸点寸前の灼熱したシャフトに冷たいお酒がまたもや振りかけられる。込み上げた 射精感は急速に冷やされて収まったけど・・・ 「いくぞ・・・んっ、むぐっ、ちゅっ、ずちゅ・・・はんっ、れるっ・・・」 いきなりシャフトを口内の奥まで飲み込むリナ様。 「ふああああっ!!あっ、ひあっ・・・そんな・・・激しすぎますぅ・・・」 シャフトについたお酒を舐めまわす舌がぼくを快楽の淵に叩き込む。一旦のど奥まで くわえ込んだシャフトをリナ様はゆっくりと、大きさを確かめるように口から出す。 大っきいシャフトが手品みたいにズルズルとリナ様の紅いルージュを引いた口から 出現する。リナ様はうっとりとそれを見つめて吐息をつく。紅いルージュと目の下の 泣きぼくろがとってもセクシーな感じだ。 「逞しいな・・・イキたければ何時でもイッていいのだぞ・・・んっ・・・」 リナ様はいったん溜まったお酒を口に含むとそのままぼくのカリ首をくわえて くちゅくちゅと小刻みに顔を振る。 「ひんっ!!な、なんだか・・・熱くって、はあっ・・・どくどくしてきて・・・んふっ・・・ ひあああっ!! 」 何か、お酒をシャフトの粘膜が吸収しているのか『どっ』と血液がシャフトに 流れ込んでくる感じ。鋭い快感はアルコールの力で鈍くなってきたけど、重い ずしりとした快感がじわじわと迫ってくる。 「ああっ!! ぼく、ぼくもう・・・」 蕩けるような快楽の中、知らず知らずに腰がブリッジみたいにせり上がる。その時 耳元で声がした。 「あと1分ですの、あなたもガマンするですの――っ」 ユナ様の声。すると追い立てられるみたいにリナ様がラストスパートをかけて 激しいフェラチオをする。 『ぢゅっ、ずちゅちゅ・・・んっ、はむっ、ぺちゃ・・・れる・・・じゅぞぞぞぞぞ!!』 「あっ、あっ・・・そんなに吸ったらぁ・・・ああああっ・・・」 「時間ですの――っ!! 交代、こーたーい!! 」 危うくイキかけたところでやっぱりご主人様に殴られたユナ様がリナ様を押しのける。 リナ様は舌打ちしてしぶしぶと離れる。シャフトは射精寸前でビクビク痙攣してる。 ぼくは何度も焦らされて気が狂いそう・・・ 「はくうっ・・・もうイカせて、イカせて下さい~っ!!」 腰を突き上げて訴えるぼく。でもユナ様は新たにお酒を注ぎ足して非情に言う。 「すぐイッちゃいそうですの・・・でも時間いっぱい楽しみますの――っ」 ユナ様はぼくのシャフトの根元をぎっちりと指で輪っかをつくり握りしめる。 そして袋を丸呑みして口の中で転がしつつお酒を堪能する。 「んっ、いいですの・・・格別ですの――っ」 「ひきいいいっ!! 出さしてっ!!出さして下さい――っ!!」 ぼくは悲鳴をあげるけどぎっちり握られたシャフトは『ビクンビクン』と空打ち するばかり。もうぼくイキっぱなしなのに、海水を飲んだ遭難者みたいにイケば イクほど渇いて、益々イキたくなってきて・・・ 「ん――っ!!くああああっ!!だめぇ、そんなに『もきゅもきゅ』しないでっ!! イカせて、出させてください――っ!! 」 目に橙色の火花が舞う・・・意識が飛ぶ・・・ 結局、夢中になったユナ様は時間まで指を離すのを忘れてしまう。ぼくは一際 大きくシャフトをわななかせジリジリと炙られるような暗闇に落ちる・・・ 激しい快感に突き飛ばされるように意識が引き戻された。時間は1分も経っていない。 目が覚めるとぼくのシャフトを三人がかりでチロチロ舐めてるご主人様たちがいた。 いきなりせっぱ詰まった僕が言う。 「んっ、ご主人様・・・イッちゃいます・・・」 「もっと楽しませるにゃ・・・はむっ、ちゅく・・・」 「でも・・・ぼく、あっ、そんな・・・舌が何枚も、きゃふ・・・んん――っ!!」 ぎゅっと目をつぶるぼくにご主人様が言う。 「わかったにゃ、じゃあイッてもいいにゃ・・・でも・・・」 「んあっ・・・『でも』って・・・はん・・・」 テーブルの上で身もだえしながら言うぼく。残っているお刺身はかろうじて 落ちていない。 「このまま白いのいっぱいでたらどうなるのか判らないか?・・・れる、んっ、くっ・・・」 シャフトにネットリ舌を這わせてリナ様が言う。 「くすくす・・・きっとお刺身のホワイトソースがけができますの――っ・・・ ちゅ、ちゅっ」 長い舌がカリ首に巻きつく。柔らかい舌がシャフトの裏を舐め上げる。熱い舌先が ひらめくように裏筋をくすぐる・・・ 「えっ!? うそ・・・だ、だめです・・・うわっ!!イクっ!!いやあああっ!! 」 ついに熱いかたまりが込み上げてくる。でも、でもぼく、イッたらお腹の上にまだ乗ってる お刺身ダメにしちゃう!!でも、もう止められなくって・・・ 「ひぎいいいいいいっ!!イクっ、イクっ!!ああああああああっ!! 」 ぼくはガクガクと腰を痙攣させた・・・ 『びゅくっ!! びゅくっ!! 』 「うあっ!! いやあああああっ!! 」 仰向けのぼくの視界に映る安っぽい蛍光灯の下に純白の白濁がスローモーションの ように舞い飛ぶ。 『う・・・あ・・・でちゃった・・・』 ぼくは涙のにじむ目で天井を呆然と見上げる。大量の白濁は熱くぼくのカラダに まんべんなくぱたぱたと降りそそぐ。ほっぺに落ちた白い液体がゆっくり流れ落ちる・・・ 「お前!! お皿のクセに何てことするにゃ!! 」 激怒するご主人様。きっぱりと宣言する。 「ダメにしたお刺身はお前が全部セキニンとるにゃ!! 」 「せ、責任って・・・うわっ!! 」 ぼくの横にいたリナ様がガッチリとぼくの頭を固定する。そしてユナ様がぼくの アゴのちょうつがいをグイッと掴んで無理やり口を開けさせて・・・ 「ま、まひゃか・・・」 「そのまさかにゃ、ほ~らホワイトソースがけ、おいしいにゃよ~!!」 ご主人様はお刺身にたっぷり白濁を塗りたくってぼくの口に・・・ 「いやだ――っ!! 」 ぼくは小さく悲鳴を上げて、ギュッと目をつぶる・・・でも何も起きなくて・・・ というか・・・ 「えっ!? あっ、ああっ!! や、やめてください――っ!! 」 その行動に気がついて絶叫するぼく。 「にゃふ・・・にゃかにゃか悪くにゃいにゃ・・・はむっ・・・」 「ふむ、まったりとしていて・・・もぐもぐ・・・」 「コクがありますの――っ!! ・・・ぱくぱく・・・」 などと言って、舌鼓をうっている三姉妹たち・・・ 「や、やめて!!こんなの食べないで、キタナイです、やだやだやだ――っ!!」 ぼくはカラダを羞恥に紅く染めて抗議する。裸にされるよりも身が焦げるように 恥ずかしい。なんか・・・人前で犯されてるみたいな感じがする・・・ 「やめて下さい・・・こんなのヘンです、おかしいですぅ・・・ぐしゅ・・・」 ぼくが訴えるのにかまわず、再び食事に没頭する三人。またたくまにお腹の上の 食べ物は無くなってしまう。 「にゃかにゃかうまかったにゃ」 「心身ともに堪能したぞ・・・この女体・・・もとい、ショタイ盛り・・・ふう・・・」 リナ様が大量に食べたのに平べったいお腹をさすって溜息をつくように言う。さっき ワカメ酒を自分もやりたいってワガママ言ったときにご主人様に殴られたショック なのか、すっかりコワレ状態からマトモに戻ってる・・・ 「お腹いっぱいですの――っ」 「そ、それじゃもうお開きに・・・」 ほっとして言うぼく。ところがご主人様の声。 「にゃふ・・・古来から良く言うにゃ『食欲を満たしたら次は性欲』にゃって・・・」 ご主人様はぼくの足元で着ているものを脱ぎながらゆっくり言ってる。 「そ、そんな――っ!! 」 食事が終わっても、デザートの時間が残っているみたい・・・ ご主人様はするりと長Tシャツを脱ぎ捨てる。 『ふるん』と大きさと形の良さの折り合いを限界まで追求したような双乳が まろび出る。次にホットパンツに手をかけるとそのたわわな胸が、少し前かがみになった のと、腕に挟まれるようになって『ぐっ』っと谷間が強調されてどきどきするほど セクシー。 そして、くるくる丸めるようにしてホットパンツを抜き取ればご主人様を覆うのは 青白のストライプのショーツのみ。オトナっぽいのがホントは似合うけど、ぼくが 買うの恥ずかしくて・・・ご主人様の美しさに眩しい物を見てしまったように目を 逸らすぼく。すると・・・ 『ぱさり・・・』 顔になにかかぶさる感触・・・視界に広がるのは青白ストライプ・・・ 『こ、これ、ご主人様がたった今穿いてた・・・』 気のせいだけどその小さな布キレがホカホカしてるみたいに感じて・・・ 「ふあっ!! 」 同時に、いきなり漲り始めたシャフトを握られて小さく叫ぶぼく・・・ 「どうしたにゃ~?いまビクッてココが動いたにゃよ・・・さっき出したのにもう大きく してるにゃ・・・」 ご主人様がネコ耳をピコピコ震わせてぼくのシャフトを握って囁く。 「だ、だって・・・」 ぼくは顔を紅くして横を向く。ご主人様裸だし・・・ストライプだし・・・ するとご主人様がテーブルの上に乗ってぼくを跨ぐ。 「まあいいにゃ・・・お前もちゃ~んとアソコの中でどぴゅどぴゅさせてやるにゃあ」 「そ、そんな・・・べつに、ぼく・・・」 「ほ~ら、もうずぶずぶ入りそうにゃあ・・・」 ぼくのシャフトを手に取って柔らかな入り口をプニプニなぞらせるご主人様。 ぼくのとご主人様のオツユがまざってエッチな音がしてます・・・ 「どうしたにゃ?嫌がらにゃいのきゃ?」 「えっ!? はんっ、くっ・・・そ、それは・・・」 イジワルにぼくを焦らすご主人様。ご主人様だってヌレヌレなのに・・・でもぼく、 気持ちイクなりたくて、先っぽはご主人様の入り口をぷにぷにつついてて・・・ 「はん・・・ご主人さまぁ・・・く、ください・・・」 「にゃんか言ったかにゃ?」 ワザと聞きなおすご主人様。唇を噛むぼく。でもシャフトに熱いミックスジュースが トロリと伝い落ちる感触と同時に、ぼくの最後の理性もトロリ流れ落ちる。 「ひっ、あっ!!入れてっ、ぼく、ご主人様のナカでイキたいですうっ!!」 叫ぶように恥ずかしいコトバを言うぼく。そして同時にあさましく腰をガクガク 突き上げてご主人様に催促してる・・・ 「良く言えました・・・にゃ!! 」 ご主人様がペタリとぼくの腰に座るようにして一気に腰を沈めた。ぼくのシャフトは 根元近くまでピットリとご主人様の中に収まる。 「にゃはあああああん・・・キ、キクにゃ・・・」 軽く背をのけぞらせてお腹の中のシャフトの感触と大きさを楽しむご主人様。ぼくも やっと熱い柔肉に包まれてつかの間の天国を味わう。 「にゃふ・・・動くにゃよ・・・」 ご主人様はぼくの薄い胸に手を軽く置き腰をゆっくり踊らせる。ぼくがあごを 引いて下を見ればずぶずぶと出入りしてるシャフトはご主人様の蜜にまぶされて キラキラ光ってる・・・ 「はにゃ、にゃん!!・・・いいにゃ、奥までずんずんするにゃ・・・んんっ・・・みゃん!!」 我を忘れそうになったご主人様が指を咥えて羨ましそうに見ている妹達に気がつく。 リズミカルに動きつつ、ポニーテールの髪を指ですくと余裕たっぷりにご主人様が 言う。 「順番、今のうちに決めておくといいにゃ、ちゃんとリナとユナにも貸して あげるにゃ・・・んっ・・・はにゃん!! 」 瞳を輝かせて色めき立つ妹達。 「さすが姉上っ!! 一生ついて行きますっ!! 」 「持つべきものは気前のいい姉ですの――っ!! 」 なんてジャンケンしてる二人・・・でも、ぼくの意見は?・・・ 「んっ、はにゃっ・・・んっ、んっ、んっ・・・」 そしてクライマックスの近いご主人様。ぼくのシャフトが中できゅんきゅん 絞られて、ぴゅっ、ぴゅって熱い蜜がかけられてる・・・めちゃくちゃに叫びたいほど 気持ちイクなってるぅ・・・ 「す、吸ってにゃ・・・」 ご主人様が倒れ込むようにぼくに被さって、伸びをするようにして胸をぼくの顔に 押し付ける。ぼくは窒息しそうになりながらも必死でご主人様の先端を舌で捉える。 「はむ・・・ちゅ・・・ご主人さまぁ・・・ふぁむ・・・ご主人さまぁ」 少しコリコリしてる・・・かな? 「うにゃあああっ!!いいにゃ、つ、強く・・・にっ、ああっ!!噛んでっ!! 噛んでにゃあっ!! 」 ぼくは反対の胸にも平等に愛撫をする、甘噛みするとビクビクご主人様がふるえる。 その間もご主人様の腰だけは別の生き物のようにクネクネとグラインドしてぼくを 絶頂に導いていく・・・ 「にゃふ・・・イク、イキそうにゃ・・・んっ、はにゃん・・・あっ・・・」 イキかけのご主人様の秘裂の柔肉はうねるような動きまで加わってぼくをいっしょに 追い立てる。そして胸をぼくの顔にぎゅうぎゅう押し付けて叫ぶ。二人の激しく ぶつかり合う接合部から『ぷちゅぷちゅ』とエッチな音がしてる・・・ 「に゙ゃっ!!いっしょに、いっしょに・・・イク、イクにゃ――っ!!」 「ふあああああっ!! ぼくイキますご主人様――っ!! 」 ぼくはご主人様にたっぷりぶちまける。ご主人様がビクビクとつながったまま 上体をのけぞらせると、唇で強く吸っていたおっぱいが引張られて未練がましく 『ちゅっ』と音がして離れる。唾液に濡れた先っぽは赤みを増して光ってる。ぼくは 煽られたように上ずった声でイキながら腰を突き上げる。 「ご主人様!!ご主人さまぁ――っ!!出てるっ、どぴゅどぴゅ出てます――ッ!!」 ぼくは真っ白になりそうな快感の中、一滴残らずご主人様の中に溢れんばかりに 白濁を撃ち込んだ・・・ 「はあっ、はふ・・・はあはあ・・・」 心地よい射精感の余韻に浸るぼく。とってもキモチいくって本当にカラダの 相性ってあるんだとしみじみ思ってるといきなり柔らかい唇で口をふさがれた。 「んっ!? むむっ!! 」 不意打ちで唇を強引に奪われるぼく。息ができなくて目を白黒させるその視界には ぼくとご主人様のセックスを見てガマンできなくなったリナ様がアップで入っている。 「はふっ・・・!?リ、リナ様・・・んっ・・・れちゅ、むぐ・・・だ、だめ・・・くふっ・・・」 リナ様のざらざらとした長い舌がぼくの口の中をむさぼるように犯していく。 強引な舌は瞬く間に侵入し、ぼくの舌にきつく巻きつき、さらに舌の裏や歯茎まで 乱暴に愛撫してぼくの抵抗を奪っていく。そして代わりに腰が熱くなってきて・・・ 「ふむううう・・・次は私だ、早く貫いてくれ・・・いいぞ、また大きくなって来た・・・」 再びエレクトしたシャフトに大きな手を絡めてうっとりと言う。 「早速、いくぞ・・・」 リナ様はぼくに背を向けるようにしてぼくを跨ぐ。ぼくの視界にリナ様の顔でなく、 広い背中が映る。リナ様って感じてる所、見られるの嫌いみたい・・・この前、リナ様の イキ顔の話をしてメチャクチャ怒らせちゃったし、気にしてるみたい・・・少し悲しい・・・ そしておもむろに腰をゆっくりと落としていくリナ様。ぼくのひざこぞうの上に 乗ってるリナ様の右手のひらが熱い・・・。 「うっ・・・うあ、入ってる・・・ずぶずぶ入って・・・ん――っ!!」 先っぽを入れただけで少しイってしまった・・・姉上の召使い君のシャフトは私の 入り口付近で凄まじいほどの質量を誇示している。目を閉じるとそのシャフトの 脈動が小さく、確実に『ずっくんずっくん』と感じられて脳を炙られるように理性の 歯止めが効かなくなる・・・ 『そ、その前に早く・・・入れないと、狂いそうに・・・でも・・・』 ゆっくりと腰を落とす。シャフトの先端が私の秘肉をゆっくりと掻き分け快楽を 掘り起こし、さらに張り出したカリがゴリゴリとその部分の快感を開放させる、 するとシャフトが通過してる部分の内壁だけ一気に『目覚めて』柔らかく蠢き、 召使い君のシャフトにみっちり巻きつき、熱い蜜をとめどなく滴らせていくのだ。 その『目覚める』感覚は妖しくも不思議で、クセになりそうで、ことさらじわじわと 腰を落とす。根元まで入った・・・ 「くふうううっ・・・お、お、お・・・」 私は召使い君の腰の上で大きく息をつく。いや、もうそれは息ではなくて快感に 染まったよがり声。涙さえにじむ表情はだらしなく蕩けたようになってるに違いない。 この前、召使い君に『リナ様ってシてるときの顔ってカワイイですよね』なんて 言われてしまった。この無敵のリナ、無双のリナに向かってカワイイだなんて・・・ カワイイって・・・カワイイって初めて言われた・・・ 「い、いいいいい行くぞっ!!私をちゃんとイカせるのだぞっ!!くっ、ひんっ!! ・・・ んっ、おあっ!! ・・・」 雑念を振り払うようにここはメチャクチャに私は腰を振りたくる。瞬時に理性の 掛け金は吹き飛び快楽のみを追求する獣のような自分になるに違いない。・・・ そ、そしてカワイイ顔して絶頂するのだ・・・ 「うあ・・・あっ・・・」 ぼくのシャフトはリナ様の中に収まる。カラダを鍛えているリナ様はホントに 『ぎゅっ』と入り口の方が握られてるみたいに締まる。ぼくはイキそうになるのを ガマンして必死で息を整える。ぼくの目に大きな白いリナ様の背中が映っている。 ちなみにリナ様は顔と二の腕と太ももだけくっきり日焼けしてる、後のパーツは 抜けるように白い肌の持ち主。そんな白い背中がなんか、いきなりまたたく間に紅く 色づき、もじもじ『きゅーん』と身を揉むように身をよじったりと不思議な動きを してる。 『?・・・』首をひねるぼく。前を向いてくれれば判るのに・・・ そしてがばっと起き上がったリナ様がいきなり言う。 「・・・い、行くぞっ!!私をちゃんとイカせるのだぞっ!!・・・」 その声はもう半分以上イキかけて、蕩けたようにもつれている。しかし、動きは しゃんとしていて、ぼくのひざこぞうの上に手のひらを置いて激しく腰を打ち振る・・・ というか2、3往復したら、いきなりもう止まらなくなったという感じ・・・ 「おあっ!!ぶっといの入ってるっ!!血管ゴリゴリしてるのまでわかるうう!!!!」 のけぞって吠えるように乱れるリナ様。引き締まったお尻が目の前で揺れてぼくを 釘付けにする。お尻の谷間の影でリナ様の中にめり込んでるぼくの太いシャフトが ちらちらとシルエットで見えてすごくエッチ・・・ 『うわ・・・ぼく食べられてる・・・犯されちゃってる・・・』 リナ様の激しいお尻の動きは何か動物が、ガツガツとバケツの中の餌をあさるような 動きを連想させる。夢中で、おいしそうに食べられてる・・・ぼくのオチンチン・・・ 「くふあああっ・・・リナ様、激しすぎ・・・ぼくそんなにしたら、はんっ・・・きゃふ!!」 「くっ、うああ・・・いいっ、いいぞ・・・」 リナ様は前を向いたまま上ずった声でさらに腰を使う。大きなストライドはリナ様の 一番締まるトコロでシャフトの根元から先までまんべんなくしごきあげていく。 「ひいいいっ!!しごかれてるっ!!リナ様の中にいるのに、ぎゅいぎゅい手で 絞られてます――っ!! 」 ぼくもよがりながらガンガンと後ろ手に縛られたまま腰を突き上げる。そのたびに リナ様の可愛いよがり声が混じっているような・・・ 「リナさまぁ・・・ぼく、ぼくもう・・・ふあっ、はん・・・くふぅ・・・」 「イクのか?イキそうか?イクときは『イキます』って言うのだ・・・あんっ、はん、 いやん・・・ゴ、ゴホン・・・言うのだぞ・・・んっ、あっ、あっ・・・」 リナ様がスパートをかける。手はひざからさらに下にずれて痛いぐらいぼくの 足首を掴んでいる。そうやって少し前のめりになった上半身全部を使ったダイナミックな 動きでぼくを追い立てる。リナ様が腰を使うたびに赤毛のシッポがぼくの胸を 無意識に『パシパシ』と軽くたたく。 『ま、前のめりになってるから・・・丸見えです・・・はわわ・・・』 激しく出入してる接合部が丸見えになってる。ぼくのシャフトをぴっちり巻き込んで 『ぐっちょんずっちょん』って、すごくエッチでこんなにこすれたら火とか吹きそう・・・ リナ様ってアソコの毛も真赤・・・あわわわわわ!! なんて余計なことを考えていたぼくはすぐ側に潜んで来た絶頂に気が付かない。 「えっ!? うわ、うわああああああっ!! 」 自覚したときはもう腰が勝手に痙攣し始めて・・・ 「リナ様っ!!ぼく先にイッてしまいますぅ――っ!!ふあっ!! あっ!! あっ!! あ――っ!! 」 「んあっ!!よし、一番奥にたくさん出すのだ・・・うあっ!?」 ぼくのシャフトが熱く弾ける。 『びゅく、びゅくっ!! 』 「おうっ・・・内で、出てるっ!!・・・くうああああああっ!!イクッ、イクッ、 イク――っ!! 」 リナ様が、猫がのびをするように背を反らして絶頂する。シッポは電気が流れたように ピンと逆立つ。ぼくのシャフトはリナ様の行き止まりをゴリゴリ擦りながら何度も、 何度も熱い白濁を接射する。目の前の結合部からぼくが3度シャフトを脈動させた だけで『ぶぴゅ、どぷ・・・』と隙間からリナ様とぼくのミックスジュースが噴き出す ように流れ出した。 『リナ様のアソコぼくがぐちゃぐちゃにしちゃった・・・』 「ひぎっ、子宮が溺れちゃう・・・あああああああ・・・ひっ・・・ぎ・・・」 リナ様が半失神してぼくの足の上に崩れ落ちた。目の前にたっぷりと肉の乗った 大きいお尻が快感の余韻にフルフル震えてるのにぼくは後ろ手に縛られてる・・・ 『はふ・・・ほどいてくれたらナデナデできるのに・・・』 ぼくは一滴残らずリナ様の中に出して、大きく息をついて目を閉じる・・・ 『ゆさゆさ・・・』 ぼくのカラダを誰かが揺すっている。1分足らずの失神からぼくは慌てて目を 覚ます。 目の前にはなぜか半泣きのユナ様。 『あれ?リナ様は・・・』 と首を動かして探せばソファとテーブルの隙間に蹴落とされている。顔に天国な 表情を浮べて・・・それはさておき・・・ 「あの?ユナ様・・・なにか?・・・」 ユナ様がいる。もうすでにドレスを脱いでいる。身に付けているのは黒の ストッキングにガータベルトだけ。胸はまっ平らに近いが、控えめな二つの乳首が きゅんと立って女のコを主張している。ただ、肌色からゆっくりと色を変えて乳輪に なる上品な乳首は二人の姉とは一線を引くぐらいの清楚な感じがする。視線を下に 降ろせば、まだむっちりと肉ののっていない太ももを包むストッキングの上部には 花模様の上品な透かしが入っている。幼い腰にアダルトなガータベルトは似合ってる とは言えないものの、別の色気というか妖しさを発散している。よく見ないと無毛と 錯覚する淡い色のスリットはぬっとりと濡れ光っていて準備万端というトコロ・・・ 「なにかじゃないですの――っ!!やっとユナの番ですのに元気ないですの――っ!!」 ユナ様はぼくのシャフトをふにゃふにゃ握ってうるうる涙ぐんでる。まあ、最後まで 待たされたユナ様の気持ちも判るけど・・・ 「立続けに3回も出しちゃって・・・少し休ませてくれれば・・・」 「い~ま~す~る~で~す~の~!! 」 バタバタと駄々をこねるユナ様。外見に似合っているからそんなワガママも許せる ような気がするから不思議・・・ってぼくのコトだよねこの問題。 「あの・・・ですから・・・」 「うっ、うえええ~っ!!召使い君、ユナのこと嫌いなんですの~っ!!」 大きな目に見劣りしないぐらいの大きな涙がぼろぼろ落ちる。小さい子の涙は ぼくの胸をぐさぐさと責める・・・ユナ様これでも30過ぎだけど・・・ 「あうう・・・ユナ様泣かないで・・・」 慌てて慰めようとするぼく。裸に剥かれて、後ろ手に縛られて、無理やり犯されて・・・ それでその犯人に気を使うぼくって・・・ すると、『しかたない・・・』って感じでご主人様が立ち上がった。片手に持っていた 一升瓶はすでに空になっていて床に転がる。 「ユナ、泣くにゃ・・・」 「でも、でもですの――っ!! 」 スンスン鼻を鳴らして答えるユナ様。ぼく、両手を目の下に持ってきて泣く子って はじめて見たよ・・・ 「わたしにまかせるにゃあ、すぐにバキバキにしてみせるにゃあ」 流し目でぼくを見つつ、胸をポヨンと叩いてユナ様に保障してみせるご主人様。 なんか猛烈にヤな予感・・・ 「ご、ご主人さまっ!!怪しいクスリも飲みませんし、ぼ、ぼくの、お、お尻に 触ったら絶交です!! 家出ですっ!! 」 あらかじめ宣言しておくぼく。 「だいじょうぶにゃ、そんなコトしにゃいにゃ・・・」 ご主人様はまだ食べ足りないのかお箸をしゃぶりながらぼくに言う。 「にゃふふ・・・」 ご主人様がぼくのシャフトの前に陣取る。興味津々のユナ様。リナ様も目を覚まして 起き上がって来てる。 「むむ・・・?」 「何するんですの?」 首をひねる妹達にご主人様は余裕たっぷりに言う。 「こうするにゃ!! 」 ご主人様はしゃぶっていた箸を手に取ると、その先をぼくのシャフトの鈴口から ゆっくりと挿入しはじめたのだ!! 「うわああああああっ!! や、やめてっ!!ひいいいっ!!」 魂切るような悲鳴をあげるぼく。それでもお箸はずぶずぶと強引に尿道に挿入 されていく。暴れようとするぼくにご主人様が釘を刺す。 「動くと内側を傷つけちゃうにゃよ!! 」 「ひくっ!!うああ・・・ご主人様、ぬ、抜いて下さい・・・うっ、あっ・・・」 凍りつくぼくは泣き叫んで許しを請うしかない。しかし無情にも唾液にまぶされた お箸はずぶずぶと挿入されていく。 「すごい・・・もう半分近く飲み込んだぞ・・・」 「入り口、こんなに広がっちゃって・・・」 目を丸くする二人。お箸は当然手元が太くなっているので、ぼくの鈴口はもう ピチピチに引き伸ばされてしまっている。 「うっ・・・あっ・・・こんなに深く・・・怖いよ・・・うっ、うっ、ぐしゅ・・・」 「まあ、そんにゃに嫌がるにゃ・・・今からクセになるぐらい良くしてあげるにゃ・・・」 ご主人様はネットリ囁くようにぼくに話しかけると、お箸の先をつまんだ。 「ほ~ら、内側から感じるにゃ・・・」 ご主人様はゆっくりとクリクリお箸を小さく回す。ラジオのチューニングを合わせる ような、そんな小さく微妙な動きなのにぼくのカラダに凄まじい電流が流れた。 「ぎ、ひあああああああああっ!! 動いてるっ!!やめてっ!!おかしくなるっ!! ああっ、ああっ!! あ――――――っ!!!!」 痙攣するカラダを必死で押さえつけるぼくだが、声は止められない。お箸は 転がらないように真円でなく少し四角っぽくなっているのだけれど、そのホントに 微妙なカドをぼくの尿道はありありと捉えている。 「ひ――っ!!ひ――っ!!引っ掻いてる、引っ掻いてるよ――っ!!お箸のカドが ごりごりって、うああっ、あひ――っ!! 」 絶叫するぼく。その時、ご主人様の声が催眠術のように頭に流れ込む。 「ほら、よ~く感じるにゃ・・・おっきいのがお前の側まできてるはずにゃ・・・ 探すにゃ・・・感じるにゃ・・・」 「ひっ・・・ぐしゅ・・・う・・・あ・・・」 ご主人様の声。目を硬く閉じるぼく・・・そして・・・一瞬だけ見えた。猛烈な違和感、 痛み、生理的嫌悪のなかにネットリと暗い感覚が忍び寄ってる・・・スイッチが 押されてる・・・感覚は一色に塗りつぶされる・・・ご主人様がお箸を小さく、激しく 動かしてる・・・ぞわぞわ・・・うずうず・・・そして・・・そして・・・ 「あ・・・ひ・・・んっ・・・うあ・・・ひっ!? 」 ぼくは目をカッと見開く。緊張して浮いていた腰は逆にトサリと落ちる。 三人の猫姫たちの頭がぐっと乗り出して、一斉にぼくの下半身を注視した。 「にゃふ・・・」 ご主人様の切れ長の瞳が妖しく光る・・・ 三姉妹が思うままに劣情を発散したテーブルは淫靡な手術台。その手術台の上を チープな蛍光灯が哀れな患者の白いカラダを冴え冴えと照らす。 その少年を覗き込み、淫欲にまみれた吐息を微笑と共にクスクスと交し合う 美女姉妹が三人・・・ 即席の手術台の上で、少年のカラダを欲望の赴くままに嬲り、卑猥な治療を施し、 華奢なカラダには受け止めきれないほどのリビドーを叩きつける三人のネコ姫。 一斉に頬をよせるようにして患者の下半身を覗き込む・・・ 「う、うそ・・・お・・・大っきくなってるぅ・・・」 ぼくは意思に反してエレクトしてるシャフトを見て驚愕し切れ切れに呟く。 そして、うっとりとぼくの下半身を眺めるご主人様たち。ユナ様が目を丸くして声を 上げる。 「すごいですの・・・アソコの先からぶくぶく泡だってカウパー吹き出てますの・・・」 「むむっ・・・こんなにお箸がギチギチに入っているのに白く泡立って・・・もう ぎゅいぎゅいにそそり立ってるぞ・・・」 『う、うそ・・・ぼくのオチンチンすっごく元気になってる・・・無理やりなのに・・・ 先っぽからぶくぶくカウパー溢れてて・・・ぼくもうできないのにぃ・・・』 「にゃふ・・・すっかり気に入ったみたいにゃあ・・・」 薄く笑ったご主人様がぼくを嬲るように言う。 歯をガチガチ鳴らして妖しい快感に恐れ慄くぼく。視界に入るシャフトから目を 背けるようにして言った。 「そ、そんなコト・・・ぬ、抜いてください・・・ぼくのココ、コワれちゃう・・・」 慌てて言い繕うぼく。でもシャフトはびくびくと気持ち良さそうに震えてる・・・ 「クスクス・・・いいのかにゃ?こんなに反り返らせてるのに抜くと・・・」 『ずるずる・・・』わざとゆっくりお箸を引き抜くご主人様。そして、いきなりぼくは 絶叫してしまう。 「ひああああああっ!? や、やめてっ!!引っ掻いてるっ!!イタイです――!! 」 そうなのだ、シャフトが反り返っている分だけお箸の側面は激しくゴリゴリと ぼくの尿道を引っ掻き、尖った先が鋭く内壁を削る。 ぼろぼろと涙で顔をべたべたにしてしまうぼく。そんなぼくに構うことなく ご主人様はさらにお箸を回転させて刺激を与える。 「イタイのはお前がさらにチンチン反り返らしてるからにゃあ」 「ホントですの、もう完全バッキバキですの・・・」 「ああっ、ダメです・・・こんなのダメですぅ・・・」 ぼくは顔を力なく振って言う。そうなのだ、お箸が内壁を引っ掻く痛みの中に、 押さえきれないほどの妖しい快楽があって・・・むずがゆいような、わななくような、 オチンチンが裏返りそうなほどの快楽・・・ぼくダメになっちゃう・・・ 「ほら、お前のエッチなチンチンもう開発されてきてるにゃ・・・お前はチンチン ぐびぐび犯されて感じるヘンタイにゃあ・・・」 「ち、違う・・・ひゃんっ!!うあ・・・やめ・・・ひぎっ、くあああ・・・」 快楽の吐息混じりの悲鳴を上げるぼく。ぼくのオチンチンご主人様にお箸で ネットリ犯されてて・・・ 「にゃふ、キモチいいにゃらちゃんと言うにゃ!!ほら、こんにゃふうにぐりぐり 回転させるのがイイんにゃ?」 『クリクリ・・・ずぷ、じゅぷ・・・』 「ひっ、ひいいいいいいいっ!!引きずられてる、引きずられちゃうっ!! うああああああっ、ぼく、ぼくっ、ぼくぼくぼくぼく・・・」 「言うにゃ、ちゃんと言うにゃっ!! 」 ご主人様はさらに激しく、慎重にお箸を深く付き込みグルグル回す。お箸で栓を されたシャフトの根元にカウパーがパンパンに溜まってる・・・うあ・・・ぼくの腰、 勝手ににエッチにくねってるぅ・・・ 「はぁ、はぁ・・・くはっ・・・いい・・・うぁ・・・」 ぼくは気を抜くと、はしたないおねだりのコトバを叫びそうになって、ぎゅっと 唇を噛む。しかし、すぐに濡れた喘ぎ声が固く閉じたはずの唇から次々と紡がれ、 溢れ出していく。 「ほら、どうして欲しいにゃ、どんな恥ずかしいコトして欲しいにゃ・・・」 ご主人様はぼくのシャフトの根元の袋をさすさすしつつ、クリクリとお箸を小刻みに 回転させる。 「イイんですぅ・・・オチンチン犯されて、気持ちイクなって、ひっ!!うあっ!?・・・ あっ、あっご主人様っ!!もっと、もっと『ぐびぐび』動かしてぇ――っ!!」 ついにおねだりまでしちゃう、恥知らずのぼく・・・快楽の色に染まった目から涙が 一筋つうっと落ちる・・・ 「にゃにゃ、『ぐびぐび』ってこうかにゃ?」 ご主人様は一旦、手を休め、シャフトに没入してるお箸の頭に指を一本置くと、 5センチぐらいの円を空中に描くように回した。 「ひぎいいいいいいっ!!えぐられてるぅ!!ふうあああああっ!! 広がっちゃうよ――っ!! 」 悶絶するぼく。涙と唾液を吹きこぼして絶叫する。下半身は大きく足を開いたあげく、 腰をせり出し、ご主人様の眼前で卑猥なダンスを踊るように突き上がる。その時だった。 「あ、あの・・・マナ姉・・・もう、ユナ・・・お願いですの・・・」 つんつんとご主人様の肩をつついてモジモジ訴えるのはユナ様。その太ももは ご主人様のアブノーマルな責めにあてられたのか、太ももの内側をひざこぞうの トコロまで濡れ光らせている。 「んっ・・・そうだったにゃ・・・イッたら本末転倒にゃ、もう抜くにゃ」 ご主人様はその言葉と同時に一気にお箸を引き抜いた。 「ひゃうっ!! 」 ぼくのお尻がやっと緊張から解き放たれる。シャフトはビンビンのまま・・・ シャフトの中に、まだ入ってるみたいな感覚が少しヘンなカンジ・・・そして溜まりに 溜まり、強制増産された先走りが鈴口からトクトク溢れ出す。 「う、あ・・・止まらないよぅ・・・ひっ、あっ・・・きゃふ・・・」 尽きない泉のようにカウパーが大量に吹き出る・・・それが擬似的な放出感となって ぼくを狂わせるけれど、シャフトは強くエレクトして、射精もまだなのだ・・・ 顔の上気したユナ様が四つん這いになってぼくに近寄ってくる・・・エモノを発見した ネコの目つき・・・ ユナ様はぼくのシャフトに小さな手をのばす。 『しゅにしゅに・・・』 絡みつく体温の高い手はぼくのシャフトをしごき、それはたちまちカウパーまみれの ぬとぬとにデコレーションされてしまう。 「これならイキナリでもだいじょうぶですの・・・」 ごきゅん、と唾を呑んで一人ごちるユナ様。ゆっくりとぼくに跨る。ちなみに ご主人様たちと同じように立てひざで跨ると小さなユナ様はぼくのシャフトにつっかえて しまうので、相撲のそんきょのような、中腰気味の微妙な体勢で位置を調整してる。 そんな苦労してるユナ様を二人の姉がはやし立てる。一生懸命なコをからかうのは イケナイと思います・・・ 「早くするにゃユナ。二週目がまだにゃあ・・・」 まだヤルつもりのご主人様・・・腕を組んだままニヤニヤして言う。腕をおへその すぐ上で組んでるからおっぱいが『ぐいっ』って持ち上がって・・・すごい・・・ 「姉上、お子様サイズのユナにはこの大きさは荷が勝ちすぎるのだ、ふっふっふっ・・・」 と、とりあえず庇うように言うがリナ様も笑ってる。腰に手を当てたまま高笑いすると、 それに合わせて『ゆっさ、ゆっさ』って大っきなおっぱいが揺れて・・・はふぅ・・・ 「よ、余計なお世話ですの――っ!!め、召使い君もあんなの見ちゃダメっ!!」 ユナ様はぼくの顔を手に挟んで、強引にゴキッと前を向かせる。 「ユナを見て・・・」 いじらしいユナ様を見上げてガクガクうなずくぼく。ユナ様は狙いを定めたのか ゆっくりと腰を落とす。 「くっ・・・ふぅっ・・・先っぽが・・・」 じわじわと腰を落とすユナ様。あと少しで一番太いトコロ入ります・・・その時だった。 ふっと、差すカゲ。視線を向ければすぐ横にご主人様とリナ様が立ってる。 「なんですの・・・まだ、ユナのばん・・・くんっ・・・はあっ・・・」 「わかってるにゃあ・・・ただ、可愛い妹が苦労してるみたいにゃから手伝いに 来たにゃあ・・・後もつかえてるしにゃ」 と最後にホンネをかましてニヤニヤ笑うご主人様。そんな怪しげな雲行きにユナ様は 顔色を変える。 「いいですの・・・手伝いなんていいですの――っ!!」 「ほほう・・・イイのか、わかったぞいいんだな」 慌てて叫ぶユナ様に構わずその小さな腰ををガッチリと掴んだのはリナ様。 『ぐっ・・・』 たいして力を入れないように見えるのにユナ様の必死の抵抗をモノともせず、 強引にずぶずぶシャフトを強制的に突き入れさせていく。 「ひあああっ!! リナっ!! やめるですの――っ!! 」 「遠慮するでない・・・ぞっ、と!! 」 リナ様は一気に根元まで挿入させてしまった。白目を剥きかけてユナ様がつぶやく。 「ひぎっ・・・ひどいですの・・・ユナのおなかいっぱい・・・ぐっ、あっ・・・」 「どうしたにゃあ、イヤにゃら途中でやめてもいいんにゃよ・・・にゃふ、しっかり 入ってるにゃ・・・」 ユナ様に顔を近づけてイジワルに囁くご主人様。ユナ様の下腹部をさすってシャフトの 位置を確かめる。ユナ様のお腹の中からボクのオチンチン、ご主人様が触ってるのが わかります・・・ 「ひあああっ・・・よっ、余計なお世話ですのっ、ひうっ・・・マナ姉はリナとサカって ればいいんですの――っ!! 」 『フフン』生意気なユナ様の言い草を鼻で笑ったご主人様は『パチン』と指を 鳴らして言った。 「動かすにゃ」 リナ様がユナ様の腰を掴んだまま軽々とシェイクし始めた。 「うあっ!!ひあああああっ!!や、やめっ・・・ひどいですのぉ・・・」 涙をにじませて言うユナ様。サイズオーバーのシャフトは痛々しくユナ様の秘所を 巻き込み、引っつれさせ蹂躙している。 ご主人様はしれっとユナ様に言う。 「そんなつもりはにゃいにゃあ・・・じゃあ、わたしも手伝ってやるにゃあ・・・」 ご主人様の指がユナ様の慎ましいスリットに忍び込む。緩やかに上下に動かされてる ユナ様の体をものともせず、指は巧みにそれを割り広げ、擦り、密やかにくすぐると 10秒も経たないうちにユナ様の声が蕩けだす。 「ふあっ、んっ、・・・ユナのお大事がタイヘンですの・・・あっ、ダメっ、おへその 上まで来てる、つつかれてますの――っ!! 」 ご主人様の指技とともに、硬かったアソコがぼくのシャフトを熱くみっちりと 巻きつくようにうねり出す。一旦ストップしていた蜜の補給も再開され、音を立てて 深く最深部までぼくのシャフトをくわえ込み始める。 「ふあああっ、ユナ様のキツくって、締め付けられて・・・あはっ、ふうっ・・・」 あえぐぼくにもご主人様は手をのばし、ぼくのタマタマを刺激してくる。 「お前もたくさんドピュドピュ出来るようによ~く『もきゅもきゅ』しておくにゃあ」 ご主人様の手はユナ様の秘所をすり立てて、片方の手はぼくの袋を『もきゅもきゅ』 してる・・・ぼくとユナ様はご主人様の巧みな指揮に合わせて腰をぶつけ合う。接合部の 音は卑猥なリズムを刻む・・・部屋に二人はよがり声の二重奏を高らかに響かせる・・・ 縛られている召使いと、妹が高まりつつある。召使のカラダに跨り、幼い腰を 強制的に使わされてよがる姿は、同性のリナからみても可憐で可愛かった。華奢な 美少年の召使いに、小柄な美少女のユナがしがみ付くようにして快感を与え合う姿は、 自分よりも実に似合いの二人のような気がして・・・ 『ぎゅっ・・・』唇を噛むリナ。なんか少し悔しくなって力任せにユナの腰を掴んで 力任せに振りたくる。リナの武術以外での初めての嫉妬でありました・・・ 「そんなに動かしたらダメですの――っ!!ユナ、イク、イクッ、イク――っ!!」 加減を知らない激しい抽送にユナ様は一気に登りつめて、ガクガクとのけぞる。 それでもリナ様は腰をシェイクするのをやめない。ぼくのシャフトもあっという間に 置いていかれたせいでまだシャセイしてなくて・・・硬いまま、ずこずこって・・・ 「ひっ!?ひうわあああっ、ユナ、イッてます!!もうイッてますのっ!!許して、 許してですの――っ!! 」 「遠慮しなくてもわたしの召使いがイクまでユナは好きなだけヤッてていいにゃあ・・・ そうにゃ!!ユナは上下よりも前後にの動きの方が好きだったかにゃあ?」 「ひっ!?ち、違いますのっ!!い、いやあ・・・やめて、もう、もうこれ以上・・・」 ガクガクと絶頂の痙攣を繰り返しつつもご主人様に懇願するユナ様。ご主人様は それを無視してリナ様にニッコリと言う。 「リナ、手伝ってあげるにゃ」 『・・・・・・』 リナ様の返事はないが、その行動で高らかに示した。腰は上下のピストンから 押し付けるような前後のグラインドにかわる。急速にまたユナ様の秘所が『きゅきゅっ』 と締まってぼくをよがらせる。 「い゙あ゙あああああっ!!ふあああっ!!オマ○コいっぱいで、クリもコスれてぇ、 うああああああああっ!!イク、イッてる!!イキっぱなしですの、 止まりませんの゙お゙おおおお――っ!! 」 薄い胸をかきむしるようにして連続でキワまり続けるユナ様。無意識に突き出した 舌から唾液がキラキラ糸を引いて落ちる。シャフトは熱い肉に揉みしだかれて痛いほど 締め付ける。 「ユナ様、ぼく・・・ぼくもうそろそろ・・・きゃふ、あんっ・・・んうっ!!」 シャフトがひくついてシャセイを懇願してる・・・ご主人様の手はすでに移動して、 両手ともぼくのおっぱいをコリコリ責め立ててる。今まで、ご主人様が男のコでも 感じるように執拗に調教されて来たおっぱいの感覚はさらにぼくを狂わせて・・・ 「ふあああっ、おっきいのがっ!!おっきいのがキテますの――っ!!ひゃふう、 くひゃ・・・らめぇ・・・もうらめれすのぉ・・・」 ガクガクと震えるユナ様。 「いっしょにイクにゃ!! 」 ご主人様の指示が飛ぶ。リナ様は石臼を動かすように円を描くようにユナ様の腰を アシストする。そして時おり、ビールかけのビール瓶のように激しく腰を振り、すぐに シャフトにユナ様のクリトリスが直撃するような深いグラインドを強制的にさせていく。 「びあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!らめっ、イキッぱなしれすの!!ユナもうしんれ しまいますの――っ!!イク―――っ!!!!!!!!!」 「うあああっ、ユナ様イキますっ!!一番奥でどぴゅどぴゅしちゃいますぅ!!!!!!」 どこに仕舞ってあったのかわからないほどの大量の熱い白濁がユナ様の中で炸裂する。 その感覚を感じたユナ様がさらにのけぞりイキ狂う。ユナ様の子宮はさらに降りて 狭い膣内をさらにキツクする、子宮口はその口をぱくぱくと震わせて、イッたばかりの シャフトを厚い唇でネットリとフェラチオされてるような熔けるような快感を与えた。 一滴残らずぼくはユナ様に叩きつける。 「ふあああ・・・」 どちらかともない溜息と共にユナ様が前に倒れ込む。ぼくの顔をユナ様の錫色の ネコ耳がぱたぱたとくすぐる。ツインテールの髪からふわりとイイ匂いがした・・・ 『ごぷ・・・』 力を失ったシャフトは収まり切らない白濁といっしょにユナ様のキツイ中から 押し出された。 その感覚を気にして頬を染めて恥ずかしげに俯くユナ様。 「ユナ様・・・」 呟くぼく。どちらかともなく互いの唇が近づき・・・ 「やんっ!! ・・・」 いきなり隣のソファに放り投げられるユナ様。代わりに視界に現われたのは ご主人様とリナ様・・・ 「さ~て、順番にゃ・・・カクゴはいいかにゃあ?」 「そんなぁ・・・ぼくもう・・・」 お刺身が無くなったのでやっと身を起こすことのできたぼくは慌ててお尻で あとずさる。でもすぐにガッチリリナ様に捕まって・・・ 「気にしなくていいにゃ、これで何度でもできるにゃあ」 お箸をしゃぶっているご主人様。 「いやああ・・・それ、もう・・・」 ガチガチ震えるぼく。でも、でも・・・こないでご主人様・・・いやですぅ・・・ああ・・・ 『ずぶずぶずぶ・・・』 ご主人様がぼくの上で腰を打ち振り、待ちきれないリナ様がぼくの顔に跨って・・・ やっと終わったと思ったらユナ様が元気になってて・・・最後はしゃくりあげるだけで 一滴もシャセイしなくて・・・EDとかになったらどうしよう・・・そしてぼくは体中、 三姉妹の蜜まみれになって気を失った・・・やっと休める・・・ 「んっ・・・んんっ・・・」 目を覚ませばもう夜。2つの満月の光は部屋を金色に染め上げている。 「んっ、くっ・・・は、外れた・・・」 必死でもがいて何とか縄をゆるめることに成功したぼく。いましめを抜けたばかりの 痺れた腕を揉んで周りを見渡す。 散乱した食器に囲まれて、所々に全裸のお姫様たちが、大の字に、ソファに しがみ付くようにして寝ていた。 『もう・・・勝手なんだから・・・』 ぼくは音を立てないように食器を拾い集め、ユナ様はそっとソファのうえに、 大きなリナ様には直接毛布をかけてあげる。 『きゅるるるる・・・』 寝息だけが響く静かな部屋にぼくのお腹の音が響く。両手ですきっ腹を抱えて ぼくは思った。 『はぅ・・・そういえばぼく、なにも食べてないよ・・・』 顔を赤らめてお箸を手に取り部屋中を漁るが、骨一つ、刺身のツマの大根ひとかけら さえ出てこない・・・ 『もう・・・みんな食い意地はってるんだから・・・あうぅ、お腹すいたよ・・・』 そんなぼくだが食べ物より先に、全裸のご主人様をソファの影で発見する。大きく 足をおっぴろげて良い気持ちで夢の世界で遊んでいるらしいご主人様・・・ 『はあ・・・』 ご主人様はネコ姫としての恥じらいをもっと知って欲しいと思う・・・その時、 空腹に霞むぼくの目がついに食べ物をとらえた。 『あれ?こんなトコロにホッキ貝が落ちてる・・・お行儀悪いけど、いただきま~す・・・ でも今日ホッキ貝料理したっけ?・・・』 ぼくは手に持っているお箸をそのホッキ貝のお刺身に伸ばして・・・ 『ぷに・・・』 「ぎに゙ゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 この時のご主人様の悲鳴は右ウイング、通称『姫様長屋』のお姫様たちを全て叩き 起こしたと言う・・・って、あっ、やっ!!ご、ご主人様お仕置きはやめてくださいっ!! お箸は、お箸だけはやめて――っ!! 「どうしてこうなるの――っ!! 」 (おしまい)
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←2009年11月 2010年1月→ 12月 日付はその日の最初の枠の日付を参照しています 1日 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdver part123,123~127 2日 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdver part129~134 3日 萌えっ娘もんすたぁ M.S.G part1~2 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdver part135~141 夜枠 4日 萌えっ娘もんすたぁ EMTKver part152 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdver part142~149 5日 萌えっ娘もんすたぁ EMTKver part153~156 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdver part150~152 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part1~2 6日 萌えっ娘もんすたぁ EMTKver part157~160 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part3~7 7日 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part8~13 8日 萌えっ娘もんすたぁ EMTKver part160,162 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part14~22 夜枠 9日 放送なし 10日 萌えっ娘もんすたぁ EMTKver part163 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part23~29 夜枠 11日 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part30~35 12日 萌えっ娘もんすたぁ EMTKver part164~165 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part36~41 夜枠 13日 ドラゴンクエストモンスターズ~テリーのワンダーランド~ part4~5 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ EMTKver part166~169 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part42~43 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状 part2~3,3 14日 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part44~45 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状 part5~9 15日 萌えっ娘もんすたぁ EMTKver part170 昼枠 ひさびさにテトリス雑談 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part46~48 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状 part10~12 16日 ひさびさにテトリス雑談 2枠 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part49~51 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状 part13~14 ひさびさにテトリス雑談 17日 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part52~54 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状 part15~17 18日 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part55~56 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状 part18~24 19日 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part57~58 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状 part25~29 20日 ゼロの使い魔 迷子の終止符と幾千の交響曲 part1~2,2,4~5 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part59~61 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状 part30 21日 萌えっ娘もんすたぁ クリスマス通信大会のお知らせ放送 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 part62~63 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdで通信対戦やってみようず part1~3 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdで通信対戦やってみようず 反省会 22日 放送なし 23日 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdをプレイ 大会PT決め編 早朝枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part64~65 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ こっちむいてない版 縛りプレイ part65 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdで通信対戦やってみようず part4,4,6 ゼロの使い魔 迷子の終止符と幾千の交響曲 part6 24日 クリスマス放送 萌えっ娘もんすたぁクリスマスSPでプレイ 延長枠 通信対戦大会 25日 放送なし 26日 SweetPockets part1~2 夕方枠 SweetPockets part3~5 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdver part153~156 27日 萌えっ娘もんすたぁ スターエメラルドver part1~3 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状2nd part1~2 萌えっ娘もんすたぁ スターエメラルドver part4 ゼロの使い魔 迷子の終止符と幾千の交響曲 part6~10 深夜枠 28日 萌えっ娘もんすたぁ スターエメラルドver part5~7 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状2nd part1~5 うどん放送 2枠 29日 萌えっ娘もんすたぁ スターエメラルドver part8 パチパラ13 part1~5 深夜枠 30日 SweetPockets part6 昼枠 萌えっ娘もんすたぁ スターエメラルドver part9~11 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ えびそばの挑戦状2nd part6 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3Rdver part157~158 パチパラ13 part6~9 深夜枠 31日 今年最後に雑談でも 昼枠 雑談枠 今年最後に雑談でも2 ヴァルキリープロファイル-レナス- part1 昼枠 ヒャッハーついにジャックしたぜー 昼枠 アガイ氏による公認ジャック放送 【正真正銘今年最後】雑談放送【良いお年を!】 夜枠 雑談枠 萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3rdver part159~160 夜枠 萌えっ娘もんすたぁ スターエメラルドver part12~14 年明け後 深夜枠 パチパラ13 part10~12 戻る
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こっちをむいてよ!! ご主人様 第9話 夜になっても雨はまだ降っていた。雪にならないのが不思議なほどの年末の冷たい 雨は、銀の刃のような煌きをこのダウンタウンの裏通りにも平等に振りまいている。 閉店時間のない裏通りの怪しげな店も今日はどこもが早仕舞いしてしまったらしく ネコの子一人いない。いや、よく見れば路地裏や、物陰の奥いたるところからピカリと 光る一対の目が見えるであろう。そんな物騒な通りに誰か歩いてきた・・・ 「ルルー・・・ララララ・・・」 乱雑、そして薄汚れた通りに、場違いなほどの華やかなハミングが流れる。歩いて きたのは女。高級そうなドレスに大きな白い雨傘。表情はその雨傘で遮られて見え ないが、ハミングに合わせてくるくるとゆっくり傘が回る。暗がりの中白い傘が ふっと浮き上がって見えた。 「ララ・・・ラララララララ・・・」 ことさらゆっくり歩く女。このようなスラムに最もふさわしくない女と言えるであろう。 物陰の暗闇に浮いた目の光がいぶかしげに、愚かな獲物を見て欲望にユラユラ揺らめく。 怖くないのだろうか?女はその不穏な気配の中、ためらうことなく歩いていく。 滝のように背中に流れる金の髪。傘を上品に指を三本だけ使って持つしぐさ。そして 歩くたび、その揺れを吸収するがごとく大きな乳房がゆっとりと弾むのが遠目からも 判った。 後少し歩けば無事に表通りに抜けられるかもしれない・・・そんな時だった・・・ 「待ちなよ!! 」 突如、建物の壁を背にした女を囲むように6人のゴロツキがバラバラと現われた。 全員が男で、半人半獣タイプの粗野な身なり。これから起こす事を妄想したのか、 白い呼気を不規則に吐き乱している。しかし、すっと足を止めて話す女の声は数の多い ゴロツキよりはるかに落ち着いていた。 「ふふ・・・なにかしら?」 純白の傘は目深に女の顔をそっくり隠し、表情が読めない。怯えない女にアテが 外れたのかリーダー格のネコがムッとして言った。 「いや、なに・・・貧乏なオレ達にちょっとお金を都合して欲しくてなぁ、なあに別に タダで貰おうって訳じゃあねえ、ちゃ~んとオレ達が一人につき二、三発ぶち込んで やるからその代金さぁ」 その言葉に追従するように下卑た声で手下達が笑う。禁制品の高揚薬でもヤッて いるのか冷たい雨をまるで意に介していない。裏を返せばシラフで犯行を犯す度胸が ないのであろう・・・ 「ふふ・・・まあ、怖い・・・ひょっとして一週間前の三毛の娘もあなたたちが?」 さして怖がった様子もなく、傘をかざしたまましゃべる女。その中に、嘲弄する 感情を薄く感じ取ったリーダーがいらついた調子で叫ぶ。 「けっ!!知るかっ、いちいちヤッた女のコトを覚えてられるかよ!!今月だけで 2桁はヤってるんだよなぁ」 女を脅すように手下達も言う。 「あれじゃあねえですか、先週あんまり騒ぐもんだから廻りのヤツラもやってきて 最終的に20人近くに輪姦されたオンナ・・・ヒッ、ヒッ、ヒッ・・・」 「ああ・・・そうそうありゃ確か三毛ネコだったなあ・・・最後はオカシクなっちまって 裏のドブに捨ててきたけど死んじまったかな」 とさしたる痛痒なく言うゴロツキ達。無邪気な口調はかなりネコ達が若い事を 表している。 リーダー格が薄ら笑って白々しく言う。 「・・・だってよ、お前運がいいや、今日相手するのはたったの6人だからなぁ」 その時、初めて女の傘が『つい』と持ち上がった・・・ 「うおぉ・・・」 リーダーの口から思わず驚きの声が漏れる。美しい・・・ 凄い美貌・・・というか、美しいだけならこの町の高級娼婦にもいくらでもいるが、 一目で両者の違いがわかってしまうほどの圧倒的な輝くような何か・・・があった。 『ふう・・・』息を大きくはくと、胸がゆるゆると揺れた・・・そしてミルフィは静かに しゃべり出す・・・声が震えないように・・・ 「運がいいですね・・・20人ならば残りの不届き者の名前を言って戴くのに、一人だけ 少しの間生きられますもの・・・」 言葉こそ静かながらミルフィの瞳には満々に怒りが満ちていて下賎なゴロツキどもを たじろがせた。 「な、何をいってやがる・・・」 思わず後じさり、息を喘がせるように言うリーダー。たった一人のミルフィに対して 完全に位負けしてしまっている。寒さを感じないはずの背中が震えた。 「よく聞きなさいっ!!わたくしの名は王位継承権第1位のミルフィ!!王城のお針子 ミーナを辱め殺害した罪、女王フローラの名において諸兄らを捕殺する!!」 「な、なんだよ・・・ウソだろ・・・そんなたいしたことしてねえよ・・・」 首をイヤイヤするように振るリーダー。罪の意識もなく、また償う気もない・・・ 「王城の者に手を出してタダですむと思うな・・・」 「ま、待ってくれ!!おれのオヤジは都の憲兵隊長なんだっ!!」 この期におよんで見苦しいゴロツキにミルフィは吐き捨てるように言う。 「ふふ・・・フローラは言った『千の釈明、万の謝罪などいらぬ、ただ一つ命で償え』 と!! 」 「ひいっ!! 」 手下の一人がビビったのかきびすを返して路地裏に逃げ込もうとした瞬間だった。 「えっ!? うぅ・・・あきょ・・・」 と奇声を発して転倒し水溜りに顔から突っ込む。そして打ち所が悪かったのか ピクリとも動かない。不甲斐ない手下を見てリーダーが相対的に冷静さを取り戻した。 「落ち着けっ!!よく見ろっ、相手は一人じゃねえか!!呑まれてるんじゃねえ!!」 「そうだよな、よく考えりゃ結局いつもどおりブチ込んで明日ゆっくりトンズラ すりゃいいじゃねえか・・・へへ・・・ほきょ!? 」 と、一歩ミルフィに前進しようとした男の体は、糸が切れたように膝から崩れた。先ほどの男と折り重なるように冷たく濡れた往来に倒れこむ。 「な、なんだよいきなり・・・しっかり・・・へけっ!?」 と、様子を見に近寄った男も奇声を発し、2歩3歩とよろめく・・・ 「えっ?・・・おおっ??」 叫ぶリーダー。その手下の胸から血で赤く染まった薄い刃が3本突き出ていて・・・ すぐに引っ込んだ・・・いや違う、後ろから刺殺され、凶器を素早く背後から引き 抜かれたのだ。 『どちゃ!! 』倒れる男。 「誰かいるぞっ!! 」 死んだ手下の背後に誰かいるがすぐ暗がりににじむように消える。残った三人が 慌ててナイフを引き抜き、辺りを見回すが気配さえ霧散している。 「背中に気をつけろっ!! 」 リーダーは残ったゴロツキ仲間に叫ぶ。そしてそれを面白そうに眺めつつ、さっき からその場所を一歩も動いていないミルフィが歌うように言った。 「それで?・・・誰がミーナにヒドイことをした仲間を教えてくれるのかしら?・・・ あんなに明るくて一生懸命働く子はいなかったのに・・・」 視線を落とすミルフィ。倒れて氷雨にうたれるゴロツキのシャツの背中に1センチ 程の赤い線が等間隔に並んでいる。刃が異様に薄いので出血がほとんどないのだ。 シャツさえ汚れていなければ単なる心臓発作と言われかねない程の些少なキズ。まるで 暗殺者の殺人のような・・・ 氷雨は相変わらず降りそそぐが、天の気まぐれか厚い雲の切れ目からほんの少し 月が顔を出した。青い月の方・・・そして浮び上がる小柄なカゲはすでにゴロツキの 一人に忍び寄って来ていて・・・手には何も持っていない?・・・いや、月光に青銀色に 煌いたのはクリスタル製の透明な爪。 「おっ、お、お前っ!! 後ろっ!! 」 リーダーが悲鳴のような声をあげる。 「何だって?・・・別になにも・・・へ!?心臓が止まって・・・ふひょ!?」 愚かなゴロツキが冷たい路上に転がる。囁くようにミルフィが言う。 「ミーナはもっと痛かったんだから・・・冷たかったんだから・・・」 「ひいいいっ!! 来るなっ!! 来るな――っ!! 」 ナイフをただ滅茶苦茶に振り回す。リーダーは見た。月光に浮び上がるアサシンの顔。 凄い美少年だった。ネコ耳がない・・・ヒトだ・・・小柄で華奢というか、幼いと言って 良いほどの体。しかし雨に濡れた髪が頬に張り付いてひどく妖艶にも見える。青い月の 光に負けない群青色の瞳に浮かぶのは澄明な殺意のみ・・・後ろを取った手下の横を ただ単にすれ違ったように見えた瞬間、その手下は『どしゃり』と倒れ、少年はすぐ 暗がりに消えた・・・残り二人・・・ 「うわあああああっ!! ゆ、許してくださいっ!! 」 根性のない手下がナイフを放り出し、手を合わせ命乞いをした。 「ふふ・・・では今宵死ぬネコが決まりましたわね・・・」 淡々というミルフィに精神の均衡を失ったリーダーが叫ぶ。 「う、うるせえっ!! 死ぬのはお前だ――っ!! 」 ミルフィに駈け寄るリーダー。そしてその背にチリチリと小さな気配。 「うおおっ!! そこだあっ!! 」 リーダーは後ろも見ず野生のカンを頼りに、振り向きざま叩きつけるように長ナイフの 斬撃を送る。 いた。 リーダーの視界の端。冷たい雨に濡れる死天使。そしてそのアサシンが回避する スピードは斬撃の速度より遥かに早かった。 「ウソだっ!? オレがヒトごときにっ!! 」 絶望の叫びをあげるリーダー。後ろを振り向いたリーダーの後ろにすでに暗殺者は 回り込んでいる・・・ 「うっ!! きひぇ!? ・・・」 リーダーの胸にチカッとした感覚。すぐにクリスタルのスティレットは引き 抜かれるが、同時になにかサラサラと大事な物が抜けていく感じ。目の前が暗い・・・ 『は、走って逃げよう・・・』 と足を踏み出そうとするが、頬に汚れた冷たい水溜りの感触を感じた。 人生の最後に思い出す。ヒト召使いを仕込む際、性技だけでなく穏行術などの裏の 仕事も習わせる上流階級の者がいるということを・・・ゴロツキのつまらない人生が ここに終わった・・・ 生きているのはミルフィとソラヤ、そして失禁して呆然としている手下のみ・・・ 「ご主人様・・・お怪我はありませんか?」 ソラヤが爪をしまいつつ、様子を伺いながらミルフィに言う。『よくやった』と 誉めようとして、甘やかしてはいけないとミルフィは口を開く。 「いつもより遅くてよ、あと10秒は早く終わると思っていました」 「も、申し訳ありませんっ!!至らないソラヤをお許しくださいっ!!」 雨の降る路上に構わずミルフィの前にひれ伏すソラヤ。無表情だった目には涙さえ 浮かんでいる。小さな背中に氷雨が染み込んでいく・・・ 「ふふ・・・帰りますわ・・・この愚か者も逃げる心配はないでしょうし・・・」 ミルフィはゴロツキを見ることもせずお城に向かって歩き出す。 ミルフィが歩き出すと、立っていた所の足の跡がすっかり乾いていた。たちまち 雨で黒く濡れ、同化していく・・・ 『ご主人様・・・』 ソラヤは切りかかられても自分を信じて一歩も動かなかったミルフィを知って、 ほんのりと心が温かくなった・・・ソラヤにとっては何人死のうと殺そうとミルフィが 全て・・・ 「くしゅん!! 」 ソラヤは小さくくしゃみをしてミルフィの後をついて行く。 翌日。シュバルツカッツェ城のマナの部屋・・・ ああ・・・大失敗した・・・いや、コタツを出しただけなんですけど・・・ 「に゙ゃ――っ!!天国ってコタツに包まれたコタツの国に違いにゃいにゃあ・・・ ゴロゴロ」 のどを鳴らし、モコモコの黒い半天を着てコタツにかじりつくご主人様。今日ずっと コタツに入りっぱなしだ・・・ポニーテールと相まって自宅で勉強する受験生のような 女性にしては油断に満ち満ちた格好である。 「ご主人様っ!!もういいかげんコタツから出て王室依頼活動してくださいよぅ・・・」 「硬いコト言うにゃよ、そうだ!!トイレ行きたいからお前かわりに行って来るにゃ」 と、蕩けるような表情でコタツ板にほっぺをいぎたなくくっつけるご主人様・・・ 『うああ・・・ご主人様がコワれていく・・・コタツって悪魔の発明だ・・・』 ぼくは、必死でご主人様に言う。 「もうっ!!いい加減にしてくださいっ!!ミルフィ姫は昨日も街の悪人を一網打尽に したって言うじゃないですかっ!!ご主人様も頑張らないといつまでも30番のドンケツ ですよ!! 」 と手を腰に当てて言うぼく。 「30番、大いに結構にゃあ、コタツと女王ならコタツの方が偉大にゃあ」 「もうコタツから出てくださいっ!!こうなったら実力行使ですっ、えいっ!!」 処置なしである・・・ぼくはご主人様を後ろから抱えて引っ張り出そうとする。 ご主人様は力こそ強いけど体重は普通の女性で軽い。 「やめるにゃっ!! 寒いにゃ・・・にゃはぁん!? 」 ご主人様がヘンな声を上げた瞬間、ぼくの手に『ふにゅ』っと柔らかい感触。ぼくは 慌てて手を離して、とても熱い物を触ったようにぶんぶん手を振る。 「うわわっ!!すみませんっ!!そ、そんなつもりじゃ・・・」 「いきなり何するにゃあ・・・お前ってエッチにゃあ・・・」 流し目でぼくを睨むご主人様。 「あの、その・・・違うんです・・・」 あっという間に主導権を握られていくのに気がつかないぼく。 「でも・・・お前なら直に触ってもいいんにゃよ・・・」 ご主人様は半天の下のシャツをたくし上げるとノーブラのおっぱいの下側を覗かせる。 なんか半天にヌードってミスマッチ・・・だけどすっごくエッチな感じ・・・ 「ご、ご主人様・・・そ、そんなはしたない・・・」 と言っては見たものの完璧な曲線を保つ下乳のラインに釘付けのぼく・・・そして ご主人様はぼくのためらう背を押すように囁く。 「お前がコタツの代わりに暖めてくれればコタツから出てもいいにゃあ・・・」 さらにシャツをたくし上げるご主人様。うわ・・・おっぱいの先っぽの色の違う所まで ギリギリ見えてますぅ・・・ 「あ、あの・・・ご主人様ぁ・・・そんな、まだ明るいのにぃ・・・」 ふらふらと引き寄せられるぼく。ご主人様の豊かな胸に顔をうずめようとぼくは ご主人様にひざまずく・・・そしてご主人様が公務よりはるかに大好きなエッチを 手に入れかけ、会心の笑みを浮べたときだった。 『どたどたどた・・・』 凄い足音・・・近づいてくる。そしていい感じになっていた二人の部屋のドアが 蹴破られて誰かが突っ込んできた。 「うわっぷ!! 」 ぼくはひどく柔らかい物にぶつかり、そのままめり込んで窒息しそうになり、 ばたばたと暴れる。登場したのはミルフィ姫。真っ青な顔。豪奢な金のストレートヘアは ほつれていつもの輝きがない。いきなりまくしたてる。 「た、大変なのっ!!ソラヤが熱が出て寒気がするって言って頭痛もするし体中の 関節が痛いって言うしセキがとまらなくって顔色も良くなくてだるいみたいだし・・・」 と、ぼくを胸の谷間に捕獲しつつ取り乱す。ご主人様が先日直したばかりの扉と、 自慢のバストで抱くはずだった召使いをかわりばんこに見てワナワナと言った。 「それはタダのカゼにゃ――っ!! 」 ご主人様の右ストレートはミルフィ姫を飛び込んできたのと同じ速度で外に叩き 出した・・・ぼくまで一緒に・・・ 「まあ、コタツから出たことだし力になってやるにゃあ」 ニヤリと笑うご主人様。 「ご主人様・・・」 「マナ・・・」 ぼくとミルフィ姫は頼もしそうにご主人様を見た。ご主人様を完全に信用して しまって・・・ 「はい、玉子酒。まだ熱いからね」 ぼくはベットに寝ているソラヤ君に玉子酒の入った入れ物を渡す。ミルフィ姫の 部屋には湯のみなんていう下世話なものはないので紙のように薄いマイセンの ティーカップに注いで出す。ソラヤ君はそれを両手で受け取ってふーふーして飲んでる。 「お兄さま・・・こんなことまで、すいません・・・」 ソラヤ君は溜息をつく。寝巻きはオーソドックスなしましまパジャマ。少しやつれて いるけどソラヤ君の美しさを全く損なっていない。ぼくは身を起こしたソラヤ君の 肩にカーディガンをかけて優しく言う。ちなみにソラヤ君は自分専用の部屋がある。 ぼく、リビングのソファに寝てるのに・・・ 「気にしなくていいから、早く元気になってミルフィ姫を安心させてあげてね」 とうなずいてあげる。ミルフィ姫がうろたえるほどソラヤ君のカゼはヒドくなく、 もうほとんど治っていた。ヒトのお医者様がいないのと、ヒト用の薬もなくて どうしたら良いのか分からなくなってうろたえてしまったみたい・・・でもあんなに 心配してくれて羨ましいかな・・・すると、ソラヤ君の部屋にノックとともにユナ様と リナ様が入ってきた。二人の肩に雪が積もっている、ご主人様に言われて二人でこの 寒い中馬を飛ばしたのだろう。 「ヒト用のお薬持って着ましたの――っ!! 」 ユナ様の手に小さな小箱。 「えっ!! そんなのあったんですか!? 」 「ずっと前に落ちてきて、お店の倉庫の冷蔵庫に保管しておきましたの、ちゃんと 使用期限内ですの――っ!! 」 エッヘンと薄い胸を張って威張るユナ様。ぼくは箱を受け取る。 「え~と・・・ビ・・・ヴィックルヴェポラップ?『塗る風邪薬』・・・昔、見たこと あるような・・・」 箱を見て一人ごちるぼく。あれ?新品なのに封を切った跡が・・・と、仔細に 調べようとすればリナ様がぼくの注意を逸らすように咳払いして言う。 「ゴホンッ!! み、見舞いの品はここに置くぞ・・・」 と勝手に枕もとにフルーツの入った大きなバスケットをどかっと置くリナ様。 なぜか向きを確認しては一人頷いている。カゼ一つに大げさな見舞い品だよね・・・ 「あっ、ソラヤ君リンゴ剥いてあげようか?」 手をのばすぼく。 「ま、待てっ!! 」 「ダメですの――っ!! 」 ぼくの前に立ちふさがる二人。 「あ、あの・・・お見舞いの品じゃ?」 慌てて言い訳をまくし立てる二人。 「食べごろは明日ですの、明日――っ!! 」 「ソラヤは食べたくないと言っている、なあソラヤ・・・アン?(ギロリ)・・・」 「・・・は、はい・・・」 と身の危険を感じたソラヤ君が返事してる・・・なにかおかしい・・・ぼくが問い ただそうとすると、ちょうどぼくのご主人様がノックもせずに入ってきた。ソラヤ君が 慌てて言う。 「あ、ありがとうございました・・・貴重なお薬までいただいて、お見舞いまで 貰っちゃって・・・(ぺこり)」 ご主人様が鷹揚に言う。 「気にすることにゃいにゃあ・・・親友のためならこの程度たいしたことにゃいにゃあ、 それに違うモノで返してもらうしにゃあ」 ニヤニヤとぼくとソラヤ君をかわりばんこにネットリ見つめるご主人様。 「この寒い中、馬を飛ばしたのは私なのに・・・ぶつぶつ・・・」 「売り物の薬、タダで提供したのユナなのに・・・ぶちぶち・・・」 ぶつくさ言っている二人を無視してご主人様は言う。 「そうにゃ!!ソラヤも心細いだろうからお前が今日、一晩一緒にいてやるにゃ!!」 「ええっ!! いいんですか!! 」 返事をしたのは、ほとんど飛び起きかけて叫ぶソラヤ君。まだ病気なんだから・・・ 「お前もかまわにゃいにゃ?」 「えっ!? ・・・え~と・・・」 『お兄さま(キラキラ)・・・』 ううっ、背中のソラヤ君の期待に満ちた視線がイタイ・・・ 「わ、わかりました!! 今日は一晩看病します!! 」 と言ったところで扉の外にミルフィ姫が現われた。なぜか体をロープでグルグル 巻きにされており、ブロンドを振り乱してぴょんぴょん跳ねて来た。そして半分ずれた 猿轡の隙間から叫ぶ。 「だ、だめよ!!その薬を使っちゃ・・・むふ・・・ぐっ・・・がく・・・」 ユナ様が口をふさぎ、リナ様が当身をくらわせ、ご主人様がすかざずミルフィ姫を 抱えて引っ込む。この間1.5秒足らずでぼくは何が起こったのか判らない。ご主人様が ドアの隙間から顔だけ出してパチンとウインクして最後に言う。 「わたし達はリビングで大事な打ち合わせがあるから、お前は来ちゃダメにゃあ・・・ お前はちゃんと一晩中ココにいるにゃあ・・・もう来ないからお二人ごゆっくりにゃあ」 「は、はあ・・・」 不承不承うなずくぼく。うしろでウンウンと深くうなずいているのはソラヤ君。 ソラヤ君ホントに病人?・・・ と、言うわけで嵐のように4人のネコ姫が去っていくと部屋がいきなりシン・・・ とした感じ。 「・・・・・・」 二人の沈黙が部屋に積もるよう。ぼくは努めて明るく言う。 「と、とりあえず、お薬塗って、あったかくして寝ようね」 「はい・・・あ、あの・・・お兄さま・・・お薬、塗ってもらえませんか・・・」 恥ずかしげに言うソラヤ君。 「えっ、ぼくが?それは自分で・・・」 『ウルウル・・・(ジワジワ)・・・』 「・・・わ、分ったから、手伝うから・・・あっ・・・」 泣く子に弱いぼく・・・箱の中の説明書を取ると、横からソラヤ君がそれをさっと 奪い取る。 「ボ、ボクが読みますから、お兄さまはそのとうりに・・・」 「そう?・・・じゃあお願いしようかな」 確かに自分が使う薬だからソラヤ君が読んだ方がいいのかな・・・ 「ええと・・・本製品を胸部に塗布することにより、気化熱により体温を下げ、呼吸を 楽にします・・・」 『うんうん・・・たしかそんな感じの薬だったよね・・・』 ぼくは毛布をまくってソラヤ君のボタンに手をかける。パジャマの上のボタンから 一個ずつ『プチン、プチン』とボタンを外す。一つ外れるごとにソラヤ君の白い肌が シーツの上に広がる。 「・・・・・・・・・」 恥ずかしそうにトロンとした目をぼくに向けるソラヤ君。そんなに見つめられると ぼくも恥ずかしくなっちゃう・・・ 全部ボタンを外すとソラヤ君の薄い胸と縦長のキレイなおへそが現われた。白い 胸が密やかに深く上下してる。パジャマで擦れてしまったのか胸の桜色の先っぽは ほんのりと立ち上がっていて・・・ 「・・・そ、それで他にはなんて書いてあるのかなっ!!」 思わず見とれてしまったぼくは顔をぶんぶんと振ってソラヤ君に裏返った声で聞く。 ソラヤ君も慌てて説明書を覗き込む。『ヴィックルベポラップ』の青い小ビンを 開けると半透明の白い塗り薬があらわれた。 「あ、あの・・・『たっぷり手の平に取って両手によく馴染ませてください』って 書いてあります・・・ほ、ホントですよ・・・」 ちらちらとぼくの様子を伺いながら言うソラヤ君。 「わかった・・・たっぷりね・・・」 言う通りにするぼく。たっぷりすくい取り、手を擦り合わせるようにしてよく延ばす。 「そ、そしたら『胸に・・・胸によく揉みこむようにやさしく、じっくり塗ってください・・・』 って書いてあります・・・」 「い、いやに詳しく書いてあるんだね・・・」 何の気はなしに苦笑いして軽く言うぼく。ところがソラヤ君はなぜか必死でぼくに言う。 「ホ、ホントです!! あの、その・・・」 「わ、わかったから・・・ソラヤ君、塗るよ・・・」 「は、はいっ!! 」 目を閉じてきょうつけするソラヤ君。ぼくは両手をソラヤ君の胸にのばす。 『にとっ・・・』 「ひゃう!! ・・・んっ・・・」 ソラヤ君が薬の冷たさに小さく悲鳴をあげる。 そして知らないうちに二人は加速していく・・・ 「にゃふ・・・始まったにゃあ・・・」 リビングの大きな大理石のテーブルにしつらえたディスプレイを覗きながらマナが 言う。他人のソファなのに我が物顔でどっかりと座ってリラックスしてる。 両端から食い入るように見つめているのはユナとリナ。よく見ればディスプレイの 画面の周りにリンゴや桃のアップが映りこんでいる。 「ユナ・・・ちゃあんと、クスリは仕込んどいたかにゃ?」 「もちろんですわ、ちゃーんとネコにもヒトにも効く強烈なヤツをたーっぷり 混ぜといたの――っ!! 」 得意げにユナが言う。ディスプレイの中では少年が少年に胸を愛撫されてウットリ している様子が映し出されている。隠し撮りしているという背徳感がネコ姫達の 興奮を倍加させる。 「これからいったいどうなるのだ・・・はぁはぁ・・・」 息を荒げてリナがいう、気を落ち着かせる為に一気にグラスの酒を空ける。よく見れば テーブルにはアルコールや軽食が満載でオールナイトの準備は万全である。その足元で 声がする。 「む――っ!! む――っ!! 」 気の毒な本当の部屋の持ち主は毛足の長い敷物の上にぐるぐる巻きにされて巨大な 大理石のテーブルの足に縛りつけられていた。噛み付きそうな勢いでマナを睨みつける。 「にゃふ・・・これは今日働いた代金のかわりにゃあ、年末のマンネリ番組よりもっと いいモノが今年は見れそうにゃ・・・あっユナ、ナチョスはいらにゃいからサルサチップを よこすにゃ、パッションガーリックソースはこっちにゃあ・・・」 といやらしく笑い、勝手にふるまうマナを見てギリギリ歯ぎしりするミルフィ。 こんな女に一秒だけでも感謝した自分に腹が立つ。 『ああ・・・わたくしのソラヤがマナの召使の毒牙に・・・』 と本気で思っているミルフィ。 「あん・・・あっ、あ・・・」 高性能のマイクがソラヤの声を拾う。『ざっ』と顔を振り向けディスプレイに 集中するネコ姫達。部屋は一気に淫靡な予感に満たされ緊張する。夜は始まった ばかり・・・ ソラヤはいつもと違う激しい怒涛のような快楽に戸惑う。 『ふあああん・・・なんか胸がずんってきて・・・お兄さまに触わられてる先っぽが すごく熱い・・・』 クスリを塗られた瞬間から激しい快楽に襲われるソラヤ。幼い体を身悶えさせる。 その仕事柄(?)、毒薬などの薬学も勉強しているソラヤだが暗殺用ではなく、 夜な夜なお城のお姫様が秘密の遊びに使う媚薬は専門外。不思議に思う間にもソラヤの 白い胸から媚薬は速やかに浸透していく・・・ 「んっ、あっ・・・ひゃう・・・」 ソラヤくんの口から小さく喘ぎ声が漏れている。 「ソラヤくん・・・苦しい?」 心配になって聞くぼく。ソラヤくんは薄目を開けて長い睫を震わせて言う。 「だ、だいじょうぶですぅ・・・こ、呼吸もラクになってきたカンジ・・・ですっ・・・ あんっ・・・」 「本当!? 」 嬉しくなったぼくは早く良くなれとばかりに、一層念入りに塗り薬をソラヤくんの 胸に延ばしていく。ソラヤくんのスベスベの肌は体温が上がってきたのか、いつも 使っているボディソープのラベンダーの香りが薄っすらと立ち上る。 『ふああ・・・あ、あの時もこんな香りがして・・・ぼく、ソラヤくんと・・・』 なんて、ラベンダーの香りをトリガーにして、地下の大浴場でカラダを絡ませあった コトを思い出しちゃうぼく。 「ひあっ!! ・・・んっ!? 」 「あっ!! ご、ごめんソラヤくん、強かった?」 ソラヤくんの小さな悲鳴で我に返るぼく。慌てて手離そうとすると、ソラヤくんの 両手が意外な速さで伸びた。 『ガッ!! 』 両手でぼくの手首を掴むソラヤくん。ぼくが顔ををしかめるぐらいの握力で手首を 握り締めている。そしてぼくの目を見つめて恥ずかしそうに言う。 「あ、あの・・・だいじょうぶですから、もっと・・・もっとシテ・・・ください・・・」 そのままぼくの手の平を自分の胸に押し付けるようにするソラヤくん。手の平には 痛いほどツンと立ち上がったソラヤくんの乳首の感触・・・ 「ひゃ・・・あっ・・・こ、こんなふうな・・・カンジで・・・あっ、ふあん・・・」 ソラヤくんがぼくの手首を誘導して・・・ソラヤくんの形のいい眉は快感に合わせて きゅっ、きゅっと形をかえている。知らないうちにぼくは自分からもいやらしく手を 動かしていて・・・ 『なんか・・・おかしいよ・・・ぼく、クラクラして体が火照ってきて・・・』 ソラヤくんの胸から立ち上るラベンダーといっしょに塗り薬の匂いを嗅いでいたら、 なんだかヘンな、感じ・・・ 「あんっ、あんっ!! ふあああっ!! 」 いつしかぼくの両手のアプローチはソラヤくんの薄い胸の肉をかき寄せるようにして 激しく揉みしだく。ソラヤくんもぼくの両手首に手を副えたまま、催促するように 胸を突き出してよがっている。白いシーツの上で小さなカラダがエッチにくねる。 「こ、こんなに先っぽ尖らして・・・ソラヤくん女のコみたい・・・」 ぼくは、手の平で器用にソラヤくんの胸をやわやわと刺激しつつ、人差し指で 弾くようにソラヤくんの乳首をいじめる。ご主人様がよくぼくにやるヤツだ・・・ 「はああっ!!いやっ・・・お兄さまっ!!そんなにいじめないでっ!!・・・」 と言うソラヤくんの表情は悦楽に蕩けきっていて、ぼくを見る視線は媚びるような、 挑発するような色が混じっている。 「いじめるって・・・こんなふうなコト?・・・」 ぼくはトドメとばかりにヌルヌルとした塗り薬にまみれたソラヤくんの桜色の乳首を 親指と人差し指で『ぎゅ』とつまんで、しごき上げる。 「ひああああああっ!!だめっ、ふああっ!!ボク、おっぱい出ちゃうう――っ!!」 ソラヤくんの背が反り返り、上半身が大きくくねる。 「うわっ!! 」 ソラヤくんがぼくの手首を持ったまま上体をひねったために、もつれるように ソラヤくんの上に覆い被さってしまうぼく。 「ご、ごめんソラヤくん・・・」 いきなりぼくの目の前に映る、潤んだ瞳のソラヤくんのアップ。ぼくは身を起こ そうとするがソラヤくんの動きの方がはるかに速かった。 「お兄さまぁ・・・」 『ちゅむ・・・』 音にならない音が、ぼくとソラヤくんの唇の間から発生した。 「ソ、ソラヤくん!! イタズラしちゃダメだよっ!! 」 ぼくは抗うけどソラヤくんの腕はぼくの背にぎゅっとまわされている。ソラヤくんって ぼくより小さいのに時々すごく力が強い。 「お、お兄さま・・・ボク、ボクもうガマンできなくてっ・・・んっ、ちゅぱ・・・ふぁむ、 舌・・・ください・・・んんっ・・・」 「そんな・・・だめ・・・はむ、あんっ・・・ちゅる、ふあああ・・・はんっ・・・」 ぼくの腕は自分の胸とソラヤくんの胸との間に挟まったようになって自由が利かない。 それをいいことにソラヤくんの両腕はぼくの服のボタンを外し、体中を撫でまわし、 淫らにぼくの服の中に直接忍び込んでくる。もちろん唇はぼくの口内を激しく 犯してきて・・・ 『ふあああっ・・・ソラヤくんの手が・・・すごく上手・・・んっ・・・』 ぼくは、唇はソラヤくんにネットリ奪われつつ、徐々に抵抗力を奪われていく。 ソラヤくんの手の平はぼくの腰の辺りを撫でるように愛撫している。気を抜くと すぐお尻のほうに手が忍び寄りぼくの腰をびくびくさせる。もう一方の手はわき腹を 引っかくように愛撫していたと思うと、背筋のくぼみを指先でつるつるとなぞらせて、 その鋭い快楽にぼくは思わずソラヤくんに我を忘れてしがみつきかけてしまう。 もちろんキスしてる熱い吐息は息継ぎのたびにぼくの耳元に吹きかけられ、ソラヤくんの 足はぼくの足にねっとり絡みついていて、パジャマから出たふくらはぎとカカトで ぼくの太ももの裏をなでなでしてくる。全身をフルに使った無駄のないソラヤくんの 愛撫。 『ああ・・・ソラヤくん、5歳ぐらいからミルフィ姫のオナニーのお手伝いして るって言ってたっけ・・・』 そうなのだ、ちゃんとセックスするようになったのは1年足らずなのに、ソラヤくんは 手でイカせることに関しては超ベテランなのだ。される方はてんで弱いクセに・・・ 「ふああっ・・・ソラヤくんおかしいよぉ・・・こんなに感じちゃうなんて、ぼくのカラダ じゃないみたい・・・」 なぜかメチャクチャに気持ち良くなってるぼく。知らないうちに着ていたシャツは はだけて、ソラヤくんの塗り薬がたっぷりついた胸と合わり、ぬっとりと擦り合わせる ように動いている。 『も、もう・・・ガマンできない・・・すっごく・・・シタい・・・』 ぼくの心はどす黒いネットリとした欲望で塗りつぶされていく。そして・・・ 「う・・・あ・・・ソ、ソラヤくん!!ソラヤくん――っ!!」 タガが外れたようにソラヤくんに覆い被さるぼく。 「ああん!! お兄さまっ!! はんっ・・・む・・・」 ぼくはソラヤくんの頭をかき抱くようにして夢中でソラヤくんと舌を絡めあわせる。 『ちゅ・・・んっ、くちゅ・・・はむ・・・んっ、んっ、んっ・・・』 「ぷは・・・お兄さま・・・もっと唾ください・・・」 ソラヤくんがせつなそうに言う。ぼくはもう頭に血が上りすぎてクラクラしてる。 ソラヤくんの超絶なフィンガーテクニックはぼくにふわふわ眠くなりそうな心地よさと、 ジリジリ炙られるようなもどかしさをかわりばんこに体験させていく。ぼくの視界は ゆらゆらと揺らめき、全てが渦を巻いたように・・・ 急遽しつらえたディスプレイに釘付けの3人のネコ姫。身を乗り出して息をするのも 忘れて固まっている。ユナの口にくわえたままのポテチがパリンと床に落ち、自分で びっくりして正気に戻る。リナは胸にのびかけた手を慌てて下ろしてテーブルに強打 してる・・・ 「こ、こんなにうまくいくとは思いませんでしたの――っ!!ハァハァですの・・・」 「うわあっ、て、手があんなトコロまでっ!!・・・め、召使いくん、頑張るのだっ!!」 手に持ったグラスをミシミシいわせつつ、マナの召使いびいきのリナが叫ぶ。 ぶつけた小指が赤くなってる・・・ 「ム――ッ!! ム――ッ!! 」 音しか聞かされていないミルフィが火のついたように暴れる。そんな気の毒な ミルフィを見下ろしつつマナはしゃあしゃあと言う。 「これは治療にゃ、こんなカゼちょっと汗かけばあっという間に良くなるにゃあ!! ついでに二人が汗かくとソラヤもわたしも楽しめて一石二鳥にゃ」 ばくばくと高そうなローストビーフを頬張るマナ。ちなみに食料がなくなった先から、 ミルフィの台所から無断拝借してくるので食べ物は尽きない。 「ムキ――ッ!!ほ、ほの~!!ふぇんふぁいふりょおふぃめ!!(こ、このー!! ヘンタイ不良姫!! )」 歯をむき出して叫ぶミルフィ。上品な物腰をかなぐり捨て、猿轡ごとマナの足に 噛み付こうとしてる。そんなミルフィを見てマナは慌てずに言う。 「・・・ロープ追加にゃ」 「了解!! (ですの――っ!! )」 一斉に飛び掛るリナとユナ。 「いふぁい!! いふぁいっつふぁらっ!! 」 気の毒なミルフィは何故か、ぎっちりと両胸を絞られるように拘束ロープを追加 されてしまう。ドレスの胸元の生地がはじけそうにパツンパツンになってる・・・ ・・・と、そんなことを姫様達がやっているうちにディスプレイの中では、知らずに 媚薬漬けにされてぐったりしているマナの召使いが映っている。そして小さく 舌なめずりをしつつ、そのスパッツの腰にゆっくりと手をかけるソラヤが・・・ 「お、お兄さますごい・・・こんなにスパッツ持ち上がるぐらい大っきくして、こんなに 逞しくて・・・ボクもいつかこんなふうに・・・」 ソラヤはぐったりとしたマナの召使の下半身の側にうずくまって、うっとりと お兄さまの熱くたぎったこわばりを撫でる。スパッツのサラサラした感触の下に ドクドクと脈動する感触・・・ソラヤはごきゅんと唾を飲んでスパッツに手をかけた。 「今、ラクにしてあげますから・・・」 『はふ・・・ぼ、ぼく・・・』 頭に上りすぎた血がやっと引いてくる。 『そ、そうだ・・・ソラヤくんのテクニックに翻弄されて・・・そして・・・んっ、腰が 熱い・・・』 と、目線を下にやるぼく。ソラヤくんがいた・・・ 「んっ・・・お兄さま・・・キモチいいですか・・・ちゅ、ずちゅ・・・れる・・・」 フェラチオしつつ、上目遣いでぼくを見ているソラヤくん。 「うわっ!!ソラヤくんっ、なにやってる・・・ひくっ、うあああっ!!」 さっきからずっとフェラチオをされていたらしいシャフトはすごく敏感になって いて・・・ 「お兄さまのステキです・・・おクチに入らないかと思いました・・・んちゅ、 ちゅちゅ・・・」 ソラヤくんがぼくのシャフトを口いっぱい頬張りながらしゃべる。薄めの唇は ぼくのシャフトをプニプニとしごきつつも、口の中では裏筋にピッタリと舌の腹が あてがわれていて、うねうね、ちろちろと舌が泳ぎ快感をぼくに送りつづける。 「ひあっ!!こ、こんな・・・んっ、ソ、ソラヤくん・・・前より上手にっ・・・ なってるぅ~!! あっ、ひいっ、きゃふ!! 」 ソラヤくんが嬉しそうに目を細めて囁く。 「お兄さまにお風呂でイカされてからたくさん練習したんです・・・それにこの前 だって、何度も何度もボクのおクチに濃いのをお兄さまが注ぎ込んで・・・ポッ・・・」 うっとりとシャフトに舌を這わせつつ言うソラヤくん。こ、この前って、ぼくじゃ ないよぅ・・・ 「あっ・・・お兄さまそろそろイキそうですね・・・」 シャフトのひくつきを感じたのかソラヤくんがじゅぷじゅぷ言わせながら言う。 「ふっ、あっ・・・そ、それはぁ・・・」 ぼくはあごをのけぞらせて言う。腰とお尻の境目がずしりと熱く重い。早くたくさん どぴゅどぴゅしたい・・・ソラヤくんの声が催眠術みたいに流れ込んでくる・・・ 「お兄さま・・・いいんですよ、思いっきりボクのおクチ犯してください・・・すっごく キモチいくなるように動いてみて・・・」 「はあっ、はあっ・・・んっ、ふああっ・・・ソラヤくぅん・・・」 ぼくの両手はソラヤくんの頭を抱える、絹糸のような黒髪がくしゃりと手の平で つぶれる。そして、そして・・・ 「う、ああああっ!! ソラヤくんっ!!ソラヤくん――っ!!」 ぼくはソラヤくんの頭を抱え、ガクガク揺すりつつ、腰まで使いソラヤくんの 小さな口を荒々しく犯していく。 「んぷっ・・・んむっ、けほっ・・・ずちゅ、ふはぁむっ!!お、おにいひゃま、すごく ワイルドですぅ・・・んぐっ、むぷぅ・・・」 ソラヤくんはそれでもぼくのシャフトに舌をはわせ、強く吸ったりしてくれている。 「ソラヤくんっ!!くっ、きゃふ・・・イク・・・イッちゃいそうだよっ・・・」 「お兄さまっ!! おクチにっ、おクチにだしてっ!! 」 「あっ、あっ、あっ!! ・・・」 せっぱ詰まるぼく。腰がびくびくしてきた。ソラヤくんの小さなクチにぼくの 野太いシャフトが強引に出たり、入ったり・・・ソラヤくんの舌先がシャフトの鈴口を えぐってる・・・ぼくの腰はさらに速度を上げて・・・ 「ひああああああっ!!ソラヤくんイクっ、イク――っ!!」 ぼくの背がピンと伸びる。同時にソラヤくんの口に放たれる熱く白い白濁。 『びゅくっ!! びゅくっ!! 』 激しくしゃくりあげるぼくのシャフトにソラヤくんの舌がひらめき、さらにぼくの シャセイを促す。 「んっ、んっ、ん~っ・・・」 何故かソラヤくんはぼくの白濁を口に溜めているらしく、たちまちほっぺがハムスター みたいにぷっくりと膨れていく。なんか・・・いっぱい出してるのを見せつけられてる みたいで、すっごく恥ずかしい・・・ めくるめく快楽とはこのことかも・・・シャセイが下火になるとソラヤくんは先端を 咥えて、くるくる舐めまわしつつ、シャフトをしごきたて、逆にもう一方の手は 優しくシャフトの根元の袋をいらってくれている・・・ 「はふ・・・あっ・・・はあ・・・」 ぼくはすごい快感に涙目になりつつも、しっかり一滴残らずソラヤくんの口に放つ。 『あっ、あっ・・・ぼく、男のコに出しちゃった・・・』 薄っすらと後悔しつつ、下を見るぼく。ほっぺをふくらましたソラヤくんがニッコリと 笑う。そして・・・ 『とろとろ・・・』 ソラヤくんはたっぷり溜めた白濁をゆっくりと口から吐きだして、ぼくのシャフトに トロリとかけていく。たちまち自分の出した白濁まみれになるぼくのシャフト。 「くすっ、お兄さまのでヌルヌル・・・」 ソラヤくんは口からトロトロとさらに垂らしつつ、白くデコレーションされた シャフトを手でしごく。力を失いかけたシャフトはたっぷりのローションを使って 責められたみたいに気持ちいくってたちまち元気を取り戻す。 「ソ、ソラヤくん・・・なにを・・・」 ソラヤくんはニッコリ、小悪魔のように笑って言う。 「お兄さまの大きいから、ちゃんとヌルヌルにしないと入らないんだもの・・・」 つるんとパンツごとパジャマのズボンを脱ぐソラヤくん。しなやかなソラヤくんの ハダカが明かりにさらされる。恥ずかしそうにピンとたったオチンチンを隠しつつ、 ゆっくりとぼくに跨る。ひ、ひよっとして・・・ 「だ、だめだよっ!! ぼくたち男のコ同士・・・」 押し留めるぼくにソラヤくんはキレイな顔をぐいっと近寄せてニッコリと言う。 「その男のコにたっぷり出したのは誰?あんなにぼくのおクチぐぽぐぽ犯したのは?」 ぼくはソラヤくんの蜘蛛の巣にからめとられた蝶。淫靡な匂いを放つ食虫花に 捕えられた愚かな羽虫・・・ 「そ、それは・・・んっ!! 」 ソラヤくんが泣きそうなぼくの唇を奪う。そして手はゆっくりとぼくのシャフトに 副えられてゆっくりと腰を落としていく・・・ああっ・・・先っぽが当って・・・んっ、 はあっ・・・舌が絡まって・・・ぼくの味ってこんな味なの?・・・ ふあああっ、だめだよソラヤくん・・・ ふあああっ、だめだよソラヤくん・・・ 『ごきゅ・・・』 リビングの3姉妹はクライマクッスを見逃すまいと、固唾を飲んで見守る。そして、 ついにその瞬間をというところで・・・ 『ぶっちん!! 』 猿轡を根性で噛み切ったミルフィが吠える。 「こらっ!!やめなさいっ!!あ、あなた達、わたくしのソラヤが犯されるのを見て そんなに楽しいのっ!? 」 ヤル気満々なのはもちろんソラヤである。マナがうんざりと手にあごを乗せながら めんどくさそうに言う。 「逆にゃあ、エッチなソラヤがわたしの召使いを犯そうとしてるんにゃ・・・」 「う、うそおっしゃい!!ソラヤがそんなことするわけないじゃない!!ああ・・・ 可愛そうなソラヤ・・・」 と一人、雰囲気を出して涙ぐむミルフィ。この期におよんで、こんなコトを言う 姫様にわざとらしく溜息をついてみせるリナとユナ。それに気がついたミルフィが ボソッと毒づく。 「な、何ですのその態度は・・・この筋肉胸に盆地胸・・・」 にこやかに話す姉妹。 「今度はこの脂肪のカタマリを一つづつ絞りあげるよう、横向きに縛るのはどうだ ろうか?なあ、ユナよ・・・」 「あのねーリナ、もう一本真中にロープぎゅってしたら、おっぱい4つに割れて 一つ一つは丁度いい大きさになると思うんですの――っ!!」 「ち、ち、ちょっともう胸はやめなさいよっ!!リナのバカ力で縛ったら胸が千切れて しまいますわっ!! 」 うろたえるミルフィにマナが言う。 「お前ら、うるさいにゃ・・・それじゃあミルフィにもソラヤの本性見せてやるにゃあ」 と、ミルフィを『ぐにっ』と掴んでソファの下に引張るマナ。 「イタイっ、イタイから胸を掴んで引張らないで――っ!!」 どこまでも気の毒なミルフィ・・・ 『あ、あ・・・ダメだよソラヤくん、そんな・・・』 ネットリ微笑んで腰を落とすソラヤくん・・・ぼ、ぼくは・・・ 「やっぱりだめ――っ!! 」 ぼくはソラヤくんを突き飛ばしてしまう。懸命に言う。 「だめだよソラヤくん!!隣の部屋にご主人様がいるのにこんなトコロ見つかったら・・・」 ぼくの必死の説得をキョトンとした瞳で見つめるソラヤくん。 「見られたらきっとご主人様達の前でやれって言われちゃうかも・・・見られながら だとボク恥ずかしい・・・ポッ・・・」 「そんなコト、ご主人様はしませんっ!!『ウワキ』したって怒られちゃうんだよ」 ぼくは少しずれたソラヤくんに叫ぶ。実際、よくネコの性格を捕えているのが ソラヤくんで、ずれているのはぼくの方なのだが・・・そしてソラヤくんが追い討ちを かける。 「『ウワキ』じゃないですよ、だってボクたち『ヒト』なのに『ネコ』がヤキモチ 焼くはずないじゃないですか・・・ねっ」 ニッコリと言うソラヤくん。ぼくは少しショックを受けて考え込む。 『ご主人様・・・ぼくのことどう思っているのかな・・・』 いきなりフリーズしてしまったぼくはソラヤくんの行動に気がつかない。 「せっかくお兄さまの、トロトロのセーシまみれにしたのに・・・すっかり乾いて しまいました・・・」 じたばたして挿入のタイミングを逃したソラヤが溜息をつく。そんなソラヤの 視界の端に青い小ビンが映った。 『あ・・・あれをローションのかわりに・・・』 ソラヤはフタを開けてたっぷりと両手に塗り薬をとると、ソラヤの手で一握りあまり そうな逞しいシャフトに丁寧に塗りこんでいく。 そして、ぼくは無性にご主人様に会いたくなって・・・ 「やっぱり、ぼく帰るよ・・・ソラヤくん本当にゴメ・・・ひっ!?う、うああああああっ!!」 ぼくは悲鳴を上げてベットに蹲る。 『ひあああっ!! オ、オチンチンが焼けるっ!! 』 ぼくのいきなりの苦しみようにソラヤくんがうろたえる。 「お、お兄さまっ!!だいじょうぶですか?ボク、ボク・・・」 背中をさすってくれるソラヤくん。ぼくは立てひざのまま、ゆっくりと身を起こす。 なにか開放されたような、バリバリとヒトの皮を脱皮してケモノに進化した気分。 「フ――ッ!! フ――ッ!! 」 僕のうめき声。ソラヤくんが上ずった声で呟く。 「うそ・・・そんな、すっごく・・・ドクン、ドクンって・・・」 お兄さまの下腹部にそそり立つシャフトに目を白黒させるソラヤ。別に大きさが 2倍になった、などということはないが、迫力が断然違っていた。さっきが肉棒なら 今は鉄棒と言ったところ。なにかこのままソラヤがそのシャフトにぶら下がっても しっかり支えられそうなカンジ・・・びっしりと血管が浮いたシャフトの姿は実に凶悪で、 急角度でそそり立ち、さらにカリ首がドンと張り出した様子は同性ながらソラヤの腰を 熱く蕩かして頼りなくさせてしまう・・・ 「ソ、ソラヤくん・・・」 じり・・・お兄さまがひざ立ちでにじりよる。 『あ、あんなので貫かれたらソラヤ、コワれちゃうかも・・・』 さっきまで積極的だったソラヤが一瞬怖気づく。 『ガッ!! 』 お兄さまの手がソラヤの華奢な肩を掴む。手の跡が付くぐらいに・・・ 「お、お兄さ・・・」 「フ―――ッ!! 」 お兄さまはいきなりソラヤを押し倒す。瞳にはケモノの光。 「ああっ!!ダメッ、乱暴にしたらソラヤ、コワれちゃう――っ!!」 必死でもがくソラヤ。不意打ちで慌ててしまったソラヤは体術を発揮できない。 お兄さまのカラダがソラヤの白い太ももの間に割り込んできて・・・ 「いや――っ!!お兄さまっ、乱暴なのはいやです――っ!!ボク、コワれちゃ・・・ ひっ!! 熱いのがアソコに当って・・・」 「フ――ッ!! フ――ッ!! 」 ケモノじみたお兄さまは狙いを定めて・・・腰をぐいっと押し出すように前に・・・ 「ひいあああああ――っ・・・あ・・・あ、あ!?・・・」 ソラヤの背が反り返り、苦痛に眉が歪んだのはほんの数秒。アヌスから溶け出すように 発生したとてつもない快楽は体中を駆けめぐる。息さえ忘れそうになってヘンな 溜息を肺から必死に押し出す。二人は押し流され、召使いの少年達は二人ともケモノに なって快楽の限りを絞りだす。 「ほら、ほら、ほら――っ!!見なさい、御覧なさいっ!!可哀想なソラヤが犯されてる じゃないの――っ!!ああっ、なんてマナの召使いは主人に似て節操がないのかしら!!」 と、得意気(?)に嘆くミルフィ。ユナがその横で呆然と呟く。 「ふ、不可抗力ですの・・・だってお薬、匂いだけでも効果あるのに粘膜直接なんて・・・」 基本的に人の話を聞かないミルフィが細かい意味もわからずに言う。 「なにが不可抗力ですの!! だいたいソラヤは・・・」 『あ、あ~ん!! お兄さま――っ!! 』 ディスプレイから甲高いソラヤの悲鳴。思わず画面に釘付けになってしまうミルフィ。 「むおおっ!!あ、あんな体位でずぶずぶと・・・ハァハァ・・・」 見苦しく身を乗り出すリナを押しのけてマナが言う。 「そうにゃあ、片足を肩で背負うようにして激しく突くにゃあ・・・にゃふふ・・・」 「はわわっ!!あんなに腰の動きがカクカクって・・・す、すごっ・・・ハッ!!わたくしと したことが」 我に返るミルフィ。慌てて叫ぶ。 「い、いったいこんなの見て何が楽しいんですのっ!?趣味が悪いったらありませんわ!!」 「にゃに言うにゃあ、こうして『美少年同士の絡み合いを直接手を下さず、高みから 鑑賞する事』こそ上流階級の愉しみにゃあ!! 」 「あ、あなたの上流階級のイメージはいつもどこか間違ってますわ!!」 「ミルフィもちゃんと間近でみればそのありがたみがわかるにゃあ・・・それにしても 今回は実にスムーズにうまくいったにゃあ」 「もちろんですの――っ!!塗り薬だけでなくてソラヤが初めに飲んだ玉子酒にも お薬入れときましたの――っ!! 」 得意気に言うユナ。でもマナはテーブルの上をワナワナと見つめてる。 「ひ、ひとつ聞くにゃ・・・その玉子酒っていうのは・・・?」 「キッチンにあった日本酒のビンにあらかじめサラッと・・・あれ?・・・これ・・・」 ユナも見覚えのある日本酒のビンを見つける。 「こ、これは、ずいぶん前に酒がきれたので台所から勝手に持ち出した・・・純米吟醸 『美少年』・・・」 おどおどと言うリナ。 「ユナ・・・ 48 でなんて言ってたかにゃ?」 「『ネコにもヒトにも効く強烈なヤツをたーっぷり混ぜといたの――っ!!』って・・・」 「・・・・・・・・・」 『ゴンゴンゴンゴン・・・』 気まずい沈黙の効果音が流れる。そして誰からともなく服を引き千切るように脱ぎ、 大きなソファの上で、互いに汗と粘液にまみれた取っ組み合いを始める三姉妹。 ミルフィはソファの下で慌てて頭をふせ難を逃れたものの、さっき言われた 『美少女、および美女同士の絡み合いを直接手を下さず、高みから鑑賞する事』の ありがたみなどちっとも判らなかったのは言うまでもない・・・ 所変わってソラヤの部屋。二人とも始めと比べればずいぶん落ち着いてきてはいるが、 それでも激しく幼いカラダをぶつけ合い、よがり合う。 「ふあっ、ああっ・・・お兄さまぁ・・・腰が蕩けちゃう――っ!!」 「ソラヤくぅん・・・ぼくの腰、とまらないよぅ・・・んっ、んっ・・・」 ぼくはソラヤくんの両足を両肩に抱えあげるようにして、激しくソラヤくんを突き まくる。出し入れの一回ごとにどんどん気持ちイクなっていくカンジ・・・ソラヤくんの アソコも『ぎゅ』って握り締めるように締め付けてくる・・・ 「はあっ、はあっ!! ソラヤくん、ソラヤくんっ!! 」 ぼくはさらに、のしかかるようにしてズンズンする。もうソラヤくんの足の裏は 天井を向いてる。ぼくは真上から全体重をかけてバスバスとソラヤくんの小さなお尻を 責める。 「ふああっ!!お兄さまっ・・・そんな真上から・・・くっ、はふぅ・・・深いのぉ・・・ お兄さま、す、スゴイ所にぃ・・・」 ソラヤくんの細くて白いカラダは汗にまみれつつ、ほんのり赤みをおびている。 大きすぎる快楽を受け止めかねて、くねくねとうねるソラヤくんの体・・・ 「ソラヤくん・・・いくよ・・・」 ぼくはソラヤくんの片足を肩から下ろす。残った足を『ぎゅ』っと抱きしめるように して、激しく腰を繰り出す。これで側位の体勢。 「ふあっ、ソラヤくんすごい締め付けてくるぅ・・・それにこんなにピンピンになって 揺れてるよ・・・んっ、はんっ・・・ちゅ、ぴちゃ・・・」 「お、お兄さまっ!!見ちゃダメッ!!ひああっ、そんな・・・足の指舐めちゃだめ ですぅ・・・キタナイです・・・あひゃん、きゃふ!! 」 口から溢れるよがり声を両手で押さえつつソラヤくん。試みは今の所全く成功して いないが・・・ぼくは名残惜しげに舐っていたソラヤくんの足指を口から出すとその足も ゆっくり下に降ろす。ソラヤくんはうつ伏せの体勢に・・・ぼくはそのまま小刻みに ソラヤくんに快楽を叩き込む。これでうつ伏せバック責めの体勢。 「ひあっ、ふあああん!! 」 カラダを半回転させられて内壁をえぐられてカワイイ悲鳴をあげるソラヤくん。 軽くイキかけるソラヤくんの蕩けきった表情に大興奮しちゃうイヤらしいぼく・・・ 「はあっ、はあっ・・・ソラヤくん気持ちいい?れる、ちゅく・・・くちゅ・・・」 ぼくはソラヤくんにぴっとり覆い被さって動く。この体位だと腰にソラヤくんの まろやかなお尻の感触を楽しみつつ抽送できる。ついでに目の前にソラヤくんの耳が あるので遠慮なくネットリと口で愛撫してあげる。 「ひああああっ!!ソ、ソラヤ感じすぎてっ・・・あっ、ひあっ・・・そんなに入り口を 小刻みにっ!!んふぁ・・・耳も、耳もイイよう・・・お兄さまっ!!お兄さまぁ・・・」 メロメロのソラヤくん。もう感じすぎて逆に不安になったのか、ばたばたと両手が 暴れてる。ぼくはそのソラヤくんのての甲を上から優しくかぶせるようにして握って あげる。そして『ちゅ、ちゅ』と軽く耳裏に口付けをしつつソラヤくんに聞く。 「なあに・・・ソラヤくん・・・」 口調は優しいぼくだけど、下半身は休むことなくソラヤくんのお尻の上でまったりと 弾み、ときおり軽く円を描くようにしてソラヤくんのアヌスを責め続ける。 シーツを噛み締めて息も絶え絶えにソラヤくんが必死で言う。 「あっ、あっ・・・お兄さまっ!!もう、イカせて!!思い切りイカせて――っ!! 」 ぼくもソラヤくんのみっちりとした激しい締め付けにクライマックスが近いのを 自覚して叫ぶように言う。 「じゃあ、思いっきりいくよ!! ・・・それっ!! 」 ぼくはソラヤくんの両手首を掴んでうつ伏せ状態から一気に立ち上がる。ソラヤくんは 両手首と接合部だけで無理やり引立てられたようになり、ボクのシャフトで入り口を 手荒くえぐられてしまう。これで体位は変形の立ちバックになった。ぼくは腰を落し 気味にしてるけれど、身長の差からソラヤくんは懸命につま先立ちして必死で高さを 合わせてる。 「ひぎいいいっ!!きゃふっ!!お兄さまのカタイのがっ・・・ひあああっ!!」 ガクガクとつま先の力が抜けては、『ゴリュン』とぼくのシャフトでアヌスを えぐられるソラヤくん。そして力のうまく入らない腰で必死に爪先立ちに復帰する。 本格的に動く前にもう涎を吹きこぼして絶叫して・・・でも、もっと気持ちイクしたげる からね・・・ 「いくよ、ソラヤくん!!今日オチンチン一回も触ってあげてないけど、お尻だけで イカせてあげるっ!! 」 『パンパンパンパン・・・!! 』 キレのいい音が部屋に響く。信じられないけど本当に拍手するみたいな音。これは ご主人様に手取り足取り教えてもらってマスターしたぼくの武器でもある。要するに 挿入前ならソラヤくん。挿入後ならぼくのホームグランドなのだ。ぼくは前半の失点を 取り戻そうと激しくソラヤくんを責めたてる。反応の良かった場所とか、微妙に内壁が うねった角度とかをちゃんとフィードバックして縦横無尽に突きまくる。 「ふああああっ!!お兄さま!!もうイキそうですっ、だから、だからオチンチン しごいてっ!! ひくぅ・・・しごかせてくださいっ!! 」 泣き叫ぶソラヤくん。でもぼくはソラヤくんの手首を握る手を離さない。 「だ~め、お尻だけでイクって言ったでしょ・・・それにソラヤくんのココ、まだぼくを 欲しがってる・・・よっ!! 」 思い切り深く挿入して大きく腰をまわすイジワルなぼく。円運動が一番上に来たとき ソラヤくんのつま先がほんの一瞬だけ本当にふわりと浮く。 「ひぎいいいいっ!!感じすぎっ・・・ます・・・はくうう・・・ああああ・・・」 ガクガク痙攣するソラヤくん。もう限界みたい・・・ぼくもじんわり腰に来てる・・・ 「ソラヤくん・・・イクよ、イクよ・・・」 ぼくはラストスパートをする。また部屋に『パンパンパンパン』って恥ずかしい音が 響いてる。次第にソラヤくんの腰もぼくの腰を迎え撃つように突き上げてくる。 「うああああっ!! イク――ッ!!お尻だけでイク――ッ!!」 先にイッたのはソラヤくん。びくびくと背中を反らせてシャセイする。でも今まで 一回も直接にオチンチンを触らなかった影響か、すごくヘンなシャセイ・・・白濁が トロトロとゆっくり溢れ出るだけ、飛び出す勢いがなくてソラヤくんのピンとそそり立つ 若幹を伝って流れ落ちる・・・ぼくは少し心配になったけれどイキかけの腰はもう 止められない。 「んっ、んっ・・・ソラヤくんのが締まるっ!!ぼくもイクよ――っ!!」 『びゅくん!! びゅくん!! 』 ぼくはいつも以上に大量にソラヤくんの中に放つ。イキながらも、感じすぎてツライ けど激しく腰を使う。これもご主人様の教育の賜物。 すると、ソラヤくんの様子がおかしくなってきた・・・ 「か、か、感じすぎちゃうぅ・・・あ――っ、あ――っ!!ひううう・・・」 白目を剥きかけてるソラヤくん。まだ白濁はトロトロ出てた。 後で聞いたけれど、ゆっくりシャセイしていたときも快感は普通のシャセイと いっしょみたい。しかもゆっくりな分、3分近くトロトロ出っ放しだったから、 ソラヤくん3分近く男のコ絶頂ぶっ続けだったみたい・・・最後はソラヤくん動物みたいに なって・・・ 「ひいいいいいっ!! ひいいいいいっ!!あひいいいいいっ!!」 って、すごい絶叫して失神した・・・ご主人様たちが様子を見に来なかったのがほんと 奇跡・・・ぼくはたっぷりと二回目を出してゆっくり目を閉じる・・・ 『ぴちゃ・・・ちゅく・・・』 ソラヤが心地よい感覚に目を覚ますと・・・ 「ん・・・んん・・・えっ!? お兄さまっ!! 」 ベットの下のほうでソラヤにフェラチオしているのは大好きなお兄さまだった。 夢かも知れないと思いつつも、夢だったら覚めないように小声で尋ねるソラヤ。 「お、お兄さまどうして・・・そんな・・・」 お兄さまはネットリ舌を這わせつつも、恥ずかしそうにシーツにくるまって言う。 「さっきソラヤくんヘンなシャセイだったから、ちゃんとシャセイするか調べて あげる・・・ちゅ、くちゅ・・・それにぼくだけ2回イッたから、お返し・・・ ずちゅちゅ・・・にこっ」 「そ、そんな・・・お、お兄さま、やっぱり上手すぎ・・・あっ、あっ・・・ダメ――ッ!!」 もっとたくさんお兄さまにシテもらおうと思った決心とは裏腹にあっという間に お口の中でイカされてしまうソラヤ。心の中で号泣する・・・ 結局またもや飲みきれず、目を白黒させてる『お兄さまの手伝い』と称してキス しながらソラヤはうっとりと思った・・・ 『カゼって、すごく気持ちイイ・・・』 カゼも全快。今日はソラヤの一年で一番の日になったのでありました。 翌朝・・・ミルフィ姫の客用寝室・・・ 「あのすみません・・・ミルフィ姫・・・ご主人様達のコト、宜しくお願いします・・・」 申し訳なさそうに頭を下げるぼく。ソラヤくんはべったりとぼくの腰の辺りに手を まわしてくっついている。 「ホッホッホッ!!宜しくてよ、全くこの時期に全裸で朝まで寝てるなんて自殺行為 ですわっ!!死なずにカゼで済んだのはきっと『バカはカゼひかない』という格言が 少しは効いたんですわっ」 と、いつになくキツイミルフィ姫。昨日なにかあったのかな・・・ぼくは目の前の ご主人様に言う。 「ご主人様・・・早くカゼ治してくださいね・・・でも良かった、ミルフィ姫が3人とも 看病してくれるって言ってくれて・・・」 「ごほ・・・げほっ・・・お前、行ったらだめにゃあ・・・わたしを見捨てたらダメにゃあ・・・」 気弱なご主人様、少しカワイイかも・・・でも、なんか後ろのミルフィ姫をチラチラ 気にしてる。 「すみません・・・年末は抜けられないバイトがあって・・・松の内は物入りだし・・・ でもリナさまもユナ様も一緒なら寂しくないでしょ」 と、言うと両隣に寝かされているリナ様とユナ様が口々に言う。 「待て・・・今、行ってしまったら・・・ゴホン、ゲフン・・・」 「だ、だめですの――っ!!このおっぱい星人を信用しちゃ・・・ゼハ、ゼハァ・・・」 ぼくは安心させるように言ってあげる。 「だいじょうぶですよ!!なるべく早く帰ってきますから、ねっ・・・あっ!!もう こんな時間・・・それじゃあいってきま――す!! 」 ぼくはミルフィ姫に目礼して部屋から出る。気のせいかべたべたしてるソラヤくんと ぼくを見る目つきが少し怖いような・・・まさか昨日のコト、ばれてないよね・・・ そうしてミルフィは三姉妹の寝ているベットの前に仁王立ちする。 「ふふ・・・ジャマ者は行きました・・・まあ、あの召使いはソラヤが泣いて頼むから 許してあげるわ」 「ありがとうございますご主人様・・・」 かしこまるソラヤ。お兄さまがいなくなれば、すっかりソラヤも『可愛い弟モード』 から『有能召使いモード』である。 そうしてミルフィは『ギンッ!!』と不届き者達を睨みつける。あたふた、もぞもぞ 蠢く三姉妹達。ミルフィは言う。 「ふふ・・・ちゃんと治療はいたしますわ、あなたの召使いと約束してしまいました もの・・・」 安堵するマナ。 「にゃふ・・・さすがミルフィにゃあ・・・昼ゴハンは『猫兆』の重箱がいいにゃ」 ずうずうしいにも程があるセリフにミルフィのこめかみにビシビシ青筋が浮く。 ソラヤはなんでこのマナ姫のことになると自分のご主人様がいとも簡単に暴走して しまうのか判らない。先日の雨の日のダウンタウンとは大違いだ。 「ソラヤ、治療の準備を・・・」 「はい・・・」 ソラヤは3人の布団をひっぺがすとその下は3人供全裸で拘束されている。お返しと ばかりに約二名はぱつんぱつんの刑である・・・ そうしてもったいぶってミルフィは薬箱から薬を取り出した。 「ふふ・・・さてお薬の時間ですわ・・・『フェリシア製薬ジクロフェナクティーム剤』」 「ぶっ!! 」 思わず吹き出すマナ。 『・・・?』 きょとんとしてるリナ。 「そ、それ、もしかして、もしかしてですの・・・」 青ざめてユナが問うとミルフィが高らかに笑って言う。 「ふふ・・・もしかしなくても『座薬』ですわ!!・・・ソラヤ手袋を・・・台所の皿洗い 用ので結構ですわ・・・マナには特に早く治って欲しいから10個は入れませんと・・・」 「10個は致死量にゃ――っ!! 」 「薬は用法、用量を厳守ですの――っ!! 」 「にゃ――っ!!なんでこうにゃるの――って言う人物がちがうにゃ――っ・・・」 『ずぶずぶ』 「・・・ゔに゙ゃ―――――っ!! 」 シュバルツカッツェ城に今年最後のマナの悲鳴が響き渡るのでありました。 (・・・おしまい)
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こっちをむいてよ!! ご主人様 第4話 ネコの王城の朝。俗に言う『姫様長屋』と呼ばれる東館。掃除が行き届き、姫君達の ノーブルな雰囲気漂う廊下に不つりあいなドアがある。爆発による爆風で何度も 付け直したそのドアは立て付けが悪く、またそこらかしこがコゲ跡だらけ・・・朝の 爽やかな空気を確実にぶち壊している。そんな立て付けの悪い扉のスキマから妖しげな 声が小さく漏れてきている・・・ 「んっ、くふっ・・・そんな深くぅ、無理にゃあ・・・」 「じっとして下さい、初めてじゃあるまいし!! 」 「に゙ゃあああ・・・乱暴にしたらだめにゃあ!!くはぁ、くううん・・・」 「やさしくしますから、もっと奥まで・・・」 「もうダメにゃあ――!! 」 ぼくの膝の上のご主人様はぼくを突き放して跳ね起きる。 「イタイにゃ!! もっとやさしくするにゃ!! 」 「だってこんなヘンな耳の耳かきなんてしたことないんだモン」 耳かきを持ったぼくは頬を膨らませてぶーたれる。 「へ、ヘンな耳とはにゃんだ、ヘンにゃ耳とわ――!!」 ネコ耳をピコピコ揺らしてぼくの襟を掴んで揺さぶるご主人様。 「ぼ、暴力反対!!・・・ホントに分からないんですってばあ!!」 言い訳しつつ悲鳴を上げるぼく。ご主人様の動きがハタと止まる。 「・・・ネコ耳感覚が判ればいいのきゃ・・・そうにゃっ!!」 ご主人様はダッシュで研究室に飛び込んだ。『ドシン、バタン』と什器を ひっくり返す音がして、すぐに薬ビンを手に持って戻ってきた。 「さっ、コレを飲むにゃ」 ご主人様は薬ビンから白い錠剤を1粒取り出す。ぼくはイヤな予感がして ご主人様から薬ビンをひったくる。ラベルが無い・・・ということはご主人様の ハンドメイドということだ。ぼくの脳裏に赤ランプが点滅し始める。 「まさか、また女の子になったり、すごくエッチになるクスリじゃないでしょうね・・・」 「ひどいにゃ!!おまえはわたしを信用しにゃいのきゃ?ぐしゅっ・・・」 涙ぐむご主人様。・・・だまされちゃいけない、この前はそれで重くて立てなくなる ぐらい、おっぱいを大きくされたっけ・・・ 「そんなにわたしが信じられないにゃら、先にわたしが飲むにゃあ」 不審な目のぼくにご主人様はカラっと言う。ほら、やっぱりウソ泣きだ・・・ ご主人様はバファリンに似た錠剤を小さくかじって飲み込むとぼくに残りを手渡す。 まだ90%ほど形をとどめてる白い錠剤・・・飲むや飲まざるや・・・ 『ああ、すごくヤな予感がするなあ・・・でもご主人様も飲んでるし・・・』 ぼくはしぶしぶ錠剤を水なしで飲み込む。無味無臭。目をつぶったが、胸も大きく ならないし、エッチになるようなカラダの変化は感じられない。 「どうにゃ?」 しばらくしてご主人様がぼくを覗き込むようにして尋ねる。 「良く判りません・・・」 正直に答えるぼく。失敗かな・・・そしたらラッキーかも・・・ その時、ご主人様はおもむろに自分の腕をつねった。 「に゙ゃっ!! 」 「いたたたっ!! 」 同時に二人の悲鳴が上がる。ぼくの手に突然つねられたような痛みが走る。あわてて 腕を見たが手はなんともなってない。 「どうにゃ?わたしの感覚の90%をお前も共有してるにゃ」 「それじゃあ、ぼくの感覚もご主人様に?・・・」 ぼくは逆に、お返しとばかりに自分の腕をつねる。 「いたっ!! 」 「かゆいにゃ・・・」 思い切りつねったのにご主人様は全然痛がってない。 「そして、お前の感覚の10%だけ、わたしも共有してるにゃ」 どうやらさっき二人で飲んだ、白い錠剤の割合がそうさせてるみたいだ。 「・・・ず、ずるいっ!!初めから二人で飲むつもりだったんですね!!」 「こまかいことは気にするにゃ、これで正しい耳かきの方法をカラダでおぼえるにゃ!!」 『ぼふっ』と耳かきを持ち、ソファに飛び乗ってご主人様はいう。 「にゃあ、はやく~、耳かきするにゃ~ん、カモ~ン・・・」 「ま、股は閉じてくださいっ!! はしたないっ!! 」 と、ぼくが顔を赤らめて叫んだとき、いきなりリビングの鳩時計が『くるっくー』 と9回さえずる。 「あっ!! 今日はバイトだったんだ!! 」 われに返ってお出かけの用意をするぼく。と、いってもチョーカーを着けるだけだけど。 「耳かきは~!?バイトなんて休むにゃあ!!もう売れ残りのコロッケは飽きたにゃあ!!」 ソファの上でバタバタと駄々をこねるご主人様。いつものことなのでぼくは きっぱりと無視して言う。 「耳かきは帰ってからしてあげます、あと好き嫌いはいけませんからね」 ぼくは立て付けの悪い扉を体当たりするように開けて、バイト先の『山猫亭』に急ぐ。 『バタン』ドアが閉まると同時に、ピタッと駄々をこねていたマナ姫の動きが止まった。そろそろと起きた顔はうってかわって笑みさえ浮かんでる。 「おまえは本当は今日、バイト休むべきだったにゃあ・・・さあて・・・」 ご主人様は自分の大好きな召使のことをゆっくり考えつつ、ソファの上でクスクスと笑う。 所変わって、昼下がりの城下街。調練帰りの兵隊の一団が城門から帰ってくる。 威風堂々として先頭を馬に乗って進む指揮官。そして厳しい調練で精も根も尽き果てた といったところの12名の配下たち。普通と違うのは全員がネコ娘ということ。軽甲や ブーツに至るまで全てが緋色に統一されており、一幅の絵のような美しさがある。 その先頭を行くのは6本足の赤毛のクレイプニールに跨った姫将軍。180cmは ある大柄な体を赤い鎧につつみ前方一点を見つめ行軍している。背筋はピンと伸び、 手に抱えた戟は微動だにせず、ストイックな雰囲気をかもし出している。緋色の ごつい胸甲は立派な胸を相当押しつぶしているらしく、行き場の無くなったバストは 上方向に逃げ、胸元に深い谷間を作っている。兜はつけていないがショートの髪に メタリックレッドの大きなカチューシャを付けており、キラキラと太陽に反射していた。 髪はレンガ色、少しくせっ毛気味の頭髪は渦巻いて燃える炎のよう。意志の強そうな眉、 大きな瞳は前方を隙なく見つめている。気が強く、冷たい美人に見える。だが、右目の 下の泣き黒子の存在が妖しい色気を発散し絶妙なリミックスを見せていた。 「リナしゃま~!! 」 そんな一行にわらわらと城下街の平民の子供たちが駆け寄ってくる。何故か女の子が 多い。リナと呼ばれた姫将軍は瞳を和ませて軽く手を上げる。女の子たちは律儀に 応えてくれる姫将軍に感激して、勝手にきゃーきゃー言いながら列の後ろについて 一緒に行進する。 「お~お~、相変わらずウチの大将人気あるねえ」 リナのすぐ後ろを歩く隊員の一人が最後尾の子供たちを見て言う。 「あのガキども、こ~んなにヘロヘロのあたし達が目に入らないのかね・・・」 手に持った槍を疲労のあまり杖代わりにして歩くもう一人の隊員。でも何年か前、 自分も親衛隊に入るんだと勝手に後ろについて行進していた子供時代を思い出す。 隣の隊員が続けた。 「ねえ、知ってる?ウチの大将恋わずらいしてるらしいよ・・・」 「うそっ!?あの大将に武芸以外に好きな物があるの!!」 「ほら、このごろ毎日夕食がコロッケじゃない・・・」 「ああ、大将が狂ったように毎日買ってくるヤツ・・・今日もコロッケなのかなあ・・・」 悲しそうに呟く隊員。胸焼けしたのど元に手をやって聞く。 「じゃあ、そのコロッケ屋に・・・」 「そうそう、大将の一目ぼれの相手がなんと『ヒト』なのよ・・・」 「別にいいじゃない・・・他種族とヤルより・・・大将なら強引に押し倒しちゃったり・・・」 「それがケッサクでさ、その『ヒト』ってのが自分の姉さん所有のドレイな訳よ・・・」 「姉さん・・・って、あのイワシ姫・・・おっと、マナ様か・・・こりゃ相手が悪いわ、 仕返しで何されるかわかったモンじゃないよ・・・」 「ちょっと応援してあげたい気分だけど・・・」 「せいぜいコロッケを残さないことね・・・」 親衛隊員は、頭を寄せ合ってひそひそと話す。夢中でしゃべる二人、声をかけられ たのに気が付かない。ふと目を上げればリナが緊迫した様子で振り返っている。 「おい、お前たち・・・」 「ひいっ!! は、はははいっ!! 」 のけぞって姿勢を正す。くだらない話を聞かれた場合の身の危険を思って震え上がる。 「私は買い物があるので、先に帰ってよろしい・・・」 どうやら陰口を聞かれてなかったようなので心底、安堵する二人。すると、親衛隊の 後列から声がかかる。 「え~!! またコロッケですか~」 かって知ったる隊員たちのブーイングにリナは顔を赤らめて叫ぶ。 「まだ、何を買うかって言ってない!! 」 「だって~もう一週間も毎日コロッケだし~、胸ヤケで死んじゃいますよ~!!」 「う、うるさい!!3食のうち夕食だけだろうが!!つべこべ言わずにシュバルツ カッツ城まで駆け足っ!! 」 リナが方天戟を片手で振り回す。隊員たちの頭上1cm、うなりを上げた風切り音が そろいの赤いリボンを引っぱたくようにはためかせる。慌てて駆け出す親衛隊員たち、 「ぶ――――!! 」 とブーイングしながら、よたよたと走っていく。 「行ったか・・・『応援してあげたい』なんて・・・20も年下のガキに心配されて いるとはな・・・」 うすく笑いつつ溜息をつくリナ、さっきのひそひそ話は実は聞こえていたみたい。 リナはおもむろに、方天戟の刃に映した自分の顔と髪型を確認する。見苦しく 汚れてはいない・・・ドキドキ・・・ 「よしっ!! 」 リナは戦場へ行くみたいに気合を入れてしずしずと『山猫亭』に馬を進める。 胸焼けのするのど元に手をやりつつ・・・ ぼくは昼も過ぎ、お客様がはけた店内で一息ついて・・・いや歯を食いしばっていた。 さっきからカラダの調子が悪い、原因はわかっている。感覚を共有するクスリのせいで ご主人様がシャワーを浴びれば汗みずくになったり、ぼくが昼ご飯を食べてるのに 歯を磨いたらしく、味噌汁にミント味が混ざったりしてココロ休まる暇が無い。 しかも今日はお店のおじさんがギックリ腰になってしまい、おばさんも付き添いで 病院に行ってしまって、ぼく一人なので休憩も取ってない。 ぼくはショーケースの中を覗き込む、惣菜屋の『山猫亭』自慢のコロッケは昼時を 過ぎたのでけっこう少なくなった。これが無くなったら今日は早じまい・・・ その時だった。下半身に経験のあるゾクゾクした震えが走った。 『あれ・・・』 その感覚を思い出す暇もなくいきなり下腹部に生暖かい感触、それと微妙な快感を 伴う放出感・・・ 「うわっ・・・ああああっ!! オ、オシッコが・・・」 ぼくは小さく悲鳴をあげて思わずしゃがみこみ、呆然として思った。 『ぼく・・・お漏らししちゃった・・・なんで・・・』 久しく忘れていたお漏らしの感覚。ぼくはおそるおそるズボンに手をやるが 濡れていない。 「あれ・・・そ、そうか!!ご主人様トイレ行ったのか・・・」 ぼくは心底安堵する。ちなみに『小』だけだったので神様にも感謝しておく。 「ふう・・・」 ぼくが額に浮いた冷や汗を拭っていると、 「ど、どうした・・・大丈夫か?」 低めだが良く通る声。ぼくより頭一つ、優に大きいネコ姫様が店頭にいる。 「あっ、リナ様っ!! 」 リナ様はご主人様の妹、そしてユナ様のお姉さん。いわゆる3姉妹の次女である。 三つ子のくせに外見は全く似てない。この3姉妹は本物の姫様なのに、武の道を 極めようとしたり、商いの道にまい進したり、妖しげな研究でぼくの道を誤まらしたり、 と実に個性的なのだ。 ぼくは慌てて立ち上がった。 「調子が悪そうに見えたが・・・」 「い、いえっ、大丈夫ですよ・・・それより毎日ありがとうございます!!」 ぼくはニッコリ笑って油紙の袋を取り出す。 『ふうっ・・・さっきご主人様シャワー浴びて、歯を磨いて、トイレに行ったから、 きっともう寝ちゃうんだ・・・助かった・・・これで感覚の共有がなくなる・・・』 昼間に寝るヤクザな生活サイクルのご主人様に初めて感謝するぼく。あれから 感覚の混乱が無いことにホッとしつつリナ様とショーケースを挟んで対面した。 「えっと、なにに致しましょうか?・・・」 「んっ・・・あ、ああ・・・て、適当に・・・」 「まいどありがとうございま~す!! 」 ぼくはコロッケをはさんでひょいひょいと袋に放り込む。間を持たせようとリナ様に 話し掛ける。 「ぼくのご主人様『コロッケなんてもう飽きたにゃあ』なんてワガママ言うんですよ、 おいしいのに・・・リナ様はコロッケ好きなんですよね~?」 「えっ!!うっ・・・どちらかといえば・・・みんな・・・好き・・・かも・・・」 「えへへ・・・じゃあオマケしときますね!! 」 「あ、ああっ!! そ、そこまでしなくても・・・」 ぼくは大のお得意様のリナ様にオマケしてコロッケを詰め込むだけ詰め込む。 早く帰りたいからじゃないよ・・・でもなぜかショーケースの向こうでリナ様が のど元に手を当てて、苦い顔をしてるような気が・・・ 「はい、おまちどうさまで~す!! 」 ぼくはパンパンになった2つの袋をリナ様に押しやる。リナ様はなぜか名残惜し そうに振り返り、ぼくはもらった代金をレジに入れようとしたとき・・・ 「きゅうううんっ!! 」 ぼくは胸を抱えるようにしてよろける。 『チャリ、チャリーン!! 』 もらった小銭が床に散らばる。 ぼくの胸に突然広がったのは甘い感覚。いままでに経験したことのない疼きが カラダを駆けめぐる。ぼくに本来ないはずの双乳をゆっとりと両手でまさぐられる感触。 「んあっ・・・くううっ・・・」 オトコのコでは味わえない濃厚なバスト感覚にぼくはよろよろと作業台に手を ついて持ちこたえる。 「ど、どうした!! 平気か?胸が苦しいのか!? 」 なぜか嬉しそうに慌てて駆け戻ってくるリナ様。ぼくは無理にニッコリ笑って 取り繕う。 「す、すみません、だいじょうぶ・・・ちょっと休めば・・・」 『うああああん・・・ご主人様寝る前にオナニーするなんてぇ!!・・・ぼくという 人間がいるのに~!! 』 とも言えずぼくは曖昧に微笑む。 「ほ、本当か!? すごい汗だぞ」 おろおろとぼくを心配してくれるリナ様。ショーケースごしにぼくを覗き込む拍子に 深い胸の谷間がアップになる。 『ここは早くリナ様に帰ってもらって、やりすごさないと・・・』 ぼくはこの大ピンチを切り抜けるために必死で考える。 「へ、平気です・・・ちょっと立ちくらみがしただけ・・・」 依然としてやわやわと胸を揉む感触に耐えつつぼくは言う。そしてその愛撫が いったん収まったのを見計らって、ぼくは気を落ち着けようと大きく息を 吸いこんだその時・・・ 『キュン、キュン!!』いきなり乳首を両方つままれて、指でコリコリされる感覚。 「きゃふぅ!! んあああああっ、だ、だめぇ――!! 」 ぼくはいきなりのアプローチに思わず悲鳴とともに胸を抱くような格好で、ペタリと 厨房の床面に座り込んでしまう。親切なリナ様は均整のとれた巨体に似合わぬ身軽さで ヒラリとショーケースを飛び越え、ぼくを抱え起こしてくれた。 『ああ・・・リナ様、ぼくを見捨てて帰ってくださいよ~』 心の中で号泣するぼく。その時イタズラっぽく両方の乳首を軽く同時に指で 『チョン、チョン』とつつく感覚。なんかワザとらしいような・・・ 『ひょ、ひょっとしてご主人様、ぼくを困らせようとしてワザとやってるの~!!』 乳首に走る鋭敏な感覚に耐えつつ、ぼくの目の前は真っ暗になるのでありました・・・ マナ姉の召使い君はぐったりとしていた。私は心配しつつもこんなに接近できて 少し嬉しくもあったりする。私は召使い君の体を抱えてタタキに通じる居間に 引っ張り上げる。 『ふああ・・・なんかすごくイイ匂いがする・・・』 などとくらくらしつつ未練がましく、私は召使い君の体を抱きしめてる。 「んっ・・・ううん・・・」 意識の戻る召使い君。私は卑怯にもその瞬間、パッと跳びずさって何事も無いような 顔をして声をかけた。 「大丈夫か?苦しいのか?」 「あっ、はい!!・・・大丈夫でぇ・・・くうん・・・だいじょうぶですう・・・はあっ・・・」 言葉とは裏腹に召使い君は身もだえして言う。彼の潤んだ瞳の周りはほんのり紅く 染まり、苦しさに耐える横顔はとてもセクシーな感じがして、私の子宮を直接 揺さぶる。 私は病人の前で、そんな不埒な考えをする自分を叱咤しつつ、真面目な顔で言った。 「無理しない方がいい・・・つらそうだぞ、こんなに汗をかいて・・・」 気丈にも召使い君はガッツポーズし、微笑みさえ浮べて言った。 「ほ、ホントに大丈夫ですよ!!ちょっと疲れただけで・・・少し休めばすぐ良くなり ますからぁあっ!!・・・ふあっ・・・引張っちゃ・・・だめぇ・・・」 「んっ!? な、なんだ?どうしたっ!! 」 最後の不明瞭な言葉が気にかかったが、私はあわててまたもや崩れ落ちた召使い君を 支える。せっかくしたガッツポーズの手で、胸を押さえてうずくまる召使い君。 私は勇気を持って召使い君に言ってみる。 「やはり仕事は無理だと思うぞ、今日はこのまま私が介抱していようか・・・」 私の『彼と一緒にいたい』、というささやかな願いに返ってきたのは、強い感じ さえする拒絶。 「いえ、ぼくお店がありますから、はふっ・・・リナ様も早くお城にお帰りください・・・ 早くしないと・・・そこは・・・だめっ!!・・・そこはぁ・・・」 なぜか太ももを『すりすり』しているが、息を荒げきっぱり『だめ!!』と言う 召使い君。 「そ、そうか・・・そこまで言うなら・・・」 涙が滲んできそう。ちょっとでもそばに居たかった自分の気持ちをきっぱり 断られてしまった・・・所詮、私ごときにマナ姉と召使い君の間に入ることはできない のであろう。彼は忠誠心あふれる華も実もあるいい召使いだ。マナ姉にはもったいない ぐらいの・・・ 「わかった・・・もう帰る・・・今までありがとう・・・」 もう来ることもあるまい・・・召使い君の笑顔をまともにもう見ることができないから ・・・くすん・・・ 私がタタキに降りようとすると、後ろから声。 「くふぅ・・・だ、だめえ!!んはあ・・・そんな、イッたら・・・イッちゃダメええええ!!」 「えっ!! 」 私は現金にも笑顔さえ浮べて振り返る。悲しいキモチは天高く成層圏近くまで 吹っ飛んだ。召使い君はうつぶせになっている。お腹が痛いのか両手は下腹部を 押さえていて、ほっぺがぺったりと畳についている。 「キミっ!しっかりするんだ!! 」 私は召使い君を抱え起こすが目の焦点は合っておらず、うわ言を呟いている。 「はふあ・・・だめっ・・・あんっ・・・剥いちゃったらあ・・・ひくぅ!!ひゃううん!!」 召使い君は熱い息を吐きながら私の腕の中で背筋を反り返らせる。こういうカラダを 『若鮎のような』というのだろう・・・食べちゃいたい・・・ どうやら『悲しいキモチ』と一緒に『平常心』も大気圏のカナタに飛び去って しまった私は、ただ『ぎゅっ』と召使い君を抱きしめる。 「はぁ、はぁ・・・こんなに華奢で、やわらかくて・・・今だけ私のモノで・・・」 頭に血が集まって目の前が真っ赤になりそう。脳裏に浮かんだマナ姉の姿を追い出す私。 武術の修行で手に入れた『平常心』『克己心』なんて全く嘘っぱちだったと思う。 召使い君の震えがひどくなって来ていた。 「ひくぅ・・・ああっ・・・イッちゃうの?・・・そんな・・・やめて・・・イジワルしないでぇ・・・ ああっ!! イッちゃう、イッちゃってるうううう!! 」 「だ、大丈夫だ!! 私はココにいるぞ」 声をかける私。召使い君は軽く失神したらしく『ヒクヒク』と痙攣してる。私は それをいいことに、召使い君のグロスを落としたように光る、濡れたクチビルや、 以外に長く、震える睫を飽きもせず眺めている。そのうちに、召使い君に『オス』を 感じてしまい、うろたえてしまう私。 「と、とりあえず横に・・・」 ぐったりと私の前に横たわる召使い君。麻の半そでのシャツ、半ズボン。萌黄色の ニーソックスの隙間から見える白い太ももは輝くよう。思わずふらふらと手を のばしてしまって慌てて引っ込める、というのを3回ほど繰り返して呟く。 「む、胸が苦しいから緩めておこう・・・うん・・・」 私は震える手で召使い君の襟元のシャツのボタンを外す。一個で事足りるのに、 手が止まらなくて3つも外してしまった。召使い君の決して厚いとは言えない胸板が 現れる。 「し、白くて・・・すべすべしてる・・・」 思わず、ほとんど無意識につるつると指先で召使い君の胸元をまさぐっている私。 調子に乗った挙句、はだけられたシャツの端にチラリと胸の桜色の先端の端っこが 見えてしまって息が止まるほど興奮してしまう。しかも情けないことに頭に血が 上りすぎ、くらくらとよろけた。あわてて手をつくと召使い君の半ズボンの前が 目の前にあった。 「うわっ!!な、なぜ・・・すっごく、大きくなって・・・る・・・」 ときおり『ピクピク』と震えるそれは、召使い君の容姿には全く不釣りあいな程の 凶悪なシロモノであった。ズボンの上からでも良く判ってしまう。 『ごきゅ・・・』 私のノドがはしたなく鳴った。そして、またしても愚にもつかない言い訳を 始めている私がいる。 「お腹痛かったみたいだから・・・ちょっと服をゆるめるだけ・・・介抱するだけ・・・」 私は召使い君の半ズボンのボタンを『プチン』と外す。そして自分がこれ以上の ことをしないよう、すぐ手を引っ込める。 ところが私が予期しない事が起こった。あまりにも元気な召使い君のシャフトが 勝手に半ズボンのファスナーを押し下げて飛び出したのだ。 『ふるるん!! 』 パンツの中で召使い君のシャフトが重そうに揺れてる。シャフトの先っぽの所の パンツの生地になぜかじっとりと丸いシミができてる。 「あ・・・そんな・・・そんなつもりじゃ・・・」 私はもはや、言い訳もなく震える手で厚いこわばりをさすってしまう。 ―――あとはもう止まらなくなった――― ぼくは一瞬の失神から目を覚ます。まだ下腹部は狂おしいほどキモチいい。お腹の 中がアツイ。オンナのコの快感ってオトコと違って長く長く続くのかなあ・・・ 「くはああっ・・・はああん・・・」 ぼくは腰を蕩かすような快感に身をふるわせる。 『ああ・・・キモチいいよう・・・オチンチンの裏側を舌でにゅるにゅるされる 感触がぁ・・・』 とそんなことをふわふわと考えてハッと気付く。 『オ、オチンチンっ!! 』 ぼくはご主人様には、当然ソレがついていない事にやっと思い至る。 慌てて目を開けた。 目の前におへそが浮いてる。下半身を見やると肌色のかたまりでよく見えない・・・ 焦点が合ってくるとそれが凄い大きさのオッパイなのがわかった。ユッサユッサ揺れて ぼくの視界を妨げてる。そしてその谷間からチラリ覗いたのは・・・ 「えっ!! そんなっ、リナ様っ!!・・・ふあああああん!!」 リナ様がぼくのシャフトにむしゃぶりついてる。シックスナインの体勢だけど 身長差がありすぎてぼくの目の前におへそが来てたのだ。 「ふあっ・・・リナ様、いけません・・・んあっ!!・・・ひああっ!!」 リナ様は泣きそうな声で言う。 「た、頼むふぅ・・・いっふぁい、いっふぁいらけらからっ・・・ふむっ・・・出してぇ・・・ らひてぇ・・・」 「い、いけませんリナ様~っ!!ぼく、ぼくもっとリナ様のこと、真面目でストイック な方だと思ってたのに~!! 」 「しゅき!!しゅきなの~!!ずちゅ、ぬちゅううう・・・」 「ひゃうううう!! だめですう!! 」 ぼくはアルバイト先の他人の家でよがってる。リナ様はぼくの足をしっかり 抱え込んでいてコンクリで固められたみたいにビクともしない。リナ様の口が高速で 上下してる。それに合わせて胸がずっしりとぼくのお腹の上でつぶれた。 「ひあっ、くはあ・・・だめ、だめですう・・・」 ぼくは強い快感に悶える。リナ様のフェラチオは舐めるんじゃなくてノドでしごく カンジ。息ができなくなるんじゃないかと思うくらいディープスロートする。ときおり 溜まったつばを飲み込むのか、ノド全体が『んぐんぐ』って動くとシャフト全体を 搾られるようにノド粘膜全体が動いて死ぬほどキモチいい。 「ふあああっ!!リナ様~ぼく出ちゃう、どぴゅどぴゅしちゃう――!!抜いて、 抜いて~!! 」 いつもなら高まって放出するのだけど、これはもはや激しすぎる吸引で白濁を直接 吸い出されるカンジ。イタイのかキモチイイのか分からなくなってぼくは泣いて よがり狂う。 放出が近いのを感じたのか、リナ様はシャフトを根元まで咥えると口から舌を出して チロチロとぼくの袋をいじめてくる。同時にノド粘膜がングングと蠕動し、波打って、 ぼくのシャフトをバキュームしつつ、なおかつ締め上げる。ぼくこんなスゴイの 初めてで、忍耐の限界を超えちゃってる。 「ひっ!! あふぅ、だ、だめえ!!ぼくイッちゃう!!リナ様のお口にでちゃうううう――!!」 『ビュクッ、ビュクッ!! 』 ぼくはしたたかにリナ様の口に放出する。リナ様はすかさずシャフトをずるりと 引き抜くと、おいしそうに『ちゅうちゅう』吸い始めた。ぼくのシャフトは執拗に 吸われるのと、袋を手でふにゅふにゅされるのとで、間をおかずにピンピンになっちゃう。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・」 息をつくぼく。頭上のリナ様のショーツはしっとりと濡れそぼって、赤い茂みが 透けて見えてる。場外で調練していたリナ様のアソコは汗臭くはないけど、強い 『メス』の匂いがしていて、ぼくのシャフトはムラムラとさらに反り返ってしまう。 口を拭って起き上がるリナ様。膝立ちなのにぼくとほとんど身長が変わらない。 大柄な体だけどプロポーションは完璧で彫刻のよう。ゆっくりとショーツを脱ぐ カラダの美しさに圧倒されるぼくは声も出ない。口唇はさらに紅味が差し色っぽい。 瞳はルビーのようにキラキラと光る。発情してるんだ・・・ リナ様の影が先にゆっくりとぼくにかぶさってくる。遅れてリナ様の熱いカラダが ぼくにのしかかる。 「・・・あ・・・んっ・・・はっ・・・」 ぼくはリナ様の『お前を犯す!』という無言の気迫に押されて声も出ない。ガッチリと 掴まれた二の腕が強い力に軋む。弾力のある胸がぼくの顔を押しつぶそうとする・・・ もがくぼく。 「ハァッ、ハァッ・・・」 リナ様はたっぷり5分以上かけて、187cmのカラダをぎゅいぎゅいと受け止めさせ、 抵抗がムダで、『今の主人は私だ』ということをぼくのカラダに直接教え込む。 リナ様がゆっくりと上半身を起こすと精神的にも体力的にも抵抗力を失って 汗みずくになったぼくが下にいた。 「い、いくぞ・・・」 リナ様はぼくの足を『ぐいっ』と掴んで開かせる。リナ様の大っきな手は、ぼくの ふくらはぎにも余裕で指がまわるほど。 「ああっ・・・あん・・・はうっ・・・」 ぼくは目をうるうるさせてリナ様に訴えるが、発情ネコは止められない。リナ様は ぼくの片足を抱えたまま腰を割り込ませる。 『ずにゅう!!』 シャフトがリナ様の秘裂に一気に押し入る。 「んあっ!! ・・・ふ、太いっ・・・」 「はあっ!! キ、キツイよお・・・」 二人の悲鳴が同時に上がる。リナ様の中はあまりこういう経験がないからか、 日々の鍛錬の成果か、シャフトの根元が傷みを覚えるほどキツかった。でも奥は熱く、 柔らかく、ぼくを揉み込んでくれる。イタくてキモチいくてヘンなカンジ・・・ 「おあっ!!すごいっ、すごいっ!!ホンモノ、本物入ってるの――!!」 リナ様は腰を揺すり始める。体位は、二人の太ももが『しゅにしゅに』絡み合う 『松葉崩し』っていうヤツみたい。リナ様が容赦なく腰をぼくにぶつけると体が 衝撃でずれるほど。まるでラグビーのタックルを受けてるみたい。慣れてくると その振動と衝撃で腰全体が痺れて熱くなってキモチいい。 じわじわとした快感にぼくが身を任せていると、唐突に足先に新たな感覚が走る。 「ふあっ!!リナ様だめです!!そんなトコ、汚いですぅ!!ヘンですぅ!!」 リナ様はニーソックスを片方だけ脱がすとぼくの足指にしゃぶりついている。 腰使いは荒々しいのに、舌先は丁寧に一本一本指を舐めしゃぶっている。 「きゅふ・・・だめですぅ・・・洗ってないのに・・・恥ずかしいです・・・ああん・・・」 ハダカを見られている事より、汚いところを舐められてる方が恥ずかしく感じる ぼくはヘンなのだろうか?赤くなった顔を両手で覆ってブンブン振る。 リナ様はさらにぼくの足首を大きなHカップの双乳ではさみこむとパイズリのように 激しく動かし始めた。 「ああっ、だめ、ひゃんっ・・・ああっ、すごい・・・」 つきたてのオモチの中に足を突っ込んだようなカンジ。バスバスとリナ様に 突かれてる腰もジンジンして来て・・・どんどん深みにはまるような快感にぼくは 喘ぎ、慄く。 「ハアッ・・・私、マナ姉のモノを奪ってる・・・キミをズンズン犯してる・・・んふっ・・・ ハアッ・・・ハアッ・・・」 よがるリナ様の目が狂気じみてきた。『たべられちゃう・・・』ぼくは本気で思った。 「んあああああっ!! 」 リナ様がひと声吠えると、何とつながったまま、いきなり立ち上がる。ぼくのカラダが くるんと半回転した。 「ひっ!!そんな・・・ら、乱暴しないで下さい・・・ひゃうっ・・・」 半回転したぼくはうつぶせになってしかもエビぞるようなカッコになっている。 片足はリナ様にガッチリ抱えられているけど、ニーソックスのほうの足は行き場が なくリナ様の腰の動きに合わせて揺れている。 リナ様はぼくに『立ち松葉』の体勢から本格的に腰を叩きつけ、ひねるように 使い始める。 「んむっ、くふっ・・・ひくっ!!だめぇ!!リナ様、こんなのヘンです――!! 」 ぼくはガンガンと顔を畳に押し付けられながら、リナ様に思う存分腰を使われて しまう。 「おうんっ・・・イイよ、キミすごくイイよ・・・カンじる所にコスれてるの・・・ 私そろそろイッちゃう!! 」 リナ様の腰のペースがさらに上がる。ぼくはシャチホコ立ちのような無理な 姿勢なのに、だんだんすっごくキモチいくなってきてしまう。いつしかニーソックスの ほうの足もリナ様の逞しい腰にせがむように巻き付けている。 「きゃふ・・・イイ、キモチいいよぅ・・・もっと、もっと、たくさんください!! ズンズンして――!! 」 ぼくは畳をガリガリかきむしってすすり泣く。シャフトにじわじわとせり上がる ような熱い感触。リナ様が吠える。 「んあああああっ!!イクっ、イクぅ、イクイクイクイクイクイク―――!!」 「ああっ、また・・・またぼく、どぴゅどぴゅしちゃいますぅ―――!!」 うつぶせの逆立ち状態から放出する瞬間、シャフトはリナ様の秘裂から引き抜かれ、 乱暴に床に投げ出されるぼく。 「えっ・・・!? 」 仰向けの状態で白濁を虚しく天井に打ち上げ始めるシャフト。それをすばやく リナ様が顔をべたべたにしながら咥えて、強く吸う。 「ひいいいっ、だめぇ!!らめですうう――!!吸わないで、ゆるして、 ゆるひて――!!!!!」 ぼくはその強烈な痛キモチイイ感覚に泣きながら身をよじるがリナ様はそれを 許さない。おかげで射精の脈動はいつもの2倍近く長く続き、信じられないほど たっぷりとリナ様のお口に出してしまった。 「あふっ・・・ひぐっ・・・くぅ・・・はふう・・・」 ぼくはご主人様のモノなのに無理やりリナ様に奪われてしまったやるせなさと、 あまりにも強い快感におねだりまでしてしまって、ココロは乱れる。口の端から 落ちた唾液と横に流れた涙が畳の上に光る珠を作った・・・ ゆらりとリナ様が立ち上がっている。ぼんやりと見上げるぼく。頭のメタリック レッドのカチューシャが死神の鎌のように血の色に光る。その生贄はぼくだ・・・ 仰向けで横になってるぼくに、リナ様がそろり近寄ってきて言う。 「ねえ、もう一度ヤらして・・・」 「し、しませんっ!! 」 ご主人様に操をたてているぼくは、ぐしゅぐしゅべそをかきながらリナ様に言う。 「いいじゃない・・・最後あんなに燃えたじゃない、おねだりまでしちゃってさ・・・」 カアッ、とぼくの顔が赤くなる。そうなのだ、最後イキそうになった時そんなことを 叫んでしまったような・・・ぼくは自分のカンジやすいカラダを呪う。 「・・・お、おねだりなんてしてないモン・・・」 心苦しいがあえて言うぼく。視線が合わないよう横を向いた。 「まぁ・・・いいじゃない、今はマナ姉のコトなんて忘れて、さっきみたいにキモチイイ ことしよ・・・」 リナ様がむこうを向いてるぼくのあごを指でクイと持ち上げて自分の方に向かせた。 そのままキスしようと顔を近づける。ぼくは両手を突き出してリナ様の唇を押しやる。 「き、キモチイクなってないモン!!おねだりとかしてないモン!!ご主人様のこと 忘れないモン!! ぜったい、ぜ~ったい!! 」 ぼくは起き上がって座ったまま畳の上を後ずさりする。膝立ちのリナ様がぼくを 見下ろしている。 大きく息をつくリナ様。瞳には怒り、悲しみ、諦め、羨望、そして欲望が混ざり合い 紅蓮の火を噴きそう。目の下の泣きぼくろのそばに赤毛が汗で張り付いている。 「そっか・・・そんなコトいうんだ・・・」 ただ事でない迫力にビビるぼく。 「か、帰して・・・」 ぼくのかぼそい意見を無視してリナ様は短く宣言する。 「ヤる、ヤってやる・・・」 「いやっ!! やめてくださいっ!! 」 足首をいきなり掴まれて引っぱりこまれるぼく。あっという間に押さえつけられる。 「キミを今からめちゃくちゃカンジさせて、泣きながらおねだりさせて、マナ姉の ことなんて忘れるぐらいよがらせてあげる・・・」 リナ様はぼくの足をぐいっと抱え上げてぼくの体を折り曲げるようにする。 まんぐりがえしの体勢。畳にはぼくの肩しか付いていない。 「ほ~ら、この体勢ならキミがどのくらいカンジてるかってよく判るでしょ・・・」 ぼくの目の上にシャフトが来ている。そしてぼくのオシリの上にリナ様の顔。 「んっ・・・放して・・・苦し・・・んああっ!! 」 ぼくはシャフトの袋のすぐ下の『アリの門渡り』の部分を尖った舌で強襲されて 悲鳴を上げる。 「ふふ・・・カンジやすいんだから・・・」 チロチロと舌をぼくの袋にひらめかせていく。 「ひんっ、はあっ・・・くう~んんん・・・」 シャフトはまだ復活してないけど、袋を刺激されたせいで完全に吸い尽くされた 白濁がすごい勢いで袋にどくどく再チャージされていくのが分かる。 「いつもマナ姉、キミのこと自慢してるよ・・・タマタマとおっぱいイジられると 泣いてヨガっちゃってたいへんにゃあ・・・って・・・」 「そ、そんなのウソです・・・ひいいいっ!! 」 いきなりリナ様が吸い込むように袋を丸ごと口に入れて『もきゅもきゅ』 ほおばってくる。軽く甘噛みしてささやく。 「あむっ・・・むふ、たべちゃほっかな・・・」 「ひいいいぃっ!!やめてぇ・・・ふうっ・・・あああん!!」 ぼくは恐怖と快楽のミックスした感情にクラクラする。霞む目でぼくの胸に 忍び寄るリナ様の手を払いのけようと腕を振り回すがあっさり跳ね返されてしまう。 「うあああっ!!ひいっ・・・きゃふぅ!!くうん・・・はあああん・・・」 ぼくは恥ずかしい体勢のまま袋をもきゅもきゅされてオッパイの先っぽを両手で つねつねされて恥も外聞もなく叫び声を上げてしまう。荒れ狂う性感にじたばた 暴れるが、しっかり押さえこまれたカラダは逆にリナ様を誘うようにお尻がぷりぷり と振れるだけだ。 「どう?感じてる」 一時、攻撃の手を休めたリナ様が聞く。 「くっ・・・」 悔し涙を見せて横をむくぼく。それもそのハズ、シャフトはまたもや、りっぱに 育ってしまってぼくの目の前で存在を誇示してる。それでも意識をしっかり保とうと 固く唇を噛むぼく。絶対耐え抜くんだ・・・ それから10分近くの攻撃にぼくはリナ様にたくさんよがらされたけど何とか 持ちこたええることが出来た。だって、どぴゅどぴゅすると自分にかかっちゃうから ぼくも必死だった。そして・・・ 顔を赤く染めて涙ぐんで言うぼく。 「はあっ、はあっ・・・へ、ヘンなところ触らないでください・・・」 お尻の穴を指でつつかれる感触。そんなぶしつけな攻撃のたびに引きつるように 足を跳ね上げてしまう。 「なんだ・・・ヘンな所って・・・」 そう言って、両手でぼくのおっぱいをかき集めるようにして揉みしだくリナ様。 『り、両手・・・』 ぼくは青くなった。ひょっとして・・・いまオシリいじってるの・・・ 『ご主人様――っ!!』 ココロの中で絶叫するぼく。そういえばご主人様の研究室を勝手に掃除したとき、 普通のと違うヘンな形のバイブレーターがあったような・・・そうこうしてるうちに アヌスへの揉みほぐすようなアプローチは激しくなってくる。 「ひいいいっ!! ふああああっ!! 」 ご主人様の開発されたA感覚がぼくに転送され炙るように溶かしていく。 「な、なんだ・・・いきなりずいぶんノッてきたな・・・」 胸の両手を動かすリナ様。もちろんシャフトへの舌の動きは休めない。そしてさらに アヌスからご主人様を経由したほの暗く燃えるような妖しい快感が忍び寄ってきてる。 「んん~っ!!ひきぃ・・・ふあああっ・・・そんな・・・ちがうよ・・・」 うわ言のようによがるぼく。アヌスをいじられる感覚が送られてきてからシャフトが 何度も突発的に放出しそうになる。その都度、歯を食いしばって寸でのところで何とか 耐えるぼく。そんなことを繰り返すうちに時間の感覚が無くなって来る。 「ふあっ・・・リナ様っ・・・もう、もうっ、離して下さいっ!!ぼくもう・・・もう・・・」 ぼくはすすり泣いて訴える。 「どうしようかな・・・おねだりちゃんとできたらセルフ顔射止めてあげるよ」 笑って言うリナ様。ご主人様さえオナニーしなきゃ・・・歯をかみ締めるぼく。 その時だった。 『ずぬぷぷぷぷ・・・』 アヌスを割って何かが入ってくる感覚。 「ひぎいいいいいいいい!!!!!」 ぼくはリナ様の巨体を一瞬持ち上げるほど体を痙攣させてしまう。 「うわっ!! ど、どうした・・・」 「んあ――っ!! そんなっ!!だめっ、ひきいいいいっ!!」 のた打ち回るように、いきなりよがり狂うぼくに圧倒されているリナ様。 ぼくはよだれを吹きこぼして顔を左右に振りたくる。アヌスはふくらんでは すぼまりを繰り返して異物を受け入れている感覚。ぼくはご主人様のビー球を一列に つなげたような形のバイブを思い出す。腰が、いや背骨の付け根の奥からじわりと 熱が立ち上ってくる。 『ぴゅる・・・』 その時、溜まった透明な先走りが無自覚に吹き出てぼくの顔にぬっとりと糸を引く。 「ひいっ!! いやあああっ・・・」 快楽にあおられつつぼくは恐怖でガチガチ歯を鳴らす。シャフトはもはやぼくの 意志を受け付けずに性急なひくつきを繰り返している。視線がシャフトの先の魚の 口のような鈴口から離れない。 「お、おねがいですっ・・・ナンでもしますからっ!!だから、だからっ・・・ どぴゅどぴゅはリナ様の中で出させてください――っ!!」 ついに悲鳴のように言うぼく。ぽろぽろ涙が出てくる。 「よく言えました・・・じゃあ自分で足を抱えて・・・」 おっぱいと舌の攻撃がなくなって一息つくぼく。しかしアヌスのバイブはゆっくり じくじくとピストンが始まってぼくに鳥肌を立たせている。膝の裏を抱えた両手は 脂汗でぬるぬるしてる。 「待っててね・・・いま・・・」 リナ様はぼくの背中を支持しつつ立ち上がると硬く上、今は下か・・・を向いた シャフトを無理やり上に引っ張り出す。 「ひいっ!! イタいですぅ・・・」 うめくぼく。リナ様はすると後ろを向いて天井を向いたぼくのオシリの上に 腰掛けるようにまたがった。そのままシャフトを挿入していく。 「んあっ・・・入った・・・」 「そんな・・・コンなヘンな格好おかしいです~!! 」 リナ様は両手でぼくのお尻を押さえながら腰を使う。突かれるたびにカラダが 折れ曲がって息が出来ない。さっきもそうだったが立て続けのアクロバチックな 体位にぼくはすすり泣く。ぼくの眼前にリナ様の大きなお尻がはずんでいる。 「んあっ!! ひあっ!! むぎゅ!!ふああああっ!!ゆるしてっ、ゆるして――っ!! 」 ぼくは押しつぶされながら悲鳴をあげる。こんなに苛められてるのにイクなっちゃう 自分が怖くなって・・・ お茶の間の真中でリナ様は中腰になってぼくを下敷きにしつつ吠えまくる。 「んああああっ!!くううっ・・・イイっ!!チンチンの出っ張りがゴリゴリひっかく のぉぉ~!! 」 口の端から鋭い八重歯をのぞかせて、バコバコ腰を使うリナ様。シャフトを思いっきり ヘンな向きで挿入してしまったせいで、リナ様の秘裂のカベの一方をひどくコスり あげている。ぼくの体勢ではリナ様の大きなオシリしか見えないけれど、それは 快楽を目いっぱい貪欲に味わっている。リナ様の鍛えに鍛えて引き締まったオシリが 嬉しそうにズンズン弾んだり、二人のオシリをすり合わせるようにクネクネとひねって ぼくのシャフトをむさぼっている。 『ふはあああっ・・・こんな苦しいカッコなのに、でも・・・気持ちイクって・・・』 ぼくは断続的に潰されて息を詰まらせながら快感に炙られる。ときおり思い切り リナ様が腰を叩きつけると秘裂のなかから押し出された愛液が『びゅっ!!』と溢れ出し ぼくのお腹をつたって落ちていく。屈辱的で窮屈な体勢の苦しさ。リナ様のキツくて 熱いアソコの心地よさ。シャフトがミシミシと軋むような痛み。オシリの・・・恥ずかしい トコロのヘンな違和感。そんな感覚が絡まってぼくを追い立てる。 『あれ・・・オシリのズンズン止まった・・・』 さっきからぼくを苦しめていたアヌスの刺激が止まったのにホッとする。 「・・・んっ、はあん・・・ふああ・・・ 」 代わって、まったりと無いはずの双乳を揉まれる感触。ご主人様の一人遊びは 目標を変えたみたい・・・やっぱり女のヒトのおっぱいの方がキモチいいな。なんて 暢気なことを思っていた時だった。 『ヴイィィィィィン・・・・・・』 「うわあああああああっ!!あひいいいいいいいいいいいい!!!!」 目に火花。その瞬間全てが真っ白になるカンジ。ぼくは何が起こったのか分からない。 カラダの方が訳も分からずガクガクと痙攣し、ギュッと指を固く握った足はビクビクと はね上がっている。そしてやっと本来の感覚が戻ってきた。 「うそっ・・・お腹の、お腹のナカで回って、かきまわしてるぅ!!ひいいいっ!! あひっ、うああああっ!! 」 ぼくはめちゃくちゃに暴れながら今更ながらご主人様のバイブにスイッチがついていた のを思い出す。 「おあっ!!すごいっ・・・私の中でまた大きくなってるぅ!!イイっ・・・もっと、 もっと突いて、下から突き上げて――!! 」 リナ様は暴れるぼくのカラダをものともせず馬に乗る時、馬の胴を足ではさみつける ようにしてぼくのオシリを固定すると両手で激しくおっぱいを揉む。 「ああああっ!! ああああっ!! うああああっ!! 」 初めての感覚に悲鳴をあげ続けるぼく。アヌスを蹂躙する、どぎつい色の細身の バイブが腸壁を引っかいてるのが手に取るかのように分かる。じっとしていられない 何かがせり上がってきて、ぼくはリナ様の足首をぎゅっと握り締めてじたばたともがく。 リナ様がさらに叫ぶ。 「おおっ、イイっ!! イイっ!!来てっ、もっとキテ!!すごいっ、すごいの~!! んああああっ!! 」 ますます興奮してるリナ様。 「んあああっ、はあああっ・・・ふ―――っ、ふ―――っ・・・きゃふん・・・ふ―――っ・・・」 ぼくは口で大きく息をする。何とか気が落ち着いてきて一時の狂乱から少しだけ 我に返る。カラダ全部が勺き切れそう・・・ぼくの全身はあぶら汗やらリナ様の吹き ぼれた愛液やらよだれや涙でぬっとりと濡れ光っている。その上で弾んでいるリナ様は ぼくのシャフトをぎゅいぎゅい締め付けている。ぼくのおっぱいはジンジン気持ちいい。 そしてご主人様の開発されたA感覚が波状攻撃でぼくを荒波に呑み込ませていく。 「ふあっ、くあっ、うあっ・・・ああっ・・・ひぐぅ・・・もう、もう、らめになっちゃい ますぅ・・・ぼく、ぼくうぅ・・・」 『ずっちゅ、みちゅ、ぬちゅ・・・』 ぼくは半分失神しながらリナ様にお尻で踏みつけられながらよがり狂う。そんな 朦朧とした意識の中で喘ぎ声とうわ言だけが次々と勝手に口から漏れ出していく。 「ふあーっ、んあーっ・・・オシリがいいよお・・・コンなのおかしいのに・・・融けちゃう、 融けちゃうの――・・・」 いつのまにかぼくもリナ様の足を握ってつきあげられたオシリを小さく回して いく・・・そして、ぼくと同じく全身を汗で光らせたリナ様が言った。 「んあっ、はあっ・・・お尻?お尻がイイのか?・・・早く言えばいいものを・・・」 自分の人差し指をしゃぶるリナ様。そしていきなりその人差し指をぼくの今まで 外からは一度も入ったコトはないアヌスに前戯もなく『ずぶずぶ』と一気にめり込ませる。 「うわああああああ!!イタ、イタイよう・・・やめて、やめてぇ――!!」 絶叫するぼく。カラダが二つに割れそうな感じ。じたばたと暴れようにも、たったの 指一本が体に杭を打ち込まれたように動きを封じている。ぼくは叫ぶ。 「ひい――っ!!んああ――っ!!助けて、ご主人様助けてえええ!! 」 リナ様はこの期に及んでご主人様のコトを口に出したのにムカついたのか、強引に 人差し指をピストンし始める。 「抜いて、抜いて――!!やめて下さいコンなのヘンです――!!ひいいいいっ!! 」 「ふふ・・・すぐ良くなるさ・・・だいたいキミのチンチンまだビンビンだぞ・・・しかもまた、 大っきくなったかも・・・」 「うそ・・・ウソです――!! 」 ぼくは顔を覆って泣き叫ぶ。そんなぼくをあざ笑うかのごとくシャフトは 『ぶちゅ、にちゅ・・・』と粘着音を発して十分な硬さでリナ様を貫いている。 「ほらココ・・・イイだろ・・・」 リナ様が人差し指を『クイ』と曲げてぼくのシャフトを内側から、さするように 動かすとなぜかビリビリとした痺れがシャフト全体を揺する。 「ふあ・・・きゃふぅ・・・」 すざましい快感におもわずうめくぼく。 「どうだ、イクなっちゃったか?」 得意げにいうリナ様にぼくは慌てて叫んだ。 「ち、ちがいますっ・・・今のは・・・そんなコト・・・」 妖しげな快感が蕩かすようにぼくのオシリから広がる。ぼくは歯を食いしばるが それを止められない。ご主人様のA感覚が呼び水となってぼくのA感覚も強引に 開発されているのだ・・・ 「くううううっ・・・あふうううう・・・」 必死で喘ぎ声を耐えるぼくの様子が楽しいのか、リナ様はさらに指を念入りに 出し入れする。 「ほら・・・蕩けちゃうみたいだろ・・・『リナ様イカせてください』って言えば 信じられないほど気持ちイクしてあ・げ・る・・・」 リナ様の人差し指は長年の槍の鍛錬の成果か、指の関節ごとに大きな剣ダコが 出来ていて、それが一個入るごとに、出るごとに『ぷちん、ぷちん』と入り口を 引っ掻いたり、シャフトの裏の、スゴイなにかのあるトコロをコスッたりして ぼくをよがらせていく・・・ 「ふあっ・・・ヘン・・・こんなの・・・熱くて、うわあっ!!・・・ひくぅ、入ってるのお・・・ んああああ・・・き・・・き、キモチいい・・・」 「ど・こ・が・・・?」 余裕の微笑で、さっきのすごいトコロを巧みに引っ掻くリナ様。いきなり込み上げた 射精感を耐えようとすると、結果的にいやらしくリナ様の指をぼくのアヌスが 『きゅんきゅん』喰い締めてしまう。 「し、下の・・・ひぐっ!! ・・・」 「違うでしょ!! 言い直しっ!! 」 『パーン!!』。ぼくのオシリを平手で叩くリナ様。ぼくは半べそでリナ様に訴える。 シャフトはもうビクビクと震え、わななき続けてる。 「お・・・お、オシリが気持ちイイです・・・ぼく、オトコのコなのに・・・えっ!? うわああっ――!! 」 「よく言えたからご褒美・・・」 リナ様は予告も無く中指もぼくのナカにめり込ませてくる。そして悲鳴をあげる ぼくにかまわず、ピストンしつつバタ足の指を動かした。その初体験の黒い快感に 『プチン』とぼくの頭のどこかがキレる・・・ 「あ――っ!!イクっ!!お、オシ・・・アナルで、アナルでイク――っ!!リナ様っ もっと、もっとぼくのアナル、ズコズコしてください――っ!うあああ、 気持ちいい――っ!!プチプチでアナル崩れちゃうの―――!!」 ぼくは我慢に我慢を重ねていた白濁をついに放出する。いつもと違って『どぴゅどぴゅ』 ではなく『どんっ、どんっ』というカンジでリナ様の奥に打ち込まれていく。 「おおおおっ!!!・・・いっぱいどくどく出てるっ!!イク、イクぞっ・・・ あひいいいいぃっ!!!!」 リナ様はイクと同時にぼくのシャフトの裏側を、オシリの中から指で激しくコスっていく。 「うわああああっ!!止まらないっ・・・どぴゅどぴゅとまらないの――っ!! あ――っ!! あ――っ!! あ――っ!!」 コスられてるあいだずっとシャフトは硬いままのうえ、精液はリナ様の中に 叩き込まれ続けた。ぼくは快楽の嵐の中、意識を失って・・・ 「ただいま・・・」 とっぷりと日も暮れ、ぼくはそおっとお城のご主人様の部屋のドアを開けた。 不安で顔が引きつる。互いの感覚がリンクしている筈なので、ぼくがリナ様に 犯されたコトもご主人様は知っているかもしれない・・・これってウワキだよね・・・ 「お、遅かったにゃ・・・」 心配そうに近寄ってくるご主人様。なんかバレてないみたい・・・ 「怒ってないにゃ・・・?昼間のは悪気は無かったにゃ・・・怒って家出したと思ったにゃ」 しおらしいご主人様。ぼくからご主人様へ行った快感は弱くて、ご主人様の強い 快感に紛れ込んでしまったのかもしれない。 「あ、姉上・・・こ、こんばんは・・・」 リナ様が後ろからドアをくぐるようにして入って来る。さっきまでの威風堂々と したところは微塵も無くおどおどしてる。 「にゃにゃ・・・リナきゃ、どうしたにゃ?」 ご主人様が首をひねるとポニーテールがさらりと流れる。 「いや、あの、その・・・よ、夜道は危険なので送ってきたのだ・・・」 ホントはぼくがご主人様に言いつけないか、監視のつもりらしいけど・・・ぼく、 そんなコトしないのに・・・。ご主人様はかわってぼくを見て言う。 「まあいいにゃ・・・近頃はぶっそうにゃし・・・お前もあんまり遅くなると変質者に 犯されちゃうにゃよ・・・」 「はうっ!! 」 胸を押さえるリナ様。 「まあ、そんな変質者がいたら、わたしがそいつを生きてるのもイヤににゃるほど・・・」 「はうはうっ!! ・・・」 顔から汗がビタビタと滴ってるリナ様。そんなリナ様にご主人様はなぜか準備良く コップとクスリを差し出した。 「どうしたにゃ、リナ?具合が悪いならこのクスリを2分の1錠飲むといいにゃ」 手にとったクスリを半分割ってご主人様は言う。 「いや・・・具合が悪いという訳じゃないんだが・・・」 「じゃあなんにゃ?やましいことでもあるのかにゃ?」 ニッコリ笑って言うご主人様。 「そ、そ、そ、そんなっ!! 私が姉上に隠し事など!! 」 ええい、ままよ!!とクスリを口にするリナ様。テーブルに置いてあった クスリビンにはラベルがない・・・ひょっとして・・・ 「リナ様っ!! 飲んじゃだめ――!! 」 慌てて言うが時すでに遅く、リナ様はコップの水も全部飲んでる・・・ 「ご主人さまっ!!それって『感覚共有剤』じゃ・・・」 「うるさいにゃ!! 」 『ぴっ!!』とご主人様が指で弾いた錠剤のもう半分は、狙いたがわずぼくの 口のなかに・・・ 「ごっくん!!・・・うわあああん!!飲んじゃった・・・」 へなへなと崩れ落ちるぼく。呆然とするぼくを尻目にご主人様は背の高いリナ様の 頭を、肩を組むように抱え込んだ。 「今日はわたしの召使いがお世話になったにゃ・・・」 「い、いや・・・帰り道を送るぐらい・・・」 「ちがうにゃ、昼ぐらいからのことにゃ・・・」 「はうはうはうっ!!・・・なんのことやらさっぱり・・・」 リナ様の顔色が赤くなったり青くなったりしてる・・・ 「無理やり犯すだけじやあきたらず、わたしさえヤらしてくれなかったアナル調教まで・・・」 怒りで逆立つご主人様のしっぽ。瞳は金色。ホントは全部ばれてたみたい・・・ 「あ、姉上っ!!わ、私が悪かった、み、みのがして・・・」 「さあて・・・久しぶりにおしおきタイムにゃあ・・・」 ご主人様はリナ様をヘッドロックして自分の研究室に引きずって行く。 「ご、ご主人様・・・乱暴は・・・」 慌てて駆け寄るぼく。 「いいからお前はもう寝てるにゃ」 ご主人様はそういうとぼくの鼻先で研究室のドアを閉め、カギをかけてしまう。 呆然と取り残されるぼく。 『ドンドン!! 』 真夜中。研究室のドアを叩くぼく。 「ご主人様っ!! もうやめてあげてくださいっ!! 」 扉の向こうでは小さく声がしてる。 『にゃにゃ!!リナはこんなふうなカッコで犯したのきゃ!!それそれっ!!』 『ひゃいいいっ!!姉上もうかんにんして~!!くはあああん・・・』 「うわあっ!!そんなに太いのズンズンしないで―――!!」 ぼくは廊下で下腹部を押さえて悶えまくっている。いきなり見れば、廊下で一人、 ヘンな踊りを踊っているようにしか見えないが、それどころではないのだ。 『ほらっ、リナっ!!おクチがお留守にゃよ!!んっ・・・もっと舌もつかうにゃ!!』 『うむう・・・れろっ、ちゃく・・・ちゅぷ・・・マナ姉さまぁ・・・』 「うわああああっ!!そんな、舌を奥まで入れちゃダメ―――!!うわっ!! また出ちゃう、さわってないのにでちゃうううう!! 」 ぼくはガリガリ扉を引っ掻いて、今日おろしたてのパジャマをぐちゃぐちゃにして 悶えまくる。ドアの向こうでさらに声が聞こえて・・・ 『ま、マナ姉、そ、その変なカタチのバイブは・・・』 『知ってるクセに・・・よーくローション塗ってにゃ・・・』 そしてぼくは絶叫した。 「ご主人様――!! オシリは、オシリはやめて――!! ひあああああああああああああ!!!!」 ぼくだけ2人分の感覚を一身に受け、一人廊下でよがりまくりのぼく。 「な、なんでこうなるのぉ―――!! 」 大きく絶叫して暗い廊下で一人失神する初夏の夜のぼく・・・ (終わり)
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【検索用 ひゃくふんのいち 登録タグ 2023年 VOCALOID syare おの桃子 ひ 初音ミク 曲 曲は】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:syare 作曲:syare 編曲:syare イラスト:おの桃子(piapro) 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『ヒャクブンノイチ』 歌詞 (piaproより転載) D だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて よ よ よ よ よそ見しないで 見ないで 射止めてたいのキミをずっと A 出会う前から運命でした ふたりこうなる運命でした って思ってたらなにこの状況 思ってたんとちゃうぞこの状況!? B 恋敵よりどちらかってーと親友? 親友よりもっと大切な 一夫過多妻な災難です!? でも一分一秒が大切なんです! D2 だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて よ よ よ よ よそ見しないで 見ないで だ だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、もっと近づいて 触れ 合える 距離で もっともっと キミと話してたい だ だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて 射止めてたいのキミをずっと だ だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて 見つめてたいのキミをずっと C 1/100じゃ物足りない たまには私一人だけを見ててって 言いたくなるけど キミはいつでも全力で 分け隔てのない愛をくれる 不器用隠さない そんなキミが D3 だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて よ よ よ よ よそ見しないで 見ないで だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、もっと近づいて 触れ 合える 距離で もっともっと キミと話してたい だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて 射止めてたいのキミをずっと だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて 見つめてたいのキミをずっと C2 誰よりも 他の誰よりも 私が1番、キミを… キミが D4 だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて よ よ よ よ よそ見しないで 見ないで だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、もっと近づいて 触れ 合える 距離で もっともっと キミと話してたい だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて 射止めてたいのキミをずっと だ だ だ だ ダイスキ ねぇ、こっちむいて 見つめてたいのキミをずっと コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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