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次々と襲ってくる不良どもを倒せ! ビーフカレーで回復して最強を目指せ! バカ!死ね!死にたい! ■概要 くにおくんみたいなゲーム ■アイテム ビーフカレー(本当はビーフシチュー)
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煮込み料理 修羅場の時の食事(゚д゚)ウマー 575 炒め物 修羅場の時の食事 (゚д゚)ウマー【2】 25 卵料理 修羅場の時の食事(゚д゚)ウマー 353
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塩竈でたまたま見つけた店名不詳のカレー屋でカレーを。 1166793759.jpg 不詳というより名前がない感じです。聞くところによると多賀城で『さざなみ』という飲み屋をやっていて、そこで使う物の余り分を売っているそう。 カレーは多く作った方がいいから、その余りを有効利用という感じなんでしょうね。 お味の方はちょっとしょっぱめの家庭のカレー。基本は中辛で、お好みでもっと辛くしてくれるようです。 画像の通りテイクアウト専門で水、金の11 50~12 30しか販売していない…と、無駄に厳しい条件です。 カレーの他には、さざなみ秘伝のタレを使用したスタミナ豚丼というのもあり、機会があればいずれ試してみたいです。 (住所)宮城県塩竈市新浜町1-25-48(多分) by 灯 お会計 カレー 350円
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名物 万代そば めいぶつ ばんだいそば 新潟県新潟市にある立ち食い蕎麦店。 蕎麦店だが、カレーが有名で、「バスセンターのカレー」として親しまれている。 所在地 新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンタービル1階 時間 8:00~19:00 定休日 1/1、2 URL http //bandaicity.com/gourmet/japanese/#01 地図 2018年1月現在 食べログ 2018-01-13 朝の散歩で、みなとぴあを見て、朱鷺メッセの展望室に登り、萬代橋を見て、お腹が減って朝ごはん。 昨日は、寿司、へぎそば、タレカツ丼、新潟ラーメンを食べたが、まだまだ新潟の食べ物はあり、新潟の食文化の深さを感じる。 朝ごはんの場所に選んだのは、バスロータリー内にある、立ち食いそば店。 ここのカレーが、通称「バスセンターのカレー」として有名とのこと。 築40年ほどのビルの1階がバスロータリーになっている。 薄暗いバスロータリーの角に位置する。 入る前からカレーの匂いがしてきた。 土曜日の9時前、お客さんは7〜8人。やはりカレーを食べている人が多い。 拡大 食券 ミニカレーライス 380円 実はこの後、みかづきのイタリアンも食べる予定のため、ミニにした。 ご飯を全て覆うように、皿の淵ギリギリに黄色いカレーがかけられ、真っ赤な福神漬が多めに載せられる。 インスタ映えとは無縁の世界。 ルーは、色が普段食べるカレーと比べるとかなり黄色味が強い。そしてモッタリしている。 辛そうには見えないが、意外と程よく辛味を感じる。 蕎麦つゆも使っているのだろうが感じ取れないが、良い感じで隠し味になっているのだろう。 具は大きめのタマネギと豚肉。人参は小さめ。じゃがいもはよくわからなかったが溶けてしまっているのかな。 タマネギはシャキシャキした歯ごたえ。 量は多め。ミニなのに結構な量があった。 向かい側にいた女性たちは、普通サイズだったが、食べきれたのだろうか。 懐かしいカレーと評されるが、36歳の私は25年程前の小学生の頃、祖母の家で出前でとって食べた蕎麦屋のカレーがこんな感じだったような気がするとふと思い出した。それ以降このスタイルのカレーを食べたことはない。 バスロータリーという便利な立地で、安いし早いし量が多いし、市民に支持されるだろうなあと感じた。 観光客としては、日本海の海の幸のような絶対的な美味しさがあるわけではないが、地元の人がリアルに食べているものを食べる、しかもそれが無くなりつつあるスタイルであるという文化的な側面が加わり、面白い体験だった。 拡大 関連項目 2018-01-13 この項目のタグ 2018年 2018年1月 カレー 新潟市 新潟県 食べ物 飲食店 タグ「新潟市」がついた項目 2018-01-12 / 2018-01-13 / 朝日湯(新潟市) / 越後長岡小嶋屋CoCoLo新潟店 / カントリーホテル新潟 / 旧小澤家住宅 / 旧第四銀行住吉町支店 / 旧新潟税関庁舎 / 佐渡廻転寿司弁慶新潟ピア万代店 / 信濃川 / 中華そば来味東堀店 / 朱鷺メッセ / 新潟県政記念館 / 新潟市歴史博物館 / 新潟日報メディアシップ / 新潟ラーメン / NEXT21 / 白山神社(新潟市) / 萬代橋 / みかづき / 名物万代そば タグ「カレー」がついた項目 アンジュナ / ウエルカム / 想いの木 / ガヴィアル / カフェドモモ / カフェハイチセンタービル店 / カレー&オリエンタルバル桃の実 / カレー草枕 / カレーの王様後楽園店 / き作亭 / クローブ / サンサール新宿店 / 東京らっきょブラザーズ / むささび亭 / 名物万代そば / モンスナック / シモンズ
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洋ちゃん。 大泉洋が好きらしい。 スープカレーという別名は大泉洋が歌っていたスープカレーの歌に由来する。 (1年生あだ名食べ物化計画の一環らしい)
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咖喱屋 特製ハヤシカレー メーカー ハウス 内容量 200g 熱量 186kcal 辛さレベル 3 価格帯 100円程度 100円カレーシリーズ。 自分の中ではなかなか評価が高めの咖喱屋カレーだが、、、 これはどうなんだろう? そもそもハヤシカレーって、いったい?? 確かに、普通のカレーよりも少し甘みがある気がする。 けど、やっぱりカレーだし。 なんとなくピントが合っていない感じがするなぁ。 やっぱ普通のほうが、好き。 一言評 気になるコンセプトだが、あえて取り上げるほどでもないか?? 記: 2009/07/10 .
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リヒャルトのカレーパン R 火/自然 (4) タマシード:カレーパン/アンノイズ ■このタマシードが出た時、次のうちから1つ選び使う。バトルゾーンに自分のアンノウンがあれば、両方使ってもよい。 ▶︎バトルゾーンにあるクリーチャーを2体選び、選んだクリーチャーどうしをバトルさせる。 ▶︎カードを1枚引く。それがカレーパンまたはアンノウンなら、自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらに1枚ブレイクする。 作者:シザー・ガイ Q.リヒャルトって誰? A.下の「関連」に答えが書いてあります。 フレーバーテキスト リヒャルトのためにパンドラの民が作ったカレーパン。そんなカレーパンを作った彼らは故郷のパンドラ・スペースが滅びた後、生計を立てるため超獣世界にカレーパン専門店を出した。その店はアウトレイジやオラクルが手を取り合う時代まで続き、多くのクリーチャーに愛されたという。 関連 + ... 《偽りの名 ゾルゲ》 《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》 《偽りなし ゾルゲXⅢ》 評価 名前 コメント
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ある日の月下の公道での出来事。 二人組の高校生に、一人の男が向き合う。 高校生二人は、いかにも今時の若者と言った様子。 灰色のブレザーを着こなした、生け好かない連中だった。 「で、何なんだよお前ら一体。俺に何の用だ」 向き合う男、名前は乾巧。 突然現れた非常識な高校生二人に、不快感顕わに問う。 「ええ、オルフェノクの王の行方を知りたい、と言えば分かるでしょうか」 「王を倒したファイズ……いえ、乾巧。貴方なら何か知っているのでは、と思いまして」 何でこいつらがそんな事を知っているのか。 そんな疑問が湧き起こるが、今はどうでもいい。 何はともあれ、これでこの高校生二人がまともでない事は明白。 それどころかこの二人が一体何者であるのかすらも理解出来てしまった。 故に巧は、ニーラーシャトルに積み込んで居たベルトを取り出し、装着。 無機質な銀に、赤のアクセントが入ったベルト――ファイズドライバー。 これまで巧と共に、数々のオルフェノクを葬って来たライダーズギア。 「で、俺に用ってのはオルフェノクの王の話だけかよ」 「まぁ、そうなりますけど……やはりそう素直には話してくれませんか」 その手に握り締めた携帯電話に数字を打ち込みながら、言葉を交わす。 これ以上の問答は最早無用。巧と対峙する二人の姿が、灰色の異形へと変わったから。 それならばこちらも容赦する必要は無い。 ――Standing By―― 赤い輝きを放ち出した携帯電話を、ベルトへと叩き込んだ。 同時に巧の身体を光の血管が駆け巡って、周囲を赤の光で染め上げる。 夜の闇も吹き払って、その場に顕在するのは、最早巧ではない。 ――Complete―― そこに居るのは、赤き閃光・ファイズ。 オルフェノクの王を守護する為に造られたギアの一人。 だけれど、巧が戦う理由は王を守る事などでは決してない。 人間として、人間らしく戦う為。理不尽に襲われる人間を守る為。 これはその為に手にした力。 「おい、悪いが俺は今機嫌が悪いんだ」 「それがどうした!」 先に駆け出したのはオルフェノクの一人。 力任せに抜き放った拳を屈んで回避し、その身体に蹴りを叩き込む。 オルフェノクが一瞬怯んだ隙に、右腰にマウントされていた懐中電灯を脚に装着。 懐中電灯の先端が、ガチャンと音を立てて延長される。 「ファイズゥゥゥゥゥッ!」 「はぁっ!」 もう一体のオルフェノクが振り抜いた剣を、もう一度上体を屈めて回避。 特に戦闘になれた動きという訳でもない。ただ反射的にかわしているだけだ。 ほぼ素人に近い動きで剣を回避したファイズは、オルフェノクの背後へと回り込んだ。 もう一度前蹴りを放って、オルフェノクの身体をふっ飛ばす。 その隙に、左腕に装着された銀のメモリーをベルトに装填。 「お前らにこれ以上付き合ってやる気は無いんだよ」 ――Start Up―― ファイズが振り向いた時には、その姿は既に変わっていた。 銀の胸部装甲は左右に展開され、剥き出しにされる赤の心臓部。 全身を駆け巡る赤の血管は、より高純度な銀色へと変色していた。 だけれど、オルフェノク二人がそんな変化に気付いた所でもう遅い。 電子音声が響いたかと思えば、ファイズの姿は既に消えていて。 「え……?」 何が起こったのかすら分からなかっただろう。 オルフェノク二人の身体を突き刺す様に現れたのは、無数の円錐。 赤く光輝く円錐は、オルフェノク二人にとっての実質的な死刑宣告。 それらは一つ一つ確実に、二人の身体を突き刺し、その身を抉ってゆく。 やがて全ての円錐が身体を串刺しにした時には、二人の身体は青の炎に燃え、灰となって崩れ去っていた。 二人が先程まで立っていた場所に浮かび上がった文字は、赤く輝く「φ」であった。 ACT.8「邂逅・交差する運命」 現在なのはが居るのは、見慣れたアースラの食堂。 この場所に招かれた、加賀美新と神代剣、それから海堂直也。 三人が三人共、幸せそうな表情を浮かべながらアースラの料理を食べる。 それを眺めるクロノの表情もどこか微笑ましげで、なのはも自然と笑顔になった。 「ちゅうか美味えな、コレ! この俺様に褒められる事を誇りに思うがいい!」 「もう、海堂さんってば、タダでご飯食べさせて貰ってるんだからもうちょっと言う事あるでしょー?」 「何おう! 俺様はなぁ、何も来たくて来てやった訳じゃねえんだ。 それを態々こんな所まで来てやったってんだから、感謝されるのはこっちの方だろが!」 「もう、食べながら喋っちゃ駄目だよ、汚いでしょ!」 苦笑いを浮かべながら、なのはが海堂にしかめっ面を向ける。 そう言われた海堂は、まるで怒られた子供の様に大人しくなった。 手に持った丼で顔を半分隠して、黙々と箸を進める。 しかし、海堂の言う事も一理ある。態々アースラに同行して貰う必要があったのか? 戦闘終了後、なのはは立川からの支持で三人をこの場所へ導いたが、未だにその行動は腑に落ちなかった。 「……にしても、まさかなのはちゃんが本当に魔法使いだったなんてな」 「ああ、まさかナノハーヌも俺達と同じ様にワームと戦っていたなんて、思いもしなかったぞ!」 加賀美と剣が、それぞれの食事を食べ終わって口々に告げる。 ここに来るまでの過程で、なのはやクロノが簡単な説明はした。 魔力・魔法という力の存在。時空管理局という警察組織の存在。 なのはを始めとする魔道師が、ZECTと協力関係にある事、などだ。 「でもさ、俺もZECTの人間だけど、やっぱり時空管理局なんて話は聞いた事が無いんだよ」 「え、そんな筈は……私、シャドウの隊長の弟切さんとも一度会ってきちんとお話をしたよ」 「弟切……? そんな奴は知らないな。新人か何かか、カ・ガーミン?」 腕を組んで、考える様な仕種を見せる剣。 剣という人間が、嘘を付ける人間では無いと言う事はなのは自身も理解している。 それ故に、剣は本当に弟切ソウさんを知らないのだろうな、となのはは解釈した。 だけれど、なのはの予想に反したのは、その後加賀美の口から聞かされた言葉だった。 「ごめんなのはちゃん。話の腰を折るようで悪いんだけどさ、俺もその弟切って人は知らないんだ。 そもそもZECTは秘密が多いから、他の班や部隊がどんな構成になってるのかまでは知らされてないんだよ」 「そうなんだ……? 何だかカブトに怨みを持ってるみたいだったけど……」 「あー、アイツは何処で誰に恨まれてても不思議じゃないよ。そういう奴だからさ。 ……にしても、シャドウの隊長になる奴からはことごとく恨まれてるなぁ、アイツ」 髪の毛をぽりぽりと掻きながら、苦笑いを浮かべて加賀美が言った。 あいつなら仕方ない。そんな諦めにも近い表情でのたまう加賀美を見て、なのはは思う。 嗚呼、カブトは本当に誰からも恨まれて然るべき悪人なのか、と。 それならば確かに、加賀美の話と弟切の話は合致する。 「えっと……ちなみにカブトの正体っていうのは……」 「まぁー……、それもそのうち分かるんじゃないかな……? 悪いけどさ、俺も一応ZECTの人間だから、あんまり話す訳には行かないんだ」 「そっか……そうだよね、ごめんなさい」 「いや、こっちこそ、ごめんな」 お互いに軽く謝罪を交わす。 ZECTが秘密主義だと言う事は良く分かった。 弟切ソウだって必要以上の情報は開示しようとしなかったのは、その為だろう。 ならばカブトの正体についての詮索はここまでにして、今は他に話すべき事を優先するべきだ。 なのはは傍らで黙って座り続ける立川へと視線を移し、問うた。 「ところで立川さん、この三人をここまで連れて来たのには理由があるんですか?」 「ええ……まぁ。加賀美新さん、神代剣さん……貴方方は、オルフェノクについて何処まで知っていますか?」 突然の質問に、小首を傾げる加賀美と剣。 その半面で、音を立てて食器を取り落とした海堂の表情を、なのはは見逃さなかった。 挙動不審という言葉が一番上手く当て嵌まる。両目を泳がせて、そわそわと食器を弄る。 それはまるで、一番触れられたく無い話題に触れられた、とでも言いたげな面持ちであった。 「それは俺も気になっていたんだ。カ・ガーミン、さっき俺達が戦ったアイツらがオルフェノクなのか?」 「ああ、そうらしい。あの灰色の……人を殺して灰に変えちまう奴らをオルフェノクって言うんだ」 「その口ぶりだと、加賀美さんもオルフェノクについては詳しく知らないの……?」 「ZECTはワーム専門の組織だからさ。一応上からは、オルフェノクを見掛けたら殲滅する様にって言われてるけど」 後から聞かされた話だが、オルフェノクの殲滅指令もライダーシステムを持った者のみに与えられていたらしい。 そもそもZECTの、“敵の出現を感知する度に出動して殲滅する”というスタイルはワームに対するもの。 出会うかどうかも分からないオルフェノクへの対策を兵士一人一人に講じている余裕はないのだろう。 それとも、彼らの預かり知らぬ別の理由があるのかも知れないが……それは最早想像の域を出ない。 「成程、つまりオルフェノクもワームと同じ敵だという事か。ならば話は早い! ワーム諸共、全てのオルフェノクはこの俺が倒してやる! 俺はオルフェノクを倒す事に於いても頂点に立つ男だからな!」 「ああ、オルフェノクがワームと同じ様に人々を襲う化け物なら、俺も容赦はしないつもりだ」 「ちょ、ちょちょちょーっと待てよお前ら! さっきから聞いてりゃ好き勝手言いやがって!」 意気込む剣と加賀美の間に割って入ったのは、海堂であった。 先程から挙動不審ではあったが、ここへ来て海堂の中で何かが爆発したらしい。 挙動不審はそのままに、テーブルを軽く叩いて立ち上がった海堂は、高らかに言った。 「そりゃあ? オルフェノクっちゅうのは確かに人間を殺しちまうけしからん奴らが多い……っちゅうか、寧ろ殆どがそんな奴らだよ。 けど……けどなぁ、皆が皆そうじゃねーんだよ。人の心を持ったままオルフェノクになっちまった七面倒臭え奴だって居るんだよ!」 「人の心を持ったままオルフェノクになってしまった者……それは自分の事を言ってるんですか、海堂直也さん?」 表情一つ変えぬ立川の言葉が、海堂に突き刺さる。 まさかと思い耳を疑うのはなのはだけでは無かったらしく、全員の視線が海堂に向けられる。 海堂にとってはまさに四面楚歌。僅かにうろたえる様子を見せた後で、海堂は慌てて続けた。 「ああ、そうだよ。俺様ぁ泣く子も黙るオルフェノクだよ。けど、それが何だっつうんだ。 俺はなぁ、残った命を人間として生きていければ、それだけで十分なんだよ。人を襲う気なんざ更々ねえっちゅうの」 完全な開き直りだった。 不貞腐れた子供の様に視線を逸らして、席に座り直す。 そんな海堂に、加賀美と剣は未だに疑いの眼差しを向けずには居られない。 だけれど、なのはは思う。海堂は本当に、人を襲うつもりなんてないのだろうと。 仮に海堂が平気で人を殺す様な化け物であったなら、先程の出来事も全て嘘になってしまう。 そんなのは、何よりも嫌だった。立派な人間だと思った気持ちを、裏切られたくは無かったから。 そんななのはの気持ちを代弁する様に口を開いたのは、立川だった。 「貴方の言葉に、嘘は無いと思います。人間として静かに生きて行きたいというのであれば、私はそれを応援したい」 「お、おう……何だよお前、意外と話の分かる奴じゃねえかよ。ちょっとびっくりしたぜ」 「いえ、貴方の気持ちは解りますから」 人ならざる者が、人として生きる。 それがどれ程辛く、難しい事であるのかは、なのはには分からない。 だけれど、この立川大悟という男は神妙な面持ちで海堂に賛同した。 それが何を意味するのかを、この時のなのはは考えもしなかった。 「ま、まぁ……オルフェノクにも悪い奴ばかりじゃないってのは分かったよ、海堂。 でも、じゃあオルフェノクって一体何なんだ? ワームと同じ人間の敵じゃないのかよ?」 「そりゃお前、オルフェノクっちゅうのは……ってまずワームって何だ、そこから俺様に説明しなさい!」 それから行われたのは、お互いの情報交換であった。 これはなのはにとっても非常に有益で、これまで知らなかった情報を幾つも得る事が出来た。 まず、今まで宇宙からの侵略者としか聞かされていなかったワームについての情報だ。 奴らは人間を殺し、その人間の記憶や姿形、何もかもをコピーして社会に溶け込む。 所謂擬態という奴だが、なのはは今までそんな事は知らずにワームと戦っていた。 「ワームは、人と人との絆や繋がりを利用して人間を殺していく…… そんな事を続けるあいつらワームを、俺は絶対に許さない……!」 「俺もだ、カ・ガーミン。俺はワーム共を絶対に許しはしない……だから、全てのワームは俺が倒す!」 何処か感情的に語る、加賀美と剣。 それはまるで「許さない」と言うよりも「許せない」と言って居るようで。 二人とも、いつもの明るくて能天気な姿からは想像も出来ない程の剣幕であった。 そんな二人の表情を見るのは、なのはとしても何処か辛くて……。 だけど、ワームが許せない敵だという事は、なのはにも何となくは分かった。 「ワームについては大体こんな感じか。なら、オルフェノクっていうのは……」 クロノが話題を切り替える。次は、オルフェノクについてだ。 気が進まない様子ではあったが、場の空気に気圧されてか、海堂も渋々ながらに語ってくれた。 そもそもオルフェノクというのは、人間の姿形を利用するワームとは根本的に違う存在だ。 この世に存在するオルフェノクと言う種は全て、元は人間であったものが変じた姿、らしい。 一度死んだ人間が非常に低い確率でオルフェノクとして蘇り、異形の力を手にする。 オルフェノクとなった者はその力に溺れ、本能の赴くままに人を襲い始める者が殆ど。 そして、オルフェノクに殺された者は、これまた低い確率でオルフェノクとして覚醒する。 まさに性質の悪い伝染病の様なものなのだと、なのはは思った。 「でも、じゃあオルフェノクは人間なんじゃ……」 「……いくら元が人間っつっても、人の心を忘れちまった奴ぁ、もう人間じゃねえよ。 しかも奴ら、放っときゃー無差別に人間を殺してゾンビみたいに仲間を増やしていきやがる」 それを告げる海堂の表情は、何処か悲しげだった。 オルフェノクとは、決して望んでなってしまうものではない。 望むと望まないとに限らず、その運命に巻き込まれてしまった時点で、その者はもう不幸なのだ。 聞けば海堂も最初はただの人間だったが、ある日突然オルフェノクに殺されて、力を得てしまったらしい。 だけれど、そんな海堂を人間として引き止めてくれた人達が居たから、海堂は人の道を踏み外さずに済んだ。 残念ながら海堂の言う“人間として戦ったオルフェノク”はもう亡くなってしまったらしいが……。 それでも、彼らは今でも、海堂の胸の中で生き続けているのだと、なのはは感じた。 「そんな馬鹿共が今また、オルフェノクの王を復活させようとしてやがる」 「オルフェノクの王……というのは……?」 クロノからの質問に、海堂は再び重い口を開いた。 オルフェノクというものは本来、寿命が短い生物なのだ。 海堂が言った、「残された命を人間として全うしたい」という言葉は、その事実に由来する。 誕生したその瞬間から、死の運命を背負わされた種がオルフェノクなのだと言う。 しかし、オルフェノクにはたった一つだけ、生き残る方法がある。 「――それが、オルフェノクの王?」 なのはの問いに、海堂は軽く頷いて続ける。 王が蘇れば、全てのオルフェノクに無限の命を与える事が出来る。 だけれど、王の復活による代償は、取り返しがつくないくらいに大きい。 まず一つが、多くのオルフェノクの命を餌として取り込む事。 下手をすれば、それだけで今生きているオルフェノクの大半が死んでしまう。 そして次に起こるのが、不死となったオルフェノク達による、人類側への進撃。 不死の力を得たオルフェノク達に戦争を起こされでもすれば、人類に勝ち目は無い。 その結果、この世界の人間は淘汰され、オルフェノクが支配する世界が誕生してしまうのだ。 はっきり言って、これは地道に侵略行為を続けているワームよりも悪質な相手だと言える。 「そんな事、させてたまるかよ! 折角ワームから人類を守っても、オルフェノクに滅ぼされちゃ意味ないじゃないか!」 「俺もカ・ガーミンと同意見だ。オルフェノクの王とやらの復活を、見過ごす訳には行かないな!」 「ああ、だから王の復活だけは絶対に阻止しなくちゃなんねえ……その為にもよ、」 意気込む加賀美と剣に続けて、海堂が立ち上がる。 それから、海堂が取った行動は、周囲の皆の想像を裏切る行為。 不遜で、ふてぶてしくて、何事にも楽観的だった海堂が――その頭を下げて。 「お前らに、頼みがあるんだ」 先程までの態度からは想像も出来ないくらいの厳しい表情を浮かべて。 海堂は、一人の人間としての頼みを、加賀美と剣の二人に打ち明けた。 ◆ それから一晩は、何も起こらない静かな夜だった。 何事も無く、今日もいつも通り太陽が昇って、朝がやってくる。 なのは達小学生は今頃学校へ行っている頃だろう。 平日の午前中ともなれば、喫茶店に居座る客も少ない。 ここは加賀美や天道の行きつけとなった喫茶店、「ビストロ・ラ・サル」。 洋食をメインに、様々な創作料理を取り扱う隠れた穴場とも言える場所だ。 「師匠! 出来ましたぁ!」 そんな隠れた穴場で、無邪気な声が響き渡る。 若い女性の、嬉々とした声。声の主は、天道の弟子である高鳥蓮華。 テーブルの上に置かれたのは、カレーライス……なのだが、少し不自然で。 カレールーの上に、これでもかという程に大量の漬物が乗っていた。 天道にしては少し戸惑った様子で……それでも平静を装い、問うた。 「……これは何だ?」 「ですから、カレーに漬物ですっ!」 「…………」 最早返す言葉も見つからなかった。 天道は弟子である蓮華に、「カレイの煮付け」を作る様に命じた。 だけれど、実際に蓮華が作ったのは、ただ単にカレーに漬物を乗せただけの代物。 一応食べてやろうと思ったのだろう。スプーンに、カレーに漬物を一すくい。 震える手、その振動が、食器に伝わってカタカタと音を立てる。 それでも何とか口元まで運んで、天道の二つの目が再びカレーの漬物を捉えた。 視覚だけではない。カレーと漬物の香りがない交ぜになって、天道の嗅覚をもくすぐる。 だけど、それでも……! 口を開けて、いざそれを口内へと放り込もうとして―― 「……で、加賀美。話というのは何だ」 ――やっぱり止めた! カタン、と音を立てて、スプーンを更に起き直す。 一連の出来事を見守っていた加賀美が、出番とばかりに一歩踏み出した。 「あ、ああ……時空管理局とオルフェノクの話なんだけどさ」 「時空管理局だと? 何だ、聞き慣れない名前だな」 「ああいや、俺も昨日までは知らなかったんだけどさ、何かZECTと協力体制にあるらしくて」 「何だと……?」 とりあえず「カレーに漬物」からは話題を逸らして、加賀美に向き直る。 他人から見れば下らない事であっても、天道は加賀美を呼び出す。 だけど、加賀美はそうではない。話があると言えば、大概は何か大切な話だ。 そう思って天道は、昼休みの学校へパンを売りに行く前に、この場所へ立ち寄ったのだ。 「俺はZECTの司令官だが、そんな組織と協力するなんて話を聞いた覚えはないな」 「……だよなぁ。なんかZECT本部とシャドウの隊長との間で勝手に話が進んでたみたいでさ」 「シャドウ隊長……? ああ、そういえばまた新しい隊長が配属されたらしいな」 記憶の中から、それらしい男を一人思い出した。 確かあの日の夜の戦いで、自分に襲い掛かって来たザビーが居た。 それが何者なのか、一体誰が変身していたのかに天道は興味を持たなかったが……。 だけど、司令官である自分を差し置いて、勝手にシャドウ隊長との間で話が進んでいたとすれば、ハッキリ言って腑に落ちない。 一体どんな人間がシャドウ隊長としてザビーに変身しているのか。 また、現在ZECTは何を考えて動いているのか。 それらを改めて調べねばなるまい。 「なんか天道の事を恨んでたらしいぞ、その隊長」 「……どうやらその様だな。全く、人気者は辛いよ」 「ふざけてる場合じゃないだろ」 別にふざけて言ったつもりは無い。 天道は本心から出た言葉を、そのまま口にしただけだ。 といっても、天道程器が大きい人間ともなると、凡人には理解出来ないらしいが。 天道は加賀美を凡人の枠に嵌め込み、すぐに次の話題へ移った。 「で、その時空管理局とやらは一体どんな組織なんだ」 「それがさ……凄いんだよ! 異世界とか戦艦とか、魔法少女とかさ!」 「……病院へ行け」 いよいよもって加賀美の頭が可笑しくなったかと、本気で思った。 思えば天道だけでなく、周囲の皆が加賀美にストレスを与え続けていた様な気もする。 と、そんな冗談はどうでもいい。天道はすぐに真顔に戻って、加賀美の話に耳を傾けた。 一見荒唐無稽な話ではあるが、加賀美はこんな時に下らない嘘を吐ける程器用な人間ではない。 不器用と言えばそれまでだが、それはある意味で天道が加賀美に信頼を抱いているという事になる。 無数に存在する次元世界。魔力で動く戦艦や、魔力を糧に戦う魔道師。 それらと出会った昨日の出来事。それから、オルフェノクという種の性質について。 昨日一晩で起こった濃厚過ぎる出来事を、包み隠さず加賀美は話してくれた。 それらを全て聞き終えた天道は、ぽつりと呟く。 「――成程な」 「……天道は、どう思う?」 「オルフェノクに関しては分かった。王とやらの復活は何としてでも阻止しなければならない」 「ああ、王を放っておいたら人間は滅ぼされちまうからな」 加賀美の言葉に、小さくこくりと頷いた。 現時点ではろくな手掛かりなどありはしないが、何かあれば向こうから動き出すだろう。 加賀美の話を聞く限り、昨日海堂という青年を襲ったのも高校生のオルフェノク集団らしい。 社会を知らぬ高校生達が王の復活を企んでいるのなら、何としてでもその計画を叩き潰す。 オルフェノクに関してはそれで話は終わりだ。ただ、問題はもう一つの話題の方。 「だが、時空管理局とやらを信用するのはまだ早い」 「ま、まぁそれはそうだけど……」 「そもそも、ZECTと裏で繋がっている様な組織を信用出来るか」 「いや、でもそれは――」 「いいか加賀美。ZECTも時空管理局も、胡散臭い組織という事に変わりは無い。 第一、ZECTだけでも手に余ってるんだ。そんな訳の解らん組織に協力してやる義理はない」 加賀美の言葉は、最後まで発せられる事無く掻き消された。 それだけ言って立ち上がった天道は、喫茶店の入り口に向かって歩いて行く。 カレーに漬物を食べる気にもならないし、天道には行くべき場所が出来た。 そうと決まれば、こんな所でじっとしている訳には行かないのだった。 「お、おい、ちょっと待てよ天道!」 「くどい。これ以上俺に同じ事を言わせるな」 背後に迫る加賀美をちらと見て、すぐに視線を前方へと戻した。 「今日の分の焼きそばパンは既に仕込んである。後は任せたぞ」 「えっ……!? っておい!? ちょっと待て天道!」 それだけ言い残して、喫茶店を後にした。 既に今日の分のパンは朝のうちに作っておいた。 それを学生に売るだけならば、加賀美と蓮華の二人でも十分だろう。 後方で何事かを喚く加賀美を捨て置いて、天道は歩を進める。 「時空管理局に、新たなシャドウ隊長。それに……」 奥歯を噛み締めて、天道は一人ごちた。 ここ数日で、天道の身の回りには異変が起こり過ぎている。 天道とて、今起こっている全てを把握出来ている訳ではないのだ。 謎が多すぎるこの現状で、天道に危機感を与えているのは、もう一つの理由。 先程天道は時空管理局を知らない体で話したが、実際はそうではない。 時空管理局という単語だけは、既に聞いた事があった。 その出来事について語るには、数日前に遡らなければならない。 ある日の夜、何となしに街を歩いていた天道を呼び止めたのは、一人の男。 物陰から突然現れた男に、天道は反射的に身構えるが、すぐに構えを解いた。 現れた男の瞳は、まるで本質が見えない不気味な輝き。だけれど、戦意は感じられない。 ワームとも雰囲気が違う様だし、どちらかというとZECT側の人間の様に思えたからだ。 「選ばれし人よ」 ぽつりと呟かれた言葉。 言い様の無い不気味さに、警戒心が強まる。 だけれど、まだ戦うべき時ではない。 そう思い、相手の出方を窺う。 「ほおう……お前、組織の人間か?」 「時空管理局の者、とでも言っておきましょうか」 「時空管理局……?」 「ええ、いずれ貴方の目の前にも現れるでしょう」 それが正真正銘、初めて天道が時空管理局という単語を聞いた瞬間であった。 当然、この時の天道に時空管理局などという組織の存在を知る術は無い。 それ故に、ZECTと係わりがあるとも、他の組織だとも、解釈し得なかった。 だけど、そんな天道に考える時間を与えようともせず、男は続ける。 「貴方はこれからもカブトとしてワームを倒し続けて下さい。我々ネイティブの為にも」 「ネイティブだと……?」 天道の疑問を遮って、カブトゼクターが空間を裂いて現れた。 カブトゼクター自身が、己の意思で天道の危機を感知してやってきたのだろう。 当然、いつも通り天道は右手を軽く掲げ、カブトゼクターをその手に掴―― 「なっ……!?」 ――めなかった。 天道の手元まで飛来したカブトゼクターは、自らの意思でその身を翻した。 結果、天道が翳した手をすり抜け、そのまま目の前の男の元まで飛行。 それだけならばまだ驚きはしなかっただろう。たまたま何か事情があったのかも知れない。 だけれど、こればかりは天道自身にも納得できないし、理解も出来なかった。 「それは、貴方の大切な人の為でもある」 再びぽつりと呟き――。 その手に、カブトゼクターを収めたのだ。 まるで吸い込まれる様に、だけど決して意思に反してではなく。 カブトゼクター自身が、自分の意思で男の手の中に入って行ったとしか思えなかった。 男は驚愕冷めやらぬ天道へとその手を差し出し、そっとカブトゼクターを手渡した。 天道はそれを受け取りながらも、押え切れぬ疑問に声を荒げる。 「待て! 貴様、誰の事を言っている……!?」 問うが、思い当たるのはたった一人だ。 天道総司にとって、たった一人の血が通った妹。 彼女の存在こそが、天道が戦う最も大きな理由。 何処かへと消え去ってしまった彼女を救いたい。 もう一度天道の元で微笑む彼女の姿を見たい。 だからこそ、天道は今ひよりを見付けだす事に躍起になっていた。 だけれど、ようやく見付けたひよりの手掛かりたる人物は、何も答えない。 結局、それ以上の問答は一切行われずに、男は夜の闇へと姿を消した。 そんな事を考えながらも、天道はとある場所へ訪れていた。 バイクで暫く走った先にある、一見普通にしか見えない高層ビル。 エレベーターで目当てのフロアまで上って、目的の部屋を見付けると軽くノック。 「入りたまえ」という言葉を確認すれば、天道はドアを勢いよく開けた。 昼前だと言うのに、ろくに日の光も差し込まぬ、薄暗い一室。 部屋の奥には一つのチェアーと、そこに座るスーツ姿の男。 「あんたに聞きたい事がある」 「ほう……一体、何かな?」 警視総監にして、秘密組織ZECT総帥。 政府のあらゆる権力を実質的に掌握した男。 天道の友である加賀美新の父親、加賀美陸がそこには居た。 この男ならば、大体の事は知っているであろう。 その確信があるからこそ、天道はここまで来たのだ。 「まず、今のシャドウ隊長について聞かせて貰おうか」 「弟切君の、事かね」 「弟切……? 何者だ」 問うが、陸は答えない。 不気味な笑みを浮かべた後で、黙って立ち上がる。 窓ガラスからの日差しを遮るブラインドを、くいっと指で引いて。 それから、暫く流れる沈黙。募る苛立ち。 天道が痺れを切らす前に、陸がぽつりと呟いた。 「ネイ、ティブ」 「……ッ!?」 思ってもみなかった僥倖。 こちらから問おうと思って居た事を、向こうから口にしてくれた。 それが何を意味するか。つまり、加賀美陸はネイティブを知っている、という事だ。 「ネイティブとは一体何だ!? その弟切とかいう奴はネイティブなのか!?」 思わず感情的になって、陸に詰め寄る。 だけれども、それに対する返事は返っては来ない。 陸のペースがイマイチ読めない天道に、またしても苛立ちが募って行く。 思えばこの男と何か話をしようとすれば、いつだってこうなる。 まともに喋る事は出来ないのかと問いたいくらいの心境だ。 「……ならば質問を変えよう。ネイティブと時空管理局とは、一体どんな関係なんだ? 何故このエリアの司令官である俺に黙って時空管理局と結託した……!? 答えろ!」 「はて……時空管理局とは、一体、何の話かな?」 「とぼけても無駄だ。知らないとは言わせん」 シャドウの隊長の独断で管理局と結託する事などあり得ない。 今までシャドウの隊長として君臨して来た者は皆、自分よりも階級は低かった。 矢車にしろ影山にしろ、そんな重要な機密に関われるだけの権力を持っていたとは思えない。 特に影山に至ってはもう断言出来る。自分が総帥なら、あんな男には絶対に重要な案件を任せはしない。 となれば、当然上からの指示で動いていた筈。だから、トップである陸が知らない訳が無いのだ。 だけれど、返って来た答えは、天道の予想に反していて。 「……知らない、と、言ったら……?」 「とぼけるなッ! 言っておくが、俺が今その気になればZECTを潰すことも出来るッ!!」 これには流石の天道も怒鳴らずには居られなかった。 怒鳴るなんて自分らしくないなと、天道自身でも思う。 だけれど、只でさえマイペースな陸の、この挑発的な態度。 こっちは真剣に情報を求めていると言うのに、相手は遊び半分。 だから、こちら側の本気を見せつける意味合いを込めてそう言ったのだが―― 返って来た言葉は。 「暴、走、スイッチ」 「……ッ!?」 突然の言葉。不敵な笑み。気味の悪い空気。 それらが天道の毛穴を刺激し、鳥肌が立つのを感じた。 だけれどそれに怯みはしない。すぐに向き直って、陸と視線をぶつける。 天道が言葉を発しようとするが、それを遮って言葉を続けたのは、陸だった。 「君は……赤い靴を、知っているかね?」 「赤いく――」 「ある少女が……! 赤い靴を履き、ダンスパーティに行く!」 天道の言葉を掻き消し、続ける陸。 苛立ちとストレスが、限界に近付いて行く。 息を荒げて、天然パーマの頭を掻き毟る天道。 この男と話す時だけは、本当に解せない事ばかりだ。 「だが、靴が勝手に踊り出し、止まらなくなってしまう……!」 「何が言いたいっ!!」 赤い靴……そんな事は天道だって知っている。 呪われた赤い靴を履いてしまった一人の少女の物語。 少女は死ぬまで靴を脱ぐ事も許されず、踊り続ける運命を課せられてしまう。 自分を育ててくれた養母の葬式にも参列出来ず、終いには足首を切り落として―― それでも靴は踊りを止めない。少女の足首ごと、狂ったように靴は踊り続ける。 そんな話を今ここで聞いたところで、何になると言うのだろう。 そんな疑問に答える様に、陸は天道の耳元に顔を近づけた。 「カブトもガタックも、履いて居るんだ」 気味の悪い微笑みと共に。 佇む天道に、陸が詰め寄った。 囁く様に、その耳元に手を添えて。 「君たちの意思に関係なく、全てのワームを倒すまで、踊り続ける……赤い、靴」 「全てのワームを……倒すまで……?」 まるで心臓を鷲掴みにされたような感覚。 瞬きをする事すら忘れて、その言葉の意味を考える。 天道にとって、最も大切な人間の正体は……ワームだ。 仮に陸の言う事が本当だったとするなら―― 「その靴が、いつ勝手に踊り出すか……それは誰にも、分からない」 不気味な笑みを浮かべながら、愉快そうに告げる陸。 ひよりが傍にいる限り、カブトは天道の意思に関係なく動く。 全てのワームを倒すまで、カブトの身体は止まらないのだから。 それはつまり、愛する妹を、自分の手で殺めてしまうという事。 「俺が……ひよりを……!? そんな馬鹿なッ!!」 雑念を振り払う様に、天道は絶叫した。 戻る 目次へ 次へ
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北大阪環状線は大阪市内を環状する路線です。 本線 駅番号 北大阪環状線 KO00 種別 普通 快速 新快速 特別快速 駅紹介 種別 普 普通 快 快速 新 新快速 特快 特別快速 北大阪環状線本線 駅名 読み 普 快 新 特快 乗換 ホーム 所在地 駅番号 新大阪 しんおおさか ● ● ● ● 東海道新幹線山陽新幹線東海道本線地下鉄御堂筋線 4面8線 大阪市 KO01 中津 なかつ ● レ レ レ 1面2線 大阪市 KO02 大阪 おおさか ● ● ● ● 東海道本線大阪環状線阪神本線阪急京都線阪急神戸線地下鉄御堂筋線地下鉄谷町線地下鉄四つ橋線 4面8線 大阪市 KO03 福島 ふくしま ● レ レ レ 大阪環状線 2面4線 大阪市 KO04 野田 のだ ● ● レ レ 阪神本線地下鉄千日前線 2面4線 大阪市 KO05 西九条 にしくじょう ● ● ● ● 大阪環状線桜島線阪神なんば線 4面8線 大阪市 KO06 此花区役所前 このはなくやくしょまえ ● レ レ レ 2面4線 大阪市 KO07 東ユニバーサルシティ ひがしユニバーサルシティ ● ● ● ● 4面8線 大阪市 KO08 北港 きたこう ● レ レ レ 2面4線 大阪市 KO09 桜島 さくらじま ● ● レ レ 桜島線 2面4線 大阪市 KO10 大阪港 おおさかこう ● ● レ レ 地下鉄中央線 2面4線 大阪市 KO11 ポートタウン ポートタウン ● ● ● レ ニュートラム 2面4線 大阪市 KO12 南港 なんこう ● レ レ レ ニュートラム 2面4線 大阪市 KO13 住之江公園 すみのえこうえん ● ● ● レ 地下鉄四つ橋線ニュートラム 2面4線 大阪市 KO14 長居 ながい ● ● ● ● 阪和線地下鉄御堂筋線 4面8線 大阪市 KO15 我孫子東 あびこひがし ● ● レ レ 地下鉄御堂筋線 2面4線 大阪市 KO16 長原 ながはら ● レ レ レ 地下鉄谷町線 2面4線 大阪市 KO17 加美南 かみみなみ ● ● レ レ 2面4線 大阪市 KO18 加美 かみ ● ● ● ● 関西本線おおさか東線 4面8線 大阪市 KO19 平野 ひらの ● レ レ レ 関西本線 2面4線 大阪市 KO20 今里 いまざと ● ● レ レ 地下鉄千日前線地下鉄今里筋線 2面4線 大阪市 KO21 森ノ宮 もりのみや ● ● レ レ 大阪環状線地下鉄中央線地下鉄長堀鶴見緑地線 2面4線 大阪市 KO22 大阪城公園 おおさかじょうこうえん ● ● ● ● 大阪環状線 4面8線 大阪市 KO23 京橋 きょうばし ● ● ● ● 大阪環状線東西線京阪本線 4面8線 大阪市 KO24 野江 のえ ● レ レ レ 京阪本線 2面4線 大阪市 KO25 関目 せきめ ● レ レ レ 京阪本線地下鉄今里筋線 2面4線 大阪市 KO26 清水 しみず ● ● レ レ 地下鉄今里筋線 2面4線 守口市 KO27 太子橋今市 たいしばしいまいち ● ● ● ● 地下鉄谷町線地下鉄今里筋線 4面8線 守口市 KO28 東淀川区役所前 ひがしよどがわくやくしょまえ ● レ レ レ 2面4線 大阪市 KO29 淡路 あわじ ● ● ● レ 阪急京都線阪急千里線 2面4線 大阪市 KO30 車両運用について 時間帯 12両 朝・夕のラッシュ時の環状する列車・京橋~大阪~西九条間を発着する全ての列車・行楽シーズンは長居~大阪~東ユニバーサルシティ間を発着する全ての列車 10両 ラッシュ時以外・環状する列車 6両 ラッシュ時以外の西九条~長居~京橋間を発着する全ての列車 4両 6両編成の連結用 走行場所 12両⇒全線運行 10両⇒全線運行 6両⇒全線運行 4両⇒全線運行 10両は6+4両の場合がございます。
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*黄金のレシピ* オムチーズカレー メーカー 大塚食品 内容量 210g(カレーソース:120g、卵ソース:90g 熱量 169kcal 辛さレベル 不明 購入価格 200円程度 以前書いた、【大塚食品】 卵(オム)カレーのリニューアル版。 ちょっとだけ量が少なくなっていますが、そのくらいでちょうどいい。 前はあふれる感じだったから。 で、チーズが追加されているので、かなり期待していたんだけど、思ったほどチーズの存在感は感じませんでした。 探すとあるかな、くらい。けど、ちょっとまろやかな感じに貢献しているようにも思います。 一言評 リニューアルでさらに豪華に、楽しく美味しいオムカレー。 記: 2010/03/22 .