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トラキア・ローマ帝国(ラテン語:Imperium Thrax-Romanum、ギリシア語:Θρακορωμαϊκή Αυτοκρατορία)は東ヨーロッパに位置する立憲君主制国家。現在の皇帝はユリウス6世(Julius VI Nobilior)。憲法上、国家元首は皇帝ないしは女帝となっており、「法案の立法」、「軍の指揮・統帥」、「議会の召集および解散」等を権限を有しているが、その権限は形式的なものに留まり、実質的な権限は首相と内閣が持つ。古代、ローマ帝国の属州として栄え、その後東ローマ帝国から分離独立し、神聖ローマ帝国、ビザンツ帝国と並ぶ古代ローマ帝国の継承国を自称したが、14世紀にオスマン帝国の侵攻によって滅亡。19世紀、ブルトゥス・カエサル・アンドロニクスがオスマン帝国からの独立・再統一を成し遂げ、現在のトラキア・ローマ帝国の基礎を築いた後、現在に至る。 国章 略号 IRT 略称 虎羅国、羅国、トラキア、ローマ等 皇帝 ユリウス6世Julius ⅥΙούλιος ΣΤ΄ 執政官(首相) テレンティウス・マーロー 首都 アンドロニコポリス 最大の都市 シンギドゥヌム 国歌 Lupa Capitolina(ラテン語)Η Λύκαινα Καπιτωλίνα(ギリシア語)カピトリヌスの狼 帝室歌 Ave Imperator(ラテン語)Χαίρε βασίλειος(ギリシア語)皇帝陛下万歳 国の標語 Senatus Populusque Romanus(ラテン語)Η Σύγκλητος και ο Λαός της Ρώμης(ギリシア語)ローマの市民と元老院 国家体制 イギリス型立憲君主制 公用語 ラテン語ギリシア語 宗教 ローマ・ギリシア神教 76%C教諸派 19%その他 5% 通貨 デナリウス 国花 バラ 国鳥 鷲 国土面積 318,314km2 人口 約7000万人
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ローマ帝国/Roman Empire 内蔵能力のひとつであり、ローマ帝国所属のカードであることを表す。 ローマ帝国はLOM?における所属のひとつである。 具体的な時代背景は古代ローマ帝国から東ローマ帝国、中世地中海地域から現代イタリアを初めとするヨーロッパまで幅広い。 表向きには「ローマ帝国」だが、時代考証が一致していなければならないわけではない。 ローマ帝国のカードは、枠が青く塗られているため、青と呼ばれることもある。 各種カードへの直接的なダメージを身上とし、パーソンや土地へのダメージイベントを多数持つ。また、[財政]]やアイテムを破壊するのも得意である。 反面、相手のイベントへの対応力をほとんど持たない。また、相手がカードをステージに出してからの対応になるため、常に相手への対策が後手に回ることも欠点のひとつだろう。 ローマ帝国は他に、相手の手札?を削り取るカードも多い。場に出たイベント以外ならば、ほとんどのカードを「壊せる」と考えて間違いない。 パーソンは全体的に軽量で、直接ダメージ能力を持つパーソンが多い。おもなパーソンのシリーズとしては、シチリア、ローマ?、ナポリ?などがいる。 ローマ帝国のパーソンの固有内蔵能力として壊滅がある。
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古代ローマ人 137 名前:水先案名無い人 :2005/06/28(火) 22 54 13 ID 7VC9Snlf0 全人物入場!! 象殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み天才将軍が甦った!!! 武神!! スキピオ・アフリカヌスだァ――――!!! 解毒剤はすでに私が完成している!! ポントス王ミトリダテスだァ――――!!! 利用価値があり次第魅惑しまくってやる!! プトレマイオス朝代表 クレオパトラだァッ!!! 後継者争いなら我々の歴史がものを言う!! 東方の大王国 パルティア!!! 真の共和制を知らしめたい!! 弁論家 キケロだァ!!! 肉体は剣闘士並だが頭脳も剣闘士並!! ローマの鉄拳 マルクス・アントニウスだ!!! 蛮族対策は完璧だ!! ローマの再建者 カミルス!!!! ローマ軍のベスト・タクティクスは私の中にある!! 戦争の神様が来たッ ポンペイウス・マグナス!!! タイマンなら絶対に敗けん!! カルタゴの戦争見せたる 天才将軍 ハンニバルだ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! トラキア出身のグラディエーター スパルタクスだ!!! ガリアから炎の虎が上陸だ!! アルヴェニ族長 ヴェルシンジェトリクス!!! ローマを改革させたいから護民官(トリビュヌス)になったのだ!! プロの政治を見せてやる!!グラックス兄弟!!! めい土の土産に粛清とはよく言ったもの!! 達人の戦略が今 元老院でバクハツする!! 無期限独裁官 スッラ先生だ―――!!! 執政官7回連続当選こそがローマ最強の代名詞だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ ガイウス・マリウス!!! 戦いたいからここまできたッ 知性一切不明!!!! 皇子からのシーザー(皇帝) コモドゥスだ!!! オレたちは騎馬戦最強ではない戦争で最強なのだ!! 御存知フン族 アッティラ大王!!! 哲学の本場は今やローマにある!! オレを驚かせる奴はいないのか!! セネカだ!!! デカカァァァァァいッ説明不要!! 平均身長1m75!!! ゲルマン人だ!!! 戦争は補給を抑えてナンボのモン!!! 超持久戦略!! 本家ファビウス家からファビウス・マクシムスの登場だ!!! 全ての金はオレのもの 邪魔するやつは思いきり密告した後思いきり落札するだけ!! ローマ長者番付王者 マルクス・クラッスス!!! 自分を試しにローマへきたッ!! 全ラテン文学チャンプ ヴェルギリウス!!! 芸術に更なる磨きをかけ ”クリスチャン切り”ネロが帰ってきたァ!!! 今の帝国に死角はないッッ!! パラノイア・ティベリウス!!! ローマ1千年の歴史が今崩壊する!! ローマから ロミュルス・アウグストゥルスだ!!! 信者の前でならオレはいつでも生きている!! 燃える建国者 ロミュルス ご神体で登場だ!!! 哲学者の仕事はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!! 考えるも征服するも思いのまま!! マルクス・アウレリウスだ!!! 特に理由はないッ 蛮族が強いのは当たりまえ!! 帝国にはないしょだ!!! 日の下大移動! ゴート族がきてくれた―――!!! エジプトで磨いた大粛清!! ローマ帝国のデンジャラス・ライオン カラカラ帝だ!!! ローマ史だったらこの人を外せない!! 超A級キチガイ カリギュラだ!!! 超一流将軍の超一流の戦争だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 大征服者!! トラヤヌス帝!!! ローマ帝国はこの男が完成させた!! カエサルの切り札!! アウグストゥスだ!!! 若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ インペラトールゥゥゥ 俺達は君を待っていたッッッガイウス・ユリウス・カエサルの登場だ――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました! 洟垂れ皇帝 クラウディウス!! 伝統派皇帝 ユリアヌス!! ゲルマンの巨人!オドアケル! ……ッッ どーやらもう一名は到着が遅れている様ですが、到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 141 名前:水先案名無い人 :2005/06/29(水) 01 15 58 ID Fr0k/ga90 古代ローマか。 今丁度「ローマ人の物語」読んでるところだったよ。 GJ。 142 名前:水先案名無い人 :2005/06/29(水) 01 43 15 ID GfUoCSVB0 スケールでかいのう コメント 名前
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Constitutio Imperii Thracis-Romani Imperator Romanus Ⅳ Princeps Civitatis 30 Quintilis, 2642 A.U.C 前文 神々。神慮めでたく。 ローマの市民と元老院の名に於いて、帝都アンドロニコポリスと諸都市へ。 国民の第一人者たる余、ロマヌス4世は人の生まれながらの尊厳・自由に対する権利の保証および正義・自由・秩序に基づく社会の確立を願い、かつ国際社会の一員としての地位を自覚し、世界の正義と平和への奉仕を誓い、ここに本憲法を制定し、公布する。 卓越し給う皇帝陛下は斯くの如く仰せられ、勅命を発せられた。 第一章 序編 第一条 トラキア・ローマ帝国はトラキア・ローマ皇帝が統治する自由にして不可分の国家である。 第二条 政体は立憲君主制とする。帝位は「トラキア・ローマ帝室家憲」に従い継承される。 第二章 皇帝 第三条 皇帝は神聖不可侵であり、その人格は至聖である。自己または摂政の行為についてはこれに副署した者が責任を負う。 第4条 皇帝は「アウグストゥス」、「インペラートル」、「国民の第一人者」、「国父」の称号を有する。 第5条 皇帝はこの憲法に定められた範囲内において、すべての国政について最高の権限を有する。係る権限は第7条で定める方式によりこれを行使する。 第6条 皇帝は、左の大権を有する。 a.法案を裁可する大権。 b.勅令を制定する大権。 c.国会を招集、解散、停止する大権。 d.軍隊を指揮、監督する大権。 e.首相・国務大臣・公務員・軍人・裁判官を任命し、かつ罷免する大権。 f.閣議を主宰する大権。 g.帝室財産を管理する大権。 h.貴族、騎士を叙任する大権。 i.各種勲章授与など栄典を授与する大権。 j.法律に従い、恩赦、刑の執行の免除を決定する大権。 k.国会の同意の元、外国の国家承認、宣戦布告と講和、条約の締結を行う大権。 l.属州を統治し、属州総督を任命する大権。 m.最高神祇官として神官団を監督する大権。 n.枢密院顧問官を指名する大権。 o.副帝および皇太子を指名する大権。 p.摂政を指名する大権。 第7条 皇帝の行為及び第6条における大権の行使については皇帝の署名によって有効になる。ただし、署名には1人ないしそれ以上の国務大臣の副署を伴っていなければならない。副署した大臣は、これに対する責任を負う。 第8条 皇帝の経費は、皇帝の在位中、制定法によってこれを供与する。 皇帝または女帝は、議会の承認を得ずに他国を統治することは出来ない。 第9条 皇帝は必要に応じて枢密院を召集することが出来る。枢密院は議長・副議長各1名、執政官および各国務大臣、最高裁判所長官、顧問官を含む50名から構成される。 第10条 皇帝の疾病、未成年または不在の場合、摂政が皇帝の名で主権を行使する。この場合には、第7条の規定が準用される。 第11条 この憲法の規定で皇帝に関するものは女帝が元首である場合、女帝に適用される。 第三章 国会 第12条 a.国会は、帝国臣民の代表機関であり、元老院と平民院の二院で構成される。 b.国会は、皇帝とともに立法権を共同で行使し、予算を承認し、および憲法が付与するその他の権力を行使する c.国会議員は、選挙民による命令的拘束を受けない。 c.国会は、不可侵である。これの自由や安全を侵すことを目的とした行為は、これを禁止する。 第14条 平民院で可決された法案、予算案、条約締結の可否は1ヶ月以内に元老院へ送付され、同院で可決された場合、法律となる。 第15条 1. 平民院で可決された法案が、同院の同意なく元老院で3度否決された場合、元老院の同意なしに皇帝の裁可を受け、議会制定法とすることができる。 2.平民院で可決された予算案、条約締結の可否は元老院で否決された場合、平民院が反対しなければ、皇帝の裁可を得て国会の議決とすることができる。 第16条 何人も、同時に両議院の議員になることは出来ない。また、男爵以上の爵位を持つものは平民院議員になる資格を有さない。 平民院は最高350人の議員で構成される。 平民院議員は18歳以上の選挙権を持つ男女による、普通、自由、平等、直接及び秘密選挙で選出される。 国外に在住するトラキア・ローマ臣民の選挙権行使については、別途法律でこれを定める。 平民院議員は、トラキア・ローマ国籍を持ち、かつ有罪の宣告を受けていない18歳以上の男女でなければならない。 平民院議員の任期は、4年とする。ただし、議会が解散された場合にはその限りではない。 元老院は最大300人の議員で構成される。 元老院議員の任期は、終身とする 元老院議員は各自治体の推薦を受けた男爵以上の爵位を持つ者の中から
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アウレリアヌス(ルキウス・ドミティウス・アウレリアヌス)ローマ帝国(シルミウム)214~275統率:A 武力:A 政治:A 知力:B 文化:C 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第15代ローマ皇帝。騎兵隊の総司令官。ゴート族にダキアを譲渡してドナウ川の防衛線の安定を図り、ガリア帝国、パルミラ王国を制圧し、帝国を再統合した。堅実な治世を敷いたが、ササン朝ペルシア遠征途中に秘書官のエロスに暗殺された。 アエミリアヌス(クィントゥス・ファビウス・マクシムス・アエミリアヌス)ローマ帝国207~253統率:C 武力:B 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第10代ローマ皇帝。パンノニア、下モエシアの属州総督を務め、イリュリクムを占拠したゴート族を撃退した。その後、軍に擁立されてトレボニアヌス・ガルスに反乱を起こして皇帝となる。しかし、トレボニアヌス・ガルスの救援に駆けつけたウァレリアヌスに同調した兵士に殺害された。 アレクサンデル・セウェルス(マルクス・アウレリウス・セウェルス・アレクサンデル)ローマ帝国208~235統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------セウェルス朝第5代にして最後のローマ皇帝。カラカラの甥で、ヘラガバルスの従兄弟に当たる。222年、226年、229年執政官。ウルピアヌスを登用し、一時の政局を安定させた。ササン朝ペルシアの侵攻を防いだが、ゲルマン人への弱腰な対応が兵士の不満を招き、暗殺される。 ウァレリアヌス(プブリウス・リキニウス・ウァレリアヌス)ローマ帝国200~260統率:C 武力:C 政治:B 知力:A 文化:C 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第11代ローマ皇帝。254年、255年、257年執政官。デキウス帝に監察官に任命される。息子のガリエヌスと共同統治を行なう。エデッサの戦いにおいてササン朝ペルシアのシャープール1世に捕らえられ敵国で生涯を終えた。敵に捕らえられた最初の皇帝。 ウァレンティヌスローマ帝国????~269統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------ローマの司祭。人々を助け導き、熱心に宣教活動を行ったが、ローマ皇帝クラウディウス2世・ゴティクスによって絞首刑に処され殉教した。恋人たちの守護聖人であり、西欧にはヴァレンタインデーの習慣が残った。 ウォルシアヌス(ガイウス・ウィビウス・ウォルシアヌス)ローマ帝国(インテラムナ)????~253統率:D 武力:C 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------トレボニアヌス・ガッルスの子。父と共に共同統治者となるが、父と共に殺害された。 ガイウス・フリウス・サビヌス・アクゥイラ・ティメジテウスローマ帝国????~243統率:A 武力:C 政治:A 知力:A 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------元老院議員。皇帝財務官を務め、ベルジカ、高地ゲルマニア、低地ゲルマニア、アラビア、シリア、パレスティナ、アジア、ビティニア、ガリア・ルグドゥネンシス、アクィターニアなどの属州を安定して統治した。ローマ皇帝ゴルディアス3世の下で近衛軍団長官を務め、娘は皇帝の妻となった。 カッシウス・ディオ(ルキウス・クラウディウス・カッシウス・ディオ・コッケイアヌス)ローマ帝国(ビテュニア属州ニカイア)155~235統率:C 武力:C 政治:B 知力:A 文化:A 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------元老院議員。補欠執政官を務め、アフリカやパンノニアに属州総督として派遣される。その後229年執政官となる。22年の歳月をかけてローマ建国からアレクサンデル・セウェルス帝期までを記した全80巻の『ローマ史』を著した。 カラカラ(ルキウス・セプティミウス・バシアヌス)ローマ帝国186~217統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------セウェルス朝第2代ローマ皇帝。202年、205年、208年、213年執政官。セプティミウス・セウェルスの子で弟ゲタと共同統治を行なうが後に暗殺する。ローマ市民権を広げ(アントニヌス勅令)、銀貨を鋳造し、大浴場を建設した。パルティアとの戦に赴く途上にマクリヌスにより謀殺される。 ガリエヌス(プブリウス・リキニウス・エグナティウス・ガリエヌス)ローマ帝国218~268統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第12代ローマ皇帝。ヴァレリアヌスの息子で共同統治者。254年、255年、257年、261年、262年、264年、266年執政官。父がペルシアに捕われたことで権威が失墜しガリア帝国、パルミラ王国が独立してしまう。ゴート族とも戦うが、クラウディウス・ゴティクスの反乱で殺害される。 カリヌス(マルクス・アウレリウス・カリヌス)ローマ帝国250~285統率:C 武力:C 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第19代ローマ皇帝。カルスの長男。共同皇帝として父と、弟ヌメリアヌス共に即位する。父と弟がペルシア遠征を行なう間、西方の統治を任されていた。父と弟の死後は単独の皇帝となるが、皇帝を名乗ったディオクレティアヌスと争って暗殺される。283年、284年執政官。 カルス(マルクス・アウレリウス・カルス)ローマ帝国224~283統率:B 武力:B 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第18代ローマ皇帝。先帝プロブスの近衛軍団長官を務めた。暗殺されたプロブスの後を継いでササン朝ペルシアとの戦役を戦い、勝利を重ねていったが、砂漠で落雷を受けて死亡する。 クィンティルス(マルクス・アウレリウス・キラウディウス・クィンティルス)ローマ帝国????~270統率:C 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第14代ローマ皇帝。クラウディウス2世・ゴティクスの兄弟。クラウディウス2世が前線で死亡すると、軍に擁立されて皇帝となる。しかし、1年とたたずに殺害される。 クラウディウス2世・ゴティクス(マルクス・アウレリアヌス・クラウディウス・ゴティクス)ローマ帝国(シルミウム)213~270統率:A 武力:A 政治:B 知力:B 文化:C 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第13代ローマ皇帝。ゴート族を撃退し、『ゴティクス』の称号を与えられた。前帝ガリエヌスの時代に成立したガリア帝国の解体に取り組んだ。パンノニアに侵入したヴァンダル族討伐の陣中で病没した。 ゲタ(プブリウス・セプティミウス・ゲタ)ローマ帝国189~211統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------セプティミウス・セウェルスの子でカラカラの弟。203年、205年、208年執政官、ブリタンニア属州総督を務める。父と兄と共同統治を行なうが、後に兄に暗殺され、記録抹消刑とされた。 ゴルディアヌス1世(マルクス・アントニウス・ゴルディアヌス)ローマ帝国(フリュギア属州)159~238統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第2代ローマ皇帝。222年、239年、241年執政官。下ブリタンニア属州総督、北アフリカ属州総督を歴任する。マクシミヌス1世に反乱を起こして皇帝となるが、マクシミヌス1世討伐のために赴いたヌミディア属州の反乱鎮圧戦の中で戦死する。 ゴルディアヌス2世ローマ帝国192~238統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ゴルディアヌス1世の息子。共同皇帝として父と共に即位する。マクシミヌス1世討伐の最中で父と共に戦死する。 ゴルディアヌス3世ローマ帝国225~244統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第4代ローマ皇帝。ゴルディアヌス2世の息子。前帝バルビヌスとパピエヌスが親衛隊に暗殺された後に皇帝に擁立される。忠臣ティメジテウスに助けられ、6年の治世を行なう。ササン朝ペルシアと戦うが、レセナの戦いで敗北を喫する。さらに戦を進めるが、兵士の不満を招いて殺害された。 サン・ドニ(パリのディオニュシウス)ローマ帝国(パリ)????~250頃統率:B 武力:C 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------パリ司教。ガリアを改宗させるためにローマ教皇ファビアヌスより派遣されたが、ケルト人のドルイドによって斬首刑に処された。その後、落ちた首を拾い上げて説教を始めたという逸話が残っている。フランスの守護聖人で、十四救難聖人の一人。 セプティミウス・セウェルス(ルキウス・セプティミウス・セウェルス)ローマ帝国146~211統率:A 武力:B 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------セウェルス朝初代ローマ皇帝。194年、202年執政官。財務官、護民官、法務官、ガリア・ルグドゥネンシス属州総督、シチリア属州総督、上パンノニア属州総督を歴任する。コンモドゥス暗殺以来の内乱状態のローマ帝国を再統合し、秩序を回復したが、軍人を優遇する政策を実施した。 タキトゥス(マルクス・クラウディウス・タキトゥス)ローマ帝国200~276統率:C 武力:D 政治:B 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第16代ローマ皇帝。アウレリアヌスが暗殺されると、元老院の要請で皇帝に就任する。しかし、高齢のため、ササン朝ペルシアへの遠征途上で寿命を終えた。 ディアドゥメニアヌス(マルクス・オペリウス・ディアドゥメニアヌス)ローマ帝国208~218統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------セウェルス朝第4代ローマ皇帝。マクリヌスの息子で、マクリヌスが殺害されると皇帝に即位する。しかし、同年にヘラガバルスに殺害される。 ディオクレティアヌス(ガイウス・アウレリウス・ウァレリウス・ディオクレティアヌス)ローマ帝国(イリリクム属州)245~313統率:A 武力:B 政治:A 知力:A 文化:A 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代を収拾し、専制君主制を創始する。一人の皇帝では統治不可能として、同僚のマクシミアヌスを西部ローマの正帝に就け、自らも東部ローマの正帝に就き四頭政を作った。官僚制を敷き、属州総督の権力を削減した。軍民分離と伝統宗教の再興を図ったが、キリスト教徒には大迫害と呼ばれている。 デキウス(ガイウス・メッシウス・クィントゥス・トラヤヌス・デキウス)ローマ帝国(下パンノニア属州)201~251統率:A 武力:A 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第6代ローマ皇帝。250年、251年執政官、ドナウ川駐留軍指揮官。前帝フィリップス・アラブスを殺害して皇帝の座に就いた。ローマの古代の宗教を復興しようとしてキリスト教を弾圧した。ゴート族の侵入に対抗したが、アブリットゥスの戦いでゴート族に敗れ、外敵に殺害された最初の皇帝となった。 トレボニアヌス・ガルス(ガイウス・ビヴィウストレボニアヌス・ガルス)ローマ帝国206~253統率:B 武力:B 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第9代ローマ皇帝。250年執政官。モエシア属州総督。元老院階級出身。ゴート族からドナウ川を防衛した。皇帝としての統治は僅か3ヶ月で、軍(アエミリアヌス)の反乱にあい、息子と共に自陣内で殺害された。 ヌメリアヌス(マルクス・アウレリウス・ヌメリアヌス)ローマ帝国253~284統率:C 武力:C 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------カルスの次男。共同皇帝として父と、兄カリヌス共に即位する。ササン朝ペルシアの戦役に従軍するが、父が死亡すると軍を引き返す。しかし、帰国の途上で謀殺される。 バルビヌス(デキウス・カエリウス・カルウィヌス・バルビヌス)ローマ帝国178~238統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第3代ローマ皇帝で、プピエヌスとの共同皇帝。213年執政官。アジア属州総督や首都長官など歴任する。マクシミヌス1世の討伐に失敗したゴルディアヌス父子の代わりに皇帝に擁立された。しかし、プピエヌスとは仲が悪く、親衛隊に襲撃され殺害された。 フィリップス・アラブス(マルクス・ユリウス・フィリップス)ローマ帝国(シリア属州ダマスカス近郊)204~249統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第5代ローマ皇帝。アラブ人。ゴルディアス3世の親衛隊長となり、前帝がペルシア戦役で没すると皇帝に就く。北メソポタミア属州を放棄してササン朝ペルシアと講和した。また、建国一千年祭を行。ゴート族の侵入に対してデキウスを派遣するが、兵士の不満を受けて自害した。 プピエヌス(マルクス・クロディウス・プピエヌス・マクシムス)ローマ帝国164~238統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第3代ローマ皇帝で、バルビヌスとの共同皇帝。234年執政官。各地の防衛線や属州を勤務し、首都長官を務めた。マクシミヌス1世の討伐に失敗したゴルディアヌス父子の代わりに皇帝に擁立された。しかし、バルビヌスとは仲が悪く、親衛隊に襲撃され殺害された。 プロブス(マルクス・アウレリウス・プロブス)ローマ帝国(シルミウム)232~282統率:A 武力:A 政治:D 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第17代ローマ皇帝。277年~279年、281年、282年執政官。皇帝となっての治世では、ライン川、ドナウ川の防衛線で蛮族の侵入をことごとく撃退した。ササン朝ペルシアに侵攻する前に、シムミウム周辺の公共工事を行なうが、土木工事に不満を持った少数の兵士に暗殺された。 フロリアヌス(マルクス・アンニウス・フロリアヌス)ローマ帝国????~276統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------タキトゥス帝の弟。親衛隊長。タキトゥス帝の死後、西方の軍によって皇帝に擁立されるが、元老院の承認がなかったため、プロブスが叛旗を翻し、挙句に部下に殺害された。 ヘラガバルス(ウァリウス・アウィトゥス・バシアヌス)ローマ帝国202~222統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------セウェルス朝第5代ローマ皇帝。セプティミウス・セウェルスの妻の姪の子供に当たる。カラカラの甥。218年~220年、222年執政官。オリエント風の太陽信仰の神官だったが、ローマに太陽信仰を導入しようとして反発を招き、近衛長官に殺害された。 ヘレンニウス・エトルスクス(クィントゥス・ヘレンニウス・エトルスクス・メシウス・デキウス)ローマ帝国????~251統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第7代ローマ皇帝。デキウス帝の息子。251年執政官。ゴート族との戦いにおいて混戦の中、討死する。 ホスティリアヌス(ガイウス・ウァレンス・ホスティリアヌス・メシウス・クィントゥス)ローマ帝国???~251統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代第8代ローマ皇帝。デキウス帝の息子。トレボニアヌス・ガルスの養子となる。ローマ副帝を務め、正帝となる。251年補欠執政官。ゴート族からイリュリクムを解放するため、屈辱的な講和を結んだ。 マクシミヌス1世トラクス(カイウス・ユニウス・ヴェルス・マクシミヌス)ローマ帝国173~238統率:B 武力:A 政治:D 知力:C 文化:E 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------軍人皇帝時代初代ローマ皇帝。236年執政官。トラキア人。アレクサンデル・セウェルスが兵士に殺害されると皇帝に擁立される。軍隊の給料を倍増したが、増税を招き、ゴルディアヌス父子の反乱が起こる。後にパピエヌスの篭るアクィレイア包囲中に不安を覚えた兵士に殺害された。 マクリヌス(マルクス・オペリウス・マクリヌス)ローマ帝国(ヌミディア属州)164~218統率:C 武力:C 政治:D 知力:C 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------セウェルス朝第3代ローマ皇帝。先帝カラカラの近衛軍団の長官だったが謀殺して皇位を簒奪する。218年執政官。パルティアとの戦いを引き継ぐが、北部メソポタミアを放棄する講和を結ぶ。カラカラの親族のヘラガバルスに叛乱を起こされ、逃走途中に街道警備兵に殺害される。 ユリア・ドムナローマ帝国(属州シリア・エメサ)170~217統率:C 武力:D 政治:C 知力:B 文化:A 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------セプティミウス・セウェルスの皇妃。東方の太陽神エル・ガバルの神職の家系。カラカラとゲタの母親であり、セウェルス帝が没すると共同統治者となった息子二人の調停役を担った。しかしマクリヌスが皇位を簒奪すると幽閉され、その後絶食して自らの命を絶った。
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登録日:2010/02/21 Sun 00 01 38 更新日:2023/11/23 Thu 20 10 56NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 イタリア カエサル ポエニ戦争 ヨーロッパ レギオン ローマ ローマ帝国 三頭政治 世界史 五賢帝 元老院 共和政 勉強になる項目 塩野七生 帝国 帝政 教科書 数の暴力 歴史 注意 ここで示すのは前753年のラテン人ローマ建国から476年の西ローマ帝国滅亡まで。 東ローマ帝国(ビザンツ帝国)及び神聖ローマ帝国の内容は割愛する。 世界史に慣れていない人にもわかりやすくするため極力人名は抑えて有ります。 ご了承ください。 歴史前段 王政ローマ 共和政ローマ 帝政ローマ 東西ローマ ローマ軍 ローマの文化すべての道はローマに通ず ギリシャ・ローマ神話 「神の物は神の下へ、カエサルの物はカエサルの下へ」 ラテン語 コンクリート 製鋼 ベアリング ガラス 歴史 前段 日本では史書が残されず、正確な歴史がわからない頃のこと。 中国では春秋時代が始まってしばらくした頃。 紀元前753年 (今で言う)イタリア人の一部であるラテン人が、イタリア半島のテヴェレ川周辺に都市国家ローマを建国。 (しかしあくまでこれは伝説で、実際の年号は不明)当時は国というより小さな村。 王政ローマ ローマを建国したグループのリーダーであったロムルスは王となり、王政を始めた。 初期はラテン系の王による統治が約150年、後期はエトルリア人出身の王による支配が約100年続く。だが、前509年に7代目の王を追放する(*1)。 こうして王政は終わり共和制に移行することとなる。 王政への反省、及び7代目の王が何度も復帰しようとしたことから、ローマ人は「王政への拒否感」が刷り込まれることとなる。 共和政ローマ 当時の政治は貴族(パトリキ)300人からなる元老院が、任期一年の執政官(コンスル)二名を決めるという形になった。 だが、軍の主力となる平民(プレブス)の地位が上がるにつれて、『リキニウス・セクスティウス法』『ホルテンシウス法』等が制定され、 農民は法の下で平等になった。 そもそも元老院自体が平民に向けても開放されており、平民であろうとなることが出来た。まあそのためには選挙で選ばれなければならず、 そのための選挙資金は貴族でもなければそうそう用意できるものでなかったのだが。 その後も利権を維持しようとするパトリキ、それを手に入れようとするプレブスの間で権力闘争や政治闘争が行われるなど身分間のしこりは残ったものの、 全体的には調和をしていった。 裕福なプレブスなどは元老院議員、果ては執政官クラスの職に就き、新貴族(ノビレス)と呼ばれるようになっていく。 さて、国が安定してくると対外戦争を行うようになる。 前272年 ピュロスの戦い →イタリア半島統一 前264年 ポエニ戦争 →シチリア島、イベリア半島(現在のスペイン、ポルトガル)、小アジア(現在のトルコ)、ギリシア、カルタゴ(アフリカ北西部)獲得。 実際には属州。 ローマ軍は当時最強だった。 また完膚なきまでに敗北しても決して諦めなかった。 帝政ローマ こうして覇権国となったローマ。 しかしあまりにも大きな成長は国内にひずみを生み出していく。 前107年~前27年 「内乱の一世紀」 前91年 同盟市戦争 前73年 スパルタクスの乱(スパルタクスら剣闘士による大規模な反乱) などが相次いで起こる。 こんな時、元老院が指導する共和制が最早十分に機能してないことを見抜き、民衆の人気を背景に新しいシステムによる統治を目指したのがユリウス・カエサル(英語読みではジュリアス・シーザー)である。 しかし依然として元老院の力は強かった。そこでカエサルは当時のローマの有力者三人で密約を組み、元老院に対抗して政治を行う第一回三頭政治を実現。 顔ぶれはカエサルの他、ローマ随一の資産家でカエサルに金を貸しまくっていたクラッススと東方で活躍した将軍ポンペイウスである。 しかしクラッススが東方でパルティアとの戦争のさなかに戦死した事で三頭政治のバランスは崩壊。 当時ガリア遠征中であったカエサルと本国ローマにいたポンペイウスの間に勢力争いが発生、内乱にまで発展した。 緒戦で破れたポンペイウスは国外に脱出。その後ギリシャでの決戦で敗北し、亡命したエジプトはプトレマイオス13世とクレオパトラ7世の姉弟の共同統治が崩壊し絶賛内戦状態。 ここでローマに介入されてはたまらない、とプトレマイオス13世と側近はポンペイウスを暗殺してしまう。 こうしてカエサルが全ての実権を握った。 かくしてカエサルは終身独裁官となったのだが、そんな時、カエサルは共和制に固執する元老院保守派により、数人がかりでプギオにより全身めった刺しにされ、殺されてしまう。 余談だがカエサルに付けられたこの23ヵ所の刃傷のうち、致命傷となったのはたった一つだけだったという…… カエサルが暗殺されたのち、彼の養子であるオクタウィアヌスが台頭し、他のカエサルの側近らと共に国家再建のために委員会を設置。第二回三頭政治である。なおあくまで秘密協定であった第一回と違いこちらは公式。 彼らはフィリッピの戦いでカエサル暗殺犯ら共和派の粛清に成功するも、そのうちの一人が早くに失脚。もう一人、カエサルの部下でもあったアントニウスは、クレオパトラ7世と手を結んだ。 これに激怒したオクタウィアヌス。 アントニウスがエジプトに肩入れし過ぎたことでローマ市民からも支持を得たオクタウィアヌスはローマ軍を率いてエジプトに侵攻。エジプト側も軍を率いて対抗。これがアクティウムの海戦である。 アクティウムの海戦でエジプトを破ったオクタウィアヌスは独裁を達成。『尊厳者』(アウグストゥス)の称号を得る。 オクタウィアヌスは元老院と共同統治の形をとる元首政と呼ばれる政治を開始したが実際は数々の役柄を兼任し、特権や権威を与えられていたため、 実質「帝政」と呼べるものだった。 実際にこの時代を「元首制」ではなく「前期帝政」と呼ぶ学者もいる。 というより、そもそもヨーロッパ圏の「エンペラー」、つまりロマンス語圏における皇帝の語源は、ラテン語の「インペラトール」。 その意味はローマ軍団の指揮権限保有者。 つまり、ローマ皇帝が"皇帝"たらしめていたのは「国家の安全を担うローマ軍の指揮権を牛耳っていた」ことにある。 その為、歴代の帝国が神聖ローマを名乗ったり、ローマ教皇に戴冠してもっているのも、単に宗教的意味ではなく、"世界の守護者であったローマ皇帝の継承者"という意味が強いから。 共和制までは指揮権は形だけとはいえ、元老院が官職にあるもの、ないし元官職に与えられるものだったのに対し、オクタウィアヌスはそれを常時権限としたことで、実質的帝政といわれるようになったのである。 オクタウィアヌスが独裁者となった前27年から、後に記す五賢帝までの時代の約200年を、 比較的安定した国政、ローマの最盛期として『パクス=ロマーナ』(ローマの平和)と呼ぶ。 この頃、今現在にも影響している、重要な出来事が起こった。 そう、イエス=キリストの誕生である。 ローマとは関係がないので今は省くが後に新興宗教キリスト教が生まれ、世界史を動かし続けることになる。 話を戻す。 オクタウィアヌス(アウグストゥス)の後はティベリウス帝→カリグラ帝→クラウディウス帝→ネロ帝が即位。 更にネロ帝暗殺後、一年に渡る内乱を経てウェスパシアヌス帝が即位した。ちなみにかの有名なコロッセウムはこの時代に作られている。 そして、ウェスパシアヌス帝の息子二人も皇帝として即位。更にその後五人の皇帝は善政を行なったので五賢帝と呼ばれる。 五賢帝 Ⅰネルウァ IIトラヤヌス IIIハドリアヌス IVアントニヌス=ピウス Vマルクス=アウレリウス=アントニヌス 五賢帝二番目の皇帝、トラヤヌスはアルメニア(カスピ海付近)とダキア(黒海の西)を獲得、ローマ帝国最大版図を作り上げた。 地中海と黒海付近の領土全部、今では考えられない大きさである。 ちなみに俗説として、五賢帝は優秀な人物を養子として育てて後継者とした開明的な君主だったといわれるが、ぶっちゃけ「子供が生まれるような歳じゃなかったorみんな早世とかで継げなかった」だけ。 むしろまだこのときは元首政で「神君カエサルとその養子たるオクタウィアヌスの子孫(所謂、神の子)」という権威と多数の民主的権力の統合によって統治されていたため、できれば血筋が繋がっていたほうが統治的に都合が良かった。(特にエジプトとか、神権的な文化が残ってる地域はとくに) ただまあ、オクタウィアヌスも自分の子孫に関してはかなり、というか危うく血筋が絶えかねるレベルで苦労しており、アジアやヨーロッパの島国といい、皇室・王室とは古今東西、こういった問題は大変なようで・・・・ 東西ローマ この五賢帝の時代が終了した後、ローマは衰退の道を歩んでいく。 何人かの皇帝を経た後のアレクサンデル・セウェルス帝以降は、皇帝が何人も入り乱れた軍人皇帝時代が訪れる。 そもそも先述したとおりローマ皇帝という官職が明確にあるわけではないので選出基準が明確でなく、くわえてローマ皇帝の座は「死ぬまで続く終身位であること」「軍の司令官と国家の指導者を兼任すること」といった要素がある。 それゆえ「指揮官、あるいは国家指導者として能力不足だったら非合法に引きずりおろすしかない」「戦死や暗殺といった急死などで空位となると属州を統治する総督らがその座を狙い内乱となる」といった問題を抱えていた。 というか、何度も言うがあくまで"ローマ市民によって民主的に選ばれた、ローマ共和国を率いる元老院やローマ軍団のトップ"というのが皇帝という立場であるため、名目的にでも元老院さえ味方につければ誰でも多少無理すれば皇帝という権威を握れてしまうのである。 ここに加えてアウグストゥスが置いた皇帝の近衛兵であるプラエトリアニが自身の思惑で政治的な行動をしだすようになる。 これらの構造的欠陥はカリグラやネロの統治と暗殺で早くも表面化していたが(というかまともに機能したのがアウグストゥスの時ぐらい)、この頃になると自分の率いる軍団の力を背景にクーデターを起こし皇帝の座と称号を元老院に認めさせることが相次ぐようになったのだ。 こうなってしまっては広大な領土を維持していくことは出来ない。 3世紀後半のディオクレティアヌス帝は帝国の東西にそれぞれ正副4人の皇帝を置き、4世紀後半にキリスト教を国教としたテオドシウス帝は息子二人に帝位を相続する際、 帝国をラヴェンナを首都とする西ローマ帝国、コンスタンティノープルを首都とする東ローマ帝国(ビザンツ帝国)に分割する。 これらの政策でローマ帝国はほぼ分裂。 しかしこの政策もうまく機能したとは言い難く、歴代皇帝が比較的豊かであった帝国の東側を重視したこともあり西側は衰退の一方を辿った。 軍も完全に弱体化しており、410年には西ゴート族がローマ市に侵入し略奪する事件まで発生。『蛮族』の攻撃を防ぐのにゲルマン人など『蛮族』出身の傭兵や将軍が主力となって活躍する始末だった。 ……この頃には西の経済は衰退が酷く、軍団を維持することも傭兵を雇うこともできなかった。そもそも自分たちの食べる分の小麦を作ることすらままならない状態。 もはやゲルマン人たちを『蛮族』と笑うことはできるような状態ではなかったのである。 地方に至ってはローマ帝国の権威などとっくの昔になくなっており、より実力のあるゲルマン人たちによる支配が行われていたのも当然のことだった。 そして、東ローマ皇帝と縁戚関係のあったネポス帝が反乱により逃亡し、最後の西ローマ皇帝であるロムルス帝も475年にゲルマン人の傭兵隊長オドアケルにより退位させられる。 東ローマ帝国はロムルス帝の即位を認めず、ネポスを西ローマの皇帝と扱っていたが、そのネポスも480年に暗殺。 その後釜に据えられた皇帝もいなかったことで西ローマ帝国は滅亡した。 そしてこれを機に文化が停滞し資料も少なくなったりしたため、ルネサンス前ぐらいまでを後々俗に暗黒時代などと呼ばれるようになっていった。 ただし、これはある側面(カトリックに対するプロテスタント視点やローマ人視点)に過ぎないため、暗黒時代という蔑称で表すべきかは微妙であり、注意が必要である。 それにガリアではガリア皇帝が僭称できるほどローマ文化が根付いており、元々高い技術を保持していたゲルマン・ガリアはそこまで停滞してなかったとも。 ただまあ、明らかに異質な文化や民族流入、小氷河期の混乱で従来通りの生活を維持できなかったのも事実である。 西ローマに大規模な国家が再び成立するのはカール大帝、イタリア半島にいたっては近世まで待たないとならない。 ちなみに西ローマだが、「西ローマ正帝が居なくなった」に過ぎず、元老院を軸とする西ローマの政治体制や行政機構そのものは存続し続ける。 そして一応550年にはローマを含むイタリアを蛮族から「奪還」するも、しかしそれを維持するだけの力は無かった。 なにせ経済的にも文化的にもひどい傷を追ったローマにはわずか500人ほどしか残っていなかったと言われるほどなのだから。 西ローマが完全に崩壊したのは6世紀ごろの東ローマを含む周辺勢力による、イタリア半島の戦乱によるものであった。 一方の東ローマ帝国はしばらく(ローマを喪ったのに)ローマ元老院に選ばれた皇帝が存続し続けたが、次第に皇室による専制君主化が始まり、元老院は官職としてのみ生き残る。そして1453年イスラムのオスマン帝国に滅ぼされた。 ヨーロッパのアングロサクソン視点では、これを中世の終りと定義づけている。 ローマ軍 初期のローマ軍は決して強いというわけではなかった。むしろアマチュアの集団に近かったのである。 そんな彼らが世界を制することができた理由はというと、 彼らがアマチュアの集団であることを自覚し、それを最大限に突き詰めた「究極のアマチュア」とも言える軍団を作り上げたからである。 アマチュア、つまり市民軍といえばギリシア軍だが、それをさらに昇華したのがローマといっていい。 なにせこの時代にマニュアル化(つまり手法・技法が何時でも誰でも同じように統一)された要塞や陣地設営、軍団の訓練など、他国よりも未来を生きている。 その後軍政改革により職業軍人化していくも、長い間その強さを誇り続けた。 そしてそれに立脚した、個々の能力は高くなくとも平均的な能力を持った大兵力を供給し続ける兵站システムこそが彼らの強みだった。 ポエニ戦争当時、敵であるカルタゴ軍が10数万人というところ、ローマはその数倍の75万もの大軍団を動員できた(*2)。 「レギオン」(軍団)という言葉をご存知のアニオタ諸君も多いだろうが、「数の暴力」の象徴ともいうべきこの言葉はローマ軍団の構成単位からきているのである。 ローマの文化 ローマ文化の特徴を一つだけあげよ、というならば、それは「寛容」であろう。 異文化を積極的に取り込み、吸収し、自分たちのものとして昇華する。 奴隷でも有能で人柄が悪くない、と認められれば他の地域よりも遥かに簡単に市民権を得られた。 例として軍事では、敵対していたケルト人が使っていた鎖帷子を導入し自分達の装備として使うなど、 敗者を容赦なく奴隷にしていたゲルマンやギリシアと違い、敵や敗者さえも取り込むこの姿勢こそが大帝国を作り上げていったのだと言い切って良い。 そもそもあのカエサルが生まれたユリウス一族も、そういった敗者から吸収された貴人由来の一族である。 また、香典を極めて神聖視しており、奴隷に関しても香典を上げる権利は絶対の権利として保障されていた。 ユリウス・カエサル暗殺犯が彼の葬儀を妨害しようとした際に、脅迫された人物が「共和制だ、自由だと綺麗事ばかり言っているくせに、奴隷にすら認められている故人を悼み香典を上げる権利すら侵害するとは、皆を奴隷未満の存在に貶める気か!!」と啖呵を切って反抗している。 その一方で、有名なコロッセウムのような剣闘士といった良く言えば尚武、悪く言えば血生ぐさい文化体系でもあった。 市民がやたら軍事慣れしてるのもこの辺りの影響が強い。 プロレスを好んでいたローマ北方のエトルリア人と慰霊の為に剣闘士競技を行っていた南方のカンパニア人の文化が混じった結果と言われている。 また、エトルリアから「勤勉」の精神も受け継いでおり、奴隷頼みになるにつれて労働意欲が低下していったギリシャ系と比べると労働に対する拒否感は薄かった。 ただし、現代人と比べると「自営業者」尊重の価値観は強く、「他人に使われて給金を貰う」プロレタリアートは一段格下扱いを受けていた。 共和制末期から帝政前期まで軍が貧民の就職先として人気があったのも、退役に当たって農地か起業資金を得られるという理由も大きい。 すべての道はローマに通ず 有名な言葉であるが、コロッセオなどに代表されるローマの土木技術は当時世界に抜きんでたものだった。広大な領土の主要拠点ほとんどが石とコンクリートで丁寧に施工された街道で結ばれた。 その中には水道橋など2000年を経た現在でも使われているものも少なくない。 余談だが、この技術もまたローマ固有ではなく、上述の寛容によって取り込んだエトルリア由来の技術と言われている。 ギリシャ・ローマ神話 表題のように並び称されるほど、ギリシャ神話とローマ神話には共通点が多い。どうも先達であるギリシャ神話に憧れたローマ人は、これも自分たちに取り込んでしまったということらしい。(なんかこんなんばっかだな) 「神の物は神の下へ、カエサルの物はカエサルの下へ」 此れはイエス・キリストの名言であるが、ローマ帝国の統治のツボを突いた言葉である。 暴力沙汰を起こさない限り信教の自由を認める(*3)代わりに、皇帝の信用で発行される通貨の使用を納税時に強制する事で経済を潤滑化させた。 地方の宗教施設には原住民への人気取りも考えてかなり気前良く援助をしていたが、この台詞の対象となったティベリウス帝がユダヤ教の神殿の修繕費を出したら異教徒排斥に凝り固まっていたユダヤ教過激派を怒らせてしまった等の裏目に出た例も有る。 ラテン語 首都近辺の地域語であったラテン語を国際語に昇華させた。 イタリア語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・ルーマニア語などは元々ラテン語の方言から派生しているので、その影響は今でも大きい。 ガイウス・ユリウス・カエサルの改革で教師に市民権を与える制度で寺子屋を激増させ、軍の入隊試験にラテン語の読み書きを組み込む事で指示の迅速化を図った。 尤も、近東、中東、エジプトではアレクサンダー大王時代に入植したギリシャ・マケドニア系が使っていたギリシャ語が国際語になっていたが、軍の公用語はラテン語に統一していた。 コンクリート 街道や水道橋などの建築物に石灰と火山灰などを使ったローマン・コンクリートが使われていた。これは現在のコンクリートよりもはるかに耐久寿命が長く、現在の技術で再現しようと研究が行われている。 流石にこれはローマ固有の技術と言われている。たぶん。 製鋼 前近代のヨーロッパでは数少ない鋼鉄の製造技術を有していた勢力だった。 元々エトルリア人由来の高度な製鉄技術を有していた上に、ノリクム(現在のオーストリア)産のマンガン鉱石を使った合金鋼(マンガン鋼)の量産化にまで成功した。 ローマの製鉄は高温還元で得られた銑鉄に低温還元で得られた軟鉄を溶かして炭素量を調整していたとされている。 ケルトやギリシャ、オリエント製の武器はローマ製の鎧兜に中々通用せず、逆にローマ製の武器の破壊力は敵側の防具を容赦なく貫いて重傷を負わせる・・・となると戦意にも大いに響いた。 ローマ帝国の崩壊と共に、マンガン鋼はおろか炭素鋼の製造すら難しくなってしまい、ヨーロッパの製鋼技術は大いに後退する事になった。 ベアリング 何と一世紀には転がり軸受を実用化していた。 エトルリア人が得意とした轆轤による加工技術の発展品。 ローマ帝国の崩壊と共に失伝し、レオナルド・ダ・ヴィンチの設計素案などを経て、実用品が作られるようになったのは18世紀の中頃のイギリスで時計用のローラーベアリングが開発されてから。 「贅沢好きの皇帝が作ったパーティー用のテーブル」が発掘された事でこの技術の実用化が立証されたのだが。 ガラス 吹きガラスが普及し、ガラス製の容器がある程度量産できるようになり、また窓ガラスも作られるようになった。 …うん、これもまあヘレニズム国家由来の技術なんだが。 でもローマ帝国は西ヨーロッパ+地中海全域だからローマでいいよね! すべての追記・修正はローマに通じる。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ローマネタ増えたな~ 赤とか風呂とか足利とかガミラスとか -- 松永さん (2013-11-24 19 47 52) 勉強になった ありがとう -- 名無しさん (2014-02-24 23 23 21) 古代ローマカラテ -- 名無しさん (2014-04-18 08 11 51) ↑2 センゴクでも、光秀がローマ時代の戦史を語る場面があるよ。後、ドリフターズもか。 -- 名無しさん (2014-04-18 08 54 06) ローマと聞いてもエロ衣装の踊り子ぐらいしか思い浮かばない。 -- 名無しさん (2014-05-23 17 47 55) 昔見た番組だと 初期は近隣の村で宴会を開く 男が酔って寝ている間に女を拐う 男だ取り戻しに来る間に女をもてなして男どもがやってくる頃にはローマに住みたくさせて規模を大きくしていったとか短編アニメでやっていた -- 名無しさん (2014-05-23 23 20 13) 昔、世界史の教師が「みんな表立っては言わないけど、ECはローマ帝国を復活させようプロジェクトなんだよ」とか言ってたなー -- 名無しさん (2014-06-04 21 59 30) ↑それにしちゃ分解するの早くね? -- 名無しさん (2014-07-14 13 45 01) ↑結局、欧州は目的・・・特に敵の敵は味方の論理で纏まることはできても、目的が達成・・・敵がいなくなるとそれまで押さえ込んでいた欲望が爆発してすぐにバラバラになってしまうということなのかな? -- 名無しさん (2014-09-04 21 19 43) カエサルの話出すならかの有名なブルータスの話も入れてみてはどうだろうか -- 名無しさん (2016-04-17 10 17 16) ローマだ -- 名無しさん (2016-04-17 12 31 53) 平均的な能力ということは言い方を変えれば柔軟ということ。ローマが未開地を征服していく過程ではこの柔軟性が大きな強みとなり、ひとつの戦法に特化した辺境国家の軍隊をその戦法の弱点となる戦い方でしばしば撃破している。 -- 名無しさん (2016-04-17 19 20 33) ローマと聞くとコロッセオが思い浮かぶ -- 名無しさん (2016-04-17 19 25 01) ついでに言うなら食文化も調べると良い飯テロになる。ただし今のイタリア料理とは当たり前ながらかなり違う。 -- 名無しさん (2016-04-18 00 04 28) いやーやっぱりローマ帝国は凄いわ…技術・文化・軍事力軍などすべてにおいて先に進んで進たからんでいただから。帝国が滅びた後の世は暗黒時代と言われてるけど納得するわ -- 名無しさん (2016-04-18 00 25 23) 精神的な文化がある程度ギリシャで完成してそれをそのまま吸収できたってのも大きいんだろうね -- 名無しさん (2016-07-30 22 06 54) ローマの下水道はローマ帝国時代の物がほとんどそのまま使われているとか -- 名無しさん (2016-11-16 14 47 54) コンクリートらしき資材とかロストテクノロジーがいっぱい ゲルマン、某宗教はなんということしてくれたんでしょう -- 名無しさん (2016-11-16 15 07 55) 破壊の後に創造がある、と言うが創造が破壊を補いきれるかと言うとそうでもないのよね -- 名無しさん (2017-10-13 13 46 54) ↑↑ 修道院なんかはローマの知識保存に一役買ってたりもするんだけどね。まあ、アレクサンドリア図書館とか、功罪の罪もでかすぎてやっぱアレな印象あるけど。文化継承はローマ→東ローマ→イスラムからまたヨーロッパに戻る流れが面白い -- 名無しさん (2017-10-13 16 19 13) 明らかにおかしいところなどを修正。ローマ軍の所とかまだ直したほうが良い気がするけど手が進まなかった -- 名無しさん (2018-10-10 16 12 27) 王政、共和制も入れるならローマ帝国じゃなくて古代ローマのほうが項目名としては良いのでは? -- 名無しさん (2018-10-11 11 05 01) ↑ローマ帝国=古代ローマって一部辞書とWikipediaでははっきり言ってるので問題ない -- 名無しさん (2019-02-05 22 41 44) ↑Wikipediaでは別の記事になっているんですがそれは…… -- 名無しさん (2019-04-28 01 56 49) ↑7 宗教は関係なくね? 単純に支配地域の広かったローマから、支配地域の狭い小国家が群雄割拠する時代になったのが原因だろ。いくつも敵国を通っていかないと行けないところから大量の物資を手に入れる、なんて物理的に無理なわけで。 -- 名無しさん (2019-09-06 17 00 33) ローマ帝国大好き、読んでるだけで幸せな項目。 -- 名無しさん (2022-02-14 19 11 34) 名前 コメント
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アントニヌス・ピウス(ティトゥス・アウレリウス・フルヴィウス・ボイオヌス・アリウス・アントニヌス)ローマ帝国(ガリア属州・ネマウヌス、現在のニーム)86~161統率:C 武力:C 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------五賢帝時代第4代目のローマ皇帝。ハドリアヌスの養子。120年、139年、140年、145年執政官。財務官、法務官、アジア属州総督を歴任する。先帝の政策を踏襲するが、外敵対策では蛮族の増長を許してしまった。 エピクテトスローマ帝国(ヒエラポリス)50頃~135頃統率:B 武力:C 政治:A 知力:A 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------ストア派の哲学者。ニコポリスで哲学の学校を開き、苦難の中にあっても平静を保つことや、人類の平等を説いた。エピクテトスの言葉は弟子のアッリアノスのよってまとめられ『語録』と、要点をまとめた『提要』に記された。 ガイウス・プリニウス・カエキリウス・セクンドゥス(小プリニウス)ローマ帝国61~112統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------政治家、文人。大プリニウスの甥に当たり、養子となる。元老院議員。皇帝トラヤヌスに対する賞賛の演説『頌詞』と、書簡集が残る。また、ヴェスヴィオ火山の噴火に関する書簡も残る。 ガレノス(クラウディウス・ガレヌス)ローマ帝国(ペルガモン)129頃~200頃統率:C 武力:D 政治:B 知力:A 文化:A 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------医学者。外科医として多くの手術を手がけた。マルコマンニ戦争などに軍医として従軍したり、ローマ皇帝の侍医も務めた。臨床経験と、多くの解剖によって体系的な医学を確立した。 コンモドゥス(マルクス・アウレリウス・コンモドゥス・アントニウス)ローマ帝国161~192統率:C 武力:B 政治:E 知力:E 文化:E 魅力:E--------------------------------------------------------------------------------マルクス・アウレリウス・アントニヌスの子で、共同統治の後、父の死後、ローマ皇帝となる。姉のルチッラによる暗殺未遂事件により、人間不信となり、市民の虐殺を行ない、ヘラクレスに扮して剣闘士一万人以上殺害し、『暴虐帝』と呼ばれた。後に暗殺され、一時、記録抹消刑となった。 タキトゥス(コルネリウス・タキトゥス)ローマ帝国55~120統率:C 武力:D 政治:C 知力:A 文化:A 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------古代ローマ最大の歴史家。元老院議員。97年補欠執政官。属州生まれの騎士階級出身で、ローマ帝国の衰亡を憂いた著作を残す。『ゲルマニア』、『年代記』、『同時代史』、『アグリコラ』はどれも歴史的価値が高い。 聖セシリア(聖チェチリア)ローマ帝国(ローマ)????~????(2世紀)統率:D 武力:D 政治:D 知力:B 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------貴族令嬢。神を賛美する際に楽器を奏でながら歌った。ローマ皇帝による迫害によりシチリア島で非業の死を遂げ、列聖された。音楽家と盲人の守護聖人。 ディディウス・ユリアヌス(マルクス・ディディウス・セウェルス・ユリアヌス)ローマ帝国133~193統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンモドゥス死後の内乱期第2代ローマ皇帝。175年執政官。ダルマティア、アフリカなど多くの属州総督を歴任する。皇帝即位に際して、国境の軍団の信任を得られなかった。後に、首都に迫ったセプティミウス・セウェルスを恐れた近衛兵に殺害された。 トラヤヌス(マルクス・ウルピウス・ネルヴァ・トラヤヌス)ローマ帝国(ヒスパニア属州・イタリカ)53~117統率:A 武力:A 政治:B 知力:B 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------五賢帝時代第2代目のローマ皇帝。ゲルマニア属州総督を務める。ネルヴァの養子となる。優れた武人であり、ダキア地方、アルメニア、メソポタミアに外征し、ローマ帝国最大版図を築き上げた。先帝同様に元老院との協調路線で、救貧制度の充実、税負担の軽減、公共事業の振興などを行なった。 ハドリアヌス(プブリウス・アエリウス・トラヤヌス・ハドリアヌス)ローマ帝国76~138統率:A 武力:C 政治:A 知力:B 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------五賢帝時代第3代目のローマ皇帝。トラヤヌスの養子。帝国領土の防衛、統治機構の整備、各地の反乱の鎮圧など帝国の充実に努めた。ブリタンニアに残る「ハドリアヌスの長城」が有名。バル・コクバの乱を収め、ユダヤ人問題にも着手した。全属州を視察して廻った。 プルタルコスローマ帝国(カイロネイア)46(48頃)~127頃統率:C 武力:C 政治:C 知力:A 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------ギリシア人著述家。アカデメイア派に属したがストア派やペリパトス派の考え方も取り入れた。227もの著作を残し、特に英雄を対比して記述した『対比列伝』で知られる。 ペスケンニウス・ニゲル(ガイウス・ペスケンニウス・ニゲル)ローマ帝国????~194統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンモドゥス死後の内乱期第3代ローマ皇帝。ディディウス・ユリアヌスが帝位を購入すると反発したシリアの属州総督。セプティミウス・セウェルスと争い、キジクス、ニカイア、イッソスと敗北を重ねて殺された。『黒』を意味するニゲルの名で呼ばれた。 ペルティナクス(プブリウス・ヘルヴィウス・ペルティナクス)ローマ帝国(ジェノヴァ)126~193統率:B 武力:B 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンモドゥス死後の内乱期初代ローマ皇帝。シリア属州総督、ブリタンニア属州総督、ダキア属州総督、首都長官、192年執政官を歴任する。マルクス・アウレリウス・アントニヌスの政策を継承しようとするが、近衛軍団長レトーに煽動された近衛軍団の兵士に暗殺された。 マルクス・アウレリウス・アントニヌス、安敦(アントン)ローマ帝国121~180統率:A 武力:B 政治:B 知力:A 文化:A 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------五賢帝時代第5代目のローマ皇帝。アントニヌス・ピウスの養子。ルキウス・ヴェルスと共同統治を行なう。ゲルマニア戦役、シリア属州総督の反乱を戦う。『自省録』を著し、『哲人皇帝』と呼ばれた。後に五賢帝の慣習を破り、実子のコンモドゥスを後継者とし、共同統治を行なう。 ルキウス・アルトリウス・カストゥスローマ帝国????~????(2世紀)統率:B 武力:B 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------軍人。百人隊長として軍や海軍に所属し、ハドリアヌス長城の警備にも付いた。所属した第6軍団ウィクトリクスが反乱を起こすと、皇帝への忠誠を守って逆に反乱を鎮圧した。軍の退役後はダルマチア地方の街の長官となる。一説ではアーサー王伝説のモデルともされる。 ルキウス・ウェルスローマ帝国130~169統率:A 武力:C 政治:C 知力:B 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------アントニヌス・ピウスの養子。マルクス・アウレリウス・アントニヌスと共同皇帝として統治を行なった。154年、161年、167年執政官。優秀な学生で、詩作と弁論を好み、軍の指揮官としても高い能力を示した。戦場からローマに戻る途中に食中毒で死んでしまった。
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アマンドゥスローマ帝国????~????(4世紀)統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------4世紀の中頃に、ライン河上流の都市シュトラースブルクの初代司教となる。 アリウスローマ帝国(アレクサンドリア)250~336統率:C 武力:D 政治:C 知力:A 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------アレクサンドリアの司祭。キリストは神の創造物であるというキリストの人性を強調した「聖子従属説」を唱えるが、アレクサンドリア司教アレクサンドロスに破門される。しかし、ニコメディア司教エウセビオスに保護を求め、「アリウス派」はニケーア公会議の議題となるが、逆に「三位一体説」が承認される結果となってしまった。 アルボガステスローマ帝国????~????(4世紀)統率:B 武力:B 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------フランク人の軍事司令官。簒奪者フラウィウス・ウィクトルや、ウァレンティニアヌス2世を殺害し、西方ローマ帝国の実質的支配者となる。行政長官のエウゲニウスを皇帝に擁立する。 アンブロジウスローマ帝国(アウグスタ・トレヴェロールム(現在のドイツ・トリーア))340?~397統率:A 武力:C 政治:A 知力:A 文化:A 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------ミラノ主教。四大ラテン教父、西方の四大教会博士の一人。カトリックの司教としてアリウス派の駆逐に尽力する。テッサロニキの暴動をローマ皇帝テオドシウス1世が虐殺によって鎮圧すると、過剰な報復であると破門を突きつけ謝罪させる程の影響力を持った。聖人。 ウァレンス(フラウィウス・ウァレンス)ローマ帝国328~378統率:C 武力:C 政治:A 知力:A 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ウァレンティニアヌス朝初代ローマ皇帝。兄ウァレンティニアヌス1世と共同統治を行ない、東方を担当した。6回の執政官を務める。ユリアヌス時代からの神学諸問題を解決し、ニカイア・コンスタンティノポリス信条の堅持を再確認した。侵入してきたゴート族とのハドリアノポリスの戦いに自ら出陣するが戦死する。 ウァレンティニアヌス1世ローマ帝国(パンノニア)321~375統率:B 武力:B 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ウァレンティニアヌス朝初代ローマ皇帝。弟ウァレンスと共同統治を行ない、西方を担当した。蛮族との戦いに明け暮れ、ミラノ、トーリアを拠点に防衛を固め、砦を築いた。365年、368年、370年、373年、375年度執政官。 ウァレンティニアヌス2世ローマ帝国371~392統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ウァレンティニアヌス朝第2代ローマ皇帝。ウァレンティニアヌス1世の次男。兄グラティアヌスと共同統治を行ない、西方を担当した。マグヌス・マクシムスの反乱でテオドシウス1世の元に逃れる。後にフランク人アルボガステスに殺害される。 エウゲニウス(フラウィウス・エウゲニウス)ローマ帝国????~394統率:C 武力:C 政治:C 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------ローマ帝国の行政長官。フランク人の軍事司令官にして西方の実質的支配者アルボガステスに擁立され、皇帝を僭称した。アラマンニ族やフランク族と同盟を更新してライン川防衛を強化した。テオドシウス1世に皇帝承認を求めたが拒否され、フリギドゥスの戦いで敗れると、国家反逆罪で処刑された。 ガレリウス(ガイウス・ガレリウス・ウァエリウス・マクシミアヌス)ローマ帝国(ダキア属州セルディカ)250~311統率:D 武力:C 政治:D 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------東部ローマ副帝で、ディオクレティアヌスが退位すると正帝となる。後にマクセンティウスが皇帝を名乗ると征伐するためにローマに向かうが、軍の統率が取れず敗退する。公共工事に力を注いだ。 グラティアヌス(フラウィウス・グラティアヌス)ローマ帝国359~383統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ウァレンティニアヌス朝第2代ローマ皇帝。ウァレンティニアヌス1世の長男。弟ウァレンティニアヌス2世と共同統治を行ない、西方を担当した。後にテオドシウス1世を共同皇帝に任命する。マグヌス・マクシムスの反乱でガリアに赴くが、部下の裏切りで殺害される。 コンスタンス1世(フラウィウス・ユリウス・コンスタンス)ローマ帝国320~350統率:B 武力:B 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティヌス朝第2代ローマ共同皇帝の5人の内の一人。コンスタンティヌス1世の三男。イタリア本土、パンノニア、ダキア、北アフリカの統治を担当する。339年、342年、346年度執政官。侵攻して来たコンスタンティヌス2世を破り、その領土を引き継ぐが、マグネンティウスの反乱で殺される。 コンスタンティウス2世(フラウィウス・ユリウス・コンスタンティウス)ローマ帝国317~361統率:B 武力:B 政治:B 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティヌス朝第2代ローマ共同皇帝の5人の内の一人。コンスタンティヌス1世の次男。小アジア、シリア、エジプトの統治を担当する。326年、339年、342年、346年、353年、354年、356年、357年、360年執政官。キリスト教を優遇したが、猜疑心が強く、粛清を多く行なった。 コンスタンティウス・ガルッスローマ帝国325~354統率:B 武力:C 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------フラウィウス・ユリウス・コンスタンティウスの長男で、コンスタンティウス2世の甥。コンスタンティウス2世の粛清を逃れ、イオニアに幽閉されていた。マグネンティウスの反乱の際に副帝に任命され、皇帝不在の東方を統治する。しかし、反逆の疑いありとして殺害される。327年、335年、353年、354年執政官。 コンスタンティウス・クロルス(フラウィウス・ウァレリウス・コンスタンティウス)ローマ帝国250~306統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------西部ローマ副帝でブリタンニアを防衛した。マクシミアヌスが退位すると正帝となるが、僅か数年で死去した。コンスタンティヌス1世の父親に当たる。 コンスタンティヌス1世(ガイウス・フラウィウス・ウァレリウス・コンスタンティヌス)ローマ帝国272~337統率:A 武力:B 政治:A 知力:A 文化:A 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティヌス朝初代ローマ皇帝。コンスタンティウス・クロルスの子で、西部ローマ正帝となり、帝国を再統一する。軍事と行政を分離し、専制君主制を強化した。ミラノ勅令を発してキリスト教を公認した。聖人。『大帝』と呼ばれる。コンスタンティノポリスを建設し、8回の執政官を務める。 コンスタンティヌス2世コンスタンティヌス2世ローマ帝国316~340統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティヌス朝第2代ローマ共同皇帝の5人の内の一人。コンスタンティヌス1世の長男。ブリタンニア、ガリア、ヒスパニアの統治を担当する。320年、321年(西方)、324年、329年度執政官。後に北アフリカの譲渡をコンスタンス1世に要求し、北イタリアへ侵攻するが、アクィレイアの戦闘で討ち死にした。 ダルマティウスローマ帝国????~337統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティヌス朝第2代ローマ共同皇帝の5人の内の一人。コンスタンティヌス1世の弟のフラウィウス・ダルマティウスの息子。ダキア、トラキア、マケドニア、ギリシアの統治を担当する。後に、コンスタンティウス2世に粛清される。 テオドシウス1世(フラウィウス・テオドシウス)ローマ帝国347~395統率:A 武力:B 政治:A 知力:A 文化:A 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------テオドシウス朝初代ローマ皇帝。大テオドシウスの子。グラティアヌスの共同皇帝として東方を担当したが、後に帝国を再統一し、また、キリスト教を再び国教に定めた。死に際して、帝国を明確に東西に分割して息子に相続させた。『大帝』と称される。380年、388年度執政官。 トゥールのマルティヌス(聖マルチノ)ローマ帝国(属州パンノニア)316頃~397(400)統率:C 武力:B 政治:D 知力:C 文化:C 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------ヨーロッパ初の聖人で、殉教せずに列聖された。ローマ軍に属し、物乞いに自分のマントを裂いて与えた逸話が残る。フランス、ドイツ、騎士、兵士、物乞い、靴職人、ホテル経営者、ワインなどの守護聖人。 ナジアンゾスのグレゴリオスローマ帝国329~389統率:B 武力:D 政治:C 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------聖職者。神学者。ギリシア教父の一人で、33人の教会博士の一人、三成聖者の一人。ナジアンゾス主教を経て、コンスタンティノポリス総主教となる。第1回コンスタンティノポリス公会議の議長を務めた。『神学者グリゴリイ』とも呼ばれる。聖人。 ネストリウスローマ帝国(ゲルマニア)381~451統率:C 武力:D 政治:C 知力:A 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティノープル大主教。マリアが神の母であることを否定し、イエスの人格は肉体に、神格は福音書に宿ると位格を分離した説(ネストリウス派)を説いた。しかし、アレクサンドリア主教キュリロスと対立し、エフェソス公会議で異端に認定されて追放された。死の直前に『ダマスコのヘラクレイデス論』を著した。 ハンニバリアヌスローマ帝国????~337統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティヌス朝第2代ローマ共同皇帝の5人の内の一人。コンスタンティヌス1世の弟のフラウィウス・ダルマティウスの息子。北部メソポタミア、アルメニア王国の統治を担当する。後に、コンスタンティウス2世に粛清される。 フラウィウス・ウァレリウス・セウェルスローマ帝国(イリュリア属州)????~307統率:C 武力:C 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------西部ローマ副帝で、コンスタンティウス・クロルスが死ぬと、ガレリウス帝の推挙で正帝となる。しかし、後にマクセンティウスに殺害される。 フラウィウス・ウィクトルローマ帝国????~388統率:C 武力:C 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------西方の簒奪者マグヌス・マクシムスの息子。父がイタリアに侵攻すると正帝を名乗る。しかし、トレウェリで、アルボガステスに捕らえられ処刑される。 フラウィウス・ダルマティウスローマ帝国????~337統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティウス1世の次男でコンスタンティヌス1世の弟。333年度の執政官。コンスタンティウス2世に粛清される。 フラウィウス・テオドシウス(大テオドシウス)ローマ帝国????~376統率:C 武力:B 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ローマ帝国の将軍。後の皇帝テオドシウス1世の父親。騎兵司令官、ライン方面司令官を歴任し、ブリタンニア遠征、マウリタニア反乱の鎮圧を行なう。後に皇帝グラティアヌスに処刑される。 フラウィウス・ユリウス・コンスタンティウスローマ帝国????~337統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティウス1世の三男でコンスタンティヌス1世の弟。255年度の執政官。コンスタンティウス2世に粛清される。 プロコピウスローマ帝国????~366統率:D 武力:B 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------ユリアヌス帝の親族。東方で反乱を起こしてコンスタンティノープルを包囲するが、部下のゲルマン人に裏切られる。後に捕らえられ、処刑される。 マクシミアヌス(マルクス・アウレリウス・ウァレリウス・マクシミアヌス)ローマ帝国(パンノニア属州シルミウム)250~310統率:C 武力:A 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------西部ローマ正帝。287年、288年、290年、293年、297年、299年、303年、304年、307年執政官。ブリタンニアの反乱を収め、北アフリカの防衛線を強化し、ヒスパニアのムーア人を攻略した。2度も皇帝に復位した。 マクシミヌス・ダイア(ガイウス・ウァレリウス・ガレリウス・マクシミアヌス)ローマ帝国(ダキア属州)270~313統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------東部ローマ副帝。ガレリウスの甥。シリアとエジプトの属州を支配した。後に正帝を名乗り、東部ローマ正帝リキニウスと対立し、ツィラルムの戦いで大敗して敗死する。 マクセンティウス(マルクス・アウレリウス・ウァレリウス・マクセンティウス)ローマ帝国278~312統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------先帝マクシミヌスの息子で、ガレリウスの義理の息子。マクシミヌスに遠ざけられていたが、コンスタンティヌス1世が皇帝に名乗りを挙げると迎合して皇帝を名乗った。後にコンスタンティヌス1世とのミルヴィオ橋の戦いで敗れ、敗走中に河に溺れて死んだ。 マグヌス・マクシムスローマ帝国(ヒスパニア)????~388統率:B 武力:B 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------ローマ帝国の将軍。大テオドシウスの部下。ブリタンニアの軍団によって皇帝に擁立され、西方の皇帝グラティアヌスに反乱を起こし、殺害する。ガリア、ヒスパニア、ブリタンニアを支配するが、後にイタリアに侵攻し、テオドシウス1世と戦い、アクィレイアで捕らえられて殺された。 マグネンティウス(フラウィウス・マグヌス・マグネンティウス)ローマ帝国????~353統率:B 武力:B 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------ローマ帝国の将軍。蛮族出身。内政を省みなかったコンスタンス1世に不満を持つ兵を集めて反乱を起こし、コンスタンス1世を殺して皇帝を僭称した。しかし、ドナウ河畔のムルサ会戦でコンスタンティウス2世に敗れ、イタリアへ逃走し、リヨンで自殺した。 ユリアヌス(フラウィウス・クラウディウス・ユリアヌス)ローマ帝国331~363統率:B 武力:C 政治:B 知力:B 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティヌス朝第3代ローマ皇帝。フラウィウス・ユリウス・コンスタンティウスの次男で、コンスタンティウス2世の甥。ガリアを統治していたが、後に皇帝に擁立される。356年、357年、360年、363年度執政官。キリスト教の特権を廃止し、『背教者』と呼ばれた。ササン朝ペルシアとの戦いで戦死する。 ヨウィアヌス(フラウィウス・ヨウィアヌス)ローマ帝国331~364統率:C 武力:B 政治:D 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------コンスタンティヌス朝第4代にして最後のローマ皇帝。軍司令官、364年度の執政官を務める。ササン朝ペルシアとの戦いに従軍し、そこでユリアヌスが戦死したため、軍によって皇帝に擁立される。アルメニア、ティグリス河以東の放棄という屈辱的和睦を結び、帰国するが、その途中に亡くなる。 リキニウス(フラウィウス・ガレリウス・ウァレリウス・リキニアヌス・リキニウス)ローマ帝国(上モエシア属州)????~325統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------西部ローマ正帝マクシミアヌスの死後、ガレリウス帝の推薦で正帝につけられ、イリュリクム、トラキア、パンノニアの属州を支配した。コンスタンティヌス1世と連名でミラノ勅令を発する。後に、コンスタンティヌス1世と対立して処刑される。 ルキウス・カエキリウス・フィルミアヌス・ラクタンティウスローマ帝国240~325統率:C 武力:C 政治:A 知力:B 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------キリスト教著述家。コンスタンティヌス1世の助言者を務め、その息子クリスプスのラテン語の家庭教師も務めた。キリスト教の真理の有効性と異教の信仰の無益を指摘した『神聖教理』をはじめとして『神の業』、『神の怒り』などを著した。 ルチア(シラクサのルチア)ローマ帝国(シラクサ)283~304統率:E 武力:E 政治:D 知力:C 文化:C 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------皇帝ディオクレティアヌスの行なったキリスト教の弾圧で殉教したキリスト教徒。北欧諸国でも崇拝される数少ない聖人。晩冬の祝祭『光の祭り』がルチア信仰と結び付いた。目、及び視覚障害者、シラクサの守護聖人。
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ヨーロッパ世界 ローマ帝国 - ゲルマン諸民族 ヨーロッパにある帝国。 紀元前はケルト人を征服する 375年のフン族の西進から逃げた西ゴート族が領域に侵入 これにより、帝国は二つに分裂した。 東ローマ帝国 - ヴィザンツ帝国 都:コンスタンチノーブル 教会:東方教会 西ローマ帝国 都:ローマ 教会:カトリック教会