約 122,170 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1313.html
12月30日 憂「うん、わかった……大丈夫だよ。じゃあね」ガチャ 唯「ふぁ……おはよー憂」 憂「おはようお姉ちゃん」 唯「うーいー、朝ごはーん」 憂「お姉ちゃん、もうお昼だよ?」 唯「え?……本当だ」 … 唯「いっただきまーす!」 憂「いただきます」 唯「おいひぃ!今日も憂の料理は絶好調だね!」 憂「えへへ、ありがとう」 唯「これならいくらでも食べれちゃう……えほえほっ!」 憂「お姉ちゃん大丈夫!?」 唯「うん、ちょっと変なところに入っちゃった」 憂「もう……落ち着いて食べてね?」 唯「はーい……」 憂「そういえばさっきお母さんとお父さんから電話があったよ」 唯「なんて?」 憂「帰ってこれるの年明けになるって」 唯「ふーん。じゃあ憂と二人っきりだね!」 憂「うん!……いつもだけどね」 唯「そうだね。えへへ」 憂「じゃあ大掃除するからお姉ちゃんは自分の部屋いってて?」 唯「私も手伝う!」 憂「本当?でも……」 憂(もしお姉ちゃんに物が落ちてきたりころんで怪我したりしたら大変!) 憂「やっぱりお姉ちゃんは部屋で休んでていいよ」 唯「駄目!今年は私も手伝うの!」 憂「本当に大丈夫?」 唯「もー憂は心配しすぎ!私もう17歳だよ?」 憂「じゃあ……窓拭いてもらおうかな?」 憂(窓拭きなら怪我の心配はないよね) 唯「了解しました憂隊長!」ビシッ 憂「ふふ、何それ」 憂「じゃあこのスプレーを窓に吹きかけて、雑巾で拭いてね?」 唯「ラジャー!」 唯「こんなの誰でもできるよー」プシュー 唯「ふんふんふーん♪」フキフキ 憂(楽しそうに窓拭きしてるお姉ちゃん可愛い!) 憂「あ、バケツ取ってこなきゃ」トテトテ … 唯「……上まで届かないよぉ」グイグイ 唯「むぅ、どこかに台ないかなーっと」キョロキョロ 唯「この箱でいいや。よいしょ」ドサ 唯「もうちょっと、もうちょっとおぉぉ」グググ 憂「よいしょ……お姉ちゃん、ちゃんとできてるかな?」 唯「ぬおぉぉ……」プルプル 憂「お姉ちゃん!?」ダッ 唯「とどいた!……わっ」 憂「……」ギュウゥ 唯「う、憂ー?なんで私の足つかんでるの?」 憂「お姉ちゃんが転ぶかと思って……」 唯「あはは、大丈夫だって」 憂「とにかくもう窓拭きはいいから、お姉ちゃんは床ふいて?」 唯「うんわかった。……けど憂ー?」 憂「どうしたの?」 唯「足、離してくれないかな?」 憂「あ……ごめんなさい//」 唯「さっきの憂可愛かったー」 憂「もう、その話はやめてよぉ」 唯「ごめんごめん。でも私達が小さい頃にもあんなことあったよね」 憂「え?……あ、クリスマスの時の……」 唯「そうそう。私がクリスマスツリーの飾りつけしてる時憂が私の足にしがみついて」 憂「だってあの時お姉ちゃん落ちちゃいそうだったから……」 唯「あはは、憂は変わってないねー」 憂「からかわないでよぉ」 唯「でも憂のそういうところ大好きだよ」 憂「え……えへへ//」 12月31日 唯「今年も最後だねー」 憂「なんだかお年寄りみたいだよお姉ちゃん」 唯「おー憂や、かわいい子だねぇ」ナデナデ 憂「ふふ、唯おばあちゃん、みかんでも食べますか?」 唯「ほっほっほ、こりゃお小遣い奮発しようかねー」 憂「もういつまでやってるのお姉ちゃん。はいみかん」 唯「憂ー剥いてー」 憂「はいはい」ムキムキ 憂「はい、あーん」スッ 唯「あーん……おいひー」 憂「そう?よかった」 唯「はい、憂もあーん」スッ 憂「あ、あーん……」パク 唯「おいしい?」 憂「おいしいよお姉ちゃん」ニコ 唯「えへへ、よかった」 デデーン ハマダーアウトー 唯「あははは!」 憂「お姉ちゃん、年越しそばだよー」コト 唯「わぁい」 憂「もう少しで年明けだねー」 唯「ころひもいろいほいほあっはへー」ズルズル 憂「何いってるかわかんないよお姉ちゃん」 唯「むぐ……今年もいろいろあったねーって」 憂「そうだね。軽音部の皆さんと合宿したりお出かけしたりしたもんね」 唯「ごめんね、あんまり憂と遊べなくて」 憂「しょうがないよ。それに私はこうしてお姉ちゃんと話してるだけで十分だもん」 唯「う、憂ぃぃぃぃ!」ギュッ 憂「わっ、お姉ちゃん苦しいよ」 唯「憂はできた妹だよー!」スリスリ 憂「もう……ふふ」 1月1日 唯憂「あけましておめでとー!」 唯「私も今年で3年生かー……」 憂「最上級生だね」 唯「憂は二年生だ!」 憂「どんな後輩が来るか楽しみだな」 唯「軽音部に入ってくれる子いるかなぁ……」 憂「きっといい子が入ってくれるよ」 唯「えへへ、そうかな。楽しみー」 憂「うん。楽しみだね」ニコ … 憂「お雑煮のお餅は二個でいいんだよね?」コト 唯「うん、ありがとー憂」 テロリロリーン♪ 唯「りっちゃんからだ」パカ 憂(初詣の誘いだろうな) 唯「初詣?……うん、うん、あずにゃんも?」 憂(梓ちゃんも一緒なんだ……) 唯「……で……だから……ね」 憂(夜はあんなこといったけど……やっぱりさびしいかな) 唯「うん、じゃあねー」ピッ 憂「軽音部の皆さんで初詣いくの?気をつけてねお姉ちゃん」 唯「へ?いかないよ?」 憂「え?」 唯「え?」 唯「……だから今年は憂と行くって決めてたから断っちゃった」 憂「でも……」 唯「りっちゃんは憂ちゃんも呼んで来ればって言ってくれたんだけどね」 唯「私は憂と二人だけで行きたいんだー」 憂「……」 唯「ってわがままだったかな?てへへ」ポリポリ 憂「ううん、私もお姉ちゃんが軽音部の皆さんと初詣いくと思ったらさびしくなっちゃって」 憂「昨日はあんなこと言ったのにね」 唯「憂……」 憂「えへへ、私もわがままだからおあいこだよお姉ちゃん」 唯「……うん!おあいこおあいこ♪」 憂「うん!」 …… 唯「憂と二人きりで来るのは初めてだね」 憂「そうだねー」 唯「うわ、すごい人の数だ」 憂「元旦だししょうがないよー」 唯「憂、はぐれないように手繋ご?」スッ 憂「……うん!」ギュッ … 唯「やっと私達の番だ」 憂「お姉ちゃんお賽銭は何円にするの?」 唯「奮発して50円!」 憂「じゃあ私もそうしようかな」 唯「一緒にいれよっか!……せーのっ」 唯憂「えいっ」チャリンチャリン 唯憂「……」パンパンッ 憂(今年もお姉ちゃんが安全で楽しく過ごせますように……) 憂(……あと、少しだけ私と遊ぶ時間が増えると嬉しいな……) 唯「……ふぅ。憂ー、どんな願いごとした?」 憂「お姉ちゃんが楽しく一年を過ごせますようにって」 唯「もー、また私のこと?自分のことをお 願いしなよー」 憂「したよ。少しだけだけど……」 唯「どんなどんな?」 憂「えーと……えへへ、秘密♪」 唯「む、教えてよー」 憂「教えなーい」 唯「ぶー。憂のケチー」 憂「ごめんねお姉ちゃん。その代わりにじゃがバター買ってあげる」 唯「ほんと!?わーい!憂大好きー!」ギュッ 憂「わぷ……私も大好きだよお姉ちゃん」 fin 戻る
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/344.html
返り血にまみれた体で、クモ男が走った。トレーラーに取り付くなり簡単にドアを壊して、 運転席にいたひろみの喉を掴んで引きずり出し、その巨体を地面に叩きつける。 更に追撃を加えようと爪を振り上げるクモ男に、頭上から拡声器越しの大声が轟いた。 《させるかああああぁぁっ!》 イングラムに乗っている野明の声だ。横殴りに拳を振るって攻撃をしかける、がクモ男は 身軽に跳躍してそれをかわすと、口から糸を吐き出した。糸、と言っても登山用ロープ ぐらいの太さがあるそれは、まるで意思ある蛇のように伸びてイングラムにまとわりつき、 両腕両脚の間接部に絡みついた。 糸を引きちぎろうと、イングラムが四肢を踏ん張る。それと綱引きをする形で、クモ男も 糸を手に持ち替えて握り、踏ん張る。身長2mと8mの力比べだが、 《っ! き、切れない……? どころか、あいつを全然引っ張れない!? そ、そんな、そんな!》 クモ男は動かない。驚愕のあまりイングラムの操縦席で野明がパニックに陥る、と糸が 絡んでいるイングラムの肘・膝・足首の関節から一斉に火花が散った。あっという間もなく それは爆音と共に火柱に変わって各関節部を壊し、焼く。クモ男が糸から手を放すと、 イングラムは地響きを立てて仰向けに倒れ込んだ。破壊された各所の亀裂が広がり、 衝撃で頭部のアイカメラが歪む。 クモ男は、動かなくなったイングラムの胸板に跳び乗った。そこで高らかに足を踏み鳴らし、 勝利の雄叫びを上げる。 その足の下、胸板の下には操縦席があり、野明がいる。歪んだアイカメラが映す、 ノイズだらけの映像で、クモ男を見ている。板一枚隔てた自分のすぐ目の前で、 その板を踏み鳴らして狂喜し跳ね回る殺人鬼を。想像を絶する力をもつ怪物を。 「……う、ぅ……ぁ…………」 恐怖に凍りつく野明。今自分がここにいることを、知られているのかいないのか。 知られていて嬲られているのか、知られてないとしたら知られた途端に襲われるのか。 だがそんな野明に負けず劣らず、黒沢たちとて絶望のどん底だった。ほんの数分前まで 平和で退屈な職場で弁当喰ってたのに、今や揺れる炎に照らされて、肉塊の群れに 囲まれているのだから。 やがて、クモ男はイングラムの上で跳ね回るのをやめた。その場でしゃがみ込み、ハッチの 凹みに爪をかけ、持ち上げようとして……開ける気だ、やはり野明に気付いている! 「やめろおおおおおおおおぉぉぉぉっ!」 叫び声にクモ男は振り向き、そちらを睨みつけた。 つい、勢いで叫んでしまった黒沢は慌てて逃げ出そうとする、が、腰が、腰で、立てない。 「く、黒沢さん、し、し、しっかりっ……!」 浅井が、膝を揺らしまくりながら根性で立ち上がった。そして黒沢に肩を貸そうとする。 だが自分一人でさえまともに立つのが厳しい状態なので、ただよろめくばかり。 「お、おい、お前……その……の、ののの」 舌がもつれる黒沢。 『……ここで、「オレのことなんかほっといて、お前一人でも逃げろ!」とか言えりゃあ カッコいいんだろう……けど、それを言って本当にそうされたらどうなるっ……? 間違いなくオレ、あのバケモノに殺されるじゃねえかっ……!』 「僕、昔、言われたんです、ほ、ほら、例の、化石の、初恋の、先生に」 浅井は膝と声を筆頭に全身を震わせながら、必死に黒沢を立ち上がらせようとしている。 やはり怖いのだろう、ボロ……ボロ……と涙をこぼして。いや、黒沢もこぼしている。 『あ、浅井……っ! お前って奴は、お前って奴は……お前のこと、ただのバカだと 思ってたオレは、大バカっ……天下無双の大バカ野郎だった……っ!』 「先生は、いつも、言ってました、お年寄りには、親切にしなさいって、だから、」 「って、ちょっと待て! オレはまだ44……」 ドン! というのは着地の音。 「リグスギギバ」 (見苦しいな) クモ男だ。イングラムのところからひとっ跳びで、ここまで…… 「ひ、ひいっ!」 クモ男が、顔面蒼白な浅井の襟首を掴んで引き寄せた。浅井の全身から力が完全に抜け、 クモ男に掴まれている襟で首吊りをするような状態になる。当然、黒沢は支えを失って落下。 その目の前で、ボロボロ泣いてる浅井が左手一本で吊られている。クモ男は右手の爪を カチカチ鳴らしながら、それをゆっくりと浅井の目の前に翳した。 『あ、浅井……っ! く、くそっ、何とかしないと、何とか、何とか……っ!』 その時。クモ男と浅井の向こう側から、ひと筋の光が伸びて大きく広がって、黒沢を照らした。 その光の中、また謎の映像が黒沢の脳裏に浮かぶ。光を放っているもの、あのベルト状の 装飾品を身に着けた若者が、異形の怪物たちと戦っている姿が。 『まただ……何だ、何なんだ? もしかして、オレに何か伝えたいのか? だとしたら……』 「バンザ・ボセバ?」 (何だ、これは?) クモ男も手を止め、光の方をじっと見ている。……今しかない! 「うおおおおおおおおぉぉぉぉっ!」 黒沢は叫び、腰が抜けて立てないので四つんばいのまま、ゴキブリのように駆けた。 浅井とクモ男の脇を抜け、エサに喰らいつくノラ犬のように装飾品に跳びついた。そして、 「何が何だか全然わからねえが、わかったよっ! 着けてやる、着けりゃいいんだろっっ!」 装飾品を、ベルトのように腰に当てる。するとその輝きがより一層激しく、強くなった。 クモ男は堪らず浅井を放して顔を覆う。地面に落とされた浅井は、何とか薄目で黒沢を見た。 「え!? う、嘘……あのベルト、黒沢さんの中に吸い込まれ……入っ……ちゃった?」 光が消えた時、石でできていたはずのベルトは消えていた。ただ黒沢が一人、苦しそうに 腹を押さえて呻いているだけで。 「ガセザ……!」 (あれは……!) クモ男が突然、顔色を変えて(浅井にはそう見えた)黒沢に駆け寄った。 そして、まだ転がっている黒沢をサッカーボールのように蹴り上げる! 「ぅおぐうぅぅっ!」 悲鳴を潰されながら黒沢は飛び上がり、地面に叩きつけられ、転がった。間髪入れず クモ男がまた駆け寄り、蹴り上げる。落ちてきたところを殴りつける。 抵抗も逃走もできずボコボコにされながら、黒沢の意識は段々と薄らいでいった。 『な……なんだよ、これはっ……あのベルト、何の意味もなかったのか? じゃあ、あの 意味深な映像は何だったんだっ? こう、パアーッとスーパーヒーローに変身して、手から ビィィーム! でこのバケモノをやっつける……とか、そういうのじゃないのかよ……っ!』 だが黒沢は気付いていない。このクモ男は全高八メートルの戦闘用ロボット、警察用レイバー・ イングラムと綱引きをやって勝つ。一発、二発も殴れば人間を肉塊にできるバケモノなのだ。 で今、黒沢はそのバケモノに「ボコボコにされている」。 そのことに、浅井は気付いた。 『さ、さっきのベルト……か? 黒沢さんの何かが、変わったのか……?』 【心清く 体健やかなるもの これを 身に着けよ さらば 戦士クウガと ならん】
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2046.html
「ユ゙ッユ゙ッユ゙ッ!」 「…………」 「ユ゙ッユヅッ!?」 「…………」 「ユ゙ッ!?ユ゙ア゙ア゙アゲ!?」 俺の目の前には、うめき声をあげる奇怪な針の山があった。 この針の山の正体はゆっくりありす。目以外の場所には裁縫針が隙間無く埋まっていて一種の剣山になっている。 針刺し――使い古された虐待法だが、一刺し毎に苦痛の叫びを挙げるゆっくりを見るのは飽きる物ではない。 寝食を忘れてのめり込める遊戯……ゆっくり虐待はどんな物でも時間を忘れられるが。 次に刺す場所は何処が良いかな?と考えながら手の中の針を弄くっていると。 「ふあー……おはよー」 気だるげな友人の声が聞こえた。 「おー、おはようさん」 そして気づいて見ればもう朝の八時。 どうやら10時間以上も休み無く、針を刺したり抜いたりしていたようだ。 ここで小休止とするのも良いかもしれない。 ソファから起き上が――ろうとして転げ落ちた友人を尻目に、冷蔵庫からオレンジジュースを取り出した。 トクトクトクトクと音立てながらありすに注いで数秒。 棺桶に全身を突っ込んだようなありすの目が、死んだ魚のような目に回復した。 さすがオレンジジュース。ゆっくりの応急処置としてはピカイチの飲料だ。 「よお、ありす。元気になったか?」 「……はやぐありずをごろじでぐだざい」 うん、元気になったようだ。これなら反応も楽しめるだろう。 針刺しの続きを始めよう。 「そういやまだ口の中が残ってたな。よし、ありす。口の中をチクチクしてやるぞ」 「ごろじでよぉぉぉぉ゛゛゛゛」 「飽きたら殺してやる、って何回も言ってるだろ?」 絶望の表情で口をわななかせるありす。 ぷるぷる震えるのどちんこにまずは一刺し、とやろうとした所で。 「何やってんのさ?出掛ける時間だよ?」 顔を洗ってきたのか、タオルで顔を拭っていた友人が声を掛けてきた。 出掛ける?今日にそんな予定あったっけ? そう考える俺に、呆れた表情でため息をつく友人。 「ああもう…昨日言った事忘れたの?」 「ああ!悪い悪い忘れてたごめん!すまんありす!もっと楽しみたいけどここでお別れだ!」 自画自賛してしまう程に見事なフォームで、ゆっくりコンポストにありすを放り投げる。 「ユワァイ!ゴハンサンガヤッテキタヨ!」「ハリサンハマズイケドガマンシテタベヨウネ!」 などと聞こえてくる、時間が迫っているので手早く準備しないと…… 「まだぁ?」 「待って!後2分!」 …………………… がたんごとん、と電車で揺られながら目的地に到着した俺達。 寂れてはいないが活気づいてもいない、全国何処にでもあるような地方都市の一つ。 駅を出て道をつらつら歩きながら一つの事に気付いた。 「ふむん、野良ゆっくりが居ないな」 野良ゆっくりが居そうな路地の隙間を見ても何も居ない。 野良ゆっくりの根絶を政策にでも進めてる街なのか? 「何かおかしいの?すっきりして良いじゃない?」 「……ま、それは置いといて。何処に行くんだ?俺何も聞いてないんだけど」 「第一被害者の所だよ」 「いやそういう事じゃなくてな……何の理由でこの街に来たんだ?と聞きたいんだが……」 「それは後で話すよ」 ポケットから取り出した手帳をパラパラ広げる友人 その様だけを見ると、とても探偵らしく見える。 俺と同じ毎日が日曜日な奴とは思えない。 「何か言った?」 「別に何もォ?」 …………………… 「……気付…時に………既に……」 「…誰か…恨……無いと……」 閑静な住宅。 ガラス一枚に遮られて微かに聞こえてくるだけのBGMを背に、ゆっくり小屋がある庭を調べていた。 俺もソファに座っていたかったが、庭を調べていろと所長命令があってはしょうがない。 しかし、素人の調べ方では何も分からない。 辛うじて分かるのは、小屋の中で何か大量の餡子が飛び散ったぐらい。とにかく暇だ。 「どうもありがとうございました。」 空の雲を数えていると、友人がこの家のドアから出て来た。 声を掛けようとしたら渋い顔が目に入る。 「どうした?」 「いや、何でもないよ……ちょっと公園で話そう」 どうせ、家の中で飼っていたゆっくりの話に不満が溜まったのだろう。 過剰な可愛がりはしてない家主だとは思うが……相変わらずゆっくり嫌いが徹底している奴だ。 そんなに幸せなゆっくりが憎いのか。 ある意味可愛いと言えるし、絶望に突き落としてやった時の反応は格別な面白さだと思うが……いかん私情が入った。 …………………… 公園にも野良ゆっくりは居なかった。 どんなに少なくても確実に1,2匹は居るはずだが…… 「この街に来た理由を知りたいんだよね?一昨日のニュース憶えてる?」 「何だっけ?」 テレビは見ない方なので良く分からん。と答えようとしたら、友人が溜息を一つして新聞を放り投げてきた。 どうやら来る途中で買った物のようだ。 「マジックで線を塗った所見てみて」 「どれどれ」 飼いゆっくりが野良ゆっくりに食い殺される事件が多発、食い殺してるゆっくりは見付かっていない。 小学生が野良ゆっくりに噛まれて数針縫う怪我、噛み付いた野良ゆっくりは逃亡。 野良ゆっくりの行進。大勢で押し寄せられ、道を歩いていたお年寄りが転倒して怪我。 掻い摘んで言えば以上の事が新聞に書いてあった。 「この事件で誰かが依頼を?……っても、事務所は年中休業だったはずだよな?」 「僕の個人的な好奇心からだよ」 唐突な行動をする奴だ。 事務所に一人残って針刺し続けてりゃ良かったなぁ。 「あっ、そう……で、あの家の人の話を聞いて何か分かったか?」 「特に何も」 「おいコラ」 「まだまだ聞き回るんだから、そう簡単には答えは出せないよ」 警察か保健所にでも任せようと言う意見は所長命令で封殺され。 俺と友人は街の中を駆けずり回ったのだった。 …………………… ここはホテルの一室。 足が痛い。寝ていたベッドから起き上がりながらそう思った。 ゆっくりを追い掛け回す時なら苦にもならない事だが。 無駄足としか思えない聞き込みを続けていると精神的にも肉体的にも非常に疲れた。 「なるほど」 一足先に起きた友人は、手帳をペラペラ捲っては一人でうんうん頷いている。 「何か分かったんか?」 「うん、件の野良ゆっくりは並みのゆっくりじゃないって事だね」 はぁ? 「それぐらい新聞見れば分かるだろ?これだけ色々やってて未だに捕まってないんだから、普通のゆっくりじゃないって事ぐらいアホでも分かるわ」 「そうだね、件の怪我させられた少年の話も聞いたけど、身体能力がゆっくりにしては異常なんだ…………知能はかなりお粗末だけどね」 「そりゃあなぁ。これだけ無法を働いたら、本気で駆除される事になるぐらいは少し考えりゃ分かるからな」 五月蝿いだけのゴミ虫だと思ってた蚊。 その耳元を飛び回る蚊がマラリアを媒介してると知ったら? 他の蚊もマラリアを媒介しているかもしれないと思ったら? 件の野良ゆっくりもそれと同じ。 ……道理で街を歩いていても、野良ゆっくりが見付からない訳だ。 「まさか本当に全部駆除されていたとはな」 「件の野良ゆっくり一匹だけの行動ならまだしも、それを模倣したその他大勢の野良ゆっくりがやってしまったらね……綺麗な街になったから結果オーライかな」 動く饅頭だと思ってたら、実は鋭い牙を隠してましたー、子供や飼いゆっくりやお年寄りが襲われましたー、と。そりゃ人間も本気出す。 「それで発端の野良ゆっくりはどうなったんだ?とっくの昔に駆除されてんじゃねーのか?ゆっくりの見分けなんて普通つかんし」 「いや、それは無いよ。少年の話だとかなり特徴的な形しているようだから、一目見ればすぐに別ゆっくりだって気付くってさ」 「つまり、今現在この街のどっかに隠れてると?」 「そうだね。駆除が激化し始めてから、件の野良ゆっくりの被害が消えたように無くなったんだ」 それでもうこの事件は終わったようなもんだ。 後はその隠れてる野良ゆっくりが寿命で死ねば、全てが終わるだろう。 「じゃあ、とっとと事務所に帰ろうぜ。この街に野良ゆっくり居ないし俺もう疲れたよ」 「へ?何言ってんの?発端の野良ゆっくり捕まえてないじゃん?」 「えー、隠れてるんだから見付かるわけないじゃんか」 「所長命令です。市や被害者の家族から賞金も出てるんだし、働いてる気分も味わえて良い事尽くめじゃないか」 「最後のそれを、お前に言われるとそこはかとなくムカつくな……」 …………………… 金と暇だけは大量にある男二人の探し物。 結論から言うと、件の野良ゆっくりは見付かった。 「あれがそうかね?」 「そうみたいだね」 最後に被害にあった家の周辺を二人で捜し回ったその矢先。 誰も使ってないと思われる廃屋の排水溝に、そのゆっくりは居た。 元は何のゆっくりなのか? その頭に元々生えていた毛は全部刈り取られ、代わりに人形の毛だろうか?それが疎らに植付けられている。 目がいっぱいある――何かの比喩では無い。本当にいっぱいあるのだ。前面に数えられるだけで8個以上。しかもその幾つかが焼印で潰されている。 帽子は……まりさ?ぱちゅりー?みょん?ちぇん?全部混ぜた後に子供が適当に造形したかのような形状。 赤青緑と多種多様な色のペンキをぶちまけたかのような肌の色。 塵も残さないような徹底的な破壊と雀の涙程度の再生。 これを作った人間は相当な好き者である事が分かった。 「ひゃー、これは凄いな」 俯いた顔を挙げてこちらを見る魔改造ゆっくり。 どうやら声に気付かれたらしい。まあ隠す気は一切無かったが。 「どうやらこっちに気付いたようだよ」 「アレに逃げる気は無いと思うがね。逃げたとしても――」 何処の世界にアレの居場所があると言うのだ? 「やぁ!お前が街で話題のゆっくりか?」 「………………」 話し掛けても何も言わない。 何を思っている?何を考えている?全く分からない。 「もしもーし?聞こえてますかぁ?」 「……何しにきたの?」 やっと答えたと思ったら、その声も酷い物だった。 ガラガラにしわがれたその声、肺を冒された老人でもこれと比べれば元気がある声を出せると言える。 喉が薬で焼かれたんだろうか?と考えていると友人がその魔改造ゆっくりに声を掛けた。 「餡子脳が腐ってるの君?じゃあ逆に聞くけど、何でゴミみたいにこんな所に隠れてるのさ?」 「私達を捕まえにきたんだね?」 「それぐらい分かれよド低能。って私達って何?君一匹しか居ないのに数も数えられないの?本当に餡子脳腐ってるんだね?」 「………………」 「こいつは放っとくとして、お前は何てゆっくりだ?」 「……分からないよ」 「いや分からないって事は無いでしょ?何?自分探し?ポエマー気取りな「お前が喋ると話しが途切れるから邪魔すんな!」 不満そうな友人を脇に押し退ける。 でも、分からないとは何ぞや?どういう事だ? 「何で分からないんだ?」 「……私達をお兄さんがまぜたから」 「あー、なるほど。そう言う事か……」 れいむ、まりさ、ぱちゅりー、ありす、ちぇん、など等。 中身を掻き出し混ぜ合わせ圧縮して皮に詰め込む。 ゆん格が混じり合って、殆どが発狂し果てるが、ごく稀に新たなゆっくりとして完成する時がある。 昔――今もだが何回もやっているから俺にはよく分かる。 それにしても作った芸術品を道端に捨てるのはよくない事だと思う。責任もって秘密裏に処分すべきだな。 「で、お前は何で飼いゆっくりを殺したんだ?」 「…………私達より幸せそうだったから」 「ああ、逆恨みか。小学生のガキに怪我させたのは?」 「……公園に住んでたれいむを虐めてたから」 「守ってやったのね。ゆっくり大行進は?」 「それを見てた公園のれいむ達が……」 「人間にも勝てると、勘違いしたお気楽な餡子脳が暴走したんか。何でここに居るんだ?」 「……虚しい……もう疲れたよ」 聞きたい事は全て聞いてスッキリした。 後にやる事は――― 「散々やらかしたツケは払うべきだが……こいつを鞄に詰め込むぞ」 「えぇ!?何で!?」 …………………… 鞄に詰め込む時にに一瞬だけ体が硬直したが その魔改造ゆっくりは最後まで大人しかった。そう――「最後」まで。 …………………… 「ユ゙ッユ゙ッユ゙ッユ゙ッ」 「コンポストの中で生きていて嬉しいぞありす、お礼に俺が飽きるまで針刺しをやってやるよ」 嘘も付いていないのにハリセンボンを飲まされたありす。 次は、体中の針を抜き取った後に塩水と小麦粉を塗りこんでもう一回針刺しだ。 と意気込んでいると。 「何で引き渡さなかったのさ?」 テレビを見ていた友人が声を掛けてきた。 あの事の話か、こいつも聞きたがりだね。 「俺が困るからだ」 「答えになってないよ。ねぇ何で引き渡さなかったのさ?君はゆっくりに甘い人じゃないでしょ?」 「馬鹿言え、俺みたいにゆっくりにだだ甘な奴は、そんじょそこらに居ないぞ?」 「悪い冗談だね。ねぇ何であのゆっくりを殺してやったんだい?唐突に情が湧いた訳じゃあるまいし」 「あのゆっくりが普通の容姿なら市や被害者家族に引渡したさ」 「?どういう事?」 「あのゆっくりが世間様の目に触れたらどうなると思う?」 「…………出来るだけ苦しめてから、殺処分じゃないの?」 「お前に聞いた俺が間違っていたが………同情される可能性があるんだよ」 幼少期に心的外傷を残すような虐待を受けた犯罪者に同情するような人間が居る。 あのゆっくりはその姿と、悲惨な過去から世間の同情を買う確率が高いのだ。 何でこのゆっくりがあんな事をしなければならなかった?本当に悪いのは誰? そんな詮索がされる前に死人にクチナシ、表舞台に立つ前にこの世からご退場を願ったわけだ。 「……分からないな、ゆっくりに同情する奴って居るの?」 「分からない事では無いと思うがなぁ……さーて、ありす?放っといて悪かったな、続きをしようか?」 「ユ゙ッャ゙ァァ゙ッ」 今日も事務所では鬼意山二人とゆっくり一匹が仲良く過ごしましたとさ。 めでたしめでたし。 前作 『ふたば系ゆっくりいじめ 79 暇人二人のゆっくりいじめ』 『ふたば系ゆっくりいじめ 64 酷い暇潰し』 【ふたば系ゆっくりいじめ 58 ドスまりさがぶっ殺される話】
https://w.atwiki.jp/kirupedhia/pages/17.html
お年玉の落とし穴 それはやはり銀行と呼ばれる、大人にとっては安全地帯で、子どもにとってはいわゆる奈落である。なぜなら、銀行から金を引き卸すことができるのは、親という製造者のみだからである。つまり、ここに入ってしまえば、子どもは指を咥えて見ていることしかできない。預金を引き出す方法を知らない子どもは、いつかその金を使いたくなるような場面に遭遇しても、ただ何もできず途方に暮れるのみである。誰にも邪魔されない、親の聖地と呼べよう。 [編集]罠の数々 「将来の為に貯金しなきゃね」 「うん!母さん!」 何と微笑ましい 会話(talk)であろうか。だが、子どもはよく考えるべきである。こんな、千円、二千円、一万円も少なくはないが、将来の為にどれだけ役立つというのだろうか?確かに子供から見れば何でも買える(気がする)大金であるが、社会に出る頃に見れば子供時代のお年玉なぞ一年分の学費にも数カ月の家賃にも満たない端金であり、無論ほとんど意味をなさない。それに将来の貯金ならば、まともな親を持っているならば既に親が実行済みだろう。 本当に将来の為の金が必要なら、こんな遠回しな言い方はしない。では何故、こんな風に言うのか。答えは簡単、自分の金が欲しいからである。祖父母や一年に数えるぐらいしか会わない親戚の金すらも巻き上げ、全て自分のものにするべく戦略を立てているのだ。 「子どもがそんなにお金を持っていると、お巡りさんに捕まるわよ」 「えーっ、そんなの嫌だ!」 「じゃあ、大人の人に預けないとね」 「うん、そうするよ」 これは完全なる罠である。盗んだ金ならまだしも子どもが大金を持っていたら捕まるなどという法律はない。逆に子供からお金を巻き上げている親の方がよっぽど悪い。お年玉で子ども財政が潤っているこの時期、子どもが普段より少しばかり多いお金を持っていて何の不思議があろうか。たしかにあまり持ちすぎてると「危ないよ」とかいった心配を含んだ注意ぐらいはされるかもしれないが、それで逮捕されることは絶対にあり得ない。大体、お年玉で大金を与えている人がそもそも犯罪の原因ということになるではないか。 [編集]
https://w.atwiki.jp/hibikore/pages/24.html
『そんでさ~、どうだった? うまくいった?』 「んー、それがさぁ……」 『何よ、折角2人にしたんじゃない』 「うん、それはありがとね! うまく巻いたよねっ」 『そうだよぉ。思ったより人が居なくてさ。でも、アンタ達で甘酒買いに行ったから、ちょうど良かった』 「そしたらさぁ……途中で気持ち悪くなっちゃって~」 『ぇえーっ? マジで? 大丈夫だった?』 「うん、甘酒飲んだのと、帯がきつかったってのと」 『ああー。ギュウギュウ締められてたもんねぇ、電車の中で』 「うふん。なんだか束縛されてるみたいだったよね~。あんなことまで出来ちゃうなんて、やっぱカッコイイよねぇ♪」 『……まぁ、それはいいや』 「何よ、カッコイイじゃないよ?!」 『うん、それは認めるよ。カッコイイはいいんだけどさぁ』 「何よ?」 『ちょっと、話し方が怖いな、あたしは。もうちょっと優しく話してくれたっていいじゃん? うちら女のコなんだしさ』 「そこがいいんじゃな~い!」 『まぁ、いいや、それは。んで? どうしたの?』 ………… 「そしたらさ、『お前は高校生だろ! お年玉をそんなことに使うな、自分で稼いだ金で行け!』って怒られて。そんで、タクシー乗せてもらって帰って来た」 『うん、そんで? アンタ、親が出掛けるって言ってたじゃん?』 「そーなのよっ! だから、ちょうど親も居なくてさ!」 『うんうん! どうした? 家に上げたの?』 「うん、まぁ……」 『で? で?? 最後までいった?!』 「いや、それが……。いいトコまでいったんだけどさ~、途中で彼の方に電話かかってくるし」 『何よ、そんな時に電話してくるなんて。どこのどいつよ?』 「ああ、彼のお兄さんだったみたい。ほんっと気が利かないったら」 『ホントだね~。見計らってたかのようだね』 「あたしもさ~、途中でお腹痛くなっちゃって。電話のスキにトイレ行ったら、アレんなっちゃってさ」 『そっか~、じゃあ、どっちにしても無理だったね。残念~。あ、でもさ、キスくらいはした?』 「それだよ、それ! その途中で電話だったんだよ! もうちょっとだったのにさ~」 『あっちゃー、惜しいっ! でもさ、これって結構脈アリっぽくない?』 「だよねだよね~!」 『だってさ、なんか聞いてると、高校生だからダメ、みたいじゃん。アンタのことをどーのこーのってワケじゃないじゃん?』 「そうなんだよね~。何かっつーと、高校生だからとか、子供だからとか。じゃあ、あたしが高校生じゃなかったらオッケーなのかって話よね」 『そうなんじゃん? 彼さ、アンタが卒業するの待ってんだよ~』 「やっぱそうかなぁ~♪」 『だってさ、高校生に手出したら、本当はダメなんでしょ? 捕まっちゃうらしいよ?』 「ウッソ、マジで?」 『でさ、彼、お兄さんがお巡りさんなんでしょ? 尚更、そんなこと出来ないじゃん?』 「クッソー。やっぱりネックはあのお兄さんか……」 『だねぇ~。兄弟居ると面倒だね~。ま、でもさ、最後までは無理としても、キスくらいはしててもいいんじゃん? だから、卒業するまでは、それで我慢だね~』 「えー、卒業するまでに済ませたいよ~」 『バレなきゃいいんじゃない?』 「そっか! 解った。バレないようにやるよっ。……ところで、アンタ達はあの後どーしたの?」 『ん? ああ、テキトー。あの後カラオケ行って~、家の近所まで送ってもらって~』 「ふぅん、どうだった?」 『うん、まぁ楽しかったよ。面白い人だったし。全部出してもらっちゃったし』 「付き合うことにしたとか?」 『まっさか~。いくつ離れてると思ってんのよ?……まぁ、たまに遊ぶ分にはいいかな』 「そっか~……」 『だから、ダシに使っていいよ。4人で遊びに行くとか言ってさ、また2人にしてあげっから』 「やった、サンキュー♪」 -*-*- 仕事初めから2日目。 松の内は休みの会社も多いのか、園に預けられている子供の数は少ない。 だから、割とゆったりとした保育が可能だった。 休みの最終日にどっと疲れた旺次郎は、このペースがとても有り難い。 クラスの子供が全員登園してきて、全員がいつもの調子だったら、平静を保っていられるか自信がない。 おまけに天気もいい。 4人しか登園していないクラスで、朝の会のお遊戯などをしてやると、少人数レッスンのようで子供達は喜んでいた。 「オッチャンせんせい~」 子供達にお茶を入れてやろうと薬缶を手にして、そのまま窓から入る陽だまりでぼんやりしてしまった。 今日登園している女の子に声を掛けられた。 「ああ、神奈。悪りぃ悪りぃ。今、お茶入れてやっからな」 「おちゃはいい」 「そっか? 喉渇いてないか?」 「うん」 「そっか……。じゃあ、次は何しようか? お絵描きでもする? それとも、ハサミでチョッキンするか?」 子供が少ないと、遊びにも融通が利いて良い。 思いつくままに遊びを挙げてみたが、神奈と呼ばれた女の子は、ふるふると首を振った。 「ん? そのどれも嫌か~。じゃあ、何がいい?」 「んー、あのね……」 神奈はもじもじとして、なかなか言い出せないでいるようだ。 だから、小声でも聞こえるように、旺次郎は同じ目線までしゃがんでやった。 「ん? 何だ?」 「あのね、カナね……オッチャンせんせいにおねがいがあるの……」 「なに?」 「オッチャンせんせい、カナに、チューしてぇ~」 「ぇーっ! なんでオレがっ? ヤダよ~」 「え~、やってよオッチャン~」 「ヤダよ~。あ、じゃあよ、神奈がオレにチューするんならいいよ」 「え~……」 ともじもじしつつ、それでもそっと柔らかい唇を頬に押し付けて来た。 耳に当たる息がくすぐったかったり、小さな顎が当たったりと、子供が触れる部分はそのどこもが温かく感じられる。 「オッチャンせんせい、だいすき~」 「ありがとな~、オレも神奈のこと大好きだよ~」 そのままぎゅっと抱き締めてやると、先日のささくれた気持ちが滑らかにされるようだ。 まるでマイナスイオンを浴びているような気分になる。 「あー、かなちゃんだけズル~イ!」 「ボクもボクも~」 次々とマイナスイオンが旺次郎目掛けてやってくる。 子供は本当に可愛い。 ―生意気言わねぇし。妙に色気づいたりしてねぇし……。 何より仕事をしていれば面倒な連中に会わないで済む。 安心して仕事に没頭出来るというものだ。 「よっし。じゃあ、天気もいいから、お散歩に行くかー」 「わ~い」 「じゃ、散歩行くヤツは、ちゃんと帽子被れよ~」 「は~い」 4人しか居ないので、他のクラスも合同で行くことにした。 全員合わせても8人なので、2クラスの担任1人ずつで手が足りそうだ。 園近くの公園に連れて行って、暫く遊ばせることにしよう。 ひょっとすると、近所のお年寄りも散歩をしているかもしれない。 旺次郎は、園の子供達を地域のお年寄りと一緒に遊ばせるのはいいことだと思っている。 子供は地域の大人みんなで育てるものだ。 お年寄りと遊ぶことで、昔ながらの遊びを覚えるのもいいことだと思うし。 子供と遊ぶことで、お年寄りも明るい気分になってもらえたらいいと思う。 公園に着いてみると、果たして何人か散歩中の人を見かけた。 赤ちゃんを連れている若い母親とか。 犬の散歩をしている主婦とか。 そして、散歩中のお年寄りも居る。 中には車椅子を押してもらっている人も居る。 そこに、見覚えのある顔を見つけてしまった。 「おー、オッチャン!」 案の定、向こうから声を掛けて来た。 旺次郎は先日のこともあり、新城の顔も見たくなかったので、気付かない振りをしたが。 「おーい、オッチャンってば~。俺だよ俺!」 「知らねぇよ……」 「んもー、何怒ってんのよ~?」 「怒ってねぇよっ」 「何だよ、気持ちイイお正月を過ごした割りに、ご機嫌ナナメじゃん?」 呑気に下品なことを言う新城を睨みつけた。 「お前らのせいで、とーーーっても快適な正月が過ごせたぜ!」 「だろ、だろ? いやぁ、神社ではぐれちゃって俺らも困っちゃったんだよ~」 「てめぇっ、ふざけんなっ。女のためにオレを売るような真似しやがって。あの後、どんだけ苦労したと思ってんだよっ」 「なになに? なんで苦労すんのよ?……ああ、初めての時って苦労するもんね~」 「お前はっ! ガキ共に聞こえんだろボケッ!」 慌てて子供達の方を見てみたが、もう1人の保育士と共に砂場で遊んでいる。 とりあえず声が聞こえる心配もないし、危険なこともなさそうだ。 旺次郎はホッとして新城に向き直った。 「言っとくが、オレは初めてじゃねぇっ」 「そんなこと知ってるよ。……え、梨花ちゃん、初めてじゃないの?」 「そんなこと知んねぇーよっ!」 「ほえ?」 「もうオレの前でアイツの名前は出すな」 「なんでなんで? ケンカでもしちゃった?」 「してねぇよ。なんで付き合ってもいねぇ女とケンカすんだよ」 「ふぅん。じゃあ、オッチャン、なんでそんな機嫌悪いのよ?」 「何でもねぇよ。とにかく、オレの前でアイツの話はすんなよ」 「うーん、俺はそれでもいいんだけど、そうもいかないみたいよ?」 そう言いつつ、新城が指差すのは。 「あーっ、旺次郎さ~ん♪」 たった今、話題にしたくないと言っていた人物だった。 「よ、梨花ちゃん、こんちは。どこ行くの?」 「こんにちは~。あたしはこれからバイトです~。冬休みだから、ちょっと長くやるんです。新城さんは何してるんですか?」 「何って、お兄さん達はお仕事中よ」 「へぇ……。あ、お散歩ですか……」 「そんなとこ」 「あの……、旺次郎さん……」 新城と話している間、一言も口を挟まない旺次郎を、梨花は恐々と覗き込んだ。 よほど不機嫌な顔をしていたのだろう。 意識して不機嫌な顔をしているのだから当然だ。これでにこやかだったら、自分の表情筋を疑うところだ。 「何だよ?」 「あの、一昨日はごめんなさい……」 「おう……」 いつの間にか、新城は気を利かせたのか、車椅子を押して歩き出していた。 まだ暫く公園に居るのだろうが、2人で会話をさせるためだろう。 全く余計なことをしてくれる。 「あの、怒って……ますよね……?」 「ぁあ?」 「怒って当然だと思います……。あんな風になったら……」 「そうか……やっと解ったか」 友達と前以て打ち合わせて巻いたり、あれだけ独りよがりに押し迫られたら、誰だって不快に思う。 そのことを、今やっと理解してくれたのかと、旺次郎は安堵した。 これでもう、しつこく迫られたり、仕事中の兄に押しかけて迷惑をかけることもなくなるだろう。 まぁ、こんなことは若いうちに1度はある過ちだ。 時間が経つにつれて、自身も冷静になって「あの頃は若かった」などと思うことだろう。 それが『若さ』というヤツだ。 これで梨花が理解して、もう誰にも迷惑をかけないのだったら、その『若さ』に免じて許してもいいと思った。 が。 「あのっ、あたし、もう少しで終わりますからっ」 「ぁあ? 何が?」 旺次郎が聞き返すと、梨花は頬を赤らめて言う。 「あの……アレ……」 「は? アレ?」 「だから……アレが終わったら、一昨日の続きしましょう! 次はもう途中で止めないでいいですからっ」 「なっ……! お前は何言ってんだボケッ!! つーか、若い娘が真っ昼間っから公園でそんなこと言うんじゃねぇ!」 「オッチャンせんせ~」 「ぁあっ?」 ふと呼ばれた声に振り替えってみると、それは園児の神奈だった。 担任がなかなか自分達の元に来てくれないので、寂しくなったのだろう。 子供達に可哀相なことをしてしまった。 「ん? なんだ、どうした?」 「いっしょにおすなあそびしようよ~」 「ああ、いいぞ~」 「その子、旺次郎さんのクラスの子なんですか?」 「ああ」 「可愛い。旺次郎さんも、ちゃんと保育園の先生なんですね」 「ったりめぇだろ」 神奈を連れて行こうとすると、梨花の方を振り返って、じっと見詰めている。 「オッチャンせんせい。あのオンナ、だれ?」 「ぁあ?」 「あたしは、旺次郎さんの……」 「オージローさん? だれ、それ? このひとは、オッチャンせんせいですーっ」 「え……ああ、そうだよね、先生だもんねぇ」 梨花もかがんで神奈に合わせて話してやると。 「オッチャンせんせいはね、カナとけっこんするんだからねっ。オバサンはひっこんでなさいよねっ」 「オ、オバサン……? あたし、まだ高校生なのにっ」 「カナからみたらオバサンだっ」 「あ、あなたが大人になる頃には、旺次郎さんだってオジサンになっちゃってるわよっ」 「ひでぇ……」 さすがに梨花の言い様は酷いと思った。 これが、仮にも好きだと思っている男に対する言い様だろうか。 「フン。カナなんかねー、まいにちオッチャンせんせいにチューしてんだからっ」 「ぇえっ!! 旺次郎さん、本当? ズルーーーイッ!! あたしも毎日チューしたいーっ」 「フン。オッチャンせんせいだって、カナのことギューッてしてくれるもんっ」 「なっ、何よ……子供だと思ってるから、そうやって優しくしてもらえるのよっ。あたしだって、旺次郎さんに服脱がしてもらったことあるんだからっ!」 「バッ……! おまっ……、なんつーこと言うんだっ!! それに、あれはっ……」 「なになに~? オッチャン、修羅場ってんの~?」 慌てる旺次郎とは反対に、もう公園を一回りして来たのか、新城が呑気な声を掛けてきた。 旺次郎がキッと睨みつけると、下の方から小さな手でエプロンを引っ張られた。 「ん? なんだ、神奈?」 つられてしゃがんでみせると、 「オッチャンせんせいとチューするっ!」 と言いながら、小さい唇を旺次郎の唇に押し当てて来た。 ―ああ、癒されるなぁ……。 などと思っている暇はなく。 「おー、カナちゃん、やるぅ~♪」 「ちょっと! 旺次郎さんに何てことすんのよっ!!」 「フン、オバサンはあっちいって!」 「んもーっ! あたしだって……あたしだって、旺次郎さんとチューするーっ!」 「あ、じゃあ、俺も俺も~~~」 「あー、もう! バカかお前らーっ!!」 何とか新城や梨花という煩い奴らを追い払って、子供達の居る砂場の方に行ってみた。 別クラスの先生にずっと任せっきりにしてしまった。 「あ、スミマセンでした」 「ううん、大丈夫。話は終わった?」 「ああ、スミマセン……」 「旺次郎先生、モテモテだねぇ~」 「いや、そんなんじゃないッスよ」 「若い子にモテていいね~」 「若すぎです……」 「男にもモテていいね~」 「それは、マジ勘弁……」 天気の良い日。 折角の散歩だったのが、とんだ内容になってしまった。 太陽からと子供達からのマイナスイオンを浴びようと思っていたのが、余計に疲れた気がする。 -*-*- 散歩から戻り、子供達に昼食を食べさせて、やっと寝付いてくれた。 子供達が昼寝をしている間は、保育士達にとっては些かの休憩時間だ。 もっとも、子供が全員ちゃんと寝ていてくれれば、の話なのだが。 中には寝付きの悪い子や、早く起きてしまう子、そもそも寝ない子などが居る。 幸い、旺次郎のクラスの子供達は全員すんなりと寝てくれた。 先程の散歩が効いたのだろう。 だから、旺次郎はコッソリと園舎を抜け出して、裏手で一服することにした。 子供達が眠っている間は、園舎の中もしんとしている。 その壁に寄りかかって、缶コーヒー片手の一服はホッとする。 青い空に向かって昇って行く白い煙を見ていると、 「ああ、平和だなぁ」 なんて思う。 さっきまでイライラしていたことが、途端に馬鹿馬鹿しく思えてくるのだ。 ―今日はもう、このまま問題もなく終わんだろ。午前中は面倒なヤツらと会っちまったけど。 そんなことを思いながら、思いっきり吸い込むと。 遠くから自転車のベルが聞こえて来た。 近所の人が通り過ぎるだけだろう、と特に気にも留めなかったのだが。 「こらっ! 保育園でタバコなんか吸っちゃダメだよ」 という、よーく聞き慣れた声がした。 慌てて振り返ってみると、制服姿で自転車に跨った兄の究太郎だった。 「うっせぇな。だから、ガキ共が来ねぇトコで吸ってんだろ」 「そんなこと言っても、どこから見られてるか解んないじゃん」 「今、みんな寝てる」 「あ、そうなんだ? 道理で静かだね~」 「そうだよ、だからお前もとっとと行け」 「そういうワケにはいかないんだ」 究太郎はそう言いながら自転車から降り、園の門を開けて中に停めた。 「年始の挨拶に来たんだよ」 「これはこれはご丁寧に」 「うん。管轄してるところは全部周らないとね! 園長先生とか居る?」 「事務室に居ると思うぜ。ああ、オレも入る」 究太郎と一緒に園舎に入り、そのまま事務室に声を掛けようとしたが。 事務室の中では数人の先生が深刻そうな顔をして話をしている。 その1人は、男の子と手を繋いでいた。 恐らく、昼寝をしたがらないのだろう。 この男の子は、なかなか担任の言うことを聞いてくれない。 だから、担任始め、園長や保健士の先生も手を焼いているのが現状だ。 旺次郎は直接担任になったことがないのだが、園庭でみんなで遊ぶ時には一緒に遊ぶことが多い。 身体全体を使った遊びをしてやると、とても楽しそうに笑ってくれる。 近頃は大人しい男の子が多いので、こういう活発な男の子は一緒に遊んでいて、こちらも楽しくなる。 その子が、たった1人で保育士に連れられて事務室に居るとは。 何かあったのだろうか? 「やぁ、こんに……」 胸を張って言おうとする兄の口を手で押さえて黙らせた。 少し様子を見たかったからだ。 黙っていれば中の声が聞こえるかもしれない。 「お昼寝しないんですって」 「あら、またですか」 「全然言うこと聞いてくれないんですよね」 「う~ん、年明けてもダメですか……。こっちの言ってることは理解してるのかしら? やっぱりちょっと発達が遅れてるんでしょうねぇ」 「他の子達は、みんなちゃんとやってくれるんですけど。この子だけいつも。 お母さんにもしょっちゅうお話してるんですけどね。ちっとも療育とか行く様子もないし。トイレもまだ覚えられないし。 最近は都合の悪いことを言われたりすると、『トイレいく』って言うんですけどね、でも、いつも行くだけで出ないんで、こっちもいちいち相手にしないようにしてるんです」 ―ひでぇ……。 扉越しに聞いていて、旺次郎は舌打したい気持ちになった。 これが子供を預かる者の言うことだろうか。 しかも、本人を目の前にして。 いくら子供と言えど、いや、子供だからこそ大人の様子は敏感に気付くものなのに。 それを証明するように、男の子の表情は段々曇り、不安そうになってきた。 この人達には自分の子供は居ないのか? 自分の子供が、こんな風に言われていると知ったら。 そんな者に子供を預けることは出来るのか? それでも、働く親は子供を預けなければならないのに。 「ちょっと……」 「やぁ、こんにちは。新年明けましておめでとうございます!」 我慢出来なくなった旺次郎が事務室に入ろうとした時、隣では究太郎が先に事務室を開けて入ってしまった。 必要以上に大きな声で挨拶をしている。 まるで、この場の雰囲気を壊すように。 「あ、あら、お巡りさん、おめでとうございます」 「やぁ、園長先生。今年もよろしくお願いしますね」 「ええ、こちらこそ……」 今の会話を聞かれたと思ったのか、園長の口ぶりは歯切れが悪かった。 「それで、何か変わったことはありませんか?」 「い、いえ、特に……」 「そうですか、それは結構ですね。こちらの方にも、不審者情報などは入って来てません。何かあったらすぐにご連絡しますね」 「ええ、よろしく……」 究太郎はすっかり仕事の話をしてしまった。 これでは旺次郎が怒る潮を逃してしまったじゃないか。 子供の前であんな話をする先生達に、何か一言でも言ってやりたかったのだが。 ―バカ兄、余計なことしやがって……! 自分の兄ながら苦々しく思っていると。 「ああ、ところで、そういう不審者情報とかなんですけど。地区の小中学校や幼稚園、保育園には今までファックスで流してました」 「そうですわね、今もファックスで頂いてます」 「ところがですね、最近だとファックスよりもメーリングリストを使って欲しいってご意見が多くて」 「はぁ……メーリングリスト……?」 「ええ、メーリングリスト。もちろんご存知ですよね? それで、この度、MLを立ち上げてみたんです。その方が情報がリアルタイムに流れて、情報交換も出来ていいですよね? ね?」 「はぁ……」 「それで、こちらの保育園も当然入られますよね、ML?」 「うちは詳しい者が居ないし、よく判らないないので、今まで通りファックスでいいですわ」 「おや、そうですか、ファックスね。ファックスですと、情報が遅くなるし、他の学校などからの追加情報が得られませんけれど?」 「それは……仕方ないですわ。その都度、警察さんの方から教えていただければ」 「やぁ、そうですか。ふむふむ。こちらはMLとか覚えられるつもりはない、と」 「あの、何か?」 いつもの様子と違うと感じたのか、園長は究太郎に対して怪訝そうに尋ねた。 「いえいえ、何でも。ただ、こちらの保育園はちょっと遅れてますねぇ~。他の学校や園の先生方は、皆さん覚えてくださってるんですけどね~。習いに行かれるご様子もなさそうですねぇ」 「こちらも人手不足なものですから、そういった教室に行く時間も取れませんし。何かの時には、すぐにご連絡しますので」 「そうですねぇ。もちろん、そのための警察ですから♪ ただねぇ、自分で出来るとこまでやらないっていう人に限って、都合が悪くなるとすぐに110番してきたりしてね。その実、大したことなかったりして。 もうね、警察は下僕じゃないんだからって、そういうのいちいち相手にしてらんないんですよ~。 でも、いちいち相手しないとね、実は物凄い何かが起こっているかもしれませんから。一時の面倒のために、その機会を逃してしまう方が大問題ですよねぇ?」 珍しく兄がよく喋ると思ったら……。 ―そうか、そういうことか、兄ちゃん。 究太郎も横で聞いていて、かなり腹に据えかねていたのだろう。 全く同じようなことを、園長達に向けて当てこすっている。 自分だったら、怒りに任せて怒鳴り込むところだったが、兄の場合はそうではなく、あくまでもにこやかに皮肉を浴びせている。 こういう時、自分の兄ながら性格が悪いと思うのだ。 「ああ、あとね、新春ワンポイント講座です。トラブルを避けるための観点から言って。話題はTPOを考えてなさった方が無難ですよ」 「どういうことですか?」 「他人の悪口とかを、本人が居る時に聞こえるように言っていたら、それはトラブルに発展しますよね? そういうことから発展する事件、いっぱいあるんです」 「何をおっしゃりたいの?」 「その人物が、自分の意志がちゃんと伝えられないからって、こちらの言っていることが全て伝わってないと思ったら、それは間違いじゃないですか? ものを言わない者の方が、耳にした言葉に多く傷ついていることも多いと思うんです。言葉を発しないからと言って、聞こえていないと思うのはこちらの思い込みでしかありません。 そして、そういう相手のことを喋れる者で攻撃するのは、言葉の暴力です。訴えないからと言って、その状況に甘んじているとは限らなくて、言わないのか言えないのか、それはその人の性格だったり個性だったりします。別に、障碍があるわけではなくて……。 だから、僕達はいつも皆さんの様子に気を配っているんです。保育園の先生も、園児に対して同じじゃないんですか?」 「兄ちゃん……」 「やぁ、スミマセン、すっかり長居しちゃいました。じゃあ、僕はこれで!」 究太郎は言いたいことだけ言うと、そそくさと園舎を出て行った。 旺次郎は門まで見送った。 「ゴメン、オレ、ちょっと言い過ぎた……」 門から自転車を出そうとして、究太郎は俯いて言った。 きっと、本当に嫌な思いをしたのだろう。 「いや、兄ちゃんが言わなかったら、オレが怒鳴ってた」 「そっか……。良かった、お前はそういう先生で」 「オレも。兄ちゃんがそういうお巡りさんで良かった」 珍しく、お互いを褒めて笑った。 なんだかくすぐったい。 「あの男の子がね。見る見る悲しそうな目になってったんだ。他の先生達の言ってることや、様子が全部解ってるんだなって」 「そうだよ。アイツは、出来ることは少ないけど、オレらが言うことは大体理解出来てるんだ」 「そっか~。じゃあ、出来た時には、思いっきり褒めてやれよ」 「言われないでもやってるわボケ!」 「でもね、他の先生方の気持ちも解るんだ。あの人達はあの人達で、あの子のことを心配してるんだよね」 「うん……」 「まぁ、あの心配の仕方だと、本人やお母さんは、かえって傷ついてそうだけどね。他の子が出来るのにあの子だけ出来ないって、そんなに悪いことなのかな。それって、あの子の個性なんじゃないかな」 「だと思う……。オレが言うのも何だけど、やっぱり手が足りねぇんだ。良くも悪くも目立つ子は手が掛かっちまう。だから、平均的な子と違う子は、もう……障害児扱いなんだ」 『障害児』という言葉を言いたくなくて、少し言いよどんだ。 あれが出来る、これが出来ないというのは、単なる個人の個性だ。 そして、保育園なんて個性の坩堝のような場所である筈で。 保育園や学校が個人の個性を否定したら、どこで受け入れられると言うのだ。 「うーん、世知辛いね……」 「ああ」 「オレさ、あんなこと言っちゃって、後でお前の立場が悪くならなきゃいいんだけど……」 「ん? ああ、大丈夫だろ」 「でも、お前があそこで怒鳴るよりはずっといいと思って」 「そうだな、サンキュー。オレが言うより、関係ない人間に言ってもらった方がいいかも」 「そう言ってもらえると助かるよ。ありがと。んじゃ、オレは本当に行くよ」 「おう、しっかり働いて来い!」 「言われないでもやってるよボーケ♪」 普段言っているようなことを言われて、旺次郎はムッとした。 だから、走って行く自転車に向かって、 「てめぇっ、帰ったら覚えてろっ!」 「今日、オレ、当番だから帰らないも~ん」 究太郎は手を振りながら遠ざかって行った。 -*-*- 夕方6時を回ったところで、園児達は全員帰宅した。 新年の営業が始まった会社でも、まだ本調子ではないのだろう。 保育の人数も少なかったことだし、今日は迎えのトラブルなどもなく、あっさりと園の鍵を締めることが出来た。 普段だったら、園の帰りにスーパーに寄って食材を買って帰るところなのだが、今日は兄が居ないので凝ったものを作るつもりはない。 自分独りなので、昨夜のカレーを温めて食べようと思った。 それはそれとしても、昼間のこともあるので、コンビニで軽食を買って兄に届けようと思った。 そんなことで、少しでも感謝の気持ちを表そうと思ったのだ。 交番に寄ってみると、ちょうどパトロールから戻ったらしく、室内にはまだコートを着たままの兄の姿を見つけた。 「おーい、お巡りサ~ン」 引き戸を開けて声を掛けると、 「やぁ、旺次郎。どうしたの?」 コートのボタンに手を掛けたまま、究太郎は振り返った。 「おう、差し入れ持って来てやったぞ」 「やぁ、ありがとう! 珍しいね、何かあったの?」 「なんもねぇけどさ、なんとなく……」 「ふぅん……ちょっと待って。今帰って来たところでさぁ」 そう言いながらコートを脱いで、究太郎は手でパタパタと顔を仰いでいる。 「やぁ、この時期でもコート着て全力でチャリ漕いでるとあっついよねぇ~」 「原チャ使えよ……」 「チャリいいじゃん、チャリ。エコだし、健康にもいいしさ~」 「まぁいいけど……」 「あ、お茶でも飲む?」 「ん、ああ……」 奥の部屋でお茶を入れて戻って来た。 「ああ、兄ちゃん。昼間言ってた話だけどさ」 「昼間? 何だっけ??」 「ホラ、不審者情報のMLの話」 「ん? メーリングリスト?」 今日1番伝えようと思ったことを話しているのに、返事をする兄の様子がおかしい。 なんだか不安になってきた。 まさか、今日の昼間、たった6時間前に話したことをもう忘れてしまったのか? 「おう。あれさ、オレ対応出来っから、うちの園も入れさせてくれよ」 「メーリングリストに?」 「そう。昼間、園長に言ってたじゃねぇか。すんげぇ厭味タラッタラでよ」 「ああーーー! あれね」 「おう。どこで登録すりゃいいんだ? アドレス教えてくれよ」 「ああ、アドレスね、アドレス。ないよ」 「へ?」 「アドレスは、ないって」 「なくて、どうやって登録すんだよ?」 「登録なんて出来ないよ」 「何だそりゃ?」 兄の返事が解らないことだらけで不審に思っている旺次郎に、究太郎はあっさりと言う。 「だって、そんなMLなんて立ち上げてないもん」 「はぁっ?!」 「だから、そんなMLはないの」 「だって、兄ちゃん、散々言ってたじゃねぇかっ。他の園や学校は登録しました~とかなんとか」 「全部ウソ」 「ひでぇ……」 「まぁ~ね♪ 皮肉言ってやろうと思って、咄嗟にでっち上げた」 「ひでぇ……。お前、逮捕されっぞ」 「大丈夫でしょ、これくらい。方便方便」 などと、ぬけぬけと笑っていたが、究太郎は途端に表情を堅くして、 「あ……お前、ここに居ない方がいいかも……」 と、外を見てそわそわしだした。 「何だよ? 何があんだよ? 上司とかに見られたらマズイか?」 「いや、まぁそれは平気。犯人ですって言うから」 「っざけんなボケッ!」 「そうじゃなくって……あーーー、遅かった~~~……」 「なにっ?」 と、旺次郎が振り返る間もなく。 「お巡りさ~ん、こんにちは~!……って、キャーッ! 旺次郎さんっ♪」 「ゲッ……」 「いや~ん、今日は買い物に来なかったから、どうしたのかと思ってたんですよ~。でも、こんなとこで会えるなんて~!!」 「こんなとこ……。オレ、今日一晩居るのに……」 交番への闖入者・梨花の言葉に、今日当番の究太郎は傷ついているようだ。 が、そんなことに構っている余裕はない。 「じゃあ、兄ちゃん。オレ、帰……」 帰ろうと引き戸を開けようとしたが、思いとどまった。 ―ちょっと待て。今帰ったら、家までつけられる恐れがあるな……。コイツを先に帰すか……。 「やぁ、稲田堤さん、こんにちは。バイトの帰り?」 「はい、そうです~」 「何だよ、お前。兄ちゃんが居る時はいっつも来てんのか?」 「はい、大体!」 「お前なぁ~、そーゆーのやめろよな」 「やぁだぁ~、旺次郎さん、ひょっとして妬いてるんですか?!」 「はぁっ? 誰がっ!」 「やだぁ、あたしが好きなのは、あくまでも旺次郎さんですっ。お巡りさんは、伝言役っていうか~」 「ひでぇ……」 「いいんだよ……所詮、公僕なんて市民の役に立ってナンボだから……」 「つーか、お前、バイト終わったらサッサと帰れよっ!」 「じゃあ、旺次郎さん、一緒に帰りましょうよ~。それで、どっか寄ってきます?!」 「なんでそーなんだよ。どこに寄るっつーんだよっ」 そんなやり取りをしている間、究太郎はもう馬鹿馬鹿しくなって、お茶を飲み始めた。 さっきも暑いと言っていたので、喉が渇いていたのだろう。 「あー、そうですよねぇ……。どっちにしろ、あたしがまだダメだし……。あ、今日は最後まで出来ないですけど、キスくらいなら出来ますよっ!」 「ブーーーッ!!」 「きったねぇなぁ……しっかりしろよ、お巡りサン」 「ゴメンゴメン。だってさぁ……」 梨花の言葉にお茶を吹いた究太郎は、慌てて雑巾を持ち出して周りを拭いた。 「つーか、お前、何言ってんだよっ! しかも、そういう話題は時と場所を選べ!!」 「じゃあ、早く行きましょうよ~」 「あああ、もうーーーっ!……いい加減にしねぇと……」 余りに空気を読まない梨花に、旺次郎も腹が立った。 思わず立ち上がって、拳を握っていると。 「お前ら、いい加減にしなさいっ!」 珍しく究太郎が真面目な顔で大きな声を出した。 旺次郎も梨花も、肩を竦めて顔を見合わせた。 「2人共、そこに座りなさい!」 「はぁい……」 「まず、旺次郎! お前はその拳をどうするんだ?」 「え……どーもしねぇよっ」 「そうだ。すぐに殴れる体勢を作っちゃダメだ! まして、相手は女の子だろ。オレは今すぐ、お前を暴行未遂で現逮出来るんだぞ!」 「……チッ」 「それから君、稲田堤さん! 君は、旺次郎が暴力に訴えないからと言って、それをいいことに好き勝手言っちゃダメだ! 君のやってることは暴力に等しい!」 「はぁい……」 なんだか段々学校の道徳の時間のようになって来た。 普段大人しい割りに、こうなると究太郎の説教は長い。 これではいつになったら、昨夜のカレーが食べられるだろう、と旺次郎はうんざりする。 「次、旺次郎! お前が誰とどういう付き合いをしようが、お兄ちゃんは何も言わない。でもね、オレは今、お巡りさんだ! 答えの如何によっては、青少年保護育成条例違反で逮捕するよっ! その場合、2年以下の懲役を食らうことになるぞ!」 「そんなに……?」 梨花は驚いたように小さく呟いた。 究太郎の言葉に、まさかそんな罪になると初めて知ったのだろう。 反対に旺次郎は不貞腐れて言った。 「やってねぇよ……」 「じゃあ、『今日は』って何だよ?」 「知らねぇ。今日も昨日も一昨日も、これまで1回もそんなことはねぇーんだから」 「それは本当なの、稲田堤さん?」 「はい、本当です……。あたしはあってもいいんだけど……」 「はい、そこっ! 稲田堤さん、いい? 人を好きになるのは決して悪いことじゃない。その経験が、君を魅力的な女性に育ててくれることもあると思う。 でも、人を好きになるってことは、相手が居ることだよ。自分の感情だけを押し付けるのではなく、相手の気持ちとか都合や立場を思いやるのが、人を好きになるってことじゃないかな?」 「でもぉ~……それだといつまで経っても、あたしの気持ちとか解ってもらえないじゃないですかー」 「君のそういう行為を、一般的に『ストーカー行為』って言うんだ。聞いたことあるよね?」 「そんな……。あたしはただ、好きだから……」 「大抵の加害者はそう言うんだ。でも、性的関係を強要するのは立派なストーカー行為に当たる。もし、ここで旺次郎が被害届を出せば、君はストーカー加害者として警察署長からの警告を受けることになるんだよ」 「そんな~~~」 「更に言えば、君から迫って、まぁそういう関係になったとして、その時罰せられるのは旺次郎の方だ。そうなった場合、旺次郎はいろんなものを失うんだ。君は、好きな人がそうなってもいいの?」 究太郎の説明に、梨花は下を向いて首を横に振った。 恐らく、そこまで深く考えていなかったというのが現実だろう。 「ああ、もう1つ付け加えるなら。君は今まで、職務中のオレのところに私用で来てたよね。あれは公務執行妨害と言って、立派な罪になるんだよ」 「はい、ごめんなさい……」 「解ればよろしい♪」 素直に謝る梨花に、究太郎も今はニッコリと満足そうに笑った。 こうして見ると、もういつもの兄だ。 さっきまでの剣幕とは大違いだ。 「すげぇ……。兄ちゃんって、こんなに喋れたんだな……」 「まぁ~ね。あ~、面白かった♪」 「何だよ、面白いって……」 弟の感心に、究太郎は得意そうに頷くと、 「さて、じゃあ……」 と言って、先程脱いだばかりのコートを着込み、引き戸に吊るしてある札を『パトロール中』に裏返した。 「2人共、もう帰りなさい。稲田堤さんは、オレが送って行くから」 「え……。旺次郎さんじゃダメですか……?」 「うん、ダメ♪ 今日のところは諦めなさい」 究太郎はニッコリ笑ってダメ出しをしている。 なんとなく嬉しそうに見えるのは何故だろう。 ともかく、やっぱり兄は性格が悪いと思った。 究太郎のダメ出しにしゅんとしている梨花は、最後に旺次郎に向き直った。 「あの……いろいろとごめんなさい……。あたし、そんなに大変なことになるって思ってなくて……」 「おう……まぁ、いいってことよ」 「あの……またお店とか道で会った時には、声掛けていいですか?」 「ああ、いいぜ」 「ありがとうございますっ!」 梨花の表情も明るくなって、深々と頭を下げた。 その時、究太郎が自転車を回して来て、2人に声を掛けた。 「さぁ、行くよ。旺次郎も気をつけて、差し入れありがと」 「おう、オレもありがとう、いろいろと……」 「いいっていいって」 「兄ちゃんも、ちゃんと仕事してんだな……」 「あったり前だって、ボーケ♪」 機嫌の良さそうな兄の言葉にムカつきながら、旺次郎はアパートに向かった。 やっとカレーが食べられる。 歩いている間、梨花は元気がなかった。 「さっきの話、いろいろビックリしたでしょ?」 「は、はい……」 「人と関わっていくって、こういうことなんだよ」 「はぁ……」 言葉では頷いていながら、別のことを考えているようだった。 「あたし、お巡りさんは、あたしの味方だと思ってました」 「オレは誰の味方でもないよ。旺次郎だからって特別扱いしないし」 「でも、あたしが頼んだこととか、旺次郎さんに伝えてくれたんでしょう?」 「うん。それは、君への恩があるから。旺次郎のサイフを届けてくれたり、怪我のお見舞いに来てくれたり。君がまず旺次郎に与えてくれるものがあったから、君も旺次郎から受け取るものがあってもいいと思ったんだ」 「そっか~」 「だけど、君と旺次郎が会っている間のことはモチロン知らないし。それは2人の責任だよね。そこで、君は旺次郎に何かを求めるばっかりだったんじゃないのかな? また会って欲しいとか、付き合いたいとか」 「はぁ……。でも、好きだったら、誰だってそう思いますよね?! もっと会いたいし、付き合いたいし、いろんなことしたいし」 ムキになる梨花の言葉に究太郎は思わず微笑まれた。 「何ですか? なんで笑うんですか?!」 「いや……。稲田堤さんは、『恋』をしてるんだねぇ~」 「な、何を今更……。お巡りさんだって、もう知ってるでしょっ」 「『恋』ってね、下心なんだよ」 「何ですか、それ?」 「漢字を書いてごらん。下に心があるだろ。『愛』って漢字は真ん中にある真心なんだって」 「はぁ……?」 「だから、自分中心であれがしたい、これがしたい、ああして欲しい、こうして欲しいって思ってるうちは、『恋』なんだって。 反対に、自分の希望だけではなく、相手のために何かをしてあげたいって思うようになったら、『愛』になるんだって」 「うーん……」 噛んで含めるように話してやっても、まだ理解出来ないようだ。 まぁ、それも仕方がないだろう。この歳で解られても気味が悪い。 「兄としてね、自分の弟を好きになってくれるのは、すごく嬉しいよ。でもさ、旺次郎はああ見えて大人なんだ。見た目もああだし、口も悪いし、すぐにイライラするけど、仕事も立場もある大人なんだ。 そういうのを考えて、旺次郎のことを思い遣ることが出来るようになると、その時に本物になるんだろうね」 「うん……」 そんな話をしている間に、梨花の家に到着した。 「君がそういう女性になったら、その時は旺次郎の君を観る目も変わるかもしれないし、ひょっとしたらその頃には……」 「はい……解りました! 頑張りますっ!」 「あ、そう……頑張るんだ……?」 「はいっ! 今日のお巡りさんの説明で、どっからがヤバイのかとか解りましたしっ。ありがとうございましたっ」 「あ、いいえ……どういたしまして……」 元気に手を振って家に入っていく梨花に、究太郎は力なく手を振った。 「ひょっとしたらその頃には、別の人を好きになってるかも知れないね」 と言おうとしたのに、そこまで言えなかった。 まだ暫く弟は追いかけられるのかなぁ、と気の毒にも微笑ましくも思える。 自転車の向きを変えてサドルに腰を下ろして漕ぎ出した。 先程かいた汗が、夜風に当たって冷えて寒い。 ―喉いた……。ちょっと喋り過ぎたかな。 もう暫く、あんなに喋らなくてもいいと思った。 (了)
https://w.atwiki.jp/denpakouryku/pages/31.html
うねえもん キャラクター紹介 コ↑コ↓ではうねえもんに登場するキャラクター紹介をするよ。 (キャラ作るときはその声をやる人(誰でもok)とキャラの作者(パロディとかなら元作者を原作者としてのせる)をのせよう) 野比のび太家の子(野比ブーケバグ) cv.ほしほしおお 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー 鳥鳥太家の子(鳥コ↑コ↓) cv.ココ 作者 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー うねえもん cv.かわさき 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー 近所の人 cv.山口太郎 作者 カッシー L|亅[] 太良卩 cv.山口太郎の中の人 作者 カッシー ウラミ cv.かわさき 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー おねぇもん cv.かわさき 作者 ジンギスカン 守星嶽 cv.エリーとハリーとハリー・ポッター 作者 ジンギスカン 出川 哲良月 cv.ラタ&出川哲朗 原作者 出川哲朗 作者 ジンギスカン シ原 青争香 cv.L.B 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 ジンギスカン 岡リ日ヨ TA・KE・SHI☆ cv.かわさきの弟 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー 野比のび太家の子(本当の未来の姿) cv.カクタ 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー 野比のび太家の子の子(野比ふきびき) cv.マルオ 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー ベイマッ薬 cv.ブーケ・バーグ 原作者 ディズニー(多分) 作者 カッシー カッシー←え cv.カッシー 作者 カッシー うねえもん2号 cv.無課金TV 作者 カッシー 機械かわさき cv.無課金TV 作者 カッシー ダニエル・エンジェル cv.船越英一郎 作者ジンギス完 例のあの人 cv.例のあの人 作者 カッシー ジンギス完 cv.ジンギス完 作者ジンギス完 キャシー cv.ベッキー 作者ジンギス完 コメント 野比のび太家の子(野比ブーケバグ) cv.ほしほしおお 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー テストは0点。運動もできない普通の小学5年生。めがねは遺伝による近眼が原因でつけている(母の野比じえるもめがねをかけている。)。野比のび太家の子は電波人間のRPGFREEに登場するノビノビタケノコからとった名前で、野比のび太はお父さんの名前。野比のび太家の子の本名は織田信長である←は?×99。間違えた、野比のび太家の子の本名は野比ブーケバグである。名前がカタカナなのでハーフに間違われることが多いが実際は日本人×日本人である。 鳥鳥太家の子(鳥コ↑コ↓) cv.ココ 作者 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー 成績は普通(テストは70~80位)。運動も普通な小学5年生。野比ブーケバグの孫である。なぜおじいちゃんと名字が違うかって?それは鳥鳥太家の子のお母さんが自分の名字に無理やり変えたから。お年玉は野比のび太家の子が残した多額の借金でもらえないのです。本名は鳥コ↑コ↓である。ハーフじゃない。未来から野比のび太家の子がつくった過去を変えに来た。 うねえもん cv.かわさき 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー うねえもんは秘密道具をたくさんもっているかわさき型ロボット。うねえもんの誕生日は10月9日。 妹は今後出てくるよ。お楽しみに!うねえもんは鳥鳥太家の子の専属ロボット兼子守りロボット。 うねえもんには兄と妹がいます 近所の人 cv.山口太郎 作者 カッシー 近所のおじさん。名前は山口太郎。ときどき野比のび太家の子の前に現れてはトイレに行きたいという謎のおじさん。かなりお年寄りで推定140歳。 Lvは380。 L|亅[] 太良卩 cv.山口太郎の中の人 作者 カッシー 近所のおじさん「山口太郎」の中の人。とはいっても本当に山口太郎に中の人が存在するのかは不明。 ウラミ cv.かわさき 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー うねえもんの妹。なぜこんな名前か?その理由がわかるこのキャラの制作者の話がコ↑レ↓ ウラみとなった理由は、某猫型ロボットの名前がドラミだからである。ただウネミだと物足りないのでウラミにしました ちなみにウラみはある人をいつも恨んでひまがあったらストーカーしています。 そのある人は今後でてきます。カミングスーン。 おねぇもん cv.かわさき 作者 ジンギスカン うねえもんの兄こちらもかわさき型ロボット オネェである なぜか昔ガーディアンでもないくせにガーディアンに入ってたが脱退された 怒らせたらやばい 自分はうねえもんのライバルだと言う こちらは秘密道具じゃなくて秘具棒と言うのを持っており 困ったときに触れると解決するチートアイテム 守星嶽 cv.エリーとハリーとハリー・ポッター 作者 ジンギスカン バトルしているとたまに出てくる変な人 敵か味方か分からない 歴史の教科書にいる こいつは星しか守らない 野比のび太家の子を選ばれし者と言って 暇なときにバトルを見るらしい 本名は ジョン・レノ`/ 外国人 出川 哲良月 cv.ラタ&出川哲朗 原作者 出川哲朗 作者 ジンギスカン とても優しいおじさん アイスをくれる うねえもんが出すなにかの泉に落ちて汚者になったことがある 岡リ日ヨ TA・KE・SHIの父でもある 2つの声を持っている シ原 青争香 cv.L.B 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 ジンギスカン GoMiiverseの荒らし軍団長 なにかあったらすぐに殴り掛かってくる 野比のび太家の子がこのまま頭が悪くなっていたら こいつと結婚するかもしれない よくこの人は野比のび太家の子の風呂場に来る。そして野比のび太家の子は怒る。 岡リ日ヨ TA・KE・SHI☆ cv.かわさきの弟 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー 太っている。体重は推測で約50t。いつもラップ調で話す。 本人はいつもこう言っている。↓ お前のものはお前のものだYO!俺のものはお前のものだYO! ↑のように自分のものは全てリサイクルしたりオークションにだしてあげてしまう(お金も)。 実は総理大臣とメールでつながっている。Gメールです。 野比のび太家の子(本当の未来の姿) cv.カクタ 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー うねえもん達が過去を変えないままの姿である。シ原青争香と結婚したためいつも殴り飛ばされている。 頭が悪い。だが電波人間の世代限界を上げる能力は健在である。野比ふきびきという子供をもつ。 野比のび太家の子の子(野比ふきびき) cv.マルオ 原作者 藤子・F・不二雄先生 作者 カッシー 野比のび太家の子の子供なので野比のび太家の子の子という名前になった。本名は野比ふきびき。 この人は鳥花子と結婚し、無理やり名字を鳥にされた。その結果、生まれた子供は鳥コ↑コ↓になった。 ベイマッ薬 cv.ブーケ・バーグ 原作者 ディズニー(多分) 作者 カッシー 自称新型ロボットのおじさん。第4話で登場。 カッシー←え cv.カッシー 作者 カッシー このお話の原作者。ときどき野比のび太家の子の周りにいる。(自分の名前を出演させてもokです) うねえもん2号 cv.無課金TV 作者 カッシー うごメモ版で登場予定。うねえもんの未来の姿。 機械かわさき cv.無課金TV 作者 カッシー うねえもんシリーズが製造されるまで大量製造されていた未来のロボット。機械かわさきはうねえもんより機能が多かったがその知能が悪影響を呼び製造停止となった。機械かわさきの一人がうねえもんを恨み機械かわさき軍としてロボット戦争を起こした。うごメモ版で登場予定。(うごメモに進出予定です。作りたい人はコメント等で言ってください。) ダニエル・エンジェル cv.船越英一郎 作者ジンギス完 ノーコメント ダニエル・エンジェル「おい!」 完全オリジナル 例のあの人 cv.例のあの人 作者 カッシー この人は名前を言ってはいけない禁断の人物。 あ、一応言っておきますがハ○ーポ○ターの例のあの人とはいっさい関係ありませんよ!? 関係ないですからね!? ジンギス完 cv.ジンギス完 作者ジンギス完 2つのモードがある 下痢色の初恋・ジンギス完 下痢色の終恋・ジンギス完 がある キャシー cv.ベッキー 作者ジンギス完 本名キャサリン・エンジェル ダニエルの孫娘である ダニエルよりちょっと強いが特殊能力は無いそうだ ちなみに父は今後出てくるよお楽しみに コメント 名前
https://w.atwiki.jp/576323/pages/44.html
第1話「Chapter. 1桐山 零」「Chapter. 2河沿いの町」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 幸田香子:井上麻里奈 幸田柾近:大川透 林田高志:櫻井孝宏 おばあちゃん:小夏ゆみこ おばあちゃん:有川知江 川本相米二:千葉繁 記者:利根健太朗 記者:三宅貴大 アナウンサー:瀧内泉 第2話「Chapter.3 あかり」「Chapter.4 橋の向こう」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 川本相米二:千葉繁 花岡:上田燿司 花屋のおばさん:平ますみ 第3話「Chapter.5 晴信」「Chapter.6 夜空のむこう」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 川本相米二:千葉繁 花岡:上田燿司 二海堂晴信(小学生):三瓶由布子 第4話「Chapter.7 ひな」「Chapter.8 ブイエス」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 高橋勇介:細谷佳正 花岡:上田燿司 山本:柳田淳一 野球部員:中島ヨシキ 祖母:大地葉 第5話「Chapter.9 契約」「Chapter.10 カッコーの巣の上で 」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 幸田香子:井上麻里奈 幸田柾近:大川透 桐山零(幼少期):内山夕実 零の父:利根健太朗 零の祖父:中博史 美咲:根谷美智子 犬:小林ゆう 幸田の妻:中根久美子 貴和子の夫:宮崎寛務 親族:有川知江 第6話「Chapter.11 神さまの子供(その①)」「Chapter.12 神さまの子供(その②)」 「Chapter.13 神さまの子供(その③)」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 幸田香子:井上麻里奈 林田高志:櫻井孝宏 川本相米二:千葉繁 高橋勇介:細谷佳正 桐山零(幼少期):内山夕実 将棋関係者:利根健太朗 将棋関係者:宮崎寛務 第7話「Chapter. 14 大切なもの。大切なこと。」「Chapter. 15 将棋おしえて」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 川本相米二:千葉繁 二海堂晴信:岡本信彦 高橋勇介:細谷佳正 高橋の父:利根健太朗 女流棋士:安野希世乃 歩ニャー:野中藍 王さまニャー:白石涼子 第8話「Chapter.16 面影」「Chapter.17 遠雷1」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 川本相米二:千葉繁 二海堂晴信:岡本信彦 幸田香子:井上麻里奈 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 歩ニャー:野中藍 香車ニャー:阿澄佳奈 桂馬ニャー:井口裕香 銀将ニャー:白石涼子 女流棋士:安野希世乃 花岡:上田燿司 第9話「Chapter.18 遠雷2」「Chapter.19 遠雷3」 桐山零:河西健吾 幸田香子:井上麻里奈 松永正一:西村知道 宮乃川店員:有川知江 記録係:利根健太朗 第10話「Chapter.20 贈られたもの1」「Chapter.21 贈られたもの2」 桐山零:河西健吾 幸田香子:井上麻里奈 林田高志:櫻井孝宏 幸田柾近:大川透 安井学:岩田光央 桐山零(幼少期):内山夕実 棋士:木島隆一 棋士:村上裕哉 第11話「Chapter.22 ゆく年」「Chapter.23 くる年」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 川本相米二:千葉繁 幸田柾近:大川透 美咲:根谷美智子 桐山零(幼少期):内山夕実 TV音声:利根健太朗 第12話「Chapter. 24対岸にあるもの」「Chapter. 25黒い河①」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 幸田香子:井上麻里奈 後藤正宗:東地宏樹 辻井武史:中村悠一 三角龍雪:杉田智和 横溝億泰:阪口大助 松本一砂:木村昴 龍のニャー:阿澄佳奈 将棋連盟職員:拝真之介 神宮寺崇徳:玄田哲章 第13話「Chapter. 26黒い河②」「Chapter. 27扉の向こう」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 幸田香子:井上麻里奈 島田開:三木眞一郎 二海堂晴信:岡本信彦 三角龍雪:杉田智和 いちご:西明日香 記録係:利根健太朗 後藤正宗:東地宏樹 第14話「Chapter. 28まぶしい闇」「Chapter. 29ほんの少しの水」 桐山零:河西健吾 二海堂晴信:岡本信彦 島田開:三木眞一郎 三角龍雪:杉田智和 林田高志:櫻井孝宏 いちご:西明日香 クラスメイト:利根健太朗 クラスメイト:岩中睦樹 クラスメイト:天﨑滉平 第15話「Chapter.30 月光」「Chapter.31 自我のカタマリ」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 幸田香子:井上麻里奈 林田高志:櫻井孝宏 島田開:三木眞一郎 二海堂晴信:岡本信彦 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 川本相米二:千葉繁 二海堂晴信(小学生):三瓶由布子 桐山零(幼少期):内山夕実 後藤正宗:東地宏樹 横溝億泰:阪口大助 従業員:利根健太朗 第16話「Chapter. 32空を駆ける」「Chapter. 33坂の途中」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 島田開:三木眞一郎 林田高志:櫻井孝宏 重田盛夫:津田健次郎 野口英作:うえだゆうじ 泉田:高岡瓶々 放科部員:利根健太朗 放科部員:岩中睦樹 放科部員:青山耕平 川本相米二:千葉繁 第17話「Chapter. 34銀の糸」「Chapter. 35水面」 「Chapter. 36青い夜の底」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 幸田香子:井上麻里奈 幸田柾近:大川透 島田開:三木眞一郎 重田盛夫:津田健次郎 林田高志:櫻井孝宏 司会者:利根健太朗 神宮寺崇徳:玄田哲章 第18話「Chapter.37 奔流」「Chapter.38 経る時」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 幸田香子:井上麻里奈 林田高志:櫻井孝宏 重田盛夫:津田健次郎 島田開:三木眞一郎 ガンコなニャーさん:井口裕香 もっとガンコなニャーさん:三瓶由布子 講師:高橋伸也 第19話「Chapter.39 夜を往く」「Chapter.40 京都(1)」 桐山零:河西健吾 島田開:三木眞一郎 宗谷冬司:石田彰 三角龍雪:杉田智和 島田の祖父:堀越富三郎 お年寄り:利根健太朗 お年寄り:高橋伸也 同級生:猪股慧士 アナウンス:大地葉 神宮寺崇徳:玄田哲章 第20話「Chapter. 41京都②」「Chapter. 42京都③」 桐山零:河西健吾 二海堂晴信:岡本信彦 島田開:三木眞一郎 宗谷冬司:石田彰 藤本雷堂:大塚明夫 辻井武史:中村悠一 三角龍雪:杉田智和 島田の祖父:堀越富三郎 島田の父:高橋伸也 記者:山本格 司会:利根健太朗 食堂の従業員:大地葉 神宮寺崇徳:玄田哲章 第21話「Chapter. 43桜の花の咲く頃」「Chapter. 44小さなつぶやき」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 川本相米二:千葉繁 二海堂晴信:岡本信彦 島田開:三木眞一郎 辻井武史:中村悠一 横溝億泰:阪口大助 花岡:上田燿司 泉田:高岡瓶々 おじいさん:利根健太朗 おじいさん:高橋伸也 おばあちゃん:有川知江 司会:中根久美子 神宮寺崇徳:玄田哲章 第22話「Chapter. 45新学期」「スピンオフncファイター」 桐山零:河西健吾 二海堂晴信:岡本信彦 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 林田高志:櫻井孝宏 野口英作:うえだゆうじ 幸田柾近:大川透 小学校の先生:利根健太朗 金田:大地葉 生徒:岩中睦樹 生徒:宮城志紀人 生徒:長縄まりあ 生徒:日野まり 零(幼少期):内山夕実 第23話「Chapter. 46西陽」「Chapter. 47ラムネ」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 神宮寺崇徳:玄田哲章 柳原朔太郎:大塚芳忠 隈倉健吾:竹内良太 林田高志:櫻井孝宏 野口英作:うえだゆうじ 太田:利根健太朗 金将・と金ニャー:野中藍 王さま・銀将ニャー:白石涼子 クロちゃん:茅野愛衣 ミケちゃん:花澤香菜 第24話「Chapter. 48混沌」「Chapter. 49隈倉」 桐山零:河西健吾 幸田香子:井上麻里奈 二海堂晴信:岡本信彦 隈倉健吾:竹内良太 後藤正宗:東地宏樹 辻井武史:中村悠一 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 記者:高橋伸也 聞き手:安野希世乃 アナウンサー:利根健太朗 柳原朔太郎:大塚芳忠 神宮寺崇徳:玄田哲章 第25話「Chapter. 50六月」「Chapter. 51てんとう虫の木①」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 隈倉健吾:竹内良太 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 有本:中博史 零(幼少期):内山夕実 香子(幼少期):井上麻里奈 棋士:利根健太朗 クロちゃん:茅野愛衣 ミケちゃん:花澤香菜 シロちゃん:久野美咲 川本相米二:千葉繁 第26話「Chapter.52 てんとう虫の木②」「Chapter.53 てんとう虫の木③」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 川本相米二:千葉繁 高城めぐみ:悠木碧 佐倉ちほ:西明日香 高師:安野希世乃 木村:森永千才 ひなたの担任:大原さやか 体育教師:利根健太朗 第27話「Chapter.54 想い」「Chapter.55 告白」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 川本相米二:千葉繁 林田高志:櫻井孝宏 教師:高橋伸也 生徒の親1:長妻樹里 生徒の親2:利根健太朗 女子生徒:森永千才 第28話「Chapter.56 小さな世界」「Chapter.57 手紙」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 高橋勇介:細谷佳正 横溝億泰:阪口大助 神宮寺崇徳:玄田哲章 高城めぐみ:悠木碧 高師:安野希世乃 木村:森永千才 ひなたの担任:大原さやか 体育教師:利根健太朗 将棋連盟職員:高橋伸也 第29話「Chapter.58 梅雨の始まり」「Chapter.59 蜂谷」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 二海堂晴信:岡本信彦 三角龍雪:杉田智和 川本相米二:千葉繁 美咲:根谷美智子 柳原朔太郎:大塚芳忠 蜂谷すばる:吉野裕行 ひなたの担任:大原さやか 記録係:利根健太朗 女性1:森永千才 女性2:中根久美子 第30話「Chapter.60 真昼の月」「Chapter.61 冒険者たち」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 二海堂晴信:岡本信彦 林田高志:櫻井孝宏 島田開:三木眞一郎 横溝億泰:阪口大助 神宮寺崇徳:玄田哲章 花岡:上田燿司 二海堂晴信(小学生):三瓶由布子 ひなたの担任:大原さやか 師匠:利根健太朗 来場者:高橋伸也 司会:中根久美子 第31話「Chapter.62 王国(1)」 「Chapter.63 王国(2) 」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 林田高志:櫻井孝宏 島田開:三木眞一郎 横溝億泰:阪口大助 神宮寺崇徳:玄田哲章 高橋勇介:細谷佳正 花岡:上田燿司 山崎順慶:安元洋貴 二海堂晴信(小学生):三瓶由布子 ひなたの担任:大原さやか 司会:中根久美子 棋士1:利根健太朗 棋士2:高橋伸也 棋士3:土田玲央 第32話「Chapter.64 銀の羽根」 「Chapter.65 川景色」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 幸田香子:井上麻里奈 川本相米二:千葉繁 美咲:根谷美智子 山崎順慶:安元洋貴 友人1:利根健太朗 友人2:高橋伸也 友人3:伊達忠智 第33話「Chapter.66 陽のあたる場所」 「Chapter.67 小さな世界」 桐山零:河西健吾 川本ひなた:花澤香菜 林田高志:櫻井孝宏 三角龍雪:杉田智和 松本一砂:木村昴 島田開:三木眞一郎 横溝億泰:阪口大助 神宮寺崇徳:玄田哲章 後藤正宗:東地宏樹 野口英作:うえだゆうじ 柳原朔太郎:大塚芳忠 櫻井岳人:小野大輔 校長:楠見尚己 教頭:伊丸岡篤 生徒会の生徒:高橋伸也 記者:利根健太朗 第34話「Chapter.68 黒い霧」 「Chapter.69 光」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本相米二:千葉繁 川本美香子:高橋美佳子 高城めぐみ:悠木碧 国分:立木文彦 高城の母:新井里美 ひなたの担任:大原さやか 生徒1:長妻樹里 生徒2:森永千才 生徒3:利根健太朗 第35話「Chapter.70 小さな手のひら」 「Chapter.71 日向」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 島田開:三木眞一郎 高城めぐみ:悠木碧 佐倉ちほ:西明日香 国分:立木文彦 高師:安野希世乃 木村:森永千才 川島:長妻樹里 第36話「Chapter.72 流れていくもの」 「Chapter.73 白い嵐(1)」 桐山零:河西健吾 二海堂晴信:岡本信彦 林田高志:櫻井孝宏 島田開:三木眞一郎 横溝億泰:阪口大助 神宮寺崇徳:玄田哲章 柳原朔太郎:大塚芳忠 櫻井岳人:小野大輔 宗谷冬司:石田彰 重田盛夫:津田健次郎 アナウンサー:利根健太朗 来場者:高橋伸也 コンシェルジュ:小林康介 レセプタント:西田望見 仲居:中根久美子 第37話「Chapter.74 白い嵐(2)」 「Chapter.75 白い嵐(3) 」 「Chapter.76 白い嵐(4)」 桐山零:河西健吾 二海堂晴信:岡本信彦 林田高志:櫻井孝宏 島田開:三木眞一郎 横溝億泰:阪口大助 神宮寺崇徳:玄田哲章 柳原朔太郎:大塚芳忠 櫻井岳人:小野大輔 宗谷冬司:石田彰 重田盛夫:津田健次郎 遠野:清川元夢 関係者1:利根健太朗 関係者2:高橋伸也 関係者3:伊達忠智 関係者4:小林康介 店員:森永千才 第38話「Chapter.77 白い嵐(5)」 「Chapter.78 再始動」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 二海堂晴信:岡本信彦 三角龍雪:杉田智和 島田開:三木眞一郎 宗谷冬司:石田彰 神宮寺崇徳:玄田哲章 重田盛夫:津田健次郎 青野:高橋伸也 フロント:西田望見 第39話「Chapter.79 焼野が原(1)」 「Chapter.80 焼野が原(2) 」 桐山零:河西健吾 二海堂晴信:岡本信彦 島田開:三木眞一郎 神宮寺崇徳:玄田哲章 柳原朔太郎:大塚芳忠 がんちゃん:中尾隆聖 中村:利根健太朗 記者:杉崎亮 関係者1:高橋伸也 関係者2:小林康介 第40話「Chapter.81 焼野が原(3) 」「Chapter.82 焼野が原(4) 」 桐山零:河西健吾 二海堂晴信:岡本信彦 島田開:三木眞一郎 神宮寺崇徳:玄田哲章 柳原朔太郎:大塚芳忠 がんちゃん:中尾隆聖 後藤正宗:東地宏樹 司会:利根健太朗 記者:杉崎亮 関係者1:高橋伸也 関係者2:小林康介 関係者3:関幸司 第41話「Chapter.83 ここにいること」「Chapter.84 夏休み(1)」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 川本美香子:高橋美佳子 川本彩:大地葉 高橋勇介:細谷佳正 高城めぐみ:悠木碧 佐倉ちほ:西明日香 国分:立木文彦 高城の母:新井里美 小見川:下山吉光 第42話「Chapter.85 夏休み(2)」「Chapter.86 あたらしい年」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 川本相米二:千葉繁 川本美香子:高橋美佳子 林田高志:櫻井孝宏 野口英作:うえだゆうじ 咲坂:高橋伸也 将棋部員:中島ヨシキ 第43話「Chapter.87 経る時」「Chapter.88 春が来る」 第44話「もうひとつの家」「Chapter.89 三月町の子」 桐山零:河西健吾 川本あかり:茅野愛衣 川本ひなた:花澤香菜 川本モモ:久野美咲 川本相米二:千葉繁 幸田香子:井上麻里奈 幸田柾近:大川透 林田高志:櫻井孝宏 川本美香子:高橋美佳子 美咲:根谷美智子 高橋勇介:細谷佳正 川本彩:大地葉 高城めぐみ:悠木碧 佐倉ちほ:西明日香 国分:立木文彦 高城の母:新井里美 小見川:下山吉光 幸田の妻:島本須美 医者:上別府仁資 高橋の祖父:利根健太朗 キムラのおばちゃん:中根久美子
https://w.atwiki.jp/ninchishou/pages/30.html
パーキンソン病・パーキンソン症候群 パーキンソン病は、脳神経系の病気の中でもっとも患者数の多いもののひとつです。 日本全国で10万人以上の患者が存在すると思われます。 残念ながらパーキンソン病の原因はいまだに詳しくわかっていません。 そのため完治は難しい病気です。 加齢とパーキンソン病の関係 実は年を取ると誰でもパーキンソン病になる可能性があります。 多くの研究から10歳年を取るごとに平均10%程度のドーパミンニューロンが死んでいくことがわかっています。 大体正常の20%位にドーパミンニューロンが減ってしまうと症状が出ると言われています。 単純に、20歳のときを100%だとして計算すると、100歳で私たちの殆どがパーキンソン病になることになります。 実際、私たちが持つ「お年寄り」のイメージを極端に表現すると、パーキンソン病患者そっくりになります。 万事がスローで、物覚えが悪くなり、ちょっと前かがみになって歩き、転びやすく、震えが来たりするのはドーパミンが減少していることと無関係ではありません。 そういう意味でいえば、パーキンソン病は一部の不幸な人の病気ではありません。 私たちが元気で活動的な老後を送るためにも、パーキンソン病の原因を突き止めることは重要なことなのです。 パーキンソン病ってなに? パーキンソン病は、19世紀のはじめに、イギリスのジェームズ・パーキンソンという医師が最初に報告したことから、この名前がつきました。 パーキンソン病は、まず手足のふるえが50歳過ぎごろから目につくようになります。 そして、ゆっくりとし病状が進行するのが普通です。 パーキンソン病の一般的な経過は体の片側から症状が始まる場合が多く(1度)1~2年で両側(2度)そしてバランスが悪くなり(3度)進行すると介助なしでは日常生活ができなくなり(4度)ついに寝たきりになる(5度)こともあります。 しかし、40歳前に発症する若年性パーキンソン病や、70歳を過ぎてからの発病もあります。 病気の進行具合も、比較的早い場合もあれば、10年以上たってもあまり悪化しない場合もあります。 パーキンソン病は治療の進歩が著しく、一般には天寿をまっとうできる病気です。 基底核の神経細胞が減り、運動失調に 基底核というのは、体のバランスをとったり、運動を調節するのに重要な役割をしています。 中脳黒質(こくしつ)という部分があり、ここの神経細胞ではドーパミンという重要な神経伝達物質をつくって基底核に連絡します。 パーキンソン病になると、この神経細胞が減ってドーパミンの産生が少なくなります。 そして、神経間の情報伝達がうまくいかなくなり、運動が下手になるのです。 しかし、黒質細胞がどうして減るのか正確な原因はわかっていません。 ふるえ・固縮・無動・バランスの悪さが出る パーキンソン病になると、ふるえが出ます。それとともに四肢の筋肉がかたくなります。 筋肉がかたくなってしまうと関節の動きも円滑でなくなり、無理に動かすと歯車のようなガクガクした動きになります。 運動の速さは低下し、運動の量も減り、じっとしている傾向が目立ちます。 この「手足のふるえ(振戦)」、「筋肉のこわばり(固縮)」、「動きが乏しくなる(無動)」、「バランスが悪くなる」という4つの症状がこの病気の特徴です。 これらに伴い無表情、低い声、言葉の不明瞭さ、字がうまく書けない(小字症[しようじしよう])、動作開始の遅さ、姿勢を保つことの困難さ、歩きにくさなどが出てくることになります。 パーキンソン症候群ってなに? 原因がわからないことを医学用語では「特発性」といいますが、特発性にパーキンソン症状が出る代表がパーキンソン病です。 このほかには、線条体黒質変性症(せんじようたいこくしつへんせいしよう)、進行性核上性麻痺(しんこうせいかくじようせいまひ)などの難病があります。 これに対して、何か原因がある場合、例えば多発性脳梗塞(たはつせいのうこうそく)などの脳の血管障害でも同じような症状が出ます。 また、いくつかの薬の副作用でパーキンソン病と同じような症状が出ることもあります。 このように、パーキンソン病のような症状があらわれる疾患を総称し、パーキンソン症候群といいます。 薬で起こるパーキンソン症状というのは意外に多いので注意が必要です。 早期パーキンソン病の治療 残念ながらパーキンソン病の原因はいまだに詳しくわかっていません。 そのため完治は難しい病気です。 しかし、脳内で不足しているドーパミンを補うことで症状が軽くなることが分かっています。 ドーパミン自体を飲んでも脳内に達しないので、L-ドーパという前駆物質を服薬します。 L-ドーパは脳中でドーパミンに変化します。現時点では、これがもっとも理にかなった治療だといえます。 しかしL-ドーパ製剤は長期服薬すると効果が減弱し、症状に日内変動(よくなったり、悪くなったり)が見られたり、ジスキネジアといった不随意運動(自分の意志に関わりなく身体が動いてしまう症状)が出現するようになったりします。 このため、高齢者や認知症(痴呆症)の合併者以外は、まずほかの薬(抗パーキンソン薬)で治療をすることが必要です。 抗パーキンソン薬について ドパミンアゴニスト 脳内でドーパミンを受け取る部分であるドーパミン受容体を直接刺激することで、パーキンソン病の症状を軽減する、ドーパミンもどきの薬といえる。 抗コリン薬 パーキンソン病では、脳(綿条体)の中でドーパミンが少なくなることにより、相対的にアセチルコリンという物質が優位に立つと考えられている。このアセチルコリンを抑えることで、パーキンソン病の症状を緩和させる。 塩酸アマンタジン A型インフルエンザウイルスの治療薬。脳細胞を刺激してドーパミンの分泌を活発にする。 モノアミン酸化酵素B阻害薬 ドーパミンの分解を阻害し、作用時間を延長する。 ドロキシドパ 脳内でノルアドレナリンという物質に変わる。パーキンソン病の進行期にみられるすくみ足に有効な場合がある。 進行期パーキンソン病の問題点 ふるえ(振戦)、固縮、無動症、バランスの悪さに加えて、パーキンソン病では、進行してくるといろいろな症状が現れます。 歩行の第一歩が出にくくなり、歩幅が狭く小刻みになります。 また、狭いところや方向転換時に、すくみ足がみられるようになります。 このすくみ足は、「1、2、1、2」と声をかけたり、床に歩幅に合わせてテープを貼ってあげるとしばしば解消されます。 パーキンソン病に対する外科治療 パーキンソン病の治療は薬物によるのが基本ですが、薬物による治療が難しい場合、特に薬剤抵抗性のふるえ(振戦)や抗パーキンソン薬による副作用の不随意運動(ジスキネジア)に対しては、専門医による外科的治療が行われています。 大脳基底核の中の特別な部分を温熱凝固する方法(破壊術)と、電極の埋め込み(脳深部刺激療法)を行う方法などあります。しかし、これを行える施設はごく限られているのが現状です。 なお、外科的治療とは言えども、あくまでも症状をとるものであって、パーキンソン病そのものをを完治させるものではありません。
https://w.atwiki.jp/fbm-show/pages/14.html
Ansin社ブース Ansin社は、1970年代に創業した、国内では歴史の浅いバスメーカーです。 低床路線バスに力を入れており、ノンステップバス用のシャーシ・ボディー を、顧客の細かな需要にも応えられるように製造しています。 展示車両 近距離用ノンステップ高速バス 短距離を走る高速バスや急行バス、もしくは深夜急行バスなどへの使用を想定 したノンステップバスです。前中扉間ノンステの12mクラスをベースとし、 前扉からの車椅子の乗車に対応しています。一般路線とは使用環境が大きく 異なるため、様々な工夫がなされています。 小径タイヤの採用 Ansin社の大型路線バスシリーズには、19.5インチの他、オプションで22.5 インチのタイヤを装着することができます。しかし、高速路線用としては一見 不向きに感じられる19.5インチタイヤを装着しました。それは、車内へのタイ ヤハウスの出っ張りを最小限に抑え、車内の居住性を出来る限り向上させると いう狙いがあります。 燃料タンクの増設 航続距離確保のため、燃料タンクを左右両側に設置しました。(写真1・2枚 目) 側面ガラスのピラー削減 側面のピラーを一般路線車より1本減らしています。乗車時間が長くなる高速 バスでは、外が見えないことによる居住性の悪化の度合いも大きくなります。 逆に一般路線バスでは、降車ボタンの設置などを考えてピラーが多めに設けて あるのです(うちの場合)。 窓ガラスの縮小による車体強度向上 車内後部は段上げ構造となるため、万一の衝突事故に備え後部の窓ガラスを縮 小しています。(写真3枚目) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (show0704.png) 型式:PKG-NR270R(改)←07/07/19修正 全長:12000mm 全幅:2500mm 全高:3050mm エンジン:MD92TJ(300hp) トランスミッション:6速MT(OD付き) フルフラットCNGノンステップバス #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (show0705.png) CNGノンステップバスを、フルフラット仕様で実現させました。 直噴CNGエンジンに尿素SCRシステムを組み合わせる駆動系はそのままに、 後部の低床化を実現しています。 一見何の変哲もないバスに見えるかもしれません。しかし、このバスには様々 な見えない工夫がこらされているのです。 CNGタンク及びクーラーユニットの前寄せ CNGノンステップバスはディーゼル車よりも重量がかさみます。しかも、 この車両は尿素SCRシステムを併用するためさらに重くなるのです。 さらに、フルフラット型ノンステップは最後部に重量が集中するため後部の 軸重にひっかかりやすくなります。 それを防ぐため、天井のCNGタンクやクーラーを可能な限り前方に寄せて 搭載しています。これによってハンドリングが不安定になることを防ぐため、 スタビライザーが前方に搭載されています。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (za.png) 後部の定員減らし それでもまだ制約が出る場合、後部の定員を減らすことで(理論上の)総重量 を減らすことになります。後部座席3列目と4列目の座席は1・2列目よりも 座席の幅を広げ、通路の面積を減少させて定員を抑えています。また、最後部 座席は1つ座席を減らし、そのスペースにAdblueタンクを設置しています。 多方向から着席できる座席 中扉左の座席は、前向き・横向きどちらでも着席可能なタイプを装着していま す。CNG車は燃料タンクが天井に設置されるため、床面を自由に使うことがで きるのです。 都市型・近郊型・郊外型ノンステップバス 現在のノンステップバスは、ワンステップ車などと比べて高価なため、仕様を できる限り標準化して価格を下げようとする傾向にあります。例えば、現行の 標準仕様ではノンステップバスは座席配置によって都市、近郊、郊外型の3つの仕様に分類されています。しかし、これだけで都市の大量乗降の路線から郊外の ローカル路線までを全てカバーしきれるでしょうか。 もちろん、標準化されたもので対応できる路線が大半を占めるでしょう。 しかし、それでは間に合わない路線も少なからず存在するはずです。 Ansin社では、そういった路線にもノンステップバスを普及させるべく 次のような車両を出展します。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (show0710.png) ①都市型ノンステップバス このバスは都心など、1度に大量の乗降がある路線への使用を想定した作りに なっています。素早い乗降を実現するため、様々な工夫がなされています。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (show0714.png) 1.ワイドドアの採用による2列乗降の実現 前は1200mm幅のグライドスライドドア、中扉には同じく1200mm幅の引戸を 設置し、4枚折戸並の乗降性を確保しました。中扉には中央に手すりを設け 2列での乗降であることを知らせると共にお年寄りの乗降を助けています。 この手すりは、取り外しが可能になっており、混雑で前扉から車椅子が乗降 出来ない時などには中扉で対応できる設計になっています。 2.燃料タンクの右側設置 今まで左側の中扉左に設置されていた燃料タンクを右側の中扉正面に移設し ました。これは中扉の拡幅によって給油口が設置できなくなったためです。 しかし、これによって従来タンクが設置されていたスペースを活用できるよ うになりました。バスは混雑すると前方に乗客が滞留する傾向があります。 そのため、そのスペースには野球場のように、座る時以外は跳ね上げられる 座席を設置しました。混雑時は立客スペースとして活用し、より詰め込みの 利くようにしました。 3.スロープ板の前扉設置と、ステップスロープの採用 スロープ板は前扉に設置されています。この方が運転手さんの負担が少なく なります。また、それ以上に縁石やバスベイに寄せやすいという利点があるの です。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (show0715.png) また、路線によっては歩道が狭く、通常のスロープ板では板をのばすことが できず、車椅子の乗降ができない場合があります。その対策として、前扉 周辺の床自体を下げてスロープとし、スロープ板の車外への張り出しを少なく しています。スロープを昇った後で右に転回する必要があるため、フロント オーバーハングを長めにとってスペースに余裕を持たせています。 4.車椅子固定方法の変更 車椅子の固定方法を後ろ向きに変更しました。これによって従来のようにベルト などではなく、車止めなどで固定できるようになるため時間の短縮が可能になり ました。 以下、準備中 ②近郊型ノンステップバス ③郊外型ノンステップバス
https://w.atwiki.jp/toakote/pages/195.html
●友愛元年/日本最後の愛国者 絶賛精神崩壊中 ケロイド莫迦 不快感抜群の書き込みをする じっぷらで喚き散らした挙句フルボッコにされた経歴あり(後述) 自分でコテを名乗りながら コテスレで気持ち悪いという既知外 ケロイドjapとさけぶ差別主義者 口癖は「ケロイドjap」でも自身は日本人設定、台湾人を名乗ったりネカマしたりもする。 自身をタイムトラベラーと証し、大韓民国の科学技術では可能だとおもってる既知外。 精神を病んでいる可能性あり? ホロン部員内で、おそらく一番多くのコテに粘着している。 自称有名会社の社長で、明日仕事あるのに明日もあさっても2chにくる、といってしまう間抜け 失禁・うんこ漏らしあり じっぷら事変 +... 山野車輪氏、韓人に謝罪の意志表明か?http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1275201706/1 名前:友愛元年[] 投稿日:2010/05/30(日) 15 41 46 ID VUVNEOvZ0 [1/32]韓人やお年寄りの差別を誘発した差別主義者山野車輪。彼はまともな日本語を喋れない癖に、自分は日本人だと騙る。そんな偽日本人山野車輪に、出演者達は蔑む眼差しを送る。我々ネット市民は彼の暴走を止めてあげるべきではないか?彼の為にもなる筈だ。自ら「若者奴隷時代や嫌韓流を描いたのは間違いだった」と黒歴史の結晶を見て羞恥心で顔面真っ赤となっり、スタジオは大爆笑の渦・・・ザイニチ人差別は、所謂中二病の一種といわれる症状の一つだ。ネトウヨはそろそろ普通の日本人思想に変貌してください。君たちの大好きな山野車輪さんは、反省しておりますよ?26 名前:友愛元年[] 投稿日:2010/05/30(日) 15 58 49 ID VUVNEOvZ0 [10/32] 23規制されたからここに来たんですよ。糞ケロイドNIPの粕のせいで規制されました。ムカツクムカツクしねしねしね!!!俺は釣りじゃない。ただネトウヨがムカツクだけだ!許せん!しねかすくそゴミムシ。粕倭猿粕90 名前:友愛元年[] 投稿日:2010/05/30(日) 16 36 52 ID VUVNEOvZ0 [29/32]東亜のネトウヨは俺にビビッてる。俺に脅威を抱いてる。とあるじっぷら住民の報告134 名前:韓国系帰化人[sage] 投稿日:2010/05/30(日) 16 54 12 ID 9l9OdBSDO [17/17] 128報告があったんだw因みに友愛元年の名言を一つ38 Ψ 2010/05/28(金) 17 22 07 ID /fSzjMsi0[sage] 36必死になってばかみたい~そもそも帰化人の多くは、警官や自衛隊へ入隊し、情報等を交換し合ってる。日本転覆されないように気をつけるんだなwwwwwとある団体には大量の武器が貯蔵されてるし、その気になればJAP共を虐殺する事だってできるしwwwwwww東亜板で使えるなら使ってやって下さいな友愛元年とは書いてないがこれを書いたのは自分だと友愛元年が認めたのでその後、自称小学生に泣かされた模様124 名前:友愛元年[] 投稿日:2010/05/30(日) 16 49 11 ID VUVNEOvZ0 [37/37]みすみの事が大好きな自称小学生は俺に何度負かされたか覚えているのかな?wじゃあな☆ 狂うとこうなります 【中央日報】通貨危機当時、日本・中国は韓国に目も向けなかった。ギリシャは隣国に恵まれている★2 [05/11] http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1273590050/ 431 名前:友愛元年[sage] 投稿日:2010/05/12(水) 00 44 47 ID exIz/fni [10/12] くそじゃpしね。 けろいどじゃおの癖にあんまりとうsにのんな! 我の指示にしたがえば日本は良い方向へ進むんだ! っぷぽうじゃp共必死wwwwwwかおm閣下wwwww 506 名前: 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2010/05/12(水) 00 52 11 ID exIz/fni [11/12] みすみはじぢょうしょうがくせいの事が好きなんだってwwwww わらっちゅあうよな>wwwっぷっぷwww 【韓国軍艦沈没】サーチナ・北「わが国の核兵器は飾り物ではない」と発言、核兵器の使用も考慮★6[05/29] http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1275141085/ 629 名前: 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2010/05/29(土) 23 56 03 ID DwQpaBLQ [7/8] うんこちびった 648 名前: 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2010/05/29(土) 23 57 55 ID DwQpaBLQ [8/8] ケロイドwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww +... 【韓国】韓菓とは? 我が国伝統菓子…茶食・ガンジョン(米菓子)なども含む★2[02/07]http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1265527004/539 名前:友愛元年[sage] 投稿日:2010/02/07(日) 17 32 41 ID g/Ld6uYTうわ・・・コテスレで気持ち悪い・・・ 台湾嫌い +... 【日韓】「韓日関係の障害物指摘します」~東京大現代韓国研究センター開所、今年の研究課題は「韓日関係の障害物は何か」[06/06]ttp //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1275832978/321 名前:友愛元年[sage] 投稿日:2010/06/07(月) 03 36 22 ID QtO5wBCS障害は韓日の良好な関係を阻むネトウヨ共だ。台湾ドジンのネトウヨは死刑! 深夜にコテの悪口(全部嘘)を言って自己満足 ※開くと不快な気分になります。 +... 【在特会】 「私がやれと言った時は殺せ」「ゴミはゴミ箱へ。朝鮮人を日本から叩き出せ」と叫ぶデモに住民は非難 [11/15]http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1289817140/398 名前:友愛元年[sage] 投稿日:2010/11/16(火) 02 01 47 ID 4Jmy093Kみすみは最近けつ毛の濃さに悩んでるみたいだね。409 名前:友愛元年[sage] 投稿日:2010/11/16(火) 02 05 13 ID 4Jmy093Kしまじろうはアナルオナニーのやりすぎで最近ガバガバらしいな~ちょっと同情するかな。自称小学生も似たような悩みかかえてたみたいだし結構東亜のネトウヨって大変なんだな。428 名前:友愛元年[sage] 投稿日:2010/11/16(火) 02 08 59 ID 4Jmy093Kこの前東亜のオフ会に行ったんだけど、自称小学生がはぶられてて可哀想だった。そんで結構東亜ネトウヨが日王の事ボロクソに言ってたのに驚いたわ。ウヨクも駄天皇に不満もってんだな~そういう所にちょっと共感できた。やっぱり同じ日本人として通ずるものがあるんだな