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登録日:2009/08/16(日) 23 29 44 更新日:2023/07/23 Sun 08 15 53NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Lump of Sugar PS2 いつか、届く、あの空に。 いつ空 お朱門ちゃん エロゲー ゲーム チートの巣窟 ラッセル・キュア 北欧神話 地雷 燃えゲー 神OP 神作 神作or地雷 神作? 空気化主人公 評価は極端 超展開 Lump of Sugar第二作目 2007年1月26日に発売された 通称「いつ空」 ストーリー 良家として栄えてきた「巽」の家の生まれである少年「策」 ある日彼は厳格な祖父から、自分の好きなように生きてゆけと告げられる。 それは自分が巽家の者として認められていないことを思い込み、祖先の住んでいた屋敷のあるという街「空明市」に逃げる様に出向く。 そこで策が出会ったのは、自らの婚約者と名乗る「唯井ふたみ」。 そして、彼女との出会いが策の未来を思わぬ方向へ導いてゆくこととなる。 前作と同じ原画担当者の萌木原ふみたけの絵柄と展開から萌えゲーだと思われた が、 シナリオ担当があのお朱門ちゃんなのでそうはならない。 後半からはチートキャラ満載の超展開のバトルもの。しかも、北欧神話等をテーマにした訳解らん内容がてんこ盛り。 予備知識無しなら確実に 「(゜Д゜)…は?」 となる。 一応、サイドストーリーの「異ならぬ世の終わりより」を見れば大体は解るが、後半開始前に見せるべきだと言われている。 また、ルートによっては話に矛盾が生じる。 この事からよく地雷扱いされている。だが、一部では好評。 そのためか解らないが、小説・ドラマCD、家庭機への移植の後にPS2版とその廉価版の「いつか、届く、あの空に。~陽の道と緋の昏と~」がある。 また、前半から後半に変わる時にOPが変わる。OPは神曲と言われる程評価されているので一聴の価値がある。 OP1 『あの雲の向こうへ』(PC) 『星空の坂道』(PS2) OP2 『SHOOTING STAR』(PC) 『SHINING STAR』(PS2) 登場人物 メインキャラ 巽策 主人公。エロゲ主人公界最強レベルのチート能力を所持している。 だが、他のキャラがチート過ぎる事と相性から作中では最弱の部類に入る。 ちなみに、太陽の近くにいったり、街を一瞬で灰化する炎に触れてもピンピンしてる事から炎に耐性があるみたい。 まあ、巽の先祖は雲乾と桜守姫が駆け落ちして出来た血族なので耐性がある 唯井ふたみ 声:遠井実瑠 メインヒロインの一人。萌えキャラ。クーデレ。 「策の嫁」と自称するメイド。策を「お主人ちゃん」と呼ぶ。家事ジャンキー。 ふたみルートのラストとアナザーでのデレっぷりで多くのお主人ちゃんを陥落させた。 唯一のチートでないヒロイン…と思いきや、ドラマCDでチートである事が判明。 桜守姫此芽 声:風華 メインヒロインの一人。お嬢様でお姫様のツンデレ。ひんぬー。 策が少年時代に空明市で出会って共に過ごした幼なじみ。策が探していた童話のお姫様は彼女の事である。 かつては天才と賞されていたが、現在一族からは『出涸』と揶揄されている… スタッフが認めた「作中」最強のキャラ。 発売後の人気投票及び2010年のLump of sugarキャラクター人気投票で1位を獲得している。 明日宿傘 声:北都南 メインヒロインの一人。四次元ポケットの様な和傘を持っている。 「今作」最強でラスボスを瞬殺したり素手で戦車を破壊するチートキャラ。だが、MAXの此芽には勝てないらしい。 乳の大きさは今作最強。 未寅愛々々 声:中瀬ひな ふたみの親戚で、「おねーさま」と慕うが百合ではない。 純粋な肉弾戦では最強のチートキャラ。 ふたみルートでは、ぶっちゃけふたみよりも活躍し、攻略不可を嘆かれたサブキャラ。 だが、PS2版では彼女がメインヒロインに昇格。 彼女が策を世話するイベントは色々と必見。 ちなみに、ドラマCDではチート化した策をボコボコにすると影の最強キャラ。 サブキャラ 透舞のん 声:安玖深音 みどのの親友で此芽を「お姉様」と慕う。 数少ない「普通」のキャラ。 桜守姫みどの 声:韮井叶 此芽の妹にして此芽ルート最大の被害者。 色々な意味で此芽にフルボッコにされる。 唯井静 声:水鏡 ふたみの祖母にして、今作のラスボス・元凶のチートだが、同時にかませ犬。 ふたみルートの彼女の最期は涙腺崩壊必至。 後にロリババアに昇華する。 午卯茂一 声:犬野忠輔 唯井家に仕えているハゲ。 ドラマCDでフサフサになったが、髪の毛が家出した。 申子菊乃丸 声:間寺司 唯井家に仕えるパッキン眼帯バカザル。よく牛卯をハゲネタでからかい、リアルファイトに突入している。 静を普通に「ババア」と呼び、敬語も使わない。 だがとあるシーンの「ババア、愛してるぜ」は格好良すぎる。 魔族 声:山田悠 策の通う弐壱学園の家庭科を教える男性教師で策の担任。 見た目はどう見てもあくm…うわなにをするやm(ry 追記、修正でいこう! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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いつか、届く、あの空に。 ◆UcWYhusQhw 空。 空が見えた。 蒼い、蒼い空。 いつも飛んだ蒼い空。 何故かわたしにはそれが霞んで見えて。 可笑しいなと思ってしまった。 夜が明けて来たのだ。 その蒼い空に手を伸ばそうとする。 あの、空に届くように。 なのにわたしの体が上手く動かせない。 ああ、空に飛びたいなぁ。 そんな事を危うげな意識の中でわたしは――アリソン・ウィグットン・シュルツ――そんな場違いな事を考えていた。 記憶が若干混乱しているのかもしれない。 体は何か湿っぽいし胸がズキズキと痛む。 あぁ……そういえばシズに刺されたんだっけ。 だから……痛いのか。 んー失敗しちゃったなぁ…… もっと話してやればあんな馬鹿なことにはならなかったかなぁ。 それも……もう仕方ないか。 刺されて……わたしは…… ……ん? はて? その刺された私はなんで濡れてしかも動いているんだろう? そう想って視線を下に向けるとヴィルのような茶色の髪の毛が。 えーとこれは…… 「キョン君……?」 キョン君……かな? さっきであったばかりの気だるそうな子。 わたしはキョン君の背中におぶさっているのかな? そしてキョン君はひたすらに走っている。 「……!?……意識が戻ったんですか」 「……………………おはよう、キョン君、どうして運ばれてるの?」 「おはようじゃないですよ……喋らないでください。重傷をおってんですから。先程色々あってアリソンさん助ける為に川から落ちたんです 俺も一瞬気を失いましたが……直ぐ目を醒まして岸に上がったんです。橋ではマオさんが頑張ってるんで治療できる場所まで移動しますから」 「……ああ」 「ああ、じゃないです。ちょっと待ってください……橋からもう少し離れたら治療始めますから」 治療……か。 でもね、キョン君。 解ってるのよ、自分の体くらいね。 わたしが 「……ああ、無駄よ。多分わたし助からないから」 助からないってことくらい…… 解ってるんだから。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「何……言ってるんですか?」 キョン君の声が震えている。 そりゃそうよね……人が死ぬと言っているのだから。 でも、死はやってくる。 誰にだって平等に。 そしてそれはわたしにも。 「アリソンさん……まだ判らないじゃないですか……傷の治療もしないで」 でも、キョン君はまだ、私が助かると思っている。 いや、私を死なせたくないのかな? ……優しい子だなぁ。 ……本当に優しいなぁ…… 「ううん……もう無理だとわかってるから」 でも、体が無理だと言っているのよ。 どんどん体が震えて。 段々温かさを奪われていく。 認めたくないけど……これが死なんだろう。 「諦めないでくださいよ!……アリソンさん……言ったじゃないですか。娘が居るって……アリソンさんが諦めてどうするんですか」 リリアかぁ…… あの子頑張ってるかな? 元気でいるかな? お願いだから生き続けて欲しいなぁ。 リリア。 わたしとヴィルの愛しい子。 あの平和になった世界で。 誰よりも幸せになって欲しい。 だから……だから生きて欲しいなぁ。 「……あははっ、まさか娘と同じような子に説教されるなんて」 「笑い事じゃないですよ……ここまで離れればいいか……治療始めますよ。俺は諦めませんから」 結構の間走った後、私は樹にもたれかけるようにゆっくりと置かれた。 日が昇り始めて蒼い青い空がより鮮明に見える。 キョン君は諦める気は絶対無いみたい。 どんなに無理だと解っていても。 きっと私を助けようとするんだろう。 「絶対に助けますから」 そういうキョン君の声は震えていた。 哀しみに耐えるように。 包帯を出して治療を始めようとする。 私は体も上手く動かないでそれに抵抗もする事無く従った。 ああ、いい子なんだなぁ。 この子は。 誰かが死ぬのが耐えられなくて。 それでも自分ができる限りの事をやろうとする。 例え自分に力が無くても。 それでも、諦めたくないんだ。 わたしの上着を脱がして包帯を巻いて止血をさせようとしている。 それでも血は止まる訳がない。 キョン君は焦って色々治療道具を出して必死に必死に思案するもそれ以上の打開策が思いつかないのだろう。 「……何でだ……このままじゃ……」 キョン君は頭を抱えている。 所詮……唯の一般学生でしかない。 そんな治療できるなんて知識……持っていないのだ。 だから、彼がどんなに頑張った所で私を治せるわけが無い。 そんなの解りきっていた事。 キョン君だって解りきってただろう、本当は。 それでも、彼は諦めたくないんだ。 力が無くても。 わたしが死ぬをなにもせず受け入れたくないんだ。 ああ。 優しい……いい子だなぁ。 こんなあったばっかりの知らない人の為にこんなにもこんなにも頑張って、頑張って。 立派に育ってるんだなぁ……キョン君は。 偉い……優しいいい子だ。 なら……わたしがこんなに頑張ってくれた子に出来る事はなんだろう? キョン君の為に残せる事は何だろう? アリソン・シュルツがキョン君に託せるのは何だろう? ふと、空を見る。 蒼い、蒼い、空だった。 いつも、飛んだ蒼い、蒼い空。 手を伸ばす。 届くように。 もう一度飛べたらと。 あの、蒼い空に思いっきり飛べたらいいのにな。 ああ……わたしはこんな事を託していいのかな? わたしはキョン君にこんなのでいいのかな? でも、それしかなかった。 それが、アリソン・シュルツなのだから。 「キョン君……みて、蒼い空」 「……え?」 「ほら、高い、高い空」 「……そうですね」 「何処までも広く、何処までも果てしなく……蒼く高い空」 「……」 「キョン君……空に届くと思う? 人が」 「……え?」 「出来るんだよ……あの空に」 ああ、馬鹿だなぁ。 こんな事、普通の子に言ったって理解してもらえる訳が無いのに。 でも、わたしはそんな事をどうしても言いたかった。 いつか、理解してもらえたらと思って。 あの、偉大な、大きな翼を思い出して。 「飛行機でね。飛べるのよ……あの蒼い偉大な空に」 「……」 「楽しいわよー、本当何でも良くなって、すごく気持ちよくなっちゃう」 「そうなんですか……?」 「そうよ、すっごい楽しいんだから」 だから…… 「キョン君も飛んでみない? あの空に」 「……え?」 「何時でもいいわ……何時かでいいから……空に自分の力で飛んでみない?」 わたしは彼に思いを託した。 わたしの思いは空と共に。 だから、わたしがずっとやり続けた行為をあったばかりなのにキョン君に託してみたかった。 ただの自己満足。 それでも、託したかった。 「それは……楽しそうですね」 「でしょ?」 「ええ……本当に」 「なら……」 キョン君。 あなたは 「生きなさい。生きて帰って、わたしの分まで空を飛びなさい……それがわたしが生きた証になるから」 生きなきゃ駄目よ。 最後まで、年をとってお爺さんになるまで。 生きなきゃ駄目よ。 そんなわたしにキョン君は驚いて顔を向ける。 哀しそうな表情をして。 今にも泣きそうな顔をしていた。 私はそんなキョン君を軋む体で必死に抱きしめてあげた。 そっと頭を撫でた。 震えていた。 本当に……御免ね。 「ずるいですよ……そんな言い方したら……受けるしかないじゃないですか」 「……そうね。御免なさい……でも、キョン君。あなたは生きなさい……いいかしら」 「……はい」 「いい子ね……本当いい子」 そっと震える体を撫で続ける。 ああ、辛い事をさせちゃったな。 出来る事ならこの子が幸せであるように。 わたしはそれを願い続けながら最後の言葉を紡ぎ続ける。 「シズを恨まないでやってね……できればあの子をとめて上げて」 「……」 「あの子はちょっと焦ってるだけだから。きっととめる事ができから……お願いね」 「……約束は出来ないですけど……」 「少しでも思ってくれればそれで充分よ」 シズはきっと焦っているだけ。 ただ、がむしゃらに一つの事しか信じられないだけだから。 だから、誰かが優しさを与えてあげれば……きっと戻れるはず。 そう思ったから。 「それと……リリアとヴィ……や、ここではトラヴァスにこう伝えて」 「はい」 「―――――」 「え? 何の言葉ですか?」 「この発音の通りに……解ると思うから」 「……解りました」 リリアとヴィルに残す言葉を。 ベゼルとロクシェの言葉の両方を使って。 キョン君に託した。 さあ……これで御終い。 本当に色々託しちゃったなぁ。 駄目だなぁ……キョン君に辛い思いさせるだけなのに。 「キョン君……」 「……はい?」 「ありがとうね……最期まで」 「最期じゃないですよ……」 うん……本当に。 「いい子だなぁ……ありがとう……」 「そんな事……ないですって」 だから、最期にキョン君に言葉を残そう。 「キョン君……空を見て……何処までも広がってる……君もあの空のように……果てしなく……永久に……いき……てね……本当に……優しくて……強い……いい子だから」 そして、わたしは静かに目を閉じる。 キョン君が私を呼ぶ声が聞こえた。 最期には私の目に見えたのは。 大好きな、大好きな。 あの、蒼い空だった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 会ったばかりの人だ。 正直、どんな人か俺には未ださっぱり解らない。 でもそれでも、この人がどんなに優しくて強い……『母親』だった事ぐらい解る。 そしてその人が今死に逝こうとする。 俺はそれに結局何もする事ができない。 会ったばかりなのに。 こんなのに哀しむ必要なんてないのに。 俺は堪らなく……どうにも哀しかった。 そして憎たらしい放送が流れ始める。 俺は……この人の死が堪らなく……哀しかった。 まだ、空の飛び方も教わってないのだ。 死んでもらっては困る。 それなのに……もう、この人は死んでしまう。 ただ、哀しかった。 【C-3/北部/一日目・早朝(放送開始)】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:深い深い悲しみ、両足に擦過傷、中程度の疲労 [装備]:発条包帯@とある魔術の禁書目録 [道具]:デイパック×2、支給品一式×2(確認済みランダム支給品0~1個所持)、カノン(6/6)@キノの旅、かなめのハリセン@フルメタル・パニック! 、カノン予備弾×24 [思考・状況] 0:???????????? [備考] ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ねぇ……ヴィル。 今度皆で空に飛びましょうよ。 リリアもつれて、家族全員で。 トレイズ君達家族も連れて行くのもいいわね。 折角平和になったんだから、皆で行きましょうよ。 きっと楽しいわ。 そして、何時か幸せに3人で暮らしましょうよ。 空を飛びながら、平和にね。 きっと。 きっと幸せよ。 ……でも、それももう叶わないんだなぁ。 哀しいのかなぁ。 解らない。 でも、でもね、ヴィル。 わたし、貴方を愛してよかった。 そしてリリアを産めて良かったと思ってる。 一緒に暮らす事はできなかったけど。 ……とっても、とっても幸せだったよ。 だから……ヴィル。 これからも、ずっと生きていてね。 あんな島から脱出して幸せになってね。 幸せに、幸せに生きてね。 私は……ヴィルを愛してます。 だから、ありがとう……さようなら。 リリア。 あなたはヴィル似て……そしてとても立派に育った。 なたの成長を最後まで見れないのは残念だけど……リリアなら大丈夫。 だって、私とヴィルの子よ。 きっと、きっと元気になって幸せになってくれるって思ってる。 だから……頑張って、最後まで立派にいきなさい。 母の最期の願いです。 ……リリア……愛しています。 私は、ヴィルとリリアを愛しています。 今も、これからも、ずっと、ずっと。 だから、ヴィル、リリア。 あなたたちの気持ちが、わたしの気持ちと同じように、どこまでも永遠でありますように。 どこまでも永遠でありますように。 【アリソン・ウィッティングトン・シュルツ@リリアとトレイズ 死亡】 ※アリソンは放送開始直後に息を引き取りました。第一回放送に呼ばれるか後継にお任せします。 投下順に読む 前:ラスト・エスコート 次:弛緩思考 Roundabout Speculation 時系列順に読む 前:ラスト・エスコート 次:弛緩思考 Roundabout Speculation 前:コロシアムをもう一度 キョン 次:ゆうじスネイク 前:コロシアムをもう一度 アリソン・ウィッティングトン・シュルツ 死亡
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あらすじ 放送日時 制作者 声の出演 15話 17話 Web配信 http //www.nicovideo.jp/watch/1311227360 Q A こちら あらすじ 結名の実家である「福屋旅館」に集まった湯乃鷺温泉の女将、組合員たち。 不況の時世、どうやったら温泉地を盛り上げられるかと話し合っていた。 その中には緒花、菜子、民子、そして結名の姿も。 突然女将から率直な意見をと求められた緒花たちは、 自分たちの欲望のまま答え女将たちを呆れさせてしまう。 その頃、喜翆荘では縁と経営コンサルタントの崇子が、 スイに喜翆荘を舞台にした映画の製作、そしてその映画への出資の提案をしていた。 放送日時 放送地域 放送局 日 曜日 放映時間 備考 東京 TOKYO MX 7月17日 日曜 22時00分~ 埼玉 テレビ埼玉(TVS) 25時35分~ 千葉 チバテレビ(CTC) 7月18日 月曜 25時30分~ 富山 北日本放送(KNB) 25時30分~ 近畿広域 読売テレビ(YTV) 25時44分~ MONDAY PARK1部 中京広域 中京テレビ(CTV) 7月19日 火曜 27時44分~ 石川 テレビ金沢(KTK) 7月21日 木曜 25時49分~ 日本全域 キッズステーション 23時30分~27時30分~※ ※リピート放送14話から時間変更 富山石川福井 北陸エリア CATV 7月23日 土曜 22時00分~22時30分~※ ※Net3のみ 日本全域 ニコニコ動画 7月23日 土曜 Web配信 制作者 脚本 西村ジュンジ コンテ 許琮 演出 倉川英揚 作画監督 小島明日香 許宰銑 洪錫杓 作画監督補佐 石井百合子 芝美奈子 伊藤大翼 丸山宏一 川面恒介 原画 P.A.WORKS 宮崎司 早川麻美 秋本弥生 錦見楽 岡村玲子 UNION CHO Lee Sang-Mmi Kim Myung-Hyun So Ho-Sung Jeon Doo-Hwan Kim Sung-Bum Kim Youn-Gyil 第二原画 SILVER LINK. 山本亮友 内海愛子 中村プロダクション 水野辰哉 動画検査 花谷智佳子 三田由起子 色指定 中野尚美 仕上げ検査 奥智恵 担当制作 相馬紹二 渡邉健太 声の出演 松前緒花 伊藤かな恵 鶴来民子 小見川千明 押水菜子 豊崎愛生 輪島巴 能登麻美子 四十万スイ 久保田民絵 四十万縁 浜田賢二 宮岸徹 間島淳司 次郎丸太郎 諏訪部順一 川尻崇子 恒松あゆみ 富樫蓮二 山口太郎 助川電六 チョー 和倉シゲ子 斉藤貴美子 伊佐美徹夫 斧アツシ 末広広子 遠藤綾 桃谷桃子 吉田奈央 少年縁 日笠陽子 理事長 高岡瓶々 女将A 片貝薫 女将B 宮沢きよこ 組合員 樫井笙人 -
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今日 - 合計 - 緋色の欠片~あの空の下で~の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 13時20分05秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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あの空の向こう側へ◆BATn1hMhn2 周囲を覆っていた闇は晴れ、世界に光が満ちようとしていた。 朝の訪れに、銀髪の少女レミリア・スカーレットは顔をしかめる。 吸血鬼たる彼女にしてみれば、太陽の登場ほど忌々しいものはない。 夜の世界では彼女は並び立つ者がいない女王にして主役であるというのに、朝が来た途端にその舞台から追い出されてしまうのだ。 「ウォルター、あとは貴方に任せようかしら。 私は次の出番が来るまで、少し休んでおくことにするわ。『ソレ』の片付けもお願いね?」 「かしこまりました、お嬢様。しかし……まだ飲み残しがあるようですが?」 「私は小食なのよ。欲望のままに食い散らかすような下品な輩と一緒にしないで欲しいわね」 そう言って妖しく笑うレミリアの口元は、紅く濡れていた。 先の戦闘で消費した魔力を補給するために、吸血鬼の食事――つまり吸血を行ったのだ。 不幸にも吸血姫のお眼鏡にかなってしまったNPCが、息も絶え絶えにレミリアの背後に横たわっている。 血の気が抜けて真っ白になってしまった肌。首すじには二本の牙の痕がぷっくりと残っているのが生々しい。 レミリアの傍らに控える執事服に身を包んだ老人――ウォルターは、NPCを一瞥し、すぐさまレミリアのほうへと視線を上げた。 「これは失礼いたしました。『後処理』は私にお任せください。 主人の手を煩わせぬのが執事の務め――この程度、朝飯前でございます」 「ふふ、侍女ばかり召しいてきたけれど、執事も悪くないものね」 「光栄でございます、お嬢様」 深々と頭を垂れる執事を前に、吸血姫は満足そうな笑みを浮かべた。 さて――と、レミリアは白み始めた空を眺める。 もう間もなく、吸血鬼の弱点の一つである太陽はその姿を完全に現すことだろう。 実際のところ、レミリアにとって陽光は致命傷になるほどの脅威ではない。 世界に残る吸血鬼の逸話には陽光を浴びた途端に全身が灰となり死んでしまうものもあるが、レミリアの場合は軽い火傷になる程度。 勿論浴び続ければ無視できないほどの酷い傷になるだろうが、それでも日傘でも差して直射日光を避ければ吸血鬼の超人的な回復力も相まって、日中だろうとなんら問題なく行動できる。 しかしレミリアは、日の昇っている時間帯は休息に充てることに決めた。 この聖杯戦争に対して、『本気』になることにしたのだ。 全力を出すことが出来ない日中にあえて行動する――なるほど、幻想郷ならばそれも有り得ただろう。 なぜなら彼処での行いの全ては、遊戯の延長に過ぎなかったからだ。 だがこれから行う闘争は――遊戯ではない。血と死を避けられぬ戦争だ。 ならば十全を発揮できるように尽力するのが道理だろう。 吸血鬼がその真の力を発揮できる夜――それがレミリアが動き出す時間だ。 知らず知らずのうちに、レミリアは口の端を歪めていた。 ――『本気』を出せる。ただそれだけで、どうしようもなく興奮し、期待を募らせている自分がいることに、レミリアは気付いた。 「それじゃあウォルター、また夜にでも。……そういえば、貴方は休まなくていいのかしら?」 「老齢の身なれど、一週間ばかりなら不眠不休で動けますとも」 「あら、頼りになる執事ね。でも、いざというときに私が使う分の魔力まで無くなっていたら話にもならないわ。 ちゃんと私の分も残しておいてくれないとダメよ?」 そう言うと、レミリアは姿を消した。霊体化し、不可視の存在となったのだ。 主人である麗しき吸血姫がこの場を去ったのを確認し、ウォルターは真っ青な顔をした哀れなNPCの方へと向き直った。 ガタガタと歯を震わせ、今にも泣き出しそうな顔をしているNPCに向かって、ウォルターは優しく微笑んだ。 「さて――不肖ながら後を任されました、ウォルター・C・ドルネーズと申します」 「た……たすけ、て……」 「ご心配なく。私は貴方を苦しめるつもりはありません」 ウォルターの言葉を聞いて、真っ青だったNPCの顔に喜色が差した。 だが――少しだけ緩んだその表情は、そのまま凍り付くことになる。 吸血姫の牙の痕が残る首に、一筋の赤い線が入った。そしてその線に沿って、ずるりとNPCの首がスライドする。 何が起きたのか分からないまま、痛みを微塵も感じることなく、NPCは絶命した。 ごろりと転がった首を一瞥すらせずに、ウォルターは踵を返して去っていく。 「ただの食事の残り滓ならば見逃していてもよかったのですが……生憎、此度の闘争には負けられない理由がありましてな。 敗因に繋がりかねない要素は、全て消させていただきます。 吸血鬼が暗躍しているなどと街の噂にされるわけにはいきませんのでね」 他のマスターとサーヴァントに、レミリアの正体を知られるわけにはいかなかった。 幾つかの弱点は克服しているレミリアだったが、それでもまだ吸血鬼の伝承通りの弱点は残っている。 故に、血を吸う人外の存在がいるなどと吹聴されては困る。 戦場では何が敗因になるか分からないということを、ウォルターは長年の経験から知っていた。 万全を期すためには、ここでNPCの口封じをしておく必要があったのだ。 「さて、まずはどこから向かいましょうか」 情報は全てに先んじる――他の主従の能力、点在する施設の情報など、調べなければならないことは山のようにある。 ウォルターは幾つかの候補地を思い浮かべ、その中から病院を優先することに決めた。 他のマスターたちもウォルターと同様に見知らぬこの地に招かれたのならば、戦争に臨む準備は不足しているはずだ。 もしも負傷をした場合は、この街に元から存在する施設や物資を利用するに違いない。 つまり聖杯戦争が進行すればするほど病院を訪れるマスターは増えていくだろうと、ウォルターは考えた。 そうなれば病院が戦場となる可能性も高くなる――予め戦地の下見をしておく必要があった。 また、病院ならば輸血用の血液もある程度備えているだろうというのも理由の一つだった。 レミリアの魔力、体力を回復させるには吸血が有効だが、頻繁にNPCを吸血対象にすればそれだけこちらの正体や動向を他の組に察知されてしまう危険性が高まってしまう。 レミリアは文句を言うかもしれないが、輸血用血液パックで代用してもらうことも考えなくてはならないだろう。 病院の情報と、輸血用血液パックの確保の二つを目的に、ウォルターは進路を病院に定めた。 ◆ 太陽が昇った空は青く澄み渡っていた。どこまでも続く大空が、浅羽たちの頭上に広がっている。 こんなに綺麗な空を見るたびに、浅羽の胸はぎゅっと締め付けられるような感覚に襲われる。 空の向こう側に行ってしまった彼女のことを――伊里野加奈のことを思い出すからだろうか。 あのとき何も出来なかった自分を、思い出すからだろうか。 伊里野がいなくなったばかりの頃は、空ばかり眺めていた。 浅羽は、想像する。 ブラックマンタ(人類最後の希望)に乗り込んだ伊里野が、単身で敵性宇宙人の編隊を翻弄するのだ。 色んな種類の三角定規を組み合わせたようなヘンテコな形をした戦闘機は、人類の科学技術の粋を集めて作られた最新鋭の一機だ。 伊里野はそれを、自分の手足のように操る。息を吸って、吐いて、その一呼吸の間に伊里野の世界は音速を超える。 伊里野が乗るブラックマンタはどんどん敵機を撃墜していく。 しかしそれ以上に、ブラックマンタも傷ついている。敵の苛烈な攻撃によって装甲板は剥げ、限界を超えた急制動の繰り返しで燃料は残り少ない。 出発するときにありったけを積んできたというのに、弾薬も残り僅かだ。 伊里野の細くて白い髪が、汗でべっとりと濡れて彼女の小さな額に貼りついていた。 だけどその奥に光る伊里野の瞳は、光に満ちて輝いている。 伊里野は諦めていない。伊里野には、帰る場所があるからだ。 伊里野は呟く。あと、一機。 最後に残った敵の総大将と伊里野が、交錯する。 画面が、暗転する。次の瞬間、映るのは――伊里野の笑顔だ。 あれだけ感情を出すのが下手だった伊里野が、とても可愛い顔をして笑っている。 そして感動的なエンディングテーマと一緒に、伊里野は帰還するのだ。 ――もちろんそんな夢想は、現実にはならなかった。 浅羽がいくら空の向こう側のことを考えたって伊里野が帰ってくることはなかったから――だから浅羽は、いつしか空を見るのが嫌いになっていた。 なのに今、浅羽は空を見つめている。この痛みを胸に刻みつけるためだ。 自分の願いをしっかりと刻み込んで、二度と忘れないようにするためだ。 「空が好きなのかい?」 「アーチャー……さん」 「”さん”はいらないよ、浅羽くん。僕のことはアーチャーと呼んでくれてかまわない」 「す、すみません。それで、えっと、空は――あまり好きじゃないです。 ……だけど、今見ておかないといけない気がして」 浅羽に声をかけたのは、弓兵のクラスを冠するサーヴァント――アーチャーだった。 実体化したその姿は往来を歩く若者たちと大して変わらない。制服を着ていれば学生だと言っても通用するだろう。 召喚した当初の険のある雰囲気も今はなく、男性にしては長い肩まで伸びた髪や涼しげな甘いマスクでとても女性受けしそうな風貌をしている。 中学の制服に身を包んだ浅羽と並んでいると、似ていない兄弟か先輩後輩の間柄だと思われるに違いない。 「そういえばまだ聞いていなかったね。君がいったい何のために戦っているのかを。 きっとそれが、君が好きでもない空を見ている理由なんだろう?」 アーチャーは優しく問いかけた。 浅羽は遠い目をしながら、アーチャーの問いに答える。 「――あの空の向こうに行ったきり、帰ってこない女の子がいるんです。 ぼくはずっと、彼女の、伊里野の帰りを待ってた。だけど伊里野は帰ってこなかった。 ……気付いたんです。ただ帰りを待ってるだけじゃ駄目なんだって。ぼくが伊里野を探してあげなくちゃいけないんだって」 どんな願いでも叶えるテレホンカードの噂を聞いて、浅羽の中にあったその願いははっきりとした形になった。 思えばそれは、浅羽が初めて伊里野と出会ったときからずっと願っていたことだった。 浅羽直之は、伊里野加奈のために何かをしてあげたいんだ。 自己満足だとか傲慢だとか、そんなありふれた言葉で否定されてもかまわない。 ただただ純粋に、浅羽は伊里野のために行動をしたい。彼女が喜ぶ姿を見てみたい。 伊里野は自分の感情をどういう風に表現すればいいのかよく知らないから、まるで小さな子どもみたいに喜んだり悲しんだりする。 顔を真っ赤にして泣き叫んだりする。顔を真っ赤にして照れたりする。 そんな伊里野の全てが愛おしかった。そんな伊里野のために何かをしてあげたかった。 「ぼくは最後まで何も出来なかったから……だから今度こそ、伊里野を助けたいんです。 聖杯がぼくの願いを叶えてくれるんなら、ぼくは何としてでも聖杯を手に入れなくちゃならない」 だが、浅羽が聖杯を手にするためにはアーチャーの協力が必要不可欠だ。 浅羽の願いを聞いて、それでもアーチャーは浅羽のために力を貸してくれるのだろうか。 不安と期待がないまぜになった浅羽の視線がアーチャーに向けられる。 アーチャーは少し笑って、 「君は伊里野ちゃんのことが好きなんだね」 「……はい。ぼくは、伊里野のことが好きなんです」 「君の真っ直ぐなところは嫌いじゃない。好ましいと思っているよ。 ……少し、僕の話も聞いてくれるかな」 アーチャーは、彼がまだ穹徹仙という一人の人間だった頃の話を始めた。 彼が先祖から継いだ穹の血は、太古の昔より弓を司ってきた。 日本に武が生まれたときから幾百、幾千という永い時をかけて、その技術を磨いてきたのだという。 「武全般に言えることだけれども、武技を磨くということは殺人の技術を磨くということと同義だ。 その中でも弓は、特に殺人に特化した武術の一つでもある」 弓は、ただ一つの目的に特化した攻撃専門の武器である。 防御を捨てたこの武器に求められるのは、相手を殺傷する能力だけだ。 敵を殺せなければ、殺されるのは自分なのだ。 人を殺せない弓に意味はない。戦場においてこそ武は真の価値を発揮すると考える者たちにとって、それは絶対の価値観だった。 「だけど僕は、殺さない技術にも意味はあると思ったんだ」 いずれ人と魔を二分する百年に及ぶ戦が起こるという伝承に従い、穹たちは各々の技術を磨いてきた。 確かに百年の戦においてもっとも重宝されるのは敵を殺す技術だろう。 だが、百年の戦が終わったあとには、武によって平定された千年の世が来るのだ。 そのときにこそ殺さない技術は必要となる――他家には一笑に付された穹の理念だったが、一人だけ、彼を認めてくれる男がいた。 「それが僕たちが目指した武の頂点に君臨する高柳家の当主、光臣さんだった」 光臣の人柄に感銘を受けた穹は、彼の矢になると誓ったのだ。 彼を高みまで押し上げる翼になるのだと。 だが――穹はとある一戦を理由に力を失い、前線を退くことになってしまう。 光臣と共に百年の戦を戦い抜くと誓ったというのに、穹は置いていかれてしまった。 「何も出来なかった自分に腹が立ったよ。そう、君みたいにね。 自分はいったい何のために力を磨いてきたのか何度も自問したけれど、答えは出てこなかった」 と、そこまで話したところで――穹は、己を召喚したマスターに何らかの異変が起こっていることに気付く。 いつの間にか浅羽の息は荒くなっており、顔は紅潮していた。目の焦点は合わず、虚空をぼんやりと見つめている。 立っているのもやっとというほどに浅羽の身体はふらついていて、もし穹が抱き留めるのが数秒遅れていたならその場に崩れ落ちていただろう。 「浅羽くん、大丈夫か!?」 「す、すみません。なんだか急に身体がきつくなって……」 「喋らなくていい。目を閉じて、身体の力を抜いて。安心してくれ、君は僕が守る」 意識が混濁していく中で、浅羽は自分の顔がぬるりと濡れていることに気付いた。 唇のあたりに変な感触の何かが垂れてくる。ぺろりと舌を出して、それを舐めてみた。 錆びた古鉄のような味と匂いがして、浅羽はそれが鼻血なんだと気付く。 その次の瞬間には浅羽の意識は闇の中に沈んでいった。 (敵の能力か……? いや、違う。周囲に魔力は感じない。それに攻撃が目的なら、僕が対象になっていないのもおかしい) 穹が目を凝らしても、近辺には他のマスターやサーヴァントの気配は感じられない。 気配遮断のスキルを持ったサーヴァントの仕業かとも考えたが、穹に全く悟られることなく浅羽への攻撃を完了したとは考えにくい。 それに、気になる点は他にもあった。 「浅羽くんの身体の中で……魔力が増加している……?」 浅羽と魔術的に繋がっている穹は、浅羽の中で何が起きているのかおぼろげに感じることが出来る。 パスを通じて穹に流れ込んでくる浅羽の魔力が僅かながら増加していた。 通常ならばあり得ないことだ。魔力や氣の類は、血の滲むような修練の末にようやく使えるようになるもの。 ただの一般人に過ぎない浅羽は、本来ならばサーヴァントの使役など不可能なレベルの魔力しか有していなかったはずだ。 それが今や一般的な魔術師と比べても遜色ないほどに魔力を溢れさせている。 (つまり他のサーヴァントの攻撃である可能性は薄い……この聖杯戦争が通常のそれと違うことが関係しているのか?) そう、そもそも従来の聖杯戦争のシステムならば、浅羽のように魔術の素養がない人間がマスターになることすらあり得ないのだ。 もしかすると浅羽の不調はこの聖杯戦争を仕組んだ天戯弥勒の仕業なのだろうか。 浅羽の魔力が増えること自体は穹も歓迎したいが、その副作用がこれでは話にならないぞと苦々しく思う。 「……とにかく、このままにしておくわけにもいかないな」 穹は浅羽の荷物を物色すると、中から財布を取り出した。 中身を確認してみる。千円札が数枚と、硬貨が十枚ほど。もちろんクレジットカードやキャッシュカードの類は持ち合わせていない。 中学生の平均的な所持金そのもので、これから戦争をするには心許ないという表現では到底足りない額だ。 「でもまァ、診察代にはなるかなぁ。ここからタクシー代まで出そうにはないけどね」 穹は浅羽を背中に担ぐ。 この不調の原因が魔術に関係する何かだったならば、病院で処置をしてもらっても効果は薄いかもしれない。 だが何もせずに手をこまねいているよりはマシだろうと判断し、穹は病院に向かって駆け始めた。 「すみません……」 意識を取り戻した浅羽が、穹の背後から声をかける。その声には悔しさが混じっていた。 今度こそと決意を新たにした途端に倒れたのだ。浅羽が己の不甲斐なさを情けなく思っても仕方がないだろう。 浅羽の心情が分かるからこそ、穹は優しく諭すように言葉を返した。 「君が悪いわけじゃない。気にすることはないさ。ただ……少し、面倒なことになりそうだ」 穹の言葉を聞いて浅羽の頭の中に疑問符を浮かぶ。面倒なことっていったい何だ? 浅羽の疑問に答えるように穹と浅羽の前に現れたのは――執事服に身を包んだ老人だった。 老人の姿を確認した途端に、穹の纏っていた雰囲気が一変する。 「何か御用でしょうか、御老人?」 「わざわざ教えずとも分からないほど愚図ではあるますまい。 ウォルター・C・ドルネーズと申します。以後お見知り置きを――アーチャーのサーヴァント様」 ウォルターと名乗った老人は、一目見て穹のクラスを看破した。 つまり、穹のステータスを視認したということだ。 間違いなく他のマスターの一人だと確信した穹は、さらに警戒を強める。 (近くにサーヴァントの気配はない……マスターが単独行動しているのか? あるいは気配遮断のスキルを使用して、どこかに潜んでいるのか……) どちらにせよ奇襲を仕掛けずにこうやって姿を現してきたということは、問答無用でこちらを殺すつもりはないということだろう。 相手の第一目的が戦闘ではないと分かっただけでも随分とやりやすくはなる。 何しろこちらはマスターが倒れる寸前なのだ。 穹も並大抵のサーヴァントに後れをとるつもりはないが、浅羽をかばいながら戦闘をするのは骨が折れる。 「手荒なことをするつもりは御座いません。少しばかり話をお伺いしたいと思いましてね」 「こちらも急いでるんだ。簡潔に頼むよ」 「それでは用件だけ単刀直入に述べさせてもらいましょう。私どもと手を組むつもりはありませんかな?」 ウォルターから穹たちに提案されたのは同盟だった。 最後に聖杯を得ることが出来るのはただ一組のみだということはみんな理解している。 だが同盟を組み共闘をすることで、最後の一組になる確率はかなり上がることになるだろう。 もちろんある程度局面が進んでしまえば同盟は解消することになるだろうし、穏便に別れることは出来ないかもしれない。 だがそれらのデメリットを上回るだけのメリットが存在していることも確かだ。 どうしても聖杯を得ようと思うのならば、選択する価値は十分にある。 だが、穹の口から出てきたのは保留の言葉だった。 「すまないが、こちらのマスターは不調で判断が覚束ないところでね。 魅力的な提案はありがたいが、マスターの回復まで返事は保留ということにしたい」 「ふむ……それは残念ですな。ならば、もう一つ。今度は貴方一人に聞きましょうか、アーチャー。 ――その少年から私に鞍替えをするつもりはありませんかな?」 「……僕にマスターを裏切れと?」 「見たところ、その少年は戦いには向いておらぬようです。真に聖杯を望むのならば、私の側につくのが得策かと。 私のサーヴァントはどうやら聖杯には興味がないようですので、最後に取り合うようなことにもならないでしょう」 ウォルターが目を付けたのは、アーチャーのクラススキルである単独行動だった。 穹の持つ単独行動のランクはB。これは、戦闘をしなければマスター不在であろうと数日は現界可能なランクである。 ウォルターのサーヴァントであるレミリアには、昼間はその行動を制限されるという大きなディスアドバンテージがある。 そのためウォルターたちは昼間の行動に大きな制約がついてしまう。 だがアーチャーという第二のサーヴァントを従えることが出来ればその弱点をカバーすることが出来る上に、戦闘力の面で他の組を大きく上回ることだろう。 単独行動持ちのアーチャーならば、魔力に乏しいウォルターへの負担も小さくなる。アーチャーが相手だからこそ、ウォルターはこの提案を持ちかけたのだ。 「……一つ聞いてもいいでしょうか」 「なんなりと」 「――貴方はいったい、誰のために戦っている?」 「ふふ、愚問ですな。それは勿論己のためですとも。 満たされぬ思いを抱えたまま、私は数十年を過ごしてきた……その悲願を叶えるために、私はこの戦争を望んだのです」 ウォルターの言葉を聞くと、穹は小さく息を吐いた。 穹の長い髪の間から覗く瞳が、ウォルターを真っ直ぐに見つめている。 次いで穹が発した言葉は―― 「悪いですが、僕は貴方の下につくつもりはありません。僕の主は昔からただ一人と決まってましてね。 それに――僕は、自分のために戦う人間よりも、誰かのために戦おうとする人間の方が好きなんですよ」 「その少年の方が私よりもいいと。フられてしまいましたか。ならば――次に会ったときは、敵同士ですな」 「年寄り相手でも手加減はしませんよ、御老人」 「なぁに、まだまだ若い者に席を譲るつもりもありませんとも。それでは――ごきげんよう、弓兵のサーヴァントとそのマスター様」 にやりと笑い――ウォルターは、穹たちの前から姿を消した。 完全にウォルターの気配が無くなったのを確認して、穹は背中の浅羽に話しかける。 「――君も聞いていたとおり、僕の主は昔から光臣さんただ一人だけだ」 「…………はい」 「だけど、君と僕はよく似ている。誰かのために何かをしたくて、なのに何も出来なかった者同士だ。 だから僕たちはいい友達になれるんじゃないかと思ってるよ、浅羽くん」 穹をはじめとした六人の武門宗家の当主たちが光臣の側に仕えていたとき、彼らは「F」と呼ばれていた。 アルファベットの六番目の文字であり、武の頂点である高柳家の家紋、飛翔鳳凰を型作る羽根(feather)を意味する「F」だ。 光臣を高みまで届かせるための翼になることが、穹の存在意義だった。 だが、穹が前線を退いているうちに百年の戦になると言われていた人と魔の戦は終わり、光臣もまた武の道を弟に譲ることになった。 ――存在意義を失った翼は、ずっと羽ばたく場所を求めていた。 「君が空の向こう側まで伊里野ちゃんを迎えに行くというなら、僕が君の翼になろう。 ……たったこれだけを伝えるために、随分と長話をしてしまったね。 昔から、お前は名前に似合わずまわりくどい男だとよく言われてたんだ」 穹の言葉は、高熱と倦怠感で混濁した浅羽の頭にも、なぜかすんなりと入ってきた。 突き抜けるような青い空を見たとき、胸の奥の方まで涼やかな気持ちが通り抜けるように。 「――ありがとう、ございます」 「さぁ、病院まで急ごうか。どうやら少しは落ち着いてきたみたいだけど、まだ熱もあるようだし……おっと、鼻血も出てきてるよ」 穹の指摘を受けて、浅羽はずずっと鼻をすすった。血の臭いが鼻腔を刺激して、少し気分が悪くなる。 そういえば、と伊里野のことを思い出す。伊里野も、よく鼻血を出していた。 鼻血が出るだなんて全然喜ばしいことじゃないのに、伊里野と同じだと思うだけでなんだか少し嬉しく感じる自分は変態なんだろうか。 そんなことを、浅羽は思った。 浅羽は、自分の身体の中で何が起きているのかを知らない。 此度の聖杯戦争が行われているのは、かつて夜科アゲハが死のゲーム「サイレン」に巻き込まれた世界と同一の世界である。 その世界には、あるものが充満していた。 普段は九割を休眠状態にあるという人間の脳細胞の全てを活性化させ、現代科学の常識を遙かに超えた事象を引き起こす思念の力――PSI(サイ)。 その力の源が、粒子となってこの世界にも存在している。アゲハがPSIの力に目覚めたのも、サイレン世界でPSI粒子を吸引したからだ。 またPSIは人間の脳細胞に多大な負荷をかけるために、その副作用として身体の不調や出血などを誘引することがある。 浅羽の不調はこのPSI粒子によるものであり、穹が感じた浅羽の魔力の増加とは、浅羽がPSIの力に目覚めていることの現れに他ならない。 この不調は半日も寝ていれば勝手に治る類のものであるが、目覚めたPSIの力を浅羽が使えるかどうかは未知数である。 かつてのサイレン世界と違うのは、この街ではあちらこちらにPSIの力が満ちているわけではないということだ。 サイレン世界は本来、草一つ生えない荒野の世界――自然も文明も朽ちてしまった世界だった。 だが聖杯戦争の舞台となっているこの都市は、現代日本のそれとまったく変わらない。 いったいどのような術で天戯弥勒がこの街を用意したのかは不明だが、本来ならばあり得ない街であるためか、そこかしこに歪みが発生していた。 歪みは、PSIの力の偏りを生んだ。街の各地に点在する公衆電話――それに引き寄せられるようにPSI粒子が偏在している。 浅羽のように公衆電話が存在するエリアに近づいた者しか、PSI粒子の影響を受けることはないだろう。 【C-5・市街地/一日目・午前】 【浅羽直之@イリヤの空、UFOの夏】 [状態]発熱、鼻血 [令呪]残り3画 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯の獲得を目指す 1.穹に連れられて病院へ [備考] PSIの影響を受け、PSIの力に目覚めかけています。身体の不調はそのためです。 【穹徹仙@天上天下】 [状態]健康 [装備]NATO製特殊ゴム [道具]ダーツ×n本 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を目指す 1.浅羽を連れて病院へ [備考] 【ウォルター・C・ドルネーズ@HELLSING】 [状態]健康、魔力消費(微小) [令呪]残り3画 [装備]鋼線(ワイヤー) [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:全盛期の力を取り戻すため、聖杯を手にする 1.夜になるまでは単独で情報収集 2.アーチャーたちが向かうであろう病院は後回し 【不明/一日目・午前】 【ランサー(レミリア・スカーレット)@東方project】 [状態]ダメージ(小、スキル:吸血鬼により現在進行形で回復中) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:ウォルターのためにも聖杯戦争を勝ち抜く 1.夜になるまでは拠点で休息 [共通備考] 虹村刑兆&ライダー(エドワード・ニューゲート)と交戦、バッド・カンパニーのビジョンとおおよその効果、大薙刀と衝撃波(震動)を確認しました。 発言とレミリアの判断より海賊のライダーと推察しています。 BACK NEXT 027 MY TIME TO SHINE 投下順 029 クール&スマイル 027 MY TIME TO SHINE 時系列順 029 クール&スマイル BACK 登場キャラ NEXT 005 浅羽直之&アーチャー 浅羽直之&アーチャー(穹徹仙) 036 誰がために命を燃やす 017 Vのため闘う者/老兵は死なず ウォルター・C・ドルネーズ 037 近くとも遠く ランサー(レミリア・スカーレット) 038 闇夜に生ける者たち
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img.php?filename=m_4946_1303492697.png w=180 h=180 m=pc 言わずと知れたあの空に向かってのクランマスター サイラストップを狙っている 『あの空のように 限界を作りたくはないwwwwwwww』 よく使う武器 BIZON M4A1 AN 好きなMAP 地下鉄 銭湯 出没時間 平日18時~ KD 1.4ぐらい スカイプ 対応可能 トーナメント優勝経験有り PSGぱねぇ -- 容積2 (2010-01-24 02 32 18) 名前 コメント
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【TOP】【←prev】【PlayStation 2】【next→】 いつか、届く、あの空に。陽の道と緋の昏と タイトル いつか、届く、あの空に。陽の道と緋の昏と 機種 プレイステーション2 型番 SLPM-66858 ジャンル アドベンチャー 発売元 ラッセル 発売日 2007-10-25 価格 7140円(税込) タイトル いつか、届く、あの空に。陽の道と緋の昏と 限定版 機種 プレイステーション2 型番 SLPM-66857 ジャンル アドベンチャー 発売元 ラッセル 発売日 2007-10-25 価格 9240円(税込) タイトル いつか、届く、あの空に。陽の道と緋の昏と Russell games best 機種 プレイステーション2 型番 SLPM-55126 ジャンル アドベンチャー 発売元 ラッセル 発売日 2008-12-18 価格 2940円(税込) 駿河屋で購入 プレイステーション2
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01月 2007年 Lump of Sugar 朱門優 萌木原ふみたけ 314 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 19 59 23.53 ID x60GCHp10 某ゲーみたいに 命を主人公にあげてる 昔から主人公大好き でも過去のしがらみのせいで恋愛に関しては心を閉ざさるをえない 他ルートでは惨めに死ぬ 最終的には幸せ結婚 みたいな幼馴染いませんかね 315 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 20 10 25.78 ID /wHM+5TN0 何そのおーすきこのめさま 316 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 20 18 05.79 ID Dg3fAxFl0 奇遇だな 俺も真っ先にその名が浮かんだ 318 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 20 21 35.08 ID 9+uPAgjv0 おいニワカな俺はRewriteしか思い浮かばなかったぞそんなの他にもいんのかよ 323 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 21 39 41.95 ID /wHM+5TN0 少し見てみたらまとめwikiにもないんだな ということで「いつか、届く、あの空に。」の桜守姫 此芽 一時は死んだ主人公を持ち前の桁外れの魔術能力で蘇生、代償に魔力がほぼ枯渇 その魔術の影響で主人公に自分の正体を明かせない似非ツンデレ 直接描写こそないで自ルート以外では死亡がほぼ確定 自ルートでは覚醒した主人公の能力やらなんやらで見事当代最強の魔術師として復権 めでたく幸せになりましたとさというエンド ライターがお朱門という時点で人を選びまくりな作品だね 324 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 21 50 35.83 ID hYDMeOdk0 此芽や琴美のような一見荒事に向いてなさそうな幼馴染が クライマックスでいきなり逞しい狼に豹変する姿は強烈なインパクトがある。 325 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 22 55 49.36 ID pN5k5jcA0 代償で枯渇というか、主人公が呪いで今にも寿命が尽きようとしてるのに対して 自分の魔力を全て注ぎ続けているから、常に枯渇状態なんだよな まあ超展開であるのは確かだけど、再会系幼馴染で主人公がヒロインを覚えてない理由と ヒロインが自分から好きだと言えない状態と、主人公を全力で愛してる描写をしっかりと書いた良い幼馴染作品と言える シナリオはまあなんだ。今でもよく理解できてないけどな 326 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 23 20 22.55 ID Dg3fAxFl0 一応、公式の後日談ドラマCDで、 ふたみルートベースからヒロイン全員生存するという前提で、 ナーサリーの連中含めてすったもんだした挙句に、 此芽がふたみから策を取り返してる形になってるんだよな。 それ考えると、ふたみより此芽のほうが真ヒロインなのかもしれん。 327 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 23 26 38.80 ID 2+x5jvPB0 逆 式 魔 槍 とかで笑ったが、コノが可愛かったから全部許した作品 328 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/27(金) 23 57 11.54 ID HzDxwZj40 この流れはいい加減いつ空やれということか」 329 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/28(土) 00 13 07.56 ID I5Hl/sEb0 お朱門ちゃんのゲームは前半の雰囲気だけ良かったなぁ(遠い目) 330 :名無したちの午後 [sage] :2012/07/28(土) 00 19 03.39 ID VikaWjeI0 自分はイチャラブだけじゃなく幼馴染自身の活躍も見たいから此芽ルートは良かったし 逆になぜあれをやらないという風な幼馴染シナリオも多いから余計に。
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【狼】 【作品名】いつか、届く、あの空に。 【ジャンル】エロゲ 【名前】狼 【属性】太陽を食らうモノ 【大きさ】口の半分程度で太陽相応の大きさ。太陽10個以上はあるか。 【攻撃力】大きさ相応 【防御力】大きさ相応 【素早さ】大きさ相応 【特殊能力】宇宙空間で活動可能。 長寿で現在1000年以上生きている。次元移動可能。 【長所】でかい。 【短所】出現した瞬間主人公に倒されたため出番が一分程度。 【戦法】食う。 【備考】ふたみ√のラスボス。主人公達の住んでる世界の太陽を食らおうとした。
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第弐回あの空頂上決定戦 開催日 未定 目的 今回のイベントの目的はクランにいる人のお互いの理解とふれあいをテーマとします。 せっかく一緒のクランなのにお互いつながりがないなんてつまらないじゃまいか! ということでてけとーに考えてます。 過去のイベントはこちら ルール なお 装備はスキルなし かぶりもの(ダンボールや猫など)、デモリ、ファイヤボム、金G36を禁止とします。 名前 コメント