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Legacy of the Dog The Ultimate Illustrated Guide Chronicle BooksToyoharu KojimaTetsu Yamazaki Legacy of the Cat The Ultimate Illustrated Guide Chronicle BooksGloria Stephens?Tetsu Yamazaki The Allure of the Cat Tfh Pubns Inc?Richard H. Gebhardt?John Bannon?Tetsu Yamazaki Legacy of the Cat Chronicle BooksGloria Stephens?Tetsu Sekai No Neko Zukan Yamazaki?Tetsu Yamazaki Legacy of the Dog The Ultimate Illustrated Guide to over 200 Breeds Chronicle BooksTetsu YamazakiToyoharu Kojima Cats Look-And-Learn (Look Learn) Tfh Pubns Inc?Doris A. De Prisco?Tetsu Yamazaki Legacy of the Cat The Ultimate Illustrated Guide Chronicle BooksGloria Stephens?Tetsu Yamazaki Legacy of the Dog The Ultimate Illustrated Guide Chronicle BooksToyoharu KojimaTetsu Yamazaki Legacy of the Dog The Ultimate Illustrated Guide to over 200 Breeds Chronicle BooksTetsu Yamazaki Katzen Eurobooks, Heitersh.?Gloria Stephens?Tetsu Yamazaki
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1997年10月OVA発売。 監督 冨永恒雄 原作 富沢順 脚本 冨永恒雄 絵コンテ 加瀬充子 演出 三泥無成 キャラクターデザイン・総作画監督・作画監督 加野晃 メカ作画監督 桑原周枝 動画検査 木村はじめ 美術監督 内田好之 色彩設計 高木雅人 撮影監督 沖田英一 特殊効果 斉藤丈史 編集 岡安肇 音響監督 明田川進 音響効果 倉橋静男 録音 名倉靖 録音助手 椎原操志 音楽監督 萩原渚 制作デスク 清水一伸 アニメーション制作 リップルフィルム ■関連タイトル VHS 企業戦士YAMAZAKI ~LONG DISTANCE CALL~ 原作コミック 企業戦士Yamazaki 1 Restructuringー再構築 企業戦士YAMAZAKI 全12巻完結
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Takeshi Yamazaki 監督 MIU「極エロ」 出演者 MIU メーカー 発売日 2004/11/27 通販 Amazon.co.jp
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登録日:2012/02/09 (木) 01 44 22 更新日:2022/06/19 Sun 21 40 16NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 そして名言の宝庫 サラリーマン スーパージャンプ チート ヒップドロップ64 ビジネスコマンドー モデルはロボコップ 企業戦士 企業戦士YAMAZAKI 名刺スラッシュ 富沢順 必殺技の宝庫 涙腺崩壊 漫画 特A級派遣社員 隠れた名作 24時間、戦えます。 富沢順原作のビジネス・アクション漫画。1992年から1999年まで、集英社の「スーパージャンプ」に連載されていた。 単行本は全12巻。OVA、Vシネマ化もされている。 ■あらすじ 過労死したサラリーマン・尾崎達郎。 彼は人材派遣会社「NEO=SYSTEM社」により、「企業戦士(ビジネスコマンドー)」・山崎宅郎として甦った。 山崎はビジネスの達人として、瀕死の状態に陥った数々の企業を再生させてゆく。 しかし、山崎には秘密があった。 「企業戦士」とは、過労死した人間の脳髄と顔面皮膚のみを様々なメカニズムを備えた機械の体に移植させた、文字通りのビジネス・マシーンなのだ。 彼の脳の寿命は一年。 労災が降りず、遺された妻子にできるだけ多くの金を残すために山崎は“戦い”続ける。 ■登場人物 山崎宅郎(尾崎達郎) 演:イッセー尾形(Vシネマ版)/千葉繁(OVA版) かつては巨大企業・集英商事に勤務するサラリーマンだったが、単身赴任先のソ連(当時)で過労死。 遺された妻子のため、「企業戦士」として再生する。 経営不振に陥った数々の企業を立ち直らせてきた実績は広く伝わっており、「特A級企業戦士」との異名を持っている。 いわゆる「団塊の世代」で、態度ややる気について長い説教をしたり、 仕事に関してはかなり厳しく冷徹だが、その裏にはビジネスを通じて「人」の繋がりと想いを確かめたいという真意が隠れている。 ライバル会社から派遣されてきた「企業戦士」による妨害行動(後述)に対しては、 眼鏡型アイテム「ヤマザキ=アイ」を装着し、戦闘モードにモード変換する事で対応。 「名刺スラッシュ(名刺を手裏剣のように投げ、敵を切り裂く)」「ネクタイ・ブレード(ネクタイを硬化させて剣にし、敵を切り裂く)」などの必殺技で戦う。 山崎の繰り出す必殺技はほぼ毎回違っており、その内容も基本的に特撮ヒーローやアニメ・漫画・ゲームを元ネタとしているのが特徴。 作中、物語の転機となる場面で都合4回の強化を行い、それに伴って戦闘モードも、 「ヤマザキ」→「超戦闘モード・サンダーヤマザキ」→「最新型戦闘モード・ヤマザキX3」→「戦闘モード最終型・ヤマザキGT」とグレードアップしていった。 敵であっても女性には手を挙げることが出来ず、そのために危機に陥ったこともある。 鹿島倫子 演:菅野美穂(Vシネマ版)/川上とも子(OVA版) 養護施設を脱走し、かっぱらいや売春まがいの行為で食いつないでいた不良少女。 仕事人間だった父が家庭を顧みなかった故に家族が崩壊したことを恨み、父への反発から素行不良となった。 いろいろあって山崎に同行する事になり、様々な人との交流によって成長してゆく。 貴理香 演:高樹澪(Vシネマ版)/勝生真沙子(OVA版) NEO=SYSTEM社の女性エンジニアで、山崎を始めとする企業戦士のメンテナンスを行う。 彼女も家庭崩壊を経験しており、愛人問題で母を死に追いやった父への憎悪から名字を名乗らない。 山崎や倫子にも常に冷酷非情な振る舞いをしていたが、最後には自ら山崎を救うために奔走する。 サイボーグや機械についての技術と信念は本物で自分の身体にもシリコンが入っている。 ■企業戦士 人材派遣会社数社が共同開発した「最強のビジネスマン」、それが企業戦士である。元の人間の部分は脳髄と顔面皮膚のみ。 機械部分は金属バットの材料にも使われる超々ジュラルミンでできており、 そこにプラズマ砲、ミサイル、液体窒素噴射装置など各企業戦士ごとに異なる武装を内蔵している。 この漫画には、基本フォーマットとして毎回のクライマックスに行われる山崎と企業戦士の対決がある。 ライバル企業に派遣された企業戦士が商売敵である山崎の考案した商品・企画を山崎もろとも消滅させるか、 山崎を亡き者にして商品・企画を丸ごと強奪しようとするのだ。 敵企業戦士が仕掛けた攻撃が山崎を直撃し、それによって山崎の正体、 企業戦士の秘密を知った人間(その回におけるゲスト)が「や、山崎さん……その体は……!!」と驚愕する。 そして、企業戦士同士の戦いを経てゲストが自らの進むべき道を決めていく……というのが毎回の流れだ。 「企業戦士YAMAZAKI」の魅力はここにある。 人生の路頭に迷い、もがき苦しむ人間がある一つのきっかけで立ち直り、 未来を見据えていく……ポジティブでありながら決して押し付けがましくない山崎の言葉は、現代で生きる我々にも救いを与えてくれるのではないだろうか。 以下に改めて「山崎の名言」の一部を記す。 「“人”が“動く”と書いて“働く”と読みます。お互い“人”として生きたいものですね」 「戦い続けていれば、必ずや後を継ぐ者に想いは受け継がれる。ワタクシはそう信じたい! そしてやがてはそれが世の中を変えてゆくと――」 「この世に生まれてきてしまった事が、すでに“結論”なのです。そのあと笑おうが、泣こうが、のたうちまわろうが、特に意味はない。ワタクシはただ――この生命が何の価値も持たなくなってしまう事をのみ恐れ、生き続けているのです」 「王などいらん! 人はただ己れに仕えるのみ!!」 「過ぎ去った、あれもこれも、すべての事が……輝く未来のためにあったはず。そう信じなくて人生に何の意味があるのでしょう。目指すべき自分の姿にたどり着くために、今、何を為すべきか――正面から過去を見つめる勇気を持つ者だけが……その答えを得るのです!」 ■余談 毎回登場するゲストや敵企業戦士は、連載当時の有名人がモデルとなっている(一部例外あり)。 顔・名前と勤め先の社名が同ネタでシンクロしている、なんて事もあるので、ネタ元を調べてニヤリとしてみるのも一興かもしれない。 例:本条 隆(タチバナ電機デジタル事業部勤務。モデルは(現)藤岡弘、) 感情の入らぬ追記・修正など“やっつけ仕事”にすぎん! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 結構、後に実現してる(多少形が違うにせよ)ビジネスアイディアが多いのが凄い. -- 名無しさん (2017-05-13 09 41 11) 平成ガメラモチーフの「ヤマザキプラズマ火炎弾」とかノリノリで仕込みすぎだろNEO=SYSTEM社 -- 名無しさん (2017-05-13 10 18 02) 死してなお妻子のために立ち上がったオッサンと、悲喜こもごもなヒューマンドラマと、特撮チックなスーパーバトルを掛け合わせた全く新しいナニカ。こんな発想で連載に至って、しかも7年もやってたとか作者頭おかしい(褒め言葉)。 -- 名無しさん (2017-05-13 16 06 47) 蛇足だと分かっちゃいるが、後日談でないかな…。そう思ってしまうほどの名作。 -- 名無しさん (2017-09-23 20 04 27) この人の場合の過労死って、ブラック環境とかではなく本当に仕事が大好きで、人よりも無茶してしまった結果なんだろうなって感じはする -- 名無しさん (2021-02-26 11 15 51) 名前 コメント
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Hiroaki Yamazaki&ダイナミクスをお気に入りに追加 Hiroaki Yamazaki&ダイナミクスのリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット Hiroaki Yamazaki&ダイナミクスの報道 gnewプラグインエラー「Hiroaki Yamazaki&ダイナミクス」は見つからないか、接続エラーです。 Hiroaki Yamazaki&ダイナミクスとは Hiroaki Yamazaki&ダイナミクスの56%は食塩で出来ています。Hiroaki Yamazaki&ダイナミクスの20%は魔法で出来ています。Hiroaki Yamazaki&ダイナミクスの15%は記憶で出来ています。Hiroaki Yamazaki&ダイナミクスの9%は魂の炎で出来ています。 Hiroaki Yamazaki&ダイナミクス@ウィキペディア Hiroaki Yamazaki&ダイナミクス Amazon.co.jp ウィジェット 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ Hiroaki Yamazaki&ダイナミクス このページについて このページはHiroaki Yamazaki&ダイナミクスのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるHiroaki Yamazaki&ダイナミクスに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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性別:男 血液型:A 年齢:18 他人から見ると30のおっさんらしい 特技:特に無い 特徴:でかい、太い、大きい 趣味:食べること、ニコニコ動画 詰まるところ特に書くことが無い あえて言うなら暇な凡人である やってるネットゲームは モンスターハンターフロンティア HR190くらい レウス希少種にソロで負ける程度のスキル 太刀、双剣、ハンマーなどが好き 非想天測? 主要キャラは咲夜 サブはレミリア、妖夢、パチェリー(使い始め)など 以後、お見知りおきを
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Yamazaki Seminar あなたは - 人目の訪問者です。 主にバーチャル法廷として用いるため、yamazaki-seminar @ Wikiを設定しました。 課題について準備した書面をアップロードして下さい。ゼミ活動の情報交換にも利用して下さい。
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弁護士山崎今朝弥(山崎今朝彌、1877-1954)氏の著書『弁護士大安売』、『山崎伯爵創作集』、その他同氏の論文等を紹介するウェブサイトです。 The purpose of this website is to introduce books-"Bengoshi ooyasuuri (Attorney's fee is under discount; 1921)" and "Yamazaki hakushaku sousaku shu (The Earl Yamazaki fiction collection; 1924)"- and articles written by the lawyer Kesaya Yamazaki (1877-1954).
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「社長!ついに王室から予算を分捕りましたよ!!」 「そう、よくやってくれたわ。早速今日から見積もりに入ってちょうだい。 わかっていると思うけど技術について公開は最低限に止めるのよ」 「主導権はあくまでわが社に、ですね」 「そういうこと」 一礼して社長室を去っていく社員の後姿を見ながらそっとため息をつく。 あれから十年、あの人のように成功率100%とはいかないけどなんとかここまで来れた。 わたしはゆっくりと彼との出会いを、そして別れを思い出した。 「全く、本当にルイズの使い魔は凄いわね~。 ゲルマニアだったらもう爵位の一つや二つは軽く買えるわよ」 「うるさいうるさいうるさい!」 キュルケが本気で褒めているのが逆に頭に来る。 確かにあいつは凄い、それは認めよう。 あいつの稼いできた金額は既に相当なものであり、教師も含めてわたしが学院一の資産家になってしまったほどだ。 だが・・・どう考えてもこれは使い魔の仕事じゃない! キュルケとやり取りしているしている間に、冴えない風体の眼鏡の男が部屋に入ってくる。 どうやらあいつが帰ってきたようだ。 ドサッと音を立てた金貨の詰まった袋が机に置かれた。 「今日の収益です、ルイズさん」 「あら、また随分と稼いできたわね。今度はどんな仕事をしたの?」 「農村を農家の集まりとしてではなく、一個の企業として再編成しただけです」 「よくわからないわね・・・具体的には何をしたの?」 「作物の出来は天候によって左右される為、リスク低下の為に数種類の作物を育てることは常識ですが、 一個人や一家庭が数種類の作物の面倒を同時に見ることは作業効率の低下、熟練度の向上の妨げになります」 キュルケの質問に答える理由はない筈なのにあいつは律儀に応えてる。 こういう所もむかつく、ツェルプストーの人間なんて無視しろと何時も言っているのに。 「なるほど、そこで農村それ自体を企業化させてしまえば個人個人が一つの作物に集中出来るし、 運悪く天候の問題で担当した作物の出来が悪くても給金は出る、という訳ね」 「最も完全に固定給にすると労働意欲を削ぎ、品質の低下に繋がりますのである程度は担当作物の売り上げも給金に加味させます。 また作物の買い付けに来た商人にも個人としてではなく農村全体として交渉することにより、有利に交渉を進めることが可能です。 競争原理が無くなった業界は直ぐに腐敗し、堕落するものですが競争相手が多すぎると共倒れするものです。 この国における農村程度なら纏まった方が市場は健康になるものですよ」 あいつは何時もこの調子だ。 召喚されてからこの日まで使い魔らしい仕事など一度もしたことがない。 勝手に何処かにでかけては勝手に何かの仕事を見つけてお金を稼いで帰ってくる。 お金は確かに重要なものだ。 しかし金さえ稼いでくれば使い魔の仕事の代わりになっているなどと認めるわけにはいかないわ。 そうあいつに告げても返って来る答えは何時も同じだ。 「私はビジネスマンなのです。ビジネスをすることが私の存在意義である以上、私は存在する限りビジネスをし続けなければならないのです」 あいつをわたしが召喚してからもう数ヶ月がたっている。 そのたった数ヶ月でトリステインは徐々にだが変化していた。 貴族の力が落ちている、というより平民の力が徐々にだが増しているのだ。 その理由は簡単だった。 今まで貴族に頼りきりだったことを少しずつだが平民の手だけでなせるようになってきているのだ。 あいつがコルベール先生や何処かから連れてきた平民達と一緒に開発している「技術」なるものによって。 今まで経験則によってのみ使われていた薬草などに関する知識を整理し、体系化し、余程の重病・重傷でない限り、 水のメイジに頼らずとも治療を行えるようにした。 火の魔法の補助程度にしか扱われてこなかった火薬を様々な秘薬の原料を合わせ改良することにより、 それ単独で火の魔法に匹敵する爆発を起こせるようにした。 またその火薬を元により高温の炎を起こせるようになり、 土のメイジの錬金に匹敵する純度の金属を作り出せるようにした。 タルブの村にあったという『竜の羽衣』を元に『蒸気機関』なるものを作り、 風の魔法なしで多くの物を速く、遠くまで運べるようにした。 今はまだ魔法の方が出来ることも多く、またその『技術』を扱える者も少ない。 だがこの調子でいけばいずれ『魔法以上のことが誰にでも出来る』日が来てしまうかもしれない。 そうなったら・・・メイジは、貴族は、一体どうなってしまうんだろう? そしてその時、魔法の使えないわたしはどうしたらいいんだろう? そんな風に悩みだした頃だった、あいつがわたしに『ビジネス』を持ちかけてきたのは。 「馬鹿にして!お前なんかわたしの使い魔じゃない!! よりにもよってわたしに!魔法成功率ゼロのわたしにあいつの起こす新会社のメイジ代表をやれですって!!?」 「いいえ、少し違います。ルイズさんには「メイジ代表」ではなく、「貴族代表」を務めて欲しいのです。 そして何れは会社全体の代表になって頂きたい」 「うるさいうるさいうるさい!!」 「お取り込み中申し訳ありませんが、そこまでにして私の話を聞いちゃ貰えませんかね?」 突然現れた男はトリステイン貴族の代表として来たそうだ。 なんでもこいつを止めに来たらしい。 「今貴族の間ではあなたの噂でもちきりですよ、ビジネス成功率100%!! どんな貧乏貴族でも必ず富豪にしてみせる男!!ってね。 しかし仕事をして儲けたお金でやってることが拙い・・・ あなたをこのまま放っておいたら貴族の優位性が失われちゃいそうじゃないですか」 「ナンセンスですなぁ。私達の『技術』が魔法を越えるのが怖いというのなら 魔法の腕と知識を磨き更なる高みを目指せばすむことでしょう」 「やはり説得は無駄ですか・・・ならば成功率100%の伝説はここで終了だ!! ウインディ・アイシクル!!」 男が隠し持っていた杖ごと腕を振ると同時に氷の矢があいつに殺到する! そしてそのままあいつの胸を氷の矢が貫く。 わたしはその様を見て腰を抜かし、その場にへたり込んだ。 「全く、魔法も使えない平民の分際で分を超えたことをしようとするからですよ。 あなた一人の存在くらい揉み消せるだけの力が私の主人にはあるのですから・・・ しかしあなたもあなたですよ?ミスヴァリエール」 呆然としていた私だったが話しかけられて男の方を向く。 「自分の使い魔が魔法の、貴族の誇りと優位性を消すようなことをしているのに黙って見ているとは。 それともそうなればいいと思っていたのですかな?魔法の使えないあなたに貴族の誇りなどある筈もありませんからねぇ」 その時わたしは激昂すると同時に叫んでいた。 「ふざけないで!ただ魔法が使えるということだけで保たれるようなものならわたしは貴族の誇りなんていらない! 平民が力をつけているというだけで失われるようなものならわたしは貴族の誇りなんていらない! 誇りは力によって生まれるものじゃない!力によって奪われるものじゃない! ただ力があるというだけで自尊心を肥大化させてるあんたより、 より良い未来を作ろうとあいつと一緒に頑張っている平民の方がよっぽど輝いてた! 誇りに満ち溢れていた!!」 「貴族として生まれながらそれがわかるあなただからこそ私は私の後をあなたについで欲しいのですよ、ルイズさん」 聞き親しんだ声に振り向くと同時に私は息を飲んだ。 その胸には貫かれた穴が開いたままだった。 そして胸の穴から見えているものは肉体ではなく金属だったのだ! 「あ、あんた・・・その身体は!?」 「かつて一人の男がいました。 彼はどんなビジネスでも成功させることが出来る自分の力を誇りに思いその力を振るい続けた。 しかし彼は死ぬ直前まで気づくことが出来なかったのです。 どんな力を持っているかということよりも、どんな力の使い方をするかということの方が重いということを・・・ 彼は悔やみました、もう一度、今度は本当の誇りを持てるビジネスがしたい!と。 そしてその願いは鋼鉄の身体を持つことで適ったのです。 そして男は皮肉なことに・・・最強のビジネスマンとして蘇ったのです!!」 あいつは懐から妙な眼鏡を取り出してかける。 するとあいつの髪が逆立ち身体全体から光を放ちだす! 「マジカル戦闘モード!ヤマザキFOZ!!」 「どうあっても貴族に逆らうか!平民に生まれた運命に抗う愚物がぁ!!」 「何の努力もしない人間に限って”運命”などという言葉を使いたがる。 生まれた時から答えが出ているくらいなら・・・最初から老人として生まれてくればいい!」 「戯言を!もう一度食らえ!!ウインディ・アイシ」 しかし放つ直前にあいつは男の前から消えうせ背後へと移動していた。 「0.0023秒遅い!!」 「な、なにぃ!?」 「名刺スラッシュ!!」 杖を切られて逃げていく男に構わずわたしは彼に、ヤマザキに駆け寄る。 わたしが側によっても彼は倒れたまま起き上がろうとはしなかった。 「どうやら今のが最後の力だったようですね。 最初は貴族の代表からのつもりでしたがこうなっては仕方がない。 私が死んだ後のことの指示はコルベール先生に出してあります。 時期が早まりましたが新会社の社員達のことを頼みましたよ、ルイズさん」 「無理よ!わたしになんか・・・わたしになんかヤマザキの代わりは出来ない!」 「ええ、そうですね。私の代わりは不可能でしょう」 「!」 「しかし私にもあなたの代わりはやはり不可能なのですよ。 そしてあなただけが出来る、トリステインの、ハルケギニアの次代を担う者達の中心に立つことが、 貴族と平民、魔法を使えるものと使えないもの達が協力して作り上げる新世界の中心に立つことが」 「わたし、だけが?」 ヤマザキはゆっくりと頷きながら続ける。 「あなたは貴族として生まれながら魔法が使えない・・・ そのことはあなたにとって屈辱なことなのでしょう。 しかしそのお陰であなたは貴族としての誇りを持ちながら魔法を使えない平民の気持ちも分かる唯一の人間になれたのです。 これは他の誰にも持ち得ないあなただけの『力』です。 どうか・・・その力を正しく・・・使って・・・・・・」 「ヤマザキ!」 「どうやら・・・本当に・・・げんか・・・い・・・」 徐々にヤマザキの声が小さくなっていく。 「気にし・・・いでくだ・・・元から・・・前の・・・界でも・・・限界・・・ ただ・・・もう一・・・家族に・・・会いた・・・・・・」 「!!」 わたしは祈った。 もう二度と魔法が使えなくていい、もうずっとゼロのルイズのままでいい。 召還の魔法なんてあるのかどうか知らない。 だけどお願い、彼の、ヤマザキの最後の願いを叶えて・・・ そうして彼は召喚した時と逆に光る鏡の中に消えた。 その後彼がどうなったかはわからない。 わからないがわたしには何故か確信があった。 わたしの魔法は相変わらず成功率0%なのだがあの時の魔法だけはきっと成功した、と。 彼が消えてからわたしは彼の遺言どおり、彼の作った新会社の社長に就任した。 貴族からは魔法が使えないということで、平民からは貴族だということで、 そして両陣営から若すぎるということで反発を受けたがコルベール先生やシエスタの協力もありなんとかやってこれた。 しかし未だに貴族と平民の対立は激しい、それを融和させるなんてきっと誰にも出来ない難事業だ。 けどあの人が、ヤマザキが何時か言ったわ。 「不可能を可能にする作業を"ビジネス"と呼ぶのですよ」 と。 ならばわたしはそのビジネスを成さなければならない。 それがあの日、ヤマザキに誓った「次代を担う」ことなのだから・・・ BUSINESS FAMILIAR YAMAZAKI 完 -「企業戦士ヤマザキ」のヤマザキ を召喚
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『山崎伯爵創作集』(Yamazaki hakushaku sousaku shu / The Earl Yamazaki fiction collection) 3.00・凡例 3.01・序 3.02・地震、流言、火事、暴徒 3.03・露国討つ可し、日本べからず・露国飢饉救済金募集趣旨書 3.04・大庭君を殺した者は誰か 3.05・自から不良老年となつて 3.06・社会葬・高尾君の思出 3.07・外二名及大杉君の思出 3.08・平澤計七君を憶ひて 3.09・朝鮮問題の問答集・選外壱等 3.10・罰の跋 3.11・偉大なる低能 3.12・革命の宣言(但来年より)・社会運動通信・革命来る(但本誌に) 3.13・司法官心理 3.14・裁判の正体 3.15・前編終り 3.16・本編・無料事件依頼状 3.17・我輩の問題 3.18・問題となるまで 3.19・判決(大正十一年(れ)九九号)・劃時代的の判決 3.20・懲戒裁判開始決定 3.21・新聞記事 3.22・心機一転又再転 3.23・忌避の申請・忌避申請の決定・上申書・山崎氏の忌避申請却下されて抗告・大審院の決定書(大正十一年(な)第二号) 3.24・期日進行再度上申書・懲戒裁判所の判決(第一審東京控訴院) 3.25・忌避から判決まで・書記課への抗議・控訴状・控訴取下書・日記秘第四五号秘号 3.26・大団円 3.27・チツトにタント、テロリとケロリ・其後の近況と法律萬能主義 3.28・訛伝正伝 3.29・奥付