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ウサテイ 【ゴッドマン】てゐとまりおが危ない【スパイダーマン】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm824949 【ウサテイ】スパダマッ【MAD】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2751388 大江山ジャイアントスイング お嫁にしなさいっ! 蜘蛛男になりなさいっ!【あの男×お嫁にしなさいっ!】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2479339 患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院 【音声のみ】地獄に戻ってすぐ復活~狂気の蜘蛛男~【動画製作中】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2402637 突如現れてすぐ名乗る男~狂気のやっぱうどん華院 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2406903 究極焼肉レストラン!お燐の地獄亭! 最終鬼畜妹フランドール・S(U.N.オーエンは彼女なのか?) S.P.ダーマは地獄からの使者なのか?最終鬼畜蜘蛛男スパイ・D http //www.nicovideo.jp/watch/sm2248075 空の帰り道 チルノのパーフェクトさんすう教室 チルミルチルノ Help me, ERINNNNNN!!(たすけてえーりん!) ( ゚∀゚)o彡゜ダーマン☆ダーマン☆ http //www.nicovideo.jp/watch/sm2226910 魔理沙は大変なものを盗んでいきました スパイダーマは大変な(ry Ver,2 【著作権配慮版】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm613881 運営が見たら泣く男 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2222183 【勝手に動画版】スパイダーマは大変な命をすり替えていきました http //www.nicovideo.jp/watch/sm3142003 スパイダーマンは大切なものをすりかえておいたのさ! http //www.nicovideo.jp/watch/sm2240580
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ぬちゃぬちゃあきの超小ネタ第二弾 前回のが結構反応良かったから続けた。 ――――――――――――――――――――――――――― 前回の焼き肉を踏まえて、今回は食べ放題のゆっくり料理店に来てみた。 「じゃおぉぉん!!!!」 めりーんは前回に引き続きこれでもかと言うほど食べる食べる。 「ほら、いくら食べても大丈夫だからもっと静にね・・・?」 食べるのは良いのだが、周りの迷惑になる大声はやめて欲しい。 「うー☆めーりんしあわせだとふらんもしあわせ!」 ふらんもめーりんの食べっぷりを見て喜んでいるご様子。 「ふらんも。他のお客さんいるんだから。ほらこれ飲んでな。」 俺はふらんを静にするため『ゴックン!丸ごとありす』を与える。 「うー☆おいしそう!」 「や、やめ・・・・」 ふらんは『ありす』の頭部に刺さっているストローに口を付けて飲み始めた。 「うー?そこまであまあまじゃない・・・・うー!!しね!!ゆっくりしね!!!」 「いやぁぁぁ!!とかいはじゃないわぁぁぁぁぁぁ!!!!」 どうやら『ありす』の甘さが足りなかったようで『ありす』を殴り始めた。 「はぁ・・・・ほら、もっと静にね?ね?」 この時、俺は思ったんだ。 モノを食べるときはね 誰にも邪魔されず 自由で なんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ 独りで静かで豊かで・・・・・・ 「じゃおぉぉぉぉぉぉん!!!!」 「うー☆しね!!!ゆっくりしね!!!!」 「もうやべてぇぇぇぇぇぇぇぇ!とかいはじゃないぃぃぃぃぃ!!!!!」 次から独りで来よ。そう思う俺であった。 ――――――――――――――――――――――――――― このネタもうやらない 挿絵:さなえあき
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※めーりん好きは見ない方がいいです。 後、ちーちー注意です とある森にあるゆっくりの巣。100匹程度からなるその群れは実にゆったりとした日々を過ごしていた。 そんなある日。 「ドス~たいへんだよ!」 「ゆー? どうしたのまりさ?」 群れのリーダーであるドスの所にまりさがやってきた。何やら慌てている様子である。 「このさきのむれですぃーにのっためーりんたちをみたんだぜ! となりのむれにひどいことをしてたんだぜ!」 「ゆゆ! それはゆっくりできないね! いますぐみんなをあつめてね! あとはちかくのむれのおさたちもよんできてね!」 こうして群れのゆっくりと近くの群れの長達はドスのの元へ集まった。そして何やらゴソゴソと準備を始める。 それから二日後。森へ一つのゆっくりできない集団がやってきた。騎馬めーりんの一団である。 めーりんから進化した彼らの本能には"ゆっくり"する事は完全に消え去っており。崇拝する女神と戦いの為に常に移動を続ける 好戦的な集団であった。 スィーを巧みに操るめーりん達。その数は40匹といったところか。 集団の真ん中に居るのは、他のゆっくり達の飾りで作ったパッチワークの帽子を被るめーりん。 この群れのリーダーである。百戦錬磨の彼女は今日もゆっくり達を襲撃しようと森へやってきた。 それぞれの巣を襲撃するために、いくつかの集団に別れためーりん達は各々の目的地へと向かった。 森に入ってしばらくすると、めーりんの集団は急に止まりだした。後100mも走れば巣と思われる洞窟にたどり着くという所でだ。 そして集団から何匹かのスィーにのったゆっくりが先頭に押し出された。それはまだ幼いめーりん種以外の子ゆっくり達だった。 「ゆゆ・・・ゆっぐりざぜでぐだざい・・・」 「ありちゅたちをゆっきゅちちゃちてね!」 そんな彼らを無視して、めーりんは前に進むように目を前方へ向ける。 「ゆゆゆ・・・ゆっくりはしればいいんだね。ゆっくりはしるよ。」 逆らっても意味のない事を知っている子どもたちは大人しく従った。 まだたどたどしい動きでスィーを進める。すると 「ゆぐぐぐぐぐ!!! どうじでじべんがゆれでるのおおお!!! ゆっぐじでぎにゃぎゃ!」 急にガタガタと揺れ出したスィー。それによりバランスを取れなくなった子ゆっくり達はそのまま落下してしまった。 理由は簡単だ。そこには大量の小石が敷き詰められていたからだ。平地での移動には最適なスィーだが、こういった悪路での走行は危険だ。 むしろ歩いた方が効率がいい時もある。 「いぎゃいよ! ゆゆゆ・・・ゆっくりたすけてねめーりん! おねがいだからね!」 「とかいはのあんよがらあんこがでてるの! おねがいだからたすけてね!」 そんな話など最初から聞いていなかった。めーりんたちはリーダーを中心に何か話している。 「JAOOO! JAO!JAON!」 「J、JAJAJAO!」 「JAOOOOOOON!!!」 リーダーのめーりんにしてみればこの程度の罠は予想の範疇だった。だからわざわざ奴隷の一部を連れ出して こうして当て馬として利用したのだ。 めーりん達は話し合いの結果、二手に別れて左右から挟み撃ちにする事にした。 このような罠を仕掛ける相手である。逃げられる可能性もあるからだ。 リーダーが率いる側が右、残りが左から攻める事にした。そうして二手に別れるめーりん達。 「ゆ! まってね! どうしてれいむたちをおいていくの! ゆっくりたすけてね! おねがいだからだづげでええええええ!!!!」 さて、左の部隊。この部隊を指揮するのはまだ若いめーりんだった。 実力あるがどうにも経験不足なこのめーりんの為に、リーダーが気を利かしてくれたのだ。 わざわざ自分を選んでくれたリーダーへの感謝と、これから始まる戦い、そして一方的な蹂躙に胸躍るめーりんであった。 めーりんと言うだけで迫害されてきた子ども時代。親を失くし後、この一団に拾われなかったら野たれ死んでいただろう。 ゆっくりするなど愚かだ。戦いに生き、戦いの中で死ぬのが本当の生物だ。 ギラギラと目を輝かせながら、めーりんは静かに巣へと近づいていく。 その時だった。 「JAO!」 突然、目の前にいためーりん達が視界から消えた。慌てて進行をストップさせためーりんは、消えた場所を確認する。 そこには落とし穴に落ちためーりん達が居た。しかもただの落とし穴ではない。 下には小石や木の枝などが大量に落ちていた。しかも石はわざわざ縦に埋めてあるのだ。石に刺さっためーりん達は苦しそうに上を見上げていた。 「JA・・・JAO! JAO!」 「JAOOOOOOON!!!!!!」 生き残った部隊はそのまま走り去っていった。めーりん達の傷はもう治せるレベルのものではない。 そしてめーりん達は戦えなくなっていったものは躊躇なく捨ていく。何故なら彼女らにとって戦えないのは恥だからだ。 それを知っているために落ちためーりん達も何も言わない。ただ己の未熟さを恥じて死を待つだけだった。 森を抜けて群れの住処の前でリーダー達と合流した。右の部隊もだいたい同じ様な状況であったらしい。 各々の被害を報告した彼らは、ふと目の前の地面の異変に気づいた。 周りの草木とは明らかに違う草が敷き詰められているその地面の一角。どうみても落とし穴だった。 まさかこんなものに引っかかると思っているのだろうか。半ば呆れながらリーダーと共に目の前の洞窟へ進んでいった。 周りにゆっくりが居ない以上、ここへ逃げ込んだのだろう。洞窟の入口の近くには石が積み上げてあったが、 別に洞窟を守っている訳でもなかった。せめてバリケードにでもすればいいのだろうに。 ゴツゴツとした洞窟も、めーりん達にしてみれば大した事のない所である。文字通りスィーっと洞窟の奥へ進むめーりん達。 そしてそのまま行き止まりまで来てしまったではないか。 「JAO? JAON! JAON!」 「JAOOOON!」 群れのめーりん達も流石にわからなかった。とりあえず洞窟から出ようという事になり、入口へと向かう。 そして入口が見えたところでそれは起こった。 「JAO!」 先頭を走っていためーりんがスィーから落下したのだ。しかもそのめーりんの頭には石が刺さっている。 そして目の前を見て若きめーりんは気づいた。入口にある石の壁と、その上からこちらを覗いているゆっくり達が。 「ゆっくりできないめーりんはゆっくりしんでね!」 そういうやいなや、口に石を含んだゆっくり達は思いっきり石を吐き出す。 やたら数が多いために、それはまるで散弾銃のようにめーりん達に襲いかかってくる。 「JAON!」 「JAOOOON!!!!!!!!!」 「JA!・・・」 次々と襲いかかる石の雨。しかしこれが通常の地形なら避けれただろう。しかしここは洞窟。 横幅も狭く悪路な場所。その上めーりんたちは大軍なのだ。回避行動は難しかった。 「ゆっくりこうたいしてね!」 「ゆ! わかったよ!」 ゆっくり達は一度石を吐き終えると、すぐさま次のゆっくりと交代する。 このとき実は石のバリケードの上から攻撃できるように、まりさやみょんなどの比較的頑丈な種類のゆっくりが踏み台になる。 そうして他のゆっくりが攻撃している間に石を補充する。 これにより断続的な攻撃が可能になった。 また、運よくバリケードまで近づくめーりんも居るが、それでもこのバリケードを突破する事はできなかった。 このめーりん。負傷覚悟でバリケードに突撃しようとしたのだが、それも失敗に終わった。 なにせ相手は石の壁。しかも裏では複数のゆっくりが壁を押さえつけているのだ。スィー体当たりでも突破する事はかなわなかった。 そうしてドンドンとスィーからめーりん達を落とすゆっくり達。打ちどころがよくて生きてる者も結構いたのだが、 そのたびに止めの一撃をお見舞いしてやった。 若いめーりんはこの状況が理解できなかった。何故自分たちが愚鈍なゆっくりに後れを取っているのか。 すかさずリーダーの命令を仰ごうと、リーダーの元へ移動しようとした瞬間、リーダーの帽子が飛んだ。 「JAOOOON!!!!!!!!! JAN! JAOOON!!!!!!!!!」 他のゆっくりが自分の指示を仰ごうとした。とりあえず無傷のめーりん達を連れて一旦下がろう。 洞窟の奥ならば奴らの砲撃も来ないだろう。しかしそれは最も愚かな手だった。 なにせ食糧も何もない状態で持久戦を挑んだのだ。その結果がどうなるかなど、あえて言う必要もないだろう。 2日後、そこには衰弱しためーりん達が居た。もう自分たちが戦えないことがわかっているめーりん達は 自決しようと決意した。若いめーりん以外のめーりんはスィーから降りると、若いめーりんの前に並んだ。 このまま轢いて貰うためだ。そして若いめーりんはその後、あのゆっくり達へ突っ込むつもりだ。 例え勝てぬ戦いでも引くわけにはいかない。逃走は誇りが断じて許されない。 「JAOOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!!!!!!!!!!」 そうして一人のめーりんを残し全員が死んでいった。 後は自分が突撃するだけだ。敬愛する女神に祈っためーりんは全速力で入口へ向かう。 せめて一糸報いようと。その願いが叶わぬ事を知らずに。 めーりんが気がつくと、周りには愚鈍なゆっくり達が居た。そして自分が半分ほど地面に埋まっている事に気づいた。 かろうじて眼だけは埋まっていなかった。しかし振り向く事もできずにただただ、前を見るだけしかできなかった。 「あのめーりんがうわさのきばめーりんたちだね! おお、ぶざまぶざま!」 「ゆっくりしないめーりんはゆっくりしんでね! いますぐしんでね!」 「めーりんのぼうしなんていらないね! まりさがゆっくりすててくるよ!」 「むきゅん! さすがはわたしのこどもね!」 どうやら複数の仲間が同じ様な状態らしい。しかしこの光景・・・忘れる訳もない。 あの子供の頃と同じ光景だ。 「いまからどすがしゃべるわ! とかいはなみんなはゆっくりしずかにしてね!」 その声と共に、ドスの後ろ姿が急に現れた。 「ゆゆ! みんな! おつかれさま! むれをこえてのきょうりょくのおかげで、ゆっくりできないくずめーりんどもを ゆっくりさせることができたよ! みんなありがとう!」 「ゆーーーーー!!!」などと言う喧しい声が聞こえる。 「このめーりんたちはおろかなめーりんとして、ここにうめることにしたよ! みんなでゆっくりのなんたるかをおしえてあげてね! それからこんどおにーさんたちがきたら、みんなでおれいをしようね!」 「むきゅん! それではかいさんするわ! みんなゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 まず最初に行われたのは、言葉による攻撃だった。 「すぃーにのったからってどすにかてるとおもったの? ばかなの? しぬの?」 「なにもまもれないんだねー。わかるよー。」 「れいむたちをおそうなんてばかなめーりんだね! ゆっくりしないなんでゆっくりのかざかみにもおけないよ!」 「おびゃきゃなめーりんはゆっくちちね! ゆっくちちね!」 子ゆっくりがポヨンポヨンよめーりんの頭に体当たりをしてくる。 「ゆゆ! だめだよおちびちゃん! めーりんにさわったらゆっくりできなくなるよ!」 今すぐ死にたかった。こんな饅頭どもに上から目線で何かを言われるなど、自ら死んだ方が何億倍ましな事か。 しかし動くこともできない自分にそれは無理だった。 ある程度ゆっくり達が消えると今度は残ったゆっくり達が攻撃を仕掛けてきた。わざわざみんなが居なくなるまで待っていた 連中である。やり口は口だけで済む訳がなかった。 「ゆゆ! じね! じね! ゆっくじじね!」 「ゆっへへ・・・めーりんごときがまりささまにさからうなんておろかなんだぜ!」 抵抗できないめーりんへの攻撃。噛み付きや目潰しが何度も何度も行われた。 ただただ殴られ続けるめーりん。そして 「ゆぅ・・・・・すっきりー!」 残ったゆっくり達はめーりんに向って"ちーちー"をすると、すっきりした顔で帰って行った。 もうめーりんの頭の中は狂い始めていた。ただただ相手を呪い殺すような目で睨み続ける。 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す「とかいはなありすがゆっくりのごくいをおしえてあげるわあああああ!!!」 思考の中に変な声が混じった。前には誰もいない。居るとしたら後ろだ。 「とかいはのありすはすっきりしたいのよね・・・・しょうがいないからめーりんですっきりしてあげるわ」 そういうやいなや、気持ち悪い舌の感触がめーりんを襲った。 「ベロベロしてあげるわあああああああああ!!!!! めーりんったらいがいときもちいいのねえええええええええ!!!!」 激しい嫌悪感が湧きあがる。しかしありすは止まらない。 「すりすりしてあげるわああああああああ!!!!!! ありずのごをうんでねええええええええええええ!!!!!!」 湧きあがる何か。めーりんは認めたくなかったし、認めるつもりもなかった。 こんな相手にすっきりなど。しかし体はどうしようもなかった。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!! すっきりいいいいいいいいいいいい!!!!」 ありすと同時にすっきりしためーりん。その頭からはすぐに蔦が生えてきた。 「ゆゆ~♪ すっきりできたわー! でもめーりんとのこどもなんてとかいはじゃないから、いらないわね~♪」 そういってどこかへいってしまった。あれがゆっくりなのだ。自分の快楽さえ達成できれば、子供ですら見捨てる。 こんな物たちと同じ種族である自分を呪った。死にたかった。誰か殺してほしい。 早く早く! 早く! 早く早く早く早く早く!!!!! 誰か殺してくれ! 誰か! 誰か! ゆっくりなどしたくない! 名誉ある死を! 誰か! 加工所勤めの男が一人、国が所有する森へ入っていった。加工所は公的機関が運営している そのためいくつか国の所有地を使えるのだ。この森もその一つ。ゆっくりの知能を調べるための森だ。 ここに住んでいるのは知能を大幅に上げたゆっくり達だ。野生とは比較になるまい。 しばらく森を歩くと、ドスに出会った。どうやら狩りの帰りらしい。帽子の中にはたくさんのキノコや葉っぱが入っていた。 「どうだいめーりんたちは? だいじょうぶだったかい?」 「あんなめーりんたちなんてよゆうだったよ! でもどすがいないむれは、おにーさんのさくせんがなかったらあぶなかったよ! ありがとうおにーさん!」 「ありがとうおにーさん!」 「照れるなあ~。そんな大した事はしてないのに。」 ドスの群れへ来た。みながこちらに向かってくる。お礼をいったり、すりすりしたりと様々だ。 辺りを見回すと、一部色の違う地面があった。アレはゆっくり達の隠れ家である。 あれほどわざとらしく隠しておけば、めーりん達は落とし穴か何かだと思って通り過ぎるだろうと思ってたが どうやら成功したらしい。これが普通のゆっくりならば意気揚々と隠れ家へと近づいただろう。なまじ強いばっかりに 裏をかかれたのだ。 「ゆゆ? おにーさん! それはびでおだね! なにかうつってるの?」 ドスが持っていたビデオカメラに興味を示した。 「見てみるかい? めーりんたちがうつっているよ。」 そこに映っているのは、何周も何周も同じコースを走らされているめーりんの姿だった。体力やスィーの耐久力を調べていた時の映像だ。 このあと、疲れ果てためーりんは運転を誤り事故死した。 「ゆゆ! このめーりんはほんとうにゆっくりできないね! こっちのめーりんはゆっくりできてるのにね!」 ドスが得意げに指した方向を見た。埋まっている6体のめーりん。その頭には蔦が生えている。妊娠したのだろう。 しかし母体はもうすでに死んでいるようだ。蔦の子供も黒ずんでいる。 「一体貰っていいかな?」 「ゆ? もちろんだよ! すきなだけもらっていってね!」 「ゆゆ・・・でもまりさがちーちーしちゃったんだぜ。たべるのはおすすめしないんだぜ。」 別に食べるつもりはない。そして食べる訳でもないのに動物のちーちーを気にするなら生物を扱う仕事などやっていない。 俺は一体のめーりんを掘り出した。その顔は恨みだけで出来ていた。 見る物全てを呪い殺すような眼だった。 しかしつまらない。 こんな眼は今まで何度も何度も、それこそ飽きるほど見てきた。種類に関係なく、周りを恨みながら死んでいったゆっくりは皆このような眼をしていた。 進化した新種ならもしやと思ったが、これもゆっくりだったという事だ。 まあこの状況で恨むなと言う方が無理な話だが。 そこいらにめーりんを捨てて俺は戻ることにした。 これでめーりん撃退のテンプレは完成した。洞窟を持たない群れもいるが、まあ落とし穴と投石を応用すればどうにでもなる。 あのめーりん達は暴れ過ぎた。ゆっくりの数を極端に減らすほどだ。バランスは常に一定に保たれるべきなのだ。 この対処法を野生のゆっくり達の間で布教すれば、被害は減るだろう。意外とゆっくり間でのコミュニケーションの輪は広い。 でなければ、まだ数か所にしか加工所がなかった時代に、全国各地で加工所が恐れられることはないだろう。 そのあたりは割と謎なのだが。まあ今は関係ない。 まあ頭の悪い個体は死ぬかもしれないが人が駆除に出るよりはよっぽど安上がりだ。 それに飼いゆっくりにまで手を出したのは愚行と言うほかなかった。人間と友好的に付き合うならその辺りも考えるべきである。 そうしてトボトボと加工所へと戻った。これからまた実験だ。もっと難易度を落としたマニュアルを作成できないか考えよう。 俺は帰宅して居間でゆっくりしようとすると、目の前にコーヒーを飲んでいるまりさがいた。 「きょうはゆっくりのごくいをおにーさんにおしえてあげるね! ゆっくりきいてね!」 れいむはというと、先日買ってやったスィーに乗っていた。 「すいすいうごくよ! すごくゆっくりしたのりものだよ!」 どっちだよ。まあいいや。とりあえずまりさのぼうしをとって、中にコーヒーを注ぎ込む。 そしてそのまままりさに被せた。 「ゆびぎゃあ!!!! おべべがあづくでばえがびえない! おにーざんだづけでええええええ!!!!」 俺は移動中のれいむの前に足を出しながら、テレビのスイッチを付けた。 「ゆぎゃあ!」っとれいむは吹っ飛び、そのまま置いてあった猫の手に刺さった。ほっぺが痛そうだ。 「いぎゃいよおにーざん! とびだしなんてしないでね! ゆっくじあやばっでね!」 このれいむは意外と我慢強い。まりさは逆に泣き虫だ。そこが二人とも可愛い。 「おお、今日のニュースは・・・何ぃ! 早苗ちゃんが引退宣言! なんで!? アルバム出したばっかじゃん!」 大好きなアイドルの引退にショックを隠せないまま俺は寝ることにした。また明日も三人で グダグダな毎日を過ごすのだろう。 【あとがき】 作中で名前の出ている人物は、どこぞの風祝と一切関係ありません。 by バスケの人 このSSに感想を付ける
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K1が不満があるそうです。 -- 描いたゴミ (2008-05-01 20 25 19) 彼を救ってあげく下さいねw -- 名無しさん (2008-05-01 20 26 39) KOOLになるんだK1!君には固有結界があるじゃないか! -- 名無しさん (2008-05-01 20 27 20) 吐血に見えた -- 名無しさん (2008-05-01 21 03 12) 梨花ちゃんも再登場してるけど誰も書いてないぞ。ちなみにトミーなんかレギュラーなのにほとんど(ry -- 名無しさん (2008-05-01 21 47 27) 魔王に殺されたかと思ったら、ちゃっかりソウルブラザーで出演w -- 名無しさん (2008-05-01 22 11 53) 他のキャラとの絡み少ないからなぁ…まぁ問題ないのかもしれんが -- 名無しさん (2008-05-01 22 41 35) そもそもウッディのところ本当は何て言ってるんだろうね。 -- 名無しさん (2008-05-01 23 08 20) ↑禁則事項です -- 名無しさん (2008-05-01 23 26 25) ↑↑扉を蹴って「てぃ!!」って言ってるのが偶々かつぜつのもんだいでそう聞こえただけかな? -- 名無しさん (2008-05-02 00 02 31) KOOLになれ! -- 名無しさん (2008-05-02 00 15 36) ↑7 市街地エリア話やEDF救援依頼イベントが公開されたから今後に期待。ってかトミーこの絵板でえーりんといい雰囲気になったり、絵数は少ないけど扱いは悪くないようなw -- 名無しさん (2008-05-02 11 12 28) 扱いは悪くない。だってK1扱われて無いじゃないか絵板だとwwww でもこう、K1ソウルブラザーでエフェクト上登場してるからEDF救出依頼イベント後とかで出現するのはすげー違和感があるかも。 -- 名無しさん (2008-05-02 23 37 50) 名前 コメント
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外が騒がしいので、部屋の窓を開けてみるとゆっくりが居た。 「やい!くずめーりん!さっさとそこからでていくんだぜ!」 「ここはれいむと、まりさのおうちだよ!くずのめーりんはどこかへいってね!」 俺の住んでるアパートの隣には、人通りの少ない裏通りがある。 故に最近では粗大ゴミを捨てて行く、不届きな奴らが居るのでゴミ通りになりつつあった。 当然アパートの住人はあまり良い顔をしてないが、俺を含めて積極的に片付けようともしなかった。 そればかりか大家に至っては、退去者が残していった粗大ごみをそこに捨てる始末。 そんなゴミ通りを住処に選んだゆっくりが、たまに現れたりするのだ。 「じゃおじゃおぉぉん!」 「やっぱりめーりんはくずなんだぜ!まりささまがみつけた、すてきなおうちに、かってにすみついているんだぜ!」 「どうやら、せいさいがひつようみたいだね!くずのめーりんは、くずらしくしんでね!!」 黒帽子と赤りぼんのゆっくりが、大声で騒ぎ立てる。 たしか、まりさとれいむとか言う奴だ。 それと対峙しているのは、緑色の帽子の奴、ちぇんとか言う奴だっただろうか? 古びたプラスチック製の衣装ケースの中から、二匹を威嚇している様だった。 「じゃおぉぉぉぉぉ!!」 「くずのめーりんのくせに、まりささまにはむかったことを、こうかいさせてやるんだぜぇぇぇ!!」 「れいむのつよさを、おもいしってねぇー!!」 どうやら縄張り争いか何かの様だ。 それにしても、五月蝿くて敵わない。 俺はマグカップにお湯を注ぐと、外で騒ぎ立てるゆっくりに浴びせてやった。 「ゆっくりし 『バシャァァァ』 ゆ?………ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁ!あついんだぜぇぇぇぇ!!」 「まりさ?!どうしたのぉぉぉぉ?!」 「じゃ…お?」 お湯は見事にまりさに命中、さっき沸かしたばかりだからさぞかし熱いだろう。 まりさは両目を飛び出さんばかりに見開き、お湯か涙か判らない物を飛び散らせながら転げ回った。 「あついぃぃぃぃ!!どぼじでまりさが、こんなめにぃぃぃぃぃ?!」 「くずめーりん!まりさになにをしたのぉぉぉ?!」 「じゃ、じゃおぉ?!」 れいむは何を勘違いしたのか、緑帽子のゆっくりに罵声を浴びせる。 どうやら、俺の存在に気がついてない様なので、俺はもう一杯のお湯をれいむに浴びせてやった。 「ゆっばじゃぁぁぁ?!…ゆっぎゃぁぁぁぁぁ!あづいぃぃぃぃ!!なんなのごれはぁぁぁぁ?!」 熱湯を浴びて跳ね回るれいむ。 絶叫しながら動き回っているので、周りが見えてないらしく、もがき苦しんでいたまりさの底部を踏み潰した。 「ゆげべぇ!…で、でいぶ…なにずるんだぜ…ぎぎ…」 「あづいよぉぉぉぉ!!だれかでいぶをだずげろぉぉぉぉ!!」 駆除するつもりでお湯を浴びせたのだが、体がでかい事が幸いしたのか、騒ぐだけで未だに死にそうにはない。 このままでは、余計に五月蝿いだけなので何とかしようと考えていると、ある事を思い出した。 ゆっくりという奴は苦い物と辛い物が苦手だという事に。 俺は早速濃い目のブラックコーヒーを作り、大騒ぎしている二匹にそれを浴びせた。 「ゆげっべぇぇぇぇ?!にがあつぅぅぅぅ?!ゆげろぉぉぉぉぉぉ!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁ!!げろあつぅぅぅ?!エレエレエレエレ……」 熱湯とブラックコーヒーの死のハーモニーに、大量の餡を吐いて沈黙する二匹。 それを呆然と見つめていた緑帽子のゆっくりが、ふと俺の方を見上げる。 「じゃお?」 俺と目が合うと、首を傾げる様な仕草をしてしばし固まる。 俺はこいつにもコーヒーを浴びせてやろうかと思ったが、ポットのお湯が切れてしまった。 仕方ないので何か無いかと探していると、面白半分に買ってきて食べ切れなかった激辛スナックの袋が目に入る。 それの中身を2、3個取り出すと、緑帽子ゆっくりの目の前にそれを放った。 「じゃおぉ?」 緑帽子はスナック菓子を警戒しているのか、しばらく様子を伺っていたが、菓子を一舐めするとそれを食べ始めた。 ゆっくりは辛い物が苦手という話を聞いて居たのだが、こいつは美味しそうに放った分を完食してしまった。 「じゃおん!」 食べ終わると、お礼のつもりか、笑顔で俺に頭を下げるような仕草をした。 駆除するつもりでやったのだが、そんな態度に少し腹がたったので、残った菓子を全部ばら撒いてみた。 緑帽子は目をまん丸にして驚いたようで、何度も頭を下げると、撒かれた菓子を丁寧に拾い集めてプラケースの巣に運んでいった。 「じゃおぉん!」 スナック菓子を回収し終えた緑帽子は一声鳴くと、俺に再度頭を下げて巣の中に入っていった。 「それは、めーりん種だな。希少種のはずなんだが、そんな所に居るって野良って事か?」 昨日見たゆっくりの事を友人に説明した所、珍しそうにそう語った。 友人の話ではめーりん種は「じゃお」としか喋れず、辛い物も平気で食べるそうだ。 そして他種から苛められやすいゆっくりらしい、道理で昨日二匹に絡まれていた訳だ。 捕まえてゆっくりショップに売りに行こうかと考えたが、俺を見るなりニッコリ笑って「じゃお!」っと頭を下げた。 そんな仕草を見て、あげる気なんかまったく無かったはずの、コンビニで買った唐揚げの一つを与えてしまった。 めーりんは驚いた表情で俺を見て、何度もお礼を言うように頭を下げた。 野良ゆっくりの殆どが、ペットが捨てられた物だ。 たまに、調子に乗ったアホが町にやってくる事もあるそうなのだが、殆どは飽きられたか、ゲス化して捨てられ野良になる。 これだけ善良そうなのに、どうして野良生活をしているのだろうか? 俺が不思議そうにめーりんを眺めていると、めーりんが同じように首をかしげる仕草をしていた。 それからしばらくの間、俺はめーりんの行動を観察するようになった。 俺が家に居る時は、大抵巣に使用しているプラスチックケースの中で昼寝をしているようだった。 たまに、何か食料をもって帰ってくる事があるが、どこでそれを調達しているのかは解らない。 ただ、どうも生ゴミを漁っているというよりは、どこかの飲食店の残り物をビニール袋に詰めて貰ってきたような感じであった。 俺も時折、窓からスナック菓子を与えたりしてやったが、めーりんはその度に頭を下げて「じゃおん!」っと嬉しそうに声をあげた。 野良ゆっくりに餌を与えるのはマナー違反なのかもしれないが、めーりんを見ていると、なんだかついつい餌をあげてしまっていた。 野良猫等に餌付けしている人達も、こんな心境なのだろうか? それからも、俺は飽きもせずにめーりんの様子を見ていた。 特に騒ぎもせずに、暇さえあればのんびり昼寝をしているめーりん。 割と賢くて綺麗好きなのか、巣の周りはわりと綺麗に片付けている。 時々、他の野良ゆっくりに苛められて居る所を見た事があるが、俺が助けてやると、嬉しそうに何度も頭を下げていた。 めーりんが幸せそうにしているだけで、俺もなんだが幸せな気分になっていく。 ゆっくりに癒し効果があるとは思っても居なかったが、 それまで、ゆっくりに特に興味が無かった俺だったが、めーりんを観察しているうちに、こいつなら飼っても良いと思うようになっていた。 だが、俺の住むアパートはボロな上にペットは禁止。 その内どこかに引っ越そうかとも考えたが、俺のあるバイトの給料ではそれも難しかった。 「じゃお、じゃお、じゃおおん!」 その日は珍しくめーりんが鳴いていた。 気になって窓を開けてみると、めーりんの巣の前に一人の少女が居た。 めーりんは少し怯えている様子で、俺は思わずめーりんに声をかけた。 「めーりん、大丈夫か?!」 「じゃ、じゃおぉぉん!!」 めーりんは俺に気がつくと、大きな声で返事をした。 少女も俺のほうに向き直ると、俺の顔を見て微笑んだ。 「こんにちは、おにいさん。このめーりんは、あなたのめーりんですか?」 「いや、飼ってるわけじゃないよ。まあ、その…隣人ってとこだな」 俺と少女のやり取りを不安そうに見つめるめーりん。 見た所、少女に何かされた訳でもなさそうだが、少しオドオドしているのが気になる。 「どうした、めーりん?この子に何かされたのか?」 「じゃ、じゃおおん」 俺の問いに慌てて顔を左右に振るめーりん。 少女も、何もしてませんよと俺に言う。 少女の話では、町でめーりんを見かけたので後を着けてきたのだそうだ。 「のらのめーりんは、めずらしかったので…」 めーりんは見知らぬ人間を見て、怯えていたのだろうか? そんな事を考えていると、少女がめーりんの頭を優しく撫でた。 めーりんは気持ちよさそうに目を細めた。 そんなめーりんの様子に、少女も嬉しそうに微笑んだ。 少女が帰り際に、バッチの申請をした方が良いのでは?と俺に提案してきた。 バッチが着いていれば、ゆっくりの一斉駆除でめーりんが捕まっても、即潰されたり加工所送りにされたりする事は無いそうだ。 最低ランクの銅バッチでも、捕獲されるとまず飼い主に連絡が入るそうだ。 確かに、めーりんをこのままにして置いたら、その内駆除されてしまうかもしれない。 俺は本気で引越しを考え始めていた。 引越し先を色々探してみたが、やはり良い物件は見当たらなかった。 本格的に転職でもして、住居を変えようかと考えていると、公園の方からゆっくりの悲鳴が聞えてきた。 「ゆべら!…いだいぃぃぃぃぃ!!どぼじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉ?!」 「ゲスにんげんは、まりささまがせいさいして…ゆっぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃ!やべろぉぉぉぉ!!」 「やめてぇぇぇ!!こんなのとかいっばぁ?!」 「おかーしゃん!ゆびぇぇぇぇぇぇん!!」 公園内では、制服を着た人間によるゆっくりの一斉駆除が行われていた。 親を潰されて、泣き叫ぶ赤ゆっくりや子ゆっくり。 人間に向かっていって、返り討ちにあうゆっくり。 逃回っている所を踏みつけられるゆっくり。 必死に命乞いをして潰されるゆっくり。 正に公園はこの世のゆっくり地獄と化していた。 そんな中で一匹のゆっくりと目があった。 駆除から逃れようと、公園のフェンスまでやって来たゆっくりの様だ。 薄汚れた、れいむ種と、傍らにはその子供と思われる、小さなまりさがいた。 「ゆひぃ!に、にんげんさん!!」 「ゆびぇぇぇ!こわいのじぇぇぇぇ!!」 俺の姿を見て怯えるれいむ。 それに反応するかのように、泣き叫ぶ子まりさ。 だが、親れいむは俺に向かって話しかけてきた。 「おねがいです、にんげんさん。れいむはどうなってもいいから、おちびちゃんだけは、たすけてください!!」 そう言われて、俺はあらためて子まりさに目をやる。 子まりさは俺と目が合うと、慌てて親れいむの陰に隠れる。 「このままだと、れいむたちはころされちゃうんですぅぅぅ!!だから、せめておちびちゃんだけでもぉぉぉぉ!!」 「そういわれてもな…」 正にその言葉通りだった。 こいつらは善良そうな種でも、めーりんを苛めたりする者もいる。 だが助けを求められて、拒むのも気が引けると思ってしまった。 以前なら、ゆっくりに対してこんな事は考えもしなかっただろう。 しかし、俺の言葉を聴いた子まりさが、俺に向かって罵声を浴びせた。 「なにしてるのじぇ?!はやくまりちゃをたすけるのじぇ!!このくじゅにんげん!!」 「おちびちゃん!どぼしてそんなこというのぉぉぉぉ?!」 親れいむは、慌てて子まりさを叱るが、子まりさは悪びれる様子はなかった。 「くじゅはくじゅなのじぇ!まりちゃをゆっくちさせないやつは、みんなくじゅなのじぇ!!」 助けて貰おうという立場のはずなのに、俺をクズ呼ばわりする子まりさ。 そんな子まりさの態度に少し呆れてしまったが、ふと、大変な事に気がついた。 駆除は公園だけなのか? もしかしたら……… 「すみません、職員の方!ここに逃げ出そうとしてるゆっくりが居ますよ!!」 「あーどうも、ったく、糞ゆっくりが…」 「「どぼじでぇぇぇぇぇ?!」」 俺は子まりさが少々気に入らなかったので、ちょっと意地悪をしてその場を去る事にした。 親子ゆっくりの悲鳴を後ろで聞きながら、慌てて家に向かった。 アパートの裏のガラクタ通りに足を踏み入れ、めーりんの巣に向かう。 普段は窓から見ているだけだったので、こんなにガラクタが散乱しているとは思わなかった。 TVだのエアコンだのをここに捨てに来る神経も分からないが、そんな事を気にしている場合じゃない。 ようやく、見慣れたプラスチックケースを見つけたが、めーりんの姿はどこにも無かった。 あれから、めーりんは戻ってくる事は無かった。 外が騒がしいと思って覗いてみれば、別のゆっくりがめーりんの巣に住着こうとしているくらいだった。 俺はそんなゆっくりを駆除しながら、めーりんの帰りをひたすら待った。 捕まって駆除されてしまったのではないかとも思った。 それでも、どこかで生きているのではないかという思いは捨て切れなかった。 そして、めーりんが居なくなって数日たったある日の事。 バイトから帰って来てしばらくすると、外から聞き覚えのある鳴き声が聞えてきた。 「じゃお、じゃお、じゃおぉぉん!」 俺は慌てて窓を開けると、そこには以前ここで出会った少女に抱かれためーりんが居た。 「じゃおん!」 「おにいさん、こんにちは」 俺を見て微笑むめーりんと少女。 俺は家を出てめーりんと少女の下へ向かった。 少女の話によれば、一斉駆除があった日にたまたま町でめーりんを見かけたので、慌てて保護したとの事だった。 そしてそのままの流れで、めーりんは飼いゆっくりになったそうだ。 じゃおっと得意そうにめーりんは俺にバッチを見せてくれた。 めーりんの帽子には胴色のバッチが輝いていた。 俺としては、少し残念で寂しい気もしたが、これがめーりんにとっては一番良かったのかもしれない。 そんな事を考えていると、めーりんが器用に帽子を脱ぎだした。 そして帽子の中から虹色に光るプラスチックの宝石の様な物を取り出した。 「じゃおじゃお、じゃーお」 「いままで、おせわになった、おれいにどうぞっていってます」 少女がめーりんの通訳をしている。 どうしてめーりんの喋っている事が解るのかは知らないが、俺はそれを受け取った。 「貰っていいのか?」 「じゃおじゃーお、じゃおおん」 「めーりんのたからものだっていってます。おにいさんに、もらってほしいそうです」 「そっか、めーりんありがとうな」 「じゃおん」 めーりんは照れながら一声鳴いた。 あれから、あのめーりんとは一度も会ってない。 あの後俺は仕事も変えて引越して、今では一匹のめーりんと暮らしている。 後から解った話だが、めーりんが俺にくれた物はペットショップ等で売られているゆっくりグッツの一つのようだ。 めーりん種が好むおもちゃらしい。 あのめーりんはどこであれを手に入れたのかは解らない。 もしかしたら、元飼いゆっくりだったのかもしれないが、今となっては詳しい事は解らない。 ただ、あのめーりんが幸せであるならそれで良いだろう。 少女だと思っていた子も、どうやら胴付きゆっくりだったようだ。 あの時は気にもしていなかったが、ペットショップで似たような子を見つけたときは驚いた。 俺ももう少しよく彼女を見ていれば、背中から生えていた変わった形の羽に気が付いていたのだと思う。 「じゃお?」 俺の隣に居るめーりんが、不思議そうに俺を眺める。 「何でもないよ、めーりん。ちょっと昔を思い出していただけだよ」 「じゃおん!」 めーりんは一声鳴くと、あの不思議な虹色のおもちゃを眺めたり転がしたりして遊び始めた。 めーりんはあのめーりんと同じ様に、のんびりゆっくりしていた。 完 徒然あき
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こっちの投票箱は固定です、二週間に一度リセットする事はありません。 15回みてます投票をベースに、新規投票の結果を追加しています。 新規作品は見てます投票(新規)のあと、次の投票からこちらに追加されます。 その他のルール、決まりごと、お約束、マナー等のルールは投票をご覧下さい 選択肢を追加しないで下さい。 001-100人目101-200人目201-300人目301-400人目←今ここ401-500人目501-600人目601-700人目701-800人目801-900人目901-1000人目1001-1100人目 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 355 キモヲタニートですら幻想入りしてしまったようです。 468 (14%) 2 357 RIKISHIが幻想入り 429 (13%) 3 362 皮肉屋なトマトが幻想入り 343 (10%) 4 327 ちょっと幻想郷までいってきまうs。 302 (9%) 5 367 うちの看板娘が幻想入り 279 (8%) 6 380 魔導探偵が幻想入り 261 (8%) 7 313 コスプレしたまま幻想入り 194 (6%) 8 339 拉致られて幻想郷Ⅱ 169 (5%) 9 365 家出と幻想入り 159 (5%) 10 392 幻想入りしたら二心同体 139 (4%) 11 322 幻想入り ~異世界を渡る者~ 121 (4%) 12 371 好奇心に惹かれて幻想入り 101 (3%) 13 381 厨二病が幻想郷入り 73 (2%) 14 310 そっくりさんが幻想入り 72 (2%) 15 320 忘れ去られた少女 49 (1%) 16 323 記憶喪失で幻想入り 49 (1%) 17 373 猫目の人が幻想入り 49 (1%) 18 374 幻想入れ 24 (1%) 19 306 俺幻想譚 21 (1%) 20 324 東方見聞録 12 (0%) 21 340 糸使いの執事が幻想郷へ 12 (0%) 22 305 幻想郷の一人の物書き 9 (0%) 23 304 ノリで幻想入り!? 4 (0%) 24 353 自衛隊みたいな人が幻想郷に武力介入 4 (0%) 25 338 メダロットが幻想入り 3 (0%) 26 366 そこは夢見た幻想郷 3 (0%) 27 395 空から幻想入り 3 (0%) 28 309 頼まれて幻想入り 2 (0%) 29 325 強制召喚幻想入り 2 (0%) 30 345 with疫病神 2 (0%) 31 349 後頭部どつかれて幻想郷…。 2 (0%) 32 359 今更、幻想入りしてみた 2 (0%) 33 364 やっちまった幻想入り・・・ 2 (0%) 34 377 SOS団が幻想入り 2 (0%) 35 394 こじ開けて幻想入り 2 (0%) 36 319 東方SD戦国伝 1 (0%) 37 337 えーりんえーりん!と叫んで幻想入り 1 (0%) 38 346 幻想入りさせてみた 1 (0%) 39 350 幻想夷物語 1 (0%) 40 379 観光ついでに東方幻想入り 1 (0%) 41 302 人妖繋ぎ物語 0 (0%) 42 307 どうやってか俺も幻想入り 0 (0%) 43 308 代理で幻想入り 0 (0%) 44 311 騒霊と幻想入り。 0 (0%) 45 312 就活中に幻想入り 0 (0%) 46 314 携帯片手に幻想入り 0 (0%) 47 315 居眠りして幻想郷 0 (0%) 48 317 適当に歩いていたら幻想入り 0 (0%) 49 318 刷り込まれて幻想入り 0 (0%) 50 329 スキマ送りで幻想郷 0 (0%) 51 330 幻想のなかで 0 (0%) 52 331 幻想放浪記 0 (0%) 53 332 鳥居から幻想入り 0 (0%) 54 333 みんな楽しそうだから幻想入りしてみる 0 (0%) 55 334 引きずりこまれた先、幻想郷 0 (0%) 56 335 神隠しされて幻想入り 0 (0%) 57 336 俺が何やら神隠し 0 (0%) 58 341 AAと幻想郷 0 (0%) 59 342 一人旅の準備をしていたら幻想入り 0 (0%) 60 343 ドアを開けたら幻想郷 0 (0%) 61 344 車の中から幻想入り 0 (0%) 62 347 幻想入りを描こうとしたら幻想入りしてた。 0 (0%) 63 348 俺も幻想入りしてみた!すごく・・幻想郷です・・ 0 (0%) 64 351 ゼル幻 0 (0%) 65 352 俺も来ちゃったぜ幻想郷 0 (0%) 66 356 東方犬聞録 0 (0%) 67 360 東方俺も幻想入りですぜいぃぃぃ 0 (0%) 68 361 ネガティブ思考な男が幻想入りしたようです 0 (0%) 69 363 今更ながら幻想入り 0 (0%) 70 368 戦闘中にTFが幻想入り 0 (0%) 71 369 崖から落ちて幻想入り 0 (0%) 72 370 いつの間にかダチが先に幻想入り 0 (0%) 73 372 傍観者として幻想入り 0 (0%) 74 375 飛び込んで幻想入り 0 (0%) 75 376 ならば俺も幻想になろう! 0 (0%) 76 378 無能が幻想入り 0 (0%) 77 382 ラムザ君が幻想入り 0 (0%) 78 384 力を求めて幻想入り 0 (0%) 79 386 幻想闘霊伝 0 (0%) 80 387 綾鷹幻想郷入り 0 (0%) 81 388 野郎2人で幻想入り 0 (0%) 82 390 森で迷って幻想入り 0 (0%) 83 391 東方狂災起 0 (0%) 84 393 無謀にも自ら幻想郷入り 0 (0%) 85 396 記憶喪失と幻想の竹林 0 (0%) 86 397 俺なんかが幻想入り? 0 (0%) 87 398 幻想入りシリーズ・錬魔譚 0 (0%) 88 400 かえるのおきものが幻想入り 0 (0%) その他 投票総数 3373
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※めーりん好きは見ない方がいいです。 後、ちーちー注意です とある森にあるゆっくりの巣。100匹程度からなるその群れは実にゆったりとした日々を過ごしていた。 そんなある日。 「ドス~たいへんだよ!」 「ゆー? どうしたのまりさ?」 群れのリーダーであるドスの所にまりさがやってきた。何やら慌てている様子である。 「このさきのむれですぃーにのっためーりんたちをみたんだぜ! となりのむれにひどいことをしてたんだぜ!」 「ゆゆ! それはゆっくりできないね! いますぐみんなをあつめてね! あとはちかくのむれのおさたちもよんできてね!」 こうして群れのゆっくりと近くの群れの長達はドスのの元へ集まった。そして何やらゴソゴソと準備を始める。 それから二日後。森へ一つのゆっくりできない集団がやってきた。騎馬めーりんの一団である。 めーりんから進化した彼らの本能には"ゆっくり"する事は完全に消え去っており。崇拝する女神と戦いの為に常に移動を続ける 好戦的な集団であった。 スィーを巧みに操るめーりん達。その数は40匹といったところか。 集団の真ん中に居るのは、他のゆっくり達の飾りで作ったパッチワークの帽子を被るめーりん。 この群れのリーダーである。百戦錬磨の彼女は今日もゆっくり達を襲撃しようと森へやってきた。 それぞれの巣を襲撃するために、いくつかの集団に別れためーりん達は各々の目的地へと向かった。 森に入ってしばらくすると、めーりんの集団は急に止まりだした。後100mも走れば巣と思われる洞窟にたどり着くという所でだ。 そして集団から何匹かのスィーにのったゆっくりが先頭に押し出された。それはまだ幼いめーりん種以外の子ゆっくり達だった。 「ゆゆ・・・ゆっぐりざぜでぐだざい・・・」 「ありちゅたちをゆっきゅちちゃちてね!」 そんな彼らを無視して、めーりんは前に進むように目を前方へ向ける。 「ゆゆゆ・・・ゆっくりはしればいいんだね。ゆっくりはしるよ。」 逆らっても意味のない事を知っている子どもたちは大人しく従った。 まだたどたどしい動きでスィーを進める。すると 「ゆぐぐぐぐぐ!!! どうじでじべんがゆれでるのおおお!!! ゆっぐじでぎにゃぎゃ!」 急にガタガタと揺れ出したスィー。それによりバランスを取れなくなった子ゆっくり達はそのまま落下してしまった。 理由は簡単だ。そこには大量の小石が敷き詰められていたからだ。平地での移動には最適なスィーだが、こういった悪路での走行は危険だ。 むしろ歩いた方が効率がいい時もある。 「いぎゃいよ! ゆゆゆ・・・ゆっくりたすけてねめーりん! おねがいだからね!」 「とかいはのあんよがらあんこがでてるの! おねがいだからたすけてね!」 そんな話など最初から聞いていなかった。めーりんたちはリーダーを中心に何か話している。 「JAOOO! JAO!JAON!」 「J、JAJAJAO!」 「JAOOOOOOON!!!」 リーダーのめーりんにしてみればこの程度の罠は予想の範疇だった。だからわざわざ奴隷の一部を連れ出して こうして当て馬として利用したのだ。 めーりん達は話し合いの結果、二手に別れて左右から挟み撃ちにする事にした。 このような罠を仕掛ける相手である。逃げられる可能性もあるからだ。 リーダーが率いる側が右、残りが左から攻める事にした。そうして二手に別れるめーりん達。 「ゆ! まってね! どうしてれいむたちをおいていくの! ゆっくりたすけてね! おねがいだからだづげでええええええ!!!!」 さて、左の部隊。この部隊を指揮するのはまだ若いめーりんだった。 実力あるがどうにも経験不足なこのめーりんの為に、リーダーが気を利かしてくれたのだ。 わざわざ自分を選んでくれたリーダーへの感謝と、これから始まる戦い、そして一方的な蹂躙に胸躍るめーりんであった。 めーりんと言うだけで迫害されてきた子ども時代。親を失くし後、この一団に拾われなかったら野たれ死んでいただろう。 ゆっくりするなど愚かだ。戦いに生き、戦いの中で死ぬのが本当の生物だ。 ギラギラと目を輝かせながら、めーりんは静かに巣へと近づいていく。 その時だった。 「JAO!」 突然、目の前にいためーりん達が視界から消えた。慌てて進行をストップさせためーりんは、消えた場所を確認する。 そこには落とし穴に落ちためーりん達が居た。しかもただの落とし穴ではない。 下には小石や木の枝などが大量に落ちていた。しかも石はわざわざ縦に埋めてあるのだ。石に刺さっためーりん達は苦しそうに上を見上げていた。 「JA・・・JAO! JAO!」 「JAOOOOOOON!!!!!!」 生き残った部隊はそのまま走り去っていった。めーりん達の傷はもう治せるレベルのものではない。 そしてめーりん達は戦えなくなっていったものは躊躇なく捨ていく。何故なら彼女らにとって戦えないのは恥だからだ。 それを知っているために落ちためーりん達も何も言わない。ただ己の未熟さを恥じて死を待つだけだった。 森を抜けて群れの住処の前でリーダー達と合流した。右の部隊もだいたい同じ様な状況であったらしい。 各々の被害を報告した彼らは、ふと目の前の地面の異変に気づいた。 周りの草木とは明らかに違う草が敷き詰められているその地面の一角。どうみても落とし穴だった。 まさかこんなものに引っかかると思っているのだろうか。半ば呆れながらリーダーと共に目の前の洞窟へ進んでいった。 周りにゆっくりが居ない以上、ここへ逃げ込んだのだろう。洞窟の入口の近くには石が積み上げてあったが、 別に洞窟を守っている訳でもなかった。せめてバリケードにでもすればいいのだろうに。 ゴツゴツとした洞窟も、めーりん達にしてみれば大した事のない所である。文字通りスィーっと洞窟の奥へ進むめーりん達。 そしてそのまま行き止まりまで来てしまったではないか。 「JAO? JAON! JAON!」 「JAOOOON!」 群れのめーりん達も流石にわからなかった。とりあえず洞窟から出ようという事になり、入口へと向かう。 そして入口が見えたところでそれは起こった。 「JAO!」 先頭を走っていためーりんがスィーから落下したのだ。しかもそのめーりんの頭には石が刺さっている。 そして目の前を見て若きめーりんは気づいた。入口にある石の壁と、その上からこちらを覗いているゆっくり達が。 「ゆっくりできないめーりんはゆっくりしんでね!」 そういうやいなや、口に石を含んだゆっくり達は思いっきり石を吐き出す。 やたら数が多いために、それはまるで散弾銃のようにめーりん達に襲いかかってくる。 「JAON!」 「JAOOOON!!!!!!!!!」 「JA!・・・」 次々と襲いかかる石の雨。しかしこれが通常の地形なら避けれただろう。しかしここは洞窟。 横幅も狭く悪路な場所。その上めーりんたちは大軍なのだ。回避行動は難しかった。 「ゆっくりこうたいしてね!」 「ゆ! わかったよ!」 ゆっくり達は一度石を吐き終えると、すぐさま次のゆっくりと交代する。 このとき実は石のバリケードの上から攻撃できるように、まりさやみょんなどの比較的頑丈な種類のゆっくりが踏み台になる。 そうして他のゆっくりが攻撃している間に石を補充する。 これにより断続的な攻撃が可能になった。 また、運よくバリケードまで近づくめーりんも居るが、それでもこのバリケードを突破する事はできなかった。 このめーりん。負傷覚悟でバリケードに突撃しようとしたのだが、それも失敗に終わった。 なにせ相手は石の壁。しかも裏では複数のゆっくりが壁を押さえつけているのだ。スィー体当たりでも突破する事はかなわなかった。 そうしてドンドンとスィーからめーりん達を落とすゆっくり達。打ちどころがよくて生きてる者も結構いたのだが、 そのたびに止めの一撃をお見舞いしてやった。 若いめーりんはこの状況が理解できなかった。何故自分たちが愚鈍なゆっくりに後れを取っているのか。 すかさずリーダーの命令を仰ごうと、リーダーの元へ移動しようとした瞬間、リーダーの帽子が飛んだ。 「JAOOOON!!!!!!!!! JAN! JAOOON!!!!!!!!!」 他のゆっくりが自分の指示を仰ごうとした。とりあえず無傷のめーりん達を連れて一旦下がろう。 洞窟の奥ならば奴らの砲撃も来ないだろう。しかしそれは最も愚かな手だった。 なにせ食糧も何もない状態で持久戦を挑んだのだ。その結果がどうなるかなど、あえて言う必要もないだろう。 2日後、そこには衰弱しためーりん達が居た。もう自分たちが戦えないことがわかっているめーりん達は 自決しようと決意した。若いめーりん以外のめーりんはスィーから降りると、若いめーりんの前に並んだ。 このまま轢いて貰うためだ。そして若いめーりんはその後、あのゆっくり達へ突っ込むつもりだ。 例え勝てぬ戦いでも引くわけにはいかない。逃走は誇りが断じて許されない。 「JAOOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!!!!!!!!!!」 そうして一人のめーりんを残し全員が死んでいった。 後は自分が突撃するだけだ。敬愛する女神に祈っためーりんは全速力で入口へ向かう。 せめて一糸報いようと。その願いが叶わぬ事を知らずに。 めーりんが気がつくと、周りには愚鈍なゆっくり達が居た。そして自分が半分ほど地面に埋まっている事に気づいた。 かろうじて眼だけは埋まっていなかった。しかし振り向く事もできずにただただ、前を見るだけしかできなかった。 「あのめーりんがうわさのきばめーりんたちだね! おお、ぶざまぶざま!」 「ゆっくりしないめーりんはゆっくりしんでね! いますぐしんでね!」 「めーりんのぼうしなんていらないね! まりさがゆっくりすててくるよ!」 「むきゅん! さすがはわたしのこどもね!」 どうやら複数の仲間が同じ様な状態らしい。しかしこの光景・・・忘れる訳もない。 あの子供の頃と同じ光景だ。 「いまからどすがしゃべるわ! とかいはなみんなはゆっくりしずかにしてね!」 その声と共に、ドスの後ろ姿が急に現れた。 「ゆゆ! みんな! おつかれさま! むれをこえてのきょうりょくのおかげで、ゆっくりできないくずめーりんどもを ゆっくりさせることができたよ! みんなありがとう!」 「ゆーーーーー!!!」などと言う喧しい声が聞こえる。 「このめーりんたちはおろかなめーりんとして、ここにうめることにしたよ! みんなでゆっくりのなんたるかをおしえてあげてね! それからこんどおにーさんたちがきたら、みんなでおれいをしようね!」 「むきゅん! それではかいさんするわ! みんなゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 まず最初に行われたのは、言葉による攻撃だった。 「すぃーにのったからってどすにかてるとおもったの? ばかなの? しぬの?」 「なにもまもれないんだねー。わかるよー。」 「れいむたちをおそうなんてばかなめーりんだね! ゆっくりしないなんでゆっくりのかざかみにもおけないよ!」 「おびゃきゃなめーりんはゆっくちちね! ゆっくちちね!」 子ゆっくりがポヨンポヨンよめーりんの頭に体当たりをしてくる。 「ゆゆ! だめだよおちびちゃん! めーりんにさわったらゆっくりできなくなるよ!」 今すぐ死にたかった。こんな饅頭どもに上から目線で何かを言われるなど、自ら死んだ方が何億倍ましな事か。 しかし動くこともできない自分にそれは無理だった。 ある程度ゆっくり達が消えると今度は残ったゆっくり達が攻撃を仕掛けてきた。わざわざみんなが居なくなるまで待っていた 連中である。やり口は口だけで済む訳がなかった。 「ゆゆ! じね! じね! ゆっくじじね!」 「ゆっへへ・・・めーりんごときがまりささまにさからうなんておろかなんだぜ!」 抵抗できないめーりんへの攻撃。噛み付きや目潰しが何度も何度も行われた。 ただただ殴られ続けるめーりん。そして 「ゆぅ・・・・・すっきりー!」 残ったゆっくり達はめーりんに向って"ちーちー"をすると、すっきりした顔で帰って行った。 もうめーりんの頭の中は狂い始めていた。ただただ相手を呪い殺すような目で睨み続ける。 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す「とかいはなありすがゆっくりのごくいをおしえてあげるわあああああ!!!」 思考の中に変な声が混じった。前には誰もいない。居るとしたら後ろだ。 「とかいはのありすはすっきりしたいのよね・・・・しょうがいないからめーりんですっきりしてあげるわ」 そういうやいなや、気持ち悪い舌の感触がめーりんを襲った。 「ベロベロしてあげるわあああああああああ!!!!! めーりんったらいがいときもちいいのねえええええええええ!!!!」 激しい嫌悪感が湧きあがる。しかしありすは止まらない。 「すりすりしてあげるわああああああああ!!!!!! ありずのごをうんでねええええええええええええ!!!!!!」 湧きあがる何か。めーりんは認めたくなかったし、認めるつもりもなかった。 こんな相手にすっきりなど。しかし体はどうしようもなかった。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!! すっきりいいいいいいいいいいいい!!!!」 ありすと同時にすっきりしためーりん。その頭からはすぐに蔦が生えてきた。 「ゆゆ~♪ すっきりできたわー! でもめーりんとのこどもなんてとかいはじゃないから、いらないわね~♪」 そういってどこかへいってしまった。あれがゆっくりなのだ。自分の快楽さえ達成できれば、子供ですら見捨てる。 こんな物たちと同じ種族である自分を呪った。死にたかった。誰か殺してほしい。 早く早く! 早く! 早く早く早く早く早く!!!!! 誰か殺してくれ! 誰か! 誰か! ゆっくりなどしたくない! 名誉ある死を! 誰か! 加工所勤めの男が一人、国が所有する森へ入っていった。加工所は公的機関が運営している そのためいくつか国の所有地を使えるのだ。この森もその一つ。ゆっくりの知能を調べるための森だ。 ここに住んでいるのは知能を大幅に上げたゆっくり達だ。野生とは比較になるまい。 しばらく森を歩くと、ドスに出会った。どうやら狩りの帰りらしい。帽子の中にはたくさんのキノコや葉っぱが入っていた。 「どうだいめーりんたちは? だいじょうぶだったかい?」 「あんなめーりんたちなんてよゆうだったよ! でもどすがいないむれは、おにーさんのさくせんがなかったらあぶなかったよ! ありがとうおにーさん!」 「ありがとうおにーさん!」 「照れるなあ~。そんな大した事はしてないのに。」 ドスの群れへ来た。みながこちらに向かってくる。お礼をいったり、すりすりしたりと様々だ。 辺りを見回すと、一部色の違う地面があった。アレはゆっくり達の隠れ家である。 あれほどわざとらしく隠しておけば、めーりん達は落とし穴か何かだと思って通り過ぎるだろうと思ってたが どうやら成功したらしい。これが普通のゆっくりならば意気揚々と隠れ家へと近づいただろう。なまじ強いばっかりに 裏をかかれたのだ。 「ゆゆ? おにーさん! それはびでおだね! なにかうつってるの?」 ドスが持っていたビデオカメラに興味を示した。 「見てみるかい? めーりんたちがうつっているよ。」 そこに映っているのは、何周も何周も同じコースを走らされているめーりんの姿だった。体力やスィーの耐久力を調べていた時の映像だ。 このあと、疲れ果てためーりんは運転を誤り事故死した。 「ゆゆ! このめーりんはほんとうにゆっくりできないね! こっちのめーりんはゆっくりできてるのにね!」 ドスが得意げに指した方向を見た。埋まっている6体のめーりん。その頭には蔦が生えている。妊娠したのだろう。 しかし母体はもうすでに死んでいるようだ。蔦の子供も黒ずんでいる。 「一体貰っていいかな?」 「ゆ? もちろんだよ! すきなだけもらっていってね!」 「ゆゆ・・・でもまりさがちーちーしちゃったんだぜ。たべるのはおすすめしないんだぜ。」 別に食べるつもりはない。そして食べる訳でもないのに動物のちーちーを気にするなら生物を扱う仕事などやっていない。 俺は一体のめーりんを掘り出した。その顔は恨みだけで出来ていた。 見る物全てを呪い殺すような眼だった。 しかしつまらない。 こんな眼は今まで何度も何度も、それこそ飽きるほど見てきた。種類に関係なく、周りを恨みながら死んでいったゆっくりは皆このような眼をしていた。 進化した新種ならもしやと思ったが、これもゆっくりだったという事だ。 まあこの状況で恨むなと言う方が無理な話だが。 そこいらにめーりんを捨てて俺は戻ることにした。 これでめーりん撃退のテンプレは完成した。洞窟を持たない群れもいるが、まあ落とし穴と投石を応用すればどうにでもなる。 あのめーりん達は暴れ過ぎた。ゆっくりの数を極端に減らすほどだ。バランスは常に一定に保たれるべきなのだ。 この対処法を野生のゆっくり達の間で布教すれば、被害は減るだろう。意外とゆっくり間でのコミュニケーションの輪は広い。 でなければ、まだ数か所にしか加工所がなかった時代に、全国各地で加工所が恐れられることはないだろう。 そのあたりは割と謎なのだが。まあ今は関係ない。 まあ頭の悪い個体は死ぬかもしれないが人が駆除に出るよりはよっぽど安上がりだ。 それに飼いゆっくりにまで手を出したのは愚行と言うほかなかった。人間と友好的に付き合うならその辺りも考えるべきである。 そうしてトボトボと加工所へと戻った。これからまた実験だ。もっと難易度を落としたマニュアルを作成できないか考えよう。 俺は帰宅して居間でゆっくりしようとすると、目の前にコーヒーを飲んでいるまりさがいた。 「きょうはゆっくりのごくいをおにーさんにおしえてあげるね! ゆっくりきいてね!」 れいむはというと、先日買ってやったスィーに乗っていた。 「すいすいうごくよ! すごくゆっくりしたのりものだよ!」 どっちだよ。まあいいや。とりあえずまりさのぼうしをとって、中にコーヒーを注ぎ込む。 そしてそのまままりさに被せた。 「ゆびぎゃあ!!!! おべべがあづくでばえがびえない! おにーざんだづけでええええええ!!!!」 俺は移動中のれいむの前に足を出しながら、テレビのスイッチを付けた。 「ゆぎゃあ!」っとれいむは吹っ飛び、そのまま置いてあった猫の手に刺さった。ほっぺが痛そうだ。 「いぎゃいよおにーざん! とびだしなんてしないでね! ゆっくじあやばっでね!」 このれいむは意外と我慢強い。まりさは逆に泣き虫だ。そこが二人とも可愛い。 「おお、今日のニュースは・・・何ぃ! 早苗ちゃんが引退宣言! なんで!? アルバム出したばっかじゃん!」 大好きなアイドルの引退にショックを隠せないまま俺は寝ることにした。また明日も三人で グダグダな毎日を過ごすのだろう。 【あとがき】 作中で名前の出ている人物は、どこぞの風祝と一切関係ありません。 by バスケの人 このSSに感想を付ける
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我を覚えているか知らんが全て燃やし尽くしてやったぞ!我の名は真・神滅の魔狼ボルケーノフェンリルなり。今までの恨み晴らしてくれよう!←誰だよ(ピ) ※現在復興中です。復興完了しました。 五十音順で記載。このwikiにページがある人が対象です。漏れがあればどんどん追記・編集してください。 ()内はあだ名や別名。書かなくても構いません。 編集にやり方の関係上、リンクが切れてる可能性アリ。気づいた人は暇なときに直してほしい。 サイドワインダー@フランちゃんは俺の嫁(サイワイ、ドヴァキン)←こんな感じ 編集の際はこちらのコピペをお使いください。 ここに表示したい名前(あだ名、別名) ※ページ名をそのまま載せる場合はこちら ページ名(あだ名、別名) 1884年生まれ(1884年生まれのえーりん) あいあい アイりんご(´・ω・)つ🍎たべるんご? 兄貴姉貴(オキラク) あぽう(あほう) アラハイム アルティマ社会主義共和国連邦(アルティマ連邦) アルティマナイト unknown 所属不明 伊藤誠(ガス) ウィロー ヴェンデッタ オーバーテイカー 𝐎𝐌𝐄𝐆𝐀 Ω_オメガ お前らきっしょ FC_GARNET 海鮮丼 海藤瞬 狐 キムチ けろ こめっこ大好きなポット サイコパス緑 サイドワインダー@フランちゃんは俺の嫁 サエナイさん しゅみい ジャンク(さしみ) ストライクノワール_hi.deyosi(現Part3の管理人) DIEふく 田花(akanaT ダリリウム ダブルダブルヘリッカス ダマ推し Dungfish 超高校級のヒロイン(ダンロン好きな人) Tニキ(Tくん) デップーの刀 Delta トトロ24ごう 名無しのゴミスキン 名無しのスペシャルフォース 名無しのninja 名無しのビッグマウス 偽ラマ ニャンワン2せい ネクロノミコン(クーリア) バーンアウト 墓石 ピストル好きのダマ ビック・ラマ Bラマ(名無しのバースデーラマ) フェイト FoxRequiem ペンギン ホットドッグの人 ぼっち マコティオ マシュメロ(bgsrt) ミッキーマウス(^ρ^) 野鳥先輩 やぎちゃん(ギルガメシュ) 遊戯@もやしくん 有能弁護士 ゆーべん りゅう(ツチホシ、土星) 👑レイヴン王朝👑
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ゆっくりの種類 レア度 高級種 希少種 準希少種 普通種 通常種 高い ←←←←←←←←→→→→→→→→ 低い ゆっくりれいむ 通常種(でいぶになる可能性在り ゆっくりまりさ 通常種(ドスになる可能性在り) ゆっくりありす 通常種(レイパーになる可能性在り) ゆっくりぱちゅりー 通常種 ゆっくりみょん普通種 ゆっくりようむ 普通種 ゆっくりちぇん 普通種 ゆっくりるーみあ 準希少種 ゆっくりだいようせい 準希少種 ゆっくりめーりん 準希少種➕ ゆっくりこあくま 準希少種➕ ゆっくりれみりぁ 通常種 ゆっくりさくや 準希少種➕ ゆっくりちるの 準希少種 ゆっくりふらん 普通種 ゆっくりれてぃ 準希少種 ゆっくりるなさ 希少種 ゆっくりめるらん 希少種 ゆっくりりりか 希少種 ゆっくりゆゆこ 希少種 ゆっくりらん希少種 ゆっくりゆかり 特別種 ゆっくりりぐる 準希少種 ゆっくりみすちー 準起床種 ゆっくりけーね 希少種 ゆっくりえーりん希少種 ゆっくりかぐや 希少種 ゆっくりもこう 希少種 全ては登場しません ここからはSS ゆっくりれいむ「すっきりー」 ゆっくりまりさ「すっきりー」 そして午前10時 父まりさ「かりさんにいってくるのぜ!」 一時間経過 父まりさ「ただいまなのぜ」 母れいむ「おかえりなさい」 母れいむ「ごはんさんたべようね」 ゆっくりたち「いただきます!」 ゆっくりたち「むしゃーむーしゃーしあわせーーーーーー」 ゆっくりたち「ごちそうさま!」 一時間経過 そして母れいむの茎から赤ゆたちが生まれようとしている 父まりさ「れいむーーがんばれーー」 母れいむ「うばれる」 赤ゆたち「ゆきゅちしちぇいてね!!」 生まれた数は10匹 多すぎる 運良くエサ不足に陥らなかったようだ そして 時は11月 子ゆっくりたち「ゆっくりしていってね」 母れいむ「もうそろそろふゆごしの準備をするよ」 子まりさA「ふゆごしてなに?」 父まりさ「ふゆごしはゆっくりできないふゆさんからのがれるために秋に食料と落ち葉を準備します」 子れいむA「ふゆさんてなに」 母れいむ「ふゆさんはとてもさむいきせつのことだよ」 そして れいむ一家は冬越しの準備をした やがてゆきがふりそのさむさで別の一家が死んだり餌不足で死んだりするが この一家は無事だった そして2ヶ月後雪は強まり扉の固定を怠ったゆっくり一家をころした この一家は無事だった扉の固定をちゃんとやったそうだ 2ヶ月後 母れいむ「ゆんやーーーーーーーー」 増えすぎたため一斉駆除が始まったそうだ やがて絶滅した 幸い長ぱちゅりーは生き延びたようだ おしまいhm
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白玉楼から博麗神社への食物宅配マッチ。 まさに、白玉楼の住人を増やしかねない地獄の対戦方法だ。 「これって、泥棒じゃないのかな?いつもやられている立場としては気が引けるんだが……」 「まあ、そういう競技ですし、大丈夫でしょう」 「ちょっとぐらい途中で食べちゃってもバレませんよね?たまにはコッペパン以外の物も食べたい……」 そんな具合に和気藹々?としているりんダキューブに対し、 緑髪ペアは会話のきっかけをつかめずギクシャクしていた (あの人、幻想郷の住人の割には比較的まともな服装をしてるなぁ……。 私達と同じ様に、別の世界から来たのかな……) (ふーん、巫女は霊夢だけじゃなかったのね。しかしまあ、泣き顔が似合いそうな娘ね(ニヤリ)) (ああ、目が合っちゃった。笑ってる。どうしよう……) ニコリ そして、競技がスタートした。 まずはつまみ食い防止のため妖夢が巧妙に隠した食物を発見する事から始まる。 「ここです、ここからおまんじゅうの匂いがします」 だが、妖夢の素直さでは、飢えた美鈴の嗅覚を誤魔化すことは出来ない。 早速それを持って博麗神社へと走り出す三人。 一方で、緑髪ペアも早苗さんが奇跡的に妖夢の昼食として用意されていたおにぎりを見つけ、 それを持って後を追う。 だが当然、腹ぺこ亡霊姫がそんなことを許すはずがない。 「おまんじゅう、私のおまんじゅう……」 猛スピードで三人に向かってくる幽々子。扇も開いて準備万端。完全戦闘態勢である。 「すいません幽々子さん。でも代わりの食べ物は用意しておきましたんで、ほら、あそこ」 美鈴が指差したのは後ろを追ってくる早苗である。 「青白の巫女がいるじゃないですか。巫女は、食べてもいい人類って言い伝えが……」 「ええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!?」 もちろんそれを聞いて驚きを隠せない早苗さん。 「あら、知らなかったの?幻想郷ではそうなのよ?」 平然とそう言ってのける幽香。 「霊夢が食べられないのは、あまりにも貧しい食生活でおいしくなさそうな発育だからよ。その点あなたは……」 「どこかの貧乏紅白と違ってピチピチでなかなかおいしそうね(ジュルリ)」 幽々子の早苗を見る目が、明らかに食べ物を見るそれだ。 「でも残念ね、亡霊姫さん。この娘は私のおもちゃなのよ」 「え、おもちゃ?」 「じゃあ、あなたを倒して、私が貰って食べちゃうわ(性的な意味でも」 「そうこなくっちゃ!」 きょとんとする早苗を尻目に、幽香と幽々子の弾幕が始まった。 一方で、何とか博麗神社までたどり着けた三人は、飢えた紅白巫女によって、 猛スピードで無くなっていくおまんじゅうを目にしたんだとか。 「一つくらい、分けてくれてもいいじゃないですか……」 おしまい 勝者めーりんこーりんえーりん 幽々子 幽香 強奪 早苗 永琳 男キャラ 美鈴 霖之助 2対3