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希少種が書きたくなった・・・後悔はない 人間が酷い目に合います 高スペックなゆっくりがでます 怪奇現象 ここ最近、男の部屋には不思議な事が起こっていた。 不思議というより、怪奇現象といえるだろう。 隣に住んでいる霊感が少しある虐待お兄さんから以前親子の霊が住みついていると言われていたが もしかしたら本格的になってきたのかもしれない。 事が始まったは10日程前になる。 男はもしかしたらその前後の何かが原因ではないか考えだした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 十日前、男はちょうど日曜日だったため、家でゴロゴロしていた。 朝は10時頃に起き、12時頃に昼飯を買いに外にでた。 外は初夏の暑さ、セミの鳴き声がちらほら聞こえだしていた。 男はちったあ涼しくならねえかなと無駄な呟きをしていると なにか踏んづけてしまったようだ 「ゆぴぃ!!」 よくみるとゆっくりまりさを知らず知らずの内に踏みつぶしていた。 「お、おお、、おおおおおにいざぁぁぁぁぁぁぁん!! どぼじでばりざのおぢびぢゃんをごろじだのぉぉぉぉぉ!!」 「いぼうどをがえぜぇぇぇぇぇぇ!!」 「どがいはなおねえじゃんをごろじだいながものぉぉぉぉ!!」 と食ってかかってきた親まりさに同調して俺の周りでやたらと騒いでいる 子まりさとが子ありすが1匹づついた。 何故こんな道の真ん中で密集していたんだ?とおれが周りを見渡すと幼稚園から小学生ぐらいの 背丈と兎耳をした何かが必死におれから遠ざかるように逃げ出していた。 胴つきのゆっくりうどんげだった。 ゆっくりうどんげは希少種なこともあってか胴つきで発見されることが多い ゆっくりという生き物は帽子に傷が付いているというだけでゆっくりできないとみなし排除する 傾向がある。それに加え、ゆっくりうどんげはげらげらとしか喋れない。 そのため、ゆっくりうどんげは野生でもなかなか生きていけないというかわいそうなゆっくりだ。 大方この親子はうどんげを虐める内にこんな道のど真ん中に出たのだろう。 「おぢびじゃんのがだぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 そんな推測をしていると、ブチ切れた親まりさが俺に体当たりを仕掛けてきた。 まあまあ重量があるので少しあとずさりはするもののやはりその柔らかい体では人間をきずつけるに 至らなかった。 だがくらう人間からすればうっとおしいことこの上ない。 男は怒り狂っている親まりさを掴んだ 「ばなぜ!!ばなぜぇぇぇぇ!!おぢびぢゃんをごろじたあぐまめぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「おがあぢゃんをばなぜぇぇぇぇぇ!!」 「ばなぜぇぇぇぇぇ!!いながものぉぉぉぉぉ!!」 うっとおしかったのでとりあえず掴んだはいいが、こいつをどうしたものかと男は考えた。 考えながら辺りを見渡すとその先にマンホールがあった。 そういえばこの時期のマンホールで熱いよな・・・・ 男は閃いた。 「ばやぐばなぜぇぇぇぇぇ!!!ゆ?ようやぐおろずぎにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 男は親まりさをマンホールに押しつけた 気温は30度近くある。アスファルトですら70~80度はある。 足の皮の暑さで熱さを感じはしなかっただろうがマンホールとなるとそうはいかない 暑く熱したフライパンの上に置かれているようなものだ。 「あづいぃぃぃぃぃぃぃ!!!ばなぜぇぇぇぇぇぇ!!!ばりざじんじゃうぅぅぅぅぅ!!!」 まりさは男に抑えつけられながら足を焼かれる苦しみを味わっていた。 「おがあざんをばなぜぇぇぇぇぇ!!」 「とがいはなみゃみゃをばなぜぇぇぇぇ!!」 れいむの子ゆっくりどもが俺の脚に体当たりを仕掛けてきた。 正直うざい、本当にうざい。 男は両手で押さえつけていた親まりさを片手に持ち直し、もう片方の手で二ひきまとめて捕まえた。 ゆっくりは動きも本当にゆっくりなので捕まえるのは本当に簡単だ。 その上体が野球ボール程度しかない子ゆっくりともなれば二ひきまとめて片手で捕まえることぐらい 容易だ。 「ばなぜぇぇぇぇ!!まりさをはなぜぇぇぇぇ!!」 「いながものぉぉぉぉぉ!!ありずにふれるなぁぁぁぁぁ!!」 子ゆっくりは必死に体をよじらせるがびくともしない。 男は必死に暴れる子ゆっくりも母親と一緒にマンホールにくっつけてやった。 母親のすぐ側で 「ゆぴぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 「どかいばじゃないわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 アルトの良い歌声に子供だけが放てるソプラノのお歌が混じる。 男には虐待の趣味はないがこの一時だけは隣の虐待お兄さんと感じるものを共感できたと感じた。 そして5分後 いい加減蒸し暑い中ゆっくりを虐めるのにも飽きたのか、男は手を離した。 後はどこになりでもいきなと男は呟いた・・・だが 「ゆ?うごかないぃぃぃぃぃ!!あんよがうごかないぃぃぃぃぃ!!うごけないぃぃぃぃ!!」 「あんよさぁぁぁぁぁん!!くろいくろいからはなれてねぇぇぇぇぇ!!」 「みゃみゃぁぁぁぁぁぁ!!たちゅけてぇぇぇぇぇぇ!!!」 たかが五分でもゆっくりにとっては致命的だったようだ。 ゆっくりの足は完全にマンホールにくっついていた。 暑く熱したフライパンに焼きすぎてこびりついたご飯粒と同じ要領だ。 「あついぃぃぃぃぃ!!うごかないぃぃぃぃぃ!!だれがだずげでぇぇぇぇぇ!!」 「かわいいまりさをだずげでねぇぇぇぇぇぇ!!!」 「どがいばなありずをだずげでねぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくり達は必死に助けを呼ぶが、よほどの物好きでもない限り助けないだろう 男もいい加減汗をかきすぎたので飯を買って早く家に帰りたくなっていたこともあって もうすでにこの場から立ち去っていた。 このゆっくり達の宿命は3つ 暑さで死ぬか、車にひかれて死ぬか、鳥に食われて死ぬかのみであった。 そして、怪奇現象はその晩から起こった。 晩、男は何もやることもないため早い内に床についた。 布団に入ってから3分後のことだった。 男の家はアパートの一階にあり、庭もあったが入るためには部屋から庭に行くしかなかった。 その庭に…だれかが立っていた。 カーテンがかかっているためシルエットしか分からなかったが、人の形をしていた。 そいつが…今…窓を叩き始めた。 男はなんだと思い、布団から起きカーテンを開けた。 だが…そこにはだれもいなかった。 男はきみがわるいと思いながらも布団に戻った。 だが、10分後。そいつがまた窓元にたって窓を叩き始めた。 男は今度はがばっと飛び起き、カーテンを勢いよく開けた。 だが…そこには人っ子一人いなかった。 男は心の底から恐怖を感じ始めた。 だれかが俺の家の庭に立って、窓を叩いている…でもだれもいない。 男は怖くなり布団に大急ぎで戻った。 戻ってから数分後、そいつはまた窓元に立って窓を叩き始めた。 男は布団で丸くなってただただそいつが帰ってくれることを祈った。 そいつは結局深夜になるまで窓を叩き続けた。 朝になり、男がそいつがいたと思われるところを見ると、そこには大量の虫が転がっていた。 それが一週間続いた。 夜、あいつが来ている時間帯は怖さのあまり眠れず、朝からの大学の授業中は 死んだように眠る日々が続いた。 正直、限界だ。男はそう考え始めた。 だが、そいつが現れ始めて一週間後 男はその日、単位に関わる重要なレポートに追われていた。 必死に栄養ドリンクを飲み、必至にスタミナの付く飯をくってレポートを仕上げた。 仕上がったのは夜中の2時だった。 徹夜しても間に合わないのではないかと思っていたがどうにか間に合った。 今からなら少し寝れるだろうと思い、男が電気を消し、布団に入り視界がうつろんできた その時、毎晩やってくるあいつがやってきた。 男はこの一週間続いてきたこの怪奇現象に慣れてきたのか、叩いた音に意も介さずに いた。 少しうるさいだけだ、なにも怖くはない!! 男はそう考え眠りに着き始めた、その時!! ガラ!! 窓が開いた音がした。 男はこの音に驚いた。 じつは今日洗濯のために一旦外に出たとき、男は鍵を閉めるのを忘れていたのだ。 窓を叩いていたそいつが家の中に入ってきた。 ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… 何かが落ちる音がする。 ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… 音が少しづつ近づいてくる… 男は今までの眠気が吹き飛び、布団でがたがた震えていた。 身を起してそいつを見ても良かったが、怖くて体がピクリとも動かない。 男は、恐怖から全身金縛りにあったような状態に陥った。 来るな・・来るな!!たのむから来ないでくれ!! 男は必死に祈った。 だが、そいつは無情にもゆっくりと近寄ってくる… ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… そいつは…ついに男のすぐ横に来た。 男は何かが落ちる音でそいつが自分のすぐ横に来た事を悟った。 それから、何分の時が流れたか分からなかった。 そいつはすぐ横にきたにも関わらず、こっちを見ているようだ。視線を感じたからだ。 無限にも思える緊迫の時は突然の圧迫感によって破られた。 そいつが男の上に乗ったようだ。 そいつの重さは軽く、人とは思えないような軽さだったが、確実に男の顔に向かっていた。 男はここで限界を迎え、気絶してしまった。 げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら 朝、男は目を覚ました。体は汗だくだった。 男は布団を横に払いのけ、体に何か異常がないか確認する。 「……何もない」 汗だくになっている以外は本当に体に何も異常はなかった。 部屋の様子はどうかと思い、男は部屋を見渡した。 「……なんじゃこりゃ!!」 男が驚くのも無理はない、男の部屋の窓は開きっぱなしになっておりそこから 虫が男の布団へと点々と続いていたのだ。 そう、あの夜のぼとっという音は虫が落ちる音だったのだ。 男がとりあえず落ち着きていると、跳ね飛ばした布団から何かの声が聞こえた げら・・・・ そう聞こえた。男は横に丸まっている布団を見た。 今改めてみると布団にはできるはずのない大きなふくらみが出来ていた。 こいつが今まで俺を苦しめていたなにかの正体…!! 男は覚悟をきめ、恐る恐る近づいた。 なむさん!! 男は腹をきめ、布団を勢いよくめくった。 そこには・・・・・・・・・・・・・・・・ 一匹のゆっくりうどんげが幸せそうに寝ていた。 男は正直拍子抜けした。それはそうだろう、いままでこんな胴つきのゆっくりにビビっていたのだから 無理もない。 うどんげの手には虫が掴まれていた。 これを見て、男は今まで虫を供えたりしていたのはこいつだと確信した。 とりあえず男は幸せそうに寝るうどんげの頬を突いてみた。 うどんげに怒るというより、その寝顔に惚れてしまったのだ。 やべぇ、やわらけぇぇぇぇ!! 思った以上に柔らかい感触に男は快感を感じた。 突くこと五分、さすがにつつきすぎたのかうどんげが目を覚ました。 「げぇらぁぁぁぁ・・・・・げら?げらぁぁぁぁ!!」 ゆっくりうどんげは男の顔を見るなり脱兎のごとく逃げ出した。 このとき、手に持っていた虫は辺りにぶちまけてしまった。 部屋を出た辺りで横に曲がり、特徴的な兎耳をはみ出しながらこちらの様子をおびえた顔で 覗いている。涙目で。 「げぇぇぇらぁ……」 今にも消えてしまいそうな顔でこちらの様子を窺っていた。 男は近寄ろうと一歩踏み出すと脱兎のごとく逃げ出してしまい、一歩下がるとまたあの兎耳を はみ出しながらこちらの様子を窺っていた。涙目で 男はこのままでは埒があかないと思い、うどんげに語りかけることにした。 まず、その場に座り、手を見える位置に置き、まっすぐにうどんげの方を向いた。 「怖くないよ…怖いことしないからこっちへおいで」 男は優しくうどんげに話しかけた。 すると、うどんげは小さな体を少しづつ柱の陰から出してきた。 そしてそのまま男の方へ恐る恐る近づいてきた。 相も変わらず半泣きの顔で。 「げら…げら…」 「そうだよ、お兄さんは何も怖いことしないからおいで」 うどんげは一歩づつ男に近づいてきた。 一歩すつ…一歩ずつ… そして男の膝元にまでやってきた。 「ほら、怖い事をしないからおいで」 そういいながら男は手をうどんげに向けた。 うどんげは一瞬ビクっと体を震えさせたが、男が何もしてこないことを悟ると そのまま素直に頭をなでられた。 「げぇぇらぁぁぁげぇぇぇらぁぁぁ♪」 うどんげは気持ちよさそうな声をあげていた。 これは後に分かった事だが、このうどんげは一週間前まりさ親子に虐められている所を 男に助けられたと思い込み、お礼をしに来たのだ。 昼間だと他のゆっくりに見つかりやすく、見つかったら永遠にゆっくりされるとかんがえ、 他のゆっくりが寝ていると思われる時間帯を考えて、わざわざ夜を選んだ。 庭につながる穴を見つけ、うどんげ種だけが持つといわれるソナー能力で男のお家を発見したは いいが、もともと臆病な性格のため怖がりながら男のお家の窓を叩いたのだった。 このとき、うどんげの頭の兎耳は恐怖心から完全にたれて頭にへばりついていた。 男がそれに気づき、近づいてきたはいいがあまりにも早くこっちに来るためうどんげは驚き 脱兎のごとき早さで隠れてしまったのだ。 そんなこんなが一週間続き、うどんげも自分は本当は受け入れられていないのではと考えだした その時、今まで開きもしなかったお家への扉が開き、うどんげは驚きながらもゆっくりお礼をしに お家に入り、お兄さんに抱きつきたいがあまりについ布団ごしにお兄さんに抱きつき、 そのまま眠ってしまったのだ。 男はこのうどんげを見て、その愛くるしさに気に入り始めていた。 お家宣言らしき事をするでもなく、男に頭をなでられて幸せそうに鳴いている様を見て かわいいという感情が湧いてきた。 「なあ、うどんげ?」 「げら?」 「お兄さんのお家の子にならないか?」 うどんげは足をゆっくり動かしつつ、男にすりすりしながら考え、3秒で結論を下した 「げらぁぁぁ!!げらぁぁぁ!!」 鳴き声を上げつつ首を縦に振り、お兄さんの顔にすりすりしながら抱きついてきた。 どうやら同意のようだ 「よし、お前は家の子だ。お兄さんのお家でゆっくりしていってね!!」 そうと決まればさっそくうどんげの寝床を作ってやらないとな 予備の布団があったからそこを寝床にして後は……あ 男は今になって部屋の惨状に気がついた。 うどんげがお礼に持ってきた虫、そして土足で入ったことであっちこっちに泥がついていた。 極めつけにいままで完全にアウトドアで暮らしていたこともあって、うどんげはあっちこっち 汚れていた。 極めつけはうどんげだ。よく見たら髪や服は泥やゴミでかなり汚い状態だった。 男の方もそんなうどんげにすりすりされたことあってか服や体に泥やゴミが付着していた。 「ふう、とりあえず風呂だな」 男はうどんげと一緒に風呂に入った。 途中頭を洗うときに目に入ったらしくこの世の終わりのように泣きだした。 その声に一番に反応したのは隣の虐待お兄さんだった。 「お、K君がついにゆっくり虐待に目覚めたんだね。これからは兄弟と呼ばないと…は!!」 虐待お兄さんはこのとき兄弟という単語に反応した 兄弟…キョウダイ…ブラザー…来た!!インスピレーションきたぁぁぁぁぁ!! このときわいたインスピレーションが生んだ曲は後に鬼斬を世界一やかましいバンドへと 進化させた。曲名は「Yukkuri and Kill」。ライブの定番曲となるにはさほど時間はかからなかった。 ちなみに、あの時のまりさ親子はあの日に死んでいた。 車にひき殺されたのだ。 それ以来、あのマンホールではなぜか車にひき殺されて死ぬゆっくりが多発したという 「うらみはらさでおくべきかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 完 おまけ うどんげがお兄さんの部屋に入った夜、先住者 「ゆっゆっゆ!!おぢびぢゃんをごろじだゆっくりごろしがくるしんでいるよ!!」 「いぼうちょをごろじだむきゅいだよ!!」 「はやきゅれいみゅたちのおうちからでていっちぇね!!」 男の部屋に居座っていたあの幽霊れいむ親子はここ数日男がビビっていることに愉快痛快だった。 ようやく自分たちの呪いが効いてきたんだ!!あのおにいさんはゆっくり苦しんでいるよ!! いまこそあのお兄さんをころしてこのゆっくりプレイスから完全に追い出すよ!! そう決心し、さあとどめを刺そうかと力をため始めたその時、うどんげが侵入してきた。 「ゆ?まだゆっくりぶれいずごうどうだぁぁぁぁぁ!!!!」 「いいがげんにしろぉぉぉぉ!!ぎょぎょはれいみゅだぢのゆっぐりぶれいずなんだよぉぉぉ!!」 「ででいげぇぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくりれいむ達は侵入者に攻撃を仕掛け始めた。 今までれいむ達はどんなゆっくりでも殺してきたよ!!だからこのうどんげも瞬殺だよ!! そう本人達は考えていた。 かくいううどんげの方は耳のソナーが部屋に何か目に見えない何かがいることを感じ取った。 目に見えない何かがこちらに向かって攻撃を仕掛けてきている事を感じ取ると うどんげは少しびびったがお兄さんにお礼をするのは今しかない!!そうかんがえ踏みとどまり うどんげ種のみが放てると言われている電波を放ち始めた。 ちなみに、最初の親子のときには奇襲をくらったため使えなかった。 この電波は人間には見ることも聞くこともできないがゆっくりやゆっくりに近いものには 絶大なダメージを与えることができるといううどんげ種特有の自衛手段であった。 「ゆ?なにかきこえでででで、いいい、い、いだいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「あだまぎゃいじゃいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「おきゃあしゃんだじゅげでぇぇぇぇぇぇぇ!!」 このウドンゲ種のみが放てるという電波はゆっくりの霊にも有効だった。 これ以降、ゆっくりれいむの親子はうどんげにさんざんにひどい目にあわされるのだが それはまた別のお話。 あとがき ゆっくりてんこを無視するSSを見てかわえぇぇぇぇぇ!!と思い、触発されました。後悔はしてないです。 人間が酷い目に合うとは書きましたが、これはまだセーフなのでしょうか? アウトなら書きなおします 作者 アイアンゆっくり 過去作 まりさの馬鹿 ゆっくり地縛霊 れいむ親子の場合 ゆっくりおしえてね!! 1~2 世界で一番短い虐待 ゆっくり地縛霊 まりさ達の場合 鬼斬 1~ このSSに感想をつける
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登録日:2019/02/23 (土) 19 41 56 更新日:2024/01/01 Mon 03 58 35NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 はに丸 クリリン コエンマ チビ太 ナレーター ハスキーボイス パズー モンキー・D・ルフィ 何故かなかなか立たなかった項目 声優 声優項目 女優 戦部ワタル 摂津のきり丸 東京都 桐島カンナ 田中真弓 青二プロダクション 田中真弓は日本の声優・女優・ナレーターである。 本名は「阿部真弓」。 ●目次 □プロフィール □概要 □特色 □エピソード □余談 □主な出演作◆テレビアニメ ◆劇場アニメ ◆ゲーム ◆ドラマCD ◆テレビ番組 ◆特撮 ◆テレビドラマ ◆映画 ◆ラジオ □プロフィール 生年月日:1955年1月15日 出身地:東京都 身長:150cm 血液型:A型 事務所:青二プロダクション □概要 日本を代表する女性声優の1人。 しかし本人はあくまで声優業は女優業の一部として考えており、現在でも肩書きは女優で通し、舞台でも活躍している。 夫は同じく声優の柴本浩行。 青山学院女子短期大学出身。 学生の頃から演劇に興味を持っており、在学中に舞台女優になる決意を固める。 バーで歌っていた際、たまたま店に来ていたテアトル・エコーのスタッフの目に止まり、その人の勧めで付属養成所への入所試験を受ける。 その試験に見事合格し、短大卒業後にテアトル・エコーに所属した。 初めて出演したテレビドラマは、1978年放送の社会派ドラマ『白い巨塔』。 それ以前には、1975年放送の刑事ドラマ『Gメン’75』で、香港の難民少年の声の吹き替えを行っている。 声優としてはテレビアニメ『激走!ルーベンカイザー』で高木涼子役で出演し、デビューを果たした。 しかしこの初出演した番組が鬼門であった。田中は先任者が急遽降板したため入ることになった、二代目としての登板だった。 緊急事態に対応する、という目的のその場しのぎ的な起用だったことから完全にミスキャストだったうえ、 まだ不慣れな状態なのにも関わらず、いきなり無名の新人を入れてきたということで、キャスト内からも爪弾きにされてしまう。 番組が終わった後に、共演していた大先輩の納谷悟朗から謝罪されるくらい空気が悪かったらしく、デビューにしていきなり打ちのめされた。 デビューは最悪だったが、少年役の声優としてその後は少しずつ役をもらうようになる。 1983年には、人気アニメ『うる星やつら』に男装少女・藤波竜之介役で出演し、一躍知名度が上昇。 その後は『おそ松くん』『ドラゴンボール』『忍たま乱太郎』等の人気アニメに少年役として出演する機会が多くなり、 1999年には世界的ヒット作『ONE PIECE』で主人公のモンキー・D・ルフィを演じることとなる。 現在は青二プロダクションに所属し、役者の仕事をしている一方で日本芸術学校特別講師もしている。 □特色 少年の声にも聞こえる独特のハスキーボイスが特徴で、アニメでは元気な少年・心優しい少年を演じる事が多い。 田中さんが演じた少年キャラで有名なのは、『魔神英雄伝ワタル』シリーズの戦部ワタル、『おそ松くん』のチビ太、『忍たま乱太郎』の摂津のきり丸、 『ドラゴンボール』のクリリン、『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィ等がある。 ジブリの大ヒット映画『天空の城ラピュタ』でも主人公の少年・パズー役で出演しているため、田中さんの声を知らない人はまずいないと言っていいだろう。 少年役以外では老婆や中年女性、姉御肌な女性を演じる事が多い。 田中さんが演じた有名な女性キャラは、『うる星やつら』の藤波竜之介、『サクラ大戦』の桐島カンナ、『ゲゲゲの鬼太郎(第6シリーズ)』の砂かけ婆等が挙げられる。 鳥の鳴き声を真似るのが得意で、アニメで何度か鳥役で出演している以外にも、『森田一義アワー 笑っていいとも!』でカラスとニワトリの鳴き声を披露した事がある。 後はNHKの教育番組『おーい!はに丸』ではに丸の声を担当した事でも有名。 『おーい!はに丸』に関しては声だけでなく、はに丸たちの近所に住む「魔女おばさん」等顔出しでも複数回出演しており(*1)、 最終回等田中真弓と田中真弓が会話するシーンがよく見られた。 この他、94年放送のNHK教育番組『マホマホだいぼうけん』でも魔法使いウィッチーを顔出しで、箒の使い魔ホーキー(人形キャラクター)をアフレコで演じたことがある。 この番組ではウィッチーが普段の姿である老婆スタイルと魔法を操る魔女スタイルを切り替えるため、かつらと衣装が2パターン用意されていたほか、 毎回紙芝居の世界に入ってウィッチーも人形劇になるため、アフレコでも二役を演じていた。 女優も声優もこなす田中さんならではの出演形態であろう。 □エピソード 事務所のプロフィール写真 ぶりっ子ポーズで写っていることが、一部のファンの間で有名。 本来なら俳優のプロフィール写真では手を写さないポーズを取るのが慣例なのだが、 田中さんは写真撮影時に手が写るポーズにこだわり、スタッフから「手を入れないでください」と何度言われても徹底して手を入れるポーズを取り続けたらしい。 スタッフが何枚撮っても田中さんは手の写るポーズを取ったため、最終的に青二プロダクションのスタッフが諦め、渋々ぶりっ子写真を採用するに至ったとのこと。 家族 現在の夫は柴本浩行で、出会って1年のスピード結婚だった。と言っても一度離婚していて、その理由は家に帰っても仕事(芝居)の話にしかならず、お互いに煮詰まってしまい、柴本の方が参って離れたから(田中の方は別にそういうわけではなかったらしい)とのこと。 そういう経緯もあって所謂ギスギスな離婚ではなかったようで、柴本はその後も元妻である田中真弓と普通に劇団で仕事をしていた。 その後、柴本は別の女性と再婚するが結局離婚し、それを聞いた田中も悔しさから別の人間と再婚しようとしたが気が乗らず、紆余曲折を経て息子が柴本を家に呼んだこともあって田中と復縁したという。 なお、食事作り以外の家事等は大体柴本がやっているらしい。 おそ松くん 自分が演じた役で最も気に入っているのは、『おそ松くん』のチビ太。 チビ太が作中で言っていた「てやんでぃバーロイチキショイ!」「しっかりこまたき」等の台詞は実は田中さんのアドリブである。 そのうちの1つ「てやんでぃバーロイチキショイ!」は中の人ネタとして、他のアニメ(『とっても!ラッキーマン』等)でも使われていたりする。 ドラゴンボール 前述のとおり『ドラゴンボール』ではクリリンの声を担当しているが、クリリンが作中で敵に殺された事で本編への出演がしばらくなくなってしまう。 だが原作者の鳥山明が田中さんの声を気に入っていたので、「クリリンが死んで田中さんの声がもう聞けなくなるのは寂しい」と思った鳥山先生が、 田中さんに新キャラのヤジロベー役を頼んでいる。 ちなみにアニメ版ではクリリンとヤジロベーを演じ分けるために、ヤジロベーを演じる際には名古屋弁を使っている。 現場内での年齢的には中堅どころなので、お茶くみをしたりする。 サクラ大戦 少年役が多いキャリアの中で、珍しく女性キャラの桐島カンナを演じた。 同作は『歌謡ショウ』という舞台版も展開しており、声優がそのまま担当キャラを演じている。 カンナは大柄で男勝りなキャラであるが、田中さんは女性としてもかなり小柄であり、 「カンナ役がこんなチビで悪かったな!心で見ろ!」とコメントしている。 ONE PIECE 現場では元気に振る舞い皆を盛り上げる。 いたずらっ子でもあり、嘘か真か台本にいたずら書きをしてナミは思いっきり「トルネード=●ンポ!」といったことがあるとか…。ドラゴンボールの現場とは打って変わって誰よりも自由である。 10周年記念誌『10th Treasures』では、作者尾田栄一郎と対談。 セールスマンからかかってきた電話に出ると子供と間違われ、「お母さんはいますか?」と聞かれるので「あたしがお母さんだよ!」と言ったりしたこともあるとのこと。 また、尾田さんはワンピース連載開始当初から、ルフィを演じてもらうなら『ラピュタ』のパズー役だった田中さんがいいと思ってはいたという(*2)。 演技論の話の中で出た「泣きの演技」について田中さんは、 「若い人は泣く演技で泣こう泣こうとするが、本当に泣く時は『泣いちゃダメだ』と思い、涙がこぼれるギリギリまで笑ってる。 泣いて恥ずかしいと思った瞬間にまた少し笑う。演技の方向が違う」と持論を語っており、 その話を以前聞いた尾田さんは自分の描きたい泣き顔(の表情)について納得し、 自分が泣けない場合(感情を理解できていない場合)はキャラクターに涙は流させないことにしていると述べている。 息子さんには「もし母ちゃんが死んだら、ルフィ(の役)は野沢雅子しかいない。」と言われ、 田中さんは「私より年上を指名してどうするのよ!」とツッコんだ事も。 なお、この事を野沢雅子本人に話したら笑われ「真弓、演るよ」とGOサインを貰ったのこと。(*3) AERA dot.2022/01/01インタビュー「『ONE PIECE』声優・田中真弓が語る「最終回までの目標」」では、「もう少年役は、『ONE PIECE』のルフィを最後にしたいと思っています」と述べた。 □余談 『ONE PIECE』第52巻では、単行本書き下ろしコーナー「SBS」にゲスト出演しており、読者からの質問に答えている。 『クレヨンしんちゃん』のオーディションをテアトル・エコー時代の仲間だった坂本千夏と一緒に受けていたが、オーディション時に野原しんのすけの口癖でもある「ぞぅーさん」と言ってほしいといわれて子供の声を得意とする2人もアフレコで演じたが、しんのすけ役には決まらなかった。その後、後輩の矢島晶子にしんのすけが決まった時には「私たちには矢島のような演技はできなかった」と『お願い!ランキング』出演時に語っている。 主人公.清の声優を務めた『対馬丸 さようなら沖縄』のEDでは延々と続く実際に犠牲になった児童名簿のテロップを見て、「こんなに死んだのか!?」と体が震えたと言い、ED中の泣くのを堪えているような清の台詞はリアルで泣きながら台本を読んだそうである。 MCをしていたラジオ番組「アニメトピア」で「田中真弓がスタジオを占拠!」という実況中継が行われた。 もちろん冗談放送だったのだが、半信半疑のファンが放送局まで押し寄せる騒ぎになった。 □主な出演作 ◆テレビアニメ 高木涼子(激走!ルーベンカイザー) 藤波竜之介(うる星やつら) チビ太(おそ松くん(1988年版)) ボロット(丸出だめ夫) 孫田空作/イタダキマン(イタダキマン) クリリン、ヤジロベー、占いババ(2代目)(ドラゴンボール) モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE) 摂津のきり丸(忍たま乱太郎) 田神悠宇(巨神ゴーグ) 大牙剣(獣神ライガー) 戦部ワタル(魔神英雄伝ワタル) 坂本勝平(ダッシュ勝平) 今仁見手郎(笑ゥせぇるすまん) リュウ・マオシン(中華一番!) 追手内洋一/ラッキーマン(とっても!ラッキーマン) パプワ(南国少年パプワくん) コエンマ(幽☆遊☆白書) 塚山由太郎(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-) ショーねえちゃん(ぼのぼの) モジャ公(モジャ公) 両津勘吉(幼少期)(こちら葛飾区亀有公園前派出所) 村西弥生(金田一少年の事件簿) ルージュラ(ポケットモンスター) 花田寿枝(花田少年史) ツワブキ・ダイヤ(ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU) 雪村時子(結界師) 南波真弓(宇宙兄弟) イーラ(ドキドキ!プリキュア) ぬりかべ女房(ゲゲゲの鬼太郎(第5シリーズ)) 砂かけ婆(ゲゲゲの鬼太郎(第6シリーズ)) マリーア・カラヴェラ(RWBY(日本語吹き替え)) おじいちゃん(俺、つしま) ◆劇場アニメ 清(対馬丸 さようなら沖縄) ごん(ごんぎつね) ジョバンニ(銀河鉄道の夜) パズー(天空の城ラピュタ) 河原三平(カッパの三平) チッポ(ドラえもん のび太とアニマル惑星) ヨーギラス(ピカチュウのドキドキかくれんぼ) キャスバル・レム・ダイクン(少年時代)(機動戦士ガンダム THE ORIGIN) ◆ゲーム 桐島カンナ(サクラ大戦シリーズ) ツインビー(ツインビー) ロック・ヴォルナット(ロックマンDASH 鋼の冒険心、ロックマンDASH2 大いなる遺産) ヨーテンナイ(スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END) ◆ドラマCD 大沢木小鉄(浦安鉄筋家族) ホイミン(CDシアター ドラゴンクエストIV) ◆テレビ番組 はに丸(声)、魔女おばさん(顔出し)等(おーい!はに丸) モンタ(声)(ともだちいっぱい) ウィッチー(顔出し)、ホーキー(声)(マホマホだいぼうけん) ナレーション(クイズ!ヘキサゴン) ◆特撮 イエローフォー(声)(7話~10話まで)(超電子バイオマン) カミタマン(声)(勝手に!!カミタマン) ◆テレビドラマ 医学生、看護婦(白い巨塔) 難民少年(声)(Gメン’75) モンキー・D・ルフィ(声)(世にも奇妙な物語「ゴムゴムの男」) ◆映画 音響監督・しじみ(トーキング・ヘッド) 田中さん(神☆ヴォイス) ◆ラジオ アニメトピア 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ロックマンDASHではロックの役を担当してロールはラピュタのシータの人という。 -- 名無しさん (2019-02-23 19 49 29) 宣材写真が他の声優陣と比べても強烈な存在感放ってる人 -- 名無しさん (2019-02-23 20 10 24) クリリンの声は目いっぱい低い声なので、シリアスシーンで更に低い声を求められると死にそうになるとか -- 名無しさん (2019-02-23 21 16 42) 記事作成乙。むしろ今までなかったのが不思議なくらい・・・ -- 名無しさん (2019-02-23 21 23 31) 何気に歌上手いよね、幽遊白書のOP初めて聞いた時は衝撃的だった -- 名無しさん (2019-02-23 21 47 22) きり丸の「あひゃひゃひゃ」というイッちゃってる笑い声聞くたびスゲエと思う。普通に少年らしい可愛い笑い方もしてるし。 -- 名無し (2019-02-23 22 37 33) サクラ大戦の演劇でルフィネタやっていたな -- 名無しさん (2019-02-23 23 36 11) 正直この人のプロフィール写真だけはどうかしてると思う -- 名無しさん (2019-02-24 01 37 53) ↑昔どっかでプロフィール写真のこと話してた気がするので、ちょっと探してくる -- 名無しさん (2019-02-24 01 51 29) ↑クリリンネタもやって周りから止められてたな -- 名無しさん (2019-02-24 01 54 35) ゴムゴムのぉおおお!!! -- 名無しさん (2019-02-24 02 22 12) 岩男潤子さんの公式ニコ生でぶりっ子ポーズについて話してたので、その話を簡単に書いといた。 -- 名無しさん (2019-02-24 02 25 06) サクラ大戦歌謡ショウでの、舞台での演技力と歌唱力に脱帽。アドリブでクリリンやルフィネタやったり下ネタかましたりとはっちゃけ振りも凄いけど。 -- 名無しさん (2019-02-24 03 45 59) 名探偵ホームズのポリィの演技には個人的にビックリしたなぁ。強気な描写とかもあったけど姉御タイプでもなかったし -- 名無しさん (2019-02-24 09 48 34) プリキュアのオーディションにいきなり現れてマネから強制退場食らったら、あとから幹部役で採用された話はホント草 -- 名無しさん (2019-02-24 12 53 54) そういやはに丸の最終回でキャストみんなで挨拶する際にウィッチーがはに丸の声出して挨拶する流れがあって(多分台本通り)田中さんが「あれ大丈夫だったのかな」って記念放送の時に突っ込んでたな -- 名無しさん (2019-02-24 15 10 55) さすがにここ数年は声の張りが衰えてきたが長生きして頂きたい… -- 名無しさん (2019-02-25 11 16 46) カイジのお母ちゃんの声の候補はこの人が真っ先に浮かぶ。 -- 名無しさん (2019-02-26 09 40 04) 「はなまるくん」という幼児番組で「しまお」というおサルの子供の役をやっていたな。アドリブでチビ太のセリフを入れていた。 -- 名無しさん (2019-02-26 09 43 28) 「ユリシーズ」というアニメでもマスコットロボットの役を演じていた。 -- 名無しさん (2019-02-26 10 04 02) ゾロリのアニメでまさかのメイドロボやった時は吹いたwめっちゃ見た目かわいいのに声がルフィっていうギャップw -- 名無しさん (2019-02-26 20 27 17) スティーブン・キングの映画「シルバーブリッド・死霊の牙」という作品で吹き替えをしているのだが主役の三人が・・弟:気の弱いルフィ 姉:ZZのジュドーの妹 二人のおじさん:ラーメン屋「幸楽」の店主というとんでもない内容で吹き替え版でこの映画を見てほしい。 -- 名無しさん (2019-03-12 09 26 57) タイムボカンシリーズ・イタダキマンでこのアニメだけ半年で終わってしまったのだがこのとき田中さんは「自分のせいだ」と号泣したらしい(プロデューサーのせいで田中さんのせいじゃないんだけど) -- 名無しさん (2019-03-12 09 28 43) 今日のコナンに出てたがめちゃくちゃカオスな回だったなw脚本見て浦沢義雄って -- 名無しさん (2019-06-15 19 40 13) ↑出て納得したけど。「これ -- 名無しさん (2019-06-15 19 41 05) ↑「これは間違いです -- 名無しさん (2019-06-15 19 41 50) 歌は何気に上手いどころかものすんごく上手いだろ -- 名無しさん (2020-04-12 23 13 15) ヨーテンナイの声この人だって知って愕然としたわ。加工されてるとはいえあれ絶対分からないぞ -- 名無しさん (2021-01-29 10 22 37) アハァアハァアハァアハァwwwwという独特な笑い声 -- 名無しさん (2021-11-09 21 48 43) サクラ大戦で桐島カンナという役で高校生くらいの役を演じていたことを知ったときにはびっくりした、少年声のイメージが強かったので -- 名無しさん (2022-01-02 21 47 47) ルビビ推しなのは有名な話 -- 名無しさん (2022-12-21 08 06 59) 宣材写真が落ち着いたものになっててびっくりした。 -- 名無しさん (2023-01-05 14 17 07) 名前 コメント
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone.jp 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ガーディアンテイルズ】ギルドレイド戦(秘密の研究所)の攻略とおすすめキャラ【ガデテル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? 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更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
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ぱいぱいログ (開催案内等記述していきます。お休みの連絡もここでお願いします。) ろびんさん了解! 青盾に関して= Loveはナ盾かなぁ http //www.nicovideo.jp/watch/sm11348210 -- (はる) 2010-07-20 07 50 35 AVは、灰でもこんなかんじなんだね。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm9304884 腕輪だせてんのは、運とかもあるぽいなぁ、アビ封印に成功しないとやね。 とりあえず、泉、連続魔は、オワルッポ。 -- (はる) 2010-07-20 08 23 55 ナイトを廃業になりそうになってしまったこともあってエインでの希望変更おねがいします 第一希望:地霊胴 第二希望:ヴァルハラ頭 で オネガイシマス -- (Jeac) 2010-07-26 00 13 10 本日急用ができたためお休みします。 -- (Azelf) 2010-08-07 15 24 27 ・胴作るギルの目処が立たないので、希望変更させてくださいな。 第一希望:•ヴァルハラヘルム(頭 第二希望:ゼニス胴 -- (Goto) 2010-09-27 00 52 49 今日武王が取れたので、希望品変更を… 第一 変わらず地霊 第二 バルキリーフォーク で、お願いしますm(_ _)m -- (Kusatarou) 2010-10-09 17 52 03 胴 が抜けた・・ 第一 地霊胴 ですorz -- (Kusatarou) 2010-10-09 17 52 36 希望品1,2はとれたらそれ以降はフリーでろっとになります。 てあさん - ヴぁるどう、ヴぁるあたまに変更(希望品取得なし変更しました。) -- (はる) 2010-10-30 17 13 16 テレビと本体が完全に壊れてしまったためログインできなくなりました。 しばらくお休みさせてくださいすいません。 -- (abil) 2010-11-30 15 53 31 エロス -- (うんこ) 2011-09-10 19 30 26 名前 コメント すべてのコメントを見る
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『14日分の友情』 15KB 愛で 思いやり 愛情 戦闘 5作目です。強くなりたいまりさのお話 ☆善良なゆっくりが辛い目に遭います ☆細かい設定や話のスジが決定的に間違っている可能性があります。 ☆ネタ被りがあったらすみません。 14日分の友情 通学する学生たち、出勤するサラリーマン。彼らとすれ違う形で、僕は走っていた。 20代中盤の若者が平日の朝にジャージで走っているということで、初めは結構視線を感じていたがそれもすっかり落ち着いた。僕はヘッドフォンの位置を少し直しながら、公園へ向かった。 犬の散歩だとか老人たちのゲートボールだとかを眺めながら、ストレッチを入念にした。 地元では天才と言われ、プロに入ってからもスター候補としてテレビに取り上げられることもあった。 僕はプロのスポーツ選手だった。そう、プロ「だった」。 プロ入り後2年目にそれなりに結果を残し、ブレイク確実と謳われたその翌年、僕の体はぶっ壊れた。手術を繰り返し、リハビリも必死にやり、そうしてもがき続けて4年が経った頃、僕は解雇を言い渡された。肩書きも輝かしい未来もなくなり、ボロボロの体だけが残った。 そのチームの職員として再就職しようとも思っていたが、それも叶わなかった。完全にその世界を諦めてこの生活に慣れ始めた今でも肩を上げると痛むし、雨の日は膝が痛むことがある。 学生時代スポーツ以外のことなど何もしていなかったので再就職には苦労した。そうしてやっと得た仕事は、工場の夜勤だった。正直言って最初の頃はキツかったが最近やっと慣れてきた。仕事が終わって外に出るともう明るくなっているので、退屈しのぎにこうやって軽く体を動かすのが日課になっていた。 「ゆっしょ、ゆっしょ、ゆっせ、ゆっほ、ゆっふ………」 ちょうどストレッチを終えて立ち上がったとき、一匹のゆっくりまりさが目の前を横切った。必死に跳ねて通り過ぎる姿を少しの間眺めていたのだが、まりさの遠くを見つめるような表情に疑問を持った。僕はなんとなく気が向いて、まりさの後をつけてみることにした。 歩いてついていくうちに疑問は確信に変わり、まりさに話しかけて見ることにした。 『おい。』 「ゆっふ、ゆっふ、ゆっふ……」 まりさは跳ねることに夢中で、僕のことに気づいていないみたいだった。 『…おい。』 「ゆっふ、ゆっせ、ゆっ…?」 やっと振り向いたまりさの顔には砂糖水の汗が浮かんでいたが、僕の顔を見るなりその汗は引いていった。 「に…にんげんさん…」 『いやなに、そう怯えなくていいよ。ちょっと訊きたいことが』 「ご……ご…ごめんなさいぃぃぃっっ!!!!!まりさがおじゃまだったのぜ!??たいっへんもうしわけありませんでしたのぜええええぇぇぇ!!!どぼが、どぼがい”の”ぢだげば………おねがいじまずのじぇ……だずげで」 『待って待って。聞いてくれって。僕はお前に何もする気はないよ。』 「ゆ”っっっ……おねがいじまず…おねがいじまず…」 僕はため息を付いた。野良ゆの中でも、こういうゆっくりは居る。人間との力の差をまさに文字通り「痛感」したり、その体験を親世代から伝えられていたり背景は様々だが、一斉駆除や虐待お兄さんの脅威に晒され続けていれば、こうして卑屈になるのも仕方ないのかもしれない。 そしてまりさのその卑屈さが更に僕の疑問に拍車をかけた。 「どぼが…どぼがおじひを……おねがいじばず……」 『……ゆっくりしていってね。ほら、返事は。』 「ゆゆっ…!?ゆ…ゆっくりしていってね!!!!」 額を地面に擦り付けて懇願していたまりさは目が開いているのかすらわからないほど涙と土にまみれていたが、僕の挨拶を聞くとすぐに起き上がり、満面の笑みで僕に挨拶を返した。そうして僕の方を見つめるまりさは、よく見たらとても健康そうな体つきをしていることに気がついた。 『お前さん、急いでるの?』 「ゆ?…ようじさんがあるわけではないのぜ。にんげんさん、なにかあったのぜ??」 『ふーん。…じゃあ、なんで走り回ってたの?人間の怖さを、お前はわかってるんだろう?』 一定のペースを保って走るまりさの後を歩いていた時から、まりさが急いでいるわけではないことはわかっていた。そして、あの遠くを見るような表情を僕はどこかで見たことがあるような気がしていた。 「…にんげんさん、まりさをわらってもいいのぜ」 『ん?どういうこと?聞くよ。』 「まりさは、さいっきょうになりたいのぜ。」 こんなことを言うゆっくりも居たのか。というのも、普通まりさ種は自分が最強であることを何の根拠もなく主張し、そう振舞う。しかしこのまりさは、最強に「なりたい」と言っている。僕の興味は一層深まり、押し黙ることでまりさの次の言葉を促した。 「…もちろん、にんげんさんたちが、とってもすごいことはわかっているのぜ。だから、ゆっくりのなかでさいっきょうになりたいのぜ。」 『それで、トレーニングをしている、と?』 「そうなのぜ。こうして、おそとをでてはしるのがあぶないことだってのも、しっているのぜ。でもまりさは、もっともっとつよくなって…」 『強くなったらどうなるんだ?』 「…それは…いえないのぜ。ごめんなさいのぜ。」 『…いや、いいよ。』 まりさの「言えない」という返答はなんとなく僕を納得させた。僕も昔そういうふうに強さに憧れる理由を隠していた気がしたからだ。 「強さへの憧れ」という意味だけならば、このまりさは昔の僕に限りなく近いように思えた。 「ゆ………」 『ああ、もういいよ。邪魔して悪かったね。』 「とんでもないのぜ!にんげんさん、たすけてくれてありがとうございますのぜ!!!じゃあ、まりさはとれーにんぐさんにもどるのぜ!」 そう言ってまりさは振り返り、再び跳ね出した。僕はその振り返る瞬間のまりさの横顔を見て思い出した。あの表情は、昔の僕の表情だった。 それから僕はまりさを公園で見かけることが多くなった。ほぼ毎朝顔を合わせていると言ってもいい。とは言っても僕はまりさに変に干渉するつもりは無かったし、まりさの方もトレーニングに必死みたいだった。それでも毎日会っていると会話も多少はあり、お互い休憩を取って少しの時間ベンチに腰を下ろして話をしたりもする。会話の中で僕が元スポーツ選手だと教えてやると、まりさはきょとんとした顔を僕に向けた。ゆっくりの世界にプロスポーツという概念は無いからだ。何日かかけて説明しやっと理解させると、それからまりさは僕にトレーニングなどの質問をたくさんするようになった。それらは全て僕が答えられる程度の質問だったので、時には日を改め図を持ってきて詳しく説明してやることもあった。僕の怪我についても教えると、まりさはとても悲しそうな顔をした。 僕はたまに、まりさに対してコーチのような振る舞いをしていることに気がついて、笑ってしまうことがある。しかしまりさはそれを気にすることはなかったし、自然に受け入れているようにも見えた。僕の「指導」を真剣な表情で聞くまりさの態度が心地いい、とはっきりとは思わなかったが、それがまりさに対する友情めいた愛着を持つきっかけとなったのは確かだった。 まりさの方も、僕の質問にいくつか答えてくれた。人間の怖さは一斉駆除で何度も見たということ。トレーニングを始めてから足が速くなったので、狩りの効率が上がったこと。しかし、それがトレーニングを始めた理由では無いこと。 体を動かすのは気持ちいい、なんて人間臭いことを言って僕を笑わせたこともあった。人間が羨ましい、とぽつりと呟くこともあった。 そうして2週間が経った頃、公園の芝生で足を休めるまりさが僕に話しかけた。 「おにいさん。きいてほしいのぜ。」 『ん?どうした。』 「…まりさは、おにいさんのおかげでかなりつよくなれたのぜ。」 『ん、ああ。それで?』 「まりさがつよくなりたいのには、わけがあるのぜ。」 『…』 この時、僕はまりさと初めて会った時の事を思い出して、少し驚いた。強くなりたい理由があったことにだ。まりさがあの時「言えない」と言ったのは、本当ははっきりした理由なんて無いからだろう、と思っていた。昔の僕がそうだったように。若さに任せてただぼんやりと、「強くなりたい」。僕はそれだけだったのが、このまりさは理由があるという。 僕の興味は再燃し、初めて会った時のようにまた黙ってまりさの言葉を待った。 「…まりさは、かぞくがいないのぜ。このこうえんさんでくらしてたら、げすにいもうとたちがおそわれたのぜ。それがわかったときにはもうおそかったのぜ。おかあさんもころされたのぜ。おとうさんがおとりになって、まりさをにがしてくれたのぜ。まりさは、よわかったのぜ。だから、にげるしかなかったのぜ。」 『…。』 「まりさはつよくなりたいのぜ。でも、それはふくっしゅうっ!のためじゃないのぜ。」 「まりさがけっこんっ!しておちびをもったとき、まりさはぜったいにまもりたいのぜ。まりさのおちびには、まりさのようになってほしくないのぜ。」 僕はいろいろ尋ねたかったが、話すまりさの表情は真剣そのものだったし何よりまだ驚きの方がまさっていたこともあって何も言わなかった。僕はいつも通りまりさに別れを言って、公園を後にした。 翌日僕が公園に着くと、ゆっくりが数匹公園の隅で蠢いていた。近づくと数がわかった。まりさ、れいむ、ありす、ちぇんにみょんの5匹のゆっくりたちと、1匹のまりさ。張りのある肌と鍛えられたあんよ。僕はすぐにその1匹があのまりさだとわかった。そのまりさを囲むようにして5匹のゆっくりは佇んでいた。 まりさは僕に気づくと、叫んだ。 「おにいさん!!!!!なにもしないでほしいのぜ!!!!」 「「「「「「ゆぁ~?…ゆっ……ゆぎっ…にんげん!!!!!」」」」」 まりさを囲んでいたゆっくりたちは、まりさの視線の先の僕を見て驚き、恐れた。それを無視してまりさは続けた。 「おにいさん!!まりさは、こいつらにおとうさんをころされたのぜ!!おかあさんをれいぽぅされたのぜ!!!いぼーどだぢぼっ、だっ…だべられだの”じぇ!!」 僕に言い終わらないうちにまりさは涙ぐんでいた。 出会ってしまったのか。僕は、昨日まりさに確認しなかったことを後悔した。僕が恐れていたことが起きてしまった。 こうなってしまったら、きっとどちらも止まれないだろう。 「だがらこのげずだぢは、まりざがやらないどだめなのぜ!!!おにいざん、みでいでほしいのぜ!……まりさはいまから、まりさのかぞくと、まりさのためにたたかうのぜ!!」 涙を流しながら高らかに宣言するまりさに僕は何も言わなかったし、言えなかったという方が正しいかもしれなかった。僕は大人しくまりさの言うとおりにして、少し離れたベンチに座ってまりさの「決闘」を見守ることにした。 それを見ていたゲスのゆっくりたちはニヤニヤとまりさの方へ向き直った。 「ゆへへへ、まりさちゃんはいいこなのぜぇぇ~~わざわざまりさたちにころされるために、にんげんをとおざけたのぜぇ~?あのにんげんはまりさちゃんのおちびなのぜぇ?ゆひゃひゃひゃ!!!」 「あなたのおかあさんはよかったわぁぁぁぁぁ!!さいっこうのきつまむまむだったわよおおおおおおおおお!!?」 「まりさもおとなしくれいむたちにむーしゃむーしゃされてね!よろこんでいいよ!」 まりさはゲスたちに飛びかかった。僕が教えた体当たりだ。僕が教えた走り方、僕が教えた動き、僕が教えた立ち振舞。僕が教えたように攻撃を避けて、僕が教えたように攻撃をしていた。まりさはゲスたちの体当たりを受けてもびくともしなかった。するとゲスは木の枝を取り出した。 まりさは構わず突進し、自ら枝に刺さりながらゲスまりさを突き飛ばし、横にいたれいむを憎悪の籠もった叫びで威嚇した。れいむに襲いかかろうとすると、自分の背中に刺さったちぇんの木の枝に気付き激痛の悲鳴を上げた。それでも悲鳴を上げながられいむのもみあげを食い千切り、ありすを踏みつけ、起き上がるゲスまりさを再び突き飛ばす。皮を裂かれ、餡をほじくり返されながらまりさは戦い、泣いていた。その涙は痛みによるものなのか違うものなのか。その叫びが、憎悪なのか、怒りなのか、痛みなのか。僕にはわからなかった。 鬼気迫るまりさの表情に、ちぇんは恐れをなして逃げ出した。それをまりさが追おうとすると、後ろからみょんに刺された。1秒程まりさは動きが止まったがすぐに振り向き、みょんの顔を食いちぎった。顔の大半を失いふらふらするみょんの後ろかられいむが突進してきた。まりさはもう体当たりを受け止める力はなく、簡単に吹き飛ばされた。倒れたところにゲスまりさが木の枝を振りかざした。まりさの左頬に枝が突き刺さると、まりさはまた悲鳴を上げた。今度は、悲哀の混じった声だった。それでもまりさはおさげを使って頬に刺さった枝を無理やり奪い、ゲスまりさの目を突いた。「ぴぎゅっ」と短い断末魔をあげてゲスまりさは息絶えた。ちょうどその時顔をなくして彷徨っていたみょんがぱたん、と倒れ、それを見たまりさも倒れた。ちぇんの姿はもう見えなくなっていた。 まりさは、地面に這いつくばりながら目の前のれいむとありすをずっと睨んでいたが、立つことは出来なかった。 枝を咥えたれいむがゆっくりと近づいてくる。まりさはそれを睨み何かを呟きながら、ぽろぽろと涙を流していた。れいむが走りだすと、まりさは咆哮した。残りの力を振り絞ってひるんだれいむに跳びかかり、頬に噛み付いた。れいむの頬は破れなかった。もう、まりさの力はゆっくりの柔肌を食い破ることすらも出来なかった。噛み付きながらもまりさはずっと泣いていた。遂に食いついていることもできなくなって、れいむの頬から口を離した。仰向けに地面に倒れたまりさは、なにかを繰り返し呟いていた。まりさの顔は涙と餡子でぐしゃぐしゃだった。 「ゆふ~、ゆふ~ゆふ~…い、いがいとてこずったけど…これで、おわりだよ……」 「いなかもののくせに……おとなしく…ゆふー、ゆふー、じなさい…」 ゲスの二匹は息を整えながら勝利を確信していた。まりさは、それを聞いているのかすらわからなかった。 呼吸が落ち着くと、ありすはニヤケ顔を浮かべて言った。 「れいむ、さいごはありすにちょうだいね!まむまむのぐあいがおかあさんにか、ためしてあげるわ!」 「づ…づよぐ……づよぐなるのぜええええええええええええええ!!!ぼうにげないのぜ!!!!ばりざばにげないのぜ!!ばりざば…づよぐ…づよぐ……」 僕のところまで、まりさの声が届いた。まりさは、強くなる、と呟き続けていた。それがわかった瞬間、僕はベンチから飛び上がりゲス達に襲いかかっていた。ありすを木の幹に向かって蹴り飛ばし、れいむを一息に踏みつぶした。 ありすの饅頭皮が木にひっつき、潰されたれいむの周りには蟻がたかっていた。 はまりさを見下ろすと、まりさはぼろぼろになった顔を僕に向けた。 「や…やっばりにんげんざんば……ずごいのじぇ…づよいのじぇ……ずるいのじぇ…」 『……すまん。約束、破っちまった。』 「おわびどじで……あばあばぼっでごい~ぐじょおにいざん…ゆぶぶぶ………」 『ああ。奴隷にだってなってやるさ。…行くぞ。治してやる。』 僕はまりさを慎重に抱え、自販機を探した。オレンジジュースか何かでまりさを助けてやらないといけなかった。 住宅街を走り回る僕に、まりさはいろいろ話しかけてきた。 「ゆっぶっぶ……ぼい!ぐぞどりぇい……もっどまりざをづよぐずるのじぇ…」 『任せろ。まだまだ、教えることがあるんだ』 「ゆぶぶぶ……だのじみなのじぇ……ぼい!ぐじょどりぇい!…ばりざどながよぐあぞぶのじぇ……」 『おう。遊んでやるよ。ボコボコにしてやる。』 「ぶぶぶ、ばりざのいいなりなのじぇ……ぼい!おにいざん!」 『奴隷だろ、僕は。もう喋るな。餡が漏れてる。』 「ばりざばづよぐなっだのじぇ…?」 『……。』 「……………。」 『ああ。』 「ゆぶぶ…やっだのじぇ……おどうざんぼよろごんでるのぜ…おがあざんぼうれじぞうなのぜ……いぼうどだぢ…まりざぼかぞぐ…」 『おい、待て。まだ、まだだ。もう少しで見つかるんだ。助かるぞ。』 「おにいざん…おにいざんぼ……」 『…』 「おにいざんぼ、じぶんのだべに…まだ、だだがぶのじぇ…がんばべば…ぎっど……ぎっど…」 『ああ、ああ、ああ。やってやろう。やるさ。おう。だから…。守るんだろ?おい。僕もやるよ。なあ…おい。やることあるんだろう?お前も。まだ…』 「…ゆぶぶ…じあばじぇ~…」 僕が自販機を見つけた頃には、まりさは息絶えていた。ズタボロだった。餡は至るところから漏れ出ていて、髪はところどころ禿げていた。前歯のほとんどが無くなっていて、舌が千切れていて、それでも笑顔だった。 通学する学生たち、出勤するサラリーマン。彼らとすれ違う形で、僕は走っていた。 僕はヘッドフォンの位置を少し直しながら、公園に向かった。 犬の散歩だとか老人たちのゲートボールだとかを眺めながら、ストレッチを入念にした。 実業団への入団テストが来月に迫っていた。本格的な練習をする場所は違うところにあるのだが、僕は毎朝ここに来てストレッチをすることにしている。朝の空気の中で深呼吸をすると、夏が近づきつつあることに気がついた。 僕はたまに考えることがある。まりさは、自分のために戦えたのだろうかと。まりさは復讐のためではなく、何かを守るために強さを使おうとした。しかしその結末は復讐だった。僕はそれを考える度に走りたくなる。何か、僕をそうやって突き動かす力があった。 一ヶ月も経たないくらい短い付き合いだった。それでも僕は、居なくなってしまったまりさの何かを守りたいと強く思う。僕が走れば、それがまりさの強さになる気がした。まりさが救われる気がした。 僕たちが培ったささやかな友情は、きっとこういうふうに行使されるべきなんだ。そういう確信があった。 僕がストレッチを終えて走りだすと、まりさのお飾りを入れたお守りが小さく揺れた。 14日分の友情 おしまい ~おまけif~ 『まりさが奇跡的に助かってしまった』 「ゆっふっふ!おいくそどれい!やくそくどおり、あまあまをたんまりもってくるのぜ!!はやくするのぜ!!!」 『とほほ…』 今までに書いたもの anko4491 鬼(き)ゆん anko4495 おいしゃさんありすとすっきりしたおみず anko4509 さくやの世界 anko4515 ゆつぼかずら ~~~~~~~~~~ なんだか無性に「決死の殺陣」を書きたい!ゆっくりは肉弾戦メインだから尚更激アツだぜ!ってことで始まり、まりさの死闘シーンを書いてるうちにこんな感じものになってしまいました…。こういう系って大丈夫なんでしょうか…?アレでしたら消しますので… スポーツの種類はみなさんの想像にお任せしたほうが面白いな、と思い敢えて特定のものとせず書いてみました。プロのあるスポーツってのも限られるのかもしれませんが。 anko4515ゆつぼかずらに念願の挿絵さんが!!「一杯面白いものを書いた人にゆっくり生えてくるんだ…がんばろ」と勝手に思っていた挿絵さんが!!!嬉しすぎます~ありがとうございます!!かんしゃしてあげるからあまあまもってきてね!ばれるたんいでいいよ!! これからも頑張ります。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 挿絵:
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梓 「って……唯先輩どこに電話してるんですか?」 憂 【もしもしお姉ちゃん?】 唯 「う~い~……『め』が……『め』が……」 憂 【ちょっとお姉ちゃん! 目がどうしたの?!】 唯 「『め』が無くなっちゃったよぉ」 憂 【えぇえぇえぇえええ!!!】 梓 「ちょっと唯先輩! そんな言い方したら絶対に憂が勘違いして!」 憂 「お姉ちゃん大丈夫なの?!」 梓 「……ほら、来ちゃった……」 憂 「お姉ちゃんいったい何があったの?! 目は大丈夫なの?!」 梓 「憂、落ち着いて! 実はカクカクシカジカで……だからそんな大袈裟に騒ぐ事じゃ……」 憂 「許さない……」 梓 「え?! ちょ……憂……え~?!!」 憂 「お姉ちゃんを悲しませる人は誰であろうと許さない! 続きは私がします!」 律 「べ……別にいいよ、唯が50個以上答えてるからもう無いと思うし」 憂 「もしお姉ちゃんが言ってる単語だったら教えてください、言い直しますから」 律 「わかった、じゃあ『久慈目(くじめ)』からな」 憂 『メイエルホリド』 律 「はぁ? 何だそれ? 梓知ってるか?」 梓 「いえ……知りませんけど、ちょっと待って下さい、今携帯で調べてみますから」 憂 「ロシアの演劇の演出家ですよ」 梓 「ほんとだ……ちゃんと書いてありますよ」 律 「外国の演出家の名前なのか……さすが憂ちゃんってとこだな……梓、次から難しい単語が出てきたらすぐに調べてくれないか? 無い時だけ教えてくれればいいから」 梓 「はい、分かりました」 律 「じゃあ私の番だな……ど……ど……『胴締め(どうじめ)』 憂 『面心立方格子《めんしんりっぽうこうし》』 律 (何だそりゃ? でも梓が何も言わないって事は辞書に載ってる言葉なんだな……)「えっと『〆(しめ)』」 憂 『目白酸漿(めじろほおずき)』 律 『効き目(ききめ)』 憂 『明窓浄机(めいそうじょうき)』 律 「くっ……『霧雨(きりさめ)』」 憂 『滅鬼積鬼(めっきしゃっき)』 律 『聞き納め(ききおさめ)』 憂 『芽鹿尾菜(めひじき)』 律 (逆に『き』攻めかよ……)『興醒め(きょうざめ)』 憂 「どうしたんです律さん? 不安そうな表情になってますけど……心配しなくても特定の文字で攻めるなんて事しませんから……『明夷待語録(めいいたいごろく)』 律 (まだまだ余裕って事か……)『美し女(くわしめ)』 憂 「なかなか頑張りますね、じゃあ『名臣言行録(めいしんげんこうろく)』 唯 「憂、凄い凄い!」 憂 「えへへ、お姉ちゃんは安心して見ててね」 律 『櫛目(くしめ)』 憂 『迷津慈航(めいしんじこう)』 律 「……『薄目(うすめ)』」 憂 『鳴禽類(めいきんるい)』 律 『色目(いろめ)』 憂 『面形天蛾(めんがたすずめ)』 律 『恵みの雨』 憂 『免疫血清(めんえきけっせい)』 律 (どこまで続くんだよ……)『諫め(いさめ)』 憂 『面角一定の法則《めんかくいっていのほうそく》』 律 『嚔(くさめ)』 憂 『目塞き編み笠(めせきあみがさ)』 律 『賽の目(さいのめ)』 憂 『雌阿寒岳(めあかんだけ)』 律 『毛染め(けぞめ)』 憂 『明六雑誌(めいろくざっし)』 律 『撞木鮫(しゅもくざめ)』 唯 「憂~♪ がんばれぇ~♪」 紬 「遅くなってごめんなさいね、さわ子先生のお話が長引いちゃって……って、あら? 憂ちゃん……唯ちゃんに何か用事でもあったの?」 澪 「何だこの雰囲気は? 盛り上がってると言うかピリピリしてると言うか……いったい何をしてたらこんな空気になるんだ?」 梓 「えっと……実はカクカクシカジカと言う訳で……」 澪 「『しりとり』で意地になるって……律、お前は小学生か!」 紬 「私『しりとり』って初めて見た~♪」 澪 「いや……私は『初めてしりとりを見る人』を初めて見たよ……」 律 「とにかくそう言う事だから邪魔はしないでくれ」 憂 「じゃあ私の番ですね……『命数法(めいすうほう)』 律 『歌会始(うたかいはじめ)』 憂 『迷惑行為防止条例《めいわくこういぼうしじょうれい》』 律 『怒り爪(いかりつめ)』 憂 『明鏡止水(めいきょうしすい)』 律 『斎女(いつきめ)』 憂 『明暗順応(めいあんじゅんのう)』 律 『氏女(うじめ)』 憂 『明正天皇(めいせいてんのう)』 澪 「なぁ梓……何て言うか、凄いしりとりだな……」 梓 「えぇ、憂はあえて簡単な『明治天皇』を言わない事で律先輩に余裕を見せ付けてプレッシャーを掛けてるんですよ」 紬 「真剣な表情のりっちゃんと憂ちゃん……す・て・き」 澪 「えっと……自分の世界に行っちゃったムギは置いといて……さっきから梓は何を調べてるんだ?」 梓 「これですか? これは憂が言う言葉が難しすぎるから本当に辞書に載ってる単語なのか調べてるんですよ」 澪 「なるほど、確かに憂ちゃんの言う単語って聞いた事ないものが多いしな」 梓 「と言う事で澪先輩も審判手伝ってください」 律 『魚の目(うおのめ)』 憂 『メシェ天体(てんたい)』 律 『射目(いめ)』 憂 『メモリーカード』 律 『土留(どどめ)』 憂 『メモリースロット』 律 『通り雨(とおりあめ)』 憂 『メモリーオーバーレイ』 律 『家雀(いえすずめ)』 憂 『メモリースティック』 律 『糞真面目(くそまじめ)』 憂 『メモリーモジュール』 澪 「ちょっと待って憂ちゃん! その『メモリー○○』って言うのは少しずるいような気がするんだけど」 憂 「そうですか? だったら別に言い替えても構いませんよ……じゃあ『メルカトル図法(ずほう)』で」 律 『牛込(うしごめ)』 憂 『メソポタミア文明(ぶんめい)』 律 『伊賀専女(いがとうめ)』 憂 『メタクリル樹脂(じゅし)』 律 『仕事納め(しごとおさめ)』 憂 『メチルメタンスルフォネート』 澪 「なぁ梓……憂ちゃんの言ってるのって何語なんだ?」 梓 「さぁ? とにかく調べてみましょう」 律 『綴じ目(とじめ)』 憂 『メフメットパシャソコロビッチ橋(はし)』 律 (どこの橋なんだよそれ!)『姑(しゅうとめ)』 憂 『メタンハイドレート』 律 『取り決め(とりきめ)』 憂 『メソトリウム』 律 『娘(むすめ)』 憂 『メタボリックシンドローム』 律 『群雀(むれすずめ)』 憂 『メタスタビリティー』 律 『一味の雨(いちみのあめ)』 憂 『メラニン色素(しきそ)』 律 『総元締め(そうもとじめ)』 憂 『メゾソプラノ』 律 『鋸鮫(のこぎりざめ)』 憂 『瞑座(めいざ)』 律 (えっと……『ざ』……『ざ』で始まって『め』で終わる言葉……何か無いか……もっと考えろ) 澪 「……なぁ律……『しりとり』なんだから別に『め』で返さなくても普通に『ざ』で始まる言葉を言えばいいんじゃないのか?」 律 「駄目なんだよ! これはもうそんな単純な事じゃなくて『め』で返せるか、そして『め』で答えられるかって言う意地なんだ!」 梓 「それってもう『しりとり』じゃないような気がしますけど……」 律 (何か無いか?……『ざ』……『ざ』……) 紬 『ザーネトルテフロッケン』 律 「え??」 憂 「紬さん??」 紬 「あら、『ん』が付いちゃったから私の負けね♪」 律 「ちょ……ムギ! 何を言ってるんだよ」 紬 「負けた罰としてお茶を淹れるから少しだけ待っててくれるかしら♪」 唯 「罰って……ムギちゃんいつもお茶淹れてくれてるじゃない……それより『ザーネトルテフロッケン』って何?」 紬 「うふふ、今日持ってきてるお菓子の名前よ♪ さぁ、みんなで仲良く食べましょ♪」 梓 「賛成ですぅ!」 澪 「よし! 『しりとり』はムギの負けで終わりだな!」 律 「そ……そんな中途半端な」 紬 「たくさんあるから憂ちゃんも食べて行ってね」 唯 「わぁ~いムギちゃんありがとう! 憂、一緒に食べよ」 憂 「う……うん」 梓 「ちょっと唯先輩! 一人で何個も取らないでくださいよ!」 唯 「いいじゃないのよぉ」 律 「…………」 澪 「どうした律?」 律 「あははは、まぁいいか! よ~し、私も食べるぞ!」 紬 「はい、りっちゃんどうぞ♪」 律 『うめ~!』 唯 「め……め……『めんたいこ』」 澪 「いい加減にしろ! また始める気か!」ポカッ! 唯 「いったぁ~い」 律 「あははははは」 と言う事で放課後ティータイムは今日も平和でした。 - おしまい - 戻る ※ 他所(に○ファン)に書いた物を少し手直しして投稿致します。
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朱雀連合 (同盟 終末の使徒) [197名] 魔王の花嫁 ノゾミ Lv6 [76名] (ゴダードアジト所有) CrimsonArrow 戦鎧姫 Lv6 [68名] (アデンアジト所有) 薔薇十字団 闇夜の天使 Lv6 [53名] (ゴダードアジト所有) (同盟 Genesis) [149名] Torrencial NITYAN Lv5 [49名] Llama ミラー Lv5 [52名] Baile PROTEZIONE Lv5 [48名] (同盟 終末の罠) [149名] まったり 宗竜 Lv5 [53名] (グルーディオアジト所有) 大人の社交場 CamelliaLife Lv5 [49名] やぐスレ保全隊 やぐたん Lv5 [47名] (同盟 闘魂) [138名] ミリオン タラオチィ Lv6 [71名] CrimsonLightning レイルーラ Lv6 [67名] (ゴダードアジト所有) (同盟 終末の徴) [115名] Serpent NOVAMEGA Lv5 [52名] (ギランアジト所有) Savanna tak27 Lv5 [36名] 不死鳥雑技団 ジーモード Lv5 [27名] (同盟 Confiance) [111名] 純潔の盾 rekkuza Lv5 [59名] 拳聖五歌仙 クロスケニー Lv5 [52名] (同盟 AURA) [107名] 絆・kizuna・ 音海 Lv6 [56名] (ギランアジト所有) イノセンスハーツ チュチュ Lv6 [51名] (同盟 Jaeger) [100名] HUNTERSIII Padma Lv6 [70名] (ギランアジト所有) ドラグナー フォルナ・M Lv6 [30名] (同盟 泉屋) [96名] Stargaze 泉 Lv6 [56名] 桜岬組 九尾狐銀雷 Lv5 [40名] (ギラン城主) (同盟 Exodus) [93名] ValkyrieArk 銀竜の君 Lv5 [40名] TEMPEST69 パイラック Lv5 [33名] ArmedPeace 煙草大佐 Lv5 [20名] (同盟 オーブ) [85名] ジャスティス ガルダ Lv6 [44名] Team58 トンモーヤ Lv5 [41名] (同盟 CheckMate) [71名] Tears・of・Eva ニルマンバール Lv5 [36名] (インナドリル城主) パーム Abecca Lv5 [35名] (同盟 Nocturne) [52名] DEARBOYS kazu12 Lv5 [31名] companheiro モンタント Lv5 [21名] 狼の末裔 龍と狐 Lv5 [35名] 風林火山 ぷらだ Lv5 [32名] (同盟 Inheritors) turnA まろきぃす Lv5 [23名] (同盟 爺倶楽部) 百獣の聖騎士団 ・鏡・ Lv5 [27名] どわっ娘ぎるど ニルッチィ Lv5 [26名] 第十三独立戦隊 笑子 Lv5 [26名] 羊花鳥連合 (同盟 めぇ) [229名] ひつじもふもふ PatrickCox Lv7 [97名] (ルウンアジト所有) 羊もふもふ Cameron Lv7 [89名] (ゴダードアジト所有)(アデン城主) 不夜城 スタンフォード Lv5 [43名] (同盟 花鳥風月) [153名] もりそば モンシア Lv6 [54名] (ルウンアジト所有)(ルウン城主) Arion いぼ Lv6 [50名] (ルウンアジト所有) 暗黒騎士団 サンジx Lv6 [49名] (アデンアジト所有) (同盟 百花繚乱) [92名] ESconDite フィフティーン Lv5 [33名] NightmareLight マンディ Lv5 [31名] ドリームセヴンス ワイルドセブン Lv5 [28名] (同盟 NAVARA) [90名] DragonTail まあさん Lv5 [48名] Oz おぉーぅわったー Lv5 [42名] エタ暁連合 (同盟 Eternal) [204名] 紅龍 ルシェイド Lv6 [88名] 雪華 Suger Lv6 [57名] knightsofSayha 終幻 Lv5 [59名] (アデンアジト所有) (同盟 孤高の獣たち) [184名] 桃いちご Jecy Lv6 [89名] 鳳凰 Birdland Lv6 [53名] (ルウンアジト所有) 獅子奮迅 雷夏 Lv5 [42名] (同盟 RaidiantGarden) [148名] 追風 o白夜o Lv6 [58名] (ゴダード城主) 一騎当千 rainharuto Lv5 [48名] FORIS Lupo Lv5 [42名] (同盟 ONEPIECE) [147名] 麦わら海賊団 RORONOATAKA Lv5 [56名] アデンの夜明け AMP Lv5 [53名] 蒼天の翼 ネイシャドウ Lv5 [38名] (同盟 暁) [145名] 伝説の翼・ ニャコさま Lv7 [97名] (山賊の巣窟所有)(シュチュッツガルト城主) 薔薇と月そして血 LIylgamyne Lv5 [48名] (同盟 Element) [109名] TetsuyaDeShigoto kagawan Lv5 [57名] チーム・ニコアケ capa Lv5 [52名] (ルウンアジト所有) (同盟 翔鶴) [91名] ドビアンヌ緋鯉会 アバ茶 Lv6 [58名] (シュチュッツガルトアジト所有) 星九曜 シルビア・マリネ Lv5 [33名] (同盟 NIRVANA) [67名] evolve カスミクス Lv5 [42名] 七福神 武之心 Lv5 [25名] ヴァルグリンド ヒュクト Lv5 [39名] (同盟 juno) いくりんと一緒 製作娘いくりん Lv5 [28名] (同盟 IKULIN) 旧鷹の団 くりパック Lv5 [47名] レガリア連合 (同盟 REGALIA) [176名] 神威 佐原詩音 Lv6 [77名] (ルウンアジト所有) Ouroboros 海人30 Lv6 [45名] (アデンアジト所有) CarpeDiem イルミナ Lv5 [54名] (シュチュッツガルトアジト所有) (同盟 Infinity) [93名] 神話 シェリル Lv6 [60名] (アデンアジト所有) ブラッドランス medium9 Lv5 [33名] (同盟 NeverConnection) [84名] JapanMakesNatto KEMMA Lv5 [41名] (グルーディオ城主) F・E・M・C ミス・マドラ Lv5 [21名] 巌陀亞羅 酒魔人 Lv5 [21名] (同盟 Fortuna) [78名] InSpirit ヴィス Lv5 [45名] BEYONDHATE エルフだにょ Lv5 [23名] Art BOT Lv5 [58名] (同盟 絆)(ディオン城主) HolyLandII 楓葵 Lv5 [21名] (同盟 HolyLight) しっぽのさき Kappa Lv5 [30名] 弟橘FC アウトロースター Lv5 [24名] 朧AS連合 (同盟 朧) [150名] EternalPeace アシタカ彦 Lv6 [54名] (グルーディオアジト所有) コスモバビロニア ベラ・ロナ Lv5 [51名] Ace ultraman Lv5 [45名] (同盟 時の絆) [135名] EmaFamily 恵摩 Lv5 [54名] Farandole FeeLee Lv5 [43名] ロッカフォルテ ザル・カーウイン Lv5 [38名] (同盟 ASymmetry) [98名] スカイフィッシュ 七静 Lv5 [55名] 澪音 シュン坊 Lv5 [43名] (同盟 仮同盟) [94名] みるきーWay まちゃみ Lv6 [55名] ArcanaKnights 十六夜葉月 Lv5 [39名] (同盟 SantoSpada) [87名] 空牙 京矢 Lv5 [53名] BonVoyage ジェドガー Lv5 [34名] (オーレン城主) DarkUnion Og Lv5 [55名] (同盟 エルモアン) ARMS パズー Lv5 [47名] (同盟 俺TUEEE) AirRhythm ドラちん Lv5 [47名] 喫茶あいす ふぇありー Lv5 [21名] AXISエンペラー連合 (同盟 AXIS) [170名] FIRESTORM StriderJP Lv6 [80名] (ビーストファーム所有) 伝説の風 てんりゅう Lv5 [45名] oneness アグバニー Lv5 [45名] (同盟 Emperor) [87名] インペリアル デルフィッシュ Lv5 [47名] 猫の手 プロダクト Lv5 [40名] 動向不明の独自勢力 (同盟 ネオ・マンダム) [102名] マンダム狙撃隊 ルフカイン Lv5 [56名] KumaBreaker 暴君くまごろう Lv5 [46名] (同盟 ヌメリ最高) [81名] ACE・ ボルクリス改 Lv5 [33名] 新・流星隊 竜太郎 Lv5 [26名] Aggressor エレンディラ Lv5 [22名] (同盟 春夏秋冬) [79名] 序曲 クワトロ49 Lv5 [55名] Asumodeusu shyoko Lv5 [24名] (同盟 UOZ) [75名] UnityOfZeal vicious5150 Lv5 [51名] UnityOfZealII ・ヒイロ・ユイ・ Lv5 [24名] justcia フブキ Lv5 [52名] (同盟 焔) 爆発物処理班 psuke Lv5 [43名] (同盟 天地神明) NouvelleFlandre 如月羽海子 Lv5 [30名] (同盟 猫にマラカス) Athena・ さにー Lv6 [65名] ラブリーベイベー スキピオ Lv6 [58名] (シュチュッツガルトアジト所有) GuerrillaKong 秦菊斎 Lv6 [54名] (ディオンアジト所有) SwordGrave jex Lv6 [49名] (ギランアジト所有) バサラ 血風 Lv5 [45名] どわっこと仲間達 sellan Lv5 [32名] (シュチュッツガルトアジト所有) Illcit BUrgLaR Lv5 [20名]
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鶴山総理は頭を抱えていた。 何故こんな事になったのだろう? 目の前の光景に愕然としていた。 発端は鶴山内閣の支持率が低迷してきた事によるものだった。 掲げてきた公約が多少無茶だったのは本人も承知の上だったのだが、 一向に公約が実現されない事に国民が不満の声をあげてきたのだ。 そこで考え出されたパフォーマンスが「鶴山カフェ」だった。 民間人から募集があった内の数名と茶会風の会談をしようというものだった。 様々な世帯や職業別当に募集し、年金問題、子育て支援等の話し合いの場を設けて、 「国民の声を聞いている」とアピールするのが目的だった。 滑り出しは順調に見えた、時折庶民の意見に腹が立つこともあったが何とか上手くいっていた。 しかしである… 「れいむはおなかがすいているんだよ!さっさとあまあまをもってきてね!!たくさんでいいよ!」 「まったく気が利かないザマスね!可愛いれいむちゃんがあまあまを所望ザマスよ!さっさと用意なさい!」 「そーりもいがいとへいぼんなにんげんなのぜ!まりささまのほうがかっこいいのぜ!」 「こら、まりさ!くらべちゃ可愛そうでしょ?勝負になってないわ」 「ゆっへっへ!それもそうなのぜ!!」 「ちぇんはもうあきちゃったんだよーわかってねー」 「まあまあ、まだ始まってないから我慢してくれよ。どうせ下らないとは思うけど…」 「んっほぉぉぉぉぉ!なんだかきゅうにすっきりしたくなったわぁぁぁぁ!!」 「むきゅきゅ!そーりさんとおはなしできるのはこうえいだわ!」 先ほどから好き放題言い放つ飼い主と醜い塊達… 鶴山カフェ第5回目で招いた客人達は、全国から集まったゆっくり愛好家と飼いゆっくり達だった。 ゆっくり愛護法、通称ゆ虐撲滅法と呼ばれるものを検討するにあたって招いた客だったのだが… 確かに噂は耳にしていたがこれほどの連中とは… 世界には「ゆっくりんピース」や「ゆーシェパード」なる組織がある。 いずれもゆっくりの為なら人の命も露とも思わぬキチ○イ集団だ。 国内にも負けず劣らずの狂った組織があると聞いてはいたのだが… えー今回はお忙しい中お集まり頂きありがとうございます。本日の議題は、ゆっくり保護法についてですが… 「本当に忙しいザマスのよ、さっさと終らせるザマス!即可決よ!か・け・つ!」 (※忙しいなら来るなっつうの!)※総理の心の声をお楽しみください 「そんなことはどうでもいいよ!はやくあまあまもってきてね!」 (※どうでもいいわけねーだろ?!あー何でゆっくり同伴可にしちゃんだろう?) 「こんな事話し合う必要があるのかしら?無意味じゃないの?」(※そう思ってるなら何で参加するんだ!) 「ゆふふーん!そーりなんてしょぼいじじいなのぜ~♪」(※この腐れ饅頭め!何でそんな事言われにゃならんのだ!) 「まあまあ、一応話し合おうよ。結論は決まってるけどさ…」(※要するに話い合う気がないって事か?) 「ちぇんはあそびたいんだよーわかってねー」(遊びたいなら邪魔にならない所でやってくれよ…頼むから) 「んっほぉぉぉぉう!素敵なまりさねぇぇぇ!すっきりしましょぉぉぉ!」(※…うわ……………) 「ゆぎゃぁぁぁ!そーりさん、まりさをたすけてねぇぇぇ!!」(※…飼い主に頼んでくれ…) 開始早々からこんなノリで本当に話し合いになるのか? こんな様子がTVで放送されたらいい笑い者になりそうだ… ただでさえ、嫁の件でコメディアンとか言われているのに…ああ、胃が痛い… まあ、意見がまとまらない時はお茶でも飲むか… 「あら総理、丁度良いザマス!私にもお茶をいただけないザマスか?」(※自分でやれ!セルフじゃないのか??) 「れいむもあまあまがほしいよ!たくさんでいいよ!かわいくってごめんね♪」(※…何処が可愛いんだ?本気で解らん) 「お茶なんでどうでも良いからさっさと本題に入ってもらえないかしら?」 (※ならこの状況をまとめるのを手伝ってくれよ!) 「まりささまはびゆっくりなのぜ~♪そーりもまりささまにしっとしてるのぜ~♪」 (※何なんださっきからコイツは?酔っているのか?狂っているのか?) 「それにしてここはいいおうちだね、きにいったよ!ここをれいむのおうちにするよ!」 (これが噂のお家宣言ってやつなのか?始めて見た…) 「んっほぉぉぉ!まだまだいけるわぁぁぁ!!すっきりー!すっきりー!」(※…まだやってたのか?) 「ゆぎゃぁぁ!もうずっぎりじだぐないぃぃ!ずっぎりぃぃぃ!ずっぎりぃぃぃ!」(※これはTVに映せないだろうな…) 「むきゅ!そーりさんはいがいとたいしたことがないのね、きたいはずれだわ!」(※ゆっくりに言われたくねーよ!) 「流石私のぱちゅちゃんザンスね!総理とは出来が違うザンス!」(※あー飼いゆっくり共々殴りてー!) 始まってからずっとこんな流れだけど、これって話し合いになっているのか? でもちゃんとやらないと連立した「ゆん愛党」の連中が五月蝿いしな… それにしても、国内のキチ○イ組織「ゆっくり会」や「ゆっくりと手を繋ぐ人々」の連中がこんなに紛れているとは… こいつ等、愛護と言うよりは愛誤だな…ゆん愛党の奴らにはめられたか?ああ、早く終らないかな?これ… 「じゃおじゃお?」(※ん?なんだこのゆっくりは?) 「大丈夫ですか総理?顔色が悪いですけど…」(※そりゃ悪いに決まってるだろ…) 「おぉ、おつかれ おつかれ」(※これも見かけないゆっくりだな…なんか可愛くないな…) 「ちーんぽ!」(※この発言は放送できないだろ…けしからんゆっくりだな…) 「こらこらあなた達、心配なのは解るけど総理のお邪魔はしてはいけないわ」(※ん?まともな人間もいるのか?) 「そーりさんはだいじょうぶなのにゃん?ゆうかはしんぱいにゃん…」(※ん??これもゆっくりなのか?) あのー貴方達は普通の愛好家の方ですか?何処かの会の人じゃないんですか? 「ええ、そうですけど…」 「じゃおお?」 「大丈夫だよめーりん、総理はそんなには具合が悪くなさそうだよ?」 あのー、そのゆっくりが何を喋っているのか解るんですか? 「ああ、大体雰囲気で解るんですけど……よかったらこれ使ってみてください」(※ん?なんだこれ?) 「じゃおじゃお…(総理が病気じゃないといいけど…)」(※おぉ、なんだこれ!すごいな!) 「ずるむけぺにーす!(総理が元気になったみたいだよ!)」(※隠語喋っているんじゃなかったのか…) 「おぉ!げんき げんき(総理が笑ってますね…よかった)」(※う…結構いい奴だな、可愛くないと思って悪かった…) 「そーりさんがげんきになったのにゃん?よかったにゃん(病気じゃなくてよかった、安心したよ)」 (※ふーむ、こんなのも翻訳されるのか?……結構可愛いかも…) こんな話もなんですけど…この子達はあちらのゆっくりと違うみたいですね。なにが違うんでしょうか? 「えーこの子達は希少種と呼ばれる子が多いですけど…」(※希少種?あの腐れ共とはえらい違いだな…飼い主もだけど) ふーむ、この子達は数が少ないって事ですか?頭も良さそうですけど… 「確かに基本種よりは数が少ないですけど…なのでこの子達を保護して貰いたくってここに参加したんですけど…」 (※うぅ…まともな人間がいてよかった………泣いてなんかいないぞ俺、泣くんじゃないぞ俺…) 「あら、総理!そんな所でなにしてるザマスか?! 話し合いはまだ終ってないから早くこっちに来るザマス!さっさと法案通すザマス!」 (※そういうのは話し合いとはいわねーよ!意見のごり押しだよ!) 「そーりはむのうだね!ばかなの?しぬの?」(※あー湧き上がるこの感情は何だ?お前らなんか絶対保護しないぞ!) 「んっほほほぉぉぉぉう!まだまだおわりじゃないわぁぁぁぁ!すっきりぃぃぃぃ!!」 (※こいつ、まだやってたのか…意味いい根性してるな…) そして数日後… 「えーそういう訳で今回の『ゆっくり保護法』は特定種のみ限定となります。特定種に指定されているのは以下の…」 「おい、見たか?昨日のTV、例の法案のやつ…」 「見た見た、あの法案がそのまま通っていたら、危うく鬼威参絶滅の危機かと思ってたからな…」 「特定種って希少種や胴付がメインだったよな…れいむやまりさはヒャッハーしても問題ないって事か…」 「良かったな………ところでさ、こんな所にこんな物がいるんだけどさ…」 「ゆゆっ?!なにしてるのこのどれいは?さっさとれいむをおうちにあんないしてね!あまあまもよういしてね! かわいくってごめんね!」 「…今日は法案可決のお祝いにヒャッハー!っとやろうか?」 「当然だろ?」 「「ヒャァッハァァァァァァ!」」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!やべでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 完 徒然あき
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えきぞちっく・といぼっくす ◆LxH6hCs9JU 「プッチャンがドリルになっちゃった~!?」 プッチャン――それは、私がいつも右手につけていたパペット人形の名前です。 周りのみんなからはよくブサイクなんて言われるけれど、私にとってはかけがえのない親友。それがプッチャンなのです。 そのプッチャンが! いつも右手にはまっていたはずのプッチャンが! 今はなぜか、ドリルになっちゃってるんです! ……拝啓、ミスター・ポピット。私の未来は暗いです……。 あ、自己紹介が遅れました。 私の名前は蘭堂りの。 私立宮神学園第五期生、極上生徒会執行部書記を務めています。 ちなみに極上生徒会というのは―― ◇ ◇ ◇ 私立宮神学園には、教職者たちよりも権限のある、美しき乙女たちがいる。 宮神学園“極”大権限保有最“上”級“生徒会”。 略して――極上生徒会! ◇ ◇ ◇ といったものなんですが……ここじゃあ、極上生徒会書記の肩書きも形無しです。 たくさんの人たちが集まって殺し合いをする。 私はいま自分が置かれている境遇をちゃんと理解できていたけれど、受け入れられたわけではありません。 名簿を見ても、私が知っている人は極上生徒会生徒会長の神宮司奏会長ひとりだけ。 生徒会のみんなはいない。先生もいない。奏会長やプッチャンとも離れ離れ。なんだか涙が出てきます。 そんな涙目な私を導いてくれたのは、とっても怪しい人でした。 「あらあら、可愛い泣き顔。そんな顔をしていては、悪い狼さんに攫われてしまってよ?」 それが彼女――『怪盗ル・リム』との初めての出会いでした。 ◇ ◇ ◇ 「粗末でごめんなさい。茶葉も上等なものではないけれど、美味しくなるよう努力して淹れたわ」 舞台は移って、ここは海が一望できる高台の別荘地。そのカフェテラス。 泣きながら街を彷徨っていた私に声をかけてくれた怪盗ル・リムは、今は目の前でお茶を啜っています。 優雅な物腰と流麗な手つきは、一枚の絵画として残したいほどの美しさです。 そう、たとえ……学生服の上から白いマントを羽織り、頭に白い帽子も被り、 目元を蝶の羽根のようなアイマスクで覆っていたとしても――絵になる美しさです。 どこか、奏会長を彷彿とさせる清楚さと、おひさまのような暖かい印象を感じます。 聞くところによると、この怪盗ル・リムさんも、聖ル・リム女学校というところの生徒会長さんをやっているそうです。 だからかな……奏会長に似てるなんて思っちゃったのは。 仮に、奏会長が怪盗ル・リムさんのような仮装をしていたとしたら……うー、私には想像できません。 「夜の海を眺めながらお茶をするというのも……風情があっていいとは思わない?」 「はぁ……」 木製の白いテーブルを挟んで、私と怪盗ル・リムさんは言葉を交わします。けれどやっぱり、私はまだ戸惑い気味です。 いきなりおかしな格好で私の前に現れて、お茶でもいかが? と誘ってくれたのもそうですけど…… 「あの~……」 「あら? 砂糖が足りなかったかしら。りのちゃんは甘党?」 「いえ、そうじゃなくて……」 「ん?」 「……そろそろ、本当の名前を教えてもらえないでしょうか?」 私はまだ、怪盗ル・リムさんの本名を教えてもらっていません。 交わした情報は、お互いの学校のことやそれぞれの支給品、とりあえず殺し合いをする気はないという意志のみ。 もっと他にも話し合わなきゃいけないことがあるはずなのに、それはお茶をしながら、と流されてしまいました。 バカでグズでノロマでダメダメな私だけど、名簿のチェックくらいはちゃんと済ませました。 その中に『怪盗ル・リム』なんて名前は、もちろん載っていません。 つまり、怪盗ル・リムというのは偽名……! この人は、正体を偽っているに違いありません! 「では、クイズといきましょう」 名探偵・蘭堂りのとして糾弾を――って、あれ? クイズ!? 「お察しのとおり、怪盗ル・リムというのは仮の名。本名は別にあります」 「それはわかってます」 「じゃあ、その本名を言い当ててみてくださる? 解答は三回まで。はい、どうぞ」 「えっ、えと、ええとぉ……」 私は考えます。 怪盗ル・リムさん……仮初の名前は置いておくとして、見た目のイメージは奏会長と同じお嬢様タイプ。 きっと名前もお嬢様っぽくて、呼んだときの響きはそれはもうお嬢様で、お嬢様みたいな綺麗な名前なんだと思います。 支給されたデイパックの中から名簿を取り出して、怪盗ル・リムさんの顔と照らし合わせます。 「え、えーと……じゃあ、佐倉霧さん!」 「残念、はずれ」 「えぇ!? んと、じゃあ……西園寺世界さん!」 「ざーんねん。それもはずれですわ」 「えぇー! えっと……じゃあ、源千華留さん」 「ぶっ!? ごほっ、ごほっ……ざ、残念。それもはずれです」 「ええぇー! そんなぁ~」 ううう……全部不正解で悲しいです。 佐倉霧さんでも西園寺世界さんでも源千華留さんでもないとしたら、あとはえーと…… 「と、クイズはこれくらいにしましょう。次は私から質問、よろしいかしら?」 落ち込んでいる私を尻目に、怪盗ル・リムさんは微笑んでいます。 いつでも笑みを絶やさない、お母さんみたいな表情。 生徒会長さんというのは、どこの学校でもこういう人ばかりなのかな。 などと思いながら首を傾げる私に、怪盗ル・リムさんは質問します。 「……その、『ドリル』は外さないのかしら?」 そう言って怪盗ル・リムさんが指差したのは、私の右腕に嵌っているドリルです。 男のロマン、ホリ・ススムための道具、穴を掘って埋まりますぅ~……な、あのドリルです。 支給品の一つらしく、ここに飛ばされた当初からなぜかプッチャンの代わりに嵌められていたのだけれど、もう慣れました。 といってもこのドリル、実は本物ではなく、アイドルさん専用のステージアクセサリーの一種なんだそうです。 当然回転もしませんし、穴も掘れません。見せだけだけのダメダメなドリルです。 「これは外せません。切なくて寂しいので、プッチャンと再会するまで嵌めておくことにします。 ……『おれの名前はドリルのドッチャン。それ以上でもそれ以下でもない』……ほらっ」 「そんな、ドリルで腹話術をやられても……。せっかくの可愛い衣装が台無しに思えるのだけれど」 怪盗ル・リムさんが、今度は私の着ている服を指差します。 私が身に纏っているのは、もちろん私立宮神学園女子制服……ではないんです。 オレンジ色を基調とした、フリフリふわふわが可愛い洋服。お屋敷のメイドさんが着るメイド服なのです。 これも私の支給品の一つなんですが、これは最初から着ていたわけではありません。 この怪盗ル・リムさんに、「こんなの持ってるんです」と言ったら、「ならば着替えましょう」と返され、その後は一瞬。 瞬く間に着せ替えられ、みぎてにドリル、からだにメイド服を装備した、いつもとはちょっと違う蘭堂りのが爆誕したのです。 「それでもやっぱり外せません。変ですか?」 「いいえ。それはそれで、個性が出ていていいと思うわ。それに、こんなことは言いたくないのだけれど……」 お茶を啜り、一呼吸置きます。 「……それは、見ようによっては武器にも見えるわ。りのちゃんが武器を持っているという、アピールに繋がるの」 「どういうことですか?」 「ここには、りのちゃんのような可愛い女の子を襲う輩がごまんといるわ。 けれど、りのちゃんが武器を持っていたとしらどうかしら? 相手は警戒心を強め、迂闊には襲撃できなくなる。相手の気持ちになって考えてみて。 自分から襲い掛かって、もしそのドリルで反撃されたら嫌でしょう?」 「あっ……」 納得です。 誰だって、自分が傷つくのは怖い。だってこれは殺し合いだから。 納得……できたんだけれど、同時にちょっとだけ悲しくなりました。 可愛いお洋服を着て、夜景を眺めながらお茶なんて飲んでるけど……今は全然そんな場合じゃない。 こうしている間にも、奏会長やプッチャンが危険な目にあっているかもしれない。 そう思うと、膝がガクガク震えます。海からやって来る夜風が、肌に突き刺さります。 寒い、不安、ジッとしていられない……! 「あの、怪盗ル・リムさん! 私……」 「ねぇ、りのちゃんは、このゲームでなにがしたいのかしら?」 堪えきれず立ち上がった私を、怪盗ル・リムさんは穏やかな声で引き止めます。 唐突な質問に、私はすぐ答えを返すことができませんでした。 ……なにをしたいのか。 簡単な質問のはずなのに、答えるべき解答が喉の奥で詰まる不快感。 また不安が押し寄せてきて、私は、 「わたっ、私はっ! 奏会長やプッチャンを探したいです!」 つい、怒鳴るように宣言してしまいました。 怪盗ル・リムさんは驚いた様子も見せず、「そう」と言ってお茶を啜ります。 「では、その目的を果たすために、人を傷つける覚悟はおありかしら?」 「人を傷つける、覚悟……?」 怪盗ル・リムさんがなにを言っているのか、私には理解できませんでした。 だからでしょうか。困っている私の顔を見て、怪盗ル・リムさんが艶やかに笑います。 「だってそうでしょう? これは殺し合い。人を傷つけなくては成り立たない。 りのちゃんは人を探したいだけかもしれないけれど、周囲にはあなたの命を狙っている人だっているのよ?」 「わ、私、成績も悪くてなにをやってもへなちょこだけど、そこまで恨まれるようなことしてません!」 「恨み妬みの話ではないわ。生きるか死ぬかの問題なの。自然界における生存競争と一緒。 この世界では、他者を殺さなければ生を拾えない……最終的に自分一人になるまで、それを続ける。 つまり、それがこの世界のルールであり大前提。あの舞台上で神父様が言っていた言葉は覚えているでしょう?」 いつの間に、です。 怪盗ル・リムさんは真剣な眼差しで私の瞳を見据え、たったそれだけで私は身動きが取れなくなりました。 立ち去ることも座ることもままならぬまま、今度は怪盗ル・リムさんが立ち上がります。 「さて、りのちゃんが答えてくれたのだから、今度は私が教える番ね。私の、したいことを……」 テーブルの端に指を伝わせながら、怪盗ル・リムさんが私に近づいてきます。 怖い――本能的に、私はそう感じていました。 けれど動けない。怖いから動けない。 でもこの怖いは、おばけなどを見たときに感じる恐怖とは違ったもの。 「ねぇ……りのちゃん」 怪盗ル・リムさんの細くてすらっとした指が、私の頬に触れます。 ぷにっ、と頬っぺたを押されて、顔中が熱くなります。 怪盗ル・リムさんは笑っています。ふふふっ、と優雅に、楽しそうに。 「私のしたいこと……それはね、りのちゃん。あなたのような可愛い女の子を、お持ち帰りすることなの」 「……へ?」 そっ、と怪盗ル・リムさんの顔が接近してきます。 私は怪盗ル・リムさんの言葉の意味が理解できず、行動の真意も理解できず、顔に熱を持ったまま立ち尽くすだけです。 「私の通う学校……聖ル・リム女学校と、それを含むアストラエア三校のことは、さっき説明したわよね?」 「は、はい」 怪盗ル・リムさんが生徒会長を務める聖ル・リム女学校には、聖ミアトル女学園と聖スピカ女学院という、二つの姉妹校があるそうです。 これら三つをまとめて、アストラエア三校。 でもこの三校、決して仲良しさんというわけじゃないそうです。 「聖ル・リムは、アストラエア三校の中でも一番新しく建てられた女学校……言わば、末の妹というところね。 そのせいか、他二校と比べるとどうしても印象が弱いの……注目を浴びるのは、いつもミアトルかスピカ。 ル・リムには、絆奈ちゃんたちのような可愛い苺さんたちが揃っているというのに……ふふふ、おかしな話」 至近距離から見つめられて、私は体どころか視線を動かすことも適わなくなってしまいました。 「私ね、あのルール説明が行われた舞台上で、一つ気づいたことがあるのよ。 どんな選別方法が取られたかは知らないけれど……このゲームには、可愛い女の子が豊富に揃っているみたいなの。 そのことに気づいて、つい考えてしまった……」 怪盗ル・リムさんが、私の耳元で囁きます。 「りのちゃんたちのような可愛い女の子をたくさん持ち帰れば……私たちの聖ル・リム女学校が天下を取ることも可能じゃないかしら?」 耳の中に、息が吹きかけられて、私の体、が…… ◇ ◇ ◇ 聞いた!? 宮神学園極上生徒会執行部書記の蘭堂りのが聖ル・リム女学校生徒会会長の源千華留様とパヤパヤしてるって! パヤパヤってなに? ええー!? 宮神学園極上生徒会執行部書記の蘭堂りのが聖ル・リム女学校生徒会会長の源千華留様とパヤパヤしてるぅ!? パヤパヤはパヤパヤよ 宮神学園極上生徒会執行部書記の蘭堂りのなんかが聖ル・リム女学校生徒会会長の源千華留様とパヤパヤしてるのぉぉ~!? いやー! 不潔ぅ! 宮神学園極上生徒会執行部書記の蘭堂りのが―― ◇ ◇ ◇ ちから……力ぬけ、なぁー! ……な、なんか今、変な幻聴を聞いたような……ううん、今はそんなことよりも! 「そ、それってどういうことですかっ!?」 「言葉どおりの意味。可愛い女の子を、聖ル・リムにお持ち帰りして、イメージアップを図るの」 「お持ち帰りなんて、そんなのどうやって!?」 「それは後々考えるわ。今はとりあえず、可愛い女の子を確保するところから……」 ただでさえ間近にいた怪盗ル・リムさんが、さらなるパヤパヤ……じゃない、スキンシップを求めて手を伸ばします。 私は飛び退いて、警戒の念を込めたドッチャンを向けます。 「私、聖ル・リム女学校にはお持ち帰りされません!」 「あら、どうして? りのちゃんくらい可愛い女の子なら、資格は十分なのだけれど」 「私は、宮神学園極上生徒会執行部書記の、蘭堂りのだから! 強制的に転校させられるわけにはいきません!」 断固抵抗! 私は怪盗ル・リムさんと真っ向から敵対する道を選びます! 「どうしても、お持ち帰りさせてくれないの?」 「どうしてもです! 生徒会のみんなや、先生を裏切ることなんてできません!」 「そう……それは、残念」 一台のテーブルを挟んで、怪盗ル・リムさんと距離を取る私。 私の拒絶を受け止めた怪盗ル・リムさんは、悲しそうな顔でスカートのポケットに手を伸ばします。 「本当に、残念。考え直してはくれない? だって、りのちゃんが本当に断るようなら――」 取り出したのは、黒光りする一丁の拳銃。 月明かりの下、その黒は光が反射して一層鮮やかに……え? けん、じゅー……? え…………え、えぇ~!? 「ね、考え直してはくださらない? ここでりのちゃんとお別れするようなことは、したくないから」 驚いたなんてものじゃありません。私は反射的にドッチャンを引っ込めてしまいました。 怪盗ル・リムさんが握っているのは、おもちゃじゃない、本物の拳銃です。 種類はわからないけれど、お巡りさんが持っているような奴じゃなくて、マフィアさんが持っているような形の黒いやつ。 「そんな……どうして、どうしてこんなことするんですか!?」 「さっき言った目的を達成するためよ。だって、不憫だとは思わない? ル・リムだって、可愛い子が一杯揃っているの。 ミアトルやスピカに劣るところなんてそうあるわけじゃない。そろそろ私たちの出番が来てもいい頃なのよ」 「そんなこと、本当にできると思っているんですか!?」 「うふっ……私の悪い癖。ほんの少しでも可能性があると思うと、つい勝負したくなるの。 だって…………ギャンブルは、オッズが高ければ高いほど面白いんだもの。うふふふっ」 ――銃で撃たれるのって、どれくらい痛いんだろう。 私は咄嗟に、そんな弱い考えをしてしまいました。 頭の中に蔓延する死のイメージ。 銃弾が私の皮膚を貫き、血管を通過していく。 入った穴と出て行った穴から、どぱっ、と血が噴き出して。 だくだくだくっ、と血が滝のように流れ落ちて、足元は水溜りに。 それから、それから……考えただけで、卒倒しそう。 たぶん、きっと、間違いなく。 私の顔は、いま真っ青になっているんだと思う。 それはもう、青ざめているなんてレベルじゃなくて。 全身から血を抜かれたような、そんな感じの…………ダメ! お母さんを亡くしたときの喪失感と、見せしめにされた人たちの死の瞬間。 二つのマイナスイメージが頭の中を駆け巡って、だけど私はそれを懸命に振り払う。 もし奏会長がここにいたら、やさしく包み込んでくれたと思う。 もしプッチャンがここにいたら、厳しく叱咤して励ましてくれたと思う。 けど、今ここには私、蘭堂りのしかいない。 だからダメ……っていう話じゃない! だからこそ、一人でも、立ち向かわなくちゃいけないんだ! だって私は、みんなとまだお別れしたくないから――! 「怪盗ル・リムさん……いえ、怪盗ル・リム!」 私は、再びドリルのドッチャンを突きつけます。 「そんな横暴は、この極上生徒会執行部書記の蘭堂りのが絶対に許しません!」 遊撃のみんなはいないけど、ここは宮神学園じゃないけれど、それでも。 私は、極上生徒会の一員としてこの人に立ち向かいたい! 「……返答は変わらず、ということですわね」 「え……あ、う……えと……」 うっ……立ち向かいたい、けど、銃口を向けられると意志が折れちゃうやっぱりダメダメな私。 で、でも――と、思ったときでした。 「……本当に残念。じゃあ、りのちゃんとはお別れね」 その瞬間、私は全てを理解しました。 この怪盗ル・リムという人がどういう人なのか。 あの銃がなにを意味して、なにを成すための道具だったのか。 そして私に課せられた運命は、こんなにも過酷だったのかと――。 「たっ……」 気づけば、私は弱音を零していました。 「助けて……助けてぇー! プッチャン、奏会長ぉー!!」 ギュッと目を瞑り、そして―― 私の額に、とすっ、と軽い衝撃が。 ああ、当たってしまいました。 当たっちゃったら、そこで終わっちゃうのに。 終わっちゃった。 ……プッチャン……私、一人じゃダメだったよ…………。 夢……そう、これは夢。 夢を、夢を見ていました。 夢の中のわたしは、メイドさんの格好をしてドリルで腹話術。 ああ、夢の中のわたし、なんてだめっ子なわたし。 夢の中のあなたは、格好だけの怪盗で私を欺いて。 ああ、夢の中のあなた、なんて怪しいあなた。 最愛の会長と親友は、わたしのピンチに現れてはくれず。 わたしは一人ぼっちのまま、夢に浸り、夢から覚めるのです。 意識は闇に消え、夢に、夢の世界に埋没――する、はず………………あれ、しない? 「ハッ!?」 なにかに目覚めて、私は瞑っていた目を見開きました。 眼前には、穏やかな笑みを浮かべる奏会長が――ううん、違う。 怪盗ル・リムにそっくりの……蝶々のアイマスクを取った怪盗ル・リムさんが、やさしく微笑みかけていました。 「え、え、え?」 なにがなんだかわからない私。 ただ、目の前の女性が素顔を晒した怪盗ル・リムさんだということだけはわかります。 そして銃弾が命中したと思った私の額には……怪盗ル・リムさんの綺麗な人差し指が、小突くように触れていました。 「聞いちゃった。りのちゃんの弱音」 悪戯っぽく唇を動かして、怪盗ル・リムさんは放心状態の私に言います。 「うふふふ……ごめんなさい。少しおふざけがすぎたわね。これも私の悪い癖。 ああ、安心して。この銃は見せかけだけのおもちゃだから。ちょっと、りのちゃんの勇気を試してみたかったの」 あ、なんだそうだったんですか~……なんて態度は取れません。 まったく予想もしていなかった展開に、私は「え? え? え? え?」のフォーカード状態です。 「あらら? ひょっとして……私の言葉が耳に届いてない? ……怖がらせすぎてしまったみたい。本当にごめんなさい。 でも大丈夫。りのちゃんはもう、大丈夫だから。どうか、安心して……」 落ち着きを取り戻せない私に、怪盗ル・リムさんはそっと手を伸ばします。 細い指、けがれのない掌、ピンク色の綺麗な爪。 見ているだけで安心感が込み上げてくる、救いの手が、私の頭をなでます。 怪盗ル・リムさんの表情は、清らなる聖母のようで。 なでなでしてくれる手は、暖かい太陽のようで。 銃口を前にした恐れも、未来に対する不安も、どこかへ吹き飛んで。 私は、いつしか自然に、笑えていました。 ◇ ◇ ◇ 「ええ~!? じゃあ、今までのは全部お芝居だったんですか~!?」 平静を取り戻した私。仮面を取り外した怪盗ル・リムさん。 二人は安堵の空気に身を置いたまま、淹れ直したお茶を啜ります。 「ええ。意地悪だとは思ったけれど、りのちゃんをテストしてみたかったの。 共にこの波乱を乗り越えるに相応しいかどうか……結果は、文句なしの合格と言ったところね」 「うう~、もてあそばれた~」 白帽子に白マント、黒い長髪の両端をリボンで結ったその人は、もう怪盗を思わせるアイマスクはつけていません。 奇人でもなく、変人でもなくなったその人は、絶世の美人さん。 もし宮神学園にいたら、大人気間違いなし。 彼女のトレカは、きっとレアカードとして高値で売買されるに違いありません。 「改めて自己紹介をするわね。はじめまして。私は聖ル・リム女学校生徒会会長、源千華留です」 「あ、はい。私は宮神学園極上生徒会執行部書記の蘭堂りのです。よろしくおねが……ええーっ!? み、源千華留さんって、さっき私がクイズで言った名前じゃないですかー!」 「あらあら? そうだったかしらー」 「あーん、ダブルでだまされたー!」 大ショックです。こんなにも簡単に騙されてしまう自分が情けなくて仕方がありません。 「悲観することはないわ。りのちゃんは、いい意味で正直者なのよ。 これ、結構強みよ? この嘘と真が入り乱れる舞台では……そう、特に」 怪盗ル・リムさん改め千華留さんはフォローを入れてくれますが、私は立ち直れません。 「……あの神父様たちがそう呼んでいたから、私も便宜上、今回の催しを『ゲーム』と呼ぶけれど…… こういったゲームでは、とにかく情報が錯綜するのが定番なの。まるで真実と虚構の渦ね。 他者に欺かれず、嘘の中から真実を見抜き、決して他に流されず、信じるべきものを信じぬく。 私はね、りのちゃん。大切なものを信じぬくことができる……そんな純真無垢な仲間を探していたの」 組み合わせた両手の上に顎を乗せ、千華留さんは笑います。 この人の微笑みはホッとする。お母さんや奏会長に似た雰囲気。 性格は全然違うはずなのに、私はその笑顔を見つめるだけで、晴れやかな気持ちになれます。 「さっきの、可愛い女の子をお持ち帰りっていう話は……」 「え? も、もちろん冗談でしてよ? い、今はそんな状況じゃないものね!」 「なんだー、そうだったんですか~。私はてっきり……」 「それよりもりのちゃん! そろそろここを出発しましょうか! ほら、ちょうどお茶も飲み終えたし!」 なにやら急に慌て出した千華留さん。 私は首を傾げながら、千華留さんとともにそそくさと退席します。 ◇ ◇ ◇ ……さて。 ゲームがスタートして、初めに遭遇したのがりのちゃんだったのは僥倖と言うほかない。 仮にもし、ゲームに賛同した者や冗談の通じない相手だったら……私の悪い癖も、考えものね。 まぁ、結果良ければ全て良し、と楽観的に受け止めておきましょう。 実際、私の冗談を真に受けて、さらに銃まで向けられたというのに立ち向かったりのちゃんの度胸は、大したものだと思う。 彼女なら、きっと信頼に足る。 恐れ、迷い、憎しみ……そういった、こういうゲーム特有の暗黒面に染まる心配も薄い。 「それで千華留さん、千華留さんの本当にしたいことっていうのは……あたっ!?」 ……まぁ、ちょっとおっちょこちょいなところはあるようだけれど。それはそれで、ポイント高し。 私は立ち上がり様に躓いたりのちゃんを抱き止め、自らの胸中に包み込む。 「はえ? あ、あの、ち、千華留さん!?」 抱擁。 ええ……そう。 りのちゃんなら、きっと。 この偽りだらけの世界でも、真実を見い出せる。 真実が真実であると、最後まで信じぬくことができる。 それは、とっても素晴らしいこと。誰もができることじゃない。 「……大丈夫。一緒に頑張りましょう、りのちゃん。 奏会長さんやプッチャンにも、きっと巡り会えるわ。 渚砂ちゃんにも、きっと……だから、ね。安心して」 私の胸の中で黙りこくるりのちゃん。 密着していると、心臓の鼓動が聞こえてきそう。 とくん、とくん、と脈打つ音が、耳に残って心地いい。 「……安心、してます」 「うん。そう」 りのちゃんの穏やかな声。 安心させてあげられた。そう実感すると、私も安心する。 「なら、シャキッとして! これから私たちは、戦場に突入するのだから!」 「はい! って、またその仮面つけるんですか~?」 「あら、これは変装の意味も含めているのよ? マントに帽子、そして仮面! 怪しいと思わない?」 「怪しまれちゃダメなんじゃ……警戒されちゃいますよ」 「そうかしら? 楽しそう、と思って声をかけてくれるかもしれないわよ」 「えー……そうなのかなぁ? ドッチャンはどう思う?」 悩ましげな顔で、りのちゃんは右手のドリル――いえ、ドッチャンと会話する。 改めて見ると、変わった子。下手っぴな腹話術は、見ていて微笑ましくもある。 りのちゃんを見ていると、ル・リムに残してきた妹たちを思い出す。 私を千華留お姉さまと慕ってくれた女の子たち。 私がいなくなって、戸惑ったりはしていないだろうか。なるべく早く帰ってあげなくては。 でも……ごめんなさい。みんなよりも前に、私はここにいるあの子を心配しなくちゃいけない。 蒼衣渚砂ちゃん――ミアトルの生徒である彼女は私の直接の後輩ではないけれど、かけがえのない存在であることには違いない。 この地に解き放たれ、知ってしまった渚砂ちゃんの存在。 校則第8条……「上級生は下級生を常に守り教え導くこと」。 ここはアストラエアの丘ではないけれど、私の辿るべき道は変わらない。 渚砂ちゃん、それにりのちゃんも、きっと私が守ってみせる。 みんなが安心して笑えるような環境を――そう、この銃で。 りのちゃんにはおもちゃだなんて嘘をついたけれど、あの銃はれっきとした本物。 スプリングフィールドXD。込められた銃弾の数は十六。 これが私たちの生命線。できれば使わずに済ませたい、最後の切り札。 絵空事だということは自覚しているけれど、それでも私は願う。 神様が私に与えてくれた、たった一つの矛を。 どうか、再び握る瞬間が訪れませんように。 「……千華留さん? どうしたんですか、難しい顔して」 「なんでもないわ。それより、歩きながらでいいから奏会長とプッチャンのことをもっとよく教えてくれない?」 テーブルの上のティーセットは片付けない。 テラスから覗く、海上の夜景にお別れを告げて。 私は戦場という名の街に繰り出す。 ――神様、どうか私たちをお守りください。 ――いってきます。 「……ところで、千華留さん」 「あら、なにかしらりのちゃん」 「千華留さんの変装はともかくとして……私のメイド服は着替えちゃダメですか?」 「き、き、き……着替えるだなんて、とんでもないッ!!」 【H-4 別荘地/1日目 深夜】 【蘭堂りの@極上生徒会】 【装備】:メルヘンメイド(やよいカラー)@THE IDOLM@STER、ドリルアーム@THE IDOLM@STER 【所持品】:支給品一式、ランダム支給品×1(確認済み。武器、衣装の類ではない) 【状態】:健康 【思考・行動】 基本:殺し合いはしない。ダメ、絶対。 1:千華留さんと一緒に行動。 2:奏会長、プッチャン、渚砂さんを探す。 【源千華留@Strawberry Panic!】 【装備】:怪盗のアイマスク@THE IDOLM@STER、能美クドリャフカの帽子とマント@リトルバスターズ!、 スプリングフィールドXD(9mm×19-残弾16/16) 【所持品】:支給品一式 【状態】:健康 【思考・行動】 基本:殺し合いはしない。りのちゃんや渚砂ちゃんを守る。 1:りのちゃんと一緒に行動。 2:渚砂ちゃん、奏会長、プッチャンを探す。 029 死の先にあるモノ 投下順 031 殺す覚悟 時系列順 蘭堂りの 043 王達の記録 源千華留