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☆愛犬12歳のお祝い☆ 2008年7月15日 (火) 2008/07/15 16 44 08 SH903i もうおじいちゃんだけれど、長生きしてね、と気持ちを込めて、 いつになっても「僕」が似合う男の子だから、アンパンマンのケーキでお祝いを。 おいしい出来事
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「・・・・・」 目的の観覧車に乗り込んだ後、あんなにはしゃいでいた舞ちゃんは、急に無口になった。 「綺麗だねー。天気いいから、遠くまで見渡せるかな?」 「ええ、私のおうちも見られるかしら?」 「ちょっと遠すぎない?でも、方角わかるなら探してみようよ。どっち?」 わりと盛り上がっている私たちとは明らかに空気が違う。 両手をガッチリ千聖の腕に絡めて、頭を肩に乗せて、視線はえりかちゃん。ちょこちょこ振られる千聖の話も耳に入っていない様子で、舞ちゃんは生返事しか返さない。 だけど、私たちも長年の付き合いでよくわかっている。舞ちゃんが急に不機嫌になったり、黙り込んでしまった時は、逆にあまり気を使わないほうがいい。 おしゃべりに参加したくなったらそのうち乗ってくるし、乗ってこなくても別に誰かに八つ当たりするようなタイプじゃないから、今も、舞ちゃんの好きなようにしてもらうことにした。 今日一日一緒に過ごしてあらためて思ったけど、どうやら舞ちゃんは千聖のことが本気の本気で好きらしい。子供の独占欲じゃなくて、ちゃんとした意味で。その大好きな人が、今から寝盗られる(と言っていいのか)のだから、そりゃあ穏やかではいられないだろう。 最初の決意どおり、私はどちらに肩入れするつもりもないし、千聖がしばらく答えを出さないのならそれはそれでいいと思う。でも、それぞれの気持ちを思うと、何か本当に難しいな・・・。 学校の友達でも、恋して悩んでいる子は何人かいるけど、相手の一挙一動に振り回されたりして大変そうだ。まあ、私はまだそういうのはちょっとわからないし、当事者じゃないからこんな暢気に構えていられるんだろうけど。 「千聖、舞ちゃんと撮ってあげる。2人、真ん中にずれてくれる?」 観覧車がもうすぐ頂上につくという頃、えりかちゃんはデジカメを取り出した。 「ええ、もちろん。舞さん、いいかしら?」 「うん・・・」 千聖はえりかちゃんのお願いに応じて、体を舞ちゃんにより密着させる。舞ちゃんの腕に、千聖の大きめなおっぱいが乗っかった。 「でっかー・・・」 「え?」 「いえいえ。ケッケッケ」 多分、こんなどうでもいいことを考えているのは私だけだろう。えりかちゃんは写真に夢中になってるように見えるけど、手元のデジカメのシャッターはなかなか押されない。さっきムラムラしてるとか言ってたし、どうみても上の空。 「えりかちゃん、ピント合ってるみたいだけど・・・」 「ん?え?あ、そうだね、ありがと。はい、撮るよー。」 ちょうどてっぺんに到達したその時、えりかちゃんは改めてカメラを構えた。そして、眩いフラッシュが2人を包んだとき、私は信じられないものを目の当たりにすることとなった。 「・・・・・むぐ?」 千聖の肩を抱き寄せて、唇と唇をくっつける舞ちゃん。よっぽど強く押し付けているのか、二人の唇はアヒルみたいにむにゅっとつぶれている。 「・・・・・へぇえ?」 あまりのことに、私は自分が何を見ているのかちゃんと理解できなくて、半笑いで変な声を出してしまった。おそるおそるえりかちゃんの方を見ると、呆然とした顔のまま固まっている。その手から、デジカメがポロッと落ちた。 「わっわっ!」 慌てて手を差し出して、両手でしっかり受け止める。画面を覗くと、バッチリ2人のキスシーンが写ってしまっていた。 光の加減とかで、まるでドラマのワンシーンみたいに綺麗だった。モノクロの絵葉書でよくあるような、小さな子供2人が無邪気にキスしているような。・・・全然、そんなシチュエーションじゃないんだけれど。 「ん・・・」 「むぐ・・・」 目の前の2人はまだ唇をくっつけている。一足先に正気に戻った私は、「舞ちゃん、舞ちゃん!」と慌てて膝をペシペシ叩いた。 「だ、だめだよ、舞ちゃん!もう観覧車下がってるから、人に見られちゃうよ!」 一歩出遅れて、えりかちゃんも舞ちゃんを止めにかかる。ほどなくして、舞ちゃんはやっと千聖の後ろ髪を掴んでいた手を離して、唇も開放した。紅潮したほっぺたもそのままに、横目でえりかちゃんを捕らえてニヤッと笑う。 「ち・・・千聖・・・」 一方の千聖は、未だに何が起こったかよくわからないような呆けた表情で、目をまん丸にしたまま微動だにしない。気まずい空気の車内に、“本日は、ご利用ありがとうございました・・・・”と、タイムリミットを告げる無機質なアナウンスが響く。 「えりかちゃん。」 その時、舞ちゃんが再び体を起こして、千聖の手を握った。 「な、なに、舞ちゃん」 えりかちゃんはいつになく緊張した面持ちで、それでも千聖の空いている方の手を掴んだ。すごい、何てベタすぎる三角関係図! このまま下に着いてしまったら、乗り場にいる人や係員さんの目を引いてしまうかもしれない。どうしよう、また仕切り屋愛理に変身するべきなのかな・・・ ハラハラしながら動向を探っていると、ふいに舞ちゃんの表情が緩んだ。そのまま私の横に移動してきて、えりかちゃんを押し出して千聖の隣に座らせる。 「舞ちゃ・・・」 「・・・・えりかちゃん、今日は貸してあげるから、ちゃんと返してね。ちーは舞のなんだから」 ――かっこいい・・・・ 後光すら差しているように見える、舞ちゃんの堂々とした振る舞いに、私はついつい見入ってしまった。 「あ・・あの・・・・」 「舞ちゃん・・・」 えりかちゃんと千聖がどうしていいかわからないように顔を見合わせているうちに、観覧車は地上に到着した。 「お疲れ様でしたー」 「ありがとうございまーす。・・・ほら、早く降りよ?もう一周しちゃうよ?」 さっきまでのハードな人間ドラマの主役っぷりが嘘のように、舞ちゃんは無邪気な笑顔で私たちを手招きする。 出口でつっかえてコケそうになるえりかちゃんを千聖と2人で支えながら、釈然としないまま私たちも後に続く。数歩歩いたところで、舞ちゃんはくるっと振り返った。 「それじゃ、舞は愛理と帰るから。楽しかった。」 「えっ!」 何か手痛い罵倒の一つもあるのかと思いきや、晴れ晴れした表情で、舞ちゃんは私の腕を引いた。 「愛理・・・舞ちゃん・・・」 「またレッスンでね、バイバイ!」 とまどう2人を残して、舞ちゃんは振り返らずにぐんぐん歩いた。 虚勢を張っているようには見えないけど、こんな時、何て声をかけていいのかよくわからない。 駅まであと少し、というところで、赤信号に引っかかって、舞ちゃんの足が止まる。 「・・・良かったの?」 そのタイミングで私が話しかけると、舞ちゃんは黙って大きくうなずいた。 「・・・舞が千聖にキスしたとき、えりかちゃんが止めに入らなかったら、どんな手を使ってでも千聖を連れて帰るつもりだったんだ。でも、えりかちゃん、愛理と2人でちゃんと私達を引き離したでしょ。だから、いいの」 好きな人を取られちゃったっていうのに、舞ちゃんは満足そうに唇を触って微笑んでいる。 「今日一日ちーとえりかちゃんのこと見てて、2人とも本当に楽しそうだった。えりかちゃんがちーのこと都合のいいように弄んでるってわけじゃないのもわかった。 それならいいんだ、今日だけは譲ってあげる。舞だって、ちーには笑っていてほしいんだよ。イジワルばっかしてるけど」 「・・・・えらいっ!」 舞ちゃんの優しさが胸を打つ。私はたまらなくなって、おどけたふりして舞ちゃんを抱きしめた。 「うわっ何!いきなり!」 信号は青に変わったけれど、私はしばらくそのまま舞ちゃんの髪を撫で続けた。 「もう、わけわかんないよ・・・愛理ってば」 少しだけ顔を赤らめて、ニヒヒと笑う顔がとっても可愛い。 「舞ちゃん、今日、うち泊まる?」 「え・・・・」 「ね、泊まろう!それとも、何か用事ある?」 「ないけど・・・・わかった、そうする!パジャマとか、借りるね。初じゃない?お泊りするの」 このままバイバイするのは、なんとなく名残惜しかった。私のいきなりの申し出を、舞ちゃんは笑って受け入れてくれた。 「今日は、大好きな舞ちゃんのこと、もっと大好きになっちゃった。ケッケッケ」 「・・・・なぁーに言ってんの、愛理ウケるー!」 ちょっぴり顔を赤くした舞ちゃんは、手を飛行機みたいにして、パーッと先に走っていってしまった。 「愛理、早くー!」 「ちょっと待ってよう」 同じようなポーズで、私も舞ちゃんを追いかける。 私たちのお楽しみの時間は、まだまだこれからが本番になりそうだ。 ***** 「・・・・千聖」 「あ・・・は、はい」 遠ざかる舞さんと愛理の背中をぼんやり見つめていると、つないだままのえりかさんの手に力が篭った。 「そろそろ行かないと、チェックインの時間過ぎちゃう」 「はい」 それきり無言で、舞さんたちとは反対の方向へ歩き出した。 えりかさんは表情が豊かな方だから、いつもお顔を見れば、何となく考えていることを察する事ができるのに、今はよくわからない。怒っている、という風には見えないけれど・・・・少し怖くなって、私も手を強く握り返した。 舞さんと口づけするのは、初めてのことではない。 海の洞窟で、舞さんのお部屋で、仕事場の空き室で。 そして今日、今まで何度となく繰り返してきたそれらの行為の罰であるかのように、とうとうえりかさんの前で唇を合わせてしまった。 舞さんに恨み言を言ううつもりは全くない。私からキスをせがんだことはないけれど、舞さんに求められれば応じてきた。それ以上のことも、したことがないわけではない。 私はえりかさんのことが好きなのに、舞さんの真剣な眼差しに捕らえられると、魔法がかかったように拒む事を忘れてしまう。 もう、どうしたらいいのかわからなかった。私がこんな不埒な状態だからいけない。それはわかっている。でも・・・ 「えりかさん」 つぶやいた声は車のクラクションで消されてしまったのか、聞こえないふりをされてしまったのか、えりかさんは前方を見たまま、私のほうを見てはくれなかった。 さっきの私と舞さんを見て、どう思ったのだろう。考えると、胸がギリッと締め付けられるようだ。 これから2人でゆっくり過ごすというのに、こんな気持ちのままでいいのだろうか。 うつむいて歩いていると、しばらくしてえりかさんの足が止まった。 「着いたよ」 「あら・・・」 そこは、駅から程近いところにある、タワー型の大きな建物だった。とても目立つから、存在は何となく知っていたけれど、中に入った事はなかった。ホテルだということも、今初めて知ったぐらいだ。 「入るけど、大丈夫?」 「あ・・・は、はい」 まばゆいシャンデリアに彩られたロビーを抜けて、えりかさんはまっすぐにフロントへ足を運ぶ。 お母様から渡された宿泊許可証を提示して、ボーイさんに連れられるまま、重厚なエレベーターに乗って部屋を目指す。 手をつないでいたら、変に思われないだろうか。ふとそんなことが頭をよぎったけれど、えりかさんは指と指を組み込むようにして、私の手を離さないでいてくれたから、そのままでいいと思い直すことにした。 今は笑顔は少ないけれど、こうして私をそばにおいてくれるのだから、余計なことは考えなくていいのかもしれない。 「ごゆっくりどうぞ」 4階の角部屋。 ボーイさんが戻られたのを確認して、私はキョロキョロと部屋を見渡した。 繊細な模様を編みこんだ絨毯。ガラス張りと言っても過言ではないほど大きな窓が2面。よく磨かれたガラスのテーブルに、2人掛けの大きなソファ。 仕事柄、ホテルに滞在する機会はとても多いけれど、これほど洗練された部屋は使った事がない。ベッドもスプリングの利いたいつものとは違って、とても柔らかく、座っている場所だけ体が沈んだ。 「どう?結構いい部屋でしょ」 ソファに座ったえりかさんが微笑む。 「え・・・えぇ。でも、えりかさん・・・」 お金、の話はしてもいいものだろうか。お母様同士が話し合って、今回はお礼だからと、えりかさんに全額出していただいたのだけれど・・・お部屋のグレードは、私の想像をはるかに超えていた。 「・・宿泊費のことなら、気にしないで」 「えっ」 「実はね、おじいちゃんが、知り合いの人に割引券もらってたんだ。だから、いいお部屋だけどそんなたいした金額じゃないの」 考えている事が顔に出ていたのか、えりかさんは優しい声で説明してくれた。 「それより、こっち来て。チョコ置いてある。食べよう」 手招きされるままにソファへ移動して、思い切って寄り添ってみる。 「なーに、あまえんぼ」 細い指が、私の髪を梳く。えりかさんの好きな、薔薇の香りが鼻をくすぐった。 「千聖」 顔を上げると、ちょうどえりかさんが大ぶりのトリュフをご自分の口に運んでいた。そのしぐさに見惚れていたら、パキッと弾ける音とともに、私の唇に甘くて柔らかい塊が押し付けられた。 「んっ・・・ん・・・!」 それがえりかさんの唇がもたらすものだと気づいた時、無意識に体がビクッと跳ねた。 えりかさんは体に触れてくれることはあっても、あんまり唇を合わせてはくれない。本当に久しぶりの感触。蕩けてしまいそうな錯覚を覚えて、私はされるがままに、えりかさんに身を委ねた。 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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旧世代のジーンと同じ細胞の記憶を内包し、T2としてより進化したおじいちゃんのメモリビト。 遺伝子に対して強い関心を持つ。戦いは好まない温和な性格の持ち主。 インタビューでインビジブルと話していた際もその温厚さがうかがえる。 エターナルとジョーカーとの戦いを見て彼の味方となった。
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【あいす。】 (あいす。) ラジオタイトル ほのぼのスマイル。 放送状況 2005年放送開始 不定期 特色・紹介 DJ名はアイス好きから来ている 眠りを誘う癒し声DJ パソコン=おじいちゃん 関連URL 放送用BBS ほのぼのスマイル。 コメント 名前 コメント today - yesterday - total -
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変態おじいちゃん 学科:PM パート:Gt Ba Vo やりたいパート: 好きなバンド:Bump Of Chicken 米米CLUB えあろすみす 好きなジャンル:ロック 音楽への思い: 入部理由:ハワイアンにほれた!! コレだけはゆずれないコト:年内に彼氏を作る 自分を一言で表すと:ホモ みんなに一言: さやは変態です!!
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ぼうはんみらいちゃん 携帯画像 都道府県 神奈川県 肩書き 戸部警察署・西区防犯協会キャラクター 公式サイト https //www.police.pref.kanagawa.jp/ps/37ps/37mes/37mes010_05.htm 解説 管内の「みなとみらい」と「犯罪のない明るい未来」という意味を込めて名づけられた。西区の「西」という字をモチーフにした髪型で、桜の名所が西区内に点在しているので、桜の髪飾りをつけています。 攻略難易度 ★★★★★難。横浜市西区のイベントで会えるかな? 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
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前ページ次ページゼロの魔獣 アルビオンへの隠密行から一週間―。 狂乱の四日は思い出の彼方へと過ぎ去り、呆けたような日常が戻ってくる。 アルビオン王家の滅亡、『レコン・キスタ』の台頭、呉越同舟のトリステイン・ゲルマニア・・・。 政治屋にとっては最高の売り込み時であり、歴史屋ならば「嵐の前の静けさ」と評する動乱期であろうが とかく一介の学生にとっては退屈な日々が続いていた。 もっとも、あれだけの死闘を繰り広げてきたのだ。何一つ変化が無かったわけではない。 螺旋階段を上るが如く、慎一の周囲にも徐々に変化が見られていた。 先ず、慎一を見る周囲の目が変わった。 ギーシュが大々的に自らの手柄話を語った結果、 『最優秀助演男優賞』 の慎一にも好奇の視線が向けられるようになった。 この頃には、初めの頃の慎一が持っていた、抜き身の刃物のような危険さも薄れており ギーシュ相手に軽口を叩くような姿も見られるようになっていた。 (まあ、それでも何とは無しの緊張感は漂わせていたが・・・) そして、その変化の際たるものが、シエスタの接近であろう。 初めは慎一を最も警戒していた一人であった黒髪の少女が、ここ最近、妙に世話を焼くようになっていた。 シエスタの中で大きかったのは、真理阿の存在だ。 友人であり、恩人であった真理阿と慎一が同一人物(厳密には違うが)である事を知った事で 彼女は慎一を強く意識するようになった。 また、慎一が普段、着の身着のまま、些事に無頓着な生活を送っている事も、シエスタの保護欲をくすぐった。 だが、彼女が慎一に執着する理由は、別のところにあった―。 「最近 よく見るわね・・・ あのメイド」 「・・・・・・」 「私とした事が迂闊だったわ そうよね 獣を釣るならやっぱり餌付けよね」 「・・・なにが言いたいのよ? キュルケ」 「別にぃ ただ 何かアンタ ここ最近 妙にカリカリしてるかなあって」 キュルケの指摘を受けルイズがガバッと立ち上がる。 「バ ババカ言ってんじゃ無いわよ!! なんであたしが 使い魔とメイドのイチャついてるところを見て イライラしなきゃいけないのよッ!!」 「言ってないわよ そんな事 ・・・どこ行くの?」 「部屋!!」 「やめときなさいよ 馬に蹴られて死ぬわよ」 「主が自分の部屋に戻って何が悪いのよ!」 言いながらルイズは、ずんずんずんと進んでいく。 道中考える。なぜ自分がこんなにも怒っているのか? 嫉妬なハズはない。 慎一は自分の好みのタイプでは無い・・・と思う。 宇宙が一巡しても、自分と慎一の恋のヒストリーなど始まりはしないであろう事は断言できる。 真理阿・・・そう 真理阿だ!! 真理阿は慎一に全てを捧げるほど、慎一の事を思っていたのだ。 その彼女を体内に宿しながら、目の前の餌にホイホイ釣られるバカゴリラが許せるワケがない。 主として、真理阿の友人として、徹底的に教育してやる! そういう事にしておこう。 うん。 一方その頃、ルイズの部屋では、史上最強の魔獣が無様にも餌付けされていた。 慎一の辞書に色恋沙汰の文字は無い。 一匹狼の気質である彼にとって、シエスタの甲斐甲斐しさは正直な所煩わしい。 煩わしい・・・ が、豪華な昼飯を棒に振ってまで、冷たく当たる必要は無いんじゃないだろうか? そんな感じで、今日も今日とて餌付けされていた・・・。 「それにしても いつ見てもシンイチさんの食べっぷりは気持ちいいですね」 「そうか?」 「そうしていると、まるでおじいちゃんが傍にいるみたい」 「そんな年じゃねえ!」 「いえ ゴメンなさい! そうじゃなくて・・・ ―何ていうか すごく雰囲気が似てるんです 普段は豪放で明るいのに 時折フッと寂しい目をするところとか」 「・・・そんな目 してたか?」 「してますよ 一人でいる時とか まるで ここではない どこか遠い世界を思っているような・・・」 「・・・・・・」 「わたしのおじいちゃん 変な人だったんです いつも変わった事を言ってました 自分は別の世界から来たんだ・・・とか」 「・・・別の 世界?」 慎一のスプーンが止まる。 常ならぬ雰囲気に、シエスタはキョトンとしている。 「なあ シエスタ ・・・お前の爺さん どうやってこの世界に来たって言ってた?」 「え? あの・・ 金属の乗り物です ウチの村では『竜の羽衣』って呼ばれてて それで東から飛んできたって・・・ それで ・・・確か・・・ 」 「『飛行機』」 「・・・ッ! そうです おじいちゃんもそんな事を言ってました でも なん―― キャッ!?」 突然慎一に両肩を掴まれ、シエスタが悲鳴を上げる。 「そいつは! ソイツは今 何処にある!?」 「シ・・・シンイチさん!?」 「教えてくれ! そいつは・・・ お前の爺さんは生きているのか!? その飛行機は 今も飛ぶのか?」 「・・・祖父は 祖父は五年前に亡くなりました 羽衣は・・・ わたしも村の人たちも 飛んだところを見た事がありません」 「・・・そう なのか・・・?」 「― あの? シンイチさ ・・・あっ・・」 思わず後ずさりしたシエスタが服の裾に足を引っ掛ける。 とっさに慎一が引っ張りあげた結果、ふたりはルイズのベットの上にもつれこんだ。 「・・・・・・・」 「・・・シン・・・イチ さん? あ あの・・・」 はからずも押し倒される形となり、戸惑いの声を上げるシエスタを気にもせず。 慎一は改めて、少女の顔をまじまじと見つめた。 無限の宇宙を映すようなつぶらな黒い瞳、漆で塗り上げたような艶やかな黒髪。 何故、今まで気づかなかったのか。 ラ・ロシェールでもニューカッスルでも、他には見た事の無い色。 「・・・黒い髪っていうのは この世界では珍しいのか?」 「えっ? ええ・・・ わたしは おじいちゃん似なんです おじいちゃんも 若い頃は黒髪だったって きっと 東の方から来た人間だからだって・・・ それで」 シエスタは瞳を逸らし、頬を赤らめながら必死に答える。 『聖地』の更に東、『ロバ・アル・カリイエ』― まったく別の世界からやって来た、という男の話を信じるよりは 伝説でしか知らない未開の地から来たと、村人たちは結論付けるであろう。 だが、まったく別の世界、『地球』からやってきた慎一には直感的に分かる。 おそらくはシエスタの祖父は・・・。 思索に耽りながら、慎一が無造作にその黒髪をなでる。 シエスタは暫くまごまごとしていたが、やがて覚悟したようにひとつ頷くと、ゆっくり瞳を閉じた。 ぎいっ、という扉の開く音がして、 ― 目を点にしたルイズが姿を見せる。 時間が止まった・・・。 「ミ ミス・ヴァリエール・・・!」 「シ シ シシシンイ こ これはいった・・・」 「取り込み中だ 後にしろ」 慎一が、顔も向けずにぶっきらぼうに言う。 ルイズの中で、ぷつん、と、決定的な何かが音を立てて切れ―― ド ワ オ オ オ ッ ! ! ! ! ― 学院の一室に、巨大な風穴が開いた・・・。 前ページ次ページゼロの魔獣
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元少年Aに殺された被害者。かなりのイケメン。1986年生まれ。殺されたときは小学6年生。知的障害者だが、元少年Aに殺される直前に「おじいちゃんのとこ、いってくるわ」と言って外出するなど、簡単な言葉は喋ることができた。現在のくそ餓鬼さんより頭がよかったのは間違いない。
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磯野一家 フグ田サザエ 磯野波平 磯野フネ フグ田マスオ 磯野カツオ 磯野ワカメ フグ田タラオ(タラヲ) タマ 波野家 波野ノリスケ 波野タイ子 波野イクラ 他の親戚 磯野海平 フグ田ノリオ 石田鯛造 磯野藻屑(源素太皆) その他 裏のおじいちゃん 裏のおばあちゃん 伊佐坂難物 伊佐坂軽 伊佐坂浮江 伊佐坂甚六 ハチ 三郎(サブ) リカ 中島博 中島の兄 中島の祖父 花沢花子 花沢の父(社長) 大空カオリ 先生 校長 早川 ? 穴子さん
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カテキンがどうのこうのというより 日本全国の「おばあちゃん子(おじいちゃん子)」がそうかどうかは知らないが、小さな頃からお茶を飲む生活が当たり前になっていると、頑丈でなくとも病気をしない体になる。これは私の経験則。 おんなじようなことは「味噌汁」でも当てはまるかもしれない。まあつまり「日本人は日本人らしく」あることが、「先人の知恵に学ぶ」ということだ。