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486 ねえたんファッション5 sage New! 2008/10/05(日) 14 01 06 ID dItHlReJ 「未来ちゃ…じゃない、ねえたん!落ち着いて!」 滴り落ちるミルクティーに慌て、政人はポケットティッシュをガサガサと取り出した。 握り潰された紙コップの残骸を未来の手から抜こうとするが、その拳は鋼鉄のように固く、男の力でもこじ開けられない。 「火傷しちゃうよ!これホットなんだからぁっ」 未来には政人の呼びかけも届かないのか、遠ざかる黒髪の後ろ姿を視線で追っていた。 フシュー… 歯ぎしりの隙間から呼気の音が漏れる。もし、仁王像に命が宿れば丁度こんな感じだろう。 その騒ぎに道行く人もチラチラとベンチを振り向いた。 若い女性の二人組がこちらを見ながら囁き合う。 「え、何あのカップル喧嘩してる。…あれ?あの女の子深川未来じゃない?」 「いや似てねーから。スタイルいいけど顔ヤバイって。フツーに一般人」 幸か不幸か、驚異の変貌により周囲に身元がバレずに済んでいた。 しかし、往来でこんな事をしていれば今後の芸能活動にも支障が出かねない。政人は焦った。 「ねえたん!ねえたん!!」 未来の名前を出す訳にはいかず、ねえたんの呼称で必死で呼びかけ続けた。 街中でキモイ呼び名を叫ぶシスコンの姿にしか見えないだろうが、構ってられるか。 487 ねえたんファッション6 sage New! 2008/10/05(日) 14 03 15 ID dItHlReJ 政人は未来の視線を立ち切るように身を乗り出し、顔を突き合わせ未来の両肩を強く揺すった。 「ねえたん、まーちゃんだよ…俺だよ!分からない?」 真っ直ぐにまーちゃんの瞳に見つめ合い、ねえたんの色素の薄い瞳がハッと揺らいだ。 眩しい光を見たように瞳孔が収縮し、そして、緊張が解けゆっくりと黒く広がる。 ―すうぅ それと同時に表情筋も元に戻り、瞬く間に麗しい貌が現れた。 未来は呆然と呟く。 「…まーちゃん…?」 「そそ、そう、まーちゃんだよ。ねえたんの弟のまーちゃんだ」 SFXばりの変形を前にうろたえつつ、政人は力強く頷いて見せた。 自分の状況が分かっているのかいないのか、未来は曖昧に頷き返す。 そして、花が萎むようにゆっくりとうつ向いてしまった。 未来は力無く両手を膝に落とし、虚ろな目で地面を見ている。 (う…大丈夫かな) 政人は未来の手から紙コップを取り出し、溢した中身を拭いたりとイソイソ働きながら、心配そうに未来の顔を盗み見た。 二つの紙コップを側の屑入れに投げ込むと、恐る恐る小声で話し掛ける。 「今日はもう帰ろう…。ねえたんは気がおかしくなっ…じゃない、気分が悪くなったんだよね。無理しないで家で休んだほうがいいよ」 488 ねえたんファッション7 sage New! 2008/10/05(日) 14 04 32 ID dItHlReJ もう買い物どころの騒ぎではない。 また急に我を忘れてフシューフシュー言い出したら、良くて入院、悪くて強制連行だろう。 (それに…) 政人は悲しそうに未来の姿を眺める。 せっかくのお洒落な服がミルクティーの染みまみれだ。 女の子。しかも有名なモデルさんがこんな格好で店を回るなんて可哀想だった。 未来は政人の提案に大人しく頷き、囁くような弱い声で詫びた。 「まーちゃん…、なんかごめんね…」 休みも終わり、水曜日。 学校帰りの政人は、閑静な住宅街を浮かない顔で歩いていた。 (あの日から未来ちゃんがおかしい…) 今までは政人にくっつきまくりだったくせに、最近は一人部屋に閉じ籠っていることが多い。 食卓で顔を突き合わせる時も元気がなく、政人が話を振っても会話が弾まなかった。 避けられているようで少し切ない。 (…まあ、ベタベタされないだけいいか) そうこう考え事をしている内に深川の豪邸に到着した。 立派な塀に囲まれた入り口を抜け玄関まで歩く。 「ただいまー」と気の抜けた声を上げて戸を開けた。 「あら、おかえりなさい」 女性らしい柔らかさに満ちた発声。 ――政人の目に最初に飛び込んで来たのは、鮮やかな黒の発色だった。 489 ねえたんファッション8 sage New! 2008/10/05(日) 14 06 24 ID dItHlReJ 「み、」 政人は目を疑って一度言葉を区切る。 「未来ちゃん?」 黒髪の彼女は「まあ」と優しく微笑んだ。 「未来ちゃんだなんて他人行儀ね。お姉さんって呼んで」 つられて政人もひきつった笑みを浮かべる。 (なんだこれ!?) 未来の服装― 白いブラウスにショールを羽織り、ボトムは若草色のロングスカート。 さらに未来の全身を下に辿り、政人は愕然とする。 三つ折りソックス。 ギャルのカリスマが三つ折りソックスを履いてる!? 冷えた鉛を体内に落とされたような、強烈な違和感が政人をゾッと貫いた。 「な…何?どうしたのその服?そ、それにその頭…」 震える政人が指し示すのは、未来の肩に真っ直ぐに降りる墨色の髪。 政人の指摘に、未来は頬にかかった髪をサラリと指で耳に掛けた。 「これ?ちょっと元に戻してみただけよ」 200%嘘である。こんな不自然な程の真っ黒・サラッサラが地髪ではないはずだ。 昨日まではふんわりした茶髪だったのだから、今日美容院でストパーをかけ染めたのだろう。 「それより早く上がって。お茶にしましょう」 薄化粧の未来が政人を誘って奥へ歩き出す。 政人は他にどうすることも出来ず、ただそれに従うしかなかった。 つづく
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登録タグ セクシャル 危険度3 新種の性癖 非常識 頭からINするお(^ω^) 性器などに人の頭を挿入する行為。 和製英語であり、英語での skull fuckは眼姦や脳姦を非常に強く軽蔑する表現である。 分類:セクシャル、非常識 危険度:3 コメント 普通に考えて合成だよな、うん -- TKM (2010-12-23 01 33 46) は、入るのか・・・? -- ななし (2011-01-09 13 36 41) 痛そうだ…… -- じんぐるべる (2011-01-09 13 41 46) そういう性癖のやつも居るんだな...うん。つか骨盤とか大丈夫なのか...? -- 庵 (2011-03-29 20 41 59) ↑全て合成ですからご安心を -- SEA (2011-03-30 07 20 57) 逆スカルファックなら誰もが体験してる(キリッ -- 名無しさん (2011-04-27 15 59 15) Wikipediaまで存在するとは・・・ホントにやってんのか!! -- 名無しさん (2011-05-04 20 11 01) やったとことで気持ちいいか?? -- 河童太郎 (2011-05-13 18 57 01) Wikipedia曰く「真偽は不明」みたいですね -- 澪 (2011-05-13 22 40 44) やりとりしたい いれ -- 名無しさん (2011-06-04 05 17 05) 画像検索の二次元エ○画像ふいたwww -- 名無しさん (2011-07-02 17 52 05) ↑6俺帝王切開ですが何か? -- ノムラさんEXⅢ (2011-07-25 13 48 18) ↑意味が違う希ガスw -- 蒼真 (2011-07-25 18 25 16) 怖いお -- シャチ (2011-08-17 00 25 51) 逆スカルファック? マ○○を口の中に入れるのか? やったことねぇよちきしょう -- 脳の故障 (2011-08-21 12 45 22) ↑それは、クンニじゃないんですか? -- ねこまんマ王 (2011-09-03 10 49 49) ↑2いやたぶん出産のこと言ってるんだろ -- ノムラさんEXⅢ (2011-09-03 11 23 16) まさかボカロ曲に同名の曲が存在するとは・・・ -- 名無しさん (2011-09-09 15 09 48) いたいたいたい・・・ -- ちさ (2011-09-09 15 54 41) 逆スカルファックは死ぬほど痛いよwww -- 名無しさん (2011-09-24 17 16 40) 説明に吹いたwww -- J・ジョニー (2011-10-23 12 58 40) おぉー…、理解できねぇよ… -- 名無しさん (2011-12-24 16 18 41) 逆スカルファックってどう考えても出産の事だろwww -- ぬ~ん (2012-02-07 22 15 48) これ普通だろww -- 名無しさん (2012-04-20 21 38 05) おいまて、画像検索したらスカトロっぽいもんが出てきたぞ。 -- 名無しさん (2012-07-03 20 38 17) 出産自体は脳内モルヒネが出てたからか痛みはそれほどじゃなかった。頭が出てくるときの痛みより、全身がずるんて出てくる時にアソコが肛門近くまで一気に裂けてそれを麻酔なしで縫ってもらってる時が一番いたかったわさ -- 名無しさん (2012-07-07 00 44 25) 超絶痛そうだわ・・・w -- ぽんち (2012-11-09 23 43 55) 名前からしてスカかと思った -- 名無しさん (2012-11-23 07 43 53) どっかのえろさいとでそういうのがあった。ほかサイト紹介だったけどwww頭から入れた人は、嫌中をしてる画像だった -- スイマヤー (2013-01-02 22 45 47) なぜ入れる・・・・ -- 名無しさん (2013-03-23 19 18 34) パイルダーインですね分かります。 -- 7743 (2013-03-23 20 23 57) 赤ちゃんしかできなくないか? -- がちきち (2013-04-04 16 42 12) IN…拷問ごうもんwwww -- 有魔 (2013-04-16 20 49 53) (暴言コメントを削除) 坊主頭の男優が頭にローション塗りたくってるところで吹いたwwww 女優のうおおおおおおおおおって叫んでるところでさらに吹いたwwwwww -- 名無しさん (2013-08-09 16 25 24) ↑名前書くの忘れた -- るか (2013-08-09 18 26 01) 終わらない夏休みの追加版でやってた -- 名無しさん (2013-10-20 23 53 57) 眼姦てなんだ -- 黄色い電気ねずみ (2013-12-10 18 41 32) ↑瞼剥いてそこに出すんじゃね -- KK (2014-01-15 22 40 24) やらされたけどかなりの快感で気絶しちゃった -- ゆず (2014-02-27 07 53 14) 痛くないのかい? -- ジョニィ・ジョースター (2014-05-18 12 31 56) ↑なぜジョニィがいるんだw -- 名無しさん (2014-05-18 14 16 33) スカルファッ!?ク -- 名無しさん (2014-05-26 05 14 12) うわああああああああ -- MIA (2018-07-24 17 42 16) 眼姦や脳姦は非常に強く軽蔑されるべき行為だと思います。 -- 名無しさん (2019-08-02 21 50 53) スカルファックではないが大男が女性の膣に両足を膝まで突っ込んでるレッグファック動画がある。この女性なら頭部はすっぽり収まると思った。 -- 名無しさん (2019-11-11 09 41 10) 象相手なら 大きさ的にはできるだろうけど 体重で潰されてはとても・・・! 馬ならむしろやりたい!?でも大きさはたりないかも? -- 名無しさん (2020-01-17 21 37 23) 昔、象の肛門に頭が入ってしまったハプニング映像ならあった -- 名無しさん (2020-06-06 02 08 04) 小学生のときにスカルファックを知る→中学で巨大娘を知りハマる→高校でvoreを知りハマる→性癖拗らせて同人執筆(今ココ) -- うんぴ (2020-06-26 01 12 34) 性器の中とかちょっと見たくないですね。 -- ナイル (2021-06-22 22 35 51) ファッ!? -- ねろ (2021-09-01 16 27 26) スカルファック自体は虐殺asで有名な改コピさんから知った() -- さびつき (2021-09-30 14 52 40) 痛くないのかこれ... -- ゲーム太郎 (2021-11-10 21 08 52) やってみたいぜ… -- みなはる (2022-04-08 01 05 06) 頭を性器に入れるとか何が楽しいのか意味不明だと思ったがよく考えたら後ろの穴に弾入り拳銃やバズライトイヤーを入れてるような奴もいるんだし、入れたい側じゃなくて入れられたい側の需要があるのかな -- 名無しさん (2022-04-08 03 20 03) 頭マ○○にいれんのキツすぎだろ! -- 名無しさん (2022-12-22 07 34 11) 棒とかならまだわかるけど頭は流石にないわー -- 名無しさん (2023-04-30 10 09 10) 名前 コメント
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251 ねえたんファッション16 sage 2008/11/06(木) 17 26 14 ID PI0QYe1p 茶葉の香りだけが酷くのどかに流れている。 水を吸った綿のような沈黙が二人の上に重苦しくのし掛かっていた。 政人は湯呑みを机に置き、どこか遠くを眺めたままの未来の顔色を窺う。 唇を結び、陶磁器の仮面を纏っているかのように固く閉じた貌。 その冷たい面差しの奥には普段の未来が居る筈なのに、厚い殻に隠されて一片の熱も感じ取れない。 未来は静けさをもて余すように床に広がるスカートの裾を白い指先で撫でた。 やがて、唇から吐息程の声を漏らす。 「政人…」 「…うん」 未来は黒炭の髪を肩に滑らせ物憂げに俯く。 「今まではギャルを装っていたけど、これが本当の私の姿なのよ…」 「…」 政人の口がへの字に曲がった。 何故にその胡散臭い後付け設定を押し通すつもりなのか。 「でも、これからは髪も服装もありのままの私に戻すの。地味乙女系着回しコーデもバッチリ準備できているわ」 だからその言い回しが根本的に間違ってるんだってば。 (ギャルだった昨日までをなかった事にしてやがるな…) 何考えてんだか。ヤンキーだった過去を隠す芸能人じゃあるまいに。 政人は俊巡した。未来自身のためにも未来の仕事のためにも、ここは釘を刺すべきか。 252 ねえたんファッション17 sage 2008/11/06(木) 17 27 24 ID PI0QYe1p ―ああ、彼女は身内なのだから弟である自分が言ってやらなきゃならない。 皮肉な事に、未来の異変を前にして政人は初めて家族の絆を感じていた。 意を決し、未来の顔を真っ直ぐ見つめる。 「イメチェンは自由だけどギャルの方が未来ちゃんらしい――」 「違う」 政人の言葉を冷たく断ち切る低い声。まるで他人の声だ。 「違うよ、政人。私はギャルじゃない。今までもこれからも」 前髪の下からこちらを凝視する異常な双眸。まるで顔を覆いつくしてしまいそうに飛び出た白眼に浮かぶ縮み上がった瞳。 苦悶の末に事切れた死者の形相を思わせた。 この目…。限界まで膨張した風船が内側からの圧力をギリギリに抑えているように、未来は何かを耐えている。 今彼女に刺激を与えてはならぬと本能が訴えるが、政人は悔しさのあまり姉に歯向かっていた。 「何で嘘つくんだよ、別にギャルでいいじゃん」 ブツリ―何かが千切れた音がした。 未来が両手を机に叩き付ける。振動で茶筒が倒れ湯呑みの茶に乱雑な波紋が走った。 塞き止めていた感情を一気に決壊させた未来は、―笑っていた。 「政人はギャルより黒髪清楚が好きなんでしょ?私ギャルじゃないギャルじゃないギャルじゃない!!」 253 ねえたんファッション18 sage 2008/11/06(木) 17 28 18 ID PI0QYe1p 口元は笑みの形に吊り上がっているのに、その顔はどこか泣き出しそうにも見えた。 怒り、悲しみ、怨嗟。未来の髪の色よりもドス黒い物があっという間に部屋を覆い尽くす。 乱れた髪が顔に掛かるのも気にせず、未来は噛みつくように叫び続けた。 「ほら!ちゃんと見て政人!私古風な女の子だよ?私だってあの人と違わないよ!?ねえ、どうかな?ねえ!?」 ―いや、どうかなって。 今まで硬直していた政人の体は足元から徐々に震え出した。 痙攣する筋肉を抑えられず、やがて歯までガチガチと鳴らし出す。 未来の言う「あの人」。それはやはり、あの日あの街で政人が目を奪われた黒髪の女性の事だろう。 あれか。あれが発端か。 まるで雪山で雪玉を蹴り落としたら雪崩になってしまったようだ。何であんな小事がこんな大事に! 「政人ほら見て?政人政人政人の大好きな黒い髪!ねえ!政人!!政人政人、ははは、ほら!!」 鎌の形にぽっかり開いた口の向こうにあるのは、闇。 乱れた黒髪が顔の半分を覆い、眼窩から飛び出しそうな白い眼が隙間から覗いている。 (…チビる) さっき美味しく戴いたお茶が異常な回転率で排出されそうだ。 政人は恐怖のあまり固く瞳を閉じた。 254 ねえたんファッション19 sage 2008/11/06(木) 17 30 04 ID PI0QYe1p ―誰か、誰かうちの姉を助けて下さい!! その呼び掛けに呼応するように、政人の瞼の裏にうっすらと顔文字が浮かんで来た。 『我等が未来姫!大好き(*>∀<)』 一つ。 『o(=゚ω゚=)oイメガ決定おめでとにゃん.*☆・.;・ 』 二つ。 闇の中に明かりが点くようにメッセージを灯してゆく。 『コラボのポーチさっそくGETしたよ( -^*)b☆ハートのデコが未来チャンぽくて超かわいい(≧з≦)』 『今日の写真のみぃchanの前髪の編み込みヵゎぃぃ!真似したいです(癶∀癶)』 『未来ちゃんのポエム泣ける、、、(;_q)グス。詩集出してほしーな』 未来のブログに書き込められたコメントの数々が網膜に押し寄せる。 政人の恐怖に凍った体に、彼女達の言葉が血潮となって駆け巡った。 政人は拳を握り締める。 全国の未来ファンの英霊(生きてるけど)がこの背に付いて闘魂を注いでくれる。 この力強さはどうだ。まるで面の皮が二倍くらい厚くなったような…。これがギャルのパワーか。 政人は瞳を開き、前を見据えた。 「政人まさとまさと政人まさと…」 机の上に這うように身を伏せ、壊れた人形のように名を呼び続ける未来。 カリスマモデルの面影などない。ジャパニーズホラーの出涸らしだ。 255 ねえたんファッション20 sage 2008/11/06(木) 17 30 54 ID PI0QYe1p 政人は腹の底から一喝した。 「俺は、政人じゃない!!」 闇を孕む空気が払い除けられる。 未来すら息を飲んで呪詛の言葉を止めた。 「俺はまーちゃんだ!!ねえたんの弟のまーちゃんだ!」 政人は立ち上がり、胸を張った。 「俺の姉はねえたんただ一人。お姉さんなんて人は知らない! 俺の、俺のねえたんは! 緑茶淹れる練習をわざわざする時間があるなら爪の甘皮取ってペディキュア塗ってる人だ! 三つ折りソックスなんてない!くるぶし丈はスニーカーの時あるけど三つ折りは履かない人だ! こんな似合ってない服着るくらいなら下着で過ごすのを選ぶ人だ!! それなのに…なんだよ。たかが身内一人の好みに合わせて自分のスタイル変えるのかよ。 ファンの皆を裏切ってほいほいギャルの信念曲げるのかよ?ギャルの魂どこやったんだよ? 他人の見た目を丸々パクッてそれまでの自分を否定しちまうのかよ!? そんな人は俺の姉じゃない!!」 未来は肩で息をする政人を呆然と見上げていた。 目玉の中で瞳孔が緩やかに膨らみ生気ある眼差しを戻してゆく。 ―姉。姉。姉…。政人の言葉が胸の中に残響していた。 未来は政人のたった一人の姉なのだ。 256 ねえたんファッション21 sage 2008/11/06(木) 17 31 43 ID PI0QYe1p やがて、暗い海の底から人魚が海面に浮かび出るように、本来の美しい顔がゆっくりと表皮に蘇った。 綺麗だ。 さっきまでの顔が顔だけに、綺麗さ三割増の未来ちゃんである。 「…ねえたん」 そっと、壊れそうな桜の花弁に触れるように未来の呼び名を口にした。 「……まー…ちゃん?」 未来は未だ呆然としながらも、反射的に政人の名を返す。耳慣れたその響きに政人は思わず涙ぐむ。 ねえたんの帰還―。 あの怨霊は無事に黄泉へと帰ったのだ。 嗚呼。この和室は後ほど四隅に塩を盛ろう。今日のお風呂には日本酒を入れてお清めしよう。 そして、自らの肩からも、役目を終えた戦神達が引き上げて行くのを感じる。 (ありがとう…。ギャルの皆さんありがとう…) と、一見落着といった所で政人は気付いた。 先程溢れ出るアドレナリンに任せてつい熱血教師みたいに語ってしまったが、自分は何を言っていた? 声高にねえたん愛を叫んだ気がする……。 「嬉しい…!」 嫌な予感通り、未来がブワッと涙を溢れさせた。 熱烈な愛を受けたねえたんは幸せが爆裂して富士山から花火が噴火し桜吹雪が吹き荒れ大海原が桃色サンゴ礁だった。 対する政人は紙みたいに真っ白でカサカサである。 257 ねえたんファッション22 sage 2008/11/06(木) 17 32 56 ID PI0QYe1p 「まーちゃん!まあちゃああん!!」 叫びながら未来は自らも立ち上がろうとした。しかし足に力が入らず前のめりに倒れ込む。 「うぉあ危ねっ!」 熱湯の入った鉄瓶に激突しそうになった未来の上半身を政人が抱き止めた。 さては未来、足が痺れてるな。 …もう!慣れない正座なんか長時間するから!政人は悪い意味で泣きたくなった。 未来は政人に抱かれたままひっしと腕を首に絡めてくる。 「まーちゃんはこんなにもギャルの私を求めてくれてたのに…私、私…」 「ちょちょちょ、そっ、それは後で聞くから首離して」 今二人は机を挟んで見事な『人』の字を描いている。 未来は全体重を政人の首に預けてくるし、踏みしめた座布団が畳の上を滑っていって徐々に角度が開く。 政人の背骨はミシミシ鳴った。正に苦行。 「痛…痛い痛い痛い!首と腰に来た!」 「こんなにも…こんなにも私の事を見てくれてたのに……」 「あの!だから後で聞くから今はこの危機を乗り越えようね、ほらっ、お、降ろすよ。よいしょと」 政人はなんとか未来の体を机の横にズルリと横倒しにする。 しかし未来が首を離さないので政人も引きずられて被さるように倒れてしまった。 もみゅっ 続く
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【名前】ファックマン 【性別】男 【年齢】不明 【特徴】チンボディやんけ! 【職業】モンスター駆除業 【好き】シルデナフィル 【嫌い】モンスター 【特技】突撃 【趣味】上下に伸び縮みす事 【詳細】 モンスターを狩り続ける謎の戦士。 彼がどこから来たのか。何者であるのか。 それは誰にも分からない。 ただ一つ確かなのは、心の汚い者にとって彼はとても卑猥な形に見えるという事だけである。 萎びると力が弱まるのが弱点。
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154 ねえたんファッション1 sage 2008/09/10(水) 21 30 15 ID lZI+ksYB ベンチに腰掛けた政人は、恥ずかしそうに身を縮めていた。 雑誌やTVで紹介される様な小洒落た街など初めて来る。 レンガで舗装された道に植えられた並木の列。そこに立ち並ぶカフェやレディースファッションの高級そうな店。 駅からこの開けた通りに来る少しの距離で、一体何軒美容院を目にしたか分からない。そんな街だ。 (皆すごくカッコイイしお洒落だし、女の人は皆モデルさんみたい…) 田舎生まれ育ちの政人は、自分一人が場違いな気がしてモジモジしていた。 本当は、ポロシャツ短パンで腹の出たオッサンや、部屋着のままコンビニの袋を提げている近隣住民もそこらにいるのだが、緊張で一杯の彼の目には入らない。 今もベンチの目の前を、スキニーの細身美人が可愛らしいチワワを連れて颯爽と通り過ぎた。 フード付きのカジュアルなベストを着せられたこのお犬様でさえ、人間の自分よりお洒落でセレブな感じがする。 (ああ…もうやだ…未来ちゃん早く戻って来てくれ!) 自分をこんな場所に連れ出した張本人の名を、政人は祈るように胸中で叫んだ。 と、政人の声が届いたのか、紙のカップを両手に持って一人の少女が小走りで向かって来た。 「まーちゃんおまたせ」 人目が多いため、家よりも少し小声だ。 政人は助けが来たとばかりに義姉の顔を仰ぎ見た。 キラキラ・・・う、まばゆい・・・ コサージュの愛らしいキャスケットを目深に被っているが、そのきらめく美しさはどうしても隠しきれない。 茶色い髪には艶が満ち、ノーブルな顔立ちを際立てる。大きな瞳や高い鼻梁はまるでハーフの様に華やかだ。 ギャルのカリスマ読者モデル・深川未来ちゃん、その人である。 やっぱり本職の人はオーラが違うなぁと政人は感嘆した。 さっきからお洒落でキレイなお姉さんは一杯見てきたが、なんかもう、未来ちゃんは土台が違う。 「あ、ありがとうございます」 思わずペコペコと頭を下げ、差し出された紙コップを受け取る。 160 ねえたんファッション2 修正 sage 2008/09/10(水) 21 38 31 ID lZI+ksYB 「やーん。なんで敬語なの?ねえたんなんだから、まーちゃんはもっと甘えてくれなきゃヤー」 美しい少女は気味の悪いことを言いながら政人の隣に腰掛けた。 そう、不気味である。 母の再婚により政人の義理の姉になった未来だが、彼女は異様に歪んだ姉弟感を持っていた。 「ねえたん」と悪趣味な呼び方をするよう強要し、自らは政人をまーちゃんと呼んでくる。 弟に抱きつく。無許可で弟の下着を撮影しブログに載せる。弟に夜這いする。 政人にとって彼女は、義理のお姉さんというより単なる変質者だった。 ただ同時に、再婚によって貧しかった母と自分を深川の家に養ってもらっているという負い目もある。 未来の悪事を声高に訴える事もできず、両親の前では涙を飲んで「仲良し姉弟」として未来のセクハラを耐える毎日だった。 政人ははあと疲れたため息を吐き、コップのプラスチックの蓋を開ける。中身は温かいロイヤルミルクティーだ。 角に停車されたワゴンの移動式カフェから、未来ちゃんが買ってきてくれたのだ。 屋外で何か飲むといえば自動販売機でジュースが常の政人だが、一口ミルクティーを飲んで、おぉと感動する。 さすがにお店で淹れてもらうお茶は味が違う。 (気前良くおごってくれたけど、これ一杯で三百円くらいするんじゃないか?) そんなセコイ心配まで胸をよぎった。 深川の義父は会社の重役をしているし、未来自身も相当な稼ぎがあるのだから要らぬ心配だが、政人は根っからの庶民なのだ。 いきなり、未来が身を屈めて政人の顔を覗き込んでくる。ふいに視線がぶつかり政人の胸はドキンと打った。 そんな可愛い顔でジロジロ見られると、照れるというか、困るというか。政人の頬は自然と熱くなってしまう。 「まーちゃんオイシイ?」 156 ねえたんファッション3 sage 2008/09/10(水) 21 32 56 ID lZI+ksYB リップグロスのパールでほんのりと彩られた唇が、悪戯っぽく動く。 ドキン! 政人は思わずガバッっと紙コップに顔を向け、その甘い視線を振り切った。 「う、うん」 コクコクと頷く政人に満足したのか、未来は体を起こしてニコニコ笑った。 「良かった~。私ここのミルクティー好きで良く飲むの。まーちゃんが気に入ってくれてウレシイッ」 先ほど、飲み物を買ってくると言い出した未来に「同じのでいいよ」と適当にオーダーしていたのだ。 未来は、味覚が似てる!とか自然と同じものを口が欲するんだ!とか言いながら一人でキャッキャとはしゃいでいる。 政人はそんな未来を横目に、もう一口ミルクティーを飲んだ。確かにおいしい、とは思う。 (でもまぁ、俺は家でのんびり飲む緑茶のが好きなんだけどね) おごってもらっておいて、決して口に出せない本音を心の中で呟いた。 未来はそんな政人の心中など知らず、長い足を組んで街を見渡す。 「ここの辺ね、私が小さいころからずっと遊んでるとこなの。ホッとくつろげる癒しスポットって感じ」 えー。こんな気取りかえった場所でくつろげるかー?と思うが、確かに未来はこのお洒落な風景にピッタリと合っている。 並木道のベンチで足を組み、秋を意識した可愛い服に身を包む未来の姿は、そのままファッション雑誌の紙面を飾れそうだ。 ホットパンツから伸びるのは、目のやり場に困るようなむき出しの細い足。薄手のカーディガンを内側から形良く押し上げるバスト。 うう~ん、モデルさんって私服もお洒落だなぁ。 とにかく、週末に無理矢理見知らぬ土地に連れ出され迷惑だなぁと感じていたが、未来は可愛い弟に地元の案内をしているつもりなのだろう。 そういう心遣いはありがたいな、と政人は少し微笑む。 「これ飲み終わったらお買い物行こう」 「あ、うん。でも俺そんなにお金持って来てないから、あんまり高い店とかは…その…」 「そんなのねえたんが買うって~。服でも靴でも、何でも好きなの買ってあげるよぉ」 157 ねえたんファッション4 sage 2008/09/10(水) 21 33 50 ID lZI+ksYB さすが売れっ子は言うことが頼もしい。 しかし、男が女の子にお金を出してもらうなんて、例え家族と言えど心苦しいものだ。 政人はいやいやと手を振って未来の申し出を辞退しようとしたのだが、その時、ベンチ前を横切る人物に目が釘付けになった。 (す、すっげぇ素敵だ…!!) 目前を通り過ぎたのは黒髪のロングストレート。 なんとも地味めの女の人だ。 目立って美しい顔をしているという訳ではないのだが、全身から漂う大人しい雰囲気がなんとも政人好みである。 古風なロングスカートと薄手のセーター、清潔そうな白いブラウス。 おお、このような清楚な女性がまだ日本にも居たなんて…、これは国で保護をするべきではないだろうか。そんな意味のわからない法案まがで浮かんできた。 政人はこの時、よほど心奪われて彼女の後ろ姿に見とれていたのだろう。 だから、自分を見つめる未来の異変にすぐに気が付かなかったのだ。 ブシュウッ! 隣から聞こえた異様な音に、政人は思わず振り向いた。 未来の手の中には、無残にも握りつぶされた紙コップがあった。 「ちょ、ちょっとねえたん、どうし……」 未来の顔を見上げ、息を飲む。 (呂、呂布!?) そこには、三国志最凶の武将として名高い呂布が居た。 いや、よく見ると違う、未来だ。鬼の顔をした未来が、震える手で紙コップを握っているのだ。 第一、呂布なんて歴史上の人間はゲームでしか知らないのだけれど、未来はそれを彷彿とする極悪な形相をしていた。 今にも敵の首級をあげんとせん血走った目、牙を剥きそうに食いしばった口。 さっきまでここにいた美麗なモデルではない。本田忠勝とか柴田勝家とか、とにかく猛将の名が似合う獰猛な兵が、なぜか座っている。 未来はその目でただ一点を凝視していた。 政人が見とれた、黒髪の女の後ろ姿である。 政人の全身を恐怖が支配した。何かが起こる。きっと起こる。 不吉な予感が、警鐘のごとく政人の頭に鳴り響く。 つづく
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グルファックス グッルファクシの別名。
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ブラック・ファック ■性別 男性 ■学年 その他 ■所持武器 メス、聴診器、救急車 ■ステータス 攻撃:2/防御:3/体力:7/精神:5/FS:13 ■FS名 騙しのテクニック 特殊能力名:藪医者 効果1:攻撃2増加 8*2 範囲+対象:隣接1マス味方1体 1.1 時間:1ターン 1 効果2:移動力1増加 50【他大】 範囲+対象:隣接1マス味方1体 1.1 時間:1ターン 1 制約なし 10 (100 - 8*2*1.1*1 - 40*1.1*1 + 10) * 2.3 = 86% 発動率:86% 成功率:100% 能力原理 超強力な催眠術(安直) キャラクター説明 口先だけで患者に対応するいい加減な医師 最近もある患者に対してどうせピッツバークいけば直るから自分磨きファイト!と声をかけ放逐した。 若い男女を診れるという不純な動機で校医になろうとし、唯一採用してくれた学園に就職。夢は保健室でのABCだ! 応援 登場SS ブラック・ファックのカルテ ブラック・ファックのカルテ~噴流 煙編~ ブラックファックSS《保健室の1日》 イラスト
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753 ねえたんファッション23 sage 2008/11/27(木) 20 13 27 ID gIwXYWpy もみゅっ 畳に着こうと伸ばした政人の左手は、つきたての餅に似た弾力に深く沈んだ。 ―政人は息を飲む。 仰向けに倒れた未来の右の乳房を自分の掌が押し潰しているではないか。 もっちりと掌に吸い付く温かな丸みは指が食い込み、ひしゃげた楕円型に潰されている。 初めて触れる女の子の胸の感触はポカンとしてしまうほど心地良かった。 「わ、あの、すまんです」 胸に掌底を喰らった格好の未来はピクピク痙攣しながらも幸せそうだ。 「げほっ、まーちゃん激しい…。そんなにねえたんが欲しいんだね…」 「……ううん、事故だよ。とぉ、う、離して、近いってば」 強く抱き寄せられれば顔と顔がぶつかりそうになる。 シャンプーのアロマが未来の熱で立ち登り、政人の鼻孔をゆるゆると侵す。思わず胸一杯に香りを吸い込んだ。 丁寧に掃き清められた畳の香りと、女の子のいいにおいが混ざり、胸の奥が切なく締め付けられる。 「まーちゃん…まーちゃん」 未来は子猫が母猫に擦りつくように、政人の首に顔を埋めイヤイヤをするように首を振った。 細い髪が擦れるくすぐったさに首をすくめ、政人はカッと全身を赤く燃やした。 ―これは……、まさか俺に“求めている”のだろうか。 政人はだらだらと汗を滲ませた。 前々から自分を襲おうとしていた未来に手を焼いていたが、イニシアチブをぽんとこちらに放られてもまた困る。 互いの体温を感じる近い距離やこの体制、甘い香り、未来の体の感触。 男女の営みなど漫画や映画でしか知らない虚像であったが、五感に受ける全ての情報がそれをリアルな行為として意識させる。 若い欲望がじりじり焙られ塞き止められなくなりそうだ。政人は徐々に腰を引く。 「まーちゃん、しよ?」 すると、逃げる政人の腰をめがけ未来が片足を伸ばした。 ロングスカートが捲り上がり、露になった白い脛が政人の股間をするすると擦り上げる。 「うひゃっ」 思わず上擦った悲鳴が漏れた。何をどこで触っとるんじゃ。 754 ねえたんファッション24 sage 2008/11/27(木) 20 14 52 ID gIwXYWpy 「…するの、や?」 未来は小首を傾げる。微かに汗ばんだその額に前髪が数本張り付いている。 しっとりと上気した薄桃の頬やうるんだ瞳は、あれほど似合わなかった筈の黒髪に自然に映えていた。 政人の理性が大きくたわんだ。今、こうして自分に組み敷かれる未来を心から可愛いと思う。 その不意をつかれ、思い切り顔を寄せられた。 政人は息を飲む間もなく姉に唇を奪われていた。 ちうと音を立てて口を吸われ、僅かに開いた隙間から熱い舌が割り入れられる。 ―お茶の味が残る口内、悪戯に忍び込んだ舌は砂糖でも含ませているのかと疑う程に甘い。 長い睫毛を伏せて一心に政人の舌を頬張る未来に倣い、政人も瞳を閉じた。 ピンと張りつめた理性の糸を焼き切る未来の唇。 (ねえたん……ねえたん!ねえたん!!) その深いキスにとろけてしまったのか、政人は気付けば夢中で未来を抱き締めキスをむさぼっていた。 こぢんまりとした和室に広がる衣擦れの音はわびしく、切なく、胸が握り潰されそうに痛い。 互いにしっかりと腕を体に絡め、畳の上で一つにもつれあう。 未来の温度も相当高い筈なのに、カンカンに熱った政人の体には真夏の日陰のように優しく感じた。 「は…う、くちゅ、まぁ…ちゃん」 溺れたように息継ぎをする未来の背を無器用に撫でた。 未来もそれに応え、太ももで政人の股間を挟んで擦り付けた。布地越しでもそのももがとてもすべらかなのが分かる。 未来の足は肉付きが悪くどうにも硬そうなイメージがあったのだが、その部分は女性らしいたっぷりとした感触に満ちていた。 いよいよ我慢が出来なくなる。 政人は「ごめん、ごめん」とうわ言のように繰り返しながら自らのベルトに手を伸ばした。 「謝ることなんてないよ…。今日はまーちゃんのラブラブ告白記念日だから、ねえたんに特別な事をしていいんだよ」 何やら勝手に記念日を制定されているが、今の政人にはその寛容さがありがたい。 「ねえたん…」 もどかしそうにベルトを解き、未来の上にのしかかった。 「まーちゃん、来て…」 未来もブラウスのボタンを外しだす。開いた胸元から純白のフリルがちらりと覗いた。 「お、俺初めてだから上手く出来ないかもわからんよ…」 755 ねえたんファッション25 sage 2008/11/27(木) 20 16 09 ID gIwXYWpy 「大丈夫だよ…」 「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…お、お邪魔します…」 政人は横たわる未来を片手で抱き寄せた。もう片手で未来の黒髪をすいて撫でる。 未来は何気なくその様子を見つめる。政人の指の隙間から真っ直ぐな漆黒がはらはらと流れて落ちた。 黒い、髪――…… 「――ちょっと待って」 …… ……… 「ねえたん、いい所で何?」 手の平でキスを拒まれ、政人は不服そうに聞く。 「あのさ、これってまーちゃんの初めての体験は、黒髪のねえたんと和室プレイって事になるよね」 「え?う、うん、そうなるね…」 「それ、ありえなくない!?」 「あでっ!!」 途端に未来が跳ね起き政人は頭突きを喰らった。 「ねえたんとまーちゃんの初めてがナチュラルメイクの黒髪とか絶っっ対駄目!エヌジー!!」 未来はシャキンと両手で×を作った。 「えええ!?」 もはや政人は涙目である。こんな所でオアズケかい!貴方が散々足で揉んだり擦ったりしたこれの始末はどうしてくれるんだ。 「だって一生の記憶に残る大事なイベントだよ!?…あ!ああっ、キスしちゃったじゃん。キスも無し!無かったことにして!」 「ええええ!?」 「まーちゃんにはちゃんとギャル的なラブラブナイトをプロデュースしてあげるからね!」 「い、いいよそんなの、俺は気にしないよ!続きしようよぉ!」 「だって私ギャルだし、まーちゃんもギャルが好きなんでしょ?」 …ギャルが好きなんでしょ?ギャルが好きなんでしょ?ギャルが好きなんでしょ?… 政人の耳に強烈に響いたその一言。嗚呼、そういえばそんな設定になっている。なんと正論であろうか。 そしてねえたんは、ラメラメ大好きデコ命のギャルなのである。こんな地味なシチュエーションを彼女が赦す筈など無い。 ………ぎゃああああるうううう!! 政人はわっと泣き伏せた。 「茶髪に戻してカワイイコーデでインナーもキュートなのじゃなきゃヤだよね!」 元通り、政人の好みから逆走しだした未来。 青春のたぎりは無惨にも散った。 やっぱりギャルのパワーには勝てないのだと、まーちゃんはしみじみと悟ったのだった。 おしまい
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スカルファック 女性器や肛門に頭部を入れるプレイ、出回っている動画のほとんどが偽物。
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目次 【概要】システムデータベース 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 システム データベース 属性 概要 習得 帰属 キャラクターモンスター 習得場面 日常パート編成パートエロパート戦闘パート探索パート 習得形態 技能アクション技術レベル制 習得負担 習得条件 教わる。「アナルファック」をされる。「ファック」や「アナルセックス」を習得していていると、事中に閃く。本などで知る。 破棄条件 封印 習得派生元 ファック後背位正常位背面座位 習得派生先 ファック後背位正常位背面座位 発動 発動場面 エロパート戦闘パート 発動形態 能動合体技 発動負担 使用者の「スタミナ」 発動条件 使用者の技能アクションに「アナルファック」があること。攻め側に必要量の「スタミナ」があること。陰茎が勃起出来ること。 解除条件 任意で可能。相手が抵抗する使用者の「スタミナ」が切れると継続不能・自動解除される。 発動派生元 ファック正常位後背位背面座位誘い受け 発動派生先 ファック正常位後背位背面座位腸内射精体外射精 効果 詳細 両方の「絶頂度」や「エロス」等が上昇する。 効果対象 女性 効果依存 技能ステータス「四十八手」「オーラルセックス」「前戯」基本ステータス「パワー」「テクニック」「調整力」生理ステータス「肛門」「陰茎」「絶頂度」 効果時間 男性のスタミナに比例する。 強化条件 技能系の「アナルセックス」や「ファック」等の習得・向上。「アナルファック」を繰り返す。基本ステータスの強化。 低下条件 萎えることをされる。相手が肛門を怪我する。 その他 アナル系前戯系基本男性用だがアイテム装備などで女性でも使用できる。 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/腸内射精 ★★★ 創作/体外射精 ★★★ 創作/ファック ★★★ 創作/後背位 ★★★ 創作/正常位 ★★★ 創作/背面座位 ★★★ タグ 設定 最終更新日時 2012-06-24 冒頭へ