約 680,354 件
https://w.atwiki.jp/end2ch/pages/6.html
心配したってしかたない 最近の研究では生き物が強いストレスを受けると免疫機能が低下する事が分かっている。 胃潰瘍はストレスが原因である事は知られているけど、それだけではなく全ての病気の原因であるといえる。 心配性の人は、何でもかんでも心配する。 亭主がタバコを吸えばガンになる といって心配する。 そうかといって吸わなければどこか悪いのか と心配する。 意味のない心配をしているだけでなく、それが自分自身の体を蝕んでいる事に気がつかない。 自分で制御できない事を心配してもしかたない。 そんな事より、外にでて空を見上げよう。 どこまでも広い青空。 流れていく雲。 渡り鳥の大集団。 さわやかな風。 自然の中では、自分の心配がいかにちっぽけな事であったか気が付くはずだ。
https://w.atwiki.jp/truexxxx/pages/150.html
夜明孤島男刀競聞書(よあけのことうおとこのかたなくらべききがき)◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ 【0】 「立派な道具をぶら下げた士(さむらい)だけでやりやがれ」 ◇ ◇ ◇ 【1】 死者を告げる放送が終わった。 市街地を再び静寂が包み込んだところで、人吉善吉は思わず拳を握り締める。 彼の格闘術の礎はサバットである。距離を詰めたあとならばともかく、初手から拳を握ることは限りなく少ない。 にもかかわらず、拳をなにかに振り下ろしたくてたまらない。この拳に行き場がないという事実が、たまらなく腑甲斐ない。 あまりにも趣味の悪い内容を、怖気立つほどに楽し気な声音を、決して聞き逃さぬために耳を澄ませていたという――その事実がなによりも悔しい。 「…………ちくしょう」 忸怩たる思いは到底胸中に抑え切れるものではなく、微かな声となって漏れ出してしまう。 吐き捨てたところで気持ちが晴れるはずもなく、むしろ悔やみ切れぬ思いが増幅したようにしか感じられなかった。 死者の数は十三人。 そのなかに、善吉のかねてからの知り合いである箱庭学園所属の二人はいなかった。 彼女も、彼も、そうそう簡単に命を落とすとは思えない。むしろ自分の心配をこそするべきだ。 そう思っていたはずなのに、それでも二人の名前が呼ばれなかったことに安心をした。してしまった。 十三人もの犠牲者が出ているというのに。 黒神めだかは間違いなく安心などせず、その手が届かなかった十三人に胸を痛めているであろうに。 「(それに――)」 煉獄杏寿郎が頼れる存在として挙げた鬼殺隊の同志、吾妻善逸の名もまた先ほどの放送で呼ばれていた。 ついに出逢うことがなかった以上、善吉には吾妻善逸の外見はおろか性別をすら知る由はない。 どうにもこうにも、善吉の人生には名前だけでは性別の判断がつかない人物が登場しがちである。 とはいえ性別さえわからずとも、煉獄の同志であるというだけで、強くたくましい剣士であったのだろうと推測できてしまう。 決して悟られることのないように、善吉は視線だけを煉獄へと向ける。 普段はあまりにも内面がそのまま表情に出る男であるというのに、その表情には一切の乱れがなかった。 鬼殺隊とは、その名の通りに鬼を殺す部隊であるという。であれば、仲間の死には慣れ切っているのかもしれない。 「(…………クソッ、なにを人様の事情を勝手に……。デビルだせぇぜ……!)」 握ったままの拳を無造作に生えた自身の金髪に押し当て、善吉は余計な憶測を止めようとしない頭にゆっくりと力を籠める。 頭部から染みる鈍い痛みが負傷を負った身体に響き、余計なことを考える余裕を奪っていくのが妙に心地よかった。 「(なんてことを考えているんだろうな、アイツは)」 そう思ったのは、永井圭である。 放送が終わって以降の人吉善吉は、胸中が窺いやすかった。というより窺うまでもなかった。 安心に始まり、怒り、苛立ち、口惜しさ、そして遅れてやってきた自己嫌悪に至るまで、その表情があまりにも雄弁に語っていたのである。 放送が始まったと同時に、おそらく意図的に感情を隠すべく無表情の仮面を被った煉獄杏寿郎とは対照的である。 「(まったく、ご苦労なことだな。この状況で自分を戒めてどうなる)」 けっと内心で吐き捨てつつも、圭はとうに理解をしていた。 共感こそできないが、存在するということを理解はしている。 理解はしているし、ここまでのやり取りだけでとっくに認識を完了している。 そういう人間もいる 永井圭には決してなれない『そういう人間』もいるのだ。 そして、人吉善吉という少年は紛れもなく『そういう人間』である。 十三人という脱落者の数を聞いた感想も、圭と彼らでは違うのだろう。 圭は想定よりも少ないと思ったが、彼らはその逆の感想を抱いたのであろう。 鬼、亜人、吸血鬼、歴史に名を刻む大剣豪、鬼殺の剣士、まだ見ぬ存在――そしてそれらを一堂に集めたBB。 手にしている情報自体はほとんど変わらないというのに、その上で『十三名』に対する印象は正反対であるのだ。 「(ちぇ。髪を明るく染めると、そういう風になれるのかよ。明るい頭は楽でいいよな)」 声に出すことはなく、圭は内心で毒づく。 きっと、彼が。 ともに佐藤と戦うことになった亜人の彼が、この殺し合いに参加させられていたのなら――おそらく、善吉のように十三人の脱落者に憤っていたのだろう。 佐藤がその何倍も殺していることを知っているクセに。 目の前で救えなかった人数なんて、とっくに百を超えているクセに。 それでも、たぶん、会ったこともない十三人に対して新鮮に憤っていたのだろう。 「(…………ふん。別になりたくもないけどな)」 誰に聞かれたワケでもない胸中での悪態であるというのに、圭は言い訳がましく言葉を付け足していた。 付け足さなければいけないような、そんな気がしたのだ。 「永井、よいか」 「えっ!? あっ、はい、武蔵さん、なんです?」 この場にいもしない男に憎まれ口を叩いていた圭は、いつの間にやら歩み寄ってきていた宮本武蔵の言葉を受けて現実に引き戻される。 精悍な顔立ちと獣じみた鋭い眼光は、波裸羅が虎と称するのも合点が行くほどのもので、出逢って数時間が経過している圭としても未だ慣れるものではない。 ただまっすぐに視線を向けられるだけで、思わず息を呑んでしまう。 「いまの『びぃびぃ』の声は、どこからどのようにして響かせたものだ?」 「…………あ」 盲点であった。 殺し合いの舞台となっている孤島は、決して狭くはない。 青々とした樹木が生い茂る山があり、大小の建造物が立ち並ぶ市街地がある。 そのような舞台の全域に問題なく音声を響かせるなど、障害物に反射し、吸収され、透過する音の性質からして不可能だ。 そもそも放送は上下左右どの方向から流れてきたのか、圭には判断できなかった。首輪自体にスピーカーがついている気配もない。 「さあ……。判断できません」 「ハハハハッ! 元号が三十八度変わってなお解らぬ技術か!」 返答は武蔵ではなく、少し離れた場所でブロック塀に腰かけていた波裸羅からのものであった。 放送の最中は終始つまらなそうな表情を変えることはなかったが、急に笑みを浮かべて大げさに哄笑を響かせる。 「ほしいな」 その場の全員の注目を集めた上で、大げさに舌なめずりをして言い放つ。 朱を点じたかの如き波裸羅の薄い唇が潤い、圭はそこから視線を外せなくなった。 にもかかわらず、視線を外せなくなったという事実への違和感すら抱くことはできない。 ただただ、視界と思考が波裸羅の唇で埋め尽くされ、やたらと激しくなる動悸すらほとんど聞こえてはいなかった。 ◇ ◇ ◇ 【2】 ――きぃん。 と、そんな音が響いてようやく圭は正気に戻る。 慌てて四方に視線を飛ばすと、武蔵と煉獄が揃って刀を抜いていた。 乱れ切った呼吸で混乱を露わにしている善吉は、圭と同じく呑み込まれかけていたのだろう。 「どういうつもりだ、現人鬼」 「ほう、どうした? もう名前で呼んではくれぬのか、武蔵」 「どういうつもりだと訊いている」 波裸羅の囃し立てるような笑みは、武蔵の剣気を当てられてなお崩れることはない。 「はッ、赦せ。僅かに溢れ出しただけよ」 「人を誑かすか、現人鬼」 「何事にも誑かされぬ生なぞつまらぬと思わぬか、武芸人」 笑みはより深くなり、剣気はより圧を増していく。 武芸者同士の果し合いの約束など、早くも消え失せてしまった。 これより始まるのは、鬼と人の戦い。もはや、波裸羅と武蔵の間に割って入ることは不可能である。 そう判断したのが永井圭であり、そう判断しなかったのが煉獄杏寿郎であった。 「待ってくれないか、宮本武蔵。訊きたいことがある」 「待たぬ」 「いいや! なんとしても待ってもらおう! 先ほど話を聞いた限り、こと鬼殺においてはかの宮本武蔵よりも一日の長があるようだからな!」 懇願の体を取っていただけで、どうやら最初からほとんど指示であったらしい。 眉を顰める武蔵の元に歩み寄り、煉獄はその肩を叩く。代われと言っているようなものであった。 「…………のちの鬼退治に繋がるか?」 「うむ! おそらくな! 繋がらなかった場合は申し開きができんが! 俺の知る鬼とまったく異なるということがわかるので、まあそれはそれで意味はある! 意味はあるので許してほしいものだ!」 武蔵の肉食動物じみた眼光を受けながら、煉獄は視線を逸らすことも動揺することもない。 目と目を真っ直ぐに合わせたまま、のちに必ず繋がるという断言もせず、その上で代われと言っているのだ。 あまりにも厚かましい。 百年ののち、千年ののちに、剣名を残さんとしている宮本武蔵にとって看過できる提案ではない。 しかしながら――こと鬼相手となれば、武蔵は剣名を残すためには戦っていない。 ゆえに武蔵は構えを解き、一歩うしろに身を退いた。 たかが一歩であるが、その一歩があまりにも大きい意味を持つと理解し、煉獄は僅かに頭を下げた。 「して、なにが訊きたいというのだ?」 波裸羅が浮かべたままの笑みは、武蔵と煉獄のどちらが相手でも構わないということを物語っていた。 「先ほどのあの魅了の術、アレは君の『血鬼術』か?」 予期せぬ質問であったのだろうか。 波裸羅から笑みが消え失せ、その眉間にしわが刻まれた。 「あんなもの、術などと呼んでよい代物ではない。 ただ、鬼の氣が外に漏れ出しただけに過ぎぬ。善吉と圭が勝手に中てられただけよ。 波裸羅が本気で術を放ったならば、貴様らがいかに鬼斬りに慣れているとて容易に防げるはずがなかろう」 「なるほど。一理ある」 背後で圭と善吉が驚いていたが、煉獄の発言に嘘はない。本気でなるほどと思っているのだ。 波裸羅は未だその力の全容を見せていないが、溢れ出ている鬼気だけで十二鬼月の下弦に匹敵をする。 その秘めたる力は読み切れないものの、読み切れないがゆえに先ほどのモノが意図を持って放った術とは思えない。 ゆえに危険なのだが、と煉獄は胸中で呟く。 そんな懸念などどこ吹く風といった様子で、波裸羅は鬼気に中てられた二人を指差す。 「気を強く持たぬからよ。波裸羅を前に気を緩めればそうなる。 善吉に圭よ、女狐の声音程度で心乱れるな。生きていれば、幾たびも聞くことになる。 貴様らはこの世に二つとなき、代えの利かぬ花よ。波裸羅とて意図せず散らしたくはない。気をつけよ」 煉獄の脳裏には、四半刻ほど前のことが蘇ってきた。 放送が始まるより前に、煉獄はすでに尋ねていた。 たとえすでに日光が降り注いでいようとも、溢れ出る鬼気を受けては尋ねずにはいられなかったのである。 そうして、波裸羅はこともなげに答えた。 『杏寿郎、貴様も問うか。二度も眠たくなることを言わせるな。 飢饉の際のおぞましき民草でもあるまいに、そのようなもの口にするか。忌々しい』 この返答があったために、煉獄は波裸羅と行動を共にしていたのである。 BBの命令に従う意思がなく、さらには鬼気を放ちながらも人を決して喰らわない。 ましてや人を喰らうことをおぞましいとまで形容する。だからこそ、煉獄は波裸羅との同行を決めた。 このバトルロワイアルに呼び出される寸前に、竈門炭治郎の妹である禰豆子の鬼殺隊にふさわしい動きを目の当たりにしていたのも大きかった。 他の鬼殺隊員が、自分と水柱を除く柱が、いったいどう判断するのか。 それは煉獄にはわからない。わからないし、誰にも強制をする資格はない。 炭治郎と禰豆子が時間をかけて認めさせるべきであって、外野が認識を押し付けるべきことではない。 だから、これは煉獄の基準に過ぎない。 あくまでもある一人の男の基準において、という話に過ぎない。 それでも、あくまでも。 煉獄杏寿郎の基準においては―― 人の身であろうと、鬼の身であろうと。 人の気であろうと、鬼の気であろうと。 命を懸けて鬼と戦い、人を守るものは――誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ。 そう思った。 そう確信した。 ゆえに禰豆子を認める。 ゆえに波裸羅を受け入れる。 なればこそ。 なればこそ―― 「貴様らは、おぞましき民草とは違うのだからな」 波裸羅が続けた予期せぬ言葉を受けて、煉獄は目を見開く。 「(『おぞましき民草』…………? よもや、よもやっ! 『おぞましき』が形容していたのは、人喰いという行為ではなく――!)」 反射的に浮かんだのは、あってはならない仮説だ。 信じたくはないし、目を背けていたいが、柱である煉獄は一度浮かんだ最悪の可能性を捨てることはできない。 そして、その仮説こそが正解であった。 波裸羅がおぞましいと形容したのは、死の縁まで追い込まれて人食いに手を染める行為ではない。 喰らうものがなく飢えて息絶えるとしても、絶対に口になどしたくはない――薄汚れた食材のほうである。 「――――乱れたぞ、杏寿郎、武蔵」 言って、波裸羅は今度こそ明確な意図と指向性を持って、鬼の氣を外界へと零した。 ◇ ◇ ◇ 【3】 「なにが……起きた……?」 意図せず口にしてしまったのは、自分であったのか、善吉であったのか。 永井圭自身にさえ、とても判断することなどできなかった。 心を乱すなと、波裸羅から忠告を受けていた。そこまでは間違いない。 代えの利かない花という表現に対して、あまりにも詩的すぎると感想を抱いたのも間違いない。 そこから、不意に波裸羅は煉獄と武蔵の名を呼び、次の瞬間には呼ばれた二人は呼吸を荒げて蹲っていた。 はッはッはッ――と、あまりに激しすぎる呼吸音は、運動後を飛び越して重病人のそれをすら思い起こさせる。 「波裸羅さん、なにを……っ!」 「案ずるな、圭。誑かしてやったまでよ」 「誑……かす……?」 「こやつら、この波裸羅を測りおった。なれば波裸羅も測る。道理であろう」 たしかに波裸羅は質問に答えてくれているというのに、その意図が圭にはまったく理解できなかった。 困惑が頭を埋め尽くし、次に出るべき行動がわからない。 「なにを言って……! 測るの意味が……っ!」 「はん。お前も測られておったろうに。 不死(しなず)でも同行して問題ないと、そう測られておったし、そもそも手ずから測らせていたであろう」 ようやく、圭にはおぼろげながら見えてきた。 圭がどうにか亜人でも迫害されないよう立ち回ろうとしているのをよそに、波裸羅は『選ぶのは自分だ』と言っているのだ。 「(なんて迷惑なんだ……っ!)」 亜人の権利を主張するムーブメントがある。 亜人に行われた人体実験に憤る団体がいる。 それはいい。別にいい。関わる気はないが、続けていってほしいとも思う。 だが――だが! 間違ったやり方というものがある。 そんな主張では、むしろ弾圧が強くなる方法がある。 それが佐藤のやり方だ。 佐藤が心にもないクセに、わざとらしくやっていた方法だ。 そして、波裸羅のほうもまた、鬼の権利など主張する気はないだろう。 思うところがあるのは、断じて鬼が測られていることではない。 現人鬼・波裸羅が測られたことに対して、意趣返しをしてやったに過ぎないのだ。 ゆえに亜人・永井圭は心から思う――なんて迷惑なんだ! 「決めるのは、この波裸羅よ。 にもかかわらず人を喰わぬ鬼であれば同行してもよいなどと、どうして測られた上で決められねばならぬのだ?」 推測そのままの発言が波裸羅から飛び出し、圭は歯を軋ませた。 どうしてこの手の、関係ないところでやってくれる分には知ったこっちゃないが、よりにもよって身近でやってくれる連中に縁があるのだろうか。 そんなよそ事を考えていたせいだろう。 圭と違ってなにも理解できないといった表情で、とにかくとばかりに突っ込んでいく善吉を引き留めることができなかったのは。 「バカ! よせ!!」 慌てて叫んだところで、もう遅い。 一度は喝を入れるやさしい張り手で済んだが、自ら仕掛けてきた相手に波裸羅が手加減するとは思えない。 なにもわからぬままに義憤に駆られた善吉は、やはりなにもわからぬままに死にゆくのだろう。 そんな圭の予想は、一瞬ののちに覆されることになる。 波裸羅目がけて突っ込んでいったはずの善吉が、すさまじい勢いで戻ってきたのである。 予想だにしない展開に、圭は善吉の身体を受け止めきれずに後退りして、それでも衝撃を押さえ込めずに倒れてしまう。 どうにかこうにか善吉とともに立ち上がると、なにが起こったのかをようやく理解できた。 波裸羅と自分たちの間に、二刀流の剣士が立ち塞がっていた。 後世に名を残した大剣豪にして兵法家。 巌流島で行ったという決戦は、小説、漫画、映画と様々な媒体において題材となっている。 全五巻からなる五輪の書は、彼の身体に染みついた剣術の奥義を記した兵法書で、日本のみならず諸外国で翻訳されて読まれているという。 「デ、デビルかっけぇボディだぜ……!」 ああ――と、圭は思う。 同感であった。心の底から同感であった 放送が終わってすぐの時点では、同じ想いを抱くことになるなど考えもしなかった。 その背筋は盛り上がっており、両肩などは石でも乗っているかのように盛り上がっている。 ふくらはぎや太もも、臀部などは本来ならば柔らかみを感じさせる部位であるはずだが、角ばっており無機物を思わせる。 一振りずつ日本刀を持つ腕は、各所に大小の傷が刻まれているにもかかわらず、その傷も込みで一つの作品であるかのように美しい。 うむと頷く。 うむと、圭と善吉は顔を見合わせて頷く。 こうして見ると、改めてすさまじい肉体だ。 こうして見ると。 こうして、見ると。 こうして、一糸纏わぬ姿を見ると。 「ぜ、全裸じゃねーーーーーか!!!!」 「言うな、バカ!!!!」 気づくのが不思議とワンテンポ遅れた。 完全にワンテンポ遅れたが、完全に全裸であった。 否、ただの全裸ではない。 全裸ではあるが、全裸だけではない。 武蔵が腰を低く落として構えたと同時に、その身体の中心にぶら下がる逸物が、圭と善吉の視界に映った。 名刀であった。 業物であった。 つくしの先などではなかった。 そして、ソレは天を衝くかのごとく屹立していた。 「さ、三刀流……鬼斬り……」 善吉の呟きの意味は圭にはわからなかったが、ロクでもないであろうことだけはわかった。 ◇ ◇ ◇ 【4】 武蔵は乱れ切った呼吸をどうにか抑え込んだが、身体の熱っぽさを振り払うことは叶わなかった。 波裸羅の鍛え抜かれた男の身体に、二つついた豊かで柔らかな乳房から目を離すことができないでいる。 「訊かせよ……訊かせよ、波裸羅!」 脳裏を過るのは、先の鬼退治の一幕。 鬼退治に挑んでおきながら、未だ剣名を上げることを目的としていたころ。 「醜女と交わって千日の武運満つるなら、鬼そのものと交おうたものの武運はどうなるッ」 絞り出すように紡いだ言葉に、波裸羅は呆気に取られるように目を見開き――そうしてから口角を吊り上げた。 「ハハハハ! 犯すか! この現人鬼・波裸羅を! 犯すというのか、武蔵!」 哄笑とともに、波裸羅は跳躍して空中にてその身体を回転させた。 身に纏っていた派手な袴と羽織は脱ぎ捨てられ、地面に落下したころには綺麗に畳まれていた。 武蔵の想いに応えるかのように全裸となり、着地したのち自らの股間を掌で覆うように隠した。 おお、次の瞬間! 波裸羅が掌を股間から離すと! たしかに存在した波裸羅の凶剣(まがつるぎ)は消え失せ、生娘の如きぴたりと閉じられた赤貝が顕現したではないか! 「濡れたぞ、武蔵」 「おお、波裸羅……!!」 もはや言葉を紡ぐ能力を失った武蔵自身よりも、その股間の業物のほうがよほどに雄弁であった。 限界と思われた硬度、角度、ともに一段階上昇をしてのけた。 ――が、波裸羅はただの鞘ではない。 波裸羅は、雄(剣)にも牝(鞘)にもなれる。 放蕩な現人鬼は、刀を納めるばかりが趣味ではない。 イキった刃を鞘に鎮めて掻き出すのもまた、志摩の現人鬼の愛する情欲である。 ゆえにこそ波裸羅は再び股間を掌で覆い、納まるべき鞘を求める凶剣を顕現させる。 「波裸羅を鞘としたくばわかっておろうな、宮本武蔵」 言って、波裸羅は両手を前に突き出す。 現人鬼の身体があるからこその、刃を肉ヒダで受け止める構え。 相対する武蔵はその膂力のすべてを二振りの刀に叩き込むべく、さらに身体を捻った。 激突ののちに立っているのは、はたしていずれか。 歪にして強固、醜女を前にしても萎えることのない頑丈なる逸品――二天一流・宮本武蔵の業物か。 美麗にして蠱惑的、自戒(いましめ)の縄に守られた生き菩薩をすら情欲に落とす――現人鬼・波裸羅の凶剣か。 いざ。 いざ。 いざ。 いざ、尋常に――――!! 「――――母上! 俺の、責務は……ッ!!」 いまにも武蔵が仕掛けんとしたところで、鬼の氣に中てられた煉獄杏寿郎が現実へと復帰を果たした。 乱れ切った心に沁み込むように放たれた鬼の氣は、しかし炎柱を魅了するには足りなかったのである。 呼吸が荒れ、動悸が狂い、それでも――『最初』を思い出せば戻ってくるのは必然であった。 煉獄杏寿郎がはたしてどうして弱者を守ることを責務としたのか、その答えにさえ至れば魅了などされようはずもない。 そして――その答えが重要であった。 鞘に納める他に鎮める方法のない刃を、鞘に納めずして萎びさせる方法! それこそが、煉獄が現実へと復帰する際に意図せず叫んだ――その単語であったのだ! 「…………興を削がれたな」 「うむ…………」 「まあよい。よいわ。 波裸羅の氣に中てられて犯しに来る剣豪に、ソレを叫んで帰還する剣士。もう十分測ったと判断してくれようぞ」 おお! これぞ、のちに語り継がれし――忍法・刀剣殺し也! 【C-4・市街地/1日目・朝】 【永井圭@亜人】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、ナノロボ入り注射器@ナノハザード [思考・状況] 基本方針:佐藤を倒す 1:自衛隊入間基地に向かう予定を、箱庭病院へと変更するか。 2:使える武器や人員の確保。 3:雅や猗窩座といった鬼達を警戒。 4:波裸羅を上手く対主催側に誘導できないか。 [備考] ※File 48(10巻最終話)終了後からの参戦 ※亜人の蘇生能力に制限らしい制限がかけられていないことを知りました。 【宮本武蔵@衛府の七忍】 [状態]:ダメージ(大)、疲労(小)、頬に傷。 [道具]:基本支給品一式×2、ランダム支給品0~3、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃 、煉獄杏寿郎の日輪刀@鬼滅の刃 [思考・状況] 基本方針:この世にまたとない命を散らせる――鬼を討つ。 1:傷の治療をし、鬼を追う。 2:事情通の者に出会う。 3:煉獄や波裸羅から、さらに詳しく事情を聴く。 4:波裸羅に対し一騎討ちを望む。 [備考] ※参戦時期、明石全登を滅したのち。 【人吉善吉@めだかボックス】 [状態]:精神的疲労(小)、全身にダメージ(極大) 、頬に傷 [道具]:基本支給品一式、御行のママチャリ、佐藤のコルトガバメント(レッグホルスター付き) [思考・状況] 基本方針:殺し合いを止める。めだかちゃんに勝つ。 1:随分と人が集まったので、まずは今後の相談から。 2:めだかと球磨川との早期の合流。もしも殺し合いに賛同するような行動をとっていれば、自分が必ず止める。 3:波裸羅に感謝すると同時に警戒。 【波裸羅@衛府の七忍】 [状態]:健康、胸に傷 [装備]:派手な和服 [道具]:基本支給品一式、ナノロボ入り注射器@ナノハザード、ホログラム@ラブデスター、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、真田の六文銭@衛府の七忍 [思考・状況] 基本方針:びぃびぃの企画には現状惹かれていないが、割と愉快になってきた。 1:勝次のことは忘れぬぞ。 2:善吉の生き方が実に愉快。 3:永井圭に興味。 4:彼岸島勢に興味。すぐ隣に雅がいるなら、会ってみようか。 [備考] ※第十四話以降からの参戦。 ※波裸羅の食料品は他の参加者と違い、桃100個が与えられています。 【煉獄杏寿郎@鬼滅の刃】 [状態]:疲労(中) [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 日本刀@彼岸島、涼司の懐刀 [思考・状況] 基本方針:力なき多くの人を守る。 1:人吉少年、永井少年を守る。 2:炭治郎、禰豆子、善逸、義勇、しのぶとの合流。 3:無惨、猗窩座には要警戒。必ず討ち倒す。 4:日輪刀が欲しい。 5:雅のような鬼ではない存在の討滅手段を探す。 [備考] ※参戦時期は死亡寸前からです。 Next 第二回放送 Previous 壊音 前話 お名前 次話 あらがうものたち 永井圭 FILE04「辻斬り出没!首狩り武者」 宮本武蔵 人吉善吉 波裸羅 煉獄杏寿郎 目次へ戻る
https://w.atwiki.jp/promathiamisson/pages/22.html
第3章<うたかたなる夢> - A Transient Dream 3-1 龍王の導き - The Call of the Wyrmking 3-2 主のなき都 - A Vessel Without a Captain 3-3 ふたつの道 - The Road Forks3-3-A1 瑠璃色の川 - Emerald Waters 3-3-A2 流転 - Vicissitudes 3-3-A3 累家の末裔 - Descendents of Line Lost 3-3-A4 ルーヴランスという者 - Louverance 3-3-B1 をとめの記憶 - Memories of a Maiden 3-3-B2 をかしき祖国 - Comedy of Errors 3-3-B3 をかしき再会 - Comedy of Errors 3-3-B4 をかしき旅立ち - Exit Stage Left 3-4 戦慄き - Tending Aged Wounds 3-5 神を名乗りて - Darkness Named 第4章へ 3-1 龍王の導き - The Call of the Wyrmking バストゥーク共和国の近くに現れたプリッシュは、飛空艇を追っていってしまった。 彼女を追いかけよう。 攻略 南グスタベルグに飛ばされるとイベント、第3章のミッション開始。 バストゥーク港F-7に行くとイベント。 次に大工房H-8にいるCidと話すとイベント。 3-2 主のなき都 - A Vessel Without a Captain ジュノの天晶堂に向かったプリッシュ。 しかし天晶堂で待っていたのは……。 事実をはっきりさせるためにも大公宮へも行かなければならない。 ジュノ下層J-7にあるDoor "Neptune s Spire"を調べるとイベント。 次にル・ルデの庭H-7にある大公宮に行くとイベント。 3-3 ふたつの道 - The Road Forks 少年を捕らえるためには、彼の先回りをしなくてはならない。北の地にあるという 4つ目の母なるクリスタルを探せ。 サンドリア、バストゥーク、ウィンダスへ向かい、30年前に北の地に向かった合同調査隊のメンバーを訪ねよう。 「瑠璃色の川」か「をとめの記憶」、どちらか好きな方から進めていく。 +瑠璃色の川 3-3-A1 瑠璃色の川 - Emerald Waters サンドリアから合同調査隊へ選出されたのは、フランマージュ・M・ミスタル。 彼のことを調べなくてはならない。 北サンドリアにエリアチェンジするとイベント。 3-3-A2 流転 - Vicissitudes ウルミアは、サンドリア大聖堂に向かったようだ。彼女を追ってみよう。 北サンドリアM-6にいるArnauに話すとイベント。選択肢はどれでもOK。 次にL-6にいるChasalvigeに話すとイベント。 3-3-A3 累家の末裔 - Descendents of Line Lost フランマージュ・M・ミスタルは、ジャグナー森林の奥、ギルド桟橋付近を治めていた伯爵家の党首だったらしい。 そこにいる使用人に話を聞いてみよう。 ギルド桟橋H-10(ジャグナー森林E-6からギルド桟橋へ)にいるGuilloudに話すとOvergrown Ivy(Morbol族)というNMが出るので倒す。 倒した後再度Guilloudに話すとイベント。 敵名称 魔法/アビ Overgrown Ivy Morbol特殊技 3-3-A4 ルーヴランスという者 - Louverance ルーヴランスという者の助言に従うならば、南サンドリアのヒナリー夫人が、前教皇のことをよく知っているらしい。 南サンドリアB-6にいるHinareeに話すとイベント。 一連の瑠璃色の川終了。 +をとめの記憶 3-3-B1 をとめの記憶 - Memories of a Maiden ウィンダスから合同調査隊へ選出されたのは、鼻の院の研究員イルクイル。 彼のことを調べなくてはならない。 ウィンダス水の区にエリアチェンジするとイベント。 3-3-B2 をかしき祖国 - Comedy of Errors ウィンダスに現れたタルタル3人組は、お父さんを探しているようだ。 それはさておき、イルクイルの話を聞くのならば、鼻の院に行ったほうが良さそうだ。 ウィンダス水の区 南J-9にいるOhbiru-Dohbiruに話すとイベント。 ウィンダス石の区E-5にいるYoran-Oranに話すとイベント。 ウィンダス水の区 北F-10にいるKyume-Romehに話すとイベント。 3-3-B3 をかしき再会 - Comedy of Errors タルタル3人組のせいで、ヨランオランはすっかり混乱状態にあるようだ。 タルタル3人組は次に、金持ちのところにいったようだが…… ウィンダス水の区 南E-7にいるHonoi-Gomoiに話すとイベント、壊れた再生の鏡を入手。 ウィンダス石の区E-5にいるYoran-Oranに話すとイベント。 アットワ地溝K-8にあるLoose Sandを調べるとLioumere(Antlion族)というNMが出るので倒す。 倒した後再度Loose Sandを調べると再生の玉を入手。 J-9にあるCradle of Rebirthを調べると再生の羽と再生の羽2枚目と再生の羽3枚目を入手。 パラダモの丘を登るのに時間がかかりすぎると再生の玉は消えてしまうので注意が必要。 ウィンダス石の区に戻りYoran-Oranに話すとイベント。 敵名称 魔法/アビ Lioumere Antlion特殊技 3-3-B4 をかしき旅立ち - Exit Stage Left ヨランオランが「再生の鏡」を直し始めた。 いまのうちに、あのタルタル3人組を探し出しておこう。 ウィンダス港M-6にいるYujujuに話すとイベント。 ウィンダス水の区 北G-8にいるTosuka-Porikaに話すとイベント。 ウィンダス石の区E-5にいるYoran-Oranに話すとイベント。 一連の「をとめの記憶」終了。 「瑠璃色の川」と「をとめの記憶」を終えたら大工房H-8にいるCidに話すとイベント。 3-4 戦慄き - Tending Aged Wounds もとはといえば、バストゥーク共和国が北の地の調査を発案したようだ。 シドならばなにか知っているだろうか?そして、ジュノの者たちも動き出す。 ジュノ下層にエリアチェンジするとイベント。 次にJ-7にあるDoor "Neptune s Spire"を調べるとイベント。 3-5 神を名乗りて - Darkness Named 突然現れ、医者のところに運ばれたというプリッシュ。 彼女の病とはいったいなんなのか、そしてそれを 治すためには? ジュノ上層G-10にいるMonberauxに話すとイベント。不思議なアミュレットを貸す。 ジュノ下層I-7にいるGhebi Damomoheに話した後、カーマインチップかグレーチップかシアンチップを渡すと500ギルとソ・ジヤ識別札を入手。 +チップの収集方法 カーマインチップ → ソ・ジヤ「Snow Lizard」「Frost Lizard」 グレーチップ → ソ・ジヤ「Diremite Assaulter」「Diremite Dominator」「Diremite Stalker」 シアンチップ → ソ・ジヤ「Treasure Chest」「Archaic Chest」 異界の口にあるMemento Circleを調べるとバトルフィールドに入りイベント。 異界の口への行き方 ボスディン氷河H-8からソ・ジヤへ 赤H-7から次のマップへ 紫I-7から次のマップへ 赤H-7から次のマップへ 紫I-7から次のマップへ I-8から次のマップへ バトルフィールドはLv40制限で人数6人制限。 バトルフィールド名「神を名乗りて」。 バトルフィールドではDiabolosというNMが出るので倒す。 戦闘開始するとパーティ全員が引き寄せられる。 戦闘中に床が抜けていき落ちるとDiremite(Diremite族)というNM6体に攻撃される。 倒すとイベント、称号「夢を断つ者」になる。 敵名称 魔法/アビ Diabolos 引き寄せ アルティメットテラー[範囲/ダメージ無/能力値吸収] カミサドー[単体/ダメージ有/ノックバック] ナイトメア[範囲/ダメージ無/睡眠/バイオ] ノクトシールド[敵単体/ダメージ無/ファランクス] アスピル / スリプガ / スリプルII / ドレイン / バイオII / ブライン Diremite ×6 Diremite特殊攻撃 ジュノ上層に戻りMonberauxに話すとイベント、称号「うたかたなる夢を見し者」になる。 第4章へ
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/21086.html
『かたなし』のジェイ(かたなしのじぇい) 概要 レジェンディアに登場した称号。 登場作品 + 目次 レジェンディア 関連リンク レジェンディア ジェイの称号。 取得者 ジェイ 取得条件 ボーナス ▲ 関連リンク
https://w.atwiki.jp/taikojiro/pages/25.html
たは はまさまやたさたやたかたなた
https://w.atwiki.jp/bartlett2/pages/60.html
【第3章 うたかたなる夢】 Prish 「PC!起きろってば、PC!!!」 プリッシュの怒鳴り声に起こされて辺りを見回すと、そこはなんと南グスタベルグの海岸であった。 どうやら逃走を図ったバハムートの移送魔法に巻き込まれて、この地に放り出されてしまったようだ。 幸いにもバハムートの姿は既になく、PCはタブナジアへ帰ろうというプリッシュの提案に従う。 彼女が言うには、頼れる唯一の知り合いが天晶堂にいるらしく、船まで出してくれるというのだ。 しかしPCは謎の少年の共犯者としてジュノ親衛隊に指名手配されている身。案の定、天晶堂に入ろうとした所で親衛隊に取り囲まれてしまった。 Wolfgang 「待て!のこのことジュノに舞い戻ってくるとは……おまえの自国の許可は既に取ってある。反逆罪の嫌疑で連行させてもらおう。」 Aldo 「おい、騒がしいな。俺の家でなんの騒ぎだ?」 Wolfgang 「アルドか、すまん。緊急の用件だ、おまえに迷惑はかけん。そこの罪人をジュノ大公宮に連行する。」 Aldo 「罪人?ウォルフガングよ、わかってないな? ここは俺の家。俺の家にいる人間は、俺の客人だ。俺の客人を罪人呼ばわりする気か?」 Wolfgang 「アルド、そいつはこそ泥などとは話が違う。そいつをかくまえば、おまえも無事ではすまん。大事になるぞ。」 Aldo 「ここで俺の客人を捕らえれば、今、確実に大事になる。試してみるか?」 Wolfgang 「……例外は作りたくないというわけか。仕方ない、用事が終わったらジュノ大公宮へ出頭しろ。 逃げようと思っても無駄だぞ。母国にも他国にも、通達してあるのだからな!」 Aldo 「おい、このお嬢さんが言っているのは本当のことか?タブナジアの生き残りが町を作り、20年もの間、細々と暮らしてきたというのは。」 Prishe 「な?な?俺が話したことが本当だって、これでわかっただろ!? いやー、こいつ、ぜんぜん信じなくてさぁ、参ってたんだよ。」 Aldo 「いきなりやってきて、今は亡き親父の名前をがなりたてられたら誰も信じたくなくなるさ。」 Prishe 「しょうがねぇだろ。こっちの大陸で、俺が信用できるやつっていったら、天晶堂のグレッゾのおやっさんしかいなかったんだ。 でも、そんなおやっさんが、もう死んじまってたなんて……。 あっと、それでさ。タブナジアに帰るための船、出してくれるんだろうな?」 Aldo 「簡単なことじゃない。航路地図は残っているが、20年前からあの辺りの海は、流れが違ってしまったからな。 ……しかしまぁ、ちょうどタブナジアへ渡りたいと言っていた客人がいるのでね。その客人が出してくれた金があれば、どうにかなるだろう。」 タブナジアへ渡りたいという謎の客人。その人物は今まさにル・ルデの庭にて大公への目通りを願っている最中であった。 Esha ntarl 「ジュノ大公カムラナート様の代理、エシャンタールです。 東からの客人よ、遠路はるばるよくいらっしゃいました。 このジュノ大公国に直訴したいことがあるとか。まずは名乗りを許しましょう。」 Tenzen 「我輩の名はテンゼン。ひんがしの国に生を受け、武士の名乗りを許されし者でござる。 話は簡単ではないのでござる。その話は短いが、我輩はその意味の深さを伝えなければならん。 ひんがしの国の果てから、虚ろなる闇が沸いて出てござる。西国の果てにも、おそらく南国の果ても同じでござる。 虚ろは始めは小さく、しかしいつの間にやら果てなく伸びて、泥のごとく緩やかに、すべてを飲み込んでいくのでござる。 虚ろが近づくと子らが夢を見始めまする。虚ろがより近づくと、大人らも夢を見始めまする。 どこの夢も同じ。その夢は、告げるのでござる。世界の終わりに来る者が現れ、世界が終わりに近づいていると。」 Esha ntarl 「……ひんがしの国をはじめ、各国の辺境に現れている闇……虚ろなる闇については、ここジュノ周辺でも確認されています。 まだ局地的な現象のために関係者以外はその存在を知りませんが、あなたの言うように広がる性質を持つのならば、早急に対処をすべく調査を急がせます。」 Tenzen 「……虚ろなる闇が現れた原因は、まだ特定されてはいないのでござるか?」 Esha ntarl 「ええ、残念ながら。現在、調査中です。ひんがしの国の方にて原因に心当たりがあるというのならば、ぜひ教えていただきましょう。」 Tenzen 「ひんがしの国に原因があるとお思いでござるか?大いなる力の破片が5つ、中の国にあることをご存知ないと? その大いなる力の破片の輝きこそが、この世界を虚ろなる闇から護っていることをご存知ないとおっしゃるのか?」 Esha ntarl 「ひんがしの国の武人らしい、単刀直入な物言いですね。あなたはジュノを疑っているというわけですか。 しかしそれは誤解です。ジュノ大公国は、古代の民ジラートが残した大きな遺跡と共に、古代の民の意志を継いで母なるクリスタルを護り続けてきました。 サンドリア、バストゥーク、ウィンダスにその存在を告げないのも、母なるクリスタルを悪しき意志から護らんがため。 ……しかし、ひんがしの国はその存在を知ってしまっている。 ですから、ひんがしの国から来た使者であるあなたを信用するわけにはいきません。 母なるクリスタルの情報を、なにに利用されるかわかりませんからね。」 Tenzen 「我輩はただ、虚ろに落ちていく人々を救わんがため……!」 Esha ntarl 「ええ、虚ろを間近で見たあなたなら、それでは納得しないことでしょうね。 ではひとつ、お教えしましょう。私たちはこの件に関して、ある少年を追っています。 その少年はジュノの者ではないというのに、3つの遺跡をやすやすと降り、彼が通った後には虚ろなる闇が残される……。 彼こそが元凶、世界の終わりに来る者だと、私たちは確信しています。 ウォルフガング、あの冒険者をここへ。その冒険者は、その少年と共に母なるクリスタルの近くにいました。 おまえに機会を与えましょう。疑惑を晴らし、母国を守り、名誉ある聖戦の旗手になる機会です。 冒険者よ、4つ目のクリスタルへと行きなさい。おそらく、少年は次にそこに現れる。そこで彼を捕らえ、ここへ連れて戻るのです。 ほかの3つと違い、4つ目の遺跡はもはや地上にはない。私たちが知るのは、ラングモント峠を越えてなお北、雪の絶えぬ地方にあるということだけ。 30年前、あの地方に派遣された調査隊を訪ねれば、なにかわかるかもしれません。」 ホラ・デム・メアのマザー・クリスタルの直上には、白亜の岩、即ちアークが築かれているが、4つ目のヴァズのマザー・クリスタルにはそれがない。 かつてグラビトンが話してくれたように、ヴァズのアークは一万年前に爆破されてしまったからである。 ではヴァズのマザー・クリスタルには一体どうやって到達すればいいのだろうか? それを解明すべく、PCはエシャンタールの命に従い、30年前に結成された三ヵ国合同北方調査隊の1人フランマージュ・M・ミスタルを訪ねてサンドリアへ向かう。 ところが現地では既にウルミアが聞き込みを行っている最中であった。PCがバストゥークに飛ばされたように、彼女はサンドリアに飛ばされていたのである。 Chasalvige 「ようこそいらっしゃいました。総長講話会をお聞きになって、なお楽園についての質問がおありだとか? タブナジア大聖堂の洗礼を受けたお嬢さん、冒険者の方、どうぞこちらへ…… ここは、聖遺物堂。サンドリア大聖堂の前教皇ムシャヴァット枢機卿様を偲んで造られたものでございます。 ムシャヴァット枢機卿様は、大戦によって民が負った、深く痛ましい傷痕を癒すがために、身も心もお尽くしになりました。 そのご様子を、暁の女神アルタナ様は、見守ってくださっていたのでしょう。 その労苦がたたりお倒れになってしまったその夜、枢機卿様は楽園への道を悟られましたのです。 ムシャヴァット枢機卿様は私利私欲を捨て、神に帰依せよとおっしゃいました。それこそが楽園へ通じる道なのでございます。」 Ulmia 「しかし、男神が人にかけたといわれる呪いはどのようにして解かれるのでしょう?」 Chasalvige 「それは……それについては、軽率に語ることを許されてはおりません。 なにしろ忌むべき神のことですからね……。その意味についてはあなたもよくおわかりでしょう? お嬢さん、冒険者の方、なにも心配することはないのですよ。 女神アルタナ様のお言葉に従って、清く正しく生きていれば、必ず悪神は退けられ、楽園の扉は等しく開かれるのですから。 ああ、そういえば……冒険者の方は、王立騎士フランマージュ・M・ミスタルさまをお探しなのでしたね。 私の記憶が確かでしたら、ジャグナー森林の奥、ギルド桟橋付近が、今はなきミスタル伯爵家の領地だったと思います。そこに行かれてはいかがでしょうか? お屋敷には近づけませんが、使用人のひとりやふたりが、薪でも集めていることでしょう。」 高僧シャザルヴィージュからの助言に従い、かつてミスタル領だったというギルド桟橋を訪れるPC。 彼の言葉通り、程なくして川辺で薪を集めている使用人を発見した。 しかしミスタル家についての話題を切り出すと、使用人は突如激昂し、襲い掛かってきた。 彼のただならぬ剣幕にPCは驚くも、ひとまずいなして大人しくさせ、改めて話を聞く事にした。 Guilloud 「醜聞を漁る蛆虫め!好きにしろ……。わしは死など怖くはない……。死してなお、領主さまに仕えられれば本望だ……。」 Louverance 「馬鹿なことを言うな!このようなことを続けていても、フランマージュ伯爵は喜ばないぞ。 そこの冒険者、彼のことを許してやってくれ。フランマージュ伯爵は城内にて不名誉なる最期を遂げ、騎士の誇りを傷つけられた。 しかも、その仇を討つどころか、仇の名すらつきとめられず、ミスタル伯爵家は爵位を取り上げられてしまったのだ。 それで、おまえはなにを聞きにきた?ミスタル伯爵の、なにが知りたい? 30年前に行われた三国合同の北方調査隊。その調査内容、か。 おそらくそれは、楽園の扉に関する調査のはず。となれば、教会に何らかの資料がある。 しかし教皇様の許可なしにはその閲覧は許されぬことだろう。どうしたものか。 そうだ。当時の教皇様は、今の教皇様とは違ったな。ムシャヴァット教皇様、か? ならばカッファル伯爵様と関係が深かったお方だ。カッファル伯爵夫人……ヒナリー夫人ならば南サンドリアにご存命のはず。 彼女ならば何か知るところがあるかもしれない。私の名を出して懇願すれば、教えてくださることだろう。」 使用人に代わって情報を提供してくれたのは、フランマージュの孫ルーヴランスであった。 彼によればフランマージュは既に他界してこの世にいないという。 しかし当時の調査資料が教会に残っているかもしれないという事で、PCはその仲介をヒナリー夫人に依頼した。 Hinaree 「なんですって?ルーヴランスに会ったのですか?あの方はお元気そうでいらっしゃいました? え?30年前、北の地に送られた調査隊のことを?ええ、覚えておりますわ。 あのころ私は、今はダボイと呼ばれているラヴォール村の屋敷に住んでおりました。 ラヴォールの丘の上には修道院がありまして、その関係で前の教皇ムシャヴァットさまをよくお迎えしておりましたの。 教皇さまはたしか、『共同調査隊は、バストゥークから得た情報を確かめるために組むことになった』とおっしゃっておりました。 なんでも当時のバストゥークは、死せる北方の大地に大いなる力が眠っていると主張していたとか。 もちろんムシャヴァット教皇さまは、バストゥークの言うことに半信半疑でいらっしゃいましたわ。 ですが、主人が『もしやそれは楽園の扉かもしれぬ』と申しまして……」 Ulmia 「カッファル伯爵夫人さま!やはりサンドリア大聖堂は、楽園の扉を見つけたのですか!?」 Hinaree 「あなたは!?驚きましたわ。タブナジアからの小さなお客さまが、こんなに大きく美しくなられて。 しかも、そちらの冒険者の方ともお知りあいでしたのね。」 Ulmia 「失礼致しました。カッファル伯爵夫人さま。自制心を失ってしまって、ご挨拶もせずに……。」 Hinaree 「いいえ。いいのですよ。今日は嬉しい知らせばかり。 20年もの昔にお迎えしたタブナジアからの小さなお客さまを、こうしてもう一度お迎えすることができるなんて。 そうですわ、あのとき、一緒にいらしたもうひとりのお嬢さんは?いいえ、ごめんなさいね。私ったら、思慮のないことを。」 Ulmia 「いえ、お気になさらずに。彼女も元気です。あの戦火をともに生き延びることができました。」 Hinaree 「まぁ、それは本当に良かったですわ。暁の女神さまのご加護がありましたのね。 あの頃は良かったわ。主人も、ムシャヴァット教皇さまもミルドリオン枢機卿さまも健在で……。 お三方が集まると必ず、楽園の扉についての議論が夜通し続きましたわ。」 Ulmia 「カッファル伯爵夫人さま、今日はその『楽園の扉』について、お話をお聞かせ願えませんでしょうか? 私がここを訪れましたのは、サンドリア大聖堂にてその話をきいたからなのです。 たくさんの観客を前に、もったいぶって繰り広げられていた説話は、私の詩歌よりも酷い出来でした。 前の教皇さまが、死の床にて宣託を受けたという話も聞きましたが、街の人々より話を聞けば、どうにも納得がいかないことばかり……。」 Hinaree 「わかりました。気になっていることならございます。 ムシャヴァット教皇さまが亡くなる前、私はお見舞いに参りました。 その折に、ムシャヴァット教皇さまがおっしゃった言葉は今でも耳から離れません。 『真実を手放さざるをえなかった』と。そうおっしゃる表情は、まるで死人のようでございました。 あのとき、ムシャヴァット教皇さまがおっしゃった『真実』というものが、楽園の扉に関するものなのかどうかはわかりかねます。 ただ、あの後、ミルドリオン枢機卿さまが爵位をお返しし、サンドリアから姿をお消しになったことを考えますと、関係は深いのかもしれません。 ただウィンダスの方に尋ねてみるのもよろしいかと思います。なにぶん不確かなことですから……。」 教会絡みの貴重な話は聞けたものの、残念ながらヒナリー夫人からもヴァズのマザー・クリスタルに関する情報を得る事はできなかった。 PCはフランマージュの線は諦め、三ヵ国合同北方調査隊の他のメンバーであったイルクイルをウィンダス鼻の院に訪ねる事にした。 しかしフランマージュ同様、イルクイルもまた既にこの世を去った後であった。やむなくPCは元鼻の院長であったヨランオランに話を聞く事にする。 Yoran-Oran 「たしかに私は、ずいぶん昔にタブナジアへと行ったことがある。しかしそれは、妙な発見物を鑑定しに行っただけだ。 あの国には、海賊やら盗賊やらトレジャーハンターやらが世界各国から集めた妙なものが集まっていてな…… そういったものはタブナジア礼拝堂の地下にある宝物庫にぎっしりみっしり隠されていたのだ。 私はそこで見たことを決して口外せぬことを約束させられ、その宝物庫へと案内された。 そこに安置されていたどこぞの迷宮から掘り出されたという『恐ろしい像』を見てくれといわれてな……。 その像にかすかに残っていた土から、それが『どこで掘り出されたものか』調べてほしいと言われたのだ。 あれは深海の土だった。シュ・メーヨ海の土だと思うね。 それで、君はなぜに私を訪ねてきたのだったかね? ……なるほど、鼻の院の紹介だったのか。30年前の北方への合同調査隊、その調査内容について教えてほしいと。 まぁ、教えてあげてもいいだろう。実はね、たいしたことはわからなかったのだよ。 ただ調査隊に参加したバストゥークの銃士隊から数名の行方不明者が出て、北方の恐ろしさを示しただけだった。 そもそもたしか、あの調査隊を組むことになったのは、バストゥークの怪しい動きがあったからだ。 しかしその詳しい内容は、この私にもわからない。バストゥークかサンドリアに行ってきいてみるしかないかもしれんなぁ。」 どうやらここウィンダスでもヴァズのマザー・クリスタルの情報は得られないようだ。 最後の望みはもはやバストゥークだけとなり、PCは祈るような気持ちで大工房に向かう。 Cid 「なに?他の2国で聞き出してきたというのか?30年前の北方調査隊は、バストゥークの進言によって組まれたということを。 ……ならば、うむ……。そろそろ断罪の時が来たのかもしれん。 北方に大いなる力があると調査隊を編成するきっかけになったのは、この私だからだ。 30年ほど前のこと。ある男の手によって、ここ大工房にある石が持ち込まれた。 その石は小さなものだが、近づいただけでその気配を感じとれるほどに不思議なエネルギーが凝縮されていた。 合成につかわれるあのクリスタルなどよりも恐ろしく強いエネルギーの発見に、わしは慄いたよ。 それは北の地よりもたらされたということでな。あの地には、なんらかの大きなエネルギーが眠っている。わしはそう確信した。 そのエネルギーを利用すれば、バストゥークの技術が飛躍的に進歩するのは火を見るよりも明らかだった。 そこで、当時の大統領に進言し、銃士隊が北方へ先行調査に向かうということになったのだ。 本来ならば、バストゥークのみでその調査を行うはずだったのだが、その情報がどこからか他の2国に漏れてな…… しかし結局、なにも得られなかったというわけだ。大切なものを失いこそすれ……。 せめて今、あの石が手元にあれば、なにか分かっただろうがな。実はあれは、30年前の調査隊と共に、行方がわからなくなってしまっているのだ。 ただあの石『魔晶石』は、『タブナジアの魔石』と呼ばれる石の破片だったという話だ。 タブナジア出身だと騒いでいた、あの娘さんに尋ねれば、なにかわかるかもしれない。おぬし、あの娘さんに会ってきてくれないか?」 工房長シドのおかげで、ようやくそれらしい情報を掴む事ができた。 しかし鍵を握る人物がまさかプリッシュだったとは、一体何のためにジュノを離れてまで3国を回ったのか。 PCは天晶堂にとんぼ返りし、船出を待つプリッシュのもとへ舞い戻った。 Wolfgang 「ナグモラーダ様、出発の準備ができました。」 Nag molada 「我々は別の船で行く。いいな、もし私がいく前にあれが現れても、牽制するだけにしておけ。わかっているな? では、あれを回収させてもらうとするか。」 Aldo 「タブナジアの魔石、か。聞いたことだけはある。タブナジアには、門外不出の危険な石があったという話はな。 しかしその石は、20年前の大戦のとき獣人どもが持ち去ったと聞いた。罪狩りのミスラがそれを探していたとか……。 そうか、あれが魔晶石だったとすれば、獣人どもがあれを持ち去ったことも納得できる。しかしどこへ……ううむ……。」 Sattal-Mansal 「ボス、大変です!あの嬢ちゃん、医者のところに担ぎこまれているようですぜ! 上層の女神聖堂にいたところをだれかに襲われたそうで!」 Aldo 「なんだって!?」 Monberaux 「お知り合いですか?こちらのご武人は、昏倒したお嬢さんをここまで運んできてくださった方です。」 Ulmia 「プリッシュ?なにがあったのです、プリッシュ?」 Prishe 「……世界の…………終わりに…………来る…者…… 呼んで……いる…………だまれ…………や、やめろ……」 Ulmia 「アミュレットがない!アミュレットはどうしたのですか!?彼女がいつも身につけているアミュレットです!」 Tenzen 「そのようなものは、最初からなかったでござるが?」 Ulmia 「そんな!そうだわ、PCさん、あなたの持っているアミュレットをください。 きっとそれが同じ役割を……。お願いです、プリッシュを助けるために!」 Monberaux 「PCさん、あのアミュレットのせいなのでしょうか? あれはあのとき、ここを逃げ出した少年から渡されたものですよね。あの不思議な少年ならこの原因を……」 Tenzen 「その少年とは、もしやあの少年でござるか!?ジュノ政府が追っている!? ……なるほど、その少年と同じアミュレットを、あのおなごは持っていたのでござるか。となると、そのために狙われた……? Monberaux 「やはり、あの少年が自分のアミュレットを取り戻しにきたのでしょうか。 しかし、あの少年を北方の遺跡『ソ・ジヤ』で見かけたという話をきいたばかりなのですが……。 凍傷の手当てをしたジュノの兵士がこぼしてましたよ。その知らせを受けて、親衛隊がボスディン氷河に向けて旅立つとか。」 Tenzen 「なるほど、ボスディン氷河にある遺跡『ソ・ジヤ』とやらに第4の石が!? 早速向かわねばならぬでござる!」 プリッシュは何者かの襲撃を受けてアミュレットを失い、昏睡状態にあった。 再びあの少年が現れてアミュレットを奪っていったのだろうかと一同は訝るが、 モンブローの何気ない一言によってヴァズへと至る道が絞り込まれる。その名はソ・ジヤ。 古代の遺跡だといわれるその場所こそが、ヴァズのマザー・クリスタルに繋がっている可能性が高い。 だとすれば少年も必ずそこに姿を現すはずである。PCはテンゼンらと共にソ・ジヤへ急行する。 Tenzen 「どうでござる!?ここらで見かけられたという、あの少年は見つかったでござるか!? 我輩、この中央塔付近をもくまなく捜索したものの、少年とやらを見つけることかなわなかったでござる。 残ったは、この先……!?これは……この寒気は…… ……あれは!?あのおなごは、ジュノで休んでいるはずでは!?……少年!?」 Prishe 「おまえ、俺を助けてくれたのか?これを……?あいつに……?」 Diabolos 「裏切りモノメ! 私からハ 逃げられヌゾ!」 Tenzen 「夢の霊獣ディアボロス!?まさか、既にここは、彼の夢の中なのでござるか!?」 ソ・ジヤの最奥にて少年はやはり姿を現した。しかしそこには何故かジュノで眠っているはずのプリッシュの姿もあった。 ただならぬ気配を感じ、PCはすぐさまプリッシュに駆け寄ったが、突如巨大な魔物が出現しPCに襲い掛かる。 突然強いられた戦いに疑問を挟む間も与えられず、PCは必死に応戦したが、 どういうわけか斬り伏せても斬り伏せても、その巨大な魔物、ディアボロスは分裂するばかりで手応えがない。一体どうなっているのだろうか? Diabolos 「いくラ 戦ってモ 無駄ダ。これモマタ 夢のひとツニ 過ぎなイ。 私は 夢を 司るモノ。どんナ 夢モ 私の夢ト ナル。さァ 私の夢の世界デ 静かニ 眠レ……」 Tenzen 「そうはいかぬ!」 Diabolos 「……!?その炎、フェニックス!?」 Tenzen 「いかにも、この刀『鳳凰丸』に宿るは、命の霊獣フェニックスの息吹!そして我輩は、武士テンゼンと申すもの! 我輩、そなたたち霊獣の放った警告『世界の終わりに来る者』が現れんとの言葉をきき…… 我輩も共に戦わんと、ひんがしの国から参った次第! 既に5つの母なるクリスタルのうち、3つものクリスタルが『虚ろなる闇』に取り囲まれている……。 さぁ、母なるクリスタルを守る霊獣として、『虚ろなる闇』を滅するがために、共に戦おうではないか!」 Diabolos 「なニ? 虚ろト 戦うダト? 『虚ろなる闇』とハ あるベキ 理に 従って 永遠に あるモノ。 あるベキ 理とハ 魂の理。『虚ろなる闇』ハ おまえタチ 人の魂ノ 奥底にモ あるモノ なのダ。 だからコソ 人は『虚ろなる闇』かラ 逃れるコトハ できなイ。 しかシ 絶望すル 必要ハ なイ。 私は 夢を 司るモノ。 人は 私の 夢の世界デュナミス にテ 生き続ケル ことガ デキル。 虚ろニ 体を食わレ それヲ 失ってモ その心ハ 私ノ 夢の中デ 永遠と 生き続けル。 ……さァ 私の夢ヲ 受け入レル のダ。 既に 多くノ 人ガ デュナミスにテ 生きてイル。 そこハ 満ち足りてイテ 争いのなイ 世界ダヨ。」 Prishe 「だまれ、ばけもの!誰が夢の中で生きる道なんか選ぶか! 勝てない戦いだって!?そんなのやってみなきゃわかんねぇじゃねぇか!」 Diabolos 「女…… おまえモ 『虚ろなる闇』ノ 声ヲ きいたかラコソ 我が夢ヲ 見たはズ。 あの声ヲ 聞いたト いうノニ 『虚ろなる闇』ヲ 恐れぬト いうノカ?」 Prishe 「へへんだ!『虚ろなる闇』なんかぜんぜん怖くねぇよ! 俺はタブナジアの戦いでも生き残った!あきらめさえしなきゃ、人にはいくらでも生き残るチャンスはあるんだ!」 Diabolos 「なんだト? なゼ 夢ガ 覚めていク? 私の夢ガ……!? ……そうカ、なるほド……我が夢ニ そなたヲ 招いたワケデハ なク そなたノ 夢ニ 私ガ 導かレタ のカ。 ……となるト まさカ そノ女 あのトキノ……? いや しかシ この輝キ…… その輝キハ…… クリスタルノ……」 一同が戦いを繰り広げていた場所は、ディアボロスの作り上げた夢の世界……と思いきや、その実ジュノで眠っているプリッシュの夢の世界であった。 その悪夢が霧散し、ソ・ジヤへと戻って来るPCとテンゼン。気付けばいつの間にか少年も姿を消しており、またしても接触の機会を逸したPCらはプリッシュと合流する。 その頃天晶堂では、折り良くタブナジアへの出港準備が完了していた。 Prishe 「そういえば……リヴェーヌ岬んとこに登ったとき、バハムートが『世界の終わりに来る者』がどーのこーのって喋ってたな。 ディアボロスは『世界の終わりに来る者が現れるとき、おまえたちが交わした契約が果たされる』って言ってた。 だからあいつに、バハムートに一刻も早く会えって……。 契約のこともあいつのことも、きっとバハムートが知ってるはずだ。タブナジアに帰ればきっと……。」 Tenzen 「それはまた、なんという幸運か。我輩、天晶堂のアルドどのに、タブナジアへわたる船を願い出ていたのでござる。 お二方にはぜひとも、バハムートの元へ道案内を頼みたいでござる!」 Prishe 「そうか、アルドが言ってた客ってのはおまえのことだったのか?よし、じゃあさっそくタブナジアへの船を出してもらおうぜ! ……そうだ、それとPC!言いにくいんだけどよ、このアミュレット、俺にしばらく貸してくれ。」 【覚書】 『プロマシアの呪縛』における主要NPCが続々と集い、序盤の山場であるディアボロス戦が行われる。 テンゼンがエシャンタールに謁見するシーンでは、神の扉計画によってマザー・クリスタルから遠い大陸ほど母なる光が届かなくなり、 プロミヴォンが大量発生しているという事実が明らかになる。 これではひんがし、オルジリア、ウルブカの国々はジュノに命綱を握られているようなものであり、 第7章で明らかになるが、テンゼンはジュノへの直訴よりも戦争を前提とした情報収集を目的に渡航してきたのである。 一方ウルミアはバハムートにサンドリアまで飛ばされた事を逆に幸いとし、20年振りのサンドリアを見聞していた。 ヒナリー夫人によって20余年前の昔話が語られるが、その真相を簡単にまとめると、 自分以外の者が真世界について調べる事を快く思わないエシャンタールは、 ムシャヴァットに対して「人類はアルタナの子ではなくプロマシアの子である」という真実を伝えて精神的に追い込み、 更にサンドリア国教会がそれまでに集めた真世界関連の史料を処分して、行方をくらませたのである。 世俗の権威である教皇が、アルタナ教義を否定してこの真実を口にしようものなら、社会は間違いなくパニックに陥るため、 ムシャヴァットは「真実を手放さざるをえなかった」と言い残して、楽園の探索をやめさせ、失意のうちに衰弱死した。 3国をたらい回しにされたのち、場面はジュノへと戻る。 ナグモラーダは飛空艇に援助物資を積み込み、タブナジアと交流を再開すべく出航する。 この時ウォルフガングに「あれが現れても牽制するだけにしておけ」と釘を刺すが、あれとはバハムートの事であり、 実際にバハムートは民間の飛空艇を撃墜するなどして暴れ回っていた。 ナグモラーダは「あれを回収させてもらうとするか」と続けるが、こちらのあれとは前章で発見した暁の瞳の事である。 PCはプリッシュが教会で暴漢に襲われたと聞いて病院に駆けつける。 この事件の真相は、帰還したセルテウスとコミュニケーションを取るため、絆の証が必要になったエシャンタールが、 プリッシュ監視用に渡していたものを回収した、というものである。 その際プリッシュは昏倒した事から、恐らくエシャンタールは睡眠魔法の類をプリッシュに掛けたと思われる。 しかしこの睡眠によってプリッシュは不運にも悪夢を見てしまい、ディアボロスを引き寄せてしまう。 プリッシュはディアボロスによってデュナミスに送り込まれそうになったが、 その時丁度ソ・ジヤを訪れていたセルテウスが異界の口を経由して夢に入り込み、ディアボロスと一万振りの再会を果たす。 ディアボロスは、セルテウスが古代戦争で戦死したものとばかり思っていたため驚き、まさか戦いから逃げて生き延びたのではあるまいなと詰問する。 それに対してセルテウスが口を濁したため、ディアボロスはやはりそうだったかと誤解し激昂。 同じくソ・ジヤに潜入していたPCは、運悪くその修羅場に鉢合わせてしまい、またもやわけも分からぬまま乱闘に巻き込まれてしまった。 この時、セルテウスは絆の証を指差し、プリッシュはそれに対して「これを?あいつに?」と返答するが、 これは「その絆の証は母なる光を集めさせるために私がPCに預けたのだから、あとでちゃんとPCに返してやってくれよ」というセルテウスの意思表示である。 それでもしばらくプリッシュはこのセルテウスの絆の証を着用し続けるが、 第5章でPCがヴァズのマザー・クリスタルの光を回収する際には、しっかりと返却している。 BF戦が終わるとディアボロスはプリッシュに向かって、 「……となるト まさカ そノ女 あのトキノ……? いや しかシ この輝キ…… その輝キハ…… クリスタルノ……」 と独りごちるが、これは第1章のフラッシュバックを指している。 プリッシュが見ていた洗礼の儀の夢を、ディアボロスもまた覗き見た、というものだが、 その夢によってディアボロスはプリッシュが世界の終わり来る者だと知るも、何故か今のプリッシュからは虚ろなる闇が感じられず、 それどころかクリスタルの母なる光だけが煌々と溢れ出ているため、わけが分からず困惑しているのである。 しかしそれでもディアボロスは、プリッシュにバハムートに会いに行くよう薦める。 これは、もし世界の終わりに来る者であるならば、人類とヴァナ・ディール存続のために行って殺されろ、という意味である。 第2章 忘らるる聖者の島 第3章 うたかたなる夢 第4章 迷い子の揺りかご
https://w.atwiki.jp/lightnovelcharacters/pages/177.html
長門「緊急事態」 いつものようにハードカバーの本を読んでいた長門が、突然俺の方を向いてそんなことを言った。 先程まで本に向けられていた視線が俺に焦点を合わせる。 あいかわらず表情は無表情でその瞳は無機質な印象を与えてくるが、今の長門からはなにかしら焦っているような印象を受ける。 お前がそんなに慌てるとは珍しい。何かあったのか? 長門「……世界各国が有する核兵器の発射装置が同時に起動した。 このままではこの世界が滅亡する可能性がある。ただちに対処すべき」 核兵器。 聞きなれているようで聞きなれない、現実味が皆無な単語に一瞬思考が停止する。 どうにか脳を再起動させて長門を見ると、もう一度同じ内容を復唱しようとしたので慌てて止めさせる。 こんな物騒な単語を無闇に連発するわけにもいくまい。 キョン「……またハルヒのやつか?」 あいつはこれまでも厄介な面倒ごとに巻き込んでくれたが、今度は核兵器とは。しかも世界規模。 日本には非核三原則という言葉があることや、日本の愛知県半田市が国内最初の非核平和宣言都市ということを知らんのかね、あいつは。 長門「彼女はトリガーになっただけ。この事態は涼宮ハルヒの望んだことではない」 ハルヒは元凶ではないということか。たしかに、あいつは世界を滅ぼすより世界を改変する方が得意だからな。 核兵器で地球上をまっさらに、なんていうような物騒なことを考えるやつでもないし。まあ、元凶じゃないから良い、というわけではないのだが。 にしても、『トリガー』ね。 ハルヒのことだ。言葉通り核発射のスイッチでも押したのだろう。 興味津々にドクロマークが描かれたボタンを押すハルヒの姿が目に浮かぶようだ。 キョン「それで、対処すべきって言われてもどうすりゃいいんだよ?」 たしか某米の国では、核発射スイッチは完全にネットワークから遮断されてるからハッキングできないとかいうのを映画で見たことがある。 いくらスパコン並みにハイスペックな長門とはいえ、今回はさすがに無理なんじゃないだろうか? 長門「すでにこの学校の関係者が複数名動いている。私たちは手助けをするだけでいい」 なるほど。いつぞやのエンブレムの時の騒ぎのように、俺たちが出向く必要はないということか。 この学校の関係者は揃いも揃って化け物ぞろいだからな。今回の騒ぎは放っといても大丈夫かもしれん。 生身で放射能を防ぐ『最強』がいたりする学校だ。世界中の核兵器を沈黙させてもおかしくはない。 長門「…………」 キョン「……わかってるよ、サボらないサボらない。ちゃんと手伝うって」 だからそんな風に捨てられた子犬みたいに見つめないでくれ。心底抱きしめたくなる。 それにしても、まずはどこを手伝うべきか。いや、どこというより誰といった方がいいかもな。 峰島のところにでも行ってみようか? あの天才様なら核シェルター以上の効果を持つ遺産技術を知ってるかもしれんし。 それとも相良のところだろうか? どこぞの秘密組織所属らしいし、詳しい事情を知ってるかもな。 生徒会やら教師陣に接触を試みるのもいいかもしれん。 考えだしたらキリがない。とりあえず、いつものように行き当たりばったりで行動してみるのが一番か。 いや、その前に朝比奈さんと古泉を探すべきだな。 古泉はともかく朝比奈さんは未来から核兵器の旨を伝えられ、今頃半泣きでいらっしゃられるかもしれない。 問題は山積みだが、どこから手をつければいいのかまったく分からないこの現状。どうすりゃいいのかね、まったく。 長門「……あなたは『やれやれ』という」 キョン「やれやれ……はっ!」 CAST 涼宮ハルヒシリーズ 長門有希 キョン 涼宮ハルヒ 朝比奈みくる 古泉一樹 9S 峰島由宇 フルメタル・パニック! 相良宗介
https://w.atwiki.jp/wiz_asterisk/pages/21.html
刀 No. NAME UNKNOWN DMG HIT AC DEF HP THAC RANGE PRICE 持ち手 特殊効果 使用効果 追加効果 性格 性別 種族 職業 備考 050 ぼくとう ?かたな 1-6 1 0 0 0 -1 S 50 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホ ワドデ 侍 051 こだち ?かたな 1-4 1 0 0 0 -1 S 200 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホフワドデ 侍く忍 052 わきざし ?かたな 1-5 1 0 0 0 -1 S 300 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 053 かたな ?かたな 2-9 1 0 0 0 -2 S 500 MAIN - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 054 かたな-1 ?かたな 1-7 1 0 0 0 -1 S 500 MAIN - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 055 たち-1 ?かたな 2-10 1 0 0 0 -2 S 1000 TWO HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 056 たち ?かたな 3-12 2 0 0 0 -3 S 1000 TWO HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 057 こだち-1 ?かたな 1-3 1 0 0 0 0 S 1000 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホフワドデ 侍く忍 058 わきざし-1 ?かたな 1-4 1 0 0 0 0 S 1000 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 059 かたな+1 ?かたな 3-11 2 0 0 0 -3 S 3000 MAIN - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 060 フェアリーブレード ?かたな 3-13 2 0 0 0 -5 S 5000 MAIN - - 善中悪 男女 フ 侍 061 にんじゃとう ?かたな 1-10 2 0 0 0 -4 S 5000 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ く忍 062 こだち+1 ?かたな 2-6 2 0 0 0 -2 S 8000 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホフワドデ 侍 063 たち+1 ?かたな 4-14 2 0 0 0 -2 S 20000 TWO HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 064 のだち ?かたな 5-19 3 0 0 0 -5 S 10000 TWO HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 065 わきざし+1 ?かたな 3-9 2 0 0 0 -4 S 20000 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 066 こてつ ?かたな 8-20 4 0 0 0 -9 S 30000 MAIN - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 067 おさふね ?かたな 10-24 4 0 0 0 -10 S 50000 MAIN - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 068 かねさだ ?かたな 10-29 4 0 0 0 -11 S 100000 MAIN - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 069 どうたぬき ?かたな 5-34 4 0 0 0 -12 S 200000 MAIN - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 070 わきざし+3 ?かたな 5-14 5 0 0 0 -7 S 300000 ONE HAND - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 071 きくいちもんじ ?かたな 15-44 1 0 0 0 -15 S 400000 MAIN - - - 善中悪 男女 人エドノホフワドデ 侍 072 まさむね ?かたな 20-69 1 0 0 0 -15 S 500000 MAIN STR+1 - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 073 むらまさ-1 ?かたな 1-4 1 0 0 0 -1 S 1000 MAIN MPが0になる - - 善中悪 男女 人エドノホワドデ 侍 074 むらまさ ?かたな 50-99 10 0 0 0 -20 S 1000000 MAIN STR+1 - ク・魔不精昆動人亜悪竜幻巨神 善中悪 男女 人エドノホフワドデ 侍 見出し 説明 No. 手帳のナンバー NAME アイテム名 UNKNOWN 不確定時表示名 DMG 基本ダメージ(2~18なら2~18のランダム値) HIT 最低命中回数 AC 回避力(低いほど良い) DEF 物理防御力(高いほど良い) HP 1歩移動 or 1ターン毎のHP増減値 THAC 命中率(低いほど良い) RANGE 攻撃可能距離(S:前から前、M:前から後、L:後から後) PRICE 店で販売される金額。売るときはこの半値 持ち手 詳細は説明書参照 特殊効果 詳細は各アイテム参照 使用効果 詳細は各アイテム参照 追加効果 詳細は各アイテム参照 性格 装備可能な性格(指定以外の性格は呪われる) 性別 装備可能な性別(指定以外の性別は装備不可) 種族 装備可能な種族(指定以外の種族は装備不可) 職業 装備可能な職業(指定以外の職業は装備不可) 備考 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kata-niho/pages/942.html
原語 knife 和訳 名詞 匕首 (あいくち/ひしゅ)、 短刀 (たんとう/みじかがたな)、 刀 (かたな/とう)、 小刀 (しょうとう/こがたな/ちいさがたな)、刺刀、 菜刀 (ながたな/さいとう)、懐刀、 腰刀 (こしがたな/ようとう)、刀子、鞘巻、剔刀、鎧通し、 剣鉈 (けんなた/つるぎなた)、野太刀、包丁、出刃包丁、牛刀、切り出し、脇差、馬手差、 差添 (さしぞえ)、筈刺、鉈 刃物、切れ物、刀剣 漢字一字 刀、鉏、鉈 やまとことば かたな(刀)、さひ(鉏)、こだち(小太刀)、こがたな(小刀)、さすが(刺刀)、ひもがたな(紐刀) つるき(劍) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (名) [一]西洋風の小刀。[二]「ワイフ」になき人、卽ち獨身の男子。(ワイフ:(名) 妻。女房。) 新訂大言海 (名) 西洋形ノ小刀。洋風ノ小刀。 角川国語辞典新版 名 洋式の小刀。 大英和辭典 〔名〕[一]ナイフ,小刀,庖丁.[二]外科刀〔ゲクワタウ〕,手術刀〔シユジユツタウ〕.[三]外科手術.[四]【機】刃物〔ハモノ〕.[五]【詩・修】刀,劍.[六]【政】〘俚〙內內ノ論議(又ハ反對). ナイフの完全同義語(語義の抽象性なども踏まえた)は「かたな」であって「こがたな」とするのは、「かたな」が専ら、所謂「日本刀(太刀)」を指すことによるものと思われる。 本来「かたな」は太刀や包丁を含み大きさは問わない。「かたな」は片刃の刃物で「つるぎ」は諸刃・片刃を問わない刃物の総称である。 同義等式 原語単位 knife=刀 カタカナ語単位 ナイフ=刀 附箋:K ナ 英語
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/1842.html
【登録タグ Bad Apple!! Innocent Days し たま ランコ 曲 魂音泉】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); } rt { font-family Arial, Verdana, Helvetica, sans-serif; } /** Main table styling **/ #trackinfo, #lyrics { font-family Noto Sans JP , sans-serif; font-weight 350; } .track_number { font-family Rockwell; font-weight bold; } .track_number after { content . ; } #track_args, .amp_text { display none; } #trackinfo { position relative; float right; margin 0 0 1em 1em; padding 0.3em; width 320px; border-collapse separate; border-radius 5px; border-spacing 0; background-color #F9F9F9; font-size 90%; line-height 1.4em; } #trackinfo th { white-space nowrap; } #trackinfo th, #trackinfo td { border none !important; } #trackinfo thead th { background-color #D8D8D8; box-shadow 0 -3px #F9F9F9 inset; padding 4px 2.5em 7px; white-space normal; font-size 120%; text-align center; } .trackrow { background-color #F0F0F0; box-shadow 0 2px #F9F9F9 inset, 0 -2px #F9F9F9 inset; } #trackinfo td ul { margin 0; padding 0; list-style none; } #trackinfo li { line-height 16px; } #trackinfo li nth-of-type(n+2) { margin-top 6px; } #trackinfo dl { margin 0; } #trackinfo dt { font-size small; font-weight bold; } #trackinfo dd { margin-left 1.2em; } #trackinfo dd + dt { margin-top .5em; } #trackinfo_help { position absolute; top 3px; right 8px; font-size 80%; } /** Media styling **/ #trackinfo .media th { background-color #D8D8D8; padding 4px 0; font-size 95%; text-align center; } .media td { padding 0 2px; } .media iframe nth-of-type(n+2) { margin-top 0.3em; } .youtube + .nicovideo, .youtube + .soundcloud, .nicovideo + .soundcloud { margin-top 0.75em; } .media_section { display flex; align-items center; text-align center; } .media_section before, .media_section after { display block; flex-grow 1; content ; height 1px; } .media_section before { margin-right 0.5em; background linear-gradient(-90deg, #888, transparent); } .media_section after { margin-left 0.5em; background linear-gradient(90deg, #888, transparent); } .media_notice { color firebrick; font-size 77.5%; } /** Around track styling **/ .next-track { float right; } /** Infomation styling **/ #trackinfo .info_header th { padding .3em .5em; background-color #D8D8D8; font-size 95%; } #trackinfo .infomation_show_btn_wrapper { float right; font-size 12px; user-select none; } #trackinfo .infomation_show_btn { cursor pointer; } #trackinfo .info_content td { padding 0 0 0 5px; height 0; transition .3s; } #trackinfo .info_content ul { padding 0; margin 0; max-height 0; list-style initial; transition .3s; } #trackinfo .info_content li { opacity 0; visibility hidden; margin 0 0 0 1.5em; transition .3s, opacity .2s; } #trackinfo .info_content.infomation_show td { padding 5px; height 100%; } #trackinfo .info_content.infomation_show ul { padding 5px 0; max-height 50em; } #trackinfo .info_content.infomation_show li { opacity 1; visibility visible; } #trackinfo .info_content.infomation_show li nth-of-type(n+2) { margin-top 10px; } /** Lyrics styling **/ #lyrics { font-size 1.06em; line-height 1.6em; } .not_in_card, .inaudible { display inline; position relative; } .not_in_card { border-bottom dashed 1px #D0D0D0; } .tooltip { display flex; visibility hidden; position absolute; top -42.5px; left 0; width 275px; min-height 20px; max-height 100px; padding 10px; border-radius 5px; background-color #555; align-items center; color #FFF; font-size 85%; line-height 20px; text-align center; white-space nowrap; opacity 0; transition 0.7s; -webkit-user-select none; -moz-user-select none; -ms-user-select none; user-select none; } .inaudible .tooltip { top -68.5px; } span hover + .tooltip { visibility visible; top -47.5px; opacity 0.8; transition 0.3s; } .inaudible span hover + .tooltip { top -73.5px; } .not_in_card span.hide { top -42.5px; opacity 0; transition 0.7s; } .inaudible .img { display inline-block; width 3.45em; height 1.25em; margin-right 4px; margin-bottom -3.5px; margin-left 4px; background-image url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2971/7/Inaudible.png); background-size contain; background-repeat no-repeat; } .not_in_card after, .inaudible .img after { content ; visibility hidden; position absolute; top -8.5px; left 42.5%; border-width 5px; border-style solid; border-color #555 transparent transparent transparent; opacity 0; transition 0.7s; } .not_in_card hover after, .inaudible .img hover after { content ; visibility visible; top -13.5px; left 42.5%; opacity 0.8; transition 0.3s; } .not_in_card after { top -2.5px; left 50%; } .not_in_card hover after { top -7.5px; left 50%; } .not_in_card.hide after { visibility hidden; top -2.5px; opacity 0; transition 0.7s; } /** For mobile device styling **/ .uk-overflow-container { display inline; } #trackinfo.mobile { display table; float none; width 100%; margin auto; margin-bottom 1em; } #trackinfo.mobile th { text-transform none; } #trackinfo.mobile tbody tr not(.media) th { text-align left; background-color unset; } #trackinfo.mobile td { white-space normal; } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { use strict ; const headers = { title アルバム別曲名 , album アルバム , circle サークル , vocal Vocal , lyric Lyric , chorus Chorus , narrator Narration , rap Rap , voice Voice , whistle Whistle (口笛) , translate Translation (翻訳) , arrange Arrange , artist Artist , bass Bass , cajon Cajon (カホン) , drum Drum , guitar Guitar , keyboard Keyboard , mc MC , mix Mix , piano Piano , sax Sax , strings Strings , synthesizer Synthesizer , trumpet Trumpet , violin Violin , original 原曲 , image_song イメージ曲 }; const rPagename = /(?=^|.*